【14代目スタート!】自己紹介 ~コンプレックスが着火剤の受験生活~ byみっきー

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初めまして、14代目に就任させてもらったみっきーと申します。

メーカーのお客様相談室でクレーム対応の仕事をしている30代後半です。


診断士試験を1次、2次をそれぞれ2回ずつ受験している多年度生です。

最初に、お知らせが2点あります。

①令和5年度の中小企業診断士試験の試験日程が発表がされました。

試験日程

1次試験:令和5年 8月5日(土)・6日(日)

(試験案内配布・申込受付期間 4月27日(木)~5月31日(水))


2次筆記試験:令和5年 10月29日(日)

(試験案内配布・申込受付期間 8月25日(金)~9月19日(火))


2次口述試験:令和6年 1月21日(日)

昨年とほぼ同じスケジュールです。

今年度から、1次試験会場に金沢・四国(松山)が追加されています。

詳しくは、中小企業診断協会のHPにてご確認下さい。

②14代目『春セミナー』を開催します。

14代目春セミナーの告知情報

セミナーでは、14代目なりのこの時期の1次試験・2次試験対策についてお伝えいたします!

参加はどちらか片方でも両方でもOKです。

参加申し込み開始は、3月20日(月) 20:00~です。満員御礼、ありがとうございます!

お申込にはGoogleアカウントが必要になりますので、お持ちでない方は、予めご準備をよろしくお願いいたします。

はじめに

受験歴

受験歴

  • 令和2年 1次合格(476点)・2次不合格(234点)
  • 令和3年 1次合格(450点)
  • 令和4年 2次合格(272点)

私の受験歴は上記の通りです。

恐らく、それぞれの年度で診断士受験界隈では少数派な体験をしています。

●令和2年度(2020年)

企業経営理論・運営管理・財務会計の1次勉強をしないまま7科目総合で1次試験に受かり、

上記3科目の知識が薄いまま2次試験へチャレンジした。

(後述しますが、もともと優秀だったから受かったわけでは決してありません。

●令和3年度(2021年)

妊娠8か月で2回目の1次受験。

●令和4年度(2022年)

育休中に勉強し、0歳の乳児育児をしながら2回目の2次受験。

なぜ資格が取れたの?

突然ですが、読んでくださっているあなたの受験へのモチベーションは何ですか?

私が幸運に1次試験を一発合格できて、

妊娠・育休中も診断士試験を続けられたのは、

「中小企業診断士試験に受かって、私は本当はできる人間なんだと証明してやる」

というちょっとかっこ悪いことをひたすら思い続けることができたからだと思っています。

診断士試験を受ける前は、自分のことを「できない人間だ」と思いながら、それを認めきれず悩んでいました

そのコンプレックスを着火剤に、

「やれることはすべてやる」精神でもがいていたら何とか結果に恵まれることができました。

自己紹介に変えて、

診断士試験への挑戦した経緯や、勉強のモチベーション、結果得たものを正直に書いてみました。

お付き合いいただけると嬉しいです。

少し長くなってしまいました。
お時間がない方は、「最後に」へスキップで概要をまとめています!

