【ラストスパート!】最後の週末を迎えるみなさまへ by なつ

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はじめに~メンタル

なつ
なつ

みなさん、こんにちは。なつです!
いよいよ来週は2次筆記試験本番ですね!!!緊張やドキドキはありますが平常心と楽しむ心が最大の味方です!!

もう1年経つのか…。1年前は不安な日々を過ごしてたなぁ

心配性だいだい
心配性だいだい

おそらくこの土日にはラストスパートとして本番を意識した演習をされるのではないでしょうか。

その時、「これまで意識してきたことが出来た!本番行けるぞ!」と思う方もいらっしゃれば、「さんざん勉強してきたのに全然点数がとれない、こんなことではダメだ。」と感じる人もいるかもしれません。

過去の記事でも紹介しましたが、試験本番まで開眼したという人はそこまで多くありません。
また、初見問題かつ本番の独特の緊張感に包まれるなかで自分がどのような精神状態になるかは正直その時を迎えてみなければ分かりません。

あと1週間で劇的に点数を伸ばすことは難しいかもしれませんが(決してできなくはないです。特に事例Ⅳ!最後の最後まで解きまくってください!)、ご自身の本領を発揮するシミュレーションをしておくには十分な時間があります!

そこで、当日は以下2点を意識してみてはいかがでしょうか。

なつが思う、当日の心得3箇条

  1. 基礎中の基礎は外さない、落とさない
  2. 自分の強みにフォーカスし、出し切ることに専念
  3. 4つの事例解いて燃え尽きること、それが一番大事

2つめを具体的に挙げると「読むのが早い方は与件文を1回で読み切る国語力がある」、「因果関係の文章化が綺麗に出来る方は本番でも丁寧に書き切ることが得意」、「勉強時間は圧倒的である」、などです。これまで過去問演習で出来ていない点を潰しこむ意識をずっとずっとされてきたと思います。試験の直前期においては、気持ちの3割くらい「自分はここだけは他の受験生より精度が高い。これを本番で出していこう。」という意識を持ってみてはいかがでしょうか。
事例で出会うA~D社も同じです。中小企業として大企業やあまたの競合がいるマーケットで自社の強みを活かしてプレゼンスを確立している(orしようとしている)のです。与件文からひとつでも多くの強みを見つけ出せるよう、ぜひまずはご自身の強みにもフォーカスしてあげてください!

3つめについては、過去問演習を繰り返す中で開始前のご自身のルーティンを作り、それを淡々と実行することに集中することが出来ると強いです。2次筆記試験を始めて受ける方は開場の雰囲気に飲まれるかもしれませんが、自分が当日何をどのような順番でするのかを決めておけば頭を余計なところに使うことを回避できます。始まった「後」のルーティンもいつも通りに出来るといいですが、緊張で与件文が頭に入ってこない・馴染みのない単語が出てきて設問解釈が出来ない・計算ミスに気付いた、など何か起こってしまうことが普通です。深呼吸して、ルーティンが崩れたこと自体に焦らず前述の「強みを出し切ること」に集中しましょう。

なお、試験前のルーティンについてはsevenseaが初めの方の記事で伝えてくれている通りですのでチェックしていない人はぜひ♪
前回の記事でもご紹介しましたが、試験前の時間ははかますさんの安定化マニュアルを読むこと、余った時間は全知識に自分で書き込んだ事項を見直すこと、を決めて会場に向かいました。

本日は1つめについて、各事例でこれだけは忘れないで(私見)という点を記載します。
なお、偉そうなこと言っていますが、当の本人は超直前期に全知識30日完成を握りしめ、ダンシ君のサブノートの2次試験版をすがる様な思いで聞き続けていました。

致命傷を負って、終わった事例に引きずられないためにもファイナルペーパーへの加筆を検討いただけると嬉しいです!!!

