カテゴリ「受験生が気になること | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

前回までの記事はこちら

 

 

秋ですね。

今年は梅雨から夏への移行もきっぱりしてましたが、夏から秋も相当きっぱりですね。

過ごしやすく、誘惑も多い季節になってまいりました。

三月決算の会社では半期決算やら人事異動やらあり、なかなか思うように勉強時間がとれない方も多いかと思います。

あせる気持ちもありますが、実は企業内診断士の場合、資格をとってからも「本業と診断士活動(&プライベート)の両立」は永遠のテーマみたいです。

諸先輩方をみていると、うまく緩急をつけながら活動されている方が多いです。

一時的な負荷の増減はあまり気にせず、「今週一週間は本業に集中して、試験直前は有給をとろう」くらいのスパンで考えたらよいと思います。

 

 

さて本日は、昨年この時期に私が陥っていた「スランプ」について書いてみたいと思います。

結局、試験当日まで「スランプ脱出!」という感覚は無かったわけですが、それでもなんとか合格できました。

もし似たような状況の方がいらしたら、お役に立てば幸いです。

それでは、さっそくいってみましょう。

 

 

 

 

「そろそろ開眼か⁉」と思ったら、かわりにスランプがやってきた

それは昨年、2019年9月下旬のことでございました。

5年分の過去問を一通り解き終え、「ふぞろい」書籍や道場ブログで情報収集をし、ある程度各事例の「お作法」も分かってきた私は、意気揚々と過去問2周目に突入しておりました。

皆さんも経験があるかと思いますが、全く同じ過去問を2回、3回と解いていくと、解答をなんとなく覚えていることもあり、1回目より短時間で解けたりします。

私もそうで、平成30年度の問題を2回目に解いた時は、感覚としても解きやすく、ふぞろい採点による点数も、初回より高得点をマークしていました。

 

ちょうどその頃、道場ブログで「開眼」という言葉を知ります。

たとえばこちら↓

Chikaの開眼物語 ~二次試験の本質を理解する~ by9代目chika

結局、『開眼』ってなんぞや? By8代目ロック

 

これらの記事にもあるように、「開眼」とは、「二次試験の本質が、ある時急にわかるようになり、合格レベルの解答が書けるようになること」を表しているようです。

当時の私は迂闊にも、「二周目で早くもポイントを外さないようになってきたし、これはそろそろ、私にも『開眼』、来ちゃうんじゃないの?」と思っていました。

そして、平成29年度、28年度と年度をさかのぼって二周目の過去問を解いていくうちに、あることに気付くのです。

 

あれ? なんか思ったより点数が伸びていかないよ……?

 

「そろそろ開眼かな~♪」なんて舐めたことを考えていたら、かわりにスランプがやってきました。

やあ、スランプだよ!

 

ここから試験当日まで、長くて辛いスランプとの闘いが始まります。

 

 

 

わりと生々しいスランプの記憶

ご存知のように、二次試験は正解が公表されず、もともと唯一絶対の解答はありません。

私は、勉強を始めて早々に「予備校の先生が書いている参考書はレベルが高すぎる」とあきらめ、ずっと「ふぞろい」でキーワード採点をしていました。

スランプを自覚した頃に起きていたのは、具体的に次のようなことです。

 

・問題を解いている時は、「2回目だし、解答骨子の作成も慣れてきたし、これは70点くらいいけるんじゃないか」と感じる

 

・しかし、採点してみると思ったより点数が伸びない。

悪い時だと2回目に解いた過去問の点数が、1回目より10点近く下がっている

 

・いけると思った事例Ⅰの2回目で、自己最低のふぞろい採点41点をマークする

 

 

もう少し詳しく見ていくと、それまで練習してきた通り、解答欄の30字を一要素という目安で解答を書いているのに、キーワード採点で引っかかってきません。

もしくは、ふぞろい流でいうところの、配点が低いキーワードを書いてしまっています。

ちなみに、ふぞろい流採点は、合格者が多く書いていたキーワードは高配点、という方法で作成されているため、ふぞろい採点と実際の開示得点が一致しないケースはそこそこあります。

そのため、ふぞろい採点で点数が低い=不合格ではないのですが、当時の私の問題は、「みんなが書けることを書こうと意識しているのに、できていない」ことでした。

 

1回目に解いた時は、自己流と直感で解いたため、みんなが書ける内容に当たることも当たらないこともありました。

その反省から2回目は、なるべく直感を封印して、「普通っぽいこと」を意識して書いているつもりなのに、つまり「まずはふぞろい採点でしっかり得点できるようになろう」と思って解いているはずなのに、全然狙い通りになりません。

みんなが書けることを書けていないと、必然的にふぞろい採点では点数が低くなります。

 

 

正直予想外の展開すぎて、最初は「まぁでも、解答骨子は前より作れてるし大丈夫!」とか無理にでも自分を励ましていました。

ですが試験である以上、解答用紙に書いた解答が全てです。

どうにかして軌道修正しないと、本番でも相当厳しい戦いになる。

でも、打開策が全然わからない……。

 

こうなると気もそぞろになってきて、制約条件を見落とす、与件文の時制を読み間違えるといった凡ミスも頻発します。

結果、休日に一日通しで4事例を解いて4事例ともグダグダ、みたいな日もあり、何がダメなんだろう、とモヤモヤした状態のまま、過去問を解き続けていました。

 

 

 

私の対処法と、やればよかったこと

 

スランプになると、勉強自体のやる気が出なくなるケースもあるかと思います。

私の場合は、早くスランプを脱したい気持ちと、やる気だけはあったので(負けず嫌いともいう)、できることから立て直すことにしました。

 

①事例Ⅳを淡々と毎日解く

まず、事例Ⅳを毎日解く習慣は、事例Ⅰ~Ⅲのスランプに関係なく継続しました。

幸い事例Ⅳは「どうしたらいいか分からない」ということはなく、「事例Ⅳの全知全ノウ」を繰り返し解くうちに少しずつできる問題が多くなっている実感がありました。

 

事例Ⅳは唯一、ほぼ正解が分かっている事例です。

道場ブログなどでも「ストレート生は事例Ⅳで稼ぐ」との情報を目にしていたため、事例Ⅳをコツコツ解くことで精神の安定を図っていました。

事例Ⅳについてはべりーの記事もぜひ読んで下さいね。

 

②解答の方向性だけはしっかり固める

次に、制約条件を外す等の凡ミスをなくそうと思いました。

設問文は必ず2回読んで、「理由」「効果」等の解答の方向性をマルで囲み、解答の金型(岩塩の記事に詳しいです)を書くところまでは、どんなに気が急いていても作業として死守します。

足場(=制約条件や解答の金型)が不安定なまま上に中身を乗せようとすると、あとで別の要素(設問間のキーワード振り分け等)が出てきた時に混乱し、総崩れになる恐れがあります。

その結果、何度も推敲しているうちに「理由」を聞かれていたのに「対策」だけ書いている、みたいなことが起きていたため、推敲しても変えてはいけない箇所を明確にしました。

 

 

③色ペンの使い分けを見直す

もう一つ、解答が安定しない原因はどこかと考えたときに、「色ペンでマークするのがいまいち機能していない」ことに気付きました。

それまでの色ペン使い分けは、4事例共通で「強みが青弱みが赤外部環境が黄色」にしていました。

 

ですが、よくよく考えてみると、問題を解いていてやりにくいことがあります。

まず、事例Ⅰでは、正直与件文を1回読んだだけでは、どれが強みでどれが弱みかよくわからない。

ある時代には強みだったものが、時代の流れとともに問題になってくるケースも多く、うまく色を塗れないことがストレスになっていました。

思考を整理するために色を塗り分けているのに、うまく塗り分けられなくてストレスを感じるのは本末転倒です。

 

そこで事例Ⅰでは、いったん「過去・現在・未来」で塗り分ける方法に変えてみました。

その後、「過去・現在・未来は塗り分けやすいけど、解答に落とし込むときに使いにくい」と感じ、試行錯誤の末、最終的にスッキリ塗り分けることはあきらめました(あきらめるんかい)。

結果、「過去の遺物っぽいもの&弱みっぽいもの:赤」「現在有している強みっぽいもの&これから目指している姿:青」「外部環境:黄色」という、もはや自分しか分からないルールで落ち着きました。

 

次に事例Ⅱは、「外部環境」をひとくくりにしてしまうと、3Cの「顧客」と「競合」が同じ色で塗られてわかりにくい。

「だなどこ」の「誰に」を特定するとき、黄色の箇所が多すぎて要素を拾い忘れることがありました。

そのため事例Ⅱでは、顧客についての言及は別の色でマークし、「強み:青弱み:赤外部環境:黄色顧客:オレンジ」に変更しました。

 

ちなみに事例Ⅲでは、特にストレスを感じていなかったので従来通り進めました。

ただご存知の通り、本番(令和元年度)の事例Ⅲは明らかな「弱み」が例年より少なく、結果としてアンバランスや色合いの問題用紙が出来上がりました。

その際も「別に、色分けは万能じゃないから」と自分に言い聞かせて、シャープペンでカリカリ書き込んでいけたことは、結果として良かったかもしれません。

 

 

やればよかったこと

 

①人の意見を聞く

周囲に勉強仲間がいなかったので、このように一人で試行錯誤していたわけですが、正直遠回り感は否めません。

先日、一発合格道場の勉強会を開催させて頂いて感じたのですが、1回の勉強会で、自分では一生気付けないかもしれないことを次々にフィードバックしてもらえます。

人の意見を聞くことの有難さを感じました。

今年はリアルで集まることは難しいかもしれませんが、その分オンラインで遠くの受験生仲間とつながることもできるので、各種勉強会の機会を生かしてみてはいかがでしょうか。

 

 

②ふぞろいの後半ページをよむ

諸事情で人に意見をもらうことが難しい……という方は、ふぞろい後半の「80分間のドキュメントと再現答案」という章を熟読するのも効果があると思います。

(2年ごとの総集編は、「ふぞろいな再現答案」という書籍名で出版されています。)

この章は、合格者6名の試験中に考えたことが詳細に綴られているため、読み込むと他の人の思考がトレースできる仕組みになっています。

例えば、どういう基準で与件文をチェックしているのか、どうやって設問とキーワードを紐付けているのか、といったテクニックが満載です。

自分になかった視点を取り入れることで、80分間でできること/できないことの取捨選択をしていく中で大変役に立つページです。

ただし、間違った思い込み等もあえてそのまま書いていますので、知識面であやしい点は「全知全ノウ」等で確認してから使うようにして下さいね。

 

 

そして当日

結局、当日まで開眼どころかスランプ脱出の実感はなく、三歩進んで二歩下がって一回休み、のような大変もどかしいペースで勉強を続けていました。

当日は、自信満々なはずもなく、わりとテンションは低めでした。

「コレどうなるかなー……」くらいの気持ちで会場に入り、最終的に「まぁ、これでダメなら独学では無理だったってことだろうから、来年は通信とか考えよう」というところまで開き直って(?)いました。

これは初年度生の特権と言われればそれまでかもしれませんが、「今年ダメでも来年があるさ」と思えたことで、試験中もプチパニックは随所でありつつ、全体的に大崩れは防ぐことができました

(私の二次試験の開示得点は、63/56/68/60です)

もし、二次試験当日に同じような状態の方がいても、決してあきらめないでほしいです。

40点以下を取らなければ、苦しくても240点ジャストでも合格する可能性は十分あります。

大事故だけは気を付けて、勉強の成果を解答用紙にぶつけてきて下さい。

 

 

スランプについて、今振り返って思うこと

①スランプになるのは、努力しているから

一般的に、新しいことに挑戦して初級→中級に差し掛かるあたりでスランプを経験するケースは多いと思います。

私の場合もまさにそれで、8月~9月中旬くらいまでは新しい知識やノウハウを吸収しまくっていました。

新しい過去問を解くたびに、「今回は事業戦略と人事施策のレベル感をしっかり切り分けよう@事例Ⅰ」とか「だなどこ(誰に、何を、どのように、効果)の使い方、わかってきたかも!@事例Ⅱ」とか、毎回できることが増えていく感覚がありました。

 

それが9月下旬になると、はたと成長が止まってしまい、なんなら退化しているのでは? と感じるような出来事もありました。

でも、今考えてみると、これって自分の中で思い描く「あるべき姿」がどんどん高い位置に設定されていき、実力はそんなに急には付かないので、停滞しているように見えた側面があると思います。

グラフにするとこんな感じです。

何が言いたいかというと、努力しているからこそ「あるべき姿」が明確になってきて、努力しているからこそ「実力とのギャップ」がわかる、ということです。

もちろん「努力の方法は正しいのか?」という点は気にする必要があるわけですが、スランプに陥るのは頑張っているから、というのは、お世辞でもなんでもない事実だと思います。

 

 

あと、読んでいてツッコミを入れたくなった方も多いと思いますが、過去問を5年分×1周ちょっと解いたくらいで「開眼」きちゃうかも⁉ と思うのは、あまりに考えが甘いですね。笑

そんな簡単に開眼できるなら皆苦労してないわけで、スランプを迎えてやっと一人前くらいの試験なんだと思います。

 

 

②早めに新鮮な空気を取り入れる

あくまでイメージですが、独学は密室でうんうん唸っているような状態で、とかく酸欠になりやすいです。

そのため、早めに窓を開けて外の新鮮な空気を取り入れることをおすすめします。

先程書いた「人の意見を聞く」でも良いですし、「持っている参考書の、今まで読んでいなかったページを読む」でも良いです。

(残り1か月という時間制限を考えると、新しい参考書に手を出す等のスクラップ&ビルドはあまりおすすめしません。)

 

ちなみに、私が悩んでいた「みんなが書けることを書いているつもりなのに、できていない」というのは、後から考えれば「みんなが書けること」を「みんなが知っていること」、つまり知識面に寄せすぎて、与件文から抜き出す要素が少なくなっていたことが原因でした。

(本当はもっとこじらせてましたが、単純化するとそういうことだと思います。)

これって、ちょっと受験生仲間と話せば解決する問題だった気がします。

 

 

③本当に嫌になりそうになったら、一度離れて気分転換する

とはいえ、勉強自体が嫌になりそうだったら、思い切って勉強から離れることをおすすめします。

以前、カワサンも書いていた「描くのをやめる。(by魔女の宅急便より、ウルスラの名言」ってやつです。

二次試験は答えがない分、うっかりすると自分の失敗の原因を掘り下げ掘り下げ、自己探求モードに入ってしまうことがあります。

「昔から私、こういうとこあるよな……」

「仕事でもこないだ注意されたのに、なんで直らないんだろう……」

みたいな気持ちになっている方、いませんか。

 

ちょっと、いいですか。

あなたは疲れています。

休みましょう。

 

はい、チョコチップ。

 

あえて言いますが、二次試験はただの試験です。

問われているのは知識と、目の前の事例を分析し、課題解決に向けた助言をする能力であって、あなたの性格ではありません。

過去問演習がうまくいかなくて、「ちょっと深刻に考えすぎてるかも」と思ったら、家族や友達と話すでもカフェでのんびりするでもいいので、ぜひ休んで充電してくださいね。

あなたが元気じゃないと、社長さんにアドバイスできませんから。

 

 

 

 

 

本日は以上です!

最後までお読み頂きありがとうございます!

ではでは、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 


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皆さまこんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

今日は早速本題にいきますっ。

前回の記事では事例Ⅲについて、以下の対策①②を通じて、効率よく与件を読むコツについてお話しました。

今回は、残りの対策③④を通じて、伝わりやすい解答をするコツについてお話したいと思います。

対策① 基本的なC社像を想定して与件文を読んでいた。

効果➡ 着眼点を持って与件を読むことで根拠が見つけやすかった。

対策② 設問要求の切り口を明確にしていた。

効果与件の根拠と設問の対応付けをするコツを掴むことができた。


~今回の記事は下記の内容です~

対策③ 設問内や設問間の関連性を強く意識していた。

効果他事例より因果関係で書くことが容易にできた。

対策④ 分析や改善のキーワードをあらかじめ準備していた。

効果多面的に且つ端的に伝わりやすい解答が書けた。

今回の記事をおススメしたい方・設問の関連って重要なのかよく分からない。

・解答の型がぶっちゃけまだよく分からない。

何か少しでも参考になる点があれば幸いです。それでは早速スタートします。本日も宜しくお願いします。

はじめに


私は事例Ⅲの解答を記述する際、パッと見の見栄えを良くすることを強く意識していました。

理由は、高得点者の再現答案を分析すると、内容うんぬんよりも解答の見栄えの良さに共通点が多かったためです。

具体的には、主語や切り口が明確であることに加え、与件の根拠と一次知識のキーワードで因果関係になっているため、解答をパッと一瞬見ただけで何について書いてあるかが分かり、見栄えが良いなぁと感じました。

・文頭に主語を使う。

・ワンセンテンス内も必ず因果関係で書く。

・文末はキーワードで締める。

上記のような解答の型(枠組み)を徹底的に練習しました。そのポイントを以下にお話していきたいと思います。

設問の関連における3つのポイント


先ずは、先日のオンライン合宿でご質問をいただいた設問の関連について。

皆さまは、設問の関連についてどこまで意識して解答されておりますでしょうか。

これは私が長きに渡る受験生時代に情報収集していた頃も様々な意見があり、非常に悩ましいところでした。

結論として、私は過度に意識せず、基本的には設問ごとに与件文の根拠と対応付けて、妥当性のある分析結果または助言内容を記述するスタンスでした。

一方で、第1問でよく問われるSWOT(経営環境分析)問題の結果を踏まえた記述は意識するべきだと思います。

例えば、事例Ⅰで新たな戦略についてリスクや留意点が問われた場合、解答の視点として、「A社の強みが喪失するのではないか?」とか、「A社の弱みを補強しないといけないのではないか?」などを意識して記述するなどです。

また、事例Ⅱで施策が問われた場合、アイデア解答にならないように、ターゲットのニーズに応じた強みを活かした内容にすることは重要です。 よって、SWOTはその後の設問の整合性を高める上で最も重要な問題であると思います。

少し話が脱線しましたが、今回の主題である事例Ⅲに焦点を当てていきたいと思います。

事例IIIの場合、特に①「第1問と最終問題の戦略問題との関連」は重要です。 その他、設問間の関連とはちょっと内容が異なるかもしれませんが、解答をバランス良く、見栄え良く書くコツとして、②「設問の要求に応じた因果関係」や、③「枝分かれする設問の連動性」について意識しておりました。

以下、この3点について、いくつか過去問を使ってご紹介していきます。

時間内に解答欄が埋められないよ~という方は、「考えて書く文字数って意外と少なくていいんだな」と、少しラクな気持ちになっていただけるかもしれません。

※今回の話しは箇条書きで型を考えることを前提としています。

①第1問と最終問題の関係

R1 第1問

C社の事業変遷を理解した上で、C社の強みを80字以内で述べよ。

✅第1問のSWOTは最後の経営戦略の問題との関連で考える。

【解答の型】

強みは、①(与件)による〇〇、②(与件)による〇〇、である。

【ポイント】

強みは、最終問題の成長戦略に活かせるものが良いです。そのため、第1問は単独で考えず、最終の戦略問題と一緒に考えることがポイントです。

解答要素は前回の記事でもご紹介しましたが、「C社の部門の強み・弱み」や「取引先や協業先との機会」といった切り口を意識して多面的に解答していくと戦略問題との整合性が高めやすいです。

今回は80字なので、2〜3つくらいの切り口で書いていけると良いと思います。ただ、べりーの記事にもあったように事例IIIの第1問はコスパが良いので、できれば3つの切り口で書く準備はしておきたいです。

形式面では、文末を〇〇力や、〇〇体制といったキーワードで記述することで見栄えがよくなります。

R1 第4問

新工場が稼働した後のC社の戦略について、120字以内で述べよ。

第1問で挙げたSWOTは必ず解答に含める。

【解答の型】

戦略は、①(強み)を活かし、②(機会)を捉え、③(弱み)を克服して、(経営課題)を果たし成長する。

【ポイント】

最後の戦略問題は、基本的な成長戦略のフレームワークが問われていると考えていました。

解答要素は、与件文から根拠を抽出し、①強みを活かす、②機会を捉える、③弱みを克服する、④高付加価値化(Q)、低コスト化(C)、短納期化(D)などを書いていけると見栄えの良い解答になります。

※事例Ⅱは、誰に・何を・どのように・効果、といったフレームワークが重要と言われますが、事例Ⅲの戦略問題も上記のような解答要素でのフレームワークで答えることで、短時間で見栄えの良い解答が書けます。

②セットの設問要求による因果関係

H30 第2問

C社の成形加工課の成形加工にかかわる作業内容(図2)を分析し、作業方法に関わる問題点とその改善策を120字以内で述べよ。

例1)問題点と改善策の番号を連動させて(揃えて)因果関係で書くパターン。

【解答の型】

問題点は①〇〇、②〇〇。改善策は①〇〇、②〇〇、で作業方法を効率化する。

【ポイント】

問題点①と改善策①を番号を揃えて因果関係で記述することで、それぞれが対応していることが明確に分かり伝わりやすいです。

また、問題点と改善策をそれぞれ主語にすることで、設問要求を漏らさず書くことができ、読み手もパッと見て何が書いてあるのかが明確に分かります。

例2)1センテンス内に因果関係で書くパターン。

【解答の型】

①〇〇が問題のため、〇〇で改善する。②〇〇が問題のため、〇〇を改善し、作業方法を効率化する。

【ポイント】

箇条書きでも、1センテンス内に問題点と改善策を因果関係で書けるため、例1に比べて字数が抑えられ、より多くの解答要素を記述することができます。読み手も流れるように読みやすいです。

ただ、この書き方の場合、設問要求の言葉が主語にならないため、どこまでが問題点でどこからが改善策なのかを明確に表現しないと、かえって読みづらくなるリスクもあります。

R1 第2問

自動車部品メーカーX社からの機械加工の受託生産に応じる場合、C社における生産面での効果リスクを100字以内で述べよ。

✅メリット・デメリット問題も、できる限り一つずつ因果関係で書く。

【解答の型】

効果は①(与件)による〇〇向上、②(与件)による〇〇の削減。 リスクは①(与件)による〇〇増大、②(与件)による〇〇の低下。

【ポイント】

効果は、リスクは、と設問要求に対して主語を明確に記述することで、パッと見で「効果とリスクについて書いてあるんだな」ということが分かり読みやすいです。

内容面では、例えば単に「稼働率が向上」、「コストが削減」と効果を書くだけでは説得力が不足していると思います。与件文の根拠の記述との因果関係で解答することが重要です。

また、効果とリスクの解答要素について、100字ならば2つずつ程度、複数の視点で解答することが重要と考えます。一つの効果やリスクについてダラダラと書くのではなく、複数の視点で端的に示していくことで得点の可能性が高まると考えます。

③枝分かれ設問の関係

H24 第3問

C社では新規事業として外食チェーンY社との取引を検討している。その計画について以下の設問に答えよ。

(設問1) Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を備えるためには、C社ではどのような対応を必要とするのか、120字以内で述べよ。

(設問2) Y社から要求されているセントラルキッチンとしての機能を果たすためには、C社の日常業務上どのような情報が必要になるか、100字以内で挙げよ。

✅枝分かれの設問間の解答を連動させることで説得力が高まる。

【解答の型】

※設問1は対応策を述べることを問われている。

①(与件)を備えるため、〇〇を対応し、②(与件)を備えるため、〇〇の対応が必要である。

※設問2は情報を挙げることを問われている。

①(対応)には、〇〇、〇〇、〇〇、②(対応)には、〇〇、〇〇、〇〇、の情報が必要である。

【ポイント】

枝分かれ設問は片方ずつ考えるのではなく、両方同時に解答を考えることがポイントです。カンペキに両設問を揃えることは難しいですが、意識しておくことが大事だと思います。

また、この問題は、見落としがちですが、設問1では「述べよ」と要求されているのに対して、設問2では「挙げよ」と要求されています。つまり、設問1で述べた対応策に対して、設問2では情報を複数列挙せよと問われていると解釈することができます。

(参考)設問要求が1つの場合

H28 第2問

現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160字以内で述べよ。

✅対応策とだけ問われた場合でも、「原因と対応策 」または「対応策と効果」の因果関係で書く。

【解答の型】

例1)対応策は、①(原因)のため、〇〇を行う。②(原因)のため、〇〇を行い、収益改善を図る。

例2)対応策は、①〇〇により(効果)ができる。②〇〇により、(効果)ができ、収益改善を図る。

【ポイント】

このケースは設問の関連でも何でもないのですが、私が書き方で気をつけていた点なので、参考までにご紹介します。

対応策だけを詰め込んで解答してしまうと、読み手からすると何でその対応策が必要なのかが不明です。私も以前は、「いや~、だって与件文に問題の原因が書いてあるし、対応策とだけしか問われてないんだからわざわざ書かなくても分かるでしょ?」と思っていました。

しかし、問題点に応じた対応策が分かっていますよ、ということを解答に記述して因果関係で示す解答のほうが見栄えが良く、読みやすかったので書き方を改めました。

また、別の視点では、対応策を出題者のストライクゾーンにバンバン記述できれば良いかもしれませんが、正解が不明な試験でそれは難しいと思います。

よって、与件文から問題の原因をしっかり指摘した上で対応策を書き、または対応策に対する効果を与件文から指摘するなど、因果関係で記述することで、相対的に他の受験生よりも説得力が高まり、得点が入りやすくなると考えます。

改善策のキーワードは事前に準備


最後に、キーワードについて少しだけ。

ふぞろいなどを参考に、合格者が使っていたキーワードをいくつか設問要求ごとに覚えておくことで、改善策を瞬時に書くことができました。 重要なことは、キーワードの数をたくさん覚えておくことではなく、汎用的なものに絞り、解答作成で瞬時に使えるようになることだと思います。

例えば、Aという問題点に対し、改善策として妥当なキーワードを何個か紐づけて覚えておく。 また、A、Bという切り口の違う問題点に対してでも両方の改善策にも使えるキーワードを何個か覚えておくなどです。 後者は例えば、設備管理方法のバラツキ、資材調達方法のバラツキなどの問題点対し、「QCサークル」、「標準化」などのキーワードが当てはまります。あまりこだわらず、妥当性があればいいんです。

事例Ⅲは、問題点のパターンが同様のケースが多いので、キーワードが効果的に使えると思います。合格者の再現答案などから「コレいいね」と思うものに絞って覚え、演習で実際に「とにかく使ってみる」ことを意識して学習することをおススメします。 様々なブログの記事で紹介されているキーワード一覧のようなものを参考にしてそれを覚えてしまうという手もあります。ですが、様々なキーワードを見ると、「あれもこれもそれも覚えたほうがよいのでは?」とキーワードを覚えることが主眼になり、実際に使うことがおざなりになってしまうので、たくさん覚えようとすのは個人的にはオススメしません。実際に使えなかったら意味ないですからね。

繰り返しになりますが、ご自身で「コレいいね!」と思うキーワードだけに絞り、まずは過去問演習などで実際に使うことを重視して練習することをオススメします。

まとめ


今回は、伝わりやすい解答をテーマに見栄えを重視した書き方のポイントをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

・設問の関連における3つのポイント

①SWOT問題と最終の戦略問題の関連

②セットで問われる問題の因果関係

③枝分かれの設問の関連

設問間の関連性を意識することで、見栄えがよく、また説得力のある解答が書きやすい。

設問内の問題点と対策、メリットとデメリットなどセットで問われるため因果関係で書きやすく、パッと見て何について書いているか伝わりやすい。

・改善策のキーワードを準備する

文末をキーワードで締めると解答が引き締まるため、伝わりやすい解答になる。

多くのキーワードを覚えるのではなく、汎用的に使えるキーワードに絞って覚える。

キーワードを覚えることを主眼におくのではなく、実際に解答に書けるようになることを主眼において練習する。

前回の記事でもお話しましたが、事例Ⅲは反復学習の効果が高いと思います。今回の記事のように解答の書き方についてもパターンを想定して練習しておくことで、短時間で伝わりやすい解答を書くことができるためです。何か少しでも参考になる点があれば幸いです。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。

ぴ。でした。


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おはようございます。さとまるです。ちょうど季節も涼しくなり、秋めいてきた今日この頃。この週末は4連休、まとまった勉強時間を確保できる方も多いのではないでしょうか。お仕事などで連休が取れなかった方も、これから1ヶ月、どこかで時間を確保できると良いですね。

さて今日は、試験本番を意識したOPTION B、つまり「次善の選択肢」の考え方と具体例をお届けしたいと思います。あと1ヶ月後の試験本番。練習通りに与件文をサクサク読めて、設問文の意図もバッチリわかる、解答の作成もスラスラ終わって余裕で合格!という方は少なく、想定外の出来事が起こって焦る方が多いもの。実際私も、こんなに一日で気持ちがアップダウンした経験は久しぶり!と振り返って思いました。

ただ、どんな想定外が起こりそうか事前に用意しておけば、多少の出来事には動揺しないはずです。全ての想定外を準備するのは不可能ですが、こんなこともありえるよ、というわけで、実際試験本番で体験した想定外の出来事と、考えられる次善の選択肢について書いてみたいと思います。

想定外①自分の時計と実際の試験時間がズレる

忘れもしない、事例Ⅰの試験時間のことです。試験当日は、設問文を読んで解答の型を書くのに10分、与件文で10分と、自分としては、なかなかいいペースで試験を進めていました。ただ、骨子作りのフェーズでどうしても問4の解答がわからず、迷っているまま残り40分を切ってしまいました。問4は残っているものの、他の問題を道連れにして解答できない事態は避けたかったため、40分を切ったところで解答に着手することに。

しかし、問題用紙に解答を書き始めると、抜けている視点や盛り込むべきキーワードなどに気づき始め、気づけば終了10分前に。この時点で考えた割に問4が真っ白でしたが、残り10分あると考えて急いで書き始めたものの、6割書いたところで無情にも試験が終了しました。

試験の開始時刻は自分の時計とぴったり合っていたはずなのに、終わりは試験官の時計の方が早く終わるの??と思っても、時すでに遅しです。試験当日はあまり配点まで意識していませんでしたが、事例Ⅰは5問あったので、20点落としたかなと絶望的な気持ちになりました。なお結果は50点で、やっぱり一番得点は低かったです。試験後、試験官同士で時計を指差しながら何事か話していたので、厳しい視線を送っておきました。意味のないことだと思いつつも。

ただ、この時思ったのは、80分まるまる時間があると思わない方が良いということ。どんなに素晴らしい解答が頭にあっても、解答用紙にかけなければ考えていないのと同じです。事例Ⅱ以降は、70〜75分で一旦解答を仕上げるようにし、残りの5分はおまけや見直しの時間と捉えて時間を調整するように切り替えました。

想定外②みんなが解ける問題=最初に解く問題ではないことに気づく

これは事例Ⅱの問1、SWOT分析の問題で感じたことです。SWOT分析は、ふぞろいな合格答案などを見ると、例年みんなが解ける問題、差がつきにくい問題に分類されていることが多く、本番当日も、解答用紙が配られ、SWOT分析の解答欄がうっすら見えた時点で「最初にサクッと」解答するつもりでいました。

ところが実際は、サクッとどころか、どうしてもWが見つからず、かなりの時間をロスしてしまいました。Wが見つからなかった原因としては、与件文中に散らばっている解答候補のキーワードの選択で迷い、さらに、B社との連携先が自分の中ですぐに決まらず、問1のSWOT分析の結果と問2・問3との繋がりが見えなかったことが挙げられます。

それまで解いた過去問では、SWOT分析の部分をサクッと解いてしまっても、後の設問との整合性がついてしまっていたので、設問を解く順番を深く考えていなかったのだと思います。本番では、連携先の特性が極端に異なる点が気になり(地元密着orブランド店など)、指摘しておくべきSWOT分析のポイントが連携先によって結構変わるかも?と思い、悩んでしまったんですね。

そして、みんなが解ける問題だから、最初に解けるだろう、いや解いてしまうべきだと思い込みも時間のロスにつながりました。これは完全な思い込みで、他の合格者と話した際、特に事例ⅡのようにSWOTに書けそうな内容がたくさんある場合は、他の設問の解答との整合性を考えて、あえてSWOT分析を最後に解答するという方も多数いました。逆に、そんなにSWOT分析で点数の差はつかないのだから、深く考えずに解答してしまうべきという考えの方もいましたが。

そんなわけで、一般に言われる、現在や過去の事実をまとめるだけの解答でも、上記の理由で解答に悩む場合もありえるので、設問を解く順番は柔軟に考えて。悩んだ設問について、迷いが生じた部分を簡単にメモしたら、解きやすい設問が他にないかさっさと次に移りましょう。思考のメモを残すことで、また悩んだ設問に戻ってきたときに、ゼロから考えたり、前に考えていたことを思い出す時間を節約することができます。

想定外③骨子を書く時間すらない場合がある

骨子を作成する時間については、型を作った上で、なるべく文字ではなく記号を使って作成する(解答で使用する与件文のキーワードに①、②のようにナンバリングし、型に①、②を当てはめて作成)ことで、できるだけ時間の短縮を図っていました。しかし、試験当日はやはり時間がない。特に私自身は試験会場の雰囲気に慣れるまで時間がかかり、事例Ⅰは時間切れという結果に終わりました。

解答は頭の中にあったのに、解答欄を埋められず、点数が入らないという事態はどうしても避けたい。そんなわけで、骨子作成もそこそこに解答を書き始めた設問もいくつかありました。

そこで意識したのは、まず結論を先に書いてしまうことです。例えば、事例Ⅲの問4はこんな感じで書きました。

戦略はx社向け自動車部品以外の量産の機械加工の販路開拓を進める。①営業体制強化し、産業機械や建設機械の顧客ニーズを把握し製品開発に繋げる。②設計から金属熱処理までの一貫生産体制を活かし、量産型の設計や金属熱処理技術を取得し差別化する。

結論を最初に書いてしまうことで、自分の中の解答の方向性が明確になり、その後に続く具体例が書きやすくなります。また、解答の方向性が明確になることで、試験官にとっては解答の趣旨が分かりやすくなるというメリットも。そして、「枝葉末節は別にして、幹の部分、大事な部分はわかってますよ」というささやかなアピールにもなるかなという期待も少しありました。

想定外【番外編】本番4日前に子供の骨折が判明

これは、試験が始まる4日前の話です。2歳になる私の子供が、右腕を動かせるものの、なんだか数日前から痛そうにしていたので、念のため病院に連れていき、また医師からも「念のため…」と言われてレントゲンを撮ったところ、骨折していることが判明しました。文字通り、頭が真っ白に。

夜中の病院の待合室で「早く気づいてあげられなかったのは勉強のせいかな」「夫に任せっきりだったのかも」「でもここまで来たら勉強したい」などといろんな思いが頭をぐるぐると回ったことを昨日のことのように思い出します。当然ながら、かなり動揺しました。最後の最後に一踏ん張りしたいところで、大ピンチ。

ただ、今だから言えることかもしれませんが、勉強時間がその分減ったことで、結果的にそこまで試験に支障はなかったです。それは、2次試験に必要な文章力や財務の知識は、すぐ身につくものでもないし、すぐに忘れるものでもないからだったのだろうと思います。そのため、試験本番の直前に急な出張や、子供の病気など、想定外の出来事が生じて勉強に時間を割けなくても、そこまで焦る必要はないと思います。

もちろん、2次試験の直前に休暇を取って勉強し、2次試験モードのまま試験に突入できるのがベストではありますが、、想定外の出来事に心を乱されるよりは、それまでやってきた自分を信じて試験に臨むことの方がずっと大事。もっと言えば、直前に勉強時間がないと焦るよりは、今のうちに焦って、勉強を進めておくべきだろうと思います。まだ1ヶ月あるのですから、挽回するには十分です。

覚悟していても伏兵のように現れる想定外の出来事。出逢ってしまったら、事実を受け止めつつも「やっぱりきた!今、試されている!」「合格後に語るネタができた!」くらいの気持ちで受け流せると良いですね。

しかし、読者の皆様も、ご家族も、くれぐれも健康第一で過ごせますように。願っております。

以上、さとまるでした。


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

前回までの記事はこちら

 

 

9月も半ばを過ぎ、ようやく日中出歩いても大丈夫かな? くらいの気候になってきましたね。

夏の疲れが出やすい時期です。

まだまだ残暑も油断できません。

とはいえ二次試験の4事例を一日戦い抜く体力作りは、着実に進めていかなくてはなりません。

そろそろ試験本番までのピーキングも意識しながら、健康第一で過ごして参りましょう。

 

 

 

さて、先日の道場オンライン合宿にご参加頂いた皆様、丸一日の勉強会にお付き合い頂き、本当にありがとうございました!

当日の様子は、3chがこちらの記事にがっつりまとめてくれています。

本日は勉強会に参加できなかった方のために、実はこれが初めての勉強会体験だった私が、どんな刺激や気付きを得たのかを綴ってみたいと思います。

「これから勉強会に参加してみたい」という読者の方を想定して、勉強会のおおまかな流れと併せて紹介していきます。

未経験者向けに細かく書いていきますので、「知ってるよ」という箇所は適宜読み飛ばして下さいね。

なお、各種勉強会の紹介についてはいけちゃんの記事も必読です。

 

 

①勉強会の事前準備

1.過去問を解く

勉強会はディスカッションが中心なので、過去問を解き答案を作成するところまでは、各自で事前に済ませておきます。

勉強会で扱う年度や事例は事前に決めておきます。

今回の道場合宿では、運営側から事前に令和元年度の事例を扱う旨、お伝えさせて頂きました。

設問については、5問全て取り上げられないことも多いかと思います。

その場合は、皆がさらっと解ける問題よりも、多少意見が分かれそうな問題を取り上げた方が、実り多い勉強会になると思います。

自分以外の考えや着眼点を聞いて、切り口を増やすのがディスカッションの目的の一つですからね!

参加者同士で話し合ってもいいですし、ふぞろいの難易度等を参考にする手もあります。

 

 

2.答案提出

当日zoomで共有しやすい形に編集しておくため、事前に答案を主催者やリーダーに提出します。

できのいい答案を人に見せたい気持ちもありますが、できれば80分で解いたありのままの答案を差し出す方が良いと思います。

その方が指摘された点を忘れにくいので、結果的にその後の勉強がはかどる可能性大です。

 

 

3.自分が答案作成にあたり考えたことを整理する

ここからは勉強会当日のイメトレです。

勉強会では、自分が解答作成にあたり辿った思考のプロセスを、他の参加者に説明することになります。

特に初めて参加する方は、「自分はこんな風に考えました」という説明ができるように、80分間を振り返って発表する内容を軽く整理しておくと良いと思います。

 

なお、この時点では過去問自体の答え合わせも済んでいることと思いますので、「人から指摘されるまでもなく、ここがまずかった」というポイントも浮き彫りになっています。

それはそれとして、書き留めておけばOKです。

当日は、それ以外の点もフィードバックを受けることと思いますので、ドキドキしながら当日を待ちます。

 

②勉強会当日

事前に集めた参加者の答案を、ディスカッションするグループ(3~4人)ごとにまとめて一覧にしておきます。

この答案をzoomで共有し、まずは他の人の解答を読み込みます。

 

↓こんな感じです。11代目の再現答案をもとに作成。

お題は令和元年度 事例Ⅰの第1問。

(図はクリックで拡大します)

まずは一人ずつ、自分の答案を読み上げ、この解答に至ったプロセスや根拠を説明します。

「まず、設問に『最大の理由』とあったので、最大の理由を一つ述べ、その背景を複数書くように意識しました。具体的には、第四段落の『二重苦』が使えると思ったので、これを中心に第四、第五段落から二重苦の説明になりそうな箇所を抜き出してみました」

みたいな感じです。

 

理路整然と隙無く話せれば良いのですが、実際はそんな人ばかりではありません。

「ここは●段落目の内容を使ったのですが、あとから考えたらその次の段落まで含めてもよかったと思います」

「正直、因果が分かりづらいのは自覚してるんですが、時間がなくてこれが限界でした」

という感想戦(?)もありです。

というか私自身はそればっかりでした。

他の人の答案が素晴らしいと、つい「私のはダメダメなので、次の方」と言いたくなりますが、勉強会の学びはみんなのものです。

どこに自分の課題があったのかを明文化し、口に出すことで少なからず他の参加者にも気付きがあるはず。

自分への戒めも含めて、積極的に発言するのが吉です。

 

(蛇足ですが、他の参加者の中には、答案としては書けているけれど、意識せずなんとなく書けてしまった人もいます。

良くいえば勘がいい、が、悪くいえば偶然できただけなので再現性があるか微妙です。

自分が偶然できていた場合は、涼しい顔で聞きながら、手元で猛然とメモをとりましょう。)

 

一通り答案の説明が終わったら、いよいよディスカッションです。

先日の道場合宿では、ファシリテーターの仕切りで、他の人の答案の①良いと思った点、真似したい点と②疑問点、ここは違うのでは?と思う点を一つずつ述べていく形式をとりました。

 

↓あくまで一例ですが、こんな感じで進んでいきます。

 

ファシリテーター(以下、ファシリ)「それではまず、いけちゃん、かーなの解答について、①良いと思った点と②指摘事項を一つずつお願いします。」

いけちゃん「良い点は、与件文の単語をなるべくそのまま使って書いている点だと思います。一方、若干A社の周辺のことに偏りすぎているので、もう少しスコープを広くして市場環境についても入れても良いのかな、と思いました。」

ファシリ「かーな、いかがでしょうか」

かーな「確かにそうですね。というか、私以外はみんな、多かれ少なかれ市場のことを書けているんですね。全然思い至りませんでした。確かにその方がバランスの良い解答になりそうです」

ファシリ「それでは次に、おべんと君、かーなの解答について①②のコメントお願いします」

(以下、一周するまで続く。)

 

 

特に②では、自分の泣き所を的確に突かれることもあり、一種の爽快感と、悔しさをバネに湧き上がってくるモチベーションを感じることができます(個人差は、あります)。

また、質問や指摘に答えていく中で、自分になかった視点や切り口、もっと言うと知らなかった知識にも触れることができ、今後やるべきことが明確になっていきます。

 

 

ここで、せっかくなので(?)先日の道場合宿で私が受けたフィードバックをご紹介します。

合格後にこんな機会に恵まれるとは思ってもみなかったぜ。

 

お題は令和元年度 事例Ⅲの第2問です。

【設問文】

自動車部品メーカーX社からの機械加工の受託生産に応じる場合、C社における生産面での効果とリスクを100字以内で述べよ。

 

【かーな解答】

効果は①少品種多量生産による効率化とコスト削減②X社かの受注案件のノウハウ蓄積で、リスクはX社優先になると他の顧客の案件でQCDが乱れ、信頼を失う恐れがある事。

 

ファシリ「それでは、かーなの解答について、忌憚なき意見をお願いします」

Aさん「まず、他の3人の解答と比べてご自身でまとめた部分が多いというか…あまり与件文の表現は使わなかった感じですかね」

私「言われてみれば…自分では与件文に忠実派だと思っていたんですが、全然そうなってないですね。正直、半分くらいは本業の知識で考えてしまってますね。」

Bさん「リスクの『QCDが乱れ』という表現は、ご自身でもイマイチだとおっしゃってましたが、前半の『効率化』と『C(コスト)が乱れる』は矛盾している気がするのですが?」

私「……矛盾しています。おっしゃる通りでございます。ここは納期と品質の話だけの方がよかったですね」

Cさん「ちなみに、少品種多量生産というのは、与件文に書いてありましたっけ?

