カテゴリ「初学者向け | 中小企業診断士試験 一発合格道場」の記事


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

突然ですが、「中小企業経営・中小企業政策」に関する学習状況はいかがでしょうか。
典型的な暗記科目(=得点を稼げる人は稼げる)とされながら、昨年は難化してしまったこの科目。
(参照:11代目べりー「【1次データ分析】平均点と科目合格率の推移(14年分)」)
1次試験では得点源になりえるが、2次試験と関連性が薄いから、試験直前に暗記すればよい」とアドバイスされることも多いのですが、昨年の傾向を踏まえると、1次試験対策としても一定の力点を置いて学習する必要がありそうです。

また、前回の記事(「科目合格制度」と複数年計画について)でも指摘しましたが、この科目が他資格等保有による免除を認めない必修科目(重点科目)としているのは、いかなる専門家であっても当該分野への理解を求めているからなのです。
診断士試験に合格した今、私はこの科目は2次試験の「出発点」であったと気づきました。
従って、試験直前に詰込み勉強して「短期記憶」で対応するのでは、物足りない向き合い方になってしまう恐れがあると考えるに至りました。

何かと後回しにされがちなこの科目ですが、学習の目的を踏まえて、なるべく早めに着手し、直前期には余裕でいられるようにこの科目の学習を進めることで、2次試験対策においても順調な滑り出しを実現できると思います。
そこで、「1次試験対策の段階でどこまでやるべきか?」「2次試験にどう関与してくるのか?」という疑問に対する答えを探しながら、「中小企業経営・中小企業政策」を特集していこうと思っています。

本日の記事は、こんな方向けです。

① 「中小企業経営・中小企業政策」に直前の詰込みで対応しようとしている方
② 2次試験にどう関与してくるのか見当がつかない方

今回は「中小企業経営・中小企業政策」のうち、中小企業白書、小規模企業白書から出題される「中小企業経営」に焦点を置いて、お届けします。
診断先への助言にも活用すべき知識が満載の「中小企業政策」については、2次試験に絡めてシリーズ化する予定です。

1次試験対策の段階でどこまでやるべきか?

「中小企業経営・中小企業政策」は、試験に出題されやすいポイントがわかりやすいことが特徴の一つです。
誤解を恐れずに言えば、過去問題における頻出分野は今年も出題される可能性が高いのです。
これは「中小企業政策」分野でも同様のことが言えます。

1次試験対策としての勉強法

さて、1次試験対策という観点では、TACの「中小企業診断士 最短合格のためのスピードテキスト」がコンパクトにまとまっていて読みやすいです。
このテキストを一読したら、その後はアウトプットを重視した勉強法が有効です。
オススメの方法は、①下記の特訓問題集の演習を複数回こなし、②TACの過去問題集で仕上げること

①特訓問題集
「TBC中小企業診断士試験シリーズ 特訓問題集〈1〉(中小企業白書)〈2〉(中小企業政策)」の二冊をやり込みましょう。
数値・傾向・特徴について、学習仲間と会話出来るようになるレベルを目指したいところです。
TBCでは無料動画(特訓問題集〈1〉〈2〉)も公開してくれていますので、ぜひご覧になってみてください。
正直、特訓問題集がなくても結構勉強になりますが、当然「特訓問題集+動画」の組み合わせが効果が高いと思います。
なお、無料動画という観点では、TACで講師を務めていらっしゃる洞口智行先生の「ほらっちチャンネル」もオススメです。

②過去問題集
断然、TACの過去問題集がオススメです。

統計の動向変化や法律・制度の改正があるため、「過去問による学習が通用しない」と言われる事もありますが、主要論点における過去問題は十分利用できます。
また、TACの過去問題集についていえば、動向変化や法改正によって解答が変わりえる設問が「参考問題」であることを明示してくれるので、とても便利です。
「中小企業政策」の方が対策しやすいので力点を置くという方法もあると思いますが、「中小企業経営」分野も①の特訓問題集で得点分野に仕上げることが可能です。何より、50点・50点の配点なので、どちらかの分野で時間を傾斜して対策するよりも、個別の論点ごとにメリハリをつけた方がよさそうです。

なお、この科目は例年、最終日(今年は7月12日(日))の最終科目です。
試験当日は90分という長い試験時間を丸々使用しない途中退出者が最も多い科目です。
早く解き終わりやすい暗記科目だからというだけでなく、疲労が最大限蓄積したコンディションで受験することも理由の一つだと考えています。
見直しも甘くなりやすいと思いますから、きっちりと準備しておく必要があります

「教科書」としての中小企業白書、小規模企業白書

診断士の1次試験は「学識」を問う割りに、教科書は定められていません。
試験委員の著書のうち、初学者向けの入門書がその役割を果たしてくれる事もありますが、試験対策という意味では過不足を免れません
そうしたなかで、唯一、この科目だけは教科書というべき書籍があります。

それが試験実施前年度の「中小企業白書」「小規模企業白書」(2020年の試験では2019年版)。
白書とは、「法律により国(行政府)に対して義務付けている国会への報告を白書として刊行したもの」(出典:Wikipedia)。
中小企業庁が中小企業の経営動向や中小企業施策を国会に報告するため、年次で作成されている法定白書です(小規模企業白書は2015年版から作成開始)。

■中小企業基本法
(年次報告等)
第十一条 政府は、毎年、国会に、中小企業の動向及び政府が中小企業に関して講じた施策に関する報告を提出しなければならない。
2 政府は、毎年、中小企業政策審議会の意見を聴いて、前項の報告に係る中小企業の動向を考慮して講じようとする施策を明らかにした文書を作成し、これを国会に提出しなければならない。

■小規模企業振興基本法
(年次報告等)
第十二条 政府は、毎年、国会に、小規模企業の動向及び政府が小規模企業の振興に関して講じた施策に関する報告を提出しなければならない。
2 政府は、毎年、中小企業政策審議会の意見を聴いて、前項の報告に係る小規模企業の動向を考慮して講じようとする施策を明らかにした文書を作成し、これを国会に提出しなければならない。

毎年4月に閣議決定・国会報告され、5月頃に当該年度版が出版されます。
診断士試験においては、おそらく作問スケジュールの都合からだと思いますが、前年度版からの出題が中心になります。

TACの「中小企業診断士 最短合格のためのスピードテキスト」がコンパクトだというお話をしましたが、ここはあえて原典にも多少触れてみませんか?
全体を熟読するには分量が多すぎるので、白書の「ポイント」と「概要」も参考にしつつ、百科事典の興味のある箇所にさっと目を通しておくというようなイメージです。
Webサイトに無料のPDF版がバッチリ掲載されており、気になる部分は検索が可能ですし、タブレット等にダウンロードしておけば効率的に確認できる点は、TACスピテキにはないメリットです。

試験対策上、グラフ・統計データについては「サブタイトル」を中心に読み込むアプローチが有効です。
(参照:初代JC「「中小経営」を押さえこみ!」、初代ハカセ「白書の図表のサブタイトルを攻略せよ!」)
頻出分野の統計のうち、「意外」だと感じる箇所については要チェックです。
試験対策上も誤答のリスクが高いため、直前期に見返す必要がある部分だけピックアップしておきます。

なお、「中小企業経営」における統計理解について、単なる数値の暗記だと考えてしまうと勿体ないです。
「白書」にはストーリーがあり、それに基づいて提示されている数値ですから、文脈と合わせて関連付けして覚えれば、無機質でつまらない暗記に陥ることはないと思います。
(参照:2代目aki「【中小】嫌いな科目を得点源にする工夫」)

2次試験にどう関与してくるのか?

科目設置の目的

「第1次試験案内・申込書」には、科目設置の目的と内容という項目が設けられています。

中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されており、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要がある。そこで、企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握する必要がある。
また、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効である。このため、中小企業の経営や中小企業政策全般について、以下の内容を中心に知識を判定する。

コンサルタントという職業は、本来、資格の取得を要しない職業です。
それをあえて国家資格として認定し、経済産業省に登録させる意味はどこにあるのでしょうか。
ズバリ、経済産業省・中小企業庁の中小企業政策の浸透を手伝うことを求められている、ということだと考えます。
資格を有しているからといって、必ずしも上記の役割を果たす必要があるわけでもありません。
しかし、そういう資格の「選抜試験」である点は、試験対策する上では忘れてはならないと思います。

税金を原資とした産業政策である以上、支援対象となる「中小企業」は規模や業種に応じて定義づけられ、政府が支援するにふさわしい政策目的が存在します。
前段(=「中小企業経営」分野)の趣旨は、「政策目的の背景にある中小企業の経営実態、大企業との外部環境・内部資源の違いを、各行政庁によって集計された各種統計から把握し、各産業動向を把握し、経営革新の方向性を知る」ことにあります。

2次試験で出題される事例企業は、実在する企業がモデルとなっているそうですが、当然この「中小企業」の定義に合致する先です。
各分野一級の学者である試験委員の皆さんは、全国の中小企業の模範となるような経営革新を実現した先であったり、中小企業政策を上手く活用した先を土台として、当該年度のテーマに沿った出題をしやすいようにエピソードをアレンジしているものと考えられます。
その場合でも、アレンジの軸になるのは経営者の思い(経営理念、経営方針)であり、この試験はその思いに応えて助言できる診断士を選抜するためのもの。
経営者の思いを汲みながら、資源制約を踏まえた助言が必要となる背景が、ここから読み取れると思います。

2次試験対策の布石となる「白書」の事例

白書の「概要」に記載されている要点をみると、「経営者の世代交代」「構造変化への対応」が大きなテーマであることがわかります。
とりわけ、「構造変化への対応」において、①IoT・AIを活用した生産性向上、②大企業も含めた外部連携による研究開発の促進、③域外・海外の需要取込みが挙げられています。
2次試験の過去問題を紐解いてみれば、頻繁に事例企業のテーマにもなっていることがわかります。
そうした観点から、白書掲載の「事例」は、事例企業が向かうべき方向性の例として要チェックです。

p.8~13に「一覧」がありますので、ぜひご確認ください。

今日のまとめ

① 試験直前期に見返す必要がある部分は最小限に
② 暗記科目としてこなすのではなく、診断士としての出発点としよう

次回は2次試験に絡めた「中小企業政策」の記事を投稿する予定です。
【渾身! 論点シリーズ】についても引き続き、リクエストを募集中です!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

 

エイプリルフールですが、いつも通りまじめに本気でいきますよ。

 

昨日のべりーの記事でも書いていましたが、去る3月30日に中小企業診断協会から「今年の診断士試験は、現時点では実施する予定」との情報が発出されました。

正直、協会としても判断の難しい状況だと思います。

ですが、試験案内配布開始(本日、4月1日)に先立ちお知らせを出して下さったことで、気持ちが前向きになった方も多かったと思います。

 

それは受験生の皆さんだけでなく、私たち道場メンバーも同じです。

私たち11代目は、たまたま昨年合格することができましたが、診断士試験と出会うのがあと少し遅かったら、去年の試験でポカミスをしていたら、仕事が忙しくなって受験を諦めていたら……人生の巡り合わせが少し違っていたら。(たぶん私が言うのが一番現実味があるので言いました。11代目のみんな、巻き込んでごめん)

もしかしたら自分は今年の受験生だったかもしれない。

だから、今年の試験がどうなるかって、他人事とは思えないのです。

 

もちろん、診断士試験の勉強が生活の全てではありません。

皆さんそれぞれご家族がいて、お仕事があり、日々のあれこれがあると思います。

こんな状況なので、今年の受験は見送ろう、という決断もあると思います。それも大事な決断です。

それでも、試験が実施されることを念頭に勉強している方がいるなら、 一発合格道場としてできることをしよう。

それが、私たち11代目の総意です。

 

というわけで、

今年もやります! 【渾身! 論点シリーズ】!!

そして今年も、読者の皆様からのリクエストを募集します!!

 

説明しよう☝️ 【渾身! 論点シリーズ】とは、その名の通り道場メンバーが渾身の力をこめて、あるテーマを掘り下げて書く記事のことである。

「テキストではサラっと書いてあるけど、いまいち理解できない」「毎回過去問で間違える……この論点苦手なんだよなぁ」そんな受験生の悩みに応えるべく、かゆいところに手が届く丁寧な説明が特徴だ。

記事タイトルの【渾身】が目印になっているので、ぜひ探してみてほしい☝️

 

ちなみに、私の一押しは10代目ちこまる(仮)さんの【渾身】シリーズまとめ記事です。

【渾身】永久保存版! 渾身シリーズまとめページ by10代目ちこまる(仮)

 

【渾身】シリーズを渾身の力でまとめるという二重構造になっております。哲学的ですね。

ほんと、冗談抜きで、ブックマークをおすすめしたいページです。情報量が半端ないです。

特に独学の方は、身近に質問できる人がいなかったりしますよね。

テキストを読んでも、問題集の解説を読んでもわからない……と困ったときは、まずは道場の【渾身】ページに解説がないか、探してみてください。

 

今回、11代目の方でも準備している論点はありますが、皆さんからのリクエストも募集します!

例えば「経営法務の下請法がどうも頭に入ってこない」「財務・会計の連結会計って何を押さえればいいのかわからない」など、解説してほしい論点を書いて頂けると嬉しいです。

 

リクエスト方法は2つ。

①ブログのコメント欄に書く。

ちなみに、今日のブログのコメント欄でなくてもOKです。

例えば、明日のいけちゃんの投稿を読んでリクエストが浮かんだら、明日のコメント欄に「渾身シリーズ、●●をリクエストします」と書いて頂ければOK。

内部事情で恐縮ですが、できれば11代目の記事にコメント頂けると、私たちがキャッチアップしやすいので助かります。

 

②Twitterのリプ欄かDMに送る。

一発合格道場のTwitterアカウントでも【渾身! 論点シリーズ】のことをつぶやきますので、そちらにリプ頂いてもOKです!

Twitterはこちら

 

リクエスト来ないとさみしいので、ぜひぜひよろしくお願いします!

 

さて、それではようやく本編です。

(いや、なんなら今日はここからがオマケかもしれません……)

 

本日は【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界③ と題して、前回に引き続き、私の体験談を一次試験の「企業経営理論」と二次試験の「事例Ⅰ」に紐付けてお話ししたいと思います。

ちなみに本シリーズは今日が完結編です。とくにオチはないです。
前回、前々回の記事はこちら↓

【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界①

【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界②

会社を経営するうえで欠かせない「人事施策」のお話、少しでも知識と実感が結び付く機会になれば幸いです。

 

本日が3回目ですね、私が勤務した(している)「東京のHR(人材)ベンチャーA社」と「地方の金型屋B社」に登場してもらいます。

ざっくりプロフィールはこんな感じです。(クリックで拡大します)

 

前回は人事施策の「茶化」の「採用」と「配置」について書いてきました。

今回は「育成」「評価」「報酬」をみていきたいと思います。

 

【復習です】一次試験「企業経営理論」でも二次試験「事例Ⅰ」でも役に立つ「茶化」とは

茶→サ+ハ+ホ(採用・配置・報酬)

化→イ+ヒ(育成・評価)

であります。

 

しつこいようですが大事な論点なので、今回も過去記事のリンクを載せます。

10代目かわともさん 最低限押さえたい「1次知識」まとめ

9代目よこよこさん 【事例Ⅰ】幸の日も毛深い猫~組織人事のフレームワーク

 

「茶化」の全体の流れはこんな感じ。

 

それでは、「育成」と「評価&報酬」についてです。

 

東京の人材系ベンチャーA社の場合

①育成

A社の場合、新卒・中途とも、育成にはかなり力を入れていました。

これはA社が人材系サービスを提供する会社なので、お客様に提供するプログラムを一部自社の社員教育でも実践していたためです。

おそらく、世間一般のベンチャー企業は、ここまで手厚く新入社員の面倒を見ないと思いますので、業界の特殊性も理由の一つとお考え下さい。

 

A社の新入社員教育は、短期での戦力化を目標としたプログラムが組まれていました。

具体的には「座学の研修→実践→反省・課題設定→トレーナーからのフィードバック→研修→実践→反省・課題設定→フィードバック→研修……」といった感じで、OJTとOFF-JTを組み合わせて短期間でPDCAサイクルを回していました

一度に複数クラスで研修を実施するような大企業では、実践の場が用意できず、こんなプログラムは組めません。

このダイナミックさは中小企業ならではと言えるでしょう。

もちろん、よく言われるように「わかる」と「できる」は違うので、研修で習ったことを実践しようとしても、すぐ上手にできるわけではありません。

というか、一回研修で聞いたくらいでは、大体できません。でも、とにかくトライ&エラーで前に進むスタイルです。

外資系なんかでいわれる「Quick&Dirty」、つまり多少粗くてもスピード重視で! という方針で、インプットとアウトプットを短期間で積み重ねながら、早く一人前になることを求められていました。

 

育成プログラム自体がなかなかハードなため、トレーナーとは別に各人にメンターを付ける取組みも行われていました。

トレーナーが仕事の基本をしっかり教える一方で、メンターはトレーナーに聞けないようなちょっとした事や、仕事には直接関係ない心配事をフォローする役割です。

新入社員が弱音を吐ける「安全な場」をつくることが目的なので、3年目~5年目くらいの安定感のある先輩が任命されることが多かったように思います。

②評価・報酬

A社の評価は四半期毎に実施されていました。

四半期に一度のサイクルで営業の予算目標を立てるので、それについて振り返り、評価されるイメージです。

目標は「予算数字」と「行動目標」の2本立てでしたが、行動目標も結局数字に結びつく目標(いわば予算達成のプロセス)になるので、評価基準がわかりやすいのが特徴です。
基本的に、予算を達成していれば評価は高くなるし、達成していなければ低くなる。

営業職の宿命だと思いますが、一人一人の担当顧客や案件が明確なので、受注という成果はほぼストレートに担当者の評価に結び付きます。
もちろん上司や同僚や他部署の方の力添えもあるので、営業部員一人の成果ではないわけですが、そこはある意味ドライで明快な世界です。

ですが、達成したら高額インセンティブが入ってしめしめ、というわけでもありませんでした。
A社で働いていた当時、疑問だったのがこの報酬体系でした。

営業なので達成率順に順位なんかも張り出されます。
目標を大幅に超えて達成した場合でも、一位のインセンティブは、基本給に比べささやかなものでした。
また、個人達成の他にチーム達成という評価基準があり、チーム予算を達成したときもチームにインセンティブが授与されました。
(金額は忘れましたが、隣のチームがインセンティブでKindle を買ったとか言ってたような…)

そこで、ある時先輩に「うちの営業、大変な割に達成インセンティブ少ないと思いませんか?」と聞いてみました。
すると、「私も最初はそう思ったけど、あんまり行き過ぎて個人主義の助け合わない会社になるのもイヤじゃない?」という答えが返ってきました。

そうです。事例Ⅰでも出てきますよね。
成果主義のメリットとデメリット。

メリット:社歴の浅いメンバーも成果次第では高く評価されるため、モチベーションが上がる。
デメリット:短期的、個人的な利益を優先しがちになるため、中長期的な視点やメンバー間の協調意識がおろそかになる恐れがある。

たしかにスピード感と成果重視のベンチャー企業の営業は、一歩間違えると組織というよりは個人事業主の集まりのようになりがちです。
あくまで憶測ですが、A社は他の人事施策ともあわせて、成果主義のメリットを生かしつつデメリットを打ち消すことを狙って、インセンティブを上記のように設定していたと考えられます。

 

地方の金型屋B社の場合

①育成

B社の新入社員は、入社後2週間程度の座学研修の後、工場(いわゆる「現場」)に配属されます。

座学では金型についての基礎知識を学ぶのですが、実際の金型を見て手を動かした方が早いので、現場に配属されてからが本番です。

教育担当の班長さんを中心に、先輩たちから少しずつ仕事を教わり、技を磨いていきます。

教わるといっても、例えば金型の細部を調整する技術などは、結局のところ経験を積んで体で覚えるしかありません。

このあたり、ベテラン工員の「技能の見える化」や「技能伝承」の必要性は、工場長以下管理職は感じているのですが、なかなか難しい課題です。

基本的な工具の使い方は入社2~3年目くらいで身に付くのですが、その先は個人差があって難しいようです。

班長さんの話では、

・そもそも金型は一つ一つ仕様が違うので、技を習得するまで短期間で何度も同じ経験を積ませるのが難しい

・自分たちも「背中を見て育て」式で教育されてきたため、後輩への効果的な教え方がよくわからない

というのが正直なところだそうです。

 

一方、職場の雰囲気はアットホームで、隣の班や隣の課の先輩たちも何かと気にかけてくれるので、新入社員が孤立したり、迷子になったりすることはほぼありません。

毎日同じメンバーが、同じ時間に同じ職場で顔を合わせるため、自分の居場所があると感じられることは、新入社員にも良い影響を与えていると思います。

 

 

②評価・報酬

評価は年に1回、期末のタイミングで行われていました(最近変わりましたので、後述します)。

A社に比べると、評価者にとっても、被評価者にとっても、わかりにくいのが悩みです。

理由は、一つの金型ができるまでには多くの部署の人が関わっているため、仮に出来栄えが良かったとしても、誰の成果か切り分けにくいからです。

「10人が10件ずつ担当して100件」になるのがA社だとすれば、B社は「10人であれこれ協力して最終的に100型」になる仕事の仕方です。

さらに工場は一人の一次評価者に対して部下が10人以上いるため、きめ細かな評価が難しい。

もちろんその中でも公平に評価するようにチェック項目を設けていますが、A社のようにスパっとはいかないのが実態です。

 

最近ではそういった点を少しでも改善し、社員の成長意欲やモチベーションを上げるために、評価のサイクルが1年から半年になりました

これにより、成果と評価と報酬の関係が以前より分かりやすくなりました

(人事評価が次の賞与等に反映されるため。)

いくら金型のリードタイムが長いからとはいえ、一年前にさかのぼって部下を評価するのもなかなか大変だったようで、この変更はおおむね好評です。

 

 

 

では、最後にカーテンコール(?)ということで、このシリーズのまとめを表にしてみました。

いかがでしたでしょうか。

 

繰り返しになりますが、【渾身】シリーズのリクエスト、ぜひよろしくお願いします。

明日はいけちゃんの登場です♪

それでは引き続き、一緒に勉強がんばりましょ~。

 


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【11代目からのご案内】

4月4日(土)に実施予定の一発合格道場『オンライン春セミナー』ですが、なんと誠にありがたいことに満員御礼となりました!!

3月28日(土)申し込み頂いた方宛てにメールにて連絡差し上げましたので、届いていない方は大変お手数ですが「こくちーず」経由で連絡下さい(こくちーずはこちら)。

Zoom URLは「4月1日(水)」にご登録いただいた「メールアドレスに連絡」させて頂きます。

どうぞよろしくお願いいたします。

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おはようございます。べりーです。
(前回までの記事はこちら

明日は4月1日、新年度がスタートする企業も多いと思います。
新入社員の入社、春の人事異動、各部署ごとのキックオフに歓送迎会など、何かと「始まり」を感じさせる季節です。

またTACでは4月から完成答練に入り、いよいよ『直前期』がスタート。
私たちの記事も4月からは1次試験、2次試験に更に踏み込んだ内容にシフトしていくことになります。

そんな中、3月30日付で中小企業診断士協会から「令和2年度の試験日程は予定通り」と発表されました。
ただし今後、災害などにより試験実施に影響が生じる場合は協会のWebサイトに掲載するそうなので、引き続き注視する必要があります。
なお今年は「試験案内配布・申込受付期間」は4月1日~5月8日と例年より1ヵ月ほど早いため、1次試験を受験される方は手続きをお忘れなきようお気を付け下さい。

 

1次試験データ分析

はじめに

今回は、1次試験の科目別・年度別の「平均点」と「科目合格率」の推移をグラフにしたいと思います。
それにより「1次試験の全体像を掴むこと」が目的です。

実はこの切り口は9代目Chikaが2018年に掲載(こちら)しており、今も読まれている人気記事です。
私も勉強期間中に読んだ記憶があります。

あれから2年経ちましたが、その間も過去記事「1次試験と秋の空」に書いた通り各科目ごとの暴れっぷりは健在で、大荒れの空模様でした。
よって、更新版として皆さまにご覧いただこうと思います。

※データ出典:中小企業診断士協会、TACデータリサーチ

 

平均点と科目合格率の推移

経済学・経済政策

☆経済学・経済政策 (関連する2次試験科目:なし

直近6年間の平均点がほぼ凪(なぎ)の状態です。
科目合格率も6年中4年は20%を上回っており、安定科目と言えます。
この期間に限れば対策が打ちやすい科目と言えます。

ただし、平成22年と25年に伝説的ともいえる超難化がありました。
私が勉強を始めたH28はまだその衝撃が冷めやらぬ時期で、経済学はいつ「超難化」してもおかしくないと言われていました。
H25年など科目合格率2.1%、平均点が41.9点と足切りラインギリギリですから無理もありません。
結果的に「得点水準を勘案し全員に 4 点を加算」という処置がとられました。
H22年も4点の得点調整が入っており過去10年間に2回の得点調整です💦

確かに直近6年間は凪でしたが、いつ嵐に転じるかが非常に怖い科目です。

過去記事「潮流・俯瞰・設問の3つの目」で取り上げたように今年の1次試験は難化が予想される材料が揃っており、過去に超難化実績がある分、経済学の難化には備えておくべきと考えます。

試しに1度、H25年度、H22年度の過去問をヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします。

※ヨコ解きは「年度別」、タテ解きは「複数年度をまたいで論点別」の過去問の解き方

 

財務・会計

☆財務・会計 (関連する2次試験科目:事例Ⅳ

最近1年おきに難化してますがそれを「傾向」とは考えにくいと思います。
今回は9代目Chikaの続編企画ということで開始をH18年のまま直近2年を付け足しましたが、14年間分を並べてみると、この5年間は多少の凸凹あれど以前に比べたら易化傾向だったと分かります。

直近5年間を除くH18~H26年度までの9年間で平均点が60点を超えた年が2回のみです(2/9)。
一方、直近5年間は59.○○点も60点と見なせば、60点を超えた年は5回中4回です(4/5)。

また科目合格率の推移をみると、平均点以上に「直近5年間とそれ以前」に差があります。
以前は経済の様に大盤振る舞いの年もなく、H21年が19.5%に一度浮上した位であとは行っても10%前後。5%前後の年も4回ありました。

市販の過去問題集は「5年間」のものが多いと思いますが、直近5年間のみを切り取ると財務会計を見誤る可能性があります。
H26年度、H24年度の過去問もヨコ解きして程度を知っておくことをお勧めします

 

・・・以上の様に、経済と財務会計は今でこそ得点源と公言する方も多い2科目ですが、それは直近5~6年のことであり、一昔前はいつ牙をむいてもおかしくないようなピリついた荒くれ科目でした。
(一昔前の経済と財務のイメージ)

 

もし今年この2科目が難化した場合は、過去記事「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」に書いたように

✅ 1周目は高速回転して全体像を俯瞰する
✅ 早期に難化を把握し、2周目以降は丁寧に必勝問題を見極め対応する

ことが勝負の分かれ目になるかもしれません。

 

企業経営理論

☆企業経営理論 (関連する2次試験科目:事例Ⅰ、事例Ⅱ

経営理論は平均点のばらつきが少ないことが特徴です。

14回中11回が「55点以上62点未満」の7点差のレンジに収まります。
ただしH22年以来、10年連続で平均点が60点に届きません。
つまり「そこそこ点は取れてるのに科目不合格になりやすい」科目といえます。(これは9代目Chikaも指摘しています)

科目合格率も特に直近3年間は低く推移しており難化傾向でした。
それ以前の科目合格率もH28年が飛びぬけた以外は緩やかに下降しつつもほぼ一定で、20%を超えることは滅多にありません(14年間で2回だけ)。

ちなみにH28年は平均点も科目受験者数も前年と同等なのに科目合格者が1600名も多いため、余程得点がばらついたなど特殊な年度であったと考えるのが妥当かと思います。

難易度のバラツキが小さいことには違いないですし、この科目の1次知識は2次試験にも生かせるため、簡単ではありませんが60点以上を狙って科目合格できると有利になり得ると言えます。

 

運営管理

☆運営管理 (関連する2次試験科目:事例Ⅲ

H18年からH24年までの7年間の平均点(の平均)は62.4点。
H25年から令和元年までの7年間は57.8点と、以前に比べると難化傾向です。

特にH28 年とH29年の難化は、H29 年に合格確率が3.1%まで落ち込む激しいものでした。
この科目合格率は直近5年間に限れば全科目中で「最低」です。

何故急に難化したのか?を推測すべく、この2年間の2次試験と照らしてみます。

2次試験は平均点等が発表されないので結果から難易度が測れません。
ただ、この表の通りH29年は2次試験が変化した印象を強く残し、平成30年、令和元年と変化が続きました。

・・・ここで推測を挟みます。興味ない方は申し訳ありませんがこの部分を飛ばし読みして下さい。

【1次運営管理と2次事例Ⅲ】
H28年度
1次試験で知識レベルを引き上げ、2次は前年通り(知識より対応力)
H29年度
1次の知識レベルを更に引き上げ、2次は例年の問い方を崩す(知識より対応力・上級)
H30年度
1次の知識レベルは緩和し、2次で知識を問う出題にギアチェンジ
R1年度
1次の知識レベルは継続して緩和、2次で知識を問う出題を継続
―――
・・・このように無理矢理1次と2次の傾向を紐づけて考えてみると、協会は「4年間かけて試験段階での『生産管理と店舗販売管理』の知識レベル引き上げを図った」のかもしれません。
また、のちに2次の論文形式で知識レベルを問う方向にシフトしたとすると「より実践的な知識レベル」かつ「特に『生産管理』の知識レベル」を引き上げるべし!が目的だったのかもしれません(現場からの要請とか?)。
ただし、根拠の少ない「因果」を元に解答を書くと大事故となる、これは2次試験の鉄の掟です。
✅ 1次と2次にまたがって直近の4年間で傾向変化しているらしい
✅ だとするとR2年は直近2年間の傾向が続くかもしれない
ここまでで仮説を終わります。

もしR2年も直近2年間と同様の易化傾向が続いた場合、運営で得点を重ねることが重要です。
図表問題で逆ザヤ沼問題にハマらず、必勝問題をすべて得点化するつもりで臨んで下さい。

ただし、変動要素、不安材料があるとしたら、R2年は1次試験合格者を絞るためにどの科目が難化してもおかしくないという「潮目」の変化でしょうか。

 

経営法務

☆経営法務 (関連する2次試験科目:なし

長らく「平均点が60点を超えることは少ないが難易度が大きく変化しない」科目でした。
ですが、H28年からH30年までの3年間、冬の時代を迎えました。

H28年は、「7科目すべての合格基準を59%にする」という歴史的な得点調整(あるいは合格基準の調整)が行われた年でした。
この年に激しく難化したのはこの次に登場する「経営情報システム」です。
また情報システムほど派手でないながらも難化したのが「財務会計」「運営管理」と「経営法務」でした。

そして経営法務は翌年H29年は「4点加点」、H30年は「8点加点」と3年連続で得点調整を繰り返します。
特にH30年は科目合格率が5.1%、平均点も41.6点(8点加点前)と非常に厳しい年でした。

3年連続で「平均点が50点未満」「科目合格率10%未満」「連続得点調整」が同じ科目で続くと、経営法務を科目合格できずに残した場合は中々挽回が難しかったと思いますし、その結果、この科目を「苦手」に上げる方が多くなったのでしょう(ぴ。の過去記事「R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~」)。

令和元年は「冬の時代到来」以前のH27年並みに科目合格率、平均点ともに戻りました。
個人的には、3年間連続で得点調整した後なので翌年また難化させるのは難しいのではないかと思います。

ただし、冬の時代を作った理由が「診断実務の現場で全体的な法律知識不足が問題となった」などの場合は、R1年の易化で解決したわけではないはずなので、再度テコ入れを図る可能性もゼロではありません(そのように合理的な理由があるなら要綱等に示してもらえるとお互い建設的になれると思うのですが)。

なお経営法務は法改正があったり逆ザヤ沼問題も多いため、過去問による学習が他の科目より難しいと言えます。
そこで過去問学習を補う暗記ツールが重要になりますが、私は「まとめシート 後編」が最高に効果を発揮してくれました。

 

経営情報システム

☆経営情報システム (関連する2次試験科目:なし

難易度の差が最も激しく、数年おきに難化してきました。
科目別に14年間の推移を比較しても経済と1、2を争う変化の激しさです(末尾のまとめグラフ)

この科目は純粋な暗記科目であり2次試験に関係がないのでなるべく省力化したいが、難化に備えて油断できない科目であるため、好き嫌いが分かれます。

H25年までの4年間は安定の得点源で、H25年の科目合格率はなんと51.8%。(グラフが天井を突き破ってます 笑)
この結果には診断士協会も慌てたはずです。科目合格率1/2越えですから。
その翌年から難化傾向に転じてH28年は科目合格率8.5%まで難化し、とうとう4点の加点対象となりました。(でも9代目Chikaも私も足切り即退場)

この資格、情報処理技術者(高度)資格ホルダーの受験者が多いと言われています。
そうした方は当然この科目に強みを発揮し、難化への対応能力も文系初学者に比べたら圧倒的に高い筈です。
H26年~H28年の難化も、高度資格ホルダーの優位性を更に高めたのではないでしょうか。

・・・ここでまた推測を挟みます。興味ない方はこの部分も申し訳ありませんが飛ばし読みして下さい。

【勝手に振り返る直近5年間】
この数年間は1次合格者を安定的に輩出することが1次試験の前提であったと仮定して、
―――
①経済はH26年以降は難易度調整に使わず
②財務会計は難易度を不規則に変化させることでレベル低下を許さず
③経営理論は難易度を大きく変化させないことでレベル低下を許さず
④情報システムをH26年から難化させたがIT系資格ホルダーに有利で不公平なため易化し
⑤④の代わりに運営管理をH28年から難化させたが2次で知識を問う方向に変化して1次を易化し
⑥④の代わりに経営法務をH28年から難化させたが3年連続で得点調整など上手く行かず易化し、、、
―――
その結果(特に④⑤⑥)、1次試験全体の難易度調整が易化に振れ過ぎ、4,444名の1次合格者を出してしまった、と。
すみません、上記はすべて仮説に過ぎませんが「出してしまった」は当たっているのかなと💦

【科目別推移比較の7科目まとめグラフ】

 

中小企業経営・政策

☆中小企業経営・政策 (関連する2次試験科目:なし

中小企業経営・政策は暗記科目です。
何年かおきに「平均52~53点、科目合格率10%未満」の年がありますが、H30年以前の7年間はグラフをご覧の通り安定的に推移していました。

が、R1年は久しぶりの難化。
平均点は50点台前半、科目合格率も8年ぶりに1桁台でした。

例えばH30年に法務1科目を残し、R1年に法務1科目だけだと心配なので得点源として中小経営・政策(科目合格済み)を受けた方は、法務の易化に助けられる一方で中小経営・政策の難化に苦戦したかもしれません。
このように科目合格の活用は年度別・科目別の難易度変化の影響を受けやすく簡単ではありません。

なお14年間で平均点40点台がない科目は「経営理論」「運営管理」「中小経営・政策」の3科目です。

ご記憶にあるかどうかわかりませんが、この3科目はいけちゃんが過去記事(「科目合格制度」と複数年計画)にて指摘する通り全受験生にとって「必修科目」であり、試験時間も90分間と長く、他資格を有している各分野の専門家にも当該分野を学んでもらいという意図が垣間見えます。

90分科目は設問数も多いため60分科目に比べて年度ごとの難易度の差が出にくいのかもしれませんが、先述の通り中小経営・政策は何年かおきに難化の波が来るので、R2年も要注意下です。

 

令和元年と令和2年度

令和元年は大きくとらえると

易化・・・経済学、財務会計、運営管理、経営法務、経営情報システム
難化・・・経営理論、中小企業経営政策

でした。

派手に難易度を上げ下げする科目たちが易化に転じ、当試験の「必修科目」2科目がゆるやかに難化しました。
その結果、全体では「超易化」と言えるほどの1次合格者を生みました。
(当初は「令和元年のご祝儀か?」とも思いましたが2次合格者が増えない限り意味がないので、そういった趣旨ではなかったと思います )

いずれにせよ、例年(H26~H30年の5年間平均)の1次合格者に対してR1年の合格者はおよそ1,368名もの急増ですから、2次試験合格者のキャパシティから逆算すると、令和2年度の1次試験は前年より難化するのではないでしょうか。

今回は14年間の実績データを元に1次試験の推移を見ましたが、

・科目ごとの難易度の変化が本当に激しいため、なるべく得意/不得意科目を作らない。
・未合格の科目がある場合に「科目免除をどのように選択するか?」はリスクヘッジの視点が重要。

について対策を検討する際などに、ぜひこの記事をご活用下さい。

 

まとめ

私の初回記事と2回目は、論点別のタテ解きを強くお勧めしました。
そして3回目と4回目は、年度別の切り口で記事を進めてきました。

私は基本的には「学習はタテ解きで必勝or逆ザヤ沼問題を判断する技を磨くべき」と考えます。
ですが、タテ解きだけでは上記のような「年度による難易度が掴みづらい」という難点があります。

3回目と4回目に書いた通り、「今解いているこの科目は今年(R2年度)難化したのか?易化なのか?」を周囲より先に把握することは、試験攻略上、優位になれるかどうかの岐路となります

したがって、

①科目ごとに上記のような年度ごとの波があることを知っていた上で、
②この科目は今年は難化か?易化か?「潮流=魚の目」で把握し、
③その問題が必勝or逆ザヤ沼問題かを「設問=虫の目」で察知し得点を積み上げる。

これにより合格にグッと近づくことができるということを、たまに「年度ごとのヨコ解き」を過去問で行うことにより感覚として掴んでおくことをお勧めしています。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

いよいよ直前期、くれぐれも体調にはお気を付け下さい!

べりーでした。


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こんにちわ。CKです。今日も道場ブログ読んでいただき有難うございます。

3月もいよいよ残り3日。今年は昨年より約1ヶ月も1次試験日程が早いので、例年でいうと4月末GW前にあたる時期だと思います。
昨年のこの時期、私は何をしていたかというと1次科目の企業経営理論、財務、運営、経済が終わり、情報の仕上げをしながら、法務と中小に着手していた頃です。暗記科目が押し寄せてきて、どうやって復習していこう焦ってました。今回はその復習に関する話題を書かせていただきます。

前回まで1次に向けた学習方法をご紹介してきましたが、振り返ってみると私の1次試験攻略の基本戦略は3つあると感じてまして、最初の2つが前回までに書いた

①まずスピ問完璧でがっちり基礎固めして、その後過去問に着手
最初にスピ問レベルを完璧に仕上げることで基礎力を固めた上で、その後過去問に移ることで一定の仕上がりを維持して行くやり方です。
(※TAC生の人はスピ問の後は「トレーニング」と過去問併用していくこともお勧めします。)
過去記事はこちら

②まとめノートを作りながら覚える内容を整理していく
「まとめる内容を考える」+「書く」で理解が定着しやすく、また過去問や模試で出てくる新しい論点も随時追加して書き込んでいくことで、覚える対象をノートに集約することで、ターゲットを明確にするという方法です。
過去記事はこちら

と、最後の1つが今回ご紹介する

③音声の活用    です。

 

昨年4月末の頃は、最初の4科目については何とかスピ問完璧レベルまでたどりついて、情報のまとめノート整理しながら必死に知識を定着させていました。
その中で重宝したのが「音声講義」を聞いて復習することです。

私はTACに通っていたのですが、本科生のコースには講義音声のDLが標準でついてきます。通信講義の音声をDLしてスマホなどで聞ける、というものです。スタディングなどの通信講座にもついていると思います。

この音声講義の復習の利点は、

1.通勤時間を無駄なく活用

まず、勉強する場所を選ばないという事です。スマホに入れておき通勤中も自宅〜駅間の徒歩、ホームで電車を待っている間など「何かを見ながら勉強しにくいスキマ時間」も使うことができます。
私は通勤が1時間程度ですが、そのうち電車に乗っている時間は約半分。残り半分の時間は歩いていたりするので、スマホに入れてるノートを見たりできませんこんなスキマ時間も音声聞くだけならシームレスに活用できます。

私はDLした音声をMP3にして、アプリで1.5倍速にして聞いていました
復習なのでゆっくりと聞く必要もないですし、案外1.5倍程度でもよく聞き取れます。(予備校の先生の話し方はすごいんだな、と改めて実感。)
1.5倍速なら、2時間半の講義も1時間半くらいで聞くことができます。

聞き逃したところや、よく理解出来なかった箇所は巻き戻して再度聞く様にしてましたので、ちょうど1日の通勤で1コマ振り返ることが出来ました。

私が使っていたオススメのアプリは、「NHKの語学プレーヤー」です。
まず、スマホにDLした音声ファイル(音楽ファイル)を入れておき、このアプリで読み込みます。すると0.5〜3倍までスピードを変えながら聞くことができます

NHK語学プレーヤー

 

2.机に向かえないときも

また、音声を聞くというスタイルはとてもハードルが低いので取組み易いことも利点です。
机に向かって勉強できる時間は限られてしまいますし、結構モチベーションも必要です。しかも復習となるとさらにしんどい。。私は飽きっぽい性格なので毎日時間を決めてコツコツ机に向かうという事が苦手でした。気分が乗らないときは、机に向かっていても中々集中できないそんな時はコーヒーを飲みながら音声だけ聞くという学習もしていました。また、クルマを運転している時や、めちゃくちゃ疲れたとき、飲み会のあとは「全部を聞き取って復習する」ではなく、「なにか耳に残ればいいな」という感覚で聞き流す様にしていました。
こういった集中して勉強できない時間帯や、普通なら勉強あきらめてしまう時間でも「何もやらないよりはマシだな」という感覚で、耳にだけ入れておくことで何かしら意識や記憶に残すことができたと感じています。


3.テキストの流れ、ストーリーが結構大事

これは1次試験だけでなく2次に向けても重要になると思っているのですが、問題を解いたり用語を覚えるだけでは部分部分の理解だけになってしまい、前後のストーリーの様なものが抜け落ちてしまいがちです。
1次試験は、過去問どおりの問題は出てきません。また見たことがない言葉や聞き慣れない書き方されている問題もあります
例えば経営戦略〜事業戦略〜競争戦略についても、どういった流れで、事業ドメインや5SやPPMが出てきているのか、というストーリーが頭に残っていると、知らない言葉が出てきても「たしか戦略ってこんな流れの話だったな」と大筋をもとに解答を類推することができ問題に取り組みやすくなります

また2次試験は、正解が公表されない中で「これ」といった絶対の方法はありません。しかし文章力がない私でも合格できたのは、「中小企業診断士の試験ってこういう事が問われている」という1次テキストの話の流れが頭に残っているかどうかで勝負できるのではないかと感じています。

このような流れやストーリーを体得する上でも音声なら何度でも聞きやすいですし、集中出来ない時も耳にだけ入れておくことで、講義の流れや、節々の強調されている点などをなんとなく頭に残すことが出来きると思います。

 

最後に。
TAC生の方で音声講義ダウンロードされてない方は、是非すぐにでもダウンロードして試してみてください。私の同級生でも音声使ってないという人が沢山いて、もったいないってお話を何度もさせていただきました。

また、独学や他の教材で学習して音声講義がない方は、Youtubeで公開されているTBCの講義やほらっちチャンネルなどもいいかもしれません。

耳だけ使える時間を活用気分変えた学習できる文脈(ストーリー)を残す、という意味で是非ご参考にしただけたらと思います。

今年はコロナの影響で普段とは違う春をお過ごしの方も多いと思います。その中でも状況状況に合わせて自分に合ったやり方で学習していただければと思います。道場ブログでも各メンバー様々なスタイルで学習したメンバーが揃ってますので、是非参考にしながら学習して頂けたらと思います!

それでは。CKでした。

 


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皆様こんにちは。岩塩です。もうすぐ3月も終わりますが、学習は計画通りに進んでいるでしょうか?落ち着かない状況が続いていますが、こんな時こそ、目の前のタスクを淡々と地道にこなしていくのがよいと思います。不安に対しては最低限の対策をしつつ、あとは自分のなりたい姿を思い浮かべて、一歩一歩、歩みを止めずに進んでいきましょう。

この時期の二次試験対策

初学&独学の方は、ほとんどの方が一次試験の勉強に専念していると思いますが、

二次試験の準備は始めていますか??

気になりつつ、何もできていない方も多いのではないかと思います。初学&独学だった昨年の私は、一次試験の自己採点をするまで、二次試験から完全に目を背けていました! 一次突破の喜びも束の間、二次が何たるかを理解したときは、一瞬現実逃避をしました・・・。その後、情報収集を開始しましたが、結局学習のスタートを切れないまま1週間くらい経過してしまいました。

今年は一次試験と二次試験の間に3か月以上ありますので、一次が終わってから二次の勉強を始めても、十分な学習時間を確保できると思います。むしろ昨年の反動で一次が難化する可能性が高いので、まずは一次に全力で挑む必要があります。この時期に二次試験の対策を始めるかどうかは、賛否両論あるかと思いますが、

情報収集は早めに始めた方がいいかも?

