ゼロベースから一次突破!暗記が苦手でもできる記憶術 byはっしー

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やっほー!はっしーです!

新年度最初の一週間みなさんいかがお過ごしでしょうか?

心機一転モチベーションを高めて勉強が捗った方も、仕事が忙しかったり、環境が大きく変わったりで思うように勉強が進まなかったと思う方もいるかもしれません。

それでも、新年度で忙しい中こうやって道場ブログを読んでいただき、診断士試験に接している時点で百点満点だと思います。

みなさん一週間頑張った自分を労ってあげてくださいね!

今回は勉強が苦手な自分でも、一次試験を突破できた暗記術をご紹介します!
診断士試験の膨大な試験範囲に立ち向かうため、参考になる点があれば嬉しいです。

はじめに 〜診断士試験を乗り越える記憶術〜

私自身、中小企業診断士の試験分野の経験や知識がなく、試験勉強を通して初めて学ぶ内容がほとんどでした。

また、そもそもすぐに暗記ができるほど勉強が得意なわけでもなく、診断士の試験範囲を覚え切れるか心配していました。

一方で、(海外アーティストを推すため)語学の勉強をする機会が多く、暗記のノウハウが試験勉強に多少なりとも活かせたのではないかと実感しています。

勉強を進めていくうちに、診断士試験を乗り越えるために必要な知識は下記の2つに大きく分けられると感じました。

1. 一次試験の間違いを選ぶ問題はキーワード暗記で対策できる。

2. キーワードだけでは対策できない選択肢があるうえ、二次試験を見据えると知識体系を理解しておく必要がある。

前者は語学で例えると単語学習、後者は文法学習にあたります。

今回はこの切り口で、語学習得のメゾットを利用して、私が実践した暗記術を解説していこうと思います。

キーワードvs体系で覚える

語学でいう単語学習にあたる「キーワード」文法学習にあたる「体系」にわけて暗記する方法をご紹介します。

私の場合は、キーワード学習は日常的なルーティーンで、体系学習は科目ごとに座学する時間を確保していました。(前回のタイムマネジメントの記事もご参考ください。)

また、勉強を開始するタイミングはキーワード→体系の順でしたが、科目の習熟度を確認しながら両者を並行して学習する手法をとっています。

それぞれ実際に行った勉強法もご紹介いたしますので、もし自分の勉強プランに取り入れられそうなものがあれば参考にしてみてください。

キーワードで覚える

一次試験の問題の大部分は、キーワードの意味を覚えていれば正誤を判断できる問題です。

こういったいわゆる「瞬殺できる問題」をさばいていくための勉強がキーワード暗記だと考えます。

例えば、R3年度企業経営理論のプロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の出題を例に挙げます。

第2問

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が開発した「プロダクト・ポート フォリオ・マネジメント」(以下「PPM」という)と、その分析ツールである「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス(BCG 成長-シェア・マトリックス)」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア PPM の分析単位である戦略事業単位(SBU)は、製品市場の特性によって客観的に規定される。

イ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」では、縦軸に市場成長率、横軸に戦略事業単位(SBU)の売上高をとり、その2次元の座標軸の中に各事業が位置付けられる。

ウ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「金のなる木」に分類された事業は、将来の成長に必要な資金を供給する。

エ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「花形」に分類された事業は、生産量も大きく、マージンは高く、安定性も安全性も高い。

オ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「問題児」に分類された事業からは撤退すべきである。

キーワード暗記で、「金のなる木」で得たキャッシュは将来有望な「問題児」に投入するとだけ覚えてたとします。

それだけでも、問題児から撤退すべきだという選択肢オは×だと判断できますし、選択肢ウが正解である可能性が高いと推察できます。

それではキーワード暗記のために私が実践した勉強法をご紹介します

キーワード暗記に有効な勉強法

  1. ながら勉強法(聞き流し)
  2. 過去問爆速周回
  3. 語呂合わせ

1. ながら勉強法

自分は通信での勉強でしたので、音楽が聴ける環境にあるときは常にアプリの講義動画を聞き流していました。

(通勤しながら、ご飯を食べながら、お風呂に入りながら、など…) 

YouTubeの診断士関連のチャンネルやスマホの読み上げ機能を使うのもいいと思います。

意外とおすすめなのが、Swi●chの某フィットネスができるゲームで運動しながら聞き流しする勉強法です。

勉強期間中に陥りがちな運動不足を解消できることや、ジムやウォーキングに必要な準備や移動時間が節約できて、運動している時間は他に目移りせずに勉強に充てられたためです。

ながら勉強のメリットは、勉強時間を確保しやすいこと、動画を周回することでキーワードが耳に残りやすいこと、耳でしか勉強できないという制約があるため後述する体系記憶へのフックになることです。

