「中小企業診断士試験からの撤退」という選択 ~全ての勇者へ~ byじょにー

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はじめに
こんにちは!
子育て受験生を応援するじょにーです。
2026年1月14日、中小企業診断士の2次筆記試験の合格発表がありました。
この結果を、さまざまな気持ちで受け止めていらっしゃる方がいると思います。
これまでの努力が報われ、喜びをかみしめている方もいらっしゃるでしょう。
一方で、悔しさや虚しさ、言葉にならない感情を抱えている方も多いはずです。
この記事は、主に後者の方に向けて書いています。
特に、今回の結果を受けて、「診断士試験からの撤退」を決意した方に向けた内容です。
私自身も、2次試験で合格できなかった経験があります。
また、「診断士試験からの撤退」を覚悟したこともありました。
その苦しさや受け止めきれなかった思いを、少しは理解しているつもりです。
だからこそ、そのような方に向けて、少しでも心が軽くなるような言葉を届けたいと思い、この文章を書くことにしました。
「じゃない方、のあなたへ」に励まされた日々
「あきらめない気持ちが、合格を引き寄せる」
この言葉はまぎれもない事実です。
私自身、こちらのブログでも書いてきたように、モチベーションを保ち、最後まであきらめずに走り切ったからこそ、中小企業診断士試験に合格することができたのだと思っています。
また、勉強を継続する過程で、何度も心を支えてくれたブログがあります。
13代目まんさんが書かれた、こちらのブログです。
このブログには、どんな結果であったとしても、それを受け入れ、合格するまで走り抜けた記録が、生々しく、正直に綴られています。
合格発表直後はもちろん、勉強のモチベーションが落ちてきたとき、心が折れそうになったとき、私は何度もこのブログを読み返しました。
すると、不思議と「頑張ろう」と背中を押される気持ちになったのです。
こんなにも素直で、美しいブログは、なかなかないと思っています。
きっと私と同じように、このブログに励まされ、救われてきた方は大勢いるはずです。
だからこそ、その想いが受け継がれ、14代目ベストさんや15代目サトシさんへとバトンがつながっていったのだと思います。
そして、まぎれもなく私自身も「じゃない方」を知っている人間の一人です。
だからいつか、「じゃない方」の方々に向けた文章を、自分なりの言葉で書いてみたいと思っていました。
この先は、その想いを、私なりのやり方で綴っていこうと思います。
最後の2次試験直前の心境
2次試験の直前期、私はこんなことを考えることがありました。
本当に、あきらめなければ診断士になれるのだろうか?
あきらめない気持ちで努力を続けること重要性は十分に理解していました。
ただ、「合格圏内に届くかどうか」は人によって違うのではないか、と頭から離れなかったのです
以前のブログで、Huangさんの「生まれ持った特性によって決まってしまう部分もある」という言葉がありました。
人には個人差がある。
残酷ですが、「努力や工夫では埋めきれない ”限界” のようなものも存在するのではないか?」と、考えていたのです。
もちろん、あきらめない気持ちの重要性は理解していたので、「やれることは、すべてやろう」と、自分なりに覚悟を決めました。
人見知りだけど、WEB勉強会に参加しました。
SNSは苦手だけど、直接会ったことのない方とも交流して、情報交換しました。
初見問題がもったいない、とか思わず、「10年データブック」の過去問もほぼ全て使いました。
それでも、2次試験の模試では、平均点をやっと上回る程度。
合格圏内に入ったことは、一度もありませんでした。
もうこれ以上、家族には迷惑はかけられない。
自分の感情だけで、挑戦は続けられないかもしれない。
初見問題はほぼ使い果たしてしまった。
自分自身のモチベーションも維持できないかもしれない。
そう思っていると、自然と「診断士試験はこれで最後かもしれない」という思いが、頭をよぎりました。
そして、こんな気持ちになりました。
合格できなかったら、これまでの努力は無駄になるのか?
診断士試験から撤退せざるを得なくなったら、この気持ちを受け止めてくれる人はいるだろうか?
