【2次試験】事例Ⅳ分析(令和3年度)第2弾~なぜ30点もの差がついたのか~ by YOSHIHIKO☆ヨシヒコ

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
一発合格道場ブログを
あなたのPC・スマホの
「お気に入り」「ブックマーク」
ご登録ください!
 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

twitterもよろしくお願いします。

YOSHIHIKO☆ヨシヒコ
YOSHIHIKO☆ヨシヒコ

サンデーモーニング!おはようございます🌞
本日は、ににとコラボした令和3年度事例Ⅳの分析記事 第2弾をお届けします☆
恥を捨て、ザクっと身を削りますよ~~🍣

今週の火曜日(9月6日)に一次試験の合格発表がありました。
2次試験への切符を得られた方、試験日に向けてギアが上がったのではないでしょうか?
惜しくも残念だった方、積み重ねた努力・習慣は得難い貴方の無形資産にきっとなるはずです!来年の夏、より強くなって本試験に戻ってきてくれることを、中小企業診断士を目指す同士としてお待ちしております。

本編前にまずは告知から。

9/25(日)、一発合格道場13代目、最初で最後の勉強会を開催します😊

昨年、りいあは道場勉強会を通して開眼&合格に至ったそうですよ!
(同じ勉強会には、他のメンバーも参加していたそうです♪)

人数に限りがある関係で、参加条件をつけさせていただいています。条件に当てはまる受験生さん、ぜひご参加してみてはいかがでしょうか?

それでは本編へ!

はじめに

<13代目 事例Ⅳ最高点と最低点の答案比較>
まず、本ブログは先日のににブログ「事例Ⅳ分析(令和3年度を例に) ~何が得点につながるか~」の第2弾です。YOSHIHIKO視点でのアンサーブログとして書き上げました!

わたくしYOSHIHIKO、R3の事例Ⅳを事故りながらもギリギリ合格を果たしました。
同じ合格者でも、にに様が79点に対して、ぼくは47点です。その差、32点。大きい。大きすぎます。
他方、お互いの再現答案を見せ合ったとき、ひとつの共通点がありました。

「正答にたどり着いていない」


13代目では最低点ながら、弱者の視点で昨年度の事例Ⅳの考察をすることで、皆さまの事例Ⅳ得点向上に寄与したい考えています。ご参考になれば幸いですー!!
(ブラウザバックしないでくださいね🥺)

よってぃ
よってぃ

2次得点サマリインタビューリレーでも晒上げイジられておりますな。。
ちっちゃいことは気にしない☆

説得力ゼロですが、事例Ⅳは苦手ではありませんでした。
しかし、この結果を招いてしまったのには2つの要因があります。
点数が上がる内容ではないですが、点数を落とさないための参考になればと思い書きました。

 

① 当日のメンタルコントロールに失敗
インタビューリレーでも書きましたが、試験当日、事例Ⅲでのタイムマネジメント失敗による焦り・同じ教室内での失格者発生によるタイムロスによって、厳しい精神状態で事例Ⅳを迎えました。経営分析は何とかなりましたが、CVPの魚種、取替のセミセルフレジで全く頭が回りませんでした・・・まさに「試験の魔物」に食い散らかされてしまいました。

 
② もともと事例Ⅰ~Ⅲを重視する受験戦略をとったいた。
「事例Ⅳは唯一正解のある事例です(キリッ)」「事例Ⅳを制する者が2次試験を制する(キリッ)」
↑こんな声、よく聞こえてきませんか??
多くの方が事例Ⅳの上積みで合格しているのを見かけるため、統計的には大賛成なのですが心の中ではモヤモヤしていました。そんな中、とある合格者の「事例Ⅳもリスクは高いよ。試験当日に正解にたどり着ける人が少ないからね。」という発信に腹落ちしました。個人的な感覚ではありますが、年々初見対応が難しい問題が出題されているように感じていたからです。それから、リスクの高い100点の世界(事例Ⅳ)よりも、解法や型を安定させて合計300点の世界(事例Ⅰ~Ⅲ)で戦おうと思いました。今でも間違っていなかったと信じています・・!
※注:あくまで個人的な見解です。

再現答案:なぜYOSHIHIKOは47点だったのか

こちらが、YOSHIHIKO珠玉の事故答案になります。
点数試算には、ふぞろい15を参考にさせていただきました。
2枚目の青字で示した箇所で、今回得点が入ったと考えられます。

