【2次試験の復習法③】ミスノートを使って伸び悩みを解消しよう! byじょにー

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お知らせ

本題に入る前に大切なお知らせです!
2次試験直前リアルセミナーやります!

★リアルセミナー開催!

  • 日時:東京 9月21日(日) 13:30~17:30
       大阪 10月5日(日) 13:30~16:30
  • 形式:対面!リアル!
  • 定員:東京 先着20名
       大阪 先着10名
       ※いずれも定員に達した時点で受付終了します
  • 参加費:1,000円/1人
        ※会場費の負担にご協力ください
  • 締切:東京 9月17日(水) 〜18:00
       大阪 10月1日(水) ~18:00

東京開催はおかげさまで、大成功で終了いたしました!

大阪は残りわずか!早よ申し込まなあかんで~。

大阪担当ダーヤス
大阪担当ダーヤス

はじめに

じょにー
じょにー

みなさん、2次試験の勉強は順調でしょうか?
前回に引き続き、今回も「2次試験の復習法」をテーマにお届けします。

オラも2次復習法の記事、書いてっぞ!
ぜってぇ読んでくれよな!!

スー〇ーサ〇ヤ人なつ
スー〇ーサ〇ヤ人なつ

サマリーシート

まずはサマリーシートから。
(サマリーシートって何?という方は こちら をどうぞ)

「強化ポイント」(おさらい)

時間:勉強時間を確保するためのポイント
効率:点数上昇のスピードを上げるためのポイント
本番力:試験本番で実力を発揮するためのポイント

今回は、私が実践した「ミスノート」を活用した2次試験対策について紹介します。
この方法は、私の「伸び悩み」を解消させ、点数を大きく伸ばしてくれた重要な取り組みだったと思います。
しかも短時間で実行でき、効率的であった実感があったので、とても助けになった方法でした。

家事や育児でまとまった時間が取りづらかった私にとって、非常に相性が良かった勉強法でした。

注意!

前回の「対策」の記事を含め、2次の復習方法は人それぞれだと思います。
万人に当てはまる方法ではないですが、私なりの方法を具体的に紹介しますので、参考になれば幸いです。

2次試験の復習(おさらい)

ちょっとその前に。

前回の記事で、2次試験の過去問演習ではPDCAが重要であるとお伝えしました。
特に大切なのは「A(対策)」と「D(訓練)」であり、これが過去問演習の「復習」に該当すると思っています。
一方、過去問演習は「C(評価)」に該当すると思っており、ご自身の実力チェックをしているだけで、点数はなかなか伸びません。

前回のブログでは「A(対策)」については紹介させていただきました。
今回のブログと関連性が高いので、ぜひこちらも読んでみてください!

そして、今回扱うのは「訓練」についてです。
もし、この「訓練」が疎かになっていると、例えば、こんなことをやってしまうことが考えられます。

  • 解答用紙にミスと対策を書き込むだけ
  • 過去問演習のミスや対策をSNSに投稿するだけ
  • ミスノートやファイナルペーパーにまとめるだけ

実はこれ、危ない取り組み方です。
なぜなら、「訓練」が抜けているから。
先ほどお伝えした通り、過去問演習における「復習」とは、「A(対策)」と「D(訓練)」であり、どちらかが欠けても点数アップは難しいと思います。

私自身、1回目の受験では「➊解答用紙への書き込み」ばかりやっていて、合格できませんでした…。
「勉強した気になる」だけで、身についていなかったんです。
受験生の皆さんには同じ過ちを犯してほしくない…。

過去問演習直後に対策などを覚えていても、繰り返さなければ忘れます。
これはエビングハウスの忘却曲線が証明していますね。
だからこそ、繰り返しの訓練(特にアウトプット中心)が欠かせないのです。

その訓練として、私は「自作の耳トレ」、「100字トレーニング」、そして「ミスノート」を実施していきました。

2回目の2次試験対策から取り組んだ「ミスノート」。
これのおかげで合格できたと言っても過言ではないと思います!

