1次と2次を繋ぐ勉強法!「100字トレーニング」で記述力アップ(お土産付) byじょにー

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はじめに

子育て受験生を応援する じょにー です。
実は今日は、私の子ども(下の子)の誕生日🎉
3歳になり、日に日に激しさが増してきています💦
1次試験メインの方は、試験日が迫る中で不安な気持ちは無いでしょうか?
私は、「受験する科目が爆弾科目だったらどうしよう…」とか「今は1次集中だけど、2次試験がかなり気になる…」といった感じで悩む日々でした。
また、2次試験メインの方も順調に進んでいますでしょうか?
この時も「自分の実力が上がっていないのではないか…」など、不安が尽きませんでした。
結局、受験生は常に不安を抱えているんだよね。

今日は、どちらのパターンの受験生にもおすすめしたい「100字トレーニング」について紹介していきます!

できる限りリアルかつ具体的にまとめたので、少しでも受験生の不安解消に繋がれば幸いです!
あと、今回もお土産を用意しました!
お知らせ

本題に入る前に、お知らせ!
不安を抱える受験生の方々に朗報です!

個性豊かな道場メンバーと受験生のみなさまで相談会を開催します!
不安を抱えたときは・・・やっぱり合格者に聞くのが一番の近道!
しかも今回は、Zoomとリアル(東京)の両方で開催します。
どんなご相談・ご質問でも構いませんので、ぜひ、カフェのようにお気軽にご参加ください。
サマリーシート

まずはサマリーシートから。
(サマリーシートって何?という方は こちら をどうぞ)
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「強化ポイント」(おさらい)
時間:勉強時間を確保するためのポイント
効率:点数上昇のスピードを上げるためのポイント
本番力:試験本番で実力を発揮するためのポイント
今回のブログのテーマは、冒頭でもお伝えした通り、「100字トレーニング」です。
私自身の取り組み方や、感じた効果を紹介したうえで、実践時の注意点にも触れたいと思います。

100字トレーニングは、2次対策を行う中でたくさんメリットがあります。
でも、やるなら 今のうち がいいと思います。
え?なんで 今のうち ?

2次試験への伸び悩み
多年度生に多いと思いますが、2次試験対策を行っていて「伸び悩み」って感じたことないでしょうか?
昨年、2次専念の戦略を取った私は非常に悩んでいました。

ふぞろいで採点しても50点前後しか取れない…。
なんだか自分が伸びている気がしない…。
具体的にどう勉強すればいいのか分からない…。
最終的には2次試験当日まで悩みが消えることは無かったのですが、昨年の2次試験の1~2ヶ月ぐらい前(9月前後)から、何となく60点前後を安定して取れるようになってきた気がしていました。
(いわゆる「開眼※」ほどではないと思いますが・・・。)
※「開眼」が分からない方はこちらの記事をご確認ください
●結局、『開眼』ってなんぞや? By8代目ロック
●【勝手に決定版】2次試験の本質に迫る「開眼」とは? by12代目masumi
●【2次試験】解答の一貫性、整合性 ~開眼体験記~ by14代目みっきー
そうなることができたのは、以前にご紹介した「相対評価に対するマインド」や「耳トレの自作」もありますが、今回ご紹介する「100字トレーニング」も効果的だったと思っています。
100字トレーニングとは?
そもそも、「100字トレーニング」はご存じでしょうか?
100字トレーニングは基本的に2次試験対策として用いられますが、1次試験の知識を活用しつつ短時間でできるため、1次と2次を繋ぐ勉強法として有効だと考えています。
具体的には、出された「お題」(2次試験の設問文のみのイメージで与件文は無し)に対して、一定の文字数で解答する訓練です。
「お題」の例
機能別組織を採用しているA社の問題点と対応策について、100字以内で説明せよ。

診断士試験では100字で解答する問題が多いため、「”100字”トレーニング(訓練)」と呼ばれていますが、100字で解答しないときもあります。
100字トレーニングに必要なものは下記の3つですが、私の場合は❹ストップウォッチ(スマホ)と❺生成AI(パソコン)も使用していました。

- お題
- 解答用紙(ノートなど)
- 文房具(シャーペン、マーカーペンなど)
※ノートを使う場合はマス目の入ったものがいいですが、近所の文房具屋に売っていなかったので、普通のノート(行の幅は本試験と同じ7mm)を使っていました。ただ、ノートの上の方に小さく「・」「▼」「|」のようなマークがあったので、これを目印に文字数をカウントしていました。

