カテゴリ「03 企業経営理論 | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


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「今日は6月11日。傘の日です。」

といった感じで、カーナビが優しいお姉さんの声で今日は何の記念日かの雑学を教えてくれるのですが、コレけっこう好きです。

傘の日なのに雨降ってないじゃん、などお姉さん(カーナビ)にひとりツッコミを入れつつも、明日は何の日かなー?なんて楽しみにしています。

皆さま、こんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ

さて、今日で一次試験までちょうど1か月になりましたね。

これから「ラストスパートだ」と追い込みをかけようとしているかたもいらっしゃると思います。

特に暗記科目は中小を筆頭に、直前期に詰め込むほどスコアが伸びるので、スパートをかけることも良しです。

一方で、体調面のケアも忘れずにしてくださいね。今日が「傘の日」と言われるのは梅雨入りが多いことを意味しています。(参照元:雑学ネタ帳)

じめじめと蒸し暑い梅雨の時期は、体調を崩しやすいかたも多いようです。休むときは休む、適度に運動する、ビタミン補給するなどしっかりと健康管理もしていきましょうね。


本日は、企業経営理論の組織論の内容です。

組織論の取り組みかたについて読者様からリクエストを頂いたこともあり、

今回は、「組織論の問題で1マークでも多くゲットしたい」というかた向けの内容です。

私なりの企業経営理論の受験経験(4回)を踏まえ、最後には道場メンバーの力も借りつつご紹介していきたいと思います。

お時間のない方は、下のほうにある道場メンバーアンケート結果と最後のまとめだけでもサーっと目を通して頂けると嬉しいです。

今回お伝えしたいポイントは3つです。

① 正答問題数の目標設定をする。

② 過去問の年度や学習領域を絞り込み知識を強化する。

③ 出題者の意図や求められている知識を想定する。

なお、組織論は人的資源管理や労働関連法規の領域も含むという見方もありますが、今回は主に組織構造論と組織行動論に絞ってご紹介していきます。

労働関連法規については、11代目かーなの記事を是非ご参考にしてくださいね。

【渾身】企業経営理論 捨て問にしない労働法規

また、過去の渾身シリーズでも組織論について珠玉の記事で溢れています。

【渾身】企業経営理論(モチベーション理論) 10代目ブブ

【渾身】経営(二次にも一次にも使える組織論) 10代目kskn

【渾身!論点シリーズ】組織構造、組織形態 9代目ゆう

こちらもぜひご参考にして頂ければと思います。

それでは本日も宜しくお願いします。


■正答問題数の目標設定をする

皆さまは何らかの組織に属しておられる方が多いと思います。

「まさにうちの会社は官僚制の逆機能が働いているわ」

「〇〇上司にリーダーシップ論を叩き込んでやりたいわ」

など、内容を身近に関連付けた学習ができているのではないでしょうか。

一方で・・・過去問でいざ組織論の問題に取り組んでみるとどうでしょう。

やたらと深い知識が問われる問題や今まで見たことのない言葉、用語が出てきたりしますよね。

「学習してもなかなか正答率が上がってこない・・・。」

「こんな深い知識を復習しても意味があるのだろうか・・・。」

など、感じておられる方も多いのではないでしょうか。

このように組織論は馴染みやすい領域でありますが、相対的に難易度が高い問題が多いです。

理想(身近の経験に絡めて解ける)と現実(だけど難しい問題が多い)のギャップを踏まえた目標設定が必要です。

ここで経営理論の過去問データを確認しておきましょう。

過去10年のデータを見ると、組織論は平均9問出題され、出題割合は全体の約22%です。

一方で、難易度別のABランク数で見ると、平均3問程度となり、全体の約15%に低下しています。

この傾向は10年間ほぼ変わらず続いておりますので、今年の試験でも同数程度と見てよいと思います。

以上を踏まえ、組織論の現実的な目標は、

先ずは、約3問出題されるABランクの問題は確実に死守すること。

そして、その他約6問出題される難易度の高いCランク以下の問題は2択(あるいは3択)に絞りこむことです。

(出典:SLAM DUNK(スラムダンク)作者:井上雄彦 出版:集英社)

この死守と絞り込みによって、

組織論の正答問題数の目標は、合計で5問程度で十分ではないでしょうか。

うーん。5問程度の正答数を目指すことはしぶしぶ分かった。

で、あと1か月で具体的にどうするのよ?

以下、過去問の学習面や本試験での対応面での対策をご紹介します。


■過去問の年度や出題領域を絞り込み知識を強化する

2つ目は、あと1か月の学習計画のご紹介です。

学習範囲を広げたくなる気持ちを抑え、逆に絞り込みのプランが有効です。

1.過去問の年度を絞り込む

私のオススメは、これから試験1週間前までは直近3年分の過去問を優先的に取り組むことです。

直近3年分とする理由は、勉強時間が限られているというのもありますが、一番には出題者によって文章の表現や不適切な選択肢のポイントが違うためです。出題者が同じ可能性の高い直近の年度を優先的に解くことで、本番対応力を磨きます。

具体的には、これまで学習した知識と実際に出題されている問題文の言葉を結びつけることで、出題者が何を求めているのか、どの知識を試そうとしているのかを最終確認します。

これによる効果は、後にもご紹介しますが、出題者の意図を直前期に深めておくことで、本番で2択で迷ったときなど「なんとなくこれかな」と選ぶときの助けになります。

また、試験一週間前までとしたのは、私は試験1週間を切ったタイミングから、TACの基本テキストをじっくり読み込み、知識の総復習をしました。

試験超直前期は超集中状態(ゾーン)に入るため、頭の整理術が研ぎ澄まされ、体系的な理解が深まる感じがしました。

これから学習計画を立てるかた、または計画を見直そうと考えているかたは、もし宜しければ参考にしてみてくださいね。

2.学習領域を絞り込む

組織論は組織構造と組織行動に分かれますが、出題頻度でみると組織行動のほうが多いです。

ただ、横断的な知識が問われる問題もありますので、組織構造も頻出論点はしっかり復習しておきたいです。

では、過去10年分のデータで頻出領域をあらためて確認しておきましょう。

この項目に分類できなかったその他の問題もありますが、出題頻度に偏りが見られるのが分かると思います。

緑色で強調した4つの領域については、ほぼ毎年出題されていますので、知識の強化が必須です。

出題領域を横断するような問題への対応力を高めるためにも、頻出領域のブラッシュアップをしてはいかがでしょうか。


■出題者の意図や求められる知識を想定する

3つ目は、主に本試験での対応面についてのご紹介です。

企業経営理論に関わらず、診断士1次試験はマークシート方式なので、選択肢同士の相対評価によって「最も適切な」もしくは「最も不適切な」選択肢を選ぶことも試験対策上では必要です。

11代目CKのコチラの記事では選択肢の構造等について重要なポイントが紹介されております。

【渾身】戦略論の解き方(企業経営理論)

まだご覧いただいてないかたは是非チェックしてくださいね。

一方で、全ての問題に対して、各選択肢を細かく解釈していくと、私の場合には時間不足になるなどの問題が生じていました。

私と似たような問題や悩みを持つかたもいらっしゃるかもしれませんので、失敗談を踏まえた対策をご紹介させていただきます。

出題者の意図を想定する/時間の感覚を掴む

企業経営理論の設問文は堅っ苦しくて読みづらい。また、文章表現が曖昧で言葉の意味の解釈が難しい。

などの特徴があるため、一つひとつの選択肢を細かく解釈しようとした場合に以下のような失点パターンに陥っておりました。

・解釈に時間がかかってしまい時間不足になる。

試験中には問題の難易度が分かりづらいため、どの問題も同じように時間をかけてしまうと、比較的易しい問題を解く時間がなくなる可能性があります。

結果として、確実に取るべきA・Bランクの問題への正答率に影響が出てしまう恐れがあります。

・第一印象で選んだ選択肢に迷いが生じて変えてしまう。

選択肢を細かく解釈すると、第一印象で「知識的にはコレが正解だろ」と選んだのにもかかわらず、迷いが生じてきます。

例えば、「いや・・・やっぱりこっちのほうが全体的に正しい事を言っている気がする」など、時間をかけて迷った挙句、選択肢を変えることです。

結果として、第一印象の選択肢が正解で、変えたことで間違えてしまったといったケースが多かったです。

対策としては、

選択肢毎に細かく吟味するのではなく、問題の冒頭にあるリード文との整合性で判断することや、リード文や選択肢から求められている知識を想定して絞り込んでいきます。

また、2択に絞ったあとに選択肢同士の優劣で判断するだけではなく、想定した知識にどちらが合致しているかで判断することも重要です。

その他、1問アタリにかけられる平均時間は約2分10秒ですので、時間的な感覚も掴んでおく対策も重要ですね。

9代目きゃっしいさんのYouTubeチャンネルで「タイマー勉強法」が配信されています。2分間隔でタイマーが鳴ることを25回繰り返す動画です。企業経営理論の過去問演習で集中力を高めたり、時間間隔を掴むにはピッタリだと思いますので、ぜひ参考にしてはいかがでしょうか。

ここで、昨年の過去問を題材に上記の内容について確認してみましょう。

〇R1年第13問 Cランク

初見で解いた際の私の思考を問題文に書きこみしています。

(注)現場対応的な書き込みですので、この問題の正しい解説は参考書等でご確認してくださいね。

パッと見では、情報処理モデルってマーケの消費者の購買プロセスのやつ?と戸惑いましたが・・・。

私は第一印象でウの選択肢が〇だろうな。と思いながらも、オの選択肢も正しい事を言っている気がして2択で迷いました。

ですが、いつもの「組織の変革」あたりと「外部環境と組織」の知識が横断的に問われているのではないか?と想定することで、たまたま正解のウを選ぶことができました。情報処理モデルや不確実性・多義性の除去といった言葉、用語の正しい知識は持ち合わせていませんでした。

たまたま、なんて言うと怒られてしまうかもしれませんが、企業経営理論では、この「たまたま」正解の確率を上げることが大事になります。

試験本番では、自信を持って選べる選択肢はごく僅かだと思います。多くの問題では2択まで絞れますが、どちらが正解か明確に判断できないといった状況になります。

そんな時にでも、正解の確率を上げるためには根拠を持って選ぶことが大事ですし、その根拠が過去問学習で学んできた知識や出題者の意図になります。

なぜなら、組織論の問題に限った話ではないですが、企業経営理論はD・Eランクの鬼ムズ問題を除くと、問題文の言葉、用語などを分かりづらくしているだけで、実は求められている知識は易しいものだったりすることが多いためです。

上で取り挙げた問題以外にも、R1年第20問のようなケース問題は、文章が長く一見難しいような印象を受けます。

しかし、過去のケース問題を見ても実は求められている知識は易しいことが多いです。

もし今年の試験でケース問題が出てきたら、「あえて長い文章にすることで受験生を惑わして難易度を高めているだけだ」と想定しておきましょう。

企業経営理論は、どの程度力がついてきているのか、合格点を確保できる実力にあるのか、ご自身で分かりづらいかもしれません。ですが、これまで一生懸命に学習して知識を積み上げられたと思います。最後はご自身の力を信じて、自信を持っていきましょう。


■道場11代目メンバー組織論アンケート

最後に、11代目メンバーへの組織論に関するアンケートの結果をご紹介します。

Q1.令和元年度の組織構造と組織行動問題の成績

結果を見ると、組織論の出来・不出来による総得点への影響度はさほど大きくないことが分かります。

誰も正解できなかった問題が3問ありますね・・・DEランク恐ろしや・・・

戦略論、マーケで得点を稼ぎ、組織論は5割程度の正答率で凌ぐことで合格点確保は十分狙えます。

Q2.組織論で、気をつけていたこと、工夫したこと、など

・言うは易し・・・ですが、会社がどうなりたいのか?(拡大したいのか、ニッチでプレミアムになりたいのか)と組織デザインの対応付けを常に意識しました。

・組織構造論、組織行動論、人的資源管理と幅広くて覚えるところが多かったので、最終的には完ぺきな暗記は諦め、企業勤めの一般常識メインで対応しました。

・組織論はボロボロでした。初めて聞く理論名や人名が多々出てくる印象があったので、勉強法としてはスピテキ以外の内容は諦めるという姿勢で、戦略論とマーケを頑張るようにしました。

・自己採点しながら魂抜けました。組織の設計原則、形態、ライフサイクル、リーダーシップ類型&モチベーション理論などテキストに記載されている重要論点はインプット段階で覚えました。アドホクラシー文化とかヒューリスティックとかは過去問鶏ガラで一応覚えました。環境変化対応が重要そうだったから、高次学習とかリッチ情報とかスラック資源とか関連付けて覚えました。それ以外は経験値から推測し、言葉自体が未知の問題は潔く諦めました。

・第24問の選択肢アの横に「オニか?」とメモ書きしてありました(笑)科目合格した翌年も受けたほど得意科目と信じてたのに、R1年は足切り寸前で震えました。

組織論について苦労したコメントが多いですが、テキストに記載されている基本的な知識はしっかり抑えると共に、自身の経験と関連付けて対応したようです。

一方で、未知の用語が出るなど鬼ムズ問題が出題されることをあらかじめ想定し、深追いしない戦略を立てていますね。

■まとめ

今回は組織論の取り組みかたについて、過去問の学習面や本番での対応面について、以下の点をご紹介させて頂きました。
✅現実的な目標の設定
過去問のデータやアンケート結果を見ると、組織論はABランクが比較的少ないですし、DEランクの問題は難しすぎて太刀打ちできないです。そのため、5割程度の正答率を目標とし、気を少し楽にして本番に臨むことで、結果的に合格点確保に繋がるのかなと思います。
✅学習計画と知識の強化
これから1か月、直近の過去問3年分でご自身が間違えやすい頻出論点を集中的に復習されてはいかがでしょうか。
また、今回は模試については触れませんでしたが、模試の復習も同様です。
TACの模試では全体受験者の問題ごとの正答率が成績表に記載されると思いますので、正答率が高いのに間違えてしまった問題を優先的に復習するといいですね。
✅本番での知識の想定と時間対策
試験本番で難しい問題に直面した時に、出題者の意図は何だろうか?過去によく出題された知識が問われているのではないだろうか?と一度考えてみてはいかがでしょうか。また、時間不足にならないように1問アタリの時間(約2分10秒)の感覚も掴んでおきましょう。

今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございます。
企業経営理論で合格点を突破されることを心より応援しております。
ぴ。でした。


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

あっという間に6月です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

一次試験まであと一ヶ月と一週間。

去年の私は夜な夜な過去問を解いてハイになったりしてましたが、残り一ヶ月の過ごし方は、人それぞれだと思います。

多年度受験で科目合格狙いの方は、二次試験の勉強と並行して一次対策するもよし。

ストレート合格狙いの方は、おそらく今は一次試験に全力投球でしょう。

どちらにしても大切なのは、全科目ベースラインは押さえつつ、自分の得意/不得意を正しく把握して最適な学習時間を配分することだと思います。

一次試験は、「全科目40%以上、合計60%以上」得点すれば全員合格する試験です。

ちなみに私は去年、最高得点が運営管理:81点、最低得点が中小:42点という、そりゃアナタ極端過ぎるよという点数をとってしまいましたが、それでもルール通り合格になる試験なんです。

今の時期、まず気にするべきなのは、「足切りをくらいそうな科目はないか?」ということです。

一科目でも40点未満をとってしまうと、そこで一発退場になります。

しゃれになりません。くわばら。

怪しいな~……という科目がある人は、まずは過去問で最低6割までは持っていきましょう。できれば7割。得てして本番は練習と違う番狂わせがありますから。

次に、「まだ伸びしろが大きい科目はどれだ?」と考えます。

得意科目だからあまり時間を割いてこなかったけど、ちょっと頑張ればまだ点数が積み上がりそうな科目や、現在進行形でゴリゴリ暗記している科目です。

色々な考え方があるとは思いますが、私は試験直前に苦手科目を深追いするより、やれば伸びそうな科目に時間を使う方が、リスクとリターンのバランスが良いと考えてました。

ただ、苦手科目が3科目以上あると、得意科目で支えきれないリスクが高くなってきます。

得意科目が難化する可能性もありますから。

また、苦手意識がありつつも、実際に過去問を解いてみるとそこそこ得点できる科目があるかもしれません。

それ、もう苦手科目から普通科目に昇格してるんじゃないでしょうか。

この辺りの、自分の実力を見極めるのが難しいです。

難しいんですけど、残り時間も限られてくる中、実力の見極めは大切であります。

一つの目安として、過去記事で道場メンバーも言っているように、選択肢一つ一つについて○×がつけられるようになったら、実力がついています。

反対に、なんとなく正解しているような状態なら、もう一歩詰めが必要です。

その他、計算ミスや「不適切なもの」という問題文を見落とすなどのケアレスミス対策は、カワサンの記事も参考にしてみて下さい。

 

 

さて今回は、毎年多くの受験生が苦しめらるであろう【経営法務 組織再編】についてです。

個人的には、何度も無理矢理覚えてまた間違えるという、診断士試験きっての絶望論点でした。

けれども時代は大M&A時代。

試験対策だけではなく、おさえておきたい論点です。

 

数字やルールの覚え方については、過去の良記事もたくさんありますので、ぜひ参考にして下さい。

 

本日は、暗記が嫌になってテキストをそっと閉じてしまった方向けに、改めて「組織再編の各手法、結局何が特徴なの?」ということを振り返ってみたいと思います。

「そんなのとっくに理解している」とか「時間もないし、ここは機械的に暗記したい!」という方は、華麗に読み飛ばして下さい。

組織再編という文字を見るだけで吐き気がする、でもなんとかしなきゃという方は、読んで頂ければ吐き気くらいは収まると思います。

では、いってみましょー!

 

①事業譲渡

事業譲渡はざっくり言うと、会社同士の事業の売買です。

特徴は、当たり前ですが消滅する会社も新設する会社もないことと、譲渡内容は当事者が話し合って決めることです。

例えば、A社がB社へ事業を譲渡するとしましょう。

「消滅する会社も新設する会社もない」のでA社もB社も存続しますし、もう少し踏み込むと、A社⇔B社間には株式保有による支配関係が発生しません。

事業譲渡の形の一つに、親会社による子会社株式等の譲渡というのがありますが、これは親会社が自社の株式ではなく、「子会社の」株式等を譲渡する(売る)ので、親会社本体に他社の支配権が及ぶわけではありません。

「当事者が話し合って決める」については、債権者保護手続きや労働契約の承継で、債権者や労働者の個別の同意が必要である点も、この「話し合い」のイメージで覚えていました。

一方で、事業を売った側のA社が「ま、事業譲渡したけど、ノウハウあるし。また同じ事業立ち上げてしれっと儲けよう♪」と事業を継続してしまったら、買った側のB社としては「A社が競合になってるし! わざわざ事業を買った意味ないじゃん!」ってなりますよね。

そのため競業禁止義務が出てきます。

(この後出てくる他の組織再編では、会社が消滅したり支配関係になっていたりするので、競業はあまり問題になりません。)

 

②会社分割

事業譲渡とは異なり、事業の全部または一部を受け渡す会社(A社)は、原則として見返りに相手の会社(B社)の株式を割り当てられ、株主になります。

(スピテキの順番と違いますが、個人的には、会社分割は事業譲渡との比較で理解した方が覚えやすいと思います。)

会社分割のためにB社を新設した場合(新設分割)は、A社はB社の親会社になります。

また、債権者や労働者(労働契約承継時)の個別の同意は必要ありません。

かわりに債権者保護手続きや、労働契約承継法の適用が求められます。

債権者保護手続きは、①債権者むけに公告や個別の催告をする ②異議申し立てがあれば弁済等の措置を行う ので面倒なように思えますが、粛々と手続きを踏めば良いのです。

事業譲渡が、債権者から個別に同意を得ることが必要であることを考えると、事務的にこなしていけばクリアできる良さがあります。

労働契約の承継についても、法律に基づいて対応していけばよいので、労働者から個別に同意を得る必要がある事業譲渡よりもサクサク進めらるというイメージで考えてください。

事業譲渡に比べて手続きが簡単であるために、「詐害的な会社分割等における債権者の保護」云々という論点が出てきます。

事業譲渡では債権者の反対にあってできない、「収益性の良い事業だけを切り離して、採算がとれない事業を残す」ことが、会社分割では制度上できてしまいます。

そこで、当の会社が残された事業の債権者(=残存債権者)を害することを知っていて、確信犯で会社分割した場合は、残存債権者を保護しましょうよ、という制度です。

 

③合併

特徴は、ずばり合併することにより、「株式を全部譲渡して、会社が消滅する」ことです。

消滅する会社の従業員目線だと「さようなら私たちの○○株式会社……」です。

また、消滅する会社の諸制度(組織体制や人事制度など)は、通常合併先の会社の制度に統合されていくことになります。

吸収する側からすれば、飯のタネが増えて、組織運営は基本的に今まで通りというのが合併のメリットですから。

ただし最初に統合する過程では、「旧A社派 vs 旧B社派の対立」のような話も無くはないので、それなりに労力はかかります。

後で出てくる「株式移転」と「新設合併」、まぎらわしいですが、従来の会社が残るのが「株式移転」、消滅してしまうのが「新設合併」です。

 

④株式交換・株式移転

従来の会社は残したまま、「子会社化しまーす」とか「ホールディングス制にしまーす」というのが株式交換(吸収型)と株式移転(新設型)です。

ホールディングス制も、子会社化の一形態ですね。

支配権を持ちたい会社が、他社の株主全株式を交換するのが特徴です。

他社の株主からすると、株式交換でより大きい会社の株主になれるため、悪い話ではありません。

内部統制の観点では、合併に比べると従来の会社が残るため、親会社として管理面の煩雑さは残ります。

その反面、従来の会社が存続するので、日々の業務がドラスティックに変わるというより、現場への影響は比較的小さいイメージです。

 

 

…どうでしょう。吐き気、収まりました?

収まったら、気をとりなおして、立ち向かえ組織再編。

 

最後に、こちらは企業経営理論の出題範囲ですが、M&Aの手法についても復習しておきましょう。

アルファベットの略語が覚えられない……という方むけの語呂合わせです。

 

①TOB(Take Over Bid:公開買い付け)

(覚え方)T:たくさんの人に O:おおきな声で B:「僕、この株買いまーす!」

→TOBの肝は、株式市場を通さずに、現株主に「一株いくらで買いますから、売ってくださーい!」とお知らせすることです。

通常は、株主が「お、それなら売ろうかな」と思うような高めの価格に設定して、公開買い付けで目標の株式比率を達成するように仕掛けていきます。

 

②LBO(Leveraged Buy Out)

(覚え方)あの会社、ランボルギーニ(LBO)とか、あるよ?

→これが一番アホっぽいですね……。もっといい覚え方があれば教えて下さい。

とにかく、「買収される会社には、資産も、稼ぐ力もあるんだ!」というのがポイントです。

資産や収益力をテコ(leverage)にして買収しようというわけです。

 

③MBO(Management Buy Out)

(覚え方)M:もう  B:ぼく  O:大人だもん!

→いや、これもアホっぽいか。

子会社の経営陣が、親会社から離れて独り立ちするイメージです。

 

④MBI(Management Buy In)

(覚え方)M:もう  B:ぼく  I:いい人いるから。

→同じ子会社の独り立ちですが、第三者が出てくるのがポイントです。

第三者とは、通常は経験豊富な外部の専門家チーム。

OutとかInとか若干わかりにくいので、迷ったら「いい人いるから。」で思い出して下さい。

 

以上、組織再編の暗記が少しでもラクになりましたら幸いです。

日に日に暑くなってきましたので、体調管理には十分お気を付けください。

アイスは一日一個までですよ。

 

明日は、中小企業への愛あふれる社交家、いけちゃんの登場です。

それでは、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 


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こんにちは。CKです。いよいよ本試験も来月に迫ってきましたね。予備校の公開模試などにも臨まれている頃かと思います。
これからの時期は、苦手分野なども再確認しながら復習し、かつ本番を意識した時間配分なども意識した学習を進めていくと良いと思います。もうひと踏ん張りです!

 

そんな中で、今回のテーマは企業経営理論。最初は「面白い」と思いながらも中々得点につながらず、苦労されている方もおられるのではないでしょうか。私は初めて過去問見た時、選択肢の文章のわかりにくさにビビりました。。
でも大丈夫です。
80〜90点の高得点は狙いにくい科目ですが、テキスト内容レベルをしっかり学習し、落ち着いて対応していけば安定して得点できます
また試験中は、手応えの無さと問題文のわかりにくさで、精神的に相当疲れる科目ですが、集中切らしたら負けです。2次試験も似たような感じなので、是非ここで慣れておくと良いかと思います!

今回はその中でもリクエストを頂いた「戦略論の解き方について書かせていただきます。他の領域に比べて新しい知識が出てくることが少なくきちんと対処すれば得点しやすいですので、苦手にされているかたは参考にして頂けたら幸いです。

※あまり特別なことは書いていませんので、既に実践されている方も多数おられると思います。少し読んで「こんなん既にやってるわ」「もっと自分にやったやり方で解いとるわ」という方は、スルーしてくださいね。

まず、戦略論の特徴は、

 ・繰り返し、同じような論点が問われる傾向が多い。
 ・その分、言い回しや表現がわかりにくい。
 ・よって、テキスト内容をしっかり理解した上で、問題を解く際には「注意深く」読んで行くことが必要。

です。

これを踏まえて、私は下記の点を意識して解くようにしていました。

1.イライラしない
2.おかしな箇所に☓をつけていく
3.相対評価で選ぶ
4.言い過ぎ表現は注意
5.混同しやすいものは簡単に図など書く
6.深みにハマらない。

これを踏まえて、私は下記の点を意識して解くようにしていました。

1.イライラしない。

(冗談ではなくて真面目に言ってます。これ結構大事です。)
問題の文章がわかりにくくても、イライラせずに辛抱強く、注意深く読みましょう。ちょっとした否定語やニュアンスで正誤が分かれます。


2.おかしな箇所に☓を付けていく。

まず、選択肢を読んでいく中で、文中におかしな箇所があれば、「☓」を付け、正しいと思えるものには、◯をつけます
最後の選択肢まで読んで、すべてハッキリと◯か☓が付いたらそこで正答を選べますので、念のため見直しだけして、さっさと次の問題に行きましょう。
※特に、PPMやドメインなどでの語句入れ替え問題は、このようにスパッと解けるケースが多いです。


3.相対評価で選ぶ。

それでも、はっきり正誤判断できない問題も多いと思います。その際は相対評価です。
企業経営理論はこれに尽きると思います。

おかしい・間違っているとは言い切れないが、「怪しい箇所」には「△」を付けます
また、一度△を付けた箇所でも、他の選択肢も読んでいく中で「この選択肢よりは◯っぽいな」「この選択肢よりは☓っぽいな」と感じる箇所があれば、戻って◯や☓を足して、「△◯」「△☓」といった具合で重み付けを調整していきます。

すべての選択肢の印を付け終わった(最大で◯、△◯、△、△☓、☓の5段階の印がつくこともあります)あとで、もっとも◯に近い選択肢を選びます

同列一位のものが並んだ場合は、その選択肢同士を比較して「より安全そうなもの=否定する要素が少なそうなもの」を選びます。後述する「言い過ぎ表現」は危険性高いですし、意味が取れない文章についても危険性ありとして相対評価を下げて判断しました。

(具体的には後半にある例題参照)

※問題の中には「最も不適切なものを選べ」のパターンもありますので、その際は最後の選択を謝らないように、問題文に大きく印付けを行って選択肢を選ぶ際に間違わないようにします。


4.言い過ぎ表現は注意。

例えば、「〇〇することはない」 などは、「そう言い切れるか?」と問いかけて怪しんでみてください。逆に「〇〇することもある」は、否定しにくいため、正解になることも多いです。


5.混同(取り違え)しやすいものは簡単に図など書く。

PPM、アンゾフマトリクス、競争地位戦略、キャズムなどは、文言の入れ替えで誤選択肢が作られている事が多いので、勘違いによるミスを発生させないように、簡単に図など書いて丁寧に確認します。
(↓この程度の図なら10〜15秒程度でサクッと書けます)

 

6.深みにハマらない。

上記で臨んでもまったくわからないものは、もう捨てて次に行きましょう。企業経営理論は問題数も多く、焦ってななめ読みするだけでは解けない問題も多いので、時間配分が大事です。私の場合は選択肢を4回以上読み直す様であれば時間オーバーと判断し、その時点での絞り込み状況で一旦切り上げて次の問題に行くことにしていました。


以上を意識しながら、実際に過去問を例題にして解いてみます。

【令和元年 第2問】

この問題は、先程のような簡単な図を書いて勘違いしないようにして、PPMの基本知識だけあれば正誤判断できます。

ア: 自社事業の成長率ではなく、市場の成長率です(よくある引掛けパターン)。
  なので、☓


イ:キャッシュフローを生むのは「花形」ではなく「金のなる木」です。なので☓。


ウ:ここも同様に「花形」は資金源でないので、☓。


エ:PPMはシナジーが考慮されていない点は正しいです。後半の文章も否定はできなさそ
うなので、そのまま置いときます。


オ:ここでもまた「花形」は資金源ではないので、☓


と判断することができ、サクッと正解エを選ぶ事ができます。

(おそらく本問はかなり簡単な問題だったかと思いますが、プロセス解説する為に使いました)

【令和元年 第4問】

この問題は「コア・コンピタンス」の正確な定義がわかっていれば簡単ですが、「他にはない自社が持つ強み」程度の理解であった場合は、選択肢の記述内容から相対的に判断して解きます。

ア: ”スキルや技術の獲得プロセスで競争が起きない”って 「そんなことはないでしょう」と少し言い過ぎ感がありますので、△としました

イ:”将来の新製品などの開発につながる必要がある”と言い切っているので、少し「?」と思いましたが、まっとうな事を言っているので、先程のアより確からしいと思い、「△◯」としました。

ウ:”個々のスキルを顧客も理解している”は、明らかに言い過ぎ感がありますので、

エ:”コアコンピタンスの価値が減少することもない”などは、市場において通用しなくなると価値は減少するので、こちらも

オ:”個々のスキルや技術も独占的に所有”とありますが、文章にあるように技術を束ねたものは、自社にしかないユニークなものであるべきですが、その構成要素すべて独占的に持っていなくても、、と思い△としました

ここで、相対評価ではイが頭一つ抜けていますが、念のため△を付けたについて再度比較しても、やはり「イ」が最もらしいと考えられ、最終的に正解であるイを選択することができました

このように、選択肢の内容を比較し相対的に判断することで、対応出来る問題が多々ありますので、苦手な人も、ぜひぜひ諦めずにトライして頂けたらと思います!

以上、CKでした。

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当サイト「中小企業診断士試験 一発合格道場」は、中小企業診断士試験の合格を目指す方向けに、代々の合格者が勉強のコツ診断士としての活動の様子などを書き綴っています。 受験生以外の方も、中小企業診断士という存在に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^

 

こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

5月も下旬となってまいりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

一次試験まで二か月を切ったところで、法務・情報システム・中小の暗記三兄弟に取り組みつつ、他教科も皿回しに入られる頃と思います。

 

診断士試験って正直範囲が広すぎて、過去問を解いても解いても、もぐら叩き感が抜けないことってありませんか?

「この単語初めて見た」「これは覚えたけど、他にもあれとあれ覚えなきゃ」「また初見の単語! なんで!(泣)」となるのが今の時期だと思います。

 

そこで思い出して頂きたいのが、一発合格道場に伝わる名フレーズ

レッツ、パックってカスタマイズ♪

 

もうですね、これから「試験まであと〇〇日なのに、全然できてない! 全然時間がない!」っていう半ベソな気持ちを味わうことが多々あると思います。

はい、去年の私です。

そんな時は、わからない論点や覚えられない単語など、とりあえず道場の検索バーで検索です。

道場10年の積み重ねはダテじゃありません。けっこうな確率で、何かしらヒットしますから。

そこに書いてある解説や、語呂あわせなんかを、全力でパクりましょう。

パクって自分にとって一番覚えやすい形で、ノートや暗記カードに書きつけましょう。

とくに独学の方は、自分で一からテキスト調べるよりずっと速いです。

 

昨日のべりーの記事は読みましたか。

運営管理(生産管理、いわゆる工場の方ですね)の暗記方法がたくさん載ってましたよ。

追い込みの2ヶ月間は効率が重要です。

「これ、使える!」と思ったら、迷わずパクってカスタマイズ♪

 

 

 

さて本日は、地味だけど毎年必ず出題される、企業経営理論の「労働関連法規」に関するお話です。

 

過去10年間の出題傾向

労働関連法規……試験案内によると、具体的には「労働基準法、労働組合法、労働安全衛生法、労働保険、社会保険、労働者派遣法」とあります。

 

法律は経営法務でおなかいっぱいだよ……

そりゃ、毎年出題されるけど、そこまで配点高くないでしょ? 後回しでいいよ……

と思っているそこのあなた。

 

ちょっと、ちょっと待ってください。

こちらが、過去10年間の労働関連法規の出題内容をまとめたものです。(クリックで拡大します)

 

昔は配点12点なんて年もあったようですが、直近5年間は2点×4問=8点で落ち着いています。

 

4問で8点。

び、びみょう……。

 

いや、そう思う気持ちもわかります。

正直、企業経営理論はPPMとか競争戦略とか、もっと力を入れるべき論点がたくさんあります。

 

だがしかし、

駄菓子菓子、

(ドヤ顔)

 

上の表を見ればわかるように、労働関連法規は頻出の分野が大体決まっています。

そして、頻出論点や狙われやすい時事問題を押さえれば、あとは「労働法=労働者を守るための法律」という大原則や、常識でなんとかなる問題も多いです。

嫌だなぁ…と避けて捨て問にするのはもったいないです。

ただでさえ点数がとりにくい企業経営理論、ポイントを押さえて8点を取りにいきましょう!

 

 

頻出論点を覚える

突然ですが、ここで問題です。

就業規則に必ず記載しなければならない事項は何でしょう。

答えは

始業および終業の時刻休憩時間休日休暇ならびに労働者を2組以上に分けて交代に就業させる場合には就業時転換に関する事項

(工場で二直、三直のシフト制にする場合なんかが当てはまりますね)

 

賃金に関する事項

 

退職に関する事項(解雇含む)

 

です。

 

これはそのまま、労働関連法規の頻出論点になっています。

それだけ、労働者を雇う上での重要事項だということですね。

また、もう一つ上のレイヤーで「就業規則」そのものや「労働契約」に関する出題も多いです。

 

というわけで、頻出論点としてはここを押さえましょう。

(労働契約、就業規則、就業時間と休暇、賃金、退職)

 

実際に過去問を解いた方がクセというか、「どんな手口で惑わせてくるか」が分かるので、詳細はぜひ過去問を見てみて下さい。

例えばこんな感じです。

(出典:中小企業診断協会ホームページ、以下同じ)

平成30年度 第26問(就業規則)

 

→正解はイです。

アは「14日以内」が不適切(就業規則の場合は定めなし)、ウは「配布しなければならない」が不適切、エは「同意を得なければならない」が不適切(正しくは「意見を聞かなければならない」)なんて、細かいですね~。

 

過去問演習は基本的には、「選択肢全てについて、どこが正しい/間違いを言える状態」になることが理想です。

前にTomatsuが言ってたやつですね。

 

ですが労働関連法規は細かすぎるので、正直、そこまで根詰めなくていいと思います。

上の問題でも、悩ましい選択肢が多いものの、「常時10人以上雇用していたら、就業規則を作って、労働基準監督署に届け出なければならない」と覚えていれば、自信をもってイを選べます。

そんな感じでメリハリつけていきましょう。

 

例えば就業規則なら、だいたい次の内容を覚えていれば問題が解けます。

 

【就業規則】

・常時(10)人以上の労働者を使用する使用者は、就業規則を作り、原則として所轄の(労働基準監督署)に届け出なければならない。

 

・就業規則には、必ず記載しなければならない絶対的必要記載事項と、(定めがあるときは)記載しなければならない相対的必要記載事項がある。

絶対的必要記載事項は、(始業および終業の時刻、休憩時間、休日、休暇/ 賃金 / 退職(解雇含む))に関する事項。

 

・使用者には就業規則の周知義務があり、(常時作業場の見やすい場所に備え付ける)等の方法で労働者に周知しなければならない。

 

・就業規則の使用または変更にあたり、使用者は、(労働者の過半数の代表者:労働組合が労働者の過半数を組織していれば労働組合の意見を聞かなければならない)。

 

 

このボリュームを多いと感じるか少ないと感じるかは、正直個人差があると思います。

でも、しつこいようですが地味に頻出論点だし、全部の選択肢を完璧にさばけなくても良いので、これくらいなら……覚えてみませんか。

労働者として、自分自身に関わる内容も多いですし。

 

 

記事の途中ですが…

 

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数字関係を覚える

もう一つ、過去問を解いていて混乱しがちなのが、数字絡みの問題です。

例えばこんなの。

平成30年度 第24問(労働契約)

 

→正解はウ。

作問者の立場に立って考えてみると、数字を少し変えるというのは出題しやすいです。

そのため、数字が絡んでくる項目も、優先的に暗記してしまいましょう。

頻出論点との掛け合わせで考えると、そこまで多くないです。

 

・期間の定めのない労働契約の期間は、原則(3年)。ただし専門的知識をもつ労働者と、満(60歳)以上の労働者では、最長(5年)。

 

・有期労働契約で雇用された労働者が通算(5年)以上、同じ使用者のもとで働くと、労働者の申込により無期雇用契約に転換できる。

ただし(6か月)以上のクーリング期間があると、通算期間がリセットされる。

 

・一週間の法定労働時間の上限は原則40時間だが、常時使用する労働者が(10人)未満の商業、映画・演劇業等では例外的に(44時間)。

 

・一週間単位で労働時間が40時間を越えなければ日単位で入り繰りしてよい非定型的変形労働時間制が適用されるのは、常時使用する労働者が(30人)未満の小売業、旅館、料理店、飲食店。

 

他に年次有給休暇、割増賃金、解雇の条件、社会保険、派遣業などをいれて、暗記カード10枚くらいでしょうか。

 

もはやコツでもなんでもないのですが、私は少しでも暗記を楽しくするため、「社長さんから質問されて受け答えする自分」を妄想しながら暗記していました。

社長「先生、週に3日だけ来てくれているパートさんが健康保険に加入したいそうなんですけど、できるんですか?」

私「御社のように500人未満の会社ですと、労使で合意すれば、週20時間以上働く人は健康保険に入れますよ」

 

まぁ実際は社労士さんに確認、になるかもしれませんが、とにかく少しでも勉強のモチベーションが上がるように、皆さんも妄想 工夫してみて下さい。

 

 

 

時事ネタをおさえる

令和元年度の第22問は、直近で法律が改正された年次有給休暇についての問題でした(2019年4月から施行)。

 

→正解はア。

 

2020年度4月からは、「時間外労働の上限規制」が中小企業にも適用されますので、おさえておきましょう。

大企業にお勤めの方は、既に昨年から適用されていると思いますが、ざっくりいうと

・時間外労働は年間720時間まで(もちろん三六協定は必要)

・1ヶ月あたり45時間を超えていいのは6ヶ月まで。その月も100時間未満かつ複数月の平均が80時間未満。

という内容です。

くわしくはこちら(厚生労働省のページ)

 

 

 

また、10年前に一度出題されたことのある雇用調整ですが、今年は新型コロナウイルスの関係で雇用調整助成金が話題になったことから、もしかしたら…? と思い、まとめてみました。

労働者の雇用を守るための雇用調整助成金自体は、以前からある制度です。

通常ですとそこそこ支給要件が厳しいので、簡単には使えないのですが、今回はコロナ特例ということで条件が大幅に緩和されています。

ただし、コロナ特例の内容は日々変わり、試験に出るとは考えにくいので、コロナ特例でも通常時でも変わらない、制度の根幹に関わる部分を表にしています。

よろしければ眺めてみて下さい。

 

 

最後は大原則&常識でねばる

さて、ここまで頑張って暗記しても、それ以外の細かい論点も出てくる労働関連法規。

でも諦めるのはまだ早いです。

最後は「大原則」と「常識」でねばって、一問でも得点を積み重ねましょう。

(逆に、それでも分からなければ、鉛筆を転がして深追いしない。そんな問題は誰も解けないと思いましょう。)

 

まず、労働関連法規の大原則は、相対的に立場の弱い労働者の保護です。

したがって、あまりに労働者にとって酷な選択肢は、誤りである可能性が高いです。

少し古いですが、分かりやすいのはこれ。

平成22年度 第18問

 

→正解はア。

最も不適切なものを選ぶ問題です。イの健康保険に入れないのも辛いですが、アは仕事中に危険作業でケガをしても労災が下りないと言っています。それはちょっと、あまりに酷ですよね。

 

次に、常識問題です。配置転換や出向に関する出題がありました。

平成24年 第22問

→正解はエ。

最も不適切なものを選ぶ問題です。「適正配置や業務能率の向上、能力開発、勤労意欲の高揚、業務運営の円滑化などといった、企業の都合」って、よくある転勤の理由ですよね。このように最後まで読んでいくと、拍子抜けするような選択肢もたまにあるので、注意して丁寧に読みましょう。

 

 

 

いかがでしたか?

