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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

前回までの記事はこちら

 

今日から7月、いよいよ一次試験が近付いてまいりました。

中小企業診断協会のページでも、試験会場受験の際の注意点がアナウンスされておりましたが、予想通りというか、イレギュラー対応の多い年になりそうです。

試験会場の入口で一人ずつ検温って、どれくらい時間がかかるんだろう?

トイレに並ぶ時もソーシャルディスタンスを保って下さいと言われるのかな? どんだけ列が長くなるんだろう?

等々、あれこれ気になってしまう気持ちもわかります。

ですが、考えてもわからないこと、その場に行ってみないとわからないことは、少々きつい言い方をするなら考えるだけ時間の無駄です。

その時間を使って一問でも多く過去問を解いた方が合格に近づきますので、「事前に備えられること」と「考えても仕方ないこと」を上手に見極めて、一次試験までの残り時間を過ごしていきたいですね。

 

 

さて本日は、もしも、一次試験の本番で、極度の緊張により頭が真っ白になってしまった場合の、「事前に考えておける対処法」について書いてみたいと思います。

試験本番で動揺して頭が真っ白…! なんて想像したくもないと思いますが、ご存知のように中小企業診断士試験は7科目(8教科)、合計510分にわたる試験です。

長丁場のうえ、毎年「爆弾科目」と呼ばれる難化する科目があると言われております。

これだけの条件(?)がそろっているので、動揺したり頭が真っ白になったりするのは、別に異常なことでも、ましてや恥ずかしいことでもありません。

 

余談ですが私自身は、診断士試験よりずっと簡単なはずの簿記2級の試験中に突然、頭が真っ白になったことがあります。

今でもあの感覚は忘れられないんですが、本当に簡単なはずの問題で、いきなり解法がわからなくなるんです。

「え? 借方と貸方合わないんだけど? なんで? この程度の問題で…??」と思ったら最後、もう真っ白でした。

その後、この後に述べる方法でなんとか復活して、無事合格できたのですが、それくらい普通に起きることだと思っていた方が、精神衛生上良いと思います。

 

 

目次

ステージ1 大事故を予防する

ステージ2 Myルールを作って、難しい問題は躊躇なく飛ばす

ステージ3 解けるはずの問題がわからなくなったら

ステージ4 全くわからない問題が出たら

 

ステージ1 大事故を予防する

試験本番で起こるトラブルとして、意外と聞くのが「氏名と受験番号を書き忘れた(人がいた)」、「マークシートが途中から一つずつずれていて、後半は全滅だった」等の、実力とは関係ないところで失点するパターンです。

マークシートのミスは、「ずれていたのに途中で気付いてあわてて書き直した」というヒヤリ・ハット体験も含めると、経験のある方も多いのではないでしょうか。

まずはこういった大事故を予防する方法から。

 

①指差し確認

この手の事故は、工場で労災を防ぐのと同じで、「指さし確認」を実施することで、限りなくゼロに近づけられます。

コテコテの現場風に言うと「受験番号、氏名、ヨシ!」「第1問、イ、ヨシ!」と唱えながら確認していくわけです。

普段やっていないと逆に調子が狂うと思いますので、「ヨシ!」とまで言わなくても、一つ一つ指差し確認することをおすすめします。

 

②ポカヨケ

マークシートの記入ずれを防ぐには、「ポカヨケ」を使いましょう。

マークシートの記入方法については、「一問解くたびに塗りつぶす派」と「最後にまとめて塗りつぶす派」がいると思いますが、記入ずれが起きるのは圧倒的に前者が多いです。

私は「一問解くたびに塗りつぶす派」でしたが、次のステージ2で述べるように、わからない問題を飛ばすことがあります。

そして飛ばした問題の解答欄に、次の問題の答えを記入してしまうことで悲劇は起こります。

そのため、飛ばした問題はマークシートに薄い横線を引いて、「ここは飛ばした問題だから、塗っちゃダメ」というのが視覚的に見えるようにしていました。

もちろん、この横線は後から消すので、工数だけ考えたらムダな工程ですが、ポカヨケの効果は絶大です。

仮にマークシートがズレたことに後で気付いて直すことの手間を考えれば、ポカヨケを入れておいた方が良いと思いませんか。

 

③開始直後に公式を殴り書き

これもよくやる手だと思います。

ド忘れしそうな公式は、試験開始直後、「受験番号、氏名、ヨシ!」をやった後で(そう、必ず後で)、問題用紙の余白に一気に殴り書きします。

いくら一次試験が選択式とはいえ、公式のド忘れはしゃれにならないので、覚えているうちに書き出してしまいましょう。

 

 

ステージ2 Myルールを作って、難しい問題は躊躇なく飛ばす

よく、「第1問は受験生を動揺させるため、あえて難しい問題を持ってくる」などと言われます。

過去問を散々解いてきた皆さんなら、「問題は解きやすい順番に並んでいるとは限らない」というのは、実感としてわかるかと思います。

第1問から解きやすい順番に並んでいるとは限らない。

むしろ、解きにくい順番に並んでいることだってあるかもしれない。

確実に拾える問題を拾うため、自分なりのルールを作って、難しい問題は躊躇なく飛ばしましょう

逃げるは恥だが役に立つ……いや、恥ではありません。これは戦略です。

メンタルを沼に引き込まれる前に、その問題から離れるのです。

自分なりのルール、は、得意・不得意に合わせて決めて頂ければいいと思うのですが、私はだいたい以下のように決めていました。

・経済のグラフ問題は、即答できなければすぐ飛ばす

・財務等の計算問題は、問題文が長ければとりあえず飛ばす

・企業経営理論、法務等の文章を読む問題は、一読してわからなければとりあえず飛ばす

 

飛ばしまくりじゃん、と思われたでしょうが、まぁその通りです。

全てがギリギリの独学生には必要な戦略でした。

私自身は判断基準が感覚寄りですが、人によっては「20秒以上考えて解法を思い付かなければ飛ばす」のように、時間で区切っても良いかもしれません。

 

また、飛ばした問題は、上記のようにマークシートに横線を引いてポカヨケを施し、問題用紙には「飛ばし」とか「トバ」とか書いておきます

更に、自信がない問題には「?」印をつけていました

こうすることで、二周目に解く問題が明確になり、見直しがしやすくなります。

 

1年越しで恐る恐る去年の問題用紙を見たら、経済学は25問中7問に「トバシ」って書いてありましたし(グラフ以外も飛ばしてる)、企業経営理論は41問中13問に「?」がついてました。

全体の30%くらい「わからん!」と思っても平気なメンタルだったことに、我ながら驚きます。

このへんは初年度生の強みというか、単に怖いもの知らずだっただけかもしれません。

 

ちなみに、飛ばした問題や「?」の問題の正解率は、半分くらい……といったところです。

これを多いととるか少ないととるかは意見が分かれるところだと思いますが、個人的には自信のない問題で半分とれたなら、悪くないのではないかと思います。

 

 

 

ステージ3 解けるはずの問題がわからなくなったら

これも、おそらく本番で起こり得るトラブルだと思います。

ステージ2と同じ対応で、「いったん飛ばして、あとで解き直す」で良いのですが、そうはいっても動揺が大きいかと思います。

私が簿記2級で陥ったのもこの手のピンチです。

その時は、およそ以下のように対処しました。

①一度選択肢を隠して、問題文を読み、知っている知識や公式を箇条書きにする

②もう一度選択肢を見る

③それでも解けない場合は、「うん、いったん状況を整理しようか」と心の中で呟いて、問題を解くのをやめる。車を運転していて、故障のランプが点いたらとりあえず安全な場所に停めますよね。あのイメージです。

④試験全体の時間と、解答の進み具合を確認する。「今開始15分で、10問解答を終えたところ」等。

ここから60点を確実にとるための方法を考える

要は、「ほんとは解けるはずのこの一問」への執着を和らげて、「どの問題でもいいから、まずは60点とろうよ」という方向に自分を説得します

「無事一次試験を突破した未来の自分が、現在の自分に語りかけている」イメージがおすすめです。

⑥他の問題を解いて戻ってきた時、さっきの①で書いた箇条書きを見たら、あっさり解ける、かも。

 

 

ポイントは、視点をぐいっと引き上げて、状況を俯瞰することです。

そうすることで、多少なりとも冷静な気持ちになれ、「この問題にこだわることに、そこまでメリットはない」と気付くことができます。

また、「成功した未来の自分が語るイメージを持つ」とうのは、ビジネス系の自己啓発でもよく聞く手法なので、騙されたと思って一度試してみてください。

 

 

ステージ4 全くわからない問題が出たら

多くの先輩方が語っているように、また予備校のデータが示しているように、診断士試験には初見の問題や、難しすぎる問題が出ることがあります。

というか、多分毎回出ます。

わからない問題をいったん飛ばすのはいいんですが、一周して戻ってきたところで、手も足も出ない場合は、どうするか。

私は、その瞬間に目標を「問題に正解すること」から「脳をゴキゲンに保つこと」に切り替えて対応していました。

「気持ちが落ちなければ、それでよし!」と割り切るのです。

 

具体的には、

①深呼吸して、単純で楽しいことを考える。食べ物系がおすすめ。

「朝食べたパン、おいしかったなー。チョコチップってなんであんなにおいしんだろね」とか、「一次試験のご褒美に食べたいかき氷ベスト3」とか。

②ちょっと幸せな気分になってきたところで、問題文を読み、「んー、これにしよっかな♪」とノリと直感で解答を選ぶ。

③しっかりマークを塗りつぶしたら、その問題は、それ以上振り返らない。「人間の直感はわりと当たる。そしてチョコチップはおいしい」などと断言してそっとしておく。

こんな感じです。

 

結果、直感が当たっていても外れていても、極論どちらでもいいのです。

実力で解けない問題なんですから、得点できないのは仕方ない。

でも、その問題に引きずられて他に悪影響が及ぶことは、なんとしても避けなければなりません

 

これは科目同士の関係についてもいえることで、例えば私は、1日目最初の科目の経済学は自信がなく、残り3科目で得点を積み上げる必要がありました。

そのため、経済学はできた/できなかった以上に、「終わった時に、ゴキゲン~平常心くらいのメンタルでいられるか」を重視していました。

なんとなく充実した気持ちで、財務・会計を始められればそれでよし。

間違っても、テキストを見て答え合わせなんて始めてはいけません。

同じ理由で、1日目が終わった時点で1日目の答え合わせをするのもおすすめしません。

 

 

いかがでしたでしょうか?

既にトラブル対応はバッチリ! という方もそうでない方も、何か一つでも、本番に向けて気付きがあれば幸いです。

結局、私が一次試験前、最後に皆さんにお伝えしたいことは一つです。

カッコ悪くてもいいんです。

ゴキゲンなあまり、口元が多少ニヤついててもいいんです。どうせ今年はマスクで見えませんから。

とにかく足切りを回避して、全体で6割以上とればいいんです。

最後まであきらめず、メンタル持っていかれず、無事合格することだけを目指しましょう。

ではでは、一次試験、ゴキゲンで通過してきて下さいね!

引き続き一緒に勉強がんばりましょう~^^

 

 


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

前回までの記事はこちら

 

中小企業診断協会から、一次試験を予定通り実施します、というアナウンスが出てからもうすぐ一週間。

本番にむけて覚悟は決まってきたでしょうか。

今年は「まぁこのご時世だし……中止か延期が濃厚なんじゃない?」と思っていた方も多いと思います。いまいち勉強に身が入らないこの数ヶ月でした。

正直、「全然準備できてないし……行きたくないなぁ」という方もいるかもしれません。

一度くすぶってしまったやる気をもう一度燃やすのって、案外難しかったりしますよね。

 

そんな方に、シンプルに思い出して頂きたいことがあります。

あなたが診断士試験を受けようと思ったきっかけは何ですか?

診断士の資格をとったら、どんなことがしたいですか?

 

この問いに、自分なりの答えを出してみて、「あれ、もう診断士いらないかもしれない」とか「もしかして、私の目標達成に必要なのは診断士じゃないかもしれない」と思う方は、それで良いと思います。

多分、他に興味のあること、自分の時間を使いたいことができたのではないでしょうか。

 

一方で、「くやしいけど、自分は診断士を取りたいと認めざるをえない」「診断士になって初めて見える景色が見てみたいんだ」と思った方。

まずは一次試験まで走ってみましょう。

 

私は、診断士試験を受ける以前に仕事で一種の閉塞感を感じていたこともあり、「診断士とったら、社外の人と交流して刺激を受けたい」という漠然とした思いがありました。

実際に合格して、診断士の同期や先輩に会ってみると、皆さん優しいし仕事できるしビジョンを持っているし、こんな素敵な人たちの集団があったのかと驚きました。自分の嗅覚に感謝。

まだ実務補習にも行っていないので、診断士らしい活動はほとんどできていませんが、1年前の私からは想像もつかなかったくらい、人脈が広がり、思考も変わってきたと感じます。

少し勇気を出して一歩踏み出せば、導いてくれたり、一緒に動いてくれたりする人がたくさんいるのが診断士の世界です。

皆さんもきっと、期待以上のものに出会いますよ。(突然のBUMP OF CHICKEN)

 

 

さて、一次試験直前です。

直前期といえば、「法務・システム・中小」の暗記三兄弟を中心に、各教科を少しずつ、次から次へと勉強して記憶を定着させる、道場でいうところの「皿回し」を実行されているかと思います。

 

本日は、通勤時間が長く、まとまった時間がとりづらい方むけに、私が昨年試験1ヶ月前のこの時期にしていた勉強法をご紹介します。

少しでも使えそうなことがあれば、ぜひパクってカスタマイズ♪ してくださいね。

 

①過去問は一問あたりの時間にこだわる

実は私、一次試験の問題を60分なり90分でフルに解いたことがありませんでした。

模試も受けていないので(受けた方がいいです)、本番で初めて60分なり90分を通しで解きました。

理由は、この時期、とにかく時間がなかったからです。

ここでいう「時間がない」とは、「試験まであと●日」という時間のなさと、「通勤時間が長く、落ち着いて机に向かえるまとまった時間がない」という両方の意味があります。

とにかく時間がない。でも、泣いてる場合じゃないので、毎日できることをやるしかない。

だったらコマ切れでいいから、頻出問題をがんがん解こう。

60分(90分)通して解けない代わりに、一問あたりの解答時間はできる限り短縮して目標設定しよう

これが昨年の私の基本路線でした。

 

もう少し詳しく説明すると、例えば、経済学の過去問を60分間フルに解いたら、中には出題頻度の低い問題も入っています。

自分の性格上、不正解の問題があると、それがたとえCランクでも気になってしまいます。

ですが、ギリギリ受験生には、そこまで仕上げている暇がありません。

なので、同友館の「過去問完全マスター」で、A・Bランクをひたすら解き、Cランクは見ないと決めました。

幸い一次試験の設問は、二次試験と違ってそれぞれ独立しているので、一問ずつ解いていくことができます。

あと「過去問完全マスター」は1ページに1問という構成なので、どんどんページが進んで嬉しいという心理的メリット(?)もあります。

 

 

一問ずつ解くことのデメリットは、試験全体にかかる時間が体感できないことです。

このデメリットをカバーするため、一問を解くのにかける時間は、かなり厳しめに目標設定していました。

試験当日トラブルが起きたときの対処時間を残しておくのが狙いです。

たとえば、60分で25問スタイルの科目は、単純計算で一問あたりにかけられる時間は2分24秒です。

実際には受験番号の記入や見直しもあるので、「一問にかけていい時間は、長くて2分」と考えました。

さらに、べりーが以前財務・会計の攻略記事で書いていたように、一次試験には「瞬殺すべき問題」があります。

単語の意味をストレートに問われるとか、公式をそのまま問われるとか、計算問題でも一工程のみとか、「知っていれば即答できる問題」のことです。

この手の問題は、「これは即決10秒」「これは計算時間も入れて30秒」等、厳しめに目標時間を設定します。

以上をふまえ、過去問を解くときは、一問ごとにストップウオッチで計って所要時間を記入していました。

正解は「○」、正解でも時間がかかりすぎた問題は「△」、不正解は「×」として、「△」と「×」は「○」になるまで解き直します。

ここにあるのは、「制限時間内に正解できなかったんだから、本番では不正解と同じ」という思想です。自分の中に鬼教官を住まわせましょう。

(教官かな……?)

ちなみに、べりーが言うところの「逆ザヤ沼問題」は、本番で「うっ……」という感じの問題を見かけたら、無視して解答用紙に適当な記号をマークすると決めていました。

そもそも過去問でCランク(TAC基準だとD,Eランクでしょうか)を飛ばしているので、試験本番に見慣れない難問が出るのは想定内です。

こうすることで、できる限り速く問題を解くことが普通になり、60分(90分)通して解いていないことの不安はかなり解消できました。

 

 

②通勤電車で復習するため、とにかくスマホに情報を入れる

家では机に向かえるのでひたすら過去問を解き、通勤電車の中はひたすら復習と暗記をしていました。

通勤時間が長く、紙の書籍を持ち歩くのはつらいため、とにかく何でもかんでもスマホに入れてしまいます。

具体的には、以下のような感じです。

・暗記アプリ

私は手書きが好きなので、「SmaTan」というアプリを使っていました。

手で書いて、スマホで覚えたい人におすすめ。

朝一番やお疲れ気味の時など、低パワーモードのときはとくにお世話になりました。

 

・過去問アプリ

無料アプリで、比較的ユーザー評価が高いものをダウンロードして使っていました。

電車の中で過去問が解けて、解説まで見られるので効率が良いです。

気になる論点はスクショしてカメラロールに保存していました。

 

・過去問完全マスターのページをカメラでとる

これも電車の中で過去問を解くためです。

暗記カードに書くほどではないな、という時に、書籍の問題ページと解説ページをそのまま撮って、スマホに保存していました。

iPhoneならできなかった問題に「❤️」をつけておけば、書籍とも連動しやすく、やりっぱなしになりません。

 

・暗記用に書いたふせんも写真にとる

暗記用のふせん、もともとは試験当日スピードテキストを会場に持っていくことを想定し、スピテキに貼るために書いたものでした。

でも、下手すると試験当日まで見ない可能性もある! それではもったいない! と思い、これもスマホのカメラで撮影。

↓実際のふせんの写真。

経営法務の、マザーズ上場基準(の一部)です。

むりくり語呂を作っている感じが迷走してますね。

 

だがしかし! これ、実際に試験で出たのです。

令和元年度の経営法務第22問です。

出た瞬間「シカ10匹!!!」って思いました。

(今思ったけどシカの数え方は一頭、二頭のような気も…)

 

ということで、いろいろギリギリで悩まれている方も、執念をもって勉強すれば、必ずいいことあります。

 

苦しい時期ですが、あと一ヶ月弱、体調に気を付けて、自分の中の鬼教官に追い立てられながら走り抜けましょう!

明日はいけちゃんの登場です。一次試験の話題がお届けできそうな予感。

ではでは、引き続きいっしょに勉強がんばりましょう~^^

 

 

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合格に十分な実力発揮の準備

✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?

おはようございます。
べりーです(過去投稿記事はこちらです)。

いよいよ1次試験まで残すところ1カ月、2次試験まで4カ月と少しです。

ギリギリまで粘った中小企業診断士協会が「1次試験をやります宣言」を発出した今、ようやく躊躇なく「試験までの過ごし方」をテーマにした投稿が可能になりました。

今回は「初年度でストレート合格への希望に満ちていた2016年度の自分」「2回目の2次試験で重苦しいプレッシャーと戦いつつ合格を信じていた2018年度の自分」「2次試験に2回失敗しても1次試験再挑戦を諦めなかった2019年度の自分」を振り返りつつ、「当時の自分が今年受験するなら、いま伝えたいのはこんなこと」を書かせていただこうと思います。

時間が惜しい時期なのでご自身が関係するところだけお読み下さい。

 

今年1次試験に初挑戦するあなた(私 ※以下同)へ

初学者にとって最大の強みは超直前期における学習効果の高さです。
初学者の実力は試験直前まで伸びます。しかも、加速度的に伸びます。
道場には「橋げた理論」がありますが、あなたもこれまでの学習により各論点、各科目ごとの知識の柱である「橋げた」を強固にしてきたと思います。
橋げたが強固に構築できると、そう簡単に忘れない、忘れてもすぐに思い出せる状態になれます。初学者はここを目指して下さい。

この時期の学習の進め方は、平日でも1日に3科目以上を並行して学習するようにして科目ごとの切り替えの感覚を養うと共に、橋げたを繋ぐ橋板を渡していき、記憶の劣化に負けないようにその維持に努めて下さい。
ただし1日に何科目も回転していると、いつの間にか「さらーっと流しているだけ」みたいな状態になってしまうことがありますが、ハッキリ言ってそれは時間の無駄です。

いまは学習に時間を費やした分だけ実力UPが見込めると信じて、過去問を「鶏ガラ学習法」で丁寧に消化し尽くして下さい。

また初めて受験するあなたにとって、「一発合格道場」の記事が大いに参考になる筈です。
疑問や質問があったら、記事末尾の「コメント」からどんどん質問してくれれば11代目の投稿者本人や誰か得意なメンバーが答えるので、初学の方でも遠慮なく、コメント欄は活用しまくって下さい。

そして、ここまで来たら今は2次試験のことは一旦忘れて下さい。
2次試験の舞台に立つための夏の戦いは決して楽な勝負ではありません。
ただひたすら1次試験の過去問を回し、鶏ガラ学習で橋げたをより強固にし、先輩たちとの差を詰め、追い抜き、全力でぶっちぎって下さい。

あなた方初学者の前だけに「ストレート合格」への道が真っ直ぐ延びていると信じて、残り1カ月間を全力で走り切るのみです。


出典:時事ドットコム

レース後半に 2.75メートルの歩幅で圧倒的に加速できるのは
現役時のボルト選手と初学のストレート生のみです

 

今年の2次試験(2回目)の挑戦権を入手済みのあなたへ

「まずは1次試験合格者たちの顔触れが揃うまで、悠々高みの見物じゃ」・・・ですか?
きっとそんなことないですよね。今年で言えば、令和元年の2次試験の未合格者約5,000名のうち、何割が1次試験挑戦組に回り、何割が令和2年に2回目の2次試験挑戦権を残したか分かりませんが、令和2年の2次試験が過酷な争いになることはまず間違いないと思います。

この時期、今の私だったら事例Ⅳの問題集に取り組みます。
事例Ⅳは時間を掛けた分だけ実力に跳ね返ってくるからです。
問題集は次の2冊がおススメです。

スッキリわかる 日商簿記1級 工業簿記・原価計算III 直接・CVP・予算実績差異分析編  スッキリわかる 日商簿記1級 工業簿記・原価計算IV 意思決定・特殊論点編

左が「スッキリわかる 日商簿記1級 直接・CVP・予算実績差異分析編」、
右が「スッキリわかる 日商簿記1級 意思決定・特殊論点編」
(どちらもTAC出版開発グループ)です。

この2冊をおススメする理由は「イケカコより圧倒的に分かり易いから」。おべんと君の記事(コチラ)にもある通り非常に好みが分かれるイケカコですが、解説も難解なため取り組むこと自体が目的になりかねず、診断士試験の学習としては「過分な時間」をこの本で溶かす恐れがあります。
私自身、あるブログの紹介でこの2冊に出会いましたが「信じて良かった」の一言に尽きました。

スッキリシリーズを2~3周回しながら、その章と同じ論点の過去問を「タテ解き」する。この反復により「事例Ⅳの第2問、第3問を味方にすべく実力を磨き上げ今からストレート生に追いつかれないだけの圧倒的な実力差をつける戦略です。

    

ちなみに2次試験の事例Ⅳが難化した年は「ストレート生が有利」と言われますが、それは難化年にストレート生がより多く点を取るというより「多年度生が点を落としてしまい差が縮まること」が理由です。

・・・そんなこと、許せますか?
2回目の2次試験で今年は迎え撃つ立場のあなたにとって、去年の自分と同じように短期決戦で臨んでくるストレート生がとても敵わないレベルにまで「事例Ⅳ対策を仕上げる時間は十分にあります。

たとえ事例Ⅳが難化したとしても、たとえ1次試験から2次試験まで例年より1カ月長いためストレート生が更に有利だとしても、簡単に追い抜かされるわけにいきません。
ぜひ牙を磨く期間にして下さい。

また事例Ⅳ以外ですが、通勤電車の中などの隙間時間に、事例Ⅰ~Ⅲの過去問の「設問文」だけを何年分か読んでみて
・どのレイヤーが問われているか
・解答の方向性はどうすべきか
・どういったキーワードを取り入れるべきか(あくまで設問からの推測)
などを考えることで「事例ごとの問われ方」をつかむ訓練をするのもあまり場所を選ばないのでおススメです。この学習法は、7月以降にどこかで書かせていただく予定です。

最後にもう一つ、これは当時の自分に絶対に伝えたいことですが、11代目メンバーに聞くとやはり勉強会は合格への近道と言えるようです。先日タキプロのHPを見たらオンライン(ZOOM)で行われているようですので、ぜひ一度門を叩いてみることをお勧めします。

 

そしてそして、

2次試験に2回敗れて今年1次試験を再挑戦するあなたへ

お気持ちよく理解します。私も2次試験に2度失敗して1次試験から受け直しました(過去記事:2次試験の準備と実力の話 ※長文のためご注意下さい)

図々しい話ですが私も妻もまさか2次試験に2回落ちるとは全く思ってなくて、特に2回目は予備校に通学したこともあり、根拠のない自信と言うか「受からなきゃおかしい」ぐらいな気持ちでした。本試験当日も、よく成功者が書くような「卒業証書をもらいに行ったる」ぐらいなつもりで臨んだ結果、実力も準備も足らず涙をのみました。

私はそこから「しゃーねーな。1次からまたやるか!」と立ち直るまでかなり「心のエネルギー」を使いました。恐らくあなたも同様かと思います。本当によく立ち上がられました。感服します

あなたにとっても1次試験まで残り1カ月です。
学習面でやるべきことは冒頭の初学者の方々と同様であり、ここから1カ月は1次試験に専念するのが肝要かと存じます。

ただ初学者達と大きく違う点としては、過去の受験経験によりあなたはご自身の得手不得手が明確に把握できていると思います。おべんと君が書いた通り(コチラ得意科目を伸ばすこと。そして初年度の私のように苦手科目で足切りを食らわないこと。これだけに注意して下さい。

たとえ総合的に難化年であろうとも、1次試験7科目(資格等による免除があれば6科目以下)でリスク分散しながら得意科目で70点、80点と荒稼ぎし、苦手科目は何とか知識と記憶を振り絞って必ず全ての設問のマークシートを塗りつぶして来て下さい。

1次試験を勝ち抜けたあなたは、新鮮な1次知識が頭にぎっしり詰まった状態で再度2次試験にチャレンジすることになります。去年のあなたより死角がなくなっている可能性が高いのではないでしょうか。

最後に、これから1カ月は超追い込みモードに入られると思いますが、その間も2次試験への3回目のチャレンジ(1次試験突破した前提で 笑)を応援して下さったご家族への感謝だけは、どうかお忘れないようにして下さい。図書館などでの勉強帰りに花束や美味しいスィーツを買って帰られてはいかがでしょうか。

 

・・・ということで上記の全ての立場を経験した身として、1次試験1カ月前の今しかお伝え出来ないことを書かせていただきました。

今年は新型コロナで試験が中止になるかもしれない状況が長引きましたが、試験があると分かった以上、ここからは例年の超直前期と同様に余計なことは考えず学習を進めていただきたい思いです。

この1カ月間の過ごし方は大げさでなく勝敗を左右するでしょう。1次試験だけでなく2次試験にも影響するような差が付きかねず、2次試験 専願の方にとっても重要な1カ月間になると私は考えます。

必ず悔いを残さぬよう、万全の準備と合格に十分な実力を身に着けるための試験対策に励んでいただき、ぜひ栄光を勝ち取って下さい。

 

ここまでが前半です。
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では後半も行ってみましょう!

 

 

今から中小企業政策を暗記する戦略?

ここからはタイトルの後半部分「今から中小企業政策を暗記する戦略?」です。まずはこの科目の直近年度における難易度を振り返りましょう。

一次試験の平均点と科目合格率の推移2020(~令和元年最新版)より抜粋

ご覧の通り、H23年度までは危険な科目だった中小企業経営・政策も、H24年度以降の7年間は平均点が60点前後を推移する「比較的楽勝科目」でした。しかし令和元年は一転して再び難化しました。

その結果、よく言われた「中小企業経営・政策は直前1カ月で十分間に合う」という戦法鵜呑みにはできなくなってきました。

とはいえ「やっぱり直前1カ月で対策することに決めていた方」もいらっしゃることでしょう。

・何か根拠に裏打ちされた自信があるか(模試で上位とか本業でとか)
・何も根拠のない自信があるか(一般的なビジネス知識で十分っしょ)
・そもそも去年の難化なんか知らなかったか(本道場を最近知った)
・やりたくても他で手一杯でとにかく時間が足りなかったか・・・、e.t.c

色々あるとは思いますが、いずれにせよ今から着手しないとあっという間に試験当日となってしまいます。

そこで参考になるか分かりませんが、私が超直前期を中心に隙間時間も活用しながら中小企業政策の知識をどうやって暗記したのかについて、サンプルとして書かせていただきます。

 

効率重視でインプット①:動画

いわずとしれたYouTube動画、「ほらっちチャンネル」が超絶おススメです。

11代目メンバー12名にヒアリングしたところ、「一度も観たことがない&ほとんど観ていない」が4名で、残り8名は全員「よく観ていた」でした。

観たことがない4名のうち3名は「知らなかった、知ったのが直前過ぎた」、1名は「動画に時間を割くのが怖かった(関連動画の誘惑も・・・)&余裕がない」が理由でした。

よく観ていた8名の内、2名は「2周以上観た」とのこと。
次に「何倍速で観たか?」も聞いてみたところ、

【2周以上派】
1周目1倍速で聞いて、2周目1.5倍速&止めながらメモを取った
1周目2倍速で概略を掴み、覚えられない所だけ1.5倍速2周目

【1周派】
1.5倍速でお世話になった
・尺が結構あるから1.25倍速で観た(語呂合わせ最高!メモった)
1倍速でがっつりお世話になった
1倍速で1字1句聞き逃すまいと思って聞いていた
・普段YouTubeは1.5倍速で観るが、しゃべりが上手いので1倍速で観た
・淀みなくお話になるので敢えて0.75倍速で”ながら聴き”できるようにした

でした。満足度の高さが伝わったかと思います。

残り1カ月間の状況で1倍速で聴く時間が確保できるかは人それぞれです。その判断をした上で上記も参考にして下さい。

 

効率重視のインプット②:参考書(サブテキスト)

こちらも定番。何度もおススメしていますが「一発合格まとめシート(後編)」です。

後編は、
①1冊に「経済学・経済政策」「経営情報システム」「経営法務」「中小企業経営・政策」が分かり易いイラストと解説でまとめられている、
②4科目分なのに厚すぎず「1日3科目学習時」に便利(メモを書き込む)、
③メモ一元化により本試験会場に持ち込むファイナルペーパーにもなる、
と3拍子付きの書籍です。

中小企業経営・政策の網羅性とまとめ力の高さは唸るほどです。
「税制」「共済・融資」「計画」「補助金」といった政策の種別の構成もさることながら、「13.いろいろな計画まとめ(後編 310ページ)」のような一覧表で政策を並べ、相互比較によって記憶に定着させるページが多くあり、「超直前期の効率的な学習」に非常に役立ちました。

実際、私もすべてのイラストページに目を通し、この1冊とほらっちチャンネルを軸に中小企業経営・政策を暗記しました。

まとめシートは購入特典としてイラストページのPDFファイルがダウンロードできるので、先日のCKの復習マップのように各政策種別ごとの表をA3用紙1枚に一元化することができれば「最強の復習ツール 兼 ファイナルペーパー」が出来上がります。

もちろん、今から新しい書籍に手を出すことのリスクについても申し添えたいです。時間は有限ですから何に振り分けるか?は重要な意思決定になります。

と言いつつ今回は「今から中小企業政策を暗記する」という超追い込みタイプの皆様向けの記事なので、一つの重要な参考情報として挙げさせていただきます。

 

効率重視でインプット③:スキマ時間用暗記ツール(音声ドリル)

実は上記の「一発合格まとめシート」には色々特典ツールがあって、中小企業経営・政策は「暗記カード用データ」がダウンロードできる特典が付いてきました。

私の場合はこれを「わたしの暗記カードプラス」(370円)に取り込み、音声読み上げ機能を使って1.25倍速でイヤホンから聴いていましたが、駅までの歩行時など参考書や動画を使いづらいときに大変重宝しました(今やアプリは豊富にあると思いますが、私はこの時期「倍速設定機能があるアプリ」をお勧めします)。

なお、私は「イカ解放」「株子」でお分かりの通り語呂合わせが大好物です(まだご覧になってない方はよろしければ過去記事「運営管理(IE)のイカ解放」と、「財務会計(ごちゃっとしがちな論点)の株子」もご参考下さい)。

したがってこの科目においても、「中小企業政策」はそうでもありませんが、「中小企業経営」は年々変わる数値を覚えるために語呂合わせを多用しました。
元々「一発合格まとめシート」の「中小企業経営」パートは語呂合わせの記載が多く、そこも個人的に素晴らしいと思うのですが、著者が語呂合わせ化を諦めた(あるいは私とは脳のスペックが違うため必要なかった)箇所まで語呂合わせをひねり出したりしていたので、アプリ側で簡単にデータを加工・更新できる機能が助かりました。

 

このように私の超直前期における中小企業政策対策

「映像、イラスト(画像)、音声という3種類のインプット」
「過去問ヨコ解き(年度ごとに解く)によるアウトプット」

により行いました。

あくまで皆様の「受験戦略上の科目ごとの位置づけ」によりますが、私のように「中小企業経営・政策は難化しても平均点を下回らない程度に踏ん張れればOK」とお考えの方は、ここまで来た今では「暗記で突破モードで頭に詰め込む」のも現実的だと思います。

ぜひよろしければご参考下さい。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ超直前期、残り1カ月です。
ここからは「明日はどういった目的で何の勉強をするのか?」を前日の内に決めておき、当日は勉強に専念する毎日を過ごしてはいかがでしょうか。

べりーでした。

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「今日は6月11日。傘の日です。」

といった感じで、カーナビが優しいお姉さんの声で今日は何の記念日かの雑学を教えてくれるのですが、コレけっこう好きです。

傘の日なのに雨降ってないじゃん、などお姉さん(カーナビ)にひとりツッコミを入れつつも、明日は何の日かなー?なんて楽しみにしています。

皆さま、こんにちは。ぴ。です。過去記事はコチラ

さて、今日で一次試験までちょうど1か月になりましたね。

これから「ラストスパートだ」と追い込みをかけようとしているかたもいらっしゃると思います。

特に暗記科目は中小を筆頭に、直前期に詰め込むほどスコアが伸びるので、スパートをかけることも良しです。

一方で、体調面のケアも忘れずにしてくださいね。今日が「傘の日」と言われるのは梅雨入りが多いことを意味しています。(参照元:雑学ネタ帳)

じめじめと蒸し暑い梅雨の時期は、体調を崩しやすいかたも多いようです。休むときは休む、適度に運動する、ビタミン補給するなどしっかりと健康管理もしていきましょうね。


本日は、企業経営理論の組織論の内容です。

組織論の取り組みかたについて読者様からリクエストを頂いたこともあり、

今回は、「組織論の問題で1マークでも多くゲットしたい」というかた向けの内容です。

私なりの企業経営理論の受験経験(4回)を踏まえ、最後には道場メンバーの力も借りつつご紹介していきたいと思います。

お時間のない方は、下のほうにある道場メンバーアンケート結果と最後のまとめだけでもサーっと目を通して頂けると嬉しいです。

今回お伝えしたいポイントは3つです。

① 正答問題数の目標設定をする。

② 過去問の年度や学習領域を絞り込み知識を強化する。

③ 出題者の意図や求められている知識を想定する。

なお、組織論は人的資源管理や労働関連法規の領域も含むという見方もありますが、今回は主に組織構造論と組織行動論に絞ってご紹介していきます。

労働関連法規については、11代目かーなの記事を是非ご参考にしてくださいね。

【渾身】企業経営理論 捨て問にしない労働法規

また、過去の渾身シリーズでも組織論について珠玉の記事で溢れています。

【渾身】企業経営理論(モチベーション理論) 10代目ブブ

【渾身】経営(二次にも一次にも使える組織論) 10代目kskn

【渾身!論点シリーズ】組織構造、組織形態 9代目ゆう

こちらもぜひご参考にして頂ければと思います。

それでは本日も宜しくお願いします。


■正答問題数の目標設定をする

皆さまは何らかの組織に属しておられる方が多いと思います。

「まさにうちの会社は官僚制の逆機能が働いているわ」

「〇〇上司にリーダーシップ論を叩き込んでやりたいわ」

など、内容を身近に関連付けた学習ができているのではないでしょうか。

一方で・・・過去問でいざ組織論の問題に取り組んでみるとどうでしょう。

やたらと深い知識が問われる問題や今まで見たことのない言葉、用語が出てきたりしますよね。

「学習してもなかなか正答率が上がってこない・・・。」

「こんな深い知識を復習しても意味があるのだろうか・・・。」

など、感じておられる方も多いのではないでしょうか。

このように組織論は馴染みやすい領域でありますが、相対的に難易度が高い問題が多いです。

理想(身近の経験に絡めて解ける)と現実(だけど難しい問題が多い)のギャップを踏まえた目標設定が必要です。

ここで経営理論の過去問データを確認しておきましょう。

過去10年のデータを見ると、組織論は平均9問出題され、出題割合は全体の約22%です。

一方で、難易度別のABランク数で見ると、平均3問程度となり、全体の約15%に低下しています。

この傾向は10年間ほぼ変わらず続いておりますので、今年の試験でも同数程度と見てよいと思います。

以上を踏まえ、組織論の現実的な目標は、

先ずは、約3問出題されるABランクの問題は確実に死守すること。

そして、その他約6問出題される難易度の高いCランク以下の問題は2択(あるいは3択)に絞りこむことです。

(出典:SLAM DUNK(スラムダンク)作者:井上雄彦 出版:集英社)

この死守と絞り込みによって、

組織論の正答問題数の目標は、合計で5問程度で十分ではないでしょうか。

うーん。5問程度の正答数を目指すことはしぶしぶ分かった。

で、あと1か月で具体的にどうするのよ?

