8.11.夏ロケットスタートセミナー報告① 講演編
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どうも、さろです
まずは、先週末の1次試験を受験された皆様、お疲れ様でした!
1次試験がどのような結果であれ、診断士試験に向けて努力をしてきた時間が無駄になることは決してありません。
私は1次試験の合格までは2年かかっています。1年目の勉強を終えて、感染症の影響で試験が受けられず、次へのモチベーションが上がりませんでした。
そのとき、会社の後輩から経済性評価に関する質問を受け、勉強していたことを役立てることができました。
この経験が、よし2年目も頑張ろうと思えたきっかけであったことを思い出します。
さて、今日は8月11日(木・祝)に行われた夏ロケットスタートセミナーの開催報告をいたします。
長時間のセミナーにご参加いただき、お付き合いいただいた皆様には感謝しております。
セミナーの目的は、2次試験の勉強をこれから本格化する初学者の方々が、その名の通りロケットスタートを決めてもらうことです。
そのため、2次試験に関する基本的な内容、考え方、オススメテキスト、勉強法、過ごし方といった幅広い内容を取り扱うセミナーとなりました。
このセミナーレポートが、ご参加いただいた受験生の皆様にとってはセミナー内容を振り返る機会として、残念ながら参加できなかった皆様にとっては少しでもセミナー内容を知っていただく機会としてこの開催報告を読んでいただければ幸いです。
2次試験とは by どらごん
まずは、どらごんから2次試験の概要に関する説明がありました。
試験情報
●試験日程
2次筆記試験まであと80日!
●2次試験 合格率の推移
「4科目合計で240点以上、かつ1科目でも40点未満がないこと」が合格となる絶対評価の試験
しかし、合格率は毎年一定して20%前後で推移している。(近年は18.3~4%)
すなわち、2次試験は相対評価!
実質的には競争試験であるという認識をもって、1次試験を突破した受験者の上位18%に入ろう!
試験のデータ分析に関しては、5/1のまよの記事も是非ご参考ください
●各事例の出題内容と1次試験科目の関係
各事例の出題内容を意識する必要がある
➢ 例えば事例Ⅱで人事・組織に関する解答をしてはいけない
各事例で必要な1次試験科目の知識は基本的知識のみ
➢ 専門性の高い知識は必要ない、重要なのは応用能力
●1次試験と2次試験の違い
◆模範解答・採点基準がない
1次試験では正解が公開されるのに対して、2次試験では正解が公開されない。
何をどうすれば点数が入るのかの採点基準が明確にされていない。
過去の受験者の再現答案と、その答案に対する点数は分かっており、
そこから類推された「模範解答」「採点基準」をもとに試験勉強を進めていく
◆ネットや書籍、予備校など様々な情報があふれている
→情報を精査して取捨選択する能力が重要
2次試験に関する基本情報ですので、すでにご存じのかたも多いかとは思います。
私は最後に書かれた「情報を精査して取捨選択する能力が重要」というのは本当に大事な言葉だと思います。
昨日のまよの記事でも書かれていたとおり、2次試験は情報戦です。
自分に合いそうな情報を取捨選択し、パクってカスタマイズしてこそ、有効な情報となりますので、
自分に合った情報かどうかを見極めることを忘れずに。
2次試験の考え方 事例Ⅰ~Ⅲ by さろ
続いて私さろから、2次試験に共通する考え方と、事例Ⅰ~Ⅲに関する考え方を紹介させていただきました。
2次試験の考え方
●2次試験とは「ルールに従って答える」試験である
