カテゴリ「02 財務会計 | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


           

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こんにちは。CKです。
いよいよ1次試験本番が迫ってきましたね!

先日の岩塩の記事でも書かれていましたが、皆さん、必ず試験前に携帯は電源を切ってバッグにしまってください!
持ち物の準備などは前日までに準備できますが、これだけは必ず本番当日に行う必要があります。「つい、うっかり・・」をやってしまうだけで失格になりますこれまでの苦労と時間が一瞬でぶっ飛ぶ悲劇となります。(いよっちの記事
冒頭からビビらせるようですが、本当にこれだけは気を付けて頂きたいと思い書かせていただきました。

さて、今日も超直前期ということでサクッといきます。

前回は企業経理理論の経営戦略論を俯瞰して復習するマップをご紹介しました。(前回記事はこちら

今回はさらに超直前期向けで、財務会計の「重要公式ど忘れ防止シート」です。

これは、試験中に公式を「ど忘れ」する事を防ぐために、忘れやすい重要な公式について鉛筆で書いて再現できるか確認するというものです。「手に覚えさせる」というやつです。
直前期では全て科目の復習をしなければならないため、問題を解く時間が取れない時や、模試や本試験当日の朝などに短時間で復習できる様に重要なものに絞って手を動かして復習してました。
当日のど忘れが不安な方、隙間時間で復習をしたい方は是非お試しください。

※PDFファイルもアップしていますので、宜しければコピーしてお使いください。

 

 

PDFはこちらからダウンロード

※アルファベットや言葉の使い方は、私が覚えやすいもので書いていますので、
ご自身が覚えやすい/使いやすいものに置き換えてください。

 

それでは、かなり暑くなってきましたが、ここからは体調管理が第一です。
くれぐれも体調だけは崩さないよう、最後ラストスパート頑張ってください!

以上、CKでした。


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おはようございます!おべんと君です。自己紹介はこちら
前回までの投稿記事はこちら

【今日のまとめ】
繰延税金資産投資その他の資産繰延税金負債固定負債に計上。
②リースは日本基準はオペレーティングリース、ファイナンスリースの
_区分け有IFRS区分け無

 

<はじめに>
今日は、本題は4分程度でお読みいただけるショート記事です。

また、かなりマニアックな記事なので、今回の私の記事は
「へぇー」「へぇー」(昔流行ったトリビ〇の泉的な)
感じでさらっとお読みいただき、私以外のメンバーが投稿した
記事の閲覧や、1次試験に向けた勉強に充てていただければ幸いです。

 

<本題>
財務・会計はご存じのとおり計算問題が多いですが、
数問は知識を問う文章問題があります。
今回「会計」分野の文章問題に出そうだな~と勝手に
私が感じた論点を、勝手に書かせていただきたいと思います。

本当に出るか分かりませんが・・・

 

<前提>
経営法務や中小企業政策では、「法改正」が度々あるため、
過去問や昔の参考書が使えなくなってしまう といったことが
あります。

実は ”会計” もここ最近、そして今後も日本の会計基準の改正
定期的に起こります。

主な理由は、2001年ロンドンで発足した国際会計基準審議会に
よって、「世界共通の会計基準」を目指して策定された
国際財務会計基準(IFRS)と日本の会計基準には様々な
違いがありまして、その違いを徐々に解消するために、
定期的に日本の会計基準の改正が行われているためです。

今日はその改正の中で、試験に関係しそう?と私が勝手に
思った論点を2つ紹介いたします。

 

<①税効果会計>
税効果会計に関する説明は、お持ちのテキストに書いてあるかと
思いますが、繰延税金資産と繰延税金負債の計上ルールが、
昨年度改正されています。

☆従来
繰延税金資産:
_流動資産、もしくは投資その他の資産(固定資産)に計上
繰延税金負債:
_流動負債、もしくは固定負債に計上

☆改正後
繰延税金資産:
_投資その他の資産(固定資産)のみに計上
繰延税金負債:
_固定負債のみに計上

改正の根拠までは試験には出ないと思いますので割愛しますが、
上述の国際財務報告基準(IFRS)等、世界基準に揃えた形です。

もし
「繰延税金資産・繰延税金負債の計上は貸借対照表のどの区分か?」
のような設問が出た場合、上記をご参考いただければと思います。

 

<②リース会計>
リース会計の詳細は、11代目Tomatsuの個人ブログに素晴らしい!
解説が載っていますのでご覧ください→こちら

日本の会計基準では、
「ファイナンス・リース」「オペレーティング・リース」の区分けが
あります。
☆ファイナンス・リース
_リース物件を固定資産として貸借対照表に資産計上し、
_リース料をリース債務として負債計上
☆オペレーティング・リース
_リース資産やリース債務は貸借対照表に計上せず
_リースの賃貸料を費用計上

現行の日本基準はこのままです。

一方、日本企業でも日本基準ではなくIFRSを適用している会社の場合、
この2つの区分けはありません。
IFRS適用会社の場合、リース取引はすべて貸借対照表に計上します。
日本企業でIFRS適用会社は少ないため、試験には出ないと思いますが、
万が一、引っ掛け問題として、

もし
「リース取引はすべて貸借対照表に計上する」
のような設問が出た場合、上記をご参考いただければと思います。

ということで、以上2点を紹介いたしました。

【今日のまとめ】
繰延税金資産投資その他の資産繰延税金負債固定負債に計上。
②リースは日本基準はオペレーティングリース、ファイナンスリースの
_区分け有IFRS区分け無

この投稿が皆様のお役に立てば幸いです。

 

<小話(1次試験失敗談)>
私は通算で4回1次試験を受験していまして、1次試験の私の失敗談
書かせていただきます。

☆「睡眠」について

①家で寝るべきかホテルで寝るべきか

1回目の1次試験は3科目を合格しており、2回目の1次試験は
2次筆記試験への挑戦権をかけて受験しました。

万が一の交通トラブルを回避するために、試験日にホテルに
宿泊しました。

1日目(科目合格を使って財務、経営のみ受験)の夜、
早く寝ようと思ったものの、全然眠れない・・・

私は枕が変わると眠りにつけない神経質人間です・・・
懸命に寝ようとしたのですが、全然眠れない・・・

交通トラブルを回避するという点は悪くないとは思うのですが、
やはり睡眠を考えると、普段寝ている自宅で睡眠をとるのが一番
だと思います。

 

②試験1日目終了後の夜に、結果が気になってしまった

枕が変わって眠れない中、1日目の試験結果が気になって
さらに眠れなくなってきました・・・

挙句の果てには、禁断の某有名サイトに投稿される解答を
見始めてしまい、全然眠れなくなってしまいました・・・

ありがたいことに合格することができましたが、
1日目の結果はどんなに調べても覆りません(当たり前)。
当然そんなことは分かっていたのですが、どうしても気になって
しまいました・・・

皆様には、絶対こんなことにはならないようにご注意くださいませ!

以上、おべんと君でした。


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合格に十分な実力発揮の準備

✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?

おはようございます。
べりーです(過去投稿記事はこちらです)。

ご覧の「一発合格道場ブログ」では毎年この時期に「渾身記事」と銘打って、各メンバーが渾身の気力と知識を振り絞った記事を投稿します。
基本的にある論点を深堀して解説し、特定の論点に関する知識をより強固にしていただくことを目的にした内容が多くなります。

またメンバーは去年まで自分達自身が受験生かつ「一発合格道場の読者」だったので、リクエストがあったテーマは別ですが、自身のフレッシュな記憶と体験に照らして「こんなのが読みたかった」あるいは「こういった記事に助けられた」という経験などから、テーマを決めています。
※11代目は、例外なく全員が令和元年の2次試験合格者です

そのような中、今回私はあえて「深堀」でなく「広く浅い記事」を書くことにしました。ごちゃっとしがちな財務会計の知識をいくつかピックアップして一元化したような記事です。
基本は1次試験対策ですが、ちょこちょこ2次試験対策になる内容も含まれます。
チェックシート的にご活用することで、ぜひ1点でも多く勝ち取っていただけたらと願います。

なお、前回投稿した運営管理の「生産オペレーション(IE等)」の暗記法については、思いのほか「自分も頭に入らなくて困ってたから助かった」という反響をいただきました。しかし今回は手広い範囲からピックアップする形なので、もしかしたら「こんなの知ってて当たり前」ばかりになってしまうかもしれません。
と思いながらも、もしこの時期に万が一何か1つでも「なるほど!」が発見できて本試験での4点に繋がったら、試験戦略上、非常に大きいよなーと思い直して投稿させていただきます。
ブロックごとの読み切り型で分割しやすくなっていますので、恐れ入りますがご興味なきところは飛ばし読みして下さい。

 

ごちゃっとしがちな財務会計知識と直前期の暗記法

今回は1次試験合格の鍵を握る重要科目、財務会計についてです。
参考までに財務会計の平均点と科目合格率の推移は次の通りです。

一次試験の平均点と科目合格率の推移2020(~令和元年最新版)

1次試験は難化と易化の差が波があるのが特徴であり、その中でも財務会計は年度ごとの差が激しいです。したがって財務会計は「難化に耐えうる実力を備えておく」ことで、①難化したら何とか足切りを免れる②易化したら得点源にする、という対策で臨むべきでしょう。

財務会計の主要論点は次の通りです。

ざっとご覧いただいて、何だっけコレ?はありませんか?

そろそろ超直前期という時期にこのレイヤー(テキスト目次の大見出しレベル)で「何だっけコレ?」は中々ないと思いますが、もしドキッとした項目(論点)がありましたら、とてもラッキーです。
なぜなら今ならまだ、本試験までに知識を増強する時間はあるから。
その論点は過去問のタテ解き(年度を跨いで論点別に解く過去問の解法)で知識を補強することをお勧めします。

今回取り上げた「ごちゃっとしがちな財務会計知識」は大きく分けて7論点。
暗記法は一発合格道場名物の「くだらないほど忘れない」方式です。それではどうぞ!

 

【財務諸表概論】財務諸表の種類

会社法(計算書類)

会社法では、以下の4つを「計算書類」といい、株式会社に作成を義務付けています。

①貸借対照表(B/S)
②損益計算書(P/L)
主資本等変動計算書
別注記表

覚え方会社BP株子

← 株子さん

①のB/Sと、②のP/Lは大丈夫ですよね。会社の「ストック(ある時期で切り取った会社の状態)」と「フロー(ある期間における会社の業績)」を把握できる重要な書類です。
なので「BP」はあまり深く考えないで「BP=B/SとP/Lね」と覚えて下さい(注:BPは造語で一般には通用しません💦)。

会社法株子さんを守ります!

 

金融商品取引法(財務諸表)

主として上場企業では、金融商品取引法(財務諸表規則)により、以下の「財務諸表」の作成が義務付けられています。

①貸借対照表(B/S)
②損益計算書(P/L)
主資本等変動計算書
キャッシュフロー計算書
属明細表

覚え方:金融BP株キャップ

今年最も株取引で稼いだ投資家に贈られるキャップです。・・・そんなことはありませんが、金融商品取引法は「いつものBP」+「株キャップ」です。

ちなみにこの「株キャップ」、昨日Tomatsuが紹介してくれた1億円つくった元お笑い診断士の井村俊哉さんがとっても似合いそうですね(笑

 

株主総会招集時に必要な書類

取締役会を置く株主総会の定時株主総会の招集通知には事前に取締役会の承認を受けた以下の書類を添付しなければなりません。規定されているのは会社法です。

①計算書類
②会計監査報告書(大会社等)
③監査報告書
④事業報告書
連結計算書類

株主総会通知に添付する資料には、会社法の計算書類(会社BP株子)に加えて上記の②~⑤が必要です。会計監査人による監査報告、監査役及び監査役会の監査報告、事業報告、の「報告書3点セット」です。

ここまでの3つを横並びで見比べると、記憶に必要な脳の海馬が刺激されるはず!です。(クリックすると拡大します)

 

【簿記の基本】割引と割り戻し

よく混同しがちな「これ割引?割り戻し?問題」です。

割引:期日前支払いに対し、支払いが早かった分だけ金利相当分を安くする(だから営業外)
割戻ボリュームディスカウント(量に対するディスカウント)

覚え方:早割引、大量戻し


(ヴィッセル神戸HPより)

 

【CF計算書】運転資本と正味運転資本

CF計算書は我ら一発合格道場に超人気記事があります。
歌って覚えるキャッシュフロー計算書 by 7代目nori

前回記事で私は「文言と配置を暗記することで柱を築き、さらに知識を肉付けすることにより強固な橋げたを構築する」手法を説明しました(生産オペレーションを俯瞰する暗記法)。今気づきましたが、7代目noriのこの記事の狙いもそこです。
ちなみにCF計算書は2次試験では絶対に避けて通れず配点もそれなりな論点ですが、1次試験対策時点では「捨て問」としている方もいるかもしれません。
確かに1次試験対策としては仕上がり具合次第でスルーしても良いと思いますが、多少余裕がある方や2次試験再挑戦組の皆様は7代目noriの記事をぜひご覧下さい。

さて「ごちゃっとしがちな財務会計知識」の方に戻りますが、CF計算書(間接法)における「営業CF」の小計の上あたり、noriの記事で「運転♪」と言っているのが「運転資本」です。

これとごっちゃになりがちなのが、経営指標で出てくる「正味運転資本」です。

運転資本

論点:CF計算書、意思決定会計のフリーキャッシュフロー(FCF)
内容:企業が営業活動を行う上で使用した資金
算出:運転資本=売上債権+棚卸資産-仕入債務
CF計算書:運転資本の増⇒マイナス値運転資本の減⇒プラス値と、正負が逆転する
意思決定会計:FCF=営業利益×(1-税率)+減価償却費-運転資本の増減―投資額

 

正味運転資本

論点:経営指標
内容:1年以内に現金として利用可能な資金(正味運転資本が大きいと資金繰りは安定していると言える)
算出:正味運転資本=流動資産-流動負債(手元資金―返済が近い債務)

 

覚え方:
運転資本・・・売掛金などCFを減らすもの
正味運転資本・・・正味が付くとプラスの意味に(支払能力)

 

 

【経営分析】改善 or 悪化?

財務会計は時間との戦いです。以前、次の記事を書きました。
1次試験の財務指標は計算しない?! 財務会計「経営分析指標」のヒント①

経営分析問題との向き合い方はこの記事をご参考下さい。
その上で必要になるのが、計算結果から「上昇 or 低下」「改善 or 悪化」を判定することです。
経営指標は状態を可視化するための指標ですから、「値が大きいほど良い指標」と「値が大きいほど悪い指標」の違いを正しく認識する必要があります
※今回の説明では「各回転期間」を除いています

値が大きいほど良い指標

いかがでしょうか?どれも「大きいほど良さそう」ですよね。
利益率、回転率、自己資本比率、インタレストカバレッジレシオは迷わず「大、即ち『良好』」です。

一方、逆を行くのが次の指標たちです。

値が小さいほど良い指標

どちらも分子より分母が大きい方が安心ですよね。
分母が大きいほど数値としては小さくなります。
固定資産よりも自己資本(+長期借入)、負債(他人資本)よりも自己資本が多い方が安定していると言えます。

覚え方:小さいほど良い「コテコテの負債」

※コテコテ・・・固定比率(コテ)と固定長期適合率(コテ)
※負債・・・負債比率


「小さいほど良い『コテコテの負債』」(イメージです)

 

ここまでが前半です。
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では後半も行ってみましょう!

 

【CVP分析】安全余裕率と営業レバレッジ

安全余裕率です。

安全余裕率=(実際売上―損益分岐点売上高)÷実際売上高×100(%)

もしくは

安全余裕率=100-損益分岐点比率(%)

で計算するのはご存じの通りです。

この安全余裕率には第3の計算方法があるのをご存じでしょうか。
私は以前にこのサイトの記事を読み漁っているときにある記事に出会い初めて知りました。
これを知っておくと「損益分岐点売上高」や「損益分岐点比率」を計算せずともP/Lから直接計算できます。
記事のタイトルには「学校では教えてくれない公式」とありますが、確かにその通りでした。
その記事はこちら(↓)です。

学校では(多分)教えてくれない公式2 「営業レバレッジと安全余裕率」 by 初代アックル

このやり方なら安全余裕率はP/Lから一発で計算できます。

安全余裕率=営業利益÷限界利益×100(%)

この公式、知っておくと本当に助かります。
ご存じなかった方はすぐに過去問で試してみて下さい。
私は本試験では、1周目にはの計算式を使って瞬殺し、検算の時にはいつもの式を使っていました。

さて、この式なんだか見覚えがありませんか?
実はある指標の逆数なのです。

営業レバレッジ=限界利益÷営業利益(倍)

営業レバレッジは、売上高のブレ幅が営業利益に影響を及ぼす度合いです。固定費の割合が大きい費用構造であるほど、売上のブレにより営業利益が大きくブレます。
売上高が固定費を下回るとすぐに赤字転落してしまいますが、逆に売上高が固定費を上回る限り売上高の増加はそのまま営業利益の増加に繋がります。
売上高の増減に対して固定費が「テコ(lever)」のような働き(leverage)をして、営業利益の増減率を増幅しているから「営業レバレッジ」と言います。

ということで私は安全余裕率と営業レバレッジをセットで覚えましたが、たまに「どっちがどっちだっけ?」とごっちゃになることがありました。基本的には知識として理解すべきと思いますが、いざという時の保険として下記を考えました。

安全余裕率=営業利益÷限界利益×100
下から上を割り算

営業レバレッジ=限界利益÷営業利益
上から下を割り算

覚え方:安全余裕な下克上 VS トップダウンでテコ入れ

「倍返しだぁ」って・・・現実ではなかなか。。

 

 

【利益差異分析】売上高差異と費用差異

売上差異分析と費用差異分析です。

このテーマは先日、11代目メンバーの「ぴ。」が渾身記事を投稿しました。
読者からの質問に応える形でしたが、過去問を例に説明してくれて分かり易く丁寧な記事です。

【渾身】財務・差異分析~有利不利で混乱しない解法~

このテーマ、ちょうど私も取り上げようと考えていました。
そして、だとするとこの論点を「視界良好」にしたい方が結構多いのではないかと思いました。
そこで、ぴ。の記事を踏まえてスピンアウト的に取り上げます。

ぴ。の記事にはある重要人物が登場します。そう、工場長です。
売上や費用について、計画に対する進捗状況を事細かに把握し、厳しく追及してくる工場長がいたとして、その工場長が気に入る結果が「有利差異」気に入らない結果が「不利差異」と考えます。

工場長は、

売上・・・売上高が予算越え(実際-予算がプラス値)だと喜ぶ
費用・・・実際の費用が予算内(予算-実際がプラス値)だと喜ぶ

このように、売上は実際>予算(標準)、費用は実際<予算(標準)になればなるほど、有利差異(工場長のご機嫌具合)がUPします。

この「ぴ。理論」で考えれば、ごちゃっとしがちな「売上差異分析と費用差異分析」がすーっと腹落ちします。

 

<その前に…BOX図の再確認>
①差異分析のBOXは大きく四角形を書き内部をT字で3ブロックに区切る
②Tの上側が「価格差異(青)」右下が「数量差異(赤)」の計算エリア
③左下は「計画」または「標準」であり「実際」と突合するあるべき姿
※今回は差異分析が目的なので青と赤を極端に大きくデフォルメしている
④価格(単価)はBOXの左辺の外、数量はBOXの下辺の外に書く
⑤価格も数量も内側から外側に「標準→実際」の順で書くので、「ひ→じ」内側から外側に、ひじ」と覚える
※正確には左下が「計画/標準のBOX」だから「その外周は『ひ』」です。

 

売上高差異分析 

(クリックしたら拡大します)

費用差異分析 

(クリックしたら拡大します)

 

売上高差異分析と費用差異分析は上の2つの図の通りです。

BOX図の作法は覚えるしかないし、覚えられます!
ごちゃっとしがちなのは「何から何を引くべきか?」です。

覚え方:
売上・・・実際売上が予算越えだと工場長が喜ぶ
実際-予算(がプラス値なら「有利差異」)
費用・・・実際の費用が予算内だと工場長が喜ぶ
予算-実際(がプラス値なら「有利差異」)

 

【注意】

ぴ。の記事は、売上高と費用ともに式を「実際-予算」としており、
売上・・・「実際-予算がプラス値」なら有利差異
費用・・・「実際-予算がマイナス値」なら有利差異
と計算結果の方で工場長のご機嫌を伺っています。
工場長の性格さえ理解していれば、どちらでもお好みの方をお選び下さい。

 

 

【証券投資論】投資家の選好(グラフ)

証券投資論の投資家の選好です。

ごちゃっとしがちな「投資家の選好に関するグラフ問題」は、過去7年間に本試験で出題されたのは令和元年度、平成30年度、平成25年度と3回。不定期ながらも頻出問題と言えます。

グラフは経済学で慣れている頃と思いますが、基本は同じです。
ここから先はかなり簡素化した内容にしますが、立ち戻るべきは経済学のグラフです。

①何を表すのか?

・無差別曲線・・・Y軸 期待収益率(リターン)、Y軸 標準偏差(リスク)
・効用関数・・・Y軸 効用、X軸 富(とみ)

②どんなパターンが登場するのか?

・リスク回避者
・リスク中立者
・リスク愛好者

リスクに対するスタンスの違いによってそれぞれグラフの形が違っており、そこを問われます。
上記①と②の組み合わせを覚えて下さい。

ここからは実際の過去問を使います。

 

無差別曲線:期待収益率と標準偏差(リスク)

Y軸・・・期待収益率(リターン)
X軸・・・標準偏差(リスク)

 

<平成25年度 第19問>

期待収益率(Y)と標準偏差(X)のグラフで「リスク回避者の無差別曲線」を選ばせる問題です。
グラフ4つ(3つのタイプ+ワナが1つ)ありますが、リスク回避者のパターンが頭に入っていたら瞬殺です。
以下で見てみましょう。

 

【リスク回避者】

左上のグラフです。
リスク回避者はリスクが嫌いなのでリスクが増えることを望みませんが、もし標準偏差(リスク)が増える場合は期待収益率も増えることを望みます。望まずにはいられません、どうせなら!💦
仮に青ラインのように「期待収益率が同一」なパターン①~③があったならば、よりリスクが小さい①を選びます。

【リスク中立者】

右下のグラフです。
リスク中立者はリスクと無関係により高いリターンを求めるため、X軸と水平の曲線になります。
リスクに関係なく高いリターンを求めるため、①~③であれば一番上にある①を選びます。

【リスク愛好者】

左下のグラフです。
リスク愛好者はリスクが大好きなので、もともと標準偏差(リスク)が高いのですが、それ以上にリスクが増えるとリスクに慣れて徐々に期待収益率が下がり、「右下がりの効用曲線」になります。
仮に青ラインのように「期待収益率が同一」なパターン①~③があればよりリスクが大きな①を選びます。

ということで正解は「ア」です。
右上のグラフはワナです。

続いて同じく無差別曲線のグラフの問題です。
昨年度、令和元年の第13問ですが、ご覧下さい。

 

<令和元年 第13問>

 

いかがでしょうか。
Y軸がリターン(期待収益率)、X軸がリスク(標準偏差)のグラフです。

グラフの形から、これはリスク回避者のグラフです。
リスク回避者がA~Dのどれを最も好むか?という問題です。

無差別曲線は位置が高くなるほど効用が大きくなるため、最も外側の無差別曲線上の点Dは選ばれません。
点Aと点Bはほとんど横並びで同一のリターンですが、点Bはよりリスクが高いので点Aを選びます。
なお同一曲線上の効用は同レベルであるため、リスク回避者にとっては点C(点Bと同一曲線上)も点Aより劣ることになります。

ということで正解は「ア」です。

 

効用関数:効用と富

Y軸・・・効用待収益率
X軸・・・

 

<平成28年度 第11問>

 

こちらは経済学でも見ました「収穫遁減/遁増のグラフ」です。

「リスク回避者」にとって、富が増えれば増えるほど逆に効用(限界効用)は徐々に減少します(遁減)。リスクが嫌だから、無限に富を追い求めないイメージです。上記の設問で言えば、②がリスク回避者です。

一方の「リスク愛好者」にとっては、富が増えれば増えるほど効用はうなぎ上りに高まります。富を得るほど富が欲しくなる。上記のグラフで言えば④がリスク愛好者です。

その中間で、富の増加に対する効用の高まりが常に一定であるのが「リスク中立者」です。上記のグラフで言えば①がリスク中立者です。

ということで正解は「ア」です。

 

覚え方:
1)無差別曲線:期待収益率(リターン)と標準偏差(リスク)

無差別曲線は、矢印型(←型)で、上から「回避」「中立」「愛好」

 

覚え方:
2)効用関数:効用と富

効用関数は、ラグビーボール型(右上がり)で、上から「回避」「中立」「愛好者」

 

 

まとめ

この時期は知識の増強はもちろんですが、いつもの論点をテキストや問題集の流れに沿わず見たり話したりすることで、記憶に残る何かもあるんじゃないかというのが今回の趣旨です。

そして「くだらないほど忘れない」シリーズの記事でもあります。

もし今回の記事から何か発見がありましたら、必ず会場に持ち込む教材やノート(当道場では「ファイナルペーパー」と呼びます)に「覚え方」と共にメモ書きして下さい。

ということで、今回は少し実験的ではありましたが結局いつも通り「特盛」サイズの記事になってしまい申し訳ありませんでした。何かヒットするものがあるのか本当に心配なので、もし今回の記事から何かが得られました場合はぜひコメントに一言置いて行っていただけると大変励みになります。

それでは、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

 

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

今年は超直前期が梅雨に当たりますが季節の変わり目で気候も安定しません。ぜひ体調に気を付けて、本試験会場で実力を発揮するための準備を粛々と進めて下さい。

べりーでした。

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受験生以外の方も、中小企業診断士という存在に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^

twitterもよろしくお願いします。

 

皆さま、こんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ

前回に続き、財務会計の内容です。

財務会計の過去問は何年分やるべきですか?と質問を頂くことがあります。

「財務会計は最低でも10年分は解くことをおススメします。」

と答えるようにしています。財務会計は過去問の類似問題の出題が多いため、より多くの問題に触れておいたほうが良いと思います。(経済や運営も同じ傾向があると感じています。)

また、現時点で苦手な論点がある場合は、過去問を論点ごとに解く「タテ解き」で克服していきましょう。

特に、頻出論点は完全に頭に定着するまで、繰り返し計算問題に取り組むことが重要です。

問題を見て瞬時に計算式や図解を思い出し、自然と手が動く状態にしておくといいですね。

一方で、財務会計は時間との戦いでもありますので、過去問を年度ごとに解く「ヨコ解き」も重要です。

私は財務会計の答練で時間不足になることが多く、60分のタイムマネジメントが課題だったため、未着手の古い過去問を使うなど「ヨコ解き」も繰り返し行い、60分以内で解く練習も強化していました。

財務会計は、タテ解き、ヨコ解きのコンボで自信を持って本試験に臨めました。

皆さんもうまく使い分けてご自身が感じる課題を改善していきましょう。


さて、前回記事では、原価の分類についてご紹介しました。

本日は、差異分析の内容です。

こんな方向けです。

差異分析の問題の解法が定まっていない・・・など課題に感じているかた

宜しければこの機会に是非復習していただけたら幸いです。

近年、原価差異の問題は原価計算の領域の中で最も頻出です。

また、原価差異に加え、売上高差異などの収益差異も出題されるため、確実に正答できるように対策したい論点です。

原価差異、収益差異を合わせると5年連続で出題されていますね。

直前期は、過去問を中心としたアウトプットが重要ですので、今回も過去問を中心に一緒に復習していきましょう。(参照元:中小企業診断協会HP

今回はこれでもかというほどボックス図を多用してまいります。

ボックス図をイメージし、素早く書く練習が大事ということがお伝えできれば嬉しいです。


■差異分析のポイント

はじめに「差異分析」の問題に取り組む上でのポイントを3つご紹介します。

必ず「差異の金額」と「有利差異or不利差異」の2点が問われる。

収益差異も原価差異も同じように「図解方式」で計算する。

有利差異or不利差異は、「工場長に報告する視点」で考える。

差異分析の問題は必ず、「差異の金額」と「有利or不利差異」がセットで問われています。

解法は、収益差異、原価差異のどちらも同じボックス図を書いて計算します。

試験の緊張などで計算式をど忘れした場合でも、ボックス図の縦×横の面積計算で何と何を掛けるのかが分かります。

※標準(予算)は「目標」と置き換えて考えたほうが分かりやすいです。

ところで皆さんは、

「原価差異の時は標準から実際を引き、収益差異の時は実際から標準を引くといった感じに分けて計算してますか?」

もちろん、その解法に慣れていてミスなく速く計算できる場合はそのままでオッケーです👌

ただ、私の場合は分けて計算すると頭が混乱することがしばしばあり、もっとシンプルに同じ解法でとけないだろうかと考えました。

同じような課題を感じているかたがいらっしゃるかもしれない・・・。

ということで今回は、収益差異、原価差異も「実際から標準を引く」解法をご紹介していきます。

また、「予算差異にうるさい工場長が喜ぶと有利 or 怒ると不利」と考えることで、+-の符号が変わっても混乱しなくなりましたので、その視点でもご紹介していきます。

小さい町工場の工場長が販売予算や原価管理の全権を握っているとイメージして頂ければと思います。工場長のイメージがなければ原価にシビアな社長でもいいかもしれません。

なお、差異分析の分類は以下の通りです。

このうち、売上高差異、材料費差異、労務費差異が重要です。

差異分析の3つのポイントを踏まえ、各分類について過去問で一緒に復習していきましょう。


■収益差異分析

まず、収益差異分析の問題から見ていきましょう。

販売予算にうるさい工場長は、販売単価・数量を増やそうと毎日必死です。

【実際】が多いと喜ぶ=有利差異、【実際】が少ないと怒る=不利差異

〇H27第8問 販売予算 売上高差異分析

先ず、問題文や図を見ると、売上高のことなので、収益差異の問題ですね。

収益差異は、予算(目標)より実際の販売数量や販売価格が多いほど工場長は喜びます。

次に、実際と予算のそれぞれの販売数量と販売価格を見比べます。

販売数量・価格共に、予算(目標)より実際が少ないので工場長はお怒りになります。

つまり、数量差異、価格差異共に不利差異と分かりますので、選択肢エは誤りですね。

以上のように問題文を簡単に把握してから、数量差異と価格差異の金額を図解方式で計算します。

価格差異は、(実際価格99,000―予算価格100,000)×実際数量1,100=▲110万円

数量差異は、(実際数量1,100―予算数量1,200)×予算価格100,000=▲1,000万円

数量は標準(予算)価格を掛けることに注意ですね。

よって、イが正解となります。


■材料費差異分析

次に、材料費の差異分析の問題です。

原価管理にうるさい工場長は、製造原価を削減しようと毎日必死です。

そのため収益差異と違い、工場長の機嫌が逆になりますね。

【実際】が多いと怒る=不利差異、【実際】が少ないと喜ぶ=有利差異

では、材料費差異分析の問題を確認しましょう。

〇H28第7問 標準原価計算 材料価格差異

この問題はボックス図を書かなくても瞬殺で解けてしまう問題ですが、横着せずに先ほどの収益差異と同じ解法でいきます。

先ず、材料費に関するデータなので原価差異の問題と分かります。材料費は製造原価なので実際が多いほど工場長はお怒りですね。

この問題では価格差異のことしか求められてませんので、データから実際価格と標準(目標)価格を比べてみると実際が少ないので工場長は喜びます。

つまり、価格差異は有利差異なので、選択肢アかイに絞れますね。

数量差異のほうは実際が多いので不利差異ですが工場長には内緒です。

原価差異の計算も同じボックス図を書いて計算します。

収益差異と同じように、実際から標準を引きます。

(実際価格490-標準価格500)×実際数量820=▲8,200円

よって、イが正解です。

材料費差異、もう一問いかせてくださいっ。

〇R1年第9問 実際原価計算(予定価格法) 材料消費価格差異

この問題は「材料の実際消費額」を用いた問題ですので、標準原価計算ではなく、実際原価計算の予定価格法で価格差異を分析します。

実際原価計算では必ず実際数量を使います。

標準原価計算と違って予定数量はあらかじめ設定しません。

といっても解法は同じで、これまでと同じボックス図でいきます。

まず、問題文から分かる範囲で埋めていきます。

・・・だいぶ手抜きの図になってきましたね。

うーん、実際価格が不明ですね。

予定価格法では、実際価格を平均法または先入先出法で算出します。

そこで、差異分析の問題でよく出てくる生産データ資料を使います。

理解を深めるために少し詳細な計算ボックスをご紹介します。

この問題を解く上で知りたいのは平均法で算出する実際価格ですので、試験本番ではボックスの左側だけ計算できれば大丈夫です。

実際価格が560円と分かりましたので、差異分析のボックス図に埋めます。

材料消費価格差異=(実際価格@560-予定価格@510)×実際数量40kg

実際が多いので2000円の不利差異と工場長に報告して怒られましょう。

よって、ウが正解です。

【参考】

~実際原価計算と標準原価計算の違い~

実際原価計算は、実際にかかった原価をそのまま集計して計算します。

標準原価計算は、あらかじめ目標とする価格と消費量を決めて原価を計算します。

しかし、実際原価計算も計算に手間と時間がかかるので予定価格(賃率)を使うこともあります。(予定価格法)

じゃあ、何が違うのかというと、消費量に標準(予定)を使わない点。

実際原価計算は、予定価格に乗じる消費量は必ず実際消費量なのです。

一方で、標準原価計算は、予定価格に乗じる消費量は標準(予定)消費量になる点が違うんですね。

価格(賃率) 消費量(時間)
実際原価計算 実際 or 予定 実際
標準原価計算 標準(予定) 標準(予定)

 


■労務費差異分析

3つ目は、労務費差異の問題です。

労務費は賃率差異と時間差異が問われます。

材料費と同じく製造原価なので、

【実際】が多いと怒る=不利差異、【実際】が少ないと喜ぶ=有利差異

しつこくてすみません💦

では、労務費差異の過去問を見ていきましょう。

この問題は総合原価計算の解法も絡みますのでやや複雑です。

ですが、このような問題も図解の流れをパターン化しちゃいましょう。

〇H29第9問 標準原価計算 作業時間差異

作業時間差異は労務費差異分析ですので、原価差異の問題ですね。

先ず、ボックス図を書き、問題文から分かる範囲で数字を埋めていきます。

次に、標準時間が不明なのでココを計算します。

【資料】の原価標準に「製品1個あたりに必要な作業時間(6h)」が判明しているので、この6hに生産数量を掛ければ標準時間が計算できます。

しかし、直接労務費は「加工費」なので、生産数量ではなく、数量に加工進捗度を乗じた「完成品換算量」で原価の計算を行います。

標準原価計算で問題文に生産量資料があったら、機械的に以下のような図を書いて数字を埋めていきましょう。

当月の製造費用(図の左下)を求められますので、当月の完成品原価(右上)ではないことに注意が必要です。

標準時間は、(完成品換算量110個)×(製品1個あたり必要時間6h)=660hとなります。

よっしゃあ、標準時間が分かったぞー。てことで、ボックス図に埋めます。

作業時間差異は、(実際時間700h―標準時間660h)×標準価格@300

実際時間が多いので、12,000円の不利差異となります。

よって、アが正解です。

■(オン春回答)製造間接費差異 シュラッター図あります。

最後は、製造間接費差異です。

オンライン春セミナーでご質問を頂いていた「シュラッター図」にも触れさせていただきます。

製造間接費差異の問題は直近ではH30第9問に登場しました。

過去にも公式法変動予算の問題としてH22第11問にも登場していますが、今後継続的に出題されるかは不明のため学習優先度は相対的に低いと思います。

先ずは、これまで見てきた基本的な差異分析や、個別原価計算、総合原価計算のオーソドックスな問題を繰り返し取り組み、確実に短時間で解けることを優先することをおススメします。

もう大丈夫だよー。というかたはぜひ下記の内容を参考にしていただけたらと思います。

製造間接費の予算の設定方法には公式法変動予算と固定予算がありますが、試験対策上は変動予算だけ学習すれば大丈夫だと思います。

また解法は今まで見てきたBOX図ではなく、シュラッター図というものを書いて解きます。

こんなやつです。

問題文から判明する数字を図に書き込んでいきますが、上図のように全ての情報を書く必要はなく、必要なものだけ書き込んでいけば大丈夫です。

~図の書き方参考手順~

①下準備:縦軸に金額、横軸に操業度を取り、中に紙飛行機のような絵を書きます。

②金額(タテ軸):紙飛行機の真ん中をぐっさりと縦串で刺します(図の赤い線)。この線の長さが実際発生額となります。

そして、紙飛行機の羽の上側が変動費予算額、下側が固定費予算額です。

③操業度(ヨコ軸):左から標準(ひ)、実際(じ)、基準(き)となります。「ひじき」と覚えておくといいですね。

④最後に、問題で問われている部分、予算差異額(よ)、能率差異額(の)、操業度差異額(そ)を書きます。

それぞれ、赤線の中での長さが差異額となる点がポイントです。

それでは、実際に過去問で確認しましょう。

〇H30第9問 製造間接費配賦差異 予算差異

製造間接費差異の問題が出たら、とりあえずシュラッター図を描きます。

この問題では、「予算差異額」が問われていますね。

以下、資料から分かる数字をシュラッター図に書き込んでいきます。

赤線の中での予算差異額の長さを求めていきます。

予算差異額の計算式は、「実際発生額-予算許容額」です。

予算許容額の長さは、「変動費率×実際操業度(じ)+固定予算額」で計算します。

でも予算許容額なんて難しい言葉を覚えなくて大丈夫です。

上図の「計算はココだけ」の長さ、変動費率×実際操業度(じ)の計算式だけ覚えてください。

では、予算差異額の長さを計算します。

実際発生額245,000千円-(変動費率20千円×実際操業度4,000h+固定予算額150,000千円)

245,000千円―230,000千円=15,000千円となります。

実際が多く工場長がお怒りのため不利差異ですね。

よって、アが正解です。

(参考)

操業度差異と能率差異の計算式もご紹介します。

〇操業度差異=固定費率×(実際操業度-基準操業度)

〇能率差異=標準配賦率×(実際操業度―標準操業度)

※標準配賦率は、変動費率+固定費率です。

(おまけ)H30第9問で、もし操業度差異が問われていたら

ちなみにH30の問題で、操業度差異額(そ)は計算できますので参考までにご紹介します。

(能率差異額(の)は標準操業度(ひ)が分からないので計算できませんでした。)

操業度差異は実際が少ないので有利差異ですね。

操業度差異はもしかしたら出る可能性あるかな・・・。

余裕のあるかたは確認しておいてくださいね。

■まとめ

今回は差異分析について過去5年に出題された問題を取り上げてみました。

工場長の機嫌を伺う考え方やボックス図の書き方を中心に解法をご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。

ぜひご自身のやりやすい方法を見つけて練習してみてくださいね。

今回は以上です。長い記事をお読みいただきありがとうございます。

ぴ。でした。


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おはようございます!おべんと君です。

今日は、11代目初となる、ゆる~い話題=【ゆるわだ】を
書かせていただきます。ほかのメンバーが渾身記事を書いて
いる中ではありますが・・・

題して、
意思決定会計講義ノート(通称イケカコ)のゆる~い取り組み方」です。

1次試験の財務・会計対策、2次筆記の事例Ⅳ対策として、
取り組む方が一定数いらっしゃる意思決定会計講義ノートとの
おべんと君流の向き合い方についてです。

 

<意思決定会計とは>
企業活動において、経営者が行う意思決定(将来の取り組みや投資に
ついて代替案の中から選択する行為)のために有益な会計データを提供し、
支援する会計 のことを言います。

ちなみに、会計は
・財務会計:企業の外部(株主・投資家等のステークホルダー)に
_有用な情報を提供する会計
・管理会計:企業の内部で経営者を支援する会計
の2つの領域に区分され、意思決定会計は管理会計に属されます。

 

<意思決定会計講義ノート(通称イケカコ)とは>
表紙には、「公認会計士試験、簿記検定受験者の必読書!」と書いてあり、
公認会計士及び簿記検定受験者で試験範囲となっている意思決定会計に
特化した書籍です。ここの「簿記検定」とは、「簿記1級」のことです。

イケカコという通称の由来は、
っていいけいうぎノート」から来ているようです。

 

<中小企業診断士試験とイケカコ>
中小企業診断士の使命は
「中小企業支援事業における経営診断又は助言を担うもの」です。
経営者の意思決定の支援もその対象となることから、意思決定会計が
中小企業診断士において重要視され、試験出題頻度が高い要因だと
推測できます。
そして、その意思決定会計に特化した参考書がイケカコのため、
中小企業診断士受験者で取り組む人が多いのだと考えられます。

また、平成25年の事例Ⅳの第3問で、下記の問題が出題されました。

第3問(配点 30 点)
植物工場で栽培した植物は一定の品質が保証される限り、
すべて生産した期に販売されると見込まれているが、
前提とされる品質基準に適合しないものが生産されるリスクがある。
植物工場において生産計画から納品までのそれぞれのプロセスの中で、
考慮すべきリスクに関連するコストを大きい順に4つ、
90 字以内で述べよ。

この4つのコストに関しては、各予備校やふぞろいの解答では
品質原価計算」であるという説が最有力です。
そしてイケカコでは、Lecture 11に「品質原価計算」についての
解説が掲載されています。
このことも、診断士試験とイケカコが身近になった要因だと思います。

なお、イケカコに関する記事は、道場でも既に先代のメンバーが
投稿しています。
【財務】【事例IV】イケカコ5週で80点 (序論)
リスク許諾書:イケカコ7つの効果と4つのコスト
【財務】【事例IV】イケカコ5週で80点#1
【財務】【事例IV】イケカコ5週で80点#2
【財務】【事例IV】イケカコ5週で80点#3
【財務】【事例IV】イケカコ5週で80点#4
【財務】【事例IV】イケカコ5週で80点#5
『イケカコ』はやるべきか否か

 

<11代目アンケート>
11代目執筆陣にイケカコについてアンケートを取りました。
Q1)イケカコに取り組んだ?
12人中2人

Q2)取り組んだ人は何周した?
1周:2人
2周以上:0人

この結果から言えるのは、
「イケカコは試験合格の絶対条件ではない」
ということです。

・いやいや、令和元年度の事例Ⅳは難易度が平易だったから
_そんなこと言えんじゃないの?
・やらなくてもいいんなら、なんでこんな記事書くんだよ!

