1次試験お疲れ様でした!&2次対策の始め方 by まよ
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こんにちは!まよです☆
夏ロケットスタートセミナーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!
セミナーレポートは明日8/13(土)から2日間にわたってお届けする予定です。お楽しみに☆
1次試験お疲れ様でした
先日1次試験を受験された皆さま、本当に本当にお疲れ様でした!!
ここまでたくさん辛く苦しい思いをされてきたかと思います。
どのような結果になっても、試験当日までやり切った自分を目一杯褒めてあげてください!
2次試験に向けても皆さまのお役に立てる記事を発信していけたらと思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします!!
合格見込みの方へ
おめでとうございます!!
これまで頑張ってこられた努力の成果だと思います。
このまま2次試験まで一緒に走り抜けましょう!
当落線上でモヤモヤしている方へ
自己採点の結果420点付近の点数で、2次試験の勉強を始めるべきかモヤモヤしている方も多いと思います。
そんな方も、なかなか身が入らないかもしれませんが、
先を見据えて今のうちから2次対策を始めておくことを強くオススメします!!
得点調整がある場合は、1次試験の合格発表と同時に発表されます。
1次試験合格発表後に勉強を始めるのでは、他の受験生に比べ1カ月も遅れを取ることになってしまいます。
〝 得点調整の可能性は結構高い?! 〟
直近5年間のうち、得点調整が行われたのは3回です。
- R3年度 :+5点(中小・没問のため)
- H30年度:+8点(法務・難易度が高かったため)
- H29年度 : +4点(法務・没問のため)
もっと遡ると、H28年度には情報で+4点に加え合格基準を60%から59%に引き下げる措置(4点+700点×1%=11点分)が施されています。
4~5点程度の得点調整は割と頻繁に行われていると言えそうです。
今年得点調整があるかどかは分かりませんが、2次試験は1次試験より厳しい試験です。
今から2次試験の対策を始めておくことは、これからの受験生生活において決して無駄にはなりません!
後になって勉強しておけば良かった・・・とならないよう、今から2次試験に向けた学習を開始しましょう!
結果が振るわなかった方へ
少し自分語りになってしまいますが…
私は診断士試験にトータル約4年間かけて合格しています。(1次試験3回、2次試験2回受験)
1次試験で初めて敗退した時、それはそれはひどく落ち込みました。
家族へ申し訳ない気持ちもあり、自分はこの試験に向いてないんじゃないかと思い悩み、約1年間勉強をお休みしました。(休んでいた間も、試験だけは受けにいきました)
今しかない家族との時間を犠牲にして、〝なんのために診断士の勉強をしているんだっけ?〟自問自答の日々でした。
私のように、すぐに前向きに気持ちを切り替えられない・・・
そんな方はまずは少し休んで気持ちを整理してみるのも良いかと思います。
一度診断士試験から離れ、この1年我慢してきたことを思いっきりやってみるのだっていいと思います。
私は1年間お休みしたことで、
やっぱり勉強したい!診断士になりたい!!と決意を新たにすることができました。
今後やりたいこと、お仕事やご家族の状況など検討されたうえ、ご自身のベストなタイミングで学習を再開されてはいかがでしょうか。
どこかのタイミングで
「勉強してない生活は、何か物足りない…!」
「中小企業診断士になってこういう事をしてみたい!」
「もう一度、目標に向かって頑張りたい。諦めたくない!」
と思い始めるはずです!その時が再起のタイミングです!(by 12代目よがさん)
再起のタイミングで、是非また日々の学習に一発合格道場をお役立ていただけたら幸いです。
これから2次筆記試験の10月末にかけて、当ブログも2次試験に向けた内容が多くなります。
今から2次対策に触れおいても無駄にはなりません!
気力のある方は、引き続き道場ブログを参考にしていただき、今から2次試験に触れておくことをオススメいたします。
2次対策の始め方
さて、ここからは2次試験に向けたお話です。
1次試験がやっと終わったかと思いきや、次はすぐに2次試験が待ち構えています。
2次筆記試験は10月30日(日)。
残すところあと79日しかありません!!本当に時間がないんです!!
気持ちを切り替えて、早めのスタートダッシュを切りましょう。
1次試験と2次試験の違い
2次試験は1次試験とは性質が全く異なります。
これから2次試験の勉強を始められる方は、まずはその違いをしっかり認識したうえで2次の学習を開始しましょう!
