受験のリスクマネジメント【中小企業診断士】
<セミナー告知>
一発合格道場夏セミナー、略してオン夏!を開催します
2020年7月26日(日)午後
オンライン (多分zoomです)
内容は絶賛検討中
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お申込み開始日や方法など、追って連絡してまいります。
11代目一同、全力で頑張ります!
おはようございます。岩塩です。(過去記事はこちら)
ついに一次試験の超直前期に入ってきましたね。今年は新型コロナで他の資格試験の中止・延期が相次ぎ、診断協会からの公式アナウンスもなかなか出ず・・・受験生の皆さんのご心配を思うと、本当に胸が詰まりました。他の受験生支援団体でも、リアルなセミナーや勉強会の開催が難しく、ずっとお一人で戦って来られた方も多いのではないでしょうか。これまで誰も経験したことのない状況の中で、ここまで勉強を続けてきた皆さんは本当に強いと思います。
昨日も診断協会のWebサイトにお知らせが出ていましたが、試験の準備は着々と進んでいるようです!一次試験まであと16日。箱根駅伝でいえば、往路の小田原中継所あたりのイメージでしょうか?引き続き、がんばってください。我々も全力で伴走していきます
さて、本日は、試験当日に向けたリスクマネジメントについて考えてみます。試験当日の失敗談は話のネタにはなると思いますが、できれば余計なところでつまづきたくないですよね。今年は会場型模試での予行演習もできなかったと思いますので、ご自身で試験当日のシミュレーション&リスクの洗い出しをしてはいかがでしょうか。カワサンの法務解説記事でもありましたが、事前のKY(危険予知)は大事です。事故を未然に防ぐことはもちろん、万一何かが起こっても、想定していたリスクであればある程度冷静に対処できます。
①体調・メンタルの管理
なんといっても体調管理です。風邪や怪我にはいつも以上に気をつけてください。労災もそうですが、エラーは疲れているときに発生します。睡眠時間はそれなりに確保したほうがよいですよ。メンタルに関しては、仕事関係・人間関係で何かあると、直前の学習に支障をきたしてしまいます。不可抗力もありますが、出来るだけぐっと堪えて人と衝突しないなど、ストレスを生みそうな行動は避けるようにしましょう。
夜型で勉強する方も、試験前一週間くらいは、試験前日の就寝時刻に合わせて寝るようにした方がよいです。試験前日はただでさえ気持ちが高ぶって眠れないものです。スマホを見すぎたりするのも危険です。私は前日もいつも通り晩酌して寝ました。
②当日の交通手段
まだ試験会場が発表されていませんが、試験会場付近に初めて行く方も多いと思います。交通手段をあらかじめ調べておくことは勿論、その路線が止まってしまったときの交通手段の代替策も何パターンか考えておきましょう。(代替手段が乏しい方は、試験会場のそばに泊まるという作戦もありますが、おべんと君のように、枕が変わって眠れなくなってしまうリスクとトレードオフになります)
最寄り駅から会場までの道順は下見ができればベストですが、最寄り駅まで着けば、あとは駅員さんに聞くなり、他の受験生の流れに乗るなりで何とかなると思います。(試験会場への問い合わせや、会場内の下見はしないでくださいね!)私は試験会場が東大駒場キャンパスでしたが、久しぶりに来た下北沢駅が、工事後でけっこう変貌していました。試験室の掲示・入室は8:50から可能とのことだったので、8:30くらいに会場に到着しましたが、すでに受験生はたくさん集まっていましたよ。
言わずもがなですが、寝坊はもちろん、直前の知識確認のしすぎで電車の乗り過ごし、なども注意です。
③持ち物
持ち物は事前にチェックリスト化しておいたほうがいいですよ。そろそろ作りましょう。最低限必要なものは、受験票に書いてあります。その他、自分にとって必要なものを書いておきましょう。抜け漏れに気づいたら当日まで修正します。ありがちなのが、
- シャープペンシルの芯がない
- 時計が止まる
- 暑い or 寒い など。
持ち物ネタは3chが後日記事にする予定なので、そちらもご参考に!
④昼食の調達
診断士試験あるあるですが、最寄りのコンビニが受験生の影響で品薄となり、昼食が買えないことがあるようです。買う予定の方は、会場から離れたところで買ったほうがよいですよ。(私は下北沢駅構内で調達)
昼食は、できるだけいつも食べているものを食べることが重要です。場合によっては午後の試験に影響します。(特にコーヒーやエナジードリンクを普段飲みなれていない人は、飲みすぎ注意です!)
⑤お手洗い
休憩時間にお手洗いが混雑するのも診断士試験あるあるです。(例年では男性が圧倒的に不利、女性はけっこう有利) 心配な方は各科目の試験終了後、お早めにお立ちください。
(今年はいつも以上に試験会場を分散して、お手洗いの混雑が少し緩和されることを祈ります)
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もう少し続きます↓↓
⑥試験中の時間管理
最近、試験というものを受けたことがない方は、かーなも書いているように、60分または90分で解く練習をしておくことをおすすめします。最後の問題までたどり着き、ある程度解答欄が埋まっていれば精神的な余裕ができます。私は「20秒くらい考えてひらめかない問題は飛ばす」と決めてました。まずはあまり滞留せずに最後まで行った方がいいですよ。時間が足りずにAランク問題を落とすことのほうが痛いです。ぽんぽん行けば、けっこう時間は残りますので、戻って考えましょう。
⑦ルール違反
これは本当に気を付けていただきたいのですが、ルール違反をすると失格になってしまいます。脅すわけではないのですが、10代目いよっちの記事を読んでみてください。
実力を備えながら、ルール違反で失格になってしまった方の出来事が書かれています。「このくらい大丈夫だろう」という甘い考えは危険です。そもそもルール違反だと気づかないような内容もあるかもしれません。受験票にある注意事項を少なくとも3回は読みましょう。そして隅々までルールに従ってください。
- 受験票に規定の写真を貼っていますか?
- 机の上に置いてはいけないものを置いていませんか?
- かばんは机の下の置いていますか?(隣の席の椅子に置くのはNG)
- スマホの電源は切りましたか?(電源OFFでもアラーム時刻に起動する設定になっていませんか?)
私が受験した際も、誰かのアラームが鳴り出しました。(結局、誰のものかはわかりませんでしたが・・) 机上のものやかばんの扱いは、開始前に試験官から注意事項の読み上げがあると思いますが、誤ると試験中に突然指摘されて不正行為とみなされる可能性もあります。
いよっちの記事に対するコメントにもありますが、診断士になると、決算書や個人情報などセンシティブな情報を預かる事も多くなります。ルールには常に気を配り、気づかずに違反することのないようにしましょう。
以上、厳しいことも書いてしまいましたが、皆様が準備万端で、当日100%の実力を発揮できることをお祈りしております!!
試験当日のシミュレーションには、さいちゃん、いけちゃんの記事も参考にしてくださいね。
おまけ
もう十何年か前に受けたセンター試験の話ですが、試験会場に向かう途中、母から電話がかかってきて「受験票、忘れてるよ?」と・・・
( ̄口 ̄;)
慌てて帰宅すると、母がニヤニヤしながら玄関で待っていまして、おかげで事なきを得たのでした。(その後、数年はからかわれ続けましたが・・・)
その時に学んだことは、①いっぱいいっぱいな時は人の力を借りたほうがよい、②時間に余裕を持っていればリカバリーできる、ということでした。ご自身の実力以外のところで後悔することのないように、身近な方(またはIT)の力を借りたり、余裕を持った行動をすることをおすすめします。
以上、岩塩でしたm(__)m
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