1次試験を300時間で突破した勉強法②超速PDCA回転術 by Takeshi

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はじめに

Takeshi
Takeshi

Hello, DOJO!
今日は、僕が実践していた勉強法の続きです。

桜前線もどんどん北上し、東京では満開を通り過ぎて葉桜に変わり始めているところもあるそうです。
福山雅治さんの名曲で有名な『桜坂』も、ご覧の通り。桜と新緑が混ざり合っているのがよく分かります。

診断士合格に向けてこれからひと夏を超える皆さんも、時には季節の変わり目を楽しんではいかがでしょうか?

それでは本日のお話は、僕の勉強法紹介の第2弾です。

300時間で1次試験合格できた理由(再掲)

前回の繰り返し。僕が短期間で合格できたと考える3つの理由は以下の通りです。

  • 付箋とチェックシートを活用していた(活用法はこちらから
  • 計画の修正力が速かった(今回解説!)
  • ダラダラ勉強をしなかった(後日公開?)

前回の付箋&チェックシート勉強法は、14代目からも

当たり前にやってたよー

うっかりアッパ
うっかりアッパ

それだけで短期間合格できるなら苦労しないよねー

おのD
おのD

と大不評(?)でした…

Takeshi
Takeshi

うーん、困ったなぁ…


ひとり落ち込むTakeshi。当たり前のことを当たり前のようにできたことが大事なのに。
そうして自分の勉強法を振り返ろうとパソコンのファイルを整理していたのですが、そこから作りっぱなしの学習計画が出てきました。

Takeshi
Takeshi

そういえば、毎日のように計画を作り直してたな…

もしかして、これは有益な情報になるのでは?と思い、急いで整理しました。
名づけて、超速PDCA回転術。どのように計画を立て、勉強の中で計画を修正していったかを紹介していきます!

超速PDCA回転術とは

みなさんは、PDCAはもうご存じですよね。計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)を繰り返し行うことで、業務の最適化・効率化を図る方法です。日々の仕事や生活でも実践されている方も多いと思います。
診断士試験でも、2次試験の事例Ⅲで頻出キーワードです。

PDCAサイクルのイメージ

試験勉強でも、PDCAは何度も回すことになります。
しかし、この回し方のスピードも意識していますでしょうか?

僕は、PDCAをかなりの速さで回しました。
基本的には毎日。休日のまとまった時間の勉強中は、10分~1時間で計画を修正していました。
一つの勉強法・科目に固執せず、どんどん変化をかけていったことが合格につながったと感じています。

メリット

  • 自分の学習の立ち位置や進捗具合を知ることができる
  • 合格に向けての勉強の修正力が身につく
  • 自律した勉強スタイルを確立できる

デメリット

  • 計画見直しの時間を作る必要がある
  • 計画から遅れた(と感じた)時に、無理な計画修正をしてしまうことがある

使用したもの

  • スケジュール表
  • 自分の頭
Takeshi
Takeshi

独学者は計画を立てるのも修正するのも自分!
頭の整理が重要になります。

改善するもの

  • 時間
  • 科目
  • テキストや過去問のページ数
  • 復習回数
  • 場所
  • 体の姿勢

……などなど、挙げればキリがありません。
すべて、自分のモチベーションを一定水準まで維持し、学習効率を高めるための改善です。

やり方

現状を把握し、計画を立てる

まずはスケジュール表に試験日を記入して、残り何日かを把握します。
ちなみに今日(4月2日)時点で、1次試験まで残り125日2次筆記試験まで残り211日です!

次に科目ごとの学習時期をバーチャートで引いていきます。「今週は企業経営理論のテキストを読む」「来週は経営法務の問題を解く」といった形で、ざっくりと。日にち単位だと細かいので、週単位・月単位にするなど工夫しましょう。

この時、複数科目を同時に進めることを前提としたスケジュールにすることをオススメします。理由は後述。

STEP
1

計画を基に、1日の勉強内容を決める

バーチャートを基に、勉強を進めます。
ところで、複数科目を同時に進めると書きましたが、どちらにするかは当日決めた方が良いと思います。

なぜ当日に選ぶのか?

試験勉強は長期戦です。今頑張るより、試験日まで継続してやり続けることの方が重要です。
「これをやらなきゃいけない」と、乗り気じゃない科目を無理やり勉強しようとすると、体が拒否反応を起こすことがあります。最悪の場合、勉強そのものが嫌になってしまうこともあります。それを回避するために、常に2~3個選択肢を残しておき、今やりたい科目を気分良く勉強する方が良いと思います。
それが結果的に長期的なモチベーションの維持につながります。

STEP
2

勉強中に計画を評価する

せっかく勉強を始めても、予定通りにはなかなか進みません。
しかし、焦りは禁物です。何がうまくいって、何がうまくいかないか冷静に評価しましょう。

何を評価するのか?

勉強中に思ったことすべてが評価の対象です。内的要因だけでなく、周りの騒音などの外的要因も評価対象です。

例えば、企業経営理論のテキストを20ページ進めようと思ったのに、10ページしか進めることができませんでした。

評価①仕事で疲れて集中力が持たなかったなー

評価②難しくて歯が立たなかった…

評価③気付いたらスマホ持ってた!