私「えっと……ない……ですね。一応、今までは多品種少量生産とは書いてあって、X社の仕事では10種類になるので、少品種多量生産になるのかなと思って書きました。ですがおっしゃる通り、与件文のどこにも10種類=少品種とは書いていないですね。これも本業の感覚で「少品種多量生産」と断定してしまいました。与件文にある『量産機械加工』という言葉で十分意味が通じるので、素直にこちらを使う方がよかったと思います……」

妖怪シドロモドロ、参上。

こちらは妖怪おとろし。

 

たしか当日、ファシリ役だった3chが私のやらかしを「本業の逆機能」と表現していました。

本業で経験のあるトピックが試験に出た際、ついつい与件文より自己の経験を優先した解答を書いてしまう現象を指しています。

これは出題者の想定する模範解答に合致すれば良いのですが、外すと与件文という根拠がないため、大量失点のリスクがあります。恐ろしいですね。

「本業、マーケターだけど事例Ⅱイマイチだった…」ということが普通にある、診断士試験ならではの現象でしょうか。

初めて聞いた言葉でしたが、言いえて妙だと思いました。

 

 

私がこの回で気付いたことは、大きく以下3点です。

① 自分では「与件文に忠実な受験生」だと思っていたが、全然そんなことなかった。

言い換える必要のない表現をわざわざ言い換えているし、なんなら「この問題はもらったな」と自分で思っている設問ほど言い換えが多いという、本当に危ないタイプ。

 

② ①と関連するが、特に事例Ⅲでは「本業の逆機能」にまんまと捕まっていた。本業に似ている業種こそ、現実世界と切り離して考えることが大切。

 

③ 100字の中で(!)矛盾する内容を書いていた。「一貫性が大事」とか言いながら、文章の前半と後半の一貫性を点検するクセが十分についていなかった。

 

 

こんな感じで、ぐうの音も出ない指摘を多々頂き、目の覚める思いでした。

特に独学は視野がせまくなりがちなので、人からのフィードバックは本当に有難いものです。

そもそも、私が曲がりなりにもストレート合格できたのは、普段仕事を通じて上司や同僚に資料をフィードバックしてもらっていたからだと思います。

 

 

今回、勉強会に参加してフィードバックの有難さを再認識しました。

皆様、率直なご意見をありがとうございました。

 

なお、賢明な皆様はお気付きかと思いますが、勉強会で他の人の解答を指摘する時は、「相手をコテンパ(死語?)にすること」を目的にするのではありません。

「よりよい解答を作るために、皆で意見を出し合うこと」が目的です。

ぜひぜひ、建設的にまいりましょう。

 

 

 

 

③勉強会後

自分の反省点、他の人の解答やプロセスで取り入れたいところを、改めて整理してアクションプランに落とし込みます。

私は過去問を解くたびに気付きや改善点をノートに書いていたので、そこにコメントを追加するイメージですね。

「勉強会に使った時間とエネルギーは、必ず点数として刈り取ってやる」くらいの意気込みで、余すところなく書いていきましょう。

 

 

 

本日は以上です!

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

ではでは、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 


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合格に十分な実力発揮の準備!

✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?
対策を手順化して身に着けたら当日実行するのみ!

おはようございます。べりーです(私の過去記事はこちら)。

今日も一発合格道場をご覧いただきありがとうございます。

先日「一発合格道場オンライン合宿」を実施しました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

その中で読者の方から素朴な質問を受けて「確かに。。」と思ったことがありました。この内容は早めにお伝えした方が良いと考えましたので、今回記事に書くことにしました。

ということで今回は、2次試験に合格するために必要な「読む」と「書く」のうち、「書く」に関する内容が中心の投稿です。

今回は直接いただいた質問に答える内容であるのと9月中にお伝えしたい!という思いからかなり力を入れてしまいもの凄く長文なので、気分転換に少しずつお読みいただく感じでどうぞ!

 

試験冒頭には名を名乗れ!

 

2次試験に必要な「書く」能力

たとえば実務補習などで初めて診断先企業の社長を訪問する際はやはり下記を意識します。

①冒頭でご挨拶しながら名乗る(大げさですが笑、当然ですね)
②「社長の思い(与件文と設問文)」に耳を傾ける
③社長の事前説明(与件文)から因果の因(診断・提案要素)を拾う
④診断や提案は上記③の「因」を組み入れて伝わりやすく説明する
⑤解答フレームを使って説得力向上、検討時間短縮、分析・提案の質の安定を図る
⑥社長の相談内容(設問文)の制約条件と意図(題意)は外さない
予定時間(今回の訪問は80分間)を厳守する
⑧社長への診断報告・助言は正確に伝わるよう配慮する

 

上で「やはり意識する」と書いた理由は、それが「私たちが2次試験対策として叩き込まれた思考法だから」です。

中小企業診断士試験は皆様が経済産業大臣認定のコンサルタントたりえる適正と資質を有しているかをはかるための試験ですが、上記の①~⑧を実行する力があるかを問われます。また、診断士仲間と組んで診断・提案を検討する際もこの「共通の思考法」があるためコミュニケーションが円滑となります。

その2次試験。形式は「筆記試験」ですので次のように姿を変えます。

①受験番号の記入
②前回の記事をご覧下さい(組織・人事事例は社長の思いに従え
③~⑥は解答骨子の作成
⑦解答プロセスの策定とプロセスごとの時間管理
⑧キーワードを詰め込み過ぎて文章として破綻しないよう気を付ける

⑨配点と難易度に合わせた対応

 

上記②は「読む作業」ですが、②以外の①~⑧は「書く作業」です。
付け足した⑨は筆記試験対策として当然無視できない点ですね。

今回の記事では①③④⑤⑥⑦⑧、そして⑨について書きます。

まずは試験に合格して「将来の活躍の舞台」に躍り出ることが目的です。

今回の記事が初学者にとって経験の差を一気に埋めて一発逆転の階段を駆け上がるために、経験者にとっては痛恨のミスを防ぎ差を維持したまま合格を手にするために、少しでも役に立つ記事なればいいなと願います。

 

「受験番号は試験開始前に書かないの?」

という質問を受けました。聞くと「なるほど」と思いました。
今年は1次試験の合格者が多いので今もそうした疑問を抱えている方も多いのかもしれません。

1次試験は、試験管が開始前に「それでは解答用紙を表にして下さい」と告げて受験番号と名前をマークさせ、正しくマークしたかを確認するよう促し、再び解答用紙を裏にして試験開始を待ちます。

これに対し、2次試験は「試験開始まで問題用紙と解答用紙には触れないで下さい」と言われて試験開始を待ちます。いくら問題・解答用紙に目を凝らしてもせいぜい解答用紙のマス目の分量を量れる程度。
ちなみに令和元年の事例Ⅱ 第1問の解答欄は「ん?文字数少な目の解答欄が4つ。去年の第1問は3CだったけどさてはSWOT・・・?」という想像ができましたが、通常は「うわ、140字の枠があるじゃん涙」が分かる程度です。

そして「試験を開始して下さい」の掛け声に合わせて受験生が一斉に紙をめくり、受験番号を記入します。
つまり「受験番号記入は80分間の中で行う」ということです。
普段、自宅やカフェや図書館にて80分間を測って事例問題を解く際もぜひ「まずは受験番号を記入する」というプロセスを省略しないで下さい。

なお解答用紙に書くのは受験番号だけです。終わったあとに「あれ?氏名書いたっけ?」という人がいますが、全員受験番号しか書いていません。

ちなみに試験開始前に、試験官は注意事項説明の中で「試験開始後に受験番号を記入して下さい」と言います。また終了5分前の掛け声の時にも、確か「終了5分前です。これからは退出できません。もう一度受験番号を確認して下さい。」と告げてくれたと思います。

その上で「書いていない」のですから、どの試験官も受験番号未記入のミスには周りが引くほど冷徹です。

受験生「すみません、ごめんなさい!書かせて下さい!」
試験官「絶対にダメです、説明したでしょ!認めると不公平になるから!」

よく聞く話ですが実際に見たことがあります。

・・・というお話をオンライン合宿でしたとき、質問者は「なぜ必ず最初に受験番号を書け!と言われるのかやっと理解した」と仰っていました。

80分必死に解いてしっかり書けたのに、他の科目は平均60点を超えたのに、受験番号の記入漏れはD判定。一発退場です。これは絶対に避けたい筈です。

私は終了5分前のアナウンス時に受験番号をチェックすることをルーティン化していました。どんな作業中であっても手を止めてチェックするというルールです。

 

正解のないマイ・ベスト・骨子

 

道場は「解答骨子推し」だけどマストなの?

解答の骨子、コッシ、kosshiです。解答の骨組み、なんて言われます。
骨子を作成する目的は、「解答用紙に書く前の情報整理」と「作文の設計」です。

注意すべき点は冒頭に書いた下記です。

③社長の事前説明(与件文)から因果の因(診断・提案要素)を拾う
④診断や提案は上記③の「因」を組み入れて伝わりやすく説明する
⑤解答フレームを使って説得力向上、検討時間短縮、分析・提案の質の安定を図る
⑥社長の相談内容(設問文)の制約条件と意図(題意)は外さない

上記⑤の「解答フレーム」は「ターゲット+4P」や「誰に、何を、どのように、+効果」などです。

さてこの骨子、私は「下書き」レベルの文字数で書くタイプでしたが、11代目メンバーでも骨子を作るか作らないかも含めて色々なタイプに分かれるようです。

 

①骨子を書く派
その1) 設問文の下の狭い余白に小さい文字で書く。(私がコレ)
その2) 問題用紙を活用して「白紙のメモ用紙」を作り広々と書く。

②与件文周りへのメモで済ませる派
与件文内の解答で使う箇所にマーカーで下線を引き、付加する文言を与件文の左右の余白にメモ。あとは答案書きながら考える。

③骨子を作らない派
先に設問文を読んで問われている内容を把握し、次に与件文を読みながら一番最初にどの設問を解くのか?とその設問の骨子を考える。そして1問目の解答を記入しながら次の設問の骨子を頭の中で考える。

 

すべて11代目メンバーが実行した手順です。あなたは上記のどれに当てはまりますか?いや、どれにも当てはまらない独自の手順を確立されているかもしれません。

ご自身にとって「最も満足のいく解答を書くための段取りとして、再現性が高い手法」であれば、骨子を書いても書かなくても、どんな在り方であっても問題ないと思います。

 

《 超重要:読むと書く 》

骨子作成は「書く」作業です。本番の限られた時間の中で書く方に時間を使いすぎると「与件文や設問文を読み込む」ための時間を削ることになります。

CKが3日前の記事の最後に「与件文しっかり読んで大まかな流れが掴めていればミスをしても及第点取れそう」と書いていましたが、実際にCKは骨子作成にかける時間を減らすため上記「②与件文周りへのメモで済ませる」という意志決定をしました。

私のように「文章を読む速度が遅いが解答の下書きはある程度しっかり作りたい」というタイプは、この「読む」と「書く」のバランスをよくご検討されることをお勧めします。

★令和元年の私は設問文を読む時間を削りすぎて危険な事故をいくつも起こしました。

 

以上を踏まえた上で、とはいえ「①骨子を書く派」が多数派かと思いますので、もう少し掘り下げたいと思います。

 

じゃあ、どこに骨子を書くのか

与件文を読む前に設問文(問題文)を読むことを「設問解釈」「設問分析」などと言います。
設問解釈で行うことは、大きく分けて3つあります。

《 設問解釈→骨子作成の流れ 》

※①②が設問解釈、与件文を読んで③で骨子完成

①解答の「型」を検討する
②設問解釈時に設問文だけから題意を推定し「キーワード」をメモ書き
③与件文中にある解答要素をコピペしつつ解答の下書き(骨子)を作成

 

上記①の「型」と、上記②の「設問文だけから推測するキーワード」について、令和元年 事例Ⅰを用いたサンプルを用意しました。以下の通りです(クリックすると画面が拡大します)。

見ての通り「型」は原則として設問文のオウム返しです。

「設問文だけから推測するキーワード」は、与件文を読む前なので「関連するかもしれない1次知識の列挙」でしかありません。ただこれをやっておくと、もし与件文を読んだときに「同じ文言」を見つけられたら「その文章かその周辺」が解答に直結する「因果の”因”」となる可能性が高いというメリットがあります。

 

さて、設問解釈した結果のメモや解答骨子は、皆さんどこに書いているのでしょうか?

 

設問文の下に書く派

私は事例Ⅰ~Ⅲに関しては各設問文の下の余白に全て書き込みました。

メリットは、すぐ上に設問文があるため設問文から離れるリスクが減ること。
デメリットは、①スペースが狭い、②与件文が何ページもあるときは「設問文下に骨子を作りながら与件文と行ったり来たりするために常にページをペラペラめくるのが大変なこと。

※ただし、特定の条件の時にこのデメリットをクリアできます。私は令和元年の事例Ⅱでこれができました。その条件は何か?次の「切り離す派」の【例外】をご覧下さい。

 

<メモ書きの色の意味>
オレンジ・・・社長の思い(前回記事

青文字・・・キーワード(設問文から推測)
赤文字・・・骨子を作るための「解答の型」

 

《令和元年 事例Ⅰ 設問ページ》

 

この余白、本当に狭いので自主学習する際の問題用紙はぜひ本試験の問題用紙と同じ「B5サイズ」で印刷して”慣れる”ことを強くお勧めします(オンライン合宿で3chも熱弁していましたね)。

 

白紙を問題用紙から切り離す派

2つやり方があります。

【白紙メモ派①】
表紙&背表紙だけを逆さ折りにしてビッと引っ張ると表紙と背表紙が取れて裏面(白紙)をメモ用紙にできる

【白紙メモ派②】
設問ページの次のページ以降に白紙ページがあるためアルミ定規でビリビリ破って切り離す

こうして用意した白紙を問題用紙の右に置けば問題用紙をペラペラめくりながら白紙にメモ書きできます。

設問が5つなら大体5等分の位置に「1問」「2問」「3-1問」「3-2問」「4問」と見出し的に書き込みスペースを分割します。

このやり方のメリットは、与件文から解答要素を抜き出しやすい(左右で一望できるから)、ページをペラペラと行ったり来たりしなくて済むこと。

デメリットは、うまく破れないとちょっとブルーになる、抜き出す箇所を間違えると設問が入れ替わるリスクがあること。


【例外】設問文下の余白メモ派だけど破るケース

設問文の裏が白紙の時は切り離しても混乱を招くことはありません。
その時は私もアルミ定規で切り離しました。
設問文を横に置いたまま与件文をペラペラめくれます(万能)。

 

結構色々ありますね。補足します。

実は私も「ペラペラめくるのが非効率じゃないか」と思い白紙を切り離す方式を試したことがありますが、白紙の「第2問」のスペースに第3問の型を、「第3問」のスペースに第2問の型を記入してしまう大事故。そのまま解答要素の抜出し→骨子作成→解答記入まで行ってしまった結果、大きな減点を食らったことがありました。

白紙に設問文を書き写す暇まではありませんから、記入場所がズレてしまっていることに気付きませんでした。予備校の答練だったからまだいいのですが、本番でこれは笑えません。

このように私にとっては切り離し方式はミスのリスクが高く感じたため、設問文の下に骨子を作る方式に戻しました。それ以降は一途を貫きます。

どの方式が良いか?は完全に「個人の好み」になります。残り約1カ月と10日ですからそろそろどちらでいくか決めたいですね!

なお、私は事例Ⅳに限っては「破ってメモ用紙を作る派」でした。
理由は計算用紙を作りしっかり書くことでミスを防ぐため。
詳細はコチラ→事例Ⅳの特徴と第2問&第3問のミス対策で+20点上積みする方法

 

全設問に骨子作成が必要か?

11代目も何人かが書いている「解答プロセス」と「プロセスごとの時間配分」は検討されましたか?

解答プロセスを”分単位”で計画すると、当日の進捗管理に役立ちます。
人の「計画」を完全にコピーしようとしてもできないことが多い(私も9代目きゃっしいの計画を試したものの時間的に全く足らず、結構な部分を断念しました)ため、色んなプロセスを集めてカスタマイズするなどで、ぜひご自身に最適な計画を立案しておくことをお勧めします。

ここで仮に「開始後40分経ったら解答を記入し始める」というプランにした場合、例えばこう計画したとします。

【~開始後5分】
・・・受験番号記入、第1段落と最終段落を読む、段落No.記入

【~開始後10分】
・・・設問解釈(5分間)

【~開始後20分】
・・・与件文を読む(10分間)※ざっと読み+解答要素チェック読み

【~開始後40分】
・・・骨子作成(20分間)※5問なら1問あたり4分間

この場合、骨子作成は各設問ごとに4分間ずつしかありません。与件文と設問文の行き来の回数を極力減らす訓練をしたとしても、たった4分です。どれか1問でもつまづいてしまうと4分なんてあっという間に過ぎてしまいます。特に配点の低い設問でつまづいてしまうと大切な高配点設問の骨子を作る時間を食ってしまう可能性があります。

ではどうするか?時間管理の視点から、次の整理をしてみませんか?

 

骨子を作る設問と作らない設問

■骨子が無くても解けそうな問題①
→40字とか70字など解答要素が少なそうな問題

■骨子が無くても解けそうな問題②
→SWOTや「成功した要因」など与件文から抜き出す系

■骨子が無いと解答記入が大変そうな問題①
→120字や140字など解答要素が多そうな問題

■骨子が無いと解答記入が大変そうな問題②
→与件文から根拠を見出すときに失敗しそうな問題
【その1】助言問題(どうすべきか診断士として助言せよ)
【その2】時制がややこしそうな問題(2代目?3代目の時?)

 

特に80分で解けずに困っている方にお勧めです。逆に「タイムマネジメントに困っていない方」はこんな整理は不要ですので、今までのやり方を継続して下さい。

私はよく答練で「配点15点の第1問 SWOT問題(100文字以内)」の骨子作成に10分以上も時間をかけてしまい、残りの設問の骨子が作れずに、どうやったらなるべく多くの設問で骨子が作れるかに悩みました。
その結果、何が何でも骨子を作ろうとしなくても良いのではないか、と考えました。

上記はあくまで一例ですが、これに限らず、皆様もご自身の課題に対してどうやったら実現できるか?を考え、それを実行可能なレベルの施策に落とし込むことをお勧めします。2次試験対策はずーっとこれの繰り返しです。

特に「設問によって骨子を作るor作らない」のように意思決定を伴う判断は事前に済ませておき、訓練を積んでおくと本番で間違いが起こりにくくなります。

 

配点コスパと時間管理

 

ここで言う「コスパ」とは

「コスパ」という言葉のイメージが強すぎなので先に申し上げたいですが、全ての設問に全力で臨んで下さい。

ラクして合格できる試験でないのは2次試験を3回受けた自分が一番知っています。ラクしたいのならこの試験には手を出さないのが正解です。

ここで言う「コスパ」は費用対効果が悪い問題に過分に時間を使い過ぎて、勝負の分かれ目となる問題」に割くべき時間までを消費してはならないという意味で使っています。

やっぱコスパ良くラクして合格したいよね!ではないのでご注意下さい。

 

無視すべきでない「配点」

各設問には「配点」が併記されています。
この「配点」。問題を解く際に注目したことはありますか?

当試験は「足切り科目なしで240点以上を取れたら合格」ですから「配点が高い設問で点を稼ぎたい」のは当然です。いや、この試験の特性上、正確には「配点が高くて皆ができた問題を自分が落とすことは絶対に避けたい」と言うべきでしょう。

したがって私は配点に気を配るようにしていました。

では実際に令和元年の事例問題をサンプルに配点を見てみたいと思います。

 

この表は令和元年の事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの各設問における情報をまとめたものです。

題 意 ・・・設問で問われたこと
文字数 ・・・設問が指定する解答文字数
配 点 ・・・設問毎の配点
配点/1字・・・1文字当たりの配点
文字コスパ・・・0.2点が「並」、0.2点超が「高」、0.2点未満が「低」
結果コスパ・・・文字コスパに設問毎の難易度を加味した主観的な「結果論」

 

結果コスパは、試験終了まで判明しないので完全に結果論です。では何故併記したのか。

ここでは「文字コスパ」だけで設問の優先度を判断することが正しいわけではなく、仮に文字コスパが高いとしても難し過ぎる問題に時間を多く割きすぎてしまうと結果コスパが悪くなり危険だ、ということをお伝えしたくて「結果コスパ」も並べて表示しました。

骨子作成を設問ごとに4分間ずつ割り振ったとします。
次のように考えてみると、結果コスパの罠にはまらずに済むのではないでしょうか。

①文字コスパが高く解きやすい問題は4分+1分までOKとして6割越えを狙う
②文字コスパが高いが難しい問題は、4分経ったら諦めて後回し
③文字コスパが低い問題は、難易度によらず4分で打ち切り後回し

 

実際には解いている最中に設問ごとの骨子作成時間を計測することは難しいと思います。時間は振り分けるリソース量の感覚的な目安とお考え下さい。

また開始後40分の時点で全設問の骨子が完成していないことはあり得ることです。というかよくあります笑。
したがって完全に骨子ができてないと受かりませんよ、などと言うつもりは皆無です。
むしろ、骨子ができていない設問でも最終的に解答用紙を埋めきる気構えと経験は絶対に必要です。

ただし、骨子を作ることができた方が解答記入時にラクなことは間違いありません。
理由は、①解答の骨組みがあるのでイチから文章を考えずに済む、②イチから文章を考える場合に比べて消しゴムを使う頻度が圧倒的に少なくて済む、③書きながら要素の抜けモレを点検できる、④書きながら「より読みやすい日本語」にブラッシュアップできる、からです。

だからなるべくなら骨子を作れた方が良い。

ただし、繰り返しますが「配点が低い設問に貴重な時間を過分に振り分けることは絶対に避けるべき」と考えます。「配点15点の第1問 SWOT問題(100文字以内)」の骨子作成で10分、15分を使ってしまうと、他の文字コスパが高い設問に振り分けられる時間が1、2分に減ってしまいます。骨子を作ることでより高い得点につながる設問にこそ貴重な時間を振り分けるべきではないでしょうか。

「なんでもコスパで判断する風潮は好かん!」という意見はある意味共感しますが、投資効率が悪い設備に過剰に投資すると会社が傾くように、タイムマネジメントは時間の費用対効果という判断基準が不可欠です。

 

■逆ザヤ沼問題(点数と労力が見合わないのに深追いしてズルズルとハマってしまう問題)
・そもそも配点が低い問題
・解答文字数が多くて、配点と労力が見合わない問題
・ヒントが分かりにくいなど難しくて、配点と労力が見合わない問題
沼にハマる人のイラスト(男性)

1次試験でも同様のことを言いましたが、2次試験も逆ザヤ沼問題にズルズルとハマってしまわないようにくれぐれもご注意下さい。

 

各事例の設問構成と配点

最後に事例Ⅳを除く各事例の設問構成と文字コスパを3年間ずつ振り返ってみたいと思います。

 

事例Ⅰ:組織と人事の事例

平成26年から令和元年までの6年間、ずっと5問×20点の構成です。
文字数も平成29年度の第5問を除いてすべて100字以内。
もしこの傾向が続くようであれば、設問ごとの文字コスパに差がないことになるため、難易度の違いが気になります。

事例Ⅰは他の事例に比べて「戦略レイヤーの要因分析問題」の割合が大きいです。
前回記事に書いた通り「組織・人事レイヤーの設問は企業戦略に従う」ため、過去における戦略レイヤーの要因分析を前半の設問で考えさせ、後半の設問で「組織構造問題」「人的資源管理問題」を問う形式であることが多いです。

また私の主観による分類では、第1問で「根拠探しに苦しむ設問(与件文にヒントが見つからない問題)」が来ることが多いようです。したがって気をつけないと、特に事例Ⅰは第1問の骨子作成で逆ザヤ沼問題にハマる可能性が高い。

そして第1問で出題されることが多い「最大の要因」。これも骨子を作らないと上手くまとまりづらく、手間のかかる問題です。

第2問以降では、「市場開拓の成功の背景にある要因」や「リスクの可能性」など、一見して「ん?」となる問題が出題されます。「成功の背景は?」でも「成功の要因は?」でもなく「成功の背景にある要因は?」なので、成功した理由ではなく「背景の要因」が問われています。こうした題意が複雑な場合も骨子を作りながら整理しないと対応が難しいと思います。

題意が複雑な時は、試験終了前に設問文と解答を読み返す中で「あ!誤解していた!」と気づき、慌てて消しゴムで1行か2行消して書き直すトラブルが起こりがちです。

以上の逆ザヤ沼問題にハマらないようご注意下さい。

 

事例Ⅱ:マーケティングと流通の事例

事例Ⅱはご覧の通り文字コスパが高めです。
総文字数も3事例中で最も少なく、設問数も毎年4問です。

事例Ⅱは「抜き出し問題」は結果コスパが高く「ヒント多すぎ問題」が逆ザヤ沼問題化する可能性が高い傾向です。

ただし例年「抜き出し問題」である第1問は例外です。
第1問は「戦略レイヤー(特に競争戦略レイヤー)/要因分析」問題であることが多いのですが、解答文字数が150字を超えて文字コスパが低いことが多いため、第1問の骨子作成に時間をかけ過ぎてしまうと非常に危険です。

第1問の時間かけ過ぎに気をつけろ!は事例Ⅰと事例Ⅱの共通点ですね。

第2問以降のレイヤーは「ターゲット+4P(製品・販促・販路・価格)」から頻度的には「販促>製品>販路>>>ごく稀に価格」が出題されます。

与件文には数多くの「解答要素になりそうな文言」がばら撒かれているので、設問文の題意に合わせて与件文から正しく過不足なく引っ張ってくることが重要です。

また事例Ⅱは設問の数が少ないため文字コスパだけ見ると青色セルの割合が多くて一見ウハウハですが、とんでもありません。設問の数が少なく1問当たりの配点が高いということは、うっかり題意を読み違えた時のマイナス・インパクトが大きく大事故に繋がりやすいということです。

さらに事例Ⅱは「店内の接客での提案」や「夜の活気を取り込んだ」「中小建設業と連携」のように制約付きの設問が多いです。制約を外せば「うっかり題意を読み違えた解答」と見なされ、配点の高い設問で他の受験生が点を得る中自分だけ点を失うことになりかねません。事例Ⅱでは特に制約に敏感になって下さい。

ちなみにターゲットを特定して施策を考えさせる問題が多いのですが、ターゲットが単一か複数か、10代&40代か、40代&50代かで「唯一絶対の正解を当てないと0点」とはならないようです。
とはいえ、ターゲット1つが最適な問題で複数ターゲットを書いてしまい、間違ったターゲットに対する余計な施策に結構な文字数を使ってしまうと失点が大きくなるので注意が必要です。
ターゲットを複数にするときは、施策や理由のバランスを半々にするのか、与件文により確かな根拠が書かれている方を多めに書くのかなど、事故リスクを下げる方策を検討して下さい。

最後になりますが、過去問は5年分を何周も解くと決めていらっしゃる方、いらっしゃると思います。
そのこと自体に問題はないのですが、その場合はとあるリスクに気付かない可能性があるためご注意下さい。

R1~H27の過去問では体験できない出題形式

H26年:PPM問題とデシル分析問題
第1問 PPMのフレーム分析を活用した戦略レイヤー/要因分析問題
第3問 デシル分析結果に基づく重要顧客の特定や今後の戦略

H25年:販売実績データ分析
第3問 イベント開催とPOP掲出が販売実績に与えた影響

どれも計算を要する設問や特徴的な図表問題ですが、2年連続出題された出題実績がある以上、今後も出ないとは限りません。

事例Ⅱは計算機を机に置いて受けなければならないこと、御承知おき下さい。

 

 

事例Ⅲ:生産の事例

事例Ⅲは相対的に文字コスパが悪いです。っていうか真っ赤ですね。

その中でも第1問だけは直近3年間において例年文字コスパが高めです。80文字のR1年、H30年は配点20点が与えられ、文字数が140文字のH29年は配点が30点と、比較的に文字数と配点が連動する傾向にあるためです。

それ以前は以下の通り。H27年から今の傾向に変わったようです。

H28年 80字、配点20点
→カット野菜業界における強み40字と弱み40字
H27年 80字、配点20点
→自動車部品業界参入時の強み40字と弱み40字
H26年 60字、配点10点
H27年 60字、配点10点

一方で、全設問を合わせた文字コスパは1文字0.18点と3事例中で最も低いです。
解答文字数も直近3年間の平均が560文字。事例Ⅰは517文字。事例Ⅱは463文字ですので、圧倒的に書かせる文字数が多く、試験全体の勝敗のカギを握る事例Ⅳの前に気力体力を削る大きな壁として立ちはだかります。

第1問の文字コスパが高いのに全体で見ると低い。つまり第2問以降の文字数が圧倒的に多いことを意味します。しかも「配点の割りに」です。実際に見てみると、第2問以降はどの設問も120字、140字で問われます。

またこの事例Ⅲ、上の画像の「題意」の列をご覧いただけるとお分かりになる通り、「効果とリスク」や「問題点と改善点」「課題と対応策」と、切り口を2つ書かせる形式の設問が多く出題される点が特徴になります。

例えば「C社が生産性を向上させるための問題点と改善点を120字以内で答えよ」と出題されたとします。本当に事例Ⅲでよく見る形式の設問ですね。

これに対しては、

問題点は、①~(20字)、②~(20字)であること。改善点は、①~して標準化、マニュアル化した上で計画的なOJTを実施(30字)、②~して内段取りの外段取り化や生産ロットサイズの適正化を図り(30字)、納期遵守と品質改善を実現する(締めに「効果」を20字書く)

みたいなバランスで書くと、問題点で2要素、改善点で2要素、+効果という構成で120字や140字は平気で埋まります。

事例Ⅲは「切り口2」つで問われることが多い、これはよく覚えておいて下さい。私が令和元年の第2問の「効果とリスク」に対してリスクしか書かなかった(大事故)みたいなミスは、絶対に避けたいです。

 

最後に、事例Ⅰは過去を問う設問が多く事例Ⅲは未来を問う設問が多いです。

繰り返しますが、事例Ⅰは

・過去における戦略レイヤーの要因分析を前半の設問で考えさせる
・後半の設問で「組織構造問題」「人的資源管理問題」を問う形式にする

これにより「A社の現在の戦略を理解した上で戦略に最適な組織構造と人的資源管理を考えさせる(組織は戦略に従う)」という構成です。

これに対し、事例Ⅲは令和元年に出題の幅が広がりました。

【これまでの事例Ⅲ】

★与件文に「問題点」を多数記述した上で、

・第1問で強みを認識(平成29年度は変化球の年でした)
・第2、3問で与件文中の問題点を解決させる
・最終問題で強みを活かして「社長の思い」を実現するための未来戦略を書かせる

 

という構成だったのに対し

【令和元年の事例Ⅲ】

★与件文に既存と新規の生産概要と今後のビジョンを記述した上で

・第1問で強みを認識
・第2、3問で既存と新規生産を両立させ事業拡大するための具体策を検討
・最終問題で強みを活かして「社長の思い」を実現するための未来戦略を書かせる

 

というパターンが登場して、言葉は悪いですがワン・パターンでなくなった印象です。もしかしたら今後もパターンを増やしてくるのかもしれませんが、令和2年度は逆に従来のパターンに戻る可能性もあります。

一方では、上の図の「解き易さ」の列に書いた「在り方?」「JIT知識必要」「図解、図解」「切り分け難、切り分け難」と受験生を悩ませる与件の登場は今後も続くと思われます。

いずれにしても「社長が何をしたいのか?どうありたいのか?」を事例Ⅲにおいても第一に考え、必ずヒントは与件文中にあるのでそれを探し出し、正しくお使いいただき骨子と解答を作成していただけたらと思います。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

 

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?
✅ 対策を手順化して身に着けたら当日実行するのみ!

 

また長文となってしまい、すみませんでした。
いよいよ、猛暑withマスクの季節が終わりそうです。
涼しい日も増えてきましたが季節の変わり目は体調を壊しやすいので無理して自分を追い込みすぎないようご注意下さい。

べりーでした。


☆☆☆☆☆☆☆

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【特集】
受験の女王ティアラ × 一発合格道場コラボ
2次試験直前!
プラス20点を実現する最終チェックリスト


雑誌「企業診断 10月号(9月28日発売)」に受験の女王ティアラことTACの津田まどか講師と当サイト「一発合格道場 11代目(2020年度のいつものメンバー)」によるコラボ記事が掲載されることになりました。
4科目それぞれでプラス5点=計プラス20点を実現するための事例Ⅰ~Ⅳの最終チェックリストと銘打って、発売時期にピッタリな実用的コンテンツを雑誌記事にて公開します。
本試験1カ月前という超直前期の入り口に立った時、「来た道の点検」と「進む道の確認」に、よろしければ活用し倒して下さい!


皆さまこんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

「土曜だから夜更かし」「道場オンライン合宿2020」のイベントにご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

私は両イベントに参加しましたが、皆さまの2次試験に対する不安や悩み、そして合格への熱い想いにも触れることができ、大変刺激を頂きました。

今日から数えて46日後には2次試験がやってきますが、自分だけのチカラで乗り切ろうとしなくても大丈夫です。当道場の記事や受験生支援団体の勉強会などガンガン活用して情報収集し、最後まで頑張りましょう。

さて、本日は、事例Ⅲについてお話したいと思います。

今回の記事をおススメしたい方

・与件文の読み取りに時間がかかる・・・

・設問と与件文の対応付けに時間がかかる・・・

など事例Ⅲが80分で終わらないと悩まれている方

事例Ⅲについては、すでに11代目メンバーから多くの記事が紹介されていますが、私からは少し違った視点でご紹介できればと思います。

なお、オンライン合宿では、「自分では思いつかない与件文の読み方や細かいテクニック」等についてご質問がございました。

今回の記事で何か少しでも参考になる点があれば幸いです。それでは本日も宜しくお願いします。(長文ですのでお時間があるときにどうぞ。)

はじめに


私は、H27、H28、R1と2次試験を3回受験しています。中小企業診断協会の得点開示結果では、事例Ⅲは3回共に70点前後の得点が取れていました。

ふぞろい採点サービスの結果もあわせて下図にご紹介します。ふぞろい採点サービスの精度がすごい。

とはいえ、他の事例は毎年50点前後と低空飛行でした。私の記事は今まで失敗談ばかりですが、唯一とも言える成功談が事例Ⅲなんです。

そこで、成功談についても何か記事にできればと思いまして、事例IIIが得意だった理由を振り返りました。

分析したところ、主に以下の4つの対策を繰り返し行ったことによる反復効果が大きかったと思いますので、今回と次回にかけて具体的にご紹介していきます。

対策① 基本的なC社像を想定して与件文を読んでいた。

効果 着眼点を持って与件を読むことで根拠が見つけやすかった。

対策② 設問要求の切り口を明確にしていた。

効果与件根拠と設問の対応付けのコツを掴むことができた。

~今回の記事は上記までの内容です~


対策③ 設問内や設問間の関連性を強く意識した。

効果因果関係で説得力のある解答が書けた。

対策④ 分析や改善のキーワードをあらかじめ準備していた。

効果多面的で且つ端的に伝わりやすい解答が書けた。

事例Ⅲは、事例Ⅳの次に反復学習の効果が大きく得点が安定する事例だと感じます。

今回は、上記の対策①②について、短い時間の中で効率良く与件文を読むコツをご紹介します。

(対策③④は伝わりやすい解答のコツについて、次回の記事でご紹介します。)

事例Ⅲの世界観については、以下のかーなの記事もオススメです!

【実録】リアル事例Ⅲ&運営管理の世界~前編~(by かーな)

【実録】リアル事例Ⅲ&運営管理の世界~後編~(by かーな)

基本的なC社像を想定する


皆さまは、SWOT分析する際、内部外部という視点で読むものの与件文の根拠を探すのに時間がかかるなぁ・・と感じていませんか。

他事例もですが、事例Ⅲでは特に、過去から現在、そして今後の成長戦略までにおける基本的なストーリーを過去問を分析してイメージしておくことが重要と思います。

理由は、C社を取り巻く外部環境との関係性やC社の内部環境の特徴について、毎回同様のパターンで出題されるためです。

例えば、昨年の事例Ⅲは過去と比べ、与件文に問題点の記述が少なかったため、出題傾向が変わったという話を聞きます。確かにそう思いますが、私は実際に解いていて、問題点の記述が少ないことによって難易度が上がったとは感じませんでした。

なぜなら、問題点が明確に書かれていなくても、基本的なストーリーやC社像を具体的にイメージし着眼点を持って与件文を読むことで、あるべき姿と現状の差を短時間で発見し、問題点の根拠に気付くことができたためだと思います。

よって、今年の事例Ⅲも与件文中に問題点が明確に記載されないことが想定できますので、過去問の分析を通じてC社像を明確にイメージしておくことをおススメします。

C社社長像を描く

では、ここから具体的に見ていきます。

先ずは、事例Ⅲの特徴や全体のストーリーを分かりやすくするために、「C社社長像」としてイメージ化します。

以下に、社長の人となり・悩みごとと仮定してご紹介します。

【人となり】

社長はいつも主要取引先からむちゃぶりを受けますが、それに謙虚に応えようとします。一方で、社長は収益改善のため、主要取引先への依存脱却を目指し、虎視眈々と新規開拓を図るというストーリーが基本です。

【悩みごと】

C社は技術力には自信があります。そもそもC社は中小企業なので技術力に競争優位性がないと問題として成り立たないんですね。一方で、生産管理は工程ごとにバラツキがあるなど成り行き任せの体制であったり、生産現場はベテラン社員の個人能力に依存するなど生産効率が低い状態です。そのような問題を踏まえ、今後は全体最適していこうというストーリーが基本です。また、部門内の人員不足、部門間の情報共有不足ということも鉄板のストーリーです。

事例Ⅲの特徴については、Tomatsuの記事もオススメです!

事例毎の特徴・お作法を知る~事例③編~(by Tomatsu)

部門の特徴と取引先との関係に着眼する

次に、C社を取り巻く外部環境とC社内部の特徴を見ていきます。

私は与件文を読む際に、「部門の特徴と取引先の関係」に着眼していました。

内部環境面で、C社は受注生産であることや一貫生産体制に優位性があることが多いため、営業から設計開発、製造の部門があることが基本です。上図の〇が無い部門や人員が不足している場合は、今後の成長戦略に不適合になる可能性があるので強化が必要と想定できます。

また、外部環境面で、C社は主要取引先に依存していることが多いです。そして今後は収益改善を図るため、新たな取引先あるいは協力会社を事業機会として販路開拓していくというストーリーが基本的です。

一方で、事例Ⅲの最近の問題では競合先の情報はほとんど出てきません。昔の問題では大手企業の競合先が登場し、大手は低価格な一般品を大量生産するのに対し、C社は特注品を受注生産するといったストーリーでした。

ただ、与件文に競合との対比が描かれていなくても、C社の差別化戦略(高付加価値化)の方向性は少し意識しておきたいですね。

【部門の特徴】

第1問では、よく強み、弱みが問われますが、部門を切り口として与件文を読みにいくとスムーズです。

なぜなら、基本的な部門の特徴を把握しておくことで、「今回もまた同じだ」、「今回はここが違うな」といった着眼点を持つことができるためです。

上図の内容はあくまで参考ですが、基本的な強み・弱みはあらかじめ想定しておくことをおススメします。

【取引先(協業先)との関係】

毎回のように主要取引先と新規取引先が登場します。機会や脅威は、この取引先との関係を切り口に与件文を読みにいってました。

基本的な機会・脅威もよろしければ参考にしてみて下さい。

C社像のまとめ

C社社長の想い、社内部門の特徴、取引先との関係の3つの視点で、基本となるC社像を把握するということをお話してきました。

最後に留意すべき点について補足します。

よく事例Ⅲの対策として「当たり前のようにできていないことを、当たり前のようにやることを助言するだけです」と言われます。

しかし、当たり前の状態というのは一般的な製造業のことではなく、あくまで事例ⅢのC社のことです。

また、ここまで過去のC社像の話をしてきましたが、出題者の意図に沿う問題点を指摘し、改善策を助言するためには、過去のC社のことではなく、今年のC社のことであることは絶対です。

ですが、時間が短い中で効率的に与件文を分析するためには、基本となるC社像を過去問を通じて把握しておき、内外の切り口や例年と同じ点、違う点といった着眼点を持つことも重要と思います。

よって、過去のC社像と今年のC社を対比させるように与件文を読むことをおススメします。

※事例Ⅲの着眼点は「中小企業の評価マニュアル」も参考にしました。(参照元:中小企業診断協会


古い資料ですが、中小企業における問題の着眼点や改善のキーワードの参考になりましたので、お時間がある際にでも一読することをおススメします。

設問要求の切り口を明確にする


ここからは、設問と与件の対応付けの話です。

事例Ⅲは他事例より設問の字数が相対的に多く、解答作成に時間がかかるため、80分間の解答プロセスの中で、与件文を隅から隅まで読み込む時間は少ないです。ポイントをしっかりチェックしていきましょう。

事例Ⅲは設問も毎年同じような構成で出題されます。

先にご紹介したTomatsuの記事にも詳しくありますが、具体的には、第1問でSWOT分析が問われ、2問目から4問目ではオペレーションの問題である生産管理と生産現場のことが問われ、最後に経営戦略の問題が問われます。

この設問要求(レイアーとも言います)ごとの切り口を明確にして与件を読みにいくことで、設問と与件の対応付けがスムーズになります。

※今回の話は、問題を解く際に、与件文よりも設問文を先に読む解答プロセスを前提としています。

では、令和元年の問題を例に、与件の根拠を一緒にみていきましょう。

令和元年の事例Ⅲの振り返りにはCKの記事がおススメです!