以下、過去問の学習面や本試験での対応面での対策をご紹介します。


■過去問の年度や出題領域を絞り込み知識を強化する

2つ目は、あと1か月の学習計画のご紹介です。

学習範囲を広げたくなる気持ちを抑え、逆に絞り込みのプランが有効です。

1.過去問の年度を絞り込む

私のオススメは、これから試験1週間前までは直近3年分の過去問を優先的に取り組むことです。

直近3年分とする理由は、勉強時間が限られているというのもありますが、一番には出題者によって文章の表現や不適切な選択肢のポイントが違うためです。出題者が同じ可能性の高い直近の年度を優先的に解くことで、本番対応力を磨きます。

具体的には、これまで学習した知識と実際に出題されている問題文の言葉を結びつけることで、出題者が何を求めているのか、どの知識を試そうとしているのかを最終確認します。

これによる効果は、後にもご紹介しますが、出題者の意図を直前期に深めておくことで、本番で2択で迷ったときなど「なんとなくこれかな」と選ぶときの助けになります。

また、試験一週間前までとしたのは、私は試験1週間を切ったタイミングから、TACの基本テキストをじっくり読み込み、知識の総復習をしました。

試験超直前期は超集中状態(ゾーン)に入るため、頭の整理術が研ぎ澄まされ、体系的な理解が深まる感じがしました。

これから学習計画を立てるかた、または計画を見直そうと考えているかたは、もし宜しければ参考にしてみてくださいね。

2.学習領域を絞り込む

組織論は組織構造と組織行動に分かれますが、出題頻度でみると組織行動のほうが多いです。

ただ、横断的な知識が問われる問題もありますので、組織構造も頻出論点はしっかり復習しておきたいです。

では、過去10年分のデータで頻出領域をあらためて確認しておきましょう。

この項目に分類できなかったその他の問題もありますが、出題頻度に偏りが見られるのが分かると思います。

緑色で強調した4つの領域については、ほぼ毎年出題されていますので、知識の強化が必須です。

出題領域を横断するような問題への対応力を高めるためにも、頻出領域のブラッシュアップをしてはいかがでしょうか。


■出題者の意図や求められる知識を想定する

3つ目は、主に本試験での対応面についてのご紹介です。

企業経営理論に関わらず、診断士1次試験はマークシート方式なので、選択肢同士の相対評価によって「最も適切な」もしくは「最も不適切な」選択肢を選ぶことも試験対策上では必要です。

11代目CKのコチラの記事では選択肢の構造等について重要なポイントが紹介されております。

【渾身】戦略論の解き方(企業経営理論)

まだご覧いただいてないかたは是非チェックしてくださいね。

一方で、全ての問題に対して、各選択肢を細かく解釈していくと、私の場合には時間不足になるなどの問題が生じていました。

私と似たような問題や悩みを持つかたもいらっしゃるかもしれませんので、失敗談を踏まえた対策をご紹介させていただきます。

出題者の意図を想定する/時間の感覚を掴む

企業経営理論の設問文は堅っ苦しくて読みづらい。また、文章表現が曖昧で言葉の意味の解釈が難しい。

などの特徴があるため、一つひとつの選択肢を細かく解釈しようとした場合に以下のような失点パターンに陥っておりました。

・解釈に時間がかかってしまい時間不足になる。

試験中には問題の難易度が分かりづらいため、どの問題も同じように時間をかけてしまうと、比較的易しい問題を解く時間がなくなる可能性があります。

結果として、確実に取るべきA・Bランクの問題への正答率に影響が出てしまう恐れがあります。

・第一印象で選んだ選択肢に迷いが生じて変えてしまう。

選択肢を細かく解釈すると、第一印象で「知識的にはコレが正解だろ」と選んだのにもかかわらず、迷いが生じてきます。

例えば、「いや・・・やっぱりこっちのほうが全体的に正しい事を言っている気がする」など、時間をかけて迷った挙句、選択肢を変えることです。

結果として、第一印象の選択肢が正解で、変えたことで間違えてしまったといったケースが多かったです。

対策としては、

選択肢毎に細かく吟味するのではなく、問題の冒頭にあるリード文との整合性で判断することや、リード文や選択肢から求められている知識を想定して絞り込んでいきます。

また、2択に絞ったあとに選択肢同士の優劣で判断するだけではなく、想定した知識にどちらが合致しているかで判断することも重要です。

その他、1問アタリにかけられる平均時間は約2分10秒ですので、時間的な感覚も掴んでおく対策も重要ですね。

9代目きゃっしいさんのYouTubeチャンネルで「タイマー勉強法」が配信されています。2分間隔でタイマーが鳴ることを25回繰り返す動画です。企業経営理論の過去問演習で集中力を高めたり、時間間隔を掴むにはピッタリだと思いますので、ぜひ参考にしてはいかがでしょうか。

ここで、昨年の過去問を題材に上記の内容について確認してみましょう。

〇R1年第13問 Cランク

初見で解いた際の私の思考を問題文に書きこみしています。

(注)現場対応的な書き込みですので、この問題の正しい解説は参考書等でご確認してくださいね。

パッと見では、情報処理モデルってマーケの消費者の購買プロセスのやつ?と戸惑いましたが・・・。

私は第一印象でウの選択肢が〇だろうな。と思いながらも、オの選択肢も正しい事を言っている気がして2択で迷いました。

ですが、いつもの「組織の変革」あたりと「外部環境と組織」の知識が横断的に問われているのではないか?と想定することで、たまたま正解のウを選ぶことができました。情報処理モデルや不確実性・多義性の除去といった言葉、用語の正しい知識は持ち合わせていませんでした。

たまたま、なんて言うと怒られてしまうかもしれませんが、企業経営理論では、この「たまたま」正解の確率を上げることが大事になります。

試験本番では、自信を持って選べる選択肢はごく僅かだと思います。多くの問題では2択まで絞れますが、どちらが正解か明確に判断できないといった状況になります。

そんな時にでも、正解の確率を上げるためには根拠を持って選ぶことが大事ですし、その根拠が過去問学習で学んできた知識や出題者の意図になります。

なぜなら、組織論の問題に限った話ではないですが、企業経営理論はD・Eランクの鬼ムズ問題を除くと、問題文の言葉、用語などを分かりづらくしているだけで、実は求められている知識は易しいものだったりすることが多いためです。

上で取り挙げた問題以外にも、R1年第20問のようなケース問題は、文章が長く一見難しいような印象を受けます。

しかし、過去のケース問題を見ても実は求められている知識は易しいことが多いです。

もし今年の試験でケース問題が出てきたら、「あえて長い文章にすることで受験生を惑わして難易度を高めているだけだ」と想定しておきましょう。

企業経営理論は、どの程度力がついてきているのか、合格点を確保できる実力にあるのか、ご自身で分かりづらいかもしれません。ですが、これまで一生懸命に学習して知識を積み上げられたと思います。最後はご自身の力を信じて、自信を持っていきましょう。


■道場11代目メンバー組織論アンケート

最後に、11代目メンバーへの組織論に関するアンケートの結果をご紹介します。

Q1.令和元年度の組織構造と組織行動問題の成績

結果を見ると、組織論の出来・不出来による総得点への影響度はさほど大きくないことが分かります。

誰も正解できなかった問題が3問ありますね・・・DEランク恐ろしや・・・

戦略論、マーケで得点を稼ぎ、組織論は5割程度の正答率で凌ぐことで合格点確保は十分狙えます。

Q2.組織論で、気をつけていたこと、工夫したこと、など

・言うは易し・・・ですが、会社がどうなりたいのか?(拡大したいのか、ニッチでプレミアムになりたいのか)と組織デザインの対応付けを常に意識しました。

・組織構造論、組織行動論、人的資源管理と幅広くて覚えるところが多かったので、最終的には完ぺきな暗記は諦め、企業勤めの一般常識メインで対応しました。

・組織論はボロボロでした。初めて聞く理論名や人名が多々出てくる印象があったので、勉強法としてはスピテキ以外の内容は諦めるという姿勢で、戦略論とマーケを頑張るようにしました。

・自己採点しながら魂抜けました。組織の設計原則、形態、ライフサイクル、リーダーシップ類型&モチベーション理論などテキストに記載されている重要論点はインプット段階で覚えました。アドホクラシー文化とかヒューリスティックとかは過去問鶏ガラで一応覚えました。環境変化対応が重要そうだったから、高次学習とかリッチ情報とかスラック資源とか関連付けて覚えました。それ以外は経験値から推測し、言葉自体が未知の問題は潔く諦めました。

・第24問の選択肢アの横に「オニか?」とメモ書きしてありました(笑)科目合格した翌年も受けたほど得意科目と信じてたのに、R1年は足切り寸前で震えました。

組織論について苦労したコメントが多いですが、テキストに記載されている基本的な知識はしっかり抑えると共に、自身の経験と関連付けて対応したようです。

一方で、未知の用語が出るなど鬼ムズ問題が出題されることをあらかじめ想定し、深追いしない戦略を立てていますね。

■まとめ

今回は組織論の取り組みかたについて、過去問の学習面や本番での対応面について、以下の点をご紹介させて頂きました。
✅現実的な目標の設定
過去問のデータやアンケート結果を見ると、組織論はABランクが比較的少ないですし、DEランクの問題は難しすぎて太刀打ちできないです。そのため、5割程度の正答率を目標とし、気を少し楽にして本番に臨むことで、結果的に合格点確保に繋がるのかなと思います。
✅学習計画と知識の強化
これから1か月、直近の過去問3年分でご自身が間違えやすい頻出論点を集中的に復習されてはいかがでしょうか。
また、今回は模試については触れませんでしたが、模試の復習も同様です。
TACの模試では全体受験者の問題ごとの正答率が成績表に記載されると思いますので、正答率が高いのに間違えてしまった問題を優先的に復習するといいですね。
✅本番での知識の想定と時間対策
試験本番で難しい問題に直面した時に、出題者の意図は何だろうか?過去によく出題された知識が問われているのではないだろうか?と一度考えてみてはいかがでしょうか。また、時間不足にならないように1問アタリの時間(約2分10秒)の感覚も掴んでおきましょう。

今回は以上となります。最後までお読みいただきありがとうございます。
企業経営理論で合格点を突破されることを心より応援しております。
ぴ。でした。


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おはようございます!おべんと君です。自己紹介はこちら
前回までの投稿記事はこちら
今日はいきなり結論からスタートします。

<本日のまとめ>
「1次試験って全科目60点取らないとダメ?」
「そんなことありません!得意不得意を活かしましょう!」

今回1次試験突破を目指す方へ、私おべんと君流の
この時期の1次試験との向き合い方について投稿いたします。

 

<本題>
1次試験当日まで約1ヶ月となりました。
今年受験される方々は追い込みの時期かと思いますが、
これから夏に向かって日々気温が上がっていきます。
くれぐれも体調に気を付けながら勉強されてください

5月から、11代目メンバーが1次試験に関する【渾身】記事
投稿しています。
ひとえに一発合格道場を読んでいただいている皆様に、
本番当日1点でも多く点を取っていただきたい!
という一心で、11代目一同全力で投稿しておりました。

当サイトの右上の検索から 渾身 と入れていただければ、
先代からの10年分の渾身記事が読めますので是非ご活用ください。

また、さとまるが書いた記事(記事はこちら)には1次試験までの
日程計画、当日を想定した過ごし方が書かれていますので
ぜひ参考にしてくださいませ。

「そうはいっても、試験に向けて不安なこといっぱいあるんだけど・・・」

そう思われる方もおられるかと思います。
チキンハートな私は、試験が迫ってくると色々考えてしまい眠れない
日々が増えました。
特に1次試験1ヶ月前、不安に思っていたのが、

「全科目60点以上取れる自信がない」ということです。

1科目60点以上を取るというのは、科目合格基準にもなっており、
できるだけクリアしたい点数ではあります。

だがしかし、駄菓子菓子、

「全科目60点以上取れる自信がない」

合格者には全科目得意な人もおられますが、少数ではないでしょうか。
11代目であればCK(556点)Tomatsu(502点)岩塩(499点)
1科目平均70点超の1次試験高得点者です。

が、こんな猛者ばかりではありません
得意不得意がある人の方が大多数かと思います。

私はその一人でした。

私の1次試験の戦歴と点数をご紹介いたします。

 

☆平成28年(2016年)
この年に1次を初受験をしましたが、経済と法務が苦手で、
特に法務は本質を理解せず、ただ暗記している状態で、
応用が利かないレベルだということを痛感していました。

私の場合、サブノート作りの失敗(記事はこちら)により、
科目合格制度を活用することになり、
この年は経済、運営、法務、中小の4科目を受験するつもりでした。
しかし、絶対法務は60点いかない と感じていました。

やはり結果は法務40点ギリ足切り回避のレベルです。

 

☆平成29年(2017年)
1次試験突破をかけて、残りの4科目を受けます。
1年間勉強してきましたが、それでも法務は苦手でした。
完全なる不得意科目の筆頭です。
そんな私ですが、得意科目が1つあります。それは財務・会計

1次試験突破は、「40点未満を取らず」「総得点で240点以上」です。

悩んだ私は、こんな青写真を描きました。
ちょうど今の時期、1次試験1ヶ月前だったと思います。

財務:80点
経営:60点
法務:40点
情報:60点
合計:240点

不得意科目は守り(足切り回避)、得意科目で攻める

「得意科目に逃げた」といえばそうかもしれません。

ただ、法務で60点取れないと思っていた私としては、
考えに考え抜いた合格する可能性が最も高い方法でした。

科目ごとの難易度の変動が毎年あるため、財務が難化する
可能性は当然覚悟のうえで、

法務は基礎論点の復習を中心に行い、
足切り回避

財務は時間を多めに難しめの問題演習も繰り返し行いました。
得意科目を伸ばす

科目の難易度にも助けられ、結果として
財務:80点→80点
経営:60点→60点
法務:40点→44点
情報:60点→72点
合計:240点→256点

と奇跡的に青写真と近くなり、1次試験突破できました。
情報が青写真より高得点だったのは、平成27年、28年は情報が
とてつもなく難化しており、この年はその反動があったと
考えています。

今思えば完全なる青写真であり、博打に近い選択ではあります。
題名のとおり「戦略か?邪道か?」どちらにも転ぶ方法ですが、
こんな戦い方もあります。

この時期は追い込みの時期と冒頭書きましたが、新型コロナの影響で
他の資格試験が延期・中止が相次ぐ中、開催の不安を抱えながら
1次試験の勉強をされている皆様は、私が勉強していた時よりも
厳しい状況の中で日々勉強されておられます。

そんな中で、点数が上がらない科目がある とお悩みの方がいましたら、
得意科目が難化する可能性はもちろんありますが、
ご自分の得意科目を伸ばして点数を稼ぎ苦手科目は足切り回避を狙う
という方法もご検討いただければと思います。

1次試験の科目ごとの難易度推移はべりーの記事に詳しく書いています。
記事はこちら

苦手科目の勉強よりも得意科目の勉強の方が楽しいので、
精神的な緩和剤にもなります。

ちなみに、、、
得意科目と言っておきながら、平成30年財務は52点とおそまつな
結果でした。この年の財務は平均点49点だったので難化しており、
私自身2次試験メインで勉強していたから、、、という言い訳です。。。
結局難易度次第じゃん って話なので、得意科目という思いは
ただの妄想だったのかもしれません・・・

<本日のまとめ>
「1次試験って全科目60点取らないとダメ?」
「そんなことありません!得意不得意を活かしましょう!」

この投稿が皆様のお役に立てば幸いです。

以上、おべんと君でした。


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受験生以外の方も、中小企業診断士という存在に少しでも興味を持って頂けたら嬉しいです^^

おはようございます!おべんと君です。
自己紹介はこちら。

<小話>
私の本業である連結決算もようやく落ち着きを見せ始めましたが、
今度は開示資料の作成が待っており、テレワークが難しい業務が
いくつかありまして、その場合は通勤しています。

昨今の感染対策のため、最近自宅から会社までの通勤を、
電車から自転車に変えました。通勤時間自体は1時間程度で
今までとあまり変わりませんでした。

具体的に場所は言えませんが、大きい道路をひたすら自転車でこぎ、
途中で見えてくるタワーを曲がって会社に向かっています。
そのタワーは、夜は少しきれいにライトアップ?というか光っていまして、
電車通勤時は見れない光景でした。

電動自転車でもない普通のママチャリなので、向かい風と上り坂は非常に
厳しいですが、頑張っていこうと思っています。

皆様も何卒健康にはご留意されてください!

 

<本題>
今回はオンライン春セミナー(略してオン春)でお答えできなかった
ご質問について、時間がたってしまい恐縮ですが、引き続き
2次筆記試験についてお答え致します!

質問:オリジナル勉強法

独特の勉強法があったら教えてほしい とご要望をいただいて
おりました。独特というか、少し変わった勉強法として私が
やっていたことをお伝えしたいと思います。

★本試験と全く同じルーティン作業を実施する

私の本試験80分の過ごし方は、概ね下記の通りです。
1.解答用紙に受験番号を書く
2.問題用紙の1枚目をメモ用紙にするためホッチキスを外す
3.メモ用紙に設問番号を割り振ってメモスペースを確保
4.設問分析
5.与件分析
6.骨子作成
7.解答用紙に記入

本日はこのうち1、2、3、6に関係する勉強法です。

私はTBC通信講座を受講していて、月1回演習を提出していました。
提出課題がない日は、過去問や演習問題に毎日解いていました。
解くといっても解答用紙に書き込むまではせず、試験開始後から
解答骨子までを45分以内で作る練習を日々行っていました

そして、できるだけ本番と全く同じルーティン作業を毎日淡々と
練習して、無意識にこなせるようにすることを目指していました。
その時に実施していたルーティンとしては、

①解答用紙に受験番号を書くフリ

2回目の二次試験の時に、とても緊張していまい事例Ⅰの時には
手が震えて解答用紙の受験番号が書けなくなってしまいました
また事例Ⅱでは、あやうく受験番号を書き損じるところでした。
そういった経験から、日々の練習の中に、骨子練習開始直後に
受験番号を書くフリ
を取り入れていました。
2次試験の受験票が届いた後は、実際に自分の受験番号を
裏紙などに
書いていました。

そのため、当日までに受験番号をしっかり覚えており、
当日は焦らず一番最初に解答用紙に受験番号を書くことができました。

 

②問題用紙のホッチキスを外してB4のメモ用紙を作るフリ

解答骨子を作るときに問題用紙のホッチキスを外し、
それを広げた紙をメモ用紙としてに骨子を書いていました。
このメモ用紙の紙のサイズはB4です。そのため、
B4の紙を買って
きて半分に折り曲げた状態で骨子練習を開始し、
受験番号を書くフリの次の作業として、
折り曲げたB4の紙を広げてホッチキスを外すフリをしていました。

今でも捨てられない、未使用だけど半分に折り曲げられたB4の紙が
私の本棚に眠っています・・・

この①、②の「本番どおり〇〇するフリ」は、一見ばかばかしい風に
見えますが、会社の税理士の後輩と話したときに、彼も全く同じような
ことをしていたようです。
彼は、筆記用具を置く場所まで本番同様に毎日セットしていたとのこと。

それを聞いて、「自分のやってることは間違ってない!」と自信を
持っていました。

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③骨子を書かずに解答用紙に直接書く練習もしておく

私の師匠でもある7代目フェイマオから解き方を教わった中で、
45分で解答骨子を書く習慣をつけた方がいい とアドバイスされ、
毎日45分以内に解答骨子を書く練習をしていました。
ですが結果として、ほとんど終わったことはありません
何度も何度も解いた過去問で、ようやく45分以内で終わる程度でした。

設問や与件分析の短縮、メモの取り方や文中の線引きの工夫など
色々努力して時間の短縮にトライしましたが、やはり45分以内で
骨子を書き終えることは難しいと感じていました。
そのため、
初見問題は、絶対に45分で解答骨子は書き終えられない
と割り切りました。

また、先代たちも多々投稿しておりますが、
試験開始〇〇分が過ぎたら、メモや骨子が途中でも解答用紙に書き込む
という決め事をしていた方が多いようです。

私もその方法を「パクってカスタマイズ」させていただき、
やり直し無し80分一発勝負で解いていたTBCの提出演習課題や模試に
ついては、開始後45分過ぎたらその時点で骨子をベースに解答用紙に
記入
し、骨子が書ききれなかった問題は、
骨子無しで直接解答用紙に記入する練習として活用していました。

つまり、骨子が書き終えられないことを焦るのではなく、
書き終えられないなら、書き終えられないことを前提として対策を講じる
という発想で、直接解答用紙に書き込む練習をしていました。

令和元年度の2次筆記本試験のメモ用紙を見ると、
事例Ⅰ:1問骨子書いてない
事例Ⅱ:1問骨子書いてない
事例Ⅲ:2問骨子書いてない
となっており、本試験でも骨子は45分以内には書き終えていません。

ですが、直接解答用紙に記入する練習もしていたことが、
特段の焦りも生まなかった要因だと思います。

ちなみに開始後45分になったら解答用紙に書き込むということは、
35分で解答用紙をすべて埋める ということになります。
これは実際に自分で解答用紙に無心で何度か書き込み、
その時間を計測してその時間に設定しました。

 

④時計にこだわる

私は本試験では時計を2つ持っていました。1つは机に置き、
1つは腕用。私がこだわったのは机に置いた時計の使い方です。
本試験や勉強、模試などの開始時に時計の針を12時に合わせておき、
スタートとともに時計を動かします

逐次時計を見て、設問分析や与件分析が想定時間内か?などを
チェックします。
そして長針が45分過ぎたら、強制的に解答用紙に答えを記入します。

この方法ですと、時計を見た瞬間に自分のルーティン作業が順調か?
遅れているのか?また45分過ぎたかどうか?が一目で分かります

通常の時計ですと、「今何時だから、開始後何分過ぎたな~」など
計算する必要がありますが、その作業が不要になります。

私の相棒となってくれたそんな時計、今は時計ケースに飾っています。

以上4つが、ちょっと変わった「オリジナル勉強法」です。

この投稿が皆様の勉強の一助になれば幸いです。
以上、おべんと君でした。


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合格に十分な実力発揮の準備

✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ 2次試験の事例研究は進んでいますか?

おはようございます。
べりーです(前回までの記事はこちら)。

 

突然ですが、最近、大変ありがたいことにご新規に当サイトを訪問いただく方々が多くいらっしゃいます
記事をよりお楽しみいただくためにも、はじめての方は是非こちら(サイト内リンクです!)をご覧いただけると幸いです。

 

さて、明日でStayHomeなゴールデンウィークも終わりです。そして昨日、中小企業診断士1次試験の申し込みが締め切られました。いよいよ1次試験まで残り2カ月間です。

また2次試験に再挑戦で今年は2次に専念という方は2次試験まで5カ月半です。こちらもいよいよ半年を切りました。

 

1次直前期の過去問演習でこれだけは言いたい!

まず1次試験を知る上で令和元年を含む直近数年間における中小企業診断士1次試験の科目別平均点の推移をまとめた記事があるので、まだの方はこちらをご確認下さい(診断士一次試験の平均点と科目合格率【令和Ver.14年間推移】)。

そして、1次試験をご予定の方は過去問のアウトプット学習に入られている方が多いと思います。
私は道場記事を読み漁り大いに参考にしましたが、直前期の過去問学習は次のイメージを持っていました。

①~試験1カ月前まで・・・何日か連続して集中的に1科目を「タテ解き」
※タテ解きとは過去問の学習法同一論点を年度を跨いで解くやり方

②1カ月前~(超直前期)1日に複数科目を高速回転

①~試験1カ月前まで

2週間か1週間ずつに分割して、各科目に専念しました。7科目を2週間ずつなら計14週。1週間ずつなら計7週間です。各科目ごと、各論点ごとに堅牢な橋げたを構築し橋板を繋いでいくイメージ「科目全体を俯瞰」します。参考書の目次を見て「ナニコレ?」がないレベルを目指したいです。

②1カ月前~(超直前期)

仮に①で「1科目=1週間」で回した場合、7科目が完了する頃には7週間前の記憶が薄れ始めています。11代目も3ch(こちら)が記事にしている通りこれは仕方のないことです。
だから超直前期は1日に複数科目を並行することにより記憶の維持に努めます。道場では「皿回し学習法」と言われています。

私の場合、1日に3科目ずつ過去問を回しました。これは結構大変です。朝に早起きして1科目、夜帰宅して2科目で何とか3科目。
論点別タテ解きであれば「この問題が終わったら次の科目」と切り替え易いですが、年度別ヨコ解きの場合は本番と同じ60分、90分などまとまった時間が必要なため「朝早起きして優先的に90分科目を済ませる」など工夫が必要です。毎日3科目ずつを回すことで7科目の記憶の劣化を防ぎます。

まさに皿回し。大道芸で7本の棒の先でそれぞれ皿を回すイメージ。7つの皿の回転力(記憶力・理解力)が衰えて皿が地面に落ちないよう、全ての棒に気を配り7枚の皿の回転力を維持するのが「皿回し学習法」です。

ただし、絶対に回転数を増やすことで満足してはいけません。
初代ハカセが「直前期にアタフタしない」という記事の中で「アウトプットの注意」として説明している「きっちり考えて自分に説明しながら骨までしゃぶるように解くべし」は皆さま必ずチェックして下さい。いわゆる「鳥ガラ学習法」です。
直前期は「皿回し」で範囲をカバーするだけでなく鶏ガラ学習法で深みを組み合わせることが非常に重要です。

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2次試験の第1問「経営分析」の傾向と対策とは?!

2次試験専念の方は、事例研究に励まれていることと思います。令和元年の2次試験は非常に倍率が高い年でした。今年こそ!の意気込みで臨まれている方もきっと多いでしょう。その気持ち、本当によく分かります。私も3度目の2次試験として去年の10月に皆様と受験した者として、2次試験の事例研究に一緒に取り組みたいと思っています。

今回は事例Ⅳ(財務事例)の第1問、経営分析がテーマです。
正解があるようでいて、毎年「正解はコレ」とは今一つ明言できず掴みづらい印象もある経営分析問題について、出題の傾向と対策の観点からCheckポイントを11項目挙げて掘り下げてみました。

なお事例研究について、私は過去問を使うことを絶賛おススメしていますので(過去記事:2次試験の準備と実力の話)、今回も過去問を見てみたいと思います。過去7年間の事例Ⅳ過去問を確認しました。

 

第1問 全体について①

過去7年間、事例Ⅳの第1問は必ず「財務指標を用いた経営分析」です。
ちなみに各予備校の解答解説会等を参考に事例Ⅳ全体としての難易度を勝手判定しましたが、令和元年は比較的「普通レベル」の問題だったと思います。その前の2年間は試験翌日以降に怒り悲しむ声がネットを騒がせていましたが、令和元年はそうはなりませんでした。
このように年度により難易度は変化します。業種もご覧の通りバラバラ。ですが、毎年第1問は必ず経営分析問題です。財務指標による経営分析で事例企業を知ることから、事例Ⅳの第2問以降に展開される構成なのです。
Check1:事例Ⅳの第1問は必ず「財務指標を用いた経営分析」

事例Ⅳは4つの事例の中でも唯一「学習量と得点が比例する」と言われますが、事例Ⅳの中でも特に「第1問」は対策しやすい論点と言えます。
またご覧の通り、第1問の配点は「25点前後」と非常に大きいです。全受験生がここでの得点の積み上げを狙います。よって自分だけ第1問を落とすことは絶対に避けたい、それは肝に銘じて下さい。他の受験生が取る設問は絶対に落とさず、他の受験生の得点がばらける設問でより多く得点を積めた方が合格する。2次試験はそういう試験ですから。
Check2:皆が点を取りに来るため絶対に落とすべきでない

なお例年第1問は2つの小問で構成されており、設問1が最適な経営指標の特定と計算設問2が特定した経営指標による診断や助言という構成がほとんどです。平成24年(温泉旅館の事例)と平成23年(水産加工業)みたいに昔は第1問で予想P/L作成や、投資評価、営業CF計算過程を記述させる年もありましたが、直近7年間ではそのようなことはありません。
Check3:設問1と設問2の問われ方が毎年あまり変わらない

 

第1問 設問1

設問1です。表をクリックすると拡大してご覧になれます。

事例Ⅳの経営分析ではベンチマークを取って比較することでD社の財政状態や経営成績を分析する方法です。
比較対象は直近7年間の出題回数を見ると「同業他社」が4回、「前年実績」が2回、「出資の前と後の比較」が1回です。
その比較対象に対して数値が「優れているor劣っている(vs同業他社)」「改善or悪化(vs前年実績)」のどれか?を分析して最も適している経営指標を特定します。
ここで重要になるのが前回記事で書いた「1次試験対策の知識」です。「固定比率」は数値が下がったら「改善」ですが、1次知識が曖昧だと計算結果は合っているのに解答は✕となりかねません。しかも設問1と2を両方減点されるリスクが高いのです。
経営分析指標の知識について、下記の「10代目どいこう」による記事が大変参考になるのでご確認下さい。
【渾身】財務指標を理解しよう(収益性・効率性・資本構造)
【渾身】財務指標を理解しよう(安全性)
Check4:財務指標は1次の知識が重要

上記の表の「取り上げる財務指標」にある通り毎年問われる内容と解答欄が微妙に変化します。これが結構やっかいです。①②③はそれぞれ解答欄に振られる番号ですが、例えば令和元年は「①と②は悪化した指標、③は改善した指標」が問われましたが、この解答として平成30年度のテンションで①が改善、②と③が悪化と勘違いしてしまうと②しかマルがもらえません。年によっては「課題を3つ」という年もあります。
何を問われているのか、つまり「題意」を正確に把握すること、これは事例Ⅰ~Ⅲの鉄則ですが事例Ⅳにも同じことが言えるのです。
「①は改善のはず!」などと思いこまないためにも、2次試験を「診断の実務」になぞらえ、「毎年違う社長が違う聞き方をしてくるから気を付ける」ぐらいに思っていると良いと思います。
小数点第何位で四捨五入すべきか?なども設問によって変化したりするので題意には要注意です。
「小数点第何位」や「単位の要・不要」はマーカーでチェックすべきです。
Check5:題意を外さない解答を心がけること、事例Ⅳでも重要!

参照する財務諸表はベンチマークとなる「同業他社」か「前年実績」と「今期のD社」のP/LとB/Sを併記するパターンがほとんどですが、令和元年は「連結財務諸表」が与件として出題されました。連結会計は1次試験でも出題頻度が高く、連結財務諸表を用いた経営分析も対応可能なように備えておくべきでしょう。テキストとしては、11代目おべんと君の前回記事が最適でしょう(こちら)。
Check6:連結財務諸表が与件となるパターンもある

 

第1問 設問2

設問2です。表をクリックすると拡大してご覧になれます。

設問2は、設問1で自分が抽出した財務指標を用いて診断と助言をします。
ここでも重要なのが「題意」です。設問文を読んで「特徴」「課題」「課題が生じた原因」のどれが問われたか?を絶対に外さないようにして下さい。
理由はどれが問われたか?によって解答の仕方が異なるからです。
直近7年間の出題回数を見ると「特徴」が4回、「課題」が1回、「課題が生じた原因」が1回、「その他(出資による影響)」が1回です。

仮に各指標を分析したところ「当座比率が悪化」しており、原因は機材購入による現金の減少と短期借入への依存だったとします。

【特徴】
「比較した場合の特徴」が問われたら、「優れているor劣っている(vs同業他社)」「改善or悪化(vs前年実績)」の比較結果を述べれば良いです。『機材購入による手元現金の減少で短期支払い能力が低下した』と書きます。なお「(原因)〇〇による(結果の状態)〇〇」と「因果」のセットにすることが大切です。結果の状態だけを書くと内容がペラペラになります。

【課題】
「課題」は「問題を解消するための解決策」ですから、必ずポジティブに書いて下さい。「短期支払い能力が低下した」という状態ならば『課題は短期借入金の返済による短期支払い能力の改善』と書きます。

【課題が生じた原因(問題点)】
「課題が生じた原因」イコール「問題点」です。課題はポジティブに、問題点はネガティブに書くのが鉄則です。『機材購入による手元現金の減少で短期支払い能力が低下した』と書きます。こちらも「因果」のセットにすることが大切です。

以上の違いは理解する必要があります。
「課題」を聞かれているのに「問題点」のようにネガティブに書いてしまったときのダメージは、かなり重いです。本試験でやってしまったら後悔しきれません。
Check7:設問2は比較・課題・問題の区別と「因果」が重要

過去問を遡ると昔は平成26年のように「3つ指標を挙げさせてそれぞれに分析結果を記述させる」形式が中心でした。この形式は「30字×3指標」と文字数が増えますがある程度パターン化できるし対応しやすいです。
しかし、最近は1つの解答欄で3指標に触れなければならないため、編集能力を要します。これが80文字とか70文字であればまだ楽なのですが、50字ともなると事前の訓練が必要です。まして40字なんて・・・平成29年は本試験会場でどうにも字数が収まらず、時間ばかりが過ぎて冷や汗をかきました。
Check8:設問2が「解答欄1つ」の場合は編集能力が重要

 

第1問 全体について②

設問1と設問2は密にリンクします。設問1で挙げた財務指標について、設問2で分析するからです。
ここで気を付けたいのが問1の3つの指標を「収益性」「効率性」「安全性」の3つの切り口からバランスよく選ぶことです。そうしておけば設問2で「D社の特徴は、①収益性は~、②効率性は~、③安全性は~」と書けます。もし設問1で収益性だけから3つ挙げてしまうと設問2で収益性しか書けなくなり大きく点を失うことになります。
ちなみに令和元年は、各予備校の模範解答は「効率性×2、収益性×1(安全性なし)」が主流派でしたが私はいつも通り「収益性」「効率性」「安全性」から選びました。
設問1は設問が「悪化×2、改善×1」だったので計算が合っていれば切り口が3つか2つかに関係なく点を取れたと思います。
問題は設問2で安全性を書いたことが失点に繋がったどうかです。2次試験は相対評価ですので、大多数の方が「安全性なし」としていたら大きく失点された可能性もありますが、今回はそうした減点は無かったのではないかと思います。
Check9:設問1は切り口をバランス良く選ぶと設問2が楽

設問1でどの指標を挙げるかは絶対に与件(与件の事例文・財務諸表)から考えて下さい。
財務指標は多数ありますが、採点しなければいけない国家試験ですから「何でもOK」にはできず、ある程度は正答を絞り込めるようにヒントが与件に仕込まれています。
ヒントがあると知っていたら備えられます。私の場合「このヒントが来たらこの指標を書く」を予め用意していました。「商品力が衰えている」「価格競争に巻き込まれている」を拾うなら「売上高総利益率の低下」という具合です。
もちろん、財務諸表から計算してみたら総利益率は低下していなかった!という場合は別の指標を検討します。そういうパターンもあるので、思い込みには気を付けるようにして下さい。
設問2の分析も与件から離れてはなりません。そして設問2もパターンを作って備えておくことを勧めます。有形固定資産回転率が悪化していたら「固定資産が売上貢献していない」、自己資本比率が下がっていたら「資本構成が脆弱である」、という具合です。
Check10:必ず与件(事例文&財務諸表)から考え、パターンを作って備えておく

最後に、事例Ⅳも時間勝負です。事例Ⅳの第1問は20分以内を目標にしてみて下さい。次に第4問に着手し、開始後30分経過時点で第1問、第4問を解き終えている状態を目指したいです。
第1問を20分以内に終わらせるためには訓練が必要です。何度も取り組むことで上記のパターンや自分なりの型ができてくれば、20分内を目標にすることは可能です。
第4問は15点~28点と幅がありますが、第1問と合わせて40~50点と非常に大きな配点を占めますし、第2問、第3問に比べて取り組みやすい問題であることが多いです。
ぜひ第1問を20分間以内に解くことを目標に訓練を重ねて下さい。
Check11:第1問は開始後20分間以内に解くことを目標に訓練する

 

まとめ

2次試験 事例Ⅳの第1問「財務指標による経営分析」は2次試験を攻略する上で非常に重要です。
今回の記事をまとめると以下の通りです。

Check1:事例Ⅳの第1問は必ず「財務指標を用いた経営分析」
Check2:皆が点を取りに来るため絶対に落とすべきでない
Check3:設問1と設問2の問われ方が毎年あまり変わらない
Check4:財務指標は1次の知識が重要
Check5:題意を外さない解答を心がけること、事例Ⅳでも重要!
Check6:連結財務諸表が与件となるパターンもある
Check7:設問2は比較・課題・問題の区別と「因果」が重要
Check8:設問2が「解答欄1つ」の場合は編集能力が重要
Check9:設問1は切り口をバランス良く選ぶと設問2が楽
Check10:必ず与件(事例文&財務諸表)から考え、パターンを作って備えておく
Check11:第1問は開始後20分間以内に解くことを目標に訓練する

令和元年は「効率性×2、収益性×1」であるべし!の意見が多い中、私は「収益性、効率性、安全性」からバランスよく3つ選びました。その結果、大きな減点があったとも思えず、恐らく不正解にはならなかったんじゃないかと思います。

そう考えると何が正解で何が不正解かが曖昧になる気がしますが、記述式の国家試験なので必ずOK/NGラインがあるはずです。私の場合は上記のCheck4~10を外してしまうと大きく点を失ってしまうのかなと思っていました。

逆に言えば特徴4~特徴10から外れなければ得点源にできるチャンスであるとも言えます。
今回も過去累々と積み上げた私の失敗を元に書きましたがぜひ今回の投稿をご参考にしていただき、「事例研究」と「訓練」に励んでいただけたらと願います。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

 

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

冒頭に書きましたが、1次試験の直前期は「皿回し」で範囲をカバーするだけでなく「鶏ガラ学習法」で深みを組み合わせることが非常に重要です。

べりーでした。

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【中小企業診断士試験 一発合格道場とは】
当サイトは、中小企業診断士という資格に興味を持ったばかりの情報収集目的の方から、受験勉強中の方、また試験に無事合格した後に診断士としての将来をご検討中の方々まで、幅広い層の皆様に向けて、ほぼ毎日情報発信しているブログサイトです。
「中小企業診断士」は、大手の資格受験校であるTACが発表した「2020年 人気資格ランキング」でも簿記・宅建に次いでTOP3に入る近年人気上昇中の資格です。「唯一の国家公認であるコンサル資格」という特性もさることながら、「ビジネス実務に直接役立つ学習内容」がビジネスパーソンの注目を集めている最大の理由かと思います。
現実世界はますます不確実性が高まるばかりですが、今の内に経済学・財務会計・経営学・生産/店舗運営管理・法務・ITC(と中小企業政策)を体系的に学び直す良い機会と捉える方と、現状に危機感を覚えている方が増えているのではないでしょうか。
私は40代半ばで当資格試験にトライしましたが、これまで独学で身に着けてきたバラバラの知識が一気に体系化されていく感覚が新鮮で非常に驚きましたし、当試験への挑戦はいくつになっても遅すぎることはないと感じました。
令和2年度の1次試験は昨日5月8日に試験申込受付を締め切りましたが、来年の受験を見据えて情報収集目的で定期的に目を通していただくなど、まずは気楽にお付き合いいただけたらと願っております。
【一発合格道場の豊富なコンテンツ】
コンテンツとしては当試験や資格に関する10年分の投稿記事、合格体験記、2次試験の再現答案(※1)など、中小企業診断士に関心をお持ちの方にとって参考になる筈の「診断士に受かるためと受かった後のための情報」が膨大に蓄積されています。
なるほどそういうことだったのか!と膝を手で打つような納得性の高い解説もあれば、語呂合わせみたいな思わず通勤中に吹き出してしまうような柔らかい記事もあり、非常に多様です。
数多くのノウハウはもちろん、試験にかける熱い想いや戸惑いといった心に訴えかけるような記事が多く投稿されているのも一発合格道場の特色です。
なお当ブログは今年で11年目になりますが、毎年、前年度の直近合格者数名が運営を引き継ぐ形式で継続してきました。今年も12名のメンバーが日替わりでハンドルネーム(HN)にて投稿しています。
是非、業種も年齢も勉強方法もバラバラなメンバーによる多面的な記事をお楽しみ下さい!
(※1)当試験は1次試験と2次試験があり、1次はマークシートなので正答が発表されますが2次は記述式で模範解答すら発表されないため、受験生が試験後に作成する”再現答案”が貴重な情報となります)
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おはようございます!おべんと君です。

過去2回紹介した【渾身】連結会計シリーズも、本日が最後の
投稿となります。
今回は、具体的な連結会計処理の残った2つの論点について
見ていきます。前回の記事はこちら

前回同様、クリックしていただくと画像が拡大致します。
また、便宜上親会社をP社、子会社をS社と表現することも
過去2回と同様です。

<題目>
vol.1:連結会計準備 ←前々回
・連結会計の基本
・連結の範囲
vol.2:連結会計処理 ←前回
・連結会計の流れ
・内部取引高/債権債務の消去
・投資と資本の消去

vol.3:連結会計処理 ←今回
・未実現損益の消去
・持分法

 

<連結会計処理の流れ(おさらい)>

前回紹介した連結会計の処理の流れは下記のとおりです。

今日は下の2つについて説明いたします。

 

<未実現損益の消去>

未実現損益の消去とは、
外部へまだ販売していない棚卸資産に含まれている、
企業集団内部で取引された内部利益を連結仕訳で消去する
という内容です。
・外部へ販売済=利益が実現された
・外部へ未販売=利益が実現されていない
_実現されていない利益=未実現利益 という解釈です。

事例を画像で見てみます。

この事例は、
・P社がS社に商品5個(単価100円)販売
・S社は商品3個を外部顧客へ販売
・S社には商品2個が在庫として残った状態で決算を迎える

この時に、S社が持っている商品は、2個×100円=200円であり、
これが棚卸資産に計上されています。
一方企業集団としてこの棚卸資産200円の内訳をみると、
P社の利益が20%計上されています。
金額では200円×20%=40円となります。
この40円が内部利益にあたります。

この未実現利益40円を、連結仕訳で消去します。
ただし、こちらも複数パターン存在しますので、
代表的なものを1つずつ見ていきます。

 

1.ダウンストリーム(親会社→子会社)

ダウンストリームとは、親会社から子会社へ販売する取引のことです。
事例は先ほどの内容と同じです。

P社からS社へ販売し、S社の棚卸資産の中に、P社の内部利益である
未実現利益が40円含まれています。
この場合の連結仕訳は下記のようになります。

借方売上原価は、画像左下に書いてありますが、
売上原価(P社分)を増加させ、売上総利益(P社分)を減少させる
という効果があります。この仕訳で40円の内部利益を消去します。
画像では内部利益はP社の利益のため、「P社損益」という項目で
イメージ図として記載しています。実際のP社の個社財務諸表には
影響はなく、連結財務諸表上で40の利益が減少している状態です。

また貸方棚卸資産は、画像右下の図ですが、棚卸資産に含まれていた
内部利益40円が消去されるので、棚卸資産も40円分減少されます。

これがダウンストリームの簡単な流れです。

 

2-1.アップストリーム(100%子会社→親会社)

アップストリームとは、子会社から親会社へ販売する取引のことです。
S社がP社の100%子会社だった場合で見てみます。
そのほかの金額前提は先ほどと一緒です。

この場合の未実現損益の消去はどのようになるのでしょうか?