なぜこの記事を書いたのか?理由は下記のとおりです。

中小企業診断士「試験」合格が目的ならば、イケカコなしでもOK
☆試験合格後、財務・会計の知識を仕事に使いたい
_考えるならば、イケカコをやって損はない

 

中小企業診断士「試験」合格が目的ならば、イケカコなしでもOK

試験合格を考えるのであれば、イケカコよりも予備校の講座
市販の診断士試験用の問題集過去問を何度もこなす方が、
・制限時間内でどのような順番で問題を解いていくか?
・各設問で求められている計算方法の手順は正しいか?
・計算ミスはどの手順でいつもしてしまうのか?
など、本試験で必要なことが実践的に身につくからです。

具体的な数値がなく肌感覚で大変恐縮ですが、
合格年度が違う周りの診断士の方々に聞いてみても、
イケカコを完走したという人よりも、
知らない、全くやらなかった、買ったけど見てない、途中で挫折した、
と言った方が多数です。

また、ストレート合格狙いの方は遠回りになりますので、

イケカコはお勧めしません。

以上のことから、イケカコは験合格の絶対条件ではない
といえるかと思います。もちろん、やって損はないですが。。。

ちなみに税理士保持者や簿記1級保持者にイケカコを聞いてみても、
「あーなんか聞いたことあるな~。」みたいな反応です。

 

試験合格後、財務・会計の知識を仕事に使いたい
_考えるならば、イケカコをやって損はない

・そもそも意思決定会計とは何ぞや?
・意思決定会計には何が求められているのか?
・だからこういう計算が必要なんです

など、意思決定会計とは?というのをきちんとインプットする
ことにおいては、非常に勉強になる書籍だと思います。

特に私個人としては、本業が会計に携わっている身なので、
会社経営における意思決定会計とは?を勉強できたことは
大きかったです。

例えば、イケカコの中には、
事業部を評価する利益と、事業部長を評価する利益は違う方が望ましい
という内容の記述があります。

理由は、事業部としては管理不能個別固定費(事業部に紐づけられるが
事業部としてコントロールできない費用、減価償却費など)もカバーする
利益を稼ぐ必要があるが、管理不能個別固定費は事業部長がコントロール
できない固定費であるため、事業部長の評価としてこの費用まで含めた
利益を使うのはいかがなものか?ということです。

これは事業部長のモチベーションに関係した話になっています。
実務上は貢献利益で事業部・事業部長ともに評価したり、
共通固定費までをカバーする営業利益で評価する会社もあるかと思います。

現実問題としてイケカコのとおりに会社に落とし込めるかは難しいですが、
そもそもの考え方が書いてあるため、インプットとしては
勉強になります。

ですが、試験勉強中にここまで必要なのかどうか、判断が難しいところです。

また、会計の書籍にありがちなのですが、説明文が難しい表現で
書かれているので、読むだけで疲労が蓄積します・・・

なので、イケカコは絶対条件ではないと思いますが、
それでも「財務が苦手なんだけど、イケカコやってみたい」という方へ、
私の「ゆる~い取り組み方」を提案させていただきたいと思います。

 

 

<おべんと君流 イケカコのゆる~い取り組み方>
イケカコを買ったのは1回目の2次試験不合格後(2017年末)でしたが、
取り組んでは挫折、また挑戦して挫折・・・を何度か繰り返し
私なりのゆる~い方法で一通り終えたのが2019年でした。

私はイケカコをアウトプット教材ではなく、インプット教材だと
割り切りました。そして診断士に関係する必要な論点に絞り、
イケカコを使いました。そのため、あくまでゆるく一通りです。
その時のゆる~い方法はこんな感じです。

①事例Ⅳに出ない(出題可能性が低いと思われる)章は飛ばす

過去問や診断協会で確認できる受験案内資料を参考に、
試験に出なそうな章はバッサリ飛ばしました。

 

②「1限目」をしっかり読む

文字通り説明文を読んで、重要なところに線を引き、メモする
のように完全に参考書としてインプットします。
単純に計算問題をこなすだけでなく、
・なぜこの計算が必要なのか?
_目的の明確化

・で、結局何を導き出したいのか?
_結果/効果の明確化

など、それぞれの章の概要を理解するインプットを行いました。

 

③「2限目」の例題を解いて解説を読む

冒頭のインプットを行ってから、例題に取り組みました。
解いた例題の答えの正誤に関わらず、必ず解説に目を通して
問題を解くステップや考え方を復習しました。
解いてて「難しいな~」と思う例題は、バッサリ飛ばしました

 

④「3限目」の実力を試してみよう!問題は飛ばす

例題の後に、実力を試してみよう!の問題が掲載されています。
これが結構難しいんです。
私はここには手を付けませんでした。理由は下記の通りです。

インプット中心と割り切っていた
上述のとおりイケカコをインプット教材として活用していたので、
無理に難しいアウトプットはしないと割り切っていました。
アウトプットは、冒頭で書いたように診断士の過去問
予備校の演習問題を何度も繰り返すことが一番だと思います。

難しいから
おいっ!なんだその理由?とお叱りを受けると思いますが・・・
イケカコは前述のように公認会計士試験や簿記1級の受験者を
対象としているため、ここまで難しい問題は解けなくても
いいでしょ、勝手に割り切りました。ゆる~いというか、
甘いというか・・・

一方、イケカコレベルの問題も解けるようになると、
診断士の事例Ⅳへの対応力も相当身につくと思います。
ですが、イケカコに割く時間と他の科目や事例練習に使う
時間とのトレードオフ
になりますのでご注意ください。

 

<本日のまとめ>
☆中小企業診断士「試験」合格が目的ならば、イケカコなしでも
OK
☆試験合格後、財務・会計の知識を仕事に使いたい
_考えるならば、イケカコをやって損はない
☆もし取り組むなら、他科目とのトレードオフに注意しながら
_ゆる~く

 

 

以上が私のゆる~い取り組み方です。
ゆるい話題なのに長文になってしまいました・・・

以上、おべんと君でした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

突然ですが、一次試験の問題形式は「多肢選択問題」。
出題者は正答・誤答となる選択肢を用意して、そのテーマに関する理解を問うわけですが、誤答となる選択肢のことを「錯乱肢」(distractor)と呼ぶそうです。
皆さんご存知でしたか?(私は、先日ふとしたきっかけで知りました)。

一次試験の過去問を勉強するうえで、錯乱肢のどの部分を変えれば、正答になるのか
そこまで考えながら過去問にあたることで、より理解を深めることが出来ます
連日道場で取り上げられている「鶏ガラ学習法」、私もオススメします。
(参照:初代ハカセ「【鶏ガラ学習法】知識量 x INPUT効率 x OUTPUT効率 を向上して「合格力」をUPする!」)

さて、本日の記事は【財務・会計】で頻出の「オプション取引」攻略がテーマです!
本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「オプション取引」に関する問題がちょっと苦手だという方

オプション取引の基本

「オプション取引」の定義をおさらいしてみましょう。

「原資産を将来(一定期日もしくは期間内)において、予め当事者で合意した価格(行使価格)で取引する選択権」を売買する金融取引

ここでいう「原資産」とは、株式・通貨(為替)・原油など、価値が変動するものなら、何でも対象にすることができます
「一定期日」でのみ行使可能なオプションは「ヨーロピアンタイプ」、期間内においていつでも行使可能なオプションは「アメリカンタイプ」と言います(複数の行使可能日が設定される場合は「バミューダンタイプ」と呼ばれます)。
「選択権」については、買う権利を「コールオプション」、売る権利を「プットオプション」と言います。

「コーラブル債」に投資していたりするような一部の方を除けば、オプション取引をはじめとするデリバティブ(先物取引(為替予約・通貨予約)やスワップ取引(金利スワップ・通貨スワップ)もその仲間)は、言葉の響きだけでも何だかとっつきにくいとお感じになるテーマかもしれません。

ですが、実はデリバティブ関連の過去問題の大半は「オプション取引」からの出題でとても対策しやすいんです。
そして、直感で理解できる程度の「基本」だけ押さえておけば解ける、いわば「サービス問題」ともいえます。

もし、オプション取引に関する設問で、誤答をきっぱり指摘できない場合、基本事項の一部に記憶・理解できていない部分があるのかもしれません。
必要な知識(武器)は、たったこれだけです。

① オプションの「買い手」はオプション料を「売り手」に支払う必要があるが、必ずしも行使しなくてもよいため、損失を限定する効果がある。「売り手」は権利行使されたら必ず応じなければならないため、損失が無限大に膨らむ可能性がある。

② 理論上、オプションの価格は「本質的価値 + 時間価値」で構成される。

③ 本質的価値は「原資産価格-権利行使価格」で表される。
正:イン・ザ・マネー(ITM)、ゼロ:アット・ザ・マネー(ATM)、負:アウト・ザ・マネー(OTM)。

④ 時間価値は満期に近づくにつれて減少、満期日にはゼロとなる。取引の残存期間、金利・配当、原資産の予想価格変動率(ボラティリティ)が大きくなると時間価値が高まる。また、時間価値は本質的価値の水準によって大小が左右される(ATM>ITM>OTM)

⑤ オプションの損益は「ペイオフ・ダイアグラム」で表される。
(参照:初代アックル「財務公式シリーズ(2/6)一生忘れないコール・プット」)

オプション取引を含むデリバティブは、中小企業も「リスクヘッジ」で用いています(特に為替リスク対策の分野で。後述)。
保険と同じような経済機能が期待できるため、財務戦略上、重要な意義を持っていると言えます。
本試験においても、オプションの「買い手」(≒保険契約者)の立場から見た出題が多い傾向にあります。

オプション取引について本格的に理解したいと思えば、ブラック = ショールズ・モデル格子モデルモンテカルロ・シミュレーションなんかを咀嚼する必要がありますが、他の科目に関する学習時間を確保すべきこの時期、将来の課題にしておきましょう。
(ご興味がおありの方は、ぜひ中小企業診断士の後に「証券アナリスト」の学習にチャレンジしてみてください)
なお、取引相手であるオプションの「売り手」(≒保険者)は、実際には銀行や証券会社といった金融機関であるため、プライシング(プレミアムの算出方法の妥当性)は「売り手」が主導する場合がほとんどです。

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瞬殺仕事人2020

さて、オプション取引に関する出題類型は以下の3種類です。

(ⅰ)基本的な定義に関する理解を問う出題
(ⅱ)ペイオフ・ダイアグラムを読み取る出題
(ⅲ)活用例を問う出題

上記の「必要な知識」を使って、瞬殺していきましょう!
問題文をパッと見ただけでも答えられるほど、基本をしっかり身につけておこうという趣旨です)

基本的な定義に関する理解を問う出題

3種類のパターンのうち、頻出分野は「基本的な定義」を問うものです。

【財務・会計】平成30年度・第15問

コールオプションの価格に関する以下の文章の空欄①〜④に入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

コールオプションの価格は、権利行使したときに得られる ①価値とこれに上乗せされる②価値の合計から構成されている。①価値は③価格から④価格を控除することにより得られる。③価格-④ 価格≦0のときは①価値はゼロとなる。

〔解答群〕
ア ①:時間的  ②:本質的  ③:権利行使  ④:原資産
イ ①:時間的  ②:本質的  ③:原資産   ④:権利行使
ウ ①:本質的  ②:時間的  ③:権利行使  ④:原資産
エ ①:本質的  ②:時間的  ③:原資産   ④:権利行使

正解は「」です。
【知識③】で瞬殺です。
ここまでは大丈夫でしょうか?

【財務・会計】平成24年度・第21問

オプション取引に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア コール・オプションの買いの場合、原資産価格が行使価格を上回ったときにアウト・オブ・ザ・マネーとなる。
イ コール・オプションの買いの場合、原資産価格が行使価格を下回ったときにイン・ザ・マネーとなる。
ウ プット・オプションの買いの場合、原資産価格が行使価格を上回ったときにアット・ザ・マネーとなる。
エ プット・オプションの買いの場合、原資産価格が行使価格を下回ったときにイン・ザ・マネーとなる。

正解は「」です。
これまた【知識③】で瞬殺です。

次に、2019年の一次試験からの出題を見てみます。
正答はどれでしょうか?

【財務・会計】令和元年度・第14問

オプションに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア オプションの価格は、オプションを行使した際の価値、すなわち本質的価値と時間的価値から成り立っている。
イ オプションの時間的価値はアット・ザ・マネーのとき、最大となる。
ウ コールオプションにおいて、原資産価格が行使価格を上回っている状態を、イン・ザ・マネーと呼ぶ。
エ 本質的価値がゼロであっても、時間的価値が正であれば、オプションを行使する価値がある。

正解は「」です。
※「」適切なものを選ぶという罠への対策は十分ですか?

オプションの価格(プレミアム)は、【知識②】で示したとおり、「本質的価値 + 時間価値」で形成されています(選択肢アは正答)。
オプションの「買い手」がオプションを行使するのは、本質的価値が正の場合(【知識③】ITM=選択肢ウの状態)に限ります。
本質的価値がゼロの場合(【知識③】:ATM)のときにオプションを行使しても、利益を獲得できないため意味がないからです
また、ATM時には時間価値が最大となるため(【知識④】)、選択肢イも正答となります。

それでは、オプションの価値を左右する要素を問う問題を見てみましょう。

【財務・会計】平成26年度・第22問

コール・オプションの価値に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 他の条件が一定であるとき、金利が高ければコール・オプションの価値は高くなる。
イ 他の条件が一定であるとき、原資産の価格が高ければコール・オプションの価値は高くなる。
ウ 他の条件が一定であるとき、原資産の価格変動性が高ければコール・オプションの価値は低くなる。
エ 他の条件が一定であるとき、行使価格が高ければコール・オプションの価値は低くなる。

正解は「」です。
【知識④】で瞬殺です。
原資産の価格変動性が高い(=価格が大小に振れやすい)ときは、保険に類似したオプションの価値が高まると直感的にイメージしてください。

ペイオフ・ダイアグラムを読み取る出題

診断士試験で出題されるペイオフ図は、複数のオプションを組み合わせる合成ポジションを出題しないため、非常にシンプルです。

【財務・会計】平成29年度・第25問

行使価格1,200円のプットオプションをプレミアム100円で購入した。満期時点におけるこのオプションの損益図として、最も適切なものはどれか。

正解は「」です。
ア=プットオプションの売り、イ=コールオプションの買い、エ=コールオプションの売りです(【知識⑤】)。
上の記事を見た後だと瞬殺ですよね。
アックルが記述しているとおり、買いと売りで「線対称」になっている点を意識してみてください。
※選択肢の図は意図的な並べ方をしています。

では、次の問題はいかがでしょうか。

【財務・会計】平成25年度・第23問

現物株1単位の買いポジションと当該株式を原資産とする個別株プットオプション1単位の買いポジションを組み合わせた戦略の損益を表す図表として、最も適切なものはどれか。なお、Xは権利行使価格である。

正解は「」です。
「あれ、これってコールオプションの買いと同じ形状じゃ?」と思った方、鋭いです。
原資産の保有+プットオプションの買い=コールオプションの買いと同じ損益構造になります。

本問では、保有している現物株の株価が下落した場合も、一定の損失で済むようになっています。
これは株価が権利行使価格であるX以下の場合、プットオプションを行使することで損失を限定できるためです(【知識①】)。
一方で、株価が増加していった場合には、プットオプションの行使は放棄し、現物株の株価上昇による利益を享受できるわけです。
お守り」みたいな効果が得られるので、「プロテクティブ・プット」と呼ばれます。

逆に、原資産の保有+コールオプションの売り=プットオプションの売りと同じ損益構造になります。
(「カバードコール」と呼ばれます)
原資産の保有期間利回りを向上させる投資戦略ですが、中小企業が直接利用することはめったになさそうです。
※但し、取引金融機関の営業担当者からの懇請で、債券や投資信託にカバードコールを利用した「仕組み金融商品」に投資している例はありそうです・・・ちゃんと投資リスクを把握した上での判断なら良いのですが。。。

活用例を問う出題

本問は「為替リスクのヘッジ」がテーマです。
海外進出に活路を求めて輸出入を手がける中小企業にとって、大変実務的なテーマを取り上げた良問です。
(直接的には為替予約について問われています)

あなたが中小企業診断士になったら、選択に迷うA社社長にどう伝えますか?

【財務・会計】平成25年度・第22問

輸入業を営むA社は、3か月後にドル建てで商品の仕入代金を支払う予定である。A社が為替リスクをヘッジするときの取引として、最も適切なものはどれか。

ア ドル売りの為替予約を行う。
イ ドル買いの為替予約を行う。
ウ ドル建ての借入を行い、為替の直物レートで円を買う。
エ ドルの3か月物コール・オプションを売る。

正解は「」です。

まず、輸入業であるA社は、どのような為替リスクに晒されているか考えてみましょう。
3カ月後にドル建てで商品の仕入代金を支払う際、A社にとって不都合な為替変動は「円安」or「円高」、どちらでしょうか?

・・・答えは「円安」です。
当該商品が10ドルで売れたとして、現時点で1ドル=120円であったところが3カ月後に1ドル=140円になったら(円の価値がドルの価値に対して下落する「円安」)、1,200円で済んだはずの支払いが1,400円まで膨らんでしまうことになります。
そこで、為替予約によって3カ月後の換算レートを実質的に確定して、円安リスクに備えるのです。

ちなみに、選択肢エは、コール・オプションを「売る」のではなく、「買う」のであれば正答になりますね。

今日のまとめ

オプション取引の問題が出題されたら、超ラッキー!笑顔で瞬殺!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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どうも、Tomatsuです。

(前回までの記事はこちら

いつも道場ブログを読んで頂き本当にありがとうございます。

さて、突然ですが、財務・会計における理論株価の計算や企業価値計算において以下の疑問が湧いたことはありませんか?  

① なぜ配当金を期待収益率で割ると理論株価が算出できるか
(またはFCFをWACCで割ると企業の継続価値が算出できるか)?  

② なぜ成長率を考慮する場合、期待収益率から成長率を引くのか?

   

ちなみに理論株価の計算、企業の継続価値の計算式は以下の通りです。  

 

 

 

これらの式は下記のような問題で使いますよね。

【財務・会計】H28 第16問(引用元:中小企業診断協会HP)
1年後の配当は105千円、その後毎年3%の成長が永続することを見込んでいる。割引率(株主資本コスト)が年5%である場合、配当割引モデルに基づく企業価値の推定値として最も適切なものはどれか。

(ア)1,575千円
(イ)2,100千円
(ウ)3,500千円
(エ)5,250千円

こういった問題は、公式さえ覚えておけば瞬殺できますよね。

なので、多くの方は単純に公式を暗記しているかと思います。

ただ、読者の方々の中には私のように「公式の意味を理解していないと気が済まないという方」もいらっしゃるのではないでしょうか?

本記事ではそういった方々向けに、上記の公式の意味と導出法をおさらいしたいと思います。

極力分かりやすい解説を心掛けておりますが「数式を見ると吐き気がする」という方は、ここでそっとブラウザを閉じて頂き、明日のべりーの記事で会いましょう。

【こんな人におすすめの記事】
✅ 配当割引モデル、企業の継続価値計算の式の意味を理解したい方
✅ 数学アレルギーのない方

 

  (1) 等比数列の和の公式の考え方を使う

上記の式は全て「等比数列の和の公式」の考え方を使う事で導出できます。

高校数学を忘れた方はこんな顔になっているかもしれませんが、細かく説明していきますので辛抱下さい。

  (a) 配当割引モデルにおけるゼロ成長モデル

まずはゼロ成長モデルから見ていきましょう。

配当割引モデルでは株を保有することによって将来得られるインカムゲイン(配当)を期待収益率で割り引いて算出した現在価値を理論株価と考えます。
 
そして、ゼロ成長モデルでは、毎年の配当は一定と仮定しますので、以下の式で説明することが出来ます。

 

 

 

配当が永続的に続くと仮定しますので、現価係数を用いて一つずつ計算していく訳にはいきませんよね?

実はこのPの式、等比数列というもので、等比数列の和の公式の考え方を適用すればもっと簡略化できるのです。

導出過程は以下の通り。

 

この数列における公比(各項に共通する比率)は 「 1 / ( 1 + r ) 」 であることが分かります。
 
「 1 / ( 1 + r ) 」 を両辺に掛けると
 

 

が得られます。 つぎに両式の差を取ると
 
 
が得られ、右辺については「 D / ( 1+r ) 」以外は相殺されます!
 
あとは 「P」 について解いていくと、
 

が得られます。

最後の式、めちゃくちゃシンプルで気持ち良いですね。

自分で鉛筆を動かしながら確認すると理解が深まるかと思います。

 

  (b) 成長率を考慮する場合

つぎに定率成長モデルがなぜ下記のような式になるのか?について見ていきましょう。

 

定率成長モデルは、将来得られる配当が一定の成長率で増加していくと仮定したモデルです。

 

 

これもゼロ成長モデルの時と同様、等比数列の和の公式の考え方を使って簡易化すれば良いのです。

 

この等比数列における公比は 「 (1 + g ) / ( 1 + r ) 」 であることが分かります。
 
「 (1 + g ) / ( 1 + r ) 」 を両辺に掛けると
 
が得られます。 つぎに両式の差を取ると
 
が得られ、あとは先ほどと同様「P」について解いていくと

が得られます。

 

すっきりしましたね!

ちなみに企業価値における継続価値計算の式も全く同じ方法で導出できます。

 

この導出を理解しておくと、ど忘れをした際のバックアップになりますし、何より式の意味を理解して使った方がカッコ良いですよね。

ただし、問題を解く上で上記の導出を知っている必要はありませんので、余裕が無い方は公式を暗記しちゃってくださいね!

 

財務・会計では他にも財務レバレッジの ROE = ( 1 - t ) [ ( ROA + ( ROA - i ) × ( D / E ) ] など、導出過程が分からないと意味不明な式がたくさんあります。

万が一需要があれば、このあたりの細かい解説記事も用意したいと思いますのでコメントでお知らせください m(_ _)m

 

  (2) おまけ:中小企業診断士川柳

今日はおまけサブカルコンテンツとして「中小企業診断士川柳」なるものを紹介したいと思います。

なんじゃそりゃ!?と思われたかもしれませんが、私も初めて知った時は同様のリアクションをしました笑

中小企業診断士川柳とは「東京都中小企業診断士協会」が主催するイベントで、平成28年度から開催されているようです。

内容は中小企業診断士から募集した川柳から入選作品を選び「中小企業診断士の日(11月4日)」を祝したイベントで表彰するというものです(最優秀1句:3万円、優秀2句:1万円)。

サラリーマン川柳の中小企業診断士バージョンみたいなもんですね笑

昨年の令和元年度は、なんと469名から1221句の応募があったようです!

で、どんな作品があるのかな?とホームページをのぞき込んでみたら力作ばかりでびっくりしました。

ここでは、個人的に良いなと思ったものを紹介させて頂きます。

・ 規模じゃない! 「希望」で築く 中小企業
(タケリオ氏:H28 最優秀賞)

・ 歯車じゃ なくエンジンに なれる場所 
(さごじょう氏:H28入選作品)

・ AIに 書けぬ愛ある 診断書
(ゆん卓氏:H29最優秀賞)

・ 指名請け 使命をもって 示す道
(「しめ」くくり氏:H29入選作品)

・ 「オレ継ぐよ」 うれしさ隠し 「まだ早い」
(ゆん卓氏:H30最優秀賞)

・ 「継ぐ」という 息子の猪口に 酒をつぐ
(今日氏:H30入選作品)

・ 起業本 妻が内緒で メルカリへ
(やすよ氏:R1入選作品)

・ 初受注 スマホ片手に 頭下げ
(ゆんたく氏:令R1特別賞)

(引用元:東京都中小企業診断協会HP)
いや~面白いですね。
 
平成30年度は「事業承継」をテーマにやったようで、診断士ならではという感じでした。
 
にしても「ゆん卓さん」の出現率にも驚きました。どんな人なのでしょうか?
 
機会があれば是非お会いしてみたいです^^
 
その他の力作も東京都診断士協会HPでみれますので興味があれば是非!

それでは最後まで読んで頂きありがとうございました!

明日は神クオリティの記事に定評のあるべりーさんの登場です!お楽しみに^^


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皆さま、こんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

本日は、財務会計の原価計算の内容です。

原価計算の領域は、毎年1~2問、多いときは3問出題されます。

具体的には、原価の分類の問題、個別原価計算と総合原価計算に関するオーソドックスな問題、標準原価計算の差異分析の問題が多く見られます。

(※R1の材料消費価格差異の問題は、標準原価でなく実際原価計算の予定価格法ですが、差異分析の解きかたは一緒なので便宜上標準原価の領域にしています。)

直前期に入りましたので、特にご自身がちょっと苦手かも・・・と思う領域を強化しておきましょう。

原価計算のオススメ記事をご紹介します。

【渾身!論点シリーズ】財務会計/総合原価計算

【渾身】財務会計 原価計算ブラザーズの計算問題を攻略せよ!

標準原価計算(予定原価計算)

11代目Tomatsuの個人ブログでも原価計算が体系的に分かりやすく紹介されています。以下のような体系図が盛りだくさんです。

本試験までまだ時間はありますっ今苦手なかたも本試験までにどの領域が出ても対応できるようにしておきましょう。


今回は「原価の分類」について、過去問で出題された論点をまとめてみましたので、一緒に確認していけたらと思います。

余談ですが、私は、先ず初めに原価計算の問題から取り組み、次に経営指標値計算の問題を解くという順番を決めていました。原価計算と経営指標値計算は、オーソドックスな問題が2問~3問ずつ出題され、慎重に時間をかければ正解できる可能性が高いためです。相対的にファイナンスの問題に自信がなかったこともありますが・・・。

財務会計は60分という短い時間との闘いでもあります。初めに原価計算と経営指標計算で4~5問ゲットしておくと、残りの問題も落ち着いて取り組むことができます。

いつも時間が足りないと思われているかた。もしよろしければ、実際に60分で過去問学習をされる際など、原価計算から解くことを試してみてはいかがでしょうか。

それでは本日の記事をスタートします。宜しくお願いします。

原価の分類


原価には色んな分類がありますよね。工業簿記では、原価とは通常、製造原価のことを言いますが、その他の分類についても過去出題が見られるので確認していきましょう。

■総原価の分類

先ず、総原価の3つの分類。

例えば、簿記2級では試験対策上、どの場所で発生したかで判断していました。

1.製造原価工場で、製造のために発生する費用

2.販売費営業所で、製品販売のために発生する費用

3.一般管理費:本社で、企業全般の管理のために発生する費用

販売費と一般管理費をまとめて「営業費」と呼ぶこともあります。

※非原価項目

一方で、製造原価、販売費、一般管理費以外の費用を「非原価項目」といいます。非原価という名の通り、製品の原価の計算には含めてはならない、原価に非(あら)ざる項目です

原価計算基準には以下の4項目が記載され、更に具体的な項目がありますが、全て覚える必要はありません。(参照元:WIKIBOOKS)

(1)経営目的に関連しない価値の減少

支払利息、工場で未稼働設備の減価償却費

(2)異常な状態を原因とする価値の減少

⇒とにかく異常なもの

(3)税法上とくに認められている損金算入項目

⇒試験での出題可能性低いのでスルー

(4)その他の利益剰余金に課する項目

⇒法人税などの税金、配当金などの純資産で動くもの

これだけチェックしておけば、万が一出た場合でも十分です。

■製造原価の分類

次に、製造原価の3つの分類。それぞれの原価計算の領域に関わってくる大事な分類です。

大きく分けると「形態別」、「製品との関連別」、「操業度との関連別」の3つに分類できます。

(1)形態別分類

財務会計における費用の発生を基礎とし、どのようなものに対して支払った費用なのか?で分類します。

製造原価の分類の中でも基本的な分類です。

1.材料費

2.労務費

(注)製造に関わらない、営業マンの給与は販売費、本社の事務職員などの給与は一般管理費です。

3.経費

直接経費は「外注加工賃」と「特許権使用料」など限られたものしか無く、差異分析しても改善の余地が少ないです。そのため、直接経費の差異分析は問われないんですね。

(2)製品との関連における分類

製品に対して跡付けできるか?で分類します。

上図の赤枠の「直接〇〇費に何があるのか」を先ず覚えて、それ以外は間接費と区別しておきましょう。

1.製造直接費

消費した原価が製品に個別・直接的に計算できるもの。

2.製造間接費

消費した原価が各製品に共通的に発生するもの。

形態別分類と製品との関連別分類をまとめると以下の表になります。

製造原価の分類が出題されたら、問題用紙の余白にサッと書けるようにしておくと解きやすいです。

※直接材料費以外を、まとめて「加工費」といいます。

製造原価の分類による原価計算の問題に紐づくポイント

・個別原価計算は、「製造間接費」の配賦がポイントです。

・総合原価計算は、「直接材料費」と「加工費」に分類して計算することがポイントです。

・標準原価計算は、「直接材料費」と「直接労務費」と「製造間接費」の原価差異がポイントです。

(3)操業度との関連における分類

1.変動費

工場の操業度の増減に比例的に増減する原価

2.固定費

工場の操業度の増減に無関係に発生する原価

実務的には、発生するコストの多くは操業度との関係が不明確なので、各勘定科目ごとに半ば強引に固定費と変動費のどっちかに分類してしまいます。この方法を勘定科目法といって、例えば中小企業庁の「中小企業の原価指標」を参考に分類したりします。(参照元:中小企業庁

2次試験のCVP分析ではその他、高低点法による固変分解が出題(H15とH19)されていますので、機会があればまたご紹介したいと思います。

ちょっとブレイク

原価計算の目的は、財務諸表を作成するだけでなく、販売価格を決める上で目標原価を考えたり、経営の意思決定に役立てるものでもあります。

駄菓子菓子・・・だがしかし、(カワサンごめん、どうしても使いたかったっ)

世の中には物の価値よりも原価が高い物が存在したりしますね。例えば、1円玉の原価はいくらでしょうか。

調べてみると、造幣局では正式な原価を発表していないのですが、1円の原価は約3円とか言われています。

もしそうだとすると1円玉は作れば作るほど赤字になってしまいます。

キャッシュレス化が進む日本ですが、先進国と比べるとまだまだ遅れているようです。

このような原価を削減するためにも更にキャッシュレス化を加速させてほしいですね。

■過去問で確認しよう

〇H27第6問 原価の目的・分類

×ア:総原価は、製造原価、販売費、一般管理費の合計なので誤りです。

×イ:原価計算は財務諸表の作成だけではなく、原価管理や利益管理、経営判断などその他の目的にも使うことができますので誤りです。

×ウ:製造業のみならず、非製造業でも当然に必要とされる計算手続きですので誤りです。

〇エ:材料費、労務費、経費は形態別分類と言われ、費用の発生を基礎とする分類です。

〇H24第第6問 原価の分類、非原価項目

×ア:支払利息は営業外費用に計上されるので誤りです。原価計算基準では経営目的に関連しない価値の減少として非原価項目とされています。

×イ:任意積立金繰入額は費用でなく、純資産で動くため誤りです。原価計算基準ではその他の利益剰余金に課する項目として非原価項目とされています。

〇ウ:製造部門で働く従業員の福利厚生費は経費に該当し製造原価に含みます。

×エ:臨時多額の退職手当は異常なものなので誤りです。原価計算基準では異常な状態を原因とする価値の減少として非原価項目とされています。その他、固定資産売却損や除却損などが該当します。

〇H29第10問 製造原価の分類

×ア:直接工賃金であっても、間接作業時間や手待ち時間は間接労務費ですので誤りです。直接工賃金且つ直接作業時間の場合のみが直接労務費です。

×イ:経費は、製造原価のうち材料費・労務費以外の費用のため誤りです。なお、本社建物や営業車両の減価償却費は販売費一般管理費に含みますが、ここでは製造原価の形態別分類が論点ですので、製造に直接関わる機械設備等の減価償却にあたるため間接経費となります。

〇ウ:製品に直接関連するものを直接費、製品に直接関連せず共通的に発生するものを間接費といいます。

×エ:加工費は、直接材料費以外の原価要素をいうため誤りです。

〇H25第9問 製造原価の分類、労務費、経費

〇正解イ

aは直接経費、bは間接労務費、cは間接労務費、dは費用ではなく負債、eは割増賃金も賃金に含むため労務費です。

dの判断が難しいですが、aが経費と瞬殺で判断できるため、アかイに絞れます。bの雑給は労務費と分かるため、消去法でイを選ぶことができますね。

おまけ(労務費の計算)


私は、原価の基本分類の中で、労務費(賃金)の計算が苦手でした。もしかしたら同じような悩みのかたがいらっしゃるかも?と思いましたのでご紹介してみます。

■賃金の支払と消費

原価計算で仕訳の問題は出ないですが、賃金の支払と消費のポイントだけ確認しておきましょう。

当月賃金消費額=当月賃金支払額+当月末未払額-※前月末未払額

※前月末未払は、当月の月初未払と同じ意味です。

労務費(賃金)の計算は、給与計算期間(支払額)と原価計算期間(消費額)のズレによる未払の調整がポイントです。

(例)給与計算期間は20日締めの25日払い。原価計算期間は月初・月末。

当月の賃金支払額が5,000円で、前月末の未払額が400円、当月末の未払額500円だった場合の当月の賃金消費額(労務費)はいくらでしょうか?