そんな考えに飲み込まれそうになったので、ただひたすら目の前の勉強に集中して、試験日を迎えました。
私の合格発表当日の様子
私は診断士の2次試験を2度受験しています。
しかし、1回目と2回目の合格発表当日では、抱いた感情が大きく異なっていました。
ここでは、その2つの合格発表当日の私を振り返ってみます。
1回目の2次試験(R5)の合格発表
1回目の合格発表の日、私は自宅で結果を確認しました。
画面をスクロールし、受験番号を探すも、どこにも無し。
この年は、2次試験対策が十分ではなく、自信はありませんでした。
そのため、結果を見た瞬間の気持ちは、強いショックというよりも、「やっぱりな……」という感覚に近いものでした。
けれども、かすかに抱いていた望みが打ち砕かれ、時間が経つにつれて、じわじわと悔しさや絶望が込み上げてきました。
上には上がいる・・・。
全力で挑んだのに届かなかった・・・。
妻にも負担をかけて申し訳ない・・・。
その頃の一発合格道場は、合格者によるコメントであふれていました。
口述試験対策やロケットスタートなど、合格者向けの記事が、次々と更新されていきます。
それを読むのが、だんだんと苦しくなっていきました。
気づけば私は、少しずつ道場から距離を置くようになっていました。
それでも、「2次試験の受験資格はあと1回ある」。
その事実が、当時の私にとっては唯一の救いでした。
2回目の2次試験(R6)の合格発表
2回目の合格発表の日、私は職場で結果を確認しました。
すべての勉強時間を2次試験に集中させた甲斐もあり、1年目よりは多少の手応えはありました。
しかし、採点サービスの結果を見る限り、合格の可能性は40%程度…。
決して、安心できる状況ではありませんでした。
職場の昼休み、受験票を手元に置き、協会のホームページにアクセス。
見るのが怖い…。
1回目よりも大きな絶望に襲われるかもしれない…。
大学受験でも味わったことのない恐怖に、体が支配されました。
この結果ひとつで、自分の今後の生活や診断士としての活動の可能性が、大きく変わってしまうことが分かっていたからです。
震える手で受験番号を探し、受験票と何度も見比べました。
・・・え、ある!?
・・・あった!
そこには、間違いなく、私の受験番号がありました。
嬉しさと、信じられない気持ちが、一気に押し寄せてきました。
周囲に気づかれないよう、口に手を当て、必死でこらえましたが、それでも涙が出てきました。
ずっと胸の奥にあった「怖さ」から解放された瞬間でした。
そして、これまで積み重ねてきた努力が一つひとつ思い出され、ようやく報われた気がしました。
合格発表当日の気持ちの変化
合格発表を確認したあと、私はスマホを手に取り、一発合格道場やLINE、Xを眺めていました。
そこには、私と同じように「合格」という結果を喜ぶ声であふれていました。
歓喜、安堵、達成感・・・努力が報われた喜びが、画面越しにも、はっきりと伝わってきます。
一方で、数は少ないものの、不合格を伝えるコメントも目に入りました。
パッと見た印象では、「半数以上が合格」。
でも、実際は「8割が不合格」のはず。
結果を受け止めきれず、言葉を発することすらできない人が、きっとたくさんいる…。
その瞬間、恐怖に支配されていた合格発表前の自分の姿が重なりました。
もし、自分が合格できていなかったら…?
そう考えた途端、合格を素直に喜ぶ気持ちが少しずつ揺らぎ始めました。
喜びと同時に、「じゃない方」の気持ちをどうしても想像してしまう自分がそこにいました。
合格後の苦しみ
中小企業診断士の2次試験は、「相対評価」の試験です。
競争である以上、どれだけ努力しても、構造的に80%の不合格者が生まれます。
合格するためには、他の受験生より点数を取らなければならない…。
そう自分に言い聞かせながら、私は勉強を続けてきました。
「合格したいという気持ちは、誰よりも強い」・・・その自信だけはありました。
だからこそ、苦手分野から目を背けず、自分なりにやり方を工夫し、自分の強みと使える機会を、必死に生かしてきました。
そうして、ようやくつかんだ「合格」。
……だったはずなのに、それを全力で喜べない自分がいました。
苦しんでいる人たちがいる。決して赤の他人ではない。
同じ試験に挑み、同じ不安を抱え、ライバルでありながら、互いに支え合ってきた受験仲間たちでした。
中には、Xでこんな言葉を残している方もいました。
これで診断士試験から撤退します
その瞬間、「じゃない方」には2種類あるのだと、痛感しました。
| ①もう一度、診断士試験に挑戦する方 ②診断士試験から撤退する方 |
私が1回目と2回目の合格発表当日で抱いた感情の違いは、きっとここにあったのだと思います。
そして、その投稿を見たとき、さらに胸が強く締めつけられるような気持ちになりました
