【ニ次筆記試験最短攻略法】鬼速PDCAによる効率的学習法で合格を掴め!

Ma.sato

Ma.satoです。

受験生の皆さん、一次試験お疲れ様でした。そろそろ、二次筆記試験の勉強を始めましたか?

すでに12代目が二次筆記試験対策を記載していますが、私も記事を書きます。

一次試験が終わって、二次筆記試験に向けて情報収集をしている受験生、燃え尽きてのんびりしている受験生、はたまたすでに勉強を開始している受験生、十人十色でしょう。

二次筆記試験は、一次試験と違って「公の解答」がない試験のため、どう勉強すればいいか悩む受験生がほとんどです。

今回はそんな迷える受験生に寄り添い、晴れて合格を果たすための最短学習方法と二次筆記試験対策の工夫について取り上げます。ぜひ参考にしてください。

⚠️本記事は14,832文字と長いです⚠️
目次をクリックして確認したい項目をチェックしてください
※二次筆記試験まで日にちが少ないため、出し惜しみなく情報を公開することを優先しています※

二次試験もやっぱりPDCA

二次試験も大切なことは「PDCAサイクル」を回すことです。

PDCAサイクル

  • Plan(計画)
  • Do(行動)
  • Check(測定・評価)
  • Act(対策・改善)

基本の「キ」ですが、この基本ができている受験生は少数派であること間違いありません。もしかしたら4%かもしれません。

本記事では、PDCAサイクルをベースにして「二次筆記試験」の把握から鬼速PDCAサイクルの実践方法を具体的に解説します。

Ma.sato

計画を立てるためには、中小企業診断士試験の二次筆記試験がどのような試験か知る必要があります。

まずは、難易度などの概要を確認しましょう。

本題から逸れますが、タイトルにもしている鬼速PDCAのオススメ本は以下です。

二次試験の難易度

はじめに中小企業診断士試験の二次試験の難易度について確認しましょう。

筆記試験と口述試験がある二次試験の申込者数・受験者数・合格者数の推移は以下の通りです。図を拡大して見ましょう。

令和2年度までの申込者数・受験者数・合格者数の推移

受験者数の推移

申込者数・受験者数は平成29年度以降、一貫して増加傾向です。

一方で、合格者数は800〜1,200人と1,000人前後を安定して推移しています。

ストレートに合格できなかった場合に翌年もチャレンジできることから、受験者数が多くなればなるほど不合格者の絶対数も増加して翌年の受験者数が増加します。

令和2年度は受験を自粛された方に受験できる期間の延長措置が取られていますが、それでも最多の受験者数を記録しました。

そのため、令和3年度の二次試験の受験者数は最多を更新することが予想されます。

Ma.sato

令和3年度の中小企業診断士試験という椅子取りゲームの椅子の数は例年と同じであることが予想されます。

一方で、ゲーム参加者は多そうです。

合格者数の推移

受験者数は増加傾向ですが、図からは合格者数の推移は一定であることがわかりました。

そのため、今年の受験者数が最多を予想すると、令和3年度の二次試験の合格率は低下します。

以上から、今年度受験される受験生はこれまでで最も難しい「二次試験」に臨むということを意識して念入りに対策をしましょう。

Ma.sato

令和3年度の受験生の皆さんは今まで以上に大変です。1回目の「頑張りましょう!」を送ります。

なお、試験データの分析は以下の記事で私が分析しています。

ぜひ確認してみてください。

二次筆記試験の特殊性

二次筆記試験は他の試験資格と比較して、以下の特徴があります。

二次筆記試験の特徴

  • 「公の」模範解答がない
  • 試験時間の管理がより大切

これらの特徴について、順に確認しましょう。

「公の」模範解答がない

中小企業診断士試験の二次筆記試験は公表されている「模範解答」がありません。

そのため、設問に対してどのように解釈すればいいか明確な答えを一つに絞ることはできません

多くの受験生が「どう勉強すればいいんだ…?」と立ち止まる原因となります。

一次試験のように択一選択方式なら知識をただ詰め込むだけで正解に辿り着けますが、二次筆記試験は公の模範解答がないという不明確さが原因で正解にたどり着くことは容易ではないでしょう。

