カテゴリ「 » 12 事例 II」の記事



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こんにちは、chikaです!
先日二次試験を受験された皆様、改めてお疲れ様でした!!
もちろん再現答案はもう作成されましたよね??!

再現答案を作ったら、この時期は思いっきりストレス発散していいと思います!!
きゃずがまとめてくれたように、口述試験という最終関門も残っていますが、
口述試験に向けて、毎日毎日せかせか準備する必要はさほど無いと(私は)思います。
各予備校や支援団体の口述セミナーに参加し、一週間でみっちり準備すれば良いのです。
(と、私は思います。去年そうだったので。)
もちろん、道場でも口述セミナーを行いますのでご安心ください!!

 

しかし・・!!

 

毎日勉強していたのに、急に全く勉強しなくなるのは何だか落ち着かない。
もし、万が一、不合格だった場合は、また二次試験の勉強をしないといけないし・・・

かといって、今からまた毎日二次試験の勉強するにも気分が乗らないし・・・

 

そんなムズムズする貴方へ!!

合格していても、不合格だった場合でも、役に立つ(であろう)、
この時期だからこそじっくり読みたい!おすすめの書籍(&資格)をご紹介します。

 


①入門 考える技術・書く技術――日本人のロジカルシンキング実践法 

こちらは、現役経営コンサルタントの方がおすすめしていた本です。
経営コンサルタントにとって絶対的に必要な能力、分析力!!!
分析力、つまりロジカルシンキングができないコンサルは致命的だと言われています。

ロジカルシンキングの本はたくさんありますが、
その中でもこちらは非常に分かりやすく、日常の中ですぐに実践し鍛えられるように解説されています。
きっとご自身の今の仕事にも役に立つはずです!

また、タイトルに「書く技術」とあるように、
分析力だけではなく、考えを形にする(文章にする)ためのポイントが解説されているので、
もし来年も二次試験を受験することになっても、きっと役立つと思います。

 

 

②グロービスMBA クリティカル・シンキング

 

ハカセさんもご紹介されていたこちらの本。
①のロジカルシンキングをより鍛えたい方はこちらもおすすめです。

クリティカル・シンキングは直訳すると「批判的な思考」。
ロジカルシンキングでは「論理的に考える」ことが重要視されているが、そもそも推論の前提が1つとは限らない。
論理的正しさを意識すること以上に、物事を客観的にどう見ることがより妥当か、を考え続ける姿勢、
それがクリティカル・シンキングです。(本書より抜粋)

・・・と難しい解説を書いてしましましたが、内容はとても分かりやすいです。
いわゆる戦略的思考力(問題の発見→論理的分析→問題解決)を鍛えたい方はこの時期にじっくり読んでみると良いかと思います!!

もちろん、二次試験勉強にも、診断士の仕事にも、どちらにも役立ちます。

 

 

③ビジネス会計検定試験

財務ができない診断士は終わってる!!!
と、バリバリ稼いでいるの経営コンサルタント(現役診断士)の先輩が言っていました。(汗)
(実際に診断士になって痛感してます。。。)

二次試験の事例Ⅳで撃沈した私は、財務を鍛えなきゃあかん!!!
と思い、財務の勉強だけは続けようと考えました。

簿記の試験を受けようかな~とも考えましたが、
簿記は財務諸表を作成する能力にとどまっているので、
財務分析という診断士の実務に直結しない気がしていたのです。

そこで、ビジネス会計検定試験という試験があることを知りました!!
この試験は、まさに「財務諸表を分析する力」を問われる試験なのです。
公式サイトには、
「ビジネス会計検定試験は、財務諸表に関する知識や分析力を問うもので、
財務諸表が表す数値を理解し、ビジネスに役立てていくことに重点を置いています。」
と説明されています。

簿記よりも、診断士の実務に直結する!!!
ということで、参考書を購入し、週2~3日くらい勉強していました。
(結局診断士に合格したので受験していませんが・・)

診断士を受験された方であれば、3級はもちろん2級までは何とかいけるんじゃないでしょうか。
1級になるとディスクロージャー、連結、企業価値など高度な問題が出るようですので、
1級に挑戦するとかなり財務が鍛えられそうです!!
詳しい出題範囲は公式サイトで確認してみてください★

次の受験日は2019年3月10日(日)、
申込み期間は12月25日~2月1日ですので、
今から勉強して、診断士の合格発表後に受験するかどうか決めればよいと思います♪

 

 

④「儲かる会社」の財務諸表

 

こちらも財務を鍛えるために読んだ本です。
財務諸表を見て、経営状況・経営ポリシーや、競合企業の戦略の違いを読み解く方法が解説されています。

マイクロソフトVSグーグル、ヤフーVSソフトバンク、トヨタVSフォルクスワーゲン、などなど、各業界の競合企業の財務諸表を比較されていて、業界特性も勉強になります。

やはり知識だけでなく、実際に財務諸表を見ることが重要と気付かされました。
この本にはいくつもの財務諸表が紹介されているので、読むうちに鍛えられます。

財務諸表を見て経営状況を判断する・・診断士の実務において非常に重要な力です。
(実際に診断士になって痛感してます。。。(2回目))

合格後も見据えて、こちらの本もおすすめです!!

 

⑤スモールビジネス・マーケティング―小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム

道場でもさんざんオススメされているこの本。
二次試験勉強中に読まなかったor読めなかった方は、
改めてこの時期によんでみるのはいかがでしょうか?

私は二次試験前に読みましたが、
二次試験(事例Ⅱ)に役立ったのはもちろん、
診断士になった今、この理論が役に立っています!
今、商店街支援や小規模事業者の支援をしているのですが、
小規模事業者のマーケティングはこの考え方が非常に大事だと実感しています。

診断士になったあとを見据えて、まだ読んでなかった方はこの時期にじっくり読んでみるとよいでしょう!!


私がおすすめしたい本(&資格)は以上です。

私は財務を鍛えたかったので財務の本に寄ってしましましたが、
事例Ⅰが苦手だった方は組織論、事例Ⅲが苦手だった方は生産管理の本など、
それぞれ強化したい分野で本を探してみると良いと思います。

 

今、診断士として実際に経営支援をする中で、
まさに二次試験の事例企業だ!二次試験で解答した施策や!
という場面ばかりです。
つまり、事例Ⅰ~事例Ⅳのうち苦手だったな・・という分野がある方は、
合格後を見据えて今のうちに強化しておくと良いよ!ということです。

万が一、不合格だった場合でも来年の二次試験で役に立つはずです。

合格発表までウズウズしちゃってる方は、こんな過ごし方で有意義な時間にしてみてください♪
以上、chikaでした!!

 

✿:❀ 道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

一発合格道場 事例Ⅴ&Ⅵ

☆中小企業診断士試験に今年挑戦された方、来年以降目指す方、道場メンバーと懇親会しましょう!
☆これから同期診断士になるであろう仲間と親睦を深めましょう!!

■一発合格道場〜事例V@東京~

お待たせしました!事例Ⅴ(お疲れ様会)申込受付中!!

お申込はこちらからどうぞ≫ ←クリック

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~
□ 会場:新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:20名→(10/25)応募多数のため30名に増枠しました!(先着順)
□ 参加費:4000円

■一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪~

お待たせしました!事例Ⅵ(お疲れ様会)申込受付中!!

お申込はこちらからどうぞ≫ ←クリック

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~
□ 会場:天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)
□ 定員:15名(先着順)
□ 参加費:3500円

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こんにちは、chikaです!
二次試験を受験された皆様、本当に本当にお疲れ様でした!!!!

一夜明けて、きっと今の気持ちは皆さん様々だと思います。
私は事例Ⅳでやらかし、Ⅰ~Ⅲも全く手ごたえが無かったので、
不合格を確信していました。めちゃめちゃ落ち込みました。
でも、そんな私でも合格していたので、気にし過ぎないで良いかもしれませんよ。
わたしの同期合格者も、ほとんどの人が「手ごたえがなかった」と思っていたそうです。

そして今まで頑張ってきた分、気力も体力も消耗していると思います。
気が抜けると体調を崩しやすいので、休養をしっかりとってくださいね。

さて、とは言ってもこれだけはやっていて欲しいことがあります。
それは再現答案を作ることです。
再現答案とは、自分の書いた解答を再現して書き起こすことです。
再現答案の作成をおすすめするには、いくつか理由があります。

 

■口述試験の準備に活用する
晴れて合格された方は、12月16日(日)に口述試験があります。
合格発表が12月7日(金)なので、準備する期間が一週間ちょっとしかないんです。
口述試験は、受験した事例Ⅰ~Ⅳから問われます。
つまり、事例Ⅰ~Ⅳの与件文と解答の方向性を頭に入れておく必要があります。
そこで、再現答案を作っておくことで、口述試験の準備に大いに役立てることができます。
私は合格発表後にあわてて口述試験の準備をはじめたのですが(汗)、
再現答案を作っていたことで、すぐに事例Ⅰ~Ⅳの内容を思い出すことができました。
口述試験の準備をスムーズにするために、再現答案はぜひ作っていてください。

 

■次年度の勉強に役立てる
万が一、残念な結果になってしまった場合。。。
次年度に向けて何を改善すれば良いかを考えるヒントになります。
ふぞろいで合格者の答案と見比べたり、予備校の先生に添削してもらったり。
そのためには自分がどんな答案を書いたのか手元にないといけないですよね。
万が一、のために・・・今年の頑張りを無駄にしないために。
PDCAを回すために、作っておくことをおすすめします。

 

■これからの受験生のために
合格された方の中には、道場のような受験生支援団体に所属する方もいるかもしれません。
また、各予備校が添削サービスとして受験生の解答を集めて、分析に使うようです。
お世話になった「ふぞろい」でも、次年度の受験生のために、たくさんの再現答案を分析します。
そういった”これからの受験生のため”にも、再現答案を作る意味があるのです。

 

■早く気持ちを切り替えるために
私が再現答案作成をおすすめする一番の理由はこれです。
再現答案を作らないままでいると、
これから各予備校の模範解答を見るたびに、「自分はこのキーワード書いたっけ?」「確か違うこと書いたような気がする」「ちゃんと書いたと思うけど、どうだったっけ?」などと、合格発表までずっとモヤモヤしてしまうことになります。
また、もう思い出したくない!忘れたい!という思いが今ある方。
あえて自分の解答を書きだし、モヤモヤを吐き出すことで、
「あとは結果を待つだけ!」と気持ちを切り替えることができます。

これから数日は、不安な気持ちが高まったり、モヤモヤしてしまうのも仕方がないと思います。
でも、12月7日(金)の合格発表までは、家族サービス、友人との飲み会、デート、趣味、などなど
これまで犠牲にしてきたことを思う存分満喫して欲しいので、
早めに再現答案を作って、ぜひすっきり気持ちを切り替えてくださいね!!

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そして・・ぜひ再現答案は記憶の新しいうちに作りましょう!
人間の記憶は思ったよりも早く曖昧になってしまうものです・・
曖昧な再現答案だと、せっかく作っても意味が薄れてしまいますので、
是非、早めに作ってくださいね!



これから合格発表までは、診断士試験のことを忘れることができる唯一の期間です。
合格していたら、すぐに口述試験、実務補習、診断士活動がスタートし、
「合格後も忙しい!」と嬉しい悲鳴をあげていた同期ばかりでした。
万が一残念な結果になったとしても、合格発表後から勉強をスタートしてもほとんど変わらないと思います。
だから、再現答案を作ったら、合格発表まで思いっきりリフレッシュしてくださいね!!

 

さて、道場では「お疲れ様会」として事例Ⅴ&Ⅵを開催します。
合格していたら同期になるみんなと楽しくお酒を飲みませんか♪
下に案内を載せておりますので、ぜひ参加ください!

以上、chikaでした♪

 

。:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ★:*:。

一発合格道場〜事例V@東京

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約4,000円

申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約3,500円

申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

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こんにちは!桃ちゃんです(^^)/

 

今日は、二次試験お疲れ様でした!!!!

今まで、長かったですね~(>_<)
頑張ったご自身には、今までの努力のご褒美を

サポートしてくれた家族、お子さん、同僚、友達にも
感謝の気持ちを伝えましょう!

 

本日は昨日に引き続き「OPEN DAY」です。

 

是非みなさまの声や感想、なんでも結構ですので
コメントお待ちしております( *´艸`)

 


あと、帰ったら絶対今日中にやってほしい事は、

再現答案を書く!

ことです。

 

 

今日は、疲れてますよね~。

 

今日くらいはえぇやん・・・・。って思いますよね~。

 

 

でも、ここまで来たのですから、

再現答案書いた方が口頭試験対策にもなります。

 

私は、過去ブログ「本番対応」の思考プロセスも
事例ごとに再現答案にメモしたものです。

 

「あ!問題数が少ない~」
「この時点でヤバい!」
「これは楽勝!」と思った、なども記録しました(笑)

 

時間が経つと、

自分で考えた事だったのか、
あとで他の人の答案を見て感じたことだったのか

分からなくなってしまうので、
是非今日のうちに!!!

 

本当にお疲れ様でした!
以上、桃ちゃんでした。

 

。:*:★道場事例Ⅴ&Ⅵ(お疲れ様会)のお知らせ★:*:。

一発合格道場〜事例V@東京

□ 開催日時:2018年11月14日(水) 19:00~新宿駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約4,000円

申込みはコチラから(こくちーずが開きます)

一発合格道場〜事例Ⅵ@大阪

□ 開催日時:2018年11月9日(金) 19:30~天王寺駅付近の居酒屋(追ってお知らせします)

□ 予算:約3,500円

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こんにちは、chikaです!(過去記事はコチラ

今日は、私の試験前最後の記事になります。
そこで、これだけは伝えたい!という事を「直前期にやってよかったこと」としてお伝えしたいと思います。

 

(もくじ)直前期にやってよかったこと

■パニックになった時に何をするか決めておく
■回答の型を作っておく

 


■パニックになった時に何をするか決めておく

試験中に「緊張で与件文が頭に入ってこない」
「何をかけばいいか全く思いつかない」
そんなことがあるかもしれない・・と想定してました。

そんなときは、手を動かそう!と決めていました。
手を動かす、とは、いつも通りの手順で下書きの紙にキーワードを列挙する
回答の型を書く、ということです。

そうすれば、
・何かしら解答は埋められるだろう
・書いてるうちに冷静になるだろう
と思っていたからです。

実際に、本番の事例Ⅱでは与件文が長かったので
与件文を読みながら焦ってしまい、与件文が頭に入ってこない状態になってしまいました。
その時わたしは、「いつも通りに手を動かす!!!」と自分に言い聞かせて、
いつもの手順で設問分析をし、回答の型を下書きすることで
「与件文から何の情報を拾ってくるか」を冷静に考えることができ、落ち着いて解答をつくることができました。

そして、事例Ⅲでは時間が足りなくてどんどん焦ってしまいました
今でも鮮明に覚えているのですが、
とにかく下書きの紙にキーワードを列挙して、
いつも通りの手順で解答を組み立てることを意識しました。

このように私が冷静になれたのは、
事前に”パニックになったらどうするかを決めていた”からだと思います。

パニックに対処する方法は人それぞれだと思います。
なので、もし自分は何をすれば冷静になりそうかを考えておくとよいでしょう。
そして、もし試験本番でパニックになったら、
「やっぱりパニックになったか!」と開き直って、決めていたことをやってみてください。

 


■回答の型を作っておく

上記と関連して、私はキーワードの他に
回答の型も用意していました。

私が回答の型を用意した目的は、
・与件文から拾うべき情報が明確になる
・何を書けばいいか分からない時に、何かしら書ける
と思ったからです。

以下、私がファイナルペーパーに書いていた解答の型を列挙しますので
パクれそうなものがあれば参考にしてください。

【事例Ⅰ】
★強み(要因、特徴、理由など)を聞かれたら
A社が何をした、だけ書くのではなく
(つまり)●●●をする▲▲▲力、と記述する

★外部・内部環境分析
●●(脅威)で競争激化の一方、
○○(機会)で需要が拡大し、
A社は▲▲をする××力で事業を拡大した。

★新規事業のよくあるパターン(組織構造を問われる場合)
①○○○の専門部署を設置して、
②(事業運営における)権限を委譲して、
③(ニーズ収集+商品開発に活かすための)他部門とのコミュニケーションを強化する(定期会議等)

★新規事業のよくあるパターン(人的資源管理を問われる場合)
①○○強化(→新事業に関わること)に向けた研修制度、
②▲▲による士気向上を図る

 

【事例Ⅱ】
★経営環境をふまえた新事業戦略
●●●(競争激化などの脅威)の中、
▲▲▲(市場ニーズなど機会)を機会と捉え、
○○○(B社の強み、過去ノウハウ)を活かし、
×××(事業内容)を行う◎◎戦略を行う

★品揃え戦略
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
◎◎◎商品をそろえることで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る

★プロモーション戦略その①
●●●層(ターゲット)の▲▲▲(効果)を目的に、
①~、②~、③~(プロモーション)を行う。

★プロモーション戦略その②
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
①~、②~、③~(プロモーション)を行うことで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。

★サービス施策
①◎◎◎サービスによる×××(価値提供※)、
②●●●サービスによる■■■(価値提供※)
によって、▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。
※価値提供:利便性向上、選択性改善、安心感提供、など

 

【事例Ⅲ】
事例Ⅲについては解答の型は作っていませんでした。
その代わり、事例Ⅲは特にキーワードを覚えるのを意識していました。

 

【事例Ⅳ】
★営業CFがマイナスの場合
営業面で、(※理由※)により、資金獲得力が低い/資金が不足
※理由※には以下のうち当てはまるものが入る
・当期利益の過小性
・(商品在庫など)の増加
・(支払費用など)の負担
・支払債権の回収遅れ
・仕入債務の支払
・過大な利息
・商品管理の不備

★投資CF
投資面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・戦略性の薄い投資を行ったため~
・本業に直結しない投資を行い~
・○○○など過大な投資を行い~
・無計画な投資を行い~

★財務CF
財務面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・不足資金を補う借入依存型の経営である
・財務体質の悪化

★経営(営業)レバレッジ
(売上高に占める固定費の割合が高い場合=経営レバレッジが高い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が大きいため、経営リスクが高い

(売上高に占める固定費の割合が低い場合=経営レバレッジが低い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が小さいため、経営リスクが低い

 

★セールスミックス(貢献利益)
(貢献利益が+の場合)
貢献利益がプラスのため、共通固定費の一部を賄っており
廃止すると(全体の)営業利益が減少するため、廃止しない

★CVP分析の記述
・収益の安全余裕度が高い/低い
・収益の安全余裕度が低下しており、営業赤字になる可能性が高い

★オプションの長所
為替レートに合わせて権利の行使や破棄を意思決定でき、
損失をオプション料の範囲で回避できる

★オプションの短所
権利の行使や破棄に関わらず、オプション料の支払いが生じる

★輸入のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル買いのコール・オプションを購入する

★輸出のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル売りのプット・オプションを購入する

 

以上、少しでも参考になれば幸いです!!
注意点としては、型にこだわりすぎると設問で問われてないことも書いてしまうので、
「設問の制約条件」と「与件文」に忠実に回答することを前提として使ってくださいね。


本日の記事は以上です。

最後は精神論で申し訳ないですが、
皆さん、最後まで絶対にあきらめないでください!
「絶対に自分は合格する!」
「ここまでやってきたんだから絶対大丈夫!」
という強い気持ちを持って試験本番に臨んでくださいね!

そして、試験当日はリラックスして、いつも通りの手順で解いてくださいね!

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
以上、chikaでした♪

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あ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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はい!へんりーです。

 

さあ、今日をいれて残り15日間となりましたね!

前回の記事の冒頭でお見せしたグラフのとおり、本番の直前まで実力は伸びます。(初学者は特に!)

どうかどうか、それだけは忘れずに。最後の最後まで、あがいてください。

 

さて、この時期まできますと、事例の解答にあたってはかなり「慣れてきている」段階かと思います。

そんな中、もし悩みがあるとしたら、

 

「得点が安定しない・・」

 

「模範解答と比べてどうも内容が薄い・・」

 

といったところでしょうか。

 

今日は、その状態を打破するためのヒントをお伝えできればと思います。

 

以下、大きく3本立ての内容です。

  1.  「加点されない理由」分析 

  2.  「フレーズコピー」のススメ

  3.  事例4「敗北しないための戦略」

(※過去問ネタバレなし)

1つ当たり1つの記事が書けそうなテーマですが、今回は渾身よくばりDayということでお付き合いください!

 


 

  1.  「加点されない理由」分析

 

早速ですが、どうすれば得点が安定するのか?を掘り下げていきます。

 

あなたの解答(事例I, II, III)が得点しきれていない=十分に加点されていないとしたら、その理由は何でしょうか?

 

大きく3つの切り口に分けて、診断してみましょう。

 

①問題の制約条件に違反している

②幅が足りない(切り口にモレがある)

③深さが足りない(因果が足りない)

 

まず

①問題の制約条件に違反している

はわかりやすいと思います。

 

夏セミナーでもお伝えしたとおり、自分は「教訓ノート」なるものを作り、事例を解く度に反省点をメモし蓄積していました。

その中から、いくつか「やらかし」をシェアしてみます。


・「過去に業績を維持できた理由」を聞かれているのに、現在の強みを答えている

・「経営面での影響」を聞かれているのに、技術面にしか触れていない

・「生産面について助言」と書かれているのに、組織・人事の対策を書いている

・「課題」について聞かれているのに、問題点を書いている

・「社内対策を」と書かれているのに、社外での施策を書いている

・「子育て世代をターゲット」の助言問題なのに、文字数余ったところで高齢者向けの施策を書いている

 

といったところでしょうか。あくまで一端です。 「自分もこれはあるなー」と思うものが含まれていたでしょうか?

 

多面的な解答にすることで得点稼ぎにいく方法は否定しませんし、むしろ賛成派ですが、やみくもに文字を埋めることでルール違反をやらかせばその解答は台無しです。

 

対策は、やはり「設問解釈」の徹底にかぎります。緊張しているときこそ、一字一句を大事に設問を読む必要があります。

念には念をいれて、制約条件を見逃さないためのクセと工夫を身に着けてください。

 


次に、加点されない理由の2つ目、

②幅が足りない(切り口にモレがある)

です。

ここでの「幅が足りない」とは、設問で求められている項目や切り口のどれかが漏れているということです。

初代ハカセさん作の図を使わせてもらうと、幅=並列のイメージです。

解答に盛り込むべき項目が並んでいます。

ものすごく簡単な例で言うと、「売上の改善のための施策」を求められている場合、

(特に制限がなければ)「客数」×「客単価」の2つの切り口が必要になるところを、一方を漏らし片方だけで解答してしまった、といった具合です。

 

「幅の不足」=漏れの防止対策には、いわゆる「フレームワーク」が特効薬となります。

 

たとえば、人事施策に関する助言が求められている場合、

「茶化」というフレームワークを使えば、(「茶」と「化」の文字を分解し・・)

サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬

イ 育成
ヒ 評価

が漏れなく頭に浮かべば、モレなく、その問題に適した切り口を盛り込めるわけです。

フレームワークはモレを防ぐためのものという意識をぜひ持ってください。

 


そして、加点されない理由の最後3つ目が、

③深さが足りない(因果が足りない)

です。

ここで、深さとは直列のイメージです。(向きは横ですが)

解答の要素が、因果、因果、とつながっています。

模範解答と比べたとき、おおまかな施策やアクションは合っているのに、いまいち情報や修飾語が欠けていて、得点を稼げていない・・・

という人は、ぜひこの「深さ」を意識してみてほしいのです。

 

その神髄をいうなれば、

キーワードの前後 = 因果の要素

です。

(BeforeとAfter・・また勝手に「BA理論」または「前後理論」などと命名してしまいたい・・!)

例を出しましょう。

たとえば、助言を求めらる問題において、

[キーワード]に、助言の核となる「施策やアクション(例:〇〇教室の開催)」

が入るとすると、

[前]に、「現状のニーズや課題(例:ファミリー層に需要のある)」

[後]に、「期待効果(例;顧客との関係性強化)」

を入れることができます。

 

この[前]と[後]が、[キーワード](=施策やアクション)を修飾し、説得力を強めるのです。

 

 

ここで予備校の模範解答や「ふぞろい」を見直してみてください。

きっと、[前]と[後]にも、それぞれ、ちゃんと得点が与えられているはずです。

 

あなたの解答に足りなかったのは、実はこの

[前]と[後]

だったのではないでしょうか?

 

だいまつやきゃっしいの思考プロセス実況(の記事)の中で、「拾うべくして拾えるもの」のように説明されいる要素たちも、

見方を変えると、「因果の要素」だったりするわけです。(もちろんすべてがそうではありませんが)

他にも、具体例を挙げると以下の図です。

 

難易度が高いことで知られる助言問題において、解答の核となる「施策」そのものが思い浮かばなかったとしても、あるいは自信がなかったとしても、その[前][後]は与件文から抜き出せることがあります。

 

「施策」という、下手をすると『引き出し勝負(発想勝負)』になりがちなキーワード当てにいかずとも

前後をしっかり記述することで、一定の得点が得られるのです。これが「前後理論」です。

これに気づいてから、僕の得点は安定し始めました。

 

これこそが、8月あたまのブログ記事で、

2次試験は『作問者の想定する正解はきっと存在する。しかし、その「作問者の想定する正解」を当てにいってはいけない。「100%当てずとも如何に得点を稼ぐか」が勝負の試験である』

と記した理由です。(今ごろ伏線回収・・)

「こじらせてしまっている」受験生の一部の人は、解答の核となる「施策・アクション」の箇所を100%当てることにばかり注力してしまい、一方、その[前][後]をおろそかにしているきらいがあると思っています。それはリスクの大きな戦い方です。

でも本当は、得点源はそこだけではないわけです。

 

まずは [後]の 「施策・アクション」→「期待効果」 の因果関係を意識するのが馴染みやすいと思います。

「~により売上向上を実現する」

「~することで短納期化を図る」

といった当たり前のことを書く。それだけで得点になります。

 

事例にでてくる社長さんは天然です。「当たり前のことすらハッキリ言わないとわかってくれない」のです。

意識をしてこなかった人にとって、これは盲点かもしれません。

 

ぜひこの「因果」で深さを出す(前後理論)を取り入れてみてください。

 


「フレーズコピー」のススメ

 

続いて、こちらも事例I~IIIの得点安定のために、残る期間ですべきオススメ勉強法についてお話します。

 

お手本になる解答の文章を真似し、何度も書きなぞる勉強法を「写経」などと一般的に呼びますが、

基本的にはそれと同じ。何度も書かない代わりに、コピーしノートやスマホに記録しておくだけ、です。

しかも、解答全文ではなく、部分的なフレーズだけをコピーするで「フレーズコピー」と呼ぶことにします。

 

解答作成にあたって、「語彙」が足りない人は、上手い人の文、フレーズ(言い回し)をどんどん真似しましょう。

いくらあなた1人で事例を解き続けても、解答を書き続けても、なかなか良い表現は生まれてきません。

それなら、巧い表現を真似ること、パクることです。

 

自分が言いたいことを、如何にコンパクトに、如何にわかりやすく書けるか?

僕が受験時代中にメモしていた内容から、以下に一端をピックアップします。

 

 [イマイチ長い文] 若手育成への貢献度をしっかりと評価する制度を導入することで

[スマートな文] 育成面を重視した評価制度の導入により

[イマイチ長い文] 安心かつ安全な商品であれば高価であっても購入する子育て世代に

[スマートな文] 高価でも安心安全を重視する子育て世代に

 

このように、言いたいことは同じだけど、なんだか見事にコンパクトにまとめている「スマートなフレーズ」を見つけてはメモするようにしていました。

他にも少しご紹介します。

 

「無関連多角化によりシナジー効果を発揮できず」

「裁量を与えることで動機付けを行い」

「愛顧向上により口コミを誘発し新規顧客を獲得する」

「情報誌にパブリシティを行い」

「高付加価値化により客単価向上を図る」

 

どれもスマートで美しいと思いませんか?

ふと俯瞰すると、主に動詞の使い方に注目していたことがわかります。自分の引き出しにない動詞の使い方を取り込むことで文章作成の自由度を上げようとしていました。

 

これらはあくまで昨年の僕にヒットしたフレーズですが、

みなさんも残りの期間で、「この言い回しを自分は持っていないな」というお手本のフレーズを見つけたらそれをコピーし自分に取り込んでください。

 

おまけの話ですが、この「フレーズコピー」は、楽器演奏の練習で用いられる方法なのです。ご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、JAZZの独特の歌いまわしを身に着けるには、過去の偉人「ジャズ・ジャイアント」の演奏から、彼らのアドリブフレーズをコピーしていくのが1番早いと言われています。

呼び方は異なるかもしれませんが、

・スポーツの素振り(フォーム作り)

・英語のシャドーイング

などもおそらく同じ。「お手本のコピー」が有効なのです。

 

というわけで、直前期だからこそ、「フレーズコピー」(時間があればもちろん「写経」)をおすすめします。

 


事例4「敗北しないための戦略」

さらに、「得点安定のための極意」の締めくくりとして、事例4対策についても書いておきます。

 

事例IVの問題(設問)は、以下の3種類に分けることができます。

 ①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題)

②合格者と不合格者で正答率に差がでる問題

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) 

「だから、勝負になる②を練習しろってことだろ」という声が聞こえてきそうですが、

 

違います!

 

得点安定のために大事なのは「勝負の手前」なのです。

 

①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題) (具体例:経営分析の問題)

で如何に着実に得点するか?

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) (具体例:NPVの大問の最後の問題)

に如何に時間をかけないか(極端に言えば捨てるか)?

この2点を遂行できずに、つまり勝負をするまでもなく敗北してしまう人が意外と多いのです。

 

せっかく、②の問題で戦う力を如何につけていても、①と③の対処を誤ると一気に不利になっていまいます。

勝負の土俵にすら上がれないということですから、やるせません。。

 

特に、自分は財務会計が得意と思っている人ほど要注意かもしれません。

そんな人ほど、試験の後半にまだ「時間をかければ誰でも正解できる問題」が残っているのにも関わらず、「自分なら多少難しくても解けるから」と、色気がでてしまいがちです。

たとえば、NPVの最後の設問に果敢にもチャレンジしてしまい、しかしその難問に予定に時間を食い、「時間をかければ誰もが正解できる問題」を落としてしまう、といった悲劇が起きます。

さらに追い打ちをかけると、そのNPVの難問も、実はほとんど配点が与えられません。だった1点の可能性すらあると思っています。

そのあたりは、きゃっしいの前回の記事で説明してくれているのでぜひ参照ください。

 

実は、僕の「スタプラ友達」で、財務会計をすごく得意としていた方がいたのですが、残念ながら2次試験本番で上記のような事態に陥ってしまいました。

読者の皆さんには、そうはなってほしくありません。

 

敗北しないために、まず何より、上記①の得点、③の回避を確実に遂行してください。

それを成しえて、はじめて勝負の土俵に上がることができます。得点が安定してきます。

 

本番のメンタルでは、優先順位の選択を誤ってしまう可能性があるため、練習のうち意識してやっていないといけません。

ぜひ今日から、まず①と③を重視して事例IVを解いてみてください。

 

では、勝負を決める②の対策は?

それは「2日連続で解く」勉強法です。まず解いて答え合わせをし、その翌日に再度解くことで定着を図る。また、別のところでひっかかって間違えることも多い、というわけです。

1次試験前にも繰り返していたことですが、最後まで自分の理解度・実力を疑ってください。

 


 

以上です!

へんりーの手元に残る、ありったけの得点安定ノウハウをお届けしてみました!

 

どうか最後の15日間を濃密に過ごし、本番に備えてください。体調管理も言わずもがな趙重要です。

質問・疑問はお気軽にコメント欄にどうぞ!さっと聞けば、答えが得られて数時間が浮くことだってありますから。

 

では、

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

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本日のテーマは、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、と題してお送りします。

 

前回は、2次試験のファイナルペーパーからピックアップして、事例共通の、試験の心構えを披露しました。

 

今回は、その事例別編です。

 

ファイナルペーパーとは、自分なりの2次試験攻略の縮図です。

 

「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を紙にまとめて、あとは試験当日の現場対応力

 

どんな会社が出題されるかは分かりません。どんな要求が来るかも分かりません。

 

解答に必要な2次知識とフレームワークを準備し、試験当日に登場する企業に合わせて、知識とフレームワークを活用する。

 

そのため、試験当日に確認することは、2次知識とフレームワークが中心です。

 

私の場合、ツールはMMCの学習ガイドブックと、自作のファイナルペーパーでした。

 

今回は、ゆうファイナルペーパーから事例別編を引用し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

■事例Ⅰ

(1)強みの維持、強化がテーマ。なので、与件文通読の際にチェックすると有効。その際に、強みは、外部資源を活かしたものと、内部資源を活かしたものになる。

中小企業は経営資源が限られているので、全方位経営はできません。キラリと光る、他社と差別化した「強み」を武器に、会社の存続と発展を目指す必要があります。

 

2次試験も、全事例を通じて、求められていることは、そういうことです。

 

事例Ⅰでは、強みを維持、強化するために組織・人事の視点で診断と助言を行います。

 

また、現在、中小企業共通のテーマである、以下のキーワードは、事例企業の背景として登場する可能性があります。

課題と対応策は、頭に入れておきましょう。

①事業承継 ②社員の高齢化 ③人材不足 ④生産性向上 ⑤海外進出・インバウンド対応

 

(2)与件文に根拠を探しに行っても、無い場合が多い。つまり、設問文を読んだ段階で理論想定することが大事。余白に想定を箇条書きで書いておく。

事例Ⅰを苦手な方の、多くの原因が、これでしょう。与件文に根拠が書いていない、見つからない。難易度を高めるために、意図的にそうしていると思います。

 

受験生の対策としては、設問文を読んだ時に類推すること、です。

 

事例Ⅰでは、組織構造か人的資源管理に絞られるので、その中のどれかな?と探る。過去問の出題パターンから、これかな?と探る。

 

(3)レイヤーは、経営戦略、組織構造、人的資源管理(さちのひもけぶかいねこ)

何はともあれ、事例Ⅰで頭に入れておくフレームワークが、これです。

 

(4)最終問題は、与件文と最後の段落と最初の段落が関係することが多い。

これは事例Ⅰのパターンです。昨年29年度も当てはまりました。30年度がどうなるか分かりませんが、想定はしておきましょう。

 

■事例Ⅱ

(1)基本は、誰に・何を・どのように。誰にがターゲット、何をが製品戦略、どのようにがプロモーション戦略

マーケティングの基本です。事例Ⅱの解答構成で迷ったら、この基本に立ち返りましょう。

 

(2)ターゲットは、顧客層が市場拡大しているのが基本。現状維持や減っていく市場をターゲットにしない。そして、B社の強みが活かせて顧客獲得できるターゲット。

マーケティングの目標は、おおむね売上向上ですから、拡大している市場への進出やシェア拡大が基本です。

 

昨年29年度であれば、30~40歳代の子育て世代がターゲットでしたね。

 

ターゲットが複数登場したら、B社の強みが活かせて、拡大している市場をターゲットに選びましょう。

 

(3)マーケティング戦略、アクションと来たら、ターゲットを明確にすること。ターゲット+4P

私は解答構成で、ターゲットを書き忘れる癖があったので、忘れないようにターゲットのことを何度も書いています。

 

すでに設問文にターゲットが明記されていれば不要ですが、書いていない場合、ターゲットの記述は採点対象と考えておきましょう。

 

(4)売上拡大ときたら、客数増加なのか、客単価増加なのか。既存売上強化か、新規顧客獲得か。
例:〇〇することで、客数増加させ、売上拡大を図る。

施策を考える時の視点として、切り分けの視点として、重要です。

 

(5)経営資源をチェックしておく。それを機会や課題に合わせて、活用する。

施策を期待効果につなげるには、B社の経営資源を有効に活用しているかどうかが、カギです。

 

(6)レイヤーは、経営戦略、4P(商品サービス・プロモーション・価格・チャネル)

特に4Pで重要なのが、商品サービスとプロモーションです。価格とチャネルも、どういう課題や対策があるか、基本的な内容は押さえておきましょう。

 

(7)インターナルマーケティングのセオリー。①研修による能力開発 ②表彰制度や権限移譲によるモラール向上→従業員満足の向上→当事者意識の向上→顧客満足や顧客愛顧の向上

頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

(8)コミュニケーション戦略のセオリー。双方向のコミュニケーション活性化により→顧客関係性強化→顧客満足度向上→口コミ促進→新規客獲得

上記(7)と同様です。頻出論点のセオリーは、因果の流れで、覚えておきましょう。

 

■事例Ⅲ

(1)事業やアイテムごとに生産形態が違う可能性があるので、○○は●●生産、と個別に捉える必要あり。【受注生産・見込生産】【個別生産、ロット生産、連続生産】

生産形態によって課題が違います。受注生産なら、生産リードタイムの短縮であったり、見込み生産なら精緻な需要予測であったり。

 

生産管理の問題を作りやすいので、比較的、事例は受注生産の企業が登場します。

 

(2)まず生産管理系の問題から処理する。1問目(強み、弱み)と最終問(強み活用)の戦略問題はセットで処理する。

これまで事例Ⅲのセオリーだった第1問の強み・弱み問題が、昨年29年度は出ませんでした

 

なので、このポイントの後半部分は流用できません。ただ、前半の生産管理系の問題から処理するのは、引き続き有効です。

 

理由は生産管理系の問題はワンパターンで解答しやすいためです。

 

事例Ⅲに共通して言えることは、問題と解答が、けっこうワンパターンなのです。おそらく事例Ⅲは、解答のバリエーションが作りづらいのでしょう。

 

(3)レイヤーは、経営戦略・機能戦略(①営業活動 ②設計・開発 ③生産活動)

事例Ⅲは、生産管理はもちろんですが、営業に関する問題や解答も多いので、営業の切り口やキーワードの準備は、有効です。

 

■事例Ⅳ

(1)解く順番を決める。基本は、経営分析→理論問題→NPV以外→NPV。簡単な問題からやる。

事例Ⅳはタイムマネジメントが重要で、簡単な問題からやって点数を積み上げる戦略が有効です。

 

27年、28年のように平易な問題であれば、全問解答する必要性が高いですが。

 

昨年29年度のように難化した場合は、捨て問の選定が重要でした。

 

昨年であれば、第1問⇒第4問⇒第2問⇒第3問の順番で解答しました。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

・よく出る指標

収益性:
売上総利益率、売上営業利益率、売上経常利益率

効率性:
有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

安全性:
負債比率、流動比率(100%が基準。100を切っていたら優先的に指摘する)、当座比率

 

・安全性を複数指摘する場合、

①短期安全性(流動比率、当座比率)
②長期安全性(固定比率、固定長期適合率)
③資本構造(負債比率、自己資本比率)

 

(3)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

以前の記事でも書きましたが、経営分析をいかに早く処理して、他の問題に時間を使うか、が合格のカギです。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

何でもかんでも、低い・高いで表現するのではなく、時系列での比較なら、低下・上昇を使う。

 

(5)CF計算をする際は、ちゃんとPL計算書から作る。時間はかかるが、確実性が上がる。

事例Ⅳで点数を積み上げるには、計算する過程を丁寧に書いて、抜け漏れや計算ミスを防ぐことが大事です。

 

時間はかかりますが、確実性があがります。また、そのトレーニングを積み重ねることで、スピードアップできます。

 

(5)CF説明。FCFのみの説明なら、財務CFのことは書かずにまとめる。

FCF(フリーキャッシュフロー)は、営業キャッシュフローと投資キャッシュフローの合計なので、財務キャッシュフローのことを書くのは余計で、不必要なことです。

 

(6)ディシジョンツリーのパターン。期待正味現在価値が正なので、研究開発を行う。研究開発の結果、大型投資の場合は設備投資を行うが、小型投資の場合は設備投資を行わない。

次こそ出るぞと言われて、昨年29年度も出なかったディシジョンツリー。

 

問題設定にもよりますが、おおむね上記の解答パターンになることが多いので、あらかじめ想定していました。

 

 

以上、ゆうファイナルペーパーにみる2次試験攻略のポイント、でした。

 

最後に、スト合格を目指す皆様に一言。

 

スト生は、「ラスト2週間で急速に成長し、2年目に追いつきます!」

 

私の場合、このラスト2週間は、以下の2つに取り組んだことが、合格の決め手でした。

 

①毎日2事例を解く+毎日事例Ⅳ問題を解く。

②土日は5事例解く。そのうち、日曜は完全に新作のセルフ模試。

 

大事な残り2週間。体調に気をつけながら、絶対に後悔しないように、全力で行きましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

いよいよ平成最後の2次筆記試験まであと3週間を切りました。

今回のテーマは「課題別いま読みたい道場記事」。

道場9代目の各メンバーが2次試験に向けてそれぞれ熱い記事を書いているので、今日はそれらをキュレーション(つなぎ合わせ)しながら紹介していきます。

(すべてを読む必要はありません。みなさんの課題に合わせチョイスください!)

 

主なターゲット2次試験に臨むすべての人

登場する過去問:特になし

文字量:約3,000字(本文のみであれば約5分で読めます)

 


 

■80分の使い方に悩む方に

桃ちゃん「80分への縮め方」と「応用情報技術者 午後試験」

たかじんの80分間の過ごし方

80分をどのように使うかは人それぞれですが、効果的な80分の使い方というものはやはり存在します。桃ちゃん&たかじんが、極めてオーソドックスかつムダのない時間の使い方を解説してくれている本記事を読んでみてください。筆記スピードには個人差があるので、あなた自身の場合を見極める参考に。文具へのこだわりも、1分1秒を削り出すためには侮れません。

(所要時間:約10分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(1)

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

まさに永久保存版。平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の比較・分析を通じて、2次試験を合格するためのポイントがこれでもかと詰まっています。金言のオンパレードです。ここまで2次試験の本質に迫った記事を僕は見たことがありません

だいまつも書いている通り、真剣に読むと長時間を要してしまいます。それでも全力でモノにしようとする方にはそれ以上のリターンが得られるでしょう

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の本質に迫りたい方に(2)

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ & 5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法

きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ

きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ&復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

こちらも永久保存版。平成29年度試験で合計280点を獲得した「伝説の合格者」きゃっしいが、2次試験とどのように向き合い、どのような思考プロセスで解いていったのかを実況スタイルで書いています。臨場感がありながら極めてロジカルで、コンサルの鑑のような内容です。

ボリューム感に圧倒されて、「そんなの真似できないよ!」と尻込みするのではなく、どこか使えるポイントはないか…という視点で記事からにじみ出るエッセンスをしゃぶり尽くしてください。

(所要時間:約30~60分/1記事)

 

■2次試験の重要キーワードを再確認したい方に

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~ + 事例Ⅱで安定して得点を取るためのコツ

【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

Chikaによる渾身のキーワード解答法シリーズ。与件文のヒントからどのようなキーワードを持ってくるかという「解答のレシピ」の紹介。僕も受験生時代は似たアプローチをしていましたが、Chikaの徹底ぶりと分かりやすい説明には本当に頭が下がります。そしてあと3週間、つらいときはこう唱えましょう。

「死ぬ気でやれよ、死なないから!!」

(所要時間:約10~20分/1記事)

 

■事例Ⅳをモノにしたい方に

【2018年スト合格目標】事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!

