中小企業診断士の試験を受けようと思っているかたへ by にに
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」に
ご登録ください!
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
早いもので、2次試験から1週間たちました。
受験されたみなさま、ほんとうにお疲れさまでした。
合格発表までの2か月間は何もないので、今だけは、やりたいことを思う存分やっておくのがおススメです☆人生最後のモラトリアム期間になるかも、なんて。
さて2次試験も終わって一区切りということで、今回は、来年度の受験を考えているあなたに向けて書いてみたいと思います。
おもに、中小企業診断士に興味があって受験することを検討している、あるいは勉強を始めたばかりで、中小企業診断士試験についてまだよく知らないよ、というかた向けの内容となります。今年受験されたかたは、きっと読むのをお休みされていると思うので。
とか言いつつ、まずは告知です。「事例Ⅵ~Ⅺ」と称して、全国各地でのリアル飲み会のお誘いです!
2次試験を終えたかたは、モラトリアム期間のおともにぜひご参加ください♪
そして、まさにこの記事のターゲットである、中小企業診断士に興味があるけど、どうしようかな・・・と思っているあなた!あなたもぜひご参加ください!
昨年試験に合格して約1年いろいろ活動してきた道場メンバーと、まさに試験を終えたばかりの、今いちばん試験のことに詳しい受験生から話を聞くチャンスです!試験のこと、診断士のこと、いろいろ聞いてどうしたいか考える材料にしていただければと思います。
各地それぞれ申込締め切りや定員が違いますので、お申込み忘れがないようにご留意くださいませ。
事例Ⅵ~ ーリアル飲み会ー
開催日時:開催地域ごとに異なります
募集開始:11月2日20時〜
リアル飲み会について下記リンクより募集を開始します。
地域ごとに募集ページが異なりますのでご注意ください
各地定員は10名程度を予定しています
※申し込み後にTelとハンドルネームの入力フォームが表示されますので、そちらも合わせてご入力お願いします。
東京…https://kokc.jp/e/620a54be196d57e6fb91358a522cb6a1/ 満員御礼!
名古屋…https://kokc.jp/e/1a220f743f132b26d303607581cfed9c/
仙台…https://kokc.jp/e/cd7b4e776a131ebf17fe9aef6633e662/
福岡…https://kokc.jp/e/0141574730a0647cc74fdb7988516600/
札幌…https://kokc.jp/e/56a45c6b2f8e0e6eadb8113f16eba7b7/
大阪…https://kokc.jp/e/730b6ea5025c9e5ac2de2fae0dfab8ae/
みなさんとお酒を飲めること、道場一同楽しみにしております!!
ここからようやく本編です♪
中小企業診断士試験の特徴3選
試験は3回(実質2回)
中小企業診断士の試験は、1年に一度、3回にわたって行われます。1次試験、2次筆記試験、2次口述試験とあるのですが、このうち2次口述試験は合格率ほぼ100%なので、試験勉強としては前者2つに対してのものがメインとなります。
1次試験は例年8月初旬ごろ、2次筆記試験は10月下旬ごろに実施されます。2次口述試験は、ここ2年は1月中旬に実施されています。
昨年度・一昨年度は東京オリンピックの影響があったり、近年の受験者数の増加のためか口述試験の実施時期が遅くなったりと、割と毎年日程が変わっています。実際の試験日程はオフィシャルの情報が発表されるまでわからないですが、例年3月~4月ごろに発表されるので、それまではとりあえず上記の日程と想定しておくと良いと思います。
日程の発表の日程も、割と毎年ちがうよ!
1次試験は広く浅く
1次試験は、マークシート式の四者/五者択一問題で、7科目あります。
最大の特徴は、その7科目のバラエティが広すぎることです。財務・会計の数字を扱う科目から、法律に関する科目やIT関連の知識を問う科目まで多岐にわたっていて、「1次試験はいろんな資格の2級くらいを7つ同時に受けるようなものだ」と言われているとか、いないとか。
そんな感じなので、人それぞれのバックグラウンドによって試験対策はかなり変わってきます。
例えば簿記の1級や2級を持っているのであれば、財務・会計の半分くらいはすでに知っているはずなので、試験対策も省力化できます。
私は本業が社労士なので、企業経営理論の中の1分野である「労働関連法規」はまったく勉強せず、全問正解することができました。
たったの5問だけでしたけど
その他にも、小売業で働いていればマーケティングや店舗・販売管理が得意だったり、工場で働いた経験があれば生産管理のイメージがつきやすかったり。
得意な科目と苦手な科目を見極め、対策にメリハリをつけていくことが重要です。
ちなみに手前味噌で恐縮ですが、私の1次試験の勉強法を過去記事に書いていますので、ご参考に。
2次筆記試験は正答がわからない
2次筆記試験は、1次試験と変わって記述式です。「○○について、△△字以内で述べよ」的なやつです。これが1つ80分×4事例の320分、丸1日かけて実施されます。
中小企業診断士試験全体を通して見ても、ここが最大の難関です。記述式という試験の形式からして難しく、長時間で肉体的・精神的に厳しいことも要因ですが、2次筆記試験を難関たらしめている最大の理由は、「正答がわからない」ことです。
ふつうの試験であれば、正答や模範解答が公開されるものと思いますが、この試験はそれらが公表されることは一切ありません。そのため、「どこに向かって、何をやっていけばいいのか、わからない」という状態に陥りがちです。
そんな状態でみんなどうやっているかというと、過去の合格者が答案に書いた内容を参考にして勉強しているんです。
業界では知らない人がいないほど有名な、「ふぞろい」シリーズという参考書があります。
