さぁ、リベンジだ by サトシ

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みなさん、こんにちは。
1次試験で3回、2次試験で4回のリスタートを切った、15代目のリスタート王「サトシ」です。
本日は伝家の宝刀、二本立てになります。
え?2日前にも電子書籍並みの超長い記事で二本立てだっただろって?
それだけ記事を大量に書きたいのです(笑)
今日の前半の記事は「さぁ、リベンジだ」というタイトルでお送りしたいと思います。
今回もよろしくお願いします。
合格・未合格体験記募集
2次試験に合格された方、残念ながら合格に届かなかった方の受験体験記を大募集します!
頂いた体験記は2月以降、順次ブログにて公開させて頂きます。
あなただけのドラマ、あなただけの苦労、あなただけの受験のコツなど、記念すべき受験体験をお聞かせ下さい!
合格体験記・未合格体験記のご提出は、2/4(火)20:00まで受け付けております。
提出手順
①下記リンクより、wordのフォーマットをダウンロード(文書量は全体で5ページ以内でお願いします。)
②下記のグーグルフォームより、wordの提出をお願いします。
https://forms.gle/XpWQXFZQZ7V1D7NZ6

合格体験記の提出、及び道場活動に関するご質問がありましたら、コメント欄よりご質問下さい。(サイトへ即時反映はされません。道場メンバーで確認後、サイト上で公開、もしくはメールアドレスへ返信させて頂きます。)
- 1. モチベーション、戻ってきましたか?
- 1.1. 1次からやり直しになったときにモチベーションが出てこない方へ
- 1.2. 1次は免除だけど2次対策をもう1年やるモチベーションが出てこない方へ
- 2. モチベーションが戻ったら、合格への気持ちを高める
- 3. 負けに不思議の負けなし
- 4. 免罪符的なことは言わないようにしましょう!
- 5. リスタートして絶対に合格するための2つの要件
- 5.1. ① 知識やスキルの質を高めること
- 5.2. ②強気の姿勢で勇気をもって受けること
- 6. この2つがあると冷静な判断ができる
- 7. 2次ベテは強気の姿勢で臨めさえすれば有利!
- 8. さらに合格確率を高めるために
- 9. 今日のGRe4N BOYZ:Heroes
- 10. オマケ
- 11. 次回予告
モチベーション、戻ってきましたか?
今年の試験に向けて、動き出した方もいらっしゃると思いますし、そうでない方もいらっしゃると思います。
もちろん、今の時点でモチベーションが回復していなくてもいいですし、リスタートできなくても大丈夫です。
ですが、道場のサイトにアクセスし、私の記事を見てくれているということは、少なくともモチベーションが完全に切れているわけではありませんよね。
私の経験上、おそらく2月中にはリスタートができるようになります。なので、焦らなくて大丈夫ですよ。
私が2次試験に不合格になったときの心境や2次試験に不合格だった方へのメッセージは前回の記事にありますので、そちらをご覧ください。
この記事や他のメンバーの記事、13代目まん、14代目ベストの諸先輩方の記事を見たら、ネガティブな気持ちは徐々に和らいでいくと思います。