なお、全ての事例を通して意識していたのは以下2点です。これを前提にしたうえで各項目をチェックください。

事例企業に向き合う姿勢(再掲)

  1. 社長に対するリスペクト。そう、私は壁打ち相手。
    自分自身での創業もしくは先代から受け継いだ事業を守り、継続させているのは本当にすごいことです。
    人事・財務の細々したことから経営戦略だって自分で考えなければならないんです。社長は孤独だともいいますが、親身になって壁打ちをしてくれる中小企業診断士の存在があればより本業に集中できます。なので、与件文を読むときには「本当に毎日お疲れ様です。」の気持ちを持っていました。何をやってきて何を目指したいのか、何に悩んでいるのかを敬意をもって汲み取ってください。
  2. Of course, butの精神で。
    1次試験を突破したみなさまはさまざまな知識をもっています。ただ、2次筆記試験において頭ごなしにその知識を振りかざすだけではNGです。社長に対するリスペクトを忘れず、「やりたい事やお悩み事は分かりました。ただ…」という精神で回答を作ってみてください。

事例Ⅰ:さあ、勝負の始まり!!

  1. 組織・人事の目線を忘れない
    事例Ⅰは誰に何と言われようと組織人事を問う事例です。中小企業にとって何者にも代えがたい資産である「人」にフォーカスして与件文を読みましょう。具体的には、そこで働いている人はモチベーション高く働いているのか、組織として持続可能性に懸念はないのか、という視点です。そのためにはその企業が歩んできた道のり(沿革)や社内にいる古参の社員や新しく入ってきた時期後継者のバックボーンに注目する必要があります。
  2. 組織構造は経営戦略に従う
    上記のことを頭に入れたうえで各設問に回答していきます。みなさんならご存じだと思いますが、「いついかなる時も絶対的に機能別組織が優れている」なんてことはあり得ません。どのような経営戦略(何を目指すのか、課題として解決しなければいけないのはどういった点なのか)によって異なるんでしたよね。その一問一答の練習は1次試験で十分に行ってきたと思いますので、次は与件文を読んでA社に即しているのはどの組織構造なのか、またそれはどうしてなのかを答えることが出来れば大きく踏み外すことはありません。
  3. リストラ策は書かない、モラール向上!
    人事戦略としてもしかすると「リストラ」の4文字が浮かぶかもしれませんがちょっと待ってください。先ほど❶で伝えた通り、中小企業にとって「人材」は「人財」といえるほど貴重です。人手不足である昨今の情勢であればなおさらです。また、リストラをすると一見人件費が削れて採算が向上するように思えるかもしれません。ただ、退職金で一時的には大きなキャッシュアウトが生じるうえに、残った社員は「次は自分が切られるのかもしれない。。。」もしくは「うちの会社は経営が厳しいのかもしれない、危ないぞ。」と戦々恐々。組織内の雰囲気は改善するどころかぴりついてしまいます。リストラ策まで極端に行かないとは思いますが、前提として今いる人材の最大限の活用を考えましょう。それが地域の雇用の一端を担う中小企業の社長の努めのひとつでもあります。

最低限これだけは!~事例Ⅰ編~

  • 4C→知らない人はいないと思いますが、与件文を読むときに漏れなく意識的に拾っていきましょう!
    Company(自社), Customer(顧客),Competitor(競合), Cooperator(協力会社)
  • 組織成立の3要素→バーナードが提唱した説で1次試験の範囲です。2次試験において直接的には聞かれなくても理解は必須となります。
    共通目的:「経営理念」、「経営目標」や「中長期的なビジョン」を経営者が示し、社員に浸透していると組織は同じ方向に向かって進むことが出来ます。
    貢献意欲:2次試験の解答によく出てくる「モチベーション」や「モラール」に該当します。組織内のメンバーの貢献意欲が高いとその組織は力強さを増します。
    コミュニケーション:組織内のコミュニケーションなしに仕事は進めることができません。社員同士ももちろんのこと、経営陣と社員とのコミュニケーションも重要です。
  • 組織の原則→機能別組織・事業別組織などの前提となる原則。
    専門化の原則:同じ種類の仕事に分類、社員が単一の仕事に従事できるように整えてあげると安定するという原則
    権限・責任一致の原則:仕事についての権限と責任を一致させなければ権限乱用やモラル低下に繋がるという原則
    命令一元化の原則:組織内の秩序を維持するため上司1人からのみ社員に指示がいくようにすべきであるという原則
    統制範囲の原則:マネジメントの範囲には限界があり、それを超えてしまうと管理効率が低下してしまうという原則
  • 幸の日も毛深い猫→事例Ⅰの鉄板語呂合わせ。レイヤーと併せて確認しましょう!
    【人的資本管理】サ:採用、チ:賃金(報酬)、ノ:能力開発、ヒ:評価、モ:モチベーション
    【組織構造】ケ:権限移譲、ブ:部門設置、カイ:階層化
    【組織活性化】ネ:ネットワーク、コ:コミュニケーション
  • 事業承継→後継者が出てきたらほぼ確実に解答に絡んでくる。
    中小企業白書でも事業承継はホットトピックス!経営者の年齢が70歳以上である企業が2000年以降過去最高(2024年版白書より抜粋)となっていることから、実務でもごく自然に出てきます。大手同業で経験を積んだのちにA社に入社してきた次期後継者に対し、先代が実行した施策の意図を答える問題などでは経営者としてのマネジメント能力を養うことを目的としていると疑ってかかってください。