【リアル実況】令和元年度 事例Ⅲ(by CK)

SWOT・戦略問題の根拠

一つ目は、SWOT(環境分析)の問題と経営戦略の問題の根拠です。

「部門と取引先」の切り口から与件の根拠を探します。

【企業概要】

先ずは、企業概要を見ていきます。

緑色は部門赤色は強み青色は弱みや脅威紫色は取引先との関係で色分けしています。

1段落目の最後にC社の部門が書いてありますね。この事例では熱処理・機械加工部が製造部にあたり、あとは設計部、総務部があるという組織です。

この段階で「むむ?」と思いますよね。

そう、基本的なC社像では営業部があるはずなんですが、このC社はないんですね。つまり、営業体制を今後は強化しないといけないのではないか?と想定できます。

2段落目と3段落目で一番インパクトのある箇所はどこでしょうか。2段落目の最後のほうの「このため一般に~」と書き出し以降は、他社より優れているという内容ですから、C社の競争優位性になります。強みが問われたら必ず根拠にしたい部分ですし、最後の戦略問題の解答にも必ず含めたいです。

3段落目は、部門の強みとして機械加工部の記述も根拠にしたいところです。

その後に設計部は現在2名で対応しているという記述がありますね。皆さまはこの「現在2名で担当」という記述をどのように感じますか。

他の部門については人数などの記述がなく、わざわざここだけ2名と強調しているため、C社社長は弱みと感じている可能性が高いと思います。なので、営業部が無いのと同様に、設計体制も今後は強化しないといけないのかな?と想定できます。

【生産の概要】

次は、生産の概要を見ていきます。

この事例では工場が出てきますが、内容としては部門ごとの生産形態や仕事の流し方が書かれています。工場について深く考える前に企業概要と同じように部門に着眼し、SWOTの根拠をチェックしていきます。

5段落最初の「それぞれ独立した」という記述も問題点の根拠に想定できる表現です。この事例では工場間を全体最適しようという方向性かな?と想定できます。

6段落目には熱処理部の作業員について書かれています。技能資格を持つベテラン作業員の品質保持は素直に強みと捉える一方で、その後の個人技能~のくだりは、いつもの「属人化⇒標準化・マニュアル化」の方向性かな?と想定しておきます。

生産管理問題の根拠

二つ目は、生産管理の根拠です。

生産計画は、「日程計画、工程計画、負荷計画」の切り口で与件文から探します。(参考:工程管理の知識)

また生産統制は、「進捗管理、現品管理、余力管理」の切り口で与件文から探していくと根拠を複数に切り分けて使うこともできます。

特に生産計画の根拠は毎回同じような表現で記述されますので、どのような表現で記述されているか過去問で分析しておきましょう。

生産現場(生産性向上)の根拠

三つ目は、生産現場の根拠です。

生産現場は、「人、作業方法、設備、資材」といった4Mの管理手法の切り口で探します。

この事例では、与件文の最後のほうに社長の方針があり、そこには明確に「人・作業方法・設備」の3つの視点で記述されていました。

ここまで、与件文の根拠について一緒に確認してきましたが、最後に難問に出くわした際の対応について補足します。

設問要求の切り口を明確に、とはいっても切り口がよく分からない問題はあります。また、複数の設問で与件文の根拠の箇所が重複するといったケースもあります。(例えば、直近の問題ではH30の第2問と第4問のケースです。まだ解いてない方はチェックしてみてくださいね。)

切り口が分からない問題は、解く順番を最後にするなど優先順位を下げ、どうにかこうにか解答欄を埋めて5割程度を確保する戦略を採りましょう。

このような問題は、あまり時間をかけすぎないことも重要です。

また、与件文の根拠が重複する場合は、それぞれの設問で同じ与件文の根拠を使っても大丈夫です。こっちの設問にこの根拠を使ったからといって、他の設問に無理やり違う根拠を使おうとしてしまうと、最悪の場合は両方ともに外してしまうリスクがあります。

根拠の重複はあまり恐れず、設問の題意に沿った妥当性のある与件文の根拠を使いましょう。

まとめ


今回は、事例Ⅲについて、効率的に与件文を読むコツについてお話しましたがいかがでしたでしょうか。

最後に、本日のまとめです。

✅着眼点を持って与件文を読むことで、根拠を見つけやすくする

基本となるC社像を具体的にイメージしておく。

部門の特徴や取引先との関係などに着眼することで、効率的に与件根拠を見つけることができます。

✅設問要求ごとに切り口を明確にすることで、設問と与件文の対応付けをしやすくする

与件文を隅から隅まで読むのではなく、設問の要求の切り口を明確にした上で、問題点や課題を探しにいきます。

過去問をただ回すのではなく深く分析し、切り口ごとにどのような表現で問題点が記述されているかチェックしておくことで、対応付けに慣れることができます。

事例Ⅲは80分で完答することが他事例と比べ難しいと思います。その中で、効率よく与件の根拠を見つけ設問と対応付ける練習を重ねていきましょう。

今回は以上となります。超長文となり大変失礼致しました

ぴ。でした。


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プラス20点を実現する最終チェックリスト

雑誌「企業診断 10月号(9月28日発売)」に受験の女王ティアラことTACの津田まどか講師と当サイト「一発合格道場 11代目(2020年度のいつものメンバー)」によるコラボ記事が掲載されることになりました。
4科目それぞれでプラス5点=計プラス20点を実現するための事例Ⅰ~Ⅳの最終チェックリストと銘打って、発売時期にピッタリな実用的コンテンツを雑誌記事にて公開します。
本試験1カ月前という超直前期の入り口に立った時、「来た道の点検」と「進む道の確認」に、よろしければ活用し倒して下さい!

 

おはようございます。さとまるです。

早くも9月。2次試験まで1ヶ月半となりました。ご自分の課題を把握し、課題克服のための打ち手は発見できていますか。打ち手が見つかっている方は、そのまま邁進して改善を図っていきましょう!課題の把握がまだの方は、もう少し過去問など事例にあたってみるか、勉強会などに参加して、他人の目を入れた復習をしてみても良いかもしれません。

勉強会の効用はいくつかありますが、自分が実感したのは、以下の2点です。

・成功・失敗を共有できること:自分の失敗に気付き、他者の失敗を追体験できる。
・自分が気づかない癖に気付ける:自分の癖(自分にとって普通にやっていること)が、他者にとって普通で無いことを知ることができる。さらに、あわよくば癖の直し方のアドバイスを受けられる。

まとめれば、一人で勉強するより経験値をアップできる効果があるのかなと思います。周囲には、何年も受からなかった方が、2次試験まで数週間で参加した勉強会での指摘によって解答法を軌道修正した所、すんなり受かった!という例もあり。どうしても課題が見えない、打ち手が見つからないという方、自分の解答を持って、勉強会に参加してみるのも手かもしれません。

さて今日は、自宅で集中して勉強する際のポイントをお届けしたいと思います。今の時期は、ちょうど季節の変わり目で、夏の疲れが出てくる頃。集中したくても台風が気になったり、外出して気分転換しようにもコロナが気になって自宅で。。でも自宅では集中できなくて。。という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私は気分転換を兼ねて、主に自宅や会社周辺のカフェで勉強するのが日課でしたが、夜の勉強はどうしても深夜になるので、自宅で勉強していました。でも、なかなか勉強にとりかかれず、集中が続かず。自宅で集中できる方法を試行錯誤しているうちに受験日を迎えた記憶があります。

また、今回、コロナで在宅勤務が認められたこともあり、自宅で集中して仕事をするのはどうしたら良いか考える機会を得ました。そんなわけで、去年の経験と今年のリサーチから、自宅で集中して勉強する方法を真面目に考えてみたいと思います。

■集中できる環境をつくる

集中を遮る音や、視界に入る情報はみんな遮断してしまいましょう。例えばスマホの着信音。何か連絡がきた!と気づくからスマホを見てしまい、ついでにネットサーフィンに繋がることも。。勉強中は機内モードにして、ネットを遮断するようにしていました。

また、去年1次試験の勉強中に聞いたのが、目の前にモノがバラバラ置いてあると集中しにくいという話。一説によると、置いてあるものを一つ一つ認識するために、脳のリソースが使われてしまうからなのだとか。整理整頓して傍に置いておくか、整理が面倒な時はカバーをかけて見えなくするのもおすすめです。

例えば、ダイニングテーブルで勉強するとき、使用済みの食器が目に入ると洗いたくなるのでシンクに一時待避、子供のおもちゃが目に入ると片付けたくなるのでタオルをかけて視界に入らないようにしていました。

また、大学受験のサイトでお勧めされていたのが、部屋をカーテンで仕切ってその中で勉強する方法です。大学受験なので子供部屋で勉強するのを前提としたアドバイスでしたが、要は視界に余計なものを入れないというのがポイントだと思います。

オンオフ切替えスイッチを作る

これをしたら勉強開始!となるスイッチを作りましょう。カフェで勉強していた時は、席について熱いコーヒーを一口啜る、というのが私にとっての勉強のオンとオフを切り替えるスイッチになっていました。

また、1次試験に受かってからはかなり夫も受験を応援してくれるようになったため(それまでは半信半疑でまあ頑張って、程度だったのですが)子供たちの寝かしつけは夫にお願いしていました。子供たちの「おやすみなさーい」を聞くと、ここからは自分の勉強時間ということが意識でき、やはりスイッチが入っていました。

その他、在宅学習の子供達向けに紹介されていたのが、学校のチャイムを鳴らす方法。実際チャイムを鳴らすと、パブロフの犬的に家でも机に向かってくれるという声が寄せられていました。すでに学校で習慣化されており、意識を向けやすいのかもしれませんね。

逆に、リラックスしすぎるというか、集中が途切れるスイッチというのもあるので要注意です。職場に、一級建築士を始めとする難関資格ホルダーがいるのですが、その方はスーツを脱ぐと一気にリラックスするので、スーツのまま毎日帰宅後3時間資格勉強をしていたそうです。私もメガネやコンタクトを外して視界がぼやけると、時間に関わらず眠気が襲ってくる習性があるので、そこだけは注意していました。

■勉強の終了時刻を決める

勉強を始めるときに、何時まで勉強するか目安を決めておきましょう。辛くて大変な仕事、どうしても終わりそうにない仕事も、終わりが見えているとあともう少し!と頑張れたり、締め切りを守るために集中力がアップしたりするものです。

2次試験の勉強の際、最初の1ヶ月は「納得いくまで解答を書く」という方針で時間をあまり意識せずに事例を解いていましたが、どうやら80分に全く収まりそうにないことに気づき無理をしてでも「本番と同じ80分で解く」という方針にしてから、俄然集中力が高まった記憶があります。

また、特に土日は時間を意識せず、つい勉強をしがちだったため、ある時から昼食や夕食は家族と一緒に食べると決めて、その時間までに勉強が終わるよう学習を進めるようにしました。結局復習などは予定時間をオーバーすることも多かったのですが、勉強の終了時間を決めないより、時間の質は格段にアップしたのではないかと思っています。

そして、一番大事なのが、

■「今やること」を明確化する

いくら環境作り、スイッチ作り、終わりの時間を決めていたとしても、今やることが決まっていなければ、勉強に没頭するのは難しいのではないでしょうか。

冒頭でお話しした、自分の課題と打ち手の話にもつながりますが、
「今やることが明確である」の逆を考えてみると「今やることが不明確(何をすべきかわからない、迷う)」。

その理由として、「自分にあった学習計画が立てられていないから」。

さらに、学習計画が立てられない理由を深掘りすると「自分の課題の打ち手(解決方法)がわからないから」。

さらにさらに、課題の打ち手がわからない理由を深掘りすると「自分の課題がわかっていないから」。多くの方は、ここに行き着くのではないかと。

特に初学者の方は、現時点で経験者と圧倒的な実力の差がある場合が多く、すでに何も課題がないという場合は稀だと思います。課題がわかっておらず「今やることが不明確」の場合は、課題出しから始めてみましょう。

逆に、課題は認識しているが、課題が多すぎたり大きすぎたりして「今やることが不明確」の場合もあるかもしれません。その場合は、課題の優先順位付けやもう一段階小さく課題を分解して少しずつ解決していくアプローチをとることで、今やることを明確化してみてください。

例えば、「事例Ⅳで60点確保する」だとしたら、事例Ⅳの問題を経営分析やNPVなどの分野に分けてみて、どこから先に仕上げていくのかを考える。
「80分で解答する」だとしたら、設問の分析、与件文読み、解答などの、工程ごとに時間を短縮できないか工夫してみる、など。

今回はコロナで外出できない、外出しにくいことを前提に、自宅で集中して勉強する際のポイントをお届けしました。

秋は台風シーズンであると同時に、実りのシーズンでもあります。勉強すると脳がカロリーを大量消費する(はず)、ということで勉強会の仲間とは、もぐもぐタイムを必ず設けて一息入れていました。実りの秋を楽しみつつ、残り1ヶ月半頑張っていきましょう!

以上、さとまるでした。


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場ブログを読んでいただき有難うございます。

本日は9月5日に開催しました一発合格道場主催のWeb勉強会「道場オンライン合宿2020」をレポートします。

1次試験合格発表の日に募集開始しましたが、12名の枠が募集開始20分弱で満員御礼となりました。参加したかったのに参加出来なかった方、誠に申し訳ございません。どうしても運営上、枠を増やせず12名での実施となりました。そして、ご参加いただいた方、ありがとうございました。

1.道場オンライン合宿2020概要

(1)道場の勉強会

道場オンライン合宿は、道場夏セミナーで参加者の方からのWeb勉強会開催の強いご要望を多数受け、企画致しました。一発合格道場でも過去、東京・大阪で年1回程度の勉強会(リアル)を開催しておりました。今年はWeb勉強会として企画しました。受験生の不安感や孤独感を解消し2次に向けて勉強を加速していただくことを目標に、1日濃縮型で4事例を行うようにスケジュールしました。タイムスケジュールは2次本番に合わせ、80分を事例時間とした構成にしております。

(2)Web勉強会

今年度になって各所で活発に行われているWeb勉強会では、過去問事例を扱ったディスカッションが中心となっています。私の昨年、ココスタに途中から参加し、道場11代目の「ぴ。」や「さいちゃん」とディスカッションを交わしました。私は初年度だったので右も左もわからず参加したのですが、ぴ。のように過去事例経験者が自分が落ちたときこうだったが失敗を教訓にこう工夫した、と言った生々しい意見がものすごく参考になり、一言一言メモしまくってました。ぴ。には受験生時代からホントにお世話になっています。こうした経験を踏まえつつ、道場メンバーがやるWeb勉強会とは、との議論を行い、細部まで検討を重ねて設計しました。

(3)道場合宿での工夫

今回、参加者のチームも経験者と初学者をなるべく織り交ぜ偏らないように工夫し、道場メンバーも高得点者とそうでない方を交ぜて構成しました。事例ディスカッションでは、道場メンバーも自分の再現答案を参加者と一緒に並べ、参加者と全く同列でディスカッションに参加して意見を交わすようにしました。参加者から道場メンバーがグーの根も出ない鋭いツッコミもあり、大いに盛り上がりました。事例Ⅰ〜Ⅲで取り扱う事例は我々が実際に本番で解いた令和元年度です。

 

2.道場オンライン合宿2020リアルレポート

では、実際どんな感じで行ったかをレポートします。道場メンバーも途中複数班に別れれたため、私がいた班の印象を中心に他のメンバーから聞いた内容を踏まえて記載します。各所詳細については道場メンバーが後日記事にすると思いますのでご期待ください。

<概要>

■開催日時:2020年9月5日(土) 9:00〜18:00

■開催場所:オンライン(Zoom)

■参加者:12名 (初学者:7名、経験者:5名)

■道場メンバー:9名

■対象:事例Ⅰ〜Ⅳ(令和元年度事例Ⅰ〜Ⅲ、事例Ⅳ:経営分析演習(H29))

 

<当日実施内容>


9:00-9:40 オリエンテーション

スケジュール説明・自己紹介

朝から集まっていただいた参加者の皆さんを前に、道場メンバー(8名)からワンポイントアドバイス付きの自己紹介。
また、参加者の方には自己紹介で今の課題と合宿で解決したいことを宣言していただく。参加者の方の意識の高さに道場メンバー一同身が引き締まります。
ずっと男性だったと思ってた道場執筆メンバーがまさかの女性!?という驚きの声も。


9:40-11:00 事例Ⅰ

道場メンバーミニプレゼン 担当:3ch

ポイント

・事例Ⅰが苦手なのは自分だけじゃない。夏セミ70人中苦手:60人(11代目事前アンケート 得意:3人、苦手:9人)

・他事例より必要な知識幅が少ないが、原理原則を外すと大きく失点するリスクが高い事例。苦手克服のためには組織・人事の原理原則をしっかりと理解する。

戦略レイヤを意識して体系を整理し、組織人事の原理原則を他人に説明できるレベルまでブラッシュアップ
→例:組織構造のメリット・デメリット(機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織)、同族経営のメリット・デメリット

・事例解き終わった後に「時制」を書き出すトレーニング、「組織は戦略に従う」を念頭に戦略と組織の整合性を意識して時制を捉える。

・多面的な解答を意識。そのためには対になる概念パターンを模範解答などから書き出して暗記する。片方を問われたらもう片方が想起できるように。

 

<事例ディスカッション:R01事例Ⅰ第5問>

参加者3名、道場メンバー2名で4班に分かれて事前提出いただいた解答を画面共有しながらディスカッションです。設問解釈や自分の解答の根拠を説明し、各参加メンバーから意見をもらう形で進行します。

事前解答は道場メンバーからも結構レベルが高い、突っ込むの大変だとの前評判でした。

始まると、因果の整合性が取れていない、後半の文章が意味が設問から飛躍しているなど、鋭い指摘が参加者からバンバン飛び交います。参加者の方も、自分がごまかそうとしてたところ、自信がなかったところをズバズバと突っ込んでもらい目が覚めたとの意見。

私が指摘させてもらった事項は、
・機能別組織のメリットでも「権限委譲」など解答の前後、設問文および与件文から直接設問で問われていることから必要ではないキーワードまでいれない方が良い。
・「改革」ではなく「経営改革」と与件文のキーワードをそのまま持ってくる。
・因果の因の羅列で終わっている。因→果となるように普段から文を書くとき意識する。
・事業部制のメリ・デメも想起した上で機能別組織を継続した理由として筋が通る理由になっているか、理論を元に検証する
等でした。

参加して思ったのは参加者の方の指摘が鋭い。結構いい点をついている。率直にそう思いました。去年の今頃の自分はそこまで意見を通せなかったな、と。


11:00-11:40 雑談・質問タイム+休憩

休憩時間もいくつか質問が出てました。拾いきれなかった質問はまた追って記事にしますね。

休憩時間もあっという間に過ぎ、事例Ⅰの熱が覚めやらぬ中、事例Ⅱに進みます。


11:40-13:00 事例Ⅱ

道場メンバーミニプレゼン 担当:CK

ポイント
(事例全般)
・「素直に」回答する。
設問で聞かれたことを、与件に書いてある内容に沿って、シンプルな書き方で回答する。(目の前の社長が座っていることをイメージして)
・回答に必要な要素は5つのみ。
①設問文、②与件文、③書き方、④フレーム、パターン、⑤1次知識
・個性は殺す。
自分の経験や専門知識、ひらめいたアイデアを使った個性的回答はNG。誰でも書ける内容を、完成度高く書くことが大事。
・過去問練習が進み、フレームやパターンが使えるようになってきたら、得点は伸びていくが、これらを使うことにこだわり過ぎないように。
あくまで①設問文や②与件文などが優先度高(事例Ⅱの経営の方向性)
・質>量(高い技術、品質)
・高価格帯>低価格帯
・地域を大事に
・大手とは戦わない
・お金をかけず工夫で勝負
・個性/専門 > 一般的/汎用
・高いCSと長いお付き合いだれに(D)+なにを(N)+どのように(D) +効果 DND+効果を設問要求内容に応じてパターン化しておく。

夏セミの内容をブラッシュし、CK流事例Ⅱ解法術を伝授してもらいました。

 

<ディスカッション R01事例Ⅱ 第3問(設問1、設問2)>

合格者でも議論が分かれる設問。参加者の回答は合格者と遜色ない回答。

・「理由と併せて」と設問文にあるので、「理由」がわかるような文章構成にする、
・デモ・ジオ・サイコで絞り込むターゲットは、抽象的な表現を避け、具体的に手に取るように社長がわかるように与件から持ってきて書く、

などなど、事例Ⅱも活発な議論が巻き起こりました。詳しくは追って道場メンバーが記事にします。


13:00-14:00 昼飯

昼休中、道場メンバーの提案で可能な方はZoomの前でカレーを食べることになりました。道場メンバーも参加者もZoomの前で和気あいあいとカレーを食べる図。いいですね。激しいディスカッションの後は皆んなでカレーを食べながらの昼食タイム。

ちなみに、私はチキンカレーでした。岩塩が食べてたグリーンカレーもスパイシーでいいですな。無印良品のグリーンカレーが最高です。試験勉強の合間に是非。
2次本番でも13時までお昼を食べることができません。結構普段とは違う空腹感が襲ってくるかもしれませんね。本番時は事例ⅠとⅡの間で軽く食べられるモノを用意しておいた方が良いです。
さて、お腹いっぱいになったところで事例Ⅲに進みます。


14:00-15:20 事例Ⅲ

道場メンバーミニプレゼン 担当:かーな

ポイント

・いい意味で、考えすぎない!遠慮しない!素直に書く!
・強みは生かす。課題は解決する。社長の思いは尊重する。

生産性向上生産管理(生産計画、生産統制)

・必読おすすめ記事
骨子作成のコツ(キーワード+矢印法)・絶対に見逃してはいけない3つのこと(かわとも)
だいまつが教える事例Ⅲ攻略の極意(だいまつ)

生産管理の知識押さえてますか?
□QCD(PQCDSME)
□4M+I
□生産方式
→ 多品種少量・小品種多量生産の特徴
→ 受注・見込生産・トヨタ式生産の特徴
→ 個別・ロット・連続生産の特徴(PQ分析との関連)
□ECRS
□5S
□SLP(PQ分析、レイアウト)
□在庫管理(材料の発注方式 [定期・定量]、ABC管理 )
□IE
□設備保全(事後保全、予防保全、予知保全、保全予防)

 

<事例ディスカッション R01事例Ⅲ 第2問>

午後に入ってからもディスカッションは活発に。チームをシャッフルして新たなメンバー構成で開始。私はかーなと一緒に参加。

設問文にある「C社における生産面での効果とリスク」の「生産面」という制約条件の取り扱いについて各チーム議論が白熱。経営リスクだけに飛躍した回答ではなく、生産技術戦略にしっかりフォーカスを当てて解答を作るのが良いとの方向に。どれもレベルの高い回答で、表現や慣れない方はいらっしゃったものの、考え方、着眼点、切り口など、この時期でかなりの段階に来ている方が多数いました。

「加工能力」も単に求めれられる、だけだと意味が伝わりにくいので与件文通り「大きな加工能力」とすると、リスク面が際立つなど、指摘させていただきました。さらに合格者の答案(基本的に全て60点以上のメンバーのみディスカッションに参加)に対しても容赦ないツッコミが。しかも的確。ここでの気づきはかーながきっと記事にしてくれるはず。


15:20-16:00 雑談・質問タイム

結構ここまでで疲れてきたはずも、画面の向こうの参加者の方はやる気満々。質疑応答もあり熱気が伝わってきます。最後の事例Ⅳに進みます。


16:00-17:20 事例Ⅳ

道場メンバーミニプレゼン 担当:ぴ。

ポイント
事例Ⅳは経営分析が重要
経営分析は
①短い時間で→20分で解き終わることを目標に
②間違いでない指標→ 最低限必要な指標だけ使うように
③多面的な視点→安全性、効率性、収益性から1つずつ選ぶ【収益性】P/L上の利益ベースに絞る
【効率性】運転資本+固定資産に絞る
【安全性】短期・長期視点に絞る文章問題
(個別記述の場合)
◎与件とキーワードを因果で
与件から因果の因の部分を引用し、あらかじめ準備しておいた指標ごとのキーワードで因果の果に使う
◎分子と分母の算出式を利用する。
安全性指標は与件に根拠(因果の因)がないので、分子と分母の両面のキーワードをあらかじめ準備しておき、貸借対照表の数値だけを根拠に記述する。(総合記述の場合)
◎収益性、効率性、安全性の区分を明確にする。
分析のキーワードを使うことで区分が明確になり文章が締まる。
◎与件の言葉や財務諸表の分析を引用する。
文字数が少ないので難しいが、与件の言葉や財務諸表の数値の動きの言葉を使うことで、説得力が高まる。
◎箇条書きの場合、設問1の番号と揃える。
設問1で①に悪化、②に優れている点、の場合、箇条書きにする時、番号を設問1と揃えることで、採点者に伝わりやすい。

<追加講義:非支配株主とは(おべんと君)>
連結といえばおべんと君の渾身記事、連結会計シリーズ。私も何度も読み返して勉強になりました。

【渾身】連結会計vol.1:中小企業診断士
【渾身】連結会計vol.2:中小企業診断士
【渾身】連結会計vol.3:中小企業診断士

今回演習では平成29年度の事例を扱い、連結会計における非支配株主とは、をわかりやすく講義してもらいました。自己資本比率の計算において、非支配株主持分は、親会社以外の株主の持分なので、D社の自己資本に含めないため、その分を除いて自己資本比率を計算しなければなりません。このポイントを掘り下げてわかりやすく説明してもらいました。

 

<経営分析事例演習:平成29年事例Ⅳ 経営分析>

プレゼンの後は予告なく平成29年度の事例Ⅳを画面に写しての演習です。20分の制限時間で指標計算と文章問題を一斉に解いて頂きます。すでに解かれた方もいらっしゃると思いましたが、ここまで事例3本やってきて疲れが溜まっているところでのいきなりの経営分析演習。本番はもっと疲労感と緊張感がたまっている中で解かないといけません。少しでも体感できたら良かったと思います。

オンラインでの演習は初めての試みでしたが、画面だけを見て解いてみて、「いかにメモが重要か、改めてその大事さをわかりました。貴重な経験でした。」とのご意見をいただきました。

その後のディスカッションでは、どの指標を選んだかを中心に議論しました。私の班は3人ともそれぞれ微妙に違い、意見が割れましたがそれぞれ根拠をしっかりと意見提示できていた点はよかったと思います。私の場合、与件文を読み込んだ上で指標計算するので、指標選定で迷ったときは必ず与件根拠で検証していました。B/S、P/Lの算出だけで判断ではなく、与件文からD社の経営状況を押さえた上で整合性を意識した指標の選定と根拠のピックアップが必要ですね。

ディスカッション終了後、ぴ。の丁寧な解答解説講義で終了。あっという間に事例Ⅳまで終わってしまいました。

 


17:30-18:00 クロージング

最後にクロージングということで質疑応答タイム、そして参加者全員から気づきについてコメントを頂きました。そして道場メンバーからのメッセージで終了!

クロージングの後は、残った方で懇親会。こちらでも質疑応答がいくつもありました。

参加者の方、長時間お疲れ様でした。多くの方が気づきを得れた、モチベーション向上につながったとご意見を多数いただきました。また、途中で退出した道場メンバーにも御礼言いたいとの暖かいコメントも頂戴しました。メンバーに確かに伝えてさせていただきました。

 

3.アンケート結果(速報)

参加者の皆様のアンケートから満足度5段階評価(5が最も良い)で回答者11名中10名から5、1名から4の評価を頂戴しました。ご回答いただき、ありがとうございました。

アンケート結果や頂いた質問事項、要望事項などはじっくり読ませていただき、今後の貴重な資料として道場の運営に役立てていきたいと思います。また詳細情報や当日お答えできなかったご質問、各班での気づきなどを、後日記事にする予定ですのでしばらくお待ちください。

最後に、参加者の方のアンケートから「この合宿でどのようか気づきを得たか」について、ご回答いただいた内容を記載させていただきます。

 

「得た気づき」参加者皆さんのアンケート結果より
・勝手に自分の理解で言葉や論理を省略しない。 社長の想い(与件)、設問に沿って回答をする。
・中小企業診断士試験として、要求されているものと、実務ギャップ。
・因果について、実践で使えるレベルの理解が初めてでき転換点になると思います。
・結論を最後まで書く
・知識の不足と新しい切り口
・解答に詰めの甘さがある点 勉強を重ねる内に知識寄りの解答になってしまった点です。
・他の方の答案のまとめ方や回答スタイルなどです。
・回答のフレーム。因果。
・文章の書き方、自分の思いつかなかった与件文の読み込み方、細かいテクニック、現場対応の方法等
・多面的な解答、効果や理由についてきちんと記載すること。 与件文からの抜き出しは概ねできていて(多分)、解答の方向性としても大きな間違いはなさそうなので、勉強の道筋は立ったと思います。
・自分として書きやすく、それなりに形になったと思った解答が、かなり不足している旨のアドバイスを頂いたり、反対に、自信がなくダメもとで与件文の内容をまとめた解答が一定の要素を拾えていると評価して頂いたりと、1人では気づけない視点や基準を感じられた。今の自分ができること(成長したこと)とこれから身に付けなければならないこと(成長できること)が明確になり、具体的な手段の発見に結びついた。

 

それぞれの勉強の進捗状況、バックボーンによって同じ時間・同じ空間でも感じることは多種多様。参加者の皆様にいろいろな気づきがあって、道場メンバー一同開催して良かったと思っております。唯一、これをリアルで開催できなかったのが残念です。

まだまだ2次試験まで時間があります。これから十分逆転可能。体調にはくれぐれもお気をつけて。その上で最後まで走り切ってください。

以上、3chでした。


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日時:2020年9月5日(土) 9:00~18:00

(18時以降、懇親会を予定)

場所:オンライン (zoom)

内容:1日で令和元年度の事例Ⅰ~事例Ⅳまでを扱う予定です

‐ 道場メンバーによるワンポイント講義

‐ グループに分かれてディスカッション

人数:12名程度

受付開始8月25日(火) 12:00~  ※先着順となります※満員御礼!

受付方法こくちーず

※タイムスケジュール等の詳細は、こくちーずにてご案内いたします

🥋 🥋 🥋 🥋 🥋 🥋 🥋 🥋 🥋 🥋 🥋 🥋

twitterもよろしくお願いします。

おはようございます!おべんと君🍱です。
自己紹介はこちら。前回までの投稿記事はこちら

今日は、2次筆記で重要になる制約条件と事例企業の社長との関係性について投稿したいと思います。

これは私が2回目の2次筆記が不合格だった時に考えていたことです。

<本題>
2次筆記試験はその言葉通り「試験」です。なので基本的には机上での話ですが、問題用紙には「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例」と書かれています。言い換えると「机上で経営診断を行うもの」とも言えるのではないでしょうか。

不合格だった場合、診断協会より簡易書留ではがきが届き、その中には各科目の評価がA~Dの4段階で記載されています。

左は最初の2次結果、右は2回目の2次結果です。

ちなみに合格された方にはこのはがきは送られず、得点開示請求を診断協会に申請することで評点が分かります。

中小企業診断協会HP(一番下に得点開示請求の記載あり)

このA~D評価というのは、
A:60%以上
B:50%以上60%未満
C:40%以上50%未満
D:40%未満
と規定されており、”%”は、”点”とほぼ同義語です。

これらは自分の解答に対する得点評価なのですが、2次筆記が「机上で経営診断を行うもの」と考えたときに、このA~D評価が意味するものとは何なのか?を2回目の2次筆記が不合格になった時に、私なりに考えました。

今日はそのことをお伝えしたいと思います。

 

<2次筆記と診断を行う実務補習の関連>
合格後の実務補習を通じて思うのは、実務補習の一連の流れと2次筆記はすごく似ています。

※実務補習とは:
2次試験合格後に協会に申込を行い、試験合格者で1班5~6人構成され、ベテラン診断士の引率の下実際に会社を訪問して診断実務を行う研修です。

設問:社長が知りたいこと、社長が悩んでいること
与件:その会社の歴史、強み弱み問題将来課題などが詰まった情報
解答:社長へお答えする内容

実務補習は、
①社長や従業員の方からお話を伺い、情報をいただき(設問・与件)、
②それをチームで社長へお答えする内容(設問・解答)をまとめる
というものです。順序の違いはあれど2次筆記と実務補習の関連性は強いです。

私はコンサル業ではないので分かりませんが、現実社会では、社長がやろうとしていることが間違ってます!と言わなければいけない場面があるかもしれません。

ですが2次筆記に登場する社長は、ほとんどの確率で間違ったことをしようとしている方は出てきません

令和元年度の事例Ⅰ第5問では、組織変更を考えていたがコンサルタントに止められたという内容になっていますが、結構稀なケースです。

その前提から考えると、社長の思いをとして、いかにそれに応えていくか?が2次筆記で問われています。

 

<4段階評価と制約条件の関連(想像)>
感覚的な話で大変恐縮ですが、制約条件を外す=社長の話を聞いていない=社長のイライラが表出=点数が取れないと思っていました。つまり4段階評価だと、C以下の可能性が高いと勝手に思っていました。

制約条件を外すとは、具体的には「新規顧客獲得のために必要な施策」を問うているのに、「既存顧客に対する施策」を書いてしまう といったことです。

実務補習の場面で、

社長:「新しい顧客を開拓したいんですよ」

面と向かって我々に問うているのに、

我々:「いや社長、既存顧客にこういうことした方がいいですよ」

と答えるのは、どう考えても「いやいや、話聞いてる?」と思われます。

(実際の実務補習では、新規顧客開拓の施策を最初に提案したうえで、既存顧客の施策もお話しするということはあるかもしれませんが・・・)

あくまで試験で「新規顧客獲得のために必要な施策」を問われているのであれば、新規顧客獲得のことだけを書くべきです。

制約条件を外さないことは、社長の話を最低限聞いていることになり、それだけは絶対守ろう と考えていました。

逆に言えば、制約条件を守らないことは、社長の話を聞いていないので、試験上は一発退場、というくらいシビアに考えていました。
(本当のところは分かりません)

ただ思うだけでは本試験で何が起こるか分からないので、私が実際していたことは、
〇設問に制約条件を大きく丸でぐるぐる囲む
〇メモ用紙に「〇〇以外は×」と大きく書く
〇解答用紙にも「〇〇以外は×」と大きく書く
と3段階のことをして、制約条件は守るようにしていました。

 

<まとめ>

<本日のまとめ>
制約条件を守らないことは、社長の話を聞いていないと思うべし

本試験で制約条件を順守できるような手順を作っておくこと

今年2次筆記に専念されてきた方はもちろんのこと、今年から2次筆記の学習を始められた方もこの時期は少しずつ80分の過ごし方が身につき、設問や与件、1次知識が使えるようになってきた頃かと思います。

テクニックもちろん重要です!その一方で、こういった2次筆記そもそもの思考といったことも少し頭の片隅に入れていただけますと、また2次筆記が違った観点で見えるかと思います。

この投稿が皆様のお役に立てば幸いです。
以上、おべんと君でした。

 

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皆さまこんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

気付けば、8月もあと数日で終わりますね。連日のようにニュースで災害級の猛暑!と報道されていましたが、これから少しづつ学習のコアタイムである朝と晩は、暑さが和らいでほしいですね。

さて、今日の本題に入る前に、私が学習初年度にやらかしてしまった失敗談を踏まえ、学習計画のお話をしたいと思います。

一昨日の3chの記事にコメントで、「受験人数が多く激戦が予想される中での2次試験への心構え」というご質問を頂いておりました。

他のメンバーも取り上げるとは思いますが、私の経験から思う心構えは、

「苦手科目を早めに補強しよう」です。

苦手科目を早めに補強しよう

2次試験まで2か月を切りましたね。皆さまの学習の進捗度はいかがでしょうか。

私の2次初年度は、どの事例が得意か苦手かも分からないまま、やみくもに学習していました。

一方で、「事例Ⅳは得点源にすべき」とは聞いていたので、相対的に事例Ⅳ対策を多めに学習していました。しかしながら、その他の事例については満遍なく過去問に取り組んでいただけで、進捗度に応じた計画的な学習ができていませんでした。また、1事例当たり2~3時間かけて解くことが多く、80分という時間制限の中で解く練習が少なすぎました。

試験本番が近づいた頃にようやく80分で解く練習を増やしたところ、

「やばい、事例Ⅱがどうも苦手だ。方向性を大外しすることが多い・・・。」

と気づくことになります。慌てて強化をしたものの、時すでに遅し。対策が不十分なまま本番をむかえた結果、事例Ⅱを解き終えたあとに不合格を確信してしまうほどの出来の悪さでした・・。

「ううぅ、もう少し早く事例IIを強化しておけば、、」と嘆いたところで後悔先に立たず。

2次初年度のかたは、今の時点で事例ごとの習熟度を把握することが難しいかもしれません。ですがこれから先、予備校の模試や過去問を解いて復習する中で、「この事例は知識面で強化しておくか」、「今週はこの事例を特に強化しよう」など、学習のメリハリも大事になってくると思います。また、できる限り早い段階で、厳密に80分以内で解く本数を増やしたほうが良いと思います。時間が少ない中で解くことでしか分からない課題が出てくるためです。

私の失敗談にように直前で慌てないために、早めに苦手科目を見つけて補強しておく心構えが大事と思います。

一方で、2次経験者のかたは、昨年の結果から弱点を分析し、徹底的にご自身の弱点を克服していく必要があります。弱点や課題を置き去りにすることなく、一つずつ確実に克服していきましょうね。


では、今日の本題に入ります。

今回は、「過去問の学習が進んでいるかたor経験者向け」の内容となります。

最近、2次の勉強会で受験生の皆さまのお話を聞いていて感じたのは、私と同様に「事例Ⅱが苦手」というかたが結構いらっしゃるんだなということ。

そこで、事例Ⅱの学習で私が合格年度に工夫していたことについてお話したいと思います。

事例Ⅱが苦手な私が書いてもあまり説得力がなくて恐縮ですが、私と同じ悩みを抱えるかたに、学習をする上で少しでも参考にして頂けたら嬉しいなと思いましたのでご紹介させて頂きます。

今回の記事をおススメしたい方

・ 事例Ⅱがどうも苦手だという方

・効果的な過去問の学習を模索している方

それでは、本日も宜しくお願い致します。

解答プロセスを工夫しよう


先ずは、解答プロセス(80分間のタイムマネジメント)についてです。

皆さんも基本的な解答プロセスを準備されていると思います。先日のCKの記事でも解答プロセスが紹介されていましたね。

私も基本的にはほとんど同じで、

設問分析 ⇒ 与件分析 ⇒ 骨子作成 ⇒ 解答記述という流れでした。

この基本的な解答プロセスを元に、苦手な事例Ⅱ用にカスタマイズしました。

具体的には、事例Ⅰと事例Ⅲとの出題形式の違いや自身の読み書きのスキルを踏まえて、事例Ⅱ専用の解答プロセスを作りあげていました。

80分の解答プロセスで試行錯誤されている方は、参考にして頂ければ幸いです。

なお、下図の過去10年間の事例Ⅱの出題形式を参照しながらお読み頂ければと思います。

(※事例Ⅰと事例Ⅲの出題形式はコチラをご参照下さいませ。)

分析① 与件の分析が重要になる

事例Ⅱの直近3年間の出題形式の傾向を見ると、事例Ⅰと事例Ⅲと比較して、与件字数が多い一方で、設問数や設問字数は少ないです。更に、与件文には図表が毎回出ます。そのため、解答プロセス上では与件文の分析に時間がかかるという特徴があります。

対策① 与件の分析にかける時間配分を増やす

対策として、他事例より設問分析の時間を減らし、与件分析にかける時間を増やしていました。具体的には、15分と基本設定していた与件分析を25分に増やしました。特に、経営資源のピックアップから各設問への対応付け、ターゲットとニーズの抽出は丁寧に時間をかけて行うようにしました

分析② 解答の内容がより重要になる

事例Ⅱは設問数や設問字数が少ないです。また、相対的に与件に解答要素が多く記述されています。そのため、解答記述における労力が少なく、80分で解答を埋められないということは少なかったです。

一方で、他の受験生も何かしら解答をきっちりと埋めてくるわけなので、他事例よりも解答の内容や読みやすさなど、解答の質での勝負となると分析しました。

対策② 骨子作成にかける時間配分を増やす

対策として、他事例より解答記述にかける時間を減らし、解答骨子の作成の時間を増やしていました。具体的には、10分と基本設定していた骨子作成を15分に増やしました。事例Ⅰや事例Ⅲは骨子作成には時間をかけず、ざっくりとしたものでしたが、事例Ⅱはなるべく全設問でしっかりと作成するようにしました。

以上によるメリットは、主に2つです。

①私は文章を読むことが遅かったので、あらかじめ与件分析の時間を増やしたことで、気持ちに余裕を持って経営資源の対応付けやターゲットの抽出を行う訓練をすることができました。

なお、以前は文章を早く読むスキルを高めたいと思って、速読法の本を読み漁ってみたり、関連のセミナーに参加してみたりと試行錯誤しましたが、私の場合は残念ながらほとんど効果が得られなかったです。

与件文を早く読もうとするより、時間配分を変えることのほうが、試験対策上は効果的でした。

②また、解答骨子の作成の時間を増やしたことで、「誰に、何を、どのように、効果」など解答のフレームワークに沿った記述をしっかりと行う訓練をすることができました。

そして、①②により、与件の解答要素を各設問で的確に記述することができる効果があったと思います。

以下、参考までに私の基本的な解答プロセスをご紹介します。

(赤文字は事例Ⅱ用にカスタマイズした箇所です。)

(参考)ぴ。の解答プロセス

【設問分析】10(事例Ⅱは5分)

1.設問要求の階層(戦略のレイアー)を書く。

2.制約条件に赤線。題意は赤丸で囲む。目的は緑線。

3.キーワード、切り口を想起して書く。

【与件分析】15分(事例Ⅱは25分)

・事例ⅠとⅢは、与件の段落ごとに、設問と対応付けしながら読む。

・事例Ⅱは、経営資源(強み)を設問と対応付けしながら読む。ターゲット(ニーズ)は特に目立つように色をつける。

【骨子作成】10分(事例Ⅱは15分)

・解答の骨子を作成する。マトリックス図(縦軸に切り口、横軸に与件根拠、キーワード、効果)を書いて埋める。

事例ⅠとⅢはざっくりと、事例Ⅱはしっかり作成する。

【解答記述】35分を経過したら必ず書き始める。(事例Ⅱは45分経過したら)

・解答用紙の左側に時間配分を書く。試験終了5分前に終わる段取りにする。

・与件を因に、キーワードを果として解答する。内容にこだわりすぎず、読みやすさ重視で書く。(事例Ⅱは「効果」から逆算して施策を考えるなど解答内容の説得力を重視する)

効果的な過去問学習をしよう


次に、過去問の学習方法の工夫についてです。

まだ2か月あるとはいえ、取り組める過去問数も限られてきますので、効果的に学習したいですよね。

例えば、「一通り過去問は解いたけど、これからどの年度を復習していけば良いか・・・。」など悩まれているかたは参考にして頂ければ幸いです。

①直近3年分を繰り返し解いて解答プロセスを盤石にする。

今年の本試験も直近3年分と同様の出題形式であることを想定し、ご自身がコレだ!と思う解答プロセスを完成させましょう。

上記の解答プロセスの工夫でお話したようなタイムマネジメントを意識して学習されることをおススメします。

②業種ごとにまとめて解いて出題パターンを想定する。

事例Ⅱでは業種ごとに同様の出題パターンが多いという印象です。

例えば、メーカーが出題された場合、第1問で今までの製品戦略が問われ、その後の問題ではターゲットに応じた新たな製品戦略(ブランド戦略)や販促戦略、企業提携のメリット等が問われるというパターンが多いです。

そのため、業種ごとにまとめて過去問を解き、出題パターンを想定しておくことも効果的な過去問学習に繋がるのではないでしょうか。ぜひ、ご自身で分析してみてください。

(参考)過去10年間の業種と第1問の傾向

上図を見ると、順番的にそろそろメーカーが出題されてもいい頃ですね。

おススメ記事


事例Ⅱが苦手というかたは、断片的なノウハウや知識を参考にするのではなく、事例全体を通じた思考や解答プロセスを参考にされると良いと思います。

例えば、H27の商店街の事例のように、第1問の設問(1)のターゲットを外すと、連鎖的にその後の設問の方向性も誤るという事態になるためです。(冒頭の私の失敗談はこのパターンでした。)

以下、特にオススメの記事をご紹介します。

なおさんの2次試験解答&解説:令和元年度事例Ⅱ

なおさんの解法実況&事例研究:平成30年度事例Ⅱ

なおさんの解答例を参考にするだけでなく、解答に至った思考やプロセスをぜひ参考にして欲しいと思う素晴らしい記事です。

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ

きゃっしいさんの「事例全般において、得点を多く取るためのゲームをどうやったら攻略できるか」という観点で処理していたという話はとても参考になりました。その観点が具体的に分かる素晴らしい記事です。

まとめ


いかがでしたでしょうか。最後に本日のまとめです。

・解答のプロセスの工夫

ご自身の課題を踏まえ、解答プロセス上の時間配分を見直してみてはいかがでしょうか。

事例Ⅱは、ターゲットを確実に抽出することが最重要ですが、その他、与件に多く記載されている解答要素(主に経営資源)に優先順位をつけ、各設問にパズルのように配分していく必要があります。80分という短い時間の中で、これらの精度をいかに高められるかが合格点獲得のカギになるかと思います。

