【合格体験記】毎日コツコツ走るマラソンスタイルで見事合格!Takeshiさん
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どうも、さろです。
昨日から始まりました 2022年度受験生から頂いた合格体験記/未合格体験記の紹介です。
本日の1本目は、毎日コツコツ走るマラソンスタイルで見事合格! Takeshiさんです。
これまでの資格勉強の経験から自分にあった勉強スタイルを理解していたTakeshiさん。
どのように自己分析をされていたのか、是非ご覧ください。
それでは、どうぞ!
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受験生情報
Takeshi 年齢:20代 (東京都)
職業:ゼネコン(土木系)
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
最初に頑張りすぎない!毎日コツコツ走るマラソンスタイル
診断士に挑戦した理由・きっかけ
・面白そうだったから!中小企業診断士試験は多様な科目があり、いろんな知識を身に付けることに興味を持ちました。
・新型コロナウイルスまん延以降の2020年から資格マニアと化し、2021年までに簿記などの試験に合格しました。2022年も勉強の習慣を保ちつつ、大きめの資格にチャレンジしたいと思ったから。
・大学の友達が金融・官僚・ITなど様々な方面に進み、理系の自分も彼らの話についていけるようになりたいと思ったから。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
・1級土木施工管理技士
・簿記2級
・英検1級
得意科目
1次試験:運営管理
2次試験:事例Ⅳ
不得意科目
1次試験:中小企業経営・政策
2次試験:事例Ⅱ
学習スタイルとなぜその学習方法を選んだのか?
合格までの学習法
1次試験:独学
2次試験:独学、勉強会(ココスタ)
これまでの資格勉強で、自分の勉強スタイルが分かっていました。そのスタイルを最大限発揮するには、独学が一番合っていると感じたからです。具体的には下の通り。
・朝型人間…平日は5時起床、休日でも7時起床が当たり前。頭の冴えた朝一から始めたい人でした。
・飽きっぽい…同じ科目を1日に何時間も勉強できるほどの集中力がありませんでした。さらに同じ場所でじっと座りながら勉強するのも嫌でした。
・コツコツ派…矛盾するかもしれませんが、1日5分なら毎日できました。
・テキスト派…授業を耳で聞くより、本を目で読んだ方が知識の定着が良いと感じていました。
・効率厨…最小限のお金で合格することを目指していました。
・根拠のない自信…今までいろんな試験に独学で受かってきたし、中小企業診断士も大丈夫だろうという謎の気持ち。もしかしたらこれが一番大きな要因かもしれません。
これらを踏まえて、テキストメインの独学を選びました。
合格までの受験回数、学習時間
学習開始時期
2022年1月
学習時間
1次学習時間:300時間(平日0.5h、休日4h)
2次学習時間:150時間(平日0.5h、休日4h)
受験回数
*1次試験:1回
*2次試験:1回
学習時・受験時のエピソードおよびこれから合格を目指す方へのアドバイス
1次試験
使用したテキスト
同友館「ニュー・クイックマスター」「過去問完全マスター」
TAC「直前シート」
学習を開始した時点で、試験までのスケジュールを大まかに立てました。自分のキャパを超えない現実的な目標にとどめ、1ページだけでも良いのでコツコツ進めるようにしました。
平日は通勤時間を利用して「ニュー・クイックマスター」の読み込み、休日は「過去問完全マスター」の問題を中心に勉強しました。どちらも同じ出版社なので、分野ごとの対応性が良く復習しやすかったです。またモノクロ印刷で目に優しく、毎日読んでも疲れませんでした。
模試は本番1ヶ月前に1回のみ、2日間のシミュレーションを行うことを目的として受験しました。
意識したのは、同じ科目ばかり勉強しないこと。例えば平日は、行きは運営管理、帰りは企業経営理論といったように科目を変えて、勉強に飽きが来ないように心がけました。休日も、午前は自宅、午後はファミレスといったように、学習環境も変えてモチベーションの維持に努めました。
