カテゴリ「01 経済学・経済政策 | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


【当サイトを初めてご覧になる方へ】

「中小企業診断士試験 一発合格道場」
近年、社会人の関心を高めている
中小企業診断士試験の合格を目指す方へ、
体系的な知識、語呂合わせ、
勉強意欲向上、診断士の活動等々を
ほぼ毎日10年間発信してきました。

毎年、直近年の合格者達が書き綴った
リアルで豊富な受験情報
日々の勉強にお役立て下さい!

たまたまお立ち寄り下さった方も
ぜひ中小企業診断士の存在に
興味を持って頂けたら嬉しいです^^

twitterもよろしくお願いします。

 

おはようございます。岩塩です。気温&湿度も上がってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?ついに一次試験まで1か月を切りましたね! いよいよ直前期という感じで緊張感も高まってくるかと思います。ここからはとにかく過去問の鶏ガラ高速皿回しで、練習を繰り返しましょう。(余力がある方は芋づる式勉強法も!)私も残り1か月はエピソード記憶を意識して頭に叩き込んでいましたよ。何回見ても覚えられないものは、無理やり語呂合わせをひねり出すのが有効です。くだらない覚え方ほど忘れません!(断言)普段はクールな方も、最後は恥を捨てて語呂合わせの力を借りていきましょう。

さて、本日の記事はマクロ経済学から国民経済計算(GDP統計)の話題です。GDPはまさに「わが国の経済状況」。診断士試験では“勝負所”といった感じでしょうか。GDPに関しては内閣府のWebサイトで四半期ごとに発表されています。こんな感じで覚えておこう!ということを中心に書いていきます。

 

<GDPとGNPの関係>

GDPとGNPの関係。内容はわかっていても、下記のような式の形で出されると、少し混乱しませんか?

GNP = GDP + 海外からの要素所得受取り 海外への要素所得支払い

・海外からの要素所得受取り:海外に住む日本人が生み出した付加価値
・海外への要素所得支払い:日本に住む外国人が生み出した付加価値

混乱したら表で整理するといいですよ。

(A)
日本人
in日本
(B)
日本人
in海外
(C)
外国人
in日本
① GNP ×
② GDP ×

① GNP=A+B
② GDP=A+C

①から②をひくと

GNP-GDP=BC
GNP=GDP+BC

これで、上の式が導出できます。(B-C)は、(受取り-支払い)なので「純受取」といいます。

※ちなみに今はGNPではなくGNI(国民総所得)という名称が多く使われてます。

 

<GDPとNDP>

ストックフローの考え方を確認しておきます。

  • ストック:ある一時点の状態(企業活動でいえばB/S
  • フロー:ある一定期間の活動の成果(企業活動でいえばP/L

GDPはフローに相当します。例えば、ある時点でのストックに1年間のGDPを加えたものが1年後のストックになります。ただし、n年度末のストックは1年後にそのまま据え置きということではなく、1年経った分、もの(固定資本)が古くなって価値が目減り(減耗)します。

NDP=GDP-固定資本減耗

前期のストックと比べて、このくらいストックが増えたよ~という指標がNDPであるとお考え下さい。(ただし価値の減少分というのは正確に金額を評価するのが大変なので、GDPのほうがよく使われます)

また、NDPは別名「市場表示価格の国内所得(DI)」といいます。

 

<市場価格表示と要素価格表示>

要素価格表示とは、生産者さんがものやサービスを作るときにかかった費用(人件費や減価償却費)で表示する方法です。一方の市場価格表示とは、消費者が買う時の価格です。買う時の価格には、生産費用に加えて消費が入ってるな~(たばことか酒とかも)というのは考えやすいと思いますが、金を払うだけでなく、補助金をもらっている場合もありますのでその分も考慮します。

市場価格表示要素価格表示+税-補助金

※(税-補助金)を純間接税といいます。

 

【H28 第4問】

マクロの経済活動を表す指標に関する記述として、最も適切なものはどれか。

(ア) 国内総生産には、居住者である外国人の所得は含まれない。
(イ) 国内総生産には、農家の自家消費や持ち家の帰属家賃は含まれない。
(ウ) 市場価格表示の国民所得は、国民総所得から固定資本減耗を控除したものに等 しい。
(エ) 要素費用表示の国民所得と市場価格表示の国民純生産は一致する。

正解は(ウ)です

 

<GDPの集計範囲>

基本的に、「新たに生み出された付加価値」で、「市場で取引されているもの」がGDPに含まれます。

含まれないもの

  • 中古品(新たに生み出されたものではない)
  • 株などの資産の売却で発生するキャピタルゲイン(誰かが得をしたぶん誰かが損をするから新たに生み出された付加価値とはいえない)
  • 家事ボランティア(市場で取引されていない)

どんな試験でも「例外」は問われやすいものです。GDPに例外的に含まれる帰属計算は覚えておきましょう。

例外的に含まれるもの

  • 農家の自己消費
  • 持ち家の家賃相当分
  • 公共サービス
    ※道路、ダム、警察、消防、防衛、生活保護、失業保険など。実費を計算します。

【H29 第3問】

国内総生産(GDP)に含まれるものとして、最も適切なものの組み合わせを下記 の解答群から選べ。

a 株価の上昇
b 警察や消防などの公共サービスの提供
c 農家の自家消費
d 中古住宅の購入

〔解答群〕
(ア) aとb
(イ) aとc
(ウ) bとc
(エ) bとd
(オ) cとd

正解は(ウ)です

 

ちょっと一息・・・
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
もう少し続きます↓↓↓

 

<三面等価の原則>
GDPといえば、三面等価の原則です。GDPは、生産面分配面支出面の3つの側面から見ることができ、それぞれが事後的に等しくなるという原則ですね。「事後的に」というのはポイント。生産面から見たGDPと支出面から見たGDPが一致しないときは、事後的に差額を調整します。

それぞれの式を覚えておくといいですよ。

 

生産面から見たGDP

GDP=Y(総供給)

【覚え方】
 「生産したら供給する」
(直球)

「覚え方」を考えるまでもないですが・・・

45度線分析の総供給曲線に繋がる考え方です。

 

分配面から見たGDP

GDP=GDI(国内総所得)=用者報酬+業余剰・混合所得+固定資本耗+純間接

※純間接税=税-補助金

【覚え方】
 「こえー減税」
 ※減税には裏がありそうで怖い、というイメージをお持ち下さい。

 

支出面から見たGDP

GDP=GDE(国内総支出)=間最終消費支出+府最終消費支出+定資本成+在庫品増加+(輸出-輸入)

【覚え方】
 「店の固形在庫は貿易します」
 ※海外進出して、まずは固形物の取扱いを始めました。
(液体はまだ無理)

「在庫品増加」というところが、「事後的に」調整している部分ですね。支出面から見たGDPは、45度線分析の総需要曲線に繋がります。

固定資本形成と在庫品増加に関しては、内訳の中の用語で問われたりするので、覚えておくといいですよ。

■固定資本形成の内訳

  • 民間住宅投資
  • 民間企業設備投資
  • 公的資本形成
    (民間は住宅と設備投資ですが、公的なものは全部まとめて「公的資本」となっています)

■在庫品増加の内訳

  • 民間在庫品増加
  • 公的在庫品増加
    (在庫品はつじつま合わせです)

【H30 第5問】

下記の財政に関わる支出の中で、GDP に含まれるものの組み合わせとして、最 も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 移転支出
b 公的資本形成
c 財政投融資
d 政府最終消費支出

〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

正解は(エ)です

 

では、ここまでを図にしてみます。

 (出展:内閣府Webサイトを参考に作成)

ついでに、比率も感覚を持っておきましょう。(H26第1問ではグラフ問題が出ました。)

(出展:同上)

半分以上は、我々の給料とか消費に関するものですね。価値の目減り分である固定資本減耗もけっこう大きいですが、同じくらい固定資本形成があります。つじつま合わせの在庫品増加ほぼゼロ輸出輸入はそれぞれ100兆円ほどありますが、差し引きの純輸出ほぼゼロとなっています。

 

<名目GDP・実質GDP>

名目GDP(別名:名ばかりGDP)は、その時点の物価でGDPを評価したものです。生産量が増えなくとも、物価が上がれば名目GDPは上がります。所得が増えずに物価が上がったら嬉しくないですから、GDPが上がったと言われても違和感がありますよね。ですので物価の影響を除いて生産量の変化だけを見るのが実質GDP(別名:現実を映すGDP)です。

物価水準を表す指標がGDPデフレータです。

【覚え方】
 「は体の上の方にある」(真顔)

前期比で上がればインフレ、下がればデフレということになります。

そしてGDPデフレータの算出方法はパーシェ方式です。

【覚え方】
 「GDPPーシェのP

※消費者物価指数の算出方法はラスパイレス方式です。これも一緒に覚えたい方は、「シラスとジーパン」(by CK)を活用してください。

※ラスパイレスとパーシェに関しては「素直(基準に忠実)なラスパイレスひねくれ者(比較好き)のパーシェ」と覚えていました。

(画像の出展:Wikipedia)

CKの「ラッキー!パフィー!」もおすすめです。

 

以上、かなり苦しい覚え方が多いですが・・ 自分がパッと思い出せそうな覚え方ならこじつけでも何でもOKです。あと一か月、しっくり来るものがあればどんどん取り入れて、効率的に頭に入れていきましょう!

 

おまけ

時間がある時にAmazonプライムビデオで映画を見ています。最近「ビューティフル・マインド」という映画を見たのですが、ナッシュ均衡でおなじみのジョン・ナッシュの物語でした。ナッシュは学生時代、バーで友人とお酒を飲んでいる時に、「金髪美女を全員で奪い合うより、金髪美女の女友達も含めて友人全員で分け合う方が全体の利益が大きくなる!」と着想してゲーム理論の基礎を築いたそうですよ。天才たちの着想の瞬間は実に面白いですね・・・

以上、岩塩でした。


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

【当サイトを初めてご覧になる方へ】

「中小企業診断士試験 一発合格道場」
近年、社会人の関心を高めている
中小企業診断士試験の合格を目指す方へ、
体系的な知識、語呂合わせ、
勉強意欲向上、診断士の活動等々を
ほぼ毎日10年間発信してきました。

毎年、直近年の合格者達が書き綴った
リアルで豊富な受験情報
日々の勉強にお役立て下さい!

たまたまお立ち寄り下さった方も
ぜひ中小企業診断士の存在に
興味を持って頂けたら嬉しいです^^

twitterもよろしくお願いします。

 

カワサンです。週のはじめの月曜日。
ということで、1次試験はじめの科目である経済学・経済政策です。

夜な夜な経済学・経済政策の過去問を見ていたら、毎年この平面図が登場していることに気付きました。

この青線、2パターン考えられます。

①2財の関連性(代替率や予算線)を表したもの

②需要曲線

今日は①について考えてみます。

 

1.「2財」の平面図

①に関する過去の出題。直近5年で毎年出ています。
(過去問はこちらを参照、以降紹介する過去問も同じ参照元)

このグラフ、聞きなれない言葉や概念がいろいろ出てきますね。
「無差別曲線」「効用」「限界代替率」
初学者の方は抽象的ワールドに「???」となって方も多いのでは。

ただ、今回取り上げる「無差別曲線」も「等費用線」も、ツボを押さえておけば同じグラフの眺め方で解けます。

 

2.無差別曲線について

無差別曲線は「財務・会計」のファイナンスの問題でも時々でるので、しっかり押さえておきましょう。
ファイナンスの問題は先日のべりーの記事で詳説してますのでチェックして下さい。

また、いろんなパターンは過去にも解説がありますので、ご参考下さい。
【渾身!論点シリーズ】個人の消費行動分析①

 

(1)曲線は空中に浮いている→平面に描いた

これは「効用」の度合いなんですが、なぜ平面図の右上に行くほど「効用が高い」と言えるのでしょうか。
これは、三次元のグラフを平面図に表現したものだからなんです。
(参考:外部サイト
地図で言う「等高線」、天気図で言う「等圧線」と同じですね。

上は数学チックに書いてますが、C1(リンゴ)とC2(バナナ)の消費する比率でU(満足度)が決まるということです。
無差別曲線は空中に浮いていて、右上に行くほど「高さ=効用」が高いということをまずは認識!

 

(2)いろんな無差別曲線

【経済学・経済政策】平成27年・第12問

常に一定の固定比率で一緒に消費されるような財を完全補完財という。完全補完財であるような2財の無差別曲線を示す図として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

これは図Bが答えなんですが、解くというよりも、曲線のパターンに注目して解説します。

■図A 基本形
縦軸方向がだんだん減ると、横軸方向がだんだん増加
ほとんどこれです。
縦軸をイチゴ、横軸をブドウで例えてみます。
イチゴを食べる量が減れば、だんだんブドウの量を増やして、同じ効用(満足度)にする。そんな感じです。
ただ、その比率は2つの点の取り方によって異なります

■図B 補完財
靴や自転車のタイヤなど、2つ1組でないと効果を得ない(=効用が生じない)もの。
縦軸を前輪、横軸を後輪としましょう。
自転車一台につき、前輪が何個あっても、必要な後輪は一個だけですよね。
反対に、自転車一台につき、後輪が何個あっても、必要な前輪は一個だけ。
なので、片方がどんな数であっても、もう片方は固定の数量を以って消費されることになります。
これを完全補完財と言います。

■図C 代替率一定
これは代替率が一定と書いてますが、グラフで言うところの「傾きが一定」てやつです。
曲線上のどこの点を取っても、その間の変化の割合が一定です。
縦軸をイチゴ、横軸をブドウで例えれば…
イチゴ4個→3個 ブドウ3個→4個
イチゴ3個→2個 ブドウ4個→5個
という具合に、常にイチゴ1個減に対してブドウ1個増で同じ効用という感じです。

■図D
これはひねくれ者です。
a→bへの変化よりc→dへの変化のほうが、代替率が大きいですね。
だんだん代替率が大きくなるので「逓増」と言います。
この時期なんで深追いせずに、「だんだんだいたいりつがおおきくなる」→ひらがなで書くとややこしいわ!!という程度で覚えましょう。

 

(3)予算線との関係

二つの気持ちが重なる点が最大値と覚えておきましょう。

無差別曲線くん予算線ちゃん、微妙な関係-

①無差別曲線くんの想いが強すぎて、予算線ちゃんを突き刺してます。一方的で、これは良くありません。

②無差別曲線くんがチキンハートで予算線ちゃんに声がかけられていません。想いは届かぬまま…

③無差別曲線くんの想いが、強すぎず弱すぎず重なる。お互いの想いが絶妙な距離感で結ばれました

 

【経済学・経済政策】平成27年・第14問

いま、2つの財、財X1と財X2を消費可能な個人の効用最大化行動を考える。当該の個人は、所得80 を有し、財X1の価格は2、財X2 の価格は4という条件のもとで、効用が最大になるよう財X1の消費量x1と財X2の消費量x2とを組み合わせることができる。この個人の効用関数はU=x1x2と与えられており、合理的な当該個人は、x1 =20x2=10という組み合わせを選択することが分かっている。
下図では、縦軸の切片aと横軸の切片bとを結ぶ予算制約線と無差別曲線U の接点として、効用最大化の行動が図示されている。
この状況を説明する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア この個人は、所得80の使い道として、x1=20x2=10以外の組み合わせを選択することで効用を一層高める余地が残されている。
イ 財X2の消費量がゼロならば、財X1を30 消費することで所得80を使い切ることができる。
ウ 縦軸の切片a の値は、財X1の価格に応じて変化する。
エ 無差別曲線U上の2財の組み合わせ(x1,x2)では、いずれも効用水準が200で一定である。

経済学・経済政策おなじみの「問題文が長い」やつです。
そして、条件は箇条書きでなく文章で記述。線と点は大文字と小文字を巧みに使い分けています。
試験1日目の最初の科目。紛らわしさに冷静さを失いそうになります。

ただこの問題、想いがどうこうもありつつ、素直に文字へ数字を代入すれば答えが出ます。長い問題文と関数は見掛け倒し。
他の科目(特に経営法務や中小企業政策の「対話形式」問題等)もそうですが、問題文が長いものは、問自体がシンプルなことも多いので、まず問いから見ることをオススメします。

…問題文が短い方が厄介な問いが多いような気がします。。。

ア x1=20x2=10以外の組み合わせは想いが重ならない→×
イ X1=2なので、30消費するときに使う所得は60だけ。20が余る→×
ウ X1の価格が変化した時は、X1の消費量が変化→b点が移動する→×
エ 唐突に「効用水準が200」とあるが、U=x1x2を素直に計算すれば10×20=200→○

ということで正解はエです。

 

3.2財が「資本」と「労働」~等費用線も同じコト言ってます

2財の関係を「労働」と「資本」とした問題が出てきます。
考え方はイチゴとブドウの場合と一緒です。

「労働=人力」「資本=機械」くらいのとらえ方でOKです。

【経済学・経済政策】平成30年・第18問 設問1

生産においては、生産要素を効率的に投入することが重要である。下図では、等産出量曲線と等費用線を用いて、最適な生産要素の投入量を考える。
この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 点A と点B は、労働と資本の投入による費用は同じであるが、生産量が異なる。
イ 点D では、労働と資本の投入による費用は点B より少ないが、生産量は多くなっている。
ウ 点F では、点D よりも資本の投入が少なく、労働の投入が多いので、費用が少なくてすむ。
エ 費用を一定とした場合、点A では、労働の投入を増加させ、資本の投入を減少させることによって、生産量が増加する余地がある。

この問題、こんな風に書き換えても(赤字部分)同じです。

【経済学・経済政策】平成30年・第18問 設問1の読み替え

下図では、無差別曲線と予算線を用いて、最適な2財消費量を考える。
この図に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 点A と点B は、財x2財x1消費による費用は同じであるが、効用が異なる。
イ 点D では、財x2財x1消費による費用は点B より少ないが、効用は多くなっている。
ウ 点F では、点D よりも財x1消費が少なく、財x2消費が多いので、効用が少なくてすむ。
エ 消費を一定とした場合、点A では、財x2消費を増加させ、財x1消費を減少させることによって、効用が増加する余地がある。

この場合「予算線」は「等費用線」と言います。

予算線が2財を消費するためのお小遣いの上限みたいなイメージ。
等費用線は生産するために使えるコストの上限って感じですね。
言葉自体を忘れてしまっても、2財と同じと思えば解けます。

ア 点A、Bともに同じ曲線上にあるので生産量(効用)は同じ→×
イ 点Bより点Dのほうが等費用線(予算線)が右上→費用が多くかかっている→×
ウ 点Dも点Fも同じ曲線上→生産量(効用)は同じ→×
エ 選択肢が言っていること。無差別曲線へ想いを重ねる動きですね!→重なったところが最大化→○

ということで正解はエです。

 

4.さいごに~残り約1か月なので

試験まで残り約1か月です。

インプット学習もアウトプット学習も、深追いせずに重要論点を磨きげて確実に得点する力を身に付けたい時期ですね。
なので、何度挑んで考えても正答にたどり着かぬ分野は、敢えて丸暗記という作戦でも良いと思います。

おべんと君も言ってたように、すべて60点を目指すのではなく、苦手科目は足切り回避、得意科目で平均60点ラインをカバーという作戦もありと考えます。

残り1か月の使い方次第で、得点の伸びは十分に期待できます。
私は中小政策に得意苦手の意識が無かったのですが、試験1か月前に模試を解くと30点レベル。。。
そこで、苦手な法務のペースを落として重要論点に注力。代わりにほぼ毎日中小政策に時間を費やして得点力を伸ばしました。結果、本番で60点近くまで伸ばせました。

今までの練習問題の出来不出来を振り返り、試験までの対策を少しだけ見直してもよいと思います。
ここまで来れば、結果まで突き進むのみです。

 

では、また!

(参考文献)ミクロ経済学 第3版(伊藤元重)

 


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

当サイトを初めてご覧になる方へ。

当サイト「中小企業診断士試験 一発合格道場」は、中小企業診断士試験の合格を目指す方向けに、代々の合格者が勉強のコツ診断士としての活動の様子などを書き綴っています。

受験生以外の方も、中小企業診断士という存在に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^

twitterもよろしくお願いします。

カワサンです。

前回、渾身シリーズとして経済成長理論を触れましたが、リクエストの中身に不足があるとのご指摘がありましたので、補論します。
その前段に、1次試験まで40日少々という時期ですから、経済学・経済政策の試験対策について少し話します。
(今日取り上げる過去問は中小企業診断協会HPから引用しています)

 

1.経済学・経済政策との向き合い方

あらためて過去問を見て思う、3つの要点。

(1)用語に惑わされるな

問題文を見ると、参考書に載ってない(もしくは注釈に書いてあるレベルの)用語を出したり、惑わそうとするリード文(「最近、○○が話題になっている」等)が出てきたり、出題者の陽動作戦が展開される場面があります。
それらは大概、衣をまとっただけの、きわめて教科書的な問いだったりします。

参考書を見ると人名がしょっちゅう出てきますが「ノーベル賞狙いで名付けたんでしょ!」と上から目線で深く追わず、何の頻出論点に絡んでいるのかを、解説から理解すべきです。
基本は頻出論点から抑えましょう(オススメ記事のpick upを後述)。

 

(2)グラフは数式系とビジュアル系

グラフ問題もさまざま。

・リード文で条件を読ませまくった後「これどうなるの?」と問うてくる数式系。リード文が長いせいで選択肢が次のページに記載。ページめくる手間&周囲のペラペラ音にイライラ。

・関数の式も与えられず「画像はイメージです」的なことしか書かれていないビジュアル系

例えばビジュアル系はこちら。

【経済学・経済政策】平成24年・第18問
下図は、2つの生産要素のみを用いて、2つの最終生産財を生産する場合を想定したものである。この図の説明として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a 生産関数1の限界生産物は逓減している。
b 生産関数1は、規模に関する収穫逓増を示している。
c 生産関数2の限界生産物は逓増している。
d 他の条件が等しく、同じ生産量を実現しているとき、生産関数1を有する企業が生産に要する費用は、生産関数2を有する企業のそれよりも小さい。
〔解答群〕
ア aとd
イ bとc
ウ bとd
エ cとd

正解は「ア」です。

「逓増」「逓減」は普段使わない言葉ですが「逓=だんだん」と押さえておきましょう。
「だんだん増」「だんだん減」です。これで選択肢a,b,cは倒せます。

dはどうでしょう。ここは「同じ生産量」で補助線ですね。

「要素投入量」を「費用」と言い換えている点に出題者の陽動作戦を感じますが、言っていることは同じです。こういう風に、しれっと言い換えられている表現を見抜くことも大切です。

※数式系は「3.」で取り上げます

 

(3)残り日数注意!「分からない」といって深追いしない

凛々しい事いえば、理論が腹落ちした状態で解けるのが望ましい姿です。
が、試験は待ってくれません。どこまでやるべきか絞りながら、確実な得点力を伸ばし60点に届くことを目指すしかありません。
先日3chが、今時期から経営情報システムを深追いしすぎないでと言ってましたが、経済学も同じような事が言えます。

診断士試験における経営情報では、皆が解ける基本論点を確実に押さえることが重要で、広げすぎない深追いしないことが得策です。もし深追いできる余裕があるのであれば、その時間は財務会計、経営法務または中小企業経営・政策に使い、その中でも特に中小企業政策の細かな施策(過去問の後半部分)の暗記に投入する方がトータルでの点数は伸びると思います。

経済学・経済政策も全く同じです。
「幸先よく高得点取ってやる」と思うとハマりますので、1日目の他の3科目(財務・会計、企業経営理論、運営管理)の論点を抑え、平均60点越えを狙うほうが戦略として手堅いと思います。

 

2.押さえておきたい頻出論点

リクエストの解説前に、ほぼ毎年のように出る論点、直接問われなくても理解しておきたい論点を並べておきます。まずこちらを「しっかり」押さえて下さい。そうでなければ、3.を読んでも得点力には直結しません。

■マクロ経済

【渾身】経済学・経済政策のツボ ~IS・LM曲線~
・AS曲線:【経済学】 労働市場(雇用の理論)
経済:AD-AS分析のときの経済政策の効果
きちんと理解するマンデル=フレミングその1(経済学・経済政策)
・マクロ論点総合:【経済学】 4.グラフ対策part3
・とりあえずグラフ!【渾身】グラフを一気見して理解する経済学

■ミクロ経済・需要と供給(市場メカニズム)

【独学者向け】経済学解説①「費用関数」
【独学者向け】経済学解説②「消費者行動の分析」
【独学者向け】経済学解説③「余剰分析、貿易、ゲーム理論」
【経済学】 5.ミクロ経済学知識問題

■その他の論点

【独学者向け】経済解説④「時事問題」
【経済】最初の1マーク

 

ちなみに、過去の記事これだけストックありますので、皆さんが悩んでいる所のヒントがあるかもしれません。ぜひキーワード検索等も使って探してみて下さい。

 


 

3.リクエスト論点の解説

経済成長に関する理論(45度線、IS-LM、AD-AS分析は除く)の出題傾向を。

手を変え品を変え出てくる傾向ですかね。頻出論点の解法が確立出来たら、手は付けておいても損はないと思います。
反対に、ミクロ経済やマクロ経済の頻出論点の理解に苦戦してる方は、この時期にココを深追いするのは危険な香りがします。まずはグラフ見てしっかり解けるようにしましょう。

ではリクエストのあった問題です。
この問題、理屈まで腹落ちして解けた人は免除要件満たせるレベルかと。

【経済学・経済政策】平成27年・第11問
昨今、外国人労働者の受け入れの是非が議論されている。
2種類の生産要素、資本Kと労働Nを用いて、生産Yが行われる。資本と労働、そして生産との関係を、労働1単位あたりの資本と労働1単位あたりの生産との対応関係である、次の生産関数で表す。
 y=f(k)
ここでk=K/Nは資本・労働比率を、y は労働1単位あたりの生産量を表している。また、労働供給は一定率nで増加し、常に完全雇用が実現しているとする。
また人々は、所得の一定割合sを常に貯蓄するとする。
新古典派の経済成長モデルの下図を参照した上で、外国人労働者の継続的な受け入れによる労働成長率の上昇が、定常状態における資本・労働比率と労働1単位あたり生産量に与える影響に関する記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。ただしk1は、定常状態の資本・労働比率を表している。
〔解答群〕
ア 資本・労働比率は上昇し、労働1単位あたり生産量は減少する。
イ 資本・労働比率は上昇し、労働1単位あたり生産量は増加する。
ウ 資本・労働比率は低下し、労働1単位あたり生産量は減少する。
エ 資本・労働比率は低下し、労働1単位あたり生産量は増加する。

(1)この問題(に限らず、経済学・経済政策の出題スタイル)が嫌らしいところ

①見慣れないグラフ
・生産関数だが捻りが入っている

②時事ネタを織り交ぜる長いリード文
・グラフと設問を見て陽動作戦と見抜きたい

③いろんな用語オンパレード
・「単位当たりの…」微積が分かる方、Δ(デルタ)で認識。分からない人「ちょっと増やす」で認識。
・「資本・労働比率」(←実は「要素投入量」でしかない)
・「完全雇用」45度線やAD-ASじゃないの!?(←と思ったら知識レベル◎)
・「新古典派の経済成長モデル」(←???でも安心してください)
・「定常状態」もはや化学?(←一呼吸おくべし)

これを前にして、冷静に解ける心を試験会場で持てるかどうか。
それが正答へ向けた最初のカギ。解法のアプローチが2個あります。

 

(2)学術的アプローチ

過去に解説がございますので、こちらを参照ください。
貯蓄率sが出てきていますので、投資I→IS曲線の定義から導出できます。

 

(3)見ながらかじりついてみるアプローチ

設問から、式に代入できるところに落書きしましょう。

生産関数」というワードで思い浮かべたいのが「収穫
私の頭には小麦畑が広がります。

今回は「一定」と「逓減」が登場していると見抜けますね。そして問いから「逓減」が論点と分かります。

さて、ここで問題を見ましょう。
「労働成長率」カッコよく書いていますが、要は労働供給率nの増加。つまりこのモデルで、Nの数値を増やしたらどうなんの?いうことですね。

ここまで来たら数学の関数の問題。
f=n(k)nが増→急な傾き→k1は左方シフト。
nが増⇒労働供給N増加→K/Nの分母(労働=N)が増加→k=K/Nより f=(k)傾きは緩やかになる→資本・労働比率(=K/ N )は低下
k=K/Nより f=(k)は減少する。⇒単位当たり生産量は減少する

正解は「ウ」

という事なんですが、深く考えてしまった方に1つの疑問。
N増えていくとき、Kの変化ってどうなるんですか?」

ここなんです。厄介なの。

だがしかし、
駄菓子菓子、

落ち着いて考えてみましょう。
N増えたらK増える条件って何だ?」

つまり「人口増えたら資本が増えるんか?」という話です。

「資本が増えるのは貯蓄率sが増加」じゃないですかァ~?

人口N増⇒貯蓄増⇒投資I増⇒資本Kが増加
(補足:投資Iが増加する要因は貯蓄の増加⇒IS曲線の導出過程より)

なんですが、でも「貯蓄」があがっても K/Nの比率って上がります???
絶対額が増えても、比率は一定ですね?
1/1だって100/100だって「1」じゃないですか。

貯蓄率が上がるから、労働Nに対して資本Kの比率が変化するのです。

この問題、新古典派経済学の「ソロー=スワン・モデル」に関係するのですが、式の理解をするとめちゃくちゃ難しいので深追い注意ですね。
この問題、やはり理屈で攻めると難しいです。

 

【参考サイト・文献】
経済学道場
マクロ経済学 第2版(伊藤元重)

 

では、また!


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

当サイトを初めてご覧になる方へ。

当サイト「中小企業診断士試験 一発合格道場」は、中小企業診断士試験の合格を目指す方向けに、代々の合格者が勉強のコツ診断士としての活動の様子などを書き綴っています。

受験生以外の方も、中小企業診断士という存在に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^

twitterもよろしくお願いします。

※今日は8,398字なので、長~いです。平日にスミマセン!
(時間ない方は、スクロールしまくって「まとめ」だけ読んで下さい!!)

カワサンです。
流動性のわな」に魅力を感じる今日この頃。
(以下、グラフを頭に思い浮かべて読みましょう。今日は文章からグラフを想像するトレーニングをします。思い浮かばない人は参考書を開いて!!)

想像して下さい。
流動性のわなのケースでは、低金利下で財政支出をすると、IS曲線がスライドした分GDPが上がる。
しかし、低金利=利子率弾力性も低い(貯金しても利子がほぼつかない)ので、「銀行に預けても手持ちしても変わらない」とみんな思ってしまうと、誰も銀行に貯金しなくなります。
まして、マイナス金利となれば銀行にお金を預けたらマイナスの利子(手数料的に預金から引かれる)なので、自宅に堅牢な金庫を買って預けたほうが良くなります。
ATMで時間外手数料取られたり、銀行窓口の縮小となれば、なおのこと預けるメリットが低下。
(キャッシュレスで現金自体必要性が低下した、ということも言えますけど)
そうすると、今後預金流出すれば信用創造も崩壊して投資に支出する現金(貨幣)が不足し、マネーサプライが混乱し、金融システムが崩壊しちゃいます。
ということで、貨幣需要が不足しないように日銀がマネーサプライ(マネーストック)をうまくコントロールして、LM曲線が右シフトするようにしていると推定されます。
→実際に国債の日銀引受などで操作しています(参考サイト:外部)。

…そんな事を思いながら、今回は経済成長理論の解説です。

 

1.はじめに

今日はリクエストを頂いた分野の解説ですが、論点そのものはややマニアックです。

とはいえ、これといった頻出論点も無いわりに、毎年のように経済学の理論を複合させた問いが過去10年間で1~2問登場しています。それがこちら。


*2020/5/30 抜けがあったので追加しました。
そして試験範囲の明示の仕方がこちら(令和2年度1次試験概要より)


過去問を見ると、直接的に「マネタリストは…」「ニューエコノミーは…」なんて聴き方はされません

厄介ですね。これらは違う言葉になって出題されているという事です。

加えて、理論を問う問題は「グラフが問題文に出てこない」という特徴があります。

グラフが頭に入っていれば、理屈まで丸暗記しなくても「線がスライドすると…」とその場で補助線でも引っ張れば、何とかなりますが、そうはいきません。

難解さを感じるゆえんは、この辺にあります。

「経済学・経済政策」は1次試験の最初の科目。

後に引きずらないためにも、頻出論点であるマクロ経済学の基本的な考え方から解答を導くことができる(回答にアプローチすることが可能)という視点で解けるように目指しましょう。

 

2.そもそも経済成長って何なん

乱暴に言うと、IS-LM分析やAD-AS曲線の交点について「相対的に右に移動する」と、経済成長します。

なので、マクロ経済学は「美しく曲線の交点を右にずらすために、何をしたら望ましいか」を考える学問と言えます。

経済学は、18世紀にイギリスの経済学者アダム・スミスから始まりました。それ以来、歴史と共に様々な政策や理論が提唱されています。

試験範囲で掲題されている理論をwikipediaを参考にまとめると、こんな感じです。

 

(1)ケインズ理論
(2)古典派と新古典派理論

毎年常連さんのIS-LM分析AD-AS分析の分野です。加えて、これらの分析手法の根底となる考え方(貨幣、投資、消費など)を問いかける問題が出てきます。

分析系の問題については、先代の分かりやすい解説が沢山あるので多くは触れません。

 

3)マネタリズム

文字の通り、マネーサプライ操作を政策の中心に据えるべし、とする考え方です。
試験では「k%ルール」や「恒常所得仮説」として登場しました。

1970年代のアメリカで生まれた概念です。スタグフレーションという、不況とインフレが同時に起こる状態を、ケインズ理論では説明できないね~という中で生まれました。

ケインズ理論のように国が管理する需給政策は良くないと痛烈な批判を行い、マネーサプライを重視する政策を適用したものの、実際には国際マクロ経済で混乱が起きました。

 

(4)新保守主義とシカゴ学派

「新保守主義」これは1980年前後のアメリカ経済の思想です。

「シカゴ学派」これはマネタリズムや新制度主義経済学等を生み出したシカゴ大学経済学部に名前を由来するものです。ここから生まれた経済思想は数多く(マネタリズムもそう)、試験に関連する理論を選択肢へ登場させるため、試験範囲と記載しているものと思われます。

 

(5)サプライサイド・エコノミクス

試験では直近10年間で2回「リアル・ビジネス・サイクル理論」として登場しました。

これは古典派の系譜の理論です。
古典派はサプライ(供給)重視の経済理論(セイの法則)ですので(ケインズは対して「有効需要」を重視)。

AD-AS曲線で言う所、AS曲線を右側にスライドさせて物価水準を下げよう、という考えです。歴史的には1980年代のアメリカ「レーガノミクス」に代表される政策です。

 

(6)新制度主義経済学

ここは「取引費用(取引コスト)理論」や「プリンシパル・エージェント理論」など、ミクロ経済学に近い理論です。

経済学は、ある決まった条件下での行動を分析するもの。普遍的と論じても、事後に「特定のケースしか有効でない」と否定されるものばかりでした。そこで登場したのが「情報」という概念を踏まえた意思決定に関する理論です。

毎年のように試験問題の最後のほうに登場するゲーム理論も、ここの分野に近いです。

これらの経済思想そのものが試験で問われることは、ほぼありません
(こんな話しておきながら、すみません)

それにしても、多岐にわたりますね。
すべて取り上げたら長い+試験出題可能性が低い所まで徹底解説となるので、過去繰り返し登場した部分を3つご紹介します。

 

3.解く前に。マクロ経済学で押さえたい考え

マクロ経済学は以下の三要素(市場)で成り立ってます。問題に向き合う上で、この捉え方が必要です。

」を産むのは「労働」:生産

労働」で「貨幣」を得る:所得

貨幣」で「」を手に入れる:消費(=支出)

個々に見ましょう。便宜上、上と順番を変えます。

 

■財市場

・暗記すべき式はY=C+I+G(国民所得=消費+投資+政府支出)

・上式から導かれるモノやサービス、貨幣と交換可能なものの、需要と供給。

・IS曲線:利子率が下がる→投資資金調達コスト低下→投資促進→財供給あがる→国民所得アップ

 

■貨幣市場

古典派は財との交換手段としてのみ認識

ケインズ派は債権と保有メリットを比較投機的(貨幣自体を増やそうとする)貨幣需要がある

・LM曲線:所得が増える→増えた分「貨幣」が必要→貨幣需要増加→利子率が上がる

 

■労働市場

・労働力の需要と供給:実質賃金 W/P(賃金/物価)の比率で決定

・労働需要:物価P(財の価格)が上がる→儲けるチャンス!→企業は労働力を求める→労働需要増加

・労働供給:実質賃金W/Pが上がる→稼ぐチャンス!→働きたい人が増える→労働供給増加

以上を念頭におき、さとまる作の必殺グラフを頭に入れます。

では、過去問を使って上記考え方で解いてみましょう。

☆☆☆☆☆☆☆

ちょっと休憩。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

にほんブログ村

☆☆☆☆☆☆☆

 

4.所得・消費の理論

ここでは「貨幣」を「」と交換することに関して聞かれます。
では過去問です。

【経済学・経済政策】平成29年度・第4問
消費がどのようにして決まるかを理解することは、経済政策の手段を検討する際にも、また、景気動向を予測する上でも重要である。一般に、消費の決定に所得が影響すると考えられているが、具体的な影響の仕方についてはいくつかの考え方がある。
消費の決定に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 恒常所得仮説では、一時金の支給によって所得が増加しても、消費は増加しない。
イ 絶対所得仮説によるケインズ型消費関数では、減税によって可処分所得が増加しても、消費は増加しない。
ウ 絶対所得仮説によるケインズ型消費関数では、定期給与のベースアップによって所得が増加しても、消費は増加しない。
エ ライフサイクル仮説では、定期昇給によって所得が増加しても、消費は増加しない。

消費ということですから、個人がどうやって「貨幣」を「」と交換(=消費)するのかを聞いています。

正解は「ア」です。
もし文言がわからなくても、マクロ経済学の基本的な知識を踏まえて、以下の手順から考えましょう。

・イ&ウ…ケインズ消費関数:C=c(Y-T)+C0から正誤判定(後述)
・エ…一般論で考えると、将来の給与が上がると思ったら、消費(=支出)は一定になりますでしょうか?
そうではないですよね。持ち家を保有したり、子供の養育費のことだったり、年収見通しなりに生活水準を変えるのが実態と言えます。
・ア…消去法的に残る

経済学は、私たちの生活に身近な学問です

どんな通説も、生活感や経済実態に根差しています。
設問に迷ったら、身近な行動からどういえるか?を試験会場で考えて欲しいです

<解説>

■ア:恒常所得仮説
これはマネタリストのミルトン・フリードマンが唱えた仮説です。どういう仮説かというと「人々は将来の年収も踏まえて消費額を決定するので、断面的に収入が増えても、その年の国民所得に影響しません」という考え方です。

ここで感の鋭い方、こう思ったのでは?
「この前申し込んだ安○さんからの10万円って、経済政策にあんま影響ないってこと???」
→マネタリストの考え的には、そうなっちゃいます。あちゃー

 

■イ&ウ:絶対所得仮説

これは文言が分からなくても「ケインズの消費関数」で思い出してほしいです。
国民所得の恒等式 Y=C+I+G のCの部分ですね。

C=c(Y-T)+C0(c:限界消費性向、Y:国民所得、T:税金、C0:固定的消費)

選択肢イ:「減税」ですので、Tが小さくなる→結果、Cは増大。「消費は増加する」が正解。

選択肢ウ:「定期給与のベースアップ」なのでYが増加→結果、Cは増大。「消費は増加する」が正解。

なお、理論自体は「その年の年収が増えれば、収入に対する支出割合(=限界消費性向)は小さくなる」というものです。

 

■ついでに:相対所得仮説
また、合わせて相対所得仮説、というのも押さえておきたくて、これは現在の消費は時間や空間に左右されるというものです。

ラチェット効果…一度年収が下がっても生活水準が下げられず、消費性向は下がりにくここと(例:家を建てるとワンルームに転居しづらくなる)

デモンストレーション効果…周囲の消費動向に流される(例:生活水準に関わらずスマホを保有する 等)

 

■エ:ライフサイクル仮説(ライフサイクルモデルとも言われます)

これは3~4年に1回ほど試験に登場するワードです。考えは恒常所得仮説に近く、「生涯を通じての年収(=毎年のお小遣い)が平均的に一定となるように、消費or貯蓄の行動を取る」という考え方です。

つみたてNISAや任意の確定拠出型年金、長期的に個人が保有する株式なんかは、退職後の収入を安定的にするために貯蓄行動の一例と言えます。

続いてこちら。2012,2016年と夏のオリンピックイヤーに出てきた効率賃金理論(次回出題は2021年か!?)。

【経済学・経済政策】平成28年度・第6問
賃金に関する考え方の1つに効率賃金理論がある。効率賃金理論に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 企業が支払う効率賃金の下で完全雇用が実現すると主張する。
イ 均衡賃金に等しい水準の賃金を支払うことが企業の効率的な生産につながると主張する。
ウ 均衡賃金を超える水準の賃金を支払うことが生産性を高め、企業の利潤を増やすと主張する。
エ 均衡賃金を下回る水準の賃金を支払うことが生産性を高め、企業の利潤を増やすと主張する。

正解は「ウ」です。
「自分が一番ヤル気出るパターンどれ?」と思えば正解が出ます。

・エ 均衡より下回る:平均より低い賃金では「労働」でヤル気でない→誤判定
・ウ エの反対。ヤル気出るから生産性UPしそう→他のも見ておこう
・ア 完全雇用から、失業の話を連想→ケインズの「非自発的失業」の考え方は?→欲しい賃金≠均衡賃金なので、失業する →誤判定
・イ 効率的な生産:「労働」がヤル気満々で効率的な生産になると考えるんだから、欲しい賃金≠均衡賃金じゃない。
→誤判定⇒結果的に「ウ」が最適解

<解説>

効率賃金理論(効率賃金仮説)では均衡賃金(世間平均的な賃金水準)より高い賃金だと、ヤル気が出て生産性がUPして企業の利潤に貢献する、という考え方をします。たしかに、同じ仕事でも給料高い方がヤル気でますよね。

 

5.貨幣の理論

【経済学・経済政策】平成26年度・第10問
古典派経済学体系での貨幣の扱いと金融政策に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア k %ルールとは、物価上昇率を一定の値に収める金融政策運営上のルールである。
イ 貨幣市場の均衡条件によって実質利子率が決まり、貨幣的側面が実物面に影響を与える。
ウ 実質GDPは労働市場の均衡から決定されるため、貨幣供給量を増やしても実質GDPは拡大しない。
エ 数量方程式で表される貨幣需要には投機的動機のみを想定している。

