【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎
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こんにちは!chikaです。過去記事はコチラ。
本日は、事例Ⅲの基礎と、キーワード解答法をお伝えします。
本日の目次
★事例Ⅲの基礎
★事例Ⅲのキーワードまとめ(ダウンロードOK!)
※基礎は十分だよ!と言う方は、キーワードだけ読んで頂ければと思います!
事例Ⅲの基礎
まずは、事例Ⅲを解く上で意識すべきポイントを以下にまとめます。
①C社の強み・弱み、外部環境は?
そう、SWOT分析です。
C社には必ず強みがあります。
・高度な技術力
・一貫生産体制
・企画提案力
・熟練作業者の保有 等
そして、外部環境になにかしら変化があるはずです。
・コストダウンの要請
・短納期を欲求されている
・競合が量産品をつくっている(→C社は特注品に特化した方がよい?)
・競合が短納期で対応している(→C社も短納期対応が必要?) 等
②C社の経営課題を意識する
次に、C社の経営課題を見つけます。
直接的に与件文に書いてあることもありますが、弱みや外部環境から分析する必要もあります。
そして、必ずQCDのいずれかが課題です。1つだけとは限りません。
①の外部環境分析とつなげて、以下のようなQCD改善の必要性が見えてくるはずです。
Q:高品質を欲求されている、不良率の削減
C:コストダウンが必要
D:短納期を欲求されている
QCDのどこを改善する必要があるか?を意識しながら与件文を読み、
施策の効果として、QCDの改善に繋げた解答にすることが必要です。
③生産形態を確認
個別生産か連続生産かによって生産管理のポイントが変わってきます。
C社は以下のポイントを守っているか?を意識します。
★個別生産の場合
・管理の重点は「生産統制による納期管理」
・設備配置は「機能別配置」
・作業者は「多能工」
★連続生産の場合
・管理の重点は「需要予測と生産計画」
・在庫管理による即納が必須
・設備配置は「専用機」で、予防保全が必須
④生産プロセスと問題点を確認
どんな工程があって、どこに課題がありそうか?
ややこしい場合は図に書いてみるのも手です。
そして、与件文に必ず問題点が書いてあるはずです。
・仕掛品が増えている
・やり直しが発生している
・手待ちが発生している
・○○が散在している 等
⑤経営課題に対して、改善すべき点はどこ?
以上のことを確認すれば、解決すべき課題が見えてくるはずです。
主要な課題はなにか?活かせる自社の強みは何か?
を意識して、提案の方向性を考えます。
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また、初代ハカセさんの記事に、大事なポイントが詰まっていますので、
是非目を通してください!
事例III:雇われ・素人・工場長の身になって
~ポイントまとめ~
・とにかくQCD!!QCD!!!
・とにかく全体最適!全体最適!!
・経営課題を意識する!
・「すごいでしょ?」をアピール!(例: コスト削減 → 収益の改善に寄与)
・与件文に書いてある範囲で、最大効果を得るように頑張る!=妄想NG!
キーワード解答法
それでは本題。本日は事例Ⅲのキーワード解答法をご紹介します。
▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼
①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行うという方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。
事例Ⅰはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~
事例Ⅳはコチラ▼
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~
事例Ⅲのキーワードまとめ
▼クリックすると拡大します▼
こちらは、某予備校の資料を元に、私がH13~H28年度の過去問を全て3周以上解いた中で、自分なりにカスタマイズして作成したものです。
ダウンロードはこちらからOK⇒事例Ⅲのキーワード
~私の使い方~
①まずはこの表を頭に叩き込む!
A:与件文のヒントに対応するB:解答のキーワードを思い浮かべられるようになっておく。②与件文を読む際に、A:与件文のヒントの内容があったら、B:解答のヒントのキーワードをメモ用紙にメモ!
③解答骨子を作る(=解答の下書きを作る)際に、キーワードのうち事例企業に合うものを選んで解答を作る!
この解答法では、
③事例企業に合うものを解答することを特に意識しましょう!
「事例Ⅲの基礎」で伝えた、
C社の経営課題(QCD)を解決するものを解答するということです。
Let’s!パクってカスタマイズ!!
この表は私が見やすいように作成したものです。
皆さんも、過去問を解きながら他のパターンやキーワードを見つけたら、
自分なりにカスタマイズしてみてください。
本日は事例Ⅲについてお届けしました。
事例Ⅰ、事例Ⅳもご活用いただけると幸いです!
前回もお伝えしましたが、二次試験勉強はPDCAを回すことが大事です。
PDCAを回しながら、自分なりの解答プロセスを確立させてくださいね!
死ぬ気でやれよ、死なないから!!
以上、chikaでした♪
こんにちは!
代々のレジェンドの方達の記事をたどってたどり着いたにっくです。
事例3のノウハウ、頂きました!
若干頭がバグってて言葉が浮かびませんが、きっと合格します!
ありがとうございました!
にっく
R1直前期に事例Ⅲ集中特訓作業でこの表頂きます。深謝します!
akira100%様
はじめまして!
コメントありがとうございます♪
そうおっしゃっていただけると、公開した甲斐がありました…!!少しでもお役に立てると幸いです。
ぜひご自身なりにカスタマイズして活かしてくださいね。
引き続きがんばってください!応援しています♪
chikaさん、はじめまして。いつも楽しく拝読させて頂いています!キーワード集拝見しましたが、大変貴重なデータですね。過去問16年分を3回以上解き、分析されたchikaさんしか作れない努力の結晶だと思います。残り最後の事例Ⅱも楽しみにしています!