2次試験合格のために採点者に寄り添おう byごり

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ハリソンごり
ハリソンごり

今日も、最もフィジカルで、最もプリミティブで、そして最もフェティッシュなやり方でいかせていただきます。

セリフが言いたかっただけで、本編とは全く関係ありません。

今回のブログでは2次試験合格に近づくために僕が意識していたことの1つ、「採点者に寄り添う」をご紹介したいと思います。

2次試験とは(ただし事例Ⅰ~Ⅲに限る)

昨年の2次試験の直前、事例Ⅰ~Ⅲについては、難易度が大きく変わらない限りそれぞれ60点以上はとることができるだろう、というメンタルになっていました。
僕自身が楽観的だったのもありますが、2次試験(ただし事例Ⅰ~Ⅲに限る)は以下のような考え方で解けばよいと確信していたからです。

2次試験とは

  • 事例企業の強みと弱みを確りと意識して
  • オリジナルのアイデアではなく与件文と設問に沿って
  • 一次知識にもとづくキーワードや過去問の解答あるあるを
  • 型を用いて回答欄に適切に配置する試験
ごり
ごり

最初からこの考え方をしていたわけではなく、
過去問演習(最初はわからなくて苦しい)⇒一次知識ストック⇒道場ブログとの出逢い、という勉強により、行きついたという感じです。

私たちは80分で何を試されるのか?

中小企業診断士(登録予定)として、事例企業の状況を踏まえ、典型的でオーソドックスで型にしっかりはまったあまり面白くない回答(オリジナリティがない回答)ができるかということが求められていると思います。

これは国家資格の試験という性質上、どの試験でも多分同じだと思うのですが、中小企業診断士の2次試験は問題が特殊というか、一見自由度が高く見えてしまうので、忘れがちになります。模範解答・解答例が公式から公表されないのもこれに拍車をかけていると思います。

一方、みんなふぞろいを買って模範解答を目指しますし、結局は中小企業診断士なら誰もが最初に思いつくフレームワークをちゃんと使えますか?という試験なんですよね。


なので、決して事例企業にとって100点、120点の助言・分析・アドバイスを記載することが求められているわけではありません。この試験はビジネスプランやアイデアのコンテストではないのです。

関係性向上?飲み会セッティングすればえーやん

たいしん
たいしん
ごり
ごり

そういう真に有効な施策は中小企業診断士になってから使ってください
解答に書いちゃだめ。(ただし、たまに飲み会(懇親会・交流会)も解答になりうる)

採点者はアイデアを採点できない(してはいけない)

多分実務でコンサルっぽいことをしている受験生の方ほど、また運営管理や経営の経験があればあるほど、事例企業の状況に対して、真に有効な施策・アイデアを考え、それを解答に書いてしまう可能性があるのだと思います。
でもそれが与件文や設問の制約に沿わない、オリジナルのアイデアの場合、採点者は(どれだけ当該採点者がこれいいな!と思ったところで)得点を付与できるわけではないと私は考えています。
予め採点基準があり、採点者が複数いるなかで誰が採点してもほぼぶれない採点基準があると思われます。そしてそれは、与件文から一次知識を使って導き出されるオーソドックスな企業診断の基本中の基本を書くことが求められるような基準になっているのではないかと推測します。アイデア自体の優劣は価値観によって異なる場合がありますからね。

試験委員の意図を汲み、採点者に寄り添った(採点者が採点しやすい)解答を書くことが、2次試験突破のために重要なポイントです!

解答に書くべき「一次知識にもとづくキーワードや過去問の解答あるある」って何?無限にあって覚えきれないよ、という方もいるかもしれませんが、ばんがいい記事をまとめてくれています。正直1次試験に比べて、2次試験んは覚えることは少ないと思います。

終わりに

過去問を解いて模範解答を読んでいると、「そりゃわかるけど、そんなこと自信満々に助言するか?」「その施策や効果は思いつくけど実際社長に提案できるか?」とか思うことありませんか?それで深く考えすぎちゃって、模範解答とかけ離れちゃうときがあるんですよね。

その段階ではまだ2次試験の解答をするマインドセットができていないです。


相手(採点者)をあっと驚かせるようなサプライズはいらないのです。愛するパートナーに「愛している」と言葉にするように、普段の何気ない他人の気遣いに「ありがとう」というように、当たり前のセリフ(解答)を当然のごとく言う(書く)、その精神で、基本的すぎてこんなこと書かなくてもいいのではないか?という解答でも自信をもって書いてみてください。

ごり
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二人零和有限確定完全情報ゲーム!

一蔵
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2次試験合格のために採点者に寄り添おう byごり”へ2件のコメント

  1. にっく より:

    こんばんは!
    いつもお世話になっております。
    なゆたさんに影響されて、二次のゴロづくりにはまっているにっくです。
    「つまらない解答を求められている」というのは、言いえて妙だと思いました。
    そうですよね、そうじゃないと公平な採点なんてできませんよね。

    肝に銘じて、トンデモアイデアは診断士になった後に取っておきます。
    ありがとうございました!
    にっく

    1. ごり より:

      にっくさん お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
      公平な採点≒客観的な基準があるため、複数の採点者が別の問題を採点しても点数がばらつかない、ということで、
      オリジナルアイデアは得点できるか不明なので、避けたほうが無難ですね。

      勉強頑張ってくださいね!
      ごり

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