どれもあるあるだ…
誘惑にすぐ負けちゃうんだよ

Takeshi
Takeshi
STEP
3

その場でどんどん改善する

頭の回転お疲れさまでした。忘れないうちに、明日(あるいは10分後)の勉強から課題を改善していきましょう。

何を改善するのか?

改善の例を下に書いています。
思い立ったが吉日!明日や来週同じ失敗をしないよう、早めに取り掛かることをオススメします。

評価①仕事で疲れて集中力が持たなかったなー
→目標を1日10ページに落として確実に達成できるようにしよう!

評価②難しくて歯が立たなかった…
→残り10ページにもっと得点源になる内容があったかもしれないのにもったいない!難しい項目は後回しでスピードの維持に努めよう。

評価③気付いたらスマホ持ってた!
→10分間お茶休憩にしてスマホタイムにしよっか。その後集中!

STEP
4

STEP1に戻る

STEP1~4までをひたすら回し続ける。

STEP
5

勉強方法を変えていくのは最初は少し負担になりますが、それは訓練期間だと思っています。
このPDCAを無意識に回せるようになると、勉強の効率化が進むと信じています。

最後に

以上、超速PDCA回転法を紹介しました。

Takeshi
Takeshi

言ってる意味よくわかんないし、これも当たり前にみんなやってんじゃないの?

自分の「暗黙知」を「形式知」に変換する表出化がとても難しい記事でした。

「愚直に頑張った!」「質より量!」「〇〇〇時間勉強した!」と声高に叫ぶ合格者もいますが、その裏では僕のようにしっかりPDCAを回している人がほとんどだと思います。
言葉では伝えきれなかった部分もあるので、気になる方は下のコメント欄や、4/22(土)の1次セミナーで質問してください!

明日はさや姉の出番です!

今度はみんなが2次試験で使ったテキストを大公開!

さや
さや
Takeshi
Takeshi

さや姉迫真の15,000字超の大作、ぜひお楽しみに!

 

 
 
 

 

巻末ゴゲン講座 第2回

巻末ゴゲン講座とは、診断士試験のカタカナ用語の語源を解説するミニコーナー。
受験生の長期記憶に貢献することを目的とする。

一発合格道場 Takeshi 著
いやみTakeshi
いやみTakeshi

もう見た

作る側の僕が一番勉強になった巻末ゴゲン講座
ただのカタカナとしてとらえるのではなくその裏まで深堀りすると、新たな発見が出てきたりします。

今日の用語はこちら!

Takeshi
Takeshi

CI・DI(経済学・経済政策)

CIとは、景気動向の量感を示す指標。
DIとは、景気拡張の各部門への波及度合いを示す指標。

…カタカナはどこいった?まあ気にせず進めます。

CIとDIは、内閣府が毎月発行している景気動向指数です。もともとDIが広く使われていたが、国際的な流れに従ってCIに移行し、今ではCIが一般的に使われています。
経済学に興味がない方でも、一度は内閣府のホームページを覗いてみることをオススメします。

まあこのように説明されても、じゃあどっちがCIでDIか、分かりにくいですよね。

アルファベットでCとDが隣り合わせだから紛らわしいんだよ

いやみTakeshi
いやみTakeshi

一目だけでは難しい用語こそ、語源から追っていきましょう!

語源 Composite Index, Diffusion Index

CIはComposite Index, DIはDiffusion Indexの略です。
コンポジットは聞いたことのある方もいると思いますが、ディフュージョンと聞かれてもピンと来ないのではないでしょうか?
Compositeは「合成」、Diffusionは「拡散」を意味します。そう、真逆の意味を持っているんです。
ここから語源を見ていきましょう。

CompositeはComとPositeに分かれます。Comはラテン語でCumと書かれ、「一緒に」という意味になります。一方、Positeは「置く」を意味するPonereから来ています。
接頭辞として使われるComはコミュニケーションの英訳Communicationのように、複数人で一緒に行うことに多く使われています。
複数に分かれたものを「一緒に置く」→「合成する」という形で、Compositeという単語ができています。

一方、DiffusionはDifとFusionに分かれます。Difは「離れて」、Fusionは「注ぐ」を意味するfusから来ています。
接頭辞DifはDifferent(異なる)も同じですね。これは同じものが別々に離れていくのが分かるかと思います。

参照:https://eng-etymo.com/archives/4443

参照:https://eigogen.com/word/diffusion/

ここで一度、CIとDIに立ち戻ってみます。ここでは一致系列の「営業利益(全産業)」が上昇した場合を考えてみます。

まずDI。細かい説明は省略しますが、指標がプラスであれば、その割合にかかわらず同じ「拡張」として扱われます。つまり、営業利益が1%増でも10%増でも、DIの値は変わりません。こうして算出されるDIは、(割合はともかく)景気拡張(後退)がどの経済部門に拡散しているかを表しています。
一方、CIは指標の割合も重要になってきます。営業利益が1%増と10%増の場合で、CIの値は異なってきます。このように、CIはあらゆる指標の変化の割合を合成して景気拡張(後退)の大きさを示しています。

CIやDIは頻出論点ではないですが、たまに出題された時に備えて、語源も覚えておくと良いかもしれません。

略語もアルファベットの羅列ではなく、元の単語に戻して語源を調べると面白い発見がありそうですね。
次回もお楽しみに!

Takeshi
Takeshi

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