労働法規はあまり勉強に時間を割きたくない分野ですが、頻出論点は決まっています。

また、その場で考えても大原則と常識で解ける場合もありますので、簡単に捨て問にせず、効率よく点数を重ねていきましょう。

 

 

明日はいけちゃんの登場です。

さっき記事タイトルに「瞬殺」の文字が見えた気がするな……気のせいかな……。

 

ではでは、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 


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こんにちわ。CKです。
GWも終わり、いよいよ1次試験本番に向けた仕上げの時期に入ってくる頃だと思います。
本番が近づくにつれ焦りなども出てくるかと思いますが、この時期に改めて残りの日数をカウントして「何を」「どの様に」「どの程度」行うかを、ザッとでもいいのでイメージしておくと良いと思います。特に「どの程度」というのは重要で、がむしゃらに解くだけでは焦りは消えませんし、科目間のバランスも崩す可能性もあります。これまで学習してきた中で自分のペースや理解度などは見えてきていると思いますので、それをベースにどの程度までやるか、という線をこの時点でイメージすると精神的にも残り2ヶ月間勉強しやすいかと思います!

さて今日はセミナーで質問も頂いていました「語呂合せ」について書かせていただきます。

私は受験時代、どうしても覚えにくい箇所については語呂合せに頼っていました。今回は自作の語呂合せの他、他の11代目メンバーが作成・活用した語呂合せ、過去の道場記事からのおすすめ語呂合せをまとめて、掲載させていただきます。
語呂合せは語感や連想するイメージにより「合う」「合わない」の個人差があると思いますので、サラッと読んで「合う」ものだけでも使って頂けたら幸いです。

【企業経営理論】モチベーション理論 (岩塩)

波動マックス

ーズバーグは機づけ衛生理論、マクレガーはX理論Y理論

(出典:I can do it. 都内に住むITエンジニアの備忘録 http://senvei.com/368.html

 

【企業経営理論】モチベーション理論 (ぴ。)

アジのひらき

アージリスは職務

 

【企業経営理論】モチベーション理論 (5代目butao)

バスうろうろ完成

バスーンズ&トーカー
うろうろ: ッドワード、ーレンス&ーシュ
完成 : 境条件(バーンズ&ストーカーの条件)、産技術(ウッドワードの主張)

(butao過去記事: https://rmc-oden.com/blog/archives/68334 )

 

【企業経営理論】  ベンチャー企業が直面する関門 (おべんと君)

ましだ!

: の川
: の谷
: ーウィンの海

 

【企業経営理論】 市場細分化の要件 (初代ハカセ)

ソーセイジ

定可能性・近(=到達)可能性・持可能性・行可能性

(ハカセ過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/1806

 

【企業経営理論】 ブランド戦略 (初代ハカセ)

ラブマシーン

イン拡張・ランド拡張・ルチブランド・ブランド

(ハカセ過去記事: https://rmc-oden.com/blog/archives/1806

 

【運営管理】 生産の3S  (初代ふうじん)

ひょうたんの専門家

準化・純化・専門化

(ふうじん過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/71798

 

【運営管理】 経済的発注量 (ぴ。)

PCの中に2つのHD

√{2×1回あたりの発(H注費用×年間需(D要量÷単価(P)×在庫費用率(C)}

 

【運営管理】ワークサンプリング法 「作業」と「余裕」の分類 (9代目だいまつ)

団体の主婦

準備作業 ・ 主作業=作業+随作業

監査の職場は人が費用

理余裕=業余裕+職場余裕 ・ 的余裕=労余裕+達余裕

(だいまつ過去記事:https://rmc-oden.com/blog/archives/105676

 

【経済】 ラスパイレスとパーシェを利用した指標 (ぴ。)

シラスとジーパン

費者物価指数:ラスパイレス方式

GDPデフレータ:ーシェ方式

 

【経済】 物価指数ラスパイレス方式とパーシェ方式 (CK)

ラッキー!パフィー!

スパイレス方式: 準時点の数量で加重平均

ーシェ方式  : 較時点の数量で加重平均

 

【経済】 為替レートの決定理論 (CK)

アフロ購買

セット・アプローチ:超短期
フローアプローチ:短期
購買力平価説:長期

 

【経済】マンデルフレミング (3ch)

自由なら返金有効

資本移動自由なら動相場制では融政策が有効

 

【経済】マンデルフレミング 資本移動自由時の有効策 (おべんと君)

在庫返金

定相場制なら政政策、動相場制なら融政策が有効

 

【情報】OSI基本参照モデルの覚え方 (岩塩)

アプセトネデブ  ←寝てたデブがUpset(取り乱す)

プリケーション層
レゼンテーション層
ッション層
ランスポート層
ットワーク層
ータリンク層
理層

 

【情報】それぞれの層に対応する機器との対応づけ (岩塩)

デブなブリが寝るオゲレツ

デブ: ータリンク − リッジ
ブリ: 理層 − ピータ
寝る: ットワーク層 − ータ
オゲ: 用(アプリケーション)層 − ートウェイ

(出典: Kodak*Ism  https://kodak-ism.com/osi/)

 

【情報】 HDDの読み込みステップ (CK)

シーサーDAY! 

シーク ⇒ サーチ ⇒ データ転送

 

【情報】 暗号化アルゴリズム方式を弱い順から (CK)

明日会えるさ!

RC4 < AES < RSA

R: 4:  AE: あえ RSA: るさ

 

【情報】ACID特性の覚え方 (ぴ。)

ゲイツ独立したい

子性 ・ 貫性 ・ 独立性 ・ 久性

 

【情報】PMBOKとBABOKの数字の覚え方 (CK)

後藤マネージャーが読む分析

PMBOK: 5(ご)のプロセス群と10(とう)の知識エリアをまとめたプロジェクトマネジメント

BABOK: 4(よ)の領域と6(む)の知識エリアをまとめたビジネス分析

 

【情報】 XPの特長 (CK)

(素直で元気な)後藤くん

←上記後藤マネジャーの息子としてセットで覚える。

XP:5(ご)つの価値と19(とうくん)のプラクティス

XPの価値のである「単純さ」「勇気」「尊重」など、素直で元気な少年のイメージ

 

【情報】PMBOKの10の知識エリアの覚え方 (岩塩)

統合酢ダコと品の良い人のコミュニケーションはリスクなので調達されたステーキを食う!

統合 マネジメント
コープ マネジメント
イム マネジメント
スト マネジメント
質 マネジメント
的資源 マネジメント
コミュニケーション マネジメント
リスク マネジメント
調達マネジメント
ステークスホルダーマネジメント

(出典:世田谷マミィ http://singarich.jp/2017/06/04/initiate_close_overview/

 

【情報】システムの開発 非機構要求の覚え方 (CK)

ひっきー3回グレて6つのポイント
←宇○田ヒカルが3回グレて6つの賞を獲得したイメージ

非機能要求はつのグレードとつの要求ポイント

 

【中小】 中小企業基本法の基本理念 中小企業者の役割 (さいちゃん)

信州の市場地域

たな産業の創出
業の機会の増大
市場における競争の促進
地域における経済の活性化

(出典:ほらっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=8UO5qkBrgUA

 

【中小】 中小企業基本法の基本理念  (CK)

たぶんトンカツ多周期。このハジキは、わが経済基盤。

←トンカツ大好きなマフィアが拳銃を持っているイメージ

様な野で色ある事業動を行い、様な業の会を提供し、人がその力を揮しつつ業を行う会を提供することにより、我が国の経済基盤を形成するもの

 

【中小】 小規模基本法 「小企業者」の定義(ぴ。)

小企業者は持続的にGo!!

従業員数5人以下・事業の持続的発展・内閣が5年間の「小規模基本計画」を定める。

(出典:ほらっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=ymzuOW7JhqU

 

【中小】 経営力向上計画の対象に出てくる「中堅企業」の定義(CK)

突然でてきた中堅企業 

資本金10億円未満 従業員2000人未満  ← 10  ぜん1,000

 

<その他 語呂合せ・暗記法 過去記事>

歌って覚えるキャッシュフロー計算書 (7代目nori)※さとまる推薦!
https://rmc-oden.com/blog/archives/91366

【情報】くだらないほど忘れない (4代目はんた)
https://rmc-oden.com/blog/archives/49200

おやじの天敵⇒情報システム (初代JC)
https://rmc-oden.com/blog/archives/247

経営情報システムの暗記術:具体例・語呂合わせなど (初代ハカセ)
https://rmc-oden.com/blog/archives/338

情報語呂合わせまとめ (9代目かわとも)
https://rmc-oden.com/blog/archives/113751
※自作中心にゴロ合わせ・暗記法が49個も掲載されています。(エクセルDL可!)

 

以上、CKでした。

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皆さまこんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

私の前回記事では、2次試験におけるコミュニケーションシリーズの前編として以下の内容をお話しました。

普段の生活からコミュニケーションスキルを意識する

設問の要求に過不足なく答えるための準備をする

前編では、2次試験で戦うための武器を身に着け、出題者の要求を理解するまでの内容でした。

後編の今回は、いよいよ出題者に伝わる解答方法と確認方法のお話です。

では、さっそく本日の記事をスタートします。宜しくお願いします。

出題者の言葉を使う。


■出題者と話す時は、出題者の言葉を使え

皆さまは、解答に難しい言葉を使ってしまうクセはありませんか?

私はこのクセが最後まで抜けませんでした・・・。多年度生あるあるの「こじらせる」の特徴の一つかもしれません。

こじらせる【拗らせる】

・物事をもつれさせる。解決を難しくさせる。

参照元:weblio辞書

例えば、与件の言葉を深読みして一次知識のキーワードに言い換えたり、自分が普段ビジネス上でよく使っている用語や英単語等を使ってしまうなどです。予備校の講師からは「与件が使えてません」とか「唐突な印象です」などの表現で指摘されていました。

自分でも悪いクセと認識していたのですが、いざ演習になると突如閃いたかのように難しい言葉を書いてしまうのです・・・。

悪魔の囁き:「YOU、その思いついた言葉カッコイイから使っちゃいなよ」

天使の忠告:「ぴ。よ・・・難しいことは考えずいつも通りに書きなさい」

問題の傾向が変わっていたり、緊張や焦りがあると、普段通りにできず、雑念が入ってしまうのです・・・。

結果、与件の言葉を使っているつもりでも、採点する側は違う意味として受け取られるため、点数に繋がらないことが多かったです。

また、試験の出題者はその道の学者先生です。知識的にズレた言葉や知らない言葉が書いてある場合、出題者は気分を害するかもしれませんし、最悪読んでもらえないかもしれません。

ここで、前回に続きピーター・ドラッカーの名言をご紹介します。

『ソクラテスは、大工と話すときは、大工の言葉を使えと説いた。コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。』(参照:ドラッカー名言集 仕事の哲学)

(哲学者ソクラテス氏はかなりの頑固者であったとのウワサ。)

2次試験においては、「大工の言葉」は「出題者の言葉」と捉えることができます。

難しい言葉などを無理に使おうとせず、設問文や与件文の言葉を素直に書くことで出題者と円滑なコミュニケーションを図れます。

以下に、2次試験でよく使う2つの因果解答パターンで考えてみます。※(例)は令和1年事例Ⅰを題材にしています。

与件の言葉(因)のため、一次知識の言葉(果)となった。

(例)コストカットした部分を成果に応じて支払う賞与にしたため、社員のモラールが向上した。

一次知識の言葉(因)のため、与件の言葉(果)となった。

(例)顧客視点に立って潜在ニーズを引き出したため、これまでアプローチできなかったさまざまな市場との結びつきもできた。

与件の言葉はそのままの言葉で記述するほうが安全です。しかし、制限字数の中で解答をまとめるためには与件の言葉を省略することも必要です。なぜなら、そのまま与件の抜き出しだと字数が多くなってしまい多面的に複数の視点で解答することが難しいためです。

よって、与件の言葉の意味を保ったまま省略して記述する練習をしておきましょう。

(例)これまでアプローチできなかったさまざまな市場との結びつきもできた。→ アプローチできずにいた様々な市場と結びつけた。

■私の失敗例②

ここで、私の失敗例②をご紹介します。与件の言葉を素直に使えず、知識的にもズレた解答をしてしまったケースです。

※まだ令和1年度の事例Ⅰに取り組んでいないかたは、ぜひご自身で一度問題を解いた後でお読みください。

例えば、R1事例Ⅰの第1問。

A社社長がトップに就任する以前のA社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か。100字以内で答えよ。

ぴ。の再現答案(悪い例)

最大の要因は、葉たばこ乾燥機の製造販売が競争劣位となったため。①受動喫煙等の社会問題化など、たばこ市場の縮小②葉たばこ生産者の後継者不足・高齢化など、生産体制が不足し、事業が成り立たなかった。

「YOU、最大なんだからカッコよく、つまり〇〇、と結論先出しで書いちゃいなよ」と悪魔の囁きが・・・。そして、精神的な動揺から思考が停止し、「競争劣位」という唐突で、知識的にもズレた回答になってしまいました。事例Ⅰの第1問。緊張で頭がパニックになっている中、私の知識の曖昧さを見透かされているようです。

冷静に正しい知識で設問要求を確認することができれば、「ビジネスとして成功しなかった」とあるため、収益面に問題があったのでは?と想定した状態で与件文を読みにいけたハズです。

また、最大の「理由」は何か。と問われているのにもかかわらず、最大の「要因」と書き出しています。減点されたかは分かりませんが、印象は悪いですね・・・。

与件文の4段落目に以下の記述があります。

すでに5年以上のキャリアを積み経営層の一角となってトップ就任を目前にしていたA社長にとって、存続問題は現実のものとなっていた。そこで、自らが先頭に立って自社製品のメンテナンスを事業化することに取り組んだ。しかし、それはビジネスとして成り立たず、売上減少と費用増大という二重苦を生み出すことになってしまった。

出題者の言葉としては、売上減少と費用増大という二重苦を生み出したと言っています。また、下線の箇所にように設問文とほぼ同じ言葉がこの4段落にまとまって記載されています。この設問で合格点(6割)を確保するためには、この売上減少と費用増大という言葉を素直に結論として使い、売上減少と費用増大の両面から具体的な理由の記述をする必要があったと思います。

仮に、つまり〇〇と結論のキーワードにする場合は、「収益低下」とすると売上減少と費用増大を端的に表現でき、出題者に伝わったのではないかと思います。出題者が期待する語彙と合致していれば高得点が見込めますが、短時間で書くことは難しいですね。

私は2次の学習期間が長くなったせいか与件の言葉をそのまま使うことに拒否反応みたいなものがありました。もっと別の表現のほうが良いのではないか?など、ややもすれば明後日の方向にいってしまいがちです。ですが、そこはグッと堪えて難しく考えず自信を持って素直に与件の言葉を使うことが大事になります。

3chの再現答案(良い例)

最大の理由は、①葉たばこ生産者の後継者不足や高齢化が急速に進み、市場が縮小して売上が低下したから、②補習用部品の在庫管理が不十分で、計数管理が行われていないため、コストが増加したから、である。

出題者の言葉通り、売上低下と費用増加の両面から、それぞれの理由を与件から抜き出し、因果関係で繋いでいます。とっても分かりやすく、見栄えが良い解答ですね。

正確に伝わっているかを確認する。


最後は、自身の回答が受け手に正確に伝わっているかの確認方法のお話です。

自分の回答に対し、自己評価だけでは正確に受け手に伝わっているかを確認することは難しいです。

設問要求に正しく答えているか?

正しい一次知識を使えているか?

自分の悪いクセは出ていないか?

与件の言葉を省略したけど意味が保たれているか?

など、他にも確認すべきことがあると思います。例えば、ふぞろい等の再現答案や予備校等の模範解答で自己採点した場合、上記の設問要求と一次知識は確認できますが、自分のクセ等は確認できません。

そのため、他者のフィードバックが必要です。予備校を受講されているかたは講師等からフィードバックがあると思いますが、独学のかたはそのような機会はなかなかないですよね。

そのような場合は、勉強会をおススメします。今はオンラインの勉強会を開催している支援団体やコミュニティ等がありますので、地理的・時間的制約などの負担が少なく参加できると思います。

オンライン勉強会の情報は、いけちゃんの記事がおススメです。

・勉強会の効用とご紹介

私からは、勉強会に取り組む上で意識したい2つのことを以下にご紹介します。

■アサーションによる勉強会

一つ目は、「アサーション・コミュニケーション」を意識して取り組むことをおススメします。(参考:カオナビ人事用語集

アサーションとは、相手を尊重しながらも自己主張をしっかり行うコミュニケーション方法です。

自己主張のタイプは主に以下の3類型があります。

アグレッシブ(攻撃的):ジャイアンタイプ

ノン・アサーティブ(非主張タイプ):のび太君タイプ

アサーティブ(バランス型):しずかちゃんタイプ

この中ではアサーティブが望ましいのですが、大事なことは、自分がどのタイプなのかを理解することに加え、自分のタイプ以外の特性も理解しておくことです。

私のタイプは自己主張が控えめのノン・アサーティブと自覚していたため、勉強会では普段の倍くらいの積極性を意識して意見をするようにしていました。

受け手に正確に伝わっているか?について、自身では大丈夫と思っていても、実際には正確ではないかもしれません。それは他者から指摘を受けることで気づくことができます。また、自身のクセをより多く洗い出すには、積極的な意見交換が必要です。

勉強会の参加者がチームとなり、積極的に意見をぶつけ合うことで勉強会の効果は最大化します。参加者の良いところは参考にすると共に、自身のクセを把握し一つずつ修正していきましょう。

勉強会に関連するおススメの過去記事をご紹介します。

・友達を作ろう2~グループ学習の功

・勉強会に必要な心技体

■ホーソン効果を味方につける

2つ目はホーソン効果です。これは人から注目や期待をされていると意欲が高まる効果で、1次試験企業経営理論のモチベーション理論の領域で過去に出題されています。

【H30年第15問】

イ:E.メイヨーとF.レスリスバーガーのホーソン実験では、従業員が自分たちの作業条件を決定することによって内発的に動機づけられていたことを発見し、これをホーソン効果と呼んだ。(×)

【H25年第16問】

オ:作業環境を経営者が改善してくれたこと自体が、研究員に対するホーソン効果を生み出したから。(×)

2つ共に不適切な選択肢です。ホーソン効果は、作業条件を変えることで生産性が高まるのではなく、人から注目や期待をされることで意欲が高まること、つまり人間関係による作用が重要だとしています。

例えば、家で閉じこもって勉強するよりも図書館やカフェなど人がいる場所のほうが勉強が捗るというかたもいらっしゃると思います。これは人に見られているという適度な緊張感が生産性を高めていると考えられます。

勉強会のデメリットとして、参加者で経験年数や習熟度に違いがあると意見交換がスムーズにいかないといったことが挙げられます。

ですが、ホーソン効果を味方につけることでデメリットをメリットに変えることもできます。

✅自身の悪いクセを持っていない人と接する

経験者が自身の悪いクセを修正しようとするとき、初学者の素直に与件から抜き出す解答に触れることで、修正への気付きを得られる効果があります。

✅自身の目標に近い人に接する

初学者が自身の目標に近い人と積極的に接することで、教えてくれる人の期待に応えたいという気持ちが生じて、意欲が高まる効果があります。

初学者も経験者も参加者の期待に応えよう!という気持ちで勉強会に取り組むことで学習の生産性が大きく向上すると思います。

後編まとめ

✅出題者に伝わる答案にするために、出題者の言葉を素直に使おう。
✅自身の回答を確認するときは、勉強会などで他者にフィードバックしてもらおう。

2次試験におけるコミュニケーションシリーズ、いかがでしたでしょうか。

文章力に自信がなくても、普段の生活の中で文章コミュニケーションを意識することで、文章力が上達するきっかけにすることができます。

また、出題者とのコミュニケーションや学習仲間とのコミュニケーションを意識することで、受け手に伝わりやすい答案を書くことができます。

もしよろしければ、ご参考にして頂けたら幸いです。

今回は以上です。いつも長い記事を読んでいただきありがとうございます。

ぴ。でした。


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

エイプリルフールですが、いつも通りまじめに本気でいきますよ。

 

昨日のべりーの記事でも書いていましたが、去る3月30日に中小企業診断協会から「今年の診断士試験は、現時点では実施する予定」との情報が発出されました。

正直、協会としても判断の難しい状況だと思います。

ですが、試験案内配布開始(本日、4月1日)に先立ちお知らせを出して下さったことで、気持ちが前向きになった方も多かったと思います。

 

それは受験生の皆さんだけでなく、私たち道場メンバーも同じです。

私たち11代目は、たまたま昨年合格することができましたが、診断士試験と出会うのがあと少し遅かったら、去年の試験でポカミスをしていたら、仕事が忙しくなって受験を諦めていたら……人生の巡り合わせが少し違っていたら。(たぶん私が言うのが一番現実味があるので言いました。11代目のみんな、巻き込んでごめん)

もしかしたら自分は今年の受験生だったかもしれない。

だから、今年の試験がどうなるかって、他人事とは思えないのです。

 

もちろん、診断士試験の勉強が生活の全てではありません。

皆さんそれぞれご家族がいて、お仕事があり、日々のあれこれがあると思います。

こんな状況なので、今年の受験は見送ろう、という決断もあると思います。それも大事な決断です。

それでも、試験が実施されることを念頭に勉強している方がいるなら、 一発合格道場としてできることをしよう。

それが、私たち11代目の総意です。

 

というわけで、

今年もやります! 【渾身! 論点シリーズ】!!

そして今年も、読者の皆様からのリクエストを募集します!!

 

説明しよう☝️ 【渾身! 論点シリーズ】とは、その名の通り道場メンバーが渾身の力をこめて、あるテーマを掘り下げて書く記事のことである。

「テキストではサラっと書いてあるけど、いまいち理解できない」「毎回過去問で間違える……この論点苦手なんだよなぁ」そんな受験生の悩みに応えるべく、かゆいところに手が届く丁寧な説明が特徴だ。

記事タイトルの【渾身】が目印になっているので、ぜひ探してみてほしい☝️

 

ちなみに、私の一押しは10代目ちこまる(仮)さんの【渾身】シリーズまとめ記事です。

【渾身】永久保存版! 渾身シリーズまとめページ by10代目ちこまる(仮)

 

【渾身】シリーズを渾身の力でまとめるという二重構造になっております。哲学的ですね。

ほんと、冗談抜きで、ブックマークをおすすめしたいページです。情報量が半端ないです。

特に独学の方は、身近に質問できる人がいなかったりしますよね。

テキストを読んでも、問題集の解説を読んでもわからない……と困ったときは、まずは道場の【渾身】ページに解説がないか、探してみてください。

 

今回、11代目の方でも準備している論点はありますが、皆さんからのリクエストも募集します!

例えば「経営法務の下請法がどうも頭に入ってこない」「財務・会計の連結会計って何を押さえればいいのかわからない」など、解説してほしい論点を書いて頂けると嬉しいです。

 

リクエスト方法は2つ。

①ブログのコメント欄に書く。

ちなみに、今日のブログのコメント欄でなくてもOKです。

例えば、明日のいけちゃんの投稿を読んでリクエストが浮かんだら、明日のコメント欄に「渾身シリーズ、●●をリクエストします」と書いて頂ければOK。

内部事情で恐縮ですが、できれば11代目の記事にコメント頂けると、私たちがキャッチアップしやすいので助かります。

 

②Twitterのリプ欄かDMに送る。

一発合格道場のTwitterアカウントでも【渾身! 論点シリーズ】のことをつぶやきますので、そちらにリプ頂いてもOKです!

Twitterはこちら

 

リクエスト来ないとさみしいので、ぜひぜひよろしくお願いします!

 

さて、それではようやく本編です。

(いや、なんなら今日はここからがオマケかもしれません……)

 

本日は【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界③ と題して、前回に引き続き、私の体験談を一次試験の「企業経営理論」と二次試験の「事例Ⅰ」に紐付けてお話ししたいと思います。

ちなみに本シリーズは今日が完結編です。とくにオチはないです。
前回、前々回の記事はこちら↓

【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界①

【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界②

会社を経営するうえで欠かせない「人事施策」のお話、少しでも知識と実感が結び付く機会になれば幸いです。

 

本日が3回目ですね、私が勤務した(している)「東京のHR(人材)ベンチャーA社」と「地方の金型屋B社」に登場してもらいます。

ざっくりプロフィールはこんな感じです。(クリックで拡大します)

 

前回は人事施策の「茶化」の「採用」と「配置」について書いてきました。

今回は「育成」「評価」「報酬」をみていきたいと思います。

 

【復習です】一次試験「企業経営理論」でも二次試験「事例Ⅰ」でも役に立つ「茶化」とは

茶→サ+ハ+ホ(採用・配置・報酬)

化→イ+ヒ(育成・評価)

であります。

 

しつこいようですが大事な論点なので、今回も過去記事のリンクを載せます。

10代目かわともさん 最低限押さえたい「1次知識」まとめ

9代目よこよこさん 【事例Ⅰ】幸の日も毛深い猫~組織人事のフレームワーク

 

「茶化」の全体の流れはこんな感じ。

 

それでは、「育成」と「評価&報酬」についてです。

 

東京の人材系ベンチャーA社の場合

①育成

A社の場合、新卒・中途とも、育成にはかなり力を入れていました。

これはA社が人材系サービスを提供する会社なので、お客様に提供するプログラムを一部自社の社員教育でも実践していたためです。

おそらく、世間一般のベンチャー企業は、ここまで手厚く新入社員の面倒を見ないと思いますので、業界の特殊性も理由の一つとお考え下さい。

 

A社の新入社員教育は、短期での戦力化を目標としたプログラムが組まれていました。

具体的には「座学の研修→実践→反省・課題設定→トレーナーからのフィードバック→研修→実践→反省・課題設定→フィードバック→研修……」といった感じで、OJTとOFF-JTを組み合わせて短期間でPDCAサイクルを回していました

一度に複数クラスで研修を実施するような大企業では、実践の場が用意できず、こんなプログラムは組めません。

このダイナミックさは中小企業ならではと言えるでしょう。

もちろん、よく言われるように「わかる」と「できる」は違うので、研修で習ったことを実践しようとしても、すぐ上手にできるわけではありません。

というか、一回研修で聞いたくらいでは、大体できません。でも、とにかくトライ&エラーで前に進むスタイルです。

外資系なんかでいわれる「Quick&Dirty」、つまり多少粗くてもスピード重視で! という方針で、インプットとアウトプットを短期間で積み重ねながら、早く一人前になることを求められていました。

 

育成プログラム自体がなかなかハードなため、トレーナーとは別に各人にメンターを付ける取組みも行われていました。

トレーナーが仕事の基本をしっかり教える一方で、メンターはトレーナーに聞けないようなちょっとした事や、仕事には直接関係ない心配事をフォローする役割です。

新入社員が弱音を吐ける「安全な場」をつくることが目的なので、3年目~5年目くらいの安定感のある先輩が任命されることが多かったように思います。

②評価・報酬

A社の評価は四半期毎に実施されていました。

四半期に一度のサイクルで営業の予算目標を立てるので、それについて振り返り、評価されるイメージです。

目標は「予算数字」と「行動目標」の2本立てでしたが、行動目標も結局数字に結びつく目標(いわば予算達成のプロセス)になるので、評価基準がわかりやすいのが特徴です。
基本的に、予算を達成していれば評価は高くなるし、達成していなければ低くなる。

営業職の宿命だと思いますが、一人一人の担当顧客や案件が明確なので、受注という成果はほぼストレートに担当者の評価に結び付きます。
もちろん上司や同僚や他部署の方の力添えもあるので、営業部員一人の成果ではないわけですが、そこはある意味ドライで明快な世界です。

ですが、達成したら高額インセンティブが入ってしめしめ、というわけでもありませんでした。
A社で働いていた当時、疑問だったのがこの報酬体系でした。

営業なので達成率順に順位なんかも張り出されます。
目標を大幅に超えて達成した場合でも、一位のインセンティブは、基本給に比べささやかなものでした。
また、個人達成の他にチーム達成という評価基準があり、チーム予算を達成したときもチームにインセンティブが授与されました。
(金額は忘れましたが、隣のチームがインセンティブでKindle を買ったとか言ってたような…)

そこで、ある時先輩に「うちの営業、大変な割に達成インセンティブ少ないと思いませんか?」と聞いてみました。
すると、「私も最初はそう思ったけど、あんまり行き過ぎて個人主義の助け合わない会社になるのもイヤじゃない?」という答えが返ってきました。

そうです。事例Ⅰでも出てきますよね。
成果主義のメリットとデメリット。

メリット:社歴の浅いメンバーも成果次第では高く評価されるため、モチベーションが上がる。
デメリット:短期的、個人的な利益を優先しがちになるため、中長期的な視点やメンバー間の協調意識がおろそかになる恐れがある。

たしかにスピード感と成果重視のベンチャー企業の営業は、一歩間違えると組織というよりは個人事業主の集まりのようになりがちです。
あくまで憶測ですが、A社は他の人事施策ともあわせて、成果主義のメリットを生かしつつデメリットを打ち消すことを狙って、インセンティブを上記のように設定していたと考えられます。

 

地方の金型屋B社の場合

①育成

B社の新入社員は、入社後2週間程度の座学研修の後、工場(いわゆる「現場」)に配属されます。

座学では金型についての基礎知識を学ぶのですが、実際の金型を見て手を動かした方が早いので、現場に配属されてからが本番です。

教育担当の班長さんを中心に、先輩たちから少しずつ仕事を教わり、技を磨いていきます。

教わるといっても、例えば金型の細部を調整する技術などは、結局のところ経験を積んで体で覚えるしかありません。

このあたり、ベテラン工員の「技能の見える化」や「技能伝承」の必要性は、工場長以下管理職は感じているのですが、なかなか難しい課題です。

基本的な工具の使い方は入社2~3年目くらいで身に付くのですが、その先は個人差があって難しいようです。

班長さんの話では、

・そもそも金型は一つ一つ仕様が違うので、技を習得するまで短期間で何度も同じ経験を積ませるのが難しい

・自分たちも「背中を見て育て」式で教育されてきたため、後輩への効果的な教え方がよくわからない

というのが正直なところだそうです。

 

一方、職場の雰囲気はアットホームで、隣の班や隣の課の先輩たちも何かと気にかけてくれるので、新入社員が孤立したり、迷子になったりすることはほぼありません。

毎日同じメンバーが、同じ時間に同じ職場で顔を合わせるため、自分の居場所があると感じられることは、新入社員にも良い影響を与えていると思います。

 

 

②評価・報酬

評価は年に1回、期末のタイミングで行われていました(最近変わりましたので、後述します)。

A社に比べると、評価者にとっても、被評価者にとっても、わかりにくいのが悩みです。

理由は、一つの金型ができるまでには多くの部署の人が関わっているため、仮に出来栄えが良かったとしても、誰の成果か切り分けにくいからです。

「10人が10件ずつ担当して100件」になるのがA社だとすれば、B社は「10人であれこれ協力して最終的に100型」になる仕事の仕方です。

さらに工場は一人の一次評価者に対して部下が10人以上いるため、きめ細かな評価が難しい。

もちろんその中でも公平に評価するようにチェック項目を設けていますが、A社のようにスパっとはいかないのが実態です。

 

最近ではそういった点を少しでも改善し、社員の成長意欲やモチベーションを上げるために、評価のサイクルが1年から半年になりました

これにより、成果と評価と報酬の関係が以前より分かりやすくなりました

(人事評価が次の賞与等に反映されるため。)

いくら金型のリードタイムが長いからとはいえ、一年前にさかのぼって部下を評価するのもなかなか大変だったようで、この変更はおおむね好評です。

 

 

 

では、最後にカーテンコール(?)ということで、このシリーズのまとめを表にしてみました。

いかがでしたでしょうか。

 

繰り返しになりますが、【渾身】シリーズのリクエスト、ぜひよろしくお願いします。

明日はいけちゃんの登場です♪

それでは引き続き、一緒に勉強がんばりましょ~。

 


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【11代目からのご案内】

4月4日(土)に実施予定の一発合格道場『オンライン春セミナー』ですが、なんと誠にありがたいことに満員御礼となりました!!

3月28日(土)申し込み頂いた方宛てにメールにて連絡差し上げましたので、届いていない方は大変お手数ですが「こくちーず」経由で連絡下さい(こくちーずはこちら)。

Zoom URLは「4月1日(水)」にご登録いただいた「メールアドレスに連絡」させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

———————————————————–

おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

明日は4月1日、新年度がスタートする企業も多いと思います。
新入社員の入社、春の人事異動、各部署ごとのキックオフに歓送迎会など、何かと「始まり」を感じさせる季節です。

またTACでは4月から完成答練に入り、いよいよ『直前期』がスタート。
私たちの記事も4月からは1次試験、2次試験に更に踏み込んだ内容にシフトしていくことになります。

そんな中、3月30日付で中小企業診断士協会から「令和2年度の試験日程は予定通り」と発表されました。
ただし今後、災害などにより試験実施に影響が生じる場合は協会のWebサイトに掲載するそうなので、引き続き注視する必要があります。
なお今年は「試験案内配布・申込受付期間」は4月1日~5月8日と例年より1ヵ月ほど早いため、1次試験を受験される方は手続きをお忘れなきようお気を付け下さい。

 

1次試験データ分析

はじめに

今回は、1次試験の科目別・年度別の「平均点」と「科目合格率」の推移をグラフにしたいと思います。
それにより「1次試験の全体像を掴むこと」が目的です。

実はこの切り口は9代目Chikaが2018年に掲載(こちら)しており、今も読まれている人気記事です。
私も勉強期間中に読んだ記憶があります。

あれから2年経ちましたが、その間も過去記事「1次試験と秋の空」に書いた通り各科目ごとの暴れっぷりは健在で、大荒れの空模様でした。
よって、更新版として皆さまにご覧いただこうと思います。

※データ出典:中小企業診断士協会、TACデータリサーチ

 

平均点と科目合格率の推移

経済学・経済政策

☆経済学・経済政策 (関連する2次試験科目:なし

直近6年間の平均点がほぼ凪(なぎ)の状態です。
科目合格率も6年中4年は20%を上回っており、安定科目と言えます。
この期間に限れば対策が打ちやすい科目と言えます。

ただし、平成22年と25年に伝説的ともいえる超難化がありました。
私が勉強を始めたH28はまだその衝撃が冷めやらぬ時期で、経済学はいつ「超難化」してもおかしくないと言われていました。
H25年など科目合格率2.1%、平均点が41.9点と足切りラインギリギリですから無理もありません。
結果的に「得点水準を勘案し全員に 4 点を加算」という処置がとられました。
H22年も4点の得点調整が入っており過去10年間に2回の得点調整です💦

確かに直近6年間は凪でしたが、いつ嵐に転じるかが非常に怖い科目です。

過去記事「潮流・俯瞰・設問の3つの目」で取り上げたように今年の1次試験は難化が予想される材料が揃っており、過去に超難化実績がある分、経済学の難化には備えておくべきと考えます。

試しに1度、H25年度、H22年度の過去問をヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします。

※ヨコ解きは「年度別」、タテ解きは「複数年度をまたいで論点別」の過去問の解き方

 

財務・会計

☆財務・会計 (関連する2次試験科目:事例Ⅳ

最近1年おきに難化してますがそれを「傾向」とは考えにくいと思います。
今回は9代目Chikaの続編企画ということで開始をH18年のまま直近2年を付け足しましたが、14年間分を並べてみると、この5年間は多少の凸凹あれど以前に比べたら易化傾向だったと分かります。

直近5年間を除くH18~H26年度までの9年間で平均点が60点を超えた年が2回のみです(2/9)。
一方、直近5年間は59.○○点も60点と見なせば、60点を超えた年は5回中4回です(4/5)。

また科目合格率の推移をみると、平均点以上に「直近5年間とそれ以前」に差があります。
以前は経済の様に大盤振る舞いの年もなく、H21年が19.5%に一度浮上した位であとは行っても10%前後。5%前後の年も4回ありました。

市販の過去問題集は「5年間」のものが多いと思いますが、直近5年間のみを切り取ると財務会計を見誤る可能性があります。
H26年度、H24年度の過去問もヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします

 

・・・以上の様に、経済と財務会計は今でこそ得点源と公言する方も多い2科目ですが、それは直近5~6年のことであり、一昔前はいつ牙をむいてもおかしくないようなピリついた荒くれ科目でした。

(一昔前の経済と財務のイメージ)

 

もし今年この2科目が難化した場合は、過去記事「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」に書いたように

✅ 1周目は高速回転して全体像を俯瞰する
✅ 早期に難化を把握し、2周目以降は丁寧に必勝問題を見極め対応する

ことが勝負の分かれ目になるかもしれません。

 

企業経営理論

☆企業経営理論 (関連する2次試験科目:事例Ⅰ、事例Ⅱ

経営理論は平均点のばらつきが少ないことが特徴です。

14回中11回が「55点以上62点未満」の7点差のレンジに収まります。
ただしH22年以来、10年連続で平均点が60点に届きません。
つまり「そこそこ点は取れてるのに科目不合格になりやすい」科目といえます。(これは9代目Chikaも指摘しています)

科目合格率も特に直近3年間は低く推移しており難化傾向でした。
それ以前の科目合格率もH28年が飛びぬけた以外は緩やかに下降しつつもほぼ一定で、20%を超えることは滅多にありません(14年間で2回だけ)。

ちなみにH28年は平均点も科目受験者数も前年と同等なのに科目合格者が1600名も多いため、余程得点がばらついたなど特殊な年度であったと考えるのが妥当かと思います。

難易度のバラツキが小さいことには違いないですし、この科目の1次知識は2次試験にも生かせるため、簡単ではありませんが60点以上を狙って科目合格できると有利になり得ると言えます。

 

運営管理

☆運営管理 (関連する2次試験科目:事例Ⅲ

H18年からH24年までの7年間の平均点(の平均)は62.4点。
H25年から令和元年までの7年間は57.8点と、以前に比べると難化傾向です。

特にH28 年とH29年の難化は、H29 年に合格確率が3.1%まで落ち込む激しいものでした。
この科目合格率は直近5年間に限れば全科目中で「最低」です。

何故急に難化したのか?を推測すべく、この2年間の2次試験と照らしてみます。

2次試験は平均点等が発表されないので結果から難易度が測れません。
ただ、この表の通りH29年は2次試験が変化した印象を強く残し、平成30年、令和元年と変化が続きました。