2. 過去問爆速周回

回答にも復習にも時間をかけず、過去問を解きまくる勉強法です。

私の場合は、解説もキーワードで斜め読みしてなるべく早く1周することを意識しました。(時期によっては過去マス1科目3日で1周していました。)

2周目以降は前回正解している問題もスキップせずに、あえて全ての問題に目を通していました。

逆に何度も間違えている問題はモヤモヤするのですが、あまり気にせず次の問題に進むようにしていました。

この勉強法のメリットは、多くのキーワードに何度も触れられること、試験本番を想定した回答ペースを掴めることです。

この時点ではしっかり復習する必要はないですが、後々使いたいので正誤の記録はしておくことをおすすめします。

3. 語呂合わせ

語呂合わせといえば、もはやキーワード暗記の主役だと思います。

私自身がこれで覚えた道場の爆推し語呂合わせ記事をご紹介いたします!

体系で覚える

瞬殺できる問題はキーワード暗記で対応できるのですが、キーワード同士の関連性がわかりづらかったり、理論としての知識が求められキーワードだけでは対応できない問題があります。

その際のバックボーンとなるのが知識体系としての記憶です。

例えば、試験範囲の知識体系の全体図を俯瞰したり、理論として学習したり、周辺知識まで学習したりしていくことです。

先ほどのR3年度のPPMの出題を再度例に挙げます。

第2問

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が開発した「プロダクト・ポート フォリオ・マネジメント」(以下「PPM」という)と、その分析ツールである「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス(BCG 成長-シェア・マトリックス)」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア PPM の分析単位である戦略事業単位(SBU)は、製品市場の特性によって客観的に規定される。

イ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」では、縦軸に市場成長率、横軸に戦略事業単位(SBU)の売上高をとり、その2次元の座標軸の中に各事業が位置付けられる。

ウ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「金のなる木」に分類された事業は、将来の成長に必要な資金を供給する。

エ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「花形」に分類された事業は、生産量も大きく、マージンは高く、安定性も安全性も高い。

オ 「プロダクト・ポートフォリオ・マトリックス」において「問題児」に分類された事業からは撤退すべきである。

PPMと聞いて真っ先に思い浮かぶのはこの表ですね。


図表として暗記できていれば、選択肢イ(横軸が誤り)、選択肢エ(キャッシュの流入も流出も多いためマージンは高くない)は誤りだと判断できます。
また、PPMが提唱された背景が「1970年代米国の多角化したコングロマリット企業の経営資源分配の戦略にある」ということをどこかで見聞きしていれば、選択肢アの「製品市場の特性によって客観的」という文面に違和感を持てると思います。

体系記憶に有効な勉強法

  1. 知識体系の全体図の俯瞰
  2. テキスト熟読orノートまとめ
  3. 周辺&深掘り知識の開拓

1.  知識体系の全体図の俯瞰

キーワード暗記した内容を線で繋いで脳内に全体図を作成する作業です。

まとめシートやスタディングの学習マップの活用が便利だと思います。

先に全体図を俯瞰してから細かい論点を覚えることを推奨されている方が多いですが、自分の場合は事前知識が乏しく最初に全体を見ても内容が理解できなかったため、キーワード勉強をフォローする形で進めました。

2.  テキスト熟読orノートまとめ

ここにきて、テキストや過去問の解説を熟読します。

時間をかけての熟読は、ながら勉強で引っかかっていたキーワードや過去問の間違えの多い論点を中心に行います。

ここで、蓄積されていた疑問に対して

なんだ、こういうことだったのか〜!

とスッキリすることで記憶の定着を図ります。(感情記憶・エピソード記憶になるのかな?)

また、それでもスッキリしない・覚えきれない論点に関しては、さらに時間をかけてノートまとめをしました。

3.  周辺&深掘り知識の開拓

テキストや解説だけでは腑におちない論点に関しては、関連書籍、専門サイト、YouTubeを活用して積極的に情報収集しました。

道場の渾身記事を参照するのもおすすめです。

これも全ての論点でやってしまうと時間が足りなくなってしまうので、理解できなかった科目・論点に絞って行います。

一部ですが、私が参照していた外部サイトをご紹介します。

(財務・会計) ザイマニ | 財務分析マニュアル https://zaimani.com
(経営情報システム) わわわIT用語辞典 https://wa3.i-3-i.info

五感を駆使して覚える

語学習得でよく使われる手法なのですが、暗記には「聞く」「読む」「話す」ことで多面的に学習することが重要だと言われています。

ここでは、この理論を一次試験対策に応用して、先ほど解説した暗記法を五感の面で再解釈していきます。

ちなみに、人にはそれぞれ優位にある感覚があると言われていますが(視覚優位、聴覚優位、体感覚優位など)、一つの勉強法にこだわらず多面的に学習したうえで自分に合っている学習法にウエイトを傾けていく方法をおすすめします。

