【亜流】カラーペンを使わない戦略 byさたっち
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全速前進ヨーソロー☆さたっちです。
2次試験の必須アイテムと言われるカラーペン。
私はどうしてもうまく使いこなすことができず、シャーペン1本で戦うスタイルを確立しました。
亜流勉強法として、シャーペン1本戦略のメリット・デメリットをお伝えします。
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元々の勉強スタイル
私は学生時代から、カラーペンを使わない派の人間でした。
講義のノートを取る時はもちろんシャーペン1本で、書き損じても消しゴムは使わず2本線でピッピッと消します。(資料が配布される講義ではさすがに赤ボールペンで書いていました。)
そうしていた理由は、
- ペンを持ち替える作業を無くすことで講師の話を出来るだけ聞き、気になる内容をドンドンメモしていく
- 板書の内容は全て重要であり、強調したい箇所があれば下線等で装飾すればよいと考えていた
ためです。
そして、私はすぐモノを無くすのですが、シャーペン1本+消しゴム+替え芯(+赤ペン)なら、さすがに無くさないので、そういう意味でもメリットづくしでした。
物の管理が雑やな、、、
お、愚かな、、、
2次勉強初期の頃
そうは言っても、8月頃の私は2次の勉強は全然うまく行っていませんでした。
詳しくはさたっちの前回記事を読んでね。さたっちも挫折しているのは意外だったな~
最初のバイブルとして読んでいた「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策: 中小企業診断士2次試験対策(著:野網美帆子)では6色のカラーペンを使うことを提唱されていましたし、受験経験のある人に聞いても最低2色は使っている印象でした。
全然うまくいってない人間がいきなり守破離の”破”をやるわけにはいかないだろうと思い、「カラーペンを使おう」と意識して無理に使っていました。
その結果、事件が起きました。
カラーペンの悲劇
それは令和元年度事例Ⅲを解いたときのこと。
カラーペンで強調した箇所を解答要素に入れ忘れるという失態を犯しました。
どのような失態だったかは、まだ解いてない方のために折り畳みにしておきます。とにかくこの件をきっかけにシャーペン1本スタイルで行くことを決意しました。(特に意味はないですが、2次試験にシャーペン一本で臨むスタイルを”ストロングスタイル”と称していました。)
私のR1年度事例Ⅲの失態
第2問で受託生産に応じる場合の生産面の効果とリスクが問われました。
与件文内にC社は「初めての本格的量産機械加工になる」と書かれています。
つまり、初めての量産のため、ノウハウを蓄積できることが効果、しかし初めて取り組む故の現場の混乱がリスクです。(他にもありますが、ここでは割愛します。)
しかし、私の解答は上の要素は丸々抜け落ちており、経営面のリスクを答えていました。
なぜこうなったのか、解答分析をしたところ、マーカーを引いたのに読み落としていたことに気づきました。
青で引いてしまっているので見えづらくなってしまっただけかもしれませんが、私はこの事件をきっかけにカラーペンを使うのを辞めました(笑)。
よくあるミスじゃない?事件っていうのは大げさでしょ。
まぁ、カラーペンを辞める理由を探していたというのもあるかな。
実際の私の試験問題
カラーペンを使わないと、与件文はどんな感じになるの?
という方のために、実際に私の昨年の事例Ⅰの与件文+設問文+解答メモをお見せします。
こちらもまだ取り組んでいない方のネタバレ防止のため、折り畳みにしておきます。
私のR4年度事例Ⅰ
ライブ感を出すために、あえてそのまま全ページ載せます。
画像が小さいので、スマホの方はピンチアウト、PCの方は画像をクリックして拡大してみて下さい。
解答プロセスは次節にて!
解答プロセス
以下に解答プロセスを載せます。
画像と見比べて、私がどのように考えたかを追ってみて下さい。
設問解釈(5分)
上の画像の3枚目です。
- 制約条件に☆を付ける。
- 大事そうなところに下線を引く。
- 「助言」には丸をして、効果と書く。
- 第2問のように、どのような効果が欲しいかわかる場合は矢印で引っ張っておく。
- 何を問われているかを頭に入れて与件に入る。
与件確認(10分)
上の画像の1、2枚目です。
- 頭から読んでいく。
- 強みっぽいところにはS、弱みっぽいところにはWと書いて、下線を引く。
- 大事そうなところに下線を引く。(どの設問に対応とかは特に考えない。)
- 社長の想いは大事なので、二重波線を引く。
- 繋げられそうなところは矢印でつなぐ。
骨子作成(10分)
上の画像の4枚目です。
- 解答に関係ありそうなものを下線部から引っ張ってくる。
- SWOT分析の強みで悩んだときはVRIO分析でより右側のものを選出
- 因果関係には矢印でつなぐ。
与件確認 再(5分)
ここが個人的に重要な要素です。解答作成に入る前にもう1度与件を読み直します。
この時に、
- 骨子に拾い忘れた要素はないか?
- 与件文全体のストーリーと骨子のストーリーが嚙み合っているか?