正解はウです。

この問題はちょっと込み入っていて難解です。k%ルールも参考書に掲載されますが、出題頻度はそこまででもない。

ただ、他の選択肢に不安でもウは「労働市場の均衡」と「貨幣供給」というワードからAD-AS分析(古典派)を思い出せば明確に判断できます


古典派の場合、AS曲線はまっすぐです。
そして、ウに記載されている「貨幣供給量を増やして」は、貨幣に関する動きですからAD曲線が動く要因です。しかし、AD曲線が右シフト(AD⇒AD’)してもAS曲線は微動だにしないので国民所得はY1→Y2、つまりGDPは増えません。

なのでAD-AS分析が頭に入っていればウを選べます。
ちなみに、他の選択肢もエとイは貨幣の考え方が分かっていれば消去できますね。

エ 古典派の考えは「貨幣は取引手段」→投機的貨幣需要は考えない!→誤判定
イ 古典派の考えは「貨幣は取引手段」→実物⇒(「財」の総量)には影響しない→誤判定
ア k%ルールはマネーサプライの話で、物価上昇率(インフレ)とは関係ない→誤判定

<解説>

■ア k%ルール
経済成長率に合わせてマネーサプライの増加率を決めるべきという理論です。物価の上昇とは短絡的な関係はありません。

■イ&エ
古典派の理論では、貨幣は取引需要しか考慮しないので(「財」や「労働」との交換手段でしかない)、貨幣市場の均衡条件をもって実物への需給影響はしません。
(ケインズ理論であれば投機的貨幣需要を考慮するので、正解)

古典派は「財」の数量でマネーサプライを決めるので投機的貨幣需要は出てきません。
参考サイト

 

6.投資の理論

【経済学・経済政策】平成29年度・第8問
投資の決定に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
a ケインズの投資理論によれば、利子率の低下は投資を増加させる。
b 資本ストック調整原理によれば、投資の調整速度が大きいほど、投資が減少する。
c 投資の限界効率とは、投資収益の現在価値の合計を投資費用に等しくさせる収益率である。
d トービンのq とは、企業の市場価値を資本の割引価値で除したものである。
〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

組み合わせ問題です。[a or b]と[c or d]の組み合わせ。
これもマクロ経済学の基本的な観点で見てみましょう。
aとbは笑顔で瞬殺、cとdで悩むレベルなら、イイ感じです。

正解はアです。

a IS曲線より、利子率低下→投資にかかるコスト低下→投資増加→国民所得増加→正しい!!
b a正解なので深く考えなくても消去(用語は後述)
c こちらもIS曲線と投資の関係が念頭にあれば正解できる(が、ややマニアック…後述)
d (覚えていれば)資本の「割引価値」ではなく「更新コスト」

<解説>

■b 資本ストック調整理論(ほぼ登場しない 参考:内閣府年次経済報告

投資の景気循環に関する理論の1つです。ちょっと雑な解釈ですが、景況感と資本ストック(設備量)は経済成長見通しに応じてバランスするというものです。「調整速度」は「バランスさせる勢い」という意味合いなので「速度が大きい」ということは、投資は「増大」します。

 

■c 投資の限界効率(ケインズ理論の基本:大切)

IS曲線:利子率が下がる→投資が促進→国民所得が増大
もう少し掘り下げて考えましょう。

①投資収益の決まり方:投資の限界効率が高い=収益率が高い→収益率が高いものから投資実行(経済学は合理的なので、メリット大きい順に実行)→収益率0手前まで投資実行

②投資額の決まり方:利子が下がる→利子負担軽くなる→利子負担軽くなるほど投資に求める収益率が低下→実行可能な投資案件が増加→投資総額が増加

③ 「①の総額が最大」となる「②」で収益(利潤)が最大化

 

■d トービンのq(登場頻度:やや低い)

企業の価値(負債+株主資本)と資本ストックの取得価格(設備の価値)を比べて、投資メリットを判定するものです。

q=(負債総額+株主資本)÷(資本ストック取得価格)
q<1 企業価値<資本ストックなので、企業価値なりに資本ストックを整理すべき(投資しない)
q>1 企業価値>資本ストックなので、資本ストック増大なりに価値も増大できる

まとめ
①IS-LM分析やAD-AS分析で出てくる「財市場」「貨幣市場」「労働市場」の理論(グラフ、式)を理解することが、グラフの無い経済理論の問題を解くカギになる
頻出頻度が低いワードが出てきても、マクロ経済学の基本的な理論から、選択肢の正誤判断が出来る可能性が高い。見慣れない用語を見て捨て問・当てずっぽうと決めつけない。
文字だけの正誤判定でも、数式やグラフにて表現できる可能性が高い。文字以外での表現ができないかを考えてみる。

 

7.オマケ:大学の先生の言葉

私は大学で経済学部を卒業したのですが、授業で学んだことが1次試験の経済学・経済政策や企業経営理論、財務・会計の突破にとても役に立ちました。

そのなかで、マクロ経済学の授業で先生が

Y=C+I+G

これをメッチャ言いまくっていました。ノートにも、この数式を一番多く書いたと思います。

それだけ、マクロ経済学の基本がこの式に詰まっています。

深い話をすると、IS-LM分析が示されたのは1936年。ケインズが「雇用・利子および貨幣の一般理論」を著したタイミングです。この時に、この式(モデル)も登場しました。

1920年代後半に世界恐慌が起き、景気回復の(=国民所得Yを増やす)ために、アメリカのニューディールに代表されるような公共政策の推進(=財政政策;IS曲線やAD曲線右シフト!!)で有効需要の創出が重要と論じた時代です。

以降、様々な観点により、ケインズ理論は実体経済になじまないという論調が主流なんですが(古典派を発展させた理論が多数派という感じ)、現代に通ずるマクロ経済学を理論立てて(モデル化して)確立したのはケインズの一般理論なんです。

なので、マクロ経済学を学ぶ人たちはまずケインズ理論を教わりますし、診断士試験でもその理論を理解することが、解法の近道なのです。

 

【参考資料・リンク】
瞬時に分かる経済学
経済学道場
経済学入門 マクロ編(ティモシー・ティラー)
大学4年間の経済学がざっと10時間で学べる(井堀利宏)


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたらにほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

こんにちわ。CKです。
GWも終わり、いよいよ1次試験本番に向けた仕上げの時期に入ってくる頃だと思います。
本番が近づくにつれ焦りなども出てくるかと思いますが、この時期に改めて残りの日数をカウントして「何を」「どの様に」「どの程度」行うかを、ザッとでもいいのでイメージしておくと良いと思います。特に「どの程度」というのは重要で、がむしゃらに解くだけでは焦りは消えませんし、科目間のバランスも崩す可能性もあります。これまで学習してきた中で自分のペースや理解度などは見えてきていると思いますので、それをベースにどの程度までやるか、という線をこの時点でイメージすると精神的にも残り2ヶ月間勉強しやすいかと思います!

さて今日はセミナーで質問も頂いていました「語呂合せ」について書かせていただきます。

私は受験時代、どうしても覚えにくい箇所については語呂合せに頼っていました。今回は自作の語呂合せの他、他の11代目メンバーが作成・活用した語呂合せ、過去の道場記事からのおすすめ語呂合せをまとめて、掲載させていただきます。
語呂合せは語感や連想するイメージにより「合う」「合わない」の個人差があると思いますので、サラッと読んで「合う」ものだけでも使って頂けたら幸いです。

【企業経営理論】モチベーション理論 (岩塩)

波動マックス

ーズバーグは機づけ衛生理論、マクレガーはX理論Y理論

(出典:I can do it. 都内に住むITエンジニアの備忘録 http://senvei.com/368.html

 

【企業経営理論】モチベーション理論 (ぴ。)

アジのひらき

アージリスは職務

 

【企業経営理論】モチベーション理論 (5代目butao)

バスうろうろ完成

バスーンズ&トーカー
うろうろ: ッドワード、ーレンス&ーシュ
完成 : 境条件(バーンズ&ストーカーの条件)、産技術(ウッドワードの主張)

(butao過去記事: https://rmc-oden.com/blog/archives/68334 )

 

【企業経営理論】  ベンチャー企業が直面する関門 (おべんと君)

ましだ!

: の川
: の谷
: ーウィンの海

 

【企業経営理論】 市場細分化の要件 (初代ハカセ)

ソーセイジ

定可能性・近(=到達)可能性・持可能性・行可能性

(ハカセ過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/1806

 

【企業経営理論】 ブランド戦略 (初代ハカセ)

ラブマシーン

イン拡張・ランド拡張・ルチブランド・ブランド

(ハカセ過去記事: https://rmc-oden.com/blog/archives/1806

 

【運営管理】 生産の3S  (初代ふうじん)

ひょうたんの専門家

準化・純化・専門化

(ふうじん過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/71798

 

【運営管理】 経済的発注量 (ぴ。)

PCの中に2つのHD

√{2×1回あたりの発(H注費用×年間需(D要量÷単価(P)×在庫費用率(C)}

 

【運営管理】ワークサンプリング法 「作業」と「余裕」の分類 (9代目だいまつ)

団体の主婦

準備作業 ・ 主作業=作業+随作業

監査の職場は人が費用

理余裕=業余裕+職場余裕 ・ 的余裕=労余裕+達余裕

(だいまつ過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/105676

 

【経済】 ラスパイレスとパーシェを利用した指標 (ぴ。)

シラスとジーパン

費者物価指数:ラスパイレス方式

GDPデフレータ:ーシェ方式

 

【経済】 物価指数ラスパイレス方式とパーシェ方式 (CK)

ラッキー!パフィー!

スパイレス方式: 準時点の数量で加重平均

ーシェ方式  : 較時点の数量で加重平均

 

【経済】 為替レートの決定理論 (CK)

アフロ購買

セット・アプローチ:超短期
フローアプローチ:短期
購買力平価説:長期

 

【経済】マンデルフレミング (3ch)

自由なら返金有効

資本移動自由なら動相場制では融政策が有効

 

【経済】マンデルフレミング 資本移動自由時の有効策 (おべんと君)

在庫返金

定相場制なら政政策、動相場制なら融政策が有効

 

【情報】OSI基本参照モデルの覚え方 (岩塩)

アプセトネデブ  ←寝てたデブがUpset(取り乱す)

プリケーション層
レゼンテーション層
ッション層
ランスポート層
ットワーク層
ータリンク層
理層

 

【情報】それぞれの層に対応する機器との対応づけ (岩塩)

デブなブリが寝るオゲレツ

デブ: ータリンク − リッジ
ブリ: 理層 − ピータ
寝る: ットワーク層 − ータ
オゲ: 用(アプリケーション)層 − ートウェイ

(出典: Kodak*Ism  https://kodak-ism.com/osi/)

 

【情報】 HDDの読み込みステップ (CK)

シーサーDAY! 

シーク ⇒ サーチ ⇒ データ転送

 

【情報】 暗号化アルゴリズム方式を弱い順から (CK)

明日会えるさ!

RC4 < AES < RSA

R: 4:  AE: あえ RSA: るさ

 

【情報】ACID特性の覚え方 (ぴ。)

ゲイツ独立したい

子性 ・ 貫性 ・ 独立性 ・ 久性

 

【情報】PMBOKとBABOKの数字の覚え方 (CK)

後藤マネージャーが読む分析

PMBOK: 5(ご)のプロセス群と10(とう)の知識エリアをまとめたプロジェクトマネジメント

BABOK: 4(よ)の領域と6(む)の知識エリアをまとめたビジネス分析

 

【情報】 XPの特長 (CK)

(素直で元気な)後藤くん

←上記後藤マネジャーの息子としてセットで覚える。

XP:5(ご)つの価値と19(とうくん)のプラクティス

XPの価値のである「単純さ」「勇気」「尊重」など、素直で元気な少年のイメージ

 

【情報】PMBOKの10の知識エリアの覚え方 (岩塩)

統合酢ダコと品の良い人のコミュニケーションはリスクなので調達されたステーキを食う!

統合 マネジメント
コープ マネジメント
イム マネジメント
スト マネジメント
質 マネジメント
的資源 マネジメント
コミュニケーション マネジメント
リスク マネジメント
調達マネジメント
ステークスホルダーマネジメント

(出典:世田谷マミィ http://singarich.jp/2017/06/04/initiate_close_overview/

 

【情報】システムの開発 非機構要求の覚え方 (CK)

ひっきー3回グレて6つのポイント
←宇○田ヒカルが3回グレて6つの賞を獲得したイメージ

非機能要求はつのグレードとつの要求ポイント

 

【中小】 中小企業基本法の基本理念 中小企業者の役割 (さいちゃん)

信州の市場地域

たな産業の創出
業の機会の増大
市場における競争の促進
地域における経済の活性化

(出典:ほらっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=8UO5qkBrgUA

 

【中小】 中小企業基本法の基本理念  (CK)

たぶんトンカツ多周期。このハジキは、わが経済基盤。

←トンカツ大好きなマフィアが拳銃を持っているイメージ

様な野で色ある事業動を行い、様な業の会を提供し、人がその力を揮しつつ業を行う会を提供することにより、我が国の経済基盤を形成するもの

 

【中小】 小規模基本法 「小企業者」の定義(ぴ。)

小企業者は持続的にGo!!

従業員数5人以下・事業の持続的発展・内閣が5年間の「小規模基本計画」を定める。

(出典:ほらっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=ymzuOW7JhqU

 

【中小】 経営力向上計画の対象に出てくる「中堅企業」の定義(CK)

突然でてきた中堅企業 

資本金10億円未満 従業員2000人未満  ← 10  ぜん1,000

 

<その他 語呂合せ・暗記法 過去記事>

歌って覚えるキャッシュフロー計算書 (7代目nori)※さとまる推薦!
https://rmc-oden.com/blog/archives/91366

【情報】くだらないほど忘れない (4代目はんた)
https://rmc-oden.com/blog/archives/49200

おやじの天敵⇒情報システム (初代JC)
https://rmc-oden.com/blog/archives/247

経営情報システムの暗記術:具体例・語呂合わせなど (初代ハカセ)
https://rmc-oden.com/blog/archives/338

情報語呂合わせまとめ (9代目かわとも)
https://rmc-oden.com/blog/archives/113751
※自作中心にゴロ合わせ・暗記法が49個も掲載されています。(エクセルDL可!)

 

以上、CKでした。

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

twitterもよろしくお願いします。

こんにちわ。CKです。
今日もブログ読んで頂きありがとうございます。

先日のオンライン春セミナーでの質問に関して、これまで他のメンバー記事でも回答させて頂いてますが、1次試験関連でのその他の質問、また私がTAC通学でしたのでTAC関連の質問について補足して回答させていただきます。

Q1:

目標70点はどの程度のレベルか教えて下さい。過去問は何度も解いてるので基準にならなく、現状何点のレベルなのか分からず困っております。

A1:

過去問は答えを覚えてしまっている場合、単純に正答率だけでは不安ですよね。
私は過去問はTACのトレーニング内に収録されていたもの含め、平均3〜4回くらい解きましたが、仕上がりの目標値としては、過去問の正答率を9割程度まで上げて、正答問題についてはすべて自分で簡単に「解説」ができるレベルを意識しました。

「なぜその選択肢が正解になるのか」「他の選択肢はどこが間違いなのか」「ちなみに周辺論点ではこんなものもある」というレベルまで解説(簡単で結構です)できるくらい過去問をやれていると、本番でも70点は得点できる力がついていると水準かと思います。

過去問の使い方については他のメンバー記事もご参照ください。

「過去問回しすぎると答え覚えてしまう?それで全然OKです。」(Tohmatsu)

 

Q2:

経済学政策がTACの講義を聞いてもまるっきりわかりません。やはり問題演習からおこなうべきでしょうか。

A2: 3chの回答もご参照ください

私もTACで最初に講義を聞いたときには分からなすぎて愕然とし、またトレーニングも全然解けなくて焦りました。

しかし、TACの「経済解法講義」という演習を行うことで、”問題の解き方”のイメージを持つことができ、その後問題に取り組みやすくなりました。(TAC以外の方はスピ問や、過去問のAB問題レベルだけを解いて、解説をじっくり読んでもう一回解く、というやり方をおすすめします)

最終的には安定して得点できる様になったのですが、それでも「きちんと理解しているとは言えないが、試験問題ならある程度解ける」というレベルです。

本来、きちんと理解するに越したことはないのですが、経済学は奥が深い学問ですので完全に「理解」しようとせず割り切って「問題が解ける様になる」を目指すと取り組みやすくなるかもしれません。診断士試験ではそれで十分に対応できるのではないかと考えています。

用語が難しくてとっつきにくい科目ですが、完全に「慣れ」の科目だと思います。是非諦めずに食らいついてみてください!

 

Q3:

仕上げた科目を維持するために意識していたことをお聞きしたいです。皿回しのコツ。

A3: (カワサンの回答もご参照ください)

模試や答練(演習)でも十分得点できる程度に仕上げた科目については、そのレベルを維持できるように3日に1回は何らか触れるようにしていました。

その際に意識したことは、「縦解き」ではなく「横解き」(本試験と同様1年分ずつ解くこと)をすることです。
理解度を上げていく学習時点では「縦解き」が有効ですが、仕上げたあとは

・記憶の定着が偏らないように、万遍なく解く
・本番を意識した時間配分しながら解く。(過去やった問題では、8掛けの時間くらいで解く)

を重視して、過去問や模試問題を最低1年分(時間取れれば2年分)を時間を測って解くようにしていました。
(過去問に飽きたときは、スピ問1冊をさっと1日で解くことで万遍なく理解の総確認をすることも出来ます。暗記科目は即答問題多いのでこの方法も有効です。)

 

Q4: 

TACのスピ問に代えてTACのトレーニングで基礎固めをしても問題ないでしょうか?

A4: 3chの回答もご参照ください

TACのトレーニングには、スピ問レベルの基礎問題と過去問からの重要問題が厳選されて掲載されている物という印象を持っています。
基礎固めという意味では、最初全部は解けないものもあるかもしれませんが、その際は落ち込まず過去問レベルだという点を意識して取り組まれたら十分基礎固めにも使えるかと思います。

そして、最終的にはトレーニングに掲載の問題はすべて正答できるレベルに仕上げておく事をおすすめします。
(私の感覚としては、トレーニング仕上がると、過去問集解いても7〜8割は解けるレベルになっていると思います)

 

Q5:

残り法務、企業経営、中小の3つを残してますが、どれも苦手なものです。会計、運営は比較的得意ですが爆弾科目になっているかもと思うとおじけてしまいます。未合格の3つに集中すべきでしょうか?

1次科目を絞り込んで受けてもいいかどうか。2科目だけなので集中戦略のつもりです。情報の免除はまだ悩み中。

A5:

科目を絞り込んでの受験については難しいテーマですね。
いけちゃんのこちらの記事もご参照ください。(「『科目合格精度』と複数年度計画について」
これという正解はないかと思いますが、私ならどうするか、という観点では、

・受験科目で模試70以上は取れてるor取れそう
・受験科目の過去問を正答率9割程度で解説もできるor本番までにできそう。(先の質問にあった本番7割水準の仕上がりイメージ)
⇒ 残った科目だけに集中して受験にします

・上記以下
⇒ リスクヘッジのために得点源となる科目を1つ入れます

その中でも特に2次に直結している財務会計の勉強は無駄にならず、2次学習を見据えた上でも財務を日々やっておくことは有効だと思いますので、私なら財務を入れるかなと思います。

 

Q6:

これから勉強を始める場合、多年度取得を目標にするにはどのくらい期間が必要? 通勤電車での勉強方法なども。

A6:

合格まで必要な勉強時間は諸説ありますが、ストレートで約1000時間程度と言われていますが、実際には事前の予備知識や、暗記力などで大きく異なります。
⇒過去記事参照:「2018年スト目標 学習時間はどれくらい必要か?」(9代目ゆっこ)

また、複数年度受験であれば、記憶を維持するために少し多めに時間が掛かる可能性もありますので、まずは上記1000時間+αを目安として計画して、手応えや進み具合に応じて調整していくのが良いと思います。

通勤時間の活用については、仮に電車での通勤と仮定した場合は、
・講義の音声を聞く (過去記事
・まとめノート等を読み返す (過去記事
など、復習やインプットの時間にあててはいかがでしょうか。

アウトプットでは、企業経営、法務、中小は図を書かずに解ける問題が多いため、少しまとまった時間があれば通勤中でも問題解くこともも可能です。(逆に、財務、経済はしっかり机に向かって解く時間を確保した計画にしてください)

 

春セミオンラインでは、「語呂合わせ」についての質問も頂いておりましたので、次回掲載させていただきたいと思います。

以上、CKでした。

 


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 

皆様こんにちは。3chです。
今日も道場ブログを読んでいただき有難うございます。

今回、カワサンの記事に続いて4月4日のオンライン春セミナー(オン春)の中で、1次試験に関するご質問にいくつか回答させていただきます。あくまで一つの例としてご覧いただければと思います。
私の1次対策はスタディングをメインで使った通信で、科目ごとにいろいろ取り入れておりました。回答は通信教育寄りな観点になりますことをご了承ください。

 

Q1:

過去問について。【重要】、ABC、全て、どの程度取り組めば宜しいでしょうか?

A1:

(取り組み方)

私の場合、スタディングのカリキュラムの中で過去10年くらいの過去問頻出問題に触れたのち、TAC出版「中小企業診断士 2019年度版 最速合格のための 第1次試験過去問題集」(以下、TAC過去問集)で過去5年分を年度毎に時間を測定して解答しました。その後はTAC過去問集で間違えた過去問を中心に繰り返し解きました。

(回した回数)

スタディングとTAC過去問集を合計すると、正解した問題は2~3回程度、不正解問題で重要+A,B,Cランクは正解するまで(最低でも5~6回)、D,E問題は1~2回です。TAC過去問集については年度毎に全体を60分、90分で解くというトライアルは1回だけです。
A,B,C問題は間違った問題は、不正解だった選択肢も含めてなぜこれが正解かを声に出して説明できるレベルまでトライしてました。不正解のところは正解するまで何度でも。

私の場合は、TAC過去問集とスタディングを併用していたのですが、7月後半から、回しやすさからスタディングに絞っていきました。スタディングでは要復習マークを付けて、不正解or要復習問題は本番までに正解するまでスタディングの「横断復習機能」を使って繰り返し回しました。

(参考資料:経営法務の例)
自分にとっては1次は経営法務が苦手で足切りリスクが高かったので、ここだけは集中的にABCランク別に実際に自分の正解率がどうなのか集計してみました。

「正解」は私が経営法務のTBC速習テキストの動画学習を終えて論点別に過去問題も一通り解いたあと、しばらく置いて初めて60分で年度ごとに一通り解いたときのリアルな点数です。(昨年2月中旬頃実施)

興味本位で集計した結果、何よりもCランクの正解率を底上げしないと話にならないという点がわかりました。(DE問題の正解率稼いでいるのは、2回目で印象に残ったことが大きいと思い、あまり参考にならず。)こういった集計をしてみてランク別のおおよそ正答率をつかんでおくのも良いと思います。ただ集計も負担になるので、苦手科目や重点科目だけに絞った方が良いです。

 

Q2:

法務の改正論点について、どのように学習していましたか?

A2:

経営法務が苦手な私の場合、基本的にはTBC速習テキストの動画とスタディングの動画で情報を得ました。改正論点だけに注目したというより、一連の学習の中で重点を置いて学習しました。具体的には、TBC速習テキストの動画を見ながら、改正論点だけは目立つ色でテキストにマーキングし、付箋を貼ってました。1次直前では改正論点の付箋部分は重点的に見直しました。

他には、テキストで学習した後、法務省や特許庁などの公式HPに掲載されている法改正論点の概要のPDF資料を参考資料として読んでました。
Googleで検索すると出てきますが、法改正の概要が端的にまとまっているので、法改正に至った背景を理解し、背景と改正点のつながりをイメージとして記憶することを主目的にしていました。
ただこの資料は全体的な話であり、施行日などにより当年度の試験範囲に含まれる論点かどうかは自分で判断が必要です。ある程度学習が進んでからの方が良いと思います。

直前期にはTACの1次模試で法改正論点が多数出題されたため、私にとっては模試の復習が最も法改正論点の観点を横断的に勉強した機会でした。

(今年の経営法務の法改正論点と取り組み方についてはぴ。の記事が参考になります。)

 

Q3:

TACのスピ問に代えてTACのトレーニングで基礎固めをしても問題ないでしょうか?

A3:

私は財務のみ単科でTACを通学にて受講しておりましたので、財務の基礎固めはTACのトレーニングを使いました。
財務だけしかわかりませんが、TACのトレーニングで概ねスピ問を包含していますので問題ないと思います。
財務はTACスピ問も持ってましたが、結果的にスピ門は1回だけさらっとやったのみで、トレーニングの方が役立ちました。

 

Q4:

経済学がTACの講義を聞いてもまるっきりわかりません。やはり問題演習からおこなうべきでしょうか。

A4:

私の場合、経済はTACではなくスタディングなのですが、勉強を始めた最初は全然理解が進まず、全く同じような状況でした。11代目さいちゃんも私と同じ状況でした。(→過去記事参照

動画を見ると一度わかったつもりになるのですが、いざ問題を解くと全然解けない。当然スピテキを見ても理解が進まないため、問題演習に入る前に通称”石川経済”(「速習!マクロ経済学/ミクロ経済学」)のYouTube動画を2倍速で見て学習しました。
石川経済をやった後は、理論や理屈が理解できましたので問題演習もスムーズになりましたし、スピテキを読んでもすっと頭に入ってくるようになりました。

ただし、私が「速習!マクロ経済学/ミクロ経済学」の初回の動画学習に掛けた時間は計37時間でした。全てを網羅するとどうしても時間が掛かります。この時期からは全体の時間配分と経済の重要度により判断が必要ですが、できるなら時間を確保してやった方が良いと思います。

 

Q5:

動画講座の受け方(倍速とか)とかノートテーキングとか工夫されたことはありますか。

A5:

(動画講座について)

私が主に受けた1次向け動画は、スタディング(1次全般)、TBC(法務)、石川経済(経済)、ほらっちチャンネル(中小)です。インプットの大半は動画です。スピードは2倍速に慣れました。少し自分には早いと感じるスピードで聞き取り、素早くメモすることを意識するのが集中力を維持できて良いと思います。
ただ、実際に2倍速で集中して聞き続けると結構疲れます。このため私は、20分以内の短い時間に区切って、必ず2~3分は意識して動画から離れてテキストを振り返るようにしていました。集中できる時間は人によって違いますが概ね15分~20分程度と言われてますので、これくらいを目安に短い時間で刻みながら動画学習を進めていくのが効果的です。

(ノートテーキングについて)

私の場合、1次はノートを作らない派だったのであまり参考にならないかもしれませんが、2倍速の動画を見ながら素早くテキストにマ―カーでマーキング&書き込みをしてました。その際、記憶定着を図るために、先生の雑談ネタなども必ずテキストの欄外にメモするようにしてました。(これは生の講義を受けたときも同様です。後から見返したときに思い出しやすさが全然違います。)

後は、動画学習の各パートが終わった後、関連する問題を解く→間違えた論点をReminDOに登録し暗記プロセスに回す、というやり方で記憶定着を図っておりました。1次対策ではノートはあくまでワークエリアのような位置づけにしてました。

 

Q6:

模試を受けた時期、個数はどれぐらいだったでしょうか?

A6:

模試については1回で十分という方も多いですが、私の場合は、計4回受験しました。模試の取り組み方についてはTomatsuの記事が参考になります。

(2019年受験した1次模試)
・LEC 2回 5月上旬、6月下旬(会場/自宅)
・TAC 1回 7月初旬(会場)
・スタディング 1回 7月中旬(自宅・オンライン)

模試を4回受けた理由は、経済、財務、法務の初見問題に触れたかったためです。何度も過去問を回しているとどこかで見た問題だったり、答えや論点を暗記しているがために、理解が不十分でも正答できる場合があります。TACなど予備校に通学されている方は答練等で新作問題に触れる機会が多いと思いますが、独学・通信の場合は模試が貴重な機会だったりします。模試1回派のさいちゃんも、新作問題は答練でトレーニングしてます。答練を受ける機会がない方は模試を複数受けて新作問題のトレーニングをするのが良いと思います。

ご参考までに、私の主観ですが受験した3社の感想です。

LEC(1次ステップアップ模試/1次ファイナル模試)
◇メリット
・解説動画・解説冊子が充実。解説動画は1問ごとに丁寧に解説があり、動画学習に慣れている人は復習しやすい。
◆デメリット
・TACに比べると母集団が少ない。

TAC(1次公開模試)
◇メリット 
・母集団が多く、直前期の自分のポジションを測るには最良。
◆デメリット
・LECと比べると解説動画がポイント論点のみ。→解説骨子にしっかり文章でまとまっているので、それを読めば十分。

スタディング(合格模試)
◇メリット
・他社より安くコスパが良い。
・オンラインのため即座に正解も順位も出る。→最後のチェック用に利用。
◆デメリット
・紙ではないので、本番受験時の精緻なシミュレーションはできない。

 

ちなみに、TAC模試の初日、朝から原因不明の強烈な頭痛に見舞われ相当焦りましたが、現地ではちゃんと勉強して理解している論点は頭痛であっても何とかいつも通りに解けました。これでやることやれば、本番当日体調が多少悪くても何とかなる、と自信を持てました。実際、1次本番初日は前日の寝不足と熱中症に近い症状で決してベストコンディションではなかったのですが、本試験会場であの時のTAC模試の時よりは全然マシだと思い、ふと心を落ち着け集中することができました。

 

他にも多数のオン春未回答QAがあります。メンバー一同、記事に組み込みながら少しでも多くの回答に対応していきたいと思っています。

以上、3chでした。

 


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
満員御礼となりました

※申し込み締切のお知らせと最終案内のお知らせをご確認ください。

こくちーずはこちら

一次試験・二次試験学習の進め方、一問一答形式のQ&Aコーナー等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

twitterもよろしくお願いします。

【11代目からのご案内】

4月4日(土)に実施予定の一発合格道場『オンライン春セミナー』ですが、なんと誠にありがたいことに満員御礼となりました!!

3月28日(土)申し込み頂いた方宛てにメールにて連絡差し上げましたので、届いていない方は大変お手数ですが「こくちーず」経由で連絡下さい(こくちーずはこちら)。

Zoom URLは「4月1日(水)」にご登録いただいた「メールアドレスに連絡」させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

———————————————————–

おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

明日は4月1日、新年度がスタートする企業も多いと思います。
新入社員の入社、春の人事異動、各部署ごとのキックオフに歓送迎会など、何かと「始まり」を感じさせる季節です。

またTACでは4月から完成答練に入り、いよいよ『直前期』がスタート。
私たちの記事も4月からは1次試験、2次試験に更に踏み込んだ内容にシフトしていくことになります。

そんな中、3月30日付で中小企業診断士協会から「令和2年度の試験日程は予定通り」と発表されました。
ただし今後、災害などにより試験実施に影響が生じる場合は協会のWebサイトに掲載するそうなので、引き続き注視する必要があります。
なお今年は「試験案内配布・申込受付期間」は4月1日~5月8日と例年より1ヵ月ほど早いため、1次試験を受験される方は手続きをお忘れなきようお気を付け下さい。

 

1次試験データ分析

はじめに

今回は、1次試験の科目別・年度別の「平均点」と「科目合格率」の推移をグラフにしたいと思います。
それにより「1次試験の全体像を掴むこと」が目的です。

実はこの切り口は9代目Chikaが2018年に掲載(こちら)しており、今も読まれている人気記事です。
私も勉強期間中に読んだ記憶があります。

あれから2年経ちましたが、その間も過去記事「1次試験と秋の空」に書いた通り各科目ごとの暴れっぷりは健在で、大荒れの空模様でした。
よって、更新版として皆さまにご覧いただこうと思います。

※データ出典:中小企業診断士協会、TACデータリサーチ

 

平均点と科目合格率の推移

経済学・経済政策

☆経済学・経済政策 (関連する2次試験科目:なし

直近6年間の平均点がほぼ凪(なぎ)の状態です。
科目合格率も6年中4年は20%を上回っており、安定科目と言えます。
この期間に限れば対策が打ちやすい科目と言えます。

ただし、平成22年と25年に伝説的ともいえる超難化がありました。
私が勉強を始めたH28はまだその衝撃が冷めやらぬ時期で、経済学はいつ「超難化」してもおかしくないと言われていました。
H25年など科目合格率2.1%、平均点が41.9点と足切りラインギリギリですから無理もありません。
結果的に「得点水準を勘案し全員に 4 点を加算」という処置がとられました。
H22年も4点の得点調整が入っており過去10年間に2回の得点調整です💦

確かに直近6年間は凪でしたが、いつ嵐に転じるかが非常に怖い科目です。

過去記事「潮流・俯瞰・設問の3つの目」で取り上げたように今年の1次試験は難化が予想される材料が揃っており、過去に超難化実績がある分、経済学の難化には備えておくべきと考えます。

試しに1度、H25年度、H22年度の過去問をヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします。

※ヨコ解きは「年度別」、タテ解きは「複数年度をまたいで論点別」の過去問の解き方

 

財務・会計

☆財務・会計 (関連する2次試験科目:事例Ⅳ

最近1年おきに難化してますがそれを「傾向」とは考えにくいと思います。
今回は9代目Chikaの続編企画ということで開始をH18年のまま直近2年を付け足しましたが、14年間分を並べてみると、この5年間は多少の凸凹あれど以前に比べたら易化傾向だったと分かります。

直近5年間を除くH18~H26年度までの9年間で平均点が60点を超えた年が2回のみです(2/9)。
一方、直近5年間は59.○○点も60点と見なせば、60点を超えた年は5回中4回です(4/5)。

また科目合格率の推移をみると、平均点以上に「直近5年間とそれ以前」に差があります。
以前は経済の様に大盤振る舞いの年もなく、H21年が19.5%に一度浮上した位であとは行っても10%前後。5%前後の年も4回ありました。

市販の過去問題集は「5年間」のものが多いと思いますが、直近5年間のみを切り取ると財務会計を見誤る可能性があります。
H26年度、H24年度の過去問もヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします

 

・・・以上の様に、経済と財務会計は今でこそ得点源と公言する方も多い2科目ですが、それは直近5~6年のことであり、一昔前はいつ牙をむいてもおかしくないようなピリついた荒くれ科目でした。

(一昔前の経済と財務のイメージ)

 

もし今年この2科目が難化した場合は、過去記事「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」に書いたように

✅ 1周目は高速回転して全体像を俯瞰する
✅ 早期に難化を把握し、2周目以降は丁寧に必勝問題を見極め対応する

ことが勝負の分かれ目になるかもしれません。

 

企業経営理論

☆企業経営理論 (関連する2次試験科目:事例Ⅰ、事例Ⅱ

経営理論は平均点のばらつきが少ないことが特徴です。

14回中11回が「55点以上62点未満」の7点差のレンジに収まります。
ただしH22年以来、10年連続で平均点が60点に届きません。
つまり「そこそこ点は取れてるのに科目不合格になりやすい」科目といえます。(これは9代目Chikaも指摘しています)

科目合格率も特に直近3年間は低く推移しており難化傾向でした。
それ以前の科目合格率もH28年が飛びぬけた以外は緩やかに下降しつつもほぼ一定で、20%を超えることは滅多にありません(14年間で2回だけ)。

ちなみにH28年は平均点も科目受験者数も前年と同等なのに科目合格者が1600名も多いため、余程得点がばらついたなど特殊な年度であったと考えるのが妥当かと思います。

難易度のバラツキが小さいことには違いないですし、この科目の1次知識は2次試験にも生かせるため、簡単ではありませんが60点以上を狙って科目合格できると有利になり得ると言えます。

 

運営管理

☆運営管理 (関連する2次試験科目:事例Ⅲ

H18年からH24年までの7年間の平均点(の平均)は62.4点。
H25年から令和元年までの7年間は57.8点と、以前に比べると難化傾向です。

特にH28 年とH29年の難化は、H29 年に合格確率が3.1%まで落ち込む激しいものでした。
この科目合格率は直近5年間に限れば全科目中で「最低」です。

何故急に難化したのか?を推測すべく、この2年間の2次試験と照らしてみます。

2次試験は平均点等が発表されないので結果から難易度が測れません。
ただ、この表の通りH29年は2次試験が変化した印象を強く残し、平成30年、令和元年と変化が続きました。

・・・ここで推測を挟みます。興味ない方は申し訳ありませんがこの部分を飛ばし読みして下さい。

【1次運営管理と2次事例Ⅲ】
H28年度
1次試験で知識レベルを引き上げ、2次は前年通り(知識より対応力)
H29年度
1次の知識レベルを更に引き上げ、2次は例年の問い方を崩す(知識より対応力・上級)
H30年度
1次の知識レベルは緩和し、2次で知識を問う出題にギアチェンジ
R1年度
1次の知識レベルは継続して緩和、2次で知識を問う出題を継続
―――
・・・このように無理矢理1次と2次の傾向を紐づけて考えてみると、協会は「4年間かけて試験段階での『生産管理と店舗販売管理』の知識レベル引き上げを図った」のかもしれません。
また、のちに2次の論文形式で知識レベルを問う方向にシフトしたとすると「より実践的な知識レベル」かつ「特に『生産管理』の知識レベル」を引き上げるべし!が目的だったのかもしれません(現場からの要請とか?)。
ただし、根拠の少ない「因果」を元に解答を書くと大事故となる、これは2次試験の鉄の掟です。
✅ 1次と2次にまたがって直近の4年間で傾向変化しているらしい
✅ だとするとR2年は直近2年間の傾向が続くかもしれない
ここまでで仮説を終わります。

もしR2年も直近2年間と同様の易化傾向が続いた場合、運営で得点を重ねることが重要です。
図表問題で逆ザヤ沼問題にハマらず、必勝問題をすべて得点化するつもりで臨んで下さい。

ただし、変動要素、不安材料があるとしたら、R2年は1次試験合格者を絞るためにどの科目が難化してもおかしくないという「潮目」の変化でしょうか。

 

経営法務

☆経営法務 (関連する2次試験科目:なし

長らく「平均点が60点を超えることは少ないが難易度が大きく変化しない」科目でした。
ですが、H28年からH30年までの3年間、冬の時代を迎えました。

H28年は、「7科目すべての合格基準を59%にする」という歴史的な得点調整(あるいは合格基準の調整)が行われた年でした。
この年に激しく難化したのはこの次に登場する「経営情報システム」です。
また情報システムほど派手でないながらも難化したのが「財務会計」「運営管理」と「経営法務」でした。

そして経営法務は翌年H29年は「4点加点」、H30年は「8点加点」と3年連続で得点調整を繰り返します。
特にH30年は科目合格率が5.1%、平均点も41.6点(8点加点前)と非常に厳しい年でした。

3年連続で「平均点が50点未満」「科目合格率10%未満」「連続得点調整」が同じ科目で続くと、経営法務を科目合格できずに残した場合は中々挽回が難しかったと思いますし、その結果、この科目を「苦手」に上げる方が多くなったのでしょう(ぴ。の過去記事「R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~」)。

令和元年は「冬の時代到来」以前のH27年並みに科目合格率、平均点ともに戻りました。
個人的には、3年間連続で得点調整した後なので翌年また難化させるのは難しいのではないかと思います。

ただし、冬の時代を作った理由が「診断実務の現場で全体的な法律知識不足が問題となった」などの場合は、R1年の易化で解決したわけではないはずなので、再度テコ入れを図る可能性もゼロではありません(そのように合理的な理由があるなら要綱等に示してもらえるとお互い建設的になれると思うのですが)。

なお経営法務は法改正があったり逆ザヤ沼問題も多いため、過去問による学習が他の科目より難しいと言えます。
そこで過去問学習を補う暗記ツールが重要になりますが、私は「まとめシート 後編」が最高に効果を発揮してくれました。

 

経営情報システム

☆経営情報システム (関連する2次試験科目:なし

難易度の差が最も激しく、数年おきに難化してきました。
科目別に14年間の推移を比較しても経済と1、2を争う変化の激しさです(末尾のまとめグラフ)

この科目は純粋な暗記科目であり2次試験に関係がないのでなるべく省力化したいが、難化に備えて油断できない科目であるため、好き嫌いが分かれます。

H25年までの4年間は安定の得点源で、H25年の科目合格率はなんと51.8%。(グラフが天井を突き破ってます 笑)
この結果には診断士協会も慌てたはずです。科目合格率1/2越えですから。
その翌年から難化傾向に転じてH28年は科目合格率8.5%まで難化し、とうとう4点の加点対象となりました。(でも9代目Chikaも私も足切り即退場)

この資格、情報処理技術者(高度)資格ホルダーの受験者が多いと言われています。
そうした方は当然この科目に強みを発揮し、難化への対応能力も文系初学者に比べたら圧倒的に高い筈です。
H26年~H28年の難化も、高度資格ホルダーの優位性を更に高めたのではないでしょうか。

・・・ここでまた推測を挟みます。興味ない方はこの部分も申し訳ありませんが飛ばし読みして下さい。

【勝手に振り返る直近5年間】
この数年間は1次合格者を安定的に輩出することが1次試験の前提であったと仮定して、
―――
①経済はH26年以降は難易度調整に使わず
②財務会計は難易度を不規則に変化させることでレベル低下を許さず
③経営理論は難易度を大きく変化させないことでレベル低下を許さず
④情報システムをH26年から難化させたがIT系資格ホルダーに有利で不公平なため易化し
⑤④の代わりに運営管理をH28年から難化させたが2次で知識を問う方向に変化して1次を易化し
⑥④の代わりに経営法務をH28年から難化させたが3年連続で得点調整など上手く行かず易化し、、、
―――
その結果(特に④⑤⑥)、1次試験全体の難易度調整が易化に振れ過ぎ、4,444名の1次合格者を出してしまった、と。
すみません、上記はすべて仮説に過ぎませんが「出してしまった」は当たっているのかなと💦

【科目別推移比較の7科目まとめグラフ】

 

中小企業経営・政策

☆中小企業経営・政策 (関連する2次試験科目:なし

中小企業経営・政策は暗記科目です。
何年かおきに「平均52~53点、科目合格率10%未満」の年がありますが、H30年以前の7年間はグラフをご覧の通り安定的に推移していました。

が、R1年は久しぶりの難化。
平均点は50点台前半、科目合格率も8年ぶりに1桁台でした。

例えばH30年に法務1科目を残し、R1年に法務1科目だけだと心配なので得点源として中小経営・政策(科目合格済み)を受けた方は、法務の易化に助けられる一方で中小経営・政策の難化に苦戦したかもしれません。
このように科目合格の活用は年度別・科目別の難易度変化の影響を受けやすく簡単ではありません。

なお14年間で平均点40点台がない科目は「経営理論」「運営管理」「中小経営・政策」の3科目です。

ご記憶にあるかどうかわかりませんが、この3科目はいけちゃんが過去記事(「科目合格制度」と複数年計画)にて指摘する通り全受験生にとって「必修科目」であり、試験時間も90分間と長く、他資格を有している各分野の専門家にも当該分野を学んでもらいという意図が垣間見えます。

90分科目は設問数も多いため60分科目に比べて年度ごとの難易度の差が出にくいのかもしれませんが、先述の通り中小経営・政策は何年かおきに難化の波が来るので、R2年も要注意下です。

 

令和元年と令和2年度

令和元年は大きくとらえると

易化・・・経済学、財務会計、運営管理、経営法務、経営情報システム
難化・・・経営理論、中小企業経営政策

でした。

派手に難易度を上げ下げする科目たちが易化に転じ、当試験の「必修科目」2科目がゆるやかに難化しました。
その結果、全体では「超易化」と言えるほどの1次合格者を生みました。
(当初は「令和元年のご祝儀か?」とも思いましたが2次合格者が増えない限り意味がないので、そういった趣旨ではなかったと思います )

いずれにせよ、例年(H26~H30年の5年間平均)の1次合格者に対してR1年の合格者はおよそ1,368名もの急増ですから、2次試験合格者のキャパシティから逆算すると、令和2年度の1次試験は前年より難化するのではないでしょうか。

今回は14年間の実績データを元に1次試験の推移を見ましたが、

・科目ごとの難易度の変化が本当に激しいため、なるべく得意/不得意科目を作らない。
・未合格の科目がある場合に「科目免除をどのように選択するか?」はリスクヘッジの視点が重要。

について対策を検討する際などに、ぜひこの記事をご活用下さい。

 

まとめ

私の初回記事と2回目は、論点別のタテ解きを強くお勧めしました。
そして3回目と4回目は、年度別の切り口で記事を進めてきました。

私は基本的には「学習はタテ解きで必勝or逆ザヤ沼問題を判断する技を磨くべき」と考えます。
ですが、タテ解きだけでは上記のような「年度による難易度が掴みづらい」という難点があります。

3回目と4回目に書いた通り、「今解いているこの科目は今年(R2年度)難化したのか?易化なのか?」を周囲より先に把握することは、試験攻略上、優位になれるかどうかの岐路となります

したがって、

①科目ごとに上記のような年度ごとの波があることを知っていた上で、
②この科目は今年は難化か?易化か?「潮流=魚の目」で把握し、
③その問題が必勝or逆ザヤ沼問題かを「設問=虫の目」で察知し得点を積み上げる。

これにより合格にグッと近づくことができるということを、たまに「年度ごとのヨコ解き」を過去問で行うことにより感覚として掴んでおくことをお勧めしています。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ直前期、くれぐれも体調にはお気を付け下さい!

