【一次試験】通勤時間が長い方むけ 直前期の取組み方

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「中小企業診断士試験 一発合格道場」
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こんにちは! 等身大の独学ストレート生・金型屋のかーなです!

前回までの記事はこちら

 

中小企業診断協会から、一次試験を予定通り実施します、というアナウンスが出てからもうすぐ一週間。

本番にむけて覚悟は決まってきたでしょうか。

今年は「まぁこのご時世だし……中止か延期が濃厚なんじゃない?」と思っていた方も多いと思います。いまいち勉強に身が入らないこの数ヶ月でした。

正直、「全然準備できてないし……行きたくないなぁ」という方もいるかもしれません。

一度くすぶってしまったやる気をもう一度燃やすのって、案外難しかったりしますよね。

 

そんな方に、シンプルに思い出して頂きたいことがあります。

あなたが診断士試験を受けようと思ったきっかけは何ですか?

診断士の資格をとったら、どんなことがしたいですか?

 

この問いに、自分なりの答えを出してみて、「あれ、もう診断士いらないかもしれない」とか「もしかして、私の目標達成に必要なのは診断士じゃないかもしれない」と思う方は、それで良いと思います。

多分、他に興味のあること、自分の時間を使いたいことができたのではないでしょうか。

 

一方で、「くやしいけど、自分は診断士を取りたいと認めざるをえない」「診断士になって初めて見える景色が見てみたいんだ」と思った方。

まずは一次試験まで走ってみましょう。

 

私は、診断士試験を受ける以前に仕事で一種の閉塞感を感じていたこともあり、「診断士とったら、社外の人と交流して刺激を受けたい」という漠然とした思いがありました。

実際に合格して、診断士の同期や先輩に会ってみると、皆さん優しいし仕事できるしビジョンを持っているし、こんな素敵な人たちの集団があったのかと驚きました。自分の嗅覚に感謝。

まだ実務補習にも行っていないので、診断士らしい活動はほとんどできていませんが、1年前の私からは想像もつかなかったくらい、人脈が広がり、思考も変わってきたと感じます。

少し勇気を出して一歩踏み出せば、導いてくれたり、一緒に動いてくれたりする人がたくさんいるのが診断士の世界です。

皆さんもきっと、期待以上のものに出会いますよ。(突然のBUMP OF CHICKEN)

 

 

さて、一次試験直前です。

直前期といえば、「法務・システム・中小」の暗記三兄弟を中心に、各教科を少しずつ、次から次へと勉強して記憶を定着させる、道場でいうところの「皿回し」を実行されているかと思います。

 

本日は、通勤時間が長く、まとまった時間がとりづらい方むけに、私が昨年試験1ヶ月前のこの時期にしていた勉強法をご紹介します。

少しでも使えそうなことがあれば、ぜひパクってカスタマイズ♪ してくださいね。

 

①過去問は一問あたりの時間にこだわる

実は私、一次試験の問題を60分なり90分でフルに解いたことがありませんでした。

模試も受けていないので(受けた方がいいです)、本番で初めて60分なり90分を通しで解きました。

理由は、この時期、とにかく時間がなかったからです。

ここでいう「時間がない」とは、「試験まであと●日」という時間のなさと、「通勤時間が長く、落ち着いて机に向かえるまとまった時間がない」という両方の意味があります。

とにかく時間がない。でも、泣いてる場合じゃないので、毎日できることをやるしかない。

だったらコマ切れでいいから、頻出問題をがんがん解こう。

60分(90分)通して解けない代わりに、一問あたりの解答時間はできる限り短縮して目標設定しよう

これが昨年の私の基本路線でした。

 

もう少し詳しく説明すると、例えば、経済学の過去問を60分間フルに解いたら、中には出題頻度の低い問題も入っています。

自分の性格上、不正解の問題があると、それがたとえCランクでも気になってしまいます。

ですが、ギリギリ受験生には、そこまで仕上げている暇がありません。

なので、同友館の「過去問完全マスター」で、A・Bランクをひたすら解き、Cランクは見ないと決めました。

幸い一次試験の設問は、二次試験と違ってそれぞれ独立しているので、一問ずつ解いていくことができます。

あと「過去問完全マスター」は1ページに1問という構成なので、どんどんページが進んで嬉しいという心理的メリット(?)もあります。

 

