色ペン色々 by ひろし (8/15 追記)
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お知らせ
ひろしです。
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
まずはお知らせです。
🏖️企業診断 8月号🏖️
昨日はっしーからも紹介がありましたが、一発合格道場14代目として『企業診断 2023年 08 月号 』(出版社:同友館)に寄稿させていただきました。
テーマは「今から始める2次試験対策 事例別学習ポイント」です。
各受験生支援団体が事例ごとに解説しており、我々一発合格道場は事例Ⅰについて解説しています。
今の時期にぴったりの内容になっていますので、お近くの書店か下記のリンクからぜひチェックしてみてください!
🍉夏セミナー動画公開中🍉
14代目の2次試験合格ノウハウをギュッと詰め込んだセミナーになっています。
今回は動画での公開なので、いつでも、どこでも、何度でもご視聴いただけます!
2次試験合格を目指すすべての方を応援する内容ですので、夏休みのお供にぜひご視聴ください!追加コンテンツも準備中です!!
みんな見てなー
某所にて
どないしたん、兄ちゃん
ペンいっぱい並べて
二次試験で使った道具の整理してるん
こんなにも色んなペン使うんや?
意見がわかれやすい文房具
先ほど紹介した動画セミナーでさやが二次試験で使う道具の紹介をしてくれました。(詳しくは「2次試験向けおススメのアレコレ その1~3」を参照)
その中でも色ペンは人によって使い方がわかれるアイテムです。
人によっては「シャーペンのみ」という人もいますし、複数のペンを使い分ける人もいます。見やすい色がちがう、書き心地が違う、などの観点からいろいろなもの選ばれます。
本日は14代目メンバーが使用していたものをメインに各色ペンの使いやすさをレビューしていきます。
色ペンの好みと免責事項
さて、今回のレビューをする前に私が試験で使用していた色ペンは何だったかというと、
- フリクションライト イエロー
- フリクション ファインライナー 6色
の2種類のペンを使用していました。
使用方法としては、
- 与件文を読むときに気になる文章や要素を、後で見返しやすくするようにフリクションライトで線を引く。
- 問題の解答要素を抜き出し、メモするためにファインライナーを使用。
設問ごとに色分けして使用したため、複数の色を用いる。
という感じでした。
そのため、
- 1.では、あまり上から線を引いても見やすい薄めの色のラインマーカー
- 2.では、視認性が高く文字が書きやすいペン
を条件としていました。
また、誤字が多い私は「消せる」というのも非常に重要な要素で、普段からボールペンでもフリクションボールを使用していました。なので、自分自身で使うものとしてはフリクションシリーズ一択でした。
ですので、今回のレビューは私が使用していたペンが高めの評価になっています。
私の好みが如実に現れていることをご承知おきください。
色々な色ペンレビュー
今回は
- 文字が消せる
- 字が書きやすい
- 線が見やすい
- 転がりにくい
- 裏うつりしない
の5つの尺度でレビューしていきます。
レビューに使用する紙は線の太さを見やすくするためのこちら(無印良品 リフィルノート 2mm方眼)。
こちらは2mmの方眼になっているので、線の太さなどの参考にしてください。ちなみに問題用紙の一文字はだいたい3mmくらい(9~10pt程度)ですので、方眼1マス半が一文字の大きさとなります。
また、裏うつりなどを確認するためのこちら(令和4年度 第1次試験問題)を使いました。
2次試験の問題用紙と(多分)同じ紙を使っており、書き心地や裏うつりなどを見るのには最適だと思います。
令和4年の問題、一つ足らんくない?
「経営情報システム」は去年自分のために使ってん
というわけでこれらを実際に使ってレビューしていきます。画像はスライドショーになっており、
- 方眼紙上に文字と線を書いた場合
- 実際の問題用紙に線を引いた場合
- 問題用紙に線を引いた時の裏面
を表示しています。
ちなみに、私の文字のクセですが、
- 筆圧は少々高め
→ 裏うつり等がしやすい
- 文字は小さめ
→ 太いペンだと文字がつぶれやすい
という点もご承知おきください。また、撮影の都合上、手の影が入っており一部暗くなっています。
*部屋の明るさは300~500ルクスぐらいで一般に教室などで要求される照度に程度にしています。
ただし、ケータイのアプリでは正確な値が測定できていないため、あくまで参考としてください。
フリクション ファインライナー
一番手は、私がメインで使っていたPILOTのフリクション ファインライナーです。
選択した理由は文字が書きやすい、線を引くときにある程度の太さが欲しい、という理由からでした。(ボールペンだと線が細く、また筆圧の高さで紙が破れそうになりました。)
商品の公式ホームページはこちら。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/color_pen/frixionfineliner/
PILOT フリクション ファインライナー
レビュー結果は以下のとおり。
書いた文字が消せるフリクションシリーズ全体に言えますが、少し色は薄めです。ボールペンや他の色ペンに比べて視認性は悪くなります。
ただし、冒頭で述べた通り私の中で「消せる」というポイントが非常に重要だったため、このペンがメインの武器となりました。
(文字が消せるが”4”の理由は「線が細く、消し残りがたまに見られる」という観点で、減点しています。)
フリクションライト
次は、こすると消せるフリクションシリーズのラインマーカー、フリクションライトです。私は1色のみ使っていましたが、複数の色を使う人もいます。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/keikou_pen/frixionlight/
PILOT フリクションライト
ラインマーカーは太くラインが引けるほうと、細くラインが引ける方と、向きを変えて方眼紙に線を引いています。こちらがレビュー結果です。
ラインマーカーで線が引きやすい、というのは非常に重要なメリットです。ただし、今回6色のテストをしましたが、濃い色で線を引くと下の文字が若干見にくくなることがありました。
鮮やかな色で視認性が高い分、複数の色を使って塗分けをしていると目が疲れてくるように感じました。
私は1色だけ使っていましたが、Takeshiがこちらのペンをメインで使っていました。
こすると消えて、しかも読みやすいよ。
ただ、ペン先を出しっぱなしにするとすぐ乾いて書けなくなった…。
試験時間中はペン先を開けたままにしていることが多いので、通常で使うよりもペンの消耗は激しくなります。使用する場合はインクがかすれた時のために予備のペンを持っていく、などの対策も必要になります。
フリクションライト ソフトカラー
先ほど紹介したフリクションライトのソフトカラーです。14代目ではベストが使用していた色です。
通常のものより色が薄く、裏から見えないからおススメ!
