<完全版>事例Ⅲ解説 頂きマニュアル①設問編 by tomi

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東京 9/21(日)、大阪 10/5(日) リアルセミナー申込開始!
記事の前にまず告知を・・・
道場メンバー都内リアルセミナー開催しちゃいます!
直前期に取り組んでよかったこと。
相談会実施するので、解いた過去問とか持ってきてもらえると、議論しやすいかも。
そして、東京会場では希望者には16代目オリジナル模試(事例Ⅱ)も。
今まで、オンラインセミナーが多かったのよね!
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リアルセミナー概要
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- 定員:東京 先着20名
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大阪 10月1日(水) ~18:00
先着順やから早よ早よ!
申込・場所の詳しいことは下の記事から見てや!
概要
「頂き女子りりちゃんの『頂きマニュアル』」ってご存じですか?
「頂きマニュアル」とは、頂き女子・りりちゃんが編み出した、 男性から“欲しいもの”を戦略的・計画的に獲得するための実践ガイドです。
以下の3つの要素を軸に構成されています
1. ターゲティング(誰からいただくか) 狙う相手を属性・傾向で分類し、最も効率よく“成果”を得られる相手を見極める。
2. アプローチ戦略(どう距離を縮めるか) 初動のLINE術、接近トーク、心理テクニックを駆使し、相手の心を掴むシナリオを展開。
3. リターン獲得(どう確実にいただくか) タイミング、言い回し、お願いの仕方までマニュアル化されており、成功確率を最大化。
「頂き女子りりちゃんの『頂きマニュアル』」は、まさに戦略と戦術の結晶とも言える指南書です。
単なる感覚やテクニックではなく、経営理論さながらに、「何をいただくか」という明確な目標設定と、「誰からいただくか」というターゲット選定が戦略的に組み立てられています。
さらに、LINEの使い方、身だしなみ、家族構成や境遇の“設定”など、実行段階の細かい戦術まで網羅。
お金をいただいた後も音信不通にはならず、適度な距離感を保つことで、法的に訴えられにくいという抜け目のなさも含まれています。
こんなマニュアルがなんと3万円。
ちなみに、りりちゃんは現在収監中です。
内容は違法であることは間違いありませんが、敢えていおう「素晴らしい」と!!
そんな“頂きマニュアル”に負けないくらい、戦略的かつ実践的に事例Ⅲを攻略するための指南書を、今回はお届けしたいです。
このような「狙って成果を取る」アプローチは、 中小企業診断士2次試験・事例Ⅲにも通じます。
ブログの全体像
1. ターゲティング・・・・設問の分類 今回のブログ
設問を以下の4つに分類し、それぞれの考え方を説明します。
・内部分析
・新規事業・設備投資
・生産管理・現場改善
・その他論点
設問を分類するごとで、それぞれどのようにすれば効率よく得点を得られるかを考える。
2. アプローチ戦略・・・与件の読み込み 次回のブログ
事例企業の状況を与件文から読み解き、全体の方向性、強み、課題を明確にしていく。
社長の心をしっかりつかむためのテクニックが必要になります。
実際にR6年の与件を用いて、どのような点に注意して読み解いていくべきかを説明していきます。
3. リターン獲得・・・解答の書き方 次回のブログ
・どんな解答構成が社長(採点者)に刺さるのか?
・与件の何をどう使えば、成果(=加点)を得られるのか?
これらを令和6年度の一発合格道場16代目の再現答案を分析し、得点につながる要素と、得点が伸びない要素を明らかにします。
対象は、ひでまる74点(AIマスター)、tomi63点(平凡な工場勤務のおっさん)、なつ47点(やらかし嬢王)の3人を予定しています。
工場勤務経験がないひでまるが最高得点だったことから、現場経験そのものよりも答案の書き方が得点に直結することがわかります。
無理やり過ぎるやろ!!