【道場】事例Ⅳ対策記事まとめ【厳選】

平成29年の事例Ⅳで75点を獲得した、ゆうの記事。そしてZenZenによる事例Ⅳ対策の珠玉のまとめ記事。残された時間で事例Ⅳに向き合う場合、「どこが頻出領域なのか」を意識せずにやみくもに問題を解くのは、コンパスを持たずに航海に出るのと一緒です。後悔したくなければ、この2つの記事を一読してコンパスを持ちましょう。悠然と順番に読むのがお勧めです。

(所要時間:約15分/1記事)

 

事例Ⅳ〜合格点までの守破離(3ステップ)

よこよこはこう書いていますし、本当にそうだなぁ、としみじみ思います。

事例Ⅳは純粋な会計の問題ではなく、「文章を読み解き、整理する力」、これは国語の試験なのだと気が付いてから、合格点確保の道筋が見えてきました。

そして事例Ⅳの合格点確保に至る三段階(守破離)。あなたがどのステージにいるかにより、ラスト3週間の事例Ⅳへの時間の投入量は変わるはずです。現状のチェックにぜひ。

:頻出論点の解法が分かる

:独特の難解文章を「表」「数式」に整理できる

:自分のクセを知り致命的なポカミス回避する

(所要時間:約5分)

 

【大胆仮説】再現答案の比較からの「事例Ⅳの配点操作説」

まさかとは思っていました。でも、これはきっとそういうことなのでしょう。得点開示が可能にした、配点のマジックに切り込む記事。きゃっしい恐るべし。

仮説をどう捉えるかはあなた次第ですが、きゃっしいがこの分析を通して本当に伝えたいことはココです。

確実に合格点を確保するためには、難しい問題を無理して完全に解こうとする前に、まずはみんなが取れる問題を確実に取ることが重要

焦って新しい論点に手を広げるのではなく、経営分析・CVP・設備投資の経済性計算といった頻出論点の基本問題をひたすらモノにしましょう

(所要時間:約15分)

 

■どうも得点が安定せずに悩んでいる方に(追加!)

得点安定のための極意(事例 I~IVすべて)

解答にだんだん慣れてきた、けれど、まだ得点が安定しない・・といった悩みがある方に、

「どうして加点されないのか(裏返せば、どうしたら加点されるか)」をへんりーが分析しています。

①制約条件違反? ②切り口のモレ? ③因果関係要素の不足?  すべてクリアできていますでしょうか?ぜひ確認ください!

(所要時間:約10分)

 

■ぶっちゃけ何もできていない!ただ焦っている!方に

H29.事例Ⅰ 過去問解いたらこうやって見直そう!!

過去問がどうしてもアタマに入ってこない…というあなた。ヒロちゃん夫妻による愛の合作である本記事を読んでみてください。事例の向こうには中小企業の社長のストーリー、熱い想いがあることを焼き付けたら、ラストスパートの気力も湧いてくるはずです。まだ間に合います。全力であがきましょう

(所要時間:約10分)

 

 

■これまでやったことをまとめ、自分を信じて試験会場に向かいたい方に

一発合格道場の「ファイナルペーパー」総論

ファイナルペーパーに関する記事は道場やその他試験対策ブログでも数多くあります。ですが、それらを横断的にまとめて汎用化した記事はこれまでありませんでした

ラスト3週間、これまでやってきたことを消化して「ファイナルペーパー」に昇華させるプロセスは、再現性を高め、最高の心技体で試験に臨むための最後のひと押しになる。そう確信しています。

後半にあるファイナルペーパーも是非ダウンロードしてご活用ください。

 

いかがでしょうか。

泣いても笑ってもあと3週間。あがいてもがいてやりきりましょう。道場メンバーも全力で応援しています。

以上、きゃずでした。

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おはようございます、chikaです♪
試験まで残り一か月を切りましたね。
実は(?)インスタで勉強アカウントを作っていた私。
(IDはstudy_c_k_pyonです。探せば出てきますw)
一年前の投稿を見てみたら、とにかく事例を解きまくっていたのを思い出しました。
平日は2事例(事例Ⅰ~Ⅲのどれか+事例Ⅳ)、週末は4事例くらい解いていたと思います。

そして、思い出しました。一年前のこの時期に開眼したのです。
道場で密かに(?)伝わる「開眼」という言葉。
【開眼】(読み)カイガン
よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。
byコトバンク

道場で言う「開眼」とは、ふうじんさんがコチラの記事で伝えているように、Bランク→Aランクに上がる手応えを感じること・・!

そして、先代、または合格者が伝えているように
開眼とは「これができるようになる!」という決まったものではなく、
「実力が急に上がった瞬間」が人それぞれある、と私は解釈します。

前置きが長くなりましたが・・・
私の場合は、「二次試験の本質を意識する」ことで、
点数が一気に安定するようになりました。
今日は「二次試験の本質を意識する」ことについてお伝えしようと思います。

ちなみに、本日のタイトル、なんかどこかで聞いたことあるな~と思ったら、
昔サザンオールスターズがそういうタイトルの歌を歌ってたみたいですね♪
・・・・・・すいません。パクリじゃありません。汗


【開眼する前の私】

キーワードのパターンを覚え、そこそこの解答が書けるようになっていました。
また、80分の解答プロセスの型も決まってきて、時間内に解けるようになりました。

しかし!!

なんか、しっくりこない・・・
自信を持って解答できた!と言い切れない・・・
解答を埋めた”だけ”感。
でも、キーワードをそこそこ入れてるから点数はそこそこ取れる。

そんなもやもやした状態でした。

きっと自分のよくないところは
・キーワードを埋めることに固執している
・所詮、”設問を解く”ということに固執している
なのかなぁと考えるようになりました。

そこで、
道場の過去記事を読みまくって、二次試験の本質を考えてみました。

二次試験の本質 ~与件文・設問文の意味~より抜粋。

二次試験とは、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力。

与件文:ヒアリングをまとめたノートの様なもの
よって、内部環境(強み、弱み)や経営者の意思や想い等は、当日のヒアリングで伺う事になるので、基本的に集めた情報の範囲内で実現可能性の高い提案を行う。
外部環境等の事前に調べられる内容は、自分たちで調べる事になる。

設問文:報告書を作成する事を意識した順になっている。
設問を1から順に解いていく中で、
現状把握➡課題抽出➡改善提案の流れができている。

・・・・・なんだ、そんなの当たり前じゃん!!
っていうことなんですが、これを意識することで私の中で何かが弾けました(大げさ)。

 

【開眼した後の私】

事例のストーリーを意識し、
経営コンサルタントになった気持ちで事例を解くようにしました!!

事例企業には必ずストーリーがあります。
元々もっている強みがあってここまでやってきた会社。
でも、外部環境の変化(競合の出現、顧客ニーズの変化など)によって、
今までやってきた方法じゃ通用しなくなってきた(=業績が上がらなくなってきた。)
でも、社長には叶えたいビジョンがある。
そこで中小企業診断士に相談にのってもらうことにした。

実際の現場では、
きっと社長はつらつらと語っているだけなのでしょう。
①自社の強み・弱みにすら気付いていない
⇒分析して教えてあげる(現状把握)

②事業に夢中で、外部環境の変化に気付いていない
⇒調査・分析して教えてあげる(現状把握)

③ビジョンを叶えるために、何をすればいいか分からない
⇒コンサルタントが考えて教えてあげる(改善提案)

ということをやるのが、まさに事例を解くということなのだ・・・、と考えるようにしました

よって、
与件文をそのまま写すだけではダメ(=ちゃんと分析して社長に教えてあげる必要がある)
他の企業の成功体験(キーワード)をそのまま書くだけではダメ(=この会社ならではの提案が必要)
設問と設問に一貫性がないのもダメ(=さっきと言ってることちゃうやん?って社長に言われちゃうから)
ということに気付きました。

そして事例のストーリーを意識するために、
与件文を一通り読んだあと、1分くらい俯瞰して与件企業を見る時間を作りました。
この外部環境の変化の中で、この会社が活かすべき一番の強みはなんだろう。
ビジョンを叶えるために、克服すべき決定的な問題はなんだろう。
ビジョンを叶えるために、強みを生かして進んでいく方向性はなんだろう。
これらを、どの設問で教えてあげればよいんだろう。
と考えるようにしたことで、一貫性のある解答を作れるようになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【本日伝えたかったこと】

①二次試験の本質は、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力を問われているといこと。

②そのため、
収集した情報(=与件文)の範囲内で実現可能性の高い提案を行う必要がある。
かつ、設問はコンサルタントからの報告書を意識した流れになっている。

③キーワードを入れることに固執し過ぎず、
俯瞰して与件企業のストーリーを考えてみることが大切。
※事例Ⅰ~Ⅲそれぞれのコンサル方針はコチラの記事を要check!!!

④設問は全て一貫性のある解答にする必要がある。

⑤合格者が全員「開眼」を経験するわけではないが、
開眼するために(=もう1ランク上げるために)試行錯誤するのは大賛成!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、私は上記のように開眼したわけですが、
先代も様々な開眼物語があったようです。

★ロックさんは”書く力”で開眼

★ふうじんさんの開眼はコチラだそうです⇒(その1その2)
+開眼についての記事はコチラ

★アックルさんは因果関係の把握で開眼

★JCさんは事例Ⅳで開眼

何がきっかけで開眼するはは人それぞれ。
そこで、JCさんのお言葉を抜粋します▼
「自分の失敗を分析しましょう。
そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ開眼する時間はあります!
自分の失敗や悪い癖を分析して、あと1ランク上を目指してみませんか。
以上、chikaでした♪

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おはようございます。ゆうです。

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本日のテーマは、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、と題してお送りします。

 

1次試験前の7月にも、実は似たようなタイトルの記事を書いていまして。それがこちら

 

要約すると、1次試験のファイナルペーパーとして、「試験の心構え」10か条を作成し、

 

その心構えを、試験科目のたびに。試験直前に読みことで、

 

本番中パニック状態にならず、落ち着いていつも通りの実力を発揮し1点でも多く得点を積み上げられたという話

 

その成功体験をもとに、2次試験のファイナルペーパーでも、「試験の心構え」10か条を作成しました。

 

2次本番は、まだ28日後ですが、今の時点で「2次試験とは、結局どういう試験か?」という要所を押さえておき、

 

残り約4週間で、2次解法の練度を高めていくトレーニングをすることがスト合格には有効と考えます。

 

実際に試験当日に使った10ヶ条を以下に記載し、その下に補足コメントを書きますので、参考にしてください。

 

ただ、あくまで、自己流の要素を含みますので、採用するかどうかは、ご自身でご判断ください。

(1)まず初めに、解答用紙の受験番号欄の記入をきちんとすること。最初にやる。間違いないか指さし確認でダブルチェック。

1次試験の心構えと同様に、トップバッターは、この項目です。どれほどドストライクな文章を書けても、受験番号の記入が無いと、0点です。

 

早く問題に取り掛かりたい気持ちを少し押さえて、最初に、丁寧に受験番号の記入を行いましょう。

 

(2)解答用紙に記入したら、設問ごとに振り返ってダブルチェック。事例Ⅰ~Ⅲだと誤字や脱字がないか。てにをは、が間違っていないか。事例Ⅳだと検算・確かめ算をする。

1次試験と違って、2次試験は1問あたりの配点が高いです。

 

よって、1問あたりの解答を丁寧に、漏れなくすることが合格点の近道で、解答の見直しや検算には、設問ごとに時間を割いたほうが良いと思います。

 

見直しや検算する時間を確保するには、設問分析や与件文の読み込み、解答編集の時間をスピードアップすることが必要です。

 

そのために、過去問のアウトプットを通じたトレーニング、により練度を高めてください。

 

(3)設問文や与件文に時制が出てきたら、時制で切り分け可能と想定する。与件文にメモ書いておく。ここまで、過去とか。ここから、現社長とか。

与件文や設問文では、よく、会社の過去・現在・未来の話が登場します。

 

過去の成功要因、現在の経営体制の特徴、今後想定される経営課題など。

 

与件文と設問文を紐づける時の材料として、時制はよく登場します。

 

時制で切り分けられるなら、比較的イージーな問題ですから、与件文が出てきたら、時制をマルで囲んだり、時制を書きこんでおくといいです。

 

(4)分からないと迷った時。文章がまとまらない時。の魔法のことば。「つまりどういうこと?」

1次試験を通過した猛者が集まるのが、2次試験です。簡単な問題、過去問と同じような問題を出題しても、点差が付きませんから、当然毎年新しい要素を投入したり、わざと難解な言い回しを使ったりします。

 

新しい要素で言うと、昨年29年度であれば、事例Ⅲの第1問で強み・弱みを聞かず、第1問・第2問と連続して生産管理の出をしたり、事例Ⅳで連結会計の出題をしたりが、象徴的でした。

 

また、難解な言い回しであれば、事例Ⅰ第3問の「戦略的メリット」、第4問の「リスクの可能性」などでしょう。

 

もちろん、後知恵で、試験後になんやかんや言うことはできますが、大事なことは、緊張感たっぷりの試験本番中に、これらの問題に慌てず解答すること

 

慌てないためには、

 

①きっと出題者はは何か新しいことをして、揺さぶりをかけてくるだろうと、あらかじめ心の準備しておくこと。

 

②そして、分からないと迷った時は、「要するにどういうこと?」「so what?」と自分に問いかけてみること。

 

シンプルに設問や言葉を捉えることで、解答の糸口が見つかることがあります。完璧な解答でなくても、題意を捉えて与件文から材料を持って来れば、大きく外すことはないです。

 

(5)これまで見た過去問や、1次知識から逸脱した問題は出ない。つまり、加工して、いかにも個別の新しい問題に見せかけているが、実は過去問と同じパターンで解答する問題である。←ココ重要!

過去問を繰り返し解いていると気づくと思いますが、事例に出てくる問題・課題・解決策には一定のパターンがあります。

 

事例Ⅰの組織・人事であれば、組織構造と人的資源管理の話で。組織構造だと、部門・階層・権限・コミュニケーションの話で。

 

コミュニケーションの解決策だと、定期的なミーティングや部門間の連携強化など。セオリーは決まってきます。

 

実際の企業経営や企業診断でも、経営者やコンサルタントは、経営のフレームワークを使って、問題解決や課題達成をするわけですが、診断士試験も同じことが求められていると思います。

 

ただ、前述したように、2次受験者で点差をつけるために、出題側は揺さぶりをかけてきます。

 

「これは、新しい出題傾向に変わったぞ!」と思うような問題に直面しても、焦らないでください。経営のセオリーは、一定のフレームワークで決まっていますから、結局、解答は今までにみたような解答になります。

 

(6)文字数に対し、目安は、30~40文字で1センテンス・1要素。100~120字の問題なら、3センテンス・3要素。①②③。80文字なら2センテンス。

これは私が受験生時代にお世話になった予備校の影響が強いのですが、設問文の文字数に対応した解答を作成する際の目安です。

 

採点基準は決してキーワードをどれだけ盛り込んだかのキーワード採点ではないと思っていますが、

 

必要かつ十分なキーワードを入れたり、中身を充実させることは、高得点のポイントだと考えます。

 

採点者にとって読みやすく、文章が冗長的にならないように、この基準で解答編集をしました。

 

(7)事例ⅠとⅢは設問を見た時点で、1次セオリーなど理論のピックアップを行い、あらかじめ下準備。

特に事例1は与件文に解答のヒントが少なく、設問を読んだ段階で、「何の話なのか?」目星を付ける必要があります。

 

私の場合、設問を読んだ段階で、ひとまずキーワードや理論の書き出しをできるだけ多く行い、その後、与件文を読んだ後に、関係ないものは削ぎ落とす方法を取りました。

 

その結果、与件文との紐付けがしやすく、解答編集にネタ不足で困ることが減り、多面的な解答が作れました。

 

(8)主語から始まり述語で終わる文章にする。体言止めは避ける。

29年度合格者の再現答案を見ると、主語から始まっていない文章であったり、体言止めで編集しているものでも、高得点の人がいるので、一概にこのルールにしないとダメでは無さそうです。

 

ただ、採点者が読みやすい文章づくりという点では、主語から始まり述語で終わったほうが内容が伝わりやすいし、解答の型も安定するので、このルールを守っていました。

※ゆうの再現答案はこちら

 

(9)特徴を表す言葉、特に特徴を表す形容詞は、はしょらない。ぬかさない。 

例:高品質な、創業以来、

これまでの道場記事にも書いてあることですが、できるだけ与件文の言葉は活かしたほうが良さそうです。

 

文字数の制約で、文章を要約する必要がある場合も、削って良い言葉と、残したほうが良い言葉があります。

 

特徴を表す言葉、形容詞は、事例企業の特徴や強みを具体的に表現している部分なので、はしょらず使いましょう。

 

(10)強みは、●●力とか、●●体制で、まとめる。●●技術ではなく、●●技術力。

強みを書くときの表現の仕方を決めておくと、解答にブレが生じにくいです。

 

与件文のキーワードをちりばめながら、締めくくりは、●●が可能な営業力、とか、●●技術力、とまとめるように意識していました。解答のパターン化ですね。

 

また、私の場合、強みを聞かれているのに、●●技術と書く癖があったので、●●技術力と書くように意識していました。

 

2次試験は、言葉を大事にしよう。正しい日本語を使おう。言葉でしか採点者に伝えることはできませんもんね!

 

以上、2次試験で240点以上取るための「試験の心構え」10か条、でした。

 

最後に皆様へ一言。

 

「スト生は、ラスト1ヶ月で急速に成長します!」

 

ここからの1ヵ月間は、過去問のアウトプット、ふぞろいを使った復習の高速回転で、2次解法の練度を高めてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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※注意1
今回の記事を真剣に読むとおそらく1時間程度の時間が必要になります。

※注意2
ところどころまじめな記事の中に冗談のようなものが入っています。これは、私が不真面目なのではなく、「まじめ一辺倒の記事では受験生の皆さんが退屈してしまうだろう」、という私なりの要らないかもしれない配慮の産物です(お許しを)。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

3回シリーズでお届けした「【永久保存版】平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」について、多くの方から反響をいただきました。受験生の皆さまのお役に立てている、と実感できることが嬉しい今日この頃です。

 

【永久保存版】シリーズ
✓平成29年度 事例Ⅰの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅱの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅲの記事はコチラ

 

そして、私が漕ぎ出した「泥船(私生活を犠牲にしてブログを書くことで家庭が崩壊(沈没)する)」にまんまと乗せられてしまったきゃっしい様も、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ~Ⅲ」と題して、3回シリーズで目からウロコの良記事を世の中に送り出してくれています。

 

【きゃっしいの解法実況】シリーズ
✓事例Ⅰの解法実況はコチラ
✓事例Ⅱの解法実況はコチラ
✓事例Ⅲの解法実況はコチラ(月曜日に公開です。こうご期待!)

 

さらに、他の9代目道場メンバーの文字数も膨れ上がるばかり!

 

皆さん仕事と家庭の両立で超絶忙しい中で、本当によくやっているな・・・、心からそう思います。

 

我々も必死!なので、皆さんも我々の記事を是非参考にしていただき、絶対に2次試験を通過して、診断士になってくださいね!
(ちょっと、恩着せがましいですかね。すいません)

 

さてさて。

 

【永久保存版】シリーズの中で「事例Ⅲと言えば生産管理と生産効率化の切口だ!」と、くどい位に書きました。なので、皆さん事例Ⅲはもう大丈夫だと思います。

 

一方、事例Ⅱに関しては、【永久保存版】シリーズのなかで、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要だ!と書きました。しかし、タキプロ関西の勉強会で受験生の皆さんの答案を拝見していると、「自分のものにできていない方が多い」ような印象を受けました。

 

そこで今回は、平成28年度試験の事例Ⅱを題材に、如何に「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要か、さらに言えば、この2つの切口が分かっていれば、事例Ⅱでは「何が問われ、そして何を書くべきかが分かる」ということを、皆さんに理解・体感していただくべく、記事を書きたいと思います。

 

なお、今回の記事は、皆さんが受験校で教えてもらったやり方と違うところが多いかもしれません。あくまでも「私流の事例Ⅱに対するアプローチの仕方」という位置付けで読んでいただければ幸いです。

 

それと、昨日にchikaさんが事例Ⅱに関して同じようなことを記事にしてくれていますね。もちろんソチラも参考にしてくださいね!

 

まず、最初に、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」をおさらいしておきましょう。

 

—————————————————————————————————

 

4P

 

◎Product    製品戦略
 Place      チャネル戦略
 Price      価格戦略
◎Promotion  プロモーション戦略

※診断士の2次試験(事例Ⅱ)では、「」をつけているプロダクトと
 プロモーションがよく問われます。いや、‘ばかり’問われます

 

—————————————————————————————————-

 

誰に、何を、どのように、効果

 

誰に
→ジオ、デモ、サイコ

何を
→製品・サービス(製品戦略そのもの)
→プロモーションで提供するもの(プロモーション戦略で使えそうなネタ)

どのように
→B社ならではのプロモーション策(プロモーション戦略そのもの)

効果
→新規顧客獲得
→購買頻度UP(固定客化)、関連購買、購買単価UP

戦略名
→差別化(付加価値化)
→集中

※「+ 戦略名」としたのは、「誰に、何を、どのように、効果」
 加えて、「戦略名」書く機会が割と多いため、説明の関係で
 追加しました。

「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」順番を守って書く
 と、読みやすい事例Ⅱの答案を書くことができるようになります。
 (この辺りは記事の中で説明します)

 

——————————————————————————————————

 

ここまでは、知っている方も多いのと思うのですが、大切なのは、この2つの切口を使いこなせるかどうか、です。

 

知っているだけでは、意味がありません。今回の記事を読んでいただき、是非自分のものにしてください。

 

なお、毎度のことですが、ここから先は平成28年度事例Ⅱの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果はいつも通り10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 

それでは、平成28年度試験問題を使って、事例Ⅱを解く上で如何にこの2つの切口が、重要かを解説していきます。

 

=============================================================================

 

第1問(配点30点)
B 社のこれまでの製品戦略について、80 字以内で整理せよ。

【出題の趣旨】
B社のこれまで製品戦略について、マーケティング基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

「4P」「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」を当てはめれば、「何を聞かれていて、何を答えるべきか」は、設問要求を確認した時点で分かります。

 

下の表を見てください。

 

 

設問要求は、「これまでの製品戦略」です。つまり、4Pの「プロダクト」の視点からの問題です。

 

次に、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えます。

 

これまでの「製品戦略(プロダクト)」を答えて欲しい訳ですから、「誰に、何を(どんな製品を)提供してきたか」、を書いた方がよいことが分かります。

 

さらに、これまでにB社が採用してきた「戦略名」も書けるなら書いた方がよいでしょう。

 

そうすると、本問は「誰に、何を、戦略名」が解答要素の候補になります。

 

裏返せば、「どのように(プロモーション)」と「効果」は聞かれていない訳ですから、「書いてはならない」ということになります。

 

なお、当然ですが、「製品戦略」を問われていますから、「何を」は100%使いますが、与件文に「誰に」が書かれていなければ、使いません(答案に書きません)。「誰に、戦略名」の2つの要素の使うかは、あくまでも「与件文次第」です。十分に注意してください。

 

【永久保存版】シリーズの事例Ⅲでも書きましたが、「問われていること、書くべきこと(事例Ⅲなら生産管理、生産効率化)が分かっていれば、与件文の読み取り・紐つけ精度は格段に向上する、と申し上げました。

 

事例Ⅱでは、「事例Ⅲの生産管理、生産効率化」に当たる超重要な切り口・観点が、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 差別化」なのです。

 

設問文を読んで、誰に、何を、戦略名が解答要素の候補だと当たりをつけることができれば、高い精度で与件文も読め、いい答案が書けそうな気がしませんか?

 

続いて、出題の趣旨も確認しておきましょう。

 

出題の趣旨
B社のこれまでの製品戦略について、マーケティングの基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

なるほど、いつもながらに深いですね。

 

なんと、本問は「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていたのです。

 

マーケティングの基本的視点と聞いて思い浮かべるのは、「4P」や、ポーター先生の「3つの基本戦略…コストリーダーシップ戦略(価格戦略)、差別化戦略(付加価値化戦略)、集中戦略」でしょうか。あと、「誰に、何を、どのように」もマーケティングの基本的視点と考えてよいでしょう。(他にも色々あると思いますが、とりあえずこれくらいで)

 

「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていた、となれば、与件文から「何を(製品)」‘だけ’をひっぱり出してきて、ただ並べた‘だけ’の解答は、出題者からすると「物足りない答案」と言わざるを得ないでしょう(マーケティングの基本的視点がないため)。

 

それでは、解答例を用いながら詳しく説明していきます。

 

皆さんも、「採点者」になったつもりで各答案を評価してみてくださいね。

 

解答例①だいまつ
戦略は、最終消費者に対して、国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、差別化戦略である。

解答例②後輩A
戦略は、国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに他社との差別化を図るもの。他社を見てアイテム数を拡大し、最終消費者向けに特化した。

解答例③後輩B
戦略は、①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

だいまつの解答例からいきます。

 

戦略は、(誰に→)最終消費者に対して、(何を→)国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、(戦略名→)差別化戦略である。

 

「誰に→何を→戦略名」の順番になっており、読みやすいと思います(自画自賛)。B社のこれまでの製品戦略に対する説明として、申し分ないと思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

なお、最後が「戦略である」で〆ているため、主語は「助言は」だと日本語としてもっときれいだったかもしれませんね。

 

次に、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに(戦略名→)他社との差別化を図るもの。(何を→)他社を見てアイテム数を拡大し、(誰に→)最終消費者向けに特化した。

 

解答要素としては充足していると思いますが、イケていませんね

 

なぜ、イケていないか。

 

そうです。明らかに「読み辛い」のです。

 

では、「誰に→何を→戦略名」の順番に直してみるとどうでしょうか

 

戦略は、(誰に→)最終消費者向けに特化し、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りにしつつ、他社を見てアイテム数を拡大する(戦略名→)差別化戦略である。

 

かなり、読みやすくなりましたね。

 

続いて、後輩Bの解答例です。

 

戦略は、(何を→)①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、(何を→)②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

与件文から、「何を」だけを抽出しています。抜き出してくるところはパーフェクトですし、文章もきれいなので、点数はもらえると思いますが、「マーケティングの基本的視点」がありませんし、すこし物足りない印象ですね。

 

製品戦略」を問われたら、「誰に→何を→戦略」の順番で解答を構成すると、「書きやすく」、「読みやすく」、さらに「漏れのない」答案が出来上がりますね

 

なお、くどいようですが、「製品戦略」を問われた場合に、「どのように」は聞かれていませんし、あからさまに「効果」が聞かれていないなら、効果も書かなくてOKです。

 

==========================================================================

 

第2問(30 点)
11 代目予定者は、自分の代になってからもこれまでの製造スタイルを大切にしながら成長を追求していくつもりでいる。しかしながら、製品アイテムは見直すことを考えている。

(設問1)
B社の今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
しょうゆ市場全体を取り巻く環境変化から製品ラインアップに関する適切な製品戦略と顧客ターゲットを提案する能力を問う問題である。

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

私の解説を読む前に、第2問(設問1)及び(設問2)を、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」のフレームを使って、それぞれの設問で、「何が問われているか、何を答えないといけないか」を、考えて見てください

 




 

如何でしょうか。

 

設問文を読んだ時に見えてくる「景色」が、「いままでと違って」いたり、いままでよりも「何が問われているか、何を答えないといけないか」が、「はっきりした」と思いませんか。

 

それでは、解説に入ります。

 

設問1は、「ターゲット層」と「製品戦略」を要求しています。

 

だとすると、第1問と同じように、基本的には「誰に、何を、戦略名」を答えないといけません。ただ、戦略名は設問2にも絡みますので、どちらで書くかは悩ましいところです。なので、「戦略名」は書けたら書こうくらいの意識でよいでしょう。この時点で悩み過ぎてはいけません

 

設問2は、「プロモーションと販売の戦略」を要求しています。

 

「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)」ですから、「どのように」ですよね。後は、「設問1で答えたターゲット + 製品に対して、プロモーションした‘結果(効果)’」も、盛込みたいところですね。

 

それでは、表形式で、整理しておきます。

 

設問1で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

次に、設問2で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできますが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのか、判然としません。

 

如何でしょう。

 

戦略名に関しては、少し悩ましいところですが、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」のフレームを使えば、第2問をかなりきれいに整理して、設問1と設問2で「聞かれていること、答えるべきこと」が、はっきりさせることができました(上手く切り分けができました)。

 

それから、【永久保存版】シリーズでも書きましたが、「誰に(ターゲット)」を問われた場合には、ターゲットをセグメント化するための、デモグラフィック、ジオグラフィック、サイコグラフィックを「必ず思い出す」ようにしてください。

 

これは、「絶対に」です。

 

「必ず思い出す」必要がある理由は解答例を用いて説明します。

 

それでは、解答例を見てください。

 

解答例①だいまつ
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

解答例②後輩A
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

解答例③後輩B
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

だいまつの解答例から解説します。

 

戦略は、(与件文・設問文→)回転率の低い製品は縮小し、①(サイコ→)日本の伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客と(サイコ→)懐かしさを求める(デモ→)女性やシニア層には(何を→)伝統製法で作った製品を、②(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性に(何を→)減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

 

「誰に(サイコ→デモ)、何を」の順番で書けていますね。「誰に」は「デモ、ジオ、サイコで修飾する」、ということが分かっていれば、解答要素の盛り込み漏れがなくなります

 

「誰に」ときたら、「デモ、ジオ、サイコ」のことを、必ず思い出してくださいね

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(与件文・設問文・何を→)出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性やシニア層である。

 

なんだか、いまいちですね

 

考えられる問題点は以下の3つです。

 

①相変わらず、「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い
②与件文上、「食に敏感」なのは「女性」であって、「シニア」ではない
③「食に敏感な女性」に、しょうゆ加工品を訴求しても刺さらない

 

①の「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い、という点に関しては言わずもがな、ですね。「誰に→何を」の順番に直すべきでしょう。

 

②に関しても、結構多くの方がやってしまうミスではないでしょうか。与件文を正しく読めていません

 

③に関しては、もう全く駄目です(後輩なので容赦なしに行きます)。設問要求「今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで説明せよ」です。与件文から考えられる、実現可能性の高そう、かつターゲットに刺さる製品戦略を提案しないといけません。

 

これが、事例Ⅱで「与件文に寄り添う」ということです。「与件文にある言葉」を使いさえすれば、「与件文に寄り添っている」ということにはなりません。注意してください。

 

では、後輩Aはどうすればよかったのでしょうか。

 

例えばですが、以下のような解答内容であればどうでしょうか。皆さん、評価してみてください。

 

「食に敏感な女性に対して、国産丸大豆を使った安心で濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備えた減塩のしょうゆ関連製品を訴求する」

 

食に敏感な」という心理的な志向に対して、B社の強みを活かした「刺さる製品」を提案できている、と思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

続いて、後輩Bです。

 

戦略は、①(サイコ→)健康志向で食に敏感な(デモ→)女性に対して、(何を→)自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②(サイコ→)伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客に(何を→)国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

製品アイテム数には言及できていませんが、しょうゆ関連市場の状況や、B社の強みを活かした「イケてる解答」のように思いますね

 

でも、「誰に(サイコ・デモ)→何を」がめちゃくちゃなので、「与件文に寄り添った答案」とは言えません

 

①に関しては、後輩Aの解説の際に述べた通りです。「健康志向で食に敏感な女性」に、もっと言えば、「歴史とか伝統に全く興味がなく、健康と食にしか興味のない女性」に、「自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品」が刺さるでしょうか

 

「おい、だいまつ。自社蔵だから安心という発想も‘ある’ではないか、後輩をいじめてどうする。お前はひどい奴だ」との批判も聞こえて来そうですが、ちょっと待ってください。

 

診断士試験では、‘そう’  考えてはいけないのです

 

「自社蔵だから安心という発想もありではないか」と考えてしまった受験生の方は、猛省してください(ちょっと言い過ぎですかね)

 

なぜなら、与件文で与えられた状況から考えて、「健康志向で食に敏感な女性」には、「国産丸大豆を使った安心で、濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備え、そして健康にも配慮した減塩のしょうゆ関連製品」を訴求することが、「最もしっくり来る」からです。

 

【永久保存版】シリーズで、何度も何度も書きましたが、断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前に誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

明らかに与件文に「話が通るネタ、しっくり来るネタ」があるのに、「こっちもカスっていそうだから、セーフやん?」、「こうやって論理展開すればこの解答も救えるよな」みたいな感じで、自己肯定や他者肯定をしていると、「試験の本質」を見失ってしまい、いつの間にか与件文から考えられるフツーの答えが書けなくなってしまいます。そして、合格からどんどんと遠ざかってしまいます。

 

もう一度言います。

 

診断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前の、誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

続いて、後輩Bの答案の後半部分です。

 

②の「伝統文化に興味のある外国人観光客」に、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」は、‘雰囲気的にはなんとなく刺さりそう’  な気もしますが、答案としてはダメです。

 

なぜ、ダメか、それは与件文に「伝統文化に興味のある外国人観光客」にぴったりの訴求要素があるからです。

 

与件文の記述をもとに説明します。

 

第1段落
B 社は、X 市郊外にあるしょうゆ及びしょうゆ関連製品のメーカー(以下、「しょうゆメーカー」という。)である。資本金は2,000 万円、従業員(パート含む)は50 名である。創業は1770年と古く、現在の社長は10代目にあたる。2016年に社長就任21年を迎えた。

 

第2段落
B社の本社と工場は隣接しており、すぐそばにはY川が流れる江戸時代には、この川が原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた。現在、多くの中小しょうゆメーカーでは、自社の蔵でのしょうゆ仕込みをやめ、しょうゆの原料となる「生き揚げB火入れ、ろ過していないCしょうゆ」を大手メーカーから仕入れ、これに火入れや味付けをして自社製品として販売している。しかし、B社は創業以来一貫して国産丸大豆を原材料とし、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けている

 

第3段落
本社から車で10分ほど離れたX市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地である。現在は当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている。懐かしさを求めて女性やシニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味のあるアジアからの外国人観光客も多い。B社は、この観光地化したエリアに3年前、自社製品をフルラインアップで販売する直営店を出店した。

 

外国人観光客は、なぜX市を訪れているのでしょうか。

 

理由は、「X市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地であり、当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている」からです。

 

伝統的な街並みがあるから、‘日本の伝統に興味のある’アジアからの外国人観光客が大挙してX市を訪れているのです。

 

つまり、アジアからの外国人観光客の興味の対象(刺さる、つまりサイコ)は、「江戸時代から反映した商業地であるX市街地の当時の面影をしのばせる伝統的な街並み」であり、「日本の伝統」なのです。

 

そうした中、B社は1770年(江戸時代)に創業し、工場と本社は、江戸時代には原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた、由緒あるY川のすぐそばにあり、江戸時代の創業以来一貫して、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けています

 

ここまで与件文に‘あからさまな記述’があれば、「今後のB社の製品戦略」として、「日本の伝統に興味のある外国人観光客」に訴求すべきは、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」ではなく、「自社蔵で杉桶を使い、江戸時代から作り続けている伝統を前面に打ち出した製品(例えばお土産)」でしょう。

 

後輩A・Bの両名とも、与件文に落ちている解答要素から答案を組み立てていることから、本試験でもきっと点数はもらえると思います、より多く点数をもらおうと思えば、与件文に「素直に」、つまり、いま私が解説したような答案を書くことを目指さねばなりません

 

事例Ⅱでは「サイコ→何を」のつながりを意識することで、「与件文に寄り添った答案」を作ることができます。

 

肝に銘じてくださいね

 

なお、本試験のたった80分しかない中で、私がいま解説文で書いたようなレベルまで掘り下げて考えることは、もちろんできません(私もできません)。80分で今回私が解説したレベルまで考えようとしないでくださいね(完璧は求め過ぎないでくださいね)!

 

受験生の皆さんがやるべきは、設問文を読んだ瞬間「製品戦略(プロダクト)」系の問題では「誰に(デモ、ジオ、サイコ)→何を、戦略名」が聞かれている!という思考が働くようにトレーニングすることですからね!