設問文には必ずと言っていいほど、制約条件が書かれているので、それを外した解答をしないようにすること
●2次試験とは「聞かれたことに答える」試験である
設問文をいくつかのパターンにわけて、解答の方法もそれに合わせてパターン化すること
設問文のパターン
- 情報整理(SWOT分析、外部/内部環境分析など) ⇒ 箇条書きでシンプルに答えるとよい
- 問題点・課題指摘 ⇒ 因果で答えて解答に深みを持たせるとよい
- 助言・アドバイス ⇒ フレームワークを使って、モレなくダブりなく解答
2次試験の極意まとめ
事例Ⅰの特徴
事例Ⅰは人事・組織の要素を使って、社長の想いを叶える問題です。
●チャンドラーの『組織は戦略に従う』で考えるのがセオリー
その理由として、A社長にはある程度すでに経営戦略(社長の想い、A社が進むべき方向性)があって、それを実現するために『組織』にテコ入れする助言を行うのが事例Ⅰの世界観です。
●人事から考えて、次に組織を考える
『組織』にテコ入れするためには、重要な経営資源であるヒトが集まっていないと何も考えられません。
そのため、人事から考えて、それから組織を考えるという順番で考えるのがよいです。
●最重要フレームワークは「幸の日も毛深い猫」
事例Ⅰの最重要フレームワークは「幸の日も毛深い猫(サチノヒモケブカイネコ)」というフレームワークです。
これは人事・組織を考える上で重要な論点の頭文字を集めたものです。
モレなくダブりなく解答に含めていく上で非常に有用なフレームワークです。
採用、賃金、能力開発、評価、モラール向上、権限委譲、部門、階層、ネットワーク、コミュニケーション
これを左から順に考えていくと、自然と人事から考えて、次に組織を考えるという順番になります。
事例Ⅰはリットが渾身記事を書いてくれていますので、この講演でも大いに引用させていただきました。
事例Ⅱの特徴
事例Ⅱはマーケティングの要素を使って、社長の想いを叶える問題です。
●マーケティング戦略策定の流れで考えるのがセオリー
マーケティング戦略は、環境分析 → マーケティング戦略立案 → 施策立案 の順番で考えていきます。
- 環境分析:3C分析やSWOT分析により、戦略の方向づけをします。
- マーケティング戦略立案:STP分析により、ドメイン・ターゲット・アプローチの方向づけをします。
- 施策立案:4P戦略により、全体としての整合性を確認しながら施策を作り上げます。
●最重要フレームワークは「だ・な・ど・こ」
マーケティング戦略、施策、助言の問題が出題された場合の最も重要なフレームワークは「だ・な・ど・こ」です。
- 誰に:ターゲット
- 何を:製品、サービス
- どのように:プロモーションや協業など
- 効果:得られる効果
「誰に」を考える際には、上述のSTP分析を使うと明確化ができると思われます。
「何を」「どのように」を考える際には、上述の4P戦略を考えることが有効化と思われます。
事例Ⅱは道場12代目のmasumiさんが体系的にマーケティング知識に関する渾身記事を書いてくれていますので、この講演でも大いに引用させていただきました。
事例Ⅲの特徴
事例Ⅲは生産・技術の要素を使って、社長の想いを叶える問題です。
●C社は『ダメダメな製造業』と考え、あるべき姿となるようにアドバイスすると考えるのがセオリー中小企業診断士として、C社ができていないことを指摘し、アドバイス(解答)を用意していきます。
●C社のあるべき姿、最重要フレームワークは「Q・C・D」
C社のあるべき姿というのがQ(品質)・C(コスト)・D(納期)のバランスが取れている状態を言います。
- 全社的な生産計画が作成され、なおかつ適切な頻度で計画が見直されている
