【渾身】R4事例Ⅲをこうやって解きました(前編) by うっかりアッパ
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9月の連休も超えて、2次試験まで残すところあと1ヶ月強。
対策もかなり進んできたところではないでしょうか?
去年のこの時期の僕は、MMCの会場模試を受けてたり、初見問題として残しておいたH29過去問でセルフ模試をしたりして、自分の現状と課題を洗い出していました。
ラスト1ヶ月ですからね。
合格するために自分に足りていないことを明らかにして、取り組めばのびしろになりそうなところとやっても間に合いそうもないところの見極めを意識し始めてました。
一方で、合格するために自分のどの強みを活かすのかも同時に行動に反映させるようにしていました。
具体的には
- とにかく毎日横解き(テキストを使った論点ごとの演習)で取り組んでいた事例Ⅳを縦解き(ある年度の過去問を通して解く)に変えて、問題を解けるようにする勉強から得点をどう取るかという対策にシフトする
- 事例ⅡとⅢは時間内に書ききれば60点は取れそう(という感触があるとの思い込み)なので、時間のかかっている解法工程、特に与件文読解の時間短縮と精度向上の対策をする
- 事例Ⅰは好きなんだけど点数は足りないという状況を打破するため、人事施策問題など確実に点数を取らなくてはならない問題を落とさないよう集中的に取り組む
など、う〜んう〜ん唸りながら、まだ色々なことを試していました。
ちなみに設問解釈より前に与件文を先読みするのもこの頃から取り組み始めてました。
一般的には悪手と言われる与件文先読みですが、僕は悪くないな派です。
さて、私の話はここら辺でそろそろ本題に。。。
- 1. はじめに
- 2. 事例Ⅲを解くのにおさえておきたいこと
- 2.1. 事例Ⅲの特徴
- 2.1.1. 事例Ⅰ〜Ⅲの中で、最も出題傾向がパターン化されていて対策がしやすい!
- 2.1.2. 問題構成も基本的に毎年変わらない!
- 2.1.3. 与件文・解答ともにかなり文字数が多く、特に解答の文字数が多い。時間配分に注意が必要!
- 2.1.4. オペレーション問題の切り分けが難しい!
- 2.1.5. 図表の読み取りが必要になることがある!
- 2.2. 事例Ⅲの解答の方向性
- 3. 事前準備編 〜受験当日のまでを中心に〜
- 3.1. 当時の手ごたえと再現答案、ファイナルペーパーなど
- 3.1.1. 再現答案
- 3.1.2. ファイナルペーパー
- 3.1.3. マーカー&書き込み
- 3.2. 学習方法
- 3.2.1. 事例数
- 3.2.2. 勉強法
- 4. 試験本番編 ~80分間の再現~
- 4.1. 〜 事例Ⅲ試験開始前
- 4.2. 0分 〜 解答準備
- 4.3. 2分 〜 事例企業把握
- 4.4. 3分 〜 設問解釈・設問間の関係性を確認する
- 4.5. 15分 〜 与件文にメモとラインを入れながら読む
- 4.6. 25分 〜 与件文を設問分と突き合わせしてメモりながら読む
- 4.7. 35分 〜 解答骨子メモの作成
- 4.8. 40分 〜 解答記入
- 4.9. 78分 〜 見直し
- 4.10. 80分 〜 試験終了
- 5. まとめ
はじめに
今回からはR4事例Ⅲについて僕、うっかりアッパがどう解いたのかを紹介したいと思います。
ちょちょちょ〜い!なぜ急に事例Ⅲ?
いや、事例Ⅲが一番得意だったからだね。
裏返せば他の事例は他の人の方が得意だから。
まぁ確かにアッパの点数を見たら事例Ⅲ一本で合格してるもんねw
<うっかりアッパの2022年度2次試験得点結果>
事例Ⅰ | 事例Ⅱ | 事例Ⅲ | 事例Ⅳ | 合計 |
59 | 62 | 81 | 43 | 245 |
結果を見たら完全に事例Ⅲ特化型だよね。我ながら半端ないデコボコ感w
で、今回は唯一できたと胸を張って言えそうな事例Ⅲでっていうことね?
事例Ⅲが苦手って意見もよく聞くし、何かの一助になることを願いつつね。
ということで、今回と次回の2回に渡って僕が合格をもぎ取った令和4年度の事例Ⅲについての記事をお届けします。
前編となる今回は、事例Ⅲの特徴と試験当日の80分間についての紹介です。
それじゃあ、ヒュイゴー!