一次試験 | 二次試験 | |
試験日 | 8/6(土)、8/7(日) | 10/30(日)※一次の84日後 |
科目数 | 7科目(免除制度あり) | 4科目(全科目必須) |
合格条件 | 全科目4割以上 かつ総得点6割以上 | 全科目4割以上 かつ総得点6割以上 |
解答方式 | 選択式 | 記述式 |
合格率の目安 | 20~40% | 18~20% ※相対評価と思われる |
採点基準の公開 | あり(公式に発表) | なし(出題の趣旨のみ公開) |
(1)解答が記述方式
1次試験はマークシート方式だったのに対し、2次試験は記述式です。
知識に加え、〝問われていることに正確に読み取る〟〝人に伝わる文章を指定された文字数で時間内に作る〟といったテクニックも身に付ける必要があります。
(2)80分間の試験×4事例
1次試験では、机がなくても細切れの時間を使ってできる勉強も多かったと思います。
ですが、2次試験では80分を使って1事例を解くことが勉強のベースになるため、その復習時間も含めるとある程度まとまった時間の確保が必要です。
(3)科目合格制度がない
1次試験のような科目合格制度はありません。
1次試験を合格したことにより得られる2次試験受験の権利は2回までです。
(つまり1次試験を合格した年とその翌年に2次試験を受けられることになります。)
再受験の場合は、また事例Ⅰ~Ⅳ全てを受験することになります。
(4)正解がない(採点基準が公開されない)
2次試験は1次試験のように公式に発表されている正解がありません。
2次試験が難しいと言われる理由は、ここにあります。
1次試験のような詰込み型の学習ではなく、〝どういう解答が得点につながるのか〟考える必要があります。
そして、〝自分の解答は何がいけないのか〟客観的な視点をもって、自分の解法プロセスを軌道修正させていくことが必要です。
ただテキストを読む・過去問を解くのでは、点数が伸び悩みます。
2次試験でもある程度の量をこなす必要はありますが、量より質を重視した学習へ切り替えが必要です。
(5)合格率が安定している ⇒ 恐らく相対評価
合格基準が「全科目4割以上 かつ 総得点6割以上」と一見相対評価のように思えますが、
合格率が毎年18%代と一定であることから、実質的には相対評価による競争試験だと考えられます。
一次試験を突破した合格者のなかのから、さらに18%以内に入らなければならない大変厳しい戦いになります。
2次試験の合格率の推移等は、こちらの記事「試験データ分析 総論編~2022年度~ byまよ」を参考にしてください☆
学習の手順(まよの場合)
それでは、これから2次対策を始める方はどのような手順を踏めばよいでしょうか。
事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳに分けて、「今2次試験を受けるなら、こうするだろうな」というオススメ手順を紹介します。
<事例Ⅰ~Ⅲ>
2次試験の全体像を知る
まだ2次対策の参考書を揃えていない方は、売り切れる前に早めに購入してください!
取り急ぎは、『ふぞろいな合格答案(3~5年分』を購入しておけば間違いありません。
その他、2次試験の全体像を掴むための入門書としてオススメなのが『「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策』です。
具体的な解き方や、各事例のポイント等が一通り解説されています。
上記の参考書で足りなければ、必要に応じて買い足していきましょう。
(私は後から『「まとめシート」流!解法実況』を買い足しました。)
また、当ブログを含め各受験生支援団体の行っている2次対策セミナーやブログを通して、情報収集を並行してすすめましょう。
参考書に関するオススメ記事
- 『ふぞろい』どれを買う?まよ流 ふぞろい活用法!
- 【2次試験】合格者が使用していた参考書をご紹介!
- 今から始める2次試験対策の準備 by hotman
- 【2次試験】13代目全員全力インタビューリレー『参考書は何を使ってた?どう使ってた?』by まよ(8月24日公開予定)
自分なりの解法を仮決定する・過去問に着手
自分なりの解答プロセス(80分の使い方、マーカーの引き方等)を仮決めします。
この時点では『「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策』に掲載されているプロセスそのままでもよいでしょう。
決めた自身の解答プロセスに沿って過去問2~3年分解いてみます。
最初は全然解けないと思いますが、それで大丈夫です。訓練すれば必ず解けるようになります!
〝どうして得点につながらないのか〟〝なぜ時間が足りないのか〟まずは自身の課題を意識してみましょう。
過去問を解く&復習を繰り返す
「過去問を解く ⇒ 復習する(ふぞろい採点・抜けている切り口やキーワード等の確認) ⇒ 解答プロセスを見直す」この一連の流れを繰り返します。
ここで大事なのは、〝やりっ放しにしない〟ことです。
きちんと復習を行い、小まめに軌道修正をおこないましょう。(復習の方法については、別途記事化する予定です。乞うご期待!)
「どのぐらい過去問を解けばよいか」ですが、ストレート生の方は過去問直近5年分×3周を1つの目安にされるといいと思います。
(もちろん解ける方はもっと解いちゃってください!ただ注意していただきたいのは、量をこなすことに突っ走らないことです。1事例1事例丁寧に復習をすることが大切です!)
事例を解き進めるうちに、参考書に書いてあること(解答パターンやフレーム)が段々と腹落ちするようになります。
ここで陥りがちなのが、ふぞろい採点を盲信するあまり「キーワード詰め込み型」解答をつくってしまうことです。
ふぞろい採点での得点はあくまで目安です。
「人に伝わる文章になっているか」「聞かれたことに答える解答になっているか」「与件文に寄り添っているか」「因果で書けているか」といったことは、勉強会の場で人に評価してもらうのが有効です。
自分の思考のクセを人に指摘してもらうことで、正しい軌道修正を行いましょう。
勉強会は『ココスタ』がオススメ
受験生時代、私はココスタを利用していました。(ココスタ仲間には、やもいました!)