 

続いて、設問2です。

 

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできるが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのかは判然としない。

 

第2問の解説の冒頭で、本問では「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)/どのように」が問われており、併せて「効果」も書きたい、と申し上げました。

 

・・・プロモーションは、超頻出の切口です。

 

そして、プロモーション戦略を聞かれれば、「プロモーション・ミックス」必ず思い浮かべなければなりません

 

プロモーション・ミックス
①広告宣伝  (プル)
②パブリシティ(プル)
③人的販売  (プッシュ)
④販売促進  (プッシュ)→POP、クーポン、ノベルティ、実演、DM

 

本問では出題者が、プロモーション・ミックスをどのように分解してほしかったかは分かりません。ただ少なくとも設問では「プロモーション」「販売戦略」2つの切り口からの解答を要求されていますので、「プロモーションは周知するための施策(プル?)」「販売戦略は顧客に買ってもらうための売込み(プッシュ)」期待されていたと考えるべきでしょう。

 

そして、この2つの施策は、当然に設問1で想定した「ターゲット層 と 製品」に最適なものでなければなりません。

 

それでは、解答例です。

 

解答例①だいまつ
戦略は、自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、人気レシピと一緒に提案販売することで、お土産としての購買を増やす。

解答例②後輩A
食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。直営店ではB社製品を用いたレシピを配布し、購買を促す。

解答例③後輩B
戦略は、観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

本問では設問間の関連も重要ですから、並べてみます。

 

解答例①だいまつ
(設問1)
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、(販売戦略→)人気レシピと一緒に提案販売することで、(効果→)お土産としての購買を増やす。

 

「プロモーション(プロモーション/販売戦略)→効果」と、当初に想定した答案が作れています。

 

厳密に言えば、「健康志向で食に敏感な女性」は、「自社蔵見学」には全く興味がないでしょうが、ただ80字の中で表現をするとなれば、この辺りが限界でしょうか。

 

それと、たったの80字で「日本の伝統文化に興味のある外国人観光客」、「懐かしさを求める女性やシニア層」、「健康志向で食に敏感な女性」の3つのターゲットに訴求するための「プロモーション(プロモーション/販売戦略)」に関する施策を書く、なんてことは普通に考えてできません(しかも80分間でなんて絶対に無理です)。

 

受験生時代の私がそうであったように、ふぞろいを読んで、3つのターゲットすべてを設問1に盛込むべく努力しておられる方もいらっしゃると思いますが、最近私が思うのは、「無理をして全部を詰め込む必要はない」ということです。
(一応、私の解答例では解説の都合上3つのターゲットを盛込みましたが)

 

【永久保存版】シリーズでも書きましたが、断士の2次試験の解答要素(正解/得点がもらえる要素)は、1つではありません。間違いなく複数あります。

 

今回の事例においては、3つのターゲット層のいずれを選んでも、訴求すべき商品やプロモーション策が書けるように与件文にヒントが埋め込まれていました

 

加えてですが、平成28年度の事例Ⅲの第4問(設備投資するか/しないかの問題)でも、「する/しない」のどちらを選んでも、ちゃんと論理展開ができるよう与件文にはヒントが埋め込まれていました。

 

それで、何が言いたいかと申しますと、

 

だいまつは答案に「3つのターゲット層を盛込んでいた」、ふぞろい流採点で高得点を狙うなら「3つのターゲット層を盛込まないといけない」、という思考から、「荒くれモリ子(変に解答要素を盛込み過ぎてしまい答案が荒れてしまう人)」になってはいけません

 

限られた80分という時間の中で、設問文で聞かれたことに、与件文の記述から、理屈が通る答案を「作れている」のであれば、ターゲット層が1つしか盛込めていなくても私はいいと思います

 

事例Ⅱで言えば、題意に沿って「誰に→何を→どのように→効果」の順番で、分かりやすく意味の通る論理展開ができればOKと、気楽に考えましょう

 

続いて後輩Aの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

(設問2)
(プロモーション→)食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。(販売戦略→)直営店ではB社製品を用いたレシピを配賦し、(効果?→)購買を促す。

 

「直営店併設の飲食店を訪れた食に敏感な女性に対して(シニアは置いておくとして)」、「食事後に直営店へ誘導し、レシピに使われているB社製品の購買を促す」という論理構成は、いいと思います

 

ただ、気になるのは、「しょうゆ加工品のストーリーを説明し」という部分ですね。国産丸大豆のことなのか、伝統的な作り方のことなのか、はたまたその両方なのか、よく分かりません

 

与件文は「しょうゆ加工品」へのシフトを示唆していますが、与件文の言葉は変に加工しない方がいいですね!(さむっ・・・)

 

後輩Bの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、(販売戦略→)自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

なんだか、のっぺりした答案で、少し押しが弱い気もしますが、間違いではないと思うので、本番でこれが書ければ及第点の答案でしょう。「効果」はなんとか盛込みたいところですね。

 

==========================================================================

 

第3問(配点20 点)
3年前に開業した直営店併設の飲食店は、売り上げが好調である。B社が飲食店を直接経営することによって、どのようなメリットと効果を得られるか。売り上げが向上すること以外のメリットと効果について、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
メーカーであるB社が川下(飲食店経営)に参入することにより、製品開発や営業施策の点でどのような可能性があるかについて、分析力・課題解決力を問う問題である。

 

本問は、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えると以下の通りになります。

 

 

「誰に、何を、どのように、戦略」は、関係ありません。「効果(メリット)の部分だけ」が問われています。

 

それと、「4P」の観点から考えると、強いて言えば「チャネル」でしょうか(うーん、分かりません)。

 

本問は素直に、「メリットと効果を書く設問」、そう意識して与件文から無理なく考えられる答案を作りたいですね。

 

ちなみに、メリットはB社が川下(飲食店経営)に参入することによって得られる「直接的にいいこと」、効果はB社が川下(飲食店経営)に参入することによって「もたらされるいいこと」です。

 

出題の趣旨(製品開発や営業施策を答えて欲しい)も踏まえて考えると、求められていた解答要素は以下の通りだと思います。ただし、メリットと効果の違いに関して深追いしないでください。この2つを切り分けできるようにトレーニングする時間があるのなら、事例Ⅱ全体を「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」で考えられるように訓練する時間に充ててください

 

メリット(直接的にいいこと)
①最終顧客との接点ができて声を製品開発に活かせる、②最終消費者に直接情報を発信できる

効果(参入によってもたらされるいいこと)
②観光誌やグルメサイトに取り上げてもらい知名度があがること

 

==========================================================================

 

第4問(配点30 点)
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。B社もまた、新規事業として直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出したいと考えている。

(設問1)
インターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべきブランド戦略を50 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
B社が、直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出すために必要な施策について、ブランド戦略の観点から問題解決力を問う問題である。

 

 

いつも通り、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」の観点から考えると、本問は、「プロモーション」の問題ですね。

 

そして、「誰に」は設問文に書かれている「最終消費者」ですから、答える必要はありません(回答欄に「誰に」を書く必要はない)。ブランド戦略の観点からインターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべき戦略を答えればOKというイメージですね。

 

なお、「ブランド戦略」につながる内容であれば、「どのように(プロモーション)」だけでなく、「何を(製品戦略)」を絡めてよいと思われます。

 

ここは、あまり深く考えないようにして、与件文に寄り添った答案作りを心がけるべきです。

 

ちなみに、よく本問の「正解がなんだったのか」を受験生に聞かれるので、秀逸な答案を作った、後輩Aの解答例を示しておきます。

 

解答例①後輩A
助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

なんだこりゃ?と思われた方も多いと思いますが、「わざわざ表現」を活用した見事な答案です。

 

ちょっと、解説しておきます。

 

<設問文>
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。

後発のB社が先発メーカーを押し退けてインターネット販売を軌道に乗せるためには、「相当」インパクトのある施策が必要だ、ということが読み取れます。

 

<与件文>

第8段落
取引関係が50年にも及ぶ食品卸Z社がB社製品の販売を一手に引き受けており、そのZ社がインターネット販売に難色を示す

→Z社は、国内外の優良メーカーが生産する高付加価値・こだわりの自然食品・健康食品全般を取り扱うなかで、B社製品も一手に引き受けて来た訳ですから、B社の高付加価値な既存製品群について、インターネットチャネルとの競合は避けたいのでしょう。また、インターネット経由で直接販売されるとなれば、販売価格もZ社のコントロール下を離れますし、もしかすると現在のB社商品群のブランドイメージが毀損してしまうことをZ社は懸念しているのかもしれません。

第4段落
B社はかつて業務用製品も製造していたが、大手メーカーの激しい低価格攻勢を受け、現在ではほとんど最終消費者向け製品に特化している。ただし例外もいくつかある。たとえば親子丼で有名なある鶏料理専門店は、B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている

 

「ただし例外
有名なある鶏料理専門」
「B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている」

 

絶対に使ってくれ」と言わんばかりの「わざわざ表現」ですよね。

 

後発のB社が最終消費者に響くインパクトあるブランド戦略で先発メーカーを押し退け、そしてインターネット販売を軌道に乗せるためには、B社の大ファンの「超有名鶏料理専門店」の協力が不可欠でしょう。

 

超有名鶏料理専門店」と、共同で専用ブランドを立上げすれば、きっと最終消費者は振り向いてくれるでしょうし、Z社も直接競合しないので許してくれるでしょう。

 

後輩Aの答案(解答例)は、題意と与件文に沿った、本当に素晴らしい内容ですね。

 

もう一度見ておきましょう。

 

助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

うーん、素晴らしい。

 

(設問2)
B社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか。80 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
顧客のリピーター化促進のためには、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーション施策が必要かについて、提案力を問う問題である。

 

マーケティング・コミュニケーションですから、「4P」で考えれば、「プロモーション」でしょう。

 

そして、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」という観点からすれば、「誰に」は設問1と同じく「最終消費者」ですから、答える必要がありません。また、「戦略名」必要ないでしょう。

 

すると、「何を(この場合製品ではなく「使えそうなネタ」という意味です)」、「どのように」、「効果」解答候補になります。

 


 

また、表の上にも書いていますが、マーケティング・コミュニケーションですから、「双方向性少し意識したいところです。なぜなら、「マーケティング手法」でも十分に事例Ⅱらしいのに、出題者は「答えさせたいこと」があって、わざわざ「コミュニケーション」を付けてきたからです。つまり、受験生に解答させる方向を絞っているのです。

 

では、解答例です。

 

解答例①だいまつ
助言は、①国内向けに自社飲食店の人気レシピを、②海外向けに外国語で伝統製法で作った製品情報を、SNSで発信し双方向の対話によって愛顧を高め、リピート率を向上させる。

解答例②後輩A
掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、関係性を強化し購買頻度を向上させる。

解答例③後輩B
B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

まず、私の解答例からです。

 

助言は、①(誰に/ジオ→)国内向けに(何を→)自社飲食店の人気レシピを、②(誰に/ジオ→)海外向けに(何を→)外国語で伝統製法で作った製品情報を、(どのように→)SNSで発信し双方向の対話によって(効果→)愛顧を高め、リピート率を向上させる。

 

・・・これはダメですね。そもそも、「誰に」は必要ないと言っておきながら、無理やり最終消費者」を「国内向け」と「海外向け」に振り分けています

 

「誰に」を書いてしまった理由は、与件文の「外国人観光客」の存在や、「Z社が海外に販路を持ち、既にB社製品が海外で受け入れられている」ことを念頭に、「国内と海外」の両方を狙いに行ってしまった(欲張った)結果です。それと、この対応を「ダメだ」とまで言ったのは、80分で「国内と海外」にターゲットを振り分けて書くことなど、普通はやらないから、です。

 

それでも、「レシピやSNS(双方向性)→愛顧UP→リピート率向上」という流れは、悪くないと思います。

 

「誰に」を入れてしまったのは余計ですが、「何を(使えそうなネタ)」→「どのように」→「効果」順につなげていけば、読みやすくて、漏れのない答案が作れることが分かりますね。

 

次に後輩Aの解答例です。

 

(何を/どのように→)掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

後輩Aは、設問1で有名鶏料理店を登場させていますので、設問間の関連、一貫性と言う点で申し分ない答案でしょう。効果もしっかりと書けています。

 

ただ、「何を、どのように」が混在していて少し読み辛い印象があります。

 

例えば、以下の様に「何を→どのように→効果」の順番で組み替えてみるとどうでしょうか。

 

(何を→)B社の人気レシピや有名鶏料理店の料理ノウハウを活かし、(どのように→)HPの掲示板に投稿された顧客の作った料理写真に対してアドバイスすることで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

どうでしょうか。読みやすくなったと思うのですが、如何でしょうか。

 

最後に後輩Bの解答例です。

 

(どのように→)B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、(効果→)関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

「どのように」→「効果」の順で答案を作ることができているのですが、80字の制限字数の中で、「効果」に関する記述が半分を占めていますこれはいただけません

 

「効果」は、「おまけ」的な位置付けであるため、少なくとも施策(何を、どのように)に60文字(3行)を割くべきでしょう。

 

そうすれば、「何を(使えそうなネタ)」に関する記述も書くスペースが確保できます。

 

それと、これはだいまつの持論なのですが、事例Ⅱの「効果」で「売上UP」という言葉は使う必要は「ありません」

 

なぜなら、下記の効果(施策を実施した結果)はいずれも「売上UP」を分解した要素であり、効果として「新規顧客を獲得する」と書けば、すなわちそれは「売上UP」のことを書いていることになるからです。

 

新規顧客の獲得

購買頻度UP(固定客化)
関連購買
単価UP

 

解説は以上です。

 

皆さん、如何だったでしょうか。

 

事例Ⅱにおいて、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」如何に大切であるか、このフレームで常に考えれば、漏れなく、ダブリなく、分かりやすい答案が作れる、ことを実感いただけたでしょうか。

 

なお、コメントで平成28年度もしくは平成27年度の事例Ⅲの解説記事をリクエストいただいています。最近、なかなかブログを書く時間が取り辛いのですが、皆さんが記事の一番下にある「ブログ村ボタン」を押して応援いただければ、動機づけられて、頑張ってしまうかもしれません!

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。

 

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こんにちは、chikaです!
二次試験まであと一か月ちょっととなりました。
皆さん、二次の勉強は順調でしょうか。

私は去年の今頃、解答プロセスの型は固まってきたものの・・・
実は事例Ⅱに苦手意識を持っていました。

事例Ⅱは、
身近にイメージしやすく、解答は書きやすい!
ので、ある程度の点数(50~60点)は取れるようになっていました。
(最初は得意だと勘違いしていました)

しかし!!
点数がぶれやすく、60点以上を安定的にとることができていませんでした。

事例Ⅱは身近にイメージしやすい分、
出題者の意図に沿わない余計なアイデアも出てきやすい。
そのため、解答が書けたつもりでも、得点に繋がっていなかったのです。

そこで、この道場ブログで事例Ⅱの記事を読み漁り、
安定的に高い点数をとるにはどうすればいいのか、分析し、
事例Ⅱのコツを掴むことができました。

前置きが長くなりましたが、本日の目次。

★目次★

①事例Ⅱで安定的に点数をとるコツ
②事例Ⅱのキーワード解答法(ダウンロードOK)


事例Ⅱで安定的に点数を取るコツ

先述しましたが、
事例Ⅱはイメージしやすいので自分の知識や経験を取り入れやすく、解きやすい事例だと思います。
与件文にはヒントがいっぱい散在されており、アイデアがどんどん出てくる。
結果、的外れな提案(アイデア提案)をしがち。
初代JCさんも、コチラの記事でそのことを触れています。

そこで、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする必要がある
アイデアを壮大に広げ過ぎずに、B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く必要がある

ということに気づきました。

 

その参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

事例Ⅱのコンサル方針は、
「『専門性・地域密着・関係管理』を武器に、『ターゲット+協力者+4P』を定めて競争優位を構築すること」。
よって、与件では、「変化」の他に、中小企業が競争優位を構築する際の武器となる、「専門性」、「地域密着」、「関係管理(Life Time Value)」に関する記述に着目。
事例Ⅱは、拾ってくる情報が多いので、こうした型(もしくは思考)を持った上で与件を見れると、非常にスピーディかつ抜け漏れなく対処できる。

 

 

また、事例Ⅱのストーリー展開に着目することも大切。

参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱのストーリー展開>
①(S)創業以来、B社の強みや特徴を活かして何とか業績を伸ばしてきた。
②(T)外部環境変化や大手競合の出現で雲行きが怪しくなってきている。
③(O) 新たなニーズや顧客層が現れてきている。
④業績が停滞してきている。

もう少し細かく見ると、
①の強みはだいたい地域密着性顧客関係性特定分野での専門性きめ細かい対応、などが代表的です。
②の外部環境変化は少子高齢化域内の顧客減少、大手競合は低価格幅広い品揃えを武器にしています。

<「事例Ⅱとは何ぞや」の結論>
④を憂う経営者に対して、中小企業診断士であるあなたが颯爽と現れ、
・③に対して①をぶつけることで新たな収益を確保する。
・外部環境変化には対応し、大手競合はかわす。

 

さらに、コチラの記事も参考になります。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱとは>
・事例Ⅱのテーマ:地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業
 (地域活性化も売上を上げるための手段。)

未対応のニーズに対して、企業連携経営資源を有効活用し対応する。
(既存ニーズの裏が未対応のニーズ。)

競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着客数を増やし売上を拡大する。
(売上を上げるためには客数と客単価をあげる。)

 

上記をふまえると、B社のテーマは「売上拡大」
売上拡大といえば、
客数(新規顧客+既存顧客) × 客単価(商品単価 × 買上げ点数)

そこで、提案する施策が、上記のどの効果につながるかをきちんと書くことを意識することで、点数UPを狙いました。

そのための型として、事例Ⅱでは、
「誰に」:ターゲット
「何を」:B社の強み、経営資源
「どのように」:具体的にやること(4Pの視点)
「効果」:客数増加or客単価増加、もしくは総括して「売上増加」
の4点セットを解答に書くようにしました。

 

ご紹介したいコツは以上になります。
私はこれらを意識することで、事例Ⅱに自信を持つことができるようになりました。


【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~

次に、キーワード解答法の事例Ⅱバージョンをお伝えします。

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

事例Ⅰはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

事例Ⅲはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

事例Ⅳはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

 

事例Ⅲのキーワードまとめ

▼クリックすると拡大します▼

 

 

こちらは、某予備校の資料を元に、私がH13~H28年度の過去問を全て3周以上解いた中で、自分なりにカスタマイズして作成したものです。
※ダウンロードはコチラ⇒事例Ⅱのキーワード

 

 

~私の使い方~

①まずはこの表を頭に叩き込む!
A:与件文のヒントに対応するB:解答のキーワードC:効果を思い浮かべられるようになっておく。

②与件文を読む際に、A:与件文のヒントの内容があったら、B:解答のヒントのキーワードC:効果メモ用紙にメモ!

③解答骨子を作る(=解答の下書きを作る)際に、キーワードのうち事例企業に合うものを選んで解答を作る!

 

事例Ⅱにおいてのポイントとしては、
先述したコツ、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする
★B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く
★「誰に」「何を」「どのように」「効果」を書く
を意識することが大切です。

 

また、設問で「どのレイヤーを問われているのか?」を意識することも大切です。

事例Ⅱでは以下の構造になっています。
経営環境分析
 ↓
経営戦略
∟成長戦略(アンゾフ。競合は考えない。)
 ∟競争戦略(ポーター。競合を考える)
 ↓
オペレーション戦略(ターゲット+4PS)

※表では、一番左にレイヤーを記載しています。

 


本日の記事は以上になります!
涼しくなってきましたので、体調管理に気を付けて、
勉強に励んでくださいね★
chikaでした♪

 

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、事例Ⅳの傾向と対策、について書きました。

 

事例Ⅳは、

①合否を左右する事例であり、

②スキマ時間でも学習しやすく、

③努力が点につながりやすい。

 

領域別の出題頻度は、毎年出る経営分析。超頻出のCVP分析、NPV。次に頻出の、CF計算書とセグメント別損益計算です。

 

事例Ⅳ対策として、事例Ⅳ問題集を使って、テーマごとに繰り返し解くようにしましょう。

 

損益計算書も、キャッシュフロー計算書も、白地から書けるように。何度もトレーニングすれば、書けるようになります。

 

さて、本日のテーマは、2次得点力を高める「3つのカギ」と題してお送りします。

 

■3つのカギとは

私が実際にストレート合格に役立った要素を以下の3つに整理します。

(1)知識
(2)技術・ノウハウ
(3)練習・トレーニング

 

■カギ (1)知識

2次得点力を高めるために必要な知識は、以下の2点です。

 

(1)全知識に掲載されている知識
2次の解法に必要な知識は、ある程度限られています。

 

それを分かりやすくまとめてくれているのが、全知識で。必要なインプット教材は、これがあれば十分です。

 

ただ、この教材を読むだけでは2次に必要な知識が手に入ったとは言えません。

 

原稿用紙に知識を簡潔に記述できる、が求められる水準です。

 

1次は選択肢の正誤が判断できていればよかったですが、2次は白地に記述できる知識レベルが必要です。

 

知識で覚えておくと良いのは、キーワードのメリット、デメリットです。

 

例えば、以下の内容を書けそうですか?

少し読むのを止まって、頭の中でつぶやいてみてください。

①同族経営のメリット、デメリット
②M&Aのメリット、デメリット
③事業部制組織のメリット、デメリット
④成果主義のメリット、デメリット
⑤アルバイト活用のメリット、デメリット

いかがでしょうか?なかなか難しかったのではないでしょうか?

 

安心してください。私も昨年の今ごろは、まだスラスラ書けませんでした。

 

このトレーニングについて、きゃっしいが過去記事にしています。

きゃっしいの100字訓練

 

 

(2)階層、切り口、キーワードに関する知識

私の場合は、予備校でインプットした情報です。

 

chikaのブログでも、この部分を取り上げています。貴重なまとめなので、ぜひ参考にして下さい。

 

経営戦略には、企業戦略・事業戦略・機能戦略の3つのレベルがあります。

 

2次の事例Ⅰ~Ⅲでは、大きく分けると、経営戦略(企業、事業)と機能戦略の2つに分けられます。

 

機能戦略は事例ごとに、組織・人事、マーケティング、生産・技術、となります。

 

■事例Ⅰ
階層:①経営戦略 ②組織構造(ハード) ③人的資源管理(ソフト)


組織構造:①部門 ②階層 ③権限 ④コミュニケーション

人的資源管理:①採用配置 ②評価 ③報酬 ④能力開発

 

■事例Ⅱ
階層:①経営戦略 ②ターゲット+4P

4P:①商品サービス ②価格 ③チャネル ④プロモーション
※とくに頻出なのが、商品とプロモーション

 

■事例Ⅲ
階層:①経営戦略 ②営業、設計・開発、生産活動

生産活動:①生産計画 ②生産実施 ③生産統制

 

事例の設問を読んだ時に、

「これは経営戦略の話だな。」

「これは機能戦略の組織構造の話だな。」

と分類できるようになると、

 

設問の題意から大きく外さない(事故しない)、そして解答のスピードアップが可能です。

 

キーワードについても、chikaの記事を参考にして自分で作るか、予備校の教材をゲットして時間を短縮させるか。

80分という短い時間で反射的に解答を作れるように、事前準備が有効です。

 

 

■カギ (2)技術ノウハウ

2次で大事な技術ノウハウは、

①設問要求解釈

②タイムマネジメントです。

 

①設問要求解釈については、以前にきゃずが秀逸なまとめをしていますので、参考にしてください。

 

設問を読んだ段階で、解答をできるだけ鮮明に、具体的に想像する技術です。

 

②タイムマネジメント

80分をどのように使うかの時間設計です。

個人によって好みや得意が違うので、過去問のアウトプットを通じて、微調整や変更しましょう。

 

下記は、私の最終的な時間設計ですが、実際はラスト見直しの時間が取れないほど、緊張・焦りが生じました。

 

・ゆう80分の流れ
(15分) 要求具体化
設問読んで、
①要求タイプ
②レイヤー分け
③聞かれていること(理由・課題・対策・改善策)
④ゴール設定(例:新製品開発を行い、新規顧客開拓し、収益拡大。)
⑤理論想定(1次理論)

 

(5分) 大枠把握
与件文通読、①段落分け ②マーカー分け

 

(10分) ポイント解釈(紐付け)
与件文と設問文の紐付け。どこの与件文から解答要素を引っ張ってくるか。

 

(40分~45分) ポイント解釈~編集
紐付できたら、個別にバッチ処理(個別に解釈~編集まで)する。

 

(5~10分)ラスト見直し。

 

以下は、意外と重要な技術かもしれないので、触れておきます。

 

・ホッチキス外し
事例の問題冊子のホッチキスをはずかどうか。外すと、無地の紙がゲットできます。

 

私は、微妙な力加減で、一番外側の紙だけ残して、問題冊子を引っ張り。問題冊子と白地のペーパーに分けていました。
これは、本番の2週前くらいに会得しました。

 

・マーカー活用
シャーペンだけで攻める人と、マーカーを使う人。マーカー派は、①設問ごとにマーカーの色分けをする人と、②強み弱みなどSWOTで色分けするタイプに分かれます。

 

私は、以下の使い方をしました。
強み、機会をピンク。弱み、脅威をブルー。課題・目標をイエローでマーカーする。

 

■カギ (3)練習・トレーニング

知識も技術も、練習や訓練などのアウトプットを通じて、習得できているかの点検ができます。

 

また、アウトプットを通じて、知識や技術の強化・修正が図れます。

 

①私が解いた2次事例数
8月22事例、9月59事例、10月47事例。計127事例。

私の場合、多くの事例数を解いたことが、自信と改善につながりました。

 

②過去問を何年分までやるのがいいか?
私は、平成13年・14年、20~22年も1回転させましたが、メインは過去5年分で全事例3回転させました。

初見問題として古い過去問を使うのは効果的ですが、古い事例は出題傾向が変わっていたりするので、あまりやりこみはしなかったです。

 

③ふぞろい写経
模範解答を原稿用紙に書き写すことで、文章表現文字数の感覚をつかみます。

 

言葉の言い回し、まとめ方。80文字に短くまとめる表現。160文字の対処法など。手を使って、覚えます。

 

④模試・セルフ模試
今週末にMMC模試が終わってからは、模試の機会がないです。

 

そんな時は、土日を使って、試験本番と同様の時間に4事例を解くセルフ模試が有効です。

 

初見の問題をやるなら、年度の古い過去問や、友人や先輩などから初見の問題をゲットするのも手です。

以上、2次得点力を高める「3つのカギ」でした。

 

2次の得点力は、試験本番まで伸びます!過去問アウトプットを通じたPDCAの高速回転で、得点力を伸ばしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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はい!へんりーです。

暑い日が続いていますがお元気ですか?

 

自分はここ数日、風邪気味です。

どうか皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけてください(><)

 

さて、2次試験対策は順調でしょうか?


「事例を解くのに時間がかかります・・」

 

「80分間では足りないです・・」

 

といった声が聞こえてきそうです。

 

でも大丈夫!

2次試験対策を始めたばかりならば、1か月くらいはその状態が続くと思ってください。

誰もが通る道です。

とにかくブレずにアウトプットを続けることです。

 

 

まさか、しびれを切らして「やっぱり自分はまずはインプットから・・・」なんて勉強していませんか?

だとしたら、それは黄色信号です。。

 

 

ぜひとも前回お伝えした、2つのオキテを守ってください。

おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、「設問から先に」(設問要求解釈で勝負が決まる!)

改めて、これらは「人それぞれ」とか「自分に合えば」では無い!と言い切ることにしています。

それだけ合格者の多くの人がやっていることだからです。

解説は前回の記事をご覧ください。

 

ここで、詳しく解説していなかったのが「過去問重視」の部分です。

今日はこの点について説明させていだたきます。

 


 

ずばり、夏セミナーでこんな質問をいただきました。

 

「二次試験対策をするにあたって、過去問と予備校演習をのどちらを優先すべきですか?」

 

「過去問だけでなく、新しい問題を解かないと不安です。」

 

お悩みごもっともです。

僕も、一次試験の本番が終わるまで、二次試験対策は微塵もやっていなかったので、似た迷い・お悩みを抱いていました。

 

しかし、今なら言えます。

結論はハッキリしているのです。

 試験対策は、なにより過去問(=本試験の問題)を優先!

予備校の演習問題や模試練習(80分間の解答プロセスの訓練に使う!

→その代わり得点は気にしない。(時間がない場合は、解説読みもそこそこに、復習に時間をかけない!)

 

一言で言えば、「過去問重視」なのです。

これも、合格への王道と言えると思います。

「人それぞれ」や「自分に合う方法で」といった余地はない、と思ってください。

 

 

・・・しかし、演習や模試(=新規の問題)よりも、過去問(=本試験の問題)を重視するのはなぜ??

という疑問を持つ方もいるかもしれません。。

少し説明してみます。

 

まず、

「実際に合否が判定されるのは本試験なのだから、本試験問題で経験を積み上げておくべき」

がよく言われる答えの1つです。

 

 

どうでしょう?

納得できます?

 

「・・・わからなくもないけど、いまいち腑に落ちない。」

 

ですよね。僕もそう思います。笑

 

 

では、もっと掘り下げます。

 

過去問 と 演習や模試(=新規の問題)

 

その決定的な違いはなんだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

「説明責任の有無」

です。

当たり前と言われたらそれまでですが、

模範解答が発表されない本試験には、「説明責任」が無いのです。

 

つまり、

ロジカルに、これがこうなって、唯一無二の正解 にたどり着きます

などという、解説が不要です。

 

ブラックボックス・・

タネのない手品・・・

 

だからこそ、「深み」が出ます。

「正解」にある程度の幅を持たせてあるかもしれません。

「正解」までの道筋も一つではない可能性もあります。

 

それが、予備校の演習と大きな違いを作ります。

特に大手予備校の演習や模試では、下手な問題を作れば全国の受験生からツッコまれてしまいますから、

(言われてみれば)「綺麗に」正解に行き着く「道筋」を持っています。持たざるをえないのです。

 

ときにそれは、「そんなの思いつくか!」という道筋になることがあります。

80分間ではとてもたどり着けない「綺麗すぎる」解答になってしまっていることが、往々にしてあります。

これは「説明責任」による弊害だと思います。

 

さらに言えば、

1年に1回の本試験に比べて、

予備校の演習問題や模試は、より短期間で作成されている可能性が高いでしょう。

どうしても練られ方に差が出てくるはずです。

ともすれば、問題作成者の「色」がより表れやすいと思います。

よって、予備校の演習問題や模試は、あくまで練習=本番の解答プロセスの確認《80分間の使い方、設問要求解釈、骨子作成あるいは下書きから解答編集作業の質》に使うべきだと考えます。

時間がない方は、「答え合わせ」(模範解答の分析)に時間を割くのはオススメしません。

なぜ「正解」にたどり着けなかったか、そこは悩まずに、

さっと解説を読み、自分に無かった知識があれば、教訓ノートにメモを取り、「もうけもの!」と思ったらそれでお終いです。

 

一方、本試験は、専門家が練りに練って作られていますから、本当によくできています。

次回以降に解説しますが、与件文や設問文に一語の無駄もありません。

(ミスリードさせる言葉も含めて、すべての語が「意図を持っている」という意味です)

過去問の解答にしっかりとたどりつくと、

「こんなにちゃんとヒントがあったのか」

「しかしそれを拾いづらく散りばめてあったのか」

と気づくことがあります。

そういった観点を持ちながら、だいまつによる平成29年の過去問の解説(事例II)を改めて読んでいただければ、如何に本試験がよくできているかが実感できるはずです。

しっかり分析し、教訓を得られれば、応用力が付きます。
噛めば噛むほど味がでてきます。

 

もう一度言います、

「どんどん解き、しっかりと復習をするべきは過去問(本試験の問題)」です!

今回はここまで。

アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけあがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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皆さんおはようございます。

 

ヒロちゃんです。

 

あっという間に8月も終わりを迎えようとしていますね。

 

ホント、光陰矢の如し。

 

 

「もう8月が終わってしまうというのに… この期に及んで何をすれば良いかはっきり決まっていない…」

 

 

そんな不安を抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

本日はそんな人の為に、私の去年の学習内容を参考までにご紹介します。

 

2次試験まで短期決戦です、

 

是非今月中には学習の方向性を決めていただいて、

本試験まで迷いなく突き進んでもらいたいなと思います。

 

 

 


 

さてさて、

 

私の学習内容には、今思えば8月9月10月とそれぞれの月で特徴がありました。

 

  • 8月は敵(2次筆記試験)を知ることを念頭に、己の課題抽出に重きを置く。
  • 9月からは事例ごとに濃淡をつけた取組みを行う。
  • 10月は9月の取組みを踏襲しつつ、より実戦想定しながら愚直に過去問と向き合う。

 

ざっくり言うとこんな感じですが、詳細については今からご説明いたしますね。

 

※本日ご紹介する学習内容以外にも実際には都度学習計画の見直しを行っていました。

短期決戦だからこそただガムシャラに頑張るばけでなく、PDCAを回しながら取り組む事が必要です。

 

 

 

8月

 

8月、1次試験翌日からが私の2次対策のスタートと言っても過言ではありませんでした。

それまでの2次試験対策実績としては、数事例解いたことがある程度でした。

 

なので、

 

まずは情報収集をSNSやネット経由で行いました。

 

 

そうすると

 

 

ふむふむ

 

 

 

こんな感じの教材(書籍)が学習材料として王道なのか。

 

  • ふぞろいシリーズ
  • 予備校の演習問題
  • 予備校の模試
  • 全知全ノウ
  • 中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター handys97著
  • 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
  • 30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
  • 意思決定会計講義ノート(通称イケカコ)
  • 岩崎尚人著の論文
  • スモールビジネス・マーケティング 岩崎邦彦著
  • 本田康男著の論文
  • 支援団体の勉強会
  • 予備校のクラスメートとの勉強会
  • 支援団体のブログ(道場ブログとかね!!)
  • 中小企業診断士協会のHPから過去問問題をダウンロード
  • AASのHPから過去問解答用紙をダウンロード
  • 通勤講座の音声解説
  • 日経新聞の春秋要約

 

 

 

これら2次対策向けの教材のほとんどネット経由、主にアマゾンで購入出来るのでどんどん即ポチしまくりました。

そして、自分の中でこれら教材の提供価値を考えてみました。

例えばふぞろいシリーズでいえば、ふぞろい独自の採点基準を過去問を解いた際の自己採点に使ったり、フィードバックに使ったりしました。これは特に事例Ⅰ~Ⅲにおいて役立ちました。

また、試験委員の著書や論文を読むことは、作問者の気持ちをトレースすることにより解答の方向性を掴むことが出来る(と思う…多分…)と考えました。

 

このように自分にとって何が優先順位の高い学習内容なのか、時間が限られているからこそ吟味しました。

結果的には上記の赤字の教材に取り組みましたが、良かったと思ってます。

教材選びで大切なことは自分に合うか合わないかということです。

他の人にとっては良い教材も、自分にとってはあまり効果が期待出来ないことなんてザラにあると思います。

どうかこの教材(相棒)の選定を最重要と考えて取り組んでくださいね、これが合否を分けると言っても過言ではないのですから。

 

さて、8月も終わりに近づいていますが、皆さんも過去問を何年分か解いてみたり、予備校の講義を何回か受けてみたりしたなかで、なんとなく巷で言われていることが実感できたのではないでしょうか?

そうです、

 

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳは全く別モノなんです!!

 

事例Ⅰ~Ⅲの攻略法は概ね似たようなモノです。企業の経営理念を頂点に、経営環境→全体戦略→各機能戦略(人事組織or販売マーケor生産管理・統制)というレイヤーに沿って聞かれたことに応えるという感じです。

一方事例Ⅳに関しては極論言うとあんまりその流れが関係ありません。重要なのは、経営分析やCVP分析など各テーマの知識と、些細なミスも犯さない計算力になります。

このことから私は自身の財務に対する実力も含めた判断として、9月からの学習計画を立てました。

 

 

 

 

 

さて、8月の教材選定など試行錯誤の日々を過ごしたのち、

9月からの学習計画をどのようにしたかというと……

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳの学習時間は半々の配分にする!!

 

 

ということに決めました。

 

そして学習方法については以下のように決めました。

 

事例Ⅰ~Ⅲ

①過去問実施。

②ふぞろい・事例攻略マスターで自己採点・合格圏内解答の導出方法を身に着ける。

③不足する1次知識は全知識・全ノウハウでインプット。

基本的にこの繰り返しです。

この合間にブログ読んだり、書籍読んだりしました。

 

 

事例Ⅳ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウを回転→30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集を回転。

という感じでアホみたいにこの2教材を何回転も行いました。この合間に過去問をちょいちょい解いたりしていました。

 

 

いかがでしょうか?

 

シンプルな学習内容ですね。

 

でもこのくらい単純なほうが、限られた時間を有効活用できるのは、と思います。

 

実際当時は、

事例Ⅳに関しては徐々に頭だけでなく体に解法が染みついてくる実感がありましたし、

事例Ⅰ~Ⅲに関してもこれまた徐々にですが、各事例の特徴が見えてきたかなという手ごたえがありました。

 

 

 

 

10

 

10月は直前期ということで本番を想定した学習方法ギアチェンジしていった感じです。

 

インプットの量を減らし、アウトプットに重きを置いた取り組みに変わっていきました。

 

9月と違った取り組みで言えば、

 

  • タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)
  • AASの直前合格判定合宿(所要日数2日)
  • 1人2次試験(所要日数1日)

 

てなことをやりました。

 

タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)

大手予備校であるタックのサービスである事例Ⅳオプション講座では、事例Ⅳの出題されるであろうテーマを網羅的におさらいしてくれるので、総復習として役立ちました。

また、大勢の受験生(ライバル)たちを目の当たりにすることも出来るのでモチベーション向上にもつながりました。

 

AASの直前合格判定合宿(所要2日)

2次専門の予備校AASの名物講座です。土日合計で20時間くらい缶詰状態でAASオリジナル事例問題に取り組み、当日すぐに採点と解説講義をしてくれる為、理解がとても進みました。

ここで得た「解答するとき果関係をしっかり構築すること」という学びは本試験でも愚直に実行したところ、解答に安定感が生まれたと思います。

 

1人2次試験(1日)

文字通り1人でお初の過去問を1日4事例解くという、ただそれだけです笑。

でも単に4事例解くだけではありません、徹底的に本番を想定することがポイントです。

  • 前夜はもちろん早めに就寝。
  • 日時は本番と同じ日曜日で同じ時間割(事例1開始時間は朝9時50分)
  • 場所は本番の立教大学と近いタック池袋校自習室
  • 間食、昼食なども本番想定したもの
  • わからない問題出ても絶対手を抜かない(これが一番大事)

て感じです。これが功を奏したか、本番はそんなに緊張しませんでした

日頃の学習態度から実戦を意識することは非常に重要です

どんなに知識があっても、文才があっても、本番で結果が出せなければ意味がありません。

そして練習で出来ないことは試合でも出来るわけがありません。

そういった意味では一見滑稽に思える私の取り組んだ1人2次試験は決して間違ってはいないのかと思います。(まぁ1人でやらなくても予備校の模試でいいのでは?)

 

 

 


 

そんな学習計画を送ったヒロちゃんの試験結果は…??

 

さてさて、

そんなこんなで何とか勝負出来るレベル(と勝手に自分で思い込んでいた)に、試験当日までに仕上がった私の試験結果はというと、

 

驚愕の事例Ⅰ~Ⅳ合計240点でギリギリ合格というある意味コスパの良い結果を収めることが出来ました。

 

正直、本番までにやりきった!!という感じではありませんでした。

もっと過去問を解いて型を定着させて、もっと必要知識を頭に染み込ませて、もっと事例Ⅳ用に計算問題に取り組んで、もっと…もっと…

と、あと2倍くらいの学習時間が欲しいくらいでした。

しかし当たり前ですが、私も含め受験生全員時間は限られています。その限られた時間でどうすれば240点を稼げるか?どんな問題が出ても安定感が出せるか?そう言った課題に対して、まぁまぁ筋の良い学習計画が計れたと手前味噌ですが思っております。

 

 

 


 

最後に、事例(過去問など)を解いた後の復習時に気を付けたポイントについて、

以前道場ブログで要望コメントをいただいていましたので、私の意見を端的にお伝えします。

 

 

全体像をとらえた解答になっているか?→どんなに素晴らしい提案でも、理念や経営戦略に沿っていなければそれは間違った方向性となります。

問題もしくは改善策などに優先順位がつけられているか?→2次試験問題はとてもうまく出来ており、与件文内に解答で使えそうなキーワードが複数散りばめられています。文字制限のある中でいかに優先順位の高いキーワードが盛り込めるかが重要となります。

因数分解して抜け漏れが発生していないか?→例えば、強みを答えろと言われて営業面の強みだけを答えては不十分です。他に生産面や財務面など多面的な切り口で解答しなければ合格点には届きません。

 

このようなポイントを意識しながら、ふぞろいシリーズなどを参考に自分の思考プロセスを構築していった感じです。

 

 

 


 

いかがでしょうか?

 

昨年の私の2次学習を振り返ってみました

 

もし、

また2次筆記試験を受けることになった!!

そうなったとしても、私は去年とほとんど同じ学習方法を取ることでしょう。

そう思えるほど自分に合った学習方法でした。

皆さんも是非自分に合った学習方法で最後まで走り抜けてください。

 

 

 

本日は以上です!

 

明日のブログは、ゆう事例Ⅳ攻略法です!!

絶対読まないと損ですよ!!

 

 

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おはようございます。きゃっしいです。

昨日のだいまつの記事では、恥ずかしいほどお褒めに与り光栄です。

今回も予備校も真っ青な見事な分析で、再現答案を書いた本人がいろいろ勉強させていただきました。
そこで、今日はせっかくの機会ですので、だいまつ解説とリンクさせながら、解答を書いた者からどういう意図でこの解答を書いたのか、この解答を書くためにどのようなトレーニングをしてきたのかという点を80分の流れに従って補足させていただきたいと思います。

また、それと合わせて、先日コメント欄でも質問がありましたので、夏セミナーでお話した、5分でできる!1次と2次をつなぐためのトレーニング方法をご紹介したいと思います。

 


それではまずは、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ」ということで、平成29年の事例Ⅱをどのような思考プロセスで解いたのかをご紹介させていただきます。

 

■最初のルーチン(開始~1分)

試験が始まったらまずは、

受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する

という流れをとります。

これは、私の中では試験開始後のルーチンになっていて、いつもの流れで作業をすることで、「これから解くぞ」と気分を高めていました。

ちなみに、問題用紙を破るために、わたしはこちらのアルミ製の定規を使っていました。
切れ味が良くて結構おススメです。

 

 

■設問の解釈(開始1分~10分)

次に、設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。

設問文へのメモはこちら↓

私は事例Ⅱの場合は、制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識をメモするということをメインとしてやっておりました。

 

以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。

第1問は、強みと競合の状況が問われており、恐らく与件文中から要素を引っ張ってくれば(※1)対応できる比較的簡単な問題だろう、と考えました。

また、「競合の状況」というのを見て、この段階では機会または脅威について答えるのかな、と考えました。

 

第2問は、助言問題だったので、B社の経営資源(※2)を活かして何らかの施策を打つ、ということが求められる問題であると考えました。
そこで、いつものように経営資源をリストアップして第2問に使えるものをピックアップする方針で行こう、と考えました。

また、制約条件として、現在のDBを活用しながら、とあるので、DBをどう活用するのかということは意識しないといけないと考えました。

そして、「この予約会(=新たに開催されるハンドバックの予約会)を成功させるために」とあるので、施策は予約会の成功につながるもので、施策の効果として成功につながるために必要なことが達成できるということを示して〆たいと考えました。

さらに、メモには書いておりませんが、解答の構成としては、

施策は①~、②~、・・・、により(効果)を図る。

という形にしようと、この時点である程度頭の中でイメージを持っていました。

 

だいまつも分析で指摘されていましたが、自分の中では助言問題は最後は効果で〆るということを「型」としていました。
ですので、これまでの過去問や演習では毎回効果を入れられるよう意識して練習をしてきましたし、本番でもその練習を活かし、最後に効果で〆るというのができていたと思います。

 

第3問も助言問題だったので、同じく経営資源のピックアップが必要だと考えました。
また、「顧客生涯価値を高める」というワードから、1次知識を踏まえ、「関係強化」を最後に効果として書いて〆たいと考えました。

また、解答構成は第2問と同じく、

施策は①~、②~、・・・、により(効果)を図る。

という形にしようと、イメージを持っていました。

 

だいまつの分析&解説にもあるとおり、私はここで「日用品の活用」という要素を入れそびれています。
その理由は、ここで顧客生涯価値=関係強化と解釈し、その方向で行こうと考えてしまったことにあります。
1次知識を踏まえるのであれば本来は

LTV=平均購買単価×購買頻度×継続購買期間

でしたので、LTVをそれぞれの要素に分解し、そのどれを高めるのかという観点でアプローチすべきでした
そうすると、購買頻度の観点から日用品についても気付いたかもしれません。しかし、過去問や演習問題の経験に引っ張られ(※3)「関係強化」で〆ておけば大丈夫だろう、と安易に考えてしまったため、「日用品販売による購買頻度の向上」という観点に気付くことができませんでした。

ですので、ここでの失点(たぶん)は、この設問解釈の段階で最後の〆に持っていきたい効果を見誤ったというのが原因です。

もし、私がこれを過去問演習として解いていたのなら、反省ノートには「1次知識の展開は定義に立ち返り行っていることを確認する」という今後の改善策を書いたでしょう。

このように、設問解釈の段階で設定するゴールを誤ると、それがもろに解答に響きますので、設問解釈というのはとても重要だということがわかります。

 

第4問もさらに助言問題です。

ターゲット+施策が問われていますので、誰に、何を、どのようにという要素を意識して入れたいということで、メモにも「だれに何をどのように」と書いています。

また、メインターゲットを選ぶ必要がありそうでしたので、メインターゲットを選定する根拠としては、市場が拡大しているセグメント、というのがあり得ると考え、与件文の中で増えているセグメントを探そうと思い、メモにも「ふえてる」と書きました。

 

だいまつの解説では、まるで私のメモを見たかのように見抜かれていて、だいまつの分析力に頭が下がりました。
だいまつも指摘しているように、この誰に、何を、どのようにというフレームワークは事例Ⅱでは必ず意識しないといけないフレームワークです。
ですので、私は普段の過去問や演習問題を解く段階からこのフレームワークを意識した解答が書けるよう練習をしていました

 

全体を通じて感じたこととしては、過去問だと、助言問題でも「製品戦略について助言せよ」とか、「プロモーション戦略について助言せよ」など、ある程度設問の制約条件の部分で範囲を絞ってくることが多かったので、今年もそれをヒントの1つとしようと思っていましたが、それがなかったため、今回の施策は4Pどれもありうるというスタンスで臨まないといけないと考えました。

 

【どうしても伝えておきたい補足】

※1「与件文中から要素を引っ張ってくる」について

私は試験全般について、言い方は悪いですが「得点を多く取るためのゲームをどうやったら攻略できるか」という観点で処理していました。

ちなみに、診断士試験2次試験の場合、このゲームの攻略のカギになるのは、試験委員が用意している(はずの)模範解答や採点基準にいかに自分の解答をひっかからせるかということだと私は思っていました。

そうなると、模範解答や採点基準にはどんなことが書いているのかということが気になります。

先日のchikaちゃんの記事でも説明されていましたが、模範解答や採点基準には恐らく、与件文に基づいたものもしくは1次試験で問われた知識に基づいたものしか書かれていないはずです。

そして、答案が採点されるときは、この与件文や1次知識に基づいて作られた模範解答や採点基準を手元に置きながら採点するはずです。
ということは、自分の解答にも与件文の言葉が書かれていたら、採点者としては

「この記述は採点基準のどの部分のことを言っているんだろうか??」

といったように余分なことを考えずに

「採点基準と同じようなことが書いてあるな」

と思って○をつけてくれるのではと思います。

 

昨日のだいまつの記事でも、私の解答について「与件文の言葉をほぼそのまま使用している」と分析されていましたが、上記の理由から私は意図的に与件文の言葉をそのまま(っぽく)抜くようにしていました。

(っぽく)というのは、字数の関係で端折る際も採点者が見たときの「そのまま感」を保てるよう意識していたということです。
これは、後でご説明するメモの取り方にも反映されています。

また、採点基準は恐らく減点方式ではなく加点方式だろうと考えていたため、与件文の言葉はそのままにしながら、採点基準にヒットしてそうな与件文中のキーワードをいかに多く盛り込むか、という練習を普段の過去問や演習問題では行っていました

 

※2 B社の経営資源について

事例Ⅱでは、昨日だいまつが取り上げたH29年の問題に限らず、「○○について助言せよ」という問題が多く出題されます。

そして、受験生の中でもこの助言問題を苦手としている人は結構な割合でいると思います。

これは、「助言」となるといかようにでも助言できるように思えてしまうため、与件文に基づかないで「オレの経験からするとこうだ!」と自由な発想によるナナメ上の助言を量産してしまうからではないかと思っています。