テキストや過去問には書き込みをしたくなかったので、代わりに使用したのは「ミニポストイット」。理解できなかった項目や間違えた問題にポストイットを貼り、繰り返し間違えた問題には青→緑→黄→赤と色を変えて貼り直しました。それによって、どの問題を重点的に復習すべきかビジュアル的にわかりやすくしました。
2次試験
使用したテキスト
同友館「ふぞろいな合格答案」「事例IV30日完成」「事例IV全知識&全ノウハウ」
2次試験対策は1次試験後から始めました。まず行ったのは試験1週間後の模試(MMC)の申し込み。マラソンでいう折り返し地点、まだ終わりじゃないぞと自分に発破をかけました。
平日は過去問を印刷して電車内で読み、帰宅後に「ふぞろいな合格答案」でキーワードを拾い出せているか復習しました。休日は80分使った過去問演習に加え、「事例IV30日完成」と「事例IV全知識&全ノウハウ」に時間を割きました。こちらも過去問を解く→事例IV対策→過去問復習、といったようにスパッと事例を変えて勉強し、とにかくモチベーションの低下を避けることに重きを置きました。
「ココスタ」は数回参加しましたが、決まった時間に参加するというスタイルが自分には合わず、途中でフェードアウトしてしまいました…。しかしながら、その数回で他の受験生と解答を見比べることで、より最適解を導き出すための目を養うことができました。
解いた事例数は延べ30〜40くらいだと思います。比較的少ない方だと思いますが、量より質を意識しました。
マーカーは良いこと(S、O)に青、悪いこと(W、T)にオレンジ、どちらでもないことに黄の三色に落ち着きました。しかし、本番でどうなったかは後述。
受験時のエピソード
1次試験の2週間前に新型コロナウイルスに感染。自宅待機期間中は熱と体のだるさで勉強どころではなく、満足のいく復習はできませんでした。試験直前に外出許可が出て何とか受験できましたが、本番も後遺症と思われる頭痛にずっと襲われていました。
1次試験の反省を踏まえ、2次試験は体調管理を徹底。何かあるごとに手洗いうがいを行い、ワクチンも4回目まで接種しました。何事も体調管理が大事だと改めて感じました。
2次試験では、すぐ使えるようにとマーカーをキャップから出した状態でスタンバイ。事例Iでもマーカーのキャップをしまわずに解いていました。ところが事例IIが始まると、準備したマーカーが3本ともこすれた状態に!ペン先を出しっぱなしにしていたせいで、インクが乾ききってしまいました。
一瞬焦りましたが、予備で置いてあった赤ペン1色で代用し、何とか事例IVまで乗り切りました。資格マニアになっていたおかげか、試験中のトラブルにも対処できる術を持ち合わせることができました。
アドバイス
1次試験、2次試験とストレートで突破することができましたが、それでも1年近くの勉強期間となりました。これからチャレンジする人は、長期戦になってもあきらめずにモチベーションを保ち続けることが重要です。
マラソンと一緒で、必要なのは「ゴールまでの道のりを見据えて、最初に頑張りすぎない」こと。自分のやる気と体力と相談して、途中で息切れしないような計画を立てて臨むのが良いのかなと思います。
中小企業診断士試験は合格というゴールだけでなく、その過程も楽しんでこそ面白いと思います。僕は診断士の勉強で、「まったくの専門外だった知識が身につく」「手も足もでなかった難しい問題が解けるようになる」ことに大きな喜びを感じていました。また、一発合格道場をはじめとする支援団体のセミナーに参加したり、時にはオフ会に参加したりして、友好を広げることも楽しかったです。せっかく思い切って挑戦するなら、楽しみながらの方が絶対良いと思います!
一発合格道場のみなさまへ、面白いブログや役に立つセミナーのご提供ありがとうございました。独学の自分の心の励みになりました。
僕の体験談が、これからチャレンジする受験生のうちたった一人にでも役に立てば幸いです。
——————————— ここまで ———————————
いかがでしたでしょうか。
Takeshiさんは自分の性格を理解したうえで、モチベーションの維持が重要と考え、それを配慮した勉強計画を立てた戦略が素晴らしいですね!
専門外の知識が身につくことの喜び、友好関係が広がる喜びを感じられるというところに、私もとても共感できました!
Takeshiさん、合格おめでとうございます!
私もマラソンを趣味にもつ者として、共感をもって読ませて頂きました!
体験記は明日(2月4日)まで募集しています!
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