カテゴリ「失敗談 | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


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<セミナー告知>
一発合格道場夏セミナー、略してン夏を開催します

2020年7月26日(日)午後
オンライン (多分zoomです)
内容は絶賛検討中です

お申込み開始日や方法など、追って連絡してまいります。

11代目一同、全力で頑張ります!

           

 

おはようございます!おべんと君です。自己紹介はこちら
前回までの投稿記事はこちら

【今日のまとめ】
繰延税金資産投資その他の資産繰延税金負債固定負債に計上。
②リースは日本基準はオペレーティングリース、ファイナンスリースの
_区分け有IFRS区分け無

 

<はじめに>
今日は、本題は4分程度でお読みいただけるショート記事です。

また、かなりマニアックな記事なので、今回の私の記事は
「へぇー」「へぇー」(昔流行ったトリビ〇の泉的な)
感じでさらっとお読みいただき、私以外のメンバーが投稿した
記事の閲覧や、1次試験に向けた勉強に充てていただければ幸いです。

 

<本題>
財務・会計はご存じのとおり計算問題が多いですが、
数問は知識を問う文章問題があります。
今回「会計」分野の文章問題に出そうだな~と勝手に
私が感じた論点を、勝手に書かせていただきたいと思います。

本当に出るか分かりませんが・・・

 

<前提>
経営法務や中小企業政策では、「法改正」が度々あるため、
過去問や昔の参考書が使えなくなってしまう といったことが
あります。

実は ”会計” もここ最近、そして今後も日本の会計基準の改正
定期的に起こります。

主な理由は、2001年ロンドンで発足した国際会計基準審議会に
よって、「世界共通の会計基準」を目指して策定された
国際財務会計基準(IFRS)と日本の会計基準には様々な
違いがありまして、その違いを徐々に解消するために、
定期的に日本の会計基準の改正が行われているためです。

今日はその改正の中で、試験に関係しそう?と私が勝手に
思った論点を2つ紹介いたします。

 

<①税効果会計>
税効果会計に関する説明は、お持ちのテキストに書いてあるかと
思いますが、繰延税金資産と繰延税金負債の計上ルールが、
昨年度改正されています。

☆従来
繰延税金資産:
_流動資産、もしくは投資その他の資産(固定資産)に計上
繰延税金負債:
_流動負債、もしくは固定負債に計上

☆改正後
繰延税金資産:
_投資その他の資産(固定資産)のみに計上
繰延税金負債:
_固定負債のみに計上

改正の根拠までは試験には出ないと思いますので割愛しますが、
上述の国際財務報告基準(IFRS)等、世界基準に揃えた形です。

もし
「繰延税金資産・繰延税金負債の計上は貸借対照表のどの区分か?」
のような設問が出た場合、上記をご参考いただければと思います。

 

<②リース会計>
リース会計の詳細は、11代目Tomatsuの個人ブログに素晴らしい!
解説が載っていますのでご覧ください→こちら

日本の会計基準では、
「ファイナンス・リース」「オペレーティング・リース」の区分けが
あります。
☆ファイナンス・リース
_リース物件を固定資産として貸借対照表に資産計上し、
_リース料をリース債務として負債計上
☆オペレーティング・リース
_リース資産やリース債務は貸借対照表に計上せず
_リースの賃貸料を費用計上

現行の日本基準はこのままです。

一方、日本企業でも日本基準ではなくIFRSを適用している会社の場合、
この2つの区分けはありません。
IFRS適用会社の場合、リース取引はすべて貸借対照表に計上します。
日本企業でIFRS適用会社は少ないため、試験には出ないと思いますが、
万が一、引っ掛け問題として、

もし
「リース取引はすべて貸借対照表に計上する」
のような設問が出た場合、上記をご参考いただければと思います。

ということで、以上2点を紹介いたしました。

【今日のまとめ】
繰延税金資産投資その他の資産繰延税金負債固定負債に計上。
②リースは日本基準はオペレーティングリース、ファイナンスリースの
_区分け有IFRS区分け無

この投稿が皆様のお役に立てば幸いです。

 

<小話(1次試験失敗談)>
私は通算で4回1次試験を受験していまして、1次試験の私の失敗談
書かせていただきます。

☆「睡眠」について

①家で寝るべきかホテルで寝るべきか

1回目の1次試験は3科目を合格しており、2回目の1次試験は
2次筆記試験への挑戦権をかけて受験しました。

万が一の交通トラブルを回避するために、試験日にホテルに
宿泊しました。

1日目(科目合格を使って財務、経営のみ受験)の夜、
早く寝ようと思ったものの、全然眠れない・・・

私は枕が変わると眠りにつけない神経質人間です・・・
懸命に寝ようとしたのですが、全然眠れない・・・

交通トラブルを回避するという点は悪くないとは思うのですが、
やはり睡眠を考えると、普段寝ている自宅で睡眠をとるのが一番
だと思います。

 

②試験1日目終了後の夜に、結果が気になってしまった

枕が変わって眠れない中、1日目の試験結果が気になって
さらに眠れなくなってきました・・・

挙句の果てには、禁断の某有名サイトに投稿される解答を
見始めてしまい、全然眠れなくなってしまいました・・・

ありがたいことに合格することができましたが、
1日目の結果はどんなに調べても覆りません(当たり前)。
当然そんなことは分かっていたのですが、どうしても気になって
しまいました・・・

皆様には、絶対こんなことにはならないようにご注意くださいませ!

以上、おべんと君でした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

試験本番まで一か月を切った今、すでに相当努力されてきた読者の皆様に、私がお伝えできることを考えていました。

今年は新型肺炎の影響で、予備校の模試も自宅で受験された方がほとんどかと思います。
本番のイメージがわかない方も多いかもしれないと思いました。
そこで、本日の記事は、一次試験本番のドキュメントをお送りします。

本来なら、もう少し先に投稿すべき話題ですが、ちょっとだけ早く、あなたに伝える価値があるかもと。
皆様の本番のイメージにつながればと思います。

お届けしたいのは、こんな方向けです。

はじめて今年の一次試験を受験する方 (当日の雰囲気を感じたい方)

2017年(平成29年)の大失敗

1日目 2017年8月5日(土)

立教大学・池袋キャンパス。
よく晴れて、暑い日でした。
※例年であれば梅雨明け後に試験が実施されていますが、今年は梅雨明け前なので天候に注意が必要です。

受験初年度だったこともあって、相当な高揚感を持って現地入りしました。
但し、前日の寝不足のせいで、早くもバテ気味です。
池袋駅からキャンパスまでの道すがら、予備校や受験生支援団体の方がビラや栄養ドリンク、ノベルティを配布されています。

会場の入口近くでは、一発合格道場のメンバーも来ていたように記憶しています。
当時恥ずかしくて声をかけられなかったのですが、毎日読んでいるブログの執筆者が応援に来てくれていることにありがたく感じました

会場に入ると、仲間と円陣を組んでいる集団を発見。
勉強仲間」という概念を持ったのは、この時が初めてでした。
独学でやってきたため、ちょっと寂しく感じました。

受験票の番号を案内板の中に見つけ、指定された教室へ。
着席後間もなく、後方の席の方にくしゃみを後頭部にはきかけられてしまいました
・・・寒かったんだよね、しょうがないよね。

心はざわつきましたが、平静を装いました(笑)
想定外の出来事、トラブルは必ず起きます
普段なら引きずらないようなことでも、動揺してしまうメンタルでした。
そういうものだと思って諦め、目の前の試験に集中しましょう。

10:00 ~ 11:00 経済学・経済政策
感触:「割と出来たのでは?」(実際の得点:48点)
→ 実はボロボロでした。全然アテになりませんね、自分の感覚は。

休憩時間に、受験生の数に対してトイレが全然足りないことに気づきます。
トイレの前に長蛇の列が出来ていて、休憩時間中に行けなかった人もいるとか…。

ちなみに、こちらの事情を甘く見てはいけませんよ。
普段クールな方でも、平静さをあっという間に失うことが出来る生理現象ですから。
試しにこの「一発合格道場」での「トイレ」、検索で100件以上もひっかかる重要トピックなのです
それだけ大事な話なのです、コレ(笑)

11:30 ~ 12:30 財務・会計
感触:「過去問題より簡単だったかも!」(実際の得点:64点)
→ その割にはギリギリで合格でした。

12:30~13:30 ランチタイム
昼食は、妻の手作り弁当を持参しました。
おかげでコンビニで並ばずに済みました
いなり寿司の上に「Fight!(ねこのマーク)」と海苔で装飾してあり、勇気づけられました

13:30 ~ 15:00 企業経営理論
感触:「やっぱり難しかったけど、7割行ったかな?」(実際の得点:67点)
→ 一番時間をかけて学習したものの、難解な設問文に唸る1時間半でした。

用意していた飲料(500mlペットボトル一本)がここで尽きます
せっかく食事をコンビニに買いに行かないで済んだのに、このタイミングで飲料を買いに行くハメに。
全然混んでいなかったのが不幸中の幸いでした。

15:30 ~ 17:00 運営管理 
感触:「うーん、5~6割?」(実際の得点:54点)
→  自分なりに健闘はしたものの、イマイチでした。

4科目、合計5時間の試験後は結構疲れます
本番では初見問題で頭をフル回転させるだけでなく、パフォーマンスを出さなければならないというプレッシャーのために、相当疲れます。
今年、模試を受ける機会がなかった方は、せめて同じタイムスケジュールで過去問を解く「一人模試」を実施してみてはいかがでしょうか

2日目 2017年8月6日(日)

10:00 ~ 11:00 経営法務
感触:「全然手ごたえなし(泣)」(実際の得点:46点)
→ この辺で「あれ、今年合格出来ないかも?」と気づき始めます。

11:30 ~ 12:30 経営情報システム
感触:「自信を持って解答できた問題が半分以下…」(実際の得点:60点)
→ 終了後、焦りがピークに。

12:30~13:30 ランチタイム
昼食は、妻手作りのとろろかけサーロイン丼をいただきました。

食べ終わった後、おそらく5分くらい放心状態でした。
せっかく応援してくれている妻にも、申し訳ない気持ちで一杯になりました…。
持参したテキストに目を通したものの、全然頭の中に入ってこなかったです。

13:30 ~ 15:00 中小企業経営・中小企業政策
感触:「時間は余っているがもうダメ」(実際の得点:44点)
→ 試験開始後、50分程度で解き終え、それ以上引き出しから何も出てこない!

見直しても点数UPを図りようがない」と感じたので、途中退出しました。
この科目は90分の試験時間が用意されていますが、早めに解き終える方も多く、途中退出者が続出します。
早く帰りたい気持ちを押さえて、しっかりと解答の見直しを出来る冷静さが求められます
当時、完全にメンタル・コントロールにも失敗していたと思います。

帰り道、何だかモヤモヤして本屋に立ち寄り、参考書を物色しました。
話には聞いていた、二次試験対策用の参考書(『全知識』『全ノウハウ』『ふぞろい』)を手に取り、パラパラめくったものの、「買っても仕方なさそう」と諦めたのでした(悲しい…!笑)

帰宅後、受験予備校が配布していた模範解答を見ながら、答え合わせをしようとしました。
ところが、マークをつけていない問題も多数あり、どの選択肢を選んだかわからないという有様
まさに大失敗…!

