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こんにちは、chikaです!(過去記事はコチラ

今日は、私の試験前最後の記事になります。
そこで、これだけは伝えたい!という事を「直前期にやってよかったこと」としてお伝えしたいと思います。

 

(もくじ)直前期にやってよかったこと

■パニックになった時に何をするか決めておく
■回答の型を作っておく

 


■パニックになった時に何をするか決めておく

試験中に「緊張で与件文が頭に入ってこない」
「何をかけばいいか全く思いつかない」
そんなことがあるかもしれない・・と想定してました。

そんなときは、手を動かそう!と決めていました。
手を動かす、とは、いつも通りの手順で下書きの紙にキーワードを列挙する
回答の型を書く、ということです。

そうすれば、
・何かしら解答は埋められるだろう
・書いてるうちに冷静になるだろう
と思っていたからです。

実際に、本番の事例Ⅱでは与件文が長かったので
与件文を読みながら焦ってしまい、与件文が頭に入ってこない状態になってしまいました。
その時わたしは、「いつも通りに手を動かす!!!」と自分に言い聞かせて、
いつもの手順で設問分析をし、回答の型を下書きすることで
「与件文から何の情報を拾ってくるか」を冷静に考えることができ、落ち着いて解答をつくることができました。

そして、事例Ⅲでは時間が足りなくてどんどん焦ってしまいました
今でも鮮明に覚えているのですが、
とにかく下書きの紙にキーワードを列挙して、
いつも通りの手順で解答を組み立てることを意識しました。

このように私が冷静になれたのは、
事前に”パニックになったらどうするかを決めていた”からだと思います。

パニックに対処する方法は人それぞれだと思います。
なので、もし自分は何をすれば冷静になりそうかを考えておくとよいでしょう。
そして、もし試験本番でパニックになったら、
「やっぱりパニックになったか!」と開き直って、決めていたことをやってみてください。

 


■回答の型を作っておく

上記と関連して、私はキーワードの他に
回答の型も用意していました。

私が回答の型を用意した目的は、
・与件文から拾うべき情報が明確になる
・何を書けばいいか分からない時に、何かしら書ける
と思ったからです。

以下、私がファイナルペーパーに書いていた解答の型を列挙しますので
パクれそうなものがあれば参考にしてください。

【事例Ⅰ】
★強み(要因、特徴、理由など)を聞かれたら
A社が何をした、だけ書くのではなく
(つまり)●●●をする▲▲▲力、と記述する

★外部・内部環境分析
●●(脅威)で競争激化の一方、
○○(機会)で需要が拡大し、
A社は▲▲をする××力で事業を拡大した。

★新規事業のよくあるパターン(組織構造を問われる場合)
①○○○の専門部署を設置して、
②(事業運営における)権限を委譲して、
③(ニーズ収集+商品開発に活かすための)他部門とのコミュニケーションを強化する(定期会議等)

★新規事業のよくあるパターン(人的資源管理を問われる場合)
①○○強化(→新事業に関わること)に向けた研修制度、
②▲▲による士気向上を図る

 

【事例Ⅱ】
★経営環境をふまえた新事業戦略
●●●(競争激化などの脅威)の中、
▲▲▲(市場ニーズなど機会)を機会と捉え、
○○○(B社の強み、過去ノウハウ)を活かし、
×××(事業内容)を行う◎◎戦略を行う

★品揃え戦略
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
◎◎◎商品をそろえることで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る

★プロモーション戦略その①
●●●層(ターゲット)の▲▲▲(効果)を目的に、
①~、②~、③~(プロモーション)を行う。

★プロモーション戦略その②
●●●層(ターゲット)の×××ニーズに対し、
①~、②~、③~(プロモーション)を行うことで、
▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。

★サービス施策
①◎◎◎サービスによる×××(価値提供※)、
②●●●サービスによる■■■(価値提供※)
によって、▲▲▲(効果=B社の課題解決)を図る。
※価値提供:利便性向上、選択性改善、安心感提供、など

 

【事例Ⅲ】
事例Ⅲについては解答の型は作っていませんでした。
その代わり、事例Ⅲは特にキーワードを覚えるのを意識していました。

 

【事例Ⅳ】
★営業CFがマイナスの場合
営業面で、(※理由※)により、資金獲得力が低い/資金が不足
※理由※には以下のうち当てはまるものが入る
・当期利益の過小性
・(商品在庫など)の増加
・(支払費用など)の負担
・支払債権の回収遅れ
・仕入債務の支払
・過大な利息
・商品管理の不備

★投資CF
投資面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・戦略性の薄い投資を行ったため~
・本業に直結しない投資を行い~
・○○○など過大な投資を行い~
・無計画な投資を行い~

★財務CF
財務面で、(※以下のうち当てはまるものを記載)
・不足資金を補う借入依存型の経営である
・財務体質の悪化

★経営(営業)レバレッジ
(売上高に占める固定費の割合が高い場合=経営レバレッジが高い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が大きいため、経営リスクが高い

(売上高に占める固定費の割合が低い場合=経営レバレッジが低い場合)
売上高の変動に伴う損益の変動が小さいため、経営リスクが低い

 

★セールスミックス(貢献利益)
(貢献利益が+の場合)
貢献利益がプラスのため、共通固定費の一部を賄っており
廃止すると(全体の)営業利益が減少するため、廃止しない

★CVP分析の記述
・収益の安全余裕度が高い/低い
・収益の安全余裕度が低下しており、営業赤字になる可能性が高い

★オプションの長所
為替レートに合わせて権利の行使や破棄を意思決定でき、
損失をオプション料の範囲で回避できる

★オプションの短所
権利の行使や破棄に関わらず、オプション料の支払いが生じる

★輸入のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル買いのコール・オプションを購入する

★輸出のオプション
行使価格1ドル▲▲円のドル売りのプット・オプションを購入する

 

以上、少しでも参考になれば幸いです!!
注意点としては、型にこだわりすぎると設問で問われてないことも書いてしまうので、
「設問の制約条件」と「与件文」に忠実に回答することを前提として使ってくださいね。


本日の記事は以上です。

最後は精神論で申し訳ないですが、
皆さん、最後まで絶対にあきらめないでください!
「絶対に自分は合格する!」
「ここまでやってきたんだから絶対大丈夫!」
という強い気持ちを持って試験本番に臨んでくださいね!

そして、試験当日はリラックスして、いつも通りの手順で解いてくださいね!

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
以上、chikaでした♪

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おはようございます!桃ちゃんです(^^)/

だんだん秋服を着ることが多くなりましたね~♪
あと12日間、体調管理もしっかりしてください!!

 

 

さて、今日は事例Ⅳの豆知識(簿記)をお伝えしようと思います。

 

去年の事例Ⅳではあまりメジャーでない単語が
出てきていたと思います。

 

それは、、

 

 

圧縮記帳!

 

 

皆さん「圧縮記帳」ってご存知ですか??
(こちらは後で説明します。)

 

突然なぜ出てきたのかなと思ったのですが、
(たまたまかもしれませんが・・)
日商簿記検定の「簿記1級→2級への論点改正」
とかぶっているんです!

 

簿記の論点改正は2016年度から始まり、
段階的に変更が加わっていて、
2018年度に終わる予定です。

 

 

2017年度の論点改正ポイント
(2級に追加された論点)
・課税所得の算定
・圧縮記帳
・リース取引
・外貨換算
・連結会計(資本連結、非支配株主持分、のれん、
ダウンストリームなど)

去年の事例Ⅳで私も苦しんだ(笑)
「連結会計」と、

あまり言葉は知らなくても、なんとかなった(笑)
「圧縮記帳」が!!!

 

では、次に今年のポイントを見てみましょう!

 

2018年度の論点改正ポイント
(2級に追加される論点)
・税効果会計
・未実現損益の消去 (アップストリーム、連結会計)
・製造業を営む会社の決算処理

 

ホントに関係あるかどうか分かりませんが、
言葉は知っておいた方が、
なんだか良さそうな気がしませんか??(^^)/

 

そうすれば、いきなり出てきても焦らずに済む!!!

 

本日は、このなかから
●圧縮記帳
●リース取引
●アップストリーム

の3つを説明します!

ただし、深追いはせずにふーん程度でいいと思います!


 

①圧縮記帳

直接減額方式の場合

 

 

固定資産を購入する際に「補助金」を得ると、
「補助金受贈益」という「収益」が発生したことになります。

 

現金預金 5,000/ 国庫補助金受贈益 5,000

 

そうすると、収益に対し税金がかかってしまい、
補助金を受け取った年に、
一気に税金を支払わないといけなくなります。

 

よって、初年度の税負担を軽減するために、
固定資産の取得原価を減額=圧縮します。

 

備品     10,000/  未払金 10,000
固定資産圧縮損 5,000/  備品   5,000

 

そうすると、補助金分だけ取得原価が小さくなり
安く購入できたように見えます。

 

→→減価償却費が少なくなります。

 

よって、1年目に支払う税金は圧縮記帳を使うことで
少なくなりますが、減価償却費が少なくなるので、

次年度以降も減価償却費も少ないのが続きます。

 

結果として、
支払う税金を繰り延べしているにすぎないという事になります。

 

↑ ここがポイントです。

 



②リース取引

 

リース取引、習いましたね!!

 

2つ覚えていますか??

 

 

 

そう、
ファイナンス・リース
オペレーティング・リースです!

 

どの内容が、どっちか覚えていますか?

 

 

 

【ファイナンス・リース】
●ノンキャンセラブル(解約不能)
●フルペイアウト(借りている人が保険料なども支払う)

ですね!

 

オペレーティング・リースは上記以外のものを指します。

 

簿記の仕訳的には下記のようになります。

 

「オペレーティング・リース」なら
契約時は 仕訳ナシ!
支払時に 支払リース料10,000 / 現金預金10,000

 

「ファイナンス・リース(利子込み法)」なら
契約時は リース資産 10,000/ リース債務10,000
支払時に リース債務    500/ 現金預金    500
決算日に 減価償却費  2,000
/ リース資産減価償却累計額2,000

 

所有権移転外
(ファイナンスリースの場合は、減価償却期間はリース期間)

 


③未実現利益の消去 アップストリーム

 

未実現利益とは、
親会社と子会社間の連結会社間の取引で発生した利益などが
連結会計外では発生していない利益のことです。

 

 

企業グループを1つの企業と見なす連結会計では、
未実現利益は、連結修正仕訳で消去する必要があります。

 

その未実現利益で
子会社から親会社への販売のものはアップストリーム。

 

アップがあるからには、ダウンもありますw

 

親会社から子会社への販売のものはダウンストリーム。

 

【アップストリーム】のほうがダウンストリームより複雑です。
(深追いしなくていいと思います)

 

親会社の持ち株60%の場合

 

子会社が別企業から 1,000円 で仕入したものを
今度は親会社に   1,200円 で販売すると

 

子会社の仕訳
仕入 1,000 /買掛金1,000
売掛金 1,200 /売上高 1,200

 

親会社の仕訳
仕入 1,200 /買掛金1,200

 

このまま決算日になり、親会社がまだ外部へ販売していない場合、
企業グループとしては利益が出たとは言えない状態です。

 

 

 

既に子会社は利益200を計上しているのですが、
子会社の利益200は実現していません(=未実現)

 

なので連結財務で
グループ全体の利益から控除する必要があります。

 

アップストリームの場合は、子会社の負担で利益を消去します。

 

本来 連結会計上は、子会社が仕入した原価で期末商品
を評価し、売上原価を計算するべきです。

 

→売上1,200と原価1,000の
差額200円を調整します。

 

個別会計:親会社の仕訳
商品(繰越商品) 1,200 /売上原価(仕入)1,200

 

連結会計:本来正しい仕訳
商品(繰越商品) 1,000/売上原価(仕入) 1,000

 

連結修正仕訳
売上原価200 / 商品200

 

また、子会社の利益は(親会社)と(非支配株主)の按分します

 

子会社の「未実現利益を消去」して、
子会社の利益が減少となる場合、

 

消去した分に対応する「非支配株主に帰属する当期純利益」
200×40%(非支配株主)=80を
減額する必要があります。

 

(※親会社の持分は60%と記載ありの場合)

 

なぜかって??

 

そもそも「非支配株主持分」とは子会社の純資産のうち
親会社ではなく非支配株主が持つ部分です。

 

なので未実現利益に対する「非支配株主持分」を減額させます。

 

非支配株主持分当期変動額80
/非支配株主に帰属する当期純損益80

 

非支配株主の事は、去年の事例Ⅳでも出ましたね!!

 

さらっと読んでいただいて、
もし分からなくてもそのまま次の勉強をがばってください!

 

以上、最近簿記1級の試験勉強をスタートさせた
桃ちゃんでした!

 

 

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はい!へんりーです。

 

さあ、今日をいれて残り15日間となりましたね!

前回の記事の冒頭でお見せしたグラフのとおり、本番の直前まで実力は伸びます。(初学者は特に!)

どうかどうか、それだけは忘れずに。最後の最後まで、あがいてください。

 

さて、この時期まできますと、事例の解答にあたってはかなり「慣れてきている」段階かと思います。

そんな中、もし悩みがあるとしたら、

 

「得点が安定しない・・」

 

「模範解答と比べてどうも内容が薄い・・」

 

といったところでしょうか。

 

今日は、その状態を打破するためのヒントをお伝えできればと思います。

 

以下、大きく3本立ての内容です。

  1.  「加点されない理由」分析 

  2.  「フレーズコピー」のススメ

  3.  事例4「敗北しないための戦略」

(※過去問ネタバレなし)

1つ当たり1つの記事が書けそうなテーマですが、今回は渾身よくばりDayということでお付き合いください!

 


 

  1.  「加点されない理由」分析

 

早速ですが、どうすれば得点が安定するのか?を掘り下げていきます。

 

あなたの解答(事例I, II, III)が得点しきれていない=十分に加点されていないとしたら、その理由は何でしょうか?

 

大きく3つの切り口に分けて、診断してみましょう。

 

①問題の制約条件に違反している

②幅が足りない(切り口にモレがある)

③深さが足りない(因果が足りない)

 

まず

①問題の制約条件に違反している

はわかりやすいと思います。

 

夏セミナーでもお伝えしたとおり、自分は「教訓ノート」なるものを作り、事例を解く度に反省点をメモし蓄積していました。

その中から、いくつか「やらかし」をシェアしてみます。


・「過去に業績を維持できた理由」を聞かれているのに、現在の強みを答えている

・「経営面での影響」を聞かれているのに、技術面にしか触れていない

・「生産面について助言」と書かれているのに、組織・人事の対策を書いている

・「課題」について聞かれているのに、問題点を書いている

・「社内対策を」と書かれているのに、社外での施策を書いている

・「子育て世代をターゲット」の助言問題なのに、文字数余ったところで高齢者向けの施策を書いている

 

といったところでしょうか。あくまで一端です。 「自分もこれはあるなー」と思うものが含まれていたでしょうか?

 

多面的な解答にすることで得点稼ぎにいく方法は否定しませんし、むしろ賛成派ですが、やみくもに文字を埋めることでルール違反をやらかせばその解答は台無しです。

 

対策は、やはり「設問解釈」の徹底にかぎります。緊張しているときこそ、一字一句を大事に設問を読む必要があります。

念には念をいれて、制約条件を見逃さないためのクセと工夫を身に着けてください。

 


次に、加点されない理由の2つ目、

②幅が足りない(切り口にモレがある)

です。

ここでの「幅が足りない」とは、設問で求められている項目や切り口のどれかが漏れているということです。

初代ハカセさん作の図を使わせてもらうと、幅=並列のイメージです。

解答に盛り込むべき項目が並んでいます。

ものすごく簡単な例で言うと、「売上の改善のための施策」を求められている場合、

(特に制限がなければ)「客数」×「客単価」の2つの切り口が必要になるところを、一方を漏らし片方だけで解答してしまった、といった具合です。

 

「幅の不足」=漏れの防止対策には、いわゆる「フレームワーク」が特効薬となります。

 

たとえば、人事施策に関する助言が求められている場合、

「茶化」というフレームワークを使えば、(「茶」と「化」の文字を分解し・・)

サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬

イ 育成
ヒ 評価

が漏れなく頭に浮かべば、モレなく、その問題に適した切り口を盛り込めるわけです。

フレームワークはモレを防ぐためのものという意識をぜひ持ってください。

 


そして、加点されない理由の最後3つ目が、

③深さが足りない(因果が足りない)

です。

ここで、深さとは直列のイメージです。(向きは横ですが)

解答の要素が、因果、因果、とつながっています。

模範解答と比べたとき、おおまかな施策やアクションは合っているのに、いまいち情報や修飾語が欠けていて、得点を稼げていない・・・

という人は、ぜひこの「深さ」を意識してみてほしいのです。

 

その神髄をいうなれば、

キーワードの前後 = 因果の要素

です。

(BeforeとAfter・・また勝手に「BA理論」または「前後理論」などと命名してしまいたい・・!)

例を出しましょう。

たとえば、助言を求めらる問題において、

[キーワード]に、助言の核となる「施策やアクション(例:〇〇教室の開催)」

が入るとすると、

[前]に、「現状のニーズや課題(例:ファミリー層に需要のある)」

[後]に、「期待効果(例;顧客との関係性強化)」

を入れることができます。

 

この[前]と[後]が、[キーワード](=施策やアクション)を修飾し、説得力を強めるのです。

 

 

ここで予備校の模範解答や「ふぞろい」を見直してみてください。

きっと、[前]と[後]にも、それぞれ、ちゃんと得点が与えられているはずです。

 

あなたの解答に足りなかったのは、実はこの

[前]と[後]

だったのではないでしょうか?

 

だいまつやきゃっしいの思考プロセス実況(の記事)の中で、「拾うべくして拾えるもの」のように説明されいる要素たちも、

見方を変えると、「因果の要素」だったりするわけです。(もちろんすべてがそうではありませんが)

他にも、具体例を挙げると以下の図です。

 

難易度が高いことで知られる助言問題において、解答の核となる「施策」そのものが思い浮かばなかったとしても、あるいは自信がなかったとしても、その[前][後]は与件文から抜き出せることがあります。

 

「施策」という、下手をすると『引き出し勝負(発想勝負)』になりがちなキーワード当てにいかずとも

前後をしっかり記述することで、一定の得点が得られるのです。これが「前後理論」です。

これに気づいてから、僕の得点は安定し始めました。

 

これこそが、8月あたまのブログ記事で、

2次試験は『作問者の想定する正解はきっと存在する。しかし、その「作問者の想定する正解」を当てにいってはいけない。「100%当てずとも如何に得点を稼ぐか」が勝負の試験である』

と記した理由です。(今ごろ伏線回収・・)

「こじらせてしまっている」受験生の一部の人は、解答の核となる「施策・アクション」の箇所を100%当てることにばかり注力してしまい、一方、その[前][後]をおろそかにしているきらいがあると思っています。それはリスクの大きな戦い方です。

でも本当は、得点源はそこだけではないわけです。

 

まずは [後]の 「施策・アクション」→「期待効果」 の因果関係を意識するのが馴染みやすいと思います。

「~により売上向上を実現する」

「~することで短納期化を図る」

といった当たり前のことを書く。それだけで得点になります。

 

事例にでてくる社長さんは天然です。「当たり前のことすらハッキリ言わないとわかってくれない」のです。

意識をしてこなかった人にとって、これは盲点かもしれません。

 

ぜひこの「因果」で深さを出す(前後理論)を取り入れてみてください。

 


「フレーズコピー」のススメ

 

続いて、こちらも事例I~IIIの得点安定のために、残る期間ですべきオススメ勉強法についてお話します。

 

お手本になる解答の文章を真似し、何度も書きなぞる勉強法を「写経」などと一般的に呼びますが、

基本的にはそれと同じ。何度も書かない代わりに、コピーしノートやスマホに記録しておくだけ、です。

しかも、解答全文ではなく、部分的なフレーズだけをコピーするで「フレーズコピー」と呼ぶことにします。

 

解答作成にあたって、「語彙」が足りない人は、上手い人の文、フレーズ(言い回し)をどんどん真似しましょう。

いくらあなた1人で事例を解き続けても、解答を書き続けても、なかなか良い表現は生まれてきません。

それなら、巧い表現を真似ること、パクることです。

 

自分が言いたいことを、如何にコンパクトに、如何にわかりやすく書けるか?

僕が受験時代中にメモしていた内容から、以下に一端をピックアップします。

 

 [イマイチ長い文] 若手育成への貢献度をしっかりと評価する制度を導入することで

[スマートな文] 育成面を重視した評価制度の導入により

[イマイチ長い文] 安心かつ安全な商品であれば高価であっても購入する子育て世代に

[スマートな文] 高価でも安心安全を重視する子育て世代に

 

このように、言いたいことは同じだけど、なんだか見事にコンパクトにまとめている「スマートなフレーズ」を見つけてはメモするようにしていました。

他にも少しご紹介します。

 

「無関連多角化によりシナジー効果を発揮できず」

「裁量を与えることで動機付けを行い」

「愛顧向上により口コミを誘発し新規顧客を獲得する」

「情報誌にパブリシティを行い」

「高付加価値化により客単価向上を図る」

 

どれもスマートで美しいと思いませんか?

ふと俯瞰すると、主に動詞の使い方に注目していたことがわかります。自分の引き出しにない動詞の使い方を取り込むことで文章作成の自由度を上げようとしていました。

 

これらはあくまで昨年の僕にヒットしたフレーズですが、

みなさんも残りの期間で、「この言い回しを自分は持っていないな」というお手本のフレーズを見つけたらそれをコピーし自分に取り込んでください。

 

おまけの話ですが、この「フレーズコピー」は、楽器演奏の練習で用いられる方法なのです。ご経験のある方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、JAZZの独特の歌いまわしを身に着けるには、過去の偉人「ジャズ・ジャイアント」の演奏から、彼らのアドリブフレーズをコピーしていくのが1番早いと言われています。

呼び方は異なるかもしれませんが、

・スポーツの素振り(フォーム作り)

・英語のシャドーイング

などもおそらく同じ。「お手本のコピー」が有効なのです。

 

というわけで、直前期だからこそ、「フレーズコピー」(時間があればもちろん「写経」)をおすすめします。

 


事例4「敗北しないための戦略」

さらに、「得点安定のための極意」の締めくくりとして、事例4対策についても書いておきます。

 

事例IVの問題(設問)は、以下の3種類に分けることができます。

 ①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題)

②合格者と不合格者で正答率に差がでる問題

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) 

「だから、勝負になる②を練習しろってことだろ」という声が聞こえてきそうですが、

 

違います!

 

得点安定のために大事なのは「勝負の手前」なのです。

 

①合格者・不合格者のほとんどが正解する問題(差が出ない問題) (具体例:経営分析の問題)

で如何に着実に得点するか?

③合格者も不合格者も正解できない問題(差が出ない問題) (具体例:NPVの大問の最後の問題)

に如何に時間をかけないか(極端に言えば捨てるか)?

この2点を遂行できずに、つまり勝負をするまでもなく敗北してしまう人が意外と多いのです。

 

せっかく、②の問題で戦う力を如何につけていても、①と③の対処を誤ると一気に不利になっていまいます。

勝負の土俵にすら上がれないということですから、やるせません。。

 

特に、自分は財務会計が得意と思っている人ほど要注意かもしれません。

そんな人ほど、試験の後半にまだ「時間をかければ誰でも正解できる問題」が残っているのにも関わらず、「自分なら多少難しくても解けるから」と、色気がでてしまいがちです。

たとえば、NPVの最後の設問に果敢にもチャレンジしてしまい、しかしその難問に予定に時間を食い、「時間をかければ誰もが正解できる問題」を落としてしまう、といった悲劇が起きます。

さらに追い打ちをかけると、そのNPVの難問も、実はほとんど配点が与えられません。だった1点の可能性すらあると思っています。

そのあたりは、きゃっしいの前回の記事で説明してくれているのでぜひ参照ください。

 

実は、僕の「スタプラ友達」で、財務会計をすごく得意としていた方がいたのですが、残念ながら2次試験本番で上記のような事態に陥ってしまいました。

読者の皆さんには、そうはなってほしくありません。

 

敗北しないために、まず何より、上記①の得点、③の回避を確実に遂行してください。

それを成しえて、はじめて勝負の土俵に上がることができます。得点が安定してきます。

 

本番のメンタルでは、優先順位の選択を誤ってしまう可能性があるため、練習のうち意識してやっていないといけません。

ぜひ今日から、まず①と③を重視して事例IVを解いてみてください。

 

では、勝負を決める②の対策は?

それは「2日連続で解く」勉強法です。まず解いて答え合わせをし、その翌日に再度解くことで定着を図る。また、別のところでひっかかって間違えることも多い、というわけです。

1次試験前にも繰り返していたことですが、最後まで自分の理解度・実力を疑ってください。

 


 

以上です!

へんりーの手元に残る、ありったけの得点安定ノウハウをお届けしてみました!

 

どうか最後の15日間を濃密に過ごし、本番に備えてください。体調管理も言わずもがな趙重要です。

質問・疑問はお気軽にコメント欄にどうぞ!さっと聞けば、答えが得られて数時間が浮くことだってありますから。

 

では、

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます、chikaです♪
試験まで残り一か月を切りましたね。
実は(?)インスタで勉強アカウントを作っていた私。
(IDはstudy_c_k_pyonです。探せば出てきますw)
一年前の投稿を見てみたら、とにかく事例を解きまくっていたのを思い出しました。
平日は2事例(事例Ⅰ~Ⅲのどれか+事例Ⅳ)、週末は4事例くらい解いていたと思います。

そして、思い出しました。一年前のこの時期に開眼したのです。
道場で密かに(?)伝わる「開眼」という言葉。
【開眼】(読み)カイガン
よく見えなかった目が、よく見えるようになること。また、よく見えるようにすること。
byコトバンク

道場で言う「開眼」とは、ふうじんさんがコチラの記事で伝えているように、Bランク→Aランクに上がる手応えを感じること・・!

そして、先代、または合格者が伝えているように
開眼とは「これができるようになる!」という決まったものではなく、
「実力が急に上がった瞬間」が人それぞれある、と私は解釈します。

前置きが長くなりましたが・・・
私の場合は、「二次試験の本質を意識する」ことで、
点数が一気に安定するようになりました。
今日は「二次試験の本質を意識する」ことについてお伝えしようと思います。

ちなみに、本日のタイトル、なんかどこかで聞いたことあるな~と思ったら、
昔サザンオールスターズがそういうタイトルの歌を歌ってたみたいですね♪
・・・・・・すいません。パクリじゃありません。汗


【開眼する前の私】

キーワードのパターンを覚え、そこそこの解答が書けるようになっていました。
また、80分の解答プロセスの型も決まってきて、時間内に解けるようになりました。

しかし!!

なんか、しっくりこない・・・
自信を持って解答できた!と言い切れない・・・
解答を埋めた”だけ”感。
でも、キーワードをそこそこ入れてるから点数はそこそこ取れる。

そんなもやもやした状態でした。

きっと自分のよくないところは
・キーワードを埋めることに固執している
・所詮、”設問を解く”ということに固執している
なのかなぁと考えるようになりました。

そこで、
道場の過去記事を読みまくって、二次試験の本質を考えてみました。

二次試験の本質 ~与件文・設問文の意味~より抜粋。

二次試験とは、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力。

与件文:ヒアリングをまとめたノートの様なもの
よって、内部環境(強み、弱み)や経営者の意思や想い等は、当日のヒアリングで伺う事になるので、基本的に集めた情報の範囲内で実現可能性の高い提案を行う。
外部環境等の事前に調べられる内容は、自分たちで調べる事になる。

設問文:報告書を作成する事を意識した順になっている。
設問を1から順に解いていく中で、
現状把握➡課題抽出➡改善提案の流れができている。

・・・・・なんだ、そんなの当たり前じゃん!!
っていうことなんですが、これを意識することで私の中で何かが弾けました(大げさ)。

 

【開眼した後の私】

事例のストーリーを意識し、
経営コンサルタントになった気持ちで事例を解くようにしました!!

事例企業には必ずストーリーがあります。
元々もっている強みがあってここまでやってきた会社。
でも、外部環境の変化(競合の出現、顧客ニーズの変化など)によって、
今までやってきた方法じゃ通用しなくなってきた(=業績が上がらなくなってきた。)
でも、社長には叶えたいビジョンがある。
そこで中小企業診断士に相談にのってもらうことにした。

実際の現場では、
きっと社長はつらつらと語っているだけなのでしょう。
①自社の強み・弱みにすら気付いていない
⇒分析して教えてあげる(現状把握)

②事業に夢中で、外部環境の変化に気付いていない
⇒調査・分析して教えてあげる(現状把握)

③ビジョンを叶えるために、何をすればいいか分からない
⇒コンサルタントが考えて教えてあげる(改善提案)

ということをやるのが、まさに事例を解くということなのだ・・・、と考えるようにしました

よって、
与件文をそのまま写すだけではダメ(=ちゃんと分析して社長に教えてあげる必要がある)
他の企業の成功体験(キーワード)をそのまま書くだけではダメ(=この会社ならではの提案が必要)
設問と設問に一貫性がないのもダメ(=さっきと言ってることちゃうやん?って社長に言われちゃうから)
ということに気付きました。

そして事例のストーリーを意識するために、
与件文を一通り読んだあと、1分くらい俯瞰して与件企業を見る時間を作りました。
この外部環境の変化の中で、この会社が活かすべき一番の強みはなんだろう。
ビジョンを叶えるために、克服すべき決定的な問題はなんだろう。
ビジョンを叶えるために、強みを生かして進んでいく方向性はなんだろう。
これらを、どの設問で教えてあげればよいんだろう。
と考えるようにしたことで、一貫性のある解答を作れるようになりました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【本日伝えたかったこと】

①二次試験の本質は、
実際に企業を診断し、報告書を書くために必要な能力を問われているといこと。

②そのため、
収集した情報(=与件文)の範囲内で実現可能性の高い提案を行う必要がある。
かつ、設問はコンサルタントからの報告書を意識した流れになっている。

③キーワードを入れることに固執し過ぎず、
俯瞰して与件企業のストーリーを考えてみることが大切。
※事例Ⅰ~Ⅲそれぞれのコンサル方針はコチラの記事を要check!!!

④設問は全て一貫性のある解答にする必要がある。

⑤合格者が全員「開眼」を経験するわけではないが、
開眼するために(=もう1ランク上げるために)試行錯誤するのは大賛成!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ちなみに、私は上記のように開眼したわけですが、
先代も様々な開眼物語があったようです。

★ロックさんは”書く力”で開眼

★ふうじんさんの開眼はコチラだそうです⇒(その1その2)
+開眼についての記事はコチラ

★アックルさんは因果関係の把握で開眼

★JCさんは事例Ⅳで開眼

何がきっかけで開眼するはは人それぞれ。
そこで、JCさんのお言葉を抜粋します▼
「自分の失敗を分析しましょう。
そうすれば、対応策がきっと見えてくるはずですし、それが開眼のきっかけになるかもしれませんよ!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まだまだ開眼する時間はあります!
自分の失敗や悪い癖を分析して、あと1ランク上を目指してみませんか。
以上、chikaでした♪

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おはようございます!桃ちゃんです。
皆様、二次試験対策は順調ですか??

もし一次で残念だった方も、今道場は二次試験対策モードなので
是非先取りして二次の情報を収集してくださいね!

 

今日は、事例Ⅰ事例Ⅱに引き続き、私の事例Ⅲの本番対応と
10月21日にある応用情報技術者試験についても少し
書きたいと思います。

 


まずは、応用情報でご質問頂いたところから。
(かんなさん、ご質問ありがとうございましたっ!)

基本理論やアルゴリズムがなかなか覚えられないところは、
どう対策をしたか??

いやぁー、分かります(>_<)

私は非IT系だったので、本当に困りました苦笑!

最初から基本理論を捨てる方もいらっしゃいますが、
こちらは得点になるところもあります!!!

 

全部を捨てるのはもったいない!です。

①教科書をさらっと一読

②過去問で同じような問題を2~3問解く

→イケそう!なら頑張る!

→やっぱムリ・・・なら捨てる!

と、一度チャレンジしてみることをお勧めします(^_-)-☆

 

 

またアルゴリズムでは、
「アルゴリズム図鑑」という神アプリがおススメです!

 

iPhoneでもandroidでもあります。

教科書で読んでもどういう動きをするのか
分かりにくいですが、こちらのアプリだと
実際に分かりやすく動きが見られるので
頭に入ってきやすいです!!

無料版もあります。
課金するとすべてのアルゴリズムを見ることができます。

 

是非、こういうのも活用して勉強頑張ってください!

 


さて、ここからはH29年(去年)の事例Ⅲの
桃ちゃん本番対応です!

 

平成29年 事例Ⅲ 桃ちゃん 得点69点

 

事例Ⅲの時間は14:00~15:20。

TP45(実際に回答を書き始めるターニングポイントが45分後)
が目標なので、14:45までに書き始めるのが目標。

 

事例Ⅲは得意でもないが、
きっと困りごとは分かりやすく本文に書かれているから

それを見落とさず解決する方向で行けば大丈夫!と言い聞かせる。

 

 

試験時間スタート!!

①回答用紙チェック 
設問は4つ!

 

②受験番号記入

名前記入がなく受験番号だけなので、入念に確認。

 

③ホッチキスを取ってメモ用紙を作る

ソーッと外す。

 

④空いているところにキーワード書き

※書くことで、事例Ⅲで使うものを忘れないようにするため!

 

実際の本番で書いたのは

「進(捗) 現(品) 余力管理」
「QCD」
「ダラリ」
「ECRS」

いたって普通だが、絶対に外せない基本中の基本!

 

⑤本文に段落番号と段落ごとの線引き

 

⑥設問分析

まず第1問から第4問に矢印を引っ張る!

第1問の強みが第4問で使われる傾向ありのため。

(細かく考えずに、いったん無条件に線を引っ張る!)

 

 

対応付けをして、回答スタート。
対応付けした時の思考プロセスは下記の通り。

第1問 CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその対応策を140字以内で述べよ。

回答記入時間:14:50~14:55

【桃ちゃん回答】

課題は①ロット生産の機械加工班と個別生産の製缶板金班、外注の3者の連携強化し納期に間に合う部品加工や組み立てを円滑に行う体制構築。対応策は①3者の進捗管理共有②統一した生産計画を共有③カムアップシステムで外注管理④(????忘れた・・・)

 

<思考プロセス>

①聞かれていることは
「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき
生産管理上の課題とその対応策」

×営業上の課題 ○生産管理上

→管理とくればPDCAを回せるかどうか。
生産計画や生産統制について書く。

 

②現在の体制について確認(本文)

・機械加工班「比較的小物でロットサイズが大きい機械加工」
ロット生産 10名

・製缶板金班「大型で多品種少量の銅材や銅板の加工が中心」
個別生産  10名

・CNC制御装置は外注

 

③本文チェック

・最終段落

「製造部では専任担当制で作業者間の連携が少なかったが、
この新規事業では、機械加工班と製缶板金班が同じ
CNC木工加工機の部品加工、組み立てに関わることになる」

 

 

明らかに課題がありそう。

 

連携がなかったのに、今後関わらなければならない!!

3つの工程がバラバラなので、QCDの中でもD納期に間に合う
生産計画・生産実行をしないといけない!!!

 

その観点から回答を構成する!

【桃ちゃん回答(再掲)】

課題は①ロット生産の機械加工班と個別生産の製缶板金班、外注の3者の連携強化し納期に間に合う部品加工や組み立てを円滑に行う体制構築対応策は①3者の進捗管理共有統一した生産計画を共有③カムアップシステムで外注管理④(????忘れた・・・)

 

 

第2問 C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。

回答記入時間:14:45~14:50

 

【桃ちゃん回答】

課題は専任担当者が保有する各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報を共有化し、担当以外の機械も操作できる多能工化し業務平準化を行う。施策は①ノウハウのマニュアル化で標準化②OF  F- JTOJ Tによる教育機会付与③QCサークル促進④余力管理の徹底。

 

<思考プロセス>
①問われている事の確認
「生産能力を向上させ、
余力をCNC木工加工機の生産に充てたい。課題と対応策」

 

②本文の確認
第6段落:「マニュアル化、標準化されていない」

 

よって、マニュアル化することと標準化することは必ず盛り込む

 

なぜそれが必要かというと、

担当以外の機械は操作できない専任化しているから。

→多能工化する必要??

→ノウハウや情報を共有!!教えてあげて使えるように!

教えてあげるために何が必要か??→施策に書く!

 

【桃ちゃん回答(再掲)】

課題は専任担当者が保有する各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報を共有化し、担当以外の機械も操作できる多能工化業務平準化を行う。

施策は①ノウハウのマニュアル化で標準化②OF  F- JTOJ Tによる教育機会付与QCサークル促進④余力管理の徹底。

 

 

第3問 C社では、ホームページを活用したCNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのホームページの活用方、法潜在顧客を受注に結び付けるための社内対応策を160字以内で述べよ。

回答記入時間:14:50~14:55

【桃ちゃん回答】

活用方法①展示会で質問の多かったプログラム作成方法、プログラムの提供可能性、メンテナンス方法、加工可能な材質等公開②問い合わせフォームで個別対応③実演の動画を公開し、小型で汎用性、操作性、メンテナンス容易性が高い事を訴求する。対応策①パンフレット作成②営業人員増強③販売やマーケティングの研修実施④開発力強化⑤商社開拓。

 

<思考プロセス>

①聞かれている事の確認

⇒潜在顧客を獲得するためのHP活用方法

潜在顧客を受注に結び付ける為の社内対応策

 

②考え方

HPの活用方法は本文にあるヒントからかけそうだが、

社内対応策の解釈に時間がかかる。

 

でも、”HPで問合せ”などが来るなら、それに対応する人材か?

 

③本文チェック

●「CNC木工加工機の特徴」第9段落

・操作性
・メンテナンス容易性
・小型
・汎用性・・・ ならい施盤のように

 

●「過去の成功体験」第12段落

「実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集める」「CNC木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が
来場者から評価された」

 ※「評価」は事例Ⅰ~Ⅲを通じて要チェックの重要ワード!!

 

●「問題点」11段落

・木工加工関連企業とのつながりや情報もない
・販路開拓のやりかた分からず
・新規顧客獲得のノウハウなし
・販売やマーケティングに関するノウハウなし
・機械商社などの販売チャネルなし

 

設問が「展示会での成功を参考に」なので

①(12段落の)成功体験→応用できるHP活用方法

②そのための社内の動き(11段落の問題点を解消する)

を書く。

 

【桃ちゃん回答(再掲)】

活用方法
展示会で質問の多かったプログラム作成方法、
プログラムの提供可能性、メンテナンス方法、
加工可能な材質等公開
問い合わせフォームで個別対応
実演の動画を公開し、小型で汎用性、
操作性、メンテナンス容易性が高い事を訴求する。

 

対応策
①パンフレット作成

②営業人員増強
 ←木工加工関連企業とのつながりや情報もない(11段落問題点)
③販売やマーケティングの研修実施 
 ←販売やマーケティングに関するノウハウなし(11段落問題点)
④開発力強化
 ←販路開拓のやりかた分からず(11段落問題点)
⑤商社開拓。
←機械商社などの販売チャネルなし(11段落問題点)

 

 

第4問 C社社長は、今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか。140字以内で述べよ。

 

【桃ちゃん回答】

方策は①設計時点で顧客の要望を反映し、部品の標準化を進め在庫過多を抑制②自社施設で困難なものを戦略的に外注する設計の製品。サービスは①メンテナンス方法を発信②改良品の声を拾う③NC施盤未利用者への説明会。資源を効率的に活用し、開発推進、事業推進。

 

 

<思考プロセス>

①聞かれている事の確認

⇒「設備投資や人員増をせずに、
高付加価値なCNC木工加工事業。製品やサービスの方策」

 

②問1との関係

問1は強みというより、課題と対応策だった。
生産計画のことが、第4問でも使えるか???

 

③本文チェックと知識書き出し
・顧客の要求する加工精度を保つ ←(第6段落強み)
・部品の標準化を進め、在庫を多くしない ←(知識)
・メンテナンス方法を発信し ←(第12段落 顧客のニーズ)
・コンカレントを行い ←(知識)
・声を拾い活かす ←(第12段落全体を通して)
・改良品の声を拾う
・改良・新機種開発 ←(第12段落 今後の予定)

 

これらをまとめて、回答に書いたが

字数が余ったので、明らかにいらないけど
資源を効率的に活用し、開発推進、事業推進。」という
言葉を入れてみた苦笑!

 

得点につながらなさそ~~( ;∀;)

 

 

<事例Ⅲが終わって>

結構難しかった~。。。
終わった直後は事例Ⅲが一番難しいと思いました。

 

実際事例Ⅳが最低点数だったのですが・・・苦笑!

 

試験中は、設問を読んでも
「イマイチ意味が分からない」部分が必ずあります。

 

でも焦らずに、
きっと周りも「えっ!?ナニコレ?」って思っているはずなので。

 

そこで、冷静になれるかどうかです。

もう一度本文に立ち戻って、
まったくかけ離れたアイデアではなくて

何かしら事例と関係があるような回答を心がけてください!

そうすれば必ず上位20%に行けるはずです!!!

 

残りの受験勉強、がんばってください!

応援しています。

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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はい!へんりーです。

前回の記事はこちら。診断士になったあとの実際の仕事「執筆」について紹介しています。

 

今回もまずは診断士活動の紹介から。

昨日までの2日間、7月に開催した「気仙沼バル」の報告会のため宮城県気仙沼市まで行っていました。

中小企業診断士と現地の人々で実行委員会を作り、準備から運営を行っている地域支援イベントです。

報告会では地元の店主さんたちのディスカッションも白熱、またメカジキや日本酒といった美味しい地元の名産物もたくさん味わってきました。次回もさらによいイベントにできればと思います。

今年合格される読者のみなさんにもぜひ参加してもらえたらと思います!

 

 

さて、いよいよ本番まで1ヶ月を切りましたね。

―って、そんなことは言われなくてもわかっている!!

 

という気持ちだと思います。わかります。

まわりにいくら焦るなと言われても無理があると思います。。

 

特に2次試験初チャレンジの方々

さらには8月以降に2次対策をはじめた「初学者」の方々

には、《安定した高得点》はまだ遠く感じられるかもしれません。

 

少しでも勇気を分けられたと思うので、次のイメージ図を共有しておきます。

これは夏の大阪セミナーでもお見せしたものです。少し更新してあります。

横軸が時間、縦軸が二次試験対策の習熟度を指し、

初学者と経験者(多年度生)の成長(=得点の伸び)のイメージを曲線で表しています。

現時点、9月下旬は、初学者にとって、やっと解答プロセスに慣れ、得点のコツをつかみつつある段階、といったところでしょう。

ここから一気に駆け上がるイメージを持ってください。

やっと得点が安定してくる、周りと戦えるようになってくるのは、10月に入ってからです。

どうか、現時点の手応えだけで悩まずに、前に進んでください!

