【多年度生へ】まよの2次試験リベンジストーリー
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こんにちは♪まよです!
先日の2次試験対策セミナーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
ブレイクアウトルームで受験生の皆様と直接お話させていただきましたが、皆さんのお悩み痛いほどよく分かります!!!
「過去問を覚えてしまう」「80分で解き終わらない」・・・・
多年度生だった私も同じようなことでたくさん悩み、悩みまくりました。
そんな悩める受験生のお役に立つべく、
今回は2次試験を2回受験している私の立場から、合格するまでの体験記を書いてみました。
こんな人に是非読んで欲しい!
- 今年度、2次試験の受験が複数年目の方
- 勉強法を変えなくては!と思っている方
割と〝ゆるわだ〟なので、勉強の休憩がてらお読みくださいませ~☆
まよの2次試験受験歴
冒頭で申し上げた通り、私は2次試験を2回目受験しています。(合格体験記はこちら)
簡単に受験歴についてご紹介します。
2次受験回数:2回(R2年度・R3年度)
勉強時間 :約700時間
学習スタイル:(1年目)予備校通信→(2年目)独学&ココスタ勉強会
得点開示結果
(R2) 事例Ⅰ:69、事例Ⅱ:62、事例Ⅲ:61、事例Ⅳ:39 合計:231点
(R3) 事例Ⅰ:75、事例Ⅱ:75、事例Ⅲ:64、事例Ⅳ:56 合計:270点
1年目は事例Ⅳで足切り・・・
事例Ⅱ・Ⅲも60点ギリギリライン・・・
事例Ⅳ39点の足切り仲間やな♪
不合格から1年間リベンジに燃えました。
『何がいけなかったのか』を徹底的に考え、勉強法を改め、
翌年R3年度の試験では全事例において得点アップ!!
無事リベンジを果たすことができたのです。
1年目の敗因
私が2次試験1年目で不合格になった主な原因は
- 予備校頼みで〝受け身〟な学習だったこと
- 苦手だった事例Ⅳの学習を疎かにしたこと
- 試験当日の疲労・メンタルコントロールができなかったこと
にあると考えました。
詳しく説明します。
1⃣予備校頼みで〝受け身〟な学習だったこと
1年目は予備校の通信を利用しており、基本的には予備校で言われたことをそのまま実行する〝受け身〟な勉強スタイルでした。
結果、予備校の事例問題を解くことに一杯一杯となり、過去問をあまりこなすことができませんでした。
また、予備校で教わった解法(解答プロセス)に執着し、自分なりの解答プロセスが定まっていない状態でした。故に80分間で解ききれないこともしばしば・・・
2⃣苦手だった事例Ⅳの学習を疎かにしたこと
財務会計に苦手意識が強かった私は、1次試験の時から財務の勉強を遠ざけていました。
とても合格レベルには到達していなかったはずなのに、まさかの財務会計マグレ合格!(60分科目でたまに起きるあるある)
2次試験の勉強においても、最重要事例と言われる事例Ⅳと事例Ⅰ~Ⅲを同等の時間配分で学習しており、事例Ⅳ対策を軽視していました。
その結果が39点で足切り。事例Ⅳの圧倒的な勉強量不足のまま試験を迎え、案の定惨敗したのでした。
3⃣試験当日の疲労・メンタルコントロールができなかったこと
試験前日の夜、緊張して一睡もできず、そのまま試験会場へ向かいました。
会場は中央大学多摩キャンパスだったのですが、まぁまぁ自宅から遠いし、大学構内も広い。
なんとか自分の席についた頃には、疲労でグッタリでした。
それでも道中で買ったコーヒーをガブ飲みし、自分を奮い立たせて試験に挑みます。
そして、なんとか事例Ⅰ・Ⅱは乗り切ります。両事例とも「60点は取れてそう」という手応えはありました。
ところが昼休みを挟んで迎えた事例Ⅲで、気の緩みからか試験終了時刻を間違えるやらかしをしてしまうのです。
気付いた時には既に遅し…あと20分と思っていたのに、実際は残り10分!
余白だらけの解答用紙のまま事例Ⅲの試験を終えたのでした。
あぁー もう落ちたわ・・・
そんな諦めモードのまま迎えた事例Ⅳ。大キライな大の苦手な事例Ⅳ。
与件文を読みながら眠くなる始末。全然身が入りません。解答用紙を埋める気合も残っていません。
あんまり記憶にないですが、恐らく半分ぐらい白紙で提出しました。
(得点開示の結果、ダメだと思っていた事例Ⅲが60点越えでビックリ!事例Ⅳでもう少し粘っておけば合格できてたかもしれない・・・と大後悔しました。)
白紙(余白)は絶対ダメ!!