先ほどの計算式を以下のように変形させて覚えたほうが分かりやすいです。

当月賃金支払額+当月末未払額=※前月末未払額+当月賃金消費額
下図の2本の横棒のように、当月支払と当月末未払をセットに、前月末未払と当月賃金消費をセットにして覚えます。

計算は、上図のようなBOXを書き、左側に当月支払と月末未払のセットを入れ、右側に前月末未払と当月消費のセットを入れて計算します。

すると、左側と右側の差額で当月賃金消費額(労務費)は5,100円となります。

■過去問で確認しよう。

H20年第10問でこのような出題がありました。

上記で紹介した月次の消費額の計算ではなく年次の計算ですが、同じBOX図で算出することができます。

左側、当期支払額11,100千円とセットなのは当期末未払額2,500千円です。

右側、前期末(期首)未払額3,600千円とセットなのは当期消費額でした。

よって差額でAは10,000千円です。

労務費の計算の問題は頻出ではないですが、万が一出たときに上記の計算を思い出して頂けたら幸いです。

今回は以上となります。お読みいただきありがとうございます。
ぴ。でした。


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

(過去記事はこちら

 

昨日のべりーの記事でもありましたが、最近当サイトに新規で訪問して下さる方が増えているようです。ありがとうございます。

当サイトを初めてご覧になる方へ。

当サイト「中小企業診断士試験 一発合格道場」は、中小企業診断士試験の合格を目指す方向けに、代々の合格者が勉強のコツ診断士としての活動の様子などを書き綴っています。

受験生以外の方も、中小企業診断士という存在に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^

 

 

さてさて、おととい5月8日は、中小企業診断士試験の申込期限でしたね。

専用の払込用紙を握りしめて郵便局まで振り込みをしに行った皆様、お疲れ様でした。

さぁ、申し込んだからにはあと2ヶ月、腹をくくって勉強しましょう。

私自身、昨年の5月に10代目かわともさんの記事を読んで「うん、3ヶ月死ぬ気で勉強しよう!」と鵜呑みにした 腹をくくった結果、運よく合格することができました。

今年に関してはあと2ヶ月です。泣いても笑ってもあと2ヶ月。やってやりましょう。天は自ら助くる者を助く。

 

 

本日は【渾身】有形固定資産の一生からみる財務会計(後編)と題して、(前編)に続いて有形固定資産に絡む論点を確認していきたいと思います。

前編はこちら

 

その前に、ざっくり前編の振り返りを。

前編では、長期借入金を借り入れて10,000,000円の機械を買いました。

期初に購入し、即事業に使用し、メンテナンスしたりしながら使用しております。

 

前編で

1.購入の検討

2.有形固定資産の購入

3.有形固定資産の使用と修理

をみてきましたので、今回は

4.決算処理

5.処分(除却・売却)

をみていきたいと思います。

 

 

4.決算処理

さて、新しい機械を導入して、初めての決算期が来ました。

この機械の減価償却費を計上し、長期借入金を一部返済しましょう。

 

◆減価償却◆

ここでは定額法で考えます。

ご存知の方も多いと思いますが、「こういう機械なら耐用年数は10年」というように、減価償却の計算に用いる耐用年数はちゃんとルールが決まっています。

ここでは、耐用年数10年、残存価額0円、期初に取得したものとします。

今期の減価償却費は

(10,000,000-0)÷10=1,000,000 円となります。

 

【仕訳】  (単位:千円)

減価償却費   1,000 減価償却累計額  1,000

 

※間接法を使っています。

 

減価償却については、10代目そーやさんの記事もおもしろくてためになります。

減価償却がちょっとだけ好きになるお話 by10代目そーや

 

減価償却費の計上だけだと簡単なのですが、試験問題では他の要素との組み合わせて聞かれることが多い
です。
令和元年度の第2問は圧縮記帳とのコンボ問題、同じく令和元年度の第8問は繰延税金資産とのコンボ問題でした。

↓令和元年度 第2問

(出典:中小企業診断協会ホームページ、以下同じ)

圧縮記帳は「補助金=圧縮損の金額」、「減価償却は圧縮後の(減額された)固定資産価額で計算する」の2点を覚えておけば、試験対策上は問題ないと思います。

正解は

 

↓令和元年度 第8問

決算にあたり計上した減価償却費:(1,200-0)÷4=300千円。

税法上の計算に従った減価償却費:(1,200-0)÷6=200千円。

税法上の計算の方が費用が減る⇒利益が増える⇒今期の税金が多くとられる⇒その代わり将来の税金が軽減される ということで、繰延税金「資産」になります。

また、金額は税率が30%なので(300-200)×30%=30千円となります。

よって、正解は

 

他にも、平成25年度の事例Ⅳで200%定率法が出題されたりと、たかが減価償却、されど減価償却、軽視できない論点であります。

パニック回避のため、簡単な問題でもボックス図を書いて整理するなど、取り組み方を決めて確実に得点できるようにしましょう。

 

 

◆借入金の返済と利息の支払い◆

新規機械導入のために銀行から借りた1,000万円は、毎年期末に利息を支払い、200万円ずつ返済するものとします。

まず、利息の支払いです。

仮に利率を1%とすると、支払利息は

10,000,000×1%=100,000円となります。

 

【仕訳】 (単位:千円)

支払利息    100 現金  100

 

ちなみに、支払利息は(借入金残高)×(利率)で計算するので、毎年返済していけば、徐々に利息が少なくなっていきます。

 

 

次に、借入金の返済です。200万円返済しましょう。

 

【仕訳】(単位:千円)

長期借入金   2,000 現金  2,000

 

 

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L減価償却費という費用(売上原価)を計上し、支払利息という費用(営業外)を計上します。

なお、新規機械導入の効果が出ていれば、売上高は導入前と比較して増加しているはずです。

 

B/S:左側は、減価償却により、有形固定資産が減ります(厳密には減価償却累計額=資産の控除が増えます)。

また、借入金返済利息の支払いにより、現金が減ります

右側は、借入金返済により固定負債が減ります

また、減価償却費と支払利息は費用なので、P/Lを通って純資産(当期純利益)に影響します(理屈ではその分純資産が減ります)。

 

C/F:新規機械導入の効果が出ていれば、営業CFは増えているはずです。

利息の支払により、営業CFマイナス方向に動きます。(支払利息は営業CFです!)

借入金返済により、財務CFマイナス方向に動きます。

 

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5.処分(除却、売却)

この機械を5年間使ったところで、もっと良い性能の機械が出たため、買い替えることにしました。

捨てるのももったいないので引き取り先を探したところ、知り合いの社長さんが400万円で買ってくれるというので、売ることにしました。

売却や除却など、有形固定資産を処分する際は、「それって財務上、得するの? 損するの?」ということを考える必要があります。

帳簿上の簿価(取得価額―その時点までの減価償却費)と実際の売却価格を比べて、売却価格の方が高ければ「得する=売却益が出る」と考えるわけですね。

この場合、まず当該装置の帳簿価額は

10,000,000-(10,000,000-0)÷10×5=5,000,000円です。

 

買い取り価格は4,000,000円なので、

5,000,000-4,000,000=1,000,000円の損が出ます。

 

【仕訳】

減価償却累計額     5,000,000 機械装置    10,000,000
現金             4,000,000
固定資産売却損     1,000,000

 

蛇足ですが、機械を除却する際の撤去工事費用なんかも「固定資産除却損」として計上します。

 

なお、固定資産の売却に関しては平成30年度の第2問でばっちり出題されています。

→正解は

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L固定資産売却損という費用を計上します(特別損失になります)。

 

B/S:右側は、機械の売却により、有形固定資産が減ります

売却時に現金を受け取っているので、流動資産が増えます

左側は、固定資産売却損は費用なので、P/Lを通って純資産(当期純利益)に影響します(理屈ではその分純資産が減ります)。

 

C/F有形固定資産の売却により、投資CFプラス方向に動きます。

 

 

ということで、最後に、この過去問を解いてみましょう。

 

【令和元年度 第12問】

ここまでの内容が理解できていれば、解けるはず!

キャッシュフローとB/S、二つの切り口から聞かれていますが、一つずつ整理していけば難しくありません。

まず、キャッシュフローです。

「有形固定資産を売却してキャッシュを得た」、これは投資活動によるキャッシュフローです。キャッシュが増えたので、プラスです。

「キャッシュを使って長期借入金を返済した」、これは財務活動によるキャッシュフローです。キャッシュが減ったので、マイナスです。

 

一方、B/Sでは①固定資産が減り、現金(流動資産)が増える ②現金(流動資産)が減り、長期借入金(固定負債)が減るという二段階の動きがあり、結果的に固定資産と固定負債が同じだけ減ってバランスしています。

そのため、流動比率には変化がなく自己資本比率は上がります

 

以上より、が正解となります。

いかがでしたか?

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

(渾身シリーズがこんなに大変だったとは……。二度と書けないかも)

 

 

最後に、少し気が早い話ですが、本番に向けた体調管理も、そろそろ気にしてみましょう。

一次試験は炎天下の真夏に実施されます。

(例年は8月、今年は7月)

朝、試験会場に行くだけでも汗だくなのに、そこからクーラーの効いた寒い部屋で午後まで試験を受けるのです。

私は当日になって「知力以前に体力勝負じゃないか!!」となかばヤケクソになりましたが、以前からそのつもりで過ごしていれば、そんな事態は避けられたと思います。

(事実、これに懲りて二次試験の前は筋トレとかしました。いやほんとに。)

特に今年は体がなまりがちだと思いますので、体力に自信の無い方は、気分転換を兼ねてランニングや自宅でできる筋トレ等を日々取り入れることをおすすめします。

勉強で背中がばりばりになるので背筋とか……。

さてさて、明日はいけちゃんの登場です。

いけちゃんの記事は毎回、中小企業診断士としての矜持と細やかな心配りにあふれていますよね。

明日もお楽しみに!

 

ではでは、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 

 


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それでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~。

twitterもよろしくお願いします。

 

おはようございます。岩塩です。GWの真っ只中、学習は順調に進んでいるでしょうか??私は家にこもってつん読の消費をしております。数年前に購入した統計学が最強の学問であるを読み、感化されたのもありまして、今日は統計学の話題を書いてみます。

統計学といえば、○○分散○○検定など、財務会計・運営管理・経営情報システムでも登場する分野です。財務会計のポートフォリオ理論は重要論点ですが、その他の内容は「逆ザヤ沼問題」(byべりー)と認定して捨て問とする方も多いのではないでしょうか。

私は統計学をまともに勉強したことがなかったので、診断士試験では深入りしないようにしていました。というか諦めました・・・ orz 診断士試験の科目として勉強するには勉強のコスパがあまりよくないので、得意でない方は後回しにしたほうがよい分野かと思います。しかし一方で、大量のデータを扱うことがますます重要になっている昨今。今後も関連問題が継続的に出題されると予想します。そこで、統計学のイメージをざっくり理解しよう!というコンセプトで記事を書いてみたいと思います。

 

<全体像>

統計学はこんな感じの体系となっています。今日は、記述統計と推計統計について書いてみます。

 

<記述統計>

「平均」、「分散」などは、データ群の特徴を記述するものです。例えばA君とB君が11回のテストを受けました。二人とも平均点は60点でした。平均だけ見ると二人とも同じくらいの学力といえそうですが、どうでしょうか。テストの結果をヒストグラムにしてみると、以下のような結果でした。

A君は70点以上の高得点は取れませんが、40点以下になることもなく、安定して点数が取れています。一方B君は波があり、80点以上の高得点を取ることもありますが、20点台になってしまうこともあります。B君の方が点数のばらつきが大きいです。ばらつきの指標である標準偏差はA君:6.9、B君:18.4で、ばらつきが大きいと標準偏差が大きくなりますばらつきが大きいのは危険(=高リスク)です。これが診断士試験であれば、A君は合格、B君は・・・

株式も同じで、大儲けはできないけど損もしない株(A君タイプ)と、大儲けできる可能性もあるけどちょっと損する可能性もある株(B君タイプ)があります。どちらも平均60点でリターンは同じですが、ばらつきの小さいA君タイプ株のほうがリスクが低いです。一方、B君タイプ株を単独で持つのはリスクが低いです。B君タイプ株が損する時に逆に儲けてくれるような株を組み合わせて持てばリスクが下がります。逆の動きをする株は、相関係数が-1に近くなるような株です。(そんな株が都合よくあればよいのですが・・・)

分散、標準偏差、共分散、相関係数の式は重要なので必ず覚えておきましょう。分散は偏差を二乗するので必ずプラスの値になります。(よって標準偏差もプラスになる) 一方で、共分散はプラスにもマイナスにもなりえます

 

<推計統計>

運営管理の品質管理は重要ですが、全数検査が難しいこともありますよね。そういうときには、全ての製品(母集団)の中からいくつかを抜き取り(標本)、抜き取ったものを調べて、全ての製品のことを推定します。区間推定仮説検定という手法があります。

  • 区間推定:母集団の特徴が不明で、どの範囲にあるかを推定する
  • 仮説検定:母集団の特徴がだいたいわかっていて、本当に正しいかどうか確かめる

例えば、

部品を前例がないほど長期間在庫した後、どのくらい劣化しているかを推定する場合⇒区間推定
図面上10cmの部品を生産して、ちゃんと10cmになっているかどうかを判定する場合⇒仮説検定

を使います。

 

■区間推定■

サンプリングしたものを使って、全体の傾向を「だいたいこのくらい」と推定するのが区間推定です。例えば、在庫中の部品からいくつかを抜き出して、それらの破断強度を測定します。その結果を使って区間推定をすると、例えば「部品の破断強度の平均値は、95%の確率で573~579の間にある」のような結果が得られます。部品全体の破断強度は正規分布になっているだろうと仮定して推定します。95%は信頼係数といいます。95%を使うのが一般的ですが、場合によっては90%や99%を使うこともあります。

【H23 情報 第24問】
破断強度を調べるために在庫している銅線をサンプル調査し、10個のデータを得て、平均値の区間推定を行った。以下のうちで最も適切なものはどれか。ア 自由度を10として計算する。
イ 信頼係数95%で区間を求める場合、区間は-1.96σから+1.96σの範囲である。
ウ 推定には,標準正規分布を使う。
エ 母集団分布は正規分布を仮定する。

母集団は正規分布だと仮定するので、正解は(エ)です 正規分布に関しては9代目桃ちゃんの記事も参考になります。

 

■仮説検定■

仮説検定では、実証したい内容の仮説と、その反対の仮説という2つの仮説を用意し、反対の仮説は正しくない!と棄却して、実証したい仮説が正しいことを示す、というアプローチを取ります。実証したい内容を対立仮説反対の仮説=帰無仮説、といいます。(ちょっとややこしいですが、用語は覚えておくといいかもしれません) 例えば、超能力があると主張したい場合は、

  • 対立仮説実証したい内容):超能力はある
  • 帰無仮説反対の内容):超能力はない

とします。

【H30 運営 第16問】
ある工場では、自動設備を利用して飲料の瓶詰を行っているが、瓶に詰められた内容量のバラツキを抑制する目的で新設備を試作した。この工場では、仮説検定を行うことで、試作機の性能向上を確かめたいと考えている。(設問 1 )
現有設備を使用したときの内容量の標準偏差σ0が1.1 ml であることから、新設備を使ったときの内容量の標準偏差をσとしたもとで、以下のように帰無仮説H0を設定した。対立仮説H1として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
H0:σ2=1.12

〔解答群〕
ア H1:σ2<1.12
イ H1:σ2>1.12
ウ H1:σ2=1.12
エ H1:σ≠ 1.12

対立仮説=実証したい内容です。実証したいのは、バラツキすなわち標準偏差が現有設備の1.1より小さくなっていることなので、正解は(ア)です

 

ここから少し細かい話になりますが、帰無仮説を棄却するかどうかは、実際にデータを取ってみて、その結果が帰無仮説のもとで十分に起こりにくいかどうかを確認します。

例えば、コインの裏表で勝ち負けを決めるゲームがあるとします。例の自称・超能力者がそのゲームで5回連続勝ったとします。

 

5回連続で勝つ確率は

(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)×(1/2)=0.03

です。これをp値と言います。これを高いとみるか低いとみるかは人それぞれになってしまうので、p値を高いとみるか低いとみるかの判断基準をあらかじめ決めておきます。この判断基準が有意水準αです。(αは0.05とか0.01とかを使うことが多いです) p値がαより小さい場合は、帰無仮説の状況下では起こりにくいことが起こったということで、帰無仮説を棄却します。

  • α=0.05を使った場合、
    p値(0.03)<有意水準α(0.05)
    となるので、帰無仮説を棄却します
    (5回連続勝利は十分珍しい。超能力がないとは言えない)
  • α=0.01を使った場合、
    p値(0.03)>有意水準α(0.01)
    となるので、帰無仮説を棄却しません
    (5回連続勝利は十分に珍しいとは言えない。超能力がないことを否定できない)

※ちなみに帰無仮説を棄却しないということは、帰無仮説が正しいと認めるということではなく、どちらの仮説もよくわからないということになります。

ついでに下記の用語も確認しておきましょう。
第一種の過誤:帰無仮説が正しいにも関わらず、帰無仮説を棄却してしまうこと。
(上記の例でいうと、超能力はあると結論付けたが、実は超能力ではなくただの偶然だった、という場合です。有意水準αの確率で第一種の過誤が起こります。)

第二種の誤認:帰無仮説が正しくないにも関わらず、帰無仮説を棄却しないこと
(上記の例でいうと、実際は超能力はないけど、超能力がないことを否定できない状態です。αを小さく設定すると、第二種の過誤を犯す確率が上がります。)

 

細かい話で嫌になると思いますが、最後に検定の種類について書いておきます。データ群の内容によって、p値の計算方法が異なります。t分布を従うのがt検定、カイ二乗分布に従うのがカイ二乗検定、といった具合です。いくつかの検定について、どんな時に使うのかまとめてみました。

(「みんなの医療統計 12日間で基礎理論とEZRを完全マスター!」を参考に作成)

tとかzとか、呼び名の由来も規則性もよくわからなくてややこしい・・・「分散分析」という名前なのに、分散が等しいかどうかを検定するのはF検定とは・・・ など色々つっこみたくなります。

【H25 情報 第25問】
統計的仮説を検定する方法には様々なものがあり、適切に使い分ける必要がある。以下の文章の空欄A~Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。母分散が未知の2つの母集団の平均の差を検定したい。2つの母集団からそれぞれ独立に、十分に大きな数の標本を採取できる場合には、標本平均は正規分布に従うと考えて、 標本の不偏分散を母分散の代わりに使って[A]を適用できる。少数の標本しか得られない場合には、母分散の信頼できる推定ができないので、[A]を使えない。しかし、2 つの母集団が共に正規分布をし分散が等しい場合には、[B]が利用できる。その場合、2つの母集団の分散が等しいことを検定するには、[C]を利用することができる。

A B C
F検定 t検定 z検定
F検定 z検定 t検定
t検定 F検定 z検定
z検定 t検定 F検定

Cは分散が等しいことを検定するのでF検定ですね。正解は(エ)になります Aは「標本の不偏分散を母分散の代わりに使って」とのことなので、母集団が既知と捉えることができるためz検定、Bは母集団未知のためt検定です。

t分布やカイ二乗分布をもう少し知りたいという方は、ハンバーガー統計学をというWebサイトが参考になるので読んでみてください!

(ポワソンやベルヌーイなど、色々な分布についても書こうかと思いましたが、今回はやめておきます・・・)

 

<まとめ>

まずは財務会計のリスク&リターン、ポートフォリオを確実に理解するようにしましょう。そして、運営管理・情報システムの推計系の問題はあまり無理しないようにしましょう。

 

********************************

 

最後に告知をさせていただきます!
私も参加している受験生支援団体のタキプロオンラインセミナーを行います!受験生のお悩み、ご質問をひとつでも多く解消するために、小グループ単位でのディスカッションをメインにした「個別よろず相談会」を計画中です。勉強方法の疑問解消に、モチベーションアップに、あるいはちょっと息抜きに・・。ぜひぜひご参加ください!道場のセミナーとはまた違った話が聞けると思いますよ。 11代目さとまる&いけちゃんも登場予定です!

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以上、岩塩でした(_ _)


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おはようございます!おべんと君です。

過去2回紹介した【渾身】連結会計シリーズも、本日が最後の
投稿となります。
今回は、具体的な連結会計処理の残った2つの論点について
見ていきます。前回の記事はこちら

前回同様、クリックしていただくと画像が拡大致します。
また、便宜上親会社をP社、子会社をS社と表現することも
過去2回と同様です。

<題目>
vol.1:連結会計準備 ←前々回
・連結会計の基本
・連結の範囲
vol.2:連結会計処理 ←前回
・連結会計の流れ
・内部取引高/債権債務の消去
・投資と資本の消去

vol.3:連結会計処理 ←今回
・未実現損益の消去
・持分法

 

<連結会計処理の流れ(おさらい)>

前回紹介した連結会計の処理の流れは下記のとおりです。

今日は下の2つについて説明いたします。

 

<未実現損益の消去>

未実現損益の消去とは、
外部へまだ販売していない棚卸資産に含まれている、
企業集団内部で取引された内部利益を連結仕訳で消去する
という内容です。
・外部へ販売済=利益が実現された
・外部へ未販売=利益が実現されていない
_実現されていない利益=未実現利益 という解釈です。

事例を画像で見てみます。

この事例は、
・P社がS社に商品5個(単価100円)販売
・S社は商品3個を外部顧客へ販売
・S社には商品2個が在庫として残った状態で決算を迎える

この時に、S社が持っている商品は、2個×100円=200円であり、
これが棚卸資産に計上されています。
一方企業集団としてこの棚卸資産200円の内訳をみると、
P社の利益が20%計上されています。
金額では200円×20%=40円となります。
この40円が内部利益にあたります。

この未実現利益40円を、連結仕訳で消去します。
ただし、こちらも複数パターン存在しますので、
代表的なものを1つずつ見ていきます。

 

1.ダウンストリーム(親会社→子会社)

ダウンストリームとは、親会社から子会社へ販売する取引のことです。
事例は先ほどの内容と同じです。

P社からS社へ販売し、S社の棚卸資産の中に、P社の内部利益である
未実現利益が40円含まれています。
この場合の連結仕訳は下記のようになります。

借方売上原価は、画像左下に書いてありますが、
売上原価(P社分)を増加させ、売上総利益(P社分)を減少させる
という効果があります。この仕訳で40円の内部利益を消去します。
画像では内部利益はP社の利益のため、「P社損益」という項目で
イメージ図として記載しています。実際のP社の個社財務諸表には
影響はなく、連結財務諸表上で40の利益が減少している状態です。

また貸方棚卸資産は、画像右下の図ですが、棚卸資産に含まれていた
内部利益40円が消去されるので、棚卸資産も40円分減少されます。

これがダウンストリームの簡単な流れです。

 

2-1.アップストリーム(100%子会社→親会社)

アップストリームとは、子会社から親会社へ販売する取引のことです。
S社がP社の100%子会社だった場合で見てみます。
そのほかの金額前提は先ほどと一緒です。

この場合の未実現損益の消去はどのようになるのでしょうか?

先ほどの「1.ダウンストリーム」と全く同じです。
100%子会社へ販売した時の未実現損益の消去も割とシンプルです。

 

2-2.アップストリーム(非支配株主がいる子会社→親会社)

アップストリームのもう1つの事例は、非支配株主がいる子会社が
親会社に販売した場合です。
金額前提は上記と同じですが、子会社に20%の非支配株主がいることが
上記事例と異なります。
この時の未実現損益の消去はどうなるのでしょうか?

仕訳が2行になっています。上段の「売上原価40 / 棚卸資産40」は
今までと同じです。違うのは、下段の
「非支配株主持分8 / 非支配株主に帰属する当期純利益8」です。

これは、S社の20%を非支配株主が保持しています。
また、消去される内部利益40はS社がP社に販売した時に得たS社の利益です。
以上から、
消去される内部利益40のうち20%8は非支配株主に配分(負担)する
という考え方です。

通常、会社の利益が増える収益計上については、貸方計上されますが、
「非支配株主に帰属する当期純利益」の増加は、逆で借方計上されます。
今回はS社の「非支配株主に帰属する当期純利益」減少させるため、
貸方計上します。またそれにより、
非支配株主が出資した資本金+非支配株主がもらえる利益」で構成され、
純資産科目である「非支配株主持分」減少するため、借方計上されます。

非支配株主と未実現損益の論点に関しては、
平成24年第5問
に出題されています。

仕訳云々はここまで中小企業診断士試験では問われないと思いますが、
非支配株主がいるときの未実現損益の論点が過去問で出題されていたため、
取り上げさせていただきました。
ただしTAC過去問題集に記載の正答ランクではDランクだったようなので、
当時解けた方は少なかったようです。

以上が未実現損益の消去の説明となります。
なお、未実現損益の消去に係る税効果会計の仕訳については、
省略させていただきます。

 

<持分法>

最後の論点として、持分法を取り上げさせていただきます。
ここでは、親会社をP社、持分法適用会社をA社と表現します。

持分法とは、連結仕訳の1分類ではありますが、
「消す」のではなく、「取り込む」といった意味合いです。
連結会社間の今まで説明してきた連結会計処理を行わず、
親会社の出資に対応する分(持分)だけの利益を
連結財務諸表に取り込むものです。
今までは親会社目線で利益を考えてきましたが、
この持分法では、自分が非支配株主になった状況です。

持分法で利益を取り込む対象となる持分法適用会社は、
・非連結子会社
・関連会社 です。

また会計処理としては、
・BS計上:
_投資その他の資産に属する「投資有価証券
_すなわち、P社が保有するA社の株式。
・PL計上:営業外損益に属する「持分法による投資損益
_すなわち、P社が得られるA社の当期純損益の金額。
の科目を用います。

なお、関連会社に該当する条件は、大まかに下記のとおりです。

それでは実際に、持分法を用いて利益を取り込んでみます。
前提として、
・P社は関連会社A社の議決権(=株式)を30%所有
・関連会社A社は、当期純利益を1,000計上した
この場合、持分法ではどのようになるでしょうか。

P社が得られる利益
=A社当期純利益1,000×P社議決権所有持分30%
=300

この300はP社の収益となるので、
貸方に「持分法による投資利益300」が計上され、
PLでは営業外収益となります。

また利益300が計上されたことで、
P社が出資した資本金+P社がもらえる利益」で
構成されている投資有価証券が増加するため、
借方に「投資有価証券300」が計上されます。

もしA社が当期純損失(赤字)だった場合は、
借:持分法による投資損失300 / 貸:投資有価証券300
という仕訳となり、投資損失は営業外費用に計上されます。

持分法の論点に関しては、
平成26年第8問
に出題されています。

 

<最後に>
以上、3回にわたって連結会計を投稿致しました。
会計に詳しい方には「物足りない」「突っ込みどころ満載」な
内容だと思います。
また、「こんなの試験に出ないよ」とお思いの方も多数おられるかと
思います。

私自身、書きながら「誰がこの記事を求めているのか?」を
悩みながら書いていたのも事実です。

ですが、vol.1で申し上げた
-------------------------------
・1次は定期的に出題、2次は直近で出題頻度が増加傾向
簿記2級の範囲に加わった→今より知識の習得が必要
・しかし診断士用テキストの連結会計の分量は少ない

という中で、連結会計をかみ砕き、
「今までの診断士テキスト」を補足できる「簿記のテキスト」未満
記事を書こう!というのが渾身シリーズとして取り上げた思いです。
-------------------------------
の思いで書かせていただきました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

以上、おべんと君でした。


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~今日の過去問~

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP

【財務・会計】平成29年度・第1問

次の期末商品に関する資料に基づいて、棚卸減耗費と商品評価損の金額の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【資 料】

帳簿棚卸数量 60個
実地棚卸数量 50個
原価 @200円
正味売却価額 @190円

解答群
ア 棚卸減耗費:1,900 円 商品評価損:500 円
イ 棚卸減耗費:1,900 円 商品評価損:600 円
ウ 棚卸減耗費:2,000 円 商品評価損:500 円
エ 棚卸減耗費:2,000 円 商品評価損:600 円

正解&簡素な解説は最後に。

 

~人は完全ではないから~

カワサンです。

今日で4月は終わりですね。
1次試験まであと何日ですか?

…そうですね、あと72日です。2日目だけの方は、73日ですね。

インプット学習が終った方は、しこたま問題を解きたい所です。
インプット学習がまだの方は、ペース配分考えて早めに片付けて、問題を解き始めていきたい所です。

そんな時期、まずは体調管理を最優先に過ごしましょう。

今日のテーマは「計算ミス」です。

それにしても、なぜ人は間違いを起こすのでしょうか。

・思い込み
・集中力の欠如
・書き間違い

色々あると思います。どんなに準備しても、間違えるときは間違えるのです。これがツライ。

私は「計算ミス」が得意です。

元から、おっちょこちょいの性格らしく…仕事では、数字の単位が「百万円」なのに「千円」と書いてしまい上司に謝る、2つの資料の数字のつじつまが合わない…日ごろから結構やらかします。

試験に合格したものの、模範解答をみながら「うわ、ここ凡ミスしてるし…」と嘆いた問題がちらほら。

なぜ間違えるのか。

私の場合、これはもう性格だと思っています。仕事でもなんでも、数字を間違えてしまう。
どんなに練習しても、解いても、間違える時は間違えるんです。

どんなに過去問を解いたって、計算問題に関しては、試験本番で数字まで同じ問題はさすがに出ません。だから、解き方は分かっていても過去問と同じ結果にはならない。つまり、試験本番で仮にミスをしても、それに気づかなければいけない。でも、気づける確信はどこにもありません。

 

そこで、どうするか。計算問題、諦めますか?

 

令和元年度の1次試験「財務・会計」では、問い25個に対して、四則計算を用いて解く問題は12個ありました。仮に計算しない問題を全問正解すると、4点×13 =52点と「足切り」(40点未満)は回避できますが。

(計算問題に注目しがちな「財務・会計」の問題の約半数が「計算しない問題」つまり、理論や法則を正しく理解することも同程度に大切、とも言えます)

 

1次試験に関しては、財務・会計以外でも計算する場面があります。

「経済学・経済政策」「運営管理」あたりは計算問題が数問出てもおかしくありません。

 

そして2次筆記試験の「事例Ⅳ」

心身ともに疲れ切った状態での最終科目。電卓を使う計算問題が沢山出てきます。もう、集中力もあるのか無いのかといった状態で数字と向き合い正しい答えを出すのは、「ここまで苦しめるのか!」という程に神経をすり減らす時間でしかありませんでした。

 

何が言いたいか。

中小企業診断士試験では、計算問題と向き合わずして、合格は無いという事です!

が、計算ミスが治らない!という私みたいな思いに悩んでいる方。

計算ミスが起こるのは諦めましょう。減らすしかありません。

 

~大事なのは「ミスの減らし方」~

ミスを減らすために心がけたいことが、3つあります。

1.「丁寧に」書く

計算過程を眺めていると、「6」が「8」に変わってたとか、「0」が「6」に見えていたとか、試験勉強中ではありえないような「ミス」が、本番で起こります

私も実際に、試験本番で数字の書き間違い、符号の書き間違いをし、見つけて直した経験があります。たまたま気づいて「あぶねー」と心の中でつぶやいたものです。

私は1次試験も2次筆記試験も、計算過程がチェックできるように、どんなに急いでいても、殴り書きしないよう注意しました。

 

2.暗算しない

これは、数字に強いと思っている方も、気を付けたいです。
焦って、暗算で頭にインプットした数字を間違えることがあります。

たとえば「4+26+9+3+12」等と解くとき、1つ数字が抜けていたり、
方程式でも、計算過程を暗算で飛ばした結果、移項する際に+-の符号を間違えて、

「よしできた!」と思ったら、マークする数字が無かった

そんな、模試や1次試験の苦い思い出、ありませんか?
私は試験本番で経験しました。

足し算引き算も、愚直に筆算するのが無難です。
少し時間がかかりますが、失点するよりマシです。

 

3.確かめるときは、計算過程を追いかける

学校のテストで「早く解き終わった人は検算して間違っていないか確かめなさい」と指導された方も多いと思います。
つまり、もう1回解くということですが、私はあまりお勧めしません。

間違えている、ということは、もう1回解いても同じように間違える可能性が高いからです。

計算した過程を追いかけて、数字を眺めて、転記や桁が合っているかを見るほうが、自分の計算過程をチェックできます。

 

~日々の生活で計算しましょう~

試験当日までに、どれだけの練習問題や過去問を解いても、試験当日の「その一瞬」で計算ミスをすれば、それまでの努力は報われません。

そして、そのリスクはゼロにできません。
電卓があっても、打ち間違えればミスします。
でも「リスクをゼロに近づけること」は、できます。

そのためには、何をするか。
日ごろから、計算をチェックしましょう。
計算のチェックを「習慣化」するのです。

「試験で計算問題に出会ったら、すべて解き終えてから計算過程を見直す」
そう言い聞かせて、日ごろから問題に向き合ってみましょう。

さらに、日頃の生活から練習要素を取り入れる、というのもオススメです。

 

①仕事で

数字を計算・分析するとき…Excelや電卓を使ってもよいですが、2~3ケタの数字なら手計算で行ってはどうでしょう。
特に分数や小数の計算が入ると、試験向きで良い練習になります。不安だったら電卓で検算すればいいです。

 

②買い物で

レジでおつりをもらう時に、レジの画面を見ずにお釣りの額を暗算。
店員さんが「では○○円のお返しでーす」と言う前に、計算して何円返ってくるかを暗算します。ケタが多いほど練習になります。
キャッシュレス化の影響で、最近は機会が減ってしまいましたが。。。
(会計前のICカード残額を見て、暗算してレシートで確かめる、というやり方はありますね)

 

③指差喚呼する

指差喚呼とは危険予知のために行うものです(参考)。
電車の運転士さんが信号機や速度制限を指差ながら大きな声で言っているのがイメージしやすいですかね。

頭で思っていても、勘違いするリスクや集中力が不適切な状態のとき、指差喚呼によって集中力UPや注意喚起を行うことができます

私は製造業で勤務していますが、入社した際には「安全第一」の考えを徹底的に教えられました。

例えば、工場の建屋に入る際は通路の床面に「一旦停止・指差確認」と書いてあります。そして、上を向いて天井クレーンが動いていないかを見て「クレーンよし!」と指差喚呼します。(※天井クレーンとはこんなものです

計算問題で言えば、解いている数字が、どこを出所にした数字なのか、指差で追いかける。「1+1だから2」などと、口を動かしてみる

何気なく(誰しも子どものころから四則演算はしていますから)感覚的に解いたことが、正しいのかを確認することができます。

試験本番で声に出すと注意される(&周りから無言の圧力)ので声に出せませんが、口を動かして確認すればよいです。

 

~さいごに~

試験の日だけ「さすがに本番だし、計算チェックはしておこう」と思っても、日ごろからやっていなければ、見落とします。やり方を身に着けていないから。

慣れないことを、試験当日にやるのは、危ないです。

想定以上に緊張し、手が震えるかもしれません。
隣の人が消しゴムでマークを消すとき、机が揺れて気が散るかもしれません。
会場の外、パトカーや消防車がサイレンを鳴らすかもしれません。
机が狭く、まごつくかもしれません。
持ち込みOKの飲み物、こぼすかもしれません。
近くの人が、ブーっと鼻をかむかもしれません。
退席可能時間になって、大勢が退席して焦るかもしれません。

ただでさえ、集中力が阻害されやすい環境なのに、さらに慣れないことをしたら、思わぬところで、気の焦りを起こし、計算ミスをしてしまうかもしれません。

だからこそ、日ごろから試験当日への準備をするのです。
日ごろ勉強する場所でも、試験会場でも、同じ状態で臨めるように準備をする。

私は、過去問を解く際、計算以外でも良く間違えました。
「正しいものを選べ」と問われているのに「不適切なものを選んで」いたり。
「a~eの正しい組み合わせを選べ」なのに、aだけ1個選んでマークしようとしたり。

こういった場合は、間違えやすい「文章」に○印をつけたり、囲っておいたりして、自分でアラームをつけておくようにしていました。

不適切選択問題は、出題文に下線まで引いて「不適切なものを選びなさい」と書いているのですが…読んでいるうちに複数の選択肢で悩んで「正しいもの」を選んでしまうこともあるかもしれません。

試験問題を綺麗に保存する必要はありませんから(試験後、主催者HPでダウンロードできます)、試験本番でも、いつも通り気づけるように、どんどん書き込みましょう。

 

~正解&簡素な解説~

正解:ウ
棚卸減耗費:「帳簿から消去すべき商品の総額」→簿価ベース
商品評価損:「実際に存在する現品の価格再査定」→実勢価格ベース

解法① それぞれ計算する
・棚卸減耗費 (60個-50個)×200円=10個×200円=2,000円
・商品評価損 (@200-@190)×50個=@10×50個=500円

解法② ボックス図(管理会計の原価差異分析の手法活用)

ボックス図で注意なのは、縦軸横軸ともに、内側に帳簿上や予定の数値外側が実際の数値を入れるという点です。
ふつうのグラフの読み方と違う使い方(原点より遠いほうに小さい数字を入れるケースがある)ので、少し練習してから活用したいテクニックです。

では、また!