自己紹介

ダメダメな過去

コンプレックスを抱えることになった経緯は、学生時代に遡ります。

小学校まではそれなりの成績で積極的に楽しく過ごしていたのですが、

中高一貫校に進学してあっさり落ちこぼれてしまいました。

そこで奮起せずやる気を失ってしまい、高校までずっと成績は後ろから数えた方が早い学校の劣等生でした。

今思えば、努力しても成績が上がらないことが怖くて、頑張ることから逃げていた気がします。

浪人までした大学受験は、第一志望の受験中に急に体調が悪くなり、帰宅後インフルエンザ発症。

結果、補欠落ち。

体調不良さえなければと悔しかったです。

就職活動は大学受験のリベンジと早めに動き始めたのですが、リーマンショックで急に景気が悪化。

志望業界は、高評価してくれていたインターンシップ先を含めて、軒並み新卒採用中止。

気を取り直して、とにかく受けられる会社や業界にエントリーしましたが、

やみくもに受けたのがいけないのか苦戦。

面接に落ちるたびに自信を失って、自己アピールがうまくできない悪循環に陥りました。

最終的に、100社近くは受けたと思います。

リーマンショックから数年の就職活動は多くの新卒が苦労していましたが、私は特に結果が出せませんでした。

大学の就職課に相談に行っても「何がそこまで悪いのか分からない」とフィードバックされてしまいました。

頑張ったけどダメだった…。

今思えば、反省点はたくさん浮かびます。

数ばかり打って、途中から1社1社の企業分析が曖昧になっていました。

また、同じ不景気でも内定を取った友人に面接のコツ等聞いてみればよかったと思いますが、

当時はプライドが邪魔してできませんでした。

根性で就職活動を続けて何とか事務職にご縁をいただけましたが、

「元々やりたい仕事じゃなかった、就職活動に失敗した」

という思いでコンプレックスが強くなりました。

なお、「ダメダメな過去」とタイトルをつけましたが、ダメなのはこの経歴のことではありません。

むしろ、環境としては恵まれていた部分が多くありました。

本当にダメだったのは、

頑張っても結果が出ない事が怖くて自分はダメだとすぐに諦めたり、

「本当はもっとこんなことがしたかったのに」と拗ねて今居る環境にフォーカスできず、

周りにコンプレックスを感じてきた私の心根です。

プライドがあるのに、自己肯定感が低いタイプでした。

本当の気持ち

結婚して迎えた30代。

「いずれ子どもができたら」という事も考えて、通勤しやすく残業が少ない仕事への転職を考えました。

たまたま求人を見て面白そうだと思った、メーカーのお客様相談室コールセンターの仕事。

クレーム対応は大変なこともありますが、お客様からも評価いただけ、思わぬ天職に出会えたと思いました。

ただ、勤務年数が長くなるにつれ、

もっと色んな仕事に挑戦したいと感じたり、新しいアイデアを思いついても、

コールセンターのオペレーターでは裁量がなくてできない…という事が出てきました。

仕事で活躍している人の話を聞いて眩しく感じることもありましたが、

きっと子どもができたら忙しくなるだろうし、そこでやりがいも得られるだろうと思っていました。

けれど、結婚5年目の2019年。

私は、なかなか子どもが授かれないことに悩んでいました。

子育てに邁進する友達を見て、コンプレックスとネガティブがますます促進する中で、ある日考えました。

「結婚後の人生設計を子どもをありきにしていたけど、必ず授かれるとは限らない。

 もし子どもが居なかったら、何をやりがいにして生きていくの?

 ずっと今の働き方でいいの?」

改めて考えて気づきました。

誇れるキャリアがない自分を変えたい。本当はもっと、やりがいを感じながら仕事がしたい。

でも、完全に子どもを諦めたわけじゃないので、すぐに働き方を変えることには迷いがありました。

診断士試験との出会い

視野を広げるため、まずは新しいことを始めてみることにしました。

職場近くのカフェで平日の7:00から朝活サークルの開催があることを知り、

早起きが苦手な自分を変えてみようと2019年の春から通い始めました。

そこで、診断士の資格を持っている方、診断士試験受験生の方に出会い、色々お話を聞くことができました。

経営について学ぶのって楽しい!