う~ん、それでもいまいちモチベーションが出てこないなぁ

2次のみだと、どうも時間がありすぎてやる気に火がつかないんですが・・・
なるほど。そういう意見、たしかにありますよね。では、そのような方にモチベーションを出すための策をご提案します。ニーズを把握したら提案ですね(笑)
1次からやり直しになったときにモチベーションが出てこない方へ
私の以前の記事にもありますが、1次対策はすでに5合目にいます。5月の直前期から初めても間に合いますので、焦る必要はありません。
テキストに書いてある内容や問題集・過去問で解いた問題は見れば「あぁ、なんかやったわ」って具合に思い出します。
2月や3月は2次対策をやりましょう。その間にモチベーションが上がってきます。モチベーションが上がったら1次のテキストを徐々に見ていきましょう。多分、サッと3周くらい読むと重要な箇所はほとんど思い出しています。
参考までに、1次上級生に向けた1次試験に関する記事もご覧ください。
1次は免除だけど2次対策をもう1年やるモチベーションが出てこない方へ
こちらも焦る必要はありませんが、長期的な計画は立てていく必要があります。
2次試験合格をしている実力や状態をゴール(あるべき姿)とし、現状も分析してみてください。そして、あるべき姿と現状のギャップが課題になります。
例えば、あるべき姿が「80分のプロセスの安定感が高い」、現状が「プロセスがない」だとしたら、課題は「プロセスを身につけること(+プロセスの安定感をつけること)」となります。
その課題をいくつか挙げてみましょう。そして、ハードルが低い順や身につけるべき順(例えば演習よりプロセスを身につけるほうが先)に並べ替えてみましょう。
その上で、もっと具体的な改善策を作ってみましょう。プロセスを身につけるなら「黄金手順を読んでみる」などですね。
こうやって改善策を挙げたら、今度はそれをどの月にやるかスケジュール表に落とし込みましょう。例えば「黄金手順を読むのは2月前半」という感じです。私はアプリで管理していました。
そうすると、退屈になりそうだと思っていたら意外にやることが多く、うかうかしていられないと気づき、モチベーションが出てくると思います。
参考までに、11月に1次の上級生向けに出したこちらの記事もご覧ください。令和6年度の2次試験の傾向も載せています。
2次対策をもう1年やる気はあるけど、2次の過去問はお腹いっぱいの方へ

2次は過去問をやっても覚えているからやる気が起きないんです
このような意見(ニーズ)もありますよね。それに対する提案もいたします。
実はこの相談、よくいただいています。相談をした方はおそらく、過去問はネタバレしていて「この設問はこれを想起して、与件文のここに反応して、こんな答えが求められていて」ってのが意識しなくても勝手に出てきてしまい、綺麗な解答しかできないようになっていると思います。
予備校の演習問題よりも、過去問と同じクオリティの初めての問題をやりたいというニーズではないでしょうか?
残念ながら、過去問と同じクオリティの演習問題を出せる予備校はありません。予備校の演習問題では過去問と同じクオリティを得ることはできず、かえってその予備校の演習問題の「クセ」が身について本試験の「クセ」と乖離してしまう恐れがあります。
そのため、予備校の演習問題をやりまくる路線はオススメできません。
そこで、過去問にひと工夫加えて過去問をさらに活用していく路線をオススメします。
例えば設問文にある題意や制約条件を変えて解答がどう変化するか考えてみる、取るべきところ4つに絞って解答してみる、できるだけ解答要素を詰め込んだ解答文を書いてみるなどがあります。
見慣れた設問内容をあえて図解してみるのもいいですよ。設問文にあるキーワードを書くだけでなく、設問文の内容を構造化してみましょう。仕事でもそうですが、紙に書いて「見える化」をするとまた違った景色が見えて違った考えが出てきます。
また、多年度生なら口述対策で想定問答集というのがあるのはご存知だと思います。この問題が仮に筆記試験で出たらどう解答するか考えてみてもいいと思います。
さらに、受験仲間の何人かで問題を作って見せ合うのもいいですよね。制約条件を変える・付け加える、口述対策の想定問題をアレンジするなど、問題を作る方法はいくらでも方法はあります。
このように、予備校の新たな演習問題に手を付けなくても工夫次第で過去問をさらに活用できます。
モチベーションが戻ったら、合格への気持ちを高める
さて、ここからはモチベーションが回復し、リスタートができる状態だと仮定して話をしていけたらと思います。
リスタートしたみなさん、今年こそ絶対受かりましょう!リベンジしましょう!
私が関西でお世話になっていたTAC難波校の金崎先生は、講座の説明会に行くと参加者全員にこのようなことを言います。

今年はぜっったい受かろうな!
もう「っ」が強調されているくらい、「絶対」を出していますね。この金崎先生が言っていることを取り入れてみましょう!
まず、今年こそ絶対受かると決意しましょう!
他人に宣言するのもいいですし、家の部屋やトイレに「絶対合格」という紙を貼っておくのもいいですね。その紙をスマホの待受画面にするのもいいですよね。
負けに不思議の負けなし
プロ野球選手・監督として有名だった野村克也さんはこのようなことを言っていました。
勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし
元プロ野球選手・監督 野村克也
合格にはマグレもあるかもしれませんが、不合格にはマグレでの不合格はないということです。不合格には必ず原因があります。
傷口に塩を塗ることになるかもしれませんが、必ずご自身なりの「敗因分析=不合格になった原因の分析」をしましょう。