・効果的な過去問の学習方法

過去問の学習が進んでいるかたは、これから2か月で、過去問の年度をどのくらい深掘していくか?あるいは、直近の年度を繰り返し解くか?という判断に迫られます。

しかし、少し目線を変えて業種ごとに解いてみることで、新たな気づきや課題が得られるかもしれません。その際の復習は、模範解答を参考にするだけではなく、出題パターンの分析に加え、解答に至った思考やプロセスを重点的に学習することで効果が高まると思います。

もしよろしければ参考にして頂ければ幸いです。

本日は以上です。いつもお読み頂きありがとうございます。

ぴ。でした。

本日情報公開!
【特集】
受験の女王ティアラ × 一発合格道場コラボ
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おはようございます。さとまるです。

1次試験の結果が発表されましたね!令和2年度第1次試験の試験合格率は42.5%。科目合格などの話を別にして単純に読めば、

今年は合格者数5,005/受験者数11,785=42.5%
去年は合格者数4,444/受験者数14,691=30.2%

で、今年は受験者数が減った中で、合格者数が増えたということ。問題が昨年よりも極端に易化したという話はあまり聞かなかったので、恐らく受験者のレベルが高かったのだと思います。

受験された皆様、本当にお疲れ様でした!合格された方は、ここからが本番。ギアをトップに入れて進んでいきましょう。そして、残念な結果だった方。来年の試験は意外とすぐにやってきます。でも、今は勉強する気にならないというのなら、やっぱりこの資格が必要だ!と思うまで、ちょっと時間をおいてみることをオススメします。

さて今回は、昨日の3chの記事に引き続き、解いた過去問の事例数についてのお話です。昨日の記事にある通り、私は11代目で一番過去問を解いた事例数が多かったのですが、それが2次試験の余裕のある得点につながったかというと、残念ながら、そういうわけではなく。また、今ではそこまで過去問を解く必要はなかったのではという思いもありまして、今日の記事を書いてみたいと思います。

■10年間分解いてみた理由

最初に、過去10年間分の過去問を解こうと考えた理由は、

・予備校には通わず、独学なので、解く問題が過去問しかなかったから
・ある程度の事例数をこなせば、問題に慣れて解答できるようになるではないかと思ったから
・合格者が解いた過去問の平均が90問くらいだったから(去年の2次試験対策のセミナーに参加した際、同一事例の場合も解いた回数でカウントして、大体90問くらいは解いているという情報を得ました)

でした。特に2番目の「慣れ」への期待と、3番目の平均事例数から、本番の試験を体感して学ぼう!という思いがありました。

■10年間分解いてみてどうだったか

まずは解いてみてよかった点からです。

試験の傾向の変化を実感できた

毎年「傾向が変わった!!」と言われる2次試験ですが、10年通して解いてみると、毎年というより少し大きな単位で、傾向が変わっていることに気づきました。例えば、

・世相に合わせて、事例に取り上げられる企業が直面する課題が変化していること(海外進出から国内回帰(ex.インバウンドの活用)へ)。この辺りはさいちゃんの記事が参考になりそうです。
・設問の内容の変化(特に事例Ⅰでは、組織・人事よりも経営戦略を問う設問が多くなっていること。現場レベルよりも経営層レベルの視点が必要な設問が増える傾向にあること)
・与件文・解答欄の文字数の変化(より多い文字数の与件文を読んで、より少ない文字数で解答させる傾向にあること)

以上は、予備校などに通っていれば普通に得られた知識なのかもしれません。やはり中小企業が置かれた状況を踏まえつつ問題が作られているんだな、傾向も変わっているし、これは直近5年間に比重をおいた方が良さそうだと実感したのは収穫でしたが、限られた時間で合格を目指す身としては、少し時間がもったいなかった気がしています。

次に、よくなかった点を。

めちゃくちゃ時間がかかった

わかっていたことではありますが、1事例につき、約3時間(解くのに80分+見直しに90分)かかります。2回、3回と回数を重ねるにつれ、かかる時間は減るものの、次第に解けた事例の数=2次試験の勉強の進捗のように感じられ、解けた事例の数ばかり気にしてしまい、復習が疎かになっていった記憶があります。

問題への慣れは生じたが、本来の実力アップにはつながらなかった

よく言われることですが、何度も事例を解いたので、事例のポイントや解答を覚えてしまうという悪い意味での「慣れ」が生じ、それで解けた気になってしまっていました。また、よく使われるキーワードやフレーズを覚え、それを当てはめるだけで「それっぽい」解答ができてしまうため、それでまた解けた気になってしまい、与件文の企業に向き合うことができていなかったと思います。

また、事例をどんどん解くと、事例ごとの会社像や設問のパターン、回答でよく使うキーワード、フレーズが自分の中に蓄積されていき、事例を一般化、抽象化して捉えるようになっていきます。例えば、事例Ⅲは生産管理がダメダメな会社で、できていないことを裏返すと良いとか。

ここで注意したいのは、本番は80分しかなく、まっさらな頭で一から解答する時間はないので、事例の一般化、抽象化をして準備をしておく必要はもちろんあるということです。でも、事例の一般化、抽象化に頼りすぎ、解答も一般的、抽象的なことしか書けないと、カワサン記事でいうどこの企業でも言える解答になってしまう。そうすると、結果的に与件文に寄り添わない解答になってしまい、点数が入らないのではないかと思います。

要は、事例の一般化、抽象化も大事だが、事例の企業の事情を斟酌した上で使うこと、与件文の解答への落とし込みを忘れてはいけないということです。なかなかちょうど良い塩梅を見つけるのは難しいですが。。

よく、2次試験で事例の解きすぎは禁物だとか、一度はスランプがくるもの、という話を聞きます。去年はなぜそうなるのかわからないまま、私の場合は9月末にやはりスランプが来ました。今考えると、スランプの原因は上のような部分にあったのではないかと思っています。

■では、どうすればよかったか。

特に(私もそうでしたし)初学者、独学で2次試験を受験する場合は尚更、目に見えやすい指標として事例数を設定し、事例を「こなす」ことに注意が向きがちです。しかし、時間帯効果を考えれば、必ずしも時間のない中で過去10年間分を解く必要はなく、直近5年間分をじっくり深掘りすれば十分で、そのエネルギーを別に使った方がよかったかもしれないと思っています。

例えば、本番のようにマス目を埋めて解答する段階までしっかり取り組むべき事例は過去5年間に絞り込み、それ以外の事例は設問の分析や骨子作成段階で止めておく、など。

また、2次試験の勉強法としては、過去問を解くことと合わせて、

・1次知識の再整理(2次試験で出される1次知識を再整理して、自分の言葉で書いて説明できるようにすることです。きゃっしいかわとも記事参照)
・ファイナルペーパーの活用(ハカセbutao、ぐっち記事(事例Ⅰ、ⅡⅢ、Ⅳ)参照)

と言った方法もあるかと思います。

ファイナルペーパーの活用は、ここでは自分で作るというよりも、合格者が作成したファイナルペーパーを見ながら、1次知識がどのようにまとめられているかを確認し、2次試験に合わせて1次知識を体系化していくイメージです。

去年、過去問相手に悪戦苦闘している中で、10代目ぐっちのファイナルペーパーを読んだ時、視界がスッキリ晴れたことを覚えています。過去問を解いたときには点で得られていた理解が、ファイナルペーパーを読むことで線で繋がり、事例ごとの全体像が見えてくる感覚が得られると思いますよ。

なお、ここで大事なのが、ファイナルペーパーに書いてあること(一般的、抽象的なこと)を解答欄に書き出すというよりも、与件文を使って具体化する意識で事例を解いてみること。

ファイナルペーパーは試験前に読むもの、というイメージが強いですが、過去問の理解の一助としても利用できますので、ぜひ今のうちから読んでみることをオススメします。

そして、1ヶ月遅れでやってきた、

私は去年、

ふぞろいな合格答案 10年データブック
・直近2年間のふぞろいな合格答案(ふぞろい11ふぞろい12

を購入して勉強していました。10年データブックは、『ふぞろいな合格答案』の2008年~2017年版の答案分析データと模範解答(ベスト答案)や、どんな設問が出たか、よく使われるキーワードのまとめも載っているので、ざっくり傾向を振り返りたい方にオススメです。

また、「ふぞろい」は答案分析データ(キーワードと得点)もさることながら、答案分析データの後についている解答のポイント(先生と生徒の会話部分)が非常に有用だと思っています。それは、ベストな解き方だけでなく、受験生が陥りがちな失敗や、その失敗を回避する方法、判断に迷う点などが細かく書かれており、受験生の思考プロセスを辿ることができるからです。

なお、この解答のポイント(先生と生徒の会話部分)は10年データブックには掲載されておらず、ふぞろい11、12の方に載っていますので、ご注意くださいね。

今日の記事を書きながら、「◯の屍を越えてゆけ」というゲームの名前を思い出しました。どうか二の轍を踏まないように、先達の失敗はひょいっと飛び越えていきましょう!

以上、さとまるでした。


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カワサンです。
ヘッダーにシレっと「オンライン合宿」のお知らせを載せておりますが…

少人数 かつ 終日 というスタイルで事例Ⅰ~Ⅳについて徹底討論。
試験本番を疑似体験できます。

朝まで○テレビも顔負けなロングランスタイル。
ということで少人数です。本気な方を、師範?がお待ちしております。

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さて本題。

独学の方向けで3回特集しましたが今回で最後です。

①徹底的に情報収集し、活用する参考書やWebサイト(=先達)を複数選ぶ ←説明済

②複数の模範解答・再現答案と自分の答案を徹底的に比較分析 ←説明済

③日本語の表現や言葉づかいに徹底的にこだわる ←今回説明

 

1.言葉ひとつで意味が変わる

何を書いていいのか分からない、という悩みを持つ方は…

「ちゃんと相手に伝える」

という意識を念頭に置いてほしいです。

たしかに、採点は基準があって(きっと)、そこに引っかかれば点数が加わるのだと思います。

しかしそれは、キーワードでもない。例えば、

問「既存顧客との関係性はどうあるべきか」

答案A「顧客関係性を強める」

答案B「顧客関係性を築く」

これ、似ているようで意味ぜんぜん違います。
そして、Bは得点できません。

なぜか。「既存顧客」とありますが、

答案A:強める=すでにあるものを高めていく(1→2にするイメージ)

答案B:築く=新たに構築する(0→1にするイメージ)

という理解になり、Bは「問いに答えていない」というコトになります。

この「○○を~する」という文体は同じでも、言葉のチョイス一つで大変な「事故」になるかもしれません。

採点基準は良く分かりませんが、言葉ひとつで意味が変わることに気を付けて記述するよう心がけておきたいものです。

 

2.日本語がややこしければ、図化すればいい

これは、設問を見た時に「回答はこんな文章構成でいこう」と、いわゆる「金型」をすぐ思い浮かべる事が大切です。脳内にある金型倉庫から瞬時に「これだな」と引き出せるかどうか。

しかし、問題を解いてみて、どんな文章構成にすべきか考えが至らない方もいらっしゃると思います。
私も最初、解答と問題が結びつかずかなり悩みました。

でも、この原因は割とシンプルで「問題文を理解できていない」ということに尽きるのです。
与件文や問題文が理解できていない、そこなのです。

別に日本語力がダメとか、そういう訳ではありません。
2次筆記試験の与件文と問題文を理解する練習が足りないだけです。

私は設問が理解できず困ったときは、以下のような手順で設問を図化していました。
例えばこれ、読んでいるだけで脳内マグマが活性化してきます。

令和元年度・事例Ⅱ 第2問(配点30点)
 B社社長は初回来店時に、予約受け付けや確認のために、インスタント・メッセンジャー(インターネットによるメッセージ交換サービス)のアカウント(ユーザーID)を顧客に尋ねている。インスタント・メッセンジャーでは個別にメッセージを配信できる。
このアカウントを用いて、デザインを重視する既存顧客の客単価を高めるためには、個別にどのような情報発信を行うべきか。100字以内で助言せよ。

漫才だったら「…なげぇわ!」とツッコミが出てきそうな設問の長さ。184字あります。

何が言いたいのこれ?と思ったときは、日本語を文節単位程度にバラしましょう。
絡み合った糸を解きほぐすようなイメージで、バラします。

 

手順①「何を聞いているのか」を主語と述語で捉える

主語:B社が(※本文明記無し)
→2段落目「(B社が)このアカウントを用いて~」と主語が隠れた文章と理解できます

述語:どのような情報発信を行うべきか。

ですね。ほかはすべて修飾部分です。

といっても要らない飾りじゃないですからね。設問の修飾部分は大事なスパイス
「制約条件」とか言われるヤツです。

ですから「●●●な】情報発信を行う」という文体に答案の大枠がまとまれば良いと考えられます。
※【】に具体的なワードを盛り込む

 

手順②修飾語を拾う

金型が出来たので、事例Ⅱの「DNDK=誰に・何を・どのように・効果」も浮かべて…
設問1でSWOTしていれば強みSを機会Oに投入する王道戦略も…と行きたい所ですが、

まず問題文をしっかり理解してから、教科書知識を刷り込みましょう。
材料の下ごしらえが終っていないのに調味料を混ぜるようなもの。
それでは美味しい料理になりません。

問題文に戻りましょう。次は修飾語を拾います。以下の青い部分です。

「既存顧客の客単価を高めるためには」「個別に」という一言が係っています。

ですから、答案イメージとしては「既存顧客の客単価を高めるために、【個別に●●●な】情報発信を行う」となります。かなりオウム返しな答案スタイルですね。
※「既存顧客の客単価を高める」は効果に繋がる一言なので、答案の一番最後に持ってくるのが王道。ですが、冒頭に効果から説明しても助言としては成り立つので、どちらでもよいと考えられます。

 

手順③修飾語の修飾語(=副詞)を拾う

オレンジ部分です。
ここはまさに「スパイス」要素であり、外すと点数に響きそうな「こだわりポイント」がモリモリです。

「デザイン重視の」既存顧客なので、顧客には「デザイン重視」の情報発信ということになりますし、発信方法も「このアカウントを用いて」とあるので1段落目の情報からインスタント・メッセンジャーを使うのが王道路線と考えられます。

このように、設問を紐解くと回答に盛り込む要素もつながってくるので文節くらいのレベルで整理するのはとても大切です。

 

手順④文節ごとにまとめて図化する

ここまでくると、本文に書き込んでいたらややこしいので、こんなイメージで図にします。

そして、上記イメージ図に基づいて、答案要旨を作成するわけですが、ここまで来れば「どのように」以外は設問からほぼ引用して文章構成出来そうだという考えに至ります。

 

3.知識も大事だが、まず問題にしっかり向き合う

テクニックや知識ばかりに目が行って、本当に大切なことまで至っていない/認識できていない事は、日々の生活でもよくあります。

上司から仕事で指摘されたり、役所の手続きで抜け漏れがあって不備になったり…

私は仕事で採用面接をやることがありますが、志望理由を尋ねると

「それ、どこの企業でも同じこと言えるじゃん」と思ってしまう時があります。

それは、どこでもいえるという意味ではとても素晴らしい
中小企業診断士で言う所の、1次試験の知識みたいなもんで、基本がしっかりできている

しかし、採用する側は「どこかの会社に行きたい人」なんて採りたくないですよね。
どんなに素晴らしいことを言っていても「なぜ弊社が第1希望なのか」という理由が足りていない

2次筆記試験も同じです。「どの事例でもいえるコト」だけでは点数になりません
「どの事例でもいえること」に加えて「この事例企業だから言えるコト」を盛り込む必要があります。

そして「この事例企業だから言えるコト」は与件文と設問のみから導かれます

だからこそ「問題文にしっかり向き合う」ことを大切にしてほしいと思うのです。

 

では、また!

 


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おはようございます!おべんと君です。
自己紹介はこちら。前回までの投稿記事はこちら

今日は、
「本番で途中までしか書けなかった・・・でも諦めるのはまだ早い!」と題して、令和元年度事例Ⅲで私の身に起きたことから推察できる本試験の採点について解析していきたいと思います。

 

<令和元年度事例Ⅲについて>
トヨタ生産方式についてバッチリ問われた
問題点がはっきり書かれていない
・いわく、難化  という事例です。

 

<何が起きたか>
私の再現答案をご覧ください。試験当日の夜に再現したので、95%くらいは再現できていると思います。内容はさておきさらっとお読みください。

第1問
強みは①創業当初から熱処理専業企業として他社の金属部品を受け入れて蓄積した特殊な技術力、②依頼に応じて設立した設計部門と機械加工部門による生産体制で受注を増加させたこと。

第2問
効果は①稼働率向上によるコスト削減、②新しい自動車部品の加工によるノウハウの蓄積。リスクは①社内原価よりも安い価格で加工を要請されるリスク、②10種類の部品在庫管理

第3問
(設問1)
在り方は①技能士資格を持つベテラン作業者等が作業の標準化、マニュアル化を行い、②それに沿ってOJTで作業方法の教育を行い、③作業容易性を高めた設計、④SLPを活用した工程レイアウト設計などを行う、等で生産性を高めること。

(設問2)
構築面では①機械加工部と熱処理部間の連携強化の体制、②その他の部品を区分した進捗管理の体制を構築すること。運用面では①機械加工部と熱処理部を同期化した生産計画を月次、週次で作成し、専任者を設置しそれに沿った進捗管理で統制する。②その他の部品についても進捗管理で統制する。

第4問
戦略は①機械加工・熱処理加工が可能な生産体制を強みとして、②営業体制を強化して、③商談会等で新規顧客開拓を行い、④稼働率の向上と売上増加で新工場の投資回収を行い、他社と差別化すること

内容はさておき、違和感のある解答が1つありませんか?

第2問
効果は①稼働率向上によるコスト削減、②新しい自動車部品の加工によるノウハウの蓄積。リスクは①社内原価よりも安い価格で加工を要請されるリスク、②10種類の部品在庫管理

この解答、途中で解答が終わってしまっています。そうなんです、時間を読み違えて最後まで書けませんでした

ちなみに第2問はこんな内容です。

問われていることは「効果」と「リスク」。制約条件は「生産面」。

「効果」は与件と1次知識で割とスパッとまとまりましたが、「リスク」をまとめるのに手間取り、いったん後回しにしました。

前述しましたが、この年の事例Ⅲはいろんな人に聞いても難しかったと言われており、全ての問題に手間取ってしまい、解答用紙に一通り記入して、再度この問題に戻ってきた時には時間が足らず、

「ただちに筆記用具を置いてください!」

という試験監督の大声が響き、頭が真っ白になりました。

マジか、書き終えてない・・・

でもこのまま書き続けると失格です。シャレになりません。呆然としながら、愛用のDr.Gripを机に置きました。

前年事例Ⅲは69点と少し自信があり、何とかここで稼ぎたい!と思っていましたが、このミスで「今年もダメか・・・」と休憩しようにもできなかったのを覚えています。

 

<得点開示請求>
ところが、実際得点開示請求をすると、事例Ⅲは68点でした。
11代目ではCKが77点ぴ。が72点と70点越えとなっており、68点が高得点とは思いませんが、解答を途中までで終えてしまった私としては御の字、いやできすぎ君です。非常にありがたい!と思ったとともに、第2問の採点はどういう風に行われたのか?と疑問でした。

 

<この事象から言えること>
採点基準、採点者のお考えは私には分かりませんが、状況証拠から推定できるものがあります。

☆一定の底上げ(の可能性)
令和元年度事例Ⅲは、トヨタ生産方式について真正面から問われました。
トヨタ生産方式は1次試験では必ず勉強するものの、過去2次筆記でここまでばっちり問われた年はあまり見受けれず、私の解答をお読みいただいても、トヨタ生産方式に関する記述は一切していません。

厳密には、知識不足で書けませんでした・・・

そのため、試験直後には「あー終わったなー」なんて思っていました。

ところが一定の点数をありがたくいただいたことを鑑みると、基準は分かりませんが一定の底上げがされているものと想定できます。

これについては、「2次筆記は相対評価」という説から考えても合理性があります。

 

☆ちゃんと読んでくださっている
「そりゃそうだろ!」って話なのですが・・・
私の他の設問の解答を読んでも、際立って「すげえ!」と言われる解答は書いていません。そのため、第2問が0点で、それ以外の設問で68点を稼いでるとは思えません。そうすると、途中までを読んでくれて、中までを採点し、加点していただいている可能性が高いと考えられます。

だとすると、本試験で
頭真っ白、何を書いていいか分からなくなってしまった!
もう時間が足りない!

という非常事態になったときは、「設問」「与件」「1次知識」から
想定される要素を使って、採点者に伝えようという思いで頑張って書けば、途中で終わってしまっても、採点者はそれを読んでくれて、採点してくれるのではないか?と思います。

が、あくまで途中で終わってしまうのは非常事態の場合です。きちんと最後まで書き終える練習を、2ヶ月弱の間こなしてください。

そしてただの単語やキーワードの羅列は、読み手としては全く意味不明な文章になるので当たり前ですがダメです。
そのため、私の解答のリスクの「②10種類の部品在庫管理」という言葉は、本当はこの後に文章が続く予定でしたが、採点者から見れば単語の羅列であり、点数は入っていないと思います。

 

<まとめ>

<本日のまとめ>
・難化の年は、一定の底上げの可能性がある
・採点者は、解答が途中で終わっていたとしても、途中までを読み、途中までを採点し、加点していただいている可能性が高い

なので、本試験で非常事態に陥っても、途中で終わっても「採点者に伝えよう」という思いであきらめずに書くこと。

 

閑話休題、、、

<オン夏!のご質問について>
オン夏!へのご参加いただいた方々誠にありがとうございました。
その中で、TBC通信講座に関してのご質問を頂戴しておりましたので、この場を借りてお答えいたします。
TBC通信講座以外の方には、いささか関係のない話になってしまいますが、お許しくださいませ。

★TBC通信講座の復習の仕方
・前提として、TBCの演習は各事例でテーマとなる1次知識を想起させて(具体→抽象)、解答を書かせる(抽象→具体)ことを訓練する作りになっています。

①模範解答の復習
・私が模範解答で行っていた復習で重要視していたのは、
__1.想起した知識が正しかったか?
__2.想起できなかった知識は何だったか?の確認をする

・設問や与件で使われていた文章や、演習で気づいたことを抽象化ブロックシートにメモしていました。

・メモが蓄積された抽象化ブロックシートを毎日通勤時間に読むことで、「設問や与件⇔1次知識」の想起力を強化していました。

 

②優秀答案ともう一息答案の比較
・解答の比較という点では、優秀答案ともう一息答案の比較が重要です。実際に自分と同じ期間に勉強している方々の解答と自分との違いを見て、自分の解答の出来具合が分かります。

・こちらを見て、ご自分の答案の良し悪し、活用したいところは練習で取り入れる、ということを繰り返し行い、解答精度を高めていきました。

・ちなみに、私は事例Ⅰ~Ⅲそれぞれ1回ずつもう一息答案に選ばれ、事例Ⅲのみ1回だけ優秀答案に選んでいただきました。優秀答案に選ばれたことはもちろん嬉しかったですが、もう一息答案に選ばれて、自分の答案を直接指摘してもらえたことはすごく貴重でした。

こんな感じでTBC通信講座を活用していました。

この投稿が皆様のお役に立てば幸いです。
以上、おべんと君でした。


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<よろず相談会のお知らせ>

日時:2020年8月29日(土)23:00~25:00

場所:オンライン (zoom)

・内容:独学者向けの「ユルいアドバイス」と「よろず相談会」
(相談会は6~7名/班を20~30分毎に入替形式)

人数:約20名(※応募多数の場合は抽選といたします)

・受付期間:8月11日(火)6:00~8月21日(金)24:00

・受付方法:Googleフォームにて必要事項入力

・参加確認:8月22日(土)までにEメール連絡
(※抽選の場合、外れた方への連絡は致しかねます)

           

twitterもよろしくお願いします。

皆さま、こんにちは。ぴ。です。

暑っついですね皆さま体調はいかがでしょうか。

こんな暑い日は勉強の合間にガリガリザウルス・・・じゃなくてガリガリ君でも食べてリフレッシュしましょう♪

ただし、お腹を壊すといけないので、食べ過ぎには注意ですよっ。

さて、本日は2次対策向けに「いまやっておきたいこと」第2弾として、

事例Ⅳの経営分析についてご紹介していきます。

※前回の第1弾はweb勉強会の内容についてでした。

経営分析に関するおススメ記事です。是非こちらもご参考下さいね~。

ビジネス実務に直接役立つ経営分析の知識(by 11代目べりー)

事例Ⅳ弱者の戦略(by 10代目makino)

はじめに、私が学習初年度に「やらかしてしまった失敗談」をお話します。

事例Ⅳは、経営分析・CVP・NPVが頻出論点です。この中で経営分析に関しては過去問や予備校の演習・模試等でも比較的学習初期からなんとなく解けるんですよね。なので、私は学習にかける時間をCVPやNPV、その他の論点に費やしていました。

つまり、『経営分析はなんとなく解けるからきっと大丈夫だろう』と対策が不十分なまま本試験に臨んでしまったのです。

・・・これが失敗でした。

本試験では、経営分析を解き終えるまでに30分以上時間をかけてしまい、結果的に他の計算問題や文章問題を解く時間が無くなるという事態に陥ってしまいました。トホホ(泣)

先日のオン夏セミナーにて岩塩がこのようにプレゼンしておりました。

『経営分析は開始20分以内で解けるようにしよう』

私も初学者の時にこの岩塩の助言を知っておけばよかったと思いましたよ。トホホ×2(泣)

経営分析は、過去問をベースにしっかりと準備しておくことで、確実に得点することができますし、素早く正確に終わらせることで、個別計算問題にかける時間を確保することに繋がります。

・・・ということで、私の失敗談を踏まえて

今回の記事をおススメしたい方・2次試験の経営分析の概要を把握したい。

・経営分析を20分以内で解く上でどんな準備をすべきか知りたい。

今回、経営分析は3点セット♪をテーマに、「20分で8割を目指すコツ」についてお話したいと思います。

ありがとう事例Ⅳ!と言うためには必ずマスターしておきたい経営分析。今回の記事が少しでも学習の参考になれば幸いです。

それでは、本日も宜しくお願いします。


経営分析の概要

経営分析を攻略するにはまず全体像を確認しておきましょう。

【出題実績】

いきなり質問です。経営分析の出題率は過去の実績では何パーセントでしょうか?

答えは、H13から遡って出題実績をみると100%出題されています。2次試験の全事例で、唯一絶対出る論点と言えます。

また、上の図は過去10年間の出題実績表ですが、事例Ⅳでは主に経営分析、NPV、CVPの理解力が問われていることが分かりますね。

特に出題率100%の経営分析は唯一無二の存在で絶対に取らなければ合格点を確保することはムズカシイです。

【正答率の高さ】

ところで、昨年の経営分析の問題で一発合格道場11代目のメンバーはどのような経営指標を選んでいたでしょうか。

上の図では11代目メンバーの再現答案を載せていますが、数ある経営指標の中で、だいたいみんな同じ指標を選択していますね。

もちろん、この指標以外でも正解の可能性はあります。しかし、他の受験生と差別化して生産性の指標を選んでやろうとか、誰も選ばないようなマイナーな指標を選ぶよりも、みんなが書くであろう基本的な指標を選択していくことが、20分以内で確実に8割確保のために重要になると思います。

【出題パターンの3点セット】

経営分析の出題パターンは例年ほぼ一定です。

設問1では、①経営指標の名称と、②指標の値が求められ、

設問2では、③内容の説明(文章記述)が求められます。

この出題パターンの3点セットを基本としながら、いくつかの形式に細分化されます。

なお、③の内容の説明(文章記述)は、長所・短所、問題点、課題、改善策などが問われます。

ここで、令和元年の問題文を見てみましょう。

問題文のチェックについて、毎回出題パターンは同じですので、ケアレスミスを100%防ぐために、出題形式や小数点の桁数など問題文への書き込みかたもあらかじめルール化しておくとよいですね。

【攻略のコツの3点セット】

経営分析の目的は、「経営の革新・改善」ですので、良い点よりも、問題点や課題を指摘するケースが圧倒的に多いです。また、診断士試験では、精緻な分析を求められてはいません。

①短い時間で、②間違いでない指標を選択し、③多面的な視点から内容を説明することがコツになります。これが、攻略のコツの3点セットです。

①短い時間

⇒ 20分で解き終わることを目標にしましょう。

②間違いではない指標を選択

⇒ 最低限必要な指標だけ使うようにしましょう。

③多面的な視点で内容の説明をする

⇒ 安全性、効率性、収益性から一つずつ選びましょう。

①基本的な指標を短時間で挙げ、正確に計算することが求められています。

②の間違いではない指標とは、100%正解じゃなくてもいい指標という意味で、こだわりすぎてもいけません。

③の多面的な視点というのは、2次試験全事例で共通のコツで、事例Ⅳの経営分析においても例外ではありません。

試験本番で実力を十分に発揮するために、できるだけ武器を少なくして研ぎ澄ましていきましょう。

以上、概要でした。次から具体的なコツについてお話していきます。


与件文や財務諸表から課題を探す

出題者が期待する経営指標を選択するためには、当たり前ですが与件文や財務諸表から財務上の課題を見つけないといけませんよね。

私の失敗談として、学習初年度の頃は、与えられた財務諸表から、一次試験で学んだ経営指標を片っ端から計算していましたが、正直言って時間がかかりすぎるし無駄な作業でした。

100%正解の指標を選ぶ必要はないですし、そもそも数値の差だけで正解は分かりませんので、先ずは与件文のヒントを活かして、当たりをつけた指標だけ計算することをおススメします。

ここで、令和元年の与件文と財務諸表を確認してみましょう。

この事例であれば、D社の業種、各事業の特徴、財務諸表から財務上の課題を探します。

ポイントは、冒頭の与件文に記載されているキーワードと、財務諸表(主にB/S)の数字の動きをヒントに財務上の課題を抽出します。

また、後で紹介する指標選択の3点セットと結び付けることで時間の短縮化が図れます。

私の場合は、上の図の右側に記載した指標だけ抽出して計算していました。そして、数値的に悪化or改善に選んで問題なければ収益性、効率性、安全性の3つの視点で解答するという方法でした。

ちなみに、この令和元年の問題は、配送費の勘定科目が売上原価なのか、販管費なのかの判断が難しいと思います。そのため、収益性悪化の指標選択が、売上高総利益率か売上高営業利益率かで分かれると思います。しかしながら、道場メンバーの再現答案を見てもどちらを選んでも差がないことが分かりますので、このような場合にも迷って時間をかけすぎないことが大事になります。

なお、この指標値の計算から指標値選択の解法に関して、道場ブログに詳しい解法を説明した記事がありますので、ご自身に合う解法をパクって見て下さいね。特に冒頭におススメした10代目makinoの記事も是非ご覧頂ければと思います。

(参考)安全性の指標について

与件にヒントがない安全性指標は、一次試験で学んだ基準となる数値で判断する必要があります。

安全性の指標を選ぶ際の根拠は、与件文にヒントがないことが多いです。そのため、例えば当座比率又は流動比率が100%未満は資金繰りに問題があるとし、短期安全性を指摘するといった判断をする必要があります。


収益性、効率性、安全性から一つずつ

【指標選択の3点セット①】

経営指標は「収益性、効率性、安全性から一つずつ選ぶといいよ」とよく言われます。私も学習初年度の頃からこの話は聞いていました。

だがしかし・・・こじらせボーイの私は実は疑問に思っていました。皆さんは私のようにこじらせず、素直でいるのが一番です(笑)

ですが、私も学習を継続していく中で疑問は解消されていきましたので、以下に参考までにご紹介してみます。

疑問1.なぜ収益性、安全性、効率性の3つなの?一次試験で学んだ生産性も含めた4つじゃないの?

効率性と生産性は、投下した経営資源がいかに効率よく利益を生み出しているかを図る指標としてほぼ同じ概念です。生産性指標を挙げても大丈夫ですが、効率性指標でも十分に説得力のある指摘になります。

疑問2.なぜ一つずつなの?例えば効率性2つと収益性1つではだめなの?

極論を言えば、3つとも収益性を挙げたらどう評価されるでしょうか。診断士2次試験では全ての事例で偏った解答をすると点数が低い傾向にあります。多面的な解答がベストではないですが、ベターといえます。

・・・という解釈に至ったのですが、いかがでしょうか。

一方で例外として、過去問を見ると、H24のように「収益性が改善したか否かを判断する指標」など問題に制約条件があったり、H25のように「財務諸表がB/Sしかない」問題が出たら、収益性・効率性・安全性から一つずつ選ぶことはできません。このような制約条件などは出題者からのヒントだ!とポジティブに捉えて題意のままに解答しましょう。

ですが、制約などない通常のパターンの場合は、短時間でベターな解答にするため、指標を一つずつ選ぶことをあらかじめ決めておいたほうがラクですよね。

【指標選択の3点セット②】

よしっ。基本的には収益性、効率性、安全性から1つずつ選ぶのは分かった。

でもさぁ、それぞれの指標は何個覚えときゃいいのよ?・・・って思いますよね。

例えば、全国企業財務諸表分析統計というものを見ると、指標が多すぎて全て覚えることはできません。診断士試験においては、D社の財務上の課題の指摘に役立つ重要な指標だけに絞り込んでいきます。

(参照:全国企業財務諸表分析統計)

先ずは、予備校などが過去問の模範解答で挙げている指標の数に絞り込みました。

これならいけそうですか?・・・まだちょっと多いですよね。

ということで、更に絞り込みます。

これならいけそー!?ではないでしょうか。

収益性、効率性、安全性から3つずつ。私はこの指標だけを想定し、与件文や財務諸表から課題を見つけにいってました。そして、課題に合致した指標のみを電卓で計算するといった感じです。

この指標だけでも事例ⅣのD社の課題は指摘できるのではないでしょうか。


記述問題は解答パターンを準備する

最後は内容の説明(記述問題)です。

記述問題は、設問1で挙げた指標について「個々の指標ごとの説明」あるいは「総合的にまとめた説明」の2種類の出題形式が問われます。

上の図のように近年の問題は総合的な記述が多く、個々の指標の記述が出題されなくなってきています。しかしながら、念のため個々の指標の記述についても過去に出題頻度が多い60字をベースにあらかじめ解答パターンを準備しておくとよいです。

なお、この記述問題の対策も冒頭に紹介したべりーの記事はより詳しく紹介されていますので是非ご覧くださいませ!

【個々の指標ごとの記述】

ポイントは、与件(またはB/S)とキーワードを因果関係で記述することです。

具体的には、与件文から因果の因の部分を引用し、あらかじめ準備しておいた指標ごとのキーワードを因果の果に使います。

また、安全性指標は与件に根拠が無い場合、B/Sの勘定科目の動きを根拠とする必要があります。

(例)売上高営業利益率の問題点

(与件の根拠)のため、本業の収益性が低下した。

(例)棚卸資産回転率の問題点

(与件の根拠)のため、棚卸資産の投資効率が低下した。

(例)自己資本比率の問題点

(B/Sの根拠)のため、資本構成が悪化し安全性が低下した。

【総合的にまとめた記述】

先にも書きましたが、近年はこちらの形式のほうが出題頻度が高いので、より準備の必要性も高いと思います。

総合的な形式での記述問題は、文字数が少ないほど難しくなりますので、少ない文字数でコンパクトにまとめるための準備が必要です。

ポイントは、①コンパクトにまとめつつも、②与件の根拠の言葉を引用することに加え、③収益性・効率性・安全性の区分を明確にすることです。

ここで、令和元年の11代目メンバーの再現答案からおススメの解答を2点ご紹介します。

CK:一部の分譲住宅の販売が滞り短期安全性低下、建材の価格高騰で収益性も落ちたが、物件の賃貸好調で効率性高い。

べりー:①建材の価格高騰や分譲住宅の販売不振で収益性が低下し②借入依存で安全性が低下し③資産効率が改善した。

2名共に、与件の根拠を引用しつつも、収益性低下、安全性低下、効率性改善と区分が明確化されています。

特にCKの解答は、3指標共にバランスよく与件の根拠の記述があり、説得力の高い内容になっています。

べりーの解答の良いところは、設問1で解答した指標の順番(収益性悪化、安全性悪化、効率性改善)が箇条書きで連動しているため、採点者に伝わりやすい書き方になっていることです。

是非、皆さまも上記の解答を参考に解答パターンを準備していただけたらと思います。


さいごに

経営分析について、3点セットをテーマにご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

出題パターンを把握し、指摘に役立つ指標を絞り込み、記述の解答パターンを準備することによって、20分以内で8割の解答が目指せると思います。

また、経営分析は徹底的に過去問をやりこむことで十分対応可能です。少なくとも過去問10年分を経営分析だけのタテ串で解いてみることをおススメします。慣れてきたら時間を計ってやってみましょう。

今回は以上となります。長い記事をお読みいただきありがとうございます。

ぴ。でした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

あのアツい一次試験から約一か月、学習は順調に進んでらっしゃいますでしょうか
「順調」だとお感じの方には、本日の記事は不要なので、そっと閉じてください。(そっとね…笑)
いまいち手応えがないな…」という方には、少しはヒントになる部分があるかもしれません。

さて、一次試験から受験されてストレート生の方は、設問文の選択肢に関する正誤判定に磨きをかけてきた「一次脳」を作ってこられたと思います。
あんまり良いネーミングではないかもしれません…ごめんなさい)。

二次試験で活用すべき知識は一次試験の範囲のうち、相当限定されています
なので、「一次試験に合格したんだし、復習の必要なんかないよ」というご意見もよく聞きます。
でも、二次試験の過去問題を解いてみて「全く別物の試験だから」だと感じる部分があるなら、「全知識」「全ノウハウ」の出番です。

私はご縁があって2020年版の「全知識」「全ノウハウ」の執筆に関わりました
今回は、道場メンバーに聞いた赤裸々な使用体験記(2919年版)や4人の執筆者オススメの使い方、注意点(2020年版)をご紹介しながら、先日のオンライン夏セミナーにて際中・事後にご質問いただいた「全知識」「全ノウハウ」を上手く活用する方法を一緒に探り、「手がかり」をご提供できればと思っています。
※執筆者が書くと「プロモーション」っぽくなってしまいます(笑)が、注意点も併記しますのでご容赦ください

2次試験合格者の頭の中にあった全知識 (2020年版)」(以下、「全知」)
2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ (2020年版) 」(以下、「全ノウ」)
2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ」(以下、「事例Ⅳ全知全ノウ」)

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「全知識」「全ノウハウ」の活用方法を知りたい方

各書籍の内容

「全知」「全ノウ」シリーズは、「ふぞろい」シリーズと異なり、派生書籍は少ないです。
本日初めてこの書籍を知った方に向けて、それぞれの違いを最初にお知らせしておきます。
なお、「ふぞろい」シリーズの差異については、以下の過去記事が詳しいです。
(参照:10代目かわとも「よくわかる!ふぞろい書籍一覧表」)

「全知」「全ノウ」
事例Ⅰ~Ⅳを網羅し、口述試験までカバーしています。
全知識では、事例ごとのパターンや切り口(着眼点)をご紹介しつつ、関連する一次知識をご紹介しています。
全ノウハウでは、二次試験に共通のノウハウの他、直近二か年分の事例分析を掲載しています。

「事例Ⅳ全知全ノウ」
事例Ⅳ対策に特化した一冊です。
論点ごとに知識・ノウハウをまとめており、過去問を演習問題としている点が特徴です。
また、「事例Ⅳ全知全ノウ」はあえて前年度の事例は扱っていません
その理由は、前年度事例は「80分通した演習に使うべき(本書のように反復練習する対象とするべきでない)という考え」に基づいています。

各書籍の目次をご紹介します(事例ごと重複する部分は一部省略しています)。
ピンとくるようでしたら、次項(「活用方法」)もご確認の上で、ぜひご活用ください。

2次試験合格者の頭の中にあった全知識

第1章 事例別対策【事例Ⅰ】
■事例Ⅰの概要
Ⅰ 代表的SWOT項目
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.事例Ⅰの基本的な考え方
2.大枠戦略検討
3.リーダーシップとマネジメント
4.組織形態(組織デザイン)
5.組織の成立と存続要件
6.組織風土・組織文化
7.組織のライフサイクル
8.モチベーションアップ
9.能力開発
10.インターナルマーケティング
11.評価
12.報酬
13.キャリアコース
14.非正規社員の活用
15.採用・退職
16.同族会社,非同族会社
17.事業承継
18.M&A(合併と買収)
19.アウトソーシング
20.ダイバーシティ・マネジメント
21.業務の定型化
22.IT活用
Ⅳ 使える解法テクニック
Ⅴ 知っておきたい考え方のトレンド
第2章 事例別対策【事例Ⅱ】
■事例Ⅱの概要
Ⅰ 代表的SWOT項目
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.大枠戦略検討
2.競争戦略
3.市場細分化(標的市場の選定)
4.PPM
5.Product① 品揃え拡充
6.Product② 共同開発
7.Product③ カニバリゼーション
8.Product④ サービス財
9.Place① 直販
10.Place② OEM
11.Place③ 主要顧客依存
12.Place④ 企業間連携(事業連携)
13.Place⑤ 外注(アウトソーシング)
14.Price① 価格設定
15.Price② ロスリーダー政策
16.Price③ メニュー選択式価格設定
17.Price④ プライスライニング政策
18.Promotion① パブリシティ(プル戦略1)
19.Promotion② 口コミ(プル戦略2)
20.Promotion③ ホームページ,BBS,SNSなど
21.Promotion④ 人的販売
22.Promotion⑤ 具体的なPromotion案
23.ブランド
24.IT
25.店舗販売
26.インストアマーチャンダイジング(ISM)
27.POSシステム
28.商店街
29.合併・買収
30.地域資源の活用
31.リスクマネジメント:危機管理
32.4C
Ⅳ 使える解法テクニック
Ⅴ 知っておきたい考え方のトレンド
第3章 事例別対策【事例Ⅲ】
■事例Ⅲの概要
Ⅰ 代表的SWOT項目
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.生産計画はどうあるべきか
2.生産方式
3.管理方式
4.PQ分析
5.コミュニケーション
6.Q(品質)
7.C(コスト)
8.D(納期)
9.IT活用
10.営業と工場の役割分担
11.製造現場のチェックポイント
12.工場設置のSLP
13.IE
14.設備保全
15.製品開発
16.アウトソーシング
17.販売に関する事項
18.出荷・配送
19.CAD/CAM
20.コンカレントエンジニアリング
21.技術継承
22.工作機械
23.海外進出
Ⅳ 使える解法テクニック
Ⅴ 知っておきたい考え方のトレンド
第4章 事例別対策【事例Ⅳ】
■事例Ⅳの概要
Ⅰ 出題のポイント
Ⅱ 最重要の切り口
Ⅲ 項目別パッケージ
1.B/S,P/L分析
2.CF計算書の作成と基本分析
3.投資(プロジェクト)の評価とリスクの計算
4.損益分岐点分析(セールスミックス)
5.企業価値と株価
6.原価計算
7.連結会計
8.他の科目の関連知識
9.場合分け問題
10.デリバティブ(金融派生商品)
11.その他
Ⅳ 使える解法テクニック

2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ

第1部 2次試験のノウハウ(基本パート)
Ⅰ 2次試験における5つの基本的心構え
Ⅱ 2次試験全体の重要な切り口
Ⅲ 2次試験全体のノウハウ
1.設問文の読み方
2.与件文(事例文)の読み方
3.注意すべき与件文のポイント
4.解答の構築ポイント
5.解答の書き方
6.80分間のタイムマネジメント(基本例)
7.試験会場での緊張対策
8.ツールの活用法
9.戦略的に得点を確保する
10.学習上、必ず行うべきこと
11.解答における考え方のトレンド(全体)
Ⅳ 設問のタイプ別対応パターン
Ⅴ 2次試験事例別のノウハウ
第2部 本試験問題でのノウハウ活用例
第1章 令和元年度2次筆記試験考察
Ⅰ ノウハウ活用例―事例Ⅰ
1.設問分析
2.与件分析とSWOT分析
3.各問題の分析と活用できるノウハウ
Ⅱ ノウハウ活用例―事例Ⅱ
Ⅲ ノウハウ活用例―事例Ⅲ
Ⅳ ノウハウ活用例―事例Ⅳ
1.大枠戦略の検討
2.実際の与件文チェック
3.各問題の分析と活用できるノウハウ
第2章 平成30年度2次筆記試験考察
Ⅰ ノウハウ活用例―事例Ⅰ
1.設問分析
2.与件分析とSWOT分析
3.各問題の分析と活用できるノウハウ
Ⅱ ノウハウ活用例―事例Ⅱ
Ⅲ ノウハウ活用例―事例Ⅲ
Ⅳ ノウハウ活用例―事例Ⅳ
第3部 2次試験のノウハウ(詳細パート)
第1章 2次筆記試験対策
Ⅰ 与件文を読むときに注意しておきたいフレーズ集
1.LEVEL1 「  」で括られた言葉
2.LEVEL2 繰り返される類似表現
3.LEVEL3 強調表現(強調語・数字・接続詞)、欄外注記、別表
4.LEVEL4 顧客ニーズ、伸ばすべき強み、解決すべき課題や問題点、環境変化により求められている要求
5.LEVEL5 ニュアンスを読み取る
6.<補足>与件文と財務諸表の両方から内容を検討する
Ⅱ 解答を記述する際に活用できるフレーズ集
1.文字数の調整に活用できるフレーズ集
2.事例Ⅰ(組織・人事)に活用できるフレーズ集
3.事例Ⅱ(マーケティング・流通)に活用できるフレーズ集
4.事例Ⅲ(生産・技術)に活用できるフレーズ集
5.事例Ⅳ(財務・会計)に活用できるフレーズ集
Ⅲ 合格者が実践していた苦手克服法
Ⅳ 診断士2次試験の『よくある疑問』に答えます!
1.解答プロセス編
2.勉強方法編
3.その他
Ⅴ ファイナルペーパーを作ろう!
1.ファイナルペーバーについて
2.ファイナルペーパーの例
Ⅵ 合格者の成長グラフ
第2章 事例別最頻出テーマと令和2年度予測
Ⅰ 過去問題分析表
Ⅱ 事例Ⅰ(組織・人事)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
1.最頻出テーマ
2.令和2年度傾向予測
Ⅲ 事例Ⅱ(マーケティング・流通)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
Ⅳ 事例Ⅲ(生産・技術)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
Ⅴ 事例Ⅳ(財務・会計)の最頻出テーマと令和2年度傾向予測
第3章 2次口述試験対策
Ⅰ 口述試験の考え方
Ⅱ 口述試験ノウハウ
1.試験の概要
2.実際の質問内容
3.基本的対策

2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ

序章 本書の使い方
第1章 経営分析
Ⅰ 経営分析の知識・ノウハウ
Ⅱ 経営分析の過去問
第2章 損益分岐点分析(CVP)
Ⅰ 損益分岐点分析(CVP)の知識・ノウハウ
Ⅱ 損益分岐点分析(CVP)の過去問
第3章 意思決定会計
Ⅰ 意思決定会計の知識・ノウハウ
Ⅱ 意思決定会計の過去問
第4章 セグメント別会計
Ⅰ セグメント別会計の知識・ノウハウ
Ⅱ セグメント別会計の過去問
第5章 キャッシュフロー分析
Ⅰ キャッシュフロー分析の知識・ノウハウ
Ⅱ キャッシュフロー分析の過去問
第6章 その他計算問題
Ⅰ その他計算問題の知識・ノウハウ
Ⅱ その他計算問題の過去問

あなたにあった活用方法は?

