AIを使って勉強しよう!どのAIがいい?実は注意点も…! byひでまる

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ひでまる
ひでまる

本日は「ひでまる」がお送りします。
今回も「プワァ~」と音が鳴る音符さんと一緒にお送りします!
よろしくお願いします!

プワァ~(自己紹介の次の実質的な初記事!緊張の瞬間!)

音符さん
音符さん

本日の記事では、AIを使った勉強法について説明します。色々なAIが登場している現代、お勧めのAIサービスもご紹介します。しかし、実はAIを使った学習には注意点も…それについても海外で行われた研究のデータを引用しながら解説します。本記事は中小企業診断士の試験勉強だけでなく、あらゆる勉強に応用できる話ですので、他の資格勉強をされている方・学生の方なども参考にしていただけたら嬉しいです。

ひでまる
ひでまる

AIを使って実力がぐんぐん伸びる!使わない手はないですね!

春セミナーを4月26日(土)に開催します!

本編に入る前に告知となります!

我らが16代目、初となるセミナー「一発合格道場・春セミナー」を開催します!
開催日は4月26日(土)!春セミナーと1次試験試験申込で、春のスタートダッシュを決めませんか?

募集は3月30日(日) 20時に開始予定です!
セミナーに加えて、ブレイクアウトルームを活用して、道場メンバーと参加者のみなさんで座談会の時間も設ける予定です!
ぜひこの機会に不安や疑問の解消に繋げていただければと思います!

例年、枠が直ぐに埋まってしまう人気イベントです!
応募開始日とイベント当日を要チェックでお願いします!

令和7年度診断士試験日程

また令和7年度中小企業診断士試験の次の日程が発表されています。(引用元:協会発表

試験日程

試験実施試験案内配布・申込受付期間合格発表日
1次試験令和7年 8月2日(土)・3日(日)4月24日(木)~5月28日(水)9月2日(火)
2次筆記試験令和7年 10月26日(日)9月2日(火)~9月22日(月)1月14日(水)
2次口述試験令和8年 1月25日(日)2月4日(水)

なお、令和7年度から、中小企業診断士試験は、インターネットによる受験申し込みに変更される予定です。
申込方法が変わるため要注意です!とはいえ、従来の紙方式より申し込みしやすくなっていそうですね。期待です!

AIってどう使えばよい?

時は2024年、1次試験の勉強を進めるとある受験生と音符さんの会話である。

とある受験生
とある受験生

中小企業診断士の勉強を始めようと思ってるんだ!1次試験はどのような問題が出題されるのかな?どれどれ…調べてみよう!どれどれ…。

中小企業診断士の1次試験は「経済学・経済政策」「財務・会計」「企業経営理論」「運営管理」「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」と幅広い試験範囲があります。

1次試験
1次試験
勉強してないけど疲れた
勉強してないけど疲れた

7科目もあるの!?しかも、僕にとっては縁遠い科目も多いなあ。
理系の人にとっては経営法務、文系の人にとっては経営情報システムはとっつきにくいと思われることも多そうだね。僕は経営法務が苦手だなあ。

プワァ~(範囲が膨大だから、効率的に情報収集したいよね。)

音符さん
音符さん
やること多いよ
やること多いよ

参考書を読んで体系的に学習することも大切だけど、ネット情報を検索して深堀することも重要だよね。

プワァ~(そんな時はAIを使ってみよう~

音符さん
音符さん
疑心暗鬼
疑心暗鬼

AI?なんか嘘ついたりもするんでしょ?正しい情報を得ることが重要な試験勉強において、AIに頼るのは心配だな~

プワァ~(最近のAIは優秀だから嘘を頻繁につくということはないよ。でも、確かにAIの解答をうのみにして覚えると危険なこともあるね。そういう時はAIを検索エンジン代わりに使ってみよう。AIが調べたソース情報を確認して、情報の確かさを確認するとともに、ソースを深堀して学習を進めてみるといいと思うよ!)

