1次試験勉強方法①(過去問.comの活用) by ごり

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ごり
ごり

GWはどのように過ごしましたか?
がっつり勉強!でもしっかり休養!でも
後悔のない休暇の過ごし方ができればよいと思います!

2024年のGWも終わり、1次試験まで残り3か月を切っています。
これからの3か月は多くの皆さんにとって「詰め」の3か月だと思います。
といいつつ、自己紹介ブログでも書きましたが、私は2023年の5月のGW明けから中小企業診断の勉強を開始し、その年の8月の1次試験を突破することができました。ちょうど昨年の今頃はテキストをざっと1周したうえで、初めての全科目過去問タテ解き(年度ごとに解いていく過去問の解き方、ヨコ解きも含め詳しくは14代目ひろしさんのブログをどうぞ)をして、どう対策していこうかなぁと戦略を練っていました。

私を1次試験合格に導いてくれたのは「過去問.com」「まとめシート」の2つでして、今日は、昨年の5月中旬から私が1次試験対策のためにやったことを紹介しつつ、超高コスパツール「過去問.com」の活用方法をお伝えいたします!(まとめシートは次回!)

ごりの1次試験対策ざっくりまとめ!

  • 【今回の記事】超アウトプット重視!(過去問.comで問題を解く、間違えた論点をフラッシュカードを覚える)
  • 【次回の記事】まとめシートは最強の教材!(内容・コスパ・デジタル対応、いずれも最強)

対策を紹介する前に

私の1次試験対策を読む前に、15代目の酔拳使い、、、頼れるお兄様、一蔵の以下のブログは読んでいらっしゃいますか?

このブログ記事を読んだとき、同じ15代目ながら

「核心を突きすぎている!」

「こんなに核心を言語化できるのか!?お兄様やっぱすげぇ!!」

と私は一人で興奮していました。

正直、中小企業診断士を含めた1,000時間レベルのすべての資格試験の勉強の基本となる普遍的な考え方だと思います。

今日紹介するのは所詮1/Nの個人的な対策ですが、随所にポジ蔵、、、もとい一蔵が出てくるので、是非元の記事も読んでor再読してくださいね!

5月GW明け-テキストナナメ読み!

まずは、スタディンングのテキストのみを全速力で「ナナメ読み」しました!
テキストをいわゆる「自炊」して、iPadの中に入れ、通勤中や昼休み、自宅での隙間時間(エアロバイクを漕いでるときなど)などに「ナナメ読み」しました。

このナナメ読みの私の目的は以下のとおりです。

ナナメ読みの目的

  • 中小企業診断士試験の勉強内容超概要を確認(好きになれそうか確認)
  • テキストに記載されている文章をぱっと読んで「わかった気になれるか」確認(英語、統計、哲学などの前提知識が合格を左右しないか確認)
  • 四則演算で計算問題が解けるか確認(私は高校数学以降はできません)

こうした目的なので、100%の理解や、テキストの内容を覚えようとすることは一切していません

ただひたすら「早く過去問を解かなければ!」という気持ちから、7科目のテキストを1週間ちょっとくらいで読みました。

ごり
ごり

いいんです。これがいいんです。
ねっ一蔵?そうだよね?

100%理解学習法で隘路にハマらないようにコアに集中
そのためにはまずは「ナナメ読み」

一蔵
一蔵

ちなみに、、、
スタディンングのテキストにしたのは、最短で受かりたい、でもお金はかけたくない(1科目毎になっている新品テキストを買うと2万円近くになる)、という思いから、「なら通信講座で評判のよさそうなスタディングのテキストだけメルカリで買えばいい感じなのでは?」と、ほとんど根拠らしい根拠のない行き当たりばったりな理由からです。もちろん通信講座自体は受講していません。
スタディングのテキストは、予想外にテキスト!文字!たまに図!という感じだったので、今からすれば、はじめからまとめシートだけにしておけばよかったなぁ、と個人的には思っています。

5月中旬-過去問玉砕

ナナメ読みをざっとして、平成29年度の全科目の過去問を受けました(もちろん無料の過去問.com!)。

その時のGoodNotesでとっていた記録がこちら。タイトルに「分析」ってありましたが、分析のレベルが小学生(笑)。

結果をまとめると、以下のとおりとなります。

経営財務運営情報経済法務中小
48%40%33%79%36%48%35%
平成29年度(2017) 1次試験過去問 ※自己採点

超恥ずかしい分析ですが、この時点でやべーなー、と考えていたのは、運営と経済学でした。これらの科目は今までの人生であまり触れたことのない未知のもので、単語も知らないし、覚えなければならない公式もあるし、といろいろ覚悟しました。