外野はきにしません。
ここからが本編です。
事例Ⅲの全体像
まずは、事例Ⅲの全体像です。
この図でだいたい説明できるので、とりあえず頭に叩き込んで下さい。

設問の分類
設問を以下の4つに分類し、それぞれの考え方を説明します。
・内部分析
・新規事業・設備投資
・生産管理・現場改善
・その他論点
内部分析(第1問)
〇狙い
与件からC社の強み・弱み(課題)を把握、整理する。
〇解答のポイント
単なる抜き出しではなく「強み=〇〇力」「弱み=~ができていない」等と表現できるとわかりやすいです。
生産面について等の制約がない場合は、生産・技術面(加工精度、柔軟な小ロット対応)と経営面(顧客依存、営業力不足)の両方を挙げましょう。
最終問題の将来戦略で使える強み、第2~4問あたりで解決していく弱み、課題を優先して下さい。
過去問で出題された内容
■強み
専門性の高い技術力:熟練工の溶接・熱処理・縫製など。品質や差別化につながるが、属人化のリスクあり。
一貫生産体制:設計~製造~検査~据付まで内製可能。品質・納期管理や情報伝達に強い。
汎用性の高いレイアウト:多品種少量に柔軟対応できる。ただし効率低下の懸念も。
メンテナンスサービス:修理対応を通じて顧客接点を維持し、信頼構築や継続収益につながる。
■弱み
営業力の不足:営業部門が弱く、新規開拓や提案力が欠け、顧客依存型になりやすい。
特定顧客への依存:特定企業への依存度が高いと、リスクや柔軟性低下を招く。
納期遅延の防止:計画性や工程管理の課題として挙げられる。
多能工化の未整備:生産の柔軟性や効率向上に不可欠だが十分に進んでいない。
詳細は過去に書いたブログを参照してください。
2次試験につながる運営管理の知識⑤ 強み、課題編 by tomi
16代目多年度代表のtomiです。 2次試験につながる運営管理の知識⑤、強み、課題です。 2次試験につながる運営管理の知識と名打ってますが、今回は1次知識少なめで、事例Ⅲ寄りです。 事例Ⅲ、運営管理の勉強する前に読んで頂きたいです。
過去問の設問
令和元年以降の過去問をみると、大きく2パターンにわかれます。
パターン① 制約のない場合:経営・生産・営業など多面的に記述する。
パターン② 制約がある場合:その条件に従う。
例:2020年以降の外部環境変化が制約なら、それ以前からのものは含めない。
内部環境の問題は多くの受験生が解答できるため、制約を外したり、多面的でない解答は得点が伸びにくいです。
内部分析は合格点をとるためには絶対落とせない設問です。
将来戦略(第5問)
〇狙い
第1問の分析を踏まえ、C社の成長戦略を描く。矛盾すると妥当性が下がります。
解答の基本型 「強みを活かす」「弱みを改善する」「機会を捉える」の三本柱。
前向きな方針が基本となるが、設備投資などでお金がかかる場合はリスクもしっかり指摘する必要がある。
1社の要望だけで大規模な設備投資を行うと、採用されなかったり他社に取られたりして致命的なダメージとなります。
そのため、段階的な投資や、自社独自の技術を活かすことが重要です。
新事業、新製品の成長には営業力強化(人材育成、組織整備)も必須要素。
製造業の事例ではありますが、恐れずに解答に書いて下さい。
第1問(内部分析)と第5問(将来戦略)は密接に関わっており、一貫したストーリーが重要です。
採点方法が解答全体で評価されるのか、設問ごとに評価されるのかは不明ですが、第1問と第5問を連動させることで解答の軸がぶれにくくなり、大きな失点を防ぐことができます。
過去問の設問
令和元年以降の過去問をみると、大きく2パターンにわかれます
パターン①:選択記述あり(R5・R3など)
出題者は「受験生に選ばせる」ことで、考え方や一貫性を見たい。
正解・不正解はなく、どちらを選んでも筋が通っていれば評価される。
第1問の内部分析と矛盾しないことが最優先。
選択問題は「どちらが正解か」ではなく、自分の選んだ内容を一貫して説明できるかが重要です。
ただし、解答を組み立てやすい選択と解答を組み立てにくい選択があるため注意が必要です。
例えば令和5年は「妥当性あり」を選んだ方が解答を組み立てやすく、「妥当性なし」を選んだ場合より高得点につながる傾向がありました。
選択問題は配点が30点であることが多いので、失敗すると、事例Ⅲばかりか総得点への影響も大きいです。