もちろん、リアルのコンサルの場合、自由で独創的な発想による助言で成果が上がれば、それはそれでありだと思います。しかし、ここはあくまでも試験です。
そのため、試験で点を取ることだけに絞って考えます。

さて、中小企業は、経営資源が限られているので、限られた経営資源をいかに活用するか、ということが重要となります。
ですので、助言問題でも与件文中に書いてある経営資源を活かした助言を行うことが重要となると思います。

しかし、事例Ⅱの場合、受験生を惑わすためなのか、与件文中には様々なダミー要素も含まれているため、「使える経営資源」だけをピックアップする必要があります。

では、使える経営資源とは何かというと、

①すでに成功体験がある経営資源(経営資源の多重利用)

②B社の能力に関連する経営資源(未利用の経営資源の活用)

です。
それぞれの経営資源の探し方をご紹介します。

 

①すでに成功体験がある経営資源(経営資源の多重利用)

その経営資源に関連する、ポジティブなことが書かれているものを探します。

今年の問題の例で言うと、

睡眠状態を聞きながら商品を薦めるという、現社長が始めた接客
→多くの顧客の信頼を得ている

趣味の裁縫、刺繍の技術を生かして、副社長が作った小物入れやトーとバックなどのノベリティ
→人気があり、それを目当てに来店する顧客がいるほど

休憩コーナーで井戸端会議を始めた
→次第に人の輪が広がり

親と子の快眠教室
→教室の参加者は後日顧客として来店するようになりつつある

シルバー世代に関する店内の顧客台帳や現社長達の頭の中にある情報
→貴重な無形資産

を経営資源としてリストアップしました。

なお、後から考えると、

こだわりの日用品販売
→リピートする例も多い

というのも経営資源としてリストアップすべきだった、と思っています。
第3問は設問解釈の時点で方針を誤ったのに加え、ここでこだわりの日用品を経営資源としてリストアップできなかった、というところも日用品の販売という要素が入れられなかった原因だと思います。

 

②B社の能力に関連する経営資源(未利用の経営資源の活用)

こちらについては、資格や「○○できる」といった表現を探します。

今年の問題の例で言うと、

次期社長は保育士の勤務経験があり

情報に容易にアクセスすることができる

を経営資源としてリストアップしました。

 

この経営資源の探し方はとても有効でしたので、私は過去問や演習問題では必ず行っていました
そのおかげで、本番でもこれまでの練習通り、いつもの流れで探しにいけました

もし、なるほど!と思われた方はぜひ、別の過去問で自分の手を動かして試してみてください。
最近の過去問ですと、この方法はかなり上手くいくと思います。

 

※3 過去問や演習問題の経験に引っ張られる(※3)

これはストレート生というより、多年度生に多いことかもしれませんが、危険な傾向です。

過去問をしっかりやり込んでいると「あ、ここは○年の問題に似ている」と思うことがあるかもしれません。
しかし、「過去問だとこうだったから」という理由で解答を作っていると思わぬ落とし穴にはまる危険があります

今回は、そのような過去問パターン解きをする人を嵌めるためのトラップが仕掛けられていました。(たぶん)

そのトラップとは、冒頭2段落目にあった、X市の主要産業のガラス製品という記述です。

過去問を解いていると、助言の際、地元の名産品と組み合わせて何かをするというのは有効である例が多くありました。

そのため、確かに私も最初に与件文を読んだ段階では「このガラスをB社とコラボさせればいいんだね」と思っていました。

しかし、今回の問題では、ラス製品がB社にとって役に立つような根拠地元企業とコラボしろという問題の制約条件もありませんでした。

問題文・与件文を素直に読むとガラス製品が入り込む余地はなかったのです。

そのため、私は怪しいと思いつつもガラス製品は解答要素に盛り込まず、問題文・与件文から導かれることを書こうという方針でいきました。

だいまつも、分析で自ら反省していますが、恐らく彼が解答の中でこのガラス製品という要素を唐突に助言に入れたのは、これまでがっつりと勉強してきた過去問の中では、この手の名産品を助言に絡めるのはテッパンであり、今回もそうだろうと考えたからなのではないかと思います。

しかし、だいまつには悪いですが、私たちが向き合っているのは過去問ではなく、現在の問題です

そして、現在の問題は今目の前に書かれている問題用紙の内容が全てです。

後々振り返って考えると、あのガラス製品という要素は過去問の答え(たぶん)だけを覚えて、それを深く考えずに使ってしまおうとする人を罠にはめるために入れられたダミー要素だったのではと思います。

ですので、過去問でよくあるシチュエーションでも、

「過去問では○○という理由でこうだったから△△という答えになってたけど、今回も○○という理由だから××という答えにしよう」

という、過去問と共通する理由を踏まえて答えを作るのはいい過去問の活用の仕方ですが、

「過去問では△△とふぞろいに書いてあったから△△」

という、過去問と共通する結果を踏まえて解答を作るのはとても危険です。

必ず、「なぜその要素が解答に入るのか」をきちんと説明できるかどうか、ということを考え、シチュエーションだけで安易に飛びつかないようにしましょう

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は事例Ⅱの場合、経営資源のチェックを重点的にやっていました。

他の事例Ⅰ、Ⅲですと、ここから関連する段落のピックアップを始めるのですが、事例Ⅱの場合、段落ピックアップがそれほど有効ではないことが多いので、私の場合は省略してしまってます。

経営資源については先ほどの説明の通りですが、私はこの段階で与件文を読んで経営資源をマークした上で、メモ用紙に書き出していました。

そのメモ用紙がこちらです↓

そして、さらに、それぞれの経営資源が第何問に使えそうか、というのをメモしています。

このとき、できればモレなく、ダブリなく(いわゆるMECEですね)できるのがベストですが、もしどうしても悩ましい場合は最悪「モレなく、ダブリあり」にしちゃってもいいかと思います。

私もメモの段階ではきれいに切り分けているように見えますが、実際の解答では例えばノベリティ(刺繍の技術)については、第1問でも第2問でも第4問でも使ってます。

これは、それぞれ使える可能性があったのと、字数的に入れても問題なさそうだったので、どれか1つは刺さればラッキー、という気持ちで入れました。

ちょっと脱線します。

よく、「解答は1枚のコンサルティングドキュメントだから、一連の解答は全体を意識して、解答の要素もモレなくダブリなく使おう」と言われる場合があります。

そして、それを聞いて、1つの解答要素は1つの問題にしか使えないと思い込み、1つの解答要素が2つの問題に使えそうに見えるときなどに、解答要素の切り分けに悩まれる方も多いのではと思います。

確かに実際のコンサルティングであればMECEは重要かもしれません。

また、実際の模範解答はそうなっているかもしれません。

しかし、2次試験で与えられた時間はたったの80分で、その中でできるだけ多くの点を取りにいくというのがこのゲームのルールです。
そうすると、状況によっては、ダブリは許容して、切り分けが悩ましい要素はどちらにも入れてしまうという戦術が有効になる場合もあると思います。

もちろん、ダブリばっかりだと、それぞれの問題の解答要素が薄くなってしまい、高得点は期待できなくなってしまいますので、どうしても悩ましい時の奥の手ではあります。

しかし、以前の記事でも書きましたが、時間との兼ね合いで限られた時間の中で得点を最大化するためにはどうすればいいのか、ということを意識する中で、戦術として使う可能性については考慮しておいても良いのではと思います。

 

■解答メモを作る(開始15分~40分)

さて、ここからは与件文の情報から、解答のためのメモを作っていきます。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振ります。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

今回の問題の場合、私は以下のように考え、優先順位を振りました。

第1問は、与件文から情報を引っ張ってくるだけだから難易度はあまり高くなさそうだけど、文字数の割には入れられそうな情報が多いから編集に時間がかかるかもしれない
他に解きやすそうな問題があればそっちを優先しよう。

第4問第2問は経営資源を活かしていつもの型で書けばそれほど難しくなさそう。
特に第4問はターゲットはほぼ間違えなく確定できたので、優先順位は1番にしよう。
そして、この2つは先に解きたいので、第2問の優先順位を2位にしよう。

第3問連携という条件がなかなか難しい
なので最後に解こう。

以上の考えから4→2→1→3の順で解くことにしました。

このように2次でも解く優先順位をつけ、その順番に解いていくというやり方は有効だと思います。

というのも、時間がなくなってしまうとどうしても焦って十分な文章が書けなくなってしまう恐れがあるからです。
そのため、私は自信のある問題は先に落ち着いて解いて確実に得点にし、取れるところから順に取る方向で行こうと考えました。

さらに、今回の場合、優先順位は前後しませんでしたが、問題によっては、いざメモを書こうとすると難しくて手が止まってしまうという問題に出会うときもあります。

そのときは当初の優先順位に固執せず、やっぱり変更!と途中で優先順位を変更するということもありということにしていました。

私はメモを作るにあたっては、設問ごとに色を決め、与件文の引っ張ってきたいキーワードや文章の下に線を引き、番号を振りながら文章を組み立てるという方法でメモを作っていました。

この方法のメリットとしては、

①抜き出すところに線と番号を振るだけなので、キーワードをメモに書き写す時間を短縮できる

②抜き出すキーワードのみに線を引く方法なので、抜き出すキーワードを強烈に意識できる

③全体を見渡したときに色の分布で引用箇所の分布がわかるようになるとともに黄色の線がひいてあるけど引用されていない場所というのもわかりやすくなるため、抜け・モレに気付きやすい

再現答案が作りやすい

という点が挙げられます。
ちなみに問題用紙&メモはこちらです↓。

さて、では実際に本番でどう考えてメモを作っていったかというのを流れを追って説明していきましょう。

まずは、優先順位1番とした第4問です。

ターゲットはH27年の過去問を髣髴とさせるような図と、与件文中にもわざわざ「子育て世代」と言ってくれているのでこれで確定でいいでしょう。

ですのでて「子育て世代」というキーワードは絶対に外せないと考えました。あとは設問文で図を参考にとありますので、図を見たよ、というのが伝わるように、具体的な年代として30代のという言葉を足しました。

誰に、何を、どのようにというフレームで書こうと考えたので、まずは上記のようにターゲットの誰と言うのを書き、次に何をについて書こうと考えました。

ターゲットを踏まえると「何を」というのは、ターゲットの子育て世代に向けて売るものです。
与件文を読むと8段落の保育士の勤務経験があり・・・の下りで、昼寝用布団や手作りかばんについての知識が顧客に感謝されたとあります。
そこで、これを強化すべきだろうと思いこの部分を「何を」に盛り込むことにしました。

最後にどのように、についてです。

経営資源をもう一度見てみると、この問題で使えそうなのは次期社長の保育士の経験親子快眠教室です。

さらに、「手作りで用意する手さげカバン」というワードもありましたので、ここに副社長の裁縫の技術も使えるなと考えました。
そして、これらを組み合わせると「保育園用品の手作り教室」というのが良いのではと考えました。

最後に、この助言をやるとこんないいことがあるよ、というのを説明するために効果を書きます。

効果の、口コミからの新規顧客獲得関係強化からの固定客化or愛顧向上というのは、私の中で入れとけば間違いないテッパン効果としてストックしておりましたので、いつものようにテッパンの効果を入れておきました。

 

今改めて再現答案を振り返ると、私の頭の中では次期社長の知識や経験を活用するというのは前提として解答に反映していたのですが、それは私の頭の中で思っていただけで、明確には読み取りにくかったので、もう少しダイレクトに「次期社長の保育士の経験を活かして」などのフレーズを入れても良かったのかなと思いました。

また、解答の趣旨に書かれており、だいまつも解答要素として入れていた「全国と比べて構成比の高い」という解答要素についても、「何を」「どのように」の部分のボリュームを鑑みて省略してしまいましたが、入れておくべきでした。

改めて私の解答を見ると、「何を」の部分がまだもう少しコンパクトに圧縮できたようにも思えましたのでこの部分を削れば、「全国と比べて構成比の高い」という解答要素も入らなくはないかな、と思います。
しかし、これを書いた時点では、上手く収まるような編集ができませんでした。

 

次に優先順位2位とした第2問です。

第2問は設問解釈で想定した通り、「施策は①~、②~、・・・、により(効果)を図る。」という型でカチっと片付けたいなと思いました。

まず、効果を考えると、データベースを活用することによる予約会の成功とは、予約会にお客さんが来てくれることだろう、と考え、「顧客の来店を促す」というのが効果になるだろうと考えました、

そこで、経営資源を活用し、顧客の来店を促す施策を考えました。
使えそうな経営資源としては、まずは容易に情報にアクセスできるデータベースは大前提なので、それを具体的にどのように使うのかということになるかと思います。

与件文を読むと、6段落目に「日ごろの交流を通じて顧客の好みをよく把握している副社長が品揃えを厳選した」とあるため、この成功体験をハンドバックの予約会にも活用する目的で、データベースの好みの情報を活用した品揃えという施策を挙げました。

また、データベースには住所情報もあるということなので、それも活用したいと思いました。

しかし、単なるDMだけだと弱いので何らかの工夫をする必要があると考えました。

DMというと、平成20年の女将の手書きのDMお礼状がちらりと頭をよぎり、手書きのメッセージ案が浮上しましたが、過去問の経験から与件文に書かれてもないようなことを根拠レスに解答するのはやっちゃいけないことだと思い、考えを改めました。

そして、

①データベースには顧客の好みの情報が詳細に入っていること、

②100件強と最悪手作業も可能なほど小規模なデータベースであるため大きなシステムを導入する必要はなさそうであること、

③ワントゥーワンマーケティングは1次知識でも出てくるようなそれほど特殊な施策でないこと

から、ワントゥーワンマーケティングを意識した「顧客に応じたDMを送付」という施策も挙げました。

ただ、品揃えとDMの2点だけだと字数的にはまだ余裕がありそうだと考え、+αの得点の可能性を求め顧客の来店を増やすために他に使える経営資源はないかと考えました。
そして、これまで顧客を呼び込むのに使えたノベリティ休憩コーナーの井戸端会議も活用しようと考えました。

 

ただし、最後の2点は、経営資源を活用して顧客を呼び込むということには有効だと思いますが、設問文の「B社は現在のデータベースを活用しながら」という制約条件を忘れてしまっています。

ですので、最後の2点の施策は点数が入ったかもしれませんし、点数が入らずマス目を無駄にしただけになったかもしれません。

ただ、制約条件を忘れた、というのは完全に当時の私のミスです。
多分、普通の過去問演習として解いたのであれば、反省ノートに「制約条件を忘れ、不要な助言でマス目を無駄にした。制約条件はメモができた段階でもう一度改めて確認する」と書いたはずです。

 

字数的に要素として4つあれば若干多いくらいなので、どこかで解答に刺さっているだろうと思い、施策のリストアップ→効果で〆ました。

 

ちなみに、この問題についてのだいまつの解説では4Pの視点で考えることの重要性を説いてますが、実は恥ずかしながら試験中はこの問題は4Pをあまり意識せずに解いてしまっていました。
どちらかと言うと、「データベースと組み合わせられるB社の経営資源は何か」という観点で与件文に使えるネタを探しに行ったところ、「婦人服の予約会で副社長の顧客の好みを把握した品揃えが好評だった」という成功体験があったので、それを拾ったら、結果として4Pのプロダクトだった、ということです。
せっかく褒めていただいたのに恥ずかしいです。。。

さらには、「ありなんじゃないか」と言っていただいたノベリティについても、上記のように制約条件を忘れてしまったため、制約条件からは少しずれた解答となってしまっていた点は反省しきりです。

ということで恥ずかしい種明かしはしてしまいましたが、このようにいくつかやらかしてしまっても事故にならず、それらしい解答が作れたのは、「助言は与件文の材料から」という鉄則だけは絶対外していなかったからだったのではと思います。

 

次に優先順位を3位とした第1問に取り掛かります。

この問題は、与件文からそれらしい要素を引っ張ってくるだけなので難易度としてはそれほど高くはないと考えました。
しかし、入れたい要素の割には文字数が60字と少なめでしたので、①いかに要素をもりもり盛り込むかと②各10点の問題なので編集に時間をつぎ込み過ぎないようにする、という2点に気をつけて処理していこうと考えました。

(a)の要素もりもり問題は、これまでわずかなスペースさえあれば要素を詰め込むトレーニングを散々行ってきて、勉強仲間からは要素のもりもりっぷりに「もり子」とまで呼ばれたきゃっしいの本領を発揮するところです。

採点者が私の盛り込んだ要素を見逃さないよう、極力与件文の表現を残しつつ、可能な限り要素を詰め込もうと頭をひねったところ、だいまつからもお褒めに与った「誘客力」というワードを現場でひねり出すことができ、無理やり60字に詰め込める見込みが立ちました。

現場で苦し紛れにひねり出しましたけど、確かにこのワード、結構使えますね。

(b)は、①60字という限られた字数と、②あえて視察に行ったという記載から、B社は競合として大型スーパーの方をより重視しているのだろうという判断、③処理にかかる時間を鑑み、ピックアップする競合は大型スーパーとしました。

要素としては、5段落目の1行弱と9段落目の1行強がそれにあたると考えました。
1行は38字=約40字なので、2行=約80字を3/4に圧縮すればいい比較的楽な対応だと考えさっさと次の問題に移りました

 

この問題は出題の趣旨を見ると、百貨店も挙げる必要があったようです。
しかし、10点という配点と、編集にかかる時間を勘案すると、事例Ⅱ全体の処理として考えた場合、百貨店を盛り込もうと苦労せずに、大型スーパーに絞ってさくっと処理してしまうという対応も悪い手ではなかったと思います。

 

最後に第3問に取り掛かります。

この問題の優先順位を最後にしたのは、与件文に提携先の中小建築業の記載が少ないためどのように連携すればよいのかというヒントが少ないと感じたからでした。

まずリストアップした経営資源のうち、使えそうなものを確認しました。

そうすると、経営資源メモのうち、①接客力③休憩コーナー⑦顧客台帳あたりが使えそうだと考え、それをメインに行こうと考えました。

建築業者の情報はほとんどなく、唯一この問題に関連しそうなのは、「介護のための改装も増加している」というワードくらいです。
ということは、この業者と連携して売るのは、第1段落でリストアップされている商品のうちだと介護ベッドということで確定かと考えました。

この介護ベッドを建築業者と連携しながら経営資源を活かしつつ売って、シルバー世代の顧客との関係を強化(←設問の解釈の段階でそう思い込み、それ以外の可能性を考えられていない)ができる施策を助言するということになります。

ただ、施策を考えてみたものの、関係強化につながる施策はいまいちぱっとせずでした。

これで関係強化に本当につながるのかな、という不安はありましたが、残り時間も迫っていたのでとりあえずこれで行くしかないと思いこのメモで答えを作る方針としました。

 

■解答を書く(開始40分~)

第3問の施策は本当に顧客との関係強化につながるのか怪しいところはありましたが、私の中で「残り40分になったらどんな状況だろうと答えを書き始める」という絶対的ルールを定めていましたので、モヤモヤもそこそこに解答作成に移りました。

この絶対的マイルールの40分という時間は、何度も過去問や演習問題をやった経験を踏まえて決めたものです。

悩ましい問題の時などはどうしても40分でメモが書き上がらない場合もありますが、解答欄が全部空欄のまま時間がどんどん過ぎていくというのは精神衛生上よろしくなく、焦りから普段やらないミスをやらかしてしまった経験もあったため、試行錯誤の結果、このマイルールに行き着きました。

このマイルールの場合、メモが全部書きあがっていない状態でも、残り40分になったらとりあえずできたものだけでも解答を書き始めます
そうすると、既にメモができている数問分はまず解答用紙が埋まり、とりあえず気持ち的にはある程度の点数を確保した気分となります。

そのため、メモができていない1~2問にじっくり向き合うことができます

 

さて、ではそれぞれの個別の問題に移ります。
基本的にはそこそこしっかりメモができているので、それを字数を考えながら解答用紙に書き写していくだけとなります。

このとき、この後で説明する100字訓練で鍛えた字数感覚が活きてきます。字数感覚からちょっと字数がきつそうなときは、削っても影響のなさそうな形容詞を削ったり、少ない字数にできる言い換え(例:モチベーション→意欲 など)を活用して、無理やり所定の文字数にねじ込みます。

また、逆に余裕がありそうであれば、ダメ元でついでにぶち込める要素はないかちょっと探してみたり、引っかかりそうな形容詞を追加してみたり、効果のところをたっぷり手厚くしてみたりなど、+αの得点のチャンスが狙えないかをトライしてみつつマス目を埋めます。

全部解答を書き終わったら、誤字・脱字はないか改めてチェックしてちょうど制限時間くらいとなりました。

この80分で書き上げた再現答案は昨日のだいまつの解説こちらをご覧ください。

 


だいまつに触発されついつい書き始めてしまったら、前半だけで1万字を超えてしまいました。
毎度毎度長文ですみません。

続いて、「5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法」ということで、以前コメント欄でもセラムさんからご質問をいただきましたので、夏セミナーでもご紹介した、「1次知識の100字訓練」という方法を簡単にご紹介します。
さらに、夏セミナーで「後日紹介します」とお伝えしたお題のきゃっしい流解答もご用意しました。

 

1次試験はマークシート式で、選択肢から答えを選べればよかったものが、2次試験では答えを文章として書ける必要があるという点が、1次試験と2次試験の違いですね。
2次試験を難しく感じる方は、この違いのために難しいと感じているのではと思います。

今回ご紹介する練習方法は、1次と2次のギャップを埋めるためのトレーニング方法で、昨年、受験校で教わったものをきゃっしい流にアレンジしたものです。

その方法とは、

① 2次試験でも必要とされる1次知識(例:機能別組織のメリットは?など)について、自分でお題を設定する。

② そのお題について、5分を目標に100字で説明する。

というものです。

例えば、「機能別組織のメリット、デメリットは?」というお題を設定したとすると、

といったように、1次知識を100字にまとめます。

ポイントは
・PCなどで打ち込むのではなく、手書きで書く練習をする
・制限時間5分を目標に時間を計りながら行う
という点です。

もし、最初から何もなしに書くのが難しければ、お題からいきなり中身を書くのではなく、お題の部分を解説したテキストを横目に見ながら、それを自分の言葉で100字にまとめる、という形でもいいかもしれません。

この練習には、
・2次試験で解答する上で前提となる1次知識をアウトプットすることで知識を定着させる
・100字の字数感覚が身につく
・1問解答を書くのに必要な時間感覚が身につく
という効果が期待できます。

特にストレート生で、書くということに十分慣れていない方は、今から春秋要約するよりはおススメの方法かと思います。

でもお題ってどんなお題にすればいいの?という方のために、私の方でお題を用意しておきました。

お題はこちらからダウンロードください。(セミナーに来られた方はセミナーで配布したお土産の内容と同じです。)

さらに、どんな風に書けばいいのかわかんないよ、という方のためにお題に対するきゃっしい流解答も用意しました。きゃっしい流解答はこちらからダウンロードください。

なお、このきゃっしい流解答を使うに当たっては、1つだけお願いがあります。

丸暗記はやめてください

というのも2次では自分の言葉で説明するという力が求められているので、丸暗記をすると応用力が全く身につかないからです。

ぜひこの機会に自分の言葉で説明する力を身につけてください。

このツールがみなさまのお役に立てれば嬉しいです。

以上、きゃっしいでした。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

平成30年8月18日(土)に開催した夏セミナーにはたくさんの受験生の方がお越しいただきました。本当にありがとうございます。参加された皆さんにお話を聞いていると、やはりメインコンテンツである8代目たっしーの解答プロセス解説の評判が良かった、という印象です。

 

また、道場セミナーの神髄ともいえる懇親会にも15名もの受験生にお越しいただきました。だいまつ的にはセミナーだけでは消化しきれない受験生の方々の疑問が解消でき、なおかつやる気モリモリになっていただけたように思っているのですが、如何でしょうか。

 

さて、前回から「平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」と題して、3回シリーズで平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の分析を通じて、2次試験の本質に迫るべく記事を書いています(前回の記事はコチラ)。

 

本日は、シリーズ第2段として平成29年度2次試験の事例Ⅱを取り上げます。

 

今回の記事では80点クラスの答案2つに加えて、60点を少し超える答案、60点を下回る答案も比較対象として分析を行います。

 

<平成29年度事例Ⅱの再現答案提供者>

●かのさん(狩野詔子)・・・<開示得点78点>
現在は皆さんもよくご存じの某テーマパークで業務改善担当として働く、外資系の超大手コンサル出身かつ英語もペラペラなハイスペック診断士です。昨年のタキプロ関西の勉強会でだいまつと机を並べて勉強しており、今年のタキプロ関西のセミナーリーダーをされています。ちなみに、かのさんの平成29年度2次試験における総得点は290点でした。ハンパないですね。

合格体験記(コチラ
かのさんの事務所(コチラ

 

●きゃしい ・・・<開示得点78点>
言わずと知れた、道場9代目リーダーであり、圧倒的な知識量と超人的な頭の切れを備え、そして人格者でもある、ハイスペック診断士です。だいまつとzenzenのアニキがひそかに「きゃしいさま」とお呼びしていることを本人は知りません。ちなみに、きゃしいさまの平成29年度2次試験における総得点は280点でした。こちらもハンパないですね。

 

▲だいまつ・・・<開示得点64点>
私です。道場、ふぞろい、タキプロの3つの支援団体を兼務しています。最近は仕事、育児、受験生支援活動、実務従事案件、診断士の研究会活動で、要領が悪い私は常に寝不足気味です(まぶたってこんなに重かったんですね、知りませんでした)。

 

■なおくん・・・<開示得点49点>
タキプロ関西のリーダーです。昨年はTAC京都校の勉強会を仕切られていたそうなのですが、今年も京都校の勉強会にちょこちょこ顔を出して後輩指導をするなど、本当に面倒見が良い方です。・・・なんですけれども、今回は切られ役になっていただきます。ちなみに私はTAC難波校出身です。

 

なお、ここから先は平成29年度事例Ⅱの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、今回も効果は10分の1以下ですよ!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 

では、さっそく、設問毎に答案を比べて分析をしていきましょう!

 


 

第1問(配点20点)
B社について、現在の(a)自社の強みと(b)競合の状況をそれぞれ60字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社の強みと、競合する大型スーパーや百貨店の現状を分析する能力を問う問題である。

 

(a)自社の強み
●かのさん(78点)
顧客の睡眠状況に合わせたこだわりの接客。副社長の技術を生かしたノベルティ。次期社長の保育士経験。井戸端会議の場の提供。

●きゃしい(78点)
強みは①睡眠状況を聞きながら商品を薦める接客力と信頼②ノベリティの誘客力③休憩コーナーや日用品販売による継続的な接点。

▲だいまつ(64点)
①顧客状況を踏まえた丁寧な接客による提案力②裁縫等の技術を生かしたノベルティ③井戸端会議参加者等の固定客の存在と関係性。

■なおくん(49点)
強みは①高い信頼の接客方法、②顧客に人気のノベルティを作成する裁縫・刺繍の技術、③井戸端会議での継続的な顧客接点、である。

 

<考察>
全員に共通するのは、①こだわりの接客②ノベルティという2つの要素ですね。第一段落に接続詞の「また」を挟んで並列的に記載がされていますから、ここは絶対に抜き出したいところです。

 

そのほかには、やはり現在のB社の商売を支える③井戸端会議が人気ですね。あと、かのさんは④次期社長の保育士経験、きゃしいは⑤日用品販売での継続的接点を書いています。

 

正直なところ80点クラス解答とその他の解答であまり差は感じませんでした。

 

ということは、本問は「みんなが取れる問題」ということになります。分かりやすく複数の解答根拠が与件文に埋め込まれているのに、ご自身の解答が斜め上を行ってしまっているのならば、なぜそうなってしまったかをよく振返ってください。

 

それと、もう一つ大切なところは、①「強み」しか聞かれていない、②制限文字数が少ない、③与件文に解答候補がたくさんある、という状況を踏まえて、皆さん「詰め込み・羅列型の答案」を作っている、ということです。

 

もし、ご自身が助言系の問題のように‘だらぁ~’と、一つの解答要素について書くような答え方をしていた場合には、状況に合わせて「詰込み型・羅列型の答案」が必要になってくることを、今回の設問からしっかりと学び取りましょう!

 

第1問(a)まとめ
①80点クラスの答案と、伸び悩み答案で明確な違いなし。
②「強み」しか聞かれていない(助言は求められていない)、制限文字数が少ない、与件文に解答候補がたくさんある、という状況では「詰込み型・羅列型の答案」スタイルを採用すべし。

 

(b)競合の状況
●かのさん(78点)
若年層住民の大半が買い物をしているが、寝具売場では高品質な商品や従業員がともに少なく充分な商品説明もできていない。

 

●きゃしい(78点)
大型スーパーは若年層住民の大半が買い物に利用しているが、高品質な商品が少なく、従業員も少なく、十分な説明が不足している。

 

▲だいまつ(64点)
低価格・低品質の品揃えで説明を必要としない商品を訴求する大手スーパー。品揃えの要望に応えられないこともある百貨店。

 

■なおくん(49点)
状況は①若年層住民の大半が大型スーパーで買い物をするようになり、②高品質な商品と、顧客説明する従業員が少ない状態である。

 

<考察>
かのさんと、きゃしいの解答がうり二つで驚きですね。競合を大型スーパーに絞って、与件文の4段落と8段落の記述から、全要素を抜き出しています。ただ、きゃしいは、「大型スーパー」という競合先を書いていますが、かのさんは競合先を所与のものとして記載を省略しています。設問要求に「競合する大型スーパーや百貨店の現状を分析し」との記載がありますし、主語がないとどちらの競合のことを書いているかが分からないため、今回の設問ではきゃしいの点数の方が高かったものと思われます。

 

競合の状況を聞かれた場合には、しっかりと「競合先はどこか」を書きましょう。

 

なお、かのさんが78点という高得点であることを考えると、本問で点数が入っていなかったということは考えにくいため、主語がなくても点数を与えられている可能性が高そうですね。

 

それから、お二人の解答を見て他に気付かれること(解答がうり二つになった理由)はありませんか?

 

2次試験問題を解く上で非常に大切なことですが、分かりましたか?

 

答えは「与件文の言葉をほぼそのまま使用している」という点です。

 

では、詳しく見て行きましょう。

 

まずは、前半部分です。

 

与件文に「若年層住民の大半が大型スーパーで買い物をするようになり」とあるため、かのさんは「若年層住民の大半が買い物をしているが」、きゃしいは「大型スーパーは若年層住民の大半が買い物に利用しているが」と、解答しています。

 

次に後半部分です。

 

与件文に「高品質な商品が少ないこと、従業員がほとんどおらず、十分な説明もできていない」とあるため、かのさんは「高品質な商品や従業員がともに少なく充分な商品説明もできていない」、きゃしいは「高品質な商品が少なく、従業員も少なく、十分な説明が不足している」と、解答しています。

 

どうですか?与件文「まんま」ですよね。

 

言葉としてはやや不適切かもしれませんが、4段落と8段落の記述を抜き出して前後を入れ替えたりして、組合せているだけですね。平成29年度の事例Ⅰを分析した際にもお伝えしましたが、83点を取ったシンゴは与件文の言葉をそのまま使い、変な言い換えをしていませんでした

 

80点クラス答案を見る限り言い換えは極力せずに与件文の言葉をそのまま使っています。それならば皆さんもシンゴやかのさん、きゃしいと同じように変な言い換えはせずに、ストレートに与件文の言葉を使うように心がけたいですね。

 

・・・皆さん大丈夫だと思いますが、「変な言い換えをしてないか」を、事例問題を解く前後のチェック項目に入れてくださいね。

 

↑私のこのコメントを見ずに、「チェック項目として採用しよう」考えていた方はOKなのですが、「ふーん、なるほど、まあ今度解くときは言い換えに少し注意して解いてみっか」くらいの意識でいると、人間は結構忘れやすい生き物なので、なかなか(というか全然)改善は進みません。

 

普段から意識してトレーニングしているか、していないかが、本番でできるか、できないか、につながります。極度の緊張状態に置かれる本試験会場で普段以上に実力なんて発揮できるわけがありません

 

道場のブログに限らずですが、気付きを上手く自分の勉強の中に取り入れている方、つまりは自分のプロセスに修正をかけることができる方が合格するのだと思います。なので、皆さんもブログの内容等を上手く自分の勉強の中に取入れる工夫をしてくださいね!

 

今年の2次試験に受かるために。

 

・・・偉そうにすいません。「今回の記事を読んで、普段自分がトレーニングするときの何を変えるのか」ということを意識していただけると、だいまつは本当に嬉しいです。

 

えらく脱線してしまいました。

 

話を本線に戻します。

 

続いて、私の答案を見てください。

 

▲だいまつ(64点)
低価格・低品質の品揃えで説明を必要としない商品を訴求する大手スーパー。品揃えの要望に応えられないこともある百貨店。

 

ああ、もう恥ずかしい。「低価格」など与件文のどこにも書いてありません。もちろん、家族経営で手厚い接客対応をしているB社と比べた場合に、大手スーパーが(低品質)低価格だということは推測できますが、与件文に書いてないことを「多くの受験生が書くか」、また「出題者が期待をしているか」、といわれれば、そんなことはないでしょう。アクセルを踏み過ぎた感が否めません。

 

続いて「低品質」部分は、与件文の「高品質な商品が少ない」という箇所を言い換えてしまっています(今回は意味が通るのでセーフかもしれませんが)。あと、競合を分析する上で大切な「若年層」というターゲット(顧客層、だれに)の記述が漏れています

 

一方で、競合相手として「百貨店」を書けているところは、我ながら褒めても良いのではないかと思います。私は、「B社の売上の25%を占める婦人服で競合していること」を根拠に書きましたが、出題の趣旨を見ても恐らく正解と考えて間違いないでしょう。

 

もっとも、競合先として百貨店を書いてしまったために字数が足りずに「若年層」というキーワードを入れられなかったのですが・・・。やはり、全部が全部、なかなかうまく行きませんね。

 

けれども、2次試験は100点を狙う試験ではないので、本番は「こだわり過ぎない」ことも大切です。トレーニングの時はどうすれば短い時間の中で分かりやすい言葉で、必要な要素を漏れなく盛込むことができるかを振返るようにしつつ(これは大切なプロセス)、本番は時間との勝負ですから、ある程度妥協していきましょう。

 

本試験の2週間前くらいからは、本番を想定して「こだわり過ぎず、そこそこの解答を書く」ことを練習しても良いかもしれませんね。

 

最後になおくんです。

 

■なおくん(49点)
状況は①若年層住民の大半が大型スーパーで買い物をするようになり、②高品質な商品と、顧客説明する従業員が少ない状態である。

 

前後の文章がつながっていないところに問題がありそうですね。具体的には、主語が「大型スーパー」ではないため、後半部分(②)の記述が宙に浮いてしまったような答案になってしまっています。

 

例えばですが、

 

「大型スーパーは①若年層住民の大半が買い物をしているが、②高品質な商品と、顧客説明する従業員が少ない状態である。」

 

以上のように組み替えると、どうでしょうか。主語を「大型スーパー」に変えて、「するようになり」という部分を「しているが」に変えただけですが、見違えるような解答になったと思いませんか

 

なおくんの解答は、与件文から引用してくる箇所・着眼点はGOODなのですが、文章の作り方(今回は主語が問題)によって、特に後半部分の記述が死んでしまっています

 

日本語としての正しさが如何に大切かを感じていただけたのではないでしょうか。

 

ちなみに(脱線始まり)、だいまつは受験生支援活動のなかで再現答案と開示得点を目にすることが多いのですが、「キーワード」と呼ばれる与件文の記述をしっかりと抜き出せているのに、開示得点がやたら低い答案がまれにあります。

 

そうした答案をよくよく分析すると、概ね「文章(国語)がおかしい」のです。例えばですが、平成29年の事例Ⅰの第3問で「HACCP」が解答要素となっていました。多くの受験生は「戦略的メリットは、HACCPに準拠することで品質を確保できたこと」と、書いています。

 

しかし、とある答案は「HACCPに準拠することで国際展開の足掛かりができたこと」というような趣旨の解答をしていました。確かにHACCPは国際標準規格なので、海外展開を目指す企業であれば、戦略的メリットになり得ると思いますが、A社はこれまでは地元でしか商売をしていませんし、これから目指すのも全国市場への進出(国内)です。とすると、HACCPという解答要素を盛込めてはいるものの、A社の状況から考えると全くおかしな(斜め上を行く)答案と言えます。・・・つまりは、与件文に寄り添っていないということですね。

 

実は、このような「解答要素・キーワードOK、でも開示得点低い」答案には、上記例(HACCP)で挙げた「事例企業の状況(つまり与件文)を踏まえていない解答」だけでなく、「国語的におかしくて意味が通じない解答」など、一枚の答案用紙の中に複数の「まずい箇所」がありました。

 

つまりは、採点者が「この答案を書いた受験生は、解答要素は抜き出せているが、根本的なこと(A社の状況)を分かっていないな」と評価すれば、バッサリと切り捨てられてしまう可能性が高いということです。

 

国語(因果を含め)が、如何に大切かを分かっていただけましたでしょうか。

 

ですから、皆さんは「因果のおかしな文章になっていないか」「国語的に大丈夫か」復習の際のチェック項目に入れて、PDCAがまわるように工夫をしてくださいね(為念です)。

 

第1問(b)まとめ
①与件文の言葉をほぼそのまま使用する。
②「事例企業の状況を踏まえておらず、国語的におかしな答案」はダメ。特に主語を外すと、途端に何を書いているかが分からなくなる。

 


 

第2問(配点25点)
B社はボランタリー・チェーン本部から新たに婦人用ハンドバッグの予約会の開催を打診された。B社は現在のデータベースを活用しながら、この予約会を成功させようと考えている。そのためには、どのような施策を行うべきか。120字以内で助言せよ。

 

【出題の趣旨】
データベースに登録された購買履歴や住所などを活用しながら新たな予約会を成功させる施策について、助言する能力を問う問題である。

 

●かのさん(78点)
①顧客が以前購入した服とのコーディネートや好みに合わせ品揃えする。②配達先住所へDMを送付。③混雑解消の為開催期間を延長、非混雑時間をおすすめ時間帯としてDMに掲載。④DB活用し次期社長も接客支援。

 

●きゃしい(78点)
施策は①データベースの購買履歴や好みの情報を元にした品ぞろえとし②副社長の裁縫・刺繍の技術を活かしたノベルティで誘客し③住所や好みの情報を活用し顧客に応じたDMを送付し④井戸端会議で紹介することで口コミを促し、リピーターの重要顧客の来店を促す。

 

▲だいまつ(64点)
施策は、データベースに登録された情報を活かし、①過去の婦人服の購入情報を活かし、服に合うハンドバックを品揃えする②井戸端会議で予約会の告知をする③住所情報を活かし、DMを発送し情報を発信する④一部時間帯で予約制を導入し、需要を逃さない。

 

■なおくん(49点)
施策は、①顧客台帳の購買履歴と好みからなるデータベースより婦人用ハンドバック販売案内用のDMを作成して送付する事、②井戸端会議メンバーからの様々な顧客要望に応え、口コミにて展示会情報を伝達する事、で展示会への集客を増加させ売上拡大を図る。

 

<考察>
かのさんときゃしいの答案に共通する解答要素としては、①履歴情報を活用した品揃え(4Pのプロダクト)、②住所情報に基づくDM(4Pのプロモーション)ですね。出題の趣旨には「データベースに登録された購買履歴や住所などを活用しながら」との記載がありますから、お二人ともお見事です。

 

事例Ⅱですから、4Pの観点は必須ですね。特にプロダクト(製品戦略)と、プロモーションは、超頻出の切口なので、常に意識しておきたいところです。ちなみに、プレイス(チャネル戦略)とプライス(価格戦略)はめったに問われません。プライス(価格戦略)が問われたのはだいまつの記憶が確かであれば、平成26年度事例Ⅱの第4問(介護付ツアーの客単価向上)くらいです。異論があればコメントをいただけると受験生の皆さんの「正しい認識」につながるため、大変助かります。

 

続いて、私の答案を見てください。

 

▲だいまつ(64点)
施策は、データベースに登録された情報を活かし、①過去の婦人服の購入情報を活かし、服に合うハンドバックを品揃えする②井戸端会議で予約会の告知をする③住所情報を活かし、DMを発送し情報を発信する④一部時間帯で予約制を導入し、需要を逃さない。

 

プロダクト、プロモーションの2つの切口からの解答要素がありますね。しかしDMの活用に関して「住所情報を活かし、DMを発送し情報を発信する」しか書いていません(単なる「開催情報の告知」に留まっています)。

 

一方で、80点クラス答案のお二人はと言いますと、

 

かのさんは「雑解消の為開催期間を延長、非混雑時間をおすすめ時間帯としてDMに掲載」と解答することで、DMに「開催告知+α」の要素を盛り込んでいます。また、きゃしいも、「住所や好みの情報を活用し顧客に応じたDMを送付」とB社ならではの「+α(One to One)」の要素を盛り込んでいます。

 

プロモーション(DM)における解答の広がりが、お二人と私の答案で差が付いたポイントでしょう。

 

それと、出題の趣旨には「データベースに登録された購買履歴や住所などを活用しながら新たな予約会を成功させる施策」という記述がありますから、きゃしいの「②副社長の裁縫・刺繍の技術を活かしたノベルティで誘客し」という部分にも、しっかりと点数が入っているでしょうね。

 

いや、お見事です。

 

それにしても、与件文を根拠にした解答を書くことは、本当に大切ですね。

 

加えてですが、私は、きゃしいの解答にある「誘客」という単語が、すごく短くて めちゃくちゃ使えそうだと思いました。みなさんも是非チャンスがあれば使ってくださいね。ちなみにきゃしいは第1問(a)でも「誘客力という単語を使っていますね。

 

最後になおくんの答案を見ておきましょう。

 

■なおくん(49点)
施策は、①顧客台帳の購買履歴と好みからなるデータベースより婦人用ハンドバック販売案内用のDMを作成して送付する事、②井戸端会議メンバーからの様々な顧客要望に応え、口コミにて展示会情報を伝達する事、で展示会への集客を増加させ売上拡大を図る。

 

①はプロモーションの視点で解答できていますが、プロダクト(品揃え)の観点が解答にありませんね。それに②の「井戸端会議メンバーからの様々な顧客要望に応え」という部分は抽象度が高くなっていますね。抽象度が高くなってしまう理由(今回のなおくんの解答で言えば「様々な顧客要望に答え」という表現)は、①設問要求や与件文の記述から最も解答要素としての優先度が高い部分が見抜けていない、②そのため、解答の根拠を明確にすることができないから、だと考えられます。

 

ちなみにですが、なおくんの答案は、②もプロモーションの要素となっています。つまり切口が①と被ってしまっていることに皆さんお気付きになったでしょうか。

 

80点クラス答案のお二人がそうされていたように、②の部分は、「顧客DBの好み情報→品揃え」とした方が設問要求・与件文に寄り添っていますし、さらに4Pの視点からも、切口を分散させられますね。

 

4P(フレームワーク)を意識していれば、こうした「ダブリ」を防げ、よく言われる「多面的な」答案を作れていた可能性があります。

 

・・・なので皆さんは、事例Ⅱの問題を解くときには、「4Pの視点で考えられたか」を復習する際のチェック項目に入れてください

 

ここは大切なのでもう一回言いますよ。事例Ⅱでは4Pがめちゃくちゃ重要なので、「4Pの視点で考えられたか」をチェック項目に入れてくださいね

 

第2問まとめ
80点クラスの答案は
①4Pの観点を意識し、特にプロダクト(製品戦略)と、プロモーションの超頻出の切口から解答している
②One to Oneというマーケティング上目指すべき姿を意識して解答している
③DB活用からのダイレクトメール発送では、単なる告知に留まらず、与件文から考えられる+αの役割を付与している

 


 

第3問(配点30点)
地域内の中小建築業と連携しながら、シルバー世代の顧客生涯価値を高めるための施策について、120字以内で助言せよ。

 

【出題の趣旨】
地域内の需要の変化を踏まえて、中小建築業と連携しながらターゲット層の顧客生涯価値を高める施策について、助言する能力を問う問題である。

 

●かのさん(78点)
①介護のための改装に際し介護ベッドと寝室とトータルで提案。②日用品の宅配や介護ベッドのメンテナンスサービスを実施。その際、自宅設備に関するニーズを収集し建築業に情報共有する。利用頻度向上で固定客化。

 

●きゃしい(78点)
中小建築業と連携し、休憩コーナーでB社の接客力と信頼を活かし、介護のための改装相談とそれに合う介護ベッド等の介護用品の販売を行い、シルバー世代の顧客台帳情報を活かし、顧客に合った商品を販売し、顧客との関係強化を図る。

 

▲だいまつ(64点)
施策は、今後介護が必要となるシルバ世代に対して、①地元の中小建築業者と組み、介護のための改装と寝具を、丁寧な接客で聞きながらトータル提案する。②併せて改装には地元のガラス製品も取入れ、顧客関係性・愛顧を高め、固定客化で顧客生涯価値を高める。

 

■なおくん(49点)
施策は、地域内の中小建築業の社員を井戸端会議に勧誘し、メンバーの建築に関するニーズに応えてもらう事である。シルバー世代の介護の改築要望や、その子育て世代の建築需要に応える事で、シルバー世代との顧客関係性と顧客生涯価値を高める。

 

<考察>
かのさんときゃしいの答案を見ると、やはり素晴らしいと思うのは、①介護改装×介護ベットという、与件文にあるキーワードを見逃さずに答案に盛込んでいるところです。

 

恐らく二人とも、出題の趣旨にある「地域内の需要の変化を踏まえて」という部分までは、意識できていなかったでしょうが、与件文の「介護のための改装が増えている」という記載から、「介護改装×介護ベット」は、「中小企業建築業×B社の連携」につながる、と考えて素直に解答を書いたのでしょう

 

また、設問要求の「顧客生涯価値」という部分について、かのさんは「②日用品の宅配や介護ベッドのメンテナンスサービスを実施→利用頻度向上・固定客化」という、LTVの向上に資する施策を答案にしっかりと盛込んでいます。

 

一方きゃしいは、①休憩コーナー、②B社の接客力・信頼、③顧客台帳活用という強みを並べて解答に説得力を持たせようとしています。ただし、与件文の「寝具は購買隔壁が長く、顧客との接点が切れやすいが、日用品は購買隔壁が短いので、B社が顧客との継続的な接点を作りやすくなった」という「過去の成功体験かつ経営資源」を解答要素として活用できていません

 

そのため、本問では、きゃしいよりもかのさんの得点の方が高かったのではないでしょうか。

 

それから、事例Ⅱにおいては、全ての設問において「誰に、何を、どのように、効果」のフレームで答案を検討したいところですが、今回は設問文に「シルバー世代」と、ターゲット(つまり「誰に」)が明確に書かれているため、お二人は解答の中で「誰に」を、わざわざ書かなかったのだと考えられます。

 

すなわち、「何を、どのように、効果」しか書いていない訳です。

 

設問要求に応じてベースとなるフレームから必要な部分だけを抽出して使う、こうしたお二人の対応力の高さも、大変に勉強になりますね。

 

また、お二人とも効果をしっかりと盛込んでおられますね。かのさんは「利用頻度向上で固定客化」、きゃしいは「顧客との関係強化を図る」です。事例Ⅱでマーケティング戦略の助言を問われたら、「効果」を入れる、これも大切なことですね。

 

それでは、私の答案を見て行きましょう。

 

▲だいまつ(64点)
施策は、今後介護が必要となるシルバ世代に対して、①地元の中小建築業者と組み、介護のための改装と寝具を、丁寧な接客で聞きながらトータル提案する。②併せて改装には地元のガラス製品も取入れ、顧客関係性・愛顧を高め、固定客化で顧客生涯価値を高める。

 

・・・「誰に」を書いちゃっていますね。減点にはならないまでも、字数を無駄にしてしまっている可能性があります。言い訳をしておくと、当日は加点狙いで‘敢えて’書いたのですが、かのさんときゃしいの解答から考えて、「無くても」問題なかったでしょう。

 

皆さんの解答は如何ですか?