何か声をかければ、少しは救いになるのではないかと思い、実際にいくつかメッセージを送りました。
しかし、それと同時に、合格者から不合格者にかける言葉は、受け取り方次第で、かえって傷を深くしてしまうのではないかと、そんな怖さも、どうしても拭えませんでした。
気軽に言葉を投げかけることができず、結局、何もできない自分がいました。
合格して喜ぶはずだったのに、心のどこかに、苦しさが残り続けていました。
救いの言葉
しばらくの間、様々な感情を交えながらXのタイムラインを眺めていました。
そんなとき、ある書き込みに目が留まりました。
2次筆記試験受験生は、勝者と勇者のみで、敗者はいません
思わず、画面をスクロールする手が止まりました。
「その通りだ…」と思うと同時に、胸の奥にモヤモヤしていたものが、ほんの少しだけ、軽くなった気がしました。
ここに辿り着くまで、どの受験生も、決して平坦な道を歩んできたわけではありません。
ぜひ、ここまでの道のりを思い出してみて頂きたいです。
診断士試験を意識し始めた時期
最初は、ネットで「中小企業診断士」と検索し、どんな資格なのか、どんな世界なのかを調べるところから始まったのではないでしょうか。
その難易度の高さを知ったうえで、書店に並ぶ分厚い参考書を手に取った方も多いでしょう。
予備校を調べ、決して安くはない受講料を前に悩みつつ、思い切って申し込んだ方もいるかもしれません。
合格を目指して努力した時期
勉強時間を確保するために、家族や会社に頭を下げ、「もう少しだけ時間をください」とお願いしたこともあったのではないでしょうか。
趣味や友人と会う時間を控えたり、家族と一緒にいたい気持ちを抑え、テキストを開いた時間もあったはずです。
通勤時間や家事の合間などのスキマ時間まで使って、耳トレやアプリで学習を重ねたこともあったでしょう。
私のように、勇気を振り絞ってSNSや勉強会に挑戦した方もいたかもしれません。
勉強を継続する中での苦労
難問にぶつかり、理解できずに苦しんだことはなかったでしょうか?
仕事で疲れ切った状態でも、夜遅くまで勉強してきたのではないでしょうか?
逆に、眠い目をこすりながら、朝早くに勉強を続けた方もいるでしょう。
暑い日も寒い日も予備校に通い続けた方もいたかもしれません。
体調を崩しながらも、「勉強だけはやらなきゃ」と考えた日もあったでしょう。
絶望や葛藤
2次試験の模試結果や、周囲の受験生のレベルの高さに、言葉を失ったことはなかったでしょうか。
自分の実力の限界を感じ取った方もいたかもしれません。
「もう無理かもしれない」、「あきらめた方がいいのではないか」、そう何度も思いながらも、踏みとどまってきた方は少なくないはずです。
試験直前に一睡もできず、不安に陥った方もいたかもしれません。
試験が終わってから合格発表までのあの期間を、多くの方がモヤモヤした気持ちのまま過ごしていたはずです。
いかがでしょうか?
こんなにも時間とエネルギーをかけ、試験に挑み、合格発表までたどり着いたのです。
十分すぎるほど頑張ってきたと、私は思います。
診断士試験を受験していると、この努力が「当たり前」のように感じてしまいます。
しかし一般的に見れば、これは決して当たり前ではありません。
結果がどうであれ、そこに至るまでのプロセスは称えられるべきものです。
「撤退」の決意
そのうえで、「撤退」を決意した方もいます。
きっとその方も、「ここまでやってきたんだから…」と1度は考えたのではないでしょうか。
けれど、診断士試験に挑戦するうえで、自分の気持ちだけで続けられないこともあります。
家族のこと、仕事のこと、これからの人生のこと。
さまざまな要素を考えた末に出した結論なら、それは決して、逃げでも、あきらめでもありません。
診断士試験に注いできた時間を、別のことに使い、新しい道を模索する。
それは、自分の人生を自分の意志で切り直すという、勇気のいる決断です。
人が輝ける場所は、診断士だけではありません。
これまで積み重ねてきた努力は、どこに行っても、決して無駄にはなりません。
だから、診断士試験に挑み、あと一歩のところで撤退を決意された方は「勇者」だと、心から私は思っています。
診断士試験への挑戦で得られたもの
確かに、合格できたことで広がる世界はあります。
私自身、一発合格道場で活動できているのも、「合格」という結果があったからこそだと思っています。
でも、合格してから、ひとつ気づいたことがありました。
「診断士試験への挑戦」そのものによって、広がった世界があるということです。
改めてこれまでを振り返ってみてほしいと思います。
「診断士試験への挑戦」で得られたもの
これまで知らなかった分野を学ぶことで、物事の見え方や考え方が変わった部分もあったのではないでしょうか。
これまで出会ったことのないような、「本気で頑張る人たち」の存在を、初めて実感した方も多いはずです。