結果、三科目合格に留まりました。

【ポイント】
① 今年は梅雨明け前の試験実施となるため、当日使用する雨具のご準備を。
② 寝不足を回避するため、前夜リラックスするための手段を考えましょう。
③ 想定外のトラブルも必ずあるものと諦め、「集中」しましょう。
④ 試験時間は意外と長いので、飲料は複数用意しておくのがベター。
⑤ 試験と同じタイムスケジュールで一人模試をやっておく。
⑥ 途中退出者が多い「中小」でも、解答の見直しはしっかりと。
⑦ 答え合わせをしたいなら全問しっかりとチェックをつけておきましょう。

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ちょっと休憩

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2018年(平成30年)の成功と反省

1日目 2018年8月4日(土)

昨年の不合格を経て、途中勉強を休止していた期間も挟みながら迎えたこの日。
以前、ご紹介したとおり、私は科目合格による免除で受験科目を絞っていました。
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】「科目合格制度」と複数年計画について」)

場所は渋谷・フォーラムエイト。
二回目以降の受験生が多いという噂の会場でした。
エレベーターに乗り込める人数が限られているので、列が出来ていました。

この年の試験から試験時間が変更され、休憩時間が30分間から40分間に伸びました当時のアナウンス)。
前年に一次・二次試験会場だった立教大学での悲劇が原因という噂ですが、真偽やいかに。
(参照:11代目べりー「2次試験の準備と実力の話【診断士試験の模試と過去問と本試験】」)

科目ごとに空席が変わる不思議な空気
会場の空気は、大学受験予備校の直前講習のような雰囲気でした。
研修や資格試験の会場によく使われるビルだそうで、あの古臭い匂いは忘れられません(笑)

前年の反省を活かして、飲料はペットボトルを事前に3本用意しました。
トイレは…会場次第ですね。
フォーラムエイトの場合、絶対数は立教大学よりさらに少なく感じました。
大丈夫か・・・?
妻がズボンのポケットに入れてくれていたメッセージメモを握りしめ、机に向かいます。
(ホント応援してくれた妻には感謝ですね…)

9:50 ~ 10:50 経済学・経済政策

感触:「手ごたえアリ!」(実際の得点:80点)
→ この年は易化(基礎的論点が多く出題された)したこともあり、ハッキリと手ごたえがありました。

そして、間の二科目を免除した結果、5時間近く待機することになりました。
これは完全に作戦ミスですね。
とはいえ、付近のネット喫茶を予約することで、静かな環境で待機しました。

またしても妻手作りのステーキ弁当とティラミスをほおばり、鋭気を養いました。
ハイカロリー摂取で、「運営管理」の復習に勤しみます。

15:40 ~ 17:10 運営管理 

感触:「昨年より出来たかも!」(実際の得点:62点)
→ 復習時にインプットしていた問題がバッチリ出題されました。

昨年の試験本番では感じなかった「眠気」に襲われました。
昼食後に同じ経験をされたことがある方は多いと思います。
気合いだけで乗り切れるのかどうか、ご自身の経験を振り返ってみてもいいかもしれません。
私の場合、シャーペンの芯を手に突き刺す、という最も原始的な方法で乗り切りました(笑)

結果としてギリギリの点数だったものの、当日は合格点に達した感触がありました。

帰宅して食べた「冷やし中華」が美味しかったことをハッキリ覚えています。

2日目 2018年8月5日(日)

昨日よりも暑さが増す中、会場に到着。
なぜだか、昨日よりも静かに感じました。

9:50 ~ 10:50 経営法務

感触:「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!…(略)」(実際の得点:52点)
→ 経営法務でまさかの「足切り」を覚悟。

科目免除の時間は、昨日と同じネット喫茶で待機しましたが、気が気でありませんでした
昨日の「経済」である程度カバーできることが見込まれるものの、「足切り」になっては意味がありません。
Oh…

妻が作ってくれたうなぎ弁当を食べようとしたら「箸がない」(入れ忘れた笑)。
今だから笑って話せますが、割箸をもらうのも面倒になって、鉛筆を逆さにして箸代わりにしたのでした。
異常な心理状態。

13:30 ~ 15:00 中小企業経営・中小企業政策

感触:「なんとか6割は確保出来た!」(実際の得点:64点)
→ TBCの特訓問題集をやり込んだ成果を感じました。

この年は途中退出せずに、最後まで見直し。
もし「経営法務」が足切りになっていなくても、「経済」でカバーしきれなければ、「中小」が最終防衛線になると感じたからでした。

帰路、受験予備校の方からいただいた模範解答を使って、道すがら答え合わせ。

絶望。
足切りじゃない?これ…?

不安になってネットであれこれ正答を探ってみると、模範解答自体に違和感を覚えました。
実は、この予備校の模範解答が相当間違えていたのです。
あくまで「速報」ベースですし、この年の「経営法務」は歴史的な加点事件(一律+8点)としても語り継がれているほどの悪問なので、仕方ない一面もあるかとは思いますが、鵜呑みにすると痛い目に合います

さいちゃんも言っているとおり、自己採点は試験翌日に診断協会から発表される公式解答でやるのが吉です。
(参照:11代目さいちゃん「一次試験受験体験記」)
例年と同じスケジュールであれば、今年は【7月13日(月)】に公式解答が発表されるのだと思います。

試験終了後は、受験できたことに感謝しつつ、家族や友人と遊びに繰り出すのもいいと思います。
私も、帰りに合流した妻と飲みに出かけました。
協力してくれた妻へのお礼もその場で

今年は例年と比べて、二次試験までの準備期間が一か月長いのですが、一次試験の結果がわかったら、すぐに二次試験に向けて学習を始めるのが良いと思います。
そのためにも次のアクションに向けた鋭気を、この日に養ってください

【ポイント】
① 午後の眠気対策を忘れずに。
② 夕食を美味しく食べることができる心持ちを。
③ 自己採点は試験翌日に診断協会から発表される公式解答で。
④ 協力してくれた家族への感謝は時を置かずに。
⑤ 試験終了後は鋭気を養い、すぐに二次試験対策を開始!

「試験本番」を楽しむための助走期間

今年の受験を見送った方もいらっしゃいました。
仕事のため、家族のため、自分のため、どんな理由であれその決断も立派です。
来年でも、再来年でも、受験は出来ますし、大事なのは「合格」ではなく、「その過程で得たもの」、「その先で得るもの」です。

それでも、穏やかな気持ちで学習を続ける方が難しい状況の2020年に、あなたは今年この試験を受けることを決意されたんですよね。
試験勉強の間、様々な雑音も聞こえてきて、心が揺れ動いたことと思います。
それでもここまで走ってきたあなたに、心からのエールを。

あなたにとって、2020年の一次試験が大切な「思い出」となりますように。
ヒヤヒヤしながら手に汗を握りながら帰り道の気分も忘れずに、試験当日を楽しんでほしいと思います。

これからの時間は、「試験本番」を楽しむための助走期間です。
ぜひ、先代のドキュメントもお読みになって、イメージトレーニングしてくださいね。
(参照:10代目かわとも「再現!1次試験本番のドキュメント」)
(参照:10代目たっつー「【1次試験】かゆいところに手が届く試験当日のTips」)

今日のまとめ

こうして振り返ってみると、妻に作ってもらう弁当がとても楽しみでした。
それが「思い出」につながっている部分も大きいなと。

あなたは何を楽しみに「試験本番」を目指されていますか?

「試験本番」をメチャクチャに楽しもう!

★皆様へちょっとお知らせ★
今回、一発合格道場では、会場での応援を「自粛」することとしました。
その分、ブログを通じてエールを送りたいと思います。

次回の記事では、(開示されていれば)試験会場に関する情報をまとめてご提供したいと思っています。
以上、いけちゃんでした!

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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「今日は6月11日。傘の日です。」

といった感じで、カーナビが優しいお姉さんの声で今日は何の記念日かの雑学を教えてくれるのですが、コレけっこう好きです。

傘の日なのに雨降ってないじゃん、などお姉さん(カーナビ)にひとりツッコミを入れつつも、明日は何の日かなー?なんて楽しみにしています。

皆さま、こんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ

さて、今日で一次試験までちょうど1か月になりましたね。

これから「ラストスパートだ」と追い込みをかけようとしているかたもいらっしゃると思います。

特に暗記科目は中小を筆頭に、直前期に詰め込むほどスコアが伸びるので、スパートをかけることも良しです。

一方で、体調面のケアも忘れずにしてくださいね。今日が「傘の日」と言われるのは梅雨入りが多いことを意味しています。(参照元:雑学ネタ帳)

じめじめと蒸し暑い梅雨の時期は、体調を崩しやすいかたも多いようです。休むときは休む、適度に運動する、ビタミン補給するなどしっかりと健康管理もしていきましょうね。


本日は、企業経営理論の組織論の内容です。

組織論の取り組みかたについて読者様からリクエストを頂いたこともあり、

今回は、「組織論の問題で1マークでも多くゲットしたい」というかた向けの内容です。

私なりの企業経営理論の受験経験(4回)を踏まえ、最後には道場メンバーの力も借りつつご紹介していきたいと思います。

お時間のない方は、下のほうにある道場メンバーアンケート結果と最後のまとめだけでもサーっと目を通して頂けると嬉しいです。

今回お伝えしたいポイントは3つです。

① 正答問題数の目標設定をする。

② 過去問の年度や学習領域を絞り込み知識を強化する。

③ 出題者の意図や求められている知識を想定する。

なお、組織論は人的資源管理や労働関連法規の領域も含むという見方もありますが、今回は主に組織構造論と組織行動論に絞ってご紹介していきます。

労働関連法規については、11代目かーなの記事を是非ご参考にしてくださいね。

【渾身】企業経営理論 捨て問にしない労働法規

また、過去の渾身シリーズでも組織論について珠玉の記事で溢れています。

【渾身】企業経営理論(モチベーション理論) 10代目ブブ

【渾身】経営(二次にも一次にも使える組織論) 10代目kskn

【渾身!論点シリーズ】組織構造、組織形態 9代目ゆう

こちらもぜひご参考にして頂ければと思います。

それでは本日も宜しくお願いします。


■正答問題数の目標設定をする

皆さまは何らかの組織に属しておられる方が多いと思います。

「まさにうちの会社は官僚制の逆機能が働いているわ」

「〇〇上司にリーダーシップ論を叩き込んでやりたいわ」

など、内容を身近に関連付けた学習ができているのではないでしょうか。

一方で・・・過去問でいざ組織論の問題に取り組んでみるとどうでしょう。

やたらと深い知識が問われる問題や今まで見たことのない言葉、用語が出てきたりしますよね。

「学習してもなかなか正答率が上がってこない・・・。」

「こんな深い知識を復習しても意味があるのだろうか・・・。」

など、感じておられる方も多いのではないでしょうか。

このように組織論は馴染みやすい領域でありますが、相対的に難易度が高い問題が多いです。

理想(身近の経験に絡めて解ける)と現実(だけど難しい問題が多い)のギャップを踏まえた目標設定が必要です。

ここで経営理論の過去問データを確認しておきましょう。

過去10年のデータを見ると、組織論は平均9問出題され、出題割合は全体の約22%です。

一方で、難易度別のABランク数で見ると、平均3問程度となり、全体の約15%に低下しています。

この傾向は10年間ほぼ変わらず続いておりますので、今年の試験でも同数程度と見てよいと思います。

以上を踏まえ、組織論の現実的な目標は、

先ずは、約3問出題されるABランクの問題は確実に死守すること。

そして、その他約6問出題される難易度の高いCランク以下の問題は2択(あるいは3択)に絞りこむことです。

(出典:SLAM DUNK(スラムダンク)作者:井上雄彦 出版:集英社)

この死守と絞り込みによって、

組織論の正答問題数の目標は、合計で5問程度で十分ではないでしょうか。

うーん。5問程度の正答数を目指すことはしぶしぶ分かった。

で、あと1か月で具体的にどうするのよ?