・・・ここで推測を挟みます。興味ない方は申し訳ありませんがこの部分を飛ばし読みして下さい。

【1次運営管理と2次事例Ⅲ】
H28年度
1次試験で知識レベルを引き上げ、2次は前年通り(知識より対応力)
H29年度
1次の知識レベルを更に引き上げ、2次は例年の問い方を崩す(知識より対応力・上級)
H30年度
1次の知識レベルは緩和し、2次で知識を問う出題にギアチェンジ
R1年度
1次の知識レベルは継続して緩和、2次で知識を問う出題を継続
―――
・・・このように無理矢理1次と2次の傾向を紐づけて考えてみると、協会は「4年間かけて試験段階での『生産管理と店舗販売管理』の知識レベル引き上げを図った」のかもしれません。
また、のちに2次の論文形式で知識レベルを問う方向にシフトしたとすると「より実践的な知識レベル」かつ「特に『生産管理』の知識レベル」を引き上げるべし!が目的だったのかもしれません(現場からの要請とか?)。
ただし、根拠の少ない「因果」を元に解答を書くと大事故となる、これは2次試験の鉄の掟です。
✅ 1次と2次にまたがって直近の4年間で傾向変化しているらしい
✅ だとするとR2年は直近2年間の傾向が続くかもしれない
ここまでで仮説を終わります。

もしR2年も直近2年間と同様の易化傾向が続いた場合、運営で得点を重ねることが重要です。
図表問題で逆ザヤ沼問題にハマらず、必勝問題をすべて得点化するつもりで臨んで下さい。

ただし、変動要素、不安材料があるとしたら、R2年は1次試験合格者を絞るためにどの科目が難化してもおかしくないという「潮目」の変化でしょうか。

 

経営法務

☆経営法務 (関連する2次試験科目:なし

長らく「平均点が60点を超えることは少ないが難易度が大きく変化しない」科目でした。
ですが、H28年からH30年までの3年間、冬の時代を迎えました。

H28年は、「7科目すべての合格基準を59%にする」という歴史的な得点調整(あるいは合格基準の調整)が行われた年でした。
この年に激しく難化したのはこの次に登場する「経営情報システム」です。
また情報システムほど派手でないながらも難化したのが「財務会計」「運営管理」と「経営法務」でした。

そして経営法務は翌年H29年は「4点加点」、H30年は「8点加点」と3年連続で得点調整を繰り返します。
特にH30年は科目合格率が5.1%、平均点も41.6点(8点加点前)と非常に厳しい年でした。

3年連続で「平均点が50点未満」「科目合格率10%未満」「連続得点調整」が同じ科目で続くと、経営法務を科目合格できずに残した場合は中々挽回が難しかったと思いますし、その結果、この科目を「苦手」に上げる方が多くなったのでしょう(ぴ。の過去記事「R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~」)。

令和元年は「冬の時代到来」以前のH27年並みに科目合格率、平均点ともに戻りました。
個人的には、3年間連続で得点調整した後なので翌年また難化させるのは難しいのではないかと思います。

ただし、冬の時代を作った理由が「診断実務の現場で全体的な法律知識不足が問題となった」などの場合は、R1年の易化で解決したわけではないはずなので、再度テコ入れを図る可能性もゼロではありません(そのように合理的な理由があるなら要綱等に示してもらえるとお互い建設的になれると思うのですが)。

なお経営法務は法改正があったり逆ザヤ沼問題も多いため、過去問による学習が他の科目より難しいと言えます。
そこで過去問学習を補う暗記ツールが重要になりますが、私は「まとめシート 後編」が最高に効果を発揮してくれました。

 

経営情報システム

☆経営情報システム (関連する2次試験科目:なし

難易度の差が最も激しく、数年おきに難化してきました。
科目別に14年間の推移を比較しても経済と1、2を争う変化の激しさです(末尾のまとめグラフ)

この科目は純粋な暗記科目であり2次試験に関係がないのでなるべく省力化したいが、難化に備えて油断できない科目であるため、好き嫌いが分かれます。

H25年までの4年間は安定の得点源で、H25年の科目合格率はなんと51.8%。(グラフが天井を突き破ってます 笑)
この結果には診断士協会も慌てたはずです。科目合格率1/2越えですから。
その翌年から難化傾向に転じてH28年は科目合格率8.5%まで難化し、とうとう4点の加点対象となりました。(でも9代目Chikaも私も足切り即退場)

この資格、情報処理技術者(高度)資格ホルダーの受験者が多いと言われています。
そうした方は当然この科目に強みを発揮し、難化への対応能力も文系初学者に比べたら圧倒的に高い筈です。
H26年~H28年の難化も、高度資格ホルダーの優位性を更に高めたのではないでしょうか。

・・・ここでまた推測を挟みます。興味ない方はこの部分も申し訳ありませんが飛ばし読みして下さい。

【勝手に振り返る直近5年間】
この数年間は1次合格者を安定的に輩出することが1次試験の前提であったと仮定して、
―――
①経済はH26年以降は難易度調整に使わず
②財務会計は難易度を不規則に変化させることでレベル低下を許さず
③経営理論は難易度を大きく変化させないことでレベル低下を許さず
④情報システムをH26年から難化させたがIT系資格ホルダーに有利で不公平なため易化し
⑤④の代わりに運営管理をH28年から難化させたが2次で知識を問う方向に変化して1次を易化し
⑥④の代わりに経営法務をH28年から難化させたが3年連続で得点調整など上手く行かず易化し、、、
―――
その結果(特に④⑤⑥)、1次試験全体の難易度調整が易化に振れ過ぎ、4,444名の1次合格者を出してしまった、と。
すみません、上記はすべて仮説に過ぎませんが「出してしまった」は当たっているのかなと💦

【科目別推移比較の7科目まとめグラフ】

 

中小企業経営・政策

☆中小企業経営・政策 (関連する2次試験科目:なし

中小企業経営・政策は暗記科目です。
何年かおきに「平均52~53点、科目合格率10%未満」の年がありますが、H30年以前の7年間はグラフをご覧の通り安定的に推移していました。

が、R1年は久しぶりの難化。
平均点は50点台前半、科目合格率も8年ぶりに1桁台でした。

例えばH30年に法務1科目を残し、R1年に法務1科目だけだと心配なので得点源として中小経営・政策(科目合格済み)を受けた方は、法務の易化に助けられる一方で中小経営・政策の難化に苦戦したかもしれません。
このように科目合格の活用は年度別・科目別の難易度変化の影響を受けやすく簡単ではありません。

なお14年間で平均点40点台がない科目は「経営理論」「運営管理」「中小経営・政策」の3科目です。

ご記憶にあるかどうかわかりませんが、この3科目はいけちゃんが過去記事(「科目合格制度」と複数年計画)にて指摘する通り全受験生にとって「必修科目」であり、試験時間も90分間と長く、他資格を有している各分野の専門家にも当該分野を学んでもらいという意図が垣間見えます。

90分科目は設問数も多いため60分科目に比べて年度ごとの難易度の差が出にくいのかもしれませんが、先述の通り中小経営・政策は何年かおきに難化の波が来るので、R2年も要注意下です。

 

令和元年と令和2年度

令和元年は大きくとらえると

易化・・・経済学、財務会計、運営管理、経営法務、経営情報システム
難化・・・経営理論、中小企業経営政策

でした。

派手に難易度を上げ下げする科目たちが易化に転じ、当試験の「必修科目」2科目がゆるやかに難化しました。
その結果、全体では「超易化」と言えるほどの1次合格者を生みました。
(当初は「令和元年のご祝儀か?」とも思いましたが2次合格者が増えない限り意味がないので、そういった趣旨ではなかったと思います )

いずれにせよ、例年(H26~H30年の5年間平均)の1次合格者に対してR1年の合格者はおよそ1,368名もの急増ですから、2次試験合格者のキャパシティから逆算すると、令和2年度の1次試験は前年より難化するのではないでしょうか。

今回は14年間の実績データを元に1次試験の推移を見ましたが、

・科目ごとの難易度の変化が本当に激しいため、なるべく得意/不得意科目を作らない。
・未合格の科目がある場合に「科目免除をどのように選択するか?」はリスクヘッジの視点が重要。

について対策を検討する際などに、ぜひこの記事をご活用下さい。

 

まとめ

私の初回記事と2回目は、論点別のタテ解きを強くお勧めしました。
そして3回目と4回目は、年度別の切り口で記事を進めてきました。

私は基本的には「学習はタテ解きで必勝or逆ザヤ沼問題を判断する技を磨くべき」と考えます。
ですが、タテ解きだけでは上記のような「年度による難易度が掴みづらい」という難点があります。

3回目と4回目に書いた通り、「今解いているこの科目は今年(R2年度)難化したのか?易化なのか?」を周囲より先に把握することは、試験攻略上、優位になれるかどうかの岐路となります

したがって、

①科目ごとに上記のような年度ごとの波があることを知っていた上で、
②この科目は今年は難化か?易化か?「潮流=魚の目」で把握し、
③その問題が必勝or逆ザヤ沼問題かを「設問=虫の目」で察知し得点を積み上げる。

これにより合格にグッと近づくことができるということを、たまに「年度ごとのヨコ解き」を過去問で行うことにより感覚として掴んでおくことをお勧めしています。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ直前期、くれぐれも体調にはお気を付け下さい!

べりーでした。


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こんにちわ。CKです。今日も道場ブログ読んでいただき有難うございます。

3月もいよいよ残り3日。今年は昨年より約1ヶ月も1次試験日程が早いので、例年でいうと4月末GW前にあたる時期だと思います。
昨年のこの時期、私は何をしていたかというと1次科目の企業経営理論、財務、運営、経済が終わり、情報の仕上げをしながら、法務と中小に着手していた頃です。暗記科目が押し寄せてきて、どうやって復習していこう焦ってました。今回はその復習に関する話題を書かせていただきます。

前回まで1次に向けた学習方法をご紹介してきましたが、振り返ってみると私の1次試験攻略の基本戦略は3つあると感じてまして、最初の2つが前回までに書いた

①まずスピ問完璧でがっちり基礎固めして、その後過去問に着手
最初にスピ問レベルを完璧に仕上げることで基礎力を固めた上で、その後過去問に移ることで一定の仕上がりを維持して行くやり方です。
(※TAC生の人はスピ問の後は「トレーニング」と過去問併用していくこともお勧めします。)
過去記事はこちら

②まとめノートを作りながら覚える内容を整理していく
「まとめる内容を考える」+「書く」で理解が定着しやすく、また過去問や模試で出てくる新しい論点も随時追加して書き込んでいくことで、覚える対象をノートに集約することで、ターゲットを明確にするという方法です。
過去記事はこちら

と、最後の1つが今回ご紹介する

③音声の活用    です。

 

昨年4月末の頃は、最初の4科目については何とかスピ問完璧レベルまでたどりついて、情報のまとめノート整理しながら必死に知識を定着させていました。
その中で重宝したのが「音声講義」を聞いて復習することです。

私はTACに通っていたのですが、本科生のコースには講義音声のDLが標準でついてきます。通信講義の音声をDLしてスマホなどで聞ける、というものです。スタディングなどの通信講座にもついていると思います。

この音声講義の復習の利点は、

1.通勤時間を無駄なく活用

まず、勉強する場所を選ばないという事です。スマホに入れておき通勤中も自宅〜駅間の徒歩、ホームで電車を待っている間など「何かを見ながら勉強しにくいスキマ時間」も使うことができます。
私は通勤が1時間程度ですが、そのうち電車に乗っている時間は約半分。残り半分の時間は歩いていたりするので、スマホに入れてるノートを見たりできませんこんなスキマ時間も音声聞くだけならシームレスに活用できます。

私はDLした音声をMP3にして、アプリで1.5倍速にして聞いていました
復習なのでゆっくりと聞く必要もないですし、案外1.5倍程度でもよく聞き取れます。(予備校の先生の話し方はすごいんだな、と改めて実感。)
1.5倍速なら、2時間半の講義も1時間半くらいで聞くことができます。

聞き逃したところや、よく理解出来なかった箇所は巻き戻して再度聞く様にしてましたので、ちょうど1日の通勤で1コマ振り返ることが出来ました。

私が使っていたオススメのアプリは、「NHKの語学プレーヤー」です。
まず、スマホにDLした音声ファイル(音楽ファイル)を入れておき、このアプリで読み込みます。すると0.5〜3倍までスピードを変えながら聞くことができます

NHK語学プレーヤー

 

2.机に向かえないときも

また、音声を聞くというスタイルはとてもハードルが低いので取組み易いことも利点です。
机に向かって勉強できる時間は限られてしまいますし、結構モチベーションも必要です。しかも復習となるとさらにしんどい。。私は飽きっぽい性格なので毎日時間を決めてコツコツ机に向かうという事が苦手でした。気分が乗らないときは、机に向かっていても中々集中できないそんな時はコーヒーを飲みながら音声だけ聞くという学習もしていました。また、クルマを運転している時や、めちゃくちゃ疲れたとき、飲み会のあとは「全部を聞き取って復習する」ではなく、「なにか耳に残ればいいな」という感覚で聞き流す様にしていました。
こういった集中して勉強できない時間帯や、普通なら勉強あきらめてしまう時間でも「何もやらないよりはマシだな」という感覚で、耳にだけ入れておくことで何かしら意識や記憶に残すことができたと感じています。


3.テキストの流れ、ストーリーが結構大事

これは1次試験だけでなく2次に向けても重要になると思っているのですが、問題を解いたり用語を覚えるだけでは部分部分の理解だけになってしまい、前後のストーリーの様なものが抜け落ちてしまいがちです。
1次試験は、過去問どおりの問題は出てきません。また見たことがない言葉や聞き慣れない書き方されている問題もあります
例えば経営戦略〜事業戦略〜競争戦略についても、どういった流れで、事業ドメインや5SやPPMが出てきているのか、というストーリーが頭に残っていると、知らない言葉が出てきても「たしか戦略ってこんな流れの話だったな」と大筋をもとに解答を類推することができ問題に取り組みやすくなります

また2次試験は、正解が公表されない中で「これ」といった絶対の方法はありません。しかし文章力がない私でも合格できたのは、「中小企業診断士の試験ってこういう事が問われている」という1次テキストの話の流れが頭に残っているかどうかで勝負できるのではないかと感じています。

このような流れやストーリーを体得する上でも音声なら何度でも聞きやすいですし、集中出来ない時も耳にだけ入れておくことで、講義の流れや、節々の強調されている点などをなんとなく頭に残すことが出来きると思います。

 

最後に。
TAC生の方で音声講義ダウンロードされてない方は、是非すぐにでもダウンロードして試してみてください。私の同級生でも音声使ってないという人が沢山いて、もったいないってお話を何度もさせていただきました。

また、独学や他の教材で学習して音声講義がない方は、Youtubeで公開されているTBCの講義やほらっちチャンネルなどもいいかもしれません。

耳だけ使える時間を活用気分変えた学習できる文脈(ストーリー)を残す、という意味で是非ご参考にしただけたらと思います。

今年はコロナの影響で普段とは違う春をお過ごしの方も多いと思います。その中でも状況状況に合わせて自分に合ったやり方で学習していただければと思います。道場ブログでも各メンバー様々なスタイルで学習したメンバーが揃ってますので、是非参考にしながら学習して頂けたらと思います!

それでは。CKでした。

 


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本日もアクセスありがとうございます!さいちゃんです。

本日のテーマは多面性を学習に活かすです。

クラインの壺

多面性を持つものの例としては、財務諸表の貸借対照表(B/S)があります。企業の財務状況を資産で見るか、負債と純資産で見るか。これらは表裏一体であり、企業の姿を多面的に見せてくれます。

SWOT分析も、一見強みに見えるけど実は弱みになる、ピンチはチャンスといったような、企業活動の多面的な見方をすることができます。

一つの事象でも、表で見るか、裏で見るか、俯瞰で見るか、下から見るかで全く景色が変わります。(観察することで初めて事象を確定できるシュレーディンガーの猫状態もあります。蛇足です)

学習における多面思考の有効性

学習において、多面性を持つことは記憶の引き出しを開けるための取っ手を増やす効果があると感じています。これは問題を解くときに知識を引き出しやすくする効果があります。
また、通常の問われ方と異なるひねった問題が出てきても、知識に対する多面性を持っていれば惑わされることなく対処することができます。
あるテキストを読んでもわからなかったことが、別のテキストを読むとわかるようになることはよくあります。異なる切り口で理解が促されることも多面性による効果だと思っています。

一方で二次試験の場合は、解答の中に多面性が必要になります。事例に描かれている企業に対する的確な分析を、多面的に記述する技術が必要だと感じています。

多面的な理解を獲得するためのトレーニング

一次試験の場合は、一つの論点について様々な切り口の解説を読むことをお勧めします。具体的にはアウトプット期では同じ論点でも様々な角度からの問題を解いて解説を読んで理解することが中心となります。また道場には様々な切り口での論点解説記事がありますので、ぜひお時間があるときに読んでみてください。

二次試験の場合は、様々な高得点答案、模範解答を集めることをお勧めします。これにより、試験に対する多面性を明らかにするとともに、共通する部分を抽出することができます。
そのほかに私が実行していたのは、誰かのファイナルペーパー(FP)、ファイナルノートを活用した勉強法です。やり方は、誰かのFPを持ってきて中身を読んで理解するだけ。人によってまとめ方が異なるので、二次試験に必要な知識を多面的に獲得できるツールになると思います。

必要な知識やノウハウが様々なまとめ方で記載されているので、知識を定着しやすくするトレーニングになります。

二次試験FP参考
お昼ご飯と糖質の話 ちこまる(仮)ファイナルペーパーのおまけ付き
残り一週間の過ごし方+おまけ(なおさんのFinal Note)
最低限押さえたい「1次知識」まとめ

 

おまけ:道場の多面性を活用する

一発合格道場は2010年から記事掲載が始まり、今年で約10年の歴史があります。蓄積された記事数は3000を超え、さまざまな角度からの記事が残されています。

SWOT大好きなさいちゃんが、道場ブログの強みと弱みを分析すると、こんな感じ。

強み:

①情報にリアルタイム性がある

②メンバーのスペックが多種多様で、記事の内容に多様性(Diversity)がある。

10年間の蓄積された記事がある

弱み:

①検索性が悪い(タイトルとタグだけでは、内容を判別しにくい)

②過去記事は最新の情報でない可能性があり、混乱を招く

③リアルタイム記事が必ずしも自分の興味関心にフィットしない

 

強みについて解説

①リアルタイム性は、直近合格者によるほぼ毎日の記事により確保されています。道場記事を読んで頂いているみなさんと一緒に伴走する気持ちで記事を書いています。

②道場メンバーの多様性により、勉強法の選択肢と論点解説の切り口が豊富で、有用なノウハウの取得が可能です。また、多様性の中に共通する項目を抽出することで試験の本質に出会えると思います。特に、重要な論点についていくつか解説記事があります。道場メンバーの個性豊かな強みが発揮されていて、多面性がある記事となっており、苦手論点をさまざまなアプローチで切り込むことで、理解の助けとなると思います。

③記事数が3000を超えてジャンルも豊富なので。必要な情報に出会える確率が高いです。もし知りたい情報が記事になっておりませんでしたら、コメント欄にリクエストをください!

道場の強みの本質は多様性にあると思います。12人の個性的なメンバーのそれぞれの直近合格のためのノウハウに加え、92人の先代メンバーの普遍的な記事があり、多くの方々に寄稿いただいた、十人十色の合格体験記を加えて、様々な視点から情報を入手できます。ぜひご活用ください。

 

弱みについて解説

①合格体験記は表形式でまとめられていますが、道場の膨大な記事はまとめられていません。私の場合、過去記事を読むのがとても楽しかったので、ついつい時間を忘れて当初の目的を忘れて読んでしまい、何のために記事を読んでいたか忘れることがよくありました。新聞のように広範な情報を得て知見を広げるためには、様々な記事を見ていくのは有効だと思いますが、ネットニュースを検索して見るように、ピンポイントで情報を入手するためには検索性が悪いのが欠点だと思います。

②や③については、古い情報を排除したり、今の自分に必要な情報を得るために自分でフィルターをかける必要があり、手間がかかってしまいがちです。

そこで、弱みを補うために簡単なリンク集を作成したので、情報収集の一助になれば幸いです。エクセルファイルを使いたい方は、コメントをください。また、実際に使っていただいて改善点等ありましたらフィードバックをいただけるとありがたいです。今後の記事のまとめに参考とさせていただきます。

今回は一次試験1日目(経済、財務、企経、運営)の記事をまとめました。

注意点としては、時代性が強すぎる記事や、特定の予備校や書籍の中身に関する記事はなるべく除いています。また、次回の担当で二日目の科目の記事をまとめたいと思います。

 

科目をクリックすると、表に飛びます。

①経済学・経済政策

②財務会計

③企業経営理論

④運営管理

 

経済学・経済政策

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財務会計

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以上さいちゃんでした。

 

 

 

 


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おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

この資格を目指されている方の圧倒的多数が企業等の何かしらの団体に所属勤務している方だと思いますが、その業界特有の言葉ってあると思います。

私が今の勤め先に入社して本っ当に意味が分からなかった言い回しの代表3選手が次のものでした。

「行って来い」
「てっぺん越える」
「予定がばれた」

この3つ。それぞれ別の時間、場所で言われたのですが、3つとも言われたときに「はっ?」って返したような気がします。皆さんご存じでしょうか?

行って来い
【行って来い/往って来い】(読み)イッテコイ
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから行って来いだ」
2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻ること。普通は回り舞台によって行う。
3 相撲で、いなすこと
(出典:デジタル大辞泉)

・・・若手が上司や先輩から「行って来い」って言われたら「行かなきゃ」ってなりますよね(笑)
そして元々は証券用語だったんですね。私が言われたときは「1」のニュアンスで「結局行って来いだからお互い様で済んだよ」みたいな感じでした。「ツーペイ」とか「チャラ」に近いですね。
残りの2つは私の方でそれ風(ふう)に書きます 笑

てっぺん超える
【てっぺん超える/天辺超える】(読み)テッペンコエル
1 何かしらの頂点を超えること・・・??海賊王になる!みたいな?
2 夜中の12時を過ぎること。「直しが入るといつもてっぺん超えるから」

予定がばれた
【予定がばれた/予定がバレた】(読み)ヨテイガバレタ
1 内緒で予定したことが相手に知れてしまったこと・・・??「かみさんに来週のゴルフの予定がばれた」とか?
2 スケジュールがキャンセルされること。「お客からさっき電話があって明日の予定がばれた(号泣)」

 

・・・きっとどの業界もそういった特有の言い回しがあるはずです。

この資格、合格前の勉強中も合格後も色んな人と出会う機会が得られます。
リアルな出会いに限らずオンライン環境も整備が進んだため、地方においてもそういった機会が増えているのではないでしょうか。

そして出会う方々の業種、肩書、キャリア、年齢がバラバラで非常に多様性に富んでおり、勉強を実務に活かしたいと意欲の高い方が多いこともこの資格の大きな特徴の一つです。

私は勉強時代にあまり出会いに積極的でありませんでしたが、もっと早くからオンラインやリアルの勉強会等に参加していたら、周りから良い刺激や気づきが得られてもっと早くに合格することができたかも・・・と思うところはあります。

これからも色んな方とお会いして様々な「業界の方言」(笑)を伺えたら嬉しいです。

 

<続・1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

前回記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)は主に1次試験の「財務会計」に関する記事でしたが、人づてに「企業経営理論」と「運営管理」も聞いてみたいという声を伺うことがありましたので、今日は番外編として記事にさせていただきます。

ということで冒頭は前回&今回記事で使っている「言い回し」の振り返りです。

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

逆ザヤ
【逆鞘/逆ザヤ/逆ざや】(読み)ギャクザヤ
①売り値が買い値より安いというように、値段の開きが本来あるべき状態と反対になること。
②相場で、銘柄を比較したときに当然高いはずのものが安く、安いはずの銘柄が高いこと。
③中央銀行の公定歩合が市中銀行の貸出金利を上回ること。また、その差。
(出典:大辞林)

※ここでは「得られる点数に対して掛かる労力が大きすぎて合格が遠のくこと」

 とは、「時間がかかったのでこの設問は何とか正解したい」「サンクコストが諦められない」等、行くことも引くこともできずハマったら逃げられない状態・・・、決して気楽に足を踏み入れてはなりません

また繰り返しですが、当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう。

「逆ザヤ沼問題」は徹底して後回しにして「必勝問題」を優先するこれにより時間管理と得点の積み上げを狙うことをお勧めしています。

 

~続・1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ(経営理論と運営管理編)~

以下は1次対策のために場記事を読み漁った結果、私の「本試験持ち込み用サブテキスト(1日目4科目)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、あくまでサンプル、参考例としてお読み下さい。

【企業経営理論】

① 「経営戦略論」「組織論」「マーケティング」の「マーケティング」から解く
・マーケティング → 経営戦略論 → 組織論の順に解く
・マーケティング問題の1問目は、R1年なら第26問~、H30年 第28問~、H29年 第28問~
・マーケティングのみで30分以上かけるとヤバイと考える
・マーケティングが済んだら1問目「組織戦略論」へ戻る(残り60分)

② 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

③ 自信がない問題はマークシートを塗りつぶした上で問題用紙の設問の左上に「△」「×」「?」を記入し、できるだけ時間を余らせて見返すこと

④ 一度設問文を読んで理解に苦しんだら、単語ごとに「/(スラッシュ)」を打つ

上記①は、「時間管理と必勝問題による得点の積み上げ」の視点からこのように考えました。

マーケティング・・・他よりも「難解な日本語で煙に巻く印象」が抑え目のため優先的に必勝問題を得点にしていきたい
組織戦略論・・・比較的いつもの論点が出やすく「組織論」よりは必勝問題を見極めやすい
組織論・・・初見問題が出やすく、受験生を苦しめる労働法規など「逆ザヤ沼感」が高い

経営理論は、とにかく設問文の日本語が難解なのが特徴ですが、マーケティングはその要素が若干弱めで親しみやすさが高めです。
よって自分にとってマーケティングは必勝問題の比率が高いと考え、開始後30分間までを目安に疾走感を持って得点化することを目安にしていました。

 

上記②は、何度も何度も何度も間違えた「適切or不適切」問題。
「最も不適切なものを選べ」と問われているのは分かってる!なのに、選択肢を読んでいるうちにいつの間にか勘違いして「適切なもの」を探し始めてたということは皆さんはありませんか?
そしてその場合、正解は「ア適切、イ適切、ウ適切、エ不適切」なのに、なぜかア・イ・ウの中からわざわざ「2つの不適切」を見つけ出せてしまうのだから、思い込みは怖い!人間の脳って不思議。

自分の場合結構これが多くて。
自己採点時、この信じられないほど残酷な勘違いをした自分をどうやって許せるでしょうか。
しかも何度目?か分からない(泣

その結果、道場の記事で見つけた方法を取り入れました。

設問文で「最も不適切なものはどれか」を見つけたら、その瞬間に選択肢の横に大きな∇を書き込む、という方法です。
いわゆる「ポカヨケ設置」です。
当時参考にした記事が見つからなかったので代わりに自分の問題用紙を載せておくのでご参考下さい。

ポカヨケ
【ポカヨケ/ポカ避け】(読み)ポカヨケ
主に工場の生産ラインにおいて、うっかりした人為的ミス(ポカ)が発生してもすぐ気づく、または防止できる仕組みの総称
(出典:実用日本語表現辞典)

以降、ポカヨケを設置することでこの憎むべき勘違いを激減させることができました。

 

上記③は、最初から3周回す気満々で臨む財務会計とは違い、企業経営理論は1周で全てのマークシートを埋めることを目指しました。
その後、余った時間で不安に思った「△」「×」「?」問題を見直します。
経営理論はパッと見て難易度を判定するのが相対的に難しく、日本語の解釈に手間取るうちに逆ザヤ沼問題化してしまうことがままありました。

逆ザヤ沼問題の何が怖いって、気づいたときには残り時間が少ないのに未回答のマークが多数ある!という事態に陥りやすいことです。
したがって、問題用紙の余白に△や✕を記しながらもとにかく一旦はマークシートを埋めきってから、△と✕を今一度落ち着いて丁寧に得点化するイメージを持つことで、そのような事態を避けることを目指しました。

 

上記④の「スラ打ち」は、次の記事を参考にしました。
困ったときにこれをやると設問がグッと読みやすくなるので、そんなときはお試し下さい。

苦手科目の攻略法~企業経営理論 その2 by 7代目とり

 

【運営管理】

① 1周目は図や計算問題を飛ばしてもOK(あくまでもMYルールです)

② 全体43~45マークの内、図・計算問題は10~11問に過ぎない(平成29年度は6問のみ)
・体感的に図や計算問題が多かったと感じた年も同様(自分にとって平成28年度)
・つまり飛ばすことを怖がりすぎる必要はない
・また残りの大部分75%の知識問題を丁寧に拾えれば図・計算はそこから更に点差を広げるためのボーナスステージと化する

③ 運営管理で日本語が難解に感じたら他の選択肢との文言の入れ替えを疑え

④ 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

⑤ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

上記①は財務会計と同じ考えです。
必勝問題を瞬殺で得点化し、2~3周で回すつもりで逆ザヤ沼問題は飛ばす

上記②は、運営管理の図表問題は解くのに時間がかかる傾向にあったため書きました。
「結構、表や図が出たな」と思った年でも意外と割合で見るとそんなことはありません。
大体「例年通り」でした。

【設問数】 全問 図表問題 図表の割合
令和元年 44 10 23%
平成30年 44 11 25%
平成29年 45 6 13%
平成28年 45 11 24%

大体4分の1、経済のグラフや財務の計算問題ほどは多くありません。
また表や図の問題に特別に大きな配点が付くならともかく、配点は必ず2点か3点のどちらかです。
もし3点だとしても1点しか違わないので割り切るが吉です。
決して逆ザヤ沼問題化すべきではありません。

上記③の文言の置き換えは運営管理だけでなく経営理論や経済、財務会計など、色んな科目で使われる出題側のテクニックです。
経営理論の場合、ただでさえ日本語が読みにくい中でこれをやられると結構苦戦します。
ただ、運営管理の場合は設問文の読みにくさが経営理論ほどひどくないため、違和感を感じやすく思いました。
そうした違和感を感じたときに「設問間の文言の入れ替え」であるケースが結構多かったため、そこにアンテナを張っていました、という一例です。

上記の④と⑤は先述の通りです。

 

<科目ごとの類型化>

~手順の分類~

前回と今回の記事の内容を類型化してみます。
まずは手順の分類です。
このように並べると解法ノウハウ的に見えますが、あくまで私の場合の手順の分類にすぎません。

【高速回転塗り重ね式 】
財務会計は、高速で何回転も回すことを前提に必勝問題を瞬殺する。

【論点ごとに解答優先順位決め打ち式】
経営理論は、マーケ→経営戦略論→組織論の順に、1周で全マークを埋めた上で不安な問題(△や✕)を確認。

【図表問題は後回し式】
運営管理は、図表問題を後回し。

 

~手順ごとに科目を割り当て~

【高速回転塗重ね式 】経済財務会計
・初日の朝イチ2科目は30分間で1周完了。
・その後も2周目、3周目と高速回転して設問を解ききる。
・経済はグラフ問題、財務は計算問題にも「瞬殺できる問題(論点)」を作っておくこと。(過去記事「経済と財務の共通点」)
・難化年の1周目は解き残し多数&30分かからないため、早期に俯瞰して難化年と認識できた優位性を活かして対応。

【論点ごとに解答優先順位決め式】経営理論経営法務中小経営政策
・経営理論は、マーケティング→経営戦略論→組織論。
・経営法務は、会社法→知財法→民法。
・中小経営政策は、自分は「経営→政策」派だが逆の声も聞く。

【図表問題は後回し式】運営管理

※私は経営情報システムは基本的に免除したので分かりませんが、どれか合いそうでしょうか?

 

<まとめ>

「必勝問題」か「逆ザヤ沼問題」かを見極める力は、アウトプット中心の学習によって体得される「技」のようなイメージを勝手に持っていました。

また「いま解くか?それとも飛ばすか?」の「判断力」が、合格に十分な点を得らえるか?に直接影響するとも考えていました。

逆ザヤ沼問題にハマる前に必勝問題をすべて得点化する」を常に頭においてアウトプット中心の学習で技や判断力を鍛えることこそ、本試験で【合格に十分な実力を発揮する】ための準備であると思います。

なお、逆ザヤ沼問題に手を付けず飛ばす場合ですが、この方式、不規則に設問を飛ばしまくることになるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

本日は前回の続きでした。

今年は1次試験が1カ月早いため、スタートダッシュ的に1次試験対策をボリューム増し増しで進めておりますが、適時2次試験対策も盛り込んでいきたく思っています。

記事で触れたうちのどれかがご参考になることを願います。

べりーでした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

1次試験の7科目、学習範囲が広くて大変ですよね。
レベル的には関連分野の検定試験における3~2級レベルに相当するとも言われていますが、
はてさて、皆さんの実感はいかがでしょうか。

本記事をお届けしたいのは、このような方々です。

誰もが憧れる「一発合格」をあえて目指さず、戦略的に1.5年~の学習計画を作成し実行しているあなた
学習計画の進捗が思わしくなく、科目合格を狙おうと考え始めているあなた

記事の終わりには「告知」もあるので、そこだけはぜひご覧ください

学習計画について

先日、試験実施スケジュールが公表されましたが、例年どおりであれば、以下のような実施状況になるかと思います。

試験日毎の実施科目(予想)

2020年7月11日(土) 【あと121日】
A 経済学・経済政策(試験時間:60分)
B 財務・会計(試験時間:60分)
C 企業経営理論(試験時間:90分)
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)(試験時間:90分)

2020年7月12日(日) 【あと122日】
E 経営法務(試験時間:60分)
F 経営情報システム(試験時間:60分)
G 中小企業経営・中小企業政策(試験時間:90分)

あと4ヶ月。どのように学習する予定でしょうか?
1次試験では、「過去問題を利用したアウトプット重視の学習法」が王道です。
すなわち、①教材を早めに絞って、②習慣付けして学習時間をどれだけ稼げるかが勝負です。
2次試験と違い、1次試験は学習時間に比例して実力が伸びます

「一発合格道場」読者の皆さんは、すでに学習計画を作り、PDCAを回している方が多いのではないでしょうか。先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)でも、合格者にはそうした傾向が如実に表れていましたね。
ドキッとした方は、ぜひ今日からチャレンジしてみてください)

試験日までに確保可能な勉強時間を算出し、科目ごとに割り出せる時間を逆算。ご自身の学習経験(実務、他資格に関する勉強)と照らしてメリハリをつけて臨む必要があります。
べりーの記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)でも、G.W.の使い方は超重要なことがわかりますね。
こうして考えていくと、複数年計画で目標を達成するという選択肢が視野に入ってくることになります。

科目「合格」と「免除」制度について

前置きが長くなりました。
これからご紹介する科目合格制度は、平成18(2006)年度に開始されたようです。
その根拠は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に定められています。
(もしよかったら規則全体を読んでみてください)
ちょっと長くなりますが、折角の機会なので第四十一条だけ引用します。

中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則

(第一次試験の免除)
第四十一条 次の各号に掲げる者に対しては、その申請により、それぞれ当該各号に掲げる科目について第一次試験を免除する。
一 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学(予科を含む。)、旧高等学校令による高等学校高等科又は旧専門学校令による専門学校において通算して三年以上経済学に属する科目の教授若しくは准教授の職にあった者又は経済学に属する科目に関する研究により博士の学位を授与された者 経済学・経済政策
二 経済学について公認会計士試験を受け、その試験に合格した者又は不動産鑑定士(不動産鑑定士試験に合格した者を含む。) 経済学・経済政策
三 公認会計士(公認会計士試験に合格した者を含む。)又は税理士(税理士法第三条第一項第一号から第三号までに規定する者を含む。) 財務・会計
四 弁護士(司法試験に合格した者を含む。) 経営法務
五 技術士(情報工学部門に登録されている者に限る。)又は情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者 経営情報システム
六 情報処理の促進に関する法律第二十九条第一項の規定による情報処理技術者試験(情報処理の促進に関する法律施行規則の規定によるITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験又は応用情報技術者試験に限る。)に合格した者 経営情報システム
2 第一次試験の一部の科目に合格した者に対しては、その合格した第一次試験の行われた年の初めから三年以内に第一次試験を受ける場合は、その申請により第一次試験の当該一部科目を免除する。

【2020/3/17一部改正により追加】
3 前項の規定にかかわらず、災害その他やむを得ない事由により同項の期間内に第一次試験を受けることが困難であるときは、経済産業大臣が当該事由を勘案して定める期間内に第一次試験を受けることとする。

他資格等保有による免除(第一項)

特定の資格試験に合格された方は、特定科目における「中小企業診断士となるのに必要な学識」(同規則第四十条)を備えているものとみなして、「申請」すれば受験が免除されるのです。
例えば、弁護士の方であれば、「財務・会計」(税理士になれるから)と「経営法務」以外の5科目で「総点数の60%以上」を得点し、かつ1科目でも「満点の40%未満」がなければ1次試験合格が可能です。

カテゴリーごとの分母としては、第六号にある情報処理技術者試験の合格者の方が、一番多いかもしれません。
中でも、応用情報技術者試験は「経営情報システム」の免除を狙って受験される方も多いようです。
個人的には、「経営情報システム」の対策をするより、応用情報技術者試験の勉強をする方がよほど大変で遠回りだと感じましたが、中小企業診断士試験を機にIT活用の重要性に気づき、深掘りした学習を進めていくのだとしたら、それは大変素晴らしいことだと思います。

ここで一つ指摘しておきたいのは、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」の3科目については、どのような受験生にとっても必修科目とされているということです。試験時間も90分割り当てられており、「学識」の中でも、この3科目がより重要視されていることが伺われます
他資格を有している様々な分野の専門家の方にも、当該分野を学んでもらい、中小企業政策の普及に寄与してもらいたいという意図が垣間見えるのです。

科目合格による免除(第二項)

前年度に特定の科目で満点の60%以上を得点できると「科目合格」に認定されます。
(正確には「試験委員会が相当と認めた得点比率」とされていますが、これまで60%から基準が変わった事はないようです)
「科目合格」した後、残存科目で総点数の60%以上を獲得すると「1次試験合格」となります。
「科目合格」の有効期間は3年間ですが、免除申請は受験申込時にしかできないのでご注意ください。

(科目合格と組み合わせた最終合格パターンは令和元年度の「第1次試験案内・申込書」をご参照)

(2020/3/20午後17:30追記)「有効期間の延長について」
3/17付の官報にて、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」の改正が公表されていました。それによれば、「災害その他やむをえない事由」(=新型コロナウイルスの感染状況を念頭に置いているものと思われます)で本来の有効期間に受験できなかったときは、その有効期間を経済産業大臣が定める期間まで延長する旨が定められました(同規則第四十一条第三項)。同様の事由で、1次試験合格者が有効期間である2年間に2次試験を受験できなかったときは、有効期間を延長する旨が定められました(同規則第四十三条)。2次試験合格・養成課程/登録養成課程卒業後の登録期間(同規則第一条・二条)、更新登録(同規則第八~十条)についても同様の規定が設けられています。
朗報ですね!!