↓のリンク(私の記事)に本試験と同じサイズのマス目の解答用紙を置いてますので、良かったら読みに来てください。

そのメリットは以下の通りです。
100字トレーニングのメリット
- 2次で必要となる「1次知識のアウトプット」を実行でき、知識の定着につながる
- 2次試験の出題形式に慣れることができる
- 「100字で答える」といった字数感覚が身につく
- 解答作成の時間感覚が身につく
- 短時間で効率的に取り組める
過去にも道場にて100字トレーニングは何度か紹介されていました。
お題に関しては以下のところに掲載されています。
予備校「EBA」 | 毎日配信(1日1題) 、 月額制 、 一般の方も利用可能 |
書籍「まとめシート」 | 2次試験(事例Ⅰ~Ⅲ)の概要・解き方がメイン |
受験生支援団体「ココスタ」 | Zoom開催 、 受験生同士で相互評価 |
3つ目の「ココスタ」では、複数の受験生が同じお題に取り組み、Zoom上でお互いの解答を評価し合うスタイルが採られていました。
この方法は、自分と他の受験生の実力を比べることができるため、「相対評価」である2次試験との相性が良く、とても効果的でおすすめです。

私はちょうど子供の寝かしつけの時間と被ってしまっていて、ほとんど参加できなかったです。参加したかった~。
私の場合、13代目hotmanさんの資料を活用させていただいておりました。
お久しぶりです!
『あなたのやる気の起爆剤』🔥hotman🔥です!

実際に取り組んでみて、このお題の素晴らしさを実感しました。
事例Ⅰ~Ⅲのポイントが全体的にしっかり押さえられていて、効率的に学習できたと思います。

受験生時代、これは本当に助かりました。
私にとっては、道場の中でトップクラスに役立った資料の1つです。
具体的な取り組み方
100字トレーニングのやり方についてはご自身に合いそうな方法を取ってもらえればいいと思いますが、参考までに私のやり方もご紹介します。
(毎回この通りに実施したわけではなく、その時の時間的制約や自分のレベルによって、多少変化はありましたが、おおよその手順はこんな感じです。)
- ストップウォッチスタート+お題を確認+マーカーチェック等
- ノートにメモや解答骨子を記載
- 解答作成+ストップウォッチ停止
- ノートに時間記載
- 生成AI(ChatGPT)に解かせて主な解答要素を洗い出し
- 自己の解答と比べて反省
- (➋メモから)解き直し
- お題の一覧(エクセルファイル)に実施日・時間・解答を記録
- ミス内容や対策案をミスノートに記録

「設問文のチェック方法」や「設問解釈のメモの取り方」、「ミスノート」などについては、別の記事で改めてご紹介する予定です。
ここでは、「こんな感じでやっていたんだな」と軽く参考にしていただけると嬉しいです。
これらの➊~➒の一連の作業は、1つのお題に対して20分以内ぐらいで完了するようにしていました。

私は職場の昼休みの時間に取り組んでいました!
字が雑なのは、「休憩時間内に終わらせなきゃ!」と思って急いで書いていたからです。
読みにくくてすみません!
ん?しれっと言い訳してないか?

2次試験の「80分」という時間は非常に短く、文字の見た目など細かいことに気を使っている余裕はありません。
だからこそ、100字トレーニングで素早く書く練習をしていました。
振り返りの重要性(+お土産)
hotmanさんのお題は全部で46問もあり、1度すべてを解くにはかなり時間がかかります。
そのため、2週目に入る時には、1回目に解いたときから多少時間が空くことになります。
このとき、過去の解答を記録しておくのがおすすめです。
そうすることで、前回の解答と比べながら、自分の実力が本当に上がっているか確認できます。
その際は、紙の印刷物やノートではなく、デジタル化(私の場合はエクセルやPDFファイル)しておくとさらに便利です。
記録を残すのに少し時間はかかりますが、後で振り返りやすくなり、学習効率がぐっと上がるのでおすすめです。
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私は100字トレーニングはもちろんのこと、過去問や問題集の記録などはほとんどデータとして保管していました。
そして、こちらが今回のお土産です。
お土産の内容
- 100字トレーニングのお題+じょにーのリアル解答
- ノートへの記載
- 間違えやすい漢字リスト
hotmanさんの「お題」に私の「解答」を加えています。
また、実施する中で間違えやすかった「漢字リスト」もおまけで追加しておきます。

ただ、私が受験生時代にやったものなので、私の解答は模範解答ではありません!
むしろ、レベルの低い解答なので、私の解答にツッコミを入れられるくらいになってください。
100字トレーニングの落とし穴
こんなメリットしかない(と思っていた)2次対策方法「100字トレーニング」について、おべんと君さん(同じ会社に勤務)に報告したくなりました。

