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こんにちは、ますけんです。

新年度が始まって2週間余り。年度始めということで繁忙期を迎えていた企業もそろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。

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大手受験機関TACの1次ストレート通学生は1次試験最後の科目「中小企業経営・政策」の講義が終わりに差し掛かっているところかと思います。

これが終わると、いよいよ完成答練ですね!GWの連休を活用して、自分の苦手科目の克服に努めたいところです!

特に、今年難化が予想される「財務」や「経済」に苦手意識がある方は、この連休がラストチャンス!計画的に勉強をしましょうね!

 

ちなみに、道場春セミナーではここから1次試験までの過ごし方、学習計画の建て方などを8代目メンバーが詳しく説明します!

私もセミナーに参加予定です。聞きたいことや気になることがあれば、何でもきいてくださいね!


 

さて、2次試験対策についても今回4回目が最後!今回は「計算能力強化編」です!

(1回目「編集能力強化編」、2回目「知識活用能力強化編」、3回目「情報整理能力強化編」を閲覧したい方はそれぞれのリンクから確認してみてください。)

 

<事例Ⅳと計算能力>

事例Ⅳは第1問が経営分析(例年25点〜30点)、第2問以降がCVPやNPVなどの計算問題(一部記述問題あり)で構成されています。

複雑な計算問題(特にファイナンス系の問題)が多く、1問1問の配点が高いため、大きな得点差が開きやすいのが特徴です。

実際に、昨年の事例Ⅳを振り返ると、第2問以降がかつてのように難問奇問のオンパレードではなく、標準レベルの問題が多かったため、しっかり対策してきた人とそうでない人で大きな差が出ました。

つまり、計算問題(第2問以降)の対策を十分に行うこと=2次試験攻略への近道と言えるでしょう!

そして、計算能力の強化こそが計算問題攻略にとって不可欠と言えるでしょう!

では、この強化のためにすべきこととは?

個人的な意見ですが、これには「量」的なアプローチと「質」的なアプローチがある!と考えます!

 

<「量」的なアプローチとは!?>

「量」的なアプローチと書きましたが、これは端的に言えばとにかく「演習量を積むこと」です。

事例Ⅳの計算問題は、1次試験の財務とは異なり理論を聞いただけですぐ答えれるかというとそんなに甘くないです。。。

複雑ゆえにプロセスを理解しながら繰り返し繰り返し演習を積むことで徐々に

できるようになります!

ストレート合格を狙いたい方は最低でも週1回1時間程度の演習を、1次免除の方は2日に1回30分程度の演習を積みたいところです!

ところで、具体的に何をやればいいの?と悩まれる方も多いと思います。

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そんな方向けに以下をオススメさせていただきます!

①1次試験の財務会計に対して苦手意識のある方

問題集『集中特訓 財務会計計算問題集』(TAC出版)

1次試験向きの問題集ですが、計算問題の難易度は高めです。1次試験の対策が不十分な方には1次対策としてもオススメです!

全て客観式の問題ですが、あえて選択肢を見ずに記述式で解く練習をすれば、2次対策にもつながります!

②1次の計算問題はイケそうだが、2次試験の対策をまだしていない方

TACオプション講座『2次事例Ⅳ特訓』

事例Ⅳの頻出論点を文字通り特訓する講座。演習と講義がセットになっているため、2次の対策を1度もしたことない方でも理解が進みやすいです!WEB受講も可能のため近くにTACがない方でも受講できます。唯一ネックなのは受講料が安くはないことです(涙)。

③2次対策がある程度進み時間的にも余裕がある方

問題集『意思決定会計講義ノート』(税務経理協会)

当ブログでもたびたび取り上げられている通称イケカコ。そもそも公認会計士用に作られたこともありオーバーワークに見えますが、一冊仕上げることでかなり複雑な問題にも対応できる力がつきます!

(ただし、難易度は非常に高いため、安易に手を出すと痛い目に遭います。)

①〜③全てやれれば良いのですが、時間がない方は①と②、余裕がある方は③も進めれると良いでしょう。

何と言ってもこれらはコツコツと継続することが大切です。その結果、1次試験が終わった頃には、抵抗感なく事例Ⅳの問題に取り組めるようになるでしょう!

 

<「質」的なアプローチとは!?>

続いて「質」的なアプローチです。「質」的なアプローチとは、丁寧に問題を解くことで「計算ミス」を減らすことを表しています。

例えば、CVPの問題だと固定費を限界利益率で割り引くことで、損益分岐点が導けますが、つい変動費率で割り引いてしまった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

また、NPVの問題でも減価償却費を足し忘れたり、税率を見間違えたりしたことはどんな受験生でも1回ぐらいあるでしょう。

演習時から「計算ミス」の削減に徹底的に取り組まないと、絶対に本番で失敗してしまいます。

では具体的にやるべきことについてです。事例Ⅳの問題演習をする際、以下の3点を必ずやるようにしましょう!

①図や表を描く

初めて事例Ⅳについての講義を受けた際、分からない設問もその図や表を見ていると自然と理解が進んでいき、あっという間に分かるようになりました。

結局、事例Ⅳも他の事例同様、与件と設問に書かれている情報を整理し、正しく解釈することが求められます。そのためにも、図や表をフル活用しましょう!

受験生時代殆どの設問で図や表を描くように意識していました。

②途中式も書く
2次試験の演習が始まった当初、計算ミスを連発していました。これは、途中式を飛ばすクセがあったため、数字の見間違えや電卓の打ち間違えを頻繁に起こしていたからです。
途中式を書くことで、計算プロセスが明確になり、間違えにくくなりました。

③検算を忘れずに
簡単な問題こそ、落とした瞬間差がつきます。検算することで、ミスは減ります。(その際、途中式が丁寧に書けているとやりやすいですね!)
また、検算は逆からやりましょう。売上高から費用引いて利益出す問題ならば、利益に費用足して売上求めるみたいな!ミスに気づきやすいです。

 

言われてみれば当然のことかと思うこれらのこと、実際に出来ているかは別問題です。
本番では「無意識的に出来ている状態」まで持っていくことで、計算ミスを激減することができるでしょう!

 


2次試験対策ということで、4回に分けたシリーズ。少しでも参考になりましたでしょうか?

昔、1次試験が終わったタイミングで、TACの先生より「1次は富士山、2次はエベレスト」と言われたことが今でも記憶に残っています。

1次も2次も合格率は2割程度。ただし、2次試験は1次をくぐり抜けた猛者たち同士での戦いです。

8月から一気にスパートをかけても、周りも強者。そう簡単に勝てません。もし、本気でストレート合格を目指すのならば、このタイミングから「少しでも2次対策!」が合言葉だと思います。

みなさまお忙しい中だと思いますが、今年の年末に笑うためにも、今からちょっと頑張ってみませんか?

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こんにちは、ますけんです。

やっと春らしい陽気になってきましたね!都心ではが満開になりました。

大手予備校に通っている方だと、1次ストレート生ならちょうど中小企業政策の講義に入るところ、2次本科生ならちょうど2次演習が始まったところかと思います。勉強に行き詰まってきたら、その息抜きにお花見に行かれてはいかがでしょうか?

さて、今回は2次試験対策の第3回目。「情報整理能力」編です。(第1回目の「編集能力」編はこちら、第2回目の「知識活用能力」編はこちらです。)

 

<中小企業診断士試験における情報整理とは?>

合格に必要な3つ目の能力として「情報整理能力」を挙げました。ここでいう情報整理とは解答を書くために必要な情報を正しくまとめることです。

一般的に2次試験の「情報」と聞くと事例企業の状況や状態が書かれている与件本文のことを思い浮かべますが、1次試験で使われた知識も「情報」に含まれます。

さて、診断士試験で重要なのはこうした「情報」をいかに見つけ出してくるかということです。与件本文の情報量自体が膨大でどこを活用すれば良いか分かりづらく、また1次試験知識だけでも幅が広いためどれを使えば良いか分からなくなってしまいます。さらに、80分という制限時間のため、1問あたりにかけられる時間は限られており、じっくり考えているヒマはありません。

設問を見て与件本文を読んだはいいけど、膨大な情報量に困惑し時間もなくなり「ええいっ」と書いてしまった経験がある方は多いと思います。私の場合は初めての2次試験本番でそれをしてしまったがゆえに不合格となってしまいました(涙)。

そして、翌年に2次試験を再チャレンジする訳ですが、その時思ったのです。「何書くか最初に決められれば、情報整理の手間が減る」と。

最初の設問分析の段階で、解答の方向性を定めるだけではなく、記述に必要な「テンプレート」を作ってしまえば、あとは与件本文と1次試験知識で、解答に必要な「要素」を引っ張ってくるだけで済みます。そうすれば、膨大の情報に惑わされることなく、短時間で解答することができるのです。

こうして、私は1年間解答のテンプレート作りを徹底的にトレーニングすることにしました。

 

<解答記述のためのテンプレート作り>

さて、そうした「テンプレート」をつくり方ですが、設問分析のなかで行います。平成27年の事例Ⅰの第2問を例にしながら、説明します。

 

(H27 事例Ⅰ 第2問)

A社は、当初、新しい分野のプラスチック成形事業を社内で行っていたが、その後、関連会社を設立し移管している。 その理由として、どのようなことが考えられるか。120字以内で述べよ。

 

①設問の具体化

社内で行っていたが、〜関連会社を設立し移管」と書かれています。

ということは、社内でやっていたら何らかの不都合が発生したため、うまくいかなくなったということが考えられます。「不都合の原因」が解答要素として考えられそうです。

また、メリットがあったからこそ関連会社化に踏み切ったと考えられるので、「関連会社化のメリット」も解答要素として必要です。

字数制限が120字ということで少し余裕があります。なので、「関連会社化のメリット」を享受した結果、A社が抱えていた課題解決に「どう寄与したのか」も解答要素として入れてみても良いでしょう。

 

②具体化内容の整理

上の内容をまとめます。

1.社内で行っていたことによる不都合の原因

与件本文に書いているはずのため、そのまま引っ張ってきましょう。

2.関連会社化のメリット

1次試験知識より、意思決定の迅速化が図れることが挙げられます(企業経営理論平成27年-第10問)。前回の投稿でお伝えしたように、頻出となる1次試験知識は大きめの「単語帳」などにまとめ覚えておくことが必要です。
3.結果、A社の課題解決にどのように寄与したのか

与件本文に書かれているはずのため、これもその箇所からそのまま引っ張ってきましょう。

 

③テンプレートの作成

以下のようなボックス図をテンプレートとして作成します。このボックスの中を埋める要素を記述することで、効果的な解答が書けるのです。

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もちろん、こうしたテンプレートはすぐに作れるようにはなりません。私個人的な意見では3ヶ月以上かかるのではないかと思います。

ただし、2次試験本番まで、半年以上あります!なので毎日毎日コツコツ練習しましょう!「情報整理能力」が高まり、膨大な情報を正しく整理できるはずです!

 

今回はここまでです。次回は「計算能力」強化編です。お楽しみに!

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<4/29は道場春セミナーの日>です!

日程開けておいてくださいね(詳細は後日)

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こんにちは、ますけんです!3月下旬になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
仕事が繁忙期に突入し、学習のリズムが崩れている方も多いと思います。しかし、忙しい時こそ踏ん張りどきです!1日30分でもいいので、毎日必ず勉強するようにしましょうね!
後になって必ず今の努力は報われます^^

さて、4/29は道場セミナーの日!!!合格者から直接、勉強法などを聞けるチャンスです。GW中ですが是非是非スケジュールを空けといてください!!!

今回も前回の投稿の続きで、2次対策のお話。知識活用能力の強化についてです。

2次試験で測りたい力は「分析能力」と「提案能力」である!と前回お伝えし、分析能力と編集能力のつながりのお話をしました。なので、今回は「提案能力」とつながりのある話となります。

<診断士試験における「提案」の難しさ>
実務補習の報告書は①現状分析→②課題→③提言(提案)の順でまとめていくということは前回お伝えした通りです。ここでの提言(提案)とは、診断先企業の「あるべき姿」や「なりたい姿」を目指すために、具体的に実行する「施策」を指します。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。問題点や課題に対して、ソリューションを「提案」しなければ、コンサルタントとして失格ですもんね。笑

ところがこの提案、2次試験においてはとっても難しいのです。。。実際の本試験問題をみると実感できるでしょう!下記に昨年度の本試験問題を載せました。

(平成28年 事例Ⅰ 第3問)
業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策を導入することが有効であると 考えれるか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

一言でいえば、人材確保のための人事施策を提案する訳ですが、 何とも幅広い・・・
人事施策って言っても、「採用・配置・能力開発・評価」のどれを提案すればいいのかさえもよく分からない・・・
もちろん与件の現状分析によってある程度絞られてはいきますが、それでも1つにスパッと絞ることは中々出来ないでしょう。

つまり、複数の選択肢が想定されてしまい、何をどのように提案すればいいか分からなくなってしまうのが2次試験の特徴であり、これが難易度を高めている要因なのです!

<提案に使うのは1次知識!>
中小企業診断士試験は「国家試験」なので、答えは間違いなく存在します。
同じ解答は書けないにしても、それに近いものを書かないと点数が入りません。

じゃあ、どうすれば「出題者の意図に近い解答」が書けるのかという話ですが、2次試験の試験案内にヒントが隠されています。
これの中の「1.試験の目的及び方法」の項目を見ると、「〜、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、〜」と書かれていることに気づきます。
(最近、能力ばっかり書いてますが笑、)2次試験では応用能力を見るわけです。ただし、応用というのは基礎がないと成り立ちませんよね!?
この基礎にあたるものが、1次試験知識というわけです!
つまり、1次試験で問われた「知識」を「活用」して応用する「能力」こそが、メインテーマの「知識活用能力」であり、出題者の意図にあった提案を解答する礎となるのです!
そして、正しい一次試験知識を活用することで、提案の方向性を絞ることができ、合格答案に近づくことができるのです!

<「知識活用能力」を強化するためには>
知識活用能力を高めるには、まずは知識のインプット!予備校生であれば講義テキストを、独学生であれば「全知識」などの市販テキストを買い、ひたすら覚えればいいのですが、いざ問われた時にちゃんと知識が使えなければ意味がありません!
そのために、「1次知識まとめ単語帳」を私は作っていました。これは、ある1次試験知識を大きめの単語帳にまとめ、空いている時間に確認するというものです。これだけ聞くとすっごくスタンダード(笑)なのですが、ポイントは「知識の前後のつながりや因果関係も一緒に覚える」ことです。

ちょっとイメージしづらいので、具体例を提示しながら説明します。例えば、機能別組織。これについてはメリットとデメリットと一緒にまとめていました。つまり、単語帳のオモテ面に「機能別組織のメリット・デメリットとは?」と書き、まとめた内容をウラ面に書くイメージです。(以下がその写真です。)

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仮に解答で「機能別組織」を提案する場合、上記のようなメリット・デメリットとのつながりが与件や設問文にあるかを考えるため、解答の方向性を大きくずらすリスクが減ります
加えて、提案ではなく「機能別組織」を採用している「理由」を問われた場合は、メリットをそのまま当てはめれば対応できるでしょう。

知識の活用こそが2次試験突破のカギになります!この時期から徐々に2次試験に対応できる応用能力を身につけましょう!

今回はこれでおしまい。次回は情報整理能力編です。お楽しみに!



皆さん、おはようございます。本日を入れて2次筆記試験合格発表まで23日、口述試験まで残り31日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日も今年の事例Ⅱを、簡単に振り返ってみたいと思います。

第1問
「製品戦略」は第2問以降でも問われていることから、それも意識して「誰に」「何を」「どのように」の要素を中心に答えていくことが求められていると思われます。
「製品戦略」という、一見アバウトな表現で問われていますが、平成24年の第1問でも同じ「製品戦略」を問われていますので、順当な設問と思われます。

第2問
第1問を受けての、これからの「製品戦略」について問われています。

設問1
ターゲット層を述べるのは当然ですが、「今後」のことについて問われていますので、そのターゲット層を選んだ根拠として、現在の市場の状況(以前とは変化している部分)を述べることも必要です。

設問2
解答のフレームとして、「プロモ―ショーン(戦略)は~」「販売(戦略)は~」と明示したいところですが、80字以内という字数制限、そして「プロモーション」と「販売」の違いが不明確なので、無理に切り分ける必要はないでしょう。

第3問
この設問でも「メリット」と「効果」の2点について求められていますが、両者の違いがわかりにくく切り分けることは難しいと考えられます。書き出しを「オウム返し」しにくい問題が続きましたので、リズムが狂って思ったよりも難易度が高く感じられますね。

第4問
ほぼ毎年出題されている、販売チャネルの拡大・変更に関する問題です。

設問1
設問文が1行程度でシバリが少なく、かつ字数制限が50字と中途半端に少ないため、うまくまとめる編集力が必要で難易度が高いと思われます。

設問2
平成26年の設問でも問われた定番の「マーケティング・コミュニケーション」です。「コミュニケーション」ですから、B社と顧客との双方向のやり取りがなされいる(ように見える)施策が必要と思われます。

全体的には、細かな数値が載った図表が登場するなど、近年の傾向を踏襲した事例だったと思われます。やはり出題者側は、国語力だけではない「使える診断士」を求めていることが改めて認識できました。

以上、簡単にではありますが本日はここまで。細川でした。



天保元年 250年の伝統

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おはようございます。こばです。
昨日はアメリカ大統領選挙でしたね。

前回に引き続き、TACTBC大原の3社分の模範解答を比較します。
模範解答は各自確認。

□解答比較□

問題1:B 社のこれまでの製品戦略について、80 字以内で整理せよ。

この第1問は製品戦略。平成24年の問題に似ている。
この事例の中では与件にヒントがあり、比較的回答しやすい問題になりそう。

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予備校の回答が意外とぶれている。
国産大豆・伝統製法のみが3社共通の要素になっている。
この内容は与件分に明確に書かれているので、外したくない。
ターゲット・価格などその他の切り口を混ぜて回答したい。

問題2:11 代目予定者は、自分の代になってからもこれまでの製造スタイルを大切にしな がら成長を追求していくつもりでいる。しかしながら、製品アイテムは見直すことを 考えている。
設問1:B 社の今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえ で、100 字以内で説明せよ。

問題1で過去の製品戦略。
問題2では未来の製品戦略の回答が求められている。問題1と対比しながら、まだ対応できていないニーズを持った人に対して、必要な製品を提供したい。

与件文のヒントとして
○懐かしさを求めて女性やシニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味の あるアジアからの外国人観光客も多い
○カロリーや減塩など健康に 配慮したメニュー
○食に敏感な女性を中心に、ランチ時には大行列ができる。

ストーリー展開からすると、飲食店には来ても、直営店での商品購入をしていない人たちをターゲットにすると考えられる。

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3社とも見事にバラバラです。
揃っているのはターゲットの心理的要素である、食に敏感だけである。
TBCのみ外国人に触れているが、自分なら次の設問を見据えて選択しないだろう。

設問1で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦 略を 80 字以内で説明せよ。

設問1との連動問題である。平成27年の問題2に似ている。
ターゲットと連動した回答が必要。

来店人数を向上させるためのプロモーションを記入するかではあるが、書いた方が回答要素が分散するためより無難な内容になる。
町→飲食店→直営店へ流入する仕組みを作り、立ち寄ってくれた人に伝統の製法をアピールし購入に繋げる。
このような展開ができれば売上が上がるだろう。
しかし、飲食店に来る人達がターゲットであると想定できるため、ISPを中心に回答して良いだろう。

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TAC、TBCがISP中心に回答。
大原は逆に外部へのプロモーションとなっている。外部のみのプロモーションで良いのだろうか。

問題3: 3年前に開業した直営店併設の飲食店は、売り上げが好調である。B 社が飲食店を 直接経営することによって、どのようなメリットと効果を得られるか。売り上げが向 上すること以外のメリットと効果について、100 字以内で説明せよ。

昨年の受験時は売上拡大と書けば取り合えず×にはならないと考えておりました。
事例Ⅱのテーマが売上拡大でるため、そこを潰されると非常に書きにくい。
フェイマオでも、苦しい回答になってしまうようです。

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TACは売上の向上でないなら、利益率向上としている点が非常に強気に感じられます。
3社ともそれぞれズレています。
TBCのように分散しながらうまくまとめることができると、安全な答案になるでしょう。

問題4:昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。B 社もまた、新規事業として直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出し たいと考えている。
設問1:インターネット販売を軌道に乗せるために B 社が採るべきブランド戦略を 50 字 以内で提案せよ。

ブランドに関する問題は直近では平成25年に出題されていますね。
非常に特徴的のある印象的な問題です。

ここでは、まず既存ブランドか新規ブランドを決める必要がありそうです。
文字数も少ないため、両方書くことは無理でしょう。
既存であれば、伝統製法による製品の質の高さを訴求。
新規であれば、既存製品との棲み分けが必要か。

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既存か新規かを断定する明確な根拠はないと思われる。
どちらか一方だけが正解ではないだろう。

設問2:B 社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インタ ーネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか。 80 字以内で提案せよ。

MMCではインターネットの機能としては大きく以下の3つと教わります。

1) 情報の発信
2) 情報の収集
3) 情報の共有

この3つの内容を漏れなく盛り込みたい。
しかし、80字であるため2つに絞った回答の方が無難か。

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情報発信だけではコミュニケーションにはならない。
双方向性が重要であるため、
情報発信と情報収集又は情報発信と情報共有の組み合わせになる。

ではまとめ。

・今年の事例は与件文だけであれば、過去の事例Ⅱとほぼ同じ。
・問題内容や文字数の変化により答えにくい問題が増えた。
・予備校の模範解答もバラバラであり、難易度は昨年同様に高いと考えられる。

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こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと5日となりました。

「もうやるだけのことはやった!あとは本試験を待つのみ!!」
「1次受かると思ってなかったから全然時間足りない、今年は…」
「どんなに勉強しても受かる気がしない、あと何をしたら…」
「1次で燃え尽きかけた、でももうここまで来てしまった…」

今年2次試験を受験されるみなさまは、環境や学習スタイルは違えど、それぞれ真剣に勉強を重ねて来られたはず。いろいろな想いか交錯するのは、それだけ頑張ってきた証です。ここまで来たら、残りの日々は心穏やかに過ごして、23日当日は身も心もベストなコンディションで臨んでいただきたいです。

さて、今回の記事が2次本試験前のラストメッセージです。直前期の過ごし方は、前回記事でご紹介しました。そこには、まさに今の「超直前期」の取り組みも含まれていますが、その中で特に私がこだわっていたことをご紹介します。前回記事との重複もありますがご容赦下さい。また、今回記事に限り、文字の装飾は少なめにさせていただきます。


 

直近3日間は仕事を休んで、それもただ休むだけではなくて、あらゆる仕事上の連絡(ノイズ)を遮断しました。1次試験の時も同じでしたが、とにかく「心穏やかに」過ごしたかったのです。
木金土の3日間、当然木金は平日で会社は営業していますし、私の場合オンラインでいつでも仕事ができる環境を与えられています。電話も普通にかかってきます。いくら事前に調整しても、突発的な仕事が降ってくることもあります。そんなことに惑わされず仕事も試験勉強も最後まで両立させる、という考えも成立はするでしょう。でも、「なぜ診断士を目指してここまで頑張ってきたのか」と自問したら、自ずと答えは出ました。「2日連絡を断ったって命まで取られることないし、むしろ休暇は2日だけにしてやったんだ、それでダメになる仕事はその程度の価値しかない」と、心の底から割り切ることができました。
ということで、木金は休暇をとって、会社のPC、スマホは電源OFFして完全封印しました。家族もそんな私の想いを察してくれたのか、子供が幼稚園に登園した後は、いつもなら買い物やら家事の手伝いなんかを言いつけるところを「(子供が帰ってくるまでの間)静かなカフェで勉強してくれば?」といって、いい意味で追い出してくれました。私は田舎住まいなので、広くて平日はすごく空いているカフェまでちょっとドライブして、そこでがっつり、でも穏やかな心で勉強することができました。このことで、知識や解答プロセスを盤石にすることに繋がったと思います。

そして、前日の土曜はわずかな勉強と、家族との時間を過ごしました。体の負担になることは避けて、食事も質素なものを食べた気がします(すみません、前日の食事はあまり覚えていません…)。当日の出発時間を考えて、普段より1時間程度早めに寝ようとしましたが、わずかに違和感を抱いていました

とにかく本試験が終わるまで集中しようとSNSもほとんど見ないようにしてきたものの、これまで参加していた勉強会のことがどうしても気になってしまいました。そこには、お世話になった先輩や勉強仲間がいて、当初は試験が終わったらお礼のメッセージを送ろうと考えていましたが、どうにも気持ちが収まりませんでした。「こんなわだかまりが残ってはダメだ」と自然と手が動いて、お世話になった方にお礼メッセージを書いていました。そして、そこには最後に心に刻んだ信条を書いていました。

 

それは、

「平常心」「執念」

です。

 

すごくありふれた言葉で、精神論極まりないのですが、、これを頭で思い描くだけでなく、メッセージに添えて形にしたことで、試験中たびたび思い起こすことができました。
思えば2次試験は一発合格したものの、やはり試験対策としては道半ばだったと思っています。知識の定着、アウトプット、文章力、分析力…どれをとっても不十分でした。でも、320分、いかなる時も「平常心」を保つように努め、それでいて合格への「執念」1秒たりとも忘れずに試験に臨み合格できたのは、前夜のこの行動があったからだと確信しています。サプライズ問題にも怯まず、事例Ⅱの残り5分で50字×2問を全部書き直し、隣席からちょっとした邪魔が入って集中力がプツンと途切れてもしがみつく、こんな行動を診断士を志す前の自分からは想像もつきません。

事例Ⅳが終わって帰路につくも、やっぱりどの事例も手応えを感じられなくて、「また来年も同じ生活を繰り返すのか…」と思うと、久しく感じていなかったとてつもない悔しさが込み上げてきました。こんな悔しく思えたのも、やはり合格への「執念」が人一倍強かったからこそだと思います。

 

つれづれなるままに書きましたが、決して私のやってきたことを押し付けるつもりはありません。しかしながら、「平常心」と「執念」の2つは、やはり受験されるみなさま全員に貫いていただきたいですし、「合格したい」ではなく、「絶対合格するんだ」という強い執念が不可欠だと私は思います。これまでみなさまを支えてきた方への感謝を胸に、最後まで自分を信じて諦めないで、これまでの集大成を解答用紙にぶつけてきて下さい。
そして、2次試験が終わった後は、たとえ手応えがどうであっても、ここまでのありのままをぶつけ、やるだけのことはやった決して後悔しない、そんな潔い心持ちでいていただけたらと思います。

 

最後に、心の底からみなさまの健闘と、合格をお祈りしております!!!

 

祈願だるま

 

以上、とりのラストメッセージでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



皆さん、おはようございます。最近ダイエットにちょっぴり成功してご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り11日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は「今からでも間に合う!ちょびっとの工夫で解答の質を上げろ!」をテーマにお送りします。ご存知のように2次試験は相対評価。わずか1点の得点差で、順位が大きく変わり明暗を分けると考えられますので、まずは他人と同じ内容の解答を作成することを心がけて、「自滅」を回避しましょう。その上で、最後の詰めとして出来ることは何かを考えたいと思います。

その前にお知らせ。私が取材・執筆した記事が公開されました(こちらの記事の第3章です。その他の記事も読んでくださいね!)。診断士になったら、診断・助言活動以外にもできることがたくさんあります。このような活動の方向性もあることを知っていただいて、皆さんのモチベーション向上に貢献することができれば幸いです。

1.解答プロセスの微調整
いまからやるべきことを大幅に変えるのはハイリスクです。現在のご自身の解答プロセスは基本的に守り、少しだけ修正することで対応しましょう。

いつも時間が足りなくなる人は、開始30分までに設問ごとの難易度評価を確定させ、得点が見込める設問に注力しましょう。受験生の多くの人が得点するであろうと考えられる設問で、自分も同じような得点を目指せば「足切り」を回避できます。

得点や内容が安定しない人は、予め切口を設定しておき多面的に記述することで、ローリスクな解答を目指しましょう。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」ではありませんが、少なくとも出題者の意図を外す可能性は下げられます。

そもそも、何を書けばよいのかわからない人は、設問中の言葉を使ってオウム返しで書き出してみましょう。採点者には、少なくとも「私はあなたに聞かれたことは理解している」ということをアピールでき、心証を損ねることを回避できます。

2.一言だけ付け加える

そうはいっても国家試験。与件からのただ単なる抜き出しや引用だけでは、受験生の大多数が出来てしまうため差が付きません。
そこで「自滅」を回避した上でライバルに「頭ひとつだけ」差をつけるために、「自分の考え」を書き加える必要があります。

「自分の考え」とは、今まで述べてきたことの繰り返しになりますが、

・設問の制約条件から外れていない(題意に応える)
・与件に根拠がある(思いつきや斬新なアイデアではない)
・たった一言だけ述べる(言い過ぎない)

ことを守った上で、与件から抜き出してきたことをまとめたり抽象化した部分(つまり~ということ)や、前後の記述の内容の間を埋める因果の部分にあたります。

たとえば、事例Ⅳの経営分析ならば「安全性が低い」などという結論・まとめにあたる言葉です。

「最後の一押し」ですから、二押し以上して蛇足とならないよう、くれぐれも注意してください。

3.相手は人間であることを忘れない
これも以前触れましたが、解答する相手は採点者(読み手)であり、助言する相手は経営者(聞き手)であり、そしてそれ以前に一人の人間です。解答内容の妥当性はもちろん重要ですが、読み手や聞き手にとって「不快な響き」になっていないか点検してみましょう。

点検項目は、

・句読点は適切に使えているか(句点を列先頭に持ってくる、読点を全く使わない、等に注意)
・同じ接続助詞(の、で、が、等)の重複で、不自然で読みにくくなっていないか
・全否定の表現(出来ない、していない、無い、等)の表現を使っていないか
・漢字は正しいか
体言止めになっていないか

です。

特に「全否定」の表現は、一生懸命会社を運営している経営者を思いっきり不快にするので、「不足する」「留まる」「困難である」などという柔軟な表現に置き換え、自分の提言が少しでも受け入れてもらいやすい(=実行可能性の高い)ものになるように工夫しましょう。

その他、不安なことがある人は、ここに来ると細川に直接質問できますから、お気軽にご参加ください(飛込み参加ウェルカムです)。

残された時間はあと少しですが、できることはあります!貪欲に合格をもぎ取りに行きましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

本日は2次試験前の最後の祝日という方が多いかと思います。今日を入れて2次本試験日まで残すところ 14日!
ご自身の解答プロセスや、ファイナルペーパーの仕上げにかかっている頃かと思います。
最後の追い込み時期ではありますが、ここまで来たら当日に万全な体調で迎えれるよう、体調管理を徹底してくださいね
※かおりんのこちらの記事も参考に

さて私フェイマオは、先週の土日に某資格学校にて今年度最後の2次模試の採点講師をして参りました。
5月頃から受験生の方々の答案を採点させて頂く機会を頂きましたが、この時期になると「設問が空白となっている答案」は見られず、時間内にしっかりと解答を作成できている受験生の方が殆どで、受験生の皆さんがしっかりと実力をつけている様子が良く分かりました

しかし、採点をしているなかで『良い解答書いてるんだけど、〇をあげられないなぁ・・・』と言った“残念な”答案も多く散見されました。

2次試験を突破する最大のコツは、 “ミスを無くす” 事です。
診断士の2次試験では満点を狙うのではなく、『×のつかない解答を作る』 事が重要です。

今回私フェイマオの記事は、採点講師で気付いた点や自身の受験生時代の経験を踏まえて、「本試験で×がつかない(大きく外さない)答案を作成するうえでのTIPS(コツ)」 について書かせて頂きます


2次試験のTIPS~フェイマオ流~】
■ 設問の制約条件・要求事項の漏れを無くす
与件を十分に活用する
解答要素を詰め過ぎないこと

■ 設問の制約条件・要求事項の漏れを防ぐ

何を当たり前のことを・・・。と思われるかもしれませんが、実は模試の採点をしていると、設問の要求事項を全て満たしていない答案 が散見されます
“ミスを失くす”ための第1歩は、設問の制約条件や要求事項をしっかりと解答に埋め込む事
これは他の事例でも同じですが、特に事例Ⅰは要注意 1つの設問で要求される内容は複数ある場合もあります。
例えば、平成22年度の事例Ⅰの第3問などは良い例です
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さて、この設問の要求事項は幾つあると思いますか???

 

正解が発表されていない2次試験ではありますが、私フェイマオは以下のように解釈します。
要求事項赤字で記載したところ。青字制約条件としてます。

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上記設問の要求事項は3つ。

① 成果主義的要素を強化した際のメリットは
② 成果主義的要素を強化した際のデメリットは
③ ①と②と踏まえ、成果主義的要素を強化した人事制度にすべきか否か

このように、よく読むと設問で要求されている内容が3つあることが分かります。
“ミスを失くす”ためにも、『設問は1つの内容で2つ以上の事を尋ねてくるはずだ!』 という視点で、設問の制約条件や要求事項の抜け漏れを防いでくださいね。

 

■ 与件を十分に活用する

こちらも至極当然な内容ではありますが、出来ていない方も多いので書かせて頂きます。
特に与件を活用せずとも、『一般知識』で答えられてしまうような問題は要注意!実はこのパターンも事例Ⅰにありがちな内容です。

例えば、平成23年度の事例Ⅰの第3問などはどうでしょうか?