 


 

そして、今回の本題。

9月の後半は、大手予備校の二次対策授業が終了する時期でもあります。

通学で対策してきた人も、ここからは独学の人と同様、各自で対策を進めていくことになります。

ちょうど良い機会ですので、ここらで一旦立ち止まり、あなたが取り組んできたやり方に改善できる点はないか? 見直してみましょう。

さっとチェックし、本番までの残りの期間をできるだけ濃密で有意義なものにしてほしいと思います。

 

具体的に、

1. 勉強会

2. カラーペンの使い方

の2つを取り上げます。

過去問は、例として平成29年の事例IIの設問1と3に少しだけ触れます。


チェック対象1:「勉強会」

あなたは、今の時点でなんらかの二次試験対策勉強会に参加していますか?

あるいは、参加する予定はありますか?

 

参加することで数人分の経験値を得ることができるため、やり方次第では、大きな効果を発揮する二次試験対策の勉強会。

しかし時間を費やす分、もし効果的で無いのなら、これまで通りの進め方・参加を再考してもらった方がいいかもしれません。

 

一般的な勉強会の内容、扱いについては先代の過去記事で取り上げられています。

今回はクイックチェックが目的なので、勉強会のやり方について基本的なところは割愛します。

ということで、いま勉強会に参加されていれば、以下のチェックポイントを確認してみてください。

①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

 

どうでしょう?

4つともYES!と言えるならよし。そのまま進めてください。

 

1つでもYESと言い切れないものがあるなら、ぜひ立ち止まって見直してください。

そして、必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

といった判断をしてみてください。今ならまだ間に合います。

勇気を出して、「ちょっと一発合格道場のブログにあったのだけどさ・・」と声を上げてみてください。

以下で、少し解説します。


①自分よりすごい、と思える参加者がいるか?

僕はこれを必須だと思っています。

大阪セミナーのパネルディスカッションでは、「合格者が参加していること」を効果のある勉強会の最低条件に挙げたくらいです。

少なくとも、自分より実力の高い解答に触れることができ、考えを聞き、議論することで、自身の成長を最大化できると考えます。

言い換えれば、「お、これは真似したいな」と思える解答に出会えるかどうかです。

毎回100%すごい、でなくとも構わないので、高頻度で自分を上回る解答を作ってくる実力者あるいはライバルがいるか、その点を見直してみてください。

極端に言えば、もし参加者のレベル(解答の幅や深さ、切り口、ロジカルさ等)が高いとは言えず、毎回の「気づき」が少ないのであれば、その勉強会を無理に続ける必要はないのかもしれません。

9代目メンバーの中にも、例えばchikaのように、一切勉強会には参加しないと決め、合格を勝ち取った者もいます。

 


②その「自分よりすごい人」は、自身の思考/解答プロセスを参加者に説明してくれるか?

この人の解答は明らかにすごい。(例えば、「ふぞろい」で採点しても他の参加者より高得点である)

けれど、どうやってその解答に行き着いたのか理解できない。

なぜって、プロセスを詳しく説明してくれない(きゃっしいの「実況」まで細かくなくても)、

説明してくれても意味がわからない。再現性がない。

自分の思考との違いについて聞いても、わかりやすい回答がえられない。

そんな状態だとすると、せっかくの「すごい人の解答」も台無しです。

スポーツやミュージシャンにも言えますが、偉大なプレイヤーが、偉大なインストラクターであるとは限らないのです。

「大御所」の方の主催する勉強会ほど、陥りやすい状況かもしれません。

 

一方、そんな状況の勉強会をそのままでよしと考えているのなら、あなたの側にも問題があると言えそうです。

すごい人がいる勉強会に参加し、

毎回感心して刺激を受ける

でも実は、

自分に落とし込めていない(自分とすごい人の解答の差を分析しきれていない)

自分の解答のレベルが上がっていかない

これでは、勉強会に参加する意義としては、十分でないと言わざるをえません。

参加することで、刺激を受けたり自分の未熟さを痛感するのはよいことですが、

そのために毎回参加し長時間を費や必要はないと考えます。

言ってみれば、道場ブログの記事を読むだけでも得られることですので。

 

また、このような「実は成長しにくい」勉強会のやっかいな特徴は、

実際にすごい人、実力者、あるいは合格者、が参加している分、たとえ自分に身になっていなくてもハマりやすい点です。

「継続が大事」と何度も何度も、ただただ参加する。

下手をすると、「参加することが目的」になってしまい、参加することで「私は勉強した」という気持ちを得ているだけ・・・なんてことになっていないでしょうか?

一度客観的な視点に立って、あえて厳しい目で、見直してみてください。

 


③互いに意見を言い合えているか?(質問・疑問を解決できているか?)

 

①②が満たされている前提で、次に確認すべきは、参加者同士の意見交換です。

責めたり馬鹿にするようなダメ出しを禁止するのはよいと思いますが、それをはき違えて、表面的な意見しか言わなくなってしまっては、勉強会の価値を大きく低下させてしまいます。

改めて、他人の解答や思考プロセスを学べるのが勉強会のメリットのはずです。

 

たとえば、平成29年の事例IIが題材だとして、

「あなたの設問1の解答では、B社の競合として、大型スーパーだけでなく百貨店も含めているけどどう考えてそうしたの?」

「あなたの設問3の解答では、「日用品」を使っていないけど、どうして含めなかったの?」

といったように、それが『お手本』であろうが、『やらかし(事故)』であろうが、その人の思考プロセスを聞く、あるいは自分の口で説明する、といった作業が何より成長の糧になります。

勉強会の場で、わずかにでも不快感や軋轢が生まれるのを避け、当たり障りのない議論になってしまっているのであれば、それは勇気をもって見直すべきと思います。

目的は、その場での平穏や仲良しではなく「合格」であることを忘れてはいけません。

 


④参加者の納得感が得られる模範解答(「ふぞろい」等)を用意しているか?

こちらも重要です。

③のように腹を割った議論が重要ですが、「正解」の目星がつかないまま、長時間あーだこーだ議論するのは不毛です。

どの模範解答を用いるかですが、やはり統計分析的にアプローチしている「ふぞろい」(※)が、最も納得感の高いものだと思います。

合格者の多数派解答が何のキーワードを含んでいるのかのデータ(表)、どうしてそうなるのかの解説、を含むことから、みなの納得感が得られやすいでしょう。

※ふぞろいな合格答案1~10(2008年度~2017年度本試験)の10年分の分析データを1冊にまとめた「ふぞろいな合格答案10年データブック」が発売されています。

 

勉強会を進めるにあたって、まず先に各人の解答の思考プロセスを参加者に説明するなどアウトプットし合うべきなので、真っ先に模範解答を見にいくのはおすすめしませんが、ある程度議論をし、話が行き詰ったときなど、模範解答を用意しておいて参照するのがうまいやり方だと思います。

この点も、もしまだ実行されていなければ、検討してみてください。

 

以上、勉強会に対するチェックポイント①~④でした。疑問やご相談等あればお気軽にコメントお願いします。

 

繰り返しになりますが、1つでもYESと言い切れないものがあれば、見直してみて、

必要に応じて、

・勉強会参加者に改善を提案する

・勉強会への参加頻度を変更する

を実行してみてください。

あなたの参加する勉強会の効果を最大化するために、今ならまだ間に合います!

または、①~④を満たしていそうな勉強会が身近にあれば、

力試しの目的でこれから勉強会に参加してみるのも手だと思います。


チェック対象2:「カラーペンの使い方」

もう一つのテーマがこちらです。

いろいろな意見がありますが、自分が絶対にこれがオススメ!!!と主張したいのは、

「設問ごとに色分け」(正確には、重要箇所を黄色+設問ごとに色分け)です。

そして、実はこの方法については、既にきゃっしいの実況記事の中で解説されているのです。

超大作記事の中盤でサラッと紹介されていますので、逃してしまっていた読者の方もいるかもしれません。

僕の考えとほぼ100%一致しておるため、そちらを参照ください。該当箇所に飛べるアンカーリンクを貼っておきます。

以下では、きゃっしいが整理してくれた「設問ごとに色分け」のメリットだけを再掲しておきます。

①抜き出すところに線と番号を振るだけなので、キーワードをメモに書き写す時間を短縮できる

②抜き出すキーワードのみに線を引く方法なので、抜き出すキーワードを強烈に意識できる

③全体を見渡したときに色の分布で引用箇所の分布がわかるようになるとともに黄色の線がひいてあるけど引用されていない場所というのもわかりやすくなるため、抜け・モレに気付きやすい

④再現答案が作りやすい

特に、強調するなら、③でしょうか。
与件文に、重要なところを黄色、設問の該当箇所に別色で線を引いていくと、ほぼすべての文章に色が付くことになります。

以前に解説したように、本試験は非常に念入りに作られており無駄な単語・文章などひとつもないのです。

よって、もし色が付かなかった箇所があれば、そこを見落としている可能性があるということです。

こうして、色があることで一目で、全体の使い忘れがないかの漏れチェックが可能になります。

 

ペンの持ち変えが面倒という人もいますが、僕の場合は以下の写真のように指の間にはさんでいたのでそれほど悩みませんでした。

写真は手元にあったペンですが、もう少し色の多いタイプを使い、キャップを外した状態で5本くらい持っていました。

完全に好みの世界ですが、とにかく事例を実際に解きながら練習してみて、自分流の方法を見つけることです。

 

 

一応、他の色分け方法についても述べておくと、諸々試した結果、オススメしにくいのは、SWOTごとの色分けです。

理由は単純で、S/W/O/Tをすべて使う事例はあまりないからです。このため、貴重な色分けをする基準としては優先順位が低いと判断しました。

なお、SWOTをわざわざメモとして書き出す作業も、80分間の解答プロセスでは不要と考えています。代わりに、(必要に応じて)与件本文の横にS/W/O/Tの頭文字マークだけをしていました。

実際の企業診断では、もちろん重要となるSWOT分析ですが、試験の事例を解くにあたってはわざわざ書き出したりせず、簡単なマークにとどめておいてよいと考えます。

なお、予備校や市販の教材等の解答解説で、SWOT分析がなされているのを見かけることもあるかもしれませんが、おそらくそれは、80分間内の作業ではなく、事例の振り返りとして、対象企業の分析のために行われているものだと思います。

色分けから少し脱線しましたが、セミナーでよく質問がでるところなので触れておきました。

 

なお、カラーペンの使い方(白黒派の意見も含めて)については、僕が事例IIを、chikaが事例Iの解答解説(H29年の解答実況)を執筆している「全ノウハウ2018版」の特集企画「2次試験の『よくある疑問』に答えます!」でも紹介していますのでそちらもご参照ください。

もちろん、既に慣れ親しんだカラーペンの使い方(カラーは使わないという選択肢も含めて)があり、それで点数が安定してきているのであれば、今から変える必要はありませんのであしからず!

大事なのは、本番までに、自分はこれでいく!と自信の持てる方法を1つに決めることです。

 

そんなところで、今回はここまで。

いつものメッセージを。

「アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけ、あがいてみませんか?」

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。きゃっしいです。

試験まであと1か月ちょい、試験がどんどん目前に迫ってきています。

そんな中で今回はテーマその1として、事例Ⅰ事例Ⅱと大きな反響をいただいた、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ」を書かせていただきます。

そして、これだけでも恐らく胃もたれしそうだとは思いますが、さらに最近道場へのコメントや、その他もろもろの所からいただく質問に接してぜひお伝えしたいと思った「復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?」もテーマその2としてお届けさせていただければと思います。

それでは今回も長文にお付き合いください!


きゃっしいの解法実況@事例Ⅲ

正直、事例Ⅰ、Ⅱはなかなかの高得点を獲得することができたので、自信を持ってお届けできたのですが、事例Ⅲは67点と合格点には達したものの、超ハイスコア、というところまではいきませんでした。

そこで、今回はテーマその2の説明材料も兼ねて、もし、この事例を演習問題として解いた時に振り返るのであればどう振り返るのか、という例も示しつつご紹介したいと思います。

ちなみに、振り返りは先日のだいまつの分析記事を読みながら振り返りましたので、以下の記事を読む際は、そちらの本になってしまってもいいレベルの分析記事も参考にしていただければと思います。

■最初のルーチン(開始~1分)

試験が始まったらまずは、

受験番号を記入→問題用紙を破る→段落番号を記入する

という流れをとります。

これは、事例ⅠでもⅡでも説明した流れと全く同じで、試験開始後のルーチンです。

 

■設問の解釈(開始1分~10分)

次に、設問文を読んで、どのようなことが問われているのか、という要求を具体化したり、制約条件を確認したりします。

設問文へのメモはこちら↓

事例Ⅲの場合も事例Ⅰの場合と同じく、制約条件の確認と設問文を読んだ段階で想起される1次知識のリストアップ、レイヤーの判断を行いました。

事例Ⅲの場合のレイヤーは下記のように分類していました。

  1. 経営戦略
  2. 生産管理(問題解決)
  3. 生産性改善(課題達成)

設問を読んだ段階で、問題は上記のレイヤーのどれにあたるのかを判断し、最終的な回答の方向性を決めます

また、事例Ⅰと同様レイヤーと合わせて、問題として

  1. 情報整理
  2. 期待される効果
  3. 助言

のどれが求められているものなのか、ということを判断した上で、解答の構成を考えていきます。

そのため、事例Ⅰと同じく事例Ⅲでも、私は過去問の設問分だけを使って、このレイヤーと問題のタイプを判断するという練習をかなりやりこんできました
今回もそれをしっかり行うことで、事故はなかったかと思います。

 

ちなみに、H29年の事例Ⅲの試験では、これまで例年問われてきた第1問の強みの問題がなくなるという変化がありました。

試験が終わった後にいろいろな人と話して知ったのですが、この出題形式の変更で動揺してペースを崩した人が少なからずいたようです。

もしかしたら、その動揺が最後まで尾を引き事例Ⅲが上手く得点できず、不合格となってしまったという方もいたかもしれません。

しかし、私は「あ、今年は強み問題ないんだ、問題数が4問に減ったからかな」くらいで、特段動揺することもなく、平常通りの処理ができました。

これは、私は「第何問がどういう問題」という対策のやり方ではなく、上記のようなレイヤーの判断をして、それから方向性を考えるという流れでやっており、それを本番でも練習通りに実行できたためであったのだと思います。

 

それでは以下に、具体的にどんなことを考えていたかをご紹介します。

第1問は、「生産管理上の課題とその対応策」とあります。
そのため、レイヤーは2番目の生産管理で確定です。

そして生産管理と言ったら

  • 生産計画
  • 工数計画
  • 日程計画
  • 部品計画
  • 手順計画

の何かしらに問題があり、それぞれ

生産計画→生産統制

  • 工数計画→余力管理
  • 日程計画→進捗管理
  • 部品計画→現品管理
  • 手順計画→作業手配

といった生産統制が必要となります。

これらを意識するためにも、メモに上記の知識の一部を書き出しました。

また、「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としては

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

こちらは先日のだいまつの記事を見ると、83点という高得点を取っただいまつも同じくこの点を明確に意識しています。「生産管理上の」と言ったら生産計画面、生産統制面に何らかの問題がありそれを探し出す、というのは事例Ⅲの鉄則と言えるでしょう。

私のメモでもそれを意識するため、事前に上記のワードを書き出しており、生産計画面、生産統制面の問題を探し出し、その裏返しを指摘しようという方針を明確にしています。事前の演習の段階でも生産管理レイヤーで生産計画面、生産統制面の問題を意識して探し出す練習というのはたくさん積んできました

 

第2問は、「生産能力を向上」とあります。そのためレイヤーは3番目の生産性改善で確定です。

生産性改善と言ったら標準化・マニュアル化とIT活用(情報共有)です。
そのためメモにも「標準化」「IT」と書いて、これらに関連する内容を意識して与件文から探してこれるようにしました。

また、第1問と同じく「課題とその対応策」を問われているため、回答の型としてはこちらも

課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。

といったいつも用意している型で対応しようと考えました。

 

第1問、第2問については、後日試験が終わった後に「切り分けに悩んだ」という声をいろいろと耳にしました。
しかし、ここは私もだいまつやすえさんと同じく生産管理面と生産性向上面というところでレイヤーを分けて考えたため、それほど悩まずに切り分けができました。

レイヤーを分けると切り分けが難しいとされる問題でもシンプルに考えられるというのは、H29年度試験だけでなく、多くの人が切り分けに悩んだと思われるH27の事例Ⅲでも同じだと思います。
私は過去に同じやり方でH27の事例Ⅲを解いた経験もありましたので、練習で解いたH27の事例Ⅲと同じように冷静に対処することができました

 

第3問は受注拡大策についてということなので、戦略レイヤーの話だと考えました。
少し事例Ⅱに近い問われ方だったため、事例Ⅱに寄りすぎず、あくまでも事例Ⅲを意識して解答することが必要だと感じました。

あくまでも聞かれた通りに活用方法と社内対応策について解答するので、解答構成は、

活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~

というスタイルで回答したいと考えました。

また、制約条件としては「ホームページを活用した」とありますのでそれを外さないようにしよう、というのと「展示会での成功を参考に」とありますので、どんな成功だったのかを確認した上で、そこで成功した要素を使えというメッセージだと解釈しました。

この設問解釈の段階までは、今振り返ってもそれほど大外しはしていなかったのではと考えます。

 

第4問は、新規事業展開ということなので戦略レイヤーで、これまでの過去問と同様の対応をすれば良いと考えました。
これまでの過去問と同様、強みを使って機会をとらえて、それでC社の課題解決をといういつもの流れに持っていこうと考えました。

そのため、解答構成としては

方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る

という方針で行こうと考えました。
また、「今後大きな設備投資や人員増をせずに」とありますので、これは制約条件として意識しないといけないと考えました。

前々回自分でも過去問や演習問題の経験に引っ張られるなと言っておきながらやらかしちゃってしまっていますね。

改めて与件文を読み返してみると設問分に課題を解決したいなど一言も書いていません
なのに、いつもの型で安易に持っていこうとして、結果として聞かれてもないことを書いてしまっています。
こんなんじゃ人に偉そうにダメ出しなどできませんね。。。

事例Ⅲのラストの問題について自分なりに型を作っていた、までは別に悪くない対応だと思います。しかし、それをろくに検討せずに安易に適用しようとしているところがダメでした。

もし、私が過去問演習としてこれを解いていたのであれば、

過去の経験に引っ張られ問題文で聞かれていない解答構成を想定した。今後は、過去の経験が使えると思った段階で、経験に引っ張られていてそのような解答構成にしようとしていないかを振り返るプロセスを追加する

という反省をしたかと思います。

 

 

■与件文を読む(1回目)(開始10分~12分)

ここまでやってきた設問文の解釈を踏まえて与件文を読みます。

事例Ⅰ・Ⅱで説明したのと同じく、私は1回目に与件文を読むときは、どの問題に使うかというのは関係なく、重要そう/使えそうに思ったところを黄色のペンでマークしながら読んでいました。

1回目はざっくりと概要の把握を目的に読んでいました。

 

■与件文を読む(2回目)(開始12分~15分)

2回目は事例Ⅰ、Ⅲの場合、ここで段落のピックアップを行っていました。

まずは、メモ用紙となる白紙に問題番号を振り、そこに対応する段落をざっくりメモしていきます。
ざっくりなので詳細なメモを作っている段階での変更は多いにありで、こだわり過ぎないように見ていきます。

そして、その隣に問題を解いていく優先順位を書いていきます。

H29年の場合、この段階ではメモ用紙に書いてある通り、

■ 第1問:8段落、13段落

■ 第2問:6段落、13段落

■ 第3問:9段落、11段落、12段落

■ 第4問:9段落、11段落

を対応付けました。

優先順位は以下のように考えました。

1、2問は生産管理、生産性向上それぞれのレイヤーで、従来通りの対応をすればいい問題なので優先順位が高く、1&2→3&4の順序で解こうと考えました。

そして第1問、第2問は同じくらいのレベルの問題かと考え、上から順に第1問1番目に、第2問2番目としました。

また、第3問と第4問を比較すると、第3問は事例Ⅲなのにマーケティングっぽい問題で注意して対応しないといけないのと、字数が160字と多いのに配点は第4問の方が多いという理由から、第3問4番目に、第4問3番目に解くことにしました。

以上から解答の順番は1→2→4→3としました。

 

■解答メモを作る(開始15分~40分)

さて、ここからは与件文の情報から、解答のためのメモを作っていきます。

事例Ⅰ、Ⅱでも触れましたが、私はメモを作るにあたっては、設問ごとに色を決め、与件文の引っ張ってきたいキーワードや文章の下に線を引き、番号を振りながら文章を組み立てるという方法でメモを作っていました。

その問題用紙&メモはこちらになります↓。

さて、では実際に本番でどう考えてメモを作っていったかというのを流れを追って説明していきましょう。

まずは、優先順位1番とした第1問です。

構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産管理のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第8段落で行き当たりばったりな生産指示の出し方で、日程計画がなく進捗管理ができてなさそうな様子が伺えました。

また、問題文には「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき」という前振りがありましたが、13段落を見ると、「これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少なかったが、この新規事業では、機械加工班と製缶板金班が同じ CNC 木工加工機の部品加工、組み立てに関わることとなる。」とあり、既存製品の生産とCNC木工加工機の生産ではどうやら生産体制に変化があったようです。

 

ところで、ここでちょっと脱線して「問題」と「課題」という言葉について確認です。

皆様は「問題」と「課題」の使い分けを意識していますでしょうか?
意識しているという方は心配いりませんが、どうだったっけ??という方のために念のためおさらいをさせていただきます。

  • 問題:目標(ありたい姿)と現状との間にあるギャップのことで、発生しているネガティブなこと。
  • 課題:目標(ありたい姿)と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うこと。(通常ポジティブな表現)

でしたね。今回は「課題は?」と聞かれていますので、課題についてはそれを意識した表現とする必要があります。

さて、本題に戻ります。

CNC木工加工機の生産販売を進める上での生産管理上の問題としては、

  • 行き当たりばったりの指示の出し方で進捗管理が日程計画がなく進捗管理ができてない
  • これまで製造部では専任担当制で作業者間の連携が少ない

という問題点があると考えられます。課題はこれを解決するために行うことなので、

  • ちゃんと生産計画を立てる
  • 連携する

というように問題点の裏返しのポジティブな表現となります。

そして、対応策は私の場合「〇〇を改め××する」というのを型(※1)として、この型が使えるときは○○のところに与件文から問題点を拾ってきて入れ、××のところにその裏返しを書くという作業を行っていました。

この問題の場合、問題点は上記に挙げた行き当たりばったりと選任担当制なので、それを与件文から引っ張ってきて、それを改めるという対応策を書きました。

ちなみに第1問のだいまつの回答と私の回答は下記の通りです。

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●きゃっしい(67点)
課題は担当者・班の間の連携体制の構築と全社としての生産計画の立案。対応策は①専任担当制を改め作業者間の連携を強化し②注文が入ると担当者に直接指示が行われ各担当が顧客と直接打ち合わせる状況を改め、受注情報を全社で共有し、全体として生産計画を作成する。

課題はカンニングしたんじゃないかと思うほどそっくりですね。

対応策は私の方が与件文から悪いところを拾ってくるという型を使っている関係で字数を食い、納期の話まで及んでいませんが、①全体として生産計画を立てる②連携をとるという要素もこれまたカンニングしたかのように一緒ですね。

前々回のだいまつの記事を読んでいると、アプローチ方法に若干の違いはあれ最終的に同じ結論に至っているので、恐らくこの問題に関してはそこそこ取れたのではと思います。

だいまつとは合格後に道場を通じて知り合い、実はまだリアルでは一度も会ったことがないのですが、いろんな場面でシンパシーを感じるところが多々あり、やり込んだ先に見えてくるものは同じようなものなのかな、と思っています。

 

次に優先順位2位とした第2問です。

第2問も第1問と同じく、構成は「課題は①~、②~。対応策は①〇〇を改め××する②□□を改め△△する・・・。」という構成で書こうと考えました。

この問題は、設問の解釈の段階で、生産性向上のレイヤーで解こうと思ったのでその意識で与件文中から使えそうな根拠を探しに行きました。

すると、第6段落にお決まりの問題点「標準化やマニュアル化は進められていない」があり、この段落をメイン根拠に使っていこうと考えました。

また、当初13段落も入るかとざっくりと分類しましたが、この要素は生産性向上のレイヤーの第2問ではなく、生産管理のレイヤーの第1問で使ったほうが適切だと考え、第6段落の要素のみを使うこととしました。

課題は問題文中から生産能力の向上と余力の活用にあると考え、それを達成するために6段落目の選任担当制の裏返しの多能工化という課題を挙げました。

こちらの問題についても、参考にだいまつ解答と私の解答を比較したいと思います。

●だいまつ(83点)
課題は、他の機械を操作できない作業者が多いため、多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築すること。対応策は①各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う②加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する。以上で、生産能力を向上させる。

●きゃっしい(67点)
課題は生産性向上と余力活用のための作業員の多能工化。対応策は①各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報は各専任担当者が保有する状況を改め標準化・マニュアル化し②担当している機械以外の操作もできるよう教育を行い、応援可能とし余力を生じさせる。

こちらも第1問と同じくなかなかのシンクロっぷりです。

具体的には課題の多能工化、応援体制、対応策の標準化、マニュアル化、教育と構成から要素までかなりシンクロしています。

ただ、私の解答の方が加工情報のDBでの共有という要素が少なく、また、課題である応援体制の構築を文章構成上、対応策の結果として書いてしまっていたというところがだいまつに及ばないところだと思います。

ではなぜそうなったかということを振り返ってみたいと思います。
私はこのメモの段階で課題を生産能力の向上と余力の活用にあると考えてしまいました。

しかし、改めて考えてみるとこれは課題でなくC社のありたい姿でした。

課題とは、ありたい姿と現状とのギャップを埋めるためにやるべきことで、問題を解決するために行うことでした。
ここの課題の捉え方の認識が間違っていたという点がずれの原因だったかと思います。

恐らくもしここで課題を「生産能力の向上と余力の活用のために行うこと」と認識すれば、多能工化とその結果としての応援体制の構築を冒頭の課題に持ってくることができていたのではと思います。

そのため、もし私がこの問題を過去問として解いていたとしたら、問題と課題の定義を改めて振り返りそれを自分でまとめてみて、問題と課題の定義を改めて叩き込む、ということをやったかと思います。

 

次に優先順位を3位とした第4問に取り掛かります。

これは、設問解釈のところで触れましたが、解答構成に「方策は①(強み)を活かし~②(強み)を活かし~・・によって、(課題の解決)を図る」という、いつもの過去問で使っていた型をそれを適用してもいいか、ろくに検証もせずに使ってしまって聞かれてもいない課題解決の助言までやらかしてしまった悪い例です。

なので、ここから先のプロセスはあまり参考にはならないですが、一応、こう考えたんだよというのを書かせていただきます。

この問題の場合、強みとしては社長(←勘違い、本当は常務)のCAD等のITの技能くらいなのかなと考えました。

また、機会としてはNC機械を使用した経験のない木工加工業者からのプログラム提供やメンテナンスに関するニーズが存在するという機会があると考えました。

新規事業を行う際は、機会に強みをぶつけるということが重要ですのでプログラム提供という機会にIT技能をぶつけるという要素を入れようと考え、メンテナンスに関しては生かせそうな強みがいまいち見当たらなかったので、苦し紛れにC社の経験という漠然としたワードを入れました。

そして、最後に自信満々に課題の解決を入れて〆ました。

そもそも設問解釈の時点で方向性がずれています。

ですので、具体的な方策としての社長(←本当は常務)のIT技能を活かしたプログラム提供、メンテナンス、という要素としては幾分か点が入ったかと思いますが、あまり高得点は入っていないと考えられます。

ここできちんと対応できたか、対応できなかったかが高得点者との差だったのではと思います。

 

最後に第3問に取り掛かります。

解答構成は、設問解釈で考えた通り、「活用方法は①~、②~・・・、社内対応策は①~、②~」で行こうとしました。

設問解釈の段階で確認しようと思った「展示会での成功を参考に」の部分を確認すると、第11段落で

複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答えることで、CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が来展者から評価され、C 社内では大きな手応えを感じた。

とあり、そのおかげで受注まで取れたというポジティブな記載もあるため、ここにある要素を使ってそれらしい解答を作ればいいんだな、と考えました。

まず活用方法を考えると、「複雑な形状の加工を容易に行う CNC 木工加工機の実演を行ったが、それによって多くの来展者の注目を集めることができた。特に、NC 機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり、それに答える」という部分をHP上でもやって、「CNC 木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性」をHPを見てくれた人に訴求しよう、というアドバイスにすればよいのだなと考えました。

そのため、上記の要素を解答に盛り込めるようなメモを作成しました。

また、対応策としてはこれらを可能にするための方策を考える必要があると思い、①営業機能が薄いという記述があるので、それを補う②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという点を盛り込もうと考えました。

 

この段階でも、だいまつの解答やすえさんの解答と見比べてもそれほど大外しをしていないように見えます。

また、メモの画像と見比べながら上記を読まれた奇特な方は、メモにない対応策②インターネット上の問い合わせに対応できるようにするという要素が入っているのに気付かれたかもしれません。じつは、これ、現物の紙を見ればわかるのですが、実は②の要素は後から消しゴムで消したものなのです。

なぜそうなったのかは「解答を書く」の部分でお伝えします。

 

【どうしても伝えておきたい補足】

※1 型のメリット、デメリット

これまでの解説でもちょこちょこ触れていますが、私は割と事前に用意した(=解答構成)を多用しています。
この型というのは、試験の前にしっかり考えて使い方を練習しているため、もし型が使える場面になったら、型を使うことで「考える」というよりは「作業する」というレベルに落とすことができ、頭の省エネができるという点にメリットがあります。

こちらの良い例が今回の第1問、第2問で、型が使える問題では考え込んで無駄な時間を使わずにサクサクと処理することができました。

しかし、使いどころを間違えると聞かれていないことを答えたり、与件文に合ってないことを書いたりしてしまう恐れがあるというデメリットもあります。

こちらの悪い例が第4問で、型が使えないのにいつもの問題と同じだと安易に判断して型を使ってしまったため、聞かれてもないことを答えている残念な回答ができ上りました。

以上のように型を持つというのは良し悪しがあり、もし型を使うのであればこの問題は型を使っていい問題か?ということをしっかりと見極める目を養うトレーニングを積むことが重要かと思います。

 

■解答を書く(開始40分~)

事例Ⅰ、Ⅱと同じく残り40分の段階で解答に移りました。

ではそれぞれの個別の問題について見てみましょう。

優先順位の高い順から第1問第2問、第4問は、基本的にはメモの通りに字数を考えながら解答用紙に書き写してきました。

しかし、第3問は予定通りに行きませんでした。

前半の活用方法のボリュームが大きくなりすぎて、対応策を書くスペースがだいぶ削られてしまったのです。

しかし、第3問は優先順位として最後にした問題でしたので、残り時間が短く、前半の活用方法の部分をさらに短くして後半の対応策を詰め込むという対応を行っている時間はないと思われました。

そのため、当初対応策の②として書くはずだった要素を書かずに、対応策を1つだけとする対応を取りました。
(メモも消しゴムで消してしまいました)

第3問の私の再現答案は下記の通りです。

●きゃっしい(67点)
ホームページに①複雑な形状の加工を容易に行う動画を掲載し加工精度・操作性を②プログラムの作成方法、提供の可能性、メンテナンス方法に関するQAを掲載しメンテナンス性を訴求し、NC機械を利用した経験のない潜在顧客の疑問を解消する。社内対応策として社長と常務のみの営業体制を改め選任の営業部門を作る。

見ていただいたらわかるとおり、活用方法ばかり書いてあって、対応策の記載が薄いですね。

これは上記の通り、前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったことに原因があります。

恐らく本当は活用方法と対応策半々くらいの割合で書いておくべきだったでしょう。

では、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないためにはどうすべきだったのでしょうか。

対応策としては、解答の内容が半々くらいの問題では、前回の事例Ⅰの解説でご紹介した座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する、ということをやっておけば、同じ過ちを繰り返さなかったのではと思います。

 

ここまでの内容を踏まえまして、この80分で書き上げた再現答案はこちらをご覧ください。

 

以上、きゃっしいのH29事例Ⅲの80分の解答プロセスを説明させていただきました。

毎度毎度長文で恐縮ですが、参考になる部分はぜひパクってカスタマイズしてみてください!

 


その2 復習の質を高めよう~その復習、本当に役に立っていますか?

答案も詰め込み式ですが、ブログの方も詰め込み式で、以下ではコンテンツその2の復習方法について書かせていただきます。

さて、なぜ長文の事例Ⅲ実況解説に引き続いてこれを書こうと考えたのか、と言いますと、道場へのコメントや、タキプロ勉強会、その他もろもろの所からいただく質問で、もう少し復習のやり方を見直した方が本番に活かせるのではないか、と感じることが何度かあったからです。

最初に謝らせていただきますが、恐らく少し厳しいことを書いてしまいますので、ご気分を害したら申し訳ありません。

ただ、もう残された時間が少なくなってきている中で、せっかくやるなら本当に本番に使える復習をぜひやっていただきたい、という強い想いからきていますので、ご容赦いただけると幸いです。

 

さて、みなさまは過去問や演習問題を解き終わった後、どのような振り返りをしていますでしょうか?

もし、過去問や演習問題を解いた後、予備校の過去問集の解説を読んで「なるほど、この問題はこういうロジックで考えればいいのか、勉強になったな」と思うだけだったり、ふぞろいを見ながら「この問題では〇〇という要素も必要だったのか」とか「自分は〇〇という文章を見落としてしまっていたな」といった振り返りだけで終わっていませんか?

もしそうであれば、かなりもったいないです。

そのような復習のやり方をしているあなたに問わせてください。

その復習は本試験を解くときに、どのような役に立ちますか?

せっかく復習や振り返りをするのであれば、時間の限られた今、本試験で実際に使える振り返りをぜひやりましょう。

では本試験で実際に使える振り返りとはどういうものかというと、過去問を解いた後に振り返るときに、模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、もし自分の回答に不十分な点があった場合、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」ということだけを振り返るのではなく、それに加えて必ず

なぜできなかったのか(原因)

を考え、

次に同じようなシチュエーションとなった時、どうすれば同じことを繰り返さないか(対策)

をできるだけ具体的に極力実行可能なレベルに落として考えるということです。

これは結構きついと思います。
原因がわからない時や、対策が思いつかない時もあると思います。

でも考えてください。
なぜなら、原因が特定できず、対策が考えられなければ本番で同じようなシチュエーションとなった時にきっとまた同じ過ちを繰り返すからです。

模範解答やふぞろいなどの回答と比較して、「ここができなかった、ここはこういう答えを書くべきだった」と振り返っているだけでしたら、同じような問題が出ない限りその振り返りは活かすことができません。

しかし、なぜできなかったのか?という原因をもう少し抽象化し、失敗の根本にある原因を探り、それに対する対策を立てることができていれば、違う問題が出てもその問題演習で振り返ったことを活かすことができるはずです。

ただし、このなぜ?というところに「自分には読解力がないから」とか「文章力がないから」の「〇〇力がないから」系の理由を挙げるのは、今年受かるつもりであれば×ナシ×です

そんなことを言っていたら今年の試験にはきっと間に合いません。

そうではなく、できるだけプロセスレベルで原因を振り返り、やらかした失点に関する原因を抽象化し、別の新たな問題で問われたときに使えるようにし、対応策として具体的に実行可能なレベルまで落とし込んで考えてください。

原因は抽象化し、対策は具体化する です。

では、具体例として、その1の第3問の振り返りを見てみましょう。

私がここで社内対応策について十分に触れることができなかった原因は、

解答を書く段階で前半を書いていたら予想以上にボリュームが増えてしまった上、時間がぎりぎりの状態で書き直す時間がなかったこと

にあります。

そして、再び同じようなシチュエーションに出くわしたとき、同じ過ちを繰り返さないための対応策としては、

解答の内容が半々くらいの問題では、前回の座席指定方式と同じ要領で、100字であれば50字目といったように解答用紙のマス目の半分のところにスラッシュ(/)を引いてそれぞれのスペースを主張する

としました。

これだとただ「気を付ける」よりも1段階具体化されてプロセスに反映しているので、確実に実行できそうだと思いませんか?

いつもいつもこのように具体化するというのは難しいかもしれませんが、この反省はやればやった分だけ本番に活きてきます

最初はきついかもしれませんが、これも慣れというのがありまして、何度もこんなことをやっていると意外と苦にならならず、むしろ新しいアイディアが出たときに嬉しくなってきます。

ですので、大変ですがぜひトライしてみてはと思います。

また、振り返りの際、通常どうしても悪いところに目が行きがちですけど、ぜひいいところにも目を向けてください
これまで練習してきた〇〇が練習通りできた、ということや、前回考えた○○という対応策のおかげでミスが防げた、といったことを良かったこととして振り返ります。そうすることで、それらがより強化され、本番でも練習の成果が発揮しやすくなります。

また、なかなか成長が実感できにくい2次試験で、自分の成長を感じることができるという効果もありますので、ぜひいいところの振り返りというのもお試しいただければと思います。

 

またまた、1万3千字オーバーの長文記事で大変恐縮です。

次回は、得点開示結果に対していろいろと思うところがある事例Ⅳについての記事を書ければと思っておりますのでぜひご期待ください。

以上、きゃっしいでした。

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※注意1
今回の記事を真剣に読むとおそらく1時間程度の時間が必要になります。

※注意2
ところどころまじめな記事の中に冗談のようなものが入っています。これは、私が不真面目なのではなく、「まじめ一辺倒の記事では受験生の皆さんが退屈してしまうだろう」、という私なりの要らないかもしれない配慮の産物です(お許しを)。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

3回シリーズでお届けした「【永久保存版】平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」について、多くの方から反響をいただきました。受験生の皆さまのお役に立てている、と実感できることが嬉しい今日この頃です。

 

【永久保存版】シリーズ
✓平成29年度 事例Ⅰの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅱの記事はコチラ
✓平成29年度 事例Ⅲの記事はコチラ

 

そして、私が漕ぎ出した「泥船(私生活を犠牲にしてブログを書くことで家庭が崩壊(沈没)する)」にまんまと乗せられてしまったきゃっしい様も、「きゃっしいの解法実況@事例Ⅰ~Ⅲ」と題して、3回シリーズで目からウロコの良記事を世の中に送り出してくれています。

 

【きゃっしいの解法実況】シリーズ
✓事例Ⅰの解法実況はコチラ
✓事例Ⅱの解法実況はコチラ
✓事例Ⅲの解法実況はコチラ(月曜日に公開です。こうご期待!)

 

さらに、他の9代目道場メンバーの文字数も膨れ上がるばかり!

 

皆さん仕事と家庭の両立で超絶忙しい中で、本当によくやっているな・・・、心からそう思います。

 

我々も必死!なので、皆さんも我々の記事を是非参考にしていただき、絶対に2次試験を通過して、診断士になってくださいね!
(ちょっと、恩着せがましいですかね。すいません)

 

さてさて。

 

【永久保存版】シリーズの中で「事例Ⅲと言えば生産管理と生産効率化の切口だ!」と、くどい位に書きました。なので、皆さん事例Ⅲはもう大丈夫だと思います。

 

一方、事例Ⅱに関しては、【永久保存版】シリーズのなかで、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要だ!と書きました。しかし、タキプロ関西の勉強会で受験生の皆さんの答案を拝見していると、「自分のものにできていない方が多い」ような印象を受けました。

 

そこで今回は、平成28年度試験の事例Ⅱを題材に、如何に「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」が重要か、さらに言えば、この2つの切口が分かっていれば、事例Ⅱでは「何が問われ、そして何を書くべきかが分かる」ということを、皆さんに理解・体感していただくべく、記事を書きたいと思います。

 

なお、今回の記事は、皆さんが受験校で教えてもらったやり方と違うところが多いかもしれません。あくまでも「私流の事例Ⅱに対するアプローチの仕方」という位置付けで読んでいただければ幸いです。

 

それと、昨日にchikaさんが事例Ⅱに関して同じようなことを記事にしてくれていますね。もちろんソチラも参考にしてくださいね!

 

まず、最初に、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果」をおさらいしておきましょう。

 

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4P

 

◎Product    製品戦略
 Place      チャネル戦略
 Price      価格戦略
◎Promotion  プロモーション戦略

※診断士の2次試験(事例Ⅱ)では、「」をつけているプロダクトと
 プロモーションがよく問われます。いや、‘ばかり’問われます

 

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誰に、何を、どのように、効果

 

誰に
→ジオ、デモ、サイコ

何を
→製品・サービス(製品戦略そのもの)
→プロモーションで提供するもの(プロモーション戦略で使えそうなネタ)

どのように
→B社ならではのプロモーション策(プロモーション戦略そのもの)

効果
→新規顧客獲得
→購買頻度UP(固定客化)、関連購買、購買単価UP

戦略名
→差別化(付加価値化)
→集中

※「+ 戦略名」としたのは、「誰に、何を、どのように、効果」
 加えて、「戦略名」書く機会が割と多いため、説明の関係で
 追加しました。

「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」順番を守って書く
 と、読みやすい事例Ⅱの答案を書くことができるようになります。
 (この辺りは記事の中で説明します)

 

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ここまでは、知っている方も多いのと思うのですが、大切なのは、この2つの切口を使いこなせるかどうか、です。

 

知っているだけでは、意味がありません。今回の記事を読んでいただき、是非自分のものにしてください。

 

なお、毎度のことですが、ここから先は平成28年度事例Ⅱの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、効果はいつも通り10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 

それでは、平成28年度試験問題を使って、事例Ⅱを解く上で如何にこの2つの切口が、重要かを解説していきます。

 

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第1問(配点30点)
B 社のこれまでの製品戦略について、80 字以内で整理せよ。

【出題の趣旨】
B社のこれまで製品戦略について、マーケティング基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

「4P」「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」を当てはめれば、「何を聞かれていて、何を答えるべきか」は、設問要求を確認した時点で分かります。

 

下の表を見てください。

 

 

設問要求は、「これまでの製品戦略」です。つまり、4Pの「プロダクト」の視点からの問題です。

 

次に、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えます。

 

これまでの「製品戦略(プロダクト)」を答えて欲しい訳ですから、「誰に、何を(どんな製品を)提供してきたか」、を書いた方がよいことが分かります。

 

さらに、これまでにB社が採用してきた「戦略名」も書けるなら書いた方がよいでしょう。

 

そうすると、本問は「誰に、何を、戦略名」が解答要素の候補になります。

 

裏返せば、「どのように(プロモーション)」と「効果」は聞かれていない訳ですから、「書いてはならない」ということになります。

 

なお、当然ですが、「製品戦略」を問われていますから、「何を」は100%使いますが、与件文に「誰に」が書かれていなければ、使いません(答案に書きません)。「誰に、戦略名」の2つの要素の使うかは、あくまでも「与件文次第」です。十分に注意してください。

 

【永久保存版】シリーズの事例Ⅲでも書きましたが、「問われていること、書くべきこと(事例Ⅲなら生産管理、生産効率化)が分かっていれば、与件文の読み取り・紐つけ精度は格段に向上する、と申し上げました。

 

事例Ⅱでは、「事例Ⅲの生産管理、生産効率化」に当たる超重要な切り口・観点が、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 差別化」なのです。

 

設問文を読んで、誰に、何を、戦略名が解答要素の候補だと当たりをつけることができれば、高い精度で与件文も読め、いい答案が書けそうな気がしませんか?