 


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おはようございます!おべんと君です。

今回は、【渾身】連結会計vol.2と題して、具体的な連結会計処理に
ついて見ていきたいと思います。
ちなみに前回は、会計処理に入る前の事前準備について
簡単に触れました。→記事はこちら。

前回同様、クリックしていただくと画像が拡大致します。
また、便宜上親会社をP社、子会社をS社と表現します。

最初に謝罪です・・・
気合いを入れて書きすぎてしまいました・・・
よろしければ、本日だけでなく、学習中の問題を解かれている時の
不明点の解消にお使いいただければ幸いです。

<題目>
vol.1:連結会計準備 ←前回
・連結会計の基本
・連結の範囲
vol.2:連結会計処理 ←今回
・連結会計の流れ
・内部取引高/債権債務の消去
・投資と資本の消去

vol.3:連結会計処理 ←次回
・未実現損益の消去
・持分法

 

<連結会計の流れ>

初めに、連結会計処理の大まかな流れについて説明します。
大まかな流れは下記の画像のとおりです。

合算財務諸表の作成以降は、実務上は順番が前後しますが、
以下、項目別に説明していきます。

 

★合算財務諸表の作成

まず親会社・子会社が各社で財務諸表を確定したのち、
各社の財務諸表を合算し、合算財務諸表を作成します。
この状態では、各社の財務諸表を単純合算しただけです。

連結財務諸表は企業グループを一つの会社とみなして、
企業集団全体の状況を把握することを目的として作成されます。
つまり、企業グループの外部との取引が計上される必要があります
企業グループ内の取引は、各社の財務諸表では売上・仕入の計上が
正しいのですが、企業グループ内という観点では、内部で振替処理を
行っているような状態です。

そのため、合算財務諸表に計上されている企業グループ内で
発生した内部の取引や、債権債務などを連結仕訳にて相殺
します。
それをこれから見ていきます。

 

<内部取引高・債権債務の消去>

企業グループ内における取引や、債権債務などを連結仕訳にて相殺します。

P社がS社に100円の商品を販売しました。
この場合、どのような連結仕訳が計上されるでしょうか?

まず個社仕訳を見ていくと、
・P社では「売掛金」と「売上」を計上
・S社では「仕入」と「買掛金」を計上 しています。
先ほど申し上げた通り、P社とS社間は企業グループ内取引であり、
連結仕訳にて相殺します。
・買掛金 / 売掛金
・売上 / 売上原価(仕入)
なお、S社の「仕入」を消去する際に「売上原価」という科目を
使っていますが、これはS社の「仕入」にあたります。

貸付金借入金、受取利息支払利息の取引も同様です。

このように親会社と子会社、子会社同士の金銭取引に生じて
発生した収益費用、債権債務を合算財務諸表から消去するのが
内部取引高・債権債務の消去になります。

ちなみに、現在弊社では年度末の連結決算真っ只中です。
例年いつもこの時期でして、こういった状況なので
出社有無の違いはありますが、GWは無しです。
むしろGW中は業務量MAX、メンバー全員アクセル踏みまくりですw

そして内部取引高・債権債務の消去は私の担当業務でして、
ちょうど昨日までひたすらこの業務をしていました。
例示では少ししか書きませんでしたが、実務では
・一方が売上計上、相手先は固定資産計上
・一方は売上計上、相手先は期をまたいだので仕入未計上
・海外子会社が絡むと上記理由+為替影響で取引高の差異が大
など、会社間取引の内容を逐次見て、連結仕訳や修正をしていました。

 

<投資と資本の消去>

次に投資と資本の消去についてです。これは、大まかには
親会社の「子会社株式」と子会社の「純資産」を消去するもので、
資本連結ともいわれます。
本来純資産は「資本金」「資本剰余金」「利益剰余金」など
詳細な科目ごとに仕訳を計上していきますが、2-1以降は
「純資産」という表現でまとめさせていただきます。
また、子会社株式は「関係会社株式」という科目が使われることも
あります。

この処理は、発生パターンがいろいろあるため、主たるパターンに
まとめたのですが、少し多くなってしまいました・・・

1つずつ見ていきます。

1.子会社設立時

親会社が現金100を出資し、子会社を設立しました。
個社仕訳では、親会社の現金100は子会社株式100となり、
子会社は現金100を受け取り、資本金100とします。
これは企業グループ内では、現金を振り替えているような
状態になっています。連結仕訳で消去します。

もし設立時に「資本金」のみを計上している場合は、
画像の通り「資本金」での仕訳となります。
一方、設立時に「資本剰余金」を計上している場合や、
設立後に営業活動を行ったことで「利益剰余金」が計上されている
場合は、冒頭説明の通り「資本剰余金」「利益剰余金」も
連結仕訳で消去します。

 

2-1.子会社買収時(買収額=S社純資産)

S社の純資産と同額の100で、P社がS社を買収した場合です。
この場合も「1.子会社設立時」と同様、P社の子会社株式と
S社の純資産を連結仕訳で消去します。

 

2-2.子会社買収時(買収額>S社純資産)

S社純資産は80ですが、P社はS社を100で買収した場合です。
一般的なM&Aは、こんな感じで被買収会社の純資産より高く
買収するケースが多いですね。
この場合も、P社の子会社株式とS社の純資産を連結仕訳で消去しますが、
借方側に金額差が出ます。
この差はS社の純資産より高く買収したという差額です。
この差額は「のれん」として連結仕訳で計上します。
のれん」という科目は、連結のみで登場し、連結貸借対照表の
無形固定資産に計上されます。

 

2-3.子会社買収時(買収額<S社純資産)

S社純資産は120ですが、P社はS社を100で買収した場合です。
S社という会社を、お得に買収したという状況です。
この場合も、P社の子会社株式とS社の純資産を連結仕訳で消去しますが、
貸方側に金額差が出ます。
この差はS社の純資産より安く買収したという差額です。
値が負の値(マイナスの値)となることから、「負ののれん」として
連結仕訳で計上します。
負ののれん」という科目も連結のみで登場し、連結損益計算書の
特別利益として計上されます。

 

ここで、のれんってどういうことなの?をまとめてみました。
ちょっと一息。

こののれんに関しては、
平成20年第7問
平成23年第5問

平成25年第6問
平成28年第3問
平成30年第4問
と割と出題されていることが多い論点ですのでご注意ください。

 

3-1.100%ではない子会社の買収(設立)

P社はS社の親会社ですが、100%株式を保有しているわけではなく、
残りの株式は別のだれかが保有している場合です。
説明では買収としていますが、別のだれかとS社を設立した時も
考え方は同様です。

この場合も、P社の子会社株式とS社の純資産を連結仕訳で消去しますが、
貸方側に金額差が出ます。
この差は別のだれか=非支配株主が保有している株式の持ち分となります。
そのため、「非支配株主持分」として連結仕訳で計上します。
非支配株主持分」の科目は、連結貸借対照表の純資産に計上されます。

 

3-2.100%ではない子会社の損益

先ほどの事例(P社80%保有、非支配株主20%保有)の場合で、
S社が当期純利益を1,000計上した場合、この1,000は連結財務諸表上、
どのような取扱いになるのか?という内容です。
S社が100%子会社ならば、100%を保有する親会社がすべてもらえる
権利がありますが、本事例では20%分を非支配株主が保有しています。
この場合はS社の当期純利益はどうなるのでしょうか?

P社、非支配株主がもらえる利益は、下記のように計算します。

もらえる利益=子会社の利益×株式保有分

よって、

・P社がもらえる利益:1,000×80%=800
・非支配株主の利益:1,000×20%=200

となります。
そして、200は連結損益計算書上どうなるかといいますと・・・

まず前提として、連結損益計算書の当期純利益の計算は、
下記のように行います。

<仮の連結損益計算書>
税金等調整前当期純利益     1,000:
法人税、住民税及び事業税     300:
法人税等調整額         △_50:
法人税等合計           250:④(②+③)
当期純利益            750:⑤(①-④)
(内訳)
非支配株主に帰属する当期純利益  200:
親会社に帰属する当期純利益    550:⑦(⑤-⑥)

連結損益計算書は、最終的に「親会社に帰属する当期純利益
を計算します。
そして、その金額を算出するためには、
当期純利益から親会社に帰属しない当期純利益は控除する
必要があります。

この200は、まさに親会社に帰属しない当期純利益となります。
そしてこの200は、
非支配株主に帰属する当期純利益」という科目を用いて
連結損益計算書に計上されている当期純利益を減少させ、
親会社に帰属する当期純利益を計算します
損益計算書では費用科目(=利益を減らす科目)は借方計上されますが、
非支配株主に帰属する当期純利益も増加は借方計上で表現します。
「非支配株主に帰属する当期純利益」という「利益」という名称ですが、
連結損益計算書上では費用科目の役割を果たす というイメージを
お持ちいただければよろしいかと思います。

また、「非支配株主持分」とは、大まかには
非支配株主が出資した資本金+非支配株主がもらえる利益」で
構成されており、連結貸借対照表では純資産に計上されます。

非支配株主の論点に関しては、
平成20年第7問
平成24年第5問
平成30年第4問
に出題されています。

こういったものが投資と資本の消去になります。

 

<まとめ>
だいぶ端折って書いたのですが、すごく長くなってしまいました。
大変申し訳ありません・・・

特に投資と資本については、出題実績はあるものの、
今回記載した細かい仕訳については、診断士では問われないと思います。
「こんな処理して、こんな考え方で連結ってやってんのね」くらいで
よろしいかと思います。

次回vol.3で論点2つ書かせていただき、【渾身】連結会計をいったんの
区切りとさせていただきます!
次回は5月3日日曜日に投稿致します!

以上、おべんと君でした。


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

(過去記事はこちら

 

月曜日です。皆さま、本当に毎日お疲れ様です。

通勤されている方も、テレワークの方も、自宅待機の方も、家でするお仕事の方も、学生さんも、ほんとに毎日お疲れ様です。

土日だって、いつものようにお出かけって訳にもいかないし。

ゴールデンウィークの過ごし方だって悩みの種。

疲れますよねぇ、今の状況。

 

勉強が気分転換になる方は、ゾーンに入るまで勉強するもよし。

勉強が手に付かない方は、それはそれでいいと思います。

今の至上命題は、「心身ともに健康でいること」です。あなたも私も。

もう一度言いますよ! 心と体の健康が一番ですから。

勉強はそれぞれのペースとタイミングで大丈夫です。

 

さて、先日のオンライン春セミナー(略してオン春)で、「財務・会計の攻略方法を教えて下さい」という質問を頂きました。

昨日のベリーの記事でも攻略法をたっぷり紹介しているので、こちらもぜひ。

 

財務・会計攻略法というと、一つには簿記の勉強をするというのがあると思います。

先日オン春で、さいちゃんも言ってましたね。

 

私も簿記学習に賛成です。

一応、仕事の関係で簿記2級までは持っているのですが、仕訳や原価計算、財務諸表の成り立ち等は診断士の「財務・会計」の範囲と重なるので、2級を持っていると診断士の学習がラクです。

たとえば2ヶ年計画で合格を目指している方は、今年は簿記2級の取得を目標に勉強するのも良いと思います。

簿記の試験は年に3回あるので、受験機会が多いのも魅力です。

 

 

もう一つはずばり、実務を経験することですが、「そんなの今の職場じゃ無理だよ!」という方も多いと思います。

実務の何が良いかというと、問題演習のような断片の知識だけでなく、全社的な視点や項目と項目の関連性、中長期的な時間の連続性を体験する中で理解が深まることです。

 

なんとかそれを記事で再現できないか……と考えた結果、本日のテーマは

【渾身】有形固定資産の一生で考える財務・会計(前編)になりました。

書き始めたら長くなったので、次回(後編)もあります。

「一生」というのは、つまり企業に選ばれて、導入されて、減価償却されたり修理されたりしながら使われて、売却or除却されるまでの一連の流れのことです。

 

有形固定資産、何でもいいんですけど、ここはひとつ「工作機械」でいってみたいと思います。

マシニングセンタでもレーザー加工機でも、好きな工作機械を想像して読んでみて下さい。

「そんなん知らん」という方は、ポチっとボタンを押したら自動で金属を削ってくれる機械を想像して頂ければ。

適宜注をつけてはいきますが、全体的に簡略化しておりますので、厳密さというよりは「流れ」や「全体像」をつかむための記事としてお読み頂ければと思います。

 

 購入の検討

それではさっそく、工作機械を買いましょう。

どんな機械がいいのか、スペックは、用途は、それによって生産性はどれだけ上がるのか。

カタログを見ていると心が躍ります(多分)。

購入にかかる資金と導入によって得られる効果を、お金ベースで検討します。

これが意思決定会計です。

 

◆意思決定会計◆

いきなり他力本願で恐縮ですが、意思決定会計については過去の良記事があるのでそちらをご参照下さい。

なぜなら、これだけで今日の記事が終わってしまうような重量級の話題のため……。

それと、意思決定会計は一次・二次とも重要論点ですが、配点からすると二次試験が本戦です。

なので、その時にまた取り上げましょう。

 

財務会計:意思決定会計を得点源にする! (by初代ふうじんさん)

 

超シンプル事例でNPV・IRRに慣れてみる (by10代目どいこうさん)

 

なおさんの2次試験 解答&解説:令和元年度事例Ⅳ(by10代目なおさん)

(令和元年度=2019年度の二次試験事例Ⅳ 第3問は、新規設備導入に関する設問でした)

 

平成29年度=2017年度の事例Ⅳ 第3問でも設備更新に関する問題が出ていますので、二次試験でも重要論点だということは、くれぐれも覚えておきましょう。

 

 

【仕訳】

特にありません。まだ検討しているだけですから。

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L,B/S,C/Fとも、特に変化はありません。

 

 

 有形固定資産の購入

新規機械導入の効果を十分に検討したうえで、この機械を購入することにしました。

仮に購入価格を1,000万円としましょう。

1,000万円……自社の事業規模からすると大金なので、銀行からお金を借りることにします。

借入金の発生です。

短期借入金か、長期借入金か? 即答できますでしょうか?(答えは後ほど。)

 

無事銀行から1,000万円を借り入れることができたため、念願の新しい機械を購入しました。

※当該機械は期初(3月決算の場合は、4月1日)に導入し、その日から稼働することとします。

 

では、このときの仕訳と、P/L、B/S、C/Fの動きを見てみましょう。

 

【仕訳】  単位:千円

①銀行から資金を借り入れた時

 借方:(現金)10,000       貸方:(長期借入金)10,000

※「普通預金」「当座預金」で仕訳を行うこともあります。その場合は借方が「普通預金」「当座預金」になります。以下同じ。

※以下、借方/貸方は省略します。

 

新規機械などの設備投資に使うのは、長期借入金です。

B/S上では返済期間が1年を切ったものは流動負債になるのでややこしいですが、ざっくり、短期借入金は買掛金の支払いや人件費等の日々の運転資金、長期借入金は設備投資等の長期投資資金といったイメージです。

ちなみに、長期借入金は貸す方のリスクも相対的に高くなるので、審査が厳しく、金利が高くなる傾向にあります。

そのため長期借入金の形で借りて運転資金に使っても悪くはないですが、すぐ返せる予定の資金は短期借入金の条件で借りるのが普通ですかね。

 

②機械を購入した時 単位:千円

 (機械装置)10,000       (現金)10,000

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L:特になし ※借入金の支払利息は、期末に発生するものとします。

 

B/S:有形固定資産(固定資産)と長期借入金(固定負債)が増える

念のため、①と②を細かく見てみましょう。

①銀行からお金を借りた時

現金が増え、長期借入金が増えます。

 

②機械を購入した時

現金が減り、有形固定資産が増えます。

 

この結果、機械装置という有形固定資産が増え、長期借入金という固定負債が増えました

 

 

C/F:①で財務活動CFが増える動き、②で投資活動CFが減る動き。

銀行から借りた1,000万円をそのまま機械の購入にあてているので、キャッシュの残高としてはプラマイゼロです。

ただし、「営業活動CF」「投資活動CF」「財務活動CF」のどこがどう動くのかは、しっかり確認しておきましょう。

 

 

◆ソフトウェアに関する会計知識◆

関連項目として、無形固定資産であるソフトウェアの資産計上方法もチェックしておきましょう。

平成30年度に出題されています。

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP)※以下同じ

【平成30年度 第5問】

(図はクリックで拡大します。)

 

→正解はア。

細かいので覚える必要はないですが、選択肢アの「機械装置等に組み込まれたものを除き」というのは、ソフトウェアであっても機械装置に組み込まれたものは、原則、機械装置(=有形固定資産)として資産計上されるということです。

ですが、この問題はイ~エの選択肢を消していくことで対応可能と思います。

 

 

 

◆資金調達◆

もう一問、資金調達に関する知識の整理は大丈夫ですか?

令和元年度の第20問が資金調達について問う設問でした。

【令和元年度 第20問】

→答えはエです。

 

資金調達は、覚えることも少ないですし、覚えていれば瞬殺できるので、おさえておきましょう。

どうやって覚えるか? この図をメモ用紙に10回~20回書けば覚えます。

(すみません、ド根性系の文系なので、こんなことしか言えなくて。)

書きましょう。手を動かして覚えましょう。

余談ですが、私は「手を動かして覚える系の知識」は項目を書き出しておいて、忘れた頃にセルフ抜き打ちテストをしていました。

突然、「標準偏差の求め方、覚えてる?」とか自分に問題を出すのです。

皿回しのいちバリエーションと言えるかもしれません。

 

 

 有形固定資産の使用と修理

ついに、念願の新しい機械が工場に導入されました。

作業の効率が上がり、利便性や安全性も向上して従業員もニコニコです。

 

◆労働装備率◆

従業員……機械……ここで「労働装備率」という単語が浮かんだ方。

素晴らしいです。勉強の成果が出てきているんじゃないでしょうか。

 

改めて、「労働装備率」とは? おさらいしましょう。

「率」と言いつつ単位が「円」であることに注意して下さい。

 

労働装備率は、平成30年度に他の指標と絡めて出題されています。

【平成30年度 第10問】

※下線は私が引いています。

 

→ウが正解ですね。

有形固定資産が増、従業員数が減なので、これは瞬殺問題でした。

 

 

 

◆設備保全◆

ついでに、運営管理の出題範囲ですが、「設備保全」についても確認しておきましょう。

工作機械を安全かつ精度を保って使用するためには、日々の保全が欠かせません。

令和元年度 運営管理の第18問で保全活動の問題が出ました。

【令和元年度 運営管理 第18問】

→正解はイです。

設備保全については、平成30年度にも出題されていましたね(第19問)。

さらに、こちらの記事もチェックして下さい!

【渾身】設備保全のあれこれ (by 8代目たっしーさん)

 

不幸にも機械が故障してしまい、業者に修理を頼むとどうなるでしょうか。

修理代は50万円、現金で支払いました。

 

【仕訳】単位:千円

 修繕費  500            現金  500

 

【P/L,B/S,C/Fの動き】

P/L:修繕費という「費用」が発生しているので、売上原価が増えます

 

B/S:左側は、現金が減ります。右側は、普段ここだけ取り出して考えることはあまりないですが、理屈でいうと純資産が減ります

実際には、P/Lで費用が増えたので、その分当期純利益が減り、それがB/Sの純資産に影響するという流れになります。

このあたりのことは、岩塩のこちらの記事に詳しく書いてあります。

【診断士1次試験】財務会計初学者は項目間の”繋がり”を意識しましょう

 

C/F営業活動CFがマイナスの動き

機械の修繕は本業での費用発生なので、営業活動CFにカウントされます。

 

以上、前半はここまでです。

4.決算処理

5.処分(除却・売却)

については、後編でみていきますので、お楽しみに。

 

いかがでしたでしょうか?

今回の記事が、すらすら読めて、過去問もすらすら解けた方、素晴らしいです。

本番までその実力をキープすべく、「皿回し」を続けて下さい。

理解が曖昧な論点、記憶できていなかった論点が見つかった方は、そこを重点的に潰しにいきましょう。

大丈夫、まだ本番まで2ヶ月以上あります。

落ち着いて、一つずつ潰していきましょう。

 

明日はいけちゃんの登場です。

GWを前に何をすればいいか分からなくて途方に暮れ気味のあなた。

ぜひ、明日のいけちゃんの投稿をチェックしてみて下さいね。

 

 

それでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~。


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合格に十分な実力発揮の準備

✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?

おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

1次試験の直前期に入ってからおよそ1カ月が経ちました。
本試験まで残り2カ月+2週間といったところで、例年であれば5月の第3週とか第4週に当たる時期です。
多年度生の方は「5月が終わる頃」と聞くと内心ギョッとしたり・・・、ないでしょうか?!

残り2カ月半の今の備え

TACのカリキュラム的には、完成答練の1周目が明日の「中小」で一巡するタイミングのようですね。
独学の方は5月と6月にどれだけ過去問を回しまくって知識を仕上げきるか、4月の内に計画することをお勧めします。

中にはまだインプットの途中だよ💦という方もいらっしゃるかもしれません。私の初年度も過去問に着手できたのが6月第2週からでした。インプットに想像以上に時間を費やしてしまい当時は焦り💦しかありませんでした。

でも大丈夫です、今ならまだ2カ月半あります。
そのままインプットを続けても間に合わせる自信があるか、それとも過去問中心の「アウトプット学習」へ無理矢理にでもシフトして間違えた問題や知識が曖昧な問題のみテキストに帰る方式で知識を積み上げていくか、今後の学習の方向性について意思決定した上でゼンマイを巻き上げて下さい。

いわずもがなですが1次試験の直前2カ月間というのは本当に重要な期間です。今一度ご自身の現在位置を俯瞰して確認し、どのように過ごすかを考えてみて下さい。

 今年の1次試験は難化が予想されています。
ですが、残りの期間でやるべきことは変わらないと思っています。
まずは各科目ごとの論点を俯瞰して橋げたを構築し、理解不足や苦手な論点を補強します。
令和2年の難化予想と橋げた構築の記事はコチラ

 各論点ごとの橋げたを強固にするため、必勝問題(TAC過去問習のABCランク問題、同友館過去問マスターのABランク問題)の正答率を上げることに集中して下さい(必勝問題による得点積み上げ方の記事はコチラ①コチラ②)。

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

 そして、かつて”荒くれもの”であった経済学と財務会計については、超難化した下記の過去問で「難化した場合のレベル感」を知っておいて下さい(科目ごとの難易度の変遷に関する記事はコチラ)。
過去問の問題と解答は中小企業診断士協会のホームページからダウンロードできます。

◆経済学
平成25年度(問題正答)、平成22年度(問題正答
※平成22年度の第18問は没問(全員正解)です

◆財務会計
平成26年度(問題正答)、平成24年度(問題正答
※平成26年度の第11問目は没問です


(一昔前の経済と財務のイメージ)

今は「1次本試験までの過ごし方」を意思決定するのに最適なタイミングだと思うので、上記の通りチェックポイントごとにこれまでに書いた記事をまとめさせていただきました。
サンプルとしてご活用いただけますと幸いです。

 

経営分析指標とは

財務会計の分野で、経営分析に使われる指標です。
主には「収益性」「効率性」「安全性」「生産性」の切り口で主に貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)を分析し、経営状況を把握するために用います。

P/Lを用いた「収益性分析」の財務指標は会社の業務でも身近に使われているかもしれません。「売上高総利益率(粗利率)」とか「売上高販管費比率」等の収支のバランスを分析する指標です。
一方、診断士の学習範囲にはB/Sを用いて資本構成の「安全性」を分析したり、収入や付加価値と投下資本のバランスを評価する「効率性」「生産性」が含まれます。

この「経営分析指標」、試験のための勉強かと思いきや、とんでもありません。
中小企業診断士試験の学習内容に実務に役に立たない知識はほぼありませんが、経営分析指標は「最重要の知識」と言えます。
実際、私も2月に実務補習(診断士として登録するために必要な実務研修のようなもの)に参加しましたが、財務指標を用いた経営分析は診断実務の一番最初に行いました。
さすがに1次試験のように手計算することはありませんが、財務諸表のデータを流し込んで自動計算されてきた指標を分析し、診断先企業の「客観的な状況」を把握することは実務でも頻繁に行います

ということで財務会計の中でも1次試験、2次試験ともに毎年必ず出題される「経営分析指標分析」の問題について、今回と次回の2回に分けて取り上げたいと思います。

 

1次試験の経営分析指標問題

1次試験の場合、経営分析指標は計算問題として問われることがほとんどです。
そして計算が多い💦、結構多い💦、割り切れず焦る💦、まともに取り組んだら大変な時間を要します。
「前期に対し当期が改善したか悪化したか?」と問われたら「前期」と「当期」の財務指標を計算して比べなければなりません。
更に出題形式が「財政状態に関する記述として最も適切なものはどれか」で
ア 固定比率は改善している
イ 自己資本比率は改善している
ウ 正味運転資本は減少している
エ 流動比率は悪化している
ときたら・・・、「ハイ、8回計算決定」です。

1次試験は計算機の持ち込みがNGなので、これを筆算で計算しなくてはなりません。

まず前提です。

経営分析に必須の「財務指標」は必ず理解し記憶する

STEP1:分類と指標の組み合わせが理解できていること

収益性といえば「売上高総利益率」「売上高営業利益率」…
効率性といえば「棚卸資産回転率」「有形固定資産回転率」…
安全性といえば「当座比率」「自己資本比率」…という具合です

STEP2:各指標の計算式が頭に入っていること

各指標の計算式はテキストを読んで必ず理解し暗記してください
(「理解」は次回の2次試験編で少し解説したいと思います)

以上がクリアとなった前提で実際の問題を見たいと思います。

 

令和元年 第11問の場合

いかがでしょうか。実際に解いてみましょう。

 

(設問1)について

固定比率=固定資産÷純資産×100
=108,000÷(50,000+40000)=120(%)でウが正解です。
「固定資産に商品を含めない」や「分母に長期負債を含めない」(固定長期適合率と混同しない)といった知識要素はありますが、「瞬殺すべき問題」です。

(設問2)について

本問のように「2期2年間を比較するパターン」や「当社と他社を比較するパターン」は、どうしても複数回計算する必要があります。

まず「総資本営業利益率」は上昇したのか、低下したのか。
総資本営業利益率=営業利益÷総資本×100ですから

20X1年:16,000÷160,000×100=10% 式
20X2年:21,000÷200,000×100=10.5% 式

よって「総資本営業利益率は上昇した」ためアかイに絞られます。

続いて「ア 売上高営業利益率が上昇」なのか「イ 総資本回転率の上昇」なのかを見ます。

まずは売上高営業利益率です。営業利益÷売上高×100です。

20X1年:16,000÷128,000×100=12.5% 式
20X2年:21,000÷210,000×100=10% 式

売上高営業利益率は低下しています。
続いて総資本回転率です。売上高÷総資本です。

20X1年:128,000÷160,000=0.8回 式
20X2年:210,000÷200,000=1.05回 式

総資本回転率は上昇です。
よって、答えはイとなります。

・・・計算6回。計算機が使えれば何てことないですが、1次試験は計算機NGなので骨が折れます。
っていうか、財務会計の持ち時間60分で全25問解くためには単純計算で1問あたり2分20秒しかないのにこんなに計算してたら大変です。
さらにアラフィフで注意力散漫、ミス多発、計算スピードも遅くなった自分が「6回の計算」にチャレンジした見返りが他の設問と同じ「4点」というのはコスパが悪すぎる...こう考えた私は次のように決めました。

経営分析指標の比較問題に関するMYルール

ルール1:1周目は飛ばして3周目か4周目に解く
ルール2:計算しない

 

ルール1:1周目は飛ばして3周目か4周目に解く

自分の場合、1次試験の財務会計は3~4周回転して解くイメージで臨みました。

1周目「瞬殺できる必勝問題」のみを開始30分間で解きそれ以外は躊躇せず飛ばす ※疾走感が重要!
2周目は残った知識問題とピンと来る計算問題を解く
3周目は気合の要る計算問題を解く

開始後30分間が勝負、ここで解くべき問題を解ききり得点の土台を作ります。
逆ザヤ沼問題は3周目か4周目に後回しです。

財務指標の単純な計算(上記のR1年第11問設問1)は1周目か2周目で瞬殺。
財務指標の比較問題(上記の設問2)は逆ザヤ沼問題と予め判断して臨み、去年の本試験では私は最後に解きました。

ルール2:計算しない

計算を6回もするのは大変です。時間もかかればミスのリスクも高まります。
なので、財務指標の比較問題は可能な限り計算するのをやめました。

※以下のことを当たり前にできている方と、1つ1つ計算しても問題ない方はどうかご了承下さい。

例えば上記の令和元年の第11問(設問2)は次のように考えます。

 

(設問2)について

まず「総資本営業利益率」は上昇したのか、低下したのか。

こう書きます。百分率計算の「×100」を約分したのが下段です
左辺は「10」、右辺は「10超え」と一目瞭然です。
なので「X2年は上昇」と分かります。なので「アかイ」に絞ります。

続いて売上高営業利益率は上昇したのか下降したのか。

こう書きます。×100を約分したのが下段です
今度は右辺が「10」で、左辺は分子が12,800より大きいので「10超え」と一目瞭然です。
なので「X2年は低下」と分かります。

最後に総資本回転率です。

これは…この時点で左は「1未満」、右は「1以上」と分かります。
分母の方が大きければ「1未満」、分子の方が大きければ「1以上」ですから。
つまり「X2年は上昇」であり答えは「イ」と分かります。

このように分数のままで左辺と右辺を比較することで「計算しない」を可能にする考え方です。
どうですか?だいぶ瞬殺な感じが出てきたと思いませんか?

目的は何か?
選択式の1次試験は、2次試験のように計算結果の数値を「記述」する問題ではなく、X1年とX2年のどちらが大きいか?が選べればいいので、「分数にして見比べたらどちらが大きいかが分かる」のであればそれでいいのです。

 

平成28年 第9問の場合

※財務諸表は省略します

(設問2)財政状態に関する記述として最も適切なものはどれか。

 

ア 固定比率は改善している

左辺は1以下(分母が大)、右辺は1以上(分子が大)です。
したがって右辺の方が大きい。
「固定比率は値が小さい方がGood」なので「固定比率は悪化している」ためアは✕です。

 

イ 自己資本比率は改善している

どちらも分母>分子なので「1以下」です
それぞれ分母と分子を比較すると、右辺は分母が分子の倍以上。
左辺はそこまで差がないため左辺の方が大きいことになります(実際に計算した結果は左辺は75.5%、右辺は45.6%)。
よって「自己資本比率は悪化している」ためイも✕です。

 

ウ 正味運転資本は減少している

正味運転資本=流動資産-流動負債であるため単純に計算して「増加している」ためウも✕です。

 

エ 流動比率は悪化している

左辺は分子が分母の倍以上なので「2以上」。
右辺は「2未満」なので「流動比率は悪化」しているためエは〇です。

よって正解はエ。どうでしょう。計算らしい計算をしておらず分数を比較しているだけです。

今回の直近の2問は「計算なしで見比べ」して対応できましたが、左辺と右辺の差がより僅少である場合は、このほかに
「分母か分子を公約数でそろえて比較する」とか
「約分して分母や分子をそろえて比較する」
といったやり方でも計算を最低限に抑えることができます。
ただし、
もし今年が難化年であるなら財務指標問題で時間を取られるのは非常にリスキーです。私だったら瞬殺できないと分かった時点で4周目に回します。

筆算で記述ミスや計算ミスが多かった私はこのように「なるべく分数のまま処理して割り算は最後の手段と心得る」方式を徹底しておりました。

 

1次「経営分析指標」出題形式の類型

1次試験における経営分析指標の出題形式を整理してみました。

①出題頻度:
この論点が毎年出題されていることが分かります。必出です。
2次試験も毎年出題されるため協会が重視していることが明白です。
ただし「時間をかければ正解しやすい問題」が多いためランクAが大半です。

②比較問題:
1番多いのは「比較問題」です。
前年に対して「上昇or低下した」「改善or悪化した」の是非を問う形式です。
上記の「計算しない」がバッチリはまれば瞬殺できます。

③値の算出:
次に多い出題形式であり「〇〇比率の値として最も適切なもの」を選ばせる問題です。
通常「楽勝問題」ですが、平成27年はインタレスト・カバレッジ・レシオが出題されて「ランクC」と受験生を悩ませました。

④所与変化:
所与の条件の変化による影響を答えさせる問題です。
例えば平成29年度の第12問は次の通りです。

固定資産と長期負債が増えるので

a.固定資産が増、自己資本が不変のため固定比率は悪化(✕)
b.自己資本が不変、総資本が増のため自己資本比率は悪化(〇)
c.当座資産は不変、流動負債も不変のため当座比率は不変(✕)
d.流動資産は不変、流動負債も不変のため流動比率は不変(〇)

よってオが正解です。

このように企業活動による資本構成の変化を受けて財務指標がどのように変化するかを問う形式です。
一定間隔で出題されるため、備えておく必要ありです。

⑤生産性の指標:

平成30年度の第10問は「付加価値率」「労働生産性」「労働装備率」「労働分配率」の上昇、低下について「最も適切なもの」を選ばせる問題でした。
2次試験は「収益性」「効率性」「安全性」の3つをバランスよく挙げるのがセオリーですが、1次試験は「生産性」も出題されます。
とはいえ頻度は御覧の通りですので、対応するかしないかはご自身の余力に応じてご判断下さい。

 

まとめ

経営分析指標の問題、1次試験では4点もしくは8点といったところですが、本試験で必出の論点ですから事前の準備ができます。備えたらその分だけ点になる可能性が高いです。今年1次試験が難化した場合貴重な得点源として何とか落とさず取りたい問題です。
ただし、手間と獲得点数が逆ザヤになってはいけないため「4周目に回す」とか上記の「計算しない方法で時間をかけない」など、ご自身に合った対応の準備が必要です。

また同じ財務指標の分析という論点でも、2次試験の事例Ⅳになると「配点25点」など勝敗を左右しかねない存在感となります。
ということで次回は「事例Ⅳの経営分析」に関する記事にする予定です。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

 

【合格に十分な実力発揮の準備】
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✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

べりーでした。

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おはようございます!おべんと君です。

今回から不定期で3回にわたり、【渾身】シリーズとして、
私の本業でもある『連結会計』について投稿します。

<なぜ連結会計を取り上げるのか?>
連結会計なんてマニアックな論点を渾身?と思われた方、
確かにそうです!マニアックなんです。・・・今までは。

なぜ私が連結会計の渾身シリーズを書こうと思ったのか?
理由は以下の5点です。

①連結会計は試験範囲
こちらは1次試験案内申込書からの抜粋ですが、
連結決算は試験範囲として明記されています。※クリックで拡大

 

②過去の出題実績
まず1次試験の出題実績です。※クリックで拡大

1次試験では過去13年のうち9年で出題されています。
また出題内容としては、「のれん」「持分比率」「連結の範囲」が
多く出題されています。

次に2次筆記試験の出題実績です。※クリックで拡大

直近で連結会計が2次筆記にも顔を出すようになりました。
実は2次筆記で連結が初めて出題された平成29年は、
日商簿記検定2級の範囲に連結会計が加わった時期と同じタイミング
なのです。親和性がないとは言い切れないかなと思います。

 

③中小企業白書
2019年度版中小企業白書第2部は『経営者の世代交代』について
書かれており、その第1章には『経営資源の引継ぎ』という内容に
なっています。その中には、
親族外承継の類型の1つに「M&A等」が定義されている
・事業承継関連施策の「事業承継補助金」にはM&Aに対する補助
_明記されている
合併であれば連結会計は不要ですが、買収となった場合は、
連結会計が必要となる可能性もあります。

 

④日商簿記検定2級の範囲に連結会計が加わった
前述しましたが、簿記2級の試験範囲に連結会計が加わっています。
社会人の方で2級までを目指す方は多く、中小企業診断士を目指す
過程で、簿記2級を取得する人も多いです。
そんな方々が多数受験する2級に連結会計が加わったというのは、
連結会計を今まで以上に理解する必要があるのでは?と感じています。

 

⑤診断士用テキストの分量が少ない
診断士用テキストに記載されている連結決算の分量は非常に少ないです。
私のテキストは本文300ページ中5ページ程度。
今までの出題実績を見ると、その程度で十分だと思います。
ただ、簿記2級の出題範囲に連結決算が加わったということは、
今後問われる論点が広がる可能性があるかもしれません。

以上から、
・1次は定期的に出題、2次は直近で出題頻度が増加傾向
簿記2級の範囲に加わった→今より知識の習得が必要
・しかし診断士用テキストの連結会計の分量は少ない

という中で、連結会計をかみ砕き、
「今までの診断士テキスト」を補足できる「簿記のテキスト」未満
記事を書こう!というのが渾身シリーズとして取り上げた思いです。

 

<題目>
渾身シリーズとして取り上げる連結会計の項目は下記のとおりです。
vol.1:連結会計準備 ←今日
・連結会計の基本
・連結の範囲

vol.2:連結会計処理 ←4/29投稿予定
・連結会計の流れ
・内部取引高/債権債務の消去
・投資と資本の消去
vol.3:連結会計処理 ←5/3投稿予定
・未実現損益の消去
・持分法

また、本記事は連結会計をより理解していただきたいという思いから、
・連結仕訳に係る税効果会計仕訳の省略
・連結子会社に在外子会社がいない前提
・仕訳例はよくある事例のみ
など、一部連結会計を簡略化していること、ご了承ください。
以下、画像を掲載しながら、説明をさせていただきます。
画像はクリックで拡大します。

 

<連結会計の基本>

それでは、早速連結会計の基本から説明いたします。

◎そもそもなんで連結財務諸表が必要なのか?