科目合格を利用するメリット・デメリット

科目合格を利用する=複数年計画で1次試験に臨むということです。
ただ、ここで忘れてはならない視点があります。

仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある
(参照:10代目makino「【今やっておきたいこと】科目合格のメリットを活かそう」)

未合格の科目に集中するだけでなく、2次試験を意識した学習スタイルを実施してこそ、この戦術に意味があります
免除科目で余裕が出来た分、「学識」(1次の試験知識)の「応用能力」を問われる2次試験についても、じっくり勉強したいところです。

学習期間の戦略的な長期化にあたり、合格目標年度の2次試験を見据えた「ピーキング」は一つの鍵となります。
つまり、試験本番で最大のパフォーマンスを発揮(ピーク)できるよう、調整するという事です。
「ピーキング」を含めた、2次試験を意識した学習スタイルについては、後日あらためて記事を書きたいと思います。

メリット・デメリット

さて、私の考える、科目合格を利用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【メリット】受験科目を削減し、学習時間の配分を変更することが可能
【デメリット】リスク分散効果が弱まる

メリットはこれまでご説明した通りです。
デメリットである「リスク分散効果が弱まる」とは、受験科目数が減少することで、未合格科目の難化の影響が大きくなるという話です。

仮に得意科目に科目合格し、不得意科目を翌年に残した際、翌年の試験では足切りには合わなかったとしても、得意科目による平均点のカバーがなくなってしまうことがリスク分散に影響してしまうでしょう。
なお、このデメリットについては、得点源と考えることが出来るほど完成度が上がっている科目があるなら、来年また受験してもよいのでご安心を。「強みは活かす」ということですね。
こうして考えてみると、苦手科目を後回しにするという計画の立て方はあまり上手くないということは、おわかりいただけると思います。

私の失敗例

1回目(2017年):3科目合格
「財務・会計」(64点)「企業経営理論」(67点)「経営情報システム」(60点!

苦手科目がたまたま60点に到達していたので、これ幸いと翌年その科目を免除することにして、勉強時間を他の科目に充てることにしました。いわゆる暗記科目のうち、「経営法務」と「中小企業経営・政策」を残してしまったので、試験勉強における負担を省力化し、集中しようと考えたのでした。

2回目(2018年):4科目合格
「経済学・経済政策」(80点)「運営管理」(64点)「経営法務」(52点+8点)「中小企業経営・政策」(64点)

2018年の「経営法務」は語り継がれるほどの難化を見せました。
結果的に、後に発表された得点調整措置(8点を一律加点)がなくても合格できる点数を総合計では稼げていたものの、試験時間中は冷や汗をかくハメになりました・・・。
また、せっかく準備する時間があったにも関わらず、2次試験の本格的な対策を始めたのは1次試験後。要領の悪い自分は、勘所がわからないまま試験当日を迎え、見事に玉砕しました。お恥ずかしい限りです。

不得意科目を欠席するという選択肢

試験当日、不得意科目(学習が不足している科目)は受験しないという考え方もありますね。
昨年の1次試験でも、全受験者数17,386名のうち、2,695名(15.5%)もの方が1科目以上欠席されています。
個人的には、学習不足の科目であっても、お試しで受験するのも一案ではないかと思います。
(あわよくば…欲をかいてはいけないのですが。)

ちなみに、科目合格していると、「中小企業診断士第1次試験のご案内・申込書」が送付されてきます。(参照
昨年、1次試験を全科目合格されていると送付されてきませんので、ご注意ください

目的に合わせた戦略、戦術を

この記事の目的は一つ。「あなたのペースでいいんだよ」と皆さんの背中を押したかったのです。

私の場合、最初から複数年計画で試験に臨んだわけではなく、結果的にそうなってしまっただけなのです。
でも、3年弱という学習時間にも、2019年というタイミングでギリギリながら合格したことにも、意味があったと感じています。資格取得という道では遠回りしてしまいましたが、その間、自分自身の志は熟成できたと思いますし、この試験にも真剣に向き合えたと思います。だからこそ、この資格を最大限活用したいとも思えました。

「一発合格」を表題に掲げる道場において、ストレート合格者だけでなく、多年度合格者も執筆メンバーに加わるようになったのは、全ての受験生に多様な合格者からの視点をお届けするためだと考えています。
ストレート合格者からは「効率的な学習方法と思考プロセス」を、多年度合格者からは「経験に基づく戦略と不屈の精神」をお伝えできたら嬉しいです。

話を戻しますが、科目合格は日々忙しく過ごしている受験生にとって、受験のハードルを下げられる素晴らしい制度です。
誰もが試験勉強だけに邁進できる環境を得られるとは限りません。
一方で、同じ科目でも年度によって難易度にバラツキが生じる点で、科目を絞りこんで勉強するのは、リスクが高い戦術だということもしっかりとご認識ください。
「経済学・経済政策」「財務・会計」のような理解が重んじられる科目は継続的に強みに出来る一方、「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」のような暗記科目は、出題傾向が変わると途端に地雷科目になります。
上記でご紹介したように、“国家試験としてのバランスを欠くのではないか”と思いたくなるほどの難化を見せる事もあるからです。

今日のまとめ

複数年計画もアリ。但し、科目合格制度の利用は慎重に検討を!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


【「ココスタ」オープンのお知らせ】

オンラインコミュニティ「ココスタ」が、いよいよ3/22にオープン!

今年は、設立者である10代目ksknに加え、昨年合格したメンバー8名が事務局に入ります
一足先に合格しただけの私たちが何が出来るのか、参加してくださる受験生の皆さんと「新しい診断士受験コミュニティ」を作っていくため、ここまで議論してきました。
その結果、

「中小企業診断士試験の合格を目指す参加者が積極的に発言・質問し、密に交流することで、合格に必要な知識やノウハウを獲得する場
ココスタ利用規約+入会申込みフォーム

という理念を「利用規約」に掲げました。
皆さんの自主性を最大限尊重しながら、事務局がファシリテートさせていただきます。
上記リンクから「利用規約」をお読みいただき、同意いただける方は、ぜひご参加ください♪


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

3月決算の会社にお勤めの皆さん、年度末お疲れ様です。
そうでない方も、いろいろ大変な時期だと思います。

まずは健康第一で、美味しいもの食べて元気にまいりましょう♪

4月4日(土)オンラインセミナーもよろしくお願いします^^

 

本日は【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界② と題して、前回に引き続き、私の体験談を一次試験の「企業経営理論」と二次試験の「事例Ⅰ」に紐付けてお話ししたいと思います。
前回の記事はこちら
会社を経営するうえで欠かせない「人事施策」のお話、少しでも知識と実感が結び付く機会になれば幸いです。

前回同様、私が勤務した(している)「東京のHR(人材)ベンチャーA社」「地方の金型屋B社」に登場してもらいます。
ざっくりプロフィールはこんな感じです。

前回は組織風土と、組織体制の観点からA社とB社を比較してみました。
今回からは2回に分けて、より具体的な人事施策について両社を比較し、それぞれの特徴を
考えてみたいと思います。

それに先立ち、人事施策のいわゆる「茶化」って、聞いたことありますか?

私は、「茶化」を去年の道場夏セミナーで知りました。おそい…。
人事施策に関する一種の語呂合わせというか、覚え方であります。
二次試験の事例Ⅰでよく使う切り口なので、覚えておいて損はないです。
茶→サ+ハ+ホ(採用・配置・報酬)
化→イ+ヒ(育成・評価)

これで、人事施策の重要な5つの要素を覚えることができます。

「茶化=採用・配置・報酬・育成・評価」に関する過去記事もあわせてどうぞ↓
10代目かわともさん 最低限押さえたい「1次知識」まとめ

 

もひとつオマケに、語呂合わせ「幸(さち)の日も毛深い猫」の解説もどうぞ↓

9代目よこよこさん 【事例Ⅰ】幸の日も毛深い猫~組織人事のフレームワーク

 

ちなみに、実際の人事施策の循環でいうと、採用→配置→育成→評価→報酬(→配置。以下ループする)ですかね。

 

それではA社とB社それぞれについて、「採用~配置」を見ていきましょう。

東京のベンチャーA社の場合

① 採用

私は設立後10年未満のA社に、中途で入社しました。全く同じ日にもう一名中途入社した方がいまして、その方の前職は大企業のマネジメント職でした。
当時のA社は、大企業のマネージャー経験者と、私のような社会人経験5~10年くらいの中途社員を、積極的に採用していました。
「組織のライフサイクルモデル」でいうと、共同体段階から公式化段階に移る過渡期にあったのだと思います。

ん? 組織のライフサイクルモデル?

一次試験の知識です(あんまり出ないけど…)。覚えていますでしょうか。

会社組織が生まれて、拡大・成長していく過程で、組織戦略や管理方法が変化していく様子を説明するモデルですね。
具体的には「企業者段階→共同体段階→公式化段階→精巧化段階」でした。

この中で共同体段階→公式化段階では、人事制度や分掌権限規程等、様々な管理制度が導入され、組織が次第に官僚的になっていきます。

A社の場合、私が入社する少し前までは【経営陣+(知名度ゼロの会社に思い切って転職した)中途+(純粋無垢な)新卒】という人員構成で、ほぼ全ての案件を社長か取締役がマネジメントしていたそうです。

まさに、社長の強力なリーダーシップで組織を牽引する共同体段階です。

商談にはできる限り社長が同行、企画書も全部社長がレビューするから終わらない。
メンバーはそれがA社&社長の流儀と心得ているので、終電を越えて会社で仮眠しながら朝まで仕事。
そんな時代があったそうです。

しかし、会社が大きくなるにつれ、社長は考えます。
「このままじゃ会社が回らない。受けられる案件にも限界がある。ていうか自分が倒れる。そろそろ本格的に組織と制度を整えよう」と。

そこで、人事制度や各種規程を整備すると同時に、制度を適切に運用できる人材の採用に力を入れ始めます。

具体的には、「大企業でマネジメント経験がある中堅」と「社会人経験があり、組織の何たるかを一通り知っている若手」です。
私と同じ日に入社した方は前者、私自身は後者でした。

以前からA社にいた中途入社組は、前者と共にプレイングマネージャーとなっていき、新卒入社組は、後者と共に現場の戦力として活躍します。
社長以下経営陣は、既存事業をマネージャー陣に任せて、新規事業開発に軸足をシフトしていきました。
これが、共同体段階から公式化段階への過渡期であったというわけです。

もちろん共同体段階から公式化段階に進んでも、社内の雰囲気がいきなり変わるわけではなく、ベンチャーらしい良い意味でのフラットさは健在でした。
ここでお伝えしたかったのは、新興企業が成長するにつれ、採用のテーマも変わっていくことの具体的なイメージです。

ちなみに、蛇足ながら創業間もない起業者段階では、求人広告等も出さず、友人・知人の紹介のみで採用活動をしていたそうです。
広告を出す金銭的な余裕も、人を育てる時間的な余裕もない段階では、紹介による即戦力採用は合理的な判断といえます。

 

② 配置

A社入社後、私は予定通り営業の1チームに配属されました。
そこまでは想像通りだったのですが、最初の四半期が終わると、社内で大規模な異動がありました。
営業のチーム編成が変わり、上司が変わり、他部門へ異動する人もあり。
「決算時期だからかな?」とも思いましたが、次の四半期が終わると、再びチームをシャッフル。

実は、四半期ごとの大胆な配置換えが、A社の特徴でした。
(お客様にも「また変わったのw」ってよく言われた……)

 

背景を考えると、いくつかの事情が挙げられると思います。

頻繁な採用・退職
→人の出入りがあるので、人数調整の意味でも毎回見直しが必要。

若手の抜擢
→年齢や性別を問わず実力主義なところがあったため、成果を上げた人や意欲のある人は積極的に登用していました。
実際、私が入社後配属されたチームのマネージャーは、大変優秀な20代の女性でした。
若手が抜擢されるので組織の流動性が高い。

既存事業運営のPDCA
→たとえば【before:新規顧客/既存顧客で2チーム体制】→【after:取引の規模別に3チーム体制】のように、営業チーム編成の切り口が変わることもありました。
「どうしたら営業活動を最適化できるか」を考え、会社としても試行錯誤を繰り返していたようです。

新規事業の拡大・縮小
→メインの事業はあるものの、会社の成長のため、常に第二、第三の柱となる事業を模索していました。
新規事業は、うまくいけばそのまま事業部として定着し、撤退の判断をすれば部署ごと解散して人員は他の部署に再配置。

これを短期スパンで行うため、人事異動が増える。

配置替えコストの少なさ
→パソコン一つ持って仕事をするフリーアドレス制をとっていたため、いわゆる異動に伴う引越し費用はほぼゼロでした。
また、製造業のように厳格な工数管理もされていなかったため、人事マスタの部署名を変更し、名刺を刷り直せば「一丁上がり」の世界でした。

(あくまでイメージです)

上記のような理由が背景にあって、四半期毎に大小さまざまな形で組織が変わっていました。
一言でまとめると、「少ない経営資源を最大限に生かすため、四半期ごとに適切な人的資源の配分を考え、柔軟に配置する」状態だったということですね。

 

地方の金型屋B社の場合
B社に関しては、そこまでおもしろくない…A社ほどリッチなストーリーではありませんが、A社と比較した特徴はこんな感じです。

① 採用
中途採用はほとんど行わず、新入社員の定期採用がメイン。
ちなみに大卒と高卒を両方採用しており、人数比率は年にもよりますが1:4くらいです。
大卒は技術系・事務系、高卒は製造系の職種別採用なので、とにかく製造部門の人数を確保する意図があります。

ですが、金型に限らず工場の仕事は、夏は暑く冬は寒い肉体労働のため、最近は高校生も「できれば事務系を希望」という方が増えてきたそうです。
そのため製造現場の人材確保は、近い将来課題になるかもしれません。

ちなみに、現在、中途採用を行っていない理由としては、求められる知識やスキルが特殊なため、異業種からの転職が難しいことが挙げられます。
そもそも工場の仕事は女性には厳しいので、そういった意味でも対象となる人材が限られます。
(事務職とはいえ、私が採用されたのは、社長の気まぐれ温情としか言いようがありません。感謝。)

この辺りも、今後人手不足となれば、ITやロボットを駆使して、未経験者や女性でもそれなりに仕事ができる仕組みを整える必要がありそうです。

 

② 配置
大きな人事異動は年に1回、年度初めに実施し、下半期が始まるタイミングでもう少し小さい異動があります。
工場の1班⇔2班の異動など、小規模のものは工場長権限で適宜行っています。
製造/技術/営業/管理と組織が出来上がっているので、部門の新設等はほとんどありません。
なんだか本当に新鮮味のない記述ですみません。

いや、でも製造業は人員構成を変えると各機械担当の見直しを迫られたり、CAD等のソフトウェアが追加で必要になったりするので、名簿だけ変えて一丁あがり! というわけにはいかないのです。

 

(イメージです)

そんな中でもトピックとしては、最近研究開発寄りの部署ができたことでしょうか。
固定顧客がメインの金型屋といえども、周辺領域に少しずつマーケットを広げていく必要を感じ、ルーティンワークから離れて開発業務を担当する部署を発足させたのです。
このあたりにも、会社の課題を感じますね。

 

第2回、いかがでしたでしょうか。
「企業経営理論」と「事例Ⅰ」、おもしろいですよ。好きになりますよ~(暗示)。

明日はいけちゃんが、皆さん気になるあの話題について解説してくれるようです。

それでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~。

 

 


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<一発合格道場 読者の皆様>

春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

 

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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

今年度の試験日程も発表され、やる気が増してきた方も多いのではないでしょうか。

ちなみに、今年初めて試験を受ける方のために言っておくと、中小企業診断士試験の申込は、だいぶアナログで手間がかかります。

具体的には、①返信用封筒を添えて郵送で申込書請求(もしくは協会に直接取りに行く)→②申込書が届き、専用の用紙で郵便局から(!)受験料振り込み→③申込書を手書きで記入し、受験料振り込み済の証明書を添えて郵送 です。

簿記等の試験に慣れている方は、「いまどきwebでサクっと申し込めるでしょ♪」と思うかもしれませんが、診断士試験は違います。今のところ。

そのため、受けるか迷っている場合でも、申込書が請求可能になり次第、取り寄せておくことをおすすめします。

くれぐれも、日程に余裕を持ってお申込み下さいね!

 

さて、今回から【実録】リアル企業経営理論&事例Ⅰの世界 と題して、組織や風土や、何から何まで対照的な中小企業2社で働いて気付いたことを紹介しようと思います。

よかったら、「この2社は、なぜこんなにも違うのだろう?」と想像しながら読んでみて下さい。

最後のまとめで、実際に経営者から聞いたこと+私の考察による解説がありますのでお楽しみに。

 

もくじ

プロローグ 東京の人材系ベンチャーから地方の金型屋へ

第1章 企業風土の違い

第2章 組織構造の違い

まとめ 違いの源泉はどこにある?

 

 

~プロローグ 東京の人材系ベンチャーから地方の金型屋へ~

自己紹介にも少し書きましたが、私は結婚を機に生まれ育った東京を離れ、地方に移住しました。

東京で勤めていたのはHR(Human Resource=人材)系サービスを提供する企業です。仮にA社としましょう。

A社は社長が仲間と立ち上げて10年未満の、「いろいろ無いけど、とにかく勢いがある」典型的なベンチャー企業。

私はここで、企画営業の仕事をしていました。

企業の人事ご担当者様にお会いして、課題をヒアリングし、人事制度改定や研修等の具体的な施策をご提案する仕事です(ちなみに、コンサルタントや講師は別にいます)。

東京には似たような会社がゴマンとあるため、日々厳しい競争にさらされながら、高層ビルが立ち並ぶオフィス街で働き、営業活動で都内を駆け回り、忙しい日々を過ごしていました。

(写真はイメージです)

 

その後、結婚にともない、夫の仕事の都合で地方への移住が決まりました。

転職活動の末、縁あって私を雇ってくださった会社は、「自動車関連の金型屋」。こちらはB社としましょう。

初めての地方暮らし、初めての車通勤、初めての製造業……。

初めてだらけで不安と期待が入り交じります。

会社は国道沿いの田んぼの横にあり、周辺で目にするものといえば

ウグイス

(写真は実物です)

カモたち

(実物です)

サギ

(しつこいようですが、実物です)

あまりの落差に「思えば遠くへ来たものだ……」と遥かな気持ちになりながら、金型屋の経営企画部勤務が始まりました。

いま、「金型屋の経営企画部って何するの?」と思った貴方。ほんとですよね。

他社の事情までは分かりませんが、当社では社長をはじめ経営陣に報告するための資料を作ったり、社内でスポット的に立ち上げる様々なプロジェクトの事務局をしたりしています(要は何でも屋です)。

 

A社とB社のプロフィールは、ざっくりこんな感じです↓

(表はクリックで拡大します)

 

【第1章:企業風土の違い】

金型屋B社に転職してからすぐに、前職のA社と企業風土が全然違うことに気付きました。同じ中小企業でも属性が全く違う二社なので、当たり前といえば当たり前です。

違いは多岐に渡りますが、例えば以下のようなことです。

※どちらが良い、悪いという話ではありませんので、あくまで「違い」として読んで下さい。

 

・職場の人間関係

東京のベンチャーA社は、20代~30代の若手が多かったこともあり、にぎやかな雰囲気でした。

オフィスでも、企画書のアイディアを出し合い、わいがやな雰囲気で仕事をしています。

仕事のことは熱く語る反面、プライベートなことは仲の良い同僚にだけ話していました。

人の入れ替わりも激しかったので、メリハリがあるといいますか、ある意味では熱く、ある意味ではドライな関係性だったと思います。

 

一方、地方の金型屋B社は、従業員の大多数が地元出身。

「あの人は中学の先輩」「あの人は町内会の去年の会長さん」「あの人の実家は山の方で、お父さんが地主さん」など、なにかとプライベートが筒抜けの環境です。

転職する人も少ないので、自然と従業員同士が親密になり、多くを語らなくても意思疎通ができる関係になっていきます。

職人さんは、仕事中は黙々と作業をする方が多いですが、あうんの呼吸で通じ合っている感じです。

 

 

・スピード感

東京のベンチャーA社では、「お客様からの問い合わせは原則当日中に、どんなに遅くとも24時間以内に返信する」が鉄則でした。

営業部員は全員モバイル端末を持たされていた 持っていたので、移動中の電車の中でも上司からメールが飛んできます。

企画書・提案書の類も、2日以上寝かせるな、上司がつかまらなければ誰でもいいから相談しろと言われていました。

スピードはかなり重視されていたと思います。

 

一方、地方の金型屋B社では、時間はゆったりと流れます

上司からの仕事の依頼に「今日中は難しいかもしれません」と答えると、「今週中でいいよ」と言われたりします。まだ火曜日なんですけど。

私の職種が営業から内勤になったからでしょうか。

それにしても、B社の営業さんも見積提出前などの繁忙期を除けば、そこまで時間に追われている感じはありません。

客先への往訪は車移動が多いので、その間は連絡がとれませんが、とくに問題ないようです。

 

 

・上司から求められること

HRベンチャーA社では、お客様の要望や企画をとにかく「言語化しなさい」と言われました。

例えば、若手向け研修の企画で、「主体性を獲得することがゴールです」と言うと、上司から「ここで言ってる主体性って、具体的にどういう事? 現状では、どんな様子を見て人事の方は『主体性がない』って感じているの? 何ができたら『主体性を獲得した』って言える?」など、びしびしツッコミが入ります。

これ、慣れないと普通にきついのですが、とにかくそこまで詳細を言語化できていないと、企画書が上司のレビューを通過できませんでした。

 

金型屋B社では、またしても事情が違いました。

入社後数ヶ月間の現場研修でわかったことは、職人さんたちは「背中を見て育つ」世界だということ。もちろん一通りの作業手順は教えてもらえますが、あとは自分で練習し、先輩の技を盗んで上達していきます。

そのため、言葉で語られることは最小限で、あとは「感覚をつかんでほしい」と言われたりします。感覚をつかむまでに5年、10年かかるそうです。

 

 

なんとなく、それぞれの組織風土のイメージが湧いてきたでしょうか?

さらに、組織体制も異なりました。

 

【組織体制の違い】

A社は組織構成上、営業部門が最も大きく、その他にお客様の要件に合わせてサービス内容をカスタマイズする部署、サービス自体を開発する部署等がありました。

全従業員の半分以上は営業部員というイメージです。

営業部員は、お客様から案件を受注すると、社内のカスタマイズ部署に依頼をかけ、外部のコンサルタントや講師に仕事を発注します。

 

一方B社は、製造部門が最も大きく、次いで技術部門、製造間接部門(生産管理等)の順番です。

こちらは全従業員の半分以上が製造部門(つまりは金型職人さん)で、営業部員は全従業員の数パーセント程度しかいません。

仕事の流れは、営業がお客様から受注→技術部門にて設計→購買部が材料調達→製造部門にて製作、です。

 

 

A社とB社の違いをまとめるとこんな感じです。

 

~まとめ 違いの源泉はどこにある?~

A社とB社、両社がここまで違うのは、偶然ではありません。

背景には、いろいろな理由があるのです。

 

たとえば、人間関係。

→これは上にも書いた通り、土地柄や人の入れ替わりの頻度が背景にあります。

A社は東京のベンチャー企業なので、人の入れ替わりが激しく、親密な人間関係は生まれにくいです。

こういう企業で働いていると、「一生この会社で、このメンバーと働くんだ」って思っている方はおそらく少数派ですよね。

一方、B社は地方で数十年続いている企業なので、従業員は何十年も同じメンバーと働いています

大多数は会社の近くに持ち家があり、引っ越す予定もありません。

そのため、半分家族のような、親密な関係性になっています。

 

では、スピード感はどうでしょう。

→背景には、①商品のリードタイム ②競合他社数の違い があると思います。

A社の場合、受注からサービス納品までのリードタイムが短く、競合他社が多いです。

具体的には、たとえば社員研修では、お客様からコンペに呼ばれる→受注→内容カスタマイズ→研修実行まで、数ヶ月~半年というスケジュール感です。

極端な話ですが、「今日お客様から電話が来て、明日研修することになった」というケースも見たことがあります。講師がいて、既存のプログラムでOKであれば、実行可能です。

また、案件にもよりますが4~5社くらいコンペ相手の競合他社がいて、その他にも新興の会社が常に受注を狙っています。

そのため、なるべく速くお客様にコンタクトをとり、案件の内容や競合他社の動きをつかむことが重要になります。

受注後も、お客様と連絡を取り合いながら、テキパキ研修の詳細を詰めていく必要があります。

 

一方、B社受注~金型納品までのリードタイムが長く、競合他社が少ないです。

海外のお客様の場合、見積依頼→受注→製作→納品まで、最低でも1年はかかります。

製造業は、たとえ設計図ができていても、材料を仕入れて、金型本体を加工して、部品を組み付け、手作業で仕上げるという作業があるため、「今日発注して明日納品」という訳にはいきません。

大型の金型ですと、材料の鋳物を仕入れるだけで1ヶ月程かかります。

また、お客様はほぼ固定客で、当社指名であったり、競合他社も限られています。

そのため、スピード重視で他社を出し抜く必要がほとんどありません。

 

従業員に求められる事や、組織体制はどうでしょう。

→最大の理由は、収益構造の違いです。

これはA社の取締役から聞いた話です。

外部のコンサルタントや研修講師とパートナー契約を結んでいるA社の場合、営業が案件を受注すればするだけ売上が上がります。

身も蓋もない話ですがマージンがA社の収益となるため、件数や単価が増えれば収益も増えます。

財務的に言うと、固定費負担が軽いともいえます。

また、商材がサービスなので、提案の時点で実物を見せることができません。

他社と差別化してお客様に選んで頂くためには、「どれだけ説得力ある提案ができるか」がカギになります。

つまり、営業部員が徹底的な言語化により自社サービスの価値をお客様に訴求し、件数を受注するほど、収益が上がるという構造になっています。

 

 

一方、B社は工場を持つ製造業の会社なので、固定費負担はそれなりに重くなります。

社内のキャパシティをオーバーする仕事は外注を使いますが、それにしても限度があるので、営業もやたら案件をとれば良い訳ではありません。

また、B社の付加価値を生み出しているのは、製造現場の金型職人さんたちです。

(もちろん技術部門も付加価値を生みますが、最終的な差別化ポイントは、職人さんによる手作業の仕上げ工程です。)

そのため製造現場に最も多くの人数を配していると考えられます。

つまり、工場のキャパシティに対して適正な量を受注し、職人さんによる手作業で製品の付加価値をつけて収益を上げるという構造になっています。

 

表にするとこんな感じですね。

 

いかがでしたでしょうか。

おもしろくないですか、企業経営理論&事例Ⅰの世界。

ご自分の勤務先も企業経営理論&事例Ⅰ的な目で見ると、新たな発見があるかもしれませんよ。

 

 

さて、明日は診断士Twitter界隈でちょっとした有名人⁉ いけちゃんが、得意の話題を投稿する予定です!

ではでは、引き続き一緒に勉強がんばりましょう~。


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春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
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皆様こんにちは。岩塩です。
新型コロナウイルスで不安な日々が続く中、勉強に励まれていることと思います。睡眠時間を削って勉強時間を確保されている方も多いと思いますが、未曾有の状況ですので、ご自身の体調と相談しながら進めていただければと思います。m(__)m

**********

さて、本日は私が1次試験の勉強をしていたときの、学習の進め方を少し紹介したいと思います。

先日も書きましたが、私は主にスタディングスピ問TAC過去問を使っていました。
同時進行ではなく、スタディングをやり終えたらスピ問、スピ問が終わったらTAC過去問、という形でした。(いわゆるウォーターフォール型?)

スタディングといえば “学習マップ” が有名ですが、 ”時間対効果を最大化して6割合格を目指す” 内容に厳選されていることもウリです。つまり内容をかなり絞っているため、「これで学習量は足りるのか?」と心配になる方もいらっしゃると思います。私も書店でスピテキをチラ見して、情報量の違いに不安になっていました。

結果論ですが、体系的なインプットはスタディングの動画でそれほど時間をかけずに行い、あとは問題集&過去問を使って学習する、という進め方が自分には合っていたと思います。

 

スタディング使用時の学習の進め方

① 動画を見る
② スマート問題集を解く
③ 過去問講座を解く
④ スマート問題集を解く(2回目)
⑤ 過去問講座を解く(2回目)
*④、⑤では、間違えた&曖昧な内容は暗記カードに記入

 

以下では、いまいち理解しづらかった「低次学習・高次学習」を例に、紹介してみたいと思います。

 

①動画を見る

(スタディング)
✅組織がゆっくり進化している時に必要なのは低次学習(シングルループ学習)です。⇒既存の枠組みのなかで行う学習です。
✅組織が革新的に進化する時に必要なのは高次学習(ダブルループ学習)です。⇒既存の枠組みを超えた学習です。

(※スタディングより一部引用)

 

岩塩「・・・・・???(~_~;)」

 

(以下、岩塩の脳内に浮かんだイメージ図を示しています)

(右側はグラフェンの二次元(低次)・三次元構造(高次)です)

 

②スマート問題集を解く

(問題)
組織学習に関する説明として、最も適切なものはどれか。
組織学習とは、知識を学ぶことに限定されるものである。
組織学習は、高次学習とダブルループ学習に分類される。
組織が革新的に進化する時に必要なのは、既存の枠組み自体を変革する高次学習である。
ナレッジマネジメントでは、形式知を暗黙知として活用していくことが重要である。
(解答)
ア ×: 組織学習とは、知識を学ぶことだけでなく、組織の能力を向上させることです。
イ ×: 高次学習=ダブルループ学習です。
ウ ○: 高次学習は、既存の枠組み自体を変革するための学習のことです。
エ ×: 個人の持つ暗黙知を、組織的な形式知として活用していくことが重要です。

(※スタディングより一部引用)

 

(岩塩の脳内イメージ図)

もともと持っていたイメージに加えて、オレンジ色の部分のイメージが増え、イメージが強化されました。加えて、付帯情報(ナレッジマネジメントの部分)も得られました。

 

③過去問講座を解く

【平成 20 年 第 19 問】
企業が長期に成長・発展していくためには、シングルループ学習とダブルループ学習を適切に切り替えて行っていく必要がある。このことに関する記述として、最も適切なものはどれか。
業績評価基準を成果主義型から過程重視型にシフトすることを通じて、シングルループ学習を抑え、ダブルループ学習を促進する可能性が高くなる。
計画策定部門と執行部門を明確に区分し、適切なコミュニケーションを確保する組織を構築することで、シングルループ学習とダブルループ学習を適切に切り替える可能性が高くなる。
執行部門により多くの権限を委譲することを進めると、シングルループ学習を促進し、ダブルループ学習を阻害する可能性が高くなる。
職務を細分化し、過程別専門化を進めていくことが、シングルループ学習を阻害し、ダブルループ学習を促進する可能性を高める。
専門化された各部門の責任・権限を明確化することを通じて、シングルループ学習を抑え、ダブルループ学習を促進する可能性が高くなる。
(解答)
ア×過程重視型(従来型の業績評価方法)では、シングルループ学習が促進されます。
イ〇執行部門はシングルループ学習を展開しがちです。一方、計画策定部門はダブルループ学習を行う素地があります。適切なコミュニケーションを行うことで、「シングルループ学習とダブルループ学習を適切に切り替える」ことも可能になります。
ウ×:執行部門の権限が制約されていると、シングルループ学習だけになりがちです。逆に、執行部門に権限委譲することで、執行部門においてもダブルループ学習を促進できる可能性が高まります。
エ×「職務を細分化し、過程別専門化を進めていく」と、シングルループ学習へと陥ります。
オ×:「専門化された各部門の責任・権限を明確化」すると、ダブルループ学習が阻害されます。
(※スタディングより一部引用)

(岩塩脳内)

さらに、イメージに緑色の部分が加わりました。

 

以上のように、問題集や過去問を解くごとに、一つの事象について色々な問われ方をするので、知識が多面的なものになっていきました。

※ここまでノートなどは取っておらず、頭の中で考えていただけでした。

 

④、⑤問題演習(2回目)

7科目の学習を一通り終えた後、2回目の問題演習をしました。(つまり動画は1回しか見てません) その時に間違えた問題や、理解が曖昧な内容に関しては、下記のような暗記カードを作っていました。

※アナログに紙&手書きです。

とにかく、「この内容はまだ頭に入っていない!(~_~;)」と思ったら暗記カードに書いていました。(最終的には全部で2,000枚くらい・・) これを通勤電車などでパラパラ眺めていました。

 

振り返ると、

①動画・・・基礎となるフレームを自分の頭の中に作る

②スマート問題集・・・フレームの確からしさを確認する+α

③過去問講座・・・フレームに追加の情報を加えていく(多面的解釈)

④⑤問題2回目・・・確認+暗記の準備

こんな進め方だったと思います。

 

特に企業経営理論は、具体的な状況がイメージしづらいことが多かったので、実際の問題での様々な問われ方を知ることで、知識を肉付けしていきました。また、設問文が難解な場合もあるので、多くの問題に触れて設問文の表現に慣れることも重要かと思います。

以上のスタディングの学習終了後、スピ問とTAC過去問に着手したのですが、スタディングで作っていた暗記カードに追記したりしていたので、暗記カード内がかなり渋滞する結果となりました・・・

 

おまけ

学習記録を見返すと、私のスタディング1周目の学習記録は下記のような実績でした。

経営 11/23-12/2 (10日間)
財務 12/3-12/12 (10日間)
運営 12/13-1/6 (25日間)
情報 1/7-1/20 (14日間)
経済 1/21-3/4 (43日間)
法務 3/5-3/20 (16日間)
中小 3/21-3/28 (8日間)

※日数カウントは、全く勉強しなかった日を含みます。

学習開始時はモチベーションも高く順調でしたが、年末年始はこれまでの調子で盛大に休んでしまい、2月は経済でつまづく&仕事関係の不調でふて腐れていました・・

皆様も色々あるかと思いますが、継続的に学習できるように調整してくださいね

以上、岩塩でした(_ _ )

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☆もくじ☆

◆自己紹介
◆私が伝えたい、伝えられること
◆やる気の波をコントロールする

この記事は約3000文字です。約5分で読めます。


 

◆自己紹介

はじめまして。「ぴ。」と申します。合格体験記はコチラ
ぴ。の由来は、単純に苗字を短縮し、半濁点をつけて愛着感を出してもらった呼び名です。なぜ句点(。)がついているのか気になる!という探求心が旺盛なアナタにこっそり教えると、「モーニング娘。」の真似です。(少し古くてすみません)

ブログを書くことは人生初ですので、お恥ずかしいですが「ちょっと何言ってるか分からないんですけど」な部分があるかもしれません。少しづつ勉強していきますので、どうか温かい目で見て頂けると嬉しいです。1年間宜しくお願いします。

プロフィール

・38歳男性、家族構成は妻と子2人
・趣味は麻雀、カラオケ、サッカー鑑賞(観戦ではない)などインドア派。
・11代目メンバーの中で最長の受験歴(6年)。

 

◆私が伝えたい、伝えられること
多様性のある11代目メンバーの中で私のポジションは多年度枠です。
スト合格枠が羨ましいですが、残念ながらこの事実はもう変えられません・・・。

私の受験開始時の強み・弱みをふまえ、さらにポジションを絞ると、
強み:会社内だけでなく社外で人脈を得て人生を変えたいという強い気持ち。

弱み:関連資格の保有や前提知識も無い状態のスタートで、中小企業勤務で大した経歴も無い。

などから下克上枠ということも言えそうです。(そんな枠ニーズあるのか不安)

 

つまり、私が伝えたい、伝えられることは、
①複数年に渡ってもモチベーションを維持し続けることはできる。
②前提知識に自信がなくてもストイックに勉強することで合格できる。
③経歴に自信がなくても診断士受験を機に輝くことができる。

また、私が受験期間中にもっとこうしたら良かった・・。という失敗ポイントもお伝えしていけたらと考えています。
反面教師枠というものがあれば、これまでの経験を逆ベストプラクティスとして紹介したいと豪語している11代目おべんと君と同枠かな。(勝手にごめん)

既に11代目は、道場ブログをご覧になっていただいている皆さまに少しでもお役に立つことができるコンテンツを提供しようとメンバー間で毎日激アツな議論を繰り広げています。

そんな中で、私は性格的にのほほんとしておりますので、キャラ的にゆるめの記事が多くなると思います。

お忙しい中で勉強を継続されている皆さまの気持ちが少しでも軽くなる記事を書けたらいいなと思います。

 

◆やる気の波に対する対処法

初投稿の今回は、私が実際に行ったやる気の波への対策についてお話したいと思います。

日々の学習効率向上への気づきになれば幸いです。

 

やる気対策に関する過去記事をご紹介します。

4代目平平「やる気復活メソッド」

8代目世界の畠ちゃん「やる気が出ないときの対処法」

こちらも是非ご参考ください。

 

皆さまは日々、学習に対するやる気の波(浮き沈み)を感じておられますでしょうか。

企業経営理論でモチベーション理論を既に学習されたかたも多いでしょうから、モチベーション対策を意識されているかたもいらっしゃると思います。

いきなり余談ですが、私は語呂合わせで各理論を覚えるのが好きでした。

ハーズバーグの動機付け・衛生理論は「職務充実」が重要なので、

ハンバーグは(衛生的に)ジュ―(充実)と焼く。

マクレガーのX・Y理論は「目標管理」が重要なので、

マック(マク)とモス(目標)

アージリスの未成熟・成熟理論は「職務拡大」が重要なので、

アジの拡(ひら)き

など、くだらないほど忘れないですよね。

 

すみません。話が脱線しました。

私の場合は、おおよそ1~2週間の間隔で学習に対するやる気の波を感じていました。

好調時は、

「お、今週はやけに学習が捗るな。」

「週20時間どころか、25時間いけるかもしれないぞっ。」

不調時は、

「あれ?今週はなぜだかやる気が出ない・・・。」

「先週できたようにストイックに学習し続けたいのになぜだ・・・。」

「このペースだと計画よりだいぶ遅れてしまう、どうしよう。」

 

診断士受験へのモチベーション(動機づけ)は高くとも、日々の学習に対する「やる気」を高い状態に維持することは難しいですよね。

(モチベーションの源泉については次回の投稿でお話する予定です)

私は診断士試験に出会うまで長期に渡り学習した経験・ノウハウがなかったため、学習初年度の時にはやる気の波に対して特に具体的な対策をしませんでした。

結果・・・

初年度は目標時間に達することもできず、更に密度の低い学習になっていました。

ですが、長い受験期間による副産物としてやる気の波に対して精神面・学習面でコントロールできるようになりましたので、以下にご紹介させていただきます。

 

精神面でのコントロール

不調時にやる気を刺激する方法をたくさん持つと良いです。

日常的に気分が上がりやすい思考や行動をしていくことで、自身のやる気スイッチを押すことに繋がり学習意欲を高めます。

私の例でいうと、

・毎日の学習時間を記録し、蓄積した時間を眺める⇒達成感

・通勤時、電車の中で寝てる人、携帯をいじってる人に比べ自分は勉強している⇒肯定感

・嫁とニュースを見るときなど、経済学で学んだ知識を説明する⇒優越感

・週に1回は仕事帰りにアイス(ハーゲンダッツ)を買って子供と一緒に食べる⇒贅沢感

・自分の部屋に貼ってある「下克上」の紙を見て初心を思い出す⇒高揚感

・一発合格道場などの受験生支援ブログを読む⇒読後感

など、負担の無いように、できるだけ小さいこと(プチ達成、プチ贅沢など)を見つけると不調からの脱出に効果的です。

 

おススメのアプリ

「継続する技術」

継続は力なり。3日坊主を解消するためのアプリです。私はこれで通勤時間に勉強する事ができるようになりました。

 

学習面でのコントロール

やる気の好調時と不調時で、取り組む学習内容を区別して、メリハリをつけます。

好調だなーっと感じている時は、問題集、過去問などのアウトプットを優先的にガツガツ取組むことで試験本番での得点力を高めることに集中します。

一方で、不調だ・・・というときは、テキストや参考書を読んだり、復習ノートにまとめるなどインプットを中心に学習します。

とはいえ、答練前や試験前の状況では不調時にでもアウトプットをやりたいですよね。

そのようなとき私は「ポモドーロ技術」という仕事効率化の技術を参考にして、25分程度で短時間集中して取組み、すぐ休憩時間を取るというやり方をしていました。アウトプット学習はだらだらやるより僅かな時間でも集中して行うほうが効果が高いと思ったためです。

 

おススメのアプリ

「Focus To-Do ポモドーロ技術&タスク管理」

ポモドーロ技術(参照元:PRESIDENT Online)とは、仕事や勉強などの作業を「25分間続けた後に5分休憩を取る」というサイクルを数回続けるという時間管理法です。

土日など長時間の勉強で集中力が落ちてきたなーっというときにも使えます。ご興味ありましたら是非ご参考ください。

 

最後に、私は週25時間学習を目標にしていたので、確率はざっくりですが、以下のように自身の気持ちの波を想定していました。

やる気 確率 週目標時間 期待時間 学習内容
好調

(普通)

0.7 25h 約18h 過去問などアウトプット
不調 0.3 約7h テキストなどインプット

目標学習時間に対して集中力を高く保てる時間はけっこう短いので、調子が良い時はガッツリ学習する習慣が大事ですねっ。

また、気持ちの面以外でも、物理的に仕事や家庭で忙しかったり、日常でトラブルがあったりすると学習時間の確保が難しくなります。そのような時でも、全く何もしないのではなく、25分程度の少しの時間だけでも毎日集中して学習をすることも大事と思います。

さらに、学習自体にストレスを感じているときは、睡眠時間を十分取って身体や心を休める。家族や友人と遊ぶなど気分転換してストレスを発散させることも大事と思います。

 

今回は以上となります。お読みいただきありがとうございます。

明日は研究開発+事業開発のスキルで化学反応を起こす「岩塩」です。暗記カードやエクセルを駆使した効率学習でスト合格した秘訣は必見ですっ。

ぴ。でした。

 


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お申込みはこちらから(Google フォームが開きます)。

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こんにちは、どいこうです。

はじめに

今日は、前回に続き、みなさんの身近な(あるいは、もうすぐ身近になる)「中小企業診断士」を題材に検討します。前回はマーケティング環境を分析しましたので、今回はターゲット・マーケティング(STP分析)およびマーケティング・ミックス(4P分析)を検討します。

ターゲット・マーケティング(STP分析)

STP分析の項目は以下の通りです。誰をターゲットとし、どのように競合と差別化するのかを検討します。屋号や会社名等を決めるに場合にも役立ちそうです!