 

続いて、出題の趣旨も確認しておきましょう。

 

出題の趣旨
B社のこれまでの製品戦略について、マーケティングの基本的視点から分析する能力を問う問題である。

 

なるほど、いつもながらに深いですね。

 

なんと、本問は「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていたのです。

 

マーケティングの基本的視点と聞いて思い浮かべるのは、「4P」や、ポーター先生の「3つの基本戦略…コストリーダーシップ戦略(価格戦略)、差別化戦略(付加価値化戦略)、集中戦略」でしょうか。あと、「誰に、何を、どのように」もマーケティングの基本的視点と考えてよいでしょう。(他にも色々あると思いますが、とりあえずこれくらいで)

 

「マーケティングの基本的視点」からの分析能力が問われていた、となれば、与件文から「何を(製品)」‘だけ’をひっぱり出してきて、ただ並べた‘だけ’の解答は、出題者からすると「物足りない答案」と言わざるを得ないでしょう(マーケティングの基本的視点がないため)。

 

それでは、解答例を用いながら詳しく説明していきます。

 

皆さんも、「採点者」になったつもりで各答案を評価してみてくださいね。

 

解答例①だいまつ
戦略は、最終消費者に対して、国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、差別化戦略である。

解答例②後輩A
戦略は、国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに他社との差別化を図るもの。他社を見てアイテム数を拡大し、最終消費者向けに特化した。

解答例③後輩B
戦略は、①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

だいまつの解答例からいきます。

 

戦略は、(誰に→)最終消費者に対して、(何を→)国産丸大豆を自社蔵で醸造したこだわりの高価格しょうゆ及びしょうゆ関連製品を、同業他社の動向を踏まえ拡充する、(戦略名→)差別化戦略である。

 

「誰に→何を→戦略名」の順番になっており、読みやすいと思います(自画自賛)。B社のこれまでの製品戦略に対する説明として、申し分ないと思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

なお、最後が「戦略である」で〆ているため、主語は「助言は」だと日本語としてもっときれいだったかもしれませんね。

 

次に、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りに(戦略名→)他社との差別化を図るもの。(何を→)他社を見てアイテム数を拡大し、(誰に→)最終消費者向けに特化した。

 

解答要素としては充足していると思いますが、イケていませんね

 

なぜ、イケていないか。

 

そうです。明らかに「読み辛い」のです。

 

では、「誰に→何を→戦略名」の順番に直してみるとどうでしょうか

 

戦略は、(誰に→)最終消費者向けに特化し、(何を→)国産丸大豆にこだわり、伝統的手法で醸造することで濃厚さ・豊潤さを売りにしつつ、他社を見てアイテム数を拡大する(戦略名→)差別化戦略である。

 

かなり、読みやすくなりましたね。

 

続いて、後輩Bの解答例です。

 

戦略は、(何を→)①国産丸大豆を使用し、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で作った高価格製品を、(何を→)②同業他社の動きに合せて投入し、幅広いラインアップを実現するものであった。

 

与件文から、「何を」だけを抽出しています。抜き出してくるところはパーフェクトですし、文章もきれいなので、点数はもらえると思いますが、「マーケティングの基本的視点」がありませんし、すこし物足りない印象ですね。

 

製品戦略」を問われたら、「誰に→何を→戦略」の順番で解答を構成すると、「書きやすく」、「読みやすく」、さらに「漏れのない」答案が出来上がりますね

 

なお、くどいようですが、「製品戦略」を問われた場合に、「どのように」は聞かれていませんし、あからさまに「効果」が聞かれていないなら、効果も書かなくてOKです。

 

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第2問(30 点)
11 代目予定者は、自分の代になってからもこれまでの製造スタイルを大切にしながら成長を追求していくつもりでいる。しかしながら、製品アイテムは見直すことを考えている。

(設問1)
B社の今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
しょうゆ市場全体を取り巻く環境変化から製品ラインアップに関する適切な製品戦略と顧客ターゲットを提案する能力を問う問題である。

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

私の解説を読む前に、第2問(設問1)及び(設問2)を、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」のフレームを使って、それぞれの設問で、「何が問われているか、何を答えないといけないか」を、考えて見てください

 




 

如何でしょうか。

 

設問文を読んだ時に見えてくる「景色」が、「いままでと違って」いたり、いままでよりも「何が問われているか、何を答えないといけないか」が、「はっきりした」と思いませんか。

 

それでは、解説に入ります。

 

設問1は、「ターゲット層」と「製品戦略」を要求しています。

 

だとすると、第1問と同じように、基本的には「誰に、何を、戦略名」を答えないといけません。ただ、戦略名は設問2にも絡みますので、どちらで書くかは悩ましいところです。なので、「戦略名」は書けたら書こうくらいの意識でよいでしょう。この時点で悩み過ぎてはいけません

 

設問2は、「プロモーションと販売の戦略」を要求しています。

 

「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)」ですから、「どのように」ですよね。後は、「設問1で答えたターゲット + 製品に対して、プロモーションした‘結果(効果)’」も、盛込みたいところですね。

 

それでは、表形式で、整理しておきます。

 

設問1で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

次に、設問2で答えるべき内容をまとめると以下の通りです。

 

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできますが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのか、判然としません。

 

如何でしょう。

 

戦略名に関しては、少し悩ましいところですが、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」のフレームを使えば、第2問をかなりきれいに整理して、設問1と設問2で「聞かれていること、答えるべきこと」が、はっきりさせることができました(上手く切り分けができました)。

 

それから、【永久保存版】シリーズでも書きましたが、「誰に(ターゲット)」を問われた場合には、ターゲットをセグメント化するための、デモグラフィック、ジオグラフィック、サイコグラフィックを「必ず思い出す」ようにしてください。

 

これは、「絶対に」です。

 

「必ず思い出す」必要がある理由は解答例を用いて説明します。

 

それでは、解答例を見てください。

 

解答例①だいまつ
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

解答例②後輩A
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

解答例③後輩B
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

だいまつの解答例から解説します。

 

戦略は、(与件文・設問文→)回転率の低い製品は縮小し、①(サイコ→)日本の伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客と(サイコ→)懐かしさを求める(デモ→)女性やシニア層には(何を→)伝統製法で作った製品を、②(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性に(何を→)減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

 

「誰に(サイコ→デモ)、何を」の順番で書けていますね。「誰に」は「デモ、ジオ、サイコで修飾する」、ということが分かっていれば、解答要素の盛り込み漏れがなくなります

 

「誰に」ときたら、「デモ、ジオ、サイコ」のことを、必ず思い出してくださいね

 

続いて、後輩Aの解答例です。

 

戦略は、(与件文・設問文・何を→)出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、(サイコ→)食に敏感な(デモ→)女性やシニア層である。

 

なんだか、いまいちですね

 

考えられる問題点は以下の3つです。

 

①相変わらず、「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い
②与件文上、「食に敏感」なのは「女性」であって、「シニア」ではない
③「食に敏感な女性」に、しょうゆ加工品を訴求しても刺さらない

 

①の「何を→誰に」の順番になっていて読み辛い、という点に関しては言わずもがな、ですね。「誰に→何を」の順番に直すべきでしょう。

 

②に関しても、結構多くの方がやってしまうミスではないでしょうか。与件文を正しく読めていません

 

③に関しては、もう全く駄目です(後輩なので容赦なしに行きます)。設問要求「今後の成長に必要な製品戦略について、ターゲット層を明確にしたうえで説明せよ」です。与件文から考えられる、実現可能性の高そう、かつターゲットに刺さる製品戦略を提案しないといけません。

 

これが、事例Ⅱで「与件文に寄り添う」ということです。「与件文にある言葉」を使いさえすれば、「与件文に寄り添っている」ということにはなりません。注意してください。

 

では、後輩Aはどうすればよかったのでしょうか。

 

例えばですが、以下のような解答内容であればどうでしょうか。皆さん、評価してみてください。

 

「食に敏感な女性に対して、国産丸大豆を使った安心で濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備えた減塩のしょうゆ関連製品を訴求する」

 

食に敏感な」という心理的な志向に対して、B社の強みを活かした「刺さる製品」を提案できている、と思うのですが、皆さんの評価は如何でしょうか。

 

続いて、後輩Bです。

 

戦略は、①(サイコ→)健康志向で食に敏感な(デモ→)女性に対して、(何を→)自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②(サイコ→)伝統文化に興味のある(デモ→)外国人観光客に(何を→)国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

 

製品アイテム数には言及できていませんが、しょうゆ関連市場の状況や、B社の強みを活かした「イケてる解答」のように思いますね

 

でも、「誰に(サイコ・デモ)→何を」がめちゃくちゃなので、「与件文に寄り添った答案」とは言えません

 

①に関しては、後輩Aの解説の際に述べた通りです。「健康志向で食に敏感な女性」に、もっと言えば、「歴史とか伝統に全く興味がなく、健康と食にしか興味のない女性」に、「自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品」が刺さるでしょうか

 

「おい、だいまつ。自社蔵だから安心という発想も‘ある’ではないか、後輩をいじめてどうする。お前はひどい奴だ」との批判も聞こえて来そうですが、ちょっと待ってください。

 

診断士試験では、‘そう’  考えてはいけないのです

 

「自社蔵だから安心という発想もありではないか」と考えてしまった受験生の方は、猛省してください(ちょっと言い過ぎですかね)

 

なぜなら、与件文で与えられた状況から考えて、「健康志向で食に敏感な女性」には、「国産丸大豆を使った安心で、濃厚さと芳ほう醇じゅんさを備え、そして健康にも配慮した減塩のしょうゆ関連製品」を訴求することが、「最もしっくり来る」からです。

 

【永久保存版】シリーズで、何度も何度も書きましたが、断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前に誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

明らかに与件文に「話が通るネタ、しっくり来るネタ」があるのに、「こっちもカスっていそうだから、セーフやん?」、「こうやって論理展開すればこの解答も救えるよな」みたいな感じで、自己肯定や他者肯定をしていると、「試験の本質」を見失ってしまい、いつの間にか与件文から考えられるフツーの答えが書けなくなってしまいます。そして、合格からどんどんと遠ざかってしまいます。

 

もう一度言います。

 

診断士の2次試験は与件文からフツーに考えられること、当たり前の、誰でも考え付ける答案を書く試験なのです。

 

続いて、後輩Bの答案の後半部分です。

 

②の「伝統文化に興味のある外国人観光客」に、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」は、‘雰囲気的にはなんとなく刺さりそう’  な気もしますが、答案としてはダメです。

 

なぜ、ダメか、それは与件文に「伝統文化に興味のある外国人観光客」にぴったりの訴求要素があるからです。

 

与件文の記述をもとに説明します。

 

第1段落
B 社は、X 市郊外にあるしょうゆ及びしょうゆ関連製品のメーカー(以下、「しょうゆメーカー」という。)である。資本金は2,000 万円、従業員(パート含む)は50 名である。創業は1770年と古く、現在の社長は10代目にあたる。2016年に社長就任21年を迎えた。

 

第2段落
B社の本社と工場は隣接しており、すぐそばにはY川が流れる江戸時代には、この川が原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた。現在、多くの中小しょうゆメーカーでは、自社の蔵でのしょうゆ仕込みをやめ、しょうゆの原料となる「生き揚げB火入れ、ろ過していないCしょうゆ」を大手メーカーから仕入れ、これに火入れや味付けをして自社製品として販売している。しかし、B社は創業以来一貫して国産丸大豆を原材料とし、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けている

 

第3段落
本社から車で10分ほど離れたX市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地である。現在は当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている。懐かしさを求めて女性やシニア層が連日街を訪れ、日本の伝統に興味のあるアジアからの外国人観光客も多い。B社は、この観光地化したエリアに3年前、自社製品をフルラインアップで販売する直営店を出店した。

 

外国人観光客は、なぜX市を訪れているのでしょうか。

 

理由は、「X市の市街地は、江戸時代から繁栄した商業地であり、当時の面影をしのばせる伝統的な街並みを生かして、観光地として脚光を浴びている」からです。

 

伝統的な街並みがあるから、‘日本の伝統に興味のある’アジアからの外国人観光客が大挙してX市を訪れているのです。

 

つまり、アジアからの外国人観光客の興味の対象(刺さる、つまりサイコ)は、「江戸時代から反映した商業地であるX市街地の当時の面影をしのばせる伝統的な街並み」であり、「日本の伝統」なのです。

 

そうした中、B社は1770年(江戸時代)に創業し、工場と本社は、江戸時代には原材料や完成品のしょうゆの大量輸送に使用されていた、由緒あるY川のすぐそばにあり、江戸時代の創業以来一貫して、自社の蔵で杉桶を使ったしょうゆ醸造を続けています

 

ここまで与件文に‘あからさまな記述’があれば、「今後のB社の製品戦略」として、「日本の伝統に興味のある外国人観光客」に訴求すべきは、「国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆ」ではなく、「自社蔵で杉桶を使い、江戸時代から作り続けている伝統を前面に打ち出した製品(例えばお土産)」でしょう。

 

後輩A・Bの両名とも、与件文に落ちている解答要素から答案を組み立てていることから、本試験でもきっと点数はもらえると思います、より多く点数をもらおうと思えば、与件文に「素直に」、つまり、いま私が解説したような答案を書くことを目指さねばなりません

 

事例Ⅱでは「サイコ→何を」のつながりを意識することで、「与件文に寄り添った答案」を作ることができます。

 

肝に銘じてくださいね

 

なお、本試験のたった80分しかない中で、私がいま解説文で書いたようなレベルまで掘り下げて考えることは、もちろんできません(私もできません)。80分で今回私が解説したレベルまで考えようとしないでくださいね(完璧は求め過ぎないでくださいね)!

 

受験生の皆さんがやるべきは、設問文を読んだ瞬間「製品戦略(プロダクト)」系の問題では「誰に(デモ、ジオ、サイコ)→何を、戦略名」が聞かれている!という思考が働くようにトレーニングすることですからね!

 

続いて、設問2です。

 

(設問2)
(設問1)で想定したターゲット層に訴求するための、プロモーションと販売の戦略を80 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
B社製品の顧客となるべき消費者層に価値を訴求するプロモーション戦略と販売戦略を提案する能力を問う問題である。

 

※プロモーション・ミックスのうち、人的販売は「販売戦略」として切り分けできるが、販売促進が「プロモーション」なのか、「販売戦略」なのかは判然としない。

 

第2問の解説の冒頭で、本問では「4P」で言うところの「プロモーション(プロモーション・ミックス)/どのように」が問われており、併せて「効果」も書きたい、と申し上げました。

 

・・・プロモーションは、超頻出の切口です。

 

そして、プロモーション戦略を聞かれれば、「プロモーション・ミックス」必ず思い浮かべなければなりません

 

プロモーション・ミックス
①広告宣伝  (プル)
②パブリシティ(プル)
③人的販売  (プッシュ)
④販売促進  (プッシュ)→POP、クーポン、ノベルティ、実演、DM

 

本問では出題者が、プロモーション・ミックスをどのように分解してほしかったかは分かりません。ただ少なくとも設問では「プロモーション」「販売戦略」2つの切り口からの解答を要求されていますので、「プロモーションは周知するための施策(プル?)」「販売戦略は顧客に買ってもらうための売込み(プッシュ)」期待されていたと考えるべきでしょう。

 

そして、この2つの施策は、当然に設問1で想定した「ターゲット層 と 製品」に最適なものでなければなりません。

 

それでは、解答例です。

 

解答例①だいまつ
戦略は、自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、人気レシピと一緒に提案販売することで、お土産としての購買を増やす。

解答例②後輩A
食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。直営店ではB社製品を用いたレシピを配布し、購買を促す。

解答例③後輩B
戦略は、観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

本問では設問間の関連も重要ですから、並べてみます。

 

解答例①だいまつ
(設問1)
戦略は、回転率の低い製品は縮小し、①日本の伝統文化に興味のある外国人観光客と懐かしさを求める女性やシニア層には伝統製法で作った製品を、②健康志向で食に敏感な女性に減塩しょうゆ関連製品数を増やし訴求する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)自社蔵見学と直営飲食店での食事をセットにしたツアーを企画し、食事後に直営店舗に誘導し、(販売戦略→)人気レシピと一緒に提案販売することで、(効果→)お土産としての購買を増やす。

 

「プロモーション(プロモーション/販売戦略)→効果」と、当初に想定した答案が作れています。

 

厳密に言えば、「健康志向で食に敏感な女性」は、「自社蔵見学」には全く興味がないでしょうが、ただ80字の中で表現をするとなれば、この辺りが限界でしょうか。

 

それと、たったの80字で「日本の伝統文化に興味のある外国人観光客」、「懐かしさを求める女性やシニア層」、「健康志向で食に敏感な女性」の3つのターゲットに訴求するための「プロモーション(プロモーション/販売戦略)」に関する施策を書く、なんてことは普通に考えてできません(しかも80分間でなんて絶対に無理です)。

 

受験生時代の私がそうであったように、ふぞろいを読んで、3つのターゲットすべてを設問1に盛込むべく努力しておられる方もいらっしゃると思いますが、最近私が思うのは、「無理をして全部を詰め込む必要はない」ということです。
(一応、私の解答例では解説の都合上3つのターゲットを盛込みましたが)

 

【永久保存版】シリーズでも書きましたが、断士の2次試験の解答要素(正解/得点がもらえる要素)は、1つではありません。間違いなく複数あります。

 

今回の事例においては、3つのターゲット層のいずれを選んでも、訴求すべき商品やプロモーション策が書けるように与件文にヒントが埋め込まれていました

 

加えてですが、平成28年度の事例Ⅲの第4問(設備投資するか/しないかの問題)でも、「する/しない」のどちらを選んでも、ちゃんと論理展開ができるよう与件文にはヒントが埋め込まれていました。

 

それで、何が言いたいかと申しますと、

 

だいまつは答案に「3つのターゲット層を盛込んでいた」、ふぞろい流採点で高得点を狙うなら「3つのターゲット層を盛込まないといけない」、という思考から、「荒くれモリ子(変に解答要素を盛込み過ぎてしまい答案が荒れてしまう人)」になってはいけません

 

限られた80分という時間の中で、設問文で聞かれたことに、与件文の記述から、理屈が通る答案を「作れている」のであれば、ターゲット層が1つしか盛込めていなくても私はいいと思います

 

事例Ⅱで言えば、題意に沿って「誰に→何を→どのように→効果」の順番で、分かりやすく意味の通る論理展開ができればOKと、気楽に考えましょう

 

続いて後輩Aの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、出荷数量が減少しているしょうゆのアイテム数を減らし、出荷数量が増加傾向にあるしょうゆ加工品を訴求すること。ターゲットは、直営店併設の飲食店を訪れる、食に敏感な女性やシニア層である。

(設問2)
(プロモーション→)食事を提供する際に、料理に使われているしょうゆ加工品のストーリーを説明し、直営店来店へと誘導する。(販売戦略→)直営店ではB社製品を用いたレシピを配賦し、(効果?→)購買を促す。

 

「直営店併設の飲食店を訪れた食に敏感な女性に対して(シニアは置いておくとして)」、「食事後に直営店へ誘導し、レシピに使われているB社製品の購買を促す」という論理構成は、いいと思います

 

ただ、気になるのは、「しょうゆ加工品のストーリーを説明し」という部分ですね。国産丸大豆のことなのか、伝統的な作り方のことなのか、はたまたその両方なのか、よく分かりません

 

与件文は「しょうゆ加工品」へのシフトを示唆していますが、与件文の言葉は変に加工しない方がいいですね!(さむっ・・・)

 

後輩Bの解答例です。

 

(設問1)
戦略は、①健康志向で食に敏感な女性に対して、自社蔵で杉桶を使った伝統製法で製造したしょうゆ関連製品を提供する、②伝統文化に興味のある外国人観光客に国産丸大豆を使った日本製の高品質しょうゆを提供する。

(設問2)
戦略は、(プロモーション→)観光情報誌やグルメサイトを活用し飲食店の来客を増やし、(販売戦略→)自社製品を使用した料理を提供し、味を確認してもらい、併設の直営店で商品を販売する。

 

なんだか、のっぺりした答案で、少し押しが弱い気もしますが、間違いではないと思うので、本番でこれが書ければ及第点の答案でしょう。「効果」はなんとか盛込みたいところですね。

 

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第3問(配点20 点)
3年前に開業した直営店併設の飲食店は、売り上げが好調である。B社が飲食店を直接経営することによって、どのようなメリットと効果を得られるか。売り上げが向上すること以外のメリットと効果について、100 字以内で説明せよ。

【出題の趣旨】
メーカーであるB社が川下(飲食店経営)に参入することにより、製品開発や営業施策の点でどのような可能性があるかについて、分析力・課題解決力を問う問題である。

 

本問は、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」の観点で考えると以下の通りになります。

 

 

「誰に、何を、どのように、戦略」は、関係ありません。「効果(メリット)の部分だけ」が問われています。

 

それと、「4P」の観点から考えると、強いて言えば「チャネル」でしょうか(うーん、分かりません)。

 

本問は素直に、「メリットと効果を書く設問」、そう意識して与件文から無理なく考えられる答案を作りたいですね。

 

ちなみに、メリットはB社が川下(飲食店経営)に参入することによって得られる「直接的にいいこと」、効果はB社が川下(飲食店経営)に参入することによって「もたらされるいいこと」です。

 

出題の趣旨(製品開発や営業施策を答えて欲しい)も踏まえて考えると、求められていた解答要素は以下の通りだと思います。ただし、メリットと効果の違いに関して深追いしないでください。この2つを切り分けできるようにトレーニングする時間があるのなら、事例Ⅱ全体を「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」で考えられるように訓練する時間に充ててください

 

メリット(直接的にいいこと)
①最終顧客との接点ができて声を製品開発に活かせる、②最終消費者に直接情報を発信できる

効果(参入によってもたらされるいいこと)
②観光誌やグルメサイトに取り上げてもらい知名度があがること

 

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第4問(配点30 点)
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。B社もまた、新規事業として直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出したいと考えている。

(設問1)
インターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべきブランド戦略を50 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
B社が、直接、最終消費者に対するインターネット販売に乗り出すために必要な施策について、ブランド戦略の観点から問題解決力を問う問題である。

 

 

いつも通り、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」の観点から考えると、本問は、「プロモーション」の問題ですね。

 

そして、「誰に」は設問文に書かれている「最終消費者」ですから、答える必要はありません(回答欄に「誰に」を書く必要はない)。ブランド戦略の観点からインターネット販売を軌道に乗せるためにB社が採るべき戦略を答えればOKというイメージですね。

 

なお、「ブランド戦略」につながる内容であれば、「どのように(プロモーション)」だけでなく、「何を(製品戦略)」を絡めてよいと思われます。

 

ここは、あまり深く考えないようにして、与件文に寄り添った答案作りを心がけるべきです。

 

ちなみに、よく本問の「正解がなんだったのか」を受験生に聞かれるので、秀逸な答案を作った、後輩Aの解答例を示しておきます。

 

解答例①後輩A
助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

なんだこりゃ?と思われた方も多いと思いますが、「わざわざ表現」を活用した見事な答案です。

 

ちょっと、解説しておきます。

 

<設問文>
昨今の多くの中小しょうゆメーカーでは、インターネット販売を展開している。

後発のB社が先発メーカーを押し退けてインターネット販売を軌道に乗せるためには、「相当」インパクトのある施策が必要だ、ということが読み取れます。

 

<与件文>

第8段落
取引関係が50年にも及ぶ食品卸Z社がB社製品の販売を一手に引き受けており、そのZ社がインターネット販売に難色を示す

→Z社は、国内外の優良メーカーが生産する高付加価値・こだわりの自然食品・健康食品全般を取り扱うなかで、B社製品も一手に引き受けて来た訳ですから、B社の高付加価値な既存製品群について、インターネットチャネルとの競合は避けたいのでしょう。また、インターネット経由で直接販売されるとなれば、販売価格もZ社のコントロール下を離れますし、もしかすると現在のB社商品群のブランドイメージが毀損してしまうことをZ社は懸念しているのかもしれません。

第4段落
B社はかつて業務用製品も製造していたが、大手メーカーの激しい低価格攻勢を受け、現在ではほとんど最終消費者向け製品に特化している。ただし例外もいくつかある。たとえば親子丼で有名なある鶏料理専門店は、B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている

 

「ただし例外
有名なある鶏料理専門」
「B社のしょうゆの濃厚さと芳ほう醇じゅんさに惚れ込み、もう30 年来、取引が続いている」

 

絶対に使ってくれ」と言わんばかりの「わざわざ表現」ですよね。

 

後発のB社が最終消費者に響くインパクトあるブランド戦略で先発メーカーを押し退け、そしてインターネット販売を軌道に乗せるためには、B社の大ファンの「超有名鶏料理専門店」の協力が不可欠でしょう。

 

超有名鶏料理専門店」と、共同で専用ブランドを立上げすれば、きっと最終消費者は振り向いてくれるでしょうし、Z社も直接競合しないので許してくれるでしょう。

 

後輩Aの答案(解答例)は、題意と与件文に沿った、本当に素晴らしい内容ですね。

 

もう一度見ておきましょう。

 

助言は有名な鶏料理店と共同で、Z社には卸していないインターネット限定の新ブランドを開発する戦略である。

 

うーん、素晴らしい。

 

(設問2)
B社のインターネット販売を利用する顧客にリピートしてもらうために、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーションを展開するべきか。80 字以内で提案せよ。

【出題の趣旨】
顧客のリピーター化促進のためには、インターネット上でどのようなマーケティング・コミュニケーション施策が必要かについて、提案力を問う問題である。

 

マーケティング・コミュニケーションですから、「4P」で考えれば、「プロモーション」でしょう。

 

そして、「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略」という観点からすれば、「誰に」は設問1と同じく「最終消費者」ですから、答える必要がありません。また、「戦略名」必要ないでしょう。

 

すると、「何を(この場合製品ではなく「使えそうなネタ」という意味です)」、「どのように」、「効果」解答候補になります。

 


 

また、表の上にも書いていますが、マーケティング・コミュニケーションですから、「双方向性少し意識したいところです。なぜなら、「マーケティング手法」でも十分に事例Ⅱらしいのに、出題者は「答えさせたいこと」があって、わざわざ「コミュニケーション」を付けてきたからです。つまり、受験生に解答させる方向を絞っているのです。

 

では、解答例です。

 

解答例①だいまつ
助言は、①国内向けに自社飲食店の人気レシピを、②海外向けに外国語で伝統製法で作った製品情報を、SNSで発信し双方向の対話によって愛顧を高め、リピート率を向上させる。

解答例②後輩A
掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、関係性を強化し購買頻度を向上させる。

解答例③後輩B
B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

まず、私の解答例からです。

 

助言は、①(誰に/ジオ→)国内向けに(何を→)自社飲食店の人気レシピを、②(誰に/ジオ→)海外向けに(何を→)外国語で伝統製法で作った製品情報を、(どのように→)SNSで発信し双方向の対話によって(効果→)愛顧を高め、リピート率を向上させる。

 

・・・これはダメですね。そもそも、「誰に」は必要ないと言っておきながら、無理やり最終消費者」を「国内向け」と「海外向け」に振り分けています

 

「誰に」を書いてしまった理由は、与件文の「外国人観光客」の存在や、「Z社が海外に販路を持ち、既にB社製品が海外で受け入れられている」ことを念頭に、「国内と海外」の両方を狙いに行ってしまった(欲張った)結果です。それと、この対応を「ダメだ」とまで言ったのは、80分で「国内と海外」にターゲットを振り分けて書くことなど、普通はやらないから、です。

 

それでも、「レシピやSNS(双方向性)→愛顧UP→リピート率向上」という流れは、悪くないと思います。

 

「誰に」を入れてしまったのは余計ですが、「何を(使えそうなネタ)」→「どのように」→「効果」順につなげていけば、読みやすくて、漏れのない答案が作れることが分かりますね。

 

次に後輩Aの解答例です。

 

(何を/どのように→)掲示板を設け顧客が作った料理の写真を掲載したものに対し、B社及び鶏料理店が料理のアドバイスや別料理のレシピを返信することで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

後輩Aは、設問1で有名鶏料理店を登場させていますので、設問間の関連、一貫性と言う点で申し分ない答案でしょう。効果もしっかりと書けています。

 

ただ、「何を、どのように」が混在していて少し読み辛い印象があります。

 

例えば、以下の様に「何を→どのように→効果」の順番で組み替えてみるとどうでしょうか。

 

(何を→)B社の人気レシピや有名鶏料理店の料理ノウハウを活かし、(どのように→)HPの掲示板に投稿された顧客の作った料理写真に対してアドバイスすることで、(効果→)関係性を強化し購買頻度を向上させる。

 

どうでしょうか。読みやすくなったと思うのですが、如何でしょうか。

 

最後に後輩Bの解答例です。

 

(どのように→)B社HPに掲示板を設置し、利用者同士のコミュニケーションを誘発することで、(効果→)関係性を強化し固定客化を図り、リピート購入を促し、売上の増加を図るべきである。

 

「どのように」→「効果」の順で答案を作ることができているのですが、80字の制限字数の中で、「効果」に関する記述が半分を占めていますこれはいただけません

 

「効果」は、「おまけ」的な位置付けであるため、少なくとも施策(何を、どのように)に60文字(3行)を割くべきでしょう。

 

そうすれば、「何を(使えそうなネタ)」に関する記述も書くスペースが確保できます。

 

それと、これはだいまつの持論なのですが、事例Ⅱの「効果」で「売上UP」という言葉は使う必要は「ありません」

 

なぜなら、下記の効果(施策を実施した結果)はいずれも「売上UP」を分解した要素であり、効果として「新規顧客を獲得する」と書けば、すなわちそれは「売上UP」のことを書いていることになるからです。

 

新規顧客の獲得

購買頻度UP(固定客化)
関連購買
単価UP

 

解説は以上です。

 

皆さん、如何だったでしょうか。

 

事例Ⅱにおいて、「4P」と「誰に、何を、どのように、効果 + 戦略名」如何に大切であるか、このフレームで常に考えれば、漏れなく、ダブリなく、分かりやすい答案が作れる、ことを実感いただけたでしょうか。

 

なお、コメントで平成28年度もしくは平成27年度の事例Ⅲの解説記事をリクエストいただいています。最近、なかなかブログを書く時間が取り辛いのですが、皆さんが記事の一番下にある「ブログ村ボタン」を押して応援いただければ、動機づけられて、頑張ってしまうかもしれません!

 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

以上、だいまつでした。

 

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こんにちは、chikaです!
二次試験まであと一か月ちょっととなりました。
皆さん、二次の勉強は順調でしょうか。

私は去年の今頃、解答プロセスの型は固まってきたものの・・・
実は事例Ⅱに苦手意識を持っていました。

事例Ⅱは、
身近にイメージしやすく、解答は書きやすい!
ので、ある程度の点数(50~60点)は取れるようになっていました。
(最初は得意だと勘違いしていました)

しかし!!
点数がぶれやすく、60点以上を安定的にとることができていませんでした。

事例Ⅱは身近にイメージしやすい分、
出題者の意図に沿わない余計なアイデアも出てきやすい。
そのため、解答が書けたつもりでも、得点に繋がっていなかったのです。

そこで、この道場ブログで事例Ⅱの記事を読み漁り、
安定的に高い点数をとるにはどうすればいいのか、分析し、
事例Ⅱのコツを掴むことができました。

前置きが長くなりましたが、本日の目次。

★目次★

①事例Ⅱで安定的に点数をとるコツ
②事例Ⅱのキーワード解答法(ダウンロードOK)


事例Ⅱで安定的に点数を取るコツ

先述しましたが、
事例Ⅱはイメージしやすいので自分の知識や経験を取り入れやすく、解きやすい事例だと思います。
与件文にはヒントがいっぱい散在されており、アイデアがどんどん出てくる。
結果、的外れな提案(アイデア提案)をしがち。
初代JCさんも、コチラの記事でそのことを触れています。

そこで、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする必要がある
アイデアを壮大に広げ過ぎずに、B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く必要がある

ということに気づきました。

 

その参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

事例Ⅱのコンサル方針は、
「『専門性・地域密着・関係管理』を武器に、『ターゲット+協力者+4P』を定めて競争優位を構築すること」。
よって、与件では、「変化」の他に、中小企業が競争優位を構築する際の武器となる、「専門性」、「地域密着」、「関係管理(Life Time Value)」に関する記述に着目。
事例Ⅱは、拾ってくる情報が多いので、こうした型(もしくは思考)を持った上で与件を見れると、非常にスピーディかつ抜け漏れなく対処できる。

 

 

また、事例Ⅱのストーリー展開に着目することも大切。

参考になったのはコチラの記事。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱのストーリー展開>
①(S)創業以来、B社の強みや特徴を活かして何とか業績を伸ばしてきた。
②(T)外部環境変化や大手競合の出現で雲行きが怪しくなってきている。
③(O) 新たなニーズや顧客層が現れてきている。
④業績が停滞してきている。

もう少し細かく見ると、
①の強みはだいたい地域密着性顧客関係性特定分野での専門性きめ細かい対応、などが代表的です。
②の外部環境変化は少子高齢化域内の顧客減少、大手競合は低価格幅広い品揃えを武器にしています。

<「事例Ⅱとは何ぞや」の結論>
④を憂う経営者に対して、中小企業診断士であるあなたが颯爽と現れ、
・③に対して①をぶつけることで新たな収益を確保する。
・外部環境変化には対応し、大手競合はかわす。

 

さらに、コチラの記事も参考になります。
以下、ポイントを抜粋。

<事例Ⅱとは>
・事例Ⅱのテーマ:地域密着型の経営で売上拡大を目指す小規模企業
 (地域活性化も売上を上げるための手段。)

未対応のニーズに対して、企業連携経営資源を有効活用し対応する。
(既存ニーズの裏が未対応のニーズ。)

競合と差別化した高付加価値商品及び地域密着客数を増やし売上を拡大する。
(売上を上げるためには客数と客単価をあげる。)

 

上記をふまえると、B社のテーマは「売上拡大」
売上拡大といえば、
客数(新規顧客+既存顧客) × 客単価(商品単価 × 買上げ点数)

そこで、提案する施策が、上記のどの効果につながるかをきちんと書くことを意識することで、点数UPを狙いました。

そのための型として、事例Ⅱでは、
「誰に」:ターゲット
「何を」:B社の強み、経営資源
「どのように」:具体的にやること(4Pの視点)
「効果」:客数増加or客単価増加、もしくは総括して「売上増加」
の4点セットを解答に書くようにしました。

 

ご紹介したいコツは以上になります。
私はこれらを意識することで、事例Ⅱに自信を持つことができるようになりました。


【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~

次に、キーワード解答法の事例Ⅱバージョンをお伝えします。

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

事例Ⅰはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

事例Ⅲはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎

事例Ⅳはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

 

事例Ⅲのキーワードまとめ

▼クリックすると拡大します▼

 

 

こちらは、某予備校の資料を元に、私がH13~H28年度の過去問を全て3周以上解いた中で、自分なりにカスタマイズして作成したものです。
※ダウンロードはコチラ⇒事例Ⅱのキーワード

 

 

~私の使い方~

①まずはこの表を頭に叩き込む!
A:与件文のヒントに対応するB:解答のキーワードC:効果を思い浮かべられるようになっておく。

②与件文を読む際に、A:与件文のヒントの内容があったら、B:解答のヒントのキーワードC:効果メモ用紙にメモ!

③解答骨子を作る(=解答の下書きを作る)際に、キーワードのうち事例企業に合うものを選んで解答を作る!

 

事例Ⅱにおいてのポイントとしては、
先述したコツ、
★与件文より引用すべき重要な根拠を、漏れなくピックアップする
★B社のストーリー展開を踏まえた(=出題者の意図する)解答を書く
★「誰に」「何を」「どのように」「効果」を書く
を意識することが大切です。

 

また、設問で「どのレイヤーを問われているのか?」を意識することも大切です。

事例Ⅱでは以下の構造になっています。
経営環境分析
 ↓
経営戦略
∟成長戦略(アンゾフ。競合は考えない。)
 ∟競争戦略(ポーター。競合を考える)
 ↓
オペレーション戦略(ターゲット+4PS)

※表では、一番左にレイヤーを記載しています。

 


本日の記事は以上になります!
涼しくなってきましたので、体調管理に気を付けて、
勉強に励んでくださいね★
chikaでした♪

 

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、事例Ⅳの傾向と対策、について書きました。

 

事例Ⅳは、

①合否を左右する事例であり、

②スキマ時間でも学習しやすく、

③努力が点につながりやすい。

 

領域別の出題頻度は、毎年出る経営分析。超頻出のCVP分析、NPV。次に頻出の、CF計算書とセグメント別損益計算です。

 

事例Ⅳ対策として、事例Ⅳ問題集を使って、テーマごとに繰り返し解くようにしましょう。

 

損益計算書も、キャッシュフロー計算書も、白地から書けるように。何度もトレーニングすれば、書けるようになります。

 

さて、本日のテーマは、2次得点力を高める「3つのカギ」と題してお送りします。

 

■3つのカギとは

私が実際にストレート合格に役立った要素を以下の3つに整理します。

(1)知識
(2)技術・ノウハウ
(3)練習・トレーニング

 

■カギ (1)知識

2次得点力を高めるために必要な知識は、以下の2点です。

 

(1)全知識に掲載されている知識
2次の解法に必要な知識は、ある程度限られています。

 

それを分かりやすくまとめてくれているのが、全知識で。必要なインプット教材は、これがあれば十分です。

 

ただ、この教材を読むだけでは2次に必要な知識が手に入ったとは言えません。

 

原稿用紙に知識を簡潔に記述できる、が求められる水準です。

 

1次は選択肢の正誤が判断できていればよかったですが、2次は白地に記述できる知識レベルが必要です。

 

知識で覚えておくと良いのは、キーワードのメリット、デメリットです。

 

例えば、以下の内容を書けそうですか?

少し読むのを止まって、頭の中でつぶやいてみてください。

①同族経営のメリット、デメリット
②M&Aのメリット、デメリット
③事業部制組織のメリット、デメリット
④成果主義のメリット、デメリット
⑤アルバイト活用のメリット、デメリット

いかがでしょうか?なかなか難しかったのではないでしょうか?

 

安心してください。私も昨年の今ごろは、まだスラスラ書けませんでした。

 

このトレーニングについて、きゃっしいが過去記事にしています。

きゃっしいの100字訓練

 

 

(2)階層、切り口、キーワードに関する知識

私の場合は、予備校でインプットした情報です。

 

chikaのブログでも、この部分を取り上げています。貴重なまとめなので、ぜひ参考にして下さい。

 

経営戦略には、企業戦略・事業戦略・機能戦略の3つのレベルがあります。

 

2次の事例Ⅰ~Ⅲでは、大きく分けると、経営戦略(企業、事業)と機能戦略の2つに分けられます。

 

機能戦略は事例ごとに、組織・人事、マーケティング、生産・技術、となります。

 

■事例Ⅰ
階層:①経営戦略 ②組織構造(ハード) ③人的資源管理(ソフト)


組織構造:①部門 ②階層 ③権限 ④コミュニケーション

人的資源管理:①採用配置 ②評価 ③報酬 ④能力開発

 

■事例Ⅱ
階層:①経営戦略 ②ターゲット+4P

4P:①商品サービス ②価格 ③チャネル ④プロモーション
※とくに頻出なのが、商品とプロモーション

 

■事例Ⅲ
階層:①経営戦略 ②営業、設計・開発、生産活動

生産活動:①生産計画 ②生産実施 ③生産統制

 

事例の設問を読んだ時に、

「これは経営戦略の話だな。」

「これは機能戦略の組織構造の話だな。」

と分類できるようになると、

 

設問の題意から大きく外さない(事故しない)、そして解答のスピードアップが可能です。

 

キーワードについても、chikaの記事を参考にして自分で作るか、予備校の教材をゲットして時間を短縮させるか。

80分という短い時間で反射的に解答を作れるように、事前準備が有効です。

 

 

■カギ (2)技術ノウハウ

2次で大事な技術ノウハウは、

①設問要求解釈

②タイムマネジメントです。

 

①設問要求解釈については、以前にきゃずが秀逸なまとめをしていますので、参考にしてください。

 

設問を読んだ段階で、解答をできるだけ鮮明に、具体的に想像する技術です。

 

②タイムマネジメント

80分をどのように使うかの時間設計です。

個人によって好みや得意が違うので、過去問のアウトプットを通じて、微調整や変更しましょう。

 

下記は、私の最終的な時間設計ですが、実際はラスト見直しの時間が取れないほど、緊張・焦りが生じました。

 

・ゆう80分の流れ
(15分) 要求具体化
設問読んで、
①要求タイプ
②レイヤー分け
③聞かれていること(理由・課題・対策・改善策)
④ゴール設定(例:新製品開発を行い、新規顧客開拓し、収益拡大。)
⑤理論想定(1次理論)

 

(5分) 大枠把握
与件文通読、①段落分け ②マーカー分け

 

(10分) ポイント解釈(紐付け)
与件文と設問文の紐付け。どこの与件文から解答要素を引っ張ってくるか。

 

(40分~45分) ポイント解釈~編集
紐付できたら、個別にバッチ処理(個別に解釈~編集まで)する。

 

(5~10分)ラスト見直し。

 

以下は、意外と重要な技術かもしれないので、触れておきます。

 

・ホッチキス外し
事例の問題冊子のホッチキスをはずかどうか。外すと、無地の紙がゲットできます。

 

私は、微妙な力加減で、一番外側の紙だけ残して、問題冊子を引っ張り。問題冊子と白地のペーパーに分けていました。
これは、本番の2週前くらいに会得しました。

 

・マーカー活用
シャーペンだけで攻める人と、マーカーを使う人。マーカー派は、①設問ごとにマーカーの色分けをする人と、②強み弱みなどSWOTで色分けするタイプに分かれます。

 

私は、以下の使い方をしました。
強み、機会をピンク。弱み、脅威をブルー。課題・目標をイエローでマーカーする。

 

■カギ (3)練習・トレーニング

知識も技術も、練習や訓練などのアウトプットを通じて、習得できているかの点検ができます。

 

また、アウトプットを通じて、知識や技術の強化・修正が図れます。

 

①私が解いた2次事例数
8月22事例、9月59事例、10月47事例。計127事例。

私の場合、多くの事例数を解いたことが、自信と改善につながりました。

 

②過去問を何年分までやるのがいいか?
私は、平成13年・14年、20~22年も1回転させましたが、メインは過去5年分で全事例3回転させました。

初見問題として古い過去問を使うのは効果的ですが、古い事例は出題傾向が変わっていたりするので、あまりやりこみはしなかったです。

 

③ふぞろい写経
模範解答を原稿用紙に書き写すことで、文章表現文字数の感覚をつかみます。

 

言葉の言い回し、まとめ方。80文字に短くまとめる表現。160文字の対処法など。手を使って、覚えます。

 

④模試・セルフ模試
今週末にMMC模試が終わってからは、模試の機会がないです。

 

そんな時は、土日を使って、試験本番と同様の時間に4事例を解くセルフ模試が有効です。

 

初見の問題をやるなら、年度の古い過去問や、友人や先輩などから初見の問題をゲットするのも手です。

以上、2次得点力を高める「3つのカギ」でした。

 

2次の得点力は、試験本番まで伸びます!過去問アウトプットを通じたPDCAの高速回転で、得点力を伸ばしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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※注意:この記事は真剣に読むとおそらく1時間以上の時間を使うことになります。

 

みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです!