注意!
この記事は相当長いので、読むとちょっと時間を取られます。
でも、読み込んで事例Ⅲをなんとかしたい!という方にはオススメです。
事例Ⅲを解くのにおさえておきたいこと
事例Ⅲの特徴
僕の解答解説に入る前に、まずは事例Ⅲの特徴についてまとめておきます。
事例Ⅰ〜Ⅲの中で、最も出題傾向がパターン化されていて対策がしやすい!
事例企業はほぼほぼ製造業で、強み(特に技術力)があるものの、諸々の問題により生産効率が低い状態で、これを生産管理による全体最適や情報の一元化・共有により改善していきたいというパターンが多い
例)問題点と改善策、QCD最適化
オペレーションでの2大テーマは『生産管理』と『生産性向上』
技術承継と若手の育成
強みを活かした(弱みの克服を通じた)成長戦略 など
問題構成も基本的に毎年変わらない!
第1問 :分析問題(SWOTなど)
第2〜4問:オペレーション改善を問う問題
第5問 :経営戦略(成長戦略)を問う問題
パカパカの魔術師ベスト流だと
第1問 :現状分析
第2〜4問:短期的課題解決
第5問 :長期的課題解決
長期的課題は、現状分析(SWOT分析)を踏まえて、成長戦略(新市場開拓か新製品開発)× 競争戦略(差別化)のパターンで思考する!
など表現の仕方は様々ですが、もうパターンが決まってるって話です。
与件文・解答ともにかなり文字数が多く、特に解答の文字数が多い。時間配分に注意が必要!
R4解答字数
事例Ⅰ 450文字
事例Ⅱ 500文字
事例Ⅲ 540文字
全体的に書かせる文字数は減少傾向にあるけど、事例Ⅲはやっぱり一番ボリューム多めです。
長い間ペンを止めてしまうと書ききれないという事態もあり得ますので、書くための時間をしっかりとっておく必要があります。
オペレーション問題の切り分けが難しい!
主に第2〜4問で、要素をどう割り振って解答するかが分かりにくく、混乱しやすい!
ここで迷いすぎると混乱して妙な解答を書いてしまったりしがちで、最悪ドツボにハマってペンが止まってしまうこともあります。
また改善策を実施レベルまでの具体策に落とし込んで考え過ぎると解答の幅、多面性がなくなって点数に結びつきづらくなります。
要素の被りもある程度は割り切って解答するくらいの気持ちで臨む必要があると思います。
図表の読み取りが必要になることがある!
図表があったら解答に使うと思いましょう。
わざわざ強調して情報をまとめてくれている→ヒントだととらえて与件文と照らし合わせて目立っている要素を抽出して解答に反映すればOK。
ただ、読み取りをするぞって意気込みすぎて時間を使いすぎないように注意です。
事例Ⅲの解答の方向性
もうこれは僕が、というかみんなが道場ブログで絶対読むべきだと推薦する『だいまつさんの記事』の通りだと思います。
事例Ⅲを解く上での基本的な認識
C社は当たり前のことができていない。だから、当たり前を目指すための解答を書く。
事例Ⅲにおける目指すべき当たり前
- 全社的な生産計画を作成され、なおかつ適切な頻度で計画が見直された上で、計画に基づいた進捗、余力、現品管理が行われている
- 作業は標準化、マニュアル化され、教育が徹底されており、効率的である
- 作業員は多能工化が図られ、多台持ちできるなど、業務の閑散に応じてた柔軟な対応が出来る体制が構築されている
- 情報は、DB等を用いて一元的に管理され、そして共有化され、すぐに引き出せるようになっている
事例Ⅲで「難しく考えること」は「絶対に禁止」です。
「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってください」と書くだけでOKです!
事前準備編 〜受験当日のまでを中心に〜
ここからは、僕の80分に対する準備などを紹介します。
当時の手ごたえと再現答案、ファイナルペーパーなど
当日、事例Ⅲ開始前は、事例Ⅰ→難しかった、50点台。事例Ⅱ→まぁまぁ、60点前後。という手応えだったので、あとの事例Ⅳが良くて60点の僕としては、
事例Ⅲは70点取らないと合格できない💦
と思っていました。
高得点を取れる自信があるとか狙っていくということではなく、条件ってことですね。
字数の多い事例Ⅲは全て書き切れば60点取れると思い込んでいたので、まずは書き切ることと成長戦略を描くこと、第1問目と最終問題で筋を通して間の問題解決を付随させる、を意識して試験に臨みました。
手応えは、思いの外オーソドックスで解きやすかったということと、書き切れたので60点はいってるだろうということ(願望)、でも70点以上が取れてるかは分からないなぁでした。
再現答案
再現答案は続く事例Ⅳが壊滅的だったのと、試験終了後に僕主催の打ち上げがあって忙しかったのもあって、かなり経ってからの作成でした。
ファイナルペーパー
僕が最終的に当日持参したのは、13代目まよさんの記事(+13代目まんさんの図)です!