https://www.pilot.co.jp/products/pen/sign_marker/keikou_pen/frixionlight/
PILOT フリクションライト ソフトカラー (サイトの中ほどに紹介されています)
ラインを引いても後ろの文字が見やすく、複数色使っても色同士がケンカしにくいイメージです。蛍光色でないので目に優しい色づかいとなります。
私の意見ですが、試験前にこの色を知っていたら、イエローではなく乗り換えていたと思います。複数の色のラインマーカーを使って、線を引くときに見やすくなります。
一方で文字を書いたときに淡くて見にくいものがありました。
これって文字書くとき困らんかった?
文字は書けないから、別のボールペンを使ったよ~
なるほど。
このペンで文字も書く予定がある人は、読みやすい色を選択するか、他のペンを併用するなどを検討してもよさそうです。
フリクションカラーズ
フリクション カラーズは私が色んなペンを試しているときに、購入したシリーズの一つです。「線を引ける」と「文字が書ける」が同時にできるペンを探していた中で発見しました。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/color_pen/frixioncolors/
PILOT フリクション カラーズ
レビューはこちら。
試したものの、残念ながら私は実際に使うことがほとんどなかったです。もともと字が小さいのでこのペンの太さだと文字がつぶれて見えにくくなるので、より細いフリクションライナーを使用することにしました。
後述の無印良品の水性カラーペンくらいの太さのペンが欲しくて、「裏うつりしない」「文字が消せる」を探している方にはちょうど良いかもしれません。
トンボ プレイカラーK
14代目ではトロオドンが使用していたペンです。13代目のあらきちさんも下の記事でおススメしておりました。こちらのペンはフリクションシリーズと異なり、消せない通常のインクです。
商品紹介のページはこちらです。
トンボ プレイカラーK
レビューはこちら。
画像を見てもらえればわかりますが、ペン先の太いほうで書いた場合は裏うつりしてます。なんなら、一部2枚目にも色が移っています。おすすめされているペンだったので個人的には意外でした。
トロちゃんに実際の使い心地を聞いてみると…
これ色うつり、気にせんかったん?
太いほうは使ってないよ。
そして、濃い色は使わない、とか色もこだわってた。
なるほど。
彼は裏うつりが少ない細いペン先を使い、なおかつ移りにくい薄めの色を使用していたようです。
また、13代目のあらきちさんが紹介している記事の写真を見てみると太いペン先でのラインも私ほどは滲んでいません。どうやら、この裏うつりは私の筆圧の高さも関係しているようです。
ちなみに細いほうでの文字の書きやすさは今回調べたペンの中で一番よかったです。筆圧が低い人、文字を消す必要がない人は試してみてもよいのではないでしょうか?
色数も豊富なので使いやすい色を見つけてみてください。
無印良品 水性六角カラーペン
さて、最後のレビューは無印良品の六角水性ペンです。
無印良品の水性ペンは様々なタイプがあるのですが、その中でもこの10本セットは
- ケース付きの10色セットで比較的安価
- 形状が転がりにくい
などの点でおすすめされることがあります。
14代目ではおのDが使用していました。
商品を見ていきましょう。10色セットですが、一部の色のみレビューに用いています。
無印良品 水性六角カラーペン
レビューはこちら。
さて、こちらも画像を見ていただければわかるのですがかなり裏うつりします。私の筆圧の問題もあるかもしれませんが、このペンを使っていたおのD含め、他の受験生も同様のコメントをしていたので、多かれ少なかれ裏うつりはあるのかもしれません。
一方で、色は濃く明確で視認性は高いです。(逆に下の文字が見にくくなる時もあります。)何より、転がらない形状というのは試験中にストレスを感じない、という意味では非常に重要です。
おのDは裏うつり気にならんかったん?