昨今のグローバル化により、複数の会社による
企業グループ経営を行う会社が増加しています。

そのため、個社の財務諸表を見ても、グループ経営が
儲かっているのかが分かりずらい状態です。

その解消策として、複数の会社を持っている
企業グループを一つの会社としてみなして、
企業集団全体の状況を把握するために
連結財務諸表作成が必要
 となっています。

また中小企業白書にも事業承継の1つの手段として
M&Aによる手法の記載がありますし、11代目の
実務補習先の財務諸表として、連結財務諸表が
出てきたという話もありますので、連結財務諸表を
目にする場面は今後増えてくるかもしれません。

◎連結財務諸表の作成基本


連結財務諸表の作成基本は、
足して:連結会社の財務諸表を合算する
消す:連結会社間の取引を相殺消去する
というものです。こちらはvol.2で詳しく記載します。
とにかく、「足して、消す」です。

 

<連結の範囲>

連結決算を始めるにあたり、まずどの会社を連結対象とするか?
という「連結の範囲」を決めます。
★親会社:P社(Parent company)
★子会社:S社(Subsidiary company)と省略いたします。

この論点は、平成23年第6問、令和元年第3問の1次試験に
出題されています。

原則は、親会社とすべての子会社が連結の範囲となります。
ではどういった条件の場合、「子会社」になるのでしょうか?
主に6パターンをこちらで紹介します。

1.議決権の過半数(50%超)の所有


最も一般的な内容です。

2-1.自社+賛同者の議決権で過半数(50%超)の所有


賛同者というのは、厳密には「緊密な関係がある者」という
表現になっており、自社に賛同する者や言いなりにできる者と
いったイメージです。

2-2.自社+契約


子会社となりうる会社と特別な契約を結んでいる場合です。

2-3.自社+取締役会等の構成員の過半数


意思決定機関である取締役会を実質支配している場合です。

3-1.子会社経由


いわゆる孫会社の関係です。

3-2.自社+子会社の議決権で過半数(50%超)の所有


2-1.に類似したパターンです。

他にも、S社の貸借対照表の負債総額の過半数の融資を
行っている場合も、S社は子会社となります。

細かい論点は多々ありますが、大まかには以上になります。

ちなみに、連結の範囲は、
原則は、親会社とすべての子会社が連結の範囲 と書きました。
原則があるということは、例外があります。

財務諸表に大きな影響を与えない場合、投資家の判断を誤らせてしまう
場合は、連結の範囲に含めません。

 

<まとめ>
今日は連結会計の準備として2点を取り上げました。
次回は4月29日水曜日に、実際の連結会計の処理について取り上げます。

以上、おべんと君でした。


☆☆☆☆☆☆☆

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4月4日(土)に実施予定の一発合格道場『オンライン春セミナー』ですが、なんと誠にありがたいことに満員御礼となりました!!

3月28日(土)申し込み頂いた方宛てにメールにて連絡差し上げましたので、届いていない方は大変お手数ですが「こくちーず」経由で連絡下さい(こくちーずはこちら)。

Zoom URLは「4月1日(水)」にご登録いただいた「メールアドレスに連絡」させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

明日は4月1日、新年度がスタートする企業も多いと思います。
新入社員の入社、春の人事異動、各部署ごとのキックオフに歓送迎会など、何かと「始まり」を感じさせる季節です。

またTACでは4月から完成答練に入り、いよいよ『直前期』がスタート。
私たちの記事も4月からは1次試験、2次試験に更に踏み込んだ内容にシフトしていくことになります。

そんな中、3月30日付で中小企業診断士協会から「令和2年度の試験日程は予定通り」と発表されました。
ただし今後、災害などにより試験実施に影響が生じる場合は協会のWebサイトに掲載するそうなので、引き続き注視する必要があります。
なお今年は「試験案内配布・申込受付期間」は4月1日~5月8日と例年より1ヵ月ほど早いため、1次試験を受験される方は手続きをお忘れなきようお気を付け下さい。

 

1次試験データ分析

はじめに

今回は、1次試験の科目別・年度別の「平均点」と「科目合格率」の推移をグラフにしたいと思います。
それにより「1次試験の全体像を掴むこと」が目的です。

実はこの切り口は9代目Chikaが2018年に掲載(こちら)しており、今も読まれている人気記事です。
私も勉強期間中に読んだ記憶があります。

あれから2年経ちましたが、その間も過去記事「1次試験と秋の空」に書いた通り各科目ごとの暴れっぷりは健在で、大荒れの空模様でした。
よって、更新版として皆さまにご覧いただこうと思います。

※データ出典:中小企業診断士協会、TACデータリサーチ

 

平均点と科目合格率の推移

経済学・経済政策

☆経済学・経済政策 (関連する2次試験科目:なし

直近6年間の平均点がほぼ凪(なぎ)の状態です。
科目合格率も6年中4年は20%を上回っており、安定科目と言えます。
この期間に限れば対策が打ちやすい科目と言えます。

ただし、平成22年と25年に伝説的ともいえる超難化がありました。
私が勉強を始めたH28はまだその衝撃が冷めやらぬ時期で、経済学はいつ「超難化」してもおかしくないと言われていました。
H25年など科目合格率2.1%、平均点が41.9点と足切りラインギリギリですから無理もありません。
結果的に「得点水準を勘案し全員に 4 点を加算」という処置がとられました。
H22年も4点の得点調整が入っており過去10年間に2回の得点調整です💦

確かに直近6年間は凪でしたが、いつ嵐に転じるかが非常に怖い科目です。

過去記事「潮流・俯瞰・設問の3つの目」で取り上げたように今年の1次試験は難化が予想される材料が揃っており、過去に超難化実績がある分、経済学の難化には備えておくべきと考えます。

試しに1度、H25年度、H22年度の過去問をヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします。

※ヨコ解きは「年度別」、タテ解きは「複数年度をまたいで論点別」の過去問の解き方

 

財務・会計

☆財務・会計 (関連する2次試験科目:事例Ⅳ

最近1年おきに難化してますがそれを「傾向」とは考えにくいと思います。
今回は9代目Chikaの続編企画ということで開始をH18年のまま直近2年を付け足しましたが、14年間分を並べてみると、この5年間は多少の凸凹あれど以前に比べたら易化傾向だったと分かります。

直近5年間を除くH18~H26年度までの9年間で平均点が60点を超えた年が2回のみです(2/9)。
一方、直近5年間は59.○○点も60点と見なせば、60点を超えた年は5回中4回です(4/5)。

また科目合格率の推移をみると、平均点以上に「直近5年間とそれ以前」に差があります。
以前は経済の様に大盤振る舞いの年もなく、H21年が19.5%に一度浮上した位であとは行っても10%前後。5%前後の年も4回ありました。

市販の過去問題集は「5年間」のものが多いと思いますが、直近5年間のみを切り取ると財務会計を見誤る可能性があります。
H26年度、H24年度の過去問もヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします

 

・・・以上の様に、経済と財務会計は今でこそ得点源と公言する方も多い2科目ですが、それは直近5~6年のことであり、一昔前はいつ牙をむいてもおかしくないようなピリついた荒くれ科目でした。

(一昔前の経済と財務のイメージ)

 

もし今年この2科目が難化した場合は、過去記事「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」に書いたように

✅ 1周目は高速回転して全体像を俯瞰する
✅ 早期に難化を把握し、2周目以降は丁寧に必勝問題を見極め対応する

ことが勝負の分かれ目になるかもしれません。

 

企業経営理論

☆企業経営理論 (関連する2次試験科目:事例Ⅰ、事例Ⅱ

経営理論は平均点のばらつきが少ないことが特徴です。

14回中11回が「55点以上62点未満」の7点差のレンジに収まります。
ただしH22年以来、10年連続で平均点が60点に届きません。
つまり「そこそこ点は取れてるのに科目不合格になりやすい」科目といえます。(これは9代目Chikaも指摘しています)

科目合格率も特に直近3年間は低く推移しており難化傾向でした。
それ以前の科目合格率もH28年が飛びぬけた以外は緩やかに下降しつつもほぼ一定で、20%を超えることは滅多にありません(14年間で2回だけ)。

ちなみにH28年は平均点も科目受験者数も前年と同等なのに科目合格者が1600名も多いため、余程得点がばらついたなど特殊な年度であったと考えるのが妥当かと思います。

難易度のバラツキが小さいことには違いないですし、この科目の1次知識は2次試験にも生かせるため、簡単ではありませんが60点以上を狙って科目合格できると有利になり得ると言えます。

 

運営管理

☆運営管理 (関連する2次試験科目:事例Ⅲ

H18年からH24年までの7年間の平均点(の平均)は62.4点。
H25年から令和元年までの7年間は57.8点と、以前に比べると難化傾向です。

特にH28 年とH29年の難化は、H29 年に合格確率が3.1%まで落ち込む激しいものでした。
この科目合格率は直近5年間に限れば全科目中で「最低」です。

何故急に難化したのか?を推測すべく、この2年間の2次試験と照らしてみます。

2次試験は平均点等が発表されないので結果から難易度が測れません。
ただ、この表の通りH29年は2次試験が変化した印象を強く残し、平成30年、令和元年と変化が続きました。

・・・ここで推測を挟みます。興味ない方は申し訳ありませんがこの部分を飛ばし読みして下さい。

【1次運営管理と2次事例Ⅲ】
H28年度
1次試験で知識レベルを引き上げ、2次は前年通り(知識より対応力)
H29年度
1次の知識レベルを更に引き上げ、2次は例年の問い方を崩す(知識より対応力・上級)
H30年度
1次の知識レベルは緩和し、2次で知識を問う出題にギアチェンジ
R1年度
1次の知識レベルは継続して緩和、2次で知識を問う出題を継続
―――
・・・このように無理矢理1次と2次の傾向を紐づけて考えてみると、協会は「4年間かけて試験段階での『生産管理と店舗販売管理』の知識レベル引き上げを図った」のかもしれません。
また、のちに2次の論文形式で知識レベルを問う方向にシフトしたとすると「より実践的な知識レベル」かつ「特に『生産管理』の知識レベル」を引き上げるべし!が目的だったのかもしれません(現場からの要請とか?)。
ただし、根拠の少ない「因果」を元に解答を書くと大事故となる、これは2次試験の鉄の掟です。
✅ 1次と2次にまたがって直近の4年間で傾向変化しているらしい
✅ だとするとR2年は直近2年間の傾向が続くかもしれない
ここまでで仮説を終わります。

もしR2年も直近2年間と同様の易化傾向が続いた場合、運営で得点を重ねることが重要です。
図表問題で逆ザヤ沼問題にハマらず、必勝問題をすべて得点化するつもりで臨んで下さい。

ただし、変動要素、不安材料があるとしたら、R2年は1次試験合格者を絞るためにどの科目が難化してもおかしくないという「潮目」の変化でしょうか。

 

経営法務

☆経営法務 (関連する2次試験科目:なし

長らく「平均点が60点を超えることは少ないが難易度が大きく変化しない」科目でした。
ですが、H28年からH30年までの3年間、冬の時代を迎えました。

H28年は、「7科目すべての合格基準を59%にする」という歴史的な得点調整(あるいは合格基準の調整)が行われた年でした。
この年に激しく難化したのはこの次に登場する「経営情報システム」です。
また情報システムほど派手でないながらも難化したのが「財務会計」「運営管理」と「経営法務」でした。

そして経営法務は翌年H29年は「4点加点」、H30年は「8点加点」と3年連続で得点調整を繰り返します。
特にH30年は科目合格率が5.1%、平均点も41.6点(8点加点前)と非常に厳しい年でした。

3年連続で「平均点が50点未満」「科目合格率10%未満」「連続得点調整」が同じ科目で続くと、経営法務を科目合格できずに残した場合は中々挽回が難しかったと思いますし、その結果、この科目を「苦手」に上げる方が多くなったのでしょう(ぴ。の過去記事「R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~」)。

令和元年は「冬の時代到来」以前のH27年並みに科目合格率、平均点ともに戻りました。
個人的には、3年間連続で得点調整した後なので翌年また難化させるのは難しいのではないかと思います。

ただし、冬の時代を作った理由が「診断実務の現場で全体的な法律知識不足が問題となった」などの場合は、R1年の易化で解決したわけではないはずなので、再度テコ入れを図る可能性もゼロではありません(そのように合理的な理由があるなら要綱等に示してもらえるとお互い建設的になれると思うのですが)。

なお経営法務は法改正があったり逆ザヤ沼問題も多いため、過去問による学習が他の科目より難しいと言えます。
そこで過去問学習を補う暗記ツールが重要になりますが、私は「まとめシート 後編」が最高に効果を発揮してくれました。

 

経営情報システム

☆経営情報システム (関連する2次試験科目:なし

難易度の差が最も激しく、数年おきに難化してきました。
科目別に14年間の推移を比較しても経済と1、2を争う変化の激しさです(末尾のまとめグラフ)

この科目は純粋な暗記科目であり2次試験に関係がないのでなるべく省力化したいが、難化に備えて油断できない科目であるため、好き嫌いが分かれます。

H25年までの4年間は安定の得点源で、H25年の科目合格率はなんと51.8%。(グラフが天井を突き破ってます 笑)
この結果には診断士協会も慌てたはずです。科目合格率1/2越えですから。
その翌年から難化傾向に転じてH28年は科目合格率8.5%まで難化し、とうとう4点の加点対象となりました。(でも9代目Chikaも私も足切り即退場)

この資格、情報処理技術者(高度)資格ホルダーの受験者が多いと言われています。
そうした方は当然この科目に強みを発揮し、難化への対応能力も文系初学者に比べたら圧倒的に高い筈です。
H26年~H28年の難化も、高度資格ホルダーの優位性を更に高めたのではないでしょうか。

・・・ここでまた推測を挟みます。興味ない方はこの部分も申し訳ありませんが飛ばし読みして下さい。

【勝手に振り返る直近5年間】
この数年間は1次合格者を安定的に輩出することが1次試験の前提であったと仮定して、
―――
①経済はH26年以降は難易度調整に使わず
②財務会計は難易度を不規則に変化させることでレベル低下を許さず
③経営理論は難易度を大きく変化させないことでレベル低下を許さず
④情報システムをH26年から難化させたがIT系資格ホルダーに有利で不公平なため易化し
⑤④の代わりに運営管理をH28年から難化させたが2次で知識を問う方向に変化して1次を易化し
⑥④の代わりに経営法務をH28年から難化させたが3年連続で得点調整など上手く行かず易化し、、、
―――
その結果(特に④⑤⑥)、1次試験全体の難易度調整が易化に振れ過ぎ、4,444名の1次合格者を出してしまった、と。
すみません、上記はすべて仮説に過ぎませんが「出してしまった」は当たっているのかなと💦

【科目別推移比較の7科目まとめグラフ】

 

中小企業経営・政策

☆中小企業経営・政策 (関連する2次試験科目:なし

中小企業経営・政策は暗記科目です。
何年かおきに「平均52~53点、科目合格率10%未満」の年がありますが、H30年以前の7年間はグラフをご覧の通り安定的に推移していました。

が、R1年は久しぶりの難化。
平均点は50点台前半、科目合格率も8年ぶりに1桁台でした。

例えばH30年に法務1科目を残し、R1年に法務1科目だけだと心配なので得点源として中小経営・政策(科目合格済み)を受けた方は、法務の易化に助けられる一方で中小経営・政策の難化に苦戦したかもしれません。
このように科目合格の活用は年度別・科目別の難易度変化の影響を受けやすく簡単ではありません。

なお14年間で平均点40点台がない科目は「経営理論」「運営管理」「中小経営・政策」の3科目です。

ご記憶にあるかどうかわかりませんが、この3科目はいけちゃんが過去記事(「科目合格制度」と複数年計画)にて指摘する通り全受験生にとって「必修科目」であり、試験時間も90分間と長く、他資格を有している各分野の専門家にも当該分野を学んでもらいという意図が垣間見えます。

90分科目は設問数も多いため60分科目に比べて年度ごとの難易度の差が出にくいのかもしれませんが、先述の通り中小経営・政策は何年かおきに難化の波が来るので、R2年も要注意下です。

 

令和元年と令和2年度

令和元年は大きくとらえると

易化・・・経済学、財務会計、運営管理、経営法務、経営情報システム
難化・・・経営理論、中小企業経営政策

でした。

派手に難易度を上げ下げする科目たちが易化に転じ、当試験の「必修科目」2科目がゆるやかに難化しました。
その結果、全体では「超易化」と言えるほどの1次合格者を生みました。
(当初は「令和元年のご祝儀か?」とも思いましたが2次合格者が増えない限り意味がないので、そういった趣旨ではなかったと思います )

いずれにせよ、例年(H26~H30年の5年間平均)の1次合格者に対してR1年の合格者はおよそ1,368名もの急増ですから、2次試験合格者のキャパシティから逆算すると、令和2年度の1次試験は前年より難化するのではないでしょうか。

今回は14年間の実績データを元に1次試験の推移を見ましたが、

・科目ごとの難易度の変化が本当に激しいため、なるべく得意/不得意科目を作らない。
・未合格の科目がある場合に「科目免除をどのように選択するか?」はリスクヘッジの視点が重要。

について対策を検討する際などに、ぜひこの記事をご活用下さい。

 

まとめ

私の初回記事と2回目は、論点別のタテ解きを強くお勧めしました。
そして3回目と4回目は、年度別の切り口で記事を進めてきました。

私は基本的には「学習はタテ解きで必勝or逆ザヤ沼問題を判断する技を磨くべき」と考えます。
ですが、タテ解きだけでは上記のような「年度による難易度が掴みづらい」という難点があります。

3回目と4回目に書いた通り、「今解いているこの科目は今年(R2年度)難化したのか?易化なのか?」を周囲より先に把握することは、試験攻略上、優位になれるかどうかの岐路となります

したがって、

①科目ごとに上記のような年度ごとの波があることを知っていた上で、
②この科目は今年は難化か?易化か?「潮流=魚の目」で把握し、
③その問題が必勝or逆ザヤ沼問題かを「設問=虫の目」で察知し得点を積み上げる。

これにより合格にグッと近づくことができるということを、たまに「年度ごとのヨコ解き」を過去問で行うことにより感覚として掴んでおくことをお勧めしています。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ直前期、くれぐれも体調にはお気を付け下さい!

べりーでした。


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こんにちわ。CKです。今日も道場ブログ読んでいただき有難うございます。

3月もいよいよ残り3日。今年は昨年より約1ヶ月も1次試験日程が早いので、例年でいうと4月末GW前にあたる時期だと思います。
昨年のこの時期、私は何をしていたかというと1次科目の企業経営理論、財務、運営、経済が終わり、情報の仕上げをしながら、法務と中小に着手していた頃です。暗記科目が押し寄せてきて、どうやって復習していこう焦ってました。今回はその復習に関する話題を書かせていただきます。

前回まで1次に向けた学習方法をご紹介してきましたが、振り返ってみると私の1次試験攻略の基本戦略は3つあると感じてまして、最初の2つが前回までに書いた

①まずスピ問完璧でがっちり基礎固めして、その後過去問に着手
最初にスピ問レベルを完璧に仕上げることで基礎力を固めた上で、その後過去問に移ることで一定の仕上がりを維持して行くやり方です。
(※TAC生の人はスピ問の後は「トレーニング」と過去問併用していくこともお勧めします。)
過去記事はこちら

②まとめノートを作りながら覚える内容を整理していく
「まとめる内容を考える」+「書く」で理解が定着しやすく、また過去問や模試で出てくる新しい論点も随時追加して書き込んでいくことで、覚える対象をノートに集約することで、ターゲットを明確にするという方法です。
過去記事はこちら

と、最後の1つが今回ご紹介する

③音声の活用    です。

 

昨年4月末の頃は、最初の4科目については何とかスピ問完璧レベルまでたどりついて、情報のまとめノート整理しながら必死に知識を定着させていました。
その中で重宝したのが「音声講義」を聞いて復習することです。

私はTACに通っていたのですが、本科生のコースには講義音声のDLが標準でついてきます。通信講義の音声をDLしてスマホなどで聞ける、というものです。スタディングなどの通信講座にもついていると思います。

この音声講義の復習の利点は、

1.通勤時間を無駄なく活用

まず、勉強する場所を選ばないという事です。スマホに入れておき通勤中も自宅〜駅間の徒歩、ホームで電車を待っている間など「何かを見ながら勉強しにくいスキマ時間」も使うことができます。
私は通勤が1時間程度ですが、そのうち電車に乗っている時間は約半分。残り半分の時間は歩いていたりするので、スマホに入れてるノートを見たりできませんこんなスキマ時間も音声聞くだけならシームレスに活用できます。

私はDLした音声をMP3にして、アプリで1.5倍速にして聞いていました
復習なのでゆっくりと聞く必要もないですし、案外1.5倍程度でもよく聞き取れます。(予備校の先生の話し方はすごいんだな、と改めて実感。)
1.5倍速なら、2時間半の講義も1時間半くらいで聞くことができます。

聞き逃したところや、よく理解出来なかった箇所は巻き戻して再度聞く様にしてましたので、ちょうど1日の通勤で1コマ振り返ることが出来ました。

私が使っていたオススメのアプリは、「NHKの語学プレーヤー」です。
まず、スマホにDLした音声ファイル(音楽ファイル)を入れておき、このアプリで読み込みます。すると0.5〜3倍までスピードを変えながら聞くことができます

NHK語学プレーヤー

 

2.机に向かえないときも

また、音声を聞くというスタイルはとてもハードルが低いので取組み易いことも利点です。
机に向かって勉強できる時間は限られてしまいますし、結構モチベーションも必要です。しかも復習となるとさらにしんどい。。私は飽きっぽい性格なので毎日時間を決めてコツコツ机に向かうという事が苦手でした。気分が乗らないときは、机に向かっていても中々集中できないそんな時はコーヒーを飲みながら音声だけ聞くという学習もしていました。また、クルマを運転している時や、めちゃくちゃ疲れたとき、飲み会のあとは「全部を聞き取って復習する」ではなく、「なにか耳に残ればいいな」という感覚で聞き流す様にしていました。
こういった集中して勉強できない時間帯や、普通なら勉強あきらめてしまう時間でも「何もやらないよりはマシだな」という感覚で、耳にだけ入れておくことで何かしら意識や記憶に残すことができたと感じています。


3.テキストの流れ、ストーリーが結構大事

これは1次試験だけでなく2次に向けても重要になると思っているのですが、問題を解いたり用語を覚えるだけでは部分部分の理解だけになってしまい、前後のストーリーの様なものが抜け落ちてしまいがちです。
1次試験は、過去問どおりの問題は出てきません。また見たことがない言葉や聞き慣れない書き方されている問題もあります
例えば経営戦略〜事業戦略〜競争戦略についても、どういった流れで、事業ドメインや5SやPPMが出てきているのか、というストーリーが頭に残っていると、知らない言葉が出てきても「たしか戦略ってこんな流れの話だったな」と大筋をもとに解答を類推することができ問題に取り組みやすくなります

また2次試験は、正解が公表されない中で「これ」といった絶対の方法はありません。しかし文章力がない私でも合格できたのは、「中小企業診断士の試験ってこういう事が問われている」という1次テキストの話の流れが頭に残っているかどうかで勝負できるのではないかと感じています。

このような流れやストーリーを体得する上でも音声なら何度でも聞きやすいですし、集中出来ない時も耳にだけ入れておくことで、講義の流れや、節々の強調されている点などをなんとなく頭に残すことが出来きると思います。

 

最後に。
TAC生の方で音声講義ダウンロードされてない方は、是非すぐにでもダウンロードして試してみてください。私の同級生でも音声使ってないという人が沢山いて、もったいないってお話を何度もさせていただきました。

また、独学や他の教材で学習して音声講義がない方は、Youtubeで公開されているTBCの講義やほらっちチャンネルなどもいいかもしれません。

耳だけ使える時間を活用気分変えた学習できる文脈(ストーリー)を残す、という意味で是非ご参考にしただけたらと思います。

今年はコロナの影響で普段とは違う春をお過ごしの方も多いと思います。その中でも状況状況に合わせて自分に合ったやり方で学習していただければと思います。道場ブログでも各メンバー様々なスタイルで学習したメンバーが揃ってますので、是非参考にしながら学習して頂けたらと思います!

それでは。CKでした。

 


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本日もアクセスありがとうございます!さいちゃんです。

本日のテーマは多面性を学習に活かすです。

クラインの壺

多面性を持つものの例としては、財務諸表の貸借対照表(B/S)があります。企業の財務状況を資産で見るか、負債と純資産で見るか。これらは表裏一体であり、企業の姿を多面的に見せてくれます。

SWOT分析も、一見強みに見えるけど実は弱みになる、ピンチはチャンスといったような、企業活動の多面的な見方をすることができます。

一つの事象でも、表で見るか、裏で見るか、俯瞰で見るか、下から見るかで全く景色が変わります。(観察することで初めて事象を確定できるシュレーディンガーの猫状態もあります。蛇足です)

学習における多面思考の有効性

学習において、多面性を持つことは記憶の引き出しを開けるための取っ手を増やす効果があると感じています。これは問題を解くときに知識を引き出しやすくする効果があります。
また、通常の問われ方と異なるひねった問題が出てきても、知識に対する多面性を持っていれば惑わされることなく対処することができます。
あるテキストを読んでもわからなかったことが、別のテキストを読むとわかるようになることはよくあります。異なる切り口で理解が促されることも多面性による効果だと思っています。

一方で二次試験の場合は、解答の中に多面性が必要になります。事例に描かれている企業に対する的確な分析を、多面的に記述する技術が必要だと感じています。

多面的な理解を獲得するためのトレーニング

一次試験の場合は、一つの論点について様々な切り口の解説を読むことをお勧めします。具体的にはアウトプット期では同じ論点でも様々な角度からの問題を解いて解説を読んで理解することが中心となります。また道場には様々な切り口での論点解説記事がありますので、ぜひお時間があるときに読んでみてください。

二次試験の場合は、様々な高得点答案、模範解答を集めることをお勧めします。これにより、試験に対する多面性を明らかにするとともに、共通する部分を抽出することができます。
そのほかに私が実行していたのは、誰かのファイナルペーパー(FP)、ファイナルノートを活用した勉強法です。やり方は、誰かのFPを持ってきて中身を読んで理解するだけ。人によってまとめ方が異なるので、二次試験に必要な知識を多面的に獲得できるツールになると思います。

必要な知識やノウハウが様々なまとめ方で記載されているので、知識を定着しやすくするトレーニングになります。

二次試験FP参考
お昼ご飯と糖質の話 ちこまる(仮)ファイナルペーパーのおまけ付き
残り一週間の過ごし方+おまけ(なおさんのFinal Note)
最低限押さえたい「1次知識」まとめ

 

おまけ:道場の多面性を活用する

一発合格道場は2010年から記事掲載が始まり、今年で約10年の歴史があります。蓄積された記事数は3000を超え、さまざまな角度からの記事が残されています。

SWOT大好きなさいちゃんが、道場ブログの強みと弱みを分析すると、こんな感じ。

強み:

①情報にリアルタイム性がある

②メンバーのスペックが多種多様で、記事の内容に多様性(Diversity)がある。

10年間の蓄積された記事がある

弱み:

①検索性が悪い(タイトルとタグだけでは、内容を判別しにくい)

②過去記事は最新の情報でない可能性があり、混乱を招く

③リアルタイム記事が必ずしも自分の興味関心にフィットしない

 

強みについて解説

①リアルタイム性は、直近合格者によるほぼ毎日の記事により確保されています。道場記事を読んで頂いているみなさんと一緒に伴走する気持ちで記事を書いています。

②道場メンバーの多様性により、勉強法の選択肢と論点解説の切り口が豊富で、有用なノウハウの取得が可能です。また、多様性の中に共通する項目を抽出することで試験の本質に出会えると思います。特に、重要な論点についていくつか解説記事があります。道場メンバーの個性豊かな強みが発揮されていて、多面性がある記事となっており、苦手論点をさまざまなアプローチで切り込むことで、理解の助けとなると思います。

③記事数が3000を超えてジャンルも豊富なので。必要な情報に出会える確率が高いです。もし知りたい情報が記事になっておりませんでしたら、コメント欄にリクエストをください!

道場の強みの本質は多様性にあると思います。12人の個性的なメンバーのそれぞれの直近合格のためのノウハウに加え、92人の先代メンバーの普遍的な記事があり、多くの方々に寄稿いただいた、十人十色の合格体験記を加えて、様々な視点から情報を入手できます。ぜひご活用ください。

 

弱みについて解説

①合格体験記は表形式でまとめられていますが、道場の膨大な記事はまとめられていません。私の場合、過去記事を読むのがとても楽しかったので、ついつい時間を忘れて当初の目的を忘れて読んでしまい、何のために記事を読んでいたか忘れることがよくありました。新聞のように広範な情報を得て知見を広げるためには、様々な記事を見ていくのは有効だと思いますが、ネットニュースを検索して見るように、ピンポイントで情報を入手するためには検索性が悪いのが欠点だと思います。

②や③については、古い情報を排除したり、今の自分に必要な情報を得るために自分でフィルターをかける必要があり、手間がかかってしまいがちです。

そこで、弱みを補うために簡単なリンク集を作成したので、情報収集の一助になれば幸いです。エクセルファイルを使いたい方は、コメントをください。また、実際に使っていただいて改善点等ありましたらフィードバックをいただけるとありがたいです。今後の記事のまとめに参考とさせていただきます。

今回は一次試験1日目(経済、財務、企経、運営)の記事をまとめました。

注意点としては、時代性が強すぎる記事や、特定の予備校や書籍の中身に関する記事はなるべく除いています。また、次回の担当で二日目の科目の記事をまとめたいと思います。

 

科目をクリックすると、表に飛びます。

①経済学・経済政策

②財務会計

③企業経営理論

④運営管理

 

経済学・経済政策

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以上さいちゃんでした。

 

 

 

 


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おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

この資格を目指されている方の圧倒的多数が企業等の何かしらの団体に所属勤務している方だと思いますが、その業界特有の言葉ってあると思います。

私が今の勤め先に入社して本っ当に意味が分からなかった言い回しの代表3選手が次のものでした。

「行って来い」
「てっぺん越える」
「予定がばれた」

この3つ。それぞれ別の時間、場所で言われたのですが、3つとも言われたときに「はっ?」って返したような気がします。皆さんご存じでしょうか?