それでは、道場メンバーに聞いた赤裸々な使用体験記(2919年版)や4人の執筆者オススメの使い方、注意点(2020年版)をご紹介していきます。

2次試験合格者の頭の中にあった全知識

【道場メンバーの使用体験記】
●一次試験後の二次の情報収集の際に、1回読んで、必要となる知識をざっくり掴んだ。(その後は過去問等の学習に専念)二次試験の一週間前に再度読み、取りこぼしの知識がないかを確認した。全知識の上手な活用方法がわからなかった。(お守りのような感じだったかも・・・)(岩塩
●二次試験で使う知識の補足。二次試験知識インプットはTBCが軸。ある程度二次試験の学習が進んだ後に、補足復習用として知識、論点、ノウハウに抜け漏れないかの確認に使った。(3ch
●一次知識の確認知識解答にならないようにするため、サラッと確認する程度にして、読み込まないようにした。(ぴ。
●一次試験の知識の振り返り。(カワサン

【執筆者 オススメの使い方】
・二次試験で求められる「知識の応用」のためには、これまで学んできた「点」を「線」や「面」で結びつける必要があります。
・そして、設問文を読んだとき、サッと頭の引き出しから出せる「瞬発力」も大事です。
フレームワーク(切り口)を自在に使いこなす「二次脳」への切り替えが必要だと感じる方に、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
・各知識のレベル感を知っていただくのにも使えます。ご職業の中で精通している分野があると、稚拙に見える部分も正直あると思います。「ちょっとこれはどうかな…」と思う部分、私も事例Ⅳでちょこちょこあって、執筆者としてある程度削ったり、修正をかけたりしたのですけど、はたと思ったのは、「二次試験対策としてそんな精緻に知っておく必要ある?」ということでした。本試験でも、ご自身の経験に拘りすぎると黄色信号が点灯します。
・本書で記載されている知識のレベルが「適温」で、それ以上に詳しい内容は「不要」の可能性が高いです。一度通読したら、その後は辞書的な位置づけで使うのが良いと思います。
※とはいえ、ちょっと時代錯誤/的外れの部分も残ってしまっているようです。
それを見直すために前年度の合格者が執筆に参加しているので、私たち執筆者にとっては反省点ですね…スイマセン。

【注意点】
前年度版を持っているなら、改訂部分が限られるので、あらためて買う必要はありません
・過去問に基づいて網羅的に記載されていますので、丸暗記するような使い方は、二次試験が択一問題ではない以上、あまり意味がありません
ぴ。が指摘しているように、二次試験は「知識解答」が求められているわけではありません。詳細に読み込むより、どんな切り口があるのか、どういう観点を持って二次試験にあたればいいのかを探ってみてください。
・事例Ⅳについては基本的な内容にしか触れていません。対策は「事例Ⅳ全知全ノウ」が鉄板です。早めに読みつぶしましょう

2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ

【道場メンバーの使用体験記】
回答パターン、切り口の習得。(3ch
合格者がどんなことを大切にして問題を解いたかを参考にした。通読せず必要に応じて開く、箸休めに体験記を読むあくまでアウトプットの参考にする。(カワサン

【執筆者 オススメの使い方】
・掲載している思考プロセスは、執筆者(合格者n=1)のノウハウではありますが、切り口や戦略/戦術レベルを意識しつつ、出来る限り標準的なものに寄せるよう工夫しています。ぜひ思考プロセスのトレースにお使いください。道場が日頃提唱している“パクってカスタマイズ”です。
「全知識」の関連部分とリンクさせているので、ピンとこなければ、「全知識」の該当箇所を読んでみるのがオススメです。
・(ちょっと気が早いようですが)筆記試験合格後、口述試験に関する情報は主にネット上で収集することになります。本書は口述試験についても言及している、数少ない参考書ですので、ぜひご参照ください。

【注意点】
・二か年分の事例が掲載されているので、二年続けて本書をお求めになると、一か年分がかぶってしまいます
・各事例の解答内容は執筆者・監修者の一見解に過ぎません多数の再現答案に触れられる「ふぞろい」との併用をオススメします。

2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ

【道場メンバーの使用体験記】
確実に解答できるまで、間違えた問題は繰り返し解いた解答に納得できない問題があったので他の解説も見ていた。残存価額を入れるかとか、解説によって解答が異なる場合があった。(岩塩
計算問題の繰り返し、解法理解。初期段階から利用し、最終的に3、4周回した。(3ch
3回解いた。解答プロセスの確認に使った。「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」を併用。両者の解答が違う時があったので、相互確認。(さとまる
●読んだら予備校で教わる作法や知識を教えてくれる書籍だったので「事例ⅣはMMCと心中しよう」と決めてからは封印した(予備校は双方向で質問できるので)。(べりー
●「30日完成!」を解いた後、一通り解いた。苦手な論点については2周解いた。事例4では、80分の時間配分が重要で、優先度付けについては別途過去問を解く必要あり。一次試験の学習期間中にも並行学習でやっておけば良かった。(CK
●評判良かったのでやっておけばよかった。(ぴ。

【執筆者 オススメの使い方】
最初は「財務・会計」との違いに苦しむ部分もあるかもしれませんが、道場メンバーが言うように「繰り返し」解いていくことで、反応できるようになっていきます。(わからなければ悩まずに解説を読んでしまいましょう!)
・事例Ⅳでは、やや複雑な計算が求められる意思決定会計を除き計算問題で点数を稼ぐことはもはや必須です。出来れば、掲載されている計算問題を毎日解きましょう積み重ねが活き、得点源だと唯一自信を持てる科目、それが事例Ⅳ。「ありがとう事例Ⅳ」(byかーな)です。
直前期からはどの単元を強化するか意識しながら取り組むのがオススメです。
・事例Ⅳに苦手意識をお持ちの方も、計算過程を途中まででも書くと部分点がもらえる可能性(極端な話、解答の方向性を文章で記述するだけでも部分点があるのでは、という話も)があります。正答できたかどうかではなく、丁寧な計算過程の記載を本書で身につけてください。
・実は記述問題の割合も高く、ここでいかに堅い対応を出来るかが勝負になります。本書で記述対策もバッチリです。

【注意点】
・「いや、全然わからないよ?どうすりゃいいのさ」という感触でしたら、「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」もオススメです。本書よりも平易なレベルの問題が掲載されており、まずは「計算」に慣れるにはもってこいです。
・本書ではかなり難易度が高い部分も紹介されていますが、試験までの時間が限られる中で、どの程度注力するかは、ご自身でバランスを考える必要があります
・先述のとおり、前年度の事例は取り扱っていません。令和元年度事例Ⅳについて詳しく知りたい場合は、「全ノウハウ」をご参照ください。
・本書では80分の使い方はあまり学べないので、直前期からは過去問タテ解きも取り入れましょう

来年はあなたが執筆者になるかも!

「全知識」「全ノウハウ」は前年度の試験合格者4名を執筆メンバーに迎えます。
私もたまたまTwitterで知り合った執筆者の方からご紹介いただいて、本シリーズの執筆に関わることが出来ました。
自分が使っていた参考書に執筆メンバーとして参画できたのは、一年前には想像できなかった変化でした。
校正を経て、書店で平積みになっている姿を見た時は、ちょっと感動

自慢話、失礼しました(笑)

ここからが本題
先日のTomatsuの記事にもありましたが、このバトン、読者の皆様のどなたかにぜひお渡ししたいと思っています。
(参照:11代目Tomatsu「【2次対策】事例毎の特徴・お作法を知る~事例②編~」)
この部分、なんか変じゃない?」「ココ、こういう風に書いてくれたら、もっとわかりやすいのに」など、様々なご意見・ご感想をいただいております。
ぜひ、ホットな目をお持ちのあなたに、来年本書を手に取る方によりよいものを届けるため、バトンをお渡ししたいのです
※過去の執筆者には、マスターコースでヘッドを務める先輩診断士もいらっしゃれば、普段は診断士資格の保有者であることを全く意識していないという独立独歩のコンサルタントもいらっしゃって、そうした人たちとつながるきっかけになりました。

「全知識」「全ノウハウ」に限らず、試験に合格すると、前年度の合格者として様々な参考書の執筆・校正のオファーに触れる機会があります
一発合格道場」「ふぞろい」「タキプロ」といったリレーブログも同様ですが、合格者がバトンをつないでいく文化は、中小企業診断士ならではの姿かもしれません。
連携や協働が診断士の本分ゆえでしょうか。
※「そんな鬱陶しいモンいらん!ワシは一人でええんじゃ!」と言う方、それもステキな道の切り拓き方だと思います。

応募方法の詳細は、合格発表後にあらためてご案内します
条件やタイミングが合えばというお話にはなりますが、執筆や校正にご興味がある方は、ぜひ合格後の楽しみの一つに。
診断士になると、誰かと一緒に何かを成し遂げる「プロジェクト」に入る機会も多いと思いますが、その前哨戦としても、ぜひご検討くださいね。

今日のまとめ

① 「全知識」でフレームワーク・切り口をマスターしよう!
②  「全ノウハウ」でパクってカスタマイズしよう!
③ 「事例Ⅳ全知全ノウ」を使い潰して得点源にしよう!

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

前回までの記事はこちら

 

先日のオンライン夏セミナーにご参加頂いた皆様、改めてありがとうございました。

 

おかげさまで、日曜日の回、平日夜の回とも盛況でした。

日曜日はお腹いっぱいになる怒涛のプレゼンと相談会&懇親会、平日夜は道場先代を交えての相談会と、それぞれの濃さがあり良かったのではないかと思います。

当日の様子はこちら↓

4時間分をまとめてお届け〜オン夏!セミナーご報告〜 by さとまる

オン夏!2次試験対策QA特集 by 3ch

オン夏!セミナー平日版~ダイジェストとQ&A集~ by ぴ。

 

さて、本日は夏セミナーでも質問のあった、二次試験の事例Ⅲについて、少し詳しく書いてみたいと思います。

試験勉強をしている方から、「事例Ⅲのイメージがつかみづらい」「製造業の経験がないのでとっつきにくい」という相談をいただくことがあります。

これに対する回答は「製造業の経験がない人でもわかるように、与件文はそれなりに整理して書いてくれています。そのため、【生産性向上と生産管理】【生産計画と生産統制】といったお決まりのフレームを使う練習をしていけば、合格点をとれるようになりますよ」というものです。

これ、真理だと思います。

製造業の会社勤務で、なまじ似たような経験があると、与件から逸脱して自分の経験に引っ張られがちです。

他の事例でもそうですが、ご自身の個人的な経験は、大事故の元なのでそっとしまっておいた方がよさそうです。

 

 

とはいえ。

そうはいっても、「やっぱり背景がわからないと気持ち悪い」という方もいらっしゃるかと思います。

(ちなみに、私がそのタイプです。変なところが潔癖。)

事例企業を理解しようという、その姿勢がすばらしいですし、私も本業でC社のような会社に身を置いている以上、多くの方にC社っぽい会社の悲喜こもごもを知ってほしい。

というわけで今回は、金型屋勤務という属性を生かして、事例ⅢのC社がなぜ苦しんでいるのかを解説してみたいと思います。

 

正直、「これを読んだら点数が上がる」系のテクニックではないので、興味のない方は読み飛ばしてください。

また、以下はあくまで一般論&私自身の経験なので、実際の与件文とは相反することもあると思います。

その際は、もちろん与件文が絶対です。カミサマです。

二次試験では与件文がカミサマ。設問文がホトケサマ。

 

逆に、診断士になってから、中小の製造業を支援する際に役に立つこともあると思うので、一種の教養くらいの感覚で読んでいただければと思います。

 

 

【こんな方におすすめ】

・事例Ⅲの世界観や背景を、なんとなくイメージできるようになりたい方

・「C社って、なんであんなにダメダメなの?」とモヤモヤしている方

・事例Ⅲで書く解答が「当たり前のこと」すぎて自信が持てない方

 

 

大前提:工場では、安全第一

Photo from PhotoAC

 

製造業の会社で働いたことのない方でも、工事現場等で「安全第一」看板や横断幕が掲げられているところを、一度は目にしたことがあると思います。

「安全第一」「ゼロ災でいこう、ヨシ!」「今日も一日ご安全に」

こういったスローガンは、工場内でも目につくところに貼ってあります。

私も最初に工場を見学した時は、「そりゃそうだよな」くらいに思っていたのですが、その後、新入社員と一緒に工場長や総務の方の話を聞いて、徐々に感覚が変わりました。

たとえば、こんな話です。

 

「私の一番大切な仕事は、工場で働く従業員を、朝、家を出たそのままの姿で帰宅させること。目に異物が入っていたり、腕をやけどしていたり、ましてや指がなくなっていたりしては絶対にいけない。全く同じ姿で家族の元へ帰すことです。そのために保護具や作業手順等の安全上のルールを決めて、日々守られているか安全パトロールをしています。皆さんも、必ずルールを守って、安全に作業をしてください」

 

 

「当たり前のことですが、金型より人間の方が大事です。忙しくなってくるとこれを忘れてしまうことがあるので、最初に言っておきます。金型は、壊れたら作り直せばいいんです。いくらでも替えがききます。でも人間はそういうわけにはいきません。そのことを、よく覚えておいてください」

 

 

「工場にあるものの中で、一番やわらかいのは人間の体です。金型や工作機械やクレーンと衝突したら必ず人間の体が負けます。だから絶対に衝突しないよう、決められた通路を歩いてください」

 

 

いかがでしょう。重みのある言葉だと思いませんか。

特に金属や工作機械を扱っている工場では、安全を軽視すると取り返しのつかないことが起こります。

そのため、安全を確保できる作業手順が決まっており、「めんどくさいから」「こっちの方が効率がいいから」といった理由で作業員が勝手に手順を変えることはできません。

(物理的にはできますが、それが原因で労災が起きることも多いです。)

もちろん煩雑な作業手順の理由が100%安全上の理由というわけではありません。

ですが、少なくとも「複雑なオペレーションの裏には、安全上の理由があるのかも」という可能性くらいは、頭に入れておいてほしいと思います。

中小企業診断士として工場に入る際も、「安全第一」を忘れずに、工場の方の案内に従って行動してくださいね。

 

※なお、「安全」に関しては当たり前すぎて二次試験には出ません。

(一次試験の「運営管理」でスピテキの最初に出てきました。)

そのため、解答用紙に書いても、加点されることはまずないと思います。あくまで「背景」としてご理解ください。

 

 

 

 

受注生産はつらいよ

 

事例Ⅲでは、しばしば「受注生産」型の企業が出てきます。

例えば、令和元年度の金属熱処理と機械加工をしている会社。

平成29年度の金属部品の賃加工をしている会社もそうですね。

Photo from PhotoAC

 

ここで突然の復習です。

「受注生産」の反対は?

 

 

 

そうです。「見込生産」です。

 

それでは、「受注生産」のメリットとデメリットは?

 

メリットは、完成品の在庫を抱えるリスクがなく、在庫に関するコストがかからないこと。

デメリットは、仕事を平準化しづらく、工場負荷が安定しないことや、コスト・納期の正確な見積もりが難しいことが挙げられます。

 

我らが金型屋も受注生産が基本です。

顧客の製品設計が決まってから、それに合わせて金型を製造するので、受注生産は金型屋の宿命といえます。

 

受注生産のデメリットは、仕事を平準化しづらく、工場負荷が安定しないことや、コスト・納期の正確な見積もりが難しいことでした。

そこで何が起きるか。

 

顧客α社から金型製作を受注し、金型屋が忙しくなり始めます。

そこにβ社からも制作依頼が来たとしましょう。

社長は考えます。

「ちょうどα社の仕事が始まったところだけど、この先は受注予定の案件が少なく、工場が遊んでしまうかもしれない。それに、次いつβ社から引き合いが来るかわからないし……」

ということで、β社と交渉して多少納期を延ばしてもらい、β社の仕事を詰め込みます。

従業員に残業してもらったり、場合によっては夜勤を含む二直体制を組んだりして、なんとか納期までに仕上がるようピッチを上げるのです。

小規模工場だと、従業員を帰した後、社長や経営者一族が深夜まで作業してなんとか納期に間に合わせる、といった話も聞きます。

仕事の繁閑に合わせて非正規の従業員を雇えば良いようにも思いますが、いわゆる「一点もの」を作る受注生産では、ある程度職人さんの熟練度も必要なため、簡単に契約社員や派遣社員で解決というわけにはいきません。

(もちろん、単純作業や初心者でもできる作業もあるので、工夫の余地はあります)

 

結局α社の仕事が見積もりより速く終わり、β社も予定の納期より前倒しで完成できるかも……これが終われば一息つける……というタイミングで、今度はγ社から引き合いが来ます。ボリュームもそこそこ大きい。

社長は再び考えます。

「ちょうどβ社の仕事が早まって、この先は受注予定の案件が少なく、工場が遊んでしまうかもしれない。それに、次いつγ社から引き合いが来るかわからないし……」

ということで、γ社と交渉して多少納期を延ばしてもらい、γ社の仕事を引き受けます。

再び、工場のキャパを超えるくらいの仕事が確保されました。

……。

 

 

おわかりいただけたでしょうか。

「受注生産なので、次いつ注文がくるかわからない」「職人さんの人件費や機械の減価償却費等の固定費を抱えているので、なるべく工場を遊ばせたくない(操業損を出したくない)」といった考えが働いた結果、仕事の依頼がある限り、現場は「忙しいか、超忙しいか」の二択になります。

 

そして、忙しくなると、とにかく目の前の仕事をこなすのに必死になるので、

「新しい資材届きましたけど、どこに置きますか」

「ん~、今忙しいからその辺においといて!」

 

「おい、貸した工具どこやった」

 

「この加工、明日までって書いてあるけど機械空いてませんよ」

 

「やるしかないだろ! なんでそんな計画立てたんだ!」

 

といった具合に、絵に描いたようなダメダメC社ができあがります。

(心なしか心拍数があがってきたような……)

 

 

別に社長に悪気があるわけではなく、従業員も頑張っていないわけではありません。

ありませんが、結果的にC社によくある「資材置き場が雑然」「5Sができていない」「生産計画が不完全」という事態が出現します。

上記はほんの一例ですが、C社のような状況がわりと簡単に出来上がることが、イメージ頂ければ幸いです。

 

そして、診断士や外部コンサルタントの方にお願いしたいのは、現場の事情を理解しつつも、あるべき姿を念頭においてアドバイスをする、ということです。

「私も製造業出身なので、よくわかりますよ~。生産計画の全社統一なんて無理ですよね~ハハハハ」じゃないんです。

そこははっきり、「生産計画は部署ごとに立てるのではなく、全社で統一しましょう。なぜなら~」と言ってほしいのです。

社長も従業員も、気になることはたくさんあります。

急ぎの仕事に対応しながら、「忙しいのはありがたいけど、なんだかいつも、同じパターンで残業のループにはまってるな」とか考えていたりします。

もっと良い方法があるはずだ、もっとメリハリをつけて働くことができるはずだ、と思いつつ、長年の繰り返しで「あるべき姿」がわからなくなっていることが、往々にしてあるのです。

だから事例Ⅲでは、「こんなこと、当たり前すぎるかな」とか「当たり前なのにやってないってことは、根本的に無理ってことなのかな」などと、遠慮する必要はありません。

ストレートに「あるべき姿はこうで、現状はできてないので、やりましょう」と言ってあげてください。

 

 

長くなってきたので、後半に続きます。

後半は、「匠の技と生産計画」「建て増し、建て増しの第一工場」「職人、背中で語る」の三本です。

後半も、また読んでくださいね。

ジャン ケン ポン!

ウフフフフフフ……

 

 

すみません、ふざけすぎました。

(出典というか、元ネタはサザエさんのアニメです。念のため)

後半に続くのは本当です。

よろしくお願いいたします。

 


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おはようございます!おべんと君です。自己紹介はこちら
前回までの投稿記事はこちら

暑い日が続きますが、体調にはお気を付けください!

<告知>
個人的な内容で恐縮ですが、告知をさせてください。
現在一発合格道場は2次試験の記事真っ只中ですが、
1次試験を今勉強している方、これから勉強を始める方
向けたオンライン座談会に、おべんと君として参加させて
いただくことになりました。

アロエちゃんとおべんと君の診断士一次試験対策会議

診断士同期合格のアロエさんからお誘いいただいて、
8月6日木曜日夜8時~ こちらに参加します。

1次試験に向けた勉強をされている方がおられましたら、
ゆる~く楽しい会にしますので、ぜひご参加ください!
(道場メンバーの乱入もあるかも?)

 

<本題>
予備校の解答やふぞろい等を見ると、書かれている内容や
使われているキーワードはともかく、
「この答案読みやすいな~」と思うことありませんか?
また、解答作成にあたり、
「因果関係を大事に」という指摘を良く目にしませんか?

今日は、この2つを同時に行う文章構成の作り方を説明します。
これは、私の受験生時代の師匠7代目フェイマオから教わったものです。

Twitter上でも反響をいただきまして、反応いただいた皆様ありがとう
ございました。少しでもお役に立てれば幸いです。

 

<師匠の言葉>
彼が私に常々言っていたのは、

ふぞろいや予備校の解答を見て、
「与件からこの言葉抜き出してないわ」
「この1次知識の用語使ってないわ」とか、
『何』を書くかは、みんなが注目するし、その情報は多いけど、
『どう』書くか?は案外着目されていないんだよね。

でもこの『どう』書くか?がすごく大事で、
これが崩れると文章として支離滅裂な文章になってしまう

だから、この『どう』書くか?を養った方がいい。
これをやれば解答骨子が作れるし、
自然に因果関係が整った文章になるよ。

「キーワードを盛り込みすぎて、一見それっぽい解答だけど、
_ちょっとなに言っているか分からない
とサンドウィッチマンに突っ込まれるような解答にならないように
するための方法です。

※『どう』書くか→以後「文章構成」と呼ばせていただきます。

 

<やること>
因果関係が整った文章構成を作るためにすべきことは下記の1点です。

設問分析の時に、文章構成を決めてしまう。

過去問を使って、具体的にプロセスを見ていきたいと思います。
平成30年度事例Ⅲです。

①設問を見て何が問われているのか?を確認

ここで問われているのは、赤い下線
作業方法に関する問題点」「(問題点に対しての)改善策
の2つになります。

制約条件として、「図2を分析し」と書いてあります。
これは「図2に書いていないことは分析してはいけない」
とも読み取れます。

 

②問われていることに沿った文章構成を書く

問われている問題点と改善策を書くための文章構成を書きます。
この時点では与件文を読んでいないので、実際に『何を』書くかは
考えず、文章の構成を固めてしまいます。
こんな感じでメモ用紙に書きます。字が汚いのはお許しを・・・

このメモ書きの意味は、

上段部
主語を「問題点は」にする→問題点を問われているため
・その後に続く要素として「真因:問題が発生する主原因」を書く
・更にその後に続く要素として「問題:発生している悪い影響」を書く

下段部
主語を「改善策は」にする→改善策を問われているため
・その後に続く要素として「施策:実施すべき対応策」を書く
・更にその後に続く要素として「効果:施策から得られる効果」を書く

上下の文章を”てにをは”に注意して組み合わせると、
下記の文章が想定できます。

問題点は 「真因」 のため 「問題」 が発生していること。
改善策は 「施策」 を行い 「効果」 を得る。

文章構成の因果関係に着目すると、下記のようになります。
上段部:「真因=」「問題=
下段部:「施策=」「効果=

これで因果関係が整った文章が書けそうですね。

この後何をするのかと言うと、

③要素を当てはめる
与件文を読み、1次知識を想起し、メモで下線が引いてある要素に
合致する言葉や文章を当てはめていきます。

設問要求:図2(マン・マシンチャート)を分析します。

・成形機1の段取り作業の詳細を見ると、移動が多い
作業者の待ちや段取り作業による成形機の停止が多い
・特に昼休みの時間帯に成形機が2台とも停止している

1次知識:図2に関連する知識を想起します。
・マン・マシンチャート=連合作業分析
_→人と機械、二人以上の協同作業の効率UPのための分析
・段取り作業の移動が多い運搬のムダ(トヨタ7つのムダ)
内段取りを外段取り化することで、機械を止める段取り作業を削減する
・機械の停止が多い生産性が低い

前述した文章構成とマン・マシンチャート=生産効率UP という軸で、
これらの要素を整理して、最終的に下記の解答を書きました。
解答内容が正しいかはさておき・・・

必要な言葉を書きつつ、割とすっきりした文章になります。
この年の2次試験は不合格だったのですが、事例Ⅲは69点だったので、
多分この設問も一定の点数は入っているかと思います(思いたい)。
金型の移動を外段取り化して~、なんて書ければかっこいいのですが、
80分の中でそんな余裕はありませんでした。

 

<習得までの道のり>
日々の練習で、設問を読んですぐにこの文章構成が書きだせるように
何度も練習してきました。具体的には、

①解答構成を書く練習だけをする
事例Ⅰ~Ⅲまでの設問だけを読んで、文章構成がすぐに書けるように
する練習をしていました。
また、通勤電車の中で過去問の設問だけを読んで頭の中で文章構成を
考える
だけでも十分効果があります。非常に泥臭いですが、
練習あるのみです。

②パターンをまとめる
何度も繰り返し練習していくと、上述のように
「対応策を聞かれたら、対策は~『施策』+『効果』」と書こう!
というように文章構成のパターンが集約できてきますので、
ブラッシュアップしながらパターン化します。
そのパターンが正しいかどうかは、過去問であればふぞろいの
合格者やA答案を読んで、「何を」ではなく「どう」書いているか?
という観点で読むことでさらに洗練されます。

③過去問演習
45分以内に解答骨子までを書き終える練習を毎日行っていまして、
その毎日の中で繰り返し練習していました。

④初見問題
私はTBC通信講座を受講していまして、初見の演習が文章構成練習の
成果を発揮する場としてとても役に立ちました。
初見問題の演習を受講していない方は、ぜひ模試を受けていただき、
練習していただければと思います。

 

<注意点>
この文章構成ですが、どんなに洗練したとしても完璧ではありません
①文章構成に固執しすぎず、設問や与件によっては最初に決めた
_文章構成を壊す柔軟さを持つこと
②初めて出る問われ方であっても、何かしら今までの文章構成が
_使える可能性が高いが、無理にあてはめないこと

_例)令和元年度事例Ⅲ、第3問(設問1)

C 社社長の新工場計画についての方針に基づいて、生産性を高める量産加工のための新工場の在り方について 120 字以内で述べよ。

あ、在り方?何それ?今までそんな問われ方したことないよ??
でも焦らずに。設問を咀嚼すると、
「生産性を高める量産加工を実現するために新工場をどうすべきか?
_社長の方針を踏まえて答えよ」 という感じです。
対応策の文章構成を流用できそうですので、この場合は、

在り方は 「施策」を行い、生産性を高める。

のような文章構成が使えそうですね。最終的に私の解答は、

在り方は①技能士資格を持つベテラン作業者等が作業の標準化、マニュアル化を行い、②それに沿ってOJTで作業方法の教育を行い、③作業容易性を高めた設計、④SLPを活用した工程レイアウト設計などを行う、等で生産性を高めること。

となりました。設備選定については書けませんでした。

解答構成は私が勝手に考えている構成なので、
採点者が要求した構成かどうかは全く分かりません
そのため、解答構成を決めていても、設問に沿った構成に
変化させる柔軟性は必要です。

 

<まとめ>
いかがでしたでしょうか。
文章構成=「どう」書くかをあらかじめ想定できていれば、
本試験で文章の書き方を悩む確率が減り考える時間を捻出できます。

<本日のまとめ>
因果関係が整った文章を書くためには、
①日々設問を読んで文章構成
がすぐに出てくる練習をする
②文章構成をパターン化しつつ、柔軟性を維持

もし文章構成にお悩みの方は、ぜひ実践してみてくださいませ。

なお、7代目フェイマオによる文章構成作成も踏まえた2次試験の記事で
おすすめは下記の3部作です。
80分で合格答案を書くために何をすべきか?~その1~
80分で合格答案を書くために何をすべきか?~その2~
80分で合格答案を書くために何をすべきか?~その3~

この文章構成の考え方は、仕事での報告書文章作成や執筆時の文章を
作る上でも大いに役立ちますよ!

ちなみに、昨日の岩塩の記事と私の記事、書いていること似てませんか?
正直、「やべ、俺の記事、岩塩の内容パクッてるわ・・・」
思ったくらいです、いやいや、パクってませんよ!

なぜかというと、合格するためにやってきたことは自然と似てしまう
のだと思います。

オン夏!でCKが言っていましたが、2次筆記は
誰でも書ける内容を、完成度高く書くことが大事。」なのです。

そのためにすべきことは何だろう?と考えていくと、自然と考えや
行動が合格者間でも似てくる
 という理由だと思います。

まぁ、岩塩が私とやっていたことが似ていたのがうれしいかどうかは
分かりませんが・・・笑

ご参考になれば幸いです。
以上、おべんと君でした。


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場Blogをご覧頂きありがとうございます。

7/26(日)、7/29(水)に開催されました、一発合格道場夏オンラインセミナー。昨日のさとまるの記事の通り、満員御礼にて終了致しました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。運営側が不慣れな部分で至らなかった点が多々あったかと思いますが、何卒ご容赦ください。

また、去る7/23(水)には関西道場メンバーを中心とした相談会を実施しました。こちらもご参加いただいた皆様、ありがとうございました。重ねて御礼申し上げます。

今回、あいにく定員オーバーでご参加いただけなかった方、参加したけれども相談会で質問する時間がなかった方、もうちょっと他の人のQAを知りたいと思った方に向け、オン夏の相談会(7/26)及び関西相談会でご質問を頂いた内容についてご紹介します。大変申し訳ありませんが、活発な質疑応答で沢山のご質問を頂戴したため、すべてはここに書ききれず、主に初学者向けの内容を中心にピックアップさせて頂きました。

ここに掲載されていないQAについては順次各記事にて補足していきますのでよろしくお願いいたします。

 

オン夏!2次試験のQ&A(抜粋)


過去問は何年分くらい、どれくらいやったか?

・過去5年分(CK)

・過去10年分(岩塩)

 


過去問は遡って複数年解くのがよいか、それとも最近の年度を繰り返しとくのが良いか?

・直近の出題傾向の変化を踏まえると、事例1~3は最近3年分くらいを繰り返し解くとよい。ぴ。の「出題傾向を考察する」の記事を参考にして(ぴ。)

・事例Ⅰ~Ⅲは過去5年を解いた。特に過去3年は3-4回転した。事例Ⅳは過去10年ほど。(3ch)

 


過去問を初めて解く際におススメの年度・事例は?

・一番最新の傾向という意味で、令和元年度がおすすめかと思います。早めに事例Ⅰ~Ⅳを解いた方が良い。(さとまる)

 


過去問を繰り返し解くと、初見問題への対応力がなくなってしまう気がして不安です。

・過去問、2回転くらいなら正直結構忘れるから気にしなくていい。(かーな)

・模試で初見問題への対処を練習できる。(CK)

 


オンラインの勉強会はメリットありますか?

・他人から答案についてフィードバックを貰うことで、自分だけでは分からない課題が見つかること。また反面、自分ではダメだと思っていることが意外と良いと評価されることなど気づきが得られる。(ぴ)

・他人の良いところは、ぱくってカスタマイズしてました。(きゃっしい)

・自分の表現のくせなどを指摘してもらえる機会として、過去問復習の一環で何回か出たら良いと思う。(時間との相談)(CK)

・同じ時期に勉強している人の答案を見たり考え方を聞くことで、自分の立ち位置が分かります。いいなと思うところはどんどんパクる(おべんと君)

 


オンライン勉強会のおススメはありますか?匿名参加できるか?

・ココスタ、タキプロはwebでやってる。その他もやってるとこあるので調べてみると良い。ただ、ココスタが一番オススメです。(ぴ。)

・ココスタは匿名参加、タキプロは原則実名。ココスタは受験生主体、タキプロは昨年度合格者が積極的に入ってもらえる。(3ch)

 


模試は受けたほうが良い?

・初見問題に対して自分のプロセスを試せる貴重な機会。自宅受験であっても、本番同様の時間帯意識して受けた方いい。(CK)

・母集団が多い模試だと自分のポジションがわかる。ただ採点返却のタイミングなども考慮して検討を。(3ch)

 


子どもが小さくて子育てが大変で時間がない/仕事で平日時間が全然取れない。このような状況で2次試験の勉強、平日スキマ時間をどう使って工夫しましたか

・子育てが大変なら、あと3ヶ月の我慢なので、土日は旦那さんに全面協力してもらおう!平日は、歩いていてもできること、座ってやることのように時間の特性を見極めて時間を有効活用してはどうでしょうか。(さとまる)

・設問解釈。ひたすら設問文のみ読んで問われていること、制約条件を確認するトレーニング。(CK)

・まとまった時間が取れない時は、プロセスをスライスして少しずづ進めてた。設問1つだけでも、与件を読むだけでも。あとは事例Ⅳの計算問題、1次知識整理など時間に応じてやれることをやった。どれだけ忙しくても、とにかく過去問に触れない日はないようにした。(3ch)

・設問だけ読むとか、与件だけ読むとか、80分の中の工程を細分化して電車の中とかで学習する。事例Ⅳは1問でも2問でも時間があれば解けるように電卓と計算問題集は必ずカバンに入れとく(ぴ。)

 


事例Ⅳで過去問以外にオススメの教材は?

・「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」が良い。(かーな)

・同じく「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」。あと自分は入手できなかったが、TACのオプション講座「2次事例Ⅳ特訓」のテキスト(非売品)が良いと聞いた。(3ch)

・「中小企業診断士2次試験事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」もオススメ。(さとまる)

 


事例Ⅳの問題集は何回くらい回したらよいですか?

・事例Ⅳはトレーニングと同じで、数日やらないとできなくなることが多いので、少しで触れておくべき。3周は回した方が良い(Tomatsu)

・ミスノートを作成して、同じミスをしないようになるまで回転数にこだわらず何回転もこなした(おべんと君)

 


予備校の模範解答を見ても、書ける気がしない。知識の補充が足りないのでしょうか?

・予備校の模範解答はかなり高度に練られていて80分で書ける内容ではない。ふぞろいや他の予備校の解答と見比べて、本当に知識が足りないのかをまず判断すべき。その上でやはり知識が足りない時は、知識の補充を考えては。(さとまる)

・予備校の模範解答に達しなくても合格できる。目指してギャップを分析するのはよいが、最初から到達することは無理なものだと割り切ってエッセンスを学ぶ方が良い。(CK)

 


知識不足が心配。2次試験に必要な知識(1次知識)はどう習得すればよいですか?

・TBCの「速修2次テキスト」にある「抽象化ブロックシート」を写真に撮ってReminDOに登録して1次試験の段階から何度も見返してた。正直なところ、抽象化ブロックシートが腹落ちして事例とつながった感覚は事例を何度もこなしてきた2次直前の10月入ってから。(3ch)

・2次試験で求められる1次知識は少ないので、1次のテキストを再学習する必要はなく、全知全ノウなどの2次対策用テキストで十分(ぴ。)

・頻出で出る知識のメリット、デメリットを勉強するとよい(かーな)

 


解答の型ってどんなものですか。どうやって習得しましたか?

・設問で問われている内容について、どう答えるかをあらかじめ自分で決めておくもの。自分が書きやすい(再現しやすい)ものがよい。(CK)

・予備校テキストの模範解答を写経しながら習得した。(3ch)

・多少は持っていたが、あまりこだわっていなかった。(Tomatsu)

・型は持っていたが、型にはまらない問われ方をする場合は柔軟に対応する。(おべんと君)

 


80分で解答を書ききれない。まずどうしたらよいか?

・まずは内容はともかく、80分で書ききれるように80分の過ごし方を見て訓練してほしい。内容はその後で大丈夫。(Tomatsu)

 


切り口がなかなか思いつかないことがある。どうしたらいいでしょうか?

・事例毎のフレームワークを元に切り口をあらかじめ準備しておく(おべんと君)

・フレームワークなど型に当てはめていくことで、書く時に自分が楽になる(きゃっしい)

 


2次でマーカーは使っていましたか。マーカーを使いすぎて混乱することが多いのですがどうしたらいいでしょうか。

・マーカーの使い方は、SWOTで引く、大事なところに引く、設問に合わせて引く、など人それぞれ。そもそもマーカーを使わず、鉛筆一本の方もいる。マーカーを使うとよくわからなくなるのなら、他の方法を試して見てもよいのでは。(さとまる)

(参考)11代目2次のマーカー利用(by岩塩)

12人中10人が色ペンを使ってた!(画像クリックで拡大)

※3chはカラーペンを使いこなせず結果1次も2次も黒一色でした。診断士試験は色ペン派がめっちゃ多いイメージ。

 


解答文字数の感覚をどう掴んだか。骨子の段階で字数を数えて書きましたか?

・カウントしていたら時間無いので①箇条書きにする、②30文字の感覚を身に着ける、③100字制限なら、30文字×3など練習する。(ぴ。)

・与件文の一行が40字なので目安に使っていた。(かーな)

・骨子段階では数えてない。回数を重ねるたびに感覚が身につく。(きゃっしぃ)

・20マス1行のノートを使って本番になれる意識をした(3ch) ※ちなみに使ってたノートはこれです。

 


過去問を解いたが、字数に満たないスカスカの解答になってしまった。与件文から必要な要素を拾うためのやり方を教えてほしい。

・最初のうちはあまり深く考えず、「使うかも」というところに多めに線を引く。特に、「事例企業の強みと弱み」「社内の変化と社外の変化」は必ずマークするといったことからはじめてみる。最初は全然書けないので焦る必要はない。(かーな)

 


2次試験の問題用紙と解答用紙の紙サイズは実際どうだったか

・問題用紙はB5、解答用紙はA3(おべんと君)

・再生紙で破れやすいので注意(Tomatsu)

・普段練習していた紙より本番は字が濃く出た気がする。初めての紙質。BにしていたがHBでよかったかもと思った。(3ch)

 


10月の試験直前で、ふぞろい流の採点で何点取れていましたか。

・6、7割は取れていたが、何度も解いた結果なので点数はあまり参考にならない。解答の文章構成、切り口、読みやすさなどを気にした方が良いと思います。(さとまる)

 


ふぞろいはどれを揃えればよいですか?

