【1次・2次対策】究極!? 一問一答形式の耳トレ (お土産付) byじょにー

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」に
ご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
はじめに

GWが終わりましたね!
1次試験を受験される方は、その対策に本格的に取り組まれている頃かもしれません。
私は昨年、2次試験に専念していましたが、模試で平均点ほどの結果しか出せず、大きなショックを受けたのを覚えています。
さて、今日は、そんな1次注力・2次専念のどちらの受験生にも大変有効な「耳トレ(一問一答形式)」について、取り上げてみます!
令和7年度中小企業診断士試験日程
本題に入る前に、試験日程の案内からです
1次試験の申込受付は5/28までと10日間を切りましたので、お忘れなく!
試験日程
試験実施 | 試験案内配布・申込受付期間 | 合格発表日 | |
1次試験 | 令和7年 8月2日(土)・3日(日) | 4月24日(木)~5月28日(水) | 9月2日(火) |
2次筆記試験 | 令和7年 10月26日(日) | 9月2日(火)~9月22日(月) | 1月14日(水) |
2次口述試験 | 令和8年 1月25日(日) | ー | 2月4日(水) |
サマリーシート

まずはサマリーシートから。
(サマリーシートって何?という方は こちら をどうぞ)
-1024x576.png)
「強化ポイント」(おさらい)
時間:勉強時間を確保するためのポイント
効率:点数上昇のスピードを上げるためのポイント
本番力:試験本番で実力を発揮するためのポイント
前回の「家事・育児」の記事でも触れたように、私は時間の確保が困難で、耳トレ※で一問一答形式の学習を多く取り入れていました。
今回の記事では、その耳トレの特徴などをまとめたうえで、私が最終的にたどり着いた学習法についてご紹介します。
※「聞き流し」を中心とした学習法について、ここでは「耳トレ」という表現に統一します。

リアルを追求して、泥臭くお伝えします。
泥臭く?

耳トレの紹介

さて、時間が無い受験生にとっておきの学習法をご紹介します!それは通勤時間などを活用した耳トレです!
知ってる。
.png)
通勤時間に聞いていたよ!

ってか、この前ひでまるが紹介していなかったっけ・・・?

もう常識じゃない?ねぇ~知っているよね?

俺はやっていなかったけど、知ってたぜ

ダーヤスと同じく。


え・・・、じゃあ、おすすめの動画や教材をご紹介します。
知ってる。かなり有名。

予備校の授業をラジオのように聞いていたよ!

まとめシートの音声教材もあるんじゃよ。

書籍「ザ・ゴール」の朗読っていうのもあるよ!

YouTube動画を聞くのも有効だよね。
ってか、この前、説明したばかりじゃないか~。


じゃ、じゃあ、ただ聞いていればいいってもんじゃないんです!
それも知ってる。

解答を聞く前に自分で答えるとか、能動的に取り組むと覚えやすいんだよね!


うわぁぁ・・・
もう定番となった耳トレによる勉強法。
過去の道場でも関連する記事がたくさんありました。
- 【動画学習】15代目が見ていたYoutube14選 by15代目ぴらりん
- 2次試験、最初にやったこと by15代目かます
- 花粉症でも試験勉強を進める方法 by14代目うっかりアッパ
- ゼロベースから一次突破!暗記が苦手でもできる記憶術 by14代目はっしー
- 【お土産あり】中小企業白書「ながら聞き」のススメ by 13代目にに
- スキマ時間の活用法 by1代目ZonE

「耳トレ知らないよ」という方はこれらの記事もご確認ください。
それにしても、これだけ紹介されていれば、もう「常識」と言われても仕方ないか…。
ちなみに16代目道場メンバーの耳トレ活用状況はこんな感じでした。
.png)
16代目メンバーは13人中10名が実施と、脅威の実施率!
短期合格者・多年度合格者は関係なく、みんなストイックにやっていたようです。
でも、私と同じ職場のおべんと君さん(令和元年合格)に聞いたら…。
私は全くやっていませんでしたよ。
おそらく私の受験生時代では主流ではなかったと思います。

おべんと君さんの話から予想すると、耳トレはここ数年で爆発的に普及しているようです。
…となると、効果的な耳トレの学習法を取入れている受験生のレベルは上がってきている可能性が高いです。
以前お伝えした通り、2次試験は「相対評価」であることを考慮すると、他の受験生との競争に勝つためには、もはや耳トレの実施は必須と言っても過言ではないかもしれません。
耳トレの有効性
私は家での勉強時間確保が難しかった一方、通勤時間は多少あったので、その時間をうまく使えないかと模索しておりました。
色々と調べていった結果、「耳トレ」という学習法にたどり着きます。
そこからはスマホに録音して、車の中で聞くというスタイルが定着しました。
期間としては2022年9月ごろから2024年10月まで、およそ2年間継続していました。
-1024x496.png)