しかし、逆に答えは一つではなく、複数の解答が正解になりうる可能性もあります。

ここからは私個人の推測ですが、コンサルタントの意見が必ずしも同一ではないことと同じように、実際には助言を一つに絞ることができないことが原因なのではないでしょうか。

断定はできませんが、おそらく答えは数パターンあるのでしょう。だから、素晴らしい模範解答に出会ったとしてもそれだけが全てではないと時には開き直ることも必要です。

Ma.sato

以下の記事で試験の特徴を解説しているので、合わせて確認してみてください。

試験時間の管理がより大切

二次筆記試験では試験時間の管理がより大切になります。

分単位で受験生それぞれが「タイム・マネジメント」を行う必要がある試験は他にないのではないでしょう。

受験番号と氏名の記載、試験問題の確認、与件文の確認、解答の骨組みの作成、解答の記載と一連の時間管理をする必要があります。

一次試験のように「解くべし!解くべし!!解くべし!!!」と特攻すると痛い目に遭うため、戦略的に挑みましょう。戦略については次の【Do(行動)】で説明します。

Ma.sato

私もこれまで医学部受験や医師国家試験など受験してきましたが、1分単位で試験時間をきっちりとマネジメントした試験は診断士の二次筆記試験が最初で最後です。

【Plan(計画)】最短の学習計画

ここまで二次筆記試験の概要について確認しました。

中小企業診断士試験を登山に例えるなら、一次試験は「登山」、二次試験は「下山」です。

これから二次筆記試験の対策をする受験生は、まだ対策していない場合は山頂で休憩中、勉強を開始し始めた場合は下山を開始したところです。

診断士試験という「山」では、一次試験の登山路はしっかりと舗装・整備されています。しかし、二次試験という下山路は簡単な整備なうえに、道は複数あってどれが「合格」という最終目的地につながっているかわかりません

「これだ!」と思った下山路を選んでも、その道が正しかったかどうかは合格発表日までわからないというドキドキ感もあります。

そこで、最短の合格を目指す方向けの下山路をこれから紹介します。

Ma.sato

令和2年度に受験した自分も、どの下山路を選択すればいいかSNSという「トランシーバー」と一発合格道場という「コンパス」を使って情報収集していました。

なお、診断士試験を登山と例えた表現は先代のメンバーの言葉を一部引用しています。

最短の学習方法

二次試験の学習計画にあたっては、以下の記事に多くのヒントがあります。試験日までどれくらいの勉強時間を捻出できるか確認し、計画を立てましょう。

以下の記事には長期計画方法も掲載されています。

本記事もこの記事を参考に「最短学習計画」を立てます。

最短の学習方法では150-200時間を目安とします。以降で最短合格に必要な事項をそれぞれ説明します。

最短合格に必要な条件

  • 1日の勉強時間:最低3時間
  • 縦解き:事例ごとにまとめて勉強する
  • 過去問:5-6年分
  • 事例IVは別計画:事例IVの計算問題を毎日解く
  • 教材:必要最低限に決める
Ma.sato

二次筆記試験を150-200時間で合格することは、本当に最短です。

そんなこと可能なのか?と疑う受験生もいるかもしれませんが、戦略的に取り組めば可能です。

より時間を必要としても、最短を目指すことが効率的であることには間違いないため目標にしてみてください。

1日の勉強時間:最低3時間

1日の勉強時間の目安は最低3時間にしましょう。毎日3時間調整することが難しかったとしても、1週間で平均して3時間になるようにしましょう。もちろん、それ以上確保できる場合はより好ましいです。

残り60日間だとすると、60日間 x 3時間 = 180時間です。

社会人の受験生だと、ほとんどの方にとってこの時間が目安になるのではないでしょうか。

Ma.sato

約2ヶ月です。勉強時間を1日に3時間も確保することは難しいかもしれませんが、自分を律して計画的に調整しましょう。

ここで2回目の「頑張りましょう!」を送ります。

モチベーションを保つ秘訣は以下の記事を参考にしてください。

縦解き:事例ごとにまとめて勉強する

事例を解く際には、必ず同じ事例にを連続して勉強する「縦解きをしましょう。

具体的には、事例IならR2→R1→H30→H29と、事例Iを縦に解き続けて他の事例には浮気しません。

縦解きをする理由は、事例ごとに解答に必要となる骨組みの知識は同じため、同じ事例を集中して解くことで「解答できなかった問題」に対してどのような知識や論理が足りなかったか、どう対処すればよかったかなどについての改善を鬼速で繰り返すためです。