を確認し、与件全体の流れを頭に入れて解答作成します。
解答作成(50分)
あとはひたすら解答を作るのみ。骨子作成が雑なため、文字数が足りない、解答の型が合わない、与件文を確認しに行くなど、頻繁に発生します。
そのため、消しゴムで何回も修正しながら仕上げていきます。
ここに時間がかかるため、解答作成の時間は多めに取ります。
無事、完成したら見直したり、再現答案用に解答を書き移したりします。(今回は見直しで手一杯で再現作成の余裕なし。)
読むのが遅い僕には向かなさそうだな~
そこは人によるだろうね。
この方法のメリット、デメリット
さて、私のストロングスタイルですが、以下のようなメリデメがあると考えています。
メリット
- ペンの持ち替え時間が発生しないため、解答作成に時間を多めに使える。
- 与件文を読む時に「この要素は設問何番か?色はどれだっけ?」と考える隙を挟まないため、与件文に集中できる。
- 解答作成の時に、与件文で拾い忘れた要素を白黒なので拾ってきやすい。
デメリット
- どこが重要かわかりづらい。
- 見直しの時に自分の解答プロセスが再現しにくい。
- 下線を引いた箇所をどの解答要素に使うのか見失うリスクがある。
個人的にメリット2番が重要と思っています。
解答の要素を拾うことは重要な作業ですが、与件文全体に社長の想い(作問者の考えるストーリー)が込められており、それを理解しながら解答を考えた方が解答の質が上がると考えています。
具体的に解答のどの辺が質がよいかは説明はできないです。抽象的ですみません。
そして、2次試験では客観視して色分けし構造化するの大事と言われていますが、与件文を1人の人間として向き合うのが私の性に合っていました。
先ほどの解答プロセスのSTEP2がボヤっとした表現になっているのも、客観視ではなく主観で考えているためです。
STEP内にわざわざ下線を引いてくれてるぜ。
また、デメリットについてですが、試験中の自分が解答を書けていればそれでヨシ!と割り切っていました。
さたっちって、いつも割り切っているよね。
解いている間はどこが重要(と自分が思っているか)は頭の中にあるので、それを使って解答を組み立てます。
復習・分析は記憶が新しい内にやっていました。
余談ですが、再現答案は帰りの電車で記憶から掘り起こしました。なお事例Ⅳの再現は力尽きました。
正直、本来はここの再現性を高めることが点数アップの王道と思います。
再現性を高めることが得点の安定につながることを先代のあらきちさんが記事で紹介されています。(2次試験本番の得点が安定する解法 by あらきち)
しかしながら、そこまで仕上げる余裕はなく本番を迎えました。シャーペン1本でも再現性は高められる方法はあると思いますが、もしこの戦略を試す方がいたら、良い方法を見つけて貰えると幸いです。
いや、人に丸投げじゃん。
ごめん。
使っていたシャーペン
最後に使っていたシャーペンのご紹介も。
ユニ アルファゲル <クルトガエンジン搭載タイプ>です。
学生時代からの相棒です。
手がデカイので太めのシャーペンの方が握りやすく、グリップが柔らかい方が好みなので、これがピッタリでした。
クルトガタイプなので、シャー芯が自動で尖っていくため、字も綺麗に書けます。
また筆圧が強く、通常のHBではポキポキ折ってしまうため、「Ain 0.5 HB SOFT」というやわらかめの芯を使っていました。ちょうど良い濃さで書けるのでお気に入りです。
最後に
亜流勉強法として、シャーペン1本”ストロングスタイル”を紹介しました。
同じシャーペン1本派の方を応援すると共に、多数派の皆さんも解答プロセスや私の失敗から得るものがあれば幸いです。
そして、今日も曲紹介やるぜ!
ようやくAqoursから紹介します。「Wake up,Challenger!!」です!
なんともなんない!じゃなくて
なんとかするよ今から
なんともなんない時から
きっと変わってる(成長してる、ねっ?)
Aqours「Wake up, Challenger!!」作詞:畑亜貴
まさに逆境から立ち上がっていく歌です。
Challengerな皆さんを応援しています!
明日ははっしー!事例Ⅳで「実際にやったこと」「やるべきだったこと」を教えてくれます!
お楽しみに!
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学生時代からほぼ黒ボールペン1本でノート取ってきたので、私はストロングスタイル向きかも知れません。マーカーの使用に若干の不安を感じていましたので、二次試験の際には挑戦してみます!(一次試験合格してたらですが、、、)
おーちゃん様
コメントありがとうございます。
カラーペンを使うことに不安を持つ受験生の方に寄り添えたらと思い、本日の記事を執筆しました。
おーちゃんさんのような受験生の方に届いていれば幸いです。
これから挑戦されるのであれば、ぜひ一度はカラーペンも試すことをオススメします。
実際に体験することにより、想定とは違うことも往々にして発生すると思いますので。
これからも一発合格道場へのご愛顧よろしくお願いします。