手ごたえ的にも自明でしたが、

  • 第1問と第4問は、約9割とれていた(希望)。
  • 第2問(NPV)は、0点。
  • 第3問(CVP)は、お情けの部分点2点を得られたのではないか。

80分丸々つかって、得点が得られたのは冒頭30分弱で解いた第1問と第4問だけになります・・・残り50分必死に解いていた割に何も得点に結びついていないだと。。まぁそんなものです。。

 

この結果を見て直感的に思ったのは、、

  • 第1問と第4問で足切り回避は可能。
  • でも、第1問と第4問で加点要素が2つ抜けていたら落ちていた。
  • 部分点が全く取れていない。
よってぃ
よってぃ

先日のににブログにて第2問・第3問が分析されているので、本日のブログでは残り第1問第4問の分析を行います!
(YOSHIHIKOの唯一輝いた問題たち)

再現答案の作成にあたり、当日の計算メモを見てみると、、
なんと第3問(CVP)の設問1(年間販売数量)は1度正解にたどり着いていました。続く、設問2(年間販売数量)も最後の1桁間違いでしたし、この2問で16点も失っていたことになります。
47点+16点 = 63点
→ NPV以外の70点で9割目前でしたね・・・
(ほら、YOSHIHIKOも意外とわかっているでしょ?!🥺)

令和3年度:第1問・第4問分析

令和3年度の第1問は「経営分析」、第4問は「記述(知識)問題」でした。
出題内容に、大きなひねりはありませんでした。しいて言うなら経営分析で求められる財務指標が4つだったことでしょうか。

第1問については、よくある同業他社との比較分析。
第4問については、知識よりも「財務指標計算 x 設問解釈」が求められる問題でした。
(設問解釈が重視される出題だったため、事例Ⅰ~Ⅲ重視だったYOSHIHIKOにも追い風が吹いたのだと、今になって思います。)

よってぃ
よってぃ

事例Ⅳにおいても、設問解釈が重要!!
計算に意識が向かいがちですが、設問解釈・与件ファーストの意識も忘れずに☆

結論:「記述(知識)問題」でより多く点を取るコツ

【多面性】x 【因果】でで得点マシマシ🍜を狙う。

留意点

  • 設問解釈によって趣旨を外さない。
  • 経営分析した財務指標と関連性を持たせる。
  • 極力言い換えはせず、与件ファーストで答案作成。
よってぃ
よってぃ

解き方は、「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」のやり方を参考にしてカスタマイズしていました!
設問解釈と与件文読解については、以下に画面キャプチャを貼っておきます。

『第1問』YOSHIHIKOの解き方(クリックで展開します)

設問解釈を行う

  • 同業他社との比較パターンだな。
  • 優れている指標を①と②、課題を示す指標を③と④、間違えないようにしよう。
  • 小数点以下第3位を四捨五入、単位を忘れないように。
  • 特徴は~課題は~という構文で解答しよう。
  • 特徴は、比較しながら~のパターンなので高い・低いで解答する。
  • 課題は、施策で~~向上という構文にしよう。因果と多面性を忘れずに。
STEP
1

経営指標計算を行う

STEP
2

与件文読解を行う。

STEP
3

第1問設問(1)の解答を記入

STEP
4

第1問設問(2)の解答を記入

STEP
5

完了!

STEP

『第4問』YOSHIHIKOの解き方(クリックで展開します)

設問解釈を行う

  • ネット通販に一本化する”短期的”なメリットが問われている。
  • 財務指標をあげながらと問われているので、第1問の課題を示す指標と関連付けよう。
  • 40文字なら多面的に2要素詰め込みたい。
  • 移動販売事業を継続することによる長期的なメリットを、強みと機会に当てはめて解答しよう。
  • 理由は~という構文で多面的に解答する。
  • 企業価値の維持=地元密着のセールスポイント・地域貢献ではないか?
STEP
1

与件文読解を行う。

STEP
2

第4問設問(1)の解答を記入

STEP
3

第4問設問(2)の解答を記入

STEP
4

完了!

STEP

部分点最大化への提言

表題の「なぜ30点もの差がついたのか」という問いに対しての答えは、

NPV(第2問)・CVP(第3問)でミスを減らし、部分点を多くとれたか

と結論付けられます。

スライドショーの2ページ目、にジータ様に圧倒的な戦闘力の差を見せつけられています、、

部分点をどう取るのかについては、先日のににブログをご覧いただければ、コツが掴めるはずです!