先ほどの「1.ダウンストリーム」と全く同じです。
100%子会社へ販売した時の未実現損益の消去も割とシンプルです。

 

2-2.アップストリーム(非支配株主がいる子会社→親会社)

アップストリームのもう1つの事例は、非支配株主がいる子会社が
親会社に販売した場合です。
金額前提は上記と同じですが、子会社に20%の非支配株主がいることが
上記事例と異なります。
この時の未実現損益の消去はどうなるのでしょうか?

仕訳が2行になっています。上段の「売上原価40 / 棚卸資産40」は
今までと同じです。違うのは、下段の
「非支配株主持分8 / 非支配株主に帰属する当期純利益8」です。

これは、S社の20%を非支配株主が保持しています。
また、消去される内部利益40はS社がP社に販売した時に得たS社の利益です。
以上から、
消去される内部利益40のうち20%8は非支配株主に配分(負担)する
という考え方です。

通常、会社の利益が増える収益計上については、貸方計上されますが、
「非支配株主に帰属する当期純利益」の増加は、逆で借方計上されます。
今回はS社の「非支配株主に帰属する当期純利益」減少させるため、
貸方計上します。またそれにより、
非支配株主が出資した資本金+非支配株主がもらえる利益」で構成され、
純資産科目である「非支配株主持分」減少するため、借方計上されます。

非支配株主と未実現損益の論点に関しては、
平成24年第5問
に出題されています。

仕訳云々はここまで中小企業診断士試験では問われないと思いますが、
非支配株主がいるときの未実現損益の論点が過去問で出題されていたため、
取り上げさせていただきました。
ただしTAC過去問題集に記載の正答ランクではDランクだったようなので、
当時解けた方は少なかったようです。

以上が未実現損益の消去の説明となります。
なお、未実現損益の消去に係る税効果会計の仕訳については、
省略させていただきます。

 

<持分法>

最後の論点として、持分法を取り上げさせていただきます。
ここでは、親会社をP社、持分法適用会社をA社と表現します。

持分法とは、連結仕訳の1分類ではありますが、
「消す」のではなく、「取り込む」といった意味合いです。
連結会社間の今まで説明してきた連結会計処理を行わず、
親会社の出資に対応する分(持分)だけの利益を
連結財務諸表に取り込むものです。
今までは親会社目線で利益を考えてきましたが、
この持分法では、自分が非支配株主になった状況です。

持分法で利益を取り込む対象となる持分法適用会社は、
・非連結子会社
・関連会社 です。

また会計処理としては、
・BS計上:
_投資その他の資産に属する「投資有価証券
_すなわち、P社が保有するA社の株式。
・PL計上:営業外損益に属する「持分法による投資損益
_すなわち、P社が得られるA社の当期純損益の金額。
の科目を用います。

なお、関連会社に該当する条件は、大まかに下記のとおりです。

それでは実際に、持分法を用いて利益を取り込んでみます。
前提として、
・P社は関連会社A社の議決権(=株式)を30%所有
・関連会社A社は、当期純利益を1,000計上した
この場合、持分法ではどのようになるでしょうか。

P社が得られる利益
=A社当期純利益1,000×P社議決権所有持分30%
=300

この300はP社の収益となるので、
貸方に「持分法による投資利益300」が計上され、
PLでは営業外収益となります。

また利益300が計上されたことで、
P社が出資した資本金+P社がもらえる利益」で
構成されている投資有価証券が増加するため、
借方に「投資有価証券300」が計上されます。

もしA社が当期純損失(赤字)だった場合は、
借:持分法による投資損失300 / 貸:投資有価証券300
という仕訳となり、投資損失は営業外費用に計上されます。

持分法の論点に関しては、
平成26年第8問
に出題されています。

 

<最後に>
以上、3回にわたって連結会計を投稿致しました。
会計に詳しい方には「物足りない」「突っ込みどころ満載」な
内容だと思います。
また、「こんなの試験に出ないよ」とお思いの方も多数おられるかと
思います。

私自身、書きながら「誰がこの記事を求めているのか?」を
悩みながら書いていたのも事実です。

ですが、vol.1で申し上げた
-------------------------------
・1次は定期的に出題、2次は直近で出題頻度が増加傾向
簿記2級の範囲に加わった→今より知識の習得が必要
・しかし診断士用テキストの連結会計の分量は少ない

という中で、連結会計をかみ砕き、
「今までの診断士テキスト」を補足できる「簿記のテキスト」未満
記事を書こう!というのが渾身シリーズとして取り上げた思いです。
-------------------------------
の思いで書かせていただきました。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

以上、おべんと君でした。


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おはようございます!おべんと君です。

今回は、【渾身】連結会計vol.2と題して、具体的な連結会計処理に
ついて見ていきたいと思います。
ちなみに前回は、会計処理に入る前の事前準備について
簡単に触れました。→記事はこちら。

前回同様、クリックしていただくと画像が拡大致します。
また、便宜上親会社をP社、子会社をS社と表現します。

最初に謝罪です・・・
気合いを入れて書きすぎてしまいました・・・
よろしければ、本日だけでなく、学習中の問題を解かれている時の
不明点の解消にお使いいただければ幸いです。

<題目>
vol.1:連結会計準備 ←前回
・連結会計の基本
・連結の範囲
vol.2:連結会計処理 ←今回
・連結会計の流れ
・内部取引高/債権債務の消去
・投資と資本の消去

vol.3:連結会計処理 ←次回
・未実現損益の消去
・持分法

 

<連結会計の流れ>

初めに、連結会計処理の大まかな流れについて説明します。
大まかな流れは下記の画像のとおりです。

合算財務諸表の作成以降は、実務上は順番が前後しますが、
以下、項目別に説明していきます。

 

★合算財務諸表の作成

まず親会社・子会社が各社で財務諸表を確定したのち、
各社の財務諸表を合算し、合算財務諸表を作成します。
この状態では、各社の財務諸表を単純合算しただけです。

連結財務諸表は企業グループを一つの会社とみなして、
企業集団全体の状況を把握することを目的として作成されます。
つまり、企業グループの外部との取引が計上される必要があります
企業グループ内の取引は、各社の財務諸表では売上・仕入の計上が
正しいのですが、企業グループ内という観点では、内部で振替処理を
行っているような状態です。

そのため、合算財務諸表に計上されている企業グループ内で
発生した内部の取引や、債権債務などを連結仕訳にて相殺
します。
それをこれから見ていきます。

 

<内部取引高・債権債務の消去>

企業グループ内における取引や、債権債務などを連結仕訳にて相殺します。

P社がS社に100円の商品を販売しました。
この場合、どのような連結仕訳が計上されるでしょうか?

まず個社仕訳を見ていくと、
・P社では「売掛金」と「売上」を計上
・S社では「仕入」と「買掛金」を計上 しています。
先ほど申し上げた通り、P社とS社間は企業グループ内取引であり、
連結仕訳にて相殺します。
・買掛金 / 売掛金
・売上 / 売上原価(仕入)
なお、S社の「仕入」を消去する際に「売上原価」という科目を
使っていますが、これはS社の「仕入」にあたります。

貸付金借入金、受取利息支払利息の取引も同様です。

このように親会社と子会社、子会社同士の金銭取引に生じて
発生した収益費用、債権債務を合算財務諸表から消去するのが
内部取引高・債権債務の消去になります。

ちなみに、現在弊社では年度末の連結決算真っ只中です。
例年いつもこの時期でして、こういった状況なので
出社有無の違いはありますが、GWは無しです。
むしろGW中は業務量MAX、メンバー全員アクセル踏みまくりですw

そして内部取引高・債権債務の消去は私の担当業務でして、
ちょうど昨日までひたすらこの業務をしていました。
例示では少ししか書きませんでしたが、実務では
・一方が売上計上、相手先は固定資産計上
・一方は売上計上、相手先は期をまたいだので仕入未計上
・海外子会社が絡むと上記理由+為替影響で取引高の差異が大
など、会社間取引の内容を逐次見て、連結仕訳や修正をしていました。

 

<投資と資本の消去>

次に投資と資本の消去についてです。これは、大まかには
親会社の「子会社株式」と子会社の「純資産」を消去するもので、
資本連結ともいわれます。
本来純資産は「資本金」「資本剰余金」「利益剰余金」など
詳細な科目ごとに仕訳を計上していきますが、2-1以降は
「純資産」という表現でまとめさせていただきます。
また、子会社株式は「関係会社株式」という科目が使われることも
あります。

この処理は、発生パターンがいろいろあるため、主たるパターンに
まとめたのですが、少し多くなってしまいました・・・

1つずつ見ていきます。

1.子会社設立時

親会社が現金100を出資し、子会社を設立しました。
個社仕訳では、親会社の現金100は子会社株式100となり、
子会社は現金100を受け取り、資本金100とします。
これは企業グループ内では、現金を振り替えているような
状態になっています。連結仕訳で消去します。

もし設立時に「資本金」のみを計上している場合は、
画像の通り「資本金」での仕訳となります。
一方、設立時に「資本剰余金」を計上している場合や、
設立後に営業活動を行ったことで「利益剰余金」が計上されている
場合は、冒頭説明の通り「資本剰余金」「利益剰余金」も
連結仕訳で消去します。

 

2-1.子会社買収時(買収額=S社純資産)

S社の純資産と同額の100で、P社がS社を買収した場合です。
この場合も「1.子会社設立時」と同様、P社の子会社株式と
S社の純資産を連結仕訳で消去します。

 

2-2.子会社買収時(買収額>S社純資産)

S社純資産は80ですが、P社はS社を100で買収した場合です。
一般的なM&Aは、こんな感じで被買収会社の純資産より高く
買収するケースが多いですね。
この場合も、P社の子会社株式とS社の純資産を連結仕訳で消去しますが、
借方側に金額差が出ます。
この差はS社の純資産より高く買収したという差額です。
この差額は「のれん」として連結仕訳で計上します。
のれん」という科目は、連結のみで登場し、連結貸借対照表の
無形固定資産に計上されます。

 

2-3.子会社買収時(買収額<S社純資産)

S社純資産は120ですが、P社はS社を100で買収した場合です。
S社という会社を、お得に買収したという状況です。
この場合も、P社の子会社株式とS社の純資産を連結仕訳で消去しますが、
貸方側に金額差が出ます。
この差はS社の純資産より安く買収したという差額です。
値が負の値(マイナスの値)となることから、「負ののれん」として
連結仕訳で計上します。
負ののれん」という科目も連結のみで登場し、連結損益計算書の
特別利益として計上されます。

 

ここで、のれんってどういうことなの?をまとめてみました。
ちょっと一息。

こののれんに関しては、
平成20年第7問
平成23年第5問

平成25年第6問
平成28年第3問
平成30年第4問
と割と出題されていることが多い論点ですのでご注意ください。

 

3-1.100%ではない子会社の買収(設立)

P社はS社の親会社ですが、100%株式を保有しているわけではなく、
残りの株式は別のだれかが保有している場合です。
説明では買収としていますが、別のだれかとS社を設立した時も
考え方は同様です。

この場合も、P社の子会社株式とS社の純資産を連結仕訳で消去しますが、
貸方側に金額差が出ます。
この差は別のだれか=非支配株主が保有している株式の持ち分となります。
そのため、「非支配株主持分」として連結仕訳で計上します。
非支配株主持分」の科目は、連結貸借対照表の純資産に計上されます。

 

3-2.100%ではない子会社の損益

先ほどの事例(P社80%保有、非支配株主20%保有)の場合で、
S社が当期純利益を1,000計上した場合、この1,000は連結財務諸表上、
どのような取扱いになるのか?という内容です。
S社が100%子会社ならば、100%を保有する親会社がすべてもらえる
権利がありますが、本事例では20%分を非支配株主が保有しています。
この場合はS社の当期純利益はどうなるのでしょうか?

P社、非支配株主がもらえる利益は、下記のように計算します。

もらえる利益=子会社の利益×株式保有分

よって、

・P社がもらえる利益:1,000×80%=800
・非支配株主の利益:1,000×20%=200

となります。
そして、200は連結損益計算書上どうなるかといいますと・・・

まず前提として、連結損益計算書の当期純利益の計算は、
下記のように行います。

<仮の連結損益計算書>
税金等調整前当期純利益     1,000:
法人税、住民税及び事業税     300:
法人税等調整額         △_50:
法人税等合計           250:④(②+③)
当期純利益            750:⑤(①-④)
(内訳)
非支配株主に帰属する当期純利益  200:
親会社に帰属する当期純利益    550:⑦(⑤-⑥)

連結損益計算書は、最終的に「親会社に帰属する当期純利益
を計算します。
そして、その金額を算出するためには、
当期純利益から親会社に帰属しない当期純利益は控除する
必要があります。

この200は、まさに親会社に帰属しない当期純利益となります。
そしてこの200は、
非支配株主に帰属する当期純利益」という科目を用いて
連結損益計算書に計上されている当期純利益を減少させ、
親会社に帰属する当期純利益を計算します
損益計算書では費用科目(=利益を減らす科目)は借方計上されますが、
非支配株主に帰属する当期純利益も増加は借方計上で表現します。
「非支配株主に帰属する当期純利益」という「利益」という名称ですが、
連結損益計算書上では費用科目の役割を果たす というイメージを
お持ちいただければよろしいかと思います。

また、「非支配株主持分」とは、大まかには
非支配株主が出資した資本金+非支配株主がもらえる利益」で
構成されており、連結貸借対照表では純資産に計上されます。

非支配株主の論点に関しては、
平成20年第7問
平成24年第5問
平成30年第4問
に出題されています。

こういったものが投資と資本の消去になります。

 

<まとめ>
だいぶ端折って書いたのですが、すごく長くなってしまいました。
大変申し訳ありません・・・

特に投資と資本については、出題実績はあるものの、
今回記載した細かい仕訳については、診断士では問われないと思います。
「こんな処理して、こんな考え方で連結ってやってんのね」くらいで
よろしいかと思います。

次回vol.3で論点2つ書かせていただき、【渾身】連結会計をいったんの
区切りとさせていただきます!
次回は5月3日日曜日に投稿致します!

以上、おべんと君でした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

新型肺炎に伴う休業で異例のG.W.を迎えている方も多そうですが、なかなか学習に身が入らず、苦労されている方も多いのではと拝察しております。
この試験の受験はあくまでプラスアルファです。
ご自分やご家族の心身の健康を最優先に、学習にお取組みいただく性質のものだと思っています。
決して無理はなさいませんように。

さて、本日の記事は、前回に続き、1次試験前のこの時期に今知っておくべき2次試験対策のお話です。

私がこのブログ「一発合格道場」の読者だったとき、心がけていたことを一つご紹介したいと思います。
それは、先代から伝わる名言。

要するに “パクってカスタマイズ” だよ。
(参照:6代目Xレイ「独学スト生の二次試験」)

これはいいな」「そんなやり方もあるのか」、そう思えた部分を取り入れてきました。
大事なのは自分に合うやり方かどうか!
・・・なので実験してみて、肌が合わない手法だったらやめました
ハイスペック・ストイックな先代も多いため、「こんなん自分には無理やで」というやり方もありましたが、自分に合うやり方を模索するのには本当に役に立ちました

これからご紹介する「私の解答手順」は、過去の道場記事や勉強会で得た知見に基づいて築いていったもので、「Final Paper」にまとめて昨年の試験当日に実施したものを編集したものです。

万人に当てはまるわけではないでしょうが、よかったら参考にしてみてください。
比較的オーソドックスな方法にまとまったと考えていますが、カンペキに実行できた訳では勿論ありません

お届けしたいのは、こんな方向けです。

① 2次試験対策をまだ始めていない方
② 2次試験の性質がいまひとつよくわからないという方

取りかかる順番について

二次試験は事例企業であるA~D社の情報を読み取り、4~5問程度の大問に解答していくという形式です。
まだ試験問題を一度もご覧になったことがなければ、中小企業診断協会が公表している過去問題を確認してみてください。

各年度の試験情報も見に行くと、設問毎の「出題の趣旨」が公表されています(2019年度はコチラ)。
「出題の趣旨」は参考になるような、ならないような、ただ時々「え、そんな事聞かれていたの?(汗)」という観点が記載されていることもあるので、過去問にあたったら一度は参照してみてくださいね。

さて、二次試験に向けた私個人の解答手順をご紹介します。
本記事が対象にした方からすると、「この時期にそんな細かい話をされても」と思われるかもしれませんが、ざっくりした解き方のイメージだけでもお持ち帰りください
本格的に二次試験対策を始められた後、また読み返していただけたら幸いです。

一部、令和元年度(2019年度)の事例Ⅰ(以下、「R1」)を題材にご説明していきますので、「まだ解いてないから見たくないよー」という方は本記事はスキップしてくださいね。

解答手順① 与件文の冒頭・最終段落だけを最初に読む
解答手順② 設問文を読み、要求事項を解釈する
解答手順③ 与件文に戻り、残りの部分から材料を探す・拾う
解答手順④ 答案骨子を作成する
解答手順⑤ 答案を作成する

解答手順① 与件文の冒頭・最終段落だけを最初に読む

出題者が意図するシナリオを意識

なぜ冒頭と最終段落を読むようにしていたのか。
それは事例企業がどのような企業で、どのような課題を抱えているのか、この冒頭・最終の二段落に端的に表現されていることが多いからです。
与件文を最初から最後まで読んで、設問文を参照しに行くのではなく、まずは企業の概要をつかむことを最優先します。

出題者は、事例問題を出題するにあたって、シナリオ(外部環境の変化→成功までの道筋を解答者につけさせる)を意識しているハズです。
R1のA社は「リストラなどの経営改革に取り組んだこと」「創業当時の機能別組織について組織再編を検討したが見送った」ことが読み取れます。
この二つの段落に、本事例のテーマが濃縮されて記載されているのです。

経営的特徴の把握

経営的特徴とは、たとえば業種、現況、課題が挙げられます。
二次試験は、製造業・小売業・卸売業・サービス業など、様々な業種から出題されていますが、経営の構造をこの時点で推察しておきます。
R1のA社は「中小メーカー」かつ「地方の同族企業」であると記載されていますから、サプライチェーン上の位置付けや同族企業ならではの事象に直面していないか、留意します。

先週公表された2020年版中小企業白書・小規模企業白書概要でも、

【総論②】 中小企業の4つの役割・機能と目指す姿
●中小企業・小規模事業者を、役割や機能に着目した4つの類型(①グローバル型、②サプライチェーン型、③地域資源型、④生活インフラ関連型)に分類し、比較・分析。
●中小企業の「目指す姿」は多様であり、業績や成長意向も、類型ごとに傾向が異なる。企業の役割や機能を意識した支援が重要に。

とまとめられていますね。
少し脱線しますが、一次試験の「中小企業経営・中小企業政策」は2019年版白書からの出題が中心となりますので、試験対策上は参照の必要がないことになります。
(参照:11代目いけちゃん「【中小企業診断士試験】「中小企業経営」について」)

しかし、今回は「新型コロナウイルス関連部分」という最新情報も盛り込まれており、コレだけはぜひお目通しいただきたいと思います。宿泊業・飲食サービス業の資金繰り難に強い懸念が表明されています)

解答手順② 設問文を読み、要求事項を解釈する

「制約条件」を確認

前回の記事でも触れましたので割愛。

「題意」「設問間の関連性」に対する仮説を組み立て

一つの設問文を読んだだけでは「題意」を読み取ることが難しい場合もありますが、全ての設問文を読むと、一つの線としてつながることがあります。
例えば、R1のA社は「古い営業体質」に苦しみながらも、そこから脱却したことが第2問と第4問から読み取れます。
設問全体を俯瞰してヒントを炙り出し、「題意」や「設問間の関連性」について仮説を組み立ててみます。

後で与件文にあたってみたとき、その仮説が間違っていたなんてことも当然あるわけで、「変な先入観につながるのではないか」とご心配になるかもしれませんが、仮説を修正する柔軟さを身につければ心配ご無用です。
仮説はあくまで仮説であって、出発点に過ぎません。

仮説を組むことで、与件文を読んで材料を探すための「着眼点」を設定できます。
事例Ⅰのように類推問題が多い場合、「着眼点」を設定できるかが勝負の分かれ道になりそうです。

表裏・因数分解で解答フレームを決定

(1)の制約を踏まえて、設問文での問われ方を念頭に、一次知識で「切り口」を決定します。
その際、表⇔裏、因数分解を意識すると、「切り口」が出てきやすくなります。
例えば、売上向上が目標なのだとすれば、単価を上げる方法もあれば、客数を上げる方法もありますよね。

この「切り口」に基づいて解答フレーム(答案型)を決め、設問文の横に記載しておきます。
ex)「要因は①~、②~。」

施策を問う設問なら、狙うべき効果も先に記載しておけば、因果を意識した解答が作成できます。
設問の定義が曖昧で、何を問われているか判断がつかない場合、理由を明確にして絞り込んでしまうのも手です。

解答手順③ 与件文に戻り、残りの部分から材料を探す・拾う

「着眼点」に基づいた課題抽出

②(2)の「着眼点」を念頭に、与件文を丁寧に読んでいきます。
読み方としては、接頭辞(「しかし」「もっとも」etc)や時制に注意しながら、情報を整理していきます。
時系列順に与件文が記述されているとは限りません(そうでないことが多い)。
(参照:6代目なご「2次試験の取り組み方について(前半) ~時系列を意識する~」)

※実際に社長にインタビューする場面を想像してみてほしいのですが、時系列に沿って話を引き出せることはむしろ稀で、あっちに飛んではこっちに飛んだ話を自分で整理する必要がありそうですよね。

細かくメモを取る時間があればよいのですが、80分という限られた時間の中で詳細にメモすることは不可能です。
メモは最小限に留められるよう、解答手順を自分なりに工夫する必要があります。
究極、一切メモしないという解答スタイルも(情報整理が出来るなら)全然アリですが、私は脳内メモリーが小さいため出来ませんでした。

注意したいのは、「図表の読み取り方」です。
与件中、最重要情報が仕込まれている箇所と言っても過言ではありません。
図表は縦/横軸、絶対/相対値の観点で分析するのがコツです。

特異表現はコアワード

先代も多く言及していますが、繰り返される表現、一見余計に見える表現はヒントになります。
R1のA社の場合、「前近代的な経理体制」でしょうか。
「前近代的」って、「そこまで言わんでもええんちゃうんか」とツッコミたくなるほどインパクトのある表現ですが、出題者が強調したいポイントであることが明らかですよね。

また、成功体験、失敗からの教訓は将来も有効なケースが多いため、マークして解答の方向性を考えるうえで必ず参照するようにします。
但し、過去の成功体験がそのまま妥当するわけではなく、「形を変えて活かす」という視点を持つことが大事です。
なお、未利用の経営資源については、すぐに飛びつきたくなるのが人情だと思いますが、その利用方法が事例企業の方向性にそぐわないチグハグを生じないように注意が必要です。

設問文→与件文、与件文→与件文の対応づけ

与件文を読む際は、漫然と情報整理をしていくのではなく、②(2)の「着眼点」を念頭に探す・拾うことを心がけます
設問文と与件文、与件文と与件文を紐づけ、関連付けていきます。
この対応づけの力は、訓練すれば間違いなく向上します。

独りで二次試験と格闘していたときは、全く見当はずれの箇所を与件文から拾ってきた解答をしてしまったこともありました。
勉強会に参加するようになり、他の受験生の解答を横に並べて拝見してわかったのは、この「対応づけ」さえ外さなければ、一枚の答案にまとまりが出てくるように問題が作られているということでした。
この辺については、また後日詳しくご紹介できればと思います。

解答手順④ 答案骨子を作成する

いきなり答案に書き始めるという仲間もいましたが、骨子を作るのが一般的かと思います。
以下、具体的な手順というよりも、答案骨子を作成するにあたって、意識したい目標です。

一貫性:設問間の関連性を整理、ストーリーライン

設問要求解釈で仮説を組み立て、与件読解で確信できた「設問間の関連性」を整理し、ストーリーラインとしてまとめます。
一枚の答案が「診断報告書」としてまとまっていれば、合格点だと思います。

具体性:事例企業に即した問題解決・課題達成

一般論ではなく、事例企業に向けたリアリティを掘り込みます。
答案骨子の内容について、主語を「事例企業」から「全く別の企業」に変えてみても違和感がないなら、深さが足らないかもしれません。
例えば、事例企業が研究開発型企業ならば、「社内研修制度で人材を育成する」というような一般論ではなく、多くの社員が技術者であるという事実に着目して、「技術者の意欲向上につながって、事例企業が実現可能な施策」を提言します。

合理性:多面的な切り口、論点をモレなく盛り込む

中小企業診断士は「多面的」な見方が求められています。
ある側面からみると合理的なことが、他面では不合理なことは沢山あります。
現状分析にしろ、課題達成のための提言にしろ、ある一面的な問題意識からだけ事象を見るのではなく、様々な切り口で見ていく必要があります。
・・・と口で言うのは簡単ですが、自分も最後まで未熟だった点だと感じています。

例えば、R1のA社がメンテナンス事業をビジネスとして成功させられなかった理由(第1問)について、私は試験当日に外部環境要因からだけ説明しようとしてしまいましたが、A社自身の問題点も指摘すべきでした。
「多面的」な見方に欠ける典型例ですね。

※合理性については、「診断士に求められるスキル」から、考えてみるアプローチがいいかもしれません。
(参照:3代目こぐま「【スト生向け2次対策】多面的に与件を整理する」)

明瞭性:与件の根拠に基づいて論理的に構成

採点者が一読して意味を理解できる構成が大事です。
共通言語とも言うべき与件文の表現をなるべくそのまま利用して、言い換えは極力しない方が無難です。
せっかくの名案も、採点者(=その後ろには事例企業の社長がいる)に伝わらなければ意味がありません
また、多面的な切り口を意識する余り、前段と後段の対応関係がよくわからない文章になってしまわないように注意が必要です。。

解答手順⑤ 答案を作成する

与件文の「課題」+不使用部の潰し込み、組み込み

与件文中の「問題(社長の悩み)」は必ず解決、「課題」は必ず達成に向けて方向付けます

与件読解の時点でマークをつけたものの、答案骨子に活かせず、使用できていない要素が残ってしまうことがあります。
骨子作成の時点で見切りをつけたならよいのですが、未練が残るような要素なのであれば、時間が許す限り、不使用部を潰し込み、組み込む努力をすることで、解答としての過不足感を解消していきます。
文章量のバランスが極端におかしいと感じるときは、何かが欠けているか、何かが余分だという証拠です。

他の受験生の解答や加点要素を意識してリスク抑制

せっかくの「診断報告書」だし、斬新な切り口やドンピシャなワードをぶち込んでアピールする・・・必要はありません!

「他の受験生ならこう書くだろうな」(=書かずに減点を回避
「なんかこの辺が匂うぞ」(=加点要素を盛り込む

そういう直感を大事にして、リスクを抑制します。
勉強会に参加すると、この辺の「相場観」みたいなものが身につきます
参加のハードルを高く感じるようなら、インターネットを活用して複数の答案を集め、横に並べて比較するだけでも見えてくるものがあります。

あくまでテクニックに過ぎませんので、「相場観」にこだわり過ぎると迷路に一直線です。
大事なことは、設問に正面から答えられているかどうか
診断士試験を「現代文の問題だ」と評する声を耳にしてきましたが、「聞かれたことに応え、書かれたことで判断」するためには、紛れもなく読解・表現能力が不可欠ということになります。

論理構成(事実・推論[根拠]・結論)を意識

与件文中の事実に基づいて根拠や推論を示し、結論にもっていくという流れを意識します。
こういうと堅苦しいのですが、

構文の主語が不一致にならないように気をつける

なるべく短文化して因果関係を明確にする

だけで出来栄えが変わってきます。
一文一文をしっかり句読点で句切るだけで、はるかに読みやすい答案が完成します。
「診断報告書」の出来上がりです。

今日のまとめ

① 設問から仮説を組み立て、与件に合わせて修正する
② 答案をストーリーラインに沿った「診断報告書」としてまとめる

【渾身! 論点シリーズ】についても引き続き、リクエストを募集中です!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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おはようございます!おべんと君です。

今回から不定期で3回にわたり、【渾身】シリーズとして、
私の本業でもある『連結会計』について投稿します。

<なぜ連結会計を取り上げるのか?>
連結会計なんてマニアックな論点を渾身?と思われた方、
確かにそうです!マニアックなんです。・・・今までは。

なぜ私が連結会計の渾身シリーズを書こうと思ったのか?
理由は以下の5点です。

①連結会計は試験範囲
こちらは1次試験案内申込書からの抜粋ですが、
連結決算は試験範囲として明記されています。※クリックで拡大

 

②過去の出題実績
まず1次試験の出題実績です。※クリックで拡大

1次試験では過去13年のうち9年で出題されています。
また出題内容としては、「のれん」「持分比率」「連結の範囲」が
多く出題されています。

次に2次筆記試験の出題実績です。※クリックで拡大

直近で連結会計が2次筆記にも顔を出すようになりました。
実は2次筆記で連結が初めて出題された平成29年は、
日商簿記検定2級の範囲に連結会計が加わった時期と同じタイミング
なのです。親和性がないとは言い切れないかなと思います。

 

③中小企業白書
2019年度版中小企業白書第2部は『経営者の世代交代』について
書かれており、その第1章には『経営資源の引継ぎ』という内容に
なっています。その中には、
親族外承継の類型の1つに「M&A等」が定義されている
・事業承継関連施策の「事業承継補助金」にはM&Aに対する補助
_明記されている
合併であれば連結会計は不要ですが、買収となった場合は、
連結会計が必要となる可能性もあります。

 

④日商簿記検定2級の範囲に連結会計が加わった
前述しましたが、簿記2級の試験範囲に連結会計が加わっています。
社会人の方で2級までを目指す方は多く、中小企業診断士を目指す
過程で、簿記2級を取得する人も多いです。
そんな方々が多数受験する2級に連結会計が加わったというのは、
連結会計を今まで以上に理解する必要があるのでは?と感じています。

 

⑤診断士用テキストの分量が少ない
診断士用テキストに記載されている連結決算の分量は非常に少ないです。
私のテキストは本文300ページ中5ページ程度。
今までの出題実績を見ると、その程度で十分だと思います。
ただ、簿記2級の出題範囲に連結決算が加わったということは、
今後問われる論点が広がる可能性があるかもしれません。

以上から、
・1次は定期的に出題、2次は直近で出題頻度が増加傾向
簿記2級の範囲に加わった→今より知識の習得が必要
・しかし診断士用テキストの連結会計の分量は少ない

という中で、連結会計をかみ砕き、
「今までの診断士テキスト」を補足できる「簿記のテキスト」未満
記事を書こう!というのが渾身シリーズとして取り上げた思いです。

 

<題目>
渾身シリーズとして取り上げる連結会計の項目は下記のとおりです。
vol.1:連結会計準備 ←今日
・連結会計の基本
・連結の範囲

vol.2:連結会計処理 ←4/29投稿予定
・連結会計の流れ
・内部取引高/債権債務の消去
・投資と資本の消去
vol.3:連結会計処理 ←5/3投稿予定
・未実現損益の消去
・持分法

また、本記事は連結会計をより理解していただきたいという思いから、
・連結仕訳に係る税効果会計仕訳の省略
・連結子会社に在外子会社がいない前提
・仕訳例はよくある事例のみ
など、一部連結会計を簡略化していること、ご了承ください。
以下、画像を掲載しながら、説明をさせていただきます。
画像はクリックで拡大します。

 

<連結会計の基本>

それでは、早速連結会計の基本から説明いたします。

◎そもそもなんで連結財務諸表が必要なのか?

昨今のグローバル化により、複数の会社による
企業グループ経営を行う会社が増加しています。

そのため、個社の財務諸表を見ても、グループ経営が
儲かっているのかが分かりずらい状態です。

その解消策として、複数の会社を持っている
企業グループを一つの会社としてみなして、
企業集団全体の状況を把握するために
連結財務諸表作成が必要
 となっています。

また中小企業白書にも事業承継の1つの手段として
M&Aによる手法の記載がありますし、11代目の
実務補習先の財務諸表として、連結財務諸表が
出てきたという話もありますので、連結財務諸表を
目にする場面は今後増えてくるかもしれません。

◎連結財務諸表の作成基本


連結財務諸表の作成基本は、
足して:連結会社の財務諸表を合算する
消す:連結会社間の取引を相殺消去する
というものです。こちらはvol.2で詳しく記載します。
とにかく、「足して、消す」です。

 

<連結の範囲>

連結決算を始めるにあたり、まずどの会社を連結対象とするか?
という「連結の範囲」を決めます。
★親会社:P社(Parent company)
★子会社:S社(Subsidiary company)と省略いたします。

この論点は、平成23年第6問、令和元年第3問の1次試験に
出題されています。

原則は、親会社とすべての子会社が連結の範囲となります。
ではどういった条件の場合、「子会社」になるのでしょうか?
主に6パターンをこちらで紹介します。

1.議決権の過半数(50%超)の所有


最も一般的な内容です。

2-1.自社+賛同者の議決権で過半数(50%超)の所有


賛同者というのは、厳密には「緊密な関係がある者」という
表現になっており、自社に賛同する者や言いなりにできる者と
いったイメージです。

2-2.自社+契約


子会社となりうる会社と特別な契約を結んでいる場合です。

2-3.自社+取締役会等の構成員の過半数


意思決定機関である取締役会を実質支配している場合です。

3-1.子会社経由


いわゆる孫会社の関係です。

3-2.自社+子会社の議決権で過半数(50%超)の所有


2-1.に類似したパターンです。

他にも、S社の貸借対照表の負債総額の過半数の融資を
行っている場合も、S社は子会社となります。

細かい論点は多々ありますが、大まかには以上になります。

ちなみに、連結の範囲は、
原則は、親会社とすべての子会社が連結の範囲 と書きました。
原則があるということは、例外があります。

財務諸表に大きな影響を与えない場合、投資家の判断を誤らせてしまう
場合は、連結の範囲に含めません。

 

<まとめ>
今日は連結会計の準備として2点を取り上げました。
次回は4月29日水曜日に、実際の連結会計の処理について取り上げます。

以上、おべんと君でした。


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ご参加いただきましてどうもありがとうございました

         

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おはようございます!おべんと君です。

<本題>
遅ればせながら、オン春にご参加いただきまして
ありがとうございました!
今回はオン春でお答えできなかったご質問について、
特に2次筆記試験のご要望が多かったことから、
2次筆記試験についてお答え致します!

参考画像として、令和元年度事例Ⅲを使わせていただきます。
また、ご了承いただきたいこととして、下記2点お願いします。
①私はTBCの通信講座で合格したので、若干TBC寄りの内容に
_なってしまうこと
②あくまで私、おべんと君のやり方なので、このやり方が
_絶対ではないこと

<質問1:設問と与件の対応付けに悩んでいます>

前提として、こちらは「試験のテクニック」的な内容です。
2次筆記を受けるための基本的な考え方は、昨日いけちゃんが
書いた記事にその要素が詰まっていますので是非ご覧ください。

いけちゃんの記事 ↓ ↓ ↓
【中小企業診断士試験】2次試験対策:今知っておくべきこと part1

設問に答える根拠として、与件文があります。
そのため、「第何問目の根拠が、与件文の第何段落なのか?」を
結びつけることを「対応付け」と呼びます。
(というか呼ばれていることが多い)

この対応付けが間違っていたりすると、作問者が求めている解答が
書けないため、得点を失うといった状況になります。

私も本試験では画像右側に対応する設問番号を書いていました。
※クリックで画像拡大します

この対応付けがあっているかはどうかはさておき、、、
私は、この対応付けには大きく2つの方法があると考えていました。

①直接対応付け

これは、設問と与件文にある同じ言葉を探して
対応付けを行うというものです。
令和元年度事例Ⅲの第3問の設問1です。
※クリックで画像拡大します

設問にばっちり「社長の方針」と書いてあります。

 

そして与件の13段落、14段落を見てみます。
※クリックで画像拡大します

と直接的に「社長の方針」という言葉が書いてあります。
こういった言葉そのもので紐づけられる場合は、
直接対応付けができますので、割と容易です。
新工場」という言葉でも直接紐づけることが可能です。

ですが、残念ながら直接対応付けられる設問は少ないです。
その場合は、

 

②間接対応付け

私は、設問や与件を一度「1次知識」に置き換えて
それぞれ対応する設問や段落を紐づけて、
解答に落とし込んでいました。
先ほどのように直接的な言葉で対応付けるのではなく、
1次知識で間接的に対応付けるというものです。

令和元年度事例Ⅲの第1問で見てみます。
※クリックで画像拡大します

80字で配点20点です。絶対外せない問題です。
C社事業変遷を理解し、C社の強みを答える必要があります。

事業変遷:歴史のこと。強みと関係が深い歴史と言えます。

それでは、強みを1次知識に置き換えます。
強みとは、
・自社の経営資源です。ヒト、モノ、カネ、情報から構成されます。
・SWOT分析のS。そしてSをさらに細分化したのがVRIO分析
↓ ↓ ↓
VRIO分析:
V=経済性。競争均衡の源泉。競合と同じ土俵に立った程度。
R=希少性。一時的競争優位の源泉。今は優位、いずれ競合に抜かれる。
I=模倣困難性。持続的競争優位の源泉。他社が真似できない強み
O=組織。VRIを活用できる組織があるか。

上記の1次知識をベースとして、強みと言われたら、
強み=経営資源=S=VRIOのIとO
というような想起します。

この想起を元に、与件文を探しに行きます。
まず2段落目を見てみます。※クリックで画像拡大します

 

次に3段落目を見てみます。※クリックで画像拡大します

私は上記2点を強みの根拠として解答を作りました。
2段落目の技術力VRIOのI、模倣困難性
3段落目の生産体制VRIOのO、VRIを活用する組織

ちなみに6段落目には、
「技能士資格を持つベテラン作業者が品質保持に寄与している」
というような文章が書いてあったのですが、13段落目の社長の方針が
「これまでの作業者のスキルに頼った加工品質の維持ではなく、
作業標準化を進める
となっており、迷いまくった結果、字数が足りなくなったので
作業者のことは強みから外して書きませんでした
冷静に今考えると、事業変遷から強みを問われており、
ベテラン作業者のおかげで加工品質が維持されてきたという
歴史を経た経営資源(ヒト)なので、書くべき要素だったかも
しれません。

また、解答には3段落目を根拠として「生産体制」とは書きましたが、
一貫生産体制」とは書きませんでした。
「一貫生産体制」という言葉は過去問ではよく登場しますが、
私が書かなかった理由は以下のとおりです。
①「一貫生産体制」という言葉が与件文には明示されていなかった
②「一貫」という言葉は、「最初から最後まで」という意味であり、
_当時の私は、80分の短い時間の中で「機械加工」「熱処理加工」が、
_顧客にとって「一貫」した生産体制なのか?の確証が取れなかった
③「一貫生産体制」かどうかはよくわからないけど、
_「機械加工と熱処理加工の生産体制」が構築されたことは事実なので、
_生産体制」という言葉ならば減点にはならないだろうとの判断
冷静に与件文を読んだら、「一貫生産体制」でもいいのかもしれませんが、
2次試験では「いかに減点を回避するか」が重要だと思っていました。

解答内容については賛否あるかと思いますが、
私の場合は、このように対応付けが2パターンあることを想定して、
日々過去問や演習を解きながら本試験に臨みました。

 

<質問2:通勤などの隙間時間で勉強する方法は?>

2次試験は80分間で一連の作業を通じて解答用紙の記入まで行います。
そのため、隙間時間って何やればいいの?結構悩まれると思います。
私の場合、自宅の玄関から会社まで1時間と近く、電車に乗る時間も
15分強
しかなく、そんな中で何をするのか?結構考えました。

まず私の時間の使い方ですが、忙しくないときは
朝5時    :起床
朝6時半まで :過去問やTBCの演習問題を骨子作成まで解く
電車15分  :手作りノートで1次知識を定着させる
昼休み45分 :自席で昼食を食べながら、ふぞろいやTBC解答解説を
________見て、朝書いた骨子の内容を確認し、反省点をまとめる
21時~22時:事例Ⅳの問題を必ず1問以上解いて答え合わせ
就寝

こんな感じでした。
電車に乗っている隙間時間の勉強ですが、手作り1次知識ノートを見て、
1次知識を忘れないようにしていました。A4サイズのノートです。
※クリックで画像拡大します


このノートはTBC受験研究会が販売している「速修2次テキスト」に
掲載されている「抽象化ブロックシート」をPDF化して、
過去問や演習問題で気づいた知識を随時補足していたノートです。
「全体」「事例Ⅰ」「事例Ⅱ」「事例Ⅲ」のカテゴリーで4冊作り、
毎日4冊通勤カバンに入れて毎日読んでました
抽象化ブロックシート」とは、過去問で問われた1次知識の論点を
事例ごとにまとめたものです。私はこれをひたすら覚えて書き込んで、
2次筆記に必要な1次知識を覚えました。
11代目の3chも、抽象化ブロックシートをreminDoに入れて
勉強していたようです。→3chの記事。

また、一言一句そのまま覚えるのではなく、
生産計画での注意点は?」「生産統制での注意点は?」など
各事例で問われやすい論点と紐づけていました。

上述の質問1の間接対応付けも、日々この手作りノートを
見て忘れないようにしていたので、とても役に立ちました。

私の場合は、このように通勤時間は1次知識の定着に使っていました。

オン春でいただいたご質問、こういった形でこれからも随時
お答えしていきます!