つまり、同じ事例を通してPDCAサイクルの周期を短くすることが目的です。

Ma.sato

余談ですが、本当に時間がある人は年度ごとに解く「横解き」でもいいかもしれません。

時間があるという条件は、「毎日1年分の4事例を解いて分析する時間もある」ということです。

横解きが可能だと、2次試験対策は冗談抜きで最短2週間で完成するでしょう。

過去問:5-6年分

過去問は5-6年分でいいでしょう。

時間があればさらに以前の年度に着手してもいいですが、各事例60点平均という合格点を得るためには5-6年分の過去問にある論点の網羅性で十分です。

5-6年分以上の過去問を解くより、2周目や3周目の復習を行って知識の定着の確認をすることを優先し、それでも時間がある場合や試験日直前の腕試しとしてさらに過去の事例を解きましょう。

Ma.sato

👹H25年とH24年と事例IVは鬼・難しいので気落ちしないでください👹

事例IVは別計画

事例IVは計算問題が主体のため、過去問とは別に毎日解く習慣をつけましょう。

毎日解くといっても、1日1題25分程度で問題ありません。

コツとしては、最初の頃は解けなくてあたり前なため、わからないと思ったら悩まずにすぐに解答を確認しましょう。

そして、解答と同じように記載できるか実行することが大切です。

Ma.sato

計算問題が得意な方は知っているでしょうが、計算問題は「できる」まで落とし込むことが重要です。

「わかる」と「できる」は違います。

「わかる」から「できる」状態まで到達するように努力しましょう。

教材:必要最低限に絞る

教材は浮気せずに最低限に絞りましょう。たくさんあってもろくなことはありません。

5-6年分の過去問と必要な教材は以下の通りです。

Ma.sato

各教材についての「良さ」や「改善点」は以下の記事を参考にしましょう。

さらに、「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」と「2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」は12代目masumiが執筆担当しています。

masumiファンは必携ですね!

具体的な最短学習計画はコレだ!

以上を踏まえて、Ma.satoなら令和3年度の二次筆記試験の勉強計画を以下のように立案します。

仮に9月6日を勉強開始日とします。

1周目

なお、事例を解く習慣を身につけるために好きな事例・科目から解き始めましょう。

事例と一次科目の対応表

事例I:企業経営理論(経営戦略・組織論)

事例II:企業経営理論(マーケティング)

事例III:運営管理

事例IV:財務・会計

二次筆記試験で求められる知識の概要は以下の記事を確認してください。

1日1事例と見て、「苦しい」と感じる人もいるでしょう。しかし、1日に1事例解いて(Do)、点数と解説を確認して自分ができなかった問題と次回に向けた課題の整理(Check)を同じ日に行うようにしましょう。

記憶が鮮明なうちに復習を行って課題の整理を行うことが大切です。遅くても翌日には復習しましょう。

2周目

2周目は1周目で身につけた知識の確認をします。1周目で整理した「課題」を2周目でクリアできているか実践(Act・Do)します。

解いた後に、1周目と同じように点数と解説を確認して自分ができなかった問題と次回に向けた課題の整理(Check)を行い、必要ならば計画(Plan)のうえ3周目(Act・Do)を検討しましょう。