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設問を見ると、「所有と経営の分離のプラス面とマイナス面」とあります。
1次知識を活用すると、以下のような内容が思い出されるのではないでしょうか?
※以下は、私フェイマオのファイナルペーパーより抜粋してます

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確かにこの手の問題は、1次試験の知識だけで解答を埋める事も出来ます。
が、あくまでも“A社にとって”のプラス面とマイナス面がどうなのか? が求められていますので、与件からメリット・デメリットとなる根拠を踏まえて解答を作る必要があります。
※一般論でも×にはならないかもしれませんが、A社の状況を外してしまうと点数が低くなると思われます。特に、事例Ⅰは与件から根拠が探しにくい問題もありますが、あくまでも 『与件に拘って解答を作る』 事を意識してくださいね。

 

■ 解答要素を詰め過ぎない

こちらは、設問で要求される解答字数が多い問題などで注意して頂きたい点です。
近年は150字を越える字数で解答する問題は少なくなりました(昨年度は120字が解答の要求字数で最大)が、求められる字数が多いと、それだけ詰めて書きたくなる方もいらっしゃるようで・・・

たとえは、200字の要求字数が求められた平成23年事例Ⅲの第2問があります。

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事例Ⅲでは、平成14年と平成15年に200字問題が出題されていますが、平成23年の第2問で久しぶりに?出題されました。
2次試験経験者の方は、ストレート生の方に比べ1次知識が十分に整理されていらっしゃるかと思いますので、上記のような生産計画の見直しにあたって思いつく改善の方法が沢山出てくるかと思います。

ちなみに、私のファイナルペーパーでは生産計画における改善方法として以下のようにまとめました。

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解答で使えそうなキーワードが沢山思いついた場合、色々と詰め込みたくなる気持ちは分かります(笑)

しかし、詰めすぎた答案は、『キーワードの羅列となっており、文章としての体をなしていない』ケースが多く、採点をしていて非常に読みにくい文章となってしまいます。

難しいキーワードを羅列する事は、合格するのに必要な要素ではありません。
『ふぞろい』等で合格答案をご覧になると、合格されている方の答案は1読して書いてある内容が理解できる平易な文章です。

こうした問題の場合、対策を打つには、それなりの原因(根拠)があるはずですので、対策(キーワード)の根拠を事例文から見つけて、因果関係がはっきりとわかる文章構成を作らなければなりません
これは2次試験だけに限ったことではなく、皆さんが診断士となってから支援する中小企業に対して助言活動をする際に求められる事です。
1読して分かりやすいい文章構成にするためにも、『解答要素を詰め過ぎず、因(与件)果(キーワード)関係が明確な文章構成を心がける』 ようにしてくださいね。

 

さぁ、2次試験まであと少し。皆さんのラストスパートを応援しています

To be continued・・・

 



皆さん、おはようございます。最近、「壁ドンしてもトキメカナイ」と嫁に言われてちょっと凹んでいる細川です。本日を入れて2次試験まで残り20日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日のお題はズバリ「難問対策」です。このような問題に出会ってしまったら、どのように対応するか、あらかじめ決めておき、平常心を保って解答しましょう。
但し「難問」ですから高得点は期待せず、「0点にするよりはマシ」という考えで、部分点を採りに行く心構えで取り組んでください。

その前に、直前期の総点検。次の点に気を付けて学習していますか?インプット学習とアウトプット学習については、こちらで、ノートづくりや復習方法については、こちらこちらの記事で既に述べていますので、もう一度読み返してください。

1.与件との対応付けがほとんどできない設問
全体戦略までの段階で、与件から設問に使えそうな部分を見つけられなかった、またはほとんど見つけられなかった場合の対応法です。

①重複工程
与件の中から、他の設問で使用した部分を再利用し解答する方法です。結果的に、同じような内容の解答を複数記述することになります(=切り分けができない)。
例:事例Ⅲ…平成27年第1問設問1と第2問

②1次知識の活用
与件内に根拠がない場合は、設問に登場する言葉の1次知識を活用し、事例企業に当てはめる形で解答します。特に与件内に根拠を見つけにくい事例Ⅰや、公式を知っていることを前提に出題される事例Ⅳで行います。
例;事例Ⅰ…平成23年第2問「特許」
例:事例Ⅳ…平成27年第3問設問3「流動性」

③過去問の解答の利用
過去問で出題されたものと同じような傾向や言葉を使用した設問なら、過去問の模範解答をアレンジして事例企業に当てはめることで解答できます。このような文脈で、模範解答の丸暗記や写経は、一定の効果が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成24年第5問と平成22年第3問

④言葉からの類推
それでも解答の直接的な根拠が見つからなければ、与件や設問に登場する言葉を根拠にして、自分で類推するしかありません。その際にも、競合会社との比較や、当該企業の沿革をなぞるなどして(歴史は繰り返す)、何としても与件と設問にかじりつき解答する姿勢は決して忘れないでください。
例:事例Ⅰ…平成24年第2問と2008年頃のA社の状況

2.記述の方法
記述の際にも、難問なりの記述の工夫が考えられます。
①全部載せ
ヒズミや他の設問で使わなかった与件の部分を根拠に記述する方法です。そのような部分を全て解答に突っ込み記述するので、このような設問をバッファ、またはゴミ箱問題とも言います。

②設問の構造に合わせる
解答内容と設問の要素を対応させて記述します。要素だけでなく要素毎のボリュームのバランスも、設問に合わせます。
例:事例Ⅱ…平成25年第4問設問2「X市地域外の消費者」「オフラインの施策(コミュニケーション戦略・セールス・プロモーション戦略)」「オンラインの売上拡大」←それぞれの要素を、文字数の割合に比例させて記述する。

③結論後回し
解答の記述は、結論をはじめに書くことで採点者に「自分は分かっていますよ」ということをアピールするのが基本戦略ですが、そもそも結論の方向性が分からないのに答えさせる問題があります。そのような場合は、結論に至る理由(できればどのような結論の理由にも使えるもの)を並べ、最後に結論を述べることでリスク分散をを図ります。こうすれば、たとえ結論の方向性が間違っていても、理由の部分で得点が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成22年第4問

3.白紙を作る勇気
前回も言いましたが、解答用紙は全て埋めるのが基本戦略です。しかし難問に注力しすぎて、他の簡単な設問に対する解答がなおざりになってしまっては本末転倒です。
そこで、以上の手段を取っても空欄を埋めることがかなり難しいと判断した設問に対しては、あえて解答しないという戦略を採ります。
ただし、「白紙を作る」というのは例外であって、原則ではありませんので、常套手段とはしないでください。全体戦略が完了した段階で、どうしても解答できないほど難易度が高い、または作業量が多くて時間が足りないと判断した場合のみ、白紙=0点となることを覚悟の上で決定してください。特に難易度が高く、かつ計算作業量が多い事例Ⅳの第3問設問2あたりでは、この「切り捨てる」判断が重要になってきます。難易度の割には得点がそれほど高くないのであれば、第1問の経営分析の解答に注力し、検算をもう1度繰り返すべきです。私は昨年の事例Ⅳで白紙を作りましたが、他の設問の解答に注力できたために57点と、合否を分けるような得点には成りませんでした。
白紙を作る際の注意点は、一旦白紙にすると決めた問題は、最後まで絶対に手を付けないことです。人は弱い生き物。せっかく最初に「やらない」と決めたのに、自分の判断に自信が持てず難問を解き始めてしまいます。すると、「これって実は意外と簡単に(時間をそれほどかけずに)できるんじゃね?」と思ってしまいますが、それが自らはまり込む落とし穴。やっぱり難しくて中途半端な解答になってしまい、得点も期待出来ないばかりか、他の設問に解答する時間も足りなくなってしまいます。解答戦略を混乱させないためにも、難易度を見極める能力を高めましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです
今日は9月最終日。2次本試験まで残すところあと3週間
『もう3週間しかない』  と思うのか、それとも 『まだ3週間も・・・』  と思うのか、同じ時間でも受け取り方は人それぞれです。
さて、2次試験を迎える皆さんの今の心境はどちらでしょうか?

私は最初の年に2次試験を迎えたこの時期、気持ち的には前者(まだ3週間も・・・)の心境でした
当時は自身の解答プロセスも固まっておらず、また80分で事例を解く事もままならない状態でしたので、当然だと思います。
まぁ、さすがに2年目の今頃は後者でしたが・・・

 

さて今回の記事、何を書こうかと思い悩みましたが、昨年に私なりに試行錯誤して作り上げた“解答プロセス”をご紹介させて頂きます

と、言うのも私フェイマオは資格学校に通ってはいたのですが、受験生時代は友達がいませんでした・・・
別段友達が欲しくなかったわけでは無いのですが、見た目が損をし周囲の受験生は誰も声をかけてくれませんでした(笑)
従って、他の受験生がどのようなプロセスで2次試験を解いているのか分からなかったのです。

恐らく独学で勉強されている方も同じような感じだと思い、今回は私が80分の中でどのように事例と向き合ったかをご紹介させて頂ければと思います。
手前味噌な記事になりますが、もし使えそうな方法があれば試してみて頂ければと思います


【1】段落毎に線を引く:試験開始~30秒
まずは、気持ちを落ち着けるために、無心で出来る作業として段落毎に線を引いていきました。
※実はこの作業はやって良かったと思ってます。詳細は後程

【2】事例企業の概要把握:30秒~1分
事例文の1段落目をざっと読んで、事例企業の業種組織構成主要取扱品目等を把握します。
どんな会社かが把握できれば正直これで十分でした。
※ちなみに、1年目は事例文を切り離していたのですが、2年目は事例文のページを切り離さなくても事例文を読むのに支障が出なかったため切り離すことが面倒になりそのまま使用していました。

【3】設問分析:1分~10分
設問分析でやった事は以下の通り
題意の確認:設問で聞いているレイヤーを把握→設問の左側に記載
※レイヤーとは?・・・環境分析→経営目標→経営戦略→事業戦略→機能戦略 の階層
制約条件・解答の要求事項(設問で問われている事)の確認→制約条件を波線、要求事項を囲む
→特に事例Ⅰの場合、問われていることが抽象的でわかりにくいうえ、制約条件も他の事例に比べて多い(と感じてました)ため、丁寧にやっていました。
下地(=解答骨子)の下地の作成→②を踏まえて、下地のベースとなるものを作成
→この時に、解答の下地となる“切り口”も考えていました。
解答に使えそうなキーワードの記載
設問の再読→全ての設問に対して②を行った後に、再度設問を読み直し問われてる内容の再確認を行う
設問間の繋がりの確認各設問間で関連する内容が無いか確認し、関連する場合には矢印等で分かるように記載
※設問にかかれている目的については、解答を作る際の帰結部分に使うため黄色のマーカーを引いてました。
※ちなみに、当時解いていた過去問に書き込んでいたのはこちらです。字が汚い点を除いて赤字や青字は見直しをした際に書き込んだ内容ですので、分かりづらいかも知れませんがご容赦ください

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【4】事例文の読解:10分~20分
基本的に事例を通して読むのは1回のみ。読みながら以下のように書き込みをしていました。
SWOT分析 → 私の場合は色々と試行錯誤しましたが、マーカー3色で落ち着きました。
環境変化(機会・脅威)→緑
強み→青
弱みや問題点→赤
1段落毎にその段落に書いている内容の概略を左側に記載
→これはやってみて事例の流れ掴みやすくなったため、事例を何度も読み直す必要がなくなり、また設問の根拠を探すうえでもかなり役に立ちました。
時制のキーワードのマーキング
過去現在今後 などを目立つように鉛筆で囲む
1段落毎に、どの設問で使えそうか確認し、使えそうなパートに設問の番号を記載
→ 特に赤でマーカーをつけた部分は設問で必ず問われるため、該当箇所に設問の番号がかかれているかを最後にざっと確認しました。

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【5】設問と事例の紐づけの確認:20分~25分
【2】④にあるように、1読して直ぐに設問と結び付けられる箇所は事例を読みながら書き込んでいきましたが、設問と結び付けられない箇所については、事例を一通り読んだ後で再度設問を眺めてから、各段落毎に見落としがないかを再確認していました。

【6】下地(=解答骨子)の作成:25分~45分
【3】③で書いた下地の下地と④の記載したキーワード、及び【5】で紐づけた事例文から、下地(=解答骨子)を作っていきます。
この下地(=解答骨子)を見れば、あとは考えずに手を動かすだけの作業とするため、この部分に一番注力しました。
※私の場合は、この骨子の精度を高めるためにファイナルペーパーを作りました。従って、もともとワードでまとめていた内容にこのように後から手書きで書きこんだものになっていきました
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【7】解答の作成と見直し:45分~80分
【6】で書いたものを見ながら、後はできるだけ丁寧な字で解答を書いていきます。ここはどちらかと言うと頭を使わない作業になります。

以上が、私フェイマオの80分の時間の使い方になります。

昨年のこの時期は、普段の勉強は【1】~【6】までを繰り返しやっていました以前の記事でも書かせて頂きましたが、私の場合仕事が忙しく平日は23時前後にならないと勉強ができなかったため、1日あたり1時間半を確保するのがやっとでした
そこで45分で事例を解いて、15分で見直しをしつつ、抜け漏れていた部分はファイナルペーパーに記載するようにしていました。
その後の30分で事例Ⅳの過去問から大問を1つ解くようにしていました。
※普段から頭が疲れた状態で臨む事で、2次試験最後の事例Ⅳ対策と考えていました

事例の解き方は人それぞれ、まさに十人十色です 
必ずしも私の方法をおススメするわけではありませんが、解答プロセスが悩まれている読者の方にとって、少しでもヒントになればと思い書かせて頂きました。
もし参考になるものがあれば、パクってカスタマイズしてみてください

では、本日はここまで

To be continued・・・



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと23日です。そろそろ解答プロセスができ上がって、解答の精度を高めるトレーニングをしつつ、毎日事例Ⅳ対策をこなしている頃でしょうか?
「ぜんぜん80分で書き上げられないよ」
「力がついているのかいないのか、よくわからん…」
焦りますよね。。でも大丈夫、まだ23日もあります。やれることはあります。ほんとにクドいですが、PDCAです。前日までこれを怠ることなく回し続けるのです。手応えは感じられないかもしれませんが、みなさまは日々間違いなく成長しています。とっても苦しい時期ですが、乗り越えていきましょう!

あと、一昨日かおりんの記事「ボディメンテナンス法」がありました。本試験を前に何が怖かったって、体調を崩すことが一番怖かったです。私も振り返ると、遠い昔ですが大学の期末試験とか、自分の結婚披露パーティー前日に風邪を引いたことがありました。特に大学では、同期が悠々と単位を取っているのを尻目に惨めな思いをしたことが今でも思い出されます。体調を崩して本番で力を出しきれないのは本当に悔しいです。昨年の2次試験会場でもかなり体調悪そうな受験生が数名いましたが、体調を崩しやすい時期ですので、体に鞭打って勉強するのもほどほどに、しっかりボディメンテナンスをしましょう。


さて、今回タイトルにした「出題者の意図」について、みなさまはどのくらい意識しているでしょうか?フェイマオと同じく、私も某受験校で採点講師の機会をいただいていますが、たくさんの答案を拝見する中で、題意を外している、もしくは設問文の断片しか読み取れていない解答が思いのほか散見されました。
80分の中で焦って読み飛ばしてしまったとか、解答を書いていていつの間にか題意の認識がズレてしまったとか、いろいろシチュエーションはあるかと思います。それでもよく言われているように、「聞かれていることに答える」ことができていないと得点は覚束ないのです。試験なので至極当然、なのかもしれませんが、ここが論述試験の難しいところかと思います。

では、出題者の意図を「正しく」捉えるには、しかも80分の制約下でも確実にするにはどうしたらよいか、簡単に言ってしまうとトレーニングを重ねることでしかありません。。
って言ってしまうと終わってしまうので、、そのトレーニングの仕方が大事で、このやり方を間違ってしまうといつまでたっても同じミスを繰り返すなど安定しません

このトレーニングの仕方は、私は2パターンあると思っています。1つは1,000本ノック方式で、とにかく事例の数をこなします。よく「100事例解いた」なんて話も聞きますが、要は体得するまで多くのパターンに触れるやり方です。この場合は、解いた後の復習には時間をかけません。ひたすら解いて体で覚えます。
昨年の私はこの方法に共感できませんでしたが、この方法で合格した方も多数いらっしゃるので有効な方法であることは間違いないです。
もう1つは、事例の数はこなさず、解いた後の復習をじっくりやるパターンです。私はこっちでした。
受験生時代に先輩からいただいた、「1つの事例をしゃぶりつくすというアドバイスが腹落ちしたこともあって、時間の許す限り復習には力を入れていました。復習のプロセスは長いので割愛しますが、特に過去問であれば「出題趣旨」をノートに書き出して、自分の解答プロセスから導出したものが出題趣旨に合っていたか、違っていたらどんな思考プロセスを踏んで違ってしまったか、出題趣旨の通りに捉えるにはどんな思考プロセスを辿ったらよいか、できるだけノートに書き記しながら手を動かして、丁寧に復習しました。あとは前々回記事にも書いた模範解答の写経ですが、これも復習の一環と言えます。

この「出題趣旨(意図)」をどんな設問でも正しく捉えること、趣旨に沿った解答を効率よく書き上げること、これができるようになると合格にかなり近づけるような気がします。

それと、試験中のテクニックとして、これも以前の記事になりますが、解答骨子の外枠として設問文要約を書き記していました。実はこの設問文要約の前には、問題用紙の設問文に、制約条件を示す、設問要求を示す語句には蛍光ペンでマークしています。これをすることで、かなり安定して制約条件や設問要求を外さないようになりました。


 

抽象的な表現の記事になっていますが、これは2次試験の学習や解き方が、やっぱり十人十色だからです。私の解答プロセスや学習方法を事細かに示すより抽象的な表現でお伝えして、みなさまご自身で試行錯誤していただきたいと考えております。ぜひ、私の経験はほんの些細な道標として一瞥し、ご自身の最適解を見出していただきたいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



こんにちは、nori です。 

精神科医の和田秀樹さん原作の『受験のシンデレラ』というドラマの中で、人生を諦めかけ、どん底から這い上がり東大を目指そうとする女子高生に、カリスマ予備校講師が「カンニングペーパー」を作れと言います。

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「合格にはカンニングだ!」ではなく、目的は「試験の出題予想」「苦手分野」のあぶり出し。

これって、診断士試験の「ファイナルペーパー」にも似ている

■合格年にとうとう作ったファイナルペーパー。

実は私は1回目も、2回目も、3回目の2次試験もファイナルペーパーを作りませんでした

だって、時間もないし、余裕もないし、必要性を感じないし

詳細なファイナルペーパーを作成する受験生仲間を見て、「わざわざ作成して偉いなー」くらいしか考えていませんでした。

道場の中でもたくさんファイナルペーパーが紹介されていますね。

JCのファイナルペーパー

ふうじんのファイナルペーパー

ハカセのファイナルペーパー

くれよんのファイナルペーパー

butaoのファイナルペーパー

tomoのファイナルペーパー

ぼらーののファイナルペーパー

なごのファイナルペーパー

きりのファイナルペーパー

たきものファイナルペーパー

その理由もあまり考えていませんでした。

■作る過程に意味がある


で、作成しました。2次試験、4回目で。
なぜか。

自分を客観視して、当日やることを「見える化」するためです。

毎度毎度パニックになる私には「当日何をするのか」見えるようにしておく必要がありました。

作成するキッカケは、実は二日酔いで模試を受けに行ったことメンタルがめちゃくちゃ弱くて、ストレス耐性が無かった私は断れない飲み会で酔い潰れるという人間としての失態…(内緒です)。模試当日の朝、神奈川県民の私は穴守稲荷という駅の同僚の家にいました…。

…ここはどこ?穴守稲荷??!東京???

朝5時の同僚宅で「模試があるんです」と言い残し、脱兎のごとく帰宅。受験票と筆記用具と電卓を持って、御茶ノ水の模試会場へ向かいました。

4事例解く体力なんてないので、事例1〜3は全力で解いたら仮眠を取って、体力温存というのを繰り返していました。

で、成績は!?上位×位という自分史上、最高得点。めちゃくちゃ良かったんです

これはアルコール飲んで、本試験に臨まなきゃ!!…と一瞬血迷ったものの、酒に頼っている場合じゃないだろうと我にかえり気づきました。

やることは決まっている。無駄なことをする必要はないんだ

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そして、まとめておけば、当日は何かあっても、「当日何をするのか」という自分のルールに立ち戻れば大丈夫

また、私は熱くなり過ぎて、前のめりで倒れるタイプだったので、少し自分を引いてみる必要があると感じていました。

周囲にも多かったんです。何であんなに勉強したのに合格できないんだという過年度生。

もちろん私もその一人でした。

「勉強しなきゃ、勉強しなきゃ」と勉強し過ぎて自分が見えなくなる。

そういう人たちは大抵、合格年は今まで我慢していた旅行や、趣味を復活させたり、行き苦しいほど勉強をしていたのに、「合格年が一番勉強していなかったよ」と言っていました。根つめすぎて自分が見えていなかったんですね。

ストレート生がファイナルペーパーの中に「合格に必要なものはなんだろう」と自分なりのノウハウを積み上げていくとすれば、過年度生のファイナルペーパー作成は「自分の持っているノウハウ・知識の中で、合格に本当に必要なものは何だろうと整理していく」過程です。

■自分の解答プロセスを確認する。

で何をファイナルペーパーに書こうかなと悩む。

私は当日何をするのか、まずは解答手順を書くことにしました。

そのためにやったのが過去問読んで解いたふり

 過去問3年分の事例1〜3を読んで、ひたすら自分が何をするのか書き出していました。

無意識でも事例が解けるくらい慣れてしまっていた私にとって自分を客観視するための大切なステップでした。

結果、ファイナルペーパーに書いた手順がこちら。

《解答手順》
1.第一段落と最終段落で「事業内容」と課題を確認。
2.設問分析:単語単位で時制や設問要求を確認。 
3.解答の型を作成する。
4.事例文を1行単位で読み込み、キーワード化して、設問との対応付けを行う。
5.設問を再度読んで事例文との対応付けを確認
 6.切り口+与件+分析/改善のキーワード+効果(括りの言葉)で書く

そっかー、やっているのってこれだけだったと再度確認をすることができました。

■結局書いたのは各事例、A4一枚

緑色のカラーペーパーに手書きで4つのテーマにわけて書きました。

①コンパス(どこへ向かうのか)、

②地図(どうやって解くのかの解法手順)、

③A~D社の特徴、

④避難経路(難しい問題やパニックになったらどうするのか)

①のどこへ向かうのかというポイントはMMC のホームページで紹介されているMMCの事例解法の鉄則を書いていました。

・題意に忠実に

・因果関係で書く

・切り口を明確に

・キーワードで書く

④の避難経路とはわからない、解けない、難しい問題と遭遇したら、自分だったらどうするのか。あらかじめ決めておいた自分のルール。

あとは松岡修造さんの日めくりカレンダー付属の「諦めるな!」「すごいぞ!」というシールをペタペタ貼ったり、自分への励ましのメッセージを書いていました。

・シンプルに考え、シンプルに解く。

・自分の実力を信じる。大丈夫だ。問題ない!

・相手の立場に立って落ち着いて考える。

・叶姉妹より優香がモテる!(ゴージャス美人な解答より万人受けする美人な解答が合格答案だという受験校の先生の教え)

あとは、「白黒つけるぜ!」というパンダのシールを貼ったり、、、と当日自分が見て、明るい気分になれるようにしていました。

合格に必要なものは、人によって少しずつ違います。人に見せるものでも無いので何を書いてもOK。

直前期のこの時期、周囲の人に流されず、「合格のために自分には何が必要か」の視点を大切にしてくださいね。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り30日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近、関東は雨が続き、肌寒い日が続いています。受験生の皆さんは油断して風邪などひかれないように、体調管理には細心の注意を払ってくださいね。っと、薄着で寝て風邪をひいてしまった本人は戒めます…

本日も前回に引き続き、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

1.Can Cannot分析
Can Cannot分析とは、発生している事象が、そもそも企業側の努力などにより回避できるのか(Can)出来ないのか(Cannot)の視点で、対応策や解答の方向性を考える分析方法です。

例えば平成27年事例Ⅲの第2段落。「一般に3K職場といわれる作業環境が影響して若手人材確保が難しく、高齢化が進んでいる。」とありますが、これらの事象に働きかけて回避できる問題であるかを考えます。

「3K」のうち、「きたない」部分は5Sである程度改善できるかもしれませんが、「きつい」「きけん」な作業環境は、鋳物製品を製造する性格上、大規模な機械化でもしない限り難しそうです。

また、「若手人材を確保するのが難しい」ならば、評価報酬制度を改善するなどして「若手人材を確保する」という提言をしてしまうと「事例Ⅰ」となってしまうので、「若手人材を確保する」というのも難しそうです。

そして「高齢化が進んでいる」ことも、若手の人材採用について助言を求められていないのならば、やはり解決は難しそうです。

以上の分析から「多少は作業環境を改善できる余地はあるかもしれないが、若手の採用による高齢化阻止は難しい」という結論になり、その他の施策でC社の問題を解決する方向性が定まります。

2.解答文字数制限の意味

以前にも述べましたが、実務に照らし合わせると、設問は社長への診断・助言希望項目のヒアリングと同じです。ですから、設問=経営者の求めに必要十分に応じ、得点機会を逃さないにしなければなりません。つまり、

・解答文字数の制限は、経営者が求めている内容の量
・80分という時間制限は、診断レポートの提出期限

ですから、記述した文字数が解答文字数と比べて過不足であることや、解答時間が足りなくなって白紙があるということは、「仕事の納期遅延を起こした上、社長の質問には何も答えずただ黙っているだけ」と自ら宣言することになってしまします。

そのような方にお国がお墨付きを与えるとは考えにくいですし、そもそも白紙があるということは、それだけ得点機会を自ら放棄しているのと同義です。

普段から、解答用紙は(答えが合っているかどうか分からなくても)すべて埋める癖をつけておきましょう。

3.解答の編集方法のパターン
これも以前、述べさせていただきましたが、編集パターンには

①因果、②列挙、③抽象化、④具体化
と、これらを組み合わせたものがあります。
最も多用するのが、①と②を組合わせた「因果列挙」、つまり因果でつなげた文章を複数解答欄に記入する方法です。因果関係にこだわるのは当然ですが、それを「複数」列挙しておくことでリスク分散が図られ、「0点」という事態は避けやすくなります。

また、③抽象化ですが、これは事例Ⅲで特に使える方法です。
例えば平成27年事例Ⅲの第1問設問1。「強みとなる点を2つ」と言っているのに、①、②、③…と記述してしまうと、採点者が「3つ以上述べている」と判断し、バツをもらう可能性が高くなります。

ですから、この場合は③抽象化という編集方法を使います。

そこで、与件内で使えそうなワードを探して引用し抽象化してみると、『「鋳造工程の生産性向上」や、「新設した塗装工程の」等による一貫生産体制が強み」とまとめることで、抽象化ができます。

以上、細川でした。



『診断士の2次試験は“80分”で解かせる問題である』
この事を本当の意味で理解できるか否かが、2次試験攻略の大きな“鍵”となる

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おはようございます。フェイマオです
冒頭からこのような事を書かせて頂きましたが、この言葉は私が2年前の自分にアドバイスとして問いかけたい言葉です

2次試験本番まで残すところあと1ヶ月(と ちょっと)。
今年初めて2次試験を迎えられる方にとっては、試行錯誤しながら解答プロセスを構築されていらっしゃる頃でしょうか。過去問を解いてみて、80分という時間内で答案を仕上げることが難しいと感じている方も多いかと思います。

初年度の2次試験で不合格になった当時の私は、冒頭で書いた“80分で解かせる問題”という事の本当の意味が理解できてませんでした。
今振り返ってみると、この点が自分にとって合否を分ける「ターニングポイント」だったのかと思っています。

前回前々回「80分で合格答案を書くためになにをするか?」 をテーマに、解答の『下地』(=解答骨子)の有用性について書かせて頂きました

合格答案に必要な要素として、私フェイマオは以下の2点が重要な要素だと考えてます

【1】 設問の制約条件や要求事項を踏まえて解答が書けている

このことは、前回の記事でも事例を出して書かせて頂きましたが、下地(=解答骨子)を作る過程で、「制約条件」や「要求事項」を入れてますので、題意を大きく外す事にはならない(=つまり、“聞かれた事に答えてる”ように見える文章は作れる)はずです。

私が某予備校にて2次試験の採点講師をさせて頂いた中で感じた事を、あくまでも私なりの所感という事で書かせて頂きますと・・・

受験生の方の答案を読ませて頂くと、解答の出だしの頃は 設問の要求に沿うように書かれていますが、文章の締め(帰結)の部分が要求からずれてしまっている答案も散見されました。こうした答案は『一読して、書いてある内容が理解できない』ため、採点する側からすると、何度も読み返す事となり書いてある内容の“粗”も見えてきてしまい、結局減点する箇所が増えてしまう・・・という傾向があります

こうしたミスは、下地(=解答骨子)を作ることで回避できますので、ご自身で書いた答案を一読してみて分かりにくいと思われる方は、まずは下地を作ってから解答を作ることをおススメします

 

ここまでは前回までの記事で書かせて頂いてますが、本日の本題は下記のもう1点です

【2】 1次試験で学んだ知識を使って、中小企業で使える改善策や対策のキーワードが入っている

この事は、「80分で“合格”するための答案」を作るためのもう1つの重要な要素だと考えています。

1次試験を突破された皆さんは、既に2次試験で合格するだけの知識が備わっていますので、これから新しい知識の補充は全くもって不要です。
寧ろ、これまで覚えた知識を削ぎ落として、2次試験で使えそうな知識を厳選して頂き、その知識(=キーワード)を使って事例企業向けにカスタマイズできるよう整理して頂きたいと思います。

 

たとえば事例Ⅱで“プロモーション戦略”が問われた場合、それぞれのケースでどのような方法が考えられますか?
※例題が稚拙なのはご容赦ください・・・

例1) 新規顧客を獲得するために行うプロモーションの方法とは?

例2) 顧客の来店を促進させるために行うプロモーションの方法とは?

例3) 既存顧客の固定化を促すために行うプロモーションの方法とは?