最後はキーワードとかを詰め込むよりも、事例の方向性や絶対使うだろうフレームをなぞりながら自分の中で使える状態に調整する感じです。
ゴルフや野球とかってスイングをゆっくりやって正しいフォーム、軌道で振れてるか練習するじゃないですか?
アレです。あの感じです。
基礎をゆっくりおさらいして、しっかりした姿勢を作れたら、大体のことには対応できると思っています。
僕の狙いにピッタリでしたし、まよさんの記事は本当によくまとまっているのでオススメです!
もう、まよさんには足を向けて寝れません。(多分寝てる)
キーワードの一覧まとめとかも9代目chikaさんや10代目ぐっちさん、13代目くまさんのを元に作ってたんです。
でも、持ち歩いてるうちにうっかり現物をなくしてしまったのでした。。。
マーカー&書き込み
マーカーはフリクションライト6色セットを使っていました。
フリクションを選択した理由は消せるからではなく、滲んだり裏移りもしない程度の丁度いい濃さだったから。
6色を選んだのは設問ごとに色を対応させてマークしてたからです。
僕は与件文を2回読むことにしていました。
- 1回目はざっと全体を把握するために粗読(要素抽出)
- 2回目は情報整理と解答の軸を固めるために精読(要素対応付け)
与件分を読むことに時間を費やしていた僕はとにかく時間が足りなかったので、メモを別途作ることはせずにガンガン与件文や設問文に書き込む派でした。
学習方法
事例数
僕が練習で通しで解いた事例Ⅲの数は延べ26回です。
年度でいえばH23〜R3までの11年分で各年度1回以上、多いもの(H27)では4回解いてます。
プラス模試2回で、ストレートにしてはまぁまぁ数を解いている方かもしれません。
勉強法
2次試験は基本的に独学です。
- 課題を決めて過去問を解く
- 『ふぞろい』で自己採点
- 『まとめシート流!解法実況』や他で多面的に解説を読み込む
- 振り返り、課題の抽出
- 勉強記録
という流れで勉強を行なっていました。
だいたい3日で2事例以上くらいのペースで事例を解いていたと思います。
また、勉強仲間とオンライン勉強会を定期的に行なっていました。
振り返りの質がそのまま試験対の質に直結する2次試験では、客観性を確保しながら多様な見方や切り口、知識の出し入れを取り入れることができる勉強会はとても有効でした。
試験本番編 ~80分間の再現~
ここからは試験の80分間について時系列でお届けします。
当日は相当に緊張して焦っていたこと、そして「一寸前なら覚えちゃいるが一年前だとチト判らねぇなぁ」という僕の記憶力の限界もありますので、ざっくりスタイルになりますことをご容赦ください。
〜 事例Ⅲ試験開始前
- ランチは野外に出てベンチでアンパン、チョコを軽くとる
- ストレッチとジャンプなんかもして体をほぐしてリラックス
- ファイナルペーパーにマーカーでラインを入れながら最終チェック
- だいまつさんの記事の教えを声に出して読む
- トイレに行く、メガネを拭く、目薬をさす、好きなチョコを二粒というルーティン
- シャーペンの芯、消しゴムの準備を入念にし、マーカーのキャップを外して使う順に並べる
0分 〜 解答準備
- 受験番号を記入して指差しで囁く程度の声を出して2回確認(以後、一歳受験番号の確認はしない)
- 問題用紙のホッチキッスを外して真ん中の折り目で切り、全ページをバラバラにする(定規は使わずに手で破く派)
- 与件文の分量と設問数、解答文字数を確認(ざっくりと時間配分を予想する)
- あわせて与件文に段落番号を入れる
- 深呼吸をして自分のスイッチを入れる
2分 〜 事例企業把握
- 与件文の1段落目と最終段落(※本試験ではP.3末と勘違い)をざっと読み事例企業の概要をおさえる
3分 〜 設問解釈・設問間の関係性を確認する
- 設問解釈を行い、設問間の関係性、事例を貫通したテーマのようなものを探る
- 必ず入りそうな要素を予想して、おおよその回答の型を作り、忘れないようにメモる
- 設問解釈をしながら解答の型は決めて設問分の下にメモり、書き出しの部分(「課題は①」など)は忘れないように解答用紙に書き込む
