事例Ⅲマニュアル ~パターン化で攻略!~ byヒロ

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8/23のセミナーにご参加いただいた方、ありがとうございました。
セミナーはまた開催するので、ぜひご参加ください。
はじめに
みなさん、事例Ⅲは得意ですか?
事例Ⅲは、「生産・技術を中心とした経営の戦略及び管理に関する事例」と協会HPにある通り、工場を持つ製造業がテーマとなる事例です。
製造業と縁がなかったため、勉強当時は、
工場の勤務経験なんてないし、イメージしづらくて難しいな
と苦手意識を持っていました。
しかし、「パターン化」に辿り着いてからは、過去問や本番で安定して得点ができる得意科目とすることができました。
試験本番でも、初回受験では74点、無事合格できた2回目受験では68点と安定して得点できました。
今回はそのパターン化について紹介します。
パターン化を身に着けて、事例Ⅲを攻略しましょう。
今回は、「パターン化」という解法プロセスに主眼をおいて説明します。
基礎知識や生産管理の改善についてじっくりと学びたい方には、事例Ⅲ推しのtomiの記事がおすすめです。
(推しの解説を熱心にしてるこの記事は、推し活ってことになりますね。)
事例Ⅲの特徴
- 与件文・解答とも文字数が多い
- 事例Ⅰ~Ⅲのなかで、最も出題傾向が似ており対策がしやすい
- 得点のバラつきが少なく、高得点は狙いにくい
- 問題構成もワンパターン
- 設問ごとの切り分けが難しい
- 図表の読み取りが必要な場合もある
こうして挙げると難しそうな事例だね
業種が製造業と限られている都合上、企業が抱えている「課題」や「解決のための施策」はどうしても似たものになりやすいです。
結果として、出題傾向が似やすいため、準備した回答の型を当てはめていくパターン化が機能しやすい事例となっています。
3ステップでパターン化を身に着けよう
早速パターン化を身に着けるためのステップを紹介します。
今回は、3ステップに分けて解説していきます。
ステップ① 現場の状況を掴もう
事件は現場で起きているんだ!!
2次試験は、コンサルタントとして経営改善の助言をする形式の論文式試験です。
有用で実効性のある助言をするには、現場の状況を把握することが重要です。
診断士試験でも、企業の実態に沿った有効な施策を選択するには、現場の理解は重要です。
まずは、工場見学に行ったり、Youtube工場動画を見て、現場の状況を掴みましょう。
休日に勉強のリフレッシュも兼ねて、工場見学に行ってみるのも良いかもしれません。
時間が惜しい方、近くで見つからなかった方は、youtubeで「工場 動画」と調べると無数に動画が出てきます。
また、書籍を読むのも有用です。
生産管理の超有名書籍、「ザ・ゴール」の漫画版が読みやすく内容も面白いです。本書では、工場の業務プロセス改善事例を学ぶことができます。
内容もコンパクトにまとまっていて、30分もかからないはずです。

「日本の競争力拡大等による世界経済の混乱を考慮して、著者が翻訳版の発売を拒否し続けた」
という逸話もあるくらいの有名書籍だよ
ステップ② 出題傾向を理解しよう
事例Ⅲには、基本的な出題傾向の形があります。
近年は、概ね以下の流れで問題が出題されています。
第1問:現状分析
⇒内部環境(強み、弱み)と外部環境(主に機会)を把握
第2問:生産戦略①(課題と施策)
第3問:生産戦略②(課題と施策)
第4問:IT化、開発、価格転嫁など
⇒弱みを克服
第5問:今後の成長戦略
⇒強み×機会で成長戦略を立てる
大まかに説明すると、第1問で把握した企業の現状を踏まえて、弱みは克服、強みは機会と掛け合わせて成長戦略を立てるといった流れです。
ステップ③ 型を身に着けてパターン化
出題傾向を理解したところで、実際の解法について紹介していきます。
ポイントは「型を身に着けること」です。回答の型を事前に準備しておき、与件分に沿った型を選択していきましょう。
第1問:現状分析
第1問では、現状分析を行います。
全体の繋がりを意識して、後に繋がるワードを回答する必要があります。与件分からワードを抽出しつつ、回答するのは他の問題が終わってからにしても良いかもしれません。
また、以下のワードは、過去に頻出のワードですので与件文にあった際には、特に注意しましょう。
頻出ワード(強み)
高い技術力、品質への高い評価、一貫生産体制、企画提案力
頻出ワード(弱み)
納期遅延がある、赤字である、売上依存度が高い、営業が弱い
弱みの中でも、必ず解決しなければいけないのが、「納期遅延がある」です。
どんなにいいモノを、安く提供できても納期遅延があることは致命的な問題です。与件分に記載があれば必ず回答するようにしましょう。
第2~3問:生産戦略(課題と施策)
問題2~3では、生産上の課題を克服する施策を提案していきます。

