試験前準備情報をちょっと深堀してみたよ!
✿:❀:✿:❀ 道場夏セミナーのお知らせ ✿:❀:✿:❀
一発合格道場 夏セミナー2018
☆道場メンバーやOBが診断士2次試験突破のために実施したことをお伝えします!
☆受験生のみなさんの悩みや疑問に個別にお答えします!
応募方法は後日ご案内します。まずは予定の確保をお願いします!!
■夏セミナー2018 in東京
□ 開催日時:2018年8月11日(土) 14:00〜16:30※懇親会は17:15〜19:15予定
□ 会場:月島区民館(〒104-0052 東京都中央区月島二丁目8番11号)
□ 定員:50名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定
■夏セミナー2018 in大阪
□ 開催日時:2018年8月18 日(土) 13:30〜16:30※懇親会は17:00〜19:30予定
□ 会場:マイドームおおさか6階会議室(〒540-0029 大阪市中央区本町橋2番5号)
□ 定員:30名(先着順)
□ 参加費:1000円+懇親会参加の方は4000円予定
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みなさん、おはこんばんにちは、だいまつです。
いよいよ夏本番ですね。
お盆前に実施される年に1度の超あつ~い大イベントと言えば・・・
そう、中小企業診断士1次試験です!
ゆうさん(コチラ)、桃ちゃん(コチラ)、chikaさん(コチラ)が、試験当日に向けた準備についての記事を書いてくれているところではありますが、私からも試験前準備についての情報を発信させていただきます(なるべく被らないように気を付けます)。
<試験日前>
1.食中毒に気をつける
意識している人は意識していると思うのですが、私はノーマークだったので、試験後に食中毒に気を付けている方がいたことを知り、本当に反省しました。
既に酷暑日が続く日本列島ですが、1次試験前の7月下旬から8月の上旬にかけては、例年一年のうちで最も気温が高い時期となります。万全には万全を期しておきましょう。
避けるべきものを挙げると・・・
(1)生の肉
牛肉、鶏肉、馬肉、なんでもダメです。O-157、O-111、サルモネラ菌、カンピロバクターに感染し、「トイレから一歩も出られず受験できない」なんてことが絶対にないように注意しましょう。
(2)さしみや牡蠣などの魚介類
こっちも言わずもがなの「なまもの」ですよね。刺身だけでなく、みんなが大好きなお寿司も当然NGです。温水ですくすくと育った腸炎ビブリオ菌が受験生には激ヤバです。
(3)シチューやカレーなどの煮込み料理
夏場に家庭で増える食中毒の代表的な食品です。長時間煮込んで十分に「殺菌できた」と思ったら大間違い・・・、加熱調理した後の長時間放置で、ウェルシュ菌が大繁殖するとのことです。試験日前日に願掛けで「カツカレー」を食べて、試験当日に腹を抱えて七転八倒する、結構「ありそうな」シチュエーションのような気がしませんか?
どうしても前日にカツカレーが食べたい人は、出来上がってすぐのカレーを食べるようにしましょう。
(4)おにぎり
人の手を介して感染することの多いブドウ球菌が不着している可能性があるそうです。熱に強く加熱しても予防ができないとのことなので、おにぎり、サンドイッチ、手巻き寿司、和菓子などの手を使って調理する食品にも、念のため注意しておきましょう。
ちなみに、先日妻に、「そういえば受験生時代に食中毒なんて意識して全然意識してなかった、大反省。」と話したところ、妻から「ちゃんと私が気を付けてたから大丈夫やで。そんなんも気付いてなかったの・・・」と呆れた顔で言われました。しかし、だいまつの目にはその呆れ顔の彼女から後光が差しているように見えたのは言うまでもありません(ありがたや~)。
自己管理があまりできない私がストレートで合格できたのは妻の支えによるもののような気がします・・・(;・∀・)
2.睡眠サイクル、睡眠時間
こちらも、当たり前の話ではありますが・・・
カナダのウェスタン大学が睡眠時間と脳の働きに関する研究結果を発表しています。
同大学の研究チームは、ダブル・トラブル、仲間外れ探し、文法的推論、空間計画などの項目について、前日の晩と、朝4時まで起きて4時間寝た後(つまり寝不足状態)にそれぞれテストをしました。その結果、①5人中3人が寝不足状態で行ったテストの方が大きくパフォーマンスが落ち、②いつも深夜まで働き睡眠時間の短い医師1人のパフォーマンスは変わらず、③そして育児で睡眠時間がいつも短く起きたら即全力で活動している女性のパフォーマンスはむしろ高くなった、とのことです。
さらに、この研究チームは、睡眠不足の脳の状態(脳の血流)についてもMRIで分析しているのですが、睡眠不足でパフォーマンスが落ちた人の脳はほとんど活動していない状態だったそうです。具体的には、「意思決定や問題解決、記憶で極めて重要な前頭葉と頭頂葉の活動がぐっと減ってしまった結果、パフォーマンスの著しい低下が起きた」とレポートしています。
最後の1ヵ月の追い込みに伴って「夜型」の生活になっている受験生が多いと思いますが、睡眠サイクルは1日でどうにかなるものではありません。夜型のまま試験日前日まで来てしまうと、その日だけ早く寝ようと思っても眠れないのは自明の理です(極度の緊張・興奮状態にあるため、普通の睡眠サイクルでもなかなか寝付けないのに、夜型が改善されていないとなるとなおさら)。
全科目を受けられる方は、初日の経済学から運営管理までの4科目、2日目の経営法務から中小企業政策までの3科目と、二日間ぶっ通しで集中し続ける必要があります。
私は「パフォーマンスが下がらない人間だから夜型改善なんて必要ない」なんてことは言わずに、しっかりと睡眠を取って集中できる状態を作り上げましょう!
