暗記から始める事例Ⅳ対策 ~財務・事例Ⅳが苦手な人へ~ by みっきー

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みっきー
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記事を開いて下さり、ありがとうございます!

「少数派受験生」を自称している、みっきーです。

何が少数派なのか、自己紹介記事はこちらです。

この度、一発合格道場14代目として『企業診断 2023年 08 月号 』(出版社:同友館)に寄稿させていただきました。

テーマは「今から始める2次試験対策 事例別学習ポイント」です。

我々道場メンバーは事例Ⅰについて解説しています。

今の時期にぴったりの内容になっていますので、お近くの書店か下記のリンクからぜひチェックしてみてください!

企業診断 2023年 08 月号 [雑誌]

改めて、1次試験を受験された皆さま、お疲れ様でした。

合格者の方は、2次試験への準備を着々と進められていると思います。

今日は、事例Ⅳが苦手という方に向けて、勉強のアプローチ方法を紹介する記事です。

突然ですが、私は1年目の受験で、財務・会計の勉強をしないまま、

運だけで足切りを回避(44点)して2次試験に臨みました。

…嫌な気分になった方がいたら申し訳ありません。

2回目の1次試験で、財務会計も正当に6割をクリアしたので、

現在は1次試験合格レベルの知識はあるはずです。

当時通っていたTACの先生にも「そんな話(運で財務の足切り回避)は聞いたことがない」と言われました。

そのため、1年目は財務の知識ゼロの状態から事例Ⅳの勉強を始めるという、

恐らくは少数派な経験をしました。

結果、令和2年度の2次試験こそ合格できませんでしたが、

事例Ⅳは難化したという評価の中、62点のA評価で乗り切ることができました。

令和3年度の2回目の1次試験では財務・会計は60点と平凡でしたが、

令和4年度の事例Ⅳは85点という本人もびっくりの点数をとることができました。

なお、元々財務の知識があるわけじゃなく、むしろ数字にはめちゃくちゃ弱いです。

数学では通知表の5段階で「3」以上を取ったことがなく、割り勘等も咄嗟に答えが出てきません。

診断士としての実務でも、ちょっとこの辺どう対策していこうかな、と悩んでいる所です。

今回は、そんな私がゼロから始めて事例ⅣA評価へ到達するまでの、

当時の勉強方法について振り返ってみたいと思います。

知識がある人には邪道だと思われるかもしれませんが、

現在、2次試験に向けて事例Ⅳ対策を始めたけれどなかなか歯が立たない、

財務・会計が苦手だったという、

事例Ⅳ対策でドツボにはまっている受験生の皆さまの参考になればと願っています。

事例Ⅳが得意で得点源にしたいという方、既に事例Ⅳの基礎知識がある方は、

こちらのトロオドンの記事 もご参考下さい。

暗記から始めた

前置きが長くなったのですが、ポイントはタイトルの通り「暗記から始めた」だけです。

財務・会計、そして事例Ⅳは、単純な暗記ではなく、理解が必要な科目です。

診断士として実務を行う際にも、重要になってきます。

暗記から始める、というのは理解を放棄するというわけではありません。

ただし、財務、特に事例Ⅳは、計算をして問題を解くという手順が発生します。

これは、同様に理解を必要とする科目である企業経営理論等とは性質が異なる部分だと思います。

私はこの手順」をとにかく暗記しました。

理屈が分からなくても、問題の「正解」が出せるよう、とにかく計算手順を覚えることを繰り返しました。

そして解き方を覚えた後にテキストを読むことで、知識を補完していきました

他の科目は インプット→アウトプット の勉強が好きだったのですが、

財務と事例Ⅳだけはアウトプットから始めて 暗記→理解 という流れを徹底しました。

診断士試験に合格するという目標を達成する場合には、

上記の出題頻度が高い分野の問題の解き方を暗記するという方法でもある程度は乗り切ることができました。

なお、例え暗記から始めたとしても、丸暗記だけで事例Ⅳを解くことは困難です。

必ず、知識の補充も必要になります。

ただ、とにかくアウトプットを繰り返す、手順の暗記を意識することを第一にします。

私は2月に実務補習を経験し、当然そこで財務分析の話も出ましたが、

暗記から始めたそこでの話についていけない、理解できないということもありませんでした。

自分がそうだったという1ケースだけですが、

ゼロからの挑戦で財務・会計、そして事例Ⅳの攻略に悩んでいるという人が居たら、

手順を暗記するという勉強方法もぜひ選択肢に入れてみてください。

みっきー
みっきー

基本はインプットから勉強する事が多かったのですが、
財務会計と事例Ⅳだけはアウトプット重視の勉強をしました。