実際に受験した人から再現答案(試験後に、記憶を頼りに再現したもの)を集め、得点開示の結果と合わせて、何を書いたら点数がもらえるのか、をまとめたものです。
もちろん、正答が公表されていないので、それが正しいかどうかはわかりません。ただ、「こう書いたら合格した/合格できなかった」という結果との関係は確かなので、そこから帰納的に採点基準を仮定しています。
ふぞろいにはいくつかのシリーズがあり、違いが分かりづらいですが、以下の過去記事に超詳しくまとめてありますので、ぜひご一読くださいませ。
これさえ読めばもうマヨわない♪
今からやるべきこと3選
ゴールを設定する
まずやるべきことは、ゴールの設定です。
もちろん最終的には「中小企業診断士試験に合格する」ことがゴールとなりますが、それが来年か、再来年か、あるいはそれ以降か、さらにはどんな段階を経て到達するのか、具体的に考えてみてください。
1次試験は7科目全部一度に受けるのか、数年かけて突破を狙うのか。1次試験合格の年の2次試験でストレート合格を狙うのか、1年あけてじっくり2次試験の勉強をするのか。
人それぞれ、割ける時間や労力に違いがあるので、どのやり方でも間違いではありません。でも、ただなんとなく受けてなんとなく合格できる、そんな試験ではないことは意識してしっかり計画を立ててください。
ちなみに私は、1年間での合格を目標に設定し、合格前年度の8月から勉強を開始しました。今年の2月に投稿した合格体験記に私が採った戦略を書いているので、参考までにお目通しくださいませ。
情報を収集する
試験の特徴のところでもお伝えしたとおり、中小企業診断士試験(特に2次筆記試験)は不確実/不明なことが多く、試験勉強も迷走しがちです。
また、1次試験も多岐にわたっていて、なじみのない科目だと、どんな内容かすらも分からない、そんなところからのスタートになりがちです。
そんな迷走をなくし、効率的に勉強を進めていくには、情報収集が欠かせません。
今この記事を読んでいるあなたは、情報収集のアンテナの感度が高く、すでに一歩リードしていると言っても過言ではないです。
ちょっと言いすぎかもしれない
ここ一発合格道場のブログには、歴代メンバーによって連綿と書き綴られてきた有益な情報が詰まっているので、過去記事も読み漁ってみてください。
手はじめに、以下の記事からたどってみるのがオススメです。1次試験の各科目、2次試験の各事例のことが見通せるようまとめられています。
道場マスターとは俺のことさ
始める
今やるべきことの最後のひとつは、「今すぐ始めること」です。
受験しようかどうか迷っているなら、とりあえず始めてみましょう。
始めたあとでやめることはいつでもできますが、後から過去にさかのぼって始めることはできません。
じゃんけんと違って、遅く始めることによる有利もありません。
1日でも早く始めることが、合格の可能性を最大化することになります。
おまけ:支援団体
中小企業診断士試験の特徴などをお伝えしてきましたが、実は、最大の特徴をまだお伝えしていませんでした。
それは、「受験生支援団体」の存在です。
このブログを書いているのは「一発合格道場」という団体のメンバーですし、他にもタキプロやココスタなど、受験生支援団体がいくつか存在しています。
他にもあるけど、それを書くには余白が狭すぎる
寡聞にして、他の資格試験において、こういった団体が存在することは存じ上げません。
私が受験生だったときも、これらの団体のブログやセミナーなどを活用して勉強していましたが、当時はどういった団体か、そこまでは理解できていませんでした。
活用するだけなら、理解する必要もないからね!
これらの団体は、受験生を支援することを目的とした任意団体です。主に前年度の合格者が運営しているところが多いと思います。
ここ一発合格道場は、現メンバーが「13代目」です。13年前から続いてるんですね。毎年代替わりしながら、前年の合格者が、合格にたどり着いたノウハウを公開しています。
こういった団体が存在しているのは、中小企業診断士の特徴である、診断士同士の繋がりの深さによるものなのかな、と個人的には思っています。
社労士というたった一つの例との比較ですが
中小企業診断士には、独占業務がありません。なので、人によってやっていることや得意なことが違います。そうなると、診断士同士でお互いに得意なものを持ち寄って協業する、という場面も多くなってきます。
つまり、受験生を支援することは、巡り巡って将来の自分の協業パートナーを増やすことになるんですね。
そして理由のもう一つとして、2次筆記試験が「正答がわからない」こともあると思います。
正答や採点基準がわからない以上、合格者が実際にやっていたこと、勉強したことが、合格へのもっとも確実かつ唯一の道標となります。直近のそれを持っているのは前年の合格者なので、次代の受験生に引き継いでいくという伝統が生まれ、続いているのではないでしょうか。
そして、これらの団体で活動しているメンバーが何を報酬としているかというと・・・、ほぼ何もありません。少なくとも金銭的なものは。
モチベーションの源はメンバーそれぞれだとは思いますが、少なくとも私は「恩送り」をしたいと思っていること、です。
昨年度の受験の際に、各団体の先代のかたが発信している情報にはとても助けられました。それがなかったら合格までたどりつくことはできなかったでしょう。
なので、今年の(今は来年以降の受験生向けに書いていますが)受験生のみなさんにも、同じように助けになるような活動をしたい、そう思って、今年1年活動をしています。
おまけがいちばん長くなってしまいましたが、今日はじめて一発合格道場のブログを開いたというあなた、ここはそういった経緯でできた場ですので、来年、あるいはそれ以降に設定したご自身のゴールに向かって、気兼ねなく活用していってください!
明日はお休みで、明後日は まん先生 の登場です!お楽しみに!
☆☆☆☆☆
いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
にほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)