 

どうでしょうか?
赤字で書いた目的に応じて、思い浮かべるプロモーションの方法も変わってくるのではないかと思います。

2次試験ではこのように、1次試験で学んだプロモーションの方法の中から各事例の企業にあった方策を答える事が求められます。
こうした事は事前準備として今のうちからまとめておき、移動時間などのスキマ時間を活用して瞬時に引き出せる練習をしておいて下さい

ちなみに・・・
私フェイマオは、プロモーション戦略では以下のように切り口毎にキーワードをまとめていました。

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※こうしたものをまとめた私のファイナルペーパー参考までに1部ご紹介します。書いてある字が汚いのはご容赦を

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80分で解かせる2次試験では(実際に解答を書く時間を除くと40分~50分しかありません)、このような事前の準備が必要であり、かつそうした準備があってこそ時間内に妥当な解答(=合格答案)が作成できるのではないかと思っています。

つまり“事例文を読んでから改善策を考える”のではなく、“中小企業が実際に使えそうな方策を用意しておき、その中から事例企業に使えそうなものを当てはめる”という考え方になります。

80分で解き終わらないと嘆いている方は、一度参考にしてみてください

では、本日はここまで

To be coninued・・・



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと33日となりました。約1か月前で解答プロセス、知識整理、初見対応力、などなど悩みが尽きない時期かと思いますが、いかがお過ごしですか?以前も書いたかもしれませんが、ここからは手を広げてはいけません。過去問や答練、何度も解くといろいろ記憶に残って、繰り返し解くことに意味がないとどうしても思えてしまう気持ち、よくわかります。初見対応力を高めるために初見問題を数多くこなしたい、当然の要望だと思います。でも、手を付けていない受験校や市販の問題集を手を尽くして取り寄せたり、古い過去問に手を伸ばしたり、、私はそのやり方に共感できず、問題や模範解答を入手することで苦労するよりは、直近の過去問を繰り返し解いて、振り返りを徹底することに注力しました。実際そのような取組みをして数をこなして合格にたどり着いた方もいらっしゃるのもまた事実ですが、一長一短あると思います。

初見対応力についての議論は尽きませんが、つまるところやはりご自身の課題に応じた対策が一番です。常にご自身の立ち位置、習熟度をしっかり分析して、対策を考えて実行する、また見直す、のPDCAを回すことが合格に近づく最善策です。最後まで(どこが最後なのかは、後日の記事で)この取り組みを地道に継続していきましょう。

ちょっと横道にそれますが、週末は子供の小学校で運動会がありました。あいにくの雨で途中中断、プログラム変更して再開、雨カッパを着ての観戦と、子供たちにとってはちょっとかわいそうな運動会になってしまいました。相も変わらず台風が発生して今週も落ち着かないですが、10月の今頃にそうならないとも限りません。台風のような悪天候も考えられなくはないので、本試験当日のそのような事態も考えておいた方がいいかもしれませんね…


 

さて、冒頭に「ここからは手を広げてはいけません」って書いておきながら、こんな時期でもちょっと手を広げて、でも今となってはよかったと思える取り組みをお伝えします。といっても、斬新なものではまったくなくて、多くの合格者は取り組んだものですので、今日のこの記事はささっと読んで、他の学習に時間を割きましょう(笑)

①試験委員の著書
これ、よく言われています。ご多分に漏れず、私も事例Ⅱ対策として岩崎邦彦先生の著書は一通り読みました。特に昨年の今頃、「引き算する勇気」が発売され、直前期で焦りながらもスキマ時間を活用して読みました。私はこの他にも、時期は1次も2次も直前期ではなかったのですが、「小さな会社を強くするブランドづくりの教科書」「小が大を超えるマーケティングの法則」「スモールビジネス・マーケティング」を読んでいました。試験対策としては、2次試験の本質、診断士に求められる人物像をよく理解したうえで読まないと効果半減ですが、中小企業支援をするプロとしても、岩崎邦彦先生の示すところが基盤になっていることはほぼ必須じゃないかと思っています。読み物としても面白い内容で、そんなに時間をかけずに読めてしまいますので、この時期にちょっと言いづらい気持ちもありますが、、、少々時間を工面して1冊だけでも読むことをお勧めしたいです。

②中小企業白書・小規模企業白書
これはこの時期にはちょっと厳しいかもしれません。。でも、中小企業診断士の管轄省庁である中小企業庁の施策、考え方を把握、理解しておくことで、これも求められる診断士像をイメージしやすくなり、2次試験の解答導出で困難が生じても何らか対処法が見出せることがあります。漠然とした言い方になってしまいましたが、施策や事例をいくつか適当にピックアップしたりして、わずかな時間でも触れられることをお勧めします。

③春秋要約
私は2015年1月から2次試験当日まで、毎日欠かさず取り組みました。数ヶ月取り組めば読解力、要約力は自然と付いてくるものですが、継続することでそのスピードもさらに高まっていきます。常に読み手のことを考えて書く癖をつけたことで、本試験で不測の事態、例えば試験終了5分前に間違いに気づいて1、2問を大慌てで消して書き直す、といった場面でも、ポイントを押さえて意味の通じる文章を書けるようになります。実際、私は昨年の事例Ⅱでそんな事態に直面しましたが、どうにかA判定がもらえる答案が書けていたようです。

 

今回はちょっと時期的にふさわしくないかなと思いつつも、私にとっては合格への礎となった要素ですのであえて書かせていただきました。少しでも取り入れて功を奏した受験生がいらっしゃればうれしいです。

あと、先代の岡崎も同様の記事を書いていましたので、ぜひご参照ください。
残り2.5週間 何をやるべきか、何をやらざるべきか

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。

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只今、私は実務補習の真っ最中です。
私の他5人のメンバーと一緒に、某社の診断報告書を作成しています。
各班に一人はいる?という金融機関勤務のため、財務分析担当
苦手だった財務の数字と格闘しながら、何が提言できるか考えています。
この補習が終われば、晴れて中小企業診断士として登録できます

引き続き、私がファイナルペーパーに記載したことをご紹介いたします。
今回は、事例Ⅱです。
【事前準備編】 【事例Ⅰ編】はこちら。

●事例Ⅱ全体を通して
1.事例Ⅰを忘れる!!!
→過去を振り返ってもしょうがない
2.事例のルールと事例のゴールを明確に
→書きやすい分、外しやすい
3.思いついたことをメモする、与件文をうまく使う
4.多数派意見を書く(突拍子もないことを思いついても書かない)
5.過去の成功事例、他社の成功事例は当社にも有効

●売上の構成要素

売上客単価(平均商品単価×平均買い上げ点数)
×延べ来店客数(顧客数×平均来店客数)
単価のアップ・買う点数増やす・新規顧客の獲得・既存客の維持

●事例Ⅱでの経営戦略

競争優位性の発揮:模倣困難性
→差別化戦略(迫り来る大手に〜で対抗する)
だれに(ターゲット)、何を(商品)、どうやってどのように(〜で売ることで)、効果(〜が得られる)

●4P+ブランド

Product(製品) 品揃え、共同開発
Place(場所) 直販/OEM、主要顧客依存のメリット、デメリット
企業間連携、外注(アウトソーシング)
Price(値段) 高価格戦略⇛単価をあげる、高価格商品を新しく出す⇛利益向上
Promotion(広告) DM、インターネット、クチコミ⇛顧客との関係性強化、ロイヤルティ強化
クチコミの発生⇛記憶しやすく伝えやすい×伝えたくなる
ポイントカードの活用⇛優良客の育成
Brand(ブランド) ライン拡張、ブランド拡張、マルチブランド、新ブランド
知名度の向上、顧客との関係性強化⇛企業ブランドの強化
地域ブランド:地域としてのブランドを高めることで、地域産業にもメリットを生む
<ブランドの強みの条件>
①顧客にとって価値があること
②独自性があること
③自社の専門性や独自の技術などを背景にしていること

いかがでしたでしょうか?
事例Ⅱは、「だれに、何を、どうやって、どのように、効果」がすべてかと思います。
ちなみに、平成27年度の事例Ⅱ(商店街の事例)は、
「高価格戦略」がキーワードであり、
助言はすべて「だれに、何を、どうやって、どのように、効果」で
安定してまとめることができました。

このファイナルペーパーを最後まで見ていたおかげで、
商店街という初見の事例にも
安定して対応できたかと思います

次は、事例Ⅲです。
ストレート生の皆さんは、そろそろ事例問題にも慣れた頃かと思いますが、
なかなか点数が伸びないために悩むのも、この時期です。
たくさん事例を解き、足らなかった知識はその都度まとめて
次に事例を解く時には、使いこなせるようにしましょう。

その積み上げが、合格への近道です!!

たきもでした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り39日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先週発表された1次試験の合格発表。想定通りかなり荒れましたね。しかし結果は結果。今さら文句をいっても何も前には進みませんので、頭を切り替えて次の目標に向かい邁進しましょう。

本日は、前回の「解答の方向性」を受けて、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

あ、その前にちょっと寄り道。最近ファイナルペーパーの話題で盛り上がっていますが、私は過去問DBを除き、前回までにUPしたものがファイナルペーパーになります。つまり、ノートがそのままファイナルペーパーを兼ねていました。受験生から、「ファイナルペーパーって作ったほうが良いですか」という質問をたまに頂きますが、細川の答えはファイナルペーパー≒ノート(テキストに書き込んでいればそれも)です。その方が、直前期で時間が惜しいときにわざわざ作成する手間も省けますし、「私はこれだけ勉強してきたのだから大丈夫!」という励みにもなりますからね。こういうパターンもアリだと思いますが、皆さんはどうされていますでしょうか。

1.丁寧な言葉づかい
「解答を丁寧に記述する」「聞かれたことに素直に答える」というのは、採点者に解答を解釈させるような余計な負担をかけないということです。採点者に解答を解釈させる余地を与えてしまうと、得点を与える方に傾けば良いですが、逆に減点させる方に傾くかもしれないという、余計なリスクを高めます。また、文字には表れていない解答者の意図を汲み取らなければならないという面倒が増えれば、読み飛ばされてしまう可能性も高まります。
まず、語尾の表現は、字数制限が厳しくない限り「である」「ですます」調とし、体言止めはなるべく避けましょう。なぜなら体言止めをしてしまうと、結論が分かりにくくなるからです。
例えば、「従業員教育の強化」を問われた時に「~OJT。」で止めてしまうと、「OJTをしない。」のか「OJTをする。」のか、やるのなら「少しだけする。」のか、「ガンガンやる。」のか、いかようにも解釈できますよね。もちろん、文脈からどれかというのは判断できるかもしれませんが、それでも採点者による解釈の余地を排除できません。
また、解答には「こそあど言葉」、いわゆる指示代名詞は使わないようにしましょう。なぜなら設問解釈で述べたとおり、指示代名詞はどの言葉を指しているのか考えさせるという負担を、今度は採点者側に生じさせるからです。

2.引き算する勇気
予備校によっては、解答すれば得点できると思われるキーワードを解答欄になるべく多く突っ込む「圧縮編集」が推奨されていることもあります。
確かに国家試験である以上、公平な採点基準を設けざるを得ず、そのためいわゆるキーワード採点がされている可能性は非常に高くなります。よって、より多くのキーワードを盛り込み、少しでも得点の可能性を高める圧縮編集は有効な手段かもしれません。過去問を見ても、平成21年頃まではそのような解答で合格できる可能性は高かったと思われます。
しかし、あまりにも多くのキーワードを突っ込んでしまうと、今度は読み辛く伝わりにくい、残念な解答に近づいてしまいます。また最近は、「50字以内」など中途半端な字数制限を課すことが増えており、圧縮編集による得点は難しくなっていることから、出題者側も圧縮編集を嫌がっている傾向が感じられます。
ご自身の解答を振り返ってみて、内容が詰まり過ぎていて読みにくい・分かりにくいと感じたのならば、
・盛り込むキーワードには優先順位をつけて、順位の低いものは切り捨てる
・一文の長さを30字から50字程度にする

という形で、再答案を作成してみてはいかがでしょうか。なんて言ったって「中小企業」診断士の試験です。選択と集中のため、引き算する勇気を持ちましょう。

3.オウム返し
設問で問われていることに対し、「いかにも」それっぽく答えるように見せる工夫に、いわゆる「オウム返し」があります。オウム返しとは、設問で使われている言葉をそのまま解答に流用する編集方法です
例えば事例Ⅲでしばしば出題される「情報」問題。直近では平成27年度の第3問に「どのような情報を活用していくべきか」という形で出題されています。このような場合は、
与件内の言葉+情報
という形で解答してみましょう。
平成27年度の場合なら、「営業の受注情報顧客情報、設計部の図面情報仕様情報、製造部の生産計画情報稼働情報などを活用していく」と書けば、あ~ら不思議!なんとなく「これらは活用すべき情報かも」と、読み手に思わせることが出来ます。
その他にも、情報との違いが分かりにくい「~データ」や、企業がとるべき「~戦略」、強みが問われる場合は「~」等と、応用もききます。
また、設問で「理由を述べよ」「メリットを述べよ」と問われた際に、解答の書き出しを「理由は、~」「メリットは、~」等で始めると、リズムがつかみやすく書きやすい・読みやすい解答にできます
但し、設問中の言葉の再利用は、読みやすくはなりますが得点要素ではないことには注意してください。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

先週火曜日に1次試験の合格発表が行われましたが、今年は科目の難易度を踏まえたのか、例年とは少し違った合格基準となりましたね

あらためて 1次試験を突破された皆さま、おめでとうございました
2次試験当日まで残すところ、あと40日です!わき目を振らずにこのまま突き進んでいってください

残念ながら、今年2次試験への挑戦を得られなかった方。
まずは結果をご自身なりに冷静に受け止めつつ、来年の試験に向けて気持ちを切り替えて今から勉強を再開してください

今年診断士として登録された私の友人の中にも、 “1次試験は苦労した末に合格し、そのままストレートで2次試験を突破された方”“逆に1次試験は何度も合格しているものの、2次試験でなども苦杯を味わったうえで、合格された方” がいらっしゃいました。
合格までの道のりは人それぞれですが、皆さんに共通するのは『絶対に合格して診断士になるんだ』 という強い気持ちを持って、勉強を続けてきた事です。

診断士を目指すのであれば、これまで勉強してきたことは何一つ無駄にはなりませんし、来年のストレート合格を目指して勉強を開始している初学者の方と比べて大きなアドバンテージになると思います。

とはいえ、残り科目数が3科目以下の方の場合は、来年の8月まで1次試験対策をやり続けるモチベーションを保ち続けるのも難しいかと思いますので、“診断士合格”のために以下のような取り組みをされてみてはいかがでしょうか?

【1】 簿記2級を受験し、財務・会計及び事例Ⅳの土台作り

近年、事例Ⅳでは予想財務諸表などを作らせる問題が出ています。簿記の成り立ちを理解しておけば、2次試験で強みになるうえ、実務でも大いに役立ちます。特に財務・会計が苦手な方は、今のうちに強固な地盤作りをされることをおススメします。
※因みに、私フェイマオは診断士の勉強を始めるにあたり、財務が肝になると思って先に簿記2級を取得してから診断士の勉強を始めました。おかげで、財務・会計および事例Ⅳは得点源となりました

【2】 “ふぞろい”や“全知全ノウ”を使った2次試験の解答の方向性の理解

事例Ⅰ~Ⅲでは、解答の方向性を先に理解しておくと試験対策がしやすく、また答案も作りやすくなります
まだ時間があるうちに、『どのような答案が合格しているのか?』、『2次試験で求められる1次試験のキーワードはどのようなものか?』を知ったうえで、2次試験向けに知識の再整理など行っておくことも有効だと思います。

【3】 “ロジックで理解する生産管理”の一読

特に、生産管理や事例Ⅲが苦手な方向けにおススメします。
決してマ〇パワーさんの回し者ではありませんが(笑)、工場と馴染みのない方にとっては一読しておくだけの価値はあると思います。
私フェイマオも工場については全くのド素人ですが、この本を読むことで工場での作業の流れがイメージしやすくなり、生産管理や事例Ⅲも全く苦にせず得点源の科目となりました

その他にも診断士の試験や実務に関する勉強があるかと思いますが、時間的にゆとりがある今だからこそご自身の弱点の強化に向けた取り組みをしてみてください


さて、少し前置きが長くなりましたがここから本題に。

前回の記事でお伝えしましたが、実際に事例(事例Ⅰ~Ⅲ)を解く時間は、書く時間を除いた40~50分しかありませんので、この時間内に答案の下書きとなる『下地』(=解答骨子)を作る必要があります。
正直、この『下地』が作れるようになれば、あとは“接続詞や助詞(て・に・を・は)を使って文章にするだけ”です。

この『下地』が作成できることのメリットとしては、私なりに以下の2つがあると思います。

【1】 再現答案を作るのが容易

→私が再現答案を作った(文章にした)のは夏セミナーの直前でしたが、すんなりと再現答案を作ることができました
※もちろん、試験当日にきちんと下地だけは整理してスマホのメモに打ち込んでおきましたが

【2】 事例にかける時間が短縮されるため、平日の仕事後の勉強でも1日1事例解くことが可能

→私の場合は、下地を作るまでの45分 + 復習40分程度 でしたので、仕事後にも1日1事例を解く事ができました。1日2時間の勉強時間として、残りの40分を事例Ⅳに充てる事ができました

特にスキマ時間の捻出がしにくい(と言われる)2次試験対策では、【2】の効用は私自身はとても大きかったです。
では、私フェイマオの言う“下地”(=解答骨子)とは何か?

下地(=解答骨子)とは、

設問の制約条件や要求事項を踏まえた、答案(文章)を書く土台となる“骨組み”である。
※ただし“骨組み”には、解答に用いるための1次試験の知識も必要である

つまり、『設問で問われている事をきちんと踏まえたうえで、診断士として求められる知識を使った解答の下書き』であり、この下書きがあれば文章が簡単におこせるもの・・・とでも言いましょうか

イメージがしやすいように、1つ事例を出しながらご紹介させて頂きます。

こちらは昨年の平成27年度事例Ⅱの問題になります。

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ここからは皆さんがご自身なりに考えながら読み進めて行ってくださいね

 

【1】設問の制約条件や要求事項は何か?

上記の設問をちょっと図示したものを掲載します
※既に、制約条件や要求事項などの意味はご理解頂いているかと思いますので割愛してます

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解答の方向性:代表理事に向けた、B商店街の魅力向上に向けた助言内容が求められている

制約条件  :特に無し

要求事項  :① 誘致する食品小売店 と ② 当該食品小売店のマーケティング戦略

まず、設問を読んだ段階で、設問の制約条件や要求事項を確認します。
ここは色々なやり方がありますが、当代細川泰志オイラ式でシリーズでご案内してますのでご参考にしてください

 

【2】解答の骨組みはどのようになるか?

上記【1】を踏まえた、私フェイマオの解答の骨組みは以下のようになります。

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POINT①:必ず、主語を書く

POINT②:解答に盛り込むべき要素(要求事項)ところは下線を引いておく

☞ POINT③:文末は必ず設問の意図に沿った形でまとめておく
※この設問では「B商店街の魅力向上」が目的となっていますので、文末を目的に沿う形で作っておく
マーケティング戦略を聞かれているので、『ターゲット+4P』の視点で書く必要があると思い、上記のような骨組みになっています。

※こうした骨組みについては、各予備校の模範解答やふぞろい等の合格答案を読んで参考にして頂ければと思います。

 

【3】骨組みに必要な1次知識は何があるか?

上記【2】の骨組みの中に盛り込まなけばならない1次知識がありますよね?
そうです、最後のマーケティング戦略のところです。ここは事前にどのような方法があるかを、1次試験で学んだ知識を使って解答に組み込む必要があります。
%e4%ba%8b%e4%be%8b%e2%85%a1%e2%91%a2

 

さて、皆さんはこの場合(食品小売店)のマーケティング戦略でどんなものがあるか、直ぐに答えられますか?

実はこのような助言問題での下地(=解答骨子)を作るうえで、こうした1次知識が瞬時に出てくることが非常に重要です。
この辺は事例を解きながらでも構いせんので、少しずつ1次知識の整理をしておいてくださいね。
※こうしたものをまとめたものが“ファイナルペーパー”となります。後日私フェイマオのファイナルペーパーをご紹介させて頂きたいと思います。

この下地(=解答骨子)を作っておいて、下線に記載する内容を単語レベルでも書いておけば、それなりの文章は出来上がるかと思います

皆さんの中で、“文章を書くのが苦手な方”や、“冗長な文章を書いてしまいがちな方”がいらしたら、参考にしてみてください

では、本日はここまで

To be continued・・・

 



こんにちは、とりです。

先週は1次試験の結果発表がありました。すでにご存じの通り、今年は経営情報システムの得点加点や、試験合格基準が60%から59%に引き下げられるといった前例のない調整がありました。それでも試験合格者数2,404名、試験合格率は17.7%と厳しい結果でした。私も1次試験は2回受験していますが、本当に気まぐれで残酷な試験だと思います。
しかしながらやはり国家試験、試験案内にも以下の記載があるように、今回のような想定しなかった調整も起こり得ることが明確になりましたね。受験する前から想定することは難しく、また想定する必要もありませんが、今年望まない結果になってしまった方は、しっかり戦略を立てた上で、来年に向けての学習に邁進されることを願っています。

9.合格基準
(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし試験委員会が相当と認めた得点比率とします。
(2) 科目合格基準は、満点の60%を基準として試験委員会が相当と認めた得点比率とします。


9月に入り2回の週末があり、2次試験の模試が各社行われました。読者のみなさまも受験された方は多いかと思いますが、手応えはいかがでしたでしょうか?解答の出来具合や点数も気になるところですが、ここで一喜一憂する必要は全くありません。それよりも、1日のタイムマネジメントや解答プロセスの振り返りをすることが重要です。疲労の蓄積度合、ご自身の力を100%発揮できる体調を維持できたか、メンタルの状態はどうだったか、自分なりに作った解答プロセス、型を実践できたか、設問要求は外さなかったか、時間内に解答を埋められたか、とこんな視点で振り返り、復習を一通りされることをお勧めします。前回の記事でも触れましたが、試験問題のレベル感や採点基準は受験校によっても違い、さらに本試験とは似て非なるものだと私は思っています。点数やランキングなどは、正直見なくてもいいくらいだと思うのですが、参考程度に、適度に参照されるくらいがいいでしょう。

こんなもっともらしいことを書いている私、昨年の今頃どうだったのかというと、かなり迷走状態でした。2次試験の学習を再開して1ヶ月が経過し感覚を取り戻し、ある程度解答プロセスのフレームができあがりつつありました。と、ここまではよかったのですが、解答骨子作成、実際の解答、これらのアウトプットがどうにも思わしくありませんでした。また、解答プロセスができあがりつつある、と言うのもやはり道半ばであって、これまで何となくできていた80分以内での解答がかなり不安定な状態に陥りました。並行して参加していた2つの 勉強会では、他の受験生が日に日に解答のレベルを上げていくなかで厳しい指摘をもらうこともしばしば。1つだけ受験した模試もC判定。試験まで50日を切ったあたりで焦り、でも何をしたら向上させられるのか見出せず途方に暮れていました。。

そんな中で行きついたのが、「模範解答の写経」でした。ちょっと他力本願でしたが、同じような道のりで合格された先輩のブログを拝見、その方も模試で成果を出せず悩み、藁をも掴む思いで写経を始めた、というエピソードを「これだ!!!」と飛びついて即日着手しました。

2次試験向けテキストや対策本では、写経は2次の学習開始間もないころに、解答のフレームや言い回しを体得する目的で実施する、といったことが書かれていて、もっともオーソドックスな写経のねらいかなと思います。私が行った写経は若干位置づけが違っていて、設問要求の読解力や与件との関連における分析力の向上がねらいでした。なので、ただ模範解答を解答用紙に書き写すのではなく、以下の点に最大限の注意を払って実践しました。

1.「ふぞろい」やその他合格者答案から、しっくりくる模範解答を選ぶ。
2.落ち着いて思考、作業ができるそれなりの時間と場所を確保。
3.書き写すときに必ず問題用紙の設問文、与件文に照らす
4.自分が設問要求を正しく汲み取り迅速にかつ多面的に分析を重ねて解答骨子を作成する、
このプロセスを確実に頭でイメージをしてから書き写す

これらの取り組みにより、設問文や与件文の読解力と分析力は向上したと思います。取組んでいる最中は、なかなか成長が実感できず苦しいのですが、他の方法を悩む時間もなく、この学習方法を信じて取り組んだことで、80分のなかで解答プロセスを一巡させることが安定してできるようになりました。もっとも、この写経を過去問4年分終えるころには勉強会もほぼ終わっていたので、その後の解答を第三者に見てもらう機会には恵まれず、本当に向上していたか客観的に判断はできませんでしたが。。。

ちょっと語弊があるかもしれませんが、写経はスランプ脱出法としても効果が高いと私は思っています。時間も限られているので、何度も繰り返す必要はありません。なかなかご自身のスタイルが固まらない、設問や与件が何通りも解釈できてしまって絞れない、調子が出ず正しいつもりの解答が他の人とは異なっている、例えばこんな不調を感じたら写経が功を奏するかもしれません。頭の片隅にも入れていただき、日々学習するなかで一進一退が続いている際には思い出していただけると幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り47日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は1次試験の合格発表ですね。合格が確実な方も、ギリギリボーダーの方も、念のため自分の受験番号を確認しておきましょう。
そして、合格証書と2次試験申込書類の受取も忘れずに!2次試験の申し込みもすぐに行ってくださいね(締切まであまり時間がありませんよ)。
「落ちてると思って2次対策全然やってなくて、何やればいいかわかんない」っていう人は、道場ブログで、あんなところこんなところでフォローしていますから、あきらめずに取り組んでください。大丈夫です。今からでも間に合いますから!

残念ながら2次試験に進めなかった方は、とりあえず試験のことは忘れて、勉強中にできなかったことに挑戦してみましょう。勉強を続けるかどうかなんて今は決めなくていいんですよ!私もそうでしたから(でも一発合格道場だけは読んでほしいな…)。
それに試験に落ちたからといって、あなた自身が否定されたわけではありません。むしろ、「この1年間で得た知識や人脈を将来どこかで活用してやるぞ」というくらいの意気込みを持っていただけると、今日からの生活にもより張合いがでてくるのではないでしょうか。


前回までは、オイラ式解答プロセス前半のお話をしてきました。
こちらに今まで提供したオイラ式解答プロセスをまとめておきましたので、あわせてご覧ください。

※ついでに、皆様に大好評の「オイラ式過去問DB」を再びUPしておきました。これがラストチャンスです。お見逃しなく!

受験生の皆さんも、そろそろ自分なりの解答プロセスができてきた頃かと思います。そこで本日からは、実際に解答を作成する際に注意すべき点を述べていきます。
勉強が進んでくると陥りがちになるのが、「かっこいい解答」を作ってしまうこと。「出来た!」と思ったのに、確かに素晴らしい内容なのに、なぜか得点が入らない。そんな方は問題を解く前にも後にも、解答が次の条件から外れていないかをチェックして、解答の質を上げて合格ラインに近づけていきましょう。

1.実行可能なものか?
助言相手は無い無いづくしの中小企業。そんな会社ができることは限られます。資源が限られた中小企業でも実効性があり、ハードルが高すぎない内容を述べましょう。
①人がいない
⇒配置の工夫(でも組織を細分化・複雑化するのは難しい。専門職も慎重に)
⇒教育の強化(OJT、多能工化、技能承継等)
⇒評価・報酬制度の整備(モラール向上で、従業員を鼓舞しましょう)
②モノが無い、お金も無い
⇒お金のかかかる投資はなるべく回避
⇒でも首切り、人件費削減は原則禁止(人件費は「付加価値」なので「適正化・見直し」をする)
⇒有形資源は最小限の投資で再利用(または売却してキャッシュイン)
③でもノウハウや技術はある!
⇒無形資源は工夫して徹底活用!
⇒強みと機会のマッチングを行う(内外の環境変化に対応していなければ、対応できる方策を述べる)。

2.多面的に列挙しているか?
いくら設問や与件を読み込んでも、出題者の意図を外すリスクはゼロにはなりません。でも、「出題者の意図と考えられるもの」を多く列挙すれば、全部外すというリスクは避けられますよね。
つまり、多面的な切り口でバランスの良い内容で解答することで、安定した得点が期待できます。
ただし、設問で「2つ」と聞かれているのに、①、②、③、…と書いてしまったり、解答文字数が少ないのに複数の要素を詰め込みすぎたりすると減点となるので注意しましょう。繰り返しになりますが、相手は無い無いづくしの中小企業。できることは限られます。

3.つまりどういうこと?
与件の中身をただ抜いてきただけでは、他人と差が付きません。2次試験は相対評価。高得点は必要ないけれど、他人よりちょっとだけ違う解答を書いて、頭一つ抜ければ合格できます。つまり
・与件には書かれていないこと(類推、知識、抜けている因果等)を一言だけ入れる
・数値には必ず解釈又は説明を付け加える(60%と「高い」等)
などの工夫が必要です。
そしてこれらを平易な表現で述べましょう。助言相手の社長は、一部のとんがった分野にのみに強い普通の人。そんな人でも理解できる内容を心がけましょう。

4.与件に基づいているか?
与件は解答作成のヒント。出題者が使ってほしいから有るのであって、基本的に無駄なものはありません。与件から離れた自分の経験や専門知識で書いていませんか?与件をもれなく活用していますか?もう一度振り返ってみましょう。たった2ページ前後の文章ですが、必ずや何かしらの発見があるはずです。

5.一貫性があるか?
細川が一番大事だと思っているポイントがこれ。なぜなら、言うことがコロコロ変わる人のことなんか、たとえ内容が正しくても誰も信用しませんよね。そんな人に国家がお墨付きを与えるはずはありません。逆に、言うことに一貫性があれば説得力が増す。説得力が増せば、相手に実行してもらいやすくなります。
また、協会の模範解答が示されないことや、他人とは違う内容を書いても合格している人が多数いる事実の裏返しとして、2次試験には唯一の答えはないと考えられます。そして、結果としてついてしまう得点の差は、実は解答の「一貫性」による部分も大いにあるのではないでしょうか。
だから第1問から第5問まで、解答の内容に矛盾が無いかというのは、内容の「正しさ」より重要と考えられます。

本日はここまで。以上、細川でした。



週末模試を受験されたみなさん!

お疲れ様でした。

よく考えたら、1次模試の後の月曜もブログの担当日でした。

2次模試の後の月曜である今日もブログの担当です。

両方読んで頂いた方、きっと良いことありますよ

さて、今回のブログもブレません。

一発スト合格を目指すあなたの為に書きます。


「今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?」

あくまで今年の1月に祝賀会に参加した私の感覚から

一発スト合格は、対合格者では10数%。

対2次試験申込者ベースでは2%後半。

こちらに数値のはじき出し方を書いています。)

決して甘くはない試験ですね。

ただ、つかみ所さえ間違わなければ合格出来る試験だとも思います。

そして、模試を受験されて、みなさん色んなお気持ちを抱えていらっしゃるとは思いますが、その中にこんな気持ちはありませんか?

今の自分は一発スト合格ペースに乗っているのか?

去年の私は常にこれを考えていました。

でもいくら受験校で解説講義を聞こうとも、「今、こんな状態が一発スト合格ペースですよ」とは教えてくれません

受験校の講師からすると、受講生にはなんとか2次試験を受験して欲しいという気持ちもあるでしょう。

また、そもそも、講師自体が一発スト合格ではなかったりします。

(ただ、受験勉強期間が長かったからこそ、人に教えられるくらい深く理解しているのかもしれませんね。)

そして、いくら受験校でも一発スト合格のそもそもの人数が少ないため、統計も取りづらいとも考えます。

(各クラスで一発スト合格は数名が良いとこではないでしょうか?ちなみに私がメインで受講したクラスでは私1人でした。また、2次対策で有名な講師のクラスも一発スト合格となると数名です。)

そうなるとますます講師からは一発スト合格者の現時点での望ましいペースなんてわからないはず。報酬を得て教えている講師が責任のない事を言えるはずもない・・・。

ということで、受験校の講師が言えないのであれば、報酬を頂いていない分、私なら思いっきって言えるはず

せっかく一発スト合格したのだから、同じく一発スト合格を目指すあなたに、少しでもお役に立てるように書いてしまおうと思います。

ということで、独断と偏見を交え、一発スト合格ペースに乗っているのか?11のチェックポイントについて書いていこうと思います。

(あくまで私個人の意見です。あしからず

 

その1

もう、模試の復習は済んでいる。

moshi

その2

模試で点数を取るべき場所が分かっている。

(ご自身の回答の内容が、施策で点が入らなくとも、課題を解決で点が入る内容となっている。)

sasiten

その3

模試を受験中に「T〇Cらしい問題だなぁ」と思える。

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その4

模試や演習を受験中、「あ、これは平成〇〇年の問題に似せて作ったんだ~」と分かる。

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その5

今受講している講師が今の自分にとって合うか合わないか分かる。

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その6

事例によって、講師の得意不得意に気づく。

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その7

一発スト合格に必要な対策か、時間をかけトレーニングをしないといけない対策かの区別がつく。

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その8

今年の本試験ではどのような問題が出そうか一度は予想した。

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その9

今年の事例4も簡単そうだと予想している。

(→ただし、難化した方が点数を荒稼ぎのチャンスだとも分かっている。)

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その10

今年の事例3では計算問題が出るかも知れない。本試験で計算機を用意しようと考えている。(事例3の難化を予測し、どう難化させるか、パターンをいくつか考えている。)

denntaku

その11

一発スト合格生は事例2と4で点数を取って合格する傾向があるという話を聞いたことはあるが、平成27年度試験においては、それは事実ではなさそうだと勘づく。

そもそも、一発スト合格生は本当に事例2と4で点数を取って合格なのかもアヤシイと思う。

hirameki

 

いかがでしたか?

あくまで私個人の意見ですが、おそらく私が皆様と同期受験生であれば、

現時点で行っていたであろう事、考えていたであろう事を書きました。

一見「?」なものもあるかと思いますが、なぜそれを書いたのかを考えるのも、出題者の意図を読むトレーニングになるのかも。


 

明日の道場は、

ラーメン、イケメン、僕、つけ麺の細川泰志が登場。

毎度、納得のオイラ式。

最新の記事が楽しみですね。

では、今日も良い1日を!

碧でした。



おはようございます。フェイマオです

9月に入り、いよいよ来週6日の火曜日は1次試験合格発表日ですね
自己採点を終えて1次試験突破を確信した方がいる一方で、ご自身で記入したマークミスを心配し、心が落ち着かない方もいらっしゃるかと思います。

でも、過ぎた事を悩んだり、心配したところで、火曜日に出てくる結果は変わりません
特に今年始めて2次試験を受けられる方にとっては、来月23日の2次試験本番まで残された日数も少ないですので、1次試験の結果を心配する労力を使うのであれば、『合格しているはず!』と気持ちを切り替えて、ぜひ2次試験対策に集中してください

さて、既に2次試験対策を進められてる皆さんの今の進捗状況はいかがでしょうか?

『時間内に解き終わらない・・・』
『解答用紙に何を書いていいのかわからない・・・』
『解答プロセスって何だろう・・・』

実は、初めて2次試験対策を進めた私は、当時こんな状況でした。
仕事を終え疲れた身体で帰宅し自宅近くのマックに行き、そこから80分で過去問に取り組むものの、解答用紙も埋められず・・・。
さらにその頃には疲労もピークとなり、解説をそこそこ読んで“分かった気になって”帰宅の途に着く。
そして復習もあまりせず、次の日には別の過去問に手を付ける・・・。

1年目の私は、こうした状況が続いており勉強時間を費やしても手ごたえを感じられず焦りだけが増長してくる…という日々を過ごしていました

それまで勉強を続けて手ごたえを感じていた1次試験とは大きく異なり、掴みどころのない2次試験に対してどのように勉強を進めていったらいいか悩んでいました

色々なブログを読んで、合格者のやり方を真似てはみたものの、情報を集め過ぎたが故にそれが禍し、結果的に「どの方法を取り入れるのか?」悩みのタネが増えてしまい、むしろ逆効果に・・・

 

どうでしょうか?
今、ブログを読んでいる読者の方の中にも、当時の私と同じような思いの方もいらっしゃるかと思います。

今日は、こうした2次試験対策に翻弄されている方々に向けて、参考になればと思い記事を書かせて頂きます


では、いきなりですが皆さんに1つ質問です。

事例は何分で解かなければならないでしょうか?