事例Ⅱ:知らない単語が出てきても焦らない!

  1. 強みと機会に着目しつつ協働先・連携先を探す
    中小企業であるB社は人員も資金も無限にある訳ではありません。決して楽ではない競争環境の中(与件文でも大手スーパーなど資本力のある競合がしばしば出てきます)で企業として成長していくには、やはり強みと機会に注目することと他社と連携する(コラボする)ことが生き残るための定石です。個人的にはSWOT分析が一番効いてくるのが事例Ⅱだと思っていました。前回紹介した事例Ⅱの過去問演習でもお伝えした通りですね。これを見つけに行くイメージを確りもって与件文と向き合いましょう。
  2. ポエムは避ける、経営者の想いに答えていれば当たり前の解答でいい
    施策提案が出てくる事例Ⅱで出てきやすいのがポエム解答です。アイデアを思いつくこと自体は悪いことではないんです。そのアイデアがB社のSWOT分析にはまって、狙っている効果に繋がるかを答案を書き始める前に自分自身で説明できるかを考える時間を取ってください。わたし自身、令和6年度の事例Ⅱではアイデアがいくつか浮かんできました。そんな時には自分が知っている一番厳しい上司(注:大変お世話になった非常に素晴らしい方です!!笑)に提案を持っていくことを想像しました。具体的に言うと、

    (上司役:まさき)「それが何になるんだっけ??お客さま(企業)の貴重な時間とお金を使ってやるだけのメリットがあるんだっけ??(怒🔥)」
    という問いに自分なりのロジックをもって説明することが出来て初めてB社の社長に持っていく、というイメージです。みなさんもポエム撲滅のために是非、まさき先輩を召喚して説明することを試みてください。
  3. 顧客ニーズに応えて愛顧向上!
    他の事例にも言えることですが、企業である以上、世の中から必要とされなければ存続は難しいです。中小企業が毎年多大なる広告宣伝費を投じて新規顧客を獲得するのは至難の業であり、やはり固定客の確保と関係維持が定石です。顧客との接点を増やして関係性を強化すること、双方向コミュニケーションを図ることにより顧客のニーズに迅速かつきめ細やかに応えて囲い込むのは中小企業ならではと捉え、積極的に解答に盛り込みましょう!

最低限これだけは!~事例Ⅱ編~

  • ダナドコ→解答作成時の基本のキ!
    誰に・何を・どのように+効果
    効果は2つ書けるような多面的なアプローチで骨子を考えていきましょう。
  • STP→差別化のための鉄板戦略!
    セグメンテーション(市場細分化):ジオグラフィック基準・デモグラフィック基準・サイコグラフィック基準
    ターゲティング(ターゲット市場の選定):どの層に狙いを定めるか
    ポジショニング(市場での立ち位置):競合といかに差別化をするか
  • 4Pと4C→企業側の視点と顧客側の視点それぞれに対応するフレームワーク
    フィリップ・コトラーによるコトラ-の戦略的マ-ケティングという書籍の中でも紹介され、利益の最大化に繋がるよう適切に組み合わせるようにと説かれています。
    Product(製品), Price(価格設定方法にも戦略が宿る), Place(流通チャネル), Promotion(販売促進)
    Customer Value(顧客価値), Cost(顧客にとってのコスト), Convenience(顧客にとっての利便性), Communication(顧客とのコミュニケーション)

事例Ⅲ:午後一番も全速力で!

