【合格体験記】すきま時間活用型の独学広告マン!じろうさん
さて本日の2本目はじろうさんです。
そういえば今日はバレンタインデーですね!
私から今日お届けする受験体験記を書いていただいた方には特別に!!!!
とびきりの愛をお届けしています。特別ですよ(*´з`)~♥
アイキャッチ画像に♥(ハート)1こ入れただけでしょ。
じろうさんは本業がとにかく忙しく、学習時間を作ることに苦労されてきました。それをどのように乗り越えてきたのでしょうか。
それではいってみよう!
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contents
受験生情報
ハンドルネーム:じろう
年齢:30代
性別:男性
住まい:埼玉県
職務経験:マーケティング領域
自分の診断士受験スタイルを一言で表すと
すきま時間活用型の完全独学広告マン
診断士に挑戦した理由・きっかけ
目指した当時はクライアント企業の製品プロモーションに関わる仕事に携わっていました。
年間数十億円の予算を任せていただき全国的な統合マーケティングコミュニケーションに携わらせていただくことはとてもやりがいがありました。
一方で、クライアントからご相談をいただく際には、製品戦略などは確定済みであるため、マーケティングより上流の戦略領域について貢献できることがないかと考えていた際に、本資格の存在を知り取得を目指しました。
学習開始時の知識・保有資格、得意科目・不得意科目
保有資格
宅建
得意科目
①1次 :勉強開始当初はなし
※最終的に全科目7割-8割前後とれるようになったので全科目同程度
②2次 :勉強開始当初はなし
※本業がマーケティングなので事例Ⅱが得意かなと思いましたが、いわゆる普通の回答を書くことに苦労しました。
(令和2年度は3科目Aでしたが事例Ⅱが足をひっぱり総合Bでした。)
学習スタイルとそのメリット・デメリット
学習スタイル
独学
メリット
・費用が安い
・自分のペースで進められるのでピークを本番当日に合わせられる
・周りに惑わされない
デメリット
・自分の進め方が正しいのか不安になる
・特に2次試験は自分の解答が何点なのかわからない
・自分にあう効率的な勉強スタイルを見つけるのに時間がかかる
合格までの受験回数、学習時間とその作り方
合計学習期間
3年0か月
受験回数
1次試験2回、2次試験3回
学習時間
・1次学習時間
1回目400時間(令和元年度)
2回目200時間(令和3年度)
・2次学習時間
1回目200時間(令和元年度)
2回目150時間(令和2年度)
3回目100時間(令和3年度)
合格までの学習法
①1次
とにかく仕事が忙しかったためスキマ時間をどう活用するか考えました。
具体的には片道1時間超の通勤時間、昼食時間、帰宅する22時以降から就寝までの時間の使い方を考えました。(夜型人間なので早起きはムリでした)。
インターネットで情報収集をした結果、TBCのテキストをベースにインプットをすることを決めました。
理由は、インターネットで無料講義を受けられるため、移動時間に聴きながらインプットできるためです。
1.5倍速や2倍速で流すことで移動時だけで5-6時間分のインプットができます。
そして、帰宅後の22時から日付を超えるあたりまで過去問を解きアウトプットすることで、その日にインプットした分を自分の知識として習得する、というサイクルを繰り返しました。
また、経済については口コミで評判の高かった通称“石川経済”で学習しました。
そのおかげで知識ゼロの状態から、図が出てくる問題はほぼ100%得点できるレベルまで成長しました。
講義がわかりやすく図の意味を理解しながら問題を解けるようになるため、経済苦手だなー、と思う人はおすすめです。
1回目は大手予備校の模試を受けましたが、結果的には受けなくてもよかったなと思います。
2日間体力テストにはなりますが、とにかく時間がなかったのでその分過去問解いたほうがよかったかもしれません。
なので、2回目は模試を受けませんでした。結果的に本番はどちらも500点を超えていました。
・1次試験で使用した教材
石川先生 速習マクロ経済学、速習ミクロ経済学
TBC 速習テキスト
同友館 過去問完全マスター
②2次
・1回目
1次試験後に自己採点を行い合格していることがわかってから準備を始めました。過去問をみてどうしたらいいのか見当もつかず絶望したことを覚えています。独学で初学者の方はみな同じ気持ちを抱くのではないでしょうか。
そこで1次試験と同じくTBCのテキストから入りました。
2次試験とはなにか、どのように解答を進めるとよいのか、必要な知識、などの基本的なお作法をインプットしました。