行って来い
【行って来い/往って来い】(読み)イッテコイ
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから行って来いだ」
2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻ること。普通は回り舞台によって行う。
3 相撲で、いなすこと
(出典:デジタル大辞泉)

・・・若手が上司や先輩から「行って来い」って言われたら「行かなきゃ」ってなりますよね(笑)
そして元々は証券用語だったんですね。私が言われたときは「1」のニュアンスで「結局行って来いだからお互い様で済んだよ」みたいな感じでした。「ツーペイ」とか「チャラ」に近いですね。
残りの2つは私の方でそれ風(ふう)に書きます 笑

てっぺん超える
【てっぺん超える/天辺超える】(読み)テッペンコエル
1 何かしらの頂点を超えること・・・??海賊王になる!みたいな?
2 夜中の12時を過ぎること。「直しが入るといつもてっぺん超えるから」

予定がばれた
【予定がばれた/予定がバレた】(読み)ヨテイガバレタ
1 内緒で予定したことが相手に知れてしまったこと・・・??「かみさんに来週のゴルフの予定がばれた」とか?
2 スケジュールがキャンセルされること。「お客からさっき電話があって明日の予定がばれた(号泣)」

 

・・・きっとどの業界もそういった特有の言い回しがあるはずです。

この資格、合格前の勉強中も合格後も色んな人と出会う機会が得られます。
リアルな出会いに限らずオンライン環境も整備が進んだため、地方においてもそういった機会が増えているのではないでしょうか。

そして出会う方々の業種、肩書、キャリア、年齢がバラバラで非常に多様性に富んでおり、勉強を実務に活かしたいと意欲の高い方が多いこともこの資格の大きな特徴の一つです。

私は勉強時代にあまり出会いに積極的でありませんでしたが、もっと早くからオンラインやリアルの勉強会等に参加していたら、周りから良い刺激や気づきが得られてもっと早くに合格することができたかも・・・と思うところはあります。

これからも色んな方とお会いして様々な「業界の方言」(笑)を伺えたら嬉しいです。

 

<続・1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

前回記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)は主に1次試験の「財務会計」に関する記事でしたが、人づてに「企業経営理論」と「運営管理」も聞いてみたいという声を伺うことがありましたので、今日は番外編として記事にさせていただきます。

ということで冒頭は前回&今回記事で使っている「言い回し」の振り返りです。

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

逆ザヤ
【逆鞘/逆ザヤ/逆ざや】(読み)ギャクザヤ
①売り値が買い値より安いというように、値段の開きが本来あるべき状態と反対になること。
②相場で、銘柄を比較したときに当然高いはずのものが安く、安いはずの銘柄が高いこと。
③中央銀行の公定歩合が市中銀行の貸出金利を上回ること。また、その差。
(出典:大辞林)

※ここでは「得られる点数に対して掛かる労力が大きすぎて合格が遠のくこと」

 とは、「時間がかかったのでこの設問は何とか正解したい」「サンクコストが諦められない」等、行くことも引くこともできずハマったら逃げられない状態・・・、決して気楽に足を踏み入れてはなりません

また繰り返しですが、当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう。

「逆ザヤ沼問題」は徹底して後回しにして「必勝問題」を優先するこれにより時間管理と得点の積み上げを狙うことをお勧めしています。

 

~続・1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ(経営理論と運営管理編)~

以下は1次対策のために場記事を読み漁った結果、私の「本試験持ち込み用サブテキスト(1日目4科目)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、あくまでサンプル、参考例としてお読み下さい。

【企業経営理論】

① 「経営戦略論」「組織論」「マーケティング」の「マーケティング」から解く
・マーケティング → 経営戦略論 → 組織論の順に解く
・マーケティング問題の1問目は、R1年なら第26問~、H30年 第28問~、H29年 第28問~
・マーケティングのみで30分以上かけるとヤバイと考える
・マーケティングが済んだら1問目「組織戦略論」へ戻る(残り60分)

② 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

③ 自信がない問題はマークシートを塗りつぶした上で問題用紙の設問の左上に「△」「×」「?」を記入し、できるだけ時間を余らせて見返すこと

④ 一度設問文を読んで理解に苦しんだら、単語ごとに「/(スラッシュ)」を打つ

上記①は、「時間管理と必勝問題による得点の積み上げ」の視点からこのように考えました。

マーケティング・・・他よりも「難解な日本語で煙に巻く印象」が抑え目のため優先的に必勝問題を得点にしていきたい
組織戦略論・・・比較的いつもの論点が出やすく「組織論」よりは必勝問題を見極めやすい
組織論・・・初見問題が出やすく、受験生を苦しめる労働法規など「逆ザヤ沼感」が高い

経営理論は、とにかく設問文の日本語が難解なのが特徴ですが、マーケティングはその要素が若干弱めで親しみやすさが高めです。
よって自分にとってマーケティングは必勝問題の比率が高いと考え、開始後30分間までを目安に疾走感を持って得点化することを目安にしていました。

 

上記②は、何度も何度も何度も間違えた「適切or不適切」問題。
「最も不適切なものを選べ」と問われているのは分かってる!なのに、選択肢を読んでいるうちにいつの間にか勘違いして「適切なもの」を探し始めてたということは皆さんはありませんか?
そしてその場合、正解は「ア適切、イ適切、ウ適切、エ不適切」なのに、なぜかア・イ・ウの中からわざわざ「2つの不適切」を見つけ出せてしまうのだから、思い込みは怖い!人間の脳って不思議。

自分の場合結構これが多くて。
自己採点時、この信じられないほど残酷な勘違いをした自分をどうやって許せるでしょうか。
しかも何度目?か分からない(泣

その結果、道場の記事で見つけた方法を取り入れました。

設問文で「最も不適切なものはどれか」を見つけたら、その瞬間に選択肢の横に大きな∇を書き込む、という方法です。
いわゆる「ポカヨケ設置」です。
当時参考にした記事が見つからなかったので代わりに自分の問題用紙を載せておくのでご参考下さい。

ポカヨケ
【ポカヨケ/ポカ避け】(読み)ポカヨケ
主に工場の生産ラインにおいて、うっかりした人為的ミス(ポカ)が発生してもすぐ気づく、または防止できる仕組みの総称
(出典:実用日本語表現辞典)

以降、ポカヨケを設置することでこの憎むべき勘違いを激減させることができました。

 

上記③は、最初から3周回す気満々で臨む財務会計とは違い、企業経営理論は1周で全てのマークシートを埋めることを目指しました。
その後、余った時間で不安に思った「△」「×」「?」問題を見直します。
経営理論はパッと見て難易度を判定するのが相対的に難しく、日本語の解釈に手間取るうちに逆ザヤ沼問題化してしまうことがままありました。

逆ザヤ沼問題の何が怖いって、気づいたときには残り時間が少ないのに未回答のマークが多数ある!という事態に陥りやすいことです。
したがって、問題用紙の余白に△や✕を記しながらもとにかく一旦はマークシートを埋めきってから、△と✕を今一度落ち着いて丁寧に得点化するイメージを持つことで、そのような事態を避けることを目指しました。

 

上記④の「スラ打ち」は、次の記事を参考にしました。
困ったときにこれをやると設問がグッと読みやすくなるので、そんなときはお試し下さい。

苦手科目の攻略法~企業経営理論 その2 by 7代目とり

 

【運営管理】

① 1周目は図や計算問題を飛ばしてもOK(あくまでもMYルールです)

② 全体43~45マークの内、図・計算問題は10~11問に過ぎない(平成29年度は6問のみ)
・体感的に図や計算問題が多かったと感じた年も同様(自分にとって平成28年度)
・つまり飛ばすことを怖がりすぎる必要はない
・また残りの大部分75%の知識問題を丁寧に拾えれば図・計算はそこから更に点差を広げるためのボーナスステージと化する

③ 運営管理で日本語が難解に感じたら他の選択肢との文言の入れ替えを疑え

④ 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

⑤ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

上記①は財務会計と同じ考えです。
必勝問題を瞬殺で得点化し、2~3周で回すつもりで逆ザヤ沼問題は飛ばす

上記②は、運営管理の図表問題は解くのに時間がかかる傾向にあったため書きました。
「結構、表や図が出たな」と思った年でも意外と割合で見るとそんなことはありません。
大体「例年通り」でした。

【設問数】 全問 図表問題 図表の割合
令和元年 44 10 23%
平成30年 44 11 25%
平成29年 45 6 13%
平成28年 45 11 24%

大体4分の1、経済のグラフや財務の計算問題ほどは多くありません。
また表や図の問題に特別に大きな配点が付くならともかく、配点は必ず2点か3点のどちらかです。
もし3点だとしても1点しか違わないので割り切るが吉です。
決して逆ザヤ沼問題化すべきではありません。

上記③の文言の置き換えは運営管理だけでなく経営理論や経済、財務会計など、色んな科目で使われる出題側のテクニックです。
経営理論の場合、ただでさえ日本語が読みにくい中でこれをやられると結構苦戦します。
ただ、運営管理の場合は設問文の読みにくさが経営理論ほどひどくないため、違和感を感じやすく思いました。
そうした違和感を感じたときに「設問間の文言の入れ替え」であるケースが結構多かったため、そこにアンテナを張っていました、という一例です。

上記の④と⑤は先述の通りです。

 

<科目ごとの類型化>

~手順の分類~

前回と今回の記事の内容を類型化してみます。
まずは手順の分類です。
このように並べると解法ノウハウ的に見えますが、あくまで私の場合の手順の分類にすぎません。

【高速回転塗り重ね式 】
財務会計は、高速で何回転も回すことを前提に必勝問題を瞬殺する。

【論点ごとに解答優先順位決め打ち式】
経営理論は、マーケ→経営戦略論→組織論の順に、1周で全マークを埋めた上で不安な問題(△や✕)を確認。

【図表問題は後回し式】
運営管理は、図表問題を後回し。

 

~手順ごとに科目を割り当て~

【高速回転塗重ね式 】経済財務会計
・初日の朝イチ2科目は30分間で1周完了。
・その後も2周目、3周目と高速回転して設問を解ききる。
・経済はグラフ問題、財務は計算問題にも「瞬殺できる問題(論点)」を作っておくこと。(過去記事「経済と財務の共通点」)
・難化年の1周目は解き残し多数&30分かからないため、早期に俯瞰して難化年と認識できた優位性を活かして対応。

【論点ごとに解答優先順位決め式】経営理論経営法務中小経営政策
・経営理論は、マーケティング→経営戦略論→組織論。
・経営法務は、会社法→知財法→民法。
・中小経営政策は、自分は「経営→政策」派だが逆の声も聞く。

【図表問題は後回し式】運営管理

※私は経営情報システムは基本的に免除したので分かりませんが、どれか合いそうでしょうか?

 

<まとめ>

「必勝問題」か「逆ザヤ沼問題」かを見極める力は、アウトプット中心の学習によって体得される「技」のようなイメージを勝手に持っていました。

また「いま解くか?それとも飛ばすか?」の「判断力」が、合格に十分な点を得らえるか?に直接影響するとも考えていました。

逆ザヤ沼問題にハマる前に必勝問題をすべて得点化する」を常に頭においてアウトプット中心の学習で技や判断力を鍛えることこそ、本試験で【合格に十分な実力を発揮する】ための準備であると思います。

なお、逆ザヤ沼問題に手を付けず飛ばす場合ですが、この方式、不規則に設問を飛ばしまくることになるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

本日は前回の続きでした。

今年は1次試験が1カ月早いため、スタートダッシュ的に1次試験対策をボリューム増し増しで進めておりますが、適時2次試験対策も盛り込んでいきたく思っています。

記事で触れたうちのどれかがご参考になることを願います。

べりーでした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

1次試験の7科目、学習範囲が広くて大変ですよね。
レベル的には関連分野の検定試験における3~2級レベルに相当するとも言われていますが、
はてさて、皆さんの実感はいかがでしょうか。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

誰もが憧れる「一発合格」をあえて目指さず、戦略的に1.5年~の学習計画を作成し実行しているあなた
学習計画の進捗が思わしくなく、科目合格を狙おうと考え始めているあなた

記事の終わりには「告知」もあるので、そこだけはぜひご覧ください

学習計画について

先日、試験実施スケジュールが公表されましたが、例年どおりであれば、以下のような実施状況になるかと思います。

試験日毎の実施科目(予想)

2020年7月11日(土) 【あと121日】
A 経済学・経済政策(試験時間:60分)
B 財務・会計(試験時間:60分)
C 企業経営理論(試験時間:90分)
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)(試験時間:90分)

2020年7月12日(日) 【あと122日】
E 経営法務(試験時間:60分)
F 経営情報システム(試験時間:60分)
G 中小企業経営・中小企業政策(試験時間:90分)

あと4ヶ月。どのように学習する予定でしょうか?
1次試験では、「過去問題を利用したアウトプット重視の学習法」が王道です。
すなわち、①教材を早めに絞って、②習慣付けして学習時間をどれだけ稼げるかが勝負です。
2次試験と違い、1次試験は学習時間に比例して実力が伸びます

「一発合格道場」読者の皆さんは、すでに学習計画を作り、PDCAを回している方が多いのではないでしょうか。先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)でも、合格者にはそうした傾向が如実に表れていましたね。
ドキッとした方は、ぜひ今日からチャレンジしてみてください)

試験日までに確保可能な勉強時間を算出し、科目ごとに割り出せる時間を逆算。ご自身の学習経験(実務、他資格に関する勉強)と照らしてメリハリをつけて臨む必要があります。
べりーの記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)でも、G.W.の使い方は超重要なことがわかりますね。
こうして考えていくと、複数年計画で目標を達成するという選択肢が視野に入ってくることになります。

科目「合格」と「免除」制度について

前置きが長くなりました。
これからご紹介する科目合格制度は、平成18(2006)年度に開始されたようです。
その根拠は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に定められています。
(もしよかったら規則全体を読んでみてください)
ちょっと長くなりますが、折角の機会なので第四十一条だけ引用します。

中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則

(第一次試験の免除)
第四十一条 次の各号に掲げる者に対しては、その申請により、それぞれ当該各号に掲げる科目について第一次試験を免除する。
一 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学(予科を含む。)、旧高等学校令による高等学校高等科又は旧専門学校令による専門学校において通算して三年以上経済学に属する科目の教授若しくは准教授の職にあった者又は経済学に属する科目に関する研究により博士の学位を授与された者 経済学・経済政策
二 経済学について公認会計士試験を受け、その試験に合格した者又は不動産鑑定士(不動産鑑定士試験に合格した者を含む。) 経済学・経済政策
三 公認会計士(公認会計士試験に合格した者を含む。)又は税理士(税理士法第三条第一項第一号から第三号までに規定する者を含む。) 財務・会計
四 弁護士(司法試験に合格した者を含む。) 経営法務
五 技術士(情報工学部門に登録されている者に限る。)又は情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者 経営情報システム
六 情報処理の促進に関する法律第二十九条第一項の規定による情報処理技術者試験(情報処理の促進に関する法律施行規則の規定によるITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験又は応用情報技術者試験に限る。)に合格した者 経営情報システム
2 第一次試験の一部の科目に合格した者に対しては、その合格した第一次試験の行われた年の初めから三年以内に第一次試験を受ける場合は、その申請により第一次試験の当該一部科目を免除する。

【2020/3/17一部改正により追加】
3 前項の規定にかかわらず、災害その他やむを得ない事由により同項の期間内に第一次試験を受けることが困難であるときは、経済産業大臣が当該事由を勘案して定める期間内に第一次試験を受けることとする。

他資格等保有による免除(第一項)

特定の資格試験に合格された方は、特定科目における「中小企業診断士となるのに必要な学識」(同規則第四十条)を備えているものとみなして、「申請」すれば受験が免除されるのです。
例えば、弁護士の方であれば、「財務・会計」(税理士になれるから)と「経営法務」以外の5科目で「総点数の60%以上」を得点し、かつ1科目でも「満点の40%未満」がなければ1次試験合格が可能です。

カテゴリーごとの分母としては、第六号にある情報処理技術者試験の合格者の方が、一番多いかもしれません。
中でも、応用情報技術者試験は「経営情報システム」の免除を狙って受験される方も多いようです。
個人的には、「経営情報システム」の対策をするより、応用情報技術者試験の勉強をする方がよほど大変で遠回りだと感じましたが、中小企業診断士試験を機にIT活用の重要性に気づき、深掘りした学習を進めていくのだとしたら、それは大変素晴らしいことだと思います。

ここで一つ指摘しておきたいのは、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」の3科目については、どのような受験生にとっても必修科目とされているということです。試験時間も90分割り当てられており、「学識」の中でも、この3科目がより重要視されていることが伺われます
他資格を有している様々な分野の専門家の方にも、当該分野を学んでもらい、中小企業政策の普及に寄与してもらいたいという意図が垣間見えるのです。

科目合格による免除(第二項)

前年度に特定の科目で満点の60%以上を得点できると「科目合格」に認定されます。
(正確には「試験委員会が相当と認めた得点比率」とされていますが、これまで60%から基準が変わった事はないようです)
「科目合格」した後、残存科目で総点数の60%以上を獲得すると「1次試験合格」となります。
「科目合格」の有効期間は3年間ですが、免除申請は受験申込時にしかできないのでご注意ください。

(科目合格と組み合わせた最終合格パターンは令和元年度の「第1次試験案内・申込書」をご参照)

(2020/3/20午後17:30追記)「有効期間の延長について」
3/17付の官報にて、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」の改正が公表されていました。それによれば、「災害その他やむをえない事由」(=新型コロナウイルスの感染状況を念頭に置いているものと思われます)で本来の有効期間に受験できなかったときは、その有効期間を経済産業大臣が定める期間まで延長する旨が定められました(同規則第四十一条第三項)。同様の事由で、1次試験合格者が有効期間である2年間に2次試験を受験できなかったときは、有効期間を延長する旨が定められました(同規則第四十三条)。2次試験合格・養成課程/登録養成課程卒業後の登録期間(同規則第一条・二条)、更新登録(同規則第八~十条)についても同様の規定が設けられています。
朗報ですね!!

科目合格を利用するメリット・デメリット

科目合格を利用する=複数年計画で1次試験に臨むということです。
ただ、ここで忘れてはならない視点があります。

仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある
(参照:10代目makino「【今やっておきたいこと】科目合格のメリットを活かそう」)

未合格の科目に集中するだけでなく、2次試験を意識した学習スタイルを実施してこそ、この戦術に意味があります
免除科目で余裕が出来た分、「学識」(1次の試験知識)の「応用能力」を問われる2次試験についても、じっくり勉強したいところです。

学習期間の戦略的な長期化にあたり、合格目標年度の2次試験を見据えた「ピーキング」は一つの鍵となります。
つまり、試験本番で最大のパフォーマンスを発揮(ピーク)できるよう、調整するという事です。
「ピーキング」を含めた、2次試験を意識した学習スタイルについては、後日あらためて記事を書きたいと思います。

メリット・デメリット

さて、私の考える、科目合格を利用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【メリット】受験科目を削減し、学習時間の配分を変更することが可能
【デメリット】リスク分散効果が弱まる

メリットはこれまでご説明した通りです。
デメリットである「リスク分散効果が弱まる」とは、受験科目数が減少することで、未合格科目の難化の影響が大きくなるという話です。

仮に得意科目に科目合格し、不得意科目を翌年に残した際、翌年の試験では足切りには合わなかったとしても、得意科目による平均点のカバーがなくなってしまうことがリスク分散に影響してしまうでしょう。
なお、このデメリットについては、得点源と考えることが出来るほど完成度が上がっている科目があるなら、来年また受験してもよいのでご安心を。「強みは活かす」ということですね。
こうして考えてみると、苦手科目を後回しにするという計画の立て方はあまり上手くないということは、おわかりいただけると思います。

私の失敗例

1回目(2017年):3科目合格
「財務・会計」(64点)「企業経営理論」(67点)「経営情報システム」(60点!

苦手科目がたまたま60点に到達していたので、これ幸いと翌年その科目を免除することにして、勉強時間を他の科目に充てることにしました。いわゆる暗記科目のうち、「経営法務」と「中小企業経営・政策」を残してしまったので、試験勉強における負担を省力化し、集中しようと考えたのでした。

2回目(2018年):4科目合格
「経済学・経済政策」(80点)「運営管理」(64点)「経営法務」(52点+8点)「中小企業経営・政策」(64点)

2018年の「経営法務」は語り継がれるほどの難化を見せました。
結果的に、後に発表された得点調整措置(8点を一律加点)がなくても合格できる点数を総合計では稼げていたものの、試験時間中は冷や汗をかくハメになりました・・・。
また、せっかく準備する時間があったにも関わらず、2次試験の本格的な対策を始めたのは1次試験後。要領の悪い自分は、勘所がわからないまま試験当日を迎え、見事に玉砕しました。お恥ずかしい限りです。

不得意科目を欠席するという選択肢

試験当日、不得意科目(学習が不足している科目)は受験しないという考え方もありますね。
昨年の1次試験でも、全受験者数17,386名のうち、2,695名(15.5%)もの方が1科目以上欠席されています。
個人的には、学習不足の科目であっても、お試しで受験するのも一案ではないかと思います。
(あわよくば…欲をかいてはいけないのですが。)

ちなみに、科目合格していると、「中小企業診断士第1次試験のご案内・申込書」が送付されてきます。(参照
昨年、1次試験を全科目合格されていると送付されてきませんので、ご注意ください

目的に合わせた戦略、戦術を

この記事の目的は一つ。「あなたのペースでいいんだよ」と皆さんの背中を押したかったのです。

私の場合、最初から複数年計画で試験に臨んだわけではなく、結果的にそうなってしまっただけなのです。
でも、3年弱という学習時間にも、2019年というタイミングでギリギリながら合格したことにも、意味があったと感じています。資格取得という道では遠回りしてしまいましたが、その間、自分自身の志は熟成できたと思いますし、この試験にも真剣に向き合えたと思います。だからこそ、この資格を最大限活用したいとも思えました。

「一発合格」を表題に掲げる道場において、ストレート合格者だけでなく、多年度合格者も執筆メンバーに加わるようになったのは、全ての受験生に多様な合格者からの視点をお届けするためだと考えています。
ストレート合格者からは「効率的な学習方法と思考プロセス」を、多年度合格者からは「経験に基づく戦略と不屈の精神」をお伝えできたら嬉しいです。

話を戻しますが、科目合格は日々忙しく過ごしている受験生にとって、受験のハードルを下げられる素晴らしい制度です。
誰もが試験勉強だけに邁進できる環境を得られるとは限りません。
一方で、同じ科目でも年度によって難易度にバラツキが生じる点で、科目を絞りこんで勉強するのは、リスクが高い戦術だということもしっかりとご認識ください。
「経済学・経済政策」「財務・会計」のような理解が重んじられる科目は継続的に強みに出来る一方、「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」のような暗記科目は、出題傾向が変わると途端に地雷科目になります。
上記でご紹介したように、“国家試験としてのバランスを欠くのではないか”と思いたくなるほどの難化を見せる事もあるからです。

今日のまとめ

複数年計画もアリ。但し、科目合格制度の利用は慎重に検討を!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


【「ココスタ」オープンのお知らせ】

オンラインコミュニティ「ココスタ」が、いよいよ3/22にオープン!

今年は、設立者である10代目ksknに加え、昨年合格したメンバー8名が事務局に入ります
一足先に合格しただけの私たちが何が出来るのか、参加してくださる受験生の皆さんと「新しい診断士受験コミュニティ」を作っていくため、ここまで議論してきました。
その結果、

「中小企業診断士試験の合格を目指す参加者が積極的に発言・質問し、密に交流することで、合格に必要な知識やノウハウを獲得する場
ココスタ利用規約+入会申込みフォーム

という理念を「利用規約」に掲げました。
皆さんの自主性を最大限尊重しながら、事務局がファシリテートさせていただきます。
上記リンクから「利用規約」をお読みいただき、同意いただける方は、ぜひご参加ください♪


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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

 

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こんにちは。べりーです。(前回までの記事はこちら

今年はオリンピックイヤーです。
本来であればそろそろ色んなイベントが行われ、世界中がオリンピック一色でお祭り騒ぎし始めている頃であったと思いますが、現実といえば新型コロナウィルスが感染拡大して世界中で猛威を振るい、感染者、重症者、死亡者が日ごとに増えている事態です。

もしこの記事をご覧の皆様の中にご家族や大切に思っている方で感染被害にあわれた方がいらっしゃいましたら、謹んでお見舞い申し上げます。

とにかく一刻も早い事態の収束と罹患された皆様の回復を心より願います。
いまの状況を考えるとあまりにも気楽すぎて大人として無責任すぎる願いだと思いますが、ただただそう願います。

 

3月7日に東京都中小企業診断士協会のHP上で次のメッセージが発信されたそうです(こちら)。

(前略)観光業、小売業、飲食業、製造業など様々な業種の中小企業の業績や資金繰りに影響が出始めています。中小企業診断士の総力を挙げて、この危機を乗り越えて参りたいと存じます(後略)

中小企業診断士の総力を挙げてこの危機を乗り越えたい・・・

私達が取得を目指す資格が、もしこの困難のさ中に不安を抱いている誰かを助ける力を持つのであればこんなに遣り甲斐があることはないなと、勝手に熱い思い🔥を抱きました。

こんな時だからこそ、やる気魂にスイッチを。
あなたの勉強にはきっと意味があると信じます。

 

<学習環境について

もしかしたら皆様の中にも、この1ヵ月間で学習環境が変わってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

勤め先の方針で在宅勤務となった方は、通勤中や昼休みなどの隙間時間がなくなるため学習のリズムが取りづらくなったかもしれません。
お子様がいらっしゃる方は、学校休校もあいまって、学習ペースが狂ってしまっている方も多いかもしれません。
翌日に学校がないから子供が夜遅めの時間まで起きていて「遊ぼ!」とせがまれたり・・・(可愛いしこんな時だから断りづらかったり)

そのような場合になんとか以前の学習ペースを取り戻そうと工夫するのもいいと思いますが、家族に協力依頼するのはできれば最後の手段にしたいですよね。
むしろやり方をガラッと変えることで、まとまった時間が作れるかもしれません

ひとつ具体的に例を挙げるとするならば、「朝勉強(朝勉)」です(既に導入済みの方はすみません)。

生粋の夜型人間であり大の深夜番組好きである私も合格年に取り入れたのですが、朝7時から9時までマッ〇にこもって勉強する習慣を取り入れたことにより、毎日最低でも2時間の「まとまった勉強時間」を確保しました。
繁忙期に残業が続いて夜に勉強時間が取れなくても、朝の内に勉強できているため精神的に追い込まれずに済みました。

もし在宅勤務だとしたら「自宅で家族が起きて来る前の時間を朝勉に当てる」というやり方を考えたと思います。

あくまで一例にすぎませんが、朝学習に関しては先代たちも記事にしていましたので、ご興味おありの方は下記をご覧下さい。

僕は朝型!ついでにうち勉派! by 初代JC
夫・父親業と勉強の両立 by 5代目u-ta

3つ目は朝勉強というか、丑三つ時勉強法?
意外と在宅勤務の方に向いているかもしれない「時間の作り方」を考えさせてくれる記事です。
決めておきたい、時間の過ごし方、使い方。 by 11代目カワサン

 

<1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

昨日の記事(こちら)でTomatsuも書いていますがTACでは4月6日から完成答練が始まり1次直前期に入ります。

そこで今回は1次試験の「本試験」ならびに「過去問演習(年度別ヨコ解き)時」にどのように時間管理(タイムマネジメント)を行い、どのように60点を超すための「得点の土台」を積み上げていくか?について、自分の例をサンプルに取り上げさせていただこうと思います。

※ヨコ解きとは?・・・過去問を年度別に解くのが「ヨコ解き」年度をまたいで論点別に解くのが「タテ解き」です

まず、得点を積み上げるためには「必勝問題」の対策が重要です。

 

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

 

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

なぜ必勝問題を重視し、逆ザヤ沼問題を捨てるべきか?は以下の記事が大変分かりやすいので、もし違和感をお感じの方はぜひご覧下さい。

1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~ by 9代目だいまつ
【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~ by 9代目Chika

 

当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう

TAC過去問集のABC問題、過去問完全マスターのAB問題に限れば、できれば9割は正解できるというところまで目指すことで、きっと科目ごとの点数のバラツキを減らせる筈です。

そうすると合格がグッと近づく筈ですので、最初からあまり得手不得手を自認しすぎず、必勝問題の9割正答を目指してみてはいかがでしょうか

 

~1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ~

診断士試験は、1次試験も2次試験も非常に時間に追われる試験です。
1次試験は選択式(マークシート式)ですが、25問を60分間で解く経済や財務は単純に割り算すると1問あたり約2分20秒しか時間を使えません。

このタイムマネジメントをいかに安定して行うか?に関しては、私は道場の過去記事を読み漁り、どんどん取り入れていきました。
学習期間中、本当に一発合格道場の記事にはお世話になっていました。

様々なお役立ち情報を組み合わせた結果、「財務会計」について、以下のような「型」「決まった手順」「ルーティン」「MYルール」にカスタマイズして本試験や過去問演習(ヨコ解き時)に取り組みましたので、具体的な例、サンプルとしてそちらをご紹介させていただきます。

なお、以下は私の「試験持ち込み用サブテキスト(財務会計用)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、属人的な内容が含まれることをご承知おき下さい(下記②と③)。

【財務会計】
①最初から 3~4周する前提で臨む
・1周目は、「瞬殺できる必勝問題」のみを30分間で解きそれ以外は躊躇せず飛ばす ※疾走感が重要!
・2周目は、残った知識問題とピンと来る計算問題を解く
・3周目は、気合の要る計算問題を解く

② 必ず5分以上は見直しの時間を確保する
・経営指標分析の「>」の向きや「値が大→改善?悪化?」が逆になるミスはないか?
・「t」か「1-t」か?
・フリーキャッシュフローの計算は設備投資額を引いたか?
・そもそもマークミスはないか?

③ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

②と③はミスを連発したため書いた戒めのメモです(属人的)

上記①「1周目」スピード感を大切にして「瞬殺できる必勝問題」を一網打尽にします
逆に言えば「瞬殺できる必勝問題」以外は着手しません。
絶対に1周目で「逆ザヤ沼問題」にハマるわけにはいきません。

特に1周目で計算問題を深追いしすぎないように十分に注意して下さい。
なぜなら計算問題は「解いてみたけど選択肢と全然合致しない」ときに逆ザヤ沼問題化しやすいためです。
それほど1周目はハマらないよう警戒し尽くしました。
勿論これまでの学習であまりそういった事態に陥らなかった論点であれば計算問題も瞬殺していきます。
以前の記事「経済と財務はトコトン理解系」にも書きましたが、財務会計の問題構成上、知識問題と計算問題の割合は大体「半々」か計算問題の方が多いぐらいなので、計算問題にも「瞬殺できる必殺問題」を作っておくことが必須です。

また、前回の記事(診断士1次/2次試験の潮流・俯瞰・設問の「3つの目」)の鳥の目に通じますが、私の場合は「30分間で今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」ことを第一に考え、瞬殺できる必勝問題を着実に解ききった上で、開始30分間で最終問題まで辿り着くことを重視しました。
30分間経った時点でマークシートが半分以上埋まっている状態を最低限の目安にしました。

このように「何周も回すことを前提にする(予め決断しておく)」ことで「必勝問題から優先的に解ききる」ことを可能にします

2周目は20~25分間ほどかけて、気合の要る「経営指標比較」を除くすべての設問を解ききるぐらいの気持ちで臨みます。
ただし、逆ザヤ沼問題化しそうならやはり躊躇せず飛ばします。
なんなら3周、4周と回すことも辞さないつもりで、沼にハマる前に飛ばします。
ここで、2周目はいつでも20~25分かけて良いと考えるのは危険です。
飛ばす問題が多いほど2周目にかかる所要時間は減るべきなので、その分は差し引くべき点にお気を付け下さい。
なお「経営指標比較」は計算回数が多いため、私はいつでも最後に回していました。

3周目は、イイ感じの時なら「経営指標比較」のみが残っているはずです。
ただし、難化年に当たってしまったら3周目といえど他にも何問か残っているはずなので、4周目を前提に解ききる設問と飛ばす設問を選択して進めます。

最終ラップは、解けないもしくは時間切れの設問が残るはずなので、私の場合は「ウ」で全マークを埋めきりました。

 

上記はあくまで一例でしかありませんが、私の場合、予め手順や判断基準を決めておくことで実地で迷わずに済む効果がありました。

そして「今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」というプロセスが最も効果を発揮するのが「難化年」の対応になります。

 

~難化年にどう対応する?~

ちなみに、難化年は大変恐ろしいことに、1周目を15~20分間ほどで終えてしまい、その時点で7~8問しか解けてないという恐怖体験をすることになります。
設問を飛ばしまくるため、時間がかからない。当然ですね。
もしそうなったら、俯瞰した「鳥の目」により「今回は難化年である」ことを把握できたわけですから、人より優位に立てたとお考え下さい。

そしてその後の2周目が重要です。
絶対に逆ザヤ沼問題にハマらないよう「解き始めて5分を超えたら次に進む」など予めMYルールを定めておき、解く問題と飛ばす問題を慎重に見極めながら進めると良いと思います。

実話として、私がこのやり方を試した初期の頃、平成24年の過去問が超難しすぎて1周目完了時点で大量の「飛ばした問題」が残り愕然とした覚えがあります。
あとで知ったのですがこの年の合格率は3.8%と超難化した年でした。

予め「必殺問題の9割は解ける」ところまで仕上がっている感覚があれば、そういうときは「解けなかったのは自分だけじゃない、難化だ!」と思ってよい筈ですが、難易度判定ができないとそこの判定ができずパニック寸前となりかねません。

ちなみにちなみに、この数年間は財務会計は易化傾向が続いたため、この「俯瞰して難易度を図る」プロセスは正直あまり重要でありませんでした。
しかし前回の記事(こちら)に書きました通り、今年の1次試験はどの科目が難化してもおかしくないような状況にあるため、各科目の難易度を俯瞰して把握できると優位になれるかもしれません

 

以上がの説明ですが、最後に1つだけ注意点を申し添えます。
この方式、不規則に設問を飛ばしまくるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

~試験終了前の見直し~

次の②と③はミスを連発したために書いた個人的な「戒めのメモ」ですみません。

見直しについてですが、私は財務会計の見直しは特に重要だと考えていて、こちらも複数回の回転方式で行う様にしていました。

1周目:マークミスのチェック
2周目:瞬殺できる必勝問題の見直し/検算
3周目:それ以外の必勝問題の見直し/検算
4周目:逆ザヤ沼問題以外の見直し/検算
5周目:逆ザヤ沼問題の見直し/検算

見直し時間が十分に確保できれば「5周目」まで行えますし、年度によっては「3周目」までで時間切れ終了となることもありました。
ただ、マークミスがなく、必勝問題の間違えを最低限に抑えられれば60点レベルに到達できている可能性が高まります
時間ギリギリ、最後まできっちり拾いきるイメージを大事にしました。

 

さて「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」は以上です。

実は上記の様な「MYルール」を財務会計だけでなく「企業経営理論」「運営管理」についても作っていたのですが、今回は記事の分量を鑑みて割愛しました。
もしご興味がおありでしたらコメントに記入いただけましたら後日ご紹介させていただきたく思います。

 

・・・ここまで読んで「いまさら解法テクニックの紹介か」と思われる方もいれば、「聞いたことなかったから部分的には参考になった」という方もいらっしゃるかもしれません。
決して「このやり方なら受かります」というつもりもないですし、正直どれほど需要があるのかも分かりません。

ただ、私は上で「お世話になった」と書きましたが、道場の過去記事には初代から実に10年分もの「目から鱗」のお役立ち情報がたっぷり蓄積されているため、それを知ることで他の受験生に差をつけることができる点は間違いないかと思います。

もしよかったら、ぜひ日々更新される11代目の記事や、検索窓を活用して過去記事からもお役立ち情報を発見・収集して下さい。

その上でご自身のスタイルにあった形で取り入れることにより「合格に十分な実力発揮の準備」を進めていただけたらと思います。

 

<GWから2次事例Ⅳ学習のススメ>

~GWは2次の世界を覗く良いタイミング~

GW・・・ゴールデン・ウィーク

繰り返しになりますが、今年は1次試験が1ヵ月近く前倒しで実施されるため、各予備校も例年より1ヵ月早めて1次試験対策のカリキュラムを組んでいるようです。
そのような状況下では「1次試験を合格するまでは2次試験の学習は不要(物理的精神的に無理)」という声も例年よりも強いかもしれません。

それが正しいかどうかは分かりませんが、今のうちに念のためご紹介しておきたいのが「GWのオプション講座は結構おススメでした」ということです。

サンプルとして具体例を挙げますが、私が受講したのはMMCの事例Ⅳ対策講座でした(「MMC」は予備校の名称です)。
正式な講座名は次の通りです。

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)

それぞれ10時~16時まで、計2日間のオプション講座です。

私はMMCしか経験がないので1例として挙げていますが、この講座に参加して何が良かったかというと、参加者に配られた「アカウントとファイナンスの問題集」の素晴らしさと、絶妙なタイミングの良さでした。

私が参加したのは2018年度の講座でしたが、合格年である2019年度にはこの2冊の問題集を繰り返し何回転も回しました。
MMCは特に事例Ⅳ学習の質の高さが有名かと思いますが、この2冊の問題集が得られて、2日間の講義で2次試験事例Ⅳの情報収集に短期集中できる機会というのは、結構貴重ではないかと思っています。

1次試験を受験する予定の方は、1次試験を合格するまでは「毎週末のみ2冊の問題集に少しずつ取り組む」でも良いと思います。
今年2次再挑戦の方は、2次試験直前期まで毎日この問題集に取り組むことにして何周も回転させるのも良いでしょう。
そのいずれの場合も5月というのは丁度良いタイミングなのではないでしょうか。

もちろん私はMMCの関係者でも何でもありませんが、事例Ⅳで得点を稼ぐ重要さは身に染みて理解していることもあり、「やってみて良かった勉強法の一例」としてご紹介致しました。

もし他のオプション講座や単科講座等で「これが良かった」という情報をお持ちでしたら、コメント欄に記入いただけると嬉しいです。
同じ講座を受講した経験がある11代目メンバーから熱いメッセージが返ってくるかもしれません。

 

~なぜこの時期に記事にしたのか?~

それは「MMC GWオプション講座」の申込受付が先週末から始まったからです。

2020年GW集中ゼミのご案内

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集) ・・・4月25日(土)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)・・・4月26日(日)

今年は通学生用にZOOMによる教室講義のリアルタイム視聴も用意されているみたいです。
ご興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
(念のため申し上げますが、それなりに費用が発生しますし、問題集が配られるかどうかや講義ならびに問題集の質などは一切保証しかねますので、くれぐれもご自身の判断にてお願いします)

 

<まとめ>

1次試験中の時間管理と得点の積み上げ

「過去問は論点別にタテ解きすべし!」と何度も提案しておきながら今回年度別ヨコ解きの手順を提案したのは
・1次試験も時間管理(タイムマネジメント)が重要
・「逆ザヤ沼問題」にハマらず「必勝問題」を残さず解ききって「合格点の土台を築く」ことが重要
・上記の2点を理解し「(本試験で)合格に十分な実力を発揮する」ためには相応の『準備』が必要
であるため。
※ただし「ヨコ解き演習」は初学でも各科目とも月2~3回程度で十分かと思われます

 

GWから2次事例Ⅳ学習のススメ

自分はMMCの2冊の問題集が「知識の土台作り」に非常に良かったのですが、人によるかもしれません。
オプション講座も安くないですし、教材はご自身の好みやポリシーに合わせてお選びいただくのが良いと思いますが、先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)を思い出して下さい。
・2次試験を見据えて1次試験を学習されている人が多い(おわりに)
・特に独学は学習計画を自分で管理する必要がある(独学のデメリット)
とありました。

この2点を踏まえると、
・「自分はいつから2次学習を開始するか」を決断しておく必要がある
のではないでしょうか?

私はGWは早すぎず遅すぎずのタイミングなのではないかと思っていますが、そのきっかけと自分に合う教材を与えてくれたMMCのGWオプション講座をご紹介させていただきました(繰り返しますが決して同校の関係者ではありません)。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験と各科目の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

今回も1次試験についてと、少しだけ2次試験のお話をさせていただきました。

べりーでした。


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本日もアクセスありがとうございます。さいちゃんです。

上の告知にお気づきでしょうか?毎年恒例の道場春セミナーですが、諸般の事情により、オンライン開催といたします!こくちーずでの申し込みを、本日3/15 昼12:00より開始しますので、ご予定を確認の上奮ってお申し込みください!

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最近コロナウイルスが話題になってますが、最初にコロナと聞いた時に何を思い浮かべましたでしょうか?