- 計画に基づいた生産統制(進捗、余力、現品管理)が行われている。
- 情報は、DB等を用いて一元的に管理、共有化され、すぐに引き出せるようになっている。
- 作業は標準化、マニュアル化され、教育が徹底されており、効率的である。
事例Ⅲは道場9代目のだいまつさんがまとめた事例Ⅲ攻略の極意という記事があまりに有名です。
この講演でも大いに引用させていただきました。
2次試験の考え方 事例Ⅳ by にに
続いて、ににから、事例ⅣⅠ~Ⅲに関する考え方の紹介がありました。
事例Ⅳの特徴
事例Ⅳは財務・会計に関する事例です。
1次試験の「財務・会計」と関連があり、計算問題がメインとなります。
絶対的な正解があるため、勉強しやすく、やればやっただけ得点につながる科目と言えます。
設問ごとの関連性が薄いので、設問ごとに演習でき、細切れ時間で勉強するのに最適です。
毎日少しずつでも演習しましょう。
電卓の使用が必須であるなど、事例Ⅰ~Ⅲとは出題方法が大きく異なります。
事例Ⅳの頻出論点
事例Ⅳの頻出論点は下の表のようにまとめられます。
それぞれの論点を理解し、解法を身につけましょう。
各頻出論点について、問題の特性、解法について紹介がありました。
●経営分析
与件文と財務諸表から、題意に沿った財務指標を選び、
- その財務指標を計算する(計算問題)
- D社の財務的特徴を記述する(記述問題)
<解き方>
- 使う指標は決まっているので、指標と計算式を覚える
- 与件文で読み取れる情報から、どの指標にするか判断できるようにする
- 指標の選択は、多面的に行う(収益性・効率性・安定性)
●損益分岐点分析(CVP)
- 総費用を変動費と固定費に分け、売上高と総費用が等しくなる売上高(=損益分岐点)を把握し、収益力や費用構造を分析する
- 目標利益を達成するために必要な売上高や費用の削減額などが問われる
<解き方・必要なこと>
- 計算する
- 損益分岐点比率などの理解 → 式だけじゃなく本質を理解する
- 条件が変化することが多いので、設問文の読解力も必要
●投資意思決定(NPV)
- 投資案からもたらされる結果を、キャッシュフローの現在価値から算出し、投資案の採否を検討する
- ある投資をした場合のキャッシュフローや正味現在価値の算出
- 難しいので、深追いしない。完答にこだわらず部分点を稼ぐ
<解き方・必要なこと>
- 計算する
- キャッシュフロー(特に営業キャッシュフロー)・現在価値の算出
- 考慮すべき要素の理解と解答用紙への表現
●記述問題
- 出題方法はさまざまで、財務・会計に関係があるものもないものもある
- 正直、事前に対策するのは難しい
<解き方・必要なこと>
- 近年、配点は少な目だが、油断しない
- 出題の形式もさまざまなので心構えをしておく
事例Ⅳは、ににが紹介してくれたように、論点毎に考えると、考え方が整理しやすいですね。
2次試験に向けての準備(テキスト&過去問&オススメ記事) byまん
さて、ここからが後半戦です。
後半戦のトップバッターはまん。2次試験に向けての準備ということで、テキストなどの紹介がありました。
テキスト ~2次試験全般~
2次試験全般で使用するテキストとして、使用している受験生が圧倒的に多いふぞろいシリーズの紹介からです。
- ふぞろいな合格答案:各事例の設問ごとに「得点に繋がった可能性が高いキーワード」とその配点をランキング形式で掲載
- ふぞろいな答案分析:2~3年分の答案分析をまとめたもの。
- ふぞろいな再現答案:ふぞろいメンバーの80分の活用方法・解答プロセス、勉強方法やスケジュールを掲載
ふぞろいの活用方法についてはまよの記事もご参照下さい!