14代目のさたっちの1次試験の勉強のスタンスと近いかもしれません。

暗記から始めた事例Ⅳ勉強の振り返り

今回お伝えしたいことは以上ですが、

「暗記から始める」というのが具体的にどういうことなのか伝わりづらい部分もあると思います。

補足で、初年度にゼロから事例ⅣのA評価にたどり着くまでの個人的な受験体験を振り返ってみたいと思います。

そんなやり方もあるんだな~という程度で見ていただければと思います。

体験は飛ばして、まとめへ行きたい方は こちらをクリック して下さい。

暗記で事例Ⅳに臨むまでの経緯

時をさかのぼります。

2020年(令和2年)の7月、1次試験の合格、特に財務での運による足切り回避には、

喜ぶより先に正直どうしようか動揺しました。

1次試験は絶対評価ですが、「きちんと勉強して受かった人に申し訳ない」と、なぜか落ち込んだりもしました。

ただ、悩んだ結果「2次試験も一発合格を狙いに行こう」と決めた後は、

どうすればこの状態から合格を目指せるのか、色んな人に相談しました。

1番多かったのは、まずは事例Ⅳ対策を優先した方がいい、ということです。

もし1次試験の勉強時間が少ないまま受かった方も、事例Ⅳの底上げは早めに始める事をお勧めします。

取り急ぎTACの「スピードテキスト 財務・会計」を購入しました。

財務は基礎から勉強した方がいいという意見も多い中、

当時お世話になっていた受験生コミュニティココスタに所属していた

大恩人の道場11代目だったぴ。さんのみは「まずは問題集を解いた方がいい」とアドバイスを下さいました。

紹介してもらったのは、「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」(詳細は後述)です。

財務会計のテキストを読むのには莫大なる時間を要すると思ったので、

ぴ。さんのアドバイスに従い、とりあえず問題集を始めてみることにしました。

ゼロからの具体的な試験対策

①まずはテキストを1冊暗記する

紹介を受けた「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」を使用しました。

テキストのアマゾンのリンクは こちら

本テキストも紹介も載っている、さやの2次試験テキスト紹介記事は こちら

このテキストは、

第1章で基礎、

第2章以降で基礎から応用までの問題が順番に紹介されています。

とにかく、第1章から解き始め…といっても解き方が分からないので、

解法を丸暗記する事をはじめました。

本当にゼロから始めると、解法の暗記だけでも、1問に数時間以上かかりました。

どうしてそうなるかが全く分からないからです…。

恐らく読者の方に当時の私ほどひどい状況の人はいないと思います。

NPVなど、ただ解き方を暗記するだけで1問に3日以上かかることもありました。

とにかく、①問題を見て、②決められた手順で計算をして、③答えにたどりつく、ことを目指していきます。

知識が不足しすぎて、手順を暗記をするのが滞った時にだけ、「財務・会計のスピードテキスト」へ戻りました。

この時点では、暗記しきれず何度も解法を間違えてしまう問題もありましたが、

とにかく7月後半から8月中旬頃にかけて1周目を頑張りました。

②さらに基礎に戻る

8月からは、「30日完成問題集」と並行して、TACの事例Ⅳ特訓講座を受けました。

(金額は高価になりますが、TAC生以外も この講座 のみ申し込みができるようです。どうしても事例Ⅳの足切りがネックだという独学生の方はご検討下さい。)

講座自体も有難かったのですが、私にとっては事例Ⅳの基礎問題集を貰えた事が大きかったです。

「30日完成問題集」よりさらに基礎問題が多数ありましたので、

塗りつぶしシート を使って、1つ1つ基礎問題を攻略していきました。

知識の補充

①と②で理解できない部分はスピードテキストを使って知識の保管を始めました。

テキストを読んでも理解しきれないところは、色んな所で質問をさせてもらいました。

TAC講座の質問サービス、ココスタ、Yahoo!知恵袋…。

皆さん、丁寧に教えてくれました。

診断士試験と関連が薄いような基本的な質問については、匿名の知恵袋は聞きやすく気が楽でした。

③塗りつぶしシートを使ってひたすら問題集をまわす

1度問題集を解き終わり、TAC講座を受けた後は、ひたすら問題集をグルグル回します。

ここでも活躍するのは塗りつぶしシートです。

そして、この段階で「ミスノート」を導入しました。

勉強していて、ミスをした部分を書きだしていくノートです。

同じ論点ばかり間違え、計算ミスも多かったため、そこへの対策が必要だと感じたからです。

ミスノートとは? という方は、下記の記事をご覧ください。

計算ミス撲滅!ミスノート作成のすすめ① – 中小企業診断士試験 一発合格道場 (rmc-oden.com)