聴覚を使う

音源聞き流しの「ながら勉強」はまさに聴覚学習にあたります。

覚えることに集中するというよりは、歌を自然に口ずさめるようになるように言葉のテンポで覚えるまで聞きこんでいました。

(例えば「魔の川、死の谷、ダーウィンの海」のように口ずさんで、テンポよく音で覚えてしまう)

視覚を使う

知識体系の俯瞰やテキストや解説など文字で書かれている情報でのインプットが視覚学習にあたります。

この学習では図表を壁に貼って覚えたり、文章の重要な部分に下線を引いたりすることで視覚情報として暗記していました。

一次試験では最終的に出題は視覚情報になるので、文字でのインプットに慣れておく必要があると思います。

体感覚を使う

話すことや書くことなどのアウトプットが体感覚学習にあたります。

よく提唱されているのが勉強した内容を人に説明する手法ですが、私は悲しいかな周りにずっと話を聞いてくれる人がいなかったのでノートまとめをしていました

字が汚かったり誤字があり恐縮ですが、実際に当時作成したノートのサンプルです。

このような形で苦手論点に絞ってA5版のルーズリーフにノートまとめをして一覧化していました。

また、紙面でのアウトプットは、このまま試験当日にファイナルペーパーと一緒に会場に持参できるメリットもあります。

また、覚えるのに苦労したキャッシュフロー計算書や中小企業の施策は、紙に丸写しするいわゆる「写経」をしていました。

好きなことと無理やり関連づけて覚える〜推し活記憶法〜

なんとか6科目の知識を習得してきた私でしたが、どうしても覚えられない科目がありました。

中小企業経営・中小企業政策です…

この科目は、今までの手法でどうやっても覚えられず、最終的に

もう好きなことと無理やり関連づけて覚えるしかない!

という発想にたどり着きました。

ここでは番外編として、私が苦肉の策で生み出した推し活記憶法についてお話しします。

1. 中小企業憲章の条文が覚えられない ⇨担当パートを勝手に決める

中小企業憲章の基本理念も基本原則も何回勉強しても思い出せず、予想問題の正答率が壊滅的でした。

ただ、数に注目すると基本理念は5、基本原則は8とアイドルグループのメンバー数にありがちな数なのに気づきました。

そこで、それぞれ5人組ユニット、8人組ユニットのメンバーを勝手に割り当てて、写経した条文にメンバーカラーを塗って無理やり覚えました。(どのグループかはご想像にお任せします)

2. 白書の都道府県ランキング ⇨推しの出身地で覚える

中小企業白書の開業率、廃業率などの都道府県ランキングもあまりピンとこなくて覚えるのに苦心していました。

ここでも「そういえば○○の出身地って沖縄だったな、なんとなく起業多そう」と無理やり推しと関連づけて覚えました。

14代目のさたっちのようにアイドル作品好きならメンバーカラー戦法はそのまま使えますし、さや姉のように歴史好きなら武将とリーダータイプを紐づけてみたり応用できると思います。

邪道な勉強法ではありますが、どうしても覚えられないときはぜひ推し活記憶法を思い出してみてください。

最後に

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

今回は語学学習のメゾットを活用した一次試験の学習法を解説いたしました。

かなり我流な学習法も含まれていたと思うので、参考になるポイントがあれば取り入れていただき、ご自身の勉強スタイルを構築していただければ幸いです。

また、一次の勉強法の確立には先日のみっきーみっきー塗りつぶし学習&忘却曲線の記事やTakeshi超速PCDAの記事も参考になると思います。

それでは最後に名言コーナーです

He can who thinks he can, and he can’t who thinks he can’t. This is an inexorable, indisputable law.

「できると思えばできる、できないと思えばできない。 これは、ゆるぎない絶対的な法則である。」

パブロ・ピカソの言葉

私は、診断士の勉強を始めて何度も「こんなの絶対に覚えられない」と壁にぶち当たりました。

でも「絶対にできるようになる!」と自分に言い聞かせて、なんとかたどり着いた道筋が今回ご紹介した勉強法なのではないかと内省しています。

「できると思えばできる」と思い込んで、目標に到達できる道筋を模索していくことが大切なのではないかと思います。

明日はセレブ説が浮上しているひろしの登場です。(さや姉のこちらの記事をご参照のほど)

もったいない精神の一次試験対策を教えてくれるそうです。

はたしてひろしはセレブなのか?倹約家なのか?お楽しみに!

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