わたしの2次試験解答プロセス by ひろし
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ひろしです!
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某所にて
兄ちゃん、この前いっぱいペンを用意してたけど
どんな風に使ってたん?
問題ごとに色分けして、
解答のメモを作ってましたね。
みんな、同じやり方で解くん?
人によってやり方はちがうかな。
兄ちゃんのやり方教えてや
じゃあ、私の2次試験の解き方を紹介しましょうか。
2次試験における設問解釈の重要性
以前の記事で解答プロセスの重要性をお話ししました。
多くの方は、80分という限られた時間で効率よく適切な解答を記述するために自分なりの工程を作っています。人によってさまざまなやり方がありますが、14代目の多くが使っている代表的なプロセスは以下のやり方です。
解答準備
解答用紙に受験番号を記入したり、問題用紙を破ってメモ用紙を作成したりする。
設問解釈
設問分を先に読み、解答の大まかな構成や方向性を考える。ここで、制約条件を確認したり、与件文で抜き出す要素を推測したりする。
与件確認
与件文を読む。設問解釈で推測した解答要素になりそうな項目にマークをしていく。
解答骨子作成
設問解釈で準備した解答の構成や与件文でマークした箇所をもとに解答の骨組を作る。
解答記入
解答骨子をもとに、字数に合わせて解答用紙に解答を記入する。
ただ、このプロセス代表的と言いつつも、細かい部分を見てみると人によって大きく異なります。色ペンを使い分ける人とシャーペン一本でいく人。与件文を先に読む人、一問ずつ解いていく人などなど。話を聞いてみると「そーゆー解き方もあるんだ、なるほど」と思います。
みんな、自分なりに調整を加えていった結果です。
ただ一方で、案外ほかの人の解き方を細かくみる機会というのはあんがい少ないのかな、と感じます。
でも、合う、合わないも含めて、色んな方法を見てみるのは参考になるはず。
今回は、私が本番で行っていたプロセスを画像付きでご紹介していきます。本番で使った問題用紙は字が汚すぎたすでに書き込みがあったので本番と同じ形式のものを準備して、解答プロセスを一から順に追っています。私のなかでの各プロセスにかけていた目標時間も目安としていれております。参考にしてください。
メモの書き方が丁寧すぎる、そんなとこは解答要素に入らない、など色々突っ込みがあるとは思いますが、「あぁ、こんなやり方もあるんだね」と生暖かい目で見守ってください。
令和4年の事例Ⅰを例に使てるから
ネタバレには気ぃつけて!
事例を解く前に準備するもの
解答プロセスの紹介の前に、事前準備です。
過去問を解く前に、私は以下のアイテムを用意していました。
- 筆記用具
- 問題用紙と解答用紙
- 問題用紙:B5の冊子(ににさんの参考記事)
- 解答用紙:A3用紙1枚
- 電卓(事例Ⅳ用)
- 腕時計
色ペンについては、以前ご紹介したの通りフリクション ファインライナーを使っていました。問題ごとに、第1問→紫、第2問→緑…、という風に毎回使う色も決めていました。人によって、使いやすいペンはそれぞれなので、これもご自身に合うものをぜひ探してください。
問題用紙については、本番と同じ構成になるように印刷しています。診断協会や予備校でアップロードされている過去問のPDFは空白のページが削除されています。実際には、空白のページが数ページ入っており、それを解答メモとして使うことができます。13代目ににさんの記事に詳しく書かれているのでご覧ください。(PDFの編集をするのが面倒な時は、問題をB5両面に印刷しつつ、B4の白紙を一枚別にメモとして用意していました。)
解答用紙についてはAASさんのものをお借りし、A3で印刷しておりました。
これで準備万端です。ここからは時間を計って
よーい、スタート!
*以下、スライドショーの右上の数字は各プロセスの箇条書きの番号と対応させています。
解答準備
目標:1~2分
試験開始の合図とともに真っ先にやることです。
特に私は緊張がひどかったため、頭を落ち着かせるために最初の1~2分は考えることなくできる作業をしていました。これらの作業は、練習の時も繰り返してルーティーンにしてしまうとよいでしょう。
- 解答用紙に受験番号を書く
- 解答用紙から問題数と解答文字数を確認する
- 問題用紙の一番外側を1枚ホチキスから外してB4のメモ用紙を準備
- 与件文の段落目を読んで、業種や会社規模を把握
- 各段落に番号を記載
これらの行動はできるだけ問題演習のときからクセをつけておきましょう。ルーティン化させることで、いつも通りの行動をとりやすくなります。
設問解釈
目標:5~7分
前回の記事でも紹介した設問解釈です。ここの精度によって、答えの書きやすさが変わってきます。ここは練習すればのびてくるところなのできちんと準備しましょう。
- 制約条件を確認
- 問題文や制約条件から、与件文より探すべきことをメモ
- 設問の問われ方と文字数から解答の型を作成
ここでの「解答の型」の作成ですが、私は
- 1つの要素を20~30字程度とする
- 設問で聞かれている言葉(「理由」「つよみとよわみ」など)を主語や目的語に使用する
を決めごとにしていました。
この辺は色んな人の解答を参考にして、使いやすいものを自分なりに作ればよいと思います。「ダナドコ」とか「ゲモタコ」のような枠組みを踏まえつつ、いくつかのパターンをもっておくと非常に便利です。
与件文 読解
目標:5~7分
ここから与件を読んでいく作業に入ります。
- 設問解釈で考えた、拾うべきところを頭に入れつつ与件文を読む
- 解答に使いそうなところ、なんとなく大事そうなところをマーカーでライン引き
この次の解答骨子づくりのタイミングで、ラインを引いたところを中心に読み込むことになります。そのため、ここで漏れてたところはそのまま失点につながることが多かったのが欠点でした。。。(後で復習をする際に、きちんとラインを引いているかなどを確認することで次につなげることはできます。)
私の場合、この与件読解は”熟読”というより”流し読み”に近く、大まかな全体像を把握する目的が強かったです。(なので、「まとめシート流」のように2回読むこともしませず、次の骨子づくりで細かく読み込むことをしていました。)
なんで、流し読みだけやったん?