この投稿が皆様の勉強の一助になれば幸いです。

<こっそり告知>
4月19日日曜日から、不定期で3回に分けて【渾身】連結会計を
投稿致します。ぜひご覧ください!

以上、おべんと君でした。


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4月4日(土)に無事開催できました
ご参加いただきましてどうもありがとうございました

         

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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

前回の記事で2次試験に絡めた「中小企業政策」の記事を投稿するとお伝えしたのですが、予定を変更します。
オンライン春セミナー2020(開催報告:1次試験編2次試験編)で、事前配布した資料についてご説明できませんでしたので、内容を再編集してお届けできればと思います。
セミナー当日にお答えし切れなかった質問への回答も絡めながら、参加いただいた方にも、参加いただけなかった方にも、参考にしていただければ幸いです。

本日の記事は、1次試験前のこの時期に今知っておくべき2次試験対策のお話です。
私は1次試験前に2次試験対策を開始しておくことをオススメしていますが、「1次試験を合格する前に2次試験のことなんか考えられないよ・・・」というお気持ちもよくわかります。
ですから、まずは2次試験で出題される「事例企業に共通する方向性」をざっくりと確認しておき、「与件に忠実な解答を書くためには」何が必要なのかを探っておくだけでも有効かと思います。
この前提を理解しておくことで、今後2次試験対策を始める(=過去問と向かい合う)にあたって何をすればよいかが明確となり、学習効果を高めることが可能だと考えています。

お届けしたいのは、こんな方向けです。

① 2次試験対策をまだ始めていない方
② 2次試験の性質がいまひとつよくわからないという方

事例企業に共通する方向性

私はよく、奥さんと江の島方面に出かけて海を眺めに行きます(※現在は新型肺炎の感染対策で外出を控えています)。
多数のヨットがハーバーにひしめき合い、海に浮かんでいるのが見ていると、まるで一隻一隻が中小企業のようにも思えてきます。
以前、中小企業を「小型ヨット」にたとえた話を聞いたからでしょうか。

2次試験に出題される事例企業A~D社は、年度や事例によって規模にバラつきがあるものの(事例ⅡのB社は他の事例と比較して小規模なことが多い)、まさに中小企業の定義に合致する「小型ヨット」です。
「サーファー」(個人事業主)ほど個人芸の色彩は強くなく、他に乗員(従業員)もいて、小さいながらに組織としてのまとまりが必要です。
でも、「大型客船」(大企業)のように大人数の乗員を抱えているわけでもないし、最新鋭のエンジン(設備)を備えているわけでもありません

漕ぎ出していく海は凪いでいる時間は短く、常に波立っています
時に大波が寄せることもある大海を、「小型ヨット」が渡っていかなくてはいけないのです。

でも、なにも一隻だけで、一人だけで海を渡っていかなければいけないわけではありません。
頼もしい熟練の乗員(技能者)がいたりします(いなくなったら困るけど!)。
船団を組んで助け合いながら渡ってもいい(外部連携)し、羅針盤に頼ることも出来ます(中小企業診断士)

少々くどいかもしれませんが、前回の記事でも引用した「第1次試験案内・申込書」の科目設置の目的の一節を見ておきましょう。

中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されており、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要がある。
そこで、企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握する必要がある

ご存知かもしれませんが、中小企業診断士バッジは羅針盤がモチーフです。
中小企業が「小型ヨット」で、中小企業診断士が「羅針盤」、なかなかわかりやすい構図ですよね。

さて、「小型ヨット」が向かうべき方向性は、以下のように言い表せると思います。

自ら漕ぎ出し、これからも漕ぎ続ける(経営理念と経営方針)

船長(創業者)によって、「小型ヨット」はハーバーから自ら漕ぎ出しました。
そのときの想いを今も抱いているかもしれませんし、航海(経営)をしていく中で想いの変化もあったかもしれません
いずれにしても、船長の想いの結晶が経営理念だと思っています。

現実には、これらが言語化(明文化)されているケースばかりではないと思いますが、2次試験では必ず与件文の中から見出すことが出来ます
それは、この2次試験が紙上のコンサルティングだからです。
現在の船長は創業者ではなく、代替わりした経営者かもしれませんが、経営理念を元に、経営方針を策定している(したい)ハズです。

ここで、船長(経営者)の年代や生き方も、与件文にハッキリ書かれているとは限らないため、憶測や妄想は禁物ですが、解答にあたって念頭におくべき要素だと考えます。
たとえば、大手企業の技術者が地元にUターンして研究開発型企業を設立したなら、その「小型ヨット」は今後も研究開発を続けていくことでしょう。
また、研究開発をリードしてきた船長(経営者)の年齢が70歳を超えていたら、今後は組織的に研究開発が進めていけるように対策を打つでしょうし、後継者の育成も当然視野に入っていると考えるべきでしょう。

実際のコンサルティングの場でも、提案を受ける側がどのような背景を持っているか、詳細にリサーチして、なるべく「刺さる」ように提案すると思います。
相手が「大型客船」だったら有効な助言も、「小ヨット」では実現できないかもしれません。
与件文に記載のある範囲で経営者の想いを汲みながら、資源制約を踏まえて、この先も漕ぎ続けられるように伴走(解答)しましょう。

追い風に帆を上げる(強み×機会)

ヨットは、帆に風を受けることで推進力を獲得し、前に進んでいきます。

事例企業もまた、追い風(外部環境の変化)を利用して、経営していくのがよいでしょう。
そのためには風を捉える帆(内部資源)を、すぐに上げられるように準備しておく必要があります。
帆の内容は、現在は利用していない遊休資源かもしれないし、効率化によって生み出した余力かもしれません。

いずれにしても、強み (Strengths)を整理することなくして、機会(Opportunities)を捉えることは出来ません。
SWOT分析は、事例Ⅳも含む全ての事例において基本の手法だと言えます。

大事なことは、生き残り、成長を続けていくために追い風に帆を上げる(機会に強みをぶつける)ことです。

向かい風がきたら回れ右(脅威は回避)

船長(経営者)がいかに手練れで風を読む天才であっても、天候・風向きは一瞬にして変わることがあります。
それまで順風満帆で来ていても、あるとき突然向かい風(脅威)に変わってしまったら、当然ヨットは停滞か逆走する羽目に陥ります
酷い場合には転覆(倒産)のリスクに晒されることもあるでしょう。

そうしたときは、回れ右(発想転換)して向かい風を避け、追い風に変えます
航路を変えればいいだけかもしれませんし、他の工夫が必要かもしれません。
経営革新・改善なのか、新規事業開発なのか、それは与件から方向性を読み取る必要があります。

ここで、有名な冒険家の言葉を引用させていただきます。

状況は変わらなくても、向きを変えれば見え方が違ってくる
──白石康次郎さんの言葉 (ヨット世界一周を3度実現)

与件に忠実な解答を書くためには

2次試験が紙上のコンサルティングだとすれば、私たちが書いた診断・助言(報告書)を読む相手はどういう方でしょうか

答えはズバリ「採点者」です。
でも、解答内容は「出題者」の出題意図になるべく沿ったものが望まれているハズです(そうしないと採点できない)。
2次試験の学習における出題者とのコミュニケーション」という言葉、皆さん覚えてらっしゃいますでしょうか。
(参照:11代目ぴ。「【診断士2次試験】伝わる答案へ|コミュニケーションを意識する~前編~」)

そのために必要なこと、目指すべきことは何なのでしょうか。
事例企業の経営者が実在したとして、その報告書(答案)を見て、どう受け取めるかまで考えられたら最高です。
でも、それって簡単なことではないです。
だって実在しないし、会って話すことすら出来ないのですから。

実は、先輩たちの多くが語り継ぎ、今年の合格者の多くもポリシーに掲げていたであろう共通項があります。
それは「与件に忠実な解答を書く」ということ。
そのために心がけるべきことは何でしょうか。

制約条件を踏まえる

制約条件とは、形式的には解答内容を一定の幅に集束させるためのものですが、本質的には資源制約や経営者の想いを踏まえているのかという点にあります。

事例企業は、ヒト・モノ・カネ・情報という資源に制約があります。
例えば、足元でキャッシュ不足に陥っている企業に、無邪気に設備投資を勧めるのは酷ですよね。
未来のための投資ではありますが、足元の状況を改善することなしに勧められる選択肢ではないと思います(フェーズが違うということ)。
これは極端な例なので「当たり前じゃん」とお思いになるかもしれませんが、結構やりがち
実現可能性が高く、今すぐにでも実行出来る改善策を提案すべきです。

まずは事例企業の姿を思い浮かべられるように情報を整理し、80分という短い時間を有効に活用して、寄り添うことが求められています。
事例企業に親身に接して行動変容を引き出す、と言い換えることもできます。

1次知識で切り口を設定し、書かれたことで判断する

過去問を一度でも眺めたことがあればおわかりになると思いますが、切り口の設定の仕方は様々あるようにも一見思われます。
ですが、自分の経験が深い業種や領域の話であるほど、注意
2次試験は、1次知識の「応用」が問われていることを思い出す必要があります。

事例ごと頻繁に利用可能なキーワードは存在するものの、1次知識に基づく分析の上に立ってはじめて活きることになります。
キーワードありきで作成した解答では、的を外してしまう恐れさえあります。
キーワード採点で有名な『ふぞろいな合格答案』も、「合格答案を分析して抽出されたキーワードを覚えろ」なんて言ってるわけではなくて、「試験合格者や当時の受験生が考えついた切り口が何だったのか」というところまで踏み込んで分析すべき資料です。
その点で『ふぞろい』に勝る有力な資料は、今後も出てくることはないと思っています。
すでにAmazonで予約を開始しているようなので、まだ2次試験対策に手をつけていない方も、とりあえず確保しておくことをオススメします。
試験には合格しましたが、昨年度の2次試験についてもっと深く知りたいので、私も早速予約しちゃいました。
(参照:11代目かーな「中小企業診断士二次試験 「ふぞろい」どう使う?」)

本題に戻します。
ありがちなミスとしては、過去問で同じような問題が出たからと、実際は問われ方が変わっているのに、それを無視して無理やり使ってしまうことです。
与件文にない設定を妄想していて、参加した勉強会で他の方からご指摘をいただくまで、それに気づかなかったことがありました(反省)。

あくまでも与件文(書かれたこと)で判断しなければいけません
ちなみに、2次試験におけるNGについては以下の記事がよくまとまっているので、後ほどぜひご参照ください。
(参照:9代目Chika「2次試験、これを書いたらNG集」)

わかりやすい文章を書く

文章を書くうえで様々な方法論・テクニックが存在します。
その全てが「伝わる」ことを主眼に置いています
因果関係しかり、与件の言葉を使用することしかり・・・。
前提を共有しながら、採点者が理解できる文章にする必要があります。
聞かれたことに応えなければいけません。

「伝える」のではなく「伝わる」
「2次試験は国語の問題だ」なんてよく言われますが、口で言うほど簡単ではないですよね。
コミュニケーションの場で、こちらが想像もしない形で相手が受け止めていることなんて、日常茶飯事じゃないですか?
自分もあらためて心がけていきたいと思っています。

今日のまとめ

① 「小型ヨット」が大波を超えていくイメージを持とう
② 聞かれたことに応え、書かれたことで判断しよう

診断士として活躍されている先輩の美点は、相手の立場に配慮したコミュニケーションに優れていることだと拝察しています。

合格後に、多くの先輩診断士とお会いする機会に恵まれましたが、類まれなコミュニケーション能力を発揮して、多くの仲間(注:診断士に限らない)を巻き込みながら活動されています。
他の士業と比べてネットワークが充実した世界であることは合格前から知っていましたが、間近で実感して、尊敬の念を強めました。

顧客を獲得し、同志・仲間を増やすことが出来る診断士は、株式会社コーエーテクモゲームスが手掛ける歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」でいえば統率(人望)のパラメータがメチャメチャ高い軍師殿というイメージです。
伝わらない人には伝わらない悪例!絶対やっちゃダメなヤツ・・・!)

(※上記のイラストは豊臣秀吉の名軍師、黒田官兵衛だそうです)

次回は、私の解答手順を一例としてご紹介する予定です。
【渾身! 論点シリーズ】についても引き続き、リクエストを募集中です!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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ご参加いただきましてどうもありがとうございました

         

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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

先日のオンライン春セミナー(略してオン春!)にご参加いただいた皆様、改めまして、本当にありがとうございました。

事前アンケート、当日のslidoを合わせてたくさんの質問を頂いたおかげで、盛会(?)と相成りました。感謝。

 

我々11代目としてはあっと言う間の2時間でした。

個人的には二次試験並みのスピード感で頭を回転させ、皆さまの質問にお答えしたつもりでしたが、まだまだ答え切れていない質問が山ほどあります。

ということで、11代目一同、日々道場ブログでも頂いた質問に答えていく予定です。セミナーに参加頂いた方も、参加できなかった方も、ぜひチェックしてみてください。

 

 

本日は2次試験に関する質問で多かった、「ふぞろい」の使い方について、僭越ながらふぞろい13プロジェクトに参加している身として、お答えしたいと思います。

 

時間のない方は3と4だけでもお読み頂ければと思います。

そもそも、「ふぞろい」とは

中小企業診断士試験(特に二次試験)の勉強をした人なら一度は耳にする「ふぞろい」。

ここで取り上げるのは、正式名称を「ふぞろいな合格答案」という書籍です。

今、店頭に並んでいる最新版はこちら→「ふぞろいな合格答案 エピソード12」

 

他にも、同友館さんからいくつかの「ふぞろい」シリーズが出ておりますが、これについてはふぞろい12メンバーでもあるかわともさんの、こちらのまとめ記事がわかりやすいです。

「よくわかる!ふぞろい書籍一覧表」 by10代目かわともさん

「ふぞろい」の特徴は、なんといっても実際の受験生から頂いた、膨大な数の再現答案を分析していることです。

昨日のべりーの記事にもありましたが、再現答案(必ず採点結果がわかるもの)を収集して見比べるのは、二次試験の鉄板の勉強方法です。

それを大量のデータをもとに行い、まとめているのが、「ふぞろい」シリーズの分析結果です。

実際に試験を受けた先輩たちの戦いの記録が反映されているという点で、多くの受験生が信頼を寄せるのも頷けます。

 

「ふぞろい」の目次は以下のようになっています。(ふぞろいな合格答案 エピソード12を参照)

第1章 巻頭企画

第2章 ふぞろいな答案分析~実際の答案を多面的に分析しました~

第3章 合格者による、ふぞろいな再現答案~80分のドキュメントと合格者再現答案~

第4章 合格者による、ふぞろいな特集記事~2次試験に臨む受験生に贈る勉強のヒント~

 

具体的にどうやって使うの? ということについては、私自身の経験をふまえてご紹介したいと思います。

 

 センスのなかった私の「ふぞろい」の使い方

どうにか1次試験をパスした後、道場ブログで「ふぞろい」の存在を知り、あわててエピソード12を購入しました。

パラパラとページをめくり、第2章に過去問の採点基準が載ってるじゃん! と嬉しくなった私は、以降、試験本番まで「ふぞろい」を次のように使います。

①過去問を解いたら、第2章 ふぞろいな答案分析に載っているふぞろい流採点基準をもとに自己採点をする。

②その後、第2章の解説を読み、自分に足りなかった視点や、与件文にあるのに見落としてしまったポイントを洗い出して反省ノートにまとめる。

③一通り過去問の復習をして疲れたら、第1章、第3章、第4章を読み物として楽しく読む。

 

……全然活用できてないですね。

第2章しか全力で向き合ってません。

いや、第2章はこれで良かったのですが、他の章、特に第3章 合格者による、ふぞろいな再現答案~80分のドキュメントと合格者再現答案~ をただの読み物にしてしまうのは、非常にもったいない使い方です。

それは、ふぞろい13プロジェクトに参加してみて、痛感しました。

 

 

今だから言える「ふぞろい」はこう使う

「ふぞろい」には二次試験突破のために必要な知識とノウハウが詰まっています。

ざっくり言うと、受験生が必ずと言っていいほど使っている分析パートの第2章は知識面、合格者の80分間のドキュメントと再現答案が載っている第3章はノウハウ面、第4章は知識・ノウハウ両面の強化に有効だと思います。

これから「ふぞろい」を使って過去問の答え合わせと復習をする方におすすめの使い方は、以下の通りです。

 

①過去問を解いたら、第2章 ふぞろいな答案分析に載っているふぞろい流採点基準をもとに自己採点をする。
→二次試験の過去問を初めて解いた方は、おそらくここで軽く絶望します。

大丈夫です、みんなが通る道です。

 

②その後、第2章の解説を読み、自分に足りなかった視点や、与件文にあるのに見落としてしまったポイントを洗い出して反省ノートにまとめる。

→この時、特に知識面で抜けていたものや、自分の書いた答案では意味が不明瞭なものはないかを厳しくチェックする。

目安として、「みんなが書けていることを書く」「みんなができている問題で確実に得点できる」ことを一つのマイルストーンにします。

「みんなが書けていること」は 「解答ランキングとふぞろい流採点基準」を見ればわかります。

ここですね。(ふぞろいな合格答案 エピソード12より抜粋)

「みんなができている問題」は、設問ごとの「難易度」でわかります。

ここです。(ふぞろいな合格答案 エピソード12より抜粋)

これは、最終的に★2つの「勝負の分かれ目」まで得点できるようにします。

 

真偽のほどはわかりませんが、一説には相対評価とも言われる二次試験。

みんなが書けていることを書き、みんなが解けている問題をミスなく得点する、これを4事例とも達成することが、まずは合格のために外せない要素と考えるべきと思います。

 

③合格者と自分のノウハウ面のギャップを知るため、第3章(合格者による、ふぞろいな再現答案)の該当の事例を6人分全部読む。

→このパートは、試験会場で実際に合格者が考えたこと、やったこと等がかなり細かく書かれています。

例えば、与件文や設問のどこにチェックを入れたか、どんな風に与件文と設問を紐づけたか。

その事例において、ルーティンにしていた作業は何か。

後回しにした設問や、捨てることにした設問は、どんな状況でどんな情報をもとに、その判断に至ったのか。

6人分のノウハウを読んだところで、「これ、自分は既に全部できている」と言える人は、かなり少ないのではないでしょうか。

盗みましょう。先人のノウハウを。

パクリましょう。パクってカスタマイズしましょう。

 

さらに

④第4章(合格者による、ふぞろいな特集記事)で知識面、ノウハウ面をさらに補強

→このパートには、第2章、第3章に入りきらなかった情報が詰め込まれています。

「ふぞろい12」を例にとると、勉強方法や答案をもっとブラッシュアップする方法など。

ここも、パクってカスタマイズです。

 

さて、ここまで徹底的に「ふぞろい」と向き合うと、かなり体力的にも精神的にもかなり疲れると思います。

そこでようやく

⑤巻頭企画やコラムでなごむ

→息抜きやモチベーションアップに効きます。

なんだかんだ、ふぞろい13のメンバーも「ページ下部の一行コラムが好きだった」という人、多かったです。

以上が、ふぞろいを使い倒す、おすすめの活用方法です。

 

ふぞろいを使うメリットとデメリット

メリット

①合格者の答案の「幅」と、自分の答案の現在地が掴める

最大のメリットは、「各事例200以上の再現答案を分析したからこそできる、リアルな受験生の答案の実態把握」と「自分の書いた答案を母集団と比較できること」だと思います。

ふぞろいな合格答案プロジェクトでは、毎年、試験を受けた方から多くの再現答案を寄せて頂いており、その数は250以上に及びます(仮に250人から4事例分集まると、4×250=1,000件の再現答案が分析の元データとなります)。

さらに、再現答案の評価(合格、A、B、C、D)と合わせて分析を行うため、「多くの合格+A答案に書いてあったことは何か」「合格+A答案にあって、C答案になかったものは何か」といった分析が可能になります。

念のためにお伝えしておくと、このキーワード分析は、独自のノウハウによるかなり客観的なものです。

プロジェクトメンバーも人間なので、ついつい自分が書いたキーワードを推したくなるのですが、そこは分析ルールにより見事に弾かれます。

あくまで、リアルな答案を客観的に分析し、読者の皆様にお伝えするスキームになっていますので、ご安心下さい。

さらにさらに、キーワード分析を通して、合格答案やA評価の答案の「幅」もある程度把握できています。

毎年合格者が900名~1,000名程度いるとして、全員がぴったり同じ解答を書いているわけではありませんよね。

それでも、250以上の(令和元年度は過去最高数だったとか!)再現答案のおかげで、「だいたいこの辺りのことを書いている答案が、合格ラインらしい」という推測が可能になっているわけです。

そのため、ふぞろい流採点基準で自己採点をしていくと、

合格答案+A評価答案/B答案/C答案以下がどんなものか、大体の「幅」が分かり

自分の答案と比較することによって、相対的な自分のポジションや足りないものが分かる

というメリットがあります。

採点基準も模範解答も公表されない二次試験において、これはかなり画期的なことだと思います。

 

②合格者の答案を見て、「これならできるかも」と勇気が出る
個人的には、これも重要なポイントでした。

予備校が出している模範解答って、「80分でこんなの書けません……」としょんぼりしちゃいませんか?

確かにその模範解答から学ぶことはたくさんあるのですが、ベンチマークとしては使いづらい、というのが大半の受験生の本音ではないかと思います。

その点「ふぞろい」に載っている再現答案は、合格者が当日80分の中で書いたものです。

洗練度では予備校の模範解答に劣るかもしれませんが、受験生が目指すラインとしては、より「これならできそう」と思える内容になっています。

 

③つまづきやすいポイントも確認できる

第2章(ふぞろいな答案分析)でも、第3章(合格者による、ふぞろいな再現答案)でも、実際に試験を受けた人がミスしたところ、多かった勘違い等もリアルに記されています。

(第2章の方では、キャラクターの会話部分に盛り込まれています。)

多くの人がつまづいたポイントとその対応策を押さえることで、より安定的に得点できるよう、80分間のパフォーマンスを仕上げていくことができます。

 

デメリット
「ふぞろい流採点が完璧な採点基準である」とは誰も言えないこと。

これにつきると思います。

ふぞろいのデメリットというか、「限界」と言った方が現実に近いかもしれません。

ふぞろい流採点では、独自のノウハウをもとに「キーワード」に基づく採点方法を採用しています。

つまり、「◎◎というキーワードが入っていれば5点、△△というキーワードが入っていれば3点」というように、キーワード積み上げ式で自己採点をする仕様になっています。

毎年5,000名程度が受験する資格試験ですから、なんらかの採点基準があるはずで、キーワード加点方式というのは常識的に考えて有り得る基準だと思います。

ですが、あくまで二次試験の採点方式や採点基準はブラックボックス。

受験生から寄せられた再現答案のみを手掛かりに、なるべく客観的にキーワードを抽出し、配点を設定している「ふぞろい流採点基準」と全く違う手法がとられている可能性もゼロではありません。

ふぞろい流だと必然的に、キーワードを多く盛り込めた答案が高得点になりがちですが、実際に高得点をとった方の再現答案は、むしろ論点が絞られてシンプルだった、なんてのもわりと聞く話です。
「キーワードが正義!」と思い込んでしまうと、人が読んでわかりづらい答案を書いてしまうリスクは、確かにあります。

それを頭に入れたうえで、「どうしたら上位20%に入れるか=合格できるか」を掴むためにふぞろいを活用するのがよいと思います。

 

 

なお、令和元年度の二次試験を分析した「ふぞろいな合格答案 エピソード13」は、アマゾンで予約を開始した模様です!

アマゾンのページはこちら

発売は6月24日と2ヶ月以上先ですが(予約はやいな……)、初学者の方も2年目以上の方も、ぜひチェックしてみてください。

 

いかがでしたでしょうか?

明日はいけちゃんの登場です。

ではでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~^^

 

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   お礼   

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土)に無事開催できました。
ご参加いただきましてどうもありがとうございました。

         

こんにちわ。CKです。今日もブログ読んで頂き有難うございます。
また先週のオンラインセミナーには沢山の方のご参加ありがとうございました。

セミナーの事前質問や当日のSlidoでも多く挙がったのが、モチベーションについての質問でした。きっと試験勉強の永遠のテーマではないかと思います。そこで今回はモチベーションについての記事を書かせていただきます。

まずベースで大事なのは、なぜ勉強するかという目的、目標の再確認だと思ってます。まさに試験勉強に対するモチベーションの源の部分です。これについてはさとまるの記事が参考になります。

0秒思考でモチベーションアップ 〜受験動機を整理する〜(さとまる)

(0秒思考は、私も数年前この赤羽さんのワークショップを受けたことがあり、仕事でもとても役に立ちました。)

目的や目標が再確認できたら、あとは日々気分を盛り上げてやっていくしかありません。そこで今回はその為に私が実際やってみたことをいくつかご紹介させていただきます。

・やるきスイッチを作る
仕事の後、中々頭が切り替わらず勉強モードにならない、といった事ありますよね。私はほぼ毎回でした。そこで気持ちの切替時に音楽を聞くようにしていました。診断士勉強のテーマソングを数曲決めて、それを聞くことで勉強モードに切り替えていました。
曲は何でもいいと思いますが、私の場合は受験を決意した時にちょうど流れていた曲や、予備校の答練で悔しい思いをした帰り道で街頭ミュージシャンが演奏していた曲、悩んでいる時に偶然テレビで流れた曲など、その時の自分の気持ちを思い出せる様な曲を選んでいました。
特に、しんどい時や忙しい時、「何で勉強しているんだろう」となってしまう時にも、最初の気持ちを「速攻」で思い出すための手段として、とても重宝しました。
音楽をあまり聞かない人は、お菓子でもドリンクでもアロマでも、何か五感から直接スイッチを入れてくれるものを一つ持っておくといいかと思います。試験当日にも役に立ちます。

・やるきスポットを作る
自宅では集中力が続かず、TACの自習室に行ったり、カフェなど家の外で勉強するようにしていました。空間を変えることで、強引に勉強する状況に切り替えるという方法です。
今年は外出が難しくなっていますので、例年のようにカフェなどでの勉強は難しくなっているかもしれません。
ただ、家の中でも「勉強する場所」をどこか決めておいて、「そこに移動した際には勉強モードにする」「休憩するときは離れる」と区別すると、メリハリがついて、座ってダラダラ時間を過ごすことも抑えられると思います。

・勉強仲間(戦友)を作る
沢山は要らないかもしれませんが、同じ目標に向かっている戦友がいることで、「最近どうですか?」「このあたりが全然理解できてなくてヤバいっす」とか時々、近況交換するだけで励みになりました
予備校通学の方は同級生の方とやり取りしたり、独学の方は勉強会やオンライン勉強会で知り合った方と時々LINEなどやってみてはいかがかなと思います。

・ 後ろを振り返る
これまで問題を解いたノートや、学習時間をつけている方はその時間を眺めて、「ここまで勉強したんだ」という達成感に浸ります。山登りの途中で後ろを振り返ってこれまで登ってきた道や地上からの高さを実感するイメージです。先ばかり見ていたら険しくてしんどくなりますが、時々後ろを振り返ると「ここまで頑張ったから、もう少し頑張るぞ」という気持ちも湧いてきます。
私は、学習時間そのものは人それぞれなので、時間数自体で勉強の仕上がり具合や合格の目安にはならないと考えていますが、自分がこれだけやったという満足感を得るための情報としてはとても使えると思います。

・受験生を楽しむ
社会人になってまとまった時間勉強することはなく、この受験生という期間は大学受験(高校生時代)以來の経験で懐かしい感じもしました。若い時に比べ記憶力が落ちている事を実感しヘコむ事もありますが。。
そこで、いわゆる受験生がやるような験担ぎなども楽しみながら取り入れて、この期間自体を楽しむというのもアリだと思っています。神社ではお守りを買いましたし、弁当買うときにはチキン(資格を取りに行く:とりにく)を選ぶようにしました。チキンとか全くもってくだらないですが、せっかくなので「22年ぶりの受験生生活を満喫してやろう」とイベント化させて無理やり自分で楽しんでいました。

・やりたいけど我慢することを書き出す
余暇やスキマ時間を勉強に充てていると、色んな事を我慢しなければなりません。「この本読んでみたい」「この映画見たい」「飲みに行きたい」「旅行行きたい」「買い物行きたい」「この番組みたい」等々、色んな「やりたい事」欲求が出てきます。勉強時間を確保するためにはこれらを我慢しないといけないのですが、強引に欲求に蓋をして我慢していくだけではストレスが貯まってしまいます
そこで、やりたい事が出た時にはその都度メモに書き出しておくと良いと思います。振り返って見てみると、どうでも良い衝動的な欲求が案外多いもので、そういう事は消していくだけで我慢したことへのストレスも軽減できます。その上でも残っている「やりたい事」は、合格後に取り組む事として価値あるものや、合格後の自分のご褒美になりますので、これらを目標にしながら勉強に向かえば前向きな気分になります。

 

こんな感じで、あの手この手で色々試してみることで、何とか乗り切ることができました。

道場の歴代メンバーもそれぞれ色んな方法でモチベーション維持をされてますので、併せて参考にして自分にあった方法を見つけていただけたら、と思います!

・漫画で上げようモチベーション(10代目たっつー)

・ラストスパートのためのモチベーションアップ術とタイムマネジメント力強化術(9代目きゃっしい)

・モチベーションキープできていますか?(8代目ゆっこ)

・『軌跡の可視化』モチベーションを維持するためのツール(7代目フェイマオ)

以上、CKでした。

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   お礼   

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土)に無事開催できました
ご参加いただきましてどうもありがとうございました

         

twitterもよろしくお願いします。

おはようございます、さとまるです。

さて、おかげさまで先週土曜日にオンライン春セミナー(略して「オン春!」)を無事開催することができました。今年はリアルの開催は難しく、試験的にZOOMでの開催にトライしまして、

  • 前半の1時間を1次試験の質問
  • 休憩時間(リクエストの多かったモチベーション維持の方法をスライドでご紹介)
  • 後半の1後半の1時間を2次試験の質問

の構成でお送りしました。

裏話になりますが、オン春の開催には紆余曲折ありまして。
コロナ禍の中、受験生にとって、この時期にセミナーに参加する意義って何?オンラインでも開催すべきほうがいいのか?そもそもZOOMって何?というところから始まり、「できるかどうか」より「やるかやらないか」の精神で開催に漕ぎ着けることができました。

前半、後半で参加される方の出入りはあったものの、最大87名の方々にご参加いただきました。ご多用のところ、どうもありがとうございました!

当日ご参加頂けなかった方、聞き取れなかった方もいらっしゃると思いますので、セミナー当日のQ&Aの内容を簡単にご紹介したいと思います。

春のセミナーではありますが、2次試験関連の質問が、1次試験の関連の質問の約2倍となっており、すでにかなりの方が2次試験を意識されていることを感じました。

非常に長くなっておりますので、目次から気になる項目だけ、もしくはお時間のある時にご覧ください♪

◆一次試験について

Q.本試験で420点以上取る勉強法、これから試験までに何をするべきか、皆さんにお聞きしたいです。

各科目70点以上を目指しましょう。これからの時期は、実際の問題を解いて、完成度を上げていく時期と考えます。完成度が足りない科目は、あと一か月で、TACのスピード問題集を解いて基本的な論点を仕上げ、過去問に挑戦してはどうでしょうか。

過去問中心のスタンスをおススメします。(特に初学者は)テキストによるインプット中心の勉強だったと思いますが、これからはアウトプット中心の勉強に切り替えるべきです。過去問の解説にはテキストよりも深い内容が書かれている場合があるので、過去問を解いて解説を頭にしみこませるとよいです。

・(オンラインだとしても)模試を受けて、できるだけ本試験と同じ状況に自分を追い込み、その経験を活かして、本試験までにすべきことを考えてはどうでしょうか。


Q.財務に対する苦手意識が強くて点数が伸びません。何かいい方法はありますか?

・一次試験の財務は、答えがほぼ決まっており、取り組んだだけ点数が積みあがると思います。「財務を味方につける」よう、考え方を変えてはどうでしょうか。

まず基本的な考え方を身に着けるとよいです。簿記等のわかりやすいテキストを読んでから財務の問題に取り組むほうが、結果的に早く苦手意識を克服できると思う。

・独学の場合、解説が丁寧なTACのスッキリわかるシリーズがおすすめです。

・過去問を回した上でわからない論点は、道場のコメント欄にリクエストいただければ、可能な範囲で解答します


Q.決まった時間に勉強できないのが悩みです。勉強時間を確保するために工夫したことなどありますか?

・スキマ時間の活用がおすすめです。TACの録画講義や、ほらっちチャンネルなどの動画コンテンツを活用して、耳で「ながら勉強」すると、勉強した満足感が得られるし、実は定着率もよいです。

・勉強の習慣化には、決まった時間に勉強も大事ですが、無理ならばあきらめて、取り組めた時間(量重視)、もしくは取り組めた問題数(質重視)を目標において勉強してみては。


Q.情報、法務、中小の暗記科目は、どのように定着させましたか?

・論点ごとに表にまとめては。市販テキストを使ってもよいですが、自分でまとめる方が頭の整理になってベターです。

・単語帳にまとめて繰り返していました。ただ、自分が理解できない単語は、何度繰り返しても覚えられないので、まずは検索して意味を理解したうえで暗記するのが大事。また、全体像を把握して、その中でどの分類の、どの部分にあたるのかを意識するのもおすすめです。


Q.今年の爆弾科目は、ずばりどれだと思いますか?

・経済:最初の科目なので、気持ちを萎えさせるために難化するかも?

・経済:基礎的な問題が多い年、基礎的な問題が多くない年が明確な印象があり、今年は後者になるのでは。

・情報:時事ネタが増え、追えない人を落とすのでは。

・情報:最新の情報の発展が目覚ましく、そのような知識を身に着けてほしいと考えているのでは。

・中小:学ぶ内容は実務上必要な内容が多く、診断士になる前に勉強をしておくべきというメッセージを込めて難化するのでは。

・爆弾科目はわかりません。全科目得意にするというメンタリティでトライしましょう!

・法務は2年前に試験後に8点プラスするほど難化したので、難化しないのでは。。

・財務と経済は難化と易化の差が激しいので、難化しても得点できるよう勉強しておいて損はないと思う。また、易化したら70点、80点とって、貯金科目にするとよい。(参考記事「【一次データ分析】平均点と科目合格率の推移(14年分)」)

・今年度残した科目があって、残した科目と組み合わせる科目を検討しているなら、科目を広めに受験して、リスク分散を図ることをおススメします。


Q.模試のおすすめはどこかありますか?

・参考までに、一次試験向け主な模試の一覧をご紹介します。
LEC1次ステップアップ模試
– 実施日:4月11日(土)~12日(日)・〆切日:4月11日(土)
– 価格:5,090円 (7科目、Web解説有り)
LEC1次ファイナル模試
– 実施日:6月6日(土)~7日(日)・〆切日:未定
– 価格:未定
クレアール1次公開模試(自宅受験のみ)
– 実施日:6月25日(木)~7月1日(水)・〆切日:5月上旬
– 価格:3,500円
TAC1次公開模試
– 実施日:5月30日(土)~31日(日)・〆切日:未定
– 価格:未定(昨年度は6,200円)

Q.モチベーションを持続する方法を教えてください。

診断士の受験を決めた時の気持ちを思い出してみてはどうでしょう。

・経験上、今日何を勉強するべきか?見えないと気持ちが萎えることが多いと思います。月次、週次、日次計画を明確に立てて、進捗管理することをおススメします。

達成できた時に、自分が喜ぶご褒美を用意しては。ハーゲンダッツやトッピングもりもりのカフェラテなど、自分が走り出したくなるニンジンをぶら下げてみてください。

・勉強する時間、しない時間、メリハリをつけることが大事です。


Q.皆さんが、今年もう一度受験するとしたら去年の勉強の反省を踏まえて、あと約100日どのように勉強しますか?

過去問中心に切り替えます。

足切になるような科目の対策を考えます。

・過去問をやりつつ、二次試験の問題をのぞき見します。

・昨年、一次は早く仕上がりすぎて7月の過ごし方に迷ったので、まだ時間のあるこの時期に二次試験対策、特に事例Ⅳの計算を間違いなく・習慣化してできるよう取り組んでおきたい。

・一次知識の理解が不十分で二次試験の際に苦労したので、二次試験につながる一次知識のインプットを強化します。

・暗記科目の中小と法務を直前期に詰め込んだのが辛かったので、早めに過去問に取り組むと思います。


少しでも、学習のヒントになるようなQ &Aはありましたでしょうか。なお、オン春!で解答できなかったご質問は、一同知恵を絞り、解答できる範囲で後日解答させていただきますのでお楽しみに!

以上、さとまるでした。


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道場 春セミナーのお知らせ

一発合格道場 オンライン春セミナー2020
4月4日(土) 14:00~16:30 (13:50から接続可能)

Web会議アプリ「zoom」を活用したオンライン開催を実施します!
3月15日(日) 12時より「こくちーず(告知’s)」で絶賛募集中
満員御礼となりました

※申し込み締切のお知らせと最終案内のお知らせをご確認ください。

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※東京、名古屋、大阪で予定していた春セミナーは
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

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おはようございます!久々投稿のおべんと君です。

<お知らせ>
以前から各メンバーの記事最上段で告知していましたが、明日午後から
一発合格道場 オンライン春セミナー(略してオン春)」を行います。
昨今の新型コロナウイルスの影響で、会場を借りて行うセミナーは
できないのですが、少しでも今勉強されている方々のお役に立ちたい!
という思いから、オンラインでの春セミナー開催となりました。

11代目一同全力を尽くしますので、何卒宜しく御願い致します!!