べりーでした。


いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 

 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
満員御礼となりました

※申し込み締切のお知らせと最終案内のお知らせをご確認ください。

こくちーずはこちら

一次試験・二次試験学習の進め方、一問一答形式のQ&Aコーナー等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

 

twitterもよろしくお願いします。

 

こんにちわ。CKです。今日も道場ブログ読んでいただき有難うございます。

3月もいよいよ残り3日。今年は昨年より約1ヶ月も1次試験日程が早いので、例年でいうと4月末GW前にあたる時期だと思います。
昨年のこの時期、私は何をしていたかというと1次科目の企業経営理論、財務、運営、経済が終わり、情報の仕上げをしながら、法務と中小に着手していた頃です。暗記科目が押し寄せてきて、どうやって復習していこう焦ってました。今回はその復習に関する話題を書かせていただきます。

前回まで1次に向けた学習方法をご紹介してきましたが、振り返ってみると私の1次試験攻略の基本戦略は3つあると感じてまして、最初の2つが前回までに書いた

①まずスピ問完璧でがっちり基礎固めして、その後過去問に着手
最初にスピ問レベルを完璧に仕上げることで基礎力を固めた上で、その後過去問に移ることで一定の仕上がりを維持して行くやり方です。
(※TAC生の人はスピ問の後は「トレーニング」と過去問併用していくこともお勧めします。)
過去記事はこちら

②まとめノートを作りながら覚える内容を整理していく
「まとめる内容を考える」+「書く」で理解が定着しやすく、また過去問や模試で出てくる新しい論点も随時追加して書き込んでいくことで、覚える対象をノートに集約することで、ターゲットを明確にするという方法です。
過去記事はこちら

と、最後の1つが今回ご紹介する

③音声の活用    です。

 

昨年4月末の頃は、最初の4科目については何とかスピ問完璧レベルまでたどりついて、情報のまとめノート整理しながら必死に知識を定着させていました。
その中で重宝したのが「音声講義」を聞いて復習することです。

私はTACに通っていたのですが、本科生のコースには講義音声のDLが標準でついてきます。通信講義の音声をDLしてスマホなどで聞ける、というものです。スタディングなどの通信講座にもついていると思います。

この音声講義の復習の利点は、

1.通勤時間を無駄なく活用

まず、勉強する場所を選ばないという事です。スマホに入れておき通勤中も自宅〜駅間の徒歩、ホームで電車を待っている間など「何かを見ながら勉強しにくいスキマ時間」も使うことができます。
私は通勤が1時間程度ですが、そのうち電車に乗っている時間は約半分。残り半分の時間は歩いていたりするので、スマホに入れてるノートを見たりできませんこんなスキマ時間も音声聞くだけならシームレスに活用できます。

私はDLした音声をMP3にして、アプリで1.5倍速にして聞いていました
復習なのでゆっくりと聞く必要もないですし、案外1.5倍程度でもよく聞き取れます。(予備校の先生の話し方はすごいんだな、と改めて実感。)
1.5倍速なら、2時間半の講義も1時間半くらいで聞くことができます。

聞き逃したところや、よく理解出来なかった箇所は巻き戻して再度聞く様にしてましたので、ちょうど1日の通勤で1コマ振り返ることが出来ました。

私が使っていたオススメのアプリは、「NHKの語学プレーヤー」です。
まず、スマホにDLした音声ファイル(音楽ファイル)を入れておき、このアプリで読み込みます。すると0.5〜3倍までスピードを変えながら聞くことができます

NHK語学プレーヤー

 

2.机に向かえないときも

また、音声を聞くというスタイルはとてもハードルが低いので取組み易いことも利点です。
机に向かって勉強できる時間は限られてしまいますし、結構モチベーションも必要です。しかも復習となるとさらにしんどい。。私は飽きっぽい性格なので毎日時間を決めてコツコツ机に向かうという事が苦手でした。気分が乗らないときは、机に向かっていても中々集中できないそんな時はコーヒーを飲みながら音声だけ聞くという学習もしていました。また、クルマを運転している時や、めちゃくちゃ疲れたとき、飲み会のあとは「全部を聞き取って復習する」ではなく、「なにか耳に残ればいいな」という感覚で聞き流す様にしていました。
こういった集中して勉強できない時間帯や、普通なら勉強あきらめてしまう時間でも「何もやらないよりはマシだな」という感覚で、耳にだけ入れておくことで何かしら意識や記憶に残すことができたと感じています。


3.テキストの流れ、ストーリーが結構大事

これは1次試験だけでなく2次に向けても重要になると思っているのですが、問題を解いたり用語を覚えるだけでは部分部分の理解だけになってしまい、前後のストーリーの様なものが抜け落ちてしまいがちです。
1次試験は、過去問どおりの問題は出てきません。また見たことがない言葉や聞き慣れない書き方されている問題もあります
例えば経営戦略〜事業戦略〜競争戦略についても、どういった流れで、事業ドメインや5SやPPMが出てきているのか、というストーリーが頭に残っていると、知らない言葉が出てきても「たしか戦略ってこんな流れの話だったな」と大筋をもとに解答を類推することができ問題に取り組みやすくなります

また2次試験は、正解が公表されない中で「これ」といった絶対の方法はありません。しかし文章力がない私でも合格できたのは、「中小企業診断士の試験ってこういう事が問われている」という1次テキストの話の流れが頭に残っているかどうかで勝負できるのではないかと感じています。

このような流れやストーリーを体得する上でも音声なら何度でも聞きやすいですし、集中出来ない時も耳にだけ入れておくことで、講義の流れや、節々の強調されている点などをなんとなく頭に残すことが出来きると思います。

 

最後に。
TAC生の方で音声講義ダウンロードされてない方は、是非すぐにでもダウンロードして試してみてください。私の同級生でも音声使ってないという人が沢山いて、もったいないってお話を何度もさせていただきました。

また、独学や他の教材で学習して音声講義がない方は、Youtubeで公開されているTBCの講義やほらっちチャンネルなどもいいかもしれません。

耳だけ使える時間を活用気分変えた学習できる文脈(ストーリー)を残す、という意味で是非ご参考にしただけたらと思います。

今年はコロナの影響で普段とは違う春をお過ごしの方も多いと思います。その中でも状況状況に合わせて自分に合ったやり方で学習していただければと思います。道場ブログでも各メンバー様々なスタイルで学習したメンバーが揃ってますので、是非参考にしながら学習して頂けたらと思います!

それでは。CKでした。

 


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
満員御礼となりました

※申し込み締切のお知らせと最終案内のお知らせをご確認ください。

こくちーずはこちら

一次試験・二次試験学習の進め方、一問一答形式のQ&Aコーナー等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

 

twitterもよろしくお願いします。

 

本日もアクセスありがとうございます!さいちゃんです。

本日のテーマは多面性を学習に活かすです。

クラインの壺

多面性を持つものの例としては、財務諸表の貸借対照表(B/S)があります。企業の財務状況を資産で見るか、負債と純資産で見るか。これらは表裏一体であり、企業の姿を多面的に見せてくれます。

SWOT分析も、一見強みに見えるけど実は弱みになる、ピンチはチャンスといったような、企業活動の多面的な見方をすることができます。

一つの事象でも、表で見るか、裏で見るか、俯瞰で見るか、下から見るかで全く景色が変わります。(観察することで初めて事象を確定できるシュレーディンガーの猫状態もあります。蛇足です)

学習における多面思考の有効性

学習において、多面性を持つことは記憶の引き出しを開けるための取っ手を増やす効果があると感じています。これは問題を解くときに知識を引き出しやすくする効果があります。
また、通常の問われ方と異なるひねった問題が出てきても、知識に対する多面性を持っていれば惑わされることなく対処することができます。
あるテキストを読んでもわからなかったことが、別のテキストを読むとわかるようになることはよくあります。異なる切り口で理解が促されることも多面性による効果だと思っています。

一方で二次試験の場合は、解答の中に多面性が必要になります。事例に描かれている企業に対する的確な分析を、多面的に記述する技術が必要だと感じています。

多面的な理解を獲得するためのトレーニング

一次試験の場合は、一つの論点について様々な切り口の解説を読むことをお勧めします。具体的にはアウトプット期では同じ論点でも様々な角度からの問題を解いて解説を読んで理解することが中心となります。また道場には様々な切り口での論点解説記事がありますので、ぜひお時間があるときに読んでみてください。

二次試験の場合は、様々な高得点答案、模範解答を集めることをお勧めします。これにより、試験に対する多面性を明らかにするとともに、共通する部分を抽出することができます。
そのほかに私が実行していたのは、誰かのファイナルペーパー(FP)、ファイナルノートを活用した勉強法です。やり方は、誰かのFPを持ってきて中身を読んで理解するだけ。人によってまとめ方が異なるので、二次試験に必要な知識を多面的に獲得できるツールになると思います。

必要な知識やノウハウが様々なまとめ方で記載されているので、知識を定着しやすくするトレーニングになります。

二次試験FP参考
お昼ご飯と糖質の話 ちこまる(仮)ファイナルペーパーのおまけ付き
残り一週間の過ごし方+おまけ(なおさんのFinal Note)
最低限押さえたい「1次知識」まとめ

 

おまけ:道場の多面性を活用する

一発合格道場は2010年から記事掲載が始まり、今年で約10年の歴史があります。蓄積された記事数は3000を超え、さまざまな角度からの記事が残されています。

SWOT大好きなさいちゃんが、道場ブログの強みと弱みを分析すると、こんな感じ。

強み:

①情報にリアルタイム性がある

②メンバーのスペックが多種多様で、記事の内容に多様性(Diversity)がある。

10年間の蓄積された記事がある

弱み:

①検索性が悪い(タイトルとタグだけでは、内容を判別しにくい)

②過去記事は最新の情報でない可能性があり、混乱を招く

③リアルタイム記事が必ずしも自分の興味関心にフィットしない

 

強みについて解説

①リアルタイム性は、直近合格者によるほぼ毎日の記事により確保されています。道場記事を読んで頂いているみなさんと一緒に伴走する気持ちで記事を書いています。

②道場メンバーの多様性により、勉強法の選択肢と論点解説の切り口が豊富で、有用なノウハウの取得が可能です。また、多様性の中に共通する項目を抽出することで試験の本質に出会えると思います。特に、重要な論点についていくつか解説記事があります。道場メンバーの個性豊かな強みが発揮されていて、多面性がある記事となっており、苦手論点をさまざまなアプローチで切り込むことで、理解の助けとなると思います。

③記事数が3000を超えてジャンルも豊富なので。必要な情報に出会える確率が高いです。もし知りたい情報が記事になっておりませんでしたら、コメント欄にリクエストをください!

道場の強みの本質は多様性にあると思います。12人の個性的なメンバーのそれぞれの直近合格のためのノウハウに加え、92人の先代メンバーの普遍的な記事があり、多くの方々に寄稿いただいた、十人十色の合格体験記を加えて、様々な視点から情報を入手できます。ぜひご活用ください。

 

弱みについて解説

①合格体験記は表形式でまとめられていますが、道場の膨大な記事はまとめられていません。私の場合、過去記事を読むのがとても楽しかったので、ついつい時間を忘れて当初の目的を忘れて読んでしまい、何のために記事を読んでいたか忘れることがよくありました。新聞のように広範な情報を得て知見を広げるためには、様々な記事を見ていくのは有効だと思いますが、ネットニュースを検索して見るように、ピンポイントで情報を入手するためには検索性が悪いのが欠点だと思います。

②や③については、古い情報を排除したり、今の自分に必要な情報を得るために自分でフィルターをかける必要があり、手間がかかってしまいがちです。

そこで、弱みを補うために簡単なリンク集を作成したので、情報収集の一助になれば幸いです。エクセルファイルを使いたい方は、コメントをください。また、実際に使っていただいて改善点等ありましたらフィードバックをいただけるとありがたいです。今後の記事のまとめに参考とさせていただきます。

今回は一次試験1日目(経済、財務、企経、運営)の記事をまとめました。

注意点としては、時代性が強すぎる記事や、特定の予備校や書籍の中身に関する記事はなるべく除いています。また、次回の担当で二日目の科目の記事をまとめたいと思います。

 

科目をクリックすると、表に飛びます。

①経済学・経済政策

②財務会計

③企業経営理論

④運営管理

 

経済学・経済政策

作成者 リンク 項目 ジャンル
katsu https://rmc-oden.com/blog/archives/54247 総合 一次総合
ひめ https://rmc-oden.com/blog/archives/38921 総合 一次総合
aki https://rmc-oden.com/blog/archives/10809 総合 一次総合
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/2182 総合 一次総合
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/61308 総合 マクロ経済学
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/31844 総合 マクロ経済学
きょくしん https://rmc-oden.com/blog/archives/9573 総合 マクロ経済学
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/61223 総合 ミクロ経済学
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/34881 総合 ミクロ経済学
wacky https://rmc-oden.com/blog/archives/9518 総合 ミクロ経済学
makino https://rmc-oden.com/blog/archives/113287 勉強法 勉強法
はんた https://rmc-oden.com/blog/archives/55801 勉強法 語呂合わせ
ヒロちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/104199 勉強法 勉強法
よこよこ https://rmc-oden.com/blog/archives/103832 勉強法 勉強法
tomo https://rmc-oden.com/blog/archives/76408 勉強法 勉強法
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/61998 勉強法 勉強法
せんせい https://rmc-oden.com/blog/archives/51805 勉強法 勉強法
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/49715 勉強法 勉強法
katsu https://rmc-oden.com/blog/archives/48199 勉強法 勉強法
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/47960 勉強法 勉強法
うちあーの https://rmc-oden.com/blog/archives/25403 勉強法 勉強法
らいじん https://rmc-oden.com/blog/archives/9514 勉強法 勉強法
きょくしん https://rmc-oden.com/blog/archives/6438 勉強法 勉強法
wacky https://rmc-oden.com/blog/archives/6359 勉強法 勉強法
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/1950 勉強法 勉強法
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/21 勉強法 勉強法
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/2185 勉強法 勉強法、グラフ、マンデルフレミング
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/2198 勉強法 勉強法、比較分析、寡占モデル
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/79202 論点解説 45度線分析、IS-LM分析、マンデルフレミング、AD-AS分析
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/2250 論点解説 AD-AS分析
うちあーの https://rmc-oden.com/blog/archives/35038 論点解説 GDP、GNP
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/3153 論点解説 IS-LM分析、景気循環のモデル、マンデルフレミング
きゃっしぃ https://rmc-oden.com/blog/archives/103282 論点解説 IS-LM分析
ロック https://rmc-oden.com/blog/archives/99541 論点解説 IS-LM分析
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/93584 論点解説 IS-LM分析
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/93408 論点解説 IS-LM分析
aki https://rmc-oden.com/blog/archives/6529 論点解説 グラフの見方
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/76176 論点解説 グラフの見方
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/84603 論点解説 スルツキー分解
おはとも https://rmc-oden.com/blog/archives/78067 論点解説 スルツキー分解
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/51681 論点解説 マンデルフレミング
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/9730 論点解説 マンデルフレミング
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/93393 論点解説 マンデルフレミング
を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/35056 論点解説 均衡国民所得、マンデルフレミング、無差別曲線
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/79977 論点解説 経済成長、投資理論
きゃっしぃ https://rmc-oden.com/blog/archives/105430 論点解説 後方屈折労働供給曲線
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/53083 論点解説 厚生損失
マイスター https://rmc-oden.com/blog/archives/53130 論点解説 行動経済学
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/114496 論点解説 時事問題
まさや〜ん https://rmc-oden.com/blog/archives/65986 論点解説 時事問題
たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/105827 論点解説 需要の価格弾力性、財の分類
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/77602 論点解説 需要・供給曲線、不完全競争、市場の失敗、自由貿易の理論
たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/106123 論点解説 所得効果、代替効果
たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/105218 論点解説 消費者の選好、無差別曲線
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/112384 論点解説 消費者行動
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/78625 論点解説 消費者行動
なが https://rmc-oden.com/blog/archives/99808 論点解説 乗数効果
まる https://rmc-oden.com/blog/archives/78332 論点解説 乗数効果
まさや〜ん https://rmc-oden.com/blog/archives/66741 論点解説 乗数効果
を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/27635 論点解説 乗数効果
かわとも https://rmc-oden.com/blog/archives/113405 論点解説 乗数理論、45度線分析
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/87753 論点解説 生産関数
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/79832 論点解説 生産者行動の理論、市場の失敗、ゲーム理論
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/54197 論点解説 代替効果と所得効果
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/112023 論点解説 費用関数
かわとも https://rmc-oden.com/blog/archives/114584 論点解説 名目、実質、GDP
たかじん https://rmc-oden.com/blog/archives/105533 論点解説 予算制約線
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/112853 論点解説 余剰分析、貿易、ゲーム理論
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/85591 論点解説 労働市場

目次に戻る

財務会計

作成者 リンク 項目 ジャンル
おはとも https://rmc-oden.com/blog/archives/81006 解き方 一次問題の解き方
u-ta https://rmc-oden.com/blog/archives/65879 解き方 一次問題の解き方
まっきー https://rmc-oden.com/blog/archives/59922 解き方 一次問題の解き方
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/52895 解き方 一次問題の解き方
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/3173 解き方 一次問題の解き方
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/1943 解き方 一次問題の解き方
世界の畠ちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/99102 基本 財務会計の基本
ルナ https://rmc-oden.com/blog/archives/98613 基本 財務会計の基本
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/87096 基本 財務会計の基本
U2 https://rmc-oden.com/blog/archives/66666 基本 財務諸表
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/59670 基本 財務諸表
平平 https://rmc-oden.com/blog/archives/54910 基本 財務諸表
mya https://rmc-oden.com/blog/archives/86887 実務 実務
katsu https://rmc-oden.com/blog/archives/59793 実務 実務
ひろいん https://rmc-oden.com/blog/archives/48565 実務 実務
くれよん https://rmc-oden.com/blog/archives/36376 実務 実務
ゆう https://rmc-oden.com/blog/archives/105814 総合 一次知識まとめ
ゆっこ https://rmc-oden.com/blog/archives/99432 総合 一次知識まとめ
butao https://rmc-oden.com/blog/archives/66768 総合 一次知識まとめ
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/28162 総合 一次知識まとめ
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/26039 総合 一次知識まとめ
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/24345 総合 一次知識まとめ
はんた https://rmc-oden.com/blog/archives/55801 勉強法 語呂合わせ
だいまつ https://rmc-oden.com/blog/archives/109386 勉強法 勉強法
まる https://rmc-oden.com/blog/archives/87395 勉強法 勉強法
紫雲和尚 https://rmc-oden.com/blog/archives/86343 勉強法 勉強法
うちあーの https://rmc-oden.com/blog/archives/45781 勉強法 勉強法
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/45186 勉強法 勉強法
wacky https://rmc-oden.com/blog/archives/13150 勉強法 勉強法
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/12907 勉強法 勉強法
aki https://rmc-oden.com/blog/archives/9097 勉強法 勉強法
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/4982 勉強法 勉強法
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/560 勉強法 勉強法
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/405 勉強法 勉強法
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/1181 勉強法 勉強法
ぐっち https://rmc-oden.com/blog/archives/113805 論点解説 CF計算書
ますけん https://rmc-oden.com/blog/archives/99634 論点解説 CF計算書
nori https://rmc-oden.com/blog/archives/91366 論点解説 CF計算書
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/76507 論点解説 CF計算書
くれよん https://rmc-oden.com/blog/archives/9227 論点解説 CF計算書
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/1992 論点解説 CF計算書
たけぴょん https://rmc-oden.com/blog/archives/98301 論点解説 CVP分析
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/92279 論点解説 CVP分析
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/90094 論点解説 CVP分析
紫雲和尚 https://rmc-oden.com/blog/archives/77947 論点解説 CVP分析
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/73175 論点解説 CVP分析
まさや〜ん https://rmc-oden.com/blog/archives/63906 論点解説 CVP分析
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/60001 論点解説 CVP分析
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/1575 論点解説 CVP分析
たけぴょん https://rmc-oden.com/blog/archives/99990 論点解説 FCF
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/1413 論点解説 FCF
こば https://rmc-oden.com/blog/archives/93941 論点解説 MM理論
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/80079 論点解説 MM理論
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/28939 論点解説 MM理論
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/54034 論点解説 NPV
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/112044 論点解説 ROA、ROE
https://rmc-oden.com/blog/archives/93220 論点解説 WACC
まっすー https://rmc-oden.com/blog/archives/53020 論点解説 WACC, CAPM
を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/28755 論点解説 デリバティブ
らいじん https://rmc-oden.com/blog/archives/9205 論点解説 デリバティブ
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/1415 論点解説 デリバティブ
Soya https://rmc-oden.com/blog/archives/113908 論点解説 デリバティブ、為替予約
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/74227 論点解説 デリバティブ、為替予約
よこよこ https://rmc-oden.com/blog/archives/105355 論点解説 のれん
を〜 https://rmc-oden.com/blog/archives/26750 論点解説 のれん、減損損失
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/112480 論点解説 意思決定会計
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/1871 論点解説 意思決定会計
nori https://rmc-oden.com/blog/archives/92207 論点解説 営業レバレッジ
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/91930 論点解説 営業レバレッジ
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/5397 論点解説 営業レバレッジ、安全余裕率
かわとも https://rmc-oden.com/blog/archives/114311 論点解説 割引、標準偏差
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/77392 論点解説 株式指標
アックル https://rmc-oden.com/blog/archives/5145 論点解説 株式指標
こば https://rmc-oden.com/blog/archives/93941 論点解説 企業価値
mya https://rmc-oden.com/blog/archives/77883 論点解説 企業価値
おと https://rmc-oden.com/blog/archives/79493 論点解説 経営分析
フォルゴーレ https://rmc-oden.com/blog/archives/72285 論点解説 経営分析
きょくしん https://rmc-oden.com/blog/archives/9128 論点解説 経営分析
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/1532 論点解説 経営分析
こば https://rmc-oden.com/blog/archives/93911 論点解説 決算整理
ちこまる https://rmc-oden.com/blog/archives/114023 論点解説 原価計算
makino https://rmc-oden.com/blog/archives/114003 論点解説 原価計算
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/92658 論点解説 原価計算
Soya https://rmc-oden.com/blog/archives/117018 論点解説 減価償却費
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/5444 論点解説 財務レバレッジ
ぽらーの https://rmc-oden.com/blog/archives/79689 論点解説 財務指標
ちこまる https://rmc-oden.com/blog/archives/114053 論点解説 財務諸表分析
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/114027 論点解説 財務諸表分析
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/113722 論点解説 財務諸表分析
こば https://rmc-oden.com/blog/archives/93850 論点解説 財務諸表分析
たきも https://rmc-oden.com/blog/archives/93328 論点解説 財務諸表分析
フォルゴーレ https://rmc-oden.com/blog/archives/65896 論点解説 資本コスト
フェイマオ https://rmc-oden.com/blog/archives/93188 論点解説 生産性分析
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/1507 論点解説 生産性分析、ROE、ROA
こば https://rmc-oden.com/blog/archives/93937 論点解説 税効果会計
mya https://rmc-oden.com/blog/archives/78555 論点解説 税効果会計
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/1364 論点解説 相関係数、共分散
よこよこ https://rmc-oden.com/blog/archives/105704 論点解説 総合原価計算
ひめ https://rmc-oden.com/blog/archives/33757 論点解説 配当割引モデル
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/5473 論点解説 標準原価計算
まさや〜ん https://rmc-oden.com/blog/archives/64420 論点解説 複利原価計算と年金原価計算
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/115055 論点解説 分配可能額
桃ちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/108491 論点解説 簿記知識

目次に戻る

 

 

企業経営理論

作成者 リンク 項目 ジャンル
とり https://rmc-oden.com/blog/archives/93367 解き方 一次問題の解き方
たきも https://rmc-oden.com/blog/archives/93139 解き方 一次問題の解き方
nori https://rmc-oden.com/blog/archives/92707 解き方 一次問題の解き方
https://rmc-oden.com/blog/archives/92687 解き方 一次問題の解き方
とり https://rmc-oden.com/blog/archives/91960 解き方 一次問題の解き方
とり https://rmc-oden.com/blog/archives/91670 解き方 一次問題の解き方
たきも https://rmc-oden.com/blog/archives/91560 解き方 一次問題の解き方
岡崎 教行 https://rmc-oden.com/blog/archives/80966 解き方 一次問題の解き方
紫雲和尚 https://rmc-oden.com/blog/archives/80404 解き方 一次問題の解き方
うみの https://rmc-oden.com/blog/archives/78200 解き方 一次問題の解き方
はんた https://rmc-oden.com/blog/archives/59847 解き方 一次問題の解き方
マイスター https://rmc-oden.com/blog/archives/53868 解き方 一次問題の解き方
なご https://rmc-oden.com/blog/archives/87067 基本 概論
きり https://rmc-oden.com/blog/archives/80152 基本 概論
ハーン https://rmc-oden.com/blog/archives/66517 基本 概論
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/12152 基本 概論
らいじん https://rmc-oden.com/blog/archives/10708 基本 概論
TOM https://rmc-oden.com/blog/archives/102314 基本 書籍紹介
ぽらーの https://rmc-oden.com/blog/archives/87326 基本 書籍紹介
はんた https://rmc-oden.com/blog/archives/55801 勉強法 語呂合わせ
きゃず https://rmc-oden.com/blog/archives/105726 勉強法 勉強法
へんりー https://rmc-oden.com/blog/archives/105580 勉強法 勉強法
ルナ https://rmc-oden.com/blog/archives/98469 勉強法 勉強法
tomo https://rmc-oden.com/blog/archives/76408 勉強法 勉強法
u-ta https://rmc-oden.com/blog/archives/66581 勉強法 勉強法
U2 https://rmc-oden.com/blog/archives/65937 勉強法 勉強法
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/64572 勉強法 勉強法
まっきー https://rmc-oden.com/blog/archives/52951 勉強法 勉強法
お薬ハック https://rmc-oden.com/blog/archives/51454 勉強法 勉強法
せんせい https://rmc-oden.com/blog/archives/51165 勉強法 勉強法
katsu https://rmc-oden.com/blog/archives/50286 勉強法 勉強法
コニケン https://rmc-oden.com/blog/archives/45814 勉強法 勉強法
アンドロメダ https://rmc-oden.com/blog/archives/33135 勉強法 勉強法
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/1839 勉強法 勉強法
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/1793 勉強法 勉強法
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/302 勉強法 勉強法
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/114503 論点解説 マーケティング論
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/114172 論点解説 マーケティング論
ゆう https://rmc-oden.com/blog/archives/105194 論点解説 マーケティング論
ゆっこ https://rmc-oden.com/blog/archives/99724 論点解説 マーケティング論
Nico https://rmc-oden.com/blog/archives/79770 論点解説 マーケティング論
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/1742 論点解説 マーケティング論
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/114090 論点解説 マーケティング論、モチベーション理論
ブブ https://rmc-oden.com/blog/archives/113890 論点解説 モチベーション理論
きゃず https://rmc-oden.com/blog/archives/105726 論点解説 競争戦略
へんりー https://rmc-oden.com/blog/archives/105846 論点解説 経営戦略、組織論、マーケティング論
どいこう https://rmc-oden.com/blog/archives/112908 論点解説 経営理論
へんりー https://rmc-oden.com/blog/archives/105580 論点解説 経営理論
ITO https://rmc-oden.com/blog/archives/99386 論点解説 経営理論
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/28939 論点解説 経営理論
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/8100 論点解説 高次学習、ダブルループ
かおりん https://rmc-oden.com/blog/archives/94164 論点解説 戦略論
Xレイ https://rmc-oden.com/blog/archives/91466 論点解説 戦略論
butao https://rmc-oden.com/blog/archives/68334 論点解説 戦略論、組織論
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/59508 論点解説 組織構造
kskn https://rmc-oden.com/blog/archives/113807 論点解説 組織論
桃ちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/105898 論点解説 組織論
ゆう https://rmc-oden.com/blog/archives/105240 論点解説 組織論
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/33390 論点解説 組織論
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/1806 論点解説 組織論
岡崎 教行 https://rmc-oden.com/blog/archives/78728 論点解説 労働法規
紫雲和尚 https://rmc-oden.com/blog/archives/75601 論点解説 労働法規
はんた https://rmc-oden.com/blog/archives/52857 論点解説 労働法規

目次に戻る

 

運営管理

作成者 リンク 項目 ジャンル
を~ https://rmc-oden.com/blog/archives/34307 基本 概論
うちあーの https://rmc-oden.com/blog/archives/34065 基本 概論
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/13680 基本 概論
wacky https://rmc-oden.com/blog/archives/13729 基本 概論
wacky https://rmc-oden.com/blog/archives/10864 基本 概論
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/9298 基本 概論
くれよん https://rmc-oden.com/blog/archives/9438 基本 概論
WATATA https://rmc-oden.com/blog/archives/3245 基本 概論
TOM https://rmc-oden.com/blog/archives/102314 基本 書籍紹介
オーケー https://rmc-oden.com/blog/archives/62606 基本 書籍紹介
きり https://rmc-oden.com/blog/archives/86647 実務 実務
きり https://rmc-oden.com/blog/archives/79021 実務 実務
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/65217 勉強法 語呂合わせ
はんた https://rmc-oden.com/blog/archives/55801 勉強法 語呂合わせ
ロック https://rmc-oden.com/blog/archives/100074 勉強法 勉強法
うみの https://rmc-oden.com/blog/archives/78842 勉強法 勉強法
tomo https://rmc-oden.com/blog/archives/78494 勉強法 勉強法
tomo https://rmc-oden.com/blog/archives/76408 勉強法 勉強法
フォルゴーレ https://rmc-oden.com/blog/archives/65217 勉強法 勉強法
マイスター https://rmc-oden.com/blog/archives/54001 勉強法 勉強法
まっきー https://rmc-oden.com/blog/archives/54063 勉強法 勉強法
katsu https://rmc-oden.com/blog/archives/53196 勉強法 勉強法
コニケン https://rmc-oden.com/blog/archives/46399 勉強法 勉強法
こぐま https://rmc-oden.com/blog/archives/38145 勉強法 勉強法
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/13336 勉強法 勉強法
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/13275 勉強法 勉強法
きょくしん https://rmc-oden.com/blog/archives/9321 勉強法 勉強法
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/5658 勉強法 勉強法
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/5593 勉強法 勉強法
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/2115 勉強法 勉強法
お薬ハック https://rmc-oden.com/blog/archives/53293 勉強法 勉強法後編
お薬ハック https://rmc-oden.com/blog/archives/53157 勉強法 勉強法前編
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/2075 論点解説 IE
ちこまる https://rmc-oden.com/blog/archives/113788 論点解説 QC7つ道具
ITO https://rmc-oden.com/blog/archives/99085 論点解説 QC7つ道具
Oz https://rmc-oden.com/blog/archives/66717 論点解説 QC7つ道具
桃ちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/105272 論点解説 VE
桃ちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/104714 論点解説 VE
うみの https://rmc-oden.com/blog/archives/81033 論点解説 アルファベット用語
ひめ https://rmc-oden.com/blog/archives/34552 論点解説 アルファベット用語
フォルゴーレ https://rmc-oden.com/blog/archives/66495 論点解説 まちづくり三法
フォルゴーレ https://rmc-oden.com/blog/archives/66164 論点解説 ラインバランシング
そーや https://rmc-oden.com/blog/archives/114134 論点解説 リフト値
だいまつ https://rmc-oden.com/blog/archives/105676 論点解説 ワークサンプリング/作業分類
オーケー https://rmc-oden.com/blog/archives/66078 論点解説 計算問題
ぽらーの https://rmc-oden.com/blog/archives/79689 論点解説 指標
イラサム https://rmc-oden.com/blog/archives/48063 論点解説 指標
なおさん https://rmc-oden.com/blog/archives/113298 論点解説 生産管理
ヒロちゃん https://rmc-oden.com/blog/archives/105729 論点解説 生産管理
その https://rmc-oden.com/blog/archives/99672 論点解説 生産管理
その https://rmc-oden.com/blog/archives/99513 論点解説 生産管理
こば https://rmc-oden.com/blog/archives/93428 論点解説 生産管理
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/72488 論点解説 生産管理
コニケン https://rmc-oden.com/blog/archives/34478 論点解説 生産管理
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/5580 論点解説 生産管理
ゆう https://rmc-oden.com/blog/archives/105547 論点解説 生産管理/生産方式
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/1922 論点解説 生産方式
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/2020 論点解説 設計・調達
https://rmc-oden.com/blog/archives/93064 論点解説 値入り高
なおさん https://rmc-oden.com/blog/archives/113300 論点解説 店舗・販売管理
うちあーの https://rmc-oden.com/blog/archives/46583 論点解説 店舗・販売管理
コニケン https://rmc-oden.com/blog/archives/36831 論点解説 店舗・販売管理
きゃっしぃ https://rmc-oden.com/blog/archives/104774 論点解説 店舗管理
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/72729 論点解説 店舗管理
らいじん https://rmc-oden.com/blog/archives/9367 論点解説 店舗管理
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/5818 論点解説 店舗管理
JC https://rmc-oden.com/blog/archives/5714 論点解説 店舗管理
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/2113 論点解説 店舗管理①
ハカセ https://rmc-oden.com/blog/archives/2121 論点解説 店舗管理②
なご https://rmc-oden.com/blog/archives/78483 論点解説 都市計画法
ゆっこ https://rmc-oden.com/blog/archives/98581 論点解説 発注管理
aki https://rmc-oden.com/blog/archives/9350 論点解説 発注管理
ITO https://rmc-oden.com/blog/archives/99661 論点解説 販売流通情報システム
ZonE https://rmc-oden.com/blog/archives/2149 論点解説 販売流通情報システム
なが https://rmc-oden.com/blog/archives/100046 論点解説 物流
ふうじん https://rmc-oden.com/blog/archives/72848 論点解説 物流

目次に戻る

 

以上さいちゃんでした。

 

 

 

 


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
申し込みはこちら

一次試験・二次試験学習の進め方、一問一答形式のQ&Aコーナー等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

 

twitterもよろしくお願いします。

 

おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

この資格を目指されている方の圧倒的多数が企業等の何かしらの団体に所属勤務している方だと思いますが、その業界特有の言葉ってあると思います。

私が今の勤め先に入社して本っ当に意味が分からなかった言い回しの代表3選手が次のものでした。

「行って来い」
「てっぺん越える」
「予定がばれた」

この3つ。それぞれ別の時間、場所で言われたのですが、3つとも言われたときに「はっ?」って返したような気がします。皆さんご存じでしょうか?

行って来い
【行って来い/往って来い】(読み)イッテコイ
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから行って来いだ」
2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻ること。普通は回り舞台によって行う。
3 相撲で、いなすこと
(出典:デジタル大辞泉)

・・・若手が上司や先輩から「行って来い」って言われたら「行かなきゃ」ってなりますよね(笑)
そして元々は証券用語だったんですね。私が言われたときは「1」のニュアンスで「結局行って来いだからお互い様で済んだよ」みたいな感じでした。「ツーペイ」とか「チャラ」に近いですね。
残りの2つは私の方でそれ風(ふう)に書きます 笑

てっぺん超える
【てっぺん超える/天辺超える】(読み)テッペンコエル
1 何かしらの頂点を超えること・・・??海賊王になる!みたいな?
2 夜中の12時を過ぎること。「直しが入るといつもてっぺん超えるから」

予定がばれた
【予定がばれた/予定がバレた】(読み)ヨテイガバレタ
1 内緒で予定したことが相手に知れてしまったこと・・・??「かみさんに来週のゴルフの予定がばれた」とか?
2 スケジュールがキャンセルされること。「お客からさっき電話があって明日の予定がばれた(号泣)」

 

・・・きっとどの業界もそういった特有の言い回しがあるはずです。

この資格、合格前の勉強中も合格後も色んな人と出会う機会が得られます。
リアルな出会いに限らずオンライン環境も整備が進んだため、地方においてもそういった機会が増えているのではないでしょうか。

そして出会う方々の業種、肩書、キャリア、年齢がバラバラで非常に多様性に富んでおり、勉強を実務に活かしたいと意欲の高い方が多いこともこの資格の大きな特徴の一つです。

私は勉強時代にあまり出会いに積極的でありませんでしたが、もっと早くからオンラインやリアルの勉強会等に参加していたら、周りから良い刺激や気づきが得られてもっと早くに合格することができたかも・・・と思うところはあります。

これからも色んな方とお会いして様々な「業界の方言」(笑)を伺えたら嬉しいです。

 

<続・1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

前回記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)は主に1次試験の「財務会計」に関する記事でしたが、人づてに「企業経営理論」と「運営管理」も聞いてみたいという声を伺うことがありましたので、今日は番外編として記事にさせていただきます。

ということで冒頭は前回&今回記事で使っている「言い回し」の振り返りです。

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

逆ザヤ
【逆鞘/逆ザヤ/逆ざや】(読み)ギャクザヤ
①売り値が買い値より安いというように、値段の開きが本来あるべき状態と反対になること。
②相場で、銘柄を比較したときに当然高いはずのものが安く、安いはずの銘柄が高いこと。
③中央銀行の公定歩合が市中銀行の貸出金利を上回ること。また、その差。
(出典:大辞林)

※ここでは「得られる点数に対して掛かる労力が大きすぎて合格が遠のくこと」

 とは、「時間がかかったのでこの設問は何とか正解したい」「サンクコストが諦められない」等、行くことも引くこともできずハマったら逃げられない状態・・・、決して気楽に足を踏み入れてはなりません

また繰り返しですが、当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう。

「逆ザヤ沼問題」は徹底して後回しにして「必勝問題」を優先するこれにより時間管理と得点の積み上げを狙うことをお勧めしています。

 

~続・1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ(経営理論と運営管理編)~

以下は1次対策のために場記事を読み漁った結果、私の「本試験持ち込み用サブテキスト(1日目4科目)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、あくまでサンプル、参考例としてお読み下さい。

【企業経営理論】

① 「経営戦略論」「組織論」「マーケティング」の「マーケティング」から解く
・マーケティング → 経営戦略論 → 組織論の順に解く
・マーケティング問題の1問目は、R1年なら第26問~、H30年 第28問~、H29年 第28問~
・マーケティングのみで30分以上かけるとヤバイと考える
・マーケティングが済んだら1問目「組織戦略論」へ戻る(残り60分)

② 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

③ 自信がない問題はマークシートを塗りつぶした上で問題用紙の設問の左上に「△」「×」「?」を記入し、できるだけ時間を余らせて見返すこと

④ 一度設問文を読んで理解に苦しんだら、単語ごとに「/(スラッシュ)」を打つ

上記①は、「時間管理と必勝問題による得点の積み上げ」の視点からこのように考えました。

マーケティング・・・他よりも「難解な日本語で煙に巻く印象」が抑え目のため優先的に必勝問題を得点にしていきたい
組織戦略論・・・比較的いつもの論点が出やすく「組織論」よりは必勝問題を見極めやすい
組織論・・・初見問題が出やすく、受験生を苦しめる労働法規など「逆ザヤ沼感」が高い

経営理論は、とにかく設問文の日本語が難解なのが特徴ですが、マーケティングはその要素が若干弱めで親しみやすさが高めです。
よって自分にとってマーケティングは必勝問題の比率が高いと考え、開始後30分間までを目安に疾走感を持って得点化することを目安にしていました。

 

上記②は、何度も何度も何度も間違えた「適切or不適切」問題。
「最も不適切なものを選べ」と問われているのは分かってる!なのに、選択肢を読んでいるうちにいつの間にか勘違いして「適切なもの」を探し始めてたということは皆さんはありませんか?
そしてその場合、正解は「ア適切、イ適切、ウ適切、エ不適切」なのに、なぜかア・イ・ウの中からわざわざ「2つの不適切」を見つけ出せてしまうのだから、思い込みは怖い!人間の脳って不思議。

自分の場合結構これが多くて。
自己採点時、この信じられないほど残酷な勘違いをした自分をどうやって許せるでしょうか。
しかも何度目?か分からない(泣

その結果、道場の記事で見つけた方法を取り入れました。

設問文で「最も不適切なものはどれか」を見つけたら、その瞬間に選択肢の横に大きな∇を書き込む、という方法です。
いわゆる「ポカヨケ設置」です。
当時参考にした記事が見つからなかったので代わりに自分の問題用紙を載せておくのでご参考下さい。

ポカヨケ
【ポカヨケ/ポカ避け】(読み)ポカヨケ
主に工場の生産ラインにおいて、うっかりした人為的ミス(ポカ)が発生してもすぐ気づく、または防止できる仕組みの総称
(出典:実用日本語表現辞典)

以降、ポカヨケを設置することでこの憎むべき勘違いを激減させることができました。

 

上記③は、最初から3周回す気満々で臨む財務会計とは違い、企業経営理論は1周で全てのマークシートを埋めることを目指しました。
その後、余った時間で不安に思った「△」「×」「?」問題を見直します。
経営理論はパッと見て難易度を判定するのが相対的に難しく、日本語の解釈に手間取るうちに逆ザヤ沼問題化してしまうことがままありました。

逆ザヤ沼問題の何が怖いって、気づいたときには残り時間が少ないのに未回答のマークが多数ある!という事態に陥りやすいことです。
したがって、問題用紙の余白に△や✕を記しながらもとにかく一旦はマークシートを埋めきってから、△と✕を今一度落ち着いて丁寧に得点化するイメージを持つことで、そのような事態を避けることを目指しました。

 

上記④の「スラ打ち」は、次の記事を参考にしました。
困ったときにこれをやると設問がグッと読みやすくなるので、そんなときはお試し下さい。

苦手科目の攻略法~企業経営理論 その2 by 7代目とり

 

【運営管理】

① 1周目は図や計算問題を飛ばしてもOK(あくまでもMYルールです)

② 全体43~45マークの内、図・計算問題は10~11問に過ぎない(平成29年度は6問のみ)
・体感的に図や計算問題が多かったと感じた年も同様(自分にとって平成28年度)
・つまり飛ばすことを怖がりすぎる必要はない
・また残りの大部分75%の知識問題を丁寧に拾えれば図・計算はそこから更に点差を広げるためのボーナスステージと化する

③ 運営管理で日本語が難解に感じたら他の選択肢との文言の入れ替えを疑え

④ 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

⑤ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

上記①は財務会計と同じ考えです。
必勝問題を瞬殺で得点化し、2~3周で回すつもりで逆ザヤ沼問題は飛ばす

上記②は、運営管理の図表問題は解くのに時間がかかる傾向にあったため書きました。
「結構、表や図が出たな」と思った年でも意外と割合で見るとそんなことはありません。
大体「例年通り」でした。

【設問数】 全問 図表問題 図表の割合
令和元年 44 10 23%
平成30年 44 11 25%
平成29年 45 6 13%
平成28年 45 11 24%

大体4分の1、経済のグラフや財務の計算問題ほどは多くありません。
また表や図の問題に特別に大きな配点が付くならともかく、配点は必ず2点か3点のどちらかです。
もし3点だとしても1点しか違わないので割り切るが吉です。
決して逆ザヤ沼問題化すべきではありません。

上記③の文言の置き換えは運営管理だけでなく経営理論や経済、財務会計など、色んな科目で使われる出題側のテクニックです。
経営理論の場合、ただでさえ日本語が読みにくい中でこれをやられると結構苦戦します。
ただ、運営管理の場合は設問文の読みにくさが経営理論ほどひどくないため、違和感を感じやすく思いました。
そうした違和感を感じたときに「設問間の文言の入れ替え」であるケースが結構多かったため、そこにアンテナを張っていました、という一例です。

上記の④と⑤は先述の通りです。

 

<科目ごとの類型化>

~手順の分類~

前回と今回の記事の内容を類型化してみます。
まずは手順の分類です。
このように並べると解法ノウハウ的に見えますが、あくまで私の場合の手順の分類にすぎません。

【高速回転塗り重ね式 】
財務会計は、高速で何回転も回すことを前提に必勝問題を瞬殺する。

【論点ごとに解答優先順位決め打ち式】
経営理論は、マーケ→経営戦略論→組織論の順に、1周で全マークを埋めた上で不安な問題(△や✕)を確認。

【図表問題は後回し式】
運営管理は、図表問題を後回し。

 

~手順ごとに科目を割り当て~

【高速回転塗重ね式 】経済財務会計
・初日の朝イチ2科目は30分間で1周完了。
・その後も2周目、3周目と高速回転して設問を解ききる。
・経済はグラフ問題、財務は計算問題にも「瞬殺できる問題(論点)」を作っておくこと。(過去記事「経済と財務の共通点」)
・難化年の1周目は解き残し多数&30分かからないため、早期に俯瞰して難化年と認識できた優位性を活かして対応。

【論点ごとに解答優先順位決め式】経営理論経営法務中小経営政策
・経営理論は、マーケティング→経営戦略論→組織論。
・経営法務は、会社法→知財法→民法。
・中小経営政策は、自分は「経営→政策」派だが逆の声も聞く。

【図表問題は後回し式】運営管理

※私は経営情報システムは基本的に免除したので分かりませんが、どれか合いそうでしょうか?