表として掲載したファイルは、ダウンロードして自分自身の予定に合わせて調整してください。

Ma.sato

ストーリー形式の二次筆記試験は、2周目で解答を覚えてしまっていることが多いでしょう。

しかし、それこそが成果です。覚えているということは完全ではないにしても要点を把握している証拠です。

覚えていないことの方がよっぽど反省すべきことです。

【Do(行動)】事例の解き方

二次筆記試験の特徴で説明したように、二次筆記試験では時間の管理であるタイム・マネジメントが重要です。

事例の問題の解き方から復習の仕方に至るまで、以降でタイムマネジメントについて説明します。

事例の解き方

過去問の事例を解く時に、「80分」という時間の使い方は誰にとっても合格を掴み取るうえで重要な要素になります。

以下のステップは一つの例です。実際に解いてみて、自分自身の与件文を読む速さや解答を書く速さを考慮して時間を調整しましょう。

なお、時間の管理は受験当日に使う時計を使用しましょう。過去問の演習時に臨場感が出ることや、本番でも使い慣れた時計を使用することで安心感が得られるかもしれません。

2分:受験番号と氏名の記載

問題用紙を切り離す受験生はその時間も含めます。ゆっくりと丁寧に落ち着いて受験番号と氏名を記載しましょう。

STEP
1

8分:設問の確認・解釈

設問の解釈方法については、ひでさんの記事が具体的です。以下の記事を参考にしてみましょう。

STEP
2

10分:与件文の確認

次に与件文を確認しましょう。1度目はさらっと読んで2度目に書き込みをしても、1度目から熟読してマーカーを引いても問題はありません。

いずれにしても、自分にとって最適な「与件文の確認方法」を身につけましょう。

与件文のマーキングに関しては、以下の記事でどんな方法があるか紹介しています。ほとんどの二次筆記試験の受験生が悩むため必見です。

Ma.sato

与件文のマーキングについては私も試行錯誤しました。

別の機会に深堀りするので、乞うご期待ください!

STEP
3

20分:解答の骨組みの作成

各設問に対する解答の骨組みを書きます。こちらもSTEP2で紹介したひでさんの記事や「まとめシート流!」、以下の記事を参考にして自分に合った方法を確立しましょう。

ここで注意しなければならないことは、20分という限られた時間で完璧な骨組みを作成することは不可能であることを念頭に置くことです。

こだわりすぎてはいけません。次の「解答を記載」する時間がなければ、どんなにいい解答も白紙となり架空の解答になってしまいます。

STEP
4

40分:解答を記載

後半40分で解答を記載しましょう。

書く作業が速い人は35分や30分と短くして、解答の骨組みを作成する時間にあててもいいかもしれません。

STEP
5

上記は一つの例です。試行錯誤して自分だけのタイム・マネジメントを作成しましょう。

今回の記事は総論的に事例の解き方のフレームワークを解説しているため、各事例を解くうえで必要な知識については解説しません。

各事例に関する各論は12代目メンバーがこれから展開する予定です。以下の記事は事例IIIについて網羅しています。このような記事の内容を「なるほど!」から「わかるわかる!」まで理解できていたら合格確率は間違いなく向上しています

道場内に検索エンジンがあります。わからないと思ったら「キーワード」でサイト内検索してみてください。

これまでの一発合格道場の蓄積のどこかにあなたが探す答えがきっとあります。ない時はコメントしてください。道場メンバーが記事にするでしょう。(道場メンバーのみんなよろしくね!)

Ma.sato

解答の骨組みに時間をかけると、解答を記載する時間がなくなり誤字や脱字も多くなります。

流れだけ記載して、「完璧」を追い求めないように気をつけてください。

時間配分の工夫に関しては12代目もそれぞれです。以下の記事を参考にしてみてください。

【Check(測定・評価)】復習の仕方

次に復習方法について確認します。他の受験生と差がつくポイントは間違いなく復習方法です。量をこなすことも大事ですが、何よりも「時間的密度」という質が重要です。

1時間に1つのことを学べるとして、10時間かければ10個学べます。

1時間に3つのことを学べるとしたら、10時間で30個のことを学べます。

1時間あたりに学ぶ量をを増やすこと、つまり時間的密度をあげることは当たり前なことかもしれません。この「当たり前」を自分自身のものにしましょう。

復習の仕方

まず、一番やってはいけいないことは「解きっぱなし」の状態にすることです。

問題を解かなければ復習はできませんが、復習しなければ問題を解いていないこととほぼ同じです。

しかし、復習といってもどのように効率良く復習すればいいか悩むこともあります。そこで、次にあげる復習方法のポイントを順に紹介します。

復習方法のポイント

  • ポモドーロ・テクニックで〆切効果を作る
  • 「ふぞろい」を活用して点数を見える化
  • 書籍のページを写真に撮る
  • 解答にどこがダメだったか一言で書き込む
  • メモアプリに次回の課題を記載する
  • 写経はしない
Ma.sato