ミスノートの使い方は下記の通りでした。

・間違えた論点を、正解と共にメモする

・計算ミスをした場合は、必ず理由を分析し、改善策をミスノートに書く

私は、減価償却の取扱いにかなり悩みました。

特にキャッシュフロー計算書の分野では、何度もひっかかりました。

その部分は、何度もテキストを読んで、理屈を理解するように努めました。

④過去問の活用

直前期の9月になって、やっと過去問に取り組み始めました。

簡単な問題はすらっと解けて感動する反面、やはり過去問は難しく感じました。

6割とれればいい、最悪4割で足切りを回避できればいい」と割り切って、

過去問よりも基礎問題集の完璧な理解と正答を優先しました。

本番では全問を解ける必要はなく、基礎問題で対応できる数問と、財務分析、記述問題さえ解ければ

最悪4割はクリアできるだろうと考えていました。

(※なお、現在はこの戦略で6割を狙えると考えています。)

基本的にはやり込み系だったのですが、事例Ⅳだけは、時間がなさすぎて割り切りました。

意外と苦戦したのが、毎年事例Ⅳの第1問で出る「財務分析」です。

これだけは絶対に落とすわけにはいきませんが、

どの財務指標を選んでいいのか、感覚がつかめませんでした。

道場の記事を読んで、必要な財務指標をピックアップして暗記するようにしました。

また、「財務分析」だけは過去問を遡り、過去の解答と記述例を暗記するよう努めていました。

本番での対応

本番では、ミスノートをファイナルペーパー代わりに持参し、

間違えやすいポイントを直前まで確認するようにしていました。

また、問題を解く順番も決めていました。

第1問の財務分析を最初に15分程度で解き、

記述問題を次に解く。

記述は「何か書いてあれば点が入る」という説を信じ、

他はダメでもこの2つだけは必ず点を取る事を目指していました。

令和2年度はNPVの問題文がとにかく長く笑ってしまうぐらいだったのですが、

これはきっとみんなできないはずだ」と、

諦めずに暗記したNPVの解き方におとしこもうと粘りました。

結果、1問正解できていました。

この年は「NPVは全部落とした」という方の声も聞く中で、

「暗記した解き方に落とし込む」作戦が奇跡的に実った瞬間でした。

「作戦が実った」と書きましたが、試験が終わった当時はできた実感がなく、

事例Ⅳはきっとダメだったと落ち込んで帰りました。

しかし2次試験は、中でも事例Ⅳは特に、結果が出るまで点数は分かりません

事例Ⅳに関しては、完全な正答が6割を切っていても、

全体の調整で加点されるケースがあると推測しています。

毎年決められた合格者を出すために、相対評価で得点調整がされているのではないかと思います。

点数開示の結果は62点。

A評価だったのには自分でも驚きましたが、

短期間で事例ⅣをA評価にできたことは自信になりました。

この勉強方法でいける!

…と事例Ⅳは独自の勉強法を貫き、基本問題を完璧にする戦略を目指した結果、

2回目の2次試験受験の令和4年度は上記の通り85点を取ることができました。

これも完璧な解答はできていませんが、

前年の結果から、基礎で対応できる部分までを解ければ6割とれるはずだ、と信じていました。

2年連続で暗記から始めて基礎を解くという手法で成果が出せた、ということで、

今回はこの記事では紹介させていたきました。

まとめと告知

本日のまとめ

・財務会計や事例Ⅳは単純暗記ではなく1つ1つへ理解が必要だが、

 暗記を入り口にすることはできるのではないか。

・無理に応用問題に取り組まなくても、

 基礎問題をしっかりやり込むことで6割をカバーすることも可能

本番で難問が出た場合、基礎知識で対応できる部分を探す

 特に途中式の記入欄がある場合は、分かる所までは記載する。

 

・本番では全問を解ける必要はなく、基礎問題で対応できる数問と、財務分析、記述問題さえ解ければ、6割も狙える。

しっかり財務の知識がある人にとって「暗記から始める」は邪道かもしれませんが、

勉強方法の1つとして、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

なお、暗記で事例Ⅳを乗り切った後、

診断士業務の実務を行うためにはしっかりと理解していくことが必要です。

あくまで、暗記は試験対策ということで割り切っていただければと思います。

最後に、告知をさせていただきます。

🍉夏セミナー動画公開中🍉

14代目の2次試験合格ノウハウをギュッと詰め込んだセミナーになっています。

今回は動画での公開なので、いつでもどこでも何度でもご視聴いただけます!

