道場AIで受験勉強を効率化しよう！ byひでまる

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本日の記事は、AIと一発合格道場がコラボレーションする企画です！一発合格道場には5,000を超える記事が掲載されています。前回の記事ではこの過去記事を活用して受験生のあるある質問に答えました。

診断士試験あるある質問、道場の先輩と一緒に答えてみよう！ byひでまる

このように、勉強ノウハウや問題の解き方、ありとあらゆる内容が網羅されている道場。この遺産を活用しない手はありませんね！しかし、過去記事から自分が欲しい情報を探すことはなかなか難しい…。

そこで、現代技術であるAIに一発合格道場の記事を読み込ませて、受験生の質問になんでも答えてくれる一発合格道場AIを作ります！まさに、本記事のトップ画像のようにAIを道場で修行させることに挑戦します。

本記事も前々回記事（AIを使った勉強法紹介）に引き続き、中小企業診断士の試験勉強だけでなく、あらゆる勉強に応用できる話ですので、他の資格勉強をされている方・学生の方なども参考にしていただけたら嬉しいです。

（参考）AIを使った勉強法に関する過去の記事はこちら！

AIを使って勉強しよう！どのAIがいい？実は注意点も…！ byひでまる

令和7年度中小企業診断士第1次試験、申込開始！

最初にご案内です！

1次試験の申込が始まっております。申込受付期間は 4月24日（木）10:00 ～ 5月28日（水）16:00 です。
今年はインターネットでの申し込みになります。申し込みが圧倒的にしやすくなり大変すばらしいですね！
受験生のみなさま、忘れないうちにお申し込みを！

こちらから申し込み⇒⇒⇒https://sak-sak.net/capp/jfcmca

道場の古い記事は宝の山

時は2025年、ブログ内容を考えているとある道場16代目メンバーと音符さんの会話である。

16代目ダーヤスが「パクってカスタマイズは一発合格道場の究極奥義の一つ」と言っている通り、一発合格道場では先人の勉強法や回答スタイルを真似して、自分のやり方に仕上げていくことが、合格のコツであるという考えを持ってきました。どうやらこの言葉は10年も前に、6代目の大先輩の間で流行し現在でも使われている言葉のようです。昔から脈々と受け継がれる伝統なのですね。

しかし、道場はブログであるという特性上、良質な記事揃いであっても古い記事の検索性があまりよくありません。せっかく、自分が「パクれる」ノウハウがたくさん転がっているはずなのに、それを掘り起こすことが難しいのです。

このような状況の中、以前の記事では、ChatGPTやPerplexityなど、様々なAIが登場して私たちの勉強法が変わろうとしていることをご紹介しました。そこで、今度はこれらのAIの力を使って一発合格道場を知り尽くしたAIが私たちの質問に何でも答えてくれる、道場AIの作成にチャレンジします。

道場AIの作り方

今回も国産AIサービスであるFelo AIを使いましょう。
Felo AI　https://felo.ai/ja/search

以前は、道場AIのようなサービスを作るためには、自身でプログラムのコードを書いて作る必要がありましたが、誰でも簡単にこのようなAIを作ることができます。

実はこの方法、前回の記事でAIが広くインターネット全体を検索して応答していたものを、道場の記事だけを参照して応答するように設定を変更しただけです。これだけで、道場の内容をAIが読み込んで質問に答えてくれるようになります。

～あらかじめお断りします（AI関連の知識がある方向け）～
もしかしたら「これってモデルを学習（訓練）させていないじゃない？それなら道場AIじゃないよね？せめてファインチューニングしてよ。」という意見をお持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。仰る通りです。
とはいえ、今回の目的（過去の記事を掘り起こして、自身の勉強法・解答ノウハウとして取り入れる）は、この方法で十分に達成できると考えています。このままお付き合いいただければ幸いです。

一緒にやってみよう

では、上記の手順を一緒に実行していきましょう。
下記は2025年4月現在のFelo AIのUI（ユーザーインターフェース）で実行した画像です。今後のサービスアップデートで多少のUIの変更があるだろう点はご了承ください。

まずはFelo AIのトップページを開きます。

左上に「トピック集」という欄があるのがわかりますでしょうか。

こちらをクリックするとトピック集の新規作成画面に移ります。

この画面では「一発合格道場」というトピックが追加されている状態になっていますが、初めて開いた時にはトピックが何もありません。そこで、右上の「＋作成」というボタンを押下して、新しいトピックを作成しましょう。

「トピックを作成」という画面では、適当にタイトルを決めて（本記事では「一発合格道場」）作成するだけで大丈夫です。
拘りたい方はカスタムプロンプトを使うと便利でしょう（今回は使っていません）。

一発合格道場のトピック画面にうつってきました。右下の「知識源・リンク」に着目します。この画像では既にリンクが入っていますが、初回起動時はリンクが入っていません。では、リンクを追加しましょう。右側の＋ボタンを押してリンク追加画面に移動します。

またもやこのこの画像では既にリンクが入っていますが、初回起動時はリンクが入っていません。そこで、右上の「＋リンクを追加」を押下します。

参照するウェブサイトとして道場のトップページ（https://rmc-oden.com/blog/）を入力します。リンクを追加のボタンを押すと、しばらく処理に時間がかかります。AIが道場の記事を読み込んでいる時間です。（厳密には、道場のページをスクレイピングしているのでしょうか。）