というのが私の意見です。診断士試験合格のためには、当然ながら二次試験を突破しなければいけませんし、二次試験こそ最大の敵です。特に今年は二次リベンジ組がかなり多いため、ストレート合格を目指す方にとっては、なかなか大変な戦いになると思います。そこで、一次試験の勉強に主眼を置きつつ、余力で少しずつ、二次試験関連の情報収集もしてみてはいかがでしょうか?

 

<情報収集のポイント>

① そもそも2次試験とは?
② 解答プロセス
③ 必要な教材
④ インプットすべきこと

 

①そもそも2次試験とは?

こんな方は少ないと思いますが・・・二次試験の問題を見たことがない方は、さっそく過去問を見てみましょう。

中小企業診断協会のHP
AAS →解答用紙もあるので試験の臨場感が味わえます。

二次試験は一言でいうと、「与えられた2-3ページの文章(与件文)を読み、設問に対して、診断士の考え方をもって誰でも当たり前に思いつく解答を書く試験」という感じでしょうか。

 

②解答プロセス

二次試験には、ある意味標準的な解答プロセスがあります。そのプロセスを、演習を繰り返しながら自分に合わせてカスタマイズしていきます。一発道場用語に「パクってカスタマイズ」という言葉がありますが、右も左もわからない方は、まずは先人の解答プロセスを真似してみましょう。実際に解くのは一次試験の後でも、こんな感じでやるんだな~というのをなんとなく知っておくだけでもよいと思います。

【ゲスト寄稿】二次試験の解答ルーティン
私が一番はじめに二次試験の過去問に取り組む前に参考にした記事です。「経営課題」や「社長の想い」の重点チェック、与件の潰し込み文章型の用意など、二次試験の対応に非常に大事なことが書かれています。「6~7割くらい骨子ができていれば、ビジネスマンの普通の対応能力で結構なんとかなります(笑)」とのコメントを読んで一瞬安心したのですが、この後、過去問を解いて現実を知りました(泣)

きゃっしいの解法実況@事例Ⅱ & 5分でできる!1次と2次をつなぐトレーニング方法
9代目きゃっしいの解答プロセスです。ペンの使い方思考プロセスなどとにかく全てが参考になります。伝説の記事なので、初学の方には必ず読んでいただきたいです。他の事例の記事もありますよ~。

 

③必要な教材

R1年度 合格体験記まとめ~2次試験編~
11代目カワサンがまとめてくれた昨年の2次合格者の分析です。データに基づいているので、合格者がどんな教材を使っていたかが定量的にわかります。まずは合格者の多くが使っていた教材を使ってみることをご検討ください。

そんなあなたも合格に間に合います!「そのために今、すべきこと!」を総まとめ
一次試験の合格発表後から二次の勉強を始めて見事合格した10代目ブブが、使用テキストや勉強法を紹介しています。一次試験後に丸腰だった私がとても勇気づけられた記事です。これを読んで「時間がないのだからあれこれ手を出さず、テキストを絞って学習しよう」と決めました。

 

④インプットすべきこと

二次試験で必要となる一次試験の知識は限定的です。しかし、その分しっかり理解し、記述式で書けるレベルになければいけません。ゆくゆくは「全知全ノウ」というテキストを用意する方も多いと思いますが、一次試験の勉強中からそれに手を出すのは現実的ではありません。そこで、各事例のポイントを凝縮した記事がおすすめです。

【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅰ(組織・人事)~
【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅱ~ + 事例Ⅱで安定して得点を取るためのコツ
【二次ノウハウ】キーワード解答法~事例Ⅲ~ + 事例Ⅲの基礎
【二次ノウハウ】キーワード解答法 ~事例Ⅳ・経営分析~
9代目chikaの「キーワード解答法」です。解答のキーワードパターンを覚えておき、それらのパターンのうち、事例企業に合った分析・助言を行うというものです。各事例のキーワード表が載っていますので、各事例で重要となるポイントが把握できます。

 

まずはこんなところで・・・。調べていくうちに、疑問がじわじわ湧いてくると思いますので、道場の検索ウインドウで検索してみましょう。

一次試験勉強の息抜き(?)に、少しずつ情報収集を行って、二次試験特有の「お作法」があることを事前に知っておくと、スムーズに勉強に入れると思いますよ。

 

 

おまけ

私事ですが、先日、実務補習15日コースが終了しました。報告書の執筆作業はなかなか大変でしたが・・・、試験で勉強した知識を使いつつ、診断先企業に合わせて最適な提案を作っていくプロセスは、実践的で良い経験になりました。

すぐに実行できる具体的な施策や、社長のビジョンに合致する施策に関しては、興味を持って聞いていただけた印象。「具体的な対応策」や「社長の想い」は二次試験のポイントですが、実際の診断においても大事なポイントであることを実感しました。

以上、岩塩でした(^^)

 


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~今日の過去問~

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP

【運営管理】平成30年度・第11問

トヨタ生産方式の特徴を表す用語として、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a MRP
b かんばん方式
c セル生産方式
d 製番管理方式
e あんどん方式

〔解答群〕
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとe
オ dとe

正解&簡素な解説は最後に。

 

~2次筆記試験・合格体験記をデータで見る~

カワサンです。(自己紹介合格体験記
2019年合格者はどんな方法、勉強時間で2次筆記試験を通過したのかを今日はご紹介します。なお2019年の1次試験編はこちら独学合格者編はこちら、過去含めた全員の体験記一覧表はこちらを参照ください。

 

学習方法

まず、直近5年間の合格体験記の勉強方法の比率。黄色はその年で最も多かった勉強法です。

2次筆記試験だけ抜き出すと、以下のような感じです。

 

ここからは2019年合格体験記だけに絞って。

 

勉強法のメリット/デメリットに関する考察

通学/通信/独学/勉強会のメリット・デメリットに関して明言している方のコメントをご紹介。勉強会は1次も2次筆記もありますが、2次筆記で取り上げている方が多いので、触れておきます。

<通学>
○メリット
・強制的に取り組める事例数が増える(hsさん)

○デメリット
・2次は資格学校ごとの偏った視点となりやすい(秋月さん)
・2次対策が合わないことがある(Tomatsu)

<通信>
○メリット
・採点があるので客観的な意見を聞ける(タヌ太郎さん)
・2次では時間の拘束がないので勉強会など柔軟に参加できる(Harukaさん)

○デメリット
・80分のタイムマネジメントに甘さが出てしまうこと(トリックスターさん)
・2次の解法レベルが高く自分ではついていけなかった(さいちゃん)

<独学>
○メリット
・費用が安い(多くの方)

○デメリット
・2次について、客観的な評価を受ける機会に乏しい(TKDさん)
・2次で他受験生のレベル感が分からない(ダニエルさん)

<勉強会>
○メリット
・自分の解答に指摘を受けることで改めて自分の解答を見つめなおす機会を得て解答スタイルを確立できた(さきちゃんさん)
・解答の評価、意見交換の場(ほなけんさん)

○デメリット
・自分に合う勉強会の場を得られるとは限らない(いけちゃん)

 

得意/不得意科目の分布

体験記のテンプレで「1次・2次筆記別」と書いていないので質問の仕方の影響もあると思いますが、1次・2次では得意/不得意を無回答としている人の割合が明確に違います。それだけ2次筆記試験に対する「何とも言え無さ」があるように感じます。

○得意/不得意科目を「無回答」としている割合

○得意科目

○不得意科目

 

学習時間

<全員>*単位:Hr

<一発合格>*単位:Hr

ストレート合格で800時間越え…超ストイック!!

 

使用テキスト

複数のテキストを挙げている方がほとんどなので、割合をカウントしています。

 

再現答案作成

半数が無回答でした。(n=64)

作成した 22 34%
未作成 9 14%
無回答 33 52%

 

~勉強法~

ここからは、個々の合格体験記での頻出ポイントをご紹介します。試験勉強の取り組み方は、主に3つのポイントが挙げられています。

 

①問題(主に過去問)を解く

ほぼ全員が過去問を解いて試験勉強を行っていました。実際に試験に出た問題を解くことを通じて、本番での問われ方を学ぶ、解答の書き方を学ぶというスタンスが多いです。過去問を解いていない方も、予備校や通信教材の問題に取り組んでいます。

 

②量より質重視

過去問も、練習問題も、数をこなすのではなく、答え合わせ(勉強会では意見交換)の際に、自分がそう書いた/書けなかった理由まで掘り下げることを大切にしている方が多いです。
1次試験はマークシートなので、与えられた選択肢から「選ぶ」事が出来れば正解できます。しかし、2次筆記試験は与えられた文章と問題から「答案を作る」事ができなければいけません。したがって、単発的に過去問を答える1次試験のアウトプット学習と違い、2次筆記試験は自分の思考のプロセスを検証しながらの学習が求められています。

 

③フィードバック重視

独学でも、予備校でも「フィードバック」に関するコメントが非常に多かったです。これは自分が作成した回答が正しいのか、的を射た答案になっているのかを確かめるためです。
2次筆記試験は「模範解答」や「正答」が出ません。そして、予備校の模範解答や個人の再現答案も論点がバラついています
そこで、予備校や通信では採点してもらうのが大切、勉強会では意見交換や指摘をもらうことが大切、独学では「複数の」模範解答と自分の答案との比較を通じて、不足や見落としを明らかにし、軌道修正していくことが求められています。

 

プラスワン:自分のやり方を確立

絶対的な方法は誰も明言しませんが、「自分なりに」等と自らが納得できるスタイルが合格に繋がる、というコメントがとても多いです。

色々な解法やアドバイスに耳を傾けつつも自分のスタイルを崩さないことを心掛けた方が良い(イチハタサンさん)

最適な勉強方法は人それぞれであり、やりながら改善し続けるもの(だんごさん)

人がやっている事をあまり試さなかったため自分に合っている勉強スタイルを見つけるまで時間がかかりました。(いんこさん)

少なくとも一度は「自分の答案を読んでもらい、表現の伝わりやすさに問題ないか」を、可能な限り早めに見てもらうことをお勧めいたします。(DKさん)

自分では良い視点で書けたと思っていた回答に、「これは事故ってますね・・・」と指摘されたことで、二次試験の特性をつかむことができました(ひでさんさん)

2次試験はコツをいかに早く掴めるかがポイントだと思います。コツを掴むためには高得点者の解答をいっぱい見て、自分なりに理解することが大切(ゆうすけさん)

 

~さいごに~

私が2次筆記試験の勉強で「気づき」に至った話をします(時間の無い方は飛ばして下さいね)。

1次試験後、過去問を解いて「ふぞろい」で論点を検証しても、ピントの合わない解答ばかりしていました。これでよいのだろうかと迷いながらも、毎日取り組むもモヤモヤした答え合わせを行うのみ。
そして、小学生の頃、夏休みに毎日のように見ていた、スタジオジブリの「魔女の宅急便」のワンシーンを思い出すわけです。

キキ「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、分からなくなっちゃった」

ウルスラ「そういう時はジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる」

キキ「でも、やっぱり飛べなかったら?」

ウルスラ「描くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に描きたくなるんだよ」

(セリフは映画スクエアより引用
ちなみに「宅急便」は登録商標です(登録商標…経営法務の出題分野ですね)。

2019年8月のカワサン「私、1次試験では問題が解けたの。でも、2次筆記の過去問はどうやって解くのか、分からない

試験の神様「そういう時はジタバタするしかないよ。解いて、解いて、解きまくる

2019年8月のカワサン「でも、やっぱり解けなかったら?」

試験の神様「解くのをやめる。散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに急に解きたくなるんだよ」

そして私は、突然のお盆明けから3週間の出張へ。結婚して以来初めて、家族と離れた生活をしました。

出張先でのプチ独身生活。過去問や参考書は持ってきたものの、寂しさや不慣れな場所のストレスも相まって、同僚と飲む毎日で勉強も手つかず…
そうして1週間が経過。受け入れ先の職場の方が、ふとこんな話をしたのです。

「カワサンの職場の上司は○○くんだよね。○○くんと一緒に仕事した事があるけど、彼はデキるよ。今のうちにたくさん教わるべき。なんといっても、彼はエグいツボの押さえ方をするんだよね」

エグいツボの押さえ方」ハッとしました。
急に過去問が解きたくなり、退社後、久々に過去問を解きました。

結局この日はパッとした回答は書けませんでしたが、毎日「エグいツボの押さえ方は何か」をテーマに1日1事例は解き続けました。解答の何が本文とズレていたのか、用いた言葉は本文で使われているか。他の設問の解答と同じようなことを述べていないか…等々。「出題の主旨」にも着目しながら、その問題の「エグいツボ」ってどこかな~と試験前日まで毎日探り続けました。

ツボは場所を外すとただ痛いだけです(押したら痛いツボもありますが)。
2次筆記もそうなんですよね。外したら得点できません。と偉そうに言う私も100点取ったわけではないので、外したツボが沢山ある訳ですが…

 

~回答&簡素な解説~

正解:エ(bとe)

a MRP:Material Requirements Planning(資材所要量計画)

b かんばん方式:トヨタ生産方式における、後工程引取方式実現の手法。

c セル生産方式:異なる機械をまとめて機械グループを構成する生産方式。

d 製番管理方式:製品やそれに紐づく部品や材料に同じ番号を付する方式。個別生産や小ロット向き。

e あんどん方式:トヨタ生産方式における自働化の手法。以上をすぐ関係者に周知する。

生産方式は頻出論点ですから、トヨタ生産方式は何も考えずに答えたい論点です。
(参考文献 :スピードテキスト3運営管理 2018年度版(TAC出版))
(参考:トヨタ企業サイト|トヨタ自動車75年史

 

では、また!


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おはようございます。
いけちゃんです。
(合格体験記はこちら、前回までの記事はこちら

1次試験の7科目、学習範囲が広くて大変ですよね。
レベル的には関連分野の検定試験における3~2級レベルに相当するとも言われていますが、
はてさて、皆さんの実感はいかがでしょうか。

本日の記事は、こんな方向けです。

誰もが憧れる「一発合格」をあえて目指さず、戦略的に1.5年~の学習計画を作成し実行しているあなた
学習計画の進捗が思わしくなく、科目合格を狙おうと考え始めているあなた

記事の終わりには「告知」もあるので、そこだけはぜひご覧ください

学習計画について

先日、試験実施スケジュールが公表されましたが、例年どおりであれば、以下のような実施状況になるかと思います。

試験日毎の実施科目(予想)

2020年7月11日(土) 【あと121日】
A 経済学・経済政策(試験時間:60分)
B 財務・会計(試験時間:60分)
C 企業経営理論(試験時間:90分)
D 運営管理(オペレーション・マネジメント)(試験時間:90分)

2020年7月12日(日) 【あと122日】
E 経営法務(試験時間:60分)
F 経営情報システム(試験時間:60分)
G 中小企業経営・中小企業政策(試験時間:90分)

あと4ヶ月。どのように学習する予定でしょうか?
1次試験では、「過去問題を利用したアウトプット重視の学習法」が王道です。
すなわち、①教材を早めに絞って、②習慣付けして学習時間をどれだけ稼げるかが勝負です。
2次試験と違い、1次試験は学習時間に比例して実力が伸びます

「一発合格道場」読者の皆さんは、すでに学習計画を作り、PDCAを回している方が多いのではないでしょうか。先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)でも、合格者にはそうした傾向が如実に表れていましたね。
ドキッとした方は、ぜひ今日からチャレンジしてみてください)

試験日までに確保可能な勉強時間を算出し、科目ごとに割り出せる時間を逆算。ご自身の学習経験(実務、他資格に関する勉強)と照らしてメリハリをつけて臨む必要があります。
べりーの記事(1次試験中の時間管理と得点の積み上げ ~診断士本試験・過去問演習編~)でも、G.W.の使い方は超重要なことがわかりますね。
こうして考えていくと、複数年計画で目標を達成するという選択肢が視野に入ってくることになります。

科目「合格」と「免除」制度について

前置きが長くなりました。
これからご紹介する科目合格制度は、平成18(2006)年度に開始されたようです。
その根拠は、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」に定められています。
(もしよかったら規則全体を読んでみてください)
ちょっと長くなりますが、折角の機会なので第四十一条だけ引用します。

中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則

(第一次試験の免除)
第四十一条 次の各号に掲げる者に対しては、その申請により、それぞれ当該各号に掲げる科目について第一次試験を免除する。
一 学校教育法による大学若しくは高等専門学校、旧大学令による大学(予科を含む。)、旧高等学校令による高等学校高等科又は旧専門学校令による専門学校において通算して三年以上経済学に属する科目の教授若しくは准教授の職にあった者又は経済学に属する科目に関する研究により博士の学位を授与された者 経済学・経済政策
二 経済学について公認会計士試験を受け、その試験に合格した者又は不動産鑑定士(不動産鑑定士試験に合格した者を含む。) 経済学・経済政策
三 公認会計士(公認会計士試験に合格した者を含む。)又は税理士(税理士法第三条第一項第一号から第三号までに規定する者を含む。) 財務・会計
四 弁護士(司法試験に合格した者を含む。) 経営法務
五 技術士(情報工学部門に登録されている者に限る。)又は情報工学部門に係る技術士となる資格を有する者 経営情報システム
六 情報処理の促進に関する法律第二十九条第一項の規定による情報処理技術者試験(情報処理の促進に関する法律施行規則の規定によるITストラテジスト試験、システムアーキテクト試験、プロジェクトマネージャ試験、システム監査技術者試験又は応用情報技術者試験に限る。)に合格した者 経営情報システム
2 第一次試験の一部の科目に合格した者に対しては、その合格した第一次試験の行われた年の初めから三年以内に第一次試験を受ける場合は、その申請により第一次試験の当該一部科目を免除する。

【2020/3/17一部改正により追加】
3 前項の規定にかかわらず、災害その他やむを得ない事由により同項の期間内に第一次試験を受けることが困難であるときは、経済産業大臣が当該事由を勘案して定める期間内に第一次試験を受けることとする。

他資格等保有による免除(第一項)

特定の資格試験に合格された方は、特定科目における「中小企業診断士となるのに必要な学識」(同規則第四十条)を備えているものとみなして、「申請」すれば受験が免除されるのです。
例えば、弁護士の方であれば、「財務・会計」(税理士になれるから)と「経営法務」以外の5科目で「総点数の60%以上」を得点し、かつ1科目でも「満点の40%未満」がなければ1次試験合格が可能です。

カテゴリーごとの分母としては、第六号にある情報処理技術者試験の合格者の方が、一番多いかもしれません。
中でも、応用情報技術者試験は「経営情報システム」の免除を狙って受験される方も多いようです。
個人的には、「経営情報システム」の対策をするより、応用情報技術者試験の勉強をする方がよほど大変で遠回りだと感じましたが、中小企業診断士試験を機にIT活用の重要性に気づき、深掘りした学習を進めていくのだとしたら、それは大変素晴らしいことだと思います。

ここで一つ指摘しておきたいのは、「企業経営理論」「運営管理」「中小企業経営・政策」の3科目については、どのような受験生にとっても必修科目とされているということです。試験時間も90分割り当てられており、「学識」の中でも、この3科目がより重要視されていることが伺われます
他資格を有している様々な分野の専門家の方にも、当該分野を学んでもらい、中小企業政策の普及に寄与してもらいたいという意図が垣間見えるのです。

科目合格による免除(第二項)

前年度に特定の科目で満点の60%以上を得点できると「科目合格」に認定されます。
(正確には「試験委員会が相当と認めた得点比率」とされていますが、これまで60%から基準が変わった事はないようです)
「科目合格」した後、残存科目で総点数の60%以上を獲得すると「1次試験合格」となります。
「科目合格」の有効期間は3年間ですが、免除申請は受験申込時にしかできないのでご注意ください。

(科目合格と組み合わせた最終合格パターンは令和元年度の「第1次試験案内・申込書」をご参照)

(2020/3/20午後17:30追記)「有効期間の延長について」
3/17付の官報にて、「中小企業診断士の登録等及び試験に関する規則」の改正が公表されていました。それによれば、「災害その他やむをえない事由」(=新型コロナウイルスの感染状況を念頭に置いているものと思われます)で本来の有効期間に受験できなかったときは、その有効期間を経済産業大臣が定める期間まで延長する旨が定められました(同規則第四十一条第三項)。同様の事由で、1次試験合格者が有効期間である2年間に2次試験を受験できなかったときは、有効期間を延長する旨が定められました(同規則第四十三条)。2次試験合格・養成課程/登録養成課程卒業後の登録期間(同規則第一条・二条)、更新登録(同規則第八~十条)についても同様の規定が設けられています。
朗報ですね!!

科目合格を利用するメリット・デメリット

科目合格を利用する=複数年計画で1次試験に臨むということです。
ただ、ここで忘れてはならない視点があります。

仮に3年で1次突破を考えるなら、最大3年間、2次試験の準備期間がある
(参照:10代目makino「【今やっておきたいこと】科目合格のメリットを活かそう」)

未合格の科目に集中するだけでなく、2次試験を意識した学習スタイルを実施してこそ、この戦術に意味があります
免除科目で余裕が出来た分、「学識」(1次の試験知識)の「応用能力」を問われる2次試験についても、じっくり勉強したいところです。

学習期間の戦略的な長期化にあたり、合格目標年度の2次試験を見据えた「ピーキング」は一つの鍵となります。
つまり、試験本番で最大のパフォーマンスを発揮(ピーク)できるよう、調整するという事です。
「ピーキング」を含めた、2次試験を意識した学習スタイルについては、後日あらためて記事を書きたいと思います。

メリット・デメリット

さて、私の考える、科目合格を利用するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

【メリット】受験科目を削減し、学習時間の配分を変更することが可能
【デメリット】リスク分散効果が弱まる

メリットはこれまでご説明した通りです。
デメリットである「リスク分散効果が弱まる」とは、受験科目数が減少することで、未合格科目の難化の影響が大きくなるという話です。

仮に得意科目に科目合格し、不得意科目を翌年に残した際、翌年の試験では足切りには合わなかったとしても、得意科目による平均点のカバーがなくなってしまうことがリスク分散に影響してしまうでしょう。
なお、このデメリットについては、得点源と考えることが出来るほど完成度が上がっている科目があるなら、来年また受験してもよいのでご安心を。「強みは活かす」ということですね。
こうして考えてみると、苦手科目を後回しにするという計画の立て方はあまり上手くないということは、おわかりいただけると思います。

私の失敗例

1回目(2017年):3科目合格
「財務・会計」(64点)「企業経営理論」(67点)「経営情報システム」(60点!

苦手科目がたまたま60点に到達していたので、これ幸いと翌年その科目を免除することにして、勉強時間を他の科目に充てることにしました。いわゆる暗記科目のうち、「経営法務」と「中小企業経営・政策」を残してしまったので、試験勉強における負担を省力化し、集中しようと考えたのでした。

2回目(2018年):4科目合格
「経済学・経済政策」(80点)「運営管理」(64点)「経営法務」(52点+8点)「中小企業経営・政策」(64点)

2018年の「経営法務」は語り継がれるほどの難化を見せました。
結果的に、後に発表された得点調整措置(8点を一律加点)がなくても合格できる点数を総合計では稼げていたものの、試験時間中は冷や汗をかくハメになりました・・・。
また、せっかく準備する時間があったにも関わらず、2次試験の本格的な対策を始めたのは1次試験後。要領の悪い自分は、勘所がわからないまま試験当日を迎え、見事に玉砕しました。お恥ずかしい限りです。

不得意科目を欠席するという選択肢

試験当日、不得意科目(学習が不足している科目)は受験しないという考え方もありますね。
昨年の1次試験でも、全受験者数17,386名のうち、2,695名(15.5%)もの方が1科目以上欠席されています。
個人的には、学習不足の科目であっても、お試しで受験するのも一案ではないかと思います。
(あわよくば…欲をかいてはいけないのですが。)

ちなみに、科目合格していると、「中小企業診断士第1次試験のご案内・申込書」が送付されてきます。(参照
昨年、1次試験を全科目合格されていると送付されてきませんので、ご注意ください

目的に合わせた戦略、戦術を

この記事の目的は一つ。「あなたのペースでいいんだよ」と皆さんの背中を押したかったのです。

私の場合、最初から複数年計画で試験に臨んだわけではなく、結果的にそうなってしまっただけなのです。
でも、3年弱という学習時間にも、2019年というタイミングでギリギリながら合格したことにも、意味があったと感じています。資格取得という道では遠回りしてしまいましたが、その間、自分自身の志は熟成できたと思いますし、この試験にも真剣に向き合えたと思います。だからこそ、この資格を最大限活用したいとも思えました。

「一発合格」を表題に掲げる道場において、ストレート合格者だけでなく、多年度合格者も執筆メンバーに加わるようになったのは、全ての受験生に多様な合格者からの視点をお届けするためだと考えています。
ストレート合格者からは「効率的な学習方法と思考プロセス」を、多年度合格者からは「経験に基づく戦略と不屈の精神」をお伝えできたら嬉しいです。

話を戻しますが、科目合格は日々忙しく過ごしている受験生にとって、受験のハードルを下げられる素晴らしい制度です。
誰もが試験勉強だけに邁進できる環境を得られるとは限りません。
一方で、同じ科目でも年度によって難易度にバラツキが生じる点で、科目を絞りこんで勉強するのは、リスクが高い戦術だということもしっかりとご認識ください。
「経済学・経済政策」「財務・会計」のような理解が重んじられる科目は継続的に強みに出来る一方、「経営法務」「中小企業経営・中小企業政策」のような暗記科目は、出題傾向が変わると途端に地雷科目になります。
上記でご紹介したように、“国家試験としてのバランスを欠くのではないか”と思いたくなるほどの難化を見せる事もあるからです。

今日のまとめ

複数年計画もアリ。但し、科目合格制度の利用は慎重に検討を!

以上、いけちゃんでした!
それでは、体調第一でお過ごしください。今日も一日頑張りましょう!


【「ココスタ」オープンのお知らせ】

オンラインコミュニティ「ココスタ」が、いよいよ3/22にオープン!

今年は、設立者である10代目ksknに加え、昨年合格したメンバー8名が事務局に入ります
一足先に合格しただけの私たちが何が出来るのか、参加してくださる受験生の皆さんと「新しい診断士受験コミュニティ」を作っていくため、ここまで議論してきました。
その結果、

「中小企業診断士試験の合格を目指す参加者が積極的に発言・質問し、密に交流することで、合格に必要な知識やノウハウを獲得する場
ココスタ利用規約+入会申込みフォーム

という理念を「利用規約」に掲げました。
皆さんの自主性を最大限尊重しながら、事務局がファシリテートさせていただきます。
上記リンクから「利用規約」をお読みいただき、同意いただける方は、ぜひご参加ください♪


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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

3月決算の会社にお勤めの皆さん、年度末お疲れ様です。
そうでない方も、いろいろ大変な時期だと思います。

まずは健康第一で、美味しいもの食べて元気にまいりましょう♪

4月4日(土)オンラインセミナーもよろしくお願いします^^

 

本日は【実録】リアル企業経営理論・事例Ⅰの世界② と題して、前回に引き続き、私の体験談を一次試験の「企業経営理論」と二次試験の「事例Ⅰ」に紐付けてお話ししたいと思います。
前回の記事はこちら
会社を経営するうえで欠かせない「人事施策」のお話、少しでも知識と実感が結び付く機会になれば幸いです。

前回同様、私が勤務した(している)「東京のHR(人材)ベンチャーA社」「地方の金型屋B社」に登場してもらいます。
ざっくりプロフィールはこんな感じです。

前回は組織風土と、組織体制の観点からA社とB社を比較してみました。
今回からは2回に分けて、より具体的な人事施策について両社を比較し、それぞれの特徴を
考えてみたいと思います。

それに先立ち、人事施策のいわゆる「茶化」って、聞いたことありますか?

私は、「茶化」を去年の道場夏セミナーで知りました。おそい…。
人事施策に関する一種の語呂合わせというか、覚え方であります。
二次試験の事例Ⅰでよく使う切り口なので、覚えておいて損はないです。
茶→サ+ハ+ホ(採用・配置・報酬)
化→イ+ヒ(育成・評価)

これで、人事施策の重要な5つの要素を覚えることができます。

「茶化=採用・配置・報酬・育成・評価」に関する過去記事もあわせてどうぞ↓
10代目かわともさん 最低限押さえたい「1次知識」まとめ

 

もひとつオマケに、語呂合わせ「幸(さち)の日も毛深い猫」の解説もどうぞ↓

9代目よこよこさん 【事例Ⅰ】幸の日も毛深い猫~組織人事のフレームワーク

 

ちなみに、実際の人事施策の循環でいうと、採用→配置→育成→評価→報酬(→配置。以下ループする)ですかね。

 

それではA社とB社それぞれについて、「採用~配置」を見ていきましょう。

東京のベンチャーA社の場合

① 採用

私は設立後10年未満のA社に、中途で入社しました。全く同じ日にもう一名中途入社した方がいまして、その方の前職は大企業のマネジメント職でした。
当時のA社は、大企業のマネージャー経験者と、私のような社会人経験5~10年くらいの中途社員を、積極的に採用していました。
「組織のライフサイクルモデル」でいうと、共同体段階から公式化段階に移る過渡期にあったのだと思います。

ん? 組織のライフサイクルモデル?

一次試験の知識です(あんまり出ないけど…)。覚えていますでしょうか。

会社組織が生まれて、拡大・成長していく過程で、組織戦略や管理方法が変化していく様子を説明するモデルですね。
具体的には「企業者段階→共同体段階→公式化段階→精巧化段階」でした。

この中で共同体段階→公式化段階では、人事制度や分掌権限規程等、様々な管理制度が導入され、組織が次第に官僚的になっていきます。

A社の場合、私が入社する少し前までは【経営陣+(知名度ゼロの会社に思い切って転職した)中途+(純粋無垢な)新卒】という人員構成で、ほぼ全ての案件を社長か取締役がマネジメントしていたそうです。

まさに、社長の強力なリーダーシップで組織を牽引する共同体段階です。

商談にはできる限り社長が同行、企画書も全部社長がレビューするから終わらない。
メンバーはそれがA社&社長の流儀と心得ているので、終電を越えて会社で仮眠しながら朝まで仕事。
そんな時代があったそうです。

しかし、会社が大きくなるにつれ、社長は考えます。
「このままじゃ会社が回らない。受けられる案件にも限界がある。ていうか自分が倒れる。そろそろ本格的に組織と制度を整えよう」と。

そこで、人事制度や各種規程を整備すると同時に、制度を適切に運用できる人材の採用に力を入れ始めます。

具体的には、「大企業でマネジメント経験がある中堅」と「社会人経験があり、組織の何たるかを一通り知っている若手」です。
私と同じ日に入社した方は前者、私自身は後者でした。

以前からA社にいた中途入社組は、前者と共にプレイングマネージャーとなっていき、新卒入社組は、後者と共に現場の戦力として活躍します。
社長以下経営陣は、既存事業をマネージャー陣に任せて、新規事業開発に軸足をシフトしていきました。
これが、共同体段階から公式化段階への過渡期であったというわけです。

もちろん共同体段階から公式化段階に進んでも、社内の雰囲気がいきなり変わるわけではなく、ベンチャーらしい良い意味でのフラットさは健在でした。
ここでお伝えしたかったのは、新興企業が成長するにつれ、採用のテーマも変わっていくことの具体的なイメージです。

ちなみに、蛇足ながら創業間もない起業者段階では、求人広告等も出さず、友人・知人の紹介のみで採用活動をしていたそうです。
広告を出す金銭的な余裕も、人を育てる時間的な余裕もない段階では、紹介による即戦力採用は合理的な判断といえます。

 

② 配置

A社入社後、私は予定通り営業の1チームに配属されました。
そこまでは想像通りだったのですが、最初の四半期が終わると、社内で大規模な異動がありました。
営業のチーム編成が変わり、上司が変わり、他部門へ異動する人もあり。
「決算時期だからかな?」とも思いましたが、次の四半期が終わると、再びチームをシャッフル。

実は、四半期ごとの大胆な配置換えが、A社の特徴でした。
(お客様にも「また変わったのw」ってよく言われた……)

 

背景を考えると、いくつかの事情が挙げられると思います。

頻繁な採用・退職
→人の出入りがあるので、人数調整の意味でも毎回見直しが必要。

若手の抜擢
→年齢や性別を問わず実力主義なところがあったため、成果を上げた人や意欲のある人は積極的に登用していました。
実際、私が入社後配属されたチームのマネージャーは、大変優秀な20代の女性でした。
若手が抜擢されるので組織の流動性が高い。

既存事業運営のPDCA
→たとえば【before:新規顧客/既存顧客で2チーム体制】→【after:取引の規模別に3チーム体制】のように、営業チーム編成の切り口が変わることもありました。
「どうしたら営業活動を最適化できるか」を考え、会社としても試行錯誤を繰り返していたようです。

新規事業の拡大・縮小
→メインの事業はあるものの、会社の成長のため、常に第二、第三の柱となる事業を模索していました。
新規事業は、うまくいけばそのまま事業部として定着し、撤退の判断をすれば部署ごと解散して人員は他の部署に再配置。

これを短期スパンで行うため、人事異動が増える。

配置替えコストの少なさ
→パソコン一つ持って仕事をするフリーアドレス制をとっていたため、いわゆる異動に伴う引越し費用はほぼゼロでした。
また、製造業のように厳格な工数管理もされていなかったため、人事マスタの部署名を変更し、名刺を刷り直せば「一丁上がり」の世界でした。

(あくまでイメージです)

上記のような理由が背景にあって、四半期毎に大小さまざまな形で組織が変わっていました。
一言でまとめると、「少ない経営資源を最大限に生かすため、四半期ごとに適切な人的資源の配分を考え、柔軟に配置する」状態だったということですね。

 

地方の金型屋B社の場合
B社に関しては、そこまでおもしろくない…A社ほどリッチなストーリーではありませんが、A社と比較した特徴はこんな感じです。

① 採用
中途採用はほとんど行わず、新入社員の定期採用がメイン。
ちなみに大卒と高卒を両方採用しており、人数比率は年にもよりますが1:4くらいです。
大卒は技術系・事務系、高卒は製造系の職種別採用なので、とにかく製造部門の人数を確保する意図があります。

ですが、金型に限らず工場の仕事は、夏は暑く冬は寒い肉体労働のため、最近は高校生も「できれば事務系を希望」という方が増えてきたそうです。
そのため製造現場の人材確保は、近い将来課題になるかもしれません。

ちなみに、現在、中途採用を行っていない理由としては、求められる知識やスキルが特殊なため、異業種からの転職が難しいことが挙げられます。
そもそも工場の仕事は女性には厳しいので、そういった意味でも対象となる人材が限られます。
(事務職とはいえ、私が採用されたのは、社長の気まぐれ温情としか言いようがありません。感謝。)

この辺りも、今後人手不足となれば、ITやロボットを駆使して、未経験者や女性でもそれなりに仕事ができる仕組みを整える必要がありそうです。

 

② 配置
大きな人事異動は年に1回、年度初めに実施し、下半期が始まるタイミングでもう少し小さい異動があります。
工場の1班⇔2班の異動など、小規模のものは工場長権限で適宜行っています。
製造/技術/営業/管理と組織が出来上がっているので、部門の新設等はほとんどありません。
なんだか本当に新鮮味のない記述ですみません。

いや、でも製造業は人員構成を変えると各機械担当の見直しを迫られたり、CAD等のソフトウェアが追加で必要になったりするので、名簿だけ変えて一丁あがり! というわけにはいかないのです。

 

(イメージです)

そんな中でもトピックとしては、最近研究開発寄りの部署ができたことでしょうか。
固定顧客がメインの金型屋といえども、周辺領域に少しずつマーケットを広げていく必要を感じ、ルーティンワークから離れて開発業務を担当する部署を発足させたのです。
このあたりにも、会社の課題を感じますね。

 

第2回、いかがでしたでしょうか。
「企業経営理論」と「事例Ⅰ」、おもしろいですよ。好きになりますよ~(暗示)。

明日はいけちゃんが、皆さん気になるあの話題について解説してくれるようです。

それでは、引き続き一緒に勉強頑張りましょう~。

 

 


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こんにちは。べりーです。(前回までの記事はこちら

今年はオリンピックイヤーです。
本来であればそろそろ色んなイベントが行われ、世界中がオリンピック一色でお祭り騒ぎし始めている頃であったと思いますが、現実といえば新型コロナウィルスが感染拡大して世界中で猛威を振るい、感染者、重症者、死亡者が日ごとに増えている事態です。

もしこの記事をご覧の皆様の中にご家族や大切に思っている方で感染被害にあわれた方がいらっしゃいましたら、謹んでお見舞い申し上げます。

とにかく一刻も早い事態の収束と罹患された皆様の回復を心より願います。
いまの状況を考えるとあまりにも気楽すぎて大人として無責任すぎる願いだと思いますが、ただただそう願います。

 

3月7日に東京都中小企業診断士協会のHP上で次のメッセージが発信されたそうです(こちら)。

(前略)観光業、小売業、飲食業、製造業など様々な業種の中小企業の業績や資金繰りに影響が出始めています。中小企業診断士の総力を挙げて、この危機を乗り越えて参りたいと存じます(後略)

中小企業診断士の総力を挙げてこの危機を乗り越えたい・・・

私達が取得を目指す資格が、もしこの困難のさ中に不安を抱いている誰かを助ける力を持つのであればこんなに遣り甲斐があることはないなと、勝手に熱い思い🔥を抱きました。

こんな時だからこそ、やる気魂にスイッチを。
あなたの勉強にはきっと意味があると信じます。

 

<学習環境について

もしかしたら皆様の中にも、この1ヵ月間で学習環境が変わってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

勤め先の方針で在宅勤務となった方は、通勤中や昼休みなどの隙間時間がなくなるため学習のリズムが取りづらくなったかもしれません。
お子様がいらっしゃる方は、学校休校もあいまって、学習ペースが狂ってしまっている方も多いかもしれません。
翌日に学校がないから子供が夜遅めの時間まで起きていて「遊ぼ!」とせがまれたり・・・(可愛いしこんな時だから断りづらかったり)

そのような場合になんとか以前の学習ペースを取り戻そうと工夫するのもいいと思いますが、家族に協力依頼するのはできれば最後の手段にしたいですよね。
むしろやり方をガラッと変えることで、まとまった時間が作れるかもしれません

ひとつ具体的に例を挙げるとするならば、「朝勉強(朝勉)」です(既に導入済みの方はすみません)。

生粋の夜型人間であり大の深夜番組好きである私も合格年に取り入れたのですが、朝7時から9時までマッ〇にこもって勉強する習慣を取り入れたことにより、毎日最低でも2時間の「まとまった勉強時間」を確保しました。
繁忙期に残業が続いて夜に勉強時間が取れなくても、朝の内に勉強できているため精神的に追い込まれずに済みました。

もし在宅勤務だとしたら「自宅で家族が起きて来る前の時間を朝勉に当てる」というやり方を考えたと思います。

あくまで一例にすぎませんが、朝学習に関しては先代たちも記事にしていましたので、ご興味おありの方は下記をご覧下さい。

僕は朝型!ついでにうち勉派! by 初代JC
夫・父親業と勉強の両立 by 5代目u-ta

3つ目は朝勉強というか、丑三つ時勉強法?
意外と在宅勤務の方に向いているかもしれない「時間の作り方」を考えさせてくれる記事です。
決めておきたい、時間の過ごし方、使い方。 by 11代目カワサン

 

<1次試験中の時間管理と得点の積み上げ>

昨日の記事(こちら)でTomatsuも書いていますがTACでは4月6日から完成答練が始まり1次直前期に入ります。

そこで今回は1次試験の「本試験」ならびに「過去問演習(年度別ヨコ解き)時」にどのように時間管理(タイムマネジメント)を行い、どのように60点を超すための「得点の土台」を積み上げていくか?について、自分の例をサンプルに取り上げさせていただこうと思います。

※ヨコ解きとは?・・・過去問を年度別に解くのが「ヨコ解き」年度をまたいで論点別に解くのが「タテ解き」です

まず、得点を積み上げるためには「必勝問題」の対策が重要です。

 

~必勝問題とは?~

道場の過去記事でも一貫して語られている通り、1次試験には「絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題」つまりその問題を落とすと合格ラインから遠ざかってしまう重要な問題と、「そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう“逆ザヤ沼”問題」があります。

 

■必勝問題(絶対に落としてはいけない皆が点を取る問題)
・TAC過去問集のABCランク問題
・過去問完全マスターのABランク問題

著作権フリーイラスト, ベクター, EPS, 人形(ドール), 達磨(だるま), 縁起物

 

■逆ザヤ沼問題(そこまで追いかけると点数と労力が見合わないのにズルズルとハマってしまう問題)
・TAC過去問集のDEランク問題
・過去問完全マスターのCランク問題

なぜ必勝問題を重視し、逆ザヤ沼問題を捨てるべきか?は以下の記事が大変分かりやすいので、もし違和感をお感じの方はぜひご覧下さい。

1次試験分析結果から見えた!~DE問題はやっぱり後回し!~ by 9代目だいまつ
【一次データ分析②】勝負の別れ目Cランク!~企業経営理論~ by 9代目Chika

 

当然ながら「必勝問題」は人によって得手不得手があるため一様ではない、・・・とはなるべく思わない方が良いです。
そう思ってしまうと追い込みが甘くなるだけでしょう

TAC過去問集のABC問題、過去問完全マスターのAB問題に限れば、できれば9割は正解できるというところまで目指すことで、きっと科目ごとの点数のバラツキを減らせる筈です。

そうすると合格がグッと近づく筈ですので、最初からあまり得手不得手を自認しすぎず、必勝問題の9割正答を目指してみてはいかがでしょうか

 

~1次試験中の時間管理と「必勝問題」による得点の積み上げ~

診断士試験は、1次試験も2次試験も非常に時間に追われる試験です。
1次試験は選択式(マークシート式)ですが、25問を60分間で解く経済や財務は単純に割り算すると1問あたり約2分20秒しか時間を使えません。

このタイムマネジメントをいかに安定して行うか?に関しては、私は道場の過去記事を読み漁り、どんどん取り入れていきました。
学習期間中、本当に一発合格道場の記事にはお世話になっていました。

様々なお役立ち情報を組み合わせた結果、「財務会計」について、以下のような「型」「決まった手順」「ルーティン」「MYルール」にカスタマイズして本試験や過去問演習(ヨコ解き時)に取り組みましたので、具体的な例、サンプルとしてそちらをご紹介させていただきます。

なお、以下は私の「試験持ち込み用サブテキスト(財務会計用)」である「ポケテキ」にメモ書きした「実物のMYルール」なので、属人的な内容が含まれることをご承知おき下さい(下記②と③)。

【財務会計】
①最初から 3~4周する前提で臨む
・1周目は、「瞬殺できる必勝問題」のみを30分間で解きそれ以外は躊躇せず飛ばす ※疾走感が重要!
・2周目は、残った知識問題とピンと来る計算問題を解く
・3周目は、気合の要る計算問題を解く

② 必ず5分以上は見直しの時間を確保する
・経営指標分析の「>」の向きや「値が大→改善?悪化?」が逆になるミスはないか?
・「t」か「1-t」か?
・フリーキャッシュフローの計算は設備投資額を引いたか?
・そもそもマークミスはないか?

