1次試験を300時間で突破した勉強法①付箋&チェックシート活用術 by Takeshi
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はじめに
Hello, DOJO!
今日は、僕が実践していた勉強法を公開します。
受験生にとって敵でもあり味方でもあるもの、それは時間。
試験日までの限られた時間で、どれだけ効率よく合格レベルまで知識を高めていけるかの勝負になります。
時間かけずにさっさと合格したい!という人は、僕の勉強法も参考にしてもらえれば嬉しいです。
その前に。
14代目の初イベントとなる『春セミナー』の申し込みは、明日3月20日(月)20時からです!
1次試験、2次試験それぞれについて、2日に分けて実施します。「両方聞きたい!」という人も、「1次免除だから2次だけでいいや」という人も、どちらも歓迎です。
ぜひご参加ください!
300時間で1次試験合格できた理由
それはs.t.oとリアルで会った時。試験時の思い出を語り合っていたときの一幕です。
1次試験を300時間で突破ってすごいよね。どうやって勉強したのー?
えっとー、、、(特別なことはやってないから説明が難しい…)
s.t.oに限らず他の道場メンバーからも、「なぜ短期間の勉強で合格できたか?」という質問をよく受けていました。
もしかしてそのノウハウは需要があるのでは?と思い、勉強法を急いで整理しました。
なぜ短期間で合格できたか。僕は、3つの理由があると思っています。
- 付箋とチェックシートを活用していた(今回解説!)
- 計画の修正力が速かった(後日公開?)
- ダラダラ勉強をしなかった(これも後日公開?)
どれも特別なものではありませんが、淡々とこなしていたのが良かったと個人的に思っています。
今回は、付箋とチェックシート活用法について解説していきます!
注意!300時間で合格できたのは結果論。狙って短時間勉強をしたわけではありません。
勉強時間を短くすることだけを目的としても、本試験に合格しなければ本末転倒です。
付箋活用法とは
合格体験記の通り、僕は独学・テキスト派でした。一人で勉強する中で採用したのが付箋活用法でした。
文字通り、テキストや過去問に付箋を貼り付けていく勉強法。付箋を使うこと自体は珍しい勉強法ではないと思います。
写真の通り「勉強やってる感」たっぷりの見た目ですが、自分が分かればいいと割り切っていました。
メリット
- 間違えた問題が可視化される
- 本に書き込まないので汚れない
- リセールバリューが付く
デメリット
- 付箋を買う必要がある
- 付箋を貼るのに手間がかかる
- 見た目がダサい
使用した教材
- 過去問完全マスター(同友館)
過去問完全マスターは売却して手元にないので、テキスト「ニュー・クイックマスター」で代替します。
ちなみに過去マスは「書き込みはありません」の謳い文句で、満足する値段で売れました。
メル〇リでも、書き込みがある本よりない本の方を買いたくなるよね?
逆に言えば、高く売れる可能性が高いってこと。これがリセールバリュー!
使用した付箋
- ポストイット スリム見出し(ミニ)
他におすすめがないか探しましたが、機能・コストどちらをとっても3M社が優秀でした。
たくさん貼ることになるので、小さい付箋がおすすめ!
付箋勉強法のやり方
問題を普通に解く
どんな問題集や過去問でも構いません。まずは解いてみます。
過去問完全マスターは、紙をめくった次のページに答えと解説があるので復習がしやすいです。
間違えた問題に付箋を貼り付ける
あらら、不正解になってしまいました。この時、設問側のページに付箋を貼り付けます。
この時、すべて同じ色の付箋を使ってください。
1周目は付箋だらけになりますが、(私の正答率、低すぎ…?)と悲観する必要はありません。
2周目は付箋が付いた問題のみを解く
ここからが効率化!1周目で間違えた問題が付箋で可視化されています。
2周目は間違えた問題=付箋が付いた問題のみを重点的に解きます。
正解した問題=付箋が付いていない問題は、時間がない場合は飛ばすことも一つの手です。
付箋の色を変えて貼り付ける
2周目も間違えた問題は、付箋の色を変えて貼り付けます。
そうすると、「1周目のみ間違えた問題」、「2周目も間違えた問題」が区別されて可視化されます。
3周目以降も同様に、付箋の色を変えながら貼り付けていきます。
直前期は付箋の色を参考に優先順位をつけて復習する
何度も付箋を貼り直した問題は、自分のニガテ分野です。
試験直前になったら、「4回間違えた問題」→「3回間違えた問題」→…と復習していきます。
僕は青→緑→黄→赤と付箋の色を変えていました。
もちろんお好みで変更してもOK!