 

<小話>
前回に引き続き小話を・・・
4月になり、我が家では家族会議が開かれまして、小学生の娘に
お小遣いをあげることになりました。
まあ金額も少額ですし、行動範囲も今のところは限られているので
さしたる不安もないですが、大いに衝動買い、無駄遣いなど
「失敗」して、お金の使い方を学んでほしいな~と思いました。

ご存知の方も多いかと思いますが、日本は諸外国と比較して
金融教育が圧倒的に遅れています。私自身子供のころは
「お金の話はしない」「お金に執着するのは卑しい」みたいな
環境で育ってきました。
でも、生きていく上で、やはりお金は重要です。
私がそれを意識したのは、ボクシングジムに通うためにアルバイトを
始めた高校2年生16歳のころ、今から20年以上前です。
「金稼ぐのって超大変じゃん・・・」
あたかも自分1人で生きてきたかのような顔をした髪を染めた若造が、
「お金」の重要性に気づいた瞬間でした。。。

娘には、私よりも早くそういうところに気づいてほしいですし、
気づくような環境を整えていこうと思っています。

 

<本題>
さて今回は、運営管理(生産)のトヨタ生産方式の中で書かれている
「7つのムダ」を、語呂合わせのように覚えましょう!
という内容で投稿します。
本日も、割とあっさり目の記事ですが、1次試験の知識をどうやって
2次試験に使うのか?オン春に応募いただいた方からの質問の
ヒントになる記事ですので、お役に立てれば幸いです。

 

<7つのムダとは?>
トヨタ生産方式「徹底したムダの排除による生産性向上原価低減
追求しており、具体的に明示された7種類のムダのことを7つのムダ
いいます。

・在庫のムダ
・作りすぎのムダ
・不良を作るムダ
・運搬のムダ
・手待ちのムダ
・動作のムダ
・加工そのもののムダ

 

<試験とトヨタ生産方式>
◎1次試験との関係性
運営管理の参考書には必ず掲載されている内容で、
本試験では数年に1度問われる程度となっています。

◎2次試験との関係性
平成30年度C社:「ジャストインタイム」生産への移行の意志あり。
令和元年度C社:「後工程引取方式」「外注かんばん」の運用が必須。
というように2年連続でトヨタ生産方式に関連する事例企業が
出題されています。

出題傾向までは読み取れませんが、引き続き重要な論点であると
言えそうです。

 

<覚え方>
では覚え方ですが、ストーリー仕立てで覚えていきます。

・皆さんはとある工場の従業員です。
・ちょうど仕掛品を前工程から次工程に持っていくところです。

・その工場は原材料や製品の在庫が山のように高く積まれています。
・また、工具や材料が床や通路に散乱していて、足の踏み場もなく、
とても歩きにくい工場です。


(画像はイメージです)

・あなたは工場内を移動しながら、色々なことが頭をよぎります。
①あの在庫の山・・・在庫多すぎじゃない?
②あんなにたくさん在庫持って・・・作りすぎじゃない?
③工具や材料が散乱して、歩きにくくて次工程まで移動するの大変だな~。
④移動に時間がかかってしまって、次工程の人が仕掛品を待ってて
作業が止まってたよ~。
⑤うわっ、次工程のあそこの人、ダラダラしててムダな動きが多いな~。
⑥よく見ると、あの加工必要なのかな
⑦あっ、ムダなことしてるから不良作っちゃってるよ。

この頭をよぎった7つのことが、7つのムダにつながります。

↓↓↓

①あの在庫の山・・・在庫多すぎじゃない?
在庫のムダ

②あんなにたくさん在庫持って・・・作りすぎじゃない?
作りすぎのムダ

③工具や材料が散乱して、歩きにくくて次工程まで移動するの大変だな~。
運搬のムダ

④移動に時間がかかってしまって、次工程の人が仕掛品を待ってて
作業が止まってたよ~。

手待ちのムダ

⑤うわっ、次工程のあそこの人、ダラダラしててムダな動きが多いな~。
動作のムダ

⑥よく見ると、あの加工必要なのかな
加工そのものムダ

⑦あっ、ムダなことしてるから不良品作っちゃってるよ。
不良を作るムダ

ちょっと強引ですけど、具体的に頭の中にムダが多い工場をイメージ
しながら頭をよぎった7つのことをつないでいくと、7つのムダが頭に
定着します。このイメージを何度も頭の中に繰り返して、7つのムダを
覚えてください。

さらにこのイメージがあると、2次筆記試験にもかなり役に立ちます。
過去の事例Ⅲ企業の与件文には、所々に7つのムダが隠されています。

生産性向上と原価低減には7つのムダの排除が必要で、それを見つけてね
ということを本試験は訴えているのではないでしょうか。
このように、7つのムダは事例Ⅲ企業の問題点を探すヒントになります。

1次試験の知識は、2次筆記試験では画像のように具体的な実例として
記載されます。私はこの時期、2次筆記の勉強として、設問や与件を
1次試験の知識に変換するだけの練習を行っていました。

例)
与件文:複数の事業が~

変換:多角化→関連型無関連型・リスク分散資源分散、
PPM、公平評価難・・・

のように、ノートに書きだしていました。
合格した年はTBCの通信講座を受講しており、いわゆる
「具体→抽象」と呼ばれるものですね。
過去問を80分で一通り解く練習だけではなく、部分的な練習を
行うことも有効だと思います。筋トレのようなイメージですね。

1次・2次試験両方に活用できる7つのムダの覚え方、
皆様の勉強の一助になれば幸いです。

あと、【渾身】シリーズへのご要望、お待ちしてます!

以上、おべんと君でした。


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

突然ですが、「中小企業経営・中小企業政策」に関する学習状況はいかがでしょうか。
典型的な暗記科目(=得点を稼げる人は稼げる)とされながら、昨年は難化してしまったこの科目。
(参照:11代目べりー「【1次データ分析】平均点と科目合格率の推移(14年分)」)
1次試験では得点源になりえるが、2次試験と関連性が薄いから、試験直前に暗記すればよい」とアドバイスされることも多いのですが、昨年の傾向を踏まえると、1次試験対策としても一定の力点を置いて学習する必要がありそうです。

また、前回の記事(「科目合格制度」と複数年計画について)でも指摘しましたが、この科目が他資格等保有による免除を認めない必修科目(重点科目)としているのは、いかなる専門家であっても当該分野への理解を求めているからなのです。
診断士試験に合格した今、私はこの科目は2次試験の「出発点」であったと気づきました。
従って、試験直前に詰込み勉強して「短期記憶」で対応するのでは、物足りない向き合い方になってしまう恐れがあると考えるに至りました。

何かと後回しにされがちなこの科目ですが、学習の目的を踏まえて、なるべく早めに着手し、直前期には余裕でいられるようにこの科目の学習を進めることで、2次試験対策においても順調な滑り出しを実現できると思います。
そこで、「1次試験対策の段階でどこまでやるべきか?」「2次試験にどう関与してくるのか?」という疑問に対する答えを探しながら、「中小企業経営・中小企業政策」を特集していこうと思っています。

本日の記事は、こんな方向けです。

① 「中小企業経営・中小企業政策」に直前の詰込みで対応しようとしている方
② 2次試験にどう関与してくるのか見当がつかない方

今回は「中小企業経営・中小企業政策」のうち、中小企業白書、小規模企業白書から出題される「中小企業経営」に焦点を置いて、お届けします。
診断先への助言にも活用すべき知識が満載の「中小企業政策」については、2次試験に絡めてシリーズ化する予定です。

1次試験対策の段階でどこまでやるべきか?

「中小企業経営・中小企業政策」は、試験に出題されやすいポイントがわかりやすいことが特徴の一つです。
誤解を恐れずに言えば、過去問題における頻出分野は今年も出題される可能性が高いのです。
これは「中小企業政策」分野でも同様のことが言えます。

1次試験対策としての勉強法

さて、1次試験対策という観点では、TACの「中小企業診断士 最短合格のためのスピードテキスト」がコンパクトにまとまっていて読みやすいです。
このテキストを一読したら、その後はアウトプットを重視した勉強法が有効です。
オススメの方法は、①下記の特訓問題集の演習を複数回こなし、②TACの過去問題集で仕上げること

①特訓問題集
「TBC中小企業診断士試験シリーズ 特訓問題集〈1〉(中小企業白書)〈2〉(中小企業政策)」の二冊をやり込みましょう。
数値・傾向・特徴について、学習仲間と会話出来るようになるレベルを目指したいところです。
TBCでは無料動画(特訓問題集〈1〉〈2〉)も公開してくれていますので、ぜひご覧になってみてください。
正直、特訓問題集がなくても結構勉強になりますが、当然「特訓問題集+動画」の組み合わせが効果が高いと思います。
なお、無料動画という観点では、TACで講師を務めていらっしゃる洞口智行先生の「ほらっちチャンネル」もオススメです。

②過去問題集
断然、TACの過去問題集がオススメです。

統計の動向変化や法律・制度の改正があるため、「過去問による学習が通用しない」と言われる事もありますが、主要論点における過去問題は十分利用できます。
また、TACの過去問題集についていえば、動向変化や法改正によって解答が変わりえる設問が「参考問題」であることを明示してくれるので、とても便利です。
「中小企業政策」の方が対策しやすいので力点を置くという方法もあると思いますが、「中小企業経営」分野も①の特訓問題集で得点分野に仕上げることが可能です。何より、50点・50点の配点なので、どちらかの分野で時間を傾斜して対策するよりも、個別の論点ごとにメリハリをつけた方がよさそうです。

なお、この科目は例年、最終日(今年は7月12日(日))の最終科目です。
試験当日は90分という長い試験時間を丸々使用しない途中退出者が最も多い科目です。
早く解き終わりやすい暗記科目だからというだけでなく、疲労が最大限蓄積したコンディションで受験することも理由の一つだと考えています。
見直しも甘くなりやすいと思いますから、きっちりと準備しておく必要があります

「教科書」としての中小企業白書、小規模企業白書

診断士の1次試験は「学識」を問う割りに、教科書は定められていません。
試験委員の著書のうち、初学者向けの入門書がその役割を果たしてくれる事もありますが、試験対策という意味では過不足を免れません
そうしたなかで、唯一、この科目だけは教科書というべき書籍があります。

それが試験実施前年度の「中小企業白書」「小規模企業白書」(2020年の試験では2019年版)。
白書とは、「法律により国(行政府)に対して義務付けている国会への報告を白書として刊行したもの」(出典:Wikipedia)。
中小企業庁が中小企業の経営動向や中小企業施策を国会に報告するため、年次で作成されている法定白書です(小規模企業白書は2015年版から作成開始)。

■中小企業基本法
(年次報告等)
第十一条 政府は、毎年、国会に、中小企業の動向及び政府が中小企業に関して講じた施策に関する報告を提出しなければならない。
2 政府は、毎年、中小企業政策審議会の意見を聴いて、前項の報告に係る中小企業の動向を考慮して講じようとする施策を明らかにした文書を作成し、これを国会に提出しなければならない。

■小規模企業振興基本法
(年次報告等)
第十二条 政府は、毎年、国会に、小規模企業の動向及び政府が小規模企業の振興に関して講じた施策に関する報告を提出しなければならない。
2 政府は、毎年、中小企業政策審議会の意見を聴いて、前項の報告に係る小規模企業の動向を考慮して講じようとする施策を明らかにした文書を作成し、これを国会に提出しなければならない。

毎年4月に閣議決定・国会報告され、5月頃に当該年度版が出版されます。
診断士試験においては、おそらく作問スケジュールの都合からだと思いますが、前年度版からの出題が中心になります。

TACの「中小企業診断士 最短合格のためのスピードテキスト」がコンパクトだというお話をしましたが、ここはあえて原典にも多少触れてみませんか?
全体を熟読するには分量が多すぎるので、白書の「ポイント」と「概要」も参考にしつつ、百科事典の興味のある箇所にさっと目を通しておくというようなイメージです。
Webサイトに無料のPDF版がバッチリ掲載されており、気になる部分は検索が可能ですし、タブレット等にダウンロードしておけば効率的に確認できる点は、TACスピテキにはないメリットです。

試験対策上、グラフ・統計データについては「サブタイトル」を中心に読み込むアプローチが有効です。
(参照:初代JC「「中小経営」を押さえこみ!」、初代ハカセ「白書の図表のサブタイトルを攻略せよ!」)
頻出分野の統計のうち、「意外」だと感じる箇所については要チェックです。
試験対策上も誤答のリスクが高いため、直前期に見返す必要がある部分だけピックアップしておきます。

なお、「中小企業経営」における統計理解について、単なる数値の暗記だと考えてしまうと勿体ないです。
「白書」にはストーリーがあり、それに基づいて提示されている数値ですから、文脈と合わせて関連付けして覚えれば、無機質でつまらない暗記に陥ることはないと思います。
(参照:2代目aki「【中小】嫌いな科目を得点源にする工夫」)

2次試験にどう関与してくるのか?

科目設置の目的

「第1次試験案内・申込書」には、科目設置の目的と内容という項目が設けられています。

中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されており、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要がある。そこで、企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握する必要がある。
また、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効である。このため、中小企業の経営や中小企業政策全般について、以下の内容を中心に知識を判定する。

コンサルタントという職業は、本来、資格の取得を要しない職業です。
それをあえて国家資格として認定し、経済産業省に登録させる意味はどこにあるのでしょうか。
ズバリ、経済産業省・中小企業庁の中小企業政策の浸透を手伝うことを求められている、ということだと考えます。
資格を有しているからといって、必ずしも上記の役割を果たす必要があるわけでもありません。
しかし、そういう資格の「選抜試験」である点は、試験対策する上では忘れてはならないと思います。

税金を原資とした産業政策である以上、支援対象となる「中小企業」は規模や業種に応じて定義づけられ、政府が支援するにふさわしい政策目的が存在します。
前段(=「中小企業経営」分野)の趣旨は、「政策目的の背景にある中小企業の経営実態、大企業との外部環境・内部資源の違いを、各行政庁によって集計された各種統計から把握し、各産業動向を把握し、経営革新の方向性を知る」ことにあります。

2次試験で出題される事例企業は、実在する企業がモデルとなっているそうですが、当然この「中小企業」の定義に合致する先です。
各分野一級の学者である試験委員の皆さんは、全国の中小企業の模範となるような経営革新を実現した先であったり、中小企業政策を上手く活用した先を土台として、当該年度のテーマに沿った出題をしやすいようにエピソードをアレンジしているものと考えられます。
その場合でも、アレンジの軸になるのは経営者の思い(経営理念、経営方針)であり、この試験はその思いに応えて助言できる診断士を選抜するためのもの。
経営者の思いを汲みながら、資源制約を踏まえた助言が必要となる背景が、ここから読み取れると思います。

2次試験対策の布石となる「白書」の事例

白書の「概要」に記載されている要点をみると、「経営者の世代交代」「構造変化への対応」が大きなテーマであることがわかります。
とりわけ、「構造変化への対応」において、①IoT・AIを活用した生産性向上、②大企業も含めた外部連携による研究開発の促進、③域外・海外の需要取込みが挙げられています。
2次試験の過去問題を紐解いてみれば、頻繁に事例企業のテーマにもなっていることがわかります。
そうした観点から、白書掲載の「事例」は、事例企業が向かうべき方向性の例として要チェックです。

p.8~13に「一覧」がありますので、ぜひご確認ください。

今日のまとめ

① 試験直前期に見返す必要がある部分は最小限に
② 暗記科目としてこなすのではなく、診断士としての出発点としよう

次回は2次試験に絡めた「中小企業政策」の記事を投稿する予定です。
【渾身! 論点シリーズ】についても引き続き、リクエストを募集中です!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

エイプリルフールですが、いつも通りまじめに本気でいきますよ。

 

昨日のべりーの記事でも書いていましたが、去る3月30日に中小企業診断協会から「今年の診断士試験は、現時点では実施する予定」との情報が発出されました。

正直、協会としても判断の難しい状況だと思います。

ですが、試験案内配布開始(本日、4月1日)に先立ちお知らせを出して下さったことで、気持ちが前向きになった方も多かったと思います。

 

それは受験生の皆さんだけでなく、私たち道場メンバーも同じです。

私たち11代目は、たまたま昨年合格することができましたが、診断士試験と出会うのがあと少し遅かったら、去年の試験でポカミスをしていたら、仕事が忙しくなって受験を諦めていたら……人生の巡り合わせが少し違っていたら。(たぶん私が言うのが一番現実味があるので言いました。11代目のみんな、巻き込んでごめん)

もしかしたら自分は今年の受験生だったかもしれない。

だから、今年の試験がどうなるかって、他人事とは思えないのです。

 

もちろん、診断士試験の勉強が生活の全てではありません。

皆さんそれぞれご家族がいて、お仕事があり、日々のあれこれがあると思います。

こんな状況なので、今年の受験は見送ろう、という決断もあると思います。それも大事な決断です。

それでも、試験が実施されることを念頭に勉強している方がいるなら、 一発合格道場としてできることをしよう。

それが、私たち11代目の総意です。

 

というわけで、

今年もやります! 【渾身! 論点シリーズ】!!

そして今年も、読者の皆様からのリクエストを募集します!!

 

説明しよう☝️ 【渾身! 論点シリーズ】とは、その名の通り道場メンバーが渾身の力をこめて、あるテーマを掘り下げて書く記事のことである。

「テキストではサラっと書いてあるけど、いまいち理解できない」「毎回過去問で間違える……この論点苦手なんだよなぁ」そんな受験生の悩みに応えるべく、かゆいところに手が届く丁寧な説明が特徴だ。

記事タイトルの【渾身】が目印になっているので、ぜひ探してみてほしい☝️

 

ちなみに、私の一押しは10代目ちこまる(仮)さんの【渾身】シリーズまとめ記事です。

【渾身】永久保存版! 渾身シリーズまとめページ by10代目ちこまる(仮)

 

【渾身】シリーズを渾身の力でまとめるという二重構造になっております。哲学的ですね。

ほんと、冗談抜きで、ブックマークをおすすめしたいページです。情報量が半端ないです。

特に独学の方は、身近に質問できる人がいなかったりしますよね。

テキストを読んでも、問題集の解説を読んでもわからない……と困ったときは、まずは道場の【渾身】ページに解説がないか、探してみてください。

 

今回、11代目の方でも準備している論点はありますが、皆さんからのリクエストも募集します!

例えば「経営法務の下請法がどうも頭に入ってこない」「財務・会計の連結会計って何を押さえればいいのかわからない」など、解説してほしい論点を書いて頂けると嬉しいです。

 

リクエスト方法は2つ。

①ブログのコメント欄に書く。

ちなみに、今日のブログのコメント欄でなくてもOKです。

例えば、明日のいけちゃんの投稿を読んでリクエストが浮かんだら、明日のコメント欄に「渾身シリーズ、●●をリクエストします」と書いて頂ければOK。

内部事情で恐縮ですが、できれば11代目の記事にコメント頂けると、私たちがキャッチアップしやすいので助かります。

 

②Twitterのリプ欄かDMに送る。

一発合格道場のTwitterアカウントでも【渾身! 論点シリーズ】のことをつぶやきますので、そちらにリプ頂いてもOKです!

Twitterはこちら

 

リクエスト来ないとさみしいので、ぜひぜひよろしくお願いします!

 

さて、それではようやく本編です。

(いや、なんなら今日はここからがオマケかもしれません……)

 

本日は【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界③ と題して、前回に引き続き、私の体験談を一次試験の「企業経営理論」と二次試験の「事例Ⅰ」に紐付けてお話ししたいと思います。

ちなみに本シリーズは今日が完結編です。とくにオチはないです。
前回、前々回の記事はこちら↓

【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界①

【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界②

会社を経営するうえで欠かせない「人事施策」のお話、少しでも知識と実感が結び付く機会になれば幸いです。

 

本日が3回目ですね、私が勤務した(している)「東京のHR(人材)ベンチャーA社」と「地方の金型屋B社」に登場してもらいます。

ざっくりプロフィールはこんな感じです。(クリックで拡大します)

 

前回は人事施策の「茶化」の「採用」と「配置」について書いてきました。

今回は「育成」「評価」「報酬」をみていきたいと思います。

 

【復習です】一次試験「企業経営理論」でも二次試験「事例Ⅰ」でも役に立つ「茶化」とは

茶→サ+ハ+ホ(採用・配置・報酬)

化→イ+ヒ(育成・評価)

であります。

 

しつこいようですが大事な論点なので、今回も過去記事のリンクを載せます。

10代目かわともさん 最低限押さえたい「1次知識」まとめ

9代目よこよこさん 【事例Ⅰ】幸の日も毛深い猫~組織人事のフレームワーク

 

「茶化」の全体の流れはこんな感じ。

 

それでは、「育成」と「評価&報酬」についてです。

 

東京の人材系ベンチャーA社の場合

①育成

A社の場合、新卒・中途とも、育成にはかなり力を入れていました。

これはA社が人材系サービスを提供する会社なので、お客様に提供するプログラムを一部自社の社員教育でも実践していたためです。

おそらく、世間一般のベンチャー企業は、ここまで手厚く新入社員の面倒を見ないと思いますので、業界の特殊性も理由の一つとお考え下さい。

 

A社の新入社員教育は、短期での戦力化を目標としたプログラムが組まれていました。

具体的には「座学の研修→実践→反省・課題設定→トレーナーからのフィードバック→研修→実践→反省・課題設定→フィードバック→研修……」といった感じで、OJTとOFF-JTを組み合わせて短期間でPDCAサイクルを回していました

一度に複数クラスで研修を実施するような大企業では、実践の場が用意できず、こんなプログラムは組めません。

このダイナミックさは中小企業ならではと言えるでしょう。

もちろん、よく言われるように「わかる」と「できる」は違うので、研修で習ったことを実践しようとしても、すぐ上手にできるわけではありません。

というか、一回研修で聞いたくらいでは、大体できません。でも、とにかくトライ&エラーで前に進むスタイルです。

外資系なんかでいわれる「Quick&Dirty」、つまり多少粗くてもスピード重視で! という方針で、インプットとアウトプットを短期間で積み重ねながら、早く一人前になることを求められていました。

 

育成プログラム自体がなかなかハードなため、トレーナーとは別に各人にメンターを付ける取組みも行われていました。

トレーナーが仕事の基本をしっかり教える一方で、メンターはトレーナーに聞けないようなちょっとした事や、仕事には直接関係ない心配事をフォローする役割です。

新入社員が弱音を吐ける「安全な場」をつくることが目的なので、3年目~5年目くらいの安定感のある先輩が任命されることが多かったように思います。

②評価・報酬

A社の評価は四半期毎に実施されていました。

四半期に一度のサイクルで営業の予算目標を立てるので、それについて振り返り、評価されるイメージです。

目標は「予算数字」と「行動目標」の2本立てでしたが、行動目標も結局数字に結びつく目標(いわば予算達成のプロセス)になるので、評価基準がわかりやすいのが特徴です。
基本的に、予算を達成していれば評価は高くなるし、達成していなければ低くなる。

営業職の宿命だと思いますが、一人一人の担当顧客や案件が明確なので、受注という成果はほぼストレートに担当者の評価に結び付きます。
もちろん上司や同僚や他部署の方の力添えもあるので、営業部員一人の成果ではないわけですが、そこはある意味ドライで明快な世界です。

ですが、達成したら高額インセンティブが入ってしめしめ、というわけでもありませんでした。
A社で働いていた当時、疑問だったのがこの報酬体系でした。

営業なので達成率順に順位なんかも張り出されます。
目標を大幅に超えて達成した場合でも、一位のインセンティブは、基本給に比べささやかなものでした。
また、個人達成の他にチーム達成という評価基準があり、チーム予算を達成したときもチームにインセンティブが授与されました。
(金額は忘れましたが、隣のチームがインセンティブでKindle を買ったとか言ってたような…)

そこで、ある時先輩に「うちの営業、大変な割に達成インセンティブ少ないと思いませんか?」と聞いてみました。
すると、「私も最初はそう思ったけど、あんまり行き過ぎて個人主義の助け合わない会社になるのもイヤじゃない?」という答えが返ってきました。

そうです。事例Ⅰでも出てきますよね。
成果主義のメリットとデメリット。

メリット:社歴の浅いメンバーも成果次第では高く評価されるため、モチベーションが上がる。
デメリット:短期的、個人的な利益を優先しがちになるため、中長期的な視点やメンバー間の協調意識がおろそかになる恐れがある。

たしかにスピード感と成果重視のベンチャー企業の営業は、一歩間違えると組織というよりは個人事業主の集まりのようになりがちです。
あくまで憶測ですが、A社は他の人事施策ともあわせて、成果主義のメリットを生かしつつデメリットを打ち消すことを狙って、インセンティブを上記のように設定していたと考えられます。

 

地方の金型屋B社の場合

①育成

B社の新入社員は、入社後2週間程度の座学研修の後、工場(いわゆる「現場」)に配属されます。

座学では金型についての基礎知識を学ぶのですが、実際の金型を見て手を動かした方が早いので、現場に配属されてからが本番です。

教育担当の班長さんを中心に、先輩たちから少しずつ仕事を教わり、技を磨いていきます。

教わるといっても、例えば金型の細部を調整する技術などは、結局のところ経験を積んで体で覚えるしかありません。

このあたり、ベテラン工員の「技能の見える化」や「技能伝承」の必要性は、工場長以下管理職は感じているのですが、なかなか難しい課題です。

基本的な工具の使い方は入社2~3年目くらいで身に付くのですが、その先は個人差があって難しいようです。

班長さんの話では、

・そもそも金型は一つ一つ仕様が違うので、技を習得するまで短期間で何度も同じ経験を積ませるのが難しい

・自分たちも「背中を見て育て」式で教育されてきたため、後輩への効果的な教え方がよくわからない

というのが正直なところだそうです。

 

一方、職場の雰囲気はアットホームで、隣の班や隣の課の先輩たちも何かと気にかけてくれるので、新入社員が孤立したり、迷子になったりすることはほぼありません。

毎日同じメンバーが、同じ時間に同じ職場で顔を合わせるため、自分の居場所があると感じられることは、新入社員にも良い影響を与えていると思います。

 

 

②評価・報酬

評価は年に1回、期末のタイミングで行われていました(最近変わりましたので、後述します)。

A社に比べると、評価者にとっても、被評価者にとっても、わかりにくいのが悩みです。

理由は、一つの金型ができるまでには多くの部署の人が関わっているため、仮に出来栄えが良かったとしても、誰の成果か切り分けにくいからです。

「10人が10件ずつ担当して100件」になるのがA社だとすれば、B社は「10人であれこれ協力して最終的に100型」になる仕事の仕方です。

さらに工場は一人の一次評価者に対して部下が10人以上いるため、きめ細かな評価が難しい。

もちろんその中でも公平に評価するようにチェック項目を設けていますが、A社のようにスパっとはいかないのが実態です。

 

最近ではそういった点を少しでも改善し、社員の成長意欲やモチベーションを上げるために、評価のサイクルが1年から半年になりました

これにより、成果と評価と報酬の関係が以前より分かりやすくなりました

(人事評価が次の賞与等に反映されるため。)

いくら金型のリードタイムが長いからとはいえ、一年前にさかのぼって部下を評価するのもなかなか大変だったようで、この変更はおおむね好評です。

 

 

 

では、最後にカーテンコール(?)ということで、このシリーズのまとめを表にしてみました。

いかがでしたでしょうか。

 

繰り返しになりますが、【渾身】シリーズのリクエスト、ぜひよろしくお願いします。

明日はいけちゃんの登場です♪

それでは引き続き、一緒に勉強がんばりましょ~。

 


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こんにちわ。CKです。今日も道場ブログ読んでいただき有難うございます。

3月もいよいよ残り3日。今年は昨年より約1ヶ月も1次試験日程が早いので、例年でいうと4月末GW前にあたる時期だと思います。
昨年のこの時期、私は何をしていたかというと1次科目の企業経営理論、財務、運営、経済が終わり、情報の仕上げをしながら、法務と中小に着手していた頃です。暗記科目が押し寄せてきて、どうやって復習していこう焦ってました。今回はその復習に関する話題を書かせていただきます。

前回まで1次に向けた学習方法をご紹介してきましたが、振り返ってみると私の1次試験攻略の基本戦略は3つあると感じてまして、最初の2つが前回までに書いた

①まずスピ問完璧でがっちり基礎固めして、その後過去問に着手
最初にスピ問レベルを完璧に仕上げることで基礎力を固めた上で、その後過去問に移ることで一定の仕上がりを維持して行くやり方です。
(※TAC生の人はスピ問の後は「トレーニング」と過去問併用していくこともお勧めします。)
過去記事はこちら

②まとめノートを作りながら覚える内容を整理していく
「まとめる内容を考える」+「書く」で理解が定着しやすく、また過去問や模試で出てくる新しい論点も随時追加して書き込んでいくことで、覚える対象をノートに集約することで、ターゲットを明確にするという方法です。
過去記事はこちら

と、最後の1つが今回ご紹介する

③音声の活用    です。

 

昨年4月末の頃は、最初の4科目については何とかスピ問完璧レベルまでたどりついて、情報のまとめノート整理しながら必死に知識を定着させていました。
その中で重宝したのが「音声講義」を聞いて復習することです。

私はTACに通っていたのですが、本科生のコースには講義音声のDLが標準でついてきます。通信講義の音声をDLしてスマホなどで聞ける、というものです。スタディングなどの通信講座にもついていると思います。

この音声講義の復習の利点は、

1.通勤時間を無駄なく活用

まず、勉強する場所を選ばないという事です。スマホに入れておき通勤中も自宅〜駅間の徒歩、ホームで電車を待っている間など「何かを見ながら勉強しにくいスキマ時間」も使うことができます。
私は通勤が1時間程度ですが、そのうち電車に乗っている時間は約半分。残り半分の時間は歩いていたりするので、スマホに入れてるノートを見たりできませんこんなスキマ時間も音声聞くだけならシームレスに活用できます。

私はDLした音声をMP3にして、アプリで1.5倍速にして聞いていました
復習なのでゆっくりと聞く必要もないですし、案外1.5倍程度でもよく聞き取れます。(予備校の先生の話し方はすごいんだな、と改めて実感。)
1.5倍速なら、2時間半の講義も1時間半くらいで聞くことができます。

聞き逃したところや、よく理解出来なかった箇所は巻き戻して再度聞く様にしてましたので、ちょうど1日の通勤で1コマ振り返ることが出来ました。

私が使っていたオススメのアプリは、「NHKの語学プレーヤー」です。
まず、スマホにDLした音声ファイル(音楽ファイル)を入れておき、このアプリで読み込みます。すると0.5〜3倍までスピードを変えながら聞くことができます

NHK語学プレーヤー

 

2.机に向かえないときも

また、音声を聞くというスタイルはとてもハードルが低いので取組み易いことも利点です。
机に向かって勉強できる時間は限られてしまいますし、結構モチベーションも必要です。しかも復習となるとさらにしんどい。。私は飽きっぽい性格なので毎日時間を決めてコツコツ机に向かうという事が苦手でした。気分が乗らないときは、机に向かっていても中々集中できないそんな時はコーヒーを飲みながら音声だけ聞くという学習もしていました。また、クルマを運転している時や、めちゃくちゃ疲れたとき、飲み会のあとは「全部を聞き取って復習する」ではなく、「なにか耳に残ればいいな」という感覚で聞き流す様にしていました。
こういった集中して勉強できない時間帯や、普通なら勉強あきらめてしまう時間でも「何もやらないよりはマシだな」という感覚で、耳にだけ入れておくことで何かしら意識や記憶に残すことができたと感じています。


3.テキストの流れ、ストーリーが結構大事

これは1次試験だけでなく2次に向けても重要になると思っているのですが、問題を解いたり用語を覚えるだけでは部分部分の理解だけになってしまい、前後のストーリーの様なものが抜け落ちてしまいがちです。
1次試験は、過去問どおりの問題は出てきません。また見たことがない言葉や聞き慣れない書き方されている問題もあります
例えば経営戦略〜事業戦略〜競争戦略についても、どういった流れで、事業ドメインや5SやPPMが出てきているのか、というストーリーが頭に残っていると、知らない言葉が出てきても「たしか戦略ってこんな流れの話だったな」と大筋をもとに解答を類推することができ問題に取り組みやすくなります

また2次試験は、正解が公表されない中で「これ」といった絶対の方法はありません。しかし文章力がない私でも合格できたのは、「中小企業診断士の試験ってこういう事が問われている」という1次テキストの話の流れが頭に残っているかどうかで勝負できるのではないかと感じています。

このような流れやストーリーを体得する上でも音声なら何度でも聞きやすいですし、集中出来ない時も耳にだけ入れておくことで、講義の流れや、節々の強調されている点などをなんとなく頭に残すことが出来きると思います。

 

最後に。
TAC生の方で音声講義ダウンロードされてない方は、是非すぐにでもダウンロードして試してみてください。私の同級生でも音声使ってないという人が沢山いて、もったいないってお話を何度もさせていただきました。

また、独学や他の教材で学習して音声講義がない方は、Youtubeで公開されているTBCの講義やほらっちチャンネルなどもいいかもしれません。

耳だけ使える時間を活用気分変えた学習できる文脈(ストーリー)を残す、という意味で是非ご参考にしただけたらと思います。

今年はコロナの影響で普段とは違う春をお過ごしの方も多いと思います。その中でも状況状況に合わせて自分に合ったやり方で学習していただければと思います。道場ブログでも各メンバー様々なスタイルで学習したメンバーが揃ってますので、是非参考にしながら学習して頂けたらと思います!

それでは。CKでした。

 


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おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

この資格を目指されている方の圧倒的多数が企業等の何かしらの団体に所属勤務している方だと思いますが、その業界特有の言葉ってあると思います。

私が今の勤め先に入社して本っ当に意味が分からなかった言い回しの代表3選手が次のものでした。

「行って来い」
「てっぺん越える」
「予定がばれた」

この3つ。それぞれ別の時間、場所で言われたのですが、3つとも言われたときに「はっ?」って返したような気がします。皆さんご存じでしょうか?

行って来い
【行って来い/往って来い】(読み)イッテコイ
1 博打(ばくち)や相場取引などで、損得を繰り返して、結局、差引勘定に変わりがないこと。「最終レースが当たったから行って来いだ」
2 歌舞伎の演出で、ある場面から別の場面に替わり、またもとの場面に戻ること。普通は回り舞台によって行う。
3 相撲で、いなすこと
(出典:デジタル大辞泉)

・・・若手が上司や先輩から「行って来い」って言われたら「行かなきゃ」ってなりますよね(笑)
そして元々は証券用語だったんですね。私が言われたときは「1」のニュアンスで「結局行って来いだからお互い様で済んだよ」みたいな感じでした。「ツーペイ」とか「チャラ」に近いですね。
残りの2つは私の方でそれ風(ふう)に書きます 笑

てっぺん超える
【てっぺん超える/天辺超える】(読み)テッペンコエル
1 何かしらの頂点を超えること・・・??海賊王になる!みたいな?
2 夜中の12時を過ぎること。「直しが入るといつもてっぺん超えるから」

予定がばれた
【予定がばれた/予定がバレた】(読み)ヨテイガバレタ
1 内緒で予定したことが相手に知れてしまったこと・・・??「かみさんに来週のゴルフの予定がばれた」とか?
2 スケジュールがキャンセルされること。「お客からさっき電話があって明日の予定がばれた(号泣)」

 

・・・きっとどの業界もそういった特有の言い回しがあるはずです。

この資格、合格前の勉強中も合格後も色んな人と出会う機会が得られます。
リアルな出会いに限らずオンライン環境も整備が進んだため、地方においてもそういった機会が増えているのではないでしょうか。

そして出会う方々の業種、肩書、キャリア、年齢がバラバラで非常に多様性に富んでおり、勉強を実務に活かしたいと意欲の高い方が多いこともこの資格の大きな特徴の一つです。

私は勉強時代にあまり出会いに積極的でありませんでしたが、もっと早くからオンラインやリアルの勉強会等に参加していたら、周りから良い刺激や気づきが得られてもっと早くに合格することができたかも・・・と思うところはあります。

これからも色んな方とお会いして様々な「業界の方言」(笑)を伺えたら嬉しいです。

 

<続・1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

前回記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)は主に1次試験の「財務会計」に関する記事でしたが、人づてに「企業経営理論」と「運営管理」も聞いてみたいという声を伺うことがありましたので、今日は番外編として記事にさせていただきます。

ということで冒頭は前回&今回記事で使っている「言い回し」の振り返りです。

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

逆ザヤ
【逆鞘/逆ザヤ/逆ざや】(読み)ギャクザヤ
①売り値が買い値より安いというように、値段の開きが本来あるべき状態と反対になること。
②相場で、銘柄を比較したときに当然高いはずのものが安く、安いはずの銘柄が高いこと。
③中央銀行の公定歩合が市中銀行の貸出金利を上回ること。また、その差。
(出典:大辞林)

※ここでは「得られる点数に対して掛かる労力が大きすぎて合格が遠のくこと」

 とは、「時間がかかったのでこの設問は何とか正解したい」「サンクコストが諦められない」等、行くことも引くこともできずハマったら逃げられない状態・・・、決して気楽に足を踏み入れてはなりません

また繰り返しですが、当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう。

「逆ザヤ沼問題」は徹底して後回しにして「必勝問題」を優先するこれにより時間管理と得点の積み上げを狙うことをお勧めしています。

 

~続・1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ(経営理論と運営管理編)~

以下は1次対策のために場記事を読み漁った結果、私の「本試験持ち込み用サブテキスト(1日目4科目)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、あくまでサンプル、参考例としてお読み下さい。

【企業経営理論】

① 「経営戦略論」「組織論」「マーケティング」の「マーケティング」から解く
・マーケティング → 経営戦略論 → 組織論の順に解く
・マーケティング問題の1問目は、R1年なら第26問~、H30年 第28問~、H29年 第28問~
・マーケティングのみで30分以上かけるとヤバイと考える
・マーケティングが済んだら1問目「組織戦略論」へ戻る(残り60分)

② 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

③ 自信がない問題はマークシートを塗りつぶした上で問題用紙の設問の左上に「△」「×」「?」を記入し、できるだけ時間を余らせて見返すこと

④ 一度設問文を読んで理解に苦しんだら、単語ごとに「/(スラッシュ)」を打つ

上記①は、「時間管理と必勝問題による得点の積み上げ」の視点からこのように考えました。

マーケティング・・・他よりも「難解な日本語で煙に巻く印象」が抑え目のため優先的に必勝問題を得点にしていきたい
組織戦略論・・・比較的いつもの論点が出やすく「組織論」よりは必勝問題を見極めやすい
組織論・・・初見問題が出やすく、受験生を苦しめる労働法規など「逆ザヤ沼感」が高い

経営理論は、とにかく設問文の日本語が難解なのが特徴ですが、マーケティングはその要素が若干弱めで親しみやすさが高めです。
よって自分にとってマーケティングは必勝問題の比率が高いと考え、開始後30分間までを目安に疾走感を持って得点化することを目安にしていました。

 

上記②は、何度も何度も何度も間違えた「適切or不適切」問題。
「最も不適切なものを選べ」と問われているのは分かってる!なのに、選択肢を読んでいるうちにいつの間にか勘違いして「適切なもの」を探し始めてたということは皆さんはありませんか?
そしてその場合、正解は「ア適切、イ適切、ウ適切、エ不適切」なのに、なぜかア・イ・ウの中からわざわざ「2つの不適切」を見つけ出せてしまうのだから、思い込みは怖い!人間の脳って不思議。

自分の場合結構これが多くて。
自己採点時、この信じられないほど残酷な勘違いをした自分をどうやって許せるでしょうか。
しかも何度目?か分からない(泣

その結果、道場の記事で見つけた方法を取り入れました。

設問文で「最も不適切なものはどれか」を見つけたら、その瞬間に選択肢の横に大きな∇を書き込む、という方法です。
いわゆる「ポカヨケ設置」です。
当時参考にした記事が見つからなかったので代わりに自分の問題用紙を載せておくのでご参考下さい。

ポカヨケ
【ポカヨケ/ポカ避け】(読み)ポカヨケ
主に工場の生産ラインにおいて、うっかりした人為的ミス(ポカ)が発生してもすぐ気づく、または防止できる仕組みの総称
(出典:実用日本語表現辞典)

以降、ポカヨケを設置することでこの憎むべき勘違いを激減させることができました。

 

上記③は、最初から3周回す気満々で臨む財務会計とは違い、企業経営理論は1周で全てのマークシートを埋めることを目指しました。
その後、余った時間で不安に思った「△」「×」「?」問題を見直します。
経営理論はパッと見て難易度を判定するのが相対的に難しく、日本語の解釈に手間取るうちに逆ザヤ沼問題化してしまうことがままありました。

逆ザヤ沼問題の何が怖いって、気づいたときには残り時間が少ないのに未回答のマークが多数ある!という事態に陥りやすいことです。
したがって、問題用紙の余白に△や✕を記しながらもとにかく一旦はマークシートを埋めきってから、△と✕を今一度落ち着いて丁寧に得点化するイメージを持つことで、そのような事態を避けることを目指しました。

 

上記④の「スラ打ち」は、次の記事を参考にしました。
困ったときにこれをやると設問がグッと読みやすくなるので、そんなときはお試し下さい。

苦手科目の攻略法~企業経営理論 その2 by 7代目とり

 

【運営管理】

① 1周目は図や計算問題を飛ばしてもOK(あくまでもMYルールです)

② 全体43~45マークの内、図・計算問題は10~11問に過ぎない(平成29年度は6問のみ)
・体感的に図や計算問題が多かったと感じた年も同様(自分にとって平成28年度)
・つまり飛ばすことを怖がりすぎる必要はない
・また残りの大部分75%の知識問題を丁寧に拾えれば図・計算はそこから更に点差を広げるためのボーナスステージと化する

③ 運営管理で日本語が難解に感じたら他の選択肢との文言の入れ替えを疑え

④ 「不適切を選択せよ」問題の左余白に「∇」を記入し、絶対に間違えないようにする

⑤ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

上記①は財務会計と同じ考えです。
必勝問題を瞬殺で得点化し、2~3周で回すつもりで逆ザヤ沼問題は飛ばす

上記②は、運営管理の図表問題は解くのに時間がかかる傾向にあったため書きました。
「結構、表や図が出たな」と思った年でも意外と割合で見るとそんなことはありません。
大体「例年通り」でした。

【設問数】 全問 図表問題 図表の割合
令和元年 44 10 23%
平成30年 44 11 25%
平成29年 45 6 13%
平成28年 45 11 24%

大体4分の1、経済のグラフや財務の計算問題ほどは多くありません。
また表や図の問題に特別に大きな配点が付くならともかく、配点は必ず2点か3点のどちらかです。
もし3点だとしても1点しか違わないので割り切るが吉です。
決して逆ザヤ沼問題化すべきではありません。

上記③の文言の置き換えは運営管理だけでなく経営理論や経済、財務会計など、色んな科目で使われる出題側のテクニックです。
経営理論の場合、ただでさえ日本語が読みにくい中でこれをやられると結構苦戦します。
ただ、運営管理の場合は設問文の読みにくさが経営理論ほどひどくないため、違和感を感じやすく思いました。
そうした違和感を感じたときに「設問間の文言の入れ替え」であるケースが結構多かったため、そこにアンテナを張っていました、という一例です。

上記の④と⑤は先述の通りです。

 

<科目ごとの類型化>

~手順の分類~

前回と今回の記事の内容を類型化してみます。
まずは手順の分類です。
このように並べると解法ノウハウ的に見えますが、あくまで私の場合の手順の分類にすぎません。

【高速回転塗り重ね式 】
財務会計は、高速で何回転も回すことを前提に必勝問題を瞬殺する。

【論点ごとに解答優先順位決め打ち式】
経営理論は、マーケ→経営戦略論→組織論の順に、1周で全マークを埋めた上で不安な問題(△や✕)を確認。

【図表問題は後回し式】
運営管理は、図表問題を後回し。

 

~手順ごとに科目を割り当て~

【高速回転塗重ね式 】経済財務会計
・初日の朝イチ2科目は30分間で1周完了。
・その後も2周目、3周目と高速回転して設問を解ききる。
・経済はグラフ問題、財務は計算問題にも「瞬殺できる問題(論点)」を作っておくこと。(過去記事「経済と財務の共通点」)
・難化年の1周目は解き残し多数&30分かからないため、早期に俯瞰して難化年と認識できた優位性を活かして対応。

【論点ごとに解答優先順位決め式】経営理論経営法務中小経営政策
・経営理論は、マーケティング→経営戦略論→組織論。
・経営法務は、会社法→知財法→民法。
・中小経営政策は、自分は「経営→政策」派だが逆の声も聞く。

【図表問題は後回し式】運営管理

※私は経営情報システムは基本的に免除したので分かりませんが、どれか合いそうでしょうか?

