自己分析のすすめ by しん

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みなさん、ご安全に!
15代目のしんです。

例年、近所の桜が咲き始める時期なのですが、今年は開花が遅く、たくさんのつぼみが咲く時を待っているようです。
この時期は、富士山の雪化粧もいい塩梅となり、つい写真を撮ってしまうのですが、その中の1枚をアイキャッチとしてみました。
今後も季節にちなんだ写真を掲載しようと思いますので、記事の内容とあわせてほっと一息ついてもらえれば幸いです。

ちなみに、突然放り込んでしまいましたが、冒頭の「ご安全に!」という言葉は、工場でよく使われる挨拶のような言葉です。
差別化の要素になればと思っていた「クレーンを運転できること」へのメンバーからの反響が予想以上に大きく、後戻りができなくなりつつある今日この頃です。

前置きはこのくらいにして、まずはお知らせから!

お知らせ

①令和6年度中小企業診断士試験実施スケジュール

令和6年度の試験日程と1次試験の概要が発表されました!
詳細は以下の協会ページをご覧ください。

令和6年度の試験日程について (j-smeca.jp)
令和6年度中小企業診断士第1次試験について(試験案内の概要) (j-smeca.jp)

試験日程

1次試験:令和6年8月3日(土)・4日(日)
(試験案内配布・申込受付期間 4月25日(木)~5月29日(水))

2次筆記試験:令和6年10月27日(日)
(試験案内配布・申込受付期間 8月23日(金)~9月17日(火))

2次口述試験:令和7年1月26日(日)

②春セミナーについて

15代目初となる今回の春セミナーは、1次試験対策に2次試験対策に分け、同日に実施することになりました!
前半1時間は全体的な対策、後半1時間は少人数のグループに分かれる座談会形式でお送りします!

それぞれ、初受験の方、受験経験がある方共に満足いただける内容とすべく鋭意準備中です。
私が担当する2次試験対策では、15代目最高点を獲得したおーちゃんが、80分の使い方や学習方法を盛り込んだすごい資料を作っているようです。

お楽しみに!


多くの方にお申し込みいただき、残席が残りわずかとなって参りましたので、興味のある方、是非お早めにお申し込みください!

本日の要約

まずは本日の要約です。

本日の要約

  • 概要:自己分析を行ったことがない方、「開眼」できず悩んでいる方を主なターゲットに、自身の失敗、成功体験に密接に関わる「自己分析」をご紹介します
  • お伝えしたいこと:自己分析を行うのが早いほど、効率的な学習が期待できる
  • キーワード:SWOT分析STP
    ※記事内に、試験に関連するキーワードを科目によらず盛り込みます。2次試験の内容も含まれますので、2次試験未受験の方は、頭の片隅に入れていただければと思います。

上記の内容で気になる部分やフレーズがありましたら、ぜひ最後までお付き合いください。

はじめに

今回は、私が2回目の2次試験で合格できた大きな要因であると感じている「自己分析」についてご紹介しようと思います。
自身の失敗談となりますが、1回目の2次試験に臨んだ際は、自己分析を行う余裕もなくがむしゃらに過去問を解くばかりでした。その結果は以下の通りです。

事例Ⅰ事例Ⅱ事例Ⅲ事例Ⅳ合計
42636656227
令和4年度 2次試験

門外漢がトラウマとなり、再現答案を封印していますが、いつかビフォーアフター形式で公開できればと思います。

この敗北を踏まえて、自己分析を行ったところ、様々な課題が浮かび当たりました。
中でも致命的だったのが、「ロジカルシンキングができていない」ことでした。
(ロジカルシンキングについて、後日あらためてご紹介するつもりです。)

分析結果をもとに、1年間じっくりと思考の矯正を行うと共に、合格点に満たなかった事例Ⅰと事例Ⅳを重点的に学習した結果、

事例Ⅰ事例Ⅱ事例Ⅲ事例Ⅳ合計
75556067257
令和5年度 2次試験

令和4年度の敗北要因であった、事例Ⅰと事例Ⅳで得点を稼ぎ、合格点を確保することができました。
(事例Ⅱが合格点を下回ったことと、製造業一筋といいつつ事例Ⅲの点数が下がっていることには目をつむってください。。)


これらの経験から、「自己分析を行うなら早い方がいい」と感じていますので、このタイミングで自己分析についてご紹介することにしました。

自己分析とは?