以下、過去問の学習面や本試験での対応面での対策をご紹介します。


■過去問の年度や出題領域を絞り込み知識を強化する

2つ目は、あと1か月の学習計画のご紹介です。

学習範囲を広げたくなる気持ちを抑え、逆に絞り込みのプランが有効です。

1.過去問の年度を絞り込む

私のオススメは、これから試験1週間前までは直近3年分の過去問を優先的に取り組むことです。

直近3年分とする理由は、勉強時間が限られているというのもありますが、一番には出題者によって文章の表現や不適切な選択肢のポイントが違うためです。出題者が同じ可能性の高い直近の年度を優先的に解くことで、本番対応力を磨きます。

具体的には、これまで学習した知識と実際に出題されている問題文の言葉を結びつけることで、出題者が何を求めているのか、どの知識を試そうとしているのかを最終確認します。

これによる効果は、後にもご紹介しますが、出題者の意図を直前期に深めておくことで、本番で2択で迷ったときなど「なんとなくこれかな」と選ぶときの助けになります。

また、試験一週間前までとしたのは、私は試験1週間を切ったタイミングから、TACの基本テキストをじっくり読み込み、知識の総復習をしました。

試験超直前期は超集中状態(ゾーン)に入るため、頭の整理術が研ぎ澄まされ、体系的な理解が深まる感じがしました。

これから学習計画を立てるかた、または計画を見直そうと考えているかたは、もし宜しければ参考にしてみてくださいね。

2.学習領域を絞り込む

組織論は組織構造と組織行動に分かれますが、出題頻度でみると組織行動のほうが多いです。

ただ、横断的な知識が問われる問題もありますので、組織構造も頻出論点はしっかり復習しておきたいです。

では、過去10年分のデータで頻出領域をあらためて確認しておきましょう。

この項目に分類できなかったその他の問題もありますが、出題頻度に偏りが見られるのが分かると思います。

緑色で強調した4つの領域については、ほぼ毎年出題されていますので、知識の強化が必須です。

出題領域を横断するような問題への対応力を高めるためにも、頻出領域のブラッシュアップをしてはいかがでしょうか。


■出題者の意図や求められる知識を想定する

3つ目は、主に本試験での対応面についてのご紹介です。

企業経営理論に関わらず、診断士1次試験はマークシート方式なので、選択肢同士の相対評価によって「最も適切な」もしくは「最も不適切な」選択肢を選ぶことも試験対策上では必要です。

11代目CKのコチラの記事では選択肢の構造等について重要なポイントが紹介されております。

【渾身】戦略論の解き方(企業経営理論)

まだご覧いただいてないかたは是非チェックしてくださいね。

一方で、全ての問題に対して、各選択肢を細かく解釈していくと、私の場合には時間不足になるなどの問題が生じていました。

私と似たような問題や悩みを持つかたもいらっしゃるかもしれませんので、失敗談を踏まえた対策をご紹介させていただきます。

出題者の意図を想定する/時間の感覚を掴む

企業経営理論の設問文は堅っ苦しくて読みづらい。また、文章表現が曖昧で言葉の意味の解釈が難しい。

などの特徴があるため、一つひとつの選択肢を細かく解釈しようとした場合に以下のような失点パターンに陥っておりました。

・解釈に時間がかかってしまい時間不足になる。

試験中には問題の難易度が分かりづらいため、どの問題も同じように時間をかけてしまうと、比較的易しい問題を解く時間がなくなる可能性があります。

結果として、確実に取るべきA・Bランクの問題への正答率に影響が出てしまう恐れがあります。

・第一印象で選んだ選択肢に迷いが生じて変えてしまう。

選択肢を細かく解釈すると、第一印象で「知識的にはコレが正解だろ」と選んだのにもかかわらず、迷いが生じてきます。

例えば、「いや・・・やっぱりこっちのほうが全体的に正しい事を言っている気がする」など、時間をかけて迷った挙句、選択肢を変えることです。

結果として、第一印象の選択肢が正解で、変えたことで間違えてしまったといったケースが多かったです。

対策としては、

選択肢毎に細かく吟味するのではなく、問題の冒頭にあるリード文との整合性で判断することや、リード文や選択肢から求められている知識を想定して絞り込んでいきます。

また、2択に絞ったあとに選択肢同士の優劣で判断するだけではなく、想定した知識にどちらが合致しているかで判断することも重要です。

その他、1問アタリにかけられる平均時間は約2分10秒ですので、時間的な感覚も掴んでおく対策も重要ですね。

9代目きゃっしいさんのYouTubeチャンネルで「タイマー勉強法」が配信されています。2分間隔でタイマーが鳴ることを25回繰り返す動画です。企業経営理論の過去問演習で集中力を高めたり、時間間隔を掴むにはピッタリだと思いますので、ぜひ参考にしてはいかがでしょうか。

ここで、昨年の過去問を題材に上記の内容について確認してみましょう。

〇R1年第13問 Cランク

初見で解いた際の私の思考を問題文に書きこみしています。

(注)現場対応的な書き込みですので、この問題の正しい解説は参考書等でご確認してくださいね。

パッと見では、情報処理モデルってマーケの消費者の購買プロセスのやつ?と戸惑いましたが・・・。

私は第一印象でウの選択肢が〇だろうな。と思いながらも、オの選択肢も正しい事を言っている気がして2択で迷いました。

ですが、いつもの「組織の変革」あたりと「外部環境と組織」の知識が横断的に問われているのではないか?と想定することで、たまたま正解のウを選ぶことができました。情報処理モデルや不確実性・多義性の除去といった言葉、用語の正しい知識は持ち合わせていませんでした。

たまたま、なんて言うと怒られてしまうかもしれませんが、企業経営理論では、この「たまたま」正解の確率を上げることが大事になります。

試験本番では、自信を持って選べる選択肢はごく僅かだと思います。多くの問題では2択まで絞れますが、どちらが正解か明確に判断できないといった状況になります。

そんな時にでも、正解の確率を上げるためには根拠を持って選ぶことが大事ですし、その根拠が過去問学習で学んできた知識や出題者の意図になります。

なぜなら、組織論の問題に限った話ではないですが、企業経営理論はD・Eランクの鬼ムズ問題を除くと、問題文の言葉、用語などを分かりづらくしているだけで、実は求められている知識は易しいものだったりすることが多いためです。

上で取り挙げた問題以外にも、R1年第20問のようなケース問題は、文章が長く一見難しいような印象を受けます。

しかし、過去のケース問題を見ても実は求められている知識は易しいことが多いです。

もし今年の試験でケース問題が出てきたら、「あえて長い文章にすることで受験生を惑わして難易度を高めているだけだ」と想定しておきましょう。

企業経営理論は、どの程度力がついてきているのか、合格点を確保できる実力にあるのか、ご自身で分かりづらいかもしれません。ですが、これまで一生懸命に学習して知識を積み上げられたと思います。最後はご自身の力を信じて、自信を持っていきましょう。


■道場11代目メンバー組織論アンケート

最後に、11代目メンバーへの組織論に関するアンケートの結果をご紹介します。

Q1.令和元年度の組織構造と組織行動問題の成績

結果を見ると、組織論の出来・不出来による総得点への影響度はさほど大きくないことが分かります。

誰も正解できなかった問題が3問ありますね・・・DEランク恐ろしや・・・

戦略論、マーケで得点を稼ぎ、組織論は5割程度の正答率で凌ぐことで合格点確保は十分狙えます。

Q2.組織論で、気をつけていたこと、工夫したこと、など

・言うは易し・・・ですが、会社がどうなりたいのか?(拡大したいのか、ニッチでプレミアムになりたいのか)と組織デザインの対応付けを常に意識しました。

・組織構造論、組織行動論、人的資源管理と幅広くて覚えるところが多かったので、最終的には完ぺきな暗記は諦め、企業勤めの一般常識メインで対応しました。

・組織論はボロボロでした。初めて聞く理論名や人名が多々出てくる印象があったので、勉強法としてはスピテキ以外の内容は諦めるという姿勢で、戦略論とマーケを頑張るようにしました。

・自己採点しながら魂抜けました。組織の設計原則、形態、ライフサイクル、リーダーシップ類型&モチベーション理論などテキストに記載されている重要論点はインプット段階で覚えました。アドホクラシー文化とかヒューリスティックとかは過去問鶏ガラで一応覚えました。環境変化対応が重要そうだったから、高次学習とかリッチ情報とかスラック資源とか関連付けて覚えました。それ以外は経験値から推測し、言葉自体が未知の問題は潔く諦めました。

・第24問の選択肢アの横に「オニか?」とメモ書きしてありました(笑)科目合格した翌年も受けたほど得意科目と信じてたのに、R1年は足切り寸前で震えました。

組織論について苦労したコメントが多いですが、テキストに記載されている基本的な知識はしっかり抑えると共に、自身の経験と関連付けて対応したようです。

一方で、未知の用語が出るなど鬼ムズ問題が出題されることをあらかじめ想定し、深追いしない戦略を立てていますね。

■まとめ

今回は組織論の取り組みかたについて、過去問の学習面や本番での対応面について、以下の点をご紹介させて頂きました。
✅現実的な目標の設定
過去問のデータやアンケート結果を見ると、組織論はABランクが比較的少ないですし、DEランクの問題は難しすぎて太刀打ちできないです。そのため、5割程度の正答率を目標とし、気を少し楽にして本番に臨むことで、結果的に合格点確保に繋がるのかなと思います。
✅学習計画と知識の強化
これから1か月、直近の過去問3年分でご自身が間違えやすい頻出論点を集中的に復習されてはいかがでしょうか。
また、今回は模試については触れませんでしたが、模試の復習も同様です。
TACの模試では全体受験者の問題ごとの正答率が成績表に記載されると思いますので、正答率が高いのに間違えてしまった問題を優先的に復習するといいですね。
✅本番での知識の想定と時間対策
試験本番で難しい問題に直面した時に、出題者の意図は何だろうか?過去によく出題された知識が問われているのではないだろうか?と一度考えてみてはいかがでしょうか。また、時間不足にならないように1問アタリの時間(約2分10秒)の感覚も掴んでおきましょう。

今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございます。
企業経営理論で合格点を突破されることを心より応援しております。
ぴ。でした。


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皆さまこんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

私の前回記事では、2次試験におけるコミュニケーションシリーズの前編として以下の内容をお話しました。

普段の生活からコミュニケーションスキルを意識する

設問の要求に過不足なく答えるための準備をする

前編では、2次試験で戦うための武器を身に着け、出題者の要求を理解するまでの内容でした。

後編の今回は、いよいよ出題者に伝わる解答方法と確認方法のお話です。

では、さっそく本日の記事をスタートします。宜しくお願いします。

出題者の言葉を使う。


■出題者と話す時は、出題者の言葉を使え

皆さまは、解答に難しい言葉を使ってしまうクセはありませんか?

私はこのクセが最後まで抜けませんでした・・・。多年度生あるあるの「こじらせる」の特徴の一つかもしれません。

こじらせる【拗らせる】

・物事をもつれさせる。解決を難しくさせる。

参照元:weblio辞書

例えば、与件の言葉を深読みして一次知識のキーワードに言い換えたり、自分が普段ビジネス上でよく使っている用語や英単語等を使ってしまうなどです。予備校の講師からは「与件が使えてません」とか「唐突な印象です」などの表現で指摘されていました。

自分でも悪いクセと認識していたのですが、いざ演習になると突如閃いたかのように難しい言葉を書いてしまうのです・・・。

悪魔の囁き:「YOU、その思いついた言葉カッコイイから使っちゃいなよ」

天使の忠告:「ぴ。よ・・・難しいことは考えずいつも通りに書きなさい」

問題の傾向が変わっていたり、緊張や焦りがあると、普段通りにできず、雑念が入ってしまうのです・・・。

結果、与件の言葉を使っているつもりでも、採点する側は違う意味として受け取られるため、点数に繋がらないことが多かったです。

また、試験の出題者はその道の学者先生です。知識的にズレた言葉や知らない言葉が書いてある場合、出題者は気分を害するかもしれませんし、最悪読んでもらえないかもしれません。

ここで、前回に続きピーター・ドラッカーの名言をご紹介します。

『ソクラテスは、大工と話すときは、大工の言葉を使えと説いた。コミュニケーションは、受け手の言葉を使わなければ成立しない。受け手の経験にもとづいた言葉を使わなければならない。』(参照:ドラッカー名言集 仕事の哲学)

(哲学者ソクラテス氏はかなりの頑固者であったとのウワサ。)

2次試験においては、「大工の言葉」は「出題者の言葉」と捉えることができます。

難しい言葉などを無理に使おうとせず、設問文や与件文の言葉を素直に書くことで出題者と円滑なコミュニケーションを図れます。

以下に、2次試験でよく使う2つの因果解答パターンで考えてみます。※(例)は令和1年事例Ⅰを題材にしています。

与件の言葉(因)のため、一次知識の言葉(果)となった。

(例)コストカットした部分を成果に応じて支払う賞与にしたため、社員のモラールが向上した。

一次知識の言葉(因)のため、与件の言葉(果)となった。

(例)顧客視点に立って潜在ニーズを引き出したため、これまでアプローチできなかったさまざまな市場との結びつきもできた。

与件の言葉はそのままの言葉で記述するほうが安全です。しかし、制限字数の中で解答をまとめるためには与件の言葉を省略することも必要です。なぜなら、そのまま与件の抜き出しだと字数が多くなってしまい多面的に複数の視点で解答することが難しいためです。

よって、与件の言葉の意味を保ったまま省略して記述する練習をしておきましょう。

(例)これまでアプローチできなかったさまざまな市場との結びつきもできた。→ アプローチできずにいた様々な市場と結びつけた。

■私の失敗例②

ここで、私の失敗例②をご紹介します。与件の言葉を素直に使えず、知識的にもズレた解答をしてしまったケースです。

※まだ令和1年度の事例Ⅰに取り組んでいないかたは、ぜひご自身で一度問題を解いた後でお読みください。

例えば、R1事例Ⅰの第1問。

A社社長がトップに就任する以前のA社は、苦境を打破するために、自社製品のメンテナンスの事業化に取り組んできた。それが結果的にビジネスとして成功しなかった最大の理由は何か。100字以内で答えよ。

ぴ。の再現答案(悪い例)

