2次試験の盲点?字の読みやすさを診断しよう byひでまる

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本日は「ひでまる」がお送りします。
今回も「プワァ~」と音が鳴る音符さんと一緒にお送りします!
よろしくお願いします!
プワァ~(今回は字のきれいさについて取り上げます!)
中小企業診断士2次試験筆記試験は手書きの試験になっていることは言うまでもありません。ここで重要となるのが字の読みやすさです。
もちろん、字が読みやすいから合格できるわけではありません。一方で、大量の答案を採点する採点官のことを考えて、読みやすいきれいな字を書く必要があると思われます。
しかし、なかなか他人に答案を見てもらう機会はないですよね。そこで過去記事などをまとめて読みやすい字を書く方法を整理しました。加えて、本記事ではAIに字が読みやすいかどうか簡単に判定してもらえる方法もご紹介します。使うものはスマホだけ!ささっと試してみて、字の読みやすさの改善につなげましょう!
これ、なんて書いてあるの?
時は2024年9月、2次試験の勉強を続けているとある受験生と音符さんの会話である。
2次試験の対策では自分の答案を人に見てもらうといいと聞いたぞ!
客観的な視点から、自分では気づかない視点や表現のクセを指摘してもらうんだ。
試験に無関係の友人に見てもらうのも効果があると聞いたよ。
っていうことで、音符さん音符さん!僕の答案を見てコメント頂戴よ~!
プワァ~(どれどれ~。………。)
びっしり書いてるでしょ!全問題制限文字数いっぱいで書いているんだ!
○○っていうテクニックも使っててー!この表現は診断士独特なんだよねー!
結構勉強したからね~
プワァ~(この文字、なんて書いてあるの?)
え……。