それまでは、社内でMr.Childrenの曲ばかり聞いていましたが、苦渋の決断でダンシ君の耳トレを取り入れました!
家でのまとまった時間が取れなかった私にとって、耳トレは大変有効でした。
1次試験対策を行っていた頃は、各科目でテキスト等を使った学習に入る前から耳トレを取入れていました。
そうすると、本格的に各科目の対策に入った際、効率的に覚えられたと思います。
また、1次試験は多くの科目があるので、特定の科目を勉強している際は学習済みの科目の耳トレを行うこともありました。
1次試験対策中は、勉強している科目 ”以外” の科目を忘れてしまうことが怖かったのですが、耳トレのおかげで、忘却をある程度防げた実感がありました。
2次試験対策も同じで、「○○のメリデメ」、「フレームワーク」などを覚えるのに大変活躍してくれたと思っています。
耳トレの弱点とその対策
基本的に私は一問一答形式の耳トレをやっていたのですが、その弱点も見つけることができました。

耳トレ自体はとっても有効なんだけど、
だいたい覚えてきてしまったなぁ・・・。
覚えてきたなら、それでいいんじゃないの?

私が聞いていた耳トレの教材は1回15分前後で、そのうち8割ぐらいは覚えた状態でした。
逆に言うと、2割は覚えきれていない状態でした。
こういう時、皆さんだったらどうしていますか?
その「残り2割」を覚えきるまで、その教材の耳トレを続けるでしょうか?
私はこんなことを考えていました。

残り2割の為に、8割の分かり切ったことを何度も聞くのは、
時間がもったいない!
もし1回15分だとしたら、そのうちの8割に当たる12分(15分×0.8)が有効活用できていない時間になります。
また、こんなことも思っていました。

この耳トレの教材以外の内容も覚えられたらなぁ・・・。
耳トレの効果は本当に絶大であることは認識していました。
それだけに、主要でない細かい論点まで覚えたいという意欲がわいてきました。
耳トレの教材は1次試験のABCランクで言うなら、Aランクの内容がメインであり、Bランク以下の内容は少ない印象です。

1次試験の「ABCランク」について詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
①【1次対策】問題の難易度判定(ABC)を行い取捨選択する術 by 15代目 ぴらりん
②【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~ by 9代目 chika
③1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~ by 9代目 だいまつ
まとめると、耳トレの弱点は以下の2つだと考えました。
耳トレの弱点
・ある程度覚えてくると非効率になり、学習効果が低下する
・細かい論点まで耳トレで覚えることは困難である

これを解決する手段…。自分専用の耳トレ教材を作れれば解決しそうな気がするけど、そんなことはできるんだろうか…?
色々考えた結果、耳トレで効率化を図る手段が「耳トレの自作」でした。
これは世界に一つしかなく、自分自身に合った教材となるので、個人的には「究極の耳トレ」だと考えています。
耳トレをどうやって自作する?

自作は良いとして、どうやって作るか・・・
まずは問題のリストを作らなければいけません。
これは時間はかかるものの、テキストで覚えたい内容や問題集で間違ってしまった内容をリスト化すればいいと思っていました。
続いて録音。
16代目メンバーで最も使用されていたダンシ君は自分の声で読み上げています。
ただ、私はこんなことを考えていました。

誰かに聞かれるわけではないけど、
自分の声を自分で聞き続けるのは何となく・・・恥ずかしい!
そこで、以下のような手順で進めるようにしました。

できる限り具体的にまとめたので、どなたでも実行可能だと思います。
耳トレ用の問題をエクセルで作成
①問題リストのフォーマットを作成
②テキストなどの覚えたい内容を記入

私が使っていた問題リストは ↓ の方でダウンロードできます!
パソコンの読み上げソフトで読み上げ
①アプリのインストール
②問題リストをコピーして読み上げソフトに貼り付け
③読み上げソフトで再生
④「音量」「速度」「声の種類」などを調整

私は無料でできる「テキストーク」をというソフトを使っていました。
スマホに録音
①スマホに録音アプリを入れる
②パソコンの読み上げと同時に録音開始

私は「ボイスレコーダー」をというアプリを使っていました。
先ほど「自分の声を聞くのが恥ずかしい」という理由で読み上げソフトを選択しましたが、家事や勉強など、他のことをしながら録音できる点がすごく良かったです。
通勤時間等で聞く
①Bluetoothを使って車内で聞く。