テキスト ~事例Ⅳ対策~
事例Ⅳ対策用のテキストとして3種類のテキストの紹介がありました。
- 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ:「経営分析」「意思決定会計」などのテーマ別に過去問を収録。事例Ⅳの問題のヨコ解き(論点ごと)に活用できる。
- 30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集:頻出論点の計算問題を中心にすべてオリジナルの問題が収録されている
- 中小企業診断士 第2次試験 事例Ⅳの解き方:事例Ⅳの出題範囲のテーマ別に「基礎問題」「応用問題」「過去問題」を収録。過去問以外の計算問題も収録されている。
定番のテキストは、「全知全ノウ」と「30日完成」です。
「事例Ⅳの解き方」は今年から発売されたため、13代目メンバーは誰も使ってはいないものの、オススメできるテキストなのではないかと話しています。
テキスト ~その他~
ここまでに紹介したテキスト以外にも、道場メンバーが使っていたテキストとして、以下の紹介がありました。
- 「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策:2次試験初学者向けとしてオススメ。2次試験の概要のほか、2次試験独特の用語や解法プロセスについて解説。
- 「まとめシート」流!解法実況:各年度の事例を著者の野網先生(9代目きゃっしいさん)が実況解説。ふぞろいとは一味違った、まとめシート流の解法を知ることができる。
- 2次試験合格者の頭の中にあった全知識:各事例毎に必要な基礎知識(1次試験知識)をまとめたもの
- 2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ:診断士合格者の実際の解答構築プロセスを公開(ノウハウ、テクニック)
「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策は、このあとのhotmanの講演でも紹介されていましたが、初学者の方が一番最初に参考にするテキストとしては最適だと思います。
私自身もこの「まとめシート」流!を最初に読み学んだ解法を、ひたすら熟練度を高めることで自分なりの方法として完成させました。
過去問
過去問や解答用紙の入手方法として代表的な方法について紹介がありました。
- 中小企業診断協会(J-SMECA)のHPからダウンロード:過去問は本番の試験に合わせて、B5で印刷するのがオススメ!です。
- AASのHPからダウンロード:解答用紙は本番の試験に合わせて、A3で印刷するのがオススメ!です。
13代目メンバーの中でも、過去問は中小企業診断協会派と、AAS派で分かれるような感じでした。
ちなみに私はキレイに印刷できる中小企業診断協会派でした。
AAS派の意見は本番の問題冊子と同じ見開きで試験できることがメリットのようです。
このあと、一発合格道場のオススメ記事について紹介がありました。
・・・が、あまりに量が多いため、紹介はせず、お土産として渡すだけとしてました。
そのうち、誰かがブログで紹介してくれるのではないかと期待しています。
2次試験の学習方法 by hotman
つづいて、受験生のやる気の起爆剤ことhotmanによる、2次試験の学習方法に関するアツい講演がはじまりました。
●まず、2次試験までの期間を3つに分けて考えましょう
【初見期】1週間:敵を知る時期
【試行錯誤期】約1ヶ月:解答分析と解法模索を行う時期
【完成期】約1ヶ月:合格解答を自分なりの解法で解けるようにする時期
この考え方は、この後で試験までの過ごし方を紹介してくれるりいあの考え(知る・身につける・磨く の3段階で得点力強化)と通じるところがあります。
それぞれの期間の時間的な長さは、結果的に人それぞれになると思いますが、期間を3つに分けるという考え方は大事だと思います。
初見期
初見期では、まずは事例Ⅰ〜Ⅳの過去問を一通り解いてみましょう。
そして、確実に絶望します
そもそも80分以内に解き終わらない
なにを書いていいかわからない
100字でまとめきれない
どうやって解いたらいいかわからない
正解が何かわからない、
などなど・・・
ただし、これが目標を見定めるためには重要なことであるとのことです。
初見期の目的は敵を知る。すなわち、
・過去問を一通り解いて2次試験の難易度を体感する
・その中で上位18%に入るという目標を設定する
試行錯誤期(事例Ⅰ~Ⅲ)
試行錯誤期でやるべきことは・・・
- 解答の分析:他の解答を集めて自分で分析を行う
- 解法の模索:復習方法を試して自分に合った80分の過ごし方(解法)を確立する
山登りに例えると「山登りしながら自分に合った登り方を試す時期」です