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もし、上記のような悩みを抱えていらっしゃる方で、「80分」と答えた方は、事例の取り組み方を変えて頂いても良いかもしれません

ご存知の通り、事例問題では解答に要求される文字の総数は500字~700字前後です。
よほど書くのが早い方でない限り、恐らく「書く時間」として30分~40分はかかると思います。
しかも、この書く時間は“考えずに”書く時間です。
考えながら500字~700字の文字数を書くとなると、とても30~40分では難しでしょう。

つまり、事例を解く時間は「書く時間」を除いた40分~50分しかありません。
その時間内で、『考えずに答案を仕上げられるだけの下地』を作る必要があります。

私フェイマオは個人的には、この『下地』(=所謂 “解答骨子” と呼ばれるもの)をしっかりと作れることが、2次試験合格のために一番重要なのではないかと思っています。

私自身、2回目の2次試験対策ではこの『下地』(=解答骨子)をつくる勉強だけを続け、予備校の答練や模試を除いては答案用紙に解答を書く事は一切していませんでした

つまり、『下地』がきちんと作れれば、あとは考えずに解答用紙を埋めることができるため、わざわざ時間をかけて答案を作る必要はありませんでしたので、平日の仕事後の限られた時間でも過去問1事例を45分で解き(和宅の場合は解答を書く時間が35分だったため)その後30~35分程度で下地(=解答骨子)を作る過程の見直しを行いましたので、80分程度で1つの事例を解いて復習まで行うことができました。
※特に既に2次試験を受けた事のある方は、この方法の方が良いのではないでしょうか?と個人的には思っています


では、『下地』(=解答骨子)とはどのようなものか?
ちょっと、お恥ずかしいですが私が受験生時代に使っていたノート・過去問を掲載します。

こちらは、模試を受けた後に復習のために、下地(=解答骨子)を作る練習のノートです。

IMG_0761

こちらは実際に過去問を使って、下地(=解答骨子)を作る練習をしていた画像になります。
※下地のため、字が汚いのはご勘弁を・・・

IMG_0759 IMG_0760

下地(=解答骨子)のイメージを掴んで頂ければと思います。
下地(=解答骨子)の作り方について、また次回

To be continued・・・



こんにちは、とりです。

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9月に入りましたが、まだまだ猛暑の日があったり、そうかと思えば台風が来たりと不安定な天候が続いていますね。今月は各受験校の2次模試が目白押しで、毎日の学習にもより力が入るところかと思います。まだ本試験まで時間はあるものの、体調を崩してしまっては模試も日々の勉強も効果が落ちてしまいます。体調管理についてはちょくちょく記事に書いていてしつこいようですが、常に体を壊さないように心がけてください。

試験会場

2次の模試ですが、私は9月に1回だけ受験しました。私個人的にはあまり模試の有効性を感じてはいませんでしたが、独学で、かつ丸一日を勉強に充てることがほとんどできなかったので、1日4事例を解くことの負荷や会場の雰囲気を掴んだり、休憩時間や昼食を含めたタイムマネジメントを試してみたりすることだけは有効でした。夏セミナーでも話したことですが、模試は受験校の講師が作成したものであり、本試験の試験委員が作成したものとは似て非なるものと思っています。与件文、設問、採点基準など、研究されているとはいえ、やはり本試験とは隔たりがあると捉えています。
もちろん、受験校により違いもありますので言い切ってしまうつもりもないですが、先輩合格者の意見を聞くなどして、ご自身で是非をご判断いただければと思います。


 

前回の記事では、全事例に共通する考え方、セオリーを書きました。言い尽くされたアドバイスですが、「与件から離れない」「○社の状況や社長の思いに沿った解答」は、事例を解く上での大前提になりますので、絶対に忘れないようにしてください。忘れてしまう人は、ファイナルペーパーに書き留める、問題用紙の目立つところに書いておく等の工夫をしておきましょう。

2次試験の基盤となるセオリーを理解できたとして、みなさまは過去問や答練で事例を解く中で、ご自身の解答プロセスや型を意識していますでしょうか?2次試験は「読む」「考える」「書く」力が必要な試験ですが、どんな順序で進めていくのがよいでしょうか?おそらくほとんどの人が、①「読む」②「考える」③「書く」の順序を想起されると思います(事例Ⅳはこれに「計算する」が加わります)。大枠では、設問文・与件文を「読んで」、解答骨子を「考えて」、解答を「書く」という順序になるのが自然かと思います。さらに細分化していくと、この①「読む」②「考える」③「書く」のプロセスを繰り返していくことになるのですが、このプロセスをご自身に合った型を持っておくことで、解答精度を安定させ、向上することができると私は考えています。

「どんな問題が出てくるか分からないのに、解答プロセスを定型化することなんかできない、ムダだ。」
そう考える方もいるかもしれません。でも、1事例80分、500~600字程度を書く論述試験です。設問文、与件文も読まないといけません。読んで分析もしないといけません。時には事例Ⅳでなくても計算しないといけないかもしれません。解答骨子を組み立てて、最後には解答用紙に書かないといけません。出てきた与件、設問に直面して、行き当たりばったりで解答するには、よほどの読解力、分析力、文章力がないと80分では到底間に合いません。このことは、過去問や答練を複数事例解いてみれば分かると思うのであまり深く言及はしませんが、80分で解答を仕上げるためには、様々な時間短縮の工夫、努力をしないといけないのです。

その1つが解答プロセスの確立です。解答を導くのに、どんな手順で設問文、与件文に向き合い、分析し、骨子を組み立てて、解答を書き込んでいくか、パターン化しておくことが重要です。ただし、私も多くの先輩や受験生に解答プロセスを聞きましたが、その中身は本当に千差万別です。この道場7代目メンバー8人でも8通りのプロセスがあり、共通要素こそあれど、同じものはありません。ですので、講師、先輩診断士、他の受験生、インターネットなどで多くの情報に触れ、ご自身にマッチするプロセスを試行錯誤の上、ご自身で見出すことをオススメします。

せっかくなので、私とりの解答プロセス(ただし事例Ⅳをのぞく)をご紹介します。これがご自身に合いそうなら、ぜひパクってください。ポイントだけパクってカスタマイズ、でも全然OKです。画像は、平成27年度事例Ⅰでの、余白を使った解答骨子作成イメージです。骨子といってもメモ程度ですが、現物はあまりに字が汚くて読めないので再現、データ化しました。解読不能なメモは推測で再現しました。もし、現物を見たい方がいらっしゃればコメントください…

★とりの解答プロセス(事例Ⅳ除く)★

①受験番号記入、問題用紙余白を定規で切り離し
②与件文段落番号付け、線引き
③余白に解答骨子作成のフレームを書く
④設問文読込み、要約を③のフレームに書き込む
⑤与件文読込み、線引き(フリクションボールペン青、赤/時々蛍光ペン)
⑥設問と与件の関連づけ
⑦解答骨子(メモ)作成
⑧解答組立て(イメージ)
⑨解答作成
⑩最終チェック(句読点、文字欠け、消し忘れ等)

①で切り離した余白は、③④⑥⑦で活用します。これがその再現イメージです。
青字部分は、③と④で先に書き上げておきます。斜体文字は、実際には書いていない部分で、便宜上ここでは書きました。

とり_解答骨子_H27_1

④~⑨にかける時間は、設問数、要求文字数、与件文分量から総合的に判断し、④まで終わった段階で目安時間をインプットしておきます。たとえば、500字の事例なら解答作成に40分、600字なら50分、と自分の書く力と照らして、字数に対する解答作成所要時間を掴んでおくのです。本試験では、⑦や⑧あたりで想定時間から狂い始めるので、送れていた場合は⑦や⑧の途中でも無理やり⑨に進んできます。

とこんな感じです。これは先輩診断士にいろいろ知恵をいただきながら行き着いたフレームです。ここまで書くことで、配点や文字数を意識したり、設問との関連づけが明確になったりして、より考えることに時間とエネルギーをかけることができます。タイムマネジメントもしやすくなりますし、事後的にはこの骨子を使って、再現答案もよい精度で書くことができます
正直なところ、「こんなことをやっていては時間が足りないのでは?」という不安がしばらく続きましたし、実際このプロセスを取り入れて過去問を解いても、80分で書き上げられない状態でした。メモもそこそこに、いきなり解答用紙に書いていくことに比べれば、単純に所要時間は増えます。ただ、私はそこで断念せず、このフレームを使いながら80分で書き上げなければいけない、と考えてトレーニングを継続していきました。

さらなる解答力向上、スピードと精度がアップした背景は、次回でお伝えしたいと思います。


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。
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今日から9月です。
(なぜか、月初めの投稿が多いような・・・)
期末で繁忙になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
日々の積み上げは、必ず試験当日の実力になります。
コツコツやっていきましょう。

さて、9月中の私の投稿は、「たきものファイナルペーパー」と称して
私がファイナルペーパーとしてまとめた内容を
各事例毎にご紹介いたします。

●二次試験にファイナルペーパーは必要か?
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そもそも「二次試験ってファイナルペーパーいるの?」から始めます。
私の結論は「必要」です。

中小企業診断士試験の二次試験は
一次試験で学んだ抽象的な知識(フレームワーク)
具体的な事例企業に当てはめ、適切な診断ができるかどうか
を見る試験です。
よって、抽象的な知識(フレームワーク)」が整理されていないと
「問題の切り口」に気がつきません。
与件文を読んでも
「なんか問題ありそうだけど、どこがどう問題なのかな?
になってしまうのです。
または、答えを書き始めても論点がずれているので、
論点をついていない、モレありダブりあり回答になってしまいます。

しかも、一次試験は
抽象的な知識」を選択肢の中から選ぶ試験ですので
文字をみれば、思い出すこともあります。
二次試験は、(当たり前ですが)書いていませんので
抽象的な知識」を頭の中から引っ張り出してくる必要があります。
このあたりが、二次試験は与件文に
「答えが書かれていない」と思ってしまう理由かもしれません。
「書いていない」のではなく、あなたが「気がついていない」のです。

まとめると、問われ方の違いは次のとおりです。

<一次試験>
抽象的な知識を、具体化して問題に答えられるか
<二次試験>
具体的な事例に、
抽象的な知識を適切に当てはめられるか

一次試験と二次試験は、表裏一体なんですね。

この「頭の中から引っ張り出してくる」作業の手助けになるのが
「ファイナルペーパー」です。
「ファイナル」とつけていますが、別に直前に作らなくても
今から作っておけば、電車の中でも知識整理ができますね!
(私は、先日書いたように燃え尽きていましたから、そんな暇なく…)

●道場のファイナルペーパー論
ファイナルペーパーづくりに大いに参考になる
必見ファイナルペーパー論をご紹介します。

二次試験直前:ハカセのファイナルペーパー
もう既にダウンロードされた方もいらっしゃるでしょう。
ファイナルペーパーってどう作ればよいの?
何を書けばよいの?
初代ハカセ自らのファイナルペーパーがここにあります。
(この記事にも記載がありますが、二次使用(転載・転送・加工使用)はご遠慮ください。)

【2次試験】butaoのファイナルペーパー
道場最強のファイナルペーパー論というべき記事です。

ファイナルペーパー作っていますか?
手書き派まっすーのファイナルペーパーを見ることができます。
ノートにまとめられていたようです。
PCかノートに手書きか、はまさに個々人によるところでしょう。

予備校メソッドの活用:二次は訓練と暗記~tomoのファイナルペーパー~
「二次はキーワードや設問でこのキーワードがでたらこのように答えるというセオリーを暗記しておく必要」があるとした
6代目tomoの頭の中がここに!

事前準備でいっぱいになってしまいました・・・
ファイナルペーパーの重要性、感じていただけましたでしょうか?
次回からは、私のファイナルペーパーを事例毎にご紹介します。

たきもでした。



地域活性化のその先に

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おはようございます。こばです。

今年の夏は短かったように感じたが、鯉のぼりの季節はまだまだ続く。
25年ぶりの優勝に向けてカープが突き進む
関東でも意外とファンが多く、カープ女子はニュースでも大きく取り上げられた。
着実にファンを増やして来たが、四半世紀も優勝から遠のいている。
プロ野球チームの究極の目的は優勝すること。
この一点に集約される。

では事例Ⅱの企業の究極の目的とは何か。

□事例Ⅱテーマ□

売上拡大
地域活性化

いかに売上を上げるか。この一点だけです。
コストは度外視。
費用対効果は関係ない。
販促やイベントも売上が上がる可能性があるなら実施可能。
そして、自社の売上を上げるための手段として、地域住民との関係性を強化する。

テーマを押さえたら、本質である読むポイントを確認する。

□読む際の着眼点□

大局的にどうこの事例をとらえるかがポイント

まずは師にしっかり学ぶ

■事例Ⅱのポイント~事前想定~■

オリジナルデザイン:問題本文の根拠が多すぎる
起きうるエラー:根拠に翻弄され、時間が足りなくなる。
変更後のデザイン:問題要求から必要な根拠を想定し必要な情報を探す。

◇事例Ⅱの着眼点◇

事例Ⅱ:売上の拡大が中心テーマ
未対応のニーズに対応することが売上拡大を図るカギとなる。
費用対効果は必要ない。コストは無視。フットサル場すら作る

今年も27年同様に難しくなることが予想されるが、問題本文から根拠となる未対応のニーズを探すことは同じ。

・既存客の未対応のニーズ、不満
・新規顧客の未対応のニーズ

さらに、多すぎる根拠はグルーピングし、数を減らすことでわかりやすくする。

□こばの事例Ⅱイメージ□

事例の企業は毎年変われど、事例のテーマは変わらない。

ちなみに平成21年以降の企業はこちら

業種 論点
H27 商店街 マーケ戦略の助言、地域活性化
H26 旅行業者 ソーシャルマーケティング、需要創造
H25 水産練メーカー ブランド、POSデータ分析、費用
H24 芋焼酎メーカー 連携、コーズリレーテッドマーケティング(洪水)
H23 眼鏡専門店 サービスマーケ、インターナルマーケ
H22 食品スーパー ターゲットマーケ、インターナルマーケ
H21 スポーツ用品店 フットサル、町おこし

 

様々な企業で出題されようとも、事例のテーマを明確化することで回答の方向性が決まる。
問われたことを明確にとらえことができなくとも、テーマを基にした回答であれば事故は起きない。

事例Ⅱについてざっくりまとめたものを掲載します。

・地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業
・未対応のニーズに対して、企業連携で経営資源を有効活用して対応する。
・競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着で客数を増やし売上を拡大する。

そして事例Ⅱの設問を回答する場合に必ず意識すべきことがある。
それが売上を分解すること

客数 × 客単価

この2つに分解して今回の設問ではどちらが問われているのかを明確にする。
どちらかを向上させるための施策を問われる。
その手段としてマーケ戦略4Pが存在する。

今年の事例Ⅱも難化が予想されているが、回答は売上拡大の一点集中で活路を見出せるはず。
売上を拡大するためには、客数と客単価を上げなければならない
この2つを上げるためには未対応のニーズに応えること。
未対応のニーズは今年も書かれていない可能性が高いので、合理的な類推が必要。
既存ニーズの裏を読む。

ではまとめ。

・事例Ⅱのテーマは売上拡大。
・地域活性化も売上を上げるための手段。
・売上を上げるためには客数と客単価をあげる。
・事例Ⅱが難化した場合は、既存ニーズの裏が未対応のニーズ。

byこば



皆さん、おはようございます。碧お姉さんに構ってもらってご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り57日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、オイラ式解答プロセスの前半最後の全体戦略についてお話しします。

1.難易度・得点方針決定
設問分析4で行った設問毎の難易度想定と得点見積りを修正・確定させるプロセスです。

①難易度決定
ここまでのプロセスで、与件中に解答に使える、または根拠になる内容がどれくらいあったかが、決定の指針となります。
設問分析の時より難易度が上がるのは、

・やはり与件中に記述や根拠が乏しいので、類推や知識が必要
・逆に与件中に解答に書くべきことや根拠が多くて、字数制限以内で編集するのが大変

という場合です。

②得点方針決定
難易度決定を受けて、得点目標を修正・確定します。
基本的には、設問毎に配点の70%から30%までの10%刻み(易・やや易・普通・やや難・難)で決定し、全体での総得点が6割を超えるように決定します。

特にかなり難易度が高く、得点が難しいと考えられる問題は、バッファ(捨て問)となります。

2.取り組み順序決定
設問同士の連動性を見極めて、どの順番で処理するか決定します。
連動性があるというのは、先に出されている設問に対し自分が解答した内容を受けて、後に出されている設問の解答を記述しなければならない問題です。

①連動問題
まず、見た目で分かりやすいのが、大問の下に小問がぶら下がっている設問です。
その他、記述内容で連動する典型的なものが、事例Ⅲです。
第1問で「強み」を問うて、第4問で「強み」を活用した戦略を問われるパターンは頻出です。

最近の出題の傾向としては、どの事例でも記述内容で連動させる、つまり解答の内容に一貫性を期待する問題が多くなっており、難易度が上がっているように感じます。

ですから、記述内容は当然、設問間で矛盾が生じないようにします。

②独立問題
解答内容が他の設問の解答に影響を及ぼさない問題です。
典型的なのが、事例Ⅳの最終問題に登場する、主に知識を問う問題です。

何を書いても他の設問の解答には影響しませんから、解く順番にこだわらず、場合によっては真っ先に処理してしまいましょう。

3.時間配分決定
ここまでの経過時間と分析結果を踏まえて、各設問に割くべき時間を決定します。
時間配分の基準としては、解答文字数20字(1セル)当たり4点=2分とし、次の要素も考慮して総合的に判断しましょう。

①時間をあまり割くべきでない設問
・難易度が高い、または解答文字数が多いのにもかかわらず、配点が低い(おいしくない)
・難易度が低い、又はバッファ問題
・解答文字数が少ない
・独立問題

②時間を重点的に割くべき設問
・難易度がそれほど高くない、または解答文字数がそれほど多くないにもかかわらず、配点が高い(おいしい)
・複雑な計算等の処理が求められている
・解答文字数が多い
・連動問題

全体戦略が終了する時間(ターニングポイント、TP)は、開始後30分以内が理想です。まずはここまでのプロセスを繰り返し行い、処理速度の向上を図りましょう。

本日はここまで。もし、私と直接お話したり質問したい方は、こんなところあんなところにいますので、お気軽にお声がけください。

以上、細川でした。



こんにちは、とりです。

1次試験が終わり、早くも3週間が過ぎようとしています。今年2次試験を受験される方は、そろそろ試験当日までの学習計画を立て、各種テキストのや過去問演習の準備が整って日々の勉強に余念がない、といった状況でしょうか?たきもが昨日の記事で「燃え尽き症候群からの脱却方法」を書いていますが、1次試験で燃え尽きかかっていませんか?1次も厳しい試験ですが、その1次合格者の約80%が不合格となる2次試験は、もっと厳しい試験です。1日も早く「燃え尽き症候群」から脱却して、2次対策の本格モードに突入しましょう。
去る8月11日に道場夏セミナーは開催されましたが、まだこれからセミナーを開催する団体もあります。モチベーションがいまいち上がってこない、もっと生の情報収集をしたい、という方は、ぜひのぞいてみてください。

ちょっとだけ余談ですが、先日地域運動会の練習に参加して、腰を痛めてしまいました私はもともと腰痛持ちなのですが、今回は久しぶりに体に堪えるほどの痛みが続いていて、昨年の今頃だったらゾッとします
最近は春に運動会をする学校も増えましたが、9月、10月は運動会やスポーツイベントの季節ですね。お子様と一緒に参加される方もいらっしゃると思いますが、ケガには十分に注意してください。


横道にそれましたが本題に入ります。

ご存知の通り、2次試験は4つの事例があり、それぞれ80分で与えられた設問に対し解答を記述する試験です。参考までに、平成27年度の試験案内には、以下のような記述がありました。

筆記試験は、「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」などの中から、次のように出題 します。
・「組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
「マーケティング・流通を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
・「財務・会計を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」
※出典:中小企業診断協会 平成27年度度中小企業診断士 第2次試験案内・申込書 より抜粋

事例ⅠからⅣまであるなかで、それぞれの特性を知ることは基本中の基本ですが、特性があるが故に事例によって得意、不得意が生じてしまうことは自然なことと思います。例えば私とりの例では、突出した苦手事例があり、その他の事例もそれぞれ苦手な要素がある、といった感じでした。

【事例Ⅰ】:苦手(苦手意識が強い)
●要因:
①人事、組織に関わる業務経験がなく、イメージが湧きづらい。
②与件文にヒントが乏しく、知識一辺倒の解答に陥りやすい。
③企業経営理論の組織論が最も苦手、知識の使い方もあやしい。

【事例Ⅱ】:得意(と思っているだけ)
●要因:
①営業、マーケティングは本業でありイメージしやすい。
②企業経営理論のマーケティング論は得意、知識も十分。
③経験に邪魔され、与件から逸脱した解答を書いてしまう。

【事例Ⅲ】:やや苦手
●要因:
①生産現場をイメージできず、与件文の整理、把握に時間がかかる。
②運営管理は比較的得意だが、知識の定着度にバラつきがある。
③生半可な業務経験があり、与件から逸脱した解答を書いてしまう。

【事例Ⅳ】:超苦手
●要因:
①業務経験は全くなく、財務会計自体にアレルギーがある。
②B/S、P/L、与件を読み込んでも、どの指標を選んでいいのか腹落ちしない。
③計算ミスをなかなか防げない。

 

過去問演習や答練を重ねていくと、ご自身の得意、不得意は明確になると同時に、しっかりPDCAを回していれば苦手克服への対策が見出せるはずです。が、なかなかそうもいかないところもあるでしょう。私は過去問中心に学習していましたが、勉強会を通じて第三者視点を入れることで、自身の弱点や癖が明確になってきました。これら弱点や癖など、苦手対策の各論は別の機会があれば触れたいと思いますが、全事例に共通して言えること、2次の学習をするうえでベースとなることがあります。

「経営革新・改善」、「新規事業開発(既存事業の再生を含む)」、「経営の戦略及び管理」

この認識をバランスよく意識づけられるかが重要です。事例Ⅰなら人事組織、Ⅳなら財務会計、と事例全体の方向性はあり、事例毎にその方向性から逸脱しないことはセオリーです。一方で、設問によってはどうしても基本路線から離れた解答を要求されること、もしくは、複数の方向性を盛り込む必要があるケースもあります。例えば、平成25年事例Ⅰ第1問設問1平成27年事例Ⅰ第1問、などは典型です。ここで、「事例Ⅰだから人事組織に絡めないと…」と縛られてしまうのは禁物です。経営革新、経営戦略、新規事業開発に絡む解答であれば、2次試験の目的からも外れず妥当な解答を導くことができます

よく言われるのが、(2次試験は)事例企業社長への経営に関する提案書作成、ということです。事例企業をしっかり把握し、適切な提言を行うのが診断士です。2次試験で言えば、設問要求と与件文をしっかり分析してしがみつき、事例毎の特性を意識しつつも事例企業の経営、事業に関する社長への提言を行うことが重要と言えます。

2次試験までとても日数が少なく、やることは山積して大変ですが、

①経営革新・改善、新規事業開発、経営戦略は、全事例共通のテーマである。
②設問文、与件文にしがみついて、解答は社長への提言である。

これらのことを基盤として認識しておく、そうすることで初めは歯が立たなかった苦手な事例も解答が見えてくるようになります。ぜひ励行してください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



こんにちは、noriです。

診断士試験の勉強は受身じゃダメだと言う事実は実際に言われてみると痛感します。3度目の不合格の12月、その年の合格者からこんなアドバイスを頂きました。

ーー僕の言うことを何でも聞けば、合格できるよ。

これで合格できるなら、どんなに楽だろうと心が揺れました。ただ、絶対に合格できないこともわかっていました。ビジネス関連の資格講座では「合格保証制度」がついているのをみかけることがあります。ただ、中小企業診断士ではどんな通学講座を見ても「合格保証制度」はありません。

それはなぜか。

「人が作った」マニュアルに沿って動く人を求められているわけではないからです。中小企業診断士はコンサルタントの国家資格。絶えず変化する外部環境(市場・競合・顧客)に合わせて企業は変化しています。答えは1つではありません。

そして、どんな困難な状況も打破する突破力がある人が求められている。

合格年は本試験当日も自分で舵を切りました。参考になるかも怪しいので、合格体験記にも書いていないのですが、2次本試験の当日、事例1が65分解き終わり、残りの15分は解答を書き写していました。事例1より事例2と3難度が高かったものの、同じようにすることにしました。今までの自分であれば、残り時間はどれだけ点数を積み上げるかを考えていました。しかし、毎年自分で自分を追い詰めて失敗していたため、「聞かれていることに答えていれば合格点」として、残りの時間で解答を書き写して過去の事例は忘れて、次の事例に気持ちを切り替えることとしました。

どれが正しい、正しくないという話ではなく、合格への道は人それぞれ。

自分に合った道を選びましょう。

■各事例の特徴

さて、ここからが本題。

一生懸命勉強していくと視野が狭くなることがあります。2次試験は1次試験より情報量が圧倒的に多い。視野が狭くなると多すぎる情報量を処理できません。

まずは全体像を掴むことが大切です。

 ・事例1が組織・人事の事例

・事例2がマーケティングの事例

・事例3が生産管理の事例

・事例4が財務・会計の事例

どんな受験生も事例1が「組織・人事」の事例であることを知っています。しかし、事例1でマーケティングや生産管理の解答を書いてしまうことが往々にして発生します。それは視野が狭くなり、事例のテーマを忘れているがために、起きてしまいます。各事例の特徴をザックリ捉えておくことが有効です。しかし、文字ヅラでは誰もが知っています。イメージで捉えることが有効です。

2次試験は、事例1から4に進むにつれて、段々「粒度が小さくなっていく」ようなイメージです。

組織・人事という大きい話から段々、工場の具体的な問題や、個別具体的な数字の話になっていきます。事例3や事例4が多年度生が有利と言われますが、ここからもその理由が伺えます。粒度が段々小さくなり、具体的な問題や個別具体的な数字の話は改善策や答えが限定されてきます。多年度生が有利と言われるのは対策の積み重ねができるからかもしれません。

さらに具体的に考えていくと、

・事例1は、事業戦略に対して、どのような組織・人事施策を行っていくのかがポイントです。

平成22年の第4問のように、事業展開について問われるので、マーケティングの事例と混同しやすいです。

平成22年 第4問

食品原材料商社であるA社が事業拡大のために、食品原材料以外の商材に手を伸ばすべきかどうか、

中小企業診断士としてアドバイスを求められた。どのようなアドバイスをするかについて、100字以内で述べよ。

・事例2は、どのような人に(ターゲット顧客)どのようなものを(商品・サービス)どのように(プロモーション)売って行くがポイントです。

平成27年の第1問のようにターゲットが頻繁に聞かれます。

また、マーケティングの売上げ向上策は何でも書けてしまう分、どのようなニーズが市場にあり、どのような内部資源=強み(人材・スキル・ノウハウ・設備など)があるのか具体的に事例文の中に記載されています。

問題文や事例文の中に記載された制約条件をを見落とさないことが大切です・

平成27年 

第1問(設問1)

今後、B商店街はどのような顧客層をターゲットとすべきか。代表理事への助言内容を100字以内で述べよ。

・事例3は、求められる品質、コスト、納期を満たすために、内部資源=強み(技術力、営業力、一貫生産体制など)を活かし、弱みをどのように補強するかがポイントです。

強みが問われたり、問題点が問われたりすることが多いです。

平成26年

第1問

C 社の創業からの事業変遷を理解した上で、精密小型部品加工業界における C 社 の強みと弱みを 60 字以内で述べよ。

■ハカセのファイナルペーパーの使い方

イメージを助けるという点で最強のツールはハカセのファイナルペーパー

文章から状況を把握するには、文章を読んでイメージができるかが大切。ハカセのファイナルペーパーは各事例のポイントを押さえながら、各事例で何が起きているのか読み手の想像をかきたてます。

過去問の文章を読んでも状況がイメージできない方は、ハカセのファイナルペーパーを読んでから解いてみましょう。「ファイナル」に読むより、今のうちから読んでおくべき。

2次試験本番で難しい用語、知らない用語が出てきても、大きな流れの中で、この企業で何が起きているかイメージできていれば、問題なく対応できます。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り66日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先々週の1次試験について、大体の傾向が分かってきましたね。皆さんのご想像の通り、やはり難化しているようです。全体的に見てみると、診断協会は7科目全部を毎年受験してほしいというのが本音なのでしょうか…。

さて、本日は前回の話をもう少し掘り下げて、2次試験に取り組む際に知っておくべき前提知識についてお話しします。
今までの記事の内容を含め、こちらに詳細なお話をまとめましたので、それを眺めながら重要な部分に絞ってお話しします(【】内は、シート名を表します。各シートの使用方法や説明は、【説明】シートを参照してください)。
また、こちらの記事も参照してください。

1.事例の知識(総論)
①解答の方向性
【総論】では、合格に繋がる答案の特徴についてまとめています。すなわち、出題者の意図に沿っており、読みやすく短時間で採点できるもので、自分の考えを少しだけ入れた答案は、得点が入りやすく合格に繋がります。

②思考の基本フレームや切口
【総論】に載せている表です。2次試験では1次試験で得た知識をうまくアウトプットする必要がありますが、私がその際に必要だと考えた概念をまとめました。かなり主観的な要素が入っていますが、このような思考回路を持っておくと、2次試験が俄然解きやすくなります。

③事例共通の問題・設問構造
【事例共通】では、全ての事例で必要とされる前提知識と対応についてまとめました。
最も重要なのは設問構成、つまり設問レベルです。なぜなら、出題者がどの質問レベルに対する解答がほしいのか見極めることができれば、解答内容の方向性が概ね定まり、かつ出題者の意図を大外しするリスクを低減できるからです。

2.事例の知識(各論)
各事例を解く際に、「とりあえずこれさえ知っていれば大丈夫」な知識をピックアップしました。最初は知識も不足しプロセスも不安定だと思いますが、まずはこれらだけ意識して解答してみましょう。

①事例Ⅰ
切口としては、「採用、配置、能力開発、評価報酬制度、モラール、部門階層、権限委譲、リーダーシップ、コミュニケーション」です。覚え方は頭文字を取って「さちのひほも、ぶっかけりコミュニケーション」です。

②事例Ⅱ
切口は「4P」、解答要素は「ターゲット、機会、ニーズ、シーズ、効果、協力者、チャネル」です。覚え方は「滝西子の境地」です。また「地域性、関係性、専門性」はしばしば問われる論点です。

③事例Ⅲ
切口は「QCD」「4M+I」、解答要素は生産計画では「日程計画、工程計画、負荷計画」、生産統制では「進捗管理、現品管理、余力管理、作業手配」です。覚え方は「ニコフ、茂代、作業しろよ!」です。また、事例企業が「繰返し受注生産、見込生産、個別受注生産(覚え方は「久美子」)」のうち、どの生産形態をとっているかを押さえておくと、解答の方向性がパターン化できます。問題点の解決策は「ECRS」「3S」が基本です。

④事例Ⅳ
経営分析における収益性(総資本経常利益率、売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率)効率性(総資本回転率、棚卸資産回転率、(有形)固定資産回転率)安全性(流動比率、当座比率、固定比率、自己資本比率(負債比率))は計算方法も含めて必ず覚えましょう。

3.復習の方法
以上の知識やオイラ式解答プロセス等を活用し、解答作成に取り組む際の注意点は次の通りです。。

①今日の課題を設定する
まず、問題に取り組む前に、今日の自分の課題を3つ設定し【P全体】に記入しておき、解答の際はその3つを意識し取組みます。

②解答例を収集する
解答が終わったら、予備校の模範解答やふぞろい等の書籍、勉強仲間の解答やインターネットを駆使して、自分のもの以外の解答例を収集します。

③再答案を作成する
②や1次試験の教科書等を活用し、【P全体】【P個別】【Pノート】でまず振り返りをします。その上で、【再答案】に自分にとってのベスト解答をもう一度作成します。この作業は時間も労力もかなりかかりますが(最初は丸1日かかります)、再答案を作成することによって解答の質が飛躍的に向上しますので、是非やってみてください。
こちらに作成例を載せておきますので、参考にしてみてください。

これらの手順をPDCAで回し、知識の補完やプロセスの改善を続けていくことが、2次対策の勉強の基本となります。

本日はここまで。以上、細川でした。



こんにちは、今日も元気にKKD、手相観診断士のかおりんです。

2次試験まで、あと72日!
二次対策は順調に進んでいますか?

二次に向けての戦いが本格的にスタートした今週。その中で、昨日例年ご好評頂いている一発道場の夏セミナーを開催致しました。in東京は題して「2次試験ロケットスタートセミナー」。(名古屋も開催されましたよ!)

熱中症予防情報が発令される猛暑にもかかわらず、40名もの多数の方にご参加頂きました。
ロケットスタートセミナーは、“「11週間の学習で合格率20%の栄光を勝ち抜くゴール」への指針を立てる”がテーマです。
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第一部は「2次ロケットスタート戦略」と題して、フェイマオ&細川くんから2次試験の概要とポイントをお話したのに加えて、実際に合格者が2次試験をどう乗り切ったかをこばとnoriからお話しました。
スライド061

ざっくりハイライトすると、こんな感じです。

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<こばの戦略>ストレート生は多年度生と同じゴールを目指さない。
通常なら、読む→考える→書く、の順で強化するところを“逆張り”で

書く ⇨ 考える ⇨ 読む の順で強化する!