 

<まとめ>

「必勝問題」か「逆ザヤ沼問題」かを見極める力は、アウトプット中心の学習によって体得される「技」のようなイメージを勝手に持っていました。

また「いま解くか?それとも飛ばすか?」の「判断力」が、合格に十分な点を得らえるか?に直接影響するとも考えていました。

逆ザヤ沼問題にハマる前に必勝問題をすべて得点化する」を常に頭においてアウトプット中心の学習で技や判断力を鍛えることこそ、本試験で【合格に十分な実力を発揮する】ための準備であると思います。

なお、逆ザヤ沼問題に手を付けず飛ばす場合ですが、この方式、不規則に設問を飛ばしまくることになるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

本日は前回の続きでした。

今年は1次試験が1カ月早いため、スタートダッシュ的に1次試験対策をボリューム増し増しで進めておりますが、適時2次試験対策も盛り込んでいきたく思っています。

記事で触れたうちのどれかがご参考になることを願います。

べりーでした。


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上記告知文にもある通り、今年の春セミナーはzoomによるオンライン形式でセミナーを開催します。

今年は受験日も早まっていますし、GWの過ごし方、もっというと4月の過ごし方が例年以上に大事になるような気がしています。だからこそ、この時期の開催にトライしました。ここまで勉強が順調な方もそうでない方も、ご参加お待ちしております♪

セミナーに応募される方には、特に聞きたいことについてアンケートを実施しています。その中で、具体的な勉強法に次いで多いのが、モチベーションの維持方法についてのお悩みでした。

そこで今回は、モチベーションの維持について書きたいと思います。

モチベーションの再確認 ー診断士受験のwhy

モチベーション。企業経営理論のモチベーション理論にも出てきますね。今回は、受験に対する動機付け(受験動機)くらいの意味で捉えておきます。マズローの欲求段階説、味はマックのハンバーグの内容理論などのように、動機付けの元となる欲求からしてさまざま。私の受験動機はこれ!と言い切れる人は少なく、大小さまざまな動機が絡まっている方も多いのではないでしょうか。

それでまた、勉強を進めるうちに、この勉強方法で果たして受かるのか?迷い始めて惰性や方法論に陥り、ますます勉強意欲が下がってしまう。。そんなときには、受験動機を整理してみるのがモチベーションアップの近道だと思います。

診断士試験は、それなりに時間と費用がかかるもの。大事なリソースを大量に消費してまで、なぜあなたは合格しようと思うのか

0秒思考で受験動機を整理する

✔︎0秒思考とは

モヤっとした受験動機を短時間で整理するのにピッタリなのが、赤羽さんの「0秒思考」です。

赤羽雄二「0秒思考」

【本文より】
A4の紙に1件1ページで書く。
ゆっくり時間をかけるのではなく、1ページを1分以内にさっと書く。
毎日10ページ書き、フォルダに投げ込んで瞬時に整理する。
それだけで、マッキンゼーのプログラムでも十分に教えていない、最も基本的な「考える力」を鍛えられる。
深く考えることができるだけでなく、「ゼロ秒思考」と言える究極のレベルに近づける。

ザックリ解釈すると、0秒思考とは思考と感情の言語化を進めること。さらにザックリまとめると、自分が頭でモヤモヤ考えていることを見える化して、スッキリしましょう!ということです。毎日10ページ書くのは辛かったので、勉強する気が起きないとき、なんだか行き詰まってるな…と感じたときに、さっと取り組んでいました。

✔︎具体的なやり方とポイント

用意するもの、手順は以下のとおりです。なお、赤羽さん提唱の方法から多少さとまる仕様にカスタマイズしています。

【用意するもの】
・ノートやチラシの裏や書き損じの紙(A4)
・書きやすいペン
・10分くらいの時間

【手順】
まずA4の紙を半分に破ってスッキリしたところで(最初からA5くらいの紙を用意するのでももちろんOKです)、

・なぜ診断士に合格したいのか?
・合格後、どうなりたいか?

などのお題をA5の左上に書いたあと、1分間で思いつく限りの項目を書き出します。ここで1分間というのがポイント。時間が短くじっくり考えない分、飾らない自分のホンネをさらけ出して、向き合ってみることが大切です。

そして1分後。挙げた項目から、自分の気持ちをよく表現している言葉「キーワード」を拾い上げたり、似ている項目をグルーピングして「キーワード」でまとめます。こうすることで、自分の受験に対する動機を客観的に分析し、モヤモヤしたり、忘れかけていた自分の受験動機を再確認することができます。

✔︎おまけの作成例

例えば、昨年の10月20日に書いた内容がこちら。「なぜ中小企業診断士をとりたいのか?」というお題に対して、1分間で約20個の項目を書き出しています。

その中で、新しい仕事への挑戦や、経営者の相談相手として力になりたいこと、診断士取得を通じて経営の知識をまとめたり、アピールしたいこと、に線が引かれており、このあたりが自分の受験動機を説明するキーワードとして重要だったことがわかります。

【作成例】※付箋部分は固有名詞なのでご容赦を。

ちなみに、書き終えた紙は取っておいても、捨ててもOK。再確認のために保存したい気持ちになりますが、受験動機は自分の中で更新されていくこともありますし、繰り返すことで強く意識できる部分もあるので、再確認したいときはもう一度上の方法をやってみることをオススメします。

番外編 ー0秒思考で気持ちも整理しよう

今回ご紹介した0秒思考は、実は人間関係のモヤモヤ、気持ちの整理にもとっても効果的です。赤羽さんも著書の中で指摘されているのですが、仕事や学習が進まない理由として、仕事や勉強そのものの行き詰まり、その他、上司や部下、お客さん、家族とのコミュニケーションがうまくいかず、思い悩んで心が乱されるケースも多々あるように感じます。

私もとある上司との定例面談の後に、毎回言い様のない気分の悪さを感じて、ネガティブな感情がグルグル頭を回って疲れる。。ことがありました。しかもその感情は、面談の直後だけでなく、ふと思い出したときに何度も襲ってくるのです。

そんな時、自分の感情を整理してみたくなり、

・S(上司名)は面談で何を言っていたか
・S(上司名)がなぜムカつくか

というお題でそれぞれ1分ずつ項目を書き出すと、大きな発見が一つ。それまで「S(上司名)はネガティブな話ばっかりで話したくないなあ」と思っていたところ、「S(上司名)は面談で何を言っていたか」の項目を、同意できる/できないことに分類すると、なんと同意できることが7割。。言っていること自体には、実は同意できる部分が多いことを発見。

ただ、「S(上司名)がなぜムカつくか」を見てみると、昔のことを蒸し返す、否定から入るなど、話し方、伝え方に関する項目が多いことも発見。話し方、伝え方はその人の成育環境、性格によるもの。私が変えて欲しいと願ったところで如何ともし難い部分です。

この分析で納得と諦めがついた結果、結局何を言いたいのか?もっと冷静に聞こうという姿勢で面談に臨めるようになりました。相変わらず、その方との面談は苦手ですけどね。。

ただ、人間だもの。感情はあるし、モチベーションも上下して当たり前です。でも、高いモチベーションをもった自分に戻れる方法を持っておくと、ちょっとは気持ちが楽になれるかもしれません。

以上、さとまるでした。


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~今日の過去問~

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP

【運営管理】平成30年度・第11問

トヨタ生産方式の特徴を表す用語として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a MRP
b かんばん方式
c セル生産方式
d 製番管理方式
e あんどん方式

〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとe
オ dとe

正解&簡素な解説は最後に。

 

~2次筆記試験・合格体験記をデータで見る~

カワサンです。(自己紹介合格体験記
2019年合格者はどんな方法、勉強時間で2次筆記試験を通過したのかを今日はご紹介します。なお2019年の1次試験編はこちら独学合格者編はこちら、過去含めた全員の体験記一覧表はこちらを参照ください。

 

学習方法

まず、直近5年間の合格体験記の勉強方法の比率。黄色はその年で最も多かった勉強法です。

2次筆記試験だけ抜き出すと、以下のような感じです。

 

ここからは2019年合格体験記だけに絞って。

 

勉強法のメリット/デメリットに関する考察

通学/通信/独学/勉強会のメリット・デメリットに関して明言している方のコメントをご紹介。勉強会は1次も2次筆記もありますが、2次筆記で取り上げている方が多いので、触れておきます。

<通学>
○メリット
・強制的に取り組める事例数が増える(hsさん)

○デメリット
・2次は資格学校ごとの偏った視点となりやすい(秋月さん)
・2次対策が合わないことがある(Tomatsu)

<通信>
○メリット
・採点があるので客観的な意見を聞ける(タヌ太郎さん)
・2次では時間の拘束がないので勉強会など柔軟に参加できる(Harukaさん)

○デメリット
・80分のタイムマネジメントに甘さが出てしまうこと(トリックスターさん)
・2次の解法レベルが高く自分ではついていけなかった(さいちゃん)

<独学>
○メリット
・費用が安い(多くの方)

○デメリット
・2次について、客観的な評価を受ける機会に乏しい(TKDさん)
・2次で他受験生のレベル感が分からない(ダニエルさん)

<勉強会>
○メリット
・自分の解答に指摘を受けることで改めて自分の解答を見つめなおす機会を得て解答スタイルを確立できた(さきちゃんさん)
・解答の評価、意見交換の場(ほなけんさん)

○デメリット
・自分に合う勉強会の場を得られるとは限らない(いけちゃん)

 

得意/不得意科目の分布

体験記のテンプレで「1次・2次筆記別」と書いていないので質問の仕方の影響もあると思いますが、1次・2次では得意/不得意を無回答としている人の割合が明確に違います。それだけ2次筆記試験に対する「何とも言え無さ」があるように感じます。

○得意/不得意科目を「無回答」としている割合

○得意科目

○不得意科目

 

学習時間

<全員>*単位:Hr

<一発合格>*単位:Hr

ストレート合格で800時間越え…超ストイック!!

 

使用テキスト

複数のテキストを挙げている方がほとんどなので、割合をカウントしています。

 

再現答案作成

半数が無回答でした。(n=64)

作成した 22 34%
未作成 9 14%
無回答 33 52%

 

~勉強法~

ここからは、個々の合格体験記での頻出ポイントをご紹介します。試験勉強の取り組み方は、主に3つのポイントが挙げられています。

 

①問題(主に過去問)を解く

ほぼ全員が過去問を解いて試験勉強を行っていました。実際に試験に出た問題を解くことを通じて、本番での問われ方を学ぶ、解答の書き方を学ぶというスタンスが多いです。過去問を解いていない方も、予備校や通信教材の問題に取り組んでいます。

 

②量より質重視

過去問も、練習問題も、数をこなすのではなく、答え合わせ(勉強会では意見交換)の際に、自分がそう書いた/書けなかった理由まで掘り下げることを大切にしている方が多いです。
1次試験はマークシートなので、与えられた選択肢から「選ぶ」事が出来れば正解できます。しかし、2次筆記試験は与えられた文章と問題から「答案を作る」事ができなければいけません。したがって、単発的に過去問を答える1次試験のアウトプット学習と違い、2次筆記試験は自分の思考のプロセスを検証しながらの学習が求められています。

 

③フィードバック重視

独学でも、予備校でも「フィードバック」に関するコメントが非常に多かったです。これは自分が作成した回答が正しいのか、的を射た答案になっているのかを確かめるためです。
2次筆記試験は「模範解答」や「正答」が出ません。そして、予備校の模範解答や個人の再現答案も論点がバラついています
そこで、予備校や通信では採点してもらうのが大切、勉強会では意見交換や指摘をもらうことが大切、独学では「複数の」模範解答と自分の答案との比較を通じて、不足や見落としを明らかにし、軌道修正していくことが求められています。

 

プラスワン:自分のやり方を確立

絶対的な方法は誰も明言しませんが、「自分なりに」等と自らが納得できるスタイルが合格に繋がる、というコメントがとても多いです。

色々な解法やアドバイスに耳を傾けつつも自分のスタイルを崩さないことを心掛けた方が良い(イチハタサンさん)

最適な勉強方法は人それぞれであり、やりながら改善し続けるもの(だんごさん)

人がやっている事をあまり試さなかったため自分に合っている勉強スタイルを見つけるまで時間がかかりました。(いんこさん)

少なくとも一度は「自分の答案を読んでもらい、表現の伝わりやすさに問題ないか」を、可能な限り早めに見てもらうことをお勧めいたします。(DKさん)

自分では良い視点で書けたと思っていた回答に、「これは事故ってますね・・・」と指摘されたことで、二次試験の特性をつかむことができました(ひでさんさん)

2次試験はコツをいかに早く掴めるかがポイントだと思います。コツを掴むためには高得点者の解答をいっぱい見て、自分なりに理解することが大切(ゆうすけさん)

 

~さいごに~

私が2次筆記試験の勉強で「気づき」に至った話をします(時間の無い方は飛ばして下さいね)。

1次試験後、過去問を解いて「ふぞろい」で論点を検証しても、ピントの合わない解答ばかりしていました。これでよいのだろうかと迷いながらも、毎日取り組むもモヤモヤした答え合わせを行うのみ。
そして、小学生の頃、夏休みに毎日のように見ていた、スタジオジブリの「魔女の宅急便」のワンシーンを思い出すわけです。

キキ「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、分からなくなっちゃった」

ウルスラ「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」

キキ「でも、やっぱり飛べなかったら?」

ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」

(セリフは映画スクエアより引用
ちなみに「宅急便」は登録商標です(登録商標…経営法務の出題分野ですね)。

2019年8月のカワサン「私、1次試験では問題が解けたの。でも、2次筆記の過去問はどうやって解くのか、分からない

試験の神様「そういう時はジタバタするしかないよ。解いて、解いて、解きまくる

2019年8月のカワサン「でも、やっぱり解けなかったら?」

試験の神様「解くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に解きたくなるんだよ」

そして私は、突然のお盆明けから3週間の出張へ。結婚して以来初めて、家族と離れた生活をしました。

出張先でのプチ独身生活。過去問や参考書は持ってきたものの、寂しさや不慣れな場所のストレスも相まって、同僚と飲む毎日で勉強も手つかず…
そうして1週間が経過。受け入れ先の職場の方が、ふとこんな話をしたのです。

「カワサンの職場の上司は○○くんだよね。○○くんと一緒に仕事した事があるけど、彼はデキるよ。今のうちにたくさん教わるべき。なんといっても、彼はエグいツボの押さえ方をするんだよね」

エグいツボの押さえ方」ハッとしました。
急に過去問が解きたくなり、退社後、久々に過去問を解きました。

結局この日はパッとした回答は書けませんでしたが、毎日「エグいツボの押さえ方は何か」をテーマに1日1事例は解き続けました。解答の何が本文とズレていたのか、用いた言葉は本文で使われているか。他の設問の解答と同じようなことを述べていないか…等々。「出題の主旨」にも着目しながら、その問題の「エグいツボ」ってどこかな~と試験前日まで毎日探り続けました。

ツボは場所を外すとただ痛いだけです(押したら痛いツボもありますが)。
2次筆記もそうなんですよね。外したら得点できません。と偉そうに言う私も100点取ったわけではないので、外したツボが沢山ある訳ですが…

 

~回答&簡素な解説~

正解:エ(bとe)

a MRP:Material Requirements Planning(資材所要量計画)

b かんばん方式:トヨタ生産方式における、後工程引取方式実現の手法。

c セル生産方式:異なる機械をまとめて機械グループを構成する生産方式。

d 製番管理方式:製品やそれに紐づく部品や材料に同じ番号を付する方式。個別生産や小ロット向き。

e あんどん方式:トヨタ生産方式における自働化の手法。以上をすぐ関係者に周知する。

生産方式は頻出論点ですから、トヨタ生産方式は何も考えずに答えたい論点です。
(参考文献 :スピードテキスト3運営管理 2018年度版(TAC出版))
(参考:トヨタ企業サイト|トヨタ自動車75年史

 

では、また!


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

1次試験の7科目、学習範囲が広くて大変ですよね。
レベル的には関連分野の検定試験における3~2級レベルに相当するとも言われていますが、
はてさて、皆さんの実感はいかがでしょうか。

本日の記事は、こんな方向けです。

誰もが憧れる「一発合格」をあえて目指さず、戦略的に1.5年~の学習計画を作成し実行しているあなた
学習計画の進捗が思わしくなく、科目合格を狙おうと考え始めているあなた

記事の終わりには「告知」もあるので、そこだけはぜひご覧ください

学習計画について

先日、試験実施スケジュールが公表されましたが、例年どおりであれば、以下のような実施状況になるかと思います。

試験日毎の実施科目(予想)

2020年7月11日(土) 【あと121日】
A 経済学・経済政策(試験時間:60分)
B 財務・会計(試験時間:60分)
C 企業経営理論(試験時間:90分)
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)(試験時間:90分)

2020年7月12日(日) 【あと122日】
E 経営法務(試験時間:60分)
F 経営情報システム(試験時間:60分)
G 中小企業経営・中小企業政策(試験時間:90分)

あと4ヶ月。どのように学習する予定でしょうか?
1次試験では、「過去問題を利用したアウトプット重視の学習法」が王道です。
すなわち、①教材を早めに絞って、②習慣付けして学習時間をどれだけ稼げるかが勝負です。
2次試験と違い、1次試験は学習時間に比例して実力が伸びます

「一発合格道場」読者の皆さんは、すでに学習計画を作り、PDCAを回している方が多いのではないでしょうか。先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)でも、合格者にはそうした傾向が如実に表れていましたね。
ドキッとした方は、ぜひ今日からチャレンジしてみてください)

試験日までに確保可能な勉強時間を算出し、科目ごとに割り出せる時間を逆算。ご自身の学習経験(実務、他資格に関する勉強)と照らしてメリハリをつけて臨む必要があります。
べりーの記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)でも、G.W.の使い方は超重要なことがわかりますね。
こうして考えていくと、複数年計画で目標を達成するという選択肢が視野に入ってくることになります。

科目「合格」と「免除」制度について

前置きが長くなりました。
これからご紹介する科目合格制度は、平成18(2006)年度に開始されたようです。
その根拠は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に定められています。
(もしよかったら規則全体を読んでみてください)
ちょっと長くなりますが、折角の機会なので第四十一条だけ引用します。

中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則

(第一次試験の免除)
第四十一条 次の各号に掲げる者に対しては、その申請により、それぞれ当該各号に掲げる科目について第一次試験を免除する。
一 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学(予科を含む。)、旧高等学校令による高等学校高等科又は旧専門学校令による専門学校において通算して三年以上経済学に属する科目の教授若しくは准教授の職にあった者又は経済学に属する科目に関する研究により博士の学位を授与された者 経済学・経済政策
二 経済学について公認会計士試験を受け、その試験に合格した者又は不動産鑑定士(不動産鑑定士試験に合格した者を含む。) 経済学・経済政策
三 公認会計士(公認会計士試験に合格した者を含む。)又は税理士(税理士法第三条第一項第一号から第三号までに規定する者を含む。) 財務・会計
四 弁護士(司法試験に合格した者を含む。) 経営法務
五 技術士(情報工学部門に登録されている者に限る。)又は情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者 経営情報システム
六 情報処理の促進に関する法律第二十九条第一項の規定による情報処理技術者試験(情報処理の促進に関する法律施行規則の規定によるITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験又は応用情報技術者試験に限る。)に合格した者 経営情報システム
2 第一次試験の一部の科目に合格した者に対しては、その合格した第一次試験の行われた年の初めから三年以内に第一次試験を受ける場合は、その申請により第一次試験の当該一部科目を免除する。

【2020/3/17一部改正により追加】
3 前項の規定にかかわらず、災害その他やむを得ない事由により同項の期間内に第一次試験を受けることが困難であるときは、経済産業大臣が当該事由を勘案して定める期間内に第一次試験を受けることとする。

他資格等保有による免除(第一項)

特定の資格試験に合格された方は、特定科目における「中小企業診断士となるのに必要な学識」(同規則第四十条)を備えているものとみなして、「申請」すれば受験が免除されるのです。
例えば、弁護士の方であれば、「財務・会計」(税理士になれるから)と「経営法務」以外の5科目で「総点数の60%以上」を得点し、かつ1科目でも「満点の40%未満」がなければ1次試験合格が可能です。

カテゴリーごとの分母としては、第六号にある情報処理技術者試験の合格者の方が、一番多いかもしれません。
中でも、応用情報技術者試験は「経営情報システム」の免除を狙って受験される方も多いようです。
個人的には、「経営情報システム」の対策をするより、応用情報技術者試験の勉強をする方がよほど大変で遠回りだと感じましたが、中小企業診断士試験を機にIT活用の重要性に気づき、深掘りした学習を進めていくのだとしたら、それは大変素晴らしいことだと思います。

ここで一つ指摘しておきたいのは、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」の3科目については、どのような受験生にとっても必修科目とされているということです。試験時間も90分割り当てられており、「学識」の中でも、この3科目がより重要視されていることが伺われます
他資格を有している様々な分野の専門家の方にも、当該分野を学んでもらい、中小企業政策の普及に寄与してもらいたいという意図が垣間見えるのです。

科目合格による免除(第二項)

前年度に特定の科目で満点の60%以上を得点できると「科目合格」に認定されます。
(正確には「試験委員会が相当と認めた得点比率」とされていますが、これまで60%から基準が変わった事はないようです)
「科目合格」した後、残存科目で総点数の60%以上を獲得すると「1次試験合格」となります。
「科目合格」の有効期間は3年間ですが、免除申請は受験申込時にしかできないのでご注意ください。

(科目合格と組み合わせた最終合格パターンは令和元年度の「第1次試験案内・申込書」をご参照)

(2020/3/20午後17:30追記)「有効期間の延長について」
3/17付の官報にて、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」の改正が公表されていました。それによれば、「災害その他やむをえない事由」(=新型コロナウイルスの感染状況を念頭に置いているものと思われます)で本来の有効期間に受験できなかったときは、その有効期間を経済産業大臣が定める期間まで延長する旨が定められました(同規則第四十一条第三項)。同様の事由で、1次試験合格者が有効期間である2年間に2次試験を受験できなかったときは、有効期間を延長する旨が定められました(同規則第四十三条)。2次試験合格・養成課程/登録養成課程卒業後の登録期間(同規則第一条・二条)、更新登録(同規則第八~十条)についても同様の規定が設けられています。
朗報ですね!!

科目合格を利用するメリット・デメリット

科目合格を利用する=複数年計画で1次試験に臨むということです。
ただ、ここで忘れてはならない視点があります。

仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある
(参照:10代目makino「【今やっておきたいこと】科目合格のメリットを活かそう」)

未合格の科目に集中するだけでなく、2次試験を意識した学習スタイルを実施してこそ、この戦術に意味があります
免除科目で余裕が出来た分、「学識」(1次の試験知識)の「応用能力」を問われる2次試験についても、じっくり勉強したいところです。

学習期間の戦略的な長期化にあたり、合格目標年度の2次試験を見据えた「ピーキング」は一つの鍵となります。
つまり、試験本番で最大のパフォーマンスを発揮(ピーク)できるよう、調整するという事です。
「ピーキング」を含めた、2次試験を意識した学習スタイルについては、後日あらためて記事を書きたいと思います。

メリット・デメリット

さて、私の考える、科目合格を利用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【メリット】受験科目を削減し、学習時間の配分を変更することが可能
【デメリット】リスク分散効果が弱まる

メリットはこれまでご説明した通りです。
デメリットである「リスク分散効果が弱まる」とは、受験科目数が減少することで、未合格科目の難化の影響が大きくなるという話です。

仮に得意科目に科目合格し、不得意科目を翌年に残した際、翌年の試験では足切りには合わなかったとしても、得意科目による平均点のカバーがなくなってしまうことがリスク分散に影響してしまうでしょう。
なお、このデメリットについては、得点源と考えることが出来るほど完成度が上がっている科目があるなら、来年また受験してもよいのでご安心を。「強みは活かす」ということですね。
こうして考えてみると、苦手科目を後回しにするという計画の立て方はあまり上手くないということは、おわかりいただけると思います。

私の失敗例

1回目(2017年):3科目合格
「財務・会計」(64点)「企業経営理論」(67点)「経営情報システム」(60点!

苦手科目がたまたま60点に到達していたので、これ幸いと翌年その科目を免除することにして、勉強時間を他の科目に充てることにしました。いわゆる暗記科目のうち、「経営法務」と「中小企業経営・政策」を残してしまったので、試験勉強における負担を省力化し、集中しようと考えたのでした。

2回目(2018年):4科目合格
「経済学・経済政策」(80点)「運営管理」(64点)「経営法務」(52点+8点)「中小企業経営・政策」(64点)

2018年の「経営法務」は語り継がれるほどの難化を見せました。
結果的に、後に発表された得点調整措置(8点を一律加点)がなくても合格できる点数を総合計では稼げていたものの、試験時間中は冷や汗をかくハメになりました・・・。
また、せっかく準備する時間があったにも関わらず、2次試験の本格的な対策を始めたのは1次試験後。要領の悪い自分は、勘所がわからないまま試験当日を迎え、見事に玉砕しました。お恥ずかしい限りです。

不得意科目を欠席するという選択肢

試験当日、不得意科目(学習が不足している科目)は受験しないという考え方もありますね。
昨年の1次試験でも、全受験者数17,386名のうち、2,695名(15.5%)もの方が1科目以上欠席されています。
個人的には、学習不足の科目であっても、お試しで受験するのも一案ではないかと思います。
(あわよくば…欲をかいてはいけないのですが。)

ちなみに、科目合格していると、「中小企業診断士第1次試験のご案内・申込書」が送付されてきます。(参照
昨年、1次試験を全科目合格されていると送付されてきませんので、ご注意ください

目的に合わせた戦略、戦術を

この記事の目的は一つ。「あなたのペースでいいんだよ」と皆さんの背中を押したかったのです。

私の場合、最初から複数年計画で試験に臨んだわけではなく、結果的にそうなってしまっただけなのです。
でも、3年弱という学習時間にも、2019年というタイミングでギリギリながら合格したことにも、意味があったと感じています。資格取得という道では遠回りしてしまいましたが、その間、自分自身の志は熟成できたと思いますし、この試験にも真剣に向き合えたと思います。だからこそ、この資格を最大限活用したいとも思えました。

「一発合格」を表題に掲げる道場において、ストレート合格者だけでなく、多年度合格者も執筆メンバーに加わるようになったのは、全ての受験生に多様な合格者からの視点をお届けするためだと考えています。
ストレート合格者からは「効率的な学習方法と思考プロセス」を、多年度合格者からは「経験に基づく戦略と不屈の精神」をお伝えできたら嬉しいです。

話を戻しますが、科目合格は日々忙しく過ごしている受験生にとって、受験のハードルを下げられる素晴らしい制度です。
誰もが試験勉強だけに邁進できる環境を得られるとは限りません。
一方で、同じ科目でも年度によって難易度にバラツキが生じる点で、科目を絞りこんで勉強するのは、リスクが高い戦術だということもしっかりとご認識ください。
「経済学・経済政策」「財務・会計」のような理解が重んじられる科目は継続的に強みに出来る一方、「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」のような暗記科目は、出題傾向が変わると途端に地雷科目になります。
上記でご紹介したように、“国家試験としてのバランスを欠くのではないか”と思いたくなるほどの難化を見せる事もあるからです。

今日のまとめ

複数年計画もアリ。但し、科目合格制度の利用は慎重に検討を!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


【「ココスタ」オープンのお知らせ】

オンラインコミュニティ「ココスタ」が、いよいよ3/22にオープン!

今年は、設立者である10代目ksknに加え、昨年合格したメンバー8名が事務局に入ります
一足先に合格しただけの私たちが何が出来るのか、参加してくださる受験生の皆さんと「新しい診断士受験コミュニティ」を作っていくため、ここまで議論してきました。
その結果、

「中小企業診断士試験の合格を目指す参加者が積極的に発言・質問し、密に交流することで、合格に必要な知識やノウハウを獲得する場
ココスタ利用規約+入会申込みフォーム

という理念を「利用規約」に掲げました。
皆さんの自主性を最大限尊重しながら、事務局がファシリテートさせていただきます。
上記リンクから「利用規約」をお読みいただき、同意いただける方は、ぜひご参加ください♪


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新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開催を見送ることとなりました

         

 

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こんにちは。べりーです。(前回までの記事はこちら

今年はオリンピックイヤーです。
本来であればそろそろ色んなイベントが行われ、世界中がオリンピック一色でお祭り騒ぎし始めている頃であったと思いますが、現実といえば新型コロナウィルスが感染拡大して世界中で猛威を振るい、感染者、重症者、死亡者が日ごとに増えている事態です。

もしこの記事をご覧の皆様の中にご家族や大切に思っている方で感染被害にあわれた方がいらっしゃいましたら、謹んでお見舞い申し上げます。

とにかく一刻も早い事態の収束と罹患された皆様の回復を心より願います。
いまの状況を考えるとあまりにも気楽すぎて大人として無責任すぎる願いだと思いますが、ただただそう願います。

 

3月7日に東京都中小企業診断士協会のHP上で次のメッセージが発信されたそうです(こちら)。

(前略)観光業、小売業、飲食業、製造業など様々な業種の中小企業の業績や資金繰りに影響が出始めています。中小企業診断士の総力を挙げて、この危機を乗り越えて参りたいと存じます(後略)

中小企業診断士の総力を挙げてこの危機を乗り越えたい・・・

私達が取得を目指す資格が、もしこの困難のさ中に不安を抱いている誰かを助ける力を持つのであればこんなに遣り甲斐があることはないなと、勝手に熱い思い🔥を抱きました。

こんな時だからこそ、やる気魂にスイッチを。
あなたの勉強にはきっと意味があると信じます。

 

<学習環境について

もしかしたら皆様の中にも、この1ヵ月間で学習環境が変わってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

勤め先の方針で在宅勤務となった方は、通勤中や昼休みなどの隙間時間がなくなるため学習のリズムが取りづらくなったかもしれません。
お子様がいらっしゃる方は、学校休校もあいまって、学習ペースが狂ってしまっている方も多いかもしれません。
翌日に学校がないから子供が夜遅めの時間まで起きていて「遊ぼ!」とせがまれたり・・・(可愛いしこんな時だから断りづらかったり)

そのような場合になんとか以前の学習ペースを取り戻そうと工夫するのもいいと思いますが、家族に協力依頼するのはできれば最後の手段にしたいですよね。
むしろやり方をガラッと変えることで、まとまった時間が作れるかもしれません

ひとつ具体的に例を挙げるとするならば、「朝勉強(朝勉)」です(既に導入済みの方はすみません)。

生粋の夜型人間であり大の深夜番組好きである私も合格年に取り入れたのですが、朝7時から9時までマッ〇にこもって勉強する習慣を取り入れたことにより、毎日最低でも2時間の「まとまった勉強時間」を確保しました。
繁忙期に残業が続いて夜に勉強時間が取れなくても、朝の内に勉強できているため精神的に追い込まれずに済みました。

もし在宅勤務だとしたら「自宅で家族が起きて来る前の時間を朝勉に当てる」というやり方を考えたと思います。

あくまで一例にすぎませんが、朝学習に関しては先代たちも記事にしていましたので、ご興味おありの方は下記をご覧下さい。

僕は朝型!ついでにうち勉派! by 初代JC
夫・父親業と勉強の両立 by 5代目u-ta

3つ目は朝勉強というか、丑三つ時勉強法?
意外と在宅勤務の方に向いているかもしれない「時間の作り方」を考えさせてくれる記事です。
決めておきたい、時間の過ごし方、使い方。 by 11代目カワサン

 

<1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

昨日の記事(こちら)でTomatsuも書いていますがTACでは4月6日から完成答練が始まり1次直前期に入ります。

そこで今回は1次試験の「本試験」ならびに「過去問演習(年度別ヨコ解き)時」にどのように時間管理(タイムマネジメント)を行い、どのように60点を超すための「得点の土台」を積み上げていくか?について、自分の例をサンプルに取り上げさせていただこうと思います。

※ヨコ解きとは?・・・過去問を年度別に解くのが「ヨコ解き」年度をまたいで論点別に解くのが「タテ解き」です

まず、得点を積み上げるためには「必勝問題」の対策が重要です。

 

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

 

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

なぜ必勝問題を重視し、逆ザヤ沼問題を捨てるべきか?は以下の記事が大変分かりやすいので、もし違和感をお感じの方はぜひご覧下さい。

1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~ by 9代目だいまつ
【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~ by 9代目Chika

 

当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう

TAC過去問集のABC問題、過去問完全マスターのAB問題に限れば、できれば9割は正解できるというところまで目指すことで、きっと科目ごとの点数のバラツキを減らせる筈です。

そうすると合格がグッと近づく筈ですので、最初からあまり得手不得手を自認しすぎず、必勝問題の9割正答を目指してみてはいかがでしょうか

 

~1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ~

診断士試験は、1次試験も2次試験も非常に時間に追われる試験です。
1次試験は選択式(マークシート式)ですが、25問を60分間で解く経済や財務は単純に割り算すると1問あたり約2分20秒しか時間を使えません。

このタイムマネジメントをいかに安定して行うか?に関しては、私は道場の過去記事を読み漁り、どんどん取り入れていきました。
学習期間中、本当に一発合格道場の記事にはお世話になっていました。

様々なお役立ち情報を組み合わせた結果、「財務会計」について、以下のような「型」「決まった手順」「ルーティン」「MYルール」にカスタマイズして本試験や過去問演習(ヨコ解き時)に取り組みましたので、具体的な例、サンプルとしてそちらをご紹介させていただきます。

なお、以下は私の「試験持ち込み用サブテキスト(財務会計用)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、属人的な内容が含まれることをご承知おき下さい(下記②と③)。

【財務会計】
①最初から 3~4周する前提で臨む
・1周目は、「瞬殺できる必勝問題」のみを30分間で解きそれ以外は躊躇せず飛ばす ※疾走感が重要!
・2周目は、残った知識問題とピンと来る計算問題を解く
・3周目は、気合の要る計算問題を解く

② 必ず5分以上は見直しの時間を確保する
・経営指標分析の「>」の向きや「値が大→改善?悪化?」が逆になるミスはないか?
・「t」か「1-t」か?
・フリーキャッシュフローの計算は設備投資額を引いたか?
・そもそもマークミスはないか?

③ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

②と③はミスを連発したため書いた戒めのメモです(属人的)

上記①「1周目」スピード感を大切にして「瞬殺できる必勝問題」を一網打尽にします
逆に言えば「瞬殺できる必勝問題」以外は着手しません。
絶対に1周目で「逆ザヤ沼問題」にハマるわけにはいきません。

特に1周目で計算問題を深追いしすぎないように十分に注意して下さい。
なぜなら計算問題は「解いてみたけど選択肢と全然合致しない」ときに逆ザヤ沼問題化しやすいためです。
それほど1周目はハマらないよう警戒し尽くしました。
勿論これまでの学習であまりそういった事態に陥らなかった論点であれば計算問題も瞬殺していきます。
以前の記事「経済と財務はトコトン理解系」にも書きましたが、財務会計の問題構成上、知識問題と計算問題の割合は大体「半々」か計算問題の方が多いぐらいなので、計算問題にも「瞬殺できる必殺問題」を作っておくことが必須です。

また、前回の記事(診断士1次/2次試験の潮流・俯瞰・設問の「3つの目」)の鳥の目に通じますが、私の場合は「30分間で今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」ことを第一に考え、瞬殺できる必勝問題を着実に解ききった上で、開始30分間で最終問題まで辿り着くことを重視しました。
30分間経った時点でマークシートが半分以上埋まっている状態を最低限の目安にしました。

このように「何周も回すことを前提にする(予め決断しておく)」ことで「必勝問題から優先的に解ききる」ことを可能にします

2周目は20~25分間ほどかけて、気合の要る「経営指標比較」を除くすべての設問を解ききるぐらいの気持ちで臨みます。
ただし、逆ザヤ沼問題化しそうならやはり躊躇せず飛ばします。
なんなら3周、4周と回すことも辞さないつもりで、沼にハマる前に飛ばします。
ここで、2周目はいつでも20~25分かけて良いと考えるのは危険です。
飛ばす問題が多いほど2周目にかかる所要時間は減るべきなので、その分は差し引くべき点にお気を付け下さい。
なお「経営指標比較」は計算回数が多いため、私はいつでも最後に回していました。

3周目は、イイ感じの時なら「経営指標比較」のみが残っているはずです。
ただし、難化年に当たってしまったら3周目といえど他にも何問か残っているはずなので、4周目を前提に解ききる設問と飛ばす設問を選択して進めます。

最終ラップは、解けないもしくは時間切れの設問が残るはずなので、私の場合は「ウ」で全マークを埋めきりました。

 

上記はあくまで一例でしかありませんが、私の場合、予め手順や判断基準を決めておくことで実地で迷わずに済む効果がありました。

そして「今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」というプロセスが最も効果を発揮するのが「難化年」の対応になります。

 

~難化年にどう対応する?~

ちなみに、難化年は大変恐ろしいことに、1周目を15~20分間ほどで終えてしまい、その時点で7~8問しか解けてないという恐怖体験をすることになります。
設問を飛ばしまくるため、時間がかからない。当然ですね。
もしそうなったら、俯瞰した「鳥の目」により「今回は難化年である」ことを把握できたわけですから、人より優位に立てたとお考え下さい。

そしてその後の2周目が重要です。
絶対に逆ザヤ沼問題にハマらないよう「解き始めて5分を超えたら次に進む」など予めMYルールを定めておき、解く問題と飛ばす問題を慎重に見極めながら進めると良いと思います。

実話として、私がこのやり方を試した初期の頃、平成24年の過去問が超難しすぎて1周目完了時点で大量の「飛ばした問題」が残り愕然とした覚えがあります。
あとで知ったのですがこの年の合格率は3.8%と超難化した年でした。

予め「必殺問題の9割は解ける」ところまで仕上がっている感覚があれば、そういうときは「解けなかったのは自分だけじゃない、難化だ!」と思ってよい筈ですが、難易度判定ができないとそこの判定ができずパニック寸前となりかねません。

ちなみにちなみに、この数年間は財務会計は易化傾向が続いたため、この「俯瞰して難易度を図る」プロセスは正直あまり重要でありませんでした。
しかし前回の記事(こちら)に書きました通り、今年の1次試験はどの科目が難化してもおかしくないような状況にあるため、各科目の難易度を俯瞰して把握できると優位になれるかもしれません

 

以上がの説明ですが、最後に1つだけ注意点を申し添えます。
この方式、不規則に設問を飛ばしまくるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

~試験終了前の見直し~

次の②と③はミスを連発したために書いた個人的な「戒めのメモ」ですみません。

見直しについてですが、私は財務会計の見直しは特に重要だと考えていて、こちらも複数回の回転方式で行う様にしていました。

1周目:マークミスのチェック
2周目:瞬殺できる必勝問題の見直し/検算
3周目:それ以外の必勝問題の見直し/検算
4周目:逆ザヤ沼問題以外の見直し/検算
5周目:逆ザヤ沼問題の見直し/検算

見直し時間が十分に確保できれば「5周目」まで行えますし、年度によっては「3周目」までで時間切れ終了となることもありました。
ただ、マークミスがなく、必勝問題の間違えを最低限に抑えられれば60点レベルに到達できている可能性が高まります
時間ギリギリ、最後まできっちり拾いきるイメージを大事にしました。

 

さて「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」は以上です。

実は上記の様な「MYルール」を財務会計だけでなく「企業経営理論」「運営管理」についても作っていたのですが、今回は記事の分量を鑑みて割愛しました。
もしご興味がおありでしたらコメントに記入いただけましたら後日ご紹介させていただきたく思います。

 

・・・ここまで読んで「いまさら解法テクニックの紹介か」と思われる方もいれば、「聞いたことなかったから部分的には参考になった」という方もいらっしゃるかもしれません。
決して「このやり方なら受かります」というつもりもないですし、正直どれほど需要があるのかも分かりません。

ただ、私は上で「お世話になった」と書きましたが、道場の過去記事には初代から実に10年分もの「目から鱗」のお役立ち情報がたっぷり蓄積されているため、それを知ることで他の受験生に差をつけることができる点は間違いないかと思います。

もしよかったら、ぜひ日々更新される11代目の記事や、検索窓を活用して過去記事からもお役立ち情報を発見・収集して下さい。

その上でご自身のスタイルにあった形で取り入れることにより「合格に十分な実力発揮の準備」を進めていただけたらと思います。

 

<GWから2次事例Ⅳ学習のススメ>

~GWは2次の世界を覗く良いタイミング~

GW・・・ゴールデン・ウィーク

繰り返しになりますが、今年は1次試験が1ヵ月近く前倒しで実施されるため、各予備校も例年より1ヵ月早めて1次試験対策のカリキュラムを組んでいるようです。
そのような状況下では「1次試験を合格するまでは2次試験の学習は不要(物理的精神的に無理)」という声も例年よりも強いかもしれません。

それが正しいかどうかは分かりませんが、今のうちに念のためご紹介しておきたいのが「GWのオプション講座は結構おススメでした」ということです。

サンプルとして具体例を挙げますが、私が受講したのはMMCの事例Ⅳ対策講座でした(「MMC」は予備校の名称です)。
正式な講座名は次の通りです。

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)

それぞれ10時~16時まで、計2日間のオプション講座です。

私はMMCしか経験がないので1例として挙げていますが、この講座に参加して何が良かったかというと、参加者に配られた「アカウントとファイナンスの問題集」の素晴らしさと、絶妙なタイミングの良さでした。

私が参加したのは2018年度の講座でしたが、合格年である2019年度にはこの2冊の問題集を繰り返し何回転も回しました。
MMCは特に事例Ⅳ学習の質の高さが有名かと思いますが、この2冊の問題集が得られて、2日間の講義で2次試験事例Ⅳの情報収集に短期集中できる機会というのは、結構貴重ではないかと思っています。

1次試験を受験する予定の方は、1次試験を合格するまでは「毎週末のみ2冊の問題集に少しずつ取り組む」でも良いと思います。
今年2次再挑戦の方は、2次試験直前期まで毎日この問題集に取り組むことにして何周も回転させるのも良いでしょう。
そのいずれの場合も5月というのは丁度良いタイミングなのではないでしょうか。

もちろん私はMMCの関係者でも何でもありませんが、事例Ⅳで得点を稼ぐ重要さは身に染みて理解していることもあり、「やってみて良かった勉強法の一例」としてご紹介致しました。

もし他のオプション講座や単科講座等で「これが良かった」という情報をお持ちでしたら、コメント欄に記入いただけると嬉しいです。
同じ講座を受講した経験がある11代目メンバーから熱いメッセージが返ってくるかもしれません。

 

~なぜこの時期に記事にしたのか?~

それは「MMC GWオプション講座」の申込受付が先週末から始まったからです。

2020年GW集中ゼミのご案内

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集) ・・・4月25日(土)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)・・・4月26日(日)

今年は通学生用にZOOMによる教室講義のリアルタイム視聴も用意されているみたいです。
ご興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
(念のため申し上げますが、それなりに費用が発生しますし、問題集が配られるかどうかや講義ならびに問題集の質などは一切保証しかねますので、くれぐれもご自身の判断にてお願いします)

 

<まとめ>

1次試験中の時間管理と得点の積み上げ

「過去問は論点別にタテ解きすべし!」と何度も提案しておきながら今回年度別ヨコ解きの手順を提案したのは
・1次試験も時間管理(タイムマネジメント)が重要
・「逆ザヤ沼問題」にハマらず「必勝問題」を残さず解ききって「合格点の土台を築く」ことが重要
・上記の2点を理解し「(本試験で)合格に十分な実力を発揮する」ためには相応の『準備』が必要
であるため。
※ただし「ヨコ解き演習」は初学でも各科目とも月2~3回程度で十分かと思われます

 

GWから2次事例Ⅳ学習のススメ

自分はMMCの2冊の問題集が「知識の土台作り」に非常に良かったのですが、人によるかもしれません。
オプション講座も安くないですし、教材はご自身の好みやポリシーに合わせてお選びいただくのが良いと思いますが、先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)を思い出して下さい。
・2次試験を見据えて1次試験を学習されている人が多い(おわりに)
・特に独学は学習計画を自分で管理する必要がある(独学のデメリット)
とありました。

この2点を踏まえると、
・「自分はいつから2次学習を開始するか」を決断しておく必要がある
のではないでしょうか?

私はGWは早すぎず遅すぎずのタイミングなのではないかと思っていますが、そのきっかけと自分に合う教材を与えてくれたMMCのGWオプション講座をご紹介させていただきました(繰り返しますが決して同校の関係者ではありません)。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験と各科目の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

今回も1次試験についてと、少しだけ2次試験のお話をさせていただきました。

べりーでした。


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おはようございます!おべんと君です。

最初に少し雑談を・・・
先日、おかっぱの5歳の女の子が大人に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
とお説教をする番組を家族で見ていたところ、
年をとると涙もろくなるのは、脳のブレーキが緩むから」という
説を放送していました。
年をとることで「共感力」が高まることと、人生経験を積むことで
自己投影する共感ポイントが増えて涙もろくなるとのこと。

うーん、”超”よく分かります。
私には小学生の娘がおりまして。1人の女の子の成長をストーリー
仕立てにしているテレビCMを見ていたのですが、
幼稚園時代:父親にたどたどしく「行ってきます」と言って幼稚園へ。
小学校時代:父親とハイタッチしながら「行ってきます」と小学校へ。
中高生時代:父親の顔を見ても無言(むしろ不機嫌)で学校へ。
それを少し寂しそうに見つめる父親の後ろ姿。

~そして時は流れて~

社会人時代:母親に「今日帰り遅くなるね~」と伝えた後に、
父親に「行ってきます」と言って会社へ。

花嫁時代 :結婚式で、花嫁となった娘が「行ってきます」と
言って花婿のところへ。それを見送る父親の後ろ姿。

速攻で感情移入してしまい、中高生の時点で涙目になり
思わずTVから目を背けたところ、妻に見られてしまい笑われました・・・

結構共感してくれる人いると思うのですが・・・

皆様ももし涙もろくなったな~とお感じの方は、「共感力」が増し、
人生経験を積んだ と思ってくださいませ!
(この記事書きながらも涙でPC画面が霞んでまして・・・)

☆☆ここから本題☆☆

さて今回は、文系出身である私が経営情報システムに出てくる
英語3文字4文字をどうやって覚えたか?という泥臭い格闘体験談です。

<試験勉強前の基礎知識>
診断士試験に取り組む前の私の情報システムの知識というのは
・業務上使用する(データ入力、データ抽出等)
・ERPシステム導入プロジェクトに参加
の程度であり、ほとんど知識は持っていないというレベルでした。

 

<情報の参考書を見て思ったこと>
「英語の略語多くない?」
「SMTPとSNTP、SSMTPとSMTPS・・・って略語似すぎ!」
など、英語の略語が多く、さらに結構似ている略語もこれまた多く
過去問アウトプット以外にインプットの方法を考えないと、とても頭に
入らないな~と焦りました。

サブノート作りの時にも出てきたもやもや君です・・・
そんな状態の中、2つの対策に取り組みました。

 

<対策1:単語帳を作る>
何のひねりもありませんが、「略語+正式名称+意味」の3点セットを
覚えないと試験への対応ができない!と考え、単語帳を自作しました。
下記が自作単語帳の抜粋画像です。


※クリックで拡大します。

手作り感満載かつすごく小さい字になってしまったのですが、
①テキストに掲載されている言葉
②過去問や問題集で出題された言葉
を根こそぎ単語帳に打ち込んでいき、およそ9ページになりました。

これを朝晩の通勤で読み家で何度も書いて3点セットを覚えました
アルファベット順に並び替えているので同じような単語がまとまっており、
違いが分かりやすくかなり役立ちました。
単語帳の作成日数はおよそ1週間程度でしたが、実際に作成しながら
言葉の理解や暗記が進みやった甲斐はあったと思います。

惰性でサブノート作りを続けてしまった失敗談 とは違い、
・自分に足りない知識やより良い勉強方法は何だろう?
惰性で作らず目的を明確にする

・この単語帳は「単語の理解」と「単語の意味を調べるときに使う」
用途を絞り込み、テキストとのダブルスタンダードを回避

考えながら単語帳を作成したので、今回は失敗せずに済みました。

 

<対策2:参考になる本を読む>

改訂4版 図解でよくわかる ネットワークの重要用語解説
きたみりゅうじ著

ネットワーク分野に特化した内容ですが、図が多く何度も読んで
理解に努めました。ご興味があればご一読ください。

 

<最後に>
情報は、法務・中小とともに「暗記三兄弟」と言われますが、
本当にただ暗記するのはかなり厳しいです。
この「暗記+理解」を組み合わせて覚えていったおかげで、
難易度にも救われましたが情報は及第点を確保できました。

本日の投稿量は少なめですが、単語帳作成
私にとっては本当に効果絶大で、お勧めです!!

もし情報でお悩みの方がおられましたら、一助になれば幸いです。

以上、おべんと君でした。


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~今日の過去問~

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP


【財務・会計】平成25年度・第12問

現金の増加要因となりうるものとして、最も不適切なものはどれか。

ア 株主資本の減少
イ 現金以外の流動資産の減少
ウ 固定資産の減少
エ 負債の増加

正解&簡素な解説は最後に。

 

~結局調べてもわからない、ほんとうの「割合」~

カワサンです。

結局、有意性が測れない。
統計学で「有意」とは読んで字のごとく、そのサンプルデータに意味がある、ということです。

いろんなところで、毎年たくさんの合格実績」「高い合格率」等とうたうけど、その根拠に有意性はあるの?と思ったことはありませんか。たまには、

「今年は低かったんですよ。講師一同とても悔しいです!!」

「高い合格率?記憶にございません」

「今年はデータに不備があり非公表とします」

「数字は言えませんが合格実績はあります」

等と正直に言ってくれたら…素直だなと信用度も変わるかと!?

 

平成にインターネットが隆盛し、双方向での情報交換がどんどん強まってきました。

だがしかし、
駄菓子菓子、

・無作為な標本集団からデータを採集していると言えるのか?
・どこに参加協力するのも自由意志なんだから、意識高い系だけのデータが集まってんじゃないか?

地方都市でアンダーグラウンドに生きながら、そんな疑いを持つわけです。
名探偵コ○ンが「真実はいつもひとつ!」と言ったらオープニングテーマが流れますが(いつ黒幕がハッキリするんでしょうか)、仕事での私は

「これn数(標本数)足りないんじゃねぇの?」
「足もとのデータだけじゃ断面で分かる訳ないじゃん。トレンドはぁ?」
「これ絶対数じゃなくて比率で出さないと伝わらないよぉ?」

とネチネチ言って部下の頭に蛍の光を流させて、真実を探る。

…さて、先ほど「高い合格率」とか「合格実績」と謳うのが有意か分からんと申しましたが

「中小企業診断士試験について」とは、一言も言ってませんからね?

どこの予備校とか、どこの学習塾とも言ってませんからね??

あらゆる試験に関して、本当に気になる「うたい文句」

ネットでこんなに情報があふれているのに、本当に知りたい「データの正しさ」が分からない。こればかりは、片思いというか、なんというか。

と不満を漏らしつつも、それらと信ぴょう性が大して変わらない?データを今日はご紹介。

 

~独学合格は増えているのか?~

<!注意!>
本調査は標本に偏りがないと言い切れないので、参考としてご覧ください。
試験合格者全員の無作為抽出ではなく、一発合格道場の合格体験記から集計したという偏りがあります。

「合格体験記のデータだけで、そんなん調べて意味あるの?」という疑問が私自身にもあったので、まず合格体験記の数が、試験合格者全体のどの程度を占めるか確認しましょう。

 

体験記投稿数&2次試験合格者数に占める割合

(2次試験合格者数は中小企業診断協会HPの公表値を基に作成)

体験記投稿数と2次試験合格者の割合の動きが似通っていますね。ということは、2次試験合格者数はほぼ一定で、体験記の投稿数だけ変動しているような疑いがあります。

そこで、公表されている数値も併載しておきます。

 

2次試験合格者数&試験合格率

(中小企業診断協会HPの公表値を基に作成)

2019年は1,088名の合格者中64名の体験記を寄せて頂きました。17名に1人が合格体験記を道場に寄せて頂いている計算になります。

一般的な評価となりますが、概ね20%前後で合格率は推移しています。ここに大きなトレンドの変化は感じませんね。

 

直近5年間の合格体験記投稿者の勉強方法

黄色の部分はその年で最多の手段です。2017年だけトレンドが違いますが、体験記の約3割が1次・2次ともに独学でした。

 

独学合格体験記が増えている」のか、「そもそも独学者が増えている」のか―

 

これは、試験を実施する中小企業診断協会もわかりません
インターネット上の情報を活用した試験合格者がどの程度いるのか?という点もハッキリしないので、参考情報の域は抜けないと思っています。
ただ、合格者の17人に1名というデータから推計すると、1,088名の合格者のうち374名は独学で合格している計算になります。

 

~2019年・1次試験独学合格者の使用テキスト~

ここからは2019年独学合格者にスポットを当ててみます。
※2019年合格体験記の全体的な分析は後日紹介します!!

ほとんどの方が複数のテキストを挙げていましたので、標本数の中で何割が使ったのか、という示し方をしています。

・体験記本文に書籍の明示があれば「1」としてカウント
・通信や通学を併用した方は除外
・多年度受験の方で、合格年度が独学のみの場合はカウント(通学や通信をやめて独学に切り替えて合格した方は対象)

どこかの2次試験の参考書で観たような横棒の並びになってしまった。
各テキストを「道場流採点」するつもりはありません。

○紹介したテキストの一覧(リンク先:各テキストの公式サイト)

TACスピテキ TAC:スピードテキスト
TBCテキスト TBC受験研究会:速修テキスト
まとめシート 一次試験一発合格 まとめシート
石川経済 速習!マクロ経済学/ミクロ経済学
TACポケテキ TAC:要点整理ポケットブック
ほらっちチャンネル YouTube:ほらっちチャンネル
過去問マスター 同友館:過去問完全マスター
TACスピ問 TAC:スピード問題集
TAC過去問集 TAC:過去問題集
集中特訓財務会計 TAC:集中特訓 財務・会計 計算問題集
LEC問題集 LEC:過去問題集

テキスト毎の解説は割愛します。全テキスト取り組んでいませんのでどれがどう、と言えません。
自分で読んで確認し、自分に合うものを選んでください。
独学合格者に共通するのは、人に言われて決めるのではなく、情報を参照して自分で決めている点です。

 

~2019年・2次筆記試験独学合格者の使用テキスト

・体験記本文に書籍の明示があれば「1」としてカウント
・通信や通学を併用した方は除外
・多年度受験の方で、合格年度が独学のみの場合はカウント(通学や通信をやめて独学に切り替えて合格した方は対象)

一次試験のテキストと異なり、特定の出版社に偏りまくりですね。決して私は回し者ではありません。
各テキストを「道場流採点」するつもりはありません。

こちらもオススメ云々はしませんので、皆さまで参照ください。

 

~2次筆記独学合格者の勉強方法~

以下所見。

①全員が経験している過去問回し

過去問をやらないで2次試験に挑んでいる独学合格者は居ませんでした。
過去問をやったところで、同じ問題が出る可能性はほぼ0です。しかし「問われ方」「どんなロジックで答えるか」など、試験のお作法を身に着ける目的で過去問を解き回しています。

 

②約3割は事例Ⅳ対策に傾斜

2次筆記試験では事例Ⅰ~Ⅲは与件文という文章を読んで記述答案しますが、事例Ⅳは「財務・会計」に関連する計算問題が出ます。財務諸表分析、投資の意思決定など。

そのため、専用の問題集で特段時間を割いている方が約3割いました。先のテキストでの「Ⅳ全知全ノウ」「イケカコ」「集中特訓財務会計」はまさにそれです。
私も1次試験後は、事例Ⅳ向けの問題集をほぼ毎日取り組みました。

 

③4人に1人はきゃっしい&だいまつノウハウ活用

「きゃっしいだいまつ」とは…約2年前に、2次筆記試験を徹底分析した特集記事を参考にした方をカウントした項目です→「きゃっしいの解法実況」「【永久保存版】2次試験合格のポイント
ちなみに、そのきゃっしいが「まとめシート」という書籍を出版しています。

 

~独学のメリット・デメリット~

メリット

ダントツだったのは金銭的コストです。次が、自分のペース、時間に勉強ができるという点でした。通学でデメリットとなるような部分でしょうか。

赤棒は、合格体験記で「隙間時間の活用」に触れていた方の割合です。独学の方は勉強時間の確保という点で隙間時間を使っている人が約4割。まとまった時間の確保が難しいから独学+隙間時間に勉強を選ばざるを得ないという方も居ました。

 

デメリット

総合すると「受験生全体の中で、自分は相対的にどの程度のレベルなのか」という所に起因する回答が多いです。レベルというのは得点力に限らず、スケジュール、モチベーション、効率性…等さまざまな要素を指します。

 

~独学合格のまとめ~

①自分のやり方を見出せるかがカギ

今回の記事の投稿に際して2019年の独学者の合格体験記を熟読いたしましたが、共通めいたものは、以下の式で表せます。

(独学合格)=(これまでの人生経験)+{[自分に合う] × [(方法)+(道具)+(環境)]}×(学習時間)

・これまでの人生経験

他の資格保有、その勉強を通じて得た勉強グセや知見、学校で学習してきた知識、仕事の職種や業界での経験など:これが試験勉強のスタートライン(=どの程度のリソースを割いて勉強すれば合格できるか)を決めていると考えられます。

・自分に合う
十人十色。様々なやり方を参考にしたり、真似したり、自分で編み出したり…

・方法
聞く、黙読、声に出して読む、ノートにまとめる、テキストに書き込む…

・道具
テキスト、筆記用具、ノート…

・環境
勉強する際のTPO、支援者の存在、仲間の存在…

 

今日この記事を投稿した意図は「独学の方への参考」でしかありません。

「独学の方へオススメ」とまでは至らない。なぜか。
それは、個々人のバックボーンと取り組み方がある中で、共通解と明言できるモノが無いからなのです。

試験合格に向けて、スタートラインが個々人で異なりますが、試験合格という目指すゴールは同じ。しかし、それ以降の人生や個人目標のゴールはまた異なる。そんな位置づけです。

 

(例えばこんなイメージ)

ですから、個々人の試験への向き合い方もまた異なるのです。
この日に合格するぞ!という点のみ受験する皆様に共通する。
だから独学合格者の「共通」ではなく「共通」なのです。

―共通項に自分はどんな変数が入るのだろうか。

さいちゃんは、それを把握するためにセルフSWOT分析してみようと言っています。

 

②2次筆記試験対策・過去問を解いていない人は「ゼロ」

過去問やらずして合格無し、というのが2019年合格体験記から導かれる1つの結論です。
2次筆記試験は解答が公表されません。しかし、ネット上で模範解答を収集することができます。先日のさいちゃんの投稿を参照ください。

また、個人ブログやtwitter等で「再現答案」が沢山アップされています。これらも参考になります。

ただ、過去問は解答見て「合っている/合っていない」を調べて終わりではありません。なぜその問題に適切に答えらなかったのかを、自分で理解できなければいけません

これは、時期が来たら別途説明します。今は、(1次試験を受験する方は)1次試験に向けて取り組んで欲しいので。

 

③「情報収集」と「方法収集」を積極的に

独学合格の方の多くは「情報収集」を大切にしています。インターネット、セミナー、勉強会…皆さん、テキストと問題集だけではなく、対外的な情報も得ながら合格に向けて取り組んでいます

中小企業診断士 独学」と検索すれば、色々でてきます。
一発合格道場はだいぶ下のほうですネ…

twitter、個人サイト、ブログ…色々あります。実際に私も道場以外にいくつか参考にしましたが、「情報」と「方法」という観点で調査・収集すると良いです。

■「情報」は鮮度が命
試験の日程や概略など、勉強以前の事柄は早めに動きを察知するのが大事。
公式サイトで調べるのが一番ですが、解説などを踏まえると個人サイトのほうがイメージしやすいケースもあります。
また、一次試験は法改正を中心に出題傾向の微妙な変化があり、情報収集は必須です。特に、中小企業政策は前年の白書から半分程度出題されますし、今年はなんといっても「改正民法施行」です。1次試験の経営法務は要注意ですよね!

■「方法」はマイニングが命
「勉強法」「解法」は、数年前の記事や、更新が止まっているブログでも有用なものが沢山あります。
私も試験合格してから「こんなやり方あったんかーい!」と方法論で感銘をうけたものがいくつもあります。先の共通にまとめたように「自分に合った」を探し求めて欲しいです。

 

~回答&簡素な解説~

問題文の「現金の増加要因」が出た瞬間、財務諸表の話かなと気づき、B/SかC/Fを疑う。
そして設問を見てB/Sに特定。仕訳けたらどうなるかを考えて解答。

現金の増加ということは、①貸方が増えて現金増加、②借方の他科目が減少→現金増という2パターン。試験本番は緊張するので、頭でイメージできなかったら、余白に書いて具体的に考えれば良いです。

(例えばこんなイメージ)
イメージ図

ベタな覚え方「借方/貸方」は左右どちらか→「り/し」はねる方向に一致。

ア 株主資本の減少=資本金が減少するので、この場合は欠損填補(純資産内の変動)や(詳細割愛しますが)剰余金の配当が行われる。つまり現金が増えることは無い。(参考 ※外部サイト)

イ 売掛金や商品をイメージ。これらが減少すれば現金のの増加要因になり得る。

ウ 固定資産の減少。除却を思いがちですが、売却した場合は現金の増加要因になり得る。

エ 負債の増加なので借入金をイメージ。当座預金に借入金が入金されれば現金の増加要因になり得る。

この問題、もしアが不安でもイ以下から消去法で考えても解けますね。
簿記で一番取っ付きにくい純資産をアに持ってくるあたり、設問者の作為を感じます。
(でも合格レベルを目指すならアを見て即マークしたいところ)

では、また!

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おはようございます!おべんと君です。

今回は実録失敗談「惰性との戦いの件」についての投稿です。
これは、1次試験学習時にサブノートを作っていた時に
陥ってしまった実録失敗談です。

なお、サブノートに関する記事は、道場でも既に先代のメンバーが
寄稿しています。
サブノートの作りの失敗例
サブノートは必要ですか?(ハカセの場合)
サブノートは必要ですか?(ふうじんの場合)
サブノートは作るべき?

先代の記事は「サブノートを作ること」の是非について投稿しています。

私の記事はサブノート作りすべきか否かの結論付けをするものではなく、
「思考を停止して勉強すると、こんな失敗しちゃうので、
当時の私を反面教師にしてください」
というサブノート作りをきっかけとした注意喚起の記事となっています。
また、ここでは会社の後輩の勉強方法を掲載していますが、彼の方法を
否定する記事ではありませんのであわせて明記致します。

 

<サブノートを作りはじめたきっかけ>
私の会社には数年前に中小企業診断士に合格している後輩がいるのですが、
独学で1次試験の勉強を始める直前の私に彼が
「おべんとさん、1次は1科目1ヶ月を目標にして、テキスト10ページ分を
ノート1ページにまとめていけば覚えられます
よ」と
言うアドバイスを受けて、その通りやってみました。
(ちなみに会社では “おべんとさん” とは言われていないので
あしからず・・・汗)

 

<サブノート作り実施結果>
財務:
自分が得意(好き)な科目なので難なく達成

経済:
苦手な科目でしたが、海外出張が多くホテルで勉強時間が
取れたので何とか達成

経営:
経営戦略論までは順調でしたが、組織論の途中からノートに
テキストを書き写しているだけになっていた。さらにそのことに
気づいても惰性で続けてしまい、2ヶ月半という長期になってしまった。
この時の私の頭の中は、このやり方がいいのか?モヤモヤしていました。

運営:
企業経営理論の反省から軌道修正すべきだったが、
「2次試験に関わりが深い運営管理までは何とか頑張って続けたい」
という意地と惰性の発動で継続。結局こちらも2ヶ月半という期間で終了。

中小:
使ったテキスト兼問題集自体が他の科目より薄かったので、
これならいけるだろう という惰性で継続。結果こちらは1ヶ月で終了。

残り2科目となったところで、ようやく今までを冷静に振り返り、
自分にとって良い方法は果たして何なのか?を考えました。

◎メリットは?
・内容を理解しないと10ページを1ページにまとめられないので、
理解が進む
※実際に作っていたサブノートはこんな感じです。


※クリックで拡大します。

字が汚いのは何卒お許しくださいませ・・・
本画像は経済の「マンデルフレミングモデル」に関する部分ですが、
手を動かして理解してまとめるのはかなり力になると思います。

◎デメリットは?
・理解に時間がかかるため、ノートをまとめるための時間の消費が激しい
・調べ物をする時に、テキストを見るべきかノートを見るべきか迷う
ダブルスタンダード状態

◎反省点は?
主目的がノートを綺麗にまとめることに変わってしまった
目的の置換、ムダの発生

・結構苦しんでまとめたのに、過去問が結構解けないという事実
過去問への対応力が養われていない
テキスト、ノート中心の学習が効果が薄いことは、Tomatsuも指摘しています。
【中小企業診断士】1次試験直前期の学習スケジュール例を公開します

以上を踏まえて勉強方法の軌道修正を行いました。
・ノート作りをやめて不明点やまとめたことはテキストに直接書き込む
時間短縮、ムダ防止、ダブルスタンダード回避

過去問アウトプット学習へ移行
過去問への対応力UP、偶然にも道場のアウトプット重視論
にたどり着く

 

<何が良くなかったか?>
☆まずい状態に気づいたのに、惰性で続けて軌道修正しなかった
テキストを書き写している状態に気づいたのは企業経営理論の組織論が
終わりかけたところでした。
理想はこの時点で勉強方法を見直すべきでしたが、
「あとマーケティング論で終わりだから、キリの良いところまで
続けよう」と思ってしまい、惰性で続けました。
さらに運営管理まで惰性で続けてしまったことが、大きな失敗です。
また、ノート作り自体が目的になり、「目的の置換」に陥っていました。

☆結果
時間を消費=ムダの発生により、過去問への着手が遅れたことで
1次試験合格までの長期化を招いた
この時の自分に会えるなら、昔取った杵柄でレバーブロー&
右フックで目を覚まさせる(逆効果?)ところですかね・・・

 

<まとめ>
前述しましたが、後輩の勉強法に問題があるのではなく、
思考を停止して惰性で続けてしまったことが問題でした。
独学だと自分の勉強法が正しいか?を俯瞰する機会が少ないので、
道場記事などをお読みいただき、時々ご自分の勉強法を客観視して、
場合によっては軌道修正することも必要だと思います。

1次試験は過去問に対する解答が明確であり、学生時代の学習習慣の
経験で軌道修正しやすい面がありますが、解答が公表されない
2次筆記試験
は、何をやればいいのか分からなくなることがあります。

私は過去2回2次筆記試験不合格を味わっており、
2回目の2次筆記不合格の時に、何をすればいいか分からなくなり、
余計なこと(関連が薄い本や色々な問題集に手を出す等)に手を広げそうに
なりました

そんな時に、師匠と崇拝する7代目フェイマオから
「おべんと君、2次筆記は余計なことやらなくても大丈夫だから」
と叱咤されていました。

「結構時間かけて勉強してるけど、過去問が解けないな~」
「テキストと違う表現の問題が出てくると対応できないな~」
など、現在の勉強方法でお悩みの方がおられましたら、
私の失敗談を「逆ベストプラクティス」として
ご参考いただき、勇気をもって惰性を否定して軌道修正
してくださいませ。

以上、おべんと君でした。

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皆さん、おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら

SNSの活用について

早速ですが、皆さんは現在進行形でSNS(Social Networking Service)を活用してらっしゃいますか?
海外では”Social Media”と呼称する例が多いようです。

Twitter、Instagram、Facebookといったすぐにイメージいただけるものの他、ご家族やご友人との連絡に使っているであろうLINEや動画共有サイトYoutubeなど、多岐に渡るサービスが「SNS」に該当するとされています。
今ご覧いただいているブログ「一発合格道場」も、読者の皆さんとのコミュニケーションを図れるという点で、「SNS」に分類されます。

要するに、不特定多数とコミュニケーションが可能であれば「SNS」に該当するわけです。

こうした双方向型のサービスは1990年代初頭にはすでに存在していましたが、スマートフォンの普及によって、時間と場所を選ばず、手軽にオンラインでコミュニケーションできるツールとして爆発的に普及しました。

私は合格体験記でも、前回の記事(「勉強会の効用とご紹介」)でも、しつこいほどSNSの活用を勧めてきました。
その最大の理由は、中小企業診断士を目指す方、試験合格者、現役診断士にとって、「SNS」を活用することで、無限の可能性が広がると考えるからです。

以前にアカウントを作成したけど放置しちゃった・・・
聞いたことはあるけど何となく手を出しづらいな・・・

そんな方に向けて、SNSの活用目的をご提案したいと思います。

マーケティングツールの体験

企業にとって、SNSは今や欠かすことの出来ないマーケティングツールです。
大きなコストを欠けずに、効率的かつ濃密なマーケティングが可能になるのです。「SNSマーケティング」、使わない手はありませんよね。
最近だと、人材採用にも活用されていて、「ダイレクト・リクルーティング」にも活用されています。

2次試験対策を始めてらっしゃる方からみれば、令和元年度の事例Ⅱで、「インスタント・メッセンジャー(インターネットによるメッセージ交換サービス)」による情報発信について問われたのは、記憶に新しいと思います。

今後も、SNSを活用したマーケティング施策が問われると思います。
2016年には経済産業省が「調査報告書」と先進的な取組を記載した「活用事例集」を公表しています。流し読みするだけでも面白いので、ぜひご覧になってみてください。
(参照:経済産業省「企業のソーシャルメディア活用に関する調査報告書を取りまとめました」)

SNSの特性である不特定多数の間でのコミュニケーションは、「口コミ」を誘発します。
そして、自社商品・サービスを愛顧する人々のグループがSNSを通じて形成されれば、まさに儲けもの。有力チャネルになるからです。
即時性の高い情報提供が可能になる点も挙げられます。

このSNSを上手く利用して、売上を拡大させた中小企業が多くあります
一方で、中小企業の社長はSNSに疎い方も多く、個人的な抵抗感のために企業として活用できないでいるというケースも多い、と先輩診断士に聞きました。
そうした方々に、SNSをマーケティングに活用する意義を納得いただき、使いこなしていただくためには、アドバイスする診断士自身がSNSを活用出来ていなければ説得力がないと思うのです。

自身のネットワークづくりのために

もう一つ。
中小企業診断士の活動は「協働」をその本質に据えており、SNSはその促進ツールです。
中小企業診断士の間で知恵を融通し合うシーンではもちろん、支援分野に関する専門家(必ずしも士業とは限らない)と活発なネットワークを持つことで、関与先・支援先により質の高いOutputを提供することができます。

では、具体的にどんなSNSがオススメなのか。
あくまで個人的な見解ではありますが、目的別に紹介していきます。

●情報を収集し発信する:Twitter

情報のInput、Outputという点で最も優れたツールだと考えています。

試験対策という点では、140字という制約の中で日本経済新聞のコラム「春秋」を要約し、編集力を向上する試みをされている方もお見受けします。
(参照:9代目よこよこ「【爆速要約力】春秋要約をやってみた。」)

Twitterは匿名ユーザーも多く、根拠不明なつぶやきもたまに見受けられるのですが(笑)、どのような情報に関心を持っているのかがハッキリ見えて、発信者に親近感を持ちやすいです。
また、内面的なお話をされる方も一定数いて、共感できることも多いので、コミュニケーションツールとしては一番濃厚な関係を生みやすいのではないでしょうか。

情報発信した際に、拡散しやすいのも特徴の一つです。
「意図的に炎上」して有名になろうとする方がいたりして、勉強になります。
SNSを利用していく上で、それなりに高いレベルでリテラシーを持っておく必要があるかもしれません。
中毒性が高く、習慣化して時間を取られてしまう人も多いので(まさに私)、やりすぎ・ハマりすぎにはご注意くださいね。

●モチベーションをあげる:Instagram

意外に思われるかもしれませんが、女性ユーザーが多いとされるInstagramも、診断士受験生(というより資格試験の受験生)の方にオススメです。
#勉強垢」あるいは「#Studygram」というハッシュタグで検索していただければ、驚くべき数のアカウントがヒットします。
毎日、様々な資格試験の合格を目指す受験生が、勉強風景を投稿しています。
「いいね!」がつくとモチベーションがとても上がります。
(少し穿った見方をすれば、「マズローの欲求5段階説」における承認欲求が前面に押し出されている現場でもあります笑)

私は読書記録的に利用していたのですが、皆さん、写真撮るのが本当にお上手なのです。
ビジュアル・マーケティングの勉強にもなります。
ちなみに、令和元年度の事例ⅡはこのInstagramを念頭に置いた事例だと考えられます。

●ベンチマークを見つける:StudyPlus

目標を設定し、勉強時間の管理が出来るアプリですが、他のアカウントの方とコメントをやり取りすることが可能です。11代目では3chも使っていたみたいですし、他にも色々な方が利用していたみたいです。
他の受験生が具体的にどのくらいの時間勉強しているのか、はっきり見えるため、「自分も頑張らなくては」と刺激を一番受けやすいかもしれません。ベンチマークにしたい方を見つけられたら、なお良しです。
私自身も、なんとはなしにしたつぶやきに対して、合格者から丁寧なコメントをいただき、やる気が倍増したこともありました。

なお、勉強時間が積み上がっていく様子が可視化されるので、なかなかの達成感がありますが、KPIの一つでしかないのでご注意ください。

●つながる:Facebook

ここで紹介した他のツールと少し異質なのがFacebook。
基本的には顔を知っている人同士で使われるツールで、LINEとイメージが近いです。オンラインツールでありながら、オフラインとの関係性が強いのです。
私は合格後に登録したのですが、受験生の方は今すぐアカウントを作った方がよいです。

試験合格者や現役診断士のアカウントが無数に存在しており、ネットワークを築きやすく、個別メッセージのやり取りも容易です。
受験生支援団体の勉強会に出ると、名刺交換の機会があったりしますが、勤務先の名刺を交換するよりも、Facebookでつながっておく方がはるかに有益だと思います。
その後、なかなかお会いする機会がなくても、Facebookを通じてどんな趣味嗜好をお持ちなのかがわかりますし、活動をされているのかを拝見して、参考にすることも出来ます。
出身地や交友関係など、意外なところで共通点が見つかったりするのも面白いです。

「プライベートグループ」の機能を活用した勉強会もいくつか開かれていますので、ぜひ利用してみてください(詳細は「勉強会の効用とご紹介」)。

利用上の注意点、必要なリテラシーもアレコレ挙げようかと思いましたが、長くなるのでこの辺で。

日常的にSNSに親しむことで、モチベーション管理に与える影響(ポジティブな意味でもネガティブな意味でも)が出てくると思います。
しばらくお休みします」という方がいらっしゃるのもSNSの特徴。
ご自身のメンタリティに合わせて、ご活用いただけたらと思います。
(参照:8代目その「SNS断ちしてみたら?<平常心を保つための応援メッセージ>」)

でも、まずはやってみて試行錯誤していく、そんな気軽なスタンスで始めてみればよいのではないでしょうか。
大事なのは、「楽しむ」こと。これだけです。
Give it a shot!

以上、いけちゃんでした!
明日は定休日ですが、特別編ということで先代に投稿いただきます。
主に一発合格道場の卒業生(=合格者)に向けてのメッセージです。お楽しみに。

それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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こんにちは。べりーです。

突然ですが、1次試験の全体像をつかめていますか?

そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

 

<3つの目>

「3つの目」という考え方があります。

(出典:「経済を見る3つの目」伊藤 元重著)

鳥の目:
「鳥瞰」という言葉があるように、高いところから物事を広く大きく見る視点で、要はマクロ(macro=巨視的)で経済を見ることが重要であるということです。

虫の目:
ミクロ(micro=微視的)で物事を見ることで、経済の細かいところを掘り下げていくことが重要だという意味です。ミクロの目といってもいいかもしれません。

魚の目:
潮の流れの変化をしっかり見極める眼力、あるいは経済の流れを見る力だといえます。ただし魚は目で潮の流れを知るわけではありませんから、これはあくまでものの喩えです。

 

随分以前からよく目にする概念ですが、今回はこれに当てはめて中小企業診断士試験対策の学習について考えたいと思います。

そしていきなり3番目の「魚の目」から入ります(笑)

 

<2次試験のこと>

「魚の目」とは先述の通り「潮の流れの変化をしっかり見極める眼力」を意味します。

皆様もご存じの通り、令和元年は1次・2次試験ともに例年にも増して特別な年でした。

ここからは、そんな令和元年の結果が令和2年度に及ぼす影響や、やっかいな2次試験への対策について自分自身の失敗などもサンプルにしつつ述べたいと思います。

2次試験対策については今後も取り上げるつもりですが、今回は「導入編」的な内容になります。

※なお以下は私の個人的な推測が多分に含まれますが、予測の結果を保証するものではありませんのでご注意下さい

 

~令和2年度試験の潮目とは(地殻変動編)~

先ほど令和元年(R1年)2次試験は例年に増して特別な年だったと述べましたが、何が特別だったかというと、1次試験の合格者が非常に多かったことです。

今回は直近6年間の1次・2次試験申込者の「受験結果内訳」をグラフにして比較しました。
(試験を受けてもいない人がいるので「試験結果」ではなく「受験結果」)

グラフのバー全体が申込者総数、青が合格者、オレンジが未合格者、グレーが申込したものの1科目も試験を受けなかった棄権者です。

一番下が令和元年の実績で、上にいくほど古い年度の実績が並びます。

 

※画像をクリックすると拡大します(以下同様)

 

まず、1次試験合格者の人数が過去6年で最多です(青いバー)。

合格者数はH26~H30の5年間平均(以下「例年」と呼びます)が 3,076名だったので、令和元年は例年より 1,300名ほど多いことになります。

また注目すべきは受験申込者総数も例年に対して 1,600名ほど多く、21,000名の大台はH23年度以来でした。

8年ぶりに受験生が 21,000名を超えた年に、例年よりも 1,600名多く受験に申し込み、1,300名合格者が増えた年だったことになります。

なお受験申込者の例年に対する増分 1,600名の結果内訳は概算で次の通りです。

・合格者  +1,300名
・棄権者  +400名
・未合格者 ▲100名

受験者数が1,600名も増えたのに未合格者はむしろ例年より少なく、いかに特別な年であったかが読み取れます。

 

こうして1次合格者の多くが2次試験に挑戦したであろう結果、2次試験にも非常に大きな影響を及ぼしたようです(この辺りから推測や仮説が増えてまいります)

2次試験の実績(事実)を同様にグラフにすると、次のようになります。

 

 

まず、令和元年の2次受験申込者総数が突出していることがハッキリ伺えます(赤丸部分)。

これに対し、合格者もH26年度以来となる1,000名越えとなりましたが、母数が多すぎて合格率は低く、H30年度に続いて2年連続で19%を割る「競争が厳しい年」になりました。

例年は約5,000名で1,000名弱の合格枠を競っていたのが、令和元年は6,000名で1,000名強の合格枠を競う形となったのです。

 

そして、最も触れておくべきことは「オレンジ色のバーの長さ」です。

「未合格者数」は、H26~H30の直近5年間平均が 3,737名だったので、令和元年は例年よりも、1,100名ほど多かったことになります。

1次試験と大きく異なるのはこの点です。

この例年より 1,100名も多く 5,000名に近い未合格者の方々のうち、令和2年度には何割が「1次試験から再挑戦」となり何割が「1次免除→2次試験に専念」されるのか?という推測は非常に難しいところです。

とはいえ令和元年は1次合格者が例年より 1,300名も多かったわけですから、普通に考えれば「既に2次試験の受験資格を有している方」は例年より相当多いのではないかと考えられます。

つまり今年(令和2年)の2次試験は令和元年と同様に「少ない椅子の奪い合い」となる可能性が非常に高いのではないでしょうか。

 

また上記を前提とした場合、令和2年度の「1次試験」にて例年同様 3,000名規模の合格者を出すかというと、協会はそこまで2次試験受験者数を増やすつもりはないのではないかという憶測も生まれてきます(2次試験におけるキャパシティ的な採点能力の限界)。

この辺りが「今年の1次試験が難化するのではないか」というザワつく噂の根拠となっているのではないでしょうか。

 

以上はグラフにして可視化したことにより推測した内容になります。

このように前年度の地殻変動とプレート運動から大きな影響を受けて、令和2年度の1次・2次試験はともに例年と異なる合格率になる可能性が考えられます(あくまで1つの仮設でしかないのでその点はご容赦下さい)。

ただし、だからといって急に全く違う分野の問題を出題したり、試験の在り方を変えることまでは考えにくいと思われます。

確かに今年は1次試験も2次試験もどちらも難化したり合格率が低くなるかもしれない。

しかしこの潮目の変化を知っていれば、もし難問奇問と出会った時もこうきたか笑」と落ち着いて対処できる余裕が生まれるはずです。

この潮目の変化を念頭に置きつつも、日々できることは、道場ブログで述べられているような地道な学習の積み重ねにより【合格に十分な実力発揮の準備】を進めるのみと、私は思います。

 

 

~R2年2次試験の潮目とは(気候変化編)~

3月上旬の現時点では、2次試験についてまだ情報収集も始めていないという方もいらっしゃるかと思います。

したがってここでは細かいところまで踏み込みませんが、1次試験がマークシート式であるのに対して2次試験は論述試験であるというのが大きな違いです。

ただし、ただ論述問題というだけでない独特の難しさがあります。

 

気候変化を読む力①:

2次試験は事例Ⅰ~Ⅳまで4科目あり、その難易度は前回の記事で触れた1次試験のように、科目ごとに毎年変化して受験生を困らせます(前回記事「1次試験と秋の空&経済と財務の共通点」も是非ご覧下さい)。

たとえば令和元年の2次試験は「事例Ⅰ~Ⅲが難化し、事例Ⅳが易化した」と言われています。
事例Ⅳとは「財務事例」です。

この財務事例、1次試験の「財務会計」と同様に訓練すればしただけ点数を伸ばすことができる2次試験では唯一の科目です。

ただし、出題側もふるいにかけるため様々な「引っ掛け」や「日本語の解釈の幅(としか言い様がありません涙)」をトラップとして仕掛けてくるため、地道な事例研究と訓練を徹底し、とにかくミスをしないよう本試験で集中できるよう準備を整えることが重要です。

その結果、事例Ⅳで貯金が作れると合格にかなり近づくことができます。

事例Ⅳは平成29年、30年と難化しましたが令和元年には易化しました。
本試験で設問を解いている最中に「今年は易化だ」と気づいた方も多いと思われます。

易化したと気づいた際、気候変化を読み切れた際に、いつも以上にミスに注意し集中できるよう普段から準備をしておくこと。
事実として、私はここにかなりの時間と労力を費やしました。

少しややこしい言葉ですが、【合格に十分な実力発揮の準備】が重要だと思っています。
この部分は、またいつか記事にしたいと思います。

 

気候変化を読む力②:

先日、ぴ。の記事にもありましたが(こちら)、2次試験対策は「キーワード詰め込み」「過去ノウハウ等の機械的・断片的知識に頼る」といったテクニックに走ってしまうと合格が遠ざかる傾向にあります。

私が失敗した経験をサンプルとして挙げると、2次試験2回目の年に通年通学で予備校に通ったのですが、「その予備校のノウハウを吸収したことで満足する」という方向に突っ走りました。

その結果「手段が目的化してしまう」ことにより却って前年より点数を落とすという苦い経験がありました。

 

その予備校では毎回の授業で「皆さん、事例研究は進んでいますか?」と講師から問いかけられていたのに、私は過去事例と向き合うのではなく、その予備校のテキストや答練の事例を学習することに時間とリソースを集中していました。

講師の方が仰る通り、いかに優れた教材や理論を手に入れようとも、それを使って過去問の事例文に取り組み、自分の手と頭を使って「研究」しない限りは、力になりません。

 

先に書いた「地殻変動編」ほどの規模ではないにしても、まるで気候変動のように毎年変化してくる出題傾向にしっかり付いていく力、対応できる力を身に着けるためには「事例研究あるのみ」ではないかと思っています。

このことはぜひ読者の皆様に同じ失敗をしていただかないために、悪しきサンプル実例も交えながら、これから適時お伝えしていけたらと考えています。

 

このように、2次試験を乗り切るためには「潮の流れの変化をしっかり見極める眼力」である「魚の目」が必要となります。

 

 

<1次試験のこと>

~1次試験の出題範囲は広い~

当試験の勉強を経験した方でこの点に違和感を持たれる方は恐らく皆無かと思います。

各科目の概要を並べると次のようになります。

 

経済学・経済政策は大きく分けると「マクロ経済」と「ミクロ経済」。
論点が多い。グラフの種類も多く、多様な「X軸とY軸の組み合わせ」が理解できたら道が啓けるイメージです。

財務・会計は「アカウンティング(会計)」「ファイナンス(財務)」。
学習が進むほどに次々襲い掛かる重要論点。簿記2級より浅いがファイナンスが加わるため広い。

企業経営理論は「経営戦略論」「組織論」と「マーケティング論」。
労働法規まで含みとにかく広い。が、一々目から鱗の学習内容は多くの人にとって面白いはず。

運営管理は「生産管理」と「店舗・販売管理」。
テキストで生産管理を読み終え、まちづくり三法が出てきた辺りで行く先の果てなきことを知ります。

経営法務は「民法」「会社法」「知的財産権」。
暗記!暗記!暗記!テキストに掲載される「情報整理のための表」も情報過多で超BIG。

企業経営システムは「システム技術」「ソフトウェア開発」「経営情報管理」「ガイドライン・法律」「統計」。
暗記!暗記!暗記!会社でいつもシスアドに頼ってきたバチが当たったかと悔い改める気持ちになります。

中小企業経営・中小企業政策は文字通り「経営」と「政策」。
経営好き派と政策好き派に分かれますが、どちらにせよ、暗記!暗記!暗記!

 

・・・広いです。
企業経営に関するこれだけ膨大な知識を身に着けようと勉強を始めた皆さまです。

学習の途中段階であっても、プレゼン資料作成時や上司・同僚・顧客と会話する際など、既に勉強を始める前のご自身との「違い」を実感されているのではないでしょうか。

 

~大海原に橋げたを築いていく(鳥の目)~

さて冒頭で「1次試験、全体像をつかめていますか?」とお聞きしました。

いわゆる全体像というと上記の青文字でも説明ができますが、ここで申し上げているのは青文字のもう1つ下のレイヤーを指します。

例えば財務会計と企業経営理論。

 

この項目のうち、もし「あれ?これ何だっけ?」がありましたら、ぜひお手元のテキストを見返して下さい。

このレイヤー(階層)が頭の中で網羅されていないと、デフォルトで苦手”論点”が存在することになります。

でも大丈夫です。まだまだ間に合いますから。
お手元のテキストで調べて納得いくまで読み返し、”得意化”していただけたらと思います。

 

この項目は一般的なテキストの目次の項目と同じ粒度になります。

7科目とも、どんなテキストにも目次があるはずです。
その項目ごとです(構成はテキストごとに違いがあると思います)。

 

この粒度のレイヤーで知識を網羅していることが重要である理由は以下の通りです。

 

①このレイヤー(階層)の項目ごとに、自分の「得意or苦手」を把握できること(深さ)
→復習する際の1単位=ひと括り=1セット

②問われている設問がどの論点の知識か?を即座に認識できる
→知識を収めた引き出しのラベル、情報検索速度向上のためのタグ、難易度判定

③自分がどこまで知識を網羅できているかを把握すること(範囲)
→学習進度のチェック、捨て問の意思決定(「統計」はやらない!など)

④知識を体系化できる
→そもそも目次は「体系化しやすい順」に並んでいる、周辺の論点・知識と紐づけて記憶

★上記の①~④を組み合わせて「鳥の目」
→科目全体を俯瞰することができる、全体像の把握でちょっとやそっとで揺るがない知識化。

 

上記のうち、何が何でも意識したのは①と②でした。
③、④は結果的についてきたようなイメージです。

 

道場理論に「橋げた理論」があります。
私の場合、少々意訳してしまっているかもしれませんが、上記のレイヤー項目を「橋げた」と認識して学習を進めました。
上記の①~④を意識することでどんどん橋げたが建っていくイメージです。

一度、橋げたが強固に建ちあがると「知識として理解化するため忘れにくくなる」「期間が空き記憶が薄れても軽く復習することで立て直しが可能」といった非常に重要なメリットが得られます。

ぜひ定期的にお手元のテキストの目次をご覧いただき、鳥の目の維持にお役立ていただけたらと願います。

 

~向き合うのは1問1問の設問(虫の目)~

鳥の目を維持しつつ、次は設問とどう向き合うか。

言い古されたことですが、この試験に最適な問題集は「過去問」だと私は思います。(昨日の記事でTomatsuが熱く語っていましたが全く同感です)

しかも、過去問を令和元年、平成31年と年度ごとに解いて点数に一喜一憂するのではなく、年度を横ぐしにして論点別に並べて解くと、論点別の知識として記憶に収めやすくなります

 

記憶に収めやすいと書きましたが、

「記憶する」より「記憶に収める」
「フリーロケーション」より「固定ロケーション」
知識と知識を収める引き出しを固定的に対応させ、よく出る知識はより手前の引き出しに収めます。

さらに、その過去問を難易度(あるいは正答率)でA~Cに分類し、より簡単かつ落としてはならないA・B問題を重視します。

 

私はこの目的のため、下記の問題集を入手しました。

過去問が「論点別・重要度別」に編集されているため、論点別に並べ替えて難易度で仕分けする手間が省けるからです。

もちろん他の出版社の過去問題集を用いて上記のように解いても同じ効果が得られます。
解答解説が不要であれば中小企業診断士協会のHPの過去問と正答を活用しても良いでしょう。

「論点別・重要度順 過去問完全マスター」シリーズ(同友館)

私の場合、この問題集を経済・財務・経営・運営・法務と5冊購入し、各3周回転させました。
論点別・重要度別に過去問を解くと、当たり前ですが同じ論点の問題が前後に並びます。
つまり、上で述べた「目次のレイヤー」の同じ項目に属する同一論点の問題を続けて複数問解くことになります。

 

過去問完全マスターを解く際は、解答をノートの左の方にバーッと縦に記入しました。

そして20問程度解いたら採点し、気づきを右の空白にメモ書きしたら次の20問を解くという進め方でした。

これで3周回したのですが、1週目→2週目→3周目と繰り返し解く内に段々〇と✕が固まってくるようになりました。

例えば、35問目~42問目まで連続して〇が続いたのに、43、44、45、47問目が✕となりパッと見で悪目立ちする・・・・
ここが自分にとっての「最終的な苦手論点」でした。

 

この「過去問を使って苦手論点を発見して強化する」プロセスにより苦手論点を減らしていったことは、1次試験の得点安定化に役立ったと思っています(あくまでも一例です)。

このように1問1問の解き方の工夫により、下記に繋がります。

鳥の目①:
このレイヤー(階層)の項目ごとに、自分の「得意or苦手」を把握できること(深さ)
→復習する際の1単位=ひと括り=1セット

 

また、本試験は限られた時間でそこそこの問題数を解かなくてはならないスピード勝負です。

例えば60分で25問を解く経済や財務の場合、単純に割り算すると1問あたり約2分20秒
1問解く度に次の設問を見て「これはどの論点だろう・・・」とやっていてはとても時間が足りません。

経済でAS曲線のグラフが出たら「ケインズ派か、古典派か」、財務で証券の問題が出たときに「証券投資論か、ポートフォリオ理論か、CAPMか」を一瞬で判断し、難易度を推定するため自分自身の知識に照らします。

 

こう問われたら→この論点だから→このように解く

1次試験の勉強はこの繰り返しです。

段々何周か重ねていくうちに真ん中の工程を飛ばして

こう問われたら→このように解く、の2ステップで解ける問題が増えてくる

ため、更なる時短が図られて全体の解答速度が上がります。

設問を見たら、脳内のどの引き出しを開けばよいのかを瞬時に理解できる問題が増えるほど、その科目に対する苦手意識は低くなります。

鳥の目②:
問われている設問がどの論点の知識を要するのか?を即座に認識できる
→知識を収めた引き出しのラベル、情報を検索する際のタグ、難易度判定

 

日々1問1問と向き合っていく学習は、蟻が巣穴を掘るように各論点の知識理解を深く掘り下げていくような作業です。

蟻は巣穴を単一方向に掘り下げるのではなく、いくつも部屋を作りトンネルで繋いで四方に広げて掘り下げますが、この広がりと繋がりの強固さこそが当該論点における対応力の強さになります。

ここをしっかり訓練しておくことで、どのような問われ方をしても対応できる力が付いてくると思います。

 

論点別の理解を「目次」のレイヤーと書きましたが、1問1問で鍛える知識は参考書の巻末にある「索引」をイメージしてみて下さい。

ただし「じゃあ索引に出てくる文言をすべて理解する勉強法がイイか?」というと勿論そうではありません。

索引には「まったく出題されない知識」も含まれてしまうためで、そこまで覚えても意味がありません。

 

したがって粒度としては「索引レベル」ですが、学習の対象とするのは「過去問(特に正答率A・B問題)」に絞ることを私は徹底しました。

Cレベルの問題に手を回す余裕がなかったのが理由ですが、もちろん余裕があればC問題も学習範囲に含めることで得点アップが期待できるかもしれません(もしかしたら点の伸びは限定的かもしれませんが)。

 

ここまで書いた1問1問の知識と向き合う視点を、この記事上では鳥の目に対し「虫の目」と呼ばせていただきます。

鳥の目で科目全体を見渡しつつ各論点の完成度を確認して高めていき、虫の目で過去問の1問1問に向き合い対応力を高め、「論点の理解は十分なのに、これまでと違う角度から問われたら全く対応できなかった」という事態が起こらぬよう鍛えます。

 

 

<まとめ>

1次試験対策について

鳥の目(俯瞰)と虫の目(微視的な掘り下げ)の2つの視点(もしくは視野・視座)を常に意識し、全体像をつかめている感覚を維持することが重要です。

2次試験対策について

多様な知識が簡単に手に入るこの時代では、知識を得ただけで分かった気になってしまう罠に陥る危険性が高まっています。

魚の目(潮目の変化を見極める力)を養うため、必ず自らの手を動かし事例文を読み込んで分析するなど、「事例研究」を行ない続けて理解を深めることが重要です。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験と各科目の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

まずは7月11日・12日の1次試験突破に向けて、一緒に頑張りましょう!

べりーでした。


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アメリカとイランが小競り合い、また戦争?とドキドキしていた1月がこの前終わったと思ったら、今度は新型肺炎の話題で持ちきりだった2月も終わろうとしています。
試験日程を含め、落ち着かない気分でお過ごしの方も多いかと思いますが、今回は7月中旬に一次試験実施を前提に、勉強計画を書いてみたいと思います。

昨年度のちょうどこの時期は、スタディングの問題集を2周し、自分の実力がわかってきた頃でした。梅の花が咲いて散り、春一番の便りが全国から届き始めていて、気候の影響もあってか、そろそろ本気出すか!と考えた頃でもありました。

合格レベル到達に向けて~生産計画

計画はやっぱり必須

本気を出すにあたり、まず昨年度の一次試験不合格に対する反省点を確認。
・直前ぎりぎりまでスタディングの教材を闇雲にときまくっていた
・復習が十分でなかった
・時間がとれなかった
そして何より、いつまでに何をどのように勉強するかという計画がなかった。
計画を一から立てて、自分で管理する必要があるのは、独学生や通信生の弱みかもしれません。。

そんなわけで、まずは自分なりの合格レベルの設定と、計画策定から始めることにしました。そして、生産管理の勉強時、「試験合格を「成果物(製品)」と考えると、生産管理の考え方が使えるかも?」と考え、学習計画に応用してみることに。

一次試験合格のQCDを考える

まず決めたのは、自分にとっての一次試験合格レベルを、管理しやすいよう具体的に決めることです。

Q(Quality、品質):前年度合格した経済を得点源に、他科目は7割をめざす。6割取れればOK。でも、仕事以外の時間をフルに勉強に使えず、試験慣れしていない自分は、当日自分の至らなさに緊張するはず。また、科目のレベルも年度により上下するはず。そんな可能性を見通して、合格ラインよりもちょい高めくらいに設定。

C(Cost、コスト):出来るだけ抑えたい。ただ、合格すると会社から奨励金が20万円出るので、その範囲ならペイできると考えて、投資する。問題集しかり、iPadやBluetoothイヤホンなど、ケチな自分にとっては贅沢品ではあるが、効率化・省力化できるツールも時間や体力を買うと考えて、投資と思うことにする。

D(Delivery、納期):前年度時間切れだった反省を活かし、1ヶ月前には学習が終了するようにスケジューリングする。そこからバックキャストで計画する。また、バッファの時間を設けて急なイベントにも対応できるようにする。

日程計画への落とし込み

到達レベルが決まったところで、今度はやり方と仕事量を設定し、日程計画に落とし込んでいきます。
復習が十分とれなかった反省を生かし、教材を絞り込み、復習の回数を含めて以下のように設定しました。
・スタディングの問題集を、全問3回、間違い・不安な問題だけ5回
・同友館の過去問マスター(A、Bのみ)を、全問1回、間違い・不安な問題だけ2回
※中小企業政策は別立てで対策(中小企業の定義など、コアで不変性の高い内容はチラ見して勉強しても良いが、それ以外は短期記憶で直前に詰め込む。で他科目に集中)

そして立てたのが以下の計画です。

まず、8月に一次試験、そして、勉強が一通り終了し実力を図る意味で6月末に通勤模試(スタディングの模試)を設定。
今後の学習期間を前半(3・4月)と後半(5・6月)に分けて、5月の連休は余裕期間(バッファ)に設定。7月も模試の結果を受けて必要なことをやる期間として、バッファとしました。

計画の振り返りと調整~生産統制

目につくところで進捗管理

ここまで決まったところで、スタディングの設問数、過去問マスターのページ数を日数で割って目標とし、1週当たりの進捗、1日当たりの進捗を管理できるようにします。
1日ずつ達成を管理するのは大変なので、1日当たりの進捗はあくまで目安とし、週次で終了できればOKくらいで管理しました。
また、週次の目標はGoogleスケジュールに入れ、本業の仕事で使うto do リストと一緒にまとめて、手帳に書いておきました。
なお、本業でも、今週終わらせる仕事という意味でto do リストを作成しており、こちらと合わせて毎日確認するので意識づけできます。

予実の比較、ズレた理由に基づくカイゼン

そして、実際の進捗はこちら。

はい、ズレまくっております。頻出問題を厳選、と言えども、スタディングも過去問マスターもそれなりにボリュームがあるので、全問やろうとすると2ヶ月はかかりました。見通しが甘かった。
ただ、間違いだけに絞り込んでからは予定よりもかなり時間が短くなっていることがわかります。その意味では、自分で解いて、わかる問題わからない問題を峻別することがキモです。テキストをちゃんと理解してから問題を解く、ではなく、実際にどんどん解いてみることをオススメします。

浮いた時間は、過去問マスターに回して遅れの挽回に努めました。バッファの7月に食い込んだものの、6月末の模試後にもう一度日単位の計画を立て直し、なんとか通しで1回、復習で2回は守ることができました。

また、スタディングの8回目が点線なのは、問題を解くより、間違った設問と解答をコピーしてこまめに確認し、覚えた方が効率的なので、やり方を変えたものです。最初に決めた勉強方法や計画を守ることはもちろん大事。ただ、その時々に合わせて時間や方法をこまめに調整し、一定のレベルに達するまでやり抜くことはもっと大事ではないかと思います。

ちなみに、スタディングの7回目に2週間かかっているのは、中小企業政策の問題をチラ見した結果です。きゃっしいさんの「まとめシート」を眺めるなど、本格的にやったのは7月からでした。
たっつーさんは試験前の休み時間だけで中小企業政策を勉強したらしく、去年衝撃を受けましたが、さすがに素人がマネする気にはなれなかったです。。

まだまだあった、ズレた理由

さらに、ズレた理由としては、
・4月に実家に帰省(公私問わず、時間が取られるイベントはスケジュールで見える化しとくべきだった)
・5月に溶連菌に感染(子供から感染。医者嫌いなので3週間市販薬で粘って熱が下がらず、病院に行って判明。さっさと行くべきだった)
・6月は梅雨とともにモチベーション低下(手帳に合格の目的を何度も書いて乗り切る)
など、体調や気持ちの変動が大きかったことがあります。
でも、一次試験前にこれらを乗り越えたことで「いろいろあるけど、目標は見失わないでいよう!」と、どーんと構えられるようになった気がします。
事実、二次試験の2週間前に、下の子(当時1歳)が骨折して病院に駆け込むという事件が起きたときも、あまり動じないでいられました。ーーそれが、親としてどうか?はまた別の話、かもね。

結果、当日多少の動揺とど忘れと焦りに襲われたにもかかわらず、経済8割、その他6割で切り抜けることができました。
ただ、その他6割で一次試験を切り抜けた分、二次試験の勉強では勉強の足りなさを痛感。一次知識の復習をみっちりやることに。。ただ、それもまた別の話(次回以降書いていきます)。

今年は昨年度よりも半月程度日程が早まる見通しで、その点は日程を早める、ショートカットするなど注意が必要ですが、進むべき道が計画の形で見えていると、メンタルの落ち着きにつながると思います。
もろもろの失敗を含め、ご参考までに。

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   道場 春セミナーのお知らせ   

 

<一発合格道場 読者の皆様>

春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

 

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
別途、受付開始予定

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

一次試験・二次試験学習の進め方、相談会等、
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ぜひご予定ください!

         

 

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~きょうの過去問~

※わんことか、料理とかを意識している訳ではありません。記事を読みつつも、頭の体操を…

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP


【経済学・経済政策】平成27年度・第6問

拡張的な財政政策、たとえば政府支出の拡大は、下図の IS 曲線を IS から IS′ へ とシフトさせる。ただし、Y は GDP、r は利子率である。下図に関する説明とし て、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 政府支出拡大の結果、利子率の上昇によって投資が減少するため、GDP は Y1 となる。

E2 では、貨幣市場において、貨幣の超過供給が発生している。

c 「r1r0」で表される利子率の上昇は、政府支出拡大による、貨幣の取引需要増加の結果生じた。

d 「Y1Y0」が政府支出の拡大分に相当する。 

<解答群>
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

 

正解&簡素な解説は最後に。

 

~時間のとらえ方~

カワサンです。

急ぎの仕事をしていて、全然進まない時は「もう締め切りまで1分しかねえのかよ!」などと思いますが、

もう1分しかない」そう思っていたら、本当にありません。

しかし「まだ1分ある」と思ったら、何かできる気がしませんか?

 

試験本番では、この「時間のとらえ方」が超大切です。

1分でも1秒でも「ない」と思うのか「ある」と思うのかでは、過ごし方に大きな違いが出てきます。

 

試験本番の話は追っていたしますが、今日はもっとロングスパンで見た「時間のとらえ方」での試験への準備、ということで「時間捻出の方法」について書きます。

 

~時間の捻出~

これから試験勉強に向き合う方、作戦立てている方、すでに向き合っている方、前回も紹介した初代の記事は読んで欲しいです。時間は24時間しかありません。

仮に「24時間を30時間分使うゾ!」と思っていても、それは自身が30/24時間=1.25倍の過ごし方をするということに同じ。歯磨きや食事は可能そうですが、会議や役所の手続き待ち時間、カップラーメンの待ち時間まで縮めて1.25倍には出来ない(多少硬くてもいいなら前倒しで食べてもいいけど)。睡眠時間は縮めたら疲れませんか?

他人他者と関わった瞬間、24時間を増やすことは難しいですよね。問題を解く時間を1.25倍の速さにするのは、練習すれば可能そうです。しかし、そもそも解く時間を捻出するのが難しい方は多いのでは…?

 

まず、時間の使い方を見直すから始めねばなりません。

ふつうに過ごせば、勉強時間は見当たらないかもしれません。だからこそ、時間をどう「捻出」するか。こんな感じで棚卸しましょう。

 

(1)使えそうな時間をとにかく洗い出す

1日の過ごし方で、生活上必要な時間を差し引いて、自分が自由に使える時間はどの程度ありますか?24時間の中で、誰にも何にも拘束されない時間を探しましょう。

「じゃあ、何時間勉強すればいいんだ!」という疑問が沸きますが、それには絶対の正解がありません。

合格体験記を見ると、勉強時間はそれぞれですが、各自同じ知識量でスタートしている訳ではありません。陸上競技みたいにスタート~ゴールの距離は同じではありません。走る距離が違います。どれだけ走らねばいけないのか…それは、自分の知識量を見極めて前に進むしかないのです。

得意科目・理解力がある科目…得点力を伸ばす?後回しにして試験前に追い込む?

苦手・頭に入らない科目…60点狙いでたたき込む?早めに手を付けて毎日続ける?

(参考:ビーフが先か、野菜が先か

 

他の国家試験に合格して科目免除している方、既にほかの資格で勉強のスタイルを確立している方、遊びまくっていたがスパっとやめて勉強スタートした方、中小企業診断士って何それおいしいの?から勉強した方…さまざまな合格の仕方があるのです。だから、合格体験記の一覧をサーっと見て「一次試験を100時間程度勉強して合格しているなら自分も…」等と安直に考えるのは、危険です。

 

受験料とテキスト代、投入する時間と犠牲になる物事を考えれば、相応の計画や作戦は立てておきたいものです。
まずは投入できる時間を粗見積。あとは、その時間内で自分がどれだけ「あがいていけるか」なのです。
その参考として、粗見積した時間から近い合格体験記を読んでみてはいかがでしょうか?
当道場の合格体験記以外にも、受験する方向けのブログや体験記は沢山ネット上にあります。ぜひ沢山調べて参考にして下さい。

 

私は、1年目は4月から勉強開始、翌年合格狙いでしたが、欲が出て実質4ヶ月で1次試験7科目をたたき込み、全科目受験しました。粗見積して、勉強時間は約300時間。

7科目受かればいいな!と思ってテキストと問題集は何とか一巡させ、結果は3科目合格。何とか7科目一巡すべくあがいても、7科目合格は出来ませんでした。

一方で、合格体験記では4月(やそれ以降)スタートで一次突破している人もいます。その違いは勉強時間や勉強方法だけでは語れません。それぞれの勉強外で培った知識量、家庭、仕事環境…さまざまな背景があるのです。

 

(2)必要なこと、必要ないことの仕分けをする

私の試験勉強は孤独でした。リアルな環境に仲間はいない。

そこで、結果はどうであれ、誰にも理解されなくてもいい、自分なりにとことん頑張るわ!そう決めました。「嫌われる勇気」(※外部リンク)という本に出会った影響もありましたが、漫然と同調圧力に従う生き方にお別れしないと、合格は望めないと決心。自分の場合は以下を見直しました。

①飲み会
会社勤めとして違和感ない程度のお付き合いに限定。

②テレビ
話題になったものは、まとめサイトやtwitterで押さえ、話についていけるよう調査。

③ネット
パソコンを子どもの寝部屋に封印。

④深夜のドライブ
試験本番で「あのドライブの時間を勉強時間に充てていたら」等と後悔したくないと思い、やめる。

⑤残業
何時までに帰る、会議は1時間、長引いたらパソコン開きながら参加。今日はどこまで仕事進める/部下にお願いする範囲は○○まで等、上司や同僚にどう思われていたか分かりませんが、限られた時間であがく努力。

反対に、育児や家族と過ごす余暇は減らさないよう努めました。さすがに試験直前は家族にお願いし遠出しませんでしたが、家族には極力「いつも通り」で過ごせるよう心がけましたし、家事もできる限りは行いました(しかし家族や周囲の評価は不明…知らないほうが幸せなこともある)。

 

(3) この試験を頭の片隅に

不意に隙間時間が出来た時に、覚えたことを振り返る、過去問1問解く、1テーマのインプット学習をするなど、小さな積み重ねも大切です。日々試験内容に触れることで、脳の記憶がすぐ呼び寄せられるようにしたいものです。

①仕事で
学んだことに関して仕事で触れる機会があればチャンス!理解度を図ることが出来ます。

NPV計算の案件が出た時、後輩に「ここ利子率計算するけど、今の100円は貯金したら利子ついて将来101円になるよね?だから将来の100円の今の価値は100/101円なんだよ」と説明して「え?後にも先にも100円玉には変わりないじゃないですか…」と突き返されて悩む、そんな感じです。
(※NPVはこちらの記事で解法をチェック

②買い物で
私はスーパーやドラッグストアで「この商品は定量発注方式かな~」とか「○○陳列だな~」等と心の中でつぶやきニヤニヤしていました(※試験本番ではニヤニヤしても良さそうですが、口に出してはいけない)。
(※発注方式はこちら陳列方式はこちら

③車の中で
妻の送迎等で車の中で待つことがあれば、子どもはDVDを見て、私はスピード問題集や過去問マスターを読んでいました。隙間を「間」にし無為に過ごさない
(※隙間…この記事を参考に

④ふとした隙間で
「分からないな~」という言葉や概念が出てくるケースがあります。
そんな時は、言葉や概念をEvernote等にメモしておき、勉強道具も何もない隙間時間にスマホで調べていました。

今はスマホで何でも調べられる時代です。テキストと問題集があれば、それ以上のインプットはGoogle先生にお任せでも、何とかなります。
(※隙間時間活用はこちらも参考に

 

~俺の事例~

最後に私の受験勉強時代の1週間のタイムチャートを紹介いたします。
私のケースは医学的な見地や健康管理面で保障できませんのでご注意ください
。体質的に合わない人も多いと思います。が、私が健康を維持しつつ時間を創るためには、これがベストでした。
(※クリックで拡大)

今でも週の約半分は上記のリズムで過ごしています。勉強の時間は、読書等に変わっていますが…
2度寝に行きついたのは以下の理由からでした。

眠いまま学習しても記憶に定着しなかった→一度寝てから勉強することに

早起き学習しても、朝の支度が差し迫り集中できなかった→勉強後は寝て、朝を迎える形に落ち着く

皆さん、身体と相談して時間の捻出や過ごし方を作戦だてて下さい。

 

~回答&簡素な解説~

正解:ア

<選択肢の解釈>

a:正。Y2まで拡張を狙ったものの「政府支出増加→国民所得増加→金利上昇→投資資金調達しにくい→想定したGDPより押し戻しを食らう」という流れでGDPがY1になる(=クラウディングアウト)。

b:「超過供給」が誤り。利子率軸で見てIS曲線<LM曲線の時は「供給不足」。

c:正。

d「政府支出の拡大分」なので「Y2Y0」が正しい。「Y1Y0」はGDPの増加分。「Y2Y1」はクラウディングアウトした分。

 

マクロ経済学の基本、IS=LM分析の問題ですね。

経済学・経済政策は微分積分とグラフが苦手という方も多いと思いますが、グラフを出たら、まずは以下を抑えましょう。

・縦軸、横軸は何を指すのか

・線上の値が「増える/減る」、傾きが「急になる/寝る」と、何が起きるか

・曲線(便宜上直線化される場合ほとんど)に名前がついている場合、何を示す線なのか

以上の観点を踏まえて、選択肢と正誤を照らします。

もっとグラフや関数の基本的なところから抑えた方がイイかな?と思った方は、こちらを参考に。

 

「経済学・経済政策」は「財務・会計」みたいに、曲線や直線の関数から「数値」を出させる問題はほぼありません。専ら概念的な正誤を問うてきます

経済学は概念を数学にしたものです。取っ掛かりは計算や数式に拘らず、まず概念的にどういうこと??という視点で見ることが大切なんです。

式が分からなくても、まずグラフで何を言いたいのか押さえ、理論の外観を掴む。次に、数式で文字が何を指すかを(rは利子率でIは投資で…等)押さえて、理解を深めて下さい。

 

次回も過去問からテキトーにピックアップします。

では、また!

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もくじ

1.独学ストレート合格狙いで、立てた作戦

2.作戦の反省点&「今ならこうする」

3.「得意科目なんて無いよ!」という方へ

 

 

こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

冒頭のセミナー告知を更新したの、お気付きでしょうか。

状況を鑑み、受験生の皆さんにとって最善の決定ができるよう、道場11代一同議論を続けてまいります。

こちらのブログは、変わらず毎日(日曜日は隔週)更新していきますよ♪

 

毎日読む物って、けっこう影響力ありますよね。

私は毎朝、日経新聞を読んでいるのですが、先日まで連載小説が「ミチクサ先生」という、夏目漱石を題材にした話だったんです。

漱石の幼少期から青春期、大学を卒業後、松山に教師として赴任するあたりまでが描かれていて、親友の正岡子規も出てきます。

この子規が俳句に熱中しているもんで、小説の中でしょっちゅう句を詠むんですよ。息をするように俳句を作る。

そんなわけで私も最近、なんか俳句いいよね、と思い、ことあるごとに思い付いた句を書き留めたりしています。影響されすぎ。

いや、私の俳句はどうでもいいのですが、何が言いたかったかというと、毎日「一発合格道場」を読んで、学習の継続とモチベーションアップに役立てて下さい! ということです。

そのために、毎日更新がんばります。

 

 

さて、本題です。

前回の記事で私は、「とにかく一度、過去問を見て下さい」と言いました。

過去問を重視することのメリットについては、先代も紹介しています。

(勝手に永久保存版)独学向け・一次試験の短期攻略法 by10代目たっつーさん

 

一方で、いくら過去問重視とはいえ、じっくりテキストを読んで、できれば問題集を解いてからでないと、正解できない気がする……という方もいると思います。去年の私がそうでした。

しかし、しかしですよ。ストレート合格を目指すなら、やはり過去問は早期に取り組んだ方が良いと思います。

ここからは、私の(わりとリアルな)例で解説します。

 

1.独学ストレート合格狙いで、立てた作戦

去年の1月、診断士試験を受けようと決め、一次試験7科目の「スピードテキスト」と「スピード問題集」を買いそろえた私は、どこから手を付けたものか、と悩んでいました。

7科目もあるので、無闇にあれこれ手を出すと「七兎を追う者一兎も得ず」になりそう。

各科目、私の印象は以下の通りでした。

  • 経済学→かじった事もない。文系なので曲がるグラフこわい。
  • 財務・会計→簿記2級を持っているため、なんとかなりそう。
  • 企業経営理論→前職で組織・人事は多少勉強したので、なんとかなりそう。
  • 運営管理→生産管理は現職(金型屋)の知識でなんとかなりそう。店舗・販売管理は未知の領域。
  • 経営法務→うーん…暗記でいけるかな? 難しそうだな。
  • 経営情報システム→全然わからない。テキスト分厚いこわい。
  • 中小企業→わからないけど、テキスト薄いから最後に覚えよう。

 

そこで、試験科目を「得意・苦手」と「暗記系・理解系」の2軸で分類してみました。

こんな感じです。(図はクリックで拡大します)

 

※「運営管理」は前半の「生産管理」に数式やグラフを使って考える項目があるので、「理解系」に分類していました。

独学の最大メリットは、自分の状況に合わせて学習プランを決められることだと思います。

順番や、強弱も決められます。

私は一次試験の7科目について、およそ以下の順番で取り組むことにしました。

1.理解系×苦手(図のB):経済学

2.理解系×得意(図のA):財務会計、運営管理

3.暗記系×苦手(図のD):経営法務、経営情報システム、中小企業

4.暗記系×得意(図のC):企業経営理論

 

さらに、二次試験との関連性が高い「企業経営理論」の優先度を上げ、駆け込みで覚える「中小企業」を最後に持っていくという調整を入れ、最終的には

経済学→財務会計→運営管理→企業経営理論→システム→法務→中小企業

という順番に落ち着きました。

 

その後、合格体験記にも書いたように「ストレート合格は諦めて、得意科目のみ科目合格を目指す」作戦に切り替えたため、実際の勉強スケジュールと試験結果(点数)は以下の通りです。

ざっくりですが、ピンクがスピードテキスト黄色がスピード問題集水色が過去問を解いていた期間です。

(図はクリックで拡大します)

 

(こんな感じのキューブのキャンディあったよね…)

おわかり頂けたでしょうか?

【解説】

・経済学→文系にしては健闘も、過去問未習で60点に届かず。

・財務&企業経営理論&運営管理→元々得意&過去問既習で比較的高得点。

・法務→直前期に学習&過去問既習で60点突破。

・システム→元々苦手&過去問未習で撃沈。

・中小企業→最直前期に取り組むも、過去問未習で足切りスレスレ。

過去問、解きましょう。必ず解きましょう。

 

ちなみに、なぜ結局全科目受けたかというと、一次試験の受験料13,000円も払ったし……受ければ受かるかもしれないし……と、最後の最後で欲が出たからです。

人間、欲をかくとあまり良いことありませんけどね。珍しく「かいて良かった欲」でした。

 

 

 

2.作戦の反省点&「今ならこうする」

さて、辛くも一次試験を通過した私ですが、正直、反省点だらけです。わりと本音で語ります。

【反省点】

一、足切りのリスク管理ができていない。中小企業「42点」は完全に時間切れの結果。

二、暗記科目の過去問を解くのが遅すぎる(システム、中小はゼロ)。

三、科目合格狙いなら、得意科目で81点をとる勉強より、苦手科目で60点を取る勉強に力を入れるべき

 

そして、一~三の全てに共通する解が、「少しずつでいいから、もっと早くから過去問を解こう」ということだと思います。特に暗記科目です。

60点とれば合格する試験ですから、過去問を何度も解き直していれば、合格ラインの力はつくはずなんです。

 

以上の反省をふまえ、もしも今年も受けることになっていたら、という想定で立てたのが↓の「今ならこうするプラン」です。

(今年は一次試験が7月中旬になりそうなので、その点は反映してあります。)

ご覧の通り、過去問強めです。ぱらぱら散りばめます。後半は自信がある問題は飛ばしていきますから、見た目ほどつらくないだろうとお考え下さい。

経済学、システム、法務、中小はスピードテキストを飛ばして過去問を解きます。

なお、二次試験に特化した対策はしません。一次試験を突破しないと二次もな