最大の要因は、葉たばこ乾燥機の製造販売が競争劣位となったため。①受動喫煙等の社会問題化など、たばこ市場の縮小②葉たばこ生産者の後継者不足・高齢化など、生産体制が不足し、事業が成り立たなかった。

「YOU、最大なんだからカッコよく、つまり〇〇、と結論先出しで書いちゃいなよ」と悪魔の囁きが・・・。そして、精神的な動揺から思考が停止し、「競争劣位」という唐突で、知識的にもズレた回答になってしまいました。事例Ⅰの第1問。緊張で頭がパニックになっている中、私の知識の曖昧さを見透かされているようです。

冷静に正しい知識で設問要求を確認することができれば、「ビジネスとして成功しなかった」とあるため、収益面に問題があったのでは?と想定した状態で与件文を読みにいけたハズです。

また、最大の「理由」は何か。と問われているのにもかかわらず、最大の「要因」と書き出しています。減点されたかは分かりませんが、印象は悪いですね・・・。

与件文の4段落目に以下の記述があります。

すでに5年以上のキャリアを積み経営層の一角となってトップ就任を目前にしていたA社長にとって、存続問題は現実のものとなっていた。そこで、自らが先頭に立って自社製品のメンテナンスを事業化することに取り組んだ。しかし、それはビジネスとして成り立たず、売上減少と費用増大という二重苦を生み出すことになってしまった。

出題者の言葉としては、売上減少と費用増大という二重苦を生み出したと言っています。また、下線の箇所にように設問文とほぼ同じ言葉がこの4段落にまとまって記載されています。この設問で合格点(6割)を確保するためには、この売上減少と費用増大という言葉を素直に結論として使い、売上減少と費用増大の両面から具体的な理由の記述をする必要があったと思います。

仮に、つまり〇〇と結論のキーワードにする場合は、「収益低下」とすると売上減少と費用増大を端的に表現でき、出題者に伝わったのではないかと思います。出題者が期待する語彙と合致していれば高得点が見込めますが、短時間で書くことは難しいですね。

私は2次の学習期間が長くなったせいか与件の言葉をそのまま使うことに拒否反応みたいなものがありました。もっと別の表現のほうが良いのではないか?など、ややもすれば明後日の方向にいってしまいがちです。ですが、そこはグッと堪えて難しく考えず自信を持って素直に与件の言葉を使うことが大事になります。

3chの再現答案(良い例)

最大の理由は、①葉たばこ生産者の後継者不足や高齢化が急速に進み、市場が縮小して売上が低下したから、②補習用部品の在庫管理が不十分で、計数管理が行われていないため、コストが増加したから、である。

出題者の言葉通り、売上低下と費用増加の両面から、それぞれの理由を与件から抜き出し、因果関係で繋いでいます。とっても分かりやすく、見栄えが良い解答ですね。

正確に伝わっているかを確認する。


最後は、自身の回答が受け手に正確に伝わっているかの確認方法のお話です。

自分の回答に対し、自己評価だけでは正確に受け手に伝わっているかを確認することは難しいです。

設問要求に正しく答えているか?

正しい一次知識を使えているか?

自分の悪いクセは出ていないか?

与件の言葉を省略したけど意味が保たれているか?

など、他にも確認すべきことがあると思います。例えば、ふぞろい等の再現答案や予備校等の模範解答で自己採点した場合、上記の設問要求と一次知識は確認できますが、自分のクセ等は確認できません。

そのため、他者のフィードバックが必要です。予備校を受講されているかたは講師等からフィードバックがあると思いますが、独学のかたはそのような機会はなかなかないですよね。

そのような場合は、勉強会をおススメします。今はオンラインの勉強会を開催している支援団体やコミュニティ等がありますので、地理的・時間的制約などの負担が少なく参加できると思います。

オンライン勉強会の情報は、いけちゃんの記事がおススメです。

・勉強会の効用とご紹介

私からは、勉強会に取り組む上で意識したい2つのことを以下にご紹介します。

■アサーションによる勉強会

一つ目は、「アサーション・コミュニケーション」を意識して取り組むことをおススメします。(参考:カオナビ人事用語集

アサーションとは、相手を尊重しながらも自己主張をしっかり行うコミュニケーション方法です。

自己主張のタイプは主に以下の3類型があります。

アグレッシブ(攻撃的):ジャイアンタイプ

ノン・アサーティブ(非主張タイプ):のび太君タイプ

アサーティブ(バランス型):しずかちゃんタイプ

この中ではアサーティブが望ましいのですが、大事なことは、自分がどのタイプなのかを理解することに加え、自分のタイプ以外の特性も理解しておくことです。

私のタイプは自己主張が控えめのノン・アサーティブと自覚していたため、勉強会では普段の倍くらいの積極性を意識して意見をするようにしていました。

受け手に正確に伝わっているか?について、自身では大丈夫と思っていても、実際には正確ではないかもしれません。それは他者から指摘を受けることで気づくことができます。また、自身のクセをより多く洗い出すには、積極的な意見交換が必要です。

勉強会の参加者がチームとなり、積極的に意見をぶつけ合うことで勉強会の効果は最大化します。参加者の良いところは参考にすると共に、自身のクセを把握し一つずつ修正していきましょう。

勉強会に関連するおススメの過去記事をご紹介します。

・友達を作ろう2~グループ学習の功

・勉強会に必要な心技体

■ホーソン効果を味方につける

2つ目はホーソン効果です。これは人から注目や期待をされていると意欲が高まる効果で、1次試験企業経営理論のモチベーション理論の領域で過去に出題されています。

【H30年第15問】

イ:E.メイヨーとF.レスリスバーガーのホーソン実験では、従業員が自分たちの作業条件を決定することによって内発的に動機づけられていたことを発見し、これをホーソン効果と呼んだ。(×)

【H25年第16問】

オ:作業環境を経営者が改善してくれたこと自体が、研究員に対するホーソン効果を生み出したから。(×)

2つ共に不適切な選択肢です。ホーソン効果は、作業条件を変えることで生産性が高まるのではなく、人から注目や期待をされることで意欲が高まること、つまり人間関係による作用が重要だとしています。

例えば、家で閉じこもって勉強するよりも図書館やカフェなど人がいる場所のほうが勉強が捗るというかたもいらっしゃると思います。これは人に見られているという適度な緊張感が生産性を高めていると考えられます。

勉強会のデメリットとして、参加者で経験年数や習熟度に違いがあると意見交換がスムーズにいかないといったことが挙げられます。

ですが、ホーソン効果を味方につけることでデメリットをメリットに変えることもできます。

✅自身の悪いクセを持っていない人と接する

経験者が自身の悪いクセを修正しようとするとき、初学者の素直に与件から抜き出す解答に触れることで、修正への気付きを得られる効果があります。

✅自身の目標に近い人に接する

初学者が自身の目標に近い人と積極的に接することで、教えてくれる人の期待に応えたいという気持ちが生じて、意欲が高まる効果があります。

初学者も経験者も参加者の期待に応えよう!という気持ちで勉強会に取り組むことで学習の生産性が大きく向上すると思います。

後編まとめ

✅出題者に伝わる答案にするために、出題者の言葉を素直に使おう。
✅自身の回答を確認するときは、勉強会などで他者にフィードバックしてもらおう。

2次試験におけるコミュニケーションシリーズ、いかがでしたでしょうか。

文章力に自信がなくても、普段の生活の中で文章コミュニケーションを意識することで、文章力が上達するきっかけにすることができます。

また、出題者とのコミュニケーションや学習仲間とのコミュニケーションを意識することで、受け手に伝わりやすい答案を書くことができます。

もしよろしければ、ご参考にして頂けたら幸いです。

今回は以上です。いつも長い記事を読んでいただきありがとうございます。

ぴ。でした。


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一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土)に無事開催できました
ご参加いただきましてどうもありがとうございました

         

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皆さま、こんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ。

新型コロナウイルスの感染拡大により7都府県を対象に緊急事態宣言が出ました。受験生の皆さまにおかれましても、生活環境が激変する中で、学習時間の確保が困難であったり、診断士試験の有無など、ご不安に感じておられると思います。非常に大変な状況ですので健康第一でお過ごしいただくことが優先されますが、ご自身のできる限りの範囲で診断士の学習を継続していただけたらと思います。

この新型コロナウイルスの影響で、経済状況が悪化し、中小企業等の倒産が増加しています。私の会社もそうですが、身近な知人である個人事業主、フリーランスのかたに対し、私が中小企業診断士として最初にできることは先ず、国の支援制度を幅広く紹介することだと感じています。私の周りでは制度自体を知らない個人事業主のかたが意外と多い印象があります。

中小企業診断士になられる皆さまもぜひ、中小企業政策科目の学習をきっかけとして、例えば身近な中小企業等に制度や支援内容をご紹介していただくことで、一つでも多くの企業の倒産防止に繋げていただけたらと思います。

経済産業省がコチラで緊急経済対策の支援内容を日々更新しています。(参照:経済産業省HP)

喫緊に必要なのは資金繰りだと思いますので、先ずは取引先の金融機関や最寄りの信用保証協会等へ相談に行くことが重要です。

また、持続化給付金は給付対象や給付金額が分かりやすいのでぜひご紹介をお願いします。

試験の内容とあまり関係が無い話をしてしまいすみません。

それでは、本日の記事をスタートします。宜しくお願いします。


前回の2次試験の記事では、データや資料等を用いて出題形式と採点基準の傾向をお話しました。今回は少し趣向を変えて、コミュニケーションの視点からお話をしたいと思います。

私は、2次試験の問題を解きはじめた頃、文章を読むのが遅いことや、何をどう書けばいいのか分からなかったため、時間が全然足りず解答欄を埋めることができませんでした。また、仕事で書く企画書等はフォーマット通りに作成するだけで文章構成のスキルも無いため、見栄えの悪い読みづらい回答でした。

TACの講義では演習が終わった後に、数人でグループになり、お互いの答案を見せ合うなどしていました。私は解答欄が空白のことが多く、恥ずかしくてたまらなかったです。

そのことで変に演習中にプレッシャーを感じたり、自分への情けなさ、悔しさから帰りの電車で涙を流したこともありました。

そのような弱み・悩みを克服するために、私は普段の生活から読み書き等の文章コミュニケーションスキルの向上を意識するようにしました。また、2次試験の学習においても出題者とのコミュニケーションを考えたり、web勉強会など受験生とのコミュニケーションを積極的に行うことで、2次試験問題への対応力の向上に取り組んでいました。

そこで今回と次回にかけて、私のように読み・書きが苦手な方向けに、コミュニケーションスキルを意識した学習をご紹介させて頂きます。本当は全て1回の記事でまとめたかったのですが、あまりにも長くなりすぎてしまったので2回に分けてご紹介致します。

1.普段の生活の中でコミュニケーションスキルを意識することも2次試験対策になること。

2.出題者の意図を読み取り、出題者に伝わる回答を意識することが大切であること。

このような視点でお読みいただき、2次試験対策のご参考になれば幸いです。

※今回と次回の記事では「出題者=採点者」と想定させてください。

それでは、今回の記事をスタートします。宜しくお願いします。


2次試験におけるコミュニケーションとは。


■2次試験のコミュニケーションスキル

私は、中小企業診断士に求められる重要な能力の一つにコミュニケーションスキルがあると感じております。

一般的にコミュニケーションスキルとは、意思疎通を図る手段であり、「読む、書く、聞く、話す」などの言語系のスキルと、「身だしなみや立ち振る舞い」などの非言語系のスキルがあると思います。

2次筆記試験では、「読む、書く」のスキルが求められ、2次口述試験では、「聞く、話す」に加えて、「身だしなみや立ち振る舞い」のスキルが求められると捉えることができます。

さらに、合格後の実務補習では、診断先企業の業界知識等を分析する力や、社長に対するレポート作成、ヒアリング能力、プレゼン能力といったスキルが求められます。

「マネジメントの父」などの呼び声も高い、ピーター・ドラッカーはこのように述べています。

『コミュニケーションを成立させるのは受け手である。内容を発するもの、つまりコミュニケーターではない。彼は発するだけである。聞く者がいなければ、コミュニケーションは成立しない。』(参照:ドラッカー名言集 仕事の哲学)

受け手の存在こそがコミュニケーションの成立条件であり、「自分が伝えること」ではなく、「受け手に伝わること」が重要ということですね。

2次試験においても、出題者の要求を読み取り、出題者に伝わるように答えることが大事だと思います。

■普段の生活の中でスキルを磨く。

✅相手の話を傾聴する

バックトラッキングという相手との信頼関係を築くためのコミュニケーションスキルがあります。(参照:日本NLP協会)