上記の会話は、実際に筆者と筆者の妻の間で行われた実際の会話です。
妻は試験には無関係ですが客観的な視点から答案に意見をもらおうと思い、妻に答案を読んでもらおうとしました。数文字読んだ妻は「この字ってなんて読むの?」と聞き、筆者の書いた字は読めないほど汚いとわかりました。結果、当初の目的とは少しずれましたが、自身の致命的な弱点を知ることができました。
その後、筆者は丁寧に文字を書くことを意識して勉強を続け、きれいな字になり……ませんでした。。。試験本番は特に序盤で緊張により手が力んで、結局汚い字で答案を書くことになりました。
ちなみに、筆者の事例Ⅰと事例Ⅱの開示得点は、予備校の再現答案採点サービスで採点してもらった点数と比べるとあまり伸びなかったのですが、これが汚い字が原因だったのかどうかは神のみぞ知ります。
きちんと読める字を書く
中小企業診断士試験はあくまで中小企業の診断・助言に関する能力を評価する試験ですから、字が綺麗だから加点、汚いから減点、といった採点が行われている可能性は低いでしょう。かといって、膨大な数の答案を短時間で採点しないといけない採点官のことを考えて、きちんと読める字を書くことは試験対策において大切な項目の一つでしょう。美しい字を書くというより、他の人がストレスなく読めるレベルの字を書くことが求められています。
一発合格道場の先輩たちは、「文字のきれいさ」についてどのように考えにていたのでしょうか?
文字のきれいさについて明確に言及している道場の記事が、ぴ。さんの「字はハッキリと伝わるように書こう」です。
ぴ。さんは2次試験は与件ファーストが大事ですが、採点者ファーストを意識することも大事だと仰っています。ここでいう採点者ファーストは採点者に配慮した答案を心がけることだそうです。採点者も人間であるため、採点者が読みやすい解答を心がけることで相対的に有利に働くことはゼロではないと、ぴ。さんは考えており、字の書き方や見栄えについては自分が良ければOK!ではなく、誰が読んでも何が書いてあるのかをハッキリ伝わるように配慮するのも大事なことであると仰っています。
このことを実際に実践していたのが、こんちゃんさんの記事です。
本記事の最後に「④丁寧な字で書く」という章があり、実際のこんちゃんさんの答案が掲載されております。筆者の目から見ても、これはなかなか…かもしれませんね。
オンラインでの勉強会が増えてきた現代、実際に手書きで書いた答案を皆で見せ合いする機会は減ってきました。そこでこんちゃんさんは、ご自身のように字のきれいさにあまり自信がない方は、身近な方(こんちゃんさんの場合は奥様)に読んでもらって添削してもらうことをお勧めされています。筆者も妻に字を見てもらったので同じですね(結局読んでもらえなかったですが)。
読みやすい字を書くには?
では、採点者の方が読みやすい字を書くにはどうしたらよいでしょうか?習字でも習う必要があるのでしょうか?いいえ、読みやすい字は習字のようなきれいな字である必要はないので、簡単な工夫を継続することで読みやすい字を書くことができると、先輩方が既に方法論をまとめてくださっています。
読みやすい字の書き方ついて、9代目きゃっしいさんこと、まとめシートの野網先生がわかりやすい動画を公開してくださっています。
上記の動画では3つの工夫が紹介されています。
読みやすい字を書くコツ(野網先生動画概要より引用)
- コツ①漢字は大きく平仮名は小さく(漢字1に対して、平仮名は0.7ぐらいの大きさで書く)
- コツ②文字の下を揃える(文字の下、いわゆるベースラインをを揃えて書くと、文章が整って見えて読みやすくなる)
- コツ③止め、はね、閉じをしっかり(特に数字が読みにくくならないように、閉じをしっかりと意識することが重要)
野網先生の動画の内容に加えて、ふぞろいな合格答案のブログでは、「右肩上がり」で書く、「重心を右下」に、といったコツもご紹介されておりました。
これらの動画や記事を参考に、文字の書き方を見直してみるとよいでしょう。
AIに文字の読みやすさを診断してもらおう!
さて、ここまでが本記事の前座となります。本記事のタイトルとなっている「字の読みやすさを診断しよう」について説明していきます。
採点官が読みやすい字を書こう、読みやすい字かどうかを身近な人にチェックしてもらおう…それはわかりました。しかし、そんな簡単に他人に答案を見てもらえるわけではありませんよね?
では、どうすればよいでしょうか。やはり…AIを使った方法が良いのではないでしょうか。AIならば誰かにお願いする必要もありませんし、お金を払う必要もありません。
とはいえ、AIと聞くとこんなことを思われる方も多いと思います。
AIって…また特別なアプリを導入しないといけないんでしょ?
ひでまるって奴、いつもAIばっかり紹介してるけど、使うの面倒だから試していないんだわ。
こんな読者様には朗報です。今回は、ただスマホのカメラで答案の写真を撮影するだけ、でAIに文字の読みやすさを診断してもらいます。
では、どうしたらAIに読みやすさを診断してもらえるでしょうか?字がきれいかどうかを厳密に判定してもらうためには特別なアプリが必要でしょう。しかし、今回は字が読みやすいのかどうかだけを判別できればOKです。そうであれば、AIが字を読めたか?を基準に読みやすさを判別することができます。
つまり、答案をカメラで撮影し、スマホの機能で写真に写っている答案の文字を読んでもらい、AIが正しく文字を判別出来たら「読みやすい字」、AIが誤読したら「改善すべき字」であるとわかるということです。
やってみましょう!
AIを使った読みやすい文字かを診断する具体的な方法を以下でご紹介します。
AI(OCR)を使った読みやすい文字かの診断
- 答案の写真を撮る
- 画像からテキストをコピーできるOCRモードを開く
※Androidならばフォトで写真を開きグーグルレンズの機能「画像からテキストをコピー」を選択する、iPhoneならばカメラロールで写真を開き右下にあるテキストアイコンをタップする。Androidでも画面例は下記でご説明します、iPhoneの方はこちらの記事を参照ください。 - 書いた文字を選択し、テキストでコピーして適当なところに貼り付ける
- 貼り付けた文字が自分が意図した通りの文字であれば「読みやすい字」、間違って違う文字で読み取られれれば「改善すべき字」である
では、実際にやってみましょう。
筆者のスマホがAndroidであるため今回はAndroidベースでお伝えしますが、iPhoneでもほとんど同じようなやり方で試すことができます。
①答案の写真を撮る
まず、いつも通りに問題を解いて紙に解答を書きます。それを写真に撮りましょう。
ここでは筆者の実際の答案(令和5年事例Ⅰ)を例として載せます。※まだ該当する問題を解いていない人は、内容をあまり見ないようにご注意ください!!
お世辞にもきれいな字とは言えませんね…。こちらは、筆者が2次試験の勉強をし始めたばかりのころに書いた答案で、妻に字が読めないことを指摘される前のものなります。※答案内容も1文に全て詰め込んでいたりと読みにくく酷いですが、まだ勉強し始めの答案ということでここでは目をつぶってください。