音符さん
音符さん

近年、様々なAIが登場しています。その中でも、試験勉強に使えると注目を浴びているのが生成AI、特にLLM(Large Language Model)です。LLM(Large Language Model)とは、人間の言葉を用いて自然に対話形式で様々な質問に答えてくれるAIです。ChatGPTを皮切りに、各社から色々なサービスがリリースされて話題になっています。

実際に、ChatGPTに「中小企業診断士の1次試験の試験科目は何?」と質問してみた所、以下のようにきちんと回答してくれました。

ChatGPTサービス画面より引用

しかし、AIも完ぺきではありません。時には間違った情報を生成してしまうことがあります。資格試験の勉強では、間違った情報を覚えてしまう危険性があるのは怖いですよね。では、どのようにAIを活用していけばよいでしょうか?

重要なことは、AIが調べてきたソースを自分でも確認することです。自身でソースを確認することで、AIの出力の正しさを確かめられますし、加えて自分で調べて体系的に情報を整理することで知識が定着していくことでしょう。では、このような学習をどのように行っていくのか、そしてどのようなAIを使うべきなのか、考察していきましょう。

AIを用いた学習の流れ

AIを活用した勉強法について、ここでまとめます。

まとめ:AIを用いた学習の流れ

  • まずは教科書・問題集に沿って勉強する
  • 勉強の中で「これはどういうことだろう?」「もっと深く学びたいな」と思うものを見つける
  • 疑問に思ったワードをAIで検索してみる
  • AIの説明結果を把握すると共に、AIが探してきた情報のソースを自分でも確認する
  • 情報ソースも確認しながら能動的に調べることで、調査内容を体系的に自分の知識として落とし込む
  • また教科書やAI回答に立ち戻って勉強を続ける…以下ループ

AIを使って勉強する場合でも、ベースとなる教材は教科書や問題集になると筆者は考えています。
教科書や問題集は、各試験(中小企業診断士など)に特化して専門家の方が情報を取捨選択してまとめてくださっているものですので、信頼性・学習効率性の双方において利があります。

2025年現在のAIの技術を活用する前提ですが、あくまでAIは補助的な役割にとどまるでしょう。
※この点は、将来的にはAIの進化により変わっていくかもしれませんね。

ひでまる
ひでまる

AIはあくまで補助!
教科書や問題集は偉大です!

どのAIを使ったらよい?

世の中にはたくさんのAIサービスがあります。先ほどご紹介したChatGPTが最も有名ですが、他にも各社が競ってサービスをリリースしてきました。では、どのAIを使うべきでしょうか?

検索エンジン型のAI

私がお勧めするのは上記画像のような検索エンジン型のAIです。検索エンジン型というのは、AIが自分の頭だけで答えるのではなく、ネット上の情報を自ら検索し、そのソースを示しながら質問に答えてくれるものを指しています。このようなサービスの代表例を以下に示します。

検索エンジン型のAIサービス代表例

では、検索エンジン型のAIは、ChatGPTのような従来型のAIとは何が違うでしょうか?
そこで、先ほどChatGPTにも質問した、「中小企業診断士の1次試験の試験科目は何?」という質問を、検索エンジン型のAIサービス代表例の2つ目でご紹介したFelo AIにも聞いてみます。

Felo AI サービス画面より引用

先ほどとは違って、右側にソースという欄が出てきました。これは、AIが自らの解答を生成するために参考とした情報を提示しているものです。先ほどのChatGPTはAIの頭にある情報をまとめて回答を提示していたのに対して、検索エンジン型のAIはネット上の外部情報を検索し、その情報をまとめることにAIの頭を使っているということです。

中小企業診断士をはじめとする資格試験などの勉強においては、このソースを活用することでAI出力の正しさの確認や情報のさらなる深堀が可能になります。

ひでまる
ひでまる

2025年現在ではChatGPTも進化しており、質問に応じてきちんと外部から情報を検索してくれます。そのため、回答内容における検索エンジン型のAIと従来型のAIの差はなくなってきています。よって、どちらを使っても十分にAI学習の目的は達成できるようになってきました。
しかし、ソースが必ず出てくる検索エンジン型の方が、いまだにAI学習のしやすさという点では勝っていると考え、ここでは検索エンジン型のAIをお勧めしています。

ちなみに、検索エンジン型の中ではどのAIがオススメというのはあるの?

ダイキ
ダイキ
音符さん
音符さん

プワァ~(好きなものを使うといいよ!)

なお、先ほどご紹介したPerplexity、Felo AI、Gensparkの中で、さらにオススメはあるかと聞かれれば、筆者の意見ではどれを使ってもよいです。理由としては、どのAIであってもベースとなる頭脳は似たようなものであって、各サービスの違いは検索の仕方や追加機能の部分にとどまっているからです。どのAIを使っても十分に満足することができるでしょう。3つを使い比べてみて、自分にしっくりときたものを使うとよいでしょう。私個人では、開発元が日本企業であるということで、日本を応援する気持ちでFelo AIを使っています。

—–

~ここから下は補足です~

音符さん
音符さん

プワァ~(補足は読まなくてOK!)

AIの世界では、Foundation Modelと言われるいわゆる頭脳とみなされる部分を作っている会社と、その頭脳を駆使しながら各種のサービスを提供するアプリケーションレイヤーに取り組む会社に分かれています。ChatGPTの開発元であるOpenAIはGPT4などといったFoundation Model、つまり頭脳も開発しています。ほかにも有名なFoundation ModelにはGeminiやClaude、DeepSeekなどがあります。
一方で先ほどご紹介したPerplexity、Felo AI、Gensparkについては基本的にアプリケーションレイヤーの企業です。彼らのサービスは、頭脳の部分は他社のFoundation Modelを採用し、これらの頭脳を使いながら情報を検索したり可視化する部分のUI(ユーザーインターフェース)を作りこんでサービスを作っています。よって、Felo AIを使っても、裏ではGPT4などが動いているわけで、頭脳は大して変わりません。そのため、各サービスの違いは頭脳以外の部分にとどまり、資格試験の勉強において重要なほどの差はないと考えられます。

実際に検索してみよう

では、Felo AIを用いて、実際にAI検索を用いた勉強を実践してみます。今回はPCを用いてブラウザで検索することを前提として進めています。ただしスマホのアプリでも似たようなUIで学習を進められることでしょう。
題材として、財務会計で出てくるDCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)を用いて、AIで検索してみましょう。

まずは、Felo AIのトップページを開きます。すると、以下のような検索窓が出てきますので、ここに質問を入力します。

Felo AI サービス画面より引用

次に「DCF法とは何ですか?」と聞いてみましょう。すると、以下のように回答を出力してくれました。かなり雑な質問ですが、きちんと答えてくれました。

Felo AI サービス画面より引用

AIが回答を生成してくれたら、まずは生成文を読んで内容を把握します。そして、各記述の文末にある引用を確認します。たとえば、基本的な概念の説明にあるフリーキャッシュフロー(FCF)の説明文の最後に、「現在価値に割り引いて企業価値を算出します ④ ⑤ ⑪」と記載があります。この④や⑤、⑪といったものが、引用元になります。

では、引用⑤が何か確認してみましょう。引用⑤の丸のところにマウスを動かすと以下のように引用元の文章が提示されます。

Felo AI サービス画面より引用

このリンクをクリックすることで、引用元のサイトに遷移することができます。もちろん、画面右側に表示されているソース集からもソースに遷移することも可能です。

ここからは、各ソースを確認してAIの回答根拠を見て、生成内容と事実が整合しているかを確認しながら、気になるところの学習を深堀していきます。

ひでまる
ひでまる

AIは便利です!
そして、AIの生成文を読むだけでなく、加えてリンク先も活用するとさらに学習効率が高まりますよ!

また、Felo AIでは「関連」という項目で、さらなる追加質問をするならばこう言う質問がありますよ、という例も提示してくれます。これはPerplexityが元々始めたサービスで、これのおかげでPerplexityは利用数が激増したといわれており、後発の検索エンジン型のAIの大半には同様の機能が具備されています。この機能を用いて対話的に検索を進めていき、自分が真に学びたいことに近づいていくのもよいでしょう。

Felo AI サービス画面より引用

難しい概念を学ぶなら能動的に

最後に注意点を一つご説明します。上記の方法のように、検索エンジン型のAIを使ってソースを確認しながら学習を進めていけば問題がない話ですが、AIとの対話だけで学習を完結させてしまうと、難しい概念を理解するのは難しいのではないかということです。

実際にインドで行われた研究(Web vs. LLMs: An Empirical Study of Learning Behaviors of CS2 Students)を見てみます。この研究では、プログラミング学習においてAIを用いた学習を行った学生と、従来型(Web検索など)の学習を行った学習において、学習効果の比較を行っています。ここではAIを用いた学生は、本記事の学習法のようにソースを確認して総合的に学習することはせず、あくまでAIとの対話のみで学習を行っていることに注意します。各学生は学習が終わった後に、理解がどれだけ進んだかをテストされます。すると、簡単な概念を学ぶ場合はAIでも従来型でもきちんと学習ができたそうです。一方で難しい概念を学ぶときは、従来型の学習を行った生徒のほうがAIだけで学習した生徒より成績が良かったとのことです。

上記の実験結果が本当に普遍的に正しいかどうかを明確に判断するには様々な環境で実験を行う必要があり、この研究結果1つでAIを用いた学習が非効率であると断じることはできません。しかし、この研究から学べる事としては、特に難しい概念を学ぶことにおいて、AIの生成文もソースの中身も両方確認して能動的に学びを進めていくことが重要だろうということです。AIに聞いてわかった気になる、で終わらずに学習を続けていくことで、試験本番で問題を解ける応用力が身についていくという事なのでしょう。

終わりに

本記事では、AIを用いた学習法、お勧めのAI、そして注意点を説明してきました。

AIを用いた学習でも、従来型の学習と比べて特別画期的なものがあるわけではありません。情報源を自分自身で確認しながら、情報を体系的に整理し頭に入れていく、という能動的な学習プロセスの中に、AIというツールが新たに加わっただけ、ということなのでしょう。

もちろん、これは記事執筆時点(2025年)の現状です。AIの進化は日進月歩ですから、革命的に学習方法が変わる新たなAIの出現も近いかもしれません。そのようなAIが出たら、また別の記事でご紹介できたらと思います。

なお、AIを用いた勉強法は1つではありません。16代目メンバーでしたらかえるもAIを用いたノウハウを今後披露してくれると思います。いろいろな意見を参考にしながら、効率的な学習を進めていきましょう!

次回の記事も、もう少しAIを資格試験に生かす方法について掘り下げていきたいと思います。次回は一発合格道場AIに勉強法の相談に乗ってもらう、という話ができたらと思います。また次回もお読みいただければ嬉しいです!

ひでまる
ひでまる

明日の担当はダーヤスです!
2次試験オールAのダーヤスが試験の捉え方をわかりやすく説明してくれます!
お楽しみに!!!

任せてくれ!

ダーヤス
ダーヤス

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AIを使って勉強しよう!どのAIがいい?実は注意点も…! byひでまる”へ2件のコメント

  1. にっく より:

    こんばんは!
    にっくです。
    学習にもAIが活躍する時代が来たんですね!
    僕もスタディングのAIをちょくちょく使わせてもらってます。
    将棋の藤井聡太さんもAIを使って強くなったということです。
    使える新技術、使わない手はないですね!
    ありがとうございます!
    にっく

    1. ひでまる より:

      コメントありがとうございます。スタディングのAIというのがあるのですね!すごいサービスですね!

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