勉強方法を改善せよ by tomi

①【ノート丸写し】、【参考書に線を引く】、【参考書を繰り返し読む】は受動的で注意すべき勉強方法

②アクティブリコールを用いて、受動的→能動的に変化させれば効果が劇的に高まる

③過去問、問題集を解くのは最も効果的な勉強方法だが、出来る問題を繰り返し解くのは時間のムダ

• 参考書(TACスピードテキスト、Studying教材)の内容をノートに丸写し。
• まとめシートで、重要な箇所に線を引き、理解できるまで繰り返し読む。
• Studyingの動画講義、TBC受験研究会の無料動画を繰り返し見る。
• TACスピード問題集を繰り返し解く。
• 過去問を繰り返し解く。

• 過去問を繰り返し解く。平成19年以降の過去問は事例Ⅰ～Ⅳ全て。最大繰り返し10回、合計400事例程度。
• 事例Ⅳの問題集を繰り返し解く。合計10冊以上。
• 予備校の模試を受ける。メルカリで昔の模試も買い漁ったので、最大繰り返し2回、合計100事例程度。
• 試験委員が書いた本を読む。合計10冊以上。

　アクティブリコール（Active Recall）は、学習内容を能動的に思い出すことで記憶を強化する学習方法です。

　一例として、教科書をみずに自分の頭の中から内容を思い出したり、説明したりすることが挙げられます。

　何も見ずに過去問、問題集を解くのもアクティブリコールのひとつといえます。

【ノート丸写し】

テキストを写さずに頭の中から思い出した内容をノートにまとめる。

思い返せない箇所を参考書で確認することで、自分の理解が低い点も明らかになり、学習効果が高まる。

【線引】

線を引くだけではなく、頭の中から思い出した関連する内容も合わせて追記する。

【読み直し】

頭の中で３点に整理、理解度を把握する。理解度の低い点は重点的に読み直しする。

メリット

・頭の中の情報を思い返すことで、アクティブリコールに繋りやすく記憶が定着しやすい。

・試験の形式や出題傾向に慣れ、80分間の時間配分の感覚を養うことや、本番での緊張感を軽減できる。

デメリット

・ 過去問を何度も解くことで、解答を丸暗記すると、新しい問題に対応する力が弱くなる。

・過去問に特化しすぎると、試験で求められる多様な視点や柔軟な思考が養われにくい。

メリット

・頭の中の情報を思い返すことで、アクティブリコールに繋りやすく記憶が定着しやすい。

・自分の苦手な論点を克服し、自信を持って試験に臨むことができる。

デメリット

・答えや参考書をみながら解くと効果が半減する。

・解ける問題を繰り返し解くと、まなびがないのに達成感をもってしまう。

　間違いノートには間違った内容の記載だけでなく、対策とその対策が有効だったか検証結果までを記載する必要があります。

　例：〇月〇日電卓の打ち間違い発生

　　　→対策①電卓を打つ際はゆっくり打つ

　　　→実践①〇月〇日ゆっくり打っても間違い発生

　　　→電卓を打つ際は3桁ずつ打って、都度間違いがないか確認

　　　→実践②〇月〇日有効性確認

　★後日、具体的な作り方をブログにする予定ですので、しばしお待ちください。

エビングハウスの忘却曲線を参考にした効果的な復習間隔です。

1回目： 学習後10分以内 (短期記憶)

2回目： 学習後1日後 (中期記憶)

3回目： 学習後1週間後 (長期記憶)

4回目： 学習後1ヶ月後 (記憶が完全定着)

間違いに気づいた際、脳の報酬系ではドーパミンが分泌され、記憶力の向上につながる。 　

特に自信をもって回答した答えが間違っていた場合は、ドーパミンの分泌が顕著となる傾向がある。

ハイパー修正効果の活用方法 　

過去問、問題集解いた際に、自信あり、微妙、自信なしで分類する。 　

自信あったのに間違った問題をしっかり復習すれば、記憶に定着し、次解くとき間違いにくくなる。

注意すべき理由

・情報の意味や文脈を無視しているため、深い理解や長期記憶には繋がりにくい。

・単純な情報や短いフレーズには効果的だが、複雑な概念や詳細な情報を覚えるには不向きです。

覚えやすくする方法

インパクトのあるフレーズを作る

・・・情報のOSI参照モデルの7つの階層「アプセトネデブ」はインパクト強かった。

リズムや韻を踏む

・・・RAMとROMの違いを覚える際に使った「RAM(ラム)ちゃん、消えちゃう、揮発性」はナイスリズム。

メリット

・動画は視覚と聴覚の両方を刺激するため、情報の理解と記憶の定着が促進される。

・理解が難しい部分を繰り返し視聴することで、学習効果が向上する。

デメリット

・事前に内容を把握していないと、ただ見ただけになり、記憶に定着しない。

・動画学習は受動的な学習方法であるため、情報を深く処理する機会が少ない。

・長時間の動画視聴は集中力を維持するのが難しく、途中で注意が散漫になる。

・動画を見る前に、目次を確認し、その動画で何をま学ぶかを頭の中で先に考える。 　

・区切りのいいとこで、一度動画をとめて、3点で思い出す。思い出せなければ、再度動画をみる。 　

・1.25倍速で動画をみて、短縮できた時間を頭の中で思い返す時間にあてれば、効率よく時間が使える。

脳に適度な負荷を与える観点から色々な科目を交互をやる方が効果が高い。　

ただし、慣れていない科目、苦手な科目は1科目でも脳への負担が大きいので、交互学習には向きません。

メリット

・異なる科目を交互に学習することで、脳が情報を整理しやすくなり、長期記憶に定着する。

・同じ科目を長時間学習するよりも、異なる科目を交互に学習することで、集中力を維持しやすくなる。

デメリット

・学習内容が複雑な場合や、基礎知識が不足している場合には、混乱が生じやすい。

・複数の科目を計画的に学習する必要があるため、時間管理が難しくなる。