③ ア~エのそれぞれを計算させるパターンは、途中で「これじゃね?」と出会っても必ずすべて計算する
・もう1つ「これじゃね?」が出てきたらどちらかが誤り(よくある)

②と③はミスを連発したため書いた戒めのメモです(属人的)

上記①「1周目」スピード感を大切にして「瞬殺できる必勝問題」を一網打尽にします
逆に言えば「瞬殺できる必勝問題」以外は着手しません。
絶対に1周目で「逆ザヤ沼問題」にハマるわけにはいきません。

特に1周目で計算問題を深追いしすぎないように十分に注意して下さい。
なぜなら計算問題は「解いてみたけど選択肢と全然合致しない」ときに逆ザヤ沼問題化しやすいためです。
それほど1周目はハマらないよう警戒し尽くしました。
勿論これまでの学習であまりそういった事態に陥らなかった論点であれば計算問題も瞬殺していきます。
以前の記事「経済と財務はトコトン理解系」にも書きましたが、財務会計の問題構成上、知識問題と計算問題の割合は大体「半々」か計算問題の方が多いぐらいなので、計算問題にも「瞬殺できる必殺問題」を作っておくことが必須です。

また、前回の記事(診断士1次/2次試験の潮流・俯瞰・設問の「3つの目」)の鳥の目に通じますが、私の場合は「30分間で今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」ことを第一に考え、瞬殺できる必勝問題を着実に解ききった上で、開始30分間で最終問題まで辿り着くことを重視しました。
30分間経った時点でマークシートが半分以上埋まっている状態を最低限の目安にしました。

このように「何周も回すことを前提にする(予め決断しておく)」ことで「必勝問題から優先的に解ききる」ことを可能にします

2周目は20~25分間ほどかけて、気合の要る「経営指標比較」を除くすべての設問を解ききるぐらいの気持ちで臨みます。
ただし、逆ザヤ沼問題化しそうならやはり躊躇せず飛ばします。
なんなら3周、4周と回すことも辞さないつもりで、沼にハマる前に飛ばします。
ここで、2周目はいつでも20~25分かけて良いと考えるのは危険です。
飛ばす問題が多いほど2周目にかかる所要時間は減るべきなので、その分は差し引くべき点にお気を付け下さい。
なお「経営指標比較」は計算回数が多いため、私はいつでも最後に回していました。

3周目は、イイ感じの時なら「経営指標比較」のみが残っているはずです。
ただし、難化年に当たってしまったら3周目といえど他にも何問か残っているはずなので、4周目を前提に解ききる設問と飛ばす設問を選択して進めます。

最終ラップは、解けないもしくは時間切れの設問が残るはずなので、私の場合は「ウ」で全マークを埋めきりました。

 

上記はあくまで一例でしかありませんが、私の場合、予め手順や判断基準を決めておくことで実地で迷わずに済む効果がありました。

そして「今回試験の難易度と論点を俯瞰して掌握する」というプロセスが最も効果を発揮するのが「難化年」の対応になります。

 

~難化年にどう対応する?~

ちなみに、難化年は大変恐ろしいことに、1周目を15~20分間ほどで終えてしまい、その時点で7~8問しか解けてないという恐怖体験をすることになります。
設問を飛ばしまくるため、時間がかからない。当然ですね。
もしそうなったら、俯瞰した「鳥の目」により「今回は難化年である」ことを把握できたわけですから、人より優位に立てたとお考え下さい。

そしてその後の2周目が重要です。
絶対に逆ザヤ沼問題にハマらないよう「解き始めて5分を超えたら次に進む」など予めMYルールを定めておき、解く問題と飛ばす問題を慎重に見極めながら進めると良いと思います。

実話として、私がこのやり方を試した初期の頃、平成24年の過去問が超難しすぎて1周目完了時点で大量の「飛ばした問題」が残り愕然とした覚えがあります。
あとで知ったのですがこの年の合格率は3.8%と超難化した年でした。

予め「必殺問題の9割は解ける」ところまで仕上がっている感覚があれば、そういうときは「解けなかったのは自分だけじゃない、難化だ!」と思ってよい筈ですが、難易度判定ができないとそこの判定ができずパニック寸前となりかねません。

ちなみにちなみに、この数年間は財務会計は易化傾向が続いたため、この「俯瞰して難易度を図る」プロセスは正直あまり重要でありませんでした。
しかし前回の記事(こちら)に書きました通り、今年の1次試験はどの科目が難化してもおかしくないような状況にあるため、各科目の難易度を俯瞰して把握できると優位になれるかもしれません

 

以上がの説明ですが、最後に1つだけ注意点を申し添えます。
この方式、不規則に設問を飛ばしまくるのでマークミスにはくれぐれもご注意下さい!

 

~試験終了前の見直し~

次の②と③はミスを連発したために書いた個人的な「戒めのメモ」ですみません。

見直しについてですが、私は財務会計の見直しは特に重要だと考えていて、こちらも複数回の回転方式で行う様にしていました。

1周目:マークミスのチェック
2周目:瞬殺できる必勝問題の見直し/検算
3周目:それ以外の必勝問題の見直し/検算
4周目:逆ザヤ沼問題以外の見直し/検算
5周目:逆ザヤ沼問題の見直し/検算

見直し時間が十分に確保できれば「5周目」まで行えますし、年度によっては「3周目」までで時間切れ終了となることもありました。
ただ、マークミスがなく、必勝問題の間違えを最低限に抑えられれば60点レベルに到達できている可能性が高まります
時間ギリギリ、最後まできっちり拾いきるイメージを大事にしました。

 

さて「1次試験中の時間管理と得点の積み上げ」は以上です。

実は上記の様な「MYルール」を財務会計だけでなく「企業経営理論」「運営管理」についても作っていたのですが、今回は記事の分量を鑑みて割愛しました。
もしご興味がおありでしたらコメントに記入いただけましたら後日ご紹介させていただきたく思います。

 

・・・ここまで読んで「いまさら解法テクニックの紹介か」と思われる方もいれば、「聞いたことなかったから部分的には参考になった」という方もいらっしゃるかもしれません。
決して「このやり方なら受かります」というつもりもないですし、正直どれほど需要があるのかも分かりません。

ただ、私は上で「お世話になった」と書きましたが、道場の過去記事には初代から実に10年分もの「目から鱗」のお役立ち情報がたっぷり蓄積されているため、それを知ることで他の受験生に差をつけることができる点は間違いないかと思います。

もしよかったら、ぜひ日々更新される11代目の記事や、検索窓を活用して過去記事からもお役立ち情報を発見・収集して下さい。

その上でご自身のスタイルにあった形で取り入れることにより「合格に十分な実力発揮の準備」を進めていただけたらと思います。

 

<GWから2次事例Ⅳ学習のススメ>

~GWは2次の世界を覗く良いタイミング~

GW・・・ゴールデン・ウィーク

繰り返しになりますが、今年は1次試験が1ヵ月近く前倒しで実施されるため、各予備校も例年より1ヵ月早めて1次試験対策のカリキュラムを組んでいるようです。
そのような状況下では「1次試験を合格するまでは2次試験の学習は不要(物理的精神的に無理)」という声も例年よりも強いかもしれません。

それが正しいかどうかは分かりませんが、今のうちに念のためご紹介しておきたいのが「GWのオプション講座は結構おススメでした」ということです。

サンプルとして具体例を挙げますが、私が受講したのはMMCの事例Ⅳ対策講座でした(「MMC」は予備校の名称です)。
正式な講座名は次の通りです。

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)

それぞれ10時~16時まで、計2日間のオプション講座です。

私はMMCしか経験がないので1例として挙げていますが、この講座に参加して何が良かったかというと、参加者に配られた「アカウントとファイナンスの問題集」の素晴らしさと、絶妙なタイミングの良さでした。

私が参加したのは2018年度の講座でしたが、合格年である2019年度にはこの2冊の問題集を繰り返し何回転も回しました。
MMCは特に事例Ⅳ学習の質の高さが有名かと思いますが、この2冊の問題集が得られて、2日間の講義で2次試験事例Ⅳの情報収集に短期集中できる機会というのは、結構貴重ではないかと思っています。

1次試験を受験する予定の方は、1次試験を合格するまでは「毎週末のみ2冊の問題集に少しずつ取り組む」でも良いと思います。
今年2次再挑戦の方は、2次試験直前期まで毎日この問題集に取り組むことにして何周も回転させるのも良いでしょう。
そのいずれの場合も5月というのは丁度良いタイミングなのではないでしょうか。

もちろん私はMMCの関係者でも何でもありませんが、事例Ⅳで得点を稼ぐ重要さは身に染みて理解していることもあり、「やってみて良かった勉強法の一例」としてご紹介致しました。

もし他のオプション講座や単科講座等で「これが良かった」という情報をお持ちでしたら、コメント欄に記入いただけると嬉しいです。
同じ講座を受講した経験がある11代目メンバーから熱いメッセージが返ってくるかもしれません。

 

~なぜこの時期に記事にしたのか?~

それは「MMC GWオプション講座」の申込受付が先週末から始まったからです。

2020年GW集中ゼミのご案内

①GW財務アカウントゼミ(講座+問題集) ・・・4月25日(土)
②GW財務ファイナンスゼミ(講座+問題集)・・・4月26日(日)

今年は通学生用にZOOMによる教室講義のリアルタイム視聴も用意されているみたいです。
ご興味のある方はぜひチェックしてみて下さい。
(念のため申し上げますが、それなりに費用が発生しますし、問題集が配られるかどうかや講義ならびに問題集の質などは一切保証しかねますので、くれぐれもご自身の判断にてお願いします)

 

<まとめ>

1次試験中の時間管理と得点の積み上げ

「過去問は論点別にタテ解きすべし!」と何度も提案しておきながら今回年度別ヨコ解きの手順を提案したのは
・1次試験も時間管理(タイムマネジメント)が重要
・「逆ザヤ沼問題」にハマらず「必勝問題」を残さず解ききって「合格点の土台を築く」ことが重要
・上記の2点を理解し「(本試験で)合格に十分な実力を発揮する」ためには相応の『準備』が必要
であるため。
※ただし「ヨコ解き演習」は初学でも各科目とも月2~3回程度で十分かと思われます

 

GWから2次事例Ⅳ学習のススメ

自分はMMCの2冊の問題集が「知識の土台作り」に非常に良かったのですが、人によるかもしれません。
オプション講座も安くないですし、教材はご自身の好みやポリシーに合わせてお選びいただくのが良いと思いますが、先日のぴ。の記事(R1年度 合格体験記まとめ~1次試験編~)を思い出して下さい。
・2次試験を見据えて1次試験を学習されている人が多い(おわりに)
・特に独学は学習計画を自分で管理する必要がある(独学のデメリット)
とありました。

この2点を踏まえると、
・「自分はいつから2次学習を開始するか」を決断しておく必要がある
のではないでしょうか?

私はGWは早すぎず遅すぎずのタイミングなのではないかと思っていますが、そのきっかけと自分に合う教材を与えてくれたMMCのGWオプション講座をご紹介させていただきました(繰り返しますが決して同校の関係者ではありません)。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験と各科目の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

今回も1次試験についてと、少しだけ2次試験のお話をさせていただきました。

べりーでした。


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受験生の皆様、おはようございます。トイレットペーパーが品薄状態となりましたが、

キムワイプは大丈夫かな・・?

と心配していた岩塩です。


(ダブルビン方式で発注している会社の在庫は暫くもちそうです)

 

さて、当ブログは「受験生の皆様と伴走」のコンセプトで運営しておりますが、例年と比べるとかなりハイペースで走らないといけない受験日程となっております。体調を整えて、ペースを上げてがんばってまいりましょう^_^

本日は財務会計について書きたいと思います。(初学者向けです)

 

財務会計おすすめ書籍

まずは身の上話で恐縮ですが・・・

私は普段、事業企画の仕事をしておりますが、一方で研究開発部門の方針管理的な仕事もしています。まだ診断士の「し」の字も頭になかった頃の話ですが、

「リソース(主に人)に対して研究テーマ数が多すぎる。選択と集中が必要」

という議論が持ち上がりまして、私は上司から研究テーマの評価方法に関するある外部セミナーへの参加を指示されました。その主な内容は、、、

 <非財務法>
  ・直観法
  ・対話法
  ・スコア法

 <財務法>
  ・ディスカウント・キャッシュフロー法
   ・NPV
   ・IRR
  ・回収期間法

 <マネジメント>
  ・ステージゲート法

・・・半分くらいは研究開発に関する投資評価の話でした。当時、NPVやIRRについては、「なんか投資提案のときに出てくる数字だな~?」というレベルの認識で、詳しくは知りませんでした。(~_~;)

(*ちなみに、「ステージゲート法」は、1980年代にカナダのロバート・クーパー教授が開発した、研究開発テーマを効率的に絞り込んでいく方法論です。)

セミナーでは、減価償却費による節税効果などの話もあり、当時の自分にとってはなかなか難しい内容でした。終了後、セミナー参加の報告書を書かなければいけないので、少しは理解しておかないとマズイと思い、Amazonで検索して、以外の書籍を購入しました。

 

ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務

とっつきにくいファイナンスを素人にもわかりやすい言葉で”ざっくり”解説してくれています。

 

財務3表一体理解法

B/S、P/L、CF計算書をつなげて理解しようというコンセプトの書籍です。

(セミナーでFCFの話が出てきたので、FCF?→キャッシュフロー計算書?みたいな考えで買ってみました)

 

**********

 

以上、前置きが長くなりましたが・・・ 診断士の勉強を始め、スタディングの1周目を終えたあたりで、積ん読となっていたこれらの本をぱらぱら見返してみたところ、財務会計の理解が進みました

良かったのは、個別に勉強した項目間の”繋がり”が見えてきたことです。

 

 

項目間の”繋がり”

以下、繋がりのイメージを簡単に図にしてみます。

 

<会計>

(「財務3表一体理解法」を参考に作成)

  • P/Lの当期純利益と、B/Sの繰越利益剰余金が繋がっている
  • B/Sの現金項目と、CF計算書が繋がっている

 

<ファイナンス>

(「ざっくりわかるファイナンス」を参考に作成)

  • 会計は「利益」「過去」を扱い、ファイナンスは「キャッシュ」「未来」を扱う
  • ファイナンスとは、企業価値の最大化をはかるための投資・資金調達・配当に関する意思決定に役立つツール
    (企業価値とは、投資家(株主と債権者)にとっての企業価値)

 

かなり大雑把ですが・・、このようなイメージができました。

(11代目3chも、これらの本を勉強中に読んでいたみたいですよ)

 

過去問演習でも”繋がり”を意識

初学者に是非おすすめしたい書籍ですが、「本など読んでる暇はない!」という方も多いと思います。今年は例年に比べて一次試験の勉強期間が短いですので、皆様には過去問に最優先で取り組んでいただきたいと思います。

過去問の学習を進める中で、項目間の”繋がり”を意識してみてください。さとまるの記事でも触れていましたが、断片的な知識を体系化することが、試験への対応力を高めると思います。

私は途中「WACCとかCAPMとか、式は覚えたけど、何に使うんだっけ・・?」状態だったのが、問題を解くうちに「CAPMを株主資本コストとしてWACCを求めて、そこから企業価値を計算できる」というような感じで繋がりました。問題や過去問学習を通して、『どんな問題でどのように問われるか?』の情報を蓄積していくことで、体系化が進みました。

体系化して学習することにより、科目全体としての理解が深まり、二次試験 事例Ⅳへの対応力も高まると思います。

H30の事例Ⅳでは、WACCを使って企業価値を求める問題が出題されました。項目間を関連させて本質的に理解していけば、出題傾向が変わっても対応できる可能性が高くなると思いますよ。

 

おまけ

NPVとIRRに関しては、下記のようなグラフで覚えていました。

(H14過去問より)

投資案のNPVが割引率によってどのように変わるかを表したグラフです。

投資案XのIRR→点B
投資案YのIRR→点C

となります。

①割引率<A のとき         いずれもNPV、XのほうがNPV大
②A<割引率<B のとき     いずれもNPV、YのほうがNPV大
③B<割引率<C のとき     YはNPV、XはNPV
④C<割引率 のとき          いずれもNPV

あとは資金などの制約条件に合わせて解答します。

 

以上、岩塩でした


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3月15日(火)12時より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
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決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
万が一「中止」を決断した際には何卒ご理解のほどよろしくお願いします。

一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
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今日で東日本大震災から9年。震災によって人生を変えられた、変わった人も多いと思います。周囲でも、転職や移住をした人もいますし、震災がきっかけで私自身も仕事や人生を考え、診断士受験の遠因となっています。

まさに震災以来の、新型肺炎による経済活動の落ち込みで何かと先行き不安、暗くなりがちな世の中です。震災後に震災で得た教訓を活かして、災害対策から人生観まで、それまでなかった新しい動きや価値観が生まれたことを思い出し、今回も新型肺炎から学べること、今後に活かせることを探して、希望は失わないでいたいですね。

さて、昨日のカワサンの記事では、統計的な視点から、使用したテキストなど独学者の傾向が分析されていました。その分析を踏まえて、より具体的なテキストや問題集の選び方のポイントについて書いていきます。

一次対策テキスト・問題集

✔︎過去問を中心にアウトプット

さっさと過去問に着手すべきという点は、先代含め何度も指摘されている点ですね。角度を変えて何度も問われる頻出論点(具体的には過去問マスターのABレベルなど)について、論点の種類や聞かれ方をマスターすることが必須です。ここは、スタディングの教材や過去問マスターを使いました。

ただ、過去問だけだと、過去に出なかった問題、要は新しい知識や論点を試験会場で目にした時、かなりドキドキしちゃいますね。例えば、令和元年度の企業経営理論で言うと、第18問のビッグファイブなどでしょうか。

そんなわけで、過去問プラスアルファで押さえておきたいのが、

✔︎断片的な知識を体系化してインプット

過去問中心に解いていくのは試験対策として効果的ですが、それだけだと知識が断片的になりがちで、角度を変えて聞かれた時にも対応しにくいもの。

そのため、時間があれば横串勉強法で自分でまとめる、時間のない場合は知識が体系化されている(横串でまとめてある)インプット教材を買っちゃうとよいです。ここでお勧めしたいのが、きゃっしいさんの「まとめシート」。自分でまとめる時間と手間をお金で解決しちゃおう!という考えで、上下巻買いました。

✔︎新しい問題への対応力をつけておく

過去問をマスターすることが必須といえど、過去問だけでは対応できない問題が毎年必ずでます。おまけに知識問題だったりします。。「これは絶対間違い」で選択肢を消去して正解を選ぶ消去法だけでなく、自分が持てる知識を総動員して推測する力をつけておく必要があります。過去問マスター以外に模試やスタディングの直前対策講座で補強したつもりでしたが、ちょっと弱い部分だったかもしれません。

以下は一次試験対策で購入したテキストリストです。

【使用したテキスト・問題集】
・スタディング(スマート問題集、過去問セレクト演習)
・スタディング(直前講座)
・過去問マスター(中小企業政策以外の6冊)
・まとめシート(上下巻)

二次対策テキスト・問題集

✔︎自分と他者の答案の比較

模範解答が発表されない二次試験では、合格答案と自分の答案を見比べて、どんな内容をどんなロジックで書けば高得点らしいか?考える必要があります。

また、6割できて合格、上位20%が合格の診断士試験では、自分と他者の答案を見比べて、周囲が書けている解答のレベルを知り、自分が少なくともレベルの解答ができるようにしておく必要もあります。

このように、二次試験では他者の答案と比較して自分の答案を磨いていく作業が必要と考えていますが、よりたくさんの答案と比較できるという点で「ふぞろいな合格答案」はおすすめです。

その一方で、たくさんの答案を知らない、集められない独学者にとってありがたい書籍ではありますが、個人の状況に応じて補強も必要なのかなと思っています。

✔︎必要に応じて事例Ⅳをしっかり補強

事例I〜Ⅲは「ふぞろいな合格答案」の各書籍で対応できても、事例Ⅳについては、解答に至るまでの筋道、解き方、計算過程を知りたいという方は、「ふぞろいな合格答案」以外の書籍を買って補強することをお勧めします。

私は8月に初めて事例Ⅳを解いた時、解答に至るまでの筋道、解き方までしっかり勉強する必要があると実感。急いで「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」「中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ 」を買い足しました。

✔︎事例ごとの設問の意図やキーワードの整理

自己採点をしていて気づいたことですが、「ふぞろいな合格答案」では、解答で使用されたキーワードごとに点数が入る仕様のため、そのキーワードを使うための必然性がなく、何となくキーワードを書いていても、合格答案に書かれていたキーワードを書ければ点数が入り、なんとなく解けた気分になってしまいます。

しかし、設問の意図や解答ロジックに合わせてキーワードを使用しないと「それっぽいズレた答案」が出来上がるだけです。私も実際、こうしたズレズレの答案を量産していた時期がありました。問題を解いて採点し、キーワードを覚えるほどスランプに陥ってしまうのです。。

こうした問題を解決する一助となったのが、「2020年度版 速修2次テキスト」の抽象化ブロックシートであり、一次知識に立ち返ってキーワードを整理し直すための「まとめシート」でした。問題を何度も解いているのにイマイチ点数が伸び悩む方におすすめです。

以下は二次試験対策で購入したテキストリストです。

【使用したテキスト・問題集】
・ふぞろいな合格答案11
・ふぞろいな合格答案12
・ふぞろいな合格答案10年データブック
・30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集
・中小企業診断士2次試験 事例IVの全知識&全ノウハウ
・2020年度版 速修2次テキスト
・まとめシート(上巻)

テキスト・問題集の購入時期にご注意

各種ふぞろいはじめ、二次試験のテキストの販売時期には要注意です(昨年、受験生の立場でかもよさん記事を読んで慌てました。。)一次試験後に購入するのでは、売り切れる、もしくは品薄で入手に時間がかかる場合があります。昨年だと、ふぞろい12は販売開始が6月10日でしたが、5月6日には注文しました。

ちなみに現時点では、ふぞろい12(平成30年度の過去問対応)は販売中ですが、ふぞろい11 (平成29年度の過去問対応)はすでに売り切れており、中古品を購入することになります。

一次試験が終わらないと投資する気にならなくて。。という方も多いと思いますが、絶対ムダにしないという決意を込めて、えいやっと注文してしまうのも手かもしれません。

以上、さとまるでした!

 


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決定次第、ブログでご案内しますのでご注意のほどお願い申し上げます。

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~今日の過去問~

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP


【財務・会計】平成25年度・第12問

現金の増加要因となりうるものとして、最も不適切なものはどれか。

ア 株主資本の減少
イ 現金以外の流動資産の減少
ウ 固定資産の減少
エ 負債の増加

正解&簡素な解説は最後に。

 

~結局調べてもわからない、ほんとうの「割合」~

カワサンです。

結局、有意性が測れない。
統計学で「有意」とは読んで字のごとく、そのサンプルデータに意味がある、ということです。

いろんなところで、毎年たくさんの合格実績」「高い合格率」等とうたうけど、その根拠に有意性はあるの?と思ったことはありませんか。たまには、

「今年は低かったんですよ。講師一同とても悔しいです!!」

「高い合格率?記憶にございません」

「今年はデータに不備があり非公表とします」

「数字は言えませんが合格実績はあります」

等と正直に言ってくれたら…素直だなと信用度も変わるかと!?

 

平成にインターネットが隆盛し、双方向での情報交換がどんどん強まってきました。

だがしかし、
駄菓子菓子、

・無作為な標本集団からデータを採集していると言えるのか?
・どこに参加協力するのも自由意志なんだから、意識高い系だけのデータが集まってんじゃないか?

地方都市でアンダーグラウンドに生きながら、そんな疑いを持つわけです。
名探偵コ○ンが「真実はいつもひとつ!」と言ったらオープニングテーマが流れますが(いつ黒幕がハッキリするんでしょうか)、仕事での私は

「これn数(標本数)足りないんじゃねぇの?」
「足もとのデータだけじゃ断面で分かる訳ないじゃん。トレンドはぁ?」
「これ絶対数じゃなくて比率で出さないと伝わらないよぉ?」

とネチネチ言って部下の頭に蛍の光を流させて、真実を探る。

…さて、先ほど「高い合格率」とか「合格実績」と謳うのが有意か分からんと申しましたが

「中小企業診断士試験について」とは、一言も言ってませんからね?

どこの予備校とか、どこの学習塾とも言ってませんからね??

あらゆる試験に関して、本当に気になる「うたい文句」

ネットでこんなに情報があふれているのに、本当に知りたい「データの正しさ」が分からない。こればかりは、片思いというか、なんというか。

と不満を漏らしつつも、それらと信ぴょう性が大して変わらない?データを今日はご紹介。

 

~独学合格は増えているのか?~

<!注意!>
本調査は標本に偏りがないと言い切れないので、参考としてご覧ください。
試験合格者全員の無作為抽出ではなく、一発合格道場の合格体験記から集計したという偏りがあります。

「合格体験記のデータだけで、そんなん調べて意味あるの?」という疑問が私自身にもあったので、まず合格体験記の数が、試験合格者全体のどの程度を占めるか確認しましょう。

 

体験記投稿数&2次試験合格者数に占める割合

(2次試験合格者数は中小企業診断協会HPの公表値を基に作成)

体験記投稿数と2次試験合格者の割合の動きが似通っていますね。ということは、2次試験合格者数はほぼ一定で、体験記の投稿数だけ変動しているような疑いがあります。

そこで、公表されている数値も併載しておきます。

 

2次試験合格者数&試験合格率

(中小企業診断協会HPの公表値を基に作成)

2019年は1,088名の合格者中64名の体験記を寄せて頂きました。17名に1人が合格体験記を道場に寄せて頂いている計算になります。

一般的な評価となりますが、概ね20%前後で合格率は推移しています。ここに大きなトレンドの変化は感じませんね。

 

直近5年間の合格体験記投稿者の勉強方法

黄色の部分はその年で最多の手段です。2017年だけトレンドが違いますが、体験記の約3割が1次・2次ともに独学でした。

 

独学合格体験記が増えている」のか、「そもそも独学者が増えている」のか―

 

これは、試験を実施する中小企業診断協会もわかりません
インターネット上の情報を活用した試験合格者がどの程度いるのか?という点もハッキリしないので、参考情報の域は抜けないと思っています。
ただ、合格者の17人に1名というデータから推計すると、1,088名の合格者のうち374名は独学で合格している計算になります。

 

~2019年・1次試験独学合格者の使用テキスト~

ここからは2019年独学合格者にスポットを当ててみます。
※2019年合格体験記の全体的な分析は後日紹介します!!

ほとんどの方が複数のテキストを挙げていましたので、標本数の中で何割が使ったのか、という示し方をしています。

・体験記本文に書籍の明示があれば「1」としてカウント
・通信や通学を併用した方は除外
・多年度受験の方で、合格年度が独学のみの場合はカウント(通学や通信をやめて独学に切り替えて合格した方は対象)

どこかの2次試験の参考書で観たような横棒の並びになってしまった。
各テキストを「道場流採点」するつもりはありません。

○紹介したテキストの一覧(リンク先:各テキストの公式サイト)

TACスピテキ TAC:スピードテキスト
TBCテキスト TBC受験研究会:速修テキスト
まとめシート 一次試験一発合格 まとめシート
石川経済 速習!マクロ経済学/ミクロ経済学
TACポケテキ TAC:要点整理ポケットブック
ほらっちチャンネル YouTube:ほらっちチャンネル
過去問マスター 同友館:過去問完全マスター
TACスピ問 TAC:スピード問題集
TAC過去問集 TAC:過去問題集
集中特訓財務会計 TAC:集中特訓 財務・会計 計算問題集
LEC問題集 LEC:過去問題集

テキスト毎の解説は割愛します。全テキスト取り組んでいませんのでどれがどう、と言えません。
自分で読んで確認し、自分に合うものを選んでください。
独学合格者に共通するのは、人に言われて決めるのではなく、情報を参照して自分で決めている点です。

 

~2019年・2次筆記試験独学合格者の使用テキスト

・体験記本文に書籍の明示があれば「1」としてカウント
・通信や通学を併用した方は除外
・多年度受験の方で、合格年度が独学のみの場合はカウント(通学や通信をやめて独学に切り替えて合格した方は対象)

一次試験のテキストと異なり、特定の出版社に偏りまくりですね。決して私は回し者ではありません。
各テキストを「道場流採点」するつもりはありません。

こちらもオススメ云々はしませんので、皆さまで参照ください。

 

~2次筆記独学合格者の勉強方法~

以下所見。

①全員が経験している過去問回し

過去問をやらないで2次試験に挑んでいる独学合格者は居ませんでした。
過去問をやったところで、同じ問題が出る可能性はほぼ0です。しかし「問われ方」「どんなロジックで答えるか」など、試験のお作法を身に着ける目的で過去問を解き回しています。

 

②約3割は事例Ⅳ対策に傾斜

2次筆記試験では事例Ⅰ~Ⅲは与件文という文章を読んで記述答案しますが、事例Ⅳは「財務・会計」に関連する計算問題が出ます。財務諸表分析、投資の意思決定など。

そのため、専用の問題集で特段時間を割いている方が約3割いました。先のテキストでの「Ⅳ全知全ノウ」「イケカコ」「集中特訓財務会計」はまさにそれです。
私も1次試験後は、事例Ⅳ向けの問題集をほぼ毎日取り組みました。

 

③4人に1人はきゃっしい&だいまつノウハウ活用

「きゃっしいだいまつ」とは…約2年前に、2次筆記試験を徹底分析した特集記事を参考にした方をカウントした項目です→「きゃっしいの解法実況」「【永久保存版】2次試験合格のポイント
ちなみに、そのきゃっしいが「まとめシート」という書籍を出版しています。

 

~独学のメリット・デメリット~

メリット

ダントツだったのは金銭的コストです。次が、自分のペース、時間に勉強ができるという点でした。通学でデメリットとなるような部分でしょうか。

赤棒は、合格体験記で「隙間時間の活用」に触れていた方の割合です。独学の方は勉強時間の確保という点で隙間時間を使っている人が約4割。まとまった時間の確保が難しいから独学+隙間時間に勉強を選ばざるを得ないという方も居ました。

 

デメリット

総合すると「受験生全体の中で、自分は相対的にどの程度のレベルなのか」という所に起因する回答が多いです。レベルというのは得点力に限らず、スケジュール、モチベーション、効率性…等さまざまな要素を指します。

 

~独学合格のまとめ~

①自分のやり方を見出せるかがカギ

今回の記事の投稿に際して2019年の独学者の合格体験記を熟読いたしましたが、共通めいたものは、以下の式で表せます。

(独学合格)=(これまでの人生経験)+{[自分に合う] × [(方法)+(道具)+(環境)]}×(学習時間)

・これまでの人生経験

他の資格保有、その勉強を通じて得た勉強グセや知見、学校で学習してきた知識、仕事の職種や業界での経験など:これが試験勉強のスタートライン(=どの程度のリソースを割いて勉強すれば合格できるか)を決めていると考えられます。

・自分に合う
十人十色。様々なやり方を参考にしたり、真似したり、自分で編み出したり…

・方法
聞く、黙読、声に出して読む、ノートにまとめる、テキストに書き込む…

・道具
テキスト、筆記用具、ノート…

・環境
勉強する際のTPO、支援者の存在、仲間の存在…

 

今日この記事を投稿した意図は「独学の方への参考」でしかありません。

「独学の方へオススメ」とまでは至らない。なぜか。
それは、個々人のバックボーンと取り組み方がある中で、共通解と明言できるモノが無いからなのです。

試験合格に向けて、スタートラインが個々人で異なりますが、試験合格という目指すゴールは同じ。しかし、それ以降の人生や個人目標のゴールはまた異なる。そんな位置づけです。

 

(例えばこんなイメージ)

ですから、個々人の試験への向き合い方もまた異なるのです。
この日に合格するぞ!という点のみ受験する皆様に共通する。
だから独学合格者の「共通」ではなく「共通」なのです。

―共通項に自分はどんな変数が入るのだろうか。

さいちゃんは、それを把握するためにセルフSWOT分析してみようと言っています。

 

②2次筆記試験対策・過去問を解いていない人は「ゼロ」

過去問やらずして合格無し、というのが2019年合格体験記から導かれる1つの結論です。
2次筆記試験は解答が公表されません。しかし、ネット上で模範解答を収集することができます。先日のさいちゃんの投稿を参照ください。

また、個人ブログやtwitter等で「再現答案」が沢山アップされています。これらも参考になります。

ただ、過去問は解答見て「合っている/合っていない」を調べて終わりではありません。なぜその問題に適切に答えらなかったのかを、自分で理解できなければいけません

これは、時期が来たら別途説明します。今は、(1次試験を受験する方は)1次試験に向けて取り組んで欲しいので。

 

③「情報収集」と「方法収集」を積極的に

独学合格の方の多くは「情報収集」を大切にしています。インターネット、セミナー、勉強会…皆さん、テキストと問題集だけではなく、対外的な情報も得ながら合格に向けて取り組んでいます

中小企業診断士 独学」と検索すれば、色々でてきます。
一発合格道場はだいぶ下のほうですネ…

twitter、個人サイト、ブログ…色々あります。実際に私も道場以外にいくつか参考にしましたが、「情報」と「方法」という観点で調査・収集すると良いです。

■「情報」は鮮度が命
試験の日程や概略など、勉強以前の事柄は早めに動きを察知するのが大事。
公式サイトで調べるのが一番ですが、解説などを踏まえると個人サイトのほうがイメージしやすいケースもあります。
また、一次試験は法改正を中心に出題傾向の微妙な変化があり、情報収集は必須です。特に、中小企業政策は前年の白書から半分程度出題されますし、今年はなんといっても「改正民法施行」です。1次試験の経営法務は要注意ですよね!

■「方法」はマイニングが命
「勉強法」「解法」は、数年前の記事や、更新が止まっているブログでも有用なものが沢山あります。
私も試験合格してから「こんなやり方あったんかーい!」と方法論で感銘をうけたものがいくつもあります。先の共通にまとめたように「自分に合った」を探し求めて欲しいです。

 

~回答&簡素な解説~

問題文の「現金の増加要因」が出た瞬間、財務諸表の話かなと気づき、B/SかC/Fを疑う。
そして設問を見てB/Sに特定。仕訳けたらどうなるかを考えて解答。

現金の増加ということは、①貸方が増えて現金増加、②借方の他科目が減少→現金増という2パターン。試験本番は緊張するので、頭でイメージできなかったら、余白に書いて具体的に考えれば良いです。

(例えばこんなイメージ)
イメージ図

ベタな覚え方「借方/貸方」は左右どちらか→「り/し」はねる方向に一致。

ア 株主資本の減少=資本金が減少するので、この場合は欠損填補(純資産内の変動)や(詳細割愛しますが)剰余金の配当が行われる。つまり現金が増えることは無い。(参考 ※外部サイト)

イ 売掛金や商品をイメージ。これらが減少すれば現金のの増加要因になり得る。

ウ 固定資産の減少。除却を思いがちですが、売却した場合は現金の増加要因になり得る。

エ 負債の増加なので借入金をイメージ。当座預金に借入金が入金されれば現金の増加要因になり得る。

この問題、もしアが不安でもイ以下から消去法で考えても解けますね。
簿記で一番取っ付きにくい純資産をアに持ってくるあたり、設問者の作為を感じます。
(でも合格レベルを目指すならアを見て即マークしたいところ)

では、また!

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 道場 春セミナーのお知らせ 

<一発合格道場 読者の皆様>

春セミナーについては既に下記日程で会場を確保しており
3月15日(日)より「こくちーず(告知’s)」で募集を開始する予定です。

一方、昨今の情勢を受けて
春セミナーを中止すべきか否かも慎重に検討しています。

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7月に向けた大切な直前期を迎える受験生の皆様の体調を第一に考えます。
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一発合格道場 春セミナー2020 in 東京
2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
別途、こくちーずにて受付開始予定

タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
別途、受付開始予定

一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
別途、こくちーずにて受付開始予定

一次試験・二次試験学習の進め方、相談会等、
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こんにちは。べりーです。

突然ですが、1次試験の全体像をつかめていますか?

そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

 

<3つの目>

「3つの目」という考え方があります。

(出典:「経済を見る3つの目」伊藤 元重著)

鳥の目:
「鳥瞰」という言葉があるように、高いところから物事を広く大きく見る視点で、要はマクロ(macro=巨視的)で経済を見ることが重要であるということです。

虫の目:
ミクロ(micro=微視的)で物事を見ることで、経済の細かいところを掘り下げていくことが重要だという意味です。ミクロの目といってもいいかもしれません。

魚の目:
潮の流れの変化をしっかり見極める眼力、あるいは経済の流れを見る力だといえます。ただし魚は目で潮の流れを知るわけではありませんから、これはあくまでものの喩えです。

 

随分以前からよく目にする概念ですが、今回はこれに当てはめて中小企業診断士試験対策の学習について考えたいと思います。

そしていきなり3番目の「魚の目」から入ります(笑)

 

<2次試験のこと>

「魚の目」とは先述の通り「潮の流れの変化をしっかり見極める眼力」を意味します。

皆様もご存じの通り、令和元年は1次・2次試験ともに例年にも増して特別な年でした。

ここからは、そんな令和元年の結果が令和2年度に及ぼす影響や、やっかいな2次試験への対策について自分自身の失敗などもサンプルにしつつ述べたいと思います。

2次試験対策については今後も取り上げるつもりですが、今回は「導入編」的な内容になります。

※なお以下は私の個人的な推測が多分に含まれますが、予測の結果を保証するものではありませんのでご注意下さい

 

~令和2年度試験の潮目とは(地殻変動編)~

先ほど令和元年(R1年)2次試験は例年に増して特別な年だったと述べましたが、何が特別だったかというと、1次試験の合格者が非常に多かったことです。

今回は直近6年間の1次・2次試験申込者の「受験結果内訳」をグラフにして比較しました。
(試験を受けてもいない人がいるので「試験結果」ではなく「受験結果」)

グラフのバー全体が申込者総数、青が合格者、オレンジが未合格者、グレーが申込したものの1科目も試験を受けなかった棄権者です。

一番下が令和元年の実績で、上にいくほど古い年度の実績が並びます。

 

※画像をクリックすると拡大します(以下同様)

 

まず、1次試験合格者の人数が過去6年で最多です(青いバー)。

合格者数はH26~H30の5年間平均(以下「例年」と呼びます)が 3,076名だったので、令和元年は例年より 1,300名ほど多いことになります。

また注目すべきは受験申込者総数も例年に対して 1,600名ほど多く、21,000名の大台はH23年度以来でした。

8年ぶりに受験生が 21,000名を超えた年に、例年よりも 1,600名多く受験に申し込み、1,300名合格者が増えた年だったことになります。

なお受験申込者の例年に対する増分 1,600名の結果内訳は概算で次の通りです。

・合格者  +1,300名
・棄権者  +400名
・未合格者 ▲100名

受験者数が1,600名も増えたのに未合格者はむしろ例年より少なく、いかに特別な年であったかが読み取れます。

 

こうして1次合格者の多くが2次試験に挑戦したであろう結果、2次試験にも非常に大きな影響を及ぼしたようです(この辺りから推測や仮説が増えてまいります)

2次試験の実績(事実)を同様にグラフにすると、次のようになります。

 

 

まず、令和元年の2次受験申込者総数が突出していることがハッキリ伺えます(赤丸部分)。

これに対し、合格者もH26年度以来となる1,000名越えとなりましたが、母数が多すぎて合格率は低く、H30年度に続いて2年連続で19%を割る「競争が厳しい年」になりました。

例年は約5,000名で1,000名弱の合格枠を競っていたのが、令和元年は6,000名で1,000名強の合格枠を競う形となったのです。

 

そして、最も触れておくべきことは「オレンジ色のバーの長さ」です。

「未合格者数」は、H26~H30の直近5年間平均が 3,737名だったので、令和元年は例年よりも、1,100名ほど多かったことになります。

1次試験と大きく異なるのはこの点です。

この例年より 1,100名も多く 5,000名に近い未合格者の方々のうち、令和2年度には何割が「1次試験から再挑戦」となり何割が「1次免除→2次試験に専念」されるのか?という推測は非常に難しいところです。

とはいえ令和元年は1次合格者が例年より 1,300名も多かったわけですから、普通に考えれば「既に2次試験の受験資格を有している方」は例年より相当多いのではないかと考えられます。

つまり今年(令和2年)の2次試験は令和元年と同様に「少ない椅子の奪い合い」となる可能性が非常に高いのではないでしょうか。

 

また上記を前提とした場合、令和2年度の「1次試験」にて例年同様 3,000名規模の合格者を出すかというと、協会はそこまで2次試験受験者数を増やすつもりはないのではないかという憶測も生まれてきます(2次試験におけるキャパシティ的な採点能力の限界)。

この辺りが「今年の1次試験が難化するのではないか」というザワつく噂の根拠となっているのではないでしょうか。

 

以上はグラフにして可視化したことにより推測した内容になります。

このように前年度の地殻変動とプレート運動から大きな影響を受けて、令和2年度の1次・2次試験はともに例年と異なる合格率になる可能性が考えられます(あくまで1つの仮設でしかないのでその点はご容赦下さい)。

ただし、だからといって急に全く違う分野の問題を出題したり、試験の在り方を変えることまでは考えにくいと思われます。

確かに今年は1次試験も2次試験もどちらも難化したり合格率が低くなるかもしれない。

しかしこの潮目の変化を知っていれば、もし難問奇問と出会った時もこうきたか笑」と落ち着いて対処できる余裕が生まれるはずです。

この潮目の変化を念頭に置きつつも、日々できることは、道場ブログで述べられているような地道な学習の積み重ねにより【合格に十分な実力発揮の準備】を進めるのみと、私は思います。

 

 

~R2年2次試験の潮目とは(気候変化編)~

3月上旬の現時点では、2次試験についてまだ情報収集も始めていないという方もいらっしゃるかと思います。

したがってここでは細かいところまで踏み込みませんが、1次試験がマークシート式であるのに対して2次試験は論述試験であるというのが大きな違いです。

ただし、ただ論述問題というだけでない独特の難しさがあります。

 

気候変化を読む力①:

2次試験は事例Ⅰ~Ⅳまで4科目あり、その難易度は前回の記事で触れた1次試験のように、科目ごとに毎年変化して受験生を困らせます(前回記事「1次試験と秋の空&経済と財務の共通点」も是非ご覧下さい)。

たとえば令和元年の2次試験は「事例Ⅰ~Ⅲが難化し、事例Ⅳが易化した」と言われています。
事例Ⅳとは「財務事例」です。

この財務事例、1次試験の「財務会計」と同様に訓練すればしただけ点数を伸ばすことができる2次試験では唯一の科目です。

ただし、出題側もふるいにかけるため様々な「引っ掛け」や「日本語の解釈の幅(としか言い様がありません涙)」をトラップとして仕掛けてくるため、地道な事例研究と訓練を徹底し、とにかくミスをしないよう本試験で集中できるよう準備を整えることが重要です。

その結果、事例Ⅳで貯金が作れると合格にかなり近づくことができます。

事例Ⅳは平成29年、30年と難化しましたが令和元年には易化しました。
本試験で設問を解いている最中に「今年は易化だ」と気づいた方も多いと思われます。

易化したと気づいた際、気候変化を読み切れた際に、いつも以上にミスに注意し集中できるよう普段から準備をしておくこと。
事実として、私はここにかなりの時間と労力を費やしました。

少しややこしい言葉ですが、【合格に十分な実力発揮の準備】が重要だと思っています。
この部分は、またいつか記事にしたいと思います。

 

気候変化を読む力②:

先日、ぴ。の記事にもありましたが(こちら)、2次試験対策は「キーワード詰め込み」「過去ノウハウ等の機械的・断片的知識に頼る」といったテクニックに走ってしまうと合格が遠ざかる傾向にあります。

私が失敗した経験をサンプルとして挙げると、2次試験2回目の年に通年通学で予備校に通ったのですが、「その予備校のノウハウを吸収したことで満足する」という方向に突っ走りました。

その結果「手段が目的化してしまう」ことにより却って前年より点数を落とすという苦い経験がありました。

 

その予備校では毎回の授業で「皆さん、事例研究は進んでいますか?」と講師から問いかけられていたのに、私は過去事例と向き合うのではなく、その予備校のテキストや答練の事例を学習することに時間とリソースを集中していました。

講師の方が仰る通り、いかに優れた教材や理論を手に入れようとも、それを使って過去問の事例文に取り組み、自分の手と頭を使って「研究」しない限りは、力になりません。

 

先に書いた「地殻変動編」ほどの規模ではないにしても、まるで気候変動のように毎年変化してくる出題傾向にしっかり付いていく力、対応できる力を身に着けるためには「事例研究あるのみ」ではないかと思っています。

このことはぜひ読者の皆様に同じ失敗をしていただかないために、悪しきサンプル実例も交えながら、これから適時お伝えしていけたらと考えています。

 

このように、2次試験を乗り切るためには「潮の流れの変化をしっかり見極める眼力」である「魚の目」が必要となります。

 

 

<1次試験のこと>

~1次試験の出題範囲は広い~

当試験の勉強を経験した方でこの点に違和感を持たれる方は恐らく皆無かと思います。

各科目の概要を並べると次のようになります。

 

経済学・経済政策は大きく分けると「マクロ経済」と「ミクロ経済」。
論点が多い。グラフの種類も多く、多様な「X軸とY軸の組み合わせ」が理解できたら道が啓けるイメージです。

財務・会計は「アカウンティング(会計)」「ファイナンス(財務)」。
学習が進むほどに次々襲い掛かる重要論点。簿記2級より浅いがファイナンスが加わるため広い。

企業経営理論は「経営戦略論」「組織論」と「マーケティング論」。
労働法規まで含みとにかく広い。が、一々目から鱗の学習内容は多くの人にとって面白いはず。

運営管理は「生産管理」と「店舗・販売管理」。
テキストで生産管理を読み終え、まちづくり三法が出てきた辺りで行く先の果てなきことを知ります。

経営法務は「民法」「会社法」「知的財産権」。
暗記!暗記!暗記!テキストに掲載される「情報整理のための表」も情報過多で超BIG。

企業経営システムは「システム技術」「ソフトウェア開発」「経営情報管理」「ガイドライン・法律」「統計」。
暗記!暗記!暗記!会社でいつもシスアドに頼ってきたバチが当たったかと悔い改める気持ちになります。

中小企業経営・中小企業政策は文字通り「経営」と「政策」。
経営好き派と政策好き派に分かれますが、どちらにせよ、暗記!暗記!暗記!

