【2次試験】シャーペン派とマーカーペン派・・・あなたはどっち? byじょにー

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はじめに

じょにー
じょにー

1次試験終了から2週間ほど経ち、本格的に2次試験対策の時期に突入しましたね。
初受験の方は、情報収集をしたり、過去問演習に取り組んだりと、試行錯誤されている頃ではないでしょうか?
一方で、2次専念組の方は、より本格的に自分のスタイルを固めつつある時期かと思います。

そんな中で、今回は2次試験の解き方の中でも、受験生ごとに大きく差が出やすい
「ペンの使い方」について取り上げてみたいと思います。

その上で、私自身がどんなことを意識し、工夫していったかもお伝えできればと思います。

今回の目次はこのようになっています。

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      • ストレート合格者は実際2次試験までどれくらい勉強した?
      • 過去問はいつから取り組んだ?復習方法は?
      • 実際、最初に解いた過去問の出来栄えってどれくらい?
      • 事例Ⅳ 8割獲得に直結したと思う本音の参考書レビュー
      • 予備校で学べる2次対策の本音 などなど

サマリーシート

まずはサマリーシートから。
(サマリーシートって何?という方は こちら をどうぞ)

「強化ポイント」(おさらい)

時間:勉強時間を確保するためのポイント
効率:点数上昇のスピードを上げるためのポイント
本番力:試験本番で実力を発揮するためのポイント

先日、tomiが様々な解答プロセスを紹介してくれましたが、その中でも取り上げられていた「ペンの使い方」について今回はお話しします。

私は2次試験について調べ始めた際、こんなことで衝撃を受けました。

え、2次試験ってマーカーペン使っていいの!?

というか、マーカーペンを使用する方が主流で、シャーペンのみで挑む方は稀です。
そこで、今回はシャーペン1本で挑む「シャーペン派」と、マーカーペンなどを駆使する「マーカーペン派」について整理してみます。
そのうえで、私が「マーカーペン派」を選んだ理由(=「国語力」と「メンタル」の弱さ)と、試験本番で実力を発揮するために工夫したことをご紹介します。

さっきの目次で「労働災害」って出てきたけど、診断士試験と関係あるの?

ヒロ
ヒロ

うん、実は「労働災害」と診断士試験って、意外と似ているところがあると思っているんだよね。
気になる方は、そちらの内容もぜひ読んでみてください!

ペンの使い方の違い

中小企業診断士の2次筆記試験(以下、2次試験)って、本当に人によって解き方が大きく異なります。
いわば「流派」みたいなものが存在しているんです。
中でも、私が特に驚いたのが「ペンの使い方」です。

マーカーペンなどのカラーペンを駆使する方が多いけど、中にはシャーペン1本で挑む人もいるよね。

そうそう、信じられないよね~。
まさしく”古代の兵”みたい。

かえる
かえる

誰が 古代の兵 やねん!

ダーヤス
ダーヤス

こちとら最新鋭だと思ってるんだよ!

なつ
なつ

まぁ~でも、自己流でリスク高いから、おすすめはしない~。

さくら
さくら

私はマーカーペンを駆使していたのですが、16代目のダーヤスとなつとさくらは全員 「シャーペン派」。
過去にも、シャーペン派に関する記事はいくつかありました。

これぞ、ストロングスタイル!

14代目さたっち
14代目さたっち

マーカーペン、めんどくさいんだよね~。

15代目ARE
15代目ARE

それぞれのメリットについては、過去にさたっちさんがまとめてくれていたので、それをベースに私の考えも追加してみました。

「シャーペン派」のメリット

  • ペンの持ち替え時間が発生しないため、解答作成に時間を多めに使える。
  • 与件文を読む時に「この設問は何色だっけ?」等と考える隙を挟まないため、与件文に集中できる。
  • ペン等の持ち込みが少ないため、机が狭い場合などにも対応しやすい。
  • 裏うつりの心配が少ない。

「マーカーペン派」のメリット

  • 色で区別がつくので、与件文のどこが重要か分かりやすい。
  • 視覚的に重要ポイントが分かりやすいため、解答の根拠を高確率で拾える。
  • 解答プロセスの再現がしやすく、見直しや再現答案作成がやりやすい。
  • 後述の「短期記憶力」の向上が期待できる。

それぞれメリットはあるわけですが、私は完全な「マーカーペン派」で、シャーペンのみで解けることが信じられませんでした。
そこで、「シャーペンのみで解ける理由について、ダーヤスとなつとさくらに質問してみました。