勉強会の良い点は、客観的意見をもらえることだけでなく、受験生同士で切磋琢磨し合うなかでモチベーションを高められることです。
気になる方は是非☆ ⇒ ココスタ
こちらの記事も参考にして下さい。
弱点を把握・克服
過去問を解くなかで自分の弱点を見つけ、克服すべく集中的にトレーニングします。
例えば、弱点を克服するには、以下のような方法があります。
- 文章が分かりづらい:勉強会に参加し、どのように分かりづらいか指摘してもらう。分かり易い人の文章を参考にする。
- ベースとなる1次知識が不足している:テキスト(全知識・TBC速修2次テキスト等)を使用し、1次試験の知識を補完する。
- 与件文を読むのに時間がかかる:設問解釈トレーニングをする。(参考記事:①・②・③)
- 字数感覚がない:100字トレーニングを行う。
これらは勉強会への参加を除き、全てスキマ時間で行うことができます。
貴重なまとまった時間はなるべく事例を解くことに充て、上手くスキマ時間を活用して弱点克服に向けたトレーニングを行いましょう!
試験本番
<事例Ⅳ>
参考書(問題集)・電卓の購入
事例Ⅰ~Ⅲと同じくまずは問題集を入手してください。
取り急ぎは、『事例Ⅳの全知識・全ノウハウ』購入しておけば間違いありません。
『事例Ⅳの全知識・全ノウハウ』は過去問を論点別にまとめた問題集のため、本番レベルの難易度です。
なので、事例Ⅳの全知識・全ノウハウで歯が立たないと感じる方は、ちょっと易しい『30日完成! 事例IV合格点突破 計算問題集』も追加で購入されると良いでしょう。
(私は事例Ⅳが大の苦手だったので、さらにTACの事例Ⅳ特訓(オプション講座)も利用しました)
2次試験では、試験に電卓が持ち込み可能です。試験当日までに使い慣らしておく必要があるため、早めに準備しておきましょう。
私は、とにかくいい電卓を買おうと思いCASIOのJS-201SK(もう廃番になったっぽい)にしました。
(未だに機能を使いこなせていませんが、お気に入りです!)
問題集を解く
過去問に着手する前に、上記のような問題集で論点別に基礎固めをします。
私は頻出論点を重点的に全ての問題集を2~3周しました。
過去問を解く
問題集による基礎固めが済んだら、過去問に着手します。
ここで80分で解くことがかなり大変であることに気付くハズです。
事例Ⅳの80分のタイムスケジュール・解く優先順位を決めましょう。
(私は、①経営分析 ⇒ ②文章問題 ⇒ ③CVP ⇒ ④その他 ⇒ ⑤NPV の順で解くと決めていました。)
「どのぐらい過去問を解けばよいか」ですが、事例Ⅳは事例Ⅰ~Ⅲと異なり、やればやるほど得点につながりやすいです。
ストレート生の方は過去問直10年分を目安にされるといいと思います。
苦手の克服
苦手な論点を中心に再度問題集を徹底的にやり込みます。
(私は「STEP3:過去問を解く」と並行して、仕事の昼休みに毎日必ず最低1問は問題集を解くようにしていました。)
最終調整(セルフ模試)
事例Ⅰ~Ⅲと併せて、セルフ模試をおこないます。
試験本番
事例Ⅳは、最重要事例と言われています。
上にも書きましたが、やればやるほど得点につながりやすい。逆に言えば、やらなければ得点にならない事例です。
私も、事例Ⅳを疎かにして足切り不合格となった悔しい過去があります。(詳しくはこちら)
皆さんは、そんな失敗のないよう事例Ⅳは重点的に取り組んでください!!
さいごに
いかがだったでしょうか。
本記事にて2次対策のイメージが少しで伝われば幸いです。
最後に1点だけ。
2次試験は間違いなく情報戦です。
道場のブログでも色んなことをご紹介していますが、情報に惑わされないように要注意。
自分に合いそうな情報を取捨選択し、どんどんパクってカスタマイズしていきましょう。
本日はここまで!
明日はさろが〝夏ロケットスタートセミナー開催レポート〟をお届けします!
お楽しみに☆
クリックしても個人が特定されることはありません
お早う御座います。初めまして、サトウハルオと申します。僕も来年度に、中小企業診断士を受験する予定です。最初に思考したのが、数年前でしたか?確か、日本の企業の90%以上が中小企業だと知り、それでは、僕に出来る事はないかと考えて良くなる様にしたいな!と当時思いまして、ではやって見ようかなと思い出して受験を決意しました。
佐藤春雄様
コメントありがとうございます!
返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
素晴らしい受験動機ですね!
是非今後の学習に本サイトやセミナーをご活用いただければ幸いです。
今後とも一発合格道場を宜しくお願いいたします。