マー君神の子不思議な子。おーん

「おーん」言うのは岡田監督やろ(笑)
免罪符的なことは言わないようにしましょう!
阪神ファンのARE・たいしんが出てきたので、ちょっと野球の話をしますね。と言っても阪神で例えると二人に怒られそうなので(笑)、他のチームで例えましょう。
万年Bクラス(4~6位)のチームって、セリーグでもパリーグでもあると思います。また、今はAクラス(1~3位)のチームでも以前は万年Bクラスのときがあったと思います。
そういう「暗黒時代」の状況だと、どこのチームも例外なく、選手やフロント、ファンの中で「負けても仕方ない」という意識が漂っています(もちろんファンの中にはそうではない方もいます)。そのため、組織文化的にも「負けても仕方ない」という意識が浸透しています。相手チームの先発がエースや苦手投手の場合や、苦手な球場での試合の場合は、最初から「あぁ、今日は負けだ。早く帰りたいな」という空気があります。先制されたら負けムード一色になります。
そういう試合が多いため負けが増えてしまい、毎年Bクラスになります。そして、シーズンオフの契約更改の時期(主に11月)になると必ず出てくるのが「悔しい、情けない、来年こそ」というワード。これは毎年の風物詩となっております。特にケガをしたり成績不振だったりする選手からは「悔しい、情けない、来年こそ」というワードが出てきて、「雪辱を誓う」というタイトルでスポーツ新聞の記事が出されたりします。
こういうことを言っていると、今年の不甲斐なさを大いに反省して来年はやってくれそうな雰囲気がしますよね。しかし、下位のチームの選手は毎年これの繰り返しで、翌年に活躍することはほぼありません。
ハッキリ言ってしまうと、下位のチームの選手の間には「悔しい、情けない、来年こそ」と言って神妙な面持ちで記者会見に臨めばファンや地元マスコミに許してもらえる雰囲気というか、甘えがあるのです。特にドラフト上位の選手なら「1年どころか2〜3年活躍できなくてもフロントは戦力外(クビ)にしないだろう」という甘えもあります。これらの甘えがあるから、毎年「ケガ・不振→活躍できない→悔しい→許してもらえる」の繰り返し。これは「暗黒時代」にあるチームの典型例です。

90年代の阪神の暗黒時代にもそういう雰囲気や甘えが選手にはあったよな。「来年は活躍します」とか言いながら毎年活躍しない選手がたくさんいたわ
ファンからも「ケガさえなければ」、「投げられれば」、このようなフレーズをよく聞きます。
しかし、「たられば」なんてないんです。
例えば常に優勝争いをするようなチームなら、ドラフト上位の選手でも1年活躍できないだけで戦力外(クビ)になることだってあります。そのくらいシビアな世界として選手も緊張感をもって取り組んでいます。

暗黒時代の阪神もそうだった。それを変えてくれたのが星野監督だった。
星野監督になって「勝ちたいんや」のフレーズで勝利への意識や緊張感がチームに出てきた
さて、ここまで長々と野球の話をしてきましたが、私が何を言いたいのかというと、「たられば」や「悔しい、情けない、来年こそ」を免罪符にしていたらいつまでも2次ベテのままということです。「メンタルさえしっかりしていれば」、「あの事例で事故さえ起こさなければ」、こういうことを言っている限り、なかなか合格できません。
私は「厳しい言い方をすると」という前置きや「プロの世界は厳しい」みたいな言い方は大嫌いなので、そういう「厳しい言い方をしている俺カッコいい」の路線にもっていくつもりはありません。
ただ、今回リスタートをするに当たって、家族や友人などに対してこういう免罪符的な言い方をしてしまった方は、もうそういう言い方はやめましょう。そして、スモールステップできちんと計画を練りましょう。無計画でやっていたらまた同じ結末の繰り返しです。

リスタートしたのなら、「絶対」合格したいですよね
リスタートして絶対に合格するための2つの要件
ではリスタートした方が「絶対」受かるためには何が必要か、それは
①知識やスキルの質を高めること
②強気の姿勢で勇気をもって受けること
の2つです。
言い方を変えます。この2つだけでいいんです!
高度な知識やスキルを身につける必要はありませんし、知識やスキルの量を増やす必要もありません。もちろん、超難関大学出身者のような圧倒的な国語力(読解・思考・記述力)を身につける必要もありませんし、事例Ⅳの意思決定の難問だって解ける必要はありません。
こう思うと、少しは安心感が出ませんか?何とかなるかもって思えてきませんか?
① 知識やスキルの質を高めること
まず、リスタートをしたみなさんは、知識やスキル、経験は他の受験生より絶対にあります。2次ベテの方なら今回合格された方よりも知識・スキル・経験が多い方もいらっしゃると思います。
ですが、知識やスキルが「知っている」や「言われたらわかる」のレベルではありませんでしたか?