  • Segmentation(市場細分化)
  • Targeting(ターゲットの絞り込み)
  • Positioning(位置取り)

Segmentation

「企業等に向けたコンサルティングサービス」市場を細分化します。細分化の切り口はどれを選ぶのがよいでしょうか。

一般的には、以下のような細分化がなされます。

(1) ジオグラフィック(地理的)基準
地方(関東・関西等)、気候(寒暖等)、人口密度(都市・ 郊外・地方など)

(2) デモグラフィック(人口統計的)基準
年齢、性別、家族構成、所得水準、職業

(3) サイコグラフィック(心理的)基準
ライフスタイル、パーソナリティ

(4) 行動変数基準
経済性重視、機能性重視、プレステージ重視など

コンサルティングサービスの場合は、ターゲットが企業になります。例えば以下のような変数を検討することになるでしょうか。

・本社立地エリア
・企業等の規模
・業種
・設立後の年数
・経営者の属性(年齢・性別・社会問題に対する志向・等)
・経営者の経営姿勢

Targeting

その中で、どの層に向けてサービスを展開するのがよいでしょうか。以下はコトラーによる標的市場の考え方です。

(1) 無差別型
単一の製品(サービス)をすべての市場に投入する方法

(2) 差別型
細分化された各市場の需要に適合した製品(サービス)を複数の市場に投入する方法

(3) 集中型
細分化された市場のうち特定の市場に限定して、その市場に最適な製品(サービス)を投入する方法

あなたのサービスはどの方法をとりますか?それはなぜでしょうか。

Positioning

ターゲット層にアプローチしている他のコンサルティングサービスとどのように差別化できるでしょうか。「何でもやります・できます」と位置づけるのか、「弊社は◯◯サービスが他とは◯◯のように違います」と位置づけるのか、どの方法がよいでしょうか。

マーケティング・ミックス(4P)

マーケティングの4Pは以下のようなものです。

  • Product(製品)
  • Price(価格)
  • Place(流通)
  • Promotion(販売促進)

Product

どんな製品(この事例ではコンサルティングサービス)を提供するのがよいでしょうか。

サービスの領域として、あなたはどの分野を選定するでしょうか。「創業」、「成長戦略」、「再生」、「承継」などなど、様々な支援領域があります。

サービスの形態としては、「書籍」、「雑誌記事」、「ブログ記事」、「セミナー」、「コンサルティング契約」等があると思います。あなたはどれを採用するでしょうか。それはなぜでしょうか。

Place

サービスをどのような経路で売るのがよいでしょうか。直販(直接訪問して提案)でしょうか、代理店営業(紹介を受ける)でしょうか、それとも、オンライン販売(ネットで集客)でしょうか。

直接提案するためには、提案先が必要です。どんな経路から獲得するのがよいでしょうか。前職のつながりでしょうか。あるいは新たなつながりを構築するのでしょうか。

紹介を受けるためには、紹介元が必要です。それは公的機関でしょうか、民間の会社でしょうか、あるいは他の組織・個人でしょうか。

また、ネット集客を検討すべきでしょうか。

Price

どんな価格でサービスを販売するのがよいでしょうか。

士業やコンサルティング会社の価格設定には大きな幅があります。あなたはどのように価格を設定しますか。

特に直接提案の場合には、価格設定の自由度が高くなりますが、顧客を納得させ、支払ってもらうためにはどのように説明すればよいでしょうか。

Promotion

サービスを販促するために何を行えばよいでしょうか。

パンフレット(Webや紙媒体)、イベントの告知(プレスリリースやイベントサイト)、DM(メルマガや紙媒体)、キャンペーン、広告(リスティング広告、SNS広告等)などをどのように組み合わせるでしょうか。

おわりに

あなたのマーケティングプラン案はどんなものになったでしょうか。

中小企業診断士の資格は、試験に合格して登録したら終わりでは必ずしもありません。資格登録すれば履歴書に書けるようにはなりますから、「能力証明」として一定の役割を果たすと思います。ですが、診断士としての業務を行おうとする方にとっては、資格取得・登録はあくまでスタートに過ぎないのではないでしょうか。

そこで、診断士として活躍したい方は試験勉強の段階においても、自分の人生に活かす形で具体化してみることをおすすめしたいと思います。また、すぐに診断士業務を行う予定がない方も、将来の選択肢として検討することは有益だと思います。より具体的な形で「自分ごと」としての検討に活用することで、結果的に学習内容も定着やすいのではないかと思います。

それではまた!

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こんにちは、どいこうです。

はじめに:シェンゲン協定発足34年

今日は6月14日。昭和60(1985)年のこの日、ヨーロッパでベルギー、フランス、ルクセンブルク、オランダ、西ドイツの5か国が国境検査を撤廃する「シェンゲン協定」に署名しました。5年後の平成2(1990)年にはシェンゲン協定施工協定が署名されました。その後、平成9(1997)年にアムステルダム条約が署名され、シェンゲン協定が欧州連合(EU)の法律となりました。現在は26ヶ国に広がっています。

旅行者にとっては楽で良いですが、シェンゲン圏の国では移民・難民が続々と流入して問題が発生している地域もあるようです。ヨーロッパ各地で国境管理の厳格化を主張する政党(大手メディアは「極右政党」と称しますが右・左・真ん中は誰が決めているのでしょうか?)の得票率が増えて議席を増やしている点からすると、各国民の関心は相当高まっていることが推察されます。

診断士のマーケティング環境分析をしよう!

さて、本稿では、「マーケティング環境の分析」をおさらいします。

「晴れて中小企業診断士の資格を取得したら、多少なりとも中小企業診断士として活動しよう」と考えているアナタは、自分の診断士スタートを例に考えてみるとオモシロイではないでしょうか。

マーケティング環境の分析では、「どういう強み・弱み・チャンス・脅威があるか」を検討することが重要です。

大別すると、以下のような項目を検討します。

①マクロ的外部環境の動向
②ミクロ的外部環境の動向
③活用できる内部資源

マクロ的な外部環境

マクロ的外部環境には以下のようなものがあります。

・経済: 景気動向、物価、消費動向、為替・株価・金利・商品価格など
・人口動態: 出生率、人口規模、世帯構成など
・社会文化: 文化、宗教、イデオロギーなど
・技術: 新技術の開発、インフラ整備、ITインフラ・アプリ
・政治・法律: 法律、規制、税制・補助金、政治の変動
・自然: 天然資源、環境など

項目が多くて覚えにくいので「PEST(Politics, Economy, Society, Technology)」という略語で大枠を覚える方もいます。

中小企業診断士にとっては、例えば以下の項目に影響を受けます

・経済状況が悪化すると「事業再生」案件が増えるかも知れません
・新技術、例えばAIの登場でRPAが盛んに取り入れられています
・新な補助金が始まれば、新規顧客の開拓につながるかも知れません
・「働き方改革」等の法規制に関する需要が増えるかも知れません

ミクロ的な外部環境

ミクロ的な外部環境には以下のようなものがあります。

・消費者: 消費者市場、消費者購買行動、等
・競争企業:競争構造、等
・利害関係集団:供給業者、仲介業者、金融機関、マスメディア、等
・産業状況:産業規模、供給構造、流通構造、等

中小企業診断士の場合は、例えば以下の項目に影響を受けそうです。

・コンサルフィーを払ってくれそうな顧客は誰か
・中小企業診断士やコンサルティング会社がどんな活動に注力しているか
・顧客を斡旋してくれる業界団体、金融機関、士業、等
・仲間として一緒に仕事をできそうな中小企業診断士

内部資源

内部資源には以下のようなものがあります。

・人的資源:経営陣、営業担当者、研究開発担当者、等
・財務資源:収益獲得能力、安定収益、資金調達構造、等
・物的資源:保有資産、等
・その他:情報、経営ノウハウ、技術力、顧客基盤、社風、ブランド、知的財産権、等

中小企業診断士の場合は、以下のようなものがあるでしょうか。

・業界経験(○○業界で20年、等)
・個別スキル(営業能力、資料作成能力、ウェブサイト作成、Webアプリ開発、等)
・人間力(コミュ力、雑談力、飲み会マネジメント)
・お友達ネットワーク(○○に詳しい人にその場で電話できる、等)

なお、内部資源を評価する際に、「VRIO分析」というのフレームワークがあります。以下の4要件をすべて満たす経営資源は、持続的な競争優位の源泉となる可能性が高いというものです。

・Value(資源の価値): その資源・能力があれば、機会を獲得でき、脅威をしのげるか。
・Rarity(資源の希少性): 競争相手があまり持っていない資源か
・Imitability(資源の模倣困難性): その資源を競争相手が獲得・開発しようとした場合にコスト(経済的・時間的)がどの程度かかるか
・Organization(組織): 資源を十分に活用できるような組織を有しているか

外部環境と内部資源をざっくり分析するツール

3C分析というフレームワークがよく使われます。それぞれ、自社(Company)、顧客(Customer)、競合(Competitor)です。ざっくりと全体を大づかみに把握するのに適していると思います。

SWOT分析もよく利用されます。強み(Strength)、弱み( Weakness)、機会(Opportunity)、脅威( Threat)を列挙する分析手法で、3C分析と同様、簡易的に全体像を評価できることがメリットと言えそうです。

まとめ

上記のとおり環境分析をざっくり実施した感想としては、中小企業診断士のお仕事は、顧客(中小企業の社長)だけでなく、仲介してくれる機関や診断士仲間ともお付き合いをしていくことが多い感じがします。

私も試験に合格してから約半年が経過し、多くの中小企業診断士とあって来ましたが、愉快で意欲も能力も高い方が多いです。「飲み会王」「コミュリョクイーン」「ハラグロオヤジ(戦略的という意味)」「エロオヤジ(気を使わなくて良いという意味)」などと呼びたくなる個性的な方々にもお会いできました。これからも同期や先輩合格者とのつながりを大切にしたいと思うとともに、自分もこうした多士済々の中で覚えてもらえるような「内部資源」を磨く必要性を感じています。

ぜひ、みなさんもご自身の「マーケティング環境分析」をやってみてはいかがでしょうか。

さらに、それだけではなく、商品内容やプロモーション等の「マーケティングの4P」なども考える必要がありそうですが、それはまた次回以降。

それでは!


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みなさんこんにちは!ちこまる(仮)です。合格体験記はこちら

毎度ですが過去記事はこちらです!今日の記事は10回目!とうとう梅雨入りしましたね。いつも参考書がカバンに入っていたので、大抵この時期を過ぎるとページがヘロヘロになるんですよね。水性ペンの跡が滲んだりして。しかしそれも味というものです。そしてそんなこともあったなぁと思うことが、きっと試験当日の気持ちを落ち着けてくれたりしますので、そんなヘロヘロも味わっていただきたいと思います(笑)

前回の記事で令和1号診断士になれず、と書きましたが、つい先日登録証が届きました。令和2号になりました。そして、ついに開業届(経営法務で見たことあるやつ!笑)を税務署に出してきました。もっと、パンパカパーン!という気持ちになるのかなと思いきや、税務署の手続き時間およそ2分。「はい、受理しました」というハンコをポンっと押されて、あっさりと終わりました笑。

これからどんな活動ができるのか、まだまだ未知数ではありますがどんな道でも自分らしく歩いていけたらな、なんてことを思っています。

今日の記事はこれまでの珠玉の【渾身】シリーズまとめページです。

勝手に永久保存版タグをつけてみましたが、科目ごとになっているページがどうしても欲しくて、作ってみました。これから追い込みの時期まで、何度か見返していただいて、ちょっとよくわからないな、とか、自信がないな、という論点があれば、総復習としてお使いいただければと思います。

ちなみに今回の記事をまとめるにあたり、これまで類似してきたふたつのタグを統合しました。「渾身シリーズ」と「渾身!論点シリーズ」を、「渾身シリーズ」に統合しています。

記事タイトルについても、科目名のみで内容がわかりにくいものは、ちこまる(仮)の独断と偏見で補足をつけていますので、リンク先の記事のタイトルとは異なる場合があります。

なお、これまでの過去記事のまとめですので、投稿された時期によっては最新情報と異なる場合があります。特に経営法務・情報システム・中小は法改正やトレンドを反映しやすい科目ですので、古い記事を参照する際にはないようにご注意くださいね。

今日の記事は(基本過去記事のタイトルばっかりだけど)およそ4,500字です。9分ほどお時間ください♪

さー、ではまとめ!いってみよー!

 

経済学・経済政策

財務会計

 

企業経営理論

 

運営管理

 

経営法務

 

経営情報システム

 

中小企業経営・政策

 

その他

 

二次試験

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。いや〜【渾身】というだけあって、どれも読み応えがありました。皆さんにとっても、ひとつでも多くの「なるほど納得!!」に出会ってくださったら幸いです。

以上、ちこまる(仮)でした〜( ´ ▽ ` )

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どうも、kskn(きしけん)です。

今日は組織論の続きとしてモチベーション理論について書こうと思っていたのですが、ブブさんがコチラにいい感じでまとめてくださったので少し触れるだけにして、マーケティングの話をします!

 

モチベーション理論

ブブさんもまとめてくださっているように、モチベーション理論にはいろんな種類があります。いろんな人が、いろんな説を唱えとるわけですね。
でもきっと皆さんも気付いているんですけど、どの説も一言でまとめてしまうと

自己実現の欲求や成長の欲求をうまく引き出し、モチベーションを高めましょう!

ってことを言ってるんですよね。
一次対策としては「○○さんの説は何段階に分類されていて、可逆的か不可逆的か、各段階が同時に成り立つかどうか」まで覚えてください。
一方、二次で大事なことは「どうやって自己実現の欲求や成長の欲求を引き出し、モチベーションを高めるか」です。
そしてその具体的な方法は以下の3つです。

職務拡大
仕事の幅を(横方向に)拡げる。

職務充実(権限委譲)
決済や意思決定の権限を渡し、仕事の幅を(縦方向に)拡げる。

主体的な目標管理
自分が達成したい(できる)目標を設定させ、自己管理によって目標を達成させる。

現実には他にもいろいろありますが、試験対策上はこの3つで十分でしょう。

ただ、実はモチベーション理論でも1つだけ変わり種理論があります。それはハーズバーグ二要因論です。
この二要因論のうち動機づけ要因は他と同じような内容ですが、この理論の特徴は「不満をもたらす要因(衛生要因)は除きましょう」というところです。そしてこれは二次試験でもけっこうな頻度で使います。
人材の定着・確保」という言葉が出てきたら動機付け要因だけでなく衛生要因も思い浮かべ、辞めたいと思うキッカケになるような不満因子を除くような施策を考えられればOKです。

 

ハイ、前回の記事と合わせて、これで事例Ⅰは完璧ですね。組織論は一次でも頻出ですから、もはや診断士試験に勝ったも同然です。

 

マーケティング

マーケティングにおける重要な要素は「誰に」「何を」「どのように」届けるか、これに尽きます。
この3要素を詳しく解説していきましょう。

●誰に(顧客/ターゲット)

自社の製品を「どういった人に」買ってもらうかを決めます。その際、消費者の嗜好は多種多様でバラバラですから、その中で特性に沿って細分化し、「どのセグメントへ届けるのか」を決める必要があります。
この分け方の主要なものとして、以下の3つの基準が挙げられます。

ジオグラフィック(地理的)基準 → 地域、気候、人口密度など
・デモグラフィック(人口統計的)基準 → 年齢、性別、所得、職業など
・サイコグラフィック(心理的)基準 → 価値観、ライフスタイルなど

これらの要素はそれぞれが独立して適用されるわけではなく、例えば

「小売店を営むB社があるX市(ジオ)は近年再開発が進み、子育て世代(デモ)が増加している。これら子育て世代は食に対する関心が高い(サイコ)ことが分かっている。」

といったように複数の要素が関連し合うことでより細かな細分化が可能となって、ターゲットの絞り込みができるわけです。
ただ、どこまでも細かく細分化すべきかというとそうでもなく、ある程度の市場規模を持つように細分化することが必要です。
なので、事例Ⅱの与件文にターゲットとなり得るグループが複数出てきた場合、「すでに一定数の人数がいること」、そして「今後も人数が増える(もしくは減らない)」ことが確認できるグループをターゲットとすることが望ましいと言えます。

 

●何を(製品)

市場を細分化して定めたターゲットに対し、自社内の「どの製品を」届けるかを決めます。
この「ターゲット」と「製品戦略」については2つの考え方があり、1つは「現実的に到達可能なターゲットを見出し、それに合う製品を提供する」という方法。もう1つは「自社の強みである製品が刺さりそうなターゲットを見つけ出し、そこへ届ける」という方法です。
前者は製品ラインナップが豊富で様々なニーズに対応できる企業に適した戦略と言えますし、逆に後者は核となる製品が存在し、それをさらに伸ばしていきたい企業にとって適した戦略と言えるでしょう。

また、既存の製品では不十分な場合もあるでしょう。その場合には新製品の開発が必要となりますが、新製品に対してどういったブランドを活用するかはマーケティングにおける製品戦略として非常に重要な要素です。

ブランド戦略

新製品を投入する際に、既存製品で使用しているブランド名を使うか、新ブランドを作るかは1つの大きな戦略的要素です。
そもそもブランドとは何ぞや?ブランド戦略ってどういうのがあるの?という方は、この初代JCさんの記事にて非常に分かりやすくまとめてくださっていましたので、まずはこれを読んでください。これを読んでいただいた前提で、話を続けます。(それにしてもラブマシーンって。。。笑)

・ライン拡張
これは既存のカテゴリーで既存のブランドを利用し、新たなターゲットへ製品を届ける戦略です。
例えば「単身世帯が増加している」という環境変化に対し、「単身者向けに既存ブランドの小容量製品・個装製品を開発する」ことで既存ブランドを活用した新規顧客の開拓が可能となります。つまりこの戦略は、最も既存のブランドを活用しやすく、成功率の高い戦略であり、ブランド価値低下のリスクが低い戦略と言えます。ただ、同一カテゴリーに同一ブランドを投入するわけですから、カニバリが起こりやすい点は大きなデメリットと言えるでしょう。

・ブランド拡張
これは新しいカテゴリーへ参入する際に既存のブランドを活用する戦略ですので、すでにある知名度を利用できるという点でコストが少なく済むというメリットがあります。
この戦略ではHONDA(自動車、バイク他)が例としてよく挙げられますが、成功させるためのポイントとして「既存カテゴリーと新カテゴリーに共通項を見出だせること」が重要な要素です(HONDAでは「エンジン付きの乗り物」という共通項)。
例えば、Appleは非常に高いブランド・エクイティを持っていますが、だからといって突然庶民的な100円ショップをオープンしたらどうでしょう?違和感を感じますよね。こうした違和感により、「このブランドは高級?低価格?スマート?庶民的?」といったようにイメージを曖昧にしてしまい(ブランド連想の希薄化)、ブランド・エクイティは低下してしまうわけです。

・マルチブランド
これは既存のカテゴリー内で新しいブランドを投入する戦略です。
この戦略は既存ブランドが高いブランド・エクイティを持っており高価格製品として定着していながらも、顧客層を拡げるために低~中価格帯の製品を投入したい場合など、既存のブランドを利用するとブランド・エクイティの低下を招く恐れがある際に採用されます。また、アパレルではそれぞれのブランドが独自のブランド・エクイティを構築するためにマルチブランドを採用している、というケースもありますね。(LVMHはその最たる例でしょう)
この戦略はそれぞれのブランドを切り離して管理することになるので、ブランドの希薄化が起こりづらいというメリットがある反面、管理コストやプロモーションコストがそれぞれで必要になるためコストが多くかかりやすいというデメリットがあります。

・新ブランド
これは新しいカテゴリーに新しい製品を投入する戦略です。
社内にあるコア技術を生かして全くの別カテゴリーに参入する際などには採用されるケースが多いと思います。
ブランド戦略としてのメリット・デメリットはマルチブランドとほぼ同じですが、カテゴリーも異なるために既存の販売ノウハウやチャネルが利用できない可能性もあり、販売戦略全体として見ると最もハードルが高く、成功率の低い戦略と言えます。

 

●どのように(プロモーション)

ここまでで「どういうターゲットに対して」「どの製品を届けるか」ということが決まりました。最後に重要なのは、その狙ったターゲットに対し、製品を「どうやって届けるか」です。
消費者購買決定プロセスとしてAIDMAモデルやAISASモデルがありますが、どちらも最初にその製品の存在を知って(=Attention)もらい、興味を持って(=Interest)もらうことからスタートしますが、この知って、興味を持ってもらうというところに大きなハードルがあるため、プロモーションは非常に重要です。

そのプロモーション手法を大きく分けると、以下の4つに分類されます。

・広告
広告は企業がお金を払い、伝えたいメッセージを消費者へ届ける手法です。
いわゆるメディア(新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、インターネット)を媒介として消費者へメッセージを届ける手法が一般的ですが、メディアの種類によって特徴が異なっていますから、余力があればそれぞれの特徴を整理しておきたいところです。
なお、中小企業はメディアに広告を出せるほど潤沢な資金が無い場合も多いですし、そもそも商圏がそれほど広くない場合が多いのでメディア広告はあまり現実的な戦略ではありません(もちろん状況によりけりですが)。
むしろPOPやDMの方が狭い商圏では有効でしょうし、費用も少なく済むので中小企業向けと言えるでしょう。僕は事例Ⅱでプロモーション戦略を聞かれたときは、ほぼ100%どちらかを入れていました。

・パブリシティ
パブリシティは企業がお金を払わず情報を提供し、情報を消費者へ届ける手法です。
ただ、これはそもそも採用されるかどうかが不透明なため、積極的に狙っていくというよりも、採用された実績があれば活用するという程度で考えておくのが良いと思います。過去には事例Ⅱの与件に雑誌に特集された、という記述のあった年もありました。
メリットはお金がかからない点と、(媒体によりますが)情報の信頼度が高いと消費者に受け止められやすい点がありますが、反面、情報をコントロールしづらいので意図しない伝えられ方をする可能性があるというデメリットもあります。

・人的販売
人的販売は販売員などが顧客に1対1でメッセージを伝える手法です。
メリットとしては個別のニーズに対応できたり、複雑な情報を伝えられる面がありますが、デメリットとしては情報伝達の範囲が狭い、販売員の能力に左右されるといった点があります。
なので、こうしたデメリットを緩和するために広告や販売促進と組み合わせて情報伝達の範囲を広げたり、社員教育をする・インターナルマーケティングを実施して販売員の能力や意欲を向上させる、といった施策を実施することでより効果を高めることができます。

・販売促進
販売促進は消費者や販売店の購買意欲を換気するための手法です。
様々な方法があるので1つ1つを説明していくことはできませんが、消費者向けの販促は実際に自分が受けたこともあると思うので、実体験と言葉を紐づけできればOKです。販売店向けの販促は業界や職種によっては全くイメージが付かない方もいらっしゃると思いますが、あまり問われることの少ない論点なので捨ててもいいと思います。

 

ハイ、これで事例Ⅱもバッチリですね。お疲れさまでした。

ではでは、引続き勉強頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!

 

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みなさん、おはこんばちは。
キャリコン診断士のブブです。

先日、子どもの運動会に参加してきました。


6年生のため、今回が最後のかけっこ、最後のリレー。そして、最後のお弁当。
長子から数えること、足掛け11回連続の運動会です。
目の前を力一杯に駆け抜けていく息子の姿に、夫婦がそろって大きな声を掛けることももう最後・・・。
感傷に浸りながら、昨年の今を思い出していました。

そんな想いもありつつ、合理的な面もある私は合間の時間をつぶすため、運動会には本を持参するのですが、昨年はこちらを読んでいました。


ご存知の方も多いと思うのですが、中小企業診断士の2次試験におススメとのことで、モチベーションアップと1次勉強の気分転換のため、読んでいました。
とても面白い本ですので、ご興味あれば是非、お読みください。
特に、2次試験の事例Ⅱにはおススメです。

そして、あれから1年。
今年は、頂いた講師の仕事に挑戦すべく、プレゼン関係の本と向き合っていました。
受講者の未来に資するためにどう「伝える力」を研鑽していくか。
内容は変われど、また新たな学びです。
受講者のための自己実現支援、そして自分自身も新たな成長に向けての挑戦です。

さて、2巡目となりました渾身シリーズ。
今回、私が選んだテーマはモチベーション
1次試験では頻出
春セミナーでも取り上げたとおり、試験合格に向けても重要です。

ところで、みなさんにあらためて質問です。
モチベーションって何でしょうか?
そして、モチベーションが上がる(下がる)理由は何でしょう?
また、モチベーションを上げる為にはどうしたらいいのでしょうか?
これらの問いへの答えがモチベーション理論です。

モチベーション理論は複数ありますが、実は唯一無二の正解というものがありません。
つまり、マネジメントする立場としては複数ある理論を理解し、「人を見ながら法を説く」ことが重要なのです。
早速ですが、その一つひとつについて「運動会」を参考に学んでいきましょう。

1)欲求5段階説=マズロー

欲求には「お腹すいた~」という低次な欲求から、「夢を叶えたい」という高次な欲求まで5段階あります。
1段階 生理的欲求「いっぱい走った。お弁当、食べたいなぁ
2段階 安全の欲求「組立体操、落ちたら痛いから、無事に終わって」
3段階 所属と愛の欲求「リレー、みんなで頑張って喜びあうぞ」
4段階 尊重の欲求「がんばってお母さんにほめてもらおう
5段階 自己実現の欲求「かけっこで過去最高の走りをするぞ」
なお、マズローの特徴は欲求は順番通りに上がっていき、不可逆であるという点です。
例えば、「お弁当、食べたい」という欲求が満たされないと、「リレー、みんなで頑張ろう」という欲求は起きない、という発想です。


2)ERG理論=アルダフォー

EとRとGの語源で覚えましょう。※「」内が正確な英語

E=Exist(生存)「Existence」
お弁当食べて、怪我無く終わりたいな

R=Relation(関係)「Relatedness」
リレー、がんばってみんなで喜ぶとお母さんも嬉しいだろうなぁ

G=Growth(成長)「Growth」
かけっこで過去最高の走りをする自分ってかっこいいぜ

マズローより少ない3項目。
また、併存したり順序がないのが特徴です。
つまり、”お弁当を食べなくても”「かけっこで過去最高の走り」を求めることがある。それがアルダフォーの理論です。


3)X理論・Y理論=マグレガー
人間観を2種類に分けるという大胆な発想をしたのがマグレガー。
思わずトップホストのローランドの言葉を思い出しました。
「人間には2種類しかいない。オレかオレ以外か」
マグレガーはこういいます。X人間とY人間で統制方法を変えなさい。
理論人は本来怠け者で仕事嫌い。だからアメとムチで統制。
【X家の運動会での応援風景】
こらぁ、思いっきり走らんかぁ!ビリなら飯抜きじゃ。その代わり、1等なら焼肉やでぇ!

理論
=人は本来働きたい性質があり、自己実現に向って成長するため、それを支援すべき。【Y家の運動会での応援風景】
毎日みんなで取り組んでいたリレーバトンの練習、本番でも頑張って出せたらいいね。リラックスできるように声をみんなで声を掛け合うようにね。
いかがでしょう。どちらの家があなたはいいと思いますか?
そうですね。Y家の応援スタイルをマグレちゃんも勧めております(笑)


4)達成動機説=マクレランド
次の3点で人は動機付けられる
1.達成欲求
成功の報酬よりも、成し遂げたいという動機
「リレーで1位になることも大事だけど、悔いないだけ練習して走り切りたい!」

2.権力欲求
影響力を行使して、他者をコントロールしたい、という動機
「オレがアンカーで逆転してやるから、みんな、オレに任せてくれ」

3.親和欲求
他者との交友関係を作り上げることへの動機
「運動会。クラスが優勝できるように精一杯、応援しよう」


5)動機付け、衛生要因理論=ハーズバーグ
「満足」と「不満」で分類。「満足」をもたらす「動機付け要因」が重要。
衛生要因は、不満の解消にはプラスだがモチベーション向上には寄与しない
①会社の方針 ②上司の監督 ③給与 ④人間関係 ⑤労働条件 ⑥作業環境 など
「不満の多い衛生クラスの例」
②先生がやたらと声が大きくて不満
⑤リレーの練習時間が長すぎて不満
②、⑤が解消されても、モチベーションは上がらず・・・動機付け要因は、満足感を高めモチベーション向上に繋がる。
①達成感 ②承認 ③仕事そのもの ④仕事への責任 ⑤昇進 など
「動機付けクラスの例」
②がんばったら、必ずがんばりを認めてくれる先生
④⑤リレー選手に選ばれて張り切るA君
②、④⑤等により、やる気が高まっていく・・・


6)内発的動機付けと外発的動機付け=デシ

仕事そのものに白さを感じる発的動機付け
銭的な報酬等による動機付け発的動機付け
走ることそのものが、楽しかったB君。
両親はますます頑張ってほしくて、1日、1時間走れば100円をあげることを約束しました。
B君は、走れば走るだけお小遣いがもらえるようになったのです。
最初は、時間も気にせず走ることに夢中だったB君。ところが何だか様子が変わってきました。
B君「今日は3時間、走ったので300円ちょうだい。」
お母さん「10分、少なかったでしょ、あと10分、走っておいで」
B君の心の声「なんだろう、何だか、最近つまらないなぁ。
いいことをしたつもりのお母さんは、動機というエンジンに入れる大切なガソリンを間違えてしまったようです。

さて、以上が代表的なモチベーション理論です。
「そのとおりだなぁ」と感じるものもあれば、「いやいや、そんな簡単な話ではないよ」と感じる方もいると思います。
モチベーション理論は、理論です。
「人を見て法を説け」
「機をみて使い分ける」
これが重要なポイントです。
是非、実践で使っていきながら、理解を深めてください。

それでは、みなさんのワクワクが大きくなることを信じています。
そして、今回、学んだモチベーション理論をご自身にもご活用ください!
そうすれば、
ぜーーーーったい、あなたは受かりますから!

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どうも、kskn(きしけん)です。

前回記事で募集した「診断士向けオンラインコミュニティ」、開始2週間でいきなり40名以上の方々が集まってくださいました!
正直、20人いけば上出来かなと思っていたので驚きです。ほんとに。
そして早速、参加メンバー主催でオンラインでの二次勉強会もスタートしました!
これをキッカケに、地方と都市の学習環境の格差が少しずつでも改善していってもらえたら嬉しいなぁと思います。
まだまだ募集はしておりますので、興味を持っていただけた方はぜひご参加ください!

申込みはコチラ

 

さて、最近はオンライン勉強会、タキプロ勉強会、そして先日の道場勉強会@大阪といろいろな二次試験対策勉強会に参加させていただく機会が多くありました。
いろいろな方の答案を見させていただいて、この時期なのによく出来た答案を書けている方もいて驚かされることも多いのですが、当然そうではない方もいます(そしてそれが普通です)。
そこで僕なりに答案をうまく書けていない人が抱えている課題を考えてみたのですが、大きく以下の3タイプに分類されるように感じました。

①与件文・設問文の読み込みが甘い(与件や設問の内容に沿えていない答案を書いている)
②日本語が変(答案の方向性としては間違えていないが、説明不十分・説明過剰・単純に読みづらいなど)
③知識が足りていない(用語や施策への理解が浅く、単語が独り歩きしている)

そしてさらに考えてみた結果、①と②はどの事例でもまんべんなく感じる反面、③は圧倒的に事例Ⅰ、その中でも特に組織論で多く見られるように思いました。
それならば!と、この【渾身】の機会を借りて「二次にも一次にも使える組織論」というテーマで2回に渡って組織論の解説をお送りしたいと思います。

 

さて、知識の説明に移る前にさらに前置きです。(前置きが長いなというツッコミは受付けません)

試験対策上、「用語」から「具体的な施策内容」を説明し、「その施策による効果」が説明できることは当然必要なことなのですが、二次試験のことを考えると「求められる効果」から「具体的な施策内容」をイメージし、(願わくば)「用語を述べられる」ようになることも必要ですので、そこまで深く理解することを心掛けてください。(これを記憶に定着させる具体的な方法も解説したいところですが、字数の関係でまた別の機会に)

 

組織構造の設計原理

組織構造の設計原理とは、組織のデザインを行う上で守ることが望ましいとされる原則のことで、具体的には下記の5つが挙げられます。

1.専門化の原則
2.権限責任一致の原則
3.統制範囲の原則
4.命令統一性の原則
5.例外の原則

これらは重要というよりもむしろ「最低限の知識のベースとして必要な内容」になるので、どの原則も必ずしっかりと理解してください。

1.専門化の原則(=分業化)

専門化の原則とは、組織で行われる業務を機能毎に分け、それぞれの機能を特定の担当者へ専門的に実行させるといったものです。

メリット
a.仕事を単純化できる
分業の度合いが高くなるほど仕事の内容がシンプルになり、熟練したスキルを持たない人々を仕事に参加させることが可能。

b.専門的なスキルを獲得することができる
限られた範囲の業務を繰り返させることで、専門的な熟練したスキルを習得させることが可能。

c.業務に関する規模の経済が働く
類似業務をまとめることで業務1単位の処理コストが低下する。

 

デメリット
a.仕事が単調化することによるモチベーションの低下

b.組織内の人の流動性が失われることによる変化への対応力の低下

c.部門間での利害の対立による組織内のコンフリクトの助長

d.部門横断的な知識を持つ人が少なく、全社的なマネジメント力がある人材が育ちにくい

e.各機能部門の利益責任の所在が不明確

 

基本的には専門化の原則に沿って組織デザインをする方が望ましいとされてはいますが、上記からも分かるように、分業化を進めることによるメリット・デメリットが存在しますから、二次試験では事例企業の状況に合わせて「分業化を進めるor分業の程度を緩める」を選択する必要があります。

・「非効率な現場を効率化したい」→分業化を推し進める
・「社員のモチベーションを高めたい」「外部環境変化への対応力を高めたい」→職務拡大を行い、分業の程度を緩める

 

2.権限責任一致の原則

これは職務と権限と責任が一致していなければならないというものですが、重要なポイントは「誰がどのレベルの権限を負うのか」というところです。組織の上層部に権限が集中する場合には集権的組織と言えますし、逆に組織の下層部(現場寄り)に権限がある場合は分権的組織と言えます。一次試験対策ではそれぞれを正しく理解する必要がありますが、二次試験では「集権的組織から分権的組織の移行」について問われるケースが多いです。

集権的組織(≒機能別組織)

メリット:意思決定者が大局的な決定をしやすい
デメリット:意思決定に時間がかかる、下層部が組織への参画意識が持ちづらい

分権的組織(≒事業部別組織)

メリット:より現場に近いところで意思決定できるため環境対応力が高い
デメリット:事業部ごとの利害を優先し、近視眼的になる危険性がある

これらはどちらが良い・悪いということはありませんが、近年は外部環境の変化が激しく、意思決定のスピードが求められるケースが多いため、下層部へ権限移譲を行って分権的組織へ移行していくという事例が多くなっているように思います。

 

3.統制範囲の原則

統制範囲とは「1人の上司が有効に指揮監督できる直接の部下の人数のこと」ですが、これを広げようと思うと統制の効率を高めることが必要となります。ここではこの統制の効率を「統制効率」と呼ぶことにします。
この統制効率を高めるほど統制範囲を広くすることが可能なわけですが、統制範囲を広げることが必ずしも正解かというとそうではありません。例えば創業間もない企業をイメージしていただきたいのですが、多くの場合、社長がプレーヤーを兼務していることが多く、現場の指揮統制も社長によって行われているケースが多いです。しかし徐々に企業規模が拡大し企業として更なるステップアップを目指すとき、社長は非定型的意思決定に集中するため統制範囲を狭め、より下層部へ権限委譲することはあるでしょう。
ですので、統制効率は高ければ高い方が望ましく、かつ統制効率を上げることで統制範囲を拡大することが可能、というところまでは紛れもない事実ですが、統制範囲を拡大すべきかどうかは事例企業の状況による、ということも同時に理解しておいた方が良いでしょう。

それを理解した上で統制効率を高めるにはどういう施策があるかというと、テキストでは例外事項への対応力を高める標準化を行うなどが書いてありますが、それと同時に管理者の統制能力を高める情報伝達経路を整備する(情報共有の仕組みを作る)なども統制の効率を高めるのに有効です。

 

4.命令統一性の原則

これは、部下は1人の上司からのみ命令を受けるようにしなければならないというものですが、大抵の場合はそうなるように組織デザインされているので問題がありません。これが問題となるのは「部門横断的に組織を編成」した場合です。この対応策としては、命令系統に優先順位を付けるなど、現場担当者が混乱しないような仕組みを作ることが重要です。

 

5.例外の原則

3.でも述べましたが、例外の原則とは本来より上位の役職になるほど非定型的意思決定(戦略的意思決定)に注力すべきであるというもので、それを実現するためにはより下層部へ権限委譲をしていくことが必要となります。
特に、「新しい事業を立ち上げる」「新たな戦略を模索する」といったことを目指していく状況では、なお一層、例外の原則の適用が求められます。

 

組織構造の一般形態

上で述べた5つの組織構造の設計原理を理解した上で、各組織構造の特徴を見ていきましょう。ここでも大事なことは、「その組織にすることでどういった効果が得られるか」と同時に「どういった効果を得たい時にその組織を採用するのか」です。
また、これらはあくまで組織構造の「一般形態」でしかないので、例外も当然にあります。が、そこは試験対策上あまり意識する必要はないと思います。

1.機能別組織

機能別組織とは人事、営業、研究などそれぞれの機能で単位化した組織で、最も専門化の原則や命令統一性の原則を適用しやすい組織構造です。
よってこの組織のメリットとデメリットは専門化の原則や命令統一性の原則のそれと同じと考えて良いです。
また、トップマネジメントは各部門を束ねる長として意思決定を行うので、集権的な組織であると言えます。

 

2.事業部制組織

事業部制組織とはそれぞれの事業を管理単位化した組織で、各事業部ごとに独立した権限を持ち、また独立した利益計画・予算計画などを持つことになるので分権的組織であると言えます。
また、機能別組織ほどではないものの、それぞれの事業部内で機能別に職務分担が行われるので専門化の原則や命令統一性の原則を適用しやすいです。

メリット
・各事業部ごとで管理を行うのでトップマネジメントは業務的管理を行う必要性が低く、戦略的意思決定に多くの時間を割ける
・現場に近いところへ権限委譲が行われているので、スピード感のある意思決定が可能である
・下位管理者のモチベーションが高まるとともに、管理者の能力を高め、次代の経営者の育成が可能となる

デメリット
・それぞれの事業部に各機能が存在する形になるので、機能のダブりが生じてコストがかさむ
・各事業部がそれぞれの利益達成にこだわり、近視眼的な意思決定をしやすい
・事業部間の連携が行われにくい

 

3.カンパニー制

カンパニー制は事業部制組織をさらに徹底したもので、各事業を「さも別会社のように」してしまう組織構造です。よって、メリット・デメリットは事業部制組織のそれをより色濃くしたものとなります。

 

4.マトリックス組織

マトリックス組織は機能と事業を横断的にデザインした組織で、組織の硬直化を克服するために採用されることがあります。よって、マトリックス組織は企業の初期に採用されるものではなく、ある程度成長し、組織として硬直化が見られた際に採用する組織です。
この組織を採用することで現場担当者は複数の製品に関わることになり、より多くの情報に触れることになるので環境変化には対応しやすい反面、高い情報処理能力が求められたり、命令系統のルール作りがキチンとできていない場合に命令統一性の原則に反してしまうといった部分もあるので注意が必要です。
また、このマトリックス組織をもう少し簡素で一時的にしたものがプロジェクトチームで、「事業に横串を刺すような組織」という説明があった場合にはこれらがイメージできると良いでしょう。

 

今日はここまでです。いかがでしたでしょうか?