  1. 顧客の要望・クレームに注
    何も問題や発展性のない製造会社は事例Ⅲには出てきません。何かしらの課題を抱え、解決してさらに発展していこうという企業が題材になっています。ダイキの過去の記事の通り、ゴーイングコンサーンであるためには課題の解決が必須です。そのヒントとなるのが顧客からの要望・クレームです。クレームは一見ピンチですが、そんな時こそ見事にリカバリーして顧客との信頼関係を深めるチャンスとなる、というのは社会人のみなさまなら経験されたこともあるのではないでしょうか。限りある文字数のなかで作成されている与件文に余計な要望やクレームを記載している余裕はありません。ヒントとして作問者からのメッセージを確実にキャッチし、助言問題などに織り込むことを意識しましょう。
  2. 生産体制が頭に入ってこなかったら図に書いてみる
    事例Ⅲでは受注や生産などといった各工程の連携や人員体制が軸になって与件文が展開され、設問にも直結します。何となく読んでいると分かった気になりますが、いざ解答を書こうとすると出来ない、といった事態に陥りかねません(わたしは大いになりました)。そういう時には多少時間がかかっても工程を自分の中に落とし込むことが大切です(与件文の中に図で示されている年度もありますよね)。時間がないからと言って焦って支離滅裂な解答を作成しないようにしましょう。過去問演習を終えた後に落ち着いて読み返しながら工程図を作成し、演習時の焦ったタイミングとどう違うかを見比べて自分がどこが抜け落ちていたのかをみるのも良いかと思います。
  3. 解答の一貫性、ちょっと切り分けが上手くいかなくても気にしない
    わたしも最後まで苦手だったのが解答の切り分けです。実際に、合格者の中でも切り分けに悩みながら解答した人が16代目でも先代でも多くいらっしゃいます。令和6年度の事例Ⅲでは、第2問で「どのように工程改善を進めるべきか」、と聞いた後で第3問において「どのように工程管理業務を改善するべきか」と問われています。前段の前提も受注の増加に対応するためと似通っていますが、「工程」「工程管理」との明確な違いがあります。しかしながら、この切り分けが出来なかったこともありふぞろい採点でもわたくしなつの解答は点数が伸び悩みました。ただ、ゼロ点ではなかったので、どうしても迷ってしまったらどちらにも入れ込むのもひとつです!

最低限これだけは!~事例Ⅲ編~

  • PQCDSME→生産管理の観点から改善できる点に当てはまらないかチェック!
    Productivity(生産性), Quality(品質), Cost(コスト), Delivery(納期), Safety(安全性), Morale(モラール), Ecology or Environment(環境)
  • 4M+I→リソースのうち活用できるものがないかチェック!
    Man(人やその人の背景), Machine(機械や生産プロセス), Material(現品管理、調達先や外注管理), Method(生産方法や技術・ノウハウ), Information(情報)
  • ECRS→無駄を省く意識でチェック!
    Eliminate(なくせないか), Combine(一緒に出来ないか), Rearrange(順番を変えられないか), Simplify(単純に出来ないか)
  • 生産統制→製造会社に出来ておいて欲しいけど大丈夫か、という観点でチェック!
    進捗管理(D):遅くもなく早くもなく期日通りに生産されるよう管理出来ているか
    現品管理(CとD):仕掛品の所在と数量が管理出来ているか
    余力管理(CとD):機会と人の遊びがないかもしくは過度な負荷をかけていないかの管理が出来ているか
  • DRINK→IT活用や連携のために入れ込む余地がないかチェック!
    D:DB(データベース)化。受発注、在庫や各工程の繁閑度合いなどをデータベース化することで暗黙知の形式知化を図ることが出来ます。
    R:リアルタイム。上記のデータベースが1か月ごとに更新されても連携に活用するには遅いですよね。リアルタイムで更新されるからこそ機動的な連携が生まれます。
    I:一元管理。情報がバラバラと上がっているより一元管理することで効率化に繋がります。SNSで無数に上がっている情報のまとめサイトのイメージでしょうか。
    N:ネットワーク。CADやNC、生産・販売から在庫管理のシステムを相互連動させることなどで生産計画の精度向上や対応の迅速化が可能となります。
    K:共有化。IT活用をしていてもそれが社員に周知されていなければただデータを集めただけです。社員に情報共有し、彼ら自身が受け取った情報を意識して業務改善に当たってもらうことが重要です。