今まで知らなかった学習法が身に付いた方もいるのではないでしょうか。
家族の存在の大きさを、改めて実感した方もいるかもしれません。
「主体的に動こう」「自分から学びにいこう」、そんな姿勢が、以前よりも自然と身についてきた方もいるのではないでしょうか。
「ここまで頑張れる自分がいた」という事実に、気づけた人もいるはずです。
おそらく、挑戦前と今のご自身では大きく変化しているはずです。
結局のところ、「合格できたかどうか」と「その後に活躍できるかどうか」は、イコールではありません。
合格しても、動かなければ何も始まりませんし、合格していなくても、誰かの役に立つことはできます。
だからこそ私は、2次試験以降のブログで、合否に縛られないテーマの記事を書こうと、強く意識してきました。
たとえ、今この試験から離れる選択をしたとしても、その方の価値が下がることはありません。
もし数年後、「もう一度挑戦してみたい」と思ったなら、それもまた自由な選択です。
今は別の道を進むという決断も、間違いではありません。
挑戦し続けてきたこの時間は、これから先の人生にとって、確かな土台になっています。
余談
こんな物語の演出を、聞いたことはないでしょうか。
ある物語の最終回。
主人公が追い求め、ようやく手にした宝箱。
その中に入っていたのは、紙切れ一枚と、たった一言。
「ここに至るまでの過程こそが、宝物である」
中小企業診断士試験も、どこかそれに似ている気がしています。
私の決意
不合格だったときの苦しさや、結果を突きつけられた直後の感情は、私自身が経験してきたからこそ、痛いほど分かります。
また、私自身も一発合格道場やココスタ、X、それ以外にも多くの方々に助けられてきました。
だからこそ、「自分に何かできることはないだろうか」と考えるようになりました。
育児もあるので、自由に動きづらい中でできること…。
たどり着いた答えが、一発合格道場への立候補でした。
正直に言えば、歴代の道場メンバーのような圧倒的な肩書も経歴も実力もがあるわけではありません。
セミナーなどのイベントにも十分に関われないかもしれない・・・そんな不安も、ありました。
それでも、受験生の気持ちに寄り添うことなら、誰にも負けないつもりでいます。
そう思えるのは、私自身が「じゃない方」を経験してきたからです。
もし1回目の2次試験で合格していたら、診断士試験を違う視点で見ていたかもしれません。
そして、道場にも立候補していなかったと思います。
そう考えると、あのときの「不合格」は、私にとって必要な結果だったのだと思えるようになりました。
さらに言えば、「不合格の経験」そのものが、多くの方の気持ちに寄り添える、という私の強みになりました。
そして今、私は、その経験をもとに、今回の内容を書きたいと思いました。
それぞれの結果には、その人にとっての意味がある。
今回、「じゃない方」だった方にも、きっとその意味はあるのだと思います。
今はまだ、そう感じられないかもしれません。
それでも、いつか振り返ったときに、「あの結果があったから、今がある」と思える日が来ると、私は信じています。
さいごに
長文にもかかわらず、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございました。
改めてお伝えしますが、この記事は、あきらめることや、撤退を勧めるためのものではありません。
再挑戦するか、いったん離れるか・・・その判断に迷っている方も、きっといらっしゃると思います。
あきらめずに挑戦し続けた結果、合格にたどり着く方がいるのも、事実です。
だからこそ、できることなら「今後も診断士を目指してほしい」という気持ちも、私の中には確かにあります。
一方で、「撤退」という選択をした方に向けた記事を、私は目にしたことがあまりありませんでした。
だからこそ、私はその選択をした方にも、言葉を届けたいと思いました。
私は1回目の2次試験で「未合格体験記」を書かせていただきましたが、少しだけ気持ちが整理できた気がしました。
なので、これまでの受験の経験を、体験記として残すのも一つの選択だと思います。
長い時間をかけ、迷いながらもここまで向き合ってきたこと自体が、決して当たり前ではありません。
結果がどうであれ、挑戦し続けたその過程は、間違いなくご自身の力です。
ここまで必死に向き合ってきた、すべての勇者に。
心からの敬意と、これからの人生へのエールを込めて。
ブログのまとめ
2次筆記試験の受験生は、全て「勇者」
あしたはさくら!
実務補習と実務従事。
ポイントはどうやって取った?
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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