 

<まとめ>

「必勝問題」か「逆ザヤ沼問題」かを見極める力は、アウトプット中心の学習によって体得される「技」のようなイメージを勝手に持っていました。

また「いま解くか?それとも飛ばすか?」の「判断力」が、合格に十分な点を得らえるか?に直接影響するとも考えていました。

逆ザヤ沼問題にハマる前に必勝問題をすべて得点化する」を常に頭においてアウトプット中心の学習で技や判断力を鍛えることこそ、本試験で【合格に十分な実力を発揮する】ための準備であると思います。

なお、逆ザヤ沼問題に手を付けず飛ばす場合ですが、この方式、不規則に設問を飛ばしまくることになるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

本日は前回の続きでした。

今年は1次試験が1カ月早いため、スタートダッシュ的に1次試験対策をボリューム増し増しで進めておりますが、適時2次試験対策も盛り込んでいきたく思っています。

記事で触れたうちのどれかがご参考になることを願います。

べりーでした。


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 

 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
申し込みはこちら

一次試験・二次試験学習の進め方、一問一答形式のQ&Aコーナー等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

twitterもよろしくお願いします。

おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

1次試験の7科目、学習範囲が広くて大変ですよね。
レベル的には関連分野の検定試験における3~2級レベルに相当するとも言われていますが、
はてさて、皆さんの実感はいかがでしょうか。

本日の記事は、こんな方向けです。

誰もが憧れる「一発合格」をあえて目指さず、戦略的に1.5年~の学習計画を作成し実行しているあなた
学習計画の進捗が思わしくなく、科目合格を狙おうと考え始めているあなた

記事の終わりには「告知」もあるので、そこだけはぜひご覧ください

学習計画について

先日、試験実施スケジュールが公表されましたが、例年どおりであれば、以下のような実施状況になるかと思います。

試験日毎の実施科目(予想)

2020年7月11日(土) 【あと121日】
A 経済学・経済政策(試験時間:60分)
B 財務・会計(試験時間:60分)
C 企業経営理論(試験時間:90分)
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)(試験時間:90分)

2020年7月12日(日) 【あと122日】
E 経営法務(試験時間:60分)
F 経営情報システム(試験時間:60分)
G 中小企業経営・中小企業政策(試験時間:90分)

あと4ヶ月。どのように学習する予定でしょうか?
1次試験では、「過去問題を利用したアウトプット重視の学習法」が王道です。
すなわち、①教材を早めに絞って、②習慣付けして学習時間をどれだけ稼げるかが勝負です。
2次試験と違い、1次試験は学習時間に比例して実力が伸びます

「一発合格道場」読者の皆さんは、すでに学習計画を作り、PDCAを回している方が多いのではないでしょうか。先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)でも、合格者にはそうした傾向が如実に表れていましたね。
ドキッとした方は、ぜひ今日からチャレンジしてみてください)

試験日までに確保可能な勉強時間を算出し、科目ごとに割り出せる時間を逆算。ご自身の学習経験(実務、他資格に関する勉強)と照らしてメリハリをつけて臨む必要があります。
べりーの記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)でも、G.W.の使い方は超重要なことがわかりますね。
こうして考えていくと、複数年計画で目標を達成するという選択肢が視野に入ってくることになります。

科目「合格」と「免除」制度について

前置きが長くなりました。
これからご紹介する科目合格制度は、平成18(2006)年度に開始されたようです。
その根拠は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に定められています。
(もしよかったら規則全体を読んでみてください)
ちょっと長くなりますが、折角の機会なので第四十一条だけ引用します。

中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則

(第一次試験の免除)
第四十一条 次の各号に掲げる者に対しては、その申請により、それぞれ当該各号に掲げる科目について第一次試験を免除する。
一 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学(予科を含む。)、旧高等学校令による高等学校高等科又は旧専門学校令による専門学校において通算して三年以上経済学に属する科目の教授若しくは准教授の職にあった者又は経済学に属する科目に関する研究により博士の学位を授与された者 経済学・経済政策
二 経済学について公認会計士試験を受け、その試験に合格した者又は不動産鑑定士(不動産鑑定士試験に合格した者を含む。) 経済学・経済政策
三 公認会計士(公認会計士試験に合格した者を含む。)又は税理士(税理士法第三条第一項第一号から第三号までに規定する者を含む。) 財務・会計
四 弁護士(司法試験に合格した者を含む。) 経営法務
五 技術士(情報工学部門に登録されている者に限る。)又は情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者 経営情報システム
六 情報処理の促進に関する法律第二十九条第一項の規定による情報処理技術者試験(情報処理の促進に関する法律施行規則の規定によるITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験又は応用情報技術者試験に限る。)に合格した者 経営情報システム
2 第一次試験の一部の科目に合格した者に対しては、その合格した第一次試験の行われた年の初めから三年以内に第一次試験を受ける場合は、その申請により第一次試験の当該一部科目を免除する。

【2020/3/17一部改正により追加】
3 前項の規定にかかわらず、災害その他やむを得ない事由により同項の期間内に第一次試験を受けることが困難であるときは、経済産業大臣が当該事由を勘案して定める期間内に第一次試験を受けることとする。

他資格等保有による免除(第一項)

特定の資格試験に合格された方は、特定科目における「中小企業診断士となるのに必要な学識」(同規則第四十条)を備えているものとみなして、「申請」すれば受験が免除されるのです。
例えば、弁護士の方であれば、「財務・会計」(税理士になれるから)と「経営法務」以外の5科目で「総点数の60%以上」を得点し、かつ1科目でも「満点の40%未満」がなければ1次試験合格が可能です。

カテゴリーごとの分母としては、第六号にある情報処理技術者試験の合格者の方が、一番多いかもしれません。
中でも、応用情報技術者試験は「経営情報システム」の免除を狙って受験される方も多いようです。
個人的には、「経営情報システム」の対策をするより、応用情報技術者試験の勉強をする方がよほど大変で遠回りだと感じましたが、中小企業診断士試験を機にIT活用の重要性に気づき、深掘りした学習を進めていくのだとしたら、それは大変素晴らしいことだと思います。

ここで一つ指摘しておきたいのは、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」の3科目については、どのような受験生にとっても必修科目とされているということです。試験時間も90分割り当てられており、「学識」の中でも、この3科目がより重要視されていることが伺われます
他資格を有している様々な分野の専門家の方にも、当該分野を学んでもらい、中小企業政策の普及に寄与してもらいたいという意図が垣間見えるのです。

科目合格による免除(第二項)

前年度に特定の科目で満点の60%以上を得点できると「科目合格」に認定されます。
(正確には「試験委員会が相当と認めた得点比率」とされていますが、これまで60%から基準が変わった事はないようです)
「科目合格」した後、残存科目で総点数の60%以上を獲得すると「1次試験合格」となります。
「科目合格」の有効期間は3年間ですが、免除申請は受験申込時にしかできないのでご注意ください。

(科目合格と組み合わせた最終合格パターンは令和元年度の「第1次試験案内・申込書」をご参照)

(2020/3/20午後17:30追記)「有効期間の延長について」
3/17付の官報にて、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」の改正が公表されていました。それによれば、「災害その他やむをえない事由」(=新型コロナウイルスの感染状況を念頭に置いているものと思われます)で本来の有効期間に受験できなかったときは、その有効期間を経済産業大臣が定める期間まで延長する旨が定められました(同規則第四十一条第三項)。同様の事由で、1次試験合格者が有効期間である2年間に2次試験を受験できなかったときは、有効期間を延長する旨が定められました(同規則第四十三条)。2次試験合格・養成課程/登録養成課程卒業後の登録期間(同規則第一条・二条)、更新登録(同規則第八~十条)についても同様の規定が設けられています。
朗報ですね!!

科目合格を利用するメリット・デメリット

科目合格を利用する=複数年計画で1次試験に臨むということです。
ただ、ここで忘れてはならない視点があります。

仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある
(参照:10代目makino「【今やっておきたいこと】科目合格のメリットを活かそう」)

未合格の科目に集中するだけでなく、2次試験を意識した学習スタイルを実施してこそ、この戦術に意味があります
免除科目で余裕が出来た分、「学識」(1次の試験知識)の「応用能力」を問われる2次試験についても、じっくり勉強したいところです。

学習期間の戦略的な長期化にあたり、合格目標年度の2次試験を見据えた「ピーキング」は一つの鍵となります。
つまり、試験本番で最大のパフォーマンスを発揮(ピーク)できるよう、調整するという事です。
「ピーキング」を含めた、2次試験を意識した学習スタイルについては、後日あらためて記事を書きたいと思います。

メリット・デメリット

さて、私の考える、科目合格を利用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【メリット】受験科目を削減し、学習時間の配分を変更することが可能
【デメリット】リスク分散効果が弱まる

メリットはこれまでご説明した通りです。
デメリットである「リスク分散効果が弱まる」とは、受験科目数が減少することで、未合格科目の難化の影響が大きくなるという話です。

仮に得意科目に科目合格し、不得意科目を翌年に残した際、翌年の試験では足切りには合わなかったとしても、得意科目による平均点のカバーがなくなってしまうことがリスク分散に影響してしまうでしょう。
なお、このデメリットについては、得点源と考えることが出来るほど完成度が上がっている科目があるなら、来年また受験してもよいのでご安心を。「強みは活かす」ということですね。
こうして考えてみると、苦手科目を後回しにするという計画の立て方はあまり上手くないということは、おわかりいただけると思います。

私の失敗例

1回目(2017年):3科目合格
「財務・会計」(64点)「企業経営理論」(67点)「経営情報システム」(60点!

苦手科目がたまたま60点に到達していたので、これ幸いと翌年その科目を免除することにして、勉強時間を他の科目に充てることにしました。いわゆる暗記科目のうち、「経営法務」と「中小企業経営・政策」を残してしまったので、試験勉強における負担を省力化し、集中しようと考えたのでした。

2回目(2018年):4科目合格
「経済学・経済政策」(80点)「運営管理」(64点)「経営法務」(52点+8点)「中小企業経営・政策」(64点)

2018年の「経営法務」は語り継がれるほどの難化を見せました。
結果的に、後に発表された得点調整措置(8点を一律加点)がなくても合格できる点数を総合計では稼げていたものの、試験時間中は冷や汗をかくハメになりました・・・。
また、せっかく準備する時間があったにも関わらず、2次試験の本格的な対策を始めたのは1次試験後。要領の悪い自分は、勘所がわからないまま試験当日を迎え、見事に玉砕しました。お恥ずかしい限りです。

不得意科目を欠席するという選択肢

試験当日、不得意科目(学習が不足している科目)は受験しないという考え方もありますね。
昨年の1次試験でも、全受験者数17,386名のうち、2,695名(15.5%)もの方が1科目以上欠席されています。
個人的には、学習不足の科目であっても、お試しで受験するのも一案ではないかと思います。
(あわよくば…欲をかいてはいけないのですが。)

ちなみに、科目合格していると、「中小企業診断士第1次試験のご案内・申込書」が送付されてきます。(参照
昨年、1次試験を全科目合格されていると送付されてきませんので、ご注意ください

目的に合わせた戦略、戦術を

この記事の目的は一つ。「あなたのペースでいいんだよ」と皆さんの背中を押したかったのです。

私の場合、最初から複数年計画で試験に臨んだわけではなく、結果的にそうなってしまっただけなのです。
でも、3年弱という学習時間にも、2019年というタイミングでギリギリながら合格したことにも、意味があったと感じています。資格取得という道では遠回りしてしまいましたが、その間、自分自身の志は熟成できたと思いますし、この試験にも真剣に向き合えたと思います。だからこそ、この資格を最大限活用したいとも思えました。

「一発合格」を表題に掲げる道場において、ストレート合格者だけでなく、多年度合格者も執筆メンバーに加わるようになったのは、全ての受験生に多様な合格者からの視点をお届けするためだと考えています。
ストレート合格者からは「効率的な学習方法と思考プロセス」を、多年度合格者からは「経験に基づく戦略と不屈の精神」をお伝えできたら嬉しいです。

話を戻しますが、科目合格は日々忙しく過ごしている受験生にとって、受験のハードルを下げられる素晴らしい制度です。
誰もが試験勉強だけに邁進できる環境を得られるとは限りません。
一方で、同じ科目でも年度によって難易度にバラツキが生じる点で、科目を絞りこんで勉強するのは、リスクが高い戦術だということもしっかりとご認識ください。
「経済学・経済政策」「財務・会計」のような理解が重んじられる科目は継続的に強みに出来る一方、「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」のような暗記科目は、出題傾向が変わると途端に地雷科目になります。
上記でご紹介したように、“国家試験としてのバランスを欠くのではないか”と思いたくなるほどの難化を見せる事もあるからです。

今日のまとめ

複数年計画もアリ。但し、科目合格制度の利用は慎重に検討を!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


【「ココスタ」オープンのお知らせ】

オンラインコミュニティ「ココスタ」が、いよいよ3/22にオープン!

今年は、設立者である10代目ksknに加え、昨年合格したメンバー8名が事務局に入ります
一足先に合格しただけの私たちが何が出来るのか、参加してくださる受験生の皆さんと「新しい診断士受験コミュニティ」を作っていくため、ここまで議論してきました。
その結果、

「中小企業診断士試験の合格を目指す参加者が積極的に発言・質問し、密に交流することで、合格に必要な知識やノウハウを獲得する場
ココスタ利用規約+入会申込みフォーム

という理念を「利用規約」に掲げました。
皆さんの自主性を最大限尊重しながら、事務局がファシリテートさせていただきます。
上記リンクから「利用規約」をお読みいただき、同意いただける方は、ぜひご参加ください♪


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 道場 春セミナーのお知らせ 

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で募集開始予定
申し込みはこちら

一次試験・二次試験学習の進め方、一問一答形式のQ&Aコーナー等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご検討ください!

※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

 

本日もアクセスありがとうございます。さいちゃんです。

上の告知にお気づきでしょうか?毎年恒例の道場春セミナーですが、諸般の事情により、オンライン開催といたします!こくちーずでの申し込みを、本日3/15 昼12:00より開始しますので、ご予定を確認の上奮ってお申し込みください!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近コロナウイルスが話題になってますが、最初にコロナと聞いた時に何を思い浮かべましたでしょうか?

 

私は太陽の周りにあるコロナを思い浮かべました。

こんなやつ

wikipediaより引用

コロナウイルスの「コロナ」と語源は同じで、コロナのリング形状とウイルスの形が似ているそうです。

太陽のコロナって不思議な存在です。太陽表面温度が6千度に対して、コロナは100万度以上と桁違いに高温です。高校生の頃この話を知って、なんで本体より周りのほうが熱いんだろう?とずっと謎に思ってました。

Wikiを見た限りでは、太陽磁場の振動によってコロナが加熱されるため、という説があるようです。磁場タイプの電子レンジによってコロナが加熱されるイメージですかね汗(よくわからないこと言ってすみません)。ただ、最新の論文でも従来の予測とは違った結果が出ているようですし、未だに謎は解明されていない様子。

今ではスマホ片手になんでもわかった気になってしまいますが、誰もわからないことが自然界にあることに気づかされます。世界って宇宙って広いですね。

 

前置きが長くなってしまってすみません。本題にいきましょう。

本日は、理系出身の私がどのように1次試験苦手科目を克服していったか、振り返っていきます。

 

私の苦手科目

1次試験開始当初、私の苦手科目は、経済・法務・中小の3科目でした。ただし、財務は簿記2級をとっていたためアレルギーがなかっただけで、もともとは全く知識がなく、財務を加えた4科目が苦手科目でした。

大まかに分類すると、財務・経済は理解系の科目法務・中小は暗記系の科目と言われます。
ただ、基本的な勉強プロセスはかなり似通っていると思っています。それぞれ具体的な勉強の手段が異なっているだけです。

以下で、勉強法を紹介していきますが、あえて名付けるとしたら「ヤンヤンつけボー」勉強法です。(息子が大好きなお菓子から勝手に命名しました)

ヤンヤンつけボーってこんなお菓子です。

株式会社 明治 ホームページより引用

 

このお菓子の楽しみ方は、

(クイズをやって)、

①クッキーでできた棒を取り出し、

②棒にチョコクリームをつけて、

③甘ーいカラフルなトッピングをチョコの周りにつける、

こんな感じで子供心をくすぐるアクティビティーが売りなんですが、私が実践した勉強プロセスと似ているんです。

株式会社 明治 ホームページより引用

 

勉強プロセスについて

実際の勉強プロセスをご紹介します。

財務、経済、法務、中小とも同じプロセスです。

 

勉強プロセス

①科目全体の概要を把握する。
②科目の基本となる考え方を習得する。
③各細目の知識をしっかりと纏わせる。(手段は科目ごとに異なる)

プロセスの内容(私が実践したこと)

①については、中古のテキスト、問題集を購入し二か月くらいかけて1次試験全体を把握しました。各科目で勉強する項目を把握し、どのくらいの範囲を試験までにインプットする必要があるかを、ザックリと把握しました。
つけボー的には中心のクッキー棒を取り出して、長さを把握する工程になります。まずは科目全体の概要を把握し学習の軸を作ることが重要です。

②については、①で把握した科目の概要に対して予備知識が全くなかったので、入門書の読書や関連した資格勉強をすることで試験科目に必要な基礎的な考え方を習得し、知識を吸収するための素地を作りました。
つけボー的には、チョコレートをクッキーにコーティングする工程になります。

③については、②で習得した予備知識を土台に、適切な手段を使ってしっかりと試験攻略のポイントとなる知識を定着させていきました。
つけボー的にはカラフルなトッピングをつける工程です。たっぷりチョコをつけないと、たくさんのトッピングが載せられないように、知識を吸収させるための前段の素地作りが大切になってきます。素地がしっかりできていない場合は、勇気をもって前の工程に立ち返る必要があります。

 

続いて各科目ごとの、知識を定着させるための具体的な手段を紹介していきます。

 

知識を定着させるための具体的手段

実際に試すときには、とりあえずやってみて、本格的に取り組む場合は全体スケジュールを考慮して採否を検討しました。

 

財務対策

・簿記3級、簿記2級

財務の導入教育にピッタリ、と個人的に思ってます。手で計算する練習になり、2次試験にも活かせます。1か月から3か月くらいのまとまった時間が必要でした。
所要時間:簿記3級  50H, 簿記2級 200Hくらい

会計クイズ

先代のksknが記事で紹介していたのがきっかけで熱中。財務諸表の見方、会計の考え方を楽しく学びました。
偶然ですが、昨年度の事例IVの財務分析の際にヒントになりました。具体的には、賃貸業と建売業に対する、保有物件の貸借対照表上の取り扱いについて、イメージをつけることができました。何が本番に活かされるかわからない。何気なく見ているモノも試験に役立つことがあると思います。
なお、会計クイズをまとめた書籍が出るようなので興味をお持ちの方は要チェックです。

・問題演習

基本を理解した上で、TACのトレーニングを繰り返し解きました。一次試験直前期は、過去問5年分の頻出問題を解きました。とにかく手を動かすことが大切でした。

 

経済対策

・石川経済

速習!ミクロ経済学速習!ミクロ経済学という、石川先生著作の書籍になります。現在は、最新版となる第二版が発売中のようです。市販のテキストが理解できなかったのですが、経済の考え方を身に着けることができました。フリーでみられるyoutubeが理解を助けてくれます。

・問題集の解説

TACのトレーニングを使っていたのですが、最初はほとんど解けなかったので、問題の解説を読書代わりに読んでいました。解説は限られたスペースで問題を解くのに必要な項目が詰め込まれているので、まとまっている読み物として参考になりました。もちろん、はじめのうちは理解できない部分だらけなので、より分かりやすいテキストや石川経済を読んで補習するよう努めました。

・問題演習

財務と同様、とにかく手を動かすのが大切でした。はじめは理解できなくても、解説を読んで何周か解き進めるうちに解き方を手に覚えさせることができます。正しく理解しながら解いていくことで、初見問題でも関連知識から類推することができるようになりました。

 

次は暗記系と言われる法務・中小です。私の場合、最終的には試験3日前から試験直前までのひたすら暗記という感じになってしまいましたが、それまで培った下地のおかげで踏ん張りが効いたと思います。

法務対策

・伊藤先生のシリーズ本

伊藤先生が書いている法律入門の書籍です。私は民法会社法(リンクは最新版)を読みましたが、法務の基本的な考え方を身につけることができました。それまでは予備校のテキストを読んでもなんでそうなるの?とつまづいていた部分が、ロジックで繋がるようになりました。予備校のテキストを読んでもしっくりこない方におすすめです。

・最新の問題集による演習

繰り返しの演習が知識の定着を促進します。法改正がほぼ毎年関わってくるので、最新の物を準備してください。

・論点が表などの横串でまとまっている書籍

私はTAC最終講義レジュメを使いましたが、必要な知識がまとまっているものであればなんでも良いと思います(まとめシートとか、自分でノートをまとめるとか)。隙間時間で読み込んで最後の追い込みに非常に効果的でした。

 

中小対策

ほらっちちゃんねる

TACの洞口先生が運営されているyoutubeチャンネルです。主に中小企業政策関係の暗記を楽しくしてくれます。中小企業診断士の裏話的な話題も豊富なので飽きません。テキストを読んでただ暗記をするのが苦痛な方にお薦めします。

・最新の問題集による演習

・論点が表などの横串でまとまっている書籍

法務と同じ内容になります。とにかく繰り返しの詰め込みでした。
中小の問題は、まずは自分がこれまで培った常識で取り組み、間違った問題を使って自分の常識を補正していくことで、初見問題でも正解しやすい常識を作り上げ、覚えることを少なくしていきました。

 

まとめ

べりーかーなも言っていますが、財務、経済は理解系の科目なので、いくつかの考え方を身に着けると数珠繋ぎで解けるようになり、安定した得点源にすることができます。私の結果は財務80点、経済80点で、得点源にすることができました。

一方で法務や中小も単純に暗記をすればいい訳ではなく、しっかりとした考え方を理解したうえで暗記をすると、知識を定着しやすくなります。私の結果は法務48点、中小67点でなんとか切り抜けられました。

①科目全体を把握して、
②基本となる考え方と知識をしっかり身につけたうえで、
③財務・経済は手を動かし、法務・中小は効率よく暗記することで、
知識が定着し、安定した得点が見えてくると思います。

以上、さいちゃんでした。

 


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ
にほんブログ村
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 

   道場 春セミナーのお知らせ   

 

<一発合格道場 読者の皆様>

春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

 

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
別途、受付開始予定

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

一次試験・二次試験学習の進め方、相談会等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご予定ください!

         

 

twitterもよろしくお願いします。

 

~きょうの過去問~

※わんことか、料理とかを意識している訳ではありません。記事を読みつつも、頭の体操を…

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP


【経済学・経済政策】平成27年度・第6問

拡張的な財政政策、たとえば政府支出の拡大は、下図の IS 曲線を IS から IS′ へ とシフトさせる。ただし、Y は GDP、r は利子率である。下図に関する説明とし て、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 政府支出拡大の結果、利子率の上昇によって投資が減少するため、GDP は Y1 となる。

E2 では、貨幣市場において、貨幣の超過供給が発生している。

c 「r1r0」で表される利子率の上昇は、政府支出拡大による、貨幣の取引需要増加の結果生じた。

d 「Y1Y0」が政府支出の拡大分に相当する。 

<解答群>
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

 

正解&簡素な解説は最後に。

 

~時間のとらえ方~

カワサンです。

急ぎの仕事をしていて、全然進まない時は「もう締め切りまで1分しかねえのかよ!」などと思いますが、

もう1分しかない」そう思っていたら、本当にありません。

しかし「まだ1分ある」と思ったら、何かできる気がしませんか?

 

試験本番では、この「時間のとらえ方」が超大切です。

1分でも1秒でも「ない」と思うのか「ある」と思うのかでは、過ごし方に大きな違いが出てきます。

 

試験本番の話は追っていたしますが、今日はもっとロングスパンで見た「時間のとらえ方」での試験への準備、ということで「時間捻出の方法」について書きます。

 

~時間の捻出~

これから試験勉強に向き合う方、作戦立てている方、すでに向き合っている方、前回も紹介した初代の記事は読んで欲しいです。時間は24時間しかありません。

仮に「24時間を30時間分使うゾ!」と思っていても、それは自身が30/24時間=1.25倍の過ごし方をするということに同じ。歯磨きや食事は可能そうですが、会議や役所の手続き待ち時間、カップラーメンの待ち時間まで縮めて1.25倍には出来ない(多少硬くてもいいなら前倒しで食べてもいいけど)。睡眠時間は縮めたら疲れませんか?

他人他者と関わった瞬間、24時間を増やすことは難しいですよね。問題を解く時間を1.25倍の速さにするのは、練習すれば可能そうです。しかし、そもそも解く時間を捻出するのが難しい方は多いのでは…?

 

まず、時間の使い方を見直すから始めねばなりません。

ふつうに過ごせば、勉強時間は見当たらないかもしれません。だからこそ、時間をどう「捻出」するか。こんな感じで棚卸しましょう。

 

(1)使えそうな時間をとにかく洗い出す

1日の過ごし方で、生活上必要な時間を差し引いて、自分が自由に使える時間はどの程度ありますか?24時間の中で、誰にも何にも拘束されない時間を探しましょう。

「じゃあ、何時間勉強すればいいんだ!」という疑問が沸きますが、それには絶対の正解がありません。

合格体験記を見ると、勉強時間はそれぞれですが、各自同じ知識量でスタートしている訳ではありません。陸上競技みたいにスタート~ゴールの距離は同じではありません。走る距離が違います。どれだけ走らねばいけないのか…それは、自分の知識量を見極めて前に進むしかないのです。

得意科目・理解力がある科目…得点力を伸ばす?後回しにして試験前に追い込む?

苦手・頭に入らない科目…60点狙いでたたき込む?早めに手を付けて毎日続ける?

(参考:ビーフが先か、野菜が先か

 

他の国家試験に合格して科目免除している方、既にほかの資格で勉強のスタイルを確立している方、遊びまくっていたがスパっとやめて勉強スタートした方、中小企業診断士って何それおいしいの?から勉強した方…さまざまな合格の仕方があるのです。だから、合格体験記の一覧をサーっと見て「一次試験を100時間程度勉強して合格しているなら自分も…」等と安直に考えるのは、危険です。

 

受験料とテキスト代、投入する時間と犠牲になる物事を考えれば、相応の計画や作戦は立てておきたいものです。
まずは投入できる時間を粗見積。あとは、その時間内で自分がどれだけ「あがいていけるか」なのです。
その参考として、粗見積した時間から近い合格体験記を読んでみてはいかがでしょうか?
当道場の合格体験記以外にも、受験する方向けのブログや体験記は沢山ネット上にあります。ぜひ沢山調べて参考にして下さい。

 

私は、1年目は4月から勉強開始、翌年合格狙いでしたが、欲が出て実質4ヶ月で1次試験7科目をたたき込み、全科目受験しました。粗見積して、勉強時間は約300時間。

7科目受かればいいな!と思ってテキストと問題集は何とか一巡させ、結果は3科目合格。何とか7科目一巡すべくあがいても、7科目合格は出来ませんでした。

一方で、合格体験記では4月(やそれ以降)スタートで一次突破している人もいます。その違いは勉強時間や勉強方法だけでは語れません。それぞれの勉強外で培った知識量、家庭、仕事環境…さまざまな背景があるのです。

 

(2)必要なこと、必要ないことの仕分けをする

私の試験勉強は孤独でした。リアルな環境に仲間はいない。

そこで、結果はどうであれ、誰にも理解されなくてもいい、自分なりにとことん頑張るわ!そう決めました。「嫌われる勇気」(※外部リンク)という本に出会った影響もありましたが、漫然と同調圧力に従う生き方にお別れしないと、合格は望めないと決心。自分の場合は以下を見直しました。

①飲み会
会社勤めとして違和感ない程度のお付き合いに限定。

②テレビ
話題になったものは、まとめサイトやtwitterで押さえ、話についていけるよう調査。

③ネット
パソコンを子どもの寝部屋に封印。

④深夜のドライブ
試験本番で「あのドライブの時間を勉強時間に充てていたら」等と後悔したくないと思い、やめる。

⑤残業
何時までに帰る、会議は1時間、長引いたらパソコン開きながら参加。今日はどこまで仕事進める/部下にお願いする範囲は○○まで等、上司や同僚にどう思われていたか分かりませんが、限られた時間であがく努力。

反対に、育児や家族と過ごす余暇は減らさないよう努めました。さすがに試験直前は家族にお願いし遠出しませんでしたが、家族には極力「いつも通り」で過ごせるよう心がけましたし、家事もできる限りは行いました(しかし家族や周囲の評価は不明…知らないほうが幸せなこともある)。

 

(3) この試験を頭の片隅に

不意に隙間時間が出来た時に、覚えたことを振り返る、過去問1問解く、1テーマのインプット学習をするなど、小さな積み重ねも大切です。日々試験内容に触れることで、脳の記憶がすぐ呼び寄せられるようにしたいものです。

①仕事で
学んだことに関して仕事で触れる機会があればチャンス!理解度を図ることが出来ます。

NPV計算の案件が出た時、後輩に「ここ利子率計算するけど、今の100円は貯金したら利子ついて将来101円になるよね?だから将来の100円の今の価値は100/101円なんだよ」と説明して「え?後にも先にも100円玉には変わりないじゃないですか…」と突き返されて悩む、そんな感じです。
(※NPVはこちらの記事で解法をチェック

②買い物で
私はスーパーやドラッグストアで「この商品は定量発注方式かな~」とか「○○陳列だな~」等と心の中でつぶやきニヤニヤしていました(※試験本番ではニヤニヤしても良さそうですが、口に出してはいけない)。
(※発注方式はこちら陳列方式はこちら

③車の中で
妻の送迎等で車の中で待つことがあれば、子どもはDVDを見て、私はスピード問題集や過去問マスターを読んでいました。隙間を「間」にし無為に過ごさない
(※隙間…この記事を参考に

④ふとした隙間で
「分からないな~」という言葉や概念が出てくるケースがあります。
そんな時は、言葉や概念をEvernote等にメモしておき、勉強道具も何もない隙間時間にスマホで調べていました。

今はスマホで何でも調べられる時代です。テキストと問題集があれば、それ以上のインプットはGoogle先生にお任せでも、何とかなります。
(※隙間時間活用はこちらも参考に

 

~俺の事例~

最後に私の受験勉強時代の1週間のタイムチャートを紹介いたします。
私のケースは医学的な見地や健康管理面で保障できませんのでご注意ください
。体質的に合わない人も多いと思います。が、私が健康を維持しつつ時間を創るためには、これがベストでした。
(※クリックで拡大)

今でも週の約半分は上記のリズムで過ごしています。勉強の時間は、読書等に変わっていますが…
2度寝に行きついたのは以下の理由からでした。

眠いまま学習しても記憶に定着しなかった→一度寝てから勉強することに

早起き学習しても、朝の支度が差し迫り集中できなかった→勉強後は寝て、朝を迎える形に落ち着く

皆さん、身体と相談して時間の捻出や過ごし方を作戦だてて下さい。

 

~回答&簡素な解説~

正解:ア

<選択肢の解釈>

a:正。Y2まで拡張を狙ったものの「政府支出増加→国民所得増加→金利上昇→投資資金調達しにくい→想定したGDPより押し戻しを食らう」という流れでGDPがY1になる(=クラウディングアウト)。

b:「超過供給」が誤り。利子率軸で見てIS曲線<LM曲線の時は「供給不足」。

c:正。

d「政府支出の拡大分」なので「Y2Y0」が正しい。「Y1Y0」はGDPの増加分。「Y2Y1」はクラウディングアウトした分。

 

マクロ経済学の基本、IS=LM分析の問題ですね。

経済学・経済政策は微分積分とグラフが苦手という方も多いと思いますが、グラフを出たら、まずは以下を抑えましょう。

・縦軸、横軸は何を指すのか

・線上の値が「増える/減る」、傾きが「急になる/寝る」と、何が起きるか

・曲線(便宜上直線化される場合ほとんど)に名前がついている場合、何を示す線なのか

以上の観点を踏まえて、選択肢と正誤を照らします。

もっとグラフや関数の基本的なところから抑えた方がイイかな?と思った方は、こちらを参考に。

 

「経済学・経済政策」は「財務・会計」みたいに、曲線や直線の関数から「数値」を出させる問題はほぼありません。専ら概念的な正誤を問うてきます

経済学は概念を数学にしたものです。取っ掛かりは計算や数式に拘らず、まず概念的にどういうこと??という視点で見ることが大切なんです。

式が分からなくても、まずグラフで何を言いたいのか押さえ、理論の外観を掴む。次に、数式で文字が何を指すかを(rは利子率でIは投資で…等)押さえて、理解を深めて下さい。

 

次回も過去問からテキトーにピックアップします。

では、また!

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

   道場 春セミナーのお知らせ   

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
別途、受付開始予定

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

一次試験・二次試験学習の進め方、相談会等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご予定ください!

         

 

twitterもよろしくお願いします。

 

皆様はじめまして。べりーと申します。よろしくお願いします。

11代目は全12名。
本日が1巡目の最後ということで、早速自己紹介させていただきます。

 

自分自身、何年も本道場の読者であり続けました。

受験を決意して勉強を始めたのは2016年2月。マイナンバー制度が始まり、自分と同年代である某国民的アイドルグループの解散報道が世間を驚かせ、箱根駅伝で青学が2年連続総合優勝して世間に実力を示した頃でした。

 

当時の自分は44歳。

サラリーマンとして折り返しを過ぎたあたりで、引退するまでの残りの時間は会社の事業とは競合しない別の領域をadd-onして、そちらでも社会に直接貢献するような仕事がしたいと考えました。

真っ先に相談した妻と子供に「いいんじゃない」と軽く背中を押されて試験にチャレンジ始めましたが、実際には甘くなく3年半を要してしまいます。

 

記憶力の曲がり角と言われる45歳を過ぎたアラフィフで多年度そのもの。

今では青学の箱根優勝も5度目を数えます。しかも一回挫折して立ち直ったのちの、再起の優勝です。
図書館で席を並べていた中学3年生も今はもう大学1年生、・・・それぐらいの時間が経ちました。

 

勉強中は様々な感情や環境の変化を経ることになりましたが、自分が悩み考えたこと、時々「突破した」手応えを感じることができた経験などを、なるべく勉強内容や勉強法に絡める形でご紹介していけたら・・・、もしかしたら、何かしらご活用いただけるのではないかと考えています。

 

<1次試験と秋の空>

1次試験は次の通り、すべて独学で計3回受験しました。

以下は体験記ではなく一つのサンプルとしてご覧いただけたらと思います。

多年度生の受かり方は重ねた年の数だけ多様なため、ここは自分に当てはまるという部分がもしあればその部分だけ切り貼りして利用しちゃって下さい。
(ストレート生の方にとっても、「こうはならないぞ」でも「ここは対策しておこう」でも、何か発見があればいいなと思って書きます)

 

【1次1回目】

2月勉強開始で、経済60、財務60、経営66、中小60の4科目合格。
運営51、法務50、情シも不合格、情シは24点と足切りで即退場

 

【1次2回目】

運営、法務に加え、前年に科目合格した財務、経営を足した4科目で受験。
情シは前年秋に応用情報技術者合格で「科目免除」。
財務76、経営69、運営63、法務56

免除科目を60点で換算して444点(苦笑・受験した4科目平均66点)
結果的に、得点源として加えた「科目合格済みの2科目」が法務を支えました。

 

【1次3回目】

2018年に2次2回目失敗で、再び7科目と向き合います。
ただし情シは一貫して免除。
経済68、財務68、経営46(!?)、運営62、法務72(?!)、中小58

情シを60点でカウントして434点(ギリギリ汗)

 

まず1次試験の特色として挙げておくべきは「各科目ごとの難易度が年によって変動すること」です。

n年に超難化した財務が次の年(n+1年)には点が取りやすくなり(易化)、n年は易化していた経済がn+1年に超難化する、といったことが当たり前に起こります。

当然試験なので一定数を落選させる必要があり、的を絞らせない目的もあると思いますが「即退場」のリスクを孕むレベルで7科目にバラつかせるため組み合わせは全く読めません。

 

ちなみに2019年度は前年と前前年に超難化して受験生を震え上がらせた「法務」が易化し、ほとんどの人がノーマークであったであろう「中小」が難化したと言われています。

 

【合格率】

法務 10.15% ← 前年 5.15% ← 前前年 8.35%
中小 5.57% ← 前年 22.98% ← 前前年 10.94%

中小の5.57%なんて、13,229名が受けて科目合格者はたったの737名です。

ちなみに私が受験していた期間で一番合格率が低かったのが平成29年の運営で3.1%、13,207名が受けて410名しか受かっていませんでした。

 

これぐらい毎年各科目ごとに変動します。

今後についてはここ数年易化が続いた経済、財務、情シあたりの難化が予想されていますが、3科目とも実は数年前から毎年難化を予想されては裏切られており、やはり予測不能です。

 

さて以上を踏まえると、多分恐らく、私にとっての安定科目は「経済」「財務」「中小」と言えるのかなと思います。

 

一方、私の苦手No.1である「法務」は、合格率が長らく10%前後で推移しており、周りにも「苦手だった」という声を多く聞きます。

この「法務」ですが、なぜか超実験的な出題をしてくる科目です(協会の「法務重視」という意図?ないか・・・笑)

まず平成28年度はなんと「5点×20問」という恐ろしい構成で攻めてきました。
20問の出題だと1問の配点が5点と割高です。8問超が✖(バツ)なら科目不合格、12問超が✖なら足切り即不合格です。

その配点リスクに加え、問題数が少ないイコール過去問の数が少ないわけで、これだけでも十分とっつきづらい相手です。

ところがそれに加えて、平成29年、30年度の超難化です。
どちらの年も「4点×25問」と1問の配点は抑えられたのですが、「だったら難度を上げねばならん」とばかりに今もって語り草なほどの難化を遂げ、受験生を震え上がらせました。

その結果、私は合格年以外はすべて「科目不合格」と、何とも苦手意識が取れず苦しい科目でした。

この難敵を、易化した年とはいえどのように克服したか?の記録は、次回以降のどこかで書かせて下さい(

 

また「経営」は、私にとって「前年に科目合格していても安定得点を狙って毎年受ける科目」であったはずなのに、合格年はまさかの40点台、大ブレーキ科目となりました。

この敗因分析はまだ未着手なのですが、いつか書きたいと思います(

 

そして文系おっさん達の天敵と言ってよいでしょうか。
「情シ」は、初年度の足切り不合格後に「応用情報処理者」を取得し一貫して「免除」としました。

これについても、この先どこかで丁寧に触れたいと思います(

 

上記の①~③は、同じような苦労をされている方がもしいらっしゃいましたら、掲載の機会をお待ちいただければ幸いです(もしコメントで「これを早く見たい」とご希望いただきましたら、なるべくその順に記事にするよう頑張ります)。

 

このように一次試験の難しさは7科目を網羅した思いっきりの良い7変化っぷりだと思います。

よく言われる1次試験の難しさ、「学習範囲が広い」「超難問に時間をとられて解きこぼしてしまう罠」等々は確かに事実ですが、その辺りは勉強時間を積み上げればクリアできます。

これに対し、苦手科目が難化したときに他でカバーできなかった時のダメージは計り知れません。

「一次試験と秋の空」、コロコロ7変化する難化の波を乗り切るためには、得意科目の強化が一番だと私は思います。

 

ということで、今回は私にとってもそうですが、比較的「得意」もしくは「好き」な科目として挙げられることが多い、経済と財務について取り上げたいと思います。

なお初学者の方にとってこの2科目が得意かどうかは「学習の進度次第」かと思います。
最初はとっつきにくいのは間違いないですし、現時点では「苦手」でも問題ありません。
ただ、特に財務は2次試験の事例Ⅳに直結するため、超重要です。

 

・・・ちょっと脱線ですが、「1次財務は2次に直結するよ」とは本当によく聞く言葉だと思いますが、私は当初これを聞いたとき「ふーん、なるほど」ぐらいにしか思っていませんでした。

が、これは本当に重要な助言であり、財務に関しては何としても得意科目に持って行きたい、それにより後々ぐぐっと有利になると信じて下さい。

 

<経済と財務はトコトン“理解系”>

この2科目の共通点は、次の通りであると考えます。

 ・問題数が25問、各設問の配点はすべて4点

 ・知識&暗記系の設問はイメージほど多くない

 ・どちらも自分の手を動かして「理解する」ことが重要

この3点は常に頭に置いておかないと、軸が作れずに学習方針と点数がブレやすくなります。

 

問題数25問、各設問の配点はすべて4点

1次試験初日の朝、最初に向き合うこの2科目が「このルールを崩さない」ことがどれだけ重要なのでしょうか。

これから11代目でも何度も語られると思いますが、この試験は「難問を見たらさっさと飛ばす」が鉄則です。

その時、もし目の前に立ちはだかった難問の配点が高いかも?と不安になったらどうでしょうか?
例えば「過去問で同じ問題が出たときは配点が高かった」など頭をよぎった時、「この問題からは逃げてはいけない」という危険な義務感に襲われないと言い切れるでしょうか?