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<noriの戦略>

多年度生は「自分で考える環境を整えることが重要」。そして、「自分のいつも通りを知って」「自分に自信を持って解けば合格する!」


第二部は先代も含めた合格者のパネルディスカッションで、道場メンバーがこの時期に疑問に思ったことや、事前に頂いた質問に回答する形でノウハウをお伝えしました。

7代目:碧のたのしいファシリテーションで話を深耕。
IMG_1363

お越し頂けなかった方のために、下記に一部を共有しますね。

質問:勉強会に参加するメリット・デメリットは?
・安定して得点できるようになった「ターニングポイント」は何だったかを合格者に聞き倒した(うみの)
→うみのさんのばあいは、多面的に考えられるように知識を入れる必要性に気付いたこと
・勉強会のメリットは客観的な視点が得られること。デメリットは時間のロス。会わずにそれぞれの解答を採点する勉強方法を行い、客観的な視点(他の人に読みやすいか)をチェックした。会わずに行うため、無駄な時間を節約する効果があった(ひめ、3215)
・ペースメーカーとして活用。また、仲間が出来ることで孤独感を解消した(tomo)

質問:時間内に解き終わりません。どうしたらいい?
・解き終えるしかない。逆算して書く時間を確保すること。そうしないとスタートラインに立つこともできない(3215)
・実は診断士試験では時間の制限がいちばん難しいと思う。とにかく数をこなして安定的に80分をとけるようにすること。(うみの)
・メンタル的な視点でアドバイスすると、自分が『パニクった状態』であることに気付けること。80分の中で気付けば立て直せる。コツは、自分の中でプレイヤーだけでなくマネージャーとしての視点をもつこと。(ひめ)
・間に合わないのは『読むこと』に時間がかかるから。最初に設問を読みこんでから、与件を読んでいた。また、考える時点で『解答の骨子』をもっていた。書き直すことがないくらい。これができると考える時間を持てるようになる。(JC)

 質問:一緒に学びを進めるにあたり、友人の答案を採点する基準がわかりません。
・ちゃんと与件から『原因(材料)』をとってこれているかで採点した。本試験では、何らか材料がとってこれていれば点は貰えると思う。(フェイマオ)
・予備校の採点講師は採点マニュアルがある(それに従って採点する)。学び合うときも、採点者の気持ちになって解くのが良いと思う。二次試験の解答は、「作問者の意図を当てにいくゲーム」だと思うと楽しいかも。(おと)
・自分たちの勉強会では、事例によって必要なキーワードが入ってないとアウト、としていた。各事例ごとにキーワードを自分でまとめるとよい。まとめても、各事例でA41枚もいらないくらいになるはず。(碧)
・日本語として一読してわからないものはアウト。(かおりん)
※体験談を参考にする際に重要なのは「人それぞれ合格への道のりが異なるから、自分に合った方法を探すこと」です。くれぐれも盲信しないように!

パネルディスカッションの中でも、「ボクはこういう方法でやった」「オレはそれには賛成できないなー」みたいな一幕もありました・・・笑


第三部では、1・2部を踏まえて「自分自身の課題」を共有し、今後の指針を考えました。5〜6人のグループで道場メンバーとともにディスカッションをすすめ、会場の時間いっぱいまで話が尽きないくらい盛り上がりました。

 セミナーの後は懇親会へ。
こちらも本編に負けない熱気と盛り上がりでした。
セミナーにご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
ご参加頂いた方も、ご都合が付かなかった方も、一発道場ブログは皆さんの合格を応援し続けます。
最後に、1次合格の方へ。これは絶対忘れないでくださいね!!!
 スライド129
次回、冬の口述セミナーでお目にかかれますのを楽しみにしております。そして、道場8代目はあなたかもしれません・・・!
合格、心よりお祈りしております。

では、今日も診断士を目指すみなさまに、幸あれ☆

ほな!

かおりん



(昨夜、記事作成中に間違えて「公開ボタン」を押してしまったようで、作成途中の文章で記事がupされてしまいました。ご迷惑おかけしました。)

1次試験を受験された皆さん、お疲れ様でした!

経営で英文が出題されたり、今年も情報が鬼のように難しかったり、運営の傾向が変わったりと今年の一次試験も「嵐」が来ましたね。

でも、今、このページをご覧いただいているということは2日間受験された方ばかりのはず。

本当にお疲れ様でした。

ご存知の方も多いかもしれませんが、診断士試験って勉強途中に脱落していく方が非常に多いのです。

また、試験申し込みをしても受験されない方もたくさんいらっしゃいます。

ここまで来たみなさんは本当にすごいことだと思います。

ぜひ、ご自身を思いっきり褒めてください。

 

■自己採点をして、見事一次試験を突破したみなさん。

おめでとうございます!!!

最後の試練と言っても過言ではない2次筆記試験に向けて進んでいきましょう!

■惜しくも40点に届かなかった科目がある方、総合420点に少し届かなかったみなさん。

正直言って、まだどうなるのかわかりません。

過去に点数調整や没問が出てきて、「受験生全員に一律○点あげます。」という措置があり、一次突破となった方がたくさんいらっしゃいます。2次筆記試験への準備は怠らずに。

■今年の一次突破は厳しいかもという方

お疲れ様でした。

まずはここまでがんばってきた自分をぜひ褒めてあげてください。

そして、まさかまさか診断士試験へのチャレンジはここで終わりじゃないですよね?

診断士試験は1次試験よりも2次試験の方が断然面白いですし、2次試験よりも合格後の方が1万倍面白いのです!!!

実際、私は専業主婦からそのまま診断士として独立しました。診断士としてはたまごからかえったばかりのひよこですが、日々充実していますし、面白いです。

せっかく、診断士試験に足を踏み入れたのなら、合格目指しませんか?

道場メンバーはあなたが挑戦し続ける限り、いつもそばにいます。


夏セミナー受付開始!

スクリーンショット 2016-08-08 0.25.01

みなさま、お待たせしました。

本日、今から夏セミナーの受付を開始いたします!

2次筆記試験に向けてロケットスタートを切りたい、そこのあなた!

2次筆記試験ってそもそもどんな感じかよくわからない、そこのあなた!

独学で勉強仲間が欲しいという、そこのあなた!

そしてそして、2016年度診断士試験合格を目指す、そこのあなた!

是非お申込みお待ちしています。

 

【2次試験ロケットスタートセミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 14:00〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:30)
場所:大崎第二地域センター・区民集会所(JR大崎駅すぐ)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000007300/hpg000007212.htm
対象:2016年中小企業診断士試験の合格を目指す方
費用:1000円(当日会場で現金でお支払いください)
※セミナー終了後、会場近くで懇親会もあります。 (税込、前払い4,000円)

申込みはこちら(peatixのサイトに移動します。)

*2次試験勉強対策についてセミナーで聞きたいことがあればコメント欄に書き込みお願い致します。
(もしかしたら、あなたの質問をセミナーでお答えできるかもしれません)


 

【名古屋もやります!! 2次セミナー開催概要】

日時:2016年 8月11日(木) 13:30〜16:30(予定) (開場・受付開始:13:00ごろ)
場所:名古屋市西生涯学習センター(名古屋地下鉄浄心すぐ)
対象:2016年中小企業診断士試験の合格を目指す方
費用:500円(当日会場で現金でお支払いください)
※セミナー終了後、会場近くで懇親会やるかも。 (金額は普通のワリカン)

申し込み先はここ!

というわけで、皆さん名古屋でお会いしましょう!

【絶対一発スト合格宣言!!!】
「ねぇ、2次試験対策の方が断然面白いって知ってた?」

ここからは一発スト合格を目指すあなたに向けて書きます。

「あぁ、なんで経済学があるんだろ・・・・。ケインズ、これって中小企業のサポートにいるんだろうか・・・」

「えぇーっと、製造業が一位で、二位が小売で・・・。数年後変化している可能性だってあるのにこれを覚えて本当に役に立つのだろうか・・・。」

一次試験対策をしていて、一度はこう思ったことがある方は多いはず。

でも、2次試験対策ってほんと面白いんです。

実際の企業の診断の基礎になるところが含まれています。

問題文の文章にヒントがあるので、しょーもない(といったら語弊がありますが・・・)ことを覚えないと点にならないということが少ないです。

そしてそして、最後尾から多年度生を追いかける!追いつく!互角に戦える! この感覚、最高です!他ではなかなか味わえない感動があります。

せっかく、一次試験を通過したんです。せっかくだから、あともう少し頑張って一発スト合格目指しませんか?

ということで、一発スト合格を目指すあなたに今日是非やっていただきたい2次試験対策の準備を書きます。

「ふぞろいな合格答案」を今日中に買う。(1週間後には超品薄に。去年は1冊1万円くらいに値段が跳ね上がりました。)

計算機をお持ちでない方は購入し、簡単な計算でもいいので使い始める。

個人的にずっと計算機を使わない生活だったため、計算機を使うことに慣れるのも重要だと思いました。(計算機の大きさ等は診断協会の昨年の受験要項でご確認ください。)

事例4 過去問をとりあえずペラペラめくり、レベル感を確認

余裕があれば、間接法によるCF計算書の作り方を学ぶ

一次試験ではなかったCF計算書をつくる問題が過去出題されています。(ちなみに昨年はPL作成でした。)

手元に過去問があれば、H23第1問 設問2(a)を解説を見ながら、何度も書いて、作成方法を習得しておきましょう。(ちなみに今年はこれがくると個人的に予想しています。)

・一次試験の疲れは出ていませんか?今日は早めに休んで、体調を整えましょう

 

では、今日も

いい1日を!

碧でした!



こんにちは、とりです。
のっけから耳が痛くなるかもしれませんが、1次試験まで、あと56日になりましたね。焦ったり、不安に苛まれたり、イライラしたり、、精神的にも不安定になりやすいこの時期ですが、心身ともに健康を維持する努力を継続しましょう。1分1秒でも勉強に充てたいところですが、体も心も壊さないように、勉強とリフレッシュをバランスよく日々を過ごしていきましょう!

ちなみに、私のこの時期のリフレッシュといえば、、さすがに旅行やちょっとした遠出なんかはできないので、もっぱら好きなものを食べてましたね。 あ、もちろんノンアルコールで、ですよ!お酒はちょっとだけ好きですけど、直前期は一滴も、とまで言いませんけど、かなり節酒していましたです、はい。 


 

とり2回目の【渾身】シリーズ、やっぱり何を記事にするか悩んでしまいました。これまでも何度か記事を書いているのですが、悩んだ挙句【渾身】の企業経営理論にしてみました。

とりは社会人になって20年来営業職で、「売る」ことだけを考えて行動する環境にいたこともありますが、「企画営業」の名のもとでさまざまな戦略立案や企画に携わることもしばしば、なので本職の方には全く歯が立たないものの、マーケティングの見識は多少あります。以前の記事で、「企業経営理論が苦手科目」と気づくのが遅かったことを書きましたが、ことマーケティングだけは得点においてもそれほど苦手ではありません。合格年度のマーケティング論は全問正解でした(その分、経営戦略論や組織論で失点を重ねていることになりますが…)。
ですので、得意としている方も多い分野ではありますが、企業経営理論のマーケティングにフォーカスして【渾身】記事を書いてみたいと思います。

まず、試験案内に書かれている「試験科目設置の目的と内容」を確認します。

3.企業経営理論 (科目設置の目的)
企業経営において、資金面以外の経営に関する基本的な理論を習得することは、経営に関する現状分析及び 問題解決、新たな事業への展開等に関する助言を行うにあたり、必要不可欠な知識である。また、近年、技術 と経営の双方を理解し、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっており、こう した知識についても充分な理解が必要である。このため、経営戦略論、組織論、マーケティング論といった企 業経営に関する知識について、以下の内容を中心に判定する。

内容はちょっと文量が多いので、リンクを参照。P.15-16にマーケティング論の出題領域が書かれています。このあたりは、テキストの目次を見ると大体同じですね。当たり前ですが。出題者側も、テキストに書いてあるような基本論点を骨組みとして出題をしてきます。なので、切り口や素材、言い回しなどは毎年手を変え品を変え出題してくるものの、基本論点に忠実に勉強することが重要で、決してこの直前期には手を広げるべきでないことが分かります。

続いて、過去のデータ分析。

過去記事では、7代目リーダーのこばや、先代のうみのが精緻な分析をしています。マーケティング論は、他の経営戦略論や組織論に比べて難易度は低い傾向にありますが、一方で難易度の乱高下も大きいようです。ちょっと判断が難しいところもありますが、私が2年間過去問に取り組んできた経験、養った感覚から判断するに、やはり最も取り組み易い領域と考えます。もちろん、本業で経営企画や人事のスペシャリストだったり、社労士ホルダーだったりすれば得意分野は自ずと変わると思いますが、総じて難易度が低く確実に得点を稼ぐべき領域と捉えます。

次に解答する順番。もう言わなくても分かると思いますが、

①マーケティング論
②経営戦略論
③組織論

の順番が最もオーソドックスですね。これはもう、あまり深く考えなくてもよくて、試験が始まったら即マーケから開始してもよいぐらいです。ただそうは言ってもまだ不安が残る方は、あと30日くらいで過去問演習や模試を積み重ねて、ご自身が一番効率的に進められる順番を見出してください。重要なのは、深く考え込んで時間を浪費することがなく、ご自身が一番ストレスを感じない領域から手を付けることです。多くの先輩が語り継いでいますが、90分の序盤、中盤で思考力を使い過ぎると、難なく解ける設問を落としてしまう、最悪は時間切れで解答できない事態に陥ります。とりの1年目に敗因はここにもありました。浅薄な分析で、「まあどの領域にも難問、易問それぞれあるし、悩む問題はどうやっても悩むから、それぞれ30分を目処に解答し終えることを目標に、第1問から順番に解いていけばいいや」といったスタンスで臨み、見事に科目合格も落としました。
何といっても、午前中に経済、財務でかなりのエネルギーを消費し、昼食を挟んで臨む90分、場当たり的な取り組みでは力を発揮しきれず、普段はやらないような失点を犯してしまいます。しっかりご自身の作戦を立てて、その作戦に忠実に取り組んでいただきたいです。

ちょっと脱線しましたが、今度はマーケティング論の出題傾向を分析してみます。

基本的には、先に述べた試験案内に書かれた論点に沿って出題されていると思います。組織論や経営戦略論のようにEランク問題はかなり少ないと言えますが、切り口や素材は多種多様です。また、未知の用語を盛り込んだり、言い回しを複雑にしたりして、難易度を調整しているように思います。未知の用語や持っていない知識が含まれない設問は、各選択肢の言い回しや文章構造に注意して、瞬殺に近いスピードで解答していけばよいです。問題なのは、未知の用語、知識が盛り込まれた設問です。これをどうしていくか?最近のトレンドや中小企業白書の重要テーマなどから出題予想をすることは、一見よさそうですが、私が思うに関連性は低くあまり意味がないです。

これば2次試験にも通じますが、他の科目に比しても過去問が非常に重要な学習ツールです。それは、出題者の意図や傾向は過去問にしか表現されていないためです。私は独学でしたが、直前期の模試は1年目も2年目も受験しています。そこで感じ取ったのは、「やはり模試は本試験とは似て非なるもの」ということです。特に企業経営理論においては、文章量も多く作問者の意図や癖が必ず込められているはずなのです。模試は当然ながら受験校やその関係者が作問者ですが、本試験の作問者ではありません。精緻な分析のもとで作問されていますが、やはり本試験の作問者意図は模試からではわからないのです。

なので、特にこの直前期の企業経営理論への取り組みとしては、過去問オンリーであってもいいぐらい、過去問演習に集中しれ取り組んでいただきたいです。過去問完全マスターのような問題集もとても有効です。他の科目に比べ時間はかかってしまいますが、苦手意識をもっている方は特に励行しましょう。未知の用語、知識が含まれた設問は、受験生はみんな苦手であり、しっかり過去問にあたれば難易度の高い設問も解答を導き出す力、潔く捨てる力が養われていきます。このことを脳裏に焼き付けて、自分を信じて頑張っていきましょう!

勉強する人

今回のまとめ

基本論点に忠実に勉強、決してこの時期には手を広げない。
②マーケティング論は総じて難易度が低く確実に得点を稼ぐべき領域
③解答の順番は、マーケティング論が一番ストレスを感じない領域から解くのが重要。
過去問が、マーケティング論の最重要な学習ツール。出題者の意図、癖を時間をかけて掴む。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。すっかりですね!
が、私の職場では風邪が流行しています
各部署に1~2人いるのでは・・・というかんじです。
期末期初で疲労がたまった身体にウイルスが忍び込んでくるようです。
ウイルスを寄せ付けないためには、
職場についてからの手洗いが非常に効果的です。
2回やるとさらによいそうです。
(職場の衛生委員会から得た知識の受け売り・・・)
よく寝て、よく食べ、よく学ぶ!
今月も試験勉強を乗り切っていきましょう。
―――――――――――――――――――
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さて、今回はまた志向を変えて
初学者が二次実力チェック模試を受験すべきかどうか?
について書きます。
今年は4/30(土)と5/1(日)に実施されます。
※どちらか1日を選択して受験します。

初学者からの一発合格を目指すこの道場でも、
複数回論点にあがっています。

初代ハカセ2次チェック模試は受けるべきですか? 評判は?
初代ふうじん初学者の不合格仮説【二次】
3代目アンドロメダ【チェック模試】初学者のチェック模試活用法

たきもの結論は「受験しましょう。」です。

ちなみに、私は去年のこの時期、二次の勉強は全くやっていませんでした。
カリキュラムの「二次スタートアップ講義」すら聞いていませんでした。
無勉強で受けましたから、結果も各事例10~30点くらい・・・
(模試前の一発合格道場のセミナーには参加しましたここで宣伝!)
全くやっていなかった理由は、一次試験の勉強だけで手一杯でそれどころではなかったからです。。。
スタートアップ講義は最低限聞くべきだったと思います。。。
(その後、二次試験勉強時に苦労しました)

話を戻して・・・
そんな状態でも受験すべき、という理由は以下の3点です。

①会場の雰囲気を知る
初学者は、講義を受講し自分で問題演習をしているだけで
「試験会場がどんな様子なのか」は全くの未経験です。
試験のあの独特の雰囲気は、試験を受験しなければわかりません。
模試の会場は、以前から本試験を受験している受験生だらけです。
もちろんある程度初学者もいますが、殆どは一次試験を突破したか、
もう少しで突破できる猛者たちでしょう。
彼らが試験会場でどうやって過ごしているか、雰囲気を知るとともに観察しましょう。

私はチェック模試を「とにかく受けて帰ってこよう」という心意気だけで受験しましたが
「中小企業診断士」という難関資格の会場の雰囲気は、
今まで受けた試験よりも、ピリピリした雰囲気でした。
それを5月の段階で経験できたことで、その後の一次模試の際も
落ち着いて受験することができました

(当日知ったこと)
・紙をビリビリやぶく
周りの人が「はじめ!」の合図とともに
ビリビリ紙を破いているのをみて
「なるほど、破いてメモ用紙にするのかー」
と、模試当日マネしました。
・二次試験の参考書
周りの人が見ている参考書をのぞき見して、
二次試験準備が本格的になる時に同じものを買いました。
(事例Ⅳの特訓問題集だったかと思います)

②一次試験知識が引きだせるかどうかの腕試し

結論、初学者はまったくか少ししか引き出せないと思います
そこで、模試に出てきて使えなかった一次知識は
テキスト等にもどって必ず確認しましょう!!
一次試験は選択制ですから、
正直、ちゃんとわかっていなくても「これかな~?」で
正解してしまうこともあります。
しかし、二次試験はそれでは突破できません。
各論点を自分の言葉で表現できるまで理解できていないと、
回答が書けない試験なのです。

引き出せなかった論点は、まさに解けた気になっていた隠れなべ底のコゲ!
しっかり潰すには、模試後のGWをうまくつかいましょう。

③一刀両断される経験をする
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(初めて居合ネタが登場・・・)
講義を受け→問題集を解き→過去問を解き→復習し・・・
という橋げた理論を着実に実行されている方なら
ある程度問題も解けるようになってきて
「これなら、本試験も大丈夫じゃないか??」と思うかもしれません。

それは心の油断です。
中小企業診断士試験は、一次試験がゴールではありません。
二次試験を突破し、その先の口述試験を突破しなければ
合格証書は届きません。

(忠実に言えば、その後実務補習(か実務従事)を
15日間受けなければ中小企業診断士と名乗れません)

おそらく、二次チェック模試は
初学者は程度に大小あっても
「解けない・・・」と心をズタズタにされるでしょう
「これはもっとやらないと、合格できない、やるしかない
と、私は昨年思いました。
甘い気持ちを捨て、腹をくくれたんだと思います。

それだけ、二次チェック模試を受ける意義はあると思います。
まだ申し込んでいなくて「受けてみよう」と思う方、
すぐ申し込みしましょう!

受験後の検証方法は
2代目くれよん【2次道場】2次チェック模試の検証のお手伝い
が指針になります。

たきもでした。
道場春セミナーのお知らせ 

日時:4月29日(金)14時〜

場所:中央区日本橋公会堂
お申し込みはこちらから(外部サイト:peatix)
4月10日(日)9時から募集開始。

Don’t miss it!!!



 

おはようございます!

春ですね~

先週、子供の春休みを利用して久々に関西へ里帰り。

せっかくだから、京都で桜を見ようと八坂神社・丸山公園へ行ってきました。

まだ、満開ではありませんでしたが、とてもキレイでした

勉強に疲れたら、桜を見てほっと一息

そして、またがんばりましょう!


【勉強会にお邪魔しました】

週末、とあるストレート生の勉強会のリーダーさんからご連絡いただき、勉強会にお邪魔してきました。

昨年秋ごろからストレート生で勉強会を立ち上げ、手探りの状況ながら過去5年分くらい事例1から4まで一通り解いてディスカッションを終えたとのこと。

一次対策もしっかり行いながらの2次対策も抜かりなくといった感じで、勉強会メンバーはみなさんやる気にあふれていて、こちらまで元気をもらえました

しかも、レベルが高い(碧が昨年所属した勉強会比)

都合上、あまり時間を取れなかったのですが、勉強会のメンバーの皆さんにお話した中で、道場読者のみなさんに読んでいただけそうなものを2つピックアップし、アレンジを加えてお伝えします。

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~その1~

《2次試験ワンポイント(?)チェック!》

「ある社長が売上を上げたいと考えています。さあ、どうする?」

事例1では?事例2では?事例3では?事例4では?

各事例でどんな要素がでてきますか?

(みなさんも一緒に考えてみてくださいね)

さすが、勉強会みなさん、どんどん出てきました!

(思い出せないのですべてを書き切れていません 実際はもっとでてきましたが悪しからず。)

【事例1】

組織を変える(機能別、事業部別)

成果型賃金制度

モチベーション向上(モラール向上)

研修を行う

採用活動

etc

【事例2】

広告

プロモーション

ブランド育成

ターゲット選定

高付加価値商品開発

〇〇戦略(差別化、集中)

etc

【事例3】

標準化して量産する

生産計画を立てる

5Sの徹底

手待ちの削減

IT化

CAD導入

在庫削減

稼働率up

生産LT短縮

情報の共有化

etc

【事例4】

設備投資(設備入れ替え)

各種回転率増

為替のリスクヘッジ

利益率up

適切な投資(リターン>買い入れ利息)

etc

 

みなさんはどれくらい思いつきましたか?

《チェックポイント》

この2次試験ワンポイント(?)チェックでは以下の2点について、ご自身で確認してみてくださいね。

たくさん要素を挙げることができたかどうか

違う事例の要素をあげていないか(ex 事例2で研修を行う、事例3で高付加価値商品の開発等)

受験校において、1次試験が終わってからの2次対策ではとにかく講義(演習)がハイスピード!

事例それぞれの要素となるものをわざわざ扱う時間がないので、こうやって考えるのはなかなかいいトレーニングになります。

ちょっとした隙間時間にこのワンポイントチェックを行うこともできると思うので、是非皆さんもやってみてくださいね。

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~その2~

「設問分析での内容想定は必要か?どの程度やればいいのか?」

設問分析とは事例の中の「第1問」、「第2問」・・・の問題文の中身を分析すること。

内容想定とは問題文の中身から、どんな本文の内容が想定されるか、どんな解答の要素を想定されるかということ。

<なぜ内容想定を行うのか>

・いきなり予備知識なし(予想なし)に与件を読むと時間の無駄になってしまう可能性が大です。例えるなら、おおまかな地図もなく、時間制限ありの宝探しゲームに参加しているようなもの。

80分で与件本文and設問を読み、解答を完成させようとすると、とてもじゃないですが時間が足りないのです。

特に事例に慣れていないスト生なら尚のこと内容想定を行いましょう。

事実、「開眼している」とよばれた某女王も内容想定の重要性を謳っています。)

もし、内容想定しなくてもいいんじゃない?と感じる場合は、そもそも内容想定に慣れていないか、「80分が実は短い!」ということに気づいていないのかも・・・。

慣れていない場合は、事例の数をこなしてみてください。

80分の時間感覚が分からない場合は本試験と同様に初見の問題を80分で解いてみるといいかもしれません。また、受験校で2次の模試をGW中に実施するところがあるので、チャレンジしてみるのも手ですね。

<内容想定はどの程度やればいい?~あくまでも2次試験対策の凡人である碧の場合~>

・勉強会ではできるだけ思いつくものを挙げ、勉強会仲間でディスカッションを行い共有し、自分で想定できなかったものを吸収する。

・単純なものは覚える。ex 分社化のメリット、成果主義導入のメリットetc

ちなみに単純な問題は期間をおいて出題されます。成果主義を強化したときのメリット・デメリット(H22) 成果主義を導入しない理由(H27))

・少し先だが、模試や演習など80分で解くときは、思いつく範囲で精一杯内容想定を頑張る。

2次に専念している受験生程までは到底追いつけないと割り切る、しかし復習で足りなかった部分をとにかく吸収。)

 

 

今回は以上2つをご紹介いたしました。

勉強会メンバーのみなさんお邪魔しました。そして、道場での記事にすることに快諾してくださってありがとうございました。

まずはGWの模試をがんばってくださいね♫

応援しています!


【明日の道場は・・・】

細川泰志が登場!

大好評のオイラ式、その6が出てきそうですよね。

どんな内容か今から楽しみ♫

 

【緊急告知】

一次試験までの残り日数をどう過ごすか迷っているそこのあ・な・た!

今年も道場春セミナーを開催します!

参加して損はないはず。ご参加お待ちしています。
日時:4月29日(金)14時〜
場所:中央区日本橋公会堂@東京
募集開始は後日ご連絡いたします。

ミス道場7代目KKD(気合いとカンと度胸)でお馴染み、
7代目かおりんの司会で進行予定です
セミナー終了後は懇親会もぜひご参加ください。

 

それでは、

いい一日を!

碧でした。

 



皆様こんにちは、myaです

 

本日より2015年に見事、合格された皆様の合格体験記を紹介させていただきます

記念すべき第一稿は、経営者に限りなく近い立場でご活躍されてらっしゃるフェイマオさんの合格体験記です。

早速ですが、合格体験記、スタートです

 

============ 寄稿ここから ============

【基礎情報】
・合格までの年数→2年半
・合格した年度→2015年
・学習開始した時期(何月か)→2013年6月
・一次対策期間→2013年6月~2014年8月
・二次対策期間→2014年8月~2014年10月及び2015年1月~2015年10月
・一次勉強時間→約900時間
・二次勉強時間→約600時間
・年代→30代

 

【ご挨拶】
はじめまして、フェイマオと申します。
某人材サービス大手R社で法人営業を経て、5年前に同志に誘われ人材サービス会社を起業し、現在は営業+新規事業開発+αに携わってます。

 

【受験志望動機】
09年のリーマンショック時に、当時R社で担当していた顧客企業のリストラを目の当たりにし、経営課題を幅広く身につけられる診断士に興味を持ちました。
ただ、実際に勉強を開始したのは自分が実際に経営に携わる中で、自分の力の無さを痛感し、幅広い知識を身につけて強い会社を創りたいと思ったからです。

 

【診断士受験にあたって】
『財務・会計』が診断士試験の攻略の鍵となると考え、2013年4月から、簿記2級の勉強を開始し6月に簿記2級を取得しました。

 

【勉強スタイル・戦績】
簿記2級試験後に、TBCに申込み、2013年6月から通学コースで勉強を開始しました。
2年目の2次試験対策は、1年目に直前対策を受けたMMCの通学コースに通いました。

①1次試験
2013年度:3科目受験(経:48点・法:76点・中小:81点) 2科目合格(法・中)
2014年度:5科目受験(経:92点・財:76点・企:68点・運:76点・報:48点)
1次試験総合:517点

②2次試験
2014年度:CAAA→総合B
2015年度:合格

 

【勉強方法・勉強時間】
私の性格上、自宅では誘惑に負けてしまい勉強がはかどらないため、主に(自宅近くの24時間営業のマックがメイン)で勉強していました。

勉強のサイクルとしては、
・平日:仕事後で夜22時頃から2時間~2時間半程度(1年目・2年目ともに)
・土日:学校がある場合は、授業後に会社に行って、会社orカフェで勉強。
学校が無い場合には、自宅近隣で勉強が出来そうなカフェをはしご(笑)

合格までのおおよその勉強時間ですが、
・1次試験対策:900時間
・2次試験対策:800時間(1年目:200時間 / 2年目:600時間)
程度だったかと思います。

 

【1次試験対策】
■使用教材:T〇CテキストおよびDVD・スピ問・過去問完全マスター(同友館)

■勉強スタイル:
通学講座でしたが、通信と同じDVDも付いていたため、「DVD視聴(予習)→講義受講→講義の範囲のスピード問題集・過去問演習」という流れで勉強していました。

サブノートのようなものは作らず、過去問完全マスターの解説のページに気づきや補足事項等の内容を付箋に記載して貼りつけ最終的に過去問のみで復習が出来るようにしました。過去問は、設問の選択肢毎にどの点が違うのが説明できるようになるまで、各科目とも3回転以上は取り組みました。

 

また、上記の教材で自分が使用してみて良かったものを下記に記載させて頂きます。

〇経済学・経済政策:『速攻!まるごと経済学―ミクロ・マクロ経済理論』
公務員試験用のテキストですが、マクロ・ミクロ経済が1冊でコンパクトに纏まっており、過去問の解説だけでは分かりにくい内容を補足するのに利用しました。

〇財務・会計:『ロジックで解く中小企業診断士試験 財務・会計』
『集中特訓 財務会計問題集』
特に、“ロジックで解く~”は読み解くのに時間はかかりますが、1次試験だけでなく、2次試験で戦うための土台が築きあげられたと思います。

〇運営管理:『ロジックで理解する運営管理』
特に、生産管理の部分の体系的な知識を補うのに利用しました。工場内の様子を図解入りで説明しているため、1次のみならず2次でも使えるテキストだと思います。

 

【2次試験対策】
1年目の2次試験敗退の理由は、他の受験生に差をつけようと欲張ったために、複数の予備校の良いとこ取りをしようとし、結果自分のスタイル(お作法)が固まらないまま、試験当日を迎えてしまった事が原因だったと考えてます。

そこで、2年目は通学していた学校の問題演習および過去問解説集のみを使用して、勉強を行いました。

■使用教材:M〇Cの答案練習・財務問題集・過去問解説集

■勉強スタイル:
・7月までは、講義で採点された答案や模試の答案をコピーして、ノート見開きで設問・自分の答案・模範解答を貼って、余白に模範解答と比較して抜けている点や気づきをまとめ、右側余白に、気づきを踏まえて再度答案を書き直す作業を行いました。

それまで過去問は一切解かずに、ただひたすら演習で気づいた“自分の答案のクセ の発見・修正・再答案作成を行いました。

この作業でA4ノート5冊になったものを、抜粋して『ファイナルペーパー』とすべく7月後半からWordで作成しました。また、その後過去問を解きながら気づいた点を補足で書き足して最終的なファイナルペーパーを作成していきました。

また、同時期に過去問にも取り組むようになりましたが、解答を書くまでの前半45分のプロセスを固めるため、「設問解読→与件精読→設問毎の与件振り分け→解答骨子作成」のプロセスを過去問を使用して何回も何回も行いました。

 

自分なりに2次試験の勉強方法を模索する中で効果的だったのは、“模範解答を先に読んで、どのような内容で答えればいいのか把握する(解答の方向性)”です。

最初から模範解答を読むことに抵抗を覚える方もいるかもしれませんが、どのような内容を書けば良いのかゴールが分かる事で、その後の対策が立てやすくなりますので、私なりには効果があったと思います。(特に事例Ⅰ~事例Ⅲ)

また、事例Ⅳに関しては、6月頃から過去問に取り組み、1日に大問1つを40分~60分程度を毎日行いました。

 

【振り返りと今後のビジョン】
今回、無事に2次試験に合格できましたが、大きな要因としては、合格後のビジョンが自分の中でしっかりと固まっていた為、モチベーションを維持できたのが大きな勝因だ と考えてます。

また、今回合格できたのは起業した同志をはじめ、周囲の方々のサポートが本当に大きく、あらためて感謝の気持ちをお伝えさせて頂きました。

今後は、診断士として人材の面だけでなく、企業全般を見てサポートできるよう、自分の診断士としての付加価値以上に、取引先企業に貢献できるように邁進していきたいと考えています。

 

============ 寄稿ここまで ============

 

いかがでしたでしょうか?

フェイマオさんは以下のような王道と言える勉強法で、見事合格を勝ち取られました
①一次試験:学習の習慣化と情報の集約

【学習の習慣化】

合格者はかならず勉強が習慣化されています。そのうえ、フェイマオさんは自分の特性を知った上で習慣化に最も有効な場所/手段を選ばれています。これは当たり前のように見えますが、合格のためにクリアすることが必須である最初の壁の一つです

ちなみに強制力が強い習慣に合わせて習慣化すると長続きしやすいとか…。私の場合は通勤電車(1時間)でした。

【情報の集約】

サブノート作る派の方も作らない派の方もみえますが、重要なのは「情報を集約する」こと。教科書を読む中、問題をこなす中、折角手に入れた自分の「理解」や「気づき」もどこかに仕舞い込んでいては役に立ちません。自分の目に何度も触れるところに置くことで初めて定着します。そのためには情報の集約は有効な手段です

 

②二次試験:自身のクセを分析し、改良を重ねる

これぞ王道!