ちなみにR2年度は、新型コロナ感染症流行による<受験料の還付・受験資格の延長措置>が実施されました。
つまり、試験当日までに勉強が間に合わなかったと感じれば、1年受験を先延ばしすることができたのです。
私もこの措置に甘んじて、〝いざとなったら1年先送りにすればいい〟と、どこか〝逃げ〟の姿勢で勉強していたことも敗因の1つだったかもしれません。
もうダメダメじゃん・・・
2年目の課題・改善策
上記の敗因から、2年目の課題を次のように設定しました。
- 〝能動的〟な学習による事例Ⅰ~Ⅲの得点安定化
- 事例Ⅳの徹底強化
- セルフ模試による持久力・メンタル強化
1⃣〝能動的〟学習による事例Ⅰ~Ⅲの得点安定化
1年目での反省を踏まえ、2年目は敢えて独学にし、〝自分に必要な情報を自分で取りに行くこと〟を大事にしました。
事例演習は、過去問ファーストへ切り替え。事例Ⅰ~Ⅲでは模試以外で過去問以外の事例を解くことを一切やめました。
2年目で述べ約100事例の過去問を解き、出題の傾向や問われ方を掴むことができました。
また、スキマ時間に道場のブログを読み漁ったり、勉強会(ココスタの早朝勉強会)に参加するなどして、積極的に情報を収集しました。
情報収集をしながら、色んな方の解法をパクッてカスタマイズし、自分なりの解答プロセスを固めました。
これで、だいぶ得点が安定するようになりました。
得点を安定させるには解答プロセスの確立が超重要☆
2⃣事例Ⅳの徹底強化
事例Ⅳは、やればやった分だけ点数が上がりやすいコスパの良い事例と言われています。
既に60点レベルを取れている事例Ⅰ~Ⅲよりも、『事例Ⅳ強化』が自分の最重要課題と考え、2年目の1~5月は事例Ⅳの問題集に集中して取り組みました。
問題集は、「TAC事例Ⅳ特訓(オプション講座)」「事例Ⅳ全知識・全ノウハウ」「30日完成 事例Ⅳ」の3冊を全て2~3回転し、まずは論点別に知識(解き方)を定着させました。
その後、過去問に繰り返し取り組むことでタイムマネジメントを身に付けつつ、スキマ時間では問題集を継続して行いました。
どんなに時間が取れなくても、1日最低1問は解くようにしていました。
ある程度量をこなすことで苦手意識は薄れてきたものの、事例Ⅳで高得点を狙うのは難しいと判断し目標は50点に設定しました。
確実に50点を超えるため、比較的得点しやすい〝経営分析+CVP+文章問題〟を重点的にトレーニングしました。
イケカコこと意思決定会計には手を付けませんでした。
事例Ⅳは最重要事例!
苦手でも、量をこなせばなんとかなる!
3⃣セルフ模試による持久力・メンタル強化
道場界隈では、本番と同じ時間割で初見問題を解くことを『セルフ模試』と言っています。
セルフ模試に関する参考記事はこちら
- 今すぐセルフ模試の予定をいれよう~なゆたの80分間の使い方紹介~ by 12代目なゆたさん
- いつ・何を解いた?2次試験勉強スケジュール by 12代目こんちゃんさん
試験本番1カ月前から休日はこの〝セルフ模試〟を行い、事例Ⅳの最後の最後まで頭を働かせられるよう持久力を強化しました。
セルフ模試では、手を付けずに残しておいた古い過去問(H19~H22あたり)を使用しました。
古い過去問は最近の事例問題と傾向や問われ方が結構異なるのですが、「傾向・問われ方が変わっても、いつも通り解けるメンタル」を鍛えるため敢えてそうしていました。
(事例分析には直近5年分ぐらいの過去問を使用することをオススメします!)
また、試験本番と同じ時間(9:40~17:20)で実施することで、試験スケジュールを体に叩き込みました。
休憩時間もファイナルペーパーを見るなど、本番と同じように過ごします。
加えて、精神論にはなりますが、本番と同様『過ぎた事例は振り返らない』『分からなくでも諦めない』『解答用紙に余白を作らない』ことを強く意識し挑みました。
セルフ模試のお陰で、試験の終了時刻を間違えることもなかったし、
事例Ⅳの最後まで集中力を持続することができました!!
以上、1年目の敗因と徹底的に向き合うことで無事2年目で合格することができたのです!
最後に
いかがだったでしょうか。
皆さんは『昨年、不合格だった原因』を見つめ直しましたか?
改善のための学習戦略を立てられていますか?
まだできてないという方も、2次試験本番まで残り4カ月ちょっと。
まだ時間はあります!
『なんとしてでも今年絶対受かってやる!』と覚悟を決めて、悔いのないよう全力で走り切ってください!
本記事が私と同じような2次リベンジ組の皆さんの少しでもお役に立てれば幸いです。
心より応援しています!!
宜しければ12代目TAKUROさんのこちらの記事も、参考にしてみてください!
本日はここまで!
明日は夏セミナーで大役を果たしたさろです!お楽しみに☆
やあオッス!!
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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