う!それは、、(言われてみれば心当たりあるかも)
本来なら取れるはずだったところが取れなかったことがまずかったわけですが、ご自身なりに思い当たる箇所があると思います。
しかし、その箇所について全く太刀打ちできないことではないはずです。
「こういう要求解釈をすべきだった」と言われたら「あぁ、そりゃそうだよね。前に習ったわ」と思うでしょうし、「与件文のこの記載を解答に使うのが正解」と言われたら「そりゃここしかないよね」と気づくはずです。
「え?なんのこと?」とか「初耳です」とはならないはずです。

言われれば、「あぁそうそう」ってわかるんだけどね…
そう、2次試験は知識やスキルが「使える」のレベルになっていないと苦しいのです。「後で言われたらわかる」のレベルではダメなのです。
よって、今ある知識やスキルの質と安定感を高めましょう!
新たな知識やスキルは入れなくていいです。なお、経験はさらに増える一方なので意識しなくても大丈夫です。
知識やスキルの目標レベルとしては、飲み会の後に酔っている状態でも出てくるようになることが目安です。

酔っていると、確かな知識やスキルになっていないと出てこないよ
2次の80分のプロセスについても同様です。どんな状況でも安定して80分のプロセスをこなせる必要があります。
事例Ⅳについても、難しい問題を解けるようにならなくてもいいです。その代わり基本問題は酔っていても解けるくらいに質と安定感を高めましょう。これは私が通っていたTAC名古屋校の津田先生(まどか先生)も、先ほどのTAC難波校の金崎先生も共通して言っていたことです。

結局、多くの受験生は応用レベルの問題は解けないから。
その代わり、基本レベルの問題は確実に正解してくるよ。
②強気の姿勢で勇気をもって受けること
もう1つ、今回合格された方と何が違ったのか、それがメンタル面です。私は明らかにこちらでした。
もちろん①知識やスキルの質や安定感が足りなかった側面もありますが、メンタル面がうまく機能しなかったから設問文の指示を無視したり、必要な想起ができなかったり、解答根拠を見逃したりしてしまったのです。
そりゃメンタルがこんな状況の人(2021年・2022年の私)が、設問文や与件文について正しい処理ができるわけはないですよね。

2次試験が怖いよ~。自信ないよ~。嫌だよ~
ですので、この1年でメンタルも少しずつ鍛えていきましょう。鍛える項目は本格的にメンタルトレーニングをやろうとするとかなり多くなる(2日前に公開の「診断士のメンタル」の記事にあります)のですが、私のほうで3つに絞らせていただきました。
- ポジティブシンキング、楽しい解釈
- 強気の姿勢
- 謙虚さ(他人への敬意・感謝の気持ち)
合格者とそうでない方は、この3つのメンタル項目が違います。
まず、ポジティブシンキングや楽しい解釈ができないと試験前の不安やプレッシャーに押し潰されてしまい、途中で戦意喪失となってしまいます。本試験中にできなかった事例があると諦めてしまいます。
また、強気の姿勢については、合格者は特に「合格への執念」が違います。だから試験前の不安やプレッシャーにも打ち勝つことができますし、本試験中で何があっても諦めずに1点でも多く点数を取りにいきます。自信は点数などの定量的な根拠も必要になるので、なくてもOKです。しかし強気の姿勢と勇気は定量的な根拠は関係ないので、工夫次第でもつことができます。