 

さてさて、前々回から「平成29年度2次試験超高得点答案にみる2次試験合格のポイント!」と題して、3回シリーズで平成29年度試験の超高得点答案(80点クラスの再現答案)の分析を通じて、2次試験の本質に迫るべく記事を書いています。

 

✓29年事例Ⅰの記事はコチラ
✓29年事例Ⅱの記事はコチラ

 

いよいよ、本シリーズも最後の第3弾を迎えました。

 

今回の事例Ⅲの記事でも80点クラスの答案2つに加えて、60点を少し超える答案60点を下回る答案も比較対象として分析を行います。

 

<平成29年度事例Ⅲの再現答案提供者>
●だいまつ・・・<開示得点83点>
私です。事例Ⅰ、事例Ⅱと我が子ともいうべき自らの答案に辛辣な言葉を浴びせ続けてきましたが、今回は優しい言葉で褒めてあげることができそうです。

 

●すえ ・・・<開示得点81点>
タキプロ関西のお仲間です。物静かな雰囲気と話しやすさが魅力のIT系診断士です。以下、「すえさん」とお呼びします。IT系なのにITに強くなさそうなところが、私はすえさんのチャームポイントだと思っています。

 

▲もろもろもろ・・・<開示得点65点>
タキプロ関西でご一緒させていただているのですが、いまだになぜこのニックネームにされたのかが謎です。以下、「もろさん」(もろ×3)とお呼びします。名前だけ見るとぶっ飛んだ方の様に思われるかもしれませんが、「タキプロ関西の良識」の二つ名をもつ人格者です。一次試験のテキストに登場する、診断士なら誰もが知っている‘お勤め先’で働いておられます。

 

■たくじ・・・<開示得点54点>
ふぞろい11において、私がリーダーを務めていた事例Ⅰ(大阪)チームで一緒に作業をしていた仲間です。20代中盤という若さながら、安定感のある逸材です。セミナーでは不慣れなパワポ作成やプレゼンテーションに対する私の容赦ないパワハラ(冗談ですよ!)に見事耐え、もともと優秀なのに、さらに一皮むけました。ちなみに私の商売敵でもあります。

 

ところで、勉強会やセミナーで受験生の方々と接していると、事例Ⅲに苦手意識をお持ちの方が多いという印象です。そこで、詳しく話を聞いてみると皆さん口を揃えて、「製造現場のことが小難しく書かれていて、与件文の記述を整理するのも大変だし、対応策も全然思い浮かばない。どうしたらいいでしょうか・・・」と、おっしゃいます。

 

分かります。すごく分かります。その気持ち。

 

私もかつては同じような気持でした。

 

どうすれば、「受験校の模範解答」や、「ふぞろいの上位答案のような解答が書けるのか」、を真剣に悩んでいました。

 

そんな「事例Ⅲ苦手病」に悩んでいた私に、攻略への道をひらいてくれたのが、当時タキプロ関西の勉強会で受験生指導をされていた「ポポさん」という方の言葉でした。

 

私を救ってくれたポポさんの言葉を皆さんにもお伝えしておきます。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

皆さん、どうでしょう?

 

「なるほど、そうだ」と思われる方もいらっしゃれば、いまの段階では、「ピンと来ない方」もいらっしゃるでしょう

 

大丈夫です。

 

ピンと来なくても、いまは構いません

 

今日の記事を読んで、そして事例Ⅲに対するトレーニングを積み重ねて行く中で、ポポさんの言葉の意味を実感できるようになれば、OKです。

 

このポポさんの言葉を「なるほどそうだ、その通りだ。事例Ⅲは難しく考えなくていいよね。」と思えたなら、きっとあなたは事例Ⅲで60点を取るレベルに達しています

 

それと、昨日chikaさんが事例Ⅲのキーワード解答法をまとめてくれています(コチラ)。こちらも必ず確認してください。私がchikaさんの記事に基づき皆さんにアドバイスするとすれば、以下の通りです。

 

頭に入れておく知識はchikaさんのキーワードがまとめられた一覧くらいでOK。事例Ⅲは覚えることは本当に少ないです。

「A:与件文のヒント」⇒「B:解答のキーワード」をちゃんと紐付けして覚える。与件文にヒントの記述がないのに、解答キーワードだけ覚えていて、答案にキーワードだけをねじ込むことは「絶対に」してはいけません(失敗者は語る)。この辺りも、今回の記事を読んでいただければ感覚的に分かっていただけると思います。

 

さて、前置きが長くなってしまいました。毎度のことですが、ここから先は平成29年度事例Ⅲの過去問を解いて、自分の解答や与件文を見ながら読むようにしてくださいね。でないと、今回も効果は10分の1以下ですからね!

 

過去問はLECのサイトからダウンロードできます(コチラ)。

 

では、さっそく、設問毎に答案を比べて分析をしていきましょう!

 


 

第1問(配点30点)
CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその応策を140字以内で述べよ。

 

【出題の趣旨】
新規事業であるCNC木工加工機の生産販売を進めるために必要な生産管理上の課題を把握し、解決する能力を問う問題である。

 

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●すえ(81点)
課題は、①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底などである。対応策は、①調達部門の新設や②内部部品加工、鋼板加工や本体塗装等の同期化を行うこと、③カムアップシステムの導入や外注指導を行うことである。

▲もろもろもろ(65点)
課題は①ロットサイズの大きい機械加工とロットサイズの小さい製缶板金加工の生産同期化、②両工程の連携による技術シナジーの追求である。対応策は①常務のIT技能を活用して両工程を一元管理できるシステムを整備し適切な生産管理を行う事、②両工程で定期連絡会を開催し、連携を深める事。

■たくじ(54点)
課題は、機械加工班と製缶板金班が同じCNC 木工加工機の部品加工、組み立てを協力して行い、計画通りに生産できるようにすることである。対応策は、製造部における作業者間の連携を強化するために、改善チームの設置などで作業者同士が意思疎通を行い、業務改善に取り組める機会を創出することである。

 

<考察>
まず、今回は設問要求をしっかりと確認しておきましょう(いきなり脱線します)。

 

設問文の「CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその応策を140字以内で述べよ。」を出題の趣旨も踏まえて考えると

 

「いままで作ったことのないCNC木工加工機を作るために、生産管理面で注意すべきこと(課題)は何ですか、またその対応策も教えてください。140字以内で。」

 

になります。

 

すなわち、本問では「生産管理」の観点から、「課題と対応策」を答えないといけないわけですが、ここ数年生産管理系の問題が出題されなかったことはありません

 

つまり、事例Ⅰで言えば、「人的資源管理(採用・配置・報酬・育成・評価)」、事例Ⅱで言えば、「4P」・「誰に、何を、どのように、効果」みたいなものです。毎回、毎回問われている超頻出の切り口なのです。

 

しかも、毎回毎回生産管理について答えてくれ」と、‘ド直球’で聞いてきます。以下の出題履歴を見てください。事例Ⅲの出題者が如何に「生産管理」が好きか(頻出論点であるか)をお分かりいただけると思います。

 

平成29年度事例Ⅲ(第1問)
CNC木工加工機の生産販売を進めるために検討すべき生産管理上の課題とその応策を140字以内で述べよ。

平成28年度事例Ⅲ(第2問)
現在C社が抱えている最大の経営課題は、収益改善を早急に図ることである。生産管理面での対応策を160字以内で述べよ。

平成27年度事例Ⅲ(第3問)
C社は、納期遅延の解消を目的に生産管理のIT化を計画している。それには、どのように納期管理をし、その際、どのような情報を活用していくべきか、120字以内で述べよ。

平成26年度事例Ⅲ(第3問設問2)
X社からの業務の移管に対応するためには、C社の生産計画や資材調達計画を今後どのように改革していくことが必要となるか、160字以内で述べよ。

 

ここで、冒頭に申し上げたポポさんの言葉を思い出してください

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

まさに言葉通りです。

 

事例Ⅲには超定番の切り口があるのです。

 

それが「生産管理」です。

 

生産を行うためには 必ず’ 生産管理(計画→統制)が必要です。

 

なぜなら、生産計画がなく、さらにこの計画に基づいた「統制(進捗・余力・現品)」がなければ、「材料が足りない」、「仕掛品は山積み」、「手待ち・機械待ち」等々、至る所で問題が発生し、ムダ、ムラ、ムリの雨あられで、顧客が求めるQCDを満たすことができないからです。

 

つまり、生産管理が上手くできないと、まともにモノ作りができない訳です。

 

一方、事例Ⅲに登場する企業(C社)は生産での問題点・課題を100%抱えています(じゃないと、「生産技術」に関しての助言ができなくて、試験問題にならないから)。

 

そうなると、C社は「生産での問題点・課題 = 生産管理の問題点・課題」をまず間違いなく抱えていることになります。

 

もう少し具体的に話をします。

 

まずC社は、計画面で何かしらの問題点・課題を抱えています。

 

例えば、「計画が一部しか作られていない」、「計画の見直しタイミングがおかしい」などです。

 

そして、計画がガタガタだから、「統制面でも何かしらの問題点・課題」が生じている、という構図になっています。

 

例えば、進捗管理面では「一部の工程しか生産計画を作っていないから(計画ダメ)、他の工程では各担当者が好き勝手な順番で作業をした結果(統制ダメ)、納期遅延が生じている(QCDのDに問題が発生)」といった具合にです。

 

そのほかにも、

 

余力管理面では「全社的な生産計画がないために、他の工程のことはお構いなしで自分の仕事だけをしており労務費が高い(作業のムダが多くて残業発生でコスト高)」、

 

現品管理面では「各チームで生産計画を作って統制活動をしているから、原材料をそれぞれで調達しており、原材料費が高い(在庫や仕掛品がダブダブ、チームによって仕入れ単価がバラバラ)」、

 

というような問題が発生しており、QCDの「C」と「D」に問題・課題がある、という場合がほとんどです。

 

平成28年度の事例Ⅲは「異物混入」など、「Q」に問題を抱える企業が出題されましたが、基本的には「C」と「D」の切り口から問われる、そう考えて間違いありません

 

なぜなら、「品質向上(高品質)(Q)」は様々な要素が絡みあって実現されるものであるから、80分で解答させるには重た過ぎる内容となるためです(と、だいまつは考えています)。

 

それに比べて、「」の面では、残業発生でコスト高になっている(問題点)のなら、対応策は「作業の平準化で残業を減らしてコスト削減実現」、となりますし、

 

」の面では、進捗管理ができてなくて納期遅延が発生している(問題点)のなら、対応策は「全社的生産計画を作って進捗管理して納期を順守」というように、

 

問題点・課題と、対応策の関係が単純なので「」と「」の切り口から問われることが多いと考えられます。

 

仮に、「」の問題が出されたとしても問題点・課題と対応策が分かりやすくなっているはずです(「答えのある」国家試験ですから、80分で1次試験合格者なら誰もが答えられる、考え付ける、ようにしておかないといけませんからね)。

 

事例Ⅲで出題される企業は「Q」に強みは有するけど、「C」と「D」でお悩み、とイメージしておくだけでも、少し対応しやすくなるかもしれませんね!

 

いつもの通り道草が長くなってしまいました。

 

本題の考察に入りましょう。

 

まずは、私とすえさんの答案を見比べます。

 

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する。

●すえ(81点)
課題は、①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底などである。対応策は、①調達部門の新設や②内部部品加工、鋼板加工や本体塗装等の同期化を行うこと、③カムアップシステムの導入や外注指導を行うことである。

 

二人の答案を読んで皆さんはどう思われましたか。

 

パッと見た感じで、「答え方も結構違う」し、「解答要素も結構違う」と思われた方が多いのではないでしょうか。

 

もちろん解答要素として違うところもあります。

 

でも、根っこの部分では、かなり似通っています

 

凄く大切なことなのですが、分かりますか?

 

・・・答え合わせです。

 

共通点は、「いままで作ったことのないCNC木工加工機」を製造していくために必要な課題を意識して(つまり題意に沿って)、答案を作っているという点です。

 

前回・前々回の記事でも書きましたが、中小企業診断士の2次試験では題意に沿った答案作りをしなければ、点数を得られません

 

足もとC社では、「比較的小物でロットサイズが大きい製品の加工を行う機械加工班(7段落)」と、「大型で多品種少量の鋼材や鋼板の加工を行う製缶板金班(7段落)」の2班が存在しますが、専任担当制を敷いていたこともあり、作業者間の連携はほとんどありませんでした(14段落)。

 

しかし、新事業のCNC木工加工機の製造では、①機械加工班と製缶板金班が同じCNC木工加工機の部品の加工と、組み立てに関わることになり、②さらにCNC制御装置の外部調達が必要となります。加えて③最終検査は設計担当者が行います。

 

・・・つまりは、CNC木工加工機は、製造部内の連携だけでなく、設計担当者を交え、さらには外部調達先とも調整を図りながら製造する必要がある、という設定です。

 

さてさて。

 

先ほど「生産管理が頻出論点」だ、と申し上げました。そして、生産管理を問われた場合には、「計画が一部しか作られていない」、「計画の見直しタイミングがおかしい」などを起点として「統制面でも何かしらの問題点・課題」が生じていると申し上げました。

 

本問に当てはめて考えるとどうでしょうか。

 

現在の賃加工型の生産業務(生産管理)では、

 

「顧客は古くから取引関係がある企業が多く、受注品の多くは各顧客から繰り返し発注される部品で、顧客から注文が入ると、受注窓口である社長と常務から、担当する製造部の作業者に直接生産指示が行われる(第8段落)」

 

ため、機械加工版と製缶板金版がばらばらに作業をしていても問題はありませんでした

 

つまり、担当者が社長と常務からの注文指示を受けてから顧客と話をして、自分の生産計画の中にその注文を取り込んで、進捗・余力・現品管理をすれば済みました。

 

いわば、個人個人の生産計画しか無いような状態です。

 

すなわち、現在のC社は、「全社的な生産計画が作成しておらず、統制活動(進捗・余力・現品管理)もばらばらの状態」と言えます。組織的に生産管理が行われていないのです。

 

なのに、新事業のCNC木工加工機の製造では、①機械加工班と製缶板金班が同じCNC木工加工機の部品加工、組み立てにかかわることになり、②さらにCNC制御装置は外部調達が必要となり、③その上、設計担当者が最終検査を担当することになります。

 

「製造部内(機械加工版と製缶板金、設計担当者)だけでなく、外注先との連携(外注管理)までもが必要」になってくるわけです。

 

じゃあ、課題は何ですか

 

と問われれば、私が答案の冒頭に書いたように「各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること」が、課題になりますよね。

 

もちろん、すえさんが解答した「①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底」も当然に課題となります。

 

二人の答案を見比べると、すえさんの解答には「外部調達」の観点が含まれています。そのため、私の答案よりも、「ちゃんと」与件文を読み解いた上で解答、と言えるでしょう。

 

ただし、本問を通じて私が皆さんに学んで(気付いて)いただきたいのは、こうした二人の「違い(すえさんの方が与件文をちゃんと読み解けている)」ではありません

 

では、何を学んでいただきたいのか。

 

それは、事例Ⅲの設問文で「生産管理」がド直球で聞かれて、与件文を見たら、設問要求で想定した通り、全社的な生産計画がなくて問題・課題が生じている(これから生じる)、だから「全社的生産計画を作ることが課題ですね」と、解答用紙に書くべきだ、という点です。

 

事例Ⅲが苦手な方(昔の私も含めて)は、「与件文に多数埋め込まれている生産面の問題点や課題をどう整理すれば良いか分からない状態」であることが多いと思われます(私が受験生の方々と話して受けた印象)

 

でも、そうなってしまう原因は、「事例Ⅲで、よく問われる切口(ド定番の切り口)と答え方」を知らないからなのです。

 

難しく考えないでください。そんなアナタでも事例Ⅲで60点は十分に取れるようになります。

 

設問文で「生産管理」が問われれば、与件文には「計画が一部しか作られていない」や「計画の見直しタイミングがおかしい」状況と、それによって「進捗・余力・現品管理に問題・課題がある」状況が、必ず書かれています

 

見当を付けて与件文を読みに行けば、今まで見えてこなかった事例Ⅲを解くための筋道が、見えるようになってきます

 

そう、与件文で紐つけるべき箇所が明確に分かるようになるのです。

 

そして、与件文の記述さえ見つけてしまえば後は簡単です。

 

「計画が一部しか作られていない」 → 「全社的な生産計画を作れ」

 

「計画の見直しタイミングがおかしい」 → 「適切なタイミングで見直せ」

 

そして、計画に基づいて、「統制(進捗・余力・現品管理)」しろ

 

それによって、「QCD(特にCD)に生じている(これから生じる)問題を解決」しろ(効果)

 

と、解答用紙に書けば良いだけです。

 

事例Ⅲで‘よく’問われること」と、「答えるべきこと」を知ってさえいれば、設問文で出題者が答えて欲しいことを素早く・正確にイメージできるようになりますし、与件文を読んで何を根拠にどんな答えを書くべきか、もはっきりと分かるようになります

 

ここで、ポポさんの言葉もう一度

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

この言葉の通りです。問われる切り口をしっかりと押さえていけば、60点は十分に取れるのです。

 

次に、私の対応策です。

 

●だいまつ(83点)
課題は、各班にまたがる全体生産計画を立て、各担当が連携して納期を遵守した製造体制を整えること。対応策は、受注情報に基づき製造部内で全体生産計画を立て、各班が連携して作業を行い、生産計画に基づき作業を同期化し、進捗管理する既存製品を含めた混合生産体制を整備し、期日に納品する

 

なんだか、「対応策」の記述が「課題」と同じようなことを書いている気がしますし、解答要素も少ないように思いますが、①全体生産計画を立てる → ②進捗管理をして(生産計画に基づき各班が作業を同期化した混合生産体制を整備して) → ③ 期日に納品する(D)、という流れで、計画→統制、つまり「生産管理面での対応策」が書けていますね。さらに「期日を守る」という「D」の観点での効果が書けています。

 

83点という得点を考えれば、「課題と対応策」は一部オウム返しでもOK、解答要素を詰め込みまくる必要はない(解答要素が少なくてもOK)、ということが分かりますね。

 

訳も分からず、あれやこれやと要素を詰め込んだ答案よりも、「生産管理」という問いに、要素は少ないけれども「計画→統制→効果」で与件文と矛盾のない答案を作っている方が100倍マシだ(点数が取れる)ということでしょう。

 

一方、すえさんはどうでしょうか。

 

●すえ(81点)
課題は、①従来の加工賃型には無かった調達機能の早期立ち上げや、②全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制、③外注管理の徹底などである。対応策は、①調達部門の新設や②内部部品加工、鋼板加工や本体塗装等の同期化を行うこと、③カムアップシステムの導入や外注指導を行うことである

 

「難しく考えすぎず」、シンプルに課題→対応策を書いています。

 

具体的には、

 

①(課題)調達機能の早期立ち上げ → (対応策)調達部門の新設

②(課題)全社俯瞰的な生産計画と進度管理等の生産統制 →
(対応策)鋼板加工や本体塗装等の同期化

③(課題)外注管理 → (対応策)カムアップシステム導入・外注指導

 

私個人としては、課題として挙げている「全社俯瞰的な生産計画」に対して、対応策で「全体生産計画を作れ」という、受け側の記述があってもよかったと思いますし、また、最後に「効果」として「顧客が満足するQCDを確保」が書けていると、なお良かったかもれません。

 

私とすえさんの解答を比較すると、「専門部署の立上げ」や「カムアップシステムの導入」など、すえさんの答案の方が具体性があるような印象ですが、二人とも80点を超えていますから、私のような具体性や知識面のキーワード(カムアップ)が少ない解答内容でもOKだということでしょう。

 

細かな知識や具体的な施策よりも題意(生産管理→計画→統制→実行)に沿って答えることが大切、ということですね。

 

次にもろさんです。

 

▲もろもろもろ(65点)
課題は①ロットサイズの大きい機械加工とロットサイズの小さい製缶板金加工の生産同期化、②両工程の連携による技術シナジーの追求である。対応策は①常務のIT技能を活用して両工程を一元管理できるシステムを整備し適切な生産管理を行う事、②両工程で定期連絡会を開催し、連携を深める事。

 

機械加工班と製缶板金加工班の「生産の同期化」という観点から、与件文を踏まえた答案が作成されていますね。

 

でも、さきほどの私やすえさんの答案と比べて明らかに物足りなさを感じます。

 

それは、「生産管理」の問題なのに、「生産計画」の視点がありません。また、「両工程の同期化」の切り口に詳しく説明することに終始してしまい、「統制(進捗・余力・現品管理)」面での記述も弱くなってしまっています。

 

だから、物足りなさを感じるのです。

 

なぜ、こうなってしまうか。

 

もうお分かりですよね。

 

もろさんは、設問文を読んだときに、

 

生産管理」だから「計画→統制(進捗・余力・現品)」を答えなければいけない。そして、与件文には「全体生産計画を作っていないとか、計画作成のタイミングがおかしい、といった記述があって、統制にも影響を及ぼしている状況」が書かれているはず

 

と、考えることができなかった(想起できなかった)のです。

 

もし、このように考えることができていたなら、答案の中身はく違ったものになったでしょう。

 

次は、たくじです。

 

■たくじ(54点)
課題は、機械加工班と製缶板金班が同じCNC 木工加工機の部品加工、組み立てを協力して行い、計画通りに生産できるようにすることである。対応策は、製造部における作業者間の連携を強化するために、改善チームの設置などで作業者同士が意思疎通を行い、業務改善に取り組める機会を創出することである。

 

生産管理面」に対する答案として弱いですね。なぜなら、計画→統制の流れで、C社における課題と対応策書けていないからです。

 

恐らくたくじも、もろさんと同じように設問要求の際に「生産管理で問われること」を十分にイメージできていなかったのでしょう。

 

一応、たくじの答案の中には生産統制に関する記述(「計画通りに生産できるようにすることである」)はありますが、C社の現状に照らせば、そもそも「全体生産計画を作ること」を課題や対応策として助言をしなければなりませんね。

 

ということは、出題者が「一番期待している」部分の記述がない訳ですから、「計画」というキーワードを盛込むことはできていますが、あまり点数がもらえなかったと考えるべきです(その結果が54点という点数に表れています)。

 

また、「製造部における作業者間の連携を強化するために、改善チームの設置などで作業者同士が意思疎通を行い」という記述は、もろさんの「生産の同期化」に近い観点からの解答です。

 

ただ、個人的には「生産の同期化が必要」と明確に書いているもろさんの答案よりは、採点者へのメッセージが弱いような印象を受けます。

 

如何ですか皆さん。

 

事例Ⅲの数少ない切り口(頻出論点)である生産管理」のことを、意識して解答を作るかどうかで、ここまで答案の品質が違ってきます

 

平成30年度試験で「生産管理」が問われたら、もう大丈夫ですよね?

 

今年の試験でも、超高確率で20点から30点の「生産管理系」の問題が来るはずです。

 

ド直球の問いかけ(生産管理の設問)が来たら、迷わずにフルスイングしてバックスクリーンに皆さんの答案を叩き込んでくださいね。

 

この記事を読んで空振りなんて絶対に許しませんからね!

 

第1問まとめ
80点クラス答案は、「生産管理(計画→統制(進捗・余力・現品管理)」とは何か、何を答えないと行けないかを、分かった上で答案を作成している(いや、ほんと、これに尽きます)。

 


 

第2問(配点20点)
C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。

 

【出題の趣旨】
新規事業であるCNC木工加工機の生産について、現在の生産能力の向上によって対応するために必要な生産業務上の課題を把握し、解決する能力を問う問題である。

 

●だいまつ(83点)
課題は、他の機械を操作できない作業者が多いため、多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築すること。対応策は①各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う②加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する。以上で、生産能力を向上させる。

●すえ(81点)
課題は、①多能工化による多工程持ちを行う事、②操作方法や加工方法の標準化やマニュアル化の推進である。対応策は、①OJTやマニュアル化による多能工化を行い、②QCサークルによるマニュアル化の推進を行うことなどである。

▲もろもろもろ(65点)
課題は①全工程の生産計画を一元管理する事、②製造部員の多能工化を図る事。対応策は、①従来受注の都度行なっていた生産指示を改めて、週次で全行程の生産計画を作成し一元管理すると共に、加工内容の打合せは設計担当が行う、②機械操作等の作業の標準化・マニュアル化を行い、社員教育を強化する。

■たくじ(54点)
課題は、生産性を向上させ、少ない人員で現在の業務をこなして人的余力生み、その人材をC N C 加工機の生産に充てることである。対応策は各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報等の業務内容の共有、マニュアル化、標準化により多能工化を進めること。

 

<考察>
まずは、私の答案を見てください。

 

自分で言うのもなんですが、美しい答案ですね(対応策の主述は少しおかしいですが)。
第6段落に解答根拠を設け、現時点の「他の機械を操作できない作業者が多いため」という問題点を「因」としながら、「多能工化・多工程持ち化し、相互応援体制を構築」という課題(果)を書くことができています。

 

また、対応策も第6段落の、「各機械の操作方法 や 加工方法に関する技術情報は各専任作業者それぞれが保有し、標準化やマニュアル化は進められていない」という記述を「因」として、そのままひっくり返して、上手く解答(果)を記述できています。

 

自分の答案なのでどういった思考回路で作られたかを詳しく説明しておきます。

各機械の操作方法は、それぞれが保有し、標準化やマニュアル化は進められていない(与件文)

→各機械の操作方法を標準化・マニュアル化し計画的にOJTを行う(解答)

 

加工方法に関する技術情報は、各専任作業者それぞれが保有し、標準化やマニュアル化は進められていない(与件文)

→加工技術情報を文書化し製造部内でDB共有する(解答)

 

如何ですか。

 

運営管理で必死になって暗記した はず’ の知識なんて、全く使っていませんよね。

 

「標準化やマニュアル化は進められていない」のだったら、「標準化・マニュアル化・教育しろ」です。

 

「技術情報はそれぞれ保有している」のだったら、「DBで共有しろ」、です。

 

事例Ⅲでは、できていないこと」のひっくり返しが、「対応策」になり、そして点数がもらえるのです(私の答案は83点なので、こんな単純なひっくり返しにたっぷりと点数が入っていることが分かります)。

 

ここでポポさんの言葉を、もう一度思い出してみましょう。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

ポポさんのおっしゃっていた言葉の意味を、本当の意味でご理解いただけたと思いますが、如何でしょうか

 

事例Ⅲの対応策基本は、「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ(ひっくり返すだけ)」なのです。

 

続いて、すえさんの答案を見ていきましょう。

 

●すえ(81点)
課題は、①多能工化による多工程持ちを行う事、②操作方法や加工方法の標準化やマニュアル化の推進である。対応策は、①OJTやマニュアル化による多能工化を行い、②QCサークルによるマニュアル化の推進を行うことなどである。

 

課題と対応策での上下の入り繰りみたいなのはありますが、書いている内容は、だいまつとほとんど同じですね。QCサークルによるマニュアル化も「技術情報の共有化」につながるでしょうから、与件文第6段落の「生産面での非効率な状況」は改善されるでしょう。

 

素晴らしいですね。

 

ここで、皆さん気になりませんか?

 

二人とも、解答根拠を第6段落に求めています。でも、なぜ二人は、そんなことができたのでしょうか

 

再びポポさんの言葉を思い出してみましょう。
(しつこいくらいに何回も登場してもらいます)

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

第2問では「現在の生産業務を整備して生産能力の向上」を果たすための課題と施策を問われました。

 

生産性向上・生産効率向上」、これも生産管理の次か、同じくらいによく問われる切り口超頻出論点です。

 

そして、「生産性向上・生産効率向上」が問われた場合、与件文を確認すると「効率が悪そうにばらばらに‘作業’をしている」、「 ‘情報’ が共有化されていない」など、明らかにダメな記述があり、この状況を改善するため「設計や作業の標準化→マニュアル化→教育(OJT)してください」、「情報をDBで一元化して共有化してください」と、解答するのが「相場」と決まっています

 

ここまで分かっていれば、本問(「生産性向上・生産効率向上」)の解答根拠となるのは、第6段落だけです。

 

しかも、私とすえさんは、第1問で「生産管理(計画→統制)」のことを書かなければいけない、ということが分かっていました。

 

だから、迷うことなく残りの生産面に関する与件文の記述を大胆に第1問にまわして本問では第6段落だけを用いて答案を作ることができた、という訳です。

 

では、続いてもろさんの答案を見ていきましょう。

 

▲もろもろもろ(65点)
課題は①全工程の生産計画を一元管理する事、②製造部員の多能工化を図る事。対応策は、①従来受注の都度行なっていた生産指示を改めて、週次で全行程の生産計画を作成し一元管理すると共に、加工内容の打合せは設計担当が行う、②機械操作等の作業の標準化・マニュアル化を行い、社員教育を強化する。

 

もろさんは、本問(生産効率化の問題)で「①全工程の生産計画を一元管理する事」と、生産計画(つまり生産管理→第1問で書くべき内容)のことを書いてしまっていますね。

 

第1問の考察で触れた通り、当日の試験会場においてもろさんは、「計画→統制」が「生産管理」であることが「分かっていなかった」ということでしょう。

 

皆さんは、もろさんと同じ轍を踏まないようにしましょう。

 

それと、反面教師にしていただきたいところが、もう一点あります。

 

週次で全行程の生産計画を作成し一元管理する」という部分です。

 

与件文のどこを見渡しても「C社が生産計画を週次化する必要性がある」と読み解ける記述はありません。では、なぜもろさんは「週次で」というキーワードを答案に盛込んだのでしょう?

 

答えは簡単ですね。

 

過去問を解いて「なんとなく覚えていたキーワード」である「週次化」を答案に無理やりねじ込んでしまった、前回・前々回の記事でもご紹介した「知識・切口偏重のダメダメパターン」です。

 

第1問の解説の際に、「生産管理」と問われれば、「全体生産計画がないか」、「計画の見直しタイミングが悪いか」を想起すべきである、と説明しました。しかし、想起はすれども、答案に何を書くかは、「与件文次第」です。

 

切り口重視で「週次化しろ」を答案に無理やりねじ込んではいけません

 

平成29年度試験の事例Ⅰと事例Ⅱで、「知識・切口偏重の答案」を量産した私が言うのもなんだかおかしな気もします・・・

 

・・・ しかしです。

 

前車の覆るは後車の戒め
(前を行く車がひっくり返るのを見て後の車が注意するように、先人の失敗は後人の戒めになること)

 

ということわざにある通り、皆さんは、そんなダメダメ答案を作ってしまった私ともろさんから、学びを得て、同じ過ちは犯さないでください

 

それと、今回のもろさんは「知識・切口偏重」のみならず、別の設問に答えを書いてしまった訳ですから(第1問で書くべき生産管理の内容を第2問で書いてしまった)、「超大事故」であったことは疑いようのない事実です。

 

ただ一方で「多能工化、標準化→マニュアル化→教育」を答案に盛込むことができており、「大参事」は免れていますが

 

試験会場で本当に分からない時は、両方の要素を盛込んでリスク軽減を図るのも現場対応力としては重要です。

 

しかしながら、「いまの段階」からリスク軽減を図るような答案を作る訓練に精を出してはいけません。いまはまだしっかりと切り分けして、そして盛大に間違えて自分自身に磨きをかけて行く段階です。

 

事例Ⅲにおいて「生産管理」と「生産性向上(効率化)」は100%切り分けるべきポイントです。

 

切り分けが極めて難しかった平成27年の事例Ⅲ(建設建材を主体に農業機械部品、産業機械部品などの鋳物製品を生産、販売している企業の事例)(第1問設問3、第2問、第3問の切り分けが難しかった)でも、「生産管理について問われた場合に何を答えるべきか」が分かっていれば、「生産管理のIT化」を問われた第3問と、ほかの二つの設問(第1問設問3、第2問)分離して考えることができました

 

もし、気になるようであれば、この記事を読んだ後に平成27年の事例Ⅲを解いてみてください(もしくは見直してみてください)。第8段落は第3問専用の記述だと気付くことができるはずです。なぜなら、「生産計画→生産統制」に関する記述は、「生産管理」の設問のため(つまり第3問のために)にあるのですから。

 

最後にたくじです。

 

■たくじ(54点)
課題は、生産性を向上させ、少ない人員で現在の業務をこなして人的余力生み、その人材をC N C 加工機の生産に充てることである。対応策は各機械の操作方法や加工方法に関する技術情報等の業務内容の共有、マニュアル化、標準化により多能工化を進めること。

 

「課題」に関する記述は、単に設問文の記述をそのまま書き写したような内容であるため、恐らく点数は全く入らなかったでしょう(もし、この内容で点数が入るのなら、これから「課題」を聞かれれば設問文の記述をそのまま書けば良いことになってしまう)。一方で、対応策は先ほどから説明している通りのことが概ね書けていますね。

 

第2問まとめ
✓80点クラス答案は、「生産性向上・生産効率向上」とは何か、何を答えないと行けないか(設計や作業の標準化→マニュアル化→教育(OJT)、情報共有)を、分かった上で答案を作成している。
✓事例Ⅲは「できていないこと」のひっくり返しが、「対応策」となる。
✓「生産管理」が「計画→統制」であることを分かっていなければ大事故が発生する(もろさん)。

 


 

第3問(配点20点)
C社では、ホームページを活用したCNC木工加工機の受注拡大を考えている。展示会での成功を参考に、潜在顧客を獲得するためのホームページの活用方法、潜在顧客を受注に結び付けるための社内対応策を160字以内で述べよ。

 

【出題の趣旨】
新規事業であるCNC木工加工機の受注拡大に向けて、展示会での成功を参考とした潜在顧客を獲得するホームページの活用方法と、その潜在顧客を受注に結び付ける社内対応策について、提案する能力を問う問題である。

 

●だいまつ(83点)
ホームページの活用方法は、①CNC木工加工機が実際に家具や工芸品を加工しているところを動画化して公開し訴求する②質問の多い項目を一覧化して掲載する。社内対応策は、プログラムの作成方法やメンテナンス方法等の質問に迅速に回答できる体制の整備②加工精度や操作性、メンテナンス容易性を訴求するための提案営業体制の整備である。

●すえ(81点)
ホームページの活用は、①CNC木工加工機の汎用性や操作性、加工精度を訴求し、②展示会での成功をPR、③NC機械未経験者向けの、プログラム作成方法や刃物のメンテナンス方法等を説明し安心感を醸成する。社内対応策は、①営業の専門部署の設置、②常務や設計担当者の同行営業、③経験者の中途採用により販売力を強化することである。

▲もろもろもろ(65点)
ホームページで加工精度や操作性、メンテナンス容易性等のCNC木工加工機の特徴を紹介し、実演動画も掲載するほか、プログラムの作成方法等のよくある質問への答えも掲載する。社内対応策は、営業担当を選任して、質問や問い合わせに丁寧に対応すると共に、製品改良や新製品開発に活かせる意見収集を行い、潜在顧客からの受注に結び付ける。

■たくじ(54点)
展示会の成功要因である加工の実演動画や展示会での来店者からの質問、その回答のホームページ上での掲載や、質問受付コーナーの設置により、商品内容、活用方法をアピールし、潜在顧客を獲得する。潜在顧客を受注に結び付けるために、商品情報の共有や部署間の人員配置の変更等により潜在顧客からの質問に対応できる人材を育成する。

 

<考察>
まず、私の答案ですが、設問文に「展示会での成功を参考に」との記載がありますから、第11・12・13段落の記述に基づき、HPの活用策として、「動画」と、「QA」を解答要素として盛り込んでいます

 

一方、社内対応策は①与件文の「多くの質問に答える→顧客からの評価向上→2台受注できた」の流れから、「問合せに迅速に対応する体制」を、②与件文の「営業したことがない」の流れから、「提案営業体制の整備」を、解答要素として挙げました。

 

本当に与件文の記述から当然に考えられることを、「HP活用策」と「社内対応策」の2つの切り口から書いているだけですね。

 

事例Ⅱの分析記事でも書きましたが、与件文から当たり前に考えられることを書く、いや、「しか書かない」ことが、2次試験対策の基本中の基本です。

 

なぜなら、国家試験である中小企業診断士の2次試験は、個人のアイデアや思いつきを全く求めいないから、です。

 

2次試験では、与えられた状況から考えて当然に導き出せる結論に到達する力、言うなれば中小企業診断士として備えておくべき「知識があり、その知識を活かせる力があるか」、を試されています。
(これが実務補習につながっていくのですが、2次試験と実務補習の関係についてはまた別の機会に)

 

次にすえさんです。

 

●すえ(81点)
ホームページの活用は、①CNC木工加工機の汎用性や操作性、加工精度を訴求し、②展示会での成功をPR、③NC機械未経験者向けの、プログラム作成方法や刃物のメンテナンス方法等を説明し安心感を醸成する。社内対応策は、①営業の専門部署の設置、②常務や設計担当者の同行営業、③経験者の中途採用により販売力を強化することである。

 

これは、興味深いですね。

 

83点の私を含め、多くの受験生が書いたであろうHPの活用方法(動画やQA)が、すえさんの81点答案には、全く見当たりません

 

けれども、「①CNC木工加工機の汎用性や操作性、加工精度を訴求し、②展示会での成功をPR」は、与件文の第12段落の7行目の記述(CNC木工加工機の加工精度や操作性、メンテナンスの容易性が来展者から評価され)から考えて、「そうか」と思える内容ですし、「③NC機械未経験者向けの、プログラム作成方法や刃物のメンテナンス方法等を説明し安心感を醸成する」も、与件文の第12段落の4行目から6行目にかけての記述(特に、NC機械を使用した経験のない家具や工芸品などの木工加工関係者から、プログラムの作成方法、プログラムの提供の可能性、駆動部や刃物のメンテナンス方法、加工可能な材質などに関する質問が多くあり)から考えて、「そうか」と思える内容です。

 

いい意味で ひねり’ が全くありません

 

すえさんは81点だった訳ですから、「実演→動画」、「問合せに応える→FAQ」 ‘すらの’ 発想も「必要なかった」、つまりは、与件文の記述(展示会での成功体験)に基づいて、ターゲットにCNC木工加工機の魅力が顧客に伝わる内容であれば、「それでよかったのだ」ということが分かります。

 

よく「与件文を抜出したら受かった」という話を聞きますが、考え過ぎて斜め上を行くくらいなら、抜出系もありですね(少なくとも与件文から遠くへは行かないからです)。

 

それと、83点の私と、81点のすえさんのどちらかに「全く点数を得られなかった」ということは考えられません。すると、与件文から普通に考えられる内容であれば(与件文の当てるところを間違わなければ)、多少解答内容が違っても得点が得られるということでしょうね。

 

事例Ⅰでも同じような話(与件文を根拠としていれば得点はもらえる。解答は一つではない)をしましたね!

 

一方、すえさんは社内対応策に対する解答で、営業強化を「これでもか」というくらいに書いています。事例Ⅲであることを考えると出題者が「すえさんの答案レベルまで営業面をブレークダウンすることを求めていた」とは考えにくいですが、「営業の強化」自体は解答要素になっていたと考えるべきでしょう。

 

ちなみに、事例Ⅲで登場する企業は、総じて営業力が高くありません。そのため、生産技術以外の今後を問う設問(つまり経営戦略系の設問)で、「営業力の強化」について触れることがあります。

 

その場合でも、あまり深堀し過ぎず与件文の記述に沿って、例えば「取引先の開拓をしていく必要があるため、営業人員を増員する」や、「営業体制強化を行う」くらいのレベルでサラッと書いてしまいましょう

 

営業のことを書くな、とは言いません。C社の課題なら書けばよいでしょう。しかし、事例Ⅲは「組織・人事」や「マーケティング」の問題ではないため、あまり個別具体的な組織体制の話や、売上を上げるための施策までは書かないようにしましょうね

 

続いて、もろさんです。

 

▲もろもろもろ(65点)
ホームページで加工精度や操作性、メンテナンス容易性等のCNC木工加工機の特徴を紹介し、実演動画も掲載するほか、プログラムの作成方法等のよくある質問への答えも掲載する。社内対応策は、営業担当を選任して、質問や問い合わせに丁寧に対応すると共に、製品改良や新製品開発に活かせる意見収集を行い、潜在顧客からの受注に結び付ける。

 

ホームページの活用策は、だいまつとほぼ同じですね。社内対応策に関しても営業の観点や問合せ対応の観点が盛り込まれていますので、80点クラス答案とそれほど差はないように感じます。お見事

 

最後にたくじです。

 

ぱっと見た感じ、そんなに悪くなさそうなのですが、それでも83点のだいまつの答案と並べると、分かることがあるため、並べてみます

 

■たくじ(54点)
展示会の成功要因である加工の実演動画や展示会での来店者からの質問、その回答のホームページ上での掲載や、質問受付コーナーの設置により、商品内容、活用方法をアピールし、潜在顧客を獲得する。潜在顧客を受注に結び付けるために、商品情報の共有や部署間の人員配置の変更等により潜在顧客からの質問に対応できる人材を育成する。

●だいまつ(83点)
ホームページの活用方法は、①CNC木工加工機が実際に家具や工芸品を加工しているところを動画化して公開し訴求する②質問の多い項目を一覧化して掲載する。社内対応策は、プログラムの作成方法やメンテナンス方法等の質問に迅速に回答できる体制の整備②加工精度や操作性、メンテナンス容易性を訴求するための提案営業体制の整備である。

 

如何ですか?

 

すぐに分かるのは、たくじの答案は主語が明確ではないため、「読み辛く頭に入りにくい」ということです。やはり、設問文で2つの解答要素が与えられたなら、採点者にどちらの切口のことを書いているかが一目で伝わるように、「○○は、①~、②~、である。●●は、①~、②~、である。」と、主述をはっきりさせたいですね。

答案は、採点者の方に自分の言いたかったことが伝わって「なんぼ」です。丁寧な字で書く、文法的におかしくない読みやすい文章を書く、これは中小企業診断士としての知識・能力以前の話です。

 

(脱線はじまり)

 

私は字がきれいな方ではありませんでしたので、時間との兼ね合いの中で採点者に「読んでもらえるくらいの字を書くこと」を普段から意識してトレーニングしていました。
(いや、それでもめっちゃ汚いのですが・・・)

 

また、練習の時から人が見て分かりやすい文章を書くようにしていました(本試験当日は必ずしもうまく行きませんでしたが)。

 

ここからは、皆さんに提案ですが、なかなか自分の文章を客観的に見ることは難しいため、人に自分の作った答案を見てもらうといいかもしれませんね。周りに受験生仲間がいなければ、家族や同僚にでも、見てもらい評価してもらうことで気付くことも大いにあるのではないかと思います。

 

(本線へ戻る)

 

それと、私がたくじの答案を見て気になったのが、

 

「商品情報の共有や部署間の人員配置の変更等により潜在顧客からの質問に対応できる人材を育成する」

 

という解答内容です。

 

なぜ、私が気になったか、皆さん分かりますか?