・私は10年データブック、ふぞろい11、12を購入しました。(3ch)

 


以上が主要なQAになります。
明日のぴ。の記事でも紹介しますが、掲載しきれなかった質問や回答は多数あります。後日各メンバーが順次記事にしていきますのでお待ちください。特にリクエストがありましたらコメント下さい。

 

シリーズ「となりのふぞろい」(最終回)

さて、QAでふぞろいの話題が出たところで、コラボ企画となりのふぞろい。道場側もふぞろい側も今日で最終回です。
相談会でもふぞろいの話題は必ず出てきました。2次受験生の必須アイテムですね。

私の「ふぞろい」の位置づけと活用術を紹介するにあたり、私の2次対策をざっと紹介します。

(1)スタートアップ
2次初受験のため何をしてよいのかわからず、最初は「速修2次テキスト」(TBC受験研究会)を軸に2次とはどんな感じか、考え方、電卓の使い方を動画を見ながら習得。特に知識はQAにあるように「抽象化ブロックシート」を軸に整理。事例Ⅳは「全知識全ノウハウ」「30日特訓」を軸に1次対策と並行して演習。

(2)過去問
過去問軸とした2次対策は「解き方がわかる!2次試験対策解答例集」(AAS)を軸に「因果で答える」「戦略レイヤを意識」する手法を習得。(習得というスマートな感じではなく、もがきながら必死にかじりついた感じ。)メソッドを取得はAAS名古屋のオプション講座(通信・単発の通学)にて。

(3)Web勉強会
これでも中々コツを掴めず一進一退。そこで9月中旬からWeb勉強会(私の場合ココスタ)に参加。自分の考えを人前で言葉にして発することで考えがブラッシュされることで少しずつ前進する。この中でもふぞろいを根拠にした議論はあったので、その際には勉強会が終わった後、該当箇所周辺を再度読み込み。(特に、ココスタ同期のぴ。が勉強会でふぞろいでは・・と触れた箇所は、終わった後に必死にマークして読みまくってました。)

(4)そしてふぞろいの活用
(2)でも(3)でももやもやする設問の解答、解釈・切り分けについては、ふぞろいを参照。その個所の設問や内容は深く読み込み、キーワード、切り口、多面的な解答方法、フレーズを写経してノートに記載。そこから関連する設問についても広げて参照。

といった感じで、ふぞろいは、2次の「最後の砦」、「駆け込み寺」と位置付けて活用していました。結果的にふぞろいがあったおかげで腹落ちした箇所が何度もありました。ふぞろいを参考にする際の私のポイントは、高得点再現答案や合格解答より「どういう解答がB,C,Dになっているか」を徹底的に参考にしたことです。自分の解答に同じような思考ルーチンや癖がないか、比較しながら振り返ってました。

ふぞろい流採点も実は1回も行ったことはありません。特定の設問だけやったことはありますが、事例全体ではやりませんでした。信用してないとかそんなことではなく、落ち着いてやる暇がなかったという感じです。(今思えばやっておけばより進捗が明確になったのに、と思ってます。)

色々と2次の情報収集すると定番といえばふぞろいということで、私も2次学習の初期のころ迷わず買いましたが、お恥ずかしい話、当時は具体的な活用方法等全く分かっておりませんでした。私の場合、動画解説や通学のような何かブースターがないとどうも進まず、どうやって合格者がふぞろいを自分のものにしてくのか、どうもよくわかってませんでした。ふぞろいに公式Blogがあることすら知らず・・・(すみません) 今思えば、ふぞろいBlogや道場、他のBlogでも具体的な活用術が詳細に紹介されており、ふぞろい公式Blog等をもっとチェックしておけばよかったなと思った次第です。皆さんはぜひ多様な活用方法を収取して頂きたいと思います。

 

ちなみに、最近、私が一番印象に残ったふぞろいBlogはこちらです。

キーワード採点って信用できるの?(ふぞろいな合格答案公式Blog)

ふぞろい11の後半にもH29年度を分析した同様の記事がありました。実開示点数とふぞろい流キーワード採点の乖離度が掲載されています。令和元年に関して言えば、直感的にブレ幅が大きいと感じている事例Ⅰの乖離度が他事例に比較してやや大きめにでてきていて、私の勝手な直感と合ってると思いました。本試験の実採点とは一定の乖離度があること、その乖離度がどれくらいかを上記Blogで理解した上で活用するのが良いと思います。ふぞろい流採点手法は100%では決してないけれど一定レベルで信用が置ける指標の一つに間違いない、と改めて感じた次第です。

 

<これまでのとなりのふぞろいシリーズ 道場記事>
ふぞろいって何?(かーなの記事)
勉強会での活用(ぴ。の記事)
ふぞろいの魅力的な仕掛け(岩塩の記事)
ふぞろい13で採点してみたR1・事例Ⅰ(いけちゃんの記事)
ふぞろい13で採点してみたR1・事例Ⅱ(いけちゃんの記事)
模範解答の一つとしての活用法(さいちゃんの記事)
ふぞろいは心の拠り所(Tomatsuの記事)
キーワードだけにこだわらない(CKの記事)
渾身の過去問徹底学習活用法(べりーの記事)
思考プロセスの安定のために(おべんと君の記事)
C、D答案から学ぶふぞろいの良さ(カワサンの記事)

 

道場11代目の記事でわかるように、多様性のあるメンバー、ふぞろい一つとっても捉え方や活用方法は多種多様。

まさに”ふぞろい”。

共通項や参考になる箇所をパクってカスタマイズして下さいね。

 

ふぞろい公式Twitter。よろしければ是非!

 

以上、3chでした。


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おはようございます!さとまるです。さて道場では、日曜日にオンライン夏セミナー(略して「オン夏!」)を開催しました。多数のご参加、どうもありがとうございました

オン夏!は、この暑い&湿度高めな環境の上、プレゼン3時間+ブレイクアウトルームに分かれての質疑応答1時間+αという長丁場。学習計画&復習法から事例の解き方まで、まさにフルコースの内容となっておりました。


うう、聞いただけで胸焼けしそう。この時期にお伝えしたいことを全力で全部乗せした結果ではあるのですが、参加者の方々の反応はいかに??と思いつつの開催でした。

しかし、胸焼け必至な内容にも関わらず、皆様熱心にメモを取りながら、頷きながら、プレゼンに質疑応答にとご参加されていました。改めてありがとうございました

一方、日程やご都合が合わず、参加したくてもできなかったという方もいらっしゃるかもしれません。そんなあなたのために、各発表者がプレゼンでどうしても伝えたかった内容をぎゅぎゅっと絞り込み、オン夏!のエッセンスとしてお届けします。

気になる部分だけでも結構です。オン夏!にご参加の皆様も、復習がてらお目通しくださいね。では、行ってみましょう。

学習計画(初学者向け) by さとまる

【月次と日次の計画】
1ヶ月ごとにテーマを持って過ごし、歩く・座る・落ち着くなど時間の性質によって勉強できることを見つけて、時間を有効利用しよう。

・8月は情報収集と実力の把握から。9月は解法を試行錯誤し、10月は解法確立&微調整、と過ごせると理想的。

【最初の1ヶ月の過ごし方】
・まずは情報収集から:さまざまなタイプの2次試験合格者の話を聞いて、共通すること、納得する方法を試そう。
・自分の実力を知る:現時点でどのレベルまで解けるのか、過去問で腕試し。実力を知り、対策を練ろう。
・教材・模試チェック:まずは全体感がつかめる教材を購入。ペースメーカー、本番練習に1回は模試受験をおすすめ。

学習計画(経験者向け) by べりー

【2次試験に向けた学習計画】
・7月まで
2次専願者は「2次専願の特権を生かしてきた」はず
1次再受験者は「新鮮な1次知識で脳内を満たした」はず
・8月
2次専願者は「1年ぶりの1次知識と弱点科目の立て直し」
1次再受験者は「事例Ⅳの復習と弱点科目の洗い直し」
・9月~10月
過去問を掘り下げて掘り下げて自分と向き合う
10月ファイナルペーパー作成(当日の自分に届けるプレゼント)

【今年こそ合格するために、過去の失敗を繰り返さない】
・去年未合格となった理由は把握できている?
・自分の悪癖を把握できている? Ex) 7/25記事
・過去の失敗を直視せず曖昧にしたまま次に進む
ような勉強法では、経験が仇となる

※プレゼンの中でお話しした「上記以外の内容」は、今後記事に書いていきます!

復習法(初学者向け) by さいちゃん

【学習の方針】
初学の最初の頃は、問題を解くこと手を動かすことで精いっぱいかもしれませんが、復習の意識を持つこと、ポイントを押さえることで効率的な学習につなげましょう。

【復習に大切な要素】
①問題を解く前の、目標設定と達成度確認を徹底する
②繰り返し学ぶことを意識する

【具体的な手段】
①目標設定は、参考書や予備校のテキストを参考に設定する。
 達成度確認は、勉強会や予備校を活用して客観的な目を用いる。
②ミスノートを作成し、問題を解く前後に毎回確認し、情報を更新していく。

復習法(経験者向け) by ぴ。

【これから3か月の方針】
高得点は無理に狙わず、60点を安定的に取るための学習をしよう。
本番を見据え、点数を安定させるためには、徹底的にご自身の弱点を克服することが重要です。例えば、昨年合格点に届かなかった事例について、根本的な原因を3つ挙げられますか。このように、ご自身の最も重要な課題を明確にし、過去問演習を通じて、一つずつ克服していくことで、実力を底上げしていきましょう。

【CAP,Doサイクル復習法】
過去問演習の効果を高めるためには、「CAP,Doサイクル復習法」をおススメします。
これは、PDCAサイクルを変形させて、C(現状把握)とA(改善効果)を重要視します。
具体的には、復習シートを用意して、演習実施前に現状の課題と改善策を、実施後に改善の効果を記入して、全体を見える化することで改善効果が高まります。
なお、改善効果の評価はご自身だけでなく、勉強会の参加者など他人のフィードバックも評価に加えることで、過去問演習の効果の最大化が図れると思います。是非試してみてください!

事例Ⅰ〜Ⅲ共通のスタンス by CK

・「素直に」回答する。
 設問で聞かれたことを、与件に書いてある内容に沿って、シンプルな書き方で回答する。(目の前の社長が座っていることをイメージして)

・回答に必要な要素は5つのみ。
 ①設問文、②与件文、③書き方、④フレーム、パターン、⑤1次知識

・個性は殺す。
 自分の経験や専門知識、ひらめいたアイデアを使った個性的回答はNG。誰でも書ける内容を、完成度高く書くことが大事。

・過去問練習が進み、フレームやパターンが使えるようになってきたら、得点は伸びていくが、これらを使うことにこだわり過ぎないように。あくまで①設問文や②与件文などが優先度高

事例Ⅰ by 3ch

【基本スタンス】
・事例Ⅰが苦手なのは自分だけじゃない。
 ★参加者当日挙手 得意:10人、苦手:60人 (11代目事前アンケート 得意:3人、苦手:9人)

・他事例より必要な知識が少なくコスパはよいが原理原則を外すと大きく失点するリスクが高い事例。

【挑み方】
・戦略レイヤを意識して体系を整理し、組織人事の原理原則を他人に説明できるレベルまでブラッシュアップ

・事例解き終わった後に「時制」を書き出すトレーニング、「組織は戦略に従う」を念頭に戦略と組織の整合性を意識して時制を捉える。

・大事な3要素は「原理原則」(経営理論)、「応用事例」(過去問・白書の実例)、「現場適用」(読解・分析力etc) +試験テク

事例Ⅱ by いけちゃん

【基本スタンス】
・事例Ⅱは、セオリーどおりの分析・助言が出来た人が「勝ち」。

・差別化すべき要素は、アイデアではなく、思考フロー、解答プロセス。

【特徴】
・B社をめぐって、新規と既存の顧客、競合先、協業先という四者が登場するのが事例Ⅱのパターンです。

・B社はこだわりを持つ経営者の下、前向きに進んでいこうとする企業です。これを手助けするのが解答者であり、診断士になろうとしているあなたの役割です。

・事例Ⅱの特徴①情報量が多いのに、解答字数が減少傾向にあること。優先順位をつけて情報を取捨選択する必要があります。そして、設問ごとに与件文のどの部分と紐づけるのか、リンクさせていきます。

・特徴②助言問題が多いこと。情報をパズルのように整理すると、実は「極めて順当な提案」があぶり出されます。

【考えるヒント】
・「専門性・地域密着・関係性管理」が武器。

事例Ⅲ by Tomatsu

【基本スタンス】
・C社は「ダメダメな製造業」。与件文に記載されている「問題点」をそのまま裏返して助言とすればOK。

【挑み方】
・C社のあるべき姿を理解しよう。 だいまつが教える事例III攻略の極意より(https://rmc-oden.com/blog/archives/108190)がおススメ。

・最終問題で使う「強み」と1問目のSWOTで聞かれる強みは一致させよう。最終問題から解くと良い。

・「問題点」と「課題」は別物。問題点の例:「品質にばらつきがあること」、課題の例:「品質のばらつきを是正すること」。

事例Ⅳ by かーな

【基本スタンス】
・事例Ⅳは、過去問をやればやるだけ点数が上がる。本番で「ありがとう事例Ⅳ!!」と言えるように、できれば毎日、コツコツ問題を解きましょう。

・事例Ⅳは財務分析をベースにした計算問題と記述問題。両方大事なので記述問題対策も忘れずに。

【挑み方】
・計算問題は、頻出論点を繰り返し解いて自信をつけておく。

・記述問題は、解答のパターンがある程度決まっているので、過去問を解いてよく出る「型」をマスターしておく。

・与件文と財務諸表と自分の答案(=分析・助言)、矛盾や見落としがないか確認するクセをつける。

以上、健闘を祈ります!!

80分の過ごし方 by 岩塩

【80分の過ごし方 一例】
0~1分 受験番号の記入
1~3分 与件文の下見(最初&最後の段落)
3~10分 設問解釈・解答型の作成
10~20分 与件文の読み込み
20~40分 与件文から解答要素を抽出・解答骨子の作成
40~70分 解答用紙に記入
70~80分 見直し

【ポイント】
・受験番号を忘れずに(べりーも念押し)
・解答型で問われていること&制約条件を死守
・タイムマネジメント重視(「40分で書き始める」など)
・問題演習を通して自分に合った解答プロセスに調整
・柔らかい芯(B、2B)がおすすめ
・採点者を気遣いきれいな字で!(byおべんと君)

※事例Ⅳ
・経営分析は開始20分以内に解けるように
・出題内容によって解答順や時間配分を調整
・見直し(検算)の時間を多めに確保(15-20分程度)

最後に一言 by おべんと君

字は丁寧に相手を想って書きましょう。心理的バイアスはかかるかもしれません。

いかがでしたでしょうか。この他にも、個別の質問や会最後のアンケートで、2次試験についての具体的な質問をたくさんいただいています。
明日は、3chが特に多かったご質問についてお答えします。その他、個々のプレゼンやご質問については今後の記事でアップして参りますので、お楽しみに。

以上、さとまるでした。

 

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<セミナー告知>

一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

一発合格道場 オンライン夏セミナー2020 日曜の回:7月26日(日) 14:00~17:50 (13:50から接続可能)
→終了しました。ありがとうございました!

平日夜の回:7月29日(水) 20:00~21:30 (19:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!

日曜の回(7月26日)の申し込みはこちら ※満員御礼!

平日夜の回(7月29日)の申し込みはこちら ※満員御礼!

~参加者の皆さまへお願い~

29日のセミナーに使用するzoomのリンクと
セミナー資料を26日に送付しましたので、
届いていない方はこくちーずの連絡先までご連絡をお願いいたします。
29日のセミナー冒頭で事前送付資料に関する質問会を行いますので、
事前に内容の把握をお願いいたします。
セミナー当日は、資料の中身に関する説明の時間は設けませんので、ご注意ください。

           

twitterもよろしくお願いします。

 

カワサンです。(自己紹介合格体験記
今日は雑談交じりな独学生向けの話です。

セミナーや勉強会にも頼らず、独学で2次筆記試験へ挑もうとしている方、まずは2次筆記試験の合格者がどんな風に合格したのかをリサーチしましょう!

①まずはチェック道場の合格体験記
経験者の意見を比較検討し、自分にフィットしそうな方法を考えることをお勧めします。年齢、受験回数、シチュエーション…ご自身に近い合格者を探してみて下さい。

2019年 2次筆記試験合格体験記まとめを読む
体験記1個1個読むのは大変!という方は、こちらで直近合格者の手法を俯瞰できます。

独学合格者の合格体験記まとめを読む
独学合格者のトレンド、共通項をできるだけまとめています。「独学しか選べないです」という方は、こちらを参考に。

 

先日、2次筆記試験を独学合格するためには以下の3点を徹底し、各論は次回から!と書きました。

①徹底的に情報収集し、活用する参考書やWebサイト(=先達)を複数選ぶ

②複数の模範解答・再現答案と自分の答案を徹底的に比較分析

③日本語の表現や言葉づかいに徹底的にこだわる

ということで、今日は①を取り上げます…と思ったのですが、

2次試験合格への羅針盤【中小企業診断士試験】(さいちゃん)

2次試験の作法?ふぞろい活用法?そしてミスノート作成のすゝめ【2次試験の準備】(べりー)

↑を読んだら、情報収集のスタートラインには立てますので、今日は触れません。

 

今日は「合格ラインのイメージを、どう持っておくか」という話をします。

 

1.PDCAサイクルから合格ラインに近づけ!

初めて2次筆記試験に向き合う方には、まず合格ラインのイメージをもって欲しいです。

「事例Ⅰ~事例Ⅳで各科目60点以上を取るためには、どんな形の回答を書かねばならないか」

それを持たぬまま、過去問をやっても…何を目指さなきゃいけないか、分からないじゃないですか。
特に、独学は「誰も教えてくれない」という弱みを補っていかねばなりません

 

なぜ記述式の試験に「イメージ」なのかというと

いきなりテクニックやロジックをインプットした所で、解答にたどり着けるはずがないから。

もっというと、技術から学んでしまったら、中途半端でぎこちない、全体感を踏まえない答案になってしまうと思うのです。

野球だって、まずキャッチボールから教わります。
いきなり「ストレートの握り方」「流し打ちのやり方」なんて教わりません。

まず、試験全体のイメージを押さえる。相手の全体像を知っておく。そこから手を付ける。

個人的には、独学の方は参考書等の最初のほうに載っている「試験の傾向」や「そもそも2次筆記試験とは」といった解説を読んで、スケジュール感や試験の全体像把握をお勧めします。

①まず試験の全体像(≒野球ってなに?)を知り、スケジュールを立てる

②テクニックやロジック無しで過去問に手を付る(≒まずボールを投げてみる)

③模範解答と自分の回答を対比する中で、その差(≒不足する技術やテクニック)を明確にする

④理想の形と自分の立ち位置とのギャップ(≒野球が求めるボールの投げ方と自分の投げ方の違い)を埋める方法を考え、次の問題に生かす

①~④は、PDCAサイクルになっています。

もしセミナー等参加された方が読まれていましたら、気を付けて欲しいのは「いい事教わったゾ!」と思って過去問や問題集にとりあえず手を付けること。そのまま闇雲に10月25日の試験本番に臨む…

これはP(Plan)が欠け落ちています。

これでは、8月や9月でどこまでできた方が良いのか(≒マイルストーン)あいまいなまま突っ走ることになり、前倒しで出来たのか、遅れているのかを自認できません。

================================

もう少し話を掘り下げます。

今から60%書ける必要はありません

8月に0%でも、10月25日に60%以上書ければ合格です。

問題に着手してみると、最初は「わかんねーマジで。笑」状態です。
どんなに考えても白紙答案、という方もいるのではないでしょうか。
最初の半月は模範解答や「ふぞろい」のAB答案に2割くらい掠るレベルでした。

そこから「なぜ模範解答のような理屈に至るのか」という思考のプロセスを、「うーん、うーん」と深夜のマク○ナル○で唸りながら、「自分は何をはき違えたんだ」と反省し続ける。

そうすることで、2次筆記試験で求められる理想の「思考のプロセス」を自分に形作っていく
具体的な話は、またの機会に取りあげます。

 

2.2次筆記試験の合格ライン=ノリの良いお化粧に同じ

先日、同期合格者の方と会話して気づいた話をします。

試験本番への向き合い方・スケジュールの話なんですが、独学ストレート合格者には、まれにスケジュールが「メチャクチャ」なまま挑んで合格する人もいます

・仕事で時間が確保できなかった

・模試の出来が悪すぎて1か月ほどゲームに没頭して現実逃避した

・2次試験の前日に友達の結婚式で12時過ぎまで飲んで、試験会場に引出物を持ち込んだ

これでも受かる人は受かるんです。そして本人曰く「受かったんですよね~」と涼しい顔。

様々な感情が交錯しますが、これもまた現実なのです。もちろん、結果論と言えば結果論。

2次筆記試験の合格率は、毎年約20%です。

なぜ、上記のような方も「約20%圏内」の合格ラインに「入り込める」のか。

 

そんな疑問に迫るべく、彼らに話を迫り続けた結果、共通するのは以下の事だと分かりました。

・試験直前期には時間を取って勉強して、無意識のうちにノウハウをガッチリ吸収している(≒自然とPDCAが回せている

自分なりにテクニックやコツを確立し臨んでいる(≠予備校等で教わるノウハウ)

・手広くやらず、手を付けたものはしっかり掘り下げていく(≠回数をこなす)

別に、試験前日にゲームしまくってたわけじゃないんです。

何かの理論をそのまま鵜呑みにしていたわけじゃなく、自分で考えていたのです。

闇雲に数や時間を投じていたわけじゃないんです。

 

2次筆記の合格ラインっていわば「お化粧」と同じなんです。

・何もわからない→すっぴん;どう回答して良いのか分からない

・やりすぎる→厚化粧;部分を掘り下げすぎて全体のバランスを失い、結果的に的外れな回答

・ちょうどよい→今日もバッチリ☆彡:合格約20%圏内

先日某芸能人のメイク動画を見ながら、2次筆記試験の合格ラインは同じ概念だなと。
といっても、世間の約20%だけお化粧上手で、約80%の方がお化粧が下手と言いたいわけではないです。

 

与件文を読む、事例を掘り下げるというのは、シチュエーションに合わせてどんなメイクにすべきか考えるようなもの。
結婚式ならラメ入りかな。弔事ならナチュラルに。そういう事です。

「設問を解釈する」というのは、どこの部位に何を塗るのかを考えるということ。
瞼に口紅塗らないじゃないですか。そういう事です。

「解答を作成する」というのは、塗る順番を組み立てる様なこと。
チークの後にファンデーション塗らないじゃないですか。そういう事です。

予備校で「解答のフィードバックをもらう」というのは、デパート1階の化粧品コーナーの方からアドバイスをもらうようなもの。
勉強会は「合格経験者」なんで、モデルさんからアドバイスをもらう、みたいな感じですかね。

鏡の自分(=答案)を見ながら評価してもらわないと、いいメイクか分からないじゃないですか。そういう事です。

 

私のように勉強会もセミナーも経験なく合格した経験をなぞると、

「自分で化粧してみて、ファッション誌やYouTubeの動画を参考に、鏡を見ながら自分のメイクの良し悪しを徹底的に分析し続けた」

という感じです。

 

先の「短期集中で一気に合格した人」は、いわば

「朝が弱くて短時間ずぼらメイクでもバッチリ決めちゃっている人」

みたいな感じです。私もこのタイプになりたい。

 

朝1時間かけようが、10分で済ませようが

「ちょうどよいメイク」を決められるかどうか。

その上位約20%が合格圏内です。

 

やみくもに過去問○年分やるとか、2次筆記向けの参考書を通読するとか、そういうことでは無いんです。

試験本番に「バッチリメイク」を決めるための練習を計画的にするのです。

そりゃ確かに短時間でマスターしたいですが、それで確実に「バッチリメイク」できる自信はありますか?

しかも相手は、すべて初見です。

どんなシチュエーションにも対応できるよう、練習し準備するに越したことはない、ですよね?

 

 

3.今は分からなくて全然OK

初めて過去問を解くと、自分の回答と模範解答の共通項が「とりあえずマス目に何か書いてあるくらい」という感じです。

前述のとおり「わかんねーマジで。笑」状態です。

「こんなんで10月25日間に合う?」ってなります。

でも、この状態はチャンスなんです。

それでいい。○平慈英さんにも「いいんです」って言ってほしいくらい。

全くできないというコトは、何もできていないから一から学べば「いいんです」

さっきのお化粧で言えば「化粧水の塗り方から始める」という感じです。

個人的には、過去問に取り組み始めた段階から模範解答やふぞろいのキーワードが引っかかる方のほうが注意すべきと思います。

たまたま、それっぽいことを書いて「まあまあ、こんな感じかー」と、設問や論理構成もよく理解もしないまま、過去問を回し続けるリスクがあるからです。

これもまた、PDCAがちゃんと回っていないから起きることです。

この状態で試験に臨むと、先日のべりーの「因果」の話みたいな事が起きます。

================================

肌の調子なんて毎日どうなるか分かりません。相当に気を遣わないと。

それと同じです。たまたま「今日がノリが良かった」で合格した方も居るかもしれませんが、誰しも「たまたま」を狙っている訳ではない。

今は何を試しても上手くお化粧ができない!
でも、10月25日には「確実に」ノリ良くお化粧するイメージで試験勉強に向かってほしいです。

そんなイメージを掴みつつ、次回からは独学で過去問を解く際の留意点を説明しようと思います。

繰り返しますが、まずは参考書等の冒頭文や情報収集の中で「2次筆記試験とは何ぞや」というコトをしっかりイメージして計画を立てて下さい。そこが最初です。

 

4.となりのふぞろい

昨年の1次試験終了後、ネット上の情報で「ふぞろい」は買うべしとの話を受けて買いました。(道場メンバー以外の)同期合格者の方と話していても、予備校生や通信の方も使っている方は多いように感じます。

そもそも「ふぞろい」って何なん?という方はこちらを参考に
(記事の後半に詳しく書いてありますよ)

 

私の活用法は以下の3点です。特に(2)のC・D答案から学べる点は「ふぞろい」の良さだと思っています。

(1)過去問を解いた後、合格者のAB答案、ふぞろい流ベスト答案から「自分でも書けそうな」文章に注目

ふぞろいに掲載されている再現答案を見ると「これはすごいな」「よく試験本番でここまで書けるよな」と思う回答に出会いますが「自分もこれと同じような答案が試験本番に書けるか?」という視点を持って答案分析のページ(冊子の前半部分)を見ていました。

自分の実力からして、A答案のような論理構成・着眼点まで考えつかないと思ったら「これは天才が書くやつだから無理っす」と割り切ってました。背伸びしても試験本番で書ける自信が無かったからです。

他方、B答案なら書けそうだったと感じたら、論理構成を書きだして理解し、文章の流れを把握したうえで写経しました。

B答案も50点以上~60点未満なので合格ラインに届いていませんが「先ず隗より始めよ」精神で徐々にA答案に近づける、というスタンスでしたね。

 

(2)C・D答案がダメな理由をチェック&考える→反面教師にする

合格した方の再現答案はネット上に多数ありますが、失敗答案はネット上であまり見かけません
C・D答案はいわば「届かなかった解答」であり、このためにお金払って買っていると考えても良いです。

もしC・D答案を書いてしまっていたら、それはダメな答案を書いてしまったというコト。
なんでダメなのかを徹底的に調べてる。後ページの会話も読みながら、論点を確認

加えて、何がダメだったのかを自分なりに考えてみる。「4Pの要素が1個抜けていたな」「因果の『果』が分かりにくいな」「理由の背景が抜けていたな」など。

私はそれでも不足すれば、「全知識」あたりで解法のお作法も確認して、ダメなポイントをしっかり掘り下げるように心がけておりました。

試験本番では「自分で考える」ことが出来ないと何も書けません。テキスト類も参照できませんから、今のうちに「どう考えるか」を徹底的に刷り込みました。

 

(3)合格者の勉強方法、80分の過ごし方をチェック

冊子の後半は(※「10年データブック」を除く)合格者の80分間のドキュメントと、その方の勉強方法等が記載されています。

こちらは(個人的には)読み物として、どんな人が合格したのか、10月の試験までどんな過ごし方をしたのか、大変参考になりました。

たしかにネット上でも同じようなものはいっぱい存在しますし、道場も10年分の合格体験記というノウハウが蓄積されているんですが、これらはフリーフォーマットで好き好き書いており、比較しにくいです。

他方、「ふぞろい」の場合同じフォーマットで勉強方法や個々人がポイントとして考えている事が書いてあり、比較しやすいです。私はこの点がとても好きでした。

 

5.今日のまとめ

参考書等に載っている「試験の傾向」や「そもそも2次筆記試験とは」といった解説を読んで、試験のイメージをつかむ。

・PDCAサイクルを回しながら、「ちょうどよいお化粧のノリ」に同じ答案作成能力を身につけていく。

・「ふぞろい」は失敗事案から学べる点が良い

 

では、また!

 


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事前に内容の把握をお願いいたします。
セミナー当日は、資料の中身に関する説明の時間は設けませんので、ご注意ください。

           

twitterもよろしくお願いします。

おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

昨日のオンライン夏セミナー2020 日曜の回にご参加いただいた方、ありがとうございました。
道場メンバーも非常に楽しかったです。
皆さんの気づきやモチベーション向上につながれば幸いです。
後日さとまるが開催レポートを掲載しますので、楽しみにお待ちください。

本日もふぞろいさんとのコラボ企画「ふぞろい13で採点してみた」。
前回取り上げた事例Ⅰに続き、事例Ⅱ編です。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「ふぞろい」がどういう書籍なのかよく知らない方

ふぞろい13で採点してみた

前回同様、まだ一度もこの事例問題に取りかかっていない方は、ぜひご自分で解いてみてから、ご覧くださいね。
初見」で解いた際に「考えたこと」「答案」を分析対象としていただきたいからです。

この事例、私は開示得点78点(評価A)という当日の手応え以上の結果になりました。
今回も、合格同期の皆さんにもご協力をいただき、答案を三つ揃えました。

S : いけちゃん 【ふぞろい評価】75点/100点 【実際の得点】78点/100点
この事例の成功なくして合格できなかった人。
A : CK 【ふぞろい評価】71点/100点 【実際の得点】65点/100点
ご存知、「一発合格道場」11代目のCK。タキプロ(関西)でも活躍しています。
(他の事例も含むCKの再現答案はコチラ
B:ぴ。  【ふぞろい評価】48点/100点 【実際の得点】53点/100点

ご存知、「一発合格道場」11代目のぴ。。女性と勘違いされやすい人。「ココスタ」では見事な経営分析セミナーを開催。
(他の事例も含むぴ。の再現答案はコチラ

ふぞろい流採点基準に従って、なるべく厳しめに採点してみたつもりです。

第1問(配点20点)

設問文

小型ショッピングモール開業を控えた2019 年10 月末時点のB 社の状況について、SWOT 分析をせよ。各要素について、①~④の解答欄にそれぞれ40 字以内で説明すること。

出題の趣旨
B社内外の経営環境を分析する能力を問う問題である。

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】17点/20点
S:①美大卒業の経歴で高い技術力[1]顧客期待以上の[1]デザイン提案力[2]商店街との良好な関係[1]
W:①商店街の中心部から[1]離れた店舗立地[2]②2人が施術すれば満員となるような狭いスペース[2]
O:①一定の市場規模[2]が存在するネイルサロン市場②ネットを利用した口コミ拡散の有効性。
T:①大手チェーン[2]個人事業[2]といった競合が多数存在[1]②低価格店への顧客流出の可能性。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】17点/20点
S:美大出身の社長とY氏の高い技術力[1]と前職で培った提案力[1]。固定客も獲得できている。
W:商店街の中心から[1]離れた立地[2]で、スペースも狭く[2]長方形の形状のため2人施術で満員。
O:ネイルサロン市場は一定の市場規模[2]を持ち、X市は10代と40代の人口が多く[1]行事も盛ん[2]
T:大手チェーン[2]だけでなく自宅[2]で個人事業での開業もあり参集障壁が低く競争率が高い[1]市場。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
S:和服に合わせたデザインなど優れた技術力[1]、衣装のコーディネート提案[1]など優れた接客力[1]
W:商店街中心部から[1]離れた店舗など立地面での弱さ[2]建築年数の経過など設備面での弱さ[1]
O:ファミリー向け宅地の開発など対象顧客層の流入[1]商店街イベントの定期開催[2]など事業機会。
T:商店街周辺にある[1]大手チェーンのネイルサロン[2]個人事業の自宅サロン[2]による競争激化[1]

【考察】
与件文にふんだんに散りばめられたB社の強みなど、典型的なSWOT分析が問われました。
ここでは差がつきませんが、冒頭で基本的なフレームワークを用いるような設問の組み立ての場合、第2問以降での解答と連動した要素を抜き出しておく必要があります。
脅威(T)については、与件文の解釈が分かれ、私だけが低価格ネイルサロンを将来の脅威として挙げていますが、少数派だったようです(ふぞろい流採点基準ではMAX5点のため加点対象とせず)。

第2問(配点30点)

設問文

B社社長は初回来店時に、予約受け付けや確認のために、インスタント・メッセンジャー(インターネットによるメッセージ交換サービス)のアカウント(ユーザーID)を顧客に尋ねている。インスタント・メッセンジャーでは個別にメッセージを配信できる。
このアカウントを用いて、デザインを重視する既存顧客の客単価を高めるためには、個別にどのような情報発信を行うべきか。100 字以内で助言せよ。

出題の趣旨
B社顧客個々の状況に合わせたコミュニケーション方法を提言する能力を問う問題である。

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】24点/30点
顧客に好きな絵柄[1]・SNS上のネイル写真[3]の共有を依頼すると共に、顧客の予算を踏まえつつ、気に入りそうな[6]B社の凝ったデザイン[3]のネイルを提案して顧客要望[6]を具体化し、アート・オプション[5]の利用を促す。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】25点/30点
顧客の好きな絵柄[7]ネイル写真[3]と、イベント行事に合わせた季節感のある[6]ネイルの画像を顧客の好みに応じ個別配信。アート・オプションやデザイン・オプション[8]の需要を喚起し、客単価の向上[1]を図る。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】11点/30点
情報発信は①ジェルネイルの平均所要時間やジェル塗り・照射等のサービス内容の具体化でサービスの可視化を行い、②次回来店のための爪の成長度[4]の紹介、顧客要望に応じた[6]オプション紹介[1]などで、顧客満足度を高める。

【考察】
ぴ。の答案において、①は一次知識(サービスの「無形性」)に基づいて解答していることが伺われますが、ふぞろい流採点基準では加点対象になりませんでした
CKの答案はデモ・ジオ・サイコのそれぞれの面での特徴を踏まえた、過不足のない答案となっています。
「ふぞろい13」によれば、得点差が開いた設問であったようです。

第3問(配点50点)

設問文

B社社長は2019年11月以降に顧客数が大幅に減少することを予想し、その分を補うために商店街の他業種との協業を模索している。
(設問1)B社社長は減少するであろう顧客分を補うため、協業を通じた新規顧客のトライアルが必要であると考えている。どのような協業相手と組んで、どのような顧客層を獲得すべきか。理由と併せて100 字以内で助言せよ。
(設問2)協業を通じて獲得した顧客層をリピートにつなげるために、初回来店時に店内での接客を通じてどのような提案をすべきか。価格プロモーション以外の提案について、理由と併せて100字以内で助言せよ。

出題の趣旨
(設問1)B社の状況や目的に応じて、協業相手やターゲットを提言する能力を問う問題である。
(設問2)B社の強みを活かし、新規顧客との長期的関係性を築く施策を提言する能力を問う問題である。

設問1

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】16点/25点
協業相手は貸衣装チェーン店[5]。顧客層はX市開催イベントに参加するデザイン好きな30~50代[4]女性。理由は①X市は行事が盛んな土地柄[4]上記層は人口が多く[2]②Yの前勤務先で予約会とのコラボレーション[1]も容易だから。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】15点/25点
貸衣装店[5]、美容室[2]、ファッション関連店[2]と協業し、卒業式や成人式を迎える親子世代[2]を獲得する。理由は①X市は10代、40代の人口が多く[2]、②社長は40代で顧客ニーズを把握[1]でき、③顧客は卒業式等で美容室等を使う[1]から。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】12点/25点
協業相手は有名ブランドの衣料品店、宝飾品等のファッション関連の路面店[2]である。顧客層は高級住宅地に住む[2]10代の子を持つ[2]40代[4]富裕層[2]とする。理由は近隣性重視の顧客が流出し、低価格の競合店と差別化するため。

設問2

S:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】18点/25点
参加イベントの雰囲気[3]季節感[3]を踏まえ、衣装やアクセサリーにデザイン的に整合する[2]ジェルネイルを提案[3]する。理由は参加イベントや季節の変わり目の都度利用が見込め、顧客満足度が向上[5]し、リピート[2]につながるから。

A : CK 【ふぞろい流採点結果】14点/25点
卒業式等の服装に合わせてデザインした[2]ジェルネイルを提案[3]し、顧客の期待を超える[1]提案にする事で顧客満足度を上げ[5]、同時に接客時に顧客の好みを収集してSNSでデザイン提案することで再来店を促し固定客化[3]を図る。

B:ぴ。 【ふぞろい流採点結果】9点/25点
B社は①Yさんのコーディネート提案力[3]を生かし、ブランド衣料や宝飾品に合う[2]提案接客を行い、②社長のデザイン力[2-1]を生かし、衣服に合わせたデザインなど写真共有アプリを通じた[2]接客で、顧客関係性[1]の強化を図る。

【考察】
試験後、設問1において協業相手を誰にすべきだったのか、受験仲間と相当議論を重ねました。
第1問でS・Oとして答えた内容について、協業相手とシナジーを生むことが出来そうなら、おそらく誰であっても問題ありません
逆にいうと、与件文に十分な材料がないと説得力を持ってシナジーを語れないということになるので、「貸衣装屋」が無難な選択肢であることもまた事実です。

設問2においては、ぴ。の答案はB社の強みを使って機会を捉えるという筋書きになっていて非常にわかりやすいのですが、顧客の要望に応えるという観点が薄い印象を受けます。
CKの答案では「顧客の期待を超える」(→「顧客満足度の向上」)→「固定客化」につながるという因果が表現されています。

事例Ⅱについては、タキプロの勉強会でも活躍されているとうへいさんの記事が参考になります。
(参照:とうへい「なぜか高得点が取れた中小企業診断士試験 事例Ⅱ の試験中に考えたこと(得点開示84点 再現答案付) その1」)
(参照:とうへい「なぜか高得点が取れた中小企業診断士試験 事例Ⅱ の試験中に考えたこと(得点開示84点 再現答案付) その2」)
(参照:とうへい「なぜか高得点が取れた中小企業診断士試験 事例Ⅱ の試験中に考えたこと(得点開示84点 再現答案付) その3」)

今日のまとめ

① 冒頭で基本的なフレームワークを用いる事例なら、後半の設問での利用を考えて解答を提示
② 与件
文の材料を十分に用いて説得力を持たせ、因果を表現

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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本日もアクセスありがとうございます。さいちゃんです。

1次試験を受けられた皆様お疲れさまでした。1次試験を回避された方は、道場を見に来ていただけるくらい虎視眈々と来年に向けた準備をされていることと思います。
今日は、2次試験に向けたスタートを切ろうとしている方向けの記事となりますが、来年2次試験を受ける予定の方も、概要をつかむための参考になれば幸いです。

 

本日のアイスブレイク、羅針盤の話

羅針盤は中小企業診断士のバッジのモチーフになっています(いけちゃん岩塩の記事参照)。経営者に進むべき道を指し示す羅針盤のような存在になるべきという、診断士の理想形を示していると感じます。こちらのバッジは、診断士全員に配られるものではなく、各都道府県等の診断士協会に入ることで貸与いただけるそうです。このバッジを手に入れるために協会に入ってもいいかなと思ってます。

少し意外だったのは、このバッチの制定は今から5年前と比較的新しいことです。当時の資料を見ますと診断士のブランディングを考えた施策だったようですね。

ちなみに、羅針盤は中国の三大発明に数えられ、古くは魚の形をしていて口の方向が南を示すことから、「指南魚」と呼ばれていたそうです。「指南」という言葉は、ここからきているんですね。

「指南魚」日本船舶海洋工学会HPより引用

2次試験に向けたスタートダッシュに必要な情報

1次試験後から、道場メンバーによる2次試験のスタートダッシュに関する記事が多くなってきています。今の時期は情報収集をして、2次試験に合格するためにプロセスをイメージ化することが大切です。

もし、情報収集の仕方がわからないという方は、道場の記事や合格体験記を参考に自分に合うモデルケースを見つけるのが近道と思います。

 

さいちゃんの1次試験後の2週間の動き

主観的に当時の状況、特に2次試験の準備面を振り返ってみたいと思います。個人の感想が多分に含まれてますのでご注意ください。

 

1次試験の自己採点後にようやく2次試験の準備を始める。

・「過去問」を試しに解いてみるも、模範解答とは明らかに違う散らかった解答しか書けない。

・「某予備校の2次試験のテキスト」を読んでみるも、レベルが高くてついていけない。

・「ふぞろい」を読むも、なぜこの回答を与件から引っ張ってこれるのかわからない。回答完璧すぎてまねできん。レベルが高くてついていけない。

・「全知全ノウ」を読むも、これ全部おぼえないといかんの?ってくらいポイントが多くて驚く。レベルが高くてついていけない。

・「様々なブログ」を読み漁った結果、MMCなどの2次専門予備校があることを把握。2次試験直後で通信で受講できるものは限られている(MMCやTBCなど)ことに気づく。

・「まとめシート流」にであう。コンパクトにまとまっていてすぐ理解できたので、紹介されている解法を真似してみることにする。ただ、絶対にまねできなさそうなところもあり、自分でカスタマイズすることにする。

客観的に点数が取りやすい解答にするためにフィードバックの重要性を認識したので、「ココスタ勉強会」に参加することを決意。併せてお勧め通信講座の情報収集によりMMCの通信(模試付き)を受講することに決める。

 

まとめると、「情報収集」と「とりあえず試してみた」を繰り返した結果、試験に合格するために本当に自分に必要なものは何かをおぼろげながらも見極められた2週間でした。

 

今の時期にお伝えしたいこと

先に述べましたが、診断士は経営者の羅針盤でありますが、診断士試験では経営者と羅針盤の働きを同時にこなす必要があります。主観的だけでなく客観的な目線をもちながら、ビジョンに沿って自信を持って前に進んでいかなければなりません。そんな診断士試験に挑む方に向けてお伝えしたいことをまとめると以下の3点があげられます。

①今期を共にする相棒を決めよう。

2次試験を受けるための補助ツールは、多種多様です。あまり手を広げすぎると中途半端なことになりますので、「ピカチュウ、君に決めた!」てな感じで、今の時期に2次試験を共にする相棒を決めた後は、たとえ他の優秀そうなポケモン(ツール)に目移りしたとしても、試験本番まで貫き通すことをお勧めします。

②まずは、自分のレベル感に合ったものから試してみよう。

世の中には多種多様なツールがあります。レベル感も様々です。いきなりレベルが高いものを取りいれてしまうと消化不良になる恐れがあるので、自分の肌感覚を信じてできそうなものから取り入れてみてください。勉強開始当初はレベルが高いと感じるツールであっても、勉強を続けているとあるところで急に理解できるようになることでしょう。(実体験)

③道場セミナーを活用しよう。

7/26,29に道場夏セミナーが開催されます。すでに満席となっておりますが、キャンセル待ちも可能ですので、参加されたい方はこくちーずから問い合わせていただければと思います。

私は去年参加できませんでしたが、道場メンバーの多様な意見を集められる場、一緒に二次試験に挑む同志とつながる場として、情報収集に最大限活用ください。
「セミナーに参加することで何の疑問を解決したいか」を明確にしたうえで、目的意識をもって参加されることをお勧めします。

 

 

シリーズ「となりのふぞろい」

2次試験受験生必携のテキスト、それが「ふぞろいな合格答案」です。

ただ、先に述べました通り、私はあまり活用できておりませんでしたが、受験生の再現答案を集めて一つの書籍を作るプロセスにとても興味を持っていました。

簡単に読めるコラムや体験記の部分は読みやすかったのですが、
全体的に知識が不足していたためか、なぜその結論が導出されるのかわからない部分が多々あり、あくまでも模範解答の一つとして活用していました。

当時の自分が欲しかった、ふぞろいの活用法や位置づけについては、かーなふぞろいのうえちゃんさんの記事が参考になりますが、さいちゃんが考えるふぞろいの活用法は、以下の通りです。

①考えられる解答の要素、切り分け方の一例として参考にする。

②あくまでも模範解答の一例(絶対解ではない)として使う。

③なぜその解答が出てきたのか論理構成をつかみ、自分の中で腹落ちできたものは取りいれる。

予備校の模範解答や、合格者の再現答案などと同様の位置づけで使ってよいと思います。ただし、ふぞろいは実際の再現答案から作成している意味で説得力があると感じています。

重要なのは、③で挙げたように、自分で考えて腹落ちするものを取り入れる姿勢だと思います。たとえふぞろいの模範解答だとしても、とことん調べても自分で納得できないことは取り入れるべきではありませんが、主観的でなく客観的に見て確からしいかどうかは意識した方が良いと思います。

もし、去年の私と同じように自分で考える以前の状態の方は、ふぞろいを読む前に予備校通信に入って基本から学ぶか、初心者向けの勉強会に飛び込む、もしくは、2次試験の入門書から始めるのをお勧めします。

 

以上さいちゃんでした。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 


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カワサンです。(自己紹介合格体験記

1次試験受験された皆さま、まずはお疲れさまでした。
自己採点した方、していない方、しようと思っているけどバーンアウトな方…さまざまおられると思いますが、

まずは、戦いの終わった体をしっかり休めて下さい。
試験から数日たってますが、手がつかないなら、それで良いのです。
気が向かない時にやったって、前に進みません。

機械だって人間だって、動き続けたら壊れます。ちゃんとメンテナンスしましょう!!