しかし、経済と財務は「全部4点。5秒で解ける1問も、5分かけても解けないこの1問も等しく4点。」なのです。

難問は思い切って飛ばし、なるべく自分が得意な4点を稼ぐことを優先するべきではないでしょうか

 

知識&暗記系の設問はイメージほど多くない

経済も財務も「暗記が苦手で」と思ったことはないでしょうか。

確かにそういった問題もあります。

経済なら「各国別の経済指標」や「ゲーム理論」「需給ギャップ」「下記の支出の中でGDPに含まれるものの組み合わせは?」なども知識&暗記側の問題と言えます。

財務なら「会計法上の財務諸表」や「税効果会計」「減損会計」「オプションやポートフォリオといったファイナンス系」などに知識を問われる設問が多いでしょう。

こうした問題は、解けるか解けないか、Dead or Aliveな感じが強いためますますその印象が強く残ります。

が、経済も財務も「知識&暗記問題」と「その場で手を動かすグラフ問題&計算問題」の内訳を仕分けしてみると、実は、経済の知識問題は直近2年を見ると25問中「半数以下」であり、印象よりもグラフ問題が多いとお感じになったのではないでしょうか。

【経済】 知識
・暗記
グラフ
令和元年 12問 13問 25問
平成30年 7問 18問 25問
平成29年 15問 10問 25問
平成27年※難化年 13問 12問 25問

 

財務も同じく表にして見てみます。

【財務】 知識
・暗記
計算
令和元年 13問 12問 25問
平成30年※難化年 11問 14問 25問
平成29年 13問 12問 25問

ご覧の通り経済ほど極端な偏りはありませんが、それでも拮抗していると言えます。

 

つまり、経済と財務を「暗記科目」と誤解すると中々苦手意識が晴れないまま時間を食ってしまう可能性があるということではないでしょうか。

そしてもう一つ重要な点として、経済のグラフ問題も、財務の計算問題も、やればやっただけ理解が深まり得点源にしやすくなる、という共通点を挙げさせていただきます。

 

どちらも自分の手を動かして「理解する」ことが重要

経済における「グラフ問題」は、実際にグラフを手書きすることを強くお勧めします。

設問文中に与件として書かれている「変化の前後」でグラフがどのように動くかを理解することが重要です。
これが遠回りなようで最も近道となります。

 

財務における「計算問題」も手を動かして解くことが重要です。

特に財務は「何があっても1日1問、飲みに行く日は朝やってでも習慣化」とよく言われますが(後半は自分で付け足しました 笑)、計算にもコツがありますし、何よりも繰り返し取り組むことによって理解が深まる効果があるのは言うまでもないかと思います。

 

そして、上記の「経済-グラフ問題」と「財務-計算問題」のトレーニングを積むなら、私は以下をおススメします。

 

【経済の問題集】

論点別・重要度順 過去問完全マスター 経済学・経済政策(同友館)

本試験の最高の対策は、本試験の過去問を解くことです。
本書はこれを「年度別」でなく「論点別」に収録していることで学習効果を高め、重要度の高い問題のみを掲載することで「これ1冊で知識の土台(橋げた)を築ける」効果が期待できると思います。

何回転も解いて、正答以外の選択肢もなぜ✖なのか説明できる状態を目指します。

 

【財務の問題集】

集中特訓 財務・会計 計算問題集(TAC出版)

最初は難しい、悶絶します。私は初回だと2割も正答できませんでした。
でも解説が丁寧なので、何周か解く内に橋げたが築けて各論点が見渡せるようになり、正答率が上がってくると思います。

3回ほど回したら、経済と同じく「過去問マスター」で橋げたを強固にします。

 

【+参考書】

私は初年度には経済も財務もスピ問を通読しましたが、もはや記憶の曲がり角に立っている私にとってはインプット量が多すぎで消化しきれませんでした。

そこでおススメなのが、合格年に出会った「まとめシート」です。

  

 

私自身がまとめシートを使ったのは後編(経済・法務・中小)でしたが、経済はサブテキスト的に使用し、ガシガシと書き込んで理解に役立てました。

この本の特徴として手書きのイラスト解説ページが何故だか妙に記憶に刺さってくるので 笑、各章のイラストページを飛ばし読みするだけでも「知識の橋げた構築」に役立ちました。

財務についても基本論点は網羅されているし、やはりイラストでのインプットは知識定着の効率が良さそうです。
私はこの本と出会う前に財務の橋げたを構築し終わっていたため購入には至りませんでしたが、初学生の方や独学の方は一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

ちなみに後編を実際に使った感想(実感)としては、特に中小と法務において暗記ツールとしての効果も発揮してくれて、暗記に特化した特典ツールや暗記カード用データ(情シ・中小のみ)も非常に便利でした。

 

使用法としては、問題集を「アウトプット勉強法」の中心に置き、反射神経を鍛えました。

また不明な点や知識の整理が必要と感じたときは「まとめシート」やご自身に合うテキストで知識を学び、積み上げます。

なお、テキストや問題集はどうしたって人によって合う合わないがあると思います。
ぜひ最寄りの大きめの書店で手に取って確認できるようでしたら、実際に自分の目で見て判断されることをお勧めします。

 

上記のどれも、今からでも十分に本試験に間に合います。

 

1次も2次も本試験は時間に追われるスピード勝負となります。

そんな世界において、頭の中に散らばった暗記記憶を探しに行くよりは、理解という引き出しに整理された知識を引き出す方がずっと効率が良くなります。

 

<まとめ>

自分について

1次でも味わった当試験の苦労と楽しさを道場理論に照らしてお伝えしたい

1次試験について

コロコロ変わる7変化には得意科目の高め安定で対応したいという1例

特に経済と財務について

1日目朝の理解系2科目はグラフと計算問題をボーナスステージ化すると強い

 

使えそうなところは切り貼りして使っていただけたら嬉しいです。

 

最後に、事実でもサンプルデータでもない不確かなことを書かせて下さい。
今年初挑戦されるストレート生と、今年1次試験から受け直す方に向けたメッセージです。

去年の1次試験合格者数が異常に多かったため、今年の1次試験は「総じて難化」を予想する声をよく聞きます。
不確かですし予想すら不可能ですが、それに備えておくことに意味がないとは思いません。

一つ、私が勘違いしていたのは「経済と財務が超難化する年は知識&暗記問題の割合を増やして重箱の隅をつつくような出題で受験生を振り落とすんだろう」と思っていたことです。

上の表をご覧ください。「難化年」と表示した年のバランスがそうはなっていないことが分かります。

ではどうするか・・・。私は上に書いたことと同じことを言います。

つまり「グラフと計算問題で点を稼ぎましょう」です。

 

ただひたむきに、「手を動かすトレーニングを愚直にする」、これにより難化の波も気にせず1日目朝の2科目で勢いに乗り、そのままトップスピードを維持して1次試験の合格を勝ち取っていただけたらと願います。

 

さて明日からは2周目に入りトップバッターに戻ります

職業は金型屋さん。
事例Ⅲのカッチカチな職人世界を思わせておいて正体はめっちゃソフト系。
そう、気配りの人「かーな」の登場です。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

*:*夏セミナーのお知らせ*:*

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋:8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

*:*:*:*:*:*:*:*

みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

今日の記事は12回目!過去記事はこちらです!

それにしても、もう7月。2019年の半分が終わりました。早い…。私以上にこれを読んでくださる受験生の皆さんの方が、時間の経過を早く感じておられると思います。

1次試験まであと1ヶ月切りましたね。これがあと1ヶ月しかないと見るか、あと1ヶ月もある、と見るか。1日1日を悔いのないよう、大切に過ごしていきましょう。

今日のテーマは財務会計の計算をいかに早く・正確に解くか。1次試験は電卓が使えないので、計算問題は筆算や暗算などを使っていくことになります。そこでの手抜き…もとい、省エネ法!をお伝えしていきたいと思います。

いらない0は省いて計算

与件にやたら0があるときは、いくつ省いたかを計算用紙にきちんと忘れないように書いた上で、0を省いて計算します。これは足し算や引き算だけで構成される場合は有効です。割り算や掛け算が入ってももちろんシンプルになります。

特に、1,000円が1【千円】と書かれておらず、1,000円と記載されている場合や、100円、1,000円、10,000円が混在しているときは混乱の可能性大ですので、0をいくつか省きます。その際、選択肢の方も同じだけ数字を省いておくとあとで戻し忘れを防止できます。

100円のものが含まれるときは2つ、1,000円以上なら3つ省いて計算しましょう。

ただし、最初に選択肢から同じ数だけ0を省くプロセスを取らなかった場合は、最後に省いた分を戻す(3つなら1,000倍)のをお忘れなく。

掛け算・割り算は分数で最後に計算

掛け算や割り算は分数でまとめて書いておき、最後に一気に計算すると計算途中のミスを減らせます。同じ数が分母と分子に出てきた場合は計算せずに済みますし、因数分解ができればある程度計算をシンプルにすることができます。

ただし、欠点は検算の時プロセスが追いにくいことこと。そのため、計算式と分数の計算部分は分けておいたほうが無難です。(計算部分は検算の時もう一度書くつもりで)

掛け算・割り算は先に10を作る

計算のプロセスで10を作ることができれば、それは最後に10倍するか10分の1することで、計算をシンプルにすることができます。どういうことかというと、偶数と5の倍数の掛け算や割り算を見つけた時は、10の部分を先に外出ししてしまうこと。例えば12×25であれば、3×2×2(12)×5×5(25)と見て、3×10×10と考えます。こうすれば、筆算しなくても300であることはわかりますね。

これは先ほどの分数とも組み合わせできます。

【検算編】後ろから計算し直す

検算の時はどうしても、一度計算した結果に引っ張られがちです。(私の転記ミスによる不合格も、検算がもはや無意味だった様子…)なので同じ順序で再計算しても、ミスを発見できないことはままあるのです。。。そこで、検算の時ははじめに計算した順序と逆にして、後ろから順に計算します。36×52×0.8であれば、検算の際は0.8×52×36の順に計算する、といった感じです。

【おまけ】やっぱり字はきれいに書く

やっぱりこれも改めて。特に1次試験は計算スペースが2次試験より少ないので、文字が小さくなりがちです。計算も筆算をしたりして、縦と横が揃わないとそこから計算ミスにつながる可能性もあります。なので文字はきれいに。筆算する時は縦の線がずれないように意識して、というのも大事なポイントです。他の試験もそうですが、1次試験は試験明けの月曜日には協会より模範解答が発表され、自己採点の結果によってそれ以降の時間の使い方が大きく左右されます。そのためにも1次試験の問題用紙は、どの問題をどう解いて、結局何をマークしたのかがきちんと追いかけられるようにしておくと安心。1マークに笑い、1マークに泣く世界なのです。今から1カ月のトレーニングに計算の正確性を加えて、安心して本番を迎えられるといいですね!

おまけのおまけ。新月と満月に寄せて

今、心理カウンセラーの師匠についてもらって、新月と満月にやりたいことをリストにする、ウィッシュリストを作っています。月のパワーを感じるわけでもないのですが、(そしてスピリチュアルを信じているわけでもないのですが)かなったかたち、または継続できているかたちで文章を書くのはなかなかの自己暗示力があるなと感じています。例えば私が先日書いたものは、「自分が好ましい形で、得意なことを生かして仕事ができています。周囲も私を理解してくれ、そのために私自身も考えていることを惜しみなく伝えています。」といったことを書いてみました。

ポイントが3つあったのですが、一つがこの、「かなった形」をイメージにして、映像でもなんでも思い浮かべられるようにしたこと。右脳のイメージ力も使って、左脳の言語と一緒にかなっているというイメージを脳内いっぱいに膨らませます。

もう一つは、リストを音読したこと。自分の声で話したことが耳から脳に届いて、自分で再理解することを「オートクライン」とコーチングの世界で言うのですが、この「オートクライン」がさらに実行力を高めてくれたように感じました。

最後の一つが、新月と満月が2週間ごとに来る、ということです。2週間というのは、やったことと結果を結びつける最長の期間だそうです。それ以上時間が経つと、この結果は何のおかげだったんだ?と言う質問に、答えられなくなってくるそうな。2週間前に作ったリストが叶えられるように、しっかり行動できるちょうどいい期間なのかなと、すっきりと納得することができました。

さて次の満月は7月17日。その次の新月は8月1日です。前回の新月は7月3日でしたので、今日リストを作ればまだ2週間弱あります。やってみようかな!と思われる方は挑戦してみてください。ウィッシュリストはインターネットでもいろんなサイトで紹介があると思います。イメージの力も借りて、皆さんの実行力が高まりますように!!

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

*:*夏セミナーのお知らせ*:*

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋:8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

*:*:*:*:*:*:*:*


★もくじ★
1.1次本番まで、私の記事予告
2.1次模試の自己採点、済んでますよね?
3.この時期やるべきこと、やってはいけないこと
4.あとワンマークに役立つ!?経済小ネタ
5.2次試験の参考書、買いましたか?

文字数:約3200字(本文だけなら約5分で読めます)


こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!
昨日は「10周年特別企画」の第1弾として、6代目おとの寄稿記事がUPされました! 受験生の皆様向けに書いていただきましたが、企業内診断士の私も大変興味深く読ませていただきました♪ 先代の寄稿は、基本2週間に1回のペースで日曜日に予定していますので、今後も要チェックです! 2週間後は、大人気のあの人が登場!?おっとこれ以上書くとネタバレになるので、この辺で。

*  *  *  *

雑談なのですが、夫の同僚にバリバリの優秀な人がいるらしいんですね。彼がよく言うのが、

「やるか、絶対にやるか」

なのだとか。

【使用例】
「○○さん!この案件、やるか・絶対にやるか、どっちか選んでください」
(やるか・やらないか、じゃないんだ。。断れないじゃん!)

1次試験まで残り1ヶ月の皆さんも、

「やるか、絶対にやるか」→「絶対にやる」

ですよねっ!!
1年前の私は昼休みに財務か経済を勉強しており、会社からカフェに向かう道すがら「やるんだよ!絶対やるんだよ!」とブツブツ独り言をとなえていました。。怖っ!

*  *  *  *

 

本題です。
試験本番までの私の投稿予定は今回入れてあと3回ということで、皆様に伝え忘れがないように頑張ります!

 

1.1次本番まで、私の記事予告

◆次回
1次試験本番の様子をイメトレしやすいような記事をおくりたいと思います。
・去年の1次試験の振り返り
・1次試験当日の心構え
・当日の自分に向けて書いたこと
・無理してファイナルペーパーを作らなくてもよい

◆次々回
気が早いようですが、スト合格を狙う上で超重要な「一次試験終了後1週間の過ごし方」を書きます!1次試験翌日に読んでいただくことを想定しています。

※内容は変更になるかもしれません。あしからず。

 

2.1次模試の自己採点、済んでますよね?

昨日と一昨日は、TAC・LECの1次模試がありました。
模試を受けた皆さん、とっくに自己採点は済んでいますよね?
もうこの時期は待ったなしです。まだ済んでいない方は速攻で終わらせましょう。採点が終わった後は、

① 一応正解したけど自信が持てない問題
② 間違えた問題

を復習してください。難易度が高い問題はとばしても大丈夫です。

模試の採点結果が悪くても落ち込んでいる暇はない!むしろ、今間違えたあなたはラッキー♪ 模試の復習については、9代目へんりーの記事が参考になります。
【2018年スト合格目標】模試で420点以上取れなくても、やるべきことをやろう。

 

3.この時期やるべきこと、やってはいけないこと

【この時期やるべきこと】
ズバリ、「今まで学んできたことの総復習」です!新しい知識をインプットするよりも復習を優先します。使い込んだ問題集を総動員し、知識の精度を上げましょう。
※超短期学習者のたっつーみたいな人は除く

去年の私がこの時期目指したレベル感は・・・

全ての科目において、
①トレーニング・過去問ABランク問題・養成答練・最終講義レジュメは完ぺきに解けるようにする
②完成答練・模試は、難問以外は完ぺきに解けるようにする

それを実現するためにやったことは・・・


① 1日3科目の高速皿回し

どの科目の試験でもすぐに知識を引き出せるよう、1日3科目ペースで高速復習します。問題集にピンクペンで解答転記している人は、赤シートで隠しながらどんどん解き進めていき、知識のヌケモレをなくします。解答転記していない人は、じっくり問題を解く時間がもったいないので、どんどん解答を見てしまうか、問題文に解答転記してしまってOKです。スピード重視でいきましょう。

② 毎日コツコツ財務か経済
毎日20~30分、財務か経済をコツコツ解く!どちらも理解系科目のため頻繁に触れることが非常に重要なうえ、個人的に以下の理由で重視していました。

経済・・・1日目の最初の科目。得意になっておくことでメンタルが安定する。
財務・・・1日目の2番目の科目。出題範囲が幅広いため定期的に解かないと忘れやすい。2次試験でも使う。

この2科目について「やりきった」という自信を持つことが、試験当日の自分への最高のプレゼントだと信じて頑張りましょう。

③ 最後の総仕上げ、テキスト爆読
これは余裕のある人&慎重派さんだけでいいと思いますが、最後の最後までヌケモレをなくす目的で、基本テキストに高速で目を通します(=爆読)。1日1科目のイメージですね。

ご参考に、去年の7月以降の私の学習スケジュールを貼っておきます。(クリックで拡大します)

※詳細に学習計画を見たい場合は、こちらからエクセルファイルをDLしていただけます。学習計画(かわとも)

ちなみに、去年の私は初代ふうじんの記事に書かれている学習法を丸パクリしました。ちょうど1年前に大変お世話になった記事です。
7月にやることリスト

なお、1次試験545点を叩き出した9代目きゃっしいの記憶定着法は非常にシンプル。「間違った問題は翌日にもう一度解くこと」だとか。(私も、間違えた問題は翌朝にサッと見直していました)
明日からできる過去問復習法~今日間違った問題は○○して○○しよう!

 

【やってはいけないこと】

① 新しい問題集に手を出すこと!
(最終講義レジュメを除く)
意識が分散するのと、知識のダブリが発生するため非効率だと思われます。

② 解けない問題にいつまでもこだわり続けること!
とことん納得するまで次に進めない傾向のあるかたは要注意です。試験直前期はスピード重視と割り切り、解ける問題を確実に取れるようにすることを目指しましょう。
重要論点だけどイマイチ理解が進まない場合は、道場の渾身論点シリーズをまとめたちこまる(仮)の記事を道しるべに、道場の過去記事をぜひ参考にしてください。
【渾身】永久保存版! 渾身シリーズまとめページ

 

4.あとワンマークに役立つ!?経済小ネタ

「もし覚えていたら役立つかも」という、経済のプチ情報です。かる~くお読み頂いて結構です。

① 名目○○と実質○○の式 ざっくり覚え方

名目ナントカと実質ナントカの式は、試験に出題される範囲だと以下のようなバリエーションがあります。

物価上昇率(期待インフレ率)=名目GDP成長率―実質GDP成長率
物価上昇率(期待インフレ率)=名目利子率―実質利子率

物価指数(GDPデフレーター)=名目GDP÷実質GDP
物価指数(GDPデフレーター)=名目賃金÷実質賃金
物価指数(GDPデフレーター)=名目預貯金÷実質預貯金
物価指数(GDPデフレーター)=名目債務÷実質債務

これをまとめると

「率」・・・名目―実質
「率以外」・・・名目÷実質

そして、もっとざっくり捉えると

「名目のほうが実質よりも上位」(先に来ている)

というように、雰囲気で覚えられます。。

 

② GDPのゴロ合わせ

◆分配面から見たGDP
「こえ~減税、助けて!」
用者報酬+業余剰・混合所得+固定資本耗+間接―補

 

◆支出面から見たGDP
「店の消費は、総菜の海外余剰」
間・府最終消費支出+国内固定資本形成+庫品増加+輸出―輸入
※輸出-輸入=海外余剰

 

5.2次試験の参考書、買いましたか?

何度も口酸っぱく言いますが、1次試験終了直後は2次の参考書が品薄になります!!去年、確かふぞろいの『10年データブック』だったと思うのですが、一次試験の1週間後くらいに書店に行ったらメーカー取り寄せで入荷未定と言われました。1次試験直後からスタートダッシュをかけたい人は、必ず7月中に買いましょう!!

【個人的に役に立ったと思う2次参考書】
◆事例Ⅰ~Ⅲ
『ふぞろいな合格答案』、『ふぞろいな合格答案10年データブック』
◆事例Ⅳ
人それぞれ好みがありますが、私の場合は『事例Ⅳの全知識・全ノウハウ』

 

そうはいっても、模試の点数も悪かったし今年1次試験に受かるか自信ない、2次の参考書を買っても無駄になるかも。。

 

そう思っている方もいらっしゃるでしょう。
結論を言うと、金額的な損失はほぼ無いです。むしろ、すぐにスタートダッシュを切れないほうがもったいないです。

例:ふぞろいを2次初学者が揃える場合

◆今年の合格を目指す場合
『ふぞろいな合格答案12』+『ふぞろいな合格答案11』+『10年データブック』
◆来年の合格を目指す場合
『ふぞろいな合格答案13』(2020年6月頃発売)+『ふぞろいな答案分析5』(2020年3月頃発売)+『10年データブック』

→価格改定がない限り、どちらのパターンも合計金額は同じです。そして、今年合格セットを購入したけど万が一落ちた場合でも、『ふぞろいな合格答案13』1冊分の追加出費で済みます。

※ふぞろいの宣伝ではありません!!

ふぞろい関連本は、どの本に何年の過去問が対応しているかがわかりにくいですが、私の過去記事に一覧表が出ておりますので、よろしければ参考にしてください。
よくわかる!ふぞろい書籍一覧表

 

以上、かわともでした!
今日も明日も、皆さんにとって良い一日となりますように。

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

*:*夏セミナーのお知らせ*:*

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋:8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

*:*:*:*:*:*:*:*

どーも、そーやです。
今日から2日間はTAC模試ですね。一次試験を受けられる方は直前の重要な調整の場なので、2日間充実した日になることを祈ってます。

今回が初めての一次試験の方は、点数よりも試験時間や休憩時間の使い方をしっかりと確認してください。
二回目以上の方は一点でも多く取れるよう、ベストな力配分で臨んでください。応援しています

さて本日の記事ですが、先日のたっつーの今からでも諦めない1次試験合格の記事で、PDFの中でも熱いコメントを書いておりました。

自分も経験としては経済と財務だけは一夜漬けは絶対無理!

そこでもし私が今年の一次を受けるならこの問題だけは押さえておく、という経済財務の過去問一覧をまとめました。
なおこちらのまとめは受験生時代にふうじんさんのブログを参考にしました。

<経済>

特に企業行動消費者行動は他の平均的な受験生も良く当ててくるのでしっかりとした復習が必要です。
本当は私が使っていた経済の過去問PDF資料をアップしようとしましたけど、容量的な意味で一旦断念しました。

<財務>
※財務分析の各項目は覚えてください。二次でも使う超重要指標です。

会計学は範囲が広いのでヤマ当てが難しいですが、特に出る余剰金配当差異分析はきちんと押さえた方がいいです。また、診断士試験の傾向なのかわかりませんが、会計学の分野では答えにPL項目(費用、収益)の部分を問うケースが多いと感じました。

例でいえばH30年問2の減価償却の部分について、建物の価値(BS項目)ではなく、売却損益(PL項目)を聞いてます。もし本当に時間がない場合には、PL項目に関係するものだけ集中的に行うことが吉かなと。例外は配当での資本項目の増加とのれん。

また主要簿・補助簿や伝票会計、本支店会計など古臭い論点も良く問われますが、余裕があれば押さえてください。

 

なお、あくまでも試験1か月前の段階で、勉強箇所を絞るならという意味で上げてます。これをやれば60点を取れる保証はありません。でも学習が追い付いていない!って方は参考にしていただけると、限られた勉強時間でもそこそこの結果が出せると思います。

キーワードは、他の平均的な受験生が当てているところは自分も外さない、ということです。

今回の模試で経済・財務ともに60点以上取れる受験生であれば、この一覧表をざっとみて論点のイメージが湧くかどうか、湧かなかったら復習する、という使い方でもしていただけたら幸いです。

 

p.s

告知!

みなさん、一発合格道場が10周年なのはご存知でしょうか?

区切りの年度なので、10周年特別企画として歴代の道場メンバーが隔週日曜日に投稿します

誰がいつ投稿するかは見てのお楽しみ。

ぜひ日曜日も一発合格道場をよろしくお願いいたします

 

以上、そーやでした。

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋:8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

*:*:**:*

大阪春セミナー動画 期間限定配信中。

お申込みはこちらから(Google フォームが開きます)。

 

*:*:*:*:*:*:*:*

どうも、kskn(きしけん)です。

久々の経済解説です。
テーマは「時事問題」。

 

どうでしょう?時事問題って何か対策してますか?
新聞を読んでる、ニュースを見てる。。。なるほど、いいですね。
でも僕が思うに、時事問題を解くために知っておくべき経済ニュースは、たった2つです。

 

それは、2008年のリーマン・ショック2011年の東日本大震災です。

 

とはいえ、これらの出来事があったことを知っているだけでは問題は解けません。
これらの出来事が世界経済/日本経済にどのような影響を与えたか振り返ってみましょう。
なお、それぞれの因果関係は僕の推測によるところもあるので間違っていたらご指摘ください。

【世界経済】

まずそもそもリーマン・ショックがなぜ起きたかと言うとサブプライム・ローンの不良債権化と、このサブプライム・ローンを証券として組み込んでいたサブプライム・モーゲージの暴落によるものです。(サブプライム・ローンって何ぞやという方はお手数ですがググってみてください。)
これによってその証券を買っていた銀行は大きな損害を受けました。損害を受けたことにより、お金を貸し出すことができなくなって経済の循環が悪くなり、世界的に不況となりました。
こうした背景で不況となったことにより、

売上/利益の低下
失業率の増加
ドル安(ドルの信用力が下がったため)

が起こりました。
そしてその結果、各国は経済を刺激するために金融緩和を行いました。それにより

金利の低下

が起こります。
こうした世界的な緩和により徐々に景気を取り戻していきました。
これが大まかな世界の流れです。

 

【日本経済】

日本は少し状況が異なっていました。
日本の銀行はそもそもサブプライム・モーゲージを多く買っていなかったため、直接的な影響はそこまで受けなかったのです。

しかし、世界的にドルが売られた反動で安全資産として円が買われました。そのため、

円高

になりました。円高になったことで、輸出がしづらくなったり企業の海外事業の採算が悪くなりました。
その上、世界的に景気が悪いわけですから取引量も減っています。そういうわけで、日本企業も間接的に

売上/利益の低下
輸出額/輸入額の低下

が起こりました。失業率も上がったことは上がったのですが、日本は雇用者の権利が強いため他国ほどは上がりませんでした。
また、金融緩和も積極的に行わなかったので金利は下がりませんでした。というか、そもそもすでに低金利でした。

そしてこうした状況の中で、東日本大震災が発生しました。
これによって国内製造業が打撃を受けて輸出高が減ったとともに、発電用の燃料輸入が増え、

貿易収支の赤字化

が起こったわけです。(2008年のリーマン・ショック時は一時的に赤字化しましたがすぐに回復し、2011年に再び赤字化した後2015年頃まで赤字が続きました)

 

以上が2008年~2015年ごろまでに起こったことです。
これを実際の過去問と照らし合わせながら、どういった問題が出題されていてどう解くのかを考えていきましょう。

まずは貿易関係で平成29年度 第2問

bは2011年以降、マイナスが続いていますから貿易・サービス収支ですね。

平成24年度 第4問

これも2009年と2011年以降でマイナスになっているAが貿易収支です。
なお予備知識として、所得収支とは「国外で発生した我が国の所得の受取と、国内で発生した外国への所得の支払の差額」のことで、結論としては常にプラスで金額も安定しています。

 

次に失業率の問題で平成29年度 第1問

2008年であまり失業率の上がっていない日本がcというのは分かりますね。
そしてリーマン・ショックの最も大きな影響を受けたbがアメリカです。
なお予備知識として、「EUは平均的に失業率が高い」ということを知っているとより簡単にaがEUと判断することができます。
(さらに言うと、EUの中でもイギリス、ドイツ、オランダは比較的失業率が低めで、フランスやイタリア、スペイン他は総じて高めです。)

 

続いて、平成27年度 第2問。

正直、このグラフは見方がよく分かりませんでした。ただ、設問分に資産・負債差額と書いてあります。
家計においては資産>負債だろうということが推測できますから、常にプラスなaが家計というのはすぐに分かります。

次にcは2008年頃から少しずつマイナス額が増え、2011年ごろから特に大きくなっているように見えます。
これはおそらく景気低迷による財政支援と震災の復興支援によって国債発行額が増加し、負債が増えたからだと考えられますね。つまり一般政府です。

それによってbは消去法で非金融法人企業となりますね。僕は正直、2007年ごろからマイナス額が減っている理由はよく分かりません。
金融危機により長期での借入れが難しくなったか、取引量が減って流動資産と流動負債の差額が減ったか、そのあたりですかね。(詳しい方いらっしゃいましたら教えてください 笑)

 

最期に、平成26年度 第2問。

これもリーマン・ショックを期にグラフが大きく変化しています。
設備は「過剰-不足」の数値です。不況によって取引量が減るので設備の稼働率が下がって過剰感を感じる、と考えるとc,dが設備だと分かります。ただ、両者はほとんど差がないので大企業と中小企業の区別はつきません。

次に貸出態度は「緩い-厳しい」の数値です。金融危機によって貸出を厳しいと感じる、と考えるとa,bが貸出態度で、こちらは両者に差があります。aは比較的早く数値が改善してますが、bはしばらく低いままです。
これを銀行側の立場で考えると、「環境が厳しい中で貸すなら、信用度の高い大企業に貸したい」と思うはずです。
となると、aが大企業でbが中小企業だろうなぁと分かりますね。

貸出態度:bは選択肢ウしかないので、ウが正解となります。

 

解説は以上となります。
このように時事問題はリーマン・ショックと東日本大震災による背景を知っておき、問題の設問文を正しく解釈することができればある程度対応することが可能です。

たった8点しかない時事問題ですが、一次試験の一番初めに解く問題なのでしっかり押さえて良いスタートを切ってください!

 

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

 

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

*:*夏セミナーのお知らせ*:*

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋:8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

*:*:*:*:*:*:*:*

 

 

 

おはようございます。makinoです。本日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

6月上旬に、妻と一緒に、大がかりなお家の片づけをしていました。納戸(に使っているお部屋)と、自分の部屋を片付けていたら、こんなものが出てきました。

 

平成24年の1次試験受験票です。7年前ですね(あってるかな)。自分が初めて、1次通過した年のものです。

 

当時は、こんな感じで科目合格していたんですね。受験票に思い出させてもらいました(ありがとう、受験票)。もちろん、この年から2回受験した2次試験は残念な結果だった事も、あらためて思い出しました。懐かしいですし、嬉しかったです。そして、当時の悔しさや、今だからわかる、稚拙さと恥ずかしさなど、複雑な気持ちも、思い出しました。自分の人生の一部です。

 

自分はこの後、平成25年を最後に、5年間のブランクを経て、平成30年に、この試験に再挑戦しました。そして受験票は、この年のみならず、申し込みをした全ての年度の受験票が残っていました。

 

写真の受験票に、画びょうの穴が開いていますが、コルクボードに留めていたのです。中断はしましたが、自分にとっては、「いつか取る資格」だった訳です。だから受験票は捨てていなかった。それも思い出しました。

 

 

うーん、なにか偉そうですね。すみません。

 

昨年の合格者の立場で、ここで記事を書かせて頂いていますが、これが等身大の自分です。そして、こんな風に、この試験とお付き合いしてきた人もいますよ、という事を言いたかったのです。

 

「科目合格」を積み重ねた方。「今年こそ」の方。それ以外にも、1次試験を受験される読者のみなさまに、その事が伝わっていましたら、とても嬉しいです。

 

 

 

さて、本題です。

 

今回は、makinoがブックマークしていた道場記事(1次対策編)です。記事リンクと合わせて、私がお役に立ったポイントを抜粋して、お届けいたします(良く言いますと、キュレーションのようなものですね)。6月末のTAC模試前に、皆様の取りこぼしを、少しでも救うお手伝いが出来れば、とおもっています。

 

さてさて、最近、ちこまる(仮)とsoyaが、素敵な過去記事のリンク紹介をしてくれたので(以下)、めっきりパクリ感がでてしまいましたが、私がこの記事の第一稿を書いたのは、これらの良記事がアップされる前でしたので、パクリではありません(一応言い訳させてください)。

 

【渾身】永久保存版! 渾身シリーズまとめページ:ちこまる(仮)

 

【残り7週間】一次試験までの過ごし方:soya

 

それにしても、このシンクロニシティー(なのでしょうか?)には、驚きました。

 

 

また、ご紹介の前に、1点、誤解なきようにお伝えしますと…、

「この記事以外は、お役に立たなかった」という事を言いたいのではありません。一度読んで、スーッと頭に入る素敵な記事も多数あります(ありました)。以下でご紹介するmakinoがブックマークしていた記事は、「この科目を勉強するときに参考にしよう」、「家に帰ったらこの記事の通りにやってみよう」、「2次にも使えそうだぞ」、という視点が強いです。読者としての「自分の好み」も多分にあります。

 

また、過去記事という特性上、本年度の試験にそぐわない内容(法改正など)があるかもしれませんが、その点は、どうぞご了承ください。

 

ご理解、どうもありがとうございます。それでは、当時の受験生の立場から、リンク元の記事に、最大限の感謝とお礼を込めて、ご紹介いたします。

 

 

<企業経営理論>

【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~ | 中小企業診断士 一発合格道場(9代目Chikaさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

【スラッシュ法】

企業経営理論は、設問文・選択肢で日本語が読み取りにくい問題ばかりです。

そこで、スラッシュを入れて文節に区切っていき、

区切った文節と文節の間や、文頭と文末が中間の文節によって矛盾が生じていないかを検証する方法です

==================

->独学だったので、こんな事を教えてくれる人もいませんでした。おそらく、予備校では王道&定番のやり方なのだと思いますが、ありがたく頂きました。

 

 

<運営管理>

【運営管理】二次試験に直結する暗記方法(前編)(6代目うみのさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

方法3:生産管理の知識は、「企業が抱える課題の解決方法」として捉える。

==================

->このパートの下部にある図表、大変わかりやすく「おおっ(2次の勉強にもなる)」といった印象でした。

 

 

【直前期対策】不安の乗り越え方&運営管理(6代目うみのさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

さて、運営管理のキーワードの中でも意外とひっかけ要素になりやすいのが、アルファベットの略語です

==================

->ありがとうございます。知識の補充に、ありがたく頂きました。

 

 

【運営】まるかじり生産管理(初代ふうじんさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

体系を理解し、それぞれの手法や定義を理解することが早道

———–

■レイアウト~SLPとP-Q分析■

==================

->ありがとうございます。SLPがそれほど大事だと思っていなかった上に、誰かに教えてもらえない独学者であり、体系的理解にも欠けていましたので、ありがたくいただきました。

 

 

<経済>

【経済】「石川の経済」を斜め読み(ミクロ(上)) (初代ふうじんさん)

 

->以前、わたくしの記事でも紹介させて頂きました。この記事を参考にさせて頂き、石川経済学を開始いたしました。

 

 

<法務>

覚えても解けない経営法務との戦い方(7代目たきもさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

■戦い方④:会社法と知財「しか」やらない

==================

->こちらの記事、全て大変お役に立ちました。法務で苦しむ方は、自分が何を苦しんでいるかを知るために、ご一読頂ければ、と思います。そして、「こんな割り切りもあるのね」と気を楽にした、素敵な記事でした(私は、怖くて割り切れませんでしたが・笑)。

 

 

【法務】会社法攻略に近道なし(2代目Wackyさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

2.【論点別】機関設計

==================

->表を作ってまとめよう。という記事の中の試みに、挑戦してみました(が挫折しました、すみません)。でも、お役立ちしましたので、ご紹介させて頂きます。ちなみに、自分が法務で何をしたかというと、こちらの過去記事をどうぞ。

 

 

<全体を通して>

闘いの腕を磨く(6代目おはともさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

最後に見直しを行い、一度選んだ答えを書き換えると何が起こるのか、

ぜひ答練で一度実験してみてください

==================

->素敵な気づきでしたので、ご紹介させて頂きます。悩んだ末に、書き換えた答えが不正解だった自分に、気づきを頂きました。ありがとうございました。

 

 

講師直伝:ペンキ塗り学習法(初代ふうじんさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

■まとめ■パートの学習計画表

==================

->そろそろ7科目のまとめをしたくなった自分に、お役に立ちました。ありがとうございました。

 

 

チャート作りでラクラク暗記術(初代ふうじんさん)

 

私のお役立ちパート(抜粋)

==================

【3. チャートで整理してみよう!】

==================

7科目のチャートが掲載されております。「このレベルまでまとめる事は、自分には無理」、と割り切り、チャートを拝見しつつ、自分に足りない知識と理解を補充していました。

 

 

 

さてさて、紹介は以上でおしまいです。

運営管理と法務の記事が多いのは、やはり少し苦手意識があったのだろうか、と今更ながら気づきました(自覚がありませんでした)。そして、みなさまにも、良き気づきになるようでしたら幸いです。

 

 

今回は以上です。最後に、一言です。

 

 

おかげさん

(相田みつを)

 

 

はい、そうです。

私は昨年、ここにご紹介させて頂いた1次対策の記事と、それ以外にもたくさんの素敵な記事のおかげさまで、1次通過できました。どうか、みなさまのお役にも、立ちますように。

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。感謝いたします。

 

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

*:*夏セミナーのお知らせ*:*

一発合格道場 夏セミナー2019

東京:8月10日(土)

大阪:8月11日(日)

名古屋:8月24日(土)

時間・場所は後日告知いたします。
ぜひご予定ください!

*:*:*:*:*:*:*:*

みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

毎度ですが過去記事はこちらです!今日の記事は10回目!とうとう梅雨入りしましたね。いつも参考書がカバンに入っていたので、大抵この時期を過ぎるとページがヘロヘロになるんですよね。水性ペンの跡が滲んだりして。しかしそれも味というものです。そしてそんなこともあったなぁと思うことが、きっと試験当日の気持ちを落ち着けてくれたりしますので、そんなヘロヘロも味わっていただきたいと思います(笑)

前回の記事で令和1号診断士になれず、と書きましたが、つい先日登録証が届きました。令和2号になりました。そして、ついに開業届(経営法務で見たことあるやつ!笑)を税務署に出してきました。もっと、パンパカパーン!という気持ちになるのかなと思いきや、税務署の手続き時間およそ2分。「はい、受理しました」というハンコをポンっと押されて、あっさりと終わりました笑。

これからどんな活動ができるのか、まだまだ未知数ではありますがどんな道でも自分らしく歩いていけたらな、なんてことを思っています。

今日の記事はこれまでの珠玉の【渾身】シリーズまとめページです。

勝手に永久保存版タグをつけてみましたが、科目ごとになっているページがどうしても欲しくて、作ってみました。これから追い込みの時期まで、何度か見返していただいて、ちょっとよくわからないな、とか、自信がないな、という論点があれば、総復習としてお使いいただければと思います。

ちなみに今回の記事をまとめるにあたり、これまで類似してきたふたつのタグを統合しました。「渾身シリーズ」と「渾身!論点シリーズ」を、「渾身シリーズ」に統合しています。

記事タイトルについても、科目名のみで内容がわかりにくいものは、ちこまる(仮)の独断と偏見で補足をつけていますので、リンク先の記事のタイトルとは異なる場合があります。

なお、これまでの過去記事のまとめですので、投稿された時期によっては最新情報と異なる場合があります。特に経営法務・情報システム・中小は法改正やトレンドを反映しやすい科目ですので、古い記事を参照する際にはないようにご注意くださいね。

今日の記事は(基本過去記事のタイトルばっかりだけど)およそ4,500字です。9分ほどお時間ください♪

さー、ではまとめ!いってみよー!

 

経済学・経済政策

財務会計

 

企業経営理論

 

運営管理

 

経営法務

 

経営情報システム

 

中小企業経営・政策

 

その他

 

二次試験

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。いや〜【渾身】というだけあって、どれも読み応えがありました。皆さんにとっても、ひとつでも多くの「なるほど納得!!」に出会ってくださったら幸いです。

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

☆もくじ☆
1.乗数理論と45度線分析の出題パターン
2.数式問題を簡単に解くテクニック
3.グラフ問題を簡単に解くテクニック

文字数:約1600字(本文だけなら約2分で読めます)

————————————————————–

こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!