 

ヒントは、「事例Ⅲなのに」です。

 

どうでしょうか。

 

もうお分かりですね。もろに事例Ⅰの「人的資源管理(採用・配置・報酬・育成・評価)」の観点で答えてしまっています

 

本問が事例Ⅰ(組織人事)で問われたのなら、たくじの答案の内容でOKでしょう。しかし、いまは事例Ⅲです。

 

もちろん間違いではありませんし、与件文に沿った記述でもあるため、点数が入らなかったことはないと思います。それでも、事例Ⅲは診断士としての生産技術に対する助言能力を試す事例問題なのですから、「適切な視点で解答できている」とは言えません

 

では、どうすれば良かったか、ですが、

 

「商品情報の共有や部署間の人員配置の変更等により潜在顧客からの質問に対応できる人材を育成する」

 

ではなく、例えば、

 

「社内で加工可能材料等の木工加工機に関する情報を共有し顧客の質問に迅速に回答する体制を構築する」

 

とすれば、与件文の記述を活用でき(与件に寄り添うことができ)、かつ事例Ⅰ ‘感’ も消えますね

 

事例Ⅲは、あくまでも「生産技術」がテーマの事例問題です。

 

第3問まとめ
80点クラス答案は、与件文の記述から当然に考えられることを、HPと社内対応策の切り口から書いている‘だけ’、である。

ポポさん
「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

多くを説明する必要はありませんね。事例Ⅲは超単純なのです。はぁ?となった方は、もう一度第3問の私とすえさんの答案の「考察」を読み直してください。

 


 

第4問(配点30点)

C社社長は、今後大きな設備投資や人員増をせずに、高付加価値なCNC木工加工機事業を進めたいと思っている。これを実現するためには、製品やサービスについてどのような方策が考えられるか、140字以内で述べよ。

 

【出題の趣旨】
経営資源の脆弱なC社が、高付加価値なCNC木工加工機事業を推進するための製品やサービスに関する方策について、提案する能力を問う問題である。

 

●だいまつ(83点)
方策は、製品面では顧客や各方面ニーズを踏まえ、加工精度や操作性、メンテナンス容易性の改良や新機種開発し、性能を向上させ高付加価値化・差別化を図ること。サービス面は①メンテナンスやプログラム提供等のサポート体制整備②設計担当者による顧客へのプログラム作成方法等、支援体制の整備。

●すえ(81点)
方策は、製品面で①CNC木工加工機の標準品化による量産化を行い、②常務のIT技能を生かして汎用プログラムを開発、提供可能にする事である。サービス麺では①プログラム作成や刃物等のメンテナンス方法等のセミナーを開催し、②外注利用によるプログラム提供を行うこと、などである。

▲もろもろもろ(65点)
古くから取引関係のある産業機械メーカーと連携して、販路開拓を行うほか、C社設計機械のOEM生産委託を行う。留意点は、①独自技術等の機密情報の漏洩防止、②発注に際しての生産方法や品質についての十分な摺り合わせ実施で、これにより大きな設備投資や人員増をせずに高付加値な新事業を進める。

■たくじ(54点)
製品に関しては、加工技術の向上や現行製品の改良による新商品開発により、高付加価値化を図り、各方面の顧客の要望に合う製品を提供する方策が考えられる。サービスについては、アフターフォローを行うことで顧客との接触機会や顧客満足度の向上を図り、リピート率の向上を図る方策が考えられる。

 

<考察>
80点クラス答案を見比べて見ましょう。

 

まずは、製品面です。

 

私は、第12段落の5・6行目の展示会で顧客が関心を示した項目を並べた上で、同段落の最終行の記述「今後改良や新機種の開発を進めて行く予定である」をに、改良や新機種開発による高付加価値化・差別化について解答しました。

 

一方、すえさんは、足もとのC社の課題(第1問と第2問のテーマ)であるCNC木工加工機の生産体制構築を「標準品化による量産化」というキーワードを用いて製品面の施策としています。また、第2段落の「CAD等のITの技能を備えた社長の長男(現在常務)が入社し・・・」という記述を根拠として、「汎用プログラムの開発、提供」という施策を解答しています。

 

次に、サービス面です。

 

私は、第12段落に「プログラム提供の可能性」や「メンテナンス方法」という記述があったため、当然に自社製品を販売したら「メンテナンスをしてあげないと誰も買ってくれないし、プログラムが作れない企業にも売れるように、プログラムを提供するサポート体制がいるよね」っと考えて、①を書きました。

 

また、同じく第12段落には、「プログラムの作成方法・・・・に関する質問が多くあり」とあったため、②の「プログラム作成方法の支援体制の整備」をサービス面の方策として書きました。

 

すえさんも切口はほぼ同じですね。プログラムの作成やメンテナンス方法の提供が「セミナー」になっているだけです。

 

それと、すえさんは「サービス面でのプログラムの提供」という施策に関して、「外注活用による」というキーワードを入れていますね

 

これは、設問文の「今後大きな設備投資や人員増をせずに」という制約条件を意識したものでしょう。これが与件文に寄り添うということです。素晴らしいの一言です。

 

二人の答案を見ていただいて、如何でしょうか。

 

二人とも、設問要求通りに、製品面と、サービス面からしっかりと、与件文を踏まえた記述をしていますね。

 

何度も言いますが、80点を叩き出す答案は、与件文から‘ほんの少しひねった’、‘ちょっと考えれば分かること’しか書いていないのです。

 

事例Ⅲだからと、特別なことを書く必要など全くないのです。

 

過去問を解いていると、「解答欄に何を書けば良いか分からない」という状態になることが結構あると思いますが、これは、特に事例Ⅱと事例Ⅲにおいては、与件文の記述を「単に見落としてしまっているため」だと考えられます

 

その見落としが、①単なる与件文の記述の見落としなのか、②第1問のように「生産管理」が何か分からなくて、目の前に(与件文に)に「計画→統制」に関する記述があるのに見落としてしまっているのか、は人それぞれだと思います。

 

・・・個々の受験生の方々にアドバイスすることが難しいのが、ブログの難点ですね。

 

個別相談形式のだいまつ塾のようなものがあれば、個々の受験生が抱える問題点や課題に対するアドバイスができる気もしますが、バキバキ系の私の個別指導なんて受けたい人はいないでしょうけど(汗)。

 

ちなみに、事例Ⅰも基本的には与件文にヒントが落ちています設問文である程度方向性が絞れる場合には、与件文の記述が極めて少ない場合があります。例えば、平成26年度の事例Ⅰ、第2問設問2(非正規の中高年層の主婦オペレーターの離職率を低い水準で維持するための施策)がこれに当たります。気になれば確認してみてください。ヒントは「設問間の関連(第2問設問1との関連)」、「人的資源管理(採用・配置・報酬・育成・評価)」、「二要因理論(動機付け要因・衛生要因)」です。

 

なにはともあれ、問題を解いた後の振返りでは、「なぜ、ふぞろいの上位答案や受験校の模範解答のような答えを自分が書けなかったか」をしっかりと分析してくださいね。

 

なお、振返りの際には、きゃっしいの先日の渾身の記事も必ず参考にするようにしてくださいね(コチラ

 

続いて、もろさんです。

 

▲もろもろもろ(65点)
古くから取引関係のある産業機械メーカーと連携して、販路開拓を行うほか、C社設計機械のOEM生産委託を行う。留意点は、①独自技術等の機密情報の漏洩防止、②発注に際しての生産方法や品質についての十分な摺り合わせ実施で、これにより大きな設備投資や人員増をせずに高付加値な新事業を進める。

 

・・・ぱっと見て、「えっ、これって何の解答?」と思いませんでしたか?

 

もしかしてみなさん、私がタイプミスをしたと思ったのではありませんか?

 

違います。これは正真正銘もろさんの答案(第4問)です。
(すいません、もろさん、決してディスっている訳ではありません)

 

もろさんの答案は65点なので、「点数がまるっきり入っていない」ということはないと思います。ただ、先ほどの私やすえさんの答案に比べると、「読み辛さ」を実感していただけると思います。

 

さて、その「読み辛さ」の原因ですが、もろさんは、設問要求で「製品面」と「サービス面」からの「方策」を求められているのに、「方策」と「留意点」の切り口から答案を作ってしまっています

 

さらに、「方策(前半部分の記述)」に関しては、主語がないため、何のことを答えているかが、一見しただけでは分かり辛くなってしまっているのです

 

採点者への「分かりやすさ」の観点と、自分自身が「設問要求から離れてしまわないようにする」という観点からも、「製品面は①~、②~、サービス面は①~、②~」と、最初にフレームを組んでしまうべきでしょう。

 

本当に、勉強になりますね!

 

■たくじ(54点)
製品に関しては、加工技術の向上や現行製品の改良による新商品開発により、高付加価値化を図り、各方面の顧客の要望に合う製品を提供する方策が考えられる。サービスについては、アフターフォローを行うことで顧客との接触機会や顧客満足度の向上を図り、リピート率の向上を図る方策が考えられる。

 

「製品は~、サービスは~」と書き始めているところは、見やすくて非常に良いですね。

 

そして、「製品面の記述」に関しては、私と似たような内容であることから、点数が入っているでしょう。

 

しかし、問題は「サービス面」なのですが、考えられる問題点は以下の2つです。

 

①与件文に基づく要素が全くない(つまり与件文に全く寄り添えていない)
②内容がまるっきり「事例Ⅱ」である(事例Ⅲで書くには不適当な観点からの解答である)

 

上記2つの問題点に関しては、これまで散々書いてきましたので、もう皆さんに多くを説明する必要はないですね。

 

第4問まとめ
80点クラス答案は、設問要求通りに、製品面と、サービス面からしっかりと、与件文を踏まえた(本の少しだけ考えた)記述をしている。

ポポさん
「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」
(再びですが、事例Ⅲは超単純なのです!)

 


 

<まとめ>
皆さん如何だったでしょうか。

 

なんだか、事例Ⅰは冒頭に宣言した通り、2次試験の「本質」に迫れたような気もするのですが、事例ⅡとⅢは「本質」というよりは、それぞれの事例を解く上で「私が皆さんに意識していただきたいこと」の集合体になってしまったような気がします(すいません)。

 

ただ、それでも、恐らく多くの気付きを得られる記事に仕上げることができたと考えています。

 

まとめます。

 

今回の事例Ⅲの記事でも、

 

①設問要求に沿って解答する
②解答内容は与件文を根拠とし、当たり前に考えられる内容を書く(変にひねらない)

 

ということが、2次試験問題を解く上での大原則であることを実感いただけたと思います。

 

そして、

 

事例Ⅲにおいては、

 

 

③生産管理(計画→統制(進捗・余力・現品管理)
④生産性向上・生産効率向上(標準化→マニュアル化→教育)

 

 

の切口が極めて大切であることが分かりました。

 

生産管理生産性向上・生産効率向上の切口は、以下のポポさんの言葉と一緒に、頭とノートに刻み込んでおくべきものでしょう。

 

「事例Ⅲは難しく考えないで、できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけなのです。覚えることはかなり少ないし、解答の切り口も結構一緒のことが多いから、繰り返し練習していれば、解けるようになってきます」

 

なお、今回も私の分析だけでは、私自身の答案やすえさんの答案を活かしきれていないかもしれません。皆さんがお気付きのことがあれば、どしどしコメントしてくださいね!道場読者でノウハウを共有して今年の2次試験に合格しましょう!

 

最後まで読んでいただいた受験生の皆さんに、私が感銘を受けた「青い猫型ロボット」の言葉をお贈りします。

 

「人にできて、きみだけにできないことなんてあるもんか」

 

2次試験は簡単ではありません。でも、諦めないでください。

 

道場ブログを読んでいるアナタが合格出来ないはずがありません。

 

皆さんの合格体験記を読むことを楽しみにしています。

 

今回も長文(2万4千文字・・・、原稿用紙にして60枚・・・)へのお付き合い、本当にありがとうございました。

 

また、今回のシリーズのために再現答案を提供していただいた、「シンゴ、よこよこさん、かのさん、きゃっしい、なおくん、すえさん、もろさん、たくじ」には、心より感謝しています。

 

以上、だいまつでした。

 

 

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こんにちは!chikaです。過去記事はコチラ
本日は、事例Ⅲの基礎と、キーワード解答法をお伝えします。

本日の目次

★事例Ⅲの基礎
★事例Ⅲのキーワードまとめ(ダウンロードOK!)
※基礎は十分だよ!と言う方は、キーワードだけ読んで頂ければと思います!


 

事例Ⅲの基礎

まずは、事例Ⅲを解く上で意識すべきポイントを以下にまとめます。

①C社の強み・弱み、外部環境は?
そう、SWOT分析です。
C社には必ず強みがあります。
 ・高度な技術力
 ・一貫生産体制
 ・企画提案力
 ・熟練作業者の保有 等

そして、外部環境になにかしら変化があるはずです。
 ・コストダウンの要請
 ・短納期を欲求されている
 ・競合が量産品をつくっている(→C社は特注品に特化した方がよい?)
 ・競合が短納期で対応している(→C社も短納期対応が必要?) 等

②C社の経営課題を意識する
次に、C社の経営課題を見つけます。
直接的に与件文に書いてあることもありますが、弱みや外部環境から分析する必要もあります。
そして、必ずQCDのいずれかが課題です。1つだけとは限りません。
①の外部環境分析とつなげて、以下のようなQCD改善の必要性が見えてくるはずです。
 Q:高品質を欲求されている、不良率の削減
 C:コストダウンが必要
 D:短納期を欲求されている
QCDのどこを改善する必要があるか?を意識しながら与件文を読み、
施策の効果として、QCDの改善に繋げた解答にすることが必要です。

③生産形態を確認
個別生産連続生産かによって生産管理のポイントが変わってきます。
C社は以下のポイントを守っているか?を意識します。
★個別生産の場合
・管理の重点は「生産統制による納期管理
・設備配置は「機能別配置」
・作業者は「多能工」
★連続生産の場合
・管理の重点は「需要予測と生産計画
在庫管理による即納が必須
・設備配置は「専用機」で、予防保全が必須

④生産プロセスと問題点を確認
どんな工程があって、どこに課題がありそうか?
ややこしい場合は図に書いてみるのも手です。
そして、与件文に必ず問題点が書いてあるはずです。
 ・仕掛品が増えている
 ・やり直しが発生している
 ・手待ちが発生している
 ・○○が散在している 等

⑤経営課題に対して、改善すべき点はどこ?
以上のことを確認すれば、解決すべき課題が見えてくるはずです。
主要な課題はなにか?活かせる自社の強みは何か?
を意識して、提案の方向性を考えます。

………………………………………………………

また、初代ハカセさんの記事に、大事なポイントが詰まっていますので、
是非目を通してください!

事例III:雇われ・素人・工場長の身になって
~ポイントまとめ~
・とにかくQCD!!QCD!!!
・とにかく全体最適全体最適!!
経営課題を意識する!
「すごいでしょ?」をアピール!(例: コスト削減 → 収益の改善に寄与)
与件文に書いてある範囲で、最大効果を得るように頑張る!=妄想NG!

 


キーワード解答法

それでは本題。本日は事例Ⅲのキーワード解答法をご紹介します。

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

事例Ⅰはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~

事例Ⅳはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~

 

事例Ⅲのキーワードまとめ

▼クリックすると拡大します▼

こちらは、某予備校の資料を元に、私がH13~H28年度の過去問を全て3周以上解いた中で、自分なりにカスタマイズして作成したものです。
ダウンロードはこちらからOK⇒事例Ⅲのキーワード

~私の使い方~

①まずはこの表を頭に叩き込む!
A:与件文のヒントに対応するB:解答のキーワードを思い浮かべられるようになっておく。

②与件文を読む際に、A:与件文のヒントの内容があったら、B:解答のヒントのキーワードをメモ用紙にメモ!

③解答骨子を作る(=解答の下書きを作る)際に、キーワードのうち事例企業に合うものを選んで解答を作る!

 

この解答法では、
③事例企業に合うものを解答することを特に意識しましょう!

「事例Ⅲの基礎」で伝えた、
C社の経営課題(QCD)を解決するものを解答するということです。

 

Let’s!パクってカスタマイズ!!
この表は私が見やすいように作成したものです。
皆さんも、過去問を解きながら他のパターンやキーワードを見つけたら、
自分なりにカスタマイズしてみてください。


本日は事例Ⅲについてお届けしました。
事例Ⅰ事例Ⅳもご活用いただけると幸いです!

前回もお伝えしましたが、二次試験勉強はPDCAを回すことが大事です。
PDCAを回しながら、自分なりの解答プロセスを確立させてくださいね!
死ぬ気でやれよ、死なないから!!
以上、chikaでした♪

 

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はい!へんりーです。

暑い日が続いていますがお元気ですか?

 

自分はここ数日、風邪気味です。

どうか皆さん、体調にはくれぐれもお気をつけてください(><)

 

さて、2次試験対策は順調でしょうか?


「事例を解くのに時間がかかります・・」

 

「80分間では足りないです・・」

 

といった声が聞こえてきそうです。

 

でも大丈夫!

2次試験対策を始めたばかりならば、1か月くらいはその状態が続くと思ってください。

誰もが通る道です。

とにかくブレずにアウトプットを続けることです。

 

 

まさか、しびれを切らして「やっぱり自分はまずはインプットから・・・」なんて勉強していませんか?

だとしたら、それは黄色信号です。。

 

 

ぜひとも前回お伝えした、2つのオキテを守ってください。

おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、「設問から先に」(設問要求解釈で勝負が決まる!)

改めて、これらは「人それぞれ」とか「自分に合えば」では無い!と言い切ることにしています。

それだけ合格者の多くの人がやっていることだからです。

解説は前回の記事をご覧ください。

 

ここで、詳しく解説していなかったのが「過去問重視」の部分です。

今日はこの点について説明させていだたきます。

 


 

ずばり、夏セミナーでこんな質問をいただきました。

 

「二次試験対策をするにあたって、過去問と予備校演習をのどちらを優先すべきですか?」

 

「過去問だけでなく、新しい問題を解かないと不安です。」

 

お悩みごもっともです。

僕も、一次試験の本番が終わるまで、二次試験対策は微塵もやっていなかったので、似た迷い・お悩みを抱いていました。

 

しかし、今なら言えます。

結論はハッキリしているのです。

 試験対策は、なにより過去問(=本試験の問題)を優先!

予備校の演習問題や模試練習(80分間の解答プロセスの訓練に使う!

→その代わり得点は気にしない。(時間がない場合は、解説読みもそこそこに、復習に時間をかけない!)

 

一言で言えば、「過去問重視」なのです。

これも、合格への王道と言えると思います。

「人それぞれ」や「自分に合う方法で」といった余地はない、と思ってください。

 

 

・・・しかし、演習や模試(=新規の問題)よりも、過去問(=本試験の問題)を重視するのはなぜ??

という疑問を持つ方もいるかもしれません。。

少し説明してみます。

 

まず、

「実際に合否が判定されるのは本試験なのだから、本試験問題で経験を積み上げておくべき」

がよく言われる答えの1つです。

 

 

どうでしょう?

納得できます?

 

「・・・わからなくもないけど、いまいち腑に落ちない。」

 

ですよね。僕もそう思います。笑

 

 

では、もっと掘り下げます。

 

過去問 と 演習や模試(=新規の問題)

 

その決定的な違いはなんだと思いますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、

「説明責任の有無」

です。

当たり前と言われたらそれまでですが、

模範解答が発表されない本試験には、「説明責任」が無いのです。

 

つまり、

ロジカルに、これがこうなって、唯一無二の正解 にたどり着きます

などという、解説が不要です。

 

ブラックボックス・・

タネのない手品・・・

 

だからこそ、「深み」が出ます。

「正解」にある程度の幅を持たせてあるかもしれません。

「正解」までの道筋も一つではない可能性もあります。

 

それが、予備校の演習と大きな違いを作ります。

特に大手予備校の演習や模試では、下手な問題を作れば全国の受験生からツッコまれてしまいますから、

(言われてみれば)「綺麗に」正解に行き着く「道筋」を持っています。持たざるをえないのです。

 

ときにそれは、「そんなの思いつくか!」という道筋になることがあります。

80分間ではとてもたどり着けない「綺麗すぎる」解答になってしまっていることが、往々にしてあります。

これは「説明責任」による弊害だと思います。

 

さらに言えば、

1年に1回の本試験に比べて、

予備校の演習問題や模試は、より短期間で作成されている可能性が高いでしょう。

どうしても練られ方に差が出てくるはずです。

ともすれば、問題作成者の「色」がより表れやすいと思います。

よって、予備校の演習問題や模試は、あくまで練習=本番の解答プロセスの確認《80分間の使い方、設問要求解釈、骨子作成あるいは下書きから解答編集作業の質》に使うべきだと考えます。

時間がない方は、「答え合わせ」(模範解答の分析)に時間を割くのはオススメしません。

なぜ「正解」にたどり着けなかったか、そこは悩まずに、

さっと解説を読み、自分に無かった知識があれば、教訓ノートにメモを取り、「もうけもの!」と思ったらそれでお終いです。

 

一方、本試験は、専門家が練りに練って作られていますから、本当によくできています。

次回以降に解説しますが、与件文や設問文に一語の無駄もありません。

(ミスリードさせる言葉も含めて、すべての語が「意図を持っている」という意味です)

過去問の解答にしっかりとたどりつくと、

「こんなにちゃんとヒントがあったのか」

「しかしそれを拾いづらく散りばめてあったのか」

と気づくことがあります。

そういった観点を持ちながら、だいまつによる平成29年の過去問の解説(事例II)を改めて読んでいただければ、如何に本試験がよくできているかが実感できるはずです。

しっかり分析し、教訓を得られれば、応用力が付きます。
噛めば噛むほど味がでてきます。

 

もう一度言います、

「どんどん解き、しっかりと復習をするべきは過去問(本試験の問題)」です!

今回はここまで。

アナタもまだ間に合います!

本番まであと少しだけあがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

前回は、2次の学習計画について書きました。

 

残り8週間という限られた時間資源をどのように使うか。

 

行き当たりばったりではなく、1週間分だけでも良いので、先回りして学習計画を立てるようにしましょう。

 

そうすれば、時間に追われるのではなく、時間を管理することができます。

 

 

さて、本日のテーマは、事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!と題してお送りします。

 

■事例Ⅳとは

(1)合否を大きく左右する事例である

①得意か不得意かで、得点差が付きやすい科目です。

 

②事例Ⅰ~Ⅲと違って、与件文を抜出して解答に貼る、などで逃げることができません。解法を覚えていないと、手も足も出ません。

 

③2次試験最後の事例です。最後の事例が得意か苦手かで、試験当日の心境が変わります。

 

私は事例Ⅳは得意だったので、最後まで逆転できると思ってモチベーションを高く維持できました。事例Ⅳが苦手だと、事例Ⅰ~Ⅲで高得点を狙おうと気負いやすく、試験終盤のテンションが上がりづらいです。

 

(2)スキマ時間で学習しやすい事例である

①事例Ⅰ~Ⅲと違って、設問ごとに小さなパートに分けて、短時間(スキマ時間)で学習しやすいです。

 

②例えば、29年の経営分析だけを20分でやるとか。はたまた、会社の昼休みで、事例Ⅳ問題集をやるとか。

 

(3)努力が点につながりやすい事例である

①解法を覚えて、練習を積み重ねることで、点数が安定しやすいです。事例Ⅰ~Ⅲのように、設問で聞かれている意味が分からなかったり、与件文の切り分けに悩むことは少ない、です。

 

②一方で、事例Ⅳをやらない日が続くと解法を忘れたり、手が動きにくくなるので、短い時間でも、毎日や1日おきには、事例Ⅳ学習することをオススメします。

 

■事例Ⅳの出題傾向

事例Ⅳは、27年・28年と比較的平易な出題が続きましたが、昨年29年は大幅難化しました。私は75点でしたが、おそらく素点では無く、得点調整がされたと推測します。

 

得点調整の方法として、資格試験では一般的に「傾斜配点」を採用されることが多く、やさしい問題の得点を高くする方法が取られることが多いようです。

 

つまり、難しい問題ができても、みんなが解答できる基本問題を落とすと、点は伸びないということです。昨年であれば、第3問は設問1の配点が高くなるように調整されたと推測します。

 

領域別難易度で言うと、比較的やさしいのが、「経営分析」。比較的難しいのが、「設備投資の経済性計算」。それ以外の領域は、中程度、ということになります。

 

■領域別の出題頻度

領域別に出題が多い順に並べると、以下の通りです。

平成13年度からの出題回数(カッコ内は直近6年の出題実績)

①経営分析 (毎年)

②CVP(損益分岐点)分析 9回(24、27、28、29年度)

③設備投資の経済性計算 9回(24、26、27、28、29年度)

④CF(キャッシュフロー)計算書 7回(25、28年度)

⑤セグメント別損益計算 6回(26、28年度)

⑥デシジョンツリー 3回

⑦オプション取引 3回(26年度)

⑧企業価値 2回(24年度)

※知識問題 (25、27、29年度)

まとめると、以下の通りです。

・経営分析は、毎回出る

・CVP分析とNPV(設備投資の経済性計算)が、超頻出。

・CF計算書とセグメント別損益計算書が、次に頻出。

・出るぞ出るぞと言われるデシジョンツリーは、いつ出るのやら。

 

■事例Ⅳの学習法

1次試験と同様に、年度ごとに過去問を解くのと、出題領域ごとに学習する、両面の学習が大事です。

 

出題領域ごとに集中して問題を解く→出題領域の解き方や出題パターンを知る→各領域でやって、終わったら2回転、3回転させる。

 

以前のブログでも紹介したように、予備校の事例Ⅳ専用教材や、市販の事例Ⅳ教材を入手して、出題領域ごとに、回転させましょう。

 

また、ふうじんさんのサイトを参考に、過去問で領域別学習をすることもできます。経営分析だけを過去問5年分やるとか、CVP分析を過去5年分やる、なども効果的です。

 

200%抜け駆け合格 診断士試験 ダウンロード(DL)センター「2次」

 

■電卓の使い方はバカにできない

電卓をうまく使いこなせるかは、けっこう重要です。

 

全知識の事例Ⅳカテゴリにある電卓使用法や、電卓の取扱説明書を読んで、使いこなせるようにしましょう。

 

特に、小数点の切り捨てや四捨五入機能を熟知しておくこと。

 

ご存じのとおり、事例Ⅳは、小数点以下の数字が延々と続くので、メモリー機能GT機能を使いこなせるかで、問題を解くスピードや正確性が変わります。

 

ちなみに私の相棒はこちらです。
シャープ EL-VN82-AX

機能性、見た目の好みなど、事例Ⅳの大事な相棒なので、相性を大事にしましょう。

 

■経営分析攻略法

過去の記事ですと、chikaや、たけぴょんさん、の記事が参考になるので、ぜひご一読ください。

 

私は昨年、たけぴょんさんの記事を読んで、かなり解法をパクリました!特に以下の2点。

 

(1)B/S、P/LのD社の列を蛍光ペンで囲う
→間違えて前期や同業他社の数字で財務指標の解答数値を計算しないようにするためです。
本番ではこんな感じでした。

(2)設問要求の確認
→優れている指標を選ぶのか、課題なのかをマーク。
→小数点第何位を四捨五入か切り捨てかをマーク。
本番はこんな感じでした。

 

(1)経営分析は20分以内で終わらせる。時間をかけすぎない。

この教えは、昨年TAC八重洲時代の江口先生から教えてもらったことです。

 

経営分析は難易度で言うと、事例Ⅳで最も易しい領域です。

 

時間をかければ、よりパーフェクトな解答はできると思いますが、経営分析でかける時間を最小限に抑えて、それ以外の問題に時間をかけることが事例Ⅳで60点以上を取るポイントです。

 

つまり、経営分析ではあまり点差がつかず、それ以外の設問で点差がつきます。

 

(2)経営分析はBS・PLから探しに行くのではなく与件文から類推する。もっと言うと、あらかじめパターンを読んでおく。

BSやPLから財務指標を探しに行くのは時間が掛かるので、与件文から財務指標を類推しましょう。

 

例えば、与件文に商品力に強みがある記述があれば売上高総利益率が優れている可能性があり、

 

設備が老朽化していれば有形固定資産回転率に課題があり、借入金が多いなら負債比率に課題ある可能性が高いです。

 

もちろん、実際にBSやPLで財務指標を計算して裏付けを取る必要があります。

 

与件文から類推するメリットは、経営分析のスピードアップと、経営分析の記述問題が書きやすくなる点です。

 

過去の実績を見て、おおむね以下の指標が出ると想定していました。

①収益性:売上高総利益率、売上高営業利益率、売上高経常利益率

②効率性:有形固定資産回転率、棚卸資産回転率

③安全性:負債比率、流動比率・当座比率

 

安全性を複数指摘する場合は、以下の指標。

①短期安全性:流動比率、当座比率

②長期安全性:固定比率、固定長期適合率

③資本構造:負債比率、自己資本比率

 

(3)経営分析で、課題を示す財務指標、など、課題という言葉が出たら、問題点や改善点の意味です。

事例Ⅰだと、課題は、未来の手に入れたい状態を指しますが、事例によって言葉の意味が違うので注意。事例Ⅳでは、課題は弱点・弱みを指します。

 

(4)前期と当期比較なら、低下や上昇を使う。同業比較なら、低い・高い。

日本語を適切に使う必要があります。同業比較なら低い、高いという言葉で良いですが、前期と当期の比較なら、低下や上昇という言葉のほうが適切です。

 

 

以上、事例Ⅳの傾向と対策、そして「経営分析」は20分で解く!でした。

 

事例Ⅳを得意科目にして、2次試験を最後までワクワクな状態にしたいですね!まずは、経営分析から得意にしましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

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皆さんおはようございます。

 

ヒロちゃんです。

 

あっという間に8月も終わりを迎えようとしていますね。

 

ホント、光陰矢の如し。

 

 

「もう8月が終わってしまうというのに… この期に及んで何をすれば良いかはっきり決まっていない…」

 

 

そんな不安を抱えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

本日はそんな人の為に、私の去年の学習内容を参考までにご紹介します。

 

2次試験まで短期決戦です、

 

是非今月中には学習の方向性を決めていただいて、

本試験まで迷いなく突き進んでもらいたいなと思います。

 

 

 


 

さてさて、

 

私の学習内容には、今思えば8月9月10月とそれぞれの月で特徴がありました。

 

  • 8月は敵(2次筆記試験)を知ることを念頭に、己の課題抽出に重きを置く。
  • 9月からは事例ごとに濃淡をつけた取組みを行う。
  • 10月は9月の取組みを踏襲しつつ、より実戦想定しながら愚直に過去問と向き合う。

 

ざっくり言うとこんな感じですが、詳細については今からご説明いたしますね。

 

※本日ご紹介する学習内容以外にも実際には都度学習計画の見直しを行っていました。

短期決戦だからこそただガムシャラに頑張るばけでなく、PDCAを回しながら取り組む事が必要です。

 

 

 

8月

 

8月、1次試験翌日からが私の2次対策のスタートと言っても過言ではありませんでした。

それまでの2次試験対策実績としては、数事例解いたことがある程度でした。

 

なので、

 

まずは情報収集をSNSやネット経由で行いました。

 

 

そうすると

 

 

ふむふむ

 

 

 

こんな感じの教材(書籍)が学習材料として王道なのか。

 

  • ふぞろいシリーズ
  • 予備校の演習問題
  • 予備校の模試
  • 全知全ノウ
  • 中小企業診断士2次試験 事例問題攻略マスター handys97著
  • 事例Ⅳの全知識&全ノウハウ
  • 30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集
  • 意思決定会計講義ノート(通称イケカコ)
  • 岩崎尚人著の論文
  • スモールビジネス・マーケティング 岩崎邦彦著
  • 本田康男著の論文
  • 支援団体の勉強会
  • 予備校のクラスメートとの勉強会
  • 支援団体のブログ(道場ブログとかね!!)
  • 中小企業診断士協会のHPから過去問問題をダウンロード
  • AASのHPから過去問解答用紙をダウンロード
  • 通勤講座の音声解説
  • 日経新聞の春秋要約

 

 

 

これら2次対策向けの教材のほとんどネット経由、主にアマゾンで購入出来るのでどんどん即ポチしまくりました。

そして、自分の中でこれら教材の提供価値を考えてみました。

例えばふぞろいシリーズでいえば、ふぞろい独自の採点基準を過去問を解いた際の自己採点に使ったり、フィードバックに使ったりしました。これは特に事例Ⅰ~Ⅲにおいて役立ちました。

また、試験委員の著書や論文を読むことは、作問者の気持ちをトレースすることにより解答の方向性を掴むことが出来る(と思う…多分…)と考えました。

 

このように自分にとって何が優先順位の高い学習内容なのか、時間が限られているからこそ吟味しました。

結果的には上記の赤字の教材に取り組みましたが、良かったと思ってます。

教材選びで大切なことは自分に合うか合わないかということです。

他の人にとっては良い教材も、自分にとってはあまり効果が期待出来ないことなんてザラにあると思います。

どうかこの教材(相棒)の選定を最重要と考えて取り組んでくださいね、これが合否を分けると言っても過言ではないのですから。

 

さて、8月も終わりに近づいていますが、皆さんも過去問を何年分か解いてみたり、予備校の講義を何回か受けてみたりしたなかで、なんとなく巷で言われていることが実感できたのではないでしょうか?

そうです、

 

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳは全く別モノなんです!!

 

事例Ⅰ~Ⅲの攻略法は概ね似たようなモノです。企業の経営理念を頂点に、経営環境→全体戦略→各機能戦略(人事組織or販売マーケor生産管理・統制)というレイヤーに沿って聞かれたことに応えるという感じです。

一方事例Ⅳに関しては極論言うとあんまりその流れが関係ありません。重要なのは、経営分析やCVP分析など各テーマの知識と、些細なミスも犯さない計算力になります。

このことから私は自身の財務に対する実力も含めた判断として、9月からの学習計画を立てました。

 

 

 

 

 

さて、8月の教材選定など試行錯誤の日々を過ごしたのち、

9月からの学習計画をどのようにしたかというと……

事例Ⅰ~Ⅲと事例Ⅳの学習時間は半々の配分にする!!

 

 

ということに決めました。

 

そして学習方法については以下のように決めました。

 

事例Ⅰ~Ⅲ

①過去問実施。

②ふぞろい・事例攻略マスターで自己採点・合格圏内解答の導出方法を身に着ける。

③不足する1次知識は全知識・全ノウハウでインプット。

基本的にこの繰り返しです。

この合間にブログ読んだり、書籍読んだりしました。

 

 

事例Ⅳ

事例Ⅳの全知識&全ノウハウを回転→30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集を回転。

という感じでアホみたいにこの2教材を何回転も行いました。この合間に過去問をちょいちょい解いたりしていました。

 

 

いかがでしょうか?

 

シンプルな学習内容ですね。

 

でもこのくらい単純なほうが、限られた時間を有効活用できるのは、と思います。

 

実際当時は、

事例Ⅳに関しては徐々に頭だけでなく体に解法が染みついてくる実感がありましたし、

事例Ⅰ~Ⅲに関してもこれまた徐々にですが、各事例の特徴が見えてきたかなという手ごたえがありました。

 

 

 

 

10

 

10月は直前期ということで本番を想定した学習方法ギアチェンジしていった感じです。

 

インプットの量を減らし、アウトプットに重きを置いた取り組みに変わっていきました。

 

9月と違った取り組みで言えば、

 

  • タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)
  • AASの直前合格判定合宿(所要日数2日)
  • 1人2次試験(所要日数1日)

 

てなことをやりました。

 

タック事例Ⅳオプション講座(所要日数2日)

大手予備校であるタックのサービスである事例Ⅳオプション講座では、事例Ⅳの出題されるであろうテーマを網羅的におさらいしてくれるので、総復習として役立ちました。

また、大勢の受験生(ライバル)たちを目の当たりにすることも出来るのでモチベーション向上にもつながりました。

 

AASの直前合格判定合宿(所要2日)

2次専門の予備校AASの名物講座です。土日合計で20時間くらい缶詰状態でAASオリジナル事例問題に取り組み、当日すぐに採点と解説講義をしてくれる為、理解がとても進みました。

ここで得た「解答するとき果関係をしっかり構築すること」という学びは本試験でも愚直に実行したところ、解答に安定感が生まれたと思います。

 

1人2次試験(1日)

文字通り1人でお初の過去問を1日4事例解くという、ただそれだけです笑。

でも単に4事例解くだけではありません、徹底的に本番を想定することがポイントです。

  • 前夜はもちろん早めに就寝。
  • 日時は本番と同じ日曜日で同じ時間割(事例1開始時間は朝9時50分)
  • 場所は本番の立教大学と近いタック池袋校自習室
  • 間食、昼食なども本番想定したもの
  • わからない問題出ても絶対手を抜かない(これが一番大事)

て感じです。これが功を奏したか、本番はそんなに緊張しませんでした

日頃の学習態度から実戦を意識することは非常に重要です

どんなに知識があっても、文才があっても、本番で結果が出せなければ意味がありません。

そして練習で出来ないことは試合でも出来るわけがありません。

そういった意味では一見滑稽に思える私の取り組んだ1人2次試験は決して間違ってはいないのかと思います。(まぁ1人でやらなくても予備校の模試でいいのでは?)

 

 

 


 

そんな学習計画を送ったヒロちゃんの試験結果は…??

 

さてさて、

そんなこんなで何とか勝負出来るレベル(と勝手に自分で思い込んでいた)に、試験当日までに仕上がった私の試験結果はというと、

 

驚愕の事例Ⅰ~Ⅳ合計240点でギリギリ合格というある意味コスパの良い結果を収めることが出来ました。

 

正直、本番までにやりきった!!という感じではありませんでした。

もっと過去問を解いて型を定着させて、もっと必要知識を頭に染み込ませて、もっと事例Ⅳ用に計算問題に取り組んで、もっと…もっと…

と、あと2倍くらいの学習時間が欲しいくらいでした。

しかし当たり前ですが、私も含め受験生全員時間は限られています。その限られた時間でどうすれば240点を稼げるか?どんな問題が出ても安定感が出せるか?そう言った課題に対して、まぁまぁ筋の良い学習計画が計れたと手前味噌ですが思っております。

 

 

 


 

最後に、事例(過去問など)を解いた後の復習時に気を付けたポイントについて、

以前道場ブログで要望コメントをいただいていましたので、私の意見を端的にお伝えします。

 

 

全体像をとらえた解答になっているか?→どんなに素晴らしい提案でも、理念や経営戦略に沿っていなければそれは間違った方向性となります。

問題もしくは改善策などに優先順位がつけられているか?→2次試験問題はとてもうまく出来ており、与件文内に解答で使えそうなキーワードが複数散りばめられています。文字制限のある中でいかに優先順位の高いキーワードが盛り込めるかが重要となります。

因数分解して抜け漏れが発生していないか?→例えば、強みを答えろと言われて営業面の強みだけを答えては不十分です。他に生産面や財務面など多面的な切り口で解答しなければ合格点には届きません。

 

このようなポイントを意識しながら、ふぞろいシリーズなどを参考に自分の思考プロセスを構築していった感じです。

 

 

 


 

いかがでしょうか?

 

昨年の私の2次学習を振り返ってみました

 

もし、

また2次筆記試験を受けることになった!!

そうなったとしても、私は去年とほとんど同じ学習方法を取ることでしょう。

そう思えるほど自分に合った学習方法でした。

皆さんも是非自分に合った学習方法で最後まで走り抜けてください。

 

 

 

本日は以上です!

 

明日のブログは、ゆう事例Ⅳ攻略法です!!

絶対読まないと損ですよ!!