試行錯誤期ではPDCAを回すことを意識します。
事前にどのように80分で解くかの予定を決める
設問解釈、与件精読、骨子作成、解答記載といった各工程でどのように80分で解くかの計画を立てます。
ここで、さきほどまんの講演で紹介されていた「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策の紹介がありました。
このテキストに書かれた解法が2次試験入門としてはオススメとのことです。
この解法をベースに自分に合った解法にカスタマイズしていきましょう
解答中、各工程が終わった時間を記録する
実際に過去問を解いてみて、各工程でかかった時間を記録します。この過程が復習で役に立ちます。
解答中、各工程が終わった時間を記録する
2種類の復習を実施します
①解答の復習:ふぞろい等を用いて復習を行ういわゆる普通の復習
ふぞろいのキーワードを盛り込みつつどれだけ読みやすく因果が通った日本語になっているかを重要視する。
このときに重要なことが、キーワードを記載できなかったか?の原因を考え、具体的な対策まで落とし込むことです。
また、勉強会の活用もオススメです。
解答を人に客観的な目線で指摘してもらうことにより自分では気づかなかった解答の弱点に気づくことができます。
②解法の復習:なぜ80分以内に合格答案を作成できなかったのかの復習
事前に立てた解法の予定と実際の解法を見比べ、なぜそのようになったのかを「なぜ?なぜ?という自問を繰り返して」原因を究明します。
ここでも大事なことは、具体的な対策まで落とし込むことです。
具体的な対策から、調整した解法を作成する
なぜなぜを繰り返して原因を特定したらその原因に対する対応を決めます。
そして調整した解法を使用して再度演習に取り組みます。
⇒ そして、もう一度に戻ります。
このPDCAを回すことによって、最終的には;
- 80分以内に安定して解ききれる
- ふぞろい採点でも論点を大外ししなくなる
- 勉強会での指摘が少ない解答が作れる
- 自分だけの解法を見つける
試行錯誤期(事例Ⅳ)
事例Ⅳの学習方法としては・・・
- ①論点別解き(ヨコ解き) からスタートして、
- ②年度毎解き(タテ解き) で仕上げるのがオススメです。
<事例Ⅳの注意事項>
- 特に経営分析は20分で満点を取る
- 難しい問題は飛ばす
- 白紙をなるべく避ける
- 電卓の機能を活用する(グランドトータルとか)
経営分析は絶対とる。
これは絶対!!
hotmanとの約束です。
完成期
完成期では自分で決めた解法を微修正しながら、
いかに80分でふぞろい採点が高得点の解答を作成できるかの、精度をひたすら上げていきましょう。
自分だけのカタナ(型)を研ぎ続けるがごとく
完成期に実施すべきこと:セルフ模試
セルフ模試とは・・・初見問題を取っておき、本番と同じ時間割で1日で4事例解いてみること。
以下をチェックします。
- 自分の解法がしっかりと初見問題でも使えるか?
- 解答が安定して点数が取れているか?
- 1日に4事例解くことがどれだけ体力的に厳しいか?
最後にhotmanが磨き上げた解法の紹介もありました。
設問解釈 → 与件文精読 のあとに、1問目から順番に解答をしていくという方法です。
かなりユニークな方法だとは思いますが、解法は人それぞれであるということの説得力のある実例とも言えますね。
去年の独学ストレート生はどう過ごしたか?
YOSHIHIKOの77日間
さてさて、ようやくYOSHIHIKOのターンです。
2次試験までの77日間で76事例を解き、およそ1日1事例を解いたことになります。
そして、勉強時間は230時間で、得点は243点ということで、1時間で1点を稼いだことになります。
これは、相当効率が良かった例と言えそうです。
YOSHIHIKOは闇雲に演習せず、復習を重視していました。
これはさきほどのhotmanの考え(試行錯誤期でPDCAを回す)と共通した考えですね。
YOSHIHIKOは事例Ⅰ~Ⅲを重視しましたが、結果的に事例Ⅳの点数が足切りギリギリだったため、王道スタイルである事例Ⅳ重視のほうがいいと暗に言っているような気がしました(気のせいかな?)。
そして、YOSHIHIKOの77日間の過ごし方です。
7週目にある模試を一つの目標として、その前後にゴリゴリ演習する期間があります。
前半の1ヶ月に良いスタートダッシュを切れるコツを2つお教えします。
●スケジュール管理
必ず週次・日時でスケジュールを見直す
今後カスタマイズしたフォーマットを公開予定
YOSHIHIKOの計画力は1次試験のブログの時から目を見張るものがあったので、2次試験のスケジュール管理方法も楽しみですね。
今後のブログで紹介する予定とのことです。乞うご期待!