弱み(課題)は、QCD(Quality:品質、Cost:価格、Delivery:納期)の観点から出題されます。どれも大切ですが、事例Ⅲでは納期を問われることが多いです。
・Quality:品質は、専門的すぎて出題しにくい
・Cost:価格は、中小企業でとれる施策が少ない(大量生産でコスト減などの施策は難しい)
・Delivery:納期が、課題であることが多い
しかし、近年の物価高騰により、中小企業にも価格転嫁が必要になってきているため、Cost:価格も出題されやすくなっています。
解法プロセスは、
①施策はストックしておく②構造化で繋がりを意識
の2点を意識して解いていました。
①施策はストックしておく
施策は使うものを記憶しておき、弱みと紐づいて直ぐに出るように準備していました。
上の表は、ファイナルペーパーとして準備していた図をきれいにしたものです。弱みと紐づい施策が直ぐに出るように、何度も繰り返し復習を行いました。
②構造化で繋がりを意識
構造化して考えて行くことで、弱み(課題)に沿った施策、結果と繋がりのある回答ができます。
まず、弱み(課題)は、生産管理と生産性向上の2つに分けて考えると理解しやすいです。
・生産管理は、「生産計画を立案し、生産統制を図る」こと
・生産性向上は、「資源をに効率的に運用し、多くの製品を製造する」こと
の2つに分けていきます。
さらに、生産管理であれば、生産計画と生産統制で構成されるので分解して考える。
そうして、分割して考えて行くことで、繋がりのある回答となります。
イメージとしては、連想ゲームのように、
納期遅延が発生している
⇒工程管理ができていない
⇒生産計画が実態に合っていない(課題)
⇒生産計画の見直し 短サイクル化or納期重視の立案(施策)
⇒生産計画の見直しで短納期化(効果)
のような流れで、現状から連想して構造化していきましょう。
回答する際には、最後に効果まで記載することを忘れなく。
第4問:IT化、開発、価格転嫁など
第4問では、IT化、開発、価格転嫁など近年の社会情勢を踏まえた問題が出題されます。
近年は、IT化に関する出題が多い傾向にありますが、中小企業の状況を反映した問題が出題されます。

近年の中小企業のトレンドを抑えるために、今回試験分の中小企業白書(2024年度版)を確認してみると、
政府の政策の方向性は、成長のための投資を促し、持続的な賃上げ、緩やかな物価上昇・金利上昇でデフレ脱却を図っているものと言えます。
とのことです。
キーワードとしては、
BCP、人手不足、事業経営、資金繰り、資金調達、価格転嫁、省力化投資、生産性向上、M&A
が重要です。
さくらの記事から引用させてもらいました。
事例Ⅲで特に関係性が高いキーワードとして、価格転嫁が挙げられます。
IT化であれば、フレームワークのDRINKを活用して多面的に解答するように、
価格転嫁であれば、「原価を示した価格交渉を行うこと」を回答しましょう。
より具体的にいうと、価格転嫁の交渉の流れは、
①原価計算でコストを把握
②各コストの上昇率を把握
③コスト上昇の根拠資料を準備
③物価高騰の根拠を示して価格協議
といった流れです。
価格転嫁の交渉について出題された際には、「原価を示した価格交渉を行うこと」は最低限書けるようにしておきましょう。
手前味噌となりますが、価格転嫁について私が書いたブログです。
第5問:今後の成長戦略
第5問では、今後の成長戦略が出題されます。強み×機会で記載していきましょう。
他の事例と構造は一緒ですね、
・提案型営業を活かして、顧客ニーズに答えて高付加価値化
・メンテナンスサービスを行い、ニーズ収集し製品開発に活かす
などなど、
効果(売上拡大、売上依存脱却、高付加価値化など)もセットで記載し、加点を狙っていきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。事例Ⅲは、出題傾向を把握し、パターン化することで安定化を狙える科目です。
苦手意識があっても、残り2カ月あれば十分得意科目にできる事例です。自分なりの解き方を見つけて、得点の安定化、そして高得点を狙ってみてください。
残り2カ月間、走り切った先に良い結果が待っていることを祈っています!
それではまた!!
〇おまけ(参考になった先代記事)
・【2次試験】事例Ⅲで60点を確保するための3つのポイント by しん
・「事例Ⅲ安定化マニュアル~+5点の思考法・目指せオールA」 by かます
明日はひでまるよろしく!
お楽しみに!
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