SWOT分析「オセロ読解法」 〜 by 一蔵

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」
ご登録ください!
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

X(旧Twitter)もよろしくお願いします

一蔵
一蔵

おやっとさぁ

みなさんこんにちは。一蔵です。

2次試験対策、調子はいかがですか?むずかしい試験ですよね。

2次試験は情報戦といわれていますが、本当にそのとおりだと思います。いろんな考え方、テクニック、お作法などがあります。過去14年にわたる先代たちの記事をみれば、一通りのことが書いてあると思います。

ただ、ぼくが見逃しているだけかもしれませんが、SWOTの効果的なやり方、特に事例Ⅰ、Ⅱの強み、弱みの捉え方に関する記事はあまりない印象です(ぼくが全然みていないだけかも。。)。

初心者向けコSWOT分析 by AZUKI

そんな中、ちょうど先週、15代目が誇る若頭、ポズキー(AZUKI)が自身の持つノウハウをコSWOT(こそっと)記事にしてくれてましたねw。
(AZUKIは、潜在的なギャグ爆発力を有する脅威(Threat)的存在です。参入障壁を築くべきか、垂直統合を図って道場に笑いを広げていくべきか。。)

余談ですが、ポズキーは「北斗の◯」に出てくるキャラクターまたは70年代イギリスのロックバンドメンバーに見えますねw。

SWOT分析は、2次試験において重要な論点ですよね。

そこで、AZUKIにつづいてぼくも一蔵メソッドとして効果的(?)なSWOT分析「オセロ読解法」をご紹介したいと思います。

2次試験は完全独学でしたので、あくまで個人的な試行錯誤のプロセスから編み出したSWOT整理術に過ぎませんが、2次試験の勉強を始めた早い段階で、過去問を解き終わった後の復習や振り返りの際に使ってみてもらうと、SWOT同士の関係性が分かってよいのではないかと思います。

それでは、さっそくいってみましょう!

SWOT分析

皆さんは与件文を読んでSWOTに該当するキーワードをどのように押さえていますか?

強みには、弱みには、機会には、脅威にはと印をつけている人、多いと思います。
ぼくもそうでしたが、たくさんの印があって取捨選別に時間がかかったり読解時にかえって混乱をきたしたりしていました。

ある程度やり慣れてくるなかで、無分別にだのだのつけることを避けようとしましたが、結論からいえば、最終的に解答で用いるとそうでないを与件文を読みながら見分けることなんて不可能です。

印つけるのをやめたが「やっぱり重要そうだ」とわざわざ読み戻して印をつけるなんてこともざらにありますよね。

オセロ読解法

このSWOTの整理を効果的に行う方法が「オセロ読解法」です。

オセロ読解法を簡単に説明すると、診断士試験の与件文中に現れるⓈⓌⓄⓉ一時点で行う企業分析とは異なり時間軸がバラバラだという点に注目する方法です。

時間軸がバラバラなので、昔のが出てきて、それが外部環境の変化により強みではなくなってしまうという展開がよくでてきます。こういった経時的な変化を印で整理し、効果的に解答できるようにしようとするものです。

オセロ読解法を使うと、以下のような効果があります。

具体的な作業は以下の3つです。

作業1

オセロ読解法では、強みだと思ったら「○1」のように○と番号をつけていきます。弱みの場合は「●1」、機会は「△1」、脅威は「▲1」です。

STEP
1

作業2

与件文を読み始めるに先立って、与件文の左上の余白に「○  ●  △  ▲ 」と書いておきます。そして与件文を読みながら、〇1〇2とつけていく際に、この余白に○ 正 と、正の字で数をカウントして、カウントミスや数え直しを起こさないようにします。

STEP
2

作業3

強みだったものが、環境変化等により強みでなくなった、または弱みとなってしまった場合は、もともとの「○1」に取消線を付し(○1)、強みでなくなった箇所に「○1●」と印をつけます。オセロ印では、一番右側にある色が最新のステータスということになります。

STEP
3

なかなか言葉で伝えるのはむずかしいね…

ジジ
ジジ

オセロの駒のように白黒ひっくり返っていくのね!

テト
テト

ためしてみましょう!