 

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

 

2次試験対策が本格化し、道場メンバーのブログも今年の猛暑ばりに熱を帯びまくってきました。

一方で、読者のみなさんの中には、「2次試験の学習って毎回最低80分かかるのか?」と悩まれたり、だいまつきゃっしいの超ハイレベル分析を目の当たりにして「果たして自分についていけるのか?」と悩まれている方がいらっしゃるかもしれません。

(彼らの分析は道場メンバーもため息をついてしまうほど、とてつもない本質をあぶり出しています!が、その手前で袋小路にハマっている方がおられるかもしれない、という想像をしています)

そこで、今回は事例攻略の橋げた(超重要な基礎)である「設問要求解釈」について、いったい何なのか?どのようにやるのか?について、ひとつの考え方を示したいと思います。

主なターゲット2次試験初学者および事例を解くだけでPDCAがイマイチ回せていないと感じている再挑戦者

登場する過去問平成29年~平成23年事例Ⅰ(主に平成28年。ただし詳細深入りはしません)

文字量:約5,000字(約7~10分で読めます)

 


 

■「設問要求解釈」を制するものは2次試験を制す

各メンバーの記事でも繰り返し書かれていますが、2次試験では「オリジナルの素晴らしいアイデア」は求められていません

だいまつがこちらの神記事で書いてくれているように、

①設問要求に沿って解答する

②解答内容は与件文を根拠とし、当たり前に考えられる内容を書く(変にひねらない)

③因果は大切

④解答は一つではない

という試験です。特に、①~③をどこまで忠実に(脱線せぬよう我慢して)4事例並べられるか、というものだと言えます。

 

そこで、なによりも重要なポイントなのが「設問要求解釈」。設問の・要求を・解釈すること=聞かれていることは何なのか?を掴むことです。

ではどうやって?というあなたに、学習方法をご紹介します。

 

 

■「題意」と「制約条件」を読み取るトレーニング

事例Ⅰを題材に、実際にやってみましょう。使うのは各事例の「設問文」のみです。「与件文」は使いません。

平成28年事例Ⅰ

第1問

業績が好調であったA社の3代目社長の時代に進められた事業展開について、以下の設問に答えよ。

(設問1)

当初立ち上げた一般印刷事業などの事業展開によってA社は成長を遂げることができた。その要因として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で述べよ。

(設問2)

1990年代後半になっても売上の大半を学校アルバム事業が占めておりA社の3代目社長が推し進めた新規事業が大きな成果を上げてきたとはいえない状況であった。その要因として、どのようなことが考えられるか。100 字以内で述べよ。

 

第2問

A 社の現社長(5代目)の経営改革に関連して、以下の設問に答えよ。

(設問1)

A社が、新規のアルバム事業を拡大していく際留意すべき点について、これまでの学校アルバム事業の展開との違いを考慮しながら、中小企業診断士として、どのような助言をするか。100 字以内で述べよ。

(設問2)

A社では、これまで、学校アルバム事業を中核に据えた機能別組織体制を採用していたが、複数の事業間で全社的に人材の流動性を確保する組織に改変した理由を、100 字以内で述べよ。

 

第3問

業績低迷が続くA社が有能な人材を確保していくためには、どういった人事施策を導入することが有効であると考えられるか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

 

太字で書いた箇所が「題意(聞かれていることの芯)」、

下線を引いた箇所が「制約条件(回答すべき範囲、回答してはいけない範囲を規定する条件)」です。

たとえば第1問では、設問文の冒頭で「業績が好調であったA社の3代目社長の時代に進められた事業展開」と書かれています。この制約条件を無視したりうっかり忘れてしまったりすると、与件文から4代目や5代目に関する記述を探してしまい、まったく違う方向性の回答をしてしまうことになります。

また第1問の(設問1)では「要因」が題意です。「要因」「理由」などが問われている場合、いわゆる「分析系」の問題です。与件文から該当箇所を根拠として抜き出してくることが求められており、すばらしい助言は求められていません

つまり「設問要求解釈が大事だ!」とみなが言うのは、「題意」と「制約条件」の把握は簡単なようで奥が深く、一定以上の慣れとコツが必要ということの裏返しでもあるのです。

 

■設問を並べて分類すると、「横たわるテーマ」が浮かび上がる

トレーニング方法として、事例をひとつひとつではなく、設問だけ一気に複数年分読むというやり方があります。

この方法の効果は、複数年分の分類によって「横たわるテーマ」が浮かび上がる点です。

たとえば事例Ⅰであれば、大きく4つのテーマに分類することができます。

 

1)経営環境分析(SWOT)として要因・理由を聞いてくる問題

経営環境分析に類する問題の特徴は、そのほとんどが「要因」「理由」を聞いてくるものです。

このパターンの場合、対応方針を以下のように定めていました。

・書き出しと締め:「要因(理由)は①~、②~、のためである

・SWOTに対応づける:「〇〇の脅威がある中で△△の機会を捉え、̻□□の強みを活かして対応した(できなかった)」に沿うように

※ただしSWOTのどの部分までを書くか?は設問文から丁寧に解釈し、あくまで与件文から(できるだけ素直に)抜き出す

ここまでを「型」として定めたら、あとは与件文にその素材を探しに行けばよいのです。

環境分析系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(一度市場から消えた主力商品をA社が再び人気商品にさせた最大の要因

H28(一般印刷事業などの事業展開による成長の要因

H28(新規事業が大きな成果を挙げられなかった要因

H28(機能別組織を、マトリクス組織に改変した理由

H27(プラスチック成形事業を、関連会社に移管した理由

H27(成果主義型賃金制度を導入しない理由

H26(研究開発型中小企業が増えつつある背景の経営環境変化

H26(A社が長期間にわたり主力製品を確立できなかった理由

H26(近年、良品率が大幅に改善した要因

H25(A社が非正規社員を有効な戦力として活用する理由

H25(A社が新卒正規社員を採用する理由

H25(A 社の顧客DBが新商品開発に直接結びついていない理由

H24(中小企業の海外進出を促す外部環境変化の要因

H24(Y 社の要請による A 社の海外進出が実現しなかった理由

H24(S 国工場を日本工場レベルまで引上げるのに時間を要した理由

H23(近年、A社が医家向け市場に注力している理由

H23(A社が自社開発した技術の特許をあえて出願しない理由

 

2)企業戦略(事業展開・事業構造・事業特性)を聞いてくる問題

事業展開事業構造などについて聞かれたときは、その企業の企業戦略・経営戦略についての問いであることを意識していました。

事業展開=おきまりの「誰に」「何を」「どのように」ですね。

このパターンの場合、対応方針を以下のように定めていました。

・書き出しと締め:題意に沿って素直に返す(「戦略的メリット」が題意であれば、「メリットは①~、②~、である」など)

・知識的な問題と捉えがちであるが、与件文や設問文中に記されたヒントや条件から、事例に沿った根拠を探して回答する

企業戦略系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(A社が工業団地に移転し操業したことによって生み出された戦略的メリット

H29(A社は、全国市場に拡大することでビジョンの達成を模索しているが、それを進めていく上で障害となるリスク

H28(新規アルバム事業の学校~事業との違いと、事業拡大の留意点

H27(スポーツ用品事業の市場特性

H27(プラスチック性容器製造事業の拡大による経営面での課題

H25(健康食品通販事業を長期継続させるための施策留意点

H23(一般家庭向け医療品と医家向け医療品との、営業活動の違い

H23(A社にとっての所有と経営の分離のプラス面マイナス面

 

3)「組織構造≒組織管理、経営管理、組織体制」を聞いてくる問題

3)と4)はセットで聞かれることもありますが、設問文や与件文にヒントが少なく、かつ助言を求められる場合が多いです。

組織関連の問題は、以下の3つの切り口を念頭におきつつ回答を組み立てていきました。

①部門構造(〇〇専任部門の設置、プロジェクト組織の構築など)

②権限関係(〇〇についての権限移譲、権限・責任の明確化など)

③コミュニケーション(〇〇の定期的会議、社内連絡会など)

①②③ともに、〇〇の部分をいかに与件文から抜き出してこれるかが勝負です。

組織系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(少人数の正規社員での運営を可能にしているA社の経営体制の特徴

H29(「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題

H27(事業拡大に向けた、「組織文化の革新」における留意点

H26(事業領域の拡大に伴う、組織管理上の課題

H25(A社の体制を今後も維持していく上での留意点

H23(達成目標実現のための組織管理上の施策

 

4)「人的資源管理≒人事施策、制度」を聞いてくる問題

人的資源管理系の問題は、以下の4つの切り口を念頭におきつつ回答を組み立てていきました。

①雇用管理(採用・配置)(適材適所の配置、能力や希望に応じた配置)

②人事考課(評価)(公平・公正な評価基準、目標管理制度)

③給与(報酬)(業績に応じた報酬体系)

④教育訓練(能力開発)(〇〇を高めるためのOJT、〇〇研修)

事例Ⅰで設問文に「施策」という表現が出た場合、組織・人事的な対策・助言の記述を求められていることが多いです。組織構造(体制)か人的資源管理(制度)かは、前後の設問や与件文中のヒントを見て判断。迷ったら両面書けば部分点と割り切って、できるだけ多面的に書くようにしていました。

人的資源管理系の問題は、事例Ⅰでは以下のようなものです。

H29(「第三の創業期」ともいうべき段階を目前にして、A社の存続にとって懸念すべき組織的課題

H28(有能な人材を確保するための人事施策

H27(成果主義型賃金制度を導入しない理由

H27(事業拡大に向けた「人材育成」における留意点

H26(高度専門人材を長期的に雇用していくための管理施策

H25(オペレーターの離職率を低水準で維持するための具体的施策

H24(係長人材に期待する、○○以外の役割と、向上させるべき能力

H24(成果主義型賃金制度の制度設計および導入時の留意点

 

いかがでしょうか?

ここであらためて意識してもらいたいのは、事例Ⅰはあくまでも「組織・人事」がテーマであるということ。

つまり、事例全体のストーリーとして、「環境変化の理由をSWOTの切り口で解釈したうえで、事業展開+組織構造+人的資源管理 により環境変化に対応していくという診断報告書を作ることが大きな流れになるのです。

ここは事例Ⅱ、事例Ⅲとは別のテーマですので、事例ごとにアタマを切り替えながらやっていきましょう。最初は大変ですが、だんだんと慣れてきますよ!

 

 

■「出題の趣旨」は診断協会からの公式ラブレター

設問要求解釈をトレーニングするうえでもうひとつ役に立つものに、診断協会が発行している「出題の趣旨」があります。

平成○○年度の試験について」というところから辿ることができます。

例えば平成29年の試験であればこちらから。

 

出題の趣旨には「題意」と「必要な能力」が書かれており、これを5年程度読んでいくと、出題内容に一定のパターンが存在していることが掴めます。与件文は事例企業の数だけ無数にあっても、協会が「診断士」に求めることは一定の範囲の中に収斂してくるのです。

 

いかがでしょうか?

設問要求解釈自体は、繰り返し設問を眺め→分類し→答えのパターンを類推する、など移動中のスキマ時間にもできますので、ぜひコツを掴んでください。

 

残り約55日です。ストイックに、でも楽しんでいきましょう!

僕らも全力で応援します!

以上、きゃずでした。

 

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おはようございます。よこよこ@バブル受験組です。

ヘンリーくんにならい、ネタバレ防止のために、本日の内容はこちらです。

主な対象:バブル世代の2次初受験生

過去問:不使用

テーマ:バブル世代受験生と30代(アラサー含)受験生との比較と対策

文字量:ふつう

私は、受験者支援団体タキプロの東京勉強会に受験生として2年+リーダーとして1年=合計3年参加しています。

いつもこの時期に思うのは、昨年から準備している組と今年初見組の差は歴然(当たり前ですが・・・)です。でも、2次試験が終わってみると、初見組がしっかり一発合格してくることは、道場のメンバーを見ての通り。

統計情報からは、2次受験回数の情報はないのですが、感覚的には一発合格者は、2~3割かな?一方、公表されている情報は、何度かご紹介した年代別の合格率です

1次試験の合格率に差異はありませんが、2次試験は、年齢が上がるにつれて、合格率は低下します。

年代 1次×2次=全体合格率

20代 15%×27%=4%

30代 15%×23%=3.5%

40代 15%×16% =2.4%

50代 15%×10%=1.5%

60代 12%×8% =1%

その差は?なんだ?と、半年間、同期や先輩診断士からリサーチしてみました。バブル世代の受験戦略立案のお役に立てばと思います。結論から先に言うと、以下の5点の差ではないかと思います。

(1)短文慣れしている。

(2)体力の差がある。

(3)情報収集力が高い

(4)素直である。

(5)本気度が高い。

 

では、項目毎に検討して、バブル世代の対策を考えてみましょう。

(1)短文慣れしている。

2次答案の特徴は短文の集合体です。長くても160文字程度ですし、それも30文字のブロックが5個と10文字おまけと考えても良いでしょう。

このくらいの文字量なので、携帯メールやツイッターに学生時代(頭脳のゴールデンエイジ)に慣れ親しんだ30代が強いのではないかと思います。

我々(バブル世代)の学生時代、遠隔コミュケーションは、もちろん固定電話。デートのお誘いだって、相手親の電話取次のハードルがあり、ドキドキしたものです。携帯メールで彼女を口説いていた世代にはかないませんわ。

でも、バブルジュニア(今の大学生位)の純LINE世代は、「スタンプ化」により、短文スキルが低下しているのではないか?と心配(うちの娘ちゃん、だいたい彼氏がいるのかいないのかも分からんしブツブツ…関係ないか)

【対策】きゃつしぃ100字トレで短文作成スキルを磨く

ダウンロード(お題)

ダウンロード(解答案)

☆詳しくは、8/23きゃつしい記事本文

 

(2)体力の差がある。

ストレートを狙うなら、この2ヶ月にどれだけをこなせるかも大事です。もちろん、質も大事ですが、×=成果です。ここは睡眠を削ってもやらなきゃならない場面もあるでしょう。会社で一日仕事して疲れているのに深夜まで事例を解いて、出勤の電車で模範解答と比較して・・・2ヶ月間繰り返す体力勝負の面もあります。

また、試験当日だって、初見の事例を4つ、ダメ押しで4事例目は細かい計算もあります。一日中、集中力を切らさないということは、体力もなければできません。

精神状態を正常に保つプラットフォームは体力です。本番まで体力・精神を正常な状態で維持しなくてはなりません。2次試験は、準備半分・当日半分と言い切る受験仲間もいます。普段の仕事と生活全部が試験対策です。

【対策】もう晩酌禁止! Jog・Walkingの習慣は続けましょう。関連ブログ

 

(3)情報収集力が高い

このブログを読んでいるバブル諸兄!この時点であなたは情報リテラシーが高い!それは、さておき30代くらいの人を見ていつも思うのは、タブレット端末やパソコンから文字情報を読み取る能力が高く、頭に入る情報量が多いな~と思います。彼らは印刷を必要としていない、私なんか、何でも印刷しないと読む気がしないですからね。

私がインターネットを使い出したのは、ざっくり今から20年くらい前じゃないでしょうか?それまでは、フロッピーディスクが山のようにありましたもん。やはり、ゴールデンエイジに情報社会の洗礼を受けている世代は、情報の集め方が上手いさらに、使えない情報を棄てる能力が私より高いように思います。

そこで、バブル受験生の大人の解決方法は、ズバリ言えば情報を買うことです。私の場合、2年目は信頼できるプロから情報を買う作戦(要するに2次受験専門予備校のMMCに通学)という戦略をとりました。若者には財力で差別化をしたのですね。

【対策】ット情報だけで大丈夫? お金掛けた方がよくないですか?

 

(4)素直である。

2次試験には、実務経験は必要ありません。求められていることは、作問者が求める解答を素直に書くことです。そりゃ、長く社会の第一線にいて、その世界に浸かっていれば、思考回路も実務寄りになりますよ。そのノウハウは診断士として現場に出た時は強力な武器になることでしょう。でも、診断士試験は、あくまで国家試験。未公表とはいえ、何かしら解答がなければ合否を決められません。ということで、過去に得点を得たと考えられる解答案を研究して、得点になりそうな無難な方向性で解決していく必要があります。その点においては、やはり30代の方が作問者の意図を理解して、私情を抑えた無難な解答を書く方が多いということでしょうね。

【対策】作問者の要求に素直に解答しましょう。オレ様禁止!

 

(5)本気度が高い。

バブル世代だって、本気で受験していますよ。それは間違いありません。ただ、合格後の身の振り方を見ていると、バブル世代と30代ではかなり違います。それは、

30代は、アッと言う間に転職・独立・起業している!です。合格同期者830名を全員知っている訳ではもちろんありません。せいぜい60名くらいでしょう。その中で、この半年で転職・独立・起業した人は両手じゃ足りません。それも、だいたい30代。まだ、子供が小さいのによくもまぁ・・・と思うは、やはりバブル世代目線なのでしょうか?

一方のバブル世代の私、「独立しないのですか?」といつもの挨拶みたいな感じで聞かれますが、「う~ん、50前後ってさー、賃金カーブのピークじゃん、若いときにタダ働き同然の貯金もしたからさー、でも、リストラもあるし…もにょもにょ」とお茶を濁すのが関の山。本気度はどっちが高いと言われれば・・・

【対策】みんな必死だよ!気持ちで負けないで!

 

バブル世代は、確かに合格率は低いですがその分、合格すれば自動的にベテランに見えます市場価値は高いですよ。道場でもみんな労ってくれますし(笑)

頑張ろうバブル世代!

以上、よこよこでした。

 

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はい!へんりーです。

2次試験対策からブログを見てくださっている方も大勢いるかと思いますので、はじめての方々向けに・・・

当ブログは、11名の昨年度合格者、「9代目」メンバーで執筆しておりますが、メンバーはこちらで紹介してありますので、お時間あればご参照ください。

先代も含めた各人の勉強スタイル等を参考にしていただき、自分に合う勉強方法、解答作成のコツなどを「パクってカスタマイズ」してご活用ください。(「道場」ブログでよく出てくるキーワードの一つです!)

 

なにより、まずは当ブログのホームページをブックマークいただければ幸いです。

毎日の記事を読む数分間、決して損はさせません!

 


ということで、

今回から僕も二次筆記対策のブログを本格的に書いていこうと思います。

仕切り直しとして、自分の執筆していく記事について、以下を定めてみました。

ターゲット:

基本的に『二次試験初挑戦者』とするつもりです。

さらに、どちらかと言えば「これまで二次対策をしていなかった人」を意識して書こうと思います。(先週のたかじんと同じです)

これまで僕は「ぎりぎり合格狙いのアナタは一次試験に集中すべし!」をうたっていたので(その責任を取り)、今からスタートでも間に合う!というスタンスを前面に押し出しながら、アドバイスしていきます。

 

スタイル:

記事の中でアドバイスは、なるべく断言気味に言おうと思います。
これは初挑戦者向けのあくまで「へんりー流」なのでご容赦ください。

この資格試験においては、「自分に合った方法で(パクってカスタマイズ)」が重要なのは明白で、間違いないのですが、

一方で、受験時代になんでもかんでも「自分次第」と言われて戸惑った記憶もあります。
おそらくみなさんも耳にしたことのある、合格者からの「やるしかないよ」というアドバイスも同様です。

それらが真実と認識しつつも、

項目によっては「この方法でやるべし」と言ってくれた方がありがたい

と感じている人も少なからずいると思っていますので、1つのベンチマークになるように、内容によっては言い切り型でいきたいと思います。

これもセミナーで多くの人と話をしていて、改めて感じたことを反映させています。

 

自分ルール:

記事の中で、過去問の事例内容に触れるときは、「今日は平成〇年の事例◇設問△を扱います」と冒頭で触れるように心がけます。

それは、「まだ解いていない事例の内容をネタバレしてほしくない」という考えの人が少なからずいると思うからです。(少なくとも、昨年の自分はそうだったので)

 


とここで、本題に入る前に触れておきたい、

先週末、前週の東京に続き、大阪夏セミナーに参加してきました。

「スピ問出涸らし・直前期に迷ったらスピ問を守りきったら一次突破できました!」という嬉しすぎる声を、想像以上に多くの方から聞くことができ、より一層有益なアドバイスをお伝えしていきたい、せねば、という思いが強まりました。。

本当に涙ものです。

 

あ・・・有益と言えば、中華のお店の懇親会にて、餃子を醤油ではなく、コショウ+酢で食べても最高に旨い」という裏技(?)を教えていただき、これは今後の僕の人生に影響するレベルの「助言」でした。感謝いたします。(大阪ならではなかったようですが笑)

そして何より、大阪の受験生さんの中には、かなり深く具体的なところまで質問してくださる方もいて、その人がよーく考えながら、取り組んでいるのが伝わってきて、むしろこちらが勉強になりました。

昨年の自分と比べると、感心するばかりで、まさに、絶対に受かってほしい!と感じます。

二次試験後の懇親会あるいは口述セミナーで、また大阪を訪問できたらと思います!


受験生と接すれば接するほど、ブログで伝えていきたいネタが充電されていきます。

これから数回かけて、以下についてお伝えしていこうと思います。

#設問要求解釈がどれだけ重要かを理解した人が受かる。

#だから「設問から読む」は絶対。(自分に合った方法を・・ではなく)

#過去問と予備校演習・模試との決定的な違い。

#過去問と予備校演習・模試との使い分け。

#勉強はアウトプット中心。「全知識」は辞書代わりに。

#「ふぞろい」の具体的な使い方。

#SWOT分析は要るのか?

#カラーペンの使い分けは設問ごとがおすすめ。

#解く事例数と実力の相関性。

#春秋要約は不要だけど、それを進める人の意図もわかる。

#事例IVはやるだけ伸びる。「同じ問題を翌日にまた解く」がおすすめ。

#事例IVは取捨選択と時間配分が勝負。「自分は得意だから解ける」がキケン。

#「イケカコ」は・・。その時間は他に使おう。

#勉強会には合格者がいた方がいい。でも「俺より強いやつ」がいれば大丈夫。

#如何に得点を安定させるか?(ルールと幅と深さ、そして因果)

などなど・・

上記は、今の時点で思いつく、あくまで自分用備忘録です。

が、もし「先に聞きたい!」というものがあれば、気軽にコメントをください。(あるいは他のメンバーが記事にしてくれると思います☆)

冒頭で述べたように、あえて断言気味に言っているのもありますが、初挑戦者向けの「へんりー流」ですのであしからず、です。

 


さて、今日の本題。

 

二次試験の勉強を始めたばかりのアナタに、絶対守ってほしい2つのオキテをお伝えしようと思います。

始めたばかりのみなさんの中には、

「模範解答見せられても遠すぎるよ・・」

「そもそもどうやって勉強したらいいかわからない」

「『過去問やれ』と言われても、なにからどうやれば?」

といった方も多いと思いますので、この「オキテ」からスタートしたい。

オキテその1: 勉強の進め方は「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は「設問から先に」

これら2つは、「人それぞれ」ではなく、「誰もが絶対」と言ってしまえるくらいの王道。もはや「オキテ」だと思っています。

(ここまで言い切らないと響かない人がでてきてしまうので、あえて言います)

 

何故か?

理由は、多年度生に比べて初挑戦者は、圧倒的に準備時間が少ないからです。

解説していきます。

 

オキテの1つ目、セミナーでもお伝えしたが、

二次対策は(一次試験と同じく)『アウトプット重視』

そして『演習より模試より何より過去問』が合格への王道です。全事例に関して言えます。

アウトプットする(=過去問等を解く)

自分の引き出しに無い一次試験知識があれば、そこだけインプットする

という流れを基本としてください。

繰り返しますが、そうする理由は時間がないからです。

予備校のテキストや「全知識」を一から読むのは無謀です。ボリュームを見たら一目瞭然かと思います。

読んで「知識を理解した」という段階と、「知識を使えるようになった」という段階では大きな差がありますので、いくら時間があっても足りません。

ぜひうまく、効率的にインプットしてください。


続いて、オキテの2つ目は、絶対に「設問から先に読む」です。

事例I, II, IIIに関して言える王道です。

正確には、

①与件文の冒頭に書かれている会社の概要部分をまず読む

②与件文は熟読せずに、段落ごとに番号を振ると同時に、全体のボリューム(図等の有無)をつかむ

③設問を読む(後述する「設問要求解釈を行う」)

④与件文を熟読する

という順序です。

まず理由はさておき、

この、(与件文冒頭→)設問要求解釈→与件文熟読 という順番は合格者の大多数がやっていることを認識ください。

 

本当か?という人のためにさらに補強しましょう。

僕とChikaは「合格者の頭にあった全知識/全ノウハウ(2018年度版)」の執筆に携ったのですが、

その際、「全ノウハウ」の内容構成を、この「設問要求解釈→与件文熟読」のやり方に合わせて入れ替えました。

少しでも、合格者による80分間の解答プロセス、をトレースできる構成にするため、そのように変更したわけです。
それだけ「合格者の当たり前」になってきているのです。

 

そして、

「設問要求解釈」の重要さにどれだけ気が付けるか?

そして「設問要求解釈」をどれだけ磨き上げられるか?

で、二次試験の勝敗がつくと言っても過言ではないと思っています。

 

ここで、設問要求解釈とは(「設問解釈」とか、いろいろ呼び方がありますが)、設問文を深く読見込み出題者の要求を解釈すること、を指します。

 

「設問要求解釈」で具体的にやることは2つです:

①設問文に潜んでいる制約条件を洗い出す

②与件文に探しに行くべき解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておく

①は、設問が与えている制約条件=ルール(具体的には、時制やターゲット、「以外」といった条件)を違反しないようにするために行うものです。例えば、過去の強みを聞かれているのに、現在のことを書いてしまう。ターゲットが指定されているのに、関係のない層について触れてしまう。その時点で、点数は入りません。(←本当か?という方は、「ふぞろい」を参照ください)

短時間の勝負の中では、このような「ルール違反」、ときにイージーミスが起こりうるものです。過去問を解いていく中でみなさんも味わうと思います。

 

②も、80分という限られた時間が鍵です。設問を読んだだけで、如何に解答要素(キーワード)を類推し、アタリをつけておけるか?

その度合いで、与件文を読む際の効率が変わってきます。

過去問(=本試験)の与件文はよく練られてできており、解答要素がわかりづらくしてあったり、散りばめられていたり、80分間の中で「正確に」「漏れなく」見つけるのを困難にしてあります。

そんな練りに練って作られた、3,000文字にもなる文章を、アタリもつけずにただ読むとしたら、どれだけ効率が悪いか容易に理解できると思います。

もし例えるならば・・・

夜空を一通り眺めた後になってから、「さて、今見た空のなかで〇〇座はどこにあった?」「〇色の星は何個あった?」なんて聞かれるようなものです。

 

ピンと来ますか??(執筆している夜中の発想か・・・?汗)

とにかく、事前にアタリをつけ、ターゲットを定めてから、熟読しにかかるからこそ、欲しいものを見つけられるわけです。

これが慣れないうちは

「あれー、与件文に何かヒントがあったような・・どこだっけ?」

「あれ?設問で問われているのは、具体的にはなんだっけ?」

と、与件文⇔設問文を行ったり来たり、を繰り返すはずです。そして時間が無くなる。

解答時間短縮のためには、与件文⇔設問文の行ったり来たりを如何に最小限にするかがポイントです。

今はピンとこない人も、アウトプットをしながら経験を積むと味わうことになると思います。

 

さて、以上の説明を、実際の過去問でどうなるか?という切り口で、【平成27年 事例1 第2問】を使い、8代目ロックさんが解説している記事があるのでそちらもご参照ください。

 

はい、おさらいです。

オキテその1: 勉強の進め方は、絶対に「アウトプット重視+過去問重視」 

オキテその2: 解く順序は、絶対に「設問から先に」

をぜひ徹底しながら勉強を進めてみてください。

はじめの時期は解答が作れずつらく苦しいと思いますが、誰もが通る道です

センスのあるなしではなく、経験です。(なので合格者は「やるしかない」と言います)

ぜひ食らいついてください。

 

アナタも間に合う!

あと少しだけ、あがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

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✿:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

■夏セミナー2018 in東京

8月11日に実施しました。たくさんのご来場ありがとうございました!!

ヒロちゃんによる渾身のセミナーレポートはこちらから

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名→42名(先着順。セミナーは定員に達したため、懇親会のみ受付中です。)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから

✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀:✿:❀

 

こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

1次試験を戦い終えたみなさん、本当に、本当にお疲れ様でした

自己採点の結果によって、さまざまな思いが胸に渦巻いていると思います。

もしかしたら駄目かも(特に法務が足切りライン前後)…という方、9月4日の結果発表までは、どうか歩みを止めないでください

理由は昨日の記事でよこよこも書いていた通り、合格基準の弾力化の可能性が残されているからです(僕も1次試験は情報が地雷化し、弾力化措置がとられた2016年組でした)。

結果は診断協会が発表するその時までわかりません。診断士を目指すと決めた以上は、どうせ2次試験という壁を乗り越える必要があるんです。それであれば、いつやるのかの違いだけです。いまやりましょう!!

 

今回は、夏セミナーにて「2次試験に再挑戦するあなたへ」というタイトルで僕がお伝えしたうちの①と②、それから③(の一部)のまとめを再現性を高める極意としてお届けします。

①応援してもらえる環境に感謝する

②彼を知り、己を知る

③再現性を高める技を掴む

※セミナーにお越し頂いた方は重複箇所があるかもしれませんが、当日伝えきれなかったこともあります。復習だと思って読んでみてくださいね。

 


■①感謝を伝えよう…「応援してもらえる環境に感謝する」

まずはなにより、ここまであなたを支えてくれた大切な人たちへと感謝の言葉を伝えてください

あなたが勉強に専念できるように、試験会場へ無事にたどり着けるように、その人は様々な犠牲を払ってくれていたかもしれません。あなたが思う以上に。

 

…これは僕自身が2年前に招いた失敗の後悔があるからです。試験に猪突猛進したことによって、愛すべき妻を、守るべき家庭をぶち壊してしまうほんの数ミリ前までいきました。だからこそいま、しつこいくらいに何度も強調します

 

どれだけ能力が高く勉強ができても、謙虚さや素直さ、感謝の気持ちを忘れた診断士はどうなるか…あなたが接することになるであろう中小企業の経営者の方は、そのような姿勢を一瞬で見抜きます

そして何も言わずにあなたの元を去っていくでしょう。

 

ここ最近、縁あって様々な経営者やリーダーの方にインタビューさせて頂ける機会が増えてきているのですが、診断士である以前に、そうした基本的な「人としてのあり方」こそが信頼に繋がり、次の仕事や出逢いに繋がっていくということをあらためて噛み締めています。

 

 

■②試験に向き合い、自分自身と向き合う…「彼を知り、己を知る」

「再現性」の違いって?

僕の2次試験結果は、2016年と2017年とで得点そのものにはそこまでの差はありませんでした。

(とはいえ、上積みの数点が勝負を分けるラインであったというのも事実ですが)

でも確実に違っていたもの。2017年に体得したもの。それが「再現性」。つまり「初見の問題が来ても、知らない業界の話でも、一定以上の水準で分析と助言をすることができる能力」でした。

 

2016年の237点は、自分の実力以上に「偶然とれた」結果だったと感じています。一方で2017年の245点は、自分の実力を「必然に近い形で出しにいった」結果であった、とも言えます。

 

彼を知ることは、2次試験を戦う大前提

そもそも、試験制度のことをどこまで把握しているかは、戦いの大前提です。これを知らずして戦いの場に出てはいけません!

①②についてはゆうの記事(【2018年スト合格目標】早期の2次試験対策)が、③については7代目たきもさんの記事(初学スト生が11週間で二次試験に合格する方法)や、僕がバイブルだと思っている初代ハカセさんの記事(二次試験直前:ハカセのファイナルペーパー)が非常に参考になるので、ご覧ください。

 

己の中に、あと約70日をどう過ごすかのヒントがある

年に一度しかない試験で博打を打てるか?否でしょう。であれば再現性を高める努力と工夫をするしかありません。ではどうやって再現性を高めていくか。

 

その重要な要素は、自分自身の特性や経験の中にあります。

 

昨年の2次試験、あるいは今年の1次試験を受けられた方は、いまいちど試験の時にご自身がどのような状態であったか、少しだけでも振り返ってみてください。

 

下記の自己分析はあくまで一例ですが、心技体で欠けている要素・必要な要素・必要な取組みはなんなのか、分解して考えてみてください(所要時間:30分)。

 

いかがでしょうか。ご自身の特性や経験の中に、あと約70日の過ごし方のヒントがあり、再現性を高めるためにインプット・アウトプットすべきことの前提条件があるはずです。

このひと手間が、2次試験を戦ううえでの羅針盤になります。

 

ここでひとつだけ注意事項があります。

 

すべてを真似することはできない!

なんのこっちゃ?…ちょっと噛み砕いて説明しますね(ここはセミナーでは触れなかった箇所です)。

 

80分の使い方や解法の詳細は、各記事で道場メンバーから語られます。

そのどれもが渾身の素晴らしい内容であり、パクってカスタマイズしたくなる要素満載だと思います。

(われわれ執筆陣もそうあってほしいと願い、全力で記事を書きます。)

 

が、あなたはそのすべてを真似られるわけではありません。その必要もありません。

なぜならばあなたにはこれまで培ってきた考え方のクセがあり、思考の回転数があり、文字を書く速さがあり、疲れやすさがあり、(ざっくり言えば)心技体が異なっているからです。

 

特に、ストレート組の方は勢いで「技」を磨くことで一点突破できるかもしれませんが、再挑戦組の方は「技」は十分であったとしても、「心」「技」のどれかが不足していたり、アンバランスになっている可能性があります。

だから、早めに試験の特性や事例ごとのルールを掴むとともに、それだけでなくご自身の特性にあったやり方を取捨選択して進めていただきたいのです。

僕が再挑戦組の方にセミナーや懇親会でお伝えしてきた「彼を知り己を知れば…」のキモは、ここにあります。

 

 

■③アクションプランとPDCAの重要性…「再現性を高める技を掴む」

これはストレート組・再挑戦組に共通することですが、あと約70日で費やせる時間はせいぜい250~350時間程度です。

ムダなことをやる時間はありません。

そこで重要なのが、アクションプランを作り、PDCAサイクルを高速回転で回せるかどうかです。

 

アクションプラン~ある既婚A型男性のケース

 

2017年(2回目の挑戦)のときは、最終地点(本試験)に心技体のピークを持ってくることを第一に、8月以降は週ごとに大きなテーマ(やるべきこととその優先順位)を設定し、それを日次計画に分解していきました。週次のテーマによって、日次の予定や事例ごとの時間配分は変えていきました。

当然、日によって仕事や家庭の都合、また自分の体調が変動要素として関係してきます。それを日単位でカバーするとなると大変です。

なので週次の計画時間を25時間と置いたとき平日1日分にあたる3時間程度の時間はバッファをもって見ていました。

 

プランは実行→振り返り→修正・再実行されてこそ意味がある

これらの計画はすべて、CheckとActionがあって初めて意味をなします

計画を立てた場合は、1日の学習の最後に、週の終わりに、数分でよいので必ず振り返りと修正のための時間を設けてください。でなければ、計画のための時間を別の学習に使ったほうがマシです。

再現性を高めるために、PDCAを回します

繰り返しますが、計画はCheckとActionが必ずセットです。

 

あらためて、再挑戦するあなたへ伝えたい「再現性を高める極意は以下の3点でした。

①感謝を伝えよう…「応援してもらえる環境に感謝する」

②試験に向き合い、自分自身と向き合う…「彼を知り、己を知る」

③アクションプランとPDCAの重要性…「再現性を高める技を掴む」

 

明日以降も、怒涛の勢いで道場9代目メンバーが記事をぶち込んでいきますが、今日お伝えしたポイントをぜひ念頭においてインプット・アウトプット・振り返りを進めていってくださいね。

僕の次回記事では、では実際に各事例をどのように解き、どのように復習していったかをお伝えします。

 

プレゼントします!~学習計画の実録と2018年版フォーマット

ここまで読んで頂いた方に、僕自身が予定を立てていたExcelの実録と、2018年版のフォーマットをプレゼントします。

このExcelを使うかどうかは、ご自身の特性に合わせて取捨選択ください。パクってカスタマイズ大歓迎です。

2次直前学習計画

↑をクリックするとダウンロードできますので、利用される方はコメント欄に「使うよ!」とひとこと残して頂けると幸いです。

※見て頂くと分かる通り、偉そうなことを書いてましたが、いかに僕の計画が酒と体調とに左右されていたか…(苦笑)

 

 

2次試験に臨めるというのは、ほんの一握りの人に許されたチャンスです。その裏側には、たくさんの人たちの思いが詰まっています。

チャレンジできることに感謝しつつ、残り約70日をストイックに、でも楽しんでいきましょう!

僕らも全力で応援します!

 

以上、きゃずでした。

 

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一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:60名(先着順) ⇒本日12:00、定員65名に増枠します!!!
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みはこちらから 申込み受付中!!

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか8階第6会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順) ⇒(8/9 15:00追記)本日15:00、定員42名に増枠しました!!!
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

□ 申し込みサイトはこちらから 申込み受付中!!

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こんにちは、chikaです!
一次試験を受けたみなさま、お疲れ様でした!

某受験校のデータリサーチを見ると、
法務の平均が41.60点と、法務が大きく難化したことが分かります。。。
努力が結果に繋がらず、心が折れそうになっている方もいるかと思います。
私は平成28年度に一次試験を初めて受験しましたが、
その年は情報が難化し(得点調整が入った年です)、24点で足切になった経験があります。
そのため、心が折れそうな気持ちはよく分かります。。
でも、ぜひここで諦めず、来年へ向けて前進してほしいなと思います。


 

さて、本日は、情報が科目合格できなかった方向けの記事です。
自己採点の結果、情報が60点に満たなかった方、
来年の情報を科目免除できる「応用情報技術者試験」を受けてみませんか?

知ってる方も多いかもしれませんが、
実は、「応用情報技術者試験」は、診断士の経営情報システムが免除できるんです!

そして、応用情報技術者試験をおすすめする理由はズバリ、ほとんど過去問から出題されるから合格が狙いやすいのです!

応用情報は午前(選択式)午後(記述式)に分かれていますが、
午前はほとんどが過去問から出ます!!!!!

あくまでも私の感覚値ですが、
過去問からそっくりそのまま出る問題、
過去問の選択肢を入れ替えた問題、
過去問の数字をアレンジした問題、
といった、過去問を流用した問題が7~8割出題されます。
(あくまでも感覚値ですが、それくらい過去問の流用問題が出ます)

一方、診断士試験は皆さんお分かりの通り、過去問からそっくりそのまま出ることはありません。
かつ、情報は難易度がばらつきやすいため、来年また難化する可能性は十分あります。
こちらは、情報の平均点と合格率のグラフです。

不確実性の低い情報をまた受けるのか、
確実性の高い応用情報で科目免除しちゃうか。
二年前私は迷わず、応用情報を申込みました。

 

もし、応用情報技術者試験の受験を検討される方、申込みは【8月13日(月)20時まで】です!

応用情報は、4月10月の年二回あります。
10月の合格発表は12月。
4月の合格発表は6月。⇒診断士一次試験の申し込みに間に合わない。
つまり、来年度の診断士一次試験で情報を免除させるためには、
今年の10月の試験を受けなければなりません!

今年の10月試験の申し込みが、【8月13日(月)20時まで】なのです。
来年の情報を免除するには、8月13日までに申込みましょう!!
※申込みの詳細はコチラから!
試験日は10月21日(日)です!

 

応用情報の効果的な勉強方法を紹介します
先ほども触れましたが、午前(選択式)と午後(記述式)に分かれています。
結論から述べると、
勉強時間は午前7割午後3割!です。
【午前】
午前はとにかく過去問を回しましょう。
 ①応用情報技術者試験ドットコムの過去問道場で、過去問を解きまくる。
 ②分からない用語があれば、テキストで調べる
を繰り返します。
①②でいうと、①の方が圧倒的に大事。
過去問道場6~7とれるまでとにかく繰り返し解きます。
(原理が分からなければ最悪、問題と答えの丸暗記でも良い!
はじめは難しく感じますが、
だんだん覚えてきて一か月もすれは6割正解できるようになります。
テキストは、これとか、これを使ってる人が多いようですが、
自分が読みやすいのを選べば何でもOKかと思います。
繰り返しますが、午前は過去問からほとんど出ます。
選択肢は五十音順なので、選択肢の並び順も全く一緒です!笑
全く同じ問題なら、答えの選択肢も全く同じ!なのです。
(最悪、この問題は(ウ)!と覚えても良いと思う。)
診断士試験では有り得ないですよね(汗)
【午後】

午後は①~⑪の問題に分かれており、
①は必須②~⑪から4つ選択して解くことになっています。

 ①情報セキュリティ(必須)
 ②経営戦略
 ③プログラミング
 ④システムアーキテクチャ
 ⑤ネットワーク
 ⑥データベース
 ⑦組込みシステム開発
 ⑧情報システム開発
 ⑨プロジェクトマネジメント
 ⑩サービスマネジメント
 ⑪システム監査

上記のうち、午前の知識+国語の問題で解けるのが、
②⑨⑩です!(上記赤文字のもの)
情報が苦手な方はこれを選択すればなんとかなります!!

②は企業経営理論財務で習ったような内容です♪
①と⑨~⑪も、午前の知識があればOK。基本的に国語の問題です!!
問題文に必ずヒントが書いてあります。それを見つけて記述するようなイメージです!!

そして、おすすめの参考書はコチラ
国語の問題と割り切って、解き方の特訓をすると良いです。
ちなみに過去問はコチラから見ることができます!

※診断士二次試験の勉強をスタートしてから気付いたのですが、
この応用情報の午後、診断士の二次試験と似ています!!
診断士二次試験の方が分量も多く、ヒントも分かりづらいですが、
問題文からヒントを探す→知識を絡めて記述する
という解き方が似ています。
ちなみに、応用情報の方が、シンプルにヒントが書いてあり答えやすいです。
よって、応用情報を勉強したら二次試験の練習にもなるはずです。
———————————————————-
私は丸二ヶ月勉強して、一発で受かりました。
もし、情報を科目合格できなかった方は、
一度検討してみてはいかがでしょうか?
今年の10月試験であれば、来年の免除に間に合います!
桃ちゃん4代目まっすーの記事も参考になりますよ!
今日は応用情報についてご紹介させていただきました。
次回から、2次試験ノウハウの記事を書いていきます!
以上、chikaでした!
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一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、chikaです。
いよいよ来週の今頃は試験当日ですね。
今日は、1点でも多く積み上げるために、ラスト1週間で実際に私がやったことをお伝えします。

 

【1】苦手分野を書き出す

どーーしても苦手で、覚えきれてない分野を書き出しました。
苦手分野とは言っても、頻出論点の苦手分野です。
(ポケテキに載ってる範囲は頻出論点だよな、と私は捉えていました。)
(もしくは、TAC通学生のテキストの「出題領域表」を参考にしました。)

頻出論点の苦手分野=もし本番で出題されたら、他の受験生に差を付けられる!
と思ったので、直前まであがくことにしたのです。
「直前期の詰め込み暗記で乗り切ろう作戦」です。

ちなみに、私が直前期に詰め込んだ苦手分野は以下です。

★経済
GDPの式(分配面からみた・支出面からみた、の違い)、AD−AS分析、
★財務
全部原価計算と直接原価計算、分配可能額と剰余金の配当の計算
★企業経営理論
リーダーシップ論(アイオア、オハイオ、リッカ―トetc・・・)、M&Aの手法(TOB、LBOetc・・・)
★運営管理
QC7つ道具(特に管理図)、新QC7つ道具、設備保全の種類、まちづくり三法
★法務
会社法、組織再編
★情報
SaaS、PaaS、IaaSの違い、ロールフォワードとロールバック
★中小
各政策の細かい数字

 

【2】中小のグラフの詰め込み暗記

直前期の詰め込みで伸びると言われている中小を詰め込みました。
通勤中の電車、ご飯を食べながら(行儀悪いけど直前期だし…)の暗記は、
中小のグラフを頭に入れる時間にあてました。
グラフの数字は一時的に覚えてもすぐ忘れてしまってたので、
むしろラスト1週間で再度見直そうと考えていました。
ラスト1週間で覚えた内容は、試験本番には頭に残っているはず!

 

【3】模試で△と×だったところを解き直す

模試で出題された範囲は、他の受験生も復習で勉強してるはず。
なのに自分が解けなかったところは、
他の受験生に差を付けられると思っていたからです。
なので、模試で△、×がついたところを改めて解き直して潰しました。

 

【4】試験の休憩時間に見るものを決める

試験本番の貴重な休憩時間。
今年から40分になりましたが、何をするか決めているでしょうか。

体力温存のためにゆっくりする、という方もいると思いますが、
直前に暗記を詰め込もうという方が多いと思います。
トイレに並ぶ時間や一服する時間でも、参考書を見ることはできます。

しかし、限られた40分で何を見るかは決めておきましょう。
既に覚えている部分を見直したって意味はなく、
いつもド忘れする論点、覚えきれてない公式や細かい数字、
これらをピックアップしておくべきです。

私は、
・上記【1】の苦手論点をまとめたファイナルペーパーを作成
・ポケテキの見直したい部分に付箋を貼る
という準備をしておきました。
特に、いつも使っている参考書には既にいっぱい付箋がついていませんか?
その付箋の箇所を、40分で見直しきれるでしょうか。
取捨選択し、本当に直前に見直すべき部分だけに残す(or色を変えておく)必要があるかもしれません。

 


~おまけ~

試験に持っていくものリスト!!