1年目敗退時に「自分のお作法が固まっていないこと」を課題として掲げ、そこから「目指すべき解答」と「自分の解答」を比較することで足りない部分を明確にし、徹底的にそこを修正していく。これぞ二次試験対策の決定版といったところでしょうか。

 

③合格後の明確なビジョン
個人的にはフェイマオさんの合格された原動力として最も大きなものはこの「合格後の明確なビジョンがあった」ことだと思います。

これ、実は私も一次試験で不合格になっていた時期はとても軽視していたのですが、生半可な覚悟ではあの莫大な量のインプットと努力投入はできません

受験校で最初に診断士になった後の目標を書くことがありますが、実はあれが結構大事だったりするんですよね

 

 

2016年合格目標の皆様にとって、参考になる点がたくさんあったかと思います

道場では引き続き、寄稿頂いた合格体験記を掲載してまいりますが、フェイマオさんの王道とも言える合格体験記を基準として、明日以降続々とアップされる合格体験記を比べながら参考にしていただければと思います

 

フェイマオさん、素敵な合格体験記の寄稿、本当にありがとうございました!

 

 

以上、myaでした。



皆さん、こんにちは!Nicoです。

12月に入りましたね。

今年の二次試験を受けられた方は、12月11日の発表までもう少しですね!

勉強に明け暮れていた日々から解放され、自分の好きなことができるようになり、二次試験で負った傷も癒えてきているのではないでしょうか。
合格発表の9日後には口述試験がやってきますので、心の準備はしておきましょうね

道場でも下記の日程で口述セミナーを実施しますので、是非ご参加いただければと思います。

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口述セミナー@東京

日時:2015年12月12日(土) 18:00~

 

口述セミナー@名古屋

日時:2015年12月16日(水) 夜

 

口述セミナー@大阪

日時:2015年12月13日(日) 午後

※詳細及び参加申込は、12月11日(金)12時よりお知らせ致します。

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さて、今回のテーマは「二次対策を見据えた企業経営理論攻略法」ということで、来年の試験にチャレンジされる方向けに、書きたいと思います。

 

<一次試験と二次試験の違い>

そもそも一次試験と二次試験の違いは何なのか?

マークシート式と記述式の違いがあるかと思います。

それだけではなく、診断士に必要な能力を養うという観点では、一次試験では、正確に知識を学んでいくアカデミック型であるのに対し、二次試験は、事例企業に沿って読む・考える・書く力を問われるケーススタディ型であると考えています。MBAのプログラムでも良くある形ですね。
そのため、一次で要求されるものと、二次で求められるものは、全く別軸のイメージであると考えています。

図で纏めてみるとこのような感じです。

一次、二次の勉強をして初めて、面になります。診断士としての価値の土台ができます。

余談ですが、さらに二次試験が終わり、実践を積み重ねていくことで、3軸として高さが出てきて、ようやく診断士としての価値の大きさが出てきます。
実践でも求められているものは違っていると考えます。

ここまで合わせて、ようやく一人前の診断士、という所でしょうか。(私も全然足りませんね

二次試験は一次試験の延長線上にあるものではなく、そもそも求められているものが違う(別軸である)ということをご理解いただければと思います。

 

<実際の試験問題>

例えば、今年の試験では、企業経営理論と事例Ⅱで「PB商品」に関連する問題があり、それぞれこのような問われ方をしていました。

 

○企業経営理論 第21問(1)

「PB」に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア PB 商品は、その登場から現代に至るまで、一貫して劣等財として消費者の間で普及している。

イ PB 商品を販売することができるのは、小売業者に限られた特権である。

ウ PB は、パーソナル・ブランドの略称であり、ヨーロッパでは、オウン・ブランドと呼ばれることもある。

エ 品揃えにおける PB 商品の構成比が高まると、消費者の不満を招くことがある。

 

 

○事例Ⅱ 第2問※簡略化しています

B商店街の近くに総合スーパーが出店した。当初、「食品販売を提供する総合スーパー」と「飲食、非食品販売、サービスを提供する商店街」という補完関係を図るはずであったが、総合スーパーは低価格のNB商品やPB商品を品揃え、低価格志向にある周辺住民の非食品需要も吸収している。これによって、B商店街の多くの非食品小売店が廃業した。

B商店街は月1回、地元の農水産物や加工品を販売する物産市のイベントを開き、「対策を取った。食品小売業がほぼないB商店街の弱みを補いつつ、総合スーパーとの差別化しながら、周辺住民を呼び込むことを狙っている。しかし、イベント当日は飲食店、サービス業の売上は上がるが、非食品小売店の売上増加には繋がっていない。

物産市当日における非食品小売店の売上向上を実現するためには、非食品小売店の店主たちへどのような助言をすべきか。

 

それぞれ問われ方が全く違っていますよね。

企業経営理論では、「PB商品」についての正確な知識が問われているのに対し、事例Ⅱでは、PB商品などの低価格商品を販売する総合スーパーとの差別化をするために実施した、物産市のイベントの当日に、非食品小売店の売上向上を実現するためのどうするべきか、という風に、より中小企業目線での問題解決力が問われています。

 

<一次試験を勉強している最中に何ができるのか?>

まずは、一次の勉強に専念した方が良いです。それからでも二次の対策は十分取ることができますので。

一次の勉強をすることで、頭でっかちになりがちですが、全然OKです。ただし、その先があることを忘れないように。一次の知識を二次に応用させるために、少しでも自分の言葉でアウトプットできるようにしておくことが重要だと思います。そのためには、自分の勤めている企業でも良いですし、身近にイメージしやすいものと関連して覚えておくと良いですね。

「うちの組織は事業部制組織だな」⇒「確かに利益責任は明確化になってるけど、セクショナリズムが発生しているよな」

「近所のセブンイレブンでPB商品のお菓子売ってるけど、となりの和菓子屋さんのお菓子もめっちゃ売れてるな。何かこだわり(高付加価値)の商品が売っているのかな?」

のような感じですね。

 

<まとめ>

・一次試験は、正確な知識が問われるアカデミック型であるのに対し、二次試験は問題解決力が問われるケーススタディ型。問題の性質が本質的に違うことを理解すること。

・企業経営理論は、二次試験の事例Ⅰ・Ⅱを解くための基礎知識となるが、その延長線上には答えはない。

・一次試験の勉強で、頭でっかちになるのは全然OK。現段階で二次対策を見据えるならば、自分の言葉でアウトプットできるようにしておくこと。まずは自分が勤める会社や身近なものに置き換えてイメージしてみよう。

 

以上、Nicoでした。



皆さん、こんにちは!Nicoです。

 

遅くなりましたが二次試験、大変お疲れ様でした!

受験校の解答と自分の解答を見比べて、色々と反省や自責の念が出てきて、気分がドンヨリしている人もいるかと思いますが、モッタイナイですよ!結果が出るまでは何もわかりません。今は心と体をリフレッシュして、来る12月11日の合格発表まで待ちましょう。

それともう一つ、特に家庭を持たれている方は、この時期に家庭環境のメンテナンスをやっておくことをおススメします。

それは、「ここまで支えてきてくれてありがとう!」という側面もありますが、主には「来年もよろしくね!」という未来に向けたネマワシのためです

不合格の場合には、再チャレンジするためには、1年の期間とそれに付随するコストがかかってきますし、合格した場合には、その後の実務補習では2ヵ月くらい拘束されますし、受講代も約15万円かかります(高い!)ので、家族への負担は少ないものではありません。

来年より一層協力してもらうためにも、今はとことん家族サービスをやってやりましょう

 

 

というわけで、メインテーマに入り、事例Ⅱについての所感を書きたいと思います。

以下はあくまでNicoなりの推論になりますので答えではありませんので、その点はご了承ください。

多くの方のメンタルブレーカーとなったと思われる今回の事例Ⅱ。

「企業ではなく商店街」、「わけわからん地図と人口分布のグラフ」、「設問が全て助言形式」となっており、ほとんどの人が面食らったのではないでしょうか。完全に善良な受験生の動揺を誘っていますよね、コレ。

また、与件にヒントがない設問が多く、どこまでアクセルを踏んで助言するべきか躊躇したかと思いますが、基本的には与件から類推できる範囲に留めておく必要があるかと思います。(とはいっても、めっちゃ難しいですよね)

 

 

設問の大まかな流れは、

第1問:今後のターゲットの明確化とそれに対するマーケティング戦略

第2問:短期的な課題(イベント改善)

第3問 設問1:中期的な課題(食品小売店の誘致)

第3問 設問2:長期的な課題(顧客との関係性強化)

となっています。

特に第2問~第3問の流れは、与件の最終段落の「代表理事の思い」とリンクしており、思いに答えるように助言する、ということが重要だと思います。

 

 

第1問(設問1)

今後のB商店街のターゲットとする顧客層について聞かれています。

顧客「層」と聞かれていますので、ある程度幅を持って答えるべきです。

まずは、2000年以降に高層マンションの再開発によって、増えてきた住民について記述したい所です。

人口分布を見ると、2005年のグラフから2015年のグラフで、「25~40歳まで、0~5歳までの人口」が10年前から増加していて、「ファミリー層」であることが類推できるかと思います、この辺りも解答には触れておきたい部分です。

 

第1問(設問2)

設問1で設定したターゲットに向けて、どのような新しいサービス業を誘致するべきか、問われています。

要は、「ファミリー層+高層マンションを買えちゃう高所得者層」向けにできるサービスは何か、という所ですが、与件からはヒントがありませんので、類推するしかないですね。Nicoは「託児所のサービス」がパッと思い浮かびましたが、いかがでしょうか。これなら遅くまで営業しているB商店街の強みも生かせそうですね。

 

第1問(設問3)

設問2のサービス業と既存飲食店とのテナントミックスの効果を最大化するための、飲食店のマーケティング戦略について問われています。

これまでは周辺住宅街に住む住民を対象とした「大人が落ち着いて食事ができる食事処」でした。ここから、ターゲットがファミリー・高所得者層に変わっています。そのためには商品面では、子供向けのメニューの拡充、持ち帰りメニューの充実販促面ではVMDの強化等が挙げられるかと思います。

 

第2問

物産市における、非食品小売店の売上向上の実現について店主たちにどう助言すべきか問われています。家具店、食器店、スポーツ用品から業種を選択しますが、これは、どれでも良いかと思います。

物産市で売上が上がっていない理由が「集客が増加していない(認知されていない)から」なのか「集客はできているが購買に結び付いていないから」なのか不明です。ですので、両方に対応できるように書くことがベストかと思います。

集客⇒認知度を向上させたい。そのために、物産市に出展する、無料体験イベントを開く

購買⇒総合スーパーと差別化できるように高付加価値化したい。そのためにはこだわりの品を置く、顧客に合わせた提案型の販売をする、寝具店のようにアフターサービスの強化をする等々が考えられます。

また、食器店であれば、物産市に直接参加することで、食品との関連購買も期待できますね。

 

第3問(設問1)

B商店街の魅力向上するために、どのような食品小売店を誘致すべきかを、マーケティング戦略と合わせて問われています。

ここでは、代表理事の思いである、中期的な課題にあげている「総合スーパーとの棲み分け」というキーワードは入れたいですね。

食品小売店に関しては、与件にあった「物産市で人気を博した、こだわりの商品を販売している、県内の農水産物および加工品の小売店」で良いのではないかと思います。

こちらによって、低価格志向の総合スーパーと、こだわりのある高級志向のB商店街ということで棲み分けを図ることができます。また、B商店街の今後のターゲットである「高所得者層」にも合致しています。

 

第3問(設問2)

設問1の食品小売店が長期にわたって、商店街に定着するための誘致と連動した新規イベントについてどうするべきか、期待される効果と合わせて問われています。ここでは、代表理事の思いである、長期的な課題「顧客との関係性強化」をキーワードとして入れたい所です。

顧客との接点が増えるようなイベントを実施すれば、顧客との関係性が強化でき、その結果リピート客が増えて、売上も継続的に伸びていくということですね。

ここは色々なイベントが考えられますが、「食品小売店のこだわりの商品を活かす」「顧客との接点が増える」イベントであれば、何でも良いかと思います。

飲食店と共同開発したご当地グルメを味わうイベント、季節商品の開発を顧客から募集する顧客参加型のイベントなどが考えられます。

 

総評

こんなもん、80分で解けるかい!って感じですね

それでも何とかして、第1問の設問1・2、第3問の設問1で点数を取りたい所ですね。

あとは、力不足で恐縮ですが、商店街の概略図をどう解答に利用するかが全然わかりませんでした…これを解答の根拠にするには、情報が大雑把すぎるような気がします…。

わかる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

 

☆☆一発合格道場 2次試験お疲れ様でした会☆☆

<開催概要>

日時 2015年11月07日(19:00開始)

開催場所 東京駅近郊の居酒屋(東京都中央区)

参加費 3,500円(税込)

http://kokucheese.com/event/index/348751/

皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

 

以上、Nicoでした。



皆さん、こんにちは!Nicoです

いよいよ本試験まであと1週間ですね。
すでに不安や緊張を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

煽りではなく、事実として言いたいのですが、試験当日は今までの人生で感じたことのないくらいのプレッシャーを感じることになります。
そしていざ試験が始まれば、奇問、難問が出題され、自分が考えている間にも周りはどんどんペンを走らせている、といった状況に直面します。

何が言いたいかと言いますと…
まず、余程の強心臓をお持ちでない限り、試験中には平常心をキープすることはできない、ということです。

よく「試験を楽しめ」なんて言う人もいますが、そんなことできるのは、ごく一部の人間だけです。チキンハートの持ち主(私もです)には到底できません。

極度のプレッシャーにメンタルをやられてしまい、多くの人がパニックに陥ったり、頭が真っ白になったり、今までと全く違うことをしてみたり・・・・と自滅してしまうわけです。

Nicoが思うに、この二次試験の受験者母集団全体の中で、実力的には合格できるレベルの人は相当数いるはずです。

その合格レベルの母集団での競争なので、合格の重要なカギは「普段通りの力を出せたかどうか」、もっと言うと「自滅しなかったかどうか」にかかっていると思います。
結局は、競争相手との闘いではなく、自分との闘いになります。

 

では、本題の「完全に書けなくなってしまった時にどうするか」について触れたいのですが、この完全書けなくなってしまった時に、心がポキッと折れてしまい、自滅しやすいように感じます

そこで、しっかりと持っておきたい「意識」「テクニック」の観点から自分なりに整理しましたので、書かせていただきます。

<意識面>

①    白紙はNG

白紙ではその設問で獲得できる点はありません。事例Ⅰ~Ⅲは全問必ず空欄を埋める、という意識でいましょう。

②    完璧に書こうとするな

数分考えて思いついていない時点で、その問題は完璧には解けません。部分点狙いで良いので書いていきましょう。

 

<テクニック面>

①    与件にしがみつけ

ヒントとなる文を見逃していないか要確認。特に理由や強み、背景などが問われている場合は、与件にヒントがある場合が多いです。

②    切り口を使え

うみのの記事と重複する部分もありますが、下記のような切り口を持っておくと、書きやすくなるかと思います。

・事例全般
だれに・何を・どのように、外部・内部、国内・海外、短期・長期など

・事例Ⅰ
組織(組織構造・組織文化)、人事(採用・配置・評価・報酬・育成)など

・事例Ⅱ
3C(自社・他社・市場)、4P(製品・価格・チャネル・販促)など

・事例Ⅲ
QCD(品質・費用・納期)、3M(人材・設備・資材)など

 

③    多少のダブりを許容せよ

前の設問で使った与件文やキーワードを使わないようにすることが往々にしてあります。完全に使ってはいけないものとして、意識から外れていることもありますので要注意です。多少のダブりはOKとして、まずは書ききることを目標にしてください。

 

実は、Nicoも去年の事例Ⅲの問題で完全に書けなくなった経験をしています。残り時間5分で最後の問題にほぼ手を付けておらず、白紙の状況でした。

当時の状況を一言で例えるなら、福本伸行先生の漫画(カイジやアカギなど)を読んだことがある人ならわかると思いますが、「ぐにゃあ」視界がゆがむ表現)が一番近かったです。

そのような中で、最後に救ってくれたのは、④の切り口した。そういや、事例Ⅲで、3M(人材・設備・資材)で書いた問題があったな、と思い出したのです。合っているかどうかわかりませんでしたが、思いついた瞬間、無我夢中で書き殴りました。
ここが勝負の分かれ目だったと思っています。

 

まあ、私のことはさておき、試験当日に皆さんが書けなくなってしまった時に、少しでも上記を思い出して頂き、お役に立てれば幸いです

 

 

私からは以上ですが、最後は皆様へのエールで締めたいと思います。

あと1週間さえ頑張れば、今の勉強漬けの毎日から解放されます
頑張るのは、あと1週間で良いんです
自分のためではなく、周りで支えてくれている人のためにも、最後まであきらめずに頑張ってください

以上、Nicoでした。

 

 



みなさんこんにちは

勉強頑張ってますか?燃えてますか?

きりです

 

もう10月に入り、試験まであと13日

みなさんも緊張してきたころかと思います。

今年初めて受験される方も、もう何年も受験されている方も


み~んな緊張しています。

あなただけじゃないです。

心は熱く、頭はクールに、

今やるべきことを落ち着いてこなしましょう。

今日はファイナルペーパーのお話です。

◇ファイナルペーパーってやっぱり必要?◇

-はい。必要です。絶対に作ってください。なぜなら

 

「なぜなら、二次試験では“自分で”決めたことをきちんとこなす必要があるから。」

です。

どういうことでしょうか。

 

二次試験を受験されたことのある方はわかるかもしれませんが・・・

あの試験の雰囲気で、自分の練習してきた“型”をなんなく使える人というのはごく少数だと思います。

当たり前のように今までと違う傾向の問題がでてくる

何を聞かれているかよくわからない

何を書いていいか分からない

こんなことは当たり前にあります。

 

試験30分前を想像してください。

張り詰める空気

周りも自分も極度の緊張に押しつぶされそうです。

筆記用具、受験票等必要なものを机上に準備し、

あなたは今までやってきたことを思い返しています。

あれ、そういえばどんな流れで問題解くんだっけ・・・。

とうとう頭が真っ白になり、なにもわからなくなりました。

こんなことが起きてしまう、そんな試験です。

なので必ずファイナルペーパーの作成を行いましょう。

 

ファイナルペーパー、それはあなたの“普段通りの力”を出すためのものです。

 

◇どういう風に作るか?◇

必要なファイナルペーパーはいくつかあります。

今日は“俺の”ファイナルペーパーということで、私がどういうものを作ったか、書いていきたいと思います。

 

 

①やることリスト

②注意点(戒め)

③鮭がきたらこうっ!!鮭がきたらこうっ!!

私の場合、上記の通り3つのリストを作りました。

それぞれ説明していきますね。

 

 

①やることリスト

これはもう簡潔に、試験が開始されて、あなたがやることを書いておきます。

例えば私であれば こんな感じに

・何をするか

に加え、

・それに何分かけるか

ということも書いていました。

これは必ずやった方がいいと思います。

試験中は「あ、やべぇ、これ全然わかんない。」

となることがたまに…、いや、結構あります。

そして時間を忘れて没頭してしまい…

なんてことがあっては困りますから、

必ず何に何分かけるか、ということは決めておきましょう。

(本当に多少のズレは許容範囲だと思っています)

②注意点(戒め)

これは

・今まであなたがやってきて、失敗してきたこと、

・これには要注意!

ということをまとめましょう。

人間だれしも、悪い癖を持っています。

絶対にその癖をださないようにするためには、

事前に想定し、

「絶対にこういうことはしないぞ!」

と強く思うことが必要だと思います。

そのためにも模試や、普段の事例解きのあとには

・反省点

・気づき

をまとめておき、ファイナルペーパーの中に落とし込みましょう。

 

③鮭がきたらこうっ!!鮭がきたらこうっ!!

まずこの画像をごらんください。

bokete(ボケて)という画像大喜利のアプリのとあるネタです。

このくまさんは

「鮭がきたらこうっ!!鮭がきたらこうっ!!」

と鮭が出てきたときを想定し、捕る練習をしています。

診断士の試験も同じです。

「同族経営」ときたら…。

・メリット

・デメリット

はこれ!

脊髄反射ででてくるくらいになっておかないといけません。

「ん~っと、なんだったっけ?たしかこれとこれと…。」

なんてやっている暇はありませんから。

ただ、覚えることは本当にいくつもあります。

効率的にこれを試験に活かすには、やはり“直前に”確認することがベストです

そのためにも

「これ」

がきたら

「これ」

を想起する

というリストを作っておきましょう。

※参考書でいうと全知全ノウにいい感じにまとまっています。

もしお持ちの方はこれを参考に作るといいかもしれません。

それから

過去記事の中にも、すごくいいことが書いてありました。

ハカセのファイナルペーパー   byハカセ

明鏡止水 (ファイナルペーパー)  byふうじん

 

これね、今見返しても本当に素晴らしい記事です。

受験生時代に読んでなかったことを後悔しました。

すごく大切なことがかかれています。

ぜひぜひご一読ください。

 

 

 

これが試験前の、私の最後の記事になります。

今昨年の試験のことを思い返しながら記事を書いておりました。

試験当日、私はほどよい緊張と、今までコツコツ積み重ねてきた勉強を自信にして、

最高の状態で試験に臨むことができました

本番では普段以上の力が出せる人はいません。

みなさんがいい“俺の”(自分オリジナルの)ファイナルペーパーを作成し、

“普段通り”の力を出して、他の受験生に少しでも差をつけられますように。

それでは、みなさんの合格を心よりお祈りしております。

きりでした。



こんにちは、うみのです。

 

本試験まで、残り2週間と1日ですね。

精神的には非常に辛い時期だと思いますが、「今やるべきこと」を冷静に見つめて、優先順位をつけて取り組んでいきましょう。

 

さて、セミナーなどで受験生の方から非常に多くいただく質問のひとつが、「事例別の取り組み方の違いについて知りたい」というものです。

事例Ⅳは明日の記事で、6代目財務四天王の1人である、おと氏ががっつりと取り上げてくれることになっていますので(例によって無茶振り)、私からは事例Ⅰ~Ⅲについてお伝えしたいと思います。

 

※6代目財務四天王とは?

おと、和尚、mya、まるの4人。財務について何か書かなきゃな~と思ったらいつもこの4人に無茶振りしています。

 

【事例Ⅰ】

1.何よりも、「A社は、組織と人事について悩みがあって、診断士であるあなたに相談に来ている」という大前提を忘れない。

組織は、組織構造組織文化の2面で分析する。文化が浸透しているか、構造が効率的になっているかに着目する。だいたいどちらかに課題がある。

人事は、能力開発モラール向上の2面で分析する。採用、配置、評価について、社員の納得を得られるような制度になっているか。育成のための体制が整っているか。だいたいどこかに課題がある。

 

2.分からない時ほど、与件文にしがみつく

与件文・設問文ともに、つかみどころのない表現が多くて不安を掻き立てるが、事例Ⅰはもともとそういう仕様だと割り切る。

割り切った上で、だけど、課題と向かうべき方向性は必ず与件文に書いてある

間接的に書いてあることが多いので戸惑うが、①創業から現在に至る時系列 ②過去の取組とそれによる成長、近年の環境変化とそれに応じて求められる新たな改革の方向性の因果関係を整理する。

 

3.一次知識の対応付けは与件文に沿って絞り込む

組織と人事に関する一次知識は広範なため、どの設問にどのキーワードを対応付けしていいか迷いがち。 しかし、与件文をしっかり時系列と因果関係で整理し、制約条件を踏まえれば、ある程度は具体的に絞られるはず。

 

※ここに自信がない人は、残り二週間で徹底的に強化しましょう。

過去問を読み、設問ごとに解答に使う一次知識のキーワードを対応付け、A評価答案に用いられているキーワードと照らし合わせてみて、対応付けを誤っている箇所はないかをチェックしてみてください。書けていないものがあるとすればそれは「知識はあっても、使い方が身についていない」状態です。

一次知識の体系化も大切ですが、「合格者はどんなキーワードを対応付けしているのか?」をインプットする=「使える」状態にすることは2次試験対策において非常に重要です。これは事例Ⅱ、Ⅲも同様。

 

【事例Ⅱ】

1.「B社は、マーケティングについて悩みを持った企業」であることを忘れない。

マーケティングとは言っても、2次試験における基本的なテーマは 「強みを生かし、メディアやチャネルを駆使して、新たな市場(機会)に打って出る」 ことである。

よって、主な着目ポイントは

 

(1)B社の強みは何か?

(2)その強みが生かせる機会(新たなターゲットとニーズ)はどこにあるのか?

(3)適切なメディアやチャネルはどれか?

 

であり、これらを与件文の中から正しく拾えるか、が事例Ⅱの勝負どころ。

 

2.基本の切り口に沿って与件文を整理する。

人事組織や生産管理と比較して、「マーケティングってなんだかイメージしにくい」と言う人は少ないと思われる。

よって、事例Ⅱは一番とっつきやすい科目とも言えるが、それだけに「なんとなく読んで、なんとなく書いてしまう」ことで大事故を起こす危険度が最も高い事例でもある。

だからこそ、「基本の切り口」というフレームで、与件文の情報を‟診断士らしく”整理することが大事。

以下その具体例としての、基本中の基本。

 

(1)3C

顧客は誰か?どんなニーズを持っているか?

属性やニーズはどう変容してきているか?

競合の4P及び強みに対して、B社が「ここでは負ける」もの、「これなら勝てる」ものは何か?

 

(2)4P

商品・サービス …B社の“現在の”強み、独自性を生かしたものは何か?

価格 …ブランド価値や顧客から見たコストパフォーマンス(コストとは金銭的な意味だけでなく、時間的や心理的な手間も含む)を踏まえ、プレミア(付加価値)を感じさせる価格で行くか、お得感ある価格で行くか?

流通・チャネル …“B社の”商品・サービスを“B社の”ターゲットが買ってくれる最適な場所はどこか?直販か、卸か?リアル店舗か通信販売か?

販売促進 …“B社の”ターゲットに情報を伝える最適な方法は何か? 何のツールや誰を使い、どこでどうやって届けるか?

 

(3)STP

新たに打って出られる市場はどこにあるのか?

ターゲットはどんな属性の、どんなニーズを持った人か?

競合と差別化し、かつ顧客のニーズを満たしうるサービス・商品は何か?

 

(4)誰に、何を、どのように

新たな市場に打って出る戦略を、この3つに沿って説明できるか?

このフレームが欠けている解答は、B・C評価答案にとても多い。

B社の課題と向かうべき方向性を3C、4P、STPで整理できていれば、自ずと明確になるはず。

 

これらのフレームに沿って与件文を“診断士として読む”ことができれば、各設問で「何が問われているのか?」も理解できる。

少なくとも、「なんとなく読んで、なんとなく書いてしまう」ようなことは防げる。

 

3.高得点を狙おうとしない。

事例Ⅱで最も大事なのはこれかもしれない。

「他の受験生が書かないであろうことを書いて、差をつけてやろう」と考えた時点で、あなたが差をつけられている。

採点方式に「減点システム」があるかどうかは定かではないが、妥当性の低い(=与件文から根拠を示せない)アイデアや知識をひけらかすことは、「私は題意を理解できていません」と採点者にアピールしているに等しい。

特に事例Ⅱは、「なんとなく読んで、なんとなく書いてしまう」中で上記のような下心が出やすいだけに、要注意。

 

【事例Ⅲ】

1.「現場の明らかな課題」を見つける。

与件文全体をQCDの視点で見ると、どこかに必ず「明らかな課題」がある。

受注~生産~納品の流れを整理し、

①「していない」「できていない」こと ②ムリ、ムダ、ムラ を全て洗い出す。

 

2.「流れに着目する。

「生産管理」において課題を持つ事例Ⅲにおいては、「二つの流れ」が重要。

ひとつは、情報の流れ。

もうひとつは、モノの流れ。

二つの流れに着目して与件文の情報を整理してみると(図式化してみるとわかりやすい)、

 

・部門間(社内全体)

・生産工程(工場内)

・外部(取引先、仕入先、外注先など)

 

のどこかに「スムーズに連携できていない箇所」があるはず。

情報の流れなら、どう共有するか。

モノの流れなら、どう生産リードタイムを短縮し、どうコストを下げるか。

の視点で、解決方法を明示する。

 

3.一次知識を使って、解決方法と成果を具体的に示す。

事例Ⅲは特に、「現場の明らかな課題」に対して、「具体的な解決策」と「それによる成果」を明確に示す必要がある。

運営管理の知識を持った診断士として、具体的な改善策を提示することが求められている。 解決方法の基本はECRS(ないじゅか)

洗い出した課題は全て解決してあげるとともに、「それをやることで何がどう改善されるか」までを具体的に書く。

そして、現場の課題をクリアすることで、C社が進むべき方向性に向かえるという因果を明確にする。

 

———————–

 

以上、「それぞれの事例で何が求められているのか?」を把握しておくことは、出題者の意図を汲むうえでは最も重要となる前提です。

私が受験生時代、このことに気づいたきっかけは、初代・ハカセ氏のファイナルペーパーでした。

 

※余談ですが、「盲点をピックアップして補強する」という目的で「人のファイナルペーパーに学ぶ」ということは直前期対策としてはとても有効だと思っています。その理由については別のブログに書いていますので、ご参考になれば幸いです。

 

そして、事例Ⅰ~Ⅲの解答作成において共通して言えることは、

 

与件文と一次知識のバランスが大事

 

ということです。

与件文の抜き出しだけでは診断としても助言としても力不足。

診断士なら、専門知識(=一次知識)をさらにそこに加味して「つまりこういうことだと診断できます」「すなわちこうすることで解決できます」と具体的に示す。

 

一方で、一次知識のキーワードをやたらめったら詰め込めばOK、ということでもない。

あくまで与件文から、事例企業の時系列と因果、課題と向かうべき方向性を具体的に抜き出したうえで、そこに最も適切と思われる一次知識を対応付けることが大事。

そして与件文の抜き出しは、「与件文の言葉をそのまま使う」ことが重要。

変に知ったかぶりして言い換えたところで、採点者に伝わる可能性が下がるだけ。

「与件文の抜き出しは素直に、一次知識の対応付けは与件文に忠実に」を心がける。

 

ここまで読んでも、具体的にどう書くのかイメージできない…という人は、“A評価答案の読み込みと分析”が不足している可能性が高いです。

ふぞろい」や再現答案まとめを読んで、採点者に伝わる「与件文の抜き出しの仕方」「一次知識の対応付け」をインプットすることをおすすめします。

 

そして、最後に勝敗を分けるのは

 

「事故を起こさない(=40点以下を取らない)こと」

 

だと私は思っています。 事故とは、「みんなができる問題で題意を外す」ことです。

いわゆるサプライズ系の問題はみんなができなくても当たり前。

むしろ、与件文と設問文をしっかり読み込めていれば解けたはずの問題で、見落としや制約条件外しをしてしまうことのほうが致命的です。

手堅く解ける問題で着実に点を積み重ねることを意識して臨んでくださいね。

 

また、得点開示制度が導入されたことで、出題の傾向が変わるのでは・・・という風評もありますが、結局、2次試験においてやることの本質は変わりません。

すなわち、

 

与件文に描かれた事例企業の課題と向かうべき方向性をつかみ、

設問文で問われていることに対して素直に、

診断士としての知識を用いながら答える、

 

ということ。

その原則に忠実であるかぎり、10月25日は「事故なく安全運転」で走り抜けられるはず。

 

あとは、逃げずにやりきることだけを考えて、最善を尽くしましょう!