 

・・・広いです。
企業経営に関するこれだけ膨大な知識を身に着けようと勉強を始めた皆さまです。

学習の途中段階であっても、プレゼン資料作成時や上司・同僚・顧客と会話する際など、既に勉強を始める前のご自身との「違い」を実感されているのではないでしょうか。

 

~大海原に橋げたを築いていく(鳥の目)~

さて冒頭で「1次試験、全体像をつかめていますか?」とお聞きしました。

いわゆる全体像というと上記の青文字でも説明ができますが、ここで申し上げているのは青文字のもう1つ下のレイヤーを指します。

例えば財務会計と企業経営理論。

 

この項目のうち、もし「あれ?これ何だっけ?」がありましたら、ぜひお手元のテキストを見返して下さい。

このレイヤー(階層)が頭の中で網羅されていないと、デフォルトで苦手”論点”が存在することになります。

でも大丈夫です。まだまだ間に合いますから。
お手元のテキストで調べて納得いくまで読み返し、”得意化”していただけたらと思います。

 

この項目は一般的なテキストの目次の項目と同じ粒度になります。

7科目とも、どんなテキストにも目次があるはずです。
その項目ごとです(構成はテキストごとに違いがあると思います)。

 

この粒度のレイヤーで知識を網羅していることが重要である理由は以下の通りです。

 

①このレイヤー(階層)の項目ごとに、自分の「得意or苦手」を把握できること(深さ)
→復習する際の1単位=ひと括り=1セット

②問われている設問がどの論点の知識か?を即座に認識できる
→知識を収めた引き出しのラベル、情報検索速度向上のためのタグ、難易度判定

③自分がどこまで知識を網羅できているかを把握すること(範囲)
→学習進度のチェック、捨て問の意思決定(「統計」はやらない!など)

④知識を体系化できる
→そもそも目次は「体系化しやすい順」に並んでいる、周辺の論点・知識と紐づけて記憶

★上記の①~④を組み合わせて「鳥の目」
→科目全体を俯瞰することができる、全体像の把握でちょっとやそっとで揺るがない知識化。

 

上記のうち、何が何でも意識したのは①と②でした。
③、④は結果的についてきたようなイメージです。

 

道場理論に「橋げた理論」があります。
私の場合、少々意訳してしまっているかもしれませんが、上記のレイヤー項目を「橋げた」と認識して学習を進めました。
上記の①~④を意識することでどんどん橋げたが建っていくイメージです。

一度、橋げたが強固に建ちあがると「知識として理解化するため忘れにくくなる」「期間が空き記憶が薄れても軽く復習することで立て直しが可能」といった非常に重要なメリットが得られます。

ぜひ定期的にお手元のテキストの目次をご覧いただき、鳥の目の維持にお役立ていただけたらと願います。

 

~向き合うのは1問1問の設問(虫の目)~

鳥の目を維持しつつ、次は設問とどう向き合うか。

言い古されたことですが、この試験に最適な問題集は「過去問」だと私は思います。(昨日の記事でTomatsuが熱く語っていましたが全く同感です)

しかも、過去問を令和元年、平成31年と年度ごとに解いて点数に一喜一憂するのではなく、年度を横ぐしにして論点別に並べて解くと、論点別の知識として記憶に収めやすくなります

 

記憶に収めやすいと書きましたが、

「記憶する」より「記憶に収める」
「フリーロケーション」より「固定ロケーション」
知識と知識を収める引き出しを固定的に対応させ、よく出る知識はより手前の引き出しに収めます。

さらに、その過去問を難易度(あるいは正答率)でA~Cに分類し、より簡単かつ落としてはならないA・B問題を重視します。

 

私はこの目的のため、下記の問題集を入手しました。

過去問が「論点別・重要度別」に編集されているため、論点別に並べ替えて難易度で仕分けする手間が省けるからです。

もちろん他の出版社の過去問題集を用いて上記のように解いても同じ効果が得られます。
解答解説が不要であれば中小企業診断士協会のHPの過去問と正答を活用しても良いでしょう。

「論点別・重要度順 過去問完全マスター」シリーズ(同友館)

私の場合、この問題集を経済・財務・経営・運営・法務と5冊購入し、各3周回転させました。
論点別・重要度別に過去問を解くと、当たり前ですが同じ論点の問題が前後に並びます。
つまり、上で述べた「目次のレイヤー」の同じ項目に属する同一論点の問題を続けて複数問解くことになります。

 

過去問完全マスターを解く際は、解答をノートの左の方にバーッと縦に記入しました。

そして20問程度解いたら採点し、気づきを右の空白にメモ書きしたら次の20問を解くという進め方でした。

これで3周回したのですが、1週目→2週目→3周目と繰り返し解く内に段々〇と✕が固まってくるようになりました。

例えば、35問目~42問目まで連続して〇が続いたのに、43、44、45、47問目が✕となりパッと見で悪目立ちする・・・・
ここが自分にとっての「最終的な苦手論点」でした。

 

この「過去問を使って苦手論点を発見して強化する」プロセスにより苦手論点を減らしていったことは、1次試験の得点安定化に役立ったと思っています(あくまでも一例です)。

このように1問1問の解き方の工夫により、下記に繋がります。

鳥の目①:
このレイヤー(階層)の項目ごとに、自分の「得意or苦手」を把握できること(深さ)
→復習する際の1単位=ひと括り=1セット

 

また、本試験は限られた時間でそこそこの問題数を解かなくてはならないスピード勝負です。

例えば60分で25問を解く経済や財務の場合、単純に割り算すると1問あたり約2分20秒
1問解く度に次の設問を見て「これはどの論点だろう・・・」とやっていてはとても時間が足りません。

経済でAS曲線のグラフが出たら「ケインズ派か、古典派か」、財務で証券の問題が出たときに「証券投資論か、ポートフォリオ理論か、CAPMか」を一瞬で判断し、難易度を推定するため自分自身の知識に照らします。

 

こう問われたら→この論点だから→このように解く

1次試験の勉強はこの繰り返しです。

段々何周か重ねていくうちに真ん中の工程を飛ばして

こう問われたら→このように解く、の2ステップで解ける問題が増えてくる

ため、更なる時短が図られて全体の解答速度が上がります。

設問を見たら、脳内のどの引き出しを開けばよいのかを瞬時に理解できる問題が増えるほど、その科目に対する苦手意識は低くなります。

鳥の目②:
問われている設問がどの論点の知識を要するのか?を即座に認識できる
→知識を収めた引き出しのラベル、情報を検索する際のタグ、難易度判定

 

日々1問1問と向き合っていく学習は、蟻が巣穴を掘るように各論点の知識理解を深く掘り下げていくような作業です。

蟻は巣穴を単一方向に掘り下げるのではなく、いくつも部屋を作りトンネルで繋いで四方に広げて掘り下げますが、この広がりと繋がりの強固さこそが当該論点における対応力の強さになります。

ここをしっかり訓練しておくことで、どのような問われ方をしても対応できる力が付いてくると思います。

 

論点別の理解を「目次」のレイヤーと書きましたが、1問1問で鍛える知識は参考書の巻末にある「索引」をイメージしてみて下さい。

ただし「じゃあ索引に出てくる文言をすべて理解する勉強法がイイか?」というと勿論そうではありません。

索引には「まったく出題されない知識」も含まれてしまうためで、そこまで覚えても意味がありません。

 

したがって粒度としては「索引レベル」ですが、学習の対象とするのは「過去問(特に正答率A・B問題)」に絞ることを私は徹底しました。

Cレベルの問題に手を回す余裕がなかったのが理由ですが、もちろん余裕があればC問題も学習範囲に含めることで得点アップが期待できるかもしれません(もしかしたら点の伸びは限定的かもしれませんが)。

 

ここまで書いた1問1問の知識と向き合う視点を、この記事上では鳥の目に対し「虫の目」と呼ばせていただきます。

鳥の目で科目全体を見渡しつつ各論点の完成度を確認して高めていき、虫の目で過去問の1問1問に向き合い対応力を高め、「論点の理解は十分なのに、これまでと違う角度から問われたら全く対応できなかった」という事態が起こらぬよう鍛えます。

 

 

<まとめ>

1次試験対策について

鳥の目(俯瞰)と虫の目(微視的な掘り下げ)の2つの視点(もしくは視野・視座)を常に意識し、全体像をつかめている感覚を維持することが重要です。

2次試験対策について

多様な知識が簡単に手に入るこの時代では、知識を得ただけで分かった気になってしまう罠に陥る危険性が高まっています。

魚の目(潮目の変化を見極める力)を養うため、必ず自らの手を動かし事例文を読み込んで分析するなど、「事例研究」を行ない続けて理解を深めることが重要です。

 

皆さま、最後までお読みいただき心より感謝申し上げます。
いつもありがとうございます。

【合格に十分な実力発揮の準備】
✅ 1次試験と各科目の全体像をつかめていますか?
✅ そして、2次試験の事例研究は進んでいますか?

まずは7月11日・12日の1次試験突破に向けて、一緒に頑張りましょう!

べりーでした。


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どうも、Tomatsuです。

試験日まであと残すところ5か月を切りましたが、学習の状況はいかがでしょうか?

初学者の方は「法務」の呪文みたいな内容に苦しまされているかと思いますが、コツコツ食らいついていければ確実に慣れますのであきらめず頑張ってください!

応援しております!

————————————————————————————————————————–

ちなみに昨日、中小企業庁診断協会HPに「今年度の試験スケジュール」が発表されました。

1次試験

  • 試験案内配布・申込受付期間:令和2年4月1日(水)~5月8日(金)
  • 試験実施:令和2年7月11日(土)~7月12日(日)
  • 合格発表:令和2年8月25日(火)

2次試験

  • 試験案内配布・申込受付期間:令和2年8月21日(金)~9月18日(金)
  • 筆記試験実施:令和2年10月25日(日)
  • 筆記試験合格発表:令和2年12月11日(金)
  • 口述試験実施:令和2年12月20日(日)
  • 口述試験合格発表:令和3年1月5日(火)

申し込み忘れのないよう注意下さいね!

————————————————————————————————————————–

さて、法務・中小の初学習を残している方にとっては雑音でしかない内容かもしれませんが、今回は「直前期の学習スケジュール」について、私が立てた学習計画例を交えて解説したいと思います。

こんな人におススメの記事です

  • 自分で勉強計画を立てるのが苦手な方
  • 勉強の指針が欲しい方(安心材料として)
  • 独学中でスケジューリングしてくれる講師が周りにいない方

上記に該当しない方は、参考にならないばかりか方針のコンタミを起こしてしまう可能性がありますので、この場でそっとブラウザを閉じて頂ければ幸いです。

直前期なにをやるべき?

(1) 学習内容

早速本題のスケジュールについて解説したい所ですが、いきなり脱線させて下さい。

そもそも直前期には何をするべきでしょうか?

答えは「過去問」です。

理由は簡単で、過去問は、診断協会が過去の受験者に「実際に」出題した公式情報であり、無駄な情報は一切含まれていないからです。

もう、過去問で筋トレするイメージで取り組みましょう。

回数は関係ないという意見もありますが、私の意見は違います。

要領が良い人は分かりませんが、悪い人にとってはやはり「回数をこなす」に勝る練習法はないんですね。

私は当然、要領が悪い側の人間でした。

同じ要領の悪いタイプの方は、是非、羽生越え(4回転以上)を目指す意識で過去問に取り組んで欲しいです。

元々の知識レベル、多年度生、科目合格狙い、など色々な立場の方がいらっしゃるかと思いますが、立場によらず効果的です。

これだけは心の底から言いたいのですが、テキスト中心の学習は驚くほど効果が無いので、間違ってもテキスト中心の学習はやめて下さいね。

無心で過去問に取り組める環境を作れれば、合格はもう目の前です。

「どのくらいのレベルを目指すべきか?」については「【診断士試験】ストレート狙いの1次試験の挑み方」で、CKが解説してくれていますので、是非こちらも参照ください。

(2) 問題集

使用する問題集もシンプルです。

基本的には「過去5年分の過去問(解説が充実しているのでTACがお勧め)」のみでOK。

中小は例外的に「スピード問題集」、それから予想論点が多数含まれている「模擬試験」も使ってもよいですが、個人的にはこの3点以外の問題集は必要ないかなと思います。

問題集を絞ることの大切さはへんりーの記事でも解説されていますので、もしよければ読んでみてください。

なぜ学習計画を立てるべきか?

ここからは「なぜ学習計画を立てるべきか?」について解説します。

さとまるの記事でも取り上げられましたが、学習計画はめっちゃ重要です。

「計画を制する者は試験を制する」です。

これはなぜでしょうか?

「ペースメーカーになる」「やるべきことが見える化されることでセルフコミットメントが発生する」などが重要な理由として挙げられますが、個人的には「決断疲れ防止」も大きいと思います。

どういうことでしょう?

学習計画を立てられてない方に伺いたいのですが、毎朝起きた時に「今日どの科目に取り掛かるんだっけ?」と悩みませんか?

私も昔よく悩んでいました。

「昨日は財務やったらか今日運営の強化したいけど、でも昨日の財務の原価計算の復習もやりたいし。。。あ~どうしよう。。。」みたいなイメージ。

ただ、これ非常にもったいないです。

朝起きた際にいちいち「今日どの科目に取り組むか?」について悩んでしまうと「決断疲れ」を起こしてしまうからです。

こうなると脳内メモリがむやみに消費されてしまい、勉強に適した朝のフレッシュな状態を無駄にしてしまいます。

私は直前期に入ってやっとこさ学習スケジュールを立てたのですが、それ以前までは、通勤前にどの過去問集を持っていくかで迷い、朝の貴重な時間を無駄にしていました。

スティーブ・ジョブズ(Apple)やマーク・ザッカーバーグ(Facebook)などの成功者が毎日同じ服を着ているのは、この決断疲れを防止するためと言われています。

計画は、一度でも立ててしまえば、あとはスケジュールに機械的に従うだけでOKですので「決断疲れ」を回避できます。

私もスケジュール立案後は無心で毎日の勉強に挑めるようになり、学習効率が段違いに向上しました。

皆様も是非「決断疲れ」を回避するためにもスケジュールを立ててみて頂ければと思います。

スケジュールの立て方

前置きが少し長くなりましたが、ここからは本題の「直前期のスケジュールの立て方」について解説します。

上述の通り、直前期の中心をしめるのは基本的に「過去問学習」です。

つまり、スケジュールをたてる上でのポイントは「過去問というピース」をどのようにしてカレンダーに当てはめていくか?です。

(1) Tomatsuの例

例を示した方が分かりやすいと思いますので、私が立てた例をご覧ください。

2020年度受験生の方はオリンピックの影響で試験日が早まっていますので、若干改定しておりますが、基本コンセプトは私が合格した年に立てたものと同じです。

基本思想・制約条件・時期ごとの取り組み方は下記の通り。

[基本思想]

  • 過去問(中小はスピ問)・模試しか取り組まない
  • 回数にこだわる。過去問は過去5年間分を4回転させる(今年は短いので3周が限界か?)。
  • 一日の勉強をブロックに分ける。各ブロックは40分~1時間。
    • 平日:1日のブロックを3つに分ける(行きの電車・朝カフェ・帰りの電車)
    • 土曜:午前に苦手科目に取り組む。午後は休み。
    • 日曜日:答練か模試。何もない場合は土曜日と同じ

[制約条件]

  • 土曜日の午後は空けておく(妻対応)
  • ゴールデンウィークは3日間完全に休み

[時期ごとの取り組み方]

  • 4月:論点毎のヨコ解き。取り組む科目は週末の完成答練。
  • 5月以降:本番を意識しながらタテ解き。順番は試験の順番を踏襲し「経済→財務→経営→運営→法務→情報→中小」のサイクル。

(図はクリックで拡大します)

4月

5月

6月

7月

(2) パクってカスタマイズ

いかがでしたでしょうか?

人によっては、

  • 「出張が多くて平日の勉強時間の枠を決めづらい」
  • 「ゴールデンウィークはもっと家族サービスにあてないといけない」
  • 「育児で先が読めないからスケジュール立てづらい」

など、いろいろ事情があるかと思います。

ですが重要なのは、自分なりの思想・制約条件を洗い出し、試験日までどういう学習を重ねたいのかを決め、それをカレンダーに埋めていくことです。

騙されたと思って上記スケジュール例を参考にパクってカスタマイズしてみてください。

もちろん皆様独自のスケジュール表でOKですが、気に入ってくださった方は以下を使ってください。

2020年診断士学習スケジュール(1次まで_Tomatsuモデル)

2020年診断士学習スケジュール(1次まで_テンプレート)

ちなみに10代目のかわとももスケジュール例を作っておりましたので、もしよければこちらも覗いてください!

おまけ

ずっと勉強の話題だけではつまらないので、最後に息抜き的な話題を紹介させて下さい。

突然ですが、みなさまは気分が落ち込んだ時どちらの曲を聴きますか?

A. アップテンポな曲

B. 悲しい曲

普通の人は無理やりテンションを上げるために「A」を聴くと答えるのですが、これは逆効果らしいです。

心理学では当たり前のようですが、人は気分が落ち込んだ時に悲しい曲を聴くと、実は気分が落ち着くとのこと。

これを「同調効果」と言うようです。

同調効果は適用範囲が広く、「一緒に仕事をする人」や「読んでいるマンガ・雑誌」など、対象物と自分の間に「共通の事項」があるほど人間は親近感を覚え、心がリラックスすることができるようです。

しかもこのリラックス効果には活力(モチベーション)を高める効果もあるとのこと。

私はマンガを読むのが好きなので、受験生時代に「同調効果の効力」を知ってから、試験前のソワソワ感を取り除くために「試験に挑む系マンガ」をかたっぱしから読み漁りました。

いやいや、勉強しろよと思われたかもしれませんが、モチベーションが低い状態で勉強しても効果は薄いですし、マンガを読んだ結果、確かに気分を落ち着けることができ、モチベーションも爆上がりしました。

効果に個人差はあるかもしれませんが、私のモチベーションアップに寄与してくれたマンガを紹介させて下さい。

1.ブルーピリオド(山口つばさ)

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ブルーピリオド(1) (アフタヌーンKC) [ 山口 つばさ ]
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何をやってもソツなくこなせ、同級生からも人気。そんな充実した毎日を送りつつも、どこか日常生活に空虚な焦燥感を感じて生きている主人公(矢口八虎)が、ある日、一枚の絵画に心を奪われ、そこから美術の世界に没頭するストーリー。

途中の説明は割愛しますが、この主人公、現役生の合格倍率200倍を誇る東京藝術大学への受験を決意します。

藝大受験は多年度生がマジョリティの激ムズ試験として有名ですが、受験生の試験前・試験日のプレッシャー等の描写がリアルで、診断士試験と重なり、とても親近感がわいた作品です。

内容もめちゃくちゃ面白いのでおすすめです。

2. ドラゴン桜(三田紀房)

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ドラゴン桜1巻【電子書籍】[ 三田紀房 ]
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言わずと知れた受験系マンガの王道。経営破綻状態である龍山高校を立て直すために主人公(桜木健二)は、龍山高校の進学校化を図ろうと画策する。

個性あふれる教師を集め、学力が中学生以下の水野直美と矢島勇介に様々な受験テクニックを与えながら東大合格を目指すマンガ。

診断士受験に使えるテクニックも多く、「試験前夜の過ごし方」の部分なんかは必読です。

3.ヒカルの碁

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ヒカルの碁(1) (集英社文庫) [ ほったゆみ ]
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言わずと知れたジャンプの人気囲碁マンガ。

内容の話をしだしたら止まらないので、とにかく読んでみてください。。。

主人公(ヒカル)やそのライバル達が囲碁棋士のプロを目指す過程でのプレッシャーとの闘い、様々な葛藤の描写がすばらしいです。

「プレッシャーとの戦い」は診断士試験に通じる所もあろうかと思います。

もちろん内容も最高に素晴らしいので皆にお勧めしたいのですが、あまりにも面白すぎるので勉強と両立できない人は止めておいてください。。

—————————————————————————————

いかがでしたでしょうか?

こんな感じで私の記事では今後も「診断士試験に役に立つ?」と思われる「サブカル情報」についても発信していきたいと思います。

個人ブログツイッターの方でもこんな感じのちょっとゆるい情報発信もしてますので、興味のある方は是非覗いてみてくださいね~。

以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。


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こんにちわ。CKです。
前回、思いっきり精神論から入らせていただきましたが、その上で
どうやって勉強進めたか、というお話に入っていきます。

学習を進める上での目標値の設定

診断士試験は、
「1次試験で平均60点以上取って、2次試験で上位約20%以内に入る。」
達成すべきゴールは明確です。

ただ、今年初受験の方は現在は1次試験に集中してて、2次対策まで手が回らず、「どの程度の力があれば、ストレートで合格できるのか」実感できません。
私もそうでした。

1次試験は昨年は合格率高かったですが、例年約20%くらいの合格率。

そうすると、すごく単純に、1次試験20%☓2次試験20%=上位4%くらいの水準に入っていれば、まずストレート合格できそうだ と考え、ここを一つの目標にしました。

厳しい数字かもしれませんが、25人に1人の割合です。
実際、1次でそこまでの水準に行かなくても1次突破して、2次も「うまくいけば」合格するかもしれません。
でも2次の勉強やってみないとわからない。。

そこで、これを難しいと捉えるのではなく、「ここまで行ったらひとまず安心できる水準」と欲しくて、敢えて、上記の目標値にすることにしました。

闇雲に「どれだけ勉強すればよいのか」「このままでいいのか」「2次も並行して学習したほうがいいのか」など不安で勉強するよりも到達水準が明確の方が張り合いがあると考えました。

また、自分自身のリードやビハインドを実感できて、休憩したときにどれだけ追い上げる必要があるか、が判断できるので、思い切って休憩することができます。(F1レースのピットインのようなものです)

上記の数字は、2次試験の概要が全くわからない状態での私の目標値ですので、2次試験の概要見て行けそうだな、と感じている人は、1次では上位20%に少し余裕みて、上位15%あたりを狙ってもいいかもしれません。

いずれにしても、自分なりの到達水準をはっきりさせたことが、勉強を進めやすくなり、また、その楽しめるようになりました。

では、どのようにして相対位置(仕上がり具合)を確認するか

予備校に行かれている方は、答練などで順位が発表されますので、是非この順位を一つの指標にしていただくと良いと思います。
カリキュラムや講義自体の質もありますが、こういった相対位置の確認ができるのも、予備校のメリットですね。

一方で、独学の方など、模試までの間に仕上がり具合を確認しにくい方もいらっしゃると思います。

そこで、この時期(基本学習期)は道場の「橋げた理論」「スピ問活用80点学習」をお勧めします。私自身「どこまで勉強したらいいんだろう」と迷っている時に、この道場ブログを発見してこの理論を参考にさせていただきました。

橋げた理論
スピ問活用80点学習

橋げた理論は、まず7科目の基本学習時期(4月くらいまで)に、7科目のインプット、理解の定着をしっかり図っておこう!というものです。
直前期(5月〜)になると各科目を並行して学習しなければなりません。
この時、理解が曖昧だと、また一から覚え直しになりますが、基本学習期にしっかり基本論点を押さえておく(橋げたを築いておく)と、直前期に学習し直してもすぐに思い出せる(棚板の修復だけで済む)というものです。
そのためには、この時期の各科目の理解度を十分高めるために、しっかり理解するまでは次の科目に行かず集中するという作戦です。

では、その仕上がり具合の水準ですが、私のオススメはTACの「スピード問題集」を完璧に仕上げるレベルです。上記の「スピ問活用80点学習」は、ここを目指しましょうというものです。

このスピード問題集は、いわゆるAB問題(本試験で正答率が高い問題)のレベル感で、決して本試験レベルではありません。
かーなが言うように、過去問は一回、目を通して本試験のレベルを確認してください。
(→かーな記事

その上で、この時期まずはこのスピード問題集(スピ問)を各科目とも完璧レベルに仕上げる方法をお勧めします。
最初は間違った問題でも、もう1回、だめなら2回解いて「全問正解」レベルまで持っていきます。
そうすると、基本論点が定着している、一つの指標になると思います

以下は、本試験での出題範囲とスピ問、過去問のカバー範囲についての私のイメージです。
(厳密なデータを取って作ってませんので、あくまでイメージですが、大体これくらいと思います)

本試験では、下記の①〜③の範囲が出題されることになりますが、
①スピ問レベル(この時期に学習し定着)で対応可能 :約50%
②過去問を解いて対応可能 :約35%
③全く初めての論点など: 約15%
のような配分です。
このうち、③はテキストや問題集以外から出てきますので、もうです。
知ってるものが出たらラッキーくらいで捉えましょう。
でも①と②のレベルをしっかり仕上げることで約85%には対応可能です。

スピ問レベルを完璧にすることで、本試験の50%に対応できるイメージになります。また過去問をやる際にも、半分程度は理解が定着した状態で入れますので、難易度が高い論点や応用問題等の対応だけが新たな学習範囲となり、復習する際の時間も短縮できます
このことで、5月以降の7科目同時学習(いわゆる、皿回し)の時期にとても勉強しやすくなりました。

なお、相対位置(順位)的なところでは、この時期(4月まで)にスピ問完璧レベルであれば、予備校の養成答練では80点〜90点の水準に近いと思われます。おそらく上位10〜15%には入っています。
1次突破は安心水準に乗っている。ということです。
(上位4%水準では養成答練90点くらいかと思います。ただこれは答練がないと確認できないので、4%意識されるなら、スピ問完璧+他論点出ても行けそう、というレベル感です。)

その後、本試験レベル=過去問を解いていき、何回かやった後に、最終的に過去問は安定して90点以上は取れる水準に仕上げていくことによって、
上の図で示した本試験での85%の範囲の90%で、76.5点くらいの仕上がりになります。
もう試験本番は怖くありません。

随分と高いハードルを掲げて、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、1次試験ではH30年の経営法務や、H29の運営管理など、難易度が高く科目合格率が著しく低くなる、いわゆる「爆弾科目」(地雷科目)が出現する可能性もあります

そこまで踏まえた上で確実にストレートを目指すには、敢えてこの水準を目標に進めるのも、一つの手だと思います。
(2次試験の際にも改めて書きますが、1次知識をしっかりと定着させておくことで、2次の学習も短期間で対応しやすくなります。)

何より「どの程度やっておけばといいか」という水準を自分の中で持っておくことが、試験勉強を主体的にでき、結果、楽しくできると感じています。

決して、最小限の労力で成果を取るというコスパの良い方法ではないかもしれませんが、今年絶対合格するぞ、という方は少し参考にして頂けたら嬉しいです。

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おはようございます!さいちゃんです。
今日もアクセスありがとうございます。

さて、すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、昨日から先代たちの寄稿が2件入っております。(パソコンで見られている方は)ページ右側のリンクに特設ページを設けています。内容は毎年4月に開催されている、診断士向けのスプリングフォーラムというイベントに関係する記事です。

診断士になってからの活動イメージを膨らませ、モチベーションアップにもつながるかと思いますので、興味がある方は参考にしていただければと思います。

以下本文

________________________

 

暦の上では3月に突入。
1次試験の勉強を進められている方は、勉強も本格化していることと思いますが、本日は、私の「この時期やっておけばよかったこと」を振り返ってみたいと思います。

 

この時期「やっておけばよかったこと」

1次試験に集中しないといけない時期ですが、この時期やっておけばよかったことは、2次試験の情報収集です。このテーマはほかの道場メンバーでも賛否があると思いますので、各人のSWOTに応じて適切に取り入れていただければと思います。SWOTについての記事はこちら

 

振り返り

私の振り返りの中で昨年の一番の反省点を挙げるとするならば、1次試験後に2次試験の予備知識が不足していたことです。

いざ2次試験の準備を始めると、思ったほど問題が解けず、試験と戦うための必要な情報がぼやけていて何をやっていいのかまったくわからない状態になりました。

特に1次試験後のタイミングでは、時間もなく焦りに拍車がかかります。外部環境が優れていて適切な情報を入手できる方はこんなことにはならないと思いますが、私のような孤独な受験生にとって情報の不足が大きな問題でした。

 

「やっておけばよかった」内容とは?

そんな私がこの時期「やっておけばよかった」と思っていることは、様々な受験機関の過去問の模範回答を取得し比較する事です。私自身は、2次試験後に試してみたことですが、とても勉強になりました。

例えば各社のホームページで昨年度の模範解答を入手できます。(文末に参考のURLを記載しています。)

余裕ないよ、って方(私もそうでした)はダウンロードや入手申し込みするだけで結構です。(後で入手が難しくなる可能性があるため)

その後、1次試験の勉強の息抜きにお試しください。

 

実際に試したことと、その効果

実際に私が試したこと(本当は1次試験期間中にやりたかったこと)は以下です。

 

①試験問題の与件文と設問文を読む(私の場合は、本試験で実施済)

②設問も含めて、各社解答をエクセル等で横並びでまとめる*

③解答の趣旨が分からないときは、テキストで調べる

*②は表1のようなイメージです。

 

表1 各社回答比較例

設問 設問の内容 A社解答 B社解答 C社解答
第1問 ~分析せよ ・・・ ・・・ ・・・
第2問 ~助言せよ ・・・ ・・・ ・・・
第3問
(設問1)
~助言せよ ・・・ ・・・ ・・・
第3問
(設問2)
~助言せよ ・・・ ・・・ ・・・

 

上記の結果、得られた効果は以下のようなものがありました。

 

①模範解答の中から自分に合う答案のスタイルがわかる

②与件と設問と解答の関係がわかる

③試験に対する多面的な見方があることがわかる

 

①については、模範解答を読んでコピペして並べている過程で、各解答のくせというか、自分にあう、合わない、(本番で書けそう、書けなそう)といったことがなんとなくわかってきました。

様々な解答方法がある中で、自分に合うものを取捨選択できるようになったので、この感覚をベースに2次試験の解答戦略を練るとよかったと思っています。

②については、与件を読んで、設問と回答を並べていくと、与件、設問、解答の対応関係を視覚的に見ることができます。なんとなく、ここから抜き出しているな、とか、設問(聞かれていること)に対して、このように答えているな、といったような感覚を感じとることができました。

③については、事例IVの計算問題を除いて、各社解答がバラバラなことに気がつくことで、この試験の多面性を認識することができました。長年試験に取り組んでいるプロ(受験支援機関)ですら、本当の正解がわからない中で、ロジック、根拠、全体のバランスを考え抜いて模範解答を作っていると想像しています。各社模範解答は、その考え方が詰め込まれた良質のテキストだと感じています。

 

私は、この模範解答まとめを行って、2次試験の解答法の手段をいくつか把握することができました。この方法は一例ですが、情報収集を事前にやっておけば、もっと効率的に学習できていたと反省しています。

まだ2次試験の勉強をされていない方、SWOT的に情報が不足している方は、どのような方法でも結構ですので、今の時期に2次試験の情報収集をすることをお勧めします。

 

今日のまとめ

この試験に合格するためには、自分自身で考えるか、自分にあう書籍や予備校にサポートしてもらうかしたうえで、試験合格のあるべき姿を試験当日までに導く必要があります。

プロセスは受験生全員異なりますが、結局は自分で試験当日に解答を導き出す必要がある、ということは全員同じ条件です。

各受験支援機関の2次筆記試験模範解答は、完成度の高い解答となっていますが、実際の試験の場合は、解答作業を緊張の中80分で手書きで行わなければいけないという制約条件下で行う必要があり、必然的にクオリティが落ちます。
そんな試験の制約条件をインプットしつつ、敵の情報を更新し、自分のSWOTを活かして戦略を練る必要があると考えます。

初めて1次試験を受ける方は、この時期1次試験の勉強で精一杯かと思いますが、2次試験は情報が重要です。

最初から決め打ちで、ある解答法に心中するのではなく、数ある選択肢の中からこんな解法を取得したいと妄想しておくといったように、主体的に選択することも大切だと考えます。少なくともそのような考えを持って早い段階で目標に向かっていけば、私も余裕をもって学習できたんじゃないかと思っています。

注意点としては、あまり2次対策にのめり込まないでください。あくまでも、今は1次試験に集中して少しの時間の組み合わせで情報収集に取り組むだけで十分だと思います。

 

最後に、各社解答例やブログ等に記載された解答例が記載されたリンク、もしくは模範解答入手申し込みのリンクを記載します。(抜け漏れ等ありましたらご連絡いただければ幸いです。)

令和元年度模範解答、解答例入手先リンク(アルファベット、五十音順 2020/3/2現在):

 

受験支援機関 or
ブログのリンク
リンク先での解答入手/確認の方法
AAS関西 模範解答をダウンロードできます。
AAS東京 模範解答をダウンロードできます。
AAS名古屋 模範解答をダウンロードできます。
EBA ブログ形式で各事例解答例の
記述があります。(リンクは事例I)
KEC 解説動画を見られます。
LEC 模範解答確定版が
販売中となっています。
MMC 申し込み後、ダウンロードできます。
TAC 申し込み後、郵送されます。
TBC 解答例と解説動画があります。
大原 登録後、解答例を閲覧できます。
解説動画もあります。
まとめシート 事例I~IIIまでブログ内に記載
されています。(リンクは事例I)

(上記以外にも、まだ発売されていませんが、ふぞろい、全知全ノウ等の各種書籍もあります。)

最後まで読んでいただいてありがとうございました!
何か気づきがあれば幸いです。

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アメリカとイランが小競り合い、また戦争?とドキドキしていた1月がこの前終わったと思ったら、今度は新型肺炎の話題で持ちきりだった2月も終わろうとしています。
試験日程を含め、落ち着かない気分でお過ごしの方も多いかと思いますが、今回は7月中旬に一次試験実施を前提に、勉強計画を書いてみたいと思います。

昨年度のちょうどこの時期は、スタディングの問題集を2周し、自分の実力がわかってきた頃でした。梅の花が咲いて散り、春一番の便りが全国から届き始めていて、気候の影響もあってか、そろそろ本気出すか!と考えた頃でもありました。

合格レベル到達に向けて~生産計画

計画はやっぱり必須

本気を出すにあたり、まず昨年度の一次試験不合格に対する反省点を確認。
・直前ぎりぎりまでスタディングの教材を闇雲にときまくっていた
・復習が十分でなかった
・時間がとれなかった
そして何より、いつまでに何をどのように勉強するかという計画がなかった。
計画を一から立てて、自分で管理する必要があるのは、独学生や通信生の弱みかもしれません。。

そんなわけで、まずは自分なりの合格レベルの設定と、計画策定から始めることにしました。そして、生産管理の勉強時、「試験合格を「成果物(製品)」と考えると、生産管理の考え方が使えるかも?」と考え、学習計画に応用してみることに。

一次試験合格のQCDを考える

まず決めたのは、自分にとっての一次試験合格レベルを、管理しやすいよう具体的に決めることです。

Q(Quality、品質):前年度合格した経済を得点源に、他科目は7割をめざす。6割取れればOK。でも、仕事以外の時間をフルに勉強に使えず、試験慣れしていない自分は、当日自分の至らなさに緊張するはず。また、科目のレベルも年度により上下するはず。そんな可能性を見通して、合格ラインよりもちょい高めくらいに設定。

C(Cost、コスト):出来るだけ抑えたい。ただ、合格すると会社から奨励金が20万円出るので、その範囲ならペイできると考えて、投資する。問題集しかり、iPadやBluetoothイヤホンなど、ケチな自分にとっては贅沢品ではあるが、効率化・省力化できるツールも時間や体力を買うと考えて、投資と思うことにする。

D(Delivery、納期):前年度時間切れだった反省を活かし、1ヶ月前には学習が終了するようにスケジューリングする。そこからバックキャストで計画する。また、バッファの時間を設けて急なイベントにも対応できるようにする。

日程計画への落とし込み

到達レベルが決まったところで、今度はやり方と仕事量を設定し、日程計画に落とし込んでいきます。
復習が十分とれなかった反省を生かし、教材を絞り込み、復習の回数を含めて以下のように設定しました。
・スタディングの問題集を、全問3回、間違い・不安な問題だけ5回
・同友館の過去問マスター(A、Bのみ)を、全問1回、間違い・不安な問題だけ2回
※中小企業政策は別立てで対策(中小企業の定義など、コアで不変性の高い内容はチラ見して勉強しても良いが、それ以外は短期記憶で直前に詰め込む。で他科目に集中)

そして立てたのが以下の計画です。

まず、8月に一次試験、そして、勉強が一通り終了し実力を図る意味で6月末に通勤模試(スタディングの模試)を設定。
今後の学習期間を前半(3・4月)と後半(5・6月)に分けて、5月の連休は余裕期間(バッファ)に設定。7月も模試の結果を受けて必要なことをやる期間として、バッファとしました。

計画の振り返りと調整~生産統制

目につくところで進捗管理

ここまで決まったところで、スタディングの設問数、過去問マスターのページ数を日数で割って目標とし、1週当たりの進捗、1日当たりの進捗を管理できるようにします。
1日ずつ達成を管理するのは大変なので、1日当たりの進捗はあくまで目安とし、週次で終了できればOKくらいで管理しました。
また、週次の目標はGoogleスケジュールに入れ、本業の仕事で使うto do リストと一緒にまとめて、手帳に書いておきました。
なお、本業でも、今週終わらせる仕事という意味でto do リストを作成しており、こちらと合わせて毎日確認するので意識づけできます。

予実の比較、ズレた理由に基づくカイゼン

そして、実際の進捗はこちら。

はい、ズレまくっております。頻出問題を厳選、と言えども、スタディングも過去問マスターもそれなりにボリュームがあるので、全問やろうとすると2ヶ月はかかりました。見通しが甘かった。
ただ、間違いだけに絞り込んでからは予定よりもかなり時間が短くなっていることがわかります。その意味では、自分で解いて、わかる問題わからない問題を峻別することがキモです。テキストをちゃんと理解してから問題を解く、ではなく、実際にどんどん解いてみることをオススメします。

浮いた時間は、過去問マスターに回して遅れの挽回に努めました。バッファの7月に食い込んだものの、6月末の模試後にもう一度日単位の計画を立て直し、なんとか通しで1回、復習で2回は守ることができました。

また、スタディングの8回目が点線なのは、問題を解くより、間違った設問と解答をコピーしてこまめに確認し、覚えた方が効率的なので、やり方を変えたものです。最初に決めた勉強方法や計画を守ることはもちろん大事。ただ、その時々に合わせて時間や方法をこまめに調整し、一定のレベルに達するまでやり抜くことはもっと大事ではないかと思います。

ちなみに、スタディングの7回目に2週間かかっているのは、中小企業政策の問題をチラ見した結果です。きゃっしいさんの「まとめシート」を眺めるなど、本格的にやったのは7月からでした。
たっつーさんは試験前の休み時間だけで中小企業政策を勉強したらしく、去年衝撃を受けましたが、さすがに素人がマネする気にはなれなかったです。。

まだまだあった、ズレた理由

さらに、ズレた理由としては、
・4月に実家に帰省(公私問わず、時間が取られるイベントはスケジュールで見える化しとくべきだった)
・5月に溶連菌に感染(子供から感染。医者嫌いなので3週間市販薬で粘って熱が下がらず、病院に行って判明。さっさと行くべきだった)
・6月は梅雨とともにモチベーション低下(手帳に合格の目的を何度も書いて乗り切る)
など、体調や気持ちの変動が大きかったことがあります。
でも、一次試験前にこれらを乗り越えたことで「いろいろあるけど、目標は見失わないでいよう!」と、どーんと構えられるようになった気がします。
事実、二次試験の2週間前に、下の子(当時1歳)が骨折して病院に駆け込むという事件が起きたときも、あまり動じないでいられました。ーーそれが、親としてどうか?はまた別の話、かもね。

結果、当日多少の動揺とど忘れと焦りに襲われたにもかかわらず、経済8割、その他6割で切り抜けることができました。
ただ、その他6割で一次試験を切り抜けた分、二次試験の勉強では勉強の足りなさを痛感。一次知識の復習をみっちりやることに。。ただ、それもまた別の話(次回以降書いていきます)。

今年は昨年度よりも半月程度日程が早まる見通しで、その点は日程を早める、ショートカットするなど注意が必要ですが、進むべき道が計画の形で見えていると、メンタルの落ち着きにつながると思います。
もろもろの失敗を含め、ご参考までに。

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~きょうの過去問~

※わんことか、料理とかを意識している訳ではありません。記事を読みつつも、頭の体操を…

(引用元:一般社団法人 中小企業診断協会HP


【経済学・経済政策】平成27年度・第6問

拡張的な財政政策、たとえば政府支出の拡大は、下図の IS 曲線を IS から IS′ へ とシフトさせる。ただし、Y は GDP、r は利子率である。下図に関する説明とし て、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 政府支出拡大の結果、利子率の上昇によって投資が減少するため、GDP は Y1 となる。

E2 では、貨幣市場において、貨幣の超過供給が発生している。

c 「r1r0」で表される利子率の上昇は、政府支出拡大による、貨幣の取引需要増加の結果生じた。

d 「Y1Y0」が政府支出の拡大分に相当する。 

<解答群>
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

 

正解&簡素な解説は最後に。

 

~時間のとらえ方~

カワサンです。

急ぎの仕事をしていて、全然進まない時は「もう締め切りまで1分しかねえのかよ!」などと思いますが、

もう1分しかない」そう思っていたら、本当にありません。

しかし「まだ1分ある」と思ったら、何かできる気がしませんか?

 

試験本番では、この「時間のとらえ方」が超大切です。

1分でも1秒でも「ない」と思うのか「ある」と思うのかでは、過ごし方に大きな違いが出てきます。

 

試験本番の話は追っていたしますが、今日はもっとロングスパンで見た「時間のとらえ方」での試験への準備、ということで「時間捻出の方法」について書きます。

 

~時間の捻出~

これから試験勉強に向き合う方、作戦立てている方、すでに向き合っている方、前回も紹介した初代の記事は読んで欲しいです。時間は24時間しかありません。

仮に「24時間を30時間分使うゾ!」と思っていても、それは自身が30/24時間=1.25倍の過ごし方をするということに同じ。歯磨きや食事は可能そうですが、会議や役所の手続き待ち時間、カップラーメンの待ち時間まで縮めて1.25倍には出来ない(多少硬くてもいいなら前倒しで食べてもいいけど)。睡眠時間は縮めたら疲れませんか?

他人他者と関わった瞬間、24時間を増やすことは難しいですよね。問題を解く時間を1.25倍の速さにするのは、練習すれば可能そうです。しかし、そもそも解く時間を捻出するのが難しい方は多いのでは…?

 

まず、時間の使い方を見直すから始めねばなりません。

ふつうに過ごせば、勉強時間は見当たらないかもしれません。だからこそ、時間をどう「捻出」するか。こんな感じで棚卸しましょう。

 

(1)使えそうな時間をとにかく洗い出す

1日の過ごし方で、生活上必要な時間を差し引いて、自分が自由に使える時間はどの程度ありますか?24時間の中で、誰にも何にも拘束されない時間を探しましょう。

「じゃあ、何時間勉強すればいいんだ!」という疑問が沸きますが、それには絶対の正解がありません。

合格体験記を見ると、勉強時間はそれぞれですが、各自同じ知識量でスタートしている訳ではありません。陸上競技みたいにスタート~ゴールの距離は同じではありません。走る距離が違います。どれだけ走らねばいけないのか…それは、自分の知識量を見極めて前に進むしかないのです。

得意科目・理解力がある科目…得点力を伸ばす?後回しにして試験前に追い込む?

苦手・頭に入らない科目…60点狙いでたたき込む?早めに手を付けて毎日続ける?