その後は、過去問をベースに勉強を進めました。過去問を解いてふぞろいな合格答案で答え合わせをする、というサイクルを繰り返しました。
苦労したのはまとまった時間の捻出でした。
1次試験は移動時間など細かいスキマ時間で勉強を進められましたが、2次試験はある程度まとまった時間の確保が必要になります。
いろいろトライした結果、帰宅後22時以降に問題を解き自己採点をし、翌朝の通勤時間により細かな分析や改善点などを考える、というスタイルにしました。
一方、ちょうど1次試験のタイミングでグループ会社への出向が決まり、新しい仕事や環境に慣れることも苦労し、勉強スタイルの確立に苦戦しました。
本試験では総合Bであと7点足りずに落ちました。
・2回目
1次試験を受ける必要がなかったので本業の新しい会社/仕事に慣れることを優先し7月あたりから勉強を開始しました。
2回目も過去問中心で進めましたが、解答の切り口も精度高く書けるようになってきたので感触はよかったです。
一方、子どもが9月に生まれ夜泣きで睡眠時間が確保できない生活環境が続き、帰宅後の勉強時間の確保が難しかったです。
子育てを任せて勉強することもできましたが、長い人生の中では家族の方が大切なので家族を優先しました。
本試験では事例Ⅱを外し総合Bで3点足りずに落ちました。
・3回目
1次試験は再受験となりましたが、よほどのことがない限り受かるだろうと思っていました。
一方、本業において1月からクライアント先にフル常駐することになりその環境に慣れる必要があったため、2次試験の勉強は1次試験合格後から再開しました。
2回目の結果をうけて独学スタイルの方向性が間違っていないことはわかったので、同じ過去問中心スタイルを続けました。
また、予備校の模試は、設問形式が直近の本試験と少し異なるのと、解答例もレベルが高いケースが多く80分で到達が難しいと思っていたので、過去問中心に2か月準備しました。
・2次試験で使用した教材
同友館 ふぞろいな合格答案
同友館 30日完成! 事例IV合格点突破計算問題集
TBC 速習テキスト
③再現答案の作成有無
あり
※合格年の令和3年度は、当日の感触が非常に難しくその日の再現答案を作成する気力がありませんでした。ただ、思い直し後日作成しました。
学習時・受験時のエピソード及びこれから合格を目指す方へのアドバイス
中小企業診断士を目指している多くの方に共通しているのは、本業が忙しいなかでどうにか時間をやりくりして勉強時間を捻出していることなのではないかと思います。
なので、忙しいということを言い訳にできない、と私は自分に言い聞かせていました。
次に、二次試験合格ライン付近にいる方は実力が拮抗しており、題意の趣旨を捉えたか、キーワードが含まれているか、など当日の些細な差で決まる運の要素もあると思っています。
ただ、その運を引き寄せるのも努力の結果です。少なくとも間違って合格する試験ではないと思います。
また、独学者は自分のスタイルが正しいのか不安になることが多いと思います。
私も2回目落ちたときはどうしようか考えました。ただ、敗因分析を行った結果、同じスタイルを十分に合格水準にあると判断し独学を継続しました。
不安になったときは自分としっかりと向き合ってみてください。
独学者の参考になればと思い体験記を寄稿しました。ぜひ皆様の合格をお祈りしています。
========ここまで========
いかがでしたでしょうか。
仕事や家族と過ごす時間の調整に苦労される方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな中でも、じろうさんは優先順位をしっかりつけて前向きに努力を続けてこられました。
不合格だった年は分析をして自分のやり方を見つめ直し、自分の信じる方法を貫いてきました。
じろうさんのように、すきま時間を上手に活用しつつも、それで足りない部分はまた新しく方法を考え、試行錯誤をしながら自分に合った方法を追求し続けるという姿勢はとても大切ですね。
3年間、それを継続した精神力も素晴らしいですね。
その努力によって運も味方したはずですが、3年という受験期間でしっかりと実力をつけて合格に至ったと思います。
じろうさん、合格おめでとうございます。ご寄稿どうもありがとうございました。
診断士の知識を生かして今後ますます本業でも活躍されることでしょう。楽しみですね!
じろうさんおめでとう!やったね!
以上、masumiでした。
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ブログを読んでいるみなさんが合格しますように。
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