2次試験合格を目指すすべての方を応援する内容ですので、夏休みのお供にぜひご視聴くださいませ!

夏セミナー動画では、事例Ⅳ対策も手厚くサポートしています。

事例Ⅳセミナー1  事例Ⅳ概要 約6分
事例Ⅳセミナー2  足切り回避の防衛策 約20分
事例Ⅳセミナー3  経営指標分析 約28分
事例Ⅳセミナー4  電卓の使い方 約12分

動画へのリンクは記事内にありますので、ぜひアクセスしてみてください♪

🍉座談会(夏セミナー編)追加開催決定🍉

今年の夏セミナーは動画配信のみとしましたが、動画に関するご質問をメール等で頂いております。

また、「どうやって勉強すれば良いか分からない」「多年度生だが、負のスパイラルからの脱却を図りたい」といったご要望も拝見しています。

そこで、定期的に受験生の皆さまと直接お話ができるオンライン座談会を開催しています。

次回の座談会の開催予定が確定いたしました!

日時:8月26日(土) 21:00 ~ 22:30

  • 入退場自由!
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動画の内容に加え、勉強方法・モチベーション維持の方法など、よろず相談を承ります

下記記事からさっそくご応募下さい!!

本日も読んでいただき、ありがとうございました!

明日は、『s.t.o』です!

楽しみにお待ちください。

s.t.o

 

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暗記から始める事例Ⅳ対策 ~財務・事例Ⅳが苦手な人へ~ by みっきー”へ7件のコメント

  1. コロン より:

    こんにちわ。
    私は今年度(R5)年度に、2次試験を初受験予定のものです。
    1次試験後に、2次試験の勉強を始めました。
    TACの事例Ⅳ特訓を単科生で申し込み2周したところです。2周やったのですが、手順がなんとなくわかった程度で、解くことも、手順を思い浮かべることもできない状態です。
    こちらの道場でおすすめになっている、事例Ⅳ全知全ノウを数日前に始めたのですが、量が多すぎてとても全部をこなせる自信がありません。
    事例ⅠからⅢについてはほとんど手をつけていません。
    そこで、作戦変更について情報収集している際に、こちらの記事にたどりつきました。

    ここからが質問です。
    ◯TAC事例Ⅳ特訓をメインにこの教材を完璧に近づけることで、60点は狙えるでしょうか。財務分析だけは、全知全ノウでも勉強したいと思います。
    ◯TAC事例Ⅳ特訓に『TAC事例Ⅳの解き方』という普通の書店に売られている本が付属されてたのですが、こちらの本は利用されましたでしょうか。
    ◯とにかく、時間がありません。こんな世帯でなんとかボーダーラインに近づける方法がもしございましたら、ご教示ください。

    質問ばかりで申し訳ございませんが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

    1. みっきー より:

      コロンさん、コメントをいただき嬉しいです、ありがとうございます。
      ストレート生で、既に事例Ⅳ特訓を2周されているとの事、素晴らしい努力だと感じます。

      申し上げるまでもない事ですが、勉強方法は多々あり私の個人的な見解になってしまうのですが、ご質問に関してお答えいたします。

      ①事例Ⅳ特訓をメインに60点を狙えるかどうか
      ⇒TACの事例Ⅳ特訓は基礎理解に有用なテキストだと考えていますが、
       それのみメイン教材にするにはやや難易度が不足しているように個人的には感じます。
       道場でも人気の「30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集」の併用がお勧めです。
       全知全ノウより基礎よりでとっつきやすいですが、TAC事例Ⅳ特訓より応用問題があるように感じます。
       30日完成問題集をほぼマスターした後、余力があれば全知全ノウでさらに知識を補えたら強いと思います。
      (なお、私は全知全ノウまで行きつかず、30日完成問題集までの対策となりました。)

      ②「TAC事例Ⅳの解き方」について
      ⇒HPからサンプルを確認する限り基礎知識の理解の手助けに役立ちそうな内容に感じますが、
       私の時には付属しておらず使用しておりませんでした。

      ③今後の対策について
      ⇒私はちょうど先日更新されたはっしーの記事と似たような戦略をたてており、
       財務に苦手意識がある方がボーダーラインに近づくためには記事内の内容が参考になると思います。
      https://rmc-oden.com/blog/archives/183962

      「確実にとりにいけるところで点をとる、途中加点を狙う」というのは私も意識していました。

      ●第1問の財務分析、第4問の記述問題ではしっかり加点できることを目指し、本番では優先度をあげて解く。
      ⇒完璧に正解を狙わなくても良いので、時間内で加点されそうな解答を狙う事を目指す
      ・財務分析は、与件文から根拠をしっかり取って指標を選び記述を行う。
      ・記述問題で万が一知識外の事を聞かれても、因果をたて解答する。