実際に令和5年の事例Ⅰを使って印をつけてみたいと思います。

令和5年 事例Ⅰ

右画像にPDFファイルのアドレスを貼っていますので、与件文を見ながら確認していきましょう。

一般的手法ⓈⓌⓄⓉ

まず最初に、よく行われているⓈⓌⓄⓉで印をつけてみたいと思います。
※ ぼくの主観でつけていますので、必ずしも正解を意味していません。
※ 赤色は、見やすくするためにしており、実際はアンダーラインを引きます。

(     は、SWOT以外の注意ポイントです)

【令和5年 事例Ⅰ】

 A社は、資本金1千万円、従業員15名(正社員5名、アルバイト10名)の蕎麦店である。先代経営者は地方から上京し、都市部の老舗蕎麦店で修業し、1960年代後半にのれん分けして大都市近郊に分店として開業した。鉄道の最寄り駅からバスで20分ほど離れた県道沿いに立地し、当時はまだ農地の中に住宅が点在する閑散とした中での開業であった。

 開業当初は小さな店舗を持ちながらも、Ⓢ蕎麦を自前で打っており、コシの強い蕎麦が人気を博した。出前中心の営業を展開し、地域住民を取り込むことで、リピート客を増やしていった。また、高度経済成長によって自家用車が普及する途上にあったことから、多少離れていてもマイカーで来店する顧客も年々増え始め、Ⓢ県道沿いの立地が功を奏した。付近には飲食店がほとんどなかったことから、Ⓢ地元で数少ない飲食店の一つとして顧客のニーズに応えるようになり、蕎麦店の範疇を超えるようになった。うどん、丼もの、カレー、ウナギ、豚カツ、オムライスなどもメニューに加え始め、Ⓢまちの食堂的な役割を担うようになっていった。

 1980年代には、店舗周辺の宅地化が急速に進み、地域人口が増えるに従って、Ⓞ来店客、出前の件数ともに増加していった。1980年代末には売上高が1億円に達するようになった。客数の増加に伴いⓈ店舗規模を拡大し、駐車場の規模も拡大した。店舗の建て替えによって、収容客数は30席から80席にまで拡大し、厨房設備も拡張し、出前を担当する従業員の数もアルバイトを含めて20名にまで増加した。

 しかしながら、1990年代半ばになると、近隣にファミリーレストランやうどんやラーメンなどのチェーン店、コンビニエンスストアなどのⓉ競合が多数現れるようになり、売上高の大半を占める昼食の顧客需要が奪われるようになった。バブル経済崩壊とも重なって、売上高が前年を下回るようになっていった。厨房を担当していた数名の正社員も独立するようになり、重要な役割を担うⓌ正社員の離職も相次いだため、一時的に従業員は家族とアルバイトだけとなり、Ⓦサービスの質の低下を招いていった。

 現経営者は先代の長男であり、先代による事業が低迷していた2000年代初頭に入社した。売上高が5千万円にまで低下していたことから、売上高拡大のためのさまざまな施策を行ってきた。2008年にかけて、メニューの変更を度々行い、先代が行っていた総花的なメニューを見直し、この店にとってはオペレーション効率の悪い丼もの、うどんなどのメニューを廃止し、出前をやめて来店のみの経営とし、元々の看板であった蕎麦に資源を集中した。

 2005年までに売上高は7千万円にまで改善され設備更新の借り入れも完済したが、他方でⓌ従業員の業務負荷が高まり、その結果、Ⓦ離職率が高くなった。常に新規募集してアルバイトを採用しても、とりわけ宴会への対応においては仕事の負担が大きく、疲弊して辞めていく従業員が相次いだ。また、新規のⓌメニューの開発力も弱く、効率重視で、Ⓦ接客サービスが粗雑なことが課題であった。

 2010年に先代が経営から離れ、現経営者に引き継がれると、経営方針を見直して、メインの客層を地元のファミリー層に絞り込んだ。店舗の改装を行い、席数を80から50へと変更し、個室やボックス席を中心としたことで家族や友人など複数で来店する顧客が増加した。使用する原材料も厳選して、以前よりも価格を引き上げた。また、Ⓢ看板となるオリジナルメニューを開発し、近隣の競合する外食店とは異なる、Ⓢ商品とサービスの質を高めることで、差別化を行った。ただ、近隣の原材料の仕入れ業者の高齢化によって、Ⓣ原材料の仕入れが不安定になり、新たな供給先の確保が必要となりつつある。