(注意)古い過去問に多いのは、強み(技術力)はあるものの生産効率が低い状態で生産管理による全体最適や情報の一元化・共有により改善するパターンが多かった。が、近年は一筋縄ではないのでその一本足打法でいかないように気をけてくださいね!!16代目が誇る事例Ⅲ頂き男子tomi先輩のマニュアルも要チェックです。

事例Ⅳ:ラスト、気合を入れて突っ走る!

  • 途中式や思考プロセスを絶対に書く!空欄は作らない!
    事例Ⅳで100点を取れる人がゴロゴロいるなんてことはありません。
    全ての問題が解けていなくても合格するんです。16代目にはNPVを捨てていた猛者(ダーヤス教祖)もいるほどです。
    ただ、解答用紙が白紙では点数は絶対に入りません。
    過程の式を書いていれば、途中で間違っていたとしてもその手前までは点数になるかもしれないのです。
    また、どれだけ分からない問題でも解くときの第一歩でも良いので、必ず爪痕を残しましょう。関西から東京に進出した芸人が初めてゴールデンに出演した時の如く「意志」を示すことが大切です。
  • 残り時間ある程度まで来たら絶対に見直し!計算ミスや勘違いをしているのが当然と思って焦らない!
    経費の「うち~」を見逃していてありえない答えが出てくる、減価償却の加減を間違えていたなんて起こって当然です。
    大切なのはそれに気づいてリカバリーできること。
    部分点をもらうために途中式や思考プロセスを記載すると思っている方も多いと思いますが、それだけではないです。
    自分がどこから間違えてどう修正すればいいのかを辿れるためにも解答用紙外でも、どう考えてどのように計算したかが分かるような記載をしましょう。
    頭の中で計算して数字だけが記載されているととっても危険です。わたくしなつの場合は、完答が難しいと見切って10~15分は見直しの時間に充てていました。

最低限これだけは!~事例Ⅳ編~

  • 経営分析→収益性、効率性、安全性、ついでに生産性
    収益性:利益を分子・売上高を分母に、利益率で比較
      売上高総利益率【売上総利益÷売上高×100】、売上高営業利益率【営業利益÷売上高×100】、売上高経常利益率【経常利益÷売上高×100】
     
    効率性:BSの資産を分母・売上高を分子に、持っている資産をどれだけ回して売上を計上しているかで比較。単位は「回」!!!
      売上債権回転率【売上高÷売上債権】、棚卸資産回転率【売上高÷棚卸資産】、有形固定資産回転率【売上高÷有形固定資産】

    安全性:BSの資産や負債、総資本の比率などでバランスが良いかで比較。
      流動比率【流動資産÷流動負債×100】、当座比率【当座資産÷流動負債×100】
      固定長期適合率【固定資産÷(自己資本+固定負債)×100】、自己資本比率【自己資本÷総資本×100】、負債比率【負債÷自己資本×100】