第1問
SWOT分析じゃない?いや、課題ってあるけど実質はSWOT分析して書くからいつもと一緒でしょ。80字で販売面と生産面なら40字ずつか。結構タイトだから詰め込みか絞るか。最終問題次第かな。いずれにせよ2020年以降今日までの外部経営環境の変化の中でってあるので、時制絶対注意!前の事例にもあったからコロナの影響ありそうだな。
第2問
短納期化を図るための課題と対応策ね。プレス加工製品の新規受注にある課題か。新規ならお客さんとのやり取りや設計、技術力の問題とかかな。与件文に色々書いてありそうなので、プレス加工関連のできてないところはここにぶち込もう。
第3問
小ロット化が絶対必要っぽい。生産面の対応策だから鉄板の全社的な生産管理の見直しが必要になるかな。小ロット化なら段取り回数や調達、在庫もかかってくるかも。
第4問
やっぱりデジタル化問題きた!DRINK!生産業務のスピードアップを図りたい(社長の考え)だから、優先すべきデジタル化の内容は生産業務の情報、交換と共有したら生産業務がスムーズになるものを挙げたらいいのかな。対応する社内活動はよくあるやつで受けたら因果が通るかな。+効果で締めたらいい感じかも。
第5問
第3問でも書いてあったホームセンターXとの新規取引はC社にとって勝負所っぽいな。重要論点。新規取引は①売上増②効率化③ノウハウだから、弱みを克服して成長するって戦略の可能性かも。中小企業診断士としてか。差別化、高付加価値化は入れ込みたい。第1問の課題とのつながりも意識して解こう。
設問解釈をやってみて、オーソドックスないつもの事例Ⅲで、切り分けも悩む感じではなさそう。
今回の事例Ⅲは比較的簡単かも?という感触をもってました。
15分 〜 与件文にメモとラインを入れながら読む
- 1回目はざっと全体を把握するために粗読(要素抽出)
- 解答要素になりそうな気になる文はとりあえず黄ハイライト
- 時制や数字、「」、繰り返し、接続詞、各種キーワードはグリグリ丸付け
- SWOT・経営資源などは与件文の右スペースに書き込み
25分 〜 与件文を設問分と突き合わせしてメモりながら読む
- 2回目は情報整理と解答の軸を固めるために精読(要素対応付け)
- 時制や内部外部環境変化など情報整理
- 想定テーマとのすり合わせをして解答の軸を固める
→第1問と第5問の解答を固めるイメージ - 各設問と対応した段落を対応付け、解答要素に設問色でハイライト
→特に第2問〜第4問の設問を再度読み直しながら、聞かれたことに素直に答えるために要素切り分けを丁寧に行なった - 図表に関しては、読みとって解答要素を抽出する系でなく、文章の内容がまとめられているラッキーアイテムと判断
35分 〜 解答骨子メモの作成
- 設問分の下にざっくり書いてた解答の型に解答要素をはめ込む
→第1問の途中でこのペースでは間に合わないと諦める、焦り出す
40分 〜 解答記入
- 下書きなしで解答用紙に直接書き込むスタイルで書きながら文字調整を行なった
- 最初に第1問と第5問をセットで解く
→出口である第5問の成長戦略を描いてから、第1問の課題に反映させるように解きました
→ここで30点以上!と思って丁寧にやりました - 第2〜4問は骨子はなかったものの解答の型にあわせて設問要求に応えることを意識しながら、各要素(キーワード)がバラバラにならず因果が通るように考えながら作文
→時間がおしていたのでかなり焦りながらも、設問解釈と与件文との要素対応付けが自分の中で迷いなくできていたため書き切れました
→設問解釈、超重要!
78分 〜 見直し
- 時間がなかったため全体の見直しは放棄し、誤字や読みづらい文字の修正だけを行なった
- 最後の最後に第3問に効果として「在庫適正化する。」を追記した瞬間にタイムアップ
80分 〜 試験終了
- チンチンに興奮した状態でシャーペンを置き、一気に脱力
- 大量の消しゴムカスを集めて山にして、とりあえずよくやり切ったと自分を讃える
まとめ
というわけで、令和4年度の事例Ⅲ、うっかりアッパの80分間をお届けしました!