今日は珍しく雑談から。
私は4月から新たに財務部門に配属となったため、日々知識を増やそうとしています。上司の本を借りて読んでみたり、診断士試験の参考のために買った簿記1級の参考書を読んでみたり。
そんなとき「簿記1級を受けてみようか」と、ふと頭をよぎりました。スキマ時間にゆるっと勉強して軽い気持ちで受けてみようか、受からなくても身についた知識は仕事に直結するし、いいかも……。

……いやいやいや、待て待て!!

そこまで考えて我に返りました。試験合格を目指すならば、強い気持ちで「絶対合格!」と目標を定め、計画を立てて突き進むべきだと。春セミナーでもたっつーが「中途半端はダメ!」と口酸っぱく言っていたし、合格体験記でもみんな強い決意でストイックに勉強していたではないか……・

1次試験まで3ヶ月を切りました。仮に「運よく受かればラッキー」というノリの方がいらっしゃるならば、たった3ヶ月覚悟を決めてやりきることをおすすめします!絶対今年合格しましょう!!

なお、簿記1級を受けるかどうか腹が決まっていない私でした。。

* * * * *

本題です。
今日から約4週間にわたり、「渾身!論点シリーズ」として、1次試験の重要論点からメンバーが得意分野を選んで解説していきます♪

※毎年恒例のシリーズ企画ですので、よろしければ過去記事もご参考にしてみてくださいね。

第1弾は私、かわともが「乗数理論と45度線分析(経済)」についてお届けします!
なお、10代目で経済と言えばksknですが、私の記事はksknのような正統派の解説ではなく完全に解法テクニックの内容となっておりますので、あらかじめご了承ください。(理論の説明はすっとばしています)

 

1.乗数理論と45度線分析の出題パターン

乗数理論とは、「投資・政府支出・租税の変化が国民所得に与える影響について説明する理論」です。「均衡国民所得の決定」など関連論点も含め、代表的な出題パターンは2つに分かれます。

①数式の問題
Y=C+I+G+X-M みたいな式が出てくる計算問題

②グラフの問題

それでは早速、それぞれのパターンの問題の解法を見ていきましょう。

 

2.数式の問題を簡単に解くテクニック

【平成23年 第6問】を取り上げます。

(以下、図はクリックすると拡大します)

 


引用元:中小企業診断協会ホームページ(https://www.j-smeca.jp/)

それでは実際に解いてみましょう。

ステップ1:選択肢の中にある「変化するもの」に印をつけます。

ステップ2:印をつけたものはそのままにしておき、残りを全て数式に代入します。

ステップ3:代入後、数式を整理します。

整理を終えた後の数式を見てみましょう。さっき「そのままにしておいたもの」にくっついている数字が「乗数」です。

ステップ4:選択肢を1つずつ点検していきます。

ここでのポイントは、例えばイの「減税による影響を調べる」であれば、租税Tのみの変化の影響度を調べればよく、その他の余計な要素は除いて考えてもよいということです。全て代入するとごちゃごちゃしますので、シンプルに考えられますね。

 

3.グラフの問題を簡単に解くテクニック

グラフの問題は、中学生で学んだ数学の知識を使えば感覚的にすんなり解けることがあります
ここでは【平成28年第8問 設問2】をとりあげます。


引用元:中小企業診断協会ホームページ(https://www.j-smeca.jp/)

ここで、1次関数の前提となる基礎知識について軽くおさらいしてみます。
〇y=aX+b という式について、aが傾き、bが切片
〇切片が変化すると、グラフは上下に平行移動する
〇傾きが変化すると、グラフは急になったり緩やかになったりする
〇グラフの線を斜辺とする直角三角形は「ヨコの長さ×傾き=タテの長さ」となる

それでは実際に解いてみましょう。

ステップ1:どこを求めればよいかを探し、xとおきます。
この場合はEからFに移動したときの所得の変化量となります。

ステップ2:I+Gの増加分を書き込みます。

総需要線の式は A=Co+cY+I+G  であり、この式の傾きはc、切片はCo+I+Gですね。
「I+Gが5増加する」ということは、「切片が5増える」ですね。


ステップ3:「傾き×ヨコ=タテ」の原則を踏まえて、グラフを斜辺とする直角三角形の辺の長さを求めます。

・「45度線は必ず傾きが1」となりますので、三角形のタテはヨコと同じ長さで、X
・AAで区切られるタテの長さは、AAの傾き0.8×X=0.8X
・AAとBBの間のタテの長さは、増えた切片の分と等しいので、5
さらに、X-0.8X=0.2X となる
・0.2X=5 の両辺を0.2で割ると、X=25 となる

経済で解法がわからないグラフ問題が出てきた場合、今回の解説のようにちょっと視点を変えて図形的に考えてみると案外解けることがあります。よろしければお試しくださいね。

以上、かわともでした!
今日も明日も、皆さまにとって良い日になりますように。


☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

道場初(!?) 二次対策勉強会、開催決定!!
大阪のみで試験的にチャレンジしてみます!

申込みはコチラから!!(※現在、満席につきキャンセル待ちです)

5月11日(土)@大阪写真会館
受付開始:9:00 勉強会開始:9:30 懇親会:18:00

詳細はコチラ!!

 

 

おはようございます、makinoです。本日も、読んでくださって、ありがとうございます。感謝いたします。

 

 

突然ですがみなさん、下のグラフのどこに属している、とお感じでしょうか?

 

(※画像はフリー素材の転載です・以下同じ)

 

はい、ご存じ、イノベーター理論(企業経営理論)ですね。

「おおっ、今回は、最初から勉強の話題じゃないか」、と思われた方、すみません。
ここからが余談です。

 

スマホ購入 2016年
Facebook作成 2018年
ゾゾって何? (カタカナで書いてるよ)

 

というmakinoは、IT分野における、結構なラガードさんです(YouTubeで難なく広告スキップをしている3歳の娘に追い抜かされるのも、時間の問題です)。

 

こいつ、マジかよ。と思われた方。
はい、マジです。なぜなら、必要と興味が無いからです・笑

 

さて、ポイントはここからです(もちろん、余談の)。
ラガードで、何か損をしたのか?と問わると、よくわかりません。機会損失はあったでしょうが、それは目に見えないものですから、「もったいない」と思いようがありません。

 

例えば、前述のスマホ購入ですが、要は、「自分が心地よいタイミングであったかどうか」、と思います。たまたま、その時が心地よかったのです、思い返してみると。

 

さてさて、ラガードさんの独り言なのですが…、
テレビもネットもほぼ見ない自分には、進んでいるか遅れているか、なんてほぼどうでも良い事でした。大概の事は、知らなくても、なんとでもなりますからね(新元号が「令和」であることを知ったのは、4月7日でしたっけ)。

 

SNSにストレスを感じることも無く、日々のニュースに過敏になる事なく、自分の今の実力とペースをわきまえつつ、人生を歩いています。ますます、自分とは何か、を考える事が必要な世の中になっている、そう思います。自分にとって大切なのは、自分と会話をする時間ですし、その中で、診断士試験への再挑戦を決める事もできました(1年前に)。

 

 

ただ、便利な世の中になったことは、ある意味で、歓迎しています。
いつでも、天気予報がみられたり、大相撲ニュースを見逃しても、ごひいきの御嶽海がどうなったか、すぐにわかったりしますから。

 

—-
さて、本日の本題です。

今回は、経済学・経済政策、でやらせて頂きます。

 

経済大好きっ子のksknが、毎回楽しい論点解説記事を書いてくれていますので(とてもわかりやすいですね)、私は自分がどう勉強していたか、を書こうと思います。

 

自分のお話をしますと、独学で、昨年1月から1次試験の勉強を開始しました。企業->財務->運営->経済->情報->法務->中小、の順で進めていましたので、昨年の今頃、自分は、経済の最後の方でした。

 

この経済学・経済政策ですが、「数学じゃねーか!」とお嘆きのあなた。
その通りです。この科目は、ほぼ数学です。勉強方法の前に、ちょっと調べてみましょう。

 

【経済学・経済政策は苦手度合いは?】
かわとも調べの「H30年度 合格体験記総まとめ~1次試験編~」では、苦手科目の第4位でした(この記事、役に立ちますね、ありがとう、かわとも)。そして、得意科目の第3位。なるほど、理解系科目らしく、得意・不得意が分かれています。

 

【1次試験の実績】
もう1つ、調べてみます。
TACの過去5年の1次試験平均点集計では(pdfが開きます)、7科目の中では、平均点の高い科目です。過去5年で、4回が平均60点越えと、受験生の得点源になっているのがわかります。苦手の方、本当かよ、って感じですよね。

 

つまり、7科目の中では、「論理の理解」が最も必要な科目であり、一度理解すると(暗記科目と違って)、忘れにくく、点数に結び付く、という事です。さらに、頻出分野は特定されており(後述)、過去に得点調整された年度はあった事もあり、難易度が上がった途端、時間切れで得点が伸びない人続出、という科目だと言えます。

 

【勉強方法】
さて、makinoの1次試験対策は、愚直に「過去問&スピ問回転」だったのですが、唯一の例外が経済でした。こちら、いきなりスピ問やっても、???となってしまいます(やられた方、共感頂けるでしょうか)。何を隠そう経済学科卒のmakinoなのですが…(泣)。いや、思い出すのに時間がかかるタイプなのですよ、ホント(それにしても、ksknの記事をみると、経済学科卒を告白しにくくなります)。

 

ちなみに、自分は経済学の理論があまり好きではなく、現在起きている事象を、理論で説明する、みたいな勉強をしていましたっけ(おっ、スピ問が出来なかった言いわけか?)。

 

【石川経済学】
さて、そんな事でつまずいて、いられません。何といっても、1次試験、通過しないといけませんから。というわけで、王道ですが、お勧めは、こちらです。

 

試験攻略入門塾 速習!ミクロ経済学 石川秀樹著
速習!マクロ経済学―試験攻略入門塾 石川秀樹著

 

そうです、「ザ・石川経済学」です。

YouTubeの解説動画(YouTubeが開きます)と合わせて利用する、超ド定番&王道です。動画が50時間程度あるので、時間的なコスパから敬遠される方もいらっしゃいますが、コスパ重視なら、全て視聴しなくても試験対策には十分です。

そして、視聴の優先順位はこちら(神記事ですよ)。記事中の頻出3つ星とあわせて、どうぞ。

 

【経済】「石川の経済」を斜め読み(総論)

【経済】「石川の経済」を斜め読み(ミクロ(上))
予算制約線・最適消費点
需要曲線
費用
供給曲線

【経済】「石川の経済」を斜め読み(ミクロ(下))
独占
寡占
外部効果

【経済】「石川の経済」を斜め読み(マクロ(上))
45度線分析

【経済】「石川の経済」を斜め読み(マクロ(下))
IS-LM分析

※ 「経済」を越えると、スト合格への展望が開ける。->名言ですね

 

はてさて、自分は、これ幸いと、通勤時間を利用して石川経済学のYouTubeをスマホ視聴していました(ギガが足りない方、ここがお金のかけどころ!)。視聴&テキストで分かったつもりになった後、実際に過去問&スピ問にトライして、解けるようになっているか、の確認をする、というスタイルです。また、自分は、星2-3つの論点に集中し、星1つ以下の論点は、飛ばしました。

 

ちなみに…、
自分は、2018年の1次試験、各科目60-90時間程度の勉強時間だったのですが、経済だけは120時間を費やしました(おい、経済学科…)。今ならまだ、その程度を費やせる余地がありますよね。苦手意識のある方、是非やりましょう!

しかも…、
経済は1次試験の1科目めです。いやが上にも緊張します。1次試験を過去4回受けている自分も、久々の2018年の1科目めは、固くなって実力を出しきれませんでした(それも実力なのですが)。

結果…、
2018年の経済は、1次試験68点と、大きく稼ぐ事はできませんでしたが(TAC平均点65.4点)、それでも1次通過を目的とした場合、悪い点数ではありませんでした。

 

【過去問&スピ問回転】
石川経済学が終わったら、あとは過去問&スピ問回転をスタートです。
あら不思議、スピ問は、ほぼスラスラですよ。Before -> Afterを比べると、あなたはもう別人です(星1つ以下の論点は、除く)。

 

【TAC模試】
7月上旬のTAC模試です。受験する事を、強くお勧めします。私も昨年、受験しました。受験後に配付される、講師のみなさまの解説動画が秀逸です。自分は音声DLして、通勤で聞いていました。

特に経済では、「この問題はできなくていいです、解答までの所要時間を考えたら、捨ててください」というアドバイスが入っていたりして、いわゆる試験のテクニック的なことも、しっかり教えてくれます。独学では、そこまで考察する時間がありませんので、助かりますよ。繰り返しますが、強くお勧めします!そして、遠方で難しい方以外は、実際にTACに出向いて受験してください。本番の雰囲気さながらで、良い予行演習になりますよ!

 

ちなみに…、
目標とする到達レベルですが…、
経済(と財務)は、問題を見てすぐに手が動くレベルまで高めましょう。1次試験は60分で25マーク、1マーク平均2分24秒で解かなければいけません。実際には、瞬殺できる知識問題もあるので、計算問題に1問4分程度費やす事も可能です。しかし、時間に限りがあるのは間違いなく、つまりは、「問題を見て解法に悩んでいる時間」は、与えられていません。この点、ご留意ください(すでに、ご理解いただいてますよね)。

 

 

さてさて、本日はここまでです。

2次試験には、ほぼお役に立たない経済ですので、その意味で、やりがいに欠けるのですが、学んでみると、実はとても楽しい、という側面があります(少なくとも自分には)。しかも、毎年新しい論点があるわけでもなく、出るところは決まっていますので、ぜひとも、苦手のままにせずに、60点プラスアルファの科目にしてください。

 

今回の記事は以上です。最後に、makinoの好きな相田みつをさんの言葉を1つ。

 

一生勉強
一生青春

 

今日も勉強ですね。そして暖かくなりましたね。

本日も、読んでくださってありがとうございました。感謝いたします。

 

 

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 

✿:❀道場 春セミナー受付中✿:❀

大阪セミナー 申し込みはこちら

4月14日(日)@生涯学習センター梅田
受付開始:13:30 セミナー開始:14:00 懇親会:17:00

東京セミナー(平日夜版) 申込みはこちら

 4月18日(木) @港区勤労福祉会館
受付開始:18:30 セミナー開始:19:00 懇親会:21:15頃

東京セミナー レポートはこちらから
4月6日(土) @港区勤労福祉会館

❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿

どうも、ksknです。

先日、東京春セミナーでお会いした皆さま、いろいろとお話しできてとても楽しい時間でした!ありがとうございます!
今週末、大阪春セミナーでお会いする皆さま、たくさんお話ししましょう!よろしくお願いします!

さて、早速本日も経済学解説をやっていきます。
今日は「余剰分析、貿易、ゲーム理論」です!

 

・市場均衡

市場均衡とは需要量と供給量がマッチするような受給量において価格が決定される、ということです。これは何となくイメージが湧きますよね。ただ、これには1つの前提があり、「完全競争市場である」という条件が必要です。「完全競争市場」が成立する条件は、以下の4つ。

①「無数の取引主体」→消費者と生産者は無数に存在し、各個人は「価格」に対する支配力を持ちません。
②「参入・退出が自由」→消費者や生産者として市場に「参入」するのも、市場から「退出」するのも自由です。
③「財の同質性」→市場で売買される財に「差」は存在しないと仮定します。
④「情報の完全性」→すべての消費者と生産者の間で、市場で売買される財に対する情報に「差」は存在しないと仮定します。

まぁ現実的にはありえませんよね。現実的にはありえないのですが、複雑な経済を単純化して考えるためにはこうした仮定が重要なわけで、次でこの完全競争市場における余剰分析の説明を行っていきます。

 

・余剰分析

まず余剰とは「取引によって消費者や生産者が得る利益」のことを言います。

総余剰→グラフの斜線部全体
消費者余剰→グラフの赤斜線部分
生産者余剰→グラフの青斜線部分

と、このまま暗記してしまってもたいていの問題は解けてしまうのですが、せっかくなのでもう少し詳しく説明しましょう。

500mlペットボトルの水をイメージしてください。
だいたい自動販売機で買おうと思うと、商品にもよりますがだいたい100円くらいで買うことができます。
その水を買う人はみな等しく100円で買うことができるわけですが、買った人はそれぞれ事情が違い、中には喉が乾いて乾いて倒れそうなときに自販機を見付け、仮に値段が1,000円であっても買ったという人も、極少数ですがいるわけです。
そしてその人からすると、本来なら1,000円でも買っていいと思っていたわけですから、100円で買えたことにより900円お得だった(=利益を得た)ということになりますね。
そしてまた999円なら買ってもいいと思う人、998円なら買ってもいいと思う人、、、という人たちの得した感(=利益)の積み重ね消費者余剰というわけで、それ故に消費者余剰は需要曲線と財の価格を示す直線に囲まれた三角形部分となるわけです。(分かっていただけますか?)

一方、その水を販売する側のことも考えてみましょう。
中には水源近くに工場を持っていて、(本当は)すごく安く販売できる人もいるでしょう。
仮にその人が10円で1本の水を作って売ることができるとすれば、100円で販売できることで90円分お得(=利益)なわけで、消費者余剰と同様に、これらの積み重ねが生産者余剰となるわけです。
このような論点を問うた過去問が実際にあるので、見てみましょう。平成30年度第10問です。

→価格が400円を上回ったくらいではB~Eが回収すべき金額に達していないので生産を行いません。よって誤り
→アと同様で誤り
→価格が1400円のときの各企業の利益(=余剰)を計算してみましょう。A: 1400-400=1000円, B: 1400-800=600円, C: 1400-1200=200円(D, Eは回収すべき金額に達していないので生産を行わない)。よって、1000円+600円+200円=1800円となり、正しい
→価格が1600円を上回るとA~Dも確実に生産を行います。よって誤り

ただ、実は重要なのはここからで、政府が税金や補助金を導入することでこれらの余剰がどう変化するのか、というのがそもそも余剰分析のキモなわけです。

では税金を導入したときのことを考えてみましょう。
例えば1本の水に20円の税金が課されたとします。
そうすると、10円で作って販売できた人もそれを売ることで20円の税金を払わなければならないので、実質的に30円かかることになります。11円で作って販売できた人も同様にして31円かかることになります。これをグラフで示すとどうなるかというと下図のように供給曲線が上にシフトし、販売価格が上がります。(20円課税されるからといって、価格が20円上がるわけではないこともグラフから分かりますね)

これで余剰がどう変化するかというと下の図を見ていただきたいのですが、消費者余剰と生産者余剰は減少し、代わりに政府余剰(=税収)という物が新たに生まれます。この政府余剰も社会全体の利益の一部ですから総余剰には含まれるわけですが、税導入前後の総余剰を比較すると、

となり、税導入後の方が小さくなっていることが分かります。そしてこの小さくなった部分を「死荷重」と言います。

また、逆に補助金を導入したときはどうなるかと言うと、例えば1本の水に10円の補助金が課されるとします。
そうすると、10円で作って販売できた人は、それを売ることで10円の補助金がもらえ、実質的に0円で販売することができるということになりますので、つまりグラフは下図のように供給曲線が下にシフトし、販売価格が下がります。

これで余剰がどう変化するかと言うと、図に書き込むと見づらすぎてワケ分からなくなったので言葉での説明になりますが、消費者余剰+生産者余剰は当初の三角形OAB→三角形ADFと拡大します。
しかし代わりに政府は補助金を支払う分、マイナスの余剰が発生します。
そのマイナスの余剰の大きさは、10円の補助金×販売数量となりますから、グラフ上の四角形OCDFとなります。(平行四辺形の面積ですね)
このうち、四角形OBDF部分は三角形ADFと重なっているので打ち消し合い、プラス部分は三角形OAB部分のみ、マイナス部分は三角形BCD部分のみ残ります。
三角形OABは補助金導入前の総余剰ですから、結局は三角形BCD分だけマイナスされるという結果となり、ここが死荷重となってしまうわけです。

つまり、完全競争市場において需要と供給が均衡している状態は社会全体の余剰としては最大化されている状態(=パレート効率的な状態)であり、政府が経済に関与することで社会全体の余剰は減少してしまうということです。

では、政府は経済に対して何も関与すべきでないか?というと、決してそういうわけではありません。これが自由貿易や独占の問題へと繋がっていくわけです。なお、独占は頻出ではないので解説は省きますが、政府が関与して供給量を設定しないと総余剰が最大化されない、ということになります。

 

・自由貿易と関税

国によって技術力、利子率、賃金率などが異なるため、あらゆる財を自国で賄うよりも、他国に対して比較優位を持つものを生産し、互いに貿易をして財を交換し合うほうが効率的であるということが貿易の基本的な考え方です。
例えば僕は仕事で縫製産業に関わっていますが、縫製産業は典型的な労働集約型産業なので、賃金率の低い国で生産を行い、それを輸入する方が効率的です。
これを余剰分析を使って考えてみましょう。仮に輸入をせずに国内で消費する全ての衣類を生産しようと思うと、上で学んだように市場均衡が成り立つので、下図のようになります。

ここでさらに安い価格で生産を行うことができる他国から輸入を行うことで、財の価格はEへ低下します。

こうなると均衡点はBからCへと移動し、需要は増加する一方で国内の生産者は輸入品と同様により低い価格で販売をしないといけなくなるため、国内の生産量は線分DEが示す量まで減ってしまいます
そして、減った生産量と増えた需要量を輸入品で補うため、線分CDが示す量は輸入量ということになります。
これにより、消費者余剰は三角形ACE、生産者余剰ODEとなり、総余剰はより一層大きくなります

 

しかし一方で、国内の生産者はどうなるでしょう?
生産量が減りますから、生産者も自然と減っていくことが予想できます。
だからと言って、例えば御年50歳、30年以上縫い子をしてきてパソコンも触ったことも無い方がいらっしゃったとして、その方にとっては縫い子を辞めなければならないとなれば、次の仕事を探すことは現実的に困難ですよね。
他にも、もし輸出国で戦争が始まるようなことがあれば、衣類を輸入できなくなってしまうリスクだってあります。
こうした経済的な効率性だけで語ることができないマイナス面もあるため、関税を導入し、市場価格を高めることで国内の産業を守る必要があるわけですね。(まぁ現実では付加価値を高めて高値で売れるようにするとか、いろいろな解決方法はありますけどね)

と、前置きが長くなってしまいましたが、関税を導入することで関税分価格がEからHへ上昇しますから、余剰は下図のように変化し、死荷重が発生します。

ちなみに輸入する側の話だけをしましたが、輸出する側は全く逆の動きをして輸出により価格が上昇するため、消費者余剰が減り、生産者余剰が増加します。グラフも逆の動きをするだけなので割愛します。

では、過去問いきます。
まずは平成29年度第21問

これは関税を導入するパターンとは逆で、関税が引き下げられて総余剰が拡大するパターンですね。
貿易だけでなく余剰分析の問題全般に言えますが、よく分からないときはグラフに余剰を書き込むと分かりやすくなると思います。

→消費者余剰は増加するので誤り
→消費者余剰は四角形P0BCP1分増加するので誤り
→関税引き下げ前の四角形P0FGP1は生産者余剰の一部ですが、関税引き下げにより消費者余剰への一部へと変化しますので、正しい
→貿易創造効果とは貿易によって増加する余剰のことです。一見、この選択肢は正しく見えますが、関税引き下げ前にも四角形BIHFは政府余剰として総余剰に含まれているので、正しい貿易創造効果は三角形FHG+三角形BCIの部分だけです。よって誤り

次に平成30年度第20問。

この問題はすこし引っ掛け的な要素もありDランクになっていたのですが、キチンと理解できていればそこまで難しい問題ではないと思います。

→増加する消費者余剰は四角形PA‘HMPBなので誤り
→自国内におけるA国から輸入した農産物の価格はPA‘なので、生産者余剰は四角形PA‘KNPBだけ小さくなる。よって誤り
→B国との自由貿易協定締結なので、自国が失う関税収入は四角形HLRKではないか?と思われる方も多いと思うのですが、国内価格がPBとなることにより価格の高いA国の農産物は国内に流通しなくなってしまいますから、関税として得ていた四角形HIJKを全て失うこととなります。よって正しい
→貿易転換効果はA国からB国へ貿易相手が変わることによって変化する余剰なので、該当するのは四角形LIJRだと思います。よって誤り。(答えは合っていますが公式な解説を読んだことがないので解説に少し自信がないです。スミマセン)

・ゲーム理論

完全競争市場に対し、そうではない市場を不完全競争市場と言い、その中で支配力のある企業が1社しかない場合を独占市場、2社以上の少数の場合を寡占市場と言います。ゲーム理論は、この中の寡占市場における理論です。

まず寡占市場とは上にも書いた通り2社以上の少数の企業しか市場に存在しないため、価格を企業側がある程度コントロールできます。
しかし独占と異なるのは、自社の戦略は他社の戦略によっても左右されるという点です。
自社がどれだけ価格を上げたいと思っても、他社が安売りをすれば価格競争力がなくなってしまいますから、自社も下げざるを得ないというわけです。
そうした状況の中で、2社がどういった戦略を取り、どのように利得を得るかというのがゲーム理論です。

ここでは言葉の定義さえキチンと理解できれば、あとは練習あるのみです。定義はTACテキストをそのまま引用させていただきます。

支配戦略→相手がどの戦略をとっても常に最適な1つの戦略を採用すること
ナッシュ均衡→非協調的に行動する企業がお互いに最適な戦略を取り合っている状態
パレート効率(最適)→他の誰かの効用を悪化させない限り、どの人の効用も改善することができない状態
囚人のジレンマ→両者にとって高い利潤を得ることが可能であるのに、非協調的な行動の結果、より低い利潤しか得られなくなってしまう状態。

と、言葉を理解したところで早速過去問にいきます。
まずは平成30年度第21問。

この問題はCランクだったのですが、、、正しいことはすぐに分かるので少し不思議です。
エの「最適反応」という言葉に反応して間違えてしまったのでしょうか。解説は特にしません。

続いて平成27年度第20問。

これは企業Bが企業Aの行動に合わせて行動選択を行うパターンですね。

a→企業Aが「高価格」を設定した場合、企業Bは「参入」を選択する方が自社の利得を最大化できるので、これがナッシュ均衡です。よって誤り
b→企業Aが「低価格」を設定した場合、企業Bは「参入せず」を選択する方が自社の利得を最大化できるので、これがナッシュ均衡です。よって正しい
c→選択肢a, bで述べた通り、企業Bの最適反応は分かっているので、そこから考えると企業Aは自社の利得を最大化するために「低価格」戦略を取り、企業Bは必然的に「参入せず」を選ぶことになります。よって正しい
d→参入規制を設けている場合には企業Bは参入したくてもできないので、企業Aは自社の利得を最大化するため「高価格」を選択します。よって誤り

最後に平成26年度第22問。

通常のゲーム理論に関する問題では1回の取引のみで考えるパターンが多いですが、これは取引が繰り返されることも想定したパターンです。
複数回取引が繰り返される場合、どちらか一方が裏切ることで一時的な利得を得ることができるのですが、当然、次回以降の取引では相手も非協調的な行動をとってくることになり、長い目で見ると自分達の利得を減少させてしまうこととなってしまいます。
そのため、協調的な行動が選択されるという特徴があります。
ここさえ分かっていれば正しい選択肢はしかありませんので、すぐに解くことができる問題です。

※この問題では見たことない単語がいろいろ出てきていますが、あまり深く気にしなくてもいいと思います。

 

さて、いかがでしたでしょうか。
今回はグラフ少なめなので若干作業が楽でした。。。笑
分からない箇所があれば、コメントで質問を受け付けておりますのでぜひお願いします!
ではでは、引き続き勉強頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

✿:❀道場 春セミナー受付中✿:❀

東京セミナー 申し込みはこちら
4月6日(土) @港区勤労福祉会館
受付開始:13:30 セミナー開始:14:00 懇親会:17:00

東京セミナー(平日夜版) 申込みはこちら
4月18日(木) @港区勤労福祉会館
受付開始:18:30 セミナー開始:19:00 懇親会:21:15頃

大阪セミナー 申し込みはこちら
4月14日(日)@生涯学習センター梅田
受付開始:13:30 セミナー開始:14:00 懇親会:17:00

セミナー詳細はこちら

4月7日(日)タキプロ名古屋 春セミナー道場メンバーがゲスト参加させて頂きます!名古屋近郊の方!是非、ご検討ください!
詳細はタキプロにて掲載中

❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿


どうも、kskn(きしけん)です。

桜がキレイな季節ですね。明日、東京メンバーはみんなで花見に行くそうです。そう、東京メンバーはね。(大阪在住)
また、今日は大阪で診断士青年部の例会なるものが開催され、僕もオブザーバーとして参加させていただきます。
少しずつ診断士としての活動が始まってきていて、とてもワクワクします!診断士、楽しいですよ。

そして来週は東京春セミナー、再来週は大阪春セミナーです。
僕は両方とも参加しますので、来られる方はぜひたくさんお話しましょう!
先日のタキプロブログでセミナーに関する記事を書きましたので、是非そちらを読んでセミナーへ臨んでください!→コチラ

 

では早速、今回も経済解説参ります。

今回は「効用、無差別曲線、需要関数、スルツキー分解」についてです。
これらは全て頻出の分野ですし、A~Cランクくらいの難易度に収まることが多いので絶対に取りたいところですね。
特に無差別曲線はいろいろなバリエーションで問題の出されるので、覚えようとせずに理解して臨みたい分野です。

※過去記事
第一回:費用関数

 

・効用、無差別曲線

まず言葉の説明からいきます。暗記する必要はありません。

効用とは「消費者がある財やサービスの消費によって得られる主観的な満足・欲望充足(への貢献)の度合いのこと」です。
ザックリ言い換えればその財やサービス(長いので今後は財とだけ書きます)を消費してどれくらい嬉しい気持ちになるかとか、どれくらいテンション上がるかとか、そういうことです。

また、どの財を消費してどれだけの効用が得られるかは人によって異なります。
例えば僕は魚介類が好きで肉はそんなに好きじゃないので(知らんがな)ステーキの効用は低く寿司の効用は高いということです。
こうした効用の差は一般的には好き嫌いと言われますが、経済学ではこれを選好と言います。

そして、2つの財に対してそれぞれをいくつ消費したらどれだけの効用を得られるかを表す関数を効用関数と言い、同じ効用を得られる消費量の組み合わせを線で結んだ物を無差別曲線と言います。
と言っても分かりづらいと思うので、僕を例にとってお話しましょう。

上でもお話した通り、僕は肉より魚の方が好きなので、ステーキの効用は低くお寿司の効用は高いです。
この効用を「嬉しいポイント」ととして、ステーキ10gにつき1嬉しいポイント(長いので今後は1ptとします)、寿司1貫につき2pt得られるとしましょう。
すると、10ptを得られるステーキの量と寿司の量の組み合わせを線で結ぶと下図のようになります。

さらにこの図に20ptの無差別曲線を追加します。

寿司10貫は何とか食べれますが、ステーキ200gはちょっとキツいですね。。。

このように、ポイントが上がる=効用が高くなると、無差別曲線は右上へスライドし、原点から遠ざかります。
なぜこうなるかと言うと、例えばステーキの量を固定した状態で効用を高めようとすると寿司の量を増やすしかありませんし、逆に寿司の量を固定するとステーキの量を増やすしかないので、右上へとスライドするわけです。
また、このことから同時に異なる効用の無差別曲線は必ず交わらないということも言えます。

ところで、実際に寿司を食べる時を想像していただきたいのですが、1貫目を食べたときの嬉しさ5貫目を食べたときの嬉しさを比べると、5貫目の方が嬉しさは小さくなりませんか?
ご飯の一番の調味料は空腹とよく言いますが、やはり最初の一口は美味しく感じますよね。
となると、寿司を0貫→1貫に増やす時に増えるポイントは、4貫→5貫に増やす時よりも多いわけです。

例)
寿司を0貫から1貫に増やす → ステーキは100gから60gに減る (寿司0→1の効用はステーキ40g分の効用に等しい)
寿司を4貫から5貫に増やす → ステーキは10gから0gに減る (寿司4→5の効用はステーキ10g分の効用に等しい)

これを図示すると

となり、原点に向けて凸型のグラフになります。
このとき、寿司の量が増えるほどステーキに置き換える(代替させる)ときの量が減っていくので、限界代替率逓減であるということが分かります。(限界の言葉の定義は「第一回:費用関数」でやった通りです)
これが一般的な無差別曲線となります。

しかし、無差別曲線とは必ずこういう形になるかと言うとそうでもありません。そちらも例と一緒に考えてみましょう。

例1) ミルク入りのコーヒーしか飲めない
この場合、ブラックコーヒーだけをいくら消費しても効用は高まりませんし、スジャータだけをいくら消費しても(そんなやついるのか?)効用は高まりません。
ブラックコーヒーとスジャータを同時に消費してはじめて、効用が高まるというわけです。それを図示すると下図のようになります。

この図はつまり、コーヒーの量が1杯しかなければ、スジャータが2個あろうが3個あろうが効用は10ptから変化しませんし、反対にスジャータが1個しかなければコーヒーが2杯あろうが3杯あろうが効用は10ptのままということを意味し、コーヒーが2杯とスジャータが2個揃ってはじめて、効用は20ptへと高まることを示しています。
なお、こうした2財のことを完全補完財と言います。

例2)バナナジュースとビールはそれぞれ好きだが、同時に消費するのは好きじゃない
この場合、バナナジュースを1杯だけ、もしくはビールを1杯だけ飲むより、両方を0.5杯ずつ同時に飲む方が効用が低いことになります。これを図示すると下図のようになります。

これでさらに、両方同時に飲むくらいなら片方捨てた方がマシ!というレベルになれば下図のようになります。

例3)みかんは好きだがりんごはどうでもいい
りんごが嫌いなわけではなくて、どうでもいいというところがミソですね。
この場合、りんごの個数は効用に影響を与えず、みかんの個数によってのみ効用が決まるので下図のようになります。

ちなみにもしりんごが嫌いだと、りんごの個数が減るほど効用が上がるので右上がりの直線になります。

例4)ビールも焼酎も好きだが、特に3杯ずつ飲むと最も満足
飲み会の注文パターンが決まっているタイプですね。
この場合、ビール4杯と焼酎3杯でも、ビール3杯と焼酎2杯でも効用が下がってしまうわけですので、無差別曲線は下図のようになります。


(円が汚くてスミマセン。。。)

無差別曲線の例をいくつか挙げましたが、これらあくまで一部でしかありません。全てのパターンを覚えるというのは無理だと思いますし、仮にできたとしても効率が悪いです。
無差別曲線で大事なのは「パターンの暗記」ではなく、「その無差別曲線がどういった状況を表現しているか」という本質的な部分です。この理解が十分にできていれば、本番でどのような形の無差別曲線が来ても対応できるでしょう。

過去問をいくつかご紹介します。
まずは平成27年度第12問。

これは知識問題ですが、万が一「完全補完財」という用語をド忘れしてしまったときにも問題文の頭にある「常に一定の固定比率で一緒に消費されるような財」から導きたいところです。答えは

※3/31 訂正:コメントにてご指摘いただきました通り、答えはではなくです。。。確認不足スミマセン。。。

続いて平成29年度第12問。

これは上でも書いた通り、「興味がない=どうでもいい」がミソですね。答えはです。ただこの問題に関しては、ぜひ他の選択肢がどういう形の無差別曲線になるかも考えてみてください。エは特に難しいと思います。

 

・予算制約線

ここまで書いたように、効用関数にはいろいろなパターンはあるのですが、全てに共通して言えることは効用とは基本的に「財を消費して得られる」ので、つまり「お金がかかる」ということです。
なので、その消費にいくらお金を使えるか、つまり予算によって制約を受けるわけです。この予算による制約を図で示した線を予算制約線、そして予算制約線より下の範囲(予算の範囲内に収まるエリア)のことを予算集合と言います。


(Px: X財の単価、Py:Y財の単価、m:所得)

グラフには予算制約線の式を書き込みましたが、特に覚える必要はありません。一般式から導出できる方はそれで十分ですし、難しい方は下記の例を参考にしてみてください。

最初の寿司とステーキを例として考えてみましょう。
仮に予算は3000円、寿司は1貫=300円でステーキは1g=10円とすると、寿司は3000円/300円=10貫が最大消費量、ステーキは3000円/10円=300gが最大消費量であると分かります。これをグラフで表すと下図の通りです。

そしてこの図から予算制約線の式を導こうとすると、Xが300g増える間にYは10貫減るので傾きは300g/(-10貫)となり

となります。ここでX財、Y財の単価を見ていただきたいのですが、Px=10円、Py=300円ですから、傾きは-Py/Pxとも等しいということが言えるわけです。

そして、このような予算の制約の中で、最も効用が大きくなる点を最適消費点と言い、これは無差別曲線の形によって変化します。

例えば一般的な凸型のグラフでは無差別曲線と予算制約線の接点になりますし、

凹型であればX切片もしくはY切片になりますし、

L字型であればL字の角と予算制約線が重なる点になりますし、

円型であれば、予算集合内に中心点があれば中心点。予算集合外に中心点があれば円と予算制約線の接点になります。

円型はかなり特殊なので例外的ですが、それ以外は基本的に「消費量を増やす→効用が上がる」が成り立つケースが多いので、そうである場合は最適消費点は必ず予算制約線上に存在するということも言えます。(予算制約線は予算の限界なので、予算制約線上でない点はまだ消費を増やす余地があるということ)

それではここでも過去問を見てみましょう。
まずは平成27年度第14問。

→最適消費点は予算制約線と無差別曲線の接点なので、これ以上に効用の上がる余地はありません。よって誤り
→問題文にもある通り財X1の単価は2なので、財X1だけで所得80を使い切るために必要な消費量は40ですね。よって誤り。ちなみにこれはグラフで言うとbの値になります。
→aの値は、所得:80/財X2単価:4=20なので、財X1の単価とは無関係です。よって誤り
→問題文に、効用関数U=X1(の消費量)×X2(の消費量)と書かれています。図中の無差別曲線Uは最適消費点(X1, X2)=(20, 10)を通るのでU=20×10=200となり、この無差別曲線上は全て効用が一定なので正しいと言えます。

続いて平成25年度第13問。

これは正直解けなくてもいい問題だと思います。まずそもそも設問の意味が分かりづらいので、本番でこういう問題が来たらとりあえず飛ばした方がいいですが、いちおう説明します。

少し話を具体化するために、若年期(期間1)を21~40歳までの期間、老年期(期間2)を41~60歳までの期間とします。
そして問題文に「期間 i (i = 1,2) における消費を Ci、所所得を Yi」とありますが、これはつまり、21~40歳の間(期間1)の総所得をY1、41~60歳の間(期間2)の総所得をY2ということで、Y1の点は期間1で得た収入は期間1のうちに全部消費しますよ、ということです。
「じゃあAとBって何やの?」という話なんですが、点Aは「期間1で得た所得(Y1)を1円も使わず、全て貯蓄に回した後、期間2で消費した」ときの消費量というわけです。また点Bは逆に「期間1の間に、期間2の所得(Y2)分までも先食いして消費した(つまり今の所得(Y1)では足りず、借金をして消費に回した)」ときの消費量というわけです。そして貯蓄ないし借金をした場合にはその分に利子が付くのは当然ですね。
となると点Aは期間1から持ち越したY1分にのみ利子が付くのでY2+(1+r)Y1、点Bは借りたお金に利子がついてY2となるのでY1+Y2/(1+r)となるわけです。
ここまで分かれば傾きはOA/OBで求められますので、計算は省略しますが1+rとなります。よって答えは

・スルツキー分解(と需要関数)

スルツキー分解は、所得もしくは財の価格が変化することで予算制約線も変化し、それに伴う最適消費点のシフトを所得効果と代替効果の2要素に分解することを言います。そしてこれをすることでその財が上級財ないし下級財(もしくはそれ以外)であることを調べることができます。

これらの分野についてはテキスト以上に語れることがないので過去問中心に解説していきます。
まず平成26年度第16問。

最適消費点の移動について改めておさらいですが、点L→(代替効果)→点M→(所得効果)→点Nと移動していきます。
このときの各財の消費量を見ると、財Xは代替効果、所得効果ともに増加。財Yは代替効果で減少、所得効果で増加していることが分かります。つまり両財ともに上級財であると言えます。
これらの内容から、正しい答えはとなりますね。

続いて平成27年度第13問。

これも設問が変わっているので少し難しく見えますが、ただのスルツキー分解と思えば大したことない問題です。
→最適消費点は右に移動し余暇時間は増加しているので誤り
→アより余暇時間が増加しているので、反対に労働時間は減少する。よって正しい
は補助線を引いて確認すればすぐに分かりますので説明は省略します。

まぁスルツキー分解自体はそこまで理解に苦労することも少ないと思いますし、試験を出す側として考えてもなかなか難しい問題が作り辛そうなので、用語をキチンと把握して確実に取りたいところですね。

 

さて、いかがでしたでしょうか。
今回もなかなかなボリュームになりましたね。。。
分からない箇所があれば、コメントで質問を受け付けておりますのでぜひお願いします。
ではでは、引き続き勉強頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

✿:❀道場 春セミナー受付中✿:❀

東京セミナー 申し込みはこちらから
4月6日(土) @港区勤労福祉会館
受付開始:13:30 セミナー開始:14:00 懇親会:17:00

東京セミナー(平日夜版) 申込み受付3月24日(日)12時開始
4月18日(木) @港区勤労福祉会館
受付開始:18:30 セミナー開始:19:00 懇親会:21:15頃

大阪セミナー 申し込みはこちらから
4月14日(日)@生涯学習センター梅田
受付開始:13:30 セミナー開始:14:00 懇親会:17:00

セミナー詳細はこちら

4月7日(日)タキプロ名古屋 春セミナー道場メンバーがゲスト参加させて頂きます!名古屋近郊の方!是非、ご検討ください!
詳細はタキプロにて掲載中

❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿

 

どうも、kskn(きしけん)です。

さてさて、最初にお知らせですが、おそらく一発合格道場では初となる、平日夜の春セミナー(@東京)を開催します!!
(パチパチパチ!)
日時は、4月18日(木)19時開始、場所は、田町駅の港区勤労福祉会館を予定しています。

通常の春セミナーは土日開催なので、「土日だと、仕事or家族サービス等で行けないよ~」という方に是非来てもらいたいな、ということで今回企画いたしました。

内容は、通常の春セミナーとほぼ同じ、①セミナー(通常の春セミナーと同じ内容ですが、少し短縮版)、②個別相談会、③懇親会(希望者のみ)を予定しています。
ただし、一発合格道場でも初めての試みで、どれくらい読者の皆様に来ていただけるか全く不明ですので、あまりに参加者が少なければ中止ということもありえます。

土日の春セミナーに行けないという方は、ふるってお申し込みください!
申込み開始は、こくちーずにて、3月24日(日)12時~を予定しています!
(詳細は、上記テンプレ参照)

次に他団体のお知らせですが、タキプロでもブログを書かせていただくことになりました!(こちら)
道場では学習法や解説などの技術(?)面、タキプロではモチベに繋がりそうな精神(?)面などを書いていけたらいいなと思っています。

さらに、タキプロも春セミナーを開催いたしますので合わせて宣伝させてください!
東京は3/21、大阪は4/6、名古屋は4/7です。詳しくはコチラへ!ちなみに大阪セミナーはまだ少し席に余裕があるそうです。皆さんぜひぜひご参加ください!
また、東京ではすでに二次試験向けの勉強会もスタートしています。大阪は5月からスタートです。僕もなるべく参加するつもりなのでそちらもぜひお越しください!