スマホのメモを整理していたら、
1次試験前に持っていくものリストが出てきたので、
参考になればと公開します!
は必須はあったら良いものピンクは女子向け

受験票
・時計2個
・筆記用具
・ファイナルペーパー&ポケテキ
・昼ごはん用のおにぎり
(自宅近くのコンビニで朝買う!)
頭痛薬(いつも飲んでいるものにしましょう!)
下痢止め(ストッパなど即効性のあるもの)
目薬(コンタクトの方、ドライアイの方)
ティッシュ(寒くて鼻水出るかも!)
・タオル(お尻痛くなったら椅子の上に敷こう!)
・マスク(汗や香水が臭い人が横に座るかも、と思って持参!!)
・リポビタンD(いつも飲んでいたから。いつも飲んでない人は絶対NGですよ。)

・チョコ(休憩時に糖分補給!)
・梅干し(すっきりしたい時にいつも食べていたからw)
髪結ぶゴム(髪が邪魔で集中できないかもと思って)
前髪止めるピン(〃)

カーディガン(温度調節用!)
・生理用品(ホルモンバランス崩れてるかもだし、念のため・・・)

・ペタンコの靴(ヒールだと万が一の時走れないから)

ちなみに、365日ヒール履く私ですが、
試験一週間前と本番は、ヒールを履くのを辞めました
うっかり転んで利き手を怪我したらやばい、と思ったからです。
要は、うっかり転んで怪我する」ことは避けましょう!
・階段を上り下りする際は、手すりにつかまる!
・歩きスマホしない!
・無理に走らない!
これからの一週間は、今まで以上に慎重に過ごしましょう。


~おまけ②~

試験前日眠れなくても、気にするな!

試験前日は早く寝よう!と思って早々布団に入った私。
しかし、緊張のためか3時間くらい眠れませんでした(笑)
睡眠時間は4時間くらいになってしまいましたが、
試験本番は全く眠くならず、全力を出し切れました。

何をお伝えしたいかというと、
眠れなくても何とかなるから、気にするな!!
です。
布団に入って眠れないときに、「寝なきゃやばい!」と焦れば焦るほど、
眠れなくなるものです・・・・。
なので、もし寝付けないなあ、と思っても、
「ま、最悪寝れなくても何とかなるさ~」とリラックスした方が、
いつの間にか眠くなると思いますよ。

でも!しっかり睡眠をとれることにこしたことはありません(そりゃそうだ)
なので、ラスト1週間は、早寝・早起きをして体のリズムを試験本番と同じにしておきましょう。


残り一週間、体調管理怪我回避に気を付けながら、
最後まで諦めないでください!!心から応援しています。
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
 以上、chikaでした☆

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□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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はい!へんりーです。

1次試験の直前期に、ブログを読んでいただきありがとうございます。

耳にしたことがあるかどうか、診断士試験は、1点2点差で勝敗が分かれる試験と言えます。

この記事を読む数分で、あなたの得点が少しでもアップするように、今回も渾身の内容をお届けします。

 

と、連日9代目メンバーの各々が直前期の過ごし方や試験本番の心のがけについてご紹介しています。

昨日のゆうの記事がこれまた秀逸で、試験本番で気を付けるべき心掛け10か条が示されました。

緊張している本番で意外とおろそかにしてしまいがちな注意点がまとめられていますので、ぜひともメモを取る、あるいはスクリーンショットを撮る、などして本番当日の各科目の試験直前に確認していただければと思います。

 

さて、「滑り込みストレート合格請負人」を自負(自称)する僕へんりーからは、ゆうの10か条を補完するものとして、

「試験時間のストイック戦略《やってはいけない5か条》」

をお届けします。

 

具体的には、試験当日における、試験開始、科目試験と科目試験の合間、試験といった試験時間における戦略です。

これまでの記事と重なるところもありますが、重要なものは重要。

別の切り口にしてあるので頭に叩き込んでいただきたくお願いします。

 


「試験時間外のストイック戦略《やってはいけない5か条》」

 

この「やってはいけない5か条」のベースにあるのは、

 

 

本番で安易な行動をしないこと=すべての行動を戦略的に行うこと

です。

 

あなたはどこまで本気か?

が試されています。

 

以下に、やってはいけない5か条=やってはいけない安易な5つの行動を挙げていきます。

 

その1.試験前、会場近くのコンビニで昼ご飯を買う。

言わずもがな、試験会場周辺のコンビニ、お店は混雑します。そして、受験生が必要とする商品の多くは品薄になります。

想像してみてください。レジで時間を浪費したら?期待していたもの、必要なものが買えなかったら?

そんなリスクを取る意味はありません。自宅の近くや会場から離れたところで買い物は済ませましょう。

もちろん、えんぴつや消しゴム、シャー芯、時計などのスペアを用意しましょう。数百円で泣くことはありません。今のうちに買っておいてしまいましょう。

 


その2.上着を持たず、短パン、スネだし。

何度か過去の記事で取り上げており、予備校などでは強く注意喚起されることですが、会場はエアコンが極端に効いて寒くなったり、暑くなったりと、室温が変動します。

本番試験だからこそ、少しの外乱が気になるものです。

想像してみてください。エアコンが効きすぎて寒いのに、自分で調整する術を持っていなかったとしたら?

もちろん、寒さや暑さが平気な人も沢山いるので一概には言えませんが、
例えば、外の暑さに気を取られ安易に軽装な服で家をでてしまい、会場が想定外に寒くて焦る・・という人も少なからず発生するものです。

人によっては、猛暑で汗をかく行き帰りと、エアコンの効いた室内で服をすべて着替えます。そのくらいの準備をしてもし過ぎではないでしょう。もしも会場で短パン姿で寒そうにしている人を見かけたら、「この人には勝った・・」と心の中で思ってしまいましょう。
あなたは用意周到に準備し、戦略を持つことで、より強い心で試験に臨むことができます

営業の仕事やパーティなども同様ですが、服装には「本気度合」が表れるものだと思います。

 


その3.「眠くならないように」と、いつもは飲まないレッド〇ルやコーヒーを飲む。

忘れてはいけない、カフェインには利尿作用があります。

想像してみてください。試験中トイレに行きたくなったら?トイレに行くか行かないか迷い集中できなかったら?

飲み慣れた上で選ぶのなら問題ありませんが、いつもしないことを本番にやってしまうのはあまりに軽率だと思います。

去年、自分は本番用のお茶を買うのに、「濃い味」(カフェイン多め)にするかどうか、真剣に悩んでいました。今となってはおかしな話ですが、それだけ真剣であったと言えるかもしれません。


《オススメ》

トイレに行きたくなるリスクを増やさずにカフェインを摂取する手段として、「エスタロンモカ」という錠剤があります。

僕は使ったことがないのですが、ストイックな友人は長時間試験で有名なTOEICで効果を実感できたとのこと。

もし事前に試すことが可能であれば、使用を検討してみる価値があるかと思います。

 


その4.休憩時間に、仲間と「今の試験どうだった?」と感想を言い合う。

まだ試験が残っているのに、終わった科目を思い出す、引きずることにメリットは微塵もありません。

すぐに切り替え、次に向けて最高の準備をするべきです。

昨年の自分の話をすると、僕の勉強仲間は当日会うや否や、「今日は終わるまで会話はしないから」と宣言しました。互いのために宣言してくれました。彼は高得点で合格しています。

《オススメ》

緊張を和らげるための短い会話なら積極的にしましょう。「忘れて頑張ろう!」「切り替えよう!」と言い合えたら、勇気がでるはず。

《オススメ》

休憩の許可がでたら即トイレに向かうのも有効な戦略です。

会場によって、特に男性トイレは混むことが多いですが、休憩開始直後であれば、疲れてぼーっとしている人、飲み物を飲んでいる人、先に挙げたように知り合いと試験を振り返っている人、が意外と多くいて、トイレも比較的空いています。このタイミングで、先にトイレを済ませてしまえば、残りの休憩時間を「最終暗記タイム」に集中できます。

もっとも、H30年度から試験運営方法(時間割)が変更になったことで休憩時間に余裕ができたため、念には念を入れて休憩時間の終わり際にトイレに行くという戦略も出てきそうです。

いずれにせよ、「なんとなく」ではない、明確な「トイレ戦略」を持ちましょう。2次試験でも勝負を分けうる戦略です。

 


その5.朝配られる「予想問題」のビラ、1日目終了後に出まわる「解答速報」のビラを読む。

ゆうも触れているビラ、チラシ。当日の行きや帰りに、皆さん遭遇するはずです。

もらってしまうと気になります。自分の見たことのない論点が「頻出!」と書かれていたりします。。

しかし、誤解を恐れずに言わせてもらうと、「当てにならない内容」です。

そう割り切ってほしいという意味ですが、事実、昨年の某予備校のビラに書いてあった「頻出予想論点」は大ハズレでした。

内容を批判するつもりはまったくありませんが、あなた自身のファイナルペーパー(ノート、書き込んだ問題集、テキストなど)を見直す方が、よほど得点アップにつながります。自分をやってきたことを信じてください。

ロジカルに言えば、そんなに直前に新たな論点を見たとしても、身になりません。

解答速報も同じ。1日目の終了後は「2日目に集中」それだけです。予備校が急ぎで作った速報で採点などしても、なんのメリットもありません。落ち込んだりひきづったりするリスクの方が大きいのは自明ですよね?

ビラを受け取るなとは言いません。受け取っても、全科目終了後にネタとして読むために鞄の奥にしまってください!

 


 

以上の5つです。

やりすぎだと感じるものも含まれていますでしょうか?

ここまでストイックに考えなくても、受かる人は受かるでしょう。

しかし、初めに述べたように、この試験は少ない差で勝負がつきます。


「本番でこだわらずに、いつこだわる?」
です。

 

ここで改めて、あなたの「立ち位置」を確認してください。以下は、僕が春セミナー2018で行ったプレゼンからの抜粋です。

 

真ん中の「420点ぎりぎり超えで合格」こそが、僕の記事のターゲット、応援したい人たちです。

「本番直前に追い抜いて」いくのです。直前とは1週間前か、3日前くらいです。

だから、今日、7月25日の時点で「まだ足りない・・」「受かりそうにない・・」と思っていても、まだ『想定内』

ここで追い上げなきゃ、いつ追い上げる?

ここで無茶せずに、いつ無茶する?

ここであがかずに、いつあがく?

のスタンスで行きましょう。

「諦めるは後回し」。

 

常に頭においていただきたいのは「確率を1%でも上げる」こと。

そう思えば、少しは努力してみようと思えるのではないでしょうか。

 

それでは、1次試験本番前の最後のメッセージですが

いつもの・・・

アナタもやれるはず!

もう・・たくさん、あがいてみませんか?

 

以上、へんりーでした!

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はい!へんりーです。

以前の記事はこちら

いよいよ1次試験本番が近づいてきましたね。

意地でもポジティブに捉えるならば、あなたが診断士になる時が着実に近づいている、ということです。

 

焦りと緊張感が出てきて当然のこのタイミングで、一瞬の息抜きがてら、僕の診断士活動の実態についてご紹介します。

 

先週末、「気仙沼バル」というイベントに、実行委員である「診断士チーム」の一員として参加してきました。

このイベントは、異業種の「企業内診断士」が中心となり2013年から始まり、その後、毎年開催されてきた気仙沼復興支援プロジェクトです。

自分は、本番の1か月ほど前、準備が終盤に差し掛かった段階で実行委員会に加わりました。準備段階での貢献はわずかなまま開催日を迎えることになりましたが、本番当日は、実行員の一員として、子ども向けゲームブースや各種イベントの運営に奔走し、貴重な体験をさせていただきました。

と、単に「頑張りっぱなし」だったわけでもなく、訪問客の1人として、気仙沼の各種美味を味わい、地元店舗の元気さにも触れることができました。

1年前、勉強開始から7か月目、僕は「診断士」とは何なのか、何ができるのか、目を向ける余裕もなく、ひたすら勉強だけをしていました。

「一発合格道場」もそうですが、業界も業種も年代も異なる個性豊かな人たちと仲間になり、今度は復興支援に携わっていようとは、想像もしていませんでした。

 

「診断士」の世界・可能性を知らないまま、なんとかストレート合格を果たしたわけですが、

知っていればもっと頑張れたかもしれない・・そんなことを思い、最近の活動を、読者の皆さんにぜひシェアしておこうと考えた次第です。

僕のはあくまで一例ですが、皆さんも周りに診断士の先輩、予備校の先生などがいれば、その姿を自分に置き換えてみてください。

1次試験本番までの残りの期間、『模試からの1か月で100点アップ狙い!』のモチベーションアップに少しでもつながればと思います。

 

********

さて、勉強モードに戻りましょう!

前回、強めにお伝えしましたが、模試の復習は着実に始めておられるでしょうか?

万が一、「まだ・・」という人がいたら、猶予は数日です。

ここが本当に分かれ道です。

多くの人が焦って当然。あなただけではありません

いくらネガティブに焦っても、なにも変わりません。

焦って悩むくらいなら、手を動かしましょう。やるかやらないか、です。

 

ということで、

このまま終わらせるのはなんなので、以下で『模試からの1か月で100点アップ狙い!』のコツを少しだけお伝えします。

 

前回も書きましたが、この直前期になると「結局は暗記」の段階です。

「しっかり理解することで深く暗記・・」とは言っていられません。

 

この段階で自分がやっていた取り組みは、

①翌日あたりにもう1度解く

②何度も見返す暗記

です。

 

①は、きゃっしいが以前紹介してくれた方法です。

これまた不思議なくらい、僕もまったく同じことをやっていました。特に財務です。

間違えた問題に対し、解答をなぞる → 翌日あたりにもう1度解く の流れです。

マスターしたつもりが、意外とひっかかったりして解けないものです。

セミナー等でお伝えしていますが「自分の実力を疑え!」の具体策ですね。

 

②は、科目ごとに、

中小・法務(一部)→自作ファイナルペーパー(スピードテキストの表を印刷して書き込み、を含む)

情報・法務(一部)→TACポケットブック及びスピード問題集解答欄

経済→スピードテキスト

ほぼ全科目→単語帳アプリ「単語帳メーカー」

で暗記をしていました。

ここで、「単語帳メーカー」でどんな単語帳を作っていたのかをご紹介します。

「財務」の暗記カードより


「企業経営理論」の暗記カードより

この画像は、スマホアプリからエクスポートしたものです。(逆に、エクセルで作成したファイルをインポートすることも可能です。)

どうしても覚えにくい用語ってありますね?

どう覚えたらいいか、色々な方法が言われていますが、何度も繰り返し見る、何度も思い出す、がやはり効果的だと思います。

また、理解系科目でも、個別の用語をきっちり覚えてしまうことが重要です。上の画像のように、財務の仕訳や細かなルールの暗記にも有効です。

そして、試験直前まで、具体的には、本番の休憩時間に加えて、試験監督から「すべてしまうように」指示があるまで、目を通していたのは、上記の中からさらに厳選した「自分が暗記しているかあやしい」論点、用語でした。

マークをつける、付箋を貼る、などして、パッと見ることができるように用意周到に準備しておきましょう!

その工夫で、点数が変わってきます。やれることはすべてやりましょう。

 

それではまた、次回。

アナタもやれるはず!
もうちょいあがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

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一発合格道場 夏セミナー2018

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応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

今日は七夕です。道場メンバー一同が願うのは、これを読んでいただいている読者の方の合格。

さて、泣いても笑っても1次試験まであと4週間となりました。

 


■模試の振り返りは今週末のうちに!

先週末の1次模試を受験された方、本当にお疲れさまでした!!

 

事前に狙っていたことは達成できましたか?

忘れ物はありませんでしたか?

模試を通して、心身のパフォーマンスはどう変化しましたか?

 

「狙っていたことの半分もできなかったよ…」とか、「体調が悪くなってしまって…」

という方もいるかと思います。でも凹む必要はありません。

むしろあと1か月のいま、課題が分かったのはメチャクチャ収穫ですからね!

まだの方は今週末のうちに振り返りを行い、あと4週間のやるべきことを棚卸ししましょう。

というわけで、模試前後で道場9代目の各メンバーがそれぞれ熱い記事を書いているので、今日はそれらをキュレーション(つなぎ合わせ)しながら紹介していきます。

(すべてを読む必要はありません。みなさんの課題に合わせチョイスください!)

 

■2次試験対策を念頭に入れた方に

ゆう「【2018年スト合格目標】模試で420点以上取れたら、7月に必ずやっておきたいこと。

公開模試で420点オーバーの方向けに、「早期の2次試験対策」の重要性を紹介しています。「1次試験の苦手科目テキスト爆読、学習計画」も参考になりますよ!

 

だいまつ「いつ買うの?いまでしょ!おすすめ2次試験対策教材

時間もある。やる気もある。なのに、教材がない。そんな悪夢を回避して1次試験後に‘ちゃんと’スタートダッシュが切れるよう勉強道具を確保しよう!というお話。1次試験後の各教材の在庫切れ経験者としても「いま、ポチる」を真剣におすすめします。

 

■1次試験をなんとしてでも乗り越えたい!という方に

へんりー「【2018年スト合格目標】模試で420点以上取れなくても、やるべきことをやろう。

公開模試→本試験で93点アップしたへんりーによる、420点未満の方向け「模試のあと」の心がけ。「自分の弱点と向き合えるか」「やるかやらないか。はじめるかはじめないか」。闘魂注入したい人はぜひ!

 

たかじん「残り1か月。模試を活用しながら、やるべきことに集中しましょう!

睡眠時間・起床時間、朝食の取り方、休憩時間の使い方…そして何よりもあきらめずに粘り強く頑張ることの重要さを説いています。(でも、酒を飲んだときのたかじんさんは半端なく熱いですよ!笑)

 

ヒロちゃん「直前期の攻め方は変えていきましょう。【近況報告】【模試対策】【ファイナルペーパーについて】

本番中に〇〇、しませんよね?」というくだりはギクッとする方も多いのではないのでしょうか。また、ファイナルペーパーについてはヒロちゃんも書いているとおり人それぞれですが、当日、最後に詰め込むとしたら何を持っていくか?という視点で科目単位で取捨選択することをおすすめします。

 

きゃっしい「ラストスパートのためのモチベーションアップ術とタイムマネジメント力強化術

モチベーションUPと試験本番までの準備段階のタイムマネジメントに効く「過去問塗りつぶし法」。そして、集中力UPおよび設問ごとのタイムマネジメントに効く「キッチンタイマー勉強法」。直前期には効果抜群の勉強法です。きゃっしいの凄さは、学習効果を高めるための理論と具体的な方法論を見事にブレンドして提示してくれるところ。必見です。

 

■科目別 暗記3兄弟をあと一押し!の参考に

よこよこ「【経営法務】民法~語尾に注目して正解率UPを考える

設問に「することができる」が出現した時は、ある程度〇である場合が多い。という仮説を過去問に触れながら探る記事。出題側も、断定調の設問はリスクが多いですしね。迷ったときにこの切り口を思い出してみてはいかがでしょうか。

 

桃ちゃん「2018年トレンド情報 情報システム

スマートファクトリー」「RPAとAI」「FaaS (Function-as-a-Service)」など、最新のITキーワードの解説。経営情報システムはここ数年で出題傾向が変わってきていますが、トレンドのキーワードはほんの少しかじっているだけでも有利になるのでおススメ。

 

Chika「【中小】白書の暗記をスムーズに!2017年版の概要をまとめました。

中小の前半部分(=中小企業経営)の対策は、白書のグラフをそのまま暗記するのではなく「ストーリーと全体背景をつかんで暗記すること」が重要。そしてそれらを非常にわかりやすくまとめてくれているので、中小のあと一押しに必見です!

 

■どうしてもやる気がでない…という方に

zenzen「試験で起こるトラブル (一部実録)

zenzen「「勉強しない理由」 ~負け組の述懐~

個人的にも心を揺さぶられた記事。あきらめてしまうのは簡単です。が、それでも最後の最後にチャンスをものにした本人の回顧録を読んでみてください。「本番は何が起こるか分からない」ですし、モヤモヤも言語化することで気づくことがあります。

 

 

■【実録】僕自身は直前期どうしたか

1次試験に向けて答練~模試~本試験各科目がどのような変遷を辿ったか、TAC通学生だった2016年のころの状況を一枚のシートにまとめました。

模試後、直前期の過ごし方を考えるにあたり「答練・模試での得点傾向」×「意識上の)得意・苦手」から「1次本試験での目標点」を定めました。そしてその目標点を獲得するために、科目ごとの課題と所要時間を設定。

直前にあれもこれもと悩むのではなく、決めたものに絞り込んで学習の濃度を高めていきました。

表にもある通り、財務と法務には苦手意識が。このため足切りだけは回避すべく以下の対策を打ちました。

 

□財務

基礎論点を確実にするため過去問ABCレベル問題を高速回転し、計算プロセスを「手に」覚え込ませる(経営分析、CVP分析、NPV計算、CF計算書など)

暗記していれば解ける頻出論点は、暗記カードを繰り回す。覚えたものから除外していく(資金調達の形態、税効果会計、リース税制など)

□法務

独特の問い方への慣れ類似項目の理解不足解消のため、過去問ABCレベルのうち理解が不十分な問題を出涸らし・鶏ガラになるまで反復。

②さらに、解説はテキストの比較表に追記して横串暗記するとともに、頻出箇所については週末にテキストを爆読(会社法、知財)

 

逆に、得意意識のあった情報や経営、比較的安定していた運営には、直前期はほとんど時間を割かず暗記論点の記憶維持程度に留めました。

※2016の本試験では情報が超難化し、足切り続出だったのは冷や汗でしたが…。

ともあれ、このように各科目で注力度合いを変えながら7科目の皿回しを進めていったことで、結果として500点を超えることができたのだと思います。

※直前期の学習法については、以前の記事(1次試験まであと1.5か月の過ごし方・学習法を「合否を分ける6つのポイント」から考察した)も参考にしてみてください。

 

 

あと4週間をどのように使うかはみなさんの状況により変わりますが、まだ4週間あります!

もうちょいあがいてみるために、この記事が得点アップの参考になれば幸いです。最後まで”考えて、やり抜くこと”を諦めないで走り切りましょう

 

そして最後に…今回も書きます。

不安なところがあれば、それを道場ブログのコメント欄にお寄せください。メンバー一同全力で受け止めて、お返しします!

 

以上、きゃずでした。

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□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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□ 定員:30名(先着順)
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おはようございます。きゃっしいです。

 

先週末は模試を受けられた方も多かったと思います。
模試を受けられた方、お疲れ様でした!

もう既に復習を終えた方も多いかと思いますが、模試は、振り返ってこそ意味があります

前回の記事で過去問の復習方法について書かせていただきましたが、模試でも同様にPDCAを回していきましょう。

 

さて、今回は模試も終わり、そろそろラストスパートという方に向けて、あともう一歩のモチベーションアップ方法とタイムマネジメント力強化方法のご紹介、それと、そのためのちょっとしたツールを共有させていただきます。

 

今回ご紹介する方法その1は、「過去問塗りつぶし法」です。

この、「過去問塗りつぶし法」はモチベーションUPと試験本番までの準備段階のタイムマネジメントに効く方法です。

具体的には、以下のような流れで行います。


① 解く予定の範囲の過去問の年度・問題番号を一覧表にする。

② 問題を解いたら、解けた度合いによって印をつける

完璧。本番でもう一度同じような問題に出会っても確実に倒せる。
:一応解けたけど時間がかかったor迷ったorまぐれ当たりなので、本番でもう一度同じような問題に出会ったときに倒せるか自信がない
×間違えた明日もう一度解く
:解けなくてもいいDE問題なので次回以降パス

③ ○問題はペンで塗りつぶしたり、スタンプを押したりして終わったのがわかるようにする

④ 1周終わったら2周目は△×問題だけをもう一度回し、②、③を繰り返す


 

この方法のメリットは

  1. 終わった問題を塗りつぶすのが結構快感でモチベーションが上がる
  2. 問題の解けた度合いを自分でフィードバックし、解けなかった/自信がない問題だけ繰り返すため、効率を上げられる
  3. 理解した問題とまだ理解していない問題の量が視覚的に把握できるため、勉強計画の見直しや優先順位付けに役立つ

という点です。

特に1.のモチベーションアップに関しては、かなり効果があり、塗りつぶされた問題が徐々に増えていくと嬉しくて、もうちょっと塗りつぶしたくなりますし、さらに「○の問題/全体の問題数」で全体の進捗率を書いていくと、進捗率をUPさせたいというモチベーションも沸いてきます

また、解くべき問題と理解状況が俯瞰できることで、進捗度合いと試験までの残り日数から、場合によってはDE(正答率40%以下)問題だけでなく、C問題(正答率60%以下)もパスするなど試験までの勉強計画の見直しに活用することもできます。

ちなみに、一覧表のイメージは↓な感じです。

当時の一覧表はもう捨ててしまいましたのでこちらはイメージですが、当時はこの表の塗りつぶしと進捗率を増やしていくのを楽しみにラストスパートをしていました。

ご参考に昨年から5年分の問題一覧表を置いておきますので、もしお使いになりたい方はぜひ使ってみてください。

経済
財務
経営
運営
法務
情報
中小(政策のみ)

 

次に紹介する方法その2は「キッチンタイマー勉強法」です。

試験直前で集中しないといけないというのはわかっているけど、なかなか集中できない、というときに効果を発揮する方法です。

方法はシンプルで、キッチンタイマーを2分にセットし、問題を解き始める時にキッチンタイマーをスタートさせ、ピピピピッと鳴るまでに解き終える、というものです。

この方法のメリットは

  1. 時間制限の中で解くので集中できる
  2. 本番のタイムマネジメントにも役に立つ

という点です。

時間制限があると特に誰と争っているわけでもないのですが、時間内に解けないと負けたような気になってしまうので、その時間はついつい集中して解いてしまいます。

なかなか集中できない、というときでもこのように時間制限を設けることで、集中力を搾り出すことができます。

ちなみに、このときスマホのキッチンタイマーアプリを利用するのはおススメしません
アプリを操作するつもりでスマホに触れると、LINEの着信やら誰かからのメールやらでついつい気が散ってしまうからです。
できれば、100均のものや何かの景品でもいいので、キッチンタイマー(またはストップウオッチ)の機能しかないものを使うと良いと思います。

何かの景品でもらったやつですが、相当使い込みました

また、本番のタイムマネジメントという点でも、この方法は役に立ちます。

最初に、「キッチンタイマーを2分にセットする」と書きましたが、これは財務や経済などなら60分で25問、企業経営理論や運営なら90分で40問程度解かないといけないため、全問を解く場合に1問あたりにかけられる大体の時間が2分前後だからです。

そのため、もし2分がきつかったり、足切り回避狙いで捨て問を作ってでも取れる問題をじっくり取りたいという作戦の場合、2分でなくもう少し長めに取るのもありです。

普段から一定の時間で区切っておくことで、プレッシャーの中で解くことによるミスや時間がかかる問題/かからない問題のタイプが把握できます

例えば、財務で言うと、原価計算の問題などは、工数がどうしても多くなりがちな問題が多いため時間がかかる、とかMM理論の問題は2分とかからず片付けられる、といったように普段からどの問題がどれくらい時間がかかるかということが把握できると、本番でも時間配分がよりやりやすくなります。
(時間配分に関してはこちらの記事もご参照ください)

そうすることで、
本番でなぜか焦ってしまい、普段ならやらないようなミスをなぜかやってしまった
といった残念な事態を防ぐことができるかもしれませんし、制限時間の感覚を持っていれば、
難しい問題で時間をかけすぎてふと時計を見たら残り10分で15問を解かないといけない
といった事態を防ぐことができるかもしれません。

キッチンタイマー勉強法は、シンプルですぐに真似できる方法なので、集中したいけど集中できない、という方はぜひ試してみてください。

 

それでは一次試験まであと1ヶ月、ラストスパートがんばっていきましょう!

以上、きゃっしいでした。

 

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【はじめに】

 

みなさんお早うございます!ヒロちゃんです。梅雨シーズン真っ盛りで不安定な気候が続きますね。

日々仕事や受験勉強、家事育児など頑張っている皆さん、体調管理には十分気を付けてお過ごしくださいね。

サッカーワールドカップも始まり、日本をはじめ各国の熱戦が日々繰り広げられていますが、絶対に負けられない戦い8.4~5を控えてる受験生の皆さんは夜更かしせず我慢ですよ‼

本日のブログは最初に私の近況報告をさせてもらいますが、主に直前期の過ごし方として模試や、ファイナルペーパーについてお話したいと思います。

私の去年を振り返ってみると、学習初期は主にインプット中心の学習方法だったのが、GW前後からアウトプット中心に移ったと思います。

そして本試験一か月前ごろからアウトプットと並行しながらペンキ塗りに注力していました。後述するファイナルペーパーもこのペンキ塗りの延長線にあると思います。ひとそれぞれやり方は違うと思いますが、しっかりと現状把握をしたうえで残りの貴重な時間を活用するべく、直前期の攻め方は変えていきましょう

※ペンキ塗りについてはふうじんの講師直伝:ペンキ塗り学習法を参照してください。

 


 

 

 

 

【近況報告】

 

さて、「この直前期の忙しい時にお前の近況なんて聞きたくねーよ!」なんて声が聞こえてきそうですが、手短に済ませますのでご辛抱を。一応ギリギリ合格ですが私も診断士の端くれでして、そんなヤツの合格後の近況も少しは皆さんのお役に立つかもと思いまして。

診断士試験に合格したことで生活が一変した人は結構います。ある人は勤務している会社内で望む異動をしたり、ある人は企業内診断士として平日夜や土日にバリバリ活動したり、ある人は一念発起して独立診断士になったり……。

そして私はというと…

 

転職してこの夏から経営コンサルティング会社でコンサル職として働くことが決まりました!中小企業を顧客とする老舗国内独立系会社です。

 

診断士合格してからどのようなキャリアを歩もうか自分なりに色々考えてきました。今の自分が置かれている状況や今後目指していきたい方向性、ビジョンなどを検討した結果、サラリーマンとしてプロのコンサルティングに携わりたいと思うようになってきたのです。自分が経営コンサルティングを職業にするなんてちょっと前まで想像も出来ませんでした。しかし、診断士試験合格を目指していくうちに、どんどんイメージが湧くようになり気付けば周りには優秀な方々や独立されている方々など刺激的な繋がりが沢山出来ていました。そのような状況だと、もはや自分が経営コンサルをすることに特に違和感が湧かなくなってきました。人間、変わるもんですね。

診断士資格はよく「足の裏の米粒」と揶揄されるように取っても役に立たないなんて言われることもありますが、そんなことは決してありません。皆さんの夢を叶えるチケットです。皆さん是非今年合格して夢を叶えましょう‼

 


 

 

 

 

【模試対策】

 

次に模試対策についてです。大手予備校主催の模試がこの時期どんどん開催されていますね。今週末は最大規模を誇るTACの模試がありますが、多くの方が参加される予定ではないでしょうか?具体的には今週きゃずが1次試験 模試直前週の「準備リスト」と7科目の皿回し」でもお伝えしているので特に言うことが無くなってしまった 私からは重複してしまいますが大切な事を一つだけ。

 

 

 

本番だと思って取り組んでください!!

 

 

です。

 

 

8月の本試験は誰でも緊張と興奮で普通を保てなくなります。初学者の方なら尚更です、多受験者の方でも今年こそはと意気込んでしまうい気負いがちになります。本番で実力を出し切れないなんてことは一番あってはいけないことです。そうならない為にも、模試を本番だと思って挑んでみてください。経験値があるかないかは勝負事の結果において雲泥の差が出ます。ここで注意しなければいけないのがただ模試を受けるだけでなく、「本気」で受けることが必要だということです。本気で受験したときに自分はどのような行動をとるのか?気持ちになるのか?どんな問題で苦戦したのか? などなど、本気で受けなければ得られない事が私は経験値だと思います。サッカーワールドカップ日本代表も、始まる前は史上最高齢のおっさんチームなんて言われていましたが、本田選手や香川選手をはじめとする経験豊富なベテラン勢の活躍で決勝トーナメント進出まで後一歩のところまできています。経験は大きな力となる証左と言えるでしょう。

ということで、今週末の模試を本番だと思って皆さん今週平日から準備してくださいね

 

◾️本番前に夜更かし、しませんよね?

 

◾️本番前にお酒、飲みませんよね?

 

◾️本番中に会場で無駄話、しませんよね?

 

◾️本番中にお昼ご飯爆食い、しませんよね?

 

◾️本番中にあきらめて途中退室、しませんよね?

 


 

 

 

 

【ファイナルペーパーについて】

 

最後にファイナルペーパーについてです。ファイナルペーパーについては歴代道場メンバーも良記事を沢山書いています。

 

ゆっこ 

直前期!ファイナルペーパー、作りましたか?

 

なご 

ファイナルペーパーは作るべきか

 

まっすー 

ファイナルペーパー作っていますか?

 

などなど他にも多数。

 

ファイナルペーパーの定義は、これ!というものは特にありませんが私が去年取り組んだファイナルペーパーはペンキ塗りの延長線という感じでした。

直前期になるとどうしても不安になるものですが、この作業を通して知識の抜け漏れを埋めることが出来ましたので実力もつきましたし、なにより本番に挑むにあたり自信がつきました

ただ、ファイナルペーパーのデメリットとして時間がかかることが挙げられますので、現在学習スケジュールが遅れ気味の方であれば無理に取り組まなくてもよいと思います。大切なのは現状分析を踏まえたうえで試験当日に420点出せる実力をつける準備をすることです。周囲のやり方に惑わされずにご自身に合った学習方法を選んでください。

私が去年作成した法務と情報のファイナルぺーパーをアップしますので、参考にしてください。字が滅茶苦茶汚いですし、内容も褒められたもんじゃありません(間違った内容もあるかもしれません多分ありますが見つけても慈悲の心で見逃して下さい)。恥を忍んで公開します後悔はしませんこんなファイナルペーパーでも十分役に立ちましたし、こんなファイナルペーパー書いたヤツでもちゃんと合格しましたということを、ひとつ知っていただければ幸いです

 

法務ファイナルぺーパー

 

情報ファイナルペーパー

 

 

 

本日は以上です!

 

今日も一日頑張りましょう‼

 

 

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

先日、1年目診断士の同期交流会というイベントに行ってまいりました。主に東京近郊で活動する40名前後の方が集まりましたが、老若男女みなさん凄まじいエネルギーなのです。本当に多くの刺激をもらい帰ってきました。

2次試験合格後の半年を振り返ると、「縁」という一言に尽きます点が線になり、線が面になり、折り重なりながら人とのつながりができていっていることを感じます。そしてその起点は、僕の場合は一発合格道場で筆を執る機会をいただいたことなのだと思っています。

 

というわけで今日のテーマは、1次試験 模試直前週の「準備リスト」と「7科目の皿回し」です。

※前回の記事では、だいまつが挙げてくれた「合否をわけるポイント」をもとに、僕自身の直前期対策の取組みをお伝えしましたので参考までに。(1次試験まであと1.5か月の過ごし方・学習法を「合否を分ける6つのポイント」から考察した

 


 

◾️「本番として」受ける模試の準備

今週末6月30日(土)、7月1日(日)には「TAC1次公開模試」が行われます。準備はいかがですか?

学習そのものもありますが、ここでいう準備とは、【持ち物チェックリスト】【試験前・試験中の時間の使い方】などを決めてますか?というもの。

模擬試験は、ただ「本番に似た問題を解く」ための時間ではありません。それであれば過去問をひたすら解けばよいでしょう。

模試を「本番として」受けるからこそ、(決して少なくない)お金と時間、それにエネルギーをかける意味があります。そしてその中には、事前の準備も含まれるのです。

 

■持ち物チェックリスト

最低限必要と思われるものを列挙します。実際に僕が事前チェック用に作成していたものです。

ほかにも、ご自身にとって必要と思うものは付け足しておきましょう。

受験票顔写真添付を確認。万が一落としてしまった時に備え、受験番号を控えておく

筆記用具(特にマークシート用の鉛筆・消しゴムは複数用意を)

時計

□財布

□携帯

□食料(試験会場付近ではなく、自宅の近くで調達を。水分、さっと食べられるおにぎり、栄養ドリンク、チョコなどの糖類)

□クッションタオル(お尻が痛くなるのを防止。休憩時間の枕代わりにも)

□防寒用の上着(外は厚くても、試験会場はクーラーガンガンの可能性)

□雨対策(替え靴、替え靴下)

 

■試験前・試験中の時間の使い方

同様に、試験前・試験中の時間の使い方も大枠は決めていました。もちろんすべてが計画通りにいくわけではありません

が、当日ベストパフォーマンスを出すためにはどう動いたらよいかをイメージすること自体がトレーニングになりますし、メンタル面での気後れは軽減できると思います。

以下は実際に使っていた一例です。ご自身に照らし合わせてカスタマイズしてみてください。

□前日22時半 就寝(寝られなくても横になって体を休める)

□5時 起床

□5時半 朝食(おにぎり、味噌汁、バナナ)

□6時 出発(家の近くのコンビニで水分・おにぎり・栄養ドリンク・糖分購入)

□7時 XX駅到着(各科目の厳選暗記カード、まとめシートなどを科目順にチェックして過ごす)

□9時 会場(XX)入り(自分にとって都合の良い期待をせずに、どうせ何かが変わると思って臨む)

※科目間:①糖分摂取、 ②眠かったら仮眠、 ③各科目の厳選暗記カード、まとめシートなど

とにかく切替え。振り返らない、引きずらない、人と話さない

 

■模試直前週 7科目の皿回し

前回投稿でお伝えしきれていなかったのが「7科目の皿回し」。模試後の取り組みとしてこのように書いていましたが、模試前でもこれまでの各科目の手応えに応じて活用できる考え方です。

(既に科目合格している方は、数字を残り科目数に読み替えて読み進めてください)

模試の結果やこれまでの取り組みの結果を踏まえて、科目ごとに本試験で狙う得点を設定し、そのために必要なアプローチを決めました。7科目の皿回し」をするために時間の傾斜配分を変えたのです。

回しやすい気持ちいい皿だけ回すのではなく、落ちそうな皿、少し手を入れればよく回りそうな皿を優先的に回す。ということです。

 

ここでの重要ポイントは、直前期においては

理解系の問題よりも、暗記系の問題にシフトする

暗記カードやまとめノートはページを厳選したり付箋を貼ったりして、検索時間を極小化する

ということ。

 

理解系の問題は、いちど身につければ忘れにくく応用が利きますが、そのぶん時間がかかります。

暗記系の問題は、忘れてしまったら覚えなおす必要がありますが、覚えるための時間は比較的短くすみます。

これらの特性を考慮すると、試験直前期にどちらを優先する方が得点増への期待効果が高いか…お察しですよね?

そして暗記を高速回転させていくためには、覚えきれていない論点に思い切って絞り込みしてしまいましょう。

 

7科目全体を見回して、あと一押しが必要な皿を回しましょう。1科目、1論点にこだわりすぎず、全体のバランスの意識が重要です。40点の足切り科目を防ぎ、合計6割越えできればよいのですから。

合格基準診断協会HPより)

(1) 第1次試験の合格基準は、総点数の 60% 以上であって、かつ 1科目でも満点の 40% 未満のないことを基準とし、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

(2) 科目合格基準は、満点の60%を基準として、試験委員会が相当と認めた得点比率とします。

 

だいまつやきゃっしいの記事では、エピングハウスの忘却曲線に即した学習方法について述べられています。大いに参考になるのでぜひ読んでみてください。

合否を分けるポイント!直前期で得点を超ウルトラ伸ばす学習計画・記憶術

明日からできる過去問復習法~今日間違った問題は○○して○○しよう!

 

いよいよ本試験まであと40日弱。目の前の一日一日を後悔なく、全力で過ごしていきましょう。

不安なところがあれば、それを道場ブログのコメント欄にお寄せください。メンバー一同全力で受け止めて、お返しします!

 

 

以上、きゃずでした。

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おはようございます。

よこよこ@バブル受験組です。

いよいよロシアワールドカップ始まりましたね。4年間準備しての本番、西野監督に至っては、2か月の準備期間でコロンビアに勝利!診断士試験も1次試験まであと少し!残り少ない1次までの時間、集中して行きましょう!

