【１次対策】問題の難易度判定(ABC)を行い取捨選択する術 byぴらりん
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今回は試験本番でも役に立つ自分流難易度判定を伝授いたします！
これから中小企業診断士試験の１次試験に挑まれる方へ
初受験の方にぜひ試してほしいことがあります
それは「まずはインプット（勉強）を始める前に過去問を１年分（７科目分）解いてみてください！」
自分の立ち位置が分かっていないまま、学習を進めると知っている内容に時間を使ってしまったり、知らない分野に時間を使えなかったりしてもったいないです
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
中小企業診断士試験のことを知った後は、自分を知るようにしましょう
そして、７科目を解くと点数はきっとでこぼこしているはずです
企業経営理論が良く点が取れているけど、財務会計は足切り（４０点以下）だ～とか
そして、そこで振り返りを止めずにぜひもう一歩踏み込んでください
それは科目の中でとれた分野と取れなかった分野を明確にすること、たまたま取れた問題と確実に取れた問題を判別することです
加えてやってほしいのが、この記事で紹介する難易度判定です
ノー勉で６０点以上あった科目も安心できません。自信をもって選んだ解答で何点分取れてましたか？「どっちだろう？多分こっちからな？」と選んだ問題でどのくらい正解してしまいましたか？
本番でも必ず分からない問題は出るため、「当てずっぽう力」は大事です。ただ、実力と当てずっぽうを混同すると本番で痛い目にあいます
問題を解くときに自分なりの難易度判定を行う
問題を解くときに癖付けてほしいものは、答えを選んだ時点での難易度判定ABCをつけることです
必ず答えを見る前に難易度判定を行い、それを紙に書きだしてください！「後知恵バイアス」という事後になると予測可能だったと思う傾向が人間にはあるため、間違えた問題を振り返る時に自分の正解率を甘く見積もりがちです
Aランク（正解自信度：９０％）
ぴらりんは４択ないし５択の場合に、他の選択肢を絞り１択まで答えを絞れたものはAランクにしてました。
感覚しては「これは合ってる。絶対にこの文章合ってるし、他はこの部分が違う」と言える感じ
１択まで絞れているので、ほぼほぼ正解する計算で間違えても１０問に１問くらいの感覚になるようにAランクを位置付けてました
Bランク（正解自信度：５０％）
４択ないし５択の場合に、２択まで答えを絞れたものはBランクにしてました。
感覚としては「うーん、どっちやろか！確実にこの２つの内どっちかやねんけど、文章迷う～」ともだえる感じ
２択まで絞れているので、正解率は５０％くらい。迷って直感に従って選ぶと、勉強されている方は実際の正解率６０％くらいはあると思います。
Cランク（正解自信度：２０％）
４択ないし５択の場合に、３択以上正解っぽいものがあり選べないものや「あ、初めまして。どちら様ですか？」という問題はCランクにしてました
感覚としては「聞いたことない日本語がある～笑 どれも正解っぽいわ～当たれば嬉しいな！えいっ」と笑える感じ
４択、ないし５択から選んでいるので、統計的に正解率は２０％。厳正なるえんぴつコロコロ分布で正解できるものです
AZUKIが紹介してくれているようなタイプのものが多いです
過去問演習をしている段階では、Bランクを減らし、Aランクの割合を増やす事に重きを置いて学習していきましょう
ABC判定の真の効果
学習の方針固めより、ABC判定を行って何より武器になるのは「試験本番の時間配分」です
日頃よりABCの判定を行っていると、初見の問題でも「あ、これは難しいやつや！後で解こう」と言う感じで見切りをつけることができます
普段の力を発揮するためにも解ける問題に時間を使い、解けないと判断した問題には時間を使いすぎないことが重要です
そして、サブ効果として試験終了後に感触をはかる上でAランクがどのくらいあったか、Bランクがどのくらいあったかで得点を予想することもできます
令和５年度中小企業診断士試験 １次試験本番でのABC評価
ぴらりんの実例です
試験本番中も問題を解きながらABC判定を行っており、Cと判断したものはそうそうに飛ばし次の問題へ行き、時間が余ったら戻ってきて解くというスタイルで時間配分を行っておりました
正直、１次試験終了後の得点感覚は７科目で５５％前後という感覚でした。Cランクと判定した問題が想定より多く、Aランクと自信を持てた問題は３分の１程度しかなったからです
実際の試験本番でのABCランクはこちら
企業経営理論は得点源としたい分野だったのに、あまりにもCランクと判定したものが多く時間が足りず、運営管理と経営情報システムに至っては足切りを覚悟してました
そして実際の正解発表後に採点した結果がこちらです
なんとか貯金が作れた点が合格につながりましたが、予想していたABCランクと感覚はすごく近かったです
最後に
いかがでしたか？
BランクをAランクにする学習を普段は意識をしてもらい、試験本番ではCランクに時間を使わないという使い方をぜひ身につけてもらえると冷静に着実に得点していけると思います！
正解率を１００％にする試験ではないので、上手く切る手段は大事です
ここまで読んでくださった読者の皆さん、ありがとうございます！
明日は、『ばん』 登場です！乞うご期待！
abc予想は遠い世界だけど、ABC判定は今日から実践できそうだね♪
※きっとばんならこう言うだろうと予想して勝手にぴらりんAIがコメントしてます。笑
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