とはいいつつ、他の教科も含めここから過去問×間違えた問題復習をやっていけば、60点はぎりぎり取れるのではないかとも考えておりました。
まずは当面の目標として、TACの本番1か月前の模試ですべて50%以上取ることを目標に勉強をすることにしました。

ごり
ごり

なんで取れるかと思ったって?
なんとなくだよ!(楽観的勘違い)

皆さんも早めに過去問に取り組むことをおススメします!ナナメ読み×過去問玉砕で中小企業診断士試験の概要を最速で知ることができます。

5月下旬~6月下旬-過去問×間違えた問題だけ復習

過去問.com

ここからは今日のメイン過去問.comの紹介です。

私が、中小企業診断士試験を受ける条件の1つとしていた(過去問が無料で受けられるから)くらい過去問.comは重要なツールでした。

過去問.comは、簡単に言うと、平成27年度以降の中小企業診断士1次試験の過去問が、Webアプリ形式で無料で受けられるものです。

「中小企業診断士試験の過去問と解説を令和5年度(2023年)〜平成27年度(2015年)まで無料で公開しています。」

「中小企業診断士試験の過去問(平成27年度以降) から好きな範囲を選択して出題ができます。 ログインをすると、問題の正誤履歴が全て保存され、誤答だけを再出題することが出来ます」

「過去問ドットコムは、企業に広告を出してもらうことで運営しているので、完全に無料で使用することができます。」

引用元|過去問.com 中小企業診断士 https://kakomonn.com/chushoks

ちなみに、中小企業診断士試験だけではなく、FPや行政書士、社会保険労務士等の試験の過去問等もありますよ。

実際に問題を解く画面は以下のとおりです。これはブログ用にPC画面のスクショですが、もちろんスマホやタブレットでも利用することが可能です。


問題と選択肢が記載されており、正しいと思われる解答を選択したうえで「解答する」ボタンを押すと、

といった感じで表示がかわり、正解だと上記のとおり、間違いだと正解の選択肢が示されます。
また適当に解答して当たってしまうことを防ぐために、「解答をスキップする」ことも可能で、そのボタンを押すとその問題は誤答判定となります。

また、解答後の画面を下にスクロールしていくと、問題の解説を読むことができます。
この問題の場合は解説が2件ついていますが、1件だけものや、解説がついていない問題もたまにあります。

過去問.comは、メールアドレス等を登録して自分のアカウントを作成することも可能です。
アカウントを作成しなくても過去問自体は受けることができますが、アカウントを作ると、問題の正誤履歴が保存され、誤答した問題だけを出してくれたりします(そのほか付箋メモ機能や解答履歴からの簡易的な分析機能が利用できるようになります)。もちろんアカウント作成後も無料です!!!

問題の出題は、年度別や分野(科目)別で可能です(ただし科目内の論点別、といったものはありません)。
出題の順番をランダムにしたり、法改正で使えなくなっている過去問を除いたりできます。
(以下画像はすべて過去問.comからのスクショです。)

前述のとおり、アカウントを作成したうえで問題を解くと誤答を記録してくれて、例えばその年度で間違えた問題だけを出す、といったことも可能です。この機能は多用していました(以下は平成30年度の経済学で間違えた10問だけを出してくれて復習した結果の画面です)。

紙の問題集で過去問すると、そもそも紙で勉強しないといけず、答え合わせをしなければならず、誤答を管理しなければならずと、勉強以外の「作業」が増えていってしまうので、問題演習は過去問.comがとても効率がよいと考えています。通勤電車、昼休みなどで解いていました(iPhoneで解いていたのを、iPadで途中から解けるのもいいですよね。無料で。)

たまに解説が不案内orないことがありますが、本当に解説を必要とする問題(誤答、かつ、まったくわからない)は考えているほど多くはなく、そういう問題は他のリソースを当たればよい(テキストやネット記事、など)のであまり困ることはありませんでした。
解説が不親切だと嘆くよりは、過去問.comで多くの過去問をこなして少しでも点数向上に努めたほうが生産的だとも思います。

今履歴を見ると過去問.comでは7年分くらいの各科目の過去問をこなしていたようです。

ごり
ごり

これが無料ですよ?この時代に生まれてきてよかった、、、!