 

設問要求からして、聞かれてもないのに(今回の設問では「誰に」は不要なのに)、「加点狙いでこの知識・切口を盛込んでやれ」という感じで、自分よがりな答案を作っている時がありませんか

 

今回のだいまつのは、まだ前後の文脈に上手くハマる内容だから良いものの、もしこれが切口重視の的外れ解答要素を無理やり詰め込んだものだったなら・・・、文章全体の意味が通じなくなり、下手をすると第1問(b)のところでお伝えしたように「日本語的におかしな文章」になってしまい、採点者にバッサリと切り捨てられてしまう可能性すらあります。

 

人によるかもしれませんが、ムリに解答要素をねじ込もうとすると、全然話がつながらないため、余計に訳が分からなくなって、「あーでもない、こーでもない」と考えた末、解答が荒れます(日本語としておかしくなります)。

 

80点クラス答案は、やはり「設問要求に沿って必要な解答要素に文字数を割いている」、という事実を心に深く刻むべきでしょう。

 

さて、続けます。

 

「①地元の中小建築業者と組み、介護のための改装と寝具(何を)を、丁寧な接客で聞きながらトータル提案する(どのように)」という部分は、「何を、どのように」をちゃんと書けていますが、完全にダメなのが、「介護ベット」ではなく「寝具」という単語を使っている点でしょう。先ほど申し上げたように「介護改装×介護ベット」だからこそ地元の中小建築業者との連携が成り立つわけですから、単なる「寝具」にしてしまうとこの部分の根拠が薄くなります。

 

別に「寝具」でも良いじゃないか、と考える方がいらっしゃるかもしれませんので、与件文をもう一度確認しておきましょう。

 

第1段落です。

 

「品揃えは、布団、ベッド、マットレス、ベビー布団、ベビーベッド、介護ベッド、布団カバー、枕、パジャマなどである。」

 

なぜ、「布団、ベッド、マットレス、布カバー、枕、パジャマ」ではなく、「布団とベッド」と被る「ベビー布団、ベビーベッド、介護ベッド」まで、‘わざわざ’与件文に書いてあるのでしょう。

 

皆さん、もうお分かりになりますよね。

 

わざわざ表現」です。

 

ここまであからさまに与件文に余計なことを書いているということは、出題者は第3問で「介護ベッド」を、第4問で「ベビー布団、ベビーベッド」を根拠として使ってほしかったと想定されます。

 

なのに、だいまつはこんな分かりやすいサインを見落とし、「介護ベッド」を「寝具」と言い換えてしまいました。本当にイケてませんね。

 

与件文の記述に基づいて、「言い換えをしない」ことで、採点者に評価をしてもらえるようにしましょう。

 

それと、私の答案の「②併せて改装には地元のガラス製品も取入れ」というのは、ガラスがX市の産業の中心だから、と考えて盛り込んだのですが、これも「与件文の気になったところを無理やり盛込んでしまう」という、典型的なダメパターンですね。

 

「改装にガラス地元のガラス製品を取入れる」と、「B社における顧客生涯価値が向上」しますか? そんな訳ないですよね!全然つながりません。

 

本問では、かのさんが解答されているように、「顧客生涯価値 = 日用品購入」が正解であった可能性が高いでしょう。しかし、こんなに単純で明快な解答根拠が与件文に埋まっているのに、「気になったところを優先して答案に盛込んでしまう」のですから、人間とは恐ろしいものです。是非、反面教師にしてくださいね。

 

最後になおくんの解答を見ておきましょう。

 

■なおくん(49点)
施策は、地域内の中小建築業の社員を井戸端会議に勧誘し、メンバーの建築に関するニーズに応えてもらう事である。シルバー世代の介護の改築要望や、その子育て世代の建築需要に応える事で、シルバー世代との顧客関係性と顧客生涯価値を高める。

 

一見すると、与件文に書いてある記述に基づいて、分かりやすい答案を作れている、と評価できてしまいそうですが、かのさんが書かれている①地元中小建築業×介護ベット②日用品で継続的に接点による顧客生涯価値向上、の観点と比較すると、やはり説得力に劣ります。

 

恐らくなおくんの答案では、ほとんど点数を得ることはできなかったでしょう。

 

事例Ⅱは、与件文に使えそうなネタがたくさん落ちていることが多いですが、単にそれらを組み合わせて、もっともらしい解答を作っただけでは得点は伸びないことが今回のなおくんの答案から分かります。

 

与件文に基づくことは必須条件ですが、だからと言って、やみくもに与件文の言葉を繋ぎ合わせただけでは得点にはつながりません

 

かのさんのように、設問文と与件文を適切に紐つけたいですね。

 

もう一度、かのさんの答案を確認しておきましょう。

 

●かのさん(78点)
①介護のための改装に際し介護ベッドと寝室とトータルで提案。②日用品の宅配や介護ベッドのメンテナンスサービスを実施。その際、自宅設備に関するニーズを収集し建築業に情報共有する。利用頻度向上で固定客化。

 

かのさんの答案における設問文と与件文の対応関係を整理しておきます。

 

①地域内の中小建築業(設問文)→品揃えに介護ベット(与件文第1段落)+X市内では介護のための改装増加(与件文第2段落)

 

②シルバー世代の顧客生涯価値を高める(設問文)→寝具は購買間隔が長く、顧客との接点が切れやすいが、日用品は購買間隔が短いので、B社が顧客との継続的な接点を作りやすくなった(与件文第5段落)+現社長が配達時に記録した住所(与件文第10段落)

 

うーん、素晴らしい。

 

第3問まとめ
80点クラスの答案は
①介護改装×介護ベットという、与件文にあるキーワードを見逃さずに拾い切っている
②設問要求に沿って「誰に」は敢えて答案に盛込んでいない
③マーケティング戦略の助言にあたって「効果」を書いている
(ちゃんと、誰に、何を、どのように、効果)を意識して、どの要素が設問の解答として必要かを考えている。

 


 

第4問(配点20点)
B社は今後、シルバー世代以外のどのセグメントをメイン・ターゲットにし、どのような施策を行うべきか。図を参考に、120字以内で助言せよ。

 

【出題の趣旨】
地域内の人口構成を踏まえて、新たなターゲット層を設定し、ターゲット層のニーズに応じた施策について、助言する能力を問う問題である。

 

●かのさん(78点)
0~10代の子供と30~40代の親の子育て世代を標的顧客とする。助言は①次期社長の保育士経験を活かし、子供が快眠できる寝具を名前の刺繍入りで提案。②入園用品のアドバイスと販売会、親向け裁縫刺繍教室の開催。③親子で安心して使える日用品の販売。

 

●きゃしい(78点)
30代の子育て世代をターゲットとし昼寝用布団等の子供用寝具や保育園用品やその素材を販売する。副社長の裁縫・刺繍の技術を活かした保育園用品の手作り教室や親と子の快眠教室の開催により口コミを喚起し新規顧客獲得と既存顧客との関係強化で固定客化を図る。

 

▲だいまつ(64点)
施策は、全国と比べて構成比の高い10歳以下の子供を持つ、30歳代の子育て世帯に対し、①商店街飲食店と組んで料理教室を行う②商店街小売店と組んで子供用商品の品揃えを増やす。以上による顧客接点拡大と愛顧向上で、新規顧客獲得と固定客化し、地域繁栄も実現。

 

■なおくん(49点)
ターゲットは、30歳代で10歳以下の子供を持つX市の子育て世代である。施策は、子育て世代向けに親子イベントを開催して顧客ニーズを収集し、顧客満足を満たす商品を開発する。また、B社の事業継続のためにも、地域の顧客満足を高め、地域の繁栄を図る。

 

<考察>
まず、メイン・ターゲットを問う設問要求に対しては、4人とも「30歳代」、「子育て世代」という「図から読み取れる要素」を確実にピックアップして答案に盛込むことができています。本問は、平成27年度事例Ⅱ(商店街組合)の第1問で問われたのと同じようなグラフであったことから、全員が上手く対応できたのではないかと思われます。

 

ちなみにだいまつのみ、「全国と比べて構成比の高い」という解答要素を入れています。80点クラス解答では盛り込まれていませんが、出題の趣旨の「地域内の人口構成を踏まえて」という部分を踏まえれば、加点になった可能性はあります。

 

ここで少しだけ皆さんのため覚えていただきたい1次知識を書いておきます(脱線始まり)。

 

事例Ⅱでターゲット(誰に)を問われて解答を作るときには(与件文を見るときにも)、デモ、ジオ、サイコといった1次試験で習った知識を毎回ひっぱり出してきましょう。なぜならこうした切口が解答要素となり加点ポイントになるからです。

 

例えば、今回の「30歳代」、「子育て世代」はデモグラフィックですよね。平成28年度以前の過去問に目を向ければ、「X市内の顧客、X市外の顧客」という属性が登場しますが、これはジオグラフィックでしょね。そして、さらに「高くても良いものを求める、高付加価値を求める」という属性も登場しますが、これはサイコグラフィックですね。

 

こうした、デモ、ジオ、サイコの要素が与件文に落ちていればターゲットを修飾する言葉として盛り込んでしまいましょう

 

ただし、第3問でお伝えしたように、設問文で既にターゲットが明示されている場合には、「誰に」は不要で、「何を、どのように、効果」という要素が解答項目になると考えておきましょう。

 

さて、まずはかのさんの答案です。

 

●かのさん(78点)
0~10代の子供と30~40代の親の子育て世代を標的顧客とする。助言は①次期社長の保育士経験を活かし、子供が快眠できる寝具を名前の刺繍入りで提案。②入園用品のアドバイスと販売会、親向け裁縫刺繍教室の開催。③親子で安心して使える日用品の販売。

 

①の部分を分解すると、「子供が快眠できる寝具を名前の刺繍入り」は、「なにを(プロダクト)」に当たりますし、「次期社長の保育士経験を活かし~提案」は、「どのように」にあたります。それにしても、強みの刺繍をこのような形で「製品」に結びつけてくる発想力は凄いですね。

 

②はやや詰め込み感がありますが(どのようにの部分だけしかありません)、与件文から考えられる内容です。

 

ただし、事例Ⅱの基本フレームワークの「誰に、何を、どのように、効果」の観点から考えれば、④の記述を外して、B社の売上UPにつながる「新規顧客の獲得」や、次期社長が課題だと考えている「地域繁栄」といった点を、「効果」として盛込めればさらに得点を得られた可能性が高いのではないでしょうか。

 

●きゃしい(78点)
30代の子育て世代をターゲットとし昼寝用布団等の子供用寝具や保育園用品やその素材を販売する。副社長の裁縫・刺繍の技術を活かした保育園用品の手作り教室や親と子の快眠教室の開催により口コミを喚起し新規顧客獲得と既存顧客との関係強化で固定客化を図る。

 

きゃしいの解答は「昼寝用布団等の子供用寝具や保育園用品やその素材」という部分が「何を(プロダクト)」にあたります。

 

そして、「副社長の裁縫・刺繍の技術を活かした保育園用品の手作り教室や親と子の快眠教室の開催により口コミを喚起し」という部分が「どのように」にあたります。

 

さらに、「新規顧客獲得と既存顧客との関係強化で固定客化を図る」という部分が「効果」にあたります。

 

もちろん、「30代の子育て世代をターゲットとし」という部分が「誰に(ジオ)」にあたりますよね。

 

そう考えると、きゃしいの解答は、今回のマーケティング戦略の助言に対して、「誰に、何を、どのように、効果」の全要素が入っていると思いませんか。

 

重要なので、もう一度きゃしいの解答を「誰に、何を、どのように、効果」で分解しておきます。

 

 

誰に:30代の子育て世代をターゲットとし

 

何を:昼寝用布団等の子供用寝具や保育園用品やその素材を販売する。

 

どのように:副社長の裁縫・刺繍の技術を活かした保育園用品の手作り教室や親と子の快眠教室の開催により口コミを喚起し

 

効果:新規顧客獲得と既存顧客との関係強化で固定客化を図る。

 

 

ここで、「誰に、何を、どのように、効果」のフレームワークの使い方を確認するために、第3問のきゃしいの解答ももう一度詳しく見ておきましょう。

 

●きゃしい(78点)(第3問の解答)
中小建築業と連携し、休憩コーナーでB社の接客力と信頼を活かし、介護のための改装相談とそれに合う介護ベッド等の介護用品の販売を行い、シルバー世代の顧客台帳情報を活かし、顧客に合った商品を販売し、顧客との関係強化を図る。

 

第3問で解説したように、設問文に「誰に(シルバー世代)」は書かれているため、「誰に」の記載はありません。

 

そして、「それに合う介護ベッド等の介護用品」という部分が「何を(製品)」にあたります。

 

さらに、「中小建築業と連携し、休憩コーナーでB社の接客力と信頼を活かし、介護のための改装相談と・・・、シルバー世代の顧客台帳情報を活かし、顧客に合った商品を販売し」という部分が「どのように」にあたります。

 

最後に、「顧客との関係強化を図る」が「効果」です。

 

「日用品」というキーワードは拾い漏れているかもしれませんが、きっちりと「何を、どのように、効果」の構造になっています。

 

本当に勉強になりますね。だいまつとzenzenのアニキが、「きゃしいさま」と崇めているのも首肯いただけたのではないでしょうか。

 

さて、続いてはだいまつの答案です。

 

▲だいまつ(64点)
施策は、全国と比べて構成比の高い10歳以下の子供を持つ、30歳代の子育て世帯に対し、①商店街飲食店と組んで料理教室を行う②商店街小売店と組んで子供用商品の品揃えを増やす。以上による顧客接点拡大と愛顧向上で、新規顧客獲得と固定客化し、地域繁栄も実現。

 

パッと見た瞬間に、「ダメだ」と分かる答案ですね。与件文に記載されている「次期社長の保育に関するノウハウ」はどこに行ってしまったのでしょうか。それと見ていただくと分かる通り、「どのように」はありますが、「何を」がほとんどないですね(かろうじて「子供要商品の品揃え」が「何を」に当たるくらいです)。

 

一方で、「効果」だけはこれでもか、というくらいに書いています。なお、次期副社長が課題として認識していた、「地域繁栄」に関しても最後に触れることができている点は評価できると思われます。

 

第3問(日用品)に引続き、本問においても解答要素として期待されているポイント(次期社長の保育ノウハウ)を外してしまった私ですが64点を獲得できています。これは、第1問や第2問に加え、第3問(介護寝具)と第4問(ターゲット+効果)の一部で、得点を重ねることができたからこその結果でしょうね。

 

最後に、なおくんの答案を見ておきましょう。

 

■なおくん(49点)
ターゲットは、30歳代で10歳以下の子供を持つX市の子育て世代である。施策は、子育て世代向けに親子イベントを開催して顧客ニーズを収集し、顧客満足を満たす商品を開発する。また、B社の事業継続のためにも、地域の顧客満足を高め、地域の繁栄を図る。

 

だいまつと同じですね。「効果」はしっかりと書けているのに、「何を」が全然書けていませんね。例えばですが、「施策は、親子イベントを開催して顧客ニーズを収集し、顧客満足を満たす商品を開発する」という部分を、「施策は、ベビー布団を、快眠のための親子教室で子供の睡眠状況を聞きながら提案し」に変えると、与件文に沿って「何を」「どのように」の要素を答案に盛込むことができます。

 

どうでしょうか、皆さん。

 

ちょっとした差だと思うのですが、ここら辺が78点をたたき出すきゃしいとの差です。

 

「誰に、何を、どのように、効果」のフレームワークが、事例Ⅱを解く上で如何に大切かをお分かりいただけましたでしょうか。

 

第4問まとめ
80点クラスの答案は
「誰に、何を、どのように、効果」がバランスよく盛り込まれている(きゃしい)

 

<まとめ>
如何だったでしょうか。78点答案×2を見てどのようなことにお気づきになったでしょうか。

事例Ⅰに引続き、事例Ⅱを分析して思ったのが、

「設問文で問われたことに対して、与件文の記述を根拠に、そりゃそうだと思える解答を書いている」

という点です。

 

事例Ⅰのシンゴに引続き、かのさんやきゃしいの80点クラス答案には、「独創的な解答内容」はありませんでした。

 

一方でだいまつの解答や、なおくんの解答は、設問文や与件文を無視した内容の記述が目立ちました。

 

今回の記事を通じて、

 

①設問要求に沿って解答する
②解答内容は与件文を根拠とし、当たり前に考えられる内容を書く(変にひねらない)

 

という部分が、2次試験問題を解く上での大原則であることが分かり、

 

そして、

 

事例Ⅱにおいては、

 

③4Pの視点
④「誰に、何を、どのように、効果」

 

の切口が極めて大切であることが分かりました。

 

個人的には前回の事例Ⅰに比べると目新しい発見はなかったように思います。しかしながら、今回の分析を通じて、事例Ⅱではやはり上記の③と④がとても大切であることが確認できました。

 

皆さん、今回の記事を学習に「すぐ」活かしてくださいね。

 

なお、今回も私の拙い分析力では、かのさんときゃしいの答案を活かしきれていないはずなので、皆さんがお気付きのことがあれば、どしどしコメントしてくださいね!道場読者でノウハウを共有して今年の2次試験に合格しましょう!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。次回は平成29年度の事例Ⅲです。
(今回は1万8千文字、皆さんお疲れさまでした)

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はい!へんりーです。

2次試験対策からブログを見てくださっている方も大勢いるかと思いますので、はじめての方々向けに・・・

当ブログは、11名の昨年度合格者、「9代目」メンバーで執筆しておりますが、メンバーはこちらで紹介してありますので、お時間あればご参照ください。

先代も含めた各人の勉強スタイル等を参考にしていただき、自分に合う勉強方法、解答作成のコツなどを「パクってカスタマイズ」してご活用ください。(「道場」ブログでよく出てくるキーワードの一つです!)

 

なにより、まずは当ブログのホームページをブックマークいただければ幸いです。

毎日の記事を読む数分間、決して損はさせません!

 


ということで、

今回から僕も二次筆記対策のブログを本格的に書いていこうと思います。

仕切り直しとして、自分の執筆していく記事について、以下を定めてみました。

ターゲット:

基本的に『二次試験初挑戦者』とするつもりです。

さらに、どちらかと言えば「これまで二次対策をしていなかった人」を意識して書こうと思います。(先週のたかじんと同じです)

これまで僕は「ぎりぎり合格狙いのアナタは一次試験に集中すべし!」をうたっていたので(その責任を取り)、今からスタートでも間に合う!というスタンスを前面に押し出しながら、アドバイスしていきます。

 

スタイル:

記事の中でアドバイスは、なるべく断言気味に言おうと思います。
これは初挑戦者向けのあくまで「へんりー流」なのでご容赦ください。

この資格試験においては、「自分に合った方法で(パクってカスタマイズ)」が重要なのは明白で、間違いないのですが、

一方で、受験時代になんでもかんでも「自分次第」と言われて戸惑った記憶もあります。
おそらくみなさんも耳にしたことのある、合格者からの「やるしかないよ」というアドバイスも同様です。

それらが真実と認識しつつも、

項目によっては「この方法でやるべし」と言ってくれた方がありがたい

と感じている人も少なからずいると思っていますので、1つのベンチマークになるように、内容によっては言い切り型でいきたいと思います。

これもセミナーで多くの人と話をしていて、改めて感じたことを反映させています。

 

自分ルール:

記事の中で、過去問の事例内容に触れるときは、「今日は平成〇年の事例◇設問△を扱います」と冒頭で触れるように心がけます。

それは、「まだ解いていない事例の内容をネタバレしてほしくない」という考えの人が少なからずいると思うからです。(少なくとも、昨年の自分はそうだったので)

 


とここで、本題に入る前に触れておきたい、

先週末、前週の東京に続き、大阪夏セミナーに参加してきました。

「スピ問出涸らし・直前期に迷ったらスピ問を守りきったら一次突破できました!」という嬉しすぎる声を、想像以上に多くの方から聞くことができ、より一層有益なアドバイスをお伝えしていきたい、せねば、という思いが強まりました。。

本当に涙ものです。

 

あ・・・有益と言えば、中華のお店の懇親会にて、餃子を醤油ではなく、コショウ+酢で食べても最高に旨い」という裏技(?)を教えていただき、これは今後の僕の人生に影響するレベルの「助言」でした。感謝いたします。(大阪ならではなかったようですが笑)

そして何より、大阪の受験生さんの中には、かなり深く具体的なところまで質問してくださる方もいて、その人がよーく考えながら、取り組んでいるのが伝わってきて、むしろこちらが勉強になりました。

昨年の自分と比べると、感心するばかりで、まさに、絶対に受かってほしい!と感じます。

二次試験後の懇親会あるいは口述セミナーで、また大阪を訪問できたらと思います!


受験生と接すれば接するほど、ブログで伝えていきたいネタが充電されていきます。

これから数回かけて、以下についてお伝えしていこうと思います。

#設問要求解釈がどれだけ重要かを理解した人が受かる。

#だから「設問から読む」は絶対。(自分に合った方法を・・ではなく)

#過去問と予備校演習・模試との決定的な違い。

#過去問と予備校演習・模試との使い分け。

#勉強はアウトプット中心。「全知識」は辞書代わりに。

#「ふぞろい」の具体的な使い方。

#SWOT分析は要るのか?

#カラーペンの使い分けは設問ごとがおすすめ。

#解く事例数と実力の相関性。

#春秋要約は不要だけど、それを進める人の意図もわかる。

#事例IVはやるだけ伸びる。「同じ問題を翌日にまた解く」がおすすめ。

#事例IVは取捨選択と時間配分が勝負。「自分は得意だから解ける」がキケン。

#「イケカコ」は・・。その時間は他に使おう。

#勉強会には合格者がいた方がいい。でも「俺より強いやつ」がいれば大丈夫。

#如何に得点を安定させるか?(ルールと幅と深さ、そして因果)

などなど・・

上記は、今の時点で思いつく、あくまで自分用備忘録です。

が、もし「先に聞きたい!」というものがあれば、気軽にコメントをください。(あるいは他のメンバーが記事にしてくれると思います☆)

冒頭で述べたように、あえて断言気味に言っているのもありますが、初挑戦者向けの「へんりー流」ですのであしからず、です。

 


さて、今日の本題。

 

二次試験の勉強を始めたばかりのアナタに、絶対守ってほしい2つのオキテをお伝えしようと思います。

始めたばかりのみなさんの中には、

「模範解答見せられても遠すぎるよ・・」

「そもそもどうやって勉強したらいいかわからない」

「『過去問やれ』と言われても、なにからどうやれば?」

といった方も多いと思いますので、この「オキテ」からスタートしたい。

オキテその1: 勉強の進め方は「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は「設問から先に」

これら2つは、「人それぞれ」ではなく、「誰もが絶対」と言ってしまえるくらいの王道。もはや「オキテ」だと思っています。

(ここまで言い切らないと響かない人がでてきてしまうので、あえて言います)

 

何故か?

理由は、多年度生に比べて初挑戦者は、圧倒的に準備時間が少ないからです。

解説していきます。

 

オキテの1つ目、セミナーでもお伝えしたが、

二次対策は(一次試験と同じく)『アウトプット重視』

そして『演習より模試より何より過去問』が合格への王道です。全事例に関して言えます。

アウトプットする(=過去問等を解く)

自分の引き出しに無い一次試験知識があれば、そこだけインプットする

という流れを基本としてください。

繰り返しますが、そうする理由は時間がないからです。

予備校のテキストや「全知識」を一から読むのは無謀です。ボリュームを見たら一目瞭然かと思います。

読んで「知識を理解した」という段階と、「知識を使えるようになった」という段階では大きな差がありますので、いくら時間があっても足りません。

ぜひうまく、効率的にインプットしてください。


続いて、オキテの2つ目は、絶対に「設問から先に読む」です。

事例I, II, IIIに関して言える王道です。

正確には、

①与件文の冒頭に書かれている会社の概要部分をまず読む

②与件文は熟読せずに、段落ごとに番号を振ると同時に、全体のボリューム(図等の有無)をつかむ

③設問を読む(後述する「設問要求解釈を行う」)

④与件文を熟読する

という順序です。

まず理由はさておき、

この、(与件文冒頭→)設問要求解釈→与件文熟読 という順番は合格者の大多数がやっていることを認識ください。

 

本当か?という人のためにさらに補強しましょう。

僕とChikaは「合格者の頭にあった全知識/全ノウハウ(2018年度版)」の執筆に携ったのですが、

その際、「全ノウハウ」の内容構成を、この「設問要求解釈→与件文熟読」のやり方に合わせて入れ替えました。

少しでも、合格者による80分間の解答プロセス、をトレースできる構成にするため、そのように変更したわけです。
それだけ「合格者の当たり前」になってきているのです。

 

そして、

「設問要求解釈」の重要さにどれだけ気が付けるか?

そして「設問要求解釈」をどれだけ磨き上げられるか?

で、二次試験の勝敗がつくと言っても過言ではないと思っています。

 

ここで、設問要求解釈とは(「設問解釈」とか、いろいろ呼び方がありますが)、設問文を深く読見込み出題者の要求を解釈すること、を指します。

 

「設問要求解釈」で具体的にやることは2つです:

①設問文に潜んでいる制約条件を洗い出す

②与件文に探しに行くべき解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておく

①は、設問が与えている制約条件=ルール(具体的には、時制やターゲット、「以外」といった条件)を違反しないようにするために行うものです。例えば、過去の強みを聞かれているのに、現在のことを書いてしまう。ターゲットが指定されているのに、関係のない層について触れてしまう。その時点で、点数は入りません。(←本当か?という方は、「ふぞろい」を参照ください)

短時間の勝負の中では、このような「ルール違反」、ときにイージーミスが起こりうるものです。過去問を解いていく中でみなさんも味わうと思います。

 

②も、80分という限られた時間が鍵です。設問を読んだだけで、如何に解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておけるか?

その度合いで、与件文を読む際の効率が変わってきます。

過去問(=本試験)の与件文はよく練られてできており、解答要素がわかりづらくしてあったり、散りばめられていたり、80分間の中で「正確に」「漏れなく」見つけるのを困難にしてあります。

そんな練りに練って作られた、3,000文字にもなる文章を、アタリもつけずにただ読むとしたら、どれだけ効率が悪いか容易に理解できると思います。

もし例えるならば・・・

夜空を一通り眺めた後になってから、「さて、今見た空のなかで〇〇座はどこにあった?」「〇色の星は何個あった?」なんて聞かれるようなものです。

 

ピンと来ますか??(執筆している夜中の発想か・・・?汗)

とにかく、事前にアタリをつけ、ターゲットを定めてから、熟読しにかかるからこそ、欲しいものを見つけられるわけです。

これが慣れないうちは

「あれー、与件文に何かヒントがあったような・・どこだっけ?」

「あれ?設問で問われているのは、具体的にはなんだっけ?」

と、与件文⇔設問文を行ったり来たり、を繰り返すはずです。そして時間が無くなる。

解答時間短縮のためには、与件文⇔設問文の行ったり来たりを如何に最小限にするかがポイントです。

今はピンとこない人も、アウトプットをしながら経験を積むと味わうことになると思います。

 

さて、以上の説明を、実際の過去問でどうなるか?という切り口で、【平成27年 事例1 第2問】を使い、8代目ロックさんが解説している記事があるのでそちらもご参照ください。

 

はい、おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、絶対に「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、絶対に「設問から先に」

をぜひ徹底しながら勉強を進めてみてください。

はじめの時期は解答が作れずつらく苦しいと思いますが、誰もが通る道です

センスのあるなしではなく、経験です。(なので合格者は「やるしかない」と言います)

ぜひ食らいついてください。

 

アナタも間に合う!

あと少しだけ、あがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

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おはようございます! 桃ちゃんです!

先週末に道場(東京)セミナーにお越しくださった方
ありがとうございました!!

セミナーの詳細はヒロちゃんレポートこちら

 

今日は、2つの事をお伝えしたいと思います。
前半は「80分への時間の縮め方」
後半は「応用情報技術者 午後対策」です!

 


1.「80分への時間の縮め方」

① 開始50後までには、何を書くか決まった状態にする!
② 回答を書くときには、時間をはかる!
③ 試験をスムーズに進める文具を揃える!

 

 

 

まずは、

① 開始50後までには、何を書くか決まった状態にする!

を説明します。50分までにすることについて。

1)最初に、回答用紙をチェック

2)受験番号を丁寧に書く

3)ホッチキスを外してメモ用紙を作る

4)段落に番号を振り、段落の変わり目に線を引く

5)1段落目をさっと読む
売上は?従業員数は?取扱商品は?(保存がきく商品?)

6)設問分析
条件や時期(2代目社長時など)、
人物(商工会や地域系の団体もチェック)

↑ 設問を読んだ時点で、知識キーワードと
回答の方向性を四角□枠で書く。

例は文章で書いていますが、これを四角□枠で書きました。

例)ターゲットは、( 〇〇代  〇性 )である。
具体的な施策は( 強み )を活用し、(   )をする。

例)戦略は(    )である。具体的には
①(    )と②(    )をして、
(新規顧客開拓 or  リピート率向上 )で売上向上を目指す。

 

~↑ 開始15分までにここまでいく~

(できれば10分)

 

7)本文を読む (約15分)

読みながら、マーカーを引きます。

私の場合はこういう引き方をしていました。

ピンク:強み・成功体験・機会
みず色:弱み・課題・脅威
オレンジ:大事そう
マルK :設問で使う課題
時制 :四角で囲む
人  :人マーク

 

8)対応付け

作ったメモ用紙に骨子を書きます。

私の場合、回答を書く前にすべての設問の方向性を決めます。
①回答に使える可能性のある本文・知識を書きだします。
②設問文の制約や、他の問題との関係を見て
書く際のキーワード(盛り込むワード)を決めます。

事例全体を通してストーリーに一貫性があるかもチェック!


~↑ 開始50分までにここまでいく~

できれば40~45が最終目標

↑ 回答を書く速さによります。私は45分目標でした。

 

80分のまとまった時間が取れなくても、
ここまでを50分で終わらせる練習なら、
15分ずつでも上手く使って電車の中でもできます!

 


次に 50~80分についてです。

 

② 回答を書くときには、時間をはかる!

こちらは個人差があるからです。
私は、書くのが人より早いと自覚していました。

皆さんは600字を丁寧に書くのに
何分かかりますか?

何を書くかおおよそ決まった状態
(盛り込むキーワードは決定済み)から
書き終わるまでの時間をはかり、
自分の標準を把握しましょう!

 

私は事例を70分で解く練習をしました。
実際に70分でできるようになったのは9月になってからです。


 

③ 試験をスムーズに進める文具を揃える!

私が使った文房具をご紹介します。
ご自身に合うものを見つけてくださいね!

・消えるフリクションマーカー 

 滅多に消すことはないですが、消せる!と思うと
心置きなく使えますw

 

「クルトガ」の持つところが柔らかいシャープペンシル

芯が回って出てくるので、いつでも先が尖っています!
これにBの芯を入れて書いていました。
薄い字は読みにくいからです。

 

細長い消しゴム

1行だけ消したいときに重宝します!


 

 

なかなか最初から80分以内に事例を解くのは大変です。

ですので、80分の中でも時間目標を決めて
取り組んでみてはいかがでしょうか?

 


2.「応用情報技術者 午後試験」

 

応用情報については、私の過去記事
先日のChikaの記事を見て下さい!

(※秋試験の申し込みは8月13日で締め切っています)

 

前回の私の記事では、「午後試験」はまたいつか…。

で終わっていましたので、こちらでご紹介します!

 

午後試験は、
午前試験を合格しないと採点してもらえません!

 

まずは、午後試験がどんなものかこちらをご覧ください!

(応用情報技術者試験ドットコム 最終閲覧2018年8月13日)

URLから見られるのは、
平成29年春(午後)問題 必須の①情報セキュリティです。

本文が3ページ、問題が1ページあります。
なんだか診断士の二次試験みたいですね。

 

ちなみに、午後試験は①は必須②~⑪から4つ選択です。
上のURLから見られるのは、このうちの①です。

 ①情報セキュリティ(必須)
 ②経営戦略
 ③プログラミング
 ④システムアーキテクチャ
 ⑤ネットワーク
 ⑥データベース
 ⑦組込みシステム開発
 ⑧情報システム開発
 ⑨プロジェクトマネジメント
 ⑩サービスマネジメント
 ⑪システム監査

 

選択問題をどうするかですが、
先日Chikaが説明してくれているように②、⑨~⑪を
選択するのが無難です。

しかし、試験によっては⑥、⑦が解けることもあります。
実際、私は本番で⑪が難しくて選択を⑦にしました。

⑥はSQL文などが出ます。
SELECT 申請書.申請書ID,・・・FROMみたいな。
得意であればこちらでもいいかもしれません。

 

とにかく、長文読解です。
午前問題で勉強する内容を使って、記述します。

 

午後試験でもア~エから選べ」という問題もあります。
記述にも「15字以内で述べよ」 などです。

 

私は実質午後試験は3日くらいしか勉強しませんでしたが、

1週間くらいはすべきだったなと思います。
(勉強の最後の方は時間がなくなってしまって苦笑!)

 

 

午後試験の勉強で使ったテキスト・問題集はこちら

このテキストで①、②、⑨~⑪を解きました。

 

まずは、1度午後問題がどういうのかを
先にチェックすることは大切です。

でも取り組む順番や比重は
午前問題中心で良いと思います!

 

私のようにITや情報システムを苦手とする方なら
初めて聞く言葉が多く
時間がかかるかもしれませんが、

やった分だけ身に付きます!

 

頑張ってください!!!
もっと詳細なことなどご質問があれば
コメント欄に頂ければお答えします!

以上、桃ちゃんでした!

 

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夏セミナー2018 in大阪
□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30
※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6会議室
(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名→42名
(先着順。セミナーは定員に達した為、懇親会のみ受付中です。)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定
□ 申し込みサイトはこちらから

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀



✿:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みはこちらから※8月6日(月)12:00~受付開始します!!

終了いたしました。

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから※8月6日(月)12:00~受付開始します!!

※セミナーは満席状態ですが、懇親会は若干枠ございます!!急いで!!申し込みを!!

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

 

 

 

 

 

はじめに

皆さんこんにちは‼ヒロちゃんです‼

世の中はお盆休み真っ最中の今日この頃ですが、診断士試験合格を目指す皆さんに休んでいる暇はありませんよ!!

今年2次筆記試験受験資格を掴み取った皆さん!!

2次筆記試験まであと残り70日です。

この時期から計画性をもって学習に取り組んでくださいね!!

 

今日は日曜日なので、普段は道場ブログはお休みの日なのですが、

昨日開催された道場東京夏セミナーのレポートを、号外としてアップします‼

当日は内容盛りだくさんだったので、さわりだけの紹介となりますが、

参加出来なかった人に少しでも内容お伝え出来れば幸いです。

 

今年春に実施した春セミナーに引き続き、参加者60人超えという大変ありがたい盛況ぶりでしたので、今回も我々9代目は先代の助けをいただきました!!

JCさん ハカセさん  はんたさん ひめさん こばさん イラサムさん、katsuさん、ひろいんさん

改めてありがとうございました‼

春セミナーに参加された皆さまも熱意溢れていましたが、夏セミナーは一段と真剣さが増した感じがしました。

我々道場メンバーもグッと身の引き締まる思いです!!

 

円陣組んで頑張るぞ!!

 

 

 


 

 

 

さて、ここから今回のセミナー内容のサマリーをご紹介いたします。

 

 

 

オープニング byヒロちゃん

はじめにオープニングとして私ヒロちゃんが司会として本日のプログラムと道場メンバー紹介をしました。

普段オンラインでしか皆さんとやりとりしていないので、実際の道場メンバーがどんな人なのか気になりますよね!!

 

…うん、絶対気になってたはず!!

 

 

私たちも普段会えない皆さんを拝見出来てとてもうれしかったです!!

※写真には写っていませんが、道場9代目メンバーは他によこよこ、ヘンリー、だいまつがいます。

 

 

 


 

 

 

道場直伝!2次試験の鉄則とは byChika

プレゼン一番目は、道場のアイドル的存在Chikaの登場。

2次試験の試験日程や合格基準など超基本的なところの説明と、よく「お作法」などと言われるこの試験の絶対的なルールについてプレゼンしてくれました。

今回のセミナー参加者は2次初受験の方が過半数ということもあり、超基本的なことから話してくれました。1次試験とは全く違う試験内容、ましてや他試験とも違う「診断士2次筆記」について大枠ご理解いただけたのではないでしょうか?

与件文、設問分解、題意、制約条件・・・などなど、2次試験特有の特殊用語がどんどん出てきて初学者の皆さんは驚かれたかもしれませんが、大丈夫、すぐに慣れます。

Chikaのプレゼンのポイントは以下の4つの鉄則です。

鉄則1 1次知識を応用して、「読む・考える・書く」力を鍛えるべし!!

鉄則2 アイディア勝負はNG!! 出題者が求める解答を書くべし!!

鉄則3 与件文から離れない!設問の制約条件欲求に従うべし!!

鉄則4 事例毎ののルールに従うべし!!

 

べしべし!!

 

と診断士2次試験にはこのような鉄のおきてがあります。

常にこのことを頭に入れながら学習することで、各事例の特徴や問われていることの本質が見えてくると思います。

1次試験は、場合によってはただただ丸暗記しても得点を稼げることもあったと思いますが、2次試験ではそれは通用しません

試験当日までにしっかりとPDCA回して出題者の期待している解答が書けるようしていきましょう。

 

 

 


 

 

2次に役立つ1次知識 byきゃっしい

次に登場は道場ブログリーダーのきゃっしいです。

きゃっしいからは皆さんが今まで学習されてきた1次知識と、これから挑む2次試験との関係について解説してもらいました。

 

診断士試験要領には

「第2次試験は「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に基づき、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的」

と明記されており、ここで言う応用能力とは、「一次試験で問われた知識の応用能力」ということ。

きゃっしいからは具体的に各事例Ⅰ~Ⅳ毎にどんな1次知識を、どのように応用するか過去問を使って具体的に解説がありました。

1次知識を知っているだけではダメで、いかに使えるようにするかが2次では求められることがわかったのではないでしょうか。そのための学習法としてきゃっしいがおすすめしたのが「1次知識100字訓練法」。ざっくりいうと1次知識に関するお題について、手書きで100字以内にまとめる訓練です。必ず制限時間を設けて取り組むことが試験本番に活きてくるそうなので、皆さんも是非取り組んで見てください!!