二次筆記試験の復習の方法については私も悩んだうえに試行錯誤しました。

当時は感覚的に「こっちがいいかも!」と判断していましたが、なぜその方法がよかったかを本記事で見える化(可視化)し言語化します。

(自分の方法についてSECIモデル(ナレッジ・マネジメント)を実行しました。)

ポモドーロ・テクニックで〆切効果を作る

ポモドーロ・テクニックとは、「25分間集中して、5分間休む」というサイクルを2-5回繰り返して、その後15-25分程休憩する集中方法です。

ポモドーロ・テクニックについては、ぴ。が以下の記事でまとめているので、詳しく確認したい人は参照してください。

解説を読む時にポモドーロ・テクニックを活用して、25分あたり1-2問復習するようにしましょう。この方法で集中するとともに、一つの問題に割ける時間を調整・確認することができます。

一つの事例に4-5問の設問があるため、3-5サイクルで復習を終わらせることが目標です。

復習時間についても、時間管理すると1周目と2周目の自分の「出来」の違いを実感することができるでしょう。

Ma.sato

11代目のぴ。もオススメする
Focus To-Do: ポモドーロ技術 & タスク管理
というアプリを私も使っています。

App storeにもありますよ。

「ふぞろい」を活用して点数をみえる化

ふぞろいシリーズのいいところは、なんといっても採点できることです。

キーワードによる採点だとしても、出来具合を数値化することで客観的に評価できることは大きなメリットがあります。

曖昧に「ここができなかった」と反省するよりも、「点数化」して具体的に自分の問題点と今後の課題を抽出しましょう。

Ma.sato

ふぞろいシリーズのいいところのもう一つは、「悪かった答案」も掲載されていることです。

公的な答案が公開されていないため、良い答案がなぜ良いのかについては腑に落ちないこともあります。

一方で、悪い答案のダメな理由がわからないことはほとんどないでしょう。

剣道の反省の言葉であり、野村克也監督の座右の名でもある『勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし』とはよくいったものです。

書籍の写真を撮る

自宅勤務が多くなったとはいえ通勤をしなければならない受験生や、事例を解いた後に解答を確認する時間がない受験生も多いでしょう。

同友館の書籍は電子書籍化されていないため、分厚く重たい本を持ち歩くか自炊(裁断・スキャン・OCR(文字を検索できるようにすること)して電子書籍化)するしかありません。