 

では他団体の宣伝も終わったところで(笑)、タイトルにもあります通り、今週から経済学の解説記事を書いていきます。
経済学は二次試験とも関連がありませんし、わりと暗記で対応できる部分もあるので時間をかけて深く理解しようという方は少ないかもしれません。
しかし、経済学は政治や実社会との関連が強い学問ですので、経済学の理解が増すことでニュース等に対してより深い考察ができるようになります。例えばこちら
こうして様々なことに対して考察を重ね、考える癖を付けるということは必ず二次試験にも活きるはずです(ブブさんも仰ってましたね!)ので、経済学への理解がその1つのキッカケとなればいいなと思っています。

解説はなるべく詳しく書きたいと思っていますが、説明が長くなりすぎるのもよくないので一部省略する部分があります。もし分かりづらければ補足しますので、遠慮なくご質問ください。もし説明が間違っていると思った際も、お手数ですがご指摘いただけると幸いです。また、解説を読み始める前にきゃっしぃさんの記事を一読されることをオススメいたします。

 

それでは、第1回は費用関数からいきます。

なお、参考資料としてTACのスピードテキストを使用しております。また、記事に出てくる画像はクリックすると拡大できますので、ご参照ください。

 

・固定費用と可変費用

まず、費用関数とは下図のようなグラフのことですね。

これは生産にかかる費用を表したグラフで、横軸(X)は「生産量」、縦軸(Y)は「総費用」を示しています。グラフは右に行くほどXの値が大きくなることを示しているので、「生産量が増えると総費用も増えていく」ということが分かりますね。

また、総費用はグラフの左側に書いた、固定費用可変費用に分けられます。

固定費用→生産量に依存しない費用
可変費用→生産量に依存し、変化する費用

これは財務の固定費・変動費の考え方と全く同じで大丈夫です。ただ一点異なっているのは、財務における費用関数は直線(一次関数)的なグラフになりますが、経済における費用関数は逆S字型の曲線(三次関数)となります。なぜ同じ物であるはずなのに異なるグラフになっているかはそんなに深い意味はないのでスルーしてください。問題が作りやすいからという理解でいいと思います。

 

また、上で財務のグラフは一次関数、経済のグラフは三次関数と書きました。これを数式で表すと

財務:Y=cX+d
経済:Y=aX3+bX2+cX+d
(a,b,c,dは全て定数)

となります。
さて、それぞれのグラフの可変費用部分と固定費用部分は分かりますか?

 

ここで一旦、言葉の定義に戻ります。

固定費用→生産量に依存しない費用
可変費用→生産量に依存し、変化する費用

そして、グラフにおいて生産量は横軸(X)で示しています。これにより、下記のように言い換えることができます。

固定費用→生産量に依存しない費用→Xによる影響を受けない部分
可変費用→生産量に依存し、変化する費用→Xによる影響を受ける部分

つまり、費用関数@経済において可変費用はaX3+bX2+cX(→Xが入っている部分)、固定費用はd(→Xが入っていない部分)というわけですね。
ちなみにこの固定費用dは、X=0のときのYの値に同じ(Y=a×03+b×02+c×0+d=d)ですので、費用曲線とY軸の交点(これをY切片と言います)が固定費用を示すということが分かります。
(なお、費用関数@財務における可変費用はcX、固定費用はdです)

 

・平均費用と限界費用

ここでは本題に入る前に、知識の確認をしましょう。
5人でいちご狩りに行って、合計で100個のいちごを収穫しました。5人は平均何個収穫したでしょう?
答えは100÷5=20(個)ですね。問題ないでしょう。

少し本題に近づけます。
テレビを10,000台生産するにあたって、費用が200,000,000円かかりました。平均費用はいくらでしょう?
答えは200,000,000÷10,000=20,000(円)です。これも大丈夫でしょう。

では、費用関数における平均費用を求めてください。

どうでしょうか?ここでつまづいてしまった方は、きっと数式を難しく考え過ぎだと思います。もっとシンプルに考えましょう!

平均とは「合計÷数量」であり、また費用関数はX個作ったときの総費用がY円になるよということですから、平均費用(AC)は

となります。(Y= aX3+bX2+cX+dより)

平均可変費用(AVC)も求め方は同じですね。可変費用部分のaX3+bX2+cXを個数Xで割って、

となります。

そして、これらがグラフで何を表すかというと、

平均費用は任意の(=点A, B, Cみたいにどこでもいいから適当な)点における、原点と費用曲線を結んだ直線(赤線)の傾き
平均可変費用は任意のXにおける、Y切片(=固定費用)と費用曲線を結んだ直線(青線)の傾きを表すのです。

 

次に限界費用の説明に移ります。

まずそもそも限界費用とは何かと言うと、「生産を1単位増加したときの総費用の増加分」だそうです。そしてこれは費用関数を微分することで求まります。
これをもう少し詳しく説明すると、微分とは「曲線になってるグラフでもめっちゃズームにして小さな点で見たらほとんど直線に見えるから、その傾きを求めればその点での『生産を1単位増加したときの総費用の増加分』が分かるよね」っていう物なんです。何となく分かっていただけますかね。グラフをめっちゃ細かくするから、微分です。覚えやすい。

 

また、微分して得られた直線は、その点における接線と等しいという特徴があります。


(赤線は微分して得られた直線。費用曲線の接線になっていることが分かる)

つまり、費用曲線上のある点における限界費用とは微分を用いて求められ、それはその点における接線の傾きと等しいということです。
そして、Y=aX3+bX2+cX+dを微分すると、Y’=3aX2+2bX+cとなります。(なぜこうなるかの説明は割愛します。興味あれば質問してください)
※余談ですが、経済学の中で「限界〇〇」となっているものは全て同じように微分することで求められます。限界生産性とか限界効用とか。

 

さて、ここでもう一度費用曲線に戻りたいのですが、様々な点における接線の傾きを考えると、下左図より生産数量の少ない時は傾きが急(①)→緩やかになる(②)→ある点を境に再度急になる(③)ということが分かると思います。この限界費用(MC)の変化をグラフで表すと、下右図のようになります。傾きが緩やかになる=MCが小さくなる傾きが急になる=MCが大きくなるということから、MCのグラフは下に凸になることが分かります。

   

さて、ここで過去問。H25年の第16問です。

もう秒殺ですね。特に解説もしません。

 

・利潤最大化行動

ここはテキストの説明が分かりやすいので詳しくは割愛しますが、企業は「価格=限界費用」となるように生産量を決定します。例えば費用関数がY=aX3+bX2+cX+d、価格が1つあたり100円だとすると、3aX2+2bX+c=100を満たすX個生産します。上で述べたように限界費用は費用関数の接線の傾きを表しますので、収入を示す直線と接線が平行となるような点Xが利潤を最大化できる生産量ということになります。

 

また、上で示した限界費用のグラフに価格を追加すると下図の様になります。繰り返しますが、限界費用の値は費用関数の接線の傾きを示していますので、接線と価格が平行になる=限界費用と価格が等しくなる点が利潤を最大化できる生産量となります。

 

・損益分岐点と操業停止点

まず言葉の説明からいきましょう。

益分岐点→総費用と総収入が一致する点(それより費用が増えると損、収入が増えると益が出る点)。言い換えると、平均費用と価格が一致する点。
操業停止点→可変費用の合計と総収入が一致する点(それより収入が増えると固定費用はいくらか回収できるので操業しても良いが、費用が増えると回収できないので操業すべきでない)。言い換えると、平均可変費用と価格が一致する点。

ここに前項の利潤最大化行動より、企業は価格=限界費用となるように生産量を決定するということが分かっているので、

損益分岐点→平均費用と価格が一致する点。すなわち、平均費用と限界費用が一致する点
操業停止点→平均可変費用と価格が一致する点。すなわち、平均可変費用と限界費用が一致する点

と言い換えることもできます。

これをグラフで表すと下図のようになります。

 

さて、このグラフは損益分岐点と操業停止点を示したグラフですが、このグラフより、「赤線、青線より傾きの緩やかな直線は費用関数と交わらない」ということも分かります。

このことから何が言えるかと言うと、

①平均(可変)費用=限界利益となる点は、平均(可変)費用の最も小さな値となる。
②生産量(X)が損益分岐点(操業停止点)から変化すると、平均(可変)費用は必ず増加する。

という2つのことが言え、これらと損益分岐点(操業停止点)では平均(可変)費用=限界費用となることから、平均費用と平均可変費用をグラフにすると「どちらも下に凸のグラフとなり、最下点(最も小さな値)で限界利益と交わる」ということが分かります。(※ここは少し理解が難しいかもしれません。分かりづらければ暗記でもいいと思います。おそらく深く問われることはないと思うので)
ちなみにこれをグラフで表すと下図のようになります。

また、このグラフは最適な生産量が損益分岐点を上回っているので利潤を得られる状態にありますが、損益分岐点を下回るパターンと操業停止点を下回るパターンのグラフは下の2図となります。

・最適な生産量が損益分岐点を下回るが、操業停止点を上回っているので固定費の回収はできている状態

・最適な生産数量が操業停止点を下回っているので、作れば作るほど損失が拡大していく状態

 

最後に、試験問題ではこのグラフを用いて、利潤総額や固定費用総額、可変費用総額がどの部分に相当するかを問われることがあります。
これを、仮に最適な生産量をX*(X*>損益分岐点)、価格をpとしてグラフに示したのが下図です。

これを順を追って説明していくと、
まず、可変費用総額=平均可変費用(生産量X*におけるAVC)×生産量(X*)(※平均×数量=合計より)となり、下側の赤四角を表していることが分かります。(※AVCの値を縦、X*を横とした四角形の面積を求める計算と同じなので)
また、費用総額も同様に費用総額=平均費用(生産量X*におけるAC)×生産量(X*)となり、これは赤四角全体を表しています。
そうなると、固定費用総額=費用総額-可変費用総額となることから、赤四角全体から可変費用総額分を除いた部分(上側の赤四角)が固定費用総額を表すこととなります。
また、四角全体は売上総額(=価格(p)×生産量(X*))を表しているので、売上総額(四角全体)から費用総額(赤四角全体)を除いた青四角部分が利潤総額を表すこととなります。

ここはぜひ、pが変化して損益分岐点や操業停止点を下回ったケースも考えてみてください。

ここで再び過去問。
まずは平成27年第17問。

すぐ上で説明した通りです。秒殺ですね。

次は平成27年第15問。

これも説明した通りですね。

続いて平成29年第14問。

→グラフから平均可変費用はCH/AHとなるわけですが、△ACHと△ABFは相似(形は同じだけど大きさが違う)関係にあるので、CH/AH=BF/AFが言えます。この中のAFが1ということなのでBF/1=BFとなり、正しいことが言えます。
→原点と点Cを結ぶ直線の傾きは平均費用ですので誤り
→FGは固定費用なので誤りですね。なお蛇足ですが、生産量がQ0のときの総費用は、線BGを更に上に伸ばし、総費用曲線と交わる点(仮に点Jとします)と点Gの長さとなります。総費用がJG、固定費用がFGなので可変費用はJG-FG=JFとなります。
→固定費用は生産量に依存しないので、Q1であってもFG(=HI)です。選択肢の内容は、固定費用=FG+HIということを言っていますので誤りです。
→これは一瞬引っ掛かりそうになりますが、点Cにおける平均費用は線OCの傾きを示していますが、線OCが接線であるかどうかは分かりませんので誤りです。もし、「点Cが損益分岐点である」という記述が問題文にあった場合は、損益分岐点の条件より線OCが点Cの接線と等しいということが言えるので、正しい選択肢となります。

最後に平成30年第19問。

これは総費用曲線と可変費用曲線が別々に書かれているので何となくややこしい感じがしますね。
a→平均費用は原点Oと点Eを結んだ線の傾きなので誤りですね。線OBの傾きは平均可変費用を表しています。
b→費用逓増型は接線の傾きが徐々に急=限界費用が徐々に増加、費用逓減型は接線の傾きが徐々に緩やか=限界費用が徐々に減少となります。しかし費用関数は下図の様に、限界費用が減少→増加へと切り替わりますので、点Aまでは費用逓減→点A以降は費用逓増となり、選択肢とは逆になります。ですので誤り

c→線OEが費用曲線の接線であるという記述がないので微妙なところですが、a,bが明らかに誤りなので消去法で正しいとしましょう。まぁグラフでは接線っぽく見えるのでセーフということで。個人的には条件記述が甘いのであまり良い選択肢ではないと思います。
d→これは必ずこうなりますので正しいです(説明は長くなるので割愛します。興味があれば聞いてください)。これは言い換えると、「損益分岐点より操業停止点の方が生産量が少ない」ということが必ず成り立つということにもなりますのでこれも覚えておきましょう。

 

 

さて、費用関数についての解説は以上となります。数学が苦手な方には少し難しい内容だったかもしれませんが、もし分からない部分があれば遠慮なくコメントにてご質問ください!
このセクションが十分に理解できていれば、生産関数もグラフの形が違うだけで理解の仕方は全く同じだから問題ないと思います。
また、次回以降も大事そうなセクションだけに絞って説明をしていくつもりですが、もしこの範囲をやってほしいという希望があればリクエストお願いいたします。
次回は効用関数とスルツキー分解、それで書く文量が少なければ需要と供給、余剰分析あたりまでいくかもしれませんので、お楽しみに!

PS. Twitterを再開したのでよければフォローお願いします! https://twitter.com/kskn41

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

✿:❀道場 春セミナーのお知らせ✿:❀

一発合格道場 春セミナー2019 in東京
4月6日(土) @港区勤労福祉会館
一発合格道場 春セミナー2019 in大阪
4月14日(日)@生涯学習センター梅田

受付開始は3月10日(日)~
道場ブログ内でこくちーずにて
詳細はこちらから

4月7日(日)タキプロ名古屋 春セミナー道場メンバーがゲスト参加させて頂きます!名古屋近郊の方!是非、ご検討ください!
詳細はこちらから 

❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿

おはようございます!かもよです!
ところで……「答練80点、スピ問で80点」とか「必要とされる知識量」とは、どの程度でしょうか。診断士として必要な知識(まぁ一旦合格に必要とされている知識となってしまうわけですが)とは。何があっても崩れない橋を作るのが橋げた理論です。じゃあ、崩れない橋ってどういう橋なのか。橋げたの立てるべき場所と、必要な強度ってどのくらいでしょう。

まぁ、わからないから勉強するんで。「中小企業診断士試験」としてそれをわかったか、確認してくれる試験まであるわけですから。まずはそれに向けて把握、です。どうやって最終的な合格点に達するべきか、把握する。その上で、「すでに理解できたこと」と「まだ理解できていないこと」を知り、現状の自分の橋の強度を知るということです。

なにをするか。要は「俯瞰する」というやつです。Googleマップで現在地からどんどん広げていくと、小道が消え、町の名前が消え……主要都市とそれを結ぶ鉄道だけになる。人口密集地、これが頻出論点ですね。

把握するのに必要なもの。あなたの手元のテキスト(の一部)と、道場に蓄積された先人たちの知恵と軌跡を借りちゃいましょう。

■まず読みたい過去記事

一次試験データ分析シリーズ

ねぇねぇ、かもよさん。最初っから過去記事かよ。しかも平成28年の記事まとめかよ。最新のデータで分析してくれよ。まぁ、そういわず。最新データはすでにあります。そう、もう一つの必要なもの、あなたのテキスト(の一部)
こばさんがまとめてくれた記事は、平成27年までのもの。あなたのテキストには、過去数年分の出題されたものが書いてあるはずです。テキストの”一部”とは、TACのテキストで言うところの「出題領域表」です。上記記事に出題領域を加えることで、かもよがまとめるより信用できて(笑)そして、気づくことができるのでは。

頻出「論点」は毎年そこまで変わらない。
やっぱり「二次と関連する知識」が大事。

■また過去記事

スピテキ斜め読み

過去記事を読む、ということのメリットは、時系列に読まなくてもいいということ。こばさんの記事を読んだ後にふうじんさんの記事を読むと、さらに論点が深まります。もくじ学習は俯瞰に最適ですね。

■最後にもう一つ「今すぐ経済学を好きになってほしい!」

経済学好きですか?私は大好きです!!そしてきっと安定した得点源になってくれる教科です!
もし、現時点で苦手、またはお嫌いでしたら、投げ出したくなっているようでしたら、今からでも遅くないです。一冊だけ、買ってみませんか。私が経済学が大好きになったきっかけの本を置いておくので、一度読んでみてください。

(図解)大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる 

一読するには10時間もかかりません。ぜひ、”図解”の方をご覧になってください。一回「ざっと」学ぶ、要は、経済学の「俯瞰」ができる本です。

では、今日はこの辺で。

☆☆☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!

皆様からの応援が我々のモチベーション!!

✿:❀ 道場 春セミナーのお知らせ ✿:❀

一発合格道場 春セミナー2019 in東京
2019年4月6日(土)
14:00~16:30  @港区勤労福祉会館
17:00~ 懇親会@会場近郊居酒屋

一発合格道場 春セミナー2019 in大阪
2019年4月14日(日)
14:00~16:30  @生涯学習センター梅田
17:00~ 懇親会@会場近郊居酒屋

受付開始は2019年3月10日(日)~
道場ブログ内でこくちーずにて

一次対策、二次学習の進め方、相談会…
コンテンツ盛り沢山!ぜひご予定ください!

❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿

そして……4月7日(日)タキプロ名古屋 春セミナー道場がゲスト参加させて頂きます!名古屋近郊の方!是非、ご検討ください!
詳細はこちらから

❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿

 


みなさま、おはこんばちは。(先代のだいまつさん、ほぼパクリで恐縮です 汗)
キャリコン診断士・10代目ブブです。
今日もワクワクしてますか。
今回のテーマは苦手科目を克服する方向けのコンテンツ。

さて、前回のブログ記事を読まれた方、或いは合格体験記を読まれた方には
既にご案内の通り、私は経済学というものが超〜〜〜〜苦手です。
何故なら、私にとっての経済学は超苦手な数学そのもの。
因みに小学生の頃、私は算数が大好きでした。
出来の悪い私に唯一のという癒しをくれた愛すべきキャラ。
言わばピチューのような存在。

ところが中学、高校へと進学するにつれ、そんな愛すべき算数があの(自分にとっては←これ大事)憎っき数学へと変化したのです。
例えるならばピチューからピカチューを飛び越えてライチューに進化?
いやいや、そんな生易しいものではありません。
愛らしいピチューが、あのガミラス帝国のデスラー総統※へと豹変したのです。
『※さらば宇宙戦艦ヤマト~愛の戦士たち~1978年東映系より』
せめて同じキャラ内での進化に収めてくれよ・・・涙。
しかも相手は最強最悪の地球を滅亡させるレベルですやん。

因数分解?「ビリビリ。なかなかシビれますなぁ。」
虚数?シグマ?
はい、チーン。
そして「ギギー、バタン」と大きな音
医者、エンジニア、007・・・。

少年の目の前から無限の可能性という名の扉が固く閉じられた瞬間でした・・・。

そんな少年の心の傷を癒すのは、尾崎のナンバー

[退屈な授業が俺たちの全てならば なんてちっぽけでなんて意味のない なんて無力な15の夜(作詞:尾崎豊)]

し、失礼しました。
ついついヤツを思い出し、かなり大きく脇道に逸れてしまいましたね。
バイクは盗んでないですが、覚えたての紫煙をくゆらせていたあの夜から30年ほど時を進めます⇒⇒⇒


それでは、「1年前の今日の物語」の続きです。
これまで逃げてきたアイツと遂に向き合う時が来ました。
ヤツは、名前こそ経済学とやらに変えましたが、紛れも無く当時のアイツと同じ面構え。
冷徹で真っ青な顔のままIS砲、LM砲、AD砲、AS砲だの容赦なく省略型ローマ字砲をぶっ込んできます。
モデルはこの人では?と思う三国志の曹操と同様に
ヤツは、国家レベルのマクロ的戦略から、将同士の一騎打ち=ミクロ戦まで何れも卒なくこなします。
しかも、権謀術策を操るが如く金持ち(ラチェット効果)から囚人の気持ち(ジレンマ)まで人の心理を掴んでいる恐るべし相手です。
追い討ちをかけるように、今回ばかりは「暗記系科目のみをひたすら根性記憶で回避」という文系人間のヤマトの得意技”ワープ”も認めてくれません・・・・。
困りました。もはやお手上げです。
時は21世紀になったとはいえ、ドラえもんはリアル社会には存在しないのです。

でも、そんな時に頼りになるのは、常に先人の知恵
戦いで迷いが生じた時に私が頼りにするのは「孫氏の兵法」或いは「クラウゼビッツの戦争論」
今回、孫氏の兵法はこんなメッセージを私に残してくれていました。
「我専まりて一と為り、敵分かれて十とならば、是十を以って其の一を攻むるなり」
私的に要約すれば「1対1で敵わぬ相手ならば、自分の出来るところを以って複数で対峙せよ」と説いています。

では、この先人の教えをヒントに
現有能力ではまともに太刀打ち出来ない私のこの状況に当てはめて、対処する方法を一緒に考えてみましょう。

さて、あなたに質問です。
あなたは、今回同様に少し難しいテーマについて学ぶ時、どうやってそれを理解しようとしますか?

私の答えはシンプルです。
テーマ➀タイムマシンでわかる自分に戻る
先ず、大事なことは「無知を知る」ということ。
そして、わかならければ、わかるところまで戻ればいいのです。
経済学は、前回の記事で紹介しましたとおり【パズル作戦】で学ばなければなりません。
わかったつもりで進めてもそれは所詮”砂上の楼閣”
そのまま進めても何れ崩れ落ちます。
わからなければ、わからないという事実を謙虚に受け止めてわかるところまで戻る。
そして、小さな成功体験≒理解を積み重ねていく。
ただそれだけです。

テーマ➁わかるツールと出会うまで探す
昔、こんな経験はありませんか?
同じように学んだのに友人は直ぐに理解したのに、自分はさっぱり・・・。
「オレ(私)ってバカなのだろうか↓↓↓」
たしかにそう考えがちです。私もよくそう考えます。
謙虚に受け止めるべきときも必要なのですが、(前回の記事で紹介したとおり)これはです。
つまり、勝利のみを信じて進むしかありません。

その為、頭を切り替えてこう考えてはいかがでしょうか。
「わからないのは、自分のせいではない。わかりやすい説明をしていない人(本、ツール)が悪い」

余談ですが、私は「資本論」や「ダンテの神曲」に興味があり、学びたいと思ったことがあります。
しかし、あの原作を私は到底、読む気はしません。
私には読んでもおそらくわからない。そう感じるからです。
ならば、次にどうするか?
答えは簡単です。
自分がわかる本を探す。それだけです。
そして概ねその探し方で行きつく先にあるのは、大きく2つ。
➀「サルでもわかるシリーズ」
➁「マンガで読むシリーズ」
これらを読めば60点程度の理解は可能です。

それと同じことを経済学対策に当てはめようと考えました。
その結果、探したツールが以下。
➀「石川秀樹の入門塾」+ビデオ
➁「最初でつまずかない経済学(村尾英俊)」
+「6色蛍光ペンでわかる経済」

両者のテキストを併読しながら、箇所によって説明が分かり易い方を重点的に読み込む。

そして先ほどのサルやマンガシリーズと同様にこう考えました。
最後は60点以上の得点確保がゴール。
決して深みにははまらず大筋だけ理解していれば対応可能なはず。

以上、キャリコン診断士ブブからの苦手科目の克服をテーマにした提言でした。

苦手科目について少しは光がみえたでしょうか?
あなたの心の中にあるワクワクを信じて進めばあらゆる可能性が見えてきます!
それを信じて今は一歩づつ進んでくださいね!
そして、ぜーーーーったい、あなたは受かりますから!

 

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

 

:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

 

こんにちは、chikaです。
いよいよ来週の今頃は試験当日ですね。
今日は、1点でも多く積み上げるために、ラスト1週間で実際に私がやったことをお伝えします。

 

【1】苦手分野を書き出す

どーーしても苦手で、覚えきれてない分野を書き出しました。
苦手分野とは言っても、頻出論点の苦手分野です。
(ポケテキに載ってる範囲は頻出論点だよな、と私は捉えていました。)
(もしくは、TAC通学生のテキストの「出題領域表」を参考にしました。)

頻出論点の苦手分野=もし本番で出題されたら、他の受験生に差を付けられる!
と思ったので、直前まであがくことにしたのです。
「直前期の詰め込み暗記で乗り切ろう作戦」です。

ちなみに、私が直前期に詰め込んだ苦手分野は以下です。

★経済
GDPの式(分配面からみた・支出面からみた、の違い)、AD−AS分析、
★財務
全部原価計算と直接原価計算、分配可能額と剰余金の配当の計算
★企業経営理論
リーダーシップ論(アイオア、オハイオ、リッカ―トetc・・・)、M&Aの手法(TOB、LBOetc・・・)
★運営管理
QC7つ道具(特に管理図)、新QC7つ道具、設備保全の種類、まちづくり三法
★法務
会社法、組織再編
★情報
SaaS、PaaS、IaaSの違い、ロールフォワードとロールバック
★中小
各政策の細かい数字

 

【2】中小のグラフの詰め込み暗記

直前期の詰め込みで伸びると言われている中小を詰め込みました。
通勤中の電車、ご飯を食べながら(行儀悪いけど直前期だし…)の暗記は、
中小のグラフを頭に入れる時間にあてました。
グラフの数字は一時的に覚えてもすぐ忘れてしまってたので、
むしろラスト1週間で再度見直そうと考えていました。
ラスト1週間で覚えた内容は、試験本番には頭に残っているはず!

 

【3】模試で△と×だったところを解き直す

模試で出題された範囲は、他の受験生も復習で勉強してるはず。
なのに自分が解けなかったところは、
他の受験生に差を付けられると思っていたからです。
なので、模試で△、×がついたところを改めて解き直して潰しました。

 

【4】試験の休憩時間に見るものを決める

試験本番の貴重な休憩時間。
今年から40分になりましたが、何をするか決めているでしょうか。

体力温存のためにゆっくりする、という方もいると思いますが、
直前に暗記を詰め込もうという方が多いと思います。
トイレに並ぶ時間や一服する時間でも、参考書を見ることはできます。

しかし、限られた40分で何を見るかは決めておきましょう。
既に覚えている部分を見直したって意味はなく、
いつもド忘れする論点、覚えきれてない公式や細かい数字、
これらをピックアップしておくべきです。

私は、
・上記【1】の苦手論点をまとめたファイナルペーパーを作成
・ポケテキの見直したい部分に付箋を貼る
という準備をしておきました。
特に、いつも使っている参考書には既にいっぱい付箋がついていませんか?
その付箋の箇所を、40分で見直しきれるでしょうか。
取捨選択し、本当に直前に見直すべき部分だけに残す(or色を変えておく)必要があるかもしれません。

 


~おまけ~

試験に持っていくものリスト!!

スマホのメモを整理していたら、
1次試験前に持っていくものリストが出てきたので、
参考になればと公開します!
は必須はあったら良いものピンクは女子向け

受験票
・時計2個
・筆記用具
・ファイナルペーパー&ポケテキ
・昼ごはん用のおにぎり
(自宅近くのコンビニで朝買う!)
頭痛薬(いつも飲んでいるものにしましょう!)
下痢止め(ストッパなど即効性のあるもの)
目薬(コンタクトの方、ドライアイの方)
ティッシュ(寒くて鼻水出るかも!)
・タオル(お尻痛くなったら椅子の上に敷こう!)
・マスク(汗や香水が臭い人が横に座るかも、と思って持参!!)
・リポビタンD(いつも飲んでいたから。いつも飲んでない人は絶対NGですよ。)

・チョコ(休憩時に糖分補給!)
・梅干し(すっきりしたい時にいつも食べていたからw)
髪結ぶゴム(髪が邪魔で集中できないかもと思って)
前髪止めるピン(〃)

カーディガン(温度調節用!)
・生理用品(ホルモンバランス崩れてるかもだし、念のため・・・)

・ペタンコの靴(ヒールだと万が一の時走れないから)

ちなみに、365日ヒール履く私ですが、
試験一週間前と本番は、ヒールを履くのを辞めました
うっかり転んで利き手を怪我したらやばい、と思ったからです。
要は、うっかり転んで怪我する」ことは避けましょう!
・階段を上り下りする際は、手すりにつかまる!
・歩きスマホしない!
・無理に走らない!
これからの一週間は、今まで以上に慎重に過ごしましょう。


~おまけ②~

試験前日眠れなくても、気にするな!

試験前日は早く寝よう!と思って早々布団に入った私。
しかし、緊張のためか3時間くらい眠れませんでした(笑)
睡眠時間は4時間くらいになってしまいましたが、
試験本番は全く眠くならず、全力を出し切れました。

何をお伝えしたいかというと、
眠れなくても何とかなるから、気にするな!!
です。
布団に入って眠れないときに、「寝なきゃやばい!」と焦れば焦るほど、
眠れなくなるものです・・・・。
なので、もし寝付けないなあ、と思っても、
「ま、最悪寝れなくても何とかなるさ~」とリラックスした方が、
いつの間にか眠くなると思いますよ。

でも!しっかり睡眠をとれることにこしたことはありません(そりゃそうだ)
なので、ラスト1週間は、早寝・早起きをして体のリズムを試験本番と同じにしておきましょう。


残り一週間、体調管理怪我回避に気を付けながら、
最後まで諦めないでください!!心から応援しています。
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
 以上、chikaでした☆

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!
☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを是非、あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆

 

こんにちは、たかじんです。

関東地方も梅雨入りして早や2週間、ここのところ梅雨寒が続いており、気温の変化も激しいですね。一次試験まであと1か月半、皆さん追い込みで忙しい日々を過ごされていると思いますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さい!

さて、他の道場メンバーが追い込み時期の勉強方法に関するブログを書いている中、ひとりだけ取り残された感があるのですが😰、今回も「渾身シリーズ」の続きです。といっても、今回が最終回ですので、ご興味のある方はお付き合い下さい。

過去3回に分けて、無差別曲線予算制約線需要の所得弾力性に基づく財の分類について解説してきましたが、今回は、個人の消費行動分析の最終回として、所得効果と代替効果について解説します。

 

 

価格効果

いつものようにモデルを単純にするための前提として、この世に財はXとYの2種類しかないと仮定します。ある人が決まった額のお金を持っていて、自分の効用が最大となるようにXとYの消費を決めます。この時、XとYの消費量は、無差別曲線と予算制約線が接するポイントで決まりましたね(図表1)。

 

さてここで、X財の価格が安くなった時、XとYの消費量はどのように変わるでしょうか?

X財の金額をPx、X財の消費量をX、Y財の金額をPy、Y財の消費量をYとし、予算上限をBとすると、予算制約線は、Px・X+Py・Y=Bとなりますね。

これを変形すると、
Y=-Px/Py・X+B/Pyとなりました。ここで、-Px/Pyは予算制約線の傾き、B/PyはY軸の切片を表しますので、以下のようなグラフになります(図表2)。

 

X財の価格が安くなる=Pxが小さくなる、ということですので、予算制約線の傾きが緩くなりますね(New-Px/Pyに変化)また、X軸の切片であるB/Pxは、分母が小さくなるので、B/Px自体は大きくなります(NewB/Pxに変化)。すると以下のグラフのようになります(図表3)。

 

この時の最適消費点はAからBに移っています。このA点からB点への移動を「価格効果」といいます(図表4)。
そして、この「価格効果」は「所得効果」と「代替効果」に分解できます(スルツキー分解とも言います)。

 

代替効果

X財の値段が下がると、Y財よりもX財の方が相対的に安くなるため、X財の消費を増やして、Y財の消費を減らそうとします。このような相対的な価格の変化に対する消費量への影響を「代替効果」と言います。

この代替効果はあくまでも「相対的な価格の変化に対応したX財とY財の消費量の調整」ですので、当該消費者が受ける効用に変化はありません。つまり最適消費点は、同じ無差別曲線上の別の点に移動することになります。

 

所得効果

また、X財の値段が下がったことによって、当該消費者の購買力(実質所得)が上昇し、より多くのX財やY財を消費することができるようになります。このような実質所得の変化に対する需要の変化を「所得効果」と言います。実際の所得に変化は無くとも、実質的な購買力の上昇によって、より多くの財を消費することができるので、この消費者の効用は上昇します。つまり最適消費点は、より上位の無差別曲線上の点に移動することになります。

ちなみにTACのスピードテキストには「代替効果」は以下のように定義されています(文中の赤字は筆者による注です)。

代替効果とは、価格変化が消費に対し与える効果から実質所得の変化による効果を除き、異なる財の間の相対的な価格水準の変化によるもたらされる効果を取り出したもの(2財の価格比の変化による最適消費量の変化)」

 

つまり、

「価格変化が消費に対し与える効果」=「価格効果」、
「実質所得の変化による効果」=「所得効果」

ですので、「代替効果とは、価格効果から所得効果を除き、異なる財の間の相対的な価格水準の変化によるもたらされる効果を取り出したもの」と読み替えられますね。

 

 

では、ここまでの動きをグラフで見てみましょう。

X財とY財の相対的な価格の変化は、予算制約線の傾き-Px/Pyの変化で表されます。この時、X財の価格であるPxが減少すると、X軸の切片であるB/Pxは増加するので、予算制約線ABが拡大して、右側にシフトし、予算制約線はACとなります(図表5)。

この予算制約線の拡大が所得効果にあたるのですが、まず価格効果から所得効果の影響を除くために、新しい予算制約線ACの傾きである新しい-Px/Pyを維持したまま、左側に予算制約線をシフトさせて戻します。つまりACと平行な予算制約線DEをACの左側に引きます(図表6)。この作業は、X財とY財の相対的な価格の変化の影響(代替効果、つまり予算制約線の傾き)を維持したまま、予算制約線の拡大影響(所得効果)を元に戻すということを意味します。こうして予算制約線の位置を補正することによって、価格効果から、所得効果の影響を除くことができます。

そして予算制約線DEの傾きである新しい-Px/Pyの絶対値と無差別曲線U1の傾きの絶対値であるMRS(Marginal Rate of Substitution:限界代替率)が一致する点を求めると、G点になります。
最初の最適消費点であるF点からG点への変化が代替効果となります(図表7)。

次に所得効果ですが、ここで、予算制約線をDEからACに戻します。実質所得の向上によってより多くの財を消費することが可能となり、効用が上がることから、所得効果はG点からH点への動きとして表現されます(図表8)。

 

ここでX財の消費量、つまりX軸の値を見てみると、X財の価格が下がったことによって、X財の消費量はJからLまで増加します。この価格効果JLは代替効果JKと所得効果KLの合計として表すことができます。

 

代替効果であるJKは、必ず正の値を取ります。X財の相対的な価格が下がれば、必ずX財の消費が増え、Y財の消費量が減るからです。

しかし所得効果KLは必ず正の値を取るとは限りません。ここで気をつけないといけないのが、前回解説した財の分類です。上級財は所得が増えると消費量が増えるため、KLは正の値となりますが、下級財は所得が増えると消費量が減るため、KLは負の値となります。とは言え、下級財だったとしても、所得効果が代替効果を上回る程大きくなることはめったにありませんので、下級財の価格が下がった場合でも、通常、価格効果(所得効果と代替効果の合計)は正の値となるため、消費量は増えることになります(図表9)。

ところが、理論上は負の所得効果が代替効果を上回るケースもありえます。

負の所得効果が代替効果を大きく上回るということは、財の価格が下がった場合であっても、消費量が下がってしまうということになります(図表10)。このような財を「ギッフェン財」と言います。「ギッフェン」というのはイギリスの経済学者ロバート・ギッフェンが発見したことから、この名前がついているそうです。実際にこのような財が存在するかどうかは、結論が出ていないとのこと(出典:Wikipedia)。

図表10では、代替効果であるJKを、負の所得効果であるKLが上回っているため、X財の価格が下がったにも関わらず、消費量が減ってしまっていますね。

 

では、ここまで解説してきた内容をもとに早速過去問を解いてみましょう(以下の過去問は中小企業診断協会のホームページに掲載されているものです)。

 

まずは平成27年度の第13問です。

いかがでしょうか。ちょっとひねった感じの問題ですので、最初はグラフの読み取り方に戸惑うかもしれません。

横軸に余暇R、縦軸にある消費財の消費量Cを置いています。
1日は24時間なので、24時間すべて余暇に充てて一切の労働をしなければ、労働時間は、「L=24-R」のRに24を代入して、0時間となります。労働時間が0時間では、賃金を稼ぐことが出来ないので、当該消費財の消費量も0となりますね。

労働時間が増える、つまり余暇時間が減る(グラフの横軸の値が原点方向に移動する)に従って、賃金が増えていき、消費量Cも増えていきます。しかし労働時間は最大で12時間と決められているので、余暇を12時間より減らすことは出来ません。そのため、グラフが余暇=12時間のところで切れている、というグラフになっております。

賃金率がwからw’に上昇した時、無差別曲線U1から無差別曲線U2に最適消費点が移動しています。では所得効果と代替効果にグラフを分けてみましょう。

図表11をご覧ください。
新予算制約線と同じ傾きの予算制約線(赤の破線)を引き、もともとの最適消費点であるA点から、同じ無差別曲線上のB点への移動が代替効果、そこから新予算制約線とU2との接点であるC点への移動が所得効果になります。

代替効果を見てみると、余暇が減って、消費量が増えています。これは賃金率の上昇に伴って、当該消費財の価格が相対的に下がったため、余暇の消費を減らして消費財の消費を増やしたということですね。

所得効果を見てみると、当該消費財の消費が下がって、余暇の消費量が増えています。賃金率の上昇に伴う実質所得の増加によって、労働時間を減らして、余暇が増えたということですね。

したがって、所得効果と代替効果を合計した価格効果は、消費量と余暇の両方を増加させていることになります。賃金が上がって、消費量と余暇の双方が増えるというのは、直感的にも納得のいく結果ですよね。

さてそこで選択肢を見てみましょう。

アですが、所得効果と代替効果を合計した効果(全効果)は、余暇時間を「増加」させているので、この選択肢は間違いですね。

イですが、所得効果と代替効果を合計した効果(全効果)は余暇時間を「増加」させている、つまり労働時間を「減少」させているので、これが正しい選択肢です。

ウですが、所得効果によって余暇時間を「増加」させている、つまり労働時間を「減少」させているので、この選択肢は間違いですね。

エですが、代替効果によって余暇時間を「減少」させ、消費財の消費を増加させていますので、この選択肢は間違いですね。

よって、正解はイとなります。

一応参考までに、このグラフの縦軸と横軸をひっくり返してみたグラフ(図表12)も掲載します。このグラフは、今まで解説してきたグラフの形と同一なので、理解が進むのではないでしょうか。

A点からB点への移動が代替効果、B点からC点への移動が所得効果になります。

 

続いて平成28年度の第16問です。

 

A点からB点へ最適消費点が移動していますが、財Xの価格Pxが下落しているのにも関わらず、財Xの需要量Dxが減少しています。ということは、この財Xはギッフェン財ということになりますね。

これを代替効果、所得効果に分解してみると図表13のようになります。

予算制約線2と同じ傾きの予算制約線(赤の破線)を引き、もともとの最適消費点であるA点と同じ無差別曲線1上をC点へ移動する動きが代替効果、C点からB点への動きが所得効果となります。このグラフからも分かるように、負の所得効果が代替効果を大きく上回っていますね。

それでは選択肢を見ていきましょう。

aですが、「Pxが下落したとき、代替効果でDxが増加した」、同時に「所得効果によってDxを減少させた」とあります。代替効果は必ず正の値を取りますので、「代替効果でDxが増加」は正しい記述です。図表13からも分かるように、確かに所得効果によってDxは減少しています。そして代替効果よりも所得効果の方が大きく、Pxが下落したにも関わらず、Dxが減少している、つまり所得効果のマイナス効果が代替効果を上回ってしまっているので、ギッフェン財の性質を示しています。よって、これは正しい記述ですね。

bですが、「所得効果によってもDxを増加させた」とありますが、所得効果でDxが増加しているなら、ギッフェン財ではありません。上級財の性質ですので、間違いです。

cですが、「Pxが下落したとき、Dyが増加した」というのは、グラフから読み取れます。問題は次の「財Yが財Xの粗代替財であることを示している」という記述です。Pxが下落してDxが増加した時に、一緒にDyが増加したとすれば、DyはDxの「代替財」ではなく、「補完財」ということになります。つまりバットとボールとか、コーヒーとコーヒークリームのように一緒に使用されることの多い財の組み合わせということですね。代替財であれば、Dxが増加すれば、Dyは減少します。よってこの記述にある「粗代替財」は間違いです。ちなみに「粗」というのは「完全」ではないという意味です。完全代替財や完全補完財については、こちらの記事をご参照下さい。

dですが、「Pxが下落したとき、Dyが増加した」というのは、グラフから読み取れます。そして上述の通り、Pxが下落すれば、代替効果で必ずDxが増加します。その時にDyが増加しているとすれば、DyはDxの粗補完財になりますので、正しい記述です。

よってもって正解はイということになります。

いかがでしたでしょうか。
ずいぶん長い時間をかけてしまいましたが、頻出論点である個人の消費行動分析における無差別曲線、予算制約線、所得効果・代替効果についての解説は以上となります。

個人の消費行動分析は頻出論点ですが、比較的容易なので、このような問題を確実に取ることが、6割取るための重要なポイントになります。ぜひ残りの1か月半、最後まで粘って頑張って下さい!

 

以上、たかじんでした。

最後までお読みいただきまして有難うございました。
それでは、また。

 

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを是非、あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

こんにちは、たかじんです。

6月になって、もうすぐ梅雨入りの季節ですね~。梅雨入りは煩わしいですが、一方でサッカーのロシアワールドカップもまもなく始まります!

学生時代にサッカーに打ち込んでいた身としては、今回の監督交代のゴタゴタは大変残念ではありますが、そもそもわたくしめが学生だった時分、ワールドカップなんて、出場することすら夢のまた夢でしたもんね~。

ワールドカップで自国チームを応援できるのは世界広しといえども32か国しかないのですから、精一杯応援したいと思います!

それはさておき!