②画像からテキストをコピーできるOCRモードを開く
次にOCRモードを開きましょう。OCRとは、Optical Character Recognition(光学文字認識)の略で、手書きや印刷された文字をデジタルデータに変換する技術です。
OCRはAndroidでもiPhoneでもフォトアプリで使うことができます。Androidならばグーグルレンズのボタン、iPhoneならばカメラロール内のテキストアイコン、を押下するとシームレスに使うことができます。
下記の画像はAndroidの場合です。グーグルレンズには色々な機能がありますが、「画像からテキストをコピー」というボタンを押せば直接グーグルレンズの中の該当のモードが開きます。下側のレンズのボタンを押しても筆者のスマホでは自動で「画像からテキストをコピー」のモードになりました。

③書いた文字を選択し、テキストでコピーして適当なところに貼り付ける
OCRを使って画像からテキストを読み込みテキストを選択します。この時点でいくつかの文字は青く塗られておらず、もはやOCRで読み取れなかったことがわかります。
選択したテキストは、下図のコピーをタップして適当なメモ帳(何でもよいです)に貼り付けましょう。

④貼り付けた文字が自分が意図した通りの文字であれば「読みやすい字」、間違って違う文字で読み取られれれば「改善すべき字」である
最後にメモ帳に張り付けた文章を見てみましょう。
AI(OCR)の読み取り結果と、筆者想定文章の比較
【AI(OCR)が読み取った文章】
留意点は、戦略面では大手外食チェーンとの搭競争の激しさや、省力化されておりA社異なる接客やサービスの後、組織面では校のつながりの少なさと意思疎通べの入社経営高、離職率內退職相談の発生がある
【筆者が書いたつもりであった文章】
留意点は、戦略面では大手外食チェーンとの価格競争の激しさや、省力化されておりA社と異なる接客やサービスの質、組織面では横のつながりの少なさと意思疎通でのX社経営者依存、高い離職率や退職相談の発生がある。
思ったより平仮名は汚くても読み取れていますが、主に漢字を中心に読み取り不良が発生していることがわかります。
このことを参考に、漢字は大きく丁寧に書くことで採点者の方も読みやすい字を書くことを意識していきます。すると、字が読めずに採点不可になるといった問題を回避でき、合格に一歩近づくことができるでしょう。
終わりに
本記事では、中小企業診断士2次試験における読みやすい字の大切さ、読みやすい字を書くコツ、そしてAI(OCR)を用いた字の読みやすさの判別方法をテーマにお送りしました。
2次筆記試験の答案見返しでは、ふぞろい採点を中心に、キーワード(出題者が求めるキーワードが答案の中に入っているか)に重点を置いて採点や復習をすることが一般的で、文章構成であったり、文字の読みやすさであったり、キーワード以外の部分はあまり受験生が意識しない領域になりがちです。もちろん限られた時間の中で採点者が大量の答案を見ているため、キーワードが入っていることは重要な採点要素の一つと思われますが、それ以外の要素も重要ではあるものの、なかなか客観的に評価することが難しい領域です。
文章構成については、筆者提供の添削AIが一定程度判定してくれますが、もう一つの重要要素である文字の読みやすさについては触れているコンテンツは少ないです。
そこで今回は、文字の読みやすさを客観的に判断する試みとして、近年スマホで簡単に使えるようになったAI(OCR)機能を用いた方法をご紹介しました。このような工夫を使って、今まで独学では復習しにくかった領域が、少しでも勉強しやすくなれば幸いです。
また次回もお読みいただければ嬉しいです!
明日の記事もひでまるが本記事の続きをお送りします!
どんな記事かな?
ひでまるのその他の記事はこちらから
参考記事一覧
本記事を執筆するにあたって、参考にした道場や他の受験生支援団体の記事をご紹介します。字をきれいに書きたいという方はご参考にされてください。
- 【診断士2次試験】字はハッキリと伝わるように書こう 一発合格道場
- 解答プロセスの検討は進んでいますか?80分の使い方 一発合格道場
- 採点者視点でみる読みやすい文章 byぶぃの タキプロ
- 【直前期】「字が汚い」問題への対策について ふぞろい
- 2次試験対策・書き方のコツ j-smec.com