車の場合、運転への集中は切らさないようにしてください!
おそらく上記の手順で最も手間がかかるのは、一番最初の「耳トレ用の問題をエクセルで作成」だと思います。
これについては、私が実際に使っていた以下のエクセルファイルを使っていただければすぐに実施可能だと思います(早くて10分、長くても30分以内)。
ただ、これはあくまで私に合わせて作ったものですので、適宜内容を変更してみてください。

これこそ、一発合格道場で有名な パクってカスタマイズ です!
※上記ファイルは私が受験時代に使っていたものを流用しており、誤っている部分が複数あると思いますので、自己責任でご活用ください。

経営法務と経営情報システムの科目合格後に耳トレの自作を開始したので、この2科目だけリストがありません!スミマセン(汗)
耳トレの更なる効率化
自作の耳トレも、次第に覚えてきてしまい、学習効率が落ちてきます。
その場合は以下のような手順で定期的に教材の更新を行って、効率化を図りました。
①覚えた問題に「OK」を記載(下記図のエクセルB列)
②エクセルの「フィルター機能」で「OK」以外を非表示
③覚えられていない問題のみをコピー
④テキストークに貼り付けて読み上げ
⑤スマホに録音
リストの更新には多少時間を要しますが、通勤時間等で効率化を図れることを考慮すると十分おつりがくるレベルだと思います。
そんな感じでPDCAをひたすら回し、耳トレの学習効率化を図りました。
自作耳トレのちょっと気になるところ
自作の耳トレにも少し気になるところはありました。
①読み上げの「声」
読み上げソフトのレベルによると思いますが、機械的な声になり、若干頭に入りづらい印象がありました。
そのため、私は「再生速度の変更」や「声の種類の変更」で対応しました。
.png)
②正しく読めない可能性
これも読み上げソフトのレベルによると思いますが、漢字や英語、計算式などが正しく読めないことがありました。
これに関しては、イイ感じ(?)に読み上げてもらうようにエクセルの表記を変更していました。
テキストーク内の「読み上げ設定」で対応できるかもしれません。
ちゃんと読み上げてくれればいいので、形は気にしないことにしました。
- 「問01. 1人の…」⇒「といいってんひとりの…」と読み上げ
⇒「問01. 、1人の…」と記載 - 「物流倉庫内作業の…」⇒「ぶつりゅうくらこないさぎょうの…」と読み上げ
⇒「物流そうこ内作業の…」と記載 - 「VRIO分析」⇒「ぶいあーるあいおーぶんせき」と読み上げ
⇒「ブリオ分析」と記載
これらついては、あまり調べていませんが、もっと良い方法があるかもしれません。
きっと読み上げソフトのレベルも上がってくると思うので、今後の技術進化に期待します!
ぜんっぜん”究極”ちゃうやんか!

泥臭い方法
ここまで読んできてみて、「泥臭い方法だな~」と思いませんでしたか?
私は自分でやっておきながら、ものすごく泥臭いと思っていました。

IT強者のsevensea、本性を現したかえる
、生成AIマスターのひでまる
なら、もっとスマートな方法を知っているのかな~。
少し脱線します。
「結局何がやりたいのか」を追求することは大切だと思います。
今目指しているのは「診断士試験の合格」であり、そのためには「試験の点数アップ」が最も重要です。
つまり、点数アップができれば、やり方なんてどうでもいいわけです。
診断士試験では「時間」という資源が非常に貴重です。
もっとちゃんと調べれば、もっとスマートな方法も見つかったかもしれません。
でも、かっこよくやるために、自作にこだわって貴重な「時間」を消費して、合格できなくなるのは絶対避けなければいけません。
また、私のようなIT弱者でもできるぐらいのレベルなので、取り入れるのもやりやすいのではないでしょうか。

…という感じで、泥臭い方法を盛大に言い訳をさせてもらいました。
合格者なんて、きっとこんなもんですよ。モシカシテワタシダケ?
さいごに
今回は「究極の耳トレ」「耳トレの自作」について、取り上げてみました。
耳トレは ”ながら” で実行できることが魅力ではありますが、どのような勉強方法においても、常に点数アップの為の学習効率の向上を考えて実行してください。
仕事や家庭などでお忙しい方は耳トレが非常に有効ですし、自作の耳トレでさらに学習効率は上がると思うので、是非1度は取り入れてみてください。

明日はお休みで、明後日は さくら です。
何を教えてくれるの?
仕事の経験を生かして、為替予約とオプション取引をお届けするよ!

じょにーのその他の記事を読む
☆☆☆☆☆
いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)