きちんと読んで全部頭に入れたら、効率的やん。
2回読んでも3回読んでも、細かいとこまで全部あたまに入ることはなかった。
なんで、諦めて1回で大枠だけ掴むことにしてん。
相変わらず記憶力悪いな…
解答骨子づくり
目標:30~40分(6~8分×問題数)
いよいよ、解答のメインパートです。私はここに一番時間を使っていました。
先ほど書いた通り、大枠しか把握していない与件文の中で、解答に入れるべき要素を細かく読み込むのがこのパートでした。黄色くハイライトした箇所を中心に、何度も読み込むことになります。
具体的なプロセスは以下の通りです。
- 解答の優先順位を決める
- 各設問の解答に使えそうな要素を色ペンで抜き出して番号付け
- 解答の型に合わせて、要素の構成を考える
第1問 解答骨子
先述の「設問解釈」と、この「解答骨子づくり」がメインの部分となってきます。
私のなかでのイメージは「設問解釈で作った空欄部分に、解答骨子となるキーワードを埋める」という作業でした。「キーワード」は基本的には与件文の中にあるか、すでに1次試験などで勉強したことが当てはまってきます。
この「穴埋め式の解答を作る」という考えから、以前ご紹介した「誘導問題の作成」という考え方にいたりました。
上の例は 第1問の解答骨子づくりです!
第2問に興味ある方はこちら!
第2問 解答骨子
他の問題もペンの色を変えつつ、作っております!
第3問、第4問 解答骨子
以上で、骨子づくりは終わりです。
解答骨子をきちんと作ろうと思うとかなりの時間を要します。時計を見ながら、必要に応じて解答記述に移る、などタイムマネジメントはしっかりしていきましょう。
解答記述と見直し
目標:25~35分(5~7分×問題数)
最後に、解答骨子に基づいて、解答用紙に記述していきます。
- 骨子に合わせて解答を記載
- てにおはや誤字脱字などの確認
解答を記述していると、この文字数の感覚は勝手にできてきました。(一方ベストはきちんと管理していたようです。)
それに加えて、私は解答欄の中にわざとアソビを入れていました。例えば、「『①、②、』と読点を入れる」とか「普段使わない漢字や本文でひらがなで記載されているものは漢字を使わない(例:こだわり→拘り)」などです。
受験生界隈では「解答要素をできるだけ多く盛り込むよう、文字数を切り落としたほうがよい」という意見も多くあります。しかし、私は見直しの際脱字を発見したり、表現を変更したりする場合に全文を消しゴムで消す必要がないよう、これらのアソビ幅を少し入れていました。
保険的な考え方であり、そもそも100点を狙わない(というかとれない)というやり方だったのでこの方法を使いました。逆にこの方法を推奨しない方もいます。高得点者のやり方ではないと思いますので、ご参考まで。
全部書き終わったら、最後に見直しです。「てにおはが変ではないか」、「誤字脱字がないか」などを見ます。
万が一、調整が必要でも上に書いたようにアソビ幅があるので、1文字、2文字の調整は利くようになっています。全体を大きく書き直すような修正をするときは事前に時計を見て残り時間を確認することも忘れないでください。
以上で、私の解答プロセスは完了です。
80分という限られた時間で非常に多くのことを求められます。ご自身に合ったやり方が見つかれば、できる限りそれを身体に覚えこませてください。
普段通りの解き方で、本番も問題に挑めるよう準備していただければと思います。
なるほど、なるほど
80分って長いように思うけど、こんなに色んなことやってたんやね。
長いように感じるけど、実際に試験問題を解くと全然時間ないね。
これを4科目やらなアカンねんなぁ
そうなん。1日やるとホンマ疲れる。
ぜひ、受験生のみなさんは1度は1日4科目を通しでやってみることをオススメします。
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