「強気・ポジティブ・楽しい」は基本の3つの解釈です
謙虚さの必要性については、私のこちらの記事にあります。謙虚さがない態度や発言によって「落ちるフラグ」を立てないようにしましょう。また、今後は後輩受験生から頼りにされることもあると思います。その際に上から目線で教えたり合格者・講師気取りになったりしないようにしましょう。
おそらく、ご自身なりに足りないメンタル項目があると思いますが、私で言うなら合格した2023年とそれ以外の年で決定的に違ったのが強気の姿勢でした。
強気の姿勢ができたことで、最後にして最大最強の壁であった「メンタルの壁」を超えることができました。
私がよく「2次ベテの方は強気の姿勢で勇気と自信をもっていけば大丈夫です」と言っていたのも、強気の姿勢が合格に直結したからです。
この2つがあると冷静な判断ができる
①知識やスキルの質を高めること、②強気の姿勢で勇気をもって受けることの2つを満たすと、何かを悟ったのか、不思議と冷静な対応ができるようになります。
私が実際に冷静な対応ができた場面も、合格した2023年(令和5年度)の本試験でありました。
事例Ⅲで、最後の設問(第5問)がこのままだと時間的に間に合わない状況でした。4問終わった時点で75分で、最後の設問は5分で解かないといけない状況でした。
私は「キーワードや流れを下書きしてから解答を書く」というプロセスにしていますが、この基本を守っていては餌食になります。そこで、正確性を犠牲にしてのハイスピードアプローチとして、下書きをせずいきなり解答用紙に解答を書きました。
今でも覚えていますが、何のためらいもなく下書きなしのアプローチに切り替えていました。
結果、試験終了の数秒前に解答を書き終わることができました。数秒前なので、あの場面でためらっていたら間に合っていませんでした。
確かに私の事例Ⅲは49点だったので、この対応をしたことがまずかったのかもしれません。しかし、私は243点のギリギリ合格でしたので、この対応をせず最後の設問を白紙で出していたら不合格だったと思います。さすがに白紙では0点ですからね。
そのため、結果論ではありますがこの対応ができたかどうかが合否を分けることになりました。
2次ベテは強気の姿勢で臨めさえすれば有利!
2次ベテの方は、強気の姿勢で勇気と自信をもてば、豊富な経験を活かすことができます。そうなると、サプライズを起こす相手(出題者)の動きがよく見えています。私がした冷静な対応のように、出題者渾身の攻撃を見切って「負けない戦い」に切り替え、最小限のダメージで済ませることだってできます。
大丈夫です
みなさんは強気の姿勢で勇気と自信をもっていけば大丈夫です。逃げも隠れもしなくていいです。簡単には沈みません。「来るなら来い!2次試験」と思って臨めるようになりますよ。

強気の姿勢でいけば、もう「たられば」とか「悔しい」なんて言いたくなくなりますよ
さらに合格確率を高めるために
令和5年度や令和6年度の2次試験を受けたみなさんなら感じていらっしゃるかもしれませんが、事例Ⅲが難しくなっていませんか?
予備校のリアクションでも、令和5年度から事例Ⅲが難しくなっていると言っています。昔みたいに定番のフレーズを解答に入れても60点を取りにくくなっています。私も令和5年度の事例Ⅲは49点でした(泣)
最近の難しい事例Ⅲは、運営管理の生産管理部分の知識を鍛えればいいものではないですし、製造業に勤務している人が有利になるような内容でもありません。
おそらく、パターン学習でいく受験生の対策で与件文の内容や設問内容を難しくしているのだと思います。
そのため、事例Ⅲは「勝つ=60点以上を取る」というのは厳しいと思います。結果的に60点以上になることはあっても、狙って60点以上を取りにいくのは厳しいと思います。以前、私は事例Ⅲは60点台前半を目標点数にしようと述べましたが、ちょっと厳しいかもしれません。
そこで私が提案したいのは、事例Ⅰと事例Ⅳで60点台前半を確実に取ることです。
この2事例は60点以上を取りやすくなっています。事例Ⅰなら70点も可能です。
ハードルが低いのは事例Ⅳです。事例Ⅳはぜひ60点台前半を取りましょう!
こちらに事例Ⅳで確実に60点台前半を取れる方法を提示していますので、よろしければご覧ください(ここでは50点台後半目標と書いていますが、蓋を開けてみれば60点台前半が取れます)。
事例Ⅳで確実に60点台前半を取れると、野球で言えば9回の抑えがしっかりしているチームのようになります。
そうすると、8回までに勝負が決まりますよね。