始めにも書いた通り「二次にも一次にも使える組織論」ということで、キチンと事例企業を思い浮かべながら組織論を深く理解していただけると嬉しいです!

ではでは、引続き勉強頑張ってください!

(=゚ω゚)ノホナ、マタ!!


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どーも、そーやです。

企業経営理論の勉強は進んでいますか?中小企業診断士試験では1次試験、2次試験の両方で問われる論点が多いメジャーな科目ですが、「なかなか成績が伸びない出来たと実感しにくい科目」かもしれません。今回は、私自身のH30年の企業経営理論を振り返ってみたいと思います。

H30年(2018年)企業経営理論の結果

企業経営理論は、大きく3つ「経営戦略」「組織論」「マーケティング」に分かれます。H30年試験の出題数ですが、ほぼ三等分で13題、14題、14題でした。

H30年試験の結果から特徴を見ると、ABランクの問題の分布としては「経営戦略」が一番多く、「組織論」は全体の半分がDEランク、「マーケティング」はCランクが多い様子でした。


(表1:H30年企業経営理論論点別ランク表)

なお問題のランクについては、先日のなおさんの記事と同様の定義としています。

————(引用始まり)——————

ここでいう「ABCD問題」とは、受験校(T〇C)の過去問題集等で公表されている問題毎の正答率のことを指します。

ABCDE問題の具体的な定義は以下の通りです。

A問題: 正答率80%以上
B問題: 正答率60%以上80%未満
C問題: 正答率40%以上60%未満
D問題: 正答率20%以上40%未満
E問題: 正答率20%未満

————(引用終わり)——————

私の結果はランク別で分けた場合、以下の通りとなりました。

A問題(2問4点): 100.0%(4点)
B問題(15問39点): 90.0%(35点、2問ミス)
C問題(8問19点): 32.0%(6点、4問ミス)
D問題(13問31点): 35.0%(11点、8問ミス)
E問題(3問7点):0.0%(0点、3問ミス)

なおさんと比べると残念な結果ですが、それでもABランクは90%以上の正答率でした。合計56点と科目合格には一歩及びませんが、直近5年では科目合格者が一番少なかった試験と考えれば、最低限の結果だったかなと思います。


(表2:企業経営論の直近5年間の科目合格者数)
注釈:科目合格率は単純に科目合格者数を科目受験者数で割ってます。科目合格者数には一次試験合格者は含まれておりませんので、科目合格となる60点を超えた受験者≠科目合格者ではありません。

やはりここでお伝えしたいのは、ABランクはほぼ間違いなく取っておきたい、ということです。私は企業経営理論はずっと苦手にしてきましたが、試験対策はかなり割り切りを持ってABランクを中心とした演習ばっかりを行っておりました。利用はしていないですが、おススメは同友館の過去問完全マスターです。効果的な学習方法は道場ブログでもよく伝えていますが、論点別の縦解きです。なお、iPadなどのタブレットを使うと論点別にまとめるもの非常に楽ですよ!

 

最小限の勉強で合格点に達することができる方法

結論を言えばそんなのないです(笑)
万人に共通するやり方はないため、表面的には短い勉強時間で合格点に達した方でも、大学で経営学を専攻していたり、仕事で日常的にその知識を活用しているといったバックグラウンドがあるため一概には言えません。

でも逆に、長い勉強時間をかけても合格点をとることができない可能性が高くなる方法は知ってます。

それは、テキストの内容を満遍なく同等に時間をかけて覚えることです。特に企業経営理論の場合は、過去の傾向から一貫して組織論の正答率が相対的に低いです。そのため、「経営戦略」のドメイン定義やVRIO分析、PPMを中心に勉強するよりも、「組織論」の組織構造やモチベーション論、人事評価などを中心に勉強した方が、本試験で得点できる期待値が低くなりがちです。

組織論の内容は知識として覚えるのは楽しいですが、やはりそこは試験なので割り切って勉強方法の戦略を立てて、重点的に覚えるべき試験によく出る、または過去の正答率が高い論点には時間をかけて、そうでない論点は基本を押さえる程度にするなどして、メリハリをつけて学習することをお勧めします。先日、ksknが別ブログの寄稿記事で一次試験の論点別頻出度をまとめてますので、ご参考下さい。

ちなみに労基法は頻出論点ですが、正答率は低めです。人によりますが、私は法律が比較的得意なので労基法は重点的に勉強しました。結果は3/4で、数少ないCDランクの正答もそこから出しています。逆に組織構造論やモチベーション理論は診断士合格後はメインで勉強するなど好きな論点ですが、受験生時代はほぼ力をいれず、点数もほぼ取れませんでした。ただこれも時間が限られている中での戦略的な方法でした。

今の時期にそこまでヤマを張る必要はありませんが、直前期は力の入れ具合を考えながら戦略的に学習を進めてみてください。また誤解なさらずに頂きたいですが、全範囲を勉強される方を非難する内容ではありません。インプット期も直前期もすべての期間を含めて学習論点に強弱をつけずに勉強するやり方だと、長時間勉強しても点が伸びにくくなる可能性が高い、ということです。

以上、そーやでした。


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はじめに:新元号と診断士の教養

こんにちは、どいこうです。過去記事はこちら

読者の皆様もご存知のとおり、今年(2019年)の5月1日に現在の皇太子であられる徳仁親王殿下が第126代の天皇として即位されます。これに伴う新たな元号は「令和」と定められることが先の4月1日に決定しました。

このニュースを契機として、皇室や元号、さらには「令和」の出典となった万葉集への関心が大いに高まっています。私も、自国の文化や伝統を大切にする機運が高まることはたいへん素晴らしいことだと思っています。

これに関連して私も大切な事項に言及します。皇族の方々への敬称についてです。天皇陛下と皇后陛下の敬称については皆さんご存知だと思いますが、その他の方々についてはどうでしょうか?

皇族への敬称は皇室典範の第23条で明文の規定があり、皇太子殿下、皇太子妃殿下、◯◯宮◯◯親王殿下、◯◯宮〇〇内親王殿下などとお呼びします宮内庁サイトマナー教室のサイトにも掲載がありました。

ところが、テレビ・新聞等が、この日本の文化・伝統に基づく法規に違反して「◯◯さま」などと表記している事例が頻繁に見られます。これは違法行為であって、マネをすべきではありません。教養ある識者は「マスメディアがなしくずし的に日本の文化・伝統を破壊し、特定の方向に誘導している」と指摘しています。私も同様に、一体何の権限(そして意図)があって、こんなことをするのかと疑問を感じる一人です。「今さら聞けない皇室のこと」という本には、この件の経緯を含めた記載がありますので、よろしければご参照ください。

経営者には教養水準の高い方が多いです。このため、経営者と話す立場である中小企業診断士は、仕事ができるだけではなく、社会人としての教養も高める必要があります。マスメディアを盲信していると、「この人はものを知らないな」と思われてしまいます。「さすが◯◯先生は教養がおありですね」と言われるよう、日頃から物事を自分の頭で考える習慣をつけたいものです。

ベンチャー企業と資金調達

さて、今日はベンチャー企業に関するテーマを取り上げます。試験科目でいうと経営理論および法務に絡むでしょうか。背景には、私が現在、ベンチャー企業の設立に関する支援をしている経緯があります。

ベンチャー企業は、最近では「スタートアップ」とも呼ばれます。小さな資本でスタートし、ベンチャーキャピタル(VC)等から新株発行により出資を受けた上で事業の価値を高め、上場(IPO; Initial Public Offering)やM&A(株式売却等)による利益確定を狙います。

ベンチャー企業はなぜ出資を受けるのでしょうか。それはベンチャー企業の多くはお金が足りず、借入が難しいからです。

①まず、お金が必要な理由です。技術を基にしたイノベーションを実現するために、研究開発から事業化までのプロセスにおいて乗り越えなければならない障壁があります。このうち特に「死の谷」は売上がない状態で多くの資金が必要となるため、資金調達の必要性が高まります。

魔の川(Devil River)
魔の川は、基礎研究と応用研究の間に直面する障壁です。技術シーズの社会的な有用性が識別しにくいことが課題となります。

死の谷(Valley of Death)
死の谷は、応用研究から製品開発の段階で直面する障壁です。製品の開発・製造・販売に必要となる資金や人材などの経営資源を適切に調達することが課題となります。

ダーウィンの海(Darwinian Sea)
ダーウィンの海は、事業化後に直面する障壁です。事業を継続するには、競争優位性を構築し、ライバル企業との生き残り競争に勝つことが課題となります。

②次に、出資を受ける理由ですが、企業の資金調達には2種類があります。銀行や投資家からの借入(Debt Finance)と主に新株発行による出資(Equity Finance)です。

すでに収益が安定している企業の場合は借入の余地があります。ですが、事業化前や事業化直後のベンチャー企業は売上がなかったり、売上があっても非常に小さかったりしますから、銀行がなかなかお金を貸してくれず、社債も買い手を探すことが困難です。

このため、資本コストは高くなってしまうのですが、新株発行による資金調達が行われます。ベンチャーに出資する投資家をエンジェルやベンチャーキャピタルといいます。

ベンチャー企業の会社形態は株式会社がメイン

先に見たように、ベンチャー企業の多くは設立後に出資を受ける(増資する)ことを前提とします。このため、通常は株式会社の形態を取ります。出資者の責任が「有限責任」であるからであり、同じく出資者全員が有限責任である「合同会社」では、新株発行や上場ができないためです。

合同会社を選択した場合、設立費用・運営費用が安い等のメリットがあります
設立時の登録免許税等が安い(株式会社は20万円、合同会社は6万円と大きく異なるようです)
決算公告義務がなく、官報掲載や電子公告が不要
出資者全員の合意のうえで、利益の配分を自由に決められる
役員の任期がないため、重任登記(および登記費用)が不要

一方で、合同会社には上場できないなどのデメリットがあります。
企業として信用されないケースがある
社員の退社等によって、会社の資本金が減少する場合がある
新株発行や株式の上場ができない

設立時に増資のめどがたっていない場合には、経費が安くすむ合同会社でスタートすることも可能です。そのままでは新株発行や上場ができませんが、増資が決まったタイミングで株式会社へ組織変更することは比較的容易です。

公開会社と株式譲渡制限会社(非公開会社)

設立したばかりの株式会社は、人員にも時間にも余裕がありません。そこで、多くの新設会社は、可能な限り簡素な機関設計を採用したいと考えます。「取締役会やる時間がない」、「監査役に払うカネなどない」という具合です。

そこで採用するのが、「株式譲渡制限会社」です。「株式譲渡制限会社」とは、会社が発行している株式の全部に対して、自由に譲渡できないように制限が設けられている会社のことです。「非公開会社」と表現されることもあります。

株式譲渡制限会社の主なメリットは、運営の負担を軽減できるこなどです。
取締役会や監査役の設置義務がない(ただし、株主総会と取締役は必須)
役員(取締役・監査役・会計参与)の任期が最大10年まで伸長可能(重任登記の頻度を減らせる)
利益配分や議決権に関して、株主ごとに異なる取り扱いを行うことができる

具体的な手順としては、会社定款の中に、「自社株式の譲渡をする際には、取締役会あるいは株主総会による承認、代表取締役による審査・承認が必要となる」という旨の規定を加えます。

なお、株式譲渡制限会社ではない会社では、株式譲渡に関して特に制限が設けられておらず、自由に株式を売買できます。これを「公開会社」といいます。

公開会社はより透明性を確保する要請があるため、運営の負担は相対的に重くなります
取締役会や監査役の設置義務がある
役員任期を伸長できない(取締役・会計参与は2年以内、監査役は4年以内)
利益配分や議決権に関して、株主ごとに異なる取り扱いを行うことができない

おわりに

本稿には、経営法務に関する記載をしましたが、(ご多分に漏れず)私も経営法務は苦手科目でした。間違いが発覚したらすぐに修正しますのでご容赦ください(弱気)。

先日、いよっちも書いていましたが、法務は基本的には専門家(会社設立の場合には司法書士)に依頼しますので、マニアックにいろいろ覚える必要はありません。ですが、主要な論点がモレていないかを確認できることは非常に重要だと思います。実務に必要な範囲で、概略を頭に入れておくのがよいかと思います。

 


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はい!へんりーです。

 

いよいよ寒くなってきましたが、体調を崩されていませんか?

夜な夜なブログを書くなか、飼っている猫が膝に乗ってくる季節になりました。ねこたんぽです。

 

さて、今回は、2018年度の受験を終えた人に加えて、2019年度の受験を決めた人や検討中の人に向けてお届けします。

 

先日、自分が昨年通っていた予備校の受験ガイダンス会に卒業生のお手伝いとして参加してきました。

そこで、受験を検討している方から受けた質問の一つが「企業に務めながら、診断士資格はどのように役に立ちますか?」でした。

気になっている方も多いと思われますので、そこのところに回答できればと思います。

 


 

さて、おさらいですが、診断士の仕事は大きく3つ、

①「診る」(企業の診断、商店街や地域の支援etc.)

②「書く」(雑誌やWeb記事の執筆etc.)

③「話す」(セミナー講師etc.)

に分けられると言われています。以前のブログ記事では、このうち②の執筆の仕事について書きました。

 

僕の場合、独立はせず企業に勤めながら、上記のうちの①や②の仕事に携わっています。いわゆる「企業内診断士」と呼ばれる立場です。

 

今回は、それら①②③診断士としての本業とは別に「企業内」において診断士資格がどのように役に立っているのかという点を、自分の場合を具体例として交えてご紹介してみます。

 

企業内で役に立っている場面は何か??大きくは以下の2つです。

 1. 本業である事業開発の実務において

 2. 労働組合や社内有志活動での会社との議論において

 

結論からいうと「企業内の幅広い面で役に立っている」という答えになります。

 


1. 本業である事業開発の実務において

エネルギー系の企業に勤める自分は、新規事業の案件開発や投資した事業のアセット管理を担当する部署に所属しています。

もともと理系で機械系エンジニアだった自分を、現在の事業開発部門に引き抜いてくれた上司が、異動に際して勉強するよう勧めたのが中小企業診断士の資格でした。

『理系エンジニアが「事業」「経営」「会計」「契約」などを学ぶのにちょうどいい資格』というわけです。

 

実際の業務にあたっては、診断士資格1次試験における「企業経営理論」「財務・会計」「経営法務」の知識がそのまま役に立っています。

具体的には

・事業会社の管理業務において、取締役会や株主総会の開催、決算業務など

・M&Aにおいて、組織再編に関する会社法、事業価値・企業価値の評価など

・製品販売において、外部環境分析や価格設定(4P戦略)など

等が挙げられます。

 

そして、経済の動きやトレンドを把握するにあたっては「経済」の知識が欠かせません。

 

また、海外事業会社の管理では、契約書や財務諸表が英語になりますが、診断士資格の知識によりビジネスの基本的な部分を理解できているため対応することができています。基礎ができてこその応用です。

 

以上はあくまで僕の例です。

業種によって「運営管理」「情報システム」の知識を用いる、あるいは「中小企業政策」に出てくる支援制度を適用するケースもあるかもしれません。

 

なお、多くの企業で「中小企業診断士」という肩書きを会社の名刺に掲載することができます。

 


2. 労働組合や社内有志活動における会社との議論において

昨年、自分は企業の労働組合(厳密にはそれに類する社内組織)の代表をやっていました。また、今も企業内の若手有志団体にもいくつか参加しています。

それらの活動では、会社の経営陣人事部や総務といった管理部門と議論をする場がありますが、ここでも診断士の知識やその応用が役に立っているのです。

 

具体的に、

  • 会社の実施する組織改定(例えば、部門の統合や分割など)について、目的は?必要性は?メリット・デメリットは?などを問うにあたって、「企業経営理論」で学ぶ組織論が役に立ちます。

 

  • また、会社が計画する社員のモチベーション向上を目的とした施策について、同じく「企業経営理論」で学ぶモチベーション理論の出番です。例えば、その施策が単に少額の給与手当てを増やしたり、費用負担を増額したりするだけの施策であれば、ハーズバーグの「二要因理論」における「衛生要因」と「動機づけ要因」を混同しているかもしれません。施策に含まれているのは不満の低減だけで、モチベーション向上には別の動機づけが必要、といったケースも見かけます。

 

  • 会社側からの四半期決算に関する説明においては、そもそもP/LやB/Sといった財務諸表の内容、会計用語、キャッシュフローの考え方などを知っていなければ、議論の前に意味の理解すらもできません。典型例として、「内部留保」という用語の誤解から「会社はお金を貯めこんでばかりで社員や株主に還元していない!(キャッシュの増減や余裕を見ずに)」といった意見がでてしまいかねません。

 

  • また、若手有志団体と会社経営陣で「会社の将来ビジョン」について意見交換する機会があったとすれば、シュンペーターのイノベーション理論(新結合)の知識から「得意分野を掘り下げるだけでなく、新規分野の探索もすべきではないか」といった意見を述べることができます。(※もちろん、理論をかざすわけではなく、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生のお話なども出しつつ)
  • さらに、組織学習の知識を基に「改善的アプローチ(つまり低次学習)ばかり繰り返して、ブレイクスルー(高次学習)に至るのか」といった議論を交わすこともできます。

 

資格勉強をする以前から「なんとなくわかっていた」ものもあるかもしれませんが、理論や知識等として体系立てて理解することで、意見や発言における説得力も変わってきます。

また、今回はフォーカスしませんが、2次筆記試験対策で身につける、本質を見抜き・わかりやすい言葉で説明(助言)するスキルも、企業内で確実に活用することができます。

 

このように、資格の保有自体が何かを与えてくれるというよりも、資格取得のために勉強してきた内容、あるいは診断士合格後に身に着けてきた新たな知識やスキル、そして経験が、「企業内」であってもビジネスパーソンとしてのレベルアップに寄与するわけです。

 

 

以上、「企業内診断士」にとって、診断士資格およびその知識が企業内でどのように役に立つのか?について僕のケースを紹介してみました。

 

もし、会社勤めをしているあなたが、試験勉強をはじめるかどうか悩んでおり、「独占業務のない資格だし、独立するつもりはないしなあ」「自分の仕事は中小企業と関連しないしなあ」といった点から躊躇っているとしたら、この資格の魅力を見落としているかもしれません。

 

同じようなテーマですが、別の切り口で書かれた過去記事もありますので参考にしてみてください。

5代目butaoさん「企業内の診断士の存在意義とは何か」

6代目tomoさん【企業内での診断士の活かし方】

8代目そのさん「目指すべき企業内診断士の姿とは?」

 

では、本日はこの辺で。へんりーでした!!

 

✿:❀: 道場事例Ⅴ(お疲れ様会)のお知らせ ✿:❀

☆中小企業診断士試験に今年挑戦された方、来年以降目指す方、道場メンバーと懇親会しましょう!

☆これから同期診断士になるであろう仲間と親睦を深めましょう!!

■一発合格道場〜事例V@東京~

事例Ⅴ(お疲れ様会) はおかげ様で満席となりました!ありがとうございました!

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□ 開催日時:11月14日(水) 19:00~
□ 会場:ととりこ 新宿東口店
□ 定員:35名(先着順)
□ 参加費:4000円

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:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 夏セミナー2018

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■夏セミナー2018 in東京

□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

■夏セミナー2018 in大阪

□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定

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こんにちは、chikaです。
いよいよ来週の今頃は試験当日ですね。
今日は、1点でも多く積み上げるために、ラスト1週間で実際に私がやったことをお伝えします。

 

【1】苦手分野を書き出す

どーーしても苦手で、覚えきれてない分野を書き出しました。
苦手分野とは言っても、頻出論点の苦手分野です。
(ポケテキに載ってる範囲は頻出論点だよな、と私は捉えていました。)
(もしくは、TAC通学生のテキストの「出題領域表」を参考にしました。)

頻出論点の苦手分野=もし本番で出題されたら、他の受験生に差を付けられる!
と思ったので、直前まであがくことにしたのです。
「直前期の詰め込み暗記で乗り切ろう作戦」です。

ちなみに、私が直前期に詰め込んだ苦手分野は以下です。

★経済
GDPの式(分配面からみた・支出面からみた、の違い)、AD−AS分析、
★財務
全部原価計算と直接原価計算、分配可能額と剰余金の配当の計算
★企業経営理論
リーダーシップ論(アイオア、オハイオ、リッカ―トetc・・・)、M&Aの手法(TOB、LBOetc・・・)
★運営管理
QC7つ道具(特に管理図)、新QC7つ道具、設備保全の種類、まちづくり三法
★法務
会社法、組織再編
★情報
SaaS、PaaS、IaaSの違い、ロールフォワードとロールバック
★中小
各政策の細かい数字

 

【2】中小のグラフの詰め込み暗記

直前期の詰め込みで伸びると言われている中小を詰め込みました。
通勤中の電車、ご飯を食べながら(行儀悪いけど直前期だし…)の暗記は、
中小のグラフを頭に入れる時間にあてました。
グラフの数字は一時的に覚えてもすぐ忘れてしまってたので、
むしろラスト1週間で再度見直そうと考えていました。
ラスト1週間で覚えた内容は、試験本番には頭に残っているはず!

 

【3】模試で△と×だったところを解き直す

模試で出題された範囲は、他の受験生も復習で勉強してるはず。
なのに自分が解けなかったところは、
他の受験生に差を付けられると思っていたからです。
なので、模試で△、×がついたところを改めて解き直して潰しました。

 

【4】試験の休憩時間に見るものを決める

試験本番の貴重な休憩時間。
今年から40分になりましたが、何をするか決めているでしょうか。

体力温存のためにゆっくりする、という方もいると思いますが、
直前に暗記を詰め込もうという方が多いと思います。
トイレに並ぶ時間や一服する時間でも、参考書を見ることはできます。

しかし、限られた40分で何を見るかは決めておきましょう。
既に覚えている部分を見直したって意味はなく、
いつもド忘れする論点、覚えきれてない公式や細かい数字、
これらをピックアップしておくべきです。

私は、
・上記【1】の苦手論点をまとめたファイナルペーパーを作成
・ポケテキの見直したい部分に付箋を貼る
という準備をしておきました。
特に、いつも使っている参考書には既にいっぱい付箋がついていませんか?
その付箋の箇所を、40分で見直しきれるでしょうか。
取捨選択し、本当に直前に見直すべき部分だけに残す(or色を変えておく)必要があるかもしれません。

 


~おまけ~

試験に持っていくものリスト!!

スマホのメモを整理していたら、
1次試験前に持っていくものリストが出てきたので、
参考になればと公開します!
は必須はあったら良いものピンクは女子向け

受験票
・時計2個
・筆記用具
・ファイナルペーパー&ポケテキ
・昼ごはん用のおにぎり
(自宅近くのコンビニで朝買う!)
頭痛薬(いつも飲んでいるものにしましょう!)
下痢止め(ストッパなど即効性のあるもの)
目薬(コンタクトの方、ドライアイの方)
ティッシュ(寒くて鼻水出るかも!)
・タオル(お尻痛くなったら椅子の上に敷こう!)
・マスク(汗や香水が臭い人が横に座るかも、と思って持参!!)
・リポビタンD(いつも飲んでいたから。いつも飲んでない人は絶対NGですよ。)

・チョコ(休憩時に糖分補給!)
・梅干し(すっきりしたい時にいつも食べていたからw)
髪結ぶゴム(髪が邪魔で集中できないかもと思って)
前髪止めるピン(〃)

カーディガン(温度調節用!)
・生理用品(ホルモンバランス崩れてるかもだし、念のため・・・)

・ペタンコの靴(ヒールだと万が一の時走れないから)

ちなみに、365日ヒール履く私ですが、
試験一週間前と本番は、ヒールを履くのを辞めました
うっかり転んで利き手を怪我したらやばい、と思ったからです。
要は、うっかり転んで怪我する」ことは避けましょう!
・階段を上り下りする際は、手すりにつかまる!
・歩きスマホしない!
・無理に走らない!
これからの一週間は、今まで以上に慎重に過ごしましょう。


~おまけ②~

試験前日眠れなくても、気にするな!

試験前日は早く寝よう!と思って早々布団に入った私。
しかし、緊張のためか3時間くらい眠れませんでした(笑)
睡眠時間は4時間くらいになってしまいましたが、
試験本番は全く眠くならず、全力を出し切れました。

何をお伝えしたいかというと、
眠れなくても何とかなるから、気にするな!!
です。
布団に入って眠れないときに、「寝なきゃやばい!」と焦れば焦るほど、
眠れなくなるものです・・・・。
なので、もし寝付けないなあ、と思っても、
「ま、最悪寝れなくても何とかなるさ~」とリラックスした方が、
いつの間にか眠くなると思いますよ。

でも!しっかり睡眠をとれることにこしたことはありません(そりゃそうだ)
なので、ラスト1週間は、早寝・早起きをして体のリズムを試験本番と同じにしておきましょう。


残り一週間、体調管理怪我回避に気を付けながら、
最後まで諦めないでください!!心から応援しています。
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
 以上、chikaでした☆

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✿:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀

一発合格道場 夏セミナー2018

☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!

応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!

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おはようございます!桃ちゃんです(^^)/

今日から道場夏セミナーの告知が始まりました!
応募はまた後日発信しますので、予定をあけておいてくださいね!

 

この土日は、TACの模試がありましたが
受けられた方、如何でしたでしょうか?

 

是非、解きっぱなしにせず、
模試をしっかり復習してください!

 

予備校が力を入れて作っている、本番に似せた模試です

 

ここから出る問題があるかもしれません!

出たらラッキー!!ですね♡

 


 

さて今日は、2018年のトレンドについてご紹介します。

 

診断士の試験でも、たびたびその頃に流行ったものが出たりします。
(少し時間差があることもありますが)

 

時代の流れやキーワードも拾っておき、

「情報システム」あたりで出た時は取れるようにしたいですね。

 

しかし、しかし!!! 後1か月です!

そればかりに集中する必要はないと思いますので

いくつかここで紹介します。

 

(私の勝手なピックアップなので、え、今このキーワード?
と思うものがある場合はご容赦ください!)

 


IoT関係で

 

■スマートファクトリー

ドイツ政府が行っている「インダストリー4.0」
具現化したような工場です。

 

この工場(ファクトリー)では、あらゆる機器がインターネットに
接続されて(IoT=internet of things) いるため

 

機械の稼働状況など詳細に把握し、利益最大化するのに役立ちます!

 

インダストリー4.0は第四次産業革命ともいわれています。

 

第1次産業革命  蒸気機関の導入

第2次産業革命  電力の活用

第3次産業革命  コンピューターの活用

第4次産業革命  IoT

 

 

■RPAとAI

どちらも、人間の作業を自動化してくれるシステムという位置づけです。

 

RPA(Robotic Process Automation)は、人間が作ったルールに従い

判断し、業務を自動化するシステム群のことです。

 

人間がマウスやキーボードなど手作業で行っていた作業を

機械により自動化します。

 

AIは人工知能というように、自己学習機能を持ち、

自ら判断ルールを見つけて次の判断に生かすことができます。

 

「RPA  AI  違い」と検索すると、いろいろヒットします。

 

■FaaS (Function-as-a-Service)

サーバーレス(開発に必要なサーバーを自分で準備せずクラウドを使い)で

サービスより細かいFunction=機能を実行して

アプリケーション開発できるサービスのことです!

 

開発者の負担を減らし、使った分のコストだけで済むメリットがあります。

 

これと一緒に

SaaS (Software as a service)

PaaS  (Platform as a service)

IaaS  (Infrastructure as a service)

あたりも復習しておいてくださいね!

 


ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)

これ自体は試験にでません!笑

 

ご存知の方も多いと思いますが、

(株)スタートトゥデイが運営するアパレルのオンラインショップ
「ZOZOタウン」で扱われている採寸用の服です。

2017年11月末に発表はされていました。発送は少し遅れました。

 

ドットが一面についている独特なスーツで

それを着てスマホで何度か角度を変えて撮影すると
着用者の体形を採寸してぴったりな洋服選びができるというものです。

 

上記のような新型ZOZOSUITが出ましたが、
旧型のはBluetoothでスマートフォンに情報を送るものでした。

 

新型はマーカー式で全身を撮影する事で採寸を行っています。

ネット上でも話題になり、口コミ効果もつながっていますね!

こういう新しいものに一番最初に飛びつくのは

 

「イノベーター理論」で言うところの
イノベーター (市場全体の2.5%)
アーリーアダプター (市場全体の13.5%)ですね。

 

「キャズム理論」でいうと

アーリーアダプター
アーリーマジョリティー(市場全体の34.0%)
の間には容易に超えられない溝=キャズムがあるとされています。

 

この溝を超えていかないといけないため、
アーリーマジョリティーに対するマーケティングも必要とされています。

 

以上、桃ちゃんが気になったキーワード解説でした!

 

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こんにちは!chikaです。
前回に引き続き、二次試験ノウハウとしてキーワード解答法をお伝えします。

※今年一次試験受験予定の方は「そういうもんか~」と読み飛ばす程度で、
今年二次試験一本の方は、ぜひ参考にして頂けますと幸いです。

 

▼▼▼▼キーワード解答法とは?▼▼▼▼

①解答のキーワードパターンを覚えておく
②思い浮かべたパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行う

という方法です。
具体的には、
●●●という課題の場合、解決策は□□□!などのパターンを覚えておく。
パターンのうち、
事例企業に当てはまるもの(効果的なもの、実践可能なもの)を解答する。

この方法のメリットは、
解答時間の短縮と、大外ししない解答が書けること、です。

 

なぜキーワード方法が有効か?
それは、前回もお伝えしましたが、
二次試験突破のコツは、解答の処理手順を確立させることです。
80分間、決まった手順で処理していくことで、一定品質の解答作成ができるのです。
そのための事前準備として、ある程度パターンを覚えておくことが大切なのです!

 

 

本日は事例Ⅰ組織・人事の分野です。

<組織>キーワードの一覧はこちら▼ ※クリックして拡大

 

 

<人事>キーワードの一覧はこちら▼ ※クリックして拡大

 

この図の使い方は、
A:与件文のヒント(問題点) を見つけ、
それに対応するB:改善のキーワードを思い浮かべる。

その中で、事例企業に沿った提案を解答に選ぶ、という方法です。

しかし・・・

事例Ⅰは、与件に明確なヒントが無いことが多く、類推が必要となります。
つまり、普通に与件文を読んでも、上記図の「A:与件文のヒント」が見つかりにくいのです。。。
そのため、与件文を読むときに以下を意識すると、問題点が見つかりやすいと思います!

★事業展開(事業戦略)に応じた組織体制か?
★顧客ニーズに対応した製品開発が可能な組織か?
★部門間の連携や調整が、円滑に進む組織か?
★迅速な意思決定ができる組織か?
★業務の重複や空白が生じていないか?
★経営戦略上、部門が不足してないか?
★能力開発等、人事制度上に問題がないか?

 

昨日の記事で桃ちゃんが書いてくれたように、
事例Ⅰの肝は「組織は戦略に従う」です。
つまり、事例企業の事業戦略に沿って、組織面と人事面から助言をする、
という意識を持つことが大切だと思います。

 

★最後に、参考になる事例Ⅰの過去記事を以下にご紹介します。

事例 I : あんたは経営企画室のペエペエ平社員!
⇒事例Ⅰを解く際の心構え!

【事例Ⅰ】過去問から学ぶ
⇒事例Ⅰの特徴!「茶化」という覚え方はもはや鉄板です♪
サ 採用
ハ 配置
ホ 報酬
イ 育成
ヒ 評価

【いざ攻略!事例Ⅰ】本当の原因は何だ?
⇒「捉えどころのない試験」と言われる事例Ⅰをどう攻略するか・・

 

本日も”今年は二次試験1本!”という方向けにお届けしました。
今年1次試験に臨まれる方は、一次試験後に再度この記事を読んでいただければ幸いです!

季節の変わり目で体調を崩しやすい季節ですので、
体調管理も意識しながら取り組んでくださいね><!

以上、chikaでした!

 

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おはようございます!桃ちゃんです。

 

最近、暑くなってきましたね~!
でも室内だと冷房がしっかりきいていたり….。

 

体調管理、お気を付けくださいネ!
なんていう私自身は、この土日は体調不良でダウンしていました( ;∀;)

 

さて今日は、論点重視ではなく、横道の話として
「面白く読んでいただければなぁ」と思っています。

内容は、チャンドラーの「組織は戦略に従う」についてです

 

「組織構造・組織形態」の詳しい話は、
9代目ゆうの【渾身!論点シリーズ】をご参照ください!

 

また過去の【組織】に関するブログはこちらです。

 

 

「組織は戦略に従う」アルフレッド D.チャンドラー

・20世紀の経営史の”金字塔”
詳細な事例研究から組織と戦略の間の相関関係を明らかに
トップマネジメントの重要性についても言及

 

皆さん「組織は戦略に従う」というフレーズをご存知かもしれませんが、
実際はものすごく長い1冊の本です。

 

和訳で550ページ超あります。
英語版のタイトルは「Strategy and Structure」です。

 

私は現在、MBAの古典の授業で、チャンドラーの本を読んで
小論を書くというのを毎週やっています。
(結構大変です…ww)

「おそらく、この本を全部読まれる方は少ないのでは?」と

思ったので、

「いったいどんな内容なの~?」という疑問に対し
概要が分かるように今回は書きたいと思います!

 

 

「組織は戦略に従う」 概要

 

具体的には「4つの企業」を取り上げ、
「どう事業部制組織へ移行していったのか」について書かれています。

ポイントは、
経営陣が「長期プランニング・経営判断」に「集中」できるかどうかです。

 

「え?経営陣は長期の経営戦略を練るでしょ、普通」

思われるかもしれませんが、それは最近の話です。
1900年頃はそうではありませんでした。

 

大きな流れとしては、下記の通りです。
◇組織  ◆戦略

◇アメリカでは19世紀までは同族経営が一般的

◆単一製品の大量生産・大量販売
「規模の経済」を追求したい

垂直統合(安定的な材料仕入・販売網拡大)
◇職能別組織+本社機能(ライン&スタッフ組織)へ
ここでの本社機能:まだ経営陣は実務対応で多忙

◆ニーズに合わせて製品や地域を多角化
「範囲の経済」を追求したい

上記※の組織では対応が不可能
経営陣が実務に多忙で経営判断する時間がないため

◇事業部制組織+本社機能(ライン&スタッフ組織)へ
ここでの本社機能:経営陣は長期プランニングに集中。
実務対応は事業部長が行う。

 

つまり、戦略◆が変わると

経営陣が「プランニングや業績評価」に集中できる◇組織◇

(事業部制組織+本社機能)が必要になるということです。

 

 

「4つの企業」について簡単に見ていきます。

 

1社目:デュポン

・火薬製造業を営んでいたアメリカの老舗企業
・戦争中は無煙火薬事業が急成長
・戦後、余剰設備が生じる問題回避から多角化へ
・職能別による「専門化の原則」をなかなか捨てられない
・多角化した後に肥大になった職能別部門をうまくまとめられない
・最終的には事業部制へ移行

 

2社目:GM(ゼネラルモーターズ)

・アメリカを代表する自動車メーカー
・創設者のデュラントは事業拡大に重点を置き、組織に興味がない
・材料の安定調達の為に垂直統合を繰り返し、過度に分権化した組織
・自動車・付属品・部品・関連事業の部門間調整ができず、経営危機
事業部制の導入

 

3社目:スタンダード石油ニュージャージー

・初期の主力製品は灯油
・自動車の普及によりガソリンの需要急増
・原材料の安定調達の為に垂直統合を実施
・組織が大きくなり、国内販売・海外販売・海外生産の各部門の調整が困難
地域別の事業部制を導入

 

4社目:シアーズ・ローバック

・もともとは、「通信販売事業」を営む
・自動車の普及と都市化の進展で、「直営店事業」にも事業拡大
・「通販事業」と「直営店事業」のシナジーが薄い =連携がうまくいかない
地域別の事業部制を導入

 

「戦略によって、取るべき組織形態が変わる」

 

戦略:小規模経営   から 広域エリアにまたがって多角化
↓  戦略が変わると・・・

組織:単一職能別組織 から 事業部制組織
組織が変わる(変わらないと上手く対応できない事例)

 

「組織は戦略に従う」では、もっと当時の主要人物がたくさん出てきて、
事業部制へ移行するにあたり、どのようなポジションの人
どう行動していたのかが詳細に書かれています。

 

もしご興味があれば、ぜひ♪

 

また今回出てきた「キーワード」は企業経営理論だけでなく
二次試験の事例Ⅰでもよく聞かれます。

「事業部制のメリット・デメリットは?」というように。

→その論点は9代目ゆうの【渾身!論点シリーズ】でご確認ください(^_-)-☆

 

以上、桃ちゃんでした!

 

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はい!へんりーです。 これまでの記事はこちら

6月に入りましたが、学習の進捗はいかがでしょうか?

前回に声を大にしてお伝えしたように、

まだまだ間に合います!