また先日のOPEN DAYや月曜日の解答公表後は、たくさんのコメント頂きありがとうございます。
毎日のどこか、悩んだとき、疲れたとき…皆様のそれぞれの時間で今後も道場へ来ていただければと思います。

1.1次試験を独学で合格→2次筆記も独学か?

私は予備校も通信教材も使わず、参考書と過去問、ネット上の情報を活用して合格しました。
勉強会などのコミュニティ、各種セミナーにも一切参加していません。

ひたすら過去問を解き、自分の答案を分析して反省して、試験に臨みました(参考:合格体験記)。
しかし、個人的にはこれが最適解だったとは思っていません

 

約20%の合格率の1次試験の先にあるのは、約20%の合格率の2次筆記試験と、99.9%の合格率の2次口述試験です。

1次試験を突破したら、まずこの現実に向き合わなければなりません。

 

1次試験は、とにかく重要論点の過去問や問題集を解いて60点を目指す―
1次試験を突破できた方は、参考書や過去問集を何度も何度も見て解いてきたかと思います。

しかし2次筆記は、同じやり方で合格するとは限りません。
正解が公表されない中で、試験本番に正解を書く力が求められています。

正解があれば、独学で問題を解いても、不正解の理由や原因を探れば、試験対策の知識へ昇華できます

しかし正解がないと、「何が正しいのか」を測れません
正解がない中で問題を解いてしまうのは、樹海の中を手掛かりなく脱出するような行為に同じ。

 

そこで知って頼っておきたいのは「2次筆記試験合格者はどのようにして合格したのか」という経験

すこしのことにも、先達はあらまほしき事なり。徒然草

まずは、2次筆記試験の合格者がどんな風に合格したのかをリサーチして欲しいです。

①まずはチェック道場の合格体験記
経験者の意見を比較検討し、自分にフィットしそうな方法を考えることをお勧めします。年齢、受験回数、シチュエーション…ご自身に近い合格者を探してみて下さい。

2019年 2次筆記試験合格体験記まとめを読む
体験記1個1個読むのは大変!という方は、こちらで直近合格者の手法を俯瞰できます。

独学合格者の合格体験記まとめを読む
独学合格者のトレンド、共通項をできるだけまとめています。「独学しか選べないです」という方は、こちらを参考に。

 


 

・2次試験は過去問の正解がなく、何がポイントかよくわからない。
・参考書で言うポイントが、問題文のどこと紐づくのか見抜けない
・模範解答がなぜそう書かれるのか、よくわからない

私は前提知識ゼロで過去問に着手したとき、上記のような樹海に入り込んでしまいました。
そこから参考書や道場はじめネット上の情報を頼りに樹海から抜けたものの、最後の最後まで霧の晴れない感じが続く試験勉強でした。

そんな経験を踏まえれば、予備校や通信教材でノウハウを「買ってしまう」というのも選択肢としては一理あると私は思うのです。
独学は孤独でフィードバックが無いところを補完できないと、かなりのリスクが伴います

約20%しか合格しない現実があります。
ならば、やみくもに問題に手を付ける前に、徹底的に情報収集して作戦を練ったほうがいいです。

 

2次筆記試験はもう「戦い」です。試験会場の雰囲気も、1次試験以上にピリッとします
戦う時は情報収集して相手を把握して作戦を立ててから前に進みますよね。それと同じです。

 

2.2次筆記・こんな方は独学を選ぶしかない

私の場合は、合格体験記のリサーチを通じて「結果的に、独学しかない」という結論に達しました。

独学の方に特に推奨されている勉強会、興味はありましたが、開催している日時に縁がありませんでした。
勉強時間、夜な夜なやるしかなかったんです。土日は子供と遊ぶ時間です。
子育て世代の方、遅くまで毎日激務な方、土日関係ない方、夜勤な方…私が味方です。

道場では7/26、7/29にセミナーを行います
しかし、私は仕事や家庭の都合があり、セミナーに参加できませんでした。
ちなみに、今年も上記理由で主催者側になっても参加できません。。。
「セミナーに参加したくてもできない」方…私が味方です。

通信や予備校…初期投資高いですよね。100%合格するなら考えますが…
メルカリ…中古の参考書がちょっと安い。これで受かった人も「居なくはない」
(※転売ヤーが出てくる前に参考書は買いそろえましょう)
コスパを優先したい方…私が味方です。

上記に掲げたように「結果的に独学の選択肢しかないです」という方に、これから10月まで私の記事で少しでも参考になるノウハウを届けていく予定です。

 

.独学しか無い方にまず伝えたい、3つのこと

2次筆記試験、独学で挑むと決めた方にまずお伝え&お願いしたいのは「何に頼るかを決めること」です。

2次筆記は過去問を解いて答案分析するのが王道の勉強法ですが、採点してもらえる機会が無いのはかなり不利です。

だからこそ、以下の3点を徹底してください。今後、私の投稿で各論を取り上げていきます。

①徹底的に情報収集し、活用する参考書やWebサイト(=先達)を複数選ぶ

複数の模範解答・再現答案と自分の答案を徹底的に比較分析

③日本語の表現や言葉づかいに徹底的にこだわる

模範解答・再現答案は「ふぞろい」や過去問集などの参考書やネット上から沢山ゲットできます。
ネット上の再現答案は合格者がほとんど。じゃあ合格者に共通する表現や論点は何?自分はそこに掠っていたの?等と検証すれば、独学でも客観性が伴う分析は出来ます。

ただ、疑問点を疑問点のままにしない、という点は最後の最後まで苦しめられます

模範解答を見ても「与件文からこの着眼点にどうやって導けるの?」「この数式どうやって出せるの?」というのは割とあって、参考になる情報を三日三晩探し回ったようなこともありました。

独学は、こういった非効率さも1次試験より目立ってくるので、勉強時間がタイトと感じている方は、ここも気を付けておきたい所です。

 

では、また!

 


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

一次試験を受験された方、お疲れさまでした。

◎自己採点の結果が思わしくなかった方
ナイスファイトでした。
努力を続けてこられた分、納得がいかない結果を出したご自分を責めたりされていませんか?
お気持ちはよーくわかります
私も初年度では突破できず、妻に協力してもらいながら結果を出せなかった自分を責め、少しの間勉強から離れました。
今振り返ると、休んでいた期間に考えた事が次に向けた充電になったと思います。

ちょっと休んでからでも、今回見えた課題に向けてすぐにリスタートするのも、どちらも正解だと思います。
今回の結果を冷静に分析し、対策を練り、来年の試験日までの学習計画に落とし込むことが大事なのではないかと思います。
自分のペースで、この先の道を進まれてください

◎自己採点の結果、二次試験の挑戦が見えてきた方
その興奮が冷めないうちに、二次試験対策に邁進していただきたいと思います。
在庫切れになる前に、ぜひ以下の書籍をお買い求めいただけたら嬉しいです
「ふぞろい」はかーなが、「全知識」「全ノウハウ」はTomatsuと私いけちゃんが執筆に関わりました。
いずれも自分が受験生時代に「使える!」と思っての宣伝ですが、心配な方は、書店で中身をご覧になってからお買い上げくださいね!

●二次試験でどんな知識(事例Ⅰ~Ⅳ)が求められているのか知りたい方は・・・!
2次試験合格者の頭の中にあった全知識(2020年版)
●二次試験の解き方(事例Ⅰ~Ⅳ)をまず知りたいあなたに・・・!
2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ(2020年版)
●二次試験事例Ⅳはこれ一冊・・・!
2020年版 事例IV(財務・会計)の全知識&全ノウハウ
●二次試験を要領よく突破したいあなたに・・・!
「まとめシート」流!ゼロから始める2次対策
※平成24年度~令和元年度の解法実況も要チェック!
※著者の9代目きゃっしいの動画「【中小企業診断士2次試験】超初心者のための試験概要&勉強法紹介」もぜひご参照ください。
正解が公表されない二次試験対策の必携・・・!
ふぞろいな合格答案 エピソード13

また、二次試験対策には「勉強会」の活用も有効です。
タキプロココスタなど、オンラインでの勉強会なら参加もしやすいと思います。
参加の可否は、各団体にお問い合わせください。
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】勉強会の効用とご紹介」)

さて、かーなから昨日アナウンスしたとおり、本日はふぞろいさんとのコラボ企画をお送りします。
題して「ふぞろい13で採点してみた」。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

「ふぞろい」がどういう書籍なのかよく知らない方

ふぞろい13で採点してみた

今回は、令和元年度の事例Ⅰを採り上げてみます。
まだ一度もこの事例問題に取りかかっていない方は、ぜひご自分で解いてみてから、ご覧くださいね。
初見」で解いた際に「考えたこと」「答案」を分析対象としていただきたいからです。

さて、この事例、私は開示得点46点(評価C)という残念な結果に終わっています。
これをそのまま採点しても面白くないので、合格同期の皆さんにもご協力をいただき、答案を三つ揃えました。

S : たろさん 【ふぞろい評価】61点/100点 【実際の得点】81点/100点
タキプロ11期」でご一緒しているたろさん。タキプロブログの執筆メンバーです。
A : べりー 【ふぞろい評価】62点/100点 【実際の得点】67点/100点
ご存知、「一発合格道場」11代目のべりー。一次知識の世界でユーモア溢れる記憶方法を語ってくれたべりーですが、二次試験でも安定感のある答案を提供してくれています。
(他の事例も含むべりーの再現答案はコチラ
C : いけちゃん 【ふぞろい評価】51点/100点 【実際の得点】46点/100点
この事例のせいで、「ふぞろい13」を手にするまでずっとモヤモヤしていた人。この記事において昇天します(笑)

協会から公表される「出題の趣旨」がヒントになる(こともある)ものの、本当の正解は公表されない二次試験。
他の合格者や受験生の答案との横比較が有効です。

比較の妥当性検証に役立つのが「ふぞろい流採点基準」
この基準に従って、厳しめに採点してみました。
たろさんの再現答案において、得点開示の結果と少し乖離していますが、この点については後述します。

第1問(配点20点)

設問文

A社長がトップに就任する以前のA社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
事業再建のための新規事業開発において、経営者が考えるべき戦略的課題に関する分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】4点/20点
理由は公企業民営化やたばこ市場縮小[4]等の外部環境変化に関わらず、競争激化した既存市場への事業拡大であり、自社コアテクノロジーの強化を進めなかったため、他社と差別化できず競争優位性を構築できなかった為。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】13点/20点
最大の要因は、健康志向が強まり[1]たばこ市場の縮小傾向[4]が進み、葉タバコ生産者の後継者不足[1]や高齢化、耕地面積減少が深刻でニーズがなく、メンテ用の膨大な部品で在庫費用が増大[5]し、収益悪化[2]で事業成立しなかった為。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】6点/20点
最大の理由は健康志向や受動喫煙の社会問題化[1]たばこ市場が縮小[4]する中で、後継者不足[1]・高齢化に直面しているものの、多額の補助金を受給することが出来るたばこ生産業者にメンテナンスを受けるニーズがなかったから。

【考察】
いずれの答案も「最大の理由」という問われ方に対応して一文にまとめていますが、A社にとってのそのような「結果」を生じたのか指摘できているのは、ベリーだけでした。
たろさんの答案は、競争戦略上の観点から解答していますが、本事例では(おそらく意図的に)競合は出てきません
そのため、高得点のたろさんの答案ではありますが、「本問ではあまり得点できていない」と考えられます。
出題の趣旨から「戦略的課題」を問うていたわけですから、ここでは成長戦略上の観点から外部環境面での分析に加え、A社がどのような事態に見舞われたのかという「結果」について言及すべきだったのだと思います。
本事例におけるポイントとして、レイヤーを誤らずに解答できたかが、勝負の分かれ目だったと考えています。
なお、ふぞろい流採点基準では、キーワードに挙げられていませんが、①衰退市場への関連多角化はシナジーが効かない、②コアテクノロジーを活用できない(ドメイン設定が誤まっていた)、というまとめ方でも良かったのかもしれないと個人的には思っています。

第2問(配点20点)

設問文

A社長を中心とした新経営陣が改革に取り組むことになった高コスト体質の要因は、古い営業体質にあった。その背景にあるA社の企業風土とは、どのようなものであるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
企業体質および企業風土の形成要因とその関係について、理解力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】18点/20点
内容は参入障壁が高く[5]多額の補助金[4]を得た葉たばこ生産業者を主顧客として安定収入を得て、顧客の依頼に応じた個別対応等受け身の営業体制[4]であり、業務の改善もなくチャレ ンジ精神を創出できる企業風土ではなかった[5]

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】19点/20点
企業風土は①たばこ産業は規制に守られた参入障壁の高い業界[5]のため同調的・保守的[5]で②団体から多額の補助金[4]が得られるため競争力強化への関心が薄く③それでも売上は右肩上り[2-1]で危機意識不足しゆでガエル状態[4]である。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】9点/20点
売上が右肩上がり[2]の古き良き時代を知っている古参社員[2]の力が強く、①個別対応のための過剰な部品在庫、②前近代的な経理体制、③環境変化に合わせた新事業への取組みに対する消極的な姿勢[5]等、守旧的な企業風土である。

【考察】
ここで大きくS・A答案とC答案との差が出てきました。
企業風土の形成要因を適切に指摘できたかがポイントです。
たろさんとべりーの答案では、具体的に「企業風土」とそれが形成された要因を指摘している一方、私の答案は「守旧的な企業風土」を示す特徴を挙げるだけとなってしまいました。
べりーの答案にある「ゆでガエル」、他の答案でも見たことがありますが、まさに本事例のA社を表現するのにふさわしい言葉ですね。
与件文の表現をなるべく使うのが原則的対応ですが、当該企業を一言で表現しえる、万人に通じるワードがあれば、バッチリ入れ込みたいですね。

第3問(配点20点)

設問文

A社は、新規事業のアイデアを収集する目的でHPを立ち上げ、試験乾燥のサービスを展開することによって市場開拓に成功した。自社製品やサービスの宣伝効果などHPに期待する目的・機能とは異なる点に焦点を当てたと考えられる。その成功の背景にどのような要因があったか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
市場動向とホームページなどを活用した情報戦略の関連性について、理解力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
要因は農作物の乾燥以外の潜在市場の見えない顧客[4]用途を問う[2]事で、潜在顧客から顧客ニーズを収集[4]し、生産農家以外のこれまでアプローチできなかった様々な市場との結びつき[4]により、販売チャネルの構築[2]を図れたため。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】16点/20点
要因はインターネットの広域性、公開性に焦点を当て①潜在顧客[4]の試験乾燥という新たなニーズを掘り起こした[4]こと②それまでアプローチできなかった新規客を低コストで開拓できた[4]こと③営業力、提案力が強化[4]されたこと。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】14点/20点
要因は①潜在市場の見えない顧客[4]用途を問い[2]、市場ニーズを収集[4]する体制を作った事②A社ではアプローチできなかった生産農家・取りまとめ団体・特産地、販売チャネルとなる食品会社等との結びつき[4]が出来た事である。

【考察】
どうとでも取れそうな曖昧な設問文に、苦しんだ受験生も多かったであろう本問。
「これは事例Ⅰなんだからマーケティング戦略ではなく、組織論の観点から書くんだ!」と固執するとひどい目に合う設問でした。

市場開拓に成功した話をしなければ、新規事業を持ち出すのが不自然な流れになるので用意された設問なのだと思っていますが、柔軟な解答姿勢が求められていたのかもしれません。
ふぞろい13での難易度も「★★★ 難しすぎる」になっています。
一方で、全員が潜在顧客からのニーズ収集に言及しており、現場で思いきれるかが勝負だったと思っています。

第4問(配点20点)

設問文

新経営陣が事業領域を明確にした結果、古い営業体質を引きずっていたA社の営業社員が、新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
新規事業の営業力強化にとって必要な意識改革を実践する経営施策について、理解力・分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】13点/20点
要因は高齢化従業員のリストラ[3]で社内の年齢が低下し、若手経営者社長の経営方針が若い従業員に浸透し、成果に応じた賞与[4]を回せ若手営業社員を中心にチャレンジ精神[4]が構築され、提案力強化等営業体制強化[2]が図られたため。

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】4点/20点
要因は、新市場拡大の土台として①営業業務をIT化し近代的経理体制で営業所毎の業績への認識を統一化②成果主義的報酬制度[4]で若手社員の意欲向上を図り③ソフトウェア開発の勉強会や外部研修参加で育成強化したこと。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】12点/20点
要因は①古参社員削減[3]で若い社員の言動が自由となり、成果に連動する賞与制度[4]によって挑戦的な風土に変化した事②コアテクノロジーの位置づけが明確化[3]社内共有[2]されて全社的に新規事業開発が意識づけられた事である。

【考察】
全員が成果主義の導入に言及しています。
たろさんと私の答案では、「古参社員のリストラ」に触れていますが、べりーはあえて触れなかったようです。
べりーには悪いのですが、①と③は着想に至った背景も推察できる施策ではあるものの、「新規事業の拡大に積極的に取り組むようになった要因」を問うている設問要求に対して具体性と想像が強すぎるように感じます。

第5問(配点20点)

設問文

A社長は、今回、組織再編を経営コンサルタントの助言を熟慮した上で見送ることとした。その最大の理由として、どのようなことが考えられるか。100字以内で答えよ。

出題の趣旨
組織再編を実施する際の条件に関する分析力を問う問題である。

S:たろさん 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
理由は機能別組織で各部門を専門化[5]し、開発力や営業力を強化し、新規事業の基盤を固めるため、顧客ニーズを元に①専務中心に製造・開発部でコアテクノロジー強化②副社長が営業部で販売チャネル構築③社長が各部門統制[5]

A:べりー 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
最大の理由は、現在の機能別組織がA社の戦略遂行に最適であるためと考えられる。A社はA社長を筆頭に迅速な判断[5]を行い、ベテラン従業員の退職後も専門分化した機能ごとに強化連携[5]し、業績拡大図る。

C:いけちゃん 【ふぞろい流採点結果】10点/20点
最大の理由は、若い経営トップを中心としたリーダーシップ[5]によって経営改革を進めている際中[5]で、組織再編による権限委譲や意思決定の迅速化等の効果を図る段階には至っていないからである。

【考察】
私の答案のダメな部分、一目でわかりますか?
後半で事業部制組織に変えた場合を想定したうえで「その段階には至っていない」という形でまとめています。
「ふぞろい13」でも指摘されていますが、A社長がどんな組織再編を当初検討していたのかは定かではありません(=つまり私は「勝手な思い込みをしていたのです!)
権限委譲についても、親族である副社長や専務が相応の裁量を持っている中で、社長が「大所高所から目配り」しているわけですし、意思決定はすでに迅速だとも評価できますよね。
意図が伝わらず、伝えたかったことも「支離滅裂」なダメ答案の見本です。
ふぞろい流採点結果は10点ですが、もっと低い点数しか入っていないかもしれません。

機能別組織を維持するメリット(専門性と効率性、社長が大局的に意思決定できること)を正面から取り挙げるのが王道な対応でしょうね。

ふぞろい流採点基準に思うこと

ふぞろい流採点基準を参考に3枚の答案を評価してみましたが、いかがでしたでしょうか。

以前「ふぞろい」の活用方法をかーなが紹介した際、「「キーワードが正義!」と思い込んでしまうと、人が読んでわかりづらい答案を書いてしまうリスク」があると指摘しています。
この点については、キーワードの「使い方」に起因する部分が大きいと考えていますが、ふぞろい13事務局長うえちゃんの記事が非常に参考になります
(参照:11代目かーな「中小企業診断士二次試験 「ふぞろい」どう使う?」)
(参照:うえちゃん「ふぞろいな合格答案の「不完全な部分」について」)

ここで、たろさんの再現答案で得点開示結果とふぞろい流採点結果に乖離が生じた理由について触れたいと思います。
解答内容を踏まえたうえでの私の仮説は、「たろさんは再現答案よりも上出来の答案を本番で置いてきていた」。
これは「答案を再現する」という行為の限界でもあるのですが、答案提供者の再現率には当然バラつきがあります。
今回分析対象となった290枚の答案には、ノイズ(実際の出来との上下の乖離)も含まれていたでしょうから、そうした中での採点基準作りには頭が下がる思いです。

一方で、いくらキーワードを提示できていたとしても、因果関係がわかりにくい答案だと、その意図が採点者に伝わらず、実際には加点対象とならなかった例もあることでしょう。
ふぞろい流採点基準は、因果関係や多面性の観点から「切り口の上限キャップ」(「MAX●点」という部分)という形で反映しており、採点基準として完璧ではなかったとしても、真に迫っていると私は考えています。
(参照:はるか「一次試験を受けられる方へ+ふぞろい編集後記」)

うえちゃんも指摘しているとおり、大切なことは「思考プロセス」であり、基準に沿って得点できたかではありません

多くの受験生が着眼できた点に自分が気づけたか

自分が引っ張ってきた解答要素は十分に多面的であったか

その点について振り返りながら学習するために、「ふぞろい」を活用いただければと思います。
そして、深い考察がギッシリ詰まった特集企画も、必読のコンテンツです。
時間がなくて企画部分を読んでいなかったという合格者の話も耳にしますが、受験後に気づいて大抵後悔されています。
ぜひ一度しっかりと時間を取って、企画記事に目を通されることをオススメします。

今日のまとめ

① 他の合格者や受験生の答案との横比較、その妥当性検証に役立つのが「ふぞろい流採点基準」
② 思考プロセスを鍛えるために「ふぞろい」を使おう!

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

週末に一次試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

今年は試験会場からオペレーションまで、例年にないことづくめでさぞ大変だったと思います。

まずは二日間、戦い抜いたご自身を、協力してくれたご家族や周囲の方を、しっかり労って、感謝を伝えて下さいませ。

 

今日から一発合格道場の記事は、二次試験対策が中心になります。

「今年の受験は見送った、来年の合格を目指すのだ!」という方も、「二次試験ってなに? と調べていたらこのサイトに辿り着いた」という方も、もちろん「一次試験の前から読んでますよー」という方も、目標は皆同じ、中小企業診断士試験に合格することです。

(もちろん、その先に広がる世界もたくさん!)

一発合格道場11代目一同、引き続き皆様に伴走していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

そして、今日からはあの「ふぞろいな合格答案」と連携して、当「一発合格道場」メンバーが、二次試験対策教材「ふぞろいな合格答案」の使い方や、おすすめページを紹介するコラボ企画も始まります。

題して、「となりのふぞろい」!

 

くわしくは、記事の後半で…。

 

 

オンライン夏セミナー告知

ヘッダーにもある通り、二次試験合格を目指す皆様に向けて、オンライン夏セミナーを開催します。

二次試験の学習計画や事例ごとのポイント解説、グループ相談会等もりだくさんの内容となっております。

今回は、「日曜日の回」と「平日夜の回」をご用意しました。

ご提供する資料は同じですが、以下のように進め方が異なりますので、ご都合に合わせてご検討頂ければと思います。

 

◎日曜日の回

※タイムラインは、現時点での予定です。今後変更になることがございます。

 

<前半>14:00~16:40
道場メンバーによる説明
・学習計画
・事例別の解説
・80分の使い方
・復習法  など
※内容は予告なく変更になることもありますのであらかじめご了承願います。

<後半>16:50~17:50
班分けしたグループでの相談会
※Zoomブレイクアウトルーム機能を使用します。
※申込フォームのアンケートを参考にグループ分けを行います。

<懇親会>18:00~19:00
終了後に希望者でオンライン飲み会を行います!

⇒日曜日は、リアルタイムのセミナーとグループ相談会、その後希望者による懇親会と「フルコース」な内容になっております。

「初めての受験で、右も左もわからない」という方も、「過去に受験経験はあるが、疑問をしっかり解消したい」という方も、どちらも大歓迎です。

(ただし、前半のセミナーパートは初学者の方への説明を想定して作っておりますので、経験者の方には若干物足りない印象になるかもしれません。)

 

 

◎平日夜の回

※タイムラインは、現時点での予定です。今後変更になることがございます。

<前半>20:00~20:30
事前配布セミナー資料の質問会

<後半>20:30~21:30
少人数グループでの相談会(2部制)
※Zoomブレイクアウトルーム機能を使用します。
※申込フォームのアンケートを参考にグループ分けを行います。

<懇親会>21:35~22:30
終了後に希望者でオンライン飲み会を行います!

⇒平日夜は、お仕事や家事等で土日の都合が付きづらい方向けに、ぎゅぎゅっとコンパクトに実施します。

質疑応答をなるべく手厚くするため、定員少なめで募集いたします。

短時間で集中して情報を集めたい方におすすめです。

 

【共通】

・資料の配布について

事前にプレゼン資料をメール等で配布いたします。

 

・相談会のグループ分けについて

グループ相談会は、zoomのブレイクアウトルーム機能を使用し、初学者グループと経験者グループに分けて行う予定です。

セミナーの申し込みフォームに、どちらの相談会に参加したいか選ぶ欄がありますので、必ずご記入をお願いします。

1グループあたりの人数は応募状況によりますが、なるべく多くの方の質問を受け付けられるように運営していきたいと思います。

 

・申し込み開始日時について

両日程とも、明日7月14日(火)12:00~受付開始となります。

定員を設けておりますので、希望の日程が決まっている方は、早めの申し込みをおすすめいたします。

 

以上、オンライン夏セミナーの詳細でした!

 

 

これから二次試験の勉強を始める方へ

このブログを読まれている方の中に、「二次試験対策はゼロからのスタート」という方はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。

一次試験と並行してコツコツ進めてきた方も多いのかな、とは思いつつ、今日からスタートの方もいるかと思い、筆を執りました(おおげさ)。

 

ちなみに私は昨年、一次試験後にゼロからのスタートでしたが、そういうパターンは道場11代目で他にもいましたし、先代にもいます。

本日は、私の経験をふまえて、去年のこの時期にやったことと、やればよかったことをお伝えしたいと思います。

 

*やったこと*

1.中小企業診断協会の公式解答で、一次試験の自己採点をする

一次試験の公式解答は、例年週明け(つまり今日)の午前中に、中小企業診断協会のホームページ上で公表されます。

試験会場の出口で予備校の方々が解答速報を配っているのを受け取った方も多いと思いますが、予備校の解答は、速報性を優先するあまり、協会の公式解答と違うことがたまに(あくまでもたまに)あります。

やっかいなのは、予備校解答の自己採点で、40点とか60点とかボーダーにかかる点数になった時です。

あと、配点が2点なのか3点なのかわからない時とか。

これで二次に進めるかが決まりますので、公式解答と配点を確認して、しっかりと自己採点されることをおすすめします。

 

余談ですが、昨年の私は半ば当たって砕けろ精神で受験したため、公式解答で自己採点をして「受かったかも……」となった時に、なんともいえない複雑な気持ちになりました。

もちろん、「え、これでしばらく遊べると思ったのにまだ勉強続くの?」という衝撃もありましたが、心のどこかで、「もっと努力した方もいるはずなのに、自分なんかがパスするものなのか? いいのかそれで?」と、変な方向に落ち込んだ(?)記憶があります。

ですが、考えてみれば一次試験は絶対評価。

私が受かろうと落ちようと、それで誰かの合否に影響を与えることはありません。

それに、診断士試験の真の難関は二次試験っていうし!

落ちるならそこで落ちるだろ!

よし! 勉強しよ!

ということで、持ち前の単純さで復活し、二次の準備にとりかかりました。

しかし、この時はまだ、二次の勉強の大変さを知る由もなかった。

 

 

2.ネットで二次試験について調べる

さすがに、二次試験(※筆記試験のこと、以下同様)が経営に関する診断・助言を記述する試験だということくらいは知っていたのですが、あらためて協会のページや道場ブログ等で調べました。

すると、二次試験は正解が公表されず、そのために対策が難しいらしいということを知ります。

正解が発表されないので確かめようがないのですが、毎年の合格者数にそこまでブレがないから、どうやら相対評価なのではないか、ということも書いてあります。

これはなかなか手ごわそう。

 

また、いわゆる「得点開示」の制度についてもここで初めて知りました。

ご存知の方も多いと思いますが、道場の6代目岡崎教行さんのご活躍により、二次試験の得点は、本人が開示請求すれば協会から回答してもらえるシステムになっています。詳しくはこちら

そのため、高得点者の答案と自分の答案を見比べて、何がどう違うか分析する勉強法がある、ということもわかりました。

 

さらに、二次試験対策の教材についても少しわかってきました。

「ふぞろい」「全知全ノウ」「イケカコ」との出会いです。

どうやら、「ふぞろいな合格答案」通称「ふぞろい」という教材をみんなが使っているらしい。

どうやら、「2次試験合格者の頭の中にあった全知識」「2次試験合格者の頭の中にあった全ノウハウ」という教材があり、二つ合わせて「全知全ノウ」と呼ばれているらしい。

さらに、事例Ⅳに特化した「全知全ノウ」があるらしい。

どうやら、事例Ⅳ対策に「意思決定会計講義ノート」通称「イケカコ」が使われているが、これは診断士試験に特化した教材ではないため、推奨派とそうでもない派がいるらしい。

こんな感じで教材についてざっと調べ、取り急ぎ前年度の「ふぞろい」、「全知全ノウ」、「事例Ⅳの全知全ノウ」の合計4冊を購入しました。

 

また余談ですが、今年の「全知全ノウ」の表紙はえらいおしゃれですね。とってもすてきじゃないですか。

こちら、私がお世話になった2019年度版の「全知全ノウ」です。

 

 

 

 

 

そういうことです。

 

3.道場セミナーに申し込む

もうあと、わかんないところは道場の人に聞こうというダメダメな感じで、試験の次の週末に予定されていた道場セミナーに申し込みました。

繰り返しになりますが、今年のセミナー申し込みは、明日14日の12:00~です。

 

 

 

*やればよかったこと*

1.とりあえず1年分、過去問を解いてみる。

個人的には、事前のインプットなくいきなり解くのがおすすめです。

おそらく、時間が全然足りない、設問の意図がよくわからない、解答が文章としてまとまらない等、「何これ?」みたいなことになると思います。

その後、「ふぞろい」や他の参考書の解説を読んだり、自己採点をしたりします。

多分深く絶望しますけど、その絶望があなたを成長させてくれます。

 

この段階ではどれだけ絶望してもよくて、理想と現実のギャップを直視することに意味があります。

むしろ、自分に甘く「なんとなくそれっぽいこと書けてるから、正解」としてしまうと、解答プロセスが確立できず、再現性のない解法になってしまいます。

最終的には半自動で解法をなぞれるくらい、再現性の鬼になる必要があるので、自分に厳しくまいりましょう。

 

2.(独学だったので)自分の答案にコメントしてくれる人を確保する

問題を解いたら、まずは一度、合格者や他の受験生からコメントをもらってください。

身近にいなければ、勉強会等に参加して、フィードバックしてくれる人を確保することを強くおすすめします。

独学者は、人からのフィードバックがないと、だんだん五里霧中感が出てきます。

「なんだかずっと、同じところで躓いている気がする」「自分の解答が良くないっぽいのはわかるけど、具体的にどうマズいのかわからない」そんな感じで途方に暮れます。

一人で悩んでいても仕方ないので、聞ける人やコミュニティを確保しておきましょう。

受験生支援団体の「タキプロ」「ココスタ」では、毎週勉強会を開催されています。

もちろん合う・合わないもあるかとは思いますが、食わず嫌いはもったいないです。

一度のぞいてみることをおすすめします。

 

 

(おまけ)

そうはいっても、一次試験の疲労が抜けないという方へ。

とりあえず以下をこなしつつ、体力を回復するのがおすすめです。

1.参考書を購入し、ビリビリ分冊する

(持ち歩きがラクになります♪ 肩こり軽減♪)

 

2.演習用に、問題用紙と解答用紙をひたすらコピーする

(まずは4事例×過去5年分。単純作業に癒される。コピーサイズは本番と同じ見開きB4にするのがおすすめ)

 

3.マーカー、一文字ずつ消せる消しゴム、電卓などの二次試験用アイテムを購入する

(人それぞれですが、二次試験は問題文を読みながら、数色のラインマーカーで解答構成要素をマークしていくという解法が比較的ポピュラーです。試してみて、ご自身に合わなければやめればよいと思います)。

以上、これから二次試験の勉強を始める方へ でした!

 

 

 

さて、本日は、もう一つお知らせがあります。

それがこちら!

となりのふぞろい。

あの、「ふぞろい」とのコラボ企画が実現しました。

団体の垣根を越えて、受験生の皆様のお役に立つ情報を…! ということで、当「一発合格道場」では、「ふぞろい」書籍の使い方や、おすすめ記事などをご紹介してまいります。

 

◎そもそも、「ふぞろい」って何?

今更ですが、これから二次試験の勉強を始める方のために、改めてご説明いたします。

「ふぞろい」とは多くの受験生が使っている二次試験対策参考書「ふぞろいな合格答案」のことであり、

その編集プロジェクトのことでもあります。

(すでにややこしい……ブログを見た方がイメージがわきやすいかもしれません)

この参考書は「前年度の受験生から再現答案を募集し、その年の合格者(+受験生メンバー)からなるプロジェクトチームが再現答案を分析して書籍を編集する」という形で作られています。

現在店頭に並んでいる最新の「ふぞろいな合格答案 エピソード13」は、令和元年度の受験生から再現答案を募って、令和元年度の合格者

が分析・編集したものになります。

(私もふぞろい13プロジェクトの末席に名を連ねているため、今回のコラボが実現しました。

道場メンバーもふぞろいメンバーも、「受験生のお役に立てるなら、ぜひやるべき!」ということで快諾してくれました。

診断士って本質を考えて、素直に協力しようという姿勢の方が多いなぁとつくづく思います)

 

◎ふぞろいの特徴は?

以前の記事でも書きましたが、最大の特徴は「実際に受験生が本番で書いた答案を【再現答案】の形で収集し、分析していること」です。

ここが、予備校の先生が作られる模範解答と違うところです。

とにかくリアル。等身大。

さらに、二次試験の合格発表時に通知される「合格・A・B・C・D」という結果も後日、収集しているため、「多くの合格答案には、このようなことが書いてあったようだ」という分析結果をまとめて、キーワード形式でランキング化しています。

そのため、過去問を解いた後の自己採点に使うことができます。

 

一方、これも以前書きましたが、注意点としては、ふぞろいのキーワード採点は完璧ではありません。

協会は、キーワードとは全く違う基準で採点しているかもしれませんし、実際に加点されたポイントはふぞろい分析とは不一致かもしれません。

そういった不完全さを認識したうえで、ご自身の解法や解答をブラッシュアップするツールとして使うとよいと思います。

 

◎意外と知られていない購入者特典

「ふぞろいな合格答案」では、購入者特典として、合格者の生問題用紙をダウンロードできるサービスがあります!

私も去年は知らなかったのですが、かなりリアルな、生々しい情報なので、一見の価値はあると思います。

一応、私の問題用紙もご覧頂けますが、当時はこんなことになるなんて思っていなかったため、ひたすら字が汚いです。ほんとごめんなさい。

どうしても読めない文字などありましたら、セミナー後の懇親会ででも聞いてくださいませ。

 

ちなみに、「ふぞろい」でも二次試験対策のセミナーを企画しております!

こちらは現在申し込み受付中ですので、チェックしてみてくださいね。

 

 

さぁ、今度は二次筆記試験。

冒険の第2章の幕開けであります。

 

特に今年は長丁場になりますので、あせらずたゆまず、コツコツ進んでまいりましょう。

ではでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~^^

 

 

 

 

 


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おはようございます。岩塩です。

いよいよ1次試験が3日後に迫りました。

今日から3日間にわたり、歴代道場メンバーから届いた応援メッセージをお届けします!

 

今日は、初代から6代までの応援メッセージです。

 


 

◆初代ハカセ◆

いよいよこの日がきましたね。長い道のりでした。
特に今年は受験生にとってはジェットコースターのような思いだったでしょう。

思い通りの勉強できた人なんていません。
思い通りの勉強の質を確保できた人なんていません。
他の受験生も一緒です。
自分だけハンデがあった、なんて思わず、みんな横一線だと思いましょう。
胸を張りましょう。
その制約の中で、ここまでよくやりました。

自分を褒めてあげましょう。

受験生時代、僕も自分を褒めました(笑)。

大丈夫。頑張ってます。自分を褒めてあげましょう!

診断士資格で得るものは?「資格?」「それとも?」

はい。褒めましたか? 自分を褒めましたか? いいですね?
では、いざ決戦です。

Good Luck !

 

 

◆初代JC◆

診断士11年目に突入した初代JCです。
2009年の1次試験も難しかった。
初日を結構な安心感で終えた僕は、二日目は暗記三兄弟だからとなめてかかっていたらまさかの超強烈爆弾が仕掛けられていた・・・。

というわけで毎年なんらかのドラマが繰り広げられているわけです。

今年も必ずあなたの予想は裏切られるし、思いもよらない爆弾がどこかに転がっているはずです。

でも、大丈夫!
これまでやってきた努力は裏切ることはありません。

来年は診断士仲間として皆さんと向き合えることを楽しみにしています。

頑張って下さい。心から応援しています。

 

 

◆4代目イラサム◆

今まで、お疲れ様でした!
今年は、えらくイレギュラーで脱落した人も多かったと思います!

ここまで来ただけでも、ぐんとリードしてます(^^)

あとは出来ることをしっかりやって、楽しんでいきましょう!

 

 

◆5代目 butao◆

私は今年、会計士論文式試験を受けます。
今は平日の21:22ですが、仕事終わりにファミレスで勉強してます。
試験は違いますが、お互い頑張りましょう。

焦って勉強が手につかないこともあるかもしれません。
しかし、焦っても物事は前に進みません。

心を無にして一歩ずつ、一つずつ丁寧に、
目の前のことに集中してラストスパート頑張りましょう。

 

 

◆6代目なご◆

今年は受験までにいろいろな事がありましたね。
大変だった方も多いと思います。

そんな時こそ、皆さんがこの資格を目指そうとした最初の原点を思い出してください。

皆さんは、何のために診断士の扉を叩きましたか。

混沌とした変革の時だからこそ、ビジネスマンとして診断士の知識は最大の武器になります。
また多くの経営者が苦悩する中、診断士はかけがえのないパートナーとして、共に歩むこともできるでしょう。
仕事を進める上で、少し先の未来を客観的に想像できる力を持つ事ができるかもしれません。

その礎となる知識。
それを確かめる一次試験は、皆さんにとって、まず最初の登竜門です。

自分の持てる力を最大限に発揮する事、まずはそれが第一です。

合格目指して頑張ってください。

 

 

◆6代目 紫雲和尚◆

他の試験は中止になる中、
受けられるだけでも、あなたはツイてる!

そのツキをさらに昇華させましょう!

 

 


 

 

以上、初代から6代までの応援メッセージでした。

先代からの熱く優しいメッセージが、皆様が気持ちを整える一助となれば幸いです。

 

昨年の超直前期は私も緊張しましたが、これまでに問題を解いたノートや暗記カードを全部眺めながら、「けっこう勉強したなぁ~」と自画自賛して、不安にならないようにしていました(^^;)

ご自身の中の鬼教官とともに鍛錬してきた方も、そろそろ鬼教官に「君はよくがんばった」と言わせてみてください。初代ハカセのメッセージにもありますが、こんな状況の中でここまでやった自分を褒めてください。自分がした努力のことは、自分が一番よくわかっていると思います。

1次試験まで、あと3日です。最後の追い込み学習、体調管理、持ち物チェック。当日100%の力が出せるように、いずれもぬかりなく準備をしてくださいね!