 

一問ずつ解くことのデメリットは、試験全体にかかる時間が体感できないことです。

このデメリットをカバーするため、一問を解くのにかける時間は、かなり厳しめに目標設定していました。

試験当日トラブルが起きたときの対処時間を残しておくのが狙いです。

たとえば、60分で25問スタイルの科目は、単純計算で一問あたりにかけられる時間は2分24秒です。

実際には受験番号の記入や見直しもあるので、「一問にかけていい時間は、長くて2分」と考えました。

さらに、べりーが以前財務・会計の攻略記事で書いていたように、一次試験には「瞬殺すべき問題」があります。

単語の意味をストレートに問われるとか、公式をそのまま問われるとか、計算問題でも一工程のみとか、「知っていれば即答できる問題」のことです。

この手の問題は、「これは即決10秒」「これは計算時間も入れて30秒」等、厳しめに目標時間を設定します。

以上をふまえ、過去問を解くときは、一問ごとにストップウオッチで計って所要時間を記入していました。

正解は「○」、正解でも時間がかかりすぎた問題は「△」、不正解は「×」として、「△」と「×」は「○」になるまで解き直します。

ここにあるのは、「制限時間内に正解できなかったんだから、本番では不正解と同じ」という思想です。自分の中に鬼教官を住まわせましょう。

(教官かな……?)

ちなみに、べりーが言うところの「逆ザヤ沼問題」は、本番で「うっ……」という感じの問題を見かけたら、無視して解答用紙に適当な記号をマークすると決めていました。

そもそも過去問でCランク(TAC基準だとD,Eランクでしょうか)を飛ばしているので、試験本番に見慣れない難問が出るのは想定内です。

こうすることで、できる限り速く問題を解くことが普通になり、60分(90分)通して解いていないことの不安はかなり解消できました。

 

 

②通勤電車で復習するため、とにかくスマホに情報を入れる

家では机に向かえるのでひたすら過去問を解き、通勤電車の中はひたすら復習と暗記をしていました。

通勤時間が長く、紙の書籍を持ち歩くのはつらいため、とにかく何でもかんでもスマホに入れてしまいます。

具体的には、以下のような感じです。

・暗記アプリ

私は手書きが好きなので、「SmaTan」というアプリを使っていました。

手で書いて、スマホで覚えたい人におすすめ。

朝一番やお疲れ気味の時など、低パワーモードのときはとくにお世話になりました。

 

・過去問アプリ

無料アプリで、比較的ユーザー評価が高いものをダウンロードして使っていました。

電車の中で過去問が解けて、解説まで見られるので効率が良いです。

気になる論点はスクショしてカメラロールに保存していました。

 

・過去問完全マスターのページをカメラでとる

これも電車の中で過去問を解くためです。

暗記カードに書くほどではないな、という時に、書籍の問題ページと解説ページをそのまま撮って、スマホに保存していました。

iPhoneならできなかった問題に「❤️」をつけておけば、書籍とも連動しやすく、やりっぱなしになりません。

 

・暗記用に書いたふせんも写真にとる

暗記用のふせん、もともとは試験当日スピードテキストを会場に持っていくことを想定し、スピテキに貼るために書いたものでした。

でも、下手すると試験当日まで見ない可能性もある! それではもったいない! と思い、これもスマホのカメラで撮影。

↓実際のふせんの写真。

経営法務の、マザーズ上場基準(の一部)です。

むりくり語呂を作っている感じが迷走してますね。

 

だがしかし! これ、実際に試験で出たのです。

令和元年度の経営法務第22問です。

出た瞬間「シカ10匹!!!」って思いました。

(今思ったけどシカの数え方は一頭、二頭のような気も…)

 

ということで、いろいろギリギリで悩まれている方も、執念をもって勉強すれば、必ずいいことあります。

 

苦しい時期ですが、あと一ヶ月弱、体調に気を付けて、自分の中の鬼教官に追い立てられながら走り抜けましょう!

明日はいけちゃんの登場です。一次試験の話題がお届けできそうな予感。

ではでは、引き続きいっしょに勉強がんばりましょう~^^

 

 

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