(不安になったときは、僕の昨年の点数を思い出してください)

どうかどうか諦めずに。

試験本番のその日まで、我々道場メンバーが伴走します!

 

さて本日は、

前回に引き続き、1次試験で得点が伸び悩む“くせ者”、企業経営理論のうち、

難易度B、Cランク問題(TACデータリサーチに基づく)の出題頻度が特に高い論点、

【経営戦略】【組織論】【マーケティング】を取り上げます。

 

過去問のBあるいはCランクの問題から、

その設問あるいは選択肢に出てくる、いまいち覚えづらい用語をピックアップし、

少しでもあなたの記憶に残るよう具体例などもまじえながら解説していきます。

先に、本日ピックアップするのは以下の用語です:

「動的シナジーと静的シナジー」

「衛生理論(二要因論)」

「内発的動機づけ」

「アウトバウンド」「インバウンド」

パッと意味が出てこない、という方は、ぜひお読みください!

なお、過去問自体の解説には重きをおかないので、そこはあしからず。

 

それでは早速、いきましょう。

まずはH26年度第5問です。こちらはBランク。

 

ピックアップする用語は:「動的シナジーと静的シナジー」

・・・

覚えやすいとは到底言えませんね。

「動的シナジーと静的シナジー」

→まず、確認ですが、シナジー効果とは、ご存知「相乗効果」を指し、1+1=2ではなく、1+1=3になる効果のことを言います。(アンゾフ先生は、1+1=3ではなく、2+2=5と言ったそうです)

例えば、
企業間連携や、関連多角化で事業間連携する際、単純に売上や利益などの足し算となるのではなく、互いに新規顧客を獲得することにより足し算以上の売上拡大を達成できる、あるいは、共通資源を多重利用することでコスト削減できる効果(範囲の経済)をシナジー効果と言います。

以上を前提として、「動的」シナジーと「静的」シナジーとは何か?

定義は、

時間に依存するシナジーを動的シナジー

時間に依存しないシナジーを静的シナジー と呼びます。

 

覚え方として、「動的」は、英語でDynamic(ダイナミック)になります。動きがあり、変化していく、といったイメージが湧くでしょうか?

つまり、「動的」シナジーとは、時間が経つに連れて変化していく、しかも「シナジー効果が強まっていく」そんなシナジーのことを意味します。効果が表れるのに長期間がかかりますが、例として最終的に技術革新に至るものを「動的」シナジーと呼びます。

一方の静的シナジーとは、時間によって変化しない、とある一時点の相乗効果を指します。

両方とも実現できればよいですが、もし二択となった場合には、長期的に企業の成長を考えて動的シナジーの方がより好ましいという結論になります。

というわけで、「動的」シナジーにポジティブなイメージを持ってください。

(ちなみに負のシナジー効果のことを「アナジー効果」と呼びます)

 

 

続いて、H25年度の第16問です。設問1がC、設問2がBランクです。

 

 

この問題からは、解答に直結するキーワードとして以下をピックアップします:

「衛生理論(二要因論)」

「内発的動機づけ」

 

・・・

「衛生理論(二要因論)」

→ハーズバーグの動機づけに関する理論です。

基本は、

満足をもたらす要因=「動機づけ要因」(例:達成感、承認される、仕事内容そのもの、責任の拡大など)

と、

不満をもたらす要因=「衛生要因」(例:会社方針、労働条件、作業環境、給与、人間関係など)

であり、

これらはそれぞれ別もの!(と理解しないと、うまくモチベーションを上げられませんよ~)

という考えを主とした理論になります。

 

前者の「動機づけ要因」は、解消したら大きく満足感を得て、モチベーションが上がるもの。プラス拡大!ですね。

 

後者の「衛生要因」は、解消しても不満がなくなるだけ。つまり、マイナスがゼロになるだけというイメージです。

 

用語を覚えるために、例えばあなたが、とある食品関連メーカーで働いているとしましょう。

入社から10年が経ち、あなたも色々と思うところがあります。

 

一つに、工場の製造業務はひと通りできるようになったけれど、最近はなにか物足りない。モヤモヤモヤ・・・

もし、ここで上司から「設備大幅効率化プロジェクト」のリーダーを任されたとしたらどうでしょう?

もちろん不安もあるかもしれませんが、ワクワクする仕事内容、そして責任の拡大にモチベーションが上がる、かもしれません。

 

一方、あなたは職場への不満も持っていました。最近の職場では5Sがおろそかになっており、工場の衛生状態がよくない。自分はすごく気になるのに、上司は危機感を持っておらず、なかなか改善されない。モヤモヤモヤ・・・

もし、ここで会社が重い腰を上げ、衛生状態の問題が解消されたとして、あなたのモチベーションは大きく上がるでしょうか?

 

「この会社で働いていてよかったー!もっと頑張ろう!」とはなりますか? おそらくならないと思います。

それは、職場の衛生状態を良好に保つ、というのは最低限できていて当然のものだからでしょう。

みなさんの記憶のために、わざと同じ言葉が出てくる例を出してみましたが(逆に混乱したらごめんなさい)、

衛生要因とは、まさに衛生状態のように「できてあたりまえ」のもの、不満がなくなるだけで、満足を得るためのものではない、と覚えてください。

 

これは、企業内や組織内において身近かつ非常に実践的な理論の1つだと考えます。

いくら商売やビジネスの感覚が優れた経営者であっても、この概念を学んでいなければ(表面的な知識だけでなく、深く理解していなければ)、本問のように、二つの要因をわけて考えることができず、意図しない結果を招く施策を打ち出しかねないからです。

みなさんの周りでも見かけたりしませんか?

あなたが企業に勤めていたとしたら、診断士資格の勉強により社内を見る目線が一段階上がり、会社に対して改善提案が可能になるかもしれません。この資格だからこそ成せることだと思います!

・・・

次も、モチベーション理論の論点で出てきます。

「内発的動機づけ」

物事に興味や関心を持つことで自然と意欲が沸き、達成感や満足感を得たいという、内面的な要因によって動機付けられることを言います。金銭や名誉といった外的報酬に左右されない動機になります。

と、こういった定義や説明を暗記しただけでは、BあるいはCランクの応用問題に対応できない可能性が高いでしょう。

「内発的動機づけ」とは何か?ポイントは何か?を、具体例を出しながら説明できるというレベルを目指しましょう。

そうなってはじめて、その知識を自分で消化した状態と言えます。そして、それはそのまま2次試験にも生きます。

 

この理論に関して出題されやすいポイントは、

「外的な報酬は、むしろ内発的動機づけを低下させてしまう」

「ただし、賞賛(褒められる)を除いて」

になります。

ん?どういうこと? と思う人がいるかもしれません。すぐに腑に落ちない概念・・・だからこそ出題されるのですね!

 

この概念を説明するための具体例として、設問のストーリーはよくできています。

研究員たちが、せっかく自らが興味を持ち(=内発的に動機づけられ)、自発的に取り組んでいたのに、

経営者が安易にインセンティブ(外的な報酬)を与えてしまったことで、

「やりたくてやっていた取り組み」が、「給与を得るための取り組み」に変化してしまい、動機が薄れてしまった、という結末です。

 

これも、衛生要因と同様に、経営者がよかれと思ってしたことが逆効果を生み出しかねない、ありがちな例と言えるでしょう。

若手社員が自主的に社外の集まりに参加している、しかも休日に。

それに感心した上司が、その活動時間を給与申請していい!と言い出す。

若手もはじめは喜ぶが、いつの間にか、なんだか「やらされ感」が出てしまう。

・・・なんて、けっこうありそうです。

 

そんな具体的なイメージをつかめていると、設問内容が多少ヒネってあっても、方向性を誤らずに対応できると思います。

それこそ、クセ者に対抗するための「応用力」です。

 

 

最後に、H24年度の第11問です。Cランク。

ピックアップする用語は:「アウトバウンド」

 

・・・

ここ数年、耳にする機会が増えた気がします。

「アウトバインド」そして「インバウンド」

→選択肢に出てくる「アウトバウンドなサプライチェーン」という言い方ですが、

先日のきゃっしいの記事でもあったように、対となる用語の入れ替えによる問題作成、つまり「これって『インバウンド』と入れ替えているのは?」を真っ先に疑うのがセオリーです。

しかし、アウトバウンド⇔インバウンドの意味を理解していないと太刀打ちできません。

あえて、「インバウンド」から見てみましょう。

和製英語はもとの英語に戻して理解するのがへんりー流。

(きゃっしいの「略語は英語を挟んで覚える」と同様の考え方です!)

 

インバウンドは、英語でinboundであり、意味は「入ってくる、到着する」という形容詞になります。

”bound”は電車内の英語アナウンスでもよく聞こえてきます。”bound(s) for 〇〇”で、「〇〇行きの」です。

ぜひ電車に乗った時、耳を澄ませてみてください。

話を戻すと、インバウンド(inbound)を「内向きの/中に向かった」だと理解した上で、以下を見ていきます。

観光業で「インバウンド市場」と言えば、日本国内に向かってくる、つまりは訪日外国人観光客向けの市場を指すわけです。「中小企業経営・政策」の科目でも、「インバウンド需要」が登場するので、ここで覚えてしまいましょう。

一方、アウトバウンド市場であれば、Out-bound=外に向かった・・・国外に向かう旅行客の市場になりますね。

 

また、分野が変わって、コールセンター業界で「インバウンド」と言えばどうでしょう?

この場合、お客からの問い合わせコールを指します。

 

このように、分野が変わっても、inboundの語源を理解していれば、応用して意味を推測できるかと思います。

 

さて、過去問に戻り、「アウトバウンドなサプライチェーン」はどうでしょうか。

自社を起点として「アウトバウンド」と言う場合、サプライチェーンのつながりにおける自社の外側、この場合下流(顧客側)を見て、自社と客との間の物流管理と在庫管理を優先して最適化する「アウトバウンド・サプライチェーン・マネジメント」として使われます。

一方、企業の社内における半製品・素材の加工、およびサプライヤーとの生産・物流・在庫の管理を重視する場合は、「インバウンド・サブライチェーン・マネジメント」と呼びます。ここで、自社内だけでなく、仕入側も含まれている点に注意です。そういうものとして覚えてしまいましょう。

英単語の意味から引っかけて覚える用語でした!

 

さて本日はこんなところまで。

少しでもみなさんの「くせ者(企業経営理論)対策」の手助けになれば幸いです。

質問やツッコミのコメントも大歓迎です☆

 

過去問の正解は以下:

H26年度第5問(Bランク)ウ

H25年度第16問 設問1(Cランク)イ、設問2(Bランク)ウ

H24年度第11問(Cランク)ア

 

それでは、また次回にお会いしましょう!

アナタもやれるはず!
もうちょいあがいてみませんか?

以上、へんりーでした!

 

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こんにちは、きゃずです。

過去記事はコチラ

5月ももうすぐ終わりますね。1次試験を受験される方は申込期限が明日5/31(木)まで。申し込み忘れはありませんか?

今回取り上げるテーマは企業経営理論の経営戦略。そのど真ん中「競争戦略」についてです。

企業経営理論の論点別難易度は、以前Chikaがまとめてくれている記事を参照ください(【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~

 


 

■競争戦略は、資格取得後に中小企業を支援するためにも理解すべき論点

「競争戦略」はテキストにして数ページではありますが、その中身はとてつもなく深く、診断士資格取得後も学習し続けていくべき論点

ここでお伝えしたいことは、過去問のABCランクで問われている王道論点をしっかりと理解して、「知っている」だけではなく「図に書いて人に説明できる」レベルを目指しましょう!ということです。

DEランクを無理に頑張って解いたり、枝葉の知識をむやみに暗記してくださいということではありません

なお、競争戦略は2次試験全体に関わる「橋げた」論点でもあります。ここで理解することは2次試験対策にも役に立ちますので、あやふやな方は一気に地盤を固めてしまいましょう!

 

■全体を貫くテーマに意識を向け、原理原則に照らし合わせる

競争戦略を攻略するにはまず、全体を貫くテーマに意識を向けてみましょう。

TACテキストなどでは、「業界構造の分析」~「競争回避の戦略」~「競争優位の戦略」へと進むわけですが、これらの論点にはすべて目的があります。競争戦略はすなわち「競争しなくても良い状況をいかにつくるか」。戦いを略すための戦略なわけです。

中小企業は、大企業とは異なり経営資源が限られています。大企業と同じことをやっても勝ち目はありません。

となれば生存のために取るべき原理原則は「同質的な競争を避けるために差別化・集中の戦略を取り、独自性のあるポジションを目指す」ことです。

正誤が見分けづらい問題に出会った時、設問がこの原理原則に即しているか?というのは1つの視点になります。

 

■本試験は既習論点でも「未習の問題であるように見せる」問いをしてくる

ここで一度おさらいも兼ねて、道場メンバーの主張をまとめます。

①暗記系科目と理解系科目の違いの認識

②出題パターンの理解

③正誤判断の勘所の把握

④プレッシャー下での実践

 

①暗記系科目と理解系科目の違いの認識

先日のへんりーの投稿(特にコメント欄)でもあったように、企業経営理論は労働法規など一部の箇所を除いて「理解系問題」が出題されます。

土台となる知識を応用する問題に対応するためには、理解したうえで「説明できる力」が求められるわけです。なので、単純にひたすら暗記しても歯が立ちません。ではどうすべきか。ここで②③がキモになります。

 

②出題パターンの理解

理解系問題はひねり方によっていくらでも問題が作れるのですが、「ひねり方≒出題パターン」そのものには限りがあります先日のきゃっしいの投稿が非常に参考になります。

1) 大きい/小さい、高い/低いといった程度を表す形容詞を逆にする

2) 対となるような用語を入れ替える

3) 因果関係を入れ替える

4) 余分な説明や形容詞を挟むことで文章を長くし読みにくくする

「問題を作る側の気持ちになって、問題を作る時のパターンを知っておく」これだけで対処の仕方が変わります。

初見の問題に見える場合でも、「ホントに新しい論点」の場合と、「実は既習論点の焼き直し」の場合とがあるわけです。

後ほど、実際の過去問を眺めてみましょう。

なお詳細はきゃっしいの著書でもある『中小企業診断士 一次試験一発合格 まとめシート』に詳しく記載がありますので、ぜひご覧ください!

 

③正誤判断の勘所の把握

さて、ここで平成29年の第7問を例に見てみましょう。Bランク(正答率60%以上~80%未満)の問題です。

あくまで1つの例ですが、このように問題に書き込んでみてはいかがでしょう?

(受験生のときも、同様のスタイルで問題に取り組んでいました)

もう一問、平成28年の第6問を見てみましょう。勝負の分かれ目Cランク(正答率40%以上~60%未満)の問題です。

同様に、問題に書き込みをしていきます。

 

これがいわゆる出涸らし法/鶏ガラ法です。

1つ1つの設問をじっくり分析し、どこで引っかけようとしているかを見ていく。それによって正誤判断の勘所の把握が進んでいき、過去問を解く効果が何倍にもなるのです。

過去問を解き、解答解説にある引っかけポイントを読んだら、「ご自身の言葉で、テキストやまとめノート・単語帳などに再度まとめてみる」のも効果的です。問題集やテキストは汚してなんぼ。急がばまわれ。試してみてください。

 

④プレッシャー下での実践

本試験当日は凄まじいプレッシャーと限られた時間の中で、最大のアウトプットを出さなければなりません。

私たちが対策できることは「本試験さながらの環境で問題を解くこと」。つまり模試や答練の活用です。

以下の過去記事が参考になれば幸いです。

きゃず「1次試験まであと5ヶ月 「模試」はこう活用する

→今年の各予備校主催の模試日程、模試活用の効果(模試前、模試中、模試後)について説明しています。

Chika「”点数を伸ばすため” の模試・答練の復習方法

→模試・答練を受けた後にどう活かすか?実践するためのヒント満載。渾身の記事です。

 

 

いよいよ試験の足音が近づいてきましたが、やれることはまだ沢山あります。

もう2ヶ月?いえいえ、まだ2ヶ月あります。一日一日を全力で行きましょう!

以上、きゃずでした。

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はい!へんりーです。

これまでの記事はこちら

 

さて、法務(会社法)について取り上げた前回に続き、一体どんな「渾身!」をお届けできるか・・

考えがまとまらないうちにブログ投稿期限の前夜を迎えました。(いつもの通り・・)

 

そしてやっと閃いた・・

今回は、診断士1次試験の一番の曲者(くせもの)とも言える、

「企業経営理論」を取り上げることにします。

後述しますが、論点は【組織論】と【マーケティング】です。

 

春セミナーのフリートークや懇親会、その後のメールをくれた人からの質問においても、

「企業経営理論の点数が上がりません・・」

「企業経営理論にどれだけ時間をかけるべきですか・・?」

といった相談をいくつかいただきました。後述しますが、自分も昨年の勉強中に低空飛行をし続けた科目なので、苦戦している人が多いものと勝手に想像します。

 

というわけで、企業経営理論について次の3部構成でお送りします。

  1. あなたもまだまだ間に合います!(その証拠をお見せします)

  2. 深追い注意!科目の特徴と打開のヒント

  3. BCランクの過去問に出てくる用語チェック

 

ではさっそく。


1. あなたもまだまだ間に合います!その証拠をお見せします。

 

昨年の僕の足跡を公開しましょう・・・

<企業経営理論>

TAC完成答練  1回目(5月) 52点

       2回目(6月) 28点  (!?)

TAC公開模試          50点

2017年1次試験本番           70点

 

これが「証拠」です。

今の時期に、企業経営理論で悩んでいる受験生のみなさんに向けて、堂々と言わせていただきます。

「今からでも間に合います。」

 

昨年6月に28点取っていたやつが、今ここでブログを書いているのです。

 

28点を取ったその日、TAC横浜校だったか、たしかに難易度が高く、講師の先生は「56点くらいで合格点」と言っていた記憶があります。クラスには、

「俺40点ちょいだった・・・先生もうだめですー」

と嘆き、モチベーション低下を丸出しにしている受験生もいました。

 

そんな中で僕は、俄然点数が低いくせに、「まあ、見てろよ」と思っていました。(内心けっこう焦りつつ)

 

そんなわけで、読者の多くの人たちの方が、現時点でも、昨年の僕より進んでいると言えると思うのです。

あなたが諦めるのは、ぜんぜん早すぎます。諦めるなんて、まだ許されません!

 

本番を迎えるまで、いや本番を終える前、ぜったいに諦めないでください。

 

本当に、そこが分かれ目です。

 

さて、気合注入はこんなところにして、次は企業経営理論の中身について。

 


2. 深追い注意!科目の特徴と打開のヒント

 

春セミナーでも強調しましたが、1次試験の科目には、

「やった分だけ点数が伸びる科目」と、

「やってもなかなか伸びない科目」があります。

 

前者で有名なのが「財務」。合格者に聞くと、「経済」も同じという人が多いです。

どちらの科目も、学習途中で一旦は伸び悩みますが、一度「あるレベル」まで達すると安定した得点源になります。あるレベルとは、閾値(いきち)を超えること、たかじんの記事を参考にしてください。

 

そして後者の典型が「企業経営理論」です。

「なんだかやり始めは楽しい」けど「あるレベルから伸び悩む」そして「最後まで伸び悩む」・・ことで有名な科目です。

範囲が広く、設問や選択肢の文章が難解(国語の問題)、正解を一つに絞りにくい、といった特徴があります。やった分に比例して伸びていかないモヤモヤ科目。

 

そうとは知らずに、

過去問や問題集(スピ問)をただただやりこんでも点数が上がらないことに焦り・・

「細かな用語まで漏れなく知識をつけねば」「DEランクの問題も解けるようにならなくては」

などという、泥沼=大きな誤解!!にハマってしまう・・

という人も、実は少なくないのでは、と思っています。

 

このくせ者科目に対しては、とにかく深追いは禁物!効率よく取り組みましょう。

 

打開策のヒントは、大きく次の3点になるかと思います。

①【ターゲットを絞る】→マスターすべき範囲は間違いなくABCランク問題

②【問題慣れする】→基礎的知識に加えて、独特の文章に慣れる

③【解き方を工夫する】→解く順序や問題文への印付けなどの工夫で確率を上げる

 

①については、以下の記事を参考にしてください。

今年の道場春セミナーで大好評「1次試験の過去問は、ABC問題を最優先!DE問題は後回し!」を解説した、だいまつの記事です。

少し紹介しますと、9代目の誇る「540点超え」のだいまつ&きゃっしい、その2人ですらDEランク問題の正答率は「平均点」だった(ずば抜けていたのはABC問題だった!)というのが、データ分析の結果です。

結論は、高得点のために「DE」ランクの問題はやらなくていい!非効率過ぎる!というもの。

これは能力やベース知識にも左右されない、全科目に言える真理と言えます。どうか鵜呑みにしちゃってください!

 

それを踏まえた上で、最新の企業経営理論<分野別出題頻度>をまとめたchikaの記事を読めば、取り組むべき相手<ターゲット>を絞ることができます。

 

②について、過去問の研究の仕方は先代noriさんの投稿が参考になります。

誤答の選択肢に対する「ツッコミ力を鍛える」

とってもユニークですが、これもまさしく鶏ガラ法ですね。

単に答え合わせして、また解いてを繰り返すより、定着させることができると思います。

 

③についても、歴代の道場メンバーが様々な取り組みの工夫を披露してくれています。自分に合うのがあれば「パクってカスタマイズ」してください。

「マーケティングから解く/国語の問題対応」などを紹介しているハカセさんの記事

「問題文への書き込み」を紹介した碧さんの記事

 

ここで、僕へんりーの本番試験問題<企業経営理論>への書き込みも紹介します。

Henry_Kakikomi

・見直し優先度を示す☆マーク

・「不適切なものを」選ばせる問題の凡ミス対策

あたりを工夫しています。ご参考までに。

 


そして最後に、

3. BCランクの過去問に出てくる用語チェック(その①)

 

毎年、少なからず新しい用語がいくつか登場するのもこの科目の特徴の一つだと言えますが、

それでも高得点者は、基礎的知識を確実に身に着け、ABCランク問題を確実に得点しています。

 

今回は、知識の定着具合をチェックする狙いで、BCランク問題で出てくる用語」をピックアップし解説してみたいと思います。

論点は、勝負のCランク問題が出やすい【組織論】と、Bランク問題が頻出する【マーケティング】です。

頻出とは限りませんが、TACリサーチデータでBまたはCランク、そして過去問題集で [重要] マークが付いている用語を選びました。

 

まず、H28年度からは第14問。Cランクです。

 

ピックアップする用語は:「グレシャムの法則」

 

 

・・・・

どんな法則か、パッと思い浮かぶでしょうか?

「グレシャムの法則」

→もとの「グラシャムの法則」は、「悪貨は良貨を駆逐する」(質の悪い貨幣(悪貨)を造り流通させたところ、みなが良貨を家にしまい込み、悪貨ばかりが出回った)という、金本位制の法則です。

それを、米国学者であるハーバード・サイモンが、「ルーティンは創造性を破壊する」と言い換え、「計画のグラシャムの法則」(今目の前のルーティン業務に忙しくしていると、将来に向けた革新的・戦略的な計画などを後回しにしてしまう)として提唱しました。

診断士で出てくるのは後者。これは覚えるしかありませんが、グラシャムさんが「創造性を後回しにしちゃいかん」と怒っている姿でもイメージしてみてはいかがでしょうか。

勝手におじいちゃん。

 

どんどん行きます。

H27年度からは第33問。Bランクです。

ピックアップする用語は次の2つ:

 

「コーズリレーテッド・マーケティング」

「パブリックリレーションズ」

 

 

・・・・

「コーズリレーテッド・マーケティング」

→多年度生の方はご存知、H24年度の2次試験でも登場しました。英語ではcause-related marketingです。

Causeは「理由」「原因」ここでは「動機」の意味が近いです。と言われてもピンとこないかもしれませんが、英語で「なぜなら」をいうときのbecauseの一部”cause”だと思えばいかがでしょうか?

洋楽の歌詞ではよく、becauseを略して、Causeあるいはもっと短くCuzなんて言うときもあります。
僕の世代からすると、エアロスミスの歌う「ミス・ア・シング」 (I Don’t Want to Miss a Thing)のサビで使われる’Causeが頭に浮かび・・・はい、脱線しました。

Relatedは「関係」、これは和製英語にもなっているリレーションシップRelationshipと結び付けられたらよろしいかと思います。

つまるところ、動機を関係づけるマーケティング、具体的には、寄付つき商品の販売など、「社会貢献」と「事業収益」を結び付けたマーケティングのことです。

 

「パブリックリレーションズ」

→なにやら英語シリーズですが、この用語もパブリック・リレーションズと2語にわけるべきでしょう。
Publicは「公の、公共の、国民の」の意。人気アーティストのコンサートや、ワールドカップ(間もなくロシアW杯♪)の試合をみんなで一緒に見る、パブリック・ビューイングは聞いたことがあるかもしれません。ここでは「みんな」というイメージで適しています。
つまり、企業が自らと関連する「みんな」=お客・ユーザー、従業員、株主、周辺住民、国などと、「関係」Relationの構築をはかっていくことを意味します。

 

H26年からは第30問。設問2はCランク、設問3はBランク。

この問題からのピックアップ用語は次の2つ:

「フルネスト(full nest)段階」

「ライフコース・アプローチ」

 

・・・・

イメージ湧きますか?

まったく湧かないと、正答率はかなり低くなってしまいます。

 

「フルネスト(full nest)段階」

→正直これは、しばらく出ないと思います。笑 一応、解説すると、英語のNestは「巣」のこと。家族の話なので、この「巣」さえわかれば、イメージができますね。巣(Nest)がいっぱい(Full)、つまり家族が一番多い時期(子どもが生まれてから自立するまで)を指します。以下の絵をイメージしちゃってください。


「ライフコース・アプローチ」

→消費行動の分析単位に関する問題ですが、用語がなかなか紛らわしいです。

先に対比として「ライフスタイル」なら、イメージが付きやすいでしょう。「あの人のライフスタイルは・・」のように日常でも耳にすることがあるはず。簡単に調べてみると「消費者が、所与の社会的、文化的、経済的条件のもとで示す生活の様態」といった説明がされています。つまり「生活」にポイントが置かれています。

 

これに対し「ライフコース」とは何か。身近な「コース」を思い出すのも手ではないでしょうか?
予備校で「〇〇コース」があります。「~氏はエリートコースで」なんて言いますよね。和製英語になっていますが、「course:道筋、進路」です。人生のどんな道筋を進んでいくか、人生にたくさん訪れる岐路でどちらを選択するか、そういうイメージです。

「ライフスタイル」が日常であるならば、「ライフコース」はもっと大局的なイメージですね。用語の意味の暗記というよりも、こういったイメージを持っていれば、問題を解ける率が上がると思います。

 

といったところで、今日はここまでとします!

上記を読んだだけでは、確実な知識の定着は期待できないと思いますが、「これは覚えていなかった」という「抜け」を見つけるきっかけになれば幸いです。

繰り返しますが、「アウトプット(問題を解く)→インプット(暗記カードやまとめ作成)」が基本ですので、今回の記事はサプリメント的にご利用ください!

それではまた次回。

アナタも、やれるはず。
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以上、へんりーでした!

 

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おはようございます。ゆうです。

過去記事は、こちらから

 

GW明け、大手予備校では、完成答練ラッシュがスタートですね!毎週2科目の完成答練があり、それが2回転すると、1次公開模試、と怒涛の8週間だった記憶があります。

 

通学・通信の方は、目指すは「完成答練70点!」養成答練80点がスト合格のマイルストーンだったように、ここからのマイルストーンは「完成答練70点」です。

 

道場メンバーも、【渾身!論点シリーズ】と題して、1次学習を応援していきます。

 

本日は、昨日のヒロちゃんのマーケ⇒広告に続き、企業経営から。

 

組織論の「組織構造、組織形態」について。

 

■本記事の狙い■
「組織構造、組織形態」について、重要なポイントを理解する。

 

【1】組織構造、組織形態の過去問

早速ですが、該当するカテゴリの過去問にチャレンジ!

 

受験者の80%以上が正解するAランクと、40%~60%が正解するCランク問題の2問です。まずは、自分の実力を確認してみてください。※解答はブログの最後に。

 

●29年第14問 これは絶対当てたいAランク
組織構造のデザインに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア:異なったタスクを組み合わせて、顧客に提供するサービスとしてまとめる方法を、機能部門化という。

イ :指揮命令系統は、組織のトップからロアーに至る権限の系統であるが、組織横断的なコミュニケーションを可能にする情報ネットワーク技術の発展によって、指揮命令系統は組織デザインの要素としては必須ではなくなっている。

ウ :仕事を細かく分割された作業ルーティンとしてではなく、トータルなプロセスとして任せるように割り当てることを、職務の専門化という。

エ :職務の標準業務手続きの公式化が進むほど、職務の進め方に対する個人の自由裁量は小さくなる。

オ :組織の頂点に意思決定を集中する度合いとして集権化と分権化が決められ、集権化するほど環境変化への対応力を高めることができ、分権化するほど迅速な組織的な行動が可能になる。

 

●28年第12問 最後の2択!Cランク問題
機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織の特徴に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア:機能別組織は部門間で緊密な調整が必要な場合に有効であるが、安定した環境のもとで官僚制的な組織になるという短所がある。

イ:事業部制組織が有効に機能するためには、トップマネジメントが業務的意思決定から解放され、戦略的意思決定と管理的意思決定に専念できるようにする必要がある。

ウ:事業部制組織は複数の製品―市場分野を持つ企業が、範囲の経済を実現するのに適しているが、規模の経済を追求することは難しい。

エ:マトリックス組織は変化の速い環境で部門間の相互依存が高い場合に有効であるが、コンフリクトや曖昧さを許容する組織文化を持たないと効果的に機能しにくい。

オ:マトリックス組織を効果的に管理するためには、 人の部下に対して、機能マネジャーとプロダクトマネジャーが同じ権限を持っていなければならない。

 

【2】組織論の難易度

昨日のヒロちゃんも使っていた、こちらのchikaお手製の図。これを見ると分かりますが、組織論は比較的難易度が高い。

 

調べてみたところ、2012年のうちあーのさんの記事にも、同様のグラフが登場します。やはり組織論は難しい。

 

つまり、伝統的に、マーケと戦略論は点が取りやすく、組織論は点が取りにくい、と言えます。

 

その傾向は自分も昨年把握していたので、本番で問題を解く順番を以下のようにしていました。

①マーケ ⇒ ②戦略論 ⇒ ③組織論

 

つまり、簡単な問題からやっつけて、精神的ゆとりを持ちつつ、最後に組織論に挑む。

 

ちなみに、29年度は、ABランク(受験者の60%以上が正解)の比率は以下の結果でした。
戦略論 46%
組織論 21%
マーケティング 64%

 

なお、私の正答率は、以下の結果でした。
戦略論 92%
組織論 43%
マーケティング 71%

 

組織論は半分も正解できていませんが、そもそも難易度が高かった(←言い訳)。

 

29年は、戦略論とマーケで点が稼げていたかがポイントでした。そして、組織論は基本のABランクを確保して、Cランクを半分近く取れていれば60点コース。

 

ちなみに、組織論は、2次試験事例Ⅰで必要ですが、2次の知識範囲としてはテキストレベルで十分。つまりABランクの範囲です。

 

本日の組織構造、組織形態についても、まずはABランクをマスターするため基本の部分をまとめていきます。

 

【3】試験案内から見る出題範囲

試験案内は、読み込んでいる人が少ないですが、試験範囲に関する貴重なメッセージが書かれています。

 

記載されている用語については、何のことか調べて、理解しておきたいですね。※組織論の試験範囲は、試験案内の15ページ。

 

2.組織論
(1)経営組織の形態と構造 ←今日は、ココ!
組織形態(職能制組織、機能別組織、事業部制組織、マトリックス組織)、組織の構成原理(コミュニケーション、命令の一元性、分業・専門化と調整、権限と責任)

 

(2)経営組織の運営

意思決定システム、モチベーション(マズローの欲求段階説、ハーズバーグの2要因理論、ヴルームの期待理論)などなど。以下略。

 

(3)人的資源管理
労働関連法規(労働基準法、労働組合法、労働安全衛生法、労働保険、社会保険、労働者派遣法)、などなど。以下略。

 

【4】組織の構成原理

試験案内に記載の試験範囲に沿って、確認していきます。

 

「組織の構成原理」で押さえる点は、【組織設計の5原則】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

①専門化の原則
専門化の原則とは、業務の専門性を上げることで業務の効率を向上させるという原則です。

②権限責任一致の原則
責任権限一致の原則は階層制の原則ともいわれ、権限の大きさと責任の大きさは一致していなければいけないという原則です。

③命令統一性の原則
命令統一性の原則は、1人の部下に指示をすることができるのは1人の上司だけにすべき、つまり、ワンマン・ワンボス(One man, One boss)とすべき、という原則です。

④統制範囲の原則
統制範囲(スパンオブコントロール)の原則は、1人の上司が直接的に管理できる部下の人数には制限があり、これを超えると管理効率が低下するという考え方です。

⑤例外の原則
例外の原則は権限委譲の原則ともいわれ、経営者や管理者は日常反復的な業務処理は下位レベルの者に委譲し、例外的な業務に専念すべきであるという考え方です。

 

【5】組織形態

「組織形態」で押さえる点は、【組織形態の特徴、メリット・デメリット(通称メリデメ)】です。

【引用元:きゃっしいまとめシート】

 

ちなみに、職能別組織と機能別組織は、同義と捉えて問題ないです。

 

①機能別組織

〇機能別組織のメリット
・業務範囲が細分化、専門分業化をすることで役割分担が明確化される。

・従業員が個々の専門性を高められるため、各部の専門性を発揮できる。

・部門間での機能の重複を防ぐことができるとともに、同じ仕事を担当するスタッフが一つの機能部門に集められるため、知識やスキルが共有でき規模の経済を生かせる。

・意思決定権が経営トップに集中しているため、トップダウンで組織の統制が取りやすい。

×機能別組織のデメリット
・経営トップが複数の部を管理しなければならないため、負荷が大きく、経営トップの意思決定に遅れが生じる恐れがある。

・各機能部門間にセクショナリズムが生じ、部門間の連携が十分取れなくなる恐れがある。

・全社的なマネジメントできる人材が育ちにくい。

 

②事業部制組織

〇事業部制組織のメリット
・事業運営に関する判断は各事業部で行われるため、経営トップは経営に専念できる。

・各事業部は、現場の状況に応じた対応を迅速に取ることができる。

・事業運営に関する判断は各事業部に権限委譲されているため、下位管理者のモチベーションが向上する。

・次世代の経営者の養成がしやすい。

×事業部制組織のデメリット
・事業部ごとに機能部が置かれているため、機能が重複し経営資源に無駄が発生し、コストアップにつながりやすい。

・短期的な利益志向が強まり、短期的判断が取られやすく、中長期的な施策が打ちにくい。

・事業部間のセクショナリズムが生じやすい。

 

③マトリクス組織
〇マトリクス組織のメリット
・人材の多重利用ができるため範囲の経済が得られる。

・人的資源や情報が共有できる。

×マトリクス組織のデメリット
・従業員が事業部にも機能部にも所属している状態となるため、指揮命令系統が二重化し、ワンマン・ツーボスの状態になる。

・管理者による権力争いが起こってしまう。

これらのデメリットへの対応方法としては、事業部もしくは機能部のうち、どちらかに強い権限・責任を与えるという方法がある。

 

以上、【渾身!論点シリーズ】組織構造、組織形態でした。

 

組織論は難問・奇問(DEランク)が多いですが、基本のABランクをまずは5月にマスターしましょう!

 

☆過去問の解答☆

29年第14問 正解エ 28年第12問 正解エ

 

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キャンプのイメージ

 

 

 


 マーケティングについて考える

 

おはようございます!ヒロちゃんです!ゴールデンウィークも終わり、今週から仕事再開の方も多いのではないでしょうか?

皆さんゴールデンウィークは勉強に励んだり、遊びに出かけたりと、各々充実した時間をお過ごしになられたことと思います。

ちなみに私はというと、小さな子供たちを連れて家族でキャンプに行ってきました!普段の生活では体験できない自然と触れ合うことが出来てとてもよかったです。

中でも、キャンプ場近くの川辺でやったマス釣りが子供たちにはとても新鮮だったらしく、目をキラキラ輝かせて楽しんでいました。

この経験を通じてふと思ったのですが、私たち家族(いち消費者)はモノ消費よりもコト消費(商品・サービスによって得られる経験に価値を感じる消費活動のこと)を求めているんだな~と思った次第です。

モノ余りと言われて久しい現代日本において、今後企業がマーケティングする際はその辺の消費者ニーズをよくよく見定める必要があるんだろう、と思いました!

 

 


過去問から分析する4P戦略が重要なわけ

 

というわけで、今回は企業経営理論の中からマーケティングについてお話したいと思います!(ちょっと無理がある出だしですね笑)。

企業経営理論については、先日Chikaの記事でしっかりと分析してくれていますが、改めてその内容を見てみるとすると以下のようになっています。

 

自動代替テキストはありません。

参照 Chika記事

 

自動代替テキストはありません。

参照 Chika記事

 

ご覧の通り、マーケティングは経営戦略と双璧をなす頻出論点であることがわかります。また、ABランク問題が多く、受験生の多くが正解してくると思われます。

つまり、時間を割いてでも取り組むべき論点ということが言えますね。そんなマーケティング分野の中でも4P戦略が最重要論点です。

4P戦略は結構有名な戦略論ですが、その内容はとても奥が深いです。

ですので今回はその4P戦略の4つのPのひとつであるPromotion(プロモーション)戦略に位置づけられる「広告」について焦点を絞ってご説明したいと思います。

前半では各広告媒体の特徴を、後半では目覚ましい発展を遂げているインターネット広告について説明しますね。

 

 


媒体別広告について

 

まずは一般的に言われている媒体別のメリット、デメリットを説明します。

青字がメリット赤字がデメリット

 

マスメディア広告(TV・新聞・雑誌・ラジオ)

 

TV

  • 短期間で膨大な範囲においてリーチ獲得可能。
  • ブランド・ロイヤルティ構築可能。
  • 映像と音で五感に訴える効果が高い。
  • 他の媒体比べてコストが非常に高い。
  • 広告掲載期間が短命。

 

新聞

  • 社会的信頼性の高いメディアであり、企業の信頼性を得やすい。
  • タイムリーな情報発信が可能。
  • 広告掲載期間が短命。
  • 比較的コストが高い。

 

雑誌

  • 高いターゲット選定が可能。
  • 優れたビジュアル表現が可能。
  • ターゲットの再接触頻度が高い。
  • 購読者数の減少
  • 比較的コストが高く、制作に手間がかかる。

 

ラジオ

  • 掲載範囲をピンポイントで選定出来る。
  • 他のマスメディアに比べて比較的低コスト。
  • 聴覚のみの訴求効果。
  • ながら視聴が多い媒体のため訴求効果が低い。

 

SP広告(屋外広告・展示会、イベント等)※今回は屋外広告と展示会、イベントのみ紹介

 

屋外広告

  • ターゲットの再接触頻度が高い。
  • マスメディアに比べて比較的低コスト。
  • インパクトの大きい効果がある。
  • ターゲット選定が困難な場合がある。

 

展示会、イベント

  • 自社商品・サービスを実際に触れて体験してもらうことが可能。
  • 直接ターゲットと接触可能。
  • 出展商品・サービスに関心の高いターゲットと接触可能。
  • 屋外イベントだと天候に成否が左右される。
  • 事前に集客・告知活動が必要。

 

インターネット広告

  • 広告主と消費者との間で双方向性のコミュニケーションを実施することが出来る。
  • マスメディアに比べて比較的低コストで運用可能。
  • 高度なターゲット選定が可能。
  • マスメディアに比べて比較的信用度が低い。

 

 


「日本の広告費」からマクロ的な変化を見る

 

次に、マクロな視点から日本の広告についてみていきましょう。以下は電通が毎年発表している「日本の広告費」から抜粋した表になります。

 

2017年 日本の広告費—媒体別広告費

自動代替テキストはありません。

参照 (株)電通 2017年 日本の広告費

 

特徴的なこととして、インターネット広告費が構成比を急速に高めていることと、マスメディア広告費が微減傾向にあることです。

約20年前にはほぼゼロであったインターネット広告のシェアが今では日本の広告費の約4分の1になるほどの成長と遂げています。

日本よりも広告分野において5~10年先を進んでいると言われているアメリカでは、既にインターネット広告費がテレビ広告費を抜き去っています。そのような事実から鑑みると、早晩日本においてもインターネット広告がシェアトップになることは間違いないでしょう。

しかし、上述のようにインターネット広告が急成長しているとはいえ、まだまだマスメディアの影響が強いことは疑いようのない事実です。

以下の図表をご覧ください、博報堂DYメディアパートナーズが発表している「メディア定点調査」からの抜粋情報です。消費者が1日あたりに各メディアに接触する時間をグラフにしたものです。

 

メディア総接触時間の時系列推移(調査地区東京)

自動代替テキストはありません。

参照 博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所 メディア定点調査2017

 

どうでしょうか、文句なしにテレビが依然としてトップであることがわかりますね。

では今度は切り口を変えてメディア接触時間を性別、年代別で見てみましょう。

 

メディア総接触時間の性年代別比較(調査地区東京)

自動代替テキストはありません。

参照 博報堂DYメディアパートナーズメディア環境研究所 メディア定点調査2017

 

性別で比べても違いがあることがわかりますが、特筆すべきは年代別での比較です。

10代~30代の世代ではスマホなどインターネットメディアの接触時間がテレビよりも長く

逆に40代~60代の世代ではテレビへの接触時間がとても長くなっています

このように、狙うべきターゲットによって広告を掲載する媒体選定を考慮しないと、適切な効果を得ることが難しくなっているのが現状です。

ちなみに今回は割愛しますが、メディア接触時間は地域性も大いに影響します。一般的に都市部よりも地方の方がテレビ接触時間は長く、インターネットメディア接触時間が短い傾向にありますのでご注意を。

 

 

 


目覚ましい発展を遂げるインターネット広告について

 

では、なぜ近年ここまでインターネット広告が成長してきたのでしょうか?