また、1次試験だけでなく、2次試験でも非常に役立つきゃっしいのまとめシート、アマゾンで絶賛販売中ですので売り切れになる前に早めにポチっとしちゃってください!!

 

 


 

2次試験ゼロから合格するTips byたかじん

超短時間ストレート合格を果たしたたかじんからは、2次試験学習ZERO~の状態から合格した経験を語っていただきました。

限られた学習時間をどうやって使うか、そこには企業経営同様に戦略が必要とされます。たかじんは「解答の方向性を正しいものにする」という戦略をたてました。

そのうえで、ほぼ過去問のみを愚直に取組み、模範解答とのギャップを埋めるという大胆かつ間違いない戦術を実行しました。

ティップスというにはもったいない、2次試験の本質を捉えたプレゼンだったと思います。

また、セミナー後の懇親会で披露してくれる夜のたかじんもいつも通り切れ味鋭かったです笑。

 

 

 


 

80分の使い方 by桃ちゃん


事後アンケートでもとても評判の良かったのが、桃ちゃんの「80分の使い方プレゼン」でした。

2次筆記試験はどの事例も試験時間は80分です。過去問に取り組んだことのある方はお気づきだと思いますが、80分じゃ全然時間が足りないです!!せめて2時間くらい欲しいくらい。

ですので圧倒的に制限時間が短い中で安定感のあるアウトプットをするためには「型」が必要となってきます。

桃ちゃんはこの型について、自分の型を例にわかりやすく紹介してくれました。

また、道場9代目メンバー全員の型についても紹介してくれました。結論として、人それぞれ型は違うということ、自分の型は自分で見つけるべし!!ということでした。

試験本番では80分という限れた時間、難解な問題、極度の緊張感、を強いられます。

そんな状況下でミス無く安定的なアウトプットするためには作業の標準化と自動化が必要となってきます。そうしないと必ずミスが発生してしまいますからね。ぜひこの型について意識しながら過去問や演習問題に取り組んでいってほしいと思います。

 

 

 


 

 

2次試験に再挑戦するあなたへ+だいまつの分析 byきゃず

2次試験にあと3点足らずで一発合格出来なかったきゃずのプレゼンです

家族や周囲への感謝、受験できることのありがたさを決して忘れてはいけないという熱くエモーショナルなメッセージを前段では紹介してくれました、

後半では、

彼を知り己を知れば百戦危うからず」とい孫氏の兵法を体現した内容を紹介してくれました。

きゃずの徹底的な自己分析、そして試験分析、スケジュール管理から導き出された結果は「初めての問題に遭遇したとて揺るがない再現性」でした。

 

+スペシャルコーナー だいまつからの伝言

~9代目の2次試験対策徹底分析からみえたもの~

続けてきゃずによる特別企画として、道場9代目メンバーの2次試験学習の取り組みについての分析内容の紹介です。このコンテンツは、今回参加できなかった大阪メンバーだいまつが作ったものですが、あまりに完成度が高いので是非東京セミナーでも紹介したい!!ということになったのです。

来週18日に大阪で開催予定の大阪セミナーでだいまつじきじきにじっくりプレゼン予定ですので、参加される方はご期待下さい!!

相関係数を算出するなど本当に手の込んだ分析でした!!ポイントとしては以下になります。

 

●初受験組は、勉強時間315時間、89事例を​ミニマムライン、​

多年度組は、勉強時間265時間、107事例をミニマムライン、

として、初受験組も多年度組もそれぞれの置かれた状況を踏まえて勉強内容をカスタマイズ!!

 

● 模試の点数は気にしない!!模試は解答プロセスや知識の弱点を修正・補強していくためのもの。

 

 

 


 

 

2次試験で100%の力を出し切るメンタルの作り方 by3代目ひめさん

特別プログラムとして道場3代目ひめさんに登壇していただきました。

ひめさんは企業内診断士として活躍されており、メンタルトレーニングの第一人者でもあります。診断士試験合格に必要な要素である心・技・体のうち最も重要である心の整え方をレクチャーしてくださいました!! 登壇時間が10分と限られた時間でしたが、リラックス出来る呼吸法を教えていただきました!!

ひめさんから、本日朝アップのブログにて、より詳しいメンタル対応方法について紹介があります。2次試験受験生向けに特化したセミナーも開催予定ですので皆さん是非ご参加下さい!!

 

 

 


 

 

パネルディスカッション by司会ゆうと愉快な道場メンバー


 

道場理論の体現者ゆうの司会による、パネルディスカッションを行いました。

プレゼン形式とは違ったかたちでのコンテンツで皆さんにも楽しんでいただけたのではないでしょうか。パネラーは学習スタイルや受験期間、性別、年齢もバラバラな個性豊かな9代目道場メンバーです。

以下が当日出たテーマです。

  •  独学・通学・通信、それぞれの学習スタイルのメリットデメリットは?
  •  おすすめの受験校、各受験校の特徴は?
  •  過去問以外でおすすめのテキストや問題集は?
  •  勉強会に参加した方がよいか?勉強会のメリットデメリットは?
  •  まとまった学習時間がとれないが隙間時間の学習方法は?
  •  残り2カ月強、やってよかったこととやらなければよかったことは?

 

大阪から馳せ参じてくれたZENZENもパネラーとして参加しました!!

パネラー全員お伝えしたいことがたくさんあったので、時間が足りないくらいでした!!

 

 

このタイミングでインドから緊急帰国のヘンリー参戦!! 空港から直行で来てくれました!!

 

 

 


フリートーク

対話形式での参加者の皆さんと道場メンバーとのフリートークを1時間弱行いました。

先代道場メンバーも参加してもらい、参加者の皆さんの尽きない疑問やお悩みにバシバシお答えさせていただきました。

テーブル毎に学習スタイルや受験歴などでグルーピングさせていただいたので、他の参加者の疑問悩みに共感した方も多かったのではないでしょうか?

 

 

 


 

 

懇親会へ

セミナーのプログラムが無事すべて終了した後は、懇親会です。

今回のセミナー会場が月島ということで、なんともんじゃ焼き屋さん!!

鉄板を挟んで皆さんと話が尽きませんでした。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい本当に充実した一日であったことを実感しました。

※ちなみに2次会3次会もありました笑

 

 

 

 


 

 

 

おわりに

いかがでしょうか?

 

今回もセミナー参加者の皆さんに事後アンケートにご協力いただきました。

 

なんと、

 

満足度97%!!

 

とてもありがたいフィードバック頂きました!!

 

セミナー内容についてですが反省点として、2次試験の勘所である事例Ⅳについてあまりご紹介出来ていなかったな~と感じましたので、事例Ⅳについては今後のブログでしっかりお伝えしていきますのでご期待ください!!

 

 

我々道場メンバーもちょうど一年前、皆さんと同じ気持ちで不安や、焦り、ストレスを抱え込んでいました。ですから皆さんの今の心境がとても分かります。

 

決して容易くない道のりを進むと決めた皆さん。

そんな皆さんを応援したい!!

そう本心から思っています。

 

人生でこんなにがむしゃらに何かに向かって本気になれる機会なんてそうそうありません。周囲に感謝しながら、そして出来るだけ楽しみながら、あと70日間は走り切ってください。

 

応援しています。

 

以上、

 

ヒロちゃんでした!!

 

 

 

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✿:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

 

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

おはようございます!桃ちゃんです(^^)/

今日から道場夏セミナーの告知が始まりました!
応募はまた後日発信しますので、予定をあけておいてくださいね!

 

この土日は、TACの模試がありましたが
受けられた方、如何でしたでしょうか?

 

是非、解きっぱなしにせず、
模試をしっかり復習してください!

 

予備校が力を入れて作っている、本番に似せた模試です

 

ここから出る問題があるかもしれません!

出たらラッキー!!ですね♡

 


 

さて今日は、2018年のトレンドについてご紹介します。

 

診断士の試験でも、たびたびその頃に流行ったものが出たりします。
(少し時間差があることもありますが)

 

時代の流れやキーワードも拾っておき、

「情報システム」あたりで出た時は取れるようにしたいですね。

 

しかし、しかし!!! 後1か月です!

そればかりに集中する必要はないと思いますので

いくつかここで紹介します。

 

(私の勝手なピックアップなので、え、今このキーワード?
と思うものがある場合はご容赦ください!)

 


IoT関係で

 

■スマートファクトリー

ドイツ政府が行っている「インダストリー4.0」
具現化したような工場です。

 

この工場(ファクトリー)では、あらゆる機器がインターネットに
接続されて(IoT=internet of things) いるため

 

機械の稼働状況など詳細に把握し、利益最大化するのに役立ちます!

 

インダストリー4.0は第四次産業革命ともいわれています。

 

第1次産業革命  蒸気機関の導入

第2次産業革命  電力の活用

第3次産業革命  コンピューターの活用

第4次産業革命  IoT

 

 

■RPAとAI

どちらも、人間の作業を自動化してくれるシステムという位置づけです。

 

RPA(Robotic Process Automation)は、人間が作ったルールに従い

判断し、業務を自動化するシステム群のことです。

 

人間がマウスやキーボードなど手作業で行っていた作業を

機械により自動化します。

 

AIは人工知能というように、自己学習機能を持ち、

自ら判断ルールを見つけて次の判断に生かすことができます。

 

「RPA  AI  違い」と検索すると、いろいろヒットします。

 

■FaaS (Function-as-a-Service)

サーバーレス(開発に必要なサーバーを自分で準備せずクラウドを使い)で

サービスより細かいFunction=機能を実行して

アプリケーション開発できるサービスのことです!

 

開発者の負担を減らし、使った分のコストだけで済むメリットがあります。

 

これと一緒に

SaaS (Software as a service)

PaaS  (Platform as a service)

IaaS  (Infrastructure as a service)

あたりも復習しておいてくださいね!

 


ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)

これ自体は試験にでません!笑

 

ご存知の方も多いと思いますが、

(株)スタートトゥデイが運営するアパレルのオンラインショップ
「ZOZOタウン」で扱われている採寸用の服です。

2017年11月末に発表はされていました。発送は少し遅れました。

 

ドットが一面についている独特なスーツで

それを着てスマホで何度か角度を変えて撮影すると
着用者の体形を採寸してぴったりな洋服選びができるというものです。

 

上記のような新型ZOZOSUITが出ましたが、
旧型のはBluetoothでスマートフォンに情報を送るものでした。

 

新型はマーカー式で全身を撮影する事で採寸を行っています。

ネット上でも話題になり、口コミ効果もつながっていますね!

こういう新しいものに一番最初に飛びつくのは

 

「イノベーター理論」で言うところの
イノベーター (市場全体の2.5%)
アーリーアダプター (市場全体の13.5%)ですね。

 

「キャズム理論」でいうと

アーリーアダプター
アーリーマジョリティー(市場全体の34.0%)
の間には容易に超えられない溝=キャズムがあるとされています。

 

この溝を超えていかないといけないため、
アーリーマジョリティーに対するマーケティングも必要とされています。

 

以上、桃ちゃんが気になったキーワード解説でした!

 

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

 

二次筆記試験の発表から1週間近くが経ちました。晴れて合格となった方は12月17日の口述試験に向け、緩んだ頭を引締め、面接の練習に励んでいると思います。一方、残念ながら苦杯を嘗める結果となった方は、なかなか気持ちの整理がつかないとは思いますが、憂いていても残念ながら始まりませんので、早く気持ちを立て直し「今後の計画を立て、新たなスタート」を切って下さいね。

また、先日の口述セミナーにご参加頂いた皆さま、有難うございました。口述試験は合格率を見る限り、ほぼ落ちることがない試験です。しかし、常に100%の合格率ではなく、対策はやはり必要です。当代や先代の口述試験に関する投稿を参考に、最終合格を勝ち取って下さい。なお、セミナーレポートはルナが投稿していますので、こちらも是非参考にして下さい。


さて、本題です。

本日も前回に引き続き『町工場の娘』を紹介します。

前回、社内改革の実施策の例として以下3つを紹介しました。

  • 5Sの徹底
  • QCサークルの導入
  • 経営方針の策定

本日は、上記以外に著者が行なった3つの実施策をご紹介します。

【生産情報の一元管理】

社長が事業を引き継いだ際、会社には売掛金・買掛金を管理する情報システムはあったものの、受注後の進捗管理ができる情報システムはありませんでした。そのため、取引先から進捗状況や納期の問い合わせがあった時、営業担当者が工場内を駆け巡り職人一人一人に生産の進捗を確認していたため、正確な情報を直ぐに取引先に返答することができませんでした。そこで、社長は就任2年目の2005年に生産管理システムを導入します。これにより、進捗管理(生産統制)だけでなく、日程計画(生産計画)のシミュレーションも可能となり、生産中の案件の納期を考慮しつつ、他の取引先の短納期要請にも対応できるようになりました。社長はSWOT分析で自社の強みを「技術力」だけでなく、顧客への「対応力」としています。このシステム導入により、「対応力」に磨きが掛かり、顧客の信頼がより得られるようになったと総括しています。

事例Ⅲでは「情報」に関する設問がよく出題されます。C社に問題が発生し、原因が情報の流し方や共有方法にあるので、その対応策を回答する例や、これまで問題が発生していなくても、新たな取り組みを行う際、既存の情報の流し方を維持すると問題が発生するため、その対応を課題とし、対応策も問う例などです。いずれの場合も中小企業に対する助言なので、与件文を無視して、いきなり投資を伴う「情報システム導入」を対応策とするのはご法度です。しかし、「情報化」は中小企業白書でも取り上げられるように重要なキーワードですので、押さえておいて損は無いと思います。

【業務の標準化とマニュアル化】

社長は就任3年目の総仕上げとして業務の標準化とマニュアル化に着手します。2年間の活動で作り上げた業務を「維持・継続・発展」させるためです。受注・生産・納品までの基本業務を定めた「業務処理基準書」、検査手順を定めた「検査基準書」、製品の品質を定めた「品質管理基準」など複数の基準や手順を部下とともにまとめ上げます。この文書は新入社員が入社した時の教育資料ともなり、効率的な教育が可能となる別の効果も生み出しました。

「標準化・マニュアル化」は事例Ⅲ回答時に常に念頭においておきたいキーワードです。業務にばらつきがあった場合や、業務が個人やある特定の部門だけでなされている中、今後、業務を複数で行う必要が発生した場合などに使える対応策です。

【有形資産の活用】

社長が事業を継承し事業が軌道に乗った2008年、不運にもリーマンショックが会社を襲います。受注が無くなり、赤字が続く厳しい状況に陥ります。社長は已む無く社員に工場の整理・整頓(5S)や修繕を指示し、自らも参加します。この過程で社長は工場の空き倉庫をバレエ教室のスタジオに転換することを閃きます。社長は趣味でバレエを習っており、都内では高い賃料がネックとなって、バレエ教室を開きたくても開きにくい現状を知っていました。相場より安い賃料にすれば、そのニーズに対応できると考えたわけです。果たして、社長の思惑は的中し、20〜30万円/月を売り上げる収益源となりました。

少し古いですが、平成21年度の事例Ⅱでスポーツ用品店と銭湯が共同事業を行う事例がありました。平成21年は西暦で言えば2009年、リーマンショックが襲った翌年です。中小事業者が互いの資産を活かし協業しながら活路を見出すという取り組みが合致します。

なお、著者は「組織・人事」の取り組みに焦点を当てた著作も上梓しています。内容がダブるところはありますが、興味を持たれた方は、以下の一冊も手に取ってみては如何でしょうか?

人口減少が明らかな中、企業規模を問わず、「人材の確保・育成」は常に重要な課題です。その課題に対しどのように取り組んだかが紹介されています。特に逆三角形型の年齢構成だった職場をバランスの良い年齢構成に変えていく取り組みは非常に素晴らしいと感じた次第です。

以上、TOMでした。


合格・不合格問わず!受験体験記募集!!
一発合格道場の強みは「積み重ねられた数多くの体験記」です。
道場をつくるのは、あなたの体験記。また、あなたの貴重な経験が、多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。

募集要項

対 象:H29年度2次試験合格者および筆記試験受験者(不合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
応募方法 : igdojo8@gmail.com までメール
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
※原稿の著作権は個人上は放棄頂き、当「一発合格道場」に帰すものとします。

受験体験記テンプレ

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(2)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(3)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(4)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(5)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(6)学習時・受験時のエピソード
(7)これから合格を目指す方へのアドバイス

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こんばんは、ますけんです。

2次試験まで残り3週間です。受験生の皆様は、ラストスパートに勤しんでいる頃かと思います。朝晩は急に寒くなってきていますので、体調管理だけは徹底してくださいね。1次試験以上に、2次試験は「徹底的に頭を使う試験」ですので、当日の体調がもろに結果に反映されます。ベストの状態で本番を迎えられるように、今から万全の準備をしましょう!


さて、本日はますけん2次試験シリーズ第3弾、「事例Ⅱ」についてです。売上向上に関わる設問が多く、事例企業も身近な業態が多いため、比較的「感覚で解きがちな事例」です。しかし、こちらも他の事例同様に、1次試験知識を応用していくことは変わりありません。本日も出るかもしれない論点をお伝えしたいと思います。

 

<事例Ⅱ 設問の特徴>

まずは設問の特徴についてです。下の図をご覧ください。

事例Ⅱはマーケティングの事例ですので、経営戦略からマーケティング戦略、さらには4Pに関わるマーケティング・ミックスまで幅広く問われます。(平成25、26年のように、数値分析が求められる問題もありますが、基本はこの3つのどれかに収まる場合がほとんどです。)
なお、ここ2年ほどは経営戦略を直接問う設問は出題されていません。おそらくマーケティング系の設問を解く過程で、B社の経営戦略が捉えられているか判断しているのだと思われます。また、事例Ⅰや事例Ⅲとは異なり、設問の順番によって問われる系統が定められてはいませんので、注意が必要です。

 

<事例Ⅱ 年度ごとの特徴>

ここ5年分の年度ごとの事例の特徴を「業種」、「事業展開の仕方」、「経営課題」の順でまとめました。

業種を見ていくと意外にメーカー(製造小売業含む)が多いことに気がつきます。ここ最近の出題は減っていますが小売業もかつてはよく出題されていました。
ところで、平成26年には旅行業者といったサービス業が取り上げられています。個人的にはそろそろサービス業が取り上げられてもおかしくないのではと思っています。
なので、今回の狙われる論点としては「サービス業が出題された場合のポイント」を説明したいと思います。

 

<サービス(無形材)の4つの特性>

サービス(無形材)の特性を以下の図にまとめました。(テキストによっては5つですが、被っている部分をまとめただけなので、4つで大きな問題はありません。)

1次試験を突破された方のほとんどこの4つの特性(①無形性、②品質の非均一性、③不可分性・非貯蔵性、④需要時期の変動性)はインプットされているかと思います。
しかし、2次試験では問題点、解決策を聞かれます。分析系設問(〜を説明しなさい的な)では問題点を聞いてくるパターン、提案系問題(〜を助言しなさい的な)では解決策を聞いてくるパターンが想定されますので、もう一度しっかりインプットすることが大切です。

 

<サービス・マーケティングに関わる設問>

無形材を扱うサービス業のマーケティングは有形材のそれとは違って、3要素によって構成されています。(これも1次試験知識ですね!)3要素とは、「①エクスターナル・マーケティング」、「②インタラクティブ・マーケティング」、「③インターナル・マーケティング」です。この中で、3番目のインターナル・マーケティングに関しては、平成23年にも出題された頻出論点です。
インターナル・マーケティングとは、企業が従業員に対して行うマーケティング活動であり、従業員満足度の向上によって、当事者意識を高め、サービス品質向上を目指す取り組みのことです。2次試験において大切なのは、この取り組みの一連の流れを押さえ、設問に対応することです。図にまとめましたので、確認してみましょう。

ではこのインターナル・マーケティングが出題されるとしたらどのようなパターンが考えられるでしょうか?個人的にはおおよそ2パターンを想定しています。

パターン1 インターナル・マーケティングの効果を問うパターン

例:「B社は新たな研修プログラムを企画している。これはB社にどのようなメリットをもたらすか。100字以内で説明しなさい。」

この場合は従業員満足度の向上から先の部分(②〜④までの部分)が解答に求められます。


パターン2 インターナル・マーケティングの具体策を問うパターン

例:「B社はサービス品質向上のために、どのようなことを行うべきか。100字以内で提案しなさい。」

こちらの場合は、サービス品質向上までの前の部分(①〜③までの部分)が解答に求められます。

インターナル・マーケティングに関してはそろそろ出題されてもおかしくないので、どちらのパターンでも答えられるようにしておきましょう。


どうでしたでしょうか、事例Ⅱの頻出論点。次回はついに最後、事例Ⅰです。

お楽しみに!

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こんにちは。ロックです。

前回は祝日、今回は土曜日の投稿となります。

ちなみに本試験まで土日祝日は今日を含めて、8日しかありません。
苦手論点の集中特訓や、セルフ模試など、ゆっくり時間を取らないとできないこともあるかと思いますので、是非 計画的に、有効に過ごしてください。

そろそろ勢い頼みも疲れが出てくるところかと思いますが、自分で決めた自分の夢のため、もうひと踏ん張り頑張りましょう!!


さて、本日は開眼後のお話について書いていこうと思います。
前回の私の記事で、「開眼後は開眼後で苦労があった」と書かせていただきました。

開眼後は、題意を大きく外すこともなく、また、その場での思い付きに振り回されることもなく、安定した回答ができるようになりましたが、次にまた大きな壁に当たることとなりました。

それは「どの事例も60点前後止まり」という問題です。

事例Ⅳも特に得意ではなかった(むしろ苦手だった)ので、大きく総得点のかさ上げも望めない状態で、尚且つ事例Ⅰ~Ⅲは60点付近をウロウロ。
最初は解答プロセスが安定してきたことが嬉しくて、そんな状態に満足していたのですが、ある日「あ、これじゃ落ちる…」ということに気付きました。
(開眼どうこうはさておき、ある程度安定してきた方の中で、そんな悩みを抱えている方はいませんか?)

当時の私が、自分の傾向を分析した結果、原因は以下の通りでした。

①気を付けているつもりだが、要求事故を起こす(制約条件を外す)ことがある。
②与件を抜き出して忠実にキーワードを入れていくような設問は安定するが、与件に明示されていない一次知識を因果関係に使う設問が苦手

①については単純なミスなのですが、なぜこのようなことが起きるのかというと、設問のみを先に読んで設問要求解釈を行っている時には当たり前に見えていた「○○以外の観点」などの絶対要求事項に対して、与件を読んで事例企業に触れているうちに、意識が薄れてしまうからです。

「○○以外の観点」に限らず、与件を読む前に設問から受けた印象・イメージ・留意点・想定される解答の仕方や因果関係については少しでも多くメモを取っておくことと、書き出す前に一度それらを眺める癖をつけることをお勧めします。
以前もメモを記載いたしましたが、具体的にはこんな感じです。

②については、単純に1次知識を増やすのではなく、どういう条件の時にどんなセオリーを活用するべきなのかを意識的に学習をしました。

そのが書いている通り、二次試験で使われる一次知識は実はそんなに多くありません。
※特に組織原則は事例1では必ずと言っていいほど使いますね。
具体的には、直近5年分の過去問を参照すれば十分だと思います。

私は、これらの改善によって、不用意な失点を防ぎ、得点を1つ次のレベルにもっていくことができました。
(去年の今頃はちょうど四苦八苦している頃でまだまだ苦戦していましたが…)

ストレート生の方は、全然仕上がってないと焦りだす頃かと思いますが、真剣に向き合っていれば、何かのきっかけからブーストされる瞬間がきっとありますので、冒頭にも書きましたがもうひと踏ん張り頑張りましょう!

今日はここまでです。ロックでした。

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みなさんこんにちは。
ロックです。

めっきり気温が下がってまいりました。私もプライベートを含めこのところバタバタとしていたこともあり、あまり体調がすぐれません…。
二次試験対策は特に集中力を要しますので、体調を崩すと身になりません。体調にも気を配りながら残りの期間を駆け抜けていただきたいと思います。(でも、ストレート生はまだ睡眠時間削ってもいい時期ですね)


さて本日は、タイトルの通り、二次試験対策でまことしやかに囁かれるストレート生の『開眼』というものについて書かせていただければと思います。

過去記事でもいろんなところで触れられている通り、二次試験対策ではある日、『開眼』と呼ばれる状態に到達するといわれています。
※そんなの知らんという合格者も沢山います。

定義は様々ですが、道場の先代記事を参考にした私なりの解釈では、
聞かれたことに素直に答える…の意味が理解でき、解答に一本芯が通るようになることだと思っています。そして、それは『開眼』という言葉が表す通り、みなそれぞれ”ある日急に”訪れるようです。

私が開眼した!と感じたのは昨年のちょうど今頃。M○Cの模試を受けているときでした。
それ以前の私は、「読む」、「考える」のプロセスはまぁまぁ仕上がっていたのですが、「書く」という能力が弱く、
いざ書くとなると、文章がとっ散らかってしまったり、文字数に悩んでどんづまったり、そもそも書くべき内容の優先順位を間違えたり…といったことが多く、書き直しが非常に多かったり、最終的な解答が結局、言いたいことがよくわからない文章になってしまったりしていました。
そして、解答・解説を見たり聞いたりしたあとに、「あぁ、それを書くべきだということはわかっていたのに…」と毎回嘆いていました。

模試で何かがあったというよりも、その前日に通っていた予備校の講師の話にピンときて最後の「書く」が一定レベルに到達したことが開眼のきっかけとなったのだと思います。

(すなわち開眼とは「読む」「書く」「考える」が各々一定レベルに達したときに起きるのではないかと思っています…が今日はそれは置いておきます。)

具体的に何がピンときたのかというと、当時の私のノートにはこう書いてあります。

・盛り込みたい根拠や表現はそれですべてか?(書きながら思いつくなよ?)
・文章の物理的な配置はイメージしたか?
・”てにをは”のつなぎ方はイメージしたか?

以下に、内容を少しずつ補足します。

書いている最中に「あ!これも書こう!」とか、「お!これも足したらいいんじゃない?」と思って、書きながら書く内容を変えたり、加えたりすることはありませんか?
私はめちゃくちゃありました。

今思えば、書けるかどうかが不安で、書く作業に時間を割きたい気持ちが大きかったのだと思いますが、なにしろ書き出すタイミングが早く、準備が整っていないうちから書き出してしまっていたのです。

その講義を受けた翌日の模試では、

・与件文から引用する部分はどこにするのか、それは何文字なのか
・結論は何なのか、どんな文章構成にするのか
・盛り込みたいキーワードはなんなのか

を全て固めてから、ザザッと書くようにしました。
その結果、どの事例も、最初に触れたように、聞かれたことに答えた一本筋の通った解答を作成することができました。(結果全事例が60点前後で、開眼後は開眼後で苦労があったのですが…それはまた今度)

最後にテクニック的なことを書いておきますと、

・与件文の一行は38文字(引用したい文章が一行の半分なら約20文字と見積もることができる)
・接続詞や「てにをは」を抜くと、書きたいことを書く余地は8割から9割程度。
(100字の問題なら80字~90字で書く内容を用意しておく)

最後に1つ、予備校講師は私が開眼のきっかけを貰ったその日に、特に書くスキルについて重点的に講義を行ったわけではありません。講義中の何気ない一言がたまたまその時点の私の悩みを解決するきっかけとなったにすぎません。

段々と講師の言っていたことや道場記事に書いてあったことの意味がピンと来始めるこの時期に、些細な一言、一文から非連続なイノベーションを起こせるかどうかはあなた次第です。アンテナを張って日々を過ごしてください。

過去記事にも貴重な情報が散らばっていますので、是非参考にしていただき、みなさんも是非『開眼』体験してみませんか!以下に関連記事を記載しておきます。

ふうじんの場合

ハカセの場合

JCの場合

wackyの場合

せんせいの場合

こばの場合

いつものように質問大歓迎ですので、疑問点や深堀りしたいポイントがあれば是非コメントしてください!

それでは、今日はここまで。
ロックでした。

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みなさん、こんにちは。ながです。
朝晩もだんだんと涼しくなってきて、秋の空気になってきましたね。
秋といえば、食欲、読書、スポーツ、芸術、行楽・・・と「〇〇の秋」と言われるものがさまざまあります。
どれも惹かれるものばかりですが(私は断然、食欲の秋ですが)、今年だけは「勉強の秋」を過ごしてみませんか?
二次本試験までに残された時間は、残り39日。
平等に与えられた時間の中で、ライバルたちよりもどれだけ事例に向き合えるかが勝負の分かれ道です。
来年もあるからいいや・・・などと思っている人はいないと思いますが、今年絶対に受かるつもりで、残りの時間を過ごしてくださいね。


ストレート生の方もだんだんと自分のやり方が固まってきて、予備校の答練や過去問でゴリゴリと演習をやっていることかと思います。
演習をやると、どれだけ得点が取れたか気になりますよね。
予備校の答練であれば、授業の解説で大体の出来がつかめますし、学校側で採点もしてくれます。
(講師によって採点基準に若干のブレはあるかもしれませんが)
過去問であれば、各予備校が出している過去問題集の解答や、道場メンバーの一部も絡んでいるふ〇ろいを使って採点するのがメジャーでしょうか。ネットにアップされている解答を参考にしている方もいるかもしれません。

もちろん良い得点だと嬉しいですし、悪い得点だと悔しいです。
ですが、昨年のちょうど今頃に、得点ばかりに気を取られる復習方法に疑問を覚えるようになりました。
ではどうするべきか?と考えて行き着いた答えが、解答に至るまでのアプローチをしっかりと復習することでした。

当然、アプローチの仕方を間違えてしまうと、最適な答えにありつくことは難しくなります。
最高の解答を書くための最適なアプローチを目指して、重点的にアプローチの復習をするようになりました。
そこで活用したのが、先代の方が使っていたものをカスタマイズした復習チェックシートです。

私の二次試験の師が独特な言葉を使う方だったので、このチェックシートもそれに毒されています。
また、普段は手書きでコメントを書いていましたが、さすがに人様に見せられるようなものではなかったので、今回はタイプしてしまったことをご容赦ください・・・。
それでは、上のチェックシートを参考に、チェック内容を解説していきます。

■点数
過去問であれば、主にふ〇ろいを見ながら採点。
ここで甘い採点をしてもしょうがないので、トコトン厳しく、超辛口で

■(各項目の)評価
〇△×(時には◎や××も)で採点。こちらも辛口で

【マネジメントチェック】
■つぶやいた内容を適切にメモしたか
要求解釈の段階で、解答要素となり得るものをメモできたかの確認。
ここでメモできる内容が増えれば増えるほど本文を読む時間が短縮され、解答のブレが少なくなります

■メモに沿った解答構成を意識できたか
上記でメモした内容をもとに解答を記述できたかを確認。
与件文を読み始めると、メモ内容をすっかり忘れてしまうこともしばしば・・・。
メモ内容が必ずしも合っているとは限りませんが、参考にした方が正答率は高かったです。

■事例問題(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)の特徴を問題構成から意識できたか
自分なりにまとめた各事例の特徴(一部)はこんな感じ。
【事例Ⅰ】強みの維持・強化がテーマの中心。与件文にヒントが書かれていないことが多いので、前提知識やセオリー展開が必要
【事例Ⅱ】売上向上とロイヤルティ向上が中心課題 。ライバルはコストリーダーシップなので、B社は差別化集中戦略で勝負
【事例Ⅲ】C社の強みは「技術力」と「生産体制」

【処理チェック】
■要求に対する構成要素を想定して、対応する根拠を使えたか
要求解釈時に作成した解答フレームが適切だったか、そのフレームに適した解答要素が埋められたかを確認。

■2次セオリーは適切に想定できたか。本文からセオリーを見つけ出せたか
要求解釈時のメモ内容が適切だったか、そのメモ内容を参考に与件文から解答要素を探し出せたかを確認。

■解答構成に必要な因果関係を意識できたか
記述した解答の因果関係が適切だったかを確認。
※次回少し掘り下げてお話します。

■根拠の再現性を意識したか
与件文の内容を適切に、漏れなく、重複なく抜き出せたかを確認。

■ローリスク対応を意識したか
→①特定の根拠を複数の問題で使用、②1つの問題で多面的に解答する

解答要素は発見できたが、その要素を盛り込む設問がどうしても分からない時は、複数の設問に入れてしまう。(50点狙い)
解答が深掘りできないときは、要素を多く盛り込む(部分点狙い)

■まとめ
その事例でできたこと・できなかったことを3点にまとめる
(ほとんどできなかったことばかりで埋められていましたが・・・)

事例ごとにチェック内容を変えていたので、それぞれをコチラに置いておきますね。
事例Ⅰ・事例Ⅱ・事例Ⅲ(リンク削除)
※事例Ⅳは毛色が違うため、このチェックシートは不使用

各々プロセスの構築は異なるはずですので、
そのまま使わずに自分なりにカスタマイズしてみてくださいね。

それでは最後に今日のお言葉。

『プロセス重視なくして、真のプロは生まれない』
(野村克也/元プロ野球選手・監督)

結果はもちろん大事ですが、そればかりに囚われていると自分の実力を勘違いしてしまうこともしばしばです。
結果だけでなく、それに至るまでのプロセスも大切にしてみてはいかがでしょうか。

以上、ながでした。

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こんにちは。ITOです。
2次試験まであと約40日、早い方だと、自分の型ができてきたところでしょうか。
まだふわっとしている方、全然大丈夫です。私もなんとなくの型ができたのは10月入ってからでしたので、そこは人ぞれぞれ、焦らずしっかり自分の型を見つけることを優先してくださいね。金型については、その世界の畠ちゃんが紹介していますので、ご参考にしてください。

また、2次試験の申込期限は平成29年9月19日(火)郵便局受付日附印有効ですので、お早めに手続きしてくださいね。
東京会場は、立教大学 池袋キャンパス、神田外語学院、千葉商科大学 市川キャンパスとなっており、昨年と会場が変更されていますので注意してください。


本題です。
みなさん、過去問を解かれていると思いますが、協会が出されている「出題の趣旨について」はご覧になってますか?
これは、各設問において、なぜそういう出題がされていて、どいった能力を問うているのかが記載されていますので、答え合わせとあわせて参考にしてください。28年度の出題の趣旨はこちら

私は経営企画が長かったので、事例Ⅱ、マーケティング・流通の分野が得意だと(自分では)思っています。昨年最初に解いた過去問が平成27年事例Ⅱ、「商店街」の問題でした。お恥ずかしい話、そこで見事にこじらせてしまいました。(そこで気づいたことで、素直に回答するスタイルに変更できたのだとは思います)それではこじらせるとはどういうことかをご紹介します。

第1問(設問1)
今後、B商店はどのような顧客層をターゲットとすべきか。

与件と周辺概略図、年齢別人口分布表をみて、私は2つの可能性をかんがえました。

①2005年-2015年対比で伸びている年齢層30~40歳の若年者層

②もうひとつのピークである60~70歳の高齢者層

普通に考えれば、ボリュームゾーンかつ、今後B商店街に長く貢献してくれるであろう①若年者層をえらぶべきです。(各社回答はもちろんこちら)
ところが、与件中の「空き地となっていた工場街跡地に高価格で販売される高層マンションが多数開発され、高層マンション街が形成されている。」という部分を、「高層マンション購入層」=「30~40歳では高層マンション購入はむずかしくないか?」と思ってしまいました。
さらには、「そうだ、高齢化社会を迎えるよな。高齢者は年金ももらってるし、金銭的にも余裕がある。」と勝手な想像(妄想)を膨らませ、この設問のターゲットは②だ!としてしまいました。(思い込み、与件無視)

こうなると、芋づる式にこじらせていきます

第1問(設問2)
設問1で解答したターゲット顧客層向けに、新たにどのようなサービス業の業種を誘致すべきか。

②を選んだ私は・・・、高齢者のコミュニティ、お茶飲み場、高齢者は外出が難しくなるから配達サービスか・・・く、苦しい。

そう、こじらせると、思考の幅が狭まっていくのです。無理くりひねりだしていきました。本人的には「差別化」できた答案だ!と思いながら・・・。

逆に、①のターゲットを選択した普通の解答は、託児所、教育施設、アミューズメント、家事代行・・・など浮かびますね。

第1問(設問3)
設問2で解答した業種の店とB商店街の主力である既存の飲食店とのテナント・ミックス(店舗の組み合わせ)の効果を最大化するために、個々の飲食店の店主達はどのようなマーケティング戦略をとるべきか。

②を選んだ私は・・・高齢者が気がるに声をかけられるような商店街づくり。これを達成するための飲食店・・・(もはや問われていることではない妄想の世界へ)。

①を選んでいれば、飲食店との共通ポイント、ターゲットである子供向けメニュー、店づくり、営業時間延長、こだわり食材・・・など、スムーズに回答案がながれていきます。

ここまで読んでいただいてお分かりの通り、「こじらせる」と「流れにのれない」解答、出題者(社長さん、ここでは商店街の代表者)の意図に沿わない解答を続けることになります。もし、現実の提案の場だとどうでしょうか?依頼主はこの提案を聞く気がしますでしょうか??

それでは、冒頭ご紹介した出題の趣旨ではどうなっているでしょうか?

第 1 問(配点 40 点)
(設問 1)
商店街周辺の環境変化に基づき、今後のターゲットを分析する能力、提案する能力を問う問題である。
(設問 2)
商店街周辺の今後のターゲットの特徴に基づき、誘致すべきサービス業を分析する能力提案する能力を問う問題である。
(設問 3)
商店街が誘致するサービス業とのテナントミックスの効果を最大化するために、今後のターゲットの特徴に基づき、飲食店が採るべきマーケティング戦略を分析する能力、提案する能力を問う問題である。

1年前の私は、設問1の「環境変化に基づき」ここをすっかり飛ばしていたようです。

趣旨を理解し、問われていることに素直に答える姿勢を忘れると、このようにこじらせ解答になり、間違いなく不合格になると思います。
設問の流れにのれていないな、と敏感に感じる能力も2次試験突破には必要だとおもいます。

今回は、お恥ずかしい私のこじらせ解答をご紹介・分析いたしましたが、まだ十分時間はありますので、みなさんこじらせず、またはこじらせたことにすばやく気づき方向修正できるようトレーニングしてみてください。

以上、ITOでした。
ではでは。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。このごろ朝晩はめっきり涼しくなって今年は秋らしくなるのが早そうですね。季節の変わり目で体調を崩しやすくなると思いますので夜は暖かくしてお休みになってくださいね。二次筆記試験まで残すところ6週間。大丈夫です、6週間あります。特にストレート生の場合まだまだここから十分にぐーんとレベルアップできますからね!

私の去年の今頃はまだ事例問題(過去問)に手をつけず、ひたすら全知識からのインプットに努めていました。しかし、ちょうどこの頃から子供が体調を崩して朝晩問わず小児科に駆け込むことが度々だったり、親の体調も悪化して実家での看護や病院への付き添いなどがあったりで、まとまった時間をとって勉強することが難しい9月でした。。

さて、そこで本日のタイトル、「細切れ時間でできること」です。

事例を解こうと思うと1事例70〜80分は必要になりますね(中には初見問題を60分で解くトレーニングをしたというツワモノもいらっしゃいますが、、、)。さらに解いた事例の自己採点と振り返りをしようとすると、初見の問題で1セット2時間半といったところでしょうか?忙しい社会人の皆さんなかなかこの時間を捻出するのにご苦労されているのではないでしょうか?

細切れ時間でできることはないか?

多くの受験生が気になる点だと思います。例えば夏セミナーでも話に出ました①設問解釈トレーニング。これは、過去問の設問の部分だけ抜き出した設問集を読んで、何が問われているのかを考えるというトレーニングです。他には②模範解答の写経。これは、ふぞろいなどの模範解答をノートに丸写しして解答の感覚をつかむというトレーニングです。私の場合はとにかく時間がなくこれらを実践するまでに至りませんでしたが、合格者の多くが実践した方法のようです。

他には、息抜きも兼ねて③”〇〇〇の夜明け”などの経済ドキュメンタリー番組を録画しておいて観る。ですとか、④J-NET21の”目指せ!中小企業診断士”の記事を読む⑤道場の過去記事を読み漁る!(きっとあなたにとってのお宝記事が埋もれていますよ!)などは私もよく実践していました。それから、元メーカー社員でありながら生産現場のことはよくわかっていなかったので、事例Ⅲのイメージをつかむため⑥YouTubeで工場の動画を観ることもしました。④〜⑥はスマホでもできるので、移動中や、家でゴロゴロ身体を休ませながらでもできるのが良い点ですね。③や⑥では文章ではなく映像でイメージをつかめるのが良い点だと思います。また、⑦中小企業白書に書かれている企業の事例を読むこともしました。実際、過去の白書に出た事例企業が本試験問題の事例企業のモデルになっているなんていう噂もあるようです(合格後に知りました)。

こうして見てみると、①と②以外勉強らしい勉強じゃないじゃないか、というツッコミが入りそうですね。ごもっともです。ですので最後に細切れ時間でできる最も有効な勉強として、⑧キーワード、メリットデメリットの暗記をオススメさせていただきたいと思います。

「金型(フレームワーク)を作る」ですとか「設問要求を解釈しそれに答える」ことの重要性は他の道場メンバーもブログ記事に書いている通りです。このためには、例えば、『”組織成立の3要素”といえば?→”共通意識、貢献意欲、コミュニケーション”』とか『”一社へ売上依存”といえば?→”メリット:売上が安定する、営業にかけるリソースが少なくて済む、デメリット:交渉力低下により利益率が低下、営業力が低下、打ち切られた時のリスクが大きい”』と反射的に思い浮かぶ状態まで持っていくことが求められます。(いま、それぞれパッと思い浮かびましたか?)