これは相手の言葉と同じ言葉で返すことで、相手に自分の話が理解されている、受け入れられている印象を与えることができます。いわゆる「オウム返し」です。

相手の言葉をできるだけ使うことが必要ですが、全て同じである必要はなく、省略したり抜き出したりする工夫も必要です。バックトラッキングを普段から意識することでコミュニケーションにおいて様々な効果がありますが、2次試験においては題者の要求を読み取る力」や「要約力」が向上する効果があると思います。

✅多面的に物事を見る

コミュニケーションは、違った考えの人同士が、お互いに違いを理解し合うために行うことでもあるので、一方向的な見方では相手の気持ちを上手く読み取ることができません。普段からネット記事などそのまま鵜呑みにせず、他の見方はないか?と考える癖をつけることで多面的に物事を見ることができます。例えば、2次試験のフレームワークであるSWOTや3C分析、マーケティングの4P、QCDなどの切り口を常に意識して物事を考える練習をします。

その他、お子様がいらっしゃるかたは「ドラえもんが人気である理由はなんだろう?」のような質問をして、一緒に考えてみるのもオススメです。子供の意外な発想力や考え方に気づきを得られるかもしれません。質問があまり思いつかない場合、「しつもん!ドラえもん」(参照:朝日新聞)や「チコちゃんに叱られる」(参照:NHK)を一緒に見るのもオススメです、

✅読みやすい文章構成を考える

企画書などのビジネス文書を作成する際に切り口を意識する、演繹法や帰納法などの論理的思考を意識する、等があります。

長くなってしまうので、具体的な話はまた別の機会にいたします。

設問の要求を満たす。


ここからは、2次試験の学習における出題者とのコミュニケーションについて具体的に書いていきたいと思います。

出題者とのコミュニケーションを円滑にするためには、設問の要求を満たすことが重要です。

2次試験は、高得点者でも結果が分かるまでは自分の出来には自信が持てないもの。更に予備校等の採点サービスではC評価なのに結果はA評価など正しい解答内容がよくわからないしかしながら、設問の要求に過不足なく答えられたかどうかは正しく評価ができるため、しっかり対策したいです。

私は、設問の要求を「主となる問い」と「制約条件」の2つに分けて考えていました。そして、先ず、「主となる問い」を漏らさずに回答すること。次に、「制約条件」を遵守することの順番で意識していました。

■主となる問いと制約条件

主となる問いは、設問の根幹となる部分で、必ず回答しなければならない問いです。令和1年の設問では、「ビジネスが成り立たなかった最大の理由は何か」、「どのような情報発信を行うべきか」、「生産面の効果とリスクを述べよ」などがありました。先にバックトラッキングの話をしましたが、主となる問いの部分をオウム返しするように主語または述語として使うことで、漏らさずに回答することができると共に、出題者側から見ても、書いてくれていると印象を与え、コミュニケーションが円滑化します。

例えば、回答の型として「最大の理由は~~のため、ビジネスが成り立たなかった」「B社は~~の情報発信を行う」「効果は~、リスクは~、が生産面である」などです。

制約条件とは、解答内容の幅を限定的にするために設問中にある指示です。形式的なものでは「字数制限」、「解答数」などがあります。回答内容に関するものは、「〇〇以外に」、「〇〇の視点で」など比較的分かりやすいものがある一方で、「時制」や「修飾されている言葉」、「目的となる言葉」など分かりにくいものまであります。

近年の問題は、複数の制約条件があるため設問の解釈が難しいなど、出題傾向の変化を感じます。よって、回答内容に触れてはいけないもの、回答内容に含むものなどの制約条件をキチっと遵守することで、他の受験生との差別化が図れると思います。

■私の失敗例①

ここで私の失敗例①をご紹介します。設問中の複数の制約条件に頭が混乱し、主となる問いの回答が漏れてしまったという例です。

※まだ令和1年度の事例Ⅱに取り組んでいないかたは、ぜひご自身で一度問題を解いた後でお読みください。

例えば、令和1年度事例Ⅱ 第3問設問(2)

協業を通じて獲得した顧客層をリピートにつなげるために、初回来店時に店内での接客を通じてどのような提案をすべきか。価格プロモーション以外の提案について、理由と併せて100字以内で助言せよ。

ぴ。の再現答案(悪い例)

B社は①Yさんのコーディネート提案力を生かし、ブランド衣料や宝飾品に合う提案接客を行い、②社長のデザイン力を生かし、衣服に合わせたデザインなど写真共有アプリを通じた接客で、顧客関係性の強化を図る。

設問文の下線が制約条件にあたり、赤文字は主となる問いにあたります。先ず、合格点(6割)を確保するためには、他受験生も確実に回答するであろう「どのような提案をすべきか」と「理由」の2つを漏らさずに伝える必要があります。そして、制約条件を遵守していることが伝わる内容にすることで他受験生との差別化で相対的に高得点が期待できます。回答の具体的な良し悪しは正解が公表されていないので分かりません。しかし、私の答案では、主となる問いである「理由」が漏れているため、形式的にアウトです。

いけちゃんの再現答案(良い例)

参加イベントの雰囲気や季節感を踏まえ、衣装やアクセサリーにデザイン的に整合するジェルネイルを提案する。理由は参加イベントや季節に変わり目の都度利用が見込め、顧客満足度が向上し、リピートにつながるから。

主となる問いである提案と理由の2つが明確で、且つ字数の配分も半々程度で分かりやすいです。制約条件も、設問(1)で協業先に貸衣装チェーンを挙げており、整合性の高い提案内容になっています。また、理由は提案による効果と与件の顧客満足向上を因果関係でつなぐことで、説得力のある分かりやすい回答になっていますね。

前編まとめ

✅普段の生活やビジネスコミュニケーションの中で2次試験のスキルを意識する。
✅明確な正解が分からない中、設問の要求は過不足なく答える準備をする。

今回は以上となります。長い記事をお読みいただきありがとうございます。

★次回の記事では、後編として以下の2つのテーマをお伝えします。

①出題者の言葉を使う。

~ソクラテスの言葉「大工と話す時は、大工の言葉を使え」によるコミュニケーション法~

※R1年事例Ⅰの内容もあります。

②正確に伝わっているかを確認する。

~勉強会はアサーティブコミュニケーションで取り組もう~

次回も是非ご覧いただけたら幸いです。

ぴ。でした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

1次試験の7科目、学習範囲が広くて大変ですよね。
レベル的には関連分野の検定試験における3~2級レベルに相当するとも言われていますが、
はてさて、皆さんの実感はいかがでしょうか。

本日の記事は、こんな方向けです。

誰もが憧れる「一発合格」をあえて目指さず、戦略的に1.5年~の学習計画を作成し実行しているあなた
学習計画の進捗が思わしくなく、科目合格を狙おうと考え始めているあなた

記事の終わりには「告知」もあるので、そこだけはぜひご覧ください

学習計画について

先日、試験実施スケジュールが公表されましたが、例年どおりであれば、以下のような実施状況になるかと思います。

試験日毎の実施科目(予想)

2020年7月11日(土) 【あと121日】
A 経済学・経済政策(試験時間:60分)
B 財務・会計(試験時間:60分)
C 企業経営理論(試験時間:90分)
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)(試験時間:90分)

2020年7月12日(日) 【あと122日】
E 経営法務(試験時間:60分)
F 経営情報システム(試験時間:60分)
G 中小企業経営・中小企業政策(試験時間:90分)

あと4ヶ月。どのように学習する予定でしょうか?
1次試験では、「過去問題を利用したアウトプット重視の学習法」が王道です。
すなわち、①教材を早めに絞って、②習慣付けして学習時間をどれだけ稼げるかが勝負です。
2次試験と違い、1次試験は学習時間に比例して実力が伸びます

「一発合格道場」読者の皆さんは、すでに学習計画を作り、PDCAを回している方が多いのではないでしょうか。先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)でも、合格者にはそうした傾向が如実に表れていましたね。
ドキッとした方は、ぜひ今日からチャレンジしてみてください)

試験日までに確保可能な勉強時間を算出し、科目ごとに割り出せる時間を逆算。ご自身の学習経験(実務、他資格に関する勉強)と照らしてメリハリをつけて臨む必要があります。
べりーの記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)でも、G.W.の使い方は超重要なことがわかりますね。
こうして考えていくと、複数年計画で目標を達成するという選択肢が視野に入ってくることになります。

科目「合格」と「免除」制度について

前置きが長くなりました。
これからご紹介する科目合格制度は、平成18(2006)年度に開始されたようです。
その根拠は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に定められています。
(もしよかったら規則全体を読んでみてください)
ちょっと長くなりますが、折角の機会なので第四十一条だけ引用します。

中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則

(第一次試験の免除)
第四十一条 次の各号に掲げる者に対しては、その申請により、それぞれ当該各号に掲げる科目について第一次試験を免除する。
一 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学(予科を含む。)、旧高等学校令による高等学校高等科又は旧専門学校令による専門学校において通算して三年以上経済学に属する科目の教授若しくは准教授の職にあった者又は経済学に属する科目に関する研究により博士の学位を授与された者 経済学・経済政策
二 経済学について公認会計士試験を受け、その試験に合格した者又は不動産鑑定士(不動産鑑定士試験に合格した者を含む。) 経済学・経済政策
三 公認会計士(公認会計士試験に合格した者を含む。)又は税理士(税理士法第三条第一項第一号から第三号までに規定する者を含む。) 財務・会計
四 弁護士(司法試験に合格した者を含む。) 経営法務
五 技術士(情報工学部門に登録されている者に限る。)又は情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者 経営情報システム
六 情報処理の促進に関する法律第二十九条第一項の規定による情報処理技術者試験(情報処理の促進に関する法律施行規則の規定によるITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験又は応用情報技術者試験に限る。)に合格した者 経営情報システム
2 第一次試験の一部の科目に合格した者に対しては、その合格した第一次試験の行われた年の初めから三年以内に第一次試験を受ける場合は、その申請により第一次試験の当該一部科目を免除する。

【2020/3/17一部改正により追加】
3 前項の規定にかかわらず、災害その他やむを得ない事由により同項の期間内に第一次試験を受けることが困難であるときは、経済産業大臣が当該事由を勘案して定める期間内に第一次試験を受けることとする。

他資格等保有による免除(第一項)

特定の資格試験に合格された方は、特定科目における「中小企業診断士となるのに必要な学識」(同規則第四十条)を備えているものとみなして、「申請」すれば受験が免除されるのです。
例えば、弁護士の方であれば、「財務・会計」(税理士になれるから)と「経営法務」以外の5科目で「総点数の60%以上」を得点し、かつ1科目でも「満点の40%未満」がなければ1次試験合格が可能です。

カテゴリーごとの分母としては、第六号にある情報処理技術者試験の合格者の方が、一番多いかもしれません。
中でも、応用情報技術者試験は「経営情報システム」の免除を狙って受験される方も多いようです。
個人的には、「経営情報システム」の対策をするより、応用情報技術者試験の勉強をする方がよほど大変で遠回りだと感じましたが、中小企業診断士試験を機にIT活用の重要性に気づき、深掘りした学習を進めていくのだとしたら、それは大変素晴らしいことだと思います。

ここで一つ指摘しておきたいのは、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」の3科目については、どのような受験生にとっても必修科目とされているということです。試験時間も90分割り当てられており、「学識」の中でも、この3科目がより重要視されていることが伺われます
他資格を有している様々な分野の専門家の方にも、当該分野を学んでもらい、中小企業政策の普及に寄与してもらいたいという意図が垣間見えるのです。

科目合格による免除(第二項)

前年度に特定の科目で満点の60%以上を得点できると「科目合格」に認定されます。
(正確には「試験委員会が相当と認めた得点比率」とされていますが、これまで60%から基準が変わった事はないようです)
「科目合格」した後、残存科目で総点数の60%以上を獲得すると「1次試験合格」となります。
「科目合格」の有効期間は3年間ですが、免除申請は受験申込時にしかできないのでご注意ください。

(科目合格と組み合わせた最終合格パターンは令和元年度の「第1次試験案内・申込書」をご参照)

(2020/3/20午後17:30追記)「有効期間の延長について」
3/17付の官報にて、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」の改正が公表されていました。それによれば、「災害その他やむをえない事由」(=新型コロナウイルスの感染状況を念頭に置いているものと思われます)で本来の有効期間に受験できなかったときは、その有効期間を経済産業大臣が定める期間まで延長する旨が定められました(同規則第四十一条第三項)。同様の事由で、1次試験合格者が有効期間である2年間に2次試験を受験できなかったときは、有効期間を延長する旨が定められました(同規則第四十三条)。2次試験合格・養成課程/登録養成課程卒業後の登録期間(同規則第一条・二条)、更新登録(同規則第八~十条)についても同様の規定が設けられています。
朗報ですね!!