<試験日当日>
1.近くの席の受験生にあいさつしてみる
ご近所さん(近隣住民)と同じですよね。いがみ合いは百害あって一利なしです。その一方で、仲良くしないまでも周囲に少し気を遣っておくメリットは大きいと思います。
朝、会場に着いたら隣の席の人や前後の席に座る受験生に、「こんにちは、今日はがんばりましょうね~」といったように軽く挨拶をするだけで、不思議と緊張が解れます。
また、一言交わしておいただけでも妙な仲間意識ができて、隣の人がマークシートを一生懸命消すことにより発生する振動も多少は許せるかもしれません。また、相手が気を遣ってなるべく机を揺らさないようにしてくれるかもしれません。
7科目受験するとなれば、二日間で8.5時間(90分×3科目+60分×4科目=510分)もの時間試験に挑み続ける訳です。
たった一つの挨拶で緊張は解れるし、ご近所さんとも少し良好な関係が築けて快適に受験ができる(快適な気分になれる)、その結果として、パフォーマンスがちょびっとでも上がるとしたら・・・
もしかしたら、1、2マークくらい結果が変わるかもしれません。
挨拶ひとつで、1、2マークなら・・・、私はやって損はないと思いますが、皆さん如何でしょうか?
2.寒さ対策
既に他の道場メンバーが書いてくれているので、詳しくは書きませんが、試験会場の冷房がかなりきつい場合があります。私が試験を受けたマイドーム大阪は、鬼冷房で半パン+サンダル+Tシャツ1枚のだいまつは凍死寸前の状態になりました。
適度な寒さは眠気防止に効果があると思いますが、行き過ぎた寒さは思考力を奪います。
会場によりけりだとは思いますが、念のため羽織るものなどを持っていってください。
3.栄養ドリンクとコーヒーに注意
いつも飲み慣れていて、適量なら問題ありません。しかし、注意が必要なのは、「勝負の日だから」といって、①普段飲んでいない人が栄養ドリンクに手を出すことや、②眠気覚ましのためにコーヒーを多めに飲むこと、は避けた方が無難です。
①栄養ドリンクに関しては、「刺激強め(体にも、胃腸にも)」のものがあります。万が一、体に合わなくてお腹が痛くなったり、一本数千円するような栄養ドリンクを飲んでカツ入れ(気合を注入すること)した結果、訳の分からないコンディションになってしまわないとも限りません。
どうしても飲みたいのなら、1週間以上前に飲んで体への影響や効果を見極めてから使いましょう。
②眠気覚ましには確かにコーヒーは有効です。しかし、コーヒーはまあまあの刺激物ですし、眠気を覚ますためのカフェインには眠気防止以外に利尿作用があります。Chikaさんの記事にもありましたが、試験会場の男子トイレはスーパー混みますので、「適量」を意識しましょう。
色々書きましたが、道場のブログを読んでいただいている読者の方であれば、勉強面では、自分なりのベストを尽くした状態で試験日を迎えられるはずです。
そうすると、次に大切になってくるのは試験開始時間までに「健康な状態」で会場にたどり着くことです。
時間通りに辿りつかなければ、その時点でゲームオーバーですし、本番で力を発揮できない健康状態であればゲームオーバーになってしまう可能性が高いでしょう。
他の道場メンバーが書いてくれているように、会場までのルート確認や買い物できるポイントのチェックも忘れずにやりましょうね。
以上、だいまつでした!