 社内に関しては、正社員を増やして育成を行い、仕事を任せていった。経営者の下に接客、厨房、管理の3部体制とし、それぞれにⓈ専業できるリーダーを配置してアルバイトを統括させた。接客リーダーは、全体を統括する役割を担い、A社経営者からの信任も厚く、将来は自分の店を持ちたいと思っていた。他方で、先代経営者の下で働いていたベテランの厨房責任者が厨房リーダーを務め、厨房担当の若手従業員を育成する役割を果たした。管理リーダーは、A社の経営者の妻が務め、会社の財務関係全般、計数管理を行い、給与や売上高の計算などを担った。A社経営者は、接客リーダーとともに会社として目指す方向性を明確にし、目的意識の共有や意思の統一を図るチームづくりを行った。その結果、チームとしてⓈ相互に助け合う土壌が生まれ、従業員が定着するようになった。とりわけ接客においては、Ⓢ自主的に問題点を提起し解決するような風土が醸成されていた。現経営者に引き継がれてから5年間は前年度の売上高を上回るようになり、2015年以降、安定的に利益を確保できる体制となった。

 コロナ禍においては、営業自粛期間に開発した持ち帰り用の半調理製品の販売などでしのいだが、店舗営業の再開後も、主に地域住民の需要に支えられて客足が絶えることはなく、逆に売上高を伸ばすことができた。ただ、Ⓣ原材料の高騰がA社の収益を圧迫する要因となっていた。さらに、常連であるⓉ地元の顧客も高齢化し、新たな顧客層の取り込みがますます重要となっていった。

以下、割愛・・・

いかがでしょうか。

この方法だと、がたくさんついてしまい、どれが重要なものか取捨選択を改めてしなければなりませんね。

しかも、一通り印をつけた後でどれが大事か軽重を判断するのはけっこうしんどい作業になると思います。

実際には、与件文には時間軸があり、昔の強みであって今は環境が変わってしまっているというものもたくさんあります。
また、冷静にみていくと、それぞれの強み、弱みには打ち消し合うなどの関係性があるのですが、ひたすら印をつけているとそういったことが反映されず、理解もできません。

さらにいえば、あきらかに重要なワードなんだけど、ⓈⓌⓄⓉには該当しないため、印を付けられずアンダーラインを引くしかないというものも多く出てきます。

そこで、これらの問題に対応する効果的なやり方が「オセロ読解法」になります。

オセロ読解法

オセロ読解法とは、与件文中に現れるをそれぞれ単独のものとして取扱うのではなく、相互に関連するものとして捉え、その関連性を白と黒の印を使って整理していくものです。

以下で見ていきましょう。
※ ぼくの主観でつけていますので、必ずしも正解を意味していません。
※ 赤色は、見やすくするためにしており、実際はアンダーラインを引きます。
※ 赤字と黒字がありますが、生き残ったSWOTを赤字で分かりやすくしています。

(     は、SWOT以外の注意ポイントです)

【令和5年 事例Ⅰ】

〇正一(6) ●正(5) △一(1) ▲下(3)

 A社は、資本金1千万円、従業員15名(正社員5名、アルバイト10名)の蕎麦店である。先代経営者は地方から上京し、都市部の老舗蕎麦店で修業し、1960年代後半にのれん分けして大都市近郊に分店として開業した。鉄道の最寄り駅からバスで20分ほど離れた県道沿いに立地し、当時はまだ農地の中に住宅が点在する閑散とした中での開業であった。

 開業当初は小さな店舗を持ちながらも、〇1蕎麦を自前で打っており、コシの強い蕎麦が人気を博した。出前中心の営業を展開し、地域住民を取り込むことで、リピート客を増やしていった。また、高度経済成長によって自家用車が普及する途上にあったことから、多少離れていてもマイカーで来店する顧客も年々増え始め、○2県道沿いの立地が功を奏した。付近には飲食店がほとんどなかったことから、○3地元で数少ない飲食店の一つとして顧客のニーズに応えるようになり、蕎麦店の範疇を超えるようになった。うどん、丼もの、カレー、ウナギ、豚カツ、オムライスなどもメニューに加え始め、○4まちの食堂的な役割を担うようになっていった。