「反射的に」という点がポイントです。なにせ全部で80分しかありません。

このように、キーワードや、メリットデメリットを暗記するために、スマホの暗記アプリを使いました。私が使ったのはiPhoneの「暗記カード+」というアプリでした。<追記:AppStoreを確認したところ正式名称は「読み上げとマーカーで暗記する−わたしの暗記カード−」というアプリ名のようです。プラスは有料版でカードの枚数が多く登録できます。現在はStudyplusとも連携可能のようですね。>実際に暗記した内容のcsvデータを下からダウンロードできるようにしましたのでよろしければご活用ください。このままのものを使っていただいても一向に構いませんが、ご自分の言葉で作成された方が勉強の効果としては断然大きいと思います。まだ6週間もありますので、ぜひこちらを参考にご自分で作られることをお勧めします。

二次試験対策で使った暗記カードアプリのデータ。ここからダウンロード→2jiAnkiCard

また、上記⑦でご紹介した「2017年度版 中小企業白書・小規模企業白書に書かれている企業の事例」を、4つのPDFにまとめておきました。道場読者の方が通勤中にスマホなどで暇つぶし(間違えた、気分転換!)に読んでいただけるといいな、と思います。ここからダウンロード ⇒ <<中小企業白書に掲載された事例企業 事例集その1その2その3>> <<小規模企業白書の 小規模企業事例集 >>

ダウンロードした方は こちら に「もらっていくよ」「こういう風に使うつもり!」などと一言コメントを頂けると励みになります♪

それでは、今日もあなたを応援しています。

ゆっこでした。

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こんにちは、ますけんです。

新年度が始まって2週間余り。年度始めということで繁忙期を迎えていた企業もそろそろ落ち着いてきた頃でしょうか。

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大手受験機関TACの1次ストレート通学生は1次試験最後の科目「中小企業経営・政策」の講義が終わりに差し掛かっているところかと思います。

これが終わると、いよいよ完成答練ですね!GWの連休を活用して、自分の苦手科目の克服に努めたいところです!

特に、今年難化が予想される「財務」や「経済」に苦手意識がある方は、この連休がラストチャンス!計画的に勉強をしましょうね!

 

ちなみに、道場春セミナーではここから1次試験までの過ごし方、学習計画の建て方などを8代目メンバーが詳しく説明します!

私もセミナーに参加予定です。聞きたいことや気になることがあれば、何でもきいてくださいね!


 

さて、2次試験対策についても今回4回目が最後!今回は「計算能力強化編」です!

(1回目「編集能力強化編」、2回目「知識活用能力強化編」、3回目「情報整理能力強化編」を閲覧したい方はそれぞれのリンクから確認してみてください。)

 

<事例Ⅳと計算能力>

事例Ⅳは第1問が経営分析(例年25点〜30点)、第2問以降がCVPやNPVなどの計算問題(一部記述問題あり)で構成されています。

複雑な計算問題(特にファイナンス系の問題)が多く、1問1問の配点が高いため、大きな得点差が開きやすいのが特徴です。

実際に、昨年の事例Ⅳを振り返ると、第2問以降がかつてのように難問奇問のオンパレードではなく、標準レベルの問題が多かったため、しっかり対策してきた人とそうでない人で大きな差が出ました。

つまり、計算問題(第2問以降)の対策を十分に行うこと=2次試験攻略への近道と言えるでしょう!

そして、計算能力の強化こそが計算問題攻略にとって不可欠と言えるでしょう!

では、この強化のためにすべきこととは?

個人的な意見ですが、これには「量」的なアプローチと「質」的なアプローチがある!と考えます!

 

<「量」的なアプローチとは!?>

「量」的なアプローチと書きましたが、これは端的に言えばとにかく「演習量を積むこと」です。

事例Ⅳの計算問題は、1次試験の財務とは異なり理論を聞いただけですぐ答えれるかというとそんなに甘くないです。。。

複雑ゆえにプロセスを理解しながら繰り返し繰り返し演習を積むことで徐々に

できるようになります!

ストレート合格を狙いたい方は最低でも週1回1時間程度の演習を、1次免除の方は2日に1回30分程度の演習を積みたいところです!

ところで、具体的に何をやればいいの?と悩まれる方も多いと思います。

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そんな方向けに以下をオススメさせていただきます!

①1次試験の財務会計に対して苦手意識のある方

問題集『集中特訓 財務会計計算問題集』(TAC出版)

1次試験向きの問題集ですが、計算問題の難易度は高めです。1次試験の対策が不十分な方には1次対策としてもオススメです!

全て客観式の問題ですが、あえて選択肢を見ずに記述式で解く練習をすれば、2次対策にもつながります!

②1次の計算問題はイケそうだが、2次試験の対策をまだしていない方

TACオプション講座『2次事例Ⅳ特訓』

事例Ⅳの頻出論点を文字通り特訓する講座。演習と講義がセットになっているため、2次の対策を1度もしたことない方でも理解が進みやすいです!WEB受講も可能のため近くにTACがない方でも受講できます。唯一ネックなのは受講料が安くはないことです(涙)。

③2次対策がある程度進み時間的にも余裕がある方

問題集『意思決定会計講義ノート』(税務経理協会)

当ブログでもたびたび取り上げられている通称イケカコ。そもそも公認会計士用に作られたこともありオーバーワークに見えますが、一冊仕上げることでかなり複雑な問題にも対応できる力がつきます!

(ただし、難易度は非常に高いため、安易に手を出すと痛い目に遭います。)

①〜③全てやれれば良いのですが、時間がない方は①と②、余裕がある方は③も進めれると良いでしょう。

何と言ってもこれらはコツコツと継続することが大切です。その結果、1次試験が終わった頃には、抵抗感なく事例Ⅳの問題に取り組めるようになるでしょう!

 

<「質」的なアプローチとは!?>

続いて「質」的なアプローチです。「質」的なアプローチとは、丁寧に問題を解くことで「計算ミス」を減らすことを表しています。

例えば、CVPの問題だと固定費を限界利益率で割り引くことで、損益分岐点が導けますが、つい変動費率で割り引いてしまった経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

また、NPVの問題でも減価償却費を足し忘れたり、税率を見間違えたりしたことはどんな受験生でも1回ぐらいあるでしょう。

演習時から「計算ミス」の削減に徹底的に取り組まないと、絶対に本番で失敗してしまいます。

では具体的にやるべきことについてです。事例Ⅳの問題演習をする際、以下の3点を必ずやるようにしましょう!

①図や表を描く

初めて事例Ⅳについての講義を受けた際、分からない設問もその図や表を見ていると自然と理解が進んでいき、あっという間に分かるようになりました。

結局、事例Ⅳも他の事例同様、与件と設問に書かれている情報を整理し、正しく解釈することが求められます。そのためにも、図や表をフル活用しましょう!

受験生時代殆どの設問で図や表を描くように意識していました。

②途中式も書く
2次試験の演習が始まった当初、計算ミスを連発していました。これは、途中式を飛ばすクセがあったため、数字の見間違えや電卓の打ち間違えを頻繁に起こしていたからです。
途中式を書くことで、計算プロセスが明確になり、間違えにくくなりました。

③検算を忘れずに
簡単な問題こそ、落とした瞬間差がつきます。検算することで、ミスは減ります。(その際、途中式が丁寧に書けているとやりやすいですね!)
また、検算は逆からやりましょう。売上高から費用引いて利益出す問題ならば、利益に費用足して売上求めるみたいな!ミスに気づきやすいです。

 

言われてみれば当然のことかと思うこれらのこと、実際に出来ているかは別問題です。
本番では「無意識的に出来ている状態」まで持っていくことで、計算ミスを激減することができるでしょう!

 


2次試験対策ということで、4回に分けたシリーズ。少しでも参考になりましたでしょうか?

昔、1次試験が終わったタイミングで、TACの先生より「1次は富士山、2次はエベレスト」と言われたことが今でも記憶に残っています。

1次も2次も合格率は2割程度。ただし、2次試験は1次をくぐり抜けた猛者たち同士での戦いです。

8月から一気にスパートをかけても、周りも強者。そう簡単に勝てません。もし、本気でストレート合格を目指すのならば、このタイミングから「少しでも2次対策!」が合言葉だと思います。

みなさまお忙しい中だと思いますが、今年の年末に笑うためにも、今からちょっと頑張ってみませんか?

✿:❀:✿:❀ 道場春セミナーin東京のお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 春の絶対合格フェス2017
〜受験生タイプ別の疑問にお答えします!〜

□ 開催日時:2017年4月29日(土・祝) 14:00〜16:30
□ 会場:東京ウィメンズプラザ 第1会議室
□ 定員:40名(先着順)
□ 参加費:1000円

☆道場メンバーが一次試験突破のために行った事をお話します!
☆受験生の悩みや疑問に個別にお答えします!

ご好評につき締め切りとさせていただきました。
★引き続き懇親会のみのご参加を受け付けております

詳細はこちらから

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

※道場春セミナーin大阪は5/27(土)に開催します!
詳細は後日お知らせいたします。

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==告知==
<4/29は道場春セミナーin東京
4/10(月)AM7:00より申込開始します!

5/27は道場春セミナーin大阪
是非ご予定ください。(詳細は後日)
=====

こんにちは、ますけんです。

やっと春らしい陽気になってきましたね!都心ではが満開になりました。

大手予備校に通っている方だと、1次ストレート生ならちょうど中小企業政策の講義に入るところ、2次本科生ならちょうど2次演習が始まったところかと思います。勉強に行き詰まってきたら、その息抜きにお花見に行かれてはいかがでしょうか?

さて、今回は2次試験対策の第3回目。「情報整理能力」編です。(第1回目の「編集能力」編はこちら、第2回目の「知識活用能力」編はこちらです。)

 

<中小企業診断士試験における情報整理とは?>

合格に必要な3つ目の能力として「情報整理能力」を挙げました。ここでいう情報整理とは解答を書くために必要な情報を正しくまとめることです。

一般的に2次試験の「情報」と聞くと事例企業の状況や状態が書かれている与件本文のことを思い浮かべますが、1次試験で使われた知識も「情報」に含まれます。

さて、診断士試験で重要なのはこうした「情報」をいかに見つけ出してくるかということです。与件本文の情報量自体が膨大でどこを活用すれば良いか分かりづらく、また1次試験知識だけでも幅が広いためどれを使えば良いか分からなくなってしまいます。さらに、80分という制限時間のため、1問あたりにかけられる時間は限られており、じっくり考えているヒマはありません。

設問を見て与件本文を読んだはいいけど、膨大な情報量に困惑し時間もなくなり「ええいっ」と書いてしまった経験がある方は多いと思います。私の場合は初めての2次試験本番でそれをしてしまったがゆえに不合格となってしまいました(涙)。

そして、翌年に2次試験を再チャレンジする訳ですが、その時思ったのです。「何書くか最初に決められれば、情報整理の手間が減る」と。

最初の設問分析の段階で、解答の方向性を定めるだけではなく、記述に必要な「テンプレート」を作ってしまえば、あとは与件本文と1次試験知識で、解答に必要な「要素」を引っ張ってくるだけで済みます。そうすれば、膨大の情報に惑わされることなく、短時間で解答することができるのです。

こうして、私は1年間解答のテンプレート作りを徹底的にトレーニングすることにしました。

 

<解答記述のためのテンプレート作り>

さて、そうした「テンプレート」をつくり方ですが、設問分析のなかで行います。平成27年の事例Ⅰの第2問を例にしながら、説明します。

 

(H27 事例Ⅰ 第2問)

A社は、当初、新しい分野のプラスチック成形事業を社内で行っていたが、その後、関連会社を設立し移管している。 その理由として、どのようなことが考えられるか。120字以内で述べよ。

 

①設問の具体化

社内で行っていたが、〜関連会社を設立し移管」と書かれています。

ということは、社内でやっていたら何らかの不都合が発生したため、うまくいかなくなったということが考えられます。「不都合の原因」が解答要素として考えられそうです。

また、メリットがあったからこそ関連会社化に踏み切ったと考えられるので、「関連会社化のメリット」も解答要素として必要です。

字数制限が120字ということで少し余裕があります。なので、「関連会社化のメリット」を享受した結果、A社が抱えていた課題解決に「どう寄与したのか」も解答要素として入れてみても良いでしょう。

 

②具体化内容の整理

上の内容をまとめます。

1.社内で行っていたことによる不都合の原因

与件本文に書いているはずのため、そのまま引っ張ってきましょう。

2.関連会社化のメリット

1次試験知識より、意思決定の迅速化が図れることが挙げられます(企業経営理論平成27年-第10問)。前回の投稿でお伝えしたように、頻出となる1次試験知識は大きめの「単語帳」などにまとめ覚えておくことが必要です。
3.結果、A社の課題解決にどのように寄与したのか

与件本文に書かれているはずのため、これもその箇所からそのまま引っ張ってきましょう。

 

③テンプレートの作成

以下のようなボックス図をテンプレートとして作成します。このボックスの中を埋める要素を記述することで、効果的な解答が書けるのです。

プレゼンテーション1

 

もちろん、こうしたテンプレートはすぐに作れるようにはなりません。私個人的な意見では3ヶ月以上かかるのではないかと思います。

ただし、2次試験本番まで、半年以上あります!なので毎日毎日コツコツ練習しましょう!「情報整理能力」が高まり、膨大な情報を正しく整理できるはずです!

 

今回はここまでです。次回は「計算能力」強化編です。お楽しみに!

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==告知==

<4/29は道場春セミナーの日>です!

日程開けておいてくださいね(詳細は後日)

=====

こんにちは、ますけんです!3月下旬になりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
仕事が繁忙期に突入し、学習のリズムが崩れている方も多いと思います。しかし、忙しい時こそ踏ん張りどきです!1日30分でもいいので、毎日必ず勉強するようにしましょうね!
後になって必ず今の努力は報われます^^

さて、4/29は道場セミナーの日!!!合格者から直接、勉強法などを聞けるチャンスです。GW中ですが是非是非スケジュールを空けといてください!!!

今回も前回の投稿の続きで、2次対策のお話。知識活用能力の強化についてです。

2次試験で測りたい力は「分析能力」と「提案能力」である!と前回お伝えし、分析能力と編集能力のつながりのお話をしました。なので、今回は「提案能力」とつながりのある話となります。

<診断士試験における「提案」の難しさ>
実務補習の報告書は①現状分析→②課題→③提言(提案)の順でまとめていくということは前回お伝えした通りです。ここでの提言(提案)とは、診断先企業の「あるべき姿」や「なりたい姿」を目指すために、具体的に実行する「施策」を指します。

まあ、当たり前といえば当たり前ですね。問題点や課題に対して、ソリューションを「提案」しなければ、コンサルタントとして失格ですもんね。笑

ところがこの提案、2次試験においてはとっても難しいのです。。。実際の本試験問題をみると実感できるでしょう!下記に昨年度の本試験問題を載せました。

(平成28年 事例Ⅰ 第3問)
業績低迷が続く A 社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策を導入することが有効であると 考えれるか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

一言でいえば、人材確保のための人事施策を提案する訳ですが、 何とも幅広い・・・
人事施策って言っても、「採用・配置・能力開発・評価」のどれを提案すればいいのかさえもよく分からない・・・
もちろん与件の現状分析によってある程度絞られてはいきますが、それでも1つにスパッと絞ることは中々出来ないでしょう。

つまり、複数の選択肢が想定されてしまい、何をどのように提案すればいいか分からなくなってしまうのが2次試験の特徴であり、これが難易度を高めている要因なのです!

<提案に使うのは1次知識!>
中小企業診断士試験は「国家試験」なので、答えは間違いなく存在します。
同じ解答は書けないにしても、それに近いものを書かないと点数が入りません。

じゃあ、どうすれば「出題者の意図に近い解答」が書けるのかという話ですが、2次試験の試験案内にヒントが隠されています。
これの中の「1.試験の目的及び方法」の項目を見ると、「〜、中小企業診断士となるのに必要な応用能力を有するかどうかを判定することを目的とし、〜」と書かれていることに気づきます。
(最近、能力ばっかり書いてますが笑、)2次試験では応用能力を見るわけです。ただし、応用というのは基礎がないと成り立ちませんよね!?
この基礎にあたるものが、1次試験知識というわけです!
つまり、1次試験で問われた「知識」を「活用」して応用する「能力」こそが、メインテーマの「知識活用能力」であり、出題者の意図にあった提案を解答する礎となるのです!
そして、正しい一次試験知識を活用することで、提案の方向性を絞ることができ、合格答案に近づくことができるのです!

<「知識活用能力」を強化するためには>
知識活用能力を高めるには、まずは知識のインプット!予備校生であれば講義テキストを、独学生であれば「全知識」などの市販テキストを買い、ひたすら覚えればいいのですが、いざ問われた時にちゃんと知識が使えなければ意味がありません!
そのために、「1次知識まとめ単語帳」を私は作っていました。これは、ある1次試験知識を大きめの単語帳にまとめ、空いている時間に確認するというものです。これだけ聞くとすっごくスタンダード(笑)なのですが、ポイントは「知識の前後のつながりや因果関係も一緒に覚える」ことです。

ちょっとイメージしづらいので、具体例を提示しながら説明します。例えば、機能別組織。これについてはメリットとデメリットと一緒にまとめていました。つまり、単語帳のオモテ面に「機能別組織のメリット・デメリットとは?」と書き、まとめた内容をウラ面に書くイメージです。(以下がその写真です。)

IMG_2446

IMG_2447

仮に解答で「機能別組織」を提案する場合、上記のようなメリット・デメリットとのつながりが与件や設問文にあるかを考えるため、解答の方向性を大きくずらすリスクが減ります
加えて、提案ではなく「機能別組織」を採用している「理由」を問われた場合は、メリットをそのまま当てはめれば対応できるでしょう。

知識の活用こそが2次試験突破のカギになります!この時期から徐々に2次試験に対応できる応用能力を身につけましょう!

今回はこれでおしまい。次回は情報整理能力編です。お楽しみに!



皆さん、おはようございます。本日を入れて2次筆記試験合格発表まで23日、口述試験まで残り31日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日も今年の事例Ⅱを、簡単に振り返ってみたいと思います。

第1問
「製品戦略」は第2問以降でも問われていることから、それも意識して「誰に」「何を」「どのように」の要素を中心に答えていくことが求められていると思われます。
「製品戦略」という、一見アバウトな表現で問われていますが、平成24年の第1問でも同じ「製品戦略」を問われていますので、順当な設問と思われます。

第2問
第1問を受けての、これからの「製品戦略」について問われています。

設問1
ターゲット層を述べるのは当然ですが、「今後」のことについて問われていますので、そのターゲット層を選んだ根拠として、現在の市場の状況(以前とは変化している部分)を述べることも必要です。

設問2
解答のフレームとして、「プロモ―ショーン(戦略)は~」「販売(戦略)は~」と明示したいところですが、80字以内という字数制限、そして「プロモーション」と「販売」の違いが不明確なので、無理に切り分ける必要はないでしょう。

第3問
この設問でも「メリット」と「効果」の2点について求められていますが、両者の違いがわかりにくく切り分けることは難しいと考えられます。書き出しを「オウム返し」しにくい問題が続きましたので、リズムが狂って思ったよりも難易度が高く感じられますね。

第4問
ほぼ毎年出題されている、販売チャネルの拡大・変更に関する問題です。

設問1
設問文が1行程度でシバリが少なく、かつ字数制限が50字と中途半端に少ないため、うまくまとめる編集力が必要で難易度が高いと思われます。

設問2
平成26年の設問でも問われた定番の「マーケティング・コミュニケーション」です。「コミュニケーション」ですから、B社と顧客との双方向のやり取りがなされいる(ように見える)施策が必要と思われます。

全体的には、細かな数値が載った図表が登場するなど、近年の傾向を踏襲した事例だったと思われます。やはり出題者側は、国語力だけではない「使える診断士」を求めていることが改めて認識できました。

以上、簡単にではありますが本日はここまで。細川でした。



天保元年 250年の伝統

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おはようございます。こばです。
昨日はアメリカ大統領選挙でしたね。

前回に引き続き、TACTBC大原の3社分の模範解答を比較します。
模範解答は各自確認。

□解答比較□

問題1:B 社のこれまでの製品戦略について、80 字以内で整理せよ。

この第1問は製品戦略。平成24年の問題に似ている。
この事例の中では与件にヒントがあり、比較的回答しやすい問題になりそう。

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予備校の回答が意外とぶれている。
国産大豆・伝統製法のみが3社共通の要素になっている。
この内容は与件分に明確に書かれているので、外したくない。
ターゲット・価格などその他の切り口を混ぜて回答したい。

問題2:11 代目予定者は、自分の代になってからもこれまでの製造スタイルを大切にしな がら成長を追求していくつもりでいる。しかしながら、製品アイテムは見直すことを 考えている。
設問1:B 社の今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえ で、100 字以内で説明せよ。

問題1で過去の製品戦略。
問題2では未来の製品戦略の回答が求められている。問題1と対比しながら、まだ対応できていないニーズを持った人に対して、必要な製品を提供したい。

与件文のヒントとして
○懐かしさを求めて女性やシニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味の あるアジアからの外国人観光客も多い
○カロリーや減塩など健康に 配慮したメニュー
○食に敏感な女性を中心に、ランチ時には大行列ができる。

ストーリー展開からすると、飲食店には来ても、直営店での商品購入をしていない人たちをターゲットにすると考えられる。

%e5%95%8f%ef%bc%92

3社とも見事にバラバラです。
揃っているのはターゲットの心理的要素である、食に敏感だけである。
TBCのみ外国人に触れているが、自分なら次の設問を見据えて選択しないだろう。

設問1で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦 略を 80 字以内で説明せよ。

設問1との連動問題である。平成27年の問題2に似ている。
ターゲットと連動した回答が必要。

来店人数を向上させるためのプロモーションを記入するかではあるが、書いた方が回答要素が分散するためより無難な内容になる。
町→飲食店→直営店へ流入する仕組みを作り、立ち寄ってくれた人に伝統の製法をアピールし購入に繋げる。
このような展開ができれば売上が上がるだろう。
しかし、飲食店に来る人達がターゲットであると想定できるため、ISPを中心に回答して良いだろう。

%e5%95%8f3

TAC、TBCがISP中心に回答。
大原は逆に外部へのプロモーションとなっている。外部のみのプロモーションで良いのだろうか。

問題3: 3年前に開業した直営店併設の飲食店は、売り上げが好調である。B 社が飲食店を 直接経営することによって、どのようなメリットと効果を得られるか。売り上げが向 上すること以外のメリットと効果について、100 字以内で説明せよ。

昨年の受験時は売上拡大と書けば取り合えず×にはならないと考えておりました。
事例Ⅱのテーマが売上拡大でるため、そこを潰されると非常に書きにくい。
フェイマオでも、苦しい回答になってしまうようです。

%e5%95%8f%ef%bc%94

TACは売上の向上でないなら、利益率向上としている点が非常に強気に感じられます。
3社ともそれぞれズレています。
TBCのように分散しながらうまくまとめることができると、安全な答案になるでしょう。

問題4:昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。B 社もまた、新規事業として直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出し たいと考えている。
設問1:インターネット販売を軌道に乗せるために B 社が採るべきブランド戦略を 50 字 以内で提案せよ。

ブランドに関する問題は直近では平成25年に出題されていますね。
非常に特徴的のある印象的な問題です。

ここでは、まず既存ブランドか新規ブランドを決める必要がありそうです。
文字数も少ないため、両方書くことは無理でしょう。
既存であれば、伝統製法による製品の質の高さを訴求。
新規であれば、既存製品との棲み分けが必要か。

%e5%95%8f%ef%bc%95

既存か新規かを断定する明確な根拠はないと思われる。
どちらか一方だけが正解ではないだろう。

設問2:B 社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インタ ーネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか。 80 字以内で提案せよ。

MMCではインターネットの機能としては大きく以下の3つと教わります。

1) 情報の発信
2) 情報の収集
3) 情報の共有

この3つの内容を漏れなく盛り込みたい。
しかし、80字であるため2つに絞った回答の方が無難か。

%e5%95%8f6

情報発信だけではコミュニケーションにはならない。
双方向性が重要であるため、
情報発信と情報収集又は情報発信と情報共有の組み合わせになる。

ではまとめ。

・今年の事例は与件文だけであれば、過去の事例Ⅱとほぼ同じ。
・問題内容や文字数の変化により答えにくい問題が増えた。
・予備校の模範解答もバラバラであり、難易度は昨年同様に高いと考えられる。

byこば



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと5日となりました。

「もうやるだけのことはやった!あとは本試験を待つのみ!!」
「1次受かると思ってなかったから全然時間足りない、今年は…」
「どんなに勉強しても受かる気がしない、あと何をしたら…」
「1次で燃え尽きかけた、でももうここまで来てしまった…」

今年2次試験を受験されるみなさまは、環境や学習スタイルは違えど、それぞれ真剣に勉強を重ねて来られたはず。いろいろな想いか交錯するのは、それだけ頑張ってきた証です。ここまで来たら、残りの日々は心穏やかに過ごして、23日当日は身も心もベストなコンディションで臨んでいただきたいです。

さて、今回の記事が2次本試験前のラストメッセージです。直前期の過ごし方は、前回記事でご紹介しました。そこには、まさに今の「超直前期」の取り組みも含まれていますが、その中で特に私がこだわっていたことをご紹介します。前回記事との重複もありますがご容赦下さい。また、今回記事に限り、文字の装飾は少なめにさせていただきます。


 

直近3日間は仕事を休んで、それもただ休むだけではなくて、あらゆる仕事上の連絡(ノイズ)を遮断しました。1次試験の時も同じでしたが、とにかく「心穏やかに」過ごしたかったのです。
木金土の3日間、当然木金は平日で会社は営業していますし、私の場合オンラインでいつでも仕事ができる環境を与えられています。電話も普通にかかってきます。いくら事前に調整しても、突発的な仕事が降ってくることもあります。そんなことに惑わされず仕事も試験勉強も最後まで両立させる、という考えも成立はするでしょう。でも、「なぜ診断士を目指してここまで頑張ってきたのか」と自問したら、自ずと答えは出ました。「2日連絡を断ったって命まで取られることないし、むしろ休暇は2日だけにしてやったんだ、それでダメになる仕事はその程度の価値しかない」と、心の底から割り切ることができました。
ということで、木金は休暇をとって、会社のPC、スマホは電源OFFして完全封印しました。家族もそんな私の想いを察してくれたのか、子供が幼稚園に登園した後は、いつもなら買い物やら家事の手伝いなんかを言いつけるところを「(子供が帰ってくるまでの間)静かなカフェで勉強してくれば?」といって、いい意味で追い出してくれました。私は田舎住まいなので、広くて平日はすごく空いているカフェまでちょっとドライブして、そこでがっつり、でも穏やかな心で勉強することができました。このことで、知識や解答プロセスを盤石にすることに繋がったと思います。

そして、前日の土曜はわずかな勉強と、家族との時間を過ごしました。体の負担になることは避けて、食事も質素なものを食べた気がします(すみません、前日の食事はあまり覚えていません…)。当日の出発時間を考えて、普段より1時間程度早めに寝ようとしましたが、わずかに違和感を抱いていました

とにかく本試験が終わるまで集中しようとSNSもほとんど見ないようにしてきたものの、これまで参加していた勉強会のことがどうしても気になってしまいました。そこには、お世話になった先輩や勉強仲間がいて、当初は試験が終わったらお礼のメッセージを送ろうと考えていましたが、どうにも気持ちが収まりませんでした。「こんなわだかまりが残ってはダメだ」と自然と手が動いて、お世話になった方にお礼メッセージを書いていました。そして、そこには最後に心に刻んだ信条を書いていました。

 

それは、

「平常心」「執念」

です。

 

すごくありふれた言葉で、精神論極まりないのですが、、これを頭で思い描くだけでなく、メッセージに添えて形にしたことで、試験中たびたび思い起こすことができました。
思えば2次試験は一発合格したものの、やはり試験対策としては道半ばだったと思っています。知識の定着、アウトプット、文章力、分析力…どれをとっても不十分でした。でも、320分、いかなる時も「平常心」を保つように努め、それでいて合格への「執念」1秒たりとも忘れずに試験に臨み合格できたのは、前夜のこの行動があったからだと確信しています。サプライズ問題にも怯まず、事例Ⅱの残り5分で50字×2問を全部書き直し、隣席からちょっとした邪魔が入って集中力がプツンと途切れてもしがみつく、こんな行動を診断士を志す前の自分からは想像もつきません。

事例Ⅳが終わって帰路につくも、やっぱりどの事例も手応えを感じられなくて、「また来年も同じ生活を繰り返すのか…」と思うと、久しく感じていなかったとてつもない悔しさが込み上げてきました。こんな悔しく思えたのも、やはり合格への「執念」が人一倍強かったからこそだと思います。

 

つれづれなるままに書きましたが、決して私のやってきたことを押し付けるつもりはありません。しかしながら、「平常心」と「執念」の2つは、やはり受験されるみなさま全員に貫いていただきたいですし、「合格したい」ではなく、「絶対合格するんだ」という強い執念が不可欠だと私は思います。これまでみなさまを支えてきた方への感謝を胸に、最後まで自分を信じて諦めないで、これまでの集大成を解答用紙にぶつけてきて下さい。
そして、2次試験が終わった後は、たとえ手応えがどうであっても、ここまでのありのままをぶつけ、やるだけのことはやった決して後悔しない、そんな潔い心持ちでいていただけたらと思います。

 

最後に、心の底からみなさまの健闘と、合格をお祈りしております!!!

 

祈願だるま

 

以上、とりのラストメッセージでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。



皆さん、おはようございます。最近ダイエットにちょっぴり成功してご機嫌の細川です。本日を入れて2次試験まで残り11日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は「今からでも間に合う!ちょびっとの工夫で解答の質を上げろ!」をテーマにお送りします。ご存知のように2次試験は相対評価。わずか1点の得点差で、順位が大きく変わり明暗を分けると考えられますので、まずは他人と同じ内容の解答を作成することを心がけて、「自滅」を回避しましょう。その上で、最後の詰めとして出来ることは何かを考えたいと思います。

その前にお知らせ。私が取材・執筆した記事が公開されました(こちらの記事の第3章です。その他の記事も読んでくださいね!)。診断士になったら、診断・助言活動以外にもできることがたくさんあります。このような活動の方向性もあることを知っていただいて、皆さんのモチベーション向上に貢献することができれば幸いです。

1.解答プロセスの微調整
いまからやるべきことを大幅に変えるのはハイリスクです。現在のご自身の解答プロセスは基本的に守り、少しだけ修正することで対応しましょう。

いつも時間が足りなくなる人は、開始30分までに設問ごとの難易度評価を確定させ、得点が見込める設問に注力しましょう。受験生の多くの人が得点するであろうと考えられる設問で、自分も同じような得点を目指せば「足切り」を回避できます。

得点や内容が安定しない人は、予め切口を設定しておき多面的に記述することで、ローリスクな解答を目指しましょう。「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」ではありませんが、少なくとも出題者の意図を外す可能性は下げられます。

そもそも、何を書けばよいのかわからない人は、設問中の言葉を使ってオウム返しで書き出してみましょう。採点者には、少なくとも「私はあなたに聞かれたことは理解している」ということをアピールでき、心証を損ねることを回避できます。

2.一言だけ付け加える

そうはいっても国家試験。与件からのただ単なる抜き出しや引用だけでは、受験生の大多数が出来てしまうため差が付きません。
そこで「自滅」を回避した上でライバルに「頭ひとつだけ」差をつけるために、「自分の考え」を書き加える必要があります。

「自分の考え」とは、今まで述べてきたことの繰り返しになりますが、

・設問の制約条件から外れていない(題意に応える)
・与件に根拠がある(思いつきや斬新なアイデアではない)
・たった一言だけ述べる(言い過ぎない)

ことを守った上で、与件から抜き出してきたことをまとめたり抽象化した部分(つまり~ということ)や、前後の記述の内容の間を埋める因果の部分にあたります。

たとえば、事例Ⅳの経営分析ならば「安全性が低い」などという結論・まとめにあたる言葉です。

「最後の一押し」ですから、二押し以上して蛇足とならないよう、くれぐれも注意してください。

3.相手は人間であることを忘れない
これも以前触れましたが、解答する相手は採点者(読み手)であり、助言する相手は経営者(聞き手)であり、そしてそれ以前に一人の人間です。解答内容の妥当性はもちろん重要ですが、読み手や聞き手にとって「不快な響き」になっていないか点検してみましょう。

点検項目は、

・句読点は適切に使えているか(句点を列先頭に持ってくる、読点を全く使わない、等に注意)
・同じ接続助詞(の、で、が、等)の重複で、不自然で読みにくくなっていないか
・全否定の表現(出来ない、していない、無い、等)の表現を使っていないか
・漢字は正しいか
体言止めになっていないか

です。

特に「全否定」の表現は、一生懸命会社を運営している経営者を思いっきり不快にするので、「不足する」「留まる」「困難である」などという柔軟な表現に置き換え、自分の提言が少しでも受け入れてもらいやすい(=実行可能性の高い)ものになるように工夫しましょう。

その他、不安なことがある人は、ここに来ると細川に直接質問できますから、お気軽にご参加ください(飛込み参加ウェルカムです)。

残された時間はあと少しですが、できることはあります!貪欲に合格をもぎ取りに行きましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

本日は2次試験前の最後の祝日という方が多いかと思います。今日を入れて2次本試験日まで残すところ 14日!
ご自身の解答プロセスや、ファイナルペーパーの仕上げにかかっている頃かと思います。
最後の追い込み時期ではありますが、ここまで来たら当日に万全な体調で迎えれるよう、体調管理を徹底してくださいね
※かおりんのこちらの記事も参考に

さて私フェイマオは、先週の土日に某資格学校にて今年度最後の2次模試の採点講師をして参りました。
5月頃から受験生の方々の答案を採点させて頂く機会を頂きましたが、この時期になると「設問が空白となっている答案」は見られず、時間内にしっかりと解答を作成できている受験生の方が殆どで、受験生の皆さんがしっかりと実力をつけている様子が良く分かりました

しかし、採点をしているなかで『良い解答書いてるんだけど、〇をあげられないなぁ・・・』と言った“残念な”答案も多く散見されました。

2次試験を突破する最大のコツは、 “ミスを無くす” 事です。
診断士の2次試験では満点を狙うのではなく、『×のつかない解答を作る』 事が重要です。

今回私フェイマオの記事は、採点講師で気付いた点や自身の受験生時代の経験を踏まえて、「本試験で×がつかない(大きく外さない)答案を作成するうえでのTIPS(コツ)」 について書かせて頂きます


2次試験のTIPS~フェイマオ流~】
■ 設問の制約条件・要求事項の漏れを無くす
与件を十分に活用する
解答要素を詰め過ぎないこと

■ 設問の制約条件・要求事項の漏れを防ぐ

何を当たり前のことを・・・。と思われるかもしれませんが、実は模試の採点をしていると、設問の要求事項を全て満たしていない答案 が散見されます
“ミスを失くす”ための第1歩は、設問の制約条件や要求事項をしっかりと解答に埋め込む事
これは他の事例でも同じですが、特に事例Ⅰは要注意 1つの設問で要求される内容は複数ある場合もあります。
例えば、平成22年度の事例Ⅰの第3問などは良い例です
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さて、この設問の要求事項は幾つあると思いますか???

 

正解が発表されていない2次試験ではありますが、私フェイマオは以下のように解釈します。
要求事項赤字で記載したところ。青字制約条件としてます。

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上記設問の要求事項は3つ。

① 成果主義的要素を強化した際のメリットは
② 成果主義的要素を強化した際のデメリットは
③ ①と②と踏まえ、成果主義的要素を強化した人事制度にすべきか否か

このように、よく読むと設問で要求されている内容が3つあることが分かります。
“ミスを失くす”ためにも、『設問は1つの内容で2つ以上の事を尋ねてくるはずだ!』 という視点で、設問の制約条件や要求事項の抜け漏れを防いでくださいね。

 

■ 与件を十分に活用する

こちらも至極当然な内容ではありますが、出来ていない方も多いので書かせて頂きます。
特に与件を活用せずとも、『一般知識』で答えられてしまうような問題は要注意!実はこのパターンも事例Ⅰにありがちな内容です。

例えば、平成23年度の事例Ⅰの第3問などはどうでしょうか?

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設問を見ると、「所有と経営の分離のプラス面とマイナス面」とあります。
1次知識を活用すると、以下のような内容が思い出されるのではないでしょうか?
※以下は、私フェイマオのファイナルペーパーより抜粋してます

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確かにこの手の問題は、1次試験の知識だけで解答を埋める事も出来ます。
が、あくまでも“A社にとって”のプラス面とマイナス面がどうなのか? が求められていますので、与件からメリット・デメリットとなる根拠を踏まえて解答を作る必要があります。
※一般論でも×にはならないかもしれませんが、A社の状況を外してしまうと点数が低くなると思われます。特に、事例Ⅰは与件から根拠が探しにくい問題もありますが、あくまでも 『与件に拘って解答を作る』 事を意識してくださいね。

 

■ 解答要素を詰め過ぎない

こちらは、設問で要求される解答字数が多い問題などで注意して頂きたい点です。
近年は150字を越える字数で解答する問題は少なくなりました(昨年度は120字が解答の要求字数で最大)が、求められる字数が多いと、それだけ詰めて書きたくなる方もいらっしゃるようで・・・

たとえは、200字の要求字数が求められた平成23年事例Ⅲの第2問があります。

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事例Ⅲでは、平成14年と平成15年に200字問題が出題されていますが、平成23年の第2問で久しぶりに?出題されました。
2次試験経験者の方は、ストレート生の方に比べ1次知識が十分に整理されていらっしゃるかと思いますので、上記のような生産計画の見直しにあたって思いつく改善の方法が沢山出てくるかと思います。

ちなみに、私のファイナルペーパーでは生産計画における改善方法として以下のようにまとめました。

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解答で使えそうなキーワードが沢山思いついた場合、色々と詰め込みたくなる気持ちは分かります(笑)

しかし、詰めすぎた答案は、『キーワードの羅列となっており、文章としての体をなしていない』ケースが多く、採点をしていて非常に読みにくい文章となってしまいます。

難しいキーワードを羅列する事は、合格するのに必要な要素ではありません。
『ふぞろい』等で合格答案をご覧になると、合格されている方の答案は1読して書いてある内容が理解できる平易な文章です。

こうした問題の場合、対策を打つには、それなりの原因(根拠)があるはずですので、対策(キーワード)の根拠を事例文から見つけて、因果関係がはっきりとわかる文章構成を作らなければなりません
これは2次試験だけに限ったことではなく、皆さんが診断士となってから支援する中小企業に対して助言活動をする際に求められる事です。
1読して分かりやすいい文章構成にするためにも、『解答要素を詰め過ぎず、因(与件)果(キーワード)関係が明確な文章構成を心がける』 ようにしてくださいね。

 

さぁ、2次試験まであと少し。皆さんのラストスパートを応援しています

To be continued・・・

 



皆さん、おはようございます。最近、「壁ドンしてもトキメカナイ」と嫁に言われてちょっと凹んでいる細川です。本日を入れて2次試験まで残り20日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日のお題はズバリ「難問対策」です。このような問題に出会ってしまったら、どのように対応するか、あらかじめ決めておき、平常心を保って解答しましょう。
但し「難問」ですから高得点は期待せず、「0点にするよりはマシ」という考えで、部分点を採りに行く心構えで取り組んでください。

その前に、直前期の総点検。次の点に気を付けて学習していますか?インプット学習とアウトプット学習については、こちらで、ノートづくりや復習方法については、こちらこちらの記事で既に述べていますので、もう一度読み返してください。

1.与件との対応付けがほとんどできない設問
全体戦略までの段階で、与件から設問に使えそうな部分を見つけられなかった、またはほとんど見つけられなかった場合の対応法です。

①重複工程
与件の中から、他の設問で使用した部分を再利用し解答する方法です。結果的に、同じような内容の解答を複数記述することになります(=切り分けができない)。
例:事例Ⅲ…平成27年第1問設問1と第2問

②1次知識の活用
与件内に根拠がない場合は、設問に登場する言葉の1次知識を活用し、事例企業に当てはめる形で解答します。特に与件内に根拠を見つけにくい事例Ⅰや、公式を知っていることを前提に出題される事例Ⅳで行います。
例;事例Ⅰ…平成23年第2問「特許」
例:事例Ⅳ…平成27年第3問設問3「流動性」

③過去問の解答の利用
過去問で出題されたものと同じような傾向や言葉を使用した設問なら、過去問の模範解答をアレンジして事例企業に当てはめることで解答できます。このような文脈で、模範解答の丸暗記や写経は、一定の効果が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成24年第5問と平成22年第3問

④言葉からの類推
それでも解答の直接的な根拠が見つからなければ、与件や設問に登場する言葉を根拠にして、自分で類推するしかありません。その際にも、競合会社との比較や、当該企業の沿革をなぞるなどして(歴史は繰り返す)、何としても与件と設問にかじりつき解答する姿勢は決して忘れないでください。
例:事例Ⅰ…平成24年第2問と2008年頃のA社の状況

2.記述の方法
記述の際にも、難問なりの記述の工夫が考えられます。
①全部載せ
ヒズミや他の設問で使わなかった与件の部分を根拠に記述する方法です。そのような部分を全て解答に突っ込み記述するので、このような設問をバッファ、またはゴミ箱問題とも言います。

②設問の構造に合わせる
解答内容と設問の要素を対応させて記述します。要素だけでなく要素毎のボリュームのバランスも、設問に合わせます。
例:事例Ⅱ…平成25年第4問設問2「X市地域外の消費者」「オフラインの施策(コミュニケーション戦略・セールス・プロモーション戦略)」「オンラインの売上拡大」←それぞれの要素を、文字数の割合に比例させて記述する。

③結論後回し
解答の記述は、結論をはじめに書くことで採点者に「自分は分かっていますよ」ということをアピールするのが基本戦略ですが、そもそも結論の方向性が分からないのに答えさせる問題があります。そのような場合は、結論に至る理由(できればどのような結論の理由にも使えるもの)を並べ、最後に結論を述べることでリスク分散をを図ります。こうすれば、たとえ結論の方向性が間違っていても、理由の部分で得点が期待できます。
例:事例Ⅰ…平成22年第4問

3.白紙を作る勇気
前回も言いましたが、解答用紙は全て埋めるのが基本戦略です。しかし難問に注力しすぎて、他の簡単な設問に対する解答がなおざりになってしまっては本末転倒です。
そこで、以上の手段を取っても空欄を埋めることがかなり難しいと判断した設問に対しては、あえて解答しないという戦略を採ります。
ただし、「白紙を作る」というのは例外であって、原則ではありませんので、常套手段とはしないでください。全体戦略が完了した段階で、どうしても解答できないほど難易度が高い、または作業量が多くて時間が足りないと判断した場合のみ、白紙=0点となることを覚悟の上で決定してください。特に難易度が高く、かつ計算作業量が多い事例Ⅳの第3問設問2あたりでは、この「切り捨てる」判断が重要になってきます。難易度の割には得点がそれほど高くないのであれば、第1問の経営分析の解答に注力し、検算をもう1度繰り返すべきです。私は昨年の事例Ⅳで白紙を作りましたが、他の設問の解答に注力できたために57点と、合否を分けるような得点には成りませんでした。
白紙を作る際の注意点は、一旦白紙にすると決めた問題は、最後まで絶対に手を付けないことです。人は弱い生き物。せっかく最初に「やらない」と決めたのに、自分の判断に自信が持てず難問を解き始めてしまいます。すると、「これって実は意外と簡単に(時間をそれほどかけずに)できるんじゃね?」と思ってしまいますが、それが自らはまり込む落とし穴。やっぱり難しくて中途半端な解答になってしまい、得点も期待出来ないばかりか、他の設問に解答する時間も足りなくなってしまいます。解答戦略を混乱させないためにも、難易度を見極める能力を高めましょう。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです
今日は9月最終日。2次本試験まで残すところあと3週間
『もう3週間しかない』  と思うのか、それとも 『まだ3週間も・・・』  と思うのか、同じ時間でも受け取り方は人それぞれです。
さて、2次試験を迎える皆さんの今の心境はどちらでしょうか?