迷ったときは「積極的に設備投資を行う。ただし段階的に実施する等の、リスク対策も添える」とまとめるのが無難です。
パターン②:強み×機会、弱み×脅威を整理
このパターンはより、第1問との整合性が重要になります。
ある程度解答フレームに沿って簡潔に書くとブレないと思います。
「強みを活かして機会を捉え、弱み・脅威を克服し、〇〇の効果を得る」 効果は必ずセットで記述しましょう。
(例:生産性向上→ 納期遵守 → 顧客満足度向上)。
生産管理、現場改善(第2問、3問)
〇生産管理の要点
事例Ⅲの生産管理は「生産計画」と「生産統制」の両輪で構成される。
品質・コスト・納期(QCD)を守る仕組みの土台となる。
[生産計画の主な改善ポイント]
精度ある 工数見積もり・工程順序・工数計画の標準化。
計画サイクルの 最適化(短い=必ずしも良くない。製品特性や受注形態に合わせて判断)。
一元管理 により工程間負荷を平準化し、納期・ムラ・仕掛品を改善。
[生産統制の改善ポイント]
進捗管理:ITによる共有化、生産会議の活用、進捗の見える化(例:ガントチャート、WBS)。
現品管理:在庫・欠品のリアルタイム把握推進。IT活用によるデータ同期・基幹システム活用が鍵。
余力管理:人・設備の負荷と能力のギャップを調整できる仕組み(今後の注目論点)。
語呂合わせはあまり使わないのですが、頭文字をとって「しん(進)・げん(現)・よ(余)」は使ってました。
武田信玄が好きだから頭に入りやすかっただけかもしれませんが。
〇現場改善の要点
現場改善は「ムダ削減 × 作業効率化」でQCDを改善する活動。
設問を読んだ時点で想定する必要があるのは下記くらいです。
[主要改善論点]
標準化・マニュアル化:属人化防止、品質安定、生産性向上を狙う必須戦略。
教育・技術伝承:技能継承と人材育成を通じた安定性確保。
段取り改善:内外段取りの分類と短縮→リードタイム短縮、多品種対応力UPなど。
ボトルネック解消(IE活用):IE分析で遅れ要因を特定・改善し、生産効率最大化。
5S/3S:整理整頓・ムダ排除の文化づくり、見える化の導入。
機械化・自動化:人・機械の役割見極め+現場に適したスモールスタートで導入。
ここで挙げた内容以外に、生産管理や現場改善で必要な知識はそれほど多くありません。
さらに詳しく学びたい方は、以前に書いた以下のブログもご覧ください。
2次試験につながる運営管理の知識② 生産管理編 by tomi
16代目多年度代表のtomiです。 2次試験につながる運営管理の知識②、生産管理編です。 生産管理は論点が多いので、長めです。 多年度生=ブログ長いが定番化しそうです・・・ 事例Ⅲ、運営管理の勉強する前に読んで頂きたいです。
2次試験につながる運営管理の知識③ 現場改善編 by tomi
16代目多年度代表のtomiです。 2次試験につながる運営管理の知識③、現場改善編です。 現場改善は工場経験のない人はピンとこないですね。 そんな方にも試験に必要な点を手短かに記載しています。 事例Ⅲ、運営管理の勉強する前に読んで頂きたいです。
過去問の設問
生産管理や現場改善が単独で問われる場合は、基本知識を押さえ、過去問演習で慣れておけば対応は難しくありません。
ただし、多くの受験生を悩ませるのが「切り分け」です。
これは「設問ごとに、生産管理の視点で答えるのか、現場改善の視点で答えるのか」を判断することです。
最終判断は与件を読んで行いますが、設問解釈の段階から切り分けを意識すると、与件をより深く読み取れます。
切り分けに悩むと、時間はあっという間になくなります。
私は令和3年度の初受験時、技術伝承をどの設問で書くか迷い、解答を書き直すうちに時間切れとなりました。
結果、80字マスの解答に10文字「最適ロットにする。」しか書けなかった設問もありました。
切り分けについて
■切り分けのコツは?
1. 設問文のキーワード:「工程改善」なら現場改善、「工程管理」なら生産管理と設問のキーワードで判断する。
2. 与件文のヒント:設問文と同じ言葉がでてくる箇所を探し出し、その前後でどのような論点が述べられているかで判断する。
3. 特定の現場の話か、全社に影響する話かの適応範囲で判断する。
■似たような答えになりそうなときは?