●演習管理
ExcelやDBで、過去解いた演習を溜めておく。
複数回解いた事例は、復習時に過去に解いた演習も見直し、同じミスをしていないか、見逃していないかチェックする。
ベスト解答・ミスノートを作成する。
1次試験では、科目毎の道場マスターを作り上げるなど、そのDBのデータ量が底知れないYOSHIHIKO。
その復習方法もDBに基づくもの、ということで、期待ができますね!
これも今後のブログで紹介する予定とのことです。
ブログでの紹介が待ち遠しいです。
りいあの77日間
つづいて、大トリ りいあによる2次試験までの過ごし方の紹介です。
まずは、自己紹介。
どうしても点数に目がいってしまいますが、特徴的なのは、
知る・身につける・磨く の3段階で得点力強化
したことではないでしょうか?
そして、りいあの77日間です。
さきほどの①知る ②身につける ③磨くが期間ごとにわかりやすく書かれています。
この成長グラフはほんとわかりやすいですね。
②身につける と ③磨く の間で得点の安定度が違っています。
②身につける期における、勉強方法だけ抜粋して紹介します。
この時期には、時間内に、決まった手順で、キーワードを使って、解答欄を埋められる、
というところまで仕上がっていたものの、伸び悩みを感じていました。
そのときに参加したのが、勉強会!
ここで、他人の目に自分の解答をさらして、コメントをもらうことで、
キーワードは拾えているが、文章として解答の論理が通っていなかった、という自分の弱点が明らかになったとのこと。
勉強会で、初めて他人の目に自分の解答をさらして、コメントをもらうことで、自分の弱点が明らかになりました。これが開眼のきっかけです。
そして、その弱点を克服すべく、次の③磨く期に突入していきます。
結果として、本番で70点以上を狙えるレベルに到達したとのことです。
懇親会から
セミナー参加者の皆さんは、セミナー修了後も残って、懇親会に参加していただきました。
そこではセミナーの中では解消できなかった疑問について、ブレイクアウトセッションで質問いただき、13代目メンバーが答えるということをしました。
初代のJCさん、10代目のなおさんさん、12代目のと~しさんにも懇親会に参加していただきました。ありがとうございます。
懇親会でお聞きした質問の中には;
どのようにして勉強時間を捻出しましたか?
まとまった時間がとれないときにスキマ時間には何していましたか?
といった、時間の作り方や勉強方法に関する質問が多かったように思います。
答えは人それぞれですが、hotmanによる勉強方法の講演内容が一つの解答だと思います。
明日なおが紹介してくれる予定の「夏ロケットスタートセミナー報告②」でも、これらの疑問の回答につながる話が紹介できると思います。
さいごに
以上、セミナーレポート その①でした。
いかがでしたでしょうか?
セミナー中、メモを取りながら、画面に食い入るように、一生懸命に私たちの講演を聴いていただいている参加者の皆さんの姿をみて、私たち講師陣も講演に熱が入りました。
このセミナー、およびセミナーレポートが、皆さんの参考になれば幸いです。
そして是非、「パクってカスタマイズ」して、自分なりの解法・勉強方法を作り上げていってください!
これからも 私たち13代目道場メンバーは、皆さんとともに伴走していきます!
明日はお待ちかねアノ人がレポートしてくれます!
ほんとにみんな、すべらんなぁ~
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