    生産性:付加価値が「営業利益+人件費+減価償却費+地代家賃+租税公課」であると覚えていれば勝ち!
      労働生産性【付加価値額÷従業員数】、資本投資効率【付加価値額÷総資本×100】、設備投資効率【付加価値額÷有形固定資産×100】
  • 損益分岐点(CVP)分析→丁寧に手寧に、油断せず確実に加点を狙う!
    損益分岐点売上高=固定費÷(1-変動率)
    1-変動率=限界利益率
    損益分岐点比率(%)=損益分岐点売上高÷実際売上高×100
    安全余裕率(%)=100-損益分岐点比率
    営業レバレッジ(倍)=限界利益÷営業利益=(売上高-変動費)÷(売上高-変動費-固定費)
  • キャッシュフロー計算書→符号が分からなくなったら現金が増えているか・減っているかに着目!
    FCF=営業利益×(1-税率)+減価償却費-運転資金増加額-投資額
    NPV(正味現在価値)=将来のCFの現在価値の総和-投資支出
    ★増分投資問題:NPV=毎年度の増分CFの現在価値の総和(※1)-投資支出の増加分
     ※1 増分CF=増分営業利益×(1-税率)+増分減価償却費
    ★取替投資問題:NPV=毎年度の増分CFの現在価値の総和(※2)-投資支出の増加分
     ※2 毎年度の増分CF=新設備稼働時のCFー旧設備稼働時のCF

  • 企業価値→頻出ではないが出題されて固まらないように!
    企業価値=株主価値+負債
    企業価値:ゼロ成長の場合は FCF÷割引率、一定成長の場合は FCF÷(割引率-成長率)
    永続価値(※1):PV=CF÷割引率

    ※1長期的・永続的に一定のCFを生む事業の現在価値
    成長永続価値(※2):PV=CF÷(割引率-成長率)

    ※2投資や企業が一定の成長率で成長することを想定した場合の現在価値

なお、上記のうち「キャッシュフロー計算書」ではだいだいのように決まった書式を自分で用意しておく事がオススメです。
まだやっていない方におかれましては、直前期でも取り入れられる点だと思いますのでぜひご検討ください♪


さいごに~わたしの2次筆記試験

いかがだったでしょうか??
いまこの記事を読んでいる段階では簡単だし分かっている、と思うはずです。
ただ、試験会場で分かっていることをアプトプットするのは想像以上に難しいのでふとこの記事を思い出してもらえると、とても嬉しいです。

最後に需要はないと思いますがわたしの2次筆記試験のエピソードをちょっとだけ。

会場は早稲田大学で机の広さは一般的なものでした。ちょうど過去問演習をよくしていたカフェと同じくらいの幅だったので個人的にはラッキー。
大学の綺麗めな講義室で3人掛けの机に間をあけて二人ずつ座るような配置であり、横には超ベテランとおもわれるおじいちゃまが。
「人生で挑戦を続けていらっしゃるのはすごいなぁ。」とかなんとか思っていると、なんと20本はあろうかと思われる量のペンを出していたのです!!!
シャーペン1本派だったわたしは少しびっくりしたものの、用意していないペンを今更出すことも出来ずそのまま事例Ⅰに突入。
ただ、そのおじいちゃまは事例Ⅱからはペンたちをしまって数本程度にしていらっしゃいました。

各事例の戦略であればいいのですが、もし横のなつがシャーペン1本で戦っているのを見て変えたのであれば当日のスタイル変更はオススメできないなぁ、と思った次第です。
それを見て、逆に平常心でいられたのでおじいちゃまには感謝です(受験番号を覚えておらずおじいちゃまの合否は分かりませんが…)。


さて。


冒頭にも申し上げましたが、この超直前期においてはご自身のスタイルの最終調整とともに是非ご自身の強みにフォーカスしてください。
きっと合格後においても多くの診断士がいる中で、自身の強みや独自性を発揮して活躍されることと思います。
どこかの記事で書いた気がしますが、2次筆記試験に挑む以上は中小企業診断士の入り口に立っています。ご自身として精一杯の助言や提案をすることに全力を注いでください。

道場の記事を一度でも読んでくださったことがあるみなさまがベストを尽くして合格を掴み取ることを心より祈念しています!!!!

ラストスパート、悔いの残らないよう走り切ってくださいね!🏃🏃🏃

大雑把なつ
大雑把なつ

明日はじょにー!
じょにーの超直前期についてぜひ教えてー!