 1980年代には、店舗周辺の宅地化が急速に進み、地域人口が増えるに従って、△1来店客、出前の件数ともに増加していった。1980年代末には売上高が1億円に達するようになった。客数の増加に伴い○5店舗規模を拡大し、駐車場の規模も拡大した。店舗の建て替えによって、収容客数は30席から80席にまで拡大し、厨房設備も拡張し、出前を担当する従業員の数もアルバイトを含めて20名にまで増加した。

 しかしながら、1990年代半ばになると、近隣にファミリーレストランやうどんやラーメンなどのチェーン店、コンビニエンスストアなどの○3、4●競合が多数現れるようになり、売上高の大半を占める△1▲昼食の顧客需要が奪われるようになった。バブル経済崩壊とも重なって、売上高が前年を下回るようになっていった。厨房を担当していた数名の正社員も独立するようになり、重要な役割を担う●1正社員の離職も相次いだため、一時的に従業員は家族とアルバイトだけとなり、●2サービスの質の低下を招いていった。

 現経営者は先代の長男であり、先代による事業が低迷していた2000年代初頭に入社した。売上高が5千万円にまで低下していたことから、売上高拡大のためのさまざまな施策を行ってきた。2008年にかけて、メニューの変更を度々行い、先代が行っていた○3、4●○総花的なメニューを見直し、この店にとってはオペレーション効率の悪い丼もの、うどんなどのメニューを廃止し、出前をやめて来店のみの経営とし、元々の看板であった蕎麦に資源を集中した。

 2005年までに売上高は7千万円にまで改善され設備更新の借り入れも完済したが、他方で5●従業員の業務負荷が高まり、その結果、●3離職率が高くなった。常に新規募集してアルバイトを採用しても、とりわけ宴会への対応においては仕事の負担が大きく、疲弊して辞めていく従業員が相次いだ。また、新規の●4メニューの開発力も弱く、効率重視で、●5接客サービスが粗雑なことが課題であった。

 2010年に先代が経営から離れ、現経営者に引き継がれると、経営方針を見直して、メインの客層を地元のファミリー層に絞り込んだ。店舗の改装を行い、○5●○席数を80から50へと変更し、個室やボックス席を中心としたことで家族や友人など複数で来店する顧客が増加した。使用する原材料も厳選して、以前よりも価格を引き上げた。また、●4○看板となるオリジナルメニューを開発し、近隣の競合する外食店とは異なる、●2、5○商品とサービスの質を高めることで、差別化を行った。ただ、近隣の原材料の仕入れ業者の高齢化によって、▲1原材料の仕入れが不安定になり、新たな供給先の確保が必要となりつつある。

 社内に関しては、正社員を増やして育成を行い、仕事を任せていった。経営者の下に接客、厨房、管理の3部体制とし、それぞれに○6専業できるリーダーを配置してアルバイトを統括させた。接客リーダーは、全体を統括する役割を担い、A社経営者からの信任も厚く、将来は自分の店を持ちたいと思っていた。他方で、先代経営者の下で働いていたベテランの厨房責任者が厨房リーダーを務め、厨房担当の若手従業員を育成する役割を果たした。管理リーダーは、A社の経営者の妻が務め、会社の財務関係全般、計数管理を行い、給与や売上高の計算などを担った。A社経営者は、接客リーダーとともに会社として目指す方向性を明確にし、目的意識の共有や意思の統一を図るチームづくりを行った。その結果、チームとして●3○相互に助け合う土壌が生まれ、従業員が定着するようになった。とりわけ接客においては、●3○自主的に問題点を提起し解決するような風土が醸成されていた。現経営者に引き継がれてから5年間は前年度の売上高を上回るようになり、2015年以降、安定的に利益を確保できる体制となった。

 コロナ禍においては、営業自粛期間に開発した持ち帰り用の半調理製品の販売などでしのいだが、店舗営業の再開後も、主に地域住民の需要に支えられて客足が絶えることはなく、逆に売上高を伸ばすことができた。ただ、▲2原材料の高騰がA社の収益を圧迫する要因となっていた。さらに、常連である▲3地元の顧客も高齢化し、新たな顧客層の取り込みがますます重要となっていった。