 

私は太陽の周りにあるコロナを思い浮かべました。

こんなやつ

wikipediaより引用

コロナウイルスの「コロナ」と語源は同じで、コロナのリング形状とウイルスの形が似ているそうです。

太陽のコロナって不思議な存在です。太陽表面温度が6千度に対して、コロナは100万度以上と桁違いに高温です。高校生の頃この話を知って、なんで本体より周りのほうが熱いんだろう?とずっと謎に思ってました。

Wikiを見た限りでは、太陽磁場の振動によってコロナが加熱されるため、という説があるようです。磁場タイプの電子レンジによってコロナが加熱されるイメージですかね汗(よくわからないこと言ってすみません)。ただ、最新の論文でも従来の予測とは違った結果が出ているようですし、未だに謎は解明されていない様子。

今ではスマホ片手になんでもわかった気になってしまいますが、誰もわからないことが自然界にあることに気づかされます。世界って宇宙って広いですね。

 

前置きが長くなってしまってすみません。本題にいきましょう。

本日は、理系出身の私がどのように1次試験苦手科目を克服していったか、振り返っていきます。

 

私の苦手科目

1次試験開始当初、私の苦手科目は、経済・法務・中小の3科目でした。ただし、財務は簿記2級をとっていたためアレルギーがなかっただけで、もともとは全く知識がなく、財務を加えた4科目が苦手科目でした。

大まかに分類すると、財務・経済は理解系の科目法務・中小は暗記系の科目と言われます。
ただ、基本的な勉強プロセスはかなり似通っていると思っています。それぞれ具体的な勉強の手段が異なっているだけです。

以下で、勉強法を紹介していきますが、あえて名付けるとしたら「ヤンヤンつけボー」勉強法です。(息子が大好きなお菓子から勝手に命名しました)

ヤンヤンつけボーってこんなお菓子です。

株式会社 明治 ホームページより引用

 

このお菓子の楽しみ方は、

(クイズをやって)、

①クッキーでできた棒を取り出し、

②棒にチョコクリームをつけて、

③甘ーいカラフルなトッピングをチョコの周りにつける、

こんな感じで子供心をくすぐるアクティビティーが売りなんですが、私が実践した勉強プロセスと似ているんです。

株式会社 明治 ホームページより引用

 

勉強プロセスについて

実際の勉強プロセスをご紹介します。

財務、経済、法務、中小とも同じプロセスです。

 

勉強プロセス

①科目全体の概要を把握する。
②科目の基本となる考え方を習得する。
③各細目の知識をしっかりと纏わせる。(手段は科目ごとに異なる)

プロセスの内容(私が実践したこと)

①については、中古のテキスト、問題集を購入し二か月くらいかけて1次試験全体を把握しました。各科目で勉強する項目を把握し、どのくらいの範囲を試験までにインプットする必要があるかを、ザックリと把握しました。
つけボー的には中心のクッキー棒を取り出して、長さを把握する工程になります。まずは科目全体の概要を把握し学習の軸を作ることが重要です。

②については、①で把握した科目の概要に対して予備知識が全くなかったので、入門書の読書や関連した資格勉強をすることで試験科目に必要な基礎的な考え方を習得し、知識を吸収するための素地を作りました。
つけボー的には、チョコレートをクッキーにコーティングする工程になります。

③については、②で習得した予備知識を土台に、適切な手段を使ってしっかりと試験攻略のポイントとなる知識を定着させていきました。
つけボー的にはカラフルなトッピングをつける工程です。たっぷりチョコをつけないと、たくさんのトッピングが載せられないように、知識を吸収させるための前段の素地作りが大切になってきます。素地がしっかりできていない場合は、勇気をもって前の工程に立ち返る必要があります。

 

続いて各科目ごとの、知識を定着させるための具体的な手段を紹介していきます。

 

知識を定着させるための具体的手段

実際に試すときには、とりあえずやってみて、本格的に取り組む場合は全体スケジュールを考慮して採否を検討しました。

 

財務対策

・簿記3級、簿記2級

財務の導入教育にピッタリ、と個人的に思ってます。手で計算する練習になり、2次試験にも活かせます。1か月から3か月くらいのまとまった時間が必要でした。
所要時間:簿記3級  50H, 簿記2級 200Hくらい

会計クイズ

先代のksknが記事で紹介していたのがきっかけで熱中。財務諸表の見方、会計の考え方を楽しく学びました。
偶然ですが、昨年度の事例IVの財務分析の際にヒントになりました。具体的には、賃貸業と建売業に対する、保有物件の貸借対照表上の取り扱いについて、イメージをつけることができました。何が本番に活かされるかわからない。何気なく見ているモノも試験に役立つことがあると思います。
なお、会計クイズをまとめた書籍が出るようなので興味をお持ちの方は要チェックです。

・問題演習

基本を理解した上で、TACのトレーニングを繰り返し解きました。一次試験直前期は、過去問5年分の頻出問題を解きました。とにかく手を動かすことが大切でした。

 

経済対策

・石川経済

速習!ミクロ経済学速習!ミクロ経済学という、石川先生著作の書籍になります。現在は、最新版となる第二版が発売中のようです。市販のテキストが理解できなかったのですが、経済の考え方を身に着けることができました。フリーでみられるyoutubeが理解を助けてくれます。

・問題集の解説

TACのトレーニングを使っていたのですが、最初はほとんど解けなかったので、問題の解説を読書代わりに読んでいました。解説は限られたスペースで問題を解くのに必要な項目が詰め込まれているので、まとまっている読み物として参考になりました。もちろん、はじめのうちは理解できない部分だらけなので、より分かりやすいテキストや石川経済を読んで補習するよう努めました。

・問題演習

財務と同様、とにかく手を動かすのが大切でした。はじめは理解できなくても、解説を読んで何周か解き進めるうちに解き方を手に覚えさせることができます。正しく理解しながら解いていくことで、初見問題でも関連知識から類推することができるようになりました。

 

次は暗記系と言われる法務・中小です。私の場合、最終的には試験3日前から試験直前までのひたすら暗記という感じになってしまいましたが、それまで培った下地のおかげで踏ん張りが効いたと思います。

法務対策

・伊藤先生のシリーズ本

伊藤先生が書いている法律入門の書籍です。私は民法会社法(リンクは最新版)を読みましたが、法務の基本的な考え方を身につけることができました。それまでは予備校のテキストを読んでもなんでそうなるの?とつまづいていた部分が、ロジックで繋がるようになりました。予備校のテキストを読んでもしっくりこない方におすすめです。

・最新の問題集による演習

繰り返しの演習が知識の定着を促進します。法改正がほぼ毎年関わってくるので、最新の物を準備してください。

・論点が表などの横串でまとまっている書籍

私はTAC最終講義レジュメを使いましたが、必要な知識がまとまっているものであればなんでも良いと思います(まとめシートとか、自分でノートをまとめるとか)。隙間時間で読み込んで最後の追い込みに非常に効果的でした。

 

中小対策

ほらっちちゃんねる

TACの洞口先生が運営されているyoutubeチャンネルです。主に中小企業政策関係の暗記を楽しくしてくれます。中小企業診断士の裏話的な話題も豊富なので飽きません。テキストを読んでただ暗記をするのが苦痛な方にお薦めします。

・最新の問題集による演習

・論点が表などの横串でまとまっている書籍

法務と同じ内容になります。とにかく繰り返しの詰め込みでした。
中小の問題は、まずは自分がこれまで培った常識で取り組み、間違った問題を使って自分の常識を補正していくことで、初見問題でも正解しやすい常識を作り上げ、覚えることを少なくしていきました。

 

まとめ

べりーかーなも言っていますが、財務、経済は理解系の科目なので、いくつかの考え方を身に着けると数珠繋ぎで解けるようになり、安定した得点源にすることができます。私の結果は財務80点、経済80点で、得点源にすることができました。

一方で法務や中小も単純に暗記をすればいい訳ではなく、しっかりとした考え方を理解したうえで暗記をすると、知識を定着しやすくなります。私の結果は法務48点、中小67点でなんとか切り抜けられました。

①科目全体を把握して、
②基本となる考え方と知識をしっかり身につけたうえで、
③財務・経済は手を動かし、法務・中小は効率よく暗記することで、
知識が定着し、安定した得点が見えてくると思います。

以上、さいちゃんでした。

 


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受験生の皆様、おはようございます。トイレットペーパーが品薄状態となりましたが、

キムワイプは大丈夫かな・・?

と心配していた岩塩です。


(ダブルビン方式で発注している会社の在庫は暫くもちそうです)

 

さて、当ブログは「受験生の皆様と伴走」のコンセプトで運営しておりますが、例年と比べるとかなりハイペースで走らないといけない受験日程となっております。体調を整えて、ペースを上げてがんばってまいりましょう^_^

本日は財務会計について書きたいと思います。(初学者向けです)

 

財務会計おすすめ書籍

まずは身の上話で恐縮ですが・・・

私は普段、事業企画の仕事をしておりますが、一方で研究開発部門の方針管理的な仕事もしています。まだ診断士の「し」の字も頭になかった頃の話ですが、

「リソース(主に人)に対して研究テーマ数が多すぎる。選択と集中が必要」

という議論が持ち上がりまして、私は上司から研究テーマの評価方法に関するある外部セミナーへの参加を指示されました。その主な内容は、、、

 <非財務法>
  ・直観法
  ・対話法
  ・スコア法

 <財務法>
  ・ディスカウント・キャッシュフロー法
   ・NPV
   ・IRR
  ・回収期間法

 <マネジメント>
  ・ステージゲート法

・・・半分くらいは研究開発に関する投資評価の話でした。当時、NPVやIRRについては、「なんか投資提案のときに出てくる数字だな~?」というレベルの認識で、詳しくは知りませんでした。(~_~;)

(*ちなみに、「ステージゲート法」は、1980年代にカナダのロバート・クーパー教授が開発した、研究開発テーマを効率的に絞り込んでいく方法論です。)

セミナーでは、減価償却費による節税効果などの話もあり、当時の自分にとってはなかなか難しい内容でした。終了後、セミナー参加の報告書を書かなければいけないので、少しは理解しておかないとマズイと思い、Amazonで検索して、以外の書籍を購入しました。

 

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務

とっつきにくいファイナンスを素人にもわかりやすい言葉で”ざっくり”解説してくれています。

 

財務3表一体理解法

B/S、P/L、CF計算書をつなげて理解しようというコンセプトの書籍です。

(セミナーでFCFの話が出てきたので、FCF?→キャッシュフロー計算書?みたいな考えで買ってみました)

 

**********

 

以上、前置きが長くなりましたが・・・ 診断士の勉強を始め、スタディングの1周目を終えたあたりで、積ん読となっていたこれらの本をぱらぱら見返してみたところ、財務会計の理解が進みました

良かったのは、個別に勉強した項目間の”繋がり”が見えてきたことです。

 

 

項目間の”繋がり”

以下、繋がりのイメージを簡単に図にしてみます。

 

<会計>

(「財務3表一体理解法」を参考に作成)

  • P/Lの当期純利益と、B/Sの繰越利益剰余金が繋がっている
  • B/Sの現金項目と、CF計算書が繋がっている

 

<ファイナンス>

(「ざっくりわかるファイナンス」を参考に作成)

  • 会計は「利益」「過去」を扱い、ファイナンスは「キャッシュ」「未来」を扱う
  • ファイナンスとは、企業価値の最大化をはかるための投資・資金調達・配当に関する意思決定に役立つツール
    (企業価値とは、投資家(株主と債権者)にとっての企業価値)

 

かなり大雑把ですが・・、このようなイメージができました。

(11代目3chも、これらの本を勉強中に読んでいたみたいですよ)

 

過去問演習でも”繋がり”を意識

初学者に是非おすすめしたい書籍ですが、「本など読んでる暇はない!」という方も多いと思います。今年は例年に比べて一次試験の勉強期間が短いですので、皆様には過去問に最優先で取り組んでいただきたいと思います。

過去問の学習を進める中で、項目間の”繋がり”を意識してみてください。さとまるの記事でも触れていましたが、断片的な知識を体系化することが、試験への対応力を高めると思います。

私は途中「WACCとかCAPMとか、式は覚えたけど、何に使うんだっけ・・?」状態だったのが、問題を解くうちに「CAPMを株主資本コストとしてWACCを求めて、そこから企業価値を計算できる」というような感じで繋がりました。問題や過去問学習を通して、『どんな問題でどのように問われるか?』の情報を蓄積していくことで、体系化が進みました。

体系化して学習することにより、科目全体としての理解が深まり、二次試験 事例Ⅳへの対応力も高まると思います。

H30の事例Ⅳでは、WACCを使って企業価値を求める問題が出題されました。項目間を関連させて本質的に理解していけば、出題傾向が変わっても対応できる可能性が高くなると思いますよ。

 

おまけ

NPVとIRRに関しては、下記のようなグラフで覚えていました。

(H14過去問より)

投資案のNPVが割引率によってどのように変わるかを表したグラフです。

投資案XのIRR→点B
投資案YのIRR→点C

となります。

①割引率<A のとき         いずれもNPV、XのほうがNPV大
②A<割引率<B のとき     いずれもNPV、YのほうがNPV大
③B<割引率<C のとき     YはNPV、XはNPV
④C<割引率 のとき          いずれもNPV

あとは資金などの制約条件に合わせて解答します。

 

以上、岩塩でした


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   道場 春セミナーのお知らせ   

 

<一発合格道場 読者の皆様>

春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました。

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

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~今日の過去問~

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP


【財務・会計】平成25年度・第12問

現金の増加要因となりうるものとして、最も不適切なものはどれか。

ア 株主資本の減少
イ 現金以外の流動資産の減少
ウ 固定資産の減少
エ 負債の増加

正解&簡素な解説は最後に。

 

~結局調べてもわからない、ほんとうの「割合」~

カワサンです。

結局、有意性が測れない。
統計学で「有意」とは読んで字のごとく、そのサンプルデータに意味がある、ということです。

いろんなところで、毎年たくさんの合格実績」「高い合格率」等とうたうけど、その根拠に有意性はあるの?と思ったことはありませんか。たまには、

「今年は低かったんですよ。講師一同とても悔しいです!!」

「高い合格率?記憶にございません」

「今年はデータに不備があり非公表とします」

「数字は言えませんが合格実績はあります」

等と正直に言ってくれたら…素直だなと信用度も変わるかと!?

 

平成にインターネットが隆盛し、双方向での情報交換がどんどん強まってきました。

だがしかし、
駄菓子菓子、

・無作為な標本集団からデータを採集していると言えるのか?
・どこに参加協力するのも自由意志なんだから、意識高い系だけのデータが集まってんじゃないか?

地方都市でアンダーグラウンドに生きながら、そんな疑いを持つわけです。
名探偵コ○ンが「真実はいつもひとつ!」と言ったらオープニングテーマが流れますが(いつ黒幕がハッキリするんでしょうか)、仕事での私は

「これn数(標本数)足りないんじゃねぇの?」
「足もとのデータだけじゃ断面で分かる訳ないじゃん。トレンドはぁ?」
「これ絶対数じゃなくて比率で出さないと伝わらないよぉ?」

とネチネチ言って部下の頭に蛍の光を流させて、真実を探る。

…さて、先ほど「高い合格率」とか「合格実績」と謳うのが有意か分からんと申しましたが

「中小企業診断士試験について」とは、一言も言ってませんからね?

どこの予備校とか、どこの学習塾とも言ってませんからね??

あらゆる試験に関して、本当に気になる「うたい文句」

ネットでこんなに情報があふれているのに、本当に知りたい「データの正しさ」が分からない。こればかりは、片思いというか、なんというか。

と不満を漏らしつつも、それらと信ぴょう性が大して変わらない?データを今日はご紹介。

 

~独学合格は増えているのか?~

<!注意!>
本調査は標本に偏りがないと言い切れないので、参考としてご覧ください。
試験合格者全員の無作為抽出ではなく、一発合格道場の合格体験記から集計したという偏りがあります。

「合格体験記のデータだけで、そんなん調べて意味あるの?」という疑問が私自身にもあったので、まず合格体験記の数が、試験合格者全体のどの程度を占めるか確認しましょう。

 

体験記投稿数&2次試験合格者数に占める割合

(2次試験合格者数は中小企業診断協会HPの公表値を基に作成)

体験記投稿数と2次試験合格者の割合の動きが似通っていますね。ということは、2次試験合格者数はほぼ一定で、体験記の投稿数だけ変動しているような疑いがあります。

そこで、公表されている数値も併載しておきます。

 

2次試験合格者数&試験合格率

(中小企業診断協会HPの公表値を基に作成)

2019年は1,088名の合格者中64名の体験記を寄せて頂きました。17名に1人が合格体験記を道場に寄せて頂いている計算になります。

一般的な評価となりますが、概ね20%前後で合格率は推移しています。ここに大きなトレンドの変化は感じませんね。

 

直近5年間の合格体験記投稿者の勉強方法

黄色の部分はその年で最多の手段です。2017年だけトレンドが違いますが、体験記の約3割が1次・2次ともに独学でした。

 

独学合格体験記が増えている」のか、「そもそも独学者が増えている」のか―

 

これは、試験を実施する中小企業診断協会もわかりません
インターネット上の情報を活用した試験合格者がどの程度いるのか?という点もハッキリしないので、参考情報の域は抜けないと思っています。
ただ、合格者の17人に1名というデータから推計すると、1,088名の合格者のうち374名は独学で合格している計算になります。

 

~2019年・1次試験独学合格者の使用テキスト~

ここからは2019年独学合格者にスポットを当ててみます。
※2019年合格体験記の全体的な分析は後日紹介します!!

ほとんどの方が複数のテキストを挙げていましたので、標本数の中で何割が使ったのか、という示し方をしています。

・体験記本文に書籍の明示があれば「1」としてカウント
・通信や通学を併用した方は除外
・多年度受験の方で、合格年度が独学のみの場合はカウント(通学や通信をやめて独学に切り替えて合格した方は対象)

どこかの2次試験の参考書で観たような横棒の並びになってしまった。
各テキストを「道場流採点」するつもりはありません。

○紹介したテキストの一覧(リンク先:各テキストの公式サイト)

TACスピテキ TAC:スピードテキスト
TBCテキスト TBC受験研究会:速修テキスト
まとめシート 一次試験一発合格 まとめシート
石川経済 速習!マクロ経済学/ミクロ経済学
TACポケテキ TAC:要点整理ポケットブック
ほらっちチャンネル YouTube:ほらっちチャンネル
過去問マスター 同友館:過去問完全マスター
TACスピ問 TAC:スピード問題集
TAC過去問集 TAC:過去問題集
集中特訓財務会計 TAC:集中特訓 財務・会計 計算問題集
LEC問題集 LEC:過去問題集

テキスト毎の解説は割愛します。全テキスト取り組んでいませんのでどれがどう、と言えません。
自分で読んで確認し、自分に合うものを選んでください。
独学合格者に共通するのは、人に言われて決めるのではなく、情報を参照して自分で決めている点です。

 

~2019年・2次筆記試験独学合格者の使用テキスト

・体験記本文に書籍の明示があれば「1」としてカウント
・通信や通学を併用した方は除外
・多年度受験の方で、合格年度が独学のみの場合はカウント(通学や通信をやめて独学に切り替えて合格した方は対象)

一次試験のテキストと異なり、特定の出版社に偏りまくりですね。決して私は回し者ではありません。
各テキストを「道場流採点」するつもりはありません。

こちらもオススメ云々はしませんので、皆さまで参照ください。

 

~2次筆記独学合格者の勉強方法~

以下所見。

①全員が経験している過去問回し

過去問をやらないで2次試験に挑んでいる独学合格者は居ませんでした。
過去問をやったところで、同じ問題が出る可能性はほぼ0です。しかし「問われ方」「どんなロジックで答えるか」など、試験のお作法を身に着ける目的で過去問を解き回しています。

 

②約3割は事例Ⅳ対策に傾斜

2次筆記試験では事例Ⅰ~Ⅲは与件文という文章を読んで記述答案しますが、事例Ⅳは「財務・会計」に関連する計算問題が出ます。財務諸表分析、投資の意思決定など。

そのため、専用の問題集で特段時間を割いている方が約3割いました。先のテキストでの「Ⅳ全知全ノウ」「イケカコ」「集中特訓財務会計」はまさにそれです。
私も1次試験後は、事例Ⅳ向けの問題集をほぼ毎日取り組みました。

 

③4人に1人はきゃっしい&だいまつノウハウ活用

「きゃっしいだいまつ」とは…約2年前に、2次筆記試験を徹底分析した特集記事を参考にした方をカウントした項目です→「きゃっしいの解法実況」「【永久保存版】2次試験合格のポイント
ちなみに、そのきゃっしいが「まとめシート」という書籍を出版しています。

 

~独学のメリット・デメリット~

メリット

ダントツだったのは金銭的コストです。次が、自分のペース、時間に勉強ができるという点でした。通学でデメリットとなるような部分でしょうか。

赤棒は、合格体験記で「隙間時間の活用」に触れていた方の割合です。独学の方は勉強時間の確保という点で隙間時間を使っている人が約4割。まとまった時間の確保が難しいから独学+隙間時間に勉強を選ばざるを得ないという方も居ました。

 

デメリット

総合すると「受験生全体の中で、自分は相対的にどの程度のレベルなのか」という所に起因する回答が多いです。レベルというのは得点力に限らず、スケジュール、モチベーション、効率性…等さまざまな要素を指します。

 

~独学合格のまとめ~

①自分のやり方を見出せるかがカギ

今回の記事の投稿に際して2019年の独学者の合格体験記を熟読いたしましたが、共通めいたものは、以下の式で表せます。

(独学合格)=(これまでの人生経験)+{[自分に合う] × [(方法)+(道具)+(環境)]}×(学習時間)

・これまでの人生経験

他の資格保有、その勉強を通じて得た勉強グセや知見、学校で学習してきた知識、仕事の職種や業界での経験など:これが試験勉強のスタートライン(=どの程度のリソースを割いて勉強すれば合格できるか)を決めていると考えられます。

・自分に合う
十人十色。様々なやり方を参考にしたり、真似したり、自分で編み出したり…

・方法
聞く、黙読、声に出して読む、ノートにまとめる、テキストに書き込む…

・道具
テキスト、筆記用具、ノート…

・環境
勉強する際のTPO、支援者の存在、仲間の存在…

 

今日この記事を投稿した意図は「独学の方への参考」でしかありません。

「独学の方へオススメ」とまでは至らない。なぜか。
それは、個々人のバックボーンと取り組み方がある中で、共通解と明言できるモノが無いからなのです。

試験合格に向けて、スタートラインが個々人で異なりますが、試験合格という目指すゴールは同じ。しかし、それ以降の人生や個人目標のゴールはまた異なる。そんな位置づけです。

 

(例えばこんなイメージ)

ですから、個々人の試験への向き合い方もまた異なるのです。
この日に合格するぞ!という点のみ受験する皆様に共通する。
だから独学合格者の「共通」ではなく「共通」なのです。

―共通項に自分はどんな変数が入るのだろうか。

さいちゃんは、それを把握するためにセルフSWOT分析してみようと言っています。

 

②2次筆記試験対策・過去問を解いていない人は「ゼロ」

過去問やらずして合格無し、というのが2019年合格体験記から導かれる1つの結論です。
2次筆記試験は解答が公表されません。しかし、ネット上で模範解答を収集することができます。先日のさいちゃんの投稿を参照ください。

また、個人ブログやtwitter等で「再現答案」が沢山アップされています。これらも参考になります。

ただ、過去問は解答見て「合っている/合っていない」を調べて終わりではありません。なぜその問題に適切に答えらなかったのかを、自分で理解できなければいけません

これは、時期が来たら別途説明します。今は、(1次試験を受験する方は)1次試験に向けて取り組んで欲しいので。

 

③「情報収集」と「方法収集」を積極的に

独学合格の方の多くは「情報収集」を大切にしています。インターネット、セミナー、勉強会…皆さん、テキストと問題集だけではなく、対外的な情報も得ながら合格に向けて取り組んでいます

中小企業診断士 独学」と検索すれば、色々でてきます。
一発合格道場はだいぶ下のほうですネ…

twitter、個人サイト、ブログ…色々あります。実際に私も道場以外にいくつか参考にしましたが、「情報」と「方法」という観点で調査・収集すると良いです。

■「情報」は鮮度が命
試験の日程や概略など、勉強以前の事柄は早めに動きを察知するのが大事。
公式サイトで調べるのが一番ですが、解説などを踏まえると個人サイトのほうがイメージしやすいケースもあります。
また、一次試験は法改正を中心に出題傾向の微妙な変化があり、情報収集は必須です。特に、中小企業政策は前年の白書から半分程度出題されますし、今年はなんといっても「改正民法施行」です。1次試験の経営法務は要注意ですよね!

■「方法」はマイニングが命
「勉強法」「解法」は、数年前の記事や、更新が止まっているブログでも有用なものが沢山あります。
私も試験合格してから「こんなやり方あったんかーい!」と方法論で感銘をうけたものがいくつもあります。先の共通にまとめたように「自分に合った」を探し求めて欲しいです。

 

~回答&簡素な解説~

問題文の「現金の増加要因」が出た瞬間、財務諸表の話かなと気づき、B/SかC/Fを疑う。
そして設問を見てB/Sに特定。仕訳けたらどうなるかを考えて解答。

現金の増加ということは、①貸方が増えて現金増加、②借方の他科目が減少→現金増という2パターン。試験本番は緊張するので、頭でイメージできなかったら、余白に書いて具体的に考えれば良いです。

(例えばこんなイメージ)
イメージ図

ベタな覚え方「借方/貸方」は左右どちらか→「り/し」はねる方向に一致。

ア 株主資本の減少=資本金が減少するので、この場合は欠損填補(純資産内の変動)や(詳細割愛しますが)剰余金の配当が行われる。つまり現金が増えることは無い。(参考 ※外部サイト)

イ 売掛金や商品をイメージ。これらが減少すれば現金のの増加要因になり得る。

ウ 固定資産の減少。除却を思いがちですが、売却した場合は現金の増加要因になり得る。

エ 負債の増加なので借入金をイメージ。当座預金に借入金が入金されれば現金の増加要因になり得る。

この問題、もしアが不安でもイ以下から消去法で考えても解けますね。
簿記で一番取っ付きにくい純資産をアに持ってくるあたり、設問者の作為を感じます。
(でも合格レベルを目指すならアを見て即マークしたいところ)

では、また!

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皆様はじめまして。べりーと申します。よろしくお願いします。

11代目は全12名。
本日が1巡目の最後ということで、早速自己紹介させていただきます。

 

自分自身、何年も本道場の読者であり続けました。

受験を決意して勉強を始めたのは2016年2月。マイナンバー制度が始まり、自分と同年代である某国民的アイドルグループの解散報道が世間を驚かせ、箱根駅伝で青学が2年連続総合優勝して世間に実力を示した頃でした。

 

当時の自分は44歳。

サラリーマンとして折り返しを過ぎたあたりで、引退するまでの残りの時間は会社の事業とは競合しない別の領域をadd-onして、そちらでも社会に直接貢献するような仕事がしたいと考えました。

真っ先に相談した妻と子供に「いいんじゃない」と軽く背中を押されて試験にチャレンジ始めましたが、実際には甘くなく3年半を要してしまいます。

 

記憶力の曲がり角と言われる45歳を過ぎたアラフィフで多年度そのもの。

今では青学の箱根優勝も5度目を数えます。しかも一回挫折して立ち直ったのちの、再起の優勝です。
図書館で席を並べていた中学3年生も今はもう大学1年生、・・・それぐらいの時間が経ちました。

 

勉強中は様々な感情や環境の変化を経ることになりましたが、自分が悩み考えたこと、時々「突破した」手応えを感じることができた経験などを、なるべく勉強内容や勉強法に絡める形でご紹介していけたら・・・、もしかしたら、何かしらご活用いただけるのではないかと考えています。

 

<1次試験と秋の空>

1次試験は次の通り、すべて独学で計3回受験しました。

以下は体験記ではなく一つのサンプルとしてご覧いただけたらと思います。

多年度生の受かり方は重ねた年の数だけ多様なため、ここは自分に当てはまるという部分がもしあればその部分だけ切り貼りして利用しちゃって下さい。
(ストレート生の方にとっても、「こうはならないぞ」でも「ここは対策しておこう」でも、何か発見があればいいなと思って書きます)

 

【1次1回目】

2月勉強開始で、経済60、財務60、経営66、中小60の4科目合格。
運営51、法務50、情シも不合格、情シは24点と足切りで即退場

 

【1次2回目】

運営、法務に加え、前年に科目合格した財務、経営を足した4科目で受験。
情シは前年秋に応用情報技術者合格で「科目免除」。
財務76、経営69、運営63、法務56

免除科目を60点で換算して444点(苦笑・受験した4科目平均66点)
結果的に、得点源として加えた「科目合格済みの2科目」が法務を支えました。

 

【1次3回目】

2018年に2次2回目失敗で、再び7科目と向き合います。
ただし情シは一貫して免除。
経済68、財務68、経営46(!?)、運営62、法務72(?!)、中小58

情シを60点でカウントして434点(ギリギリ汗)

 

まず1次試験の特色として挙げておくべきは「各科目ごとの難易度が年によって変動すること」です。

n年に超難化した財務が次の年(n+1年)には点が取りやすくなり(易化)、n年は易化していた経済がn+1年に超難化する、といったことが当たり前に起こります。

当然試験なので一定数を落選させる必要があり、的を絞らせない目的もあると思いますが「即退場」のリスクを孕むレベルで7科目にバラつかせるため組み合わせは全く読めません。

 

ちなみに2019年度は前年と前前年に超難化して受験生を震え上がらせた「法務」が易化し、ほとんどの人がノーマークであったであろう「中小」が難化したと言われています。

 

【合格率】

法務 10.15% ← 前年 5.15% ← 前前年 8.35%
中小 5.57% ← 前年 22.98% ← 前前年 10.94%

中小の5.57%なんて、13,229名が受けて科目合格者はたったの737名です。

ちなみに私が受験していた期間で一番合格率が低かったのが平成29年の運営で3.1%、13,207名が受けて410名しか受かっていませんでした。

 

これぐらい毎年各科目ごとに変動します。

今後についてはここ数年易化が続いた経済、財務、情シあたりの難化が予想されていますが、3科目とも実は数年前から毎年難化を予想されては裏切られており、やはり予測不能です。

 

さて以上を踏まえると、多分恐らく、私にとっての安定科目は「経済」「財務」「中小」と言えるのかなと思います。

 

一方、私の苦手No.1である「法務」は、合格率が長らく10%前後で推移しており、周りにも「苦手だった」という声を多く聞きます。

この「法務」ですが、なぜか超実験的な出題をしてくる科目です(協会の「法務重視」という意図?ないか・・・笑)

まず平成28年度はなんと「5点×20問」という恐ろしい構成で攻めてきました。
20問の出題だと1問の配点が5点と割高です。8問超が✖(バツ)なら科目不合格、12問超が✖なら足切り即不合格です。

その配点リスクに加え、問題数が少ないイコール過去問の数が少ないわけで、これだけでも十分とっつきづらい相手です。

ところがそれに加えて、平成29年、30年度の超難化です。
どちらの年も「4点×25問」と1問の配点は抑えられたのですが、「だったら難度を上げねばならん」とばかりに今もって語り草なほどの難化を遂げ、受験生を震え上がらせました。

その結果、私は合格年以外はすべて「科目不合格」と、何とも苦手意識が取れず苦しい科目でした。

この難敵を、易化した年とはいえどのように克服したか?の記録は、次回以降のどこかで書かせて下さい(

 

また「経営」は、私にとって「前年に科目合格していても安定得点を狙って毎年受ける科目」であったはずなのに、合格年はまさかの40点台、大ブレーキ科目となりました。

この敗因分析はまだ未着手なのですが、いつか書きたいと思います(

 

そして文系おっさん達の天敵と言ってよいでしょうか。
「情シ」は、初年度の足切り不合格後に「応用情報処理者」を取得し一貫して「免除」としました。

これについても、この先どこかで丁寧に触れたいと思います(

 

上記の①~③は、同じような苦労をされている方がもしいらっしゃいましたら、掲載の機会をお待ちいただければ幸いです(もしコメントで「これを早く見たい」とご希望いただきましたら、なるべくその順に記事にするよう頑張ります)。

 

このように一次試験の難しさは7科目を網羅した思いっきりの良い7変化っぷりだと思います。

よく言われる1次試験の難しさ、「学習範囲が広い」「超難問に時間をとられて解きこぼしてしまう罠」等々は確かに事実ですが、その辺りは勉強時間を積み上げればクリアできます。

これに対し、苦手科目が難化したときに他でカバーできなかった時のダメージは計り知れません。

「一次試験と秋の空」、コロコロ7変化する難化の波を乗り切るためには、得意科目の強化が一番だと私は思います。

 

ということで、今回は私にとってもそうですが、比較的「得意」もしくは「好き」な科目として挙げられることが多い、経済と財務について取り上げたいと思います。

なお初学者の方にとってこの2科目が得意かどうかは「学習の進度次第」かと思います。
最初はとっつきにくいのは間違いないですし、現時点では「苦手」でも問題ありません。
ただ、特に財務は2次試験の事例Ⅳに直結するため、超重要です。

 

・・・ちょっと脱線ですが、「1次財務は2次に直結するよ」とは本当によく聞く言葉だと思いますが、私は当初これを聞いたとき「ふーん、なるほど」ぐらいにしか思っていませんでした。

が、これは本当に重要な助言であり、財務に関しては何としても得意科目に持って行きたい、それにより後々ぐぐっと有利になると信じて下さい。

 

<経済と財務はトコトン“理解系”>

この2科目の共通点は、次の通りであると考えます。

 ・問題数が25問、各設問の配点はすべて4点

 ・知識&暗記系の設問はイメージほど多くない

 ・どちらも自分の手を動かして「理解する」ことが重要

この3点は常に頭に置いておかないと、軸が作れずに学習方針と点数がブレやすくなります。

 

問題数25問、各設問の配点はすべて4点

1次試験初日の朝、最初に向き合うこの2科目が「このルールを崩さない」ことがどれだけ重要なのでしょうか。

これから11代目でも何度も語られると思いますが、この試験は「難問を見たらさっさと飛ばす」が鉄則です。

その時、もし目の前に立ちはだかった難問の配点が高いかも?と不安になったらどうでしょうか?
例えば「過去問で同じ問題が出たときは配点が高かった」など頭をよぎった時、「この問題からは逃げてはいけない」という危険な義務感に襲われないと言い切れるでしょうか?