私のミスノートの作り方

ミスノートにはいろんな作り方があると思います。
16代目でも、かえるやtomiもミスノートは作成していて、ミスの内容・原因・対策を記録する点は基本的に共通していますが、詳細な作り方は異なるでしょう。

私の場合はこんな感じでやっていました。

  • 過去問・模試・問題集などでミスした内容を、その解答用紙に直接書き込む。
  • その原因を追究し、対策を考案し、これも解答用紙に直接書き込む。
  • 1⃣と2⃣をエクセルでリスト化する。
  • リストには「実施日」「事例」なども記録し、「判定」の欄には「✕」と記載する。

「ミスノート」と読んでいますが、ノートは一切使っていません。

ちなみに、いろいろと書き込んだ過去問などはPDFで保存し、ミスノートと紐づけするようにしていました。
ミスノートだけでは、詳細なミス内容を調べたくなった際に、すぐに振り返れるようにしておきました。
過去問等の実施記録を紙で保存している方もいらっしゃると思いますが、膨大な量になって、探すのが大変になるので、データ化するのがいいと思います。

具体的にどんな感じだったのか、参考までにミスノート(一部)をダウンロードできるようにしておきます。
ご自身に合うミスノートの形を模索するのに、ご活用ください!

ミスノート活用法(ここが重要!)

ミスノートの作成自体は実践している方もいらっしゃると思いますが、その場合どのように活用しているでしょうか?
さすがに「作成するだけ」だと効果が無いのは明白ですが、私は、「ミスノートを読み返す(だけ)」という方法もあまり効率的ではないと思っています。
その理由は次のとおりです。
・インプット中心で、アウトプットの学習になりづらいから
・すでに覚えた内容まで何度も確認することになるから

・過去問演習を重ねるとミスが増え、ノートの内容が膨大になってしまうから

なので、私は「クイズ形式のアウトプット学習+頻繁なミスノート更新」を行っていました。
具体的にはこんな流れでやっていました。

ミスノートを印刷

ミスノートを印刷する。
※タブレットで学習できる方は印刷の必要はないかもしれません。

STEP
1

アウトプット学習

「ミス」と「対策」のうち、「対策」の部分を隠して、「ミス」だけを見て「対策」を答える。
ミス内容の分だけ、ひたすらに答えて、以下のようにメモする。

正解  ⇒ 「△」
不正解 ⇒ 「×」


STEP
2

ミスノート(エクセル)の更新

エクセル上で、ミスノート内の「判定」を更新し、印刷する。

STEP
3

アウトプット学習(2回目以降)

再度、「STEP1」と「STEP2」を実行し、以下のようにメモする。

△の「ミス」で正解  ⇒ 「〇」
△の「ミス」で不正解 ⇒ 「×」
×の「ミス」で正解  ⇒ 「△」
×の「ミス」で不正解 ⇒ 「×」

STEP
4

「〇」の非表示+STEP1~STEP4の繰り返し

「〇」となった内容はエクセル更新時に非表示にして、ミスノートのボリュームを減らす。
スキマ時間等を活用して、STEP1~STEP4をひたすらに繰り返す。

STEP
5

この方法を取れば、自然と自分の苦手な論点を重点的に訓練できるので、学習効率の向上が期待できます。
さらに、どんな内容でも2回連続で正解しないとリストから消せない仕組みのため、1つのミスに必ず複数回触れることになり、記憶の定着が促されます。

さらに、一度「〇」(非表示)になった内容も、ときどき再表示して「総チェック」を行っていました。
ここで忘れていた内容があれば、容赦なく「×」に戻します。
自分自身に「本当に覚えたのか?」と問いかけ、「覚えたつもり」を見抜くことを意識していました。

警察風?
警察風?

あえて自分を疑い、あえて自分に厳しくする姿勢で、ミスノートを活用した訓練に取り組んでいました。

また、日々の過去問演習を並行して進めていたため、そのたびに新たなミスや対策が増えていきます。
そこで、ミスノートが膨らみすぎないように、「〇」判定(非表示)を少しでも増やすことを意識しながら、毎日欠かさず訓練を続けました。

以前、家事・育児のブログで紹介した1日のスケジュールを使って、具体的に取り組んでいたことを示すとこんな感じになります。
事例Ⅳ対策を除けば、勉強時間の多くは「訓練」(図の赤字)に充てていたと思います。

仕事や家庭で忙しい方も、「時間のやりくり」や「勉強法」を工夫すれば何とかなるかもしれないです!

ミスノートを使って気づけたこと

ミスノートを使った訓練をやっていく中で、大きな気づきが2つありました。

ミスノートでの訓練をしていた際、こんなことが頻繁に起きました。

あれ…これ何だったっけ?