2019年の夏頃から、趣味で財務諸表を読んだり、経営関連の読書をするようになりました。

そんな私に、診断士受験生の方がアドバイスをくれました。

どうせ勉強するなら、中小企業診断士試験を目指してみた方がいいよ」と。

でも、なかなか踏み切れません。

何の知識もない、勉強も得意ではない、優秀な職歴もない私が、

中小企業診断士という難易度の高い資格が取れるとは思えなかったからです。

実際、朝活で出会った診断士の方も、診断士受験生の方も、しっかりとした仕事をされている方達でした。

挑戦が終わった今となっては迷っている時間がもったいないのですが、

当時は本気で「自分には無理」だと思い込んでいました

せっかくアドバイスを貰っているのに行動しない私を見捨てず、受験生の方はことあるごとに励ましてくれました。

2019年末のある日、「どうしてそんなに後押ししてくれるんですか」と、改めて質問してみました。

「資格は、これだけのことができる、と自分の実力を証明してくれるものだよ。

せっかくこの分野が好きで勉強しているなら、資格を目指していった方が絶対にいいと思うよ。」

内容や口調から、本当に私のことを思ってアドバイスして下さっているのが分かり、とても胸に響きました。

そして「実力の証明」という言葉に魅力を感じました。

中小企業診断士の資格を取れたら、目立った職歴がない私にも、新たな仕事のチャンスが出てくるかもしれない。

そして「私は本当はもっとできる人間なんだ」という低い自己肯定感の底に沈んでいるプライドを、

ちゃんと「私はできた」と資格が証明してくれるのではないか…?

お正月休みに考えているうちに、気持ちが切り替わり、コンプレックスに火がつきました。

無謀かもしれないけど、中小企業診断士に、挑戦してみたい!

2020年1月、当時申込を受け付けていた「TAC 2021年合格目標 1.5年コース」を申し込みました。

1年目に経済・情報・法務・中小に科目合格、

2年目に企業経営理論・運営管理・財務会計と2次試験に突破することを想定したコースでした。

受験の思い出

●2020年

意気揚々と受験生活をスタートしましたが、TACの1次試験講座の授業に全くついていけませんでした。

とにかく勉強しました。月80〜100時間、直前期は月150時間程度時間をとっていました。

夏頃、TAC受講生仲間に「一発合格道場」を教えてもらい、毎日ブログにアクセスして過去の記事を読み込みました。

良いと聞いたことで、やれることは全てやりました。

根性でやみくもに勉強するだけでは就職活動の二の舞になったかもしれませんが、

TAC受験カリキュラムや道場ブログのノウハウおかげで、

徐々に勉強の仕方が分かってきました。

短時間の勉強で合格できるような優秀な人は、きっとこれまでの人生で頑張ってきたストックがあるんだ。

私はできない人間なんじゃない、トータルで頑張ってきた時間が足りないだけだ!今補うんだ!

…と、思うようにしていました。

1次試験は、念のため全科目受験しました。

結果、経済・情報・法務・中小のやりこんでおいた4科目がそこそこ高得点を取れ、

あわよくばと「まとめシート」を読んで準備した企業経営理論・運営管理でそこそこ良い結果が出せ、

まさかのほぼ対策していなかった財務が運だけで44点をマークし、

思わぬ1次試験一発合格。

そのままストレート合格を目指して2次試験も頑張りますが、数点差で撃沈しました。

無謀な挑戦でしたが、本気だったのですごくすごく悔しかったです。

(詳しくは未合格体験記へ)