無理に切り分ける必要はなく、同じ内容を重ねて書いてもOKです。
80分の短い時間で正確に切り分けるのは不可能です。
悩んで何も書けないと0点になります。
可能であれば、同じ内容でも視点を変えて書き分けるとより良いです。
[例:論点が情報共有なら]
第2問:顧客とのイメージ共有で打合せ時間を短縮(営業プロセス改善)
第3問:社内で設計情報を共有しリードタイムを短縮(管理改善)
視点を変えると、同じテーマでも少し違った解答にできます。
切り分けについて先代も述べられているので、下記も参照してみください。
【事例Ⅲ】切り分けに迷った時の対処法 by あらきち
今回は、誰もが気になる「切り分けに迷ったときの対処法」を記事にしました。正解のないテーマだと思いますが、ぜひ参考にしてみてください。
【もう迷わない!】事例Ⅲの切り分けはこう見極める!【中小企業診断士】_第185回 – YouTube
事例Ⅲって、解答要素がいっぱいあるけど、何をどう使えばいいの…?そんなお悩みをお持ちの方へ!今回は、二次試験攻略シリーズ、事例Ⅲ編をお届けします。事例Ⅲのお悩みで特に多い、要素の使い方や解答の切り分けについて解説!これを見れば、事例Ⅲをシンプルに考えることが出来ると思います。最後まで、ぜひご覧ください。▼今日のお…
令和6年度の問題は「工程改善=現場改善」「工程管理=生産管理」と読み替えれば切り分けは容易でしたが、普段あまり使わない表現だったため、戸惑いますよね。
令和5年度・4年度の第2問、第3問は、設問を読むだけでは「生産管理」と「現場改善」をどちらに使うべきか判断しにくい内容でした。
そのため、関連する与件文を踏まえて解答を作成する必要があります。明確に切り分けできない場合は、どちらか一方に限定せず、与件に沿って両方の要素を盛り込むのが有効です。
その他論点(第4問)
毎年テーマが揺れる「異色設問」で、時代を反映した製造現場の課題を聞かれることが多い。
過去のテーマは
・新製品・新規事業開発
・デジタル化(DX/IT化)
・原価管理・コスト管理
・情報共有・システム活用
背景には、DXの遅れ、人材不足、新規事業への挑戦、原材料高騰といった中小製造業の現実課題がある。
[よく出るパターンと注意点]
1. 新規開発(新製品・新事業)
必ず「既存技術や強み」を活かす切り口で。
「企画面:市場ニーズ把握・デザイン力強化」「生産面:試作対応力・小ロット柔軟性」を両輪で整理。
外部資源の活用(共同開発)を盛り込むと厚みが出る。
2. コスト管理(原価管理)
背景:原材料高騰・利益率悪化。
構成は
①原価把握の仕組み強化(見える化・配賦・システム化)
②コスト低減策(歩留まり改善・在庫削減・調達見直し)。
デジタル化を通じた部門連携(営業・設計・製造)による「原価意識の共有」が必須。
最後は「利益率改善・競争力確保」に結びつけると締まりが良い。
実務担当者が解説する価格転嫁 byヒロ
中小企業にとって重大な課題である価格転嫁について、実務担当者が解説します。価格転嫁は、出題実績もあり、近年アツいテーマなので今後も出題の可能性が高い分野です。一緒に価格転嫁について学びましょう!
3. デジタル化(DX・IT化)
目的を明確に:「納期管理強化」「情報共有迅速化」「教育効率化」など。
単なるIT用語羅列ではなく、「なぜ必要か」「何を達成するか」を与件内容に合わせて言及する。
DRINKフレームワーク(データベース, リアルタイム、一元管理, ネットワーク, 共有化)を意識すると整理しやすい。
詳しくは下記の過去ブログを参考にしてください。
デジタル化については、以前は設問に明示されていましたが、ここ2年は記載がありません。
今後は、生産管理・現場改善・コスト管理にデジタル化の要素を加えて考える必要があります。
デジタル化が市民権を得たため、設問に書かれなくても「考慮して当然」と見なされているのかもしれません。
過去問の設問
☆☆☆☆☆
事例Ⅲは苦手意識を持つ人も多く、軽視されがちですが、確実に60点以上はとっておくべき科目です。
次回は事例Ⅲ頂きマニュアル②:与件の読み込み、解答の書き方です。
明日はだいだいです。
80分のプレッシャー跳ね返す。
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