過去問演習で徹底的にミスの原因を追究し、対策も検討していたので、「きっと身に付いただろう」と思っていました。
ところが、実際には対策が分からないミスも一定数残っていたのです。
その理由としては、十分に覚えられていなかったり、対策法を理解できていなかったり、あるいは対策そのものが妥当でなかったりしたことが挙げられます。
いずれにせよ、こうなってしまえば「対策していない」のと同じです。

以前、私は1回目の2次試験勉強期間で行ったセルフ模試(初見の過去問演習)で、散々な結果になったことをお伝えしました。
当時、2次試験直前だった私は「伸び悩み」を強く感じていました。
泣きながら、同じ会社のおべんと君さん(11代目)に相談したこともありました。)

おべんと君さん、実は今、伸び悩みがあって・・・。

その気持ち分かります。
私も伸び悩みの時期がありまくりました・・・。

11代目おべんと君
11代目おべんと君


この「伸び悩み」の原因は、せっかく考えた対策を十分に理解できず、実行にも移せていなかったことにあったと思います。
一方、2回目の2次試験の勉強ではミスノートを使い出したことで、自分にまだ身に付いていない部分が明確になりました。
そのおかげで「伸び悩み」を解消できたと感じています。

「SNSへの投稿」、「勉強会で討論」だけでは、繰り返しの「訓練」が無いので、身に付きにくいと思います!

診断士試験ではファイナルペーパーを用意することが一般的ですし、先日だいだいが紹介してくれましたね。

しかし、先ほど示した「ミスノート活用法」と同じような注意点が、ファイナルペーパーにも当てはまると私は感じました。

ファイナルペーパーの注意点

・インプット中心で、アウトプットの学習になりづらいのではないか?
・既に覚えた内容も含めて確認することになるのではないか?

・まとめるのに時間がかかるのではないか?
⇒全体を通して、「勉強したつもり」になるのではないか?

ファイナルペーパーは多くの受験生を救ってきた有効な手段だとは思います。
ただ、「必ず作成しなければならない」というものでもありません。

私の場合は勉強時間が限られていたため、ファイナルペーパーを作らず、その分をミスノートに充てられたのが良かったと感じています。
まさに、試験で頻出の「集中戦略」ですね。
ご自身の状況に合わせて、ファイナルペーパーを作成するかどうか判断されるのをおすすめします。

試験当日の休憩時間などでも、このミスノートを使って、クイズ形式の訓練を繰り返していました。

2次試験の対策の全体像

過去の記事も含めて、2次試験の「復習(対策+訓練)」について、私なりの方法をご紹介してきました。
具体的な2次試験対策の全体像をPDCAの図に当てはめると、こんなイメージになります。

繰り返しになりますが、2次試験対策では「過去問演習」は必須です。
でも、点数アップにつながるのは演習そのものではなく、「復習(対策+訓練)」の方です。
ここを強く意識して取り組んでみてください!

さいごに

私の2次試験の復習法はいかがだったでしょうか?
私が受験生の時も、「2次試験は復習やプロセスが大切!」と何度も教わってきましたが、正直、こんな気持ちになっていました。

受験生時代
受験生時代

復習やプロセスが大切というのは分かった・・・。
でも、合格者は具体的にどうやっていたんだろう・・・?

結構探したのですが、抽象的な内容でまとめられていることが多く、具体的に説明してくれている情報があまり見つかりませんでした。
今、当時の私と同じように感じている受験生も多いのではないかと思い、数回にわたって、私なりの方法をご紹介しました。

もちろん、復習法は人それぞれですので、ここでお伝えした方法がすべてではありません。
(・・・というか、私の方法は泥臭すぎるので、かえるやひでまるみたいなスマートな方法を紹介したかった…泣)
でも、以下の点はどんな方法にも共通していると思うので、よく意識した上で取り組むべきだと思います。

・過去問演習や模試はただの実力把握(点数アップにはならない)
・PDCAの中でA(対策)とD(訓練)が点数アップにつながること

ぜひ、2次試験で点数アップできる、ご自身に合った方法を見つけてみてください。
そのきっかけとして、今回のブログがヒントになったらうれしいです。

ブログのまとめ

過去問演習などで見つけたミスは、ミスノートなどにまとめ、繰り返しアウトプット学習して確実に身に付けよう!

あしたはさくら!
今年度の2次試験論点予想を紹介してくれるみたい!

当たるも八卦、当たらぬも八卦!

じょにーのその他の記事を読む
(過去の記事へのコメントもお待ちしております!)

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