間違えた問題(の一部)だけ復習→Goodnotes学習セット

過去問の復習の仕方は、脳科学とかの情報も踏まえ(適当!笑)、以下のとおりの考えでやっていました。

過去問の復習の仕方

  1. 1回目の演習→1回目で理由がわかったうえで正答した問題は以降もう解かない
  2. 2回目の演習→1回目で誤答した問題を、翌日に解く(この段階で理由がわかったうえで正答した問題は以降もう解かない)
  3. 3回目の演習→2回目で誤答した問題を、3日後に再度解く
  4. 3.で誤答する問題や解答に自信がもてない問題の関連論点を確認、Goodnotesの学習セットで用語・考え方を覚える

Goodnotesの学習セットの話は前の記事でもご紹介しましたので是非ご覧ください!

間違えた論点の単語や問題の解き方などを、学習セットに入れて、これも隙間時間に見ていました。
間違えた問題のさらに苦手な論点、ということなので作業量が膨大になるということはなかったです。
また、GoodNotesの学習セットのよいところは、毎回すべてのフラッシュカードが出題されるのではなく、自分がよく間違える(覚えていない)単語などが記載されたカードが頻度高く出題され、覚えているカードは出題頻度が低くなるのも、効率性の点で重要なポイントです。
ごり
ごり

ナナメ読みからの過去問玉砕!
スピーディーに2巡、3巡!
この過程で、設問を区別し、選択と集中!!!

パレート学習法の免許皆伝だっ!!!

一蔵
一蔵

受かる!!!!!
分かる!!!!!
ワクワクする!!

ポジ蔵マインド
ポジ蔵マインド
ポジごりマインド
ポジごりマインド

受かる!!!!!
分かる!!!!!
ワクワクする!!

TAC模試結果と次回予告

とテンションは爆上がりですが、TACの模試は以下の結果でした。

経営財務運営情報経済法務中小
54605852445259
2023年度 TAC公開模試

点数は勉強開始時から上がりましたが、自信なく解答し偶然正答した問題も多く、このままの勉強でよいか少し不安になった模試でした(そして情報が79から52に、笑)。

でそんなTAC模試の振り返りにおいて、TAC解説のなかに「復習の優先度リスト」という設問で出た論点の優先度を「◎→○→△」で評価しているものがあり、「そういえば論点の重要度という観点で問題を解いたことがなかったな」(=いわゆるヨコ解きしていなかったな)ということに気づき、

ごり
ごり

ヨコ解きするにあたり重要論点をざっくりまとめた参考書ないかな、、、

ごり
ごり

まとめシート!!!

ということで、まとめシートを7月初旬から使い始めました。
そして断言します!本道場の先代をひいき、など一切関係なく、まとめシートは奇跡・最強の教材であると!
ということで、まとめシートの凄さを語ろうとすると、とんでもない長さになってしまうので今回はここまでとします!
次回はまとめシートの活用法や私がラスト1か月をどうまとめシートと駆け抜けたかを紹介したいと思います。

明日は師しょ、、、一蔵の登場です!

1次試験まで一緒に走り抜けよう♪

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1次試験勉強方法①(過去問.comの活用) by ごり”へ3件のコメント

  1. テセ より:

    こんにちわ!
    記事の執筆お疲れ様です。

    私も過去問.comを使用しているので、非常に参考になりました!

    いくつかお聞きしたいのですが、
    過去問.comでの年度毎での正答率は、最終的にはどれくらいまで確保されましたでしょうか?

    また、過去問.comでの正答率に対して、模擬や実際の試験の正答率はどのような関係がありそうでしたでしょうか?

    差し支えなければ教えていただきたいです!

    1. ごり より:

      テセさん コメントありがとうございます!参考にしていただき嬉しいです!

      >過去問.comでの年度毎での正答率は、最終的にはどれくらいまで確保されましたでしょうか?

      記事のとおり複数回繰り返した問題もありますので、参考になるか分かりませんが、7月最終週から8月頃にやった2〜3年度分の各科目の記録を見ると、70〜85%くらいでした。

      >また、過去問.comでの正答率に対して、模擬や実際の試験の正答率はどのような関係がありそうでしたでしょうか?

      模試は過去問や実際の試験よりも難しく感じました。
      本番は、情報がとれすぎ、運営がとれなすぎでしたが、そのほかは過去問の正答率とさほど差はなかったと思います。

      テセさんの合格を祈っております!

      ごり

      1. テセ より:

        ごりさん
        お返事ありがとうございます!

        ①70~85%・・・参考にさせていただきます!

        ②体感では模擬が一番難しいんですね・・・
         過去問正答率と同等のイメージについても参考にさせていただきます。

        私も、春セミナーちょっと前くらいに勉強を始めた状態なので、非常に参考にさせていただいております。
        ありがとうございます!!

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