私は最初の年に2次試験を迎えたこの時期、気持ち的には前者(まだ3週間も・・・)の心境でした
当時は自身の解答プロセスも固まっておらず、また80分で事例を解く事もままならない状態でしたので、当然だと思います。
まぁ、さすがに2年目の今頃は後者でしたが・・・

 

さて今回の記事、何を書こうかと思い悩みましたが、昨年に私なりに試行錯誤して作り上げた“解答プロセス”をご紹介させて頂きます

と、言うのも私フェイマオは資格学校に通ってはいたのですが、受験生時代は友達がいませんでした・・・
別段友達が欲しくなかったわけでは無いのですが、見た目が損をし周囲の受験生は誰も声をかけてくれませんでした(笑)
従って、他の受験生がどのようなプロセスで2次試験を解いているのか分からなかったのです。

恐らく独学で勉強されている方も同じような感じだと思い、今回は私が80分の中でどのように事例と向き合ったかをご紹介させて頂ければと思います。
手前味噌な記事になりますが、もし使えそうな方法があれば試してみて頂ければと思います


【1】段落毎に線を引く:試験開始~30秒
まずは、気持ちを落ち着けるために、無心で出来る作業として段落毎に線を引いていきました。
※実はこの作業はやって良かったと思ってます。詳細は後程

【2】事例企業の概要把握:30秒~1分
事例文の1段落目をざっと読んで、事例企業の業種組織構成主要取扱品目等を把握します。
どんな会社かが把握できれば正直これで十分でした。
※ちなみに、1年目は事例文を切り離していたのですが、2年目は事例文のページを切り離さなくても事例文を読むのに支障が出なかったため切り離すことが面倒になりそのまま使用していました。

【3】設問分析:1分~10分
設問分析でやった事は以下の通り
題意の確認:設問で聞いているレイヤーを把握→設問の左側に記載
※レイヤーとは?・・・環境分析→経営目標→経営戦略→事業戦略→機能戦略 の階層
制約条件・解答の要求事項(設問で問われている事)の確認→制約条件を波線、要求事項を囲む
→特に事例Ⅰの場合、問われていることが抽象的でわかりにくいうえ、制約条件も他の事例に比べて多い(と感じてました)ため、丁寧にやっていました。
下地(=解答骨子)の下地の作成→②を踏まえて、下地のベースとなるものを作成
→この時に、解答の下地となる“切り口”も考えていました。
解答に使えそうなキーワードの記載
設問の再読→全ての設問に対して②を行った後に、再度設問を読み直し問われてる内容の再確認を行う
設問間の繋がりの確認各設問間で関連する内容が無いか確認し、関連する場合には矢印等で分かるように記載
※設問にかかれている目的については、解答を作る際の帰結部分に使うため黄色のマーカーを引いてました。
※ちなみに、当時解いていた過去問に書き込んでいたのはこちらです。字が汚い点を除いて赤字や青字は見直しをした際に書き込んだ内容ですので、分かりづらいかも知れませんがご容赦ください

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【4】事例文の読解:10分~20分
基本的に事例を通して読むのは1回のみ。読みながら以下のように書き込みをしていました。
SWOT分析 → 私の場合は色々と試行錯誤しましたが、マーカー3色で落ち着きました。
環境変化(機会・脅威)→緑
強み→青
弱みや問題点→赤
1段落毎にその段落に書いている内容の概略を左側に記載
→これはやってみて事例の流れ掴みやすくなったため、事例を何度も読み直す必要がなくなり、また設問の根拠を探すうえでもかなり役に立ちました。
時制のキーワードのマーキング
過去現在今後 などを目立つように鉛筆で囲む
1段落毎に、どの設問で使えそうか確認し、使えそうなパートに設問の番号を記載
→ 特に赤でマーカーをつけた部分は設問で必ず問われるため、該当箇所に設問の番号がかかれているかを最後にざっと確認しました。

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【5】設問と事例の紐づけの確認:20分~25分
【2】④にあるように、1読して直ぐに設問と結び付けられる箇所は事例を読みながら書き込んでいきましたが、設問と結び付けられない箇所については、事例を一通り読んだ後で再度設問を眺めてから、各段落毎に見落としがないかを再確認していました。

【6】下地(=解答骨子)の作成:25分~45分
【3】③で書いた下地の下地と④の記載したキーワード、及び【5】で紐づけた事例文から、下地(=解答骨子)を作っていきます。
この下地(=解答骨子)を見れば、あとは考えずに手を動かすだけの作業とするため、この部分に一番注力しました。
※私の場合は、この骨子の精度を高めるためにファイナルペーパーを作りました。従って、もともとワードでまとめていた内容にこのように後から手書きで書きこんだものになっていきました
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【7】解答の作成と見直し:45分~80分
【6】で書いたものを見ながら、後はできるだけ丁寧な字で解答を書いていきます。ここはどちらかと言うと頭を使わない作業になります。

以上が、私フェイマオの80分の時間の使い方になります。

昨年のこの時期は、普段の勉強は【1】~【6】までを繰り返しやっていました以前の記事でも書かせて頂きましたが、私の場合仕事が忙しく平日は23時前後にならないと勉強ができなかったため、1日あたり1時間半を確保するのがやっとでした
そこで45分で事例を解いて、15分で見直しをしつつ、抜け漏れていた部分はファイナルペーパーに記載するようにしていました。
その後の30分で事例Ⅳの過去問から大問を1つ解くようにしていました。
※普段から頭が疲れた状態で臨む事で、2次試験最後の事例Ⅳ対策と考えていました

事例の解き方は人それぞれ、まさに十人十色です 
必ずしも私の方法をおススメするわけではありませんが、解答プロセスが悩まれている読者の方にとって、少しでもヒントになればと思い書かせて頂きました。
もし参考になるものがあれば、パクってカスタマイズしてみてください

では、本日はここまで

To be continued・・・



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと23日です。そろそろ解答プロセスができ上がって、解答の精度を高めるトレーニングをしつつ、毎日事例Ⅳ対策をこなしている頃でしょうか?
「ぜんぜん80分で書き上げられないよ」
「力がついているのかいないのか、よくわからん…」
焦りますよね。。でも大丈夫、まだ23日もあります。やれることはあります。ほんとにクドいですが、PDCAです。前日までこれを怠ることなく回し続けるのです。手応えは感じられないかもしれませんが、みなさまは日々間違いなく成長しています。とっても苦しい時期ですが、乗り越えていきましょう!

あと、一昨日かおりんの記事「ボディメンテナンス法」がありました。本試験を前に何が怖かったって、体調を崩すことが一番怖かったです。私も振り返ると、遠い昔ですが大学の期末試験とか、自分の結婚披露パーティー前日に風邪を引いたことがありました。特に大学では、同期が悠々と単位を取っているのを尻目に惨めな思いをしたことが今でも思い出されます。体調を崩して本番で力を出しきれないのは本当に悔しいです。昨年の2次試験会場でもかなり体調悪そうな受験生が数名いましたが、体調を崩しやすい時期ですので、体に鞭打って勉強するのもほどほどに、しっかりボディメンテナンスをしましょう。


さて、今回タイトルにした「出題者の意図」について、みなさまはどのくらい意識しているでしょうか?フェイマオと同じく、私も某受験校で採点講師の機会をいただいていますが、たくさんの答案を拝見する中で、題意を外している、もしくは設問文の断片しか読み取れていない解答が思いのほか散見されました。
80分の中で焦って読み飛ばしてしまったとか、解答を書いていていつの間にか題意の認識がズレてしまったとか、いろいろシチュエーションはあるかと思います。それでもよく言われているように、「聞かれていることに答える」ことができていないと得点は覚束ないのです。試験なので至極当然、なのかもしれませんが、ここが論述試験の難しいところかと思います。

では、出題者の意図を「正しく」捉えるには、しかも80分の制約下でも確実にするにはどうしたらよいか、簡単に言ってしまうとトレーニングを重ねることでしかありません。。
って言ってしまうと終わってしまうので、、そのトレーニングの仕方が大事で、このやり方を間違ってしまうといつまでたっても同じミスを繰り返すなど安定しません

このトレーニングの仕方は、私は2パターンあると思っています。1つは1,000本ノック方式で、とにかく事例の数をこなします。よく「100事例解いた」なんて話も聞きますが、要は体得するまで多くのパターンに触れるやり方です。この場合は、解いた後の復習には時間をかけません。ひたすら解いて体で覚えます。
昨年の私はこの方法に共感できませんでしたが、この方法で合格した方も多数いらっしゃるので有効な方法であることは間違いないです。
もう1つは、事例の数はこなさず、解いた後の復習をじっくりやるパターンです。私はこっちでした。
受験生時代に先輩からいただいた、「1つの事例をしゃぶりつくすというアドバイスが腹落ちしたこともあって、時間の許す限り復習には力を入れていました。復習のプロセスは長いので割愛しますが、特に過去問であれば「出題趣旨」をノートに書き出して、自分の解答プロセスから導出したものが出題趣旨に合っていたか、違っていたらどんな思考プロセスを踏んで違ってしまったか、出題趣旨の通りに捉えるにはどんな思考プロセスを辿ったらよいか、できるだけノートに書き記しながら手を動かして、丁寧に復習しました。あとは前々回記事にも書いた模範解答の写経ですが、これも復習の一環と言えます。

この「出題趣旨(意図)」をどんな設問でも正しく捉えること、趣旨に沿った解答を効率よく書き上げること、これができるようになると合格にかなり近づけるような気がします。

それと、試験中のテクニックとして、これも以前の記事になりますが、解答骨子の外枠として設問文要約を書き記していました。実はこの設問文要約の前には、問題用紙の設問文に、制約条件を示す、設問要求を示す語句には蛍光ペンでマークしています。これをすることで、かなり安定して制約条件や設問要求を外さないようになりました。


 

抽象的な表現の記事になっていますが、これは2次試験の学習や解き方が、やっぱり十人十色だからです。私の解答プロセスや学習方法を事細かに示すより抽象的な表現でお伝えして、みなさまご自身で試行錯誤していただきたいと考えております。ぜひ、私の経験はほんの些細な道標として一瞥し、ご自身の最適解を見出していただきたいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。

 



こんにちは、nori です。 

精神科医の和田秀樹さん原作の『受験のシンデレラ』というドラマの中で、人生を諦めかけ、どん底から這い上がり東大を目指そうとする女子高生に、カリスマ予備校講師が「カンニングペーパー」を作れと言います。

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「合格にはカンニングだ!」ではなく、目的は「試験の出題予想」「苦手分野」のあぶり出し。

これって、診断士試験の「ファイナルペーパー」にも似ている

■合格年にとうとう作ったファイナルペーパー。

実は私は1回目も、2回目も、3回目の2次試験もファイナルペーパーを作りませんでした

だって、時間もないし、余裕もないし、必要性を感じないし

詳細なファイナルペーパーを作成する受験生仲間を見て、「わざわざ作成して偉いなー」くらいしか考えていませんでした。

道場の中でもたくさんファイナルペーパーが紹介されていますね。

JCのファイナルペーパー

ふうじんのファイナルペーパー

ハカセのファイナルペーパー

くれよんのファイナルペーパー

butaoのファイナルペーパー

tomoのファイナルペーパー

ぼらーののファイナルペーパー

なごのファイナルペーパー

きりのファイナルペーパー

たきものファイナルペーパー

その理由もあまり考えていませんでした。

■作る過程に意味がある


で、作成しました。2次試験、4回目で。
なぜか。

自分を客観視して、当日やることを「見える化」するためです。

毎度毎度パニックになる私には「当日何をするのか」見えるようにしておく必要がありました。

作成するキッカケは、実は二日酔いで模試を受けに行ったことメンタルがめちゃくちゃ弱くて、ストレス耐性が無かった私は断れない飲み会で酔い潰れるという人間としての失態…(内緒です)。模試当日の朝、神奈川県民の私は穴守稲荷という駅の同僚の家にいました…。

…ここはどこ?穴守稲荷??!東京???

朝5時の同僚宅で「模試があるんです」と言い残し、脱兎のごとく帰宅。受験票と筆記用具と電卓を持って、御茶ノ水の模試会場へ向かいました。

4事例解く体力なんてないので、事例1〜3は全力で解いたら仮眠を取って、体力温存というのを繰り返していました。

で、成績は!?上位×位という自分史上、最高得点。めちゃくちゃ良かったんです

これはアルコール飲んで、本試験に臨まなきゃ!!…と一瞬血迷ったものの、酒に頼っている場合じゃないだろうと我にかえり気づきました。

やることは決まっている。無駄なことをする必要はないんだ

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そして、まとめておけば、当日は何かあっても、「当日何をするのか」という自分のルールに立ち戻れば大丈夫

また、私は熱くなり過ぎて、前のめりで倒れるタイプだったので、少し自分を引いてみる必要があると感じていました。

周囲にも多かったんです。何であんなに勉強したのに合格できないんだという過年度生。

もちろん私もその一人でした。

「勉強しなきゃ、勉強しなきゃ」と勉強し過ぎて自分が見えなくなる。

そういう人たちは大抵、合格年は今まで我慢していた旅行や、趣味を復活させたり、行き苦しいほど勉強をしていたのに、「合格年が一番勉強していなかったよ」と言っていました。根つめすぎて自分が見えていなかったんですね。

ストレート生がファイナルペーパーの中に「合格に必要なものはなんだろう」と自分なりのノウハウを積み上げていくとすれば、過年度生のファイナルペーパー作成は「自分の持っているノウハウ・知識の中で、合格に本当に必要なものは何だろうと整理していく」過程です。

■自分の解答プロセスを確認する。

で何をファイナルペーパーに書こうかなと悩む。

私は当日何をするのか、まずは解答手順を書くことにしました。

そのためにやったのが過去問読んで解いたふり

 過去問3年分の事例1〜3を読んで、ひたすら自分が何をするのか書き出していました。

無意識でも事例が解けるくらい慣れてしまっていた私にとって自分を客観視するための大切なステップでした。

結果、ファイナルペーパーに書いた手順がこちら。

《解答手順》
1.第一段落と最終段落で「事業内容」と課題を確認。
2.設問分析:単語単位で時制や設問要求を確認。 
3.解答の型を作成する。
4.事例文を1行単位で読み込み、キーワード化して、設問との対応付けを行う。
5.設問を再度読んで事例文との対応付けを確認
 6.切り口+与件+分析/改善のキーワード+効果(括りの言葉)で書く

そっかー、やっているのってこれだけだったと再度確認をすることができました。

■結局書いたのは各事例、A4一枚

緑色のカラーペーパーに手書きで4つのテーマにわけて書きました。

①コンパス(どこへ向かうのか)、

②地図(どうやって解くのかの解法手順)、

③A~D社の特徴、

④避難経路(難しい問題やパニックになったらどうするのか)

①のどこへ向かうのかというポイントはMMC のホームページで紹介されているMMCの事例解法の鉄則を書いていました。

・題意に忠実に

・因果関係で書く

・切り口を明確に

・キーワードで書く

④の避難経路とはわからない、解けない、難しい問題と遭遇したら、自分だったらどうするのか。あらかじめ決めておいた自分のルール。

あとは松岡修造さんの日めくりカレンダー付属の「諦めるな!」「すごいぞ!」というシールをペタペタ貼ったり、自分への励ましのメッセージを書いていました。

・シンプルに考え、シンプルに解く。

・自分の実力を信じる。大丈夫だ。問題ない!

・相手の立場に立って落ち着いて考える。

・叶姉妹より優香がモテる!(ゴージャス美人な解答より万人受けする美人な解答が合格答案だという受験校の先生の教え)

あとは、「白黒つけるぜ!」というパンダのシールを貼ったり、、、と当日自分が見て、明るい気分になれるようにしていました。

合格に必要なものは、人によって少しずつ違います。人に見せるものでも無いので何を書いてもOK。

直前期のこの時期、周囲の人に流されず、「合格のために自分には何が必要か」の視点を大切にしてくださいね。

大丈夫。 あなたは、ぜっ~~~たいに合格しますから!

nori でした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り30日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

最近、関東は雨が続き、肌寒い日が続いています。受験生の皆さんは油断して風邪などひかれないように、体調管理には細心の注意を払ってくださいね。っと、薄着で寝て風邪をひいてしまった本人は戒めます…

本日も前回に引き続き、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

1.Can Cannot分析
Can Cannot分析とは、発生している事象が、そもそも企業側の努力などにより回避できるのか(Can)出来ないのか(Cannot)の視点で、対応策や解答の方向性を考える分析方法です。

例えば平成27年事例Ⅲの第2段落。「一般に3K職場といわれる作業環境が影響して若手人材確保が難しく、高齢化が進んでいる。」とありますが、これらの事象に働きかけて回避できる問題であるかを考えます。

「3K」のうち、「きたない」部分は5Sである程度改善できるかもしれませんが、「きつい」「きけん」な作業環境は、鋳物製品を製造する性格上、大規模な機械化でもしない限り難しそうです。

また、「若手人材を確保するのが難しい」ならば、評価報酬制度を改善するなどして「若手人材を確保する」という提言をしてしまうと「事例Ⅰ」となってしまうので、「若手人材を確保する」というのも難しそうです。

そして「高齢化が進んでいる」ことも、若手の人材採用について助言を求められていないのならば、やはり解決は難しそうです。

以上の分析から「多少は作業環境を改善できる余地はあるかもしれないが、若手の採用による高齢化阻止は難しい」という結論になり、その他の施策でC社の問題を解決する方向性が定まります。

2.解答文字数制限の意味

以前にも述べましたが、実務に照らし合わせると、設問は社長への診断・助言希望項目のヒアリングと同じです。ですから、設問=経営者の求めに必要十分に応じ、得点機会を逃さないにしなければなりません。つまり、

・解答文字数の制限は、経営者が求めている内容の量
・80分という時間制限は、診断レポートの提出期限

ですから、記述した文字数が解答文字数と比べて過不足であることや、解答時間が足りなくなって白紙があるということは、「仕事の納期遅延を起こした上、社長の質問には何も答えずただ黙っているだけ」と自ら宣言することになってしまします。

そのような方にお国がお墨付きを与えるとは考えにくいですし、そもそも白紙があるということは、それだけ得点機会を自ら放棄しているのと同義です。

普段から、解答用紙は(答えが合っているかどうか分からなくても)すべて埋める癖をつけておきましょう。

3.解答の編集方法のパターン
これも以前、述べさせていただきましたが、編集パターンには

①因果、②列挙、③抽象化、④具体化
と、これらを組み合わせたものがあります。
最も多用するのが、①と②を組合わせた「因果列挙」、つまり因果でつなげた文章を複数解答欄に記入する方法です。因果関係にこだわるのは当然ですが、それを「複数」列挙しておくことでリスク分散が図られ、「0点」という事態は避けやすくなります。

また、③抽象化ですが、これは事例Ⅲで特に使える方法です。
例えば平成27年事例Ⅲの第1問設問1。「強みとなる点を2つ」と言っているのに、①、②、③…と記述してしまうと、採点者が「3つ以上述べている」と判断し、バツをもらう可能性が高くなります。

ですから、この場合は③抽象化という編集方法を使います。

そこで、与件内で使えそうなワードを探して引用し抽象化してみると、『「鋳造工程の生産性向上」や、「新設した塗装工程の」等による一貫生産体制が強み」とまとめることで、抽象化ができます。

以上、細川でした。



『診断士の2次試験は“80分”で解かせる問題である』
この事を本当の意味で理解できるか否かが、2次試験攻略の大きな“鍵”となる

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おはようございます。フェイマオです
冒頭からこのような事を書かせて頂きましたが、この言葉は私が2年前の自分にアドバイスとして問いかけたい言葉です

2次試験本番まで残すところあと1ヶ月(と ちょっと)。
今年初めて2次試験を迎えられる方にとっては、試行錯誤しながら解答プロセスを構築されていらっしゃる頃でしょうか。過去問を解いてみて、80分という時間内で答案を仕上げることが難しいと感じている方も多いかと思います。

初年度の2次試験で不合格になった当時の私は、冒頭で書いた“80分で解かせる問題”という事の本当の意味が理解できてませんでした。
今振り返ってみると、この点が自分にとって合否を分ける「ターニングポイント」だったのかと思っています。

前回前々回「80分で合格答案を書くためになにをするか?」 をテーマに、解答の『下地』(=解答骨子)の有用性について書かせて頂きました

合格答案に必要な要素として、私フェイマオは以下の2点が重要な要素だと考えてます

【1】 設問の制約条件や要求事項を踏まえて解答が書けている

このことは、前回の記事でも事例を出して書かせて頂きましたが、下地(=解答骨子)を作る過程で、「制約条件」や「要求事項」を入れてますので、題意を大きく外す事にはならない(=つまり、“聞かれた事に答えてる”ように見える文章は作れる)はずです。

私が某予備校にて2次試験の採点講師をさせて頂いた中で感じた事を、あくまでも私なりの所感という事で書かせて頂きますと・・・

受験生の方の答案を読ませて頂くと、解答の出だしの頃は 設問の要求に沿うように書かれていますが、文章の締め(帰結)の部分が要求からずれてしまっている答案も散見されました。こうした答案は『一読して、書いてある内容が理解できない』ため、採点する側からすると、何度も読み返す事となり書いてある内容の“粗”も見えてきてしまい、結局減点する箇所が増えてしまう・・・という傾向があります

こうしたミスは、下地(=解答骨子)を作ることで回避できますので、ご自身で書いた答案を一読してみて分かりにくいと思われる方は、まずは下地を作ってから解答を作ることをおススメします

 

ここまでは前回までの記事で書かせて頂いてますが、本日の本題は下記のもう1点です

【2】 1次試験で学んだ知識を使って、中小企業で使える改善策や対策のキーワードが入っている

この事は、「80分で“合格”するための答案」を作るためのもう1つの重要な要素だと考えています。

1次試験を突破された皆さんは、既に2次試験で合格するだけの知識が備わっていますので、これから新しい知識の補充は全くもって不要です。
寧ろ、これまで覚えた知識を削ぎ落として、2次試験で使えそうな知識を厳選して頂き、その知識(=キーワード)を使って事例企業向けにカスタマイズできるよう整理して頂きたいと思います。

 

たとえば事例Ⅱで“プロモーション戦略”が問われた場合、それぞれのケースでどのような方法が考えられますか?
※例題が稚拙なのはご容赦ください・・・

例1) 新規顧客を獲得するために行うプロモーションの方法とは?

例2) 顧客の来店を促進させるために行うプロモーションの方法とは?

例3) 既存顧客の固定化を促すために行うプロモーションの方法とは?

 

どうでしょうか?
赤字で書いた目的に応じて、思い浮かべるプロモーションの方法も変わってくるのではないかと思います。

2次試験ではこのように、1次試験で学んだプロモーションの方法の中から各事例の企業にあった方策を答える事が求められます。
こうした事は事前準備として今のうちからまとめておき、移動時間などのスキマ時間を活用して瞬時に引き出せる練習をしておいて下さい

ちなみに・・・
私フェイマオは、プロモーション戦略では以下のように切り口毎にキーワードをまとめていました。

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※こうしたものをまとめた私のファイナルペーパー参考までに1部ご紹介します。書いてある字が汚いのはご容赦を

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80分で解かせる2次試験では(実際に解答を書く時間を除くと40分~50分しかありません)、このような事前の準備が必要であり、かつそうした準備があってこそ時間内に妥当な解答(=合格答案)が作成できるのではないかと思っています。

つまり“事例文を読んでから改善策を考える”のではなく、“中小企業が実際に使えそうな方策を用意しておき、その中から事例企業に使えそうなものを当てはめる”という考え方になります。

80分で解き終わらないと嘆いている方は、一度参考にしてみてください

では、本日はここまで

To be coninued・・・



こんにちは、とりです。

2次試験まで、あと33日となりました。約1か月前で解答プロセス、知識整理、初見対応力、などなど悩みが尽きない時期かと思いますが、いかがお過ごしですか?以前も書いたかもしれませんが、ここからは手を広げてはいけません。過去問や答練、何度も解くといろいろ記憶に残って、繰り返し解くことに意味がないとどうしても思えてしまう気持ち、よくわかります。初見対応力を高めるために初見問題を数多くこなしたい、当然の要望だと思います。でも、手を付けていない受験校や市販の問題集を手を尽くして取り寄せたり、古い過去問に手を伸ばしたり、、私はそのやり方に共感できず、問題や模範解答を入手することで苦労するよりは、直近の過去問を繰り返し解いて、振り返りを徹底することに注力しました。実際そのような取組みをして数をこなして合格にたどり着いた方もいらっしゃるのもまた事実ですが、一長一短あると思います。

初見対応力についての議論は尽きませんが、つまるところやはりご自身の課題に応じた対策が一番です。常にご自身の立ち位置、習熟度をしっかり分析して、対策を考えて実行する、また見直す、のPDCAを回すことが合格に近づく最善策です。最後まで(どこが最後なのかは、後日の記事で)この取り組みを地道に継続していきましょう。

ちょっと横道にそれますが、週末は子供の小学校で運動会がありました。あいにくの雨で途中中断、プログラム変更して再開、雨カッパを着ての観戦と、子供たちにとってはちょっとかわいそうな運動会になってしまいました。相も変わらず台風が発生して今週も落ち着かないですが、10月の今頃にそうならないとも限りません。台風のような悪天候も考えられなくはないので、本試験当日のそのような事態も考えておいた方がいいかもしれませんね…


 

さて、冒頭に「ここからは手を広げてはいけません」って書いておきながら、こんな時期でもちょっと手を広げて、でも今となってはよかったと思える取り組みをお伝えします。といっても、斬新なものではまったくなくて、多くの合格者は取り組んだものですので、今日のこの記事はささっと読んで、他の学習に時間を割きましょう(笑)

①試験委員の著書
これ、よく言われています。ご多分に漏れず、私も事例Ⅱ対策として岩崎邦彦先生の著書は一通り読みました。特に昨年の今頃、「引き算する勇気」が発売され、直前期で焦りながらもスキマ時間を活用して読みました。私はこの他にも、時期は1次も2次も直前期ではなかったのですが、「小さな会社を強くするブランドづくりの教科書」「小が大を超えるマーケティングの法則」「スモールビジネス・マーケティング」を読んでいました。試験対策としては、2次試験の本質、診断士に求められる人物像をよく理解したうえで読まないと効果半減ですが、中小企業支援をするプロとしても、岩崎邦彦先生の示すところが基盤になっていることはほぼ必須じゃないかと思っています。読み物としても面白い内容で、そんなに時間をかけずに読めてしまいますので、この時期にちょっと言いづらい気持ちもありますが、、、少々時間を工面して1冊だけでも読むことをお勧めしたいです。

②中小企業白書・小規模企業白書
これはこの時期にはちょっと厳しいかもしれません。。でも、中小企業診断士の管轄省庁である中小企業庁の施策、考え方を把握、理解しておくことで、これも求められる診断士像をイメージしやすくなり、2次試験の解答導出で困難が生じても何らか対処法が見出せることがあります。漠然とした言い方になってしまいましたが、施策や事例をいくつか適当にピックアップしたりして、わずかな時間でも触れられることをお勧めします。

③春秋要約
私は2015年1月から2次試験当日まで、毎日欠かさず取り組みました。数ヶ月取り組めば読解力、要約力は自然と付いてくるものですが、継続することでそのスピードもさらに高まっていきます。常に読み手のことを考えて書く癖をつけたことで、本試験で不測の事態、例えば試験終了5分前に間違いに気づいて1、2問を大慌てで消して書き直す、といった場面でも、ポイントを押さえて意味の通じる文章を書けるようになります。実際、私は昨年の事例Ⅱでそんな事態に直面しましたが、どうにかA判定がもらえる答案が書けていたようです。

 

今回はちょっと時期的にふさわしくないかなと思いつつも、私にとっては合格への礎となった要素ですのであえて書かせていただきました。少しでも取り入れて功を奏した受験生がいらっしゃればうれしいです。

あと、先代の岡崎も同様の記事を書いていましたので、ぜひご参照ください。
残り2.5週間 何をやるべきか、何をやらざるべきか

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
以上、とりでした。



たきもです。

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只今、私は実務補習の真っ最中です。
私の他5人のメンバーと一緒に、某社の診断報告書を作成しています。
各班に一人はいる?という金融機関勤務のため、財務分析担当
苦手だった財務の数字と格闘しながら、何が提言できるか考えています。
この補習が終われば、晴れて中小企業診断士として登録できます

引き続き、私がファイナルペーパーに記載したことをご紹介いたします。
今回は、事例Ⅱです。
【事前準備編】 【事例Ⅰ編】はこちら。

●事例Ⅱ全体を通して
1.事例Ⅰを忘れる!!!
→過去を振り返ってもしょうがない
2.事例のルールと事例のゴールを明確に
→書きやすい分、外しやすい
3.思いついたことをメモする、与件文をうまく使う
4.多数派意見を書く(突拍子もないことを思いついても書かない)
5.過去の成功事例、他社の成功事例は当社にも有効

●売上の構成要素

売上客単価(平均商品単価×平均買い上げ点数)
×延べ来店客数(顧客数×平均来店客数)
単価のアップ・買う点数増やす・新規顧客の獲得・既存客の維持

●事例Ⅱでの経営戦略

競争優位性の発揮:模倣困難性
→差別化戦略(迫り来る大手に〜で対抗する)
だれに(ターゲット)、何を(商品)、どうやってどのように(〜で売ることで)、効果(〜が得られる)

●4P+ブランド

Product(製品) 品揃え、共同開発
Place(場所) 直販/OEM、主要顧客依存のメリット、デメリット
企業間連携、外注(アウトソーシング)
Price(値段) 高価格戦略⇛単価をあげる、高価格商品を新しく出す⇛利益向上
Promotion(広告) DM、インターネット、クチコミ⇛顧客との関係性強化、ロイヤルティ強化
クチコミの発生⇛記憶しやすく伝えやすい×伝えたくなる
ポイントカードの活用⇛優良客の育成
Brand(ブランド) ライン拡張、ブランド拡張、マルチブランド、新ブランド
知名度の向上、顧客との関係性強化⇛企業ブランドの強化
地域ブランド:地域としてのブランドを高めることで、地域産業にもメリットを生む
<ブランドの強みの条件>
①顧客にとって価値があること
②独自性があること
③自社の専門性や独自の技術などを背景にしていること

いかがでしたでしょうか?
事例Ⅱは、「だれに、何を、どうやって、どのように、効果」がすべてかと思います。
ちなみに、平成27年度の事例Ⅱ(商店街の事例)は、
「高価格戦略」がキーワードであり、
助言はすべて「だれに、何を、どうやって、どのように、効果」で
安定してまとめることができました。

このファイナルペーパーを最後まで見ていたおかげで、
商店街という初見の事例にも
安定して対応できたかと思います

次は、事例Ⅲです。
ストレート生の皆さんは、そろそろ事例問題にも慣れた頃かと思いますが、
なかなか点数が伸びないために悩むのも、この時期です。
たくさん事例を解き、足らなかった知識はその都度まとめて
次に事例を解く時には、使いこなせるようにしましょう。

その積み上げが、合格への近道です!!

たきもでした。



皆さん、おはようございます。細川です。本日を入れて2次試験まで残り39日となりました今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

先週発表された1次試験の合格発表。想定通りかなり荒れましたね。しかし結果は結果。今さら文句をいっても何も前には進みませんので、頭を切り替えて次の目標に向かい邁進しましょう。

本日は、前回の「解答の方向性」を受けて、設問をより詳細に分析し解答を組み立てていく工夫についてお話しします。

あ、その前にちょっと寄り道。最近ファイナルペーパーの話題で盛り上がっていますが、私は過去問DBを除き、前回までにUPしたものがファイナルペーパーになります。つまり、ノートがそのままファイナルペーパーを兼ねていました。受験生から、「ファイナルペーパーって作ったほうが良いですか」という質問をたまに頂きますが、細川の答えはファイナルペーパー≒ノート(テキストに書き込んでいればそれも)です。その方が、直前期で時間が惜しいときにわざわざ作成する手間も省けますし、「私はこれだけ勉強してきたのだから大丈夫!」という励みにもなりますからね。こういうパターンもアリだと思いますが、皆さんはどうされていますでしょうか。

1.丁寧な言葉づかい
「解答を丁寧に記述する」「聞かれたことに素直に答える」というのは、採点者に解答を解釈させるような余計な負担をかけないということです。採点者に解答を解釈させる余地を与えてしまうと、得点を与える方に傾けば良いですが、逆に減点させる方に傾くかもしれないという、余計なリスクを高めます。また、文字には表れていない解答者の意図を汲み取らなければならないという面倒が増えれば、読み飛ばされてしまう可能性も高まります。
まず、語尾の表現は、字数制限が厳しくない限り「である」「ですます」調とし、体言止めはなるべく避けましょう。なぜなら体言止めをしてしまうと、結論が分かりにくくなるからです。
例えば、「従業員教育の強化」を問われた時に「~OJT。」で止めてしまうと、「OJTをしない。」のか「OJTをする。」のか、やるのなら「少しだけする。」のか、「ガンガンやる。」のか、いかようにも解釈できますよね。もちろん、文脈からどれかというのは判断できるかもしれませんが、それでも採点者による解釈の余地を排除できません。
また、解答には「こそあど言葉」、いわゆる指示代名詞は使わないようにしましょう。なぜなら設問解釈で述べたとおり、指示代名詞はどの言葉を指しているのか考えさせるという負担を、今度は採点者側に生じさせるからです。

2.引き算する勇気
予備校によっては、解答すれば得点できると思われるキーワードを解答欄になるべく多く突っ込む「圧縮編集」が推奨されていることもあります。
確かに国家試験である以上、公平な採点基準を設けざるを得ず、そのためいわゆるキーワード採点がされている可能性は非常に高くなります。よって、より多くのキーワードを盛り込み、少しでも得点の可能性を高める圧縮編集は有効な手段かもしれません。過去問を見ても、平成21年頃まではそのような解答で合格できる可能性は高かったと思われます。
しかし、あまりにも多くのキーワードを突っ込んでしまうと、今度は読み辛く伝わりにくい、残念な解答に近づいてしまいます。また最近は、「50字以内」など中途半端な字数制限を課すことが増えており、圧縮編集による得点は難しくなっていることから、出題者側も圧縮編集を嫌がっている傾向が感じられます。
ご自身の解答を振り返ってみて、内容が詰まり過ぎていて読みにくい・分かりにくいと感じたのならば、
・盛り込むキーワードには優先順位をつけて、順位の低いものは切り捨てる
・一文の長さを30字から50字程度にする

という形で、再答案を作成してみてはいかがでしょうか。なんて言ったって「中小企業」診断士の試験です。選択と集中のため、引き算する勇気を持ちましょう。

3.オウム返し
設問で問われていることに対し、「いかにも」それっぽく答えるように見せる工夫に、いわゆる「オウム返し」があります。オウム返しとは、設問で使われている言葉をそのまま解答に流用する編集方法です
例えば事例Ⅲでしばしば出題される「情報」問題。直近では平成27年度の第3問に「どのような情報を活用していくべきか」という形で出題されています。このような場合は、
与件内の言葉+情報
という形で解答してみましょう。
平成27年度の場合なら、「営業の受注情報顧客情報、設計部の図面情報仕様情報、製造部の生産計画情報稼働情報などを活用していく」と書けば、あ~ら不思議!なんとなく「これらは活用すべき情報かも」と、読み手に思わせることが出来ます。
その他にも、情報との違いが分かりにくい「~データ」や、企業がとるべき「~戦略」、強みが問われる場合は「~」等と、応用もききます。
また、設問で「理由を述べよ」「メリットを述べよ」と問われた際に、解答の書き出しを「理由は、~」「メリットは、~」等で始めると、リズムがつかみやすく書きやすい・読みやすい解答にできます
但し、設問中の言葉の再利用は、読みやすくはなりますが得点要素ではないことには注意してください。

本日はここまで。以上、細川でした。



おはようございます。フェイマオです

先週火曜日に1次試験の合格発表が行われましたが、今年は科目の難易度を踏まえたのか、例年とは少し違った合格基準となりましたね

あらためて 1次試験を突破された皆さま、おめでとうございました
2次試験当日まで残すところ、あと40日です!わき目を振らずにこのまま突き進んでいってください

残念ながら、今年2次試験への挑戦を得られなかった方。
まずは結果をご自身なりに冷静に受け止めつつ、来年の試験に向けて気持ちを切り替えて今から勉強を再開してください

今年診断士として登録された私の友人の中にも、 “1次試験は苦労した末に合格し、そのままストレートで2次試験を突破された方”“逆に1次試験は何度も合格しているものの、2次試験でなども苦杯を味わったうえで、合格された方” がいらっしゃいました。
合格までの道のりは人それぞれですが、皆さんに共通するのは『絶対に合格して診断士になるんだ』 という強い気持ちを持って、勉強を続けてきた事です。

診断士を目指すのであれば、これまで勉強してきたことは何一つ無駄にはなりませんし、来年のストレート合格を目指して勉強を開始している初学者の方と比べて大きなアドバンテージになると思います。

とはいえ、残り科目数が3科目以下の方の場合は、来年の8月まで1次試験対策をやり続けるモチベーションを保ち続けるのも難しいかと思いますので、“診断士合格”のために以下のような取り組みをされてみてはいかがでしょうか?

【1】 簿記2級を受験し、財務・会計及び事例Ⅳの土台作り

近年、事例Ⅳでは予想財務諸表などを作らせる問題が出ています。簿記の成り立ちを理解しておけば、2次試験で強みになるうえ、実務でも大いに役立ちます。特に財務・会計が苦手な方は、今のうちに強固な地盤作りをされることをおススメします。
※因みに、私フェイマオは診断士の勉強を始めるにあたり、財務が肝になると思って先に簿記2級を取得してから診断士の勉強を始めました。おかげで、財務・会計および事例Ⅳは得点源となりました

【2】 “ふぞろい”や“全知全ノウ”を使った2次試験の解答の方向性の理解

事例Ⅰ~Ⅲでは、解答の方向性を先に理解しておくと試験対策がしやすく、また答案も作りやすくなります
まだ時間があるうちに、『どのような答案が合格しているのか?』、『2次試験で求められる1次試験のキーワードはどのようなものか?』を知ったうえで、2次試験向けに知識の再整理など行っておくことも有効だと思います。

【3】 “ロジックで理解する生産管理”の一読

特に、生産管理や事例Ⅲが苦手な方向けにおススメします。
決してマ〇パワーさんの回し者ではありませんが(笑)、工場と馴染みのない方にとっては一読しておくだけの価値はあると思います。
私フェイマオも工場については全くのド素人ですが、この本を読むことで工場での作業の流れがイメージしやすくなり、生産管理や事例Ⅲも全く苦にせず得点源の科目となりました

その他にも診断士の試験や実務に関する勉強があるかと思いますが、時間的にゆとりがある今だからこそご自身の弱点の強化に向けた取り組みをしてみてください


さて、少し前置きが長くなりましたがここから本題に。

前回の記事でお伝えしましたが、実際に事例(事例Ⅰ~Ⅲ)を解く時間は、書く時間を除いた40~50分しかありませんので、この時間内に答案の下書きとなる『下地』(=解答骨子)を作る必要があります。
正直、この『下地』が作れるようになれば、あとは“接続詞や助詞(て・に・を・は)を使って文章にするだけ”です。

この『下地』が作成できることのメリットとしては、私なりに以下の2つがあると思います。

【1】 再現答案を作るのが容易

→私が再現答案を作った(文章にした)のは夏セミナーの直前でしたが、すんなりと再現答案を作ることができました
※もちろん、試験当日にきちんと下地だけは整理してスマホのメモに打ち込んでおきましたが

【2】 事例にかける時間が短縮されるため、平日の仕事後の勉強でも1日1事例解くことが可能

→私の場合は、下地を作るまでの45分 + 復習40分程度 でしたので、仕事後にも1日1事例を解く事ができました。1日2時間の勉強時間として、残りの40分を事例Ⅳに充てる事ができました

特にスキマ時間の捻出がしにくい(と言われる)2次試験対策では、【2】の効用は私自身はとても大きかったです。
では、私フェイマオの言う“下地”(=解答骨子)とは何か?

下地(=解答骨子)とは、

設問の制約条件や要求事項を踏まえた、答案(文章)を書く土台となる“骨組み”である。
※ただし“骨組み”には、解答に用いるための1次試験の知識も必要である

つまり、『設問で問われている事をきちんと踏まえたうえで、診断士として求められる知識を使った解答の下書き』であり、この下書きがあれば文章が簡単におこせるもの・・・とでも言いましょうか

イメージがしやすいように、1つ事例を出しながらご紹介させて頂きます。

こちらは昨年の平成27年度事例Ⅱの問題になります。

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ここからは皆さんがご自身なりに考えながら読み進めて行ってくださいね

 

【1】設問の制約条件や要求事項は何か?

上記の設問をちょっと図示したものを掲載します
※既に、制約条件や要求事項などの意味はご理解頂いているかと思いますので割愛してます

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解答の方向性:代表理事に向けた、B商店街の魅力向上に向けた助言内容が求められている

制約条件  :特に無し

要求事項  :① 誘致する食品小売店 と ② 当該食品小売店のマーケティング戦略

まず、設問を読んだ段階で、設問の制約条件や要求事項を確認します。
ここは色々なやり方がありますが、当代細川泰志オイラ式でシリーズでご案内してますのでご参考にしてください

 

【2】解答の骨組みはどのようになるか?

上記【1】を踏まえた、私フェイマオの解答の骨組みは以下のようになります。

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POINT①:必ず、主語を書く

POINT②:解答に盛り込むべき要素(要求事項)ところは下線を引いておく

☞ POINT③:文末は必ず設問の意図に沿った形でまとめておく
※この設問では「B商店街の魅力向上」が目的となっていますので、文末を目的に沿う形で作っておく
マーケティング戦略を聞かれているので、『ターゲット+4P』の視点で書く必要があると思い、上記のような骨組みになっています。

※こうした骨組みについては、各予備校の模範解答やふぞろい等の合格答案を読んで参考にして頂ければと思います。

 

【3】骨組みに必要な1次知識は何があるか?

上記【2】の骨組みの中に盛り込まなけばならない1次知識がありますよね?
そうです、最後のマーケティング戦略のところです。ここは事前にどのような方法があるかを、1次試験で学んだ知識を使って解答に組み込む必要があります。