こんにちは。牛嶋・寺前・和田法律事務所の弁護士岡崎教行です。

最近は、団体交渉立会や講演が多く、また、ありがたいことに、地方からもお話をいただくので、遠征が続いております。めっちゃ忙しいっす。

さてさて、二次試験まで残り2.5週間。なんだか昨年が懐かしい。昨年は、ちょうどこの時期に、経団連労働法フォーラム(詳細はこちら)で報告をした時期でした。生まれて初めて新聞にも顔写真が出たんですよ(笑)。→興味ある人はこちら(笑)

これは、いわゆる経営法曹会議(使用者側労働弁護士の集まり)の会員が、一人前になるために通らなければならない路と言われるほど、大きなもので、当職も、二次試験よりもこちらの報告にばかり時間を使っておりました。島根県に3泊4日だったので、もちろん、二次対策の勉強道具も持って行ったのですが、全くやりませんでした(笑)

それから、二次試験の2日前の金曜日には、夜10時頃だったかな、ボスがお客様と飲んでいるということで、連絡があって、これから来いというではありませんか。。。もちろん、行きましたよ。イソ弁ですもの。そして、2時過ぎまで呑んでしまって、土曜日は二日酔いが辛かった記憶があります。が、これが土曜日でよかった(笑)

なんて、自分の回想は良いとして、残り2.5週間。何をやるべきかを自分の経験から私見を述べさせていただきます。むしろ、何をやるべきでないか、のほうが大事かな。

引き算の発想です。岩﨑先生の新著でもあったでしょ?そう、引き算の法則です。あの書籍読み終わりましたが、ブランド本を読んでいた自分としては、読み応えが思ったよりはなかった感じかな。といっても、まだ1回しか読んでないので、味わっていないので、何ともいえませんが。

はい、本題にいきます。

これから、新しい参考書とか買って、新しいことはしないでください。手を広げないでください。この時期になると、不安で、自分の持っていない参考書とかがあると買いたくなります。でも、買っては駄目です。これまでの復習に努めるべきです。これ、試験の王道です。これまでやってきたことを愚直に繰り返してください。

例えば、当職の場合、殆ど二次試験についての知識の勉強はできていないかった(というよりも、知識の勉強は不要と当時は思っていた)ので、事例Ⅱについては、岩﨑先生のスモールビジネスマーケティングとブランド本を何回も読んでました。あと、お茶ビジネスの本もあったのですが、これまでは手が回らないと思ったので、読みたい衝動に駆られながらも読まないで耐えました。

当職のスモビの一部の御紹介

当職を気に留めている方は、おお~、でた!オレンジ蛍光ペン!って感じですね(笑)

何回も読んで、塗りたくってました。ここでは、ロイヤルティカード・プログラムで得られた顧客情報をマーケティング上、どう使うかについての部分ですが、これを読んで読んで塗って塗って覚えまくってました。

次に、ブランド本の一部の御紹介

消費者の視覚に訴えるブランド要素が列挙されてますが、これも読んで読んで塗って塗って覚えまくってました。

試験中に、これらが思い出せれば、何らかの回答のヒント、分析のヒントになるかなと思ってたので。

それから、財務。事例Ⅳについても、TACの二次事例Ⅳ特訓を繰り返し読んでました。ここ、「読んでました」ってのがミソです。

一次試験から財務を本格的にはじめた当職は、全くもってど素人。2チャンネルでは、この間、以下のように書かれてました(笑)

はい、お褒めのお言葉ありがとうございます(笑)

人間を超越したレベルって書かれてますが、全くそんなことありません。人間を超越するとどうなるのかわかりませんが(笑)これ、FBでアップしたら友達から絡まれまくりました(笑)

要は、手を広げ過ぎなかっただけです。

事例Ⅳって、計算問題だから、ある程度まとまった時間がないと勉強できないよ~~という声を聞くのですが、至ってナンセンス。細切れ時間でできます。断言できます。

 

当職の場合には、電車の中で15分くらいとか、朝、事務所のそばで15分くらいとか、細切れの時間で財務の勉強を繰り返しやってました。その方法ですが、問題用紙に自分の回答を黒いペンで書きこむ(消せるやつね)、そして、間違っていたら、赤いペンで書く。

ここで、こつですが、計算過程を全て書くこと!!まず、黒色ボールペンで計算過程を含めて全部書いて解いてみる。回答をみて、間違っていたら、正しい計算過程を赤ペンで書く。これをやっておくと、電車の中で、何回も読めるんですね。わざわざ問題文読んで、回答の冊子を読むなんて面倒だから、問題集に回答も収納するんです。

 

イメージが沸かないと思うので、ここで当職の使っていたTACの二次試験事例Ⅳ特訓の一部を御紹介。

WACCのところですね。いきなり計算間違いしていて恥ずかしいのですが(笑)

これなら、1回問題解けば、あとは隙間時間でも見れるでしょ?勉強できるでしょ?

ここまで来たら、手を広げないこと。これが当職から二次試験受験生に送る言葉です。

次回は、本試験直前になりますが、試験当日の勝負強さを如何なく発揮するために当職が考えるところを御紹介したいと思います。

 

 

 



皆さん、こんにちは!Nicoです!

ラグビーW杯が激アツですね

日本代表の活躍は目覚ましいものですが、中でも対南アフリカ戦の激闘~後半ロスタイムの日本の大逆転勝利には魂が揺さぶられました
思わず涙がこぼれてしまうほどのドラマチックでアツい試合でした

皆さんにも、大事な大事な試合が迫っていますね。
泣いても笑っても、あと24日です!

ストレート生はここからまだまだ伸びます。
逆転トライを決めるチャンスはまだまだありますので、最後まで諦めずに頑張っていきましょうね

さて、今回はNico自身の得意な領域であるマーケティング、事例Ⅱの「データ分析問題の対処法」についてご説明させていただきます。

 

<データ分析問題の難易度について>

ご承知の通りかもしれませんが、ここ2年(H25、H26)で出題傾向が変わっており、昨今のビックデータの喧伝に合わせたかのようにデータ分析の問題が出題されています。
今年も出題される可能性が大いにあります。

データ分析と聞くだけで苦手な人はアレルギー反応が起きそうですが、ここ2年のデータ分析の問題はハッキリ言って、そこまで難しくありません
分析といっても80分という制限された時間の中で、電卓を使って解くレベルの問題です。
また、データ分析以外にも問題はありますので、時間的な制約からそこまで難しく設定できるはずがありません。
(Nicoは現在、統計検定2級を受けようとしておりますが、ぶっちゃけてこちらの方がよっぽど歯ごたえがあります…

それでは、どのように解いていくべきなのか?
過去2年間の事例とNicoなりの考え方・解答を下記に書かせて頂きます。

==================================
<平成25年度 事例Ⅱ 第3問>

次の表は、取引先に対してYスーパーが無償公開したPOSデータを集計したものである。データは、B社によるイベント開催およびPOP掲出を行った年の8月のデータと、その前年同月のデータである。表中の水産練物には、かまぼこ、さつまあげを含む揚げ物、はんぺん、ちくわが含まれる。なお、当年8月に行われた水産練物の販促活動はB社によるイベント開催とPOP掲出のみで、その前年8月には特に販促活動は実施されなかった。またその他の環境変化もなかった。このデータを踏まえて、以下の設問に答えよ。

 

■■設問1■■
かまぼこに関するイベント開催およびPOP掲出が当年8月のB社販売実績に与えた影響は、どのように評価することができるか。かまぼこカテゴリーの競争構造の変化を踏まえつつ、根拠となる数値を用いて100字以内で述べよ。

■■考え方■■
まずは設問をしっかり読もう。
要求されていることは「①プロモーションがB社販売実績に与えた影響を評価すること」、「②かまぼこカテゴリーの競争構造の変化を踏まえ、根拠となる数値を用いること」の2点か。
B社販売実績は確実に増えているけど、競争構造ってなんだろう。それぞれの商品の市場シェアを前年からの変化で答えるのが一番わかりやすいかな。
前年比、全体比を出してみよう。

シェアで見ると「B社」が21%⇒26%、「Z社」が57%⇒51%、「PB」は変わっていないことで、②の説明はつきそうだ。
①の説明は、B社にとって好影響であったということを書けばよいか。

■■回答■■
競争構造は、B社シェアが21%から26%に増加し、Z社シェアが57%から51%に減少し、プライベートブランドのシェアは23%から変化がない状況である。B社シェアが高まったので、良い影響であった。

 

===========
■■設問2■■
Yスーパーの水産練物担当バイヤーの立場から見たとき、かまぼこに関するイベント開催およびPOP掲出が当年8月の販売実績に与えた影響は、どのように評価することができるか。根拠となる数値を用いて100字以内で述べよ。

■■考え方■■
設問をしっかり読もう。
今度は「①水産練物担当バイヤーの立場で、かまぼこのプロモーションが当年8月の販売実績に与えた影響をどう評価できるか」「②根拠となる数字を用いること」の2点か。
設問1と同様に「Yスーパーの全店舗実績」と「1店1週平均の販売実績」のデータの前年比を出してみよう。構造が問われていないから、全体のシェアは出す必要はないか。

Yスーパー全店舗の実績でみると、前年比ではあまり変わっていないな。かまぼこ全体は前年比で11.8%増、水産練物全体で7%増になっている。水産練物のバイヤーの立場なら、今回の販売施策によって、かまぼこが売れたので、水産練物の売上に大きく貢献していると言えそうだ。
①②の説明はこれで付きそうだな。

■■回答■■
Yスーパー全体での売上はほぼ変化はないが、イベント開催やPOP掲出によって、かまぼこ全体の販売が前年比12%増、水産練物全体の販売が前年比7%増と伸長したため、販売実績に貢献したと評価できる。

 

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<H26年度 事例Ⅱ 第3問>

以下の表は、顧客データベースから算出された介護付きツアーのデシル分析の結果である。これは顧客リストからランダムに抽出された100世帯の3年分の利用実績データを集計したものである。集計は1世帯単位で行われている。商品は3泊4日の国内ツアーのみであり、支援・介護レベルもほぼ同一の顧客を対象としている。
デシル分析結果をもとに、下記の設問に答えよ。

■■設問1■■
デシル分析結果から、B社の売上構造はどのような状態にあるか、数値を用いて説明せよ。その上で現在の重要顧客層を特定し、併せて100字以内で述べよ。

■■考え方■■
やっぱり分析の問題が来たか。電卓の用意はバッチリだ。まずは設問をしっかり読むことから始めよう。
要求されていることは「①売上構造がどのような状態かを数値を用いて説明すること」「②その中で現在の重要顧客層を特定すること」の2点か。
………。売上構造を一番説明できるのは、シェアかな。確かH25年度でも競争構造と聞かれてシェアを使っていたな。
おおっと、丁寧にも「⑥総利用金額シェア」=「売上シェア」が書かれているじゃないか!
これを使って説明すれば、①は書けそうだ。②の重要顧客層は常識的に売上の高い層と捉えてみよう。
どのデシルで区切ろうかな…。デシル1だけだと、20.7%でちょっと少ないか。デシル1~2だと、38.2%か、なんとも説明しづらいな。
デシル1~3だと、53.1%で過半数を超える、これだと説明しやすいな!ここを重要な層と捉えてよさそうだ。

■■回答■■
売上構造は、デシル1~3の顧客の総利用金額シェアが53.1%、デシル4~10までの顧客のシェアが46.9%であり、デシル1~3の顧客の売上貢献が大きいため、現在の重要顧客層はデシル1~3の顧客である。

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■■設問2■■
デシル分析結果から、上位顧客と下位顧客の総利用金額の差がどのような要因によって生じているか、数値を用いて説明せよ。その結果から導かれるB社が戦略的にターゲットとすべき顧客像と併せて120字以内で述べよ。

■■考え方■■
まずは設問をしっかり読むことから始めよう。
要求されていることは、「①上位顧客と下位顧客の総利用金額の差がどのような要因か、数字を用いて説明すること」「②戦略的にターゲットとすべき顧客像を答えること」の2点か。
……。よく見ると、客数である世帯数は「10」で固定だし、客単価はほぼ上位と下位で変わらない。何かが足りない…。そうか、利用回数の部分だ!同じお客さんでも複数回行くケースはあるな。よし、④1世帯あたりの平均総利用金額を③客単価で割ってみよう。


……!丁度割り切れて、良い感じの数字が出てきたな。①は利用回数が要因となっていることで説明がつきそうだ。

あとは②のターゲットをどうするか……。リピートが多い層は丁度デシル1~3なので、設問1の重要顧客層と重複しそうだな。
デシル4~10は2回未満だから、リピートの少ない層として、戦略的にターゲットとすることで解答をまとめよう。これで設問1との棲み分けもできそうだ。

 

■■回答■■
要因は、利用回数の差であり、デシル1~3の顧客は3.9~2.8回に対して、デシル4~10の顧客は1.8~1.09回と利用頻度が少ない為、戦略的な標的の顧客はデシル4~10である。この層に向けて、リピートの促進を狙っていき、売上拡大を図る。

 

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以上、実況中継風に書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか、
H26年度は実際の試験中、私の頭の中ではこのように考えていました。H25年度は練習で解いた時の頭の中を整理してみました。
以下、意識したことを纏めさせていただきます。

 

<まとめ>

データ分析の問題は、そこまで難しい話ではないですよね。
データを見て、ほんの少しの気づきさえあれば、解けるような問題であるかと思います。

まずは新しいグラフや表が出たとしても、冷静に設問の要求をしっかり見ることです。

次に、設問要求に答えられるように、表に書き加えていくことです。
与えられている表は不完全なものであり、解答に必要なデータは最初から見えていないことが多いです。
計算が必要なので、電卓を忘れないように。 
割り算 を使ったときに割り切れると合っている可能性が高いかも?

「構造」と聞かれたら、全体比を意識し、
前年、今年などの時間軸でデータが出てきた場合は、前年比を意識。

クラスタを集計するときには、何らかの指標を持つこと。過半数が使いやすいです。

設問が分かれていた場合は、設問間での整合性に気をつけること。

以上、Nicoでした!

 



 

企業を運営していくうえで大切なものはたくさんある。従業員のモチベーション、マーケティング、QCD。安全性や収益性、効率性も追求する必要があるだろう。その中であなたは目の前の社長に対して何を具体的に伝えていくのか

 

なごです。

 

そろそろ2次の学習も中盤を過ぎ、自分なりの解法が定着しつつある頃でしょうか。ほとんどの人が自分なりの回答手順は確立したものの、それが正しいかどうかも分からず不安な日々を過ごしていると思います。しっかりと納得した回答方法を確立できているのはほんの一握り。まだまだ実力差はほとんどなく、横一線の状態であると思います

でもここで頑張ることで、「何を聞かれているかを察し、必要な要素で解答を構成する」ことが可能になるちょうど端境期でもあります。
少し過去の記事も参考にしてみましょう。

 

目から鱗集

事例高得点の先にある罠

まっきーの事件簿file9

80分では間に合わないよ(泣)というあなたへ

 

 

多くの合格者がこの時期、苦しい時間を過ごしています。模試での点数は別にしても、誰しもが先の見えない中でもがいています。でもこの時期を抜けると、キーワードが目に飛び込んでくる実感を持つ人がでてきたり、周りの回答が想像でき、自分なりのA答案を作ることができるレベルまで達する人がいたりと、実力差が明確に表れ始める時期がやってきます。
まずは今の積み重ねが大切。頑張ってください。

 

さて、今日は各事例におけるキーワードを書き出してみました。

まず事例Ⅰです。
企業における収益向上を目指し、取り組むべき人事施策はたくさんあります。
1次試験で単語の意味は皆さん理解していると思いますが、その長所・短所、また使われるシチュエーションの違いなど細かな部分になるとあいまいな方もお見えかもしれません。2次ではこれらの言葉の違いをきちんと理解することも必要であるため、頭の中で構いませんので、おさらいをしてみてください。

 

機能別組織、ラインアンドスタッフ組織、事業部制組織、マトリックス組織

採用、配置、報酬、育成、評価茶化

職務充実と職務拡大

同族会社のメリット、デメリットは

組織のライフサイクルの各々の特徴(誕生期・成長期・成熟期・衰退期)

ダイバーシティ

 

 

では一つ例題を。

下記のようなモラールが低下しているときの対策を考えてください。
(1)仕事を任されていない
(2)コミュニケーションが円滑でない
(3)企業の目標が明確でない
(4)成果が評価に反映されない

 

事例Ⅰを紐解くキーワードはたくさんあります。でもそのキーワードを理解しておくことで、出題者が意図するレベル感に沿った回答が出来るのです。組織構造について聞かれているのか、組織風土を聞かれているのか、モチベーションについて聞かれているのか、問われているレベル感を的確に察することを意識してみてください。

 

次は事例Ⅱです。
今度は競合他社も登場しますね。自社がどのような戦略で戦っていくのかを強く意識することが大切になります。

 

外部環境と内部環境

成長戦略(市場浸透、新市場開拓、新商品開発、多角化)

競争戦略(コストリーダーシップ、差別化戦略、集中戦略)

価格戦略と非価格戦略

ブランディングとマーチャンダイジング

情報発信の方法(パブリシティ、口コミ)

インターナルマーケティング

インタラクティブマーケティング

コーズリレーテッドマーケティング

RFM分析

生涯顧客価値

 

ではこちらも例題を。

サービス財の3つの特徴に対する対応策をあげてください
(1)同時不可分性
(2)非均一性
(3)無形性

 

どうでしょう、さっとイメージが膨らみましたでしょうか。価格を繁閑に応じて変更したり、サービスマニュアルを作成して品質を一定にしたり、体験キャンペーンで見えづらい商品をPRしたりと、普段、日常生活の中で何気なく使っているサービスですら、設問形式になると戸惑うこともあるでしょう。このタイミングで一度頭を整理してみてください。

 

 

では事例Ⅲです。

問題点が山積みの事例Ⅲ。指示を守らず勝手なことをしている人たちがいます登場人物が多いのも特徴であるこの事例、QCDの視点で外注先も巻き込みながら改善をしていきましょう。

 

生産管理(計画・実行・統制)

3S(単純化、標準化、専門化)

5S

ないじゅか(ECRS)

見込み生産と受注生産の違い

個別生産、ロット生産、連続生産

生産リードタイムとレイアウト

セル生産方式のメリット・デメリット

内製化と外注化のメリット・デメリット

 

ではこちらも例題を。
製造工場で問題が発生しています。対応策をえて下さい
(1)工程ごとに製造時間のばらつきがある
(2)遅延が発生している
(3)不良品が多い
(4)モチベーションが低下している
(5)段取り時間が長い
(6)作業員に能力差がある
(7)滞留在庫が多い
(8)生産計画が硬直的

 

事例Ⅲは問題点が結構、明確に書かれています。そしてボトルネックとなっている真の問題点を見つけ、的確に指摘することが大切です。
ざっと書き出してみましたが、いかがだったでしょうか。事例を解いているともやもやした感覚が常にあると思います。でも実際、目指すべき回答は、これまで皆さんが学んできたことの積み上げでもあるのです。改めて知識を整理しながら、引き続き過去問に取り組んでみてくださいね。

 

なごでした。

 



みなさんこんにちは

勉強頑張ってますか?燃えてますか?

きりです

今回は解答プロセスの組み立て方に関してのお話です。

前回の記事で書いたように、解き方は人それぞれです。

おそらくみなさんもいろんな人の解答プロセスを参考にしながら自分なりの解答プロセスを構築したことでしょう。

ただ、解答プロセスの構築は非常に難しい

特にあなたが独学ストレート生ならなおさらです。

いくらパクってカスタマイズを活用したとしても、

本試験の前日まででも悩みの種になってしまうポイントだと思います。

これは時間がないんだから仕方がないと思います。

わたしもストレートの時は最後の最後まで悩んでいました。

解答プロセスの構築には以下のことに留意しましょう。

~最終的に何が足りないか~

これは具体的にどういうことか以下で説明します。

問題を解くということは、基本的には


①読む

②理解する(考える)

③書く

という流れになると思います。

あなたがこれまで事例を解いてきて、上記3項目の何が足りないと感じていますか?

①読む

読むのにそれなりに時間がかかってしまう。

けれども、時間をかけて読めば理解は早いし、書くのもそんなに遅くはない。
こんな方がいらっしゃれば、80分間の解答プロセスの「読む」の部分を他の人より時間をかけてみましょう。

②理解する

これが遅いと中々この試験に合格するのは難しいです。

ここを根本的に解決するのは時間をかけて勉強するしかありません。

もし付け焼刃的になんとかしたいと考えるならば、

「難しいことは考えず、あくまであなたが理解できる部分だけで頑張る」

という風に考えを変えてみたほうがいいかもしれません。

実際問題この試験は、試験中に

「わかるわかる~♪楽勝~♪」

と、解ける人はまずいません。

(試験が終わってからですら解答が割れるものですから。)

ということで、シンプルに考え、シンプルに書く。

本当に難しい設問は、字数が埋まらなくても気にしない。

これでいきましょう。

事実、空欄の設問があっても合格している人は何人もいますので。

③書く

読む、理解するは問題ないが、書くのが致命的に遅い。

もしかしたらこういう人は、理解⇒書く のプロセスに問題があるかもしれません

理解⇒考えを整理し⇒書く

「考えを整理する」、という部分ですね。

この部分に時間を少しもうけましょう。

80分間の時間の使い方は前回の記事に、私が実際にしていたことを書いておりますが、

苦手な部分には少し時間をかけるなど、バランスを独自のものに変えてみることで、

すごく解きやすくなります。

 

もし解答プロセスが構築されたら、自分でそれを行うためのマニュアルを作り、

必ずそれに則ったやり方ができるようにしましょう。

せっかく作っても、本番で使えなければ意味がありませんから。

 

また、どのやり方が解きやすいか、を判断するトレーニングですが、

「同じ事例を連続して解く」

これが私には最も有効でした。

 

実際にアウトプットされた自分の解答にも明確な変化がでますし、

解いている最中にも、「この部分の時間が足りない!」

と気づくことができると思います。

本試験まであと少し、スタミナ的にはかなり苦しくなってくるところですが、

あと少し、力を振り絞って頑張ってください。

合格はもうすぐそこまできています。

 

きりでした。



こんにちは、和尚です。
9月に入ってから嫌な天気が続きますよね~
なご&和尚が住むここ東海地方は今日は台風18号が直撃でえらいことなってます。
そんな日に最後の実務補習に備え、英気を養う時間を、こっそりこのブログをしたためる時間に充当する和尚。

お仲間同士の書き手の「競い合い」が、私の執筆原動力になっております。

ここで受験生に助言。
現在、一次試験終了後1ヶ月経過しました。この時点で自分の計画通りに勉強がはかどってないよーとおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
そんなときは、ぜひタイトルの「鷹の目」を意識してください。自分の立ち位置がどこにあるのか大空から俯瞰してみるのはこの辺で必要になると思われます。。

勉強を継続することも大事ですが、10月25日の二次本試験に実力を十分に発揮できることが一番大事

そのために、いったん立てた計画を俯瞰して見下ろしてみて、もし計画履行(これはあくまで手段です)不可能なら、いや2次試験に合格でき(これが真の目的)そうもないなら

ばっさり計画を切り捨て、白紙に戻し、再計画を立ててみる

必要もあることを頭に入れてみてください。ほら、事例Ⅱ~ⅢくらいでPDCAサイクルをまわしましょう、みたいな話があるじゃない?

会社の社長さんに助言するのに自らができなくてどうするの?って言う気分で和尚は去年勉強にまい進してましたよ!

てな説教を垂れつつ、

さ~て、今週のおしょうさんは~

Ⅰ一次知識の活用法(について考えること)
Ⅱ時を駆ける現価係数(の解説)
Ⅲ編集後記

で、お送りいたしま~す。これこそパクってカスタマイズ(後述)の真骨頂(笑)。

 

Ⅰ一次知識の活用法(について考えること)

今回も実は内容について、お題をあたえられとります。タイトルのとおり「一次知識の活用法」でございます。

がしかしそんなに一次知識を活用して二次試験を解けなかった人間としてはここでえらっそうに語れることもそう多くはなく・・・。

ゆえに、前回と同じ逃げを打ち「について考えること」と題して思うところを述べたい、と思っとります。

このブログの合格体験記で述べてきたように、去年一次試験は経済、経営を受けるために、相当の勉強をしました。特に経営については二次試験でも必須の知識があふれておりますゆえ、これには相当力を入れて勉強をがんばったような記憶がございます。

だから特に事例Ⅱに関しては

PPM、

競合戦略、

4Pを主体としたマーケティング戦略、

ブランディング

など、1次試験で絶対覚えていたような知識を・・・・「全知識」で再度勉強しなおしました(がっくり)。

それにもかかわらず、PPMが昨年度出たときには完璧に答えることが出来ませんでした(これもがっくり)。

ただ、私が、なんとなーくこの試験のⅠ~Ⅲについて思うこと。それは

根底に流れる考え方を捉えましょう、ということ

そして、それを意識しましょう、ということ

が大事かなぁ。

H26年度のⅡで言えば根底に流れる考え方は、

顧客との関係性を強化する→B社が強くなるカギ

といえるのではないかと思います。いわゆる一次知識の

「関係性マーケティングとは?」

ですね。そしてそれをずっと「鷹の目」で意識していただいて、解答に一貫性を持つ、ということが大事かな。これがあるのとないのとでは

試験における余裕度

が、まったく違ってくるのでは?なーんて考えてみたりするのです。ただ和尚が勉強していく中のイメージとして強烈に意識していたのは

知識を頭の中に埋め込むのは当然ながら、その詰め込んだ知識を必要に応じて取り出し、それを下敷きにして解答を作成する。

これに尽きます。だから知識をストレートで問う(頭の中の引出しから出してそのまま置く)ようなPPMに関する問いが1問目で出題されてビビッてしまった、というのは否めません。

これからこのような問題もでる可能性はあるかと思います。何回も勉強会?セミナー?で私が申し上げたとおり、試験でビビッている 自分というのをイメージして、どのように「落ち着けるか」というところまで考えておけば、相当余裕をもって対処できるのではないか、と、一次知識の活用云々よりもそのほうを強調してこの項を終えたいと思います。(結局何が言いたいんじゃい、といことは聞かないでぇ!)

 

Ⅱ時を駆ける現価係数(の解説)

はい、和尚の本領発揮です。事例Ⅳです、テンションあがるなあ。前回に引き続き、

ここ

のブログをしっかり読んでいただいて、それについてこの場で解説を加える、という手抜きをやっていきたいと思っております。

さて。

この現価係数、一度よく考えてみることをお勧めします。まずはよく言われるように

今1万円もらうと、1年後に1万円もらうのとはどちらが得なのか?

ということから考えてみる。金利が1%とするならば、今1万円もらったら1年後には10,100円になるのだから、1年後の1万円よりは得するよね~とか

もっと単純なことをいうならば、この1年以内に1万円くれる相手が死んだり、自分が死んだりするリスクもあるのだから、今もらっておけ、とかそういう視点もあります。

だから、現在価値>未来価値という原理原則を徹底的に覚えておく。こうしておくと、

現価係数って、掛け算?割り算?

という迷いもなくなるのでは?

現価係数は、すべて1より小さいのだから、掛け算すると減るし、割り算すると増える。

いわゆる掛け算するときは未来→現在に引きなおす時(だって、減るんだからさ)、割り算するときは現在→未来価値に置き換えるとき(このときは一般的には終価係数ってのを使う。詳しくはここのブログ)これが大原則。

でも、ほんとこれ最初に考えた人はよく考えたよなーと思います。そもそも、なんでこういう考え方を苦手とする人が多いのかと考えるにそれは

時間概念

をしっかりと子供のころから教えていないから、だと和尚はこの話題で20分は話できます。 この「時間」を絡めた概念は2つあって

①タイムラグ(資金繰り)の問題

②タイムバリュー(時間経過による価値増加)の問題

の2つに分類出来ます。(自分の書いた文章を自分でコピペって楽しいなあ)

今回、ここで語ったのは②の問題で、診断士試験では「設備投資の経済性計算」の論点で出るのですが、もうひとつ①というのは、こういう質問で考えてみましょうか。

問)Aくんは本日9月12日に5,000円の当座預金残高があります。9月30日に仕入代金の手形決済が10,000円あります。売上代金は12,000円が10月31日に入金予定です。

設問①さていったいいくら利益が出るでしょうか?

(答)12,000-10,000=2,000

設問② では、預金残高は10月31日にはいくらになるでしょうか?

(答)5,000-10,000+12,000=7,000→間違い!

なんですが、子供のころから①の問題には接しているものの、②の問題は5,000-10,000の時点で不渡り、アウト!ですということを教えていない、ということが問題なのです。これも時間軸で考えねばならないのですが、このタイムラグを埋めるのが金融の役割、ということができます。(がここまで知っておく必要はないですよ、試験では)

この②の概念を簡潔に説明したのがCF計算書なのですが、これはまた項を改めて解説したいと考えております。

さささ、こういう基本的な知識が試験会場で身を助けるんですよ、数字なんて嫌いといわずに、どうです、この数字の海原に身を任せてみませんか?

 

Ⅲ編集後記

さて今日は自己満足のため受験生を応援するために、
一句腰折れを詠んでみました。
聞いてください。

試験をば
勝ち抜くために
やることは
パクってカスタム
心得るべし

失礼致しました。

パクってカスタマイズ、この言葉今月の流行語大賞とも言えるような勢いでこのブログを席巻しております。
はい、和尚も大いに同感でございます。

初受験の場合、和尚のように「自分で考えよ!」だけではやはり限界があるかと。和尚もそうでしたが、実際には勉強会で教わったテクニックや勉強のやり方などを「パクって」自分なりにアレンジ。

和尚は、

とにかく過去問やれ!→パクって、

毎日1問は自分に課そう→カスタマイズ

みたいな感じで進めていきました。

今月に入ってから、道場のお仲間は非常に気合入っている記事をアップされとります。やり方の解説も相応にありました。

みんなよく練られたテクニックで感心してます。そのなかでもおと記事は

「事前に答えを考えておく→この試験はそういうもん」

と常日頃申し上げているとおりの方策を先に言われてしまいました(泣)

ここのブログに限らず中小企業診断士の受験ノウハウには、いろんなモノが百貨騒乱であります。
中には和尚が心の底でこっそり罵倒するような「こんなもん使えねえ!」というようなのもあるかもしれません。
そこを取捨選択するのが合否の分かれ目、とも言いましょうか。

ただ、確実に言えるのは、中小企業の社長さんは毎日経営を運営していくにあたって

取捨選択=決定

を迫られております。企業Aと取引するしない、生産量を増やすか減らすか、パートBさんを雇用するか否か、最終決定権者としての取捨選択のプレッシャーはいかほどか、と想像にあまりあります。

その社長さんに助言を与える中小企業診断士たるもの、勉強法の取捨選択の決定を恐れていては何もできないか、と存じます。

ところで
時にこの歌というもの、三十一文字(ミソヒトモジ)で構成される、日本に千年以上伝わる文化遺産であります。
これ、診断士試験の文字制限に使えるのでは?と思ったのですが…
漢字交じりでは用を成さないことに今気がつきました。ごめんなさい。

でも、過去文字数については、こんなにも面々が書いておりますのでご参考まで。

最後に、模試の結果もそのうち出るかもしれませんが、その結果が出る間も精進してくださいね。

先日の岡崎記事で、去年の模試結果もD判定との話がありましたが、和尚もD判定!!!それでもここでこうしてえらっそうなことを書ける身分になっております。

来年、ここでこうしてブログを書いているのは自分だ!と思ってもらって、ぜひ中小企業診断士二次試験の台風の目とならんことを祈ります。

合掌。



さて、今回のテーマは時短文章作成法です。

これまで私は財務会計や事例Ⅳについての記事を多く書いていました。つまりそれが得意だったからです。それが得意ってことは、逆に言うと、事例Ⅰ~Ⅲは苦手ってことです。なぜ苦手かというと、文章を書くのが下手だったからです。

あの80分という短い時間の間に、3ページほどの与件分を読んで、それぞれの設問に対して、出題者の意図にあった解答を書くということは、私にとって、非常に難易度の高いことでした。

そんな文章力のない私が、考えた方法は「解答フレーム」最大活用です。

私は受験生時代に、解答フレームヲタクといっていいほど、解答フレームに凝っていました。ふぞろいはもちろんのこと、受験校の解答例を参考にしながら、独自の解答フレームを作っていました。

本試験での用紙を例にして、どうやって私が解答フレームを使ったのかをご説明します。

 

 

解答フレームの概要

まず解答フレームについて説明します。
解答フレームというのは、解答を作成する上での骨子のようなものです。
例えば以下のように使います。

 

設問 解答フレーム
その理由を述べよ 理由は、◯◯なので、◯◯することで、◯◯の効果があるから。

というように使います。

つまり、設問を読んで、与件分を読まないうちに、解答の骨子(フレーム)を事前に作ることです。

 

 

私は解答フレームをこうやって使った

それでは、実際の本試験で私が解答フレームをどう使ったのか説明します。

昨年の事例Ⅰの問題を例にして説明します。

(1)解答フレームの作成

H26年 事例Ⅰ 第1問(配点20点)
A社は、小規模ながら大学や企業の研究機関と共同開発した独創的な技術を武器に事業を展開しようとする研究開発型中小企業である。わが国でも、近年、そうしたタイプの企業が増えつつあるが、その背景には、どのような経営環境の変化があると考えられるか。120字以内で答えよ。

この設問を読んで、下記のフレームを考えました。

①まず、基本の解答フレームは「変化は〇〇である。」だなぁ
②変化を聞いているから、変化前と変化後を書く必要があるなぁ。
③経営環境といったら「誰に・何を・どのように」が鉄板だ。
④文字数が120文字でそこそこ長いので、複数の論点を入れる必要があるなぁ。

 

というように、設問を読んで、下記の解答フレームにしました。

 


変化は

以前は 近年は① 近年は②
誰に
何を
どのように
効果は?