あと少し、一緒に頑張りましょう☆

慎重派じょにー
慎重派じょにー

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【ラストスパート!】最後の週末を迎えるみなさまへ by なつ”へ4件のコメント

  1. ぺっぺ より:

    私は今回7回目の受験です。

    今日、令和6年の事例3を解きました。

    解いた回答をLECの模範回答と比較してみて、何が足りないか認識することができました。

    問題1に関しては大まかな論点はあっているものの、記述をよく細かく見ると間違っているなということを感じ、正確性が求められるものだと感じることができました。

    問題2、問題3、問題4に関しては細かい点に関しては、模範回答のような回答は書けないと感じた。

    限界を感じています。例えば事例3に絞り込んで数年かけて2万時間追加で勉強しようが、この模範回答のような点に初見で気づくことは不可能だなと自分は感じました。

    そんな中でできることは、詳細が間違えていようが、枠から外れない、聞かれたことに分かりやすい記述に心がけることが大切なんだなということを感じた。

    第5問に関しては、ふわっとした感じですが、模範回答に近い回答を書くことができたと感じました。

    この最終版で令和6年の事例1~3を解き、この二次試験の難しさを認識しました。

    残りの日数は、令和5年か4年あたりを解く時間に費やそうと思う。

    ただ、もう新しい視点や足りない点を追うとかそういった事は考えず手順を確認するという程度にとどめたいと思う。

    理由は、深追いすることによる焦りを生じさせないようにするためである。

    今の状態、今の能力、技術の状態で試験に挑みたいと思います。

    今年も1年こつこつやってきて、最終局面になって、いろいろたくさんのことを気づくことができたが、一方でまったくまだまだ足りない点も多いなということも気づくことができた。

    の試験は、自分で採点をつけることもできないし、採点が公表されているわけでもないし、自分が今、合格点に届いているかどうかも認識することもできない。

    なんて試験なんだと思った。

    これまで、もうここまで来たから合格できるだろうという気持ちで挑んでいったが、全て合格点に足りずはね返されてきた。

    今年もそういう意味では、はね返される可能性もあるだろうと感じている。

    今年こそは確実だ。という不安を消して挑みたいと思っていたが、そこまでは至らなかった。

    そこは残念に思う。

    1. なつ より:

      ぺっぺさん
      お忙しいなかコメントをくださりありがとうございます!7回目の受験とのこと、ぺっぺさんの中小企業診断士になりたいという強い気持ちを感じました。
      LECなどの予備校の模範解答を見て落ち込む気持ちは大変よく分かります。ただ、その解答は演習という緊張した状況で1人で書いたものではなく、落ち着いた状態で複数の予備校講師の方が推敲を繰り返して作成されたものです。
      ですので、ぺっぺさんが同じクオリティの解答を書けなくても、学びとする点を吸収した後に必要以上に落ち込むことはありません。
      すでにご認識されているように「枠から外れない」・「聞かれたことに分かりやすく答える」ことに拘って頂ければと思います!令和5年度や令和4年度の過去問演習も頑張ってください!!!

      また、いくら勉強しても気づきがあったり、不安な気持ちが消えないという感覚も非常に共感しました。
      不安を消したいという思いも分かりますが、中小企業診断士になった後も知らないことはたくさんあり経営者の役に立つには日々勉強です。
      経営者の悩みは本当にそれぞれ違っているので、我々もその悩みに寄り添えるようになるために勉強を続けるにあたって、ある意味「不安」という気持ちはその原動力になるのではないでしょうか。
      もっともっと…と、向上心をもっていらっしゃるぺっぺさんなら、試験当日の最後の瞬間まで合格に向かって前に進んで伸びていかれることと思います。
      不安な気持ちを無理に消す必要はないので、ご自身が最後まで出来ることに集中しつつ、当日は中小企業診断士になりたいという思いを存分にぶつけてきてください!!!
      一発合格道場のメンバー全員、心より応援しております!!!!

      なつ

      1. ぺっぺ より:

        ありがとうございます。

        一発道場は、8年前からずっと見てます。

        1. なつ より:

          ぺっぺさん
          ご返信くださり、また8年間も道場をご贔屓にしてくださりありがとうございます!
          2次筆記試験まであともう少しですのでご体調に気をつけつつ思い切り戦ってきてください!!

          なつ

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