自己分析とは、自分の強みや弱み、過去の経験や感情、行動を分析した後に、目標を明確にする一連の作業のことを表す言葉です。
就職活動等で行うことが多いようで、インターネットを調べると様々なサイトで紹介されています。
今回、目標についてはもちろん、「中小企業診断士試験合格」となりますので、分析に焦点を当てて、これより具体的な内容をご説明します。

目指せ合格!!

自己分析をどうおこなうか?

自己分析には様々な手法がありますが、今回は私が行った「過去の経験の振り返り」「SWOT分析」を例としてご紹介します。

過去の振り返り

自己分析の中で最もポピュラーな方法として、「過去の経験の振り返り」があります。
就活用の自己分析を紹介するサイトでは、「自分史」と呼ばれている方法です。
この方法では学生時代・前職時代等、時系列毎に経験した大きなイベントや特性を書き出し整理していきます。
それによって、今現在の自身がどのような能力、特性を持つかを分析しやすくなるため、後述するSWOT分析に先立って行うことをおすすめします。

自己評価

SWOT分析

自己評価の方法には様々なものがありますが、今回は中小企業診断士試験としてもお馴染みのSWOT分析をご紹介します。

SWOT分析とは、ざっくりいうと
内部(自己分析では自身)の要因である、S(strength:強み)W(weakness:弱み)と、
外部の要因であるO(opportunity:機会)T(threat:脅威)
を分析する手法です。

例えば中小企業診断士1次試験合格という目標に対して、2年前に自身が無意識に行っていた自己評価を例にあげると、
S:浅く広い業務経験により、試験に必要な知識の土台ができている
W:暗記が苦手な上に、暗記系科目である経営法務、中小企業経営・中小企業政策に関する知識がほとんどない
O:残業が少なく学習時間を確保しやすい
T:リスキリングブームにより、近くの図書館の自習室が満席で、勉強する場所がない
という分析結果となります。

SWOT分析の詳細については、道場の過去の記事や参考書で取り扱われていますので、もし初めて見たという方がいらっしゃれば、この機会に調べてみてください。特に2次試験では入場券と例えてもおかしくない程の必須知識です。

続けて、性格面での自己評価を行うための方法の1つとして、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、「16Personalities」というwebの無料サービスをご紹介します。
このサービスは、人間の心理的な傾向を、①エネルギー、②意識、③気質、④戦術、⑤アイデンティティの5つの切り口で分析し、16のタイプで表現してくれます。
文章のみでは理解不能だと思いますので、何だか恥ずかしいですが自身の分析結果を用いて説明します。

私の結果は「提唱者」でした。アイデンティティの部分は自身のイメージと少しずれがありましたが、内向的であること等、概ねイメージ通りでした。

提唱者の心理的特性の詳細はテスト実施後の結果のページで確認できるのですが、要約すると
・他の人をサポートすることが自身の役割だと感じる
・自身のケアを怠り燃え尽きることがある
・人付き合いに大きなエネルギーを使う
といった性質があるようです。

また、結果ページには、各結果に該当する有名人や架空のキャラクターが紹介されています。
キング牧師やマザーテレサ、ロードオブザリングのアラゴルン等の早々たる面々だったため、身が引き締まりました。。

このように、なかなか面白いサービスだと感じましたので、もしお時間ありましたら、息抜きがてら試していただければと思います。
直接的に試験に役立つかは定かではないですが、私の場合は自分にあった勉強方法を見つけることに役立ちました。

目標設定

冒頭でも触れた通り、目標は「中小企業診断士試験合格」となります。
加えて、科目ごとの目標点数や合格までの期間等、具体的な目標まで設定できると、より効率的な学習が期待できるのでおすすめです!
私の場合は、2次試験の科目ごとの点数や確実に得点する問題、捨てる問題等を目標に落とし込みました。
結果として、必要十分な学習ができたと感じています。