おべんと君さん、今、私は「100字トレーニング」っていうのをやっているんです。短時間で効率的に学習できるなど、メリットがたくさんあるんです。
お~、こういう方法があるんですね!1次知識のアウトプットや “書く” 練習などにはとても効果的ですね。


ですよね!
2次試験までこれを継続して、どんどんレベルを上げようと思っています!
ん~、それは注意が必要ですねぇ。
場合によってはかなり危険かもしれませんよ。


え・・・?危険・・・?
分かりやすくするために、最初の方で示したお題を使って示したいと思います。
お題
機能別組織を採用しているA社の問題点と対応策について、100字以内で説明せよ。
解答例
問題点は①部門間調整が困難でトップの意思
決定が遅い事②全社的視点の社員が少なく経
営者の育成が困難な事。対応策は①プロジェ
クトチームを設立し、部門間調整を迅速化②
定期配置転換で従業員の全社的視点を育成。
ある程度、それっぽい解答になっているかと思います。
でも、何となく一般的な知識に偏っていて、具体性もやや欠ける気がしませんか?
また、一般的には「機能別組織」は上記の解答のような傾向はあると思いますが、本当にそのA社でこの問題が起こっているのでしょうか?
もしかしすると、既にA社ではプロジェクトチームが発足していたり、定期的に人事異動も行っているかもしれません。
そんなA社の社長に、どや顔で助言したらどうなるでしょうか?

社長!「プロジェクトチーム」を立上げましょう!
あと、「配置転換」もしましょう!
あぁ・・・。アドバイスありがとうございます。参考にさせて頂きます。
(もうやっているよ。もうこの中小企業診断士には助言を求めないでおこう。)

・・・と、なってしまいます。
全然社長の想いにも寄り添っていないですね。
当たり前ですが、100字トレ―ニングは「与件文がない」ということが落とし穴です。
2次試験では、「与件文」と「設問文」に書かれていることだけを根拠にして答えを書く必要があり、自分の思い込みや想像で話を広げるのはNGです。
(ただし、与件や設問の内容から自然に導ける1次試験の知識なら使ってOKです。)
100字トレーニングは良い練習になりますが、どうしても想像力に頼る場面が出てきます。
そのため、「解答の候補を出せるか試す」ぐらいでとらえておき、試験本番では「与件文に沿っているか」を確認しながら解答することが大切です。
そういった事情もあり、私は2次試験が近づくにつれて100字トレーニングの比率を下げ、過去問中心の学習に切り替えていきました。


100字トレーニングは早めの時期に実施するのが良いと思ったため、1次試験前の記事として紹介させていただきました。
「1次試験が終わってから2次対策を始めよう」と考えている方も、最初の1ヶ月ぐらい(8月中)など、早めの段階でひと区切りつけておくのが良いと思います。
※もちろんこれは私の考えであり、必ずしも正解というわけではありませんので、1つの参考として捉えていただければ嬉しいです。

受験生のレベルにもよるので、以前ご紹介した「自己SWOT分析」などから納得のいく計画を立ててみてください!
さいごに
さて、100字トレーニングに関して、いかがだったでしょうか?
「与件文が無い」という注意点はありますが、たくさんのメリットがあるので、お勧めします!
1次試験後は勉強時間の確保が費用に困難になると思うので、今のうちから100字トレーニングやってみませんか?

明日は さくら !
「中小企業経営・政策」のトレンドを追うよ!

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いつも参考になる記事をありがとうございます。
お土産、ダウンロードさせて頂きました!
メインである100字トレーニングもそうでしたが、間違えやすい漢字リストは意外と嬉しい情報でした。一度、全て実際に書けるか確認しようと思いました。
記事はこれからも引き続き楽しみに読ませて頂きますので、今後もよろしくお願いします。
きの助さん、コメントありがとうございます!
実は、こちらからはどれくらいダウンロードされているのか分からないので、実際にやっていただいている方がいて嬉しかったです。
漢字リストは地味ではありますが、意外と間違った漢字を使っている方も見かけるので、気は抜けないと思います。
100字トレーニング同様、スキマ時間でも確認できる練習なので、是非ご活用ください。
また、もし気になる点などありましたら、遠慮なくご連絡くださいm(_ _)m
今後も私は勉強法などを中心にブログを書いていこうと思っています。
試験まで大変な時期が続くと思いますが、きの助さんの得点アップにつながれば幸いです。