そこで、各事例の解答ページをスマートフォンで写真に撮り、いつでも・どこでも見えるようにしましょう。解答ページはそれほど多くありません。

電車などの通勤時間や職場の隙間時間でも確認することができます。また、iPadのGoodNotesなどのアプリで写真に書き込みすることもできるため便利です。

Ma.sato

写真を撮る時、画質などにこだわりすぎないようにしましょう。自分が読めれば十分です。

写真の質にこだわりすぎると、貴重な勉強時間を失ってしまうという本末転倒な事態になるため注意してください。

解答にどこがダメだったか書き込む

解説を確認したら、自分の解答にどこがダメだったのか一言で書き込みましょう。

恥など恐れず、去年の自分の一例を掲載します。

Ma.satoのH30年事例I 2回目

ポイントは「一言」で記載することです。一言で記載できるということは、自分の問題・課題を認識できていることを証明しています。

最初は難しいかもしれませんがすぐに慣れます。

Ma.sato

私は解答用紙を印刷して記載する派でしたが、Goodnoteなどを使用してタブレットに記載する方法もオススメです。

重要なことは「紙」か「タブレット」かではありません。

本番同様に「書く」ことが大切です。

メモアプリに次回の課題を記載する

「ダメ」な理由を解答用紙に書き込んだら、次はメモアプリに次回以降の課題を記載しましょう。

具体的な例を示します。

私の場合は、解答に書けなかった論点や論理を以下のようにメモアプリを使用して整理していました。

メモアプリで点数や反省点、書籍の写真を管理

また、書籍の写真はメモアプリに貼り付けておくと2周目以降の手間が省けて時短に繋がります。

2周目以降に問題を解いた後、メモアプリに整理した前回の課題や反省点を克服できているかチェックし見える化しましょう。

メモアプリのいいところはさまざまなデバイスで管理できることやタブのような機能で年度ごとや事例ごとの管理が容易で見やすいことです。

メモアプリのおすすめも以下に掲載します。ぜひ試してみてください。

オススメのメモアプリ

Windows系ユーザー:OneNote

Appleユーザー:Notes(メモ)

自分が使うデバイス全てで一元管理できるアプリを選ぶと便利です。

Ma.sato

IT化の効率化は「DRINK」につきます!

D:データベースの活用
R:リアルタイム
I:一元管理
N:ネットワーク
K:共有化

メモアプリは、事例IIIで必須の「DRINK」を体現するには外せないマスト・アプリです。

上記の画像には掲載していませんが、実はさらに「ふぞろい」、「まとめシート」、「診断士ゼミナール」の解答もタイピングして私は管理していました。

私的利用を超えて、著作権法に抵触してしまうため今回は割愛します。

3つの模範解答を比較し、重複する論理やキーワードは重要視し、重複しない内容については優先度を下げる対処を行っていました。掲載できませんが、読書術としても有用なこういった方法も一つの有効な手段です。

写経はしない

写経についてはオススメ派と否定派とそれぞれいます。

私は否定派です。理由を以下に挙げます。

手書きのデメリット

  • 時間がかかる(1文字/0.5-2秒)
  • 手が疲れる
  • 時間がかかるため直前に記載した内容を忘れる
  • 「書く」ことが目的に変わってしまう可能性がある
  • 五感のうち「見る」しか活用できていない

以上のように、覚えたり論理を考える方法としては時間もかかるうえに効率が悪い側面があります。

「試験は筆記だよ!」という意見もありますが、復習まで筆記にする必要はありません。

そこで、おすすめする方法は「音読」です。

音読のメリット

  • 時間がかからない(10-15文字/1秒)
  • 疲れない
  • 手間ではない
  • 論理や誤字・脱字の確認がしやすい
  • 「読む」ことにこだわる可能性が低い
  • 五感のうち「見る」「聞く」を活用できる

音読する時に周囲を気にしてしまう場合は、小声でも問題ありません。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

Ma.sato

どうしても書かないと覚えられないという方もいるでしょう。

そういった方は「タイピング+音読」もおすすめです。

タイピングの速さによりますが、「筆記用具で書く」よりは速いでしょう。

私の場合の1秒あたりの速さの目安は、
音読:10-15文字 > タイピング:5-7文字 > 書く:0.5-2文字
です。

(タイピングも「書く」動作の一つだと私は捉えていますが、哲学的な問いになるためここでは深く追及しません。)

復習は必ずする!

冒頭にも記載しましたが、復習は必ずしましょう。

  • なぜ、できなかったか?
  • 何が問題だったのか?
  • どうすれば改善できたか?

など、「5W1H」を考える癖をつけると自然に振り返る習慣ができます。

そもそも、中小企業診断士は「経営コンサルタント」の国家資格といわれています。経営に関わる「なぜ、何が、どうすれば」などを提言することが業務の大きな軸です。

中小企業診断士として活躍するためにも復習して訓練しましょう。12代目の道場メンバーの復習方法の記事も以下に掲載します。

Ma.sato

私の口癖は「だけど」です。

少し前までは、自分は嫌な人間だなと思っていましたが、「だけど」は今後どうすればいいかを検討している意味合い(クリティカル・シンキング)もあると判断し現在は楽観的に捉えています。

また、自分が感じたことの最後に「と考えた。」とつけることで事象を主観から客観に変化することができます。精神科医から私は教わり実践しています。

このようにして、「考える」習慣をつけてみると楽しいかもしれません。

【Act(対策・改善)】

ここまで二次筆記試験の概要と特殊性を踏まえた上でPlan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)と説明しました。

最後にAct(対策・改善)について方法を解説します。

やる!とにかくやる!!