である。


なお、この時点ではまだ、与件文を読んでいません。このあと、この解答フレームの中に、与件文をキーワードを入れていきます。

 

 

(2)与件文からキーワードを入れる。

この解答フレームの中に、与件文を読んで、キーワードを入れていきます。


変化は

以前は 近年は① 近年は②
誰に 取引先に 取引先に 研究型中小企業に
何を アイディアを 新しい技術や新しい製品を 資金面を
どのように 要望をこえる提案 提案 公的助成金
効果は? 存続と成長ができた 取引継続できない 研究開発費を調達できる

である。


 

 

(3)解答を作成する。
(2)の解答フレームを見ながら、全体の文字数に注意しながら、文章にする。
その結果、下記の解答ができあがりました。

 

以前は取引先の要望をこえるアイディアを提案すれば存続と成長が実現できたが、近年は、①新しい技術や新しい製品を取引先に提案できなければ取引継続できない、②資金面で公的助成金により多額の研究開発費を調達する制度が整ってきたなどの変化のためである。

 

ここで言いたいことは、私の再現答案がいいということではなく、解答フレームを使えば、「解答を書いたけど、やっぱりしっくりしないから、やり直そう」とか、「因果関係がない文章になってしまった」ことを避けられるということです。

下記の画像は実際の本試験の用紙です。汚い字ですいません。

(クリックすると大きくなります。)

 

 

 

代表的な解答フレーム

受験生時代に、いろいろと解答フレームを考えましたが、代表的な解答フレームは次の通りです。

 

設問 解答フレーム
理由は? 理由は、◯◯の事実なので、◯◯の対策をすることで、◯◯の効果があるから。
事業の方向性は? 方向性は、◯◯(誰)に対して、◯◯(何)を、◯◯(どのように)することである。
助言せよ ◯◯(具体的内容)を行うことを助言する。その理由は◯◯を実施することにより、◯◯の強みを活かして◯◯の機会をとらえ、◯◯の効果があるから。
原因を述べよ 原因は、○○(誰)に対して、○○(何)を、○○(どのように)したために、◯◯の結果となった。
違いを述べよ 違いは、◯◯は、◯◯(誰)に対して、◯◯(何)を、◯◯したが、一方で△△は、△△(誰)に対して、△△(何)を、△△した違いがある。(※)違いなので、比較対象を必ず書く
差別化できた要因は? ◯◯は◯◯だが、△△は、△△であること。

(※)差別化なので、比較対象があるはず、それとの違い(差別)を書く。

 

 

 

 

 

2次試験はパズル

これまで話した、解答フレームの具体的な利点や効果はなんでしょうか?
私がイメージしている、解答フレームの利点や効果は、2次試験のパズル化です。これについて、詳しく説明します。

解答フレームが無い状態で解答を作るときは、白地のキャンバスにゼロから絵を書くようなイメージで、なかなか筆が進まず、書くのに時間がかかってしまいます。つまり、80分で解答を書き上げることができません。

でも解答フレームがあれば、枠(フレーム)の中に、与件文のキーワードをはめ込むパズルに変わるので、白地のキャンバスにゼロから解答を書くのと比較して、書く時間が短縮できます。つまり、80分で解答を書き上げることができやすくなります。

どっちが簡単?

 

2つめののメリットは、「聞かれている事に聞かれているように答えることができること」です。これは何度も聞いたことがあるとおもうのですが、2次試験の一番大事なことは、「聞かれていることに、聞かれているように答えること」です。

設問で「◯◯した理由を述べよ」と聞かれた時に、解答フレームを「理由は、△△をすることで、◯◯の効果を期待したためである。」とすれば、この時点ですでに聞かれたことには答えています。そのため、、解答の意図を外してしまう大事故を起こしにくいことです。つまり、解答の安定化です。

解答フレームを使いこなして、時間短縮と解答の安定化を実現してください。

 

 

 

 

パックってカスタマイズ

最近道場ブログで流行って(?)いる、パクってカスタマイズについても話します。

解答フレームについて、長々と書きましたが、これは私が個人的に「こうすれば合格に近づくんじゃないかなぁ?」と受験生時に考えた方法です。この考え方が、すべての受験生に当てはまるとは思っていません。ただ、悩める受験生のヒントにはなるんじゃないかなぁとは思っています。

私が書いたこの解答フレームのいいところだけを真似して(パクって)、自分なりにアレンジ(カスタマイズ)して、本試験当日に使える武器としてください。

 

 

 

まとめ

文章作成が苦手な人は、解答フレームがおすすめ。
2次試験はパズルと考える。
時間短縮と解答の安定化のメリットがある。
パックってカスタマイズ。

以上、おとでした。



なごです。

 
9月に入り、一次試験から1か月が経過しました。皆さんの勉強は順調に進んでいますでしょうか。ではその勉強の進み具合を判断するために、下記に3問ほど例題を用意しましたので、皆さん解いてみてください。

 

(与件文省略)
事例Ⅰ
 設問5)デシル分析の結果をもとに売上向上する施策を述べよ(100文字)

 

事例Ⅱ
 設問2)デシル分析の結果をもとに売上向上する施策を述べよ(100文字)

 

事例Ⅲ
 設問4)デシル分析の結果をもとに売上向上する施策を述べよ(100文字)

 

 

さあ、解けましたでしょうか。

 

私もざっと書いてみます。

 

事例Ⅰ
売れ筋である上位品目を販売員に割り振り、個別に販売強化策を検討させる。管理職が販売強化後の売上上昇率を従業員に定期的にフィードバック内的動機づけを図と共に、上位販売者のノウハウを部署内で共有する。(100文字)

 

 

事例Ⅱ
売れ筋である上位2割の商材に注力し、競合と差別化された商材の魅力既存顧客に訴求することで、継続的な購入を促進する。また店頭でのイベント企画により口コミによる新規顧客の開拓を図る。(90文字)

 

 

 

事例Ⅲ
昨年実績と比較し需要予測の精度を上げる。販売実績の落ちている品目の品質管理を徹底する。外注先からの納期管理定期的に行うことで納期遅れを解消し、在庫切れを防ぐことで販売機会ロスをなくす。(93文字)

 

 

なんとなく私が言いたいことは分かりますでしょうか。

 

 

相手が求めている解答、それを意識して解くことは極めて重要なことです。よく「事例Ⅰなのにマーケティングの視点で書いてしまった」という言葉を聞くことがあります。自分の得意分野で解答したくなる気持ちは十分わかります。でも相手の求めていることとずれている提案をすることは、実際の診断実務に置き換えたとしても有用ではないですよね。
例えば社長が「部下のモチベーションが上がらず困っているんだ」との相談をあなたに対して発した場合に、診断士であるあなたが「御社の商品を他社と差別化して売りましょう」と答えても全く相手の心に響かないわけです。そのため事例ごとの特徴を頭に思い浮かべながら解答を構成する必要があります。

 

また1次試験を通過してきた優秀な人材ばかりが集う2次試験でもあります。解答根拠になるキーワードは強調されているわけでなく、結構さらっと書いてあります。落ち着いて読めば誰しもが気づくキーワードも、緊張する中でしかも短時間で処理しなくてはいけないため、どうしても見逃してしまうことも多数あります。そのため事前に2次で使いそうなキーワードを意識しておくことが合格への近道となります。昨年の事例Ⅰでも「近年昇進した中途採用者が」「工学博士号を持った社員を5年ほど前から採用し」などの言葉に反応するわけです。

 

 

少しキーワードを整理してみましょう。
●SL理論
指示的リーダーシップ(フォロワー能力低い・フォロワー意欲低い)
説得的リーダーシップ(フォロワー能力低い・フォロワー意欲高い)
参加的リーダーシップ(フォロワー能力高い・フォロワー意欲低い)
委任的リーダーシップ(フォロワー能力高い・フォロワー意欲高い)

 

 

●セクショナリズム
会社全体の利益より自部門の都合を優先してしまう。ライン組織や事業部制組織などの縦割り組織形態でありがち。社長自らが先頭に立って事業部間の情報交換の場を作ったり、事業部の人事交流を行うことで解消を図る

 

 

●組織変革への抵抗
変革の必要性をなかなか認識できなかった
・業績の低下が穏やかだった
・既存の業務運営でもそれなりの成果が得られていた
・経営幹部が適切な市場情報を入手できていなかった
・組織の認知的枠組みが固定化していた

変革の必要性は理解していたが何らかの事情により実行に移せなかった
・埋没コストの存在
・社内外の利害関係者の抵抗
・組織内スラックの不足
・リスク回避という心理的傾向の存在

●職務充実と職務拡大

●採用、配置、報酬、育成、評価(茶化で覚える)

●計画、実行、統制

 

 

まだまだ必要な一次知識はたくさんありますが、企業経営理論で学んだ範囲と比較すれば限られた内容であることも事実です。これらの言葉、これらが必要とされるシチュエーションを意識して理解することが大切になります。

 

これから時間が取れれば少しでも多くの過去問に挑戦してください。また過去問は複数回解くことも重要です。ただ答えを覚えるのではなく、初見の問題だと思って与件文をきちんと読む訓練を行ってください。そうすることで「あれ、こんなキーワード見つけた」という気づきが、これから何度もあるはずです。
また通勤電車で移動する時間など細切れの時間を利用し、キーワードを自分の言葉で説明できるように訓練してみることも大切です。「内発的動機付けと外発的動機付けの違い」「インターナルマーケティング」「グループシンク」いろいろな言葉をイメージしながら自分の言葉で説明できるように考えてみる、また自分自身が作問者になりきり、これらの言葉を与件文で使うとしたらどのように使うか想像してみるなど、2次試験対策についても細切れ時間は有効に利用できます。

 

これからが本当の勝負。限られた時間を有効に活用しながら、本番に備えてくださいね。

なごでした。

 



皆さん、こんにちは!道場メンバーからは「残念なイケメン」と呼ばれているNicoです

先日は夏セミナーに出席させて頂き、プレゼンまでさせて頂きました。

ご参加下さった皆様、誠にありがとうございました!

皆様にとって少しでも、有用なセミナーになっていますと幸いです。

ご参加できなかった皆様、夏セミナーのレポートはおはともが纏めてくれますので、お待ちください。

さて、そのセミナーですが、私自身が参加者の皆様と話をさせて頂いて、感じたことがありました。
それは、「読む」⇒「考える」⇒「書く」の解答作成フローで自分の躓いている所があやふやになっている方が多い、ということです。

まさしく「わからないことがわからない」状態で、このままだとなかなか改善策も立てられないですよね。実際Nicoもそうでした…

この「わからないことがわからないこと」の対策は、私は一つだけだと思っています。
それは、過去問や答練、模試を解いていく中で、自分の解答作成フローのどこに問題があったのか「気づき」を増やしていくことです。
「気づき」を増やすには、良質と思われる解答や解答までの導き方をとことん観察することです。ここでの「良質」は「自分がこれくらいだったらマネできそうだ!」と思えるもので良いと思います

良質と思われる解答を参考にすることで「書く」能力が鍛えられます。
良質と思われる解答への導き方を参考にすることで「読む」「考える」能力が鍛えられます。

是非、頑張ってトライして見てください

 

 

さて、今回のテーマは「学習スケジュールの立て方」だったのですが、そちらはmyaに振るとして(無茶ぶりですみません)、セミナーでお話させて頂いたプレゼンパートでかなり評判が良かった(と勝手に思っている)、「書く」テクニックについて、プレゼンの内容+αでお話をさせて頂きたいと思います。

「書く」ことが苦手な人、本当に多いですよね
前回の記事でも書かせて頂きましたが、私も超苦手でした
それでも何とか合格答案レベルまで、持ってくることができました。
何を意識したのか、という部分を具体的に述べたいと思います。

 

<書き出す前に意識したこと>

重度の方眼紙アレルギー持ちのNicoは、どんな問題でも書き始める前に2~3つの論点を持つことを心がけることを意識しました。
ここでは特に論点をイメージするだけであって、文章の長さなどは気にしません。

思い浮かぶ場合は、すぐに問題用紙に書き込みました。
逆に思い浮かばない場合は、与件から引っ張り出したり、フレームワークを使ったりしながら、無理やり捻り出し、とにかく言いたいことを2~3つ思い浮かべるようにしました。

あとはそれをマスに埋める様に文章化するだけですので、アレルギーが解消され、気持ちがスーッと楽になりました

 

<書き出す際に意識したこと>

書き出す前にイメージした後は「どのようにして制限字数内に文章を収めるか」ということが重要でした。
そこでNicoは下記のことをしました。

 

①名詞化する

これはグッと文章が引き締まるコツです。例を挙げて説明します。

A)失敗した要因はずさんな生産計画、進度管理を行っていた点であり、また、作業者が成り行きで管理をしていたことで、納期の遅延が発生したためである。(70文字)

B)失敗要因は①生産計画の不足、②進捗確認の不足、③作業者の成行管理による納期遅延である。(43文字)


AとBで言っていることはほぼ同じですよね?それでもAとBで27文字も差ができます。
例えば、この問題が「100字以内で要因と対策を求めよ」となっている場合、Bは対策を書くマスも多くなりますので、確実にBの方が多面的に盛り込めます。

また、名詞化して書く癖をつけておくと、空欄の調整がしやすくなります。
空欄調整は「短く⇒長く」は簡単ですが、「長く⇒短く」は意外と難しいものです。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、Yahooトップニュースのトピックスのテキストは最大13文字なのですが、こちらにも意味があって、短時間で情報を咀嚼しようとしたときに、一目でわかるという効果があるみたいです。(参考記事はこちら

診断士試験とはやや違う観点かもしれませんが、文章を短くしていくことで情報が伝わりやすくなることは間違いありませんね

 

 

②キーワードを使う

これも文章が引き締まるコツです。例を挙げて説明します。

A)複雑なデザインでもより縫製しやすい設計にすることで、設計しやすくなり、担当者の削減できる。

B)組立容易性の向上や設計業務の効率化が図れ、収益性が高まる

 

Bでは、「組立容易性」というキーワードを使用しています。
このキーワードを使うだけで、グッと引き締まりかつ「オレ一次試験の知識を使ってるぜ!」アピールができてますよね。
文章もスマートに見えませんか?

実際に診断士になって、中小企業の社長に診断報告書を見せる際はAとBでどちらの方が、聞いてくれそうでしょうか。(きりこの記事っぽいですね

事例別にキーワードをしっかり抑えることは二次試験では重要かと思います。
予備校での答練や模試、または「全知識」を参考にしてみてください。
以上が、「書く」テクニックとなります。

 

 

今後も二次試験のノウハウの部分を中心に私が取り組んできたことをお伝えできればと思っております。
乞うご期待!
Nicoでした。



 

なごです。

 

1次試験から3週間が過ぎようとしています。みなさんは今、どういった時間を過ごしているでしょうか。

 

予備校に通っている方は予備校の講師に、独学生の方は様々なサイトや書籍を見ながら、また会社や友人などで診断士の先輩がいるなら直接聞くことで、2次試験の情報を仕入れている時期でしょうか。実際の体験談などを聞きながらハードルの高さを改めて感じている時期かもしれません。

 

また過去問などに取り組む中で、解法に迷い、そして自分自身の非力を感じている時期なのかもしれません。

 

一生懸命問題に取り組み、時間はあっという間に過ぎていくものの、2次の勉強は1次と違い、自分自身に成長が感じられず、雲をつかむような手ごたえを感じにくい試験、そんな印象があるのではないでしょうか。

そんなモヤモヤ感は、これからしばらく続きます。少なくともストレート生の方たちは、2次試験のその日までにそのモヤモヤが吹っ切れるケースは、むしろまれだと思ったほうがよいでしょう。暗中模索の中で、でも前に進むべく努力を重ねていただきたいと思います。
さて先日、2次試験の取り組みについてざっとポイントを簡単に説明しました。今日はその後半。

まずはその時のおさらいを含め下記に列記しますね。

 

【試験時に取り組むこと】
1 与件文を読み事例企業を把握する
2 設問文を読み質問事項を把握する
3 質問事項に該当するポイントを探す
4 字数制限に合わせて文章にまとめる
5 解答用紙に書く

 

上記の作業手順を自分なりにマイナーチェンジ】

① 「ないじゅか」で作業を削る
②  弱点を補う作業を追加する

 

試験時に行うことは1-5番までの項目に沿って解答作成を実施していくだけです。でも80分という制約条件があるため、それが難しい。そのため過去問で本番に向けた訓練を行うわけですよね。でも能力が拮抗した受験生の中で、皆がほぼ同じ手順を踏む試験であるのにもかかわらず、合否を分ける必要があるため、少しばかりの訓練では解けないボリュームを作問者は準備している。

そのため受験生一人一人が、自分の能力を鑑みながら、さらなる時間短縮、さらなる効率化のために頭をひねるわけです。

また短時間ですので焦って解くことも多いですから、おのずとミスも出ます。たくさん出ます。そのため自分の弱点を把握しておき、試験当日、弱みが顔を出さないようにするための「仕組みを作る」ことも大切な作業の一つです。

 

今日はそんな内容について簡単に列記してみたいと思います。

 
4 字数制限に合わせて文章にまとめる
事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで文字数制限は傾向がありますね。皆さん、すぐに答えられますか。事例Ⅰは100文字や120文字、まれに多くて150文字程度でしょうか。対して事例Ⅱは40文字、60文字など短いものも多く、また設問数も他の事例に比べ多いのが特徴です。逆に事例Ⅲは昨年で言うと160文字が2連続など、文字数の比較的多い設問が例年見受けられます。
文字数を見て、皆さんは何を思い浮かべますか。「多いな」「嫌だな」いろいろ考えると思います。でも感情論は置いておいて、文字数から回答を推測しましょう。
まず文字数を見て「100文字」「120文字」ときたら「解答に使うべきポイントは2つくらいかな」と推測します。だいたい50文字から60文字くらいで一つの「課題」や「問題点」を指摘するイメージを持ってください。「150文字」ときたら3つくらいのポイントでしょうか。反対に「80文字」ときたら「60文字よりは多いので(40文字)×(2つの話題)かな。2つくらいはポイントを探すけど、きちんとした説明まではいらないかな」と推測します。文字数だけで解答の構成要素を探す作業のレベル感を設定するのです。また「100文字」の時、探すべきポイントは一つだけど「原因」と「改善策」について答える場合もあるでしょう。そのように文字数から解答を構成する流れをあらかじめ定め、解答要素になりそうな項目を探しに行くと、意外にパズルのように見つかっていくことがあります。また「100文字」という文字制限の中で、2つくらい解答候補が見つかったら「この二つでなんとか解答を作れそうなので次の設問のキーワードを探しに行こう」、と次のステップに進むことも出来るわけです。

 
5 解答用紙に書く
答えのキーワードを見つけたら解答を書いていきます。ある程度キーワードが見つかった時点で、解答用紙にいきなり書ける人もいれば、私のようにほとんど解答と同じ文章を下書きしないと書けない人もいるでしょう。最ももったいない時間は「消しゴムで消す時間」です。これだけは必ず「ないじゅか」したい。そのため書くことは訓練をしましょう。私は上記のとおり、試験問題の余白に必ずほぼ写すだけの状態まで下書きを書きました。はっきり言ってほかの人から見たらもったいない時間ですが、きちんと書けない自信があった(笑)ので下書きしました。その代わり、常に20文字で折り返す訓練を徹底的にして文字数を数える時間は省きました。
あとよく言われることですが「採点者が読みやすい文章を書く」ことも極めて重要であると思います。字がうまいか下手かは誰しもあります。でもいろいろな人の文章を見ると「いつもパソコンだから字が汚くて当たり前」というように開き直って乱雑な字を書く人がいます。手い・下手」と「丁寧・乱雑」は似て非なるもの。もしドキッとする人がいたら、丁寧に書く練習を今からしましょう。意外に、丁寧に書いても乱雑に書いても、実際に書く時間はそんなに変わらなかったりします
また読みやすい文章という視点で言えば「文章に『。』が無く『、』ばかりでつなぐ」ケースも良く見受けられます。キーワードをなるべくたくさん埋め込んで部分点を取りに行く、そんな作戦もよく言われますが、そもそも読みづらい文章はいけません。どのくらい採点に影響しているかは分かりませんが、将来の診断士になる上でも、端的な言い回しで読みやすい文章を書く方が良いです
また同じ意味合いとして、「あれ」「それ」など文章中の指示語をできるだけ少なくしましょう。読んでいて何を指しているか分かりづらい文章になりがちですし、実際に示しているものについて、自分自身は理解していても、もしかしたら採点者が指示語の相手を読み誤るかもしれません。なるべく指示語は少なくしましょう。
さて。

今日の本題ですが、下記の二点となります。

 

 

 

【上記の作業手順を自分なりにマイナーチェンジ】

① 「ないじゅか」で作業を削る

②  弱点を補う作業を追加する

 

 

 

これらの作業を自分なりに精査することで、80分という短い時間を効率化し、最大限のアウトプット(解答)を導き出す。これから試験当日までに皆さん自身がどれだけ、解答テクニックに磨きをかけることができるか、そこが2次試験の一番のポイントでもあります。

 

 

 

① 「ないじゅか」で作業を削る 
よく言われるアドバイスとして、「与件文から読むのではなくて設問から読め」というのがあります。これも一種の「ないじゅか」ですよね。登場する事例企業の規模や商材はその時々により違いますが、登場する人物(事例Ⅰなら社長と社員、外部の企業のヒトは登場しませんでしたね)は、ほとんど事前に想定ができます。また企業の営みについても、「創業」があり「成長」があり「外部環境の変化による転機」が訪れ、「苦労(停滞期)」があるわけです。文章構成で言えば「起承転転」みたいな感じですね。ある程度の流れが読めているわけですから、具体的な解答のポイントについて設問文を先に見ることで事前に把握しておき、与件文に「キーワードを探しに行く」わけです。(単なる「与件文を読む」という工程を無くす)
その他にも「組織構造上の(平成26年事例Ⅰ)」「中途採用者を管理職に登用」のような、ちょっとしたキーワードに反応するくせをつけるなど、なるべく短時間で与件文から事例企業の全体像を把握できるような処理ができるよう、作業を削減してください。私も下書きをするため「ページをめくる」という作業を“なくす”ため、最初に問題冊子のホチキスを外しました。「使っていないキーワードを見つける」作業を“簡素化する”ために、使ったキーワードにはマーカーを引きました。(マーカーを引いていない部分は解答構成に使っていない部分が一目瞭然)そのように自分なりに作業を“ないじゅか”していくことを意識すると「自分なりのスタイル」が構築されるのです。これについては他の執筆陣の皆さんも今後、いろいろな形で記事をあげていくと思います。

 
② 弱点を補う作業を追加する
さて一番重要なところですね。あなたの弱点はどこですか?」

 

 

ここを多くの人が見逃しています。「少しでも早く解かなくては」「ああ時間が無い」多くの人が作業時間を短縮することに集中してしまうため、作業工程の“ないじゅか”には積極的に取り組みます。でも意識して作業の取捨選択を行わないと「必要な作業まで削減してしまい」結果的に自分の弱点を大きくしてしまいます。たまたま弱点を露呈することなく問題が解けると高得点ですが、穴にはまると大きく失点してしまう。点数の波が激しい、というケース(特にストレート生)はまさにこのパターンでしょう。

2次の勉強を始めて3週間がたちました。そろそろ自分の“解き方の棚卸し”してみても良いかもしれません。自分の弱点を「冷静に」見つめ、ちょっとした解答作成における作業工程のマイナーチェンジを検討してみてはいかがでしょうか

 

 

私は文章のストーリーを作るのがとても下手でした。具体的に言うと「論理に飛躍がある」「主語と述語がリンクしていない」という大きな欠点がありました。そのため下書きの時点で「論理の飛躍無く」解答を構成するため、文章の流れを意識してキーワードを抜き出していました。また実際の解答用紙に書く文章と全く同じ文章を下書きし、論理の飛躍が無いかざっと確認したうえで解答用紙に書き写していました。
しかしこのやり方は大幅に時間を消費するため、ほかの部分で“ないじゅか”出来る部分は徹底的に削減しました。

 

皆さん自身も解答を構成する上で“不安材料”必ずどこかにあるはずです。それを一つずつ具体的に消していく作業を意識して増やしてみることも大切かもしれません。人によっては「逆接の接続詞には必ずマルを打つ」「とってつけたような文章は注意する」などいろいろな作戦を持って本番に臨んでいます。単に人のまねをするのではなく「自分に何が足りないのか」を意識して本番に臨む準備をする、そんな取り組みを進めていただきたいと思います。

 

 

まだ時間はあります。ストレート生は階段を思いっきり駆け上がるのみです。
また多年度生の方、私がこの内容を書けるのは複数年勉強したからです。初学者の時はここまでは全く理解していなかったのが本音。2年目以降の方だからこそ、ここから大幅に伸びる、少なくとも私はそうでした。思いっきり最後のスパートをかけぬけてください。

 

 

皆さんの健闘をお祈りします。

 

 

なごでした。
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2015年9月号より、
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そして10月号以降では、さらにパワーアップした新シリーズをお届けします!
ブログでは明かされない道場メンバーの姿が垣間見られるかも・・?
ご期待ください!

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なごです。

 
1次試験が終わり、2次の勉強は順調に進んでいるでしょうか。ほとんどの方が解き方のスタイルそのものが固まらず試行錯誤し、また自分の答えが正しいかわからず疑心暗鬼に陥っている、そんな状態ではないでしょうか。
「解き方は人それぞれ」多くの予備校講師や合格者が口をそろえて言う言葉に対し、「じゃあ一体どうしたら良いんだ」皆さんの叫びが聞こえて来るようです。

 

実は解法は一つです。

 

1 与件文を読み事例企業を把握する
2 設問文を読み質問事項を把握する
3 質問事項に該当するポイントを探す
4 字数制限に合わせて文章にまとめる
5 解答用紙に書く

 

当たり前すぎる内容です。こんな簡単なことを言ってすみません。そしてここから2つの作業を上記の5つの作業に付加します。

 

① 「ないじゅか」で作業を削る
②  弱点を補う作業を追加する

 

 

多くの人が教える「ボクの合格手法」「カンタン合格ノウハウ」は上記の作業を人なりに取り組んだ一事例に過ぎません。特に①、②の工程は自分の実力を鑑みながら進める必要があり、人によってはたくさん削れる項目があったり、むしろ人よりも時間をかけて取り組むべきことがあったりと対応がまちまちになります。そのため「解き方は人それぞれ」という言葉になるのです。

 

では簡単に上記の項目について順を追って見ていきましょう。

 

 

1 与件文を読み事例企業を把握する

 

事例企業は事例Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで登場人物が違います。(事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを横串攻略 BYくれよん)。そして企業の説明がほぼ時系列で紹介してあります。例えばどの事例でもそうですが、創業して企業が成長、順調に規模を拡大するものの、外部環境の変化により苦境に立たされるというシナリオから始まります。
事例Ⅰでは社内の強みによって、事例Ⅱでは自社の強みや協力者の助けによって成功し苦境を脱出します。事例Ⅲは営業と製造とがうまく行かず、問題点が山積み…。外部環境の変化によって、乗り越えているか、まだグダグダなのかは事例によって、また年度の問題によって違いますが、おおむねストーリーは似ています。「起承転転」もしくは「起承承転」のような結論の無い(将来が書いていない)文章で終わることが多いです。

 

※ あと近年の与件文の傾向ですが、最初に創業から成長する企業の概要について話し、中盤で創業時のこと(平成26年事例Ⅰでいうと、社長が創業する前の話)を話し、最後に外部環境の変化を話すなどわざと順番を入れ替えるケースも散見されるようになってきました。例年、予備校等に試験が分析され問題集などが発売されているため、テクニック的なこととして時系列を若干ですが、いじっています。

 
ここで大切なのは時系列を意識できるかどうか、今書かれていることが、どの時期の話題なのかをきちんと把握することが大切です。
昨年(平成26年度)の事例Ⅰを題材に見てみましょう。

 

10年ほど中堅ガラス加工メーカーで勤務
1970年半ばに創業
単発的な仕事を一人でこなす
⇒ 精密ガラス加工技術の関連技術は広がる
⇒ 主力商品は技術革新や代替品の登場で育たず
レーザー用放電管の開発
⇒ 社長のアイディアで自社開発
⇒ 売上が大きく伸張する
理化学分析用試験管のOEM生産
⇒ 最初は良品率40%
⇒ 製造設備の内製化で良品率60%
⇒ 良品率が90%になる

 

 

ではこの中で、
工学博士号を取った人を採用した時
大学院卒の工学博士号取得見込み者を採用した時
中途採用者が課の課長に昇進した時
はいつだろう、と考えるわけです。

 

特に事例Ⅰでは人材の活用がキーワードになります。採用、配置、報酬、育成、評」の視点を「茶化」で覚えましょう、という過去記事もありますが、人材の活用が企業の発展に寄与している、そこを出題者は見つけてほしいわけです。今回の問題で行けば、「研究開発力の強化なくして事業の成長も存続も望めない」という社長の想いがあり、「顧問を務める関連分野の専門家である大学教授や研究機関の研究者からアドバイスを受けてきた」環境からさらに踏み込み「工学博士業を持った社員を5年前から採用し」始めたのですよね。5年前はこのA社にとってどんな時期だったのでしょうか。
「時系列を読む」そんな意識が企業を的確に把握するための大切な要因になります。

 
2 設問文を読み質問事項を把握する

設問文、これは言ってみれば「診断報告書の書き方指南」です。与件文に与えられた事例企業が成長する上でターニングポイントとなった部分や影響の大きい外部環境の変化について聞かれています。解答用紙の紙を見たら、設問文を読まなくても事例企業のおおまかな成長の流れについて分かる、そんな設問になっています。
そのためほぼ設問自体も時系列になっていますね。こちらも平成26年事例Ⅰを見てみましょう。

 

第1問 外部環境について
第2問 A社の創業時
第3問 ターニングポイント後
第4問 良品率が90%に改善した時
第5問 今後の管理施策

 

第1問が外部環境について聞いた後は、ほぼ時系列に質問が並んでいます。そのため上記に記載した通り、時系列で答えも構築していくことになります。

 

では時系列をもう少し深く見てみましょう。
理化学分析用試験管のOEM生産について
良品率が40%の時
良品率が60%の時
良品率が90%の時
この3つの違い、すぐに説明できますか

 

 

今回、第4問で聞かれているのは良品率が90%の時です。「製造設備を内製化した」「段階的に製造設備の改良・開発に取り組み始めた」のは60%に改善したタイミングですよね。そのため第4問で答えると当然ながら誤答となるわけです。それは皆さん、分かると思います。では「製造設備を内製化」する前はどのような状況だったのでしょう。「製造プロセスの多くの手作業」「外注した製造設備を使っていた」などの記述があります。私たちは変化後の状況については結構、着目するのですが、意外に変化前のデメリットについては意識が希薄になることがあります。
今回のケースで行けば、もしかしたら第2問で問われている「A社の主力製品に育たなかった理由」のうちの一つとして、上記のデメリットが使えるかもしれません。少なくとも検討はすべき要素であります。
時系列を意識するというのは、その変化のポイントとなる点を意識することは当然なのですが、変化前と変化後、特に変化前の状況についてはさらっと書かれていることの方が多いでしょうから注意深く意識することが大切になります

 
3 質問事項に該当するポイントを探す

 

設問文、とても分かりづらいですよね。指示語が多いし、どこを指しているのか分からないし、そもそも何を言っているのか分からない…。でも解答を作成していく必要があります。そんな時、ポイントとなる“単語”や“フレーズ”に敏感にことが80分という短い時間で試験に取り組むうえでは極めて重要な戦術となります。
ここでも平成26年事例Ⅰを題材に書いていきますね。

 
第1問 「その背景には」「経営環境の変化」
第1問は経営環境の変化、外部環境について聞かれていますよね。当たり前の事なのですが、意外にここでつまずくケースが多数。A社の事なのか一般的なことなのか、もしくは外部環境なのか内部環境なのか、意識しないと間違えます

 

 

第2~4問「理由」「課題」「要因」
第2問目からは王道の「理由」「課題」「要因」が聞かれています。その他にも「問題点」などの言い方になるときもありますね。この内容が聞かれた時の答え方、皆さんはきちんと区別していますか
他にも細かいところで言うと「述べよ」「挙げよ」の違いは分かりますか
特に「課題」については日常生活で使われる場合の「課題」の意味合いがぼやけていることもあり、間違えている方が多いのも事実です。診断士の中で使われる課題の意味合いは「あるべき姿とのギャップ」なんて言われることが多いですね。そのため否定的な言い方ではなく肯定的な言い方で使われます。
「事例Ⅰで点数が伸びない」というのが問題点であるのに対し、課題は「事例Ⅰで安定的に高得点を取れる学びを確立する」みたいな感じでしょうか。このあたりのニュアンスは意識して身に付けてください。

 

 

第3問「組織管理上の」
A社はどんな組織で運営されていましたか。機能別組織でしたね。機能別組織のメリット・デメリットはなんですか。そもそも機能別組織という単語が出てきた時点で、皆さんは飛びつきましたか?与件文に大きくマルを打ちましたか。
特に事例Ⅰは人事面を題材に扱っていますので、このあたりのキーワードには敏感になる必要があります。そして企業経営理論などで培われた知識も使いながら問題を読み解いていくのです。今回、設問文には「組織管理上の」と明記してあります。そのためこういうキーワードに反応して解答を作成していくことが合格への近道となります。

 

 

第5問「助言せよ」
最終問題に多い「助言せよ」。未来に向けた質問になります。問題文には多く語られていないことも多く、フリーハンドが要求されるような気がする設問になります。事例Ⅰの場合、人事系の話題が多いため、上記に記載した「茶化」などをイメージしながら書くケースも多いでしょう。また事例Ⅱ、Ⅲについては間違いなく問題文に回答に結びつきそうな「問題点」や「ビジネスチャンス」が盛り込まれていますから、フリーハンドでなく、与件文に基づく解答を構築することが大切です。

 

また助言系の問題で「俺の独創的な意見の方が解答として優れている」という意見を多く聞きます。一般的には「独創的な意見は点数が付かない」とも言われています。私も後者に同じ見解です。どうしてでしょうか。
事例企業には実在するモデル企業があと言われています。モデル企業が経てきたこれまでの成長のターニングポイントを抽象的に表現し、問題にしたのが2次試験であると思われます。その場合、実際に成長した実例があるわけですから、設問及び診断士協会が準備した模範解答も史実に沿った内容になっているでしょう。
とすると最後の助言についても現在のモデル企業の状況に類似している可能性が極めて高く、結構具体的な模範解答が存在すると考えられます。具体的な模範解答があるとすれば、その解答に誘導するような記述が与件文にあるはずです。このあたりは模範解答が発表されていないため個人的な私見に過ぎませんが、助言だったとしても、与件文をくまなく探し、助言のタネを探すことが肝要であると感じています。
とりあえず、ざっとポイントについてお話をしました。少し長くなってきましたので4番以降、また個人の裁量に左右される「ないじゅか」及び「弱点補強」についてはまた近日中に記事にしたいと思います。

 

 

なごでした。

 


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