(参考:ビーフが先か、野菜が先か

 

他の国家試験に合格して科目免除している方、既にほかの資格で勉強のスタイルを確立している方、遊びまくっていたがスパっとやめて勉強スタートした方、中小企業診断士って何それおいしいの?から勉強した方…さまざまな合格の仕方があるのです。だから、合格体験記の一覧をサーっと見て「一次試験を100時間程度勉強して合格しているなら自分も…」等と安直に考えるのは、危険です。

 

受験料とテキスト代、投入する時間と犠牲になる物事を考えれば、相応の計画や作戦は立てておきたいものです。
まずは投入できる時間を粗見積。あとは、その時間内で自分がどれだけ「あがいていけるか」なのです。
その参考として、粗見積した時間から近い合格体験記を読んでみてはいかがでしょうか?
当道場の合格体験記以外にも、受験する方向けのブログや体験記は沢山ネット上にあります。ぜひ沢山調べて参考にして下さい。

 

私は、1年目は4月から勉強開始、翌年合格狙いでしたが、欲が出て実質4ヶ月で1次試験7科目をたたき込み、全科目受験しました。粗見積して、勉強時間は約300時間。

7科目受かればいいな!と思ってテキストと問題集は何とか一巡させ、結果は3科目合格。何とか7科目一巡すべくあがいても、7科目合格は出来ませんでした。

一方で、合格体験記では4月(やそれ以降)スタートで一次突破している人もいます。その違いは勉強時間や勉強方法だけでは語れません。それぞれの勉強外で培った知識量、家庭、仕事環境…さまざまな背景があるのです。

 

(2)必要なこと、必要ないことの仕分けをする

私の試験勉強は孤独でした。リアルな環境に仲間はいない。

そこで、結果はどうであれ、誰にも理解されなくてもいい、自分なりにとことん頑張るわ!そう決めました。「嫌われる勇気」(※外部リンク)という本に出会った影響もありましたが、漫然と同調圧力に従う生き方にお別れしないと、合格は望めないと決心。自分の場合は以下を見直しました。

①飲み会
会社勤めとして違和感ない程度のお付き合いに限定。

②テレビ
話題になったものは、まとめサイトやtwitterで押さえ、話についていけるよう調査。

③ネット
パソコンを子どもの寝部屋に封印。

④深夜のドライブ
試験本番で「あのドライブの時間を勉強時間に充てていたら」等と後悔したくないと思い、やめる。

⑤残業
何時までに帰る、会議は1時間、長引いたらパソコン開きながら参加。今日はどこまで仕事進める/部下にお願いする範囲は○○まで等、上司や同僚にどう思われていたか分かりませんが、限られた時間であがく努力。

反対に、育児や家族と過ごす余暇は減らさないよう努めました。さすがに試験直前は家族にお願いし遠出しませんでしたが、家族には極力「いつも通り」で過ごせるよう心がけましたし、家事もできる限りは行いました(しかし家族や周囲の評価は不明…知らないほうが幸せなこともある)。

 

(3) この試験を頭の片隅に

不意に隙間時間が出来た時に、覚えたことを振り返る、過去問1問解く、1テーマのインプット学習をするなど、小さな積み重ねも大切です。日々試験内容に触れることで、脳の記憶がすぐ呼び寄せられるようにしたいものです。

①仕事で
学んだことに関して仕事で触れる機会があればチャンス!理解度を図ることが出来ます。

NPV計算の案件が出た時、後輩に「ここ利子率計算するけど、今の100円は貯金したら利子ついて将来101円になるよね?だから将来の100円の今の価値は100/101円なんだよ」と説明して「え?後にも先にも100円玉には変わりないじゃないですか…」と突き返されて悩む、そんな感じです。
(※NPVはこちらの記事で解法をチェック

②買い物で
私はスーパーやドラッグストアで「この商品は定量発注方式かな~」とか「○○陳列だな~」等と心の中でつぶやきニヤニヤしていました(※試験本番ではニヤニヤしても良さそうですが、口に出してはいけない)。
(※発注方式はこちら陳列方式はこちら

③車の中で
妻の送迎等で車の中で待つことがあれば、子どもはDVDを見て、私はスピード問題集や過去問マスターを読んでいました。隙間を「間」にし無為に過ごさない
(※隙間…この記事を参考に

④ふとした隙間で
「分からないな~」という言葉や概念が出てくるケースがあります。
そんな時は、言葉や概念をEvernote等にメモしておき、勉強道具も何もない隙間時間にスマホで調べていました。

今はスマホで何でも調べられる時代です。テキストと問題集があれば、それ以上のインプットはGoogle先生にお任せでも、何とかなります。
(※隙間時間活用はこちらも参考に

 

~俺の事例~

最後に私の受験勉強時代の1週間のタイムチャートを紹介いたします。
私のケースは医学的な見地や健康管理面で保障できませんのでご注意ください
。体質的に合わない人も多いと思います。が、私が健康を維持しつつ時間を創るためには、これがベストでした。
(※クリックで拡大)

今でも週の約半分は上記のリズムで過ごしています。勉強の時間は、読書等に変わっていますが…
2度寝に行きついたのは以下の理由からでした。

眠いまま学習しても記憶に定着しなかった→一度寝てから勉強することに

早起き学習しても、朝の支度が差し迫り集中できなかった→勉強後は寝て、朝を迎える形に落ち着く

皆さん、身体と相談して時間の捻出や過ごし方を作戦だてて下さい。

 

~回答&簡素な解説~

正解:ア

<選択肢の解釈>

a:正。Y2まで拡張を狙ったものの「政府支出増加→国民所得増加→金利上昇→投資資金調達しにくい→想定したGDPより押し戻しを食らう」という流れでGDPがY1になる(=クラウディングアウト)。

b:「超過供給」が誤り。利子率軸で見てIS曲線<LM曲線の時は「供給不足」。

c:正。

d「政府支出の拡大分」なので「Y2Y0」が正しい。「Y1Y0」はGDPの増加分。「Y2Y1」はクラウディングアウトした分。

 

マクロ経済学の基本、IS=LM分析の問題ですね。

経済学・経済政策は微分積分とグラフが苦手という方も多いと思いますが、グラフを出たら、まずは以下を抑えましょう。

・縦軸、横軸は何を指すのか

・線上の値が「増える/減る」、傾きが「急になる/寝る」と、何が起きるか

・曲線(便宜上直線化される場合ほとんど)に名前がついている場合、何を示す線なのか

以上の観点を踏まえて、選択肢と正誤を照らします。

もっとグラフや関数の基本的なところから抑えた方がイイかな?と思った方は、こちらを参考に。

 

「経済学・経済政策」は「財務・会計」みたいに、曲線や直線の関数から「数値」を出させる問題はほぼありません。専ら概念的な正誤を問うてきます

経済学は概念を数学にしたものです。取っ掛かりは計算や数式に拘らず、まず概念的にどういうこと??という視点で見ることが大切なんです。

式が分からなくても、まずグラフで何を言いたいのか押さえ、理論の外観を掴む。次に、数式で文字が何を指すかを(rは利子率でIは投資で…等)押さえて、理解を深めて下さい。

 

次回も過去問からテキトーにピックアップします。

では、また!

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はじめまして!

この度ご縁を頂き、道場11代目メンバーになったTomatsuと申します。

これから1年間よろしくお願い致します!

【初受験の方必読】年明けから直前期までの過ごし方

今年が初受験の方は、今ごろ経済学の初学習が終わったころでしょうか?

後は残すところ情報・法務・中小の暗記三兄弟だけですので、学習を楽しみつつ、しっかり食らいついて下さい!

応援しております!

早速ですが、私も昨年の今ごろTAC1年生として皆さまと同じ状況下におりましたので、この時期から直前期にかけて「やって良かったこと」「やらないでおいて良かったこと」を共有させて頂きます。

出来るだけ多くの方の役に立てば幸いです。

万が一「ありがとう」コメントくれれば、目からペニシリン出しながら喜びます。

やって良かったこと

(a)初学習科目のテキストインプットを進めながら、一つ前の科目の過去問に取り組む(例:情報の初学習を進めながら、経済の過去問を解く)

これは是非やって欲しいです。

いま初学習中の科目で手一杯なのは重々承知しておりますが、ここが踏ん張り所です。

本当に心底やって欲しい。。。

例えば、いま1日のうち100%の力を「情報」に注ぎ込んでいる方は、その割合を80%に落として、残りの20%でも良いので「経済」の過去問解いてください。

余裕がない方は、(TACで言う所の)A,BランクのみでOKです。

理由は二つあります。

・これをやっておかないと完成答練に入ってから「ほとんどゼロの状態」から学び直さないといけないからエビングハウスの忘却曲線)。

・過去問こそが「最大のインプット」だから。テキスト学習は、過去問インプットを始めるための「きっぷ」に過ぎません。

ちなみに、過去問に取り組む際は、A、B論点の論点ごとのヨコ解き(過去5年分)がおすすめです。

直前期には1年ごと順を追って解いていく方法をおすすめしますが、今はヨコ解きで論点知識を固めることに集中しましょう。

また、自分の得意・不得手を分析するために、正解・不正解の記録も残しましょう(設問ページではなく、解答解説ページに記録するのがおすすめです)

(b)暗記三科目を後回しにしないこと

これは予備校の先生も言っているかと思いますが、暗記三兄弟は一度マスターしておきましょう。

暗記だからと言って試験直前に詰め込もうなんて言っていると後悔すると思います。

めちゃくちゃしんどいですが、今のうちに一度覚えてしまえば、メンテナンスは簡単にできます(上に同じくエビングハウスの忘却曲線を意識するべし)。

やらないでおいて良かったこと

・二次の勉強(1次に集中しましょう)

賛否あると思いますが、私個人の意見としては不要と思います。

中には2次の勉強を並行して進めていた猛者もいますが、こんな効率の良い天上人のことは無視して、1次に集中しましょう。

2次試験対策は、確かにやるべきことは多いのですが、正しい情報と正しい対策をすれば「2か月」で十分です。

道場読者は正しい情報にアクセスできますので、ここは「道場の力」を信じて、是非1次に向き合ってください。

と、ここまで書きましたが、お前誰やねんという声が聞こえてきそうなので、簡単に自己紹介させて下さい。

自己紹介

Tomatsu(某コンサルファームとは無関係)

平成「元年」生まれ、令和「元年」診断士試験合格の節目ボーイ。

元年M-1優勝のミルクボーイを勝手に同期と思っています。

本業は石油・ガス系プラントの基本設計エンジニア。

世界を飛び回りながらプラントの設計業務やお客様の操業コンサル、新規ビジネスなど、ワクテカな仕事をさせて頂いております。

道場初代ハカセ、9代目へんりー、10代目いよっちとは同じ会社に勤務しており、有益な情報にアクセスしやすい有難い環境におります。

私自身そんなにノウハウはありませんが、今後の記事では偉大な先輩方からの受け売りを皆さまに共有させて頂ければと思います。

受験生としての属性は、
・TAC生(ストレート本科生プラス)
・ストレート合格
・1次:800時間。TACカリキュラムを愚直にこなす優等生。(1次合格まで、道場の存在しらず。。)
・2次:200時間。TAC演習はこなしつつ、近隣企業の有志勉強会に注力
です。

SWOTはこんな感じ。

S
・ぷちストイック(毎朝ランニング野郎。ランニングしすぎて合格発表日に右膝半月板が爆発。10時の合格発表の数分前に医者から要手術と宣告され、嬉しい感情と悲しい感情が混在)

・素直(自分で言った訳ではなく、道場同期さとまるが言ってくれた。嬉しい☆)→2次でバツグンの効果発揮

・計算・理論系得意(エンジニアだもん)

W
・7科目の基本知識ゼロ(全科目ゼロからスタート)

・国語・漢字弱い(実は帰国子女)

・飲み会好き(飲み会ホイホイに簡単にひっかかります)

O

・道場メンバーの存在(ただし1次合格後まで存在を知らず、機会活かしきれず。。。)

T

・突発的な海外出張(飛行機内で勉強する方法を身につけ克服!)

こんな感じの人間です。

診断士を目指した理由&受験後の感想

診断士を目指した理由は、とにかく知識が必要だったからです(くわしくは合格体験記)。

で、勉強してみて思ったこと。

「元々欲しいと思っていた知識」は手に入ったのですが、それよりも良かったのは
「世の中の見え方が変わり、勉強意欲が湧き水のように出てくるようになった」
ことです。

診断士はマジで勉強範囲が広いです。

そのおかげか、例えば、コンビニに入った際には「陳列」を気にするようになりましたし、平社員なのに自社の経営方針に対しても「自分の考え」を言えるようになりました。

先輩にどや顔で新聞記事の「減損損失」を解説できるようになりましたし、ハーズバーグ・マンデル・フレミングに親近感が湧くようになりました。

こうなってくると身の回りのものが全部自分のアンテナに引っかかり、楽しさから更に勉強意欲が増し、この好循環がぐるぐる回るようになるんですね。

自ら欲して、現代を生きるビジネスマンにおいて最重要と言われている「生涯学習」を体現できるようになりました。

私はこんなワクテカな状態にしてくれた診断士受験に感謝していますし、これからももっと多くの方が診断士を志す世の中になれば良いなと思います。

本当に増えて欲しい。。。

今後の記事では、より多くの方々が診断士を志してくれるよう、診断士(受験)の魅力についても発信していきたいと思います。是非モチベーションブースターとしてお使いください。

ちなみに個人ブログツイッターもやっており、稀に有益な事を書いてたり呟いたりすることもありますので、興味あれば覗いてやってください。泣いて喜びます。診断士系以外のことも取り上げています。

以上、皆さまの勉強を応援しております!これから1年どうぞよろしくお願い致します。

明日は11代目最年長にして我らが精神的支柱、最強の漢・べりーの登場です!どうぞお楽しみに!

 


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2020年4月4日(土) 午後 @文京区シビックセンター
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タキプロ・ふぞろい・一発合格道場 合同セミナー2020春 in 名古屋
2020年4月5日(日) 午後 @名古屋市西生涯学習センター
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一発合格道場 春セミナー2020 in 大阪
2020年4月12日(日) 午後 @難波市民学習センター
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皆様、はじめまして。
今日から11代目として参加させていただく、CKと申します。

私自身、このブログから何度も元気をもらい、無事「一発合格」することができました。学習のやり方は色々あると思いますが、私自身の勉強の仕方、振り返ってこうした方が良かったと思う事などが、一つの例として皆様の参考になれば、と思っています。1年間、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

<自己紹介 >

仕事は開発主体のベンチャー企業で経営企画、マーケティングなどいわゆる何でも屋をやっている41才男性。妻と子供2人の家族持ちです。大阪メンバーとして参加させていただきます。

合格体験記はこちら

<診断士受験のきっかけ>

いろんな想いと勢いもってスタートした会社なのですが、中々、当初描いたようにうまく行かないこともあり、会社経営全般を一度しっかり勉強したいと思っていました。

診断士という存在については以前から知っていたのですが、「どのような人たちなのか」「どのような活躍をしているのか」は全くの未知。
そんな中、仕事で出会った診断士の先生とお話していて「この人、頭が整理されてるな〜。」と感じ、興味を持ち診断士試験について伺うと、

・幅広い知識が身について楽しかった
・何より、仕事を進めていく上で「判断する軸」ができた

とのこと。「これは!」と思い診断士受験を決意しました。

実際に私自身、診断士勉強を経験して、「判断する軸」が少しながら出来てきた感があり、勉強して本当に良かったと感じています

<学習履歴>

・TAC通学 (1.2次ストレート速習コース)
・学習開始 2019年1月頃(予備校申込12月、通学1月〜)
思い立ったのが年末だったため、ギリギリTACの速習コースに滑り込み。
独学も考えましたが、私の場合はサボってしまうので、あえて予備校に申込み、ペースを作ると同時に「今年1年で取らないといけない」状況に自分を追い込んでスタートしました。

・受験結果 2019年ストレート合格。
1次試験 経済72 財務80 経営76 運営80 法務76 情報88 中小84
(合計556点)
2次試験 事例1:56  事例2:65 事例3:77 事例4:76
(合計274点)

 

<最初に、皆さんにお伝えしたいこと>

①今年、合格しましょう!
試験勉強するためにはどうしても時間が必要です。その分、家族や余暇など色々犠牲にして臨まれている方もいらっしゃると思います。

また、この資格は取得する事だけが目的でなく、取得するまでの勉強内容、や取得してからどう活かすかが本番だと思います。
であれば尚更です。今年合格してしまいましょう。

これから勉強していく中で思い通りに進まないことも出てくると思います。そこで「来年でもいいか」と思ってしまうと、どこか意識下で手を抜いてしまいます。私自身も何度もその悪魔の誘いに襲われました。

でも、それは本当に勿体ない と思います。

この1年も人生の中の貴重な1年間です。

最初から偉そうなことを言いますが、今年合格を目指されている方は、

「絶対今年合格する」

という想いを最後まで持ち続けて頂けたらと思います。

その想いが私自身の一番の原動力だったと思っています。

 

 

せっかく勉強するなら、楽しみましょう。
「何を能天気な…」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは私が常に意識したことです。
確かに勉強しんどいです。夜眠いです。
でも、診断士勉強をしていて、ゲームのようだと感じる事が多々ありました。

診断士試験は、

「1次試験で平均60点以上取って、2次試験で上位約20%以内に入る。」

達成すべきゴールは明確です。

あとは、どうやって試験当日にそのゴールに持っていくか。

人それぞれやり方はあると思います。

最初から飛ばして行くタイプ、徐々に加速して最後にスパートかけるタイプ、緻密に計画たててコツコツ進めていくタイプ。
11代目にもいろんなタイプでいろんなスタイルの人がいます。
是非、自分にあったスタイルを見つけ、自分にあったやり方で勉強してください。

自分のスタイルが決まったら、あとはそれに沿って勉強していくことを楽しむだけです

もともと、この資格の学習内容に興味があって勉強されている方も多いと思います。うまく行かない事があっても、クヨクヨせずに前に進んでいることを実感してください。イヤイヤ勉強しても、理解は進みませんし、効率が悪く貴重な時間がもったいないです。

どうせ、勉強するのです。勉強すると決めたのです。

ならば楽しみながら勉強しましょう。(難しい場合は、そう思い込みましょう)

楽しめる人が一番強いと思っています。

 

ちなみに、私のスタイルは『最初から勢いに任せて飛ばして行って、疲れたら迷わず休憩とるタイプ』です。
しんどくなったら休んで、その分あとで盛り返せばいいのです。「自分がどこまで進んでいるのか」を意識しながらやれば、自分でペースが作れて楽しみやすくなります。

 

私の属性・性格は、
・(もともと)好奇心は高いほう。
・(だからか?)ジェネラリスト寄りで、専門分野はあまりない。
・(なので)将来に対する危機感はある。
・(でも)飽きっぽい。
・(また)調子に乗りやすい。
といった感じです。一言で言うと「気分屋」です。

これに近い方は是非参考にして頂けたら嬉しいです。

具体的な学習方法などは次回から書いていきたいと思います。

 

<これから1年、よろしくおねがいします>

初回から精神論ばかり書いてしまいましたが、自分の学習を振り返って「何が一番大事だったか」と思うとやはり、この2点なのです。

 

最初の方でも書きましたが、この試験勉強して本当に良かったと実感していますし、楽しめました。
もっと沢山の人がこの資格に興味を持ったらいいなと勝手に思っています。

これから1年、どうぞよろしくお願いします!

 

明日は、11代目で最も頼りになる漢、Tomatsuの登場です。お楽しみに!

 

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自己紹介

 

はじめまして!「さいちゃん」といいます。合格体験記はこちら

まずは自己紹介をさせてください。

 

こんな人

30代男、既婚、幼児3人の父親。理工系の大学を卒業し、医療系メーカーで技術者としてキャリアをスタート。現在は輸送機械関係のメーカーでコストエンジニア(コスト面から部品を評価する人)として働いています。

働き始めて2年くらいたったころ、理工系出身ながら、自分の技術者としての適正の無さを感じ始めました。残念ながら、1つのことを深掘りし続ける特性は自分にはなかった。

将来はジェネラリストとして、幅広く全体をみられる人になりたい、なるしか生きる術がないと心に刻み、キャリアの行きつく先として会社経営に携わりたいと考えるようになりました。

 

診断士を目指した経緯

出張先の近くにたまたま予備校の校舎があり、簿記をとった延長で次の資格試験の情報収集のため、ふらっと立ち寄って診断士の体験講座を受けることに。(当日申し込みでも人数に空きがあれば受けられるようです。)

2次試験の最初のイントロ講座でしたが、これまでに経験したことがない面白さで、自分のキャリアに確実に役に立つと確信。そのまま試験勉強にのめりこみました。

もともと、日本のモノづくりが好きで、海外に押されている日本のモノづくり、IT業界の盛況さに比べて、元気のない製造業を支援して底上げが出来たら、と診断士の業務自体にもやりがいがありそうだと感じ始め、将来の副業の足がかりにもなる、とも考えていました。

 

診断士試験受験歴

勉強期間は約1年半でゆっくりじっくり型。(詳細は合格体験記に)

1次試験結果:経済80、財務80、企経57、運営84、法務48、情報免除、中小67 合計416点

2次試験結果:事例I 56、事例II 76、事例III 57、事例IV 75 合計264点

 

これから一年の抱負

試験勉強に費やす時間を短くするに加え、合格だけを目的とするのでなく、自己成長の手段として楽しければなお良しと考えて、私は診断士の勉強を続けてきました。

熱い初代の方達が道場を立ち上げてから10年。道場にはこれまで生み出された多くのノウハウが眠っています。

これから一年、道場に蓄積された有用な情報をまとめてデータマイニングしつつ、自分の経験をベースに昨年の自分はどうだったか、どんな反省があったか、どんな情報が役に立ったのかといったことを紹介していきますので、読んでいただいた方には、どんな形にせよ活用いただければ幸いです。よろしくお願いします!

以下自己紹介を兼ねて、過去やってきたことを振り返りながら、学習時に最も効果的だったことを挙げたいと思います。

 

学習時に最も効果的だったこと~セルフSWOT分析~

 

セルフSWOT分析就職活動で自己分析に使う手法としても知られています。過去、近い内容を道場メンバーも取り上げています。

 

SWOT分析とは、強み弱み(内部環境)機会脅威(外部環境)の4つの切り口で、対象を分析することですが、
この手法を自分に当てはめます。

私の場合は、外部環境は自分ではどうにもならないので、強み弱みだけで考えました。

自分のGOALを診断士合格レベルになることに設定し、切り口として考える軸は、人(自分)モノ(時間)カネ情報
本来のSWOT分析とは違う使い方だとは思いますが、さいちゃん流のアレンジということでご容赦ください。

 

1次試験勉強開始時のSWOT

 

私の1次試験勉強開始時(2018年3月)のSWOTはこんな感じ。

 

強み:

・高校受験から培ってきた択一試験慣れ(人)

・メーカー技術者としての、運営管理の知識あり(人)

・簿記二級を取った直後で、財務会計にアレルギーなし(人)

・好奇心旺盛なタイプ(人)

 

弱み:

・小さい子供がいる環境のため、まとまった勉強時間がとれない(モノ)

・自分の貯金とお小遣いを考えて、月1~2万円くらいの投資が限界(カネ)

・理系技術職のため、経済、法務、中小の知識と基本の考え方がない(人)

・周りに診断士資格を知っている人すらおらず、情報が不足している(情報)

 

このようなSWOT分析をする為には、GOALを明確にしないと効果的でないと考えたので、一通りテキストを読んだり、受験体験記を読んでみて、おぼろげでも良いのでGOALやGOALに至るための手段の選択肢を把握するよう努めました。

そして、PDCA(Plan・Do・Check・Action)サイクルを通して、GOALの情報やSWOTをアップデートしていきました。

 

次に、試験に合格するための強みを活かし、弱みを補う、このような意識で学習の基本計画を立てました。

私の場合はこんな感じ。

 

強みを活かす:

・模擬試験は必要最低限にする

・運営管理と財務会計を得点源にする

・興味を持った科目を深掘りし、勉強のマイルストーン(達成感を得る機会)を作る

 

弱みを補う:

・隙間時間でも確実なインプット、アウトプットを行う為に、通信教育を利用する。(月当たり2万円くらいで、何とかなりそう。痛いけど。。)

・苦手文系科目は、入門本、解説動画を見て考え方を身につける。

・各種媒体(ブログ、受験支援機関)を活用して情報収集をする

 

このようなアクションを立案したところ、多くの想定外の事態が発生しましたが、PDCAサイクルを通じて1次試験合格をつかみ取ることができました。

ただ、上記のSWOTでもわかるのですが、次試験勉強期間には2次試験対策の観点がすっかり抜けていました。

一応、2次試験関係のテキストも買ってみたのですが、最初は理解できず全く読めませんでしたし、1次試験の勉強で忙しかったので、放っておいてしまったことを反省しています。

 

2次試験勉強開始時のSWOT

そんな状況の中、私の2次試験勉強開始時(2019年8月)のSWOTはこんな感じです。

 

強み:

・特になし

 

弱み:

・本番まで時間がない(試験まで2ヶ月半)(モノ)

・記述式に慣れていない(人)

・まとまった勉強時間がとれない(モノ)

・事例を解いても何を書いていいか手が動かない(人)(情報)

・1次試験では得意だったはずの、事例III(運営),事例IV(財務) の点数が取れない(人)(情報)

・自分に合う2次試験勉強方法の手段がわからない(情報)

 

見事に弱みしかありません泣。加えて、2次試験を合格するために必要な要素や手段を把握できていなかったので、試験に対するCriticalな弱みの把握ができていませんでした。

何度かPDCAを回して、自分でGOALを再設定(試験合格に必要な要素を深堀)することで、弱みを補うために以下のアクションに行きつき、結果的に合格レベルまで引き上げられたと考えています。

 

・通信教育を活用して、効率的なインプットとアウトプットをする

・手が動くように、模範解答読み込みと写経をする

・試験時間となる80分の勉強時間は確保し、振り返りを隙間時間で実行する

・解答の型を身につけるために、解答の型に関する書籍を読む

・事例IIIは、実務経験が通じない試験独特の考え方があるので、身につける(実務経験が生かされない場合がある)

・事例IVは、問題集と過去問をやって、定番問題を解けるようにする

・勉強会を通して、客観的な自己評価をするとともに、2次試験の情報収集する

 

このようにセルフSWOT分析を活用することで、自分を一つの事例に見立て、GOALにたどり着くための現状把握と戦略を立てることができました。そして何より、失敗したとき、うまく成果が上げられなかったとき、GOALの再設定や次のアクションを視覚的に検討することができたことが最大のメリットだったと思っています。

 

今日のまとめ

診断士試験は1次試験と2次試験に分かれています。

1次試験はGOALが与えられています。1科目あたり60点以上とれば良く、正解も公表されます。
一方で2次試験は正解が公表されないため、GOALを達成するための手段が不明確で試験合格のためのあるべき姿は誰もわかりません。

ただ闇雲に突撃するだけでは、空中に刀を振り回しているだけになるリスクがあります。

私の合格体験記で先代のブブもまとめていますが、私は敵の懐に飛び込み、時々ダメージを負いながらも敵との間合いを測っていきました。

間合いの詰め方について情報が不足している方は、自分のSWOTに応じた数多くの選択肢がありますので、まずは情報収集をお薦めします。

具体的には、合格体験記や各社テキスト、受験支援団体のホームページ、セミナーなどを覗いてみてください。きっと自分のフィーリングに合うものと出会えると思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。何か気づきがあれば幸いです。

明日は、関西メンバーCKです。
1年弱で安定合格をつかみ取った勉強法だけでなく、ベンチャー企業で経営に近い所にいる彼の実務経験にも注目です。

以上、さいちゃんでした。

 

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初めまして。さとまると申します。
現在は時短で働く5歳と2歳のママでもあります。受験体験記はこちら

はじめに

…って、診断士は男性9割だし、女性で小さい子供ありなんてニッチ過ぎて参考にならんわ!って思いませんでしたか?
いいえ、時間がないという点では、子育てって名前が特別なだけで、上司やお客さんに日中夜対応して、勉強する時間がとれない!と困っている、受験生の大多数と同じ悩みを抱えているんじゃないかと思います。
だって、「上司やお客さん」の部分に「小さい子供」を入れると、そっくりそのまま私の悩みに。。

時間があるとき、仕事や生活に余裕があるときに受験しよう!できれば最高。でも必ずしもそんなタイミングで受験する気になるとは限らないもの。
私自身も冷静に考えるとバッドタイミングでした。一方で、追い込まれれば追い込まれた分、突破するべく底力を発揮できる面があることも事実。
そんな自分の体験をもとに、悩める大多数の受験生に向けて、一年間情報とエールを送っていきたいと思います。

さて。今日は最初の投稿ということで、診断士試験受験のきっかけと、一年目の敗退、二年目の違いについて書きます。

試験受験のきっかけ

診断士って意味あるの?から勉強しよう!へ

今の会社には何名か中小企業診断士の資格を持っている人たちがいます。でも、取ったはいいが休眠している人がほとんど。
合格してから各種セミナーで先輩診断士に聞いた話を総合すると、3割が独立診断士、7割が会社で働く社内診断士だそうで、体感的には10年で3割が登録更新せず資格を手放してしまうとか。
そんなわけで、資格の存在自体は知っていたものの、何の役に立つのか判明せず、トライせず時間が過ぎていきました。

意識が変わったのは今5歳になる子の出産後。出産、産休で一日中家にいると、いろんな思考がむくむく湧いてきます。
もちろん、初めての子育てで子供が順調に育っているのか?という点は常に気がかりでしたが、職場から離れる分、今までの仕事を客観的に見て「あのプロジェクトは何で失敗したんだろ?」「あの時こうしておくべきだったな」という反省をしていました。

そのうち、職場復帰が近づいてくると「復帰後、仕事はフルタイムでいく?それとも時短?」「属人的な働き方じゃ仕事が回らないな」という現実的な問題への対応を考え、
職場復帰してしばらくすると「今やっている仕事は、自分にとって仕事と家庭を両立してやるだけの価値があるんだろうか?」「人生100年て言うけど、今の仕事を本当に続けたい?今後の自分のキャリアってこのままでいいの?」という将来への疑問に変化しました。

プロボノ活動からの、、受験!

その後、たまたま参加したプロボノ活動で、創業する社長さんのお手伝いをさせていただいて、社会的企業家やNPOなどの創業や経営支援の仕事を知り、転職を考えるようになります。
プロボノ活動自体は、会社の事業領域や働き方についてのざっくりした相談にこたえるものでしたが、新しいサービスを作ろうとしている社長さんの生き生きした顔や、アイディアを聴いていると、ご支援を仕事としてぜひしたい!という気持ちになったのです。

ただ、私は自治体コンサルの経験はある一方、民間コンサルの経験はなし。もうちょっと専門性を身につけないと、お役に立てなさそう。。
そのため、民間経営に関する体系的な知識を身につけ、転職先へのシグナリング効果も期待して、診断士の勉強を始めました。
ここに行き着くまでに約3年。今2才になる子の産休に入ると同時に勉強スタートです。

一年目の敗退、二年目の違い

前置きが長くなりましたが、結果として、診断士の受験自体は、
一年目は一次敗退、二年目は一次と二次合格で、計2年を要しています。勉強を決意したときにはお腹の中にいた子供も、今では走り回っておしゃべりできる歳に。

一年目の敗退、二年目の違いとしては、

合格レベルと自分の立ち位置を正確に把握

一年目も二年目も一次試験で使った教材はSTUDINGでしたが、一年目は教材をこなすことに必死で試験当日を迎えました。そして撃沈。
二年目は合格レベルと自分のレベルのギャップを意識し、一次試験は、苦手な科目は6割、得意な科目で稼げれば一次試験はOKと割り切りつつ、科目や、科目の分野レベルでメリハリの効いた勉強を心がけました。

なぜ合格したいか?明確な理由を持ち続けたこと

二年目、勉強の気力が湧かないときは、ノートの左上に「なぜ合格したいか?」と書いて、ひたすら理由を書き殴っていました。転職したい、新しい仕事をしたい、社長さんの笑顔が見たい、などなど。
そうして原点に戻ると、じゃあやっぱり他のことに時間を使うのはもったいないという気分になり、勉強に戻るという流れでした。

もちろん、明確な理由がなくたって、診断士を目指すのもあり。

ただ、理由に納得ないと動き出せない私は、理由をしっかり詰めることで集中力が保てたのだと思っています。

勉強仲間の存在

ここでの仲間とは、顔の見えないSNSでの勉強仲間や合格者とのオンラインでゆるいつながりから、二次試験の勉強会仲間のオフラインで強いつながりまで含みます。
一人でも情報は集められるものの、仲間がいた方が圧倒的に量が集まるし、自分に合った良質な情報も集められることを実感。
また、仲間は情報源であり、心の支えであり、勉強ひいては人生の先生でもあり。

もちろん、仲間がいなくたって合格できる人もいるはず。でも、一説に相対試験と言われる二次試験は、仲間を作るのオススメですよ。

おしまいに

受験生一人一人、持てる時間やお金、知識が違うし、試験自体も毎年進化していきます。
そんな中で一般的なことを語るのはなかなか難しい気がするものの、読者のみなさまがパクってカスタマイズ!できるヒントを提供できたらと思っています。

明日は名古屋が産んだITの鬼、3chが担当です。

以上、さとまるでした!

 

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はじめまして。

等身大の独学ストレート生・金型屋の「かーな」と申します!

合格体験記はこちら

 

今日から一発合格道場では、私たち11代目による投稿が始まります。

10代目の皆さま、1年間おつかれさまでした。一発合格道場のバトンは、確かに受け取りましたよ!

 

そうなんです。おかげさまで一発合格道場もシーズン11に突入。

11代目も、熱い思いを持った、個性豊かなメンバーが集まっております。

たとえば、

ストレート生と多年度生? います、両方います。

予備校通学とアプリの通勤講座と完全独学? います、全部います。

職業、性別、家族構成などなど多様性に富んだ12名が、読者の皆さんに思いやノウハウを伝えたくてウズウズしております^^

 

まずは、初回となる今日から、11代目メンバー12名の自己紹介をさせてください!

診断士試験を受けたきっかけや勉強スタイルなど、ご自身との共通項を見つけて、今後の参考にしてくださいね♪

 

 

では、さっそく私、かーなの自己紹介です。

属性はこんな感じ↓

・30代女性

 

・現職:地方の製造業(金型メーカー)の事務職

「かーな」というハンドルネームは、金型にちなんでつけてみました。

仕事内容は、財務・総務・経営企画っぽいことなど、事務まわりの何でも屋です。

私のボス(執行役員)は経理畑出身のため、部下からの報告や提案も、数字を示さないと納得してくれません。ボスの心に響く資料を作れるようになりたくて、金型屋に転職後、簿記2級を取得しました。今思えばこれが診断士への第一歩だった……。

 

・職歴:中小企業を転々と4社

日本語学校(事務)→不動産(営業)→人材系ベンチャー(営業)→金型屋(事務)

新卒の就活は、リーマンショック直後の年でした。大企業の選考は全滅。途方に暮れた私は、知り合いの紹介で東京の片隅の日本語学校に就職させて頂き、なんとか社会人生活をスタートさせます。

その後、いろいろあって3社目のベンチャー企業で働いているとき、今の夫と結婚することに。夫は同時期に地方への転勤が決まっていました。そこで私も東京のベンチャー企業を退職し、地方に移住、今の勤務先である金型屋に転職し、今に至ります。

いろいろな企業を見てきたので、組織体制、風土、働いている人の考え方など、会社によって全然違うことは、肌身にしみて感じています。このあたりは、後日「実録」シリーズとして、書ける範囲でお伝えしたいと思っています。

 

 

・中小企業診断士を目指したきっかけ:

「社会人10年目、会社は4社目、しかも夫は転勤族、どうする私!?」

上記のように、東京出身のどこにでもいるOL……だったはずが、いつの間にか地方の金型屋に勤務することになったわけです。製造業の会社で働くのも、初めは新鮮で刺激的でした。5SもKYT(危険予知トレーニング)も、「おぉ~! 製造業っぽい~!」って感動してました。けれど転職して3年経った2019年の年明け、漠然とした不安や、モヤモヤが、私の中で大きくなっていったのです。

当時考えていたことといえば、

「これまで4社を経験し、人よりは幅広い業界・業種・職種を経験しているけれど、裏を返せば全てが中途半端。新卒で大企業に就職し、プロパー社員として活躍している大学の同期は『主任』や『リーダー』に昇格する頃だよね。一方、会社を転々としている自分は、相変わらずの平社員。これって、キャリアが積み上がってるとは言えないんじゃないかな? しかも夫は転勤族。この先も海外を含む全国転勤の可能性がある。結婚しても子どもができても仕事を続けたいから、何か『武器』がほしいなぁ……」

こんな感じでした。

困ったら本屋にいく。そんな自らの習性に導かれ、ある日立ち寄った本屋で中小企業診断士の資格に出会います。これだ、と思いましたね。これまでの職歴や経験が全部つながって、しかも「経営コンサルタントの国家資格」という証明書も得られる。さっそく受験することを決めました。

 

 

・勉強スタイル:独学

そもそも地方なので、通える距離に予備校がないんです。それに、金型屋の給料では予備校費用は高すぎます。そのため、迷うことなく独学を選択しました。今思えばスタディングや通信講座を使う方法もあったのですが、あんまりちゃんと調べなかったんですよね。

勉強時間はというと、平日は片道2時間の通勤時間(夫の転勤による)がメインです。休日は、自宅やカフェで5時間とか、試験前は8時間とか勉強していました。

 

 

・受験生生活を振り返って:等身大の独学ストレート生、これに尽きます

合格体験記にも書きましたが、手探りかつ行き当たりばったりなので、今思えば大変危なっかしい受験生でした。試験の結果は、以下の通り。

【一次試験】

経済学・経済政策56 財務・会計72 企業経営理論68 運営管理81 経営法務64 経営情報システム48 中小企業経営・政策42 (合計431点)

【二次試験】

Ⅰ63/Ⅱ57/Ⅲ68/Ⅳ60 (合計248点)

 

おわかり頂けたでしょうか?

等身大の独学ストレート生って、おそらくこんなもんです。むしろ、ギリギリでもよく合格できたと思います。

正直、私からお伝えできることで、「練りに練った勉強法」とか「伝家の宝刀」みたいなものは、ほぼ無いと思います。そのかわり、独学ストレート生が陥りがちな思い込みとか、落とし穴とか、そういったことはいくらでも(!)お伝えできます。ぜひ、皆さんは私の体験を踏み台にして、より安定感のあるストレート合格を勝ち取ってください!

 

 

・いま、声を大にして言いたいこと:

過去問見たことない人、今すぐ見て!!!

過去問は、一次試験・二次試験とも中小企業診断協会のホームページに公開されています→過去問

とにかく、全科目一通り、目を通してみてください。

一次試験は、解答も公表されています→令和元年度一次試験解答

最初は一次試験の各科目5問ずつでもいいので、過去問を解いて、答え合わせをしてみてください。ご自身の現時点での実力がわかります。これが大事です。

 

なんでこんなことを言うかというと、去年の私は過去問を見るのが遅すぎて、失敗したと思うからです。

途中まで2ヶ年計画での合格を視野に入れていたこともあり、私の場合、「まずは、テキスト読んで、TACのスピード問題集解いて、過去問は最後の総仕上げだよね」なんて呑気に構えていました。

「過去問を先に見ちゃったら、答えを覚えちゃうから練習にならないし!」とまで考えていました。

そして一次試験2ヶ月前くらいになって初めて過去問に直面し、「何これ。スピード問題集より格段に難しいじゃん……」と絶句したことを覚えています。

過去問(=本番の試験問題)というゴールのレベルを把握するのが、遅すぎたのです。いうなれば、山登りで「もう8合目まで来てるよね♪」と思っていたのに、冷静に考えたらまだ5合目手前だった、くらいの衝撃です。山頂は遥か彼方でした。

そんなわけで、5合目から山頂までが、突然トレイルラン(普通の山登りは、歩くやつ。トレイルランは走るやつです)になったのが、昨年の私です。めちゃめちゃキツかったので、全くおすすめしません。

いいですか、もう一度言います。

まだ試験の過去問を見たことがない方が、もしいたら、今すぐ協会のホームページで見てください!!!!!

 

……初回から絶叫してしまいました。驚かせてごめんなさい。

皆さんのお役に立てるよう、心をこめて執筆していきますので、1年間よろしくお願いいたします。

 

明日は熱い志を秘めた気配り上手、いけちゃんの登場です!

明日の更新もお楽しみに♪

★:★:★:★:★

ロケットスタートセミナー@東京
1月11日(土)13:40~16:30

TIME SHARING 四谷(東京都新宿区四谷3-9 第一光明堂ビル 9F)

※12月25日(水)12:00~申込開始を予定しています。

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●合格・不合格問わず!受験体験記募集!!
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道場をつくるのは、あなたの体験記。また、あなたの貴重な経験が、多くの人たちのために役立ちます。
ぜひ、体験記をおよせください。※公開先はコチラ

□募集要項□

対 象:2019年度2次試験合格者および筆記試験受験者(未合格者)
–> 年齢・受験年数・学習スタイル等一切不問
原稿量  :自由。目安として2,000字(原稿用紙5枚)程度
ファイル形式:Word(.docxまたは.doc)
ファイル題名:合格体験記(HN).docx (例:合格体験記(道場くん).docx)
特典   : 「一発合格道場」ブログ上で随時公開。
期限   :2019年12月31日
応募方法 :Googleフォームにて募集(こちらから
問い合わせ:ippatsugoukaku10th@gmail.com
※当ブログ運営趣旨に反しない限り、原則応募全員分を公開。
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□受験体験記テンプレ□

(0)受験生情報 名前(HN)・年齢
(1)自分の診断士受験スタイルを一言で表すと(40字目安)
(2)診断士に挑戦した理由・きっかけ
(3)学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(6)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

★:★:★:★:★

☆もくじ☆
1.まっすーさんはどんな人?
2.まっすーさんが事例を解く際に心がけていたこと
3.まっすーさんの学習法
4.まっすーさんの答案の特徴
5.まっすーさんのメンタル

 

こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!

2次筆記の合格発表から1週間がたちました。どんな結果であったとしても、皆様一人一人にとって、この先の1年間が実りある時間になるよう、心から願っております。

 

本日は、以下にあてはまる読者の方に贈る記事です。

 

〇2次試験に再チャレンジする人
〇これから中小企業診断士の試験を受けようと思っている人
〇別の資格に挑戦しようと思っている人

 

※なお、本日は「ふぞろいな合格答案」のブログのほうも、偶然、私の更新日になっています。
タイトルは「受験生支援〈プロボノ〉のメリット」について。受験生支援活動に限らず、地域活動やボランティアなど、「本業以外のチーム活動を経験することでの効果」についての記事になっていますので、良かったらご覧になってくださいね。

 

*     *    *    *

 

あなたは知っているだろうか。

かつてこの道場に、2次試験(事例Ⅱ)で100点を取った男が存在したことを―。

彼の名は、4代目まっすーさん。

実は雑誌『企業診断』で、2次試験の高得点者の秘訣を探るプロジェクトにかかわっており、つい先日まっすーさんに取材しに行ったのです。

実際にお話を伺ったところ、その学習法、解答の留意点、メンタルについて、非常に多くの気づきがありました!『企業診断』の記事とバッティングしない程度にご紹介しようと思います。

 

【参考リンク】
まっすーさんのプロフィール・投稿記事はこちら
まっすーさんの合格体験記はこちら
まっすーさんの再現答案(H24事例Ⅱ)はこちら

 

1.まっすーさんはどんな人?

まっすーさんは企業内診断士。

今まで挑戦してきた資格試験や、業務経験の集大成として診断士受験を決意したそうです。

特筆すべきは、保有資格の多さ!

診断士以外の主な保有資格
社労士(未登録。この投稿でさらっと挑戦を表明していたのですが、2014年に一発合格!)・行政書士(未登録)
ITストラテジスト・データベーススペシャリスト・応用/基本情報技術者
日商簿記検定1級・ビジネス実務法務検定1級・TOEIC950点・国際会計検定(BATIC)934点

つまり、「資格試験の攻略」に非常に慣れているかたです。なんと、社労士は約半年の学習期間で一発合格(!)

ちなみに、診断士の2次試験で最も苦手としていたのは「事例Ⅱ」だったとか。その事例Ⅱで100点をたたき出しました。

プライベートの趣味はジョギング、マラソン。笑顔が爽やかな好青年です

 

2.まっすーさんが事例を解く際に心がけていたこと

まっすーさんは、1次独学、2次はMMCの通信を活用していました。事例を解くときには、MMCのメソッドを忠実に守っていたようです。

1.題意に忠実に
2.因果関係で書く
3.切り口を明確に
4.キーワードで書く
私は二次試験受験にあたって、この4つの鉄則を頭に叩き込みました。
試験中どんなにパニックになっても、この鉄則に戻って来られるように。
この4つの原則、言い方はいろいろあると思いますが、二次試験で大切なポイントを非常に上手く抑えていると思います。

「題意に忠実に」については、とりわけ重要性を強調しています。

多分、ここのスキルが一番重要かもしれません。与件分を素直に、素直に、とにかく素直に読む!
慣れていないうちは出題の意図が拾いきれず、慣れてくると素直に読めなくなりがちです。

引用元:【二次試験】MMCの合格メソッド+自分流アレンジ

 

3.まっすーさんの学習法
どの資格であっても、まっすーさんの学習法には定石があります。それは、「過去問重視」であること。

私が一次試験勉強をスタートしたのは、試験終了後ちょっと(大分?)休んだ5月中旬頃。
診断士試験用の参考書は一つも持っていない状態。
資格を持っている財務会計・経営法務・経営情報システムは漠然と何とかなるとは考えていましたが、ここからスタートして間に合うかどうか?
間に合わない結果になるとしても、来年につながる科目合格をするためにはどうすればいいか?
ということを主に考えました。
そこで、私が一番最初に購入したのはTACの過去問題集7冊(全7科目)。
他の道場メンバーも重要性を語っていますが、私は
「資格試験において過去問に勝る参考書はない」
と考えているためです。

なるほどなるほど。10代目の短時間学習3人組(たっつー、どいこう、そーや)も同じこと=過去問重視、を言っていますね。具体的な活用方法を見てみましょう。

さて、ここからは私の過去問の活用方法についてお話します。
題して「いきなり過去問アウトプット作戦」です。
過去問アウトプットから始めるって、何もない状態から、どうやってアウトプットするの??
と思われるかも知れません。
方法は単純です。
一度もテキストを読まずに、とにかく過去問を解く!!
予備知識がまったくない問題であっても、自分の常識の範囲で解いてみる。
最初は全然わからない。半分以上間違えると思います。
勘でもいいから、とりあえず答えてみる。
一問一問、解いたら答えと解説を読みます。
大事なのは意味不明でも一通り解説を読むことです。
「ふーん、そうか」くらいでいいです。
一回目は理解する必要はありません。
それで何とか一冊(過去問5年分)やってみて、終わったら次の科目に移ります。
わけの分からないことばかりで、へこむことも多いですが、一番大事なのはここで心を折らないことです。
とにかく、できないことを気にせず、なんとしても前に進む。

 

引用元:【一次試験】いきなり過去問アウトプット作戦

この方法で、2~3サイクル過去問を回転させるのだそうです。
学習期間が約3か月であるにもかかわらず、547点という高得点をたたき出しています。

 

2次試験は、1次試験終了後に学習を始め、学習期間は約9週間。ここでも徹底的な「過去問重視」のスタイルを取っています。

一次試験で過去問アウトプット作戦を推していましたが、二次試験でも、私はやはり過去問を重視しました。
二次試験問題をやってみるとわかるのですが、受験指導校の問題と、本試験問題には、問題の雰囲気、特に問題文(むしろ本試験の方が曖昧な問いかけがあると思います)の部分に違いがあります。
実際に合否が判定されるのは本試験なのですから、本試験問題で経験を積み上げておくことは重要だと思います。

過去問は80分間しっかり確保して解き、解き終わったらノートに自分へのダメ出しや振り返りを記入していたそうです。

・・・これ、10代目たっつーと驚くほど学習法が似通っていませんか?