 

前々回の記事では、個人消費行動の分析ツールとして、無差別曲線について解説し、前回の記事では予算制約線について解説しました。

今回は、モノ・サービスの価格が変化した時の個人消費行動について、無差別曲線と予算制約線を使って分析するにあたり、避けては通れない論点である、所得効果と代替効果について解説したい・・・と思っていたのですが😓、その前に、本日はちょっとだけ寄り道して、購入するモノやサービスと所得の関係について少し触れたいと思います。

 

需要の所得弾力性とは

わたしたちは日々、色々なモノやサービスを購入して生活している訳ですが、所得(収入)が増えた時に、そのモノやサービスの購入量はどのように変化するでしょうか。

もちろん、対象とするモノやサービスによって違いますよね。

例えばエルメネジルド・ゼニアのスーツや、ミシュラン三ツ星レストランでのディナーなどは、所得が増えれば、消費を増やしたいようなモノ・サービスですよね。

では発泡酒はどうでしょうか。最近の発泡酒やいわゆる第三のビールには相当美味しいものもありますが、所得が増えれば、やっぱりプレミアムモルツやエビスビールといった、ちゃんとしたビールが飲みたいですよね。そうだとすれば、発泡酒や第三のビールは、所得が増えると消費が減らしたいようなモノ・サービスということになります。

 

このように、モノ・サービスの種類によって、所得の変化に伴う消費量の変化は異なっている訳ですが、この所得の変化に対する消費量(需要)の変化を、「需要の所得弾力性」と言います。

「所得の変化に対する」指数ですから、分母は「所得の変化率」、分子は「消費量(需要)の変化率」となります。

現在の所得をI(Income)、需要をD(Demand)とし、所得の変化量を△I、需要の変化量を△Dすると、需要の所得弾力性は、

と表せます。

この時、I・Dともに正の定数ですから、所得の変化量と需要の変化量が同じ方向に動けば(所得が増えれば需要も増える、または所得が減れば需要も減るということ)、需要の所得弾力性は正(プラス)の値となります。

逆方向に動けば(所得が増えれば需要が減る、または所得が減れば需要が増えるということ)、需要の所得弾力性は負(マイナス)の値となります。

 

需要の所得弾力性が例えば1であれば、需要の変化率/所得の変化率=1ということです。

つまり所得が1%増えると、需要もそれに伴って1%増える、つまり所得が増えた分と同じ分だけ需要も増えるということになります。
これは逆もしかりで、需要の所得弾力性が1の時、所得が1%減ると、需要もそれに伴って1%減る、つまり所得が減った分と同じ分だけ需要も減るということです。

 

仮に需要の所得弾力性が0.5であれば、需要の変化率/所得の変化率=0.5ということになります。

所得が1%増えた時に、需要は0.5%しか増えません、ということですね。逆に所得が1%減った時、需要は0.5%しか減りません。所得の変化が、需要の変化に与える影響が少ない、ということです。

 

逆に需要の所得弾力性が2であれば、需要の変化率/所得の変化率=2ということになります。

所得が1%増えた時に、需要は2%増える、つまり所得の増加分の2倍、需要が増えるということになります。逆に所得が1%減った時に、需要は2%減る、つまり所得の減少分の2倍だけ需要が減るということです。こちらは所得の変化が、需要の変化に与える影響が大きい、ということです。

 

ちょっと話は脇道に外れますが、「弾力性」という言葉も、経済学になじみの無い方は、イメージがつきにくいですよね。

英語では「Elasticity」と言います。

和訳すると、もちろん「弾力性」という意味もありますが、「弾性」・「伸縮性」という意味もあります。どちらかというと、「伸縮性」という訳でとらえた方が、イメージがつきやすいような気がします。

つまり、AとBという二つの変数がある時に、「Aが変化すると、その影響でもう片方であるBが変化して伸び縮みする」というようなイメージでしょうか。

「Aの変化率」が起点となって、「Bの変化率」に影響を与えるということは、言い方を変えると、「Aの変化率に対するBの変化率」ということですから、分母に「Aの変化率」、分子に「Bの変化率」が来ます。

よってもって、数式にすると、(Bの変化率)/(Aの変化率)となります。何度か記事にも記載しましたが、「~に対する割合」という表現に出会った場合は、「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります。

先程の所得の需要弾力性の式で言えば、分母が△I/I(Aの変化率)、分子が△D/D(Bの変化率)に当たります。

 

財の分類について

さて、この弾力性の数値は、先程の例で述べたように、モノ・サービスの種類によって異なります。弾力性の違いによって、モノ・サービス(財)は以下のように分類されます。

(ア)と(イ)は所得が増えればそれに伴って消費・需要は増えるけれども、所得が減った時は、それに伴って消費・需要が得る財です。これは「上級財」に分類されます。

上級財の中でも需要の所得弾力性が1以上の財を「ぜいたく品・奢侈財」と言います。三ツ星レストランでのディナーの回数は、所得の増減に敏感に反応しますよね。

一方、同じ上級財の中でも所得の弾力性が0より大きく1より小さい場合は、所得の変化に対する需要への影響は正(positive)ですが、奢侈財ほど敏感には反応しない財となります。例えばコメとかパンとかの主食が挙げられます。所得が増えれば、多少購入する量が増えたり、より上級銘柄のコメを購入したりするでしょう。一方で所得が減った場合、多少購入する量を減らしたり、下級銘柄のコメを購入したりすることになりますが、それほど購入量を大きく減らすことはできません。これらは生活必需品に分類されます。

 

ウはどうでしょうか。需要の所得に対する弾力性が0ということは、所得が増えようが減ろうが、需要・消費量に対する影響はまったく無い、という財です。これを中立財と言います。イメージとしては、やはりこれも生活必需品であって、所得の変化によって増やしたり減らしたりすることの無い財です。具体的にどんなものがあるかというと、実は例を挙げるのが難しいです。よくトイレットペーパーなどが例に挙げられますが、所得が増加すればより上質のトイレットペーパーを選ぶでしょうし、生活必需品の中でも質の違いがあって、なかなかこれ、というものがありません。強いて挙げるとすれば、専売制だった頃の食塩とかですかね(専売時代も多少の自然塩が売られていたようですが)。

エは需要の所得に対する弾力性がマイナス、反対方向に変化する財です。所得が増加すれば需要が減少し、所得が減少すれば需要が増加するという財で、具体的にはファストフードとかカップラーメンが挙げられるかと思います。お金が無いから仕方なく購入している(というと、ファストフードやカップラーメン業界の方々からお叱りを受けるかもしれませんが)ような財ですので、懐が温かくなれば、より美味しくて高価な食材を購入するため、消費は減ります。これを下級財といいます。

 

余談ですが、わたくしが大学で経済学を勉強していた時、上級財(奢侈品)と下級財の説明の例として挙げられていたのはウイスキーと焼酎でした。もちろん上級財がウイスキーで下級財が焼酎です。当時、特に「舶来もの」とされる海外のウイスキー(いわゆるスコッチとかバーボンとか)は、海外旅行のお土産として、人にあげると大変喜ばれる程、非常に高価でした。

一方、焼酎については、今でこそ高価な「乙類焼酎」(いわゆる「本格焼酎」というもので、例えば「森伊蔵」とか「伊佐美」とか「佐藤」などです)が流通していますが、当時はいわゆる「甲類焼酎」(例えば「樹氷」とか「純」とか「トライアングル」などです・・・ってもう無い銘柄もありますよね・・・)が主流でした。「大衆用の安い酒」として認識されていたんですね。

「低糖質・プリン体ゼロ」で人気のホッピーも、もともとはビールの代用品として飲まれていたものでした。「ホッピー」という看板がかかっている場末の居酒屋で飲むのが似合うような酒だったような記憶があります。

今ではビールではなくて、あえて(健康のため?)「ホッピー」を注文するような方や、「生ホッピー」を名物として飲ませる店もあったりして、もう普通のお酒としてすっかり市民権を得ていますよね。時代が変われば、具体例として挙げられる財も変わっていくということなんですね。ところで、「生ホッピー」と言えば、横浜の野毛にいい店が何店かあるんですよねえ・・・🍻。

 

すみません、閑話休題。

 

さて、需要の所得弾力性に基づく上級財・中立財・下級財の分類は、所得効果・代替効果を解説する上で、前提として把握しておくべき知識でしたので、あえて寄り道して解説しました。「だらだら長いんだよ!」😤とお叱りも受けそうですが、次回こそは所得効果・代替効果について解説します。

 

以上、たかじんでした。

それではまた。

 

 

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを是非、あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

こんにちは、たかじんです。

前回の記事では、個人消費行動の分析ツールとして、無差別曲線について解説しました。本日は、個人の消費行動分析において、無差別曲線とペアで使うツールである予算制約線について解説します。

 

何かモノやサービスを購入する場合、いくらでも際限なく買えるのであれば、効用(満足度)は増加していきます。もちろん購入量が増えていくほど、得られる満足度の増加量はだんだん減っていきますが(限界効用が逓減していくということですね)、それでも増加はしていきます。しかしいくらでもモノが際限なく買える、というような贅沢な状況は普通あり得ませんよね😅。

 

何かのモノ・サービスを購入する際には、現実の世界でも必ず「予算」が存在します。「海外旅行に行きたいけど、新車も購入したいなあ・・・」と考えた時、一番の制約になるのは、「いくらお金が使えるのか?」ということですよね。「海外旅行にも行けるし、新車も買える」という懐具合に余裕のある人以外は、どちらを選んだ方が満足度が高いのか、ということを考えて選択することになります。

 

経済学で個人消費分析を行う時も、モノ・サービスの購入に使えるお金の量には上限があり、その中で最も満足度が高くなるようにモノ・サービスの購入を行う、と考えます。

現実的には何も買わず、もしくは買う量を減らして残りは貯金するとか、借金をして予算以上のモノ・サービスの購入を行う、という選択肢もありますが、ここではモデルを単純にするため、貯金や借金を行わず、現在手元にあるお金を予算限度額いっぱいまで使って、モノ・サービスを購入するという前提を置きます。

もし貯金や借金の考え方まで入れると、現時点で購入する財の組み合わせだけでなく、将来的に購入する財の組み合わせも考慮して最適な消費行動を考えないといけなくなるため、モデルが複雑になってしまいますね。

 

さて、モデルを単純にするためのもう一つの前提として、この世に財はXとYの2種類しかないと仮定します。ある人が決まった額のお金を持っている時、XとYはどのように購入されるでしょうか。

 

ここで、X財の金額をPx、Y財の金額をPyとし、決まった額のお金、つまり予算上限をBとしましょう(Budget:予算の頭文字を取りました)。

X財をX単位分購入し、Y財をY単位分購入した時に必要な金額は、
Px・X+Py・Yとなります。ちなみにPx、PyとX、Yの間にある「・」は積、つまりかけ算をしているという意味です。

この金額が予算上限であるBを上回ってはいけないので、
Px・X+Py・Y≦Bが成り立ちます。

 

先程、この人は予算を余らせて貯金するということは考えない、つまり手元にあるお金を予算限度額まで使うという前提を置きましたので、

Px・X+Py・Y=B(①)が成り立ちます。

 

ではこの式をグラフに表すとどうなるでしょうか?

 

X軸、Y軸の二次元のグラフで表現する場合、一次関数であれば、Y=a・X+bの形で表現できます(きゃっしいさんの過去記事を参照して下さい)。

 

そこで、①の式をY=a・X+bという形に直すと、
Y=-Px/Py・X+B/Py(②)となります。

これは傾き(Xの係数)がマイナスなので、右肩下がりの下記のような形のグラフになりますね。

この時、それぞれX軸、Y軸の切片はどうなりますでしょうか(ちなみに切片とは、グラフとX・Y座標軸の交点のことを指します)。

まずX軸の切片を見てみましょう。

X軸の切片は、Y=0の時ですから、②のYに0を代入すると、
0=-Px/Py・X+B/Pyですから、Px/Py・X=B/Pyとなり、両辺にPyをかけると、
Px・X=B、つまりX=B/Pxとなります。

予算上限であるBをX財の値段であるPxで割っているので、これは予算全部を使って購入できるX財の量を表しています。

 

次にY軸の切片を見てみましょう。

Y軸の切片は、X=0の時ですから、②のXに0を代入すると、
Y=-Px/Py・0+B/Pyですから、Y=B/Pyとなります。

予算上限であるBをY財の値段であるPyで割っているので、これは予算全部を使って購入できるY財の量を表しています。

 

ではグラフの傾きはどうでしょうか。

グラフの傾きは②の式(Y=-Px/Py・X+B/Py)におけるXの係数部分ですから、-Px/Pyですね。符号がマイナスなので、右肩下がり(Xが増えればYが減るという関係)であり、PxをPyで割っているので、Px(X財の価格)のPy(Y財の価格)に対する割合を意味しています前回の記事でも記載しましたが、「~に対する割合」という表現に出会った場合は、「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります)。

さてこの予算制約線の式(Y=-Px/Py・X+B/Py)をもう一度見てみましょう。
登場するのは、以下の5つの要素です。

B:予算上限
X:X財の購入量
Px:X財の価格
Y:Y財の購入量
Py:Y財の価格

このうち、B、Px、Pyの3つの要素が変化すると、グラフの形状が変化します。
ちなみにB、Px、Pyが変化せず、XとYだけが変化する場合は、同じ予算上限のもとで、X財とY財の購入量の配分を変えるということですから、同一の予約制約線上を動くだけですので、グラフの形状は変わりませんね。

 

Bが変化した場合

Bが大きくなる、つまり所得・収入が増大して、使えるお金が増えた場合はどうなるでしょうか。

グラフの傾きを表す-Px/Pyは変化しませんね。

一方、X軸、Y軸の切片である、B/Px、B/Pyの分子が大きくなりますので、B/Px、B/Pyとも大きくなります。
グラフの傾きは変わらないままで、X軸およびY軸の切片が大きくなりますので、グラフは外側に平行移動します(下記グラフにおける上方の赤い線に移動します)。

 

Bが小さくなる、つまり所得・収入が減少して使えるお金が減った場合は、この逆のことが起こります。

つまり、X軸、Y軸の切片である、B/Px、B/Pyの分子が小さくなりますので、B/Px、B/Pyとも小さくなります。
グラフの傾きは変わらないままで、X軸およびY軸の切片が小さくなりますので、グラフは内側に平行移動します(下記グラフにおける下方の赤い線に移動します)。

 

PxまたはPyが変化した場合

X財の価格が上昇、つまりPxが大きくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分子が大きくなりますので、-Px/Pyの絶対値は増加し、グラフの傾きは急になります。
Y軸の切片であるB/Pyは変化しませんが、X軸の切片であるB/Pxの分母が大きくなりますので、B/Pxは減少します。すると、下記グラフのように変化します。

では、X財の価格が下降、つまりPxが小さくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分子が小さくなりますので、-Px/Pyの絶対値は減少し、グラフの傾きは緩やかになります。
Y軸の切片であるB/Pyは変化しませんが、X軸の切片であるB/Pxの分母が小さくなりますので、B/Pxは増加します。すると、下記グラフのように変化します。

次にY財の価格が上昇、つまりPyが大きくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分母が大きくなりますので、-Px/Pyの絶対値は減少し、グラフの傾きは緩やかになります。
X軸の切片であるB/Pxは変化しませんが、Y軸の切片であるB/Pyの分母が大きくなりますので、B/Pyは減少します。すると、下記グラフのように変化します。

次にY財の価格が下降、つまりPyが小さくなった場合はどうなるでしょうか。
グラフの傾きを表す-Px/Pyの分母が小さくなりますので、-Px/Pyの絶対値は増加し、グラフの傾きは急になります。
X軸の切片であるB/Pxは変化しませんが、Y軸の切片であるB/Pyの分母が小さくなりますので、B/Pyは増加します。すると、下記グラフのように変化します。

それでは消費者にとって最適な消費行動はどのように決まるのでしょうか。

消費者は、限られた予算の中で、最大の効用を得られるように、モノ・サービスの購入を決定します。この点を最適消費点と言いますが、可視化するために、前回解説した無差別曲線と予算制約線のグラフを組み合わせてみましょう。

この時、無差別曲線と予算制約線の接点となる点Aが最適消費点となります。

例えば点Bでの効用を見てみましょう。点Bは点Aと同じ予算制約線上にありますが、点Aに近づくにしたがって、効用は高くなります。点Cでも同様に、点Aに近づくにしたがって、効用は高くなります。

つまり、同じ予算制約線上であれば、無差別曲線と交差する点ではなく、接する点が最適消費点となります。この時、予算制約線の傾きである-Px/Pyの絶対値と無差別曲線の傾きの絶対値であるMRS(Marginal Rate of Substitution:限界代替率)は一致します。

 

さてここまで見てきたところで、過去問を見てみましょう(前回同様、以下の過去問はすべて「一般社団法人中小企業診断協会」のホームページからの転載です)。

平成27年度の第14問です。

 

 

いかがでしょうか。

最適消費点は予算制約線と無差別曲線が接している、x1=20、x2=10のポイントとなります。ではそれぞれの選択肢を見ていきましょう。

ア:

現行の最適消費点よりも効用を高める余地が残されている、と記載されていますが、予算制約線と無差別曲線の接点以外の予算制約線上の点は最適消費点ではないので、間違いですね。

イ:

財X2の消費がゼロだとすると、予算制約線のx2に0を代入すると、x1は40となりますので、間違いですね。

ウ:

縦軸の切片は財X2の価格に応じて変化するため、これも間違いです。

エ:

無差別曲線上の組み合わせは効用はすべて一緒です。x1=20、x2=10とすると、効用関数U=x1・x2に代入すると200となりますので、これが正解ですね!

 

続いて平成28年度の第15問です。

 

いかがでしょうか。
こちらも簡単な問題ですね。解答はエですね!

それぞれの選択肢を見ていきましょう。
ア:

点Eと点Fでは、点Fの効用の方が低いので、間違いですね。

イ:

予算制約線AとBを比較するとBの方が財X1の価格が高いことを示していますので間違いですね。

ウ:

予算制約線Aの方が外側にあるため、実質所得は高いです。よって間違いですね。

エ:

これが正解です。予算制約線AとBとでは、傾きが変わっていますので、両財の相対価格が変化しています。予算制約線Bの方が傾きが急、つまり-Px/Pyの絶対値が大きくなっているので、Pxの価格が相対的に高くなっているか、Pyの価格が相対的に安くなっているかのどちらかです。

 

次回は個人の消費行動分析のラストとして、頻出論点の所得効果・代替効果について解説したいと思います。

 

以上、たかじんでした。
それではまた。

 

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを是非、あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

おはようございます。きゃっしいです。

大手受験校では、答練WEEKが始まって、毎週対策に追われているのではと思います。
私も昨年のこの時期、一緒に2次対策の勉強会をやっていた仲間に「完成答練で70点を下回ったら2次対策は撤退して1次対策に専念する」と宣言していましたので、毎回「撤退したら恥ずかしい」とヒヤヒヤしながら答練を受けていました。

でも、こういうセルフ背水の陣は、試験を受けるときのメンタル面の強化という意味でも結構効果があったと思います。(これについてはまた別途記事にしたいと思います)

さて、今回は知識を最大限得点に結びつける60分の過ごし方についてと前回の記事でくぼっち様からリクエストをいただきました論点、後方屈折労働供給曲線について昨年H29年の第16問を例にして解説したいと思います。

※ただし、この後方屈折需要曲線の問題は、前回の記事でのコメントや、昨日のだいまつの「1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~」の記事にあるように、難易度としてはDランクで高めであり、かつ昨年出たばかりなので、ざっくり読んで「へえ、こんなものなんだ」とわかればOKです。

■知識を最大限得点に結びつける60分の過ごし方について

試験で効率良く点数を取るためには、昨日だいまつが解説したように、効率の良い勉強をするとともに、そこで得た知識を試験当日に効率良く点数に変換するということも重要になってきます。

そして、その知識⇒点数の変換効率は、試験時間の使い方でだいぶ変わってきます。

時間の使い方は以下の点がポイントです。

  • 全体的な方針を立てる
  • 確実に解ける問題から解く
  • 難しい問題で時間を使いすぎない
  • ミスによる失点を防ぐ

そこで、実際にH29の経済の問題を例に、限られた60分の中で効率良く得点を稼ぐためにどのような手順で解けば良いのかについて時系列を追って解説したいと思います。

【開始~2分】 問題の個別難易度評価⇒全体戦略
まず、問題を見て問題の難易度を評価し、問題の上に以下の基準で◎○△×をつけます。
 瞬殺
 見たことある問題、多分すぐ取れる
 見たことないけど考えれば解けそうor見たことあるけど時間かかりそう
× ぱっと見わからない

ちなみに私が本試験で付けたのは
6, 8, 9(1)
:1, 2, 3, 5, 7, 9(2), 11, 13, 14, 15, 17, 19, 20, 21, 22, 23
4(1), 4(2), 10, 16, 18
×:12
でした。

これを2分程度でやっていましたが、恐らく事前の練習なく本番だけでこれをやろうとするともっと時間がかかります。というのも、問題を深入りせずにぱっと見でやるやらないを判断するにはある程度の慣れが必要だからです。
これは模試や答練、自主的に行う過去問演習などで事前に訓練を積むことができます。
ポイントは正確さにはこだわらないということと、あくまでも主観で行うということです。

◎○△×の印は自分が解けるか解けないかなので、全体のABCDEは関係ありません。
最初に付けた印と解いた感覚として実際どうだったか、ということを自身でフィードバックして徐々に精度を上げていきます。

さらに、この◎○△×の全体的な割合から強気で攻めに行くか、弱気で守りに行くか方針を決めます。
◎○の割合が多ければ強気、△×の割合が多ければ弱気で、弱気の場合は多少捨て問を作ってでも◎○を確実に取りに行きます。
H29の場合だと私は強気と判断しました。

【2分~40分】 ◎→○→△→× の順で問題を解く(1周目)
当初付けた印の順に問題を解きます。
ただし、実際に解いてみると◎や○だと思ったものが意外と難しかったなど、当初の評価が違う場合もあります。
その場合は当初の評価にあまりこだわらず、次の問題に進みます

問題を解く際は、必ず解く仮定を問題用紙に殴り書きでも良いので書き込みながら解きます。
そして、もし確実に違うという選択肢があれば、確実に違うと判断され次第×を書きこむようにします。
そうすることで、途中で最後の2択に迷ってとりあえず判断を保留して次に進んだとしても2周目に戻ってきた際に無駄な時間を使わずにすみます

そして、1周目を解いた時に2周目以降で役に立つよう、解いた感触を印として残しておきます。
私の場合
:絶対的な自信あり
:最後の2択などで迷った/わからないので自信がないorパスした
た:計算問題などで、後で確かめ算をしておきたい
という形です。
ちなみに私が本試験で付けたのは
□:1, 2, 4(1), 6, 9(1), 11, 12, 13, 14, 15, 17
☆:3, 4(2), 5, 8, 10, 16, 19, 22
た:4(2), 10, 11, 18, 20, 21
でした。

なお、時間については上記で40分と書きましたが、これはH29のときはこれくらいだったということで、いつも必ず40分にしていたということではありません。

たまに、復習用に取っておくためか、答練などで問題用紙にほとんど書き込みをせずきれいな状態で解いている人がいますが、折角の本番を模擬した機会が本番を模擬できずに終わってしまうので勿体ないなあと思います。

【40分~60分】 ☆問題を解く、確かめ算をする(2周目~)
2周目は☆を付けた問題をもう一度考えます。
その際、最初に残り時間と☆問題の量に応じて各☆問題にどれくらい時間をかけるかをざっくり考えます。
本試験の場合、残り時間に対する☆問題が比較的少なかったのでじっくりめにいこうと考えました。
ただし、実際もう一度解いてみてどうしてもわからない☆問題は、確かめ算の時間を確保するためとりあえず半分あてずっぽうでマークをします。

☆問題が終わったら最後に残った時間を使って確かめ算をします。
ここで、「見直して良かった」とホッとする時もあります。

以上、具体例を挙げながら説明しましたが、恐らく、ある程度試験慣れした方であれば、上記と違っても似たような方法で時間を有効活用する策は取っているのではと思います。
細かいやり方は個人のスタイルに合ったやり方で良いと思いますが、点数になりそうな問題から処理して、わかる問題を落ち着いて確実に取っていくという大原則は外せないものだと思います。

もし、「そんなやり方せずに律儀に第1問から順番に解いていた」という方がいましたら、ぜひ次回の模試や答練から、と言わずに今日にでもお手元の過去問を使って、60分計って実践してみてください。
それだけで、だいぶ結果が違ってくるのではと思います。

 


■リクエスト論点解説「後方屈折労働供給曲線」

ここからは、リクエストのありました後方屈折労働供給曲線について昨年平成29年の第16問を例にして解説したいと思います。
先に述べた通り、重要度としてはそれほど高くないので、「そうは言ってもやっぱりわからないとモヤモヤするな」という場合の参考としていただき、これでダメなら潔くスルーしていただけると良いかと思います。

まず、H29第16問の問題から。

近年、保育や介護の現場における人手不足が社会問題となっている。この問題に対処するための方策として、これらに関わる職種の賃金の引き上げが検討されることがある。そこで、賃金の引き上げと労働供給の関係を考察することにした。
下図を参考にしながら、次の文中の空欄A〜Dに当てはまる語句として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

人手不足を解消するためには、現在働いていない人に新規に就労してもらうか、あるいは現在パート勤務などの短時間労働の人に今までよりも長い時間働いてもらうことが必要である。
すでに働いている人が賃金の上昇によってもっと働くようになるかどうかは、代替効果と所得効果によって決まる。賃金の上昇は、(A) 効果によって労働供給を増やし、(B) 効果によって労働供給を減らす。両者の関係は、通常、低い賃金水準では (C) 効果の方が大きく、高い賃金水準では (D) 効果の方が大きい。したがって、現在の賃金が低い水準であるならば、賃上げは、労働時間を増やして人手不足の解消に寄与する。逆に、もし現在の賃金が高い水準にあるとすれば、賃上げは労働時間を減らすことになる。

[解答群]
ア A:所得 B:代替 C:所得 D:代替
イ A:所得 B:代替 C:代替 D:所得
ウ A:代替 B:所得 C:所得 D:代替
エ A:代替 B:所得 C:代替 D:所得

 

「後方屈折労働供給曲線」というと、なんだか聞きなれない言葉に身構えてしまいますよね?後方屈折労働供給曲線とは、文字通り、「後方」「屈曲」した「労働」力の「供給曲線」のことです。
(ぶっちゃけ、私もリクエストいただくまでこの曲線にこんな名前が付いていると知りませんでした)

通常、供給曲線というとこんな風に右上がりの曲線ですよね。


この普通の供給曲線は価格が上がると供給が増える、ということを表した曲線だというのはご存知の通りだと思います。
しかし、労働力については、この通りにはいかずに、問題にあるような逆くの字、つまり曲線の後ろの方が逆に曲がっちゃっているカーブを描くよ、というのが後方屈折労働供給曲線です。
ではなぜそうなってしまうか、といいますと人が使える時間は有限だからです。

ちょっと具体的に考えてみましょう。
あなたの時給がある程度低いとき(下の図だと青いエリアのとき)、例えば時給が1000円の時は、時給が1000円から2000円に上がったら、働いた分だけもらえるお金が増えるので余暇を削って頑張って働きますよね。逆に時給が500円とか100円になってしまったら、働いても大して儲からないので働くくらいなら余暇の時間を増やそうと考えます。
ですので、通常の供給曲線のように賃金(価格)が増えると労働時間(供給)は増えます

逆に、時給がとても高いとき(下の図だと赤いエリアのとき)、例えば時給が10万円とか20万円のときはどうでしょう?(単発でではなく常にです)
その人が求める生活水準がどの程度かによりますが、時給がとても高ければ、ちょっと働けば生活に十分なお金が稼げるので、賃金が高くなればなるほど、労働時間を増やすよりは余暇の時間を増やそうとするかと思います。
そうすると、通常の供給曲線とは逆に賃金(価格)が増えると労働時間(供給)は減るという動きをします。

イメージとしては賃金の低い青いエリアでは お金>時間、賃金の高い赤いエリアでは 時間>お金 の価値観になっている、というイメージです。

ということなので、労働供給曲線は下図のように逆くの字を描きます。

本当はもう少しきっちり説明すると別のちゃんとした説明もあるようですが、ざっくりとしたイメージを持ってもらうためにあえてざっくりと説明させていただきました。

では、その前提を元に実際の問題を考えていきましょう。

まず最初に、労働供給の問題を考える時は、余暇時間=24時間-労働時間、と考えるというお作法があります。

そこで、世の中に賃金余暇(つまり24-労働時間)の2つの財しかない場合
賃金率が上がると、それぞれの消費数量がどうなるか?ということを考えます。

 

賃金率が上がるということは、上のグラフの賃金がの方向に動くということです。
これって、X財とY財があったときのY財の価格が下がったときの動きと同じですね。
ということは、Y財の価格が下がると必ず代替効果でY財の消費は増え、X財の消費は減ります。
これを賃金と余暇の関係に置き換えると賃金が上がる(Y財の価格が下がる)と代替効果で余暇が(代替効果でX財の消費が減る)といえます。
余暇が増えるということは労働時間(労働供給)が減るということなので、さらに言い換えると代替効果によって労働供給が増えるといえます。
これで、空欄Aが代替効果だということがわかります。ということは空欄Bは所得効果ですね。

そして、最初に説明した通り、グラフの下半分の青いエリアは右上がりなので、賃金が上がると労働供給が上がります。つまり、労働供給を増やす代替効果の方が強いということで、空欄Cは代替効果となり、その逆である空欄Dは所得効果となります。

なので、答えは「エ」となります。

モヤモヤ解消のお役に少しは立てましたでしょうか?


これからも渾身!論点シリーズは続きます
もし他にもリクエストしたい論点やその他ご質問などがありましたらぜひぜひコメントに書き込んでください。

みなさまのリクエストやコメントを楽しみにしております。

以上、きゃっしいでした。

いいね!と思っていただけたら
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ
↑ぜひ、クリック(投票)お願いします!
皆様からの応援が我々のモチベーション!!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

一発合格道場ブログを是非、あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」にご登録ください!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

こんにちは、たかじんです。

さて「渾身シリーズ」の今日のテーマは、経済学・経済政策でほぼ毎年出題されている「個人の消費行動分析」です。

 

個人の消費行動を分析するには、無差別曲線予算制約線を使います。これらは「個人が限られた所得の中で、満足度を最大化するために、購入するモノやサービスをどう組み合わせるか」という個人の消費行動を考える際に使うツールです(無差別曲線と予算制約線の両方について記事を書くと、膨大な量になってしまうので、本日は無差別曲線に焦点を当てます。予算制約線については、また次回の記事でご説明します)。

 

さて実際の人間の消費行動は、非常に複雑ですし、決して合理的には動きません(いわゆる衝動買いってやつもありますし)。そのような複雑な現象を分析するのにあたり、いくつかの合理的と考えられる前提を置いて、エッセンスだけをモデルとして取り出して分析したのが経済学における個人消費分析です。

 

初めて経済学を学ぶ方には、「こんなに前提だらけで現実離れしたようなシンプルなモデルを分析して、一体、現実の世界でどう役に立つの?😩」と思われる方も多いと思います。

私も一応経済学部出身なので、擁護意見を言わせていただくと、複雑な事象から本質(エッセンス)を抜き出す「多くの複雑な事象を抽象化・一般化する」スプレッドシートを使ってモデリングを行い、感度分析等が出来る」といった思考やスキルが身につく、といった効果があるのではないかと感じております。

そういえば物理を学ぶ時も、最初はいろいろな前提を置いて考えましたよね。摩擦が無いと仮定したり、天秤棒の太さは一様で、それ自体の重さは考えなかったり・・・。複雑な事象を分析するために、エッセンスを取り出して考える、という思考方法は一緒ですね!

・・・まあそんな御託を並べても、結局、試験科目にあるのだから勉強せざるを得ないのですが、苦手な方は、人生において決して無駄ではない、と自分に言い聞かせながら学習しましょう😅。

 

消費者の選好(Preference)について

さて個人の消費行動を分析するには、消費者の選好(Preference)について、以下の3つの前提を置きます。「選好」とはAとBというモノやサービス(経済学では「財(Goods)」と言います)があった時、どちらか一方を、他方より好んで選択する、という意味です。

 

①完全性・網羅性(Completeness)
消費者はAとBという2つのモノ・サービスを目の前に並べられた時、Aの方が良い、Bの方が良い、AとBはどちらを選んでも同じ、というように、どんな財でも必ずランク付けできるという前提です。

②推移性(Transitivity)
Aの方がBより良い、Bの方がCより良い、といった場合には、必ずAの方がCより良い、という結論になるという前提です。ジャンケンみたいな堂々巡りにならないようにするという前提です。

③「多い」方が「少ない」方より好ましい
モノにしてもサービスにしても、消費者は必ず多い方を好む、という前提です。

 

無差別曲線(Indifference Curve)

消費者の選好に基づく効用(Utility)をグラフの形で表したものが「無差別曲線」です。「効用」というのは簡単に言えば、いろいろな財を組み合わせて消費することから得られる「満足度」です。

 

簡単なモデルにするため、世の中には選択できるモノ・サービスが2つ(XとY)だけあったと仮定します。同一の無差別曲線上(U1)にある2つのモノ・サービスに対する消費の組み合わせ(A点・B点・C点)は、当該の消費者にとって、すべて同じ効用(満足度)をもたらすと考えます。

なおこの曲線が右上にシフトした曲線(U2)の上にあるD点は、A・B・Cと比べて、それぞれ消費できるXとYが多くなっているため、上述の前提③によって、U2の方がU1よりも効用(満足度)が高くなっています。無差別曲線は原則、右上にシフトする程、効用(満足度)が高くなります。

ちなみに無差別曲線は英語で「Indifference Curve」と言います。「Indifference」とは、「違い」という意味の「Difference」に否定の接頭辞「In」が付いている言葉ですから、「違いが無い」という意味ですね。もちろん無差別という意味もありますが、どの点を選んでも効用は変わりないという意味では「中立」、「均等」、「どっちでも構わない」という意味を取って、「(効用)中立曲線」とか訳した方がニュアンスが伝わりやすいような気がします。

私見ですが、「無差別」って何となく「手あたり次第」とか「何でもかんでも」というニュアンスに感じ取れるので、「ムサベツキョクセン」と聞いても意味が余計分かりにくくなるような気がします。

余談ですが、経済学の用語はどうも変な和訳が多いような気がしますね。普通、「財」なんて言わないでしょ?でも「Goods」と言われれば、「ああ、『モノ』のことね」と分かると思うのですが・・・。

 

 

それはさておき、この無差別曲線の形状ですが、XとYというモノ・サービスを消費することから得られる効用を一定とすると、Xというモノ・サービスをx単位多く消費することが出来れば、その代わり、Yというモノ・サービスをy単位犠牲にしても構わないと想定することから、通常は原点に対して凸の形になります。

もしXをx単位多く消費したのにも関わらず、Yは今までと同じ量だけ消費できるのであれば、単にXをx単位だけ多く消費することが出来るようになっただけで、満足度は向上しますよね。すると「効用は一定」という前提が崩れてしまいます。

 

さて、この1単位あたりのXを、何単位のYで置き換えるかという割合のことを、限界代替率(Marginal Rate of Substitution:MRS)と言います。

より正確には、「XのYに対するMRS」と言い、追加で1単位のXというモノ・サービスを得るために、当該消費者が、Yというモノ・サービスを放棄することを許容できる最大の単位数、ということになります。もし「XのYに対するMRSが4」であれば、当該消費者は、Xを追加で1単位獲得するためには、Yを4単位放棄しても構わないと考えている、という意味です。

このようにMRSは、X軸(横軸)のモノ・サービスを1単位獲得するために、放棄してもよいY軸(縦軸)のモノ・サービスの単位、と定義されます。

これを数式にすると、

という形になります。X軸のモノ・サービスの効用がY軸のモノ・サービスの効用の何倍あるか、ということですね。

先程の例では「XのYに対するMRSが4」でしたので、X軸のモノ・サービスの効用がY軸のモノ・サービスの効用の4倍あるということになります。

つまり下図の無差別曲線において、点Aから点Bに推移するにあたって、X軸のモノ・サービスを1単位獲得する代わりにY軸のモノ・サービスを4単位放棄しても、当該の消費者にとって得られる効用は変わらないということです。なお、下記のグラフはMRSを視覚的に理解するために作図したもので、あくまでもイメージ図です。厳密には、MRSは無差別曲線の接線の傾きの絶対値になります(もうひとつ下のグラフをご覧下さい)。

 

よく経済学や財務会計では「〇の△に対する~」という言い方がよく出てきます。これは何らかの割合を表現している言い方です。

「割合」というからには何かを何かで割っているのですが、この時、どっちが分母でどっちが分子なのか、混乱する時はないでしょうか。

もし混乱しやすい場合は、常に「~に対する」という言葉に注目しましょう。「~に対する」の直前に来ている言葉が必ず分母になります。「XのYに対する」と書かれていた場合は、Xが分子でYが分母です。先ほどの「XのYに対するMRS」という場合、Xの効用をYの効用で割っている、つまり分子が「Xの効用」で、分母が「Yの効用」ですよね。需要の価格弾力性という言葉も、言い換えると「需要の価格に対する弾力性」ということですから、価格の変化が分母に来ます。

 

さてこのMRSですが、通常はXが大きくなるほど、逓減していきます。「逓減」という言葉も経済学独特の言い回しですが、要するに「徐々に減っていく」ということです。

Xが手元に少なく、Yが手元に多い時は、Xを追加で1単位得ることの価値が相対的に大きいため、Yを多めに失ってでもXを追加1単位得たいと思いますが、Xがだんだん多くなって、Yが少なくなってくると、Xを追加で1単位得ることの価値が相対的に低下していきます。これはMRSがXが大きくなるにつれて、小さくなることを意味しています。したがって、傾きが徐々に小さくなっていくため、無差別曲線の形は原点に凸になっていくと想定されるのです。

下のグラフでは点A→点B→点Cに行くにつれて、無差別曲線の傾き(つまりMRS)が徐々に小さくなっていくのが見て取れるかと思います。

 

ところが、モノ・サービスの組み合わせによっては、このMRSが独特の動きをするため、無差別曲線の形状が原点に凸にならない場合があります。

無差別曲線の形は基本的にMRSがどのように変化するかで変わります。

 

MRSが一定のケース

MRSが一定ということは、無差別曲線の傾きが常に一定ということになりますから、以下のような形状になります。

これはXを追加1単位得るために、Xが手元に少ない時や多い時に関わらず、放棄してもよいYの単位が一定ということを意味しており、XとYが完全に代替の関係にあるケースです。例えば、出光から買うガソリン1ℓとエクソンモービルから買うガソリン1ℓは、消費者にとって、まったく同じ価値です。出光から買ったガソリンが手元に少ないからといって、追加で出光から1ℓのガソリンを購入するのに、エクソンモービルから買ったガソリンを2ℓとか3ℓとか放棄して手に入れませんよね。どちらも同質の製品です(出光佐三を尊敬しているから、出光のガソリンの価値を高く感じる、というような特殊な方がいらっしゃるかもしれませんが、これは脇に置いておいて)。このような関係にあるモノ・サービスを「完全代替財(Perfect Substitutes)」と言います。

 

MRSがゼロのケース

横軸にとったモノ・サービスがいくら増えても、消費者の効用に無関係な時、MRSの分子であるX軸のモノ・サービスの効用はゼロであり、MRS=0となりますので、横に水平な無差別曲線(傾きが0の直線)が描かれます。

 

MRSが無限大のケース

縦軸にとったモノ・サービスがいくら増えても、消費者の効用に無関係な時、MRSの分母であるY軸のモノ・サービスの効用はゼロであり、MRS=∞となり、縦に垂直な無差別曲線(傾きが∞の直線)が描かれます。

 

MRSがL字型のケース

これはMRSが0のケースと無限大のケースの組み合わせとして表示されます。
あるポイントを超えると、MRSが0になったり無限大になったりするケースです。手袋とか靴のように、ペアで揃っていないと意味が無いモノが、よく例として挙げられます。

X軸が右足用の靴の数量、Y軸が左足用の靴の数量とした場合、右と左、ひとつずつあれば充分なのですが、もし右足用の靴がふたつ、みっつと増えていっても、使えませんので、X軸に取ったモノ・サービスがいくら増えても消費者の効用に無関係ですから、MRS=0となり、水平な無差別曲線となります。反対に、左足用の靴がふたつ、みっつと増えて行っても、これも使えませんので、Y軸にとったモノ・サービスがいくら増えても消費者の効用に無関係ですから、MRS=∞となり、縦に垂直な無差別曲線となります。このような関係にあるモノ・サービスを「完全補完財(Perfect Complements)」と言います。

 

MRSが逓増のケース

Xというモノ・サービスが手元に少ない場合、追加で1単位を得るために、失ってもよいYというモノ・サービスは1より少なく、Xが手元に多くなってくると、失ってもよいYの量が増えてくるというケースです。

そんなケースって現実的にあるのか?という感じですが、XとY、両方を消費するよりは、どちらか一方のみを消費したい場合はこのような形になります。直感的には、どちらか一方の財のみを消費したい場合、なかなかそのポジションから動かず、もう一方の財はあまり増やしたがらないけれども、ある一点を超えると、もう一方の財の消費に急速にシフトしていく、というような感じでしょうか。

例えば、iPhoneを使用している消費者は、手元のスマホの2台目、3台目として、なかなかAndoridのスマホを採用したがりませんが、手元のスマホの台数のうち、Androidの方が多くなってくると、全部Androidにしてしまった方が満足度が高いので、急速にAndroidに舵を切る、というようなシチュエーションでしょうか(余計分かりにくい?)。

 

 

その他の特殊ケース

円型の無差別曲線

ふたつのモノ・サービスの組み合わせのうち、最適な組み合わせがたった一つだけ決まる場合には、円型の無差別曲線になります。
例えば、晩酌にはビール2本と日本酒2合を飲むのが最適だという人がいた場合、下記のようなグラフになります。ビール1本と日本酒3合だと、翌日二日酔いになってしまうとか、ビール3本と日本酒1合ではちょっと物足りない、というような場合でしょうか(下のグラフの場合の効用は、他のグラフと違ってU1>U2になっています)。

 

ふたつのモノ・サービスのうち、他方の増加が好ましくない場合は下記のようなグラフになります。よく挙げられる例としては、所得と労働時間の組み合わせとか、所得とゴミの量の組み合わせとかがあります。この場合は左上に行く方が効用(満足度)が高くなります。

 

さてこれで無差別曲線については、理屈とすべてのケースを網羅しました。
ここで早速過去問を解いてみましょう(以下の過去問はすべて「一般社団法人中小企業診断協会」のホームページからの転載です)。

まず平成27年度の問題です。

完全補完財の無差別曲線はどれか、という問題です。

簡単ですね、答えは図Bです!

図Aは普通の無差別曲線、図Cは完全代替財(MRSが一定)、図DはMRSが逓増する財のケースでした。

では続いて平成29年度の問題です。

MRSが無限大になっているケースです。MRSが無限大と言うことは分母がゼロ、つまりY軸に取られている財の効用がありません、というケースですね。

答えは、そう、ウですね!