R6年度の2次試験直前の状態

3人とも、1回しか読んでいないのに、「与件文への理解度」が凄すぎでしょ・・・。

以前の仕事で企業概要を素早くつかむ力が鍛えられて、
今もデューデリジェンス資料を読む機会が多いからね〜。

なつ
なつ

私としては、圧倒的な実力差を感じてしまいました。
この差は、「国語力」の違いなんじゃないかと、私は考えています。

ちなみに、過去問演習時に「シャーペンのみ」で試したこともありますが、与件文を読んだ後の理解度は30%ぐらいで絶望的でした。

国語力とは?

私が思う、「国語力」というのは以下の通りです。 ※私が勝手に思っている力です。

国語力(じょにー流)

  • 短期記憶力 : 読んだ内容を一時的に頭に留めておく力
  • イメージ力 : 文字から情景や人物を頭に思い描く力
  •  理解力  : 文の意味や背景を理解し、つながりを考える力

私の場合、上記3つの力はすべて欠如していると思っています。
例えば、以下のようなことがよく起こりました。

  • 与件文を1ページ読み終わると、それより前のページの内容を忘れてしまう
  • 登場人物などの固有名詞がイメージできず、ただただ文字を読むだけの「作業」になる
  • 理解しようとすると、読み返す必要が何度も生じて、時間ロスが非常に大きくなってしまう
  • 結果として、設問文と与件文の紐づけなんて、できるわけがない

昔から、小説を読むのが苦手だったのですが、その原因がこの「国語力」にありそうな気がしています・・・。

同じく、小説は苦手やわ・・・。

tomi
tomi

国語力は1次試験も2次試験も同じ?

いやいや、1次試験だって難解な問題文あるやん。
それ突破しとるんやったら、ある程度国語力はあるんじゃね?

ダーヤス
ダーヤス

うーん、1次試験のときはそんなに国語力は気にならなかったんだよね…。

確かに、1次試験の中には難解な問題文もあります。
なので、何度も読み返したり、問題文に書き込みをしたりしながら、対応していました。

上記画像含めて、私の全問題用紙はここからダウンロードできます。

2次試験と比べると、1次試験はまだ時間的に余裕があるので、読み返しも可能でした。
また、1次試験の問題文は1つひとつが比較的短く、私の国語力でも「なんとかなるレベル」でした。
それに、仮に意味が分からない問題があっても、他の問題には影響がないので、分かる問題で点を取ればOKなのです。

一方、2次試験は設問同士のつながりや、本文全体との整合性が問われるため、全体をしっかり理解していないと、得点は期待しづらいです。

つまり、1次は「部分的な理解」でも乗り切れるけど、2次は「全体の理解」が求められる・・・
ここが、1次と2次の「国語力」という面での大きな違いなのかなと感じています。

なら、国語力を鍛えるべき?

先日、tomiが国語力の鍛え方について記事を書いてくれていました。

ただ、私の個人的な答えとしては 国語力UPの施策は不要 です。
(2次試験後に取り組むのであれば、多少アリかもしれませんが、試験直前期はナシだと思っています。)

その理由は、以下の通りです。

国語力UP不要の理由(じょにー流)

  • 1次試験直後~2次試験の期間は、とにかく時間が足りない
  • 短期間で国語力が上がるか分からない
  • 目標は「診断士試験に合格すること」であって、「国語力を伸ばすこと」ではない

それよりも大切なのは、2次試験に適した“自分なりの解法”を見つけることです。

国語が苦手でも「安定して戦える形」を作ることは可能だね。

tomi
tomi

何度も試行錯誤を重ねた結果、私にとって「安定して戦える形」・・・それが「マーカーペン+α」 というスタイルになりました。

結局、シャーペン、マーカーペンどっち?

過去の道場ブログを見ても8割~9割ぐらいメンバーはマーカーペンを使用しているように思います。
なので、王道は「マーカーペン派」でしょう!
2次試験の解法プロセスを紹介している書籍「まとめシート」や「黄金手順」でもマーカーペンを使った方法がベースとなっていますので、まずはマーカーペンでやってみるのがいいと思います。

ただ、先ほどの記事でもお伝えしたように、マーカーペンにもデメリットはあります。
「どちらのスタイルが自分に合っているか?」を、実際に試して決めるのがベスト!というのが、私の考えです。

結局、試してみて!ってことなのね。
(なーんだ、よくある結論じゃん。)

ひでまる
ひでまる

まぁ、そうなるね。
でも、理想的にはシャーペン1本で済む方がイイと思うよ。
マーカーを置くスペースすらない場合もあるしね。

「与件文への集中」や「小さい机への対応」などを考えると、個人的には「シャーペン」が理想的だと考えますが、現実的には「マーカーペン」が無難なところでしょうか・・・。

机の大きさについては、私の記事を読みに来てね!