解いた事例数は全部で92事例。ただ数をこなすのが重要なのではなく、80分という時間感覚をつかむこと、ギリギリの状態である「修羅場」の体験をすることが大切だと語ります。

92もの事例に取り組んだ理由は、経験値の低い二次試験初学者が他年度受験生に太刀打ちするためには事例演習の経験を多く積むことが重要と考えたためです。
ただ、数をこなせば合格するかというと、そうではないと思います。

(中略)

しかしながら一方で、80分という時間の感覚をつかむことに加えて、本試験当日の修羅場を擬似経験するという意味では、ある程度の数をこなすことは重要かもしれないと思います。
あくまで私の経験ですが、事例の演習を行っていると、5~6回くらいの事例演習の中で1回くらい、時間が本当に間に合わない、いわば修羅場のような状態に陥ることがありました。

(中略)

このときの、「時間内に書き切ることができるか」「各設問の難易度、つまり多くの人が正解できそうな問題はどちらか」を頭に入れた上での、「やり直すorやり直さない」といった、ギリギリの状況での判断力を身につけるには経験が必要だと思います。

一次試験と違って、二次試験は時間がタイトであり「もう諦めちゃおうかな」と思わせるような状況が、しばしば訪れます。
そこを乗り切るためには、ただ勉強を積み重ねるだけでなく、追い詰められた状況、つまり修羅場での判断を行うための経験が必要です。
二次試験対策は、ただ数をこなせばいいというものではありませんが、80分の限られた中で初見の問題を解く経験もある程度は積んでおく必要があると思っています。

このように現場対応力を磨いた結果、本番での事例Ⅱのハプニングにも、強気で対応することができました。

二次試験の事例2の第3問(コーズ・リレーテッド・マーケティングについて問われた問題です)で、完全な勘違い解答をしてしまい、設問1・2の計160字を埋めた後で、設問文をよく読みなおした結果間違いに気づき、残り時間が15分を切るあたりで、消しゴムで設問2問分を全部消して書きなおしました。ちなみに第4問(80字×2)の解答欄は真っ白な状態でした。

引用元:【二次試験】過去問アウトプット+修羅場の経験

とっさの判断で解答を書き直し、結果100点をたたき出しました。80分での過去問演習を多く経験することで、勝負強さが磨かれたのだと思います。

 

4.まっすーさんの答案の特徴
事例Ⅱのなかで、まっすーさんの特徴が一番顕著に出ているのが、最後の設問だと思います。

平成24年度事例Ⅱ 第4問
地域における企業ブランドの強化に向けて有効と考えられるB社のマーケティング・アクションを2つ提案し、それぞれについて80字以内で答えよ。ただしそのアクションの実行により期待される効果についても併せて述べること。

【まっすーさん解答】
B社は、X市内の住民に工場の見学を提供し、陶器製カメを用いた伝統的製法での焼酎造りの技術を紹介して、製法のこだわりを訴求し企業ブランド向上および売上拡大を狙う。

B社は洪水被害への寄付行為をX市の広報や店内でアピールすることにより、地域に根ざした企業であることをPRし、企業ブランド向上および売上拡大を狙う。

解答の特徴は、設問要求に素直であることだと思います。「地域における企業ブランドの強化」から離れていない。また、奇をてらった施策を提案しているわけでもありません。

冒頭、まっすーさんは「事例Ⅱを苦手としていた」と書きましたが、その理由は「与件文に解答の材料が多すぎて脱線しそうになるから」だとか。アイデア勝負に走らないように抑えを効かせた解答になっているのですね。

※注:6年前の話ですので、出題傾向や採点基準は変わっている可能性があります。ご注意ください。

 

5.まっすーさんのメンタル

インタビューの最後に、試験本番のメンタルについて伺ってみました。

「資格試験では、自分は本番に100%の力を出し切れるという自信があります」

力強いまなざしで語るまっすーさん。

・・・超かっこよくないですか!?

この境地に至る背景には、

〇できる限りのことはやり、あとは本番を迎えるだけの状態である
〇本番の対応が自分の中で固まっている
〇自分を信じる気持ちがある

ということがあるのではないでしょうか。

そんなまっすーさんですら、本番はこんな心境に。

振り返ると、私の昨年の二次試験当日は本当にドタバタでした。
まず、事例Iでは解答骨子を作成した後、いざ解答用紙に記入を開始しようとしたところ手が震えてまともに字が書けない。
緊張感だったのか受験会場の寒さだったのか、いまだにわかりませんが、書いては消し、書いては消しして大幅にタイムロスしながら必死に解答を書いていました。

引用元:【二次試験】定石の準備

資格の達人ですら、診断士試験は「ほかの試験と比べてもプレッシャーが異質だった」と語っています。

 

*     *    *    *

 

まっすーさんのエピソードは、診断士試験だけではなく他の資格の勉強の際にも、参考にしていただける内容だと思います。
よかったら取り入れてみてはいかがでしょうか?

高得点者の特集記事は、『企業診断』3月号、もしくは4月号に掲載予定。どんな記事に仕上がるのか楽しみです。

以上、かわともでした!
今日も明日も、皆さんにとって良い一日となりますように!

 

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(4)学習スタイルとそのメリット・デメリット
・独学、通信、○○(予備校)通学
①メリット
②デメリット
(5)合格までの受験回数、学習時間とその作り方
①学習開始時期と受験回数
②一次学習時間
③ニ次学習時間
(6)合格までの学習法
①1次
②2次筆記
③再現答案
(7)学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス

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どーも、そーやです。

中小企業診断士二次筆記試験合格された方、おめでとうございます。ラスト口述試験まであと少しです。体調管理だけはしっかりとして口述試験をパスしてください。本当のゴールとスタートはあと少しです。

 

そして今年は残念ながら涙を飲んだ方、悔しい気持ちを持つこの時期に記事をご覧いただきありがとうございます。来年また挑戦をするかどうか迷われている方もいるかと思います。そんな中でも一つだけご提案があります。

今年1年間の受験体験記を作成しませんか?

必ずしも道場に寄稿してください、とは言いません。

 

作成するメリットは2つあると思っています。

1つは、受験体験を文章に起こすことで冷静に今年1年間の振り返りができること

もう1つは、再度試験に挑戦する際に、次の1年間の方針が立てやすくなること。特に上記体験記募集のテンプレと同じように作成すれば、他受験生の経験との比較が容易にできるようになります。

記憶は時間が経つごとに曖昧になりやすいため、気持ちに整理がついた早い段階で作成することをおススメします。

 

体験記の作成に関して私なりにポイントを付け加えれるならば、

反省の内容は不要で、勉強してきた行ってきた事実だけをまとめていく方がより役に立つと思います。

 

それは二次筆記試験の採点基準がブラックボックスであるため、結果として合否が分かれただけだと思うからです。結果として合格していたらポジティブな内容の体験記、結果として不合格であったらネガティブな内容の体験記、というのは違うと思います。また反省の内容に今後の学習方針が引っ張られすぎるのを防ぐためでもあります。

そしてもし可能であるならば、道場に寄稿することも検討ください。よろしくお願いいたします。

 

受験体験記を作成するメリットは過去の記事でも書かれています。

合格体験記・未合格体験記を書くメリット

 

一発合格道場では受験体験記を募集しています。一発合格道場の財産は、10年間積み上げられた投稿記事だけでなく、読者から寄せられたの受験体験記の2本柱だと思います。

 

これから中小企業診断士を受けようと思っている方へ

パソコンで見ている方は左上のバナーに

合格体験談の読み漁りは
最短合格への第一歩!

スマートフォンで見ている方は左上のメニューに

” ≡ “から、”合格・未合格体験記 ∨”のうち、合格体験記(サマリー)

 

ここに2010年から今までの受験体験記がまとめて格納されています。

カテゴリは

ストレート合格(一次1回、二次1回)
二年で合格(一次1回、二次2回)
二年で合格(一次2回、二次1回)
三年以上で合格
未合格体験記

 

中小企業診断士試験は1次7科目と幅が広く、大学の学科・専攻保有資格実務経験の有無などで人それぞれ大きく勉強時間が変わってくるのが特徴です。

そのため数ある体験記の中で自分に近い体験記を探して参考にすることが合格への近道の一歩だと思います。

 


 

【合格体験記】独自の学習理論を確立してストレート合格!! みっちーさん

2018年合格みっちーさん:通勤講座ストレート合格(1次1回、2次1回)
保険代理店勤務ですが本人曰く予備知識はほぼないストイック勉強スタイルで合格

毎日コツコツとスキマ時間で勉強時間を確保することが出来る方には参考になると思います


 

【合格体験記】燃え尽きを克服し、自分にあった学習法を見極め見事合格!たけさん

2018年合格たけさん:独学×通勤講座×TAC通学の三年変則合格(1次2回、2次1回)
大学時代に経済や経営、簿記を専攻しており仕事では工場経験もある自分にあった勉強スタイルで合格

勉強のモチベーションが出なかったり燃え尽き症候群になって2次を一度スキップしても最終合格を勝ち取った方です。
合格体験記も非常に簡潔にまとまっており、どのようなスタイルで勉強していたかが想像しやすい読み手にやさしい体験記です


 

【合格体験記】学習の質を重視し超短勉強時間でストレート合格! たっつーさん

2018年合格たっつー:独学ストレート合格(1次1回、2次1回)
短期間で結果にコミットする過去問折込済みテキストインプット法と徹底的二次復習スタイルで合格

弁護士資格持ってるなら診断士も余裕でしょ?いやいや難関資格持ちならではの短時間で合格ラインに乗せる技術を一読すべきです
たっつーと境遇が似てる方はなかなかいないと思いますが、合格可能性を高める勉強方法は非常に参考になると思います


 

このように体験記には、これから診断士試験をどう乗り越えていくか先人の知識が多く盛り込まれています。

まだ経験したことない診断士の試験勉強をどうすれば乗り切れるか、具体的なイメージを提供してくれる良質なコンテンツとなっています。この時期は特に、勉強の合間に自分に参考となる体験記を探して、他人の経験を自分のものにしてください。

ちなみに私は、1次試験の合格のイメージが一切湧かなかったので、あえて1次試験を1回以上失敗している体験記のみをピックアップして、どうすれば自分は合格できるのか反面教師として活用させてもらいました。

 

以上、そーやでした。

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口述セミナー@東京のお知らせ
12月7日(土)午後を予定
場所、時間の詳細は後日告知いたします。

※大阪、名古屋は口述セミナーの予定はございません。
あらかじめご了承ください。

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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

もうすぐ12月ということで、今年もあっという間に終わりが近付いてきましたね。今年の試験を受けられた方は、長いようであっという間の1年だったのではないでしょうか。二次筆記試験の合格発表まであと1週間ちょっとですので、結果待ちの方は落ち着かないと思いますが、心の準備をしつつ残りの期間を楽しんでいただければと思います。

さて、本日の記事ですが、これから中小企業診断士試験の学習を始められる方向けの記事となっています。大手予備校であるTACのカリキュラムだと、通常は9~11月からの講義開始となっていますので、ちょうど学習し始めの方も多いのではないでしょうか。ちなみに私の場合は、速修コースで12月からの開始だったのですが、今年のTACのカリキュラムを見ると、最遅の開始が12月のようです(例年は1月開始もあります)。恐らく、中小企業診断協会が発表している2020年度の一次試験日程が前倒しになる予定、の影響だと思います。ということで、学習に取り組むか迷っている方にとっては、そろそろ期限が迫っていますので、学習方法・取り組み方針の参考となるように、試験対策に向けたイントロダクションとして、本日の記事をお届けできればと思います。

 

診断士試験の概要

年一回のみの試験であり、一次試験(7科目)と二次試験(4事例)があって、二次試験は筆記試験と口述試験がある、といったような形式的な話は、少し調べれば簡単にわかることですので、ここでは割愛いたします。全体感として特に知っておいてほしいことを中心にお伝えできればと思います。

一次試験は知識を問われる試験であり、しっかり取り組むことができれば、合格率を高めることは比較的難しくはないと思います。ただし、この「しっかり」というのが容易ではない、というのも事実です。試験範囲がかなり広いため、(個々のバックグラウンドによって差異はありますが)長期間・長時間の学習が必要であり、時間の確保やモチベーションの維持が重要なポイントとなります。

二次試験は応用力を問われる試験であり、過去問の正答が公表されないこともあり、掴みどころがなく、大変難しい試験です。予備校に通っていれば合格できるというものでもなく、情報収集の上で、早期に正しい取り組み方法を理解し、対策を行うことが重要です。一次試験合格者の猛者の中から約2割しか受からない厳しい試験であり、診断士試験の本当の関門は二次試験、ということは知っておいてほしいです。なお、口述試験は二次筆記試験後から情報収集・対策をすることで十分間に合いますので、今は考えなくて大丈夫です。

 

一次試験対策

繰り返しになりますが、一次試験の範囲はかなり広いため、まともに取り組むとかなりの学習時間が必要になります。もちろん、まともに取り組むからこそ合格率を高めることができるのですが、どうしても時間の捻出が難しい方もいると思いますし、複数年計画という方もいると思います。その辺は、個々の事情によって異なると思いますが、基本的な対策方法としては、過去問を中心として、特にABCランクの問題(※)を繰り返し解く、ということとなります。

※TACデータリサーチの正答率が40%以上の問題(A:80%以上、B:60~80%、C:40~60%)

なお、得意科目がある方は、資格を保持していることで免除という選択肢もありますが、逆に得点源にするという考え方もあります。極端な例ですが、昨年のたっつーの経営法務の例もありますので、吟味した上で選択されることをお勧めします。

また、ちょうど先日のいよっちの記事にて、一次試験対策の記事(10代目執筆分)がまとまっていますので、是非、こちらもご一読ください。(←手抜き)

 

二次試験対策

恐らく、まだ学習し始めの方は、二次試験の問題を見たことがない方が大半だと思います(見たことはあっても、解いたことがある方はいないと思います)。二次試験の問題(与件文・設問)をぱっと見ただけだと、なんとなく解けそうな気がするかもしれませんが、実際に解いてみるとその難しさを体感することができると思います(なので、できれば一次試験対策中に、一度解いてみるのがお勧めです)。重要なポイントとしては「みんなが書ける解答を書けるようになる(設問に忠実・簡潔に答える、アイデア禁止、6割確保を優先)」「初見で80分で解けるスキルを身に着ける(パターン化、フレームワーク活用、解法確立)」ということとなりますが、実際には学習を始めてみないとイメージが湧かないと思いますので、まずは認識だけしてもらえればと思います。

二次試験対策の記事(10代目執筆分)について、簡単にですが以下にまとめましたので、時期がきましたら、是非こちらもご一読いただければと思います。

二次試験全般

H30年度 合格体験記総まとめ~2次試験編~(ちこまる(仮))

【永久保存版】10代目(H30合格)再現答案&得点開示結果集(ぐっち)

 

学習計画

【今やっておきたいこと】二次試験対策の学習計画(ぐっち)

二次試験向け学習の進め方(from 春セミナー)(ぐっち)

【永久保存版】2次試験の学習計画(かわとも)

 

事前準備

二次試験を意識した準備(ぐっち)

二次試験対策の教材を揃えよう!(ぐっち)

そんなあなたも合格に間に合います!「そのために今、すべきこと!」を総まとめ(ブブ)

 

学習方法

【二次試験】アタマの中を可視化する ハコ法!(ちこまる(仮))

【2次試験攻略の勘所】初見時の復習に全力をかけるべし!(たっつー)

2次攻略のための「具体的な」復習方法(たっつー)

二次初学者だった自分がこの時期に意識するようになったこと(そーや)

解答欄に文字が収まりきらないあなたへ(kskn)

 

事例のポイント

あと5点伸ばすための2次試験のポイント(なおさん)

【事例Ⅱ】押さえたい3つの特徴&攻略ポイント(いよっち)

事例Ⅱの攻略法 必見!フレームワークつき(ブブ)

事例Ⅲはルールを探せ!(ちこまる(仮))

【2次対策】事例Ⅳ 弱者の戦略(makino)

【事例Ⅳ】経営分析指標を見極めるポイント(kskn)

 

事例解法・解答プロセス

【今やっておきたいこと】2次試験対策への着手と80分間の過ごし方(なおさん)

二次試験解法(作業工程の整理)(ぐっち)

【ゲスト寄稿】二次試験の解答ルーティン(kskn)

私が実践した2次の解法 (事例Ⅰ~事例Ⅲ共通)(ブブ)

 

事例解説

10代目高得点解答にみる2次試験合格のポイント!:平成30年度事例Ⅰ(なおさん)

10代目高得点解答にみる2次試験合格のポイント!:平成30年度事例Ⅱ(なおさん)

10代目高得点解答にみる2次試験合格のポイント!:平成30年度事例Ⅲ(なおさん)

10代目高得点解答にみる2次試験合格のポイント!:平成30年度事例Ⅳ(なおさん)

なおさんの2次試験 解答&解説:令和元年度事例Ⅰ(なおさん)

なおさんの2次試験 解答&解説:令和元年度事例Ⅱ(なおさん)

なおさんの2次試験 解答&解説:令和元年度事例Ⅲ(なおさん)

なおさんの2次試験 解答&解説:令和元年度事例Ⅳ(なおさん)

 

ファイナルペーパー

今からできるファイナルペーパーの作り方&iPad活用法(ちこまる(仮))

学習ツール大公開+みんなの時間割(かわとも)

【FP公開】事例Ⅰと事例Ⅱのポイント(ぐっち)

【FP公開】事例Ⅲと事例Ⅳのポイント(ぐっち)

残り一週間の過ごし方+おまけ(なおさんのFinal Note)(なおさん)

 

予備校 or 独学

最後に、試験対策の取り組み方として、予備校を活用する場合(通学・通信)と独学の場合について、お話ししたいと思います。それぞれメリット・デメリットがあると思いますので、どちらが良いとは言えませんが、予備校のメリットとしては、学習方法やポイントの理解がしやすい、モチベーションの維持がしやすい、独学のメリットとしては、コストが安い、自由度(時間の制約等)が高い、といった感じかなと思います。10代目も多様性に富んだ様々なメンバーがいますので、ご自身のタイプ(予備校/独学、長時間/短時間学習、ストレート/多年度)と同じメンバーの記事を読んでみると、ご参考になるかもしれません。

 

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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*:*:**:*

 
おはようございます、たっつーです。
(過去記事はこちら。うち、1次試験後の記事は以下のとおり)

【2次試験攻略の勘所】初見時の復習に全力をかけるべし!
2次攻略のための「具体的な」復習方法
マイベスト答案は作るべきか
【劇薬注意】80分では時間が足りないあなたへ

さてさて、10月20日の2次試験本番まで、あと3週間弱です。
いよいよ、という感じです。

2次試験本番までの私の記事も、この記事含めて残り2回ですが、次回記事のタイミング(試験超直前期のタイミング)で勉強法等を書いても仕方ないですので、次回記事では、ゆるわだ的な記事を予定しています。

ということで、今日の記事では2次試験対策的な内容を書きたかったのですが、実は、私が皆様に伝えたかった内容は上記の4記事で大体書いてしまいました

そこで、まとまりがなくて大変恐縮ですが、最後に、この時期に私が伝えておきたいことを箇条書き形式で書いていきたいと思います。

 

◆この直前期、事例Ⅳの「潰し漏れ」に注意!

私の合格体験記にもちょろっと書いたのですが、事例Ⅳは、「試験本番で今まで解いた種類のない問題が出てきたら、それだけで致命傷になりうる」という特徴があると思います。

すなわち、事例Ⅰ~事例Ⅲと異なり、事例Ⅳの大問については、問題の類型があり(例えば、キャッシュフローを問う問題、CVP分析をさせる問題、ディシジョンツリー、DCF法等)、その類型ごとに、基本的な解法は同じです。
(もちろん、全く同じ問題が出るわけではありませんが。)

この基本的な解法をマスター(覚えるだけではなく、理解するという意味です)していない場合は、大問を丸々落すリスクがあるのです。

したがって、試験まで残り3週間弱のこの時期に、自分が使っている問題集の中に、万一、「今まで解いたことがない問題」「解いたことがあるけど、苦手だから何となく逃げている問題」「ちゃんと理解できているか自信がない問題」がある場合には、それをきちんと潰し込んで、「普通の受験生は理解しているけど、自分は理解できていない」という状態の問題をなくしておきましょう

そうすれば、試験本番に解いたことがない種類の計算問題が出ても、「これは僕(私)も知らないから、他の受験生もできないに違いない。いさぎよく諦めて、他の問題(経営分析問題や記述問題等)に注力しようor自分なりの計算過程を書くことに集中しよう」と落ち着くことが出来ますので。
潰し漏れがあると、本番で「やばい、できてないの僕(私)だけかも!」と無用に焦ってしまうことになります。)

なお、念のためですが、無計画に、この時期に新たな計算問題集に取り組むのは止めましょうね。
よく議論になる「イケカコ」については、先日のksknの記事にもあったとおり、そもそも財務会計が苦手な方にはお勧めできませんので(僕も少し手を出しましたが、解説が薄すぎて、理解の助けにはなりませんでした。)、そういった方は、「中小企業診断士2次試験事例IVの全知識&全ノウハウ 」、「30日完成!事例IV合格点突破 計算問題集」の2つを完璧にすれば十分かと!

 

◆「魂」は細部にやどる。

斜め読みして何となく意味が通る文書でも、じっくり読むと、意味がよく分からないことはよくあります。

したがって、前回記事でも書きましたが、2次試験の解答を書く際は、(書きながらでいいので、)1文1文「伝わるかな?論理がつながっているかな?日本語として変じゃないかな?」ということを意識しながら(自問自答しながら)書いて下さいね。

最早精神論で恐縮ですが、本番では、皆様が2次試験合格に向けて頑張ってきた気持ちを、細部に込めるように解答用紙に書いてきて下さい

 

◆前の事例のことは忘れる。

ありきたりですが、試験本番において、既に終わった事例について、あれこれ考えても仕方ありません。

各事例が終わったら、前の事例のことは忘れて、次の時間に集中しましょうね。
私は、各事例が終わったら、「もう忘れる」という趣旨をこめて、問題を小さく折りたたんで鞄の中に突っ込んでおきました。

 

◆電卓は常に机上においておく。

ちょっとした注意点ですが、電卓は、事例Ⅱや事例Ⅲでも、グラフや表の分析のために使うことがあります

事例Ⅳの時間になってはじめて電卓を出すという人もいるかと思いますが、最初から出しておくことを忘れないようにしてくださいね!
(試験官に一言言えば、試験の途中でも、鞄から電卓を取り出すこともできると思いますが、時間が勿体ないですよね。)

 

◆受験番号と氏名の記入は忘れない!

これはもう絶対ですね。

2次試験では、受験番号と氏名を記入する欄が解答用紙の右上にありますが、試験時間が始まる前に、受験番号と氏名を記入する時間が設定されておりません。
したがって、試験時間が始まったら、最初に、自分の意思(?)で、受験番号と氏名を記入する必要があります。

事例に取り組むことに焦っていると、ついつい受験番号と氏名を記入することを忘れてしまいがちです。
その場合、設問3を解くあたりで、視界に受験番号欄と氏名欄が入ってきて、「危ない危ない」と記入することになると思いますが、万一、視界にすら入ってこなかった場合には、最後まで気付かないかもしれません。

以前、1次試験前の記事でもご紹介しましたが、私の2次試験受験時に、以下の事件がありました。

私の前の席の人が1科目目(事例Ⅰ)の際に、受験番号と氏名を書き忘れてしまったようでした。
回収時に気付いたようで、解答用紙を回収しようとする試験官に対して、「お願いします!書かせてください!!」と周りの目も気にせず大きな声で叫んでいらっしゃいましたが、試験官は「駄目です」と一言言って、解答用紙を奪うようにして回収していきました・・・。
2科目目(事例Ⅱ)から、私の前の席は空席になりました・・・。 

これを読んだ皆様は、絶対に、「解答用紙をめくった瞬間に受験番号と氏名を書く」ことを忘れないようにして下さいね!

以上、たっつーでした。

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★もくじ★
1.2次試験に必要な1次知識の範囲とは?
2.抜き打ちテスト!
3.おみやげ&答え合わせ

文字数:約2000字(約3分で読めます)


 

 

こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!

2次本番まで1か月を切った今回は、即効性のあるカンフル剤的なトピックとして、「最低限押さえたい1次知識」をお送りします!

文字数的にも軽めになっておりますので、サクッと読みつつ、パクってカスタマイズしちゃってください!

 

*    *    *    *

 

1.2次試験に必要な1次知識の範囲とは?

2次試験の事例を解くにあたっては、1次試験で勉強した知識がある程度必要です。特に事例Ⅰと事例Ⅲでは、最低限知識を押さえておかないと解くことができない問題があります。

 

代表的な例が、平成30年度事例Ⅰの第4問。

A社が、社員のチャレンジ精神や独創性を維持していくために、金銭的・物理的インセンティブの提供以外に、どのようなことに取り組むべきか。中小企業診断士として、100字以内で助言せよ。

 

この問題に答えるためには、与件文に解答要素が書かれていないため、自分の知識の引き出しの中から引っ張り出して解答を作る必要があります。

〇社員=技術者である特性を踏まえながら、
〇人的資源管理の切り口「サハホイヒ」(採用・配置・評価・育成・報酬)を意識して、
〇制約条件である「報酬」を除いたうえで、

実現可能な施策を、1次知識を踏まえて提案します。

 

ただし、2次試験で必要となる1次知識はそれほど多いわけではありません。ポイントを絞って押さえておきましょう。最低限押さえておきたい範囲は以下のとおり。

 

【事例Ⅰ】
〇競争戦略
・・・大手や競合他社とは異なるポジショニングとは?差別化集中戦略。
〇組織形態
・・・組織は戦略に従う。様々な組織形態の特徴と、組織を活性化するには?ケブカイネコ(9代目よこよこさんの記事に解説あり)
〇人的資源管理
・・・優秀な人材を確保し、育成し、モチベーションを高めるには?サハホイヒ(茶化)

【事例Ⅱ】

〇ターゲットマーケティング
・・・誰をターゲットにする?ジオ・デモ・サイコ
〇サービスマーケティング
・・・従業員がサービスを提供するときの工夫とは?エクスターナル・インターナル・インタラクティブ。
〇プロモーション戦略
・・・どうやって宣伝する?プッシュ・プル。
〇関係性マーケティング
・・・どうやってお客様との関係性を築く?LTV、ワントゥワンマーケティング。

【事例Ⅲ】

〇生産管理
・・・QCDの最適化を図るには?5S、ECRSなど。
〇生産計画・生産統制
・・・計画と生産活動を同期するには?大日程・中日程・小日程計画、進捗・現品・余力管理。
〇生産形態
・・・その製品にとって最適な生産形態とは?受注生産、見込生産、ロット生産。
〇在庫管理
・・・モノをため込まない最適な在庫管理とは?ABC分析による売れ筋・死に筋の把握、発注点管理。
〇生産情報システム
・・・ITの力で効率化するには?CAD,CAM,NC工作機械。

 

2.抜き打ちテスト!

ここで、いきなり抜き打ちテストです♪
今の時点で答えられなくても大丈夫!知識の復習ができてラッキーと前向きにとらえていただければと思います♪

 

★第1問★
組織論からの出題です。
事業部制組織のデメリットは何でしょうか?

 

★第2問★
人的資源管理(採用)からの出題です。
中途採用のメリットは何でしょうか?

 

★第3問★
人的資源管理(評価)からの出題です。
成果主義を導入する際の留意点は何でしょうか?

 

★第4問★
マーケティングからの出題です。
インターナルマーケティングにはどのような効果があるでしょうか?

 

★第5問★
在庫管理からの出題です。
発注精度向上のためには、どのような施策が考えられるでしょうか?

 

※解答は記事の最後に載っています!

 

3.おみやげ&答え合わせ

抜き打ちテストはいかがでしたか?
ここで、今回の記事のおみやげとして、去年のファイナルノートにまとめた1次知識の内容をご紹介しますので、よろしければご活用ください。

※「合格者の頭の中にあった全知識」「TAC2次テキスト」「きゃっしいの100字要約」等のエッセンスをまとめたものです。

↓↓おみやげは、こちらからダウンロードしていただけます↓↓

最低限押さえる1次知識(かわとも)

 

*    *    *    *

 

最後に、答え合わせです!
あくまでも解答例ですが、ご参考にしていただければと思います。

 

★第1問★

事業部制組織のデメリットは、
・機能重複によりコストが高くなる
・セクショナリズムに陥り全体最適が図りにくい
・短期的判断に陥りがちである

 

 

 

★第2問★

中途採用のメリットは、
・即戦力となる人材を確保できる
・育成コストを抑制できる
・自社にない知識やノウハウを導入できる

 

 

 

★第3問★

成果主義を導入する際の留意点は、
・評価の公平性・透明性を確保する
・評価者から非評価者に対して納得性の高い説明を行う
・評価基準を明確化する

 

 

 

★第4問★

インターナルマーケティングの効果は、
従業員満足が向上することで、サービス品質が向上し、顧客満足度の向上につながることである。

 

 

 

★第5問★

発注精度向上のための施策は、
・基準在庫量を設定
・発注点管理の強化
・発注基準の明確化

 

 

以上、かわともでした!
今日も明日も、あなたにとっていい一日となりますように!
一歩一歩、着実に合格に近づきますように、心よりお祈りしています!

 

 

 

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こんにちは!ちこまる(仮)です。今日の記事は18回目。過去記事はこちらから。今日の記事は少し短めで2,000文字。4分程度で読み終わります。

二次試験まであと1ヶ月を切りましたね。残されている時間は平等です。ぜひ自分ができることに集中して、合格を手にしていただきたいと思います。

診断士の試験は情報戦、というけれど

さて、模試もそろそろ返却の時期です。他にも様々な情報が皆さんの元には届いていると思います。道場ブログもその一つですね。今年はあれが出るんじゃないかとか、試験委員がどうとか、合格率は実務補習のキャパに関係しているとか。。去年の今頃は私もそれらの大量の情報の中で、何をどうしていくのがいいのやら、と迷ってしまったこともありました。特に去年は2度目の2次試験。不合格になれば、私の大嫌いな1次試験が全て復活する状況で、いやが応にも緊張感が高まっていました。試験は情報戦とはよく言われていて、だからこそ情報が錯綜するんですが、よくよく考えてみてください。残された時間は平等です。1点でも多く獲得するためにやりたいこと、やれることを見極めていく必要があります。残っている時間の100%を勉強に割くことは誰もできません。寝る、食べるは必要です。それに加えてほとんどの人は仕事もしていることと思いますので、休職して完全に仕事をせずに勉強、というわけにも行きません。であれば、優先順位をつけ、残っている時間の密度を濃くしていく必要が出てきます。

時間濃縮 シングルタスク

こんなに貴重な時期に、このブログを読んでくださるんですから、今日からすぐできる、合格に1歩でも近づけるための内容をお届けしたいと思います。今回お伝えするのは、集中力を高めるシングルタスクのススメ。シングルタスクとはなんぞや?どちらかというとマルチタスクの方がメジャーかもしれません。複数のタスクを同時並行で進めることです。シングルタスクは対局で、一つのタスクのみ進めること。マルチの方が複数こなせていいんじゃないか?と思うかもしれませんが、実はこれは良し悪しです。一つのタスクを行うとき、脳の司令塔とも言われる前頭葉が働きますが、マルチタスクとは実は、並行で処理しているのではなく、複数のタスクを頻繁に入れ替えることで進めているので、マルチタスクをやっているときは前頭葉がとても忙しく、負荷がかかります。マルチタスクをしているときは、目で見る情報や手足の挙動と意識の食い違いが起こるので、脳にとってはストレスです。この前頭葉、視覚や言語の情報統合、連想記憶などを司る、二次試験にはとても重要な部分。ここにストレスをかけて機能低下させるわけにはいかないのです。

シングルタスクにするために

じゃあどうすれば?と思われたあなたへ。それは今ここに集中することから始まります。目の前の与件文にしっかり集中するために、他に気になることは一旦忘れましょう。気になっているので本当に忘れたら困る!ということであれば、メモ帳や手帳に書き留めて、あとでしっかり考えるからね、と自分を安心させてください。思い残すことなく忘れましょう。

また、3分程度瞑想するのも効果的。特に試験直前の「初めてください」の声かけの前はどうせ何もできないので、目を閉じて今ここにしっかり集中しましょう。昨年マインドフルネスの研修を受けた時には、いろいろなことが浮かんでも深く考えることはせず、目の前に小川が流れているイメージを持って、思い浮かんだことは笹舟に乗っけて流しましょう、と言われました。イメージの力を借りるのもいいですね。マインドフルネスは今アメリカでも流行っているので、それこそ調べれば色々情報が出てくると思います。(が、優先順位はそこではないと思うのでほどほどに)

勉強スペースはきれいに

そんな働き者の前頭葉さんを過剰に酷使しないために、もう一つできることは余計な情報を入れないことです。私もついやってしまうんですが、勉強など集中してやりたいことをやるスペースにいろんなものが置いてあると、それだけで勝手に視覚から情報を拾ってしまうので、できる限り何もない状態を目指しましょう。勉強以外にもう何もできないじゃん!というところがいいですね。窓の外が気になるのであれば壁に向かって勉強するという方法もあります。私は子育てをしていたので、どうしても自宅でやる時間が多かったんですが、やっぱりいろんなものが机に乗ってると、集中しづらかったです。仕事のものや子供のもの、勉強以外のグッズは極力無くして、勉強ができるといいですね。図書館や自習室を活用される方は、今やる教科以外の参考書類は片付けておいたほうがいいでしょう。

おわりに

一つのことにしっかり集中して取り組むことができれば、少し合格に近づいた気持ちもするでしょう。冒頭にもお伝えしましたが、残された時間の長さは同じ。いかに濃くするかはあなた次第です。あー、もっとこうしたらよかった、ああすればよかったんじゃないか、と1ヶ月後に後悔しないように、残された時間の使い方をしっかりコントロールして、充実したラストスパートにしていきましょう!

以上、ちこまる(仮)でした(о´∀`о)今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!

 

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こんにちは、いよっちです。前回までの記事はこちら

さてさて、前回の記事(【H30年事例Ⅰ】75点超え答案をまとめてみたけど需要ある?)では、(意外にも?)反響をいただきましたので、今回も引き続き高得点答案のまとめを公開したいと思います!

事例Ⅰではふぞろい&道場の面々でも70点越えが多数いたため、75点を基準として掲載しました。(そんな中で40点台の私って・・

しかし、事例Ⅱ・Ⅲは難易度が高かったのか、70点をゲットした人がチラホラいるだけ。75点以上はほとんどいなかったんです。そこで事例Ⅱ・Ⅲについては70点を基準にまとめました

前回同様、ふぞろい12のメンバーにも協力してもらいました。快諾頂いたのはこちらの方々!

  • いとー:合格を経てコンサルに転身したふぞろい12の事務局長。
  • ぐっち:先日の2次勉強会でも大活躍。安定的ハイパフォーマー。
  • けーすけ:製造業の営業を本職とする事例Ⅲの申し子。
  • シュホンニ:文章での表現力No.1。合格の秘訣は「酒をやめない」。
  • かずま:インテルでもはいってるのか?独学スト合を果たす、ハイスペック搭載型SE。

今回も解説は一切ありません。再現答案と得点開示を掲載する、ただそれだけの記事です。復習のお供にご活用ください!


事例Ⅱ
第 1 問(配点 25 点)
B 社の現状について、 3C(Customer:顧客、Competitor:競合、Company:自社)分析の観点から 150 字以内で述べよ。

(出題の趣旨)B 社の顧客の状況、自社の強み・弱みと競合の状況について分析する能力を問う問題である。

(いとー72点)
顧客は、仕事・執筆等創作活動に訪れるビジネス客と観光目的のインバウンド客で、8割を占める既存のビジネス客は高齢化が進んでいる。競合は、距離の離れた駅前のチェーン系ホテルで、地域内の同タイプの旅館は閉鎖しており、少ない。自社は、大規模な投資は難しいが、歴代の社長が支援した芸術家の作品等、文化資産を多く有する。

(ぐっち74点)
現状、①顧客は仕事や執筆のために訪れるなじみの客が8割だが高齢化が進み減少傾向、2割のインバウンド客は2013年以降X市への観光として急増、②競合は駅前に2件あるチェーン系ビジネスホテルのみでX市中心部にはいない、③自社は和室で大浴場・夕食提供はないが文化の香りの雰囲気を提供、インバウンド需要を享受できず。

(いよっち75点)
現状は①顧客面で減少する昔なじみのビジネス客が8割、増加するインバウンド客が2割を占め②競合面でB社から離れた駅前にはチェーン系ビジネスホテルが2軒あるがX市街地中心部には競合がおらず③自社面で古風な和室や和の風情のある庭園を持つが、拡大する観光需要を享受できず収益性が低く、経営の先行きが不透明である。


第 2 問(配点 25 点)
B 社は今後、新規宿泊客を増加させたいと考えている。そこで、B 社のホームページや旅行サイトに B 社の建物の外観や館内設備に関する情報を掲載したが、反応がいまひとつであった。B 社はどのような自社情報を新たに掲載することによって、閲覧者の好意的な反応を獲得できるか。今後のメインターゲット層を明確にして、100字以内で述べよ。

(出題の趣旨)現在のB 社に関するインターネット掲載情報の問題点を踏まえ、B 社の新規宿泊客を増加させるために必要な新たな掲載情報を提案する能力を問う問題である。

(いとー72点)
ターゲットは、日本の文化・芸術に興味のあるインバウンド客。情報は、①館内に展示している海外でも有名な芸術家の作品紹介、②日本の朝を感じられる朝食の写真と献立、③客室・庭園の写真、等の紹介を英語でも行う。

(ぐっち74点)
和の風情を求めるインバウンド客向けに、①苔むした庭園や古風な和室や海外でも名の知られた美術品、②英語に堪能な従業員がおりHPから外国語でも宿泊予約受付が可能なことを掲載し、顧客志向に合わせて顧客満足向上。

(いよっち75点)
B社は増加する和の風情を求めるインバウンド客に対し①海外でも有名な芸術家による美術品②和の風情がある庭園③日本の朝を感じられる朝食やこだわりの器④名刹・商業地域の観光や伝統的な和菓子、等の情報を掲載する。


第 3 問(配点 25 点)
B 社は、宿泊客のインターネット上での好意的なクチコミをより多く誘発するために、おもてなしの一環として、従業員と宿泊客との交流を促進したいと考えている。B 社は、従業員を通じてどのような交流を行うべきか、100 字以内で述べよ。

(出題の趣旨)B 社の宿泊客の好意的なクチコミを引き出すために従業員が行うサービス施策について、助言する能力を問う問題である。

(いとー72点)
①館内の美術品の説明をする、②X市内の名刹・銭湯等商業施設の情報を案内する、③折り紙・茶道等、日本文化の体験教室を開く、④宿泊お礼のDMを送る等、積極的に宿泊客にアプローチし、顧客満足度を向上する。

(ぐっち74点)
交流は、①従業員向けに外国語・接客の教育を行い育成し、インバウンド客にこだわりの朝食を説明、②X市の歴史ある街並みと食べ物を紹介して写真をとってもらいSNS投稿による口コミを誘発し、関係性強化を図る。

(いよっち75点)
B社は①英語が堪能な従業員による祭りや名刹・商業地域の英語でのガイド付きツアー②こだわりの朝食と器の積極的な説明や海外でも有名な芸術家の美術品の解説、により愛顧と顧客満足度を高め、口コミを得る。


第 4 問(配点 25 点)
B 社は、X 市の夜の活気を取り込んで、B 社への宿泊需要を生み出したいと考えている。B 社はどのような施策を行うべきか、100 字以内で述べよ。

(出題の趣旨)X 市の状況を踏まえて、X 市と連携しながら B 社への宿泊需要を高める施策について、助言する能力を問う問題である。

(いとー 72点)
施策は、①料亭・割烹料理店等、X市内の飲食店と夕食でコラボした宿泊プランを提供する、②地域の祭りの時期に合わせて、過去の宿泊客にDMを送る、③夜間ライトアップとコラボする等で新規・リピート利用を促進する。

(ぐっち74点)
施策は、①地域の祭りの見物客向けの宿泊プランや山車を引く体験とセットのプランを用意しHPに掲載して予約受付を行う、②ライトアップされた名刹の通りを案内するサービスを実施し、関係性強化と来客数増加で売上向上。

(いよっち75点)
B社は①銭湯との協業による大浴場の提供②宿泊予約によるロスを抑えたこだわりの夕食の提供③地域ボランティアの協力による名刹の夜間ツアー④空港や都市圏への直通バスの運行、等により宿泊需要を生む。


事例Ⅲ
第 1 問(配点 20 点)
顧客企業の生産工場の海外移転などの経営環境にあっても、C 社の業績は維持されてきた。その理由を 80 字以内で述べよ。

(出題の趣旨)
C 社のこれまでの事業や立地環境の推移を把握し、顧客生産工場の海外移転などの経営環境にあっても業績が維持されてきた理由を説明する能力を問う問題である。

(けーすけ71点)
理由は、金型の設計・製作から成形加工まで一貫生産体制を持ち、技術者の教育・OJTで技術力を高め、顧客企業の成形加工コスト低減技術を蓄積し、団地で共同受注も行った。

(シュホンニ71点)
理由は、①金型設計・製作・成形加工の対応体制を持ち、②資格取得者養成やOJTで加工技術力も強化し、成形加工品のコスト低減ノウハウを蓄積し顧客企業から継続受注した為。

(ぐっち72点)
理由は、①金型設計・制作部門を持ち、資格取得者の養成とOJTによるスキルアップで技術力を強化、②工業団地組合のリーダー的存在として技術交流や共同開発を実施したため。

(かずま73点)
理由は、①金型設計製作の一貫体制構築、②OJT等による技術力向上、③歩留り改善や成形速度改善によるコスト削減、④工業団地組合での共同受注による助け合いのため。


第 2 問(配点 20 点)
C 社の成形加工課の成形加工にかかわる作業内容(図 2 )を分析し、作業方法に関する問題点とその改善策を 120 字以内で述べよ。

(出題の趣旨)
C 社成形加工作業者の一日の作業内容を分析し、作業方法に関する問題点を把握し、その問題を解決する能力を問う問題である。

(けーすけ71点)
問題点は、①成形機の段取り時間が長時間化し、②金型や使用材料置き場で5Sが実施されていない。改善策は、①金型や材料置き場は5Sを実施し、②段取り作業の約6割を占める「移動」を短縮し、③顧客の短納期化、多品種少量生産ニーズに応える。

(シュホンニ71点)
問題点は、作業者と成形機の両方に待ち時間が発生し、稼働率が低い点。改善策は、①昼休みの時間と成形機の稼動時間帯を同じにし、成形機の待ち時間を減らす、②作業者に3台以上の多台持ちをさせ、作業者の待ち時間を減らすとともに余力も生み出す。

(ぐっち72点)
問題点は①成形機の段取りタイミングが重なって待ち時間が長いこと、②金型・使用材料の準備が長時間。改善策は①作業者・機械の全体で生産計画を策定し統制、②5Sの徹底や標準化・マニュアル化で金型・材料を整理し段取り時間を短縮し生産リードタイムを短縮。

(かずま73点)
問題点は段取りの時間が長いこと、無駄な手待ちがある点。改善策は、①内段取りの外段取り化、②機器の稼働順を合理的に見直し、昼休憩中も機器を稼働させ、生産性を向上させる、③金型と使用材料の置き場のルールを定め、5Sを徹底すること。


第 3 問(配点 20 点)
C 社の生産計画策定方法と製品在庫数量の推移(図 1 )を分析して、C 社の生産計画上の問題点とその改善策を 120 字以内で述べよ。

(出題の趣旨)
C 社の生産計画策定方法と製品在庫量の推移を分析し、生産計画上の問題点を把握し、その問題を解決する能力を問う問題である。

(けーすけ71点)
問題点は、①生産ロッドサイズが成形機の段取り時間重視で受注量より大きなロッドで製品在庫拡大している。改善策は、①成形機の段取り時間を削減し、②生産ロットサイズを発注点管理し、小ロット化し、③製品在庫を低減し、管理コストを削減する。

(シュホンニ71点)
問題点は、成形機の段取り時間によって生産ロットサイズが決められており、ロットサイズが受注量より大きく在庫が過大な点。改善策は、繰り返し発注される部品のロットサイズは毎日指定の数量とし、細かい生産計画の見直しと進捗・現品管理で統制を強化する事。

(ぐっち72点)
問題点は、①週末に確定納品計画がきて翌週の生産計画を作っており、②製品在庫が過大。改善策は、①生産管理課と成形加工課で連携して生産計画を短サイクル化、②生産ロットサイズを見直し、③定量発注方式として、在庫コスト・管理の手間を低減し適正化。

(かずま73点)
問題点は、生産ロットサイズが段取り時間を考慮して決定するため、受注量より大きく計画され、製品在庫が過大である点。対応策は①ロットサイズを受注量に合わせて計画すること、②確定でなくてもよいので、生産計画策定の頻度を増加させること。


第 4 問(配点 20 点)
C 社が検討している生産管理のコンピュータ化を進めるために、事前に整備しておくべき内容を 120 字以内で述べよ。

(出題の趣旨)
C 社の生産職場の状況を把握し、生産管理のコンピュータ化を進めるために必要な事前整備内容について、助言する能力を問う問題である。

(けーすけ71点)
内容は、①主要取引先の繰り返し受注をDB化し、②受注予想に伴う金型・材料管理の標準化と5Sによる整理を実施し、③金型に社内で統一した識別コードを付与し、④段取り作業を含む準備工程を効率化し、⑤生産性を向上させる。

(シュホンニ71点)
事前に整備しておく内容は、①社内で統一した金型の識別コード、②全作業者共通の金型置き場、③仕入先に対して使用材料の納品位置、である。これらをコンピュータでデータベース化し成形加工課で共有し効率化を図る。

(ぐっち72点)
事前の準備は、作業者が効率よく金型・材料を使用できるように、①金型の置き場を整理し統一した識別コードを付け、②材料の納品位置を固定し、③DB化で情報を一元管理し、④従業員がリアルタイムで情報共有できるようにして、生産管理に活用可能とする。

(かずま73点)
事前に整備する内容は、①金型に対して、社内で統一した識別コードを策定すること、②金型と使用材料の置き場のルールを定め、5Sを徹底すること、③データベースやコンピュータ等を扱える人材を育成すること。


第 5 問(配点 20 点)
わが国中小製造業の経営が厳しさを増す中で、C 社が立地環境や経営資源を生かして付加価値を高めるための今後の戦略について、中小企業診断士として 120 字以内で助言せよ。
(出題の趣旨)
C 社の経営環境と事業内容の現状を把握し、立地環境や経営資源を生かして付加価値を高めるための今後の戦略について、助言する能力を問う問題である。
(けーすけ71点)
戦略は、①団地に集積する他業種の中小企業と連携し、②C社の強みである高度な成形加工技術を生かし、③共同受注し、団地内で組み込み工程まで行い、顧客の工程数削減や納期短縮、コスト削減を実現し④製品を高付加価値化させ、売上向上を図る。

(シュホンニ71点)
戦略は、①工業団地組合との連携を一層強化し、技術交流会による新製品開発や、共同受注・共同開発による受注量の全体的な増大を図る事、②インサート成形を活用した受注を増やしていき、顧客の工程数・納期の短縮やコスト削減の付加価値を提供していく事。

(ぐっち72点)
今後の戦略は、①工業団地組合のリーダー的存在として技術交流や共同開発・受注を推進、②インサート成形の技術で顧客企業の納期短縮・コスト削減を訴求し、③生産管理のコンピュータ化でJIT化し短納期化・小ロット化の顧客要望に対応し、高付加価値化・販路開拓。

(かずま73点)
今後の戦略は、①工業団地である特性を活かし、周囲の企業と共同開発を実施することで、高付加価値の製品開発を実施すること、②インサート成形を活用することで、顧客企業の工程数の短縮や納期の短縮、コスト削減を実施すること。


本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

以上、いよっちでした。

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こんにちは、いよっちです。前回までの記事はこちら

いや~ この前の記事読みましたか?なおさん渾身の解説記事。お見事ですね。

恥ずかしながら事例Ⅰ49点(C評価)だった私は何度も登場してしまいました。悪い見本として、こうは絶対ならないぞ!と戒めの参考として、見てみてください。

 

さて、以前の記事でも書きましたが、かわとも、そして私は「ふぞろい」の執筆メンバーも兼ねています。

道場メンバーは合わせて12人、ふぞろいメンバーのうち合格者は20人。合計32人の合格者の中で、事例Ⅰで40点台を取ってしまったのは私だけ。私がダントツの最下位だったんです。

道場でブログを書き始めた頃は、協会採点の結果がまだ届いておらず、

「絶対に確実に合格するためには再現性が重要です」(キリッ)
「どんな問題でも確実に6割取る方法の確立が大事です」(どやっ)

と、偉そうになことを言ってましたが、事例Ⅰにおいては圧倒的最下位なわけです。むしろ、前年が47点、その後の49点ですから、低位安定もいいところ、全くもって進歩がないわけです。(再現性の無駄遣いよ・・)

 

そんな事例Ⅰダメダメな私としては、事例Ⅰで高得点を得た人が一体どんな答案を作ったのか気になって仕方がなかったんです。

そこで、今回はふぞろいメンバーにも協力してもらい、75点以上もの超ハイスコアを叩き出した合格者の再現答案を集めてみました!!