根性論のような見出しですが、Act(対策・改善)としてはとにかく隙間時間の活用と過去問を演習するしかありません。

野球で例えるなら、自分のバッティングのフォームのどこが悪いかをCheck(測定・評価)し、素振りや練習試合などのAct(対策・改善)をするしかありません。

次に、時間がない時(素振り)と時間がある時(練習試合)の勉強方法を説明します。

時間がない時:素振り

時間が限られる時に過去問の演習は難しいでしょう。

時間がない時は「素振り」として1次試験の100文字トレーニング自分の課題などを分析したメモアプリの確認をしましょう。

時間がない時の勉強

  • 1次試験の100文字トレーニング
  • 自分の課題などを分析したメモアプリを確認

また、スキマ時間の活用方法に関しては以下の記事で12人のパターンを説明しています。自分に合う方法を試してみてください。

Ma.sato

1次試験の100文字トレーニングはまとめシートの巻末にあります。確認してみてください。

時間がある時:練習試合

時間がある時は過去問を解きましょう。素振りの成果を練習試合で試して、再度自分のフォームの問題点や課題を整理して、次の練習の計画をしましょう。

そうです。PDCA、いや鬼速PDCAを回しましょう。

過去問のダウンロードは以下の記事からMMC、AAS、LECと確認できます。好みですが、私はLECが見やすかったため昨年使用していました。

Ma.sato

2周目以降で問題を覚えてしまい困っている場合は「制限プレイ」がおすすめです。

例えば、時間を5分短くして75分で解き、タイム・マネジメントを徹底するなどの制約を課してみましょう。

将棋で飛車・角・金・銀落ちで挑戦すると燃えることと同じです。えっ?わかりづらい?

令和2年度 合格体験記のデータ分析

一発合格道場では、例年合格者の方から合格体験記を寄稿してもらっています。

令和2年度の合格体験記のデータ分析を参考に、合格者の多数派がどのように対策したかについては今後の学習を進めるうえで強力な指針です。

これから対策を始める人やある程度勉強をして、次にどうしようと悩む機会は少なくありません。悩んだ時は以下の記事を参考にしましょう。

Ma.sato

上記のデータでは200-400時間の対策時間を費やした人が多数です。

200時間未満は次に多いグループですが、達成している合格者はいます。

厳しいようですが、「ムリ」と思ったら絶対に不可能です「できる!」と自分自身を信じなければ何事も為し得ません

さいごに

今回は『【ニ次筆記試験最短攻略法】鬼速PDCAによる効率的学習法で合格を掴め!』と大胆なタイトルで二次筆記試験に有用な方法やテクニックをまとめました。

去年私が集めた情報・悩んだ末にたどり着いた方法、12代目の道場メンバーが作成した記事を余すことなく掲載しています。

長い文章の記事で、近視眼的には受験生の貴重な時間を奪っているかもしれませんが、本記事が大局的には効率的に受験勉強を行う土台となり、みなさんの貴重な時間を作ることに役立てればと願っています。

二次筆記試験では情報を制する受験生が合格をもぎ取れる可能性が高いです。

本番の二次筆記試験の合格率を1%でも上げられるように本記事を活用してください。

もちろん、自分に合う方法と合わない方法があるため、自分にあった方法を模索して取り入れていきましょう。

最後に、頑張りましょう。

Ma.sato

私は悩んで考えた時間も含めて二次突破に150時間を要しています。

この記事の方法を全て体現できる受験生は相当の変態(ほめてます!)ですが、おそらくもっと短い時間で合格を掴み取れるはずです。

それにしても、中小企業診断士一次試験を登山した後の「一次試験合格」という頂きでまったりと飲むお茶とお団子はおいしいものですよね。

富士山頂からのご来光と雲海

私も心地良すぎて1ヶ月のんびりしてしまいました…

しかし、2021年度はのんびりしている時間は少ないです。早めに行動をとりましょう!