科目合格を利用するメリット・デメリット

科目合格を利用する=複数年計画で1次試験に臨むということです。
ただ、ここで忘れてはならない視点があります。

仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある
(参照:10代目makino「【今やっておきたいこと】科目合格のメリットを活かそう」)

未合格の科目に集中するだけでなく、2次試験を意識した学習スタイルを実施してこそ、この戦術に意味があります
免除科目で余裕が出来た分、「学識」(1次の試験知識)の「応用能力」を問われる2次試験についても、じっくり勉強したいところです。

学習期間の戦略的な長期化にあたり、合格目標年度の2次試験を見据えた「ピーキング」は一つの鍵となります。
つまり、試験本番で最大のパフォーマンスを発揮(ピーク)できるよう、調整するという事です。
「ピーキング」を含めた、2次試験を意識した学習スタイルについては、後日あらためて記事を書きたいと思います。

メリット・デメリット

さて、私の考える、科目合格を利用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【メリット】受験科目を削減し、学習時間の配分を変更することが可能
【デメリット】リスク分散効果が弱まる

メリットはこれまでご説明した通りです。
デメリットである「リスク分散効果が弱まる」とは、受験科目数が減少することで、未合格科目の難化の影響が大きくなるという話です。

仮に得意科目に科目合格し、不得意科目を翌年に残した際、翌年の試験では足切りには合わなかったとしても、得意科目による平均点のカバーがなくなってしまうことがリスク分散に影響してしまうでしょう。
なお、このデメリットについては、得点源と考えることが出来るほど完成度が上がっている科目があるなら、来年また受験してもよいのでご安心を。「強みは活かす」ということですね。
こうして考えてみると、苦手科目を後回しにするという計画の立て方はあまり上手くないということは、おわかりいただけると思います。

私の失敗例

1回目(2017年):3科目合格
「財務・会計」(64点)「企業経営理論」(67点)「経営情報システム」(60点!

苦手科目がたまたま60点に到達していたので、これ幸いと翌年その科目を免除することにして、勉強時間を他の科目に充てることにしました。いわゆる暗記科目のうち、「経営法務」と「中小企業経営・政策」を残してしまったので、試験勉強における負担を省力化し、集中しようと考えたのでした。

2回目(2018年):4科目合格
「経済学・経済政策」(80点)「運営管理」(64点)「経営法務」(52点+8点)「中小企業経営・政策」(64点)

2018年の「経営法務」は語り継がれるほどの難化を見せました。
結果的に、後に発表された得点調整措置(8点を一律加点)がなくても合格できる点数を総合計では稼げていたものの、試験時間中は冷や汗をかくハメになりました・・・。
また、せっかく準備する時間があったにも関わらず、2次試験の本格的な対策を始めたのは1次試験後。要領の悪い自分は、勘所がわからないまま試験当日を迎え、見事に玉砕しました。お恥ずかしい限りです。

不得意科目を欠席するという選択肢

試験当日、不得意科目(学習が不足している科目)は受験しないという考え方もありますね。
昨年の1次試験でも、全受験者数17,386名のうち、2,695名(15.5%)もの方が1科目以上欠席されています。
個人的には、学習不足の科目であっても、お試しで受験するのも一案ではないかと思います。
(あわよくば…欲をかいてはいけないのですが。)

ちなみに、科目合格していると、「中小企業診断士第1次試験のご案内・申込書」が送付されてきます。(参照
昨年、1次試験を全科目合格されていると送付されてきませんので、ご注意ください

目的に合わせた戦略、戦術を

この記事の目的は一つ。「あなたのペースでいいんだよ」と皆さんの背中を押したかったのです。

私の場合、最初から複数年計画で試験に臨んだわけではなく、結果的にそうなってしまっただけなのです。
でも、3年弱という学習時間にも、2019年というタイミングでギリギリながら合格したことにも、意味があったと感じています。資格取得という道では遠回りしてしまいましたが、その間、自分自身の志は熟成できたと思いますし、この試験にも真剣に向き合えたと思います。だからこそ、この資格を最大限活用したいとも思えました。

「一発合格」を表題に掲げる道場において、ストレート合格者だけでなく、多年度合格者も執筆メンバーに加わるようになったのは、全ての受験生に多様な合格者からの視点をお届けするためだと考えています。
ストレート合格者からは「効率的な学習方法と思考プロセス」を、多年度合格者からは「経験に基づく戦略と不屈の精神」をお伝えできたら嬉しいです。

話を戻しますが、科目合格は日々忙しく過ごしている受験生にとって、受験のハードルを下げられる素晴らしい制度です。
誰もが試験勉強だけに邁進できる環境を得られるとは限りません。
一方で、同じ科目でも年度によって難易度にバラツキが生じる点で、科目を絞りこんで勉強するのは、リスクが高い戦術だということもしっかりとご認識ください。
「経済学・経済政策」「財務・会計」のような理解が重んじられる科目は継続的に強みに出来る一方、「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」のような暗記科目は、出題傾向が変わると途端に地雷科目になります。
上記でご紹介したように、“国家試験としてのバランスを欠くのではないか”と思いたくなるほどの難化を見せる事もあるからです。

今日のまとめ

複数年計画もアリ。但し、科目合格制度の利用は慎重に検討を!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


【「ココスタ」オープンのお知らせ】

オンラインコミュニティ「ココスタ」が、いよいよ3/22にオープン!

今年は、設立者である10代目ksknに加え、昨年合格したメンバー8名が事務局に入ります
一足先に合格しただけの私たちが何が出来るのか、参加してくださる受験生の皆さんと「新しい診断士受験コミュニティ」を作っていくため、ここまで議論してきました。
その結果、

「中小企業診断士試験の合格を目指す参加者が積極的に発言・質問し、密に交流することで、合格に必要な知識やノウハウを獲得する場
ココスタ利用規約+入会申込みフォーム

という理念を「利用規約」に掲げました。
皆さんの自主性を最大限尊重しながら、事務局がファシリテートさせていただきます。
上記リンクから「利用規約」をお読みいただき、同意いただける方は、ぜひご参加ください♪


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<一発合格道場 読者の皆様>

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3月15日(火)12時より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました。

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

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おはようございます!おべんと君です。

今回は実録失敗談「惰性との戦いの件」についての投稿です。
これは、1次試験学習時にサブノートを作っていた時に
陥ってしまった実録失敗談です。

なお、サブノートに関する記事は、道場でも既に先代のメンバーが
寄稿しています。
サブノートの作りの失敗例
サブノートは必要ですか?(ハカセの場合)
サブノートは必要ですか?(ふうじんの場合)
サブノートは作るべき?

先代の記事は「サブノートを作ること」の是非について投稿しています。

私の記事はサブノート作りすべきか否かの結論付けをするものではなく、
「思考を停止して勉強すると、こんな失敗しちゃうので、
当時の私を反面教師にしてください」
というサブノート作りをきっかけとした注意喚起の記事となっています。
また、ここでは会社の後輩の勉強方法を掲載していますが、彼の方法を
否定する記事ではありませんのであわせて明記致します。

 

<サブノートを作りはじめたきっかけ>
私の会社には数年前に中小企業診断士に合格している後輩がいるのですが、
独学で1次試験の勉強を始める直前の私に彼が
「おべんとさん、1次は1科目1ヶ月を目標にして、テキスト10ページ分を
ノート1ページにまとめていけば覚えられます
よ」と
言うアドバイスを受けて、その通りやってみました。
(ちなみに会社では “おべんとさん” とは言われていないので
あしからず・・・汗)

 

<サブノート作り実施結果>
財務:
自分が得意(好き)な科目なので難なく達成

経済:
苦手な科目でしたが、海外出張が多くホテルで勉強時間が
取れたので何とか達成

経営:
経営戦略論までは順調でしたが、組織論の途中からノートに
テキストを書き写しているだけになっていた。さらにそのことに
気づいても惰性で続けてしまい、2ヶ月半という長期になってしまった。
この時の私の頭の中は、このやり方がいいのか?モヤモヤしていました。

運営:
企業経営理論の反省から軌道修正すべきだったが、
「2次試験に関わりが深い運営管理までは何とか頑張って続けたい」
という意地と惰性の発動で継続。結局こちらも2ヶ月半という期間で終了。

中小:
使ったテキスト兼問題集自体が他の科目より薄かったので、
これならいけるだろう という惰性で継続。結果こちらは1ヶ月で終了。

残り2科目となったところで、ようやく今までを冷静に振り返り、
自分にとって良い方法は果たして何なのか?を考えました。

◎メリットは?
・内容を理解しないと10ページを1ページにまとめられないので、
理解が進む
※実際に作っていたサブノートはこんな感じです。


※クリックで拡大します。

字が汚いのは何卒お許しくださいませ・・・
本画像は経済の「マンデルフレミングモデル」に関する部分ですが、
手を動かして理解してまとめるのはかなり力になると思います。

◎デメリットは?
・理解に時間がかかるため、ノートをまとめるための時間の消費が激しい
・調べ物をする時に、テキストを見るべきかノートを見るべきか迷う
ダブルスタンダード状態

◎反省点は?
主目的がノートを綺麗にまとめることに変わってしまった
目的の置換、ムダの発生

・結構苦しんでまとめたのに、過去問が結構解けないという事実
過去問への対応力が養われていない
テキスト、ノート中心の学習が効果が薄いことは、Tomatsuも指摘しています。
【中小企業診断士】1次試験直前期の学習スケジュール例を公開します

以上を踏まえて勉強方法の軌道修正を行いました。
・ノート作りをやめて不明点やまとめたことはテキストに直接書き込む
時間短縮、ムダ防止、ダブルスタンダード回避

過去問アウトプット学習へ移行
過去問への対応力UP、偶然にも道場のアウトプット重視論
にたどり着く

 

<何が良くなかったか?>
☆まずい状態に気づいたのに、惰性で続けて軌道修正しなかった
テキストを書き写している状態に気づいたのは企業経営理論の組織論が
終わりかけたところでした。
理想はこの時点で勉強方法を見直すべきでしたが、
「あとマーケティング論で終わりだから、キリの良いところまで
続けよう」と思ってしまい、惰性で続けました。
さらに運営管理まで惰性で続けてしまったことが、大きな失敗です。
また、ノート作り自体が目的になり、「目的の置換」に陥っていました。

☆結果
時間を消費=ムダの発生により、過去問への着手が遅れたことで
1次試験合格までの長期化を招いた
この時の自分に会えるなら、昔取った杵柄でレバーブロー&
右フックで目を覚まさせる(逆効果?)ところですかね・・・

 

<まとめ>
前述しましたが、後輩の勉強法に問題があるのではなく、
思考を停止して惰性で続けてしまったことが問題でした。
独学だと自分の勉強法が正しいか?を俯瞰する機会が少ないので、
道場記事などをお読みいただき、時々ご自分の勉強法を客観視して、
場合によっては軌道修正することも必要だと思います。

1次試験は過去問に対する解答が明確であり、学生時代の学習習慣の
経験で軌道修正しやすい面がありますが、解答が公表されない
2次筆記試験
は、何をやればいいのか分からなくなることがあります。

私は過去2回2次筆記試験不合格を味わっており、
2回目の2次筆記不合格の時に、何をすればいいか分からなくなり、
余計なこと(関連が薄い本や色々な問題集に手を出す等)に手を広げそうに
なりました

そんな時に、師匠と崇拝する7代目フェイマオから
「おべんと君、2次筆記は余計なことやらなくても大丈夫だから」
と叱咤されていました。

「結構時間かけて勉強してるけど、過去問が解けないな~」
「テキストと違う表現の問題が出てくると対応できないな~」
など、現在の勉強方法でお悩みの方がおられましたら、
私の失敗談を「逆ベストプラクティス」として
ご参考いただき、勇気をもって惰性を否定して軌道修正
してくださいませ。

以上、おべんと君でした。

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2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
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こんにちは。べりーです。

突然ですが、1次試験の全体像をつかめていますか?

そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

 

<3つの目>

「3つの目」という考え方があります。

(出典:「経済を見る3つの目」伊藤 元重著)

鳥の目:
「鳥瞰」という言葉があるように、高いところから物事を広く大きく見る視点で、要はマクロ(macro=巨視的)で経済を見ることが重要であるということです。

虫の目:
ミクロ(micro=微視的)で物事を見ることで、経済の細かいところを掘り下げていくことが重要だという意味です。ミクロの目といってもいいかもしれません。

魚の目:
潮の流れの変化をしっかり見極める眼力、あるいは経済の流れを見る力だといえます。ただし魚は目で潮の流れを知るわけではありませんから、これはあくまでものの喩えです。

 

随分以前からよく目にする概念ですが、今回はこれに当てはめて中小企業診断士試験対策の学習について考えたいと思います。

そしていきなり3番目の「魚の目」から入ります(笑)

 

<2次試験のこと>

「魚の目」とは先述の通り「潮の流れの変化をしっかり見極める眼力」を意味します。

皆様もご存じの通り、令和元年は1次・2次試験ともに例年にも増して特別な年でした。

ここからは、そんな令和元年の結果が令和2年度に及ぼす影響や、やっかいな2次試験への対策について自分自身の失敗などもサンプルにしつつ述べたいと思います。

2次試験対策については今後も取り上げるつもりですが、今回は「導入編」的な内容になります。

※なお以下は私の個人的な推測が多分に含まれますが、予測の結果を保証するものではありませんのでご注意下さい

 

~令和2年度試験の潮目とは(地殻変動編)~

先ほど令和元年(R1年)2次試験は例年に増して特別な年だったと述べましたが、何が特別だったかというと、1次試験の合格者が非常に多かったことです。

今回は直近6年間の1次・2次試験申込者の「受験結果内訳」をグラフにして比較しました。
(試験を受けてもいない人がいるので「試験結果」ではなく「受験結果」)

グラフのバー全体が申込者総数、青が合格者、オレンジが未合格者、グレーが申込したものの1科目も試験を受けなかった棄権者です。

一番下が令和元年の実績で、上にいくほど古い年度の実績が並びます。

 

※画像をクリックすると拡大します(以下同様)

 

まず、1次試験合格者の人数が過去6年で最多です(青いバー)。

合格者数はH26~H30の5年間平均(以下「例年」と呼びます)が 3,076名だったので、令和元年は例年より 1,300名ほど多いことになります。

また注目すべきは受験申込者総数も例年に対して 1,600名ほど多く、21,000名の大台はH23年度以来でした。

8年ぶりに受験生が 21,000名を超えた年に、例年よりも 1,600名多く受験に申し込み、1,300名合格者が増えた年だったことになります。

なお受験申込者の例年に対する増分 1,600名の結果内訳は概算で次の通りです。

・合格者  +1,300名
・棄権者  +400名
・未合格者 ▲100名

受験者数が1,600名も増えたのに未合格者はむしろ例年より少なく、いかに特別な年であったかが読み取れます。

 

こうして1次合格者の多くが2次試験に挑戦したであろう結果、2次試験にも非常に大きな影響を及ぼしたようです(この辺りから推測や仮説が増えてまいります)

2次試験の実績(事実)を同様にグラフにすると、次のようになります。

 

 

まず、令和元年の2次受験申込者総数が突出していることがハッキリ伺えます(赤丸部分)。

これに対し、合格者もH26年度以来となる1,000名越えとなりましたが、母数が多すぎて合格率は低く、H30年度に続いて2年連続で19%を割る「競争が厳しい年」になりました。

例年は約5,000名で1,000名弱の合格枠を競っていたのが、令和元年は6,000名で1,000名強の合格枠を競う形となったのです。

 

そして、最も触れておくべきことは「オレンジ色のバーの長さ」です。

「未合格者数」は、H26~H30の直近5年間平均が 3,737名だったので、令和元年は例年よりも、1,100名ほど多かったことになります。

1次試験と大きく異なるのはこの点です。

この例年より 1,100名も多く 5,000名に近い未合格者の方々のうち、令和2年度には何割が「1次試験から再挑戦」となり何割が「1次免除→2次試験に専念」されるのか?という推測は非常に難しいところです。

とはいえ令和元年は1次合格者が例年より 1,300名も多かったわけですから、普通に考えれば「既に2次試験の受験資格を有している方」は例年より相当多いのではないかと考えられます。

つまり今年(令和2年)の2次試験は令和元年と同様に「少ない椅子の奪い合い」となる可能性が非常に高いのではないでしょうか。

 

また上記を前提とした場合、令和2年度の「1次試験」にて例年同様 3,000名規模の合格者を出すかというと、協会はそこまで2次試験受験者数を増やすつもりはないのではないかという憶測も生まれてきます(2次試験におけるキャパシティ的な採点能力の限界)。

この辺りが「今年の1次試験が難化するのではないか」というザワつく噂の根拠となっているのではないでしょうか。

 

以上はグラフにして可視化したことにより推測した内容になります。

このように前年度の地殻変動とプレート運動から大きな影響を受けて、令和2年度の1次・2次試験はともに例年と異なる合格率になる可能性が考えられます(あくまで1つの仮設でしかないのでその点はご容赦下さい)。

ただし、だからといって急に全く違う分野の問題を出題したり、試験の在り方を変えることまでは考えにくいと思われます。

確かに今年は1次試験も2次試験もどちらも難化したり合格率が低くなるかもしれない。

しかしこの潮目の変化を知っていれば、もし難問奇問と出会った時もこうきたか笑」と落ち着いて対処できる余裕が生まれるはずです。

この潮目の変化を念頭に置きつつも、日々できることは、道場ブログで述べられているような地道な学習の積み重ねにより【合格に十分な実力発揮の準備】を進めるのみと、私は思います。

 

 

~R2年2次試験の潮目とは(気候変化編)~

3月上旬の現時点では、2次試験についてまだ情報収集も始めていないという方もいらっしゃるかと思います。

したがってここでは細かいところまで踏み込みませんが、1次試験がマークシート式であるのに対して2次試験は論述試験であるというのが大きな違いです。

ただし、ただ論述問題というだけでない独特の難しさがあります。

 

気候変化を読む力①:

2次試験は事例Ⅰ~Ⅳまで4科目あり、その難易度は前回の記事で触れた1次試験のように、科目ごとに毎年変化して受験生を困らせます(前回記事「1次試験と秋の空&経済と財務の共通点」も是非ご覧下さい)。

たとえば令和元年の2次試験は「事例Ⅰ~Ⅲが難化し、事例Ⅳが易化した」と言われています。
事例Ⅳとは「財務事例」です。

この財務事例、1次試験の「財務会計」と同様に訓練すればしただけ点数を伸ばすことができる2次試験では唯一の科目です。

ただし、出題側もふるいにかけるため様々な「引っ掛け」や「日本語の解釈の幅(としか言い様がありません涙)」をトラップとして仕掛けてくるため、地道な事例研究と訓練を徹底し、とにかくミスをしないよう本試験で集中できるよう準備を整えることが重要です。

その結果、事例Ⅳで貯金が作れると合格にかなり近づくことができます。

事例Ⅳは平成29年、30年と難化しましたが令和元年には易化しました。
本試験で設問を解いている最中に「今年は易化だ」と気づいた方も多いと思われます。

易化したと気づいた際、気候変化を読み切れた際に、いつも以上にミスに注意し集中できるよう普段から準備をしておくこと。
事実として、私はここにかなりの時間と労力を費やしました。

少しややこしい言葉ですが、【合格に十分な実力発揮の準備】が重要だと思っています。
この部分は、またいつか記事にしたいと思います。

 

気候変化を読む力②:

先日、ぴ。の記事にもありましたが(こちら)、2次試験対策は「キーワード詰め込み」「過去ノウハウ等の機械的・断片的知識に頼る」といったテクニックに走ってしまうと合格が遠ざかる傾向にあります。

私が失敗した経験をサンプルとして挙げると、2次試験2回目の年に通年通学で予備校に通ったのですが、「その予備校のノウハウを吸収したことで満足する」という方向に突っ走りました。

その結果「手段が目的化してしまう」ことにより却って前年より点数を落とすという苦い経験がありました。

 

その予備校では毎回の授業で「皆さん、事例研究は進んでいますか?」と講師から問いかけられていたのに、私は過去事例と向き合うのではなく、その予備校のテキストや答練の事例を学習することに時間とリソースを集中していました。

講師の方が仰る通り、いかに優れた教材や理論を手に入れようとも、それを使って過去問の事例文に取り組み、自分の手と頭を使って「研究」しない限りは、力になりません。

 

先に書いた「地殻変動編」ほどの規模ではないにしても、まるで気候変動のように毎年変化してくる出題傾向にしっかり付いていく力、対応できる力を身に着けるためには「事例研究あるのみ」ではないかと思っています。

このことはぜひ読者の皆様に同じ失敗をしていただかないために、悪しきサンプル実例も交えながら、これから適時お伝えしていけたらと考えています。

 

このように、2次試験を乗り切るためには「潮の流れの変化をしっかり見極める眼力」である「魚の目」が必要となります。

 

 

<1次試験のこと>

~1次試験の出題範囲は広い~

当試験の勉強を経験した方でこの点に違和感を持たれる方は恐らく皆無かと思います。

各科目の概要を並べると次のようになります。

 

経済学・経済政策は大きく分けると「マクロ経済」と「ミクロ経済」。
論点が多い。グラフの種類も多く、多様な「X軸とY軸の組み合わせ」が理解できたら道が啓けるイメージです。

財務・会計は「アカウンティング(会計)」「ファイナンス(財務)」。
学習が進むほどに次々襲い掛かる重要論点。簿記2級より浅いがファイナンスが加わるため広い。

企業経営理論は「経営戦略論」「組織論」と「マーケティング論」。
労働法規まで含みとにかく広い。が、一々目から鱗の学習内容は多くの人にとって面白いはず。

運営管理は「生産管理」と「店舗・販売管理」。
テキストで生産管理を読み終え、まちづくり三法が出てきた辺りで行く先の果てなきことを知ります。

経営法務は「民法」「会社法」「知的財産権」。
暗記!暗記!暗記!テキストに掲載される「情報整理のための表」も情報過多で超BIG。

企業経営システムは「システム技術」「ソフトウェア開発」「経営情報管理」「ガイドライン・法律」「統計」。
暗記!暗記!暗記!会社でいつもシスアドに頼ってきたバチが当たったかと悔い改める気持ちになります。

中小企業経営・中小企業政策は文字通り「経営」と「政策」。
経営好き派と政策好き派に分かれますが、どちらにせよ、暗記!暗記!暗記!

 

・・・広いです。
企業経営に関するこれだけ膨大な知識を身に着けようと勉強を始めた皆さまです。

学習の途中段階であっても、プレゼン資料作成時や上司・同僚・顧客と会話する際など、既に勉強を始める前のご自身との「違い」を実感されているのではないでしょうか。

 

~大海原に橋げたを築いていく(鳥の目)~

さて冒頭で「1次試験、全体像をつかめていますか?」とお聞きしました。

いわゆる全体像というと上記の青文字でも説明ができますが、ここで申し上げているのは青文字のもう1つ下のレイヤーを指します。

例えば財務会計と企業経営理論。

 

この項目のうち、もし「あれ?これ何だっけ?」がありましたら、ぜひお手元のテキストを見返して下さい。

このレイヤー(階層)が頭の中で網羅されていないと、デフォルトで苦手”論点”が存在することになります。

でも大丈夫です。まだまだ間に合いますから。
お手元のテキストで調べて納得いくまで読み返し、”得意化”していただけたらと思います。

 

この項目は一般的なテキストの目次の項目と同じ粒度になります。

7科目とも、どんなテキストにも目次があるはずです。
その項目ごとです(構成はテキストごとに違いがあると思います)。

 

この粒度のレイヤーで知識を網羅していることが重要である理由は以下の通りです。

 

①このレイヤー(階層)の項目ごとに、自分の「得意or苦手」を把握できること(深さ)
→復習する際の1単位=ひと括り=1セット

②問われている設問がどの論点の知識か?を即座に認識できる
→知識を収めた引き出しのラベル、情報検索速度向上のためのタグ、難易度判定

③自分がどこまで知識を網羅できているかを把握すること(範囲)
→学習進度のチェック、捨て問の意思決定(「統計」はやらない!など)

④知識を体系化できる
→そもそも目次は「体系化しやすい順」に並んでいる、周辺の論点・知識と紐づけて記憶

★上記の①~④を組み合わせて「鳥の目」
→科目全体を俯瞰することができる、全体像の把握でちょっとやそっとで揺るがない知識化。

 

上記のうち、何が何でも意識したのは①と②でした。
③、④は結果的についてきたようなイメージです。

 