試験には落ちましたが、

この年に本気で一発合格を目指したことで、勉強の質と量が変わりました。

そのおかげで、結果的に合格できたと思っています。

一発合格道場やココスタを通して診断士合格者の方と知り合い、

中小企業支援という仕事にも心から魅力を感じるようになりました。

●2021年

2次試験にリトライするため、AAS名古屋の通信講座を申し込んだ矢先の2021年3月。

結婚7年目にして、念願だった妊娠が発覚しました。

出産予定日は11月、診断士の2次試験と間近になる可能性が高い日付でした。

周囲から「妊娠したなら、もう無理に勉強する必要はないんじゃないか?」というアドバイスをたくさんいただきました。

無理をしてお腹の子に影響が出てしまっては、とも悩みました。

でも、ここでやめたら、せっかく本気で頑張ってきたのに、結局「実力の証明」ができない。

「中小企業診断士」への憧れも諦めたくない。

子どもが授からなかった時の保険…ではなく、診断士は本気でやりたい仕事になっていました。

2021年にもう1度1次試験を受け、2022年に2次試験に再チャレンジすることにきめました。

このタイミングで、企業経営理論・運営管理・財務会計は1から勉強をし直しました。

予定通り、もう一度1次試験に合格。

そして、スキップした令和3年度2次試験の数日後、無事に男の子を出産しました。

●2022年

出産からしばらくは、子育てだけで精一杯でした。

試験勉強を再開できたのは、2022年5月頃でした。

夫の協力を得て、AAS名古屋の教材を使いながら、息子の昼寝時間や休日に少しずつ勉強を始めました。

勉強会・ココスタ・道場のイベントに参加した2020年とは変わって、1人で孤独な勉強となりました。

息子は夜泣きが多く、息子の昼寝時間を勉強にあてると、自分の睡眠不足が加速してどんどん体調が悪くなっていきました。

思うように勉強時間をとることができず、やっと机に向かっても頭が働かない日も多くありました。

以前のように、やれることを全てやるというスタイルが通用しなくなりました

また、親に構って欲しい時期の息子との時間を削ってまで、勉強していることが本当に正しいのかも分からなくなってきました。

元々、子どものために働き方をセーブしていたんじゃなかったのか?

この状況で、資格取得に執着する必要はあるのか?

何度も自問自答しました。

それでも「中小企業診断士合格」を諦めることができませんでした。

資格を取って実力を証明したい。

私の可能性を信じて受験への協力や励ましてくれた方たちに、合格の報告がしたい。

そして勇気を出して新たな挑戦を本気で頑張った、過去の自分自身にも合格という結果を渡してあげたい。

そうやって受験した令和4年度の2次試験。

なんとか合格という結果をいただくことができました。

目標としていたオールA評価での合格でした。

(詳しくは、合格体験記へ)

道場活動への気持ち

私にとって道場は勉強を並走してくれる存在で、日々の楽しみでした。

メンバーの方への親近感が高まるにつれて「今日は〇〇さんだ!」と、

1つ1つのブログ記事から受け取る応援が強くなっていきました。

ブックマークして同じ記事を何度も読み直し、時にブログを読んでほっとしたり、時に涙したりしました。

私もどなたかにとっての「受験勉強の並走者」になれればと願いながら、

私なりに2回ずつの1次・2次試験受験で掴んだことをお伝えできるよう、

頼もしい14代目メンバーと一緒に頑張っていきたいと思います。

2019年の私は、

「家庭のために」と仕事をセーブしながらなかなか授からない子どもの事ばかり考えて、

プライドは高いのに自己肯定感が低く、中小企業診断士は自分には絶対に無理であろう雲の上の資格でした。

2023年現在。

中小企業診断士試験に合格し、実力を形にできた気がして、自分の努力への自信がもてました。

やれることはすべてやる勉強と、

妊娠・育児中のやりたいことがあるのに時間が取れない中での勉強を両方経験しました。

今後、診断士登録と育児と仕事の両立をしたいと考えています。

もう1度質問させてください。

読んでくださっているあなたの、受験へのモチベーションは何ですか?

合格して得たいものはありますか?

あると答えてくださった方。

それが力になって、きっと合格できます

ぜひ、試験勉強中にモチベーションを見直してみてください。

今は思い浮かばないという方。

さやも書いていましたが「絶対に合格したい」という気持ちになることが大事で、

きっかけや動機は何でも良いと思います。

合格できれば、そこから新しい道が開けます。

私のように自分に自信がなくても、

当初は予備校の授業についていかなくても、

モチベーションを維持して勉強すれば、

奇跡が起きたり合格を掴むことができると伝えたくここまで長々と書いてきました。

「中小企業診断士試験」は挑戦することで自分を変える力を持つ資格だと感じています。

読んでくださっている受験生の方の挑戦を全力で応援したいですし、

今年度の合格を心から祈っています。

1年間よろしくお願いいたします。

明日は、14代目のアンカー、静かなるドン、『s.t.o』です!

s.t.o

 

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