新しいことは、始めてしまえば目標のうち50%は達成しています。

共に歩むため、最後の最後の「頑張りましょう!」を送ります。

次回は誰もが点数をとって当たり前と思われている「事例IV・経営指標」を最短でクリアする方法を解説します。

それでは、明日は「のき」から18周目です!

■情報大公開■

雑誌「企業診断 10月号(9月27日発売)」に当サイト「一発合格道場」 12代目メンバー一同による記事が掲載されることになりました。

発売時期にお勧めのコンテンツとして、事例Ⅰ~Ⅲでは道場メンバーが受験生時代に実際に書いた「ダメ答案から学ぶ事例ポイント」を、事例Ⅳでは直前対策としての「記述問題対策」、「部分点対策」、「チェックリスト」の3点を雑誌記事にて公開します。

本試験1カ月前という直前期に受験生のみなさんに確認・理解してほしいポイントをまとめました。

ぜひ、活用してください!

それでは最後の終わりはいつもの一言で!
せ〜の!ばいび〜
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【ニ次筆記試験最短攻略法】鬼速PDCAによる効率的学習法で合格を掴め!”へ5件のコメント

  1. ロム より:

    Ma.satoさん、ストレート合格した際の貴重な勉強計画をありがとうございます。

    おおよそではありますが、私もMa.satoさんのスケジュールと似ていてちょっと安心しましたw
    私は一週間で事例を集中するのではなく、平日は事例Ⅰ~Ⅲを入れ替わりで行い、休みの一つの日は一つの事例に絞って複数年の問題を行うようにしています。

    また受験数や合格者のデータもありますが、もはやここまで来たら受験生が多いということや、合格者の席も一定数しかない、競争率が激しい、というような不安要素は一切無視することにして、とにかく勉強する! 勉強して試験に臨んで合格を勝ち取る! と、本記事にもある通りとにかく勉強あるのみ!というスタンスでいきたいと思います!
    泣いても笑っても、11月7日の試験は刻一刻と迫っているので、とにかくやります! やるのみ!
    (ただの根性論のコメントになってしまいました……w)

    1. Ma.sato より:

      ロムさん
      一次試験お疲れ様でした!
      勢い落とさずすでに対策されていて「すごい!」の一言です。
      私にはその勢いが長続きしなかったのでロムさんの「強み」だと感心させられます。

      データ分析に対しては「そんなの関係ない」という姿勢が最高です!!
      昨年、自分は「自分なら受かる」という過信のもとひたすらに邁進しておりましたのでロムさんと非常に近しいものがありました。
      データ分析を載せて論理展開している当人である私もここらへんを知ったのは試験が終わってからです。

      ロムさんの「終わりある旅」を引き続き応援しております。
      ムリのない範囲で頑張ってください。
      Ma.sato

  2. ばんくさん より:

    日々の皆さまの記事も大変参考になるのですが、今日のMa.satoさんの記事は、このタイミングでの
    受験生が読むべき集大成のエッセンスが詰まっていますね、実践してみます!
    事例Ⅳは財務会計から苦手だったので、試験終了後比較的すぐに「30日」を毎日始めることに(理解度は別として)スタートができているのですが、その他のⅠ〜Ⅲはまだどう進めるか情報収集含めてフラフラしている状況でした。学習計画のエクセルを見ると悠長に情報収集に時間割きすぎている余裕はないと改めて認識できました。まずは縦解き始めます。まだ少し一次の余韻に浸っているところ喝を入れてもらって感謝です。

    1. Ma.sato より:

      ばんくさん
      エッセンスが詰まっていると言って頂き、記事を作成した甲斐がありました!
      一次試験、お疲れ様でした。
      ここから険しい道のりですので、事前にゆっくりと補養もされてください!
      まだまだ十分間に合いますが、二次筆記試験からは一次試験をすでにクリアされていた方々も参戦してくるため効率的かつ着実に対策を進めてください!
      陰ながら応援しています。
      Ma.sato

      1. ばんくさん より:

        ご返信と暖かいコメントありがとうございます。とにかくやらなきゃいけないことはたくさんありますので愚直に進めます!陰ながらじゃなく正面から応援お願いします笑

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