【Vol .1】負けに不思議の負けなし byトロオドン

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トロオドン
トロオドン

おはようございます。トロオドンです。
4月年度替りの方ははや半月。そろそろ慣れてきたころでしょうか?
今日は月・火の仕事・勉強の疲れが出る水曜日。
ここを乗り切ると週末が見えてきますよ!頑張っていきましょう^^

それでは、本編にいくドン

本家トロオドン
本家トロオドン

序文

現在連載中の日経新聞朝刊の小説は「陥穽(かんせい)」。

明治維新のトリガーともなったいわゆる「不平等条約」撤廃の道筋をつくり、日本外交の父といわれる陸奥宗光の青春を描くお話です。しかし、なんとも渋い人選ですね。

小説のストーリーにそって陸奥宗光を少し掘り下げると、政争に敗れた父のために9歳で母と妹2人と浮浪の旅を余儀なくされ、幼少期を過ごします。しかし、父親譲りの才気が認められ江戸留学が叶い、その後、海援隊に入隊するのですが、隊員からは蛇蝎(だかつ)のごとく嫌われます(写真の顔が塗りつぶされていたとか‥)。それでも、持ち前の知略と気骨で明治維新をくぐり抜け、ヨーロッパに留学します。帰国後にはサクセスストーリーを歩む、かと思いきや35歳のときに国家転覆の罪を問われ、5年の禁固刑となり入獄します。

  ー物語はまだまだ序盤ながら、まさに「陥穽」の人生がどう進んでいくのか非常に気になります。(ちなみに、陥穽は「おとしあな」「わな」、あるいは「おとしいれられること」という意味のようです。)

さて、この序文(いや駄文か)の陸奥宗光の歩み。

36歳にして3度目の1次試験で合格の切符を手にして初の2次試験に挑み撃沈し、それから3年間苦杯を舐めに舐めてきたトロオドンの受験生活と重なる部分があるなと思って、引用させてもらいました。

時代背景は違えど、たとえ試験に落ちたとしても、我々は来年にはまたチャレンジができる。結核を患って牢獄にいた陸奥よりもずいぶん恵まれています。

まわりのことなんて全く気にする必要はなく、自分がやりたいようにチャレンジすれば良いのです!

と、これが言いたいがために、陸奥宗光の話を出しました笑

失敗してしまったときは気分が牢獄の時期もあると思いますが、わたしは、未来のために学びが得られることは、すごく幸せなことだと感じながら診断士の受験生活を過ごしてきました。失敗だって乗り越えられれば無駄ではない。そんなお話ができればなと思います。

もちろん、そもそも失敗なんてしないほうがよいので、賢明な読者の皆さまには、「トロちゃん、あほだな〜」と大いに笑っていただき、反面教師にしてもらえれば幸いです。

なお、多分に精神論に偏った内容となっていますので、「そんなものは不要!」という方のために、わたしの好きな渾身記事を置いておきますので、是非読んでもらえると嬉しいです!

 11代目おべんと君の連結会計シリーズ。連結会計は診断士試験レベルのちょうど良い解説が書かれている参考書ってなかなか見つけられません。令和元年、2年の事例Ⅳは連結会計で、3、4年は単体でしたが、アフターコロナでM&Aも活況なので、5年はそろそろ連結の年かも?
9代目だいまつさんの1次試験分析。14代目メンバーの短期合格者が重要論点を中心にして勉強していたことからも、5年経ったいまでも色褪せない1次試験の真理だと思います。鉛筆を転がすよりも低い正答率の問題は捨ててしまう!という割り切りが好きです。

負けに不思議の負けなし

「負けに不思議の負けなし」は、故野村克也監督が残した言葉です。まさに読んで字のごとく、負けには負けの原因がある、ということです。

1人で臨む受験と9人でやる野球。違いはあれど、根っこの部分は共通で、受験日(試合)当日のために、問題(対戦相手)を研究して、合格する(勝つ)ための知識を身につけて、あとは出たとこ勝負の本番で全力が出せるように血のにじむような特訓を重ねて胆力を鍛える。

当然ながら、敵が強ければ強いほど、「情報」「知力」「胆力」が大切になります。

しかし、トロオドンの令和元年度の事例Ⅳ(35点)はそれには全く程遠い状況にありました。

まさに負けるべくして負けた。今日はそんなお話の第1弾です。

丸く囲ったR1/事例Ⅳが本日のテーマ

令和元年事例Ⅳの失敗の原因

過信

令和元年度のトロオドンは自信の絶頂にありました。

なぜなら、念願の1次試験に3年かかって合格したからです。(ツッコミは甘受します)

わたしは完全孤独学だったことと、「やればできる!」属性なので、合格時点では2次試験の問題を見たことすらなく、ちまたで言われる事例Ⅳのやばさなども受験が終わるまで知りませんでした。

正直、過去問を解いていても、全然完璧になんてならない。わからない論点の穴ぼこだらけでした。

それでも、「財務は3年前に合格している得意科目だしまあ大丈夫」なんて思いながら、自分なりのやり方を確立しようと遮二無二問題を過去問を解く日々。時間を空費しているようなものですが、道場ブログで新しい情報を収集するとか、必要な活動は一切しませんでした。なぜなら、自信があったから。

では、どうすればよかったのか?

  • 早めに自信を砕いておく → 模試や勉強会で自分を客観的に評価してもらうべきだった。

では、なぜそれをしなかったのか?