しかし、経済と財務は「全部4点。5秒で解ける1問も、5分かけても解けないこの1問も等しく4点。」なのです。

難問は思い切って飛ばし、なるべく自分が得意な4点を稼ぐことを優先するべきではないでしょうか

 

知識&暗記系の設問はイメージほど多くない

経済も財務も「暗記が苦手で」と思ったことはないでしょうか。

確かにそういった問題もあります。

経済なら「各国別の経済指標」や「ゲーム理論」「需給ギャップ」「下記の支出の中でGDPに含まれるものの組み合わせは?」なども知識&暗記側の問題と言えます。

財務なら「会計法上の財務諸表」や「税効果会計」「減損会計」「オプションやポートフォリオといったファイナンス系」などに知識を問われる設問が多いでしょう。

こうした問題は、解けるか解けないか、Dead or Aliveな感じが強いためますますその印象が強く残ります。

が、経済も財務も「知識&暗記問題」と「その場で手を動かすグラフ問題&計算問題」の内訳を仕分けしてみると、実は、経済の知識問題は直近2年を見ると25問中「半数以下」であり、印象よりもグラフ問題が多いとお感じになったのではないでしょうか。

【経済】 知識
・暗記
グラフ
令和元年 12問 13問 25問
平成30年 7問 18問 25問
平成29年 15問 10問 25問
平成27年※難化年 13問 12問 25問

 

財務も同じく表にして見てみます。

【財務】 知識
・暗記
計算
令和元年 13問 12問 25問
平成30年※難化年 11問 14問 25問
平成29年 13問 12問 25問

ご覧の通り経済ほど極端な偏りはありませんが、それでも拮抗していると言えます。

 

つまり、経済と財務を「暗記科目」と誤解すると中々苦手意識が晴れないまま時間を食ってしまう可能性があるということではないでしょうか。

そしてもう一つ重要な点として、経済のグラフ問題も、財務の計算問題も、やればやっただけ理解が深まり得点源にしやすくなる、という共通点を挙げさせていただきます。

 

どちらも自分の手を動かして「理解する」ことが重要

経済における「グラフ問題」は、実際にグラフを手書きすることを強くお勧めします。

設問文中に与件として書かれている「変化の前後」でグラフがどのように動くかを理解することが重要です。
これが遠回りなようで最も近道となります。

 

財務における「計算問題」も手を動かして解くことが重要です。

特に財務は「何があっても1日1問、飲みに行く日は朝やってでも習慣化」とよく言われますが(後半は自分で付け足しました 笑)、計算にもコツがありますし、何よりも繰り返し取り組むことによって理解が深まる効果があるのは言うまでもないかと思います。

 

そして、上記の「経済-グラフ問題」と「財務-計算問題」のトレーニングを積むなら、私は以下をおススメします。

 

【経済の問題集】

論点別・重要度順 過去問完全マスター 経済学・経済政策(同友館)

本試験の最高の対策は、本試験の過去問を解くことです。
本書はこれを「年度別」でなく「論点別」に収録していることで学習効果を高め、重要度の高い問題のみを掲載することで「これ1冊で知識の土台(橋げた)を築ける」効果が期待できると思います。

何回転も解いて、正答以外の選択肢もなぜ✖なのか説明できる状態を目指します。

 

【財務の問題集】

集中特訓 財務・会計 計算問題集(TAC出版)

最初は難しい、悶絶します。私は初回だと2割も正答できませんでした。
でも解説が丁寧なので、何周か解く内に橋げたが築けて各論点が見渡せるようになり、正答率が上がってくると思います。

3回ほど回したら、経済と同じく「過去問マスター」で橋げたを強固にします。

 

【+参考書】

私は初年度には経済も財務もスピ問を通読しましたが、もはや記憶の曲がり角に立っている私にとってはインプット量が多すぎで消化しきれませんでした。

そこでおススメなのが、合格年に出会った「まとめシート」です。

  

 

私自身がまとめシートを使ったのは後編(経済・法務・中小)でしたが、経済はサブテキスト的に使用し、ガシガシと書き込んで理解に役立てました。

この本の特徴として手書きのイラスト解説ページが何故だか妙に記憶に刺さってくるので 笑、各章のイラストページを飛ばし読みするだけでも「知識の橋げた構築」に役立ちました。

財務についても基本論点は網羅されているし、やはりイラストでのインプットは知識定着の効率が良さそうです。
私はこの本と出会う前に財務の橋げたを構築し終わっていたため購入には至りませんでしたが、初学生の方や独学の方は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

ちなみに後編を実際に使った感想(実感)としては、特に中小と法務において暗記ツールとしての効果も発揮してくれて、暗記に特化した特典ツールや暗記カード用データ(情シ・中小のみ)も非常に便利でした。

 

使用法としては、問題集を「アウトプット勉強法」の中心に置き、反射神経を鍛えました。

また不明な点や知識の整理が必要と感じたときは「まとめシート」やご自身に合うテキストで知識を学び、積み上げます。

なお、テキストや問題集はどうしたって人によって合う合わないがあると思います。
ぜひ最寄りの大きめの書店で手に取って確認できるようでしたら、実際に自分の目で見て判断されることをお勧めします。

 

上記のどれも、今からでも十分に本試験に間に合います。

 

1次も2次も本試験は時間に追われるスピード勝負となります。

そんな世界において、頭の中に散らばった暗記記憶を探しに行くよりは、理解という引き出しに整理された知識を引き出す方がずっと効率が良くなります。

 

<まとめ>

自分について

1次でも味わった当試験の苦労と楽しさを道場理論に照らしてお伝えしたい

1次試験について

コロコロ変わる7変化には得意科目の高め安定で対応したいという1例

特に経済と財務について

1日目朝の理解系2科目はグラフと計算問題をボーナスステージ化すると強い

 

使えそうなところは切り貼りして使っていただけたら嬉しいです。

 

最後に、事実でもサンプルデータでもない不確かなことを書かせて下さい。
今年初挑戦されるストレート生と、今年1次試験から受け直す方に向けたメッセージです。

去年の1次試験合格者数が異常に多かったため、今年の1次試験は「総じて難化」を予想する声をよく聞きます。
不確かですし予想すら不可能ですが、それに備えておくことに意味がないとは思いません。

一つ、私が勘違いしていたのは「経済と財務が超難化する年は知識&暗記問題の割合を増やして重箱の隅をつつくような出題で受験生を振り落とすんだろう」と思っていたことです。

上の表をご覧ください。「難化年」と表示した年のバランスがそうはなっていないことが分かります。

ではどうするか・・・。私は上に書いたことと同じことを言います。

つまり「グラフと計算問題で点を稼ぎましょう」です。

 

ただひたむきに、「手を動かすトレーニングを愚直にする」、これにより難化の波も気にせず1日目朝の2科目で勢いに乗り、そのままトップスピードを維持して1次試験の合格を勝ち取っていただけたらと願います。

 

さて明日からは2周目に入りトップバッターに戻ります

職業は金型屋さん。
事例Ⅲのカッチカチな職人世界を思わせておいて正体はめっちゃソフト系。
そう、気配りの人「かーな」の登場です。

 

 

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ロケットスタートセミナー@東京
1月11日(土)13:40~16:30

TIME SHARING 四谷(東京都新宿区四谷3-9 第一光明堂ビル 9F)

※12月25日(水)12:00~申込開始を予定しています。

※大阪、名古屋はロケットスタートセミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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●合格・不合格問わず!受験体験記募集!!
一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。また、あなたの貴重な経験が、多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。※公開先はコチラ

□募集要項□

対 象:2019年度2次試験合格者および筆記試験受験者(未合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
ファイル題名:合格体験記(HN).docx (例:合格体験記(道場くん).docx)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
期限   :2019年12月31日
応募方法 :Googleフォームにて募集(こちらから
問い合わせ:ippatsugoukaku10th@gmail.com
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄頂き、当「一発合格道場」に帰すものとします。

□受験体験記テンプレ□

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと(40字目安)
(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(6)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

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こんにちは、どいこうです。
次回以降は合格体験記をご紹介する予定ですので、私が担当回でまとまった記事を書くのはおそらくこれで最後となりそうです。

独立・脱サラを検討する診断士は多い

中小企業診断士の約7割が企業に勤務しているといわれ、独立している人は少数派のようです。
ただ、私も合格後に多くの診断士と交流しましたところ、総じて「独立=脱サラ」や「副業」に興味をもつ方が多いことがわかってきました。
(自分が独立志向の研究会等で活動しているため、少しバイアスがかかっているかも知れません)

そこで、本稿ではこれを題材にし、自身も脱サラ組である自分の経験談をまじえつつ考えたいと思います。

独立前に考慮すべきこと

独立の意思があったとしても、準備せずに勢いだけで会社を辞めることはあまりおすすめできません。
会社をやめると、これまで安定していた給与所得が途絶えることになりますから、独立後の仕事で収入が安定するまで、生活費と事業費をどのように確保するかが重要な課題となります。

多くの方にとって、診断士としての仕事(経営コンサルティング業)は「新規事業」になるかと思います。
新規事業には、一般的には計画立案と(時間および金銭的な)投資が必要になりますし、投資の結果がすぐに出るとは限りません。このため、最初はなかなか収益が安定化しない方が多いのではないでしょうか。

独立準備の考え方として、①会社勤務と並行して診断業務を行う、②他の安定収入源を確保する、③当面の資金需要を貯金でまかなう、④準備なし、という考え方があるかと思います。

会社勤務と並行して診断業務を行う

基本的にはこのスタイルを採用する方が多いと思います。会社勤務で生活費を安定して稼ぎながら、勤務時間外に診断士としての仕事をゆっくりスタートさせます。そして、一定の経験を積み、収益を確保できる目処がたったタイミングで会社勤務を卒業するという形です。

診断業務で収益化できるまでの期間は、「およそ1年」「いや2年」などと人によって見解が異なります。要するに、「やってみないとわからない」ということです。なので、生活基盤を安定させながら実験的にスタートするこのアプローチは、地に足がついており、とても良いと思います。

他の安定収益源を確保する

経営コンサルティング業以外の収益を確保する方法も考えられます。例えば、株式や投資信託などの配当収入や不動産の賃料収入、年金収入、配偶者の収入等で生活を維持できるようにする方法です。

この方法をとった場合、診断業務にほぼ全力を投じることができます。仮に成果がなかなかでなかったとしても、生活基盤が揺らぎませんので精神的にも安定して過ごすことができそうです。

ただ、一般的な会社員等にとっては、少しハードルが高い面があります。

当面の資金需要を貯金でまかなう

3つ目は、貯金で当面の生活費・事業費をまかなう方法です。「一刻も早く診断業務を立ち上げたい」「とにかく早く会社を辞めたい」という場合に採用する形態だと思います。

この方法は、当面の資金ショートは発生しないのですが、預金残高が一直線に減っていくという点がプレッシャーになりかねません。事業の立ち上がりに時間がかかってしまった場合に、焦りが生じたり、本当はやりたくない仕事を受けてしまったりするリスクがあると思います。

準備なし

最後は、準備なしで飛び込んでしまうという方法です。

この方法は、当面の資金繰りの課題がありますから、業務を斡旋してくれる人や団体との関係を作り、単価が多少低くても仕事を受けていく、という考え方になると思います。貯金がない分、焦りが出たり、仕事を選びにくい状況になる可能性があると思います。

私の独立経験談

きっかけは転職検討

以下は、私の独立体験談を記載しました。私の場合はあまり周到な計画をたてた計画的独立ではありませんでしたが、結果的には上の②「他の安定収益源を確保する」の事例であり、独立前に不動産賃貸業を創業しました。

当時の勤務先で将来の姿をいまひとつ思い描けなかったため、転職しようと考えはじめたことが最初のきっかけでした。
ただ、転職すると、勤続年数が短くなって住宅ローン融資を受けにくくなるなあと考えました。
そこで住宅ローンを借りて自宅を取得する検討に入りました。

定量分析からの住宅購入

当時の勤務先では企業の買収を支援していました。そこでは、事業計画の損益計算書・貸借対照表、キャシュフロー計算書をモデル化し、計画の確度や市場動向等を踏まえてモデルを修正し、合理的と思われる企業価値を計算していました。

そこで、自分の住宅投資に関しても、やや精密に評価すべく、Excelでモデルを作成して解析しました。そして、収益(貸した場合の家賃・家賃が不要になる効果を加味)、運営経費(管理費、修繕費、固定資産税等、損害保険料など)、住宅ローン減税によるメリット、将来の予想売却価格、等をモデルに投入して定量的に評価しました。

その結果、私の「住宅購入プロジェクト」は、借入を最大化すればNPV / IRRを非常に大きくできることがわかり、購入する決定をしました。

「Excel起業」

私の住宅購入プロジェクトはこれで終わりませんでした。

住宅取得に向けて作成した定量モデルに、ネット上に掲載されている売り物件の情報をいくつか当てはめてみたところ、事業化できるものがあることが定量的に確認できてしまったのです。その結果、お金を借りていくつかの土地・建物を購入して、事業を運営することになりました。事業の概略の予測をExcel上で立てることができましたので、「Excel起業」とでも言えそうです。

結果的に、その後、会社勤めを辞めて独立・脱サラしました。

昨今、脚光を浴びる「社会起業家」は、「ほしい未来を創造する」といった理念駆動型が多いのですが、私の起業はそれとは正反対の「完全現実立脚型」でした。良く言えば「地に足が着いている」、悪く言えば「セクシーではない」となるのでしょうか。
なお、事業開始のきっかけが理念先行でなかっただけで、私の事業においても経営理念を明文化し、実行しています。

コンサルティングに注力し始める

そして、経営コンサルティングを本気で事業化しようと思いたち、中小企業診断士の資格を取得しました。

資格の登録後は、それなりに精力的に診断士の研究会等に参加したと思っています。
現在は、コンサルタントとしての案件獲得方法を学ぶ研究会に所属しています。ほかに、道場とタキプロの受験支援コミュニティにも所属しています。

実際のコンサルティングを実施例はといいますと、診断士の研究会がきっかけで紹介を受けた経営計画の策定、知人からの紹介を受けた技術ベンチャーの経営と資金調達の支援、等です。このほか自主セミナーを2回開催しました。

私の場合、経営コンサルティング事業の収益化はまだまだ道半ばです。当初思っていた理想には届きませんでしたが、振り返ると、1年で急激に立ち上げるというのはなかなかハードルが高いと思います。

不動産賃貸業ってどうなの?

私が携わっている不動産賃貸業について少し言及します。

不動産賃貸業にはよい点があり、会社員が片手間でスタートすることに適しています。
・小規模でも問題なく経営できる(大手企業とガチンコ勝負しなくてよい)
・少ない元手で大きな資産を取得できる(担保提供で借入を活用)
・変動が緩やかな業種なので落ち着いて経営できる(Googleの方針如何で大打撃を受けるIT業界とは違う)
・時間をかけず片手間で経営できる(外部委託サービスが発達している)
・会社の就業規則に抵触しない(不動産保有を禁止することは、相続等を考えると考えにくい)

もちろん、リスクも数多く指摘されます
・人口減少時代の賃貸業は斜陽産業である。How dare you(絶叫)!
・多額の借金するなんてとんでもない
・不動産業界は詐欺師がうごめいている

私の立場は、リスクも含めて事業計画で定量化するというものです。リスクを補いきれないのであれば手を出さない、リスクをカバーできるリターンがあれば実施する、という簡単な考え方です。

中小企業診断士資格を受験するほどの方々であれば、世間の風説を鵜呑みにすることなく、実現可能な事業計画を作れる可能性が高いと思います。

おわりに

世の中には、「持ち家と賃貸、どっちがトクなの?」という永遠の(?)テーマがあります。残念なことに論者によって回答がばらばらで、定性的な答えとしては「人それぞれ」という結論に落ち着きます。それは当然のことです。各人それぞれ、購入したい物件、借入条件、所得額や所得税率、住宅手当の有無などなど、前提条件が違うからです。

ところが、診断士になる皆さん(或いは既に診断士の皆さん)は、定量分析ができます。自分の条件をモデルに投入して解析すれば、揺るぎない自分の答えを出すことができて、Webや雑誌の記事に右往左往しなくて良くなります。

自宅の取得を検討中の方には、財務分析&事例4の勉強を兼ねて、DCF・NPV・IRRを計算するモデルを作ることをおすすめしたいと思います。実利が関わると学習意欲が倍増するのが人情ではないでしょうか?

それではまた!

★:★:★:★:★

口述セミナー@東京のお知らせ
12月7日(土)午後を予定
場所、時間の詳細は後日告知いたします。

※大阪、名古屋は口述セミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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事例Ⅵ(@大阪)
11月16日(土)18:00~ 大阪駅周辺にて。
※お申し込み受付は終了しました。

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こんにちは、どいこうです。

決算発表シーズン

これを書いている現在、9月期決算の発表ラッシュの時期です。私もこの時期は適時開示情報をつい見てしまいます。

いわゆる決算発表で開示されるのは「決算短信」です。決算短信は、取引所によって会計期間終了(例えば9月期決算であれば9月30日)から45日以内(9月期は11月14日まで)の開示が適当とされ、30日以内(9月期は10月30日まで)の開示が望ましいとされています。実際には、31日目から45日目に発表する企業が大半となっています。

ベンチャー投資と未上場株

今回の決算発表では、「ベンチャー投資」がキーワードとなっているようですね。

株式市場には、未上場株に投資をする企業が多数あります。ベンチャーキャピタルの会社がそうですし、最近では大手企業もCVC(Corporate Venture Capital)を持つ会社が多数あります。

こうした企業にとって未上場株は営業資産(勘定科目は「営業投資有価証券」)なので、決算において「時価評価」をすることになっています。ただ、その時価をどうやって評価するのかが問題となります。

帝国データバンクの記事ではIPEVガイドラインによる6つの評価方法を挙げています。

6つ方法が挙がっているのですが、VCにとっては多くの方法が使い勝手が悪いというのが実情です。
・継続的な利益/割引キャッシュフロー:VCの投資先は、現時点でほとんど売上がなく、また損失を計上している場合も多いため、利用が困難。
・業界別のベンチマーク:新しいビジネスの場合は存在しない。
・純資産:投資家からの出資額が上限で、そこから当面は開発費等で減っていく。ところが、投資家はそれを遥かに上回る評価をしており、実態を反映しない。

結局、投資先の評価は「直近の投資価格」がベースとなることが多いようです。ただこの方法を使う場合、気をつけるべき点があります。評価に利用した「投資価格」が、自社の投資価格である場合、一種の利益操作ができてしまうのでは、との指摘があります。例えば以下のような事例です。

・X1年3月、A社に1株100円で1億株(100億円)を投資
・X2年3月、同じA社に1株500円で0.6億株(300億円)を投資

ここにおいて、X2年3月期の決算で、投資した1.6億株の時価を最近の投資単価で評価すると、800億円(@500 × 1.6億)と計算されます。取得価格は400億円なので、400億円の利益が計上でき、年間のリターンは100%となります。すごいですね!

・・・なのですが、気をつけたいのは、これが「未実現利益」である点です。利益を実現するには、第三者に売却できなければなりませんから、「本当にその価格で売却できるのか?」という点は十分に吟味する必要がありそうです。

中小企業診断士が投資を語る動画

なお、有名な中小企業診断士で、井村俊哉さんという方がいます。元芸人で、株式投資で2億円超を稼いだ投資家です。その方が運営しているYoutubeチャンネルがあり、Zeppy投資ちゃんねるというのですが、ここでの井村さんの解説は、理路整然としてわかりやすく、個人的に非常に注目しています。

あなたも私も、研究を重ねれば億り人になれるかも知れませんね。ふふふ・・・

それではまた!

★:★:★:★:★

口述セミナー@東京のお知らせ
12月7日(土)午後を予定
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11月16日(土)18:00~ 大阪駅周辺にて。
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どーも、そーやです。

先日のラグビーW杯は南アフリカの優勝で幕を閉じました。
記憶に新しい2015年のイングランドW杯で起きた「ブライトンの奇跡」で日本代表が南アフリカに劇的な勝利をしたことから、準々決勝で再度対戦が決まった時はもしかしたら今回も、と期待した日本人ファンもいたでしょう。ただし自力に勝る南アフリカを崩せず、トライも出来ないまま試合は終わってしまいました。そんな日本代表を破った南アフリカ代表が強豪イングランドを破って優勝したことは、少しだけ誇らしくも思えました。金髪の小さなスクラムハーフ、デクラークは今後日本でも人気が出そうですね!

さて本日はそんな南アフリカ、ではなくイングランドからのお話です。(え?イングランド?)

 

診断士に必要な科目

中小企業診断士として避けたくても避けられない科目があります。それが財務会計です。

一次試験では「財務・会計」として、二次試験では「事例Ⅳ」として受験生に立ちはだかります。財務会計が得意であれば診断士試験の勉強時間は大幅に短縮することができます。また中小企業診断士合格後にある協会主催の実務補習では、診断企業へ提出する経営報告書のレポートに経営分析を必ずつけて提出しなければなりません。(そういうお作法みたいです)
もちろん実務の場でコンサルティングを行う際ににも企業経営状態を把握するためには決算書等が読めなければいけません。

そんな財務会計の論点でも頻出なのが減価償却です。

令和元年一次試験「財務・会計」第2問では、圧縮記帳と減価償却の混合問題として出題されました。

(答えはア)

また直近の令和元年二次試験「事例Ⅳ」では、第3問のキャッシュフロー計算で減価償却を考慮する計算が含まれていました。

間接法によるキャッシュフロー計算書では、利益額に減価償却額を加えた額が営業CFとなりますよね。(今回はそれに加え税金30%を考慮しなければなりませんでした)

 

ちなみに減価償却とは、

土地以外の固定資産は、使用することや時の経過によって老朽化し、徐々にその価値が減少する。そこで決算において、土地以外の固定資産の取得価額をその使用する各期間に「費用」として計上し、固定資産の価値を減少させていく必要がある。この手続きを「減価償却」といい、減価償却によって生じる費用を「減価償却費」という。
(TAC出版 スピードテキスト財務・会計より)

 

簿記の仕訳処理ではこの説明でどうすればいいか分かりますが、なかなか本質を捉えづらいものです。

では減価償却はどのようにして誕生したのか、そのルーツを探っていきます。

 

鉄道会社から生まれた減価償却

舞台はイギリス(イングランド)

1830年に世界で初めて鉄道がリバプール・マンチェスター間で開業されました。そこから鉄道ブームが起き、鉄道会社への投資がブームになりました。

鉄道会社は、汽車や駅舎の他にレールや枕木、設備施設などの莫大な固定資産を必要とする事業であり、前近代的な事業とは一線を画していました。

そこで問題が発生します。

鉄道会社は株主に配当を出しますが、家計簿的な考えで利益計算すると、鉄道拡大のために大規模な設備投資をした年は業績が悪くなり、反対に設備投資をしない年は業績が良くなります

これだと株主になった期間に積極的投資が行われてしまうと配当が少なくなり、株主間で不公平が生じてしまいます。

それに悩んだ経営者は、このように考えました。

「投資した固定資産は将来の利益につながるものだから、その投資した金額は将来に渡って分けよう」

これが減価償却の考えの基礎となります。もっともより以前より似たような考えはありましたが、本格的に企業会計に取り入れられたのは鉄道会社からと言われています。

 

つまり減価償却は、
当該会計年度の適切な利益計算を行うために、理論的に生み出されたものなのです。

だからキャッシュフロー計算書では、すでに支払ったものだから減価償却は除いて考えるものなのです。似たような考えとして引当金→将来の発生する支出を合理的に見込んで事前に費用化して準備しておく、などがあります

この内容をもっと詳しく知りたいかたは、「会計の世界史」をご覧ください。特に二次試験が終わって一息ついている方にはちょうどいい読書になるかと思います。(ksknと同様にこれを宣伝しても私に一切利益はございません。ただ読んでためになったので紹介しております)

会計の世界史 イタリア、イギリス、アメリカ――500年の物語(田中靖浩 著、2018年、日本経済新聞出版社)

 

本来、診断士試験を合格するだけであればこういった減価償却の歴史などは知らなくても十分対応可能ですが、知っているとより知識の定着に繋がるかと思います。会計がどうしても苦手な人は、歴史と紐づけたり、日々の生活と紐づけたりして会計のイメージをより身近に感じると理解が深まるかもしれません。

以上、そーやでした。

☆☆☆☆☆☆☆

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どーも、そーやです。

突然ですが、財務会計論から個別証券の期待収益率から出題です。

(例題1)
各証券の市場リスクから影響される市場リスクから影響される度合いを表すものは(A)であり、個別証券の期待収益率を求める公式は以下の通りとなる。
(A)に該当するものは、公式に当てはめる場合には①、②のどちらに入るか。

個別証券の期待収益率=市場リスクプレミアム× ① +リスクフリーレート× ②

比較的簡単なCAPMの問題ですが、問われ方が少し異なるとちょっと悩んだりします。答えは本日の記事の一番下に記載させて頂きます。

 

なお今回の記事は地方受験生で、ホテル宿泊を行う方を対象とした記事になります。
そのためほとんどの方は該当しないため、読み飛ばして頂いても結構ですし、簡単な読み物として気分転換に活用いただいても結構です。

さて地方の受験生ですと、予備校が近くになかったり受験生同士の勉強会に参加しにくかったりと、大都市圏と比べるとハンデが出てしまいます。そして地方受験生の最大の関門が、試験当日の開始時刻までにどうやって到着するか、が問題となってきます。ホテルを取るか、朝早く移動するか。本日は営業時代には週2~3でいろんな地方のホテルに泊まっていた経験から、ホテルの過ごし方をアドバイスさせて頂こうと思います。

ホテルのあったら助かる持参物リスト

・マスク(乾燥・匂い対策)
・のど飴(乾燥対策)
・耳栓(騒音対策)
・アイマスク(薄明り対策)
・延長コード(ベッドの近くにコンセントがないホテルが多いので、1m程度のものを持っていると携帯の充電が楽です)

ホテルでの過ごし方

1.テンションを上げすぎないこと
いい大人が、と言われそうですが意外とあるあるです。ホテルに入るとどうしてもワクワク感が出てきます。非日常感があるため、私も初めて泊まるホテルだと少しテンションがあがります。それでも翌日は大切な試験なので、ぐっと気持ちは押さえて、最後の確認のための勉強と軽めの食事だけで寝るようにしましょう。間違ってもコンビニでお菓子やおつまみを大量に購入して一人宴会は開かないようにしてください。あれもこれもと食料を買い込みがちな人は少なめが適量です。(だから出張が多かったときは太りやすかったんですが)

2.夕食はあらかじめ決めておく
意外とうまくいかないところが夕食の場所です。だいたいは都市圏にホテルを取るので近くにあるだろう、と慢心しがちです。ただし近くにあったのはラーメン屋や居酒屋などで、試験前日にはちょっと控えたい食事処しかなかったりすることもあるからです。胃にやさしいものや勉強のためにファミレスやカフェを考えている方は必ず場所を事前に確認しておきたいところです。
私の場合、ホテルの近くに適当な食事場所があるだろうとたかをくくっていたら、よさそうな店が休みだったり中々一人で入れそうな店がなかったりで相当歩いて無用に疲れるということも多々ありました。

3.ホテルでの勉強対策
ホテルの客室で集中して勉強しようと考えている方、一点だけ注意があります。それは客室の椅子があまり座り心地が良くなく、集中できなくなるリスクがあります。背もたれがついていなかったり、キャスター付きで椅子が不安定になっている場合など勉強や仕事をする環境としてはいまいちな場合がそこそこあります。そのためそもそも勉強する量は抑え目にすると考えておくことや、近くのカフェを調べておくことなど、環境が異なることになるのでリスクヘッジはしておいた方が安心です。

4.乾燥対策
夏ではありますがホテルはどうしても乾燥しやすいです。特に暑いときはクーラーをつけっぱなしで寝たくなります。ホテルですと窓も開けづらいです。そこで、冬と同様の手法としては、濡れたタオルをハンガーにつるしたり、浴槽があればお湯を薄めに張って浴室の扉を開けておく、などで湿度を適度に保つことができます。(ただし湯気の量が多いと火災警報器がなるのでご注意下さい)また、マスクがあると望ましいです。おすすめはのどぬーるぬれマスクですが、夏なので市販で売っていない場合にはネットで購入しておくのもありかと思います。

またいくら対策しても翌朝にのどが乾燥してしまっていることもあります。その際にはのど飴など準備しておくことも無駄ではありません。

5.睡眠対策
まくらの高さ、ベッドの硬さ、騒音、匂い、コンセントの位置、など挙げ始めたらキリがありません。今からでも対策できるものとしては、耳栓や上記と同様にマスクなどおススメです。ホテル上級者は枕まで持っていくとかなんとかと聞きますが荷物が多くなりがちなので、これはおススメしにくいですが。またホテルによっては部屋の枕の他にフロントで高さの違う枕の貸出を行っているところがあります。
私の場合、コンフォートホテルに泊まる際には部屋の枕が低いので私は必ず高目の枕を借りております。

ちなみに余談ですが、一回だけ地方のホテルで部屋のモスキート音が気になってしまい寝れなくなったことがありました。音楽やテレビの音でもごまかせず最悪の朝を迎えたことがあります。後にも先にもその一回だけでしたが、その時以降ホテルに泊まるときには予防策として耳栓を持参しています。(ただし耳栓して寝るときは、目覚ましをしっかりと準備しておいてくださいね!)

6.朝食は控えめに
最後の誘惑は朝食です。バイキング付きの朝食はとても魅力的です。ただし食べ過ぎて試験本番に影響を及ぼしてもダメなので、その日くらいはぐっとこらえて腹八分で押さえて食べましょう。

 

いかがだったでしょうか。
あたりまえのことが多いですが、夏でも部屋が乾燥しやすかったり、意外と椅子が合わなくて勉強しにくかったりと盲点のところもあるかと思います。一年に一度の診断士試験なので、対策できることは事前に準備しておくことがおすすめです。

次の私の更新は一次試験開けの週となります。

笑顔で次の記事で皆様にお会いできることを期待しております。

最後まで頑張ってください!

 


(冒頭のCAPM問題の答え)

個別証券の期待収益率=市場リスクプレミアム(市場ポートフォリオの期待収益率-リスクフリーレート)× β値 +リスクフリーレート

リスクフリーレート(無リスク時の利子率)は、国債など安全資産の収益率であるため、期待収益率を算出する場合にはベース(土台)の収益率として利用します。要はそのまま使ってね、ということです。

以上、そーやでした。

 


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こんにちは、どいこうです!

はじめに

昨日、7月21日に参議院選挙が行われましたが、この原稿は選挙結果が判明する前に書いています。

私がビジネスマンとして政府に望むことは、国際法や合意事項を無視する特定国に対する毅然とした対応です。「日本は脅したらすぐ妥協する」と諸外国に思われたら、次々におかしな要求をされ、企業の経営にも悪影響が出るのではないかと危惧しています。

また、今回も各所での演説妨害が問題となりましたが、これは公職選挙法違反ですのでやめてほしいですし、しっかり取り締まってほしいと思います。自由な社会を守ることは簡単ではありませんが、守り切って次の世代にバトンを渡すことが大人の責任だと改めて思った選挙期間でした。

試験直前期に気をつけたこと

さて、今回が私の一次試験前の最後の投稿になるようです。
自分が直前にやったことは下記のことでした。

<追い込み期の勉強>
・記憶が必要で忘れやすい科目(特に中小企業経営・政策)を重点的にする

<前日>
・カバンに持ち物を入れて、忘れ物チェックをする
・シャープペンシルと消しゴムは落とすかもしれないので2個用意する
・早く寝る

<当日>
・電車の遅延する等のリスクを考慮して早めに会場に到達する
・水分を控えめにする(トイレにいきたくなるので)
・昼食はウィダーinゼリー(胃の負担が軽く集中できそうだから)

これまでの学習成果をフルに発揮できるよう、「努力は裏切らない」という思いで試験に臨んでいただければと思います!

さて、今回は直前期ですので、個人的にすぐ忘れてしまってなかなか定着しなかった(直前に復習すれば覚えておけそうな)「分配可能額」と「準備金計上」のテーマを取り上げます。
※穴埋め形式です

分配可能額の計算

企業が配当等の分配を行う場合にかかる制約条件があります。この項でとりあげる「分配可能額」と、次項の「準備金計上」です。

例えば、債務超過の会社が口座の現金を配当してしまったら、お金を貸している銀行にとっては貸付金を回収できなくなる恐れがあります。そのようなことが起きないように、配当にはルールが決まっています。

1)剰余金

まず、配当は効力発生時(分配時)「剰余金」から出すことになります。期末配当の場合は期末の剰余金を基礎としますが、期中配当の場合は期中の変動を考慮する必要があります。

剰余金は、以下のように計算します。

剰余金 = [その他資本剰余金] + [任意積立金] + [繰越利益剰余金]

※上記のうち、[任意積立金]および[繰越利益剰余金]は利益剰余金の一項目

2)分配可能額

そして、分配可能額は、以下のように計算されます。

分配可能額 = 分配時の剰余金 – 分配時の[自己株式(簿価)]

準備金の計上

会社が剰余金の配当を行う場合には、剰余金の配当により減少する額の[10分の1]を資本準備金または利益準備金に積み立てる必要があります。

配当時の資本準備金と利益準備金の合計額が資本金の[4分の1]未満であれば、[4分の1]に達するまで積立を行う必要があります([4分の1]に達していれば積立は不要です)。

このため、計算式としては以下の①と②のうちの小さい方となります。

①準備金積立額 = 配当額の[1/10]

②準備金積立額 = 資本金の[1/4  ] - (配当時の資本準備金と利益準備金の合計)

おわりに

みなさんが、一次試験で実力を発揮できるよう、祈っております。
それでは、また!


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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

今日の記事は12回目!過去記事はこちらです!

それにしても、もう7月。2019年の半分が終わりました。早い…。私以上にこれを読んでくださる受験生の皆さんの方が、時間の経過を早く感じておられると思います。

1次試験まであと1ヶ月切りましたね。これがあと1ヶ月しかないと見るか、あと1ヶ月もある、と見るか。1日1日を悔いのないよう、大切に過ごしていきましょう。

今日のテーマは財務会計の計算をいかに早く・正確に解くか。1次試験は電卓が使えないので、計算問題は筆算や暗算などを使っていくことになります。そこでの手抜き…もとい、省エネ法!をお伝えしていきたいと思います。

いらない0は省いて計算

与件にやたら0があるときは、いくつ省いたかを計算用紙にきちんと忘れないように書いた上で、0を省いて計算します。これは足し算や引き算だけで構成される場合は有効です。割り算や掛け算が入ってももちろんシンプルになります。

特に、1,000円が1【千円】と書かれておらず、1,000円と記載されている場合や、100円、1,000円、10,000円が混在しているときは混乱の可能性大ですので、0をいくつか省きます。その際、選択肢の方も同じだけ数字を省いておくとあとで戻し忘れを防止できます。

100円のものが含まれるときは2つ、1,000円以上なら3つ省いて計算しましょう。

ただし、最初に選択肢から同じ数だけ0を省くプロセスを取らなかった場合は、最後に省いた分を戻す(3つなら1,000倍)のをお忘れなく。

掛け算・割り算は分数で最後に計算

掛け算や割り算は分数でまとめて書いておき、最後に一気に計算すると計算途中のミスを減らせます。同じ数が分母と分子に出てきた場合は計算せずに済みますし、因数分解ができればある程度計算をシンプルにすることができます。

ただし、欠点は検算の時プロセスが追いにくいことこと。そのため、計算式と分数の計算部分は分けておいたほうが無難です。(計算部分は検算の時もう一度書くつもりで)

掛け算・割り算は先に10を作る

計算のプロセスで10を作ることができれば、それは最後に10倍するか10分の1することで、計算をシンプルにすることができます。どういうことかというと、偶数と5の倍数の掛け算や割り算を見つけた時は、10の部分を先に外出ししてしまうこと。例えば12×25であれば、3×2×2(12)×5×5(25)と見て、3×10×10と考えます。こうすれば、筆算しなくても300であることはわかりますね。

これは先ほどの分数とも組み合わせできます。

【検算編】後ろから計算し直す

検算の時はどうしても、一度計算した結果に引っ張られがちです。(私の転記ミスによる不合格も、検算がもはや無意味だった様子…)なので同じ順序で再計算しても、ミスを発見できないことはままあるのです。。。そこで、検算の時ははじめに計算した順序と逆にして、後ろから順に計算します。36×52×0.8であれば、検算の際は0.8×52×36の順に計算する、といった感じです。

【おまけ】やっぱり字はきれいに書く

やっぱりこれも改めて。特に1次試験は計算スペースが2次試験より少ないので、文字が小さくなりがちです。計算も筆算をしたりして、縦と横が揃わないとそこから計算ミスにつながる可能性もあります。なので文字はきれいに。筆算する時は縦の線がずれないように意識して、というのも大事なポイントです。他の試験もそうですが、1次試験は試験明けの月曜日には協会より模範解答が発表され、自己採点の結果によってそれ以降の時間の使い方が大きく左右されます。そのためにも1次試験の問題用紙は、どの問題をどう解いて、結局何をマークしたのかがきちんと追いかけられるようにしておくと安心。1マークに笑い、1マークに泣く世界なのです。今から1カ月のトレーニングに計算の正確性を加えて、安心して本番を迎えられるといいですね!

おまけのおまけ。新月と満月に寄せて

今、心理カウンセラーの師匠についてもらって、新月と満月にやりたいことをリストにする、ウィッシュリストを作っています。月のパワーを感じるわけでもないのですが、(そしてスピリチュアルを信じているわけでもないのですが)かなったかたち、または継続できているかたちで文章を書くのはなかなかの自己暗示力があるなと感じています。例えば私が先日書いたものは、「自分が好ましい形で、得意なことを生かして仕事ができています。周囲も私を理解してくれ、そのために私自身も考えていることを惜しみなく伝えています。」といったことを書いてみました。

ポイントが3つあったのですが、一つがこの、「かなった形」をイメージにして、映像でもなんでも思い浮かべられるようにしたこと。右脳のイメージ力も使って、左脳の言語と一緒にかなっているというイメージを脳内いっぱいに膨らませます。

もう一つは、リストを音読したこと。自分の声で話したことが耳から脳に届いて、自分で再理解することを「オートクライン」とコーチングの世界で言うのですが、この「オートクライン」がさらに実行力を高めてくれたように感じました。

最後の一つが、新月と満月が2週間ごとに来る、ということです。2週間というのは、やったことと結果を結びつける最長の期間だそうです。それ以上時間が経つと、この結果は何のおかげだったんだ?と言う質問に、答えられなくなってくるそうな。2週間前に作ったリストが叶えられるように、しっかり行動できるちょうどいい期間なのかなと、すっきりと納得することができました。

さて次の満月は7月17日。その次の新月は8月1日です。前回の新月は7月3日でしたので、今日リストを作ればまだ2週間弱あります。やってみようかな!と思われる方は挑戦してみてください。ウィッシュリストはインターネットでもいろんなサイトで紹介があると思います。イメージの力も借りて、皆さんの実行力が高まりますように!!

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

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どーも、そーやです。
今日から2日間はTAC模試ですね。一次試験を受けられる方は直前の重要な調整の場なので、2日間充実した日になることを祈ってます。

今回が初めての一次試験の方は、点数よりも試験時間や休憩時間の使い方をしっかりと確認してください。
二回目以上の方は一点でも多く取れるよう、ベストな力配分で臨んでください。応援しています

さて本日の記事ですが、先日のたっつーの今からでも諦めない1次試験合格の記事で、PDFの中でも熱いコメントを書いておりました。

自分も経験としては経済と財務だけは一夜漬けは絶対無理!

そこでもし私が今年の一次を受けるならこの問題だけは押さえておく、という経済財務の過去問一覧をまとめました。
なおこちらのまとめは受験生時代にふうじんさんのブログを参考にしました。

<経済>

特に企業行動消費者行動は他の平均的な受験生も良く当ててくるのでしっかりとした復習が必要です。
本当は私が使っていた経済の過去問PDF資料をアップしようとしましたけど、容量的な意味で一旦断念しました。

<財務>
※財務分析の各項目は覚えてください。二次でも使う超重要指標です。