道場理論に「橋げた理論」があります。
私の場合、少々意訳してしまっているかもしれませんが、上記のレイヤー項目を「橋げた」と認識して学習を進めました。
上記の①~④を意識することでどんどん橋げたが建っていくイメージです。

一度、橋げたが強固に建ちあがると「知識として理解化するため忘れにくくなる」「期間が空き記憶が薄れても軽く復習することで立て直しが可能」といった非常に重要なメリットが得られます。

ぜひ定期的にお手元のテキストの目次をご覧いただき、鳥の目の維持にお役立ていただけたらと願います。

 

~向き合うのは1問1問の設問(虫の目)~

鳥の目を維持しつつ、次は設問とどう向き合うか。

言い古されたことですが、この試験に最適な問題集は「過去問」だと私は思います。(昨日の記事でTomatsuが熱く語っていましたが全く同感です)

しかも、過去問を令和元年、平成31年と年度ごとに解いて点数に一喜一憂するのではなく、年度を横ぐしにして論点別に並べて解くと、論点別の知識として記憶に収めやすくなります

 

記憶に収めやすいと書きましたが、

「記憶する」より「記憶に収める」
「フリーロケーション」より「固定ロケーション」
知識と知識を収める引き出しを固定的に対応させ、よく出る知識はより手前の引き出しに収めます。

さらに、その過去問を難易度(あるいは正答率)でA~Cに分類し、より簡単かつ落としてはならないA・B問題を重視します。

 

私はこの目的のため、下記の問題集を入手しました。

過去問が「論点別・重要度別」に編集されているため、論点別に並べ替えて難易度で仕分けする手間が省けるからです。

もちろん他の出版社の過去問題集を用いて上記のように解いても同じ効果が得られます。
解答解説が不要であれば中小企業診断士協会のHPの過去問と正答を活用しても良いでしょう。

「論点別・重要度順 過去問完全マスター」シリーズ(同友館)

私の場合、この問題集を経済・財務・経営・運営・法務と5冊購入し、各3周回転させました。
論点別・重要度別に過去問を解くと、当たり前ですが同じ論点の問題が前後に並びます。
つまり、上で述べた「目次のレイヤー」の同じ項目に属する同一論点の問題を続けて複数問解くことになります。

 

過去問完全マスターを解く際は、解答をノートの左の方にバーッと縦に記入しました。

そして20問程度解いたら採点し、気づきを右の空白にメモ書きしたら次の20問を解くという進め方でした。

これで3周回したのですが、1週目→2週目→3周目と繰り返し解く内に段々〇と✕が固まってくるようになりました。

例えば、35問目~42問目まで連続して〇が続いたのに、43、44、45、47問目が✕となりパッと見で悪目立ちする・・・・
ここが自分にとっての「最終的な苦手論点」でした。

 

この「過去問を使って苦手論点を発見して強化する」プロセスにより苦手論点を減らしていったことは、1次試験の得点安定化に役立ったと思っています(あくまでも一例です)。

このように1問1問の解き方の工夫により、下記に繋がります。

鳥の目①:
このレイヤー(階層)の項目ごとに、自分の「得意or苦手」を把握できること(深さ)
→復習する際の1単位=ひと括り=1セット

 

また、本試験は限られた時間でそこそこの問題数を解かなくてはならないスピード勝負です。

例えば60分で25問を解く経済や財務の場合、単純に割り算すると1問あたり約2分20秒
1問解く度に次の設問を見て「これはどの論点だろう・・・」とやっていてはとても時間が足りません。

経済でAS曲線のグラフが出たら「ケインズ派か、古典派か」、財務で証券の問題が出たときに「証券投資論か、ポートフォリオ理論か、CAPMか」を一瞬で判断し、難易度を推定するため自分自身の知識に照らします。

 

こう問われたら→この論点だから→このように解く

1次試験の勉強はこの繰り返しです。

段々何周か重ねていくうちに真ん中の工程を飛ばして

こう問われたら→このように解く、の2ステップで解ける問題が増えてくる

ため、更なる時短が図られて全体の解答速度が上がります。

設問を見たら、脳内のどの引き出しを開けばよいのかを瞬時に理解できる問題が増えるほど、その科目に対する苦手意識は低くなります。

鳥の目②:
問われている設問がどの論点の知識を要するのか?を即座に認識できる
→知識を収めた引き出しのラベル、情報を検索する際のタグ、難易度判定

 

日々1問1問と向き合っていく学習は、蟻が巣穴を掘るように各論点の知識理解を深く掘り下げていくような作業です。

蟻は巣穴を単一方向に掘り下げるのではなく、いくつも部屋を作りトンネルで繋いで四方に広げて掘り下げますが、この広がりと繋がりの強固さこそが当該論点における対応力の強さになります。

ここをしっかり訓練しておくことで、どのような問われ方をしても対応できる力が付いてくると思います。

 

論点別の理解を「目次」のレイヤーと書きましたが、1問1問で鍛える知識は参考書の巻末にある「索引」をイメージしてみて下さい。

ただし「じゃあ索引に出てくる文言をすべて理解する勉強法がイイか?」というと勿論そうではありません。

索引には「まったく出題されない知識」も含まれてしまうためで、そこまで覚えても意味がありません。

 

したがって粒度としては「索引レベル」ですが、学習の対象とするのは「過去問(特に正答率A・B問題)」に絞ることを私は徹底しました。

Cレベルの問題に手を回す余裕がなかったのが理由ですが、もちろん余裕があればC問題も学習範囲に含めることで得点アップが期待できるかもしれません(もしかしたら点の伸びは限定的かもしれませんが)。

 

ここまで書いた1問1問の知識と向き合う視点を、この記事上では鳥の目に対し「虫の目」と呼ばせていただきます。

鳥の目で科目全体を見渡しつつ各論点の完成度を確認して高めていき、虫の目で過去問の1問1問に向き合い対応力を高め、「論点の理解は十分なのに、これまでと違う角度から問われたら全く対応できなかった」という事態が起こらぬよう鍛えます。

 

 

<まとめ>

1次試験対策について

鳥の目(俯瞰)と虫の目(微視的な掘り下げ)の2つの視点(もしくは視野・視座)を常に意識し、全体像をつかめている感覚を維持することが重要です。

2次試験対策について

多様な知識が簡単に手に入るこの時代では、知識を得ただけで分かった気になってしまう罠に陥る危険性が高まっています。

魚の目(潮目の変化を見極める力)を養うため、必ず自らの手を動かし事例文を読み込んで分析するなど、「事例研究」を行ない続けて理解を深めることが重要です。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験と各科目の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

まずは7月11日・12日の1次試験突破に向けて、一緒に頑張りましょう!

べりーでした。


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   道場 春セミナーのお知らせ   

 <一発合格道場 読者の皆様>

春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)12時より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。
決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
別途、受付開始予定

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

一次試験・二次試験学習の進め方、相談会等、
損はさせないコンテンツを企画しております!

ぜひご予定ください!

         

 

twitterもよろしくお願いします。

 

おはようございます!おべんと君です。

今年は1次試験が7月中旬といつもより約2週間早い期間に行われますが、
まだ追い込みの時期ではない今のうちに、診断士試験挑戦に向けた
勉強の環境作り、土台作りのために 今やっておくべきこと ついて
今日は寄稿させていただきます。

これは、私が試験挑戦中、実際に取り組んだ内容です。
一部失敗談もありますが、、、皆様のお役に立てれば幸いです。

 

<ご家族の理解を得ること>
対象者:ご家族とお住まいの方

「なぜ中小企業診断士試験に挑戦するのか」
「そのために勉強時間はどれくらい必要なのか」
「家事の分担はどうなるのか」
「合格したら何をやりたいのか」

など、中小企業診断士試験に取り組むにあたって皆様が
お考えのことを、率直にご家族へお伝えすることをお勧めします。
実際に勉強するのも試験を受けるのもご自分ですが、
そこそこ(私の場合はかなり)勉強に時間を割く必要があります。
その時に一番支えになるのはご家族だと思います。

私自身、この部分については妻へ説明しました。

「そもそも中小企業診断士って何なのか」
「なんで中小企業診断士を取りたいのか」
「試験日程はいつなのか」
「日々どのくらい勉強時間に割くのか」
「休日はどういったスケジュールになるのか」
「教材や通学通信などでどのくらいお金がかかるのか」

結局4年半もかかってしまい妻と子供には迷惑をかけてしまいましたが、
家族の支えがなければ間違いなく私は挫折していました。
この部分はとても大事なことだと思いますので、
しっかりコミュニケーションをお取りになってください。

 

<休暇の取得計画>
対象者:お勤めの方

皆様のお仕事の繁閑や勤務状況などの環境によって異なりますが、
試験直前期の追い込みで有給休暇の取得をお考えの方は
あらかじめ計画及び周囲への理解(特に会社)を得ておくことを
お勧めします。

1次試験:7月中旬の土日2日間で実施
2次筆記試験:10月中旬の日曜日に実施
※2020年はオリンピックの開催もあるため、中小企業診断協会から
下記のアナウンスが出ております。
詳しくはこちら→中小企業診断協会HP

また、試験合格後に「実務補習」を受ける場合、1社あたり
平日3日・土日2日(日取りで若干変わります)の出席が必須です。
時期は2月~3月、7月~9月に行われます。大半の方が
ご職場と休暇の調整をしながら出席されています。
私が2月に受けた実務補習の同じ班の方は、実務補習のために
海外から一時帰国されていました。

合格後も休暇の取得が必要となりますので、お時間ある際には
確認しておくといいかと思います。

※実務補習とは:
試験合格後に中小企業診断士として経済産業大臣へ登録するための
必要要件の1つとなっています。
具体的には、中小企業診断協会が主催しており、
指導員の元5~6人の班が構成され、実際の中小企業に対して
コンサルティング実務を行うものです。
詳しくはこちら→中小企業診断協会HP

 

<1次試験戦略:科目合格免除を使う>
対象者:科目合格免除を使うか否かをご検討中の方

1次試験の合格基準は、1次試験申込書に下記のように記載があります。
「総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと」
この基準が満たせなかった場合は、1次試験不合格となりますが、
科目合格免除の制度があります。
この制度は、仮に1次試験が不合格だったとしても、点数が60点以上の
科目については翌年と翌々年にわたってその科目の受験免除の権利がある
という制度です。

科目合格免除を活用することのメリットは、
①免除科目の勉強時間を減らすことで苦手な科目に注力できる
②同様に2次試験対策への早期着手を行う
③家族との時間に活用する
等々、時間の活用度が広がります。

一方デメリットとしては、
①年度で変動する科目別難易度の影響を受けやすい
いわゆる「地雷科目」と呼ばれる科目のことです。
過去6年の中小企業経営・政策を例に挙げます。

中小企業診断協会HP、中小企業診断士試験統計資料より

グラフ赤線の「中小企業経営・政策」の科目では合格率が
平成30年(23%)令和元年(5.6%)と大きく下降しています。
その一方でグラフ青線の令和元年の1次試験合格率は30.2%になっており、
非常に高い合格率でした。中小以外の科目が平易な難易度だったと
考えられます。

また平成30年では経営法務の難化が著しく、全受験者に8点加点して
平均点が底上げされたこともあります。
少し前では平成27年、28年の経営情報システムは知る人ぞ知る
伝説的な難化がありました。
こういった難易度変動はどの科目も起きうるため、
残した科目が高難易度になってしまう可能性もあります。

 

試験勉強の長期化を招く、、、かも
これは私自身の失敗談です。。。
科目合格免除を活用しよう!と考えて勉強していた結果、私の思考は

「科目合格免除→時間に余裕→落ち着いて勉強する
→いつの間にか のんびり” 勉強するに変換
ああ空いた時間を有効活用せず勉強期間長期化

楽な方に流れてしまうという甘えが出てしまいました。
文章に置き換えると、恥ずかしくて顔から火が出そうです・・・
孟子の「水の低きに就く如し」そのままです。
本来は、2次試験の早期着手によって試験期間の短縮が可能だったかも
しれないのに・・・と今更ながら悔やみます。
この時に自分に会えるなら、昔取った杵柄で左ジャブ&右ストレートで
甘え根性をたたき直していると思います
皆様はぜひこんな甘え思考に陥らないように
してください!

 

とはいえ、
科目合格免除は上手に使うと非常に有効的
ですので、科目合格免除を
お考えの方は参考にしていただければと思います。

今の時期は勉強しつつ、勉強するための環境づくり合格戦略
練ることができますので、皆様の一助になれば幸いです。

以上、おべんと君でした。

 

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