負けに不思議の負けなしVol.3 ~令和2年度事例Ⅱ編~

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トロオドン
トロオドン

おはようございます。トロオドンです。
昨日は1次試験合格発表日でしたね。

無事に突破された方は、モヤモヤは晴れました!ここから加速していきましょう!

残念ながら敗退された方。お気持ちお察しします。
しかしです。来年の2次試験までは残り1年と2ヵ月しか残されていないわけで、ここに照準を合わせて、改めて勉強計画をつくってみる。そんな節目にするのも良いのではないでしょうか?

ではでは、本編にいくドン

本家トロオドン
本家トロオドン

負けに不思議の負けなし

「失敗から学ぶ、トロオドンの必然の負けシリーズ」としてお届けしている本テーマ。

3回目となる今回は、令和2年度事例Ⅱの失敗についてご紹介します。

準備不十分で臨んだ令和元年の1回目の受験では、事例Ⅱは57点。

一方、2次の勉強に集中して、(自分のなかでは)準備万端で挑んだ令和2年度は、なんと47点

総合230点で不合格となります。

今回は、この事例Ⅱの落とし陥穽(あな)について書いていきます。

念のため言い添えますと、今回も「トロちゃん、アホだな~」シリーズです。

令和2年度の事例Ⅱをしっかり学びたい方はこちらの記事をどうぞ!!

負けの原因

最初の受験から10点も落としての47点。もちろん、解答内容自体も大きな問題です。

しかし、それは単に実力不足であって、本質的な問題ではありませんでした。

一番の問題は、47点の答案を、61点と自己採点していたわたしの思考そのもの。

これこそが負けの原因です。

事例Ⅱの難しさは、設問の細かい要求(制約)と、それに対して、与件文から解釈できる範囲(制約)で答えを導くこと。おそらく、各事例のなかでもっともスイートスポットが小さいと思います。

ですので、前述ののきさんの記事にあるように、設問で問われている「やるべきこと」に対して、「だなどこ」の視点から、4Pの手段を当てはめていく解答の型をつくることは、非常に有効です。(「だなどこ」はTakeshiの記事も参考になります)

のきさん「令和2年度高得点答案から読み解く事例の本質 〜事例Ⅱ編〜」より

しかしです。

令和2年度のトロオドンは、道場ブログ等の有益な情報の存在も知らずに、ひたすら過去問演習を行っていました。

方向性が大体合っている」、いわゆる「キーワード」的なものだけを眺めて満足して、設問や与件文の要求(制約)に適っているのか、合格に必要なレベルでの振り返りは到底できていませんでした。

その結果、自分のダメ解答を客観視できず問題点に気づけないまま本試験に突入していました。

負けの要素分解

2回目の不合格に直面したときはさすがに凹みましたが、9代目きゃっしいさん(まとめシートの野網先生)の「過去問を解く動画」を見て、疑いようもなく「負けに不思議の負けなし」だった自分の実力不足を思い知ります。

そして、リベンジを期して令和2年度の再現答案(後段スライド参照)を振り返ってみると、以下の「負け要素」に気が付きました。

また、逆説的にいえば、それぞれが致命的な要素であるがために、47点から60点に上げること、つまり1問あたり3~4点伸ばすことは、それほど難しいことではないと気づきました。

  • 聞かれたことに答えていない
    • 「望ましい取引先の構成は?」と聞かれて、「食品会社です。だから営業強化しましょう!」という珍回答。
    • 設問で要求されている制約条件(誰に・何を・どのように・効果)を正しく理解できていなかった。
  • 一次知識が不十分で「活用できる」状態にない
    • STPや4Pなどマーケティングの基本すらも怪しい状態。
    • マーケティングミックスと問われても、最適なミックスが思い浮かばない
  • 解答の型が定まっていない
    • 自分のなかで決まった型がなく、解答が安定しない。(問題との相性次第で振れ幅が出る。令和元年の57点はただの偶然)
    • 思いつきで書いているため、読みづらい。(日本語としておかしい箇所が散見)

勝ち戦のために

負けるべくして負けた戦の反省を踏まえて、令和3年度からは戦略を大きく見直して試験に臨み、令和3年度は70点、4年度は57点と大外しをしない点数を取ることができました。

しかし、令和2年度と比べて、わたしが劇的に成長しているかといえばそうではなく、設問要求の制約をきっちり守ること、日本語を読みやすくすること、とか自分の課題になっていた基本的な動作に気を付けるだけで、10点、20点を拾えるようになれたのではないかと思います。(変化したのはスライドのポイントくらい)

読者の皆さんには、わたしのような失敗はしないように、いま一度、「振り返り」の精度を確認してもらえたら嬉しいです。

おわりに

今回も長々とお付き合いいただきありがとうございました。

次回で落とし陥穽(あな)シリーズも最後となります。

令和3年度事例Ⅰ「恐怖の足切り事件」を取り上げますので、乞うご期待ください☆

明日はさたっちです。
なにやらニッチな事例Ⅳ対策を指南してくれるみたい!

ヒカリたもれ~!

ペンライトさたっち
ペンライトさたっち

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