だいまつさん
ご丁寧な回答をありがとうございます。
教えて頂いた点を徹底的にやりこみ、
夏セミナーでお礼を言える様に取り組みます。
必ず一次試験突破します!
Tacなんば校生さん
遅くなりました。
ご質問ありがとうございます。
経済学はなかなか理解が進まず私も苦労しました。苦手意識があるのも仕方のないことだと思います。
さて、ご質問は「直前期に特に力を入れて取組むべき論点」ですが、答えはお手元にあるTAC教材の中にあります。
中小企業診断士の「経済学・経済政策」は、年度によって科目合格率が結構上下していますが、出題範囲は経済の基本理論がほとんどで、ミクロ経済学とマクロ経済学の基礎知識を押さえておくことが、足きりを回避する上(もちろん科目合格を目指す上でも)で特に重要となってきます。
そしてこのことは、最大手の受験校であるTACもよく分かっており、教材を作り込んでいます。
もし、私がTacなんば校生さんの立場なら、以下の教材を使って論点を絞り込んで最後の追い込みをします。
1.最終講義テキスト
既に活用されているとは思いますが、最終講義テキストにはTACがどうしても受験生に押さえておいてほしい「最頻出」の基本理論が載っています。恐らく以下のような項目が掲載されていると思いますが、絶対に押さえておきたい論点ばかりです。
まずは、最終講義テキストに掲載されている論点をしっかりと復習し、記憶しつつ理解を深めることに取組んでください。
(1)企業行動分析
(2)スルツキー分解
(3)余剰分析
(4)外部効果
(5)情報の不完全性
(6)45度線分析(乗数理論)
(7)IS-LM分析
(8)AD-AS分析
(9)マンデル=フレミングモデル
(10)金融政策の効果(ケインズ派の見解、貨幣数量式、ケンブリッジ方程式)
(11)GDP(三面等価等)←もしかするとこれは載ってないかも
ちなみに、昨年の最終講義テキストには「重要過去問題」として、「最低限やっておかなければならない基礎知識的問題」の一覧が掲載されていました。少なくとも「重要過去問」に掲載されている過去問は100%打ち取れるよう復習に復習を重ねましょう。
2.経済学の養成答練
ご存じの通り、「完成答練」は出題頻度が少し低い論点も出題されますが、「養成答練」はベースとなり得る超頻出の基本理論の問題ばかりです。最終講義テキストと見比べていただければ分かると思いますが、多くの問題が最終講義テキストで取り上げられている分野のモノばかりのはずです。
つまり、「基本理論を理解することが試験対策上きわめて重要な経済学・経済政策」において、養成答練で出題された分野は、「直前期に特に力を入れて取組むべき論点」と言える訳です。
3.解法講義
こちらも養成答練と同じでTACが受験生に「絶対に解けるようになっておいてほしい」論点ばかりが解説されています。もちろん最終講義テキストと被る分野ばかりで、「直前期に特に力を入れて取組むべき論点」の塊です。
如何ですか?「ちょっと多過ぎですよ、だいまつさん」と言われてしまいそうですが、少なくとも(1)~(11)で紹介した分野は、超頻出の重要論点ばかりです。ここを押さえずして、足切回避はあり得ません。
大丈夫。まだ本試験まで2週間あります。今週土日にそれぞれ10時間勉強するつもりなら、2日で10時間(1日5時間)積み増して今回ご紹介した超頻出分野を徹底的に復習しましょう(もちろん平日に毎日+1時間でもOK)。また、来週の土日も極力時間を確保して復習に復習を重ねましょう。
2週間後の本試験のためにずっと頑張って来たのですから、「1次試験を今年絶対に通過する、そして2次試験への切符を手に入れて道場の夏セミナーに参加して、だいまつさんにお礼を言うんだ(お礼を言うは冗談です)」という強い気持ちで、最後の追い込みに取組んでください。
ここまで来たら妥協なしです。なりふり構わず、超頻出論点をバッキバキに潰してやりましょう。
夏セミナーでお会いできることを心より楽しみにしています。
だいまつさん
今回の記事には関係無いのですが、高得点で合格された、だいまつさんにご質問させていただきたいことがございます。
経済学が苦手で何とか足切りを回避したいのですが直前期に特に力を入れて取り組むべき論点を教えていただけないでしょうか。