ここまでくれば、後は質問するだけです！ここで注意いただきたいのが「オフライン」モードにすることです。

左下のインターネットのアイコンに＼（斜め線）が引かれている状態であることを確認しましょう。この状態にすれば、インターネット全体を検索せず、道場の記事だけを参照して検索をかけてくれます。これで準備は終わりです！道場AIに色々質問してみましょう！

AIにひでまるの勉強法を解説してもらった

執筆者は、１次試験の学習では「まとめシート」を教材に、「ポモドーロタイマー」という時間管理ツールを使ってメリハリをつけながら教科書を読んでいく勉強をしていました。

【合格体験記】完璧じゃなくて良い！教材を絞りアウトプット重視で合格！ by ひでまるさん

では、本記事では私が１次試験で使った「まとめシート」や「ポモドーロタイマー」について、道場AIに説明してもらいましょう。先ほど作成しました道場AIに「あなたは一発合格道場のブログ執筆者です。ポモドーロタイマーとまとめシートを使って１次試験の勉強に役立つ記事を執筆してください。」と聞いてみました。

AIにポモドーロタイマーとまとめシートの解説を書いてもらう

まとめシート、ポモドーロタイマー、どちらについても明確に説明してくれました！

AIにポモドーロタイマーを使いながらまとめシートで勉強する計画を考えてもらう

さらに、私がやっていた「ポモドーロタイマーを使いながら３～４時間でまとめシートの１科目を読み込む」という勉強法についても、AIに相談してみましょう。

上記のAIの解答通り、まとめシートは試験の重要ポイントがA4サイズ1枚にまとめられており、そのページ解説とともに構成されている参考書で、大体１教科あたり20枚のシートとその解説で構成されています。この20枚のシートを３時間で読み切るには、どのような計画を作ればよいでしょうか。

そこで、「まとめシートとポモドーロタイマーを組み合わせて、まとめシートの１教科約20シートを３時間で読むための計画を作ってください。」と聞いてみましょう。

綺麗に計画を作ってくれました！単純に3時間だと6回のポモドーロに分かれるので、それに均等にタスクを分配しただけという単純なやり方です。
まさに筆者は、このような形で25分間で3シートを読むことを目標に、時間を計って黙々とまとめシートを読んでおりました。

わざわざ情報源を絞る必要ってある？

前半にご説明した通り道場AIは、以前の記事でAIが広くインターネット全体を検索して応答していたものを、道場の記事だけを参照して応答するように設定を変更しただけです。

このとき疑問に感じるのが「大は小を兼ねるのでは？」ということです。一発合格道場はインターネット上に公開されているブログです。つまり、インターネット全体を検索した場合も道場の記事がヒットします。つまり、道場の記事も他の記事も検索してくれるのでインターネット全体を検索したほうが良いのでは？という考えです。しかし、AIにおいては「大は小を兼ねない」こともあります。インターネット全体を見てしまうと薄い回答になるのに対して、道場の記事しか見ないように限定すると内容が濃くなることがあるということです。

では、中小企業診断士の２次試験の代表的な参考書である「ふぞろいな合格答案」、通称「ふぞろい」シリーズを題材にしてこのことを検証してみます。
「ふぞろい」とは？という質問を普通のAIと道場AIに投げてみましょう。

きちんと答えることができています。
「ふぞろい」と鍵括弧で固有名詞をくくったので、一般的な日本語ではなく中小企業診断士の問題集であると認識できているところがすごいですね。
ただし、内容は一般的な事柄に終始しています。本当に中小企業診断士の２次試験の勉強を始めたばかりの方であればこのような情報でも参考になるかもしれませんが、ある程度勉強を積み重ねた方にとってはご存じの内容であったかもしれません。

次に、道場AIに「ふぞろい」とは？という質問をしてみましょう。

先ほどの普通のAIによる説明よりも、実践的な説明に変わったとお感じになられたでしょうか。

「書籍にある評価の低い答案を分析して、受験生が自身の弱点を把握する」といった内容や、「汎用的なフレーズを覚えて実際の解答に使う」といった内容は、もちろん中小企業診断士の２次試験の受験生の間ではよく知られている内容ですが、先ほどのインターネット全体を検索する通常のAIの説明と比べると、ある程度中小企業診断士の２次試験についてご存じの方でも参考になる内容も含まれていたのではないでしょうか。

このように、道場AIを使うことでより実践的な勉強法や回答テクニックを調べることが可能です。設定は少し面倒ですが、ぜひ道場AIの作成を行っていただけたら嬉しいです。

終わりに

本記事では、道場の記事をAIに読み込ませて、道場AIを作った話を説明してきました。

筆者は本記事を作成するにあたって道場AIに色々な質問をさせてみまして、その過程で一発合格道場の古い記事を様々拝見し、まさに道場は宝の山だなと改めて実感しました。

このような先進AIサービスを使うことで、道場過去記事という名のタンスの奥にしまわれていた宝の山を、少しでも掘り起こして、読者の皆様にとって有益な情報が、一つでも多く見つかるようになれば良いなと思います。

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