以下、割愛・・・

解説

いくつかのSWOTに注目して、解説していきますね。

まずは、○3○4に注目してみます。

 ○3地元で数少ない飲食店

 ○4まちの食堂的な役割

どちらも1960年代後半の時点では、強みでした。

しかし、1990年代半ばになると“競合が多数現れる”ようになり、○3と4の強みは過去のものとなっています。
このとき、通常のⓈⓌⓄⓉでの印付けだと、“Ⓣ競合が多数現れる”その時点の脅威として印付けされるだけで、○3、4との相殺関係が表現されませんね。

これがオセロ読解法では

 ”○3、4●競合が多数現れる

としたうえで、○3○4は打消し線を付します。
まちの食堂的にメニューを広げたものの、競合多数でかえって弱みと化してしまいます。

ところが、現経営者が入社した後、

○3、4●○総花的なメニューを見直し、この店にとってはオペレーション効率の悪い丼もの、うどんなどのメニューを廃止し、出前をやめて来店のみの経営とし、元々の看板であった蕎麦に資源を集中した。

このように、外部環境変化に適応して、業務やメニューを見直し、蕎麦に経営資源を集中しています。

○3

○4

○3、4●

○3、4●○

印が消されていくことで、最終的に残る強みが明確になるとともに、強みが弱みになったが、環境変化に適応しているということが印で分かると思います。

一番左が起点ですから、最初はだった。

一番右が最終ですから、現在は新たなとなっていることが分かります。

昔のは消されていますから、設問で「統合時点の強み」を問われても関係ないことが一目瞭然となります。

もう一つ見てみます。

○5では店舗や駐車場を拡大しています。この時点では、売上拡大に貢献する強みでしたが、この後の流れでは、従業員の業務負荷が高まってしまった要因の一つとなっています。

その後、現経営者の体制となってから、座席を80から50に縮小することで、業務負荷を軽減させるとともに店舗のコンセプトを明確にし、他店舗との差別化に取組んでいます。

○5

○5●

○5●〇

強みだったり弱みになったりした結果、最終的には差別化に行きついています。

また、ⓈⓌⓄⓉでは印をつけられなかったところも、オセロでは過去を打ち消す形で印を付すことができ、流れで捉えられるようになっています。

さいごに

一蔵
一蔵

ここまでお読みいただきありがとうございました。

いかがでしたでしょうか。

このオセロ読解法で与件文に取組めるようになれば、ⓈⓌⓄⓉが効果的に整理できるようになります。

ただし、冒頭でもいいましたが、実戦向きというよりは、与件文とその中にでてくるSWOTに慣れていくため、勉強序盤の段階での復習に効果があると思います。

この考え方を知ることで、

ということが分かります。

いろんなやり方、いろんな考え方を知ることで、短期間で自分に合う、自分なりの解法ができあがっていきますので、是非、参考にしてみてください。

読者の皆さん、今日も勉強頑張ってくださいね🎵

一蔵
一蔵

明日はタイムマネージャーかます博士の出番です♪

2次試験で時間が足りなかった私が、80分間で解けるようになった方法をご紹介します!

かます博士
かます博士

☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へにほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)

記事へのコメントについて

記事へのご感想やご要望があれば、下部の入力フォームから是非コメントをお寄せください!
執筆メンバーの励みになりますので、よろしくお願いいたします。

※コメント送信後、サイトへ即時反映はされません。反映まで数日要することもあります。
※コメントの内容によっては反映を見送る場合がございますので、予めご了承ください。

Follow me!

SWOT分析「オセロ読解法」 〜 by 一蔵”へ2件のコメント

  1. にっく より:

    こんばんは!にっくです。
    オセロ法「これだ!」と思いました。
    カスタマイズして試験会場まで持っていきたいと思います!(目下)

    ありがとうございました!

    にっく

    1. 一蔵 より:

      にっくさん、こんばんは。
      一蔵でございます。

      コメントありがとうございます。
      私自身二次試験の勉強には本当に苦労したので、その苦労のプロセスを短縮してほしいと思い、何かしら言語化してマニュアル化できないかと思い、熟慮の末、読解法としてまとめてみました。

      合格した人がみたら、当たり前のことを書いているようと思われそうなことですが、初学者の受験生の皆さんが自分のスタイルを確立するための情報として多少でも価値があればありがたいです。

      まだまだ試行錯誤されると思いますが、必要なプロセスです。しゃにむに取り組んでいくと開けていきます!

      応援しています!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です