14代目ひろし
14代目ひろし

国語力以外で欠如していたもの

実は、「国語力」以外でも弱点があると思っているんだ。

え、まだあるの?

だいだい
だいだい

以前に、試験前日に一睡もできなかった話をしましたが、それくらい「メンタル面」も弱いと自覚していました。
特に2次試験の独特な雰囲気にのまれると、焦りや気負いで、与件文を正確に読み取るのが難しくなると感じていました。

2次試験は1次試験とはまったく違う空気です。
受験者は“ガチ勢”ばかりで、欠席者や途中退室する人なんて、ほぼ見かけません…。

初めて受けた2次試験ではその空気に完全にのまれ、事例Ⅰでパニックを起こし、足切り(39点)を食らいました。
こうした環境の中でも、安定して実力を出し切るためには、ただマーカーで線を引くだけでは足りないと考え、「仕組化(ルール化)」を徹底する戦略をとりました。

細かいルールについては、また別のブログで紹介する予定ですが、今回は「なぜ仕組化が重要なのか」についてお伝えしたいと思います。

仕組化の重要性

2回目の2次試験に向けて過去問演習を重ねていく中で、マーカーでしっかり線を引いているはずなのに、抜け漏れが多発してしまいました。
それに対して、最初のうちは、丁寧に復習した後、こんな風に思っていました。

よし!しっかり復習した!
次こそは間違えないぞ!!!

しかし、数か月後、同じ事例の問題を解いた後の復習を行っている際、こんなことが起きました。

そういえば、前にも同じ事例解いているから、その時の解答見てみよう!
・・・・あ、あれ?前にやった時と同じミスしている・・・。

結局、復習はしていたつもりだったのですが、その内容は身に付いてはいなかったのです。
この対策については、私が普段行っている業務の一部がヒントになりました。

Information

ここから少し診断士試験の話から少し脱線します。
ただ、以下の結論が伝われば十分なので、読み飛ばししても構いません。

「ヒトの意識」に頼った改善は、効果が限定的。
だからこそ、「仕組化」が重要!

労働災害のリスク低減施策

ちょっとtomi、今回だけヘルメット貸して!

え?いいけど・・・何に使うの?

tomi
tomi

前にもちょっとだけお話ししましたが、私は事業所の衛生管理者として、安全衛生委員会の業務も担当しています。

そういえば、衛生管理者の義務である「職場巡視」、よくやってますよね~。

同じ職場のおべんと君
同じ職場のおべんと君

安全衛生の業務の中では、労働災害のリスクをどう減らすか、という安全対策について検討することもあります。
そうした検討の際には、次の4つの対策をバランスよく考えるのが基本となっています。

※労働災害:業務が原因で労働者が負傷したり病気になったりすること

私にとって、これが「2次試験突破のヒント」になりました。

製造業に関わっていない方には、少しイメージしづらいかもしれません……。
でも、労働災害が発生しやすいのって、以下のような状況の時、というのはイメージしやすいのではないでしょうか?

労働災害発生のあるあるパターン

・危険な作業で緊張しているとき
・時間がなくて焦っているとき
疲れて注意が散漫になっているとき
・初めての作業で不慣れなとき

「緊張」、「焦り」、「疲れ」、「不慣れ」……
これって、診断士試験に近いものがあると思いませんか?