にに
にに

計算過程で「私はこの問題を理解しているんですよ」ということを表現できるようにしてみてください♪

YOSHIHIKOからのメッセージ
記述(知識)問題」については、毎年15~20点ほど出題されています。
初見でどれだけ対応できるか。正答に近づけるか。部分点を多くとれるか。
を意識して、演習してみてはいかがでしょうか?

よってぃ
よってぃ

まとめ

令和3年度の2次試験後、NPV・CVPの難しさ故?に「下駄をはかせる」「得点調整」というワードが受験生で飛び交っていたかと思いますが、自分の得点開示結果を見る限り、それらの類は行われなかったのかなと思います。

これから2次試験当日まで、皆さまの事例Ⅳ対策でやることは変わりません。
・全知全ノウ等を活用したヨコ解きによる、論点の深堀りと解答パターンの確立
・過去問を活用したタテ解きによる、80分間のタイムマネジメントと解法確立です。

勉強方法にお困りの方は以下で13代目のやり方を要チェック☆です!

そして、本日のブログ・なお☆ブログを参考に冒頭20~30分で足切りを回避し、ににブログを参考に部分点を多く勝ち取ることです。(もちろん正答にたどり着けるのがベストです☆)

なんだか、いけそうな気がするー!😊😊😊

YOSHIHIKO
YOSHIHIKO

あると思います!
明日は『あらきち』です!
事例Ⅲのあのお悩みに対して、あらきち流の処方箋です☆

🍴🍰☕️
ぜひお楽しみに~

あらきち
あらきち

☆☆☆☆☆

いいね!と思っていただけたらぜひ投票(クリック)をお願いします!
ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。

にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へにほんブログ村
にほんブログ村のランキングに参加しています。
(クリックしても個人が特定されることはありません)

Follow me!

【2次試験】事例Ⅳ分析(令和3年度)第2弾~なぜ30点もの差がついたのか~ by YOSHIHIKO☆ヨシヒコ”へ4件のコメント

  1. ぺっぺ より:

     事例4って、難しい問題の正解を解答して〇をもらうことよりも、難しい問題に対して、難しい問題でも半分以上書いてあることを読み取れるようになり、1次知識を活用・応用して正解を導き出そうとする努力をすることが本質なのでしょうかね?

     私は、4回目のチャレンジになりますが、これまで、難しい問題でも正解ができるよう実力をつけるんだ! と考えてがむしゃらにやっていましたが、ここにきて、それは違うな。ということを感じています。

     それは、初見問題を解くと、必ず解ききれない問題が存在する。解こうとすると、時間が過ぎて経営分析にかける時間が減る。取れるはずの問題がとれなくなる。それに、まぎらわしい、どっちにもとれるような与件文が必ず含まれているからです。

     会計士や、税理士、賢い少数の人であれば取れるのか????

     それでも、90点や100点の人はいませんよね。  

     でも、そういう範囲以上の問題を出してくることは、どの試験にもあることですよね。

     そういえば、簿記一級でもそうでした。 習ってない論点が必ず含まれていました。 

    1. YOSHIHIKO より:

      ぺっぺさん
      理想は難題でも正解にたどり着けることだと思いますが、
      ・みんなが解ける問題を落とさない
      ・難問でも「わたし分かっていますよ」(部分点狙い)を表現した解答を書くことだと思います。
      この「わたし分かっていますよ」を表現するテクニックは、ににのブログを再読いただきたいです☆
      https://rmc-oden.com/blog/archives/165721

      改めてR3事例Ⅳを見直したのですが、セミセルフレジとフルセルフレジがややこしくて混乱しました(@@;)
      事例Ⅳは与件文と(特に)設問文の読解にも気を付けて臨みたいですね!

  2. ぺっぺ より:

     この記事、めっちゃくちゃ参考になりました! ありがとうございます!!

     昨日、令和3の問題を解いたばかりでした! おかげで10点はアップしたと思います!

    1. YOSHIHIKO より:

      ぺっぺさん
      コメントありがとうございます。
      そう言っていただけて良かったです!こうした10点の積み重ねで合格点に近づくことを祈っています^^

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です