大魔神佐々木、阪神の藤川球児、中日の岩瀬みたいな絶対的守護神がいるようなもんやな。こいつらが出てきたらそのチームのファンは安心して勝ちを確信できる!
その上で事例Ⅰも60点台前半を取れれば、かなり合格に近づきます。
事例Ⅰの60点台を野球で例えるなら、5回までなら盤石の投球ができる先発投手がいるようなイメージですね。

5回まで完全に抑えられる先発がいて、9回は絶対的守護神がいるチームなら、余程のことがない限り勝つわな。
阪神にも欲しい?そらそうよ
その上で事例Ⅱは60点近辺でいきます。事例Ⅱは点数が伸びにくい特徴があるので、60点台前半が上限だと想定しておいたほうがいいです。50点台後半でもやむなしです。
そうなると、令和5年度から難しくなっている事例Ⅲで50点でも合格できます。これなら私が散々提案している「取るべきところの4パターン」だけやれば(指示無視をしない条件で)100%取れます。
なお、事例Ⅰ〜Ⅲで60点以上を安定的に取る方法はこちらにあるように、設問文との付き合い方がカギです。

事例Ⅰ・Ⅳで勝つ。事例Ⅱは引き分け狙い。事例Ⅲは負けてもいい。これなら盤石の体制で合格ができます!
事例Ⅰ・Ⅳで確実に60点以上を取れれば、ほぼ勝ち(合格)です!
ぜひ、事例Ⅰと事例Ⅳで確実に勝つ戦略でいきましょう!
今日のGRe4N BOYZ:Heroes
ダメな自分では諦められないですよね。いつまでも負けちゃいられないですよね。そう思えたらもう大丈夫!「このままじゃいけない」と思って、前へ進んでいきましょう!そして今年の試験に合格して、誰かの「ヒーロー」になりましょう!

受験生のためのヒーローとして、合格したら道場17代目メンバーになるのもいいですね。それを目標に頑張っていくのも全然OKです!
オマケ

サトシって毎回GRe4N BOYZの曲を紹介するけど、京都在住なら京都っぽい歌手の曲はないの?
あるよ。こんな曲なんてどう?
和楽器バンド。京都っぽいでしょ?

これも私が不合格になって、リスタートを切ったときによく聴いていた曲です。サビの歌詞が多年度生ほど響くものになっています。
特に多年度の方は、今までたくさんの涙を流してきたと思います。不合格という残酷さも何度も味わってきたと思います。そのたびにリベンジを誓ってきたと思います。その誓いと勢いを今年の試験にぶつけましょう!合格という未来をこの手に引き寄せましょう!強気の姿勢を身につければ、多年度の方なら大丈夫です。
今年の受験へのリベンジを決めたみなさん、反撃のときは来ましたよ!
次回予告
ここまで、リスタートに関する内容をお送りしてきました。繰り返しになりますが、この時期はまだリスタートが切れなくてもOKです。
さて、今回は二本立て。後半は「超難関大学出身者じゃなくても合格できます」という内容をお送りします。こちらもよろしくお願いします。
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こんにちわ!
お忙しいところ、勇気の出る記事をたくさんありがとうございます。
まもなく2月になりぼちぼちやろうかな~、って思ったりしながらふらふらしてます笑
得点開示を見た中での私なりの分析としては、
事例Ⅰ・Ⅱ=事例文からの施策の想起が甘い(1次知識が定着して使い切れていない)
事例Ⅰ~Ⅲ=設問1から最終問題までの因果関係が薄かった
事例Ⅳ=謎に思ったより得点できてるけど、基礎力が低い。特に記述問題が弱点
サトシさんの記事も参考にさせていただき、
①事例文に対しての1次知識想起力強化
②解答プロセスの安定化
③財務会計の基礎強化が必要だと感じました。
※事例Ⅳに関してはTACの特化講義を受けようかと思っております。
もし、他にもこういう観点入れると良いよ等がありましたら、教えていただけると嬉しいです!
テセさん、コメントありがとうございます。
客観的にご自身の課題を分析されていて、さすが!素晴らしいです。
「取るべきところ」の塩梅をつかんでいくといいと思います。それがわかると事例Ⅰ〜Ⅲの得点がものすごく安定します。私がよく言っている4つのやつですので、ぜひよろしくお願いします。