 

以上、岩塩でした。

 


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場Blogをご覧頂きありがとうございます。

1次試験超直前期、最後の週に入ってきました。1週間後には1次試験の正解が発表されていることになります。

ここからの1週間、私が昨年意識したポイントは以下の通りです。当日にピークをもっていけるように行動しましょう。

◎睡眠リズムを意識
試験当日と同じパターンに合わせてキープする。早起きしすぎない。

◎体調へのリスクを考慮
食事にも普段以上に気を付ける。特に食中毒に注意。

◎必要なモノは準備を完了。
直前でバタバタしない。

◎時間と気持ちの余裕を確保
もし可能なら金曜は有休。できれば木曜も。

◎適度な運動を継続
無理しない程度に体を動かし活性化。運動しない方はストレッチかマッサージを。

◎余計な情報を遮断。
スマホも極力見ない。ネット、SNS、テレビも見ない。最低限度見るサイトを決め、それ以外見ない。

◎使い慣れたツール・テキストで最後の記憶定着を図る。

 

1.直前1週間の勉強記録-慣れたツールに絞り込んで追い込みを

私のスタプラ(StudyPlus)の記録から、超直前期のラスト1週間をどう過ごしていたかを参考までに記載します。
以下の実績を見ていただくとわかると思うのですが、スタディングの横断復習機能reminDOをひたすら毎日使っていました。(経営、運営は免除、5科目受験)

◆月曜日 勉強時間:4h
<朝>  財務 スタディング横断復習機能
<スキマ時間> reminDOチェック
<夜>
財務、経済、中小 スタディング横断復習機能
財務、経済、中小 reminDOチェック
中小 ほらっちチャンネル
◆火曜日  勉強時間:3.5h
<朝> 財務、経済  スタディング横断復習機能
<スキマ時間> reminDOチェック
<夜>
法務、経済  reminDOチェック
法務、財務 スタディング横断復習機能
◆水曜日 勉強時間:2h
<朝> 財務、経済 スタディング横断復習機能
<スキマ時間> reminDOチェック
<夜>
財務、経済 reminDOチェック
経済、中小 スタディング横断復習機能
◆木曜日(有休) 勉強時間:2h
<朝> 法務、中小 スタディング横断復習機能
<昼> reminDOチェック
<夜> 法務 ポケテキに書き込みながら見直し
◆金曜日(有休)勉強時間:5h
<朝> 財務、経済 スタディング横断復習機能
<昼> reminDOチェック、当日チェックするワードの通知を設定
<夜> 経済 ポケテキ・スピテキ流し読み
◆土曜日(1次本番1日目)勉強時間:3h
<朝> 財務、経済 スタディング横断復習機能
<スキマ時間> reminDOチェック、ポケテキチェック
<本番:結果> 経済:76点、財務:72点 経営・運営は免除
<夜>
法務、中小 スタディング横断復習機能
法務、中小 reminDOチェック、当日チェックするワードの通知を設定
◆日曜日(1次本番2日目) 勉強時間:1h
<朝> 法務、中小 スタディング横断復習機能
<スキマ時間> 法務・中小 reminDOチェック、まとめシート
<本番:結果> 法務:52点、情報:86点、中小:73点

と、このように直前の1週間は「スタディング横断復習機能」reminDO絞り込んで、必要に応じてポケテキ、まとめシートを使って最後のチェックをしていました。

「スタディング横断復習機能」とは、通信講座のスタディングが提供する過去問、問題から間違えた問題やチェックを入れた問題を串刺しで解くことができる機能で、これをフル活用していました。スピ問、過去問を回すより効率的で自分に合ってたので直前期はこれに集中投下していました。

「reminDO」は電子単語帳アプリです。(活用方法は過去記事をご参照ください。)これを使って科目毎のタグや「間違え」タグを検索してチェックしていました。

この2つのツールは直前期に効率よく問題を回せたので非常に役に立ちました。試験当日の移動の合間にもチェックしていました。

焦ってあれやこれやと気になるところですが、記憶定着を確実なものにするため使い込んで慣れてきたツールに絞り込み最後の追い込みを掛けました。最後の1週間で暗記系はまだまだ点数は伸びますから、最後まであきらめずに注力してくださいね。

 

2.前日、眠れなくても大丈夫

私はこんなにも万全に準備したにもかかわらず、一年前の1次試験1日目の前日は普段の半分以下しか寝れませんでした。

十分に睡眠をとってと色々なサイトの情報を意識しすぎたのか、無意識のうちに興奮していたのか、深い眠りに入らず何度も目が覚める。全然寝れないんですね。ちょっと焦りましたけど、これも仕方ないと思って横になってました。
試験前に興奮して眠れない人、受験生に沢山います。(例⇒おべんと君

眠れなくても大丈夫。
眠れない時のために当日の事前準備を前もってしっかりしておきましょう。つまりぼーっとした頭で当日朝に意思決定することを極力控えるようにします。持ち物は事前準備しておくのはもちろん、着ていく服一式も靴もすべて事前に用意しておきます。朝勉強することも決めておき、読むテキストがあれば開いて机の上に置いておきます。とにかく当日の負担は減らしておくことです。(熟睡できてもこれは同様)

眠れないことは誰でもあります。
寝ないといけないと思うと余計に寝れませんからね。

前日、眠りにつかなくても布団に入って横になって目をつぶっているだけで、1次試験を戦えるだけの疲労回復効果は十分にあります。大丈夫です。

一睡もしていなくても、ちゃんと勉強して理解しているところはちゃんと点数が取れるから大丈夫。
逆に寝たからといって勉強してないところ、理解してないところは点数が取れない。適当にマークして当たる確率なんて冴えてても一緒。

ただ寝不足の時はどうしても注意力が散漫になり、緊張も相まって当日忘れ物しやすくなります。
あとは、本番時、受験番号の記載漏れ等普段やらない単純ミスに注意する。この2点のみ意識しましょう。

 

出来る限り当日はベストコンディションに持っていく「ピーキング」の意識はとても大事です。ですが、仮に当日がベストコンディションでなくても、寝不足でも決して焦ることはありません。ただ、試験に臨むのみです。

 

読者の皆様の1次試験合格を祈願いたします。

以上、3chでした。

 


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カワサンです。

いよいよ、1次試験まで1週間。

シカゴ・カブス所属のダルビッシュ有投手のツイートです。

今、1次試験や2次試験筆記に向けて勉強されている皆様に、この言葉は意識してほしいです。
例えば、最近のご自身について、以下の3点を振り返ってみて下さい。

①過去問や問題集を解く時、何度も見ているがゆえに、用語の意味や「~である」「~ではない」の表記の違いも確認せずに解いていませんか?

②参考書を見るとき、マーカーを塗っている所を眺めて「これは認識済」と終わっていませんか?

③参考書や問題集の内容を、読み終えた3分後に説明できますか?

1次試験に関しては「追い込み」の時期であり、否応なしに時間をつぎ込む方も多いと思われます。

こで気を付けたいのが、否応なしに時間をつぎ込むがゆえの「やっている感」です。

 

1.「頭を使って練習する」とは

もし試験中に「あ、これ解いたことある問題と同じやつだ!」と(進○ゼミ風に)直面した時、以下のリスク(陽動作戦)にやられてしまう可能性があります。

①「適切な選択肢」と「不適切な選択肢」を選び間違える(練習問題と同じと思いこむ)

②「否定文」と「肯定文」を読み間違える(先を急いでちゃんと読まない)

③平面図に見知らぬ線が1本入っているだけなのに混乱する(図の意味を理解していない)

問題集で「適切なものを選べ」とあっても、本試験で「不適切なものを選べ」と問われる可能性は十分にあります。

「見慣れた問題~♪」と思って、見慣れた用語だけ見てマークすると練習は嘘をつきます。

私は2018年の1次試験で「あ、これ解いたことある問題と同じやつだ!」と(進○ゼミ風に)ウキウキしてしまい、↑の陽動作戦にはまったことがありました。

それで悔しくて、2019年は「適切」「不適切」とか、「~である」「~は無い」とか、「以下」「未満」といったワードには鉛筆で黒丸を付けて、正答を選ぶ際に気を付けていました。

この時期だからこそ愚直に「問題文をしっかり読む」練習をした方がいいです。

特に、問題集を何度も回している方は要注意です。
試験本番に「同じ文章」が出てくる保障なんて一切ありません。

試験本番「あ、これ解いたことある問題と同じやつだ!」と(進○ゼミ風に)なったら、気を付けましょう!!

 

2.体調を整える「練習」、気持ちを安定させる「練習」も

ここ最近は連日、1次試験の当日についてテーマアップしていますが、それだけ当日の準備・動きというのは試験結果を左右するというコトです。

「最近のブログは、試験会場や当日の話題ばかりだな」と思われるかもしれませんが、当日の雰囲気や様子を知っておくのは、知らないよりもアドバンテージという事なんです。

ただ今回はマスク着用受験、会場の選定も例年と異なる、検温の実施など、今までと違うことも何点かあります。何度か登場していますが、HPや受験票記載事項をしっかり確認して、時間に余裕をもって会場に乗り込んで欲しいです。(参考:中小企業診断協会HP

 

(1)当日に発熱!今年は一大事

追い込み時期は特に体調が乱れやすく、健康管理はとても大切です。
今年は特に、試験当日の発熱に気を付けたい所です。

私は、昨年の2次筆記試験の朝に身体がだるくて、検温すると37.3℃ありました
今年だったら、気が気じゃない事態です。練習は嘘をつくどころの話じゃありません。

「当日、試験会場の入口において、全ての受験者について非接触型体温計による検温を実施します。」

37.5度以上の熱のある方につきましては、 感染拡大防止のために必要な措置として受験をお断りすることとします。

と、主催者HPに明記されています。

今年は受験資格も左右する体温管理です。
頑張りすぎて知恵熱なんてこともありますから、今から気を付けておきたい所です。

ちなみに食後は体温がちょっと上がりますから、ご注意くださいご参考)。
不安なら、早めに食事するか、検温後に摂る形にする方が良いと思います。

 

(2)マークを塗りつぶす最中…突然の腹痛が!

これは私が最も恐れていたことです。
過去、簿記2級の試験でやらかしました。

その試験は午後から始まるんですが、昼に「ここ気になってたな~」という試験会場近くのラーメン屋に、初めて寄ったのが失敗でした

お腹が慣れないものを受け入れたおかげで、試験開始後15分ほどで腹痛発症。
白旗を挙げるが如く手を上げて、トイレダッシュ。。。。。
事を済ませて戻りますが、もう時間も過ぎておりモチベーションもガン萎えです。心ここにあらず。

そんな経験があったので、1次試験はかなり気を遣いました。
「3密」ならぬ「3常」ですかねえ。

・「常時」食べなれているものしか口にしない

・「常温」以外の飲食物を口にしない

・「常備薬」少しでも不安になったら口にする

私は上記の通りお腹が弱いので「正露丸」「ストッパ」の2種類を持ち歩いています。

 

(3)試験当日の「ルーティン」を持っていれば、周りに左右されない

メンタルコントロールに関しては、ルーティンを大切にするアスリートが多いですよね。
ラグビーの五郎丸選手、プロ野球ならイチロー選手や前田健太投手あたりがイメージしやすいかと思います。

私も試験前はルーティンを確立してから臨みました。1分間の瞑想です。
後から知りましたが、アップルのスティーブ・ジョブズ氏は毎朝瞑想をして、1日のスイッチを入れていたそうですね。

試験では、解答用紙と問題用紙の配布が終わってから、試験開始まで少しだけ待ち時間が発生します。
その間は待っているだけなので、私はそのスキに1分間だけ瞑想し、集中力を高めていました。
(問題用紙をどんなに眺めたって、第1問が透けて見えることはありません)

目を閉じて、深呼吸して、何も考えない―

今でも、仕事で大切な場面などでやるときがあります。

「これやれば集中力高まる」みたいなルーティンを持っておくだけで、当日のパフォーマンスに大きな影響を与えると私は思います。

瞑想でなくても、

・お守りを握る

・好きな言葉を心の中で唱える(おまじない的に)

・水をひと口飲む

色々、やり方はあります。

ただ、当日いきなりやれば出来るものではないです。「ルーティン」なので習慣化しないとメンタルに効きません。

試験中はテキストや参考書も見られない、いつもと違う場所・雰囲気で受験しなければなりません。

そのような環境でもしっかり結果を出せるために「スイッチボタン」的なルーティンを持っておきたいものです。

 

3.さいごに

受験生で見ると、11代目の道場メンバーは12名中9名が東京地区、あとは大阪、名古屋、広島という構成です。

私は北海道→広島と過ごしてきた者として、

会場の遠方、地方から受験する皆さまを誰よりも応援しています

試験会場に関しては「幕張メッセが遠い」等の話もネット上で見受けられますが、
北陸や四国から受験する方のように、試験会場の日帰り圏「じゃない方」はみんな

京葉線みたいな通勤電車じゃなくて新幹線とか使うんですよー

「ちょっと遠いから前泊」じゃなくて「遠いから前泊マスト」なんですよー

受験料以上に交通費かかるんですよー

と、思っています(きっと)。

別に「遠方の人は大変」とか「東京の人が比較的移動が楽だ」というつもりはありません

全国各地から、一人ひとりの受験生が、それぞれの想いをもって受験する

そこには近いも遠いもありません。結果を出すのみです。

ただ個人的には、地方に生きる皆さんへ特に頑張ってほしいと思っている次第です。

本当にそれだけです。
私は広島地区で受験しましたが、宿代のコストも大して変わらないので、2日間新幹線で往復して受験しました。

端から見れば試験を受けるだけですが、新幹線で移動だなんて田舎の人からしたら一大事です。

1日目の帰り、広島駅のホームでスピテキ片手に自由席に並ぶ同志がいて「自分以外にもたくさんの人が、遠くから受験しているのかも」と思った次第です。

 

最後の最後、受験会場(広島工業大学専門学校)の教室にこんな張り紙がありました。
(今年も広島地区の会場は同じですが、すべての教室に張られているかは不明です)

能力小さい。されど、努力大きい

では、また!

 


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皆様、こんにちは。3chです。
今日も道場ブログを読んでいただき有難うございます。

明日、明後日の7/4,5は一次試験前の最後の土日になります。1次試験準備として前日、当日にバタバタしないためにもこの段階で必要なものを買い揃えておいた方が良いです。私も1次試験1週間前の土日には気分転換兼ねて備品購入に出かけてました。今回は”戦の準備”として、試験本番時に必要な部材等についてご紹介します。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

1.文房具

① 筆記用具

戦場で戦うまさに主となる武器です。すでにお使いのものがあれば、全く同じものの予備を含めて何本か用意しておきましょう。

(a)1次は太めのシャープペンシルがおすすめ

シャープペンシルでは0.7mm,0.9mm,1.3mmなどの太めのシャープペンシル(KOKUYO 鉛筆シャープが売っています。鉛筆は鉛筆削りで削り出すのが面倒ですが(それが気分転換になるという方もいらっしゃいます)、1次向けに太めのシャープペンシルを1本持っておくとよいです。

メリット
〇マークシートが早く塗りつぶせる
(ただ、実際、1次試験のマーク数はさほど多くなく時間差は僅か。マーク数の多い試験では差が出てくるかもしれない。どちらかというと心理的安心感が大きい。)
〇芯が簡単に折れない(これが最大のメリット。時間とストレス抑制。筆圧の高い方は特に。)

デメリット
△1.3mmの場合、計算過程やメモ等、細かい書き込みがしにくい。
△替え芯があまり売ってない。替え芯もセットで購入を。

私は0.5、0.7、0.9、1.3mmと試みて、1次本番は0.9mm+HBに落ち着きました。ちなみに2次は0.5mm+Bにしました。
なお、私は1次本番も2次本番もマーカーや赤ペンなどは使わず、シャーペン1本主義を突き通しました。持ち替え時間が無駄なのと、過去の資格試験でシャーペン一本で慣れていたので持ち替えることがないようにしました。

(b)2次はグリップと指に合ったシャープペンシルを

1次はあまりあまり気にしなくても良いかなと思いますが、2次向けには筆記用具に徹底してこだわった方が良いと思います。マーキングなどの解法などとも絡みますので追って記事にしますが、2次向けにはいろいろと試しましたが私はDr.GripGスペックが書き心地、持った時の感触、疲れ具合を総合的に勘案して最適であると落ち着きました。指の太さ、長さ、腕力・筆圧によって合う合わないは全く違いますからいくつか実際に試してみてください。

(参考までに)個人的に実際に試行してみたシャーペン

・クルトガ
⇒芯が回って均等に芯が削れるという画期的な設計のシャーペン。
本命として試しましたが、一般的なシャーペンに慣れ切った私にはどうも合わず、残念ながら不採用。

・重めの高級なシャーペン
⇒重量感もあり気分は高揚しますが、長時間書いていると手が疲れるため試験勉強・本番では採用せず。

・軽く安いシャーペン
⇒軽さを重視して買ってみましたが、筆圧が高く、重めの筆記用具に慣れてた私は、軽すぎると逆に力が入って疲れることがわかり途中で断念。

結果、Dr.Gripがグリップのフィット感、適度な太さと重さので長時間書いても疲れないため、最適だと判断しました。
二次本番には3本持っていきました。皆様も自分に合う筆記用具を。迷っている方はDr.Gripを一度試してみてはどうでしょうか。

(c)シャーペンの芯

必ず予備を持っていきましょう。そして必ず同じ芯を使いましょう。
デフォルトで入っている芯は捨てて、シャーペンの替え芯で揃えておきます。シャーペンの芯が違うだけで書き味は全然違ってきます。違う種類の芯が入っていると突然書き味が変わります。1次はそこまで気にすることはないですが、シャーペンには同じ芯を入れておきましょう。(私はPentelのAinSTEINを使ってました。)
ちなみに令和元年に2次試験を初めて受験したのですが、解答用紙が今までにない感触で、思った以上に手書きの文字が濃くなり少し焦りました。濃くはっきり書くために2次向けにはBにしていましたが、私の場合HBで十分だったと思った次第です。思ったより濃く書けました。ご参考まで。
当日までに替え芯の補充も忘れずに。

② 消しゴム

(a)1次向け

マークシート用の消しゴムがあります。「Pentel MARK SHEET ERASER」です。個人的には過去の資格試験も愛用しておりました。
角がない太めの消しゴムの場合、上下のマークも消してしまう可能性があります。時間がない時に限って余計なところも消して焦りを助長します。新品で角がある消しゴムを複数(出来たら受験科目分)用意しておきましょう。

(b)2次向け

「AIR touch」を使ってました。StudyPlusの勉強仲間に教えてもらい速攻で買いました。
カスが大量に出ますが、圧倒的に消しやすい。個人的に記述試験向け最強の消しゴムだと思ってます。
この消しゴムのおかげで、2次の解答用紙間違え記入時、すぐに消せたので助けられました。

③ マーカー、カラーペン

今さらですが紹介しておきます。
FRIXIONを愛用していました。間違えても消せるので。
あとは日常的に参考書への書き込みやノートはFRIXIONの0.38mmの3色を使ってました。これは受験勉強初期から口述試験の呼び出される直前まで常に手元に置いて使ってました。ボールペンぽくはっきり見やすい文字が書ける上に、同じく間違えても消せるのが最大のメリットです。
デメリットはインクが早めになくなるのと、最近のボールペンに比べると滑らかさがやや劣る点です。
ただ、2次試験の際にやや書きにくいFRIXIONの感覚に慣れていたせいか、鉛筆が書きやすいと感じました。書きやすいボールペンに切り替えようかとも思ったのですが、消せるし書きなれたのでそのまま使ってました。

④ 定規

二次の用紙を切り離すために折り畳み可能な定規を買いました。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

2.当日までに準備しておいた方が良いもの

文房具以外で当日までに準備しておいた方が良い(できればこの土日で)ものを紹介します。
今ならネット注文しても間に合いますね。ぜひともこの土日の勉強の合間にご準備を。

□試験当日に持っていくカバン
荷物が多くなるのでかなりデカめのトートバック(容量30ℓくらいのもの)を買いました。
何かと荷物が多くなるので全部ひとまとめにできて、長袖や上着もしまえてチャックを閉めれれるのが良いです。雨降った時にも濡れませんし、チャックをしておけば不正行為としても見られることもありません。
道場Blogやほかの記事を見るとあれもこれもと荷物が多くなりがちです。(私もそうでした・・)
1次試験開始前に試験官に荷物をしまうように言われ慌ててカバンに入れようとして、焦ってうまく入らない方を見かけました。
デカめのであれば、ささっとしまえます。チャックを閉めればスマート。大は小を兼ねるで一回り大きめのを用意しておくとよいです。1,200円くらいで売ってます。

□エナジードリンク・栄養ドリンク
人によりますが、ここ一番ってときに奮発して高めのドリンクを用意されても良いと思います。
私はユンケル派でした。
ただ、必ず1週間程度前に試しに飲んでおくことです。飲む量と、飲む時間帯、飲むタイミング(食後とか)の組み合わせ。空腹時に飲むと効きますが結構胃に負担が来ます。当日に初めてのドリンク等を飲むのは危険です。合う合わないは人によってそれぞれですからね。
あと、エナジードリンクコーヒーなどは必ず適量遵守。一気にガブ飲みすると本気で頭痛と吐き気を伴いますので要注意。(経験あり)

□飲み物
スポーツドリンクなど。ただし、会場付近はコンビニ・自販機の売り切れも想定されます。事前準備を。

□水
常温でもっていきました。おなかにやさしく。

□お薬
私の場合、目薬頭痛薬整腸剤を持っていきました。
これもTAC1次模試の時、過去にない激しい頭痛に襲われたので本番でも持っていきました。幸い使うことなく過ぎました。
目薬は必須ですね。薬こそ特にいつも使っているのを。

□メガネ
予備も持ってきました。

□上着
持って行った方が良いです。会場や席によって温度環境が大きく異なります。
自分は暑がりでしたが念のため薄手のパーカーをもっていきました。
本番時は気づかなかったのですが、1科目目終わった後に寒いと思ったらクーラー直撃だったので昼休みに着てましたね。

□扇子
個人的に常時持ってます。クールダウンできるため。100均で売ってます。暑い中、検温が実施されますので冷却対策を。

□時計の予備
一応予備の置時計を持っていきましたが、私の会場は壁掛けの時計があったので幸い不要でした。
机も狭かったので予備は出さず。基本的に会場に時計はないと思って可能なら予備も持っていきましょう。

□タオル
汗を拭く、コンビニで買ったペットボトルをくるんでおく、休み中に寝るときに使うため。重宝します。

□フェイシャルペーパー
暑い季節、個人的には必須。

□マスク(無地)
今年から必須。通気性の良い布マスク+必ず予備を。

□ウェットテッシュ
出来ればアルコール除菌がベスト。

□ポケットテッシュ

□糖分補給用のお菓子
ラムネ、チョコレート派が多数。食べ過ぎ注意。
その他意見(道場11代目)はピーナッツ、HAIBOグミ、カカオ71%チョコ、きなこくるみ、ソイジョイ、一口羊羹etc

□参考書
あれやこれやと持っていくととてつもなく重い。
当日はポケテキ、スタディングの学習マップ、まとめシートを持っていきました。それでも重かったです。
減らせばよかったと思ってます。

□タブレット
各種PDF閲覧用。ネットワークつながなくても見れるように前日までにローカルにデータを保存。
スマホだと小さすぎるので。これで書籍の重さを軽減。
なお、試験当日、タブレットの電源OFFを忘れがちなので注意。

□ファイリングケース
100均で売ってるファスナー付きの書類ケース。
トートバックの中で書類や本がくしゃくしゃになるを避けるため。

□クリアファイル(B5:固め)
受験票を入れておくため。試験終了後は試験問題をしまっておくため。

□白紙の紙
休み時間に何か書きたいとき。

□折り畳み傘
7月は雨の季節、突然降ってくる可能性がありますからね。多少高くても軽くていいやつ買っときましょう。
ズブ濡れでクーラーの利いた教室到着は絶対に避けたい。
折りたためない傘は会場で邪魔になる可能性が高く、必ず折り畳み傘を準備しておきましょう。

□耳栓
以外と会場がうるさいかも。休憩中に。

□上履き
会場によっては必須です。受験票に明記されているのに持ってこなかった方もいました。
トイレも靴下のまま入ることになりますので、必要な会場では持参必須。受験票要確認。

□弁当
多くの方が言われてますが、会場近くのコンビニは売り切れることが多いため、自前で準備か、自宅付近での調達が無難です。ついでに言うと、当日食べるものまで決めておいてこの土日にでも食べておいた方が良いです。私は妻に消化の良い弁当を作ってもらってました。(模試と全く同じものをリクエストしていました。)

□お守り
意外と持って行っている人が多いですね。その気持ちを大切に。

□チェックリスト用付箋
当日にやるべきことを記載したチェックリスト。手軽に書ける付箋が良い。

他には、酸素マスク(缶のスプレータイプの)を持ち込まれた方もいらっしゃいました。普段使い慣れているなら持参を。

当日は持っていくものがたくさんあります。
事前にカバンに入れて総重量も事前に調べておいた方が良いです。前日夜や当日の朝ではなく事前に。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

3.最後に

いけちゃんの記事の通り、土日で事前に会場付近の情報を収集しておいた方がいと思います。特にGoogleストリートビューで確認しておくと良いと思います。

徒歩何分とかは、最寄りの出口から会場正門まで分速80m程度で換算されていると思います。実際に行くと地下鉄の改札から出口まで思ったより時間が掛かったりします。駅から遠い会場でも事前にわかっているのと当日着いてから唖然とするのでは全く違います。(実際、当日遅刻した人もいました)

私も仕事上、重要な仕事上のイベントの準備をすることが多いのですが、本当に重要な場面にはやりすぎなくらい考えて準備を徹底します。試験において神経質になりすぎることはありませんが、準備段階で消せる不安要素は少しでも消しておいた方が良いですね。

一次試験で対峙する試験問題は初見です。何度もやり込んだ過去問と全く同じ問題は基本的に出ません。
当日、なるべく前もって諸々の事前準備しておくことで当日の脳や体の負担感を減らすことになります。精神的にも安心ですし、余計なことで焦らなくてもよいですからね。

 

試験問題は初見で焦ることや想定外の出来事も多々あります。当日、自分のパワーは初見問題の現場対応になるべく振り向けられるよう、戦の準備はこの土日で前もって完璧にしておきましょう。あと、写真まだの方もこの土日で!

1次まであと少し。頑張ってください。

以上、3chでした。

 


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

お手元に一次試験の受験票は届きましたか?
6/30には届き始めていたようなので、まだお手元にない方は、至急ご確認ください
郵便受けの端に挟まっていたり家族の誰かが(気を利かせて)保管してくれていたりするかもしれませんので、まずはそこから。
(参照:中小企業診断協会「令和2年度中小企業診断士第1次試験受験票等の発送について」)

さて、本日の記事は、試験会場の情報をお伝えします。
皆さんリサーチされましたか?
自宅近辺に会場があるのに、遠方になってしまった」というお声も聞きます。
県境をまたがず、移動距離が長くならないようにしていただきたかったと私も思うのですが、仕方がありません。
会場をこれだけ増やした一方で、一か所あたりの人数も制限せざるをえなかったのでしょう。
出来るだけリスクを回避しながら、気をつけて会場に向かわれてください

今回、公表された情報に基づき、全ての試験会場の情報を集めてお届けしようと思いましたが、私の力や過去記事だけでは限りがあるので、断念しました。

※ちなみに、今回の27会場中、東京の「フォーラムエイト」だけは試験会場として複数回利用されていることから、過去記事が豊富です。
(参照:9代目chika「先代に学べ!【東京会場の体験談まとめ】+(おまけ)試験当日の事件簿集」)
(参照:10代目たっつー「1次試験の各会場に行ってみた。【東京5会場】」)

そこで思いついた悪知恵もといアイデアは、「読者の方にコメント欄を使って情報を投稿いただき、共有していただく」というものです!笑

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

今年の一次試験を受験する方

当日までに確認したいポイント

まずは、当日までに確認したいポイントを列挙します。
受験票に記載された試験会場について、以下のような情報を最低限調べておくとよろしいかと思います。

①アクセス
自宅~会場までの交通手段と所要時間を調べておきましょう。
当日の交通トラブルに備えて、複数ルートを調査できればベストです!

②周辺施設
遅刻を避け、心に余裕を持つために、朝は少し早めに現地入りしておくのが吉です。
また、科目受験の方の場合は、次の科目までの時間を有効に活用するためにも、休憩・待機できる場所を見つけておきましょう。
私の場合はネットカフェを利用したりしました。

周辺のコンビニも場所はチェックしておくべきだと思いますが、個人的には利用自体オススメしません
当日のコンディションに不確実な要素を持ち込まないためにも、現地調達を避ける方がベターではないかと考えます。
昼食は自宅で用意したお弁当(内容の量・質を把握できますよね)にしたり、せめて最寄駅周辺で事前調達して持参するのがよいでしょう。
試験会場周辺のコンビニでは、受験生が殺到して軽食がなくなったりしますし、行列が出来て時間を食う可能性も高いです。

③トイレ
以前にもご紹介したとおり、非常に重要です。
一方で、今回公表されている会場は貸会議室が多く、特に男子トイレの数は十分とは言えないかと思います。
食べ過ぎたり、飲みすぎたりしないよう心がけていただくと共に、行くタイミングをしっかり捉えることが必要です。

④パーソナルスペース
長机を二人で使用したりすることもあるため、自分で使えるスペースが意外と狭かったりします
但し、今年はソーシャルディスタンスを確保するという観点もあるため、例年よりも余裕があるかもしれません

⑤雰囲気
各会場が位置している土地の雰囲気に加えて、どの程度の人混みがあるかも把握し、イメージトレーニングしておきたいですね。
なるべく人混みを避けて会場入りしたいところですが、多くの会場がビルの貸会議室なので、入口が一か所しかないケースも多いようです。
また、密集を避けながらエレベーターを使用するとなると、入場にまで時間がかかります
その観点からも、早めに現地入りしておく方がよいかもしれません。
※「階段」の利用が推奨されることになるかも?

なお、例年であれば、無数の受験生と受験生支援団体の応援メンバー、予備校の講師やスタッフなどが会場周辺にいて、ビラを配ったり、声援を送っているので、「お祭り」のような雰囲気となります。
また、受験生支援団体(ふぞろいやタキプロ、一発合格道場など)では現地での試験応援を中止している先が多いので、いつもより人が少ないと思います。
おそらく、予備校や登録養成課程実施団体の一部がビラ配りしている程度でしょうか。
今年は会場が分散(例年15会場→今年27会場)していますし、こうした社会情勢なので人数は少なめになると予想しています。

試験会場情報

お仕事やその他の催事等で各会場に行かれたことのある方、ぜひ試験会場の情報を共有いただければ幸いです。
他の受験生はライバルではなく、将来の仲間です(一次試験は絶対評価なので特に)。
これを機会に投稿デビューされてみませんか?

投稿

【会場名】フォーラムエイト(FORUM 8)
【アクセス】渋谷駅より5分(道玄坂方面ではなく、京王線側の出口から向かうのが最短ルート)
【周辺施設】オススメの喫茶店は「サンマルクカフェ 渋谷道玄坂店」。コンビニは「セブン-イレブン 渋谷道玄坂中央店」。
【トイレ】少ない。
【雰囲気】繁華街のためざわついている。渋谷の雰囲気に飲まれて、人酔いしないように注意。
【その他】ビルは相当古い。エレベーター前に行列が出来る。

試験会場リスト

受験地区 試験会場 Google Map
札 幌 ロイトン札幌 北海道札幌市中央区北1条西11丁目
仙 台 TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口 宮城県仙台市青葉区花京院1-2-15 ソララプラザ
ハーネル仙台 宮城県仙台市青葉区本町2-12-7
仙台青葉学院短期大学 長町キャンパス 宮城県仙台市太白区長町4-3-55
仙台医療専門学校 中央校舎5号館 宮城県仙台市青葉区中央4丁目3-14
北杜学園 中央6号館 宮城県仙台市青葉区中央4丁目7−22
東 京 TOCビル展示会場 東京都品川区西五反田7丁目22-17
TKP新橋カンファレンスセンター 東京都千代田区内幸町1丁目3-1 幸ビルディング
TKP市ヶ谷カンファレンスセンター 東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル
TOC有明コンベンションホール 東京都江東区有明3丁目5-7
フォーラムエイト(FORUM 8) 東京都渋谷区道玄坂2-10-7 新大宗ビル
ベルサール高田馬場 東京都新宿区大久保3-8-2 住友不動産新宿ガーデンタワーB2・1F
ベルサール東京日本橋 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー
TOC五反田メッセ 東京都品川区西五反田6丁目6-19
TKPガーデンシティPREMIUMみなとみらい 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-6-3 MMパークビル 5F
幕張メッセ 国際展示場 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1
名古屋 愛知県産業労働センター ウインクあいち 愛知県名古屋市中村区名駅4-4-38
ポートメッセなごや 第3展示館
(名古屋市国際展示場)
愛知県名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
大 阪 大阪経済大学 大隅キャンパス 大阪府大阪市東淀川区大隅2-2-8
大阪アカデミア 大阪府大阪市住之江区南港北1-3-5
天満研修センター 大阪府大阪市北区錦町2-21
大和大学 大阪府吹田市片山町2-5-1
みやこめっせ 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1
神戸国際展示場(1号館・2号館) 兵庫県神戸市中央区港島中町6-11-1
広 島 広島工業大学専門学校 広島県広島市西区福島町2-1-1
福 岡 福岡工業大学 福岡県福岡市東区和白東3丁目30-1
那 覇 沖縄産業支援センター 沖縄県那覇市字小禄1831番地1


試験直前期向けの情報

一次試験前の私の投稿はこれが最後となりますので、オマケとして、試験直前期向けの情報を掲載します。

Youtube

最近、中小企業診断士によるYoutubeでの情報発信が増えています。
その中から、最近投稿された、試験直前期向けの動画をご紹介します。

TAC津田まどか先生コロナ禍で実施される中小企業診断士1次試験
・・・同友館「企業診断」の連載でもお馴染みの津田まどか先生の動画。試験情報以外の動画もオススメです。

9代目きゃっしぃ【中小企業診断士】試験直前!本番で動揺しないためのメンタルコントロール術
・・・「一発合格道場」9代目メンバーにして「まとめシート」著者のきゃっしぃによる動画です。

タキプロZoom応援会

受験生支援団体「タキプロ」では、7月5日(日)にZOOMでの受験生応援会を開催します!
モチベーションが上がらなくて困っている方具体的な不安を抱えている方、ぜひこの機会をご利用ください。
タキプロのメンバー(2019年度試験合格者)がご相談に応じます。
少人数制の会となっていますので、お早めにお申込みくださいね。

タキプロZoom応援会

日時 2020年7月5日(日)13:30開始

プログラム
① タキメンより受験生にエール
② 受験生が1次試験の直前・当日に気になる事の「小グループ単位での」相談会

参加費 無料

定員 20

お申し込みはこちらからお願いします

今日のまとめ

① 試験当日をイメージトレーニングしよう!
② 会場情報を読者で共有しましょう!

以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

前回までの記事はこちら

 

今日から7月、いよいよ一次試験が近付いてまいりました。

中小企業診断協会のページでも、試験会場受験の際の注意点がアナウンスされておりましたが、予想通りというか、イレギュラー対応の多い年になりそうです。

試験会場の入口で一人ずつ検温って、どれくらい時間がかかるんだろう?

トイレに並ぶ時もソーシャルディスタンスを保って下さいと言われるのかな? どんだけ列が長くなるんだろう?

等々、あれこれ気になってしまう気持ちもわかります。

ですが、考えてもわからないこと、その場に行ってみないとわからないことは、少々きつい言い方をするなら考えるだけ時間の無駄です。

その時間を使って一問でも多く過去問を解いた方が合格に近づきますので、「事前に備えられること」と「考えても仕方ないこと」を上手に見極めて、一次試験までの残り時間を過ごしていきたいですね。

 

 

さて本日は、もしも、一次試験の本番で、極度の緊張により頭が真っ白になってしまった場合の、「事前に考えておける対処法」について書いてみたいと思います。

試験本番で動揺して頭が真っ白…! なんて想像したくもないと思いますが、ご存知のように中小企業診断士試験は7科目(8教科)、合計510分にわたる試験です。

長丁場のうえ、毎年「爆弾科目」と呼ばれる難化する科目があると言われております。

これだけの条件(?)がそろっているので、動揺したり頭が真っ白になったりするのは、別に異常なことでも、ましてや恥ずかしいことでもありません。

 

余談ですが私自身は、診断士試験よりずっと簡単なはずの簿記2級の試験中に突然、頭が真っ白になったことがあります。

今でもあの感覚は忘れられないんですが、本当に簡単なはずの問題で、いきなり解法がわからなくなるんです。

「え? 借方と貸方合わないんだけど? なんで? この程度の問題で…??」と思ったら最後、もう真っ白でした。

その後、この後に述べる方法でなんとか復活して、無事合格できたのですが、それくらい普通に起きることだと思っていた方が、精神衛生上良いと思います。

 

 

目次

ステージ1 大事故を予防する

ステージ2 Myルールを作って、難しい問題は躊躇なく飛ばす

ステージ3 解けるはずの問題がわからなくなったら

ステージ4 全くわからない問題が出たら

 

ステージ1 大事故を予防する

試験本番で起こるトラブルとして、意外と聞くのが「氏名と受験番号を書き忘れた(人がいた)」、「マークシートが途中から一つずつずれていて、後半は全滅だった」等の、実力とは関係ないところで失点するパターンです。

マークシートのミスは、「ずれていたのに途中で気付いてあわてて書き直した」というヒヤリ・ハット体験も含めると、経験のある方も多いのではないでしょうか。

まずはこういった大事故を予防する方法から。

 

①指差し確認

この手の事故は、工場で労災を防ぐのと同じで、「指さし確認」を実施することで、限りなくゼロに近づけられます。

コテコテの現場風に言うと「受験番号、氏名、ヨシ!」「第1問、イ、ヨシ!」と唱えながら確認していくわけです。

普段やっていないと逆に調子が狂うと思いますので、「ヨシ!」とまで言わなくても、一つ一つ指差し確認することをおすすめします。

 

②ポカヨケ

マークシートの記入ずれを防ぐには、「ポカヨケ」を使いましょう。

マークシートの記入方法については、「一問解くたびに塗りつぶす派」と「最後にまとめて塗りつぶす派」がいると思いますが、記入ずれが起きるのは圧倒的に前者が多いです。

私は「一問解くたびに塗りつぶす派」でしたが、次のステージ2で述べるように、わからない問題を飛ばすことがあります。

そして飛ばした問題の解答欄に、次の問題の答えを記入してしまうことで悲劇は起こります。

そのため、飛ばした問題はマークシートに薄い横線を引いて、「ここは飛ばした問題だから、塗っちゃダメ」というのが視覚的に見えるようにしていました。

もちろん、この横線は後から消すので、工数だけ考えたらムダな工程ですが、ポカヨケの効果は絶大です。

仮にマークシートがズレたことに後で気付いて直すことの手間を考えれば、ポカヨケを入れておいた方が良いと思いませんか。

 

③開始直後に公式を殴り書き

これもよくやる手だと思います。

ド忘れしそうな公式は、試験開始直後、「受験番号、氏名、ヨシ!」をやった後で(そう、必ず後で)、問題用紙の余白に一気に殴り書きします。

いくら一次試験が選択式とはいえ、公式のド忘れはしゃれにならないので、覚えているうちに書き出してしまいましょう。

 

 

ステージ2 Myルールを作って、難しい問題は躊躇なく飛ばす

よく、「第1問は受験生を動揺させるため、あえて難しい問題を持ってくる」などと言われます。

過去問を散々解いてきた皆さんなら、「問題は解きやすい順番に並んでいるとは限らない」というのは、実感としてわかるかと思います。

第1問から解きやすい順番に並んでいるとは限らない。

むしろ、解きにくい順番に並んでいることだってあるかもしれない。

確実に拾える問題を拾うため、自分なりのルールを作って、難しい問題は躊躇なく飛ばしましょう

逃げるは恥だが役に立つ……いや、恥ではありません。これは戦略です。

メンタルを沼に引き込まれる前に、その問題から離れるのです。

自分なりのルール、は、得意・不得意に合わせて決めて頂ければいいと思うのですが、私はだいたい以下のように決めていました。

・経済のグラフ問題は、即答できなければすぐ飛ばす

・財務等の計算問題は、問題文が長ければとりあえず飛ばす

・企業経営理論、法務等の文章を読む問題は、一読してわからなければとりあえず飛ばす

 

飛ばしまくりじゃん、と思われたでしょうが、まぁその通りです。

全てがギリギリの独学生には必要な戦略でした。

私自身は判断基準が感覚寄りですが、人によっては「20秒以上考えて解法を思い付かなければ飛ばす」のように、時間で区切っても良いかもしれません。

 

また、飛ばした問題は、上記のようにマークシートに横線を引いてポカヨケを施し、問題用紙には「飛ばし」とか「トバ」とか書いておきます

更に、自信がない問題には「?」印をつけていました

こうすることで、二周目に解く問題が明確になり、見直しがしやすくなります。

 

1年越しで恐る恐る去年の問題用紙を見たら、経済学は25問中7問に「トバシ」って書いてありましたし(グラフ以外も飛ばしてる)、企業経営理論は41問中13問に「?」がついてました。

全体の30%くらい「わからん!」と思っても平気なメンタルだったことに、我ながら驚きます。

このへんは初年度生の強みというか、単に怖いもの知らずだっただけかもしれません。

 

ちなみに、飛ばした問題や「?」の問題の正解率は、半分くらい……といったところです。

これを多いととるか少ないととるかは意見が分かれるところだと思いますが、個人的には自信のない問題で半分とれたなら、悪くないのではないかと思います。

 

 

 

ステージ3 解けるはずの問題がわからなくなったら

これも、おそらく本番で起こり得るトラブルだと思います。

ステージ2と同じ対応で、「いったん飛ばして、あとで解き直す」で良いのですが、そうはいっても動揺が大きいかと思います。

私が簿記2級で陥ったのもこの手のピンチです。

その時は、およそ以下のように対処しました。

①一度選択肢を隠して、問題文を読み、知っている知識や公式を箇条書きにする

②もう一度選択肢を見る

③それでも解けない場合は、「うん、いったん状況を整理しようか」と心の中で呟いて、問題を解くのをやめる。車を運転していて、故障のランプが点いたらとりあえず安全な場所に停めますよね。あのイメージです。

④試験全体の時間と、解答の進み具合を確認する。「今開始15分で、10問解答を終えたところ」等。

ここから60点を確実にとるための方法を考える

要は、「ほんとは解けるはずのこの一問」への執着を和らげて、「どの問題でもいいから、まずは60点とろうよ」という方向に自分を説得します

「無事一次試験を突破した未来の自分が、現在の自分に語りかけている」イメージがおすすめです。

⑥他の問題を解いて戻ってきた時、さっきの①で書いた箇条書きを見たら、あっさり解ける、かも。

 

 

ポイントは、視点をぐいっと引き上げて、状況を俯瞰することです。

そうすることで、多少なりとも冷静な気持ちになれ、「この問題にこだわることに、そこまでメリットはない」と気付くことができます。

また、「成功した未来の自分が語るイメージを持つ」とうのは、ビジネス系の自己啓発でもよく聞く手法なので、騙されたと思って一度試してみてください。

 

 

ステージ4 全くわからない問題が出たら

多くの先輩方が語っているように、また予備校のデータが示しているように、診断士試験には初見の問題や、難しすぎる問題が出ることがあります。

というか、多分毎回出ます。

わからない問題をいったん飛ばすのはいいんですが、一周して戻ってきたところで、手も足も出ない場合は、どうするか。

私は、その瞬間に目標を「問題に正解すること」から「脳をゴキゲンに保つこと」に切り替えて対応していました。

「気持ちが落ちなければ、それでよし!」と割り切るのです。

 

具体的には、

①深呼吸して、単純で楽しいことを考える。食べ物系がおすすめ。

「朝食べたパン、おいしかったなー。チョコチップってなんであんなにおいしんだろね」とか、「一次試験のご褒美に食べたいかき氷ベスト3」とか。

②ちょっと幸せな気分になってきたところで、問題文を読み、「んー、これにしよっかな♪」とノリと直感で解答を選ぶ。

③しっかりマークを塗りつぶしたら、その問題は、それ以上振り返らない。「人間の直感はわりと当たる。そしてチョコチップはおいしい」などと断言してそっとしておく。

こんな感じです。

 

結果、直感が当たっていても外れていても、極論どちらでもいいのです。

実力で解けない問題なんですから、得点できないのは仕方ない。

でも、その問題に引きずられて他に悪影響が及ぶことは、なんとしても避けなければなりません

 

これは科目同士の関係についてもいえることで、例えば私は、1日目最初の科目の経済学は自信がなく、残り3科目で得点を積み上げる必要がありました。

そのため、経済学はできた/できなかった以上に、「終わった時に、ゴキゲン~平常心くらいのメンタルでいられるか」を重視していました。

なんとなく充実した気持ちで、財務・会計を始められればそれでよし。

間違っても、テキストを見て答え合わせなんて始めてはいけません。

同じ理由で、1日目が終わった時点で1日目の答え合わせをするのもおすすめしません。

 

 

いかがでしたでしょうか?

既にトラブル対応はバッチリ! という方もそうでない方も、何か一つでも、本番に向けて気付きがあれば幸いです。

結局、私が一次試験前、最後に皆さんにお伝えしたいことは一つです。

カッコ悪くてもいいんです。

ゴキゲンなあまり、口元が多少ニヤついててもいいんです。どうせ今年はマスクで見えませんから。

とにかく足切りを回避して、全体で6割以上とればいいんです。

最後まであきらめず、メンタル持っていかれず、無事合格することだけを目指しましょう。

ではでは、一次試験、ゴキゲンで通過してきて下さいね!

引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 

 


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今回はゆるわだ的な内容です。

中小企業診断士試験の合格を目指す受験生のためのオンラインコミュニティ「ココスタ」で挙がったQ&Aをご紹介しようと思います。

1次直前期に気になるQ&Aをピックアップしましたので、もしよろしければ参考にしていただけたら嬉しいです。

また、2次試験に関する情報収集など1次試験直後にスタートダッシュしたいというかたは、ココスタへの参加がおススメです。1次試験が終わってからでもこの記事を思い出していただけたら幸いです。


まずはココスタの紹介からいかせてくださいっ。

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