  • 自信があったから → そういう人は落ちて学ぶしかありません。

情報不足

孤独学のトロオドンにとっての唯一無二の生の情報は、「ふぞろい」の下段に載っている1行コラムくらいでした。

本来なら、ああいう失敗談とかを読んで、人のふり見て我がふり直すべきなのですが、何せ自信過剰です。すべて都合よく「自分ならこんなことしないわ」と変換して、自分の考え方を変えるには至りませんでした。

たとえば、事例Ⅳは、「第1問の財務分析を25分以内に解いて、残り55分は残りの問題の難易度を見極めて優先順位を決めて解く」というのがセオリーです。さらに、足切りを避けるためには、誰もが解ける問題は絶対に、確実に正解しなければなりません。

しかし、わたしは、そんな基本すら無視をして100点を目指して均等にパワーを使って解くようにしていました。

では、どうすればよかったのか?

  • 良質なコンテンツにであう → 少なくとも道場に出会っていればよかった。

では、なぜそれをしなかったのか?

  • 自信があったから → そういう人は落ちて学ぶしかありません。

準備不足

令和元年度の絶対に落としてはいけない問題は、第1問設問1、設問2は当然のこととして、第2問設問1〜3の変動費分析、CVP分析、第3問設問1のキャッシュフロー計算だったと思います。

いまなら見た瞬間にそれを判断して、時間の強弱をつけながら解きます。さらに、これらの問題は答えが出た瞬間に検算をすることで万全を期します。

しかし、令和元年のトロオドンは違います。100点を目指しているわりに、演習の絶対量が足りないため、そもそもの基礎力が足りていませんでした。

たとえば、第2問の設問2について、「CVP=営業利益」という思い込みに支配されていたため、「経常段階の利益」として計算するという設問に戸惑い、見事に間違えました。そしてこの混乱のなかで他の絶対に取らなければならない問題でもポカミスを連発して足切りとなるに至りました。

では、どうすればよかったのか?

  • 基礎をしっかり固める → 過去問演習時に振り返りをしっかりして理解するまで徹底的に解く
  • 合格戦略をしっかりもつ → 自分を客観視して、何を、どれくらいやるのかを明確にする

では、なぜそれをしなかったのか?

  • 1次で燃え尽きていたから → そういう人は落ちて学ぶしかありません。

勝ち戦にするために

「負けに不思議の負けなし」は、負けた原因を突き止めなければ一生たっても勝つことはできない、ということでもあります。

足切りによって、自信家だったトロオドンも謙虚に現実を受け止め、道場にも出会い、偶然にも合格して、こうしてみなさまにブログを書かせていただいています。さらに、足切り科目だった事例Ⅳが好きといえるまでになりました。もちろん瞬間的にはショックでしたが、「人生の学び」という意味では、大きな気づきや経験をいただいたなと思っています。

ですので、わたしと同じように失敗してしまった方は、この時期は未来に向けて大いに「たられば」を繰り返して、自問しながら原因を突き詰めていくことも悪くないと思います。そのプロセスは、決して無駄にはなりません。是非、すぐに行動に移しましょう。

また、ストレート合格狙いの方で、わたしのように1次試験の合格点ギリギリの方は、一度でも良いので二次試験の問題を見ておくことをおすすめします。一次試験の仕上がり次第では、2年戦略に転換したり、時間のかけかたを検討することも一つです。人生は長い。

いずれにしても、二次試験を突破する合格戦略がストーリーとしてイメージができるか。ここが非常に大切です。

本日は以上です。今後は、令和2年、3年の失敗事例についても紹介していきたいと思います。

明日は「わたし失敗しませんから!」の決め台詞がよく似合う男、さたっちです。

さたっちよろしく〜。

米倉じゃねえよ!

さたっち
さたっち

おまけ - 孤独の診断士メシ –

前回好評?だった診断士メシ。

受験生の皆さんの胃袋を守るために今日も簡単なおすすめ料理を紹介します。(ちなみに、トロオドンは居酒屋で揚げ物・炒め物・焼き物の担当でしたので、ジャンク飯の腕にはなかなか自身があります笑)

板前風トロオドン
板前風トロオドン

トロオドン流 安めの回転寿司より美味しい海鮮丼のつくりかた(1人前) 
(所要時間:10分以内) 注)料理初心者向けにタスクを細分化しています

  • 準備するもの(すし酢、ご飯(冷蔵ご飯も可)、お好きな刺身(切り落とし系でもOK))
  • 炊きたて、またはレンジで温めたご飯をボールに入れる。(約30秒) 注)ご飯の味は大した変わらないです。
  • すし酢をいれて、全体がなじむようにしゃもじで混ぜる (約30秒) 注)切るように混ぜるとなんとなく良いです。すし酢はオールインクルーシブ(砂糖とか全部入っている)なので最高です。
  • 少し涼しい場所に置く。(約5分くらい) 注)キッチンペーパーとかかけておくと良いです。熱々ならうちわであおぎます。
  • 余り物の野菜を適当に切る。(約1〜2分) 注)味噌汁用。大抵のものは合います。なければインスタントでも可。
  • お湯を沸かして、お好みの出汁と野菜を入れる。(約2分)
  • 味噌を溶かして混ぜる。(約1分) 
  • 味噌汁の完成と同時くらいに、酢めしに、のり、刺身をのせる(約30秒) 注)のりがあるだけで雰囲気が変わります。
  • 安めの回転寿司よりも美味しい海鮮丼と味噌汁の完成です♪ (好みの味の「すし酢」をみつけると良いです)

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