私は、直前のTAC模試(7/1)344点の合格圏外から431点にて1次合格しました。直前まで努力すれば合格の可能性は十分あること、点数が伸びるのはこれから、美味しい時間これからであることをお伝えしたいと思います。

 

<学習時間>

 一次の勉強は年末から始めました。途中で、他資格の勉強にも手を出したりと寄り道をしましたが、最後の1ヶ月はほぼ、下記の二点に集中しました。勉強時間はスタプラなどで記録する派では無かったので、もっぱらエクセルシートに記録、1週間毎にやることを決めて、電車の中でも、会社の空き時間も、家でも、起きてる時間ズーッと勉強した感覚です。時間にしたら、並みに月150hは越えたとは思います。エクセルシートの画像を貼ってみました。細かい所はよく見えないと思いますが、後半に行くほど過去問の回転が速くなり、学習効率が飛躍的に上がっていく様子が分かります。だから、これからが美味しい時間なんです。

<学習内容>

7月の重点取り組み(独学)

○論点別過去問マスター(同友館)7科目、間違えた問題に付箋を貼っておき、数日おいて、再度解く、通称「ふせん取り」

○TAC、LEC模試の復習

(過去問にない問題に対処するため、結果的にそれほど重要ではなかったかな・・)

☆マメにノートを作ったり等はしなかったです。(B型な無精者なので)。また、ファイルナルペーパーは作らず、ポケテキをノート代わりにどんどんメモを書き込んでいきました。

 

<受験お役立ちGOODS紹介>

本番に向けて文具も慣れが必要なので、早めに準備しましょう!私のお勧めはコレです。

1.ストップウオッチの活用

試験は、時間との戦いです。本番で失敗する原因は、焦りです。焦りの原因は、時間が限られているからです。だって、時間無制限の試験だったら焦りませんよね。つまり、自分は5分で何ができるか?10分で何ができるか?を感覚的に知っておくことで、焦りを緩和すると思います。

そこで、会場には置き時計型の時計を持ち込む人が多いですが、普段の勉強にはストップウオッチをお勧めします。スマホ等で代用するのではなく、カチッと手応えがあるボタン式のオーソドックスなストップウオッチの方がテンション上がります。

1次試験なら、一問あたりの所要時間、マークシートに転写する時間、見直しに掛かる時間・・・2次なら、550文字を写すために掛かる時間、与件を読む時間、解答骨子を書く時間・・・など、何でも測って数値化して、おくと「最悪5分で見直しできる」と見通しがつくことで、心に余裕が出来て、焦らず、実力が発揮できるようになると思います。

ただし、ストップウオッチは、模試や本番には向きません。なぜなら、スタートボタンを押し忘れると、時間測定の意味が無くなるからです。

 

2.クリップボード

 外出先では、常に机がある訳ではありません。過去問を2in1、両面印刷A4にすることが多かったですが、電車の中などで勉強する時は、クリップボードがあった方が集中できますよ。特に、手を動かして覚える系、財務、経済では、立ったままや、新幹線や飛行機の中でも、書き易いです。一次直前は常に持ち歩き、海外出張の際もクリップボードは飛行機に持ち込んで勉強していました。

 

3.フリクションボールはそろそろ止めましょう。

 テキスト・参考書類は、書いて消せるフリクションボールを利用して方もいる方も多いかと思います。私もそうしていました。本番でも問題用紙への書き込みは、ペン滑りに慣れていたので、フリクションボールで計算や丸付けをしていました。夢中になって解答しているときは意識しませんでしたが、翌日の自己採点で合格点と分かつた時に「あれ、フリクションボールでマークしちゃってないなか?」と急に不安になりました。

 我々バブル世代の共通一次試験(センター試験ね)頃は、マークはボールペンには反応しないので、絶対に駄目だ・・・・と刷り込まれていました。当時は炭素読み取りが主流だったようですが、今は光学式もあるので、必ずしもそうではないようですが・・・合格発表まで1ヵ月あります、2次試験に集中するべき時に変な心配はしたくないですよね。結果的は合格していましたから、実際に、炭素読取式か、光学式か判然としません。でも、後で心配しないように、HACCPの原則「フリクションボールを試験会場に持ち込まない」(特に黒色!・・・・方が無難ですね。

 

4.シャープペン

 一次試験は、機械に読ませ、2次試験は採点の先生に読んで頂くので、自ずとシャーペンに求めるスペックが違います。1次試験では、マークシート用専品を使用しました。(それ以来使い道が無く、ペン差しに入れぱなしですが・・)

濃さは、HB・Bが指定でも、同じ濃さでもメーカーや銘柄によって、堅さや濃さが違うので、2Bくらいまでは許容範囲ではないかと思います。普段仕事ではシャーペンはあまり使わない(食品系は特に異物混入防止の意味もあり)こともあり、診断士試験の1次が近くなりボチボチ使い出すような状況でした。昔はHや2Hなど固くて薄い芯が好まれましたが、最近は柔らかいB以上が主流と聞いて驚きました。2次試験用のシャーペンと芯の関係は一晩中でも話せるくらい色々試しましたが・・・それは一次終わってからということで。

 

5.消しゴム

マークシートネタのついでに、マークシート消し方について調べていたら、興味深いサイトがありました。

マークシートの読み取り精度の実験

驚きですね。むしろ、読み取り精度が高いので、ちょっとした消し忘れも認識してしまうようです。

マークをキッチリ塗ることよりも、消す方が重要のようです。

会場によっては、机が激狭で、消しゴムをやたら落っことすこともありますので、多めに持っていき、常に角のある消しゴムを使って綺麗に消すようにしましょう。

 

6.字消し板

2次試験から受験校の先生のお勧めで使い始めました。製図で使う小道具のようですが、数百円で文房具店に売っています。これがあれば、消しゴムの角に頼らず、ピンポイントで字が消せます。

以上、よこよこでした。

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おはようございます。
きゃっしいです。

本日は昨日のだいまつの学習計画の記事に引き続きまして、「明日からできる過去問復習法」と題して、PDCAで言うと、D、C、Aの部分である学習の実行と復習の方法についてご紹介したいと思います。

昨日のだいまつの記事では、「エビングハウスの忘却曲線」を踏まえた学習計画を立てよう、という提案がありました。

それによると、ベストな復習のタイミングは

  • 1日以内に10分
  • 1週間以内に5分
  • 1か月以内に2~4分

でしたね。

でも、1日以内に10分ってどうするの?という方もいらっしゃると思います。
そこで、私が昨年やっていて、簡単かつ超効果のあった、記憶のメカニズムを踏まえた復習の方法をご紹介します。

その方法とは

今日間違った問題は、しっかり復習して明日もう一度解こう!

それだけです。
本当に単純な方法ですが、これ、ものすごく効果的です。

それでは、具体的なやり方についてもう少し詳しくご説明します。

 

1)過去問を解く

PDCAで言うと、Doの部分で、これは普通に当初の計画に沿って過去問を解いていきます。
もし、ある年度の過去問を試験形式で時間を区切って解くのであれば、前回の記事でご紹介した通り、タイムマネジメントも含めて本番だと思って必死で1点でも多くもぎ取れるように解きましょう。

2)答え合わせをする

このとき、もしTACの過去問をお使いの場合は、×だった問題は難易度(A~E)を横にメモをする。

3)復習する

ここが上記の「しっかり復習して」にあたるキモその1です。

ある年度の過去問を試験形式で時間を区切って解いた場合は、まずタイムマネジメントが適切だったかを振り返ります。
もし、適切でなかった点があったとしたら、どこが悪かったか、もっと得点するためにはどうするべきだったのか、という点を反省し、必要に応じてメモを残します。

次に個別の問題について復習します。
復習をする際は、2)でメモした問題の難易度に応じて強弱をつけて復習します

具体的には、

■A・B問題(正答率60%以上)
本当は絶対に取っておきたかった問題です。
超反省して解説をしっかり読み、次に同じような問題に出会ったときには絶対に落とさないように、入念に復習します

■D・E問題(正答率40%未満)
取れなくてもしょうがない問題です。
解説をさらっと読んで、もしわかればなるほど!と思って学べばよいですし、解説を読んでもイマイチわからない時は「ふーん、、、知るか!」とさらっとスルーしましょう。
このランクの問題が理解できないから、と長々と時間をかけて勉強するのは非効率です

■C問題(正答率40~60%)
ここは、本人の目標に応じてしっかり復習するorしないを決めます。
余裕のある方や得点源にしたい科目の場合は、C問題についてもA・B問題と同じようにしっかりと復習します。
反対にそれほど余裕がない人や足切り回避を狙っている科目はD・E問題と同じくさらっと流しましょう。

さて、A・B問題(人によっては+C問題)を間違った場合は、「超反省して入念に復習する」と書きましたが、精神論だけではイマイチなので、復習する際の方法についてもう少し具体的にご紹介します。

それは、

必ず間違った原因について振り返る

ということです。
つまり、PDCAで言うと、Checkの部分をしっかりしよう、ということです。
ちなみに間違った原因は、大きく分けると以下の3つに分類できます。

①そもそも理解ができていない
②覚えていない
③ケアレスミス

それでは個別に見ていきましょう。

①そもそも理解ができていない

直前期、A・B問題でこの状態は痛いと認識し、すぐさまテキストなどに戻り、解き方を学び直しましょう。
どうしてもわからない場合は、勉強仲間や予備校に通っている方は予備校の先生に質問するというのもいい方法です。
独学だし、勉強仲間もいないよという方は・・・

道場をご活用ください!

コメント欄に「ここがわからなくて困っている」と書いていただければ、道場メンバーが(たぶん)熱く解説します。

②覚えていない

本番じゃなくて良かったと思い、今、その場で覚え直しましょう
明日やればいいやじゃなくて、今です。

③ケアレスミス

なぜミスしたのか、次に同じミスをしないためにはどうすればいいのかを考えましょう
私は昨年、「ケアレスミスは絶対禁止」と言うドSな予備校の先生から「ケアレスミスをやったら何かしらのペナルティを設定しろ」と言われていたので、答練などでケアレスミスした時は、勉強仲間とのLINEグループに「ケアレスミスの原因と対策を100字で書いて送信する」、というちょっぴり2次対策を兼ねたケアレスミス対策をやっていました。

これはやり過ぎかもしれませんが、ミスの原因と対策を考えるというのは、再発防止対策として有効な手段ですので、ミスの原因と対策を考えるということはぜひやってみましょう。

以上のように間違った問題を復習をする際は、問題ごとに原因を分類し、それぞれの問題に見合った対策(PDCAで言うと、Action)をすることで、次に同じ間違いを犯すことを防ぎましょう。

4)翌日、間違えた問題をもう一度解く

ここが、この復習法のキモその2です。
前日どんなに復習してわかった気になっていても、人は忘れる生き物です。

ですので、記憶をしっかり定着させるためにも間違えた問題(A・B問題+人によってはC問題 だけでOK)はチェックをしておき、翌日もう一度解きましょう

「そうそう、昨日は○○だから、間違ったけどここは○○だったんだよね」とすぐ思い出せて正解できればばっちりです。
でも、もし間違っていたら・・・昨日の復習が上手くいっていなかったということです。
そのようなときは、間違った原因をもう一度振り返り、さらにその次の日にもう一度解きましょう。

これをやることで、復習して解けるようになった問題はより記憶が強固となりますし、解けなかった問題は解けるまで毎日やり直すということになります。
さすがに、どんな問題でも、4回、5回と繰り返せばさすがに解けるようになります。

復習の質は別としても、
「今日間違えた問題を明日もう一度解く」という行動は、

時間さえ捻出すれば絶対できます

 

合格のために解けないといけない問題を確実に解けるようになるためには、間違った問題を確実に潰していくことが重要です。
復習の際は、次にその問題に出会った時には絶対当ててやる!という気概を持って復習しましょう。

本試験まであと43日、来週には「本番として」受ける模試が迫っている方も多いと思います。
それぞれの目標の達成に向けて頑張っていきましょう!

以上、きゃっしいでした。

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

ここ数日、道場ブログにいくつかのご質問を頂きました。いずれも1次試験までの過ごし方・学習法に関するものでした。

 

あと1.5か月、焦る気持ちがひょっこり出てくる頃かと思います

何かやらねば…という気持ちから、まったく見たこともない問題に手をつけがちな時期かもしれません

 

僕もその時期を経験した1人として、お伝えできることを書いていきます。

 


■だいまつ式「合否を分ける6つのポイント」はチェックしましたか?

まず、先日だいまつが投稿した記事はご覧になられたでしょうか?

道場9代目メンバーの中で「これは凄い」「この時期にめっちゃいい」「ギクッとするところがたくさんあった」「バッキバキ」と話題になっていた記事です。今回はこれをベースに、僕の実体験を交えて考察していきます。

→(合否を分けるポイントって?得点が伸びない「原因」とは?

 

いやーものすごくいい内容です。せっかくなので、チェックシート風のマトリクス表にしました。ご自身の現状に照らし合わせて、正直にチェックしてみましょう。

実際にお前はどうだったんだ!…という声が聞こえてきそうなので、僕自身の1次試験当時(2016年)ラスト1.5か月で組んだスケジュールを振り返ってみます。

当時のスケジュールは、大きく以下の1)~4)の4つのくくりで考えていました。

 

 

1)6月中旬~TAC1次公開模試1週間前まで(週の学習時間:約20~35時間)

ちょうど2016年6月11日のメモがありました。2度目の完成答練を受けた日の走り書きです。

朝5時起床:6-8時まで朝勉すれば、1日がとてつもなく有意義に使える

とれるところを絶対に落とさない:最後まで集中して守り抜けたかどうか

とらなきゃいけなかったところを徹底的に反復

ファジーなものはファジーに対応:試験委員の意図・主張をくみ取る。空気を読み取る

 

ということでこの時期は、「過去問のABC正答率問題および「予備校の完成答練のうち重要マークの問題」を出涸らしになるまでひたすら解きました。

問題の汚し方は前回の投稿を参考にしてみてください。(【渾身!論点シリーズ】2次試験対策にも繋がる「競争戦略」攻略のコツ(企業経営理論)

 

もうひとつ、テキストの汚し方についてです。

問題を解いたあと、テキストの該当箇所に「H29‐5(C)」や「完成-10(重要)」などマーキングしていました。問題の引っかけポイントや新しい知識もガシガシ書き込みそしてテキスト重要箇所インプットの材料にしていきました。だいまつ式のNo.3→No.5へのコンボのイメージです。

※前回投稿の「競争戦略」のまとめノートと、財務・会計の暗記カードの抜粋を添付します。汚し方の参考にしてみてください。

 

 

2)TAC1次公開模試1週間前~1次公開模試当日(週の学習時間:約30時間)

模試を「本番」と仮定してスケジューリングしました。

これは当日のことだけではなく、当日に至るまで1週間の予定の入れ方、食事、睡眠のリズム作りも含めた生活全般です。当然、仕事の予定など思い通りにいかない部分もあるとは思いますが、それも込みで自分に調整できることはすべてやりました

 

※多くのアクセスをいただいている記事「1次試験まであと5ヶ月 「模試」はこう活用する」に以前こう書きました。

模試活用の効果には様々なものがありますが、主に以下のようなものが挙げられます。

①模試前

学習の前倒し(模試までに学習をココまで終える!などのマイルストーンとして)

準備の予行演習(事前の体調管理、用意する物のリストアップなど)

②模試中

アウトプットの確認(全科目を制限時間内で解くスピード感・時間配分の実感、知識の引き出し方・解答プロセスの確認)

心身のパフォーマンス確認(緊張感の中での平常心維持、体調とパフォーマンスの関連性チェック)

③模試後

インプットへの活用(頻出領域の確認、未習領域の把握、解答プロセスの再構築)

学習計画の見直し(科目毎の課題発見、学習の優先順位変更、「現時点」での相対的な位置の確認)

これらの効果を意識することで、模試は単なる「お試しテスト」ではなく「本番のためのあらゆるプロセスの集合体」となります。

 

なお今年(2018年)で言えば6月30日(土)、7月1日(日)「TAC1次公開模試」がターゲットになるでしょうか。この模試は4000人前後が受験するため、受験生全体における相対的な位置が掴みやすいと思います。

通信受験は締め切られてしまいましたが、会場受験なら6月20日(水)の申込み締切にまだ間に合います。特に独学の方は、試験特有の緊張感を予行演習するためにも会場受験にトライしてはいかがでしょう。

 

 

3)1次公開模試後~1次本試験1週間前(週の学習時間:約30~40時間)

模試の点数を当日採点し、そのあと実施したのは、だいまつ式のNo.6「計画を立てる」こととNo.2「やらないこと・諦めること」を決めること、でした。

まず、模試の結果やこれまでの取り組みの結果を踏まえて、科目ごとに本試験で狙う得点を設定し、そのために必要なアプローチを決めました。7科目の皿回し」をするために時間の傾斜配分を変えたのです。

回しやすい気持ちいい皿だけ回すのではなく、落ちそうな皿、少し手を入れればよく回りそうな皿を優先的に回す。ということです。

(このあたりは次回の投稿でも触れますね)

 

僕の場合、企業経営理論や情報システムなどの得意科目は学習時間を大幅に減らし、財務や経済・運営のGMROIなどは毎日少しずつでも問題を解きました。

そして暗記科目の中小や1次模試で足切り得点(31点)だった法務に大きく時間を割くことにシフト。

新しい問題へのアプローチは1次模試を最後に一切やめこれまで解いた問題のうち、

①みんなが解ける箇所(ABC論点もしくは模試・答練の正答率40%以上)

②重要論点の箇所(過去問題集や答練・模試の「重要」マーク)

③自分が解けない、何度も引っかかってしまう箇所

に絞って高速回転させました。そしてひねり方≒出題パターン、ポイントはどこなのかを問題集やテキスト、暗記カードに親の仇かというくらいに書きこんでいきました

 

4)1次本試験1週間前~本試験当日(週の学習時間:約40時間)

直前週、会社を休める日は休みました(3日間ほど)。

このとき、最後に意識したのは

①体調管理(早寝早起き、食生活)

②メンタル管理(当日のやることリスト整理、当日のイメトレ)

③最終詰込み論点の確認

でした。最後の週はとにかく本試験当日に100%の状態で臨めるよう、心技体のバランスを整えることを優先していました。

 

 

いかがでしたでしょうか。

冒頭にも焦る気持ちについて触れましたが、まだ残り時間は1.5か月。

思考停止せず、限られた時間をここでどのように使うかで結果は大きく変わります。

 

「最後まで諦めないで」とはよく言われることと思いますが、「最後まで”考えて、やり抜くこと”を諦めないで」ください。

素直な気持ちで、自分の弱さと向き合うチャンスでもあるよなーと前向きにとらえてみると、苦しい時期も乗り越えやすいかもしれません

 

そして周囲に支えられ目標に挑戦できることに感謝の気持ちをもって、目の前の一日一日を後悔なく、全力で過ごしていきましょう。

我々も全力で応援しています!

 

以上、きゃずでした。

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皆さん、おはこんばんちにちは、だいまつです。

 

いよいよ、1次試験まで2ヶ月を切りましたね

 

受験校に通われている方は、答練の真っ最中だと思いますし、独学の方は、それぞれのやり方でスパートをかけておられるタイミングではないかと思います。

 

ちなみに、試験直前期(現在)は、自分自身を追い込めば追い込むほど本試験での得点が上がるボーナスタイムです。

 

なぜ、そう思うかと言うと、私は昨年TACなんば校に通学していましたが、GWの模試や完成答練で「あ~、もうだめだ~点数が全然足りない~」と嘆いていた勉強仲間の多くが、この時期から・・・

ガッリガリの、ゴッリゴリの、バッキバキの、ボッコボコの、クッチャクチャに、自分自身を追い込み、そしてみんな’かなりの高得点で1次試験を通過しました。

 

いや、本当に凄かった(全員がひと月150~160時間は勉強していたと思います)。

 

一方で、同じTACの教室で勉強していた受験生の中には、1次試験で涙を飲んだ方も多くおられました

 

そこで今回は、だいまつが見てきた1次試験を通過した人と、惜しくも通過できなかった人「違い」から、「合否を分ける6つのポイント(得点が伸びない「原因」)」について、私なりに‘整理’してみた結果をお届けします。

 

今回の記事を読んで、私・・・「当てはまっているな」と思ったら要注意

 

試験まであと57日、まだ間に合います!すぐに軌道修正しましょう!

 

 

✓原因1 必要な勉強時間が確保できていない(勉強時間が少ない)

 

そもそもの勉強時間が足りない(少ない)のは超致命的です。

 

それぞれに理由はあるでしょう・・・。本当に仕事と家庭の関係から時間を確保できない人もおられると思います。

 

でも、本当に勉強時間が確保できないのは、仕事家庭原因でしょうか

 

もしかして、勉強時間が足りないのは、自分自身の覚悟の甘さに原因がありませんか?

 

勉強時間が足りないことを家族のせいや、仕事のせいにしていませんか?

 

奥さんやお子さんがおられるなら、自分自身の覚悟とともになぜ診断士試験にチャレンジするか(どうして必要か)を話して、ちゃんと協力してもらえるように(我慢してもらえるように)最大限の努力を払っているでしょうか?

 

仕事場に診断士試験へのチャレンジを話している人、いない人、両方おられると思いますが、一刻も早く帰って勉強できるよう全力で仕事をしていますか?試験のことを考えたりして仕事への取組みが疎かになっていませんか?

 

昼休みはどうしていますか?まさかコーヒーを飲んで休憩などしていないですよね?会社に話しているなら協力してもらえるように最大限の努力を払いましたか?

 

ほかにも・・・

 

ついつい空き時間にスマホを触ってしまっていませんか?

 

晩御飯のあと休憩し過ぎていませんか?

 

睡眠欲に負けていませんか?(朝早く起きて勉強する、夜遅くまで勉強するなどの努力をしていますか?)

 

通勤時間=勉強時間になっていますか?

 

もし、1次試験に受かりたいと思っているのに、「自分に甘さがある」と思ったなら、今すぐに悔い改めましょう

 

勉強をしているあなたに対して少なからず家族は我慢を強いられているはずですし、もしかしたら仕事場の仲間も同じかもしれません。なのに、自分が腹を括らず、中途半端な姿勢でいるなら・・・、協力してもらえるはずがありません

 

皆さんそれぞれに制約はあると思います。けれど、それは「跳ね除けることのできない制約」でしょうか?

 

制約の中には、自分自身の覚悟、姿勢、働きかけ次第で何とかなるものが、多くあります。

 

「無理だろう」と諦めるのではなく、診断士になりたいのなら覚悟を決めて、聖域なく時間確保に努めましょう

 

1次試験日まであと57日。

 

この記事を読んだ後から、すぐ動くか、動かないで1次を通過できるか、できないかがきっと変わるはずです。ボーナスタイムの直前期を無為に過ごさないためにも、「時間は徹底して確保」しましょう。

 

 

✓原因2 効率的な勉強の進め方を分析していない(効率が悪い)
~「やらないこと・諦めること」を決めていない。

 

テキストと問題集だけで書店の棚一段を占領しようかというボリュームの診断士1次試験。「どうすれば効率的に勉強が進められるか」を分析せずに、「なんとなく勉強している」のであれば、超致命的です。

 

仕事でお客さんに営業をかけるとき、意地悪な上司に決裁印をもらうとき、お祝い事で誰かを喜ばせようとするとき・・・、どんな時でも相手のある「何か」をするときには、「相手のことをよく知って(考えた上で)、その相手に合わせたアプローチの仕方をするはずですよね。

 

勉強も同じです。それぞれの試験に合わせたアプローチが必要です。

 

得意不得意はあると思いますが、診断士の1次試験は、ひと科目だけに集中できるなら60点を取ることは、それほど難しくありません

 

診断士の1次試験を難しくしているのは、「7科目のいずれの科目も40点を下回ることなく、合計420点を取る」という、試験基準です。

 

もちろん、科目合格制度はありますが、少なくて2~3科目、多いと7科目を平行学習しなければなりません。こ対応科目の多さ(試験範囲の広大さ)が、1次試験対応を難しくしています。

「相手(1次試験)」は、「試験範囲が極めて広い」のに、作戦もなしに「非効率に勉強」していては、通過(40点未満なく7科目合計420点を獲得)は難しいでしょう。

 

効率よく勉強するコツをいくつか紹介しておきます。

 

 

①過去問をABC問題に絞る(詳しくは過去記事を参照→コチラ
 ~だいまつ渾身の分析ネタです

 

②教材を絞る

受験校や出版社は1次試験をしっかりと研究しています。

スケベ心を出さずに、教材は極力絞って深くやるべきです。

ただでさえ試験範囲が広いのに、教材まで広げでしまうと、全部が中途半端になってしまいます。

だいまつは、1次対策では、TACのテキスト、トレーニング(スピ問みたいなもの)、過去問5年分、答練、模試しか使いませんでした。それでも1次試験7科目で540点を取ることができています。

教材は可能な限り絞り込みましょう。

 

あれもこれもやりたくなる気持ちは分かりますが、限られた時間(せっかく確保した時間)内で、合格するためには、「やらないこと・諦めること」を決めること‛こそ’が重要です。

 

ボーナスタイムの直前期、「捨てることを決めて」効率アゲアゲで得点力を高めましょう。

 

 

 

✓原因3 過去問を「実力試し」に使っている

 

過去問は、自分自身の弱点を効率的に補強していくために最高の教材です。

であるにも関わらず、直近の試験問題は「実力試しをするために取ってある(やってない)」とか、書込みをすると「次に解くときに答えが分かってしまい勉強にならないから、書込みしない(きれいな状態のまま)」という受験生の方が結構おられます。

 

効率にもつながる話ですが、広範囲な1次試験で、過去問を毎回まっさらな状態から解いていたらいくら時間があっても足りません実力試しに過去問を取っておくなんていうのは、言語道断です。

 

自分が完全に理解できているところはどこか、以前に間違えたところ(理解できていない弱いところ)はどこかをすぐに分かるようにしておくことが大切です。

 

もし、過去問が‘さらぴん’の状態なら、書込みでデロデロにしてやりましょう!

 

・・・問題ページを汚すのが嫌なら、せめて解説ページにしっかりと、「理解できている選択肢と、理解できていない選択肢」を書き込んでいきましょう。

 

 

✓原因4 1次試験対策(全科目)の基本が「憶えること」だと思っていない

よく経営情報、経営法務、中小企業政策を「暗記三兄弟」みたいに表現しますが、もしかして試験対策上、暗記が重要なのが、この3科目だと思っているなら間違いです。

 

企業経営理論なら、組織構造・行動、労働関連法令、マーケティング、財務・会計のファイナンスやアカウンティング(勘定科目や仕分け、計算手順を憶える)、経済学も価格=限界費用=限界収入だとか、三面等価の原則とか・・・、ぶっちゃけて言うと、1次試験7科目の基本は「記憶すること」、「憶えること」です。

 

企業経営理論なら「言い回しが独特で難解」、財務・会計は、「素早く正確な計算が必要」、経済学は、「グラフなどからポイントを読み取り、結論を導き出す」という対応のし辛さ(特徴)ばかりに目が行きがちですが、大切なことは「ベースになる知識が頭に入っていること」です。

 

インプットができていないのに、アウトプットをできるはずがありません

 

もし、ベース作りができていないなら・・・、まだ57日あります。間に合います!

 

きゃしいの記事も参考(コチラ)に、知識の定着化に取り組みましょう。

 

 

✓原因5 テキストによるインプットを軽視している

テキストには、体系的に整理された情報が載っています

 

原因4で、1次試験は「憶えること」がベースだと書きましたが、「テキストなんて各科目の勉強を始めた時に読んだきりで、試験対策はスピ問や過去問だけを一生懸命やっている」というテキスト軽視の人が意外に多いように思います。

 

過去問の出題傾向などから、1次試験で重要となる知識領域はかなり特定されており、そのほとんどがテキストに記載されています。

 

なのに、こんな重要な教材をインプットに使わない人が多いのです。
(「時間がないこと」を理由に挙げる人も多いと思いますが・・・)

 

騙されたと思って、過去問で何度となく目にした頻出論点のところだけでもテキストを読んでみてください。「めっちゃ書いてるやん」とか、「なるほど~、そういうことだったのか~」という新しい再発見がきっとありますよ!

 

勉強を始めた当初よりもずっと頭に入ってくるのが実感できるはずです。

 

ちなみに、テキストは「全部をのっぺり読んではだめ」ですよ。なぜなら、あまり出てこない・優先度の低い分野や、頻出論点の周辺分野のことも書かれていたりするからです。

テキストを読むときは、過去問でよく出てくる分野を意識しながら濃淡をつけて読んでくださいね(過去問であまり見たことがないところ(優先度の低い分野)は、「サラ読み」で飛ばしていきましょう)。

 

 

✓原因6 計画を立てていない

最後の原因です。

 

皆さん、今年の1次試験日に自分が合格レベルの実力を備えるために、逆算をして学習計画を立てていますか

 

グサッと、ギクッとしたアナタ

 

大まかな計画もなく、その日暮らし的に勉強をしているなら、致命的ですよ!

 

効率や時間確保にもつながる話ではありますが、ちゃんとした計画がなければ、せっかく確保した時間や、揃えた教材が、無駄になります。

 

冬山登山に例えるなら、とりあえず「山に登るための休み(時間)」と、「装備(勉強道具)」は揃えた。しかし、「山頂のまでのルートは決めず、入山後はとりあえずなんとなく標高が高そうな方へ、その時々の気分で歩く」というようなものです。

 

・・・遭難必至ですよね?

 

冬山登山で遭難するのも嫌ですが、診断士試験で遭難していつまでも山頂(合格)にたどり着けないのも嫌ですよね?

 

めちゃめちゃ精緻な計画を作れ、といっているのではありません。

 

せめて、現在の過去問でのアウトプット状況(出来なさ加減から)、直前模試まではこの科目とこの科目を中心に勉強する、じゃあ具体的には今週は、来週は、模試の1週間前は、というように大まかなイメージを持って勉強すべきです。

 

そして、自分自身の理解度(過去問を解いたときの手ごたえ、模試の結果)などを踏まえて、計画を組み替えましょう。

 

是非、PDCAをまわしながら、1次試験本番に向かってくださいね!
(たった2ヶ月くらいの簡単な計画なら、いけますよね・・・?)

 

ちなみに計画の組み方に関する過去記事も参考になると思います(コチラ)。(ただ、ここまでやるのは大変ですが)

 

かなり長くなってしまいました・・・。

 

<まとめ>

試験まで57日もあります。まだ間に合います。

 

本日紹介した下記の6つの原因で思い当たることがあるなら、今から軌道修正して、ガッリガリの、ゴッリゴリの、バッキバキの、ボッコボコの、クッチャクチャに、吐血寸前まで自分自身を追い込んで、そして1次試験を通過してくださいね!

 

原因1 必要な勉強時間が確保できていない

原因2 効率的な勉強の進め方を分析していない
    ~「やらないこと・諦めること」を決めていない

原因3 過去問を「実力試し」に使っている

原因4 1次試験のベースは「憶えること」だと思っていない

原因5 テキストによるインプットを軽視している

原因6 計画を立てていない

 

 

5,000文字を越えてしまいました・・・。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

1次試験を突破して、道場の夏セミに参加し、そして2次試験を受けましょう(*^Д^*)ノ

 

以上、だいまつでした。

 

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おはようございます。
きゃっしいです。

先日、へんりーの記事に対するコメントで、企業経営理論で「どこでひっかけようとしているのか勘すらも働かない状態」でお悩みだという声をいただきました。

そこで、本日はまずは、知ってて役立つ問題の出題パターンについてご説明したいと思います。

マークシートの4択or5択の一次試験では、よく「○○に関する記述として、最も適切なものはどれか」とか、「○○に関する記述として、最も不適切なものはどれか」と聞かれます。
この時に、間違いの選択肢として、どんなパターンがあるのかということを知っておくと判断をする際、とても役に立ちます。

じゃあ、どんなパターンがあるかということなのですが、これを考えるために問題の出題者の気持ちになってみましょう。
「○○に関する記述として、最も適切なものはどれか」という4択問題を作るには、正解の選択肢を1つ正しくない選択肢を3つ用意する必要があります。

正解の選択肢は正しいことを書けばいいので、わりと簡単ですが、不正解の選択肢はどうやって正しくない選択肢を作ろうかなかなか悩ましいと思います。

後から「いや、こういう考えもあるからこれも正解なんじゃないか」というクレームが来ても困りますので、受験生を惑わせつつも絶対間違っている選択肢を作らないといけません。
そこで、いくつか間違った選択肢の作り方のパターンを持っておくと間違った問題が作りやすくなります。

具体的には
① 大きい/小さい、高い/低いといった程度を表す形容詞を逆にする
これだと、絶対間違っているし、作る側としても形容詞を逆にするだけなのでお手軽に作れます。

② 対となるような用語を入れ替える
例えば、企業経営理論の企業ドメインと事業ドメインといったように、似たような2つの用語を入れ替えるパターンです。
こちらも出題者側としては用語を入れ替えるだけでよいので作りやすく、曖昧に覚えている受験生はほいほい引っかかってくれるので大好きなパターンです。

③ 因果関係を入れ替える
「○○だから××」という因果関係を入れ替えてしまいます。
これは①や②ほどお気軽には作りにくいですが、きちんと因果関係がわかっていないとひっかかってしまいます。

④ 余分な説明や形容詞を挟むことで文章を長くし読みにくくする
①~③のパターンで作った間違いの文章に、間違ってはない余分な説明や形容詞を挟むとなんとなく合っているような気になってしまので、問題を難しくしようと思ったときは、余計な説明で受験生の混乱を誘います。

このように、問題を作る側の気持ちになって、問題を作る時のパターンを知っておくととても対応がしやすいです。
具体的には
① 大きい/小さい、高い/低いといった程度を表す形容詞があった→逆じゃないかと疑ってみる

② 対となるような用語が出てきた→事前に対となる用語はセットで覚えておき、その用語が来たら入れ替わっていないか疑ってみる

③ ①でも②でもない場合→因果関係がおかしくないか疑ってみる

といったように、問題を見たときにある程度パターンを頭に入れておくと、わりとスムーズに正誤を判断することができます。

 

さて、②で「対となる用語が出てきたら」と書きましたが、具体的にはどんな用語でしょうか?

今回は「渾身!論点シリーズ」として、対となる用語が結構多い経営情報システムを例に、「対となる用語」とその覚え方をいくつかご紹介したいと思います。

なお、今回はどの用語とどの用語がセットなのかとその覚え方をメインでご紹介していますので、詳しい説明はお手持ちのテキストなどをご参照ください。

 


①タンデムシステムとマルチプロセッサ

どちらもCPUの処理を高速化する方法ですが、タンデムシステムは複数のCPUを直列に、マルチプロセッサはCPUを並列につなぐものです。

CPUが2つならデュアルプロセッサ、4つならクアッドプロセッサといいます。デュアルプロセッサやクアッドプロセッサはPC売り場で耳にしたことがある方もいるかもしれませんね。

私の場合、デュアルプロセッサやクアッドプロセッサは聞き覚えがあったので、「マルチプロセッサは並列」とまずは覚えて、「タンデムシステムは直列でマルチプロセッサとセット」と覚えました。


②SRAMとDRAM

揮発性の記憶装置であるRAMには処理速度が速いSRAMと遅いDRAMがあります。

SRAMは「すばやいRAM」なので、SRAM、DRAMは「どんくさい、電荷を使うRAM」なのでDRAM、と覚えると覚えやすいです。


③CSMA/CA方式とCSMA/CD方式

「CA」と「CD」の部分を英語に略さず覚えると区別がしやすいです。

CSMA/CAのCAはCollision Avoidanceで衝突回避でデータの衝突を防ぐ方式、CSMA/CDのCDはCollision Detectionで衝突検知でデータの衝突を検知して、検知したら送り直す方式です。


④アドホックモードとインフラストラクチャモード

無線LAN端末だけで構成された接続方式をアドホックモード、アクセスポイントを介して接続する方式をインフラストラクチャモードといいます。

私は、無線LAN端末だけで構成されたアドホックモードよりも、アクセスポイントを介して接続する方式の方がインフラとかいりそうだからインフラストラクチャモードと覚えました。


⑤POP3とIMAP

どちらもメールを受信するプロトコルですが、POP3はPCメールによく使われる全部ダウンロードする方式でIMAPはWEBメールに使われる全部ダウンロードしない方式です。

POP3のPはPCのPと覚えました。


⑥IDSとIPS

これも略さず英語で覚えると覚えやすいです。
IDSがIntrusion Detection Systemなので検知、IPSがIntrusion Prevention Systemなので防御と覚えました。


⑦デュプレックスシステムとデュアルシステム

システムの信頼性向上のため、現用系と待機系の2つのシステムを用意し、現用系が壊れたら待機系に切り替えるのがデュプレックスシステム、2つのシステムが同時に稼働しながらお互いの処理状況を監視するのがデュアルシステムです。

デュアルとデュエル(決闘)が響きが似ているので、デュアルシステムの方が2つの処理が戦っている感じ、ということで区別して覚えていました。


 

上記に挙げた用語は似たような、セットになる用語なので、まとめて覚えると覚えやすいです。
覚える時は、上記で私の場合の例を出させていただきましたが、どっちがどっちかというのを自分の中で覚えやすいような理由付けをした上でセットで覚えると、記憶のフックとなり思いだしやすくなり、問題を解く時に混乱するのを防げます。
上記以外でも、自分で「紛らわしいな」と思ったら、適当でも自分にしかわからないものでも何でもいいので、「何かしらの○○は××だからこっち」という理由をひねり出してみると頭に入ってきやすいかと思います。

そして、これらのセットとなるような用語が問題文中に出てきた時は大抵入れ替わっていますので、入れ替わっていることをまず疑ってみる、という習慣をつけるとだいぶ問題が解きやすくなります。

1次試験まであと2ヶ月ちょっととなりました。
残り2カ月ちょい、全力で頑張っていきましょう!

以上、きゃっしいでした。

 

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皆さん、おはこんばんにちは、だいまつです。

 

遅ればせながら、渾身シリーズいっきまーす

 

ということで・・・

 

私の渾身ネタは、昨年度急激に難易度が上昇した運営管理」の中でも、

VEと並んで覚えにくい、だがしかし、だがしかし・・・、超頻出論点!!(H29、H28、H25、H24)の憎いヤツ。

 

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

ざわ・・・ ざわ・・・ ざわ・・・

 

「ワークサンプリング/作業分類」

 

を採り上げさせていただきます。

 

ちなみに、VEに関しては、ももちゃんのナイスな記事を参考にしてくださいね(VE①VE②)。

 

さてさて

 

「ワークサンプリング/作業分類」は、「作業測定」の一分野ですが、この「作業測定」はJISで以下の通り定義されています。

 

「作業又は製造方法の実施効率の評価及び標準時間を設定するための手法」

 

つまり、「工場でなにかしらの作業をするときに、作業効率等を評価しつつ標準時間を設定していく」ときの手法のことですね。

 

そして、「作業測定」の体系を言葉で説明したい・・・のですが、言葉だと分かり辛いので(頭が混乱する)、図示します。以下の図をご覧ください。

※TAC運営管理基本テキストより

 

では、早速ワークサンプリング(瞬間観測法)の説明に入ります。

 

1.ワークサンプリング(瞬間観測法)とは

人や機械が「何をしているか」を観察して、サンプルを収集して統計的考え方により分析を行う手法であり、「繰り返し作業に適した稼働分析手法」です。

 

メリットは、

 

①観測が容易

何をしているかをチェックするだけなので

 

②データの整理が容易

稼働しているか、非稼働かを見るだけなので

 

③観測対象者が観測されていることを意識しないためデータの信頼性が高い

でも、観測時刻は対象者に知られないように注意が必要

 

デメリットは、

 

①深い分析には不向き

稼働しているか、非稼働かを見えるだけなので

 

②母数が少ないと誤差が大きくなる

当然、母数が少ないと振れが大きくなる

 

※なお、上記のワークサンプリングのメリット・デメリットは「連続観測法」と比べての話になります。連続観測法と表裏の関係になっていると考えてOKです。

 

ここまでは、皆さん大丈夫だと思うのですが、問題は(辛いのは)ここからですよね。

 

2.ワークサンプリング法による稼働分析のための作業分類

ワークサンプリング分野の問題で正解にたどり着くためには、作業分類の体系と、それぞれの項目がどんな作業・余裕かを知っている必要があります。

 

まずは、作業分類の体系からです。以下のように体系化できます。

※TAC運営管理基本テキストより

 

しかし、これが絶望的に覚えにくい。VEと同じくらい嫌になってきます。

 

そこで道場ブログをお読みの皆さんには、だいまつが受験生時代に使っていた必殺の語呂合わせをご紹介します。

 

まず、「作業」を覚えるための語呂合わせです。

 

団体は主婦(段体は主付)

団体旅行のお客さんが主婦の方ばっかりだった状況のイメージとともに覚え込んでしまいましょう。

 

次に、「余裕」です。

 

監査の職場は人が費用

監査の人が伝票などをペラペラチェックしている、まさに人件費が費用だ。というイメージで覚えてしまいましょう。

 

作業分類体系語呂合わせを一つにまとめておきますので、うまく活用いただければ幸いです。

 

ここまでは、OKですか?

 

次は、それぞれの作業余裕何に当たるかです。ここからは暗記+イメージ大切です。

 

・準備段取り作業 = 超重たい準備作業

材料準備、治具や固定具の段取り等々ロット毎、始業・就業時手間のかかる準備作業等です。

 

・主作業

切削、穴あけ、ビス止め、組立て等、加工等を行って直接付加価値向上させる作業です。

 

・付随作業 = 軽めの定期的に発生する作業

機械への材料や工具の取付・取外等定期的に発生する軽作業がこれにあたります。

 

・作業余裕 = 軽めの定期に発生する余裕

機械の調整、清掃、注油、材料運搬等不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・職場余裕 = 作業者は基本的に作業をしていない状態

打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕です。

 

・疲労余裕

休憩して体力回復を図るための余裕です。

 

・用達余裕

トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕です。

 

ちなみに、私が特に受験生時代に苦しんだのが、「準備段取作業」・「付随作業」・「作業余裕」の3つの切り分けですが、皆さんも同じではないでしょうか?

 

上記3つをしっかりと切り分けするには、やはり各項目に含まれる具体的な作業項目の「例」(例えば、主作業なら「穴あけ、ビス止め」など)と、各項目の「性質」セットで覚えておくことが大切です。例えば、準備段取作業なら「材料準備などの、ロット毎、始業直後・終業直前の超重たそうな作業」付随作業なら「規則的に発生する機械への材料の取り付け」、作業余裕なら「不規則・偶発的に発生する機械の調整や清掃」といったように、「例」「性質」紐つけて頭の中に納めておくことが大切になります。

 

ここは本当に苦しいところですが、超頻出論点なので、今回のお示しした後半3つの「図」も活用していただき、出題されれば確実に得点できるようにしたいところです。

 

 

では、さっそく問題でアウトプットしましょう。

 

【H29年度1次試験 運営管理 第10問から】

 

標準時間に関する記述として、以下は正しいか、正しくないか。

 

選択肢エ 人的余裕は、用達余裕と疲労余裕に分けられる。

 

語呂合わせで、「人は費用(疲用)」でしたね。なので、当然正しい(○)ですね。

 

 

【H28年度1次試験 運営管理 第16問】

まず、「主体作業」から考えます。作業系の語呂合わせは、「団体は主婦(段体は主付)」でしたね。なので、主体作業は、「主作業」と「付随作業」から構成されます。

 

そして、主作業は、「切削、穴あけ、ビス止め等、直接的に対象物の変化に寄与する作業」ですから、「上から3つ(ハンダ付け120、基盤への部品の取付け90、基盤のネジ止め80)」が該当します(合計290)。

 

付随作業は、「機械への材料や工具の取付・取外等、仕事の目的に間接的に寄与する定期的な作業」ですから、「上から4つ目の、組立て作業後の製品検査(全数)のみが該当します(60)。なお、全て検査しないのであれば「定期的」という基準に該当しない可能性がでてきます。なので、‘わざわざ’作業項目に「(全数)」と記載していると思われます。

 

以上を踏まえて、主体作業の合計時間に占める割合を計算すると、

 

主体作業 = 主作業(290)+付随作業(60)= 350

主体作業の時間構成比率(350) ÷ 合計(500) = 70%

 

 

この時点で、「ウ」「エ」に選択肢が絞れますね

 

 

次に「職場余裕」です。職場余裕は「打合せ、材料待ち、機械故障等の作業を管理していくなかで不規則・偶発的に発生する余裕」でしたね。なので、「部品不足による手待ち24、打合せ19、朝礼12」が該当します(合計55)。

 

そして、職場余裕の合計時間に占める割合を計算すると、

 

職場余裕の時間構成比率(55) ÷ 合計(500) = 11%

 

 

以上から、正解は「ウ」「主体作業:70% 職場余裕:11%」です。

 

ちなみに他の作業項目も見ておくと、

 

準備段取作業は、「治具や固定具の段取り等々、ロット毎、始業・就業時にするべき超手間のかかる準備・片付け作業等」でしたね。なので、該当するのは「ロット単位での完成部品の運搬33」だけになります。

 

作業余裕は、「機械の調整、清掃、注油、材料運搬等、軽めで不規則・偶発的に発生する余裕」なので、「不良品の手直し(30)、ネジ・ハンダの補充(不定期)(22)」が該当します(合計52)。

 

用達余裕は、「トイレ、水飲みなどの生理的欲求を満たすための余裕」なので、「水飲み5、用便5」が該当し合計10となります。

 

どうですか・・・?

いけそうでしょうか?

 

ワークサンプリング/作業分類」は、覚え辛い分野ではありますが、平成29年度試験のように語呂合わせだけで対応できる選択肢もあります

 

キツければ語呂合わせだけは最低限覚えましょう!

 

情報が2年連続で「超難関」となったことがありましたから、今年度試験において運営管理が易化しないことも十分考えられます。余裕があれば、今回の記事で書いたことは全部覚えてほしいところではありますが・・・。

 

以上、だいまつの「渾身」記事でした。

 

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