色々な見解があると思いますが、大きく以下2つの要因が理由として考えられています。

 

  1. インターネットの普及

 

インターネットの利用者数及び人口普及率の推移

自動代替テキストはありません。

参照 総務省「通信利用動向調査」

 

当たり前といえば当たり前ですが、インターネットの普及率が上昇したことが真っ先に言えます。現在1億人以上が利用しているこのメディアへの広告投資が増加することは当然と言えるでしょう。

 

 

 

  1. アドテクノロジーの進化

 

金融×技術=フィンテック、教育×技術=エドテック、など色々な分野でテクノロジーとの融合によって技術革新が進んでいます。広告分野も同様に広告×技術=アドテクノロジーという技術革新によって、旧来あったネット広告の課題をテクノロジーの進化によって克服してきたと考えられます。

アドテクノロジーと呼ばれるものは多々ありますが、今回は特に重要なDSP、SSP、DMPの仕組みについて説明します。

DSP、SSP、DMPとは簡単に言うと、人手では実現不可能なレベルの広告配信を可能にするシステムの事です。

 

DSP

Demand Side Platform(デマンド・サイド・プラットフォーム)の略。広告主や広告会社が広告を出稿するためのシステムで、掲載面や価格、ターゲットなど設定した条件に合致した広告枠(広告在庫)を自動的に買い付け、広告を配信する。接続する複数のSSPなどの広告在庫をリアルタイムで入札取引し、広告配信を一元管理し調整する事が出来る。

 

SSP

Supply Side Platform(サプライ・サイド・プラットフォーム)の略。広告媒体先が広告枠の販売の効率化や収益の最大化を計るためのシステムで、広告枠や価格、希望する広告主の業種などを設定し、複数のDSPなどの配信を一元管理する。リアルタイムで入札単価などを比較し、最高価格の広告を自動で選択して配信することが出来る。

 

DMP

Data Management Platform(データ・マネジメント・プラットフォーム)の略。広告主が自社及び外部の様々なデータを一元的に管理するプラットフォーム。集積したデータを分析し、広告配信の最適化などに活用される。

 

参照  JIAA インターネット広告の基本実務(インターネット広告基礎用語集)一部加筆

 

 DSPとSSPの仕組みですが、まず消費者が広告枠のあるサイトを閲覧すると、サイト側が性別、年代、興味、行動履歴などのユーザー情報をもとにSSPに広告をリクエストします。

 次に、SSPが連携している各DSPに対して、どのDSPが広告を配信するかを決めるオークションに参加するようリクエストを出します。

 結果的に最も好条件が提示出来たDSPが広告配信権を得ることが出来、DSPからサイトへ広告配信がされます。

 

 DMPに関しては全く新しい技術システムということではなく、データウェアハウスに似ているシステムです。データウェアハウスに関しては情報システムの学習で覚えがある方もいるかもしれませんね。

 DMPはデータウェアハウスに外部のオープンデータが加えて、さらに統合したデータを広告配信などの施策に利用しやすくしたシステムというイメージです。

 

 

 


インターネット広告が抱える問題点

 

このような技術革新によって急成長し続けているインターネット広告ですが、以下のような問題点も同時に生まれています

 

・アドフラウド(広告詐欺)
不正プログラムによって、自動でサイトの閲覧やクリックを発生させ、広告表示数を偽る行為のこと。

 

・ビューアビリティ(視認性)
ターゲットが広告を見ていないのに、その広告が掲載されたウェブページを閲覧しただけで広告表示されたとカウントされてしまう現象のこと。

 

・ブランドセーフティ(ブランドの安全性)

広告主の企業や商品ブランドに相応しくないウェブサイト等に広告が掲載されることで、ブランドイメージが毀損されてしまうこと。

 

 

これらの問題はいずれも広告主・消費者双方にとって不利益となりますので、効果的な対策が急がれています。

 

 

 


まとめ

 

いかがでしょうか?今回は企業のプロモーション活動のひとつである広告について紹介させていただきました。

広告は非常に奥が深い分野ですので、今回は内容を絞って媒体別広告の特徴と、近年目覚ましい成長を見せるインターネット広告についてお話しました。

確かに、インターネット広告は伸長していますが、だからといって今後企業と消費者間のコミュニケーションがデジタル一辺倒になるかというとそうではないと思います。

冒頭でも私事のコト消費エピソードを少しお話しましたが、生活のデジタル化が進めば進むほど、リアルな体験の価値が相対的に高くなることが言えると思います。

事実、国内全体におけるイベント費用は近年増加傾向にありますし、IT大手企業のアマゾン楽天などが実店舗でのチャネル戦略展開を既に始めています。

デジタルorリアルと分けるのではなく、届けたい相手に最適なコミュニケーションをすることが求められている現れかもしれませんね。

 

昨今、広告業界では広告領域だけを守備範囲とせず、クライアント企業の経営課題まで踏み込んだ取り組みが今後生き残りを図るためには求められていると言われています。

広告会社も診断士同様にビジネス全般におけるコンサルティングを展開していくことが多いに考えられますね、そういった意味では診断士の競合とも言えます。

 

 

 

今日は以上となります‼

 

 

 

今日も一日頑張りましょう‼

 

 

 

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こんにちは!Chikaです。
前回の記事では、科目ごとの平均点&合格率の推移をお伝えしました。
本日は、企業経営理論の<分野別出題頻度>のデータ分析をお伝えします。

~本データ分析の目的~

どこが勝負の分かれ目になるかを把握し、重点的に対策を立てる論点を決めること。

道場マニア(?)ならお気づきですね!
そうです!こばさんのこちらの記事の最新バージョンです!
こばさんの記事では平成22~27年度のデータとなっていますので、
今回は、直近5年間(平成24~29年度)のデータに刷新し、分析していきます。
また、最後には企業経営理論のCランク撃墜策も併せてお届けします。

ふうじんさんの記事より簡単に抜粋~

【ABランク】
確実に1択に絞れる=誰でも解ける問題。
よってここを外すのはもってのほか。
へんりーのように時間がない方は、このABランクを最優先で潰しましょう。

【Cランク】
2択までは絞れる=だから正答率約50%。
周囲が悩む最後の2択を、確実に当てに行くことで合否が決まる。

【DEランク】
得点調整のために入っている難問。手を出すのは時間対効果が低い。

■分野別出題頻度・ランク分析■

企業経営理論の過去問を、
「経営戦略」「組織論」「人事労務」「マーケティング」に分けて分野別の難易度を分析しました。

(データ出典:TAC )

 

~ポイント解説~

◆相変わらず「経営戦略」と「マーケティング」の出題が多いです。
また、以前よりも「マーケティング」は問題数が増加し、ABランク問題も増加(=易化傾向)になっています。
☆経営戦略
:問題数が多く、Cランクの問題数も多いため、Cランクをとれるかが勝負の分かれ目。
☆マーケティング
:問題数が多く、ABランクの割合が高い!=勉強の優先度が高い論点。この論点でABランクを外すと危ない。

◆相変わらず「組織論」「人事労務」は出題が少なく、難易度が高いです。これは以前から変わっていません。
☆組織論
Cランクの割合が最も高い分野。演習を繰り返し行いCランクをとりきる実力をつけられれば、周囲と大きく差がつくはず。
☆人事労務
:4マーク10点程度と問題数が少ない上、ABランクも少ないので、時間対効果の低い論点です。二次試験にも関係がないため、時間の無い方は思い切って切り捨てて「経営戦略」と「マーケティング」に時間を費やすのもアリでしょう。

 

■ 論点別の詳細分析■

次に、論点別難易度を分析してみました。

 経営戦略  組織・人事労務  マーケティング
・経営概論
★成長戦略
★★競争戦略
★技術経営と外部連携
・ガバナンス他
★組織構造論
★組織行動論
・人的資源管理
・労働関連法規
・マーケティング概論と戦略
★マーケティングリサーチ
★★4P戦略
・関係性マーケティング

(データ出典:TAC )

~ポイント解説~

【経営戦略】
最多出題は相変わらず「技術経営と外部連携」の論点。
また、成長戦略と競争戦略も重要論点。二次試験に直結するため、しっかり理解する必要があります。

【組織】
組織の論点は「組織構造論」と「組織行動論」の2つ。
「組織構造論」はABランクが少なく、難易度が高め。
二次試験の事例1では、事業戦略に応じた組織構造がよく問われますので、
今のうちに土台をつくっておきましょう。こちらの記事が参考になります。
「組織行動論」は、ABランクは少ないですが、問題数が多い論点なので早めの着手が必要。
特にモチベーション理論は頻出。覚え方はこちらの記事がおすすめです。

【マーケティング】
相変わらず、マーケティングの最重要論点は4P戦略
2次試験でも切り口として必ず使います。
問題数が多くABランクの割合も高いため、必ず押さえましょう。

 

■Cランク撃墜策■

重点的に対策をすべき論点が分かったところで、
Cランクを撃墜するのにオススメの対策(勉強法)をご紹介します。

【スラッシュ法】
企業経営理論は、設問文・選択肢で日本語が読み取りにくい問題ばかりです。
そこで、スラッシュを入れて文節に区切っていき、
区切った文節と文節の間や、文頭と文末が中間の文節によって矛盾が生じていないかを検証する方法です。
とりさんの記事をぜひご参照ください。

 

【鶏ガラ学習法】
この学習法は私のイチオシです。(へんりー的に言うと、出涸らし法
上記のスラッシュ法における「矛盾が生じていないかを検証する」作業をしながら、
各設問1つ1つを分析するイメージで以下をやっていました。

・選択肢のどこが誤りだったのか(知識の確認)
 ・どのようになっていたら正答だったのか(選択肢の作成・修正イメージ)
 ・より難しくするとしたらどんな問題になるか、他に問われそうな類似論点はないか(設問そのものの作成イメージ)
 ・解説にはどのようなことが書いていると推測されるか(自分で自分に説明)
ハカセさんの記事より抜粋させていただいております。

企業経営理論では特にこの方法が効果的でした。
なぜなら、企業経営理論の最後の2択(Cランク)問題は、
苦手曖昧(受験生が苦手な点、暗記が曖昧な点を狙い撃ち)の問題が多く、
国語能力でなく、知識の薄さと曖昧さが罠になっているからです。

 

【だからやっぱり理解が大事】
鶏ガラ学習法を行うには、理解してないとできない。
だから、特に企業経営理論は単純な暗記ではなく、理解で覚えましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日は企業経営理論の”勝負の別れ目Cランク”についてお伝えしました。
私の場合、企業経営理論は答練や過去問で50点前後をいったりきたり。
それ以上はなかなか点数が伸びず、最後まで伸び悩んでいた科目でした。。。
周囲と差を付けようと思っても、一気に点数が伸びる科目ではないんですよね。
でも、上記の方法で地道に過去問に取り組み続けた結果、本番では68点をとることができました。

まだまだこれからが本当の勝負です。
大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!

以上、chikaでした!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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こんにちは!Chikaです♪

本日は、一次試験データ分析その①!
科目別の「平均点」と「科目合格率」の推移をお伝えします。
※データ出典:中小企業診断協会、TACデータリサーチ

 

1.経済学


一応ここ数年(平成26~29年度)は平均点60点前後で推移していますが、
平均点・合格率の変動が大きい科目であることが分かります。
H22年度は平均点45.0点(合格率6.1%)、H25年度は平均点41.9点(合格率2.1%)と、
平均点が足切りギリギリゾーンにくる超難化の年もありました。。。
(この2年は得点調整が入っています)
ここ数年が平均点60点前後で推移しているだけに、
また超難化の年がきてもおかしくないと思います。

 

2.財務会計

財務も比較的、平均点・合格率の上下変動が大きい科目です。
H26年度までは、科目合格率20%未満が続いていましたが、
H27年度に一気に易化(合格率36.9%)し、それ以降も合格率20%以上と、大きく難化していません。
こちらも、いつ難化の年がきてもおかしくないと言えます。

 

3.企業経営理論

平均点は例年安定している(上下しにくい)科目で、例年50点台が続いています。
つまり、大外しする可能性が低い反面、高得点も期待しにくい科目といえます。
科目合格率を見ると、合格率20%を超えた年はここ12年で2回しかありません。
H29年度は合格率9.8%と鬼門の年になりました。
合格率6.8%だったH25年度の翌年、合格率が高くならなかった(H26年度13.4%)ことを見ると、
H29年度が合格率が低かったからといって、翌年に易化するとも言えないので油断できません。

 

4.運営管理

H27年度までは、平均点が60点を前後で推移しており、点数の上下がほとんどない安定の科目と言われていました。
しかし、H28~H29年度は平均点が50数点に落ち込み、難化傾向となっています。
H29年度は合格率3.1%鬼門の年になりました。。。
合格率が極端に低い翌年は易化する可能性が高いです。
しかし!情報のH27年度→H28年度の難化2連続があったように、決して油断もできないと思います。

 

5.経営法務

法務も、比較的点数の上下変動が大きくない科目です。
とはいえここ数年は難化が続いており、
特にH28~H29年度は平均点が50点を下まわり、合格率も10%を切っています。。。
法務はCランク(正答率40%以上60%未満)の問題の割合が多く、
過去と同じ問題が出ないという特徴があるため、点数が取りにくくなっていると言えます。
そのため、とにかく基礎+周辺知識を地道に覚えることが大切です。

 

6.経営情報システム

情報はグラフを見れば一目瞭然、平均点・合格率の上下変動が大きい科目です。
H27年度、H28年度と難化が続きましたが、昨年度は一気に易化しました。
情報は知ってれば解ける⇔知らなければ解けない、というシンプルな試験です。
私が受けたH28年度は、こんなの習ってない!テキストに載っていない!!という問題が多く出題されました。
(そして情報で足切りになりました。。。涙)
知らなければ解けない科目だからこそ、
出題頻度の高い論点は早期に覚え、みんながとれるABランクで外さないことが大切です。

 

7.中小企業経営・中小企業政策

H24年度以降、平均点が60点前後で推移しており、比較的点数の取りやすい科目です。
特にここ数年は易しめとなっています。
中小の特徴として、捻った問題やその場で考えさせる問題はほとんどないため、
愚直に暗記したら点がとりやすい科目(時間対効果の高い科目)です。
この時期はまだ習ってない方も多いかと思いますので、
良いタイミングで中小のコツも記事に書きたいと思います。

 

本日の記事では平均点と合格率の推移をお伝えしましたが、
要は何が伝えたいか、以下にまとめます。

①苦手科目はできる限り作らない方がよい
急に難化する年があり、それがもし苦手科目だった場合、足切りの可能性が高まります。
もしくは、仮に易化した科目が苦手科目だった場合、
他の受験生が荒稼ぎしているところを稼げなくなってしまいます
⇒⇒次回の記事で、詳しくお伝えします!

②昨年難化したからと言って、今年は易化するとは限らない
難化した翌年は易化しやすい、と思いがちですが、
過去の平均点・合格率の推移を見ると、
実はそんなことはないことが分かったかと思います。
だからこそ!!やみくもに勉強するのではなく、とるべき問題をしっかりとる、ということが大切です。
⇒⇒「とるべき問題をしっかしとる」ためにやるべき勉強法について、次回詳しくお伝えします!

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………………………………………………………………………………………………

本日は、知識を長期記憶にする上で重要な、
「暗記」と「理解」の違いについてお話させて頂きます!

先日のヒロちゃんの記事へ、下記の質問が寄せられていました。

「理解と暗記の違いとはどういうことなのでしょうか?」
「理解する勉強法はどうすると良いのでしょうか?」

それに対しヒロちゃんが、

「理解は論点に対して論理的に説明出来る状態のこと」
「自身が理解しているかどうかを確認する方法として、周りの誰かに論理立てて説明してみるのが良い」

と回答してくれました☆
私も全く同感ですし、
「理解」することの大切さを受験時代に大変実感していたので、
ヒロちゃんの意見を更に具体的にお話しさせて頂きます!

 

■「暗記」と「理解」の違い

ヒロちゃんの演繹法の例えで説明します。

①人間は必ず死ぬ(=理論)
②徳川家康は人間だ(=理論)
③徳川家康は必ず死ぬ(①②から導き出される結論)

「単純な暗記」とは、上記の③しか覚えていない状態です。
①②の理論を理解していないので、
「じゃあ豊臣秀吉は死ぬのか?」という問題が出たときに答えられません。

このように、
結論だけ覚えるのが「暗記」 ⇔ 理論(前提)を覚えるのが「理解」
です。※あくまでも私の解釈

~具体的な例~
①形式知より暗黙知の方が、因果の曖昧さがある(=理論)
②因果の曖昧さがあると、他社が真似しにくい=模倣困難性が高い。(=理論)
③模倣困難性が高いものは、コアコンピタンスとなる。(=理論)
④形式知より暗黙知の方がコアコンピタンスとなりうる(=結論)

この場合も、④の結論だけ覚えるのが暗記。
①~③を覚えるのが理解。

 

■理解する(理論を覚える)ことで、長期記憶になりやすい

理論を覚える過程では、
一度自分の頭の中で筋道を立てて組み立てる(考える)ため、
すぐに忘れない「長期記憶」にすることができます!
7科目を網羅するためには、1つ1つの知識をいかに長期記憶にするかが大切ですよね。

 

■理解することで、ちょっと変わった問題が出ても対応できるようになる!

特に企業経営理論においては、
「ア~オのうち不適切なものを選べor適切なものを選べ」
という問題が出ます。
そしてア~オには、④のような結論だけが書いてある場合が多いです。
そのため、
ちょっと変わった問題が出ると、対応できないのです・・
よって、①~③のような理論を覚えていることが大事なのです!

上記の例でいうと、
①~③の理論を覚えていることで、以下のように様々なパターンの問題に対応できます

★特許技術はコアコンピタンスとなる。適切か不適切か?
⇒特許技術は特許使用料が必要なため模倣困難性が高い。だからコアコンピタンスとなりうる。適切!

★企業独自の歴史的要因で生み出された技術は、コアコンピタンスとなりうる。適切か不適切か?
⇒歴史的要因で生み出された技術は、因果が曖昧である&他社が真似しにくい。だからコアコンピタンスとなりうる。適切!

★市場で容易に入手できる資源を用いた技術は、コアコンピタンスとなりうる。適切か不適切か?
⇒市場で容易に入手できる=模倣困難性が低い。だからコアコンピタンスとならない。不適切!

このように、「理解」することで、
ちょっと変わった問題が出ても対応できる=知識を応用できる ようになります!

※2次試験は「知識を応用する」試験。
よって、2次試験の範囲となる3科目(企業経営理論、財務、運営管理)は、
しっかり「理解」して覚えることが大切です!!

 

★おまけ:理論を覚えて「理解」したかを確認する方法

\\ 人に説明する! //

周りの友達や家族に、覚えた知識を説明するようにしていました。
全く知識のない人からすると、ちょっとでも理論が飛ぶと伝わりません

私はよく飲みながら(笑)覚えた知識を友人に話していました。
友人に
「なんでそうなるの?」
「ちょっと何言ってるかわからない」
突っ込みをされたら、まだ理論を覚えていない=理解不足だ!と思っていました。

知識のない人に分かるように伝えることで、
自分の中で理論の整理ができるので、おすすめです☆

 

★過去記事紹介

道場でも先代の方が、「理解」の大切さについて伝えてくださっています♪
より具体的な内容が多いので、参考になるかと思います。

理解を深めるための論点整理術

~企業経営理論~
企業経営理論:「理解して記憶」実例で学ぶ経営戦略
「理解して記憶」実例で学ぶマーケティング 用語

~運営管理~
運営管理もやっぱり理解が大事!
理解で攻略!運営管理

~経済~
【経済】理屈を理解して、グラフを書いて・・・

法務
【法務】「身近なところ」から特許を理解しよう

 

★まとめ★

■結論だけ覚えるのが「暗記」 ⇔ 理論(前提)を覚えるのが「理解」
■理解する(理論を覚える)ことで、長期記憶になりやすい
■理解することで、ちょっと変わった問題が出ても対応できるようになる!
■人に説明すると、理解できているかの確認になる

 

今日の記事はここまで★

大丈夫。あなたは、ぜ~~~ったい合格しますから!
chikaでした♪

 

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

関東近郊でもすっかりコートが欲しくなる寒さとなっていますが、皆さま、体調管理は大丈夫でしょうか?2次筆記試験から一ヶ月が経ち、今年度受験者の方は多少リラックスされたと思いますが、筆記試験の合格発表が来週金曜日(12月8日)が近づいてきた為、再び緊張感が高まってきているかもしれませんね。おそらく試験後、様々な情報が飛び交ったと思いますが、「まな板の鯉」ですので、合格発表までは試験のことは忘れて、試験以外のことに時間を使ってください。

さて、私は一向に変化のない出張生活ですが、試験合格後は出張先への移動時間を読書に充てています。前回も一冊紹介しましたが、今回は事例問題を思い出すような一冊をご紹介します。一次試験学習中の方も勉強に疲れたら手に取ってみてください。(診断士の勉強をしている方ならスッと入ってくることばかりなので、簡単に読めると思います。)

以下の一冊です。

3章で構成されており、各章を纏めると凡そ以下の内容が紹介されています。時代はリーマンショックが起きた2008年を挟んだ2004年から2013年ごろです。

  • 1章 社長就任の経緯
  • 2章 会社を守り、発展させるため取り組んだ社内改革
  • 3章 社長の仕事への考え方

1章では実家が町工場ではあったものの、主婦として生活していた著者がなぜ「社長」に就任することになったのかが紹介されています。主な内容は社長就任の経緯ですが、その経緯に絡めて、会社の創業経緯、創業者である父とその娘である著者の関係が語られます。二次筆記試験の事例で言えば冒頭の数段落に当たる箇所です。(ちなみに私はこの章を読んだ際、不覚にも涙が出そうになりました。)

2章では著者が社長に就任して取り組んだ社内改革の悪戦苦闘の様子が語られます。この著作のメインの章です。診断士受験生的にも「なるほど」と理論と実践が結びつくシーンも数多く紹介されます。例えば以下のような著者の取り組みです。

  • 5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)の徹底

社長は特に整理(必要なものと不必要なものを区別し、不必要なものを捨てること)・整頓(必要なものをすぐ利用できるように決められた場所に準備すること)を重視します。それまで社長への取り組みに意欲がなかった従業員も作業効率が改善した職場を見ることで前向きになったようです。

  • QCサークルの導入

社長は職場の人材育成・職場活性化を図るため、QCサークル活動を導入します。この活動により、積極的に社員(特に若手の)が提案できる(社長からするとコミュニケーションの場が得られる)ようになり、提案が会社に採用されることによって社員のモチベーションが向上し、同時に提案により会社自体も改善されるという好循環が生まれました。

  • 経営方針の策定

2代目として事業を承継した著者が社員とのベクトルを合わせるため、経営方針の策定を行います。事業を承継した著者にとっては会社を牽引するため、従業員にとっては、創業者の娘とはいえ、突如社長に就任した人が何を考えているのかを理解するために必要な手続きだったのだと思います。著者は自社の経営データ(40年!)を調べ上げ、SWOT分析を行い、この企業の強みを「技術力」としますが、この強みを維持するための方針として「多能工集団」というキーワードを用います。この「多能工」、中小製造業では重要なキーワードだと思います。職場に多能工が増えた場合、「多工程持ち作業」が可能になるので、以下のようなメリットが得られます。

  • 工程間負荷のバランスがとれるので仕掛品を減少できる。また、リードタイムも短縮できる。
  • 品種や生産量の変動に対応できるので、柔軟な生産体制が敷ける。

また、この章の冒頭では「事業承継」時のキビシイやりとりが紹介されています。このやり取りを一つのきっかけとして社長は社内改革に取り組み、結果的には成功を納めますが、一方で「幹部従業員や取引先(取引銀行)からの理解」が得られない中での事業承継の厳しさが垣間見えます。

まだまだ、診断士的には見逃せない取り組み事例がありますが、字数も増えてきましたので、3章と併せ、次回紹介します。

ちなみに、この一冊に出会ったきっかけは4月に参加した研究会で名刺交換させて頂いた先輩診断士の方のFACEBOOK投稿です。診断士になると情報発信・情報交換等でFACEBOOKを活用する機会が増えます。診断士に合格しなかったら、こうして手に取ることが出来なかっただろうなと感じる次第です。

なお、本日ご紹介した一冊、現在、NHKでドラマ化されています。診断士的には「陸王」も見逃せないですが、お時間あれば併せて息抜きに如何でしょうか。

以上、TOMでした。

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一発道場の読者の皆さま、こんにちは。TOMです。

朝夕の寒暖差が大きくなり秋から冬への変化を少しづつ感じる今日この頃ですが、如何お過ごしでしょうか?

私は春から企画してきたプロジェクトの年内最大のヤマ場を迎え、社内外の関係者との調整、関連書類の読み込みや起案など仕事漬けの毎日です。一方、「診断士」としての活動は不本意ながら一部を除きほぼ停止中です。昨年度合格者の同期の活躍を見るたびに「あー、何やってんだろ。」と自己嫌悪に陥ってます。

筆記試験も終わったので、「診断士登録後について何か紹介しよう・・・」と思いましたが、かような状況なので、まとまった成果もなく、具体的なことが紹介できません。ごめんなさい。

そこで、本日は来年の受験生を対象にしたアドバイスを送ります。来年の一次試験まで9ヶ月弱、二次筆記試験までは12ヶ月近くありますが、時間があるが故のアドバイスです。

最初にお題です。

  • この試験に合格するために重要なことって何でしょうか?

複数あると思いますが、私は以下の要素かと思います。

学習に関する点

  • 時間
  • 質(集中力・効率性の高低、学習方法の良し悪しなど)

本人に関する点

  • 能力(読解力・文章力・コミニュケーション力・記憶力など)
  • 意欲(受験の目的、なぜ診断士になりたいかなど)

それぞれ重要な要素ですが、私が今日この中で一番推したいのは最後の「意欲」です。「え、それなの」と思われたかもしれませんが、診断士試験には以下のような特徴があります。時間も質も能力も重要ですが、長丁場の試験勉強で最も求められるのは本人の意欲だと思います。

前提

  • 受験生の多くが何かしら本業を持っています。

従い・・・

  • この試験勉強だけに全精力を注ぐことは基本的に困難です。

一次試験

  • 7科目学習範囲が広く深い知識も問われます。

従い・・・

  • 7科目もあるので、最初に学んだことが忘却の彼方に行ってしまうことはザラです。何度も復習が求められます。
  • 得意科目もあれば、不得意科目も出てきます。不得意科目でも50点程度取れないと他の科目でかなり挽回しなくてはなりません。これが大変です。不得意科目をできるだけ作らないように繰り返し学習しなくてはなりません。

二次筆記試験

  • 80分という時間の中での与件文の読解力一次知識のアウトプットを伴う文章力が問われます。

従い・・・

  • 受験校に通い、カリキュラムに乗って学習すれば必ず合格できるわけではないです。
  • 自分の現状と合格レベルのギャップを埋めるための能動的な学習が求められるにも関わらず、一次試験に比べ、なかなか実力が伸びたという実感が得難い学習を強いられます。

さて、どうでしょうか?

意欲が無ければ、本業もあるので途中で学習を止めてしまうかもしれませんし、復習まで手を回せないかもしれません。また、時間を掛けても自分の課題を見つけられるような意味のある学習にもならないと思います。結果、初志貫徹は難しくなるでしょう。

そこで、合格までの「意欲」を維持するため、以下の参考図書を紹介します。

400ページ弱ある長文で途中繰り返しも多いので、全部読むのはシンドイかもしれませんが、「意欲」が落ちてきたら、Part1の第3章を読むだけでも意味があると思います。何かを達成するは本人の才能だけではなく、継続的な努力が極めて重要だということが述べられており、挫けそうな気持ちを支えてくれます。読むのはちょっと・・・という方はTEDで著者のプレゼンを確認できますので、まずはそちらをご覧ください。

因みに、一次試験の勉強に絡めてみると、「意欲」と関係するのは企業経営理論の「モチベーション理論」ですね。

この時期、例えば、TACのストレート本科生の方であれば、「あ、先月受講したあの事か」と思い出すかもしれません。以下のような理論が代表的です。

  • マズローの欲求段階説
  • アルダファーのERG理論
  • アージリスの未成熟=成熟理論
  • マグレガーのX理論・Y理論
  • ハーズバーグの動機づけ=衛生理論

企業経営に関するモチベーション理論だけで、これだけの数があり、しかも、各理論の主唱者の名前はカタカナだらけです。私は一次試験の学習を通勤講座の問題とTACのスピードテキストを使って進めていたのですが、初めてスピードテキストのモチベーション理論の章を読んだときは、返って自分の意欲が落ちるという「逆効果」が発生し、そのまま止めようかと思ったほどでした。なお、道場の過去記事ではこちらが参考になります。是非併せて確認し、復習にお役立てください。


最後に、11月3日の事例Ⅴ@東京、11日の事例Ⅵ@大阪にご参加頂けました皆さま、ありがとうございました。今年度二次受験生の方には休息を、来年度受験生の方には新たな情報を提供する場となっていれば幸いです。

以上、TOMでした。

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みなさんこんにちは、ゆっこです。いよいよ先週から梅雨入り。寝具の調整が難しく体調を崩しやすい季節ですね。我が家の次男坊も夏風邪をひいた様子です。。疲れが溜まっているとダウンしやすいですので睡眠不足には要注意です。本試験に向け、体調管理にも十分気をつけて計画的にお過ごしくださいね

さて、6月の渾身シリーズ、メンバーそれぞれできるだけ他のメンバーとネタが被らないようにと色々考えながら日々渾身の力を振り絞ってブログの更新に勤しんでいます。ここのところ、中小、運営、情報、経済、財務、法務と来ていましたので、今日は企業経営理論のマーケティング論から、消費者購買行動をテーマにお届けします。

消費者の行動、つまり日常の私たちの行動ですので、中身としては非常にわかりやすいものだと思います。それを体系的にまとめるとこういうことになるのね、と受験勉強中にやたら感心した記憶があります。

毎度お馴染みのP.コトラー先生によると、購買の意思決定は次のようなプロセスを踏んで行われます。

①問題認知②情報探索③代替品評価④購買決定⑤購買後の行動

早速ですが、先日私が仕事上必要となるICレコーダーを購入した時の行動を例に、消費者行動についておさらいしましょう。ところどころに試験に出る可能性のある用語散りばめられていますので、イメージしながら重要ワードを押さえてくださいね!

 

さて、仕事でICレコーダが必要になる、と知った(①問題認知)ゆっこは、今までICレコーダーに関する知識が全くなかったのでどこのメーカーがどんなラインナップを出しているのか、値段はどのくらいのものなのか、を調べることにしました(②情報探索)。

ここで、もし昔ICレコーダーを買ったことがある、家族が買ったことがある、などの経験があればまずはそこから情報を得ようとします(=内部探索)。しかし今回の場合全く知識がなかったので、インターネット検索やメーカーの HP、ICレコーダーを既に購入していた知人から情報を得ました(=外部探索)。

ゆっこにとってICレコーダーは、一度買ったら滅多に買い直すものではなく、仕事で使うものなのである程度の性能は担保したい。それに、あんまりちゃちなものを持ち歩いていると診断士としてカッコ悪い(笑)。といったある程度のこだわりがありました(=関与が高い)。そこで、他の診断士の方々(=準拠集団)がどの程度のものを買っているのかな?といったことも意識し、一定の労力をかけて私のニーズにあった商品を探しました(=拡大的問題解決)。

もしもこれが日常的に購入している食パンやトイレットペーパーなどの品物でしたら何の迷いもなく”いつもの”ものを購入します(=定型的問題解決)。あるいは、我が家で車を買い替えようとした場合、ミニバンタイプで選ぶというのがほぼ決定していますので、その中からどのメーカーがいいのかな?と探します(=限定的問題解決)。

話をICレコーダーに戻します。いろいろ調べていくうちに、診断士がヒアリングやインタビュー、セミナーなどで使うぶんには、最上級のものまでは必要ないことがわかったので、中の上くらいのレベルに絞ってメーカーごとの違いを比べることにしました(③代替品評価)。その中で、機能面、デザイン面、口コミを参考に、S社とO社を迷った挙句O社の製品に決定し(④購買決定)、家電量販店で購入しました。

今回の場合、とても満足のいくお買い物でしたので、SNSに投稿しました(⑤購買後の行動)。もし、今後使い勝手が悪いかも?などのちょっとした不満が出て来た場合には、メーカーHPや口コミサイトをもう一度チェックして、購入した製品の長所を探す行動(=認知的不協和の解消)に出ると思います(⑤購買後の行動の別パターン)。

購買の意思決定に関する用語、復習できましたか?せっかくですので、上の例を使って、企業からの刺激に対する消費者の反応モデルについてもおさらいしましょう。

AISASモデル
Attention(注目)⇒Interest(興味)⇒Search(探索)⇒Action(行動)⇒Share(共有)

まさに今回のICレコーダーの購入において私がとった行動がAISASモデルそのものですね。ICレコーダーが必要と聞いて(Attention)ICレコーダーという製品に興味を持ち(Interest)インターネットで検索(Search)、納得して購入(Action)満足してSNSに投稿(Share)。

日本のマーケティング用語でより有名なのは、次のモデルです。

AIDMAモデル
Attention(注目)⇒Interest(興味)⇒Desire(欲求)⇒Memory(記憶)⇒Action(行動)

AIDMAモデルは、広告によって注目を引き(Attention)興味を持たせ(Interest)、欲しいと思わせて(Desire)記憶に残してもらって(Memory)後で購入(Action)するような過程を描いています。

欧米では次のAIDAモデルが使われることが多いようですが、これはセールスマンによる短期の販売活動を描いています。

AIDAモデル
Attention(注目)⇒Interest(興味)⇒Desire(欲求)⇒Action(行動)

いかがでしたか?最後に、消費者購買行動のゆっこノートに次のような図がありました。こちらも押さえておくと役に立つかも!?

それでは!今日もあなたを応援しています。

by ゆっこ

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みなさん、こんちには。ITOです。

さて、6月に入りました。受験申込受付期間はは5月31日の日附印(日附って書くんですね)有効です。
もちろんちゃんと出しましたよね?あとは、受験日当日まで駆け抜けるのみです!

また、転勤などでの受験地変更は6/19(必着)まで受け付けていますのでご安心を!


また、先週の土曜日は大阪セミナーを開催いたしました。(開催レポートはこちら
おかげさまで、大盛況でした。あとは本番へまっしぐら!

さて、6月は道場恒例の「渾身」シリーズ。テーマを絞って深く考察するものです。

自分は・・・いろいろ考えましたが、やはり「企業経営」でいきたいと思います。

まずは、試験案内の設置目的をみると・・・

3.企業経営理論
(科目設置の目的)
(略)・・・また、近年、技術と経営の双方を理解し、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっており、・・・(略)

ほほぅ。ということで、MOT(技術経営)分野について深堀します。

試験案内の技術経営の出題範囲をざっとまとめると、

経営戦略論(6)技術戦略
①自社資源の評価、外部資源の活用、特許戦略
②研究開発計画と開発プロセス、予算管理と特許管理
③イノベーションのマネジメント、ナレッジ・マネジメント

一方、スピテキの章立てをみると

1.研究開発
2.イノベーション
3.製品開発
4.デファクトスタンダードと知的財産戦略
5.ベンチャー企業のマネジメント

これを縦軸と横軸に整理して、重要なキーワードをITO式に整理したのがこちら。

(Excel版はこちら

赤字は過去3年間で出題されているキーワード。

ここに出てくるキーワード、説明できるようになっていればMOT分野はOK。
3~4問、10点相当はすでにあなたのもの!

研究~開発~製品化の流れ(運営管理ともつながります)をイメージして、
でも、イノベーションはいままでの延長線上にない非連続

企業はいままで研究所などを新設したり、政府もR&D特区や、研究開発減税などの施策を行ってきましたが、おもに大企業むけ施策。

中小企業は、やはり大学や地元の公的研究機関などと積極的にタイアップしていかないと技術の進歩、とくにイノベーションが起きたときに、ビジネスモデルが根底から覆される可能性もあると想像してください。

あとは、新製品を世に送り出すにはなんといっても「資金」が必要。
ベンチャー企業がどのタイミングで「資金」がいるか(死の谷、ダーウィンの海)、
調達方法にはなにがあるか(VC、ファンド、エンジェル・・・等)

暗記するのではなく、流れをもって頭に入れておきましょう。

この分野の過去の出題は、

H26年度 第9問(研究開発)、第11問(ベンチャー企業のJカーブ曲線)
H27年度 第6問(デファクトスタンダード)、第7問(モジュール化)、第8問(死の谷・ダーウィンの海)、第9問(イノベーション)
H28年度 第4問(オープンイノベーション)、第10問(特許戦略)、第11問(モジュール生産)

このようにたくさん出題されています。

とくに、モジュール化は最近のトレンドといえますでしょうか。
モジュール化のメリット・デメリットをあげると、

メリット
・構成要素間の調整コストを削減できる
・独立性が確保されると、改修はモジュールの修正で対応可能
システム多様性(組み合わせ)が容易に確保できる
デメリット
・インターフェースの長期的な固定化が必要(インターフェースの進化が抑制)
・イン