超気になったよ笑
もう少し良い紙使ってくれ〜って思った。
なるほど。
おのDは本番で気づいて、できるだけ薄く線を引いていたようです。
裏うつりの問題は、多少個人の筆圧に関わるところもあります。もし、こちらのペンを使用するのであれば、きちんと試し書きをすることをお勧めします。
【8/15追加】フリクション カラードペンシル
先日、コメントで新たに「フリクション カラードペンシル」をご紹介いただきました。実はこちらの色鉛筆、個人的には非常に興味を持っており、せっかくなのでレビューに追加しました。
色鉛筆ながらフリクションのインクを使っており、後ろのゴムでこすると色が消えます。商品はこちら。
https://www.pilot.co.jp/products/pen/art_pen/art_pen/frixioncoloredpencil/
フリクション カラードペンシル
そして、こちらが追加したレビューです。
今回は14代目が使用していたペンをメインに紹介して、色鉛筆やボールペンは詳しくレビューしませんでした。
せっかくご紹介いただいたので試してみたところ、他のペンにはないメリットがあります。
コメントにいただいたとおり、ペン先を出していても全く乾かないこと。(色鉛筆なので乾くという考えがそもそもないのですが)。80分×4科目という長丁場において、色ペンは使いっぱなしになるので必然的に消耗が激しくなります。この記事を書いたときに「色ペンは新品の予備を試験会場に持っていくことが必須」という話題があがったほどです。こちらの色鉛筆ですと、乾くことがなく、使えなくなる度合いは芯の丸さなどで視覚的にわかるので、「急にペンが乾いて使えなくなった」という不測の事態を避けることができます。
一方で、丸い円筒形ですのでかなり転がりやすいです。特にストッパーなどはありません。机上に複数色出すには注意が必要かもしれません。ただし、色鉛筆の一面を削って平にする、などのひと手間を加えることで転がりは防止できます。
フリクション独特の、少し薄めの色であるものの書き味は色鉛筆です。裏うつりは全くなく普段から鉛筆や色鉛筆の書き味に慣れている方は、色ペンよりもこちらを選択するのもありではないでしょうか?
で?どれがええの?
そんなわけで今回は6種類(+追加1種類)の色ペンについて、実際の試験問題を使って試し書きし、レビューしてきました。
そして、その中でのおすすめ色ペンの結論は・・・!?
好きなん使てくれ。
これだけ引っ張って、結論それかい
実際、筆圧や用途、好みの色によっておすすめは変わってきます。文字を書く人は細いペンが必要ですし、ラインマーカーで線を引き、文字はすべてシャーペン、という人もいます。
ここでは具体的なレビューはしていないですが、3色ボールペンのユーザーもいますし、シャーペン一本で攻める人もいます。
ご自身の解答手順に合せて、使いやすい道具を選んでみてください。その際には、必ず1次試験の問題用紙などを使って試し書きをすることをおススメします。
2次試験の問題を印刷して解いている場合、普段使用しているコピー用紙は案外厚く、本番の問題に比べて書き心地も良いです。いざ本番で挑んだ時に、普段と違う書き心地や裏うつりで失敗した、という人も聞くので事前の確認はとても重要です。
今回の記事が皆さんの相棒選びの、参考になれば幸いです。
なるほど、なるほど
兄ちゃん、ハンズの色ペン全種類買おうとしたらしいで
おサイフ事情大人の事情で諦めました。
で、コレ↓どないするん?
…。
どないしよ…?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
明日はアストロが二次試験の勉強準備について解説してくれます。
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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丁寧な色ペンの分析、ありがとうございました!
私は与件文に線を引くためフリクションの色鉛筆を使っていました。
フリクションなので消せるうえ、裏写りもせず、さらにインクが乾くこともなくキャップも不要で大変使い勝手がよくて、これで合格したようなものです。
ただこれまでフリクション色鉛筆使ってるという話をあまり聞いたことがなくて、皆さんにもぜひ試してほしいです!
しんべえさん、
こんなマニアックな記事にコメントありがとうございます!!
今回は14代目が使用していたペンをメインに紹介していたのですが、実は私もこのフリクション色鉛筆は文房具として気になっていました。
せっかくの機会なので、レビューに付け加えさせていただきました。
おっしゃるようにキャップをしなくてよい、というのは非常に強い利点かと思います。休み時間中に鉛筆削りでメンテナンスする手間はありますが、普段から鉛筆に慣れている方は使い勝手がよいのでは、と感じました。
この色鉛筆を使って合格されたとのこと、おめでとうございます。
私が発見しきれていない良さがあれば、ぜひぜひ教えてください!
ひろしさん
フリクション色鉛筆をレビューに追加いただき、大変うれしいです!
メリット、デメリットや私も同じような評価でした。
色分けしながら線を引きたい方の選択肢の1つになれば幸いです!
しんべえさん、
貴重な情報をいただきありがとうございました!
おかげさまでブログの情報を充実させることができました。
こちらのレビューが受験生の皆様のサポートになることを祈っております!