チェックシート法とは
もう1つ採用したのがチェックシート法です。
チェックシートを自作し、問題集の進捗具合を塗りつぶしながら管理する方法です。
チェックシートというと大げさですが、Excelで15分あればできるレベルの簡素な作りです。
メリット
- 進み具合が可視化される
- モチベーションが上がる
- スケジュールの調整がしやすくなる
デメリット
- チェックシートを作る必要がある
- マーカーを買う必要がある
- マーカーがまっすぐ引けない
参考にしたい方は、下のボタンをクリックしてダウンロードしてください。
チェックシート法のやり方
問題を普通に解く
さっきの付箋勉強法と同じ。
終わったページをチェックシートにマークしていく
進んだページに、マーカーで塗りつぶしていきます。
僕は付箋の色とマーカーの色を統一させていました。
2周目以降は別の色でマークしていく
付箋勉強法と同じ。色を変えることで、どの問題を何周やったかというのが可視化されます。
チェックシートを見ながら、次行うべき科目は何かを意識していました。
過去マスはページ数が多いので、10ページで1マスにしていました。
シンプルな分、アレンジも自由です!
最後に
勉強を効率化するために取り入れた付箋勉強法とチェックシート法。
どの科目が遅れていて何の分野が苦手かすぐ分かるようにしたおかげで、1次試験をスムーズに突破できたと感じています。
今後も短時間勉強ノウハウをどんどん提供したいと思います。
明日はさや姉の出番です!
14代目が1次試験勉強で使った教材を紹介していくよ!
巻末ゴゲン講座 第1回
なんだ、このコーナー!?
説明しよう!巻末ゴゲン講座とは、診断士試験のカタカナ用語の語源を解説するミニコーナー。
一発合格道場 Takeshi 著
受験生の長期記憶に貢献することを目的とする。
みなさんは、カタカナ用語は好きですか?
ちなみに僕は苦手です。
カタカナ用語を覚えられないのは、長期記憶にうまく落とし込めていないことが原因なのではないかと感じています。
ご存じの通り、ヒトの記憶には短期記憶と長期記憶があります。
脳の短期記憶能力は年齢とともに低下していくため、長期記憶で知識を定着させることが重要になります。
そこで長期記憶を手助けする手段として、カタカナ用語を語源で覚える方法を提案いたします。
そんなわけで始めたのが巻末ゴゲン講座。
新聞の4コマ漫画のように、気軽な気持ちで読んでください!
メリット
- カタカナ用語の語源となった単語を深堀りすることで、理解が深まる
- カタカナ用語への苦手意識が解消できる
それでは、今日のカタカナ用語はこちら!
ヒストグラム(運営管理)
ヒストグラムとは、特定の領域間の要素を度数分布することで、データのばらつきを視覚化したグラフである。
生産管理におけるQC7つ道具の一つ。
言葉だと分かりにくいですが、要するに下のようなグラフのことです。
20代が1人だからって、年齢の区切り方に悪意あるでしょ…
語源 Histogram
ヒストグラムという用語は、英語のhistogramをそのままカタカナにしています。
Histogramは”histo“と”gram“を組み合わせた造語で、さらに分解できます。
“histo”はギリシャ語で「すべてのものを直立にする」を意味するιστο(ヒストス)、”gram”は同じくギリシャ語で「描いたり、記録したり、書いたりすること」を意味するγραμ(グラマ)から来ているそうです。
つまり、ヒストグラムの語源は「直立した棒で描くこと」です。
ここから派生して、「縦長の棒で数を表すこと」という意味で、先ほどのようなグラフが生まれたのです。
参照:https://www.itpassportsiken.com/word/%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0.html
似た綴りの単語にヒストリー(歴史)がありますが、英語historyはギリシャ語の「探求したこと」を意味するhistoriaが語源だそうです。
似ているように見えて語源が全然違うこともあるなんて、語源って奥深いですね。
次回もお楽しみに!
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