再現答案の掲載を快く受けてくれたのはこちらの方々です!

  • おかじ:海外出張過多気味なマーケッター。特技は飛行機の中での事例解き。
  • ブルーオーシャン:コーヒー大好き不動産屋さん。ハンドルネームの由来は誰にも分らない。
  • もってぃ:三重在住のエンジニア兼、地域の消防団員。講義動画を4つを同時に視聴することから”聖徳太子”の異名を持つ。
  • かわとも:もはや紹介不要、道場きってのガリ勉女子。

解説はなおさんの記事にお任せするとして、再現答案をただ掲載する、ただそれだけの記事です。他力本願もいいとこ

必要な要素・切り口の漏れを確認するもよし、回答構成の参考にするもよし、H30年事例Ⅰを解き終わった後の復習に(使えるようであれば)使ってみてください。


第 1 問(配点 20 点)
研究開発型企業である A 社が、相対的に規模の小さな市場をターゲットとしているのはなぜか。その理由を、競争戦略の視点から 100 字以内で答えよ。

(出題の趣旨)研究開発型企業である A 社のターゲット市場が小規模市場である理由を、競争戦略の視点から分析する能力を問う問題である。

(かわとも76点)
理由は①技術の急速な進歩に伴う事務機器市場の高度化・細分化に対し、強みの自社技術を活かし高付加価値化・差別化が図れる為②激しい環境変化の中、大規模市場では売上を主力取引先に依存し事業リスクが高い為。

(おかじ76点)
理由は①経営資源に富む大手企業との競合を避け、②自社コア技術を活用した優位性のある商品を投入し、③競合企業が多いことで価格競争になることを避けたかったから、ニッチ市場をターゲットに事業展開を行った。

(ブルーオーシャン78点)
理由は大手が参入しにくいニッチ市場で幅広い新製品開発を行い高付加価値製品で差別化を図る為。情報通信技術の急速な進歩に対応し、時流を先読みした先進的な技術で製品領域を拡大し、先行者利益を得る狙い。

(もってぃ78点)
ニッチ戦略をとることで、①少ない資源で集中して高精度製品の開発ができ、他社と差別化ができる。②平成不況、リーマンショックなどの不況による売り上げ不振の軽減。③他社との参入障壁を築くことができる。


第 2 問(配点 40 点)
A 社の事業展開について、以下の設問に答えよ。(設問 1 )
A 社は創業以来、最終消費者に向けた製品開発にあまり力点を置いてこなかった。A 社の人員構成から考えて、その理由を 100 字以内で答えよ。

(出題の趣旨)A 社が最終消費者市場向けの製品開発に積極的に取り組んでこなかった理由を、人員構成の視点から分析する能力を問う問題である。

(かわとも76点)
①生産と販売を外部委託し、創業以来社員の大半を技術者とし、人的資源を法人向け技術開発に集中させてきた為②激しい環境変化の中、売上規模が拡大しても人員増加を抑制することで事業リスクを低減してきた為

(おかじ76点)
理由は社員の9割を技術者が占め最終消費者向け製品開発で、①営業組織設置が必要で人事増となる上、ノウハウもなく、②経営資源が分散し、③BtoB商品開発に強みを持つ技術者の能力を発揮することができないから。

(ブルーオーシャン78点)
理由は社員50名の内9割が技術者で営業人員が少なく最終消費者への営業展開がしづらい為。強みの技術を応用しニッチ市場に向けて試行錯誤を重ね様々な高付加価値製品を生み出すことに経営資源を集中し効率性を求めた。

(もってぃ78点)
理由は①人員構成で技術者が9割のため、ニーズ対応できる人員が少ない事②生産を他社に委託し③販売は信頼できる複数のパートナー企業に委託している事。


(設問 2 )
A 社長は経営危機に直面した時に、それまでとは異なる考え方に立って、複写機関連製品事業に着手した。それ以前に同社が開発してきた製品の事業特性と、複写機関連製品の事業特性には、どのような違いがあるか。100 字以内で答えよ。

(出題の趣旨)A 社が経営危機に立ったとき展開した事業と、それ以前の事業の特性を分析し、その違いを明らかにする能力を問う問題である。

(かわとも76点)
特注電子機器事業や様々な新製品開発では受け身の製品開発で売切り型の為、継続的な収入源とならなかった。一方複写機関連事業では製品の汎用性が高く消耗品の継続的販売が可能で、安定的な事業の柱として成長できた。

(おかじ76点)
違いは、従来の事業は主力取引先向け電子機器製造や、ニッチ市場向けの製品開発で売切り型事業であったが、複写機関連製品事業は複写機本体から消耗品までを取り扱い、継続的な収益を得られる点に違いがある。

(ブルーオーシャン78点)
経営危機以前は特注電子機器事業の様な売切り型で収益が顧客動向に左右される事業特性だが複写機関連製品事業は消耗品の継続取引により安定収益が見込め顧客との定期的な接触で製品開発に役立つニーズ取得もし易い。

(もってぃ78点)
①経営危機に直面する前の電子機器製品では、売り切り方の事業で開発が困難である。②複写機器関連製品は、複写機の再生品、部品、複写機用トナーなどの消耗品を取り扱い、比較的開発が容易である。


第 3 問(配点 20 点)
A 社の組織改編にはどのような目的があったか。100 字以内で答えよ。

(出題の趣旨)A 社の組織改編が、どのような目的をもって実施されたかについて明らかにする能力を問う問題である。

(かわとも76点)
目的は、専門知識別部門を製品別開発部門に集約し、異なる専門知識を持つ技術者の混成チームとする事で、技術・情報を共有し技術開発の促進と高度化を図り、時流を先読みした先進的な事業展開を進めるためである。

(おかじ76点)
目的は、複写機関連製品事業が先細り傾向で売上拡大を期待でないことから、①複数製品を平行で、自己完結的な開発体制を構築し、②開発から生産の工程別組織体制で迅速な製品化を行うために組織改変を行った。

(ブルーオーシャン78点)
情報通信技術の急速な進歩や安定収益を見込む事業が先細りになる中で、新しい技術を用いた製品開発をする必要性が高まり部門長と役員を兼任させ意思決定スピードを高め各技術者の混成チーム組成で開発力を強化した。

(もってぃ78点)
①技術間の交流が進む事でシナジー効果が得られ、製品開発、品質管理、生産技術に特化できる②部門間のセクショナリズムの撤廃③資源の重複なしで規模の経済を得ることができる。


第 4 問(配点 20 点)
A 社が、社員のチャレンジ精神や独創性を維持していくために、金銭的・物理的インセンティブの提供以外に、どのようなことに取り組むべきか。中小企業診断士として、100 字以内で助言せよ。

(出題の趣旨)従業員の大半を占める技術者のチャレンジ精神や独創性を維持していくために、A 社は、どのような施策に取り組むべきか、助言する能力を問う問題である。

(かわとも76点)
①研修制度、学会参加の促進、CDPの導入により社員の独創性ある能力開発を行い②社内ベンチャーやMBOの導入によりチャレンジ精神を醸成し③評価項目に独創性・チャレンジ行動を加えることで適正な評価を行う。

(おかじ76点)
取り組みは①社員の能力開発を行い、②公正、透明な評価制度や業績に応じた表彰制度で士気を高め、③権限委譲や、④社外、社員間の連携を推奨して仕事をしやすい環境を整備することで社員の挑戦心や独創性を維持する。

(ブルーオーシャン78点)
取組は①社員への権限委譲②外部研修機会の提供③研究に専念しやすい施設の整備④チャレンジを奨励する評価基準策定⑤社内提案制度の創設⑥主力取引先以外との共同PJを推進し社員の士気を向上させ組織活性化を図る。

(もってぃ78点)
①展示会、セミナーに参加させる。共同プロジェクトの参画を継続的に行い、意欲向上を図る。②大学との産学連携で専門的な教育を行い、開発力の向上、モラール向上を図る。③提案制度の取組み、独創性を維持する。


さて、ここまで書いておきながら、正直なところ、高得点者の再現答案をまとめて掲載するのにどれだけのニーズがあるのか、受験生のためになるのか、今いち自信がないんです。。

事例Ⅱ、事例Ⅲでも同様の記事が欲しい!という要望があれば次の記事で纏めてみようと思いますので、要望お寄せ下さい!

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

以上、いよっちでした。

 

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どーも、そーやです。

いつの間にか9月になっちゃいましたね。先日のTAC模試を受けられた方はお疲れ様でしたいよっちの記事でも取り上げられていましたが、二次試験初受験組の方は、この時期の模試について点数は気にしなくていいと思います。模試は模試なので出来がどんだけだろうが一旦忘れて二次の勉強を続けてください。

この時期の模試で大事なのは、一日を通して各事例を80分で解き切ることだと思います。模試で気づいた自分の弱点を今後の勉強で補完できれば十分本番に戦えると思いますので、頑張ってください。

 

ちなみに去年のTAC模試での私の場合は、
事例Ⅳ以外は40点にも届かず、結果として合計点でも平均点のはるか下でした。(2,500人中2,200位あたり)

事例Ⅰ~Ⅲは80分以内に、完成度はどうであれ、最低限のマス目を埋めることが出来ました。そのため解答スピードは問題ないと判断し、次のステップとして解答の精度を上げるために、与件文の抜き出しを限られた時間でできるよう意識して学習を進めました。

一方で事例Ⅳは60点届かないくらいだったのですが、時間内にすべての問題を解き切ることが出来ませんでした。そのため事例Ⅳについては、優先すべき問題と後回しにすべき問題の見極めをできるように意識し、得点しやすい問題は解き切り、他の受験生が苦戦しそうな問題は最後の残った時間でできる限り頑張る、という方針にしました。

このように模試で感じた自分の不足する部分を本番までに少しでも改善できれば、合格に近づくと思います。

 

とても当たり前のことなんだけど、これを意識してから二次試験に対する向き合い方が変わったこと

メインタイトル、サブタイトル共に微妙に長く分かりづらい文章ですみません。去年のこの時期に意識するようになった二次試験に対する自分の原点を、少しばかり書いていこうと思います。

 

去年のこの時期は、TBCの2次速修シリーズをテキストとYouTubeで見て学習していました。結果的に2次速修シリーズは完走することなく、途中で投げ出して別のものに浮気し、結果それと心中しましたが。。。(前回記事も参照)
しかしTBC2次速修シリーズの解説で出会ったある視点が私の二次試験の戦略に大きな影響を与えてくれました。

 

1.二次試験はモデルとなる企業が実在したこと

2.二次試験の採点は各事例一人で採点していること

 

上記の視点は、以下の通りに解釈して私の意識付けに役立ちました。

1.企業には社長の思いがあり、それをくみ取り社長の意向(作問者である試験委員の意向)に沿った形で解答を作ること

2.パッとみて何を主張しているのか分かりやすく、採点し易い解答を作ること

 

1番目のポイントとしては、与件文を読む際、設問に答える際に常に意識するようにしてました。

社長の思いファースト

これは単なる試験問題ではなくて、実際の企業が直面している問題なんだと。

他の資格試験は、解答がきちんと決まっていてそれが書ければ点数が入るようになっています。むしろこれが当たり前だと思います。しかし診断士試験は、「現実の世界は正しい答えなんてどこにもないよ、クライアント(社長)が納得するかどうかが答えなんだよ、だから試験でもきちんと社長が納得するような解答を作るんだよ」と私に囁いているように感じました。もしかしたらこれが開眼なのかもしれません。

アホみたいなことを言っていますが、この部分を意識付けするようになってから、“私は”与件文が読みやすく、解答を構成するイメトレも早くなりました。

 

2番目のポイントについては、現在も同じ方式でやっているのか、むしろ本当に一人で採点しているのか疑問な部分もありますが。それでも意識付けとしては良い方向に働きました

このように考える過程としては、以下のような構成です。

———————————————————-

去年は4,812人の方が二次試験をすべて受け抜きました。(申込者数が4,978人に対して、約4%近い166人が二次試験を受けなかった、全部受験しなかった事実も興味深いですが)

採点者は二次試験終了の10月下旬から、12月上旬の結果発表の間にすべて採点することになります。

例えば1解答あたり2分かけて採点をする場合でも、1時間で30解答の採点、一日10時間集中したと仮定しても300解答しか採点できません。4,800人分を終えるのに、実働16日かかります。
おそらく見直しは一回以上はやっているでしょうから、見直しは半分の時間でも実働8日かかる計算です。そしてバッファを含めると実働30日に迫るくらいギリギリのスケジュールです。

———————————————————-

すべては仮説に過ぎませんが、自分としてはこの「1解答あたり2分で採点しているだろう」ということが解答を作るうえで非常に重要なポイントだと感じました。

なんとなくですが勝手に国家試験なんだから丁寧に採点してくれているだろう、という元々の思い込みがありましたが、この仮説通りにいけばそんなことなく、結構ざっくりと採点されてしまう、と危機感が出てきました。

ポイントとしては、

⓪丁寧な文字を書くこと(字が上手い下手ではなく“丁寧”に読みやすい文字を書くことが大切)
主語を明確にすること
助詞を意識して
リズムよく読める、読みやすい解答にすること
③与件文の内容を優先
して使うこと
与件文が使えないときは一般的によく使っていると感じる言葉だけを使うこと(専門的な言葉は避けること

 

真偽はどうであれ、丁寧な文字で読みやすい文章にするのは当たり前の気遣いでもあります。

これで1点でも点数が変わるのであればやって損はありません。

 

余談ですが、転職後に出会った年間数億の売り上げを達成し続けたスーパービジネスマンが言っていた言葉も心に刺さってます。

「案件を取るためなら、考え付くことやれることはすべてやるべき。そのための努力はすべきだし、周りもサポートする。それでもなお失注したのなら仕方ない」

私は全部が全部できているわけではありませんが、こんなことを胸張って言えるような人間になりたいです。

 

■記事の補足

今回の記事は「TBC2次速修シリーズの解説」で出会った視点から意識付けられたポイントを記載しました。ですが、2番目のポイントがどの場所で聞いた若しくは見たものか、確認が取れてません。本当に聞いた内容なのか、自分で勝手に思い込んだ内容なのか不明確なままです。それでも試験に向き合う意識としては当たり前のことを結論として伝えたいと思ったため、採用しました。もし今回の記事で何かしら問題が発生する場合には早急に対応させて頂きます。

 

以上、そーやでした。

 

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おはようございます!たっつーです。
(過去記事はこちら

先日の東京セミナーでお会いできた方、有り難うございました!
心より2次試験合格をお祈りしております。
もちろん、セミナーではお会いできなかった、この一発合格道場ブログの読者の皆様の合格もお祈りしております。

さてさて、その東京セミナーでは、「過去問を解いた際の復習が大事ということは分かりましたが、結局、具体的にどのように復習すればいいと思いますか?」との質問を繰り返し受けました。

あくまで「私の場合は・・・」ということで恐縮ですが(1つのケーススタディに過ぎず恐縮ですが)、前回記事では、初見時の復習に全力をかけるべし!ということをご説明しました。
今日の記事では、具体的な復習方法を、もう少し詳細に説明していきたいと思います。


【目次】
◆汎用性のある「気付き」とは
◆事例Ⅱの場合
◆事例Ⅲの場合


◆汎用性のある「気付き」とは

前回記事で説明したとおりですが、本番の2次試験は、受験生皆平等に「初見」の問題です。
したがって、結局、2次試験の勉強は、いかに「初見時の対応力」を磨くかが重要です。
この「初見時の対応力」を磨くには、初見で解いたとき(初めて過去問を解いたとき)の復習に全力をかけるのが一番(のはず)です。

具体的には、過去問を解いた後に、自分の初見時の回答と、各種書籍に記載の模範解答を見比べて、自分に何が足りなかったのか、(仮に)もう一度似たような事例が出たときにどうすれば模範解答に近い答案を書くことができるのかを分析して、できるだけ「汎用性のある気付き」をメモしていくことが大事だと思います。

この「汎用性のある気付き」を、今になって考えると、①切り口②ワーディング③テクニック(小技、ミスしやすいポイントの注意喚起等)に分類できると思います。
(なお、当時、私が勉強していた頃は、面倒でしたので特に分類していませんでした。)

は、例えば、「売上拡大=集客アップだけではなく、客単価向上も」「人材を問われれば、採用のみならず既存人材の育成も」といったもので、要するに、設問で問われている解答要素を落さないようにするための「着眼点」です。

は、「おっ、これは使いやすい」と思った用語をメモしていくというものですね。2次試験は、厳密な文字数制限の中で、分かりやすい文章(因果の流れ等)を意識しながらも、最後は、いかに加点となりうる解答要素を詰め込むかの試験だと思うので(個人の見解です)、色々なボキャブラリーがあった方が、より適切かつ端的に解答要素を詰め込むことが可能になります。

は、解答上のテクニック等で、例えば、「設問で、課題を聞かれた場合、問題点だけでなくどう改善すればいいかまで書く。」とか「設問分の末尾をオウム返しにすると、問いに正面から答えている感が出る。」とかですね。

◆事例Ⅱのメモ
といっても抽象的に言ってもしょうがないので、より具体的に見ていきたいと思います。

私の当時のメモがベースですが、前回記事で説明したとおり、私は、印象に残りやすいように、自分の初見時の回答を酷評する形でメモを作っていました。
なので、汚い言葉使いがあって大変恐縮ですが、一つのケーススタディとして・・・。

前回記事では事例Ⅰを紹介したので、今日は事例Ⅱからです。

2017年(H29)事例Ⅱ・第2問
B社は、ボランタリー・チェーン本部から新たに婦人用ハンドブックの予約会の成功を打診された。B社は、現在のデータベースを活用しながら、この予約会を成功させようと考えている。そのためには、どのような施策を行うべきか。120字以内で助言せよ。

私の初見時の回答は以下のとおりです(ひどいもんですね笑。そもそも120字にも足りていないです。)。

「データベース上の顧客に対して、予約会の日時・場所が記載されたDMを送付する。DMには、婦人服等の購買履歴や好みを基に、顧客ごとに、婦人服に合ったハンドブッグを紹介し、来客数の増加を図る。」

※ ちなみに私は勉強の際は、手書きではなくword(PC)で回答を作成していました。また、特に時間も計らず、設問を1つ解いて解答を見て、設問を1つ解いて解答を見て、というように復習していました。80分の時間を計って手書きで一気に事例1つ分をやるのが一番いいかもしれませんが、あまりに負荷が高く、勉強する気が起きなくなってしまうので・・・。

上記を書いた後、「ふぞろい」、「全ノウハウ」、TACの「2次試験過去問題集」等の書籍にある複数の模範答案と自分の答案を見比べて、「気付き」をメモの形にします。
私の当時のメモは以下のとおりです。

1 施策について問われたときは、「誰に」「何を」「どのように」の視点が大事!「誰に」の視点を完全に忘れてた・・・。DBの顧客が全員ハンドブック買うわけないだろ。婦人服の予約会に来た人だけに限定してDMを送ればいい。

2 「何を」の視点で、「顧客の好みにあった商品提案」というのは思いついたけど、そもそも「顧客の好みに合った商品を取りそろえる」というのでもいいね。提案の前段階として「取揃える」ということ。

3 そうか、売上アップの切り口は、「来客数増加×客単価向上」か。ついつい、来客数増加施策ばかり思い浮かぶけど、客単価向上の視点を忘れるな!例えば、セット販売とか、オーダーメイド提案とか、富裕層への高価格帯商品提案とかがありうるね。

4 「顧客満足度向上」というのはいい言葉。「売上向上」のさらに上位概念として、文章の末尾に持ってくると文章を締めやすいかも。「売筋商品」ってのもいいね。使いやすそう。

5 設問文に「データベースを活用しながら」とあるけど、(もちろんメインはDB活用策とはいえ、)別にDB活用以外の点を触れてもいいのか・・・。→加点を落さぬように、とにかく解答要素を盛れ!

6 予約制導入なんて思いつかねーよ・・・。でも与件文の過去の予約会の失敗の記述がヒントだったんだね。→今回みたいに、過去の反省点・失敗事例が記載されているときには、それがヒントになっていることがある。その改善策を挙げるのを忘れるな!

7 「等」とか意味ねーから止めろ。字数の無駄。大量の答案用紙を採点する採点者が「等」の意味内容を酌んでくれるわけない。

上記のうち、1、2、3,6あたりが①切り口ですね。4が②ワーディング、5、7が③テクニックでしょうか。
(なお、当時は、特に明確に分類していませんでした。)

ちなみに、2周目をやった後に、模範解答をもとに作成したマイベスト答案は以下のとおりです。

「データベース上婦人服の購買履歴のある女性に対し個別DMを送付し集客力を高める。また、データベース上の購買履歴と好みに着目した売筋商品に厳選し、スペース、従業員が僅少であるので、予約制により顧客を確実に入場させ丁寧な接客をし、客単価向上を図る。」

◆事例Ⅲの場合

2017年(H29)事例Ⅲ・第2問
C社社長は、現在の生産業務を整備して生産能力を向上させ、それによって生じる余力をCNC木工加工機の生産に充てたいと考えている。それを実現するための課題とその対応策について120字以内で述べよ。

私の初見時の回答と、気付きメモは以下のとおりです。

「課題は、機械の専任担当制をとっていること、技術情報を各専任作業者のみ保有していること、顧客との打ち合わせを各作業者が行っていること。対応策は、①専任担当制を止めて多能工化、②技術情報を作業者間で共有、③特定の従業員に打ち合わせ内容を集中。」

1 えー!「課題」を問われたら「問題点」を書くのではなく「対応」を書くのか!初耳!

2 「対応策」を問われたら可能な限り具体的に書くといいね。「OJTで多能工化とか、「標準化やデータベース化で技術情報の共有」とか。

3 「特定の従業員に打ち合わせ内容を集中」って、普通に読んだら、むしろ駄目なことでしょ。あほか俺は。解答書いたらちゃんと一回読み直さないと駄目だね。かっこよく、「受注情報を一元管理」って書けばよかった。これいい言葉だなぁ。

4 「専任担当制を止めて多能工化」って、字数が勿体ないなー。「多能工化」という言葉だけで、「専任担当制を止めて」ということは表現できている。丁寧に書くのも大事だけど、意味内容が重複することを書くのはやめた方がいいな。

上記のうち、1、2、4が③テクニックで、3が②ワーディングでしょうか。

ちなみに、2周目をやった後に、模範解答をもとに作成したマイベスト答案は以下のとおりです。

「課題は、①専門以外の機械操作が可能な体制の構築、②技術情報の共有化、③受注後の加工内容の情報一元化である。対応策は、①OJTによる多能工化推進、②技術情報の標準化・マニュアル化、③生産管理者を設置し加工内容の情報を集中させることである。」


いかがでしたでしょうか。
(すみません、できるだけ丁寧に書きましたが、分かりにくくごめんなさい。m(_ _)m

今回、事例Ⅳまでは取り上げませんでしたが、基本的には同じです。

財務分析の設問では、例えば、「高原価率」「借入依存」といった使いやすいワードをストックし、計算問題でミスすれば、二度と同じようなミスをしないよう、ミスした原因をメモしていくことになります。

私は、上記のように、
・初見時の解答
・気付きメモ
・マイベスト答案
を並べたものを、最終的にファイナルペーパーにして、試験直前期によく眺めていました

もちろん、人によって色々な復習方法があると思いますが、少しでも参考になれば幸いです!

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◆もくじ◆

第1部:2次試験学習Q&Aコーナー~この時期のギモンに答えます

Q.1次知識を身に着けてから事例を解いたほうが良いですか?

Q.1次知識はどのようにストックしましたか?

Q.事例を解いた後の振り返りは、何に着目して行えばよいですか?

Q.解答の文章を改善するためには?

Q.制限文字数を超過することが多いですが、どうすればよいですか?

Q.解答の質をどのように高めていきましたか?

Q.「解答骨子を作成する」と言いますが、骨子とは何ですか?

Q.解答フレーム(解答の型)は何を参考にしましたか?

Q.2か月半モチベーションを維持するために工夫したことはありますか?

Q.80分以内に解き終わりません。80分で打ち切るべきか、満足のいく解答ができるまで時間をかけるべきか、どちらでしょうか?

Q.『ふぞろいな合格答案11』が買えません。H29年の過去問の振り返りはどのように行えばよいですか?

第2部:【ゆるわだ】予備校ランチ特集~東京編~
(1)受験期のランチに求めるもの
(2)新宿
(3)渋谷
(4)池袋
(5)八重洲
(6)津田沼

文字数:約6700字(多めですが、ゆるわだを除けば5分で読めます)


目次から長文すみません。。
改めまして、こんにちは! 頑張るあなたの応援団☆かわともです!
本日は、この時期に気になる「2次試験学習Q&A」と「ゆるわだ」の2本立てでお届けします!

 

まずは、先日の夏セミナーで参加者の皆様から寄せられたギモンに、Q&A形式でお答えします!
当初は「ゆるわだ」だけ書こうと思っていたのですが、この時期のQ&Aは投稿時期が遅くなると手遅れになりますので、急遽ねじ込みました(汗)

 

ゆるわだパートでは、勉強とは一見関係ないように見えながら、実は食いしん坊にとってモチベーションを大きく左右する「ランチ情報」をお届けします♪
東京圏、しかも予備校生向けという内容になりますが、ご了承ください。

 

 

*    *    *    *

 

 

それでは早速いってみましょ!

 

1.2次学習Q&Aコーナー~この時期のギモンに答えます~

Q.事例Ⅰ~Ⅲは1次知識が必要になりますが、1次知識を身に着けてから事例を解いたほうが良いのでしょうか?

A.アウトプットが先です。事例を解く→解説やふぞろいを見て採点する→足りない知識をノートなどに書き留めて覚える、という順番です。並行して、テキスト類を見ながら知識を補強していくとよいと思います。

 

Q.1次知識はどのようにストックしましたか?

私の場合、9月下旬ごろに「きゃっしいの100字要約トレーニング」「合格者の頭の中にあった全知識」「TAC二次テキスト」の3つを参考にして、ノートにまとめました。今年勉強するなら、「ふぞろいな合格答案10年データブック」の巻頭にある「10年まとめ表」を見たり、8月19日のぐっちのブログで紹介されていた「二次試験過去問傾向」も参考にすると思います。なお、ノートのまとめがある程度できあがったのが10月頭くらいです。
参考までに、事例Ⅰのノートを一部ご紹介します(字が汚くてすみません。。)
キーワードは緑色マーカーで塗り、赤シートで隠しながら覚えていきました。
(以下、図はクリックで拡大します)

 

Q.事例を解いた後の振り返りは、どのような点に着目して行えばよいですか?

A.10代目アンケートをまとめたところ、「キーワード」「切り口」「文章力」「論理性」の4点でした。私の場合はもう少しざっくりと、「キーワード」「文章力」の2点について、〇△×で採点しました。(〇△×は、よくできた、まあまあ、全然ダメというように、感覚でつけていました)

キーワードは、ふぞろいの答案分析のキーワードを盛り込むことができているか。
文章力は、冗長な表現になっていないか、よりうまい表現の仕方があるかどうかを見ていました。

そのうえで、自分へのダメ出しやほめ言葉を、直接答案や骨子にメモしていました。特に重要なポイントはまとめノートに記録。事例を解く前やスキマ時間に見直していました

 

Q.解答の文章を改善するためには、どうすればよいですか?

A.ふぞろいの模範解答や合格+A答案の文章をお手本にします。自分の答案と見比べて「もっと圧縮できるな」「こういうふうに言い換えたほうが的確かも」と、自分の答案を添削していきます。なお、合格+A答案以外であっても、文章のうまい答案は参考にするとよいでしょう。

 

Q.制限文字数を超過することが多いですが、どうすればよいですか?

上記の「文章の改善」を日々継続します。他にも、「こと」や「ため」を「事」「為」と漢字で書く、文頭の「理由は」を省くなど、ギリギリ読みづらくならない範囲内で地道な工夫を積み重ねていました。

 

Q.解答の質をどのように高めていきましたか?

8月下旬から9月上旬ごろまで、解答にたどり着くまでの思考プロセスを記録しながら解きました。具体的には、このような自作のエクセルフォーマットを使って解きました。

これにより「解答を作る手順の基礎作り」ができたように思います。ただし、9月下旬の時点で「80分以内に解き終えられない」悩みが深刻でしたので、このフォーマットを使うのをやめて、回転数重視に方針変更しました。

↓フォーマットをこちらに置いておきますので、よかったら使ってください。↓(使う場合はコメント欄に一言いただけると、励みになります!)
2次試験解答作成フォーマット(かわとも)

 

Q.「解答骨子を作成する」とありますが、骨子とは何ですか?

いわゆる「下書き」ですが、一言一句書くのではなく、解答の構成を書きます。平成24年事例Ⅱで言うと、こんな感じです。

私は電車の中で骨子作成の練習をしていましたが、A4の白紙に骨子を書きだしていました。本番で下書きに使う「表紙を破って作るメモ用紙」と全く同じです。
ちなみに、前のQAの「解答の質を高める」とも共通しますが、骨子作りに慣れるには、ふぞろいの合格+A答案など良質な解答について、自分なりに構成を分析してみるのもおすすめです。例えばこんな感じです。

 

Q.解答フレーム(解答の型)は何を参考にしましたか?

A.「きゃっしいの解法実況」、「ふぞろい」に乗っている合格+A答案。今年であれば10代目なおさんの解法実況も参考になると思います。あとは、「ふぞろい」の再現答案パート「80分間のドキュメント」も参考にしました。設問を見て何を考えながら解いているかが分かり、参考になります。

 

Q.2か月半モチベーションを維持するために工夫したことはありますか?

A.スケジュールの中で「勉強しない時間」を確保しておき、リフレッシュに充てました。私の場合は、夜勉強の後の晩酌、金曜・土曜の夜は勉強しない、日曜日の日中は家族と過ごす、などです。メリハリをつけるとモチベーションを維持しやすいと思います。

 

Q.80分以内に解き終わりません。80分で打ち切るべきか、満足のいく解答ができるまで時間をかけるべきか、どちらでしょうか。

A.80分を超過しても構いませんが、ダラダラ解かずにできるだけ短い時間で解くようにすると良いです。常に時間を意識することで、だんだん時間内に解けるようになってきます
同時に、下書き時間の短縮や、解答プロセスごとに制限時間を設ける(きゃっしいの解法実況に、どちらも詳しく解説されています)など、時間短縮のために、ありとあらゆる工夫をしていきましょう。
「納得いくまで考え抜かなくては不安だ」という方は、解く時間そのものよりも分析に時間をかけると良いと思います。間違った方向性であるにもかかわらず解答に長い時間をかけてしまうのはもったいないからです。

 

Q.『ふぞろいな合格答案11』が買えません。H29年の過去問の振り返りはどのように行えばよいですか?

A.『ふぞろいな合格答案11』は絶版になっており、増刷の予定はないそうです。。思いつく代替策については、①予備校の過去問題集、②9代目だいまつの永久保存版シリーズ、③9代目きゃっしいの解法実況シリーズ、が挙げられます。キーワードランキングは無いですが、解答の作り方のプロセスについて、大いに参考になると思います。

 

以上、思いつくものを挙げてみました。
他にもギモンがあれば、ブログのコメント欄にてお寄せくださいね。

Let’s パクってカスタマイズ♪

 

*     *    *    *

 

さて、ここから先は本日の第2部。
ゆるわだをお届けします!
※9代目たかじんのステキな記事「テンションを上げる工夫:洋楽まとめ」へのオマージュでもあります^^ なお、たかじんさんの記事は2次試験が終わった後の楽しみに取っておくと良いと思います♪(まじめにYOUTUBEを見始めると結構時間がかかりますので)

 

2.【ゆるわだ】予備校ランチ特集~東京編~

(1)受験期のランチに求めるもの

あなたがランチに求めるものは、何でしょうか?
私の場合は・・・

【平日】
昼休みに学習時間を捻出するためにお弁当(ワンパターンずぼら弁当)を持参。5分~10分でサクッと食べる効率重視ランチ。
【日曜日】
家族と近所で外食、またはスーパーで買ったお弁当を食べる。
【土曜日】
終日予備校の授業だったため、予備校近くで自分1人で外食。

 

ひとりきりで、外食!!

つまり、私は土曜日のランチに命を懸けていたのです。

 

普段の学習の息抜きは、夜勉強した後に「食べログ」を見て次の土曜日、どこで食べようかな~♪と検索すること。

私は、2月~7月はTAC新宿校、8月~9月はTAC渋谷校、10月はTAC津田沼校(自習室)に通っていました。9月の最終講義の日に「これまで色々なところで食べてきたなぁ」と感慨深く振返ったのですが、すべての日、どこで何を食べたかを思い出すことができました。それだけ真剣勝負だったというわけです。

 

おいしいランチを食べると、気分があがる!!

残念なランチだと、午後の授業のモチベーションもダウン。。

まとめると、受験期におけるランチに求めるものとは、これらだと思います。

〇おいしさ(モチベーションに直結)
〇スピード感(昼休みの勉強時間を確保する)
〇混み具合(入店できない場合時間ロス)
〇立地(予備校から近いほうが良い)

今回は東京圏の予備校に通っていた10代目メンバーに、おすすめの飲食店を教えてもらいました! 一部、ランチ以外の情報も載せています。東京圏の予備校通学組の皆様、よかったら参考にしてくださいね!

 

(2)新宿
TAC新宿校:ぐっち、なおさん、かわとも
新宿はよりどりみどりです。駅方面エリアと代々木方面エリアの2つに分かれます。

 

◆丸亀製麺 新宿文化クイントビル
言わずと知れたうどん屋さん。「早い、安い、うまい」3拍子揃って、1次試験の学習時によく通いました。私の定番は「かけ・並」+野菜かき揚げトッピング+ねぎ・生姜・七味の大量投入!新宿文化クイントビル店は広々と開放的な店内で、土曜はいつも空いていて気持ちいい空間ですよ。

◆カレーうどん千吉 新宿甲州街道店
ふつうのカレーうどんが美味しい。スパイシーでありつつ、マイルドでほっとする味です。全粒粉麺も選べるのがうれしいポイント。確かごはんがデフォルトでついてくるので、うっかり食べ過ぎると午後の講義眠くなります。

◆陣家私菜 新宿店
辛いものが食べたくなったらココ!石焼麻婆豆腐をハフハフしながら食べたり。食事が運ばれてくる前に水餃子と中華サラダがサービスで食べられるのもポイント。長机に座って食べる「中国の食堂」感も楽しい。

◆バンコクスパイス新宿店
タイ料理店。タイカレーなどボリューム満点のセットメニューを楽しめます。盛り付けもきれい、女性率高し。

◆一滴八銭屋 新宿店
コシの強い(噛み応えのある)創作うどん店。面白い創作メニュー豊富で、通いがいがあると思います。2次スタートアップ講義の日、新宿から渋谷に移動するときに急いで食べたっけ…。

◆風雲児
ぐっちおすすめの行列ラーメン店。講義後の夕飯に行っていたようです。講義が16:30に終わるので、それから移動すると開店15~20分前に並んで入店できたとか。ラーメン屋さんに並ぶぐっち、微笑ましいですね。お腹を満たした後は、自習室に戻って勉強していたようです。
ちなみに風雲児は、かもよ、いよっちもお気に入りだそうです。

◆俺の空 新宿店
ぐっちおすすめ。いよっちも好きだそうです。みんなラーメン好きなんですね。

 

【新宿番外編】

◆タリーズコーヒー 新宿NSビル店
ここで勉強会やりました。店内奥のほうに6人掛けテーブルが2つあり、なんと予約できるんです!カフェでリラックスしながら勉強仲間と情報交換したっけ。

◆MORETHAN TAPAS LOUNGE
予備校から遠いですが・・・
私的に激アツなスポットがここ。THE KNOTというホテルの1Fにあり、モーニングやランチでビュッフェが楽しめます(いまここでブログ書いてます)。併設のベーカリーで焼く美味しいパンが食べ放題! お惣菜もハーブやスパイスなど一捻りあって、とても美味しい♪
ホテル自体、古いホテルをリノベーションして、かっこいいデザイナーズホテルに生まれ変わった場所。洗練された雰囲気に気分も上がります。
予備校から遠くなかなか行きにくいと思いますが、食いしん坊の人は「試験が終わったら絶対食べに行くんだ!」というように、試験後の楽しみとして、このような場所をストックしておくのも良いと思います。

 

(3)渋谷
TAC渋谷校:かわとも、ぐっち
渋谷は一見予備校近くに何もないように見えますが、少し歩くと桜丘のあたりに密集しています。

◆七宝 麻辣湯
ピリ辛の麻辣スープで食べる、もちもちの春雨がおいしい! 店内入ってから好きな具材をセルフで選び、店員さんに渡して調理してもらいます。味変で黒酢をひとたらし、酸辣湯風に食べてもよし!

◆ネパリコ
TACのすぐ裏手にあるネパール料理屋さん。ネパールの定食「ダルバート」のランチを楽しめます。カレーはマイルドで、ほっとする味。「胃に優しいごはんで体調整えて、勉強頑張ってね」と、優しく包み込んでくれるような味ですね。

◆ハノイのホイさん
ベトナムの麺、フォーの専門店。まだ日本でフォーが広まっていなかったとき、オーナーが「ホイさん」という人に作り方を教わり、いち早く開いたお店とのこと。あっさりと優しい味わいのスープがしみわたり、スルスル食べられます。現地感あふれる厨房が見られるのもポイント。大学時代に気になっていたものの入ったことがなく、「へ~まだあるんだ、懐かしい」と足を運んでみました。

◆アユンテラス
インドネシア料理のお店。リゾート感あふれる店内で、一気に気分転換できます。インドネシア料理のランチやスマトラ風カレーのランチなど。スマトラ風カレーはマイルドで優しい味わい。TACの2次試験テキストを読んで1次知識を最終確認したっけなぁ。

◆東京トンテキ
ぐっちおすすめ。がっつり食べたいときに行っていたそうです。

 

(4)池袋
TAC池袋校:ちこまる(仮)
ちこまるもこだわりがあるようで、たくさんおすすめを挙げてくれました♪ランチ以外にも夜に利用することも多かったとか。以下、ちこまるのコメントをそのまま載せます。

◆青龍門池袋店
受講証でちょっと割引になる。夜だけ。多分。

◆丸亀製麺 南池袋店
早い、安い、ちょっと混んでる。

◆はなまるうどん南池袋二丁目店
早い、安い、丸亀より大抵空いてる。

◆武蔵野うどん うちたて家
太いうどん。ちょっと混んでる。

 

・・・ちこまる、うどん好きなんですね。

 

◆サブウェイ南池袋あずま通り店
野菜食べたいとき。

◆鳥良商店南池袋店
お店大きいから大抵入れる。めちゃくちゃおなか一杯になるから注意。ご飯小で十分。縁起担ぎにチキンカツみんなで食べた。

◆連家 池袋東口店
定食屋さん。大抵空いてる。

◆いきなりステーキ 池袋南口
どうしても肉!なとき。

◆屯ちん
ラーメン大好き。

◆一風堂
よほど空いてたら。

 

・・・ちこまる、豚骨ラーメン好きなんですね。きっと、チャーシューメンを食べながら「桃ちゃん直伝!ハコ法」について熟考していたに違いありません。

◆音音 池袋店
読者さんおすすめのお店。ランチは千円台といいお値段しますが、一人でもちょうどいい広さの個室に通してくれ、お味も良いそうです!定食類が充実、TACから近いのもポイント高し!

 

(5)八重洲
TAC八重洲校:いよっち
・・・でもね、いよっちは予備校近くの飲食店はほぼ行ったことないらしいんですよ。代わりに私のおすすめカレー屋さんを挙げておきます。

◆ダバ インディア
超人気店ですので、多少並んでも支障がない日に。カレー好きの方はテンション上がること間違いなし! スパイス、香草を豊富に使って香り高いカレー。甘口・中辛・辛口が3つついてくるミールスがおすすめ。ラッサムスープの酸味がクセになる!