      ●途中式をしっかり書けるよう意識する。
       計算式記入を求められる難問は特に、途中式や、当たり前の事や一部の指標だけでも書く。
      ⇒そのために、問題集を解くときに、基礎問題でも手順をしっかり書きながら解く練習をしておく。

      この辺りが有効な対策ではないかと推測しています。
      長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。何かわかりづらい部分がありましたら、ぜひまたコメントをください。
      今後とも、財務に関しては14代目からも発信がある予定です。

      コロンさんの努力が実り、良い結果が出せることを心からお祈りしています。

      1. コロン より:

        返信ありがとうございます。
        とーっても勉強になりました!
        また、ボーダーラインの記事も拝見しました。
        教えていただいたとおり、TAC事例Ⅳ特訓からステップアップして全知全ノウまで頑張ってみることにしました。
        もう一点、質問ばかりで恐縮ですが、みっきーさんやこちらの道場の皆さまがおっしゃっている記述問題とは、事例Ⅳの計算問題ではなく「文章を記述する問題」のことでしょうか。または、事例Ⅳの「第4問」のことなのでしょうか。
        この記述問題の対策もご教示いただきたいと存じます。全知全ノウや30日完成!で対応できるものなのか、ふぞろい採点が必要なのか迷っています。

        1. みっきー より:

          コロンさん、コメント下さりありがとうございます。
          すっかりご返信が遅くなり申し訳ありません。

          「記述問題」という伝え方をしているものは、例年の第4問のように、文章で回答する問題を想定しています。
          対策、難しいですよね…。
          時々、知識を聞かれる問題もあり私も苦慮していました。

          私の場合は既にご紹介のテキストだけでは対応が難しく、
          EBAの100字訓練のオンラインサロンに短期入会して事例Ⅳに関して確認しました。
          お金はかかりますが、記述に関してのノウハウを入手できました。

          ただし、事例Ⅰ~Ⅲと異なり、事例Ⅳの記述問題は対策が立てづらいです。
          記述問題に関しては「与件文に基づいて因果ある解答をできれば何かしら点が入る」という噂があります。
          もし本番で知識がない論点が出ても慌てず「何かしら書いて埋める」という心づもりで居ていただく事も大切だと思っています。

          また、既にご認識いただけたと思いますが、途中式を書く計算問題への対応もとても重要です!
          公式や、何を求めているかなどを書くことで加点を狙える可能性が高いです。
          14代目再現答案で昨年の私の解答を見ていただくと、そのあたりあがいている記録があります…。
          https://rmc-oden.com/blog/archives/178957

          こちらは既存のテキストでも対応しやすく、今年も例年通りなら頻出論点も限られているため、
          何が出るか分からない記述対策より途中式対策を確実にしていただく方が安心かもしれません。

          引き続き、コロンさんのご健闘をお祈りしています!

          1. コロン より:

            みっきーさん本当にありがとうございました。
            突然現れた者に、丁寧かつわかりやすく教えていただき超感謝です!
            引き続き勉強がんばります!
            また困ったら質問してしまうかもしれませんが、よろしくお願いします。

  2. じょにー より:

    財務・会計の勉強をしてない状態で2次対策をして、事例Ⅳの「A判定」は凄すぎますね…。みっきーさんの半端ない努力で勝ち取れたのだと思いました。
    少し気になったのですが、それだけ事例Ⅳに時間を費やしていて、他の事例に対してはどのくらいの割合で取り組まれていたのでしょうか?

    1. みっきー より:

      じょにーさん、コメント下さり嬉しいです、ありがとうございます。

      初年度の2次試験対策は約280時間が記録されています。
      (実際は隙間時間でもっとやっていたはずです…)

      勉強開始時の7~8月の半分以上を事例Ⅳに費やし、他の事例は週末に通しで解く程度でした。

      試験直前期の9~10月は事例Ⅳ問題集は月の3割程度、恐らく過去問の時間も入れて4割程度です。
      私は同じ事例Ⅳ問題集をグルグル回していたので、
      後半になるにつれ覚えて解くスピードが増し、その他の事例に費やせる時間が増えました。
      直前期は、早起きして毎朝、事例Ⅰ~Ⅲを通しで解いていました。
      様々なミスにより結果的に6点不足で不合格となりましたが、初年度の勉強時間としては私にとって良い割合だったと思います。

      じょにーさんは、当時の私と比べると、各段に高いレベルにいらっしゃいます。
      2次試験でもじょにーさんの努力が実ることを願っています!

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