いかがでしたでしょうか?
僕の体験で恐縮ですが、本番はこんなこと考えながら、こんな手順でやってんだなということに触れたことが、皆さんがこれから試験に臨む際にちょっとしたヒントになったらいいなぁと思って記事を書きました。
それぞれの80分があると思いますが、必死で解答したらこういう結果になることもあるんだよという一つのケースとして参考にしていただければ幸いです。
さてさて、R4事例Ⅲの結果は僕の人生史上で最も良い結果ともいえる点数で、この後の事例Ⅳの大穴を埋めてくれたのですが、なんでこの点数だったのかという分析もしなければならないですよね。
ということで、R4事例Ⅲをこうやって解きました(後編)では、答案分析を行ってみようと思います。
乞うご期待!
ということで、今日はここまで。
なんか渾身で真面目なこと書きすぎたら活動限界みたいです。
あとはみっきーに任せま〜す!
は〜い!
私の渾身もお楽しみに!
☆☆☆☆☆
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執筆メンバーの励みになりますので、よろしくお願いいたします。
※コメント送信後、サイトへ即時反映はされません。反映まで数日要することもあります。
※コメントの内容によっては反映を見送る場合がございますので、予めご了承ください。
初コメント失礼します。アッパさんについては、実は昨年のスタディングでよく勉強時間や勉強内容について拝見し、自分と比較してました(二次試験の有志の勉強会私も手挙げすればよかったと、昨年の二次試験後に反省しました、昨年はそんな余裕なかったですが。)
今回も読みやすい記事ありがとうございます。
一つ質問いたします。
記事の冒頭にあります、「特に与件文読解の時間短縮と精度向上の対策」については、記事にもある通り、粗読み+精読をしていたと確認し、おそらく演習でもされていたと存じます。それ以外に、何か対策をされてのであれば、ご教示願えると助かります。
今回2回目の二次試験に挑むにあたり、初見の与件文理解と設問解釈が肝と感じておりましたので、質問した次第です。
いちようさん、初コメントありがとうございます!
うっかりアッパです。
STUDYingやられてたんですね!僕の勉強記録も見ていただきありがとうございます。
勉強と関係ない投稿も多かったので、嬉しいですが恐縮です笑
あらためて、ご質問ありがとうございます。
与件文読解は①パラグラフリーディング的な手法の活用②設問解釈との作業切り分けを意識してました。
①は段落ごとに一言で要約してメモしながら読むことを行なっていました。
一段落目に事例企業の概要、歴史などの紹介が記述されていれば「会社概要」、景気の悪化や業界構造の変化などの内容だったら「外部環境変化」みたいな感じです。
全体の流れ、どこにどのような内容が書いてあるかの把握がしやすくなり、文章内容の理解が高まり、抜けが減りました。
②は設問分と与件文を行ったり来たりしないために、与件文読解時は一旦設問解釈を忘れて集中するということです。特に粗読の際に意識してました。
設問解釈をして解答の方向性、仮説を立てた上で検証しながら与件文を読んでいくというのが王道の解法だと思います。でも、それだと僕は仮説に引っ張られて与件文を素直に読めずにポイントを外すことがあったのと、何より考えながら読むからものすごい時間がかかってしまっていました。マルチタスクが苦手なんです。
そのため与件文読解の1回目は前提をあえて忘れるようにして内容読解に集中していました。設問文と与件文の行ったり来たりがなくなること、与件文ファーストで素直に内容が入ってくる効果があると思います。
仮説思考は本当に大事なんですが、試験までに王道のやり方で対応できるレベルに至らないなと判断して「忘れる」を選択しました。
色々と試した中で僕にしっくりきたのが上記になります。
他にも「与件文先読み」というのがありますが、これは異端扱いwなのでここでは省きますね。
いちようさんも毎回の事例演習で毎回試しながらご自身にしっくりくるやり方を見つけていってください。
スタともないちようさんの合格をいつもより3倍増しで応援してます!
ラスト1ヶ月、頑張ってください!
ご返信ありがとうございます。
方法だけでなく、丁寧な説明で感激しました。どちらの方法も意識して試行してみようと思います。あと1ヶ月切りましたが、アッパさん並びにみなさんの記事を取り込んで自分流にして試験に臨みたいと思います。この度はありがとうございました。