自己分析をおすすめする理由

私が今回、自己分析をお勧めする理由は2点あります。
共に試験合格のために役立つと感じたことであり、主観的な内容となりますが、それぞれお伝えします。

合格に必要なこと(現状とのギャップ)を明確化できる

当たり前だと言われてしまいそうですが、「合格するために、どの科目、どのくらい勉強する必要があるか」は人それぞれ異なります。
私としては、スキルや知識量、経験の違いが主な要因であると感じています。
そのため、自身の強みや弱み、経験をきちんと認識することで、合格するためにやるべき事の明確化に繋がります。
例えば、金融機関勤務の方は財務会計の知識量が多く、必要な学習時間が短いケースが多いです。
一方で、同じ業種の方でも職種や学生時代に学んだことの違いにより、科目毎に学習が必要な時間が変わると思われます。
特に1次試験の経済学については、微分・積分の要素が含まれるため、数学が苦手な方は理解に時間を要するかもしれません。

自分にあった勉強方法を見つけることに役立つ

自身の心理的特性等、STP分析のS(segmentation:セグメンテーション)の切り口である、「サイコグラフィック」な特性を把握することも、効率的に学習するために重要です。

私を例としてあげると、マイナスに働く可能性の高い特性として、16Personalitiesの結果で改めて認識した内向的であることや、机に座って勉強することが得意でないことがありました。

机に向かって勉強したくないって論外では?

どうしようもなかったんです、机に座った勉強以外の時間で必死に学んだので許してくださいm(__)m

そのため、内向的であることを改めて認識した後は、無理に勉強会等には参加せず、予備校の通信講座で添削してもらう等、精神的に負荷がかからない学習方法をとりました。
また、机に座った勉強以外の時間で学ぶために、暗記カードを作って通勤時間に活用したり、日常生活や仕事の中で試験に必要な知識をインプットしていました。
日常生活や仕事の中での工夫についてはいつか記事にして、詳しくお伝えしたいと思います。

終わりに

今回は、「自己分析」の概要や方法について、自身の分析結果や活用方法を例としてご紹介しました。
この時期にみなさんがご自身の能力や特性を明確に捉え、合格への道を一直線に歩まれることを願います。

また、次回は製造業一筋の名に恥じぬよう、運営管理を主なテーマとしたストーリー形式の記事を予定しています。
もし、このキーワードの意味が分からないから深堀りしてほしいといったご意見があれば、ぜひコメントください!

明日は元、超絶ベテラン受験生のサトシが登場!
15代目随一のノウハウを持つ、サトシによる長編の始まりです。

超絶ベテランならではの教訓を紹介します!

おまけ

私事になりますが、15代目を拝命し初回のブログを書き上げた時点で、いくつかの悩みや気がかりがありました。

まず、診断士として活動していくために、写真に慣れると共に、感情表現を豊かにしたいと思うようになりました。
共に自信のなさに起因するものですが、特に写真についてはカメラから逃げ回るくらい、苦手意識があります。

また、15代目のメンバーとどのように差別化を図るかも直近悩んでいました。
ダブルライセンス所有者や超短期合格者等、あげはじめるときりがないですが、とにかくまわりのメンバーが突き抜けすぎていたのです。。

加えて、先代から引き継げていない、「熱い魂」が残っていることが気がかりでした。

お察しの方にはくどい前置きとなりましたが、これらの悩みや気がかりを解消すべく…

1年間、ネタ満載ハイクオリティなアイキャッチを量産した14代目さたっちさんより
(1年間連れ添った相棒と別れる寂しさが漂っています。)

13代目なおさんの受験期間含め、5年にわたる「熱い魂」を受け継ぎました!!
(さたっちさんから笑顔のレクチャーを受け、何回かリテイクしています。。)

まさかの静岡県内タスキリレーならぬハチマキリレーが行われることになったのです。
(さたっちさん、多忙な中、お時間いただきありがとうございました!)

自身、受験生時代に道場メンバーになる未来は描いていましたが、この展開は夢にも思わずでした。
来年、私を含めた6年分の「熱い魂」を引き継いでくださる方が現れるよう、魂を込めて活動しますので、あらためてよろしくお願いします!!

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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

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