 

(6)津田沼
TAC津田沼校:かわとも(自習室利用)
すき屋や松屋などの大手チェーン店は近くにありますが、「ちょっと違うもの食べたい」というときは少し苦労します。そんな中でもキラリと光るお店がこちら。

◆ジャンモ
津田沼パルコの韓国料理店。ランチタイムはサラダ類のセルフサービスも。私のお気に入りはクッパ類。優しい味わいのあったかいスープご飯をしみじみと味わいます。自習室の冷房が効きすぎているときの癒しごはん。

◆リク チカ
個人経営のイタリアン。サラダにお花が散らしてあったり、大きな塊で焼いたフォカッチャがど~んと置かれていたり、素敵なお店だなと思います。とってもおいしいし、ホスピタリティあふれる接客もGOOD。というわけで、女性人気が高くいつも混んでいます。早めの時間帯が吉

◆カレーうどん千吉津田沼店
新宿で愛用していた千吉、津田沼パルコにもあります。安定の味ですね。

 

*    *    *    *

 

ゆるわだ、いかがでしたでしょうか。食いしん坊のそこのあなた!「このエリアなら絶対にこのお店は外せない!」という情報があれば、コメント欄でお寄せいただければと思います。

 

以上、かわともでした! 今日も明日も、皆さんにとって良い一日となりますように。そして、おいしいごはんで元気よく健康に過ごされますように!


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どーも、そーやです。

去年の昨年の2次受験生に衝撃を与えた、9代目だいまつの「超高得点解答にみる~」シリーズの登場。

【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!
【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅱ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!
【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅲ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!

先日の一発合格道場夏セミナーに来られた方に聞いて回ると半分以上の方がこの記事の存在を知りませんでした。まだ一次試験が終わって1週間しか経っていないタイミングだったので、そのくらいかなーという感想ですが、8月末時点でも存在を知らない方がいたらヤバいと思ってください!今すぐ全部読んで下さい!

そのくらいの衝撃を去年の受験生に与えた記事でした。

でも、読めよとは言われてもまだ二次試験の準備も出来てないし、読んでもよく分からないよ、と考えている方向けにだいまつ記事の解説記事を作るという暴挙に出てみました。道場記事の解説記事なんてそんな聞いたこともないけど、まずはだいまつ記事を読むハードルが下がればいいと思い作成しました。

 

押しの理由

まず本題に入る前に、なんで私がここまで9代目だいまつ記事を読めよ!と言っているかというと、

去年の二次試験の勉強時間の半分以上は、そのだいまつ記事を使っていたからです。ファイナルペーパーもだいまつ記事です。

言うなれば私はだいまつ記事の信頼性に対する被検体でもあります。

私のクソみたいな二次試験の勉強時間でもその記事を読み込むことで、合格ラインに達することができました。もし去年この記事が世に出ていなかったら私は不合格でした。これは間違いないです。そのくらいインパクトが強かった記事であり、同期合格者でも結構この存在は知られており、絶賛の嵐でした。

 

二次試験の前提知識

まず「超高得点解答にみる」シリーズを見る前に二次試験の前提知識のおさらいです。

1.正答が公表されない
2.不合格者には、不合格通知と各事例の得点ランクが表示
3.得点開示請求を行うことで各事例の得点が判明する
4.ただし事例の設問ごとの点数は分からない

1.二次試験では正答が中小企業診断協会から公表されないため、どのような内容で書けば正解だったかが分かりません。
これが過去診断士2次試験を受けてきた方を一番苦しめてきたことです。

2.二次試験の不合格者には、不合格通知と合わせて各事例の得点ランク(A:60%以上、B:50%以上、C:40%以上、D:40%未満)が開示されます。数年前まではこれしか各事例の得点を知る術がありませんでした。

3.6代目岡崎教行さんが中小企業診断協会に得点開示請求を行って以降、その後の受験生が自分の得点を知ることができるようになりました。
これが2015年の出来事なので、得点開示が一般的になって4年しか経っていません。この事実は本当に驚きですよねー。

4.この部分が現時点の最大の闇です。
事例Ⅰは60点だった。では設問1は何点か、設問2は?それは分かりません。でもそれでは過去問を使って勉強しても自己採点が非常にしにくい。だって同じ60点でも設問1は満点だが、設問2は0点かもしれないから…

 

「超高得点解答にみる」シリーズのコンセプト

診断協会が答えを出さないなら答えに近い答案を参考にすればいいじゃないか

もうこの一言に尽きます。

診断協会が模範解答を出さない以上、過去の高得点の解答に頼るしかありません。しかもこの記事は超高得点解答合格点解答=60点付近解答を並べて解説している点が特徴です。

これは前提知識の4で取り上げた、設問ごとの点数は開示されないという闇真正面から対抗できる方法でもあります。つまり超高得点解答であれば、設問ごとの完成度が高くなりひいては答案分析精度が非常に高くなります。

 

読む前にやるべきこと

シンプルです。平成29年度の事例Ⅰ~事例Ⅲの与件文、設問文を読みましょう
出来るのであれば自分で解いてから読んだ方が効果が高いです、が、二次初学者にはハードルが高い部分もあります。そのため、読むだけで十分です。また中には数少ない過去問だから事例演習のためにもう少し学習が進んだところまで取っておきたい、と考えられる方もいると思います。

諦めましょう。だいまつ記事を効果的に読むためには平成29年度の読み込みは必須です。

これに納得いただけた方のみ、めちゃくちゃ絶大な効果を得られると思っております。

 

読み方1(与件文抜き出し)

言葉をここで統一します。
事例Ⅰでは、3人の答案が出てきましたので、

上答案(シンゴ答案83点)
中答案(だいまつ答案64点)
下答案(よこよこ答案50点)

と3分類にして説明したいと思います。

読み方としては、3答案が根拠としている部分を与件文から探して、抜き出して下さい

例えばH29年度事例Ⅰの第1問「A社が再び人気商品にさせた最大の要因」に対する解答の根拠としたであろう箇所です。
ピンクが上答案、が中答案、が下答案、として線を引いています。

これを見るといかに上答案と他の答案の根拠箇所が異なっているかが分かるかと思います。

だいまつも<考察>にて「解答要素を外してしまうと点数が伸びない」と書いています。このような形で、各答案の根拠<解説>を参考にして、どのような設問と与件文の読み取り方が高得点解答に繋がるか、を意識して読み進めていきましょう。

また中答案でも合格ラインであることは再度認識してください。たとえ設問5題のうちの一つだけとは言え、これだけ根拠が上答案と離れていても合格ラインに達する、ということをです。

これは二次の勉強を始めた方にも、決して焦らず絶望せず勉強を進めてもらうための大切な事実です。

(現に私は事例Ⅰは58点なので、だいまつより圧倒的に格下でしたが合格しました。80点なんて取れねーよ

 

読み方2(国語力)

上記と同様にH29年度事例Ⅱ 第1問(b)の「B社の競合の状況」について抜き出します。

上答案(きゃしい答案79点)
下答案(なおくん答案49点)

余談ですが、だいまつさんが記事上で9代目きゃっしいを「きゃしい」と表現しているせいで、ずっと「きゃしい」が正しいのだと思い込んでいました。紛らわしい!

これは上答案も、下答案も同様の与件文を根拠に解答を作っています。ただし、文章化のところで両者の差が明確に出てしまっていました。

———–<以下、大半を引用>———–

●きゃしい(78点)
大型スーパーは若年層住民の大半が買い物に利用しているが、高品質な商品が少なく、従業員も少なく、十分な説明が不足している。

■なおくん(49点)
状況は①若年層住民の大半が大型スーパーで買い物をするようになり、②高品質な商品と、顧客説明する従業員が少ない状態である。

なおくんの文章はおかしく見え、これはだいまつも記事の中でこのように評価しています。

>前後の文章がつながっていないところに問題がありそうですね。具体的には、主語が「大型スーパー」ではないため、後半部分(②)の記述が宙に浮いてしまったような答案になってしまっています。

>そうした答案をよくよく分析すると、概ね「文章(国語)がおかしい」のです。

———–<引用終わり>———–

与件文の抜き出しでもそれなりの点を取れる、と読み方1で伝えました。それでも最後の文章化(国語力)が間違ってしまうと、読み手(採点者)に違った意味で捉えられて点数が伸びなくなる、ということです。

当たり前ですが、読み手が読みやすい解答を作る。それには「主述関係」や「てにおは」が大切です。

また国語力のテクニックとしては、

事例Ⅰの上答案(シンゴ答案)の「因果攻撃」(第4問、第5問)や、

事例Ⅱの第3問で力説していた「誰に、何を、どのように、効果」(通称:DNDK)

なども力説しているのでしっかりとチェックしてください。

 

読み方3(基礎知識)

今度はH29年度事例Ⅲの第1問「CNC木工加工機に関する生産管理上の課題と対応策」からです。

※上記抜き出しは解答で使った内容ではなく、解答を作るうえで参考とした部分を推定しマークしてます。

上答案(だいまつ答案83点)
下答案(たくじ答案54点)

与件文抜き出しでは、下答案でも範囲は狭いですがだいたい狙いは合ってます。ですが、だいまつが記事で以下のように指摘しています。

>「生産管理面」に対する答案として弱いですね。なぜなら、計画→統制の流れで、C社における課題と対応策書けていないからです。

つまり事例Ⅲでは、「生産管理」と問われたら「計画→統制」の流れで解答を作らなければいけないからです。この設問の具体的な解説はだいまつに任せるとして、「与件文の抜き出し」が効果的に行われていても、「文章(国語力)」としてきれいにまとめられていても、Aと言われたらBと答えるかのように、問われた内容に対して適切な「知識」をもって解答を作っていく必要があります。

事例Ⅲは特にこういった知識で問われる部分が多いので、苦手にする方が多いらしいですが、きちんと基礎固めができていれば「国語力」よりも習得は早くなる部分かと思います。(私は苦手でした)

事例Ⅲの記事では、だいまつの得意分野ということもあって、めちゃめちゃボリューミーで使える知識もたくさん詰まっているのですが、如何せん消化不良に陥る可能性もあります。私はあきらめました。

それでも事例Ⅲのポイントとして

>事例Ⅲの対応策基本は、「できていないこと、やらなきゃいけないことを、ただやってくださいと言うだけ(ひっくり返すだけ)」なのです。

と何度も説明しています。

要求されている知識も本当に基礎的なところが多いです。一歩ずつ読み進めて、腹落ちできれば合格に近づきます。

 

読み方のポイントまとめ

  • 与件文抜き出し
  • 国語力
  • 基礎知識

まずはこの三点を意識してだいまつの記事を読み進めれば、二次初学者でも内容の理解が深まり、試験を戦う上での基礎体力がつけられると思います。

去年の私は、二次試験は得体のしれない魔物のように感じていましたが、この記事と出会えたことでそんな大層な敵ではなく、聞かれていること(設問文)を相手の思いを尊重して(与件文)真正面から分かりやすく説明(国語力、基礎知識)してあげれば合格ラインに達することが出来るんだ、と実感することができました。

 

再度の注意喚起

  • 事例Ⅰ:組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
  • 事例Ⅱ:マーケティング・流通を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
  • 事例Ⅲ:生産・技術を中心とした経営の戦略および管理に関する事例

当然ですが、各事例はテーマがあります。事例Ⅰの問題でマーケティングの視点から回答を作っても点数は伸びません。だいまつ記事の中でもそのチョンボについて言及しているところがあります。当たり前なんですが、試験本番で焦ってしまうときにはこの視点が抜けることだってあります。

 

終わりに

この視点をもってだいまつ記事を読み進めてください。事例Ⅰで13,000字超、事例Ⅱは18,000字超、事例Ⅲは24,000字オーバーという、ブログの域を超えた内容に読むのも一苦労ではあると思います。ですが、何度も何度も読み返してこの記事で言っていることを腹落ちさせることができれば、合格にとても近づくと思います。

そして道場10代目でもなおさんが、H30年度の解説記事を今後アップする予定です。こちらもぜひ楽しみにしてください!(勝手なプレッシャー)

以上、そーやでした。

 


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はじめに

みなさん、こんにちは。10代目のぐっちです。過去の記事はこちら、合格体験記はこちら

 

さて、一次試験が終わって早2週間が経ちましたが、二次試験の学習状況はいかがでしょうか。特に初学者の方は、掴みどころのない二次試験の問題に、試行錯誤しながら取り組まれていることと思います。厳しい表現になりますが、中小企業診断士試験の本当の関門は二次試験です。一次試験合格の余韻や連日の猛暑による疲労で中々ギアが上がらない方もいるかもしれませんが、ここからが本当の勝負と思って、追い込みを頑張ってほしいと思います。我々も、少しでもみなさんの二次試験対策のお役に立てるよう、試験本番までの残り2ヶ月、全力で二次対策の記事をお届けしていきたいと思います。

ということで、本日の記事の内容ですが、過去問の演習にて非常に重要な復習方法についてのお話と、道場の過去記事でもよく出てくる開眼についてのお話をお届けしたいと思います。

また、もう1点、過去記事となりますが、5月に二次試験解法の記事を書いております。是非この時期に読んでもらいたい内容ですので、特に作業工程の整理方法や解法の確立に悩まれている方は読んでいただければと思います。

 

過去問演習における復習の重要性

みなさん既にご認識とは思いますが、二次試験対策において最も中心となる学習は、過去問の演習となります。過去問を繰り返し解くことで問題の傾向を掴み解法をブラッシュアップしていくことが重要となります。ちなみに、初見の問題を多く解きたいという気持ちはわかりますが、あまり昔の過去問まで遡り過ぎると、問題の傾向が変わってしまいますので、注意が必要です。

人によって異なるとは思いますが、基本的な過去問演習の進め方としては、①過去問演習の計画を立てる(Plan)、②過去問を解く(Do)、③ふぞろいを使って自己採点する(Check)、④振り返りをして改善する(Action)、のPDCAを回すこととなります。当然ながら最も重要なのは④の改善部分です。9代目きゃっしいの記事にもありますが、何故間違ってしまったのか、原因について深く掘り下げて、どうすれば次は同じ間違いを繰り返さないのかしっかり考え抜いた上で、具体的な対策を講じることが非常に重要となります。

 

具体的な復習方法

それでは、具体的な復習方法についてご紹介したいと思います。私の場合は、復習を重視していたのと、あとで事例の傾向を把握できるように各要素を一覧でまとめていたため、事例1つの復習(自己採点を含む)に1時間~1時間半程度かけていました(2周目以降は30分程度に短縮)。捻出できる時間は人それぞれですし、限られた時間でどこにどれだけ取り組むかは判断が分かれるところなので、あくまで一例としてご参考にしていただければと思います。ただ、形式はどうであれ、少なくとも「反省」に類する事項は、しっかりと振り返りを行うべきです

ということで、復習の時に、実際に私が整理した内容についてご紹介します。資料は以下のリンクからダウンロードできますので、ご興味のある方はご覧いただければと思います。

二次試験過去問傾向

 

私の場合は、各事例の設問ごとに「題意」「制約条件」「戦略レベル」「知識・観点」「反省」を整理していました。「題意」「制約条件」「戦略レベル」の3つは、設問解釈の練習という意味と、全体として何か傾向があるかを確認するために整理していますが、それほど重要ではないので、優先度は低いと思います。「知識・観点」は、よく問われる内容をしっかり押さえる、という意味で役に立ったと思いますし、最終的にファイナルペーパーをまとめる際にも参考になりました。「反省」は、先に述べた通り、最も重要な点となります。間違ってしまった原因を分析して、次回に活かすための対策を記載し、何度も見返しました。是非、復習の質を上げることで、着実なスキルアップに繋げていただければと思います。

 

開眼について

道場の過去記事を読んでいると、時折「開眼」という言葉を目にすることがあります。道場フリークでもないと知らないよ、と聞こえてきそうですが、初代ふうじんの記事によると、事例の解答要求の本質を理解した瞬間を「事例に開眼」と言うようです。開眼については、8代目ロックの記事9代目chikaの記事でも話題にあがっています。イメージとしては、二次試験の本質を理解し、実力アップの手応えを感じ、解答が安定している状態、かなと思います。

開眼と言えるかはわかりませんが、私の場合は、7年分の過去問を一通り(実際には1年目にも過去問を解いているので、初学の方とは意味合いが異なりますが)解いた時点で、安定した解答が書けるようになってきました。それまでは、事例のどこかの設問で、一桁点になってしまうこと(大きく何かを外している)がよくありましたが、2周目はほぼ各設問で6割近くを得点できるようになり、安定した解答が書けるようなった手応えを感じることができました(2周目だから既知の問題ということもありますが)。

もちろん、開眼という感触を得られないまま合格する人もたくさんいますし、合格と開眼は別物ですので、あまり気にしすぎる必要はないと思います。ただ、過去問演習とその復習を繰り返していく中で、自分なりに理解を深めながら手応えを掴むことで、二次試験当日の合格確率は高まっていきますので、是非、同じ間違いを繰り返さないための具体的な対策を意識しながら取り組んでいただければと思います。

 

 

以上、ぐっちでした!

 

 

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こんにちは、いよっちです。前回までの記事はこちら

1次試験からわずか1週間しか経っていないにもかかわらず、しかも、お盆の帰省シーズンにもかかわらず、先週末の東京大阪のセミナーにはたくさんの受験生の方にお越し頂きました。それぞれのセミナーレポート、ぜひチェックしてみてください!そして、懇親会@東京の場でもお伝えした通り、コメントください。励みにします。笑(←切実)


わたしも参加させてもらっている2次対策の必携書ふぞろいシリーズのうち、今年出版された2019年版 ふぞろいな合格答案 (エピソード12)は、大好評につき増刷が決定しました!

現在Amazonでは在庫が確認できますが、数日前は在庫不足になっていたようです。「あとで買おう」なんて思わずに、ぜひとも手に入るときにお買い求め頂ければと思います。

この1冊に詰まった濃密な情報を得られるか否かによって、確実に他の受験生と差が生まれる、と(執筆者目線ですが)思っています。そんな状態だけは避けてもらえればなぁと切に願っています。

増刷が嬉しい反面、受験生を応援する立場としては心境は複雑でもあります。

ふぞろい需要の大部分は、あたりまえの話ですが、2次試験の受験生によって構成されています。需要が高まり、増刷になるということは、今年の2次受験生の数も(きっと)多いということです。

1次試験を実際に受験した皆さんの手ごたえもそうであったように、特に爆弾科目もなく、珍しく”凪”だったことを考えると、2次受験生の数は増加すると予想されます。

2次試験の合格者は(きっと)急激には増えないでしょうから、今年の2次試験は激しい戦いになるのではないかと想像しています。更に、来年はオリンピックの影響で、ストレート受験生に有利(?)なんて話もありますから、なんとか1人でも多くの方が今年の2次試験を通過することを願ってやみません。

 

2次対策の初期の今頃は、実力勝負というよりも情報戦の色が強いと思っています。

都合が合わなかった人も、遠方のため参加できなかった人も、情報戦の初期段階の差を埋めるべく、今日の記事では、東京セミナーで私がお伝えした事例Ⅱに関する入門編の内容を掻い摘んでお伝えします。(初学者向けの内容になっていますので、多年度性には物足りないかもしれませんがご勘弁を。)


1.本題に入る前に・・・

ちょっと寄り道をさせてください。受験1年目(ストレート)の時の点数と、受験2年目(2次専念)した際の点数の比較です。

かなしいかな、2次対策に専念して、数百時間近くを費やしたにもかかわらず、、、

CABA(237点)⇒ CABA(245点)

どの事例もABCD区分では変わらなかったんですね。受かってたからいいものを、そりゃ「人間努力したって変わらないんじゃ・・」なんて思いたくもなりますよ。。

そんな嘆きはさておき(笑)、事例Ⅱだけに着目すれば、私は高得点を維持できた形です。「どーだ、すごいだろ!」なんて威張る気は毛頭なくって、ちょっとした意識づけとコツで得意科目にすることが可能だと思っています。そのあたりについて、私が重要と思うポイントをお伝えします。


2.道場メンバーの平均点と標準偏差

10代目の12人の事例ごとの平均点と標準偏差をまとめてみました。

事例ⅡとⅣの平均点が高い(得点源にしている)ことが分かりますが、同程度の平均点だった事例Ⅳと比較すると、事例Ⅱの標準偏差(バラツキ)が高いことも見て取れます。

得意な人苦手な人の差が大きくなりがちな事例Ⅱですが、差を分けるポイントは一体何なのか。多くの受験生に苦手意識をもたらす要因(特徴)を整理してみたいと思います。


3.3つの特徴

特徴①情報量が多い

他の事例に比べて事例Ⅱは、とにかく情報が多い。そんな印象を持つ方が多いのではないでしょうか。情報量を顕著に表すものとして、与件文の文字数を比較してみました。

与件文の長さだけでなく、他の事例に比べて記載されている情報の具体性が高いことも特徴と言えるでしょう。事例Ⅱを解く時のあたふたしてしまう「忙しさ」は情報処理を難しくする情報の量・具体性から来ていると思います。

特徴②助言問題が多い

与件文にある情報を整理するだけで得点が確保できるタイプの問題(情報整理型)と、事例企業の向かうべき姿の提言を期待される効果とともに助言するタイプの問題(助言型)に区分できます。当然、助言型の方が難易度は高いです。

事例Ⅱは、過去数年を見ても助言型の問題に占める配点が高く、助言問題の攻略なしには事例Ⅱの得意科目化は語れないでしょう。

特徴③要素の紐づけ

特徴①の情報量の多さ、そして特徴②の助言問題に相まっての特徴③ですが、使えそうなキーワードが複数登場しつつ、それらをどの問題に使うのか、対応づけする作業に苦心するかと思います。


4.攻略ポイント

攻略ポイント①情報の取捨選択

情報量・質の高い問題を80分という限られた時間の中で処理しなければなりません。あらかじめ処理すべき情報を取捨選択してから処理にかかりましょう!以下のようなStepで考えると情報処理する量をぐっと減らせますよ。

Step1:ターゲット(デモ・ジオ基準)を特定
事例Ⅱの鉄則は、顧客第一です。何よりも顧客の情報に注目してください。デモ・ジオ基準での表現は実は与件文でも登場回数が少なく、すぐに見つかるはずです。この時点で複数ターゲットが登場する事例企業は考えにくいですから、迷う必要がありません。
デモ基準:30代~40代、シルバー世帯、子育て世帯、等
ジオ基準:X市内の、〇〇沿線に住む、徒歩圏内の、等

Step2:ターゲット(サイコ基準)に注目
Step1で挙げたターゲットを修飾する形で、サイコ基準として考えられる表現が出てくることが多々あります。例えば、「健康志向」や「和の風情を好む」なんて表現が近年は登場していました。「〇〇が好き」と換言可能な表現は大ヒントです。

Step3:サイコ基準に合うB社の経営資源をピックアップ
最後にようやく「あ、この部分使いそうだな」という箇所の拾い上げ作業です。もしかすると大多数の人たちは、Step1/2を行う前に「使いそう!」と思う箇所に線を引いていったりしているかもしれません。試験委員があの手この手で紛らわせようと与件文に盛り込んでいるダミー情報に踊らされてしまう可能性が高まります。まずは、ターゲットを明確にするだけで、余計な情報に惑わされなくなりますよ。そして、経営資源のピックアップについてはこちらの記事を参照してください。特に独学者の方、ぜったい熟読した方がいいですよ!

攻略ポイント②切り口のストック

助言問題の回答骨子を都度考えていては、時間が足りなくなってしまいます。そこで、よく使う切り口で考えることで時間短縮・大外しの防止が可能です。

よく言われるのが以下のフレームワークでしょうか。

①ターゲット+4P+期待効果
②誰に+何を+どのように+期待効果

私の場合は、どうもしっくり来なかったので、②を少しだけアレンジして考えていました。経営資源の活用を自分自身に強く意識させるためです。

②’ 誰に+何を使って(経営資源)+どのように+期待効果

攻略ポイント③要素の一覧化

私もきゃっしいさんなおさんと同じように、重要なものは黄色マークし、その後設問ごとの色分けをする多色使い派の人間でした。ただ、事例Ⅱはあまりにキーワードが多いため、黄色でマークした箇所ばかりになってしまい、設問への紐づけが上手くいきませんでした。そこで、事例Ⅱに限っては、こんな形で処理していました。


↑の枠は、問題用紙のホチキスを外して作ったメモ用紙だと思ってください。(絵心がないもので・・・)

あくまで私の場合ですが、メモ用紙に一度すべて書き起こしていました。
①ターゲット(デモ・ジオ・サイコ基準)のキーワード
②使う予定の経営資源のキーワード

一覧を作る手間はどうしても発生するのですが、それ以上に、
◆切り分けを視覚化でき、経営資源の使い漏れ・無駄遣いを防げる
◆キーワードに飛びつかなくなり、大事故を防げる
というメリットを享受できました。

もちろん、人によってやり方は様々で、自分にあった方法をTry&Errorで探してもらうのが一番だと思います。あくまで一例として、こんな方法もありますよ、と知って頂きたくてお伝えしました。


さて、今日の記事のまとめです。

受験生にとって苦手意識のもとになっている3つの特徴に対して、3つの攻略ポイントをお伝えしました。

まだまだ2次本番までは時間は充分ありますから、自分なりの方法を探してみてください。今は苦手意識があったとしても、きっと事例Ⅱを得点源にしてもらえると信じてます!

前述の通り、今日の記事は東京・大阪セミナーの事例Ⅱの内容の抜粋です。セミナーに足を運んで頂いた方には新しい情報はなかったかもしれません。また、2次対策は情報戦ということもあり、名古屋セミナーに先立って今日の記事でお伝えしています。どうかご容赦頂ければと思います。

 

本日も最後までお付き合い頂きありがとうございました。

以上、いよっちでした。

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どーも、そーやです。

皆様、夏セミナーへのお申込みいただきありがとうございます。
東京夏セミナーはおかげ様で満員となりましたが、ご盛況にお応えしまして本日5名分の増枠を行います。
8月7日12時より5名分の枠追加を行いますので、参加希望の方は要チェックです!


さて、一次試験お疲れ様でした!

昨年に負けず劣らずの「酷暑」の中、2日間の受験は非常に大変だったと思います。自己採点も終わって今後の方針を各自練られているところだと思いますが、どんな結果であれこの2日間を逃げずに戦い抜いたことは非常に素晴らしいことだと思います

二次試験の概要

そして特に独学生に多いと思いますが、これから二次試験の対策はどうすればいいのか、悩まれている方も多いと思います。まずは初心に戻って二次試験の概要を記載します。

1.筆記試験
一次試験の択一式マークシートとは異なり論述式の試験となります

2.中小企業の診断および助言に関する実務の事例
出題科目は事例Ⅰ~事例Ⅳの4科目で80分で解答を作成します

3.合格基準
総点数の60%以上(240点以上/400点満点)かつ、1科目でも40%未満(40点未満)のものがない者

4.事例Ⅰ
組織(人事を含む)を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
競争戦略の視点から答えよ、事業特性の違いを答えよ、組織改編の目的を答えよ、と言った視点で問われます。

5.事例Ⅱ
マーケティング・流通を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
ターゲット層を明確にして答えよ、需要発掘にどのような施策を行うべきか答えよ、と具体的な回答を作らせる傾向があります。

6.事例Ⅲ
生産・技術を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
作業方法に関する問題点と改善策を答えよ、事前に整備しておくべき内容を答えよ、と生産管理の知識に基づく改善策の提案が中心となります。

7.事例Ⅳ
財務・会計を中心とした経営の戦略および管理に関する事例
毎年おなじみの経営分析やCVP分析、損益分岐点分析などの計算問題と記述式の問題が出題されます。特に計算問題では正確性とスピードが求められます。

8.字数制限
事例Ⅳの計算問題以外の各設問は80字~120字くらいで解答します。去年は事例Ⅰは計500字、事例Ⅱは450字、事例Ⅲは560字であり、各事例平均500字程度の論述があります。

 

二次試験の大きな特徴は2つ

1つは論述式の試験であり、普段文章を書きなれてない受験生にはどう書けばいいか不安を感じてしまう試験であること。

もう1つは、合格基準が総得点の60%以上と言いながらも、実際には相対的な合格率の試験であること。


(図1:二次筆記試験の答案提出者と合格率)

上記の図は直近5年間の二次試験の申込者数と筆記試験の合格者数、合格率をまとめたものとなっております。平成26年を除く直近4年は19%前後であり、だいたい5人に1人が合格する試験となっています。

相対的な合格率の試験というのも、正答や採点基準が公表されておらず客観的な得点が分からないことがあります。そしてこれが二次試験の勉強方法を難しくさせ、試験の手ごたえがなかったと言った受験生でも合格している結果を生み出しています。

なお、こちらは中小企業診断士試験の公式サイトからも各統計情報が確認できます。

 

二次試験の考え方(そーや式)

論述式の試験で不安なところは、どうやって各問100字を埋めていけばいいのか、というところだと思います。一次試験では択一式のため分からない問題でも20%程度の確率で当たりますが、二次試験では分からない・書けないと0点になってしまいます。これが特に初学者には途轍もなくハードルが高い部分だと感じました。

去年私が直面した壁が以下の通りです。

①まず独学で合格できるのか、どんな教材を使うべきなのか

②与件文(試験の事例で各社の状況を記載している文章、問題文)をどう読めば解答が作れるのか

③設問文で何を聞かれているのかを、どうすれば正確に理解できるのか

④設問に対してどのようにすれば解答が作れるのか、100字を埋められるか

⑤上記②~④を80分以内にまとめるタイムマネジメントをどう身に着けるか

①は道場10代目でも4人が予備校未経験のまま合格しており、独学でも合格する可能性はあります。私もその一人でしたが、去年の道場記事【永久保存版】平成29年度2次試験事例Ⅰ超高得点解答にみる2次試験合格のポイント!の出会いが非常に大きかったです。9代目だいまつの記事ですが、近年では稀にみる閲覧数10,000 viewを超えており、去年のベスト閲覧記事でもあります。知らなかった方はぜひこの機会にチェックしてください!

②~④は試験本番時の重要な骨子ですが、私は②③を重視し④は(相対的に)軽視する勉強を行いました。

100字の解答は与件文を抜き出して、てにおはをそろえれば何とか作ることは出来たためです。逆に与件文の抜き出しは、きちんと与件文の内容を理解しないと適切な抜き出しができないこと、また設問文で何を問われているのか理解を十分にしないと的外れな解答となってしまうことから、文章作成のプロセス(どういった内容の文章を作るか)よりも文章構成のプロセス(どういった方向性で文章を組み立てるか)を重視した解答を作ることを目指しました。

⑤は設問ごとに完成度の強弱をつけることで時間内に終わらせることを目指すこととしました。設問の強弱は、全部の設問で満点を狙う解答を書くのではなく、時間が足りないもしくは設問が難しいと判断したときには部分点を取るための解答に切り替えることです。

これらの内容は別途今後の記事で、去年の事例を使いながら考え方をまとめていきたいと思っています。

では本日はここらへんで終わらせて頂こうと思います。

 

以上、そーやでした。

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★もくじ★
1.自己採点をする
2.2次の学習方法について情報収集をする
3.2次の問題用紙・解答用紙を印刷する
4.予備校の講師を選ぶ
5.息抜きをしつつ事例Ⅳを解き始める
6.身近な人に感謝を伝える
7.学習計画をたてる~2次試験アジャイル学習法~

文字数:約2800字(約4分で読めます)


こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!
いよいよあと1週間で1次試験! 体調面、精神面は順調ですか? 急激に暑くなってきましたので、冷房にはくれぐれもご注意を! 試験本番はもちろん、あと1週間の電車・会社・自習室などの空調対策をしっかりとされてくださいね。
先週makinoが、渾身の「神頼みシリーズ」を書いておりましたが、私もひそかに御茶ノ水の湯島聖堂で皆様の合格をお祈りしてきました。どうか頑張ってきた読者の皆様が1次通過しますように。

本日はちょっと気が早いですが、「1次終了直後にやるべき7つのこと」を書きます!

なぜ1次試験直前のこの大事な時期に、試験終了後のことを書くのか? それは、特に2次試験初学者にとっては、試験直後の1週間の過ごし方が2次試験突破をするために超重要だと考えているからです!

※今読まなくてもOKです! ぜひ試験翌日の通勤電車や昼休みにお読みください。

 

*   *   *   *

では早速いってみましょ~

 

1. 自己採点をする
例年通りであれば8月5日(月)10時ごろにj-smecaのサイトで解答速報が発表されますので、自己採点をしましょう。
自己採点の結果、合格ラインに達した人・得点調整でもしかすると合格する可能性がある人は、2次試験に向けた準備をはじめます。

 

2. 2次の学習方法について情報を集める
2次試験の大きな特徴は、

〇1次試験が終わってから2次試験まで2か月半しかない
〇そんな短い期間の中で、読む力、書く力、制限時間内に解く力をバランスよく鍛える必要がある
〇しかも正解が公表されていない

という点。手探りしつつ、短期間で合格レベルまで実力を引き上げなくてはならないのです。

限られた時間の中で、どのように学習を進めれば?
どうやって自己採点すればよいの?
何事例くらい解けば合格ラインに達するの?
与件文へのメモの仕方は?下書きの書き方は?

・・・などなど、一発合格道場などのブログに情報が転がっていますので、ぜひ読み漁ってみてください。
道場でも夏セミナーを開催します。試験翌日、8月5日の12:00から予約開始を予定しているほか、今回から動画配信(有料)も予定しておりますので、ぜひ情報収集にお役立てくださいね。

 

3. 2次の問題用紙・解答用紙を印刷する
ありがたいことに、AAS様のサイトにダウンロードサービスがあります。演習用に印刷しておきましょう。私は事例Ⅰ~Ⅲの11年分を印刷しました(直近5年分は2部、その他は1部)。1枚に2面印刷できる「2in1」設定がおすすめです。ちなみに事例Ⅳは『事例Ⅳの全知識・全ノウハウ』をベースに解いたため印刷しませんでした。

デジタル派の方は、タブレットにスキャンデータを取り込んでおきましょう。

 

4. 予備校の講師を選ぶ
2次試験は、1次試験以上に指導講師の個性が強く出ますので、相性を見極めることをお勧めします!
選ぶタイミングは2回。

〇1次試験2日目の終了直後に、例年通りであれば「2次スタートアップセミナー」的な公開講義が行われます。
〇1次試験終了1週間後に「2次スタートアップ講義」が行われます(予備校生のみ)。

ちなみに、去年の私は「2次スタートアップ講義」で午前中TAC新宿校に出席。昼休み中に電車移動して午後はTAC渋谷校へ。結局、渋谷校での受講を決めました。勉強仲間も渋谷校にいたので心強かったです。

 

5. 息抜きをしつつ事例Ⅳを解き始める
1次試験終了後の1週間は、貴重な息抜きのタイミング!2週目からスタートダッシュできるようにしっかり充電しましょう。私はマンガをTSUTAYAで大人借りして、晩酌しながらイッキ読みしました(^^)
そんな中でも事例Ⅳはちょこちょこ解いていました。『事例Ⅳの全知識・全ノウハウ』を持っている方は出題分野ごとに「縦解き」ができますので、まずは難易度の低い問題から解くのがおすすめです。

 

6. 身近な人に感謝を伝える
これ重要です! 自分の勉強に協力してくれた人に、ありがとうを伝えましょう。ちなみに私は夫に金一封を渡しました。。私がリビングで勉強しているので、遠慮して夕食を外で食べる機会が増えて外食費がかさんだようで(汗)感謝感謝です。

 

7. 学習計画を立て始める
~2次試験アジャイル学習法~

2次試験本番までは、たった2か月半。短い期間で合格レベルに達するためには計画的な学習が必要です。

でも2次試験ってモヤっとしているので、計画を立てるのが難しいんですよね。とくに初学者にとっては。

この時期、去年の私は8月までしか計画を作りませんでした。

「まず事例を解いて慣れてみなくちゃわからない。9月以降の計画はあとで立てよう!」

と考えたからです。
1次試験の前に事例Ⅰ~Ⅲを一通り解いてみたのですが、1事例解くのに4時間もかかってしまい、これからどうやってレベルアップしていけばよいのか、よくわからなかったのですね。

そこで、特に初学者におすすめするのは、

2次試験の学習計画は、そのつど自分のレベルを把握しながら、随時作っていこう!

名付けて、

2次試験アジャイル学習法!

経営情報システムの「アジャイル開発法」から名付けてみました♪

1次試験終了直後の時点で10月までの学習計画を細かく立てきるのは困難ですので、とりあえず8月末までの学習計画を立てましょう。

ご参考に、去年の私の8月の学習実績をのせておきます。
(クリックで拡大します)

 

なお、2か月半のより詳しい学習計画については、次回の1次試験直後の記事でご紹介するほか、夏セミナーでもお話しする予定です。

 

*   *   *   *

以上、かわともでした!
1次試験を受ける方は、どうか体調管理に気を付けてお過ごしくださいね。頑張るあなたの合格を心より応援しております!

 

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どーも、そーやです。

今年は遅めの梅雨のせいかしばらく気温が低めな日々が続いていますね。全国的にも来週までは同様の天気みたいで、来週末の土日くらいから気温が高くなりそうです。私は勉強するときは基本的にカフェやファミレスに行くことが多いので、天気が悪いと家を出るまでが億劫になったり、雨でお店の床が濡れて少し不快になったりと、あまり勉強には適さない状況なんですよね。ただ受験生はそうも言ってられないため、気温が低くてラッキーとポジティブに考えましょうか。

直前期の覚える問題、捨てる問題の選択

先日のなおさんの記事 過去問と超高効率「ループ学習法」でも、勉強する教材を過去問に絞って何度も繰り返すやり方を説明されてました。独学でやってた私の経験だけで恐縮ですが、特にこの時期はマジで過去問に絞って学習をした方がいいと思います。

この勉強方法に一つ私のスパイスを足すとすれば、ループして解く問題はAランク~Bランク(得意科目はCランクも)に絞ってループの回転数を上げることをお勧めします。(ランクについてはなおさんや私そーやのH30年度一次試験を振り返るなどを参考にしてください。)

この絞る趣旨は、記憶容量の節約のためです。

もちろんABランクの重要性は歴代の道場メンバーが口酸っぱく言っていたところですが、この直前期はどんなに頑張っても覚えられる量が限られていると思います。そしてせっかく覚えても本番までに記憶があやふやになってしまっては意味がありません。そのためこの時期は絶対に抑えておいたほうがいい問題だけを中心に演習や暗記の回転数を上げて行く方法、を上げさせていただきます。

そしてもう一つ悩みなのが何年分の過去問を回転させるか、です。これも人によって確保できる勉強時間や記憶容量の違いによりますが、せめて2年以上はやりましょう。5年分の過去問を本番までに何回転もできれば理想的ですが、同様に記憶・理解できなかったら意味がありません。私のケースですが、5年分を3回転させて覚えるよりは、3年分を5回転させて覚えた方が記憶の定着が良く本番でも十分に対応できたと思います。

まだ手が回っていない科目・論点が多い方などは参考に頂けると幸いです。

 

本番に向けたピーキング

スポーツなどではよく使う言葉です。9代目のきゃず(二次試験直前の記事ですが)7代目とりの記事去年の受験生springman310さんの合格体験記などでも登場しています。要は試験本番に最大限のパフォーマンスを出せるようにコンディションを最高の状態に持っていくことです。

受験生時代も意識していましたが、去年の2次試験終了後から始めた趣味のマラソンでよりピーキングの大切さを身に染みました。

本番2、3週間前に一度30キロ走を取り入れて、直前1週間は軽めのジョグ程度でコンディションを整えた方が本番でもいい結果が出やすかったです。不調?の大河ドラマいだてんを見ていたら、昔の人は体をできる限り軽くした方が本番で早く走れると信じられていたそうで、断食などを平気でしていたそうですが、今は逆ですよね。きちんと栄養を取って直前の練習は調整に当てるべきです。

資格試験だって一緒です。一夜漬けで出来ちゃうスーパーマンも世の中にはいますが、普通はしっかり睡眠をとって、勉強も脳の過度な負担にならないように調整したほうが本番で高いパフォーマンスが出せる可能性が高くなります

だからこそ、この3連休はめっちゃ負担かけてもいいです!
今の時期こそ追い込むべきです。

ぜひご参考下さいませ。

 

中小企業政策対策におすすめ動画

有名だと思いますが、去年のこの時期に非常にお世話になったほらっちチャンネルを紹介します。一昨年まで予備校講師をされていた洞口先生のYouTube動画となります。収録は1年前となりますが、2019年度対策用の補足版も上げており、今年の受験生にもおすすめです。独学の方で中小企業政策までまだ手が回ってない方は必見です。

中小企業診断士試験対策【中小企業政策】

全23論点+補足論点があり、1動画10分程度なので、勉強が進んでいる方でも気分転換に見られてもいいと思います。

私は去年のこの時期頃に知り、対策できてない!ヤバい!と思いながら、一日1~2論点を見るペースで見て無事科目合格ラインを超えました。ある種、独学生だった私にはいいペースメーカーとなりました。

また今年度受験生向けに応援メッセージもアップされてます。
※動画が流れます!ご注意下さい!※
【期間限定】2019年度受験生向けほらっち応援メッセージ

直前期はやることを絞る!

そして大丈夫、受かると信じて進むだけ!

勇気づけられます。

 

ぜひ、残り3週間を大切に過ごして下さい。

絶対に自分は受かるんだ!という気持ちが大事です。

大丈夫、受かります。

そして疲れたら、ちょっと息抜きしながら本番まで頑張ってください。

 

以上、そーやでした。


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ぜひご予定ください!

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★もくじ★
1.1次本番まで、私の記事予告
2.1次模試の自己採点、済んでますよね?
3.この時期やるべきこと、やってはいけないこと
4.あとワンマークに役立つ!?経済小ネタ
5.2次試験の参考書、買いましたか?

文字数:約3200字(本文だけなら約5分で読めます)


こんにちは!頑張るあなたの応援団☆かわともです!
昨日は「10周年特別企画」の第1弾として、6代目おとの寄稿記事がUPされました! 受験生の皆様向けに書いていただきましたが、企業内診断士の私も大変興味深く読ませていただきました♪ 先代の寄稿は、基本2週間に1回のペースで日曜日に予定していますので、今後も要チェックです! 2週間後は、大人気のあの人が登場!?おっとこれ以上書くとネタバレになるので、この辺で。

*  *  *  *

雑談なのですが、夫の同僚にバリバリの優秀な人がいるらしいんですね。彼がよく言うのが、

「やるか、絶対にやるか」

なのだとか。

【使用例】
「○○さん!この案件、やるか・絶対にやるか、どっちか選んでください」
(やるか・やらないか、じゃないんだ。。断れないじゃん!)

1次試験まで残り1ヶ月の皆さんも、

「やるか、絶対にやるか」→「絶対にやる」

ですよねっ!!
1年前の私は昼休みに財務か経済を勉強しており、会社からカフェに向かう道すがら「やるんだよ!絶対やるんだよ!」とブツブツ独り言をとなえていました。。怖っ!

*  *  *  *

 

本題です。
試験本番までの私の投稿予定は今回入れてあと3回ということで、皆様に伝え忘れがないように頑張ります!

 

1.1次本番まで、私の記事予告

◆次回
1次試験本番の様子をイメトレしやすいような記事をおくりたいと思います。
・去年の1次試験の振り返り
・1次試験当日の心構え
・当日の自分に向けて書いたこと
・無理してファイナルペーパーを作らなくてもよい

◆次々回
気が早いようですが、スト合格を狙う上で超重要な「一次試験終了後1週間の過ごし方」を書きます!1次試験翌日に読んでいただくことを想定しています。

※内容は変更になるかもしれません。あしからず。

 

2.1次模試の自己採点、済んでますよね?

昨日と一昨日は、TAC・LECの1次模試がありました。
模試を受けた皆さん、とっくに自己採点は済んでいますよね?
もうこの時期は待ったなしです。まだ済んでいない方は速攻で終わらせましょう。採点が終わった後は、

① 一応正解したけど自信が持てない問題
② 間違えた問題

を復習してください。難易度が高い問題はとばしても大丈夫です。

模試の採点結果が悪くても落ち込んでいる暇はない!むしろ、今間違えたあなたはラッキー♪ 模試の復習については、9代目へんりーの記事が参考になります。
【2018年スト合格目標】模試で420点以上取れなくても、やるべきことをやろう。

 

3.この時期やるべきこと、やってはいけないこと

【この時期やるべきこと】
ズバリ、「今まで学んできたことの総復習」です!新しい知識をインプットするよりも復習を優先します。使い込んだ問題集を総動員し、知識の精度を上げましょう。
※超短期学習者のたっつーみたいな人は除く

去年の私がこの時期目指したレベル感は・・・

全ての科目において、
①トレーニング・過去問ABランク問題・養成答練・最終講義レジュメは完ぺきに解けるようにする
②完成答練・模試は、難問以外は完ぺきに解けるようにする

それを実現するためにやったことは・・・


① 1日3科目の高速皿回し

どの科目の試験でもすぐに知識を引き出せるよう、1日3科目ペースで高速復習します。問題集にピンクペンで解答転記している人は、赤シートで隠しながらどんどん解き進めていき、知識のヌケモレをなくします。解答転記していない人は、じっくり問題を解く時間がもったいないので、どんどん解答を見てしまうか、問題文に解答転記してしまってOKです。スピード重視でいきましょう。

② 毎日コツコツ財務か経済
毎日20~30分、財務か経済をコツコツ解く!どちらも理解系科目のため頻繁に触れることが非常に重要なうえ、個人的に以下の理由で重視していました。

経済・・・1日目の最初の科目。得意になっておくことでメンタルが安定する。
財務・・・1日目の2番