確かに~。2次試験でその状態に陥る受験生は多いかも。
それが原因で解答の方向性を誤ることもありそうだね。

さくら
さくら

そう。実際、“方向性を誤る”ことを「事故」と呼ぶよね。
まさに労働災害と同じで、試験でも「事故」を防ぐために、さっきの対策が必要だと思っているんだ。

労働災害対策を診断士試験にアレンジ

先ほどの図を診断士試験風に改良してみるとこんな感じになります。

「1.本質的対策」は、本質的に危険を取り除く方法です。
例えば、2次試験を受けずに「養成課程」に進む、という選択がこれにあたります。
これは、改善の4原則ECRSの「E(Eliminate:排除)」に近い考え方ですね。
ただし、養成課程は2次筆記試験とは異なるルートなので、今回の話では対象外とします。

残りの3つの対策のうち、「2.工学的対策」と「3.管理的対策の一部」は仕組化に近い概念で、「3.管理的対策の一部」と「4.個人用保護具の使用」が意識に頼る概念、といったイメージです。

また、先ほどの対策の図でいうと、上にある対策ほど効果は大きいですが、労力・時間・費用がかかります。
逆に、下に行くほど手軽で即効性はありますが、そのぶん効果は限定的なことが多いです。

実際の労働災害対策において、作業者に「保護具つけてください」って伝えても、作業効率重視やうっかりミス等で、なかなか守られないことがあるんです。

だから、「ヒトの意識」に頼ると事故が起きる可能性が高まるんですね。
それを改善するためには、「仕組化」が必要となります。
※仕組化をしようとすると、マーカーの線引きなどで非常に時間がかかる点には注意です。

特に、私のように事故を起こしやすいタイプ(国語力もメンタルも不安があるタイプ)にとっては、この「仕組化」が不可欠だと実感しています。

「仕組化」も時間がかかるとかデメリットあるし、「国語力」も「メンタル」も弱くなければ、やらない方がいいかもな。

ダーヤス
ダーヤス

そうだね、2次試験は短い時間で解答を作るから、どこら辺に重点を置くべきかは人によるだろうね。

こんな感じなので、私の方法を全面的にオススメするつもりはありません。
ただ、部分的にでも私と似たようなタイプだと感じる方にとって、少しでも参考にしていただければ・・・という気持ちで紹介しています。

今回は抽象的な表現で終わりにして、具体的な対応方法については、次回以降のブログで詳しくご紹介していこうと思っています。
その代わり、私が実際に使っていた問題用紙の書き込み(R6事例Ⅰ~Ⅳ)を掲載しておきます。

めっちゃ書き込んでる~!

りょう
りょう

事例Ⅰ

事例Ⅱ

事例Ⅲ

事例Ⅳ

tomi、ヘルメットありがとね~!

いえいえ~、また使いたくなったら言ってね。
(別にヘルメット被る必要なかったような・・・。)

tomi
tomi

マーカーペンは何を使った?

ちなみに私が使ったマーカーペンは「フリクションライト」です。
マーカーペンを含むカラーペンについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
私もこちらの記事を参考にして、使用するペンを決めました。

14代目ひろしさんが自腹を切ってまで書いた記事です。
個人的には神ブログの1つです。

さいごに

さて、今回はペンの使い方について取り上げてみました。
是非、ペンのメリット・デメリットを参考にしつつ、過去問等を解いてみて、試行錯誤しながら自分なりの解法を見つけてください。

また、2次試験では、「自分の弱みを認識すること」がとても大切だと感じています。
私自身、何度も自分の弱さに直面し、「もう2次試験は突破できないんじゃないか……」と、絶望していました。

でも、そのたびに自分自身にこう言い聞かせていました。

過去の合格者の中に、国語力が無い人が絶対いたはず!
メンタルが弱かった人も絶対いたはず!

……もちろん何の根拠もありません。
でも、「工夫次第でなんとかなる」と、自分に言い聞かせて信じ続けました。

実際、国語力もなく、メンタルも非常に弱い私でも、合格することができました。超ギリギリでしたけどね。
それは、「弱者なりの戦い方」を意識し、工夫を重ねた結果だと思っています。

人によって強みや弱みは違う。
だから、2次試験の“解法”も人によって大きく異なるのではないでしょうか。

さらに、以前にもお伝えしましたが、2次試験は相対評価の試験です。

どんなに努力して勉強しても、他の現役受験生より上の点を取らなければ合格はできません。
そのためには、目指すべきレベル感を知ることは本当に重要だと思っています。

勉強会への参加や、X(旧Twitter)、予備校など、積極的に活用してみて下さい!

僕は、オンライン勉強会のおかげで一発合格できたよ~。

sevensea
sevensea

予備校も含めて自分に合った勉強スタイルを確立しよう!

まさき
まさき

2次試験まで2カ月ちょっととなりますが、自分なりの解法を見出し、安定して得点できる解法を見つけましょう!

明日は火曜日なのでお